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  1. 生駒市議会 2018-06-15
    平成30年第4回定例会 都市建設委員会 本文 開催日:2018年06月15日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯片山誠也委員長 おはようございます。  ただ今から都市建設委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき、調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯片山誠也委員長 調査事項1「生駒空家等対策計画」の策定についてを議題といたします。  本件は、理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員からも質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 3 ◯片山誠也委員長 では、そのように決定いたします。  本件について説明を受けます。北田都市整備部長。 4 ◯北田守一都市整備部長 おはようございます。本日は、都市建設委員会を開催いただき、ありがとうございます。  それでは、「生駒空家等対策計画」の策定について、報告いたします。  本計画につきましては、本年3月の都市建設委員会にて、素案を説明させていただいた後、4月9日から5月8日までの約1カ月間、パブリックコメントを実施し、その結果、1名の方から1件のご意見を頂きました。頂いた意見内容は、空き家を災害時には被災者の住まいのバックアップとして、平時には別荘として活用してはどうかとのご意見でございました。  このような空き家活用は、建物の安全性の確保、家財の整備所有者の理解、協力など、多くの課題を克服する必要があることから、頂いた意見は具体的に計画には反映せず、多様性の観点から見た空き家活用としての参考にとどめさせていただきました。  以上のことから、本計画につきましては、本年3月から組織変更に伴う所属名称や、見やすさを意識した若干の修正のみを行い、策定といたしました。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 5 ◯片山誠也委員長 本件について、委員による質疑に入ります。
     質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 6 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 7 ◯片山誠也委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、計画策定されたところなので、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査をすることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 8 ◯片山誠也委員長 それでは、今回の報告調査はこれまでとし、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することとします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 9 ◯片山誠也委員長 2「県域水道一体化構想」についてを議題といたします。  本件も、理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員からも質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 10 ◯片山誠也委員長 それでは、本件について説明を受けます。稲垣上下水道部長。 11 ◯稲垣雅人上下水道部長 それでは、「県域水道一体化構想」について、ご説明いたします。  この一体化構想につきましては、過日、3月定例会予算委員会都市建設分科会におきまして、部分的にお答えしました内容と重複いたしますが、今回改めて説明いたします。  水道事業が抱える課題として、人口減少などによる水需要減少施設老朽化に伴う設備の更新耐震化への対応などの投資費用の増大による水道料金の値上げの可能性行政改革一環での職員の減少熟年職員の退職に伴う技術力の低下などが挙げられます。これらの課題解決に向け、奈良県において、奈良モデル一環として、県と上水道実施エリアの28市町村の垣根を越えて、組織体制統合浄水場施設統廃合排水施設効率化などを図ることとした県域水道一体化構想平成29年10月に打ち出され、平成30年4月から県と県内28市町村参加し、共同して県域水道一体化に係る検討や協議を行う、県域水道一体化検討会が開始されました。本市の水道事業として、この検討会県域水道一体化の目指す姿と方向性を検証する重要なものであることを認識して、この検討会に臨んでいるところでございます。検討期間はおおむね2年を目途とされており、この検討会参加し、生駒市として、一体化への参加、不参加方向性を見出したいと考えております。  本構想概要奈良県が示すスケジュールなどを総務課長から説明いたします。 12 ◯片山誠也委員長 吉岡上下水道部総務課長。 13 ◯中谷尚敬議長 長いことかかるのやったら、座って。 14 ◯吉岡正上下水道部総務課長 ありがとうございます。じゃ、座らせていただいて、説明させていただきます。  県域水道一体化について、ご説明させていただきます。A4の3枚もののこの表紙に県域水道一体化の目指す姿と方向性と書かれております参考資料をお願いいたします。  この参考資料は、平成29年10月の奈良市町村サミットにおいて、県が県域水道一体化の目指す姿と方向性を示されて、その後、各市町村に対しての説明会で、一体化検討会への参加を呼びかけるために用いられた資料でございます。  次に、A3横長の県域水道一体化についての資料をお願いいたします。こちらの資料は先ほどの参考資料を要約されたものでございまして、3月の県議会の委員会説明に用いられた資料でございます。本日はこの資料を用いまして説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  県域水道一体化につきましては、県営水道と各市町村水道事業統合して一つとなって水道事業を進めていこうというものでございます。こちらの表の左側、上段をお願いいたします。  1の県域水道一体化構想概要でございます。  構想では、県域全体を三つエリアに分けて一体化を進めていこうというものでございまして、一つ目エリア生駒市も入っております、県営水道を受水している市町村県営水道エリアでございます。このエリアでは、上水道を集約して、将来三つ大型浄水場にしていこうという目標が掲げられています。  二つ目エリアは、県営水道を使わずに上水道事業を行っている市と町で、五條吉野エリアでございます。このエリアは先行して経営統合を進めていくことを目標と掲げられています。  三つ目エリアにつきましては、簡易水道エリアでございます。このエリア簡易水道効率化、持続可能な体制づくり目標に掲げ、受け皿組織を設立して、業務支援を行っていこうというものでございます。水道事業一体化につきましては、県営水道エリア五條吉野エリアの中の水道事業体一体化していこうというものでございます。  続きまして、左側の中段からにございます、水道事業一体化方向性についてでございます。項目は五つございまして、一つ目組織体制統合につきましては、県の水道用水供給事業と28市町村上水道事業統合を行う垂直統合を目指していこうというものでございます。  二つ目の水源となる浄水場の集約につきましては、県営水道桜井浄水場御所浄水場の2カ所、そして奈良市の緑ヶ丘浄水場の1カ所、合計三つの大型の浄水場に集約していこうというものでございます。県営水道を受水されていない五條吉野エリアにつきましては、既存の浄水場活用していこうというものでございます。  三つ目送配設備効率化につきましては、現状35時間あります配水池容量を見直して、18時間にしていこう。そして、また管路につきましても、ダウンサイジングしていこうというものであります。  四つ目管理運営統合につきましては、現在は市町村ごと監視をしておりますが、5カ所の拠点で広域的に監視を行うとともに、システムにつきましても共同化し、効率化を図るものでございます。  5の水質監視施設につきましては、三つあります公的検査機関奈良県営水道水質検査施設奈良市の水質検査施設奈良広域水質検査センター組合統合し、効率化を図ろうとするものでございます。  続きまして、右側をお願いします。  2、今後の検討体制、3のスケジュール等でございますが、3のスケジュールと併せて説明いたします。なお、磯城郡の3町、五條吉野エリア簡易水道エリア関連につきましては、説明を省略させていただきます。  生駒市が入ります上水道県営水道エリアにつきましては、平成30年度から31年度にかけまして、年に2ないし3のペースで一体化検討会が行われます。検討会では、下部の組織として、施設管理部会総務財政部会が設けられ、専門的に検討されていきます。そして、この検討会で各種のメリットデメリット検討されていきます。平成31年度の後半になりますと、首長によります県域水道一体化に係る協議会が設置の予定をされております。その後、平成32年度に県と28市町村とで国庫補助金事業の対象となります県域水道一体化に係る覚書の締結が予定されています。この覚書の締結に基づきまして、平成33年度から広域化事業が徐々に開始されていきます。平成38年度までに県域水道一体化に係る基本協定が締結される予定となっております。そして、基本協定に基づきまして、平成38年度には企業団方式などの方法によりまして、県と参加市町村経営統合が行われ、新しくできた一つ組織が別々の水道事業運営するという体制ができ上がります。この経営統合の段階では、水道料金体系は別々でございまして、経営統合されてから約10年後をめどに水道料金を統一にする事業統合がなされるというスケジュールとなっております。生駒市といたしましては、県域水道一体化に係る検討会参加し、隣接する奈良市とともに水道事業の今後に向けた検討を行い、生駒市としての一体化方向性を見きわめてまいりたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 15 ◯片山誠也委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。井上委員。 16 ◯井上充生委員 今、水道事業が抱える課題というのは三つ言われたんですけど、県の課題ですよね。生駒市も全くこの課題は一緒と考えていいのか、その辺はどうなんですか。 17 ◯片山誠也委員長 稲垣部長。 18 ◯稲垣雅人上下水道部長 先ほど申しました課題につきましては、全国的な課題でございまして、生駒市についても、現在当てはまることもありますし、これからこういう課題が押し寄せてくるということもございますので、一応全国的な課題生駒市も同じような状況にあるということを認識しております。 19 ◯片山誠也委員長 井上委員。 20 ◯井上充生委員 あと、一元化ということなんですけども、31年から32年に向けて、生駒市におけるメリットデメリットを考えるということなんですけども、今の時点で市が抱える自己水の比率とか、あるいは料金とかを踏まえて、今考えられるメリットデメリットというのはどんなものがありますか。 21 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 22 ◯岡村祥宏工務課長 詳細については、これからの検討会検討していくことになるんですけども、水道施設奈良県の施設近隣市町村の、例えば奈良市の施設を共同で利用するという形にしますと、施設統廃合であるとか、ダウンサイジングという形で費用の面でメリットがあると考えております。 23 ◯片山誠也委員長 井上委員。 24 ◯井上充生委員 その自己水の関係でとかはどないなるんですか。今、生駒で半分ぐらいの。 25 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 26 ◯岡村祥宏工務課長 その辺につきましては、例えば県の施設を利用するということになりますと、自己水から県水へ転換ということになるんですけども、それのこれからのシミュレーションで、県水を受水した方が安いのか、自己水製造した方が安いのかというところで、これから検討していきたいと考えております。 27 ◯片山誠也委員長 井上委員。 28 ◯井上充生委員 一般的に考えて、自己水県水に変えたら、値段は高くなると思うんですけども、それをこれから考えるんですか。 29 ◯片山誠也委員長 古川水道事業管理者。 30 ◯古川文男水道事業管理者 今、4割ほどの自己水を汲み上げているんですけども、自己水製造単価と言うんですか、自己水を品物にするについては、1トン当たり、平成29年度の数字でいけば、今、72.2円というような形になってございます。それと同じ状態のものを県から仕入れてくれば、販売価格というのが130円と90円があるんですけれども、平均で128円ぐらいで買うてると。だから、数字ですわね。128円の品物を買うのが今の現状ですよと。自己水を今、製造単価は72.2円ですよと、こういうような状況にございます。これが、どういうような金額が、例えば県営水道とやったとしても、今、平成28年度の決算では、一応、向こうの方の製造給水原価というんですけども、表へ出てる数字が103円という数字が出てるんです。だから、県さんは水をつくるのには103円のお金を費やしていると。それをこちらの方に売るに際して128円で売っていると、こういうような状態になっているんですけどもね。今度は、うちの方は考えてみれば、今、自己水を72円で一応今製造をやってますけども、その分が今度は更新と、なくして、あるいは新しくつくるというような、その建設費用もそこを金額の中に放り込めば、なんぼぐらいになるかということで、簡単に言えば、デフレーターをかけてしもうたならば、一応、更新費用も考えた自己水の単価が出るというようにも考えているんです。それでシミュレーションを打ってみれば、ざっと90円前後ぐらいになるんですけども。だから、今、バーターで考えていく。今の現状では、生駒市が90円ぐらいで作れると。向こうの方から水道を買えば、向こうも103円ですけども、投資費用は要りますので、当然、それよりも上がっていくというようなことで、今の考え方ではなかなか乗り替えるというのは、収支財政計画から見れば、非常に慎重にならざるを得ないというような状況でございます。 31 ◯片山誠也委員長 井上委員。 32 ◯井上充生委員 例えば、これが一体化にもしなったとして、古い管の更新計画生駒市は生駒市独自で持ってますけども、そういったものも県の方でやっていただけるというふうになるんですか。 33 ◯片山誠也委員長 吉岡課長。 34 ◯吉岡正上下水道部総務課長 一体化になれば、更新一つ事業体が行うこととなります。その一体化事業体が行う、県の方でやっていただくことになります。 35 ◯片山誠也委員長 井上委員。 36 ◯井上充生委員 生駒市でも、これ、600キロか何かでしたよ、たしか400か600か。そのほとんどがもう取り替え、順次していかなければいけないと。県下の市町村でいけば、もっとひどい状態のところもあるだろうし、その一体化にして、県の方が持つんですか。心配しているのは、要は他市町村の方がはるかに費用が要るやろうと。生駒市、持ち出しになるんじゃないかという心配もあるわけですよ。例えば消防の問題もあったようにね。だから、その辺をまだ決定じゃないから、しっかり検討していただきたいと、今はそれだけ言っておきます。 37 ◯片山誠也委員長 よろしいでしょうか。  それでは、他に質疑等ございませんか。浜田委員。 38 ◯浜田佳資委員 ちょっと資料の確認なんですけど、こちらの方向性の方の最後から2ページ目、3、上水道一体化方向性の中の4、管理運営統合の中で、いろいろ統合後の案というのがあるんですけど、この中に生駒市に一つ説明の横の四角の中の説明にない青い四角があるんですけど、これ、一体、何なんでしょうか。(「4の管理運営統合のとこや」との声あり)説明がされてないから。(「統合後の案の地図の緑の分や。これ、ちゃうの」との声あり)いや、それは丸や、四角。青い四角がある。こっち、説明、出てないよ。何だこれはみたいに思って。色を間違えてるだけ、大丈夫かな、そんなん使ってと、それはそれで思ってしまうねんけど。(「赤は四角になってあるわな」との声あり)赤は残すやつやからね。グレーのやつはなくすやつですよ。青は何やろう。 39 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 40 ◯岡村祥宏工務課長 すいません、これ、平群にあります(「平群生駒市やろ。平群か」「奈良市か」「奈良市と違う」との声あり)すいません、北部調整池ですね。東生駒配水池の上のところにあります北部調整池、県の施設でございます。ここから山崎浄水場等に送られている池ですね。1回、ここに県水、送られてきて、そこから生駒市と奈良市の方へ、ここから送られている施設でございます。 41 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 42 ◯浜田佳資委員 ということは、これは統合には関係ないという話になるんでしょうか。 43 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 44 ◯岡村祥宏工務課長 この施設を有効的に利用していくという形で、これは残るという形になります。 45 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 46 ◯浜田佳資委員 ということは、この青いのを利用して、生駒にあるあとのグレーのやつをなくしていってもうまくいくと、こういう仕組みで考えているということなんですね。 47 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 48 ◯岡村祥宏工務課長 ここから直接に配水するとか、そういう考え方も、今のとこちょっと検討中なんですけども、そういう考え方もあるということです。 49 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 50 ◯浜田佳資委員 その右の方、右上の方なんですけど、3の送配水施設効率化のところで、生駒市が統廃合の追加検討エリアというところのピンク色になっていると思うんですけど、その上の現状のFMによる統廃合というのは、これはどういう意味なんでしょうか。フォーマットと言うのかな。それじゃないと、生駒は。どういう仕組みでやるんやろ。 51 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 52 ◯古川文男水道事業管理者 この見方ですけども、生駒市の分についてはあくまでも北和エリアについては、ファシリティマネジメントの略として整理をやっていきたいと。先ほどの話ですけども、要はファシリティマネジメントというのは施設統廃合ということで、奈良県営水道の受水地点、つまり今先ほどおっしゃいました、青いライン、北部調整池あるいは平群調整池のその調整池をうまく活用しながら、直接配水をやっていくよというようなことと、それともう一つは、ここの大きな構想奈良市にございます緑ヶ丘浄水場奈良市の緑ヶ丘浄水場の水を生駒市の方に送水をするよというのが一番最終的な形になっているんです。だから、全体を見れば、エリアでものを見たときには、県営水道桜井浄水場御所浄水場の水と奈良市の緑ヶ丘の浄水場の水、この三つの水をうまく利用して、そのエリア、24、28から4を引きますので、24エリアはうまくそこで融通をやっていきたいというのは、この一体化構想の最終目標になってございます。 53 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 54 ◯浜田佳資委員 追加検討エリアとなってますので、この追加検討という意味がよく分からないんです。初めからそれをやる前提でもう進めるというんじゃなくて、初め、青い部分のとこをやっておいてから、それからピンク色の生駒とかをまた考えましょうという、そういった流れになっているんでしょうか。 55 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 56 ◯古川文男水道事業管理者 私もこの分についての策定された経緯というのは、そこまで了知やってないんですけども、現行、生駒の方はもうこれ5年ほど前から、今現在、繰越しで、今、事業を進めてございます、小瀬配水系統のルート変更、あれも奈良県営水道施設をうまく利用しながら、直接小瀬に入れてしまうというようなこと。あるいは、31年の冒頭ぐらいに、予定では谷田浄水場廃止をやりたいと。これは全て施設の共同化あるいは広域的にものを考えて、私の方も5年ほど前から、これは進めてた事業になってるんですね。それと、今度はもうそういうような青写真というのは、生駒市というのはある程度揃えてございます。それと今度は、奈良県さんが、これをぼうんと落とし込まはった分と、そこはやっぱり整理しやなあかんわけですね。追加もやっていかなければならないし、また生駒市の考え方というのもそこにどんどん話をやっていかな、やっぱりうまくいかないと。だから、ちょっと北部エリアのこちらの方は先行やってましたので、そことの調整で追加もやっぱり変更もありますよというようなのがいいのと違うかなと、私はそういうふうに理解をしてございます。 57 ◯片山誠也委員長 井上委員。 58 ◯井上充生委員 これ、下水はどういうふうになるんですか。水道一体化になって、下水は生駒市だけでずっと持つのか。 59 ◯片山誠也委員長 吉岡課長。 60 ◯吉岡正上下水道部総務課長 今、水道一体化について議論されておりますその中では、下水道は別々に今のまま各市町村運営していくというふうになっております。 61 ◯片山誠也委員長 井上委員。 62 ◯井上充生委員 となると、今まで水道の工事と下水の工事、効率化を考えていろいろ進めてきた経緯があると。今度、別々になると。結局、回り回ってみれば、工事費が上がるんじゃないか。計画どおりに更新できなくなるんじゃないかというふうな心配も出るんですけども、いずれにしても、そういうのも含めて、しっかり検討していただきたい。 63 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。中谷議長。 64 ◯中谷尚敬議長 ちょっと基本的なことを聞きたいねんけど、この浄水場の一本化の方向性と書いてあるけど、これ、三つあるやんか。要するに、県全体を三つエリア一つずつ企業体をつくるということか。全部の一本化やなしに、三つできるということか。 65 ◯片山誠也委員長 古川水道事業管理者。 66 ◯古川文男水道事業管理者 県の考え方では、38年に目指すものは企業団一本。企業団一つつくって、それぞれセグメントでそれぞれの団体さんはやってもいいよと、初めは。ゆくゆくは企業団が一本になって、事業も一本でやりたいと。企業団が一つの大きな経営母体になります。その経営母体になった水はどこの水を使うのかとなれば、今、議長おっしゃってるように、三つ浄水場の水を活用してやってくださいやと、こういうような話になってまいります。 67 ◯片山誠也委員長 中谷議長。 68 ◯中谷尚敬議長 今、このそれは奈良モデルやろうと思うねんけど、知事さんが言わはる。そやけど、この北和エリアを見たら、と南部の方やな、この簡易水道の。その格差がものすごいあるわけやんか。そやから、みんな、心配してるのは、要するに南の方のものも北の方がいろんな面で持たなあかんのちゃうかと、それが一番心配や。それはもう管理者も分かってるはずやねん。その辺をどうしていくのか、答弁、苦しいと思うけど、やっぱり県に対しても、それは言うてもらわんことには、そうですやろ。やっぱり生駒市、僕ら、生駒市が一番大事や。そら、県全体のことも考えなんか分からへんけれど、やっぱり生駒市の議員をしてる間は県会議員とちゃうねんから、生駒市のことを考えな、こんなん、表現悪いけど、南のことをみんな被っていくのかと。いや、おれはもう好きなこと言わせてもらうけど、やっぱり今の県政、見ててもそうやんか。南に土持ち、多すぎるねん。人口比率見ても、全然北の方が違うねんからな。そら、助けたらんなんことは助けたらなあかんけど、犠牲を払うてまで、助けていかなあかんのかと、やっぱりそれは市民に税金に返ってくるねんから。その辺、管理者、偉いから、考えてくれてると思うけど。 69 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 70 ◯古川文男水道事業管理者 こういう場でこういうような発言をしていいかどうかというのもちょっと迷うところですけども、このスケジュールで、平成31年に県営水道一体化に係る協議会設置をすると。この協議会を設置するということは、具体的に一歩踏み出していくという形になってくると思います。まだまだ意思表示するのは、機会として3回ぐらいあるわけですけども、今、議長の方からご発言があったように、やはりこちらの方が考えてございますのは、この協議会を設置されるに際しても、ある程度の情報が欲しいわけですね。その情報というのは何かといけば、当然のことながら、生駒市が単体でやった場合についての、やっぱり収支財政計画、これをきちっと押さえてしまいたいなと思ってます。これはある一定の期間というやつがあると思いますけども、それを今度、一体化構想に乗ったときに、やっぱり数字が出てまいります。収支財政計画と、その数字とある程度見やしてもらいたいと、見やしていただきながら、やっぱりかじ取りをやっていきたいと、こう考えております。だから、今、平成30年度にもうどんどん今進めてますよとなってるんですけども、31年度に協議会を設置されるまでに、それをやっぱりこちらとしても欲しいし、また逆にこちらとしても、生駒市の地盤というのが、もう一回固めてしまいたいなと思ってございます。それをジャッジしながら、31年度以降進んでいきたいなと。逆に言えば、このスケジュールは非常にタイトであって、ちょっと口が出ますけども、これはという思いがございます。ということだけ、またよろしくお願いしたいなと思います。 71 ◯片山誠也委員長 中谷議長。 72 ◯中谷尚敬議長 この一体化の案は、考えはるのやから、県が考えてやるのはええと思うけど、これ、見たら、反対にこの三つに分けた方が簡単ちゃうんかなと。(「事業体を」との声あり)事業体や。下持たへんのを何でこっちが被っていかなあかんと言うてるのや、生駒のことを考えたら。そうやろ。被っていかなあかんねんもん、持てへんから、被っていかなあかんのや。そこまでする必要あるのかと。そやけど、脱退したら、やっぱり県とのつながりもいろいろあれやから、よう考えて、頑張ってください。もうそれ以上言わへんわ。
    73 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 74 ◯片山誠也委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。白本議員。 75 ◯白本和久議員 ちょっと確認やねんけど、上水道一体化って、これ、最初の1ページ目のとこやねんけど、県営水道一体化構想って、これ。県営水道エリア五條吉野エリア一体化するのやな。(「違う」「図面から見たらな」「2段階で」との声あり)図面から見たらな、最初は。 76 ◯片山誠也委員長 吉岡課長。 77 ◯吉岡正上下水道部総務課長 事業の一体化につきましては、その県営水道五條吉野エリア一体化になります。簡易水道エリアにつきましても、その受け皿組織が設立されるということになります。 78 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。惠比須議員。 79 ◯惠比須幹夫議員 ちょっと確認なんですが、浄水場を集約する考え方として書かれてるのが、集約案として、浄水場更新又は大規模改修が必要となる時期を想定ということなんですが、例えば山崎の浄水場であれば、その辺、時間軸で見ると、どれぐらいにその時期が来るというふうに。 80 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 81 ◯古川文男水道事業管理者 これ、非常に難しくて、山崎と真弓があるんですけども、更新するタイミングってあるんですね。例えば、浄水の機械と建屋、いろいろな見方があるんですね。それと減価償却するに際しての、その償却期間が違うということで、こちらの方、考えてございますのは、建屋の減価償却をベースに考えていけば、例えば真弓浄水場は昭和60年に設置されてます。昭和60年、建屋の耐用年数の方は減価償却に伴う耐用年数の方が50年、評価耐用年数が、15年足しますので65年、そうやっていけば、真弓の方は平成62年ぐらいになります。山崎の方は、同じく今度は逆に膜ろ過の方を平成23年に全部やりましたので、23年をベースに、今、同じ計算をすれば、平成88年には更新。逆に言えば、そこまで使えるという裏返しになると思います。 82 ◯片山誠也委員長 惠比須議員。 83 ◯惠比須幹夫議員 今のお話では、当面は集約する時期は来ないということでよろしいですか。 84 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 85 ◯古川文男水道事業管理者 使える間は使うてもよろしいよと。だけども、有利な条件になれば、やはり一体化も視野にやっていかなければならないと。今の時代というのは、広域とか、あるいは共同というのが、これはもう切っても切れない分です。だけども、そのかじ切りをどういうふうなタイミングが一番いいかというようなことを今の話やないですけども、使えるのはここまで使えると、そこまで考えながら、やはり対応を今考えさせてもうてるというような状況でございます。要は、そこまでの収支計画をつくりたいと、こちらとしては、というような思いです。 86 ◯片山誠也委員長 惠比須議員。 87 ◯惠比須幹夫議員 山崎に限って言えば、附帯的に小水力発電、長期的な計画に立ってペイしていくという話だったと思いますので、その辺も含めて、今後検討いただければと思います。よろしくお願いします。 88 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 89 ◯片山誠也委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、今回、報告を受けました内容で今後県域水道一体化に向けた検討を進められるとのことですので、今後の検討状況を見て、必要に応じて調査をすることでよいでしょうか。              (「はい」との声あり) 90 ◯片山誠也委員長 それでは、今回の報告調査はこれまでとし、今後の検討状況を見て、必要に応じて調査することとします。  これにて都市建設委員会を終わります。              午前10時38分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               都市建設委員会委員長   片 山 誠 也 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....