生駒市議会 2018-12-13
平成30年第8回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2018年12月13日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後1時0分 開会
◯下村晴意委員長 ただ今から
企画総務委員会を開催いたします。
なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますのでご了承願います。
それでは、次第に基づき、審査及び調査を行います。
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午後1時0分 開議
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◯下村晴意委員長 1、審査事項、(1)議案第79号、生駒市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
なお、議案の内容については、過日の
議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。
本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。松本委員。
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◯松本守夫委員 先日、生駒市の市民の平均年収は幾らやということでお聞きしたんですけども、実は収入が出てないですね、数字として。ただし、所得として出ている。それが昨年度が385万やと。そうしますと、そこから類推しますと、大体、収入が400後半、500万には満たないと、こういうふうな状況なんですね。
国税庁の資料を見ますと、昨年の全国の年収は、大体、平均年収ですけども、422万だということなので、生駒市の市民はそれよりもやや15%ぐらい多いのかなと。こういうふうなことでありますけれども、納税者の皆さん方の収入と比べて我々はもっともろうてるわけですね。こういった時期に現状を増額させるというのはいかがなものかというふうなことで、増額に反対するということでございます。以上です。
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◯下村晴意委員長 ご意見ですね。
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◯松本守夫委員 はい。
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◯下村晴意委員長 他にございませんか。沢田委員。
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◯沢田かおる委員 今回の改正は平成30年8月の
人事院勧告に基づくもので、国家公務員の特別職の給与改定に伴い、本市の理事者及び議員の給与等を規定している4条例につきまして同様の改正を行うものと先日の
議案説明会の方でご説明いただきました。確認ですけれども、
人事院勧告には必ず従う必要はないという理解でよろしかったですね。
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◯下村晴意委員長 鍬田人事課長。
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◯鍬田明年人事課長 お問合せの件でございますが、
人事院勧告は、公務員の労働基本権の制約の代償措置として、情勢適応の原則にのっとり、全国の多くの事業所の状況を調査し、適正な支給率を勧告しております。そして、この結果は、国家公務員だけではなく、特別職を含めた地方公務員にも適正に反映させるのが原則として考えております。ですので、今回の改正も社会情勢に適応した適正な改正であると考えております。
ただ、議員がご指摘のように、必ず従うべきことはないのかという質問に対しましては、その義務はございませんので、その面は念のため申し伝えておきます。
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◯下村晴意委員長 沢田委員。
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◯沢田かおる委員 議員の期末手当の支給月数を0.05カ月分引き上げ、年間の支給月数を3.30月から3.35月とするものとありますけれども、具体的に金額は幾ら上がることになるのでしょうか。
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◯下村晴意委員長 鍬田課長。
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◯鍬田明年人事課長 上昇額でよろしいでしょうか。
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◯沢田かおる委員 はい。
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◯鍬田明年人事課長 例えば市長の上昇金額につきましては7万2,599円、そして、議員の皆様の金額につきましては3万6,250円となっております。以上です。
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◯下村晴意委員長 沢田委員。
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◯沢田かおる委員 昨年も申しましたけれども、平成23年4月に議員報酬を12%削減いたしました経緯、そして、将来的に人口が減ることを見据えまして、議員に係る経費を抑えるため、この議案には反対いたします。以上です。
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◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
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◯下村晴意委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
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◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
委員外議員による質疑を終結し、本案を起立によって採決いたします。
お諮りいたします。
議案第79号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
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◯下村晴意委員長 起立多数であります。
よって、委員会といたしましては、議案第79号は原案のとおり可決することに決定しました。
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◯下村晴意委員長 (2)議案第80号、生駒市の一般職の職員の給与に関する条例及び生駒市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
なお、本案についても、先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。
本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
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◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。山田議員。
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◯山田耕三議員 臨時職員500名についてちょっとお聞きしたいんですけども、平成26年度から29年度まで、過去4度、
人事院勧告によって一般職及び任期付職員の給与の方は上がっておるということですけども、臨時職員の方はどうなっておりますでしょうか。
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◯下村晴意委員長 鍬田課長。
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◯鍬田明年人事課長 申し上げます。
臨時職員の賃金につきましても、
人事院勧告に基づきまして、基本的には連動させております。
平成26年度につきましては、前年度と比べて20円上昇して6,530円、平成27年度につきましては、同じく20円上昇させまして6,550円、28年度につきましては10円上昇させまして6,560円、そして、29年には見直しについてはしておりません。以上でございます。
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◯下村晴意委員長 山田議員。
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◯山田耕三議員 臨時職の方の場合はこの条例とは異なると思うんですけども、どういった形で、給料の方は規則か何かで決められているんでしょうか。
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◯下村晴意委員長 鍬田課長。
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◯鍬田明年人事課長 臨時職につきましては規則で定めさせていただいております。
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◯下村晴意委員長 山田議員。
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◯山田耕三議員 29年度、これまで26、27、28と3年間、ベースアップがされているということは理解できたんですけども、29年度と特にこの30年度、2年連続、どうされるかというところ、何かお考えはあるでしょうか。
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◯下村晴意委員長 鍬田課長。
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◯鍬田明年人事課長 29年度に金額の見直しを行わなかった理由でございますが、ご指摘いただいた他にも、4月1日付けで一般職の給与というのを29年度から30年度にかけて見直しております。3月の答弁にもございましたように、臨時職員の
賃金そのもの、経費の全体を見直すということもございましたので適用しておりませんが、議員のご指摘もございますように、この辺りにつきましては、今後、検討してまいりたいと、かように考えております。以上でございます。
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◯下村晴意委員長 山田議員。
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◯山田耕三議員 検討していただけるというお言葉を頂きましたので、是非、29年度を含めて、30年度、しっかりと検討していただきたいと思っております。以上です。
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◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
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◯下村晴意委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて
委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第80号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
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◯下村晴意委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第80号は原案のとおり可決することに決定しました。
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◯下村晴意委員長 2、調査事項、生駒市
環境基本計画(案)に係る
パブリックコメントの実施について。
本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、報告を受けるものです。
なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、
委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
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◯下村晴意委員長 本件について、部長から報告を受けます。
石畑地域活力創生部長。
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◯石畑欽一地域活力創生部長 それでは、お手元にお配りしております第3次生駒市
環境基本計画(案)につきまして、私からは計画(案)の策定の経緯と
パブリックコメントなどの今後の
スケジュールを、計画(案)の内容については、この後、
川島地域活力創生部次長からご説明をさせていただきます。
本市では、環境の保全及び創造に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、生駒市
環境基本条例に基づき生駒市
環境基本計画を策定しており、現行の第2次
環境基本計画の計画期間が今年度までとなっております。そこで、来年度からの10年間を計画期間とした第3次
環境基本計画の策定を進めているところです。
第3次計画の策定に当たっては、広く市民の意見を聞き、市民協働による計画策定と計画に基づく施策の実現を促進するため、
市民ワークショップを5回開催、また、2,000人を対象に
市民アンケートを実施いたしました。お手元の基本計画(案)は、
ワークショップでの提案やアンケート結果を基に生駒市
環境審議会で7回の審議を経て取りまとめられたものです。
では、第3次計画策定へのこれからの
スケジュールにつきまして、資料の4を基にご説明いたします。資料の4をお願いいたします。一番最後の資料でございます。
まず、この計画(案)の
パブリックコメントを今月20日木曜日から来年1月21日の月曜日までの日程で実施いたします。その間の1月14日に計画(案)策定の際の
市民ワークショップの参加者にお集まりいただき、本計画(案)を共有していただきます。その後、2月に
環境審議会で
パブリックコメントの結果報告。最後の審議を経た上で頂く提言を基に、生駒市としての第3次
環境基本計画を策定し、3月の議会で報告をさせていただくという
スケジュールでございます。
なお、
パブリックコメントの詳細につきましては資料1のとおりですので、ご清覧くださいますようお願いいたします。
では、計画(案)の内容につきまして、川島次長から説明をいたします。
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◯下村晴意委員長 続きまして、
川島地域活力創生部次長。
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◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 それでは、第3次生駒市
環境基本計画(案)につきまして、お手元の資料2、第3次生駒市
環境基本計画(案)に沿ってご説明をさせていただきます。
計画の表紙をめくっていただきまして、目次をお願いいたします。
本計画は、第1章が計画策定の考え方、第2章、本市の環境の現状と課題、第3章で目指す将来像や四つの目標などを定めておりまして、第4章が具体的な施策、第5章が
リーディングプロジェクト、第6章が推進体制などという構成でございまして、順次、その概要をご説明いたします。
まず、3ページをお願いいたします。
計画策定の趣旨でございますが、本計画は、脱炭素社会への移行や循環型社会の形成など、環境面での近年の課題に対応することを目指しますとともに、国の第5次
環境基本計画にも示されておりますSDGsの考え方も活用し、本市における環境・経済・社会のそれぞれの課題に統合的に対応することを目指して策定をするものでございます。
次に、7ページ、計画の期間でございますけれども、平成31年度からの10年間としておりますが、策定後5年をめどに、情勢変化に応じて計画を見直し、更新をいたしてまいります。
次に、9ページからですけども、第2章、本市の環境の現状と課題のところでは、統計や
市民アンケート、それから
市民ワークショップから見えてまいります現状と課題、第2次計画での事業の経過実績等々をまとめておりますとともに、第2次計画を推進する中で生まれました高い市民力を生かした様々な協働の取組を成果として整理をしております。
続きまして、少し飛びまして39ページでございます。
第3章でございますけれども、
市民ワークショップですとか
環境審議会での検討を踏まえまして、市が目指す望ましい環境像を「豊かな自然と市民力を活かし、持続可能な未来を築くまち いこま」と設定をいたしております。
また、40ページでは、目指す環境像を実現するために、自然環境、生活環境、地球環境、
コミュニティの四つの項目に関して基本目標を設定いたしますとともに、42ページでは、四つの目標ごとにその達成度を把握するための代表指標と目標値を掲げております。これにつきましては、ただ今策定中の第6次総合計画で掲げております指標、数値と同じものを使用しておりますほか、環境施策への市民の実感を把握するために、総合計画の
市民満足度調査と連動した
モニター指標というものも併せて設定をしております。
次に、45ページから60ページまで、これが第4章でございますけども、具体的な施策でございます。ここでは、四つの目標に沿って、今後、進めていく取組の方向性と施策を示しております。
まず、48ページからの目標1、自然環境では、里山ですとか農地の保全だけではなくて、自然資源を活用して、地域に愛着を持つ市民の増加を目指す施策を掲げておるところでございます。
次に、51ページから53ページでございますけれども、目標2、生活環境では、大気・水質など生活環境の維持とともに、ごみ減量・資源化の取組、それから、環境美化や空き家対策などの施策をお示しいたしております。
次に、54ページから57ページの目標3、地球環境ですけども、
再生可能エネルギーの普及や、家庭・事業活動・交通などあらゆる分野での省エネの推進のほか、地球温暖化による気候変動への適応策の取組を挙げております。
次に、58ページから60ページの4の
コミュニティでございます。ここでは、環境教育や環境学習などで環境に関心を持つ人を増やし、多世代の人が楽しみながら参加できる機会、交流・連携できる機会をつくることなど、多様な主体が協働で地域づくりを進めるための施策を掲げております。
次に、61ページから71ページまでの第5章なんですが、これが本計画の特徴ともなっている部分ですが、
市民ワークショップからの提案を基に、計画の実現に向けて分野横断的な取組を行う
リーディングプロジェクトを示しております。
リーディングプロジェクトは、市民力を生かして協働の取組を促進させるもの、それから、環境面だけではなくて社会面、経済面にも取組の効果が及ぶもの、これを抽出しておりまして、一つ目が
ICTの活用による食品ロスの削減、二つ目がいこま市民パワーと連携したエネルギーの地産地消、三つ目が地域の自然資源を生かした市民主体の情報発信、四つ目が、地域の活用されていないスキルですとか空間、こういったものの資源を共有し、ネットワークを広げる取組の四つを掲げております。
最後に、73ページからの第6章、計画の推進ですけれども、これは第2次計画に引き続きまして、市民、事業者、行政の各主体が連携して計画を推進し、進行管理にも市民が参加する仕組みを活用することを記載しております。
なお、お手元の資料3ですけども、これは本計画の概要をまとめた資料でございますので、併せてご覧いただきますようにお願いいたします。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
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◯下村晴意委員長 本件について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。神山委員。
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◯神山聡委員 資料2の68ページの方なんですが、生駒の豊かな自然とライフスタイルの3)想定される成果の経済面に、地域の自然資源を観光資源として活用することで経済効果につながるとあるんですが、この自然資源と観光資源というのは、くろんど池とかその周辺環境もそれに当たると思うんですが、私は以前に、生駒市のイベントを観光資源であるくろんど池などで開催することで多くの市内外の関心を高める効果があるので、そういった取組を行ってはどうかということを申し上げていたんですけれども、そのときの市の回答としては、考えていないというような回答があったんですね。もう一度、そこでお聞きしておきたいんですけど、68ページ、1)背景・目的のところで、本市の自然環境に関心を持つ人を増やす取組を進め、そこで暮らす人たちの生活の豊かさを持続可能なものにするという観点から聞いておきたいんですけども、そういった市のイベントを利用して、くろんど池等への生駒市内外の関心を高めるような取組を進めていくというのは、今後はやっていくということなんでしょうか。
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◯下村晴意委員長 川島次長。
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◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 おっしゃっていただいていますとおり、この
リーディングプロジェクトにつきましては、生駒の多様な自然資源を生かしてイベントを行ったりですとか、場合によっては地域単位で、それぞれの地域内で自慢できるような自然資源を市民が自分から情報発信してもらうというようなところをやっていけたらという取組で考えております。今のところ、どの地域のどの資源を生かしてというような具体的な計画はまだ定めておりませんけども、いろんな自然資源を活用する中で選択肢の一つには入ってこようかなというふうに思っております。
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◯下村晴意委員長 神山委員。
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◯神山聡委員 リーディングプロジェクトに書かれているように、分野横断的に取組を進めるという点でも、本市でいろんなイベントをされているので、そういう集客を活用して、この取組を進めていっていただきたいと思います。以上です。
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◯下村晴意委員長 他にございませんか。中浦委員。
52 ◯中浦新悟委員 いこま市民パワーを核として様々書かれている部分があるんですけども、これ、計画ですよね、5年、10年と。僕の中ではこの会社自体がそんなに持つのかなという疑問もあるんですけども、持たしていく、又はそれに見合う、市財政も含めてですけど、これを持たしていこうと思うと、今現状、ちょっと財政力を投入していかないと成り立ってない状態なのでね、市全体として、その財政状況も踏まえて、この計画に示されているということでよろしいんですよね。
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◯下村晴意委員長 川島次長。
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◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 いこま市民パワーの取組につきましては、一般財源をどれだけ持ち出しているかという論点なのかもしれませんけども、従来から申し上げておりますとおり、いこま市民パワーの設定しております電気の小売価格、これにつきましては、関西電力が示している標準的なメニューを下回るものということで、決して過度な財政的な負担を強いているというふうには認識しておりませんので、その意味で、継続的な取組になり得るという認識で記載をしておるところでございます。
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◯下村晴意委員長 中浦委員。
56 ◯中浦新悟委員 認識は何度も聞いたからそれでいいんだけども、現実として、来年も再来年もと、これは10年間の計画なので、10年間、この事業をやっていくということはずっと同じような仕組みになっていくと。その間にそれなり以上の成果というものが出てくるという見解ですけども、電気事業なんて様々、流動的ですよね。例えばFITを買っていくという話になってますけども、FIT切れをね、卒FITを買っていくと言ってるけども、じゃ、それもすんなりと進むのかと言うと、まだ未知数ですよね。ほんで、そんな中で、市としては、これを生かすためには一生懸命やっぱり何らかの形で、と言うと、まあ、電気代という形なんですけどね、フォローしていかないと会社としても成り立たない。この会社を核とした計画を立ててるんですけども、大丈夫ですか、財政部ともしっかり話をして、問題のない話で今進んでいる、ここに示されているということでよろしいのかと聞いてるんです。その理念とか言われてもね、よう分からんのです。そんなん夢物語かもしれんのでね、どうなんでしょうということなんです。これは市の計画なのでね。
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◯下村晴意委員長 大西部長。
58 ◯大西清隆総務部長 各年度、予算を編成していきますので、適切な判断というのは各年度していくということでございます。
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◯下村晴意委員長 中浦委員。
60 ◯中浦新悟委員 前、どこやったかな、委員会か一般質問か忘れたんですけども、事業の撤退も含めて、しっかりと都度都度やっぱり考えていかなあかんというような答弁もあったんですね。今はやる気に燃えて、意欲高く、目標高く掲げて一生懸命やってはるのかもしれないですけども、計画に核として書いている状態で、
リーディングプロジェクトですか、それも含めて、そんな中心的にこれを持ってきて大丈夫なのかな。10年間ですよ、この計画。来年、ごめんなさい、やっぱりちょっとしんどくなってきたから、再来年、しんどくなってきたから、思ったとおり進まないからってなかなか言いにくいですよね、ここに中心的に書いてしまうと。それも踏まえて、しっかりとここに示されているんですかと聞いてるんです。
ほんで、今、財政部長から、やっぱり都度都度、毎年度、その財政に見合ってと考えてますけど、そんな状態のものを、これ、10年間の計画の中心に持ってきていいのかという疑問を解決してほしいんです。だから、持ってきて大丈夫なんですという根拠を示してほしいんです。
61
◯下村晴意委員長 大西部長。
62 ◯大西清隆総務部長 今おっしゃっている、環境の方がどういう根拠かちょっと分かりませんけども、計画があるものはいろいろあると思います。今作ってるのはこれですけども、過去に作った、何カ月も前に作ったものもあると思います。それを、今、行政改革推進委員会でいろんなことをテーマとして持ち込みさせてもらって、財政状況がしんどなっていきますのでどうしていくか、また、ファシリティマネジメントでも施設をどうしていくかという見直しは必ず来年度以降あると思いますので、これだけに限って私は言ってるんではありません。それは適切に、その年度年度でまた見直しもあってしかるべきやと思います。これを見直すとか見直さないのかという、そこに特化して私は今ちょっとお答えできませんけども。
63
◯下村晴意委員長 中浦委員。
64 ◯中浦新悟委員 環境計画として様々あるメニューの一つとしてある。それは毎年度の事業、進捗や内容や財政状況や様々のことを勘案して、やっぱりこれは進まなくなったなというのがあってもしかるべきなのかなとは思うんですよ。ただ、これ、核なので。ちょっと明日の総計にも書いてますけども、核として動く事業だと考えると、この事業はふさわしいのかという疑問が僕にはあります。それを踏まえて、ここに書かれてるんだから、核としている以上、やっぱりそれなりの、何でしょう、やる気だけじゃあかんのですけども、それなりの根拠、将来性というのを示していただけるものだと私は認識して、今日、これを見てここへ来たんですけどもね。まあ、覚悟とかになるんかな。どういう見解で、今ここに核として書かれてるのか、もう一度お願いしていいですか。流動的に、3年後、変わるかもしれません、来年、変わるかもしれません、それこそ行革審に、今、諮られている内容でもあるから、平成32年という言い方もおかしいですけども、新元号の2年後ぐらいからは4%減らす、その対象にも入る可能性もあるわけなんでしょう。10年の計画の中の核に入れていいのかという点に僕はすごく疑問を持ってます。
65
◯下村晴意委員長 石畑部長。
66
◯石畑欽一地域活力創生部長 根拠ということになるかどうかあれですけども、2030年、パリ協定の期日があります。そこに向かって生駒市としても、環境モデル都市ですからしっかりと対策をとっていかなければいけない。ただ、市としてできること、行政としてできることと、そうではない分野でできることというのは当然あります。現段階で生駒市で考えられる、例えばまち全体でエネルギーをコントロールしていくとかといういろんなシステムがあるんですけども、それができるのは、例えば電力会社の方ができやすいであったり、そういうことができることを含めて、核と言いますか、
リーディングプロジェクトとしてこれを挙げさせていただいているというのがここに上げさせてもらった理由でございます。
67
◯下村晴意委員長 中浦委員。
68 ◯中浦新悟委員
リーディングプロジェクトに挙げるって、まあ言うてみたら、今回の
環境基本計画の目玉ですよね。核じゃなくてという言い方もそうなんですけど、これ、この分野の核じゃないんですか。どうなんですか。
69
◯下村晴意委員長 石畑部長。
70
◯石畑欽一地域活力創生部長 リーディングプロジェクトですから、これだけしかしないわけではございません。メーンとなる、こういうのが一つの施策の、何と言うか、この計画で、まず出てくる一つの目立つところと言いますか、ですから、これだけしかしてないわけではないんです。その辺、ご理解いただければと思います。
71
◯下村晴意委員長 中浦委員。
72 ◯中浦新悟委員
リーディングプロジェクトで、エネルギーの地産地消を推進で地域課題も解決というプロジェクトなんですよね。そのページを見ると、市民パワー以外の事業って何があるんですか。取組内容、何か、市民パワーを核として、地域でつくった電力を消費するうんぬん、具体的な例、「市民パワーが電力を買い取り」、次も「市民パワーから電力を購入する」、次も「市民パワーと連携をして」、ほんで、そこから生まれる
コミュニティ施策ですよね。他、何があるんですか、だけじゃないと言うんですけど。
73
◯下村晴意委員長 川島次長。
74
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 すいません、
リーディングプロジェクトというのが、
リーディングプロジェクトとして挙げている地産地消の取組、
再生可能エネルギーの取組はおっしゃったとおり、いこま市民パワーを核としたもの、それだけを書いております。
リーディングプロジェクトは何でこの四つを抽出しているかというのは、先ほども申し上げましたけども、要は市民や事業者やみんなで一緒に協働してやっていくという取組、それから、環境だけにとどまらず、この取組をすることによって経済が回ったり、社会面の課題が解決できたりというようなものを、象徴的なものとしてこの四つを挙げさせていただいておりまして、いろんな取組を掲げておるところは、第4章の具体的な施策というところで、特に3番の地球環境のところでは低炭素エネルギーの取組を網羅的に書かせていただいているというところで、核となるという言い方が適切なのかどうか分かりませんけども、象徴的なものを、この四つを挙げているところでございます。
75
◯下村晴意委員長 中浦委員。
76 ◯中浦新悟委員 そこは適切と言っといてよ、出してきたのはそっちなんだから、僕は違うと思うと言うてるけど。
まあ、どうなんだろう、これだけじゃないんだよという物言いなんですね、考え方としては。電気エネルギーの考え方としても、市民パワーと連携して、「市民パワーを核に」的に書いてあるけど、それだけじゃないんですよということなんですね。
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◯下村晴意委員長 小紫市長。
78 ◯小紫雅史市長 先ほど来からちょっと何を質問されたいのか余りよく分からないんですけれども、ここに書いてあることだけじゃなくて、計画に書いてあるものというのは、計画に書いているから、金科玉条のごとくいつまでも絶対、計画期間中、やり遂げなきゃいけないということではなくて、本当に社会状況の変化とか適切じゃないことが出てくれば、ここに書いてあるもの以外でも計画に書いてあるものも、そこは、当然、計画に書いてあるので重く受け止めなきゃいけないけれども、それでも変えなきゃいけないものは変えなきゃいけないというのは、別にこの66ページに書いてあることだけじゃなくて、
リーディングプロジェクトだろうが、総計の記述だろうが、他の計画の記述であろうが、それは全部そうです。計画というものがあるから継続しなきゃいけないというふうになるのは、市民に対する適切な市政を損わしている。変えるべきものは変えるというのは、計画に書いてあろうが、そこは変える可能性というのがゼロな計画の記述というのはあり得ないというふうに思っております。
先ほど来いろいろおっしゃっているんですけれども、ここに書いてあることというのは、先ほど川島次長からも説明があったとおり、市民の
ワークショップの中から出てきて、市民がいこま市民パワーというようなものを中心として選んだ取組というものをやっていくというようなことはこれからの生駒のまちづくりとか
環境基本計画に入れていくべき話なんじゃないかと市民から出てきたアイデアですので、それをきっちりとここに位置付けたということで、それを否定されると
市民ワークショップというものを否定されているということになってしまうので、それは我々としては受け入れられないということでございます。
あと、補足になりますけれども、ずっと申し上げているとおり、何か財政的に非常に負担を与えながらこのいこま市民パワー株式会社というようなものを無理やり継続しているというような認識にそもそも我々は立っておりません。議会で出資金の議案を認めていただいたときに説明しておるとおり、数年間は公的な機関に供給をするというようなところからスタートして、これもずっと随意契約でいくということでは必ずしもなくて、きちんと事業が軌道に乗ってくれば公的な機関に関する部分というものは、当然、随意契約から外して、ちゃんとプロポーザルなり入札なりするということは当然かと思いますが、そういうのを前提のもとで、中長期的に見てやっていくということでございますので、先ほど来からの質問に、一応、全て網羅して答えるとすれば以上のような回答になるかなと思います。
79
◯下村晴意委員長 中浦委員。
80 ◯中浦新悟委員 まあ、市民パワーがここでどうこうというところではないですけど、1点だけ言うと、財政的には負担になっているよということは認識しといてほしいです、何であれ、入札してる方が得なんだから。それを押して費用対効果として将来的成果がこれだけ上がるんだという、市は、夢なのかな、希望を持ってらっしゃるので、その成果をもって、今、随契してらっしゃるんだろうというふうには認識してるんですが、それを僕は是というふうには思えないよというふうにも思いますし、この計画というものを、それは時によって変更してくる可能性全てを否定するわけじゃないですけど、策定段階からそれを前提で作られている計画というのはいかがなものかなというふうにも思いますので、計画に書いてる以上、やり切るんだ、やるんだ、それは僕は当たり前のことだと思ってるんです。それを何かすごく曖昧な形で、流動的な形で作られているというのはちょっと、そもそもいかがなものかなというふうにも思います。ほんで、その核に入ってるこの事業自体が、将来性は僕は、まあ、余り期待をしていない事業ですので、ちょっと核に持ってくるのはいかがかなというふうには思っております。これはもう堂々巡りになるので意見として言っておきます。
81
◯下村晴意委員長 小紫市長。
82 ◯小紫雅史市長 ちょっと説明を理解していただいてないようなんですが、ここに書いている以上は、当然、やり切ると言うか、そういう前提で書いているのは当たり前です。当たり前なんですけれども、5年計画とか10年計画とかになってきたときに、途中で社会状況の変化とかがあるので、そういう場合に計画を遵守することだけが市政として正しいことではないということを申し上げているということは補足して、念のためお伝えをしておきたいというふうに思っております。
まあ、夢みたいなこととおっしゃいますけど、これは別に夢ということでも何でもなくて、財政的に見ても、生駒市の将来の発展ということを考えた上でも、こういう取組を今しておくことが、将来、きちんと生駒市のプラスになって返ってくるという中長期的なこと、これは先ほど申し上げましたけど、そういう説明をして議会でお認めをいただいてるわけですから、それを1年もたたない、1年たったぐらいのところで何かどうだというふうなご意見が議会から出てくること自体が私としては非常に不本意だなというふうなことだけは申し添えておきます。
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◯下村晴意委員長 他にございませんか。神山委員。
84
◯神山聡委員 70ページの方なんですが、スキル・空間・体験のシェアリングで
コミュニティ力アップ、ここの1)の背景・目的に、個人等が所有する活用可能な資産としてスキル、知識、空間などとあるんですけれども、遊休資産としては、例えば家とか部屋とか車、衣類、金融資産とかいろいろあるんですけれども、ここでシェアリングに活用していただこうと本市が考えている遊休資産というのはどういったものを想定しているんでしょうか。
85
◯下村晴意委員長 川島次長。
86
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 様々な、全ての人に共有してもらえるような資産というのはいろいろあるかと思いますけども、こちらで想定しておりますのは、既に取組はいろいろ進んでおりますけども、高齢者の方でリタイアされた方とか専業主婦の方とか、本当にいろんな能力をお持ちの方がたくさんいらっしゃる。それで、まだまだ埋もれたスキルというのがたくさんあるということの、そのスキルや知識の面と、空間というのは、やっぱり空き家等々の活用というのをメーンに考えておりますが、それに限定されることなく、いろんな人が共有して活用していけるものであれば、これも市民の話合いの中でいろんな活動が生み出されていったらいいなというふうには考えております。
87
◯下村晴意委員長 神山委員。
88
◯神山聡委員 今、空間のところで空き家とかいう話があったんですけども、空き家とか空間の貸し借りということは、それが成立するためには両者の信頼関係というものを担保していかないといけないということになるんですけども、その点はどんな形でマッチングを進めていこうと思っているんでしょうか。
89
◯下村晴意委員長 川島次長。
90
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 ちょっとまだその具体的な動きの部分まで制度設計を詰め切れておるわけではありません。ただ、今、先行して建築課の方でも空き家のマッチングの部分で試行錯誤していただいている部分があります。そういった中から一つでも二つでも先行してリーディングケースになるようなものが出てくれば、広がりが出てくるのではないかなというふうには思っております。
91
◯下村晴意委員長 神山委員。
92
◯神山聡委員 シェアリングエコノミーというのに世界中で注目が集まって、日本でもどんどん普及が進んでいるところなんですけども、そこへ法律と規制が追い付いていってないというような現状、課題もあると思うんです。
民泊で、建物が犯罪に利用されていたというような問題もありましたし、既存事業者の保護とか消費者保護の観点とか、それ以外にも安全対策、騒音とかトラブルへの対処など、いろんなことを想定しておいて対応できるように、今後、考えていっていただきたいと思います。
93
◯下村晴意委員長 他にございませんか。中浦委員。
94 ◯中浦新悟委員 この
リーディングプロジェクト、63ページ、何と言うのかな、この表、図があって、ニコちゃんマークが三つやら1個やら2個やらとあるんやけど、三つは、まあ期待してますなんだろうけど、これ、どれほど、どれだけ。何か分からないですよ。これ、一個一個見て、例えばお得でスマートに、食品ロス削減で、3と4の部分が2個になってる。他の部分でもそうですね。これは、どう横断的に物が示されてこの指標が書かれているのか、ちょっと説明してもらっていいですか。
95
◯下村晴意委員長 川島次長。
96
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 この
リーディングプロジェクト自体が、要は分野横断的なプロジェクトを抽出しているというところで、それぞれの取組で、どの分野にどんな効果があるのかを、ちょっとその濃淡を象徴的に示すためにこのようなマークを使わせていただいているんですけども、正直申し上げまして、三つと二つの差とか二つと一つの差がどれだけのものなのかみたいなところで厳密に設定しておるわけではないんですけども、その意味合いの関係性の強さというところで理解をしていただけたらと思います。
97
◯下村晴意委員長 中浦委員。
98 ◯中浦新悟委員 例えば、これ、どう見たらええねん。これは何番や。次世代へつなげは、どれだ、1、2、3か。何やこれ。次世代へってこれや。4番、これか。これで。ごめん。もう、ほんなら私の分かってることで、いこま市民パワーの話で、どうやって。ごめん、いいです、いいです。ちょっと頭の中まとまってないんでいいです。ごめんなさい、失礼しました。
99
◯下村晴意委員長 他に。松本委員。
100
◯松本守夫委員 今度、第3次基本計画ということですけども、2次があって3次があるというふうに思うんですけども、2次からの継続と言いますか、あるいはその関連性についてちょっとお聞きしたいんですけど、24ページ、25ページ、総括ということで、いわゆる目標の達成状況というふうなことが書かれてあるわけですけれども、いろいろ項目を見ますと大方が未達ということで、ちょっとしか到達できてない、達成できてないということなんですけど、この未達の部分は今回の3次でどのように取り扱っているのか、あるいは反映させているのかというようなことは考えておられますか。どうなっているんでしょうかね。全く考えてないのか、あるいは未達、そういうものの関連性ですね、あるいは継続性というのはどうなっておるのかなと。
101
◯下村晴意委員長 川島次長。
102
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 第2次基本計画で設定しております五つの指標ですけども、特にCO2の排出量、ごみの排出量、公共交通の利用者数といったところはちょっと達成率が低くなっているところでございます。これらの項目は、当然、2次だけで終わっていいという項目ではありませんので、3次でも重要な項目として引き続き設定をしております。二酸化炭素排出量というのはそもそも計画全体で達成していくべき数値でございますし、ごみの排出量も生活の分野できっちり取り組んでいくということにしております。公共交通につきましては、地球環境という3番目の分野で、省エネの範ちゅうには入っておるんですけども、公共交通機関の利用促進ということで引き続き取り組むというような位置付けでさせていただいております。
103
◯下村晴意委員長 松本委員。
104
◯松本守夫委員 実は4番目の河川の水質についてちょっとお聞きしたかったんですけど、これはどのように反映されているか。例えばBODですか、これが5mg/lというふうな規制がある。これは国の規制なのか、それとも国際的な規制なんでしょうか。これは国の環境の基準ということ。
105
◯下村晴意委員長 川島次長。
106
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 すいません、国際的なものにまでなっているかというのはちょっと認識しておらないんですけども、国の環境法令上の基準というふうに認識をしております。
107
◯下村晴意委員長 松本委員。
108
◯松本守夫委員 それで、河川の水質が大方、未達やということで、今後どうなっているかというのは、ちょっと私、見ても分からなかったんですけど、どこに明記されてます。
109
◯下村晴意委員長 川島次長。
110
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 具体的な施策の中で申し上げますと、51ページ、目標2の生活環境というところがございます。そこで、水質汚濁の防止といったところですとか水辺環境の保全といったところで、要は公共下水道の引き続きの普及促進とか合併処理浄化槽の普及促進、生活排水対策の推進というところで、これは人が暮らす上での基本となる、本当に環境のベースになる部分だとは思っておりますので、引き続き取り組んでいきたいというふうに思っています。
111
◯下村晴意委員長 松本委員。
112
◯松本守夫委員 文章ではそのようになってるんですけど、実際に5mg/lということで目標を設定したわけですね。ところが、それは達成できなかったと。そういうことで、この目標値というのは今度は設定してないんですか。
113
◯下村晴意委員長 川島次長。
114
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 目標につきましては、直接のBODの値、河川の水質のBODの値というものの設定は今回はしておらないんですけども、それにつながる施策をどれだけ進めるかということで、42ページにその代表指標というものを掲げさせていただいているんですが、この中で、下水道普及率は引き続きモニタリングしていきますと。やっぱりここが進むことで水質というのはよくなっていくというところに直結してくるところかと思います。
それから、
モニター指標のところでも、下水道普及率も含むんですけども、汚水処理人口普及率というところでもモニタリングをしていくという形にしております。
115
◯下村晴意委員長 松本委員。
116
◯松本守夫委員 結果の達成状況のときに、なぜできなかったのかという理由とか原因は追求されているんでしょうか。例えば河川が5mg/lに行かなかったと。これは何でやねんと。だから、それができなかったから今度はこういうふうにしますというようなことがなくて、総論的に、こんなんします、こんなんしますやから、全く同じようなことが書かれてあるわけですね。その辺はどうなんですかね。
117
◯下村晴意委員長 川島次長。
118
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 ちょっと詳細な把握まで私どもではあれなんですけども、河川の水質に関しましては、近年の傾向としましてはBODの達成地点数も順調に増加してきておったという傾向にあったということは担当課の方からも聞いております。
ただ、29年度、竜田川流域については達成できなかった、この理由に関しましては、自然水量の減少、雨の量の少なさとか水量の減少によって、水の量が減りますとやっぱり濃度が高くなって希釈されにくいというような状況が昨年度は見られたと。それが主要因ではないかというような分析を担当課からは聞いております。
だから、こういった点も踏まえまして、生駒市の環境白書というものを年に1回取りまとめておるんですけども、そういったものを市民の皆様にお示しすることで、どういうところまでどう進んでいるか、そんなことをきっちりとご説明してまいりたいというふうに思っております。
119
◯下村晴意委員長 松本委員。
120
◯松本守夫委員 今ご説明いただいたんですけど、14ページを見ますと、できてないと言うか、達成が非常に難しかったというふうなグラフで表していますね。だから、できてないという理由をきちっと分析して、そして、今後の計画に、是非、取り入れていただきたいというふうに思います。以上です。
121
◯下村晴意委員長 他にございませんか。神山委員。
122
◯神山聡委員 先ほど質問していた70ページの方なんですけども、3)の想定される成果の環境面のところに、空間の効率的な活用により天然資源投入量やCO2排出量が削減すると書かれてるんですけれども、これがちょっと今一つ、どういうことなのか分からないので、具体的な説明がいただけたら。
123
◯下村晴意委員長 川島次長。
124
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 これも一つ、空き家を例にとってお話をしますと、空き家というのは既存で、そこに存在しているストックと言いますか、資産ということになります。これを有効に活用するということは、ある意味、新築で住宅が生まれたりですとか新たなストックをつくっていくことに比べて、やっぱり資源投入量も少ないですし、CO2の発生量も少ないというようなところを中心に、ここは記述をさせていただいているところです。
125
◯下村晴意委員長 神山委員。
126
◯神山聡委員 分かりました。そうやって聞くと分かるんですけども、想定される成果というところでは、やっぱりシェアリングしていく方々の動機付けにもなってくるようなところだと思うので、もう少し分かりやすく丁寧に書いていただけたらなと思います。以上です。
127
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
128
◯下村晴意委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。樋口議員。
129 ◯樋口清士議員 2点、ちょっとお伺いしたいことがあるんですが、先ほど松本委員から目標値の話が出ておりました。前計画の指標と新しい計画の指標・目標値、ちょっと入換えがあって、先ほど、水質に関しては代表的なものを別途これに置き換えたという話もあったんですが、例えば公共交通なんかはすっかりなくなっちゃっているんですよね。達成率が非常に低いものに対して目標はもう消したということで、いや、諦めたのかというようにも見えるんですけど、このなくなった理由というのは何ですか。
130
◯下村晴意委員長 川島次長。
131
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 決して公共交通の取組を諦めたとか取組を緩めるといった趣旨ではないんですけども、実際、指標としては設定をしておりませんけども、分野としては、今回、省エネのところ、3の地球環境の省エネルギーのところに交通の取組を入れさせていただいております。
総合的に考えて、公共交通の利用が進むということはCO2の削減が進むということで、CO2の削減量のところで包括的に捉えられたらというふうに考えております。
132
◯下村晴意委員長 樋口議員。
133 ◯樋口清士議員 いろいろ具体の取組を並べられていますよね。一番最後に、進行管理しますと。PDCAサイクルを回しますと。代表的な指標だけを見てると、何をやった、何をやってない、何ができてないから目標が達成できてないんだという因果関係がもう一つ見えないんですよね。それぞれの取組が代表的な指標にどう関わっていくのかというのは、これはなかなか因果関係を明確にするというのは難しい話だと思うので、逆に、個別の取組に対して、何をどうしていくんだという目標を掲げてやっていくことによってPDCAというのを回していくことができるんじゃないかと思うんですけど、かなり細かい作業にはなるんですけど、指標を掲げられるもの、られないものもあるとは思いますが、られるものをあえて消していくということではなくて、逆に、それぞれの取組に対して何を目標にしていくんだということをもうちょっと明確にしていった方が後々の進行管理というのはやりやすくなるんじゃないかと思うんですが、そのおつもりはありますか。
134
◯下村晴意委員長 川島次長。
135
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 個々具体的な取組一つ一つに、例えばKPIを設定して進行管理していくというような手法もあると思います。今回、計画の進行管理の手法をどのような仕組みで回していくかというところまで、ちょっとまだ詳細には決め切れておらないところですけども、当然、年度ごとなりで、こんなことに取り組みます、ここを目標地点に置きますというようなことは、やっぱり進行管理する以上、必要だと思いますので、その過程の中で、今ご指摘いただいたところも検討させていただきたいなと思います。
136
◯下村晴意委員長 樋口議員。
137 ◯樋口清士議員 総計の中でも科学的根拠を持って政策を進めるということがうたい上げられていますので、それをやろうと思うと、やっぱり数値目標なりというところは、一定、こだわらないとできない話なんじゃないかなと思いますので、これから進行管理のやり方については考えるということなので、よろしくお願いいたします。
それともう1点、
リーディングプロジェクトの話なんですけど、これ、先ほど象徴的なプロジェクトという言い方をされておりましたが、一方で、63ページのところに計画全体をけん引する役割を果たす取組を抽出ということを書いているんですが、これは10年計画の中でやっていく話だと思いますけど、5年に1回見直しもかけますと。結局、先ほどの進行管理とも関わるんですけど、いつ誰が何をするかという具体的なものが、実はこれを読んでいて全く見えないんです。書いていることが具体的な取組の例であって、何をしますとは一切書いてない。
例えばというところでいくと、68ページの生駒の豊かな自然とライフスタイルという項目について、来年度、具体に何をされる予定をしていますか。
138
◯下村晴意委員長 川島次長。
139
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 現時点で、それぞれ各項目とも全てなんですけども、具体的にこの人とこの人が連携してこういう取組をしていきますというようなところまで決め切れておるわけではございません。
先ほども申し上げましたけど、この取組が、要は市民の
ワークショップから出てきた取組でございます。できればと言いますか、市民が主体になって、こんなアイデアもありますよ、あんなアイデアもありますよという機会をまずつくらせていただくということで、市民から発案されたものを政策として実行していくというような動かし方を考えておりまして、具体的には
ワークショップのメンバーを中心にということなんですけども、仲間づくりの方法ですとか資金集めの方法とか、そういったセミナーも今年度中に開催をして、そういったところのネットワークづくりからまずは始めていきたいなというふうに思っておるところです。
140
◯下村晴意委員長 樋口議員。
141 ◯樋口清士議員 分からんでもないんですけど、これは行政の計画ですよね。
ワークショップでいろいろアイデアを出していただく。これは結構なことやと思うんです。出てきたアイデアをそのままずばりやるということは多分できないですね。財政の縛りがあったり、いろいろ法規制の問題があったり。そこは行政として、ちゃんとできること、できないことの仕分けをして、行政の事業として取り組んでいくというのが当たり前の話だと思うんですけども。なので、そういうことから考えると、計画ということで、しかもリーディングと付けて、この全体計画をけん引するという位置付けに持ってきているわけですから、じゃ、10年間で具体的に何をするんだと言われたときに、これから考えますというスタンスで本当に大丈夫なのかと。
逆に言えば、今、次長がおっしゃってた話は、
リーディングプロジェクトとして市民の
ワークショップを回しながら具体的な施策をいろいろと考えて、それを実現に向けていくという一つの仕組みですよね。これが
リーディングプロジェクトとして位置付けられているなら僕は納得しますけど、この全体計画をけん引するプロジェクトとして、これでまだ中身は決まってません、市民に委ねますというのは、ちょっとどんな位置付けなのかなというのは疑問に思いますね。そこはちょっと一回考えてみていただければ結構かと思います。以上です。
142
◯下村晴意委員長 他にございませんか。浜田議員。
143 ◯浜田佳資議員 幾つか、読んでいてよく分からない点があったので、確認等をさせていただきます。
まず、12ページの下なんですけど、今後の課題のところで、最後に「今後は市内における産業の活性化が望まれています」と。これが今後の課題と書いているんですが、これは
環境基本計画の中での位置付け、ひょっとしたらこれが2次と3次の違いを象徴しているのかもしれませんが、そこら辺、ちょっと説明していただけますか。
144
◯下村晴意委員長 川島次長。
145
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 2次計画との違いの顕著なものの一つとして、従前は環境ですとかエネルギーの取組だけを書いて、その環境面の効果だけをうたうというような計画であったかと思います。ただ、今回は、既に環境モデル都市のアクションプラン等々ではその考え方を取り入れておるんですけども、環境と経済と社会と、この3側面を統合的に高めていこうという視点でこの計画を作っておりますので、産業の活性化というところもそこに絡めて書いておるというようなところでございます。
146
◯下村晴意委員長 浜田議員。
147 ◯浜田佳資議員 いろいろ分からない点がありますので、順次、質問させていただきます。
次、一つ戻って、11ページの一番下の今後の課題なんですが、上のグラフとの関係で見ますと、急速に人口増加が進んだことによる高齢化への対応が必要というふうになると、80年代に人口増加が進んでおるので、ここで高齢化が進んだかというとそうじゃないので、これはどういう意味なのかというのを説明していただけますか。
148
◯下村晴意委員長 川島次長。
149
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 ちょっと言葉足らずなところはあろうかと思いますが、昭和30年代とか40年代に一気に宅地開発が進みまして、同じ年代の人が一気に同じ住宅地に入ってこられたと。そんな人らが一気に高齢化を迎えるというような意味合いで書かせていただいているところでございます。
150
◯下村晴意委員長 浜田議員。
151 ◯浜田佳資議員 この文章だけ読んで、
パブリックコメントをとる場合は市民の皆さんはこの文章だけを見るわけなんですよね。今の説明を聞いてという話じゃないので、文字で分かるというふうに何か対策してほしいと思います。
続いて15ページなんですけど、ごみのところで、図のごみの数字とその下の表のごみの数字がそれぞれ違って、下の表の方が常に多いんですが、これの差はどこから来ていますでしょうか。
152
◯下村晴意委員長 大窪課長補佐。
153 ◯大窪奈都子環境モデル都市推進課課長補佐 上に出ておりますごみの排出量と言いますのは、行政が回収するものとして排出されたものでございます。下のごみ発生量には、行政で回収された量に集団資源回収で回収した量も含んでおりますので、発生量の方が多くなっております。
154
◯下村晴意委員長 浜田議員。
155 ◯浜田佳資議員 続きまして、24ページなんですが、ごみのところで数字が、整合性がとれてるかとれてないか、どうもよく分からない点がありまして、真ん中の指標2のところの直近の実績値というのがあります。これに12万人と365日を掛けますと、市から出されています家庭ごみ量の29年度の合計と比べて、この24ページの表の方が多いのですが、これはどこのずれから来ているんでしょうか。
156
◯下村晴意委員長 大窪課長補佐。
157 ◯大窪奈都子環境モデル都市推進課課長補佐 ホームページに出ておりますその表は家庭から出されたごみのうち燃えるごみとして出されたものになっております。24ページに出ております29年度の直近の実績値と言いますのは、これは家庭から出たごみ全てですので、燃えるごみとして出されたものと、大型ごみとして出されたものと、あと、資源ごみの量も含んだ数字になっておりますので、こちらの方が多いということになっております。
158
◯下村晴意委員長 浜田議員。
159 ◯浜田佳資議員 この表なんですが、燃えるごみだけではありません。資源ごみも含まれております。瓶・缶・割れ物も、新聞も雑誌も段ボールもミックスペーパーも全部含まれての数字なんです。それよりも多いということなんですが、いかがでしょう。
160
◯下村晴意委員長 大窪課長補佐。
161 ◯大窪奈都子環境モデル都市推進課課長補佐 すみません、訂正させていただきます。ホームページに出ておりますのは資源ごみも入っておりますので、ホームページに載っているもので24ページの表に含まれていないものは大型ごみとして収集されたものだけになっております。失礼いたしました。
162
◯下村晴意委員長 浜田議員。
163 ◯浜田佳資議員 今後の環境に関しては24ページの数字を指標にするということになりますね。
164
◯下村晴意委員長 大窪課長補佐。
165 ◯大窪奈都子環境モデル都市推進課課長補佐 24ページの指標は第2次計画で管理していた表でして、第3次計画の方は42ページの表になりますが、こちらの方では家庭から出る燃えるごみの量を第3次計画では指標としておりますので、24ページの数字とは若干変わってまいります。
166
◯下村晴意委員長 浜田議員。
167 ◯浜田佳資議員 じゃ、これからは42ページの数字でやるということなんですが、これも、若干ですけどね、誤差があるので、そこら辺はまた、一回、突き合わせていただきたいと思います。数%なんですけど、燃えるごみが数%違うだけで、下げるだけでひいひい言うてる、そういった数字なので、そこら辺はきっちり精査していってほしいと思います。
そして、28ページなんですけど、せいかつ環境分野のところのプロジェクトで、これまでの経過と実績というのに書かれているんですが、一番上のレジ袋に関するところ、これに関しては、経過は書かれているんですが、実績が書かれてないように思うんですが、それはどうなっているんでしょうか。
168
◯下村晴意委員長 川島次長。
169
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 これまで市民中心にやってきたことの実績を文章表現で書いておるというところなんですけども、レジ袋に関しましては、有料化しましたのが26年6月、その有料化した前に各スーパー等で配っておった配布枚数に比べて、平成29年度では約90%削減がなされておるというところで担当課の方からは聞いております。
170
◯下村晴意委員長 浜田議員。
171 ◯浜田佳資議員 この
環境基本計画のいろんな取組の推進で、市民の皆さんの協力を一つの大きな柱にしていると書かれていますし、そのために、先ほど中浦委員も言われたニコちゃんマークのところで、かなりそこら辺を重視しているなというのが分かるんですけど、そのためにも、こういったレジ袋有料化、結構、いまだに市民の皆さんでもいろいろ困惑しておられる方とかもおられますので、実績があるのなら、ちゃんとこれだけ皆さんの頑張りで行ってますよというのを示さないと、市民の皆さんの力をと言ってもなかなか行かないと思いますので、そこら辺、よろしくお願いします。
そして次、18ページなんですけど、樋口議員からも公共交通の話も出ましたが、ここで、公共交通機関の利用を促すことが必要ですと。これは分かるんですけど、こう書いて進むとは思わないので、今現在、何がネックになっていて、どういった方向でという、何か考えておられるものがありますでしょうか。
172
◯下村晴意委員長 川島次長。
173
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 現時点では、高齢化のスピードが上がってきているとは言え、公共交通の全体の機関分担率というのが、まだ生駒市は比較的高目で推移はしているんだろうと思います。ただ、これから本当に一気に高齢化が進んでまいりますので、通勤の利用なんかは本当に激減するであろうというふうには認識をしております。
具体的な取組としては、先ほども申し上げておりましたけども、地球環境の部分、55ページのところで交通の取組というものを掲げて、この
環境基本計画の中では位置付けておるというところでございます。
174
◯下村晴意委員長 浜田議員。
175 ◯浜田佳資議員 何が今進まないネックになっているのかという点ではまだ分析はできていないという理解でよろしいですか。
176
◯下村晴意委員長 川島次長。
177
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 減少しておるという傾向自体は捉えておりますけども、その要因というのは多岐にわたるんだろうと思いますが、そこまで詳細な分析はできておらないというところです。
178
◯下村晴意委員長 浜田議員。
179 ◯浜田佳資議員 39ページで望ましい環境像というのが書かれております。「豊かな自然と市民力を活かし」ということで、豊かな自然が生駒の非常な売りと言いますか、アピールポイントだというふうなのは43ページも含めていろいろ出されておりますし、概要案にも書かれておられるんですけど、この概要版でも「里山を保全し、利活用を進めます」と書いておりますが、この発想との関係で気になるのが高山の第2工区なんですけど、高山第2工区をどうしていくのかということもこの
環境基本計画をベースに進めるという理解でよろしいでしょうか。
180
◯下村晴意委員長 小紫市長。
181 ◯小紫雅史市長 何か、ある課が作った計画だからとかいうことではなくて、市の計画ですので、当然、市の計画に明らかに反するような形で他の事業が進むということはあり得ないものというふうに考えております。ただ、さっきも申し上げたように、計画が何か金科玉条と言うか、社会情勢に応じて変わっていくことというのはもちろんあるとは思っておりますが、それも、別に高山第2工区が出来るからこれをほごにするとか、そういう意味ではなくて、計画というのは柔軟性があってしかるべきだというふうには思いますけれども、高山地区第2工区の開発に当たっては、全国的にも非常に評価が高いあの地域の里山、自然、当然、伝統的なものもございます、そういうものとしっかりと調和をとった形で事業を進めていくということは当然だと思いますし、もう一歩言えば、ああいう最先端の場所というものと、その非常に近くにいい形で伝統とか自然というものが共存しておるというところは、全国を見ても非常に希有な、それは逆に言えば一つの売りになっていくんじゃないかなというふうには思っておりますので、そういった形で開発をしていくことで、この
環境基本計画とも整合性がとれていくんだろうというふうには思います。
182
◯下村晴意委員長 浜田議員。
183 ◯浜田佳資議員 一般論として計画が変わることはあり得ると思いますが、豊かで多様な自然と共生するまちというのが柱になっていますので、この根幹は変わらないと思いますので、ちゃんとやっていただけるというふうに思いますが。
最後に、70ページで、神山委員からも空間についての質問が出ました。空き家の活用という話が出ましたけど、これは先ほどの11ページと同じように、ここに書かれている言葉で分かるかと言うと、これを分かってくれと言うのは難しいと思うんですよね。
そこで、先ほど私とか皆さんが質問した中で、これは市民の皆さんに正確に理解しておいてもらわないと困るな、理解しておいてほしいなというのが幾つかあると思うんですよ。そこら辺を、もちろんこの
パブリックコメント案を変えるんじゃなくて、説明資料として付加してはどうかと思うんですが、それはいかがでしょうか。
184
◯下村晴意委員長 川島次長。
185
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 今は
パブリックコメント案ということでお出しをさせていただいているんですけども、最終決定までにはいろんなタイミングはまだあろうかと思います。当然、ここには語句説明とか資料的なものも付けさせていただく予定をしておりますし、どういう方向で対応するのかを検討させていただきたいと思います。
186
◯下村晴意委員長 他にございませんか。惠比須議員。
187 ◯惠比須幹夫議員 ちょっと1点だけお聞きをいたします。
41ページの四つの目標のうちの目標3のところで、再生エネの地産地消が進む低炭素のまちとありまして、後段のプロジェクトの説明のところとも関連はしてくるかと思うんですが、ここの中での再生エネルギーの普及という部分なんですが、プロジェクトの説明のところでは、固定買取りの制度の期間が終了した段階で市民パワーの方でも買取りをしますうんぬんという話もありましたが、他に、現状既に動いている部分と想定されている部分についてちょっと説明をしていただけますか。
188
◯下村晴意委員長 川島次長。
189
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 エネルギー源につきましては、やっぱりメーンになってきますのが太陽光発電というところで、メーンの項目としてFIT切れの電源を獲得しに行くというところを中心に書かせてはいただいておりますけども、現時点でまだ具体的な計画等はありませんけども、公共施設の屋根等々にもまだ太陽光発電が乗っていない部分もございます。そういったところに、市民主体で共同発電所をやっておられる団体もありますので、そういったところと協働してやっていくとか、それから、今、廃棄物処理施設、清掃センター等においてリプレースの話等々も出ておりますので、そういった機会を活用して電源をつくっていくとか、そういったあらゆる可能性を探りながら検討していきたいというふうに思っております。
190
◯下村晴意委員長 惠比須議員。
191 ◯惠比須幹夫議員 いこま市民パワーの方では、電力の調達先として大阪ガスさんからの割合がかなり多くあるということなんですが、そこで供給を受けてる部分について何らか、低炭素化とか再生エネ活用という部分で数値として関連してくる部分とかはあるんでしょうか。
192
◯下村晴意委員長 川島次長。
193
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 市民パワーが供給を受けております大阪ガスの電源につきましてはほとんどが天然ガス火力発電というところなんですけども、7%程度は自然エネルギーの発電、太陽光等々も含めてお持ちになっているということですので、そういったところを前面に出してというところも考慮できるのかなというふうに思っております。
194
◯下村晴意委員長 惠比須議員。
195 ◯惠比須幹夫議員 石炭火力と天然ガスがどれぐらいCO2の排出量が違うかというのはちょっと今すぐ分かりませんが、その中で、地産地消という部分では、特に何らか、生駒市内にそういう電源を確保していくという部分も一つ目指す方向ではないかなとも思うんですが、例えば大東市さんなんかでしたら大型のバイオマス発電を生駒山中でされていたりとかいうこともありますし、その辺の可能性を一方では追求していくべきではないのかなとは思うんですが、そういった考え方というのは、今まで何らか、なかったんでしょうか。
196
◯下村晴意委員長 川島次長。
197
◯川島健司地域活力創生部次長兼
環境モデル都市推進課長 当然、生駒市域で、市がやるにしろ、民間がやるにしろ、そういうバイオマスも含めて電源があれば、本当に有り難い話と言いますか、真っ先に活用していくべきものだとは考えております。ただ、現時点で具体的に想定できるものはありませんけども、そういったところを、民間を含めて模索していけたらなというふうに思っております。
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◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
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◯下村晴意委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて
委員外議員による質疑を終結いたします。
本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかご協議願うのですが、今後、本計画が策定された際、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、報告を受けることから、その際に改めて調査することでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
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◯下村晴意委員長 それでは、計画策定後に調査することといたします。
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201
◯下村晴意委員長 3、その他。
本件は、所管事項について委員の発言を受けます。
何かございますか。
(「なし」との声あり)
202
◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
企画総務委員会を終わります。
午後2時17分 閉会
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生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
企画総務委員会委員長 下 村 晴 意
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