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  1. 生駒市議会 2018-12-12
    平成30年第8回定例会 厚生消防委員会 本文 開催日:2018年12月12日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時0分 開会 ◯伊木まり子委員長 ただ今から厚生消防委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  それでは、次第に基づき、審査及び調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 開議 2 ◯伊木まり子委員長 1、審査事項、(1)議員提出議案第8号、認知症施策の推進を求める意見書についてを議題といたします。  本案の審査に当たり、提出者成田議員に出席願っておりますので、ご了承願います。なお、内容については、過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。竹内委員。 3 ◯竹内ひろみ委員 第4項のところで、ビッグデータを活用してという項目がありますが、このビッグデータの活用については個人情報の漏えいとか、悪用とかいった例もありますので、少し懸念をしているわけですけれども、この点について、どのような対策をとられるか、教えていただきたいと思いますが。 4 ◯伊木まり子委員長 成田議員。 5 ◯成田智樹議員 ご質問の個人情報の保護についてのご懸念につきましては、理解するものでございますが、活用されるデータにつきましては、安全に管理、匿名化を行い、個人を識別できない状態のものを使用するなど、個人情報保護に関しては法令に基づいての十分な配慮がなされるべきものと考えておりますし、国としても一定のそちらの方の方向性も示されておりますので、大丈夫だと思います。 6 ◯伊木まり子委員長 竹内委員。 7 ◯竹内ひろみ委員 そういったしっかりした対策とられるということであれば、この認知症の施策の推進という点では同意いたします。 8 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 9 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。
                 (「なし」との声あり) 10 ◯伊木まり子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議員提出議案第8号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 11 ◯伊木まり子委員長 ご異議なしと認めます。よって、委員会といたしましては、議員提出議案第8号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 12 ◯伊木まり子委員長 続いて、2、調査事項、(1)生駒市自殺対策計画(案)に係るパブリックコメントの実施について。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、理事者から報告を受けるものです。なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 13 ◯伊木まり子委員長 本件について、部長から報告を受けます。影林福祉健康部長、お願いします。 14 ◯影林洋一福祉健康部長 それでは、調査事項1、生駒市自殺対策計画(案)に係るパブリックコメントの実施について、ご説明を申し上げます。  日本の自殺死亡者数は平成10年以降14年間連続で毎年3万人を超えておりました。平成18年に自殺対策基本法が施行されて以降、自殺は広く社会問題と認識され、国を挙げ自殺対策が推進された結果、自殺者減少傾向となっておりますが、現在でも2万人を超える水準となっております。その後、自殺対策基本法は平成28年3月に改正され、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、全ての都道府県及び市町村地域自殺対策計画を策定することとされましたことから、本市においても課題を見据え、策定するものでございます。本計画の計画期間は2019年度を初年度とし、5年後の2023年度を目標年度としております。  本市の自殺者の状況につきましては、5年間の平均自殺率が人口10万人当たり12.6人と、国の18.5人、県の15.5人に比べ、低い状況ですが、高齢者無職者ハイリスク層で、リスク要因として生活困窮、介護の悩み、勤務問題が挙げられています。本計画では平成29年7月閣議決定自殺総合対策大綱に基づき、五つの基本方針を定めるとともに、地域自殺対策政策パッケージや、地域自殺実態プロファイルに基づき、基本施策重点施策を定め、関係機関と連携を図りながら、取組を進めてまいります。  今後、この計画案を12月20日から来年1月18日までの間、パブリックコメントで公表いたしまして、市民等の意見を聴取する予定となっております。計画の概要につきましては、この後、担当課長から説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 15 ◯伊木まり子委員長 吉村健康課長。着席のままでお願いします。 16 ◯吉村智恵健康課長 それでは、少しお時間を頂きまして、生駒市自殺対策計画案について、ご説明させていただきます。  計画書は6章構成としており、成案には各部署の事業を体系化した資料編を掲載いたします。  それでは、計画書の2ページをご覧ください。  第1章では、計画の概要といたしまして、計画策定の趣旨、位置付け、計画期間、計画の数値目標について掲載をしております。  計画策定の趣旨といたしましては、生駒市の自殺率は国や奈良県の自殺率と比較し、少ない状況ではありますが、年間15人前後の方が自殺しておられることから、自殺対策に特化した相談窓口、ハートホットルームやゲートキーパー養成研修、産後うつ対策等自殺を予防する直接的な対策を行ってまいりました。しかしながら、自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、自殺の背景には精神保健上の問題だけでなく、様々な社会的要因があるため、一つの事業や一つの部署だけでは解決しきれない状況となっております。自殺の背景にある様々な問題を多方面から支援することで、その多くは防ぐことができると言われています。  市民一人一人が命の大切さを考え、人と地域の絆を強めていく中で、生きることを阻害する要因を減らし、生きることを促進する要因を増やすことで、誰も自殺に追い込まれることのない生駒市を目指し、生きる支援事業として総合的に取り組んでいく必要があることをうたっております。  続きまして、この計画の位置付けですが、自殺対策基本法自殺総合対策大綱に基づく市町村計画であり、奈良県自殺対策計画及び生駒市総合計画やその他関連計画と整合性を図るとこととしております。計画期間は2019年度から2023年度までの5年間とし、5年に一度を目安として、社会情勢や計画の進捗状況に応じて内容を見直すこととしております。  続いて、4ページをご覧ください。  計画の数値目標ですが、国の目標に合わせ、自殺死亡率を10年間で30%減らすこととしております。生駒市の過去5年間の平均自殺死亡率、12.6人を毎年3%減少させ、5年後には15%減の10.7人以下とし、最終的には自殺者ゼロを目指します。  続きまして、7ページからの第2章です。  第2章では、生駒市の自殺の現状と課題を掲載しております。本市の自殺者の概況を申し上げますと、自殺死亡率は国や県に比べ、低い状況にありますが、年間15人前後の方が自殺で亡くなっています。性別、年齢別、自殺者数や職業別、同居人の有無などのデータもこちらに掲載しておりますけれども、厚生労働省が管轄する自殺総合対策推進センターにおいて、これらのデータを基に生駒市の自殺者の属性等について、詳細な分析が行われました。こちらにつきましては、13ページをご参照ください。  その分析の結果、生駒市の特徴といたしましては、高齢者無職者、勤務・経営者自殺率が高いとの結果が示されました。さらに、自殺に至るまでの要因といたしましては、失業による生活苦や過労などの仕事や生活に関する悩み、介護の悩みが多いとの結果も示されております。これらの生駒市の状況及び第3章にお示しします基本方針を受け、第4章、第5章で具体的な取組を位置付けております。  続きまして、17ページをご覧ください。  第3章の基本方針では、平成29年7月に閣議決定されました、自殺総合対策大綱に基づき、本計画の五つの基本方針を定めています。  一つ目は、生きることの包括的な支援として推進していくこと。  二つ目関連施策との有機的な連携による総合的な対策として展開していくこと。  三つ目、対策の段階に応じたレベルごとの対策を効果的に連動させること。  四つ目、実践と啓発を両輪として推進すること。  五つ目関係者の役割の明確化と関係者による連携、協働を推進することといたしております。  施策の体系といたしましては、国が定めます地域自殺対策政策パッケージにおいて、全ての市町村が共通して取り組むべきとされております基本施策と、生駒市の自殺者の特性を踏まえて取り組む重点施策の二層構造となっております。  それでは、23ページからの第4章に移ります。  第4章では、基本施策を、第5章では重点施策を掲載しております。この計画の大きな特徴は、現在、各部署、機関で行われている様々な事業を生きることの支援との観点で整理し、体系化を行っているところです。従来、個々に提供されてきました事業を横断的に連動させて、包括的に支援を行うことを目指しております。  23ページの基本施策といたしましては、国が取り組むべき施策として、5項目を位置付けております。  一つ目自殺対策を支える人材育成二つ目、市民への啓発と周知、三つ目、生きることの促進要因への支援、四つ目児童生徒のSOSの出し方に関する教育、五つ目、地域における様々なネットワークの構築としており、各項目ごとに主な取組内容を掲載しております。  続きまして、32ページ、第5章をご覧ください。  第5章では、生駒市の特性を踏まえて取り組む重点項目を掲載しております。重点施策といたしましては、高齢者対策生活困窮者等対策勤務経営問題対策の3項目としております。こちらも各項目ごとに主な取組を掲載しております。  最後に、41ページの第6章をご覧ください。  第6章では、今後の推進体制と評価を掲載しています。推進体制といたしましては、今後、医療、福祉、教育、経済、労働等関係部署や機関を構成員とする仮称自殺対策推進会議を開催し、各種施策の調整を行い、多方面から自殺対策を推進していきます。また、自殺の危険性が感じられる事例が発生した場合には、関係機関担当者が集まり、支援方法の検討を行い、各部署の役割を明確にし、自殺対策担当部局を中心に、個人を総合的に支援していきます。  以上、生駒市自殺対策計画案の概要でございます。 17 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。惠比須委員。 18 ◯惠比須幹夫委員 それでは、何点かお尋ねいたします。  まず、基本施策の24ページのところですが、ゲートキーパー研修について、市民についても、これ、後ろの一覧を見ますと、現状211から延べで700人までということがあるんですが、このゲートキーパーの方は、考え方によっては、極力地域に偏らずおられるという身近に常に相談できる方がおられるということが好ましいのかなとも思うんですが、その辺の地域の偏りとか、地域、地域での目標をどうするかとかいうような話は議論の中ではなかったんでしょうか。 19 ◯伊木まり子委員長 吉村課長。 20 ◯吉村智恵健康課長 今までのゲートキーパー研修の取組といたしまして、地域の民生委員さんたちに受講していただいているという経緯がありまして、そちらの面からすると、ほぼ広い範囲でゲートキーパー研修を受けていただいているかなというふうに考えております。今後といたしましても、おっしゃっていただきましたとおり、できるだけ偏在がないような取組はしていきたいと思います。 21 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 22 ◯惠比須幹夫委員 現状で行くと、身近ということになると、民生委員さんにいろんな層の方も相談できると言うか、するという体制だということですか。 23 ◯伊木まり子委員長 確認ですか。吉村課長。 24 ◯吉村智恵健康課長 まず、今、どなたからそのゲートキーパーの役割を担っていただくのがいいのかなというところで、民生委員さんから始めさせていただいているんですけれども、今後につきましては、もっと広く市民の方々にも研修を受けていただくような働きかけをしていく予定でございます。 25 ◯伊木まり子委員長 他に。惠比須委員。 26 ◯惠比須幹夫委員 続いて、36ページのところですが、36ページの一番最後の方に、今の民生委員さんのお話がちょっと出てますが、担当地区一人暮らし高齢者宅を訪問し、うんぬんということですが、民生委員さんは一人暮らしのお宅を訪問していただいてということなんですが、特にちょっと課題かなとも思いますのが、地域、地域で老老介護までとは言わずとも、なかなか地域とつながりを持たれずにこもっておられると言うか、地域で暮らしておられるという方が結構課題になるのかなとも思うんですが、その辺の皆さんに対する、どう手を伸ばしていくかとかいうようなお話というのは議論の中ではございませんでしたでしょうか。 27 ◯伊木まり子委員長 吉村課長。 28 ◯吉村智恵健康課長 今、おっしゃっていただきました老老介護の方という特化したことではないんですけれども、高齢者の生活を支えていただいています包括支援センターの職員さんでありましたり、障がい者の生活を支えていただいている同じく支援センターの職員さん、こういった方たちゲートキーパーの研修というのは受けていただきたいなというふうには予定をしております。 29 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 30 ◯惠比須幹夫委員 それでは、次に、39ページのところですが、その労働者向け相談窓口うんぬんとあるんですが、特に行政との接点という部分から見ましても、現役世代就労者で特に行政とか地域との接点が低い皆さん、層の方がおられると思うんですが、その辺の皆さん、層に対しての対策というのは何らか、検討の中ではお話は出ましたんでしょうか。どうカバーしていくかという部分。 31 ◯伊木まり子委員長 吉村課長。 32 ◯吉村智恵健康課長 一定規模事業所につきましては、会社の中でメンタルヘルスの取組というのがあるかと思うんですけれども、やはり市内の事業者さんは19人以下の事業所が非常に多く、なかなか職員さんのメンタルヘルスに関する取組もできてないというふうなデータもありますことから、経営者方たちに対して労働者方たちが困ったときに、こういう相談窓口があるんだよということを伝えていただけるような情報提供を考えております。 33 ◯伊木まり子委員長 質疑等ございませんか、他の方で。それじゃ、惠比須委員。 34 ◯惠比須幹夫委員 推進体制についてなんですが、横断的にということで、それぞれの課、関係する課も携わってということで進めていかれるということなんですが、その辺の目標等の管理とか、どこがリーダーシップを最終的にとられるのかとかいうようなこと、体制としてはどういうことで考えられてるんでしょうか。 35 ◯伊木まり子委員長 吉村課長。 36 ◯吉村智恵健康課長 最終的にリーダーシップをとりますのは、自殺担当課健康課になると考えております。こういった推進会議に関しましては、全ての課が入っていただくのが一番いいかと思うんですけれども、主には人々の生活を支える施策を担当している課に入っていただきまして、今ある制度で支えていけるのかどうかというところを検討していきたいと考えております。 37 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 38 ◯惠比須幹夫委員 自殺対策推進会議とか、担当者会議も設置されてということですけども、それでは、健康課ということで、福祉健康部の部長がということになるんですか。その中で取り仕切っていかれると言うか、いろんな管理をしていかれるというのは。 39 ◯伊木まり子委員長 影林部長。 40 ◯影林洋一福祉健康部長 平成29年11月にこういった各市町村での計画策定の手引きというのがございまして、その中では行政の最大の責務は住民の命を守ることだということで、全市的な対応をするように、してほしいということで、行政トップを中心にというような表現がございますけれども、その辺りはちょっとこれから調整をして決めたいと考えております。 41 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 42 ◯惠比須幹夫委員 計画自体は非常に網羅された内容となっているとも思いますし、その辺、絵に描いた餅にならないように、推進体制だけしっかりと押さえて進めていただければと思います。これは意見とさせていただきます。 43 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 44 ◯伊木まり子委員長 この際、委員として発言したいので、暫時、白本副委員長委員長の職務を願います。 45 ◯白本和久副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。  伊木委員。 46 ◯伊木まり子委員 先ほど生駒市の問題というのは、高齢者と、それから無職、3点おっしゃったんですけども、それは分析した結果ということなんですけども、8ページの表とか11ページの表を見てますと、高齢者じゃなくて、40代から60代ぐらい、それから健康問題が一番の原因かなとか、女性が多いのかなというような印象を受けました。もうちょっと詳しく生駒市の問題、現状と課題のところを説明していただけますか。 47 ◯白本和久副委員長 吉村課長。 48 ◯吉村智恵健康課長 これにつきましては、先ほど申し上げました、地域自殺実態プロファイルに基づいて重点課題というのを定めているんですけれども、これはどういうふうに算出されているかと申しますと、まず性別、年齢別、有職、無職、同居のありなし、この項目で自殺者数をそれぞれ挙げまして、それの順位によって、上位5区分というのが決まっております。自殺の人数、自殺者数でこの区分が決まっております。そこから導き出されたものとしては、高齢者、若い方につきましては、有職の方がやはり多いということで、勤労問題ということで挙がっております。あと、若い方でも、無職者というのが挙がっておりますので、それらをまとめて、高齢者生活困窮者、それと勤務就労問題という形で課題が挙げられています。 49 ◯白本和久副委員長 伊木委員。 50 ◯伊木まり子委員 分かりました。それから、もう1点ですけども、自殺を予防するために、生きる意欲を持ってもらうという肯定要因というのが大事だということを言われていると思うんですけども、その辺の何か具体的な取組がこの計画を見ても、見えてこないんですけど。例えば、自己肯定感というのは、幼稚園とか保育園の子どもは自殺しようなんて思わないですけど、小学生ぐらいになると、そういうのが出てくるのか、そういうときに自己肯定感というのが非常に大事かなと思うんですけど、ちょっとこの計画であまり受け止められなかったんですけども、どこにそれは中心に書かれているのか、その辺、教えてください。 51 ◯白本和久副委員長 吉村課長。 52 ◯吉村智恵健康課長 自己肯定感につきましては、基本施策の4項目めの児童生徒のSOSの出し方に関する教育、小学校、中学校で自己肯定感を高めるための教育というのが今、現に行われておりまして、実際に評価指標といたしましても、後ろを見ていただきますと、自分のことを肯定的に受け止められている子どもが、今のところ72.6%、これを取組によって84%に上げていこうというような目標も掲げられておりますので、若年層に対しての自己肯定感の取組というのは、こちらの方で示させていただいているんですけれども、成人の方につきましては、ちょっとその自己肯定感に関するところはちょっと正直、盛り込めてないのが現状でございます。 53 ◯白本和久副委員長 伊木委員。 54 ◯伊木まり子委員 推進体制の中で、これから市の方で検討していきますというふうに影林部長がお答えされましたけど、子どもの頃からの自己肯定感が大人の自殺予防にもつながると思いますので、是非また教育の方の方も入ってということでよろしくお願いしたいと思います。以上です。 55 ◯白本和久副委員長 伊木委員の発言は終わりました。  委員長である伊木委員と交代します。 56 ◯伊木まり子委員長 それでは、他に委員さんの中で質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 57 ◯伊木まり子委員長 ないようございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。樋口議員。 58 ◯樋口清士議員 1点だけです。最後の41ページ、42ページのところに目標と言うか、数値がありますね。計画の評価として。数値目標、最終的なアウトカム指標的なものとして、毎年3%減少させていくというふうな話になるのかなと思うんですけど、その横に評価指標ということで、個別の取組の成果みたいなことで挙げられているんですけど、この関係性というのは何か具体的に、ここをこんなけ頑張れば3%につながるんだというようなことの何かメカニズムと言うか、その辺は何か想定されて、こういうものを挙げておられるのかどうかということです。 59 ◯伊木まり子委員長 吉村課長。 60 ◯吉村智恵健康課長 評価指標につきましては、これはそれぞれの取組が生きることへの支援につながるんだということで捉えておりますので、この施策をやれば、直、自殺率の低下につながるかと言われると、直ではないんですけれども、いろんな施策を推進していくことで、それが生きることの支援につながっていくと考えておりますので、こういった指標を使わせていただいております。それぞれの事業の評価ができる指標を使わせていただいております。 61 ◯伊木まり子委員長 樋口議員。 62 ◯樋口清士議員 具体的な取組の目指すとこ、目指すべきところということで挙げておられるということだと思うんですが、因果関係はなかなか難しいとは思うんです。ただ、この中に、児童生徒のSOSの出し方に関する教育で、先ほどちょっと事例的にお話しされてた部分もあるんですけれども、例えばこれは、子どもの自殺死亡率に関わる項目だと思うんですよね。多分各層、各要因の自殺死亡率に関わってくる取組というのがそれぞれあるんだと思うんですけど、だから、ちょっとその、これをやった結果として、どの部分が減ってきているのか、どこに効果があるのかということが見えるようにしといた方が、要はそこが下がらなきゃ、じゃ、次の取組、どうするんだというようなところの次の検討と言うのか、改善策に結びつけていける話になるんだろうと。先ほどの因果関係は明確にはなかなかできないけれども、個別の取組については、それぞれつながっていくところがあると思うので、それぞれにこの3%なりというところのちょっと分解して眺めていくことでそういうとこにつながっていくと言うのか、改善につなげるようなこともできるんじゃないのかなと。それは数字として多分押さえられる話なので、全然そこが効いてないねという話になったら、じゃ、何か違うことをやらないと駄目でしょうねとかいうような話が多分出てくると思うんですね。その辺、ちょっともう少し細かく見ていっていただけると、またこの計画が生きてくるのかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 63 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。
                 (「なし」との声あり) 64 ◯伊木まり子委員長 ないようございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うか協議願うのですが、今後、本計画が作成された際、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、報告を受けることから、その際に改めて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 65 ◯伊木まり子委員長 それでは、計画策定後に調査することとします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 66 ◯伊木まり子委員長 続きまして、(2)生駒市病院事業計画に関する検証について。  本件は理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 67 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について部長から報告を受けます。影林福祉健康部長、お願いします。 68 ◯影林洋一福祉健康部長 それでは、調査事項2、生駒市病院事業計画に関する検証について、ご説明申し上げます。  現行の生駒市病院事業計画は、平成27年11月に改定されておりますが、生駒市病院事業の設置等に関する条例第4条第3項の規定により、3年ごとに見直すこととなっており、今年度は見直しの年度となります。今回、病院事業計画の見直しに当たりましては、実施状況調査報告書3カ年のまとめに基づき、病院事業計画がどの程度達成されたか、検証をいたしました。また、平成28年3月策定の奈良県地域医療構想の2025年に向けて、目指すべき医療提供体制の方向性も踏まえながら、同構想の大きな枠組みの中で地域医療を進めていく観点から、現行の病院事業計画の基本方針が同構想に沿ったものかも併せて検証し、当計画の変更が必要かを検討いたしました。  また、去る11月21日に生駒市病院事業推進委員会にご協議させていただきました結果、現行の計画は奈良県地域医療構想の基本的な視点に沿っており、地域医療の充実を図るため、引き続き、現行の計画の実現に向けて取組を進めていくことで意見を取りまとめられました。本市といたしましても、病院事業推進委員会のご意見を尊重するとともに、現在、県では地域医療構想の実現に向け、医療圏ごとに関係者の調整会議や、地域医療機関の意見交換会が開催され、今後も医療機能の分化と連携などの具体的な動きを見据えていく必要があることから、現行の病院事業計画の内容に変更は加えず、引き続き、同計画の実現を目指すことといたしました。  それでは、生駒市病院事業計画に関する検証について、担当課長からご説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 69 ◯伊木まり子委員長 石田地域医療課長、着席のままでお願いします。 70 ◯石田浩地域医療課長 ありがとうございます。それでは、生駒市病院事業計画に関する検証資料につきまして、ご説明申し上げます。  まず、1ページをご覧ください。書類の見方でございます。  見開き左ページには県の地域医療構想と生駒市病院事業計画を記載しております。見開き右ページには生駒市立病院平成29年度実施状況調査報告書、3カ年のまとめと検証結果を記載しております。2ページから3ページをご覧ください。なお、下線部分は検証結果に反映されている部分を示しております。  地域医療構想の医療需要の質と量に適合した効率的で質の高い医療提供体制の構築といたしまして、本市が所在する西和保健医療圏の医療提供体制の動向及び患者の受療動向等を抜粋しております。その中に、今後の状況の変化といたしまして、平成27年6月に生駒市立病院210床が開院し、今後、圏域の充実が見込めますと記載をされておることから、病院事業計画では、診療方針、診療科目、病床数、人員体制、患者数をここに整理をさせていただいております。  検証結果欄でございます。  地域医療構想におきまして、西和医療圏では自圏域の受療が低くなっており、市立病院の開院による医療の充実が見込まれる。開院3年経過し、診療科目、病床数、医師数、患者数が増加しており、このまま引き続き病院事業計画に基づいて、地域で欠落する医療機能の充足を目指すことで、西和医療圏域の医療の充実に寄与しますとしております。  次に、4ページから5ページをご覧ください。  構想における、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病のいわゆる4疾病と骨折及び肺炎の医療提供体制の確保については、病院事業計画では新病院のコンセプト、質の高い医療の提供がこれに該当するものとして、整理をしております。  検証結果でございます。構想において、がんにつきましては、県内の五つの医療連携区域での医療提供体制の確保を目指しており、市立病院ではがんの外科手術も増えており、地域がん診療拠点病院であります近大奈良病院と連携しております。脳卒中では、患者住所地にできるだけ近い医療機関での対応ができる体制確保を構想では目指しており、市立病院では近大奈良病院等近隣病院と連携をしております。  急性心筋梗塞では、患者住所地に、これもできるだけ近くで心臓カテーテル検査等を24時間体制で可能な医療機関に搬送できるよう、体制の確保を構想では目指しており、市立病院では自院で心臓カテーテル検査等が24時間365日可能な体制を確保しております。  糖尿病でございます。患者の身近な外来診療を提供している診療所との連携を進め、治療の平準化を促進することとしており、市立病院ではかかりつけ医との連携のもと、糖尿病から来る急性増悪時等の治療を実施しております。  次に、6ページから7ページをご覧ください。  構想における救急医療、周産期医療、小児救急医療の医療提供体制の確保について、病院事業計画ではコンセプト、救急医療の充実、小児医療の充実が該当するものとして、整理をしております。  検証結果でございます。  構想におきまして、二次救急医療については医療連携区域内で急性期機能を提供できる体制の確保を目指しておりますことから、市立病院としては計画に基づいて、二次救急医療の充実を図ることによって、圏域の救急医療の充実に寄与しますとしております。  次に、構想において、周産期医療については医療連携区域での医療提供体制の確保を目指しており、ハイリスク分娩などは医療圏を越えた全県での連携による体制確保を図るものとなっておりますことから、市立病院といたしましては、引き続き計画に基づいて、ハイリスク分娩等の高度急性期を除く産婦人科の一次・二次診療を行うことによって、圏域の周産期医療の充実に寄与しますとしております。  次に、構想におきまして、小児救急医療についてでございますが、入院治療を必要としない患者はかかりつけ医等で対応し、入院治療は圏内を2ブロック、北和と中南和でございますが、それに分けた医療連携区域で、輪番制を組んで受入れ体制を確保するものとなっており、市立病院といたしましては、計画に基づいて、北和小児科二次輪番体制への参加を目指すことにより、圏域の小児救急医療の充実に寄与することになるとしております。  次に、8ページから9ページをご覧ください。  構想における在宅医療の体制構築と地域包括ケアシステムと在宅医療の充実につきまして、病院事業計画ではコンセプト、地域完結型の医療体制構築への寄与が該当するものとして整理をしております。  検証結果でございます。構想では、高齢者の医療需要に対応するため、病院完結型の根本的な治療から、地域全体で支える地域完結型の医療への対応が求められております。市立病院といたしましては、引き続き計画に基づいて、地域完結型の医療を目指すことで、圏域の医療の充実に寄与しますとしております。また、構想では、在宅医療で必要な主な機能として、退院支援、日常の療養支援、急変時の対応、看取りの四つが挙げられ、それぞれの機能を果たす医療機関が連携して体制を構築する必要があるとしており、市立病院といたしましては、計画に基づいて、退院支援や急変時の対応など、在宅支援機能を充実させることによって、圏域の医療の充実に寄与しますとしております。  続きまして、10ページから11ページをご覧ください。  構想における予防医療と健康増進の取組の必要性につきましては、計画ではコンセプト、予防医療の啓発が該当するものとして整理をしております。  検証結果でございます。  構想におきまして、生活習慣病の発病を予防する必要があるとされており、市立病院といたしましては、引き続き、計画に基づいて、疾病予防等を目的とした医療講演会を開催することで、疾病予防に寄与しますとしております。また、構想におきまして、がん検診や特定健診の受診率の向上等によって、がん等の早世原因となる疾病を減らしていく必要があるとされており、市立病院といたしましては、計画に基づき、二次検診等を充実させることによって、がん等の疾病の減少に寄与しますとしております。  左ページ下段の医療従事者の働き方改革の必要性につきましては、指定管理者の職員の労務管理に関することであり、病院事業計画では特段具体的な記載はありませんので、後ほどご清覧いただければと存じます。また、次の12ページから13ページの社会保障制度改革への総合的な取組についても、県が一体的に取組を進めていくものであり、病院事業計画には記載はしておりません。  左ページ下段からは、その他生駒市が定めるものとなります。  災害時医療の確保、14ページから15ページにあります市民参加による運営、環境に配慮した運営、財政的に健全な病院経営につきましては、構想の基本的視点にはないものでございますが、市独自の事業として、引き続き実施していくものと記載をしております。  以上、見てきましたように、地域医療構想に掲げる項目のうち、働き方改革と社会保障制度改革を除き、全ての項目で病院事業計画の基本方針は県の地域医療構想の基本的な方向性に沿った内容であるという検証結果でございます。  なお、冒頭、部長が申しましたように、当検証につきましては、病院事業推進委員会として取りまとめられましたご意見を尊重し、また、県の地域医療構想における西和医療圏の調整会議等の動向をも見据えていく必要があることから、この度は病院事業計画の変更は行わず、現行計画を引き続き進めることといたしました。  また、今後も定期的に病院事業計画の進捗等を実施状況調査で評価していくとともに、地域医療の現況等調査につきましても、随時実施していく方向であり、これらの調査結果等を踏まえまして、必要に応じて、病院事業計画の見直しを行っていく所存でございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 71 ◯伊木まり子委員長 説明は終わりました。  ただ今から、本件について、質疑を行いますが、報告内容が多岐にわたることから、調査を円滑に行うため、質疑の度に関連した質疑が他にないか確認を行いますので、関連する質疑がある場合、先の質疑の終了後、引き続いて質疑してくださいますよう、ご協力をお願いいたします。  それでは、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正委員。 72 ◯改正大祐委員 すいません、そしたらまず3ページです。いろいろ課題を書かれてるんですけども、検証結果で、地域で欠落する医療機能ということを書かれてるんですけども、この欠落する医療機能というのは何、どういうものなのか、教えていただけますか。 73 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 74 ◯石田浩地域医療課長 この市立病院の根本になりましたのが、旧生駒総合病院の後継病院ということで、そのときに、閉院によって二次救急医療と小児医療、こちらの方が欠落するということでございます。今に関しましても、先日させていただきました、地域医療の現況等調査の方でも、明らかなように、まだ小児救急、小児医療、二次救急を含むものですけれども、こちらにつきましても、市内ではなくて、市外、特に奈良市に対しての依存が大きいということと、あとは救急医療に関しましても、その調査ではやっぱり半数ぐらいがやっぱりまだ市外に出ておると。ただ、平成27年度に市立病院ができてからは若干市内に救急搬送の患者が回帰しているというふうなことで、ちょっと市内、上がりつつあるというふうな事情で、欠落したということは、以上のことかというふうに認識をしております。 75 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 76 ◯改正大祐委員 簡単に言いますと、例えば今、小児と救急だと思うんですが、現状、これ、やっぱり進んでるのかどうか、いかがでしょうか。 77 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 78 ◯石田浩地域医療課長 救急医療に関しましては、後ほどご説明させていただきます、中間報告の方でも載っておりますけれども、救急の受入れ率も8割、9割近くを応需率として受入れさせていただいておりますし、救急の搬送も市内病院の方の率が増えてきておるというふうなことで、ある程度は改善はしてきておるということでございます。ただ、小児医療につきましては、今年から1名、常勤の小児科医を確保しましたけれども、まだ二次救急輪番にも入れておらない状況でございますし、入院患者も最大マックスで5名というふうなところでございますので、ここはまだまだちょっと目標を達成したということは言えないと思います。 79 ◯伊木まり子委員長 他に。この2ページ、3ページに関連して、質疑ございませんか。              (「なし」との声あり) 80 ◯伊木まり子委員長 それでは、他の箇所について、質疑等ございませんか。ないですか。              (「はい」との声あり) 81 ◯伊木まり子委員長 他のページですね。2ページ、3ページ以外のところで。惠比須委員。 82 ◯惠比須幹夫委員 先ほどの質問とも関連するんですが、7ページのところにも、検証結果ということで、小児医療を提供し、北和小児科二次輪番体制等へ参加することによってうんぬんという話があって、この真ん中の欄の下の方にも、入院医療及び小児救急については常勤医師1名体制では、医師の負担が大きい、当直が可能な常勤医師を複数人確保という話があるんですが、この辺については、こういう検証結果が出てるんですが、次の中間報告にも関連してくるとは思うんですが、何らか見通しは立っているんでしょうか。 83 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 84 ◯石田浩地域医療課長 小児科医の常勤の確保につきましては、病院側も鋭意その確保の取組と言うか、努力をしておりまして、院長自ら県立医大の方にも足しげく医局の方にまで要請はしておりますけど、今のところまだちょっとめどは立ててないという状況でございます。 85 ◯伊木まり子委員長 他に、この6ページ、7ページに関連して、質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 86 ◯伊木まり子委員長 それでは、他の箇所で質問ございませんか。              (「なし」との声あり) 87 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。樋口議員。 88 ◯樋口清士議員 1点だけなんですけど、これ、検証結果というふうに書いてあるので、検証されたんですよね、現状を。計画をという言い方かもしれないですけど、現状を検証された。要は、県の地域医療構想に照らして、今、生駒市あるいは生駒市立病院で担うべきものがちゃんと担えているかどうかということの検証ということになるんだと思うので、何ができていて、何ができていないのかということを明確にするというのが一つ作業として必要だと思うんですね。ところが、これ、読んでると、できてない部分に関しては、これからやりますとか、寄与していきますとか、方針として書かれていると。すごく分かりにくくなってて、そこははっきりともう何ができてない、こういう目標に対して、どこまで今、来てて、何が足りないんだということをまず明確にする、その後に、課題としてこういう分をしていかないといけないというふうなことで整理をかけていかないと、何か問題が曖昧になってしまってるんじゃないのかなと。これは感想みたいなことで申し訳ないんですけど、その辺り、問題意識として、何ができてないというところはきちっと押さえておられるという認識でよろしいんですね。 89 ◯伊木まり子委員長 古川管理者。 90 ◯古川文男水道事業管理者 今回のこの検証については、県の地域医療構想の基本的な方向性と病院事業計画のコンセプト、これを確認させていただいたというような形になってございます。今の議員さんのご質問については、これはあくまでも実施状況調査でこれは確認をやっていくということで。それと、全体的な大きなこの計画の見直しというのは、まずは当該病院の事業計画の達成も基本に据えてございます。つまり、病院事業計画の達成をベースに押さえていく中で、ただ今のご指摘のように、実施状況調査をもって事実確認を明確に持っていきたいと、このように考えておりますので、またその点、よろしくお願いしたいと思います。 91 ◯伊木まり子委員長 樋口議員。 92 ◯樋口清士議員 言うてはることはよう分かるんですけど、そしたらそれはそれで、ちょっと書きぶりの整理というのが必要なんだろうなと。だから、この検証というところで、要は何を押さえようとしているのかというところが、ちょっと実施状況調査の課題なんかと、多分混同されてしまってて、ちょっとその辺、整理された方が分かりやすくなるかなというふうには思います。言うてることは分かりますでしょうか。 93 ◯伊木まり子委員長 古川管理者。 94 ◯古川文男水道事業管理者 おっしゃってることは十二分理解やってます。繰り返しになりますけども、一応方向性と方向性を合わせたいというのは今回の一番大きな主眼でございまして、その中で実施状況調査の結果についても、参考値として、押さえることができればと、このように考えて、これを整理させてもうたというようなところでございまして、ご指摘の事項は見方によっては、公私混同されても仕方がないなとは思うんですけども、一応行政側の趣旨としては、先ほど申しましたような形で区分はこちらの方としてはさせてもうてるというようなことでございます。 95 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。中浦議員。 96 ◯中浦新悟議員 先ほど、惠比須議員の医師確保のうんぬんのところで、院長先生が医師確保に向けて県立医大に一生懸命動いてるんですというような答弁あったんですが、そもそもこれ、医師、この病院事業計画をきちっと成り立たせていこうというこの考えと言いますか、事態は徳洲会全体として受け止めていただいてるんですよね。答弁として、何か医師確保に向けて県立医大に一生懸命交渉してるんですと言うだけやったので、前、僕、決算のとき、聞いたかと思うんですけど、そのとき少し数字も頂いたんですが、内部として医師確保に向けて、この計画を遵守と言いますか、果たしていくんだという動きというのはどういうふうな今、そこに対しての動きがあるのか、そういった部分も踏まえて、そういった検証の中に、徳洲会としての動きというのは書いていたりしないのかというのをちょっとお伺いしたいなと思ってるんですけど。 97 ◯伊木まり子委員長 古川管理者。 98 ◯古川文男水道事業管理者 実施状況調査の報告の中には、ただ今のご指摘の事項については、記載はございます。今回のこの検証について、ちょっと視点が違うということで、今のご質問についてでございますけども、石田課長が申しましたのは、当事者、生駒市立病院の院長としても、そのぐらいに力を注いでいるということと、それと実績報告書にも記載があるんですけども、グループ内の人事異動というようなことも頻繁に行われております。そういったことから考えても、やはりこれは、当然病院事業計画は生駒市の計画に基づいて徳洲会と協定を交わした以上は、それは全体として認識は持っておられると、そのように考えております。 99 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 100 ◯中浦新悟議員 異動はあるんですけどね、増えないです。異動、あれ、あったかな。この前、頂いた資料、ちょっと今、手元になくて、数字言えないんですけど、オープン時から何人かおったけども、もう抜けて、抜けて。どこかの病院に異動したのかもしれないですけどね。何らかの形でよその病院から来ていただきました。県立から来ていただきましたという形で今、人員補充してますけど、やっぱり当初の人事、グループ内で医師を充足させていくというその見解をしっかりと今後もまた果たしていっていただくようなことをしていただかないといけないのかなというふうには思っていますので、そこも含めて、市としては動いていっていただきたいと、それだけ言っておきます。 101 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 102 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願います。  ご意見等ございませんか。惠比須委員。 103 ◯惠比須幹夫委員 病院事業推進委員会での検証結果を踏まえて、現行計画に基づき、取組を進められるということですので、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査するということでよいのではないかと思います。 104 ◯伊木まり子委員長 ただ今の惠比須委員からの意見のとおりとすることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 105 ◯伊木まり子委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 106 ◯伊木まり子委員長 続きまして、(3)平成30年度生駒市立病院中間報告について。  本件は、理事者からの申し入れに基づき、報告を受けるものです。なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員からの質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 107 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について、部長から報告を受けます。影林福祉健康部長、お願いします。 108 ◯影林洋一福祉健康部長 それでは、調査事項3、平成30年度生駒市立病院中間報告書について、ご説明を申し上げます。
     生駒市立病院につきましては、開院から3年半が経過し、患者数も徐々に増えつつありますが、医師等の人員体制の整備等の課題も踏まえ、病院事業計画の実現に向けて、着実な進捗を図り、健全経営を推進する必要があると考えております。中間報告書につきましては、平成30年度上半期分について、病院事業計画に設定された目標に対する取組の評価、課題を明確にし、PDCAサイクルにより、平成31年度事業計画に反映していくものでございます。  なお、平成30年度は、生駒市立病院中間報告書は去る12月7日開催の生駒市立病院管理運営協議会において市民等からご意見を頂き、確定したものでございます。  それでは、平成30年度生駒市立病院中間報告書について、担当課長からご説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 109 ◯伊木まり子委員長 石田課長、着席のままでどうぞお願いします。 110 ◯石田浩地域医療課長 それでは、平成30年度生駒市立病院中間報告書について、ご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。  表の横軸でございます。一番左端が病院事業計画、右に向かって順に年度事業計画中間報告、補足説明、右端が取組の評価、課題の欄となっております。  次に、縦軸でございます。1ページから4ページが診療科目、病床数等の基本項目を、そして、5ページ以降が病院事業計画のコンセプトごとに区分して記載をしております。  それでは、1ページ、診療科目からご説明申し上げます。  診療科目は、計画どおり16診療科でございます。既存診療科の常勤医師の確保では内科医を、そして高次専門性の高い医療機関との連携体制といたしましては、小児科、脳神経外科等にて、近大奈良病院や県総合医療センターとの連携体制の構築を図りました。診療科の追加標榜はございませんが、専門外来では市内クリニックや患者様からの要望を勘案し、下半期の12月から小児科のアレルギー外来を開設しております。また、レーザー外来では、7月にダイレーザーという医療機器を導入し、従来の黒あざ、青あざに加え、赤あざの治療ができるようになりました。また、補足説明欄の記載のとおりでございますが、乳腺、甲状腺外来では、乳腺エコーを実施しておりまして、今後、導入予定のマンモグラフィー検査との併用で、高濃度乳房の検査など、乳がん検診の精度が向上いたします。また、フットケア外来では、8月からフットケアリハビリが始まり、診療の幅が広がりました。課題といたしましては、脳神経外科、整形外科及び小児科につきましては、患者の安心感や満足度を向上させるためには常勤医師が外来診療をする体制を整える必要があるとしております。  次に、2ページ、病床数でございます。  平成30年4月から許可病床210床をフルオープンすることができました。さらに、5月からはHCU7床も稼働でき、9月末までの病床利用率は85%となってございます。ただ、全体の病床利用率は62%となっております。課題として、病床利用率を向上させるため、常勤医師の増員、地域医療機関との連携により、逆紹介、紹介患者を増やす必要があるとしております。  3ページ、人員体制でございます。  9月末現在の医師数は計画28名に対して、常勤換算で23.7名、うち常勤医師は補足説明欄に記載のとおり、19名となってございます。  次に、常勤医師の確保につきましては、グループ他病院からの人事異動による要請、ホームページなどによる勤務希望者の募集、大学等関係機関等への働きかけを行い、新たに内科と形成外科に常勤医師を各1名確保いたしました。  さらに、取組の評価、課題欄にありますが、整形外科では非常勤医師を1名確保し、外来診療日を増やすことができました。また、補足説明欄でございますが、医師の負担軽減の取組といたしまして、新たに院内に他職種連携会議を開催し、業務分担の調整等を行っているとのことでございます。課題といたしましては、二次救急医療、周産期医療、小児救急医療をそれぞれ充実させるため、脳神経外科、救急科、産婦人科、小児科の常勤医師を確保、増員する必要があるとしております。  4ページ、患者数でございます。  上半期の入院患者数は、1日平均119.9人、外来患者数は1日平均201.1人となっており、補足説明欄の参考のところでございますが、上半期の年度計画時との比較では、入院患者数は83.6%、外来患者数は110.8%の達成率となってございます。また、補足説明欄にありますように、患者数の増減につきましては、診療科別で多少の増減はありますが、合計しますと、入院で1日平均7.2人の増、外来で42.3人の増となってります。また、市民への周知の取組につきましては、新たにフェイスブック、電車の車内広告、病院だよりの発行、病院パンフレットのリニューアル、ダヴィンチ、レーザー治療のパンフレットの新規作成、院内見学ツアーの実施など、多くの取組を始めてございます。課題といたしましては、外来患者数は計画どおり順調に伸びている一方、入院患者数が伸び悩んでおり、脳神経外科の常勤医師を確保し、救急受入れできる症例を増やす必要があり、地域の医療機関との病病、病診連携を進める必要があるとしております。  5ページ、質の高い医療の提供でございます。  まず、患者の身体、体への負担が少ない低侵襲手術として、腹腔鏡下手術、ダヴィンチ手術のほか、肺がんの胸腔鏡下手術などにも取り組み、手術範囲を拡大いたしております。手術件数につきましては、全体で753件、手術室を使用しない循環器内科の手術を除いた件数が645件となり、特に外科、形成外科の手術の増によりまして、前年度中間期と比べ、96件の増となってございます。また、分娩件数は77件であり、前年と比べて34件大きく増加をしております。  6ページをお願いいたします。いわゆる4疾病でございます。  がんにつきましては、地域がん診療連携拠点病院であります近大奈良病院との連携のもと、治療体制を確保しております。課題といたしましては、がん治療に関して、今後市立病院で放射線治療器を導入し、集学的治療体制の整備を目指すとしております。  次に、脳卒中につきましても、近大奈良病院、県総合医療センターとの連携のもと、早期に検査、診断できる体制の確保をしております。  急性心筋梗塞につきましては、心臓カテーテル検査、PCIが常時可能な体制を確保しておりますが、課題といたしましては、急性心筋梗塞については外科的治療について、近大奈良病院と連携していく必要があるとしております。  糖尿病についてでございますが、かかりつけ医との連携のもと、糖尿病から来る低血糖症等の急性増悪時の治療等を実施しております。  また、患者満足度の向上のため、退院時に患者アンケート調査を実施いたしまして、補足説明欄記載のとおり、ご意見をちょうだいいたしております。そして、ご意見箱で頂きましたご要望に対しましても、補足説明欄記載のとおり、対応をさせていただいておるところでございます。  7ページの医療における安全管理に対する取組でございます。  医療安全管理委員会、カンファレンスなどの定例開催など、医療安全管理の取組が適正に行われました。また、院内感染対策としまして、対策委員会、ICT合同カンファレンス、ラウンド、勉強会を定期的に開催し、院内感染防止活動に取り組みました。また、新たに院内感染対策に係る地域医療連携といたしまして、市内病院との合同カンファレンスに参加をしております。  続きまして、8ページの地域完結型の医療提供体制の構築への寄与でございます。  まず、在宅支援機能の充実といたしまして、医療連携登録医は65施設と、前年と比べて7施設増加しております。また、協力医療機関連携施設は45施設と、前年と比べて2施設増加しております。また、生駒市の医療介護連携ネットワーク協議会や、同協議会の在宅部会及び入退院調整マニュアル運用ワーキンググループにも、院長や市立病院のメディカルソーシャルワーカーが参画をし、市内の医療機関や介護事業所のスタッフ間での顔の見える関係性づくりが進められております。課題といたしましては、退院支援チーム等により、入退院支援が行われており、医療連携登録医からの紹介患者の受入れ、協力医療機関連携施設等からの急変時の搬送受入れが行われていますが、更なる在宅支援機能の充実に向けて、地域の医療機関との連携を強化していく必要があるとしております。  また、もう一つの課題といたしまして、地域医療機関を対象とした医療教育プログラムや病診連携懇話会での症例検討会など、市内全体の地域医療の発展に寄与できるようなプログラム等の提供を行っていく必要があるとしております。  9ページの周辺の他の医療機関との連携でございます。  まず、医療機器のオープン利用といたしまして、MRIやCTなどの利用件数は、MRIが141件、CTが45件などの実績となってございます。  次に、紹介、逆紹介でございますが、紹介率は33.3%、逆紹介率は13.8%、市内全医療機関の市立病院利用率は77.9%となってございます。課題といたしましては、引き続き、医師会への入会審査に対応していく必要があること、患者の退院時に照会元へ戻す旨の報告、連絡の徹底に加えて、紹介を受けた患者以外でも、地域の診療所に逆紹介していく必要があるとしております。  10ページの救急医療の充実でございます。  まず、救急受入れ件数が917件で、救急応需率が93.8%と、前年の86%から7.8ポイント増加をしております。補足説明欄でございますが、救急車以外で当直時間に来られた患者さんにつきましては、ウォークインとして集計しており、月平均231名となり、前年と比べて月平均で54.8人増加をしてございます。また、市内内科系二次、外科系一次、二次輪番体制につきましては、輪番参加に向けて、鋭意市内受入れ率の向上を目指し、現在では59%のバックアップ率となってございます。課題といたしましては、市内内科系二次、外科系一次、二次輪番体制への参加に向けて、関係機関へ協議を行う必要があること、北和小児科二次輪番体制の参加に向けては、小児科の常勤医師を確保する必要があるとしております。  11ページ、救急に対する人員体制でございます。  まず、休日夜間救急受入れ体制でございますが、医師は1名の時間外担当医と、1名の常勤当直医の2名体制となっており、外来看護師2名から3名のほか、放射線技師、検査技師、薬剤師、事務職員それぞれ1名の当直体制をとってございます。また、休日夜間の診療レベルでは、CT、MRI、X線、血液検査、全て対応可能となっており、加えて、心臓カテーテル検査及び治療、内視鏡検査及び手術も対応可能な体制を維持しております。  以上のように、医師2名の当直体制が実現したことによりまして、24時間365日の救急受入れ体制が確保でき、あとは課題といたしまして、当直オンコール体制に参加できる脳神経外科、整形外科の常勤医師を確保する必要があるとし、対応可能な救急医療の幅を広げていく旨、記載をされております。  次に、12ページ、小児医療の充実でございます。  常勤医師2名体制を目指し、1名は本年1月から着任し、もう1名の確保に努めている現状でございまして、現在、北和小児科二次輪番体制への参加はできておりません。課題といたしましては、引き続き当直が可能な常勤医師を複数人確保する必要があるとしております。  次に、災害時医療の確保でございます。  補足説明欄の記載のとおり、4月に医師、看護師、コメディカル、事務職など、120人の病院職員と40人を超える地元自治会関係者等にご参加いただき、トリアージ、患者受入れ訓練を主とした防災訓練を実施いたしました。課題につきましては、今後は大規模災害時の市や医師会を始めとする市内医療機関との連携体制を構築する必要があることを課題としております。  次に、予防医療の啓発でございます。  疾病予防機能の強化といたしまして、医療講演会を月に3回から4回のペースで計23講座開催をし、1,008名の参加がございました。また、各種健診につきましては、補足説明欄に記載しておりますように、合計で2,481件となっております。課題といたしまして、市立病院として、市民との交流、健康づくりを推進するため、自治会等、各種団体等への出張講座も増やしていく必要があるということと、検診につきましては、地域の診療所では対応できない、または対応できる医療機関が少ない二次健診等を充実させていく必要があることを課題としております。  13ページの市民参加による運営でございます。  市民交流事業につきましては、6月3日に健康フェスティバルを開催し、約400名の方にご参加をいただきました。また、市民ボランティアといたしましては、新たに元看護師がフットケア外来の患者様の誘導に当たっていただいております。  次に、環境に配慮した運営でございます。  市の環境マネジメントオフィスの取組として、資源ごみの分別収集を強化するとともに、院内での省エネルギー化に努めております。  最後に、14ページでございます。平成30年度上半期の収支でございます。  医業利益につきましては、計画のマイナス962万3,000円に対しまして、マイナス5,568万5,000円であり、計画に対して、4,606万2,000円のマイナスになってございます。経常利益につきましては、計画のマイナス1,631万3,000円に対し、マイナス5,718万5,000円であり、計画に対して、4,087万2,000円のマイナスとなってございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 111 ◯伊木まり子委員長 それでは、ただ今から本件について質疑を行いますが、報告内容が多岐にわたることから、調査を円滑に行うため、質疑の度に関連した質疑が他にないか、確認を行いますので、関連する質疑がある場合、先の質疑の終了後、引き続いて質疑してくださいますよう、ご協力をお願いいたします。  それでは、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。惠比須委員。 112 ◯惠比須幹夫委員 1ページ目の補足説明のところで、下の項目で乳腺、甲状腺外来のところで、マンモグラフィーの導入、そして高濃度乳房の検査への対応もできるようになるということで、これについては私も一般質問でも、提案してましたので、非常に期待するところではあるんですが、このマンモグラフィーについては、現段階ではいつぐらいに入る予定なんでしょうか。 113 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 114 ◯石田浩地域医療課長 病院から聞いておりますのは、今、選定中ということで、今年度中に購入するということを聞いております。 115 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 116 ◯惠比須幹夫委員 実際、対策型の検診として実施できるというのは31年とかになるということでよろしいですか。 117 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 118 ◯石田浩地域医療課長 今のところ、今年度中には稼働したいというふうには聞いておりますけども、もしかしたら、ちょっとその辺、ずれ込むかもしれませんが、病院からはそのように聞いております。 119 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 120 ◯惠比須幹夫委員 これで行くと、対策型の一次検診としてマンモ、今の流れで行けば、受けられて、それで希望されれば、超音波もという流れになるんでしょうか。 121 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 122 ◯石田浩地域医療課長 そのとおりかと思います。 123 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。  この辺に関係して、1ページの診療科目のところでございませんか。ないですか。              (「なし」との声あり) 124 ◯伊木まり子委員長 じゃ、他のところ、質疑等ございませんか。改正委員。 125 ◯改正大祐委員 4ページの患者数のところです。課題として、外来患者数は順調に伸びているということで、これはいいと思うんですけども、入院患者数、計画から伸び悩んでいると、課題にも書かれてますけども、常勤医師の確保と地域医療との連携を進めるということですけども、地域の医療機関との連携の取組というのは何か、どういうことをされているのか、教えていただけますか。 126 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 127 ◯石田浩地域医療課長 この報告書の中の9ページを見ていただければと思いますが、中間報告のところで、医療連携登録医が今現在で65施設、協力医療機関連携施設というのが45施設ということで、こういった形で市立病院独自にこういう施設の連携関係を結ぶように鋭意努力しているということでございます。 128 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 129 ◯改正大祐委員 これ、より一層していただかないと駄目ということですので、課題でも出てますので、市としても、再確認してしっかり取り組んでいただきたいと思います。 130 ◯伊木まり子委員長 そうしましたら、ここの患者数、入院のとこら辺で質疑ございませんか。              (「なし」との声あり) 131 ◯伊木まり子委員長 それでは、別の項目で質疑等ございませんか。惠比須委員。 132 ◯惠比須幹夫委員 この最後の14ページのところで収支があるんですが、中間報告の段階で医業利益も先ほどありましたように、約4,600万円ほど目標に届かないと、マイナスを圧縮するという部分では届かないということなんですが、この要因というのはどういうふうに今、分析されてるんでしょうか。 133 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 134 ◯石田浩地域医療課長 今年度、平成30年度の事業計画の中では、年度末に一応プラス5,000万というふうな形の計画を立てておりますので、そういったところで若干外来はちょっと伸びてますけど、入院は収益は大きいですので、その入院がちょっと落ち込んでおりますので、その計画どおりにいっていないという状況ということは病院の方から聞いています。 135 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 136 ◯惠比須幹夫委員 今後、その見通しと言うか、どういう対策を講じて、どうしていくかという何らか持たれているんでしょうか。 137 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 138 ◯石田浩地域医療課長 それにつきましては、この1年間の中で患者の受療行動としまして、下半期に結構入院患者数が増える、患者数が増えるという状況なりますので、この11月度につきましても、単月の黒字が出たりということで、ここからは随分またちょっと医業収入の方も上がってくるかというふうに思いますが、今、病院としてしておりますのは、やはり地域医療連携のところで、病診連携を強化するということで、各市内の診療所を回る形で市立病院の医療機能を知っていただくのと、それぞれ顔の見える関係性と言うか、そういった信頼関係、こういったものに力を今、入れているということでございます。 139 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 140 ◯惠比須幹夫委員 年度末へ向けて増えるというお話ですけど、これは市立病院固有の傾向なんでしょうか。一般的な季節変動等によるものなんでしょうか。 141 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 142 ◯石田浩地域医療課長 一般的な通常の病院でもそういうふうな季節変動ということはございます。 143 ◯伊木まり子委員長 それでは、この14ページに関連して。改正委員。 144 ◯改正大祐委員 ちょっと教えていただきたいんですけども、医業外収益というのはどういうものなのか、ちょっと教えていただけますか。 145 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 146 ◯石田浩地域医療課長 基本的には、医療提供外のものですので、その他ということになるんですが、一番大きなのは利息とか、運用とか、そういった形、資産運用とか、そういったところのことで、医業とはまた違う形のものということ、その他というふうにしていただければと思います。 147 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。またきちんと確認してからご回答ということですか。どうされますか。(発言する者あり)よろしいですか。石田課長。 148 ◯石田浩地域医療課長 すいません、具体的には、例えば医業外費用でしたら、支払利息とか、患者外の。(「収益」との声あり)医業収益は、すいません、受取利息とか雑収入ということになっておりまして、雑収入は駐車場の使用料とか、給食代とか、自販機の収入ですね、こういったものでございます。 149 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 150 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。中浦議員。
    151 ◯中浦新悟議員 確認だけで大変恐縮な質問ではあるんですけども、現状、ちょっと思ったより収益が伸びていないという部分がある中で、来年度から市の方に2億7,000万ほどをちゃんと頂かないといけないんですけど、その辺りをきちっと話は詰んでいるという認識でいいんでしょうか。 152 ◯伊木まり子委員長 古川管理者。 153 ◯古川文男水道事業管理者 負担金の件につきましては、一応大筋の話合いは終わってございます。平成31年度から2億6,500万だったかな、その分については一応生駒市の方に分割で、分割でと言うたら言い方おかしいですけども、毎月、毎月というような形で話合いは今現在進んでおります。そして、再度の確認になるんですけども、今、市立病院の分については、大体このぐらいなベースで行けば、収支とんとんぐらいかなとは思うんですけども、一応、一番大きな問題が、先ほど改正委員さんの方のご指摘ありました、4ページになります。どうしても、今、市立病院の方でもう一歩、力を入れたいというのが、この4ページの課題のところに全て収まるようになってございます。つまり、やはり常勤医師をいかに確保やっていくか。あるいは医師をうまく確保しながら、そして地域の医療機関と連携をうまくとっていくということがこれからのもう一歩高いハードルというような形になってくると思うんです。この二つがうまく軌道に乗ることによって、当然のことながら、黒字ベースに、これはお金のことを言うたら、非常に問題あるとは思うわけですけども、こちらの方から推測すれば、黒字化に向けて、一歩も二歩も前進やっていくと、そのように考えているところでございます。 154 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 155 ◯中浦新悟議員 市としては、お金の面、大切ですので、そこはしっかりとまとめておいてください。あと、これもちょっとした確認なんですけど、3ページなんですが、一番右側、整形外科の非常勤医師1名を確保したことにより、火曜から土曜までの外来診察が可能になった。これ、非常勤医師1名確保したでいいんですよね。合ってるんですよね。何か非常勤医師1名確保して、この横の表を見てると、常勤医師も増えて、何か非常勤医師が0.13、0.1なわけでしょ、常勤換算で。何かその火曜から土曜まで外来診察できひんかったんかなという、ちょっと何となくの言葉のニュアンスが分からないんですけども、間違ってはないんですよね。 156 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 157 ◯石田浩地域医療課長 間違ってはございません。この1名の前は常勤医師と非常勤医師で、非常勤医師が1日外来を、午前診の外来を担当しておりまして、新たにその1名を加えたことで、月曜日は午前診はできませんけども、火曜日から土曜日まで常勤医師と非常勤医師2人で外来診療は全てできるようになったということでございます。 158 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 159 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、今後、これまでの事業実績など、調査状況を踏まえて、来年度の事業計画を策定されますので、来年度の事業計画が策定された際に報告を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 160 ◯伊木まり子委員長 それでは、次回の調査では、来年度の事業計画の報告を受けますので、理事者側におかれましては、同計画が作成された場合は速やかに報告をお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 161 ◯伊木まり子委員長 続きまして、3、その他。  本件は、所管事項について委員の発言を受けます。  発言はございませんか。              (「なし」との声あり) 162 ◯伊木まり子委員長 ないようでございます。それでは、これにて厚生消防委員会を終わります。              午後2時28分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               厚生消防委員会委員長   伊 木 まり子               厚生消防委員会委員長  白 本 和 久 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....