ツイート シェア
  1. 生駒市議会 2018-08-22
    平成30年第5回臨時会 予算委員会(市民文教分科会) 本文 開催日:2018年08月22日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時14分 開会 ◯西山洋竜委員長 ただ今から予算委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  また、久保委員から欠席の連絡を受けておりますので、ご承知おき願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき、審査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時14分 開議 2 ◯西山洋竜委員長 審査事項、議案第52号、平成30年度生駒市一般会計補正予算(第2回)を議題といたします。  なお、内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに先ほどの本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますが、追加で資料が提出されておりますので、部長から説明を受けます。真銅教育振興部長。 3 ◯真銅宏教育振興部長 おはようございます。それでは追加の資料、議案第52号、平成30年度生駒市一般会計補正予算(第2回)の説明資料につきまして、ご説明させていただきます。この資料は設計を行うに際し、エアコン設置工事イメージを示したものでございます。1ページ目は小学校で、主な設計内容キュービクルの改修、電気幹線工事及びエアコン機器設置工事でございます。今回、普通教室並びに理科室等特別教室に設置を予定しております。  次に、裏面の2ページは幼稚園で、主な設計内容小学校と同じくキュービクルの新設、増設又は改修、電気幹線工事及びエアコン機器設置工事でございます。今回、保育室に設置を予定しております。なお、現在、着手しております中学校設計業務の中で、ガスエアコン電気エアコンの比較、検討を行っておりまして、仮にガスエアコンを設置するとなれば、キュービクル改修工事が不要となる可能性がございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 4 ◯西山洋竜委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。質疑等はございませんか。樋口委員。 5 ◯樋口清士委員 ちょっと今のお話と言うか、説明を受けての質問が1点あるんですが、今、中学校でガスと電気の比較をしていますということなんですが、これ、幼小についても、同じくガスか電気かということは比較していくということですか。それとも、もうこの図は正に電気のイメージで書いてあるので、それは決定事項として考えているということなのか、どちらですか。 6 ◯西山洋竜委員長 辻中教育総務課長。 7 ◯辻中伸弘教育総務課長 中学校の方の設計で、ガスと電気の比較をしておりますので、その結果をもって、小学校の方については、もう比較を行わないという形で中学校の比較に従うという形で設計を進めます。 8 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 9 ◯樋口清士委員 じゃ、別の質問に入ります。  これ、中学校エアコン設置については、3月の当初予算のときにエアコン設置を決定して設計を行うということで予算計上されたということなんですけれども、その際に小学校幼稚園はどうするねんということが委員からも質問があって、国の支援等をにらみながら、今後考えていく、できるだけ早い時期にというようなことでの答弁があったかなというふうに思うんですが、これは恐らく記者発表のときとかもいろいろおっしゃっている部分はあると思いますが、要はちょっと幼小を後回しにしますという意思が、ここに来て、もうやりますよと、急いでやりますというところに至った経緯あるいは背景ということについて、ちょっとご説明いただけますか。 10 ◯西山洋竜委員長 真銅部長
    11 ◯真銅宏教育振興部長 まず、これにつきましては、今年の夏のやはり猛暑、通常は夏休みに入りましてから、暑いという部分が多いんですけれども、今回、生駒でも、WBGT、暑さ指数を測定しておりますけれども、夏休みに入る前から、もう気温も高い、暑さ指数も例年に比べても、かなり高いという、そういう、災害級というふうな表現もされておりますけれども、そういった中で、例えばこれまで耐震化ですとか、あるいはトイレの改修とか、こういったものを計画的に限られた財源の中で進めてきておりましたけれども、今回、このような非常に猛暑、酷暑のこういう状況になりまして、そういった中でエアコンの設置がやはりもう最優先で行うべきであるというふうな、そういう結論になりまして、今回、計画を前倒しさせていただいて、エアコンの設置を最優先で取り組ませていただくと、こういう状況になったものでございます。 12 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 13 ◯樋口清士委員 昨年もそないに緩い暑さではなくて、ここ数年やっぱり同じような状況があって、特にということではあるんでしょうけどね、今年度。ただ、そこは中学校に設置します、幼小も一応必要性は感じていますという段階で、一定、必要不可欠ならざる設備であるという認識はできてきてたのかなというふうに思うんですよね。結果論ではありますけれども、この予算の組み立て方を見ていますとね、まずは設計からというところに関しては、当初予算の中で十分に見込める額であったんじゃないのかなと。あのときも申し上げたか、別のところで言ったかちょっと忘れましたけれども、要は設計さえしておけば、あとやる予定があるんであれば、工事は国の例えば予算がどんとついて一斉にできますよというようなことへの備えにもなるんじゃないかというようなところから、そこは先に手を付けておいたらどうかというふうな話があったかと思うんですけども、それをせずに、状況を見ながらというところで出てきたということについては、ちょっとどうなのかなというふうに思うところもあるんですが、これは一つのものの考え方であろうかと思いますが、少しその辺は行政として、そういうものの考え方でいいのかどうかというところは見直していただきたいなというふうには思います。  ちょっと別の話をします。これからのスケジュールのことなんですけれども、1点、以前頂いた資料の中にもありましたけれども、具体的にいつ、どういうことをやっていくのかというところについて、今、決まっていることをご説明いただけますか。 14 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 15 ◯辻中伸弘教育総務課長 本日、この設計の予算、ご承認いただいた後、すぐに設計の工事発注の手続きを行いたいと思っております。年内におおむねの設計を終了しまして、12月議会で補正予算、これは工事のための補正予算をお願いさせていただいて、年明け早々に工事の発注をかけまして、金額的には議会の議決が必要な金額というふうになりますので、仮契約を提携した後、速やかにまた臨時議会をお願いして工事着手に進んでいきたいと、6月末に間に合うように工事を進めるという計画でございます。 16 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 17 ◯樋口清士委員 6月末までということなんですけど、これは昨年度の私のイメージで、数字の根拠がないんですが、相当蒸し暑くて、特に一部の幼稚園で、とても保育室が暑過ぎて授業と言うか、園児がもたないというような話があって、そういう状況があったということを考えると、今どき、6月から相当気温が上がってくるので、それで間に合うのかなというところはちょっと懸念されるところなので、そこはできるだけ工事、前倒しで早め、早めの設置というところはお願いしたいなというふうには思います。  それと、スケジュールに関してはよく分かりました。あと、設置する機材ですね、これをどの程度のものを考えておられるのか。当然、設計の段階で明確になってくるんだというふうに思いますし、またガスか電気かという比較をしているので、そこははっきりと言えないところはあろうかというふうに思いますけれども、要はできるだけ安く上げるために、家庭用のものとかでやっちゃうと、要は容量いっぱいのものを使うと、結構早くに壊れてしまったり、あるいは、実際これだけの暑さの中でなかなか効かないというようなことになると、付けた意味がなくなりますので、その辺少し余裕のあるものを付ける必要があるのかなと思うんですが、それはお金との兼ね合いということはあると思いますが、そこら辺、もうかなりコストを中心に考えるのか、機能を中心に考えるのか、あるいはメンテなんかも含めたトータルの部分で考えるのか、その辺りは、今はどういう考え方でいらっしゃるのか、お聞かせいただけますか。 18 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 19 ◯辻中伸弘教育総務課長 エアコンの能力につきましては、設計業者の方で、その部屋の大きさに見合った機械を設計の方で考えていただくということで、過大にも過少にもならない形というふうなことになろうかと思います。コストの方についても、できるだけ今、小中学校で全部で15億という数字で思っておりますけども、設計を進める中で、削減できるところはできるだけ削減して圧縮していくというようなことで、結局、付けたはあんまり冷えないということだけはないようにコスト削減をしていきたいというふうに思っております。 20 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 21 ◯樋口清士委員 常識的なお答えやったと思いますが、要は安かろう、悪かろうにならんようにということだけはちょっと言っておきます。  それと、これはちょっとまた別の話なんですけど、運用の方法ですね。要は、空調として付けると、冬だって使えるということになるし、それとあと、室温が何度になったら、スイッチ入れるのか。あるいは気温だけで、室温だけで見るんじゃなくて、湿度なんかも併せて見て、例えば熱中度指数なんぼ以上とか、何かその辺の基準ルールみたいなものというのはこしらえる予定はあるんですか。それと、夏場だけのものなのか、冬場も使う予定なのか。 22 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 23 ◯辻中伸弘教育総務課長 エアコン利用温度と言いますか、スイッチを入れる温度につきましては、今、思っているのは28度になったら、スイッチを入れていただくというふうには思っておりますけども、実際、運用する中で、果たして全てが28度でいいのかというのは若干使ってみないと分からないとこもありますので、市役所も28度設定ということですが、温度計を見ると、場所によっては26度とかなってるとこもございますので、その辺は運用の中で考えていきたいというふうには思います。基本としてはやっぱり28度という形で思っております。  あと、エアコンということなので、冷房、暖房両方使えるわけですけども、冬場につきましては、今のガスと電気の比較ということでも変わってくると思うんですが、一番エネルギーの消費の少ない形。例えば、今は既に各学校にはガスストーブを置いておりますので、ガスストーブをつけた方が安いということになれば、冬場はやっぱりガスストーブを使っていただくと。ただ、教室40人いっぱいいっぱいの教室につきましては、ガスストーブ、なかなか狭いとかというスペースの面でもありますので、そういう場合はエアコンを使うということも考えられると思います。 24 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 25 ◯樋口清士委員 そのときの、先ほどもコストという話がありましたけれども、夏場28度以上のときだけスイッチ入れるということを前提にということになるんでしょうけど、電気代で、幼小中全部付けて、夏場28度以上というところで動かしていったときに、どれぐらいを今、見込んでますか。それと、あと冬場も暖房として、そちらが安かろうということで、あるいはスペースの問題と先ほどおっしゃったが、そのときに稼働させていったときに、じゃ、冬場にどれほどかかるというところを予想されているのか。 26 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 27 ◯辻中伸弘教育総務課長 今、ガスと電気の比較をしているというのがありまして、以前、予測ということで電気代を計算してるんですけども、全て電気のエアコンを付けたと想定して、平成29年度の5月から10月まで、28度以上の日数をカウントいたしまして、64日ございました。それで計算しますと、小学校で1,930万円、中学校で1,120万円、幼稚園で280万円ということを予想しておりますけども、今年ですと、この64日というのがもう少し増えてきますし、仮にガスを入れるとなると、もうちょっとコストは下がってくるという形になりますので、ちょっとガスと電気の比較も今、やってるところですので、電気でやると、そういうような結果でございます。 28 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 29 ◯樋口清士委員 冬場、使っちゃうとどうなんですか。 30 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 31 ◯辻中伸弘教育総務課長 年間全て電気エアコンを使うということで、200日使うといたしますと、小学校で約4,000万円、中学校で1,500万円ということで、5,500万円程度になろうかと思います。 32 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 33 ◯樋口清士委員 小学校4,000万、中学校1,500万、合わせて5,500万、で、幼稚園は算定してない。 34 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 35 ◯辻中伸弘教育総務課長 幼稚園も約1,500万円程度という形になろうかと思います。 36 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 37 ◯樋口清士委員 中学校幼稚園がそれぞれ1,500万円ですか。 38 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 39 ◯辻中伸弘教育総務課長 中学校が1,500万、幼稚園が1,500万。 40 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 41 ◯樋口清士委員 感覚的に、中学と幼稚園が同じ電気代というのが、同じというのがどうも腑に落ちんのですけど、そこ、本当に大丈夫ですか。 42 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 43 ◯樋口清士委員 今、手元に数字がないのか、なかったらまた後でもいいですけどね。 44 ◯西山洋竜委員長 今、その算定根拠を示すことができますか。もしできなければ、後でご回答いただくということで。辻中課長。 45 ◯辻中伸弘教育総務課長 すいません、ちょっと幼稚園の方をもう一度計算の方をさせていただきます。前提条件といたしましては、エアコンの能力を11.2キロワットで、稼働時間5時間、年間200日、電気料金キロワットアワー当たり17.22円という形で計算をして出しております。 46 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 47 ◯樋口清士委員 また、中学も含めてちょっと確認してもらって、後で教えてください。あくまでもこれ、参考としてお伺いしているので。  それと、コストの話を出しているんですが、ちょっと財源の話を確認をしたいんですけれども、これ、国の補助金として、今、当てにしているものというのは何でしょうか。 48 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 49 ◯辻中伸弘教育総務課長 今現在、その国の交付金の採択を受けて進めたいというふうに思っております。それに加えて奈良県の方でも、市町村に対して何らかの支援を検討の指示が知事からされているということなので、それについても、今現在、具体的な数字は何も出ておりませんけども、今後出てくる可能性があるということで期待はしております。それと併せまして、ふるさと納税、それと先日行いました、街頭募金ということでございます。 50 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 51 ◯樋口清士委員 まず、国の補助金の話なんですけど、これ、今ある補助金を、学校施設環境改善交付金、これは一般的に空調設備なんかを設置するときに使われている交付金かというふうに思いますが、これをそのまま当て込んでいるということなのか、それ以上のものを当てにしているということなのか、これをまず確認させてください。 52 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 53 ◯辻中伸弘教育総務課長 文部科学省の方から具体的に何もまだ下りてきておりませんけども、8月20日の新聞報道、これによりますと、交付金の在り方も含め、具体的な検討を進めるというふうになっておりますので、この環境改善交付金自体の見直しがあるのか、ちょっとその辺、今後動きに注目していきたいというふうには思っております。 54 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 55 ◯樋口清士委員 今のスキームでいくと、上限2億ということになろうかというふうに思うんですね。例えばこれ、全国一斉にこれを進められんとしているところなので、これ、一斉に手を挙げたときに、受け皿として、多分この今の補助制度と言うか、交付金制度でもそこそこパンク状態になることは想定できて、それに向けて、予算をどんと落としていくというようなことでいくと、その上限2億というのが実はあまり変わらなくて、そこが目いっぱいということになるのかなとか、あと、そこそこ財政状況のええところについては、これ、元々不交付団体についてはというようなことで、減額するような措置もされているようなので、そういう、生駒がいいのか悪いのかということはありますけれども、そういうところで足切りみたいなものが入ったときにどうなんだろうかというところはちょっと心配されるところなんですけれども、いずれにしても、足切りされた、あるいはなかなか回ってこなかったみたいなことで、国の補助金が非常に限られたものになった場合、それでも一応これは事業としてはやるという、そこのことは変わらないということですね。 56 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 57 ◯辻中伸弘教育総務課長 補助金が仮につかないということであっても、実施をさせていただきます。 58 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 59 ◯樋口清士委員 そこの覚悟はまず聞いておきたいなということやったんですが、その覚悟はしていると言いながら、募金というのが非常に実は気になっていまして、この募金をした主体というのは誰ですか。 60 ◯西山洋竜委員長 真銅部長。 61 ◯真銅宏教育振興部長 今回の街頭募金につきましては、教育委員会と、それから市のPTA協議会がされております。 62 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 63 ◯樋口清士委員 ただ、そこは教育関係者が外側からバックアップしたいんだということで、そういう意思で募金をやられたということであれば、それは納得できる話ではあるんですが、これ、ちなみにですけど、行政側からやってくれということで依頼したというようなことはあるんでしょうか。 64 ◯西山洋竜委員長 真銅部長。 65 ◯真銅宏教育振興部長 元々、市のPTA協議会はエアコン設置の要望を毎年度出されておりました。今回、市としてエアコンを設置すると、こういうふうなお話もさせていただいて、そういう中でPTA協議会の方としても、そうであるならば協力をしていきたいということで、自主的にPTA協議会の方からもそういうふうなお話も頂きまして、街頭募金は同じ場所でさせていただきましたけれども、PTA協議会としてしていただいたものでございます。 66 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 67 ◯樋口清士委員 それと、これ、2日間やられたというふうに聞いていますし、そのときの写真なんかもSNSで投稿されたりもしている方もいらっしゃいましたけれども、市長が募金箱を持って立っておられた写真も拝見しているんですが、これ、市もやっているんですか、この募金。要は、行政として募金はしたのか、してないのかということです。 68 ◯西山洋竜委員長 真銅部長。 69 ◯真銅宏教育振興部長 これは市と言いますか、市と、市の教育委員会と言いますか、こういう形で行政としての部分と、市のPTA協議会がしていただいた部分と、この両方の部分でございます。 70 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 71 ◯樋口清士委員 いや、先ほど設置に向けた覚悟のほどというのを確認させてもらったわけですけど、本来、覚悟のあるもの、これはやらなきゃならんという意思を持ってやるものですよね。それって基本的には募金を集めてやる話ではなくて、税金を投入すると、そこの覚悟やと思うんですね。これは市民懇談会のところでも、実は市民さんに聞かれたというところがあって、なぜ募金なんかしなくちゃいけないのかと。当然、市がやらなければならない事業は税金で賄うという一つ原則が多分あると思うんですが、そこのところがどういうスタンスなんだというふうに聞かれたということもあって、お尋ねしているわけなんですけれども、そこはどうですか。 72 ◯西山洋竜委員長 中田教育長。 73 ◯中田好昭教育長 確かに学校の施設関係については行政が担うべきというのが法的にはございますし、部長が答弁しましたように、こういう趣旨はそういう趣旨でやりました。実際、市長も募金を持っていただきました。というのは、この活動については、あくまでも教育について、以前から地域、学校、保護者という、連携というスタンスで私ども含んで取り組んでまいりました。PTAもそういう趣旨に沿って今回、主体になって一緒にやったと。地域については、既にふるさと納税を呼びかけてますが、このエアコンについては更に税金を15億という形で、一時に傾注して、単年度にしていくという、一定の市民の理解が要るという認識のもとに、啓発、そういうことに対して、他の分野へのしわ寄せもいくということも含みまして、市民の方にこういうエアコンを付けるということに対して理解を得るというもう一つの目的がございます。  これについて、教育委員会で協議する中で、教育委員もそういう趣旨に沿って募金活動をしましょうということで動き出したものでございます。市長はあくまでもそういう協働という部分のまちづくりについて、以前から進める中で、私も一緒に立ちましょうということで立っていただいた経緯がございまして、行政がしたという、要請があったということではなく、そういうまちづくりに対する市長の考えと教育委員会の取組の連携という部分で一つの形になったものと私は認識しています。 74 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 75 ◯樋口清士委員 ここは考え方の相違ということになるんかもしれませんけど、市民に対しての理解を求めていくというところでね、要は募金というのは負担を求めていく行為なので、そこで理解を求めるというところが、どうもやっていることと、その目的というのが一致しないのではないのかなと。姿を見せるというところだけとってみれば、理解を求めてますということにはなるんですけども、ただ、負担を求めていくということがセットになっているわけですね。当然、市民から見れば、税金払ってるのにというふうなものの見方をされる、聞かれた方というのはそういう意識なんです。受益者となる関係者が、私らも頑張るから何とかしてよということで募金されるというのは非常によく分かるけれども、その他のところに募金を求めていくという行為が、果たしてその理解を得るためというところに合致するのかというところは疑問に思うと。これは私の意見ということなので、聞いておいていただければ結構かと思いますが、ちょっとそこはゆっくり考えていただく必要があるのかなというふうに思います。いろんなものの考え方があるので、受け取り方も様々です。そこは認識しておいていただきたいというふうに思います。  それと、先ほど環境改善交付金ということで申し上げましたけれども、他に財源というのは、あてにできるものというのは何か探さはりましたか。 76 ◯西山洋竜委員長 中田教育長。 77 ◯中田好昭教育長 探すと言うか、一つの選択肢があるんですが、県の交付金というのがあります。というのは、これはご案内のとおり、知事が地方消費交付金の見直しを国に要請されて、何十億か奈良県が、今年度から入った分なんですが、そのうちの一部を基金として公共施設の整備の貸付けに充てることができるという制度をつくられました。この活用を教育の施設に使ってくださいというのもございましたが、これはあくまでも貸付けなので返さないといけないと、補助金ではない。今現在、奈良県都市教育長協議会というのがあるんですが、教育長の団体で県に対して補助金要望を、要望書を出しておりますし、既に市長会も、市長を始め、以前から要望されている補助金制度、ございます。要望していますが、なかなか県の方がまだまだ、今のところ具体的に示していただいてないのが状況でして、いろいろ財源確保を考えたんですが、ふるさと納税もそうでしょうが、あと、考えられるのはもう事務事業の見直ししかないかなということは思っております。以上です。 78 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 79 ◯樋口清士委員 実は、平成30年度に三郷町もエアコン設置のための国からお金を頂いてやるということはちょっと聞いているんですけど、そのお金というのが地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業ということで、これは一般財団法人環境イノベーション情報機構というのが主催しているものではありますが、実はこのお金の出所というのは環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金、これをこの財団がもらって、それを地方公共団体対象に交付していくというような形のものですね。これは財政力指数の高い低いによって、2分の1、あるいは3分の2という補助率の違いはあるんですが、上限がなしと、特に書かれてないんですね。要はこういうものも使いようなんですね。要は、ちゃんと探しましたかという話です。やっぱり行政としてやっていくべきことというのは財源をいかに確保するかというのは当然あって、募金もいいですけど、やっぱりこういうもっと大本のところでがっつりお金を取れるところがないのか、確保するところがないのかということを考えていくというのが基本じゃないのかなと。そうやって動いている自治体もあるわけですね、既に。丸々学校の空調だけというところで収まる事業なのかどうか、そこはいろいろ工夫のしどころのあるものではありますけれども、やっぱり一定、裾野を広げてこういうものを使えば、財源がかなり確保できて、自市の負担の分が減らせると、こういう工夫をやっぱりやるのが行政じゃないのかというところで、これから、もうこれ、全国一斉に動き出すということなので、かなりいろんなものが狭き門になっていくんだろうというふうに思うんですけれども、やっぱりその辺り、しっかり考えていただきたいというふうに思います。何かコメントあれば、なければもうこれで終わっておきます。 80 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 81 ◯小紫雅史市長 今、樋口委員おっしゃったことというのは当然のことだと思っております。今のご指摘があった話もそうですし、もちろん文科省の補助金というのがメーンだと思っておりますが、例えば総務省とかで、そのエアコンだけというのはやっぱりないと思うんですけども、エアコンの事業を何かいろいろエネルギーとか、防災とか、学校関係、教育関係とかと組み合わせて、いろんな支援をしているようなメニューだったり、そんなものもあるはあるんです。ただ、どうしても、ほとんど文科省の補助に比べて、パイが非常に小さいであったりとか、生駒市の場合は来年の夏、暑くなる前に間に合わせるとかというような時間的な要請もございますし、もちろんそれに合わせてこれまでもいろいろ調べてきましたし、これから来年の夏、暑くなる前までに設置ができるという前提で何か使えるものがもうないのかということは、もう時間的な制約もありますけど、一応もう1回、きちんと調べたいと思いますけれども、その辺りもきちんといろいろと見ながらやってきた結果、今こういうふうに至っているということは、何も別に文科省以外、何も調べんとやってますということでは全くございません。 82 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 83 ◯成田智樹委員 すいません、コスト重視で進めたいと、事業として進めたいというようなお話、今、ございましたけれども、まずお聞きしたいのが、ガスなのか、電気なのかを今の中学校の整備設計費の中で検証して、それに従うということでしたけど、これ、役所の中に、ガスか電気か、ざっとどっちが安いねんというのを分かる方、いらっしゃらないですか。 84 ◯西山洋竜委員長 上村建設部長。 85 ◯上村健二建設部長 一般的に言われることは、エアコンにつきまして、電気とガスと二つあると。暖房費も含めた場合は、一般的にはガスが有利ではないかと。ただ、当然都市ガスがないところもありますので、そういったところ、それとあと、例えば電気にする場合は受電設備の方の手も加えなければいけないというふうな、総合的に考えて、どっちがいいかということを今検証中でございますので、一般的なお話としましては、若干ランニングコストとしては都市ガスが有利ということは言われております。 86 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 87 ◯成田智樹委員 今のお話は都市ガスが有利やけども、都市ガスで賄えないところがあるからということなんですかね。今のお話、ガスの方が有利ということ、単純に。 88 ◯西山洋竜委員長 上村部長。 89 ◯上村健二建設部長 一般的なお話としては、ランニングコストとしては、暖房も含めますと、都市ガスが有利というふうには言われております。 90 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 91 ◯成田智樹委員 暖房を使うかどうかも含めて検証、検討しているのが、今の現状の段階やと。ということは、精査しないと分からない段階なんですね。それでいいんですね。 92 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 93 ◯辻中伸弘教育総務課長 今、設計会社の方で比較検討していただいておりますので、それを待って判断していきたいと。 94 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 95 ◯成田智樹委員 これ、中学校の8校についての整備設計費は既に契約をされていると、契約を締結して予算執行されているということで、これ、幾らで整備設計費を契約されたんでしょうか。 96 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 97 ◯辻中伸弘教育総務課長 契約額の方が1,058万4,000円、税込みでございます。 98 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 99 ◯成田智樹委員 予算を教えていただけますか。 100 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 101 ◯辻中伸弘教育総務課長 予算の方は2,061万8,000円でございます。 102 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 103 ◯成田智樹委員 執行率で大体55%ぐらいでしょうかね。中学校は8校で、次は小学校11校についてはここの予算書に出ていますとおり2,057万4,000円だということでございますけれども、これについては当然ながら、ガスにするか電気にするか、どちらか決めた上で、その上でどちらか、ガスやったらガス、電気やったら電気の設計をするということなんですね。今のお話で言うと、先ほどの。
    104 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 105 ◯辻中伸弘教育総務課長 そのとおりでございます。 106 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 107 ◯成田智樹委員 その上で、この1,058万4,000円で収まった設計費が、ガスか電気か決めた上で、その作業はなしの上で2,057万4,000円かかるということについては、これは適正な予算設定なんでしょうか。 108 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 109 ◯辻中伸弘教育総務課長 適正だというふうに思っております。 110 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 111 ◯成田智樹委員 当然ながら、そうですね。答弁としては適正だとしか言えないですけれども、基本的にそれは作業が省いている上で、その上で小学校は11校とお聞きしましたから、若干校数は増えているのかもしれませんけれども、予算額としては、また2,000万を超える予算が出ていると。当然ながら、きちんと設計していただきたいと思いますけども、これ、2,000万を超える予算をここで、1,000万で中学校はできた。小学校はもう一回2,000万だということについては、今のその作業については、特段それについての、電気とガスとを検証するという作業についてはそんなにかからない、難しくない作業だということですかね、逆に言うと。 112 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 113 ◯辻中伸弘教育総務課長 電気とガスの検討については、ちょっと難しくないかどうかというのが私の方、分かりませんけども、それなりにデータの収集とかも必要だと思いますので。 114 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 115 ◯成田智樹委員 その辺、設計業者に設計を依頼して、それでデータなり、図面なり、様々なものをチェックされるわけですよね。チェックも業者さんにさせるわけじゃないですよね。その辺、ちょっときちんと基本的な知識、情報を持ってはる人、いますねんね。 116 ◯西山洋竜委員長 田中営繕課長。 117 ◯田中洋営繕課長 営繕課の方で成果物についてはチェックをいたします。 118 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 119 ◯成田智樹委員 ですから、当然イニシャルのコストも、ランニングのコストも含めて、きちんとコストを計算していただきたい。その上で適切な設備を設置していただきたいと、当然のことでございますので、その辺、ちょっと行政に専門家、土木でも設備でも建築でも専門の方が非常に減っていると、少なくなっているということも聞き及んでいるところでございますので、ちょっと心配なんでございますけども。コスト重視でこの事業を進められるというお話を聞いて、ちょっと心配しているのが、先ほど樋口委員からもありましたけど、安かろう悪かろうが一番困りますけどもね、それと来年の6月の末までに、全幼小中全ての普通教室特別教室保育室も併せて設置をするということで、最終的な入札予定価格に対しての不調がないのかなという心配もしているんですね。6月末までやりたいけども入札する業者がいないよという話に、今のこの、大変、全国的に一遍に需要として来ている話だと思いますので、その辺のことも含めて、今、お話、お聞きしましたけれども、きちんと設計業者が出してきた成果物、それをきちんとチェックできる体制があるのかなというのも非常に心配しているところでもありまして、その辺もちょっと、よくよくコスト重視と言いながら、期限にも間に合わさないかんし、機能もきちんとしたものを付けないかんということであろうかと思いますので、ちょっと今から何ができるねんという話かもしれませんけども、よくよく慎重に、時間もないですけれども、よろしくお願いをしたいと思います。 120 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 121 ◯小紫雅史市長 おっしゃってることはよく理解できますが、コスト重視で整備するって、誰が、どこから聞かれたんですか。それをちょっとまず教えてください。 122 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 123 ◯成田智樹委員 すいません、先ほどの答弁の中で、コストを重視してという話だったと思いますけれども、じゃあ、何を重視されてされるのか、この事業を。それを市長にお聞きしたらいいですかね。 124 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 125 ◯小紫雅史市長 いやいや、だからこのコスト重視で整備するなんていうのは誰も、誰か、職員から聞いたわけですか。どなたか他の方から聞いているのか、ちょっとまずそこが理解できなくて。  コストを重視と言うか、コストを当然しっかりと考慮していくというのは、これは当たり前のことですし、逆に議会からも財政状況とかを心配していただくようなことも今までずっとございましたし、そこについては、我々はしっかりと、最大限コストも削減していかなきゃいけません。だって、そのコストを削減しなければ、いろんな他の手立てはもちろん講じますけれども、他の事業に当然はねていくわけです。だから、コストをなるべく下げていくということを本当にもうぎりぎりのところで考えなきゃいけない。ただ、コストだけじゃなくて、今、成田委員からもご指摘ありましたように、中学校だけじゃなくて小学校もやると、幼稚園もどうするんだとかという話がある中で、子どもたちが学校にいる横で、なかなか工事もできないわけですから、春休みとか、非常に限られた期間に500近くある教室にエアコンの設置、あと電気関係の工事もしなきゃいけないと、工期の問題もあります。なので、これについては、もちろんコストの削減も可能な限りしっかりやると。その上でもちろんご指摘もありましたように、じゃ、エアコンを設置する以上、変な機器を入れて冷房が効きませんみたいなことをするつもりは全くございませんので、それもきちんと効果的なエアコン、涼しくなるような機器をちゃんと入れることも当然です。だから、コストも考えますけど、コストだけ考えてやるわけは当然ないですし、とにかくいいエアコンを入れ過ぎて、コストがめちゃめちゃかかるというのもだめですし、それを今、担当も一番苦しいところで、工期の話も含めて考えてくれているはずですから、コストだけ重視して何か整備しているというようなことは是非、そういうことではないというのは、ちょっとここで1回払拭させといてください。全くそんなこと、ございません。 126 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 127 ◯成田智樹委員 それはもう当然、重々よう分かってるんですよ。分かってるんですけど、適正なコストが何なのかというのを分かる人がいるんですかという話ですね。それをだから、きちんと、そのできる体制がとれているということであれば、信頼して、信用してお任せいたしますけども、コストを下げるということをする、しないは関わらず、コストを下げにいくのか、別にそれは適正なコストであれば下げにいく必要がないんだと思いますけど、その辺のところをきちんと。最初の話で、ガスと電気、どちらが安いのか高いのかというのが、部長から答弁ありましたけれども、ざっと、ガスの方が安いはずですという話をされましたけども、その点について、だからきちんと適正なコストをチェックしてくださいと。その上で事業を進めてくださいと。その上で、私どもずっと前から言うてるとおり、小学校中学校幼稚園エアコンを設置するのは当然のことだと思っておりますので、それについては来年の6月の末までにきちんと期限を守れるように進めていただきたいということですので、よろしくお願いをしたいと思います。 128 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 129 ◯成田智樹委員 すいません、それと先ほど寄附の話と、ふるさと納税は出てなかったですね。寄附の話、出ましたけども、ごめんなさい、募金。募金は都合3回されたんですね。それとふるさと納税も、今、お願いしているということですけど、これ、大体両方でどれぐらい集まっているんでしょうか。 130 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 131 ◯辻中伸弘教育総務課長 募金の方は3回させていただいて、PTAの分も含めまして、全部で36万372円を頂きました。ふるさと納税の方は8月19日現在で825件、1,457万5,000円というふうに聞いております。 132 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 133 ◯成田智樹委員 全体としても、全体16億を超える事業なんですかね。それについて、非常に金額としては少ない。大変皆様の多くの方からご賛同も、またご理解もいただいて進められているということやと思いますけれども、これ、先ほど国に対しては、国と県の交付金補助金交付金等をしっかりと見て、それを取りにいきたいという話だと思うんですけれども、国や県に対して陳情等をするような予定というのはございますか。 134 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 135 ◯小紫雅史市長 もちろん我々のエアコンの整備に対するそもそものコストの削減というのはきちんとやったり、それがまず第一だと思っておりますけれども、国に対するお願い、あと、県もそうですね。さっき教育長からありましたけれども、各市の教育長からの要望等も出てますし、市長会でも、そういうふうな議論もしております。しっかり国、あとは県もですね、ちょっとまだ具体的に、どういう中身になるかというのは国も県も、ちょっとまだ具体的にどういう中身になるかというのは、国も県も非常に詳細な部分はまだ未発表なので、来年の夏までに間に合うのかというところは若干心配もしておりますけれども、それも含めて、早うやってくれということも含めてしっかり要望してまいりたいと思っております。 136 ◯西山洋竜委員長 よろしいですか。  ほか、中谷議長。 137 ◯中谷尚敬議長 辻中課長に聞くねんけど、さっき、年間エアコンを使うた場合に、ガスと電気やったらガスの方が安いと、コストが安いということやろ。そやから、まだ年間通じて、冬は暖房、そのエアコンでするかどうかも決まってへんわけやろ。それをはっきり言うとかんなんやな、そんな答弁聞いてたらな、そういうとこが大事やねん。そやから、議員もおかしいやないかとなるわけやんか。比較できへん、そんな話やったら。こうした場合はこういう比較やと。冬はエアコン使うて、暖房するか、ガスストーブにするか分かってへんわけやんか。今、ガスストーブ入ってるねんから、そらな、そういう比較の仕方がちょっと変わってくるのちゃう、今のものは。さっきの答弁やったら、もう完全にガスの方が、ガスに決まったみたいな答弁になってまうやんか。答弁の仕方もやっぱりちょっと考えて答弁してくれへんかったら、おれらかて一生懸命、議員かて、勉強してるねんから、自分らも勉強してると思うけど、その一言、一言がやっぱりものすごい大事やねんから、中途半端で終わらせたらあかんわ。ちょっとそれだけ指摘しておきます。 138 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 139 ◯小紫雅史市長 失礼しました。先ほど辻中課長が答弁したことがまずはベースやとは思うんですけれども、議長から今ご指摘があったように、冬の暖房を、さっき樋口委員からのご質問だったと思いますが、答弁したように、ガスのストーブを使うのか、エアコンを使うのかというところでまた差が出てきます。エアコンを使う場合も、ガス由来のエアコンでやるか、電気由来でやるかというので、またコストが変わってきますので、純粋にその冬の暖房ということでエアコンを使うという観点から言うと、電気よりガスの方が有利だというのは、答弁、あったとおりなんですけども、そのときに電気のエアコンプラス、ガスストーブというのと比べてどうなのかとかいうのもございます。更に言えば、電気で整備するとなったときも、電気で、いわゆる量販店で売っているようなエアコンを使ったりするようなことも可能性としては十分考えられますし、非常にきっちりした形のエアコンを付けるというようなことも考えられます。いろんなそこはイニシャルコストがどのぐらいかかって、ランニングコストがどれぐらいかかるかということもありますし、ややこしいのは冬にどういう暖房器具を使うかというのもあります。そういういろんな要素、あとは電気やったら、キュービクルの工事が要るけど、ガスやったら要らんとか、その辺を全部組み合わせて、どれが一番有利なのかというのを、あと難しいのは、さっきもあったように、これから28度を超えるような日が何日ぐらい出てくるかとか、冬の寒さがどうなるかとか、そういうのがありますけれども、その辺りを今、やって。はっきり言って、明らかにガスがいいとか、明らかに電気がいいというほどの明確な差が今ないので、ちょっとそういうふうな答弁になっているところもございますが、今、早急にそこを詰めてやっておりますので、今しばらく、ちょっとそこはお時間を頂ければと思います。補足させていただきました。 140 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 141 ◯成田智樹委員 今の市長のお話を聞いてですけど、今の様々なシミュレーション、条件というのを中学校設計業者には、これについて、あれについて検証してくれと言うて、市から出してるんですよね、条件。 142 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 143 ◯辻中伸弘教育総務課長 ガスと電気、どちらが安いかとか、今、例えば半々で使った場合、そこまではまだやっておりませんけども、こちらから条件を出して、今、シミュレーションをしていただいているところでございます。 144 ◯西山洋竜委員長 成田委員。 145 ◯成田智樹委員 すいません、何遍も言って申し訳ないですけど、設計業者さんですかね、コンサルさんなのか、ちょっと分からんけど、向こうから来たデータをうのみにする前に、取りあえず全部こちらの方から条件、こういった条件でこう使う、このような想定をしているということをきちんと提示されて、細かく、今、市長は相当細かいことをおっしゃいましたけれど、提示された上で、その上で判断をしっかりとしていくということは当たり前のことで、お考えやと思いますけれども、その辺だけちょっとよろしくお願いします。今、お話しすると、相当それに関して、相当なシミュレーション、えらい紙が要る、シミュレーションするような話じゃないかと思いますけども、それ入れて、設計費についてもちょっとまた見てくださいねと、今回はもういいですよ。もうこの予算、このまま行きますけどと言うか、それで結構ですけども、よろしく、その精査と言いますか、細かいきちんとしたところをチェックの方、よろしくお願いします。 146 ◯西山洋竜委員長 他、ございませんか。福中委員。 147 ◯福中眞美委員 1点、ちょっと要望にもなるのかもしれないんですけど、今回の今年のような猛暑、酷暑、最初に部長が言われましたけれども、熱中症の事故等起こって、子どもたちの生命、健康を守るのが一番だということで至急動いていただいたことはすごくありがたいというふうに思っているんですけれど、文部科学省の方でおおむね3年ごとにこういう調査を公立小学校中学校、また幼稚園、高校、それの普通教室特別教室、体育館も入っているんですね。これを見ますと、体育館はまだまだ遅れているというのが現状やということも分かったんですけど、設置率は1.2%、今年の確認できたあれですけれども。普通教室特別教室は41.7%ということで、まだまだ遅れているというのは分かるんですけれども、今後、やはり行政としては住民の生命、財産を守っていくというのが一番の役割だというふうに思います。まして、子どもたちの健康を守っていくというのは本当に大切なことだと思いますので、勉強中、運動中、体調を崩さないようにということで、今回もそうしていただいていると思うんですけれども、体育館、今後、やっぱり考えていっていただかないといけないと思うんですけれど、その辺どのように考えてはるのか、もしちょっとお聞かせいただけたらと思うんですけれど。 148 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 149 ◯小紫雅史市長 体育館はもちろん検討の範囲には入ると思いますが、順番としては後回しだと思います。体育館で議論するとき、やはり体育館のエアコンと言うと、教室と違って、非常に難しい設備になるというのが1点、あとはよく言われますのが避難所、最近非常に災害等も増えていますので、避難所として、あの暑い体育館で避難したら、余計体調悪くなるとかいう指摘が全国的にも出ています。その場合のことも考えて、今、危機管理部局とちょっと相談をしていますのも、特に障がいをお持ちの方とか、妊婦さん、お子様連れ、お年寄りの方、これもなかなか運用面が難しいんですが、エアコンが付けば、教室の方でも、一定避難をしていただけるような防災マニュアル等の改定ができないか。これはまだ決定じゃないんですけれども、それも含めて考えたいと。全員を教室に収容するのはなかなか無理なとこもあるかもしれませんが、少人数であれば、そういう運用もいけるかもしれませんので、そういうようなことも含めて、まずは教室優先だと思います。  あと、やはり体育館でのクラブ、部活、非常に心配な面というのは、それは我々、ございます。これは各校の主に教頭先生なんかがWBGT計を非常に結構こまめに測っていただいて、基準を超えれば、これもなかなか大変ですけども、すぐやめて帰れというふうな運用の徹底を毎年してもらっています。取りあえずはそういうふうな形で、もう部活も大切なんですけれども、エアコンが体育館に付くのは厳しいと正直思いますので、その中で運用面で熱中症を防ぐような取組をしていくということかと思います。  体育館につきましても、付いている自治体もゼロではないので、幾つかはあるんですけれども、やはりどうしても順番としては後ろになるということで。検討はもちろんさせていただきますが、そういう状況でございますので、よろしくお願いいたします。 150 ◯西山洋竜委員長 福中委員。 151 ◯福中眞美委員 ありがとうございます。是非、検討していっていただいて、部活もあれですけど、地域の方がいろんなクラブでお借りしているという部分もございます。そういうこともありますので、どうにか国の補助なんかも考えながら、3年後にまた調査したときに、また奈良県はべったの方やとか、何か事故が起これへんかったら、何かやってもらわれへん、これ、国全体的、市町村全体的なんですけど、そういうふうな声をよう聞いていますので、その辺も考えながら、是非検討していっていただきたいと思いますので、これは要望しておきます。よろしくお願いします。 152 ◯西山洋竜委員長 他、ございませんか。樋口委員。 153 ◯樋口清士委員 先ほど聞き忘れたことがあって。財源の話で、国の補助金あるいは県の補助金、あるいは寄附というようなことについては先ほどあったんですけど、要はそれ以外のところでの市の負担という部分については、起債あるいは何か一般財源を放り込んで、あるいは基金を取り崩して、この辺りの選択肢は幾つかあると思いますが、どういうもので賄う予定をされているのか。当然、どれだけの交付金補助金が出てくるかによって変わる部分はあろうかと思いますが、一番メーンになるものというのは何でしょうか。 154 ◯西山洋竜委員長 岡田財政経営課長。 155 ◯岡田敬財政経営課長 まずは総事業費が幾らになるかということになってくるかと思いますけれども、実はいろんな事業、市にございますけれども、既に入札なんかが終わっておりまして、執行残が残っているものがないかとか、あるいは、先送りという言葉はよくないんですけれど、来年以降に送れる事業がないかとか、そういったところで一般財源が何とか出てこないかなということを今、ちょっと検討をさせていただいているところでございます。 156 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 157 ◯樋口清士委員 それで何とかなりそうということなんですか。あるいは、だから要は起債を起こさず、基金崩さず、一般財源の中で何とかなる可能性もあるということですか。 158 ◯西山洋竜委員長 岡田課長。 159 ◯岡田敬財政経営課長 総事業費次第、あるいは国から幾ら頂けるのかということになってくると思いますけれども、できれば一般財源でと考えているんですけれども、場合によっては、おっしゃるように、基金の活用とか、あるいは地方債をちょっとお借りするということも併せて考えているところでございます。 160 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 161 ◯樋口清士委員 ちなみにと言うか、これ、一番基本的なことをまだ聞いてないんですけど、幼小中の工事費、設置費、おおよそ設計費除くで幾らを見込んでいるということですか。 162 ◯西山洋竜委員長 岡田課長。 163 ◯岡田敬財政経営課長 現在のところ、報道等で記者発表させていただきました15億円ですね。小中で15億円、工事費ということで、もう述べさせていただいたと思いますが、それがベースで、あとそれが幾らになっていくかというような、今後、設計等もございますので、そういったことで考えております。 164 ◯西山洋竜委員長 小紫市長。 165 ◯小紫雅史市長 記者発表でさせていただいているいわゆる15億円という数字は小中でございます。幼稚園で言うと、たしか1億5,000万円ぐらいだったと思いますので、単純に言えば16億5,000万円です。ただ、これが整備とか、実際の工事の仕方等の工夫などで、もちろん圧縮していくというのが第一ですし、今、課長からもあったように、他の事業等の執行残、あとは1年、2年、後ろ倒しできるような事業があるかというようなところでの検討もそうですし、そういう工夫で何とか起債等をせずにいけるかという可能性をまだ捨ててるわけではございませんが、やはり、例えばこれで幼稚園もどうしていくのか。これはもちろん財政上の視点もあるんですけども、先ほども成田委員からございましたように、工事がちゃんとできるのかと、人手が足りんのかとかいうようなものもあるので、幼稚園までできるかというのはかなり難しいところもあるかもしれませんが、その辺り、幼稚園をどうするのかということも含めまして、あと国から、県からの支援も含めて、また今後、実際に議会に議案を提出させていただくことになると思いますので、詳細、どのような形で予算を組んでいくのかというものは議論させていただきたいと思いますが、おおむね先ほど課長から申し上げたとおりでございます。 166 ◯西山洋竜委員長 樋口委員。 167 ◯樋口清士委員 できるだけ一般財源の中で賄う考えだと。ただ、足りない部分は起債なり、基金の活用なりというところで考える、それは分かりました。  1点、これは意見でもないですけど、国あるいは県に対して、補助金交付金を獲得すべく、あるいは予算額をとっていくべく要望していただいたり、あるいはうまく制度を活用していただくというのは、これは市の、行政としての役割というところで、しっかりやっていただきたいというところはお願いしておきますが、議会としても、やっぱり国の予算措置というところに向けては、やっぱり要望していく余地があるだろうというふうに思いますので、皆さんとまた相談しながら、そこは積極的に動きたいなというふうには思っておりますので、これは議会としてということで、また、検討したいと。これ、私が言う話じゃないので、また、そういうことも、私自身も取り組みたいというふうに思います。 168 ◯西山洋竜委員長 他、ございませんでしょうか。大西総務部長。 169 ◯大西清隆総務部長 先ほどからの一般財源重視は分かるんですけど、起債につきましては、国の補助に乗って、国費以外の分というのは起債が認められる部分がございます。それは元金利子の償還について交付税措置がされるとか、そういうのは当然、借りるということでございますので、そこのところはちょっと誤解のないようにお願いしたいと思います。 170 ◯西山洋竜委員長 よろしいですか。  他、ございませんか。              (「なし」との声あり) 171 ◯西山洋竜委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田委員。 172 ◯浜田佳資委員 1点だけお聞きします。イニシャルコスト、ランニングコスト等も非常に関連するんですけど、設計条件と言いますか、設計環境をどのように設定しているのかということなんです。要するに、エアコンをやる場合、日がどんどん差し込んでいる。だから、遮光も遮熱もろくにしてないというのと、そこをちゃんとやった上でというのでは、どういった能力の機器を付けるのか、ランニングコストがどれぐらいかかるのかは相当変わってくると思うんですが、そこら辺は設計条件として、何か想定して提示とかしてるんでしょうか。 173 ◯西山洋竜委員長 田中課長。 174 ◯田中洋営繕課長 設計業者の方で全ての学校の全てのエアコンを設置する部屋を現地で確認していただいて、その中で条件を設定していくことを考えております。 175 ◯西山洋竜委員長 浜田委員。 176 ◯浜田佳資委員 現状なんですけど、例えば市役所では遮熱のシートを張ったりとかしていますけど、学校の方ではそういったこととかいろいろしてますでしょうか。 177 ◯西山洋竜委員長 田中課長。 178 ◯田中洋営繕課長 桜ヶ丘小学校なんかにつきましては、普通教室のガラスをペアガラスにしているところとかがございます。 179 ◯西山洋竜委員長 浜田委員。 180 ◯浜田佳資委員 他のところを含めて、そういったことをやるかやらないかで、入れる機器、ランニングコストも相当変わってくると思うんですけど、それ、全体トータルで一番効率的でコストも安く済むということで考える。だからこれ、逆に言えば、単にエアコンを設置するだけじゃなくて、環境モデル都市推進課の方なんかにもいろいろノウハウあると思うんですけど、そこら辺の知恵も生かして、できるだけコストも下げる。しっかりとエアコンも効くというのが必要だと思うんですけど、そこら辺、十分提示とかはされずに、とにかく今ある現状を前提でということなんでしょうか。 181 ◯西山洋竜委員長 田中課長。 182 ◯田中洋営繕課長 今ある現状で考えております。 183 ◯西山洋竜委員長 浜田委員。 184 ◯浜田佳資委員 だから、それ、トータルでどちらの方が安くなるのかというのはありますので、そこら辺、他の担当課とも含めて、いろいろ検討してほしいというふうに思います。よろしくお願いします。 185 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 186 ◯辻中伸弘教育総務課長 もちろん単板のガラスよりペアガラスの方が断熱性は高いということで、改修をすれば、それだけランニングコストの方は下がっていくというのは分かっておりますけども、それにかかる費用、また、来年夏までの設置ということで、とてもそこまでのお金がないということで、いいのは全体を改修して、エコ改修をしていくのがいいんですけども、今のところそこまでのお金と余裕がないというところでございます。 187 ◯西山洋竜委員長 浜田委員。 188 ◯浜田佳資委員 別に全部ペアガラスにせよと私、言ってるわけじゃありませんので、コスト、あまりかからずにやる方法とか、ノウハウもいろいろありますので、そこら辺は担当課でもよく聞いて、検討していってほしいというふうに思います。とにかく太陽が、光がどんどん差し込んでいるという状況の中で、エアコンをがんがん効かそうと思っても、それはなかなか難しいし、お金もかかることですので、そこら辺はよろしくお願いします。 189 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 190 ◯辻中伸弘教育総務課長 学校でできること、例えばグリーンカーテンだとか、よしずを立てるとか、その辺は引き続き、コスト削減ということも含めて取り組んでいただきたいというふうに思っております。 191 ◯西山洋竜委員長 よろしいですか。  他、ございませんか。神山委員。 192 ◯神山聡委員 スケジュールでちょっと確認しておきたいんですけども、国の交付金や県の補助金等が見込める場合に、スケジュールに影響することというのはあるんですかね。 193 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。
    194 ◯辻中伸弘教育総務課長 あくまでも来年6月末までに設置するということが最優先でございますので、そのスケジュールに合わせて国の方の補助申請等が合うようであればしていくと。どうしても、例えば年明けて、補助金の交付決定、内定になると、場合によったら間に合わない場合もございますので、その場合は先ほど言いましたように、補助金をもらわずに実施するということになろうかと思います。 195 ◯西山洋竜委員長 神山委員。 196 ◯神山聡委員 後もう1点、この補正予算の5ページに、学校管理費の方で情報教育用備品の方が減額されている部分があるんですけど、この減額の内容というのは、どういう部分で減額されているのか。 197 ◯西山洋竜委員長 辻中課長。 198 ◯辻中伸弘教育総務課長 これにつきましては、既に購入の方、終わっておりまして、今、各学校に設置しているところでございます。その入札の差額がございますので、その分を減額させていただいたということでございます。 199 ◯西山洋竜委員長 よろしいですか。  他、ございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 200 ◯西山洋竜委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で、議案52号に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午前11時24分 休憩 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....