87
◯福中眞美委員長 ご異議なしと認め、視察等を実施する場合、議長に対する
委員派遣承認要求の手続きについてを正副
委員長に一任いただくことに決定いたしました。
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88
◯福中眞美委員長 3、その他。
本件は、所管事項について
委員の発言を受けます。
発言はございませんか。
浜田委員。
89
◯浜田佳資委員 生きいきクーポンにつきまして、昨年度の実績はいかがでしょうか。
90
◯福中眞美委員長 武元
課長。
91
◯武元一真
高齢施策課長 決算の数値が確定しておりませんので、概算又は速報という形でお答えをさせていただきます。
全体の対象人数は2万5,126人でございました。そのうち使用された方は2万3,420人でございます。概算の支出額でございます。約2億6,300万円でございます。そのうち事務費は約3,397万円でございます。使用状況でございます。概算のパーセンテージで申し上げます。鉄道に使用された方が約32%、バス、コミバスが28.5%、タクシーが21%程度、介護用品等が13%、ここまでで約95%でございますので、主な用途がこのような形でございます。以上でございます。
92
◯福中眞美委員長 浜田委員。
93
◯浜田佳資委員 その前年の29年度と比較しますと、対象者に対する使用率が2.7%増えているという状況なんですが、これ、どのように評価されていますか。何か工夫とかされたんでしょうか。
94
◯福中眞美委員長 武元
課長。
95
◯武元一真
高齢施策課長 工夫でございますが、より使いやすい方向で毎年頂いたご意見を反映しながら、中身を少しずつ変えております。それもありますが、恐らく使われる方の方が随分慣れてこられたのかなというように思っておりまして、具体的に大幅に変えたということもないんですけれども、使い勝手に慣れていただいたのかなというふうには思っております。
96
◯福中眞美委員長 浜田委員。
97
◯浜田佳資委員 利用状況で見ますと、鉄道が若干、鉄道とバス関係が減って、タクシーが増えていると、介護用品は横ばいという状況なんですが、そこら辺の分析とか何かされてますでしょうか。
98
◯福中眞美委員長 武元
課長。
99
◯武元一真
高齢施策課長 これも特に主立って、これが原因だというようなことはちょっと申し上げられにくいんですけども、例えば去年、災害級の暑さでありましたりということがございましたので、その分、タクシーのご利用が増えているのかなというふうな予想はしております。
100
◯福中眞美委員長 浜田委員。
101
◯浜田佳資委員 あと、介護用品に関しましては、いろんな声があるんですけど、そこら辺の改善状況とか、また利用者の声とかいうのはどのようになってますでしょうか。
102
◯福中眞美委員長 武元
課長。
103
◯武元一真
高齢施策課長 介護用品のみならず、健康グッズですとか、そういったことのご要望がございます。具体的なご要望でございますが、折りたたみの杖がございまして、身長の高い方から、もうちょっと長い杖をお願いしたいということでありましたので、長い杖をご用意させていただいております。それから、ノルディックウォークのポールをご要望いただきましたので、それを追加しております。これは毎年なんですけども、介護のグッズ、商品、これは毎年大幅には入替えはさせていただいております。人気のないものは極力排除して、これ、使っていただけるんやないのかなというものを入替えております。それから、防災のグッズを充実させていただいております。防災のグッズの中身と、あとラジオを追加させていただいております。
104
◯福中眞美委員長 他にございませんか。
成田委員。
105 ◯
成田智樹委員 高齢者によります大変痛ましい自動車事故が相次いでいることに関連しまして、先般の私の一般質問の際に、元気度チェックを行って高齢者の認知機能や運動機能の低下について一定把握をして適切な対応をしているというようなお話をお聞きいたしましたけれども、その元気度チェック等を使って一定把握される、相当な認知機能なり、運動機能の低下が見られているにもかかわらず、実際、運転をされている75歳以上の高齢者の方がいらっしゃるというようなことが、生駒
市においてもあるんじゃないかなと思うんですね。そういったことに関して、どのような対応を今行われているかというのをちょっと教えていただけないでしょうか。
106
◯福中眞美委員長 田中次長。
107 ◯田中明美福祉健康部次長 75歳以上の方たちに元気度チェックを送付して、3項目ぐらい下肢筋力低下とか生活全般の機能低下であるとか、幾つかの項目、認知機能の低下、そういったことを重複して該当する方に関しては、ハイリスク者ということで、地域包括支援センターに電話なり、戸別訪問していただいてます。そのときにご家庭の家庭訪問させていただいたときに、止めてある車が擦り傷だらけになっているとか、へこんでいるとか、そういったことの外傷がある場合はご本人さんに外出手段をご確認させていただいたりしながら、ご家族に自主返納をお勧めするとか、あるいは免許センターと連携をして、その辺り自主返納に向けた支援を警察とも連携をしながら進めているところです。
108
◯福中眞美委員長 成田委員。
109 ◯
成田智樹委員 警察とか県庁とか免許センターとの連携というようなことでお聞きしましたけども、これって具体的な形で、今、75歳以上の方で、そういった、今、次長おっしゃったような一定抽出された方で、免許、どれだけの方が通常運転をされているというようなことというのは、その具体的な数字として把握というのは今されておられませんか。
110
◯福中眞美委員長 田中次長。
111 ◯田中明美福祉健康部次長 具体的な数字までは把握はできてございません。
112
◯福中眞美委員長 成田委員。
113 ◯
成田智樹委員 認知機能が衰えたといって、すぐに運転ができないということではないということは承知もしておりますし、様々事情があるということも分かりますし、免許返納についてはなかなか家族が言っても応じてもらえないというような、それを
市の職員なり、包括支援センターの職員の方が行って、言っても聞いてもらえないというようなこともあろうかと思うんですけれども、非常に高齢者の方による事故が増えているということは事実でしょうし、75歳以上の方に対しての元気度チェックを行って、一定把握されているというのも事実だと思いますので、その辺、どういったことが可能なのかということをしっかりと行政として把握と言うか、検討をしていただければなと、いただきたいなと。その上でやっぱり警察等としっかり連携をしながら、未然に事故を防止するというようなことも、非常に大事な視点じゃないかなと思うんですけれども、それについてどう思われますか。
114
◯福中眞美委員長 影林部長。
115 ◯影林洋一福祉健康部長
委員さんのおっしゃるとおりでございまして、先だって高齢社会白書というのが出ています。その中では、高齢者の運転に関する調査結果も盛り込まれてまして、回答した80歳以上の26.4%が運転して、そのうち58.7%がほとんど毎日運転というふうな結果が出ております。警察の方では認知機能を中心に検査をされて、適当かどうかという判断されてますし、
市の方ではそういう身体的な部分にも着目してお話をさせていただいてますので、また地域へ出向いていろんな勉強会とか教室等もやっていますので、あらゆる機会を捉えて周知はしていきたいというふうに考えております。
116
◯福中眞美委員長 成田委員。
117 ◯
成田智樹委員 生駒
市として、先般の一般質問においては、その認知症施策については国以上に充実している部分もあるというようなこともお聞きして、認識させていただいておるので、是非そこら辺のことを、もう一歩、二歩ちょっと進めていただいて、そういった本当に痛ましい事故が発生しないように、生駒
市において、生駒市内、奈良県内においても、全国においてもそうですけども、発生しないような何か取組、仕組みができるんじゃないかなと、私は勝手に思ってたんですけども、是非、取組と言いますか、よろしくお願いしたいと思います。
118
◯福中眞美委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
119
◯福中眞美委員長 それでは、これにて
厚生消防委員会を終わります。
午後1時29分 閉会
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生駒市議会
委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
厚生消防委員会委員長 福 中 眞 美
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