以上、よろしくご承認賜りますよう、お願い申し上げます。
54
◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。
3議案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑
なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
3議案は、
会議規則第39条第3項の
規定により、委員会への付託を省略することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」との声あり)
55
◯中谷尚敬議長 ご
異議なしと認めます。よって、3議案は委員会への付託を省略することに
決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論
なしと認め、これにて討論を終結し、3議案を採決いたします。
お諮りいたします。
3議案は承認することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」との声あり)
56
◯中谷尚敬議長 ご
異議なしと認めます。よって、
日程第8、議案第28号から
日程第10、議案第30号までの以上3議案は承認することに
決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第28号
専決処分につき承認を求めることについて(
生駒市税条例の一部を
改正する
条例の制定について)
議案第29号
専決処分につき承認を求めることについて(
生駒市都市計画税条例の一部を
改正する条例の制定について)
議案第30号
専決処分につき承認を求めることについて(
生駒市国民健康保険税条例の一
部を
改正する条例の制定について)
原案どおり承認確定
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第11 議案第32号
生駒市副
市長の
選任について
57
◯中谷尚敬議長 日程第11、議案第32号、
生駒市副
市長の
選任についてを
議題といたします。
本案について、
市長から議案提案理由説明を受けます。
小
紫雅史市長。
(小
紫雅史市長 登壇)
58
◯小紫雅史市長 ただ今上程されました議案第32号、
生駒市副
市長の
選任についてにつきましては、山本昇副
市長の任期が
令和元年6月10日をもって満了することに伴い、引き続き
選任することにつきまして、
地方自治法第162条の
規定により
議会の同意を求めるものでございます。なお、任期は4年でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
59
◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論
なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」との声あり)
60
◯中谷尚敬議長 ご
異議なしと認めます。よって、
日程第11、議案第32号は原案のとおり同意することに
決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第32号
生駒市副
市長の
選任について
原案どおり同意することに
決定
~~~~~~~~~~~~~~~
61
◯中谷尚敬議長 ただ今、
選任に同意いたしました山本昇副
市長から
挨拶を受けます。
山本昇副
市長。
(山本昇副
市長 登壇)
62 ◯山本昇副
市長 議長のお許しをいただきまして、
一言ご
挨拶を申し上げます。
ただ今、副
市長の
選任につきまして
議員の
皆様方のご同意を賜りまして、改めてその
職責の重大さを痛感いたしておるところでございます。もとより未熟、微力でございますが、4年間の副
市長としての経験を生かして、
市長を支え、
議員の皆様や市民の声に積極的に耳を傾け、職員と共に考え、行動し、更なる
生駒市
発展のため、誠心誠意、副
市長の責務を全うするため努力してまいりたいと思っております。
議員の
皆様方におかれましては、なお一層のご
指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御礼の言葉とさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。
63
◯中谷尚敬議長 挨拶は終わりました。
ただ今、
挨拶を受けました副
市長におかれましては、市政の
発展と
市民福祉の向上に、より一層ご尽力くださいますことをお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第12 議案第33号
生駒市監査委員の
選任について
64
◯中谷尚敬議長 日程第12、議案第33号、
生駒市監査委員の
選任についてを
議題といたします。
本案について、
市長から議案提案理由説明を受けます。
小
紫雅史市長。
(小
紫雅史市長 登壇)
65
◯小紫雅史市長 ただ今上程されました議案第33号、
生駒市監査委員の
選任についてにつきましては、
令和元年5月13日をもちまして井上圭吾委員の任期が満了となりますことから、新たに吉田豊彦氏の
選任について、
地方自治法第196条第1項の
規定により、
議会の同意を求めるものでございます。委員の任期は4年でございます。よろしくご審議の上、ご同意いただきますようお願い申し上げます。
66
◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。
本案について、これより討論に入ります。
発言については、
会議規則第56条の
規定により、反対討論、賛成討論の順に交互に行います。
反対討論はございませんか。19番
中浦新悟議員。
67 ◯19番
中浦新悟議員 それでは、議案第33号、
生駒市監査委員の
選任について、反対の立場より討論をさせていただきます。
まず、この議案を審査し、行政から様々な答弁を頂いたところ、残念ながら、吉田氏を
選任したいための準備不足、計画性のなさというのは本当に残念にしか思えないぐらいでございました。例えば12月の公平委員会の議案提出においても、やはり吉田氏を
選任したいのであればもっと早くからしっかりと検討しておくべきであったというふうにも認識しますし、その後、専門委員制度を活用するというのであれば、もっと早くから条例の制定をしておくべき、そういった準備をしっかりとした上で本議案を提出してくるべきであるという風に認識せざるを得ないというふうに思っております。
また、私自身が監査という機能に何を求めるのかと言うと、やはり行政が多様化してくる中、これから多様な内容の住民監査請求というのが出されてくるのではないのかと。これまでも出てきたと思いますけども、これからも出てくる。そのように感じております。となってくると、やはり法的な専門性、これは十分、必須な条件となってくる。
生駒市としては、そこは十分に認識して監査をしていっていただきたいというふうに感じているところです。
また、例えば弁護士であったとしたら、法律家として様々な民間等の事案にふだんから携わってこられて、その経験を行政に対して指摘、
指導するという機能があると、やはり行政としての更なる
発展にもつながってくるのであろうというふうにも思いますし、また、その指摘、
指導に際しては法的知見者による法理論を踏まえた内容の判断をしっかりと出していただけるのではないのか。ですから、判断における立場として、法律家、法的専門家というのは置いておくべきではないのかというふうに感じているところです。
当然、これまでの監査委員においてもその機能は十分にされておられたと思いますし、その機能が
発展していくためには専門委員の条例制定というのは進めていっていただけたらと思いますけども、またそれは別の話ではございますけども、監査委員の機能効率として今回の議案というのは充足しているものではないのではないかというふうに思います。
また今回、行政知見の不足、そういったところを行政の方は求めているというふうに感じておりましたけども、その部分に対しては監査事務局のフォローであったりとか、事案質疑の際、適切に行政職員がしっかりと答えていくということができていればしっかりとそういったところは対応できるのではないのか、そのように感じているところです。
行政を監査するというのに当たって、そもそも行政知見がどれほど必要なのかということを鑑みると、行政に対して深い理解があり過ぎると、逆に審査が甘くなってしまうのではないのか、なれ合いと思われかねないのではないのか、そういうふうな気がしてなりません。独立した組織として専門性の高い判断が下していける、そういった監査機能を求めていることから、本議案には反対とさせていただきます。以上です。
68
◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。7番
神山聡議員。
69 ◯7番
神山聡議員 議案第33号、
生駒市監査委員の
選任について賛成の立場から討論を行います。
本議案の
選任の対象となる方については、公平委員に
選任されている経緯を見ても公平性や透明性を持って物事の判断をされることは間違いがなく、また、経歴についても行政経験が豊富で有能な人物であると考えます。
しかし、今回の
人事案件について指摘しておきたいのは、まずはこの方が、現在、公平委員であるという点で、昨年の12月に
選任を行い、
議会の同意を得て議決されたことを考えると、半年ほどで市の方から公平委員を辞める理由をつくるということが本人に対しても
議会に対しても問題があったと言えます。また、公平委員の
選任の際に、人間性や経歴を鑑みて
議会で議決をして、その
議会が半年ほどで公平委員を辞めることを認めることを求めるような議案の出し方は、もっと計画性が必要であったとも言えます。
また、本市では平成19年から監査委員が2名から3名となっていますが、そのうち識見を有する者1名は、住民監査請求が増えたことで違法性や不当性を判断できる法的な解釈ができる人物を増やしたいという市の目的があって増員を議決しています。平成19年当時で、1名の識見者に月額14万5,000円の報酬を払っても法的な解釈のできる識見者を増員したいと答弁をされていたので、その必要性は非常に高かったのだと思います。
本市では、住民監査請求の状況を見ても、その数が減っていくということも考えられず、監査委員が法的な知見を有する者でなくてもよくなったという状況ではありません。ただ、監査専門委員制度の導入や、今回
選任される方については法的な知見を有しながら行政経験が非常に優れているという答弁が
市長からもあり、現在の1人、任期中である監査委員が
就任して半年という状況を併せて鑑みると、法的知見ばかりではなく行政経験の豊富さの必要性も理解できます。
様々指摘した部分は改めていただきたいということは申し上げておきますが、今回、他の監査委員の経験期間も併せて考えて、本議案に賛成をさせていただきます。
70
◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。18番
塩見牧子議員。
71 ◯18番
塩見牧子議員 議案第33号、
生駒市監査委員の
選任について反対の立場から討論いたします。
本
選任議案には次に述べるような問題があり、同意することに反対するものです。
まず、監査委員は、市行政が公正で効率的に
運営されることを確保するため、行政から独立した公正不偏の立場で市の事務事業の執行等について監査、審査あるいは検査をするための機関であり、例月の出納検査のほか、決算における財政健全化法に基づく審査及び意見書の作成、定期監査、随時監査、財政援助団体等の監査、住民監査請求による監査などが適正性、経済性、効率性、有効性という観点から行われることが求められております。
本市におきましては2007年の3月に、定期監査におきましても住民監査請求におきましても違法性、不当性の判断が求められるとして、法的に詳しい知識を持った委員を
選任したいとして、監査委員条例を
改正して従前の2名体制から3名体制とし、以来、うち2名を識見者として公認会計士、弁護士を
選任してきた経緯があります。そして、この制度
改正によって、監査の観点のうち経済性、効率性、有効性につきましては主に公認会計士の委員が、そして、適正性については弁護士の委員がそれぞれの専門性を生かして判断することができることとなり、従前よりも監査機能の強化充実が図れるようになったと言えます。
しかし、本議案において、今、
選任しようとしている吉田豊彦氏は複数の自治体の助役を歴任されるなど行政手腕にたけた方であるというところは認めるところですが、それは今申し上げたような監査委員に求められる資質とは異なるものと考えます。行政経験が豊かでいらっしゃるということは、行政に理解があって行政側にとっては都合のいいことですけれども、果たして行政から独立性は保てるのか、あるいは住民との公平性、中立性ということを保てるのか、そういうことにおいて懸念を抱かせるものでございます。
市は、事案によって監査専門委員を
選任し、知見の不足に対応できるというふうに説明しておりますが、都度、監査専門委員を
選任することは監査の機動性を損なうことになりますし、常設で置くとしても、それならば初めから、これまでどおり法的知見を持った方を監査委員として
選任しておくべきだということになるかと思います。
また、監査専門委員はあくまで監査委員の委託を受けた権限に関して調査を行うもので、監査対象に対する判断はあくまで監査委員が行うため、監査委員の代わりとはなり得ないと考えます。また、そのためのコストを更に要することになるという可能性もあるということを指摘しておきたいと思います。
さらに、2018年12月
定例会におきまして、
議会は吉田氏を公平委員に
選任することに同意したばかりです。
市長は吉田氏を監査委員ではなく公平委員に
選任してこられたのに、任期を3年半以上も残して退任させることは
議会審議をないがしろにするものと言えます。
なお、監査委員の
選任要件として、
地方自治法第196条の「人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理、その他行政
運営に関し優れた識見を有する者」ということが挙げられておりますが、先ほど挙げた四つの観点、すなわち経済性、効率性、有効性、そして、法令等に従って適正に処理されているかどうかという適正性を含めての行政
運営であるということを申し上げておきたいと思います。
以上述べましたように、委員選考の時期に問題があるということ、監査の行政からの独立性や住民との中立性、公平性に疑問があるということ、また、法的識見者を外すということで監査機能が今よりも後退する上、不必要なコストがかかる可能性があるということから、本議案には反対するものです。以上で終わります。
72
◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。
(「
なし」との声あり)
73
◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。
(「
なし」との声あり)
74
◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。
(「
なし」との声あり)
75
◯中谷尚敬議長 他にございませんか。
(「
なし」との声あり)
76
◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて討論を終結し、本案を電子表決システムで採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することに賛成の
議員は賛成のボタンを、反対の
議員は反対のボタンを押してください。
ボタンの押し忘れ等はございませんか。
(「
なし」との声あり)
77
◯中谷尚敬議長 押し忘れ等
なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。よって、議案第33号は同意しないことに
決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第33号
生駒市監査委員の
選任について
同意しないことに
決定
~~~~~~~~~~~~~~~