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  1. 生駒市議会 2017-09-28
    平成29年第4回定例会 決算審査特別委員会(都市建設分科会) 本文 開催日:2017年09月28日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯樋口清士委員長 おはようございます。ただ今から決算審査特別委員会を開会いたします。  この際、市民、報道の傍聴及び報道関係者の写真撮影についてお諮りいたします。  今期定例会中の当委員会において、直接傍聴は一般6人、報道6人、間接傍聴は63人まで認めるとともに、開議宣告までの報道関係者による写真等の撮影を認めることにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 2 ◯樋口清士委員長 ご異議なしと認めます。  よって、当委員会の傍聴は、一般6人、報道6人とし、間接傍聴を認めるとともに、各開催日の開議宣告までの写真等の撮影を許可します。  それでは、ただ今から、本会議から審査の付託を受けました平成28年度の各会計決算認定議案等12件について、本日から5日間の日程で審査いたします。  なお、既に過日の議会運営委員会で決定され、全員協議会において周知されましたとおり、議案に対する質疑等については簡潔に行い、また、事業の内容など、基本的な事項は各分科会委員が事前に調べ、質疑等を準備して審査に臨まれていることから、事業内容を確認するだけの質問や、他の分科会委員と重複する質疑等は行わないように願います。  また、分科会外委員は、分科会委員による質疑等の終結後、質疑等のため発言することができますが、分科会委員が会派におられる場合は会派内で意見を交換し、分科会外委員の質疑等は分科会委員に意見集約するように努めるとともに、無会派の分科会外委員は、質疑等が分科会委員と重複しないよう、再度、お願いいたします。また、質疑及び答弁については、簡潔かつ明快にされますよう、お願いいたします。  審査は、お手元に配布いたしております平成28年度決算議案等審査一覧表のとおり進めてまいりますので、ご了承願います。  なお、決算議案等の審査の方法は、(1)から(12)までの決算議案等を一括議題とし、本日から10月3日まで、分科会ごとに所管に係る議案の説明を受け、質疑等を行います。10月3日の企画総務分科会終了後、決算審査の試行的な取組として、分科会での質疑等を踏まえた附帯意見の取りまとめを10月4日から10月10日までの間に行いますので、附帯意見とすべき事項がある場合は、10月4日午後5時までにデータで提出をお願いいたします。  なお、所定の様式のデータが必要な方は事務局の方に申し出ていただきますよう、お願いいたします。  附帯意見の取りまとめを踏まえ、10月11日に委員会を再開し、決算議案等を分割して表決するとともに、附帯意見を決定することになります。  また、分科会の審査の進め方につきましては、過日、議員のレターケースに事前配布させていただいていたとおり進めてまいりますが、各分科会での一般会計決算議案の審査では、分科会委員による質疑において目ごとの質疑を行った後、当該分科会の所管に係る総括的な質疑、例えば厚生消防なんかですと、社会保障費全般の話とか、そういったことについての質疑を行いますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時3分 開議 3 ◯樋口清士委員長 それでは、ただ今から審査を行います。  審査事項、(1)報告第16号、平成28年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書から、(12)議案第55号、平成28年度生駒市病院事業会計決算の認定についてまでの以上12件を一括議題といたします。  本日は、都市建設分科会の所管に係る各議案等について、資料の一覧表のとおり、順次、審査いたします。
     まず、都市建設分科会の所管に係る議案第47号、平成28年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から、順次、説明を受けます。  寺西建設部長。 4 ◯寺西清幸建設部長 おはようございます。本日からの決算審査、よろしくお願いいたします。  それでは、平成28年度生駒市一般会計決算のうち、建設部の所管に係るものについてご説明いたします。  決算書の138ページをお願いいたします。  138ページ下段から139ページにかけての款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費でございます。本費目は、職員の人件費と事務的経費、並びに建築管理事務費として、市が管理する建築物について建築基準法の規定に基づく定期点検業務の実施に要した費用などでございます。  次に、141ページ中段から142ページ下段にかけての項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費でございます。本費目は、職員の人件費や道路の管理、地籍調査等に要した費用でございます。事業につきましては、道路台帳の整備、また、道路・水路の境界明示確定等を行うとともに、地籍調査事業としまして、鹿畑町地内の0.18平方キロメートルにおいて現地立会及び一筆地測量等を行うとともに、平成27年度に実施しました鹿畑町、上町、高山町の各一部、0.26平方キロメートルにおいて調査成果の閲覧を実施いたしました。  次に、142ページ下段から144ページ中段にかけての目2、道路橋梁維持費でございます。本費目は、市道の安全で円滑な通行を確保するため、交通安全施設の設置及び点検、老朽化した道路の維持補修、橋梁の予防保全や耐震化、生活道路の安全対策等に要した費用でございます。事業としましては、カーブミラー等の交通安全施設の整備のほか、市内道路の主な維持補修工事として、池谷線他6件の舗装工事や38カ所の舗装補修、115件の道路構造物の補修等の工事を実施いたしました。また、橋梁定期点検としまして、市が管理する道路橋29橋、横断歩道橋1橋、跨線橋2橋の合計32橋について、道路法に基づく点検業務を実施いたしました。橋梁予防保全事業につきましては、あすか野南1号橋の予防保全工事を実施するとともに、大谷2号橋の予防保全補修工事に着手いたしました。また、神楽橋、大宮橋については、長寿命化検討業務及び設計業務を実施いたしました。橋梁耐震化事業につきましては、井出山1号橋の耐震補強工事を実施するとともに、井出山2号橋の耐震補強設計を行いました。144ページ上段の生活道路安全対策事業につきましては、通学路の安全対策として、鹿ノ台東西1号線車両用防護柵設置工事及び大北和田線路肩整備工事を実施するとともに、元町菜畑線において、歩行者と車両通行の安全を確保するため、歩道の整備工事を実施いたしました。  節13、委託料で2,500万円余り、また、節15、工事請負費で3,100万円余りの不用額が生じておりますのは、国の交付金が減額され、事業費が不足したため発注ができなかったこと、入札による執行残が生じたこと、及び道路舗装や構造物の修繕等の件数が当初見込みより少なかったことが主な理由でございます。また、節17、公有財産購入費において1,200万円余りの不用額が生じておりますのは、道路整備事業において27年度末に道路用地を取得することができたことや、地権者の土地利用計画に伴い、用地取得が困難となったことによるものでございます。  次に、144ページ中段から145ページ下段にかけての目3、道路橋梁新設改良費でございます。本費目は、企業誘致関連道路整備事業、学研北生駒駅周辺まちづくり関連道路整備事業や、その他、道路の新設改良工事に要した費用でございます。企業誘致関連道路整備事業につきましては、北田原中学校線において道路用地を取得するとともに、北田原中学校線(1工区)及び高山北田原線道路整備工事に着手いたしました。道路新設改良事業につきましては、学研北生駒駅周辺まちづくり関連道路整備事業としまして、芝山田線において道路用地を取得するとともに、工事については芝山田線道路整備工事(2工区)及び奈良阪南田原線道路整備工事を実施いたしました。その他の道路新設改良工事としまして、松ヶ丘通り線道路整備工事及び九頭神線道路整備工事を実施いたしました。  節13、委託料で1,500万円余りの不用額につきましては、道路整備事業において、関連する奈良県事業との調整や関係機関との協議に不測の日数を要したことにより執行できなかったことによるものでございます。また、節15、工事請負費で3,000万円余り、また、節17、公有財産購入費で2,000万円余りの不用額が生じておりますのは、平成28年度における国の交付金が減額され、事業費が不足したため事業発注ができなかったことや、入札による執行残が生じたことが主な理由でございます。  次に、145ページ下段から146ページ上段にかけての目4、河川費でございます。本費目につきましては、市の管理する河川・水路や道路排水施設等の維持管理や整備に要した費用でございます。事業としましては、河川・水路の清掃及び改修工事を実施するとともに、老朽化した小瀬水防倉庫の建替工事や調整池の機能回復のための土砂しゅんせつ工事などを実施いたしました。節15、工事請負費で2,500万円余りの不用額が生じておりますのは、水路整備工事に伴う用地境界の確定等に時間を要したことにより、当該工事の執行が次年度以降となったことや、工事の施工内容を見直したことにより、工事費が減額となったことによるものでございます。  少し飛びまして、151ページ下段から152ページにかけての項4、住宅費、目1、住宅事業費でございます。本費目は、市内4カ所の市営住宅及び再開発住宅の維持管理等に要した費用でございます。事業としましては、小平尾桜ヶ丘住宅照明器具LED化工事及び緑ヶ丘住宅排水管改修工事などを実施いたしました。  最後に、大きく飛びまして、183ページをお願いします。  款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、現年度道路河川等災害復旧費でございます。本費目は、台風等の大雨により道路・河川で発生した2カ所の災害現場の復旧工事に要した費用でございます。  以上が建設部の所管に係ります決算の説明でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願いいたします。 5 ◯樋口清士委員長 では、次、上村都市整備部長。 6 ◯上村健二都市整備部長 それでは、続きまして、都市整備部の所管に係る費目につきましてご説明申し上げます。  まず、139ページ下から141ページをお願いいたします。  款6、土木費、項1、土木管理費、目2、建築指導費は、関係職員の人件費や、特定行政庁としての建築確認事務を始め、耐震化の啓発、耐震診断、耐震改修工事等に対する補助、住宅省エネルギー改修補助、空き家の対策に要した経費が主なものです。なお、節19、負担金補助及び交付金の1,278万1,000円余りの不用額は、省エネ改修、耐震関係の補助金の申請件数が募集件数に至らなかったためでございます。  次に、142ページ中ほどからの項2、道路橋梁及び河川費、目2、道路橋梁維持費ですが、143ページ中ほどの再開発関連道路維持管理費として、グリーンヒルいこま及びアントレいこま1にございます、市民が利用する通路等の維持管理費に対する補助金を支出いたしました。  次に、少し飛びまして、146ページから147ページの項3、都市計画費、目1、都市計画総務費ですが、主な支出内容は、関係職員の人件費、都市計画審議会等の運営経費、学研北生駒駅中心地区のまちづくり経費です。  次に、147ページ中ほどから149ページの目2、公園整備費は、関係職員の人件費、公園街路樹の管理経費を始め、コミュニティパーク事業、また、生駒山麓公園及びふれあいセンターの管理運営委託経費や改修工事費が主なものです。  なお、節13、委託料の3,300万円余りの不用額は、公園街路樹の管理経費に関して生じた入札差額などによるものです。また、節15、工事請負費の2,640万円余りの不用額は、生駒山麓公園ふれあいセンター改修工事(第3期)及び同公園園路改修工事に関して生じた入札差額などによるものです。  次に、149ページから150ページの中ほどの目3、緑化推進費につきましては、緑の市民懇話会や花とみどりの楽校の運営経費、花のまちづくりセンターの管理運営経費、花や緑に関する各種教室の開催や市民の緑化意識を高めるコンテスト、イベント開催などの経費です。  次に、150ページ中ほどから151ページの目4、北部地域整備促進事業費は、学研高山地区第2工区内のUR所有地取得に伴う前払いや、測量・登記に伴う費用、北部地域整備促進基金の運用利息積立額などの経費です。  なお、節25、積立額の560万1,000円余りの不用額は、北部地域整備促進基金の運用利率が見込みより低かったことに伴い、積立額が少なくなったことにより生じたものでございます。  以上です。ご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 7 ◯樋口清士委員長 では、次、上野上下水道部長。 8 ◯上野和久上下水道部長 続きまして、上下水道部の所管分につきましてご説明申し上げます。  決算書の122ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。122ページから123ページをお願いいたします。  節19の負担金補助及び交付金における浄化槽設置整備補助金でございます。本事業は、生活排水による河川の水質汚濁を防止し、生活環境の保全を図るため、合併処理浄化槽の設置者に対し、34基の設置補助を行ったものでございます。なお、本事業におきまして2,226万6,000円の不用額が生じております。この不用額につきましては、下水道整備などにより設置補助の申請基数が当初予定を下回ったことによるものでございます。  30ページほど飛ばしていただきまして、次に、152ページから153ページをお願いいたします。  款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。本費目につきましては、下水道事業の執行に伴い、特定財源の不足する額、8億4,326万2,562円を一般会計から下水道事業の特別会計へ繰出しを行ったものでございます。なお、不用額につきましては、主に公共下水道管渠整備事業におきまして工事の内容を見直したことなどにより生じたものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 9 ◯樋口清士委員長 それでは、これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 10 ◯樋口清士委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表都市建設分科会所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書121ページから123ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費中、浄化槽設置整備補助金について質疑等はございませんか。改正委員。 11 ◯改正大祐委員 浄化槽設置補助事業費についてお聞きします。  28年度、目標設置数は何基ありましたでしょうか。 12 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 13 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 5年計画ということで、平成25年から29年ということで81基ということになっております。 14 ◯樋口清士委員長 改正委員。 15 ◯改正大祐委員 81基で、単年度ですと28年は34基ですが、この目標に対してどういった取組をされてきたのかということなんですが。 16 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 17 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 この事業というのは個人負担が多いということで、実質、数字ってなかなか進んでいないというのが現状なんですけれど、できることと言いますと、やっぱり情報の提供かなということを考えておりまして、その提供の中身としましては、ホームページとか広報紙、下水道事業の全体計画区域外のところに対しまして、478件に戸別で送らせていただいたと。合併浄化槽については検査というのがございまして、それを受検されていない方に送ったということでございます。その中で、合併浄化槽への転換ということで、併せてさせていただきました。 18 ◯樋口清士委員長 改正委員。 19 ◯改正大祐委員 現状との数字のかい離はあると思うんですが、多少のそういう補助の金額の見直しだとかいうのは考えておられないんでしょうか。 20 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 21 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 先ほど申しましたように、平成25年から29年で81基ということで計画を立てていました。今後、平成30年から平成34年ということで、また5年間の計画を立てたいと考えております。それにつきましては、現状を考えたりとかいうことで、基数についてはちょっと検討していきたいなと考えております。 22 ◯樋口清士委員長 この件について他にございますか。惠比須副委員長。 23 ◯惠比須幹夫副委員長 目標については、今おっしゃいましたように、今後、見直しがあり得るということなんですが、現状の81基というのは、どういう背景と言うか、設定の仕方ですね。 24 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 25 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 一つは、汚水処理の基本計画というのを立てていました。これは平成22年に策定したんですけれど、その中で、環境の保全ということで生活排水対策として、一つは下水道事業の推進、もう一つは合併浄化槽の促進ということで二つ合わせた形の計画を立てていたんです。その状況で、その時点と言うんですか、結構な数字、81基近くは出ていたので、それは推移するやろうという形で、そのときに81基ということで計画をさせていただきました。 26 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 27 ◯惠比須幹夫副委員長 基本的な考え方としては、下水道がなかなか引けない地域からカウントされたということでよろしいですか。 28 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 29 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 基本的には全体計画区域外というのが、最終的に下水道がなかなかできないところということで、基本はそこに置いていましたけれど、下水道事業というのはかなり時間がかかります。お金と時間を要しますので、全体計画区域内の中でも、やっぱり必要な分に対しては補助していこうということで、81基の根拠と言いますと非常に難しいですけれど、基本的には、そのときに補助していた数を考えて設定したということになります。 30 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 31 ◯惠比須幹夫副委員長 見直しに伴って、より現実的な数字になるということですか。 32 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 33 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 81基よりはちょっと減らしたいなと考えております。と言いますのは、やっぱり受け皿という部分というのも必要やと思います。ちなみに今年は9月末で40基出ているということで、正直、ちょっと読めないところがあるので、余り減らしてしまうと、今度、受け皿がなくなりますので、そこは考えながら設定していきたいなと考えております。 34 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 35 ◯惠比須幹夫副委員長 平成27年度が48基で、また28年度はぐっと落ちていると。今年はまた上がっているということなんですね。ただ、それにしましても、先ほどもありましたように、やっぱり経済的負担という部分で、環境に対するモラルだけに頼るというのはちょっと限界があると思いますので。  今、補助率というのは幾らでしたでしょうか。 36 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 37 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 補助率と言いますと、基本的に国の補助の考え方に伴いまして4割を補助している、基本的にはこういう形で、合併浄化槽、何人槽やったら何ぼと一応決まっているんですけれど、考え方としては4割補助です。 38 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 39 ◯惠比須幹夫副委員長 それと、残りの負担に対して、例えば利子補給するとかというような考え方というのは、今後、ないんでしょうか。 40 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 41 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 促進する部分では考えていかなあかん部分はあるかなとは思いますけれど、それについては、下水道事業との兼ね合いもございますし、そこらを併せまして検討したいと思います。 42 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 43 ◯惠比須幹夫副委員長 これはもう要望ですけども、経済的負担については、促進・普及ということも考え合わせて検討していただければと思います。要望です。 44 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 45 ◯中浦新悟委員 お金の面、補助の面もしっかり考えてほしいんですけども、設置の際の補助、ランニングコスト、維持していくためのお金というものもしっかり考えていかないといけないと思うんですね。現状、公共下水と合併浄化槽と、それをトータルして見たときにどれぐらいの負担の差があるのかというのをちょっと教えてもらえますか。 46 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 47 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 ざっくりな形になると思うんです。いろんな条件というのがあるんですけれど、公共下水道の使用料で考えますと、1年間で大体3万7,000円ぐらいと。これに対しまして、単独浄化槽というのがほぼ一緒ぐらいと。合併浄化槽になりますと5万5,000円ぐらいになるということで、やっぱり合併浄化槽の方が維持管理についてはちょっと上がってくるなと考えております。 48 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 49 ◯中浦新悟委員 設置に関してもやっぱり割高、ランニングコストもやっぱり割高になってくる。今後、市全体で下水の在り方というのはまたしっかりと、今回もまた見直し基数も考えて進めていかれるとは思うんですけども、そこも踏まえて、将来的負担も踏まえて、どういうふうにしていかないといけないのかをしっかり考えていただきたいなというふうにお願いします。以上です。 50 ◯樋口清士委員長 この件について、他にございませんか。              (「なし」との声あり) 51 ◯樋口清士委員長 ないようでしたら、次の項目に移ります。  138ページから139ページ、款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費について質疑等はございませんか。惠比須副委員長。 52 ◯惠比須幹夫副委員長 この中で、急傾斜地県工事負担金に関連してなんですが、今、特別警戒区域の指定がずっと進んできているんですけども、今後、更に工事箇所が増えるとかという見通しは、これは県との話で何とも言えない部分もあるんですが、何らか見通しがあれば教えていただけますか。 53 ◯樋口清士委員長 米田課長。 54 ◯米田尚起事業計画課長 今現在やっています小明町の急傾斜地の事業がこの平成29年度で終わると聞いておりまして、今動いているのは全てこれで完了になってくると思うんですが、引き続き、谷田町での急傾斜の事業について、今、県の方が測量に入るということは確認しております。 55 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 56 ◯惠比須幹夫副委員長 谷田町はどの辺りになりますか。 57 ◯樋口清士委員長 米田課長。 58 ◯米田尚起事業計画課長 スギ薬局の東側の斜面になります。 59 ◯樋口清士委員長 この件について他にないですか。              (「なし」との声あり) 60 ◯樋口清士委員長 この費目について他に質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 61 ◯樋口清士委員長 では、ないようですので、次に移ります。  次に、139ページから141ページ、款6、土木費、項1、土木管理費、目2、建築指導費について質疑等はございませんか。改正委員。
    62 ◯改正大祐委員 空き家・空き地対策事業費についてお聞きします。  1番の、指導により改善されたもの12件となっていますが、一応、目標が6件だったと思うんですが、4から12と大幅に増えたことに対して何か取組をされているんでしょうか。 63 ◯樋口清士委員長 清水課長。 64 ◯清水一彦建築課長 平成28年度につきましては、空き家の実態調査を行いまして、その空き家の所有者宛てにアンケートによる意向調査や啓発文書を入れたところ、所有者の意識の改善につながって、より多くの改善件数ができたと考えております。 65 ◯樋口清士委員長 改正委員。 66 ◯改正大祐委員 増えたニーズに対して、どのように分析されていますか。 67 ◯樋口清士委員長 もうちょっと分かりやすく質問してもらえますか。 68 ◯改正大祐委員 12件、相談があって指導されたと思うんですけども、それをどのように分析されていますか。(「指導内容」との声あり)内容。 69 ◯樋口清士委員長 指導内容がどんなものだったかということですか。 70 ◯改正大祐委員 はい。 71 ◯樋口清士委員長 清水課長。 72 ◯清水一彦建築課長 指導内容についてはその物件ごとに様々なんですが、実態調査を終えて、我々が感じているところは、最近、空き家の相談等につきましても、空き家になる前に建築課の方に来られるとか、そういう相談も増えていることからこういう解体に結び付いているのかなというふうに分析しております。 73 ◯樋口清士委員長 空き家の件について、他にございませんか。              (「なし」との声あり) 74 ◯樋口清士委員長 それでは、この費目について、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 75 ◯樋口清士委員長 では、次に移ります。  次、141ページから142ページ、款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費について質疑等はございませんか。片山委員。 76 ◯片山誠也委員 フィックス・マイ・ストリートについて、ここでいいと思うんですけれども、節で言えばどこになりますか、ちょっと確認までに。 77 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 78 ◯岡本光弘管理課長 142ページの節14、使用料及び賃借料で、備考欄に道路等管理システム利用料、これが歳出でございます。 79 ◯樋口清士委員長 片山委員。 80 ◯片山誠也委員 昨年度のフィックス・マイ・ストリートの通報件数は分かりますかね。 81 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 82 ◯岡本光弘管理課長 昨年度と言いますけれども、一昨年の1月からちょっと試行的に実施しましたので、それを含めますと92件という投稿件数でございました。 83 ◯樋口清士委員長 片山委員。 84 ◯片山誠也委員 1人の方が複数回、投稿されていることもあるでしょうし、まだまだ浸透していないのかなというふうに見受けたりするんですけれども、同じシステムを使っています愛知県の半田市ではもっと活用されていますし、本市においても、広報等によりまして、もう少し通報件数が増えるようにできないのかなというふうに思うんですけども、この点についてはどうでしょうか。 85 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 86 ◯岡本光弘管理課長 今、通報件数が多い少ないというようなお話を承っておりますけれども、生駒市の場合は、カテゴリーと言いますか、投稿の種類といたしましては一般的な道路、道路にあります附属物、ガードレール、カーブミラー、そして防犯灯、街路灯、9月からナラ枯れについての投稿を啓発させていただいたところ、多数頂いておりますけれども、そのような形での投稿件数でございます。  半田市さんとか別府市さんなんかがフィックス・マイ・ストリート・ジャパンと契約されておりまして、実際、多数の投稿件数があるわけですけれども、公園とか公共施設とかごみ対策とか、カテゴリーが多面にわたっているというようなところでございますので、道路に関してはそんなに変わらないようには私は感じているところでございます。 87 ◯樋口清士委員長 片山委員。 88 ◯片山誠也委員 では、そのカテゴリーと言うか、その幅を広げるということは、本市においては、今後、お考えはあるんでしょうか。 89 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 90 ◯岡本光弘管理課長 当初、導入のときに内部でもいろいろ検討はさせていただいたんですけれども、生駒市においてどのような状態になるかというのはあくまでも未定なような状況下でしたので、フィックス・マイ・ストリートというのは「私の道路を直して」という言葉になるわけでございますので、取りあえず道路を一、二年やってみて、そこで考えたらどうかなというのが当初の導入の見解でございましたので、今もその考え方に基づいた形を考えているところでございます。 91 ◯樋口清士委員長 片山委員。 92 ◯片山誠也委員 それでは、その幅というところについては、改めてまた検討していただきたいなと思います。  それで、先ほど少しお話がありましたけれども、以前の議会の答弁でもあったんですけども、通報の内容としましてはどういったことが多いのかと。軽微な内容が多いというようなお話も聞いたんですけども、軽微なものが多いんでしょうか。 93 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 94 ◯岡本光弘管理課長 今申し上げましたように、「私の道路を直して」というような形でございますので、一般的には軽微なものが多いと。うちの広報紙にも周知のときに記載させていただいたんですけれども、いわゆる大がかりなもの、例えばこの路線全体で舗装が悪いという形で、何百万かかるような事業につきましては、別途、対応しかねることもございますという形で上げておりますので、軽微なもの、道路に穴ぼこが開いていますとか、側溝のふたが割れていますとか、あと、カテゴリー的には防犯灯・街路灯が切れていますとかいうような内容が大半だと考えています。 95 ◯樋口清士委員長 片山委員。 96 ◯片山誠也委員 そうした軽微な対処というのは、原則として、これは職員さんですか、委託か、誰が対処されているんですか。 97 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 98 ◯岡本光弘管理課長 道路の管理部局の話をさせていただきましたら、当然ながら、軽微なもの、例えば小さい穴ぼこが開いているという形でしたら、投稿いただいた日、若しくは次の日に、常温合材と言いまして、アスファルトがありますので、それですぐに対応しているというような実態でございます。ただ、業者さんに頼まなあかんというような、比較的小口の随意契約でできるような内容は緊急的な形で工事会社に発注しまして対応していると。特に防犯灯、街路灯の球切れとかいう分については業者に依頼しているというのが実態でございます。 99 ◯樋口清士委員長 片山委員。 100 ◯片山誠也委員 軽微な対応まで職員さんが、駆り出されると言うと表現は悪くなるかもしれませんけども、軽微なものまで対応に当たられると大変だと思うんですよね。今、穴ぼこという話もありましたけども、市民が対処できるようなものもあるのではないかなというふうに思っていまして、この先進事例なんかを見ていますと、ただ単に問題を投稿するというだけではなくて、問題を共有して、市民がボランティアを募って事の対処に当たると言うか、市民協働と言うか、そういうシステムを構築しているところもありますので、その辺で、ただ単に市民が不備を投稿するだけじゃなくて、問題を共有して、市民に直してもらうと言うか、そういう仕組みづくりというのはできないかなと思うんですけども、この点についてはいかがですかね。 101 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 102 ◯岡本光弘管理課長 内容にはよると思うんですよね。例えば道路際に生えている草とかの処分、草刈りは地元で、今現在、地域地域で、自治会清掃等で対応していただいているというような実態は生駒市にもございます。ただ、例を言いましたら、道路の穴ぼこを修繕しようと思ったら、それなりの必要な材料も要りますし。  それと、フィックス・マイ・ストリートだけじゃなしに、我々は多数の通報、電話なり窓口にお越しになるとかいうのは多数ございますので、そんな中で、フィックス・マイ・ストリートの分というのは我々が直営で対応している分でも数割でございますので、そこまで、構築という形が現実的にできるかなというのは、他市の事例では確かにそういう取組をされている方もいらっしゃいますけれども、ただ、ちょっとマニアックな方がというような形も多数、他市の、生駒市では少ないと思っていますけれども、そういう方もいらっしゃいますので、それはちょっと難しいかなと、今、感じているところでございます。 103 ◯樋口清士委員長 フィックス・マイ・ストリートについて他にございますか。改正委員。 104 ◯改正大祐委員 投稿内容を見ていますと、自治会役員の方からの投稿らしきものがあるんですけども、どのような住み分けと言うか、そういうのをされているんでしょうか。 105 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 106 ◯岡本光弘管理課長 確かに投稿者は、あくまでもニックネームで結構ですという形でPRはさせていただいておりますけれども、あえて自治会長誰々という形でお書きいただいているケースも実際ございます。  会長さんの中には、例えばお勤めされている方とかで、早い情報をお伝えしたいというような考え方の中で、私は会長ですよということの意思表示をしていただいているというような形での解釈をさせていただています。 107 ◯樋口清士委員長 改正委員。 108 ◯改正大祐委員 それは適切に対応していただいたらいいと思うんですが、あと、利用料として58万円使っているわけなんですが、導入したことによって、例えば職員さんのメリット、何か具体的なことがあれば教えていただきたいんですけども。 109 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 110 ◯岡本光弘管理課長 この制度は、我々にとっては正確な位置情報と、写真を投稿していただいておりますので、初期対応というのがしやすい状況にあると考えております。 111 ◯樋口清士委員長 他にこれについてございませんか。              (「なし」との声あり) 112 ◯樋口清士委員長 では、この費目について他に質疑等はありませんか。中浦委員。 113 ◯中浦新悟委員 例年、確認していますけど、地籍です。  全体で見て、目標値の中でどれくらいの進捗があったのか、教えてもらえますか。 114 ◯樋口清士委員長 米田課長。 115 ◯米田尚起事業計画課長 目標値ではないのですけども、今、鹿畑町地内に163の関係で入っておりまして、鹿畑町に入る前までは生駒市全体の7.7%、8%弱という報告をさせていただいておりました。平成29年度で鹿畑町地内は全て終わるのですけども、法務局の登記はまだできておりませんが、全部終わったとして9.4%程度までには上がります。 116 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 117 ◯中浦新悟委員 前回、これ、何という言い方をしていたかな、企業さんと言いますか、開発された際に地籍のデータを活用していくということで少しの進捗も図っていきたいという二つ、別の手だても考えられていたんですけど、それも含めて、じゃ、今年度は目標以上の進捗があったのか、企業さんから得たデータと言うんですか、その部分はどれくらい活用できたのか、その辺はどういう評価をしていますか。 118 ◯樋口清士委員長 米田課長。 119 ◯米田尚起事業計画課長 新たに開発をされる企業様の方々に、実際、協力というのは声はかけておる状態なんですけども、やはりプラスアルファの費用がかかるということで、なかなか協力はしていただけないような状態です。  それと、もう1点、過去の大規模開発地の測量成果を利用して、国土調査法の19条5項という形で国の認証を受けるというパターンのことは、今現在、進めておりますけども、なかなか、古い開発地に関しては基準点とか測量値のデータが存在しないということもありまして、それについても芳しくないような状態にあります。 120 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 121 ◯中浦新悟委員 いろいろ施策、対策は考えてやっていかれると思いますし、やっていってほしいんですけども、結局は、やっぱり地道な作業をこつこつとしていかないといけないのかなというのが現状ですよね。進捗が9%。10%いったとしても先が長い。これは今までも言ってきたとおり大変重要な施策ですよね。これは市長にも今まで言ってきたことですけど、やっぱりそこにつぎ込む力をどれくらい注いでいくのかもしっかりと検討していただきたい。これは例年、言っていることですけども、対策が打てないなら、もう一回言います、こつこつやるしかないんだから、少しでも速度アップが図れるように手を打っていただきたい。これは言っておきます。以上です。 122 ◯樋口清士委員長 地籍調査に関連しては、他にございませんか。              (「なし」との声あり) 123 ◯樋口清士委員長 なければ、この費目について他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 124 ◯樋口清士委員長 では、次に移ります。  142ページから144ページ、款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目2、道路橋梁維持費について質疑等はございませんか。惠比須副委員長。 125 ◯惠比須幹夫副委員長 143ページの橋梁予防保全事業費に関連してなんですが、計画では平成35年度までに11橋ということだったかと思うんですが、この進捗状況というのはどうなっていますでしょうか。 126 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 127 ◯岡本光弘管理課長 進捗状況、目標年次はもちろん上げておるんですけれども、工事は1年に1橋ずつという形を考えております。前年度に設計業務を委託しまして、次年度に工事を行うと。  今年度、あすか野南1号橋という形で成果を上げさせていただいておりますけれども、27年度の3月末ぐらいにほぼ完成したというような状況でして、繰越しはさせていただいていますけれども、毎年1橋ずつの完了というのは今のところ進んでいるという状況でございます。 128 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 129 ◯惠比須幹夫副委員長 としますと、30年度からですと後6年ということなんですけども、それでいけると見込まれるということですか。 130 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 131 ◯岡本光弘管理課長 長寿命化の修繕計画を策定いたしまして、当初、予防保全が必要な橋梁について計画したわけでございますけれども、その後、法改正がありまして、いわゆる橋梁の定期点検という形で、点検した結果という診断が出ております。その中で、必要であるという形をもって予防保全に努めていきたいという形も、今、考えているところです。  そんな中で、当初の計画を立てたときの診断、見た目と、今、定期点検でしっかりと点検している内容というのは、ちょっと精度の高い形で今は診断もしておりますので、その判定結果に基づいて修正もかけていきたいなと、今、考えているところです。一応、一通りの定期点検が終わりますのは平成30年度でございますので、その辺で考えていきたいと思っているところです。 132 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 133 ◯惠比須幹夫副委員長 少なくとも11橋よりは減る可能性が高いということですか。 134 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 135 ◯岡本光弘管理課長 今のところ、診断結果が全部出てませんので一概には言えませんけれども、減るかもしれないというところはございます。 136 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 137 ◯惠比須幹夫副委員長 本来、この予防保全事業というのは、社会的なインフラが、総体的に高度経済成長時期に設置されたものがだんだんと老朽化していく、完全に老朽化すると非常にコスト高になってくるという部分も背景にあるかと思うんですが、一通り、例えば橋梁について完了したとしましたら、本来要るコストより大体どれぐらい削減できるという算定になるんでしょうか。 138 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 139 ◯岡本光弘管理課長 当初、橋梁長寿命化の修繕計画を策定した時点におきましては、大規模修繕とか架け替えをしますと、今後50年間で76億円ほどかかるであろうというような形の試算でございました。このように予防保全工事を進めていきましたら11億円ぐらいでいけるんじゃないかなという試算をしておりました。以上でございます。 140 ◯樋口清士委員長 今の件について、他にございませんか。              (「なし」との声あり) 141 ◯樋口清士委員長 では、この費目について他に質疑等はございませんか。改正委員。 142 ◯改正大祐委員 生活道路安全対策事業についてお聞きします。  いろいろ整備を行うと、やっぱり保全なり管理もしていかなければいけないというふうに思っておりまして、ゾーン30についてちょっとお聞きしたいんですけども、これはいつから始まった事業になりますか。 143 ◯樋口清士委員長 中谷課長。
    144 ◯中谷正之土木課長 ゾーン30につきましては平成25年度、桜ヶ丘の小学校区から始まってございます。 145 ◯樋口清士委員長 改正委員。 146 ◯改正大祐委員 25年から始まって3年たったんですが、特に桜ヶ丘のところなんですが、ゾーン30が剥がれてきている状態だと。フィックス・マイ・ストリートで市民の方からも剥がれていますよというようなご指摘もあったんですが、どうしても重ねてプリントしているので剥がれやすいのかなと思うんですけども、その辺の見解はどういうふうに思われていますか。 147 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 148 ◯中谷正之土木課長 今現在、使用しております路面標示タイプなんですけれども、今、委員がおっしゃったように、既存の舗装面の上に路面標示を、シールタイプと言いますか、貼り付けるタイプを使用しております。これにつきましては、ドライバーさんの視認性ですとか市民の方へのPRという面で、市独自でいろいろ検討した結果、現在のタイプを使用しているわけなんですけれども、今おっしゃったみたいに、通常、他の市町村がやっているようなタイプとはちょっと違いますので、どうしても不具合と言うか、そういうのが発生しているという事実はございます。  それを補修していく考え方につきましては、今、製造しているメーカーですとかに対応、より接着力が強いタイプは考えられないかとか、あと、施工面で何か工夫はできないかというのを施工業者と相談したりして対応しているわけなんですけども、現在のタイプを導入したということもございますので、今のところはこれをうまく維持して使っていきたいなというふうに考えております。以上です。 149 ◯樋口清士委員長 ゾーン30について他に。西山委員。 150 ◯西山洋竜委員 今、接着タイプのお話があったんですけれども、現行のシールタイプと比べて費用面ではどのように違うんですか。接着タイプの方が高いんですかね。 151 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 152 ◯中谷正之土木課長 今、委員のご質問のタイプというのは、今使っているタイプと、普通の区画線と言いますか、そういうタイプということでよろしいでしょうか。 153 ◯西山洋竜委員 はい。 154 ◯中谷正之土木課長 普通のタイプに比べると、やっぱりかなり高額にはなってまいります。やはり特殊性と言いますか、見やすいという面はあるとは思うんですけれども、導入のときの施工費というのは普通のタイプよりかなり高いというのが実際です。 155 ◯樋口清士委員長 西山委員。 156 ◯西山洋竜委員 高額と言いますと、大体、割合的にはどれぐらい高額になるんですか。ざっくりしたところで構いません。 157 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 158 ◯中谷正之土木課長 普通の路面標示だけを行うタイプですと大体5万円程度かなと思っているんですけども、今おっしゃっているようなタイプになりますと、やっぱり3倍程度ぐらいになってくるのかなと。 159 ◯樋口清士委員長 この件、他にございませんか。              (「なし」との声あり) 160 ◯樋口清士委員長 では、この費目について他に質疑等はございませんか。片山委員。 161 ◯片山誠也委員 142ページの一番下の反射鏡についてなんですけれども、交通事故が多発するところに反射鏡を設置しているということなんですけれども、反射鏡を設置してもなお事故が多発しているというような場合には、何か市として打つ手だてというのはあるんですかね。 162 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 163 ◯中谷正之土木課長 今おっしゃったように、事故が多発している箇所につきましては、例えば道路反射鏡というのはよく付けさせていただいているんですけども、それ以外ということになりますと、現在行っている対策としましては、やっぱり路面標示、例えば注意喚起を行うような路面標示を行うとか、あと、注意喚起看板をその周辺に立てさせていただくとか、そういうものがハード面の対策としては多いかなと思っております。 164 ◯樋口清士委員長 片山委員。 165 ◯片山誠也委員 カラー舗装なんかをして、交差点の交わる部分だけカラーにして注意喚起をするというようなところもあるみたいなんですけども、そうした市内の交差点でカラー舗装されているところというのはあるんでしょうか。 166 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 167 ◯中谷正之土木課長 今、カラー舗装ということだったんですけれども、生駒市の中で、県道とかではされている例も多いんですけども、市道については、現在、ゾーン30の区域で初めてなんですけども、東生駒の2、3、4丁目でこの10月20日からゾーン30が始まるんですけども、そこで、事故が起きている二つの交差点に、今回、注意喚起のためにカラー舗装というのを施工させていただきました。 168 ◯樋口清士委員長 片山委員。 169 ◯片山誠也委員 カラー舗装は大変有効だと思いますので、是非、より一層増やしていただくように、またご検討いただきたいなというふうに思います。以上です。 170 ◯樋口清士委員長 他に今の件について。じゃ、西山委員。 171 ◯西山洋竜委員 道路反射鏡の件ですけれども、以前にも何かしら委員会でお話があったと思うんですが、冬場になりますと道路反射鏡が結露して見えなくなると。結露しないタイプの道路反射鏡もあるんだけども、非常に高額だからということで対策しにくいという行政側からの答弁があったんですが、そこら辺の対策というのは何か検討された経緯というのはありますか。 172 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 173 ◯中谷正之土木課長 今おっしゃったみたいに、冬場にどうしても見えなくなるというようなところについては、試験的に設置をしているところもあるとは思うんですけども、ケース・バイ・ケースで、その辺は費用がかなり高いということもございますし、検討してまいりたいなと思っております。 174 ◯樋口清士委員長 西山委員。 175 ◯西山洋竜委員 今後も検討ということなんですけれども、具体的にどのようにこれを検討していくという、その見通しというのは何かありますか。 176 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 177 ◯中谷正之土木課長 一応、カーブミラーの設置等につきましては、地元の自治会様、市民の方からの要望に基づいて設置している状況ですので、やっぱり事故の発生状況ですとか、さっきの気象条件とか、それに応じまして、やはり必要なところについてはそういうものを今後は設置するというのも一つの案かなとは思っております。 178 ◯樋口清士委員長 あと、反射鏡について、ございますか。              (「なし」との声あり) 179 ◯樋口清士委員長 なければ、この費目について他に。惠比須副委員長。 180 ◯惠比須幹夫副委員長 通学路の安全対策についてなんですが、当該年度、二つの工事と、あと、測量・設計調査というのが挙げられているんですが、これについては、内容としては歩道のカラー舗装ということでよろしいんでしょうか。 181 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 182 ◯中谷正之土木課長 通学路の安全対策なんですけども、基本的に、今おっしゃっていただいた、いわゆるグリーンベルトですとかそういうものが主流になってくるんですけども、あとは、子どもたちが歩いていただけるような歩行帯の明示というのがメーンになってくるかなと思っております。 183 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 184 ◯惠比須幹夫副委員長 この二つの工事と設計調査というのは、当初の一斉点検から出てきた残りなのか、継続的に点検された過程で出てきたものなのか、その辺をちょっと教えていただけますか。 185 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 186 ◯中谷正之土木課長 一応、通学路の関係につきましては、前年度、通学路の点検で挙がったところを基本にやっております。 187 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 188 ◯惠比須幹夫副委員長 前年度と言いますと継続的に。当初は一斉調査されて、一定、まとまった対象箇所が出てきて対応されたと思うんですが、それは一通り対応されて、その後、継続的に年度年度で出てきたものという理解でよろしいんですか。 189 ◯樋口清士委員長 中谷課長。 190 ◯中谷正之土木課長 そのとおりでございます。 191 ◯樋口清士委員長 他にこの件について、ないですか。              (「なし」との声あり) 192 ◯樋口清士委員長 じゃ、この費目について他に質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 193 ◯樋口清士委員長 ないようでしたら次に移ります。  144ページから145ページ、款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目3、道路橋梁新設改良費について質疑等はございませんか。中浦委員。 194 ◯中浦新悟委員 節13の委託料の中に入っている辻町インターのことについて、進捗を教えていただけますか。 195 ◯樋口清士委員長 米田課長。 196 ◯米田尚起事業計画課長 ついこの9月10日に、地権者とか近隣住民を対象とした第3回の説明会を開催しております。その中では31名が出席されておりまして、ただ、出席者の多くが、家のそばにインターチェンジが出来るということで、やはり反対の声がかなり多く、なかなか合意を得られない状況であります。  そういう中ですけども、奈良県としては、今後、詳細設計を進めていき、それを進めていく中で環境に対する影響とかを明らかにしながら、植栽とか防音壁などの対応策を検討することで反対の声を和らげていくような方向で進めていきたいと考えておるようです。  同時に、地権者との交渉にも入っていくということを聞いておりますので、市と共に粘り強く理解を得ていくような形で徐々に進めていきたいと考えておるような状況です。 197 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 198 ◯中浦新悟委員 予測、目標でもいいんですけども、開通まで、どんなスケジュールと言うか、どういう時間を見ておられるのか、何か説明できることがあったら教えてほしいんですけど。 199 ◯樋口清士委員長 米田課長。 200 ◯米田尚起事業計画課長 今の状況では、まだ住民の基本合意が得られてないような状況なので、スケジュール的にはまだ見えていない状況です。 201 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 202 ◯中浦新悟委員 基本的に、今もう出されている計画内容、場所とか道路の位置であったりとか、そういったものというのは、今後、変更される可能性というのはあるんですか。 203 ◯樋口清士委員長 米田課長。 204 ◯米田尚起事業計画課長 現計画案と言いますのが、阪奈道路沿いにあります、なごみという元レストラン、それと、小明町の168沿いにありますエッソのガソリンスタンドの反対側、東側にある焼肉屋さんのある交差点、あそこを結ぶ、阪奈道路に信号を造る案なんですけども、県に確認しておりますのは、基本的にその案を変更することはないと聞いております。 205 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 206 ◯中浦新悟委員 変更してほしいとか、そういうわけじゃないんですけども、過去、別の図面で、何十年も前だと思いますが、話がありました。ほんで、住民の声によって立ち消えて、凍結されて、ようやく今回、また県も本腰を入れて進めていただいています。市も一生懸命に協力してやっていただいているんですけども、今回また何かの形で立ち消えになったら、下手したらもうないかなということにもなりかねないので、本当に丁寧に丁寧に進めていっていただきたいんです。しっかりと結果に結び付くように、市としても全力でフォローしていっていただけるよう、今はそれしか言えないのでよろしくお願いします。 207 ◯樋口清士委員長 辻町インターについて他にございますか。              (「なし」との声あり) 208 ◯樋口清士委員長 なければ、この費目について他に質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 209 ◯樋口清士委員長 では、次に移ります。  145ページから146ページ、款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目4、河川費について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 210 ◯樋口清士委員長 では、次に移ります。  147ページから149ページ、款6、土木費、項3、都市計画費、目1、都市計画総務費について質疑等はございませんか。中浦委員。 211 ◯中浦新悟委員 北生駒駅中心まちづくりの部分で聞いていきます。  まちづくり構想が策定されて、今、2年弱ぐらい進んでいますけども、ここには、会議は2回ほどしましたということを示されていますけど、まずはこれ、進捗内容を教えてください。 212 ◯樋口清士委員長 岸田課長。 213 ◯岸田靖司都市計画課長兼学研推進室長 今のご質問なんですが、平成27年1月に策定いたしましたまちづくり構想の実現に向け、昨年度、28年度におきましては、2回、会議を開催しております。  進捗としましては、当然、目標であります実現に向けて、地区内の権利者のまちづくり事業への参画意識の向上や、権利者が主体的にまちづくりに取り組んでいただく体制づくりを目標に、まちづくり事例の紹介とか、地権者の意向調査アンケートなどを行って、一定、方向性の共有は図れたものと考えております。 214 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 215 ◯中浦新悟委員 27年度の1月から今ですから結構な年数がたって、今、意識の共有が図られたぐらいですか。  計画内容は様々あったと思うんです。例えば住み替えのこと、道路をどうしましょう、駅周辺はどんなまちにしていきましょうなどなど、そんな大きなことを含めた構想やったと思うんですけども、個々具体的に、道路に関しては北部開発も動き出すことですから、こうしましょう、ああしましょうというのは北生駒駅周辺だけで決められるわけじゃないでしょうけども、住み替えするとか、そういった町独自の取組的なことでの進捗というのは何かないんですかね、こういう計画でしましょうとか。 216 ◯樋口清士委員長 岸田課長。 217 ◯岸田靖司都市計画課長兼学研推進室長 まだ住み替えとかいうことまでの、いわゆる住居ゾーンに関する考え方を具体に考える段階には、当然、至っておりません。  今後、北生駒駅周辺まちづくりに関しましては、高山第2工区の計画策定との連携が非常に重要になってくることになりますので、2工区の計画の進捗と連携しながら、北生駒駅周辺についても検討を進めていく必要があるというふうに考えております。 218 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 219 ◯中浦新悟委員 実際そうなんですけども、インフラ整備的なものとか、大きな費用がかかるものというのは、当然、そういったことをしていかないといけないですし、どっちが先か後かというのはちょっと難しいところはあるんでしょうけども、しっかりと協力し合って、内容をお互いが理解し合いながら進めてほしいんですけども、27年1月に構想を立ち上げて、今、29年度に入って、余りに進捗が見えないなというのが正直な感想なんですね。やっぱりできること、できる部分に関してもしっかり詰めていかないといけないですし、今の時点で、28年度が終わり、決算の部分だけかもしれないですけども、意識の共有が図れましたというのじゃ余りにも、ちょっと力が入ってなさ過ぎじゃないですかと言わざるを得ないので、せっかく大きな目標を掲げた構想なんですからしっかりと取り組んでいただかないと、これはちょっと苦言を申し上げておきます。よろしくお願いします。 220 ◯樋口清士委員長 山本副市長。 221 ◯山本昇副市長 ただ今の件でございますけれども、毎年2回程度の会議はずっと進めてきておるわけでございまして、先日も会議を開きまして、その辺のところは地権者の皆さんともいろいろ協議をさせていただきました。  一番大きな点というのは、高山南北線が、今、駅までつながっているんですけども、29メートルの道路でつながっています。あの道路をどうするかという非常に大きな点がありまして、それが決まらないと具体的な計画がなかなか煮詰まっていかないという点がございます。その辺につきまして、ようやく有識者会議の方も終わって一定の考え方が出てまいりましたので、今後、会議の方をできるだけ間隔を縮めてしていこうということで地権者さんと合意をいたしておるというところでございます。次の会議も年内、できるだけ縮めてやろうということになっております。  それから、もう1点は、今、この地区の中で近鉄さんの所有が結構あるんですけれども、近鉄さんの方の、全体をどのように考えていったらいいのかという具体的な提案を先般の会議でいただきました。そういうところでございます。だから、業者と地権者と、そして生駒市も役割分担をきっちりして、しっかりと進めていきたいと思っております。 222 ◯樋口清士委員長 この件について他にございますか。              (「なし」との声あり) 223 ◯樋口清士委員長 なければ、この費目について他に質疑等はございませんか。
                 (「なし」との声あり) 224 ◯樋口清士委員長 ないようでしたら、次に移ります。  147ページから149ページ、款6、土木費、項3、都市計画費、目2、公園整備費について質疑等はございませんか。惠比須副委員長。 225 ◯惠比須幹夫副委員長 山麓公園の運営管理に関連してなんですが、指定管理に替わられてから、何らか市民の方からの要望とか声が、苦情も含めて、寄せられたというような状況はございましたでしょうか。 226 ◯樋口清士委員長 林課長。 227 ◯林宏次みどり公園課長 山麓公園の運営等について、利用者の方々にアンケートを実施しております。全員じゃなくて、アンケートをされる方だけなんですけども、アンケートの結果、70%の方が山麓公園は良いなというふうなところと、普通と良いとを合わせたら88%の方が良いというふうなご回答をいただいております。  それで、アンケートの中の要望により変更を行ったというふうなところでございますが、レストランの500円定食の実施とか、浴場に扇風機を設置したり、玄関ホール付近に花を植えたりというふうなところの、アンケート等の要望によって実施している内容はそのようなところでございます。 228 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 229 ◯惠比須幹夫副委員長 私の方も複数のスポーツチームを運営される皆さんなどから伺う声があるんですけども、従前と異なって、利用者本位でなく、どうも管理者本位という部分の運営が現実にあるということであるとか、市内で唯一、合宿ができる宿泊施設があるということなんですが、そこのご飯が作り置きで冷たいとか、いろんな声をお聞きするんですが、そういった声というのは、何らか、届いていますでしょうか。 230 ◯樋口清士委員長 林課長。 231 ◯林宏次みどり公園課長 多目的広場に降りるのに、大きな荷物とかがあるのにあそこを歩いて階段で行かなあかんところを門扉を開けてとかいうふうなことがちょっとうまく伝わらなくて、指定管理者の方に注意したというふうなところはございます。 232 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 233 ◯惠比須幹夫副委員長 そういったことを含めて、先ほどアンケートもとられているという話ではありましたが、何らかモニタリングされているというようなことは、現状、あるんでしょうか。 234 ◯樋口清士委員長 林課長。 235 ◯林宏次みどり公園課長 モニタリングについては、年に一度、モニタリングの所定の様式に従ってやっておるというようなところでございます。 236 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 237 ◯惠比須幹夫副委員長 その中では、市としては、運営管理上は何ら問題ないということなんでしょうか。 238 ◯樋口清士委員長 林課長。 239 ◯林宏次みどり公園課長 一定、評価させていただいているというふうなところでございます。 240 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 241 ◯惠比須幹夫副委員長 様々、実際の利用者の声もありますので、その辺を踏まえてPDCAをしっかりと回していっていただきたいと思いますので、継続的な改善に向けて、よろしくお願いします。 242 ◯樋口清士委員長 林課長。 243 ◯林宏次みどり公園課長 今、アンケートを実施しておりますので、内容の充実とか、そういうふうなところを指定管理者とちょっと協議していきたいというように思っております。 244 ◯樋口清士委員長 山麓公園について何か他にございますか。改正委員。 245 ◯改正大祐委員 山麓公園の整備事業費でもよろしいですか。これは今、どれぐらいお金をかけていますか。総事業費は幾らになりますか、今まで。 246 ◯樋口清士委員長 林課長。 247 ◯林宏次みどり公園課長 総事業費と申しましたら、工事の関係でよろしいでしょうか。 248 ◯改正大祐委員 はい、工事。 249 ◯林宏次みどり公園課長 平成26年から老朽化の改修工事をさせていただきまして、平成28年度現在で2億9,000万余り。それで、29年度、外壁塗装とか防水とかを計画しておりますので、それを合わせましたら、29年度の予定でございますが、約3億9,000万ほどでございます。 250 ◯樋口清士委員長 改正委員。 251 ◯改正大祐委員 先ほど惠比須委員からのご指摘もあったかと思うんですが、いろいろ、市民の方からの声というのがあると思うんですね。いろいろ工事もされていると思うんですが、そういうところの、何かあったらいいなとかいうような声もお聞きしているかとは思うんですが、そういう声はありますでしょうか。 252 ◯樋口清士委員長 林課長。 253 ◯林宏次みどり公園課長 既存の施設ではございますけども、テニスコートに行く通路が狭いというふうなところのご要望を数回にわたっていただいております。以上です。 254 ◯樋口清士委員長 改正委員。 255 ◯改正大祐委員 この間、第2工区のときも市民の声を聞くというような話もありましたので、是非、工事なりをされるとき、是非、市民の声を聞いていただきたいと。こういうのが欲しいだとか、こういうのはどうなのかなというのを、是非、提案と言うか、そういうのを受けていただきたいんですが、どうでしょうか。 256 ◯樋口清士委員長 林課長。 257 ◯林宏次みどり公園課長 先ほどのアンケートの充実の中で指定管理者の方とちょっと協議していきたい、協議する方向で検討していきたいと考えております。 258 ◯樋口清士委員長 上村部長。 259 ◯上村健二都市整備部長 先ほどの山麓公園の様々な改修工事に対するご質問でございますが、山麓公園は平成3年にオープンしてございます。それからずっと今まで改修も行わずに使ってきたわけでございますが、既に二十数年たっております。改修工事の主な内容は本来の維持管理に係る部分も多うございますので、基本的に老朽化してきているものを整備しているというのが主なところでございまして、この夏に関しましても、お風呂のろ過機が潰れたりということで、かなり設備的にも古くなっているという現状がございますので、その辺の改修というのが主眼でございますので、その辺、またご理解の方をよろしくお願い申し上げます。 260 ◯樋口清士委員長 山麓公園について他にございませんか。中浦委員。 261 ◯中浦新悟委員 今回、この数年間で約4億近いお金で、耐震も含めてだったかな、忘れたんですけど、様々、改修をしました。それに併せて、市民サービスを向上させるためにプラスアルファのものも幾つかつくってきています。  今後、ここに対してどれほどのお金を突っ込んでいこうと考えておられるのか、ちょっと展開だけ教えていただけますか。 262 ◯樋口清士委員長 林課長。 263 ◯林宏次みどり公園課長 今、部長が申し上げましたように、第4期にかけて改良工事をしてきましたけども、まだまだ機器とかそういうふうなところ、ボイラーとかいろんな機械やとかが更新の時期に来ております。それと併せまして、指定管理者の提案を受けて、山麓公園の活性化と障がい者就労の関係の施設の、指定管理者との負担に合わせての分が経費としては出てくると考えております。 264 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 265 ◯中浦新悟委員 何かよく分からんかったけども、4億円かけて、今まで外壁であったり様々なところを直してきました。まだ直さないといけない設備的なものが、まずはどれくらい残っているんですか。 266 ◯樋口清士委員長 林課長。 267 ◯林宏次みどり公園課長 これも指定管理者と今協議しておるんですけども、風呂のボイラーの出力が大分落ちていると。ほんで、この間、今年度の当初ですが、ろ過機が割れてしまったと。同じようなときに貯湯槽が更新の時期に入っておると。具体的にはそういうふうなところを協議しております。 268 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 269 ◯中浦新悟委員 じゃ、あとはボイラーの件だけというふうに考えておいていいですか、大体。今、機器と言われてボイラーのことだけおっしゃったので、ボイラーのことが片付いたら、更新自体は済むと思っておいていいですか。 270 ◯樋口清士委員長 林課長。 271 ◯林宏次みどり公園課長 浴槽関係につきましては、今、近々に、出力が大分、70%ぐらいに低下しているというボイラーと貯湯槽が危ないというふうなところでございますので。 272 ◯樋口清士委員長 山本副市長。 273 ◯山本昇副市長 山麓公園だけにとどまらず、どういう施設でもそうなんですけども、やはりタイムリーな補修計画なり修繕計画というのは作っていかなければならないわけで、これが終わったら何もしないというようなものではございません。やはり施設がある以上は、そのときにタイムリーな修繕計画というのは必要だと思っております。ですから、今現在、課長が申しましたのは、今、問題となっているものとしてはそういうものがあるということだということでご理解いただきたいと思います。  それから、もう1点、大きな計画の中で申し上げますと、今、平成26年度から指定管理者が替わりまして、障がい者就労ということを主題に置いた指定管理に変わっていくということで、それに伴う変更というようなこともまだございます。だから、その辺につきましては今年の3月のときにもちょっと一定の方向性は申し上げましたが、今後、その辺が具体的になりました段階で、きちっとまた協議もさせていただきたいというふうに思っております。 274 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 275 ◯中浦新悟委員 例えば機器であったり、ボイラーかな、そういった設備系機器であったりというのは、適時、更新しなければいけないものも出てくるでしょうから、そういった費用に関してどうこうという思いはないです、正直。ただ、先ほど副市長も、くしくも課長の方も指定管理の提案的な部分に対して、どれほどの費用をかけていこうと考えているのか、先ほど惠比須委員、そして改正委員の質問にもほんの少し関連してくるんですけども、指定管理者の提案ということに対して事業を進めていこうという見解を持ってはりますけども、じゃ、そこに市民の声というのはどうやって反映されているんだろうというのは、正直、気になるところでもあるんですね。市民がこんなんをつくってほしいと求めているんでしょうか。例えば提案は様々ありましたよね。プールを壊して休憩所にしたり、クラフト工房にしたりして、その代替として。別のところに池を造ってカヌーを浮かべます。その他、何かいろいろありましたよね。そんなんて、指定管理者がしたい、市がしたいと思っているのかもしれないですけど、本当にそれは市民がしてほしいと思っているのかなと。同じ金をかけるんだったら、もっとこんなことをしてほしい、あんなことをしてほしいということがあるんじゃないのかなと思うんですよね。しっかりとそこの声をどうやって拾い上げるのか、その上で事業を進めていかないといけないのか、そういった点をしっかりと検討して進めていただきたいと思うんですね。これはもうお願いですね。よろしくお願いします。 276 ◯樋口清士委員長 山本副市長。 277 ◯山本昇副市長 今おっしゃったことは当然かと思っております。だから、市民のための公園でもございます。ですから、やはり市民の声も聞いて進めてまいりたいと考えております。 278 ◯樋口清士委員長 この件について他にございますか。              (「なし」との声あり) 279 ◯樋口清士委員長 なければ、この費目について他に質疑等は。片山委員。 280 ◯片山誠也委員 147ページの一番下の街路樹管理についてなんですけども、公園緑地のは結構でして、今、街路樹の管理というのはどのようになされているのか、簡単にでいいので、ご説明ください。 281 ◯樋口清士委員長 林課長。 282 ◯林宏次みどり公園課長 街路樹の管理につきましては、せん定等につきまして、造園業者の方に委託させていただいております。 283 ◯樋口清士委員長 片山委員。 284 ◯片山誠也委員 以前、市民の方からご通報を受けまして、既に個別事例としては市に対応していただいているんですけれども、街路樹が伸びたのが信号にかかって、信号が見えにくくなっているというようなことがございました。現状、そうした街路樹が伸び切って、信号あるいは標識を隠して障害が出ているとか、その辺のチェックというのはなされているんでしょうか。 285 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 286 ◯岡本光弘管理課長 信号が見にくいというような形で市民の方から通報を仮に受けたとしましたら、それなりの対応は現実にしています。ただ、そんなに私は感じていません、信号機が見えないというような状況は。 287 ◯樋口清士委員長 片山委員。 288 ◯片山誠也委員 定期的なチェックというのを、私、ちょっと言ってしまったんですけど、その前に、管理のところで業者に委託しているというようなお話でしたけども、伐採と言うか、信号にかかっているようなところを伐採していただくような、そういう措置というのはできないんですかね。 289 ◯樋口清士委員長 林課長。 290 ◯林宏次みどり公園課長 もちろん交通安全施設とか電線とかもございますので、せん定のときに、そこのところは伸びても大分いけるような格好での委託は仕様書のところでしております。 291 ◯樋口清士委員長 西山委員。 292 ◯西山洋竜委員 今の関連ですけれども、昨年度の本委員会において、業者の方で整備作業をされた後の検査というのを写真のみで行っていたと。実態に照らすと、ちょっとそこら辺のかい離があっては駄目だからというようなことで、改善が必要だというような、行政側の方もそれを検討するという答弁があったと思うんですけども、そこら辺の動きについて教えていただけますか。 293 ◯樋口清士委員長 林課長。 294 ◯林宏次みどり公園課長 去年の決算のときにいただいたというふうに記憶しております。1回目、2回目というふうにしておるんですが、2回目から、2回目ということは後半からの検査は、写真に加えまして、全ては見れませんので、市民の方の目の届きにくいところ、裏とか、そういうふうなところを中心に、職員で検査しに行っておるというふうなところで現在も続けております。 295 ◯樋口清士委員長 西山委員。 296 ◯西山洋竜委員 市職員も現地調査するというようなことで改善を図られているというふうに、今、理解したんですが、以前には写真のみで行っていたということですけれども、実際に行かれて、ここはやっぱり改善すべきだと見られた点というのはあったんでしょうか。 297 ◯樋口清士委員長 林課長。 298 ◯林宏次みどり公園課長 去年の2回目に市が調査に行くに際しまして、受託されている造園業者の方に文書で、後半からは現地調査に行きますよというような周知をさせていただきました。ほんで、今年の業者が決まった段階で、その説明会の中で、今年も現地調査に行きますよというようなところでしておりますので、現在のところ、以前あったご指摘のようなことはございません。 299 ◯樋口清士委員長 他に街路樹に関して特に。改正委員。 300 ◯改正大祐委員 街路樹更新工事についてちょっとお聞きします。  今回、あすか野南中央線の街路樹更新をやっていますが、どういう経緯であすか野に決まったというのを教えていただけますか。 301 ◯樋口清士委員長 林課長。 302 ◯林宏次みどり公園課長 みどり公園課の方にあすか野南中央線沿線の住民から、落ち葉対策として自治会からの強い要望をいただきましたので、自治会要望というようなことで始めたところでございます。 303 ◯樋口清士委員長 改正委員。 304 ◯改正大祐委員 となりますと、更新事業というのは、基本的には自治会からの声で動くようなものになるんですか。 305 ◯樋口清士委員長 林課長。 306 ◯林宏次みどり公園課長 あすか野南中央線につきましては、全部で152本を4年間にわたって行いましたので、あすか野南中央線街路樹更新事業というような名称で上げさせていただいたというようなところでございます。 307 ◯樋口清士委員長 今、自治会の要望を受けてやるものですかという質問なんですが。林課長。 308 ◯林宏次みどり公園課長 本来は、事業ということで市が主体というふうに考えております。 309 ◯樋口清士委員長 北田次長。 310 ◯北田守一都市整備部次長 今回、実施しております街路樹更新事業というのは、元々、今まで生駒市で街路樹の管理の中で手法としてありませんでした。今回の場合は、あすか野自治会の方からそういう要望を受けて、今回、更新ということを初めて市として実施したものでございまして、要望事業かどうかというところもあるんですが、あくまでも今回は、スタートはあすか野自治会さんからの要望からスタートしているところでございます。 311 ◯樋口清士委員長 改正委員。 312 ◯改正大祐委員 この更新事業、予算書にも書いてあったんですけども、管理経費の削減とか落ち葉の問題を解決するためという目的もあると思うんですが、決算書にも書いていますように、維持管理料が2億4,000万ほど上がっています。多分、年々上がってくるだろうと思うので、こういう事業はやっぱり進めていかなければいけないと思うんですけれども、今後、こういう更新事業はどういう計画のもとに進めていこうと思われていますか。 313 ◯樋口清士委員長 林課長。 314 ◯林宏次みどり公園課長 街路樹の更新につきましては、街路樹そのものの考え方が自治会の中でも、沿線の方は落ち葉等で難儀やと言う方と、ちょっと沿線から遠い方につきましては紅葉がきれいやとか、緑がきれいやとか、考え方が全然変わりますので、やっぱりその事業をさせていただくにつきましては自治会からの要望というのは必ず必要かなというふうに考えております。 315 ◯樋口清士委員長 改正委員。 316 ◯改正大祐委員 自治会からの要望もあると思うんですが、市からの働きかけというのも必要かと思うんですけど、その辺、いかがでしょうか。
    317 ◯樋口清士委員長 林課長。 318 ◯林宏次みどり公園課長 もちろん大径木になっている街路樹の路線もございます。それと、街路樹の更新事業をいたしましたら、ある一定規模の歩道の舗装のやり替えとか縁石のやり替えとかも必要になってきますので、今後は道路の担当課と共に、街路樹の大径木のところと歩道の悪いようなところを、ちょっと自治会の方に働きかけて協議していただくというような手法もあるかと考えております。 319 ◯樋口清士委員長 上村部長。 320 ◯上村健二都市整備部長 ただ今の街路樹の更新なんですが、今、課長が申したとおり、確かに自治会の中でも、街路樹が当然あった方がいいですよというところと、すごく困っているんですよというところ、いろんなご意見がございます。それとは別の問題といたしまして、今、生駒市の歩道、街路樹はおおむね歩道にあるんですが、歩道幅員等の問題もございます。昔の歩道というのは2メーターとか2.5メーターぐらいの歩道で、そこに街路樹が植わっているというような状況もございますので、単に街路樹を切って、同じ場所に植え替えるというのがいいのか悪いのかというふうな問題もございます。そういうことも含めまして、今後、また道路管理者さんとも協議しながら、この事業については考えてまいりたいなというふうに考えてございます。 321 ◯樋口清士委員長 岡本課長。 322 ◯岡本光弘管理課長 街路樹と申しますのは一つの道路構造物でございますので、道路管理の立場におきましても、今、街路樹が植わって四、五十年経過した、非常に大木化しているという現状がありまして、その木の根っこで歩道が凹凸しているとかいうような実態が数多く見られてきております。以前から、根切り工事と言いまして、根を切って、それ以上、外へ出ないような形の枠を作って、舗装のやり替えというのは個々に実施してきたというような経緯もございます。歩道側にしていたものが今度は車道側に出てきているとかいうような影響も見られます。  そんな中で、平成25年度に実施したということもあるんですけど、平成30年度に路面の性状調査と申しまして、舗装の傷み具合の調査を全市的に実施しようとしております。その中で歩道の傷み具合をいったん調査させていただいて、今、みどり公園課が考えていただいております街路樹の更新事業というのにつきましても協議させていただいて、道路管理の立場からも、この路線とかいうような形は協議させていただいて、ある一定の方向を見出したいと、このように考えています。以上です。 323 ◯樋口清士委員長 街路樹に関して他にございますか。              (「なし」との声あり) 324 ◯樋口清士委員長 なければ、この費目について他に質疑等はございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 325 ◯樋口清士委員長 なければ、次に行きます。  149ページから150ページ、款6、土木費、項3、都市計画費、目3、緑化推進費について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 326 ◯樋口清士委員長 では、次へ行きます。  150ページから151ページ、款6、土木費、項3、都市計画費、目4、北部地域整備促進事業費、これについて質疑等はございませんか。中浦委員。 327 ◯中浦新悟委員 リニアの誘致のことについて少し伺います。  決算書には、名刺を作成したこととイベントのPRブースを設置したということ、この2項目が書かれてあるわけですけども、まずは誘致に向けてどんな効果があったのか、それをどういうふうに分析しているのか、どう評価しているのか、その辺り、ちょっと見解を伺わせていただけますか。 328 ◯樋口清士委員長 岸田課長。 329 ◯岸田靖司都市計画課長兼学研推進室長 昨年、28年度におきましては新駅誘致の職員用のPR名刺とか横断幕の更新と、高山サイエンスタウンフェスティバル、いこま博におきましてPRブースの設置などでPR活動を行ったところでございます。  成果に関しましては、いこま博のPRブースにおきまして、実際の磁力で走行する鉄道模型を展示走行させて、多くの方にご来場いただき、本市が誘致していることのPR効果はあったと感じております。  会場には、当然、多くの方がおられますので、リニア中央新幹線の概要であったり超電導リニアの仕組みなど、リニアに関するパネル展示とかも併せて行うことで、誘致PRだけでなく、リニア新幹線に対する理解を深めていただくような活動を行ったところでございます。 330 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 331 ◯中浦新悟委員 表立ってできることって少ないのは、それは理解はしているんですけども、ただ、表立ってできることはそれだとしても、裏でどういう。この問題って、結構、政治的な問題ですよね。じゃ、どういうふうに市長や副市長というのは動いてこられたんだろうというのがあれば何か教えていただきたいんですけども。 332 ◯樋口清士委員長 山本副市長。 333 ◯山本昇副市長 駅の誘致に関して、今現在、県内三つの自治体、大和郡山市、奈良市、そして生駒市という3市が手を挙げているわけでございます。今現在、一応、県の中でのそういう期成同盟会の話、三重県と一緒にしたそういう期成同盟、それから、先般行われました、大阪も入った期成同盟会等への参加等はいたしております。  ただ、決定するのは、何回も前から申し上げていますように、やっぱりJR東海が駅を決めるわけでございます。だから、市町村が駅をここにということをJR東海に言っても、なかなかJR東海はそれを受け付けてはくれないというようなことでもございますので、PRというようなことに関しては、いろんな点で、そういう機会がある中で対応してまいりたいと考えております。 334 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 335 ◯中浦新悟委員 今現状、生駒市第2工区が、動き出しましたと言ったら、もう少し前から動き出しているんですけど、先般、報告いただいて、さあ、これから県等と協議を進めていきますという段階に入りました。それに伴って、それ以外の部分でもそうですけども、下水の問題であったりとか、その他、市の進めなければいけない事業の中で、県との関係とか周辺市との関係の上でやっていかないといけない問題というのが多数あります。  そんな中で、リニア誘致、先ほども言いましたけど、かなり政治的な背景を含んでいます。それを今後どういうふうにしていこうと。例えば28年度だったら、何ぼでしたっけ、ほんの少しのお金で、ちょっと内側に向けたPRをしときます、じゃ、来年度も再来年度も。大きな動きというのは、誘致するためにはお金をかけたら、例えば1億積んだら来ますねんとか、そんな話じゃないというのは理解はしているんですけども、そういった背景の動きとして、政治的な判断の中で市長はどういうふうにしていこうと考えているんだろう。生駒市全体を見たときに、リニアというものをどう考えていかないといけないのか、政治的な摩擦も含めてどう考えていかないといけないのかというのを、どういう見解を持って、今、このリニアというものを見ておられます。 336 ◯樋口清士委員長 小紫市長。 337 ◯小紫雅史市長 大枠は先ほど山本副市長から申し上げたとおりです。  高山第2工区との関係につきましては、これも申し上げていますとおり、時期的なタイミングもございますので、何かワンパッケージの議論ということではないんだと思いますけれども、先ほど副市長から申し上げたように、政治的な要素がゼロとは申し上げませんが、やはり一定、時期の前倒しをするに当たって、国からの支援というのも、今回、入りましたので、そういう政治的な要素というのが若干出てくる余地はあるのかもしれませんが、基本的にはJR東海の考え方、技術的な面であったりとか、物理的に、地理的にどうかというところの判断が非常に大きいというふうには思います。  ただ、その中で、先ほど副市長からもありましたように、期成同盟会の集まりなんかへは、当然、私も市長として行っておりますし、出席されております国、各団体の方とも、立ち話程度の時間しかありませんでしたけれども、いろんな意見交換もしておりますし、そういう中で、高山第2工区の話も含めて、どのように絵を描いていくのかというのは、当然、市民の皆さんの高山第2工区へのご意見もあるでしょうし、これから私も情報収集をして対応していきたいと思います。 338 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 339 ◯中浦新悟委員 内側の動きというのはすごく大切なのも分かりますけども、外に向けた動きというのは、やはり職員さんじゃやりにくいところだと思います。そこはやっぱり生駒市のトップであって政治家である市長がどういうふうにかじ取りをしていくのかがすごく大切な時期に来たと思うんですよ。じゃ、リニア誘致に向けた動きも含めて、いつ判断しなければいけないのかというのは、今、それは厳密には言えないですけども、もうその岐路に立ち始めているんじゃないのかなとは思うんですね。当然、他市もいろいろな動きをしていると思います。表立ってはその3市なのかもしれないですけど、裏でどう動いているのか分からない。動いているとは思うんですよ。様々、頭の中で検討され、外交的と言うんですかね、周辺市や他市、他県も含めて様々な検討は進めていこうと考えておられるんでしょうけども、もっと前面に出していかないと、ただ何かやみくもに、リニア中央新幹線誘致のためにPRしてます、名刺作りました、PRブースを作りました、これをだらだら続けていって何の効果があるんだろうというふうにも思いますし、結果、それが生駒市全体の施策の中でどういうふうなことになっていくんだろうというのにも危惧を覚えますので、もっとしっかりと、考えていただいているとは思いますけども、より分かりよく、そういったことも前面に出しながらやっていただきたいなというふうにはお願いしておきます。 340 ◯樋口清士委員長 この件について。惠比須副委員長。 341 ◯惠比須幹夫副委員長 ちょっと確認なんですが、これ、見ている限りでは、リニア誘致の看板があり、また、第2工区、これからこうしていきましょうという看板があり、今の第2工区の想定の中では、リニアが誘致された姿というのはちょっと入っていないかとは思うんですが、これ、考え方としては、もしリニア誘致が決まったら、決まった絵をまた描いていく、決まらなかったら、またそれなりの絵を描いていくということで、今、想定されているんでしょうか。 342 ◯樋口清士委員長 山本副市長。 343 ◯山本昇副市長 先般、ご説明を申し上げました有識者会議の案というのは、その会議の冒頭でお願いしたことというのは、リニアのことについては来る来ないを別個にして、来ないときを想定した案をお願いしますということで書いていただいたということでございます。  基本的な話としては、生駒の高山第2工区にリニアの駅が来たら、はっきり言いまして、これほどすばらしいことはありません。だから、どんな絵でも描けます。2工区のどんな絵も描けると思います。ただし、できなかったことを想定した絵というのは早目に描いていっとかないと、後でなかなか描けないものです。ですから、その計画案をやっぱりきちっと練っていかなければならないと思っております。  しかし、その辺のところ、時間軸がやっぱりありますので、いつまでもそんなことをだらだらできないということでございますので、一定の時期が来ましたら、リニアが来ればいいと言いながら2工区の開発は進めていく中で、リニアの駅を誘致していても、駅が決まるというのは、先般もちょっと話がありましたが、なかなか、まだもう少し先になろうかと思うんです。だから、その段階でリニアの駅が出来るような、他の開発が出来て、リニアの駅なり、あるいは場合によっては車庫という話もございましたけども、そういったことが全くできないようなプランであってはいけないというふうに思っておりますので、申し訳ないですけど、その辺は両方を見ながら進めてまいりたいと思っております。 344 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 345 ◯惠比須幹夫副委員長 じゃ、一定、それも念頭に置きつつ、現実的な部分を進めていかれるということでよろしいでしょうかね。そう理解します。 346 ◯樋口清士委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 347 ◯樋口清士委員長 では、この費目について特に他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 348 ◯樋口清士委員長 では、次に移ります。  151ページから152ページ、款6、土木費、項4、住宅費、目1、住宅事業費について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 349 ◯樋口清士委員長 では、次に移ります。  152ページから153ページ、款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 350 ◯樋口清士委員長 次へ行きます。  最後に、決算書の183ページ、款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、現年度道路河川等災害復旧費について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 351 ◯樋口清士委員長 では、当該費目における分科会委員による質疑等はございませんので、この分科会の所管に係る総括的な質疑を行います。  質疑等はございませんか、全体に係る話。              (「なし」との声あり) 352 ◯樋口清士委員長 では、ないようでございますので、分科会委員による質疑を終結し、これより一括して分科会外委員による質疑に入ります。  暫時休憩いたします。              午前11時50分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 353 ◯樋口清士委員長 それでは、ただ今より会議を再開いたします。  質疑等はございませんか。浜田委員。 354 ◯浜田佳資委員 それでは、140ページの空き家・空き地対策事業費の1について少し質問いたします。  指導等により改善されたもの12件とありますが、指導等を行ってもまだ改善されていないというものもあると思いますが、それはどれくらいでしょうか。 355 ◯樋口清士委員長 清水課長。 356 ◯清水一彦建築課長 管理不全の空き家の改善については電話等ですぐに改善していただいたものもありますが、口頭指導にて改善していただけないといった方には50通、文書等を発送しておりますので、残り30件、改善が必要なところがございます。 357 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 358 ◯浜田佳資委員 電話で話しても改善されなかったのが50通あると。それで、まだ改善されていないのが30件ということは、20件は、その後、改善されたということなんでしょうか。この数字がちょっと分からないんです。 359 ◯樋口清士委員長 澤課長補佐。 360 ◯澤ひろみ建築課課長補佐 50通は50件なんですけれども、50件、通知等を送らせていただいて、改善されたのが12件ということですので38件です。 361 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 362 ◯浜田佳資委員 やっと数字が合いましたが、大体、どういった内容で改善してほしいというようなことだったんでしょうか。 363 ◯樋口清士委員長 澤課長補佐。 364 ◯澤ひろみ建築課課長補佐 改善内容ということでよろしいでしょうか。 365 ◯樋口清士委員長 はい。 366 ◯澤ひろみ建築課課長補佐 例えばといがちょっと外れて落ちかけているとか、瓦が落ちそうとか、あと、そんなにひどいものは余りたくさんはないんですけれども、そういった家の、多少、破損のあるような状況が多いです。 367 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 368 ◯浜田佳資委員 となりますと、余り深刻なものは少ない、基本的にないということだと思いますが、じゃ、残りましたその38件に関しましては、今後、どのように対応される予定でしょうか。 369 ◯樋口清士委員長 清水課長。 370 ◯清水一彦建築課長 残り38件については、まずは現地確認を行って、悪い部分というのを写真に収めまして、課税情報なんかを利用して、その所有者に通知を図っていくという方向で考えております。 371 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 372 ◯浜田佳資委員 それと、それは28年度でということだと思いますが、それ以降は、多分、また新たに指導しなければいけないというようなものも増えてくるだろうというふうに推測されますので、そこら辺も含めて、すぐ簡単にいくものもあれば、それはなかなかいかないという、相手さんのある問題ですので、いかないこともあると思いますので、それはちょっと気長になるかもしれませんが、しっかりとやっていってほしいと思います。 373 ◯樋口清士委員長 空き家の件について他に何かありますか。              (「なし」との声あり) 374 ◯樋口清士委員長 なければ、浜田委員。 375 ◯浜田佳資委員 次も空き家なんですが、その下の2、1じゃないですから、ちょっと変わりますから、2についてなんですが、目標10件で8件、中古住宅の流通を図るということで奨励金を交付したということなんですが、この問題は、空き家というのはそもそも出来てしまうと大変なので、いかに空き家をつくらないか。その点で言えば、住宅の長寿命化もかなりそれにプラスになると思うんです。その上で、28年度の10件目標で8件行ったということに関する評価と言いますか、どれだけ満足されているかという、そこら辺はいかがでしょうか。 376 ◯樋口清士委員長 清水課長。 377 ◯清水一彦建築課長 予定件数10件で8件の応募がありましたので、徐々に周知が行き渡っているのかなと感じております。 378 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 379 ◯浜田佳資委員 それでいきますと、徐々に周知が行き渡っているということですと、29年度は増加傾向にある、そういった状況でしょうか。 380 ◯樋口清士委員長 岸田課長。 381 ◯岸田靖司都市計画課長兼学研推進室長 29年度、今現在で6件の申請を出していただいている状態です。 382 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 383 ◯浜田佳資委員 となりますと、今年度は、前年度、28年度の1.5倍のペースで進んでいるかなというふうに思います。そうなりますと、今後、予算の問題で、28年度に組んだ予算ぐらいでいいのかどうかということに決算の観点からはなるんですが、その点、いかがでしょうか。 384 ◯樋口清士委員長 岸田課長。
    385 ◯岸田靖司都市計画課長兼学研推進室長 この10月現在、6件ということで、この制度につきましては基本10件という形で公告しておりますので、いわゆる3月の年度末の段階で、同じようなタイミングでということになって10件を超えるようなことがあれば、予算の範囲内で対応できる限りはしたいと思いますが、基本は原則10件の中で考えさせていただきたいと考えております。 386 ◯樋口清士委員長 課長、9月現在ですね。 387 ◯岸田靖司都市計画課長兼学研推進室長 9月現在で、今、6件です。 388 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 389 ◯浜田佳資委員 1件当たり30万で、そんなに大きい額でもないということと、空き家になってしまうと後々大変だということを考えますと、少々、補正を組むなりしてでもやった方がいいんじゃないかと思います。これに関しては省エネの断熱リフォームを推進する場合でも、一定の枠はありますが、それを超えた場合は、必要な施策ということで柔軟に取り組まれておりますので、そこら辺はそういった形で柔軟に、是非、進めていってほしいと思います。この項目は以上です。 390 ◯樋口清士委員長 この項目について他にございませんか。              (「なし」との声あり) 391 ◯樋口清士委員長 なければ他の質問を。浜田委員。 392 ◯浜田佳資委員 148ページの公園整備事業費の3、公園施設長寿命化計画策定事業について少しお聞きしたいんですが、28年度の新規主要事業調書によりますと、そのときの予算と比べますと、事業費が大体600万ということになっていますが、この決算でいきますと1,285万2,000円ということで、結構、膨れ上がっているかなという気はするんですが、その理由はなぜなんでしょうか。 393 ◯樋口清士委員長 林課長。 394 ◯林宏次みどり公園課長 28年度につきましては、当初、14公園ということで、公園数に応じてやっておりましたが、28年度ということは27年度に計画する分でございますので、29年度には1,200万と。地区公園と近隣公園を実施するということで、28年度のところに入れさせていただいておるところでございます。 395 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 396 ◯浜田佳資委員 よく内容が分からなかったんですけど、新規主要事業調書では、平成28年度に大体幾ら予算を使うか、元々考えているかというのがあるんですよね。それでやって、28年度の決算ということだと思うんですが、それで倍ぐらいになっているのは何でかなということで聞いているんですが、その点は、当初予定していたよりもこういう事情があったとか、何かそういう事情があれば説明していただければと思います。 397 ◯樋口清士委員長 林課長。 398 ◯林宏次みどり公園課長 当初、予定させていただいていた分よりも公園数は増やさせていただいたというところと、当初、県・国の支出金300万ということで協議しておりましたけども、増額できるというふうなところも踏まえまして、1,200万ということで、予算に近しい執行をさせていただいたというようなところでございます。 399 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 400 ◯浜田佳資委員 予算が増やせるから増やすんじゃなくて、やることが必要で、お金が要るからこういった決算になりましたと言うのやったら話が分かるんですけど、今の説明じゃ、ちょっとよく分かりませんので、もう一回お願いします。 401 ◯樋口清士委員長 林課長。 402 ◯林宏次みどり公園課長 28年度の新規主要事業調書につきましては、公園数14公園で上げさせていただいておりましたが、地区公園・近隣公園というふうなところで15公園が必要でございますので、1,200万という事業をさせていただいたところでございます。 403 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 404 ◯浜田佳資委員 14公園から15公園に増えたからといって600万が1,280万というのは、それはちょっと話がよく分からんですけど、予定していたことよりもたくさんのお金がかかったという根拠を説明してほしいだけなんです。 405 ◯樋口清士委員長 北田次長。 406 ◯北田守一都市整備部次長 平成28年度の当初予算におきましては、おっしゃるとおり600万円という当初予算でありました。しかしながら、この当時、国からの補助額を小さく見込んでいたわけでございますけれども、それが増額で頂けるということになったので、この中でお金等を流用いたしまして、1,200万円という形で執行させていただいたということでございます。 407 ◯樋口清士委員長 要は、国の補助金がたくさん取れるということで、箇所数を増やして、やらんとあかん範囲はこれだけあるから、そこまで、できるだけ頑張ってやりました結果として増額しましたという、そういうことですね。浜田委員。 408 ◯浜田佳資委員 つまり、初めは14公園だったのが15公園まで広げようと。これだけ予算をもらえるのやったら、当初はここまでしかやることができないなと思っていたのが、それだけの予算をもらえたら、施設の長寿命化を図る計画を策定する上ではもっとたくさんのことを本当はやりたかったと。それができるようになって、やって、この結果だということでよろしいですね。 409 ◯樋口清士委員長 北田次長。 410 ◯北田守一都市整備部次長 当然、この長寿命化計画と申しますのは単年度で終わるわけでございませんので、今のところ3カ年でも予定していますので、できる限り、国の補助を頂ける段階で実施していきたいと。そういう形で増やしたというふうにご理解いただきたいと思います。やれる年度の公園個数を増やしながら実施したというふうにご理解ください。 411 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 412 ◯浜田佳資委員 個数は余り増えてないですけどね。  それで、実際にやってみてどうだったかということ、ほんで、分かったこと、緊急に対応したことなどがあれば説明してもらえますか。 413 ◯樋口清士委員長 林課長。 414 ◯林宏次みどり公園課長 近隣公園と地区公園、合わせて15公園の公園施設、264の公園施設を調査いたしました。その結果、全く健全であるというA判定はございませんでしたけども、軽度な劣化のB判定は176施設で全体の66%、緊急ではございませんけども、修繕が必要で劣化があるというC判定は75施設で全体の28.4%、緊急に修繕が必要で劣化が激しいというD判定は13施設でございまして、全体の5%でございました。このD判定の13施設につきましては、緊急ということで29年度の当初に修繕をいたしております。以上でございます。 415 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 416 ◯浜田佳資委員 そのD判定の13カ所について修繕した費用は、ここではなくて、備考でいったら一番上の公園・街路維持管理委託料、そっちの方に入っているのか、どこに入っているんでしょうか。 417 ◯樋口清士委員長 林課長。 418 ◯林宏次みどり公園課長 28年度に調査させていただいて、29年度の。 419 ◯樋口清士委員長 年度が違う。今年度実施。浜田委員。 420 ◯浜田佳資委員 13カ所に関しては29年度にやる、こういうことですね。(「決算はな」との声あり) 421 ◯樋口清士委員長 林課長。 422 ◯林宏次みどり公園課長 終わってからすぐに来ましたので、29年度にまたがりますので、29年度で執行させていただいたところでございます。 423 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 424 ◯浜田佳資委員 それで、この元の事業調書によりますと、30年度までやるということなんですが、これに関する計画を策定している、年度年度で何公園、何公園と。あと、来年度以降は大体90公園ずつやるというような形になると思いますが、これ、一定のところで、こうなりましたという報告とかいうのはないんでしょうか。 425 ◯樋口清士委員長 林課長。 426 ◯林宏次みどり公園課長 修繕計画というのは公園の全てのことを見てやらせていただくというのが本来であろうと思っておりますので、全てが整った時点でお示ししていきたいなというふうに考えております。 427 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 428 ◯浜田佳資委員 それはいつ頃になりますか。 429 ◯樋口清士委員長 林課長。 430 ◯林宏次みどり公園課長 30年度までの事業でございますので、30年度でまとまり次第というふうなところでございます。 431 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 432 ◯浜田佳資委員 でも、30年度までやって、それでまとまり次第となりますと、多分、31年度の6月議会以降になると思いますが、その前に次の改選がありまして、ここにいる議員がいるかどうか分からないという状況です。それまでに、多分、全体で言えば5,000万近い予算が費やされると思いますが、そういった長期にわたる場合、よく中間取りまとめなり中間報告、概要でやるとかいうのがあると思うんですが、そこら辺は考えないんでしょうか。 433 ◯樋口清士委員長 林課長。 434 ◯林宏次みどり公園課長 中間報告というところで、先ほども申しましたが、全体の194公園の長期改善計画というのがまとまった方が分かりやすいかと思いますけども、概要版としてご提示できるかどうか、検討していきたいと思っております。 435 ◯樋口清士委員長 浜田委員。 436 ◯浜田佳資委員 じゃ、それは28年度の分がどうなったかというような形でも結構ですので、概要版をよろしくお願いします。検討をよろしくお願いします。 437 ◯樋口清士委員長 この件について他にありますか。              (「なし」との声あり) 438 ◯樋口清士委員長 なければ、他に質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 439 ◯樋口清士委員長 では、他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第47号に係る都市建設分科会所管分の質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 440 ◯樋口清士委員長 次に、議案第48号、平成28年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、上村都市整備部長から説明を受けます。上村都市整備部長。 441 ◯上村健二都市整備部長 それでは、議案第48号、平成28年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算についてご説明申し上げます。  189ページをよろしくお願いいたします。  この特別会計は、開発行為等について、指導要綱に基づいて事業者から頂いた協力金及びその運用益を公共施設整備基金に積み立てるものでございます。  まず、189ページの歳入でございますが、款1、財産収入は、基金の運用利息を137万3,867円、款2、寄附金は、公共施設整備寄附金を4,008万6,000円、それぞれ収入し、歳入決算総額は4,145万9,867円となっておりまして、この額を、次の190ページにございます歳出におきまして公共施設整備基金に積み立てたものです。  以上です。ご審査賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 442 ◯樋口清士委員長 それでは、これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 443 ◯樋口清士委員長 それでは、歳入における分科会委員の質疑を終結いたします。  次に、歳出についての質疑に移ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 444 ◯樋口清士委員長 それでは、歳出における分科会員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 445 ◯樋口清士委員長 ないようでございますので、以上で議案第48号に係る質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 446 ◯樋口清士委員長 次に、下水道事業特別会計に係る報告第18号、平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてと、議案第52号、平成28年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを一括して審査いたします。上野上下水道部長から説明を受けます。上野上下水道部長。 447 ◯上野和久上下水道部長 それでは、報告第18号、平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、及び議案第52号、平成28年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について、併せてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、議案第52号、平成28年度生駒市下水道事業特別会計決算でございます。決算書の251ページをお願いいたします。  歳入についてでございます。  款1、分担金及び負担金、項1、負担金、目1、下水道費負担金でございます。本費目につきましては、公共下水道が整備された土地所有者などに対し、1平方メートル当たり400円の受益者負担金を負担していただいているものでございます。  次に、款2、使用料及び手数料、項1、使用料、目1、下水道使用料でございます。使用料の単価につきましては、1立方メートルにつき一般排水で104円となっております。  次に、同じく項2、手数料、目1、下水道手数料でございます。排水設備指定工事店指定手数料及び排水設備工事責任技術者登録手数料等の収入でございます。  次のページをお願いいたします。  款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、目1、下水道費国庫補助金でございます。平成27年度から平成28年度への繰越し1億2,270万円と平成28年度分1億748万3,100円の合計2億3,018万3,100円を収入しております。なお、予算現額と収入済額の差額につきましては、平成28年度の事業費の一部を翌年度に繰り越したことなどによるものでございます。  次に、款4、繰入金、項1、一般会計繰入金、目1、一般会計繰入金でございます。これは、下水道事業に充てるため、一般会計から8億4,326万2,562円の繰入れを受けたものでございます。  次のページをお願いいたします。  款5、諸収入、項2、雑入、目1、雑入でございます。これは、下水道事業に伴います舗装復旧工事に伴う負担金が主なものでございます。  次に、款6、市債、項1、市債、目1、下水道債でございます。下水道債につきましては、公共下水道及び流域下水道の事業債でございまして、合計8億4,215万5,000円を借り入れたものでございます。  次に、款7、繰越金、項1、繰越金、目1、繰越金でございます。これは、前年度からの繰越事業に係る繰越金と前年度決算剰余金でございまして、53万4,280円を繰り入れたものでございます。  次に、254ページにかけましての款8、県支出金、項1、県補助金、目1、下水道費県補助金でございます。これは、下水道の水洗化率の向上を図るために行う事業に対しての県補助金でございます。  以上、歳入総額28億5,167万71円となっております。  続きまして、255ページからの歳出についてでございます。  まず初めに、款1、下水道費、項1、下水道費、目1、下水道総務費でございます。本費目は人件費及び一般事務に係る経費で、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、256ページから257ページにかけましての目2、下水管渠維持費でございます。本費目は、人件費及び下水道管渠の維持補修に係る経費を始め、奈良県の流域下水道の使用料負担金などに支出した経費でございます。事業の主な内容といたしましては、老朽化した人孔鉄ぶたを始め、取付管、公共汚水升の補修入替工事等を行い、適切な維持管理に努めるとともに、個別浄化槽地区を公共下水道に接続するため、管渠のテレビカメラ調査を始め、管更生工事などを実施したものでございます。また、本費目におきまして、350万円を平成29年度に繰越しさせていただいております。  次に、257ページから258ページにかけましての目3、下水処理施設費でございます。本費目は、人件費及び竜田川・山田川浄化センターなどの維持管理に要した経費でございます。  次に、258ページから259ページにかけましての目4、公共下水道管渠整備事業費でございます。本費目は人件費及び管渠等の整備事業に要した経費でございまして、竜田川処理区及び富雄川処理区におきまして、管渠、計5,236メーターの面的整備工事を行ったものでございます。
     なお、節13、委託料で2,441万8,120円、節15、工事請負費で1億4,374万9,126円の不用額が生じております。この不用額につきましては、社会資本整備総合交付金が減額されたことに伴う工事施工箇所の見直しを始め、入札における執行残でございます。また、本費目におきまして、8件の工事などで3億7,000万円を平成29年度に繰越しさせていただいております。  次に、260ページの目5、流域下水道事業費でございます。本費目は、奈良県の事業でございます大和川上流流域下水道事業における流域幹線管渠の整備及び奈良県浄化センター施設の整備費用などについて応分の負担を行ったものでございます。また、本費目におきまして、920万円を平成29年度に繰越しさせていただいております。  次に、款2、公債費でございます。下水道事業に伴います起債の元金及び利子の償還、並びに起債の借換えを行ったものでございます。  次に、款3、予備費でございます。緊急あるいは予想外の経費に充てるため予備費を設定しておりましたが、予備費の充当はございませんでした。  以上、歳出総額28億4,782万435円でございます。なお、翌年繰越額といたしまして3億8,270万円を繰越明許とさせていただいております。  最後に、261ページをお願いいたします。  下水道事業特別会計の歳入歳出実質収支に関する調書でございます。歳入総額28億5,167万71円、歳出総額28億4,782万435円、歳入歳出を差し引いた額384万9,636円となり、うち6万6,536円は平成27年度からの繰越額の不用額で、残り378万3,100円は翌年度に繰り越すべき財源とさせていただいております。  続きまして、報告第18号、平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。議案書になりますので、議案書をよろしくお願いいたします。7ページでございます。  下水道事業特別会計の健全化を示す資金不足比率でございます。資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足の比率でございまして、政令で定める経営健全化基準は20%となっております。本市の下水道事業では資金の不足が生じておりませんので、比率は横棒となっております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 448 ◯樋口清士委員長 それでは、これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第18号について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 449 ◯樋口清士委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第18号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第52号の歳入について質疑等はございませんか。中浦委員。 450 ◯中浦新悟委員 確認だけさせてほしいんですけど、国からのお金が増えていますね。その結果、歳出の方へ出てくる管路の更新の普及率も上がったのかなと思うんですけど、今後の方向的に、国からの補助金が、増えていくというほど期待はできないでしょうけども、どういった方向に向いていくのかなというのをちょっと確認しながら今回の決算の数字の増加率を教えてほしいんですけど。 451 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 452 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 今後の国費の動向というのは、今時点では非常に分かりにくいんですけれど、増える方向ではないとは思っています。 453 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 454 ◯中浦新悟委員 27年度は落ちた、今回、28年度の決算では、国からのお金は大分下りてきているわけなんですけども、それは、元から計画していたものに比べて、市が期待していたものに対しては、それでもやっぱり少ないものだったんですかね。 455 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 456 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 要望という形で、毎年、上げさせていただいているんですけれど、大体2億、3億とか、いろんな形では出させていただいています。結果的に、うちが頂いている国費の金額と言えば大体2億ぐらいになっております。  この年度につきましては、最初、1億8,900万やったのかな。補正を1,000万、ちょっと足させていただきました。ほんで、ちょっとでも工事をしようかなということで、それで、当然、その分は繰越しになりますけれど、そういう形で28年度はさせていただきました。 457 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 458 ◯中浦新悟委員 じゃ、増えてるけども、例年どおりということで、そんなに大勢に影響ないということですね、今後のことに関して。 459 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 460 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 今時点はそうかなと思っています。 461 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 462 ◯中浦新悟委員 分かりました。 463 ◯樋口清士委員長 他に歳入についてございませんか。              (「なし」との声あり) 464 ◯樋口清士委員長 では、ないようでございますので、次に、歳出についての質疑に入ります。  歳出について質疑等はございませんか。惠比須副委員長。 465 ◯惠比須幹夫副委員長 議案書の255ページの目1、下水道総務費の中で、下水道事務費の1、普及状況があるんですが、この普及率68.3%というのは、下水道そのものの普及率というふうに捉えていいんですか。 466 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 467 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 そのとおりでございます。 468 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 469 ◯惠比須幹夫副委員長 調書の109ページの中では、平成28年度、下水道普及率68.2とあるんですが、この数字の違いというのは何らか。 470 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 471 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 ちょっと今、確認できませんけれど、68.2というのは当初に予定していた数字でございます。 472 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 473 ◯惠比須幹夫副委員長 28年度結果が68.3と、若干それを上回るということなのかもしれませんが、平成27年度が67.1でしたので1.2%ぐらい上がっているということなんですが、それで、汚水処理施設整備基本計画の中で下水道普及率、平成30年度に72.9とあるのですが、この調書の中では70.9というふうになっているんですが、この数字の差異というのは何らかの考え直しがあったということですか。 474 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 475 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 当初、平成30年で72.9ということでした。ただ、当時、ちょうど始めた頃から震災とかがありまして、交付金がかなり、当時は30%ぐらいずっと引かれたりというような状況でございましたので、見直しをさせていただいて、総合計画の中でも、一応、平成30年で70.9%という形で下方修正させていただきました。 476 ◯樋口清士委員長 惠比須副委員長。 477 ◯惠比須幹夫副委員長 それでいくと、今年の数値を踏まえて、30年度は何とかクリアしていけそうという。 478 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 479 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 今のところ、そのように考えております。 480 ◯樋口清士委員長 この件について、関連してはございますか。              (「なし」との声あり) 481 ◯樋口清士委員長 なければその他の質疑に入りますが、他にありますか。改正委員。 482 ◯改正大祐委員 目2の下水管渠維持費のマンホールでちょっとお聞きしますが、例年、大体200から250ぐらいの箇所を入替えされていますけども、マンホールの耐用年数と言うか、破損もあると思うんですけども、大体どれぐらいを想定されているんでしょうか。 483 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 484 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 耐用年数と言いますと、正式に言われているのは、車道で15年、それ以外については30年と言われております。ただ、現状と言うんですか、実績を見させていただきまして、40年、45年はもつかなというふうに考えております。一応、他市も調べましたら、同じような考え方で進んでいるなということで確認させていただきました。 485 ◯樋口清士委員長 改正委員。 486 ◯改正大祐委員 そしたら、生駒市内のマンホールの数は幾つあるんでしょうか。 487 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 488 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 汚水のマンホールというのがございまして、これで大体1万6,000ぐらいでございます。 489 ◯樋口清士委員長 改正委員。 490 ◯改正大祐委員 例年、200から250を入れ替えているとなると、汚水だけですけども、単純計算で80年ぐらいかかる計算になりますが、今後、新しいデザインのマンホールが計画されていると思うんですけども、マンホールの更新計画、こういうのは計画されているんでしょうか。 491 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 492 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 先ほどの、1万6,000ぐらい汚水のマンホールがあるということで、8,500ぐらいが今のデザインぶたと言うのか、しっかりしたものに替えておると。残り7,500について、今後、更新していかなあかんというふうには考えております。  今後10年ぐらいの中で特に古いところを重点的にやれば、320ぐらいでいけるかなというふうに今は考えております。 493 ◯樋口清士委員長 改正委員。 494 ◯改正大祐委員 今のは、年320カ所を替えていくような計算ということでよろしいですね。 495 ◯樋口清士委員長 北岡次長。 496 ◯北岡君章上下水道部次長兼下水道課長 今後、そのように考えたいと思っております。 497 ◯樋口清士委員長 マンホールについて他にございませんか。              (「なし」との声あり) 498 ◯樋口清士委員長 他に質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 499 ◯樋口清士委員長 ないようでございますので、分科会委員による質疑を終結し、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 500 ◯樋口清士委員長 ないようでございますので、報告第18号及び議案第52号に係る質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 501 ◯樋口清士委員長 最後に、報告第16号、平成28年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書、水道事業会計に係る報告第18号、平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、及び議案第54号、平成28年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを一括して審査いたします。  上野上下水道部長から説明を受けます。お願いします。 502 ◯上野和久上下水道部長 それでは、報告第16号、平成28年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書について、報告第18号、平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、及び議案第54号、平成28年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを併せてご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは最初に、議案第54号、平成28年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について説明させていただきます。  説明に移らせていただく前に訂正がございます。決算書で、内容と関係がない記号が印刷されておりましたので、おわびと訂正をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  別冊となっております水道事業会計決算書をお願いいたします。3ページでございます。  2の建設改良費の概要の(1)新設改良費の表でございますが、下から2番目の件名、東生駒1丁目地内配水管布設替工事(6-1工区)とありますが、「6」の上に四角い記号が誤って印刷されておりますので、修正をよろしくお願いいたします。誠に申し訳ございませんでした。  それでは、1ページからお願いいたします。平成28年度生駒市水道事業報告書でございます。  まず初めに、概況の総括事項といたしまして、平成28年度は、平成26年度から継続事業となっておりました真弓浄水場電気設備等改良工事を完成させるとともに、新小瀬中継所建設工事に着手をいたしました。また、年次的に進めております耐震診断では、真弓浄水場受水池の詳細耐震診断を行いまして、耐震性能を有しているとの結果を得ました。さらに、水道事業のお客様センターを開設し、窓口の一元化による業務の迅速化を図るとともに、平成28年度におきましても、水道水のPRや水道管の修繕等を実施しております。  次に、アの業務概要でございます。  平成28年度末の給水人口は12万741人で、年間総配水量は、前年度に比べ、5万2,686立方メートル減の1,219万8,861立方メートルとなりました。また、年間有収水量は1,182万6,305立方メートルで、有収率は96.9%でございます。  次に、イの建設改良工事につきましては、平成26年度からの継続事業でございました真弓浄水場電気設備等改良工事を完成させ、また、平成27年度からの継続事業でございます新小瀬中継所建設工事に着手いたしました。さらに、道路改良や下水道工事に伴います水道管の移設を進めるとともに、水道施設の改良を行いました。なお、これらの建設改良工事の概要につきましては、3ページから4ページに記載しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、ウの経営状況でございます。  営業収益、約23億3,359万円に対しまして、営業費用は約24億3,685万円となり、長期前受金戻入や給水分担金等の営業外収益、約5億1,856万円を加え、支払利息等の営業外費用、約1,102万円を差し引いた経常利益は約4億429万円となりました。この経常利益に特別利益約131万円、特別損失約128万円を合わせました当年度純利益は4億432万円となりました。  次に、2ページをお願いいたします。  (2)議会議決等事項におきまして、平成28年度の議会への報告や議決事項について記載しております。  続きまして、少し飛びまして6ページをお願いいたします。  3の業務でございます。  (1)の業務量に関する事項で主なものでございますが、表の2行目の年度末給水人口は12万741人で、前年度と比較して0.08%の減となっております。  次に、同じく6行目の年間総配水量は1,219万8,861立方メートルで、前年度と比較して0.43%減となっております。  また、8行目の年間有収水量は、1,182万6,305立方メートルで、前年度と比較して0.51%増となっております。年間配水量に対し、どれだけ販売できたかを示す有収率は96.9%となっております。  また、11行目の一日平均配水量につきましては3万3,422立方メートルで、前年度より0.6%の減となっております。  次に、表の下段をお願いいたします。  供給単価及び給水原価でございますが、それぞれ1立方メートル当たり193円90銭と171円6銭でございまして、販売差益は22円84銭となっております。この差益は、給水原価の算定に長期前受金戻入を算入したことによるものでございます。
     続きまして、決算書類についてご説明申し上げます。  12ページから13ページをお願いいたします。1の、平成28年度生駒市水道事業決算報告書でございます。  まず、(1)の収益的収入及び支出の収入についてでございます。  第1款の事業収益につきましては、予算額30億1,120万円に対し、決算額は30億4,661万1,086円で、予算額に比べ、3,541万1,086円の増加となっております。これは、主に第1項の営業収益におきまして給水収益が当初見込みより増加したことによるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款の事業費用につきましては、予算額27億7,034万8,000円に対し、決算額は25億7,961万9,688円で、不用額は1億9,072万8,312円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用で動力費や委託料の減少、及び第4項の予備費充当がなかったことによるものでございます。  次に、14ページから15ページをお願いいたします。(2)の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入でございます。  第1款、資本的収入につきましては、予算額2億408万円に対しまして、決算額は1億4,720万2,157円となり、予算額に比べ5,687万7,843円の減となっております。この減につきましては、主に第2項の納付金で、下水道工事等に伴う水道管の移設工事につきまして、工事を翌年度に繰り越したことにより、納付金も繰り越されたことによるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款、資本的支出につきまして、予算額13億9,613万3,416円に対し、決算額は9億8,640万2,184円となり、翌年度への繰越額を差し引いた不用額は2億4,044万712円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の建設改良費における新設改良費の入札差金などが主なものでございまして、2億1,944万269円が不用となったものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。2の、平成28年度生駒市水道事業損益計算書でございます。  1の営業収益につきましては、23億3,359万4,693円に対し、2の営業費用は24億3,684万7,265円となり、差引き1億325万2,572円の営業損失となっております。この営業損失の主な原因につきましては、費用におきまして、真弓浄水場電気設備等改良工事に伴う資産減耗費が増加したことなどによるものでございます。また、3の営業外収益、5億1,855万8,702円に対し、4の営業外費用は1,102万432円となり、営業損失と合わせた経常利益は4億428万5,698円となります。この経常利益は、3の営業外収益の(2)長期前受金戻入4億1,180万8,151円を計上したことによるものでございます。さらに、この経常利益に5の特別利益、6の特別損失を合わせまして、当年度純利益は4億431万7,938円となっております。  次に、17ページをお願いいたします。3の、平成28年度生駒市水道事業剰余金処分計算書(案)についてでございます。  剰余金の処分につきましては、議会の議決を賜り、行うものでございます。平成28年度の決算におきまして、当年度未処分利益剰余金は7億6,799万4,944円となっており、そのうち2億6,670万9,679円につきまして、資本金へ組み入れるものでございます。  なお、資本金への組入れにつきましては、長期的な施設の安定に資するために行うものでございますので、ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。  次に、決算書の18ページから19ページでございます。4の、平成28年度生駒市水道事業剰余金計算書でございます。  この剰余金計算書につきましては、貸借対照表に記載しております資本金及び剰余金が28年度内にどのように増減したかを表しているものでございます。  続きまして、20ページから21ページでございます。5の、平成28年度生駒市水道事業貸借対照表でございます。  まず初めに、資産の部でございます。  1の固定資産につきましては、(1)の有形固定資産の174億3,689万1,263円、(2)の無形固定資産の387万2,821円を合わせまして、174億4,076万4,084円でございます。2の流動資産につきましては、(1)の現金預金、(2)の未収金、(3)の貯蔵品を合わせまして、48億603万4,187円で、資産の合計額は222億4,679万8,271円でございます。  次に、負債の部でございます。  3の固定負債、4の流動負債及び5の繰延収益を合わせまして、負債の合計額は81億3,527万5,715円でございます。  次に、資本の部でございます。  6の資本金及び7の剰余金を合わせまして、資本の合計は141億1,152万2,556円となり、負債と資本の合計額は資産の合計額と同額の222億4,679万8,271円でございます。  次に、決算附属書類でございます。  23ページのキャッシュ・フロー計算書でございます。  キャッシュ・フロー計算書につきましては、事業年度における資金の流れを表示したもので、まず、1の業務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、5億9,336万6,413円のプラスとなり、次に、2の投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、7億5,623万2,991円のマイナスとなりました。次に、3の財務活動によるキャッシュ・フローにつきましても、2,089万2,557円のマイナスとなり、平成28年度における資金の増減額は1億8,375万9,135円の減少となっております。また、資金期首残高にこの金額を加えた資金期末残高は47億5,249万699円となっております。  次に、24ページから27ページは収益費用明細書でございます。また、28ページから29ページは固定資産の増減を表した固定資産明細書です。また、30ページから31ページは企業債明細書となっておりますので、ご参照のほど、よろしくお願い申し上げます。  以上で、議案第54号、平成28年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案書7ページをお願いいたします。  報告第18号、平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。  資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足額の比率でございます。政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、本市の水道事業では資金の不足は生じておりませんので、比率は横棒となっております。  最後に、議案書の3ページをお願いいたします。  報告第16号、平成28年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書でございます。  款、資本的支出、項、建設改良費、事業名、真弓浄水場電気設備等改良工事につきましては、平成26年度から実施しておりました継続工事が平成29年3月に完了したものでございます。  予算の総額は6億5,680万円、支出総額は6億3,016万4,784円となり、予算から差し引きました不用額は2,663万5,216円でございます。なお、この不用額につきましては入札差金によるものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 503 ◯樋口清士委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第16号について質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 504 ◯樋口清士委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第16号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、報告第18号について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 505 ◯樋口清士委員長 ないようでございますので、これにて報告第18号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第54号の収入支出について、一括して質疑等を行います。  質疑等はございませんか。中浦委員。 506 ◯中浦新悟委員 6ページの業務のところで伺います。  ちょっとからくりだけ教えてほしいんですけども、給水人口が減って、総配水量が減って、事業収益が上がるという、そのからくりの部分だけ、ちょっと教えていただけないですかね。 507 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 508 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 人口は減っておりますけど、有収水量というのが伸びてございます。これに基づきまして、収益は増加しております。 509 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 510 ◯中浦新悟委員 給水人口が減って、総配水量自体は減るけども、有収水量が増えるというからくりも、じゃ、もう一度、説明してもらっていいですか。要するに、結局、漏れが少なかったということだけになるんですかね。 511 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 512 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 有収水量が伸びた原因といたしましては、大口需要家が使ったのが多かったというふうに分析してございます。  そして、配水量が減った原因につきましては、有収率が伸びたことによって無駄な水がなくなったというふうに感じてございます。 513 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 514 ◯中浦新悟委員 大口が増えたというのは、単純に会社が増えたとかそういう意味ですか。要するに個人は減ったけども、工場とかそういったところが増えたから大口と、そういう意味合いで言ってはるんですかね。(発言する者あり)大口と言うたって、そんな、個人で一気に大口で使いはる方が増えたとかそんなことじゃないと思いますし。 515 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 516 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 私どもでは、大口需要家というのは年間6,000立方メートル以上を使われる方を大口というふうに呼んでございます。その方の使用水量が増えたということでございます。 517 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 518 ◯中浦新悟委員 使いはる人は減ってるんですよね、まず。ほんで、今までの説明どおり、節水機器も増えていったし、各家庭における使用水量というのは減ってきている傾向にあるんですよね。(「はい」との声あり)の中で総配水量は減った。でも、有収水量は増えた。6,000立方メートル、大口で使われる方が増えましたというのはどういうことを意味しているんですかと聞きたいんです。個人で6,000も使わないですよね。 519 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 520 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 すみません、年間で6,000立米以上使いはる方の割合が増えまして、その中で、その総量は2万2,293立方メートルぐらいというふうに、増えた分がそれぐらいになっております。そして、配水量が減ったのに有収水量が増えたということにつきましては、無駄水がなくなったので有収率が上がったということでございます。 521 ◯樋口清士委員長 要は、6,000立米以上使われる利用者さんというのはどういう人なんですかということを聞いてはるので、ちょっとそれについてお答えいただけますか。吉岡課長。 522 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 一番大きいところでしたら大学の病院とか老人保健施設とか、そういうものでございます。 523 ◯樋口清士委員長 中浦委員。 524 ◯中浦新悟委員 何か答えが今一つしっくりこないんですけど、大学の病院は元々一つあって、一つ増えたわけじゃないですからね。6,000立米使う事業者系が増えたんだろうなと僕は推測したんですけども、それでいいですかね。 525 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 526 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 事業者系の件数が増えたというふうに。 527 ◯樋口清士委員長 件数やね。  他にございませんか。この関連で。              (「なし」との声あり) 528 ◯樋口清士委員長 なければ、他の質疑等はございませんか。改正委員。 529 ◯改正大祐委員 確認させていただきます。  真弓浄水場の電気設備改良工事、先ほど総事業費は6億5,000万かかったとのことで、28年度、事業費が5億かかっていると。事業費のでこぼこがちょっと激しいんですが、何かこれは理由があるのかどうか、教えていただけますか。 530 ◯樋口清士委員長 乾浄水場長。 531 ◯乾宏次浄水場長 真弓浄水場電気設備改良工事につきましては、3年間の工期を要することから3年間の継続費を設定しております。そして、年割額につきましては、平準化と言いますか、毎年2億円余りの設定をさせていただいております。しかし、継続費につきましては、年割額を定めていても、支払い義務がなかった場合の予算額は、その年、その額を順次繰り越して、継続年度が終了するまで繰り越しまして使用することができます。真弓浄水場電気設備改良工事につきましては、工事費、委託料とを合わせた事業費の最終的な精算額は約6億3,000万円で、前払いはなく、平成27年度に出来形払いにより約1億2,000万円、そして、平成28年度、最終払いといたしまして、残り5億900万円余りを支出したものでございます。これは、工事時における動力制御板、現場操作板、自家発電機等の機器類の費用が約3億9,000万円と金額的に大きく占め、それらの多くが、工場での製作を経て、最終年度に現場設置されるため、最終年度の支払額が大きくなったものでございます。 532 ◯樋口清士委員長 この件について他に質疑等ありますか。              (「なし」との声あり) 533 ◯樋口清士委員長 なければ、他の質疑等、ありましたらお願いします。ございませんか。改正委員。 534 ◯改正大祐委員 生駒市水道事業剰余金処分計算書についてちょっとお聞きします。  当年度残高で7億6,799万4,944円あります。今回、議会の議決によって約2億6,000万あるんですが、これの数字の出し方、根拠というのを教えていただけますか。 535 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 536 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 出し方と言いますのは、損益計算書の営業外収益の(2)の長期前受金戻入というのがあるんですけれども、その金額から、15ページの資本的収入の税抜き額を引いて求めてございます。 537 ◯樋口清士委員長 改正委員。 538 ◯改正大祐委員 その金額が出てきたんですが、今回、資本金を全部組み入れています。他に減債積立金や建設改良積立金、利益積立金などの処分方法はあると思うんですが、先ほども言われましたけど、長期的なものとして資本金に組み入れたとのことですが、その理由というのはそれだけですか。 539 ◯樋口清士委員長 吉岡課長。 540 ◯吉岡正己上下水道部総務課長 先ほどもありましたけれども、資本金に組み入れるというのが財政状況の中で一番いいであろうと判断しました。そして、資本金に組み入れることで長期的な施設の安定につながるものであるというふうに判断しております。そして、資本金につきましてはなかなか取り崩したりするものでもございませんので、それが施設の安定につながっていくものというふうに考えております。 541 ◯樋口清士委員長 この件について他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 542 ◯樋口清士委員長 では、他に全体で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 543 ◯樋口清士委員長 ないようでございましたら、委員による質疑を終結いたしまして、分科会外委員による一括しての質疑に入ります。  質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 544 ◯樋口清士委員長 ないようでございますので、分科会外委員による質疑を終結いたしまして、以上で報告第16号、水道事業会計に係る報告第18号と、議案第54号に係る質疑を終結いたします。  以上で、都市建設分科会の所管に係る決算議案等に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は明日の午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。
                 午後2時6分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....