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  1. 生駒市議会 2019-06-21
    令和元年第3回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2019年06月21日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時0分 開会 ◯片山誠也委員長 ただ今から企画総務委員会を開催いたします。  会議に先立ちまして、この4年間において、傍聴は直接傍聴を一般6人、報道関係者を6人、別室での中継視聴を63人まで認め、この委員会室に余裕がある場合は可能な限り傍聴を認めることよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 2 ◯片山誠也委員長 また、この4年間において、報道関係者による写真、映画等の撮影を開会後、開議宣告までの間、許可することよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 3 ◯片山誠也委員長 それでは、次第に基づき、審査及び調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 開議 4 ◯片山誠也委員長 1、審査事項議員提出議案第2号、選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書についてを議題といたします。  本案の審査に当たり、提出者の塩見議員に出席を願っておりますので、ご了承願います。また、本案については、山田委員から修正案が提出されましたので、机上に配布しております。  議員提出議案第2号と修正案を併せて議題といたします。なお、原案の内容については、過日の本会議において説明を受けたとおりありますので、原案の説明は省略し、修正案の内容について、山田委員の説明を受けた後、質疑に入りたいと思います。  修正案について、山田委員の説明を求めます。山田委員。 5 ◯山田耕三委員 この度、修正案を提出させていただいたんですけども、原案にも書いておりますように、これまで国会での議論が進んでこなかったこと、そして国民の間でも様々意見があるということもありますので、次のように修正案を提出させていただきました。修正案を読ませていただきます。  選択的夫婦別姓制度の法制化の議論を求める意見書。  2018年2月13日に内閣府が公表した、家族の法制に関する世論調査(以下、世論調査という)において、夫婦が婚姻前の名字(姓)を名のることを希望している場合には、夫婦がそれぞれ婚姻前の名字(姓)を名のることができるように法律を改めても構わないとの回答が42.5%、夫婦が婚姻前の名字(姓)を名のることを希望していても、夫婦は必ず同じ名字(姓)を名のるべきが、婚姻によって名字(姓)を改めた人が婚姻前の名字(姓)を通称としてどこでも使えるように法律を改めることについては、構わないとの回答が24.4%となり、法改正の必要はないとの回答は29.3%となっている。  1996年2月26日、法務大臣の諮問機関ある法制審議会選択的夫婦別姓制度の導入を含む民法改正案を答申してから23年が経過した。また、2015年12月16日、最高裁判所は、夫婦同姓を定めた民法750条の規定を「夫婦同姓規定には合理性があり合憲」としながらも、夫婦同氏制を規制と捉えた上、これよりも規制の程度の小さい選択的夫婦別氏制について合理性がないと断ずるものはないとして、「夫婦同氏制の採用については、嫡出子の仕組みなどの婚姻制度や氏の在り方に対する社会の受け止め方に依拠することが少なくなく、この点の状況に関する判断も含め、この種の制度の在り方は、国会で論ぜられ、判断されるべき事柄にほかならないと言うべきある。」と、制度の検討を国会に委ねたが、議論が進まないまま今日に至る。  現制度では、改姓に伴う煩雑かつ膨大事務手続きや改姓による家系やキャリアの分断、それを回避したときの非婚化及び少子化、事実婚を選択した時の子どもの戸籍や親権の問題など、様々問題が生じている。  一方、2018年の生駒市人権に関する市民意識調査では、「結婚すれば妻は夫の姓を名のるのが自然に対し、そう思う・どちらかと言えばそう思うと答えた市民は64.2%にも及んでいる。また、前述の世論調査では、夫婦の姓が違うと子どもに何か影響が出てくると思うかの質問に対し、62.6%が、好ましくない影響があると思うと回答しており、夫婦別姓制度の導入には様々意見や社会的影響があると推測される。  よって、国においては、選択的夫婦別姓制度の法制化について、国民の様々意見を確認しつつ、導入時の社会的影響も調査し、深く慎重に議論するよう強く求める。
     以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。以上です。 6 ◯片山誠也委員長 資料に不備がありましたので、暫時休憩いたします。              午後1時5分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時14分 再開 7 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて会議を再開いたします。  新しくお配りしました資料の2ページ目の5行目のところ、タイトルの選択的夫婦別姓制度の法制化の議論を求める意見書。先ほど、この法制化という文言が抜けておりましたので、これを新しく入れたものを皆さんにお配りをいたしております。  それでは、これより議員提出議案第2号とその修正案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正委員。 8 ◯改正大祐委員 意見書の原案について、ちょっとお聞きいたしますが、今、国会ではどのようところでこういう法制化について進んでいるのか、現状を教えていただけますでしょうか。 9 ◯片山誠也委員長 塩見議員。 10 ◯塩見牧子議員 この夫婦別姓制度につきましては、まず法制審議会民法部会、これが1991年から審議が始まりまして、この審議につきましては1996年2月、選択的夫婦別姓制度の導入と非嫡出子の相続分差別を撤廃すること等を内容とする、民法の一部を改正する法律案要綱を答申しております。具体的答申内容というのは、今、国会でも既に法案として出されているところではあるんですけれども、夫婦の選択的別姓を認めるということと、それと子どもにつきましては、婚姻の際に夫又は妻の氏を子が称する氏として定めなければならないものとするというようそういう内容の答申が出されております。  この答申を受けまして、まず法務省の方は平成8年と平成22年にそれぞれ改正法案を提出すべく準備をしましたが、いずれも国会に提出するには至らなかったという経緯があります。その後、政府の方から提案されてくることはなかったんですけれども、衆参両院におきまして、議員提案によってこの夫婦別姓制度の議案は幾度も提出されております。今も、昨年の6月14日に衆議院の第196回国会の中で民法の一部を改正する法律案というのが立憲民主党国民民主党、無所属の会、日本共産党、自由党、社民党と共同で提出しております。こちらにつきましては、衆院の法務委員会に付託されておりまして、継続審査中となっております。それと参院の方につきましては、昨年6月19日、第169回国会、やはり民法の一部を改正する法律案として、こちらも立憲民主党日本共産党、希望の会、沖縄の風の4党で法案が提出されておりますが、こちらの方については解散が近いということもありまして審議未了になっております。ですから、今のところ、衆議院議員、衆院の法務委員会の方で審議が始められるのを待っているよう状況ございます。以上です。 11 ◯片山誠也委員長 改正委員。 12 ◯改正大祐委員 今、衆議院で付託というよう状況で審議を待っているよう状況ですけども、今度修正案についてお聞きいたしますけども、今、これから議論が始まるというところにあるとは思うんですけども、これを読んでいますと、法制化に対してどちらの意見のかなというとこがちょっと分からないんですが、その辺はどうお考えんでしょうか。 13 ◯片山誠也委員長 山田委員。 14 ◯山田耕三委員 それは僕の個人的それともこの分に関してということですかね。 15 ◯片山誠也委員長 改正委員。 16 ◯改正大祐委員 この修正案の意見書に対してです。 17 ◯片山誠也委員長 山田委員。 18 ◯山田耕三委員 法制化を求めるのであるならば、まずは国民の様々意見と、そしてここにも書いてますように、やはり社会的何らかの影響が考えられる部分もありますので、そういった部分をまずしっかりと審議して議論しながら進めていかなければならないという思いを持って、今回は提出させてもらいました。 19 ◯片山誠也委員長 改正委員。 20 ◯改正大祐委員 これから、衆議院は法務委員会に付託されて審議されるのはまだ分からないんですけども、審議、議論というのは一緒というふうにお考えですか。 21 ◯片山誠也委員長 山田委員。 22 ◯山田耕三委員 審議の方は今、継続審議ありますから、そういったところでの審議ありまして、議論というのはやはり社会的影響という部分はまずはしっかりと押さえないといけないという部分がありますので、そこの部分は議論をしながら審議に入っていかなきゃいけないというふうに私は考えております。 23 ◯片山誠也委員長 他にございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 24 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。伊木議員。 25 ◯伊木まり子議員 この意見書では、冒頭、どちらも、修正案も両方ともので、お二人に伺いたいと思うんですけども、家族の法制に関する世論調査を引用されてますけども、この世論調査を確認したところ、山田委員さんから出された修正案では、調査の質問項目そのままの表現となっていますけども、塩見議員さんの出された意見書の方は元々の表現を用いておられません。塩見議員さんにお尋ねしたいんですけども、原文を用いずにこのよう表現にされた、具体的に申した方が分かりやすいかと思いますので、申しますと、ちょっと長くなりますけども、夫婦が婚姻前の苗字(姓)を名のることを希望している場合には、夫婦がそれぞれ婚姻前の苗字(姓)を名のることができるように法律を改めても構わないというところに賛成した人については、夫婦同姓夫婦別姓も選べる選択的夫婦別氏(姓)を導入するための法改正に賛成というふうに表現されています。夫婦が婚姻前の苗字を名のることを希望していても、夫婦は必ず同じ苗字を名のるべきが、婚姻によって苗字を改めた人が婚姻前の苗字を通称としてどこでも使えるように法律を改めることについて構わないとしているところを、同姓を前提としつつ、通称使用を認めるべきというふうに表現されているんですけども、かなりニュアンスが違うように思うんですけども、こういうふうに表現された理由についてお聞かせください。 26 ◯片山誠也委員長 塩見議員。 27 ◯塩見牧子議員 引用してもよかったんですけれども、簡潔に書いた方がいいと思ったのでこうしたまでです。 28 ◯片山誠也委員長 伊木議員。 29 ◯伊木まり子議員 2番目の婚姻前の苗字を通称としてどこでも使えるように法律を改めることについては構わない、私は容認と思うんですけども、これの通称使用を認めるべきというふうに表現されていて、私はかなりニュアンスが違っていて、市議会として提出する意見書あれば、やっぱり正確に調査の結果を伝える必要があるのはないかと思うんですけども、個人的意見あれば、こういうふうにされてもいいかと思ったんですけども、議会の意見書というところになれば正確に伝えるべきはないかと思うんですけど、この市議会が出す意見書の重さと言うか、この辺を考えて私はそう思うんですけど、その辺についてお考えをお聞かせください。 30 ◯片山誠也委員長 塩見議員。 31 ◯塩見牧子議員 要は賛成あるいは容認は反対の29.3%を上回る、そういう状況にあるというところにおいて、今はもう機が熟しているというその導入部分においては、それは正確を欠いた表現ではなくなるのかもしれません、ニュアンス的には受け取られ方は違ってくるのかもしれませんが、大差はないというふうに考えております。 32 ◯片山誠也委員長 伊木議員。 33 ◯伊木まり子議員 私の受け止めでは、この容認というのと、認めるべきというのとではかなり違うなというふうに思っております。これは意見の相違かと思いますけど、山田委員の方にお尋ねしてもよろしいでしょうか。  山田委員はこの選択的夫婦別姓制度の導入については、議員としては賛成ですか。反対んですか。その辺をもう一度お聞かせください。 34 ◯片山誠也委員長 山田委員。 35 ◯山田耕三委員 賛成の立場です。 36 ◯片山誠也委員長 伊木議員。 37 ◯伊木まり子議員 最後の方一方からですけども、生駒市でのアンケート調査の状況とかを、それから子どものことについてのくだりがありますけども、議員としてはこの国会の状況も見据えつつ、こういうふうに国民の間ではまだまだ別姓にというふうに思ってない、いろんな意見があることを慎重に、それも踏まえて慎重に議論をしてほしいというふう思いでここを書かれたということよろしいですか。 38 ◯片山誠也委員長 山田委員。 39 ◯山田耕三委員 そのとおりです。 40 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 41 ◯中浦新悟議員 ちょっと修正案の最後の「よって」以下のところで確認したいんですけど、修正案提出者は法制化に賛成、そのこと自体はいいんですけども、普通、国会に今、上程と言いますか、国会で委員会に付託されていて、それを法制化するに当たっては慎重に議論するもののじゃないのかなというふう認識ではあるんですけども、それはされないというふう認識でこれを書かれているということですか。 42 ◯片山誠也委員長 山田委員。 43 ◯山田耕三委員 もちろん国会の方でも慎重に議論はされるとは思っております。より一層やはり国民の意見をしっかりと吸い上げて、特に苗字の方に関しましては、様々意見もあることですし、この前段、一番最初にありますこの設問にありますように、まずは夫婦の同じ苗字を名のるべきあるという部分でこれを変える必要がないという意見もやはり3割近くありますので、やはりそういったところは慎重にすべきあるというふうに思い、こういった文書にいたしました。 44 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 45 ◯中浦新悟議員 そこがちょっとよく分からなくて、原案は法制化を求めてるんですね。修正案の提出者も法制化を求めている。そこは一緒で、深く議論をしてくださいねと、一方は書いてあると。僕、今、すいません、詳しくまだ勉強し切れてないところがあるんですけども、法務省が出された内容、又は、今、国会で提出されている議案の内容というのが、先ほど原案提出者の方は少し内容文を説明されましたけど、社会的影響を調査するということは、一度その案を取り下げろとか、そういうことですか。調査し直して、更に深い内容にし直せとか、そういう意味ではないということですか。今出されているものに対して国会の中でもう一回調査をしろということんですよね。その辺り、何を調査すべきというふうに言ってるのか、ちょっとお知らせいただけますか。どういう調査を求めているのか、調査をした結果、出てるものと僕、認識してるんです。国会の中で調査をするというのはどういうことを求めてるんですか。 46 ◯片山誠也委員長 山田委員。 47 ◯山田耕三委員 先ほども申しましたように、やはり全てのものがそこの国会の上に上程されているというのは、それは分かっておりますけども、やっぱり議論の中で各国会の議員自身が、やはり社会的影響ももう一度自分たちの中で確認しながら、調査しながら、そして深く、別に僕はこの先に調査したものを外してもう一回調査しろとは、ここには書いておりませんので、深く慎重に議論できるよう形をとっていけるようにやっていけばというふうに思っております。 48 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 49 ◯中浦新悟議員 じゃあ、この国会で議論する、していただくのは各国会議員の方々ですから、国会議員の方々に再度しっかりと国民の意見を聴取したり、その制度の内容、今後導入された後のことも含まれてしっかりと調査をした上で審議してくださいよということを求めているということですか。国会議員の方にという。国におかれてはと書いてあるので、国に何を調査してもらうのかなというのが分からなくて聞いてるんです。今の答弁だったら、国会議員の方にということだったので、そういうことですか。 50 ◯片山誠也委員長 山田委員。 51 ◯山田耕三委員 国においてはというのは、実際、国会においてはということそういうふうに私は思っております。 52 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 53 ◯中浦新悟議員 法制化されること、僕自身も賛成んです。どちらかと言うと、いろいろ思うところ、子ども、どうなるのかなとかいう疑問的ものもあるのはあるんですけども、単にこういったことを求めているマイノリティの方がいらっしゃると、そういった方のための対応としては、より選択肢が増えるということで法制化をしていくということには十分に賛成のかな。実際、今までのルールどおりがいいんと、夫婦同姓の方がいいんという考え方の方は考え方の方でそういった対応をしたら、選択ができるとういうことので、何らそこに大きな疑問もないので、是非とも早急法制化はしていくべきのかなと思うんですけども。議論をすることだけを求めてるわけはないとは思うんですけども、実際、この文書をぱっと見たときに、法制化についていろんな意見があるから、ものすごく慎重に調査してくださいね、検討してくださいね、議論してくださいねというのが法制化について、ノーを突きつけてるようそのよう読み取り方もできるのかなと思うんです。(「それはとり方」との声あり)そうんです、とり方んです。先ほど、伊木議員もおっしゃられて、生駒市議会として、僕もこれ、生駒市議会として意見書を出さないというふうに考えている中で、受け取った者がどっちだろうと読めるよう一番大事のは、よっての下、一番最後の記の部分と思うので、それがどっちともとれるよう書き方をしてるというのが、すごく問題のじゃないのかなというふうに思うんです。市議会としてはやっぱり、生駒市議会としてはこう法制化を求めるん求めないん求めるならば、当然ながら、先ほど修正案提出者も言ったとおり、しっかりと議論をされると思うんですというのがあると、当然法制化に至っては国会の方もしっかり議論をされると思いますので、何かあえて分かりにくくされていることが、余計に受け取った側の混乱を招くのじゃないのかなというふうに思いますので、私としては原案の方が分かりよくていいんじゃないのかなというふう認識ではあります。 54 ◯片山誠也委員長 他に。神山議員。 55 ◯神山聡議員 原案の方でちょっと聞きたいんですけども、別姓を名のるということに対して、ちょっとぴんと来ないところもあって、男性の方に名前が変わると。女性の立場での考え方でというところをちょっと聞いておきたいんですけども、改姓による家系やキャリアの分断というようことも書かれていて、具体例として、どういう方がどういうふうに困っているというようことがあれば、教えていただきたいですけど。 56 ◯片山誠也委員長 塩見議員。 57 ◯塩見牧子議員 今、本当に女性の社会進出というところが進んでいる中にありまして、ある程度の社会的キャリアを積まれた方、例えば研究者等ありましたら、論文をまだ結婚する前に書くことがありますけれども、結局その後、結婚したときに違った名前で書くと、その結婚前のキャリア、それがまた全然違う人の著作物になってしまう、そういう分断が具体的には一つ考えられると思います。 58 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 59 ◯中浦新悟議員 最後1点だけ。原案の方、修正案の方、ともにお伺いしたいんですけども、今、国の方で出ている案、法制化案というんですかね、今出てる案、付託されている案において、どういう課題があるというふう認識を持たれているんですか。今ある案がそのまま進んとして、可決された場合、法制化になった場合、何らか課題がある、この案ではこんな課題がある、いや、ない、その辺りの意見を原案又は修正案、あくまで法制化を求めているだけですので、今あるものに対しての課題、どのようことを持っておられるのか、ちょっと教えていただけますか。 60 ◯片山誠也委員長 山田委員。 61 ◯山田耕三委員 私の方は、今、課題というのはすぐには、今のそのまま進んとして、課題というのはなかなかこうあろうという将来的に何らかの課題という部分は、私は今のところ、なかなか見つけることはできなかったんですけども、やはり国民の間で、もしかしたら何らかの形で課題が出てくる可能性があるというふうに思っておりましたので、こういった形で提出させていただいております。ですので、やっぱり議論をしっかりと深めていただきたいという意味で今回は提出させていただきました。 62 ◯片山誠也委員長 塩見議員。 63 ◯塩見牧子議員 今、国会、法務委員会の方に提案されております法案の内容といいますのは、1996年に法制審議会が答申した内容と同じものございます。ですから、もうこれは96年からですから、20年以上前からこの案というのは出てきていること十分に、少なくとも国会の中ではしっかりと認知されているものと思っております。あと、具体的問題として、新規に係ってくることとして考えられることとすれば、完全に別姓なんて嫌というところの意見の方ももちろんおられるとは思いますが、そうなければ、これはあくまでも選択的別姓ので、別に例えば私自身も旧姓よりも今の婚姻後の姓の方がもう長くなって、こっちでもう何も不自由は感じていないんですけれども、自分がそうあったとしても、実際に夫婦が同姓あることによって不利益を被っている人の権利を保障するという意味での、今、そういう法案あるというふうに考えております。  もう一つ問題点、議論となるかなというふうに想像されることと言えば、子どもの扱いをどうするのかということになろうかと思います。 64 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 65 ◯中浦新悟議員 今出ているものというのは、23年が経過したと書いてますから23年前んですね。23年前に提出されたものが今までずっと同じよう形で、今まだなお新た課題が、課題は多分あると思うんですよ、どんな法律なんかも。それをやっていく中で、運用していく中で慣れというのもあるかもしれんし、文化がちょっとずつ変わってくるというのもあるかもしれないんですけど、ずっと置いてきたという言い方が正しいのか、議論が進まなかったというのが正しいのか分からないですけど、置いてこられたんですね。言うてみたら、23年間、この間に至る多くの国会議員の方々がこの法案を見て考えてきはったのかなと思うんですよ。まだ採決という結論には至ってないけども、まだその内容が変化されてないというんだったら、修正案の提出とか、何らかの課題がこれから起こるかもしれないから調査してくれというようイメージだったんですけど、23年間何も変わることなく同じ議案が提出されてきたということは、何か抽出できなかったのかな、又は課題があったとしても、100%これがいいんというよう案というのがつくり切れなかったのかなというよう認識もあるんです。というふうに感触を受けたんですね。あるならば、やっぱり早急に今ある案というのを、国会の中で早急に審議し、法制化すべきという分かりやすい形で書いてある方がいいのかなというふう認識ではあるんですけども。以上です。 66 ◯片山誠也委員長 他に。伊木議員。 67 ◯伊木まり子議員 私自身もこの法制化には賛成んですけども、先ほどから生駒市議会としてというようことを申してますけども、生駒市の市民意識調査などを見ると、市民の皆さん、割と古いお考えなと。生駒市の人権に関する市民意識調査と同じ年に奈良県の調査もありまして、それを見たら、もう20歳以上、20代から全て、聞き方にもよりますけども、この夫婦別姓というよりかは、今までの方がいいんじゃないかというよう。言ってみれば、市民の皆さんの意識として、法制化を求めてるというふうには、私としては思ってないわけそれで生駒市議会として、法制化を求めるというところまで出していいのかというようところを懸念しているところんですけども、塩見議員におかれてはその辺、生駒市民の負託を受けた市議会として、法制化を求めると言ってしまっていいもののか、その辺のお考えを聞かせてください。 68 ◯片山誠也委員長 塩見議員。 69 ◯塩見牧子議員 内閣府のこの冒頭の調査、これはその法制の制度の在り方を考えていく上での世論調査です。一方、生駒市の調査というのは、これは人権に関する、男女共同参画に関する調査と思うんですけれども、ですので、これは調査の目的も聞き方も異なりますので、これを同列に比較することはできないと考えます。それを生駒市議会として、こういう生駒市の男女共同参画に対する考え方の調査結果も出ている中でどうのかということんですけれども、あくまで、今、民法の改正をしていただきたいというのは、これは要は別姓を選択したいという人がいるのあれば、この調査がどうあれ、それを認めてあげて何も問題ないと思うんですよ。自分は同姓を選ぶだけの話あって、それを自分がそうだからといって、別姓を希望している人を、何ら否定するものはないと考えます。 70 ◯片山誠也委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 71 ◯片山誠也委員長 ないようございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  それでは、議員提出議案第2号と修正案を採決いたします。  まず、修正案について、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。修正案に賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 72 ◯片山誠也委員長 起立多数あります。  よって、委員会といたしましては、修正案は可決することに決定しました。したがいまして、議員提出議案第2号は修正案が可決しましたので、採決不要といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 73 ◯片山誠也委員長 2、調査事項 (1) 生駒市農業ビジョン(案)に係るパブリックコメントの実施について。  本件は生駒市の市行政に係る重要計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、報告を受けるものです。なお、本件について報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることよいでしょうか。              (「はい」との声あり) 74 ◯片山誠也委員長 本件について部長から報告を受けます。  尾山地域活力創生部長。 75 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 それでは、お手元にお配りしている生駒市農業ビジョン(案)につきまして、私の方から策定の経緯及び今後予定しているパブリックコメントなどのスケジュールをご説明し、その後ビジョン(案)の内容について、林農林課長からご説明いたします。  本市では本市の農業に関する施策の総合的かつ計画的推進を図るため、令和元年度からの10年間を計画期間とした新た生駒市農業ビジョンの策定を進めてまいります。農業ビジョンの策定に当たっては、農業ビジョンに基づく施策を実現するため、農家を対象にアンケート調査を実施するとともに、飲食店等へのヒアリングも実施いたしました。お手元の農業ビジョン(案)はアンケート調査結果や飲食店等ヒアリングを基に、生駒市農業ビジョン推進懇話会において8回にわたりご意見を頂き、職員の手で取りまとめたものございます。  次に、農業ビジョン策定のスケジュールについて、お手元の資料4をお願いいたします。  まず、この農業ビジョン(案)のパブリックコメントは、今月28日から7月29日までの日程で実施いたします。パブリックコメントの意見を受け、8月下旬に農業ビジョン推進懇話会を開催し、パブリックコメントの結果報告と共に参加者のご意見を頂き、生駒市農業ビジョンとして取りまとめ、策定いたします。そして9月議会で報告をさせていただくというスケジュールございます。  それでは、農業ビジョン(案)の内容について、林課長からご説明いたします。 76 ◯片山誠也委員長 林農林課長。長ければ着座で。 77 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 ありがとうございます。そしたら、失礼します。  それでは、生駒市農業ビジョン(案)につきまして、お手元の資料2、生駒市農業ビジョン(案)に沿ってご説明させていただきます。表紙をめくっていただきまして、目次をお願いいたします。
     本ビジョンは、第1章が新た農業ビジョン策定の背景と目的、2章、生駒市の農業の現状と課題、3章、ビジョンの基本的考え方、4章、具体的施策内容、第5章、計画の推進という構成ございまして、順次概要をご説明いたします。  1ページをお願いいたします。  新たビジョン策定の背景と目的ございますが、農業者の担い手不足などにより、本市の農業を取り巻く環境は大変厳しい状況にありますが、都市近郊の農業の強みを発揮することにより、稼ぐ農業に展開することが期待できます。また、都市計画道路等の整備により、都市化の進展が見込まれることから、都市的土地利用との調和により、有効保全策が必要となります。このよう状況において、国や県の農業施策に柔軟に対応しつつ、第6次総合計画のまちづくりの目標の一つある地域の資源と知恵を生かし、魅力と活力あふれるまちを実現するため、地域の特性に応じた現在の農業資産を生かし、農業を推進するための方向性を示すことを目的に策定するものございます。  次に、2ページ、計画の期間ですが、令和元年度からの10年間としておりますが、策定後5年をめどに情勢の変化等に応じて計画の見直しを行います。  次に、3ページからの第2章、生駒市の農業の現状と課題ですが、4ページ、5ページは農業センサスから見える現状と課題を上げています。  4ページの農家数と農地面積の表の平成27年度合計258ヘクタールと、5ページ下の耕作放棄地面積の表の合計ございますが、四捨五入の関係で、合っておりませんが、その旨の表記をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、6ページから9ページは農家アンケートから見える農地と経営についての現状と課題、10ページは農地や経営に関連するこれまでの主市の取組を上げております。11ページから15ページは農家アンケート、飲食店と学校給食センターのヒアリングから見える地産地消の現状と課題を上げております。  16ページにつきましては、生産緑地についての現状と課題を上げております。  17ページ、第3章、ビジョンの基本的考え方ございます。本市の農業の現状や課題を踏まえ、10年後の農業を目指す姿として、みんなで取り組む「食・農・環境の持続性強化と未来への展開」を基本理念としております。  その基本理念を実現するために、18ページ、19ページにありますように、稼ぐ農業のための生産者支援、販売促進のための取組、鳥獣被害への徹底した対応、農業を切り口にしたまちづくり、コミュニティづくりの四つの項目を基本方針として設定し、基本方針ごとの取組方針とそれぞれの個別施策を掲げております。これらの基本方針は、社会環境の変化に柔軟に対応するため、必要見直しを行いますとしております。  20ページからは第4章、具体的施策内容で、基本方針の個別施策ごとに具体的事業、その内容、実施主体、市の取組を上げております。  20ページから22ページは、基本方針の稼ぐ農業のための生産者支援の具体的事業と取組内容等ございます。担い手不足により、今後耕作されなくなる農地を保全するためにも、プロ農家のリクルート強化など、新た担い手の育成と確保につながるよう事業に取り組みます。  23ページから25ページは基本方針、販売促進のための具体的事業と取組内容等ございます。  農業収入が少ないことが営農意欲の低下につながっていますので、営農意欲を上げるためにも、地場野菜の販売など、収入増につながるよう事業に取り組みます。  26、27ページは鳥獣被害への徹底した対応について具体的事業と取組内容等ございます。  今後の有害鳥獣被害対策、特にイノシシ被害対策は農業者個人の問題ではなく、地域の問題あることとの認識のもと、これまでの対策に加え、地域で取り組む被害防止対策に取り組みます。  28ページから30ページは基本方針、農業を切り口にしたまちづくり、コミュニティづくりについての具体的事業と取組内容等を上げております。  農業は地域のコミュニティづくりやまちづくりのほか、生きがいや健康づくりにも大変役に立ちますので、農業を切り口にしたまちづくり、コミュニティづくり、生きがいづくり、健康づくりなどにつながる事業に取り組みます。なお、それぞれの項目の最後の成果指標につきましては、第6次総合計画の指標を中心に上げております。  最後に、31ページの第5章、計画の推進ですが、農業者、市民、農業関係団体、事業者、農業委員会、行政の各主体が相互に連携して計画を推進してまいります。  2、計画の進行管理については、第6次総合計画の進行管理にて検証を行い、PDCAサイクルによる継続的改善を図りながら計画を推進していきます。なお、お手元の資料3は本ビジョンのポイントをまとめた資料ございますので、併せてご覧いただきますようよろしくお願いいたします。  説明は以上ございます。どうぞよろしくお願いいたします。 78 ◯片山誠也委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正委員。 79 ◯改正大祐委員 確認させていただきたいんですが、まず14ページの飲食店のヒアリングんですけども、これ、どれぐらいの飲食店をヒアリングされたんですか。 80 ◯片山誠也委員長 林課長。 81 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 主に地場野菜等を扱っておられる飲食店3店舗ございますが、ヒアリングさせていただきました。 82 ◯片山誠也委員長 改正委員。 83 ◯改正大祐委員 3店舗ですか、分かりました。  次、行きます。16ページの生産緑地についてちょっとお聞きいたします。これは農家アンケートの回収730件がトータルということよろしいですか、このデータは。 84 ◯片山誠也委員長 林課長。 85 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 このデータの730件のデータございます。 86 ◯片山誠也委員長 改正委員。 87 ◯改正大祐委員 この生産緑地についての円グラフんですが、他のところに比べると、無回答というのが50%超えて55%というところんですけども、これ、回答されてないということんですか。これはどういった意味のか、教えていただけますか。 88 ◯片山誠也委員長 林課長。 89 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 アンケートは市内の農地を持っている方へアンケートをしております。そのうち、生産緑地を持っておられる方だけにアンケートをしているということはできませんので、その生産緑地を持っておられる無回答の部分につきましては、生産緑地を持っておられないというふうに解釈しております。 90 ◯片山誠也委員長 改正委員。 91 ◯改正大祐委員 今聞いて、やっとこさ分かる話ので、これは注釈なりつけて、持っておられるのが半分ですので、となると、パーセンテージ、ちょっと変わってくるのかなと思うんです。ちょっとそこは正確にしていただければとは思います。 92 ◯片山誠也委員長 林課長。 93 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 検討させていただきたいと思います。 94 ◯片山誠也委員長 改正委員。 95 ◯改正大祐委員 生産緑地んですが、これですと20%弱、全体の20%になりますけども、市としては、これ、どのよう課題と言うか、聞き取りはされているんでしょうか。 96 ◯片山誠也委員長 林課長。 97 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 20%というのは。 98 ◯片山誠也委員長 改正委員。 99 ◯改正大祐委員 すいません、今のは耕作する、耕作しない、一部、20%じゃないですね、ごめんなさい。全体の半分、持っておられる人から、生産緑地を持っておられる方から市はどのよう課題というのは聞いておられますか。 100 ◯片山誠也委員長 林課長。 101 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 このグラフの中で4番の分からないというのが26.3%、半分ほど占めてるんですが、分からない原因として、生産緑地も令和4年に指定が解除することができるというふうところで、その生産緑地、今後どうなるのかというふうところを不安と言うか、情報とかいろんな分からないというふう農業者のご意見を踏まえての表れかなというふうに解釈しております。 102 ◯片山誠也委員長 改正委員。 103 ◯改正大祐委員 令和4年ですけども、今、令和元年で迫ってきているという状況で、市としては今後どのようにしていかれるようおつもりのか、お聞かせ願えますか。 104 ◯片山誠也委員長 林課長。 105 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 生産緑地の担当部局と連携してやっていくというふうところございますが、生産緑地制度は令和4年で制度が変わるというふうところございますが、30ページに都市農地保全の促進というふうところで特定生産緑地というふう制度ができるというところございますので、そういうふう制度についてその担当部局と連携しながら農業者の方に周知していけたらなというふうに考えております。 106 ◯片山誠也委員長 改正委員。 107 ◯改正大祐委員 出されているようですので、早めにスケジュールを出して、まめに出していただいて周知していただければと思います。 108 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。沢田副委員長。 109 ◯沢田かおる副委員長 それでは、19ページの鳥獣被害への徹底した対応のところでお聞きいたします。こちらのところんですけれども、イノシシの被害、特にイノシシの被害の対策が急務あり、徹底した有害鳥獣被害対策に取り組みますと書かれております。  続きまして、26ページ、3の鳥獣被害への徹底した対応、具体的事業の取組内容等と書かれているんですけれども、こちらもイノシシのことのみが書かれてるんですね。有害鳥獣被害という形でイノシシ、アライグマ等ございますけれども、こちら、記載、イノシシだけでよろしいんでしょうか。 110 ◯片山誠也委員長 林課長。 111 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 ビジョンの中ではあれですけども、実際、イノシシ以外の有害鳥獣防止対策も促進しておりますので、その部分についての記載の検討もさせていただきたいと思います。 112 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 113 ◯沢田かおる副委員長 記載の検討といいましたら、そしたら26ページ辺り、こちらの具体的ところに記載されるという形でよろしいですか。 114 ◯片山誠也委員長 林課長。 115 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 そのように考えております。 116 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 117 ◯沢田かおる副委員長 記載の方をどうぞよろしくお願いいたします。農業ビジョンんですけれども、10年間の計画ですので、アライグマの生活環境被害、こちらについては後ほどのその他のところで聞かせていただきます。以上です。 118 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。上村委員、どうぞ。 119 ◯上村京子委員 お尋ねいたします。農業ビジョンを頂いて、ものすごく一生懸命考えてくださって、とってもいい案と思ってるんですけど、実際のところ、これ、よく読ませてもらいましたら、耕作地も減ってますし、農業人口も減っていますし、それによって農業の製品、野菜類も減っているというふうになるんじゃないかなと思うんです。生駒は大阪に近いですから、通勤もいいし、緑もある程度ありますけど、今後、私たちの地域でも仕事をやめた方たちが地主さんから土地を借りて農業をしている方がたくさんいらっしゃるんです。もうほとんど、たくさんいらっしゃるんですね、次から次に農業したいということで。それで実は私も10年ほど前からしてるんですけど、このビジョンはとってもいいビジョンんですけど、5年後に見直されて、一定期間10年間のうちの5年目に見直すということが書いてありますけど、以前もこういう、私、議員になったのが初めてので、ちょっと以前のこと、よく分からないんですけど、以前もこういう考えでいらっしゃったんでしょうか。市の方としては、農業に対する考え方ですね。 120 ◯片山誠也委員長 林課長。 121 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 前回、農業ビジョンは平成25年から平成29年まで農業ビジョンを策定しておりました。その考え方というのは、そのビジョンをビジョンの有効取組は継続するとともに、不足するところは拡大しておるというふうところで、基本的に方向性は同じというふうに考えております。 122 ◯片山誠也委員長 上村委員。 123 ◯上村京子委員 ありがとうございます。このたくさん書いてらっしゃるこれを見せてもらいまして、ちょっと気になったところは、もう現実に農業をする方も減ってる、それから耕作地も減ってます。 124 ◯片山誠也委員長 上村委員、もし、何ページか見ていらっしゃるのあれば、ページを言っていただけると。 125 ◯上村京子委員 耕作地面積は7ページに書いてありますけど、減ってますね。それから、遊休農地の有無も、遊休農地が47%ということは半分近く遊んでるという感じんですけど、こういう農地が宅地開発に代わってるというのが生駒の現状ではないかと思うんです。宅地は増えたら、人口も増えますし、固定資産税も入りますし、いい面もあるんですけど、逆に農業の方から言いましたら、農業人口が減る。農業の耕作地も減るという問題も抱えておりますので、その辺がどこに視点を置かれるのかなという気持ちがいたすんです。人口も増えてほしいという気持ちもおありになると思うんですけど、市の方はどういうところに力点を置いてこの農業施策を進めていこうと思っていらっしゃるか、お聞きしたいですが。 126 ◯片山誠也委員長 林課長。 127 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 今言っていただいてますのが、どういうふう農地を耕作放棄地にしないかとか、そういうふうご意見かなというふうに思っておるんですが、生駒市は農業振興地域もございませんので農用地もございませんが、保全すべき農地というふうに考えますと、住環境にも重大悪影響を及ぼすよう耕作放棄地にならないようにとか、周りの農地の耕作に影響の出るよう農地を耕作放棄地にしないとかいうふうところが主保全の施策かなというふうに考えております。 128 ◯片山誠也委員長 上村委員。 129 ◯上村京子委員 ありがとうございます。実は私はもう30年ぐらい前に東京に住んことがあるんですけど、そのときに子どもたちの学校給食に地産地消ということそこで採れた東京の農作物を給食に使ってたことがあるんです。子どもが小学校ぐらいのときですけど、東京都内に住んでおりました。生駒も実際、生駒の農業で採れた野菜を給食に使ってありますか。(「使おうと思っても、それだけ採れへんね、量が」との声あり)とれない。 130 ◯片山誠也委員長 林課長。 131 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 15ページございます。15ページの下に学校給食の出荷量の表を上げております。 132 ◯片山誠也委員長 よろしいですか。ありましたら、挙手でお願いします。上村委員。 133 ◯上村京子委員 この学校給食センターのヒアリングのところに、地場野菜利用の現状というのが書いてありますが、この4番目なんかは、農業者の都合により、予定納入量が入荷しない場合があると書いてありますね。農業者は高齢化して、農業する方が減ってますけど、現実に私の近辺では農業をしている方はほとんどサラリーマンをリタイヤした人が80%ぐらいしてはるんですね。(「家庭菜園の人とは違う」との声あり)家庭菜園ではないんです。そういうお考えを農業の人ももちろん作った野菜を出荷する、それから、家庭菜園で作った人も出荷するようシステムとか考えていただけないでしょうか。 134 ◯片山誠也委員長 林課長。 135 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 まず、この15ページの(1)の4番目のチョボんですが、農業者の都合によりという、この表現が具合悪かったのか分かりませんが、規格の大きさが成長しなかったとか、そういうふうところございますので、農業者が勝手にとか、そういうふう意味じゃございませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。  それから、農業ございますので、基本的に農業者の方は自分とこで生産したやつを売っていただくというふうところですが、生駒市も30ページの遊休農地活用事業というのをやっております。今おっしゃっていただいてますように、遊休農地になっているようところ、なりそうところを都市住民の方に耕作していただくというふうところございますが、それはそこの法律もございますけど、営利を目的としないですよというふうところがありますので、営利を目的というふうところではちょっとなかなか難しいのかなというふうに思っております。 136 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 137 ◯小紫雅史市長 ちょっとまとめて申し上げますと、学校給食センターの方で非常に1万5,000人からの需要がありますので、それを活用して、一つの励みにして農家の方に作物を作っていただくというのは、それは非常に熱心に頑張って取り組んできたつもりんですが、ここにありますように、農業者のご都合によって、やはり1万何千食分のジャガイモとかタマネギというのを安定的に供給するというのは非常に難しいというのはあります。もちろん小分けにすればいいんですが、小分けにしたら、じゃ、誰が取りまとめるのかとか、やはり少数の農家の方にどかんと納入してもらうのが一番質もそうですし、取りまとめるのが楽んですが、非常に小規模方、何十人の方に集めてもらって給食センターに納入してもらうというのが非常に手続きも煩雑ございますし、何より家庭菜園と言うか、サラリーマンやめて農業をやっておられる方というのはそんなに、一つの品をたくさん作るという方がほとんどおられません多品種を本当に趣味の世界で非常に突き詰めて作っていくよう方が多いのでなかなか学校給食センターみたいにタマネギ1万人分とかそういうことはなかなか、農業者の方の方がそれはもうちょっといいですと、尻込みされる方が多いということございます。ただ、一部の農家の方の中に、何人か集まって給食センターに納入できるぐらいの量をまとめてやってみようという少しそういう意欲を持っていただいている方もおられますので、少しここにつきましても、しっかりと今後も給食センターに納めていただく地産地消の野菜の割合を少しでも増やしていきたいというふうには思いますが、サラリーマン、やめた方をお一人お一人にどこまでやってもらえるかというのは、今申し上げたよう理由でなかなか難しいというのが現状ございます。 138 ◯片山誠也委員長 上村委員。 139 ◯上村京子委員 ありがとうございます。本当に生駒市ができて大分たつんですけど、緑がなくなって農地が減るというのはすごく寂しいので、子どもたちや孫たちのために農業が残っているというのはすごく安心いたしますので、またいろいろ考えていきたいと思います。ありがとうございました。 140 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 141 ◯片山誠也委員長 ないようございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 142 ◯中浦新悟議員 先ほど委員の中で冒頭、あったんですけども、飲食店ヒアリングんですけど、主に地場野菜をよく使っている3店舗、この3店舗しか選ばなかった理由と、地場野菜を使っていないところのヒアリングというのは必要なかったのか。様々、飲食店、多数ありますよね。多くのところに地場野菜を使ってほしいと、地産地消してほしいという目的で書かれているこのビジョンですから、広く意見は求めて、そしてデータを整理し、そのための施策をどうしていくのかのためのこの資料やと思うんですけども、なぜ3店舗、しかも今使っているところ、よく使っている、その理由を明確にお答えいただいて、その後の対策というのをちょっと教えてください。 143 ◯片山誠也委員長 林農林課長。 144 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 3店舗が多いのか少ないのかというのはあれんですけども、紹介、紹介でヒアリングをしたんですけども、皆さんの飲食店の方が思っておられるようことが整理できたというふうに考えております。 145 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 146 ◯中浦新悟議員 大変やったんかなと勝手に推測しときますけどね、ただ後ろの25ページを見ると、現状、地場野菜等を地元飲食店が使用、事業者が販売している件数は13件あると、せめて、もう13件聞こうよ。そんな何百件というわけもないし、郵便でもできたんかもしれない。あと使ってない、地場野菜を使っていないところに使っていただくためにはどんな課題があるのかという意見も聞いていかないと、じゃ、この13から23件にしたいよという課題に対応できるのかなという疑問があるんですけども、この辺りは、もうここまでできたものをもう一回アンケートをとり直せというのはすごい酷意見にはなるんですけど、何かもう少し知恵を使った書き方はできないものんですかね。 147 ◯片山誠也委員長 林課長。 148 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 農業者アンケートと飲食店等のヒアリングを踏まえまして、23ページございます。2の販売促進のための取組というふうところで地場野菜等の販売流通の促進というところで、農業者と飲食店の考え方をマッチングして話し合っていただかなあかんというのがヒアリングの結果とか、農業者アンケートの結果というふうところで、市の取組としては農業者と飲食店のワークショップ開催や、まずそこからしていく必要があるなというようところございます。 149 ◯片山誠也委員長 中浦議員
    150 ◯中浦新悟議員 これ、生駒市の農業を10年間担っていくための根本となっている計画ですよね。その根本となるデータ徴取、情報収集にはもっと力を入れていただかないといけないんじゃないのかな。書き方、表現の仕方はそれぞれのかもしれないけども、そこを怠っていたら、話にならないですよね、もう少しパブコメ後、本当にこれを策定されるまでに少し時間がありますから、もうちょっと意見聴取をして、今後の23ページ以降にしても、もう少し具体的に何らか手立てがないのかということも含めて検討できないものかなというふうにはお願いはしておきたいなと思います。 151 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 152 ◯小紫雅史市長 この点のご指摘はごもっともと思います。私もこれを見たときに、比較的飲食店のヒアリングのこの14ページのところのご意見、これは私も結構飲食店の方からこういうご意見、聞くので、3件で少ないですけど、それなりにこういうご意見は頂くので、それを、3件を正当化できるようものじゃないんですが、中身的にはこういうご意見、もう少しヒアリングの対象を増やしてもこういうご意見が出てくるやろうなというふうに思って、私もここが何件かというのは正直聞き漏れておりましたが、3件はやはり少ないと。あと、ご指摘がありましたように、実際納入しているところが感じている課題というのも、これはもうもちろんあると思いますけども、納入してないところが何を課題と考えているのかというようところの、これは必要と思いますので、大きく対策とか取組、方針が変わるものはないと思いますけれども、パブリックコメントの期間もございますし、少しこの辺りはインタビューを追加もしながら、この飲食店ヒアリングのところのページとか、それを踏まえて何か取組に少し追加するようものがあれば、そういうようものも入れていくということは考えてまいりたいと思います。  1点、付記すると、この飲食店にヒアリングするというのは、こういう飲食店で使う品目というのはどちらかと言うと、比較的専業農家で、ここにもあります、少量多品目を納入するよう飲食店が多いと。給食センターと真逆で、タマネギ1万人分とかじゃなくて、すごく聞いたこともないよう葉物の野菜をちょっととか、結構いい値段で売れるというようそういうものが多いと思いますので、実際に専業でやっておられる青年就農の方なんかがどういうふう野菜を作るかというようところで、そことの関係が強いという話と思います。ので、実際に青年就農でやっておられるよう方なんかへのヒアリングなんかも含めて、個々の飲食店の方との関係、ヒアリングを集めていくということあるかなと思いますが、もう少しご意見を聞きたいと。あとは、これに基づいていろんな施策を打っていく中で飲食店の方とそういう専業農家の方との意見交換の場とか、マッチングの場とか、そういう中からまた見えていって、5年後の見直し等で反映できる部分もあるんだろうということございますので、この時点で全て完璧にできてなきゃいけないということじゃなくて、走りながらワークショップ等、マッチング等を通じて改善していけるところもあるだろうというふうには思っています。 153 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 154 ◯浜田佳資議員 25ページの地場野菜等地元飲食店が使用、事業者が販売している件数13件と、飲食店ヒアリング3件のこの差について説明していただけますか。 155 ◯片山誠也委員長 林課長。 156 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 この13件の内訳ございますが、地元飲食店が7店舗、事業者が販売しているというのは、スーパーとか小売り店舗が地場野菜を販売している件数が6店舗というところで、その飲食店7店舗のうち3店舗を行かせていただいたというようところございます。 157 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 158 ◯浜田佳資議員 ということは、13のうち飲食店に絞って、スーパーは聞かなくていいと。7店舗のうち3店舗を聞いたら、あとは分かると、そういう理解でよろしいですか。 159 ◯片山誠也委員長 林課長。 160 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 3店舗の悩みというのが同じよう悩みございましたので、そういうふうに解釈いたしました。 161 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 162 ◯浜田佳資議員 3店舗が同じだったので、あとの4店舗、多分同じだろうというふうに考えたということですが、スーパー等については6店舗に関しては、ヒアリングはどのようにされましたでしょうか。 163 ◯片山誠也委員長 林課長。 164 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 スーパー等に関しての置いてない理由とか、そういうのはヒアリングしておりません。 165 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 166 ◯浜田佳資議員 いや、置いてないんじゃなくて、これ、地場野菜等を使用とか、事業者が販売している件数ですから、この6件のスーパーは販売している、置いてある店ですよね。 167 ◯片山誠也委員長 林課長。 168 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 地場野菜を販売されてる店舗ございます、6店舗は。 169 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 170 ◯浜田佳資議員 じゃ、地場野菜を置いてるというところで、じゃあ、飲食店の方に聞いたら、これ、スーパーの方も聞くという話にはなぜならなかったんでしょうか。もっと広げるためにはどういったのが必要とか、どんな悩みがあるかとかあるんじゃないかと思うんですが。 171 ◯片山誠也委員長 林課長。 172 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 スーパー等の地場野菜を販売されてるスーパーへの聞き取りはちょっとしなかったものございます。 173 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 174 ◯浜田佳資議員 すいません、その理由を聞いてるんですけど。 175 ◯片山誠也委員長 林課長。 176 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 地場野菜等、店舗に置いておられる部分につきましては、農業者の方が置いておられるというふうところで、農業者の方のヒアリングとかはいたしておりましたが、店舗さんに関してのヒアリングはできませんでした。 177 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 178 ◯浜田佳資議員 そら、結果ですよね。理由になってない上に、14ページでスーパーの情報が必要というのも書いてあるんから、聞けばいいと思うんですけどね。(「忘れてはってん」との声あり)から、忘れたということですか。 179 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 180 ◯小紫雅史市長 ちょっと先ほども答えたんですが、農業者の方に、例えば専業農家に聞くと、さっき言ったように、飲食店の動向というのは一定分かるわけんですよ。その飲食店の方にどういうニーズがあるのかというのは、専業農家の方って分かってるので。これもそのスーパーに納入しているよう農家の方に聞くと、スーパーのニーズもある程度分かるので、そういう側面はあります。あるんですが、先ほど申し上げたように、少しここは担当課とまた相談しますけれども、さっき飲食店の方も3件だけじゃなくて、他の置いてないところが、何で置いてないのかというヒアリングをするのと同じ飲食店、スーパー以外にも何か市内の農家の方の野菜を積極的に置いていただくような可能性があるところが、今、何で置いてくれてるのかとか、何で置いてくれてないのかとか、もうちょっと条件のいい形で置いてもらうためにはどうすればいいのかとか、そういうようところは少しパブリックコメントの時期の間に、我々も時間の制約等ありますけれども、少し情報を集約して、ヒアリング結果の14ページとか、この辺りで若干追加するようことがあれば、それはしていきたいと思います。 181 ◯片山誠也委員長 浜田議員。 182 ◯浜田佳資議員 といいますのも、稼ぐ農業をやる、稼ぐ農業をやるために必要のは、人とかいろんなものがありますが、必要のは売れることんです。売り場があると、売れる流通先があると、それがどんどん確保できたら、それは作ろうという話になって、稼ぐ農業というのは可能になるんです。売れないのに作ってどうするねんという話になりますから、そのためにも、こういったスーパーとか、扱ってるとこもあれば、扱ってないとこにこそ聞いて、そういったとこに扱っていただくためにはどういったことが必要のかというのを探るのが稼ぐ農業の第一歩になるんじゃないかと思って聞いてるので、そこら辺は、今、市長も答弁ありましたが、これからしっかりとヒアリングもするし、調査もするし、対策も立てていくと、こういう理解でよろしいですね。 183 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 184 ◯小紫雅史市長 それで時間の許す限りやります。あと、さっきも申し上げたように、この5年間と言うか、これができた後も実際に動かしながら農家の方、あと飲食店の方とワークショップしたり、意見交換したり、そういうことをするよう場があると思いますので、それの中で少しずつ改善していくということもございますので、それもご理解いただいた上でしっかりと時間の許す限り、そういう調査、もう少し追加できることをここに盛り込んでいけたらというのは、それで結構かと思います。 185 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 186 ◯中浦新悟議員 すいません、ちょっと別件でもう1点。少し今の稼ぐ農業のところ、関連もするんかなと思うんですけど、売る先の調査というのは必要やし、そういったことはどんどん拡大するというのは大事のかなと思うんですけど、作り手が、言うたら、客が何を今求めているのか。極論、ダイコンの季節だったら、ダイコン、ダイコン、ダイコン、誰しもがダイコンを作ってるんです。ダイコンばっかりあるんです。みんな、そら、ダイコン、その季節、おいしいからかもしれないですけど、ジャガイモも欲しいし、ニンジンも欲しいし、やっぱり農業者の中で、その季節の中で生産物をどう振り分けていくのか、考えていくのか、どういう需要があって、その供給に対して、どういうふうに調整をかけていくのか、そういったことというのは、このビジョンの中で求めていったりということはしないんですか。 187 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 188 ◯小紫雅史市長 今、中浦議員おっしゃったように、単に需要、売れる場所がありゃいいということ、それも大きいんですけど、それだけじゃなくて、供給側もございます。明確に区別できないんですけども、実際に飲食店なんかさっき言ったように、余り名前も分かんないようすごく特殊と言うか、高く結構売れるようでも量はちょっとでもレストランに納入できるようそういうのを作っておられる専業農家の方もおられます。そういう方は直接我々が余り間に入らんでも、飲食店さん、回って、こういう野菜を作ってくれたら買うでというふう話をして買ってるので、ニーズ把握もしてますし、自分たちでいわゆるよくある野菜じゃない野菜を作ったりというのは、結構専業農家の方なんかはやってる方が多いと思います。ただ、いわゆるそんなにプロと言うか、専業農家としてまだやってないよう方とか、サラリーマンをやめてちょっと農業をやっておられるよう方とかで作っておられる野菜は、やはり今、中浦議員おっしゃったように、比較的、皆さん、似たようものそんなにすごく高く売るというよりは、比較的安くで売ってというよう方もおられると思います。なかなか難しいのは、それいいと思っている農家の方もおられるわけですよ。朝、採れた野菜を持っていって、100円でも買ってもらったら、自分はもうそれでええねんという方もおられるし、もうちょっと稼ぎたいという、専業農家とその100円でもええと言っておられる間ぐらいの人がおられるのあれば、これは担当課、林課長なんかからも私、報告受けてますけど、小商い農業というのかな、もうちょっと稼ぎたいというよう方に、今、中浦議員おっしゃったように、単に皆さんと同じようものだけを安く売るんじゃなくて、もうちょっと事業者さん、スーパーとか売り先にヒアリングして、もう少し高くで売れるのはどうしたらいいのかというようことなんかを探っていくよう供給者、需要者側のニーズも聞かなあかんし、それを供給者とつないでいくようことは市でやるべきところはあると思いますし、逆に小商いと言うか、お金、もうちょっと稼ごうという方も、逆に給食センターのようところで、そんなに高くないけれども、大量に納入できるところで納入して、そこでしっかりと収入を上げていこうというようそういう考え方の方もおられます。ので、そこはちょっと供給者のニーズによって変わってくると思いますが、もう少し供給者側のどういう野菜を差別化して作っていくのかというようことは、供給者、需要者、両方の目線から考えていくというのは、それは当然そういうことと思いますし、そういう思想はちょっとこの中に入っていると私は理解をしています。 189 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 190 ◯中浦新悟議員 ごめんなさい、最後、どの中に入っている、ビジョンの中に入っている。ビジョンのどこにというわけじゃなくて。 191 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 192 ◯小紫雅史市長 例えば18ページの販売促進のための取組の小商い農業の推進とかのとこで、生駒の農作物のブランド化と言うと、ちょっと大げさかもしれませんけれども、事業者とか飲食店に聞いて、もう少しいわゆる旬の野菜で、皆さん、作っておられるものじゃない野菜とかを少し作っていこうとか、それで市内の飲食店とか、場合によっては市外の飲食店にも売れるよう少し差別化できるものを作っていこうとか、そういうふうものはこの辺りに入ってき得るものと思っています。 193 ◯片山誠也委員長 中浦議員。 194 ◯中浦新悟議員 そういったことも是非進めてほしいし、入ってると言うんだっならば、それに伴って事業化、又はこういったところの需給の調整なんかもしっかり市が情報をとって、間に入って、物というのが動かしていけたらとは思うんですけど、珍しい野菜だけじゃなくても、同じシーズン、シーズンを分けるということだけでも大事のかなと思うので、そんなんも含めてしっかりと考えて、市としての役割を担ってやっていってほしいなというふうには思います。 195 ◯片山誠也委員長 神山議員。 196 ◯神山聡議員 資料4のスケジュールの方このビジョン策定が今年、9月予定ということになってるんですけど、前農業ビジョン、25年策定して29年度までの5年間で取り組む内容ということで進めてこられたんですけど、空白期間みたいのは1年半ほどあって、そこは何か空く理由があったということですか。 197 ◯片山誠也委員長 林課長。 198 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 農業ビジョン、前回の農業ビジョンのときから、農業ビジョン推進懇話会のご意見等を頂いて、前回の農業ビジョンの進捗状況とかいうふうところの意見を頂いていたと。29年にビジョンが計画期間が終わってというふうところで、当初はどうも前農業ビジョンの若干の見直しというふうところで話が進んでいたように聞いております。ところが、農業者とかの意見を聞いて、ちょっと取り組んでいきたいというふう意見もありましたので、そのアンケートとかいうふうところで空白ができたというふうに聞いております。 199 ◯片山誠也委員長 神山議員。 200 ◯神山聡議員 分かりました。調整機関と情報収集してたということで理解します。  次に、ビジョン案の6ページの方に農家アンケートを実施されて、このアンケートは一般的不特定多数というんはなくて、農地所有者という問題を直面している当事者に対してアンケートを行ったということになると思うんですけども、結果として回収率は45%というその数字がちょっと低いよう気がするんですが、この重要根幹となるよう情報収集において、この45%の回収率というのはどういうふう評価をされているんでしょうか。 201 ◯片山誠也委員長 林課長。 202 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 対象の方ですが、農家台帳の登録者で100平米以上の農地所有世帯というふうになっております。100平米、この農地の所有者ございますので、決して所有者、イコール農業者というふうところでもございません。それで7ページの耕作農地面積のグラフの中で、耕作しているのは何ヘクタールですかというふうところの、ゼロヘクタールと回答された方を除くと、この部分について571名の方から回答を頂いております。ここの4ページございますけども、違う資料で農業センサスの部分で、農家が765戸というふうところございますので、そのデータの部分は違いますが、農業者の765戸の割合から見ると、農業者全体の75%の方から回答を頂いているということにもなりますので、アンケート結果は評価できると考えております。 203 ◯片山誠也委員長 神山議員。 204 ◯神山聡議員 それは回収の数が730件というところで、数としては合ってくるというようことで理解すればいいんですか。 205 ◯片山誠也委員長 林課長。 206 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 そのように考えております。 207 ◯片山誠也委員長 神山議員。 208 ◯神山聡議員 分かりました。次に、10ページの方にイノシシの捕獲数が増加傾向にあって、それに比例して被害額も増加になってるんですけども、その一方で被害総額が減少していってるというところが気になるんですが、それはどういった理由で反比例してるんでしょうか。 209 ◯片山誠也委員長 林課長。 210 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 総被害額といいますのは、イノシシのほかアライグマやとか、カラスやとかの小動物の被害額をプラスしております。その小動物の被害が、小動物ですので、農家の個人の方が防除対応をされた成果がこの総被害額の減少につながっているのかなというふうに考えております。 211 ◯片山誠也委員長 神山議員。 212 ◯神山聡議員 分かりました。イノシシ数の増加よりも、それ以外の被害を食い止めてる数が多かったという理解をします。  次、11ページの方の地産地消ということについてなんですけども、ここで地産地消の拡大のために移動販売、農業祭、直売所の増設、いろいろ取り組むことが書かれているんですけども、1ページ、新た農業ビジョン策定の背景と目的でも大型小売店舗や飲食店等、販路を確保し、地産地消が推進でき、稼ぐ農業に展開していくということが書かれていて、稼ぐ農業を展開していくという点を重要に考えているんなら地域という枠に縛った地産地消という考え方だけじゃなくて、枠をちょっと取り払って、地産他消という販路を他へ拡大していくというよう取組をもう少し重点を置いて考えていくべきと考えるんですが、その点は市はどのように考えているんですか。 213 ◯片山誠也委員長 林課長。 214 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 生駒の地域、位置特性と言うんですか、地域特性と言うんですか、大阪、奈良、京都に近い特性がございますので、そういうふう周辺の消費地も視野に消費拡大というようところを取り組んでいきたいと思っております。 215 ◯片山誠也委員長 神山議員。 216 ◯神山聡議員 じゃあ、このビジョンの中にはその点も含まれているという理解でよろしいですか。 217 ◯片山誠也委員長 林課長。 218 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 そのように考えております。 219 ◯片山誠也委員長 神山議員。 220 ◯神山聡議員 分かりました。最後に、17ページ、ビジョンの基本理念のとこで、ここでみんなで取り組む「食・農・環境の持続性強化と未来への展開」農業者と市民が一体となってということで書かれているんですけども、みんなで取り組むビジョンという考え方あれば、農業者と市民と行政が一体となってという書きぶりになるんじゃないかと思うんですけども、ここは農業者と市民だけという考え方ですか。 221 ◯片山誠也委員長 林課長。 222 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 みんなで取り組むというところで、農業者と市民が一体となってというふうに書かせていただいております。ちょっとそこのところを検討したいと思います。よろしくお願いします。 223 ◯片山誠也委員長 中嶋議員。 224 ◯中嶋宏明議員 18ページのところの稼ぐ農業の部分でちょっとお尋ねしたいんですけども、プロの農業者というよう形での記載があるんですけど、このプロというのはどういうふうことでプロんですかね。 225 ◯片山誠也委員長 林課長。 226 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 農業だけで生計を立てておられる方というふうところで、プロ農業の方が分かりやすいかなというふうところでこういうふう表現をさせていただきました。 227 ◯片山誠也委員長 挙手で、中嶋議員、どうぞ。 228 ◯中嶋宏明議員 今言われるのは、だから専業農家というよう形をプロというよう形で記載されててというようところのかと認識します。あと、実際のところを今、先にあります、後継者の方が少なくなっているというよう形の部分、8ページのところで、後継者の方が少なくなっているというよう部分で記載があって、それに対してプロの専業農家というよう形のものでしていただいている中で、後継者が少ないのに、プロの専業農家を増やしていくという概念というのが通るのかと言いますか、やめたいと言われる方に対して、専業農家を増やすというふうになれば、専業農家になっていただく人を増やすというよう考え方になって、その専業農家の人を増やすということは売買していくというよう形のものもその中には入ってこようかとちょっと思ったんですけども、そういうふう売買のところというのは、ここのビジョンの中にはないんですかね。 229 ◯片山誠也委員長 林課長。 230 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 農地に関しまして、賃借とか、料金設定とか、いろんな方策がございますので、農業をされる方、農業を致し方なくやめていかれる農地について、新たに農業をしたいというふう方がおられたら、売買以外の料金設定とかいう方もございますので、それは農地中間管理機構とかいろんな公的機関が入ったりするようところございますので、あえて売買とか、そういうふうのは書いておりません。ここの取組の中では農地中間管理機構とかそういうふうのは記載をしておるようところございます。 231 ◯片山誠也委員長 中嶋議員。 232 ◯中嶋宏明議員 すいません、考え方は分かりました。あと、こだわって申し訳ないようんですけども、その売買をするといったときに、ちょっと調べましたら、実際に農家さんにならないと駄目、農地を買うというときは農家にならないとあかんということ農業委員さんの方にそれを許可をもらって、もし万一売買するときというのは、それで土地を取得できるというよう形で認識してたんですけども、農家になるといったときには、いろいろ機械とかそういったようものも必要となってくるというふうに思ってるんです。実際のところ、そのパイをやっぱり増やしていかないと駄目、プロの農家さん、言うたら、専業農家さんを増やしていこうと思ったときには、絶対的に誰かがまたその農地を買ってもらってという概念のもと、その機械とかそういったようものの取得するのに、融資あったりとか、そういったようものというのは考えていることというのはあるんでしょうかね。 233 ◯片山誠也委員長 林課長。 234 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 20ページをご覧いただきましたら、プロ農家のリクルート強化というふうところで、市の取組の中で下からチョボ二つんですが、次世代人材投資資金の交付とか、設備投資資金の交付とかいうふう資金的支援というのも取組の中に書かせていただいておるところございます。 235 ◯片山誠也委員長 中嶋議員。 236 ◯中嶋宏明議員 分かりました。最後にそのプロの農家さんになっていただくときに、基本的には生駒市内の方がそのまま農地の方をまた取得してもらって、やってもらったらいいと思うんですけど、生駒市外の方が仮にプロの農家になりたいねんということで来ていただいたときというふうところの部分は何か考えとしてはありますでしょうか。人を増やすということ市内というのだけじゃなくて、市外から来てもらうとかいうよう形の部分というのを増やしていこうというところはないですか。 237 ◯片山誠也委員長 林課長。 238 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 地域性の問題というふうところではございませんけど、生駒で農業をされるときに、自宅から農地までどのぐらい時間がかかるか。そやから、2時間かけて来られるとか、その中で農業できる状態かどうかというのが生駒市の農地を取得されるときに、そういうところの検討をした上で、この方やったら農業が続けられるなと、できるなというところで、農地法第3条と言うんですが、農地を買っていただく、取得していただく、料金設定していただくというふうところございます。 239 ◯片山誠也委員長 山下議員。 240 ◯山下一哉議員 すいません、26ページの3の鳥獣被害への徹底した対応というところで、市民の方から特にやっぱりイノシシに関しては不安と、いろんなお声をお聞きしています。私がお聞きしているのは、例えば作物が被害に遭ったとかいうことよりも、例えば庭をうろうろしてるとか、この前、お聞きした方は、玄関の近くをうろうろしてたので、なかなか家に入れなかった、こういったお声をお聞きしています。ホームページを見ていますと、例えばイノシシの捕獲おりを貸出ししますよですとか、この防除柵の材料を支給とか、行政も今されているということですけど、この1段上にある、イノシシ捕獲奨励金支給というのは、これ、具体的にどういう意味合いのもののでしょうか。 241 ◯片山誠也委員長 林課長。 242 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 農業者個人じゃなくて、イノシシ対策は地域で行うというようところで、地域で管理していただいているおりにイノシシが捕獲された場合に、その管理している地域について奨励金をお支払いするというようところございます。 243 ◯片山誠也委員長 山下議員。 244 ◯山下一哉議員 ありがとうございます。この右の下にある狩猟免許所持者、現在34名ということんですけれども、平均年齢とか、大体お幾つぐらいの方が。私、よくテレビのニュースとかで見てますと、結構年輩の方がされてるのかなというイメージんですけれども、大体お幾つぐらいの方が多いのかなと。 245 ◯片山誠也委員長 林課長。 246 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 お幾つぐらいの方が多いというふうところでしたら、60以上の方が多うございます。
    247 ◯片山誠也委員長 山下議員。 248 ◯山下一哉議員 ありがとうございます。この目指す値として、10年後にもう34名を54名に20名、この所持する方を増やそうということですけど、もちろん今現在所持されている方、どんどんやっぱり年もとっていかれるということんですけど、これ、どうやってこの20名、増やすと言うか。この26ページの真ん中にありますけれども、この狩猟免許取得の一部費用を補助しましょうということですけど、これをもってその20名増やしていこうというようお考えんでしょうか。 249 ◯片山誠也委員長 林課長。 250 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 今まで有害鳥獣に限ってございますが、有害鳥獣のイノシシを捕獲していただくのに、狩猟免許プラス毎年の県の登録免許税というのが8,000円必要あったんですが、今年度からそういうふうものも必要なし有害鳥獣を捕獲できるというふうシステムも変更させていただいたところございますので、それと併せて、費用の一部補助と併せてPRしていきたいというふうに考えております。 251 ◯片山誠也委員長 山下議員。 252 ◯山下一哉議員 この所持者を増やそうというのは、ここにあります農業者の方を主に対象として目指しているのか、例えば地域の住民の方もこの中にやっぱり入っていただきたいというようお考えんでしょうか。 253 ◯片山誠也委員長 林課長。 254 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 この免許取得費用の一部補助の関係としては農業者の方に限っておりませんので、住宅の方、地域でおりを、実際地域に住宅地で管理していただいているおりもございますので、取得は皆さんにお願いしたいところございます。 255 ◯片山誠也委員長 山下議員。 256 ◯山下一哉議員 ちょっと私もある市民の方から聞かれたんですけども、これもニュースとか見てましたら、おりにイノシシが捕まっていると、処分をすると思うんですけど、今の捕まったイノシシの処分の方法というのはどういう形で処分をしているんでしょうか。 257 ◯片山誠也委員長 林課長。 258 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 処分を、殺処分んですが、殺処分していただくには狩猟免許を持っている方が殺処分していただく必要がございます。狩猟免許を持っておられても、殺処分まではというふうところございましたら、猟友会にお願いしてやっておるというふうところございます。 259 ◯片山誠也委員長 山下議員。 260 ◯山下一哉議員 猟友会の方が、これもイメージんですけど、要は鉄砲で撃って処分するというよう今の処分の仕方でしょうか。 261 ◯片山誠也委員長 林課長。 262 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 今はやりで処分していただいております。 263 ◯片山誠也委員長 山下議員。 264 ◯山下一哉議員 すいません、最後に、そのやり処分するにも、要はこの免許が要るということですね。 265 ◯片山誠也委員長 林課長。 266 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 そのとおりございます。 267 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。白本議員。 268 ◯白本和久議員 先ほどから専業農家と言うてはるけど、専業農家って何件あるの、今。 269 ◯片山誠也委員長 巽農林課課長補佐。 270 ◯巽眞一農林課課長補佐 生駒市内の専業農家は76件です。 271 ◯片山誠也委員長 白本議員。 272 ◯白本和久議員 えらいようけあるのやな。そしたら、ちょっと21ページの3のスマート農業の促進と書いとるけども、内容、本市の農業や農地の特徴に適したスマート農業としてロボット、AI、IoT等の新技術を活用し、スマート農業の取組を促進しますと、こう書いとるんやけども、促進と言うからには、スマート農業はどうするのやというのはちゃんと分かって当然書いてると思うんやけども、これは生駒市の特徴に適したスマート農業って、具体的にどんなんや、ちょっと教えて。 273 ◯片山誠也委員長 林課長。 274 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 生駒市の農地の特性で、今一番お困りのは、聞いておりますところによりますと、田んぼの法面の草刈りというようところございますので、今、農業の資料を見ていましたら、リモコン式の自走草刈り機とかいうのも出てきておりますので、そういうふうところも重要ところかと考えております。 275 ◯片山誠也委員長 白本議員。 276 ◯白本和久議員 そうしたら、AIは。 277 ◯片山誠也委員長 林課長。 278 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 今、新た担い手で来られるプロ農家の方につきましては、イチゴやとかビニールハウスの取組が多々ございますので、今後そういうふうところでも、AIというふう技術革新も生まれてくるのかなというふうに考えております。 279 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 280 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 AIにつきましては、例えば生駒市の特徴として、AIと言うか、ロボットと言うか、よく言われているのはドローン例えば種をまいたりとかいうのもあるかとは思いますけども、生駒市の特徴としては狭い田んぼが多いので、そういうのは例えばそぐわないのでというのが、それぞれよその農家、広いとこやったらドローンとか、例えば使うという意見もあるかとは思いますけども、生駒市ではそういうのじゃあちょっと駄目かなと。あと、生駒市なんかは指導する方が、例えばなかなかおられない場合に、ITを使って遠隔地から専門の人にちょっと指導してもらうとかいう方法とか、まだまだちょっと、今、業者さんもいろいろ農業の方に、IT業者の方も農業の方にいろいろ研究と言いますか、開発してる途中ですので、いろんなパターンと言いますか、案を聞きながら、取り入れられるものについては取り入れていきたいという、取り入れていくと言うか、紹介していきたいというように思っています。 281 ◯片山誠也委員長 白本議員。 282 ◯白本和久議員 ちょっと質問をよう聞いてほしいんやけど、これ、今言うてるのは、スマート農業の促進のところの話をしてるだけや。そやから、順番に、ロボット言うてるから、AI言うてるから、次、IoTや。それだけ答えてほしいねん。IoTは何ん。 283 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 284 ◯小紫雅史市長 別に一緒に答えてもいいと思います。AIとIoTって連動する部分もあるので、別にばらばらに答えなきゃいけないこともないと思いますが、IoTというのは、例えばイチゴでも何でもいいんですけど、ビニールハウスとか作るようときに、温度管理、湿度管理、土中の温度管理みたいものも全部含めて、そういうものをインターネットを活用して、遠隔地にいても、今、水、やらなあかんとか、それを自分でやる場合もあるし、それを勝手に設置しておる散水機みたいもので水をまくとか、そういうものが正にインターネットオブシングズというようことIoTというのはそういうものがあると思います。それにAIというよう人工知能も組み合わせたスマート農業、もちろん専業農家とか、かなり大規模でやるよう農業なければ、そこまでの投資というのはできないかもしれませんが、今、AI、IoTの農業というものも、少しずつ費用も下がってきておったり、小規模でも結構安くても、性能のいいものも出てきてますので、生駒市の専業農家でもそういうのを使っていただく可能性は十分あるというふうに思います。 285 ◯片山誠也委員長 白本議員。 286 ◯白本和久議員 これ、実施体制の主体が農業者になってますわな。これ、専業農家76人と言うて、税法上農業で飯を食って、国税に税金を納めてるみたいの、76件もあらへん。わずか数件や。その中で、これ、農業者、ロボットやこんなん買うて、やって、これ、採算合うのかいな。 287 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 288 ◯小紫雅史市長 76件か数件かという話はもちろん、捉え方、数え方あると思います。厳密に言うと、76件ということ年金でためながらやっているよう方もあるのかもしれませんけども、いずれに76件かとか、数件かの差なくて、それぞれのそこが問題というよりは、今、白本議員おっしゃったように、AIとかIoTを導入する投資的ことを行う体力があるかと言うと、別に数件だろうが、76件だろうが、それは関係なくて、それぞれの専業農家さんがどのぐらい収益を上げておられて、投資に回せるお金があるかという話で、その件数の問題ではございません。 289 ◯片山誠也委員長 白本議員。 290 ◯白本和久議員 いや、20ページ、この行の最初に稼ぐ農業のための生産者支援と書いてある。だから、別にこれが農業者の負担にならんと、市が補助金を払うなりするんやったら、別にかまへん。でも、今の話を聞いてたら、まずもってこれから10年間でどのぐらいのお金を投資しやなあかんということも分からへんし、ただIoTとAIとロボットという名前だけは分かっとる。そやけど、やるもんからしたら、補助金をもろても、自分、金を払わなあかんねん。その中でこれだけの商売と言うか、農業をビジネスにできるもん、そんなんおらへん。今日も言うてはったけど、生駒市を中心ってほんまにやっている専業農家の人の話を聞いたら、ほんまは東京まで運んでいきたいんやと。規模は。東京へ少量で持っていって、六本木で売りたいんやと、そういうのはおるけど、そやけど生駒で飯を食ってと言われても、いそかわでもう販売、やめてくれと言われて途方に暮れてるよう農業者もいるわけや。それはちょっと話はあれやけども、もう少し、やるのはやるんやったらええけど、市としての負担も考えた上のこういう促進事業というのを考えてもらいたいと思います。以上です。 291 ◯片山誠也委員長 他に。伊木議員。 292 ◯伊木まり子議員 ちょっとデータの記載の点に関して、二、三お聞かせ願いたいんですけど。これって今後10年にわたるビジョン、それから5年目には見直しをすると、もう本当に重要大きな計画ですね。それで基礎データんですけど、ここら辺の円グラフを見てても、回答者数の全数が幾らあるとか、全然書いてなくて、こんな大事ビジョンにそういう基本的ことが書かれていない。例えば、9ページの一番上のやめたい理由、これは回答者数730じゃありませんよね。その下も回答者数が幾らとかそういうのは730ではないはずですよね。そういう基本的ところを書いていただかないと、今後の見直しのときにも困ると思うんですけども、その辺のお考えをちょっとお聞かせください。 293 ◯片山誠也委員長 林課長。 294 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 これ、農業者アンケートのデータにつきましては、まとまった部分につきましては、資料として入れさせていただこうというふうに考えておりましたので、今は分かりやすいというふうところを、見やすいというふうところを重点に置かせていただいて、パブリックコメントの案を書かせていただいたというようところございます。 295 ◯片山誠也委員長 伊木議員。 296 ◯伊木まり子議員 私から見たら、分かりにくいんですね。せめて一つ一つのグラフのときに、Nイコール幾らというのとか、棒グラフの一つ一つに数までというのは、今から求めるのは難しいかもしれませんけど、本当に市の計画の大切基礎資料、10年先になるので、その辺、お願いしたいんですけど、これというのは担当課でつくられてるんですか。それとも外部に委託してつくってもらってられる。 297 ◯片山誠也委員長 林課長。 298 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 これ、担当課でつくらせていただいたものございます。 299 ◯片山誠也委員長 伊木議員。 300 ◯伊木まり子議員 またその辺、しっかりとお願いしたいと申し上げておきます。 301 ◯片山誠也委員長 他に。中浦議員。 302 ◯中浦新悟議員 これ、先ほど、最初、改正委員からもあったことに関連もするんですけど、グラフの在り方、今、伊木議員もおっしゃってたんですけど、非常に分かりづらいです。例えば7ページの一番下、今後の遊休農地の活用、1、一番多いのは46.1%が現状のまま維持したいと、先ほどの説明やったら、全員に聞いたから、遊休農地、持ってない方も含めて聞いてるからこういう書き方になるんでしょうけど、ぱっと目に入ってくるのが、遊休農地の今後の活用。遊休農地を今後このまま、遊休農地のまましたいかのようにやっぱり見えるし、今、遊休農地を持ってる人の中で更にグラフ化するとか、もうちょっと分かりやすい表現に様々つくりかえるというのをしていただきたいなというのは言っておきます。以上です。 303 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 304 ◯小紫雅史市長 伊木議員中浦議員のご指摘はそのとおりと思いますので、もう少し丁寧に整理して、パブコメの意見と一緒にきれいにしてお示しできると思います。 305 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。吉波議員。 306 ◯吉波伸治議員 前のビジョンを見ますと、基本目標4と書いてあって、人に優しい農業の推進を図りますと。人に優しい農業の推進を図るため、消費者から農業者まで有機栽培の啓発を実施します。減農薬、エコファーマーなどの取組を推進しますということこの有機農業や減農薬を推進するということが基本目標となっておるんですね。一方、今回の新ビジョンでは、有機農業や減農薬について、どういう記載があるか見てみたら、28ページにわずか4行しかない。しかも、食農教育の促進、推進というところに入っているんですよね。なぜ、減農薬や有機農業について、これを推進していくということが基本目標から外れたのか、その理由を聞かせてください。 307 ◯片山誠也委員長 林課長。 308 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 有機農業の普及啓発につきましては、ずっとやっておるんですが、今も継続してやっております。エコファーマーの登録の推進というふうところで、前農業ビジョンからずっとやってきて、今は市では5名、登録していただいておるというふうところで、その環境にやさしい農業の促進というふうところで、食農教育の農業を切り口にしたまちづくり、コミュニティづくりの一環として、そういうふう農業を促進していくというようところございます。 309 ◯片山誠也委員長 吉波議員。 310 ◯吉波伸治議員 基本目標から外れてますよね。この新ビジョンを見たら、食農教育の中の1項目、基本目標じゃないですよね。なぜこんな重要減農薬とか有機農業の推進が基本目標から外れたのか、その感覚が分かりませんよ。これからの日本の農業の未来は減農薬、有機農業の発展、これが日本の農業の未来をつくっていくんですよ。生駒の農業の方もそうです。こんな基本的ことが書かれてない新ビジョン、こんなん農業ビジョンじゃないですよ。その辺をしっかりと反省いただいて、先ほどからも不十分点、多々指摘されております。何かこの農業ビジョン、非常に心配です。こんな農業ビジョンで生駒の農業の在り方をこれからやっていく、非常に心配です。特に、減農薬、有機農業の推進、これをしっかりと基本目標に据えて、これからの生駒の農業をつくっていっていただきたいと思います。そのことを新しいビジョンにしっかりと盛り込んでいただきたい。これを強い要望としておきます。 311 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 312 ◯小紫雅史市長 先ほど来から不十分点もご指摘いただいて、その点は我々も修正しますと申し上げておりますけれども、私はこの農業ビジョンは担当課、ちょっとさっきの3件というのは少ないなと思いましたけど、それ以外のところは結構よくできたビジョンと僕は思っています。今までは退職された方とかの遊休農地対策みたい話がうちの農業ビジョンのメーンだったんですね。それはもちろん大切んですけども、単にその延長線ではなくて、先ほども課長からありましたように、新しい、稼ぐと言ったらあれですが、専業農家、そしてAIとかITも含めた、なかなか難しいですけども、そういうところに挑戦もしていったり、給食センターで納入してもらうというのはかなり壁が高くてうまくいってないんですが、もう一回それもやってみようとか、いろんな重要指摘、この中に入っておりますので、そこまで言われる筋合いもないと言うか、かなりきちんとした農業ビジョンと思います。ただ、個々の点において、データ、ヒアリングが少し足りなかったりとか、データが分かりにくいとか、そういう点は素直に我々も反省をして直しますけれども、この全体が全然あかんということは全然ありません。それで今のご指摘のところは、私もマニフェストに環境にやさしい有機農業を支援しますというのはちゃんと書いてますので、当然大切ことと思っておりますし、この4番目のこの農業を切り口にしたまちづくり、コミュニティづくりというのは、今申し上げた、今までの農業、生駒の農業を超えた非常に大切分野と思ってますので、ここに位置付けていることというのはとても重いものというふうにご理解をください。その中で、(2)番の標題が食農教育の促進・推進だけ何かちょっと取り上げてまして、ここの(2)の標題は少し担当課とも相談をして修正するかもしれませんけれども、この4番のコミュニティ、まちづくりに位置付けて、これだけ書いておりますので、マニフェストにも書いておりますし、今、吉波議員おっしゃった、有機農業、あとは有機農業を活用したいろんな生駒の環境保全、そしてコミュニティづくり、ここはしっかりとやっていくということそこはしっかりご理解を頂きたいと思います。 313 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 314 ◯片山誠也委員長 ないようございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針、第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかを協議願うのですが、今後、本ビジョンが策定された際、生駒市の市行政に係る重要計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき報告を受けますことから、その際に改めて調査することよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 315 ◯片山誠也委員長 それでは、ビジョン策定後に調査することにいたします。  (2)テーマを定めた調査の実施について、資料をご参照ください。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針に基づき、委員からテーマを定めた調査の提案があったことから、調査の実施についてご協議願うものです。委員間で事前に協議を行い、資料のとおりテーマ、調査方法等を取りまとめました。テーマは地域と防災についてとし、調査方法については市の取組状況等を確認し、調査報告書等を取りまとめるものです。  それでは、資料のとおり、テーマを地域と防災についてとし、調査を実施することよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 316 ◯片山誠也委員長 そのように決定いたしました。  次に、委員の派遣についてを協議願います。  今後においては、先ほど決定したテーマに基づき、調査の必要に応じて、議長に対して委員派遣承認要求を行うこととし、日時、場所、目的及び経費等の手続きにつきましては、正副委員長にご一任いただくことよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 317 ◯片山誠也委員長 ご異議なしと認め、視察等を実施する場合、議長に対する委員派遣承認要求の手続きについて正副委員長に一任いただくことに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 318 ◯片山誠也委員長 3、その他。  本件は所管事項について委員の発言を受けます。  発言はございませんか。改正委員。 319 ◯改正大祐委員 先週一般質問を行ったんですけども、その点について所管ですのでちょっと確認させていただきたいとこがありますので、質問いたします。  まず、28年、29年、30年と3カ年にわたって政策形成実践研修というのを行われましたけども、その以前2年ほど同じよう研修を行ってましたけども、この2年に関して、どれぐらいの金額がかかってたのかというのをお聞きできなかったのをお聞きしたいんですけども、お幾らくらいかかったんでしょうか。 320 ◯片山誠也委員長 鍬田人事課長。 321 ◯鍬田明年人事課長 平成26年、平成27年につきましては、一般質問でも公室長の方がお答えいたしましたように、公益財団法人の地球環境センターの白石さんという方が講師をしていただいております。それぞれ講師の代金につきましては、これは報償費として、謝礼としてお支払いしてるわけんですが、平成26年が15万5,100円、平成27年が8万3,400円ございます。以上です。 322 ◯片山誠也委員長 改正委員。 323 ◯改正大祐委員 まず、平成26年についてお聞きしたいんですけども、この15万5,100円というのは報償費ですね。単価があるとは思うんですが、何回研修されたのか教えていただけますか。 324 ◯片山誠也委員長 鍬田課長。 325 ◯鍬田明年人事課長 これは時間の制限とかもございます。基本的には講師の謝礼基準に基づきまして、単価1時間当たり1万円で計算しております。平成26年につきましては3日間、平成27年につきましては2日間で計算しております。以上ございます。 326 ◯片山誠也委員長 改正委員。 327 ◯改正大祐委員 そしたら、個人としてでも、こういって報償費として契約はできるということですね。 328 ◯片山誠也委員長 鍬田課長。 329 ◯鍬田明年人事課長 はい、可能でございます。 330 ◯片山誠也委員長 改正委員。 331 ◯改正大祐委員 分かりました。じゃあちょっと話変わります。そしたら二つ目の生駒市の商工観光の施策に関する助言、提案等の業務についてですけども、まずこれ一般質問で聞きましたけども、まず予算、付いてなかったということでしたけども、こっちからしたらなぜこの事業が降って湧いたのかというとこが不思議に思ってるんですけど、そこをちょっと詳しく教えていただけますか。 332 ◯片山誠也委員長 尾山部長。
    333 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 商工観光ビジョンの策定が進められてる中で、シティプロモーションとか都市ブランド構築を担ういこまの魅力創造課の業務の一環として、商工観光施策において重点化すべき地域資源等を明確化したり、新たまちの価値を検討するために必要性を感じたということ検討を始めたということで聞いております。 334 ◯片山誠也委員長 改正委員。 335 ◯改正大祐委員 先ほども言いましたけど、予算、付いてなかったとこんですけども、こうやって普通に予算付いてないところで普通に事業というのが、ぽっと出てくるもののかというとこはどのようにお考えですか。 336 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 337 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 ぽっと出ると言いますか、担当部署、担当の方から出てくるとか、市民の方の意見が何か出てきたときに、これはいいかなと言うか予算も当然考慮しますけども、内容によっては出てくることもあり得ると思います。 338 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 339 ◯小紫雅史市長 ぽっと湧いて出たものも何でもなくて、先ほど部長が申し上げたように、商工観光ビジョンというのができました。その中には一部、具体的取組みたいものもあるんですけれども、やはりそのビジョンに基づいて具体的にどういうアクションをしていくのかとか、特に観光面、商工もそうですね。動向を外に向けてプロモーションしていくのかとか、それだけじゃなくて中の事業者さんとかにどういうふうに具体的に取組を進めるにあたって、いろんな働き掛け等もありますし、より大きな視点で海外への展開とか、そんなことを考えたときにビジョンができるに当たってその次のアクションプラン的ものを考えていくときに、そういうものが要るんじゃないかということ当初予算ということはありませんけども、そういうものをやっていくための次のプロモーション的予算の中から、そういうふう事業をやったというのはそういう流れで起こったものございまして、ぽっと出て湧いたわけはございません。 340 ◯片山誠也委員長 改正委員。 341 ◯改正大祐委員 これ、一応、今地域活力創生部の所管ですけども、例えば、これ、ぽっと出というのが言い方はちょっと失礼かも分からないですけども、元々予算を組んでますよね。それを次の年度にこなしていくというのが普通の動きと思うんですけども、これ、財政部局的に予算、ヒアリングをされてるわけんですけども、どういうヒアリングされてるんですか。ちゃんとやられてるのかというとこをお聞きしたいんですが。 342 ◯片山誠也委員長 岡田財政経営課長。 343 ◯岡田敬財政経営課長 予算、当然次の年度のやる事業の見積りございます。当然ですけれども、どういったものをどういった形でやっていくのかというヒアリングは当然させていただいております。 344 ◯片山誠也委員長 改正委員。 345 ◯改正大祐委員 この平成29年度といいますと、ちょっと違うとこになりますが、公園のLEDがなくなった年やったと思うんですけども、財政部局からも厳しく財政を見られていたというとこんですけども、そういうところで予算と違うもんが出てきたというのはちょっとどうのかなというとこはあります。いろいろご意見あると思うんですけども、ちょっと進んでいきます。まずこの事業というのは、誰の提案で始まったのかというとこんですけど。 346 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 347 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 すいません、誰が具体的に提案したというのはちょっと承知しておりません。 348 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 349 ◯小紫雅史市長 先ほどから申し上げてます。そのとき尾山さん部長じゃないんですけれど、ビジョンができた後に何か具体的アクションプランを考えなきゃいけないんじゃないかとかいう話は、それはビジョンのご説明を私も頂いたときに、そんな議論はしています。そんな中でいろいろアクションプランをつくっていくというよう話の中で、あとそのプロモーションですね、そういうようことをしていくというようことの中で担当課の中でもそういうふう必要性は感じていただいて、難しいので大変やなという感じのこともありましたけれども、それもありましたし、その中で前から申し上げておりますように、この青山社中というようところがあるよという情報提供は、そのアクションプランの話だけはないですけれども、青山社中も含めて情報提供を私からしてるのはしております。 350 ◯片山誠也委員長 改正委員。 351 ◯改正大祐委員 そうしたら、予算付いてなかったということので、4月から起案のあった6月30日までの話の間とは思うんですが、これ、いつ頃その話、この提案と言うか、市長とそういう話になったのかということんですが、いつ頃、詳しくは分からないと思うんですが、大体どれぐらいのときにこういう話が出たのかということです。 352 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 353 ◯小紫雅史市長 ちょっと今何月何日にとかというのは分かりません。その期間の間と思いますが、どの辺りかというのは私も記憶ございませんし、担当課も多分ないと思いますが、書類とか分かる範囲のことあれば、またお問い合わせいただければお答えできるところもあろうかと思います。 354 ◯片山誠也委員長 改正委員。 355 ◯改正大祐委員 そしたら、市長が、これ、魅力創造課に提案、指示、ちょっと言葉が分かんないですけども、何か指示されたとは思うんですけど、これも具体的指示というのは、その青山社中ということに対して紹介をされたということよろしいですか。 356 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 357 ◯小紫雅史市長 別に青山社中ということで指示をしたということはありません。何かを指示とおっしゃったちょっと質問の趣旨が分かりませんが、ビジョンができたので何か具体的取組というものをやっぱり考えていかなきゃいけないよねというような話は、担当課とビジョンの報告を受けたときにそんな議論をしたというのは、それはたぶんあったかなと思いますけれども、そのご質問の趣旨が分かりませんが、そういう指示はありますけど、指示と言うか、そういうコメントは私はしてますが、それ以上でもそれ以下でもないということですね。 358 ◯片山誠也委員長 改正委員。 359 ◯改正大祐委員 そしたら、こういうことをしましょうということになったとは思うんですが、そこに対して市長にお伺いですか、何か立てられて、この間の一般質問、答えられてますけども、こういう自治体でアドバイザーして実績があったということを、提供を私の方からしたというふうにも言われてるんですが、それはどういうことをお聞きになって市長はそういうふうにお答えになられたのか。お分かりの方、いらっしゃいますか。 360 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 361 ◯小紫雅史市長 ちょっと質問の意味が分からないので、もう一回言って下さい。 362 ◯片山誠也委員長 改正委員。 363 ◯改正大祐委員 この提案があったというところで、提案というのはこのアクションプランをつくっていかなければいけないよねという話になったときに、一般質問のときに市長は、自治体でアドバイザーをしている実績がありますよと、そういうところの説明を私の方からしたというふうにおっしゃってるんですけども、原課からどのようことをお聞きになって市長はそういうことをお答えになられたのか、ということをお聞きしてるんですが、ちょっと分からないですか。 364 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 365 ◯小紫雅史市長 原課から聞いてそう言うたか、ちょっとその流れがあんまり私もそこは覚えてないんですけども、そのときの流れというのはさっき申し上げたように、ビジョンがあって具体的アクションプランとか、ビジョンというのはただのビジョンので、それを具体的に形にしていく作業というのは、これは商工観光ビジョンだけじゃなくて他のビジョンでも全部そういうふうに言います。ので、そういうふうやり取りは担当課との間でそれは確実にしています。ただそれと、だからすぐ、青山社中と言ったのか、ちょっとその辺の流れとかあと時間的などのぐらい時間が空いてたのかとか、その辺は今ちょっと分かりませんが、いずれにせよそういうふう作業の必要性の中の流れで青山社中というところもあるよと、ここでやってくださいという指示なんかはしませんが、こういうふうところもありますと。実際に観光のことあるとか、特産品の海外への流通経路の確保とか、そういうふう話は商工観光ビジョンでも、それに関係するよう記載があったと思いますので、そういうことをやっているところはありますよという情報提供はしているということございます。 366 ◯片山誠也委員長 改正委員。 367 ◯改正大祐委員 商工観光ビジョンをつくられた担当課というのはどこになりますか。 368 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 369 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 その当時は経済振興課。 370 ◯片山誠也委員長 改正委員。 371 ◯改正大祐委員 普通考えれば、ビジョンできてアクションプランをつくるとなったときには、経済振興課が普通、次どうしようかという話になると思うんですけども、ここでは魅力創造課が動いてるわけんですけども、これ、指示、市長は、指示かはちょっとあれんですけども、紹介なりしたというのは商工観光課ではなく魅力創造課にした理由というのはなぜでしょうか。 372 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 373 ◯小紫雅史市長 私がどっちの課でやりなさいとまで言ったのかちょっと覚えてませんけども、商工観光課のビジョンではあるんですけれども、魅力創造課というのが、これも広く捉えればなんですけども、新しい事業を特に事業者と連携をしながら、それは市内の事業者あったり市外の事業者あったり、そういうところと連携をしながらいろんな新しい取組をしていくようそういう一つ新しい新規分野の開拓的そういう役割も担っておるというところございます。若干、広くとり過ぎているとこもあるかもしれませんけど、そういう魅力創造課の新規事業開拓、特に今まで余り生駒市の方なかった市外とかの事業者さんも含めて連携をして、特に海外もそうですし、市内事業者が海外にものを売っていくというようことも含めてやっていくというときに、それは生駒市のもの、特産品なんかのプロモーション的ものもありますし、魅力創造課でやるということ自体が何かすごく変かというと、そうはないとは思います。もちろん商工観光課のビジョンので、その流れで商工観光課の方でやるというのも、別にそれもありだったかと思いますけども。魅力創造課できて何年目たったかちょっと今は分かりませんが、そういうふう新規開拓、あとは外の事業者等との連携の強化というようそういうミッションが魅力創造課にありますので、そういう意味では魅力創造課の事業としてやるということは、それは必ずしもおかしいことはないだろうと思います。 374 ◯片山誠也委員長 改正委員。 375 ◯改正大祐委員 魅力創造課と経済振興課との話合いというのはなかったんですか。 376 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 377 ◯小紫雅史市長 当然、話合いしてると思いますよ。 378 ◯片山誠也委員長 改正委員。 379 ◯改正大祐委員 そしたら、話を変えますが、大体でいいんですけども、先ほど言った4月から6月末という期間があって、青山社中に見積り依頼をされているんですけども、この時期というのはお分かりですか。 380 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 381 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 実際に添付されている見積書は6月30日付けですが、それより以前に提出を依頼しているというのが考えられますので、5月とか6月とかはっきりとは分かりませんけども、その間と思います。 382 ◯片山誠也委員長 改正委員。 383 ◯改正大祐委員 そうしたら、添付されてました事業積算の見積書というのがあったと思うんです。これを作成したのはいつというのは分かりますか。 384 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 385 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 きちっとした日にちまでは、ちょっとすいません、分からないです。 386 ◯片山誠也委員長 改正委員。 387 ◯改正大祐委員 例えばこれ、パソコンでつくられていると思うので、作成日時というのはパソコンに残っていると思うんですけども、そういうのも分からないものんですか。 388 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 389 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 すいません、ちょっと確認できてないです。 390 ◯片山誠也委員長 改正委員。 391 ◯改正大祐委員 そしたら、青山社中の話が出て起案書が6月30日ですけども、それまでどのよう方法で青山社中と打合せをされたのかということんですが、例えば電話なりメールなりというどのよう方法をもって連絡されましたでしょうか。直接来られてミーティングされたのかとか。 392 ◯片山誠也委員長 尾山部長。 393 ◯尾山隆啓地域活力創生部長 すいません、明確には分からないんですけども、直接会っているというのもあるでしょうし、メール、電話というのも聞き及んでます。 394 ◯片山誠也委員長 改正委員。 395 ◯改正大祐委員 お会いしてると、メールとあるのでこれもちょっとどういう内容のかというのは開示請求でもして確かめたいと思います。  話が戻りますが、すいません。元々、商工観光ビジョンはコンサルに頼んで冊子できたと思うんですけども、まず普通そこの会社にこういう委託業務というのはお願いするのが普通じゃないのかなというふうに思うんですけど、そういうとこは違いますか。 396 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 397 ◯小紫雅史市長 ビジョンはさっき言ったように、大まか方向性で中身の部分も若干は助言を頂いていたのかもしれませんけれども、そのまま中身についてもお願いするということもそれももちろんあったと思います。私もずっと申し上げているように、別に青山社中でやれと言ったということはございませんので、ただちょっと私、それ、どこの会社がコンサル入ってたか、今記憶にないんですが、そこに引き続きお願いするということもあったでしょうし、どこにもお願いしないでやるというやり方もあったのかもしれませんし、それがちょっとなかなか観光の部分なんかは生駒市は今まで余り観光行政というのを力を、そこまで、奈良市とかと比べてやっていなかったというようこともありますので、一定、専門家の方のお力が要るだろうというようことはあったんと思います。ただそこは別に今改正委員がおっしゃったようことも一つの可能と思いますし、それ以外のとこに頼むとか、頼まんと自前でやるとか、いろんなやり方がそれはあったんだろうなと思います。 398 ◯片山誠也委員長 改正委員。 399 ◯改正大祐委員 当時の方がいらっしゃらないのでなかなか難しいのかなというとこはあるんですけども、ちょっと開示請求させていただきまして調べたいと思います。以上です。 400 ◯片山誠也委員長 他に発言はございませんか。沢田副委員長。 401 ◯沢田かおる副委員長 アライグマの被害対策についてお聞かせ下さい。生駒市のアライグマにおける生活環境の被害の現状をお聞かせいただけますでしょうか。 402 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 403 ◯巽眞一農林課課長補佐 生活環境についての被害は、全容は把握はできていないんですけれども、市民から問い合わせによりますと、例えば繁殖期の後、子育ての時期、5月半ばぐらいからよく屋根裏に住みつくと聞いております。その際のふん害、そして他、庭の方も家庭菜園とかされてましたらそこで農作物の被害、この二つをよくお聞きしてます。 404 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 405 ◯沢田かおる副委員長 アライグマの捕獲対策と捕獲数の推移はどのようになってますでしょうか。こちらの生駒市アライグマ防除実施計画、こちらを見させていただきますと、ちょっとデータ、古いんですね。平成19年度が1匹、そして20年度がゼロ、平成21年度、52匹、平成22年度、78匹、ここ3年ぐらいの推移、教えていただけますか。 406 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 407 ◯巽眞一農林課課長補佐 おっしゃるとおり、平成19年度に初めてアライグマ、捕獲をいたしております。ここ三、四年、捕獲数に関しましてそれまでは増加傾向ですけれども、ここ三、四年は100匹前後の捕獲あります。 408 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 409 ◯沢田かおる副委員長 状況としては、捕獲対策としては市のおりを貸出しという形で、こちら市のホームページ、野生動物は法律により保護されているけれども、アライグマは外来生物あり、被害もあるため、おりの貸出しによる捕獲、駆除を行っていると、こちらの方にも書かれております。そこで質問んですけれども、市のおりを貸し出しての捕獲、現在、市のおりは何基あるんでしょうか。 410 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 411 ◯巽眞一農林課課長補佐 現在52基ございます。 412 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 413 ◯沢田かおる副委員長 おりの貸出し状況、今、何基出てますか。 414 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 415 ◯巽眞一農林課課長補佐 52基中、現在は45基、貸し出しております。 416 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 417 ◯沢田かおる副委員長 先ほど屋根裏に住みつくっておっしゃられてたんですけれども、例えば雄と雌、そして赤ちゃんが生まれて3匹、合計5匹ぐらい屋根裏にいた場合んですけれども、その場合、おりは何基、貸していただけますでしょうか。 418 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 419 ◯巽眞一農林課課長補佐 基本、おりの貸出しは1基でお願いしておるところです。といいますのも、アライグマというのは一時期、特に春から夏過ぎぐらい、一時期にすごい発生するということをお聞きしてますし、現在捕獲数もその時期に一番捕獲しております。ですので、他の市民さんもおりの必要というのはたくさんございますので、貸出しは1基でお願いしているとこです。 420 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 421 ◯沢田かおる副委員長 市が貸し出しているおり、おり以外、例えばホームセンターで買った市販のおりで捕獲した場合、市では引き取ってもらえないと聞いておりますけれども、どのようになってますでしょうか。 422 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 423 ◯巽眞一農林課課長補佐 アライグマ、おっしゃられるように特定外来生物ありまして、生駒市でおきましてもそれは駆除の対象としております。ただ、アライグマも生きているものですので、できるだけ苦痛を与えないよう形で処分の方を考えておりまして、今現在は炭酸ガスによります安楽死処分をしております。その際、市の規格のおりというのが決まっておりまして、そのおりのサイズに合わせたボックスというのがあるんですけども、処分用のボックス、処分用のボックスに合わなければ、炭酸ガスで安楽処分できませんので、そのためちょっと断っている場合もございます。 424 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 425 ◯沢田かおる副委員長 そうしましたら、市の貸出しのおりとその規格に合うおりあれば市で処分していただく、取りに来ていただくという形でよろしいですね。 426 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 427 ◯巽眞一農林課課長補佐 はい、そのとおりございます。 428 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 429 ◯沢田かおる副委員長 まず、窓口の方へ行きましたら、アライグマ捕獲おりの貸出し及び使用について、こちらの方あるんですけれども、こちらの方にはその処分用のボックスのサイズとか一切書かれてないんです。ですので、こちらの方も市民さんに周知の方をお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 430 ◯片山誠也委員長 巽課長補佐。 431 ◯巽眞一農林課課長補佐 おっしゃられるように、今現在、そのチラシには規格等は入ってはおらないです。ボックスに入るサイズありましたら、市の方も引き取り、処分の方をさせていただきたいなと思っておりますので、今後はその規格についてのホームページ等の掲載、また窓口でのチラシでの啓発等を行っていきたいなと思っております。また、アライグマ、ちょっと危険生物になりますので、おりの扱いとかというのもしっかりした扱いをしていただくことになりますので、チラシにもその旨、取扱いの方法あるとか餌のやり方とか、そういうこともチラシの方に含めて周知の方をさせてもらいたいなと思っております。
    432 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 433 ◯沢田かおる副委員長 周知の方をよろしくお願いしたいと思います。こちら、防除計画の方ですけれども、一番後ろのところに、アライグマ防除に使用する捕獲装置という形、記載の方をされてるんです。ただ、こちらの方は市民さんの目に触れているものはないので、是非ともこちらの方に、一番目に付くこの仕様のところに記載の方をよろしくお願いします。そしてまた、啓発についてなんですけれども、周知を徹底していただくとともに、先ほどおっしゃっていただいたおりの取扱いなども、職員さん誰もが、窓口に来られた方に正確にレクチャーできるように、窓口や電話対応の対応マニュアル、こちらの方はつくっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 434 ◯片山誠也委員長 林課長。 435 ◯林宏次農林課長兼農業委員会事務局長 農林課の職員誰もが正確に案内できるように対応、マニュアルに限らず対応できるように対応していきたいというふうに考えております。 436 ◯片山誠也委員長 沢田副委員長。 437 ◯沢田かおる副委員長 アライグマの問い合わせも100匹の捕獲数があるというふうにお聞かせいただきまして、相談もたくさんあると思いますので是非とも早急に対応の方をよろしくお願いいたします。以上です。 438 ◯片山誠也委員長 他に発言ございますか。              (「なし」との声あり) 439 ◯片山誠也委員長 ないようございますので、これにて企画総務委員会を終わります。              午後3時42分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               企画総務委員会委員長   片 山 誠 也 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....