ツイート シェア
  1. 生駒市議会 2017-12-15
    平成29年第5回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2017年12月15日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時0分 開会 ◯成田智樹委員長 ただ今から企画総務委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  それでは、次第に基づき、審査及び調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 開議 2 ◯成田智樹委員長 1、審査事項、(1)議案第70号、生駒職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、議案内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。松本委員。 3 ◯松本守夫委員 30人の増員ということで、市長部局で増やされるわけですね。消防とかは今回はないんですか、それとも将来的にもないんでしょうか。 4 ◯成田智樹委員長 田中人事課長。 5 ◯田中良成人事課長 今回の改正ですけども、30人増やすという内容につきましては、先般の議会でもご指摘がありましたけども、育児休業等で稼働しない職員が増えてくることと、大量退職に向けまして平準化をするというような目的でさせていただきましたので、現在のところ、消防教育委員会を含め、現在の運用でいけておりますので、今回の改正につきましては先ほど申しました理由改正でございます。また今後、定員適正化計画、これは30年度まででございますけども、これの見直しもございますので、その中で他の部局定数についても検討し、必要があれば改正をさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。 6 ◯成田智樹委員長 松本委員。 7 ◯松本守夫委員 30年度までというと来年にまた見直しをすると、こういう考え方ですか。 8 ◯成田智樹委員長 田中課長。 9 ◯田中良成人事課長 そのとおりでございます。30年度まででございますので、30年度に計画を作りまして、そこから大体5年間の計画を作らせていただきたいというふうに考えております。 10 ◯成田智樹委員長 松本委員。 11 ◯松本守夫委員 先達ての議案説明会公室長の方から二つの理由を言われたんですね。一つは今おっしゃったような、いわゆる育児休業、もう一つは、一時的に定年退職者が出るんやと、こういう話ですね。そうすると、市長部局だけそういう定年者が出るのか、あるいは育児休業する人が増えるのかと言うか、いるのか、教育委員会の中にはそういう人はいないのかなというふうな疑問を持つんですけど、その辺はどうですか。 12 ◯成田智樹委員長 田中課長
    13 ◯田中良成人事課長 おっしゃるとおり、他の部局でも出ますけれども、今のところ、人数的に見まして、定員との関係も見させてもらいまして、いけるのではないかというふうに判断をさせてもらいましたので、今回は市長部局のみということでさせていただきました。 14 ◯成田智樹委員長 松本委員。 15 ◯松本守夫委員 30人増員ということは、人事、人を動かすということは永久に、永久と言うたらあれですけども、かなり長期レンジで考えないといけないわけですね。ご存じのように、いわゆるバブルのときは何ぼでも人を雇えと言うてやったけども、実際はえらい目に遭うたと。そういう経緯もありますね。ですから、長期的に考えんといかんというふうなことから考えますと、人事の経費、人件費、この辺はどうなっていますでしょう。 16 ◯成田智樹委員長 田中課長。 17 ◯田中良成人事課長 現在、最大で30名というふうに考えておるんですけども、その中で半分は育児休業で、今現在、30名余りですけども、これが、将来、女性職員割合が増えたりいたしまして、8年後には50名に達するのではないかというふうに考えておりますので、そういう育児休業の代替ということは給与がそのまま増えるということではないので、30名増やすうちの15名は給料が増えないという形で、最大で15人の人件費は増えていくのではないかなというふうに考えております。 18 ◯成田智樹委員長 松本委員。 19 ◯松本守夫委員 それは、しかし、30人を持ってはるわけですね、30人を。30人と言うか、プラス30ということは、育児休暇の人は給料を払うてますね、幾ら。それは払わないんですか。すみません。 20 ◯成田智樹委員長 田中課長。 21 ◯田中良成人事課長 育児休業中は無給ですので、その代わりになりますので、その分は増えないという形になります。 22 ◯成田智樹委員長 松本委員。 23 ◯松本守夫委員 失礼しました。  それで、今、長期レンジという話をしましたけども、30名が定年までやっぱりおられるわけですよ。そうすると、生涯賃金は1人何ぼやねんと言うたら大体三、四億というふうな話もありますね。そうすると、今、15人とおっしゃったのを一応30名と考えますと、30名が定年まで行かれると100億ぐらいの人件費がかかっておるわけですね。こういうものすごく大きな、まあまあ、15名ですからその半分かもしれませんけれども、それだけのことをやるということは、一時的にいろんな、もちろん今の育児休暇については、これはやらないかんと思いますけども、定年退職の一時的に増えた人のためにそれをカバーするということは、それを過ぎたらどうするんやというふうなこともあります、七、八年後になると思いますけども。その後、そしたら、一過性のものはなくなってしまうわけですね。 24 ◯成田智樹委員長 山本市長。 25 ◯山本昇市長 今回提案させていただいておるのは、あくまでも職員定数の上限を決める条例ということにしていますので、あくまでも定数なんですね。だから、実際のところは、できるだけ今の現員をベースにして、一定、精査しながら対応したいというふうに思っております。  生駒市としても、イクボス宣言をしまして、女性だけにとらわれず、男性も、もっともっとやっぱり育児にも参画する必要もあると思っております。そんな中で、職員定数をこのような形で増やしておきたいというのが今回の趣旨でございます。 26 ◯成田智樹委員長 松本委員。 27 ◯松本守夫委員 定数ということで、だからたくさんやっとくねんというような感じですけど、それはちょっとおかしいなと。定数でも、やっぱり時代に合うたものをやらんと、今の話のように、30年度にまた見直すんやということやから、やっぱり今に合った人数をやって、また見直すというふうなことも考えられるんじゃないですかね。 28 ◯成田智樹委員長 小紫市長。 29 ◯小紫雅史市長 ちょっと、ちゃんと正確に伝わってないような感じを受けますのでお伝えいたしますと、私がマニフェストで書いていますように、生駒市役所職員数は、基本的に800人を目指してやります。今、それに近付いています。ただ、それは実働800人という形を目指していまして、育児休暇等で休むような職員も、もちろん男性もとればいいんですが、女性採用も増えてきていますので、それで休む人がこれから非常に増えていくだろうと。そういう意味では、実働を800人にしたときも、職員としてはもう少し多い人数を雇わなきゃいけないということでございますので、今まで、実働800人を目指してやっていれば、例えば820人ぐらいで何とかなっていたみたいなところが、これからは830とか40とか要るかもしれないとか、今の一つのイメージですけど、そんなふうになるので、今回は定数の枠を広げさせていただくということでやって、一応説明したような気もしますが、今回、これをもって何か職員をどんと増やして人件費がわっと増えるとか、そういうことでは全くございませんので、ご理解をよろしくお願いします。 30 ◯成田智樹委員長 松本委員。 31 ◯松本守夫委員 それでも増えるわけですが。(発言する者あり)増えないですか。 32 ◯成田智樹委員長 田中課長。 33 ◯田中良成人事課長 最大15名増えたといたしましても、ここ5年間の人件費でございますけれども、現在、職員年齢割合が他に比べまして平均年齢がかなり高い状況でございまして、それの若返りと申しますが、ここ5年間で2歳ほど若返るというところがございまして、退職と新しい方の給料の差がございます。これは1人当たり大体450万円ございますので、ここ5年間で151人が退職する、これを単純に計算しますと5億以上のお金が累計で減っていくということになりますので、たとえ15人を雇ったとしても、全体の人件費としてはそんなに増えないと。市長がおっしゃっていましたとおり、15人丸々雇うというわけではございませんので、それよりも小さい数字になるということで、人件費がどんどん増えていくという状況ではございません。  それから、その後も、後で出てきます、わたりの給料改正とかということで給料が減っていったり、また、退職金の引下げとかいうことで人件費がそれ以上に減っていきますので、今以上にどんどん人件費が増えていくという状況にはならないという予想はしております。 34 ◯成田智樹委員長 松本委員。 35 ◯松本守夫委員 何とか大体分かったような気がいたしますけども。  もう一つは、ちょっとそれに関連して、先ほどから定年者が少ないという話があります。ご存じのように、民間では2025年には65歳まで定年延長やということが義務付けられました。国家公務員を始め地方公務員もなると思いますけれども、国の方で検討会をやって、2019年から年齢を引き上げていこうというふうな形になっておるわけですね。その辺との兼ね合いというのは、今の、定年者が少なくなったと言うけれども定年が上がっていくのと違うかと。そうなったときの組合せは考えておられるんですかね。 36 ◯成田智樹委員長 田中課長。 37 ◯田中良成人事課長 まだちょっと詳細の部分につきましては出ておらないんですけども、今も定年後、再任用という形で職員に来ていただきます。最大で5年間ということで来ていただきますけども、それが定年延長というふうにシフトしていくのかなというふうに思いますので、その分、幾ばくかは採用分が少なくなるという見込みはございますけれども、まだ制度的にどういった、短期になるのか、それから、フルになるのかとか、そういうところがまだ決まっておりません。あと、給料がどういうふうに設定されるのか決まっておりませんので、またそれも、先ほど申しました適正化計画を来年度以降に作りますので、その中で盛り込んでいきたいなというふうには考えております。以上です。 38 ◯成田智樹委員長 松本委員。 39 ◯松本守夫委員 じゃ、定年の問題についてもひとつよろしくお願いいたします。考えていただきたいと思います。  もう一つは、これが最後ですけども、人を増やしたり減らしたりするときに、やはり職務分析と言うか、業務改善は必ず付いてくるんですね、付いてくると言ったらあれですけど。それを考えて、やっぱりこれが適当なのか、定数なので実際はそこまでやれへんといえども、そういう数字を掲げるわけですから、何か業務分析というようなものはされたんでしょうか。そういうつもりはないんですかね。 40 ◯成田智樹委員長 田中課長。 41 ◯田中良成人事課長 それも含めて、もちろんどういったところにどういった職員を張り付けるか、専門職も含めまして、それは精査をする必要があると思いますけども、それも、先ほど申しました今後の計画の中に、適正配置部分につきまして、そういったところも加味しまして配置をさせていただきたいというふうに思っております。以上です。 42 ◯成田智樹委員長 松本委員。 43 ◯松本守夫委員 是非、その分析をしていただきたいんです。ということは、今、840名というのが本当に正しいのかどうか。もっと無駄な仕事があるのと違うか。だから人がいるんやというふうなことがあり得るわけですね。ですから、その辺も含めて、ひとつ適正化をお願いしたいと思います。 44 ◯成田智樹委員長 坂本公室長。 45 ◯坂本千鶴市長公室長 議員さんご指摘のことは私どももよく認識いたしておりますけれども、先ほど市長の方からも答弁させていただいたように、30名増やしたからと言って30名をすぐ採りますという話では全くございません。定年延長のこともございますので、その辺りも見極めながら、その年度に何人採るかというのは考えていきたいと思っておりますし、それから、業務分析のことですけれども、今回、新規主要事業ヒアリングとか予算査定をしていく中で、やはり常に、毎年、事務事業のスクラップ・アンド・ビルドということは考えさせていただいて、できるだけ廃止できる事業は廃止して、新規事業をやるからと言って、やるだけどんどん増やしていくというわけではなくて、手間がかかったり、これは今やる必要がないのではないかというふうな業務は常に見直しもかけさせていただいておりますし、この年末から来年度にかけましては、各部の方の人事ヒアリングというのも人事課の方でさせていただいて、業務量を見ながら、何人足りているのか、足りていないのか、その辺りヒアリングもさせていただきながら人員の配置もさせていただいているということでございます。 46 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。浜田委員。 47 ◯浜田佳資委員 先ほど5年間で151人が退職予定というふうにおっしゃられました。年で割りますと、1年間平均30人ということなんですね。ということは、30人を補充するだけだったら枠を増やさなくても別に今の定員どおりいけるということなんですが、これを増やしていって対応しなければいけない。増やす方は、育休等の休む人が15で、そうでない人が15ということでしたが、ということは、平均は30人だけど、結構、ピークの年が実はその中にあって、それに対応するために今から枠を増やして、ちょっと多目に採っておかんと後が大変だと、こういう理解でよろしいでしょうか。 48 ◯成田智樹委員長 田中課長。 49 ◯田中良成人事課長 委員さんおっしゃるとおりでございまして、平成35年度から3年間で112人、退職するということになっていますので、その直前に雇っても、やっぱり経験のある者が辞めてすぐに仕事ができるかということはないので、そういった方のために、前倒しで来年度辺りから多い目に採用していくということもありまして、今のままでいきますと定数以上に雇えないので、定数の枠を増やしまして、それが15人ぐらいを最大で見ておりますので、そういったことも含めて定数を上げさせていただいたというところでございます。以上でございます。 50 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 51 ◯浜田佳資委員 議案説明会で、もう一つの増やす理由として、持続可能な組織体制の構築・維持を図るためというふうにおっしゃられましたが、これをもうちょっと詳しく説明していただけますか。 52 ◯成田智樹委員長 田中課長。 53 ◯田中良成人事課長 その部分につきましては、今言わせていただきました、退職するからその直前に、大量退職の1年前に同数を雇って仕事が進むかというと、なかなか難しいところもございます。そういったことで、継続的にできるように、少し前倒し職員を雇って、それに対応するというようなことの意味でございます。以上です。 54 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 55 ◯浜田佳資委員 5日の一般質問で問題提起させていただきました、職員年代ごとの山あり谷ありが生駒の場合は結構激しい。多分、山の部分がこれからどっと退職されるということがあると思いますが、その次に来る谷の問題もあります。そこもできるだけ早急に手当てしないといけないと思うんですが、それはこれで、30人、枠を増やすということで可能ということになるんでしょうか。 56 ◯成田智樹委員長 田中課長。 57 ◯田中良成人事課長 その谷の部分と言いますのは、現在ですと30から35歳ぐらいが、一時期、採用を抑えていた時期もございましたので、35歳前後の方が少ない。委員おっしゃるように、今、50歳以上の職員がかなり多いという状況でございます。  新規採用でここを埋めるというのはなかなか難しいですので、昨今も行いました中途採用とか、そういうことをさせていただきながら埋めさせていただきたいというふうに考えております。以上です。 58 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 59 ◯浜田佳資委員 ということは、この増やした枠で中途採用を増やすというのも活用していくと。こういう理解でよろしいですね。 60 ◯成田智樹委員長 田中課長。 61 ◯田中良成人事課長 その枠の中でさせていただきたいというふうに考えております。以上です。 62 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 63 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 64 ◯成田智樹委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第70号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 65 ◯成田智樹委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第70号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 66 ◯成田智樹委員長 (2)議案第72号、生駒市の一般職の職員の給与に関する条例及び生駒職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、本案についても、先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。  本案について委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田委員。 67 ◯浜田佳資委員 少し確認ですけど、わたりの関係で、係長は5級になっていたのを4級にするということなんですが、給与の方は5年間保障というのがあるということなんですが、係長にも4級の人と5級の人がいるかと思うんですが、5級の人は自動的に主幹という呼び方に変わるということでよろしいでしょうか。 68 ◯成田智樹委員長 田中課長。 69 ◯田中良成人事課長 現在、5級に在職しているのは、基本的には4級係長・主査になります。そのうち何名かは5級の主幹として残るということでございます。以上です。 70 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 71 ◯浜田佳資委員 なるほど。今、県警から来ている人以外に主幹が1人いますけど、その方はどういった形になるんでしょうか。 72 ◯成田智樹委員長 田中課長。 73 ◯田中良成人事課長 現在、主幹は7級でございますけども、課長級でございますけども、主幹という名前は5級に使いましたので、別の名前で、例えば課課長とかいう名前で対応したいというふうに思っております。 74 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 75 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 76 ◯成田智樹委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第72号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 77 ◯成田智樹委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第72号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 78 ◯成田智樹委員長 (3)議案第82号、生駒市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、本案についても、先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。  本案について委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。沢田委員。 79 ◯沢田かおる委員 先日の議案説明会において、今回の改正は平成29年8月の人事院勧告に基づくもので、国家公務員の特別職の給与改正に伴い、本市の理事者及び議員の給与等を規定している4条例につきまして同様の改正を行うものとご説明の方をいただきました。  そこで、1点だけ確認させていただきます。  人事院勧告は必ず従う必要はないという理解でよろしかったでしょうか。 80 ◯成田智樹委員長 田中課長
    81 ◯田中良成人事課長 人事院勧告につきましては、国家公務員の給与に対して人事院が勧告するものでございます。それは、地方公務員に対しての勧告ではございません。ただし、全国の自治体におきましては、それを見習いまして、一様に同様な改正をしているという状況でございます。 82 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 83 ◯沢田かおる委員 昨年も申しましたけれども、平成23年4月に議員報酬を12%削減いたしました経緯、そしてまた、将来的に人口が減ることを見据え、議員に係る費用を抑えるため、この議案には反対いたします。以上です。 84 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。浜田委員。 85 ◯浜田佳資委員 この議案は、昨年度の12月議会で出てきました議案第94号と基本的に同じ内容だと思います。その内容に関しまして、去年も質疑させていただきまして、答弁も頂いておりますので、私としては、先ほど沢田委員質疑で確認できたように、結局、各自治体の判断で決まる、各自治体はどう判断するべきか、職員の方の場合と議員の場合は違って、議員の場合は特に市民の代表ということですので、市民の皆さん、民間の動向というものを見据えてやらなければいけないけど、人事院勧告というのは50人以上の事業所の調査に基づいている。日本の企業の場合、ほとんどは50人未満のところで、そこの民間の人はいまだ大変な状況だというふうに私も認識しておりますので、そういった状況の中で市民の代表としての議員の報酬を上げるというのは賛成し兼ねますので、この議案には反対とさせていただきます。 86 ◯成田智樹委員長 松本委員。 87 ◯松本守夫委員 私、大樹に属しておりますけども、他の会派のことは分からないんですけど、私たちの会派は皆さん、非常に勉強され、一生懸命に仕事もされている。(発言する者あり)よそも一緒やと思います。だから、他のことは分からんのであれですけども、うちのだけ言いますが、非常に、生駒市命とか、それはちょっと大げさですけども、趣味が生駒市というふうな人もおられるというふうなことで、非常に熱心にされておられるわけですね。だから、報酬も倍ぐらい上げてもいいかなというふうな思いもするんです。しかし、これはあくまでも議員サイド、こちらサイドの話でありまして、一方、納税者のことを考えますと、いわゆる一般市民は、一般サラリーマン、この間の国税庁の発表では年収が平均420万やと。そんな時代でありますので、やっぱり我々だけがそれ以上のものをもらうということは多いというふうに思いますので、私もこれは賛成し兼ねます。反対です。 88 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ございませんか。山田副委員長。 89 ◯山田耕三副委員長 実質的に、この4年間で議員と市長及び教育長は幾ら期末手当が上がったことになるんでしょうか。 90 ◯成田智樹委員長 田中課長。 91 ◯田中良成人事課長 平成26年度から29年度の4年間ですけども、26年度には期末手当0.15月分、27年度は0.05月分、28年度は0.1月分、さらに、今年度は0.05月分。足しますと、4年間で0.35月分上がるという計算になります。  金額にしますと、4年間の合計で、市長は50万8,197円、教育長で37万5,552円、議員の皆様も同様の率で上がっておりますので、4年間の合計金額では、議長、副議長を除きますと25万3,750円でございます。以上でございます。 92 ◯成田智樹委員長 山田副委員長。 93 ◯山田耕三副委員長 今回の人事院勧告について見送るという考え方というのはなかったんでしょうか。 94 ◯成田智樹委員長 田中課長。 95 ◯田中良成人事課長 去年度もそうですけども、今回は率が高いか低いかということではなくて、社会情勢を見て、民間と比べて情勢がどうかという、その差で民間よりも少し下回っていたというような判断で国が上げられたので、また下がるときもございますが、それは社会情勢だけの意味で上がっておりますので、適正ではないのかなと思いまして、上げさせていただきました。 96 ◯成田智樹委員長 山田副委員長。 97 ◯山田耕三副委員長 今日の新聞にも書いておりますとおり、やはり民間の、特に勤めている方々には増税をお願いする部分が多いという部分で、やはり今回は、特に市長、教育長、私ども議員については見送っていただくべき話であったかなというふうに、私はそう思っております。  この3年間、私は期末手当の方は、条例で決まっておりますので市に返還することはできず、やむを得ず供託という形を採らせていただいております。今回も私はそういった形で反対させていただきます。以上です。 98 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 99 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 100 ◯成田智樹委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第82号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 101 ◯成田智樹委員長 起立少数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第82号は否決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 102 ◯成田智樹委員長 (4)議案第83号、生駒市の一般職の職員の給与に関する条例及び生駒市一般職の任期付職員採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、本案についても、先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。  本案について委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。山田副委員長。 103 ◯山田耕三副委員長 12月8日、参議院の方の決定事項で、国家公務員の給与は上げるけども、退職金の方は幾らか金額を削除するという形になっておりますけども、そういった形では、今回は政府の方から下りてこなかったんでしょうか。 104 ◯成田智樹委員長 田中課長。 105 ◯田中良成人事課長 国におきましては、人事院勧告ではないんですけども、退職金につきましては5年間に一回、官民格差の見直しをしておりまして、それで、今回、1月から改正をするということでございますけれども、その改正につきまして、正式に国から自治体の方へ、当市もそうですけども、通知しまして、11月中頃でございまして、今年度の退職金につきまして、これから組合協議をするいとまもございません、この12月に出すこともできませんでしたので、今後、組合との協議をさせてもらいまして、早ければ3月に改正議案を上程させていただく予定でございます。以上です。 106 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 107 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 108 ◯成田智樹委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第83号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 109 ◯成田智樹委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第83号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 110 ◯成田智樹委員長 2、調査事項、第6次生駒市総合計画策定の着手報告について。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 111 ◯成田智樹委員長 本件について部長から報告を受けます。坂本市長公室長。 112 ◯坂本千鶴市長公室長 それでは、第6次生駒市総合計画の策定について、配布させていただいております資料に基づき、ご説明させていただきます。  本報告につきましては、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条に基づいて議会にご報告させていただくものでございます。  まず、策定の趣旨につきましては、総合計画は平成23年8月に施行された地方自治法の改正により基本構想の策定義務が廃止されたものの、本市の将来の在り方を展望し、市民にまちづくりの中長期的なビジョンを示すとともに、総合的かつ計画的な行政運営の指針を示すため、今後もまちづくりの基本指針として必要であると考えることから、平成30年度の第5次生駒市総合計画計画期間満了に伴い、新たな基本構想及びこれに基づく基本計画を策定するものでございます。  総合計画審議会の諮問につきましては、来年1月26日に第1回総合計画審議会を開催し、総合計画審議会条例に基づき、第6次生駒市総合計画の策定についてとして諮問させていただく予定でございます。  その後のスケジュールでございますが、審議会での審議を行い、来年11月には計画案を作成し、12月議会においてパブリックコメント案について議会にご報告させていただき、その後、パブリックコメントを実施し、再来年、平成31年2月には、答申を得た後、3月議会に案を上程させていただく予定でございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 113 ◯成田智樹委員長 本件について委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 114 ◯成田智樹委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。樋口議員。 115 ◯樋口清士議員 これ、今回、基本構想からの見直しということですよね。このスケジュールを見ていますと、基本構想の案が4月から7月までの4カ月、基本計画の案が5カ月かけてということなんですけど、構想、計画、全面的に改定ということで、この審議会って大体何回ぐらいを想定して書かれているんでしょうか。 116 ◯成田智樹委員長 坂谷政策企画推進課長。 117 ◯坂谷操政策企画推進課長 第5次総合計画のときは2年半にわたって計画策定いたしましたけれども、今回、1年3カ月という予定をさせていただきます。  審議会につきましては、延べ20回程度、開催を予定しております。以上です。 118 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 119 ◯樋口清士議員 かなりタイトなスケジュールで進めていかないといけないということで、ちゃんとした議論ができるのかなというのが一番の心配事項で、当然、今の計画の進捗状況を見ながら、あるいは課題を整理しながらということで、前さばきの作業というのが結構要るんだろうなと。その作業スケジュールなり、審議会の第1回をどの辺りで始めて、実質的な協議というのを何月からスタートさせるのか、この辺りは何か予定されているものはありますか。 120 ◯成田智樹委員長 坂谷課長。 121 ◯坂谷操政策企画推進課長 今回、非常にタイトなスケジュールではございますけれども、第5次のときに、第4次からフレームワークも相当変更させていただいておりますので、第6次につきましては基本計画の構成やレイアウト、基本的なフレームワークというのはそのまま引き継いで、踏襲して作成をしたいと思っております。また、施策体系につきましても、施策の大綱、小分野などは第5次の後期基本計画をベースにして、できるだけ業務については精査をして取り組みたいと思っております。  本日、この報告を終わらせていただいた後すぐに、事務局サイド職員としては事業については取り組んでまいりたいと思っておりまして、審議会につきましては、先ほど市長公室長が報告をさせていただいたとおり1月に第1回目、年度内には市民団体へのヒアリングなどをさせていただき、内容の骨子、それから基本構想、基本計画の構成については職員の手で策定をし、そして、本格的な策定業務については年度明けてからというふうに予定をしております。 122 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 123 ◯樋口清士議員 市民団体へのヒアリングというのはどういうところを対象に考えておられるんですか。 124 ◯成田智樹委員長 坂谷課長。 125 ◯坂谷操政策企画推進課長 現在、総合計画審議会には6団体の市民団体からの代表の方が来ていただいております。その団体へのヒアリングをしたいと考えております。 126 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 127 ◯樋口清士議員 その6団体で意見を聞いておけば大丈夫と。そういうことなんでしょうか。要は、総計ってかなり間口の広い計画ですよね。それぞれの分野分野でいろんなご意見、問題、課題を抱えておられるというふうに思うんですけれども、そういうものをできるだけ集めて、それを下地に、計画って作っていただくのが一番市民ニーズに合ったものに出来上がっていくのかなというふうに思いますので、それが6団体というところで本当に大丈夫なのかというところはいかがでしょうか。 128 ◯成田智樹委員長 坂谷課長。 129 ◯坂谷操政策企画推進課長 確かに第5次のときは市民会議を開催させていただきまして、非常にそういう不特定多数の市民の方にお越しいただいてご意見を頂いたという経緯がございます。ただ、この間、自治基本条例も制定いたしましたし、市民の参画と協働の指針も出来ております。また、議員の皆様、ご存じいただいているとおり、各分野で積極的に担当課がワークショップを開催して、各施策の立案や実施について市民の皆さんのご意見を頂いているところでございます。  今回につきましては、各担当課へのヒアリングをさせていただく中で、それぞれの担当課が把握しております市民の皆さんの声をくみ上げて、計画の方に役立てていきたいと思っております。 130 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 131 ◯樋口清士議員 これまでのストックを活用するという意味ですか。それとも、この計画を作るに当たって、再度、各所管課が分担して意見を集めに回ると。そういうイメージなんですか。どちらですか。 132 ◯成田智樹委員長 坂谷課長。 133 ◯坂谷操政策企画推進課長 具体的には、この後の総合計画審議会の皆様ともご相談をしたいと考えておりますけれども、この計画策定期間中に、もし適切なワークショップがあれば、私どもも出向きまして、市民の皆さんからご意見を頂くような機会も検討していきたいと考えております。 134 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 135 ◯樋口清士議員 それ以外は、多分、ストックも使われるということなんだろうと思うんですが、できるだけ分担して、政策企画推進課だけでやってしまわないように、やっぱり各課で分担して、問題意識は持ちながら、その問題意識を積み上げて計画に反映させていくというような作り込み方を是非していただきたいなというふうに思います。  ただ、気になりますのは、現行の計画が下敷きになってということなのですが、かなり行政課題、特にこれまで、再三、財政の話をしていますけれども、随分と状況が変わりつつある。先ほど事業の絞り込みという話もされておりましたけれども、それをやろうと思うと、当然、その一番頭に来る基本構想であるとか、あるいは、これから取捨選択して施策に取り組まないといけないという中で、何を柱にしていくのかというところは決め込んで、ある程度、重点等を置きながらやっていかないといけないというようなことになってくると、今までの骨組みで本当に大丈夫かというところをもう一度見直して、組み立て直す必要があるんじゃないのかなと。その辺の作業が、実際、この4カ月とか、それをベースに施策を張り付けていくというところが5カ月で間に合うのかなというところが非常に気になるところです。なので、多分、このスケジュールってなかなか変え難いものがあると思うので、計画の期限もありますし、だから、この年度内の前さばきの作業のところでどこまで考え切れるかというところが恐らく大事なところになってくるのかなというふうにも思います。  ただ、審議会、これは学識の方々が入っておられて、そこでまた大所高所の話が出てくると、そこでまたもう一回、混ぜ返していくと、なかなか時間的にしんどいやろうなと。となると、事前にそういう先生方へのヒアリングも含めて、ちょっと大きな話も事前に聞きながら、骨子づくりというところは取り組んでいただきたいなというふうに思います。それだけ言っておきます。 136 ◯成田智樹委員長 坂谷課長。 137 ◯坂谷操政策企画推進課長 私どもも、この2年間、日々の業務の中で各担当課の施策などから次の総計についてはどういうふうな骨組みでいくべきかというのを日頃から情報収集と問題意識を持ってまいりました。特に次の総合計画につきましては、市制施行初めて本市が直面する人口減少の局面の中での計画策定となっております。ですから、従来の拡大成長型と言われる計画から縮小再編型の計画への転換を図るための要素を基本構想及び基本計画には盛り込んでいかねばならないというふうに感じております。 138 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 139 ◯成田智樹委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。
     本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うか協議願うのですが、今後、本計画に係るパブリックコメントが実施される際、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、総合計画特別委員会を設置し、同委員会で報告を受けることから、今回の報告で当委員会における調査を終了することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 140 ◯成田智樹委員長 それでは、今回の報告で調査は終了することといたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 141 ◯成田智樹委員長 3、その他。  本件は、所管事項について委員の発言を受けます。  沢田委員。 142 ◯沢田かおる委員 昨日、レターケースに入れていただきました生駒市西松ヶ丘地区における復旧対策工事について3点ほど質問の方をさせていただきます。  今朝の新聞に、朝日新聞なんですけれども、「生駒市、盛土対策、年度内に開始へ」、こちらの新聞記事が載っております。そして、奈良県議会においても一般質問の中で、生駒市西松ヶ丘住宅地の砂防指定地における違法盛土について、その中で知事は住民説明会を行うと答弁されておりました。  そして、こちらの方を見せていただきましたら、「12月17日午後2時頃に復旧対策に関しての住民説明会を開催したいと考えております」と書いていただいております。「開催します」ではないんですけれども、日程の方は12月17日でよろしいんでしょうか。 143 ◯成田智樹委員長 杉浦防災安全課長。 144 ◯杉浦弘和防災安全課長 こちらの件につきましては、本日の午前中に奈良県の方から最終の確定の連絡を頂きまして、住民の皆様方との調整が調わず、残念ながら延期をさせていただく旨、本日、奈良県の方からご連絡を頂いております。 145 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 146 ◯沢田かおる委員 延期ということは、まだ日にちも決まってないんですね。 147 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 148 ◯杉浦弘和防災安全課長 当初、昨日、記者発表された折には12月17日というものを予定されておったんですけれども、多分、年明けると思います、その折に改めて住民の皆様方が多数ご参加いただける日程を調整して、改めて住民説明会を開催したいということでのご報告をいただいております。 149 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 150 ◯沢田かおる委員 年明けになるであろうということは理解させていただきました。  次に、市の管理であります薬師堂川、こちらの方で、蛇かごが崩落して水の流れをせき止めて、土砂が堆積というふうになりました。水の流れが止まって土砂ダムが出来た場合、想定される被害を教えてください。 151 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 152 ◯杉浦弘和防災安全課長 こちらの方については、台風21号の折に法面の土砂が崩落して河川の方に流れ出たというところで、もし万が一、そのままの状況で置いておきますと土砂ダムが出来て、そこで上流から流れてきた水がせき止められるという状況になります。そのままで放っておくと、何らかのタイミングでそれが決壊して、万が一は土石流と言われるようなものが下流側に向かって発生するということで、下流側のところに何らかの影響を及ぼす懸念があるというケースが考えられるところでございます。 153 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 154 ◯沢田かおる委員 今現在の状況を教えていただけますか。 155 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 156 ◯杉浦弘和防災安全課長 こちらの方につきましては、台風が過ぎ去って、多分、10月の下旬頃やったと思いますが、まず、早急に堆積土砂の除去に取りかかると同時に、ポリエチレン管と呼ばれるパイが600ほどの管があるんですね、それを2本、川の中に布設されて、通水機能の確保をされております。 157 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 158 ◯沢田かおる委員 その管は詰まってしまうということはないんでしょうか、大丈夫ですか。 159 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 160 ◯杉浦弘和防災安全課長 大丈夫と聞いております。 161 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 162 ◯沢田かおる委員 私も以前、現地の方に行かせていただきまして、住民の方の不安の声を聞かせていただきました。住民の皆様の不安が一日でも早く解消できるように、引き続き、県と連携して、また現場の監視体制の方もよろしくお願いいたします。以上です。 163 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。浜田委員。 164 ◯浜田佳資委員 山麓公園でこの秋に行われまして、相当、道も大渋滞するほどの大盛況だったと聞いておりますSUN FESTAなんですが、どんな状況でしたでしょうか。 165 ◯成田智樹委員長 市川いこまの魅力創造課長。 166 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 まず、当日の方なんですが、車が約400台ぐらい昨年より多うございました。来場者を含め、全部で去年よりも2割ほど増になったというふうな形でございます。  おっしゃっていただいたように、11時過ぎぐらいから特に渋滞が激しくなりまして、2時過ぎぐらいまでかなり渋滞を引き起こしてしまったということで反省しております。  当日は台風の影響もありまして、阪奈道路の下りの問題であるとか、信貴スカの信貴山側から行けないとか、いろんな事情があったんですけれども、来年に向けて、またちょっとそこら辺の対策も考えながら、できるだけ渋滞を引き起こさないような形でのプランを考えていかないといけないのではないかなとは考えております。 167 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 168 ◯浜田佳資委員 結局、参加者は何人で、とりわけ市外の方は何割ぐらい参加されていたんでしょうか。 169 ◯成田智樹委員長 市川課長。 170 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 参加者の方なんですが、昨年が大体1万人ほどというふうな形で算出しております。今年、それに大体2割ほどの増があって、1万2,000人ぐらいの方が来ていただいたのではないかと思っております。  それから、市外の方の割合ですけれども、アンケートとか駐車場の料金の関係とか、いろいろ見ているんですけども、今、昨年と違いまして、若干、差異が出ておるんですけれども、市内、市外で大体半分ずつぐらいだったのではないかなと考えております。 171 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 172 ◯浜田佳資委員 昨年、1回目をやって、1回目ですからいろんな反省点もあったようなんですが、その分析から変更した点がどういった内容で、今回、それがうまくいったのか、いかなかったのかという点はいかがでしょうか。 173 ◯成田智樹委員長 市川課長。 174 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 昨年の反省点で言いますと、先ほども申し上げました、まず、交通アクセスの問題がございましたので、今年は円形駐車場の方を半面から全面にして、150台以上増やすような形で駐車場を増やすと。それから、バスの便数も15分に1本ということで、1時間に1本のところを1時間に4本ということで運用させていただいておりました。しかしながら、そこら辺はちょっとなかなか難しいところがございました。  あと、昨年は1年目ということで、飲食を含めなんですけれども、あれだけの人数が来られるというふうに思っておられない出店者の方が多くございまして、午前中にほぼほぼ売り物とか食べ物がなくなってしまっていたということがございました。今年については、そこら辺は何とか昼を過ぎても対応していただけるような状態でしたので、そこら辺の課題は何とかなったのではないかなと思っております。  あと、今年、いろいろアンケートを聞いておりますと、マップをお渡ししていたんですけれども、マップが少し分かりにくいんじゃないかというふうなご指摘もございましたり、当日、木登りとかいろんなものがあったんですけど、それの受付が混雑していたとか、いろいろ、こういう新しいご指摘もございますので、そこら辺のところを来年はまた改善して、皆さんにより楽しんでいただけて、生駒のことがより一層分かっていただけるイベントにしたいなと考えております。 175 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 176 ◯浜田佳資委員 ますます参加者が増えられて非常にいい取組だなと思うんですが、SUN FESTAの市内への波及効果というのは何か、アンケートなり何なりかで把握されておられますでしょうか。 177 ◯成田智樹委員長 市川課長。 178 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 SUN FESTAの波及ということですけれども、開催する前からいろんな、私どものフェイスブックとかにもアクセスがかなりございました。広告も出させていただいたこともございまして、昨年よりも少しやはり市外の方が増えたのかなという印象もございます。  それから、今後、ホームページの、いわゆるユニークユーザーと言うんですけども、アクセスされている方も順調に増えておったり、フェイスブックのフォロワーも順調に増えさせていただいております。具体的な話で言うと、そこら辺が結果につながっているのではないかなと。生駒のことをSUN FESTAで知って、そういうところにアプローチしていただいている方が増えているのではないかと考えております。 179 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 180 ◯浜田佳資委員 生駒の認知度が上がっているのが大きな成果かなというような理解でよろしいですね。 181 ◯成田智樹委員長 市川課長。 182 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 そのとおりでございます。 183 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 184 ◯浜田佳資委員 それで、直接、これだけで何とかなるというものではない生駒の大きな課題が定住化の促進と観光の活性化だと思うんですが、そちらの方に何とかつなげていけたらなとは思っておられると思うんですけど、そこら辺、中長期的も含めて、どういった考えがありますでしょうか。 185 ◯成田智樹委員長 市川課長。 186 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 定住促進ということが主になるとは思うんですけれども、やはりまず知っていただくことが重要かなと考えております。いろんな不動産会社と話もさせていただいたり、いろんな情報を集めて、皆様がどういうふうに住むところを決めておられるかということなんですけれども、一つ、やはりイメージというのがかなり大事なファクターになっております。ですから、良いイメージのあるところは人口が増えるというふうな傾向が強いです。関西で言うと、西宮であるとか吹田であるとか、北摂ですね、というようなところが常に上位に出ております。やはりそこには、住環境がいいであるとか、緑も多いとか、いろんなプラスの要素が一杯ございまして、それが認知されているということになります。  私どもの生駒市も、そこら辺に負けないものを持っていると思っておるんですが、なかなか大阪市内の方に認知されていないというところがございますので、まず、知っていただくということを今は重要に考えて、それについての手を打っていければと思っております。その次からは、また違う、今回のSUN FESTAも少し経験をしていただくとか、実際に見ていただく、体感していただくということはあるんですけれども、まず、認知から始めていってということになりますので、5年、10年の話になるのかなというところでございます。今すぐに転入者が増えるまで行くのかどうかというのはちょっと分からないんですけれども、今、アンケートとかいろんな調査をしている限りでございますが、少しずつですけれども、生駒市のイメージを上げるのには寄与しておるんじゃないかなと考えております。 187 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 188 ◯浜田佳資委員 それに参加された方をできるだけ生駒市の中に行っていただくような仕掛け、例えば参加券に生駒の中の一定の店で使えるクーポンを付けるとかいうようなこととかもされてはいかがかなと思うんですが、それはもうしていますでしょうか。 189 ◯成田智樹委員長 市川課長。 190 ◯市川豊いこまの魅力創造課長 今年のSUN FESTAの、ちょっと見ていただくと分かるんですけども、お配りしている地図が載っているパンフレットなんですけども、ここに出店舗様のクーポンが出ておりますので、ご近所においでになられるときはお使いいただけるような形になっております。 191 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 192 ◯浜田佳資委員 最近、生駒でも、関西が対象なんですけど、そのテレビに幾つかの店が取り上げられていて、中にはその筋のプロの大阪の方がわざわざそこの店に行くというぐらいの店もあったりしますので、そこら辺のところをもっとうまい具合にアピールして、そういったところを含めて、できるだけいろんなところへ行っていただくように、これからもよろしくお願いします。 193 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 194 ◯成田智樹委員長 これにて企画総務委員会を終わります。              午後1時57分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員条例第29条の規定によりここに署名する。               企画総務委員会委員長   成 田 智 樹 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....