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  1. 生駒市議会 2019-09-11
    令和元年第5回定例会 予算委員会(企画総務分科会) 本文 開催日:2019年09月11日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後5時10分 再開 ◯福中眞美委員長 ただ今から予算委員会を再開いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  それでは、次第に基づき、審査いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後5時10分 開議 2 ◯福中眞美委員長 審査事項、1、議案第55号、令和元年度生駒一般会計補正予算(第3回)の企画総務分科会所管分を議題といたします。  なお、議案の内容については過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布、並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。山田委員。 3 ◯山田耕三委員 6ページの款2、総務費の項1、その節の18の備品購入費の方なんですけども、1,885万5,000円という形で、前回、説明では老朽化している情報ネットワーク機器とあったんですけども、具体的にはどのような機械になるんでしょうか。 4 ◯福中眞美委員長 西田総務課長。 5 ◯西田幸彦総務課長 本庁舎と市内の各出先機関につきましては光ケーブルでつながっておりまして、そのケーブルを光信号というのが通っておりまして、そのままではそれぞれの施設のパソコンで受信できなくて、それを電気信号というのに変換する作業が必要になります。その変換をする機器がメディアコンバータと呼ばれる機械になりまして、それぞれ各公共施設に付いておるんですけれども、施設によりましたら複数台設置しているところもございまして、合わせまして124台、今回、更新したいと考えております。 6 ◯福中眞美委員長 山田委員。 7 ◯山田耕三委員 老朽化ということで、消防の方でも、あるところの機械を入れ替えたという形になるんですけど、今回、この時期に出されるということは何らかの不具合が出てきたということなんでしょうか。 8 ◯福中眞美委員長 西田課長。 9 ◯西田幸彦総務課長 機器の設置後10年以上経過しておりまして、老朽化が進んでおります。近年では、度々、故障も発生しております。  同時期に設置している機器になりますので、今後も連鎖的に故障というのが拡大していくようなおそれも考えられます。このネットワークにつきましては、各施設パソコンで、あらゆる業務で使用しております。また、市民サービスコーナーであったりとか、あと、図書館システムなんかでもこの回線を活用されております。こうしたことから、今後、機器が故障しますと多大な影響というのが懸念されますので、今回、ちょっと早急に機器の更新を行いたいと考えておりまして、補正予算として上げさせていただいたところでございます。 10 ◯福中眞美委員長 山田委員。 11 ◯山田耕三委員 今おっしゃったように10年以上というのは、前回は何年に設置されたのかというのを教えていただけますか。
    12 ◯福中眞美委員長 西田課長。 13 ◯西田幸彦総務課長 主に平成18年度に更新を行っております。 14 ◯福中眞美委員長 山田委員。 15 ◯山田耕三委員 それは、先ほど説明の中で124台の機械がという説明があったと思うんですけど、平成18年にはその124台を全て交換されてはったということでしょうかね。 16 ◯福中眞美委員長 小北課長補佐。 17 ◯小北敦志総務課課長補佐 台数の方は、今、詳しい数字は分からないんですけれども、当時から施設が増えたり減ったりしていますので、多少、増減はあるかと思いますけれども、ほとんどは今回と同じ台数というような形です。 18 ◯福中眞美委員長 山田委員。 19 ◯山田耕三委員 先ほど課長の説明の中では、まだ重大な故障が起きてないというふうに私は認識したんですけども、これ、予測するのは大変やと思うんですけども、今の時期ということで判断されたというのは、例えば故障によってどういった重大な問題が起きるのか、今の、機械を光ケーブルで結んではるというお話は分かるんですけど、具体的にどういったところが市民生活に関わるのか、若しくは市の職員として仕事に支障が起きるのか、そういったところをちょっと説明してもらえますか。 20 ◯福中眞美委員長 西田課長。 21 ◯西田幸彦総務課長 機械の耐用年数というのは一般的に10年程度と言われていまして、それを超えているような状況になっております。今現在、故障が生じまして、1カ所故障しますと、やっぱり半日以上、復旧に時間がかかります。例えば1施設でそれが起こりますと一切の送受信ができない状態になりますし、これが市民サービスコーナーですと一切ストップすることになりますし、図書館システムも同様です。これが1カ所ですので、例えば本庁舎なり、そういう多数の職員がいるところでそういうことが発生すると、復旧までに相当な時間がかかることが懸念されますので、タイミング的には、耐用年数も過ぎていますから適切な時期じゃないかなという判断をしております。 22 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。改正副委員長。 23 ◯改正大祐副委員長 これを更新することによって何か機能的なものをアップするというようなことは考えられるんですか。 24 ◯福中眞美委員長 西田課長。 25 ◯西田幸彦総務課長 今、小中学校で動画を使った授業というのを展開されておりまして、今の機器の容量ですと、大量の一斉受信というのに一部不具合が生じているということも聞いておりまして、今回、かなり容量の大きいもの、高速に対応できるものというのに変更することによりまして、授業がスムーズにできるのではないかというふうに考えております。 26 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 27 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 28 ◯塩見牧子委員 歳入のところで、財政調整基金、これを限度額一杯まで借りるということなんですけれども、今回は決算剰余金があるにもかかわらず、これを限度額一杯まで借りるというのはどのような政策的判断が働いたのか、その辺、お答えいただければと思います。 29 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 30 ◯岡田敬財政経営課長 臨時財政対策債のことでよろしいでしょうか。 31 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 32 ◯塩見牧子委員 ごめんなさい。臨債です。 33 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 34 ◯岡田敬財政経営課長 確かに決算剰余金がございます。たくさん出て本当うれしいんですけれども、これはあくまでも、地方交付税をみんなで配分するわけなんですけど、それが足りないときに国と地方で半分ずつお金を借りてやっていこうというものでございまして、私どもはこれを一般財源の一つと考えております。そういうことで、借り得る限度まではお借りしたいというのが私どもの考えでございます。 35 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 36 ◯塩見牧子委員 すみません、臨時財政対策債の間違いでした。ありがとうございました。 37 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。神山委員。 38 ◯神山聡委員 先ほどの情報ネットワーク機器なんですけど、メディアコンバータというものは、耐用年数として大体10年ぐらいで悪くなって、何らか問題が起こるだろうというようなことを考えていたら、大体この時期に変えていかないといけないということが分かっていたら、3月の予算のときにそれを計上してくることはできなかったんでしょうか。 39 ◯福中眞美委員長 西田課長。 40 ◯西田幸彦総務課長 タイミングの問題もあるとは思うんですけども、当然、そういう考えもあったんですけども、財政状況もいろいろ厳しいことも言われたりしていますし、シーリングというのも行われたりしております。それで、当初は、来年度には上げたいなという考えではおったんですが、こういう補正の機会というのがございましたので、この機会にさせていただけないかなということで、今回、上げさせていただいたところでございます。 41 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 42 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第55号の企画総務分科会所管分に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 43 ◯福中眞美委員長 最後に、2、議案第77号、令和元年度生駒一般会計補正予算(第4回)を議題といたします。  なお、本案についても先ほどと同様に直ちに質疑に入ります。  また、過日、塩見委員から請求がありました本案の審査に係る資料につきましては、各委員に事前に配布いたしております。  本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんでしょうか。沢田委員。 44 ◯沢田かおる委員 この二つの事業の目的なんですけれども、二酸化炭素排出抑制対策のための補助金という形で、CO2削減ですよね、そして、コミュニティというこの二つがあると思うんですけれども、それに関してちょっと質問させていただきます。  この日常のごみ出しを活用した地域コミュニティ向上モデル事業、資料1、こちらの方で質問をさせていただきます。  今現状をちょっとお聞きしたいんですけれども、リユース市はどこで行われていますか。 45 ◯福中眞美委員長 竹本環境モデル都市推進課長。 46 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 担当課環境保全課になるので、ちょっと詳しいことは分かりませんけども、年に数回、清掃リレーセンターの方で実施していると思います。 47 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 48 ◯沢田かおる委員 ちょっと一個一個お聞きしたかったんですけれども、それを聞くのはやめさせていただきまして、ステーションの方なんですが、収集品目が生ごみ(無料)、プラスチック製容器包装、瓶・缶、ペットボトル、不燃ごみ等々、かなりの種類があって、やっぱりそれだけの場所が必要になるかと思うんですね。そして、ふだん、リユース市とかフードドライブとか高齢者サロンとかをやっている場所を考えますと、大体、北コミとか南コミかなという感じがするんですが、場所はどこを想定してお考えですか。 49 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 50 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 今、委員さんがおっしゃられましたように、ある一定の面積と言うか、規模の場所は必要やと思います。公共施設も含めまして、今、その場所についてはちょっとまだ検討中でございます。 51 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 52 ◯沢田かおる委員 いきいき百歳体操とかに出席する方が、例えば生ごみを持ってくる。そしたら、キャベツとか魚の頭とか入った分を歩いて持ってくる感じになりますよね。ご高齢者さんたちと言いましたら、できるだけ近くでごみを出したい、そして、ごみを出すのがしんどいという方々に対して、ごみを持って、また百歳体操にわざわざ行く、それで、読ませていただいたら、今のところ、小学校区に一つのステーションぐらいで考えているということで、かなりの距離がありますよね。そのことについてはどのようにお考えでしょうか。 53 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 54 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 生ごみを持ってきていただくことにつきましては、あくまでこれは義務ではございませんで、今までどおりステーションで週2回の可燃ごみのときに出していただくことができます。この実験をすることによりまして、生ごみは一体どれぐらい集まるのかなということを試験的に実証していきたいなというふうに考えております。 55 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 56 ◯沢田かおる委員 生ごみをためておいたら、やっぱりにおいとかも出ると思うんですね。それに関してはどのように対策されるんですか。 57 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 58 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 今のご質問は、コミュニティ施設で生ごみをためるという、そちらの方ですか。(「そうです」との声あり)それにつきましては、収集の方を例えば毎日行うとか、回数を増やして、できる限りにおいが出ないように対策をとりたいと思います。 59 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 60 ◯沢田かおる委員 毎週、回収に来るという形になりましたら回収車が来るということですよね。そしたら、車で回収に来るので、CO2がまた増えるのではないんでしょうか。削減が目的ですよね。 61 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 62 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 当然ながら、車ですけども、まだ具体的には分かりませんけども、今、燃えるごみでしたら、生駒市衛生社というところが回収に行っていると思うんです。そちらの方の協力とかも得るような形でも検討していって、できる限り、その収集ルートに乗せるような形でいけたらいいなとは思っております。 63 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 64 ◯沢田かおる委員 それと、もう一つすごく気になっているのが、ごみを持ってステーションに行くときって、大体、袋に入れたりとか、プラスチックレジ袋とかに入れますよね。かえってごみが増えませんか。 65 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 66 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 今おっしゃっているのは、持っていくときのレジ袋とか、そういった。(「もう一回言いますね」との声あり) 67 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 68 ◯沢田かおる委員 生ごみなり、瓶・缶とかを持っていくときに、そのまま手で持っていくんじゃなくて、何か袋に入れて行かれると思うんですね。持っていった袋、生ごみでしたらビニールが汚れていますよね。そしたら、それは捨てるしかなくなるじゃないですか。せっかくレジ袋とかビニール袋とかを減らすというのを市が取り組んでいるのにもかかわらず、かえってごみが増えるんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 69 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 70 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 生ごみにつきましては、今は分別を行っていませんので、この事業をやることによりまして、確かに袋というのは増えていくかなと思うんですけども、それ以上に、生ごみを資源化することによって二酸化炭素の排出を抑制する効果があるというふうには考えております。 71 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 72 ◯沢田かおる委員 その生ごみなんですけれども、集めた生ごみはエコパーク21に行くんですよね。その処理の方法なんですけれども、今までどおりなんですか、それともまた別の堆肥の作り方をするんでしょうか。 73 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 74 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 エコパーク21で堆肥化している生ごみというのは分別が一定必要になってきます、例えば骨とか、当然ながら、紙とかが入っていたらあきませんので。今回、実証実験ということですので、どれぐらいエコパークに入れられるような生ごみが集められるかということをここでは実験していきたいなというふうに考えております。 75 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 76 ◯沢田かおる委員 エコパーク21を見学させてもらったときに、生ごみ、「これは入れてはいけないよ」というのが貼ってあったんですね。それが何かというのはちょっとうろ覚えで覚えてないんですけれども、たしか卵の殻とか貝とか、さっきおっしゃられた骨とかですよね。そしたら、生ごみにすると言うよりも、この実証実験が終わって、それを実際にするとなると、そういったものも分別していかないといけない。でも、実際、ここのステーションにいらっしゃる方はお一人が担当されるんですよね。違いましたっけ。そしたら、ごみの中にどうしてもやっぱり卵の殻とか貝類とかいろんなものがまざってしまって、結局は堆肥とかには向かないんじゃないかと懸念されるんですけれども、いかがでしょうか。 77 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 78 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 そうしたことも含めまして調査したいというふうに考えております。 79 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 80 ◯沢田かおる委員 このプランを見せていただいたときにかなり違和感を感じてしまったんですね。農作物の移動販売、リユース市、フードドライブ高齢者向けサロン、いきいき百歳体操、この辺りは既にしているところに、わざわざこのごみステーションをくっつけるというのがちょっとよく分からないのがこれを読ませていただいた私の感想なんです。できましたら高齢者さんは本当になるべく近いところでごみを出したいのに、高齢者さんがわざわざ遠いコミュニティステーションまで行くのかなというふうに私はちょっと懸念します。 81 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 82 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 先ほども申しましたように、これは必ず分別してくれというものではございませんので、どれぐらいの方に賛同していただけるかなということの調査でございますので、もし高齢者の方で重たいとか、そういったときには別に持ってきていただけなくても、百歳体操だけに参加していただく、そういったこともありやと思います。 83 ◯福中眞美委員長 沢田委員。 84 ◯沢田かおる委員 調査するにしても大体1,000万、国からお金が出るとはいえ、1,000万の私たちの税金なんですよね。ですので、こちらの方、確かに調査とはいえども、かなり職員さんにも負担になる事業じゃないかなと。そして、地域住民さん、こちらの方もかなり負担になる事業じゃないかなとちょっと懸念されます。以上です。 85 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。片山委員。 86 ◯片山誠也委員 予算1,000万円ということでしたけども、先ほど、これはコミュニティセンターなどを中心に検討して1カ所でということでお話がありましたけど、私は、何か建物を建てて1,000万かなと思っていたんですけど、そうではないということで、それやったらこの1,000万は、調査でどれだけかかると言うか、その内訳が気になるので、もう少し教えていただけますか。 87 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 88 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 995万円の内訳です。主なものといたしまして、まず、実証実験の準備、そこの場所の管理運営、それと、環境省に結果を報告いたしますので、その取りまとめ、それらに係ります人件費、こちらが594万円。次に、この実証実験で使用する容器、あるいは計測機器、ここのステーションでのごみの分別を指導していただく指導員、それと、ごみの収集運搬費、それらの経費が約270万円。すみません、これは両方とも税抜きで言わせてもらっています。あとは、これの一般管理費が87万円程度でございます。 89 ◯福中眞美委員長 片山委員。 90 ◯片山誠也委員 あと1点ですけど、コミュニティステーションというところでは、検索したらいろいろと先進事例、私も拝見したんですけども、別に資源回収物を一緒に持っていかなくてもいいということも先ほどのお話を聞いて重々分かるんですけども、このコミュニティステーションと資源回収を抱き合わせたような先進事例というのは他にあるんでしょうか。 91 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 92 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 実際、宮城県の南三陸町というところでやっておられる事例がありまして、それを参考にしております。 93 ◯福中眞美委員長 片山委員。 94 ◯片山誠也委員 そうしますと、実施期間が約2カ月で調査されるということですけども、この2カ月で根付いてくるのかなというところをちょっと不安に思うんですけど、その先進事例なんかと照らし合わせたときに、割かし早いスパンで、1カ月とか2カ月で人が集まってくるのかとか、その辺はどうなんですか。 95 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 96 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 実施期間の2カ月につきましては、この補助事業が、今、採択されまして、これから実際に事業を始めるのが11月の後半ぐらいになってくると思うんです。2月の後半には結果報告も取りまとめなければならないということで、そういったこともありまして、本来、もう少ししたかったんですけど、2カ月ということになっております。  ただ、その南三陸での実証実験も、たしか2カ月か3カ月ぐらいでやっておられて、初めの参加者は少なかったんですけど、だんだんと増えていったというふうには聞いています。 97 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 98 ◯小紫雅史市長 先ほど来の議論を聞いておりまして、今、竹本課長がおっしゃったとおりなんですけれども、大きく二つあるんですね。塩見議員に提出する資料の中にもありますけれども、一つは、先ほどあったように、比較的大きなスペースを必要として、いろんな分別を丁寧にやるような、それはあります。それは確かに、今、生駒市で行っていない大きな実験と言えば実験かもしれません。もう一個の方は、先ほど高齢者に厳しいんじゃないかというご意見がございましたが、これは全く逆で、今、既にいきいき百歳体操とかで、生駒市には80カ所以上、そういう拠点があります。サロンもあります。そういう場所に、今、既に高齢者の方は通っておられるわけですね。先ほど課長が申し上げたように、生ごみを持っていくのが大変な人は別に持っていかなくてもいいし、ただ、ここで農作物を売ったりいろいろやっていたりするので、コロコロ、キャスターと言うんですかね、ああいうのを持っていかれる方もおられるわけですね。そういうときに、生ごみだったり家で余っている本だったり、何かそういういろんなリユース物を持っていっていただくようなことができる方はそういうふうに来てくださいと。今、百歳体操をしている場所で生ごみのリユース、リサイクルみたいなこともできれば素敵だと思いますし、それだけじゃなくて、そこで農作物を買い物したり、百歳体操をした後にみんなでちょっと紅茶、コーヒーを飲みながら雑談しましょうかとか、そんないろんなことを、今、行われているということがあります。それにどんどん機能を追加していって、高齢者の方がより集いやすい、歩いていけるような場所に多くのコミュニティをつくっていこうというようなものも入っているわけなんですね。だから、高齢者に対しては、むしろより家の近くで、いろんな機能を活用できる場所がより充実していくという、そういう事業でもあるわけです。  なので、先ほど高齢者の方に厳しいんじゃないかというふうにおっしゃったのは全く逆でございまして、そういうところを、もちろん高齢者だけじゃないんですが、高齢者の方がやっておられる拠点を利用するプロジェクトが一つ。もう一つは、結構大きな場所で、先ほど来ありました生ごみはもちろんですけども、フードドライブのこと、木くず、紙おむつ、燃えないごみ、リユース市に出すものとか、小型家電とか、そういうものをどこまで分別して、そこをやれるかという、大きく二つございます。なので、そこは是非、議員の皆様全員にご理解いただきまして、いろいろとご議論いただければというふうに思っております。
     期間が短いというのは、それは本当に、もっと早く国の方もしてくれればよかったという話もありますけれども、一定、コミュニティづくりの方は、今ある基盤の上に機能を追加していくという話でもございます。なので、もう一個の、大きな場所でどういうことができるかというようなところについて、これは確かに時間的に結構厳しいところもありますけれども、箇所数はそんなに多くないはずですので、しっかりと注力すれば何とか年度内にやれるというふうに思っております。 99 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。改正副委員長。 100 ◯改正大祐副委員長 資料請求した最後から2枚目のページで、先ほど積算の委託内容をお聞きいたしましたけども、人件費として590万、直接経費で275万、一般管理費として86万9,000円。これで956万1,216円になっているんですが、その下の端数調整、出精値引き、これは何ですか。市は業者ですか。 101 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 102 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 これにつきましては見積りをとっておりまして、それをそのまま転記させていただいております。 103 ◯福中眞美委員長 改正副委員長。 104 ◯改正大祐副委員長 これは見積りをとられたということなんですが、総事業費999万4,600円で基準額1,000万なんですが、わざわざ見積りまで書くこともないのではないかというふうに思うんですよ。補助基本額として、4と5を比較してなので、補助対象の予定額と基準額で少ない方の額なので、結局、1,000万を超えても1,000万になるわけじゃないですか。何でわざわざこうやって値引きなりということを書くんですか。 105 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 106 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 おっしゃいますように、1,000万ということでもよかったかもしれないんですけども、見積りをとって、その見積りの金額をそのままここに写したということでございます。 107 ◯福中眞美委員長 改正副委員長。 108 ◯改正大祐副委員長 これ、見積りをとられたところの業者というのはどこになるんですか。 109 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 110 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 先ほど言いました南三陸で実証実験を行いましたアミタ株式会社でございます。 111 ◯福中眞美委員長 改正副委員長。 112 ◯改正大祐副委員長 そしたら、応募申請書の中身をちょっとお聞きしたいんですが、真ん中のページ、先ほど沢田委員から質問があった図の次の次のページなんですが、一番初めに「木くず、竹等の」と書いているページですね。 113 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 すみません、ページを教えていただけますでしょうか。 114 ◯改正大祐副委員長 ページ、書いてないんです。 115 ◯福中眞美委員長 ページ数、書いてないです。 116 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 申し訳ないです。 117 ◯福中眞美委員長 4枚目の裏側。 118 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 すみません。 119 ◯福中眞美委員長 分かりましたか。じゃ、改正副委員長。 120 ◯改正大祐副委員長 始まりが「木くず、竹等」と書いているところです。分かりますか。(「はい」との声あり)そこのページの中段から下の「事業の実施内容」というところで3)事業について、「参加するステークホルダーとその役割、協議会の体制や位置付け、協議内容等」を教えてください。 121 ◯福中眞美委員長 分かりますか。もう一度、改正副委員長。 122 ◯改正大祐副委員長 真ん中から下ら辺に、ちょっと大きな括弧で「事業の実施内容」というところがあるんですね。そこの米印二つ目の3)事業について、「参加するステークホルダーとその役割、協議会の体制や位置付け、協議内容等」を教えていただきたいんですが、分かりますか。 123 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 124 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 これにつきましては、環境省の補助について、こういったことを記入してくださいということを問いかけられていまして、特にこのことについては具体的には想定はしておりません。 125 ◯福中眞美委員長 川島地域活力創生部次長。 126 ◯川島健司地域活力創生部次長兼いこまの魅力創造課長 ここの米印の付いた文言なんですけど、これは様式上、様式に書いてある文言を消さずにそのまま載ってあるということなんです。  3)事業というのが、この資料の様式2の一番前のところの中段辺りに「申請事業(番号を1つ記入)」というのがあるかと思います。すみません、ややこしくて。  様式2の一番トップのところなんですけども、「補助事業名、日常のごみ出しを活用した社会コンビニエンス事業」と書いてあるトップのところです。それの中段辺りで「申請事業(番号を1つ記入)」と書いてあると思います。分かりますかね。すみません、ややこしくて。  補助メニューの中で1)2)3)というのが分かれているんですね。この事業については2)の事業を選んで申請していますので、3)というのは、様式上、記入しなくてもいいということです。すみません。 127 ◯福中眞美委員長 なるほど、分かりました。他にありますか。よろしいですか。  他に質疑等ございますか。山田委員。 128 ◯山田耕三委員 この資料の中の、今の木くずのところから4ページ行ったところに「また、環境保全型農業によるブランド化の事例から」と一番最初に書いているやつ、分かりますかね、資料。 129 ◯福中眞美委員長 何枚目。 130 ◯山田耕三委員 後ろから数えたら、この資料2から言えば2枚目です。資料3を除いて後ろから2枚目。  これの下の方に「◆ ひきこもり等の課題を抱える子どもや若者と社会接点の創出」という部分があるんですけども、ちょっとこれでお聞きしたいのは、本事業と連携することで、ユースネットを活用して集まりの場をつくるという形でよろしいんでしょうか。 131 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 132 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 実際に今回させていただく事業については具体的にこれをどうこうするということはないんですけど、将来的に、こういったこともさせていただいて、今、委員さんがおっしゃられたような効果が得られたらなというふうに思っています。 133 ◯福中眞美委員長 山田委員。 134 ◯山田耕三委員 今回の調査ではこれはされないということなんですけども、私が考えるに、実際、ひきこもりの方とか障がいをお持ちの方が集まろうという形を採る場合は、やはりそれなりのサポートの体制が必要やと僕は思うんですよね。特にひきこもりの方の場合は家から出るだけでも大変なわけですよ。だからユースネットいこまにお願いしているわけですよね。ユースネットいこまの中でもなかなか表に出てこられない。だからこそ、必死になって皆さんが、日々、やってくださっているわけですよね。そういったところとかも勘案して、この文章を入れられたのかどうかというのをちょっとお聞かせいただけますか。 135 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 136 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 ごみ出しを活用していろんなイベントとかをするときにこういったことも一つ考えられるのかなということで、こちらの方に入れさせていただいております。 137 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 138 ◯小紫雅史市長 山田委員のおっしゃるとおりだと思います。ユースネットいこまは生駒市がかなり先進的に取り組んでいる事業ですけども、もちろんそこに集う子どもたちというのはいろんな問題を抱えています。  そんな中で、もちろん一番いいのは、そういう子どもたちがサポートを受けながらも家の外に出て、初めはユースネットいこまに来るとかいうのはあるんですけど、その後は、やはり社会に出ていくプロセスを経ていくというのが理想なのはご賛同いただけると思います。  ここにこういうふうなことを書いておりますけれども、決してこれを何か軽い気持ちで書いているということではございません。実際、ここの中の事業として、こういうことというのは、将来的には、やはり一つ考えていきたい事業であるということを申し上げたいということでございます。  そのためには、例えば一個上の、高齢者の未病対策とかいうようなものは、一定、今、生駒市でも先ほどの百歳体操とか高齢者のサロン等をやっていますので、これは比較的、我々が具体化しやすい取組だとすれば、ひきこもり等の子どもや若者が社会と接点を持つというのは少しその先にある課題だというのは、それは難しさの点から山田委員がおっしゃっているとおりだと思いますけれども、実際にごみ出しステーションの事業であるとか、それ以外の、先ほど申し上げたような地域のコミュニティの場所に、ひきこもりとかニートでなかなか外に出られなかったような子とかが、例えばボランティアの形で社会のために貢献するようなところから始まって社会復帰していくという事例、これはあるんですよね。だから、難しいのはおっしゃるとおりよく分かりますし、そんな簡単にひきこもりの方をここに引っ張ってきてという、そんな軽い気持ちで書いているものではございませんし、時間がかかるというのもよく分かっていますが、ここというのは、もちろん環境省の補助金なので環境を一つの切り口にしたことを中心に書いていますけれども、当然、我々市役所の立場からすると、コミュニティというのは環境のためだけにあるわけじゃないので、環境保全もそうですし、さっきの高齢者の福祉もそうですし、農業の振興、あとは買い物対策、それに、ひきこもり等の子どもの、もしかしたら社会復帰するときにこういう場所も一つの場所としてありますよというようなことをここに書いているということでございます。それぐらいの覚悟を持って、しっかりと考えて書いているということをご理解いただければと思います。 139 ◯福中眞美委員長 山田委員。 140 ◯山田耕三委員 市長の答弁で私も納得するところもあります。実際に引きこもる方々の気持ちまではなかなか理解できないからこそ時間がかかると。私も、やはり障がいを持つ親ですから、その気持ちはよく分かりますし、ひきこもりの方々の相談もたくさん受けております。  ここに書いた限りは、担当課においては、行うというふうにおっしゃった限りは、やっぱり真剣に取り組んでもらいたい。これは要望として申し上げます。 141 ◯福中眞美委員長 他にございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 142 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんでしょうか。中浦委員。 143 ◯中浦新悟委員 まず、ごみの方から伺っていきます。  これは二酸化炭素抑制うんぬんから補助金を頂いていますけど、SDGsの申請書にも、より詳しく書かれている内容ですよね。何でこれはSDGsから頂く補助金でしなかったのかなというふうに思うんですけど、まず、なぜこっちの補助金を使っているのか、教えてください。 144 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 145 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 SDGsにつきましては、SDGs未来都市には選定されました。ただ、そのとき同時にモデル事業としても応募していたんですけども、それについては採択されなくて、今回改めて、この環境省の補助に応募したということでございます。 146 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 147 ◯中浦新悟委員 僕は行政上の手続きというのは詳しくないところもあるんですけど、SDGs未来都市の申請は3月頃に出されているんですよね。SDGsの補助金、多分、2019年度地方創生支援事業費補助金(地方公共団体における持続可能な開発目標の達成に向けた取組の推進事業)の取扱いについてというのが書類で出ていて、これが不採択になったんだと思うんですけど、これのスケジュールを見ていたら、申請が6月上旬、申請提出期限が7月中旬、交付決定が7月下旬と書いてあって、二酸化炭素の補助金の申請は、いつ出したのかなと思ったら6月やった。これ、二重でされたということなんですか。ほんで、片一方落ちて、片一方をとったという、そういう内容なんですかね。その辺を。 148 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 149 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 今、議員さんがおっしゃられた補助金が、ちょっと私、詳しくは分からないんですけども、SDGs自体は本年の3月に未来都市で応募したときに、そのモデル事業も一緒に応募していますので。 150 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 151 ◯中浦新悟委員 ということは、じゃ、7月1日に未来都市に認定されたんですよね。7月1日ですよね。違うかったかな。ホームページを見たら7月1日に未来都市に認定されましたということであったんですけども、その認定より以前の時点で、その補助金は下りないよという内容は受けていたということなんですか。 152 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 153 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 未来都市の選定と同時期にモデル事業の採択についても通知はございました。 154 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 155 ◯中浦新悟委員 何にしろ、SDGsの方の補助金が下りなかったのでこっち、二酸化炭素の方に応募しましたということですね。  ちょっと確認したいのが、SDGsの方にも、先ほど言うたとおり、この事業、詳しくと言うか、いろいろと書いていますね。ただ、SDGsの申請書類を見ていると、何かいろいろと黒塗りがあるんですよ。例えばこの部分だけじゃなくて、この他にも、前段から行きますね、NTTドコモが有するうんぬんかんぬんを利用した利便性向上。SDGsの内容自体が市民パワーを中心とした様々な取組をしますということですから、ドコモさんを使ってやっているということも前段にあり、「このほかにも」、黒で消してあるんですね、「のバイオマスリサイクル技術を活用した地域リサイクル拠点の設立や」、何かまた黒く消されて、「何々などで生まれたコミュニティを起点として域内経済活性、健康寿命の延伸など地域課題を解決する市民参加型の取組を実施する」。その他にも、「何々との連携により、資源回収・コミュニケーション促進拠点、何々、何々を地域単位に設置し」って、正にこの事業のことやと思うんですけど、黒く隠されているこの部分は何なのかというのを教えていただけませんか。 156 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 157 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 未来都市の提案書で黒くしているところと言いますのは、これは事業者名ですけど、そのときに連携先としてまだ確定してなかったために黒く塗ったものでございます。 158 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 159 ◯中浦新悟委員 事業者名が確定していない。じゃ、根本を聞きます。この事業者はどういうふうに決めていくんですか。委託ですね。委託先というのはどういうふうに決めていこうと思っていますか。 160 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 161 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 この補正予算を議決いただきました後は、プロポーザル方式で業者の方は決定していきたいと思います。 162 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 163 ◯中浦新悟委員 先般頂いた資料では入札と書いてあったけど、入札よりプロポを採られたということなのかなとは思うんですが、この事業が決まって、事業者選定に入ってという内容なのかなと僕も思っていたんですけども、いろいろとSDGsを見ていたら、何か事業者名が書いてあると今もおっしゃられた。こういう公文書のところで黒塗りというのは固有名詞、企業名であったり個人名であったり住所であったり、そういったことしか浮かばないのでね。ということは、ここでは、SDGsに出したときには「(事業者名)との連携により」というのが決まっていたんですね。何でこういう書き方をした申請書が出ているんでしょうかね。  今から選定するんでしょう、業者は。これは去年の3月に出しているんでしょう。これを国に出して、SDGsの認定をもらったんですよね。答弁はない。 164 ◯福中眞美委員長 川島次長。 165 ◯川島健司地域活力創生部次長兼いこまの魅力創造課長 ただ今課長が申し上げましたとおり、SDGs申請の時点で、表現としては連携によりという表現をさせていただいていますけども、事業者として決定していたということは、これは全くありません。特にそのときは、その事業者の非常に独自性の高いコンテンツと言いますか、取組のパッケージということで、名称も含めて表記しておったということですけども、決定しておったということでは全くないということだけ、申し上げておきます。 166 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 167 ◯中浦新悟委員 事業者名、先ほど委員さんの中でアミタというところに見積りを発注しましたということが出ました。これはアミタさんなんですかね。「アミタとの連携により、資源回収・コミュニケーション促進拠点」、また黒塗り、黒塗りなんですけど、まずは最初の「アミタとの連携により」というふうに書かれていると認識してよろしいんですかね。 168 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 169 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 そのとおりでございます。 170 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 171 ◯中浦新悟委員 そこの部分もまた深く聞きたいんですけども、その後にある、SDGsの資料を持ってはりますか、その21ページにある「コミュニケーション促進拠点」、また黒く塗り潰されているものが二つあるんですけど、またこれは会社名なんですかね、又は法人・団体名なんですかね。  もう一回言いますね。黒く隠された部分が2カ所続いて、「の利用促進による地域コミュニティの形成」。先ほどおっしゃられた、黒塗りですけど、「アミタとの連携により、資源回収・コミュニケーション促進拠点、何々、何々を地域単位に設置し」って、またこれ、企業名が出てくるんですか。全然、文章の意味が分からないんですよ、黒印がいっぱいあり過ぎて。これは一体何なのか、また教えていただけたらなと思うんですけど。 172 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 173 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 アミタが南三陸で取り組んでいたときに、すみません、南三陸では、アミタだけじゃなくて、アミタとNECソリューションズかな、含めて6社でしておられたんですけども、そのときのステーション名を「めぐるステーション」いうことで実施しておられたので、その隠れている部分につきましては「めぐるステーション」という名称でございます。 174 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 175 ◯小紫雅史市長 すみません、ちょっと議論のための確認なんですけど、今、中浦議員が持っておられる黒塗り。今、私は環境省に出した補助金のときの資料はあるんですけど、SDGsの方というのが。それは、ごめんなさい、黒塗りというのは。(「近づいていいですか」との声あり) 176 ◯中浦新悟委員 これ、市のホームページから行くと国に行くんですね。ほんなら、こういう。 177 ◯小紫雅史市長 国の方から。 178 ◯中浦新悟委員 そうです。ほんで、ここからこう、黒塗りがずっと続くんです。 179 ◯小紫雅史市長 分かりました。 180 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 181 ◯小紫雅史市長 今、中浦議員からご説明をいただきまして、市が出した資料は国からとられたものだということでお聞きしています。
     それで、今、私は環境省の補助金の資料はずっと見ていたんですけど、こっちの方はちょっと見ていなかったものですから、にわかに理解し切れていないところもあるかもしれませんけれども、元々、SDGsで申請した、結局、それはちょっと狭き門で落ちちゃったんですけども、そのときは、先ほど来、竹本課長が説明しているように、南三陸町で、いろんなノウハウを持っているこの企業がかなり専門性高くやっているような事業だということで、一定、この企業でなければできないとまでは言いませんけども、かなり特殊性、専門性が高いということで理解をして、そういうふうな資料になっているというふうにご理解いただければいいのかと思います。  ただ、また今回、環境省の方に補助金申請を提出するに当たりまして、もちろんこの企業が持っているノウハウというのも関係するところもありますけれども、先ほど私が申し上げたような、百歳体操とかやっているようなところのいろんなコミュニティをつくっていくような話とか、南三陸町でやっていたような事業以外にも、コミュニティをもっと身近な場所でたくさんつくっていこうというような事業なんかもいろいろとこの中に入れておりますので、ここのSDGsのときに言っていたアミタという企業以外にもできる企業が、それこそ随意契約でやるようなことというのが適さないんじゃないかということで、入札とか、プロポにするのかな、プロポーザルでやるというような形で整理し直したというふうにご理解をいただければいいかと思います。  何か補足があれば、川島さんなり竹本課長からお願いします。 182 ◯福中眞美委員長 補足はよろしいですか。  中浦委員。 183 ◯中浦新悟委員 じゃ、3月の時点で、これはアミタさんからヒントを得ていろいろ事業を展開していこうという形で、まずはSDGsの資料を出した。そこの補助金で落ちてから、改めて二酸化炭素抑制のところに対して資料を作って、その際、市長がおっしゃられるには、新たなコミュニティ事業なんかも付随しながら、業者を固定せずにやろうということで提出をされたということで今は理解。今の説明はそういうことですよね。  なんですけども、この事業、それにおいて、先ほどおっしゃったようにエコパークを利用するにしたって、多分、担当は環境保全課やったと思うんですよ。市役所の中で様々な課、高齢福祉であったりとか。いきいき体操をしようと思ったら高齢福祉ですよね。あと、どこへ行くのかな。場所の問題があったら市民活動へ行ったりもするかもしれないし、様々な課に説明に回られているというのがあったんですけども、この事業をするに当たってなのか、SDGsの後なのか分からないんですけども、アミタという会社さんと市の担当課が一緒になって各課にご説明に回られていたということをよく耳にしたんですけども、それはどういう理由から、事業者と一緒になってこの内容の説明に回られていたのか、その辺り、教えていただけますか。 184 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 185 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 担当課につきましては、こういった事業を私どもも想定していますので、こういったことをやりますよということを説明はしていますけども、環境モデル都市推進課が役所の中の他の課にアミタと一緒に行ったということはございません。 186 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 187 ◯中浦新悟委員 僕は市の職員さんや様々な課のところから、今回のこの件に関して、えらくアミタという業者さんが積極的だということを耳にしました。他の課ですから、この事業内容のことも分からないのかもしれないですけども、ただ、何かアミタさんという業者さんがえらく積極的に動いて、今回、予算が出てきたね、ちょっとどうなのというような、要するに業者ありきじゃないのなんていうことをよく耳にしたんですけども、そういったことは全て否定されるということなんですかね。 188 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 189 ◯小紫雅史市長 担当課が答えればいい話かもしれませんが、SDGs未来都市のときに、生駒の市民パワーとかそんな話も中身に入っていたと思いますけれども、アミタさんのアイデアと言うか、南三陸での取組なんかも含めて、そういう形で提案書を出しているというのは事実でございます。  実際にアミタという企業は非常に現場にいろいろ回っていて、市役所の中でも、この関係の事業の担当というのが、どっち、環境保全課かモデル都市か、ちょっと分かりませんけど、そちらにも当然行っていますし、先ほど来、私が申し上げていますように、高齢者福祉とか農業の振興とか、もっと言えば、先ほどのひきこもり対策、子育ての取組、いろいろ、コミュニティをつくりたいというようなこともございますので、それだったらその担当課にも回ろうとか、市役所の中だけじゃなくて、実際にいろんな関係する市民団体とか、市内だけじゃないかもしれませんが、事業者さんとか、いろいろ頑張って話を聞いたりというのはやっている、これは事実でございます。  ただ、一方で、アミタさんの南三陸での取組というのが非常に大きな参考になったというのはもちろんなんですけども、先ほど申し上げたように、今回、補助金で環境省から頂いた、この一つの我々がやろうとしているようなコミュニティづくりとかごみのリユースの取組というのは、当然、アミタさん以外にも関心がある事業者さんっていらっしゃるわけですね。実際に、こういうのに関心がありますというような問合せとかも、当然、これからも出てくるかもしれませんし、アミタさんだけじゃなくて、今回、我々がやろうとしているようなこととかを、よりいい提案で出してくるような事業者さんがいれば、プロポーザルの結果、そちらがとるということも当然あるわけでございます。  基本的には、環境省の補助金なので、ごみ関係とか環境というのを中心に考えていただく事業者さんでお願いしたいとは思いますけれども、先ほど申し上げたようなコミュニティの取組とかそういうふうなことも含めて、よりよい提案をしていただけるような事業者さんに、できれば複数申し込んでいただいて、我々が考えていないような、よい提案もしていただければいいなというふうに思っております。 190 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 191 ◯中浦新悟委員 奇しくも今、市長がちょっと言われて、市役所のみならず、他の団体さんにもいろいろ説明に回っているというようなこと。(発言する者あり)まあ、何らかの関わりを持ってはるんですかね。  ただ、ちょっと耳にしたところで、8月24日なんですけども、これは何法人と言うのかな、無限さんと言うんですか、南生駒の方でいろいろ福祉の作業所と言いますか、福祉の事業所をされている方ですね、そこでシンポジウムがあって、無限さんが企画するシンポジウムの中でアミタさんがいらっしゃった。市長もいらっしゃったと。ほんで、この事業っぽい内容が何かあったよみたいなことを耳にしたんです。ただ、僕自身、それを直接聞いたわけではないです。巡り巡って、そんなことも耳に入ってきて、どんなことになっているのかな。僕からしてみたら、8月24日というのは、これ、追送で出ていますから、説明を受けたのは9月の上旬ですよね。こんな事業が進んでいることすらも知りませんし、何の話なのかなと思っとったら、あらあら、事業が出てきたと。プロポでしようか、又は入札でしようかと言ってるような事業が、まだアミタさんという事業者さんが生駒市で、無限さんが市長と仲がいいというのは周知の事実のところですし、そこは別に隠すものでもないと思いますけど、なかなか邪推してしまうような、そういった動きも耳に入ってくるなというのが大変いぶかしくも思いました。  これに関して意見を求めようとは思わないんですけども、どうこうという話ではないとは思いますしね。ただ、そういったことで、僕自身、これはいささか抵抗がある。事業内容に関しても、多少、思うところはありますけども、先ほど来、青山社中さんのうんぬん、じゃ、事業者ありきなのか、口利きかどうなのか、法令遵守はどうなのか、そんな問題もちょこちょこ出ていましたけども、じゃ、この事業自体が真っ当な手続きで全てがきれいに進んでいるのかなというところにどうしても疑問を持ってしまうんですよね。「何を根拠に」って市長なんかは言うかもしれないですけども、根拠なんて、この前出された事業で、ああや、こうやと調べに対して出てくるようなのも、僕らはなかなか調べ倒せないですからね。  なかなかそういういぶかしいものがちょっと漂っているから、すごく気になる事業ではあるなというのが僕の感想なんですけども、それに対しては何か意見ありますか。 192 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 193 ◯小紫雅史市長 疑いベースで見ると何でもそうなっていくのかもしれませんが、無限さんが主催するセミナーというのに、私、行かせていただいているのは事実でございます。じゃ、無限さんというのは、ご存じのように社会福祉法人で、市内でもいろんな事業をされています。児童デイサービス等をやっておられますけども、別にここだけと特に仲がいいというわけじゃないですが、いろんな取組をされている中で、セミナーをされるということで、もちろんアミタさんが来られるというのはお聞きしましたけど、市長にも、例えば今回のコミュニティ、今、百歳体操を起点としたコミュニティというのは生駒市では80カ所以上でやっていますので、そういうものをしっかり進めていくというような、生駒らしい、どちらかと言うと、その話というよりは、私にしゃべってとお願いされたのは、自治体3.0という、市民と事業者、行政だけに頼るんじゃなくて市民が自らまちづくりを汗をかいてやろうというような、そういうのを自治体3.0と私はずっと言っていますけども、そういうまちづくりについて発表してくださいという話が、これは無限さんからありました。実際にお話しした中にこの話があったのは事実ですけど、私はこの話だけをしに行っているわけじゃないんですよ、そこのセミナーに。この話もちょっと出ましたけど、むしろ、市民の皆さん、行政に全部を言われても行政は皆さんに全然応えられませんよと。市民の皆さんにも汗をかいてもらって、みんなで創る音楽祭みたいな話とか、まちづくりに皆さんの汗もかいてくださいねという話の中で、一つの事例として、こういうコミュニティ、百歳体操というのでコミュニティが80カ所以上出来ているので、そこで野菜を売ったら買い物難民支援にもなりますよねとか、そんな話は事例として出しています。だから、別に何かこの事業だけを私が話をしに行ったというのは事実と違うので、それははっきり申し上げたいというふうに思います。  今回、アミタさんも来られていたんですけども、アミタさんがお話ししたのも、何かこの話というよりは、結構、地球環境問題の一般論的なお話もされていましたし、あと、何かな、SDGsの話もちょっとされていたと思います。この事業というのが出てきたような、そういうセミナーではないというふうに思っておりますし、更に言えば、当然ながら、他のセミナーで「市長、自治体3.0をちょっとしゃべってよ」というふうに言われたら、私はそこにも当然行きますし、そこに別の事業者がおられても、プロポーザルが始まったりするとまた別なのかもしれませんが、あの時点で私が自治体3.0というテーマでお話をさせていただくということに、特にそこは問題はないというふうに思っております。 194 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 195 ◯中浦新悟委員 また僕の周りでも何かありましたら、是非、自治体3.0の説明に来ていただけたらと思いますし、その辺は評価する部分かなとは思いますけども、僕自身、そういったもやっとしたものを感じるなというのは僕の感想だけです。  アミタさんと言うと、一つ、記憶を呼び起こしてあったのが、昨年度じゃないですね、昨年度か、今年の3月、平成31年3月の予算委員会で、ここに書いてあることと少しだけ似ている内容で、小学校にて家庭用の生ごみを持ってきていただいて、そこで出来た液体肥料とかバイオガスとかを授業でどうのこうのという内容が。それは、生ごみを学校に持ってきていただいて、そこで、小型バイオガス発生装置のノウハウを持った事業者がいるので、そこと連携して液体肥料とかバイオガスを作る、そういった取組をしたい。モデル事業として、まず1校を考えていますと。予算としては222万2,000円。そういったことをやりたいというようなことが3月の予算委員会でありました。これは一体どこの事業者なのかなとは思っていたんです。ノウハウを持った事業者さんがいるということなので、これはまた事業者さんが決まっている話なのかなと思っていたんですけど、これはアミタさんというふうに耳にするんですけども、それは事実ですか。 196 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 197 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 そのとおりでございます。 198 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 199 ◯中浦新悟委員 ちょっと関係ないかもしれないけど、この事業自体は、今、動いてるんですか。 200 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 201 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 当初、今おっしゃられました補助金を予定していたんですけども、そちらの方が、結局、補助要件に該当しなかったものですから、この事業については今年度の実施は見送っております。 202 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 203 ◯中浦新悟委員 生駒市が様々な課題をクリアしていくために様々な事業を展開していきたい、そのヒントとなるのが事業者からということもあり得るのかもしれません。多々あるでしょうけど、やはり何かこの3月で予算を付けて、今回もまたアミタさんからヒントを頂いて、アミタさん、よっぽど優秀な事業者なのかもしれないんですけど、そこからヒントを頂いて、また、アミタさん推しの事業が始まっていたのかなと思うと、どうも市の事業の組み立て方というのにすごく抵抗を感じるんです。その根本というのは、先ほどの委員会で青山社中さんという話もありましたけど、そういったところがどうしても頭の中にこびりついていますので、はてはてというところもあるんですけども。すみません、これはちょっと余談にしておきます。  事業内容で確認したいんですけど、先ほど学校の話でも言いましたように、頂いた資料の中に小型バイオガスプラントの新設、紙おむつリサイクル設備、堆肥設備の新設などなどあるんですけど、これは実証実験の方ではしないとは思うんですけども、これが動き出したときにこういった設備を造っていくと、そういう考えでいらっしゃるということですか。今回の実験によって得た結果、生ごみが思ったよりたまったね、思ったよりいい数字だったね、じゃ、これ、本格実施していこうというときに、こういった施設を建てていく、又は、建てるものなのか買うものなのか、ちょっと分からないんですけど、そういったことをしていく、そういうお考えであるということですか。 204 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 205 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 あくまでも実証実験でございますので、将来的な構想としては、こういったこともあるかなということでここには記載させてもらっています。  それと、量的なものによりますけども、先ほど来、生ごみについてはエコパーク21がございますので、まずはそちらの方で生ごみの処理というのはしていくというのが現実的だというふうには思います。 206 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 207 ◯中浦新悟委員 さっきの答弁で、市長は紙おむつの話も言われたんですけど、紙おむつのリサイクル設備なんてものは生駒市にないと思うんですけど、それに関してはどうしていく予定なんですか。 208 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 209 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 これは九州の一部の地域、大木町でしたっけ、で取り組んでおられる事業がありまして、これも将来的な構想としてこちらに掲げております。 210 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 211 ◯中浦新悟委員 まさか九州まで運ばないでしょう、紙おむつ。エコパークやったらまあまあ言えるけど、紙おむつに対してはどう対処する予定でここに書いてあるんですか。 212 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 213 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 紙おむつにつきましても、リサイクルというのが今後また出てきたときに、リサイクル施設というのを建設するかどうかという構想として、こちらの方には記載しております。 214 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 215 ◯中浦新悟委員 今回のこの内容というのは、コミュニティ事業と共にごみの削減と言いますか、リサイクルと言いますか、その二本立てやということを先ほど市長もおっしゃられた、そういった内容なのかなとは思うんですけど、ごみの部分に関して、ごみ半減プロジェクトチーム、そんな名前と違うな。ごみ半減。(「市民会議」との声あり)市民会議に対してどういう話を持っていかれているんでしょうか。 216 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 217 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 担当課の方にはこういった事業をやりますよという内容と共に説明はしておりますけども、ごみ減量市民会議につきましては環境保全課が所管しておりますので、そちらでどういうふうな話、しておられるかどうかも含めて、ちょっと承知しておりません。 218 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 219 ◯中浦新悟委員 この事業、先ほども言いましたけど、いろんな課に関わる事業です。ただ、環境省からの補助金で回る。これはごみの削減、二酸化炭素削減ではあるけども、ごみの削減に向けてどう取り組んでいったらいいんだろうという内容ですよね。ごみ減量市民会議さんがその輪に入っていないというのがすごく疑問にも思うんですけども、保全課に行って、課が違う、部が違うからと言って、だから何なんだという話やと思うので、市としてこの事業に取り組むんだと言うのだったら何でそこに話が行っていないのやろう、そこと一緒になって物が進んでいないんだろうというのをすごく疑問に思うんですけど、それは市の中では、課から隣の課に行って、「こんなんするから」で終わりで、物って進むんですか。 220 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 221 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 8月16日にこの補助事業というのが採択されました。それで、先ほど来言っていますように、担当課の方にはお話はしてるんですけども、ちょっとまだ、ごみ減量市民会議が、今どうなのかな、メンバーが交代の時期で、その辺もあって担当課が話をしていないというのが一つの理由かもしれません。 222 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 223 ◯小紫雅史市長 ごみ減量市民会議にどこまで話ししているのかとか、もうちょっと早いこと話しておけばよかったんじゃないかというのは、それはそのとおりのような気もします。実際、今、ちょっと話しているのかもしれません。  ただ、ごみ減量市民会議が、竹本課長は、前、保全課の課長さんだったので、ずっと市民会議とやっていただいていたんですが、先日、中間報告みたいなのになるんですかね、この3年間の活動の成果みたいなものを座長と座長代理とお二人で説明に来てくださいました。なので、もちろんそれで終わりということではないんですけども、そのところで、特にやっぱり生ごみの話が、他のごみというのは有料化ですごく減っているんですけど、生ごみは、ちょっと私も驚いたんですが、1割ぐらい増えてしまっているというようなことで、ごみ削減の中で一番大きな課題なのは生ごみですというようなお話もそのときに頂きました。  なので、当然、今後、具体的にどういうプロジェクトになるのかというのは、また最後に詰めていかなきゃいけませんけども、ごみ減量市民会議の方が、今、市民の皆様と一緒にやっていただいているようなフードドライブでありますとか生ごみのキエーロでありますとか、そういうところと連携していかなきゃいけないのは、それはおっしゃるとおりで、今、どのぐらいお話ししているのかというのはありますけども、またしっかりとそこは連携させていただく部分は連携してやっていかなきゃいけないというのは、それはご指摘のとおりかと思います。 224 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 225 ◯中浦新悟委員 何でこんなん言うのかというのは、市長がおっしゃるとおり、連携してほしいというのも当然のところでもあるんですけども、さっきと一緒です。生駒市で何か事業を立ち上げよう、こんなことをしようというと、関係各課、いろんな団体さんが集まって、みんなで盛り上げて、ほんで、こんなことしよう、あんなことしようと言って事業化されていくというのをよく目にしてきたんですね。この事業、SDGsにも上げた事業を、何でこんな1課だけで閉鎖的に物が動いていってるのか、そこにすごく違和感も感じるというのを新たな意見として言っておきます。  ほんで、さっき、プロポで進めますよと。ただ、今からの事業スケジュールとしては、10月、この議会が終わって、議決された後、プロポの準備に入り、当然、公募期間があり、応募期間があり、事業者を決め、とやっていると、ばたばたしていると、もう11月ですよね。多分、事業者が決まるときって10月末又は11月やと思います。今言っているとおり、11月末にはこの事業を始めますということなんですよね。こんな急ピッチで何するのか、ぱっと他の事業者さんに、アミタさんは詳しく知っているのかもしれないですけど、全国的に様々、こんな環境事業者はあるかとは思うんですけど、周知できて、「あ、これやったら採算とれるな。これやったらこんなことができるな」なんていうこと、手が挙がりますかね。実際、プロポすると言うて、ふた開けてみたらアミタさんだけでした。又は、先ほど衛生社さんという名前が出ましたけど、生駒市にも環境系の会社というのは2社ほどありますよね。ふた開けてみたら、その3者でした。よく知ってるアミタさんが選ばれました。何か、そうなってきたら、またそれもやらせみたいなプロポに見えてしまいませんかね。その辺り、どういうふうにプロポに対して臨んでいこうと思っているのか、考えているのかというのと、どう公平に評価していこうかと。それを、正直、僕は疑っています。物をどう透明感を持って正当な評価を下したんだという取組をされるのか、その辺り、見解を教えていただけますか。 226 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 227 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 プロポーザル実施につきましては、市の方でガイドラインというのを定めております。当然ながら、そのガイドラインに基づいて実施させていただくわけですけども、その中で、公告から企画提案書の提出までの日数とか、そういったものもございますので、それに基づいて実施はしていきたいというのと、また、審査委員につきましては、職員だけでなく外部委員さんも取り入れて、プロポーザルの公正性というものも担保したいなというふうに考えております。 228 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 229 ◯中浦新悟委員 この事業が通った暁には、是非、そういったことはできるだけ、ほんでしっかりと、僕自身は目を見張って、内容は確認していきたいなと思いますけども、通った暁には、是非、そういったことはしていただきたい。  ただ、一つ思うのは、見積りをとられたところは出精値引きも出してますから、金額的なメリットというのは47万5,000円プラス端数調整で47万5,216円は安くできますよというのは見積りの段階で出してますし、準備もできてるんですね。そういったところで一歩前に進んでいらっしゃるところも含めて、どういうふうに公平に見られるのかというのはちゃんと確認させていただけたらなと思います。  ごみの方は以上で終わっておきます。 230 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。塩見委員。 231 ◯塩見牧子委員 10月にプロポーザルを行うということなんですけど、もうちょっと詳しく日程を教えていただけますか。 232 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 233 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 公告を10月7日に行いまして、10月の下旬に第1次審査を行い、11月の上旬に第2次審査を行って業者を選定したいと思っております。 234 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 235 ◯塩見牧子委員 第1次審査は何をもって行われますか。 236 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 237 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 企画提案というのが出てきますので、主にそれを点数付けていくことを想定しております。 238 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 239 ◯塩見牧子委員 じゃ、第2次というのがプレゼンとかですかね。 240 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 241 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 そのように考えております。 242 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 243 ◯塩見牧子委員 これ、11月には実際に事業を実施したいと。12月、1月、2カ月ですか、で本当に準備できる事業者ってそんなにないと思うんですよ、こんな短い期間で手を挙げてもらって。先ほどもずっと中浦委員がいろいろ指摘されていましたけれども、先ほど企画総務の改正議員のその他の質問のところで、市長も「事業者と連携してまちづくりの課題に取り組むのは当然です。事業者の力なしにまちづくりは無理です」みたいなことをおっしゃってました。事業者と協働するのはいいですよ。でも、そこには必ず公平性、公正性ということが担保されなきゃいけないと思うんですね。それを、先ほど来、中浦議員の質問に対する答弁をお聞きしていたら、本当に何かもう事業者ありきじゃないかというふうに思われても仕方がない、そういう状況です。この議案が通ったらプロポになるので、その結果を見守りたいとは思いますけど、そこの公平性というところは最低限、担保できるようにしていただきたいと思います。  あと、ごみ減量市民会議のこともありましたけれども、減量市民会議の方でも生ごみのことが問題になっていたと思いますが、提案としては、戸別収集というふうなことをこの会議の中で、結構、提案していってるというふうなことも伺うんですね。この提案は、ごみ減量市民会議の中では、多分、全く諮られていないと思うんですけれども、今日、この委員会には担当者がおられませんけれども、こんなのでいいんだろうかと。これまで生駒のごみを減らすためにどうするのかということをずっと長年にわたって、ここの会議の人たちというのはご協力くださっていた方々なんですよね。そういう人たちをすっ飛ばして、そういうご意見を一切伺わずにこういうことを進める。今までの生駒市だったら、何か事業を始めるときに、いろんな、今既に生駒のまちづくりに関わってくださっている方のご意見を少なくともちゃんと聞いてきていましたよ。そういうことを今は全然やらないで、いきなりどこかから事業者を呼んできて、そこと進めようとする。そういうやり方が私は本当に許せない。今の生駒市は本当におかしいと思っています。以上です。 244 ◯福中眞美委員長 山本副市長。 245 ◯山本昇副市長 今、2点ございましたけども、1点目の件でございますが、公平・公正性の問題ですけども、これにつきましては、当然、この業務の委託につきましても、きちっと公正、公平な入札あるいはプロポーザルにしていきたいと思っております。  プロポーザルか入札かにつきましては、今、プロポーザルという方法を選択したということでございますので、プロポーザルをするに当たりましても、まずは仕様書の方で、今、アミタという会社が出てきていますけども、アミタでないとできないような内容というのは排除したいと思いますし、だから、他の業者でもできるような業務内容ということをきちっと精査して進めたいというふうに思っています。  それから、選考に当たりましても外部委員という話が出ました。外部委員を必ず入れまして、特に市長とか私とか、ある程度、政治的な職員というのは入らないということで進めていきたいというふうにも思っています。そういう形で、きちっと対処して進めたいと思っておりますので、その辺、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  それから、2点目の件ですけども、ごみ減量市民会議の皆さんには非常にお世話になって、いろんなご提案も頂いております。ですから、今回、決定したのが8月19日でしたかね、16ですかね。ということで、日にちも決定してまだたっておりませんので、これからきっちりとごみ減量市民会議の皆さん方とも話を詰めまして、当然、この事業を進めていくに当たりましては、ご意見等も頂いて進めていきたいというふうに思っておりますので、その点も含めまして、是非ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。 246 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 247 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 先ほどもちょっと言いましたけども、ごみ減量市民会議が、今年の7月ぐらいやったと思うんですけども、そこで、解散じゃないですけど、いったん途切れて、今度また新しい体制に、今、移行している時期でもございまして、そういったこともありまして、ちょっとまだご相談はさせてもらってない状況なんですけども、仕様が決まりまして、業者も決まって事業を実施するに当たりましては、当然、うちの方も協力を得なければなりませんので、連携をもって進めていきたいと思います。 248 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。塩見委員。 249 ◯塩見牧子委員 資料請求した提案書の方ではちょっと分からないんですけれども、SDGsの提案書の中では、この事業は、いこま市民パワーのコミュニティサービスの位置付けなのかなと思うんですけれども、元々そういう予定だったんでしょうか。 250 ◯福中眞美委員長 川島次長。 251 ◯川島健司地域活力創生部次長兼いこまの魅力創造課長 提案の中身をいこま市民パワー中心ということで書かせていただいていたのは事実です。可能性として、この事業をするのに、市民パワーの事業が順調に軌道に乗れば主体にはなり得るというふうに考えて、そういうふうな記述をしましたけれども、特にそれを確定事項として決めておったということではないです。 252 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 253 ◯塩見牧子委員 じゃ、今回の補助金の提案に関しては、市民パワーのコミュニティサービスということとは切り離して、生駒市単独の事業として実施する予定であるという、そういう前提で補助金申請をしているんですか。 254 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 255 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 そのとおりで、市民パワーはこの事業には関わりがございません。 256 ◯福中眞美委員長 伊木委員。 257 ◯伊木まり子委員 8月に採択と言うか、補助金10分の10出るというのが決まって、新しい取組をしている事業者からの提案を、生駒市で、いい方向で調査とかこの事業ができたらいいのになと、私はちょっと見させていただいてたんですけども、11月の後半ですか、高齢者がいきいき百歳体操のために集まって、ごみを持ってきたりいろいろで、こんな寒い中で大丈夫なのかなと思って、ちょっとその辺を心配しているんですけど、その辺はどうなんですか。
    258 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 259 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 先ほども申しましたけども、採択があったのが8月の中旬でございまして、そこから時期的なもの、実際は正月も挟みますし、ちょっとこの時期はうちとしても避けたかったんですけども、環境省の補助期間を考慮いたしますと、この時期しかできないということでございます。 260 ◯福中眞美委員長 伊木委員。 261 ◯伊木まり子委員 加藤議員の一般質問の中にも、高齢者がいろんなイベントに参加したいけども、足がなくてというようなことで質問されていたように思うんですけども。ですから、1,000万近い補助が出る中で、そういう高齢者の方が集まりやすいような、何か交通手段の確保なんていう、そういうふうなところに使えるようなお金というのは考えられなかったんでしょうか。 262 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 263 ◯小紫雅史市長 今、伊木委員がおっしゃったこともおっしゃるとおりですが、百歳体操自体は、確かに寒い時期は寒さがこたえるんですけれども、冬の間も百歳体操に、結構、多くの方が集っていただきます。先ほど沢田委員の質問にもお答えしましたけれども、別にごみを絶対に持ってきてもらわなきゃいけないことはないし、重かったらその日は持ってこなくてもいいということも当然あるわけでございます。  移動手段として、バスとか何とか、そういう交通手段をこの事業の中に組み込むことができるかというと、どういう仕様書になるのかというのはありますが、この提案をした時点でそこまでは想定していなかったんだと思いますけれども、今、80カ所ある百歳体操の場所とか高齢者が集まるサロンの場所とかそういうものを、これをきっかけにより増やしていくことができれば、家により近いところにそういう拠点が出来るということになると思うんですね。だから、たけまる号とかそういうものをたくさん充実させるというのも移動手段としては当然あるんですけれども、今、百歳体操も80カ所から100カ所まで増やしたいという話もあるし、自治会に一つつくれば百二十七、八、出来るわけでございますので、そこが増えれば、より近くに、歩いて行ける、そういう高齢者がより参加しやすい場所が出来る、そういうふうになると我々は考えています。  なので、そういうことも含めて、先ほどの、コミュニティの場所の機能をより増やしていって、より近い場所で集まりやすい、あとは、集まったときに、ただ百歳体操をするだけじゃなくて、農作物も買えるし、ちょっとお茶も飲んで雑談もしてというような場所、そういう機能の充実、この両方をやっていきたいという思いと、その中にこの生ごみの取組、リユースの取組というのを組み合わせていけるんじゃないかと。そういうことでございますので、今、伊木議員がおっしゃったような趣旨を踏まえて、この事業をやっていくということでご理解をいただければ結構かと思います。 264 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。中浦委員。 265 ◯中浦新悟委員 次、卒FITのお話をさせていただけたらと思います。  もう一個の1,000万の方。これ、先の一般質問で少し触れたんですけども、今回、このFIT切れ太陽光を活用した地産地消エネルギーモデル調査・検討事業というのは、できるだけ詳細に教えてほしいんですけども、具体的に何の調査をするんですか。 266 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 267 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 資料にも書いてあるとおりなんですけれども、新たな地産地消エネルギーのモデルの構築に向けまして、ありますように、FIT切れ電源の獲得方法など事業の仕組みづくり、あるいは地域内電源の有効活用等の調査を行うということで、ここの下にイメージもございますけども、いこま市民パワーが市内の一般家庭のFIT切れ太陽光発電システム、これを集約いたしまして、公共施設に電力の供給をすることを基本と考えております。  さらに、公共施設あるいは民間施設に太陽光発電システムを設置し、また、蓄電池も活用し、地域で発電した電力を地域内で消費することで地産地消につながる再生可能エネルギーの拡大に向けた取組を検討するものでございます。 268 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 269 ◯中浦新悟委員 それがちょっとよく分からなくて、FIT切れ電源の獲得方法など。獲得方法って、市民パワーが買うのと違いますの。ほんで、仕組みづくりというのも、市民パワーという組織があって、そういう仕組みを用いてFIT切れ電源を買ってきますよという仕組みなんですよね、今。だから、今更それの何の調査をするのかというのを教えてほしいんです。まず、そこですね。 270 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 271 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 今よくFIT切れ電源ということで、余剰電力を買い取るということは、よくどこでも検討しておられるところだとは思うんですけども、余剰電力の買取りとともに、一般家庭でしたら、電力を全部買い取って市民パワーに供給してもらうと。そういったことを新しいモデルとして考えております。 272 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 273 ◯中浦新悟委員 一般的には余剰電力を売ってますからね。じゃなくて、全量を買い取った場合、どうなるねんという話を調査するということ。じゃ、僕がこれによってイメージしていたものがもし違うかったら訂正してほしいんですけども、余剰又は全量、様々なパターンで買い取ったときの買取り金額をどうしたらいいんだろう。結局、買い取った金額を、次、売るわけですから、売る金額はどうしたらいいんだろう。どうやったら採算がとれるだろう。その買って売るという手続きの中にどういうシステムが要るんだろう。当然、手続きも要るし、営業作業も要るし、いろんな人員も要る。当然、機械も要ると思います。どんなものが要るんだろうなんていうことを調査するのかなと思っていたんですけど、間違ってますか。 274 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 275 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 そのとおりでございまして、FIT切れの余剰電力につきましては、今、例えば関西電力さんでしたら8円で購入されるということを予定されておりますけども、それを市民パワーが買い取るときには、8円かどうか分かりませんけども、どういった値段でしたら採算がとれるとか、そういったことも当然ながら調査の対象としております。 276 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 277 ◯中浦新悟委員 あと、もう一個の方で、太陽光発電システムの方ですね。これは公共の場所だけを示しているのかな。違うわ。生駒市と書いていますから、生駒市の公共施設にいこま市民パワーさんが太陽光のシステムを設置したら、その電源を幾らで売ればいいのかということを確認したい調査なんですか。要するに、言うたら生駒市の公共施設の土地にいこま市民パワーさんが太陽光パネルをつけるという投資をするわけですよね。投資をして、自家発と言うのか、自己電力と言いますか、をつくって、それを幾らで売っていったら採算がとれるだろうとか、そういったことを調査したい、そういうことですか。 278 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 279 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 おおむねそのとおりでございまして、公共施設の屋根を借りまして、そこに市民パワーが太陽光発電システムを設置すると。それを、ちょっと専門的用語ですが、自己託送という形で公共施設に送っていったら、一部減免と言うか、金額もちょっと安くなりますので、そういったことも含めて採算性の調査ということでございます。 280 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 281 ◯中浦新悟委員 私、非常に分からないところが、例えば幾らで買って幾らで売る。どんな商売でも必要やと思うんですけど、幾らで仕入れて幾らで売ったらどれだけ採算が合うやろうって、会社の仕事ですよね。どうやったらもうけが出るやろうとか。どこにどれだけの人が要るやろう。又は、電気やから、幾ら投資したら、投資した金額を何年で減価償却を考えて、何ぼで売ったら採算がとれるかなって、普通、どんな会社でもそういうことを考えてやっていると思うんですよ。それを市がやるんですか。 282 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 283 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 実際やるにつきましては、当然ながら、市民パワーがその事業を行いますけども、再生可能エネルギーの拡大であったりエネルギー地産地消というのは市の施策でございますので、今回、市の方でこの調査・検討事業は実施させていただきます。 284 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 285 ◯中浦新悟委員 先般、一般質問で、何が市民パワー株式会社さんの仕事で、何が市の仕事なのか、しっかりと分けてほしいというか、分別して取り組んでほしいと。  電気を何ぼで買って何ぼで売るとかいう、その作業。ほんで、何人営業マンが要るのやろう。どんなシステムが要るのやろう。これは、僕の目から見ると市民パワーさんの仕事なのかなと思うんですけど、これは市の仕事やというふうに市は認識してらっしゃるんですか。 286 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 287 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 市と共に市民パワーが実施する事業だというふうに思っております。 288 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 289 ◯中浦新悟委員 ちょっと確認させてほしいんですけど、環境モデル課の職務分掌と言うんですか、何ですか。市民パワーとの連携に関することみたいなことが書いてあったかなという記憶があるんですけども、ちょっと具体的に言葉を教えてください。市民パワーの職務に関することもやっていいと書いてあったか。 290 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 291 ◯小紫雅史市長 所掌事務を答えようとしているんだと思いますが、中浦議員がおっしゃることというのは分かります。もちろん役割分担をきちんとして、何かうやむやにしてしまわない。もちろん市民パワーがやるようないろんな基礎的な事務業務だったり営業だったり、そんなのは、当然、市民パワーの方のマンパワーでやっていただかなきゃ困るというところ、それは当然でございます。  ただ、先ほど来、竹本課長から丁寧に説明があったと思いますけれども、実際に公共施設に太陽光パネルを付けて、自己託送というような制度を使って、近い地域とか他の公共施設等に送るようなやり方をしたら、託送料と言うか、電力を送る値段が減免になったりするかどうかとか、どのぐらい近傍の地域にエネルギーを送れるかとか、そういう、いわゆる制度的なところであったりとか、一定、調査的なものというのが、全てこれは市民パワーでやるかと言うと、それは必ずしもそうじゃないと思っていまして、いわゆる営業活動、経営活動というのは市民パワーでやるのは当然だと思いますけれども、こういう制度面とか一定の調査とか、当然、環境省のモデル事業ということで、こういう事業について市が主体でお認めいただいていますけれども、そういうことで市がやる事業と市民パワーがやるべき業務というのは、一定、線はきちんと引けるのかなと思います。  この事業の中で市が、それこそ市民パワーの方でやるべき事業に踏み入れてしまうようなことがないように、そこは線をしっかりと引いて、役割分担をしてやっていきたいというふうに、それは思っております。 292 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 293 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 すみません、事務分掌につきまして申し上げます。環境モデル都市推進係の事務分掌で市民パワーに関することにつきましては、いこま市民パワー株式会社との連絡調整に関することでございます。 294 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 295 ◯中浦新悟委員 でしたよね。何かそういうふうに、連絡調整に関することだったかなというような気はしてたんですが、職務専念義務違反というものになるのか、ならないのか。今回、これは補正予算で上がってきているので、もしこれが通っていくと職務になるんだろうなとは思うんですが、ただ、今回、これは多分、国から100%の補助が付いたからなのかなという気もします。これ、国からの補助金が付いてなかったら、この仕事は誰がしてるのやろう。本当に市が入札かけて。入札かけるのかな、これ。業者をどこか選定すると思うんですけど、業者選定して、市の税金をもって、単費をもってね、値段設定をするに当たって、したかなと言うと、すごく疑問に思うんですけど、その辺り、どういう見解をお持ちですか。 296 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 297 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 確かにこれ、事業費1,000万でございますので、当然ながら、それを市で出すというのもあれですし、市民パワーは、そのまま1,000万と言うたら、今の経営状況からしても難しいところで、こういった補助事業がございまして、それで、補助対象になっているのが、今回、地方公共団体のみが対象ということもありまして、生駒市の方でこの事業に応募させていただいたところでございます。 298 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 299 ◯中浦新悟委員 ちょっと聞いたら、去年、市民パワーさんでこれに似通った補助金を申請して不採択になったとか、そういう経緯ってあるんですか。去年か一昨年か分からないですけど、過去。 300 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 301 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 おっしゃるように、前年度に環境省の補助事業がございまして、それは、逆に補助対象者が事業者であったために、いこま市民パワーが補助の申請を行いました。 302 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 303 ◯中浦新悟委員 前回は事業者も幅広にとってたけども、今回は自治体を対象にした。要するに事業者を外したから市民パワーとして手を挙げることができなかった。ほんで、何かで聞いていると、代わりに市が挙げましたという話なのかなとは思うんです。  実際、この国からの補助金がなかったら市は手を出せないし、実際に1,000万付けて、こんな調査をしますってなかなかできないし、多分しないと思いますし。  とは言え、市民パワーはFIT切れを買っていくという方針は絶対のものだと思うので、ほんなら、調査するかしないかは別にしても、値段設定は何らか決めていかなあかん。必要な事業なのは分かりますけど。もう一度言いますわ、これ。  市と市民パワー、立場、そして職員さんそれぞれの仕事、どこで線を引くのか。今回、国の補助があるから、むにゅっと入ってきているけど、これを、ここまでいいんやというふうに線を引かないでくださいね。市民パワーの職務は市民パワーの職務。市は何ができる。さっき言ったとおり、市民パワーと連絡調整の仕事ができるなんですよね。と僕は認識してます。連絡調整に関すること。連絡調整に関することやったらしたらええと思います。  ちょっと大幅にずれていると思いますので、その辺りはしっかりと心に刻んで、今後、職務に当たってくださいね、さっき市長も線を引くと言うてましたけど。 304 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 305 ◯小紫雅史市長 先ほど申し上げたように、そこの線引きをちゃんとするというのは、私から、市長自ら申し上げているとおりでございます。  もちろん市民パワーとの関係は連絡調整と書いていますけども、そもそもFIT切れの活用でありますとか、託送料金、自己託送をどういうふうに調べていくかというのは、結局、ここに書いておりますように、CO2の削減でありますとか環境保全というところに、当然、関係してくる話でございますので、私、今ちょっと手元にないので、事務所掌は細かく分かりませんけど、当然、環境保全に資することうんぬんとか、市として、いわゆる行政として取り組んでいかなきゃいけない環境の取組というのは当然ございますので、いこま市民パワーにやってもらうことはもちろんしっかりとやってもらいますけれども、行政として、特にさっきも申し上げましたが、制度的な部分であるとかそんなところ、それがひいては市民、生駒市の環境の保全とかへのプラスにつながるような事業であれば、当然、それは市としてやる業務ということで、それは一定、読めるはずですし、やっていかなきゃいけない事業だろうというふうには思います。 306 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 307 ◯中浦新悟委員 本当に、誰の目から見ても万全だという線は引いておいてください。  あと、これは、何やかんや言うても市の事業ですので、じゃ、これは報告書というのが出てくるわけですよね。委託して報告書が出てくる。その報告書というのはしっかりと開示していただけるんですよね。  先般、市民パワーさんが何ぼで買ってるねんと言うたら、仕入れ値は表に出せませんとかいろいろ言われたんですけど、これは市の事業で調査するんですよね。当然、その金額というのは開示されるべきものですよね。ほんで、FIT切れを何ぼで買ってきて、今後、何ぼで売っていくのかというのが調査対象やと言っておりましたけど、当然、その中には、他、大阪ガスさんから様々な電力を買われて、市民パワーさんはその電力を売っている。別にFIT切れだけを買ってFIT切れだけを売っているわけじゃないですからね。売っていくわけじゃないですか。その調査結果というのはきちんと、今後、出していただけるということでよろしいんですよね。  また、その調査結果に基づいて、今後、市民パワーさんは事業展開をされていくんだと思います。となってきたら、その検証というものも、当然、市にはきちっと内容を報告されて、その開示というものには応じていただける。そういうふうに認識しておいていいんですよね。 308 ◯福中眞美委員長 竹本課長。 309 ◯竹本好文環境モデル都市推進課長 事業報告につきましては、原則、それは開示と言うか、資料提供はさせていただくとは思いますけども、ただ、どういうふうな報告内容になるかも分かりませんけども、一方で情報公開条例というのもございますので、そちらで、例えば個人情報とか不開示情報になっているものは除いて公表するのかなというふうには、今の時点では思っています。 310 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 311 ◯中浦新悟委員 これ、金額を定めるんでしょう。手法やったら隠すようなものはなかなかないのかなと思うんですけど、金額なんですよね、今、課長から答弁いただきましたけど。ほんで、当然、報告。1回の報告で終わるのだったら1,000万はちょっと高いかなと思います。この報告に基づいてどうやって運営されているかも含めて、ここから長く市民パワーは活動されていくことと思います、この報告書に基づいて、又は参考にして。その辺りもしっかりと検証しないといけない。それは市の義務でもあると思うし、それを知る権利というのもあると思うので、その金額も含めて、今までみたいに何か、市民パワーですから、民間会社ですからということで、すごく隠されている部分が、見せていただけない部分があるんですけども、当然、市として税金を、まあ、国からの費用ですけども、一定、市としてこの事業に取り組む限り、そういったことは開示していっていただけるという認識でいいんですよね。何かまるでそこに、いや、出せるものは出せますけどみたいな、ちょっとごにょごにょとした言葉しか聞こえなかったんですけども、ちょっとはっきりしていただけないかなと思いまして。 312 ◯福中眞美委員長 山本副市長。 313 ◯山本昇副市長 結局、やっぱり出せるものは出せますけども、出せないものは出せないと。  要は、そこで出していただくのも、提案なので、だから、その提案の数字は出せるかも分かりません。(「そうですよね」との声あり)提案ですよ。実際に契約している額というのは、それは出せないというのが今までから言っていることでございますので、よろしくお願いします。 314 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 315 ◯中浦新悟委員 契約している額というのは個人個人の話でしょうから、なかなか出せない部分はあるのかなという部分も、一定、推測できるんですけども、ただ、事、FIT切れに関しては、例えば中浦さんのところは何ぼやけども、小紫さんのところはもうちょっと高かったなんてことはできないと思うんですよね。ほんなら、一定、そういったことは市民の皆さんから買っていく金額なんだから、何ぼというのは、当然、さらしていっていただけるものですよね。じゃ、売値もそうですよね。というふうに思いますので、何ぼで買って、何ぼで売るというところもきちっと出していっていただけるのかなと思います。その電源が何ぼで仕入れているものかなというのは、当然、出していただけるものと期待はしておりますし、今後、この調査結果というのがどう反映されているのかというのもしっかりと検証されて出ていくものやというふうに認識していますので、よろしくお願いしたいなとは思います。よろしくお願いします。 316 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 317 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第77号に対する質疑を終結いたします。  以上で本会議から付託された議案の質疑は全て終了しました。  次の委員会は9月13日午前10時から再開いたします。  なお、議案に対する委員会修正案の提出締切日は12日午後5時までとなっておりますので、ご承知おき願います。  本日はこれにて散会いたします。              午後6時59分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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