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  1. 生駒市議会 2017-09-25
    平成29年第4回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2017年09月25日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時0分 開会 ◯成田智樹委員長 ただ今から企画総務委員会を開催いたします。  なお、市民及び報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  それでは、次第に基づき、調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 開議 2 ◯成田智樹委員長 調査事項、(1)公共交通サービスの提供に関する今後の方針について。  本件は理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。なお、本件については、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結の後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 3 ◯成田智樹委員長 本件について、部長から報告を受けます。大西総務部長。 4 ◯大西清隆総務部長 コミュニティバスの運行につきまして、昨年度、実証運行期間を延長しました、北新町線萩の台線を含めまして、公共交通サービスの提供に関する今後の方針について、生駒市地域公共交通活性化協議会で協議を重ね、去る6月29日に協議が整い、その協議結果をもとに、市の今後の方針を決定しましたので、お手元の資料により説明します。  1ページです。1ページの記1番、1番です。  公共交通サービスの提供に係る評価基準、即ち生駒市の負担割合の上限ですが、今まではこれを50%以下としてきましたが、地理的、社会的特性上、利用者が50%以上負担することは厳しい地域もあるという指摘があった中、今回、これらの路線についても、市が一定責任を果たすため、沿線地域運賃収入の増加に向け、不断の努力を続けられるということを前提として、50%以下を70%以下に改めるものです。  続いて、2番です。  2番は実証運行中2路線の今年11月1日からの変更点ですが、北新町線は1)として、北新町地区を評価する際は生駒駅南口、奥薬師台間を対象とし、生駒駅、生駒市役所市立病院の区間を除くものです。2)として、生駒駅南口、奥薬師台間の運賃を現行150円から200円に引き上げるものです。  次に、萩の台線ですが、1)は運賃を北新町線と同様に現行150円から200円に引き上げる。また、2)は現行北の谷公園行き5便、萩の台住宅地循環9便を運行していますが、利用客の少ない北の谷公園行きを5便から4便に減便し、萩の台住宅地循環を9便から10便に増便するというものです。  2ページをお願いします。  3番は実証運行の今後の予定ですが、北新町線萩の台線とも、ただ今申し上げた2番の内容の変更を行うのは11月1日からですが、引き続き、来月10月から平成30年9月まで約1年間実証運行を行います。ただし、中間評価日、平成30年3月1日において、1番で説明しました生駒市の負担割合70%以下という評価基準を満たさない場合は、更に新たな変更案、例えば運行日の削減などを講じた上で、平成30年4月から同年9月まで実証運行を行うものです。その後、最終評価日の平成30年9月1日において、なおこの評価基準を満たさない場合は、実証運行を取りやめることも視野に入れ、今後の対応について検討するというものです。  4番、運賃の改定ですが、連携計画では生駒市が支援して提供する公共交通サービス、定時・定路線の場合を利用する場合は、利用者は既存の路線バス運賃並みの運賃を負担するとしていることから、平成30年10月から光陽台線、門前線、西畑・有里線についても、運賃を200円に引き上げることとします。ただし、1)北新町線の生駒駅南口、生駒市立病院までの運行区間の運賃、2)西畑・有里線の両区間にまたがって利用する場合の運賃は別途検討するというものです。  次に、3ページと4ページは生駒市公共交通活性化協議会の報告書ですが、ただ今説明しました市の今後の方針との違いは3ページの中ほど、2番の変更時期が括弧内で平成29年10月からとなっていますが、運輸局への届出や地元への十分な周知の準備の都合により、11月からの変更とする点のみです。
     以上が私の説明ですが、引き続き、防災安全課長から5ページ以降について説明させます。 5 ◯成田智樹委員長 杉浦防災安全課長。 6 ◯杉浦弘和防災安全課長 引き続きまして、説明させていただきます。5ページのほどをよろしくお願い申し上げます。  こちらの方なんですけれども、平成28年度業務委託料内訳(決算)でなってございます。こちらの資料なんですけれども、コミュニティバス5路線の運行経費をまとめたものでございます。その中で、黄色と緑色に網かけしてございますのが実証運行路線の2路線でございまして、それ以外が本格運行として運行している路線でございます。各路線ごと運行経費、収入、本市の負担をまとめており、表の一番下の方に経常的な費用に関する市負担率として記載をさせていただいてございます。この市負担率の計算についてでございますけれども、運行経費のうち、車両使用料等初期経費を除いた計上的な経費が運行委託費でございまして、この費用の主なものといたしましては、運転士さんの人件費や燃料代等でAの金額ということで記載させていただいております。このAの金額の方から、収入の計の額、(C)なんですけども、Cを差し引いた経費が経常的な費用に関する本市の負担額でございます。そちらの方から本市の負担の欄の2段目のEのところにその金額を記載させていただいてございます。このEの額の経常的な費用の欄の運行委託費(A)に占める割合というものが経常的な費用に関する市の負担率としてご報告させていただくものでございます。ご覧いただいてますとおり、北新町線におきましては75.9%、萩の台線の方におきましては84.3%となってございます。  続きまして、めくっていただいて、利用者の状況についてと、棒グラフになってございます。まず、6ページの方は北新町地区、続いて7ページの方は萩の台地区乗車人数グラフ化により、お示しさせていただいております。併せて、その下のグラフの方が前年同月比として表せていただいてございます。  まず、北新町地区につきましては、乗車人数実証運行の当初と比較いたしますと、約1.5倍、前年同月比で比較しても、ほぼ全ての月で乗車数が伸びておるところが見受けられるところでございます。併せて、次に萩の台地区につきましても、平成28年6月からの運行ダイヤの変更による利便性の向上や地元自治会コミュニティバス利用促進への取組などもございまして、乗車人数については実証運行の当初と比べさせていただきますと、約3倍となってございます。前年同月比と比較しても、併せて全ての月で乗車数がわずかながらではございますけれども、増加しておるという状況でございます。それをこのようなグラフとしてまとめさせていただいて、今回、ご提出させていただいております。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 7 ◯成田智樹委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。沢田委員。 8 ◯沢田かおる委員 この調査に当たりまして、先週の金曜日に萩の台線の方、北ルート住宅循環、そして北新町線、両方とも乗せていただきました。まずこちらの方の公共交通サービスの提供に関する今後の方針について、こちらの資料からご質問させていただきます。  7ページのグラフ萩の台地区なんですけれども、こちらの方、乗車率が伸びておりまして、大体平成29年は1日平均25人から35名の間になっていると思うんですけれども、こちらの方ですが、この35名という人数なんですけれども、その中は北の谷公園行きと萩の台住宅循環、両方の分の人数になってると思うんですね。金曜日に乗せていただいたときに、北の谷公園行きというのは私1人だったんですけれども、北の谷公園のこちらの1日の乗車数というのはどのぐらいになっているんでしょうか。 9 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 10 ◯杉浦弘和防災安全課長 具体的な数字としては、今回、アンケートというものを実施させていただいておりまして、北の谷公園萩の台の集落の循環する方面行きのバスなんですけれども、萩の台住宅地と比較して、9対1の割合になりますので、およそ1割程度の乗車数ではないかと、これはあくまでも推測の数字に近いようなものなので、実態との数字とは若干差異がございますところはご容赦くださいませ。 11 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 12 ◯沢田かおる委員 乗せていただきまして、北の谷の方から駅に向かう方とか、そしてまたお墓参りに行かれる方のご乗車があるというふうにお聞きいたしました。  続きまして、この1ページのところで質問させていただきます。  一番下のところの大きい2番の2です。萩の台線は現行の北の谷公園行き5便、萩の台住宅地循環9便を運行しているが、利用客の少ない北の谷公園行きを5便から4便に減便しとあるんですけれども、こちらは時間帯としてはどれが減便になるんでしょうか。 13 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 14 ◯杉浦弘和防災安全課長 時間帯としては、夕方16時以降の便が変更になる予定となっております。 15 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 16 ◯沢田かおる委員 そして、その隣の萩の台住宅地循環を9便から10便に増便するとあります。今、ご乗車の方に聞いてみたら、マックスバリュの方にお買い物に行かれる方は午前中が多かったり、そして火曜日に集中してたり、そして夕方の便は仕事から帰られる方が乗られるのが多いとお聞きしました。こちら、増便の方はどちらの方が増便になるんでしょうか。時間帯を教えてください。 17 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 18 ◯杉浦弘和防災安全課長 恐れ入ります。夕方の便のところなんですけれども、現在、マックスバリュ発で発車しております16時41分のところのバスなんですけれども、現在はマックスバリュを出発して、萩の台の駅を通過して、住宅地を循環して、萩の台集落地の方に入るという予定になってるんですけれども、この便が1日当たりの便数にしますと、数字的にはかなり乗車数が悪い状況になってございますので、その便を萩の台住宅地を周回するという形に、併せて変更する予定でございます。 19 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 20 ◯沢田かおる委員 すいません、地元の方のご意見、ちょっとお聞かせいただけませんでしょうか。 21 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 22 ◯杉浦弘和防災安全課長 全般的になんですけれども、地元の方については、現在はなかなか乗車数としては芳しくないというのが認識していただいております。我々もそういったところについては、思いは分かるんですけれども、やはり乗っていただいて、乗車を一人でも増やしていただくということが最重要課題ですということをお伝えさせていただいてます。いろんなお話をする中において、今は乗ってないですけれども、萩の台住宅地区であれば、高齢化というものも非常に進展していく地区でございます。将来において自分が高齢化になってきて、今は車にでも乗れるかもしれないですけれども、行く行く先のことを考えると、やはり不安であるというところのお声が結構、届けさせていただいて、継続を望む声というものも我々のところに届けさせていただいているというのが私の印象でございます。 23 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 24 ◯沢田かおる委員 萩の台線に乗せていただきまして、本当に萩の台、広いなというのと、また勾配もすごいあるなというのもすごく分かりました。より地元の方のご意見を聞いて、より利用できやすいように、また改善の方をよろしくお願いいたします。 25 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 26 ◯沢田かおる委員 続きまして、北新町線のところで、4ページのところをお願いいたします。4ページの運賃の改定のところです。  1)で北新町線の生駒駅南口から生駒市立病院までの運行区間の運賃というところなんですけれども、私も実際、乗ってみて気付いたんですが、生駒駅の南口から市役所まで乗られる方が、そのときちょうどいらっしゃったんですね。本当に短い区間なんですけれども、やっぱり横を通っていったらまっすぐなんですが、下の方へ行きましたら、坂道がある。ご高齢者にとったら、その坂道がしんどいので、短い区間でも乗りたいというのがこれからどんどん高齢化が進むに当たって、増えていかれると思うんです。ですので、こちらなんですけれども、料金の方なんですけど、例えば1区間、一つの停留所、二つの停留所、今、料金の値上げの話ばっかりあるんですが、例えば短いところ、少し1区間とか2区間だけ料金を100円にするとか、そういったお考えはないんでしょうか。 27 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 28 ◯杉浦弘和防災安全課長 申し訳ございません。今現在は1ルートについて定額制を用いさせていただいておりますので、一つのバス停間、間二つだけのバス停間に乗るということであったとしても、統一の運賃ということで徴収させていただきたいと考えてございます。 29 ◯成田智樹委員長 沢田委員。 30 ◯沢田かおる委員 短い区間でも、本当に気楽に乗れるように、そちらの方も今現在、どういったご利用方法をなさっているか。そして、将来的に短い区間でも乗られる方が増えていく可能性もあるということも考慮に入れて、またご検討の方、よろしくお願いいたします。以上です。 31 ◯成田智樹委員長 松本委員。 32 ◯松本守夫委員 乗車率を増やすということでいろいろ地元の方たちにアンケートをとってもらったりやってるわけですけども、実際にいろんな策が出てきたと思いますが、それで実行されたものをちょっと教えてください。 33 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 34 ◯杉浦弘和防災安全課長 特徴的なものなんですけれども、自治会の中において、回数券というものを一括購入されて、会員さんに自治会費の負担を持って割引販売をされて、1人でも多くの方が乗っていただくような方法をとられているというのも一つ伺ってございます。併せてなんですけれども、それぞれ各老人クラブでございましたり、自治会の中にいろいろな会合がございます。その会合を地元の集会所ではなくて、違うところでやるから、コミバスに乗っていってくださいという形での方法の取組とかいうのも進めていきたいということの提案を今はされてるとかいうところのお話は伺ってございます。 35 ◯成田智樹委員長 松本委員。 36 ◯松本守夫委員 それは実際に行われているんですか、今の2番目の話。実際の話を聞きたいんですけど。 37 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 38 ◯杉浦弘和防災安全課長 実際の話として、どれぐらいの効果が表れてるかというところまでは、恐れ入ります、情報を持ち得てございません。 39 ◯成田智樹委員長 松本委員。 40 ◯松本守夫委員 ちょうど1年前、いろんな案が出てまいりまして、一つにバスツアーを企画しているというふうなことがあったと思います。覚えておられませんか。バスツアーを企画するというような話を、覚えてない。28年9月のこの委員会やと思いますけど、そこでそういう話があったんです。その話を聞いたとき。(「具体的にどういうこと」「どんなバスツアー」との声あり)だから、その辺が分からなかったので、いわゆるバスツアーでそういう、いわゆるコミバスバスツアーというのを考えられるのかなというふうなことを思ってたので、すいません、それじゃ、これは一遍調べてください。私の聞き間違いやったら、えらい申し訳ないし、間違いなく、議事録を見たら、必ずありました。 41 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 42 ◯杉浦弘和防災安全課長 これは萩の台住宅地自治会さんの方からご紹介いただいてる事例なんですけれども、サロンとタイアップして、マックスバリュで買い物、弁当ランチツアーを6月に実施、10名程度が往復乗車したと。7月も開催予定という形での取組が、多分コミバスバスツアーという形の表現を用いてのご説明やったかと感じてございます。 43 ◯成田智樹委員長 松本委員。 44 ◯松本守夫委員 ということは実際にやられたということで。いろんなことを考えておられるんですけども、非常に案を出す、いろんなアイデアを出しても、なかなかもう出尽くしてることもあるわけですね。今度、この1ページを見ますと、運賃収入の増加に向けて不断の努力を続けると、こういうふうなことです。今まで結局いろんな努力をされてきたと思いますけども、その努力の結果が今のいわゆる実績になっとるわけですね。芳しくない実績になってるわけです。だから、今後、もっと非常にドラスティックと言うか、変わったような新しいことをやらんことには、到底追いつかんというふうなことを思いますので、いろんな案、これはやっぱりいろんな人の意見を聞いてやるということが非常に大事だと思いますね。例えば、この活性化会議で、この議題はなったんですかね。こういうことは議論されたんでしょうか。 45 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 46 ◯杉浦弘和防災安全課長 昨年度におきましては、もちろん利用状況の取組というものもあったんですけれども、主にはこの評価基準をいかにどのように策定するのかというところが主たる議題として取り扱ってございました。利用者への向上の取組といたしましては、その委員会とか会議終了後、我々が地元の自治会、単独の自治会だけではなくて、周辺自治会、複数の自治会の方がお集まりいただいて、膝をつき合わせて、いろんなそれぞれの持ち得ている自治会での取組というものをその中で提案、発表しながら、自分の自治会の方において、どれが取り組めるのかという会議を行わせていただいた取組として、実施させていただいております。 47 ◯成田智樹委員長 松本委員。 48 ◯松本守夫委員 いろんな議論もありますけど、またアイデアとか、そういう先生方、非常に専門家もおられると思いますので、意見とかをお聞きになったらどうかというふうに思います。  それから、もう一つ、市政顧問の意見はどうなんですか。そういうアドバイスなんか受けておられますか。 49 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 50 ◯杉浦弘和防災安全課長 受けておりません。 51 ◯成田智樹委員長 福中委員。 52 ◯福中眞美委員 すいません、今、いろんな、聞かせていただいたんですけど、市の負担が現行の50%から70%に引き上げると。ただ、引き上げても、まだ苦しいですよね、実際のところ。それで、便数を減らすとか、曜日という話も出てたんですけど、他に案というのは何か出てる部分はあるんですか。 53 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 54 ◯杉浦弘和防災安全課長 今回、こちらの2路線についての運賃削減方法として考えられたのが、この運賃のまず一つの値上げということと、運行便の削減をもってやるという最終的な方策になりました。それを検討するに当たっては、萩の台の路線であれば、例えば以前からご指摘いただいてます、デマンド型の交通について比較してみてどうなのかという分析もしたらどうかというご意見をいただいてたかと思います。今現在、乗っていただいてますお客様に対して、デマンド型を採用した場合における費用というものも、ケーススタディという形で検討させていただいたところ、残念ながらなんですけれども、現在の費用よりも増えてしまうということもあって、削減方法、いろんなものも考えつく範囲で検討させていただいたんですけれども、最終的に今回、提案させていただくこの二つの運賃の値上げとダイヤ便の変更という形になったというところでございます。 55 ◯成田智樹委員長 福中委員。 56 ◯福中眞美委員 そうしましたら、運賃の値上げということで、150円から200円ということで、アンケートを今年の4月15日にとられたんですかね。そのときの市民の声をもうちょっと詳しく教えていただけますか。先、そこだけ教えていただけますか。 57 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 58 ◯杉浦弘和防災安全課長 アンケートの方から、まず、主な意見といたしましては、さすがにコミュニティバスを利用されてる方というのは比較的年齢層の高い、60代、70代、80代の方とかも結構高うございます。それらの年齢階層の方々によりますと、運賃改定に対しても、これまでと同じように利用するという形のお声をいただいております。地域でやはり見守る公共交通という思いの中で、若干の運賃の値上げはやむなしという形の思いを持っていただいていると認識してございます。 59 ◯成田智樹委員長 福中委員。 60 ◯福中眞美委員 私の方も市民の方、これ、廃止されたら困るから、どうにかしていかなあかんという意味でいろいろと聞かせていただいてるんですけど、市民の方から、運賃が値上げされても、やっぱり廃止されるのは困るということは思ってます。  それと、今、アンケートの結果は主な意見ということで、これから高齢者も増えていく。ただ、生駒市地域公共交通活性化協議会ですか、これ、ホームページで見させていただいて、議事録も見たんですけど、これ、3月30日が最終で載っていたと思うんです。これ以降、開かれてるんですか。 61 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 62 ◯杉浦弘和防災安全課長 今回、ご提案させていただいてるのは、6月29日に開催の分でございますので、大変遅れてございます。申し訳ございません。 63 ◯成田智樹委員長 福中委員。 64 ◯福中眞美委員 至急上げていただきたいと思います。それと、もう1点。 65 ◯成田智樹委員長 福中委員。 66 ◯福中眞美委員 いろんな地域の方も努力していただいているということもよく分かります。あと、市の方もなんですけれども、四條畷市なんかは広告料、どれだけ乗られるかというのによりますので、広告物を提示するということで、バスの車両にそういう広告物、広告のサイズが決まっていて、ちょっと詳しいことは載ってなかった、前からはずっと聞いてたんですけれども、市内の企業やイベントに関するものと規定して、そういうので少しでもお金をもらってるとかということも最初から取り組まれてるんですけど、そういう話はその中では出てるとかはあるんですか。 67 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 68 ◯杉浦弘和防災安全課長 今回、このまず3ページのところにおいても、若干の広告収入としては頂いてはございます。しかしながら、車両の大きさとか、構造的において、広告ができるのかどうかというのも、かかってこようかと思います。この基準については、広告に関する基準というものも、我々は用意、備え付けておりますので、それにのっとった形で、一つでも収入が増えるような取組が可能であれば、考えてはいきたいと考えてございます。 69 ◯成田智樹委員長 福中委員。 70 ◯福中眞美委員 金額の方も150円から200円に上がるということで、私らなんか普通の路線バスの方を使わせていただいてますけど、役所まで来るのに片道510円かかります。バスが白庭台まで乗って220円やったかな、そういう金額なので、一定ご理解もいただきたいなという思いもあります。ただ、先ほど沢田委員の方も質問されてましたけれども、区間の短いところがありますよね。四條畷市なんかでしたら、2区間、220円と250円があるのかな、多分。そういうふうな形で短い区間と長い区間の部分で料金を変えている。1駅でもこれから本当に年をとってくるので、ちょっと乗りたいというときに、それで200円は高いんちゃうかとかあると思います。できれば、お年寄りの方とか、これから高齢化になってきますので、利用していただきたいという思いがあります。その辺も運賃も区間ごとに考えていくというのも、本当に考えていかないといけないんじゃないかなということを思ってます。  それともう一点、通学とか通勤で使われてるということも、これはあるんですかね。 71 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 72 ◯杉浦弘和防災安全課長 小学生の子どもさんでも、お使いいただいてございます。 73 ◯成田智樹委員長 福中委員。 74 ◯福中眞美委員 ある程度上がっていく部分は、やっぱり路線を廃止しては本当にいけないと思うので、何らかの工夫をしていっていただかないといけないから、上がっていく分は若干市民の方には負担いただかないといけないとは思うんですけれども、そういうときに、これも四條畷市なんですけど、通学の割引の発行とか、あと障がい者割引の発行とかもしてるんですけど、その点は、生駒市は今どうなってるんですか。 75 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 76 ◯杉浦弘和防災安全課長 運賃の方なんですけれども、通常で言いますと、今でしたら150円になってございます。しかしながら、小学生のお子さんであれば、80円、就学前の児童であれば、無料と。なおかつ、障がいをお持ちの方についても、80円、半額程度のご負担でご乗車いただいてございます。 77 ◯成田智樹委員長 福中委員。 78 ◯福中眞美委員 ということは、通学の中学生、高校生は割引証の発行とか、例えば生徒手帳を持っていって割引が可能というふうに四條畷市なんかなってるんですけど、その辺はないという。 79 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 80 ◯杉浦弘和防災安全課長 今のところは、それは採用してはございません。 81 ◯成田智樹委員長 福中委員。 82 ◯福中眞美委員 廃止されないように、いろんな地域で、多分値段もちょっとずつ上がっていってる。他市を見てても上がっていってるので、仕方ない部分はあるのかなとは思いますけれど、いろんな事例とか、他市の事例なんかも参考にしながら、どうやってこれが継続していけるかというのを本当に考えていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。以上です。 83 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 84 ◯浜田佳資委員 生駒市の負担割合の上限を70%以下に改めるというのは、何とかしてこの路線を維持していきたいということで、できないかということの表れだと思うんですよね。それのための方策の一つとして、70%以下に基準は変えたんだけど、それを達成できないといけないということで、運賃を200円に引き上げて、何とか70%基準を達成したい、こういう理解でよろしいですか。 85 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 86 ◯杉浦弘和防災安全課長 まず評価基準の方なんですけれども、以前であれば、50%というものが一つの基準となってございました。それを基本として、ここの本会の報告書の記1のところにも書いてございますとおり、50%として運行していたところ、なかなかそれに、最初の2路線のところはクリアできておったんですけれども、これ以降における状況においても、非常に厳しいものが見えてきてるというものが一つでございます。それを基に、改めて地域の特性であったり、いろいろなものを加味しながら、評価基準というものを改めて設定するというのが去年1年間の取組でございました。この策定に当たっては、こちらの方なんですけど、国の方から標準的な費用というものも示されておりますので、それを基に試算を行わせていただいて、70%になったというところの経緯でございます。 87 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 88 ◯杉浦弘和防災安全課長 そのとおりで進めさせていただいたところでございます。 89 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 90 ◯浜田佳資委員 そのとおりというのは、要するに70%基準に改める。これは僕は評価してるんですよ。それで何とかしてこの路線を維持したいという表れだと思って、それは評価してるんです。実際、そうやろうとしても、今の運賃ではしんどいので、200円に値上げさせていただきたいと、こういう理解でよろしいですかという質問なんです。 91 ◯成田智樹委員長 杉浦課長
    92 ◯杉浦弘和防災安全課長 申し訳ございません。運賃の改定に当たりましては、地域公共交通連携計画の中においても、路線バス並みの運賃を設定という形の。(発言する者あり)書いてます。ですので、それを基本として、150円が200円に上げさせていただいたところでございます。 93 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 94 ◯浜田佳資委員 ということは、70%基準を達成するためでは必ずしもないということですか。 95 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 96 ◯杉浦弘和防災安全課長 もちろん70%を達成するためでもございます。 97 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 98 ◯浜田佳資委員 と言いますのも、先ほど言いました、既存の路線バス運賃並みの運賃を負担するということから、この2路線、非常に市の負担も大きい2路線のみならず、50%基準を優に満たしているあとの門前線、西畑・有里線、それから光陽台線も200円に上げると。こうすれば、例えば門前線なんか、今、市負担が30.5%ですから、これ、相当、市負担が小さくなる。だから、今、どうにかせんといかん北新町線萩の台線と、後の三つの路線は相当事情が異なる。それが地域特性を考慮していろいろ考えるべきことだと思うんですけど、なぜ全部一律に、そこは同一にしなければいけないんですか。 99 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 100 ◯杉浦弘和防災安全課長 我々の方もこの件については、公共交通活性化協議会でいろいろ議論、あったんですけれども、やはり特定の地域に運行しております公共交通というところでございますので、路線バス並みの運賃というものを一律頂くということの提案と、最終的になったところでございます。 101 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 102 ◯浜田佳資委員 そうなりますと、光陽台線は初めは100円でスタートして、今、五つの路線、150円で行ってますけど、この値段設定、運賃設定は間違っていたということで変えるということなんですか。 103 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 104 ◯杉浦弘和防災安全課長 上げるタイミング等々もあろうかと思うんですけれども、我々としては誤っておったという認識は持ってはございません。 105 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 106 ◯浜田佳資委員 だったら、大変なところの路線は、先ほども出てますし、利用している方も、なくなるよりかは、何とか値上げしても運営してほしいということから、値上げもしゃあないなというのは分かるんですけど、そうでないところまで同じように上げるというのは、これは到底納得しがたいというのは、意見として一言言わせていただきまして。そして、先ほど沢田委員や福中委員からも出てましたが、短い区間でどうするかという運賃の話なんですが、これ、2ページの4の運賃改正の下のところで、この1)、2)に関しては別途検討すると。これは一律1区間200円にはしないという意味ですよね。 107 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 108 ◯杉浦弘和防災安全課長 今現在150円というものをどのように改定するのか、改定の方法にも、そのままか、値上げするかという方法はあろうかと思うんですけども、それも改めて再度、協議会の方で検討するということでございます。 109 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 110 ◯浜田佳資委員 ということは、同一運賃の例外を想定しているということですので、こちらのお二人の委員が言われた、短い路線についても、同一運賃の例外として、設定はできるということに、これから言うと、なるような気もするんですが、そこら辺は検討されますか。 111 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 112 ◯杉浦弘和防災安全課長 おっしゃいますとおり、確かに運賃の差異が出てきます、それをこちらに書いている2番目のところもそうなんですけれども、比較的片道運賃がかなり高額になってきます。それをどのように取り扱いして、どういう設定をするのかというところへの方向性については、恐れ入ります。まだ、最終的なところについてはまだ決まってはございませんので、この運用が終わった後、この取り扱いが終わった後において、協議会の方で改めて検討していくという予定でございます。 113 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 114 ◯浜田佳資委員 それで北新町線萩の台線に関しまして、運賃の値上げ等々、いろいろやって、70%基準を達成できそうな見込みはありますでしょうか。と言いますのも、5ページの資料を基に、運賃収入を150円から200円ですので、1.33倍ぐらいになるんですけど、それで計算していった場合、一番下の市負担が北新町線で67.9%、萩の台線で79%という計算になったんですが、それでよろしいですかね。 115 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 116 ◯杉浦弘和防災安全課長 こちらの方に書いてます基本を基になんですけども、ここの収入のところには回数券処理の回数券のお金も入ってございますので、なかなか人数掛ける運賃では表されてないところなんです。まずですけれども、今回の150円から200円の方に運賃を改定させていただいたところ、北新町線のところなんですけども、これ、28年10月から29年、この9月、9月のところは推定の数値を用いて試算をしておるんですけれども、28年10月から29年9月という形の実績者数を基に、200円に上げてみたところを試算いたしますと、予定として61.8%、あくまでも試算でございます。萩の台の方なんですけれども、同じく若干、これ、200円に上げさせていただいて、現状が28年10月から29年9月まで、日当たりの平均としては30人お乗りいただいてるんですけれども、200円という数字をクリアするに当たっては、200円に上げて70%をクリアする場合においては、現状の日当たり30人から38人と、プラス1日当たり8人の多くのご乗車いただかないと、70%の数字はクリアできないという状況に試算をしてございます。 117 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 118 ◯浜田佳資委員 私、先ほど言った数字はCのところですね。収入の運賃収入から出したもので、別に利用者数から単純に掛けたものではありませんので、そしたらまた、だからおかしいなと思うんですが、それで今、萩の台線は38人で70%をクリアするとしか答弁してないということは、実際、運賃を上げただけでは70%をクリアできないという想定をされておられるということですね。 119 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 120 ◯杉浦弘和防災安全課長 萩の台線の方につきましては、そのとおりでございます。もう少し乗っていただかないと、クリアできないというところでございます。 121 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 122 ◯浜田佳資委員 そこで一つ不安があるんですが、この上の利用者数の北新町線萩の台線の人数の差と、運賃収入の差が大分かい離してるんですよね。ということは、一番最初の説明でありましたように、自治会が回数券を一括で買い上げて、自治会員の方に安く売ってるということを言われたと思うんですが、となると、まだ28年度で買ってだぶついている回数券があると、次の年度は逆にガクッと減るという危険性があるような気もするんですが、そこら辺のどういうふうになりそうかという見込みは今のところどうなんでしょうか。 123 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 124 ◯杉浦弘和防災安全課長 我々としては、どうしてもここに書き上げてます評価基準というものを一つの指標として採用させていただいておりますので、それにのっとった形でいろんな手法をとっていただくのは致し方ないと考えております。 125 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 126 ◯浜田佳資委員 私は別に自治会がやっていることをどうのこうのと言ってるんじゃないんですよ。そういった自治会があると報告されましたので、それからいったら、なかなか見込みはしんどいところはあるんじゃないですかと。じゃ、更に利用者数をそういった自治会の方々の協力をもっといただくとかいうようなことをどうするかというのを考えておられるのですかという話なんです。 127 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 128 ◯杉浦弘和防災安全課長 今後改めましてですけれども、協議会というものも持ち得てございます。その中において、改めてその利用者数増についての現状と課題というものを踏まえた検討を進めてまいりたいと考えてございます。 129 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 130 ◯浜田佳資委員 最後に、福中委員からもありました広告収入なんですが、今のとこ、広告収入があるのは門前線と西畑・有里線だけだという報告になってるんですが、これ、光陽台線は結構車も大きいので、できそうな気もするんですが、そこら辺はどうなってるんでしょうか。 131 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 132 ◯杉浦弘和防災安全課長 恐れ入ります、広告収入の入れてない原因のところまでは、調査はしてございません。 133 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 134 ◯浜田佳資委員 市の負担をできるだけ少なくすることが路線の維持に直結すると思いますので、そこら辺、いろいろよろしく頑張っていただきたいというふうに思います。 135 ◯成田智樹委員長 大西部長。 136 ◯大西清隆総務部長 今、浜田委員さんのご質問の中で、運賃の件ですけども、やはりこれは奈良交通というのは、市が何も税金を出しているわけでございません。そこを乗られる方が、やっぱり190円とか、200円とか初乗りを負担されてる中で、やはりコミバスについても、一定同じような負担をお願いしたいという点について。 137 ◯中谷尚敬議長 それはちょっとおかしいわ。奈良交通が行けへんとこに出してるねんから。 138 ◯大西清隆総務部長 だから、奈良交通と同程度を負担していただくということで連携計画でも書いておりますので、それはちょっとご理解いただきたい点でございます。 139 ◯成田智樹委員長 浜田委員。 140 ◯浜田佳資委員 いや、それがご理解できない点なんですよね。よく民業圧迫だからというような話がそういう場合、出ますけど、そもそもコミュニティバスは奈良交通が行ってないところを走っていって、行ってるところは行けないということで、民業を圧迫しないという仕組みにそもそもなっていますので、コミュニティバスの運賃を奈良交通に合わせる必要性は元々ないはずなんです。おまけに、公が市民の皆さんの利便性、そこで生活していくことを確保しようという、応援しようということでやっているわけですから、奈良交通、民間と同じ値段をとらなきゃいけない理由がない。むしろ逆に、その分、税金を一定入れてでも下げると、より低く抑えるというのが本来の在り方だと思います。これは意見として言わせていただきます。 141 ◯成田智樹委員長 他にございますか。副委員長。 142 ◯山田耕三副委員長 1点だけ、150円から200円に上げられたときの、やっぱり利用者の減というのは、想定はされていますか。 143 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 144 ◯杉浦弘和防災安全課長 はい、確かに運賃を上げると、若干利用者というのが下がるという見込み、どれぐらいというのはなかなか難しいんですけども、下がるんではないかと考えてございます。これは一つに、以前に光陽台線というところが、100円から150円に運賃の改定をさせていただいた時期がございます。それの前後での数字を申し上げますと、やっぱりその運賃を変える前と変える後では、乗車数で言いますと、約15%減、もちろん運賃収入としてはその当時は24%増という形で、Vの字回復にはなかなか難しいかもしれませんけれども、運賃を上げた翌年から、微増と言うんですか、若干に運賃を変える前の乗車数のところに少しずつ微増というところでの横ばいというものが続いてるということが、以前からも読み取れるので、今回においても、そういった形の結果になるのではないかと考えてはございます。 145 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 146 ◯成田智樹委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございますか。井上議員。 147 ◯井上充生議員 まず聞きたいことは、このコミバスの事業、生駒市、北から南までありますよね。今後、その中でこの事業をどのようにしていこうと考えておられるのか、どのように計画を持っておられるのか、あったら教えてください。 148 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 149 ◯杉浦弘和防災安全課長 連携計画の方におきましても、今後、何年先にどこの路線、コミバスを運行していくというところの方向性が定められてございます。それを基に今回は、まずはこの実証運行の路線が一つのめどがつく段階においては、連携計画にも掲げられております地区について、そのコミバスと呼ばれる公共交通の実現可能性の方を模索していきたいとは考えてございます。 150 ◯成田智樹委員長 井上議員。 151 ◯井上充生議員 それを見越した上で50%から70%にすると。以前は50%を一つの線切りでやられたわけですよね。これ、70%にすれば、もっとうちも、うちもというところが増えますよ。そういうのも踏まえての、これ、改革なんですか。 152 ◯成田智樹委員長 大西部長。 153 ◯大西清隆総務部長 どれだけ、うちも、うちもと言われてやっていけるかは別としまして、その点は今後のところが50%以下ではやりにくいところがたくさんあると思うので、70%にしたというのはそのとおりでございます。 154 ◯成田智樹委員長 井上議員。 155 ◯井上充生議員 そういう場合に、実際に希望があれば、それに市として対応していけるんですか。実際に今、これを見れば、140万円の売上げを上げるのに、800万円、市が使っていると。94万円の売上げを上げるのに、870万円、市は使っていると。こういう状況が生駒市全市に、例えば高山でも多いんですよ、これ、バスを通してほしいというのが。あるんですよ。今まで基準が50%ということで、しんどいですよということで理解してもらってるところもあるんです。何を根拠に20%上げられたか知らないですよ。ただ、この路線だけのことを考えて、そういう施策の変更をしていくと、これ、先々もっとしんどいですよ。増えれば増えたで、実際に市でバスの置くところもないし、そこから考えないといけないです。  この最後にも載っておりますけど、萩の台とかの棒グラフで載ってますけども、昨年よりこれだけ上がったと。これ、数にしたら、バス1台に1人ちょっとでしょ、乗ってる回数は。増えたところでその程度なんです。果たしてこういうやり方が正しいのかどうか。萩の台で対象地区、たしか400軒ぐらいと言っておられましたよね。何軒ぐらい。 156 ◯成田智樹委員長 分かりますか。杉浦課長。 157 ◯杉浦弘和防災安全課長 萩の台のところであれば、人口でよろしいですか。 158 ◯井上充生議員 いやいや、軒数。 159 ◯杉浦弘和防災安全課長 軒数、世帯で言いますと、萩の台で308世帯となってございます。(発言する者あり) 160 ◯成田智樹委員長 井上議員。 161 ◯井上充生議員 もういいです。どっちにしたって、生駒市の全世帯からしたら、1割どころか、1%くらいのところだと思います。要は、そういった限られた地域にのみ、それだけの生駒市全部の税金を投入するわけでしょ。他の残りの、例えば事業を一つしていく場合に、市民の理解というのが得られないと無理なんです。他の地域の理解、得られると考えておられますか。 162 ◯成田智樹委員長 山本副市長。 163 ◯山本昇副市長 ただ今、いろいろご意見いただきましたけども、萩の台のこの路線に関しては、先ほど来、課長の方からも申してますように、利用者数に関しては、この70%に変えた状態であっても、かなりこの1年間できちっと改善がないと難しいというような状況だと思っております。そんな中で、自治会の方で不断の思いを持って、何とかクリアできるように頑張るというようなことをおっしゃっておられます。私どもとしては、そういう意味で2段階、ここの計画の中にもありますように、半年、半年という2段階でもって一応考えていこうということでしているわけでございます。そういった点を十分に配慮と言うか、考え方というのをきちっと持った中で進めてまいりたいと考えております。  それから、地域連携計画につきましては、この23年3月にできた計画でございますが、10年計画になっておりまして、平成32年までということでございます。その中で、その路線の決定する方法なんですけれども、高山も含めまして、いろんなところが候補に挙がっております。候補の挙がってる中で、どこでも手を挙げたらええのかという意味ではございません。この中でやはり75歳以上の人口比率、あるいはバス停までの現在の距離、それから勾配の問題とか、それと併せて路線特性とか収支比率なんかを勘案して、次の路線を考えていくというような考え方を持っております。そういう観点から言いましても、決して今、この現有の今ある路線だけで32年まで行くということをもう決めてるわけでもございません。新たな路線もどうしようかというような議論も、この協議会の中でも今、議論を始めておるところでもございますので、今、その辺につきましても、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。以上でございます。 164 ◯成田智樹委員長 井上議員。 165 ◯井上充生議員 この件につきまして、2年ほど前にかなり質問をさせていただいたと。昨年の9月議会でこの資料をもらって、8月30日に協議会の方の答申も出てます。去年の協議会の結果なんです。小紫会長から小紫市長に宛てた文なんですけども、質問した後にこれを協議されて、1年後に評価し、本格運行実証運行、あるいは廃止を決定すると、去年に決めてるんです。1年後の協議会でまた違うことを決めてる。この協議会の今年、今、決めたこと、来年またこれを変えて、今度90%ぐらいにするわけですか。この協議会の決定というものをどういうふうに考えておられるのか。 166 ◯成田智樹委員長 小紫市長。 167 ◯小紫雅史市長 今、井上議員おっしゃったこと、大変重く受け止めております。一つは、ここに書いてありますように、去年、確かに協議会のときにそのように申し上げました。ただ、萩の台線に関しましても、もうちょっと乗客が増えるように頑張りますというぐらいの精神論的なものではなくて、いろいろ具体的にご努力いただいているというのは、それは私も大変聞いております。なので、このような形の変更をしておりますけれども、こちらの2ページの3番のところに書いてありますように、今回、新たにもう1年間やって、そこで評価基準を満たさないという場合は実証運行を取りやめることも視野に入れと書いておりますけれども、基本的にはこの30%を自前でと言うか、運賃収入で得られない場合は基本的に今の路線で継続するというのは無理だというふうに私は考えております。それが1点であります。  もう一つは、この50から70に上げたことで、他の地域はどうかというのは、これはもう全くおっしゃるとおりだと思いますし、私もこの話があったときに、いろいろとその点については担当と話もしました。一つ言えるのは、例えば50が70になったとしても、この萩の台を見ていただいても分かるように、相当難しいです。その路線があれば嬉しいですかと言えば、嬉しいですという手は挙がるんですが、じゃ、実際に使われる方というのがどれだけいるかというのを考えると、実際の利用者というのはなかなかそう簡単には伸びないというのはございますので、先ほど、副市長が申し上げたように、今後、今、実際に運行しているところ、また試験運用しているところの他に、じゃ、この50が70になることによって、手が挙がってくる可能性があれば、それはまた当然議論の対象になるとは思いますけれども、その場合は今までの経緯も踏まえて、ただ希望がありますということだけではなくて、元々ございますように、坂道の話とか、高齢化率の話とかに加えて、本当に実際にどんな形で乗客数が上がるのか、そして地域の方のご協力というのが具体的にいただけるのかというようなところも含めて、しっかり考えていくということになると思います。以上でございます。 168 ◯成田智樹委員長 山本副市長。 169 ◯山本昇副市長 先ほど井上議員がおっしゃった、1年前の28年9月議会での一応資料として出させていただきました内容につきましては、一番最後のところで、このことから実証運行を最長2年間延長すると。ただし、1年後に評価して、1)本格運行への移行、2)実証運行の継続、3)運行の廃止を決定するということで、この三つについて、1年後に判断するというようなことであったというふうに理解しておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 170 ◯成田智樹委員長 井上議員。 171 ◯井上充生議員 1年間努力されて、この負担が4%しか上がってないということなんですよね。こだわりたいのは、50%という数字なんです。生駒市の他の施策を見ても、ほとんどが50、上限を決めて、なおかつ50%までの補助。これは他の事業、総体的にそうだと思います。これを仮に70に上げてしまうと、どうなるんだ、将来的にというのがあるんです。それと同時に、やはりこういう事業というのは、市民の理解、これ、特定の地域だけに90万円上げるのに、800万円使う。この補助、最初の決め方がまず問題だと思うんです。  マイサポも、これ、最初、もうこの場で言わせていただきますけども、うちの祭り、欲しいと言ってないんです。それ、市から、いや、ありますから、今度適用されますから、どうぞ、どうぞと言われて、鹿ノ台、一緒でしょ。で、申し入れたんです。一生懸命名前を集めて、50万円頂きました。四、五年して、祭りはその規模になりました。突然、いや、目的に沿わんから、渡せませんと。うちらの6自治会が集まった祭りが、これ、存続するかどうか、大変なところまで行ったんです。元々そんなんもう欲しくないのに、もらったがために、とんでもないことになってしまったんです。これも一緒なんですよ。一番最初が大事なんです。そやから、こんな事業をするときには、きちっと計画を立てて、最初、50と言うたら、やっぱり50を守らないと。それで駄目なら切りますよという前提でそこへ運行を始めたわけでしょ。それが駄目だから、70にします。他のところの運賃も上げます。そんな場当たり的な事業というのは、改革にならんと思います。その辺、しっかり考えて、もうこれ以上は言いません。 172 ◯成田智樹委員長 いいですか。他にございませんか。下村議員。 173 ◯下村晴意議員 先ほどから聞いておりますと、財政の部分で無駄を省くというのが第1条件だと思うんです。これを全てやめろとは言いませんけれども、人数的に、どういう対象で、そこが費用対効果がどうあるのか、今、他の議員もおっしゃいましたけれども、基本的に、何を基本として考えられているのか、市として。先ほどの委員会で言いましたけれども、順番があるとかとおっしゃいました。だけど、本当に必要なところに市民の税金は使うものだと思います。生きいきカードもありますけれども、無駄を省くというのは鋭意決断は絶対要ります。市民にいい顔ばっかり向いてできることではありません。何か先ほどから聞いておりますと、本当にちゃんとやっていただきたいなというふうに思います。だから、もう一度見直してください。これだけではなくて、全て。以上です。 174 ◯成田智樹委員長 市長。 175 ◯小紫雅史市長 先ほどの祭りの話もありましたし、今の下村議員の話もありましたが、その生きいきカードという、生駒市はそういう意味では優遇制度があるわけですね。そういうようなとこも含めて、高齢者福祉、高齢者だけじゃないですけども、公共交通機関は、高齢者が多いというようなこともありますので。ただ、本当にこの生きいきカードもそうですし、このバスの話もそうですし、子ども子育て施策もそうですけれども、本当に正にいろんなご意見があります。生きいきカードも右から左までいろんなご意見ありますし、この公共交通機関の話も恐らくそうと言うか、実際、そうですし、なかなかここという正解がない中で、我々、ぎりぎりのところをやっておるわけでございます。もちろん、いろんなご意見がございますのをきちんと受け止めまして、生きいきクーポンのこれからとか、公共交通機関のこれから、しっかりといろんな方のご意見を聞いて、ずっとこのままでいけばいいやという市政をやってきているつもりは全くございませんので、ご批判を受けながら生きいきカードも変えてきました。そういう形でやっていきたいと思います。 176 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 177 ◯樋口清士議員 ちょっと基本的なところをお伺いしたいんですけれども、萩の台線で結構なんですが、このバスルートの沿線の人口というのを教えていただけますか。 178 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 179 ◯杉浦弘和防災安全課長 沿線人口でよろしいですね。萩の台萩の台1丁目から5丁目の人口を合わせますと、3,800.08人でございます。 180 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 181 ◯樋口清士議員 その3,800人ほどのうち、このバスを実際に利用されている方は何人ですか。 182 ◯成田智樹委員長 分かりますか。杉浦課長。 183 ◯杉浦弘和防災安全課長 これにつきましては、この4月に行いましたアンケートを基に試算という形をさせていただいております。萩の台の方においては、有効回答数は1,459人のうちコミュニティバスを利用したことがある人は約20.5%という形になります。例えば、この20.5%を先ほどの3,800.08人に掛けて出てきた数値というのも推計できる数になろうかとは思います。 184 ◯成田智樹委員長 樋口議員。
    185 ◯樋口清士議員 大体700人から800人というようなところになるということだと思うんですけども、そのうち、利用されたことがある方のうち利用頻度というのがどの程度かというのも、このアンケートからはちゃんと確認はされてるんですか。 186 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 187 ◯杉浦弘和防災安全課長 調査させていただいてます。ご紹介させていただきますので、しばらくお待ちください。  萩の台地区においてなんですけれども、ほぼ毎日という方については、約0.4%でございます。週に2から3のところで2.4%、週に1回というところで2.1%、月に2から3日というのが3.5%、月に1日程度というところで1.8%のアンケート結果のお答えをいただいております。 188 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 189 ◯樋口清士議員 最後の数字、なんぼですか。 190 ◯杉浦弘和防災安全課長 月に1日というところで、1.8%、有効回答者数からすると1.8%になってございます。 191 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 192 ◯樋口清士議員 今のお話を聞いていますと、月に1回以上乗られる方が10%ぐらいしかいないということですよね。だから、2割の方が乗ったことがある。このうちのですか、全体の、これは。すいません、母数は何ですか。 193 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 194 ◯杉浦弘和防災安全課長 有効回答者数として1,459名が母数となってございます。 195 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 196 ◯樋口清士議員 ということは、利用したことがある方は20%いるけど、月1回以上乗っている人は10%ぐらいしかいないということですよね。だから、今、現状を見ようと思うと、今、乗っておられるその1割の方を対象に、それが利用状況だというふうに理解ができるわけなんですけれども、更に言えば、そのうち月1回とか、月に二、三回、こういう方がどういう利用者として位置付けられるのかなと。要は、何が言いたいかというと、実際に利用されている方の人数に対して、どれだけのお金をかけているのかというところをやっぱり費用対効果というようなことでは見ていかないといけないというふうに思うんですね。余りにも少なければ、特定の地域というよりも、特定の人たちにどれだけのお金をかけてるんだという話が出てくるということなので、これからこの事業をどうしていくのかということを考えるときに、そのエリアとか、そういう大きな大づかみの話もいいんですけど、何人の方を対象にした事業として、これを展開していくべきなのかというところは十分に意識をして考えていただきたいということが一つです。  それと、以前からこの利用者をいかに増やすのかということを、この事業を継続しながら考えていって、実行して、その成果がどうなのかということで評価をしていかないといけないですよということは、随分言わせていただきました。いろんな取組はしてますということだったんですけれども、行政として、そこをバックアップできるというのは、やっぱり広報の部分だというふうに思うんですね。以前からモビリティマネジメントの話も随分させていただきましたけれども、利用誘発というようなことを目的とした取組ということがこれまでこの半年、早くせんといかんですよということを申し上げてきましたけれども、それは十分にできたというふうに思っておられるんでしょうか。 197 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 198 ◯杉浦弘和防災安全課長 私自身からの評価というのはなかなか難しいところなんですけれども、もちろん、利用者増への取組としては、やはり自治会での取組というものを念頭に置かせていただいて、その中でアンケートの結果から見えてくる、乗らない人たちへのニーズというものを調査しながら、乗車数増への取組をまずは取り組ませていただいたところでございます。これといった大きな改善で行政側の取組というところについては、胸を張って説明できるところについてはなかなかお答えはしにくいところでございますけれども、取組としては、冒頭申し上げたとおりでございます。 199 ◯成田智樹委員長 副市長。 200 ◯山本昇副市長 1点目の件なんですけど、この協議会の方でいろいろ議論している中で、基本的に線ごとの公共交通族という、公共交通を利用しなければならない人が何人いるかというようなことを想定して出しています。この萩の台線で言いますと、それが公共交通族が467名ということになっております。実際、467名が4週に1往復、4週に2回乗れるような計算で考えたらどうかというところで出しておるわけですけど、実際、現状、1カ月での利用人数というのがなかなかそこまでいけてないというのが実状かというふうに思っております。策定の仕方はそういうことも想定しながらやってるということでございます。以上です。 201 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 202 ◯樋口清士議員 今のお話ですと、それ、要件としては多分年齢とかいうことがあるんだろうと思うんですけど、高齢の方、あるいは自分で車を運転できないということでいくと、子どもさんなんかも多分入ってるんだろうと思うんですが、そこが対象であると。それで四百なにがしという人数に対して、400人ぐらいの方が実際、月1回は利用されているというようなことで、それが対応しているんだとすれば、今度は頻度の問題だと思うんですね。その頻度をどうやって上げるのかということで、これから考えていかないといけない。先ほどの私の話は利用者が圧倒的に少ないのであれば、利用者を、利用する人を増やさないといけないというところの話をしてたんですけれども、いや、そうじゃないということであれば、今度は頻度の話。だから、どこが今欠けてて、何が問題か。それに対してどう対応するのかということは、そのアンケートの中できちっと考えられてるというふうに理解してよろしいんですか。 203 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 204 ◯杉浦弘和防災安全課長 アンケートの中においても、いろいろ利用しない人の理由という形で目的地が分散されてるという形の結果も、我々、捕まえてございます。このアンケート自体がその中身というのを精査して、これを基に実践していきたいと考えております。 205 ◯成田智樹委員長 樋口議員。 206 ◯樋口清士議員 1点、ちょっと心配してますのは、それ、アンケートで見えてる問題の解決策がちゃんと今見えてるのかなと。見えてなかったら、なかなか難しい話だろうなというふうに思いますのと、もう1点、先ほどの光陽台線の話で出てました、料金を上げると利用者が減るという状況がありますよと。更にその前に、日38人の利用がないと、70%の達成というのは難しいですという話がありましたね。今、マックス35人、平均で30人ぐらいというところで、それを38人にすると。ただ、一方で料金を上げるということは、30人を下回るということが前提に考えないといけないということですよね。あと1年でその数字を38まで上げる。これ、本当にできるのかなというふうに思いますね。それとアンケートから見える問題点の解決策が今見えてなければ、これはとてもとても難しいという話にもなります。かなり工夫と努力が必要だということは十分に認識をいたしました。1年後ですか、どんな結論が出てくるのかということは、我々もそれを待っているということだけではなくて、ちょっと何かいろいろアイデアがあれば、出していく必要があるのかなということも認識をいたしました。以上です。 207 ◯成田智樹委員長 他に。中浦議員。 208 ◯中浦新悟議員 もう確認だけなんですけども、来月10月から丸1年間の数字をもって、例えばそこで70%という数字、途中でひょっとしたら、別の提案があるかもということはあるにしても、70%という数字は絶対な数字で、まずは理解していいんですかね。例えば、70.1だからどうとかも含めて、市の見解を伺いたいんですけども。違うんですか。 209 ◯成田智樹委員長 市長。 210 ◯小紫雅史市長 70%達成しなかったら、もうこの路線をこのままでやるということはいたしません。 211 ◯成田智樹委員長 中浦議員。 212 ◯中浦新悟議員 あと、この1年間、いろんな委員さん、議員さんがおっしゃったとおり、様々な施策、取組、地元であったり、市であったりとかすると思うんです。頑張って収益を上げてそのパーセントを目指して頑張りはると思うんですけども、目いっぱい頑張ってやっとクリアした。じゃ、その次の年、80%になりました、その次の年、要するに実証運行というのがとれて、気が抜けるじゃないですけども、じゃ、その数値が全然納得できない数字が出てくる可能性もあるわけなんですよね。70%は維持してほしいというような思いがあったとしても、じゃ、そのときに市はどう考えていくんだろう。実証がとれたから、もうしゃあないよね。80%になっても、90%になっても、ずるずるなんていうことはやっぱり財政としてもしんどい話ですよね。そこに対して、地元に対する市の見解というのはどういうふうに持っていかれるのか。その辺りが今、ちょっと先に聞かせといてほしいです。 213 ◯成田智樹委員長 小紫市長。 214 ◯小紫雅史市長 例えば30をクリアしたとか、その後、例えばまた数字が非常に悪くなったというようなときは、先ほども答弁、申し上げましたが、他に生きいきクーポンとかいう取組もあるわけですよね。高齢者施策全体で見たときに、生駒市が非常に今、手薄いということではもちろんないわけですから、その辺を含めて、例えば自己運賃収入が2割とか、もっと低いとかいうふうになったようなときは、当然、1回クリアした後も、今申し上げたように、運行が取りやめになるとか、大幅な見直しをするとか、当然そういうふうな対応が必要になると思います。 215 ◯成田智樹委員長 山本副市長。 216 ◯山本昇副市長 基本的にこの公共交通の連携計画の中でも書いておりますが、PDCAサイクルの実施ということで、当然、現在、運行しているところもきちっとそういう意味での検証をさせていただくということになっております。  それから、1点だけちょっと考え方の話だけちょっとさせていただきますと、今、路線の話をしております。しかし、本当に考えなければならないのは、やはり生駒市全体のこれからの高齢化になったときに、その路線の数字が合わないから、じゃ、もう放ったらかしにするのかどうかというとこなんですね。やはり例えば、昨日、私もちょっと市の住宅事情のとこを見ておったんですけども、生駒市内の中で、ある自治会では65歳以上の人が50%を超えている自治会のところもありますね。それから、50%に近いところもたくさん出てきているという状況から考えていったときに、本当に近所の人たちが助けられて、交通手段を確保されている方はいいんですけど、全くできない人もやっぱり出てきているわけですよね。それをどうしていくかというのは、やっぱりこれは市としての大きな課題であろうかと思います。そんなときにどうするかというのは、今のこの料金だけの話では済まんこともあるわけです。だから、そこのところはきちっと市としても考えていかなければならないと思っておりますので、今のこの話とはちょっと別個にしといていただきたいんですけど、そういうことも今後は考えていかなければならないということは、市としての大きな課題であるということは、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 217 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。伊木議員。 218 ◯伊木まり子議員 すいません、今の副市長のお考えなんですけど、私、去年、厚生消防委員会で玉野市に行かせていただいて、そのときにこの玉野市の公共交通のことは杉浦課長の方からご紹介いただいて、行かせていただいたんだと思うんですね。公共交通だけで考えるんじゃなくて、それを地域包括ケアシステムの中で、あそこもちょっと間違ってたらごめんなさい。玉野市だったか、福山市だったか、どちらかは、ルートを地域包括ケアシステム全体の考えの中でルートを変更することによって、たしか赤字から黒字になったように思うので、だから、今、先ほど言われた副市長のお考えは、これはこれでは考えていくけども、今後としてはそういう市全体として他の施策とともに考えていくということでよろしいんでしょうか。 219 ◯成田智樹委員長 山本副市長。 220 ◯山本昇副市長 そのように考えております。 221 ◯成田智樹委員長 他にございますか。神山議員。 222 ◯神山聡議員 すいません、一つだけ教えてほしいんですけど、その対象を増やしていくというところで、アンケートの中で行き先とか、目的という点で、こういうとこに行けるんであれば、利用したいというようなアンケートはとったんですかね。 223 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 224 ◯杉浦弘和防災安全課長 アンケートの設問の方は結構多うございまして、どちら方面に向かわれて行かれているというところの問い合わせもさせていただいてますので、詳細、かなり複雑になってございますので、よろしければ、またお見せさせていただきますので、ご覧いただければと思います。 225 ◯成田智樹委員長 神山議員。 226 ◯神山聡議員 乗ってほしいという言葉だけ言っても、利用目的がなかったら、乗れないんですよね。だから、需要として、どこへ行く人が多いのか、実際に使う人、使いたいと思う人が行く行く先へ行くんであれば、乗ると思うんですけど、そういう路線の中で降りられる場所を増やすというようなことは考えてないんですか。 227 ◯成田智樹委員長 杉浦課長。 228 ◯杉浦弘和防災安全課長 確かに今回の中でも、自分が行きたいところに行きたい時間にコミュニティバスが走ってないというご意見もありました。そういったものの中で、比較的に今、周遊している、まずはそのルートの中のダイヤ、時間帯というものをまず優先して、乗りやすいような形の組合せを今回、考えさせていただいたところでございます。 229 ◯成田智樹委員長 神山議員。 230 ◯神山聡議員 時間的なこともあると思うんですけど、やっぱり対象を増やしていくという課題があるんであれば、そういう乗降地をまた検討していただきたいと思います。 231 ◯成田智樹委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 232 ◯成田智樹委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願います。  ご意見等ございませんか。山田副委員長。 233 ◯山田耕三副委員長 実証運行路線が今回新たに報告された方針に基づき、運営されるということですから、今後、運行状況などを見て、必要に応じ、改めて調査することでどうでしょうか。 234 ◯成田智樹委員長 ただ今、副委員長からの意見のとおり、今後の運行状況などを見て、必要に応じて改めて調査をするということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 235 ◯成田智樹委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の運行状況などを見て、必要に応じて、改めて調査することといたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 236 ◯成田智樹委員長 (2)テーマを定めた調査の実施について。  本件は過日、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針に基づき、委員から、テーマを定めた調査を実施する提案があったことから、委員間で事前に協議を行い、観光の産業化に向けたまちづくりをテーマとして、先進地を視察調査することに決定したことについて協議願うものです。視察先については、正副委員長において調整させていただきました結果、11月7日に鳥取県倉吉市に、8日に鳥取県米子市において、視察調査を実施するということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 237 ◯成田智樹委員長 そのように決定をいたしました。  次に、委員の派遣についてを協議願います。当該視察調査を実施するに当たり、議長に対して、委員派遣承認要求を行うということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 238 ◯成田智樹委員長 それでは、議長に対して、委員派遣承認要求を行うことに決定をいたしました。  次に、常任委員会の視察調査事項について、市及び議会の双方が同一の認識を持つことが有益であると委員会が判断した場合、職員の参加を促すことになったことから、当該視察調査における職員の参加について、協議願います。  職員の参加について、ご意見等ございますか。山田副委員長。 239 ◯山田耕三副委員長 本市では、本年6月に新たに商工観光ビジョンを策定したところであり、今後、市として具体的な取組を進めていくに当たり、市及び議会双方にとって、同一認識を持つことは有益であることから、職員の参加を促してはどうでしょうか。 240 ◯成田智樹委員長 ただ今、副委員長からの意見にもありましたが、当委員会としましては、当該視察調査事項において、市及び議会の双方が同一の認識を持つことが有益であると判断し、職員の参加を促すということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 241 ◯成田智樹委員長 それでは、そのように決定をいたしました。  なお、本件の決定による市長への申入れを議長に対して行いますので、ご承知おき願います。  これにて企画総務委員会を終わります。              午後2時26分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               企画総務委員会委員長   成 田 智 樹 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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