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平成29年第4回定例会(第3号) 名簿 開催日:2017年09月19日
平成29年第4回定例会(第3号) 本文 開催日:2017年09月19日

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  1. 生駒市議会 2017-09-19
    平成29年第4回定例会(第3号) 本文 開催日:2017年09月19日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯中谷尚敬議長 ただ今から、平成29年生駒市議会第4回定例会を再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者事務局職員による写真等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承願います。  会議に先立ちまして、今期定例会で委嘱に同意いたしました生駒市法令遵守委員会委員を紹介し、挨拶を受けます。  生駒市法令遵守委員会委員として、九鬼康夫さん、丹羽徹さん、八木正雄さん、以上3名を代表して、九鬼康夫さんから挨拶を受けます。              (九鬼康夫さん 登壇) 2 ◯九鬼康夫さん おはようございます。ただ今ご紹介いただきました九鬼康夫でございます。  生駒市法令遵守委員会委員3名を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。  この度、私ども3名は、議会の皆様方から生駒市法令遵守委員会委員としてのご同意を賜りました。改めて、その責任の重さを感じているところでございます。生駒市法令遵守推進条例が制定されてから早いもので10年になろうとしております。この間、法令遵守委員会におきましては、適正かつ効果的、効率的な制度運営を実現するために、微力ではございますが、努めてきたところでございます。引き続き市民本位の開かれた市政の運営を推進するため、市民の皆様にご理解いただけるよう、公正透明性を担保したルールの確立に委員一同尽力してまいりたいと考えております。  議員の皆様方におかれましては、今後ともご指導、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 3 ◯中谷尚敬議長 挨拶は終わりました。  ただ今、紹介し、挨拶を受けました3名におかれましては、専門技術性公正中立性を発揮願い、市民福祉の向上と市行政の発展にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時3分 開議 4 ◯中谷尚敬議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程は議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 一般質問 5 ◯中谷尚敬議長 日程第1、15日に引き続き、一般質問を行います。  通告順に従い、発言を許可いたします。
     まず、9番惠比須幹夫議員。              (9番 惠比須幹夫議員 登壇) 6 ◯9番 惠比須幹夫議員 おはようございます。それでは、議長のお許しを得まして、一般質問をさせていただきます。  今回は、大きく二つのテーマで質問をいたします。  まず、大きく一つ目、市営火葬場について。  (1)市営火葬場の近年の利用状況及び今後予想される高齢化率の上昇を踏まえ、将来的な火葬場の需要動向についてどのように分析をしているのか、見解をお示しください。  (2)将来的な財政状況を踏まえ、火葬場施設長寿命化工事を施し、可能な限り継続的に使用できる状態とすることが望ましいと考えられます。現状、どのような方向で検討しているのか、お聞かせください。  (3)平成12年1月15日、ダイオキシン類対策特別措置法が施行されたことを受け、火葬場についても平成12年3月31日、火葬場から排出されるダイオキシン類削減対策指針が当時の厚生省から示され、排ガス濃度の指針値等が示されました。市営火葬場における現状の対策はどうなっているのか、お聞かせください。  (4)火葬場から排出されるダイオキシン類削減対策指針では、火葬後の残骨の処理について「残骨灰中のダイオキシン類濃度は非常に低く、環境に与える負荷は大きくない。従前どおり墓地、埋葬等に関する法律の趣旨に鑑み、残骨灰を適正に取り扱うこと」とあります。墓地、埋葬等に関する法律の第1条では「この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする」との記載があります。本市における火葬後の残骨灰は、どのようなルート、方法で最終的な処理がなされているのか、お聞かせください。  大きく二つ目、公共施設における電気需給省エネルギー対策について。  (1)市の公共施設のうち、長期包括運営委託を行っている施設等を除く大半の施設が入札により決まった小売電気事業者1社と需給契約を結び、電気の供給を受けています。需給契約は、市庁舎等に係る電気需給、そして、生駒市立小中学校に係る電気需給でそれぞれ一括して結ばれており、いずれも定額の基本料金単価及び従量料金単価が適用される内容となっています。同方式の契約の場合、総じてのコストが見通しやすいという反面、各施設の電力消費、省エネルギーに対し意識が向きにくくなるのではとの懸念が持たれます。現在の契約は平成29年11月末で終了し、12月からは随意契約により、いこま市民パワー株式会社との電気需給契約へ移行することが予定されています。各施設の省エネルギー意識の向上という観点から、新たな契約に当たっては施設ごとで契約電力を決める方式が望ましいと考えます。見解をお聞かせください。  (2)目標電力を設定し、最大需要電力を適切に管理することを目的としたデマンド監視制御装置の導入が各地の施設で進みつつあります。各施設の特性を分析し、省エネルギーコスト削減の両面から導入することが妥当と判断されれば、導入促進を図っていけばと考えます。見解をお聞かせください。  (3)公共施設電力使用量に関する削減目標は以下の計画等で定められています。具体的には、第1次生駒市地球温暖化対策実行計画、これは事務事業編でございますが、平成23年度から28年度、目標が、平成22年度比で10.3%以上削減、次に、生駒市環境マネジメントシステム運用指針、27年度の目標は平成22年度比で14%以上削減、これは達成されています。28年度の目標は平成22年度比で18.8%以上削減。  以上を踏まえまして、お聞きをいたします。  1)環境マネジメントシステムの運用状況からすると、第1次生駒市地球温暖化対策実行計画の目標は既に達成されていると考えてよいのでしょうか。  2)今後は、公共施設及び市域の電力使用量の削減も含めた統合的かつ整合性のとれた目標設定が必要となってくるとものと思われます。その意味で、新たな総合計画や環境基本計画、平成31年度からでございますが、の策定も見合わせ、目標を検討することが望ましいと考えますが、見解をお聞かせください。  3)公共施設電力使用量削減目標については、単純に基準年度の数値から引き算をするのではなく、施設の新設、統合、廃止など、変動要素も考慮した指標を基に検討することが望ましいと考えられます。見解をお聞かせください。  4)公共施設の中で電力量が最も多いのが清掃センターで、2番目以下と比べ、突出した数字となっております。ちなみに電力量の大きい15施設の合算数に占める清掃センターの割合は75%に上ります。清掃センターを稼働させるに当たり、電力量が大きくなる要因についてどのように分析し、改善策を検討しているのか、お聞かせください。  以降の質問については、自席にて行います。              (吉岡源裕市民部長 登壇) 7 ◯中谷尚敬議長 吉岡市民部長。 8 ◯吉岡源裕市民部長 皆さん、おはようございます。  それでは、惠比須議員の大きい一つ目のご質問、市営火葬場につきましてお答えさせていただきます。  まず、1点目の市営火葬場の将来的な需要動向の分析についてでございますが、市営火葬場利用件数は、平成25年度までは増加傾向で推移しておりましたが、平成26年度に市外の使用料を値上げしたことに伴い、市外の利用件数が半減いたしました。また、平成27年度から生駒市民も平群町の火葬場を町民料金で利用できることになったことから少し減少いたしました。平成28年度の市内利用件数は766件、市外は167件、合計で933件となっております。今後、高齢者の人口増加に伴い利用件数は年々徐々に増加していくものと思われます。しかし、市営火葬場と平群町の火葬場の両施設を利用することで運営が可能であると考えております。  次に、2点目の火葬場施設を継続的に使用できる状態の検討でございますが、今年度実施した耐震診断の結果、耐震性能はIs値で1を超えており、地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性は低いと判定されました。この結果から耐震補強は必要なくなりましたが、施設自身は老朽化している部分もありますので、来年度にかけまして、施設の改修や今後の長期的な施設運営も含め、検討してまいりたいと考えております。  次に、3点目の火葬場の排出ガスの状況でございますが、ダイオキシン類削減対策指針に基づく基準値を確保するため、再燃焼装置を設置し運転を実施しており、基準値である5ナノグラムに対しまして、平成28年度の測定結果は0.023ナノグラムで、これまでの測定におきましても、基準値を超過したことはございません。  最後に、4点目の火葬後の残骨灰の処理方法でございますが、火葬場において、ご遺族の遺骨収集後の残骨灰は委託業者が敷地内に設置しております集骨所に一時保管し、年数回に分けて、墓地、埋葬等に関する法律に基づき、処理業者に引き渡しております。引渡し後の処理は中間処理業者にて粉砕を行い、異物を除去し、処理いたします。異物除去後の納骨灰は宗教法人の永代供養塔に納骨し、供養していただいております。  以上でございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 9 ◯中谷尚敬議長 石畑地域活力創生部長。              (石畑欽一地域活力創生部長 登壇) 10 ◯石畑欽一地域活力創生部長 おはようございます。  それでは、惠比須議員からの大きく二つ目の質問であります公共施設における電気需給省エネルギー対策についてにつきまして、お答えさせていただきます。  なお、ご質問の中に他部局の所管に係るものもございますが、1回目は私から一括してお答えをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず1項め、公共施設の大半が入札により電気需給契約を結んでいるが、いこま市民パワー株式会社との新たな契約に当たっては、施設ごとで契約電力を決める方法が望ましいのではないかについてでございますが、現在、入札により調達している28施設については、電力使用の状況が類似している施設を抽出して入札の対象としたことから、関西電力から調達をしていたときの単価種別の高圧ASという区分のみであり、基本料金の単価及び電力利用料金の単価は全ての施設で共通となっておりました。12月からいこま市民パワー株式会社との契約につきましては、詳細は検討中ではございますが、料金メニューは共通の体系にする方向で調整をしております。  また、現在、入札の対象となっていない施設については、使用電力量電力使用のピーク時期など、それぞれの施設の特徴、状況に応じて適切な料金メニューが適応されるよう、協議を進めてまいりたいと考えております。  なお、電気料金等の単価は全て共通と申し上げましたが、契約電力につきましては、その月の最大需要電力により適用される値が変動しており、省エネルギー電力コストの削減を進めるためには最大電力のコントロールが重要であると認識しております。  続きまして、2項めのデマンド監視制御装置について各施設の特性を分析し、省エネルギーコスト削減の両面から導入することが妥当と判断されれば、導入促進を図ってはどうかについてでございます。現在、デマンド監視制御装置の導入施設は31カ所で、内訳は学校、幼稚園、保育園等17カ所、生涯学習施設3カ所、市庁舎等その他の施設11カ所となっております。  運用といたしましては、使用電力目標値を超えそうになり、装置から警報が発せられた場合、エアコンや電気等を消すなどして上限値を超えないようにしており、各施設では消費電力が大きいものからあらかじめリストアップするなど、事前の対応をとっております。導入施設では装置設置前の最大電力と比べ、平成28年度は平均で10.3%、最大で52.5%の削減となった施設もあり、一定の効果は得られております。ただ、市民が利用されるホール等のある施設については、音響や照明、空調などの停止等の対応をとった場合、利用内容に大きな影響を及ぼすこともあり得ることから導入を見合わせているところがございます。一定の使用電力があり、警報時にとれる対応の選択肢が複数あるなど、デマンド監視制御装置の設置が有効であると見込まれる施設につきましては、導入を検討を促してまいりたいと考えております。  次に、3項目めの質問、公共施設電力使用量削減目標についての1)第1次生駒市地球温暖化対策実行計画の目標は既に達成されていると考えてよいのかについてでございますが、第1次生駒市地球温暖化対策実行計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律、いわゆる温対法に基づき地方公共団体が行う事務事業に伴う温室効果ガスの削減を目標としたもので、本市では平成23年度に平成28年度を最終年度として策定をいたしました。この計画において設定していた電力消費量削減目標値は平成22年度比で10.3%で、これは環境基本計画削減目標に準拠して設定したものでございました。公共施設電力使用量につきましては、環境マネジメントシステムにおいて、平成22年度から削減目標値を定めた上で目標管理を行っており、平成28年度の削減実績値は平成22年度比13.1%減となったことから、実行計画の目標は達成したものと考えております。  次に、2)今後は公共施設及び市域の電力使用量の削減も含めた総合的かつ整合性のとれた目標設定が必要であり、新たな総合計画や環境基本計画の策定も併せ、目標を検討することが望ましいのではないかについてでございますが、市域全体の温室効果ガス排出量については、平成27年1月に策定した環境モデル都市アクションプランにおきまして、市域全体を対象として、2006年度比で2030年度35%、2050年度70%削減の目標を設定しております。この目標は同アクションプランを温対法に基づく地方公共団体実行計画区域施策編に位置付け、内閣府の有識者による進行管理を受けているところでございます。現行の環境基本計画が平成30年度で終期を迎えるため、現在、新たな環境基本計画の策定作業に着手したところであり、環境モデル都市アクションプランや総合計画も同時期の更新となることを踏まえ、各計画との整合に配慮をしながら、公共施設削減目標の設定を含めた総合的な目標設定を検討したいと考えております。  次に、3)公共施設電力使用量削減目標については、単純に基準年度の数値から引き算をするのではなく、施設の新設、統合、廃止などの変動要素も考慮した指標を基に検討することが望ましいのではないかについてでございますが、市域の温室効果ガス、またエネルギー使用の絶対量の削減を図るためには、電力についても公共施設としての総量の推移を管理することは、やはり重要だと考えております。ただ、ご指摘のとおり、新設、廃止等による施設数の増減等によって大きく影響を受けるため、単純な経年比較は難しいのも事実でございます。現在の環境マネジメントシステムによる進捗管理においても、直近で見込まれる施設の新設、廃止のほか、省エネルギー設備の導入等については可能な限り考慮をした目標設定に努めておりますが、各施設においてどの程度効率的なエネルギー利用が進んでいるかを検証するために、庁舎、文化施設、福祉施設、学校等、施設の用途を勘案しつつ、例えば延床面積等の原単位を用いた管理についても検討してまいりたいと考えております。  最後に、4)清掃センターを稼働させるに当たり、電力量が大きくなる要因についてどのように分析し、改善策を検討されているのかについてでございますが、清掃センターの設備の中で、特に電力を使用しているのは送風機で、排ガスを煙突へ排出していくものと焼却に必要な空気を炉へ吹き込むものがあり、全体の3分の1の電力を消費しております。他に、灰のダイオキシン類を除去する加熱脱塩素化処理装置、大型ごみを破砕する破砕設備が電力使用量の多いものでございます。今年度、清掃センターエネルギー利活用計画を国の支援を受けて作成しており、その中で電力使用量の削減のための改善策も検討したいと考えております。  以上でございます。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 11 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 12 ◯9番 惠比須幹夫議員 それでは、順次、質問をさせていただきます。  まず、1点目の市営火葬場についてですが、これちょっと確認ですが、これからの需要がピークとなる大体幾らぐらいというのは先ほどちょっと触れられたかと思うんですが、ちょっと確認です。それとどれぐらい、そのピークが推移するのかということを教えていただけますか。 13 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 14 ◯吉岡源裕市民部長 今のところ、生駒市の人口ビジョンに基づいて積算、計算してみたんですけども、大体23年後の平成52年にピークを迎えると考えております。そこから、ほとんど同じぐらいの数値で20年間ほど推移するというように考えております。 15 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 16 ◯9番 惠比須幹夫議員 ピークのときの利用数は年間どれぐらいと見込まれるんですか。 17 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 18 ◯吉岡源裕市民部長 市営の火葬場で1,400体ぐらいを見込んでおります。 19 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 20 ◯9番 惠比須幹夫議員 それが平成52年をピークに20年間ということですか。 21 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 22 ◯吉岡源裕市民部長 このとき、仮定として生駒市民が1,200、市外の分も200、今のところ見込んでおりますので、合計で1,400ということで、それが人口ビジョンが平成72年までしかございませんでしたので、大体そこまでいくであろうと考えております。 23 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 24 ◯9番 惠比須幹夫議員 ちょっと私が想定していたよりピークが長いんですけども、そのときの火葬の体制というのはどうなりますでしょうか。 25 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 26 ◯吉岡源裕市民部長 現在のところ、生駒市の火葬場と、それから平群の火葬場で、先ほど答弁させていただいたとおり、いけるかなというふうに考えております。 27 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 28 ◯9番 惠比須幹夫議員 市営火葬場の方はフルでということですか。1日何体ということで想定なんでしょうか。 29 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 30 ◯吉岡源裕市民部長 今、5炉あるうちの4炉でやっております。ただ、この時点になったときに4炉でいけるかどうかというのは、ちょっと現在のところ、分かりませんけども、多分5炉使ったら、それはもう可能であると考えております。 31 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 32 ◯9番 惠比須幹夫議員 その場合は、野菊の里の方は大体幾らぐらいという想定なんでしょうか。割合はどれぐらいで考えてられますでしょうか。 33 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 34 ◯吉岡源裕市民部長 今現在のところ、市内の死亡の1割が平群の火葬場に出ることになっております。この1割というのがもし継続した場合でしたら、160体ぐらいというふうに考えております。 35 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 36 ◯9番 惠比須幹夫議員 それが20年間、それで継続しなくてはならないというお話なんですが、これ、万一の不測の事態、もう20数年後といえば、築70年とかいう状況になってくるわけですが、万一のトラブル、不測の事態があって、現市営火葬炉が使えないという状況になったときはどういう対応をされると想定されているんでしょうか。 37 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 38 ◯吉岡源裕市民部長 現在の火葬場でございますけども、結構、造りとしては複雑でない単純な造りになっておりまして、メンテナンス等しやすい形になっております。それで、ある一定の大規模改造とかを行う場合は以前のように飯盛霊園を使わせていただくとか、また平群の方も何とか使わせていただいて、何とかやっていけたらなというふうに考えております。 39 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 40 ◯9番 惠比須幹夫議員 飯盛の施設は今、単純に言うと、市外は7万円だと思うんですけども、対象外と言うか、組合が対象とされている以外の部分、その差額というのはどう、例えば700体、そちらでお願いしたら4,200万とか要ってくるんですけども、その差額についてはどう考えておられるんでしょうか。 41 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 42 ◯吉岡源裕市民部長 以前改修いたしたときは、その差額については市側で補填させていただいたというふうに思います。今度の場合は、その期間にもよりますけども、それは将来のお話かと考えております。 43 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 44 ◯9番 惠比須幹夫議員 そうなったら、そのときに考えてもらうという話だと思うんですけども、一方で、平群町との協定の中で、第4条で相互連携のさらなる検討ということで、生駒市と平群町とはこの協定に定めるもののほか、それぞれの住民サービスの向上を図るため、今後も相互連携の拡大について検討するものとするとありますが、これについては、火葬場についても更なる検討ということは考慮されているのか、想定されているのか、ちょっとお聞かせください。 45 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 46 ◯吉岡源裕市民部長 この協定の中では、体育施設、図書館等、衛生施設、いろいろございますけども、火葬場もその対象になると考えております。 47 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 48 ◯9番 惠比須幹夫議員 と言いますのは、これは私、この質問をさせていただく前に、野菊の里を視察させていただきまして、内外、裏表、全て見せていただいて、つぶさにご説明もしていただいたんですけども、今、野菊の里の方は人体の火葬炉が3炉並んでいて、もう1炉が動物炉があると、4炉の体制なんですが、その人体炉のすぐ横があと2炉すっぽりと収まるスペースをちゃんとバックヤードも含めて置いておられて、これは個人的な所見としては、非常に安心感が高いなという思いがいたしました。これはちょっと所見として述べさせていただきます。  次の質問なんですが、次の更新に当たって、公害防止設備を付帯する新たな炉というのを、多少規模は縮小しても、更に公害防止の能力が高い炉と入れ替えるというお考えはないんでしょうか。 49 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 50 ◯吉岡源裕市民部長 今のところ、再燃の装置も入れて、二十数年ちょっとなるんですけども、20年ほどになるんですけども、今、ちゃんと稼働しておりますので、その辺も含めて検討はしていきたいとは考えております。 51 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 52 ◯9番 惠比須幹夫議員 と言いますのは、既にご承知かと思うんですが、火葬を始めて5分から10分ぐらいの間、黒煙と、それと臭気もするという声もいただいています。あと温度帯が上昇すれば、もうほとんど煙も見えない状況で火葬されているという状況なんですが、先ほどのダイオキシン数値からすれば、現状は大丈夫だと、毎年、毎年度、継続されていて大丈夫だということなんですが、まずその対策として、住民の方としては、やっぱり臭気とか目に見えて黒い煙が上がっているというのが一番不安に思われる部分だと思うんです、数値とは別にですね。その対策をどうすべきかということをいろいろと私も考えていたんですが、まず火葬炉についてですが、温度は1次、2次とも計測されている状況なんでしょうか。 53 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 54 ◯吉岡源裕市民部長 ちょっと今、分かりません。申し訳ございません。 55 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 56 ◯9番 惠比須幹夫議員 すみません。現場でお聞きしたときは、2次は計測されていると、1次が計測されていないということでしたので、その1次の温度管理というのも肝要であると思いますので、その辺はちょっと今後、改善を検討していただければと思います。  そのダイオキシンの計測ですが、大体4時間連続で排ガスを捕集し続けて、その濃縮したものを分析センターに送って出している数値ということですので、特に黒い煙が出ているときだけ、ピンポイントでというのは現状の技術上は難しいということですので、それに対して、どういうふうに安心感を与えていくのかというところなんですが。それで、先ほど燃焼管理をもう少し徹底してはということなんですが、2次燃焼炉をあらかじめ温度を上げておいてということを今されているかと思うんですが、それの効果というのはどうですか。 57 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 58 ◯吉岡源裕市民部長 再燃装置でございますけども、これまでは15分間、ご遺体を焼くまで、以前に燃やしていたわけでございますけども、それを今、30分ほどにさせていただいています。そうすることで、煙が10分間ほど出ていたのが平均3分間ぐらいになっております。そういう効果が出ていると考えております。 59 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 60 ◯9番 惠比須幹夫議員 私は専門家に聞いていましたら、やっぱり2次燃焼室の燃焼管理で解消するのではないかということも聞いていましたので、大体3分の1ぐらいにそれが解消されつつあるということですね。  それで、更に住民の方の不安を一掃するという意味で、排ガスと言いますか、ダイオキシンに関する大気の環境基準、それを計測してはどうかというふうに思うんですが、実際の生活しておられる環境がクリーンな状態であるということがそれによって実証されれば、住民の方の安心感が高くなると思うんですが。ちょっと土壌については、経年の蓄積とかもあると思いますので、ちょっと正確な数字が出ないのかなとは思いますので、大気についてのそういった計測、公表というものはいかがでしょうか。 61 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 62 ◯吉岡源裕市民部長 それについては検討させていただきたいと思います。 63 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員
    64 ◯9番 惠比須幹夫議員 是非住民の皆さんの安心という意味でも検討をよろしくお願いします。  それと次に、残骨灰のことなんですが、これの、今は、残骨灰の処理というのは火葬場の運営管理を委託しているその委託費用に含まれているということですか。 65 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 66 ◯吉岡源裕市民部長 委託業務の中に含まれていると考えております。 67 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 68 ◯9番 惠比須幹夫議員 これ、大事なことですので、より責任を持って、市として見届ける管理をするという意味で、委託に含まれているというのよりも直接、処理業者と言いますか、渡す相手とは契約という形の方が望ましいのかなというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。 69 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 70 ◯吉岡源裕市民部長 現在のところ、各市町村、そうやって直接、契約されているところというのが少のうございまして、こちらの方としては、今現在の形でやっていけたらなというふうには考えております。 71 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 72 ◯9番 惠比須幹夫議員 委託先の業者名は分かっていると思うんですが、現場までは確認されたことはございますか。 73 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 74 ◯吉岡源裕市民部長 業者の方から写真を頂いていますので、写真の方での確認になっております。 75 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 76 ◯9番 惠比須幹夫議員 それはこれ、グループ会社が精錬加工の事業をされているので、金属類はそこの、今の豊橋ですか、行先が豊橋で、いったん、そこで分選別されて、精錬に適さないものとかはのけられて後、金属類は精錬されてという工程ではないかなと想定されるんですが、それも実際、ちょっと確認された方がいいのではないかなという、そのグループ会社が北海道とかなっていましたので、ちょっとその工程をプレスする必要があるのかなと思います。  あと、その宗教法人についてもどこというのが、最終の残さというので、最終、残った残骨が宗教法人の施設に行っているということなんですね。 77 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 78 ◯吉岡源裕市民部長 納骨灰についてはその宗教法人の方に行っています。 79 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 80 ◯9番 惠比須幹夫議員 ちょっとその確認のことについては、検討をお願いしておきたいと思います。  次に、続きまして、公共施設における電気需給省エネルギー対策の方に移らせていただきたいと思います。  先ほどのお話では、新たないこま市民パワー株式会社との契約は施設ごととなるけども、電力料金については、押しなべてという方向で考えられているということでよろしいでしょうか。 81 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 82 ◯石畑欽一地域活力創生部長 現在、入札をしております施設につきましては、電力の使い方が似通ったところということで、今、入札にまとめております。そこについては、共通したメニューでと考えております、基本料金、単価ですね。ただ、個別に入札をしていない、今、関西電力と契約しているところにつきましては、もう少し精査をして、一つ一つ全部違うというわけにいかないと思いますが、それぞれ適切なメニューを検討していきたいと、今、ちょっと調整しているところでございます。(「契約はそれぞれ」との声あり)すみません。契約はそれぞれさせていただくという形になります。 83 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 84 ◯9番 惠比須幹夫議員 先ほど、後の質問とも関連してくるんですが、最大使用電力デマンドがそれを超えないような努力をされるということで一定の効果があったということが言われているんですが、それを固定にしてしまうと、ちょっとその努力目標というものが月々発生してくる、その基本料がずっと変わらないというのは努力する側としては、当然、電力量を使った分が安くなるということもそうなんですが、基本料金を安くなるというのも、そういう省エネ行動につながっていくのではないかなというふうに思うんですが、その辺はいかが考えておられますか。 85 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 86 ◯石畑欽一地域活力創生部長 デマンド装置が入っているところ、本庁舎ですとか学校、幼稚園、保育園というところにつきましては、基本、入札をしている施設とダブっているところがたくさんございます。ですので、最大電力使用量の管理というのは非常に重要でございますので、そこについては、結果的にはデマンドが入っていて対応しているところということになっているところがほぼ多いという形になっております。 87 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 88 ◯9番 惠比須幹夫議員 お聞きしていたのは、基本料金が努力することによって下げられるという考え方はいかがなものでしょうかということなんですよ。 89 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 90 ◯石畑欽一地域活力創生部長 基本料金、デマンド装置によりまして、最大需要量が分かってきます。それを毎年毎年小まめに抑えていくことで次の年度の契約の基本料金が抑えられるということになってまいりますので、それがデマンドの装置の一番いいところかと思っているんですが、それと、今、入札している施設というのがほぼそのデマンドが入っているところでございますから、対応は一定できているのかなというふうに考えております。 91 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 92 ◯9番 惠比須幹夫議員 今のお話でいくと、例えば今回、新会社、いこま市民パワーと契約をさせて、仮に1年間過ぎたとして、1年間のときにそのデマンドが抑えられている施設については、どうなるんですか。次の年度は低くなるということになるんでしょうか。 93 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 94 ◯石畑欽一地域活力創生部長 基本料金の算定の仕方というのが単価掛けるデマンド値と言いますか、最大電力需要量によって基本料金が策定されてきますから、最大電力需要量が落ちてくると、当然、基本料金が低くなる、安くなるということになってまいりますから、そういうふうに議員さんがおっしゃっているような形で考えております。 95 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 96 ◯9番 惠比須幹夫議員 それと、次に後々の質問とも関連するんですが、実は以前出されていた公共施設の電力量とかをまとめられた一覧がございますが、そこでは清掃センターが一番たくさん使っておられるということで938万キロワットアワーという電力量になっているんですが、実はこれ以外に、もう少し相当大きな電力使用されているということをちょっと後々お聞きして分かりましたもので、これ、何で外されていたかというのは公営企業だからということなのかもしれませんが、上水道関係の電力使用量なんですが、これについては現状幾らぐらいになっていますでしょうか。 97 ◯中谷尚敬議長 上野部長。 98 ◯上野和久上下水道部長 水道事業におきます電力使用量でございますけれども、平成28年度決算で申しますと、全体で1,230万8,000キロワットを使用しております。その中で大きいものと言いますと、山崎浄水場でございますけども、これが614万9,188キロワット使用しております。  以上でございます。 99 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 100 ◯9番 惠比須幹夫議員 これは別カウントになっているというのは何か理由がございましたのでしょうか。やはり、公営企業だから、別にということなんでしょうか。 101 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 102 ◯石畑欽一地域活力創生部長 そのとおりでございます。 103 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 104 ◯9番 惠比須幹夫議員 1,200ということで、先に平成26年度実績でまとめられた清掃センターよりも、数百万上回る使用量があるということではあるんですが、既に水道関係でもデマンド監視制御を導入されているということなんですが、これについては、いつから導入されていて、それを運用される状況というのは効果も含めてどう感じて捉えておられますか。 105 ◯中谷尚敬議長 上野部長。 106 ◯上野和久上下水道部長 すみません。正確なデマンドシステム導入というのは、ちょっと今、調べて分かりませんでしたけれども、少なくとも平成20年度からはそういう施設を導入していたということでございまして、今、山崎浄水場では1,000キロワットの契約電力を契約しておりまして、950キロワットになりますと山崎浄水場内の中央監視室で警報が鳴りまして、運転管理を委託しております職員が一応、送水ポンプを停止するなどの措置をしておりまして、これによりまして、一応、無駄な電力の経費の削減になっているのかなということでございます。  以上でございます。 107 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 108 ◯9番 惠比須幹夫議員 それによって、デマンド値を超えることはまずないということでよろしいですか。 109 ◯中谷尚敬議長 上野部長。 110 ◯上野和久上下水道部長 はい、そのとおりでございます。 111 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 112 ◯9番 惠比須幹夫議員 それと、その水道関係も将来的には市民パワーとの契約に移行するということでよろしいんでしょうか。 113 ◯中谷尚敬議長 上野部長。 114 ◯上野和久上下水道部長 はい、そういうことになると考えております。  以上でございます。 115 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 116 ◯9番 惠比須幹夫議員 それはいつからでしょうか。 117 ◯中谷尚敬議長 上野部長。 118 ◯上野和久上下水道部長 ちょっと具体的な年数等、まだ協議しておりませんが、山崎浄水場につきましては、これ、3年間の大口契約ということにしておりますので、平成30年3月まではこの契約が有効でございます。その辺はちょっと一度関西電力さんを交えまして、検討する必要があると考えております。  以上でございます。 119 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 120 ◯9番 惠比須幹夫議員 次に、削減目標計画等についてなんですが、第1次生駒市地球温暖化対策実行計画、これは平成28年度、終了しているということなんですが、これ、第1次も考えられるというお考えなんでしょうか。 121 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 122 ◯石畑欽一地域活力創生部長 先ほどもご説明させていただきましたが、環境基本計画が今回、30年度で終わるという形になっております。第2次を作るかどうかというのは、30年度以降、作るということはちょっと今検討させていただきたいと考えております。 123 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 124 ◯9番 惠比須幹夫議員 市の公共施設の関係なんですが、これについては、方向性としては環境マネジメントシステムに集約していくという、それで、一定見守っていくということになるんでしょうか、公共施設だけのことについてですね。 125 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 126 ◯石畑欽一地域活力創生部長 CO2の削減に関しましては、市域全体という形での当然、把握というのは必要になってまいります。その中で、生駒市の場合は公共施設から排出されるものも非常に大きなウエートを占めておりますので、それぞれ両方をしっかりと把握していきたいというふうに考えてはおります。それをどういう形で環境マネジメントシステムアクションプラン環境基本計画をどうやって整合性を保っていったらいいかというのを今回、30年、今年度から始めました環境基本計画の推進協議会の方で検討していただいて、調整を図って、整合性のとれたものを作りたいというふうに考えております。 127 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 128 ◯9番 惠比須幹夫議員 先ほどのお話では、その中で環境モデル都市アクションプランも、それとあとエネルギービジョンについても、その辺、整合をとっていくということでよろしいんでしょうか。 129 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 130 ◯石畑欽一地域活力創生部長 はい、そういうふうに考えております。 131 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 132 ◯9番 惠比須幹夫議員 それとあと、目標の設定の仕方については、先ほど、原単位を設けるということも考えてみるということでしたので、そういう方向でちょっとしっかりと煮詰めていただければと思いますので、よろしくお願いします。  あと、公共施設の中で多い、先ほどもちょっと触れました清掃センターなんですが、水道を別としますと突出した使用量になっているんですが、例えば先に出されていたデータの中で上位15施設だけの合算でも大体75%を占めているということだったんですが、これ、この間まとめられた中で、全体ではどれぐらいを占めているということになるんでしょうか。 133 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 134 ◯石畑欽一地域活力創生部長 すみません。ちょっと今、全体での割合の数字を持ち合わせておりません。後ほど分かりましたら、連絡させていただきます。 135 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 136 ◯9番 惠比須幹夫議員 それで、具体的に清掃センターでの今後の省エネルギー対策ということなんですが、先ほど送風機が3分の1を占めていて、破砕機も消費量が多いということだったんですが、その後にありました脱塩素化装置なんですが、これは灰のダイオキシン対策ということで、継続的に加熱脱塩素処理ということで酸欠状態の中で400度を保ってダイオキシンを分解していくということなんですが、これによって、今のダイオキシンの目標値で0.1ナノなんですが、その目標値を達成するために、これ、ずっと400度加熱しているという状態が続いているんですが、これについては、先ほど最後に触れておられましたが、これから長寿命化計画の中で、燃焼管理だけで十分埋立処分基準とか土壌環境基準とかいうのは十分達成していけるのではないかなとも思うんですが、今後の方向性として、更新に当たっての、長寿命化を図るに当たっての考え方でその辺はどうなんでしょうか。ずっとエネルギー消費し続けるというのはどうかなとも思うんですが、考え方をちょっとお聞かせください。 137 ◯中谷尚敬議長 吉岡市民部長。 138 ◯吉岡源裕市民部長 今年度、環境省のモデル事業で、廃棄物エネルギー利活用計画の策定を目指しております。その中で、どうやって今度の改修をやっていくかということについてもちょっと考えておるわけでございますけども、その中で炉を今のままでいいのか、それとももう少し小さくする方がいいのかとか、そういうこともございますので、来年度長寿命化計画等、補助金をもらうための循環型社会推進地域計画というのを策定しますけども、その辺については考えていきたいというように考えております。 139 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 140 ◯9番 惠比須幹夫議員 と言いますのは、そのダイオキシン対策を施された当時どういうお考えだったのか、より安心感をということだったのかもしれませんが、現状は埋立処分基準が3ナノで、土壌環境基準が1ナノということですね。土壌の環境基準でも1ナノですから、それの10分の1にあえてしているということですので、より安全といえば安全なんですけども、やり過ぎという感もあります。  特にこの埋立処分基準、大阪湾広域臨海環境整備センターでの今の3ナノは当然、適用されるわけですけども、ただ事前に薬剤処理等されているものについては、これすら適用しないということが注意書きでありますので、その辺も踏まえて、ちょっとこの装置については、今後、扱いについては検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、あともう1点、バグフィルターに関する排ガスの処理工程においても、結構、エネルギー消費がしているということなんですが、その内訳についてちょっと教えていただけますか。 141 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 142 ◯吉岡源裕市民部長 バグフィルターだけの内訳というのは、ちょっと今のところ、持っておりません。 143 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 144 ◯9番 惠比須幹夫議員 これ、バグフィルターの特性だとも思うんですが、設備内で使っていないときに、塩化水素が湿気を含んで金属を腐食させるということで、休止中でもずっと200度を保っていなければならないという、これはちょっとバグフィルターの宿命的なものかとも思いますので、これも次の長寿命化工事に当たって考慮していただきたいんですが、例えば燃焼の排ガスを利用するとかということでエネルギーの消費低減につなげていくとかいうことも一考されるかと思うんですが、そういうことも検討の中には入りますでしょうか。 145 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 146 ◯吉岡源裕市民部長 その辺についても、計画の中で検討していきたいと考えております。ただ、一番清掃センターで、パーセンテージで見ればそうなんですけども、1炉運転する場合と2炉運転する場合が一番電力量として差が出てきております。その辺も考えて計画の方は作っていきたいと思っております。 147 ◯中谷尚敬議長 惠比須議員。 148 ◯9番 惠比須幹夫議員 分かりました。1炉でスケールダウンして2炉にするのか、一本にまとめて1炉にするのかというのも検討の課題だとは思うんですが、従来よりずっとお話していました発電の方もされる予定だということですので、その辺はちょっとこの辺の省エネ対策も含めて、しっかりと検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 149 ◯中谷尚敬議長 次に、14番、浜田佳資議員。              (14番 浜田佳資議員 登壇) 150 ◯14番 浜田佳資議員 おはようございます。
     今回の一般質問は環境モデル都市の推進について行います。  生駒市は、環境モデル都市として、このアクションプランで都市構造の再設計、資源循環、エネルギー需給システムの構築、ICTを活用したコミュニティサービスの推進、食のバリューチェーン構築、コミュニティ交通システムの再構築という五つの柱を立て、取り組んでいますが、それぞれの柱における進捗状況や結果は相当ばらつきがあると考えます。これはそれぞれの柱の内容や性格による点が大きく、無理もない点もありますし、長中期的に取り組まなければならないものであるということも考慮しなければなりません。しかし、それぞれの課題の難易度等や人的、予算的制約もあり、現時点の到達状況を踏まえ、今一度将来を見据えつつ、当面の重点や各柱におけるポイントを再設定、再確認すべきではないかと考えます。  そこで、環境モデル都市の取組について、更に前に進めるため、次の点について質問をいたします。  1、各柱の大枠での進捗状況、全体の中での施策推進のバランスについてはどのように考えているのでしょうか。  2、省エネの推進について、より多くの市民の参加推進の観点からも住宅における断熱向上が効果的であると考えます。無理なく自然に省エネを進めることができ、継続的に行うことができるからであります。  そこで、1)現在行っている施策と成果、2)市民自らが比較的容易にできる取組の啓発についてどうなっているのでしょうか。  3、環境モデル都市における取組の評価結果について、特に、1)地域のアイデア、市民力と2)取組の普及、展開について5段階評価の5であるが、課題や改善点、伸びしろについてどのように考えているでしょうか。  4、市民力の活用等で、複数の課の連携が必要ではないかと考えますが、その点、十分に行える状況でしょうか。  以上で、登壇しての質問は終わり、2回目以降は自席にて行います。 151 ◯中谷尚敬議長 石畑地域活力創生部長。              (石畑欽一地域活力創生部長 登壇) 152 ◯石畑欽一地域活力創生部長 それでは、浜田議員のご質問、環境モデル都市推進の取組についてにつきまして、お答えいたします。  なお、ご質問の中に他部局の所管に係るものもございますが、1回目は私から一括してお答えをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、1項目めの各柱の大枠での進捗状況、全体の中での施策推進のバランスについてはどのように考えているのでしょうかでございますが、環境モデル都市アクションプランは取組初年度の平成26年度に現状把握や事業検討調査を行い、それまでの取組を更に深めていくものや新たに始めるものなどを整理、検討した上で、複数ある取組を五つの柱、分野に分類して取組を進めてまいりました。  その結果として、本年7月に設立した地域エネルギー会社、いこま市民パワー株式会社のように順調に進捗しているものもあれば、食のバリューチェーン構築のように、事業検討調査の結果を受けて取組方法の再検討をしているものもあるというのが現状でございます。ご指摘のとおり、結果として、進捗状況等に差異が生じているものもあるため、特に中長期的視点で取り組むべき項目や大規模な投資が必要となる事業については、社会経済情勢を鑑み、慎重に取り組むべきであると考えております。  次に、2項目めの省エネの推進についての1)現在、行っている施策と成果についてでございますが、住宅における省エネ推進と断熱向上に資する取組といたしましては、発電時のエネルギー利用効率が高く、発電所からの送電ロスも少ないことから、省エネ効果が高いとされる家庭用燃料電池の設置に対する家庭用燃料電池設置補助事業、一般家庭等でのエネルギー使用の効率化及び省エネ意識の向上を目的として、エネルギーの見える化を図るエネルギー管理システムの設置に対する住宅用エネルギー管理システム、HEMS補助事業、窓の改修工事や併せて行う床、天井、壁の断熱工事等の住宅の省エネルギー改修工事に対する住宅省エネルギー改修工事補助事業などを実施しております。  それぞれの活用実績といたしましては、家庭用燃料電池設置補助事業で、平成27年度175件、平成28年度202件、HEMS補助事業で、平成27年度24件、平成28年度31件、住宅省エネルギー改修工事補助事業で、平成27年度50件、平成28年度34件となっており、それぞれ順調に活用をしていただいております。  また、昨年11月には、「健康住宅を学ぼう」をテーマに、住宅の専門家や医療関係者を招いて、「健康・省エネシンポジウムinいこま」が本市後援で開催され、省エネだけではなく、健康の観点でも住宅の断熱性向上が重要であることを紹介するなど、市民に身近な健康に視点を置いた住宅の断熱効果等の啓発を実施してまいりました。  2)の市民自らが比較的容易にできる取組の啓発についてどうなっているのかでございますが、政府が国を挙げて取組を進めます低炭素社会実現に向けた社会運動であるクールチョイスについて、本市も賛同し、我慢する省エネだけではなく、無理なく楽しみながら取り組むことのできる快適な省エネ活動の啓発を実施しているところでございます。  今年度は、毎年7月7日に実施しておりますクールアース・デー・ライトダウンに合わせまして、市内の子どもたちを対象に近畿大学の協力を得て実施したエコキャンドル作り教室で作成したエコキャンドルやソーラーランタンの点灯セレモニーを開催し、多くのご家族の皆様にご参加いただきました。また、生駒市環境基本計画推進会議が実施する緑のカーテンコンテストは、楽しみながら環境にも家計にも優しい省エネイベントとして定着し、毎年多くの応募をいただいております。無理なく楽しみながらできる省エネ対策は多くの市民の皆様にも受け入れられやすく、続けやすいものでございますので、今後も、環境基本計画推進会議などと連携し、普及啓発に努めたいと考えております。  続きまして、3項目めの環境モデル都市における取組の評価結果について、特に地域のアイデア、市民力と取組の普及展開については、5段階評価の5であるが、課題や改善点、伸びしろについてどのように考えているかについてでございますが、環境モデル都市アクションプランの進捗状況については、各モデル都市が作成した評価書を基に内閣府主催の有識者ヒアリングを経て評価が確定されているものでございます。地域のアイデア、市民力と取組の普及展開の評価につきましては、生駒市環境基本計画推進会議のメンバーが設立いたしました、一般社団法人市民エネルギー生駒が実施する太陽光市民共同発電所事業に係る取組が環境省主催のグッドライフアワードにおいて、環境大臣賞優秀賞を受賞、また学校単位での環境活動に対し、本市の小中学校3校が国際NGO、FEEからグリーンフラッグ校として認定を受けるなどの活動実績が高い評価を得たものでございます。  今後の課題でございますが、環境活動に従事していただいております各種団体のメンバー様の年齢層がだんだんと高くなっていっていること、また活動するメンバーが固定化されていることなどから事業継続性や他の事業との連携等に課題があるというふうに考えております。今後はより多くの方に関心を持っていただき、幅広い年代の方に活動に参加していただくことにより、環境分野にとどまらず、様々な分野での活動に広がり、地域貢献につなげていくことができるのではないかというふうに考えております。  続きまして、4項目めの市民力の活用等で複数の課の連携が必要ではないかと考えるが、その点、十分に行える状況であるかについてでございます。環境モデル都市の多くの取組は複数の課に関係するもので、環境モデル都市推進課が中心となり、関係課との連携を密にして事業を進めてまいりたいと考えております。また、本市には様々な分野で活躍し、活動されている市民や事業者がおられ、本市の施策に応じて連携していくことでより成果が上がるものと認識をしております。市民や事業者、学識経験者から成る環境モデル都市推進協議会等を通じまして、町内だけではなく、市民団体や事業者等との連携を深めてまいりたいと考えております。  以上でございます。どうぞよろしくご理解賜りますようお願いいたします。 153 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 154 ◯14番 浜田佳資議員 それでは、順次、質問させていただきます。  今回、これを聞くのは諸施策の中で、特に環境対策というと、大風呂敷を広げているのではないかという懸念があるわけであります。確かに志を高く掲げるのはいいことですし、大きな問題ですから、初めから小さくまとまっていたのでは話にならないわけなんですね。しかしながら、実質的にはアドバルーンを上げただけということになっては困るわけですし、そういうことは考えていないと思いますので、今回、こういったことを取り上げて、実際どうなのかということをお聞きしたいということなんですね。  そうして、五つの柱にまとめているということなんですが、特に進んでいるのがe-POWER、それで遅れているのが食のバリューチェーン構築ということなんですが、アクションプランの概要版で2014年から2018年、平成26年から30年の5年間に具体化する取組ということで、相当詳しく書かれているわけなんですね。ところが、こちらの28年度の取組進捗状況を見ますと、非常にすっきりと言いますか、概要版、当初の予定と比べると、相当すかすかになっているというふうにも見れるわけなんですね。答弁でもありましたが、五つの中ではそれは答弁にされたこと以上に取り組むべきだとした内容と実際の進捗と比べると相当の落差があるんじゃないかというふうに見えるんですが、その原因はどのように分析されていますでしょうか。 155 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 156 ◯石畑欽一地域活力創生部長 最初に計画を立てて、目標を立てたときとその後実際にそれを実行していくに当たって、例えば費用でありますとか体制でありますとかといったところが伴わないということも現実にはございました。そういったことで、全てが順調にいっているというわけではない。反面、先ほども言いましたけれども、市民エネルギー会社のように順調にいったところもあるというところが現実のところでございます。 157 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 158 ◯14番 浜田佳資議員 当初の見通しはどうだったんでしょうか。 159 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 160 ◯石畑欽一地域活力創生部長 決して風呂敷を広げるということではないんですけれども、そのときのいろんな状況を勘案しまして、先ほどもご説明をさせていただきましたが、最初のところで、いろんな現状を把握して、事業検討調査を行わせていただいた結果でこういうことができるというふうには見込んでおったわけですが、結果的には、今、そういう状況になっているということでございます。 161 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 162 ◯14番 浜田佳資議員 当初見通しが甘かったということですかね。生駒市がこういったことをやりたいと、志を高く掲げるのは非常にいいことなんですけど、先ほど部長も答弁しましたように、お金の問題と体制の問題、これはなかなかいかんともし難い面がありますので、そういったことを勘案しながらいろいろ計画を立てるということが必要じゃないかと思うんですね。その点で、やはりちょっと気持ちが高ぶると言いますか、志を高く掲げたためにややちょっと見通しが甘くなったという面は否めないということなんでしょうか。 163 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 164 ◯石畑欽一地域活力創生部長 いろんな計画を立てさせていただいて、最終的にはCO2、地球温暖化ガスの削減というのは大きな目標でございますから、その計画の中で、より力を入れてやっていくところと、少し、次にちょっと置いておこうかなという言い方はおかしいですけれども、少し先に延ばそうかなというのは実際に出てきているというのが現実でございます。 165 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 166 ◯小紫雅史市長 当初の環境モデル都市に申し込むときも、一定熱い思いと冷静な視点を両方持ってやったつもりではありますが、おっしゃるように、確かに進捗にばらつきが出ているのは否めません。モデル都市ということではありますので、今ある取組を頑張ってやりますというようなことではなく、やはりこれから特に環境というのを、エネルギーを切り口に生駒であれば空き家対策とか、地域のコミュニティづくりだとか、そういうふうなことも進めていくんだというようなことで、先進的な、正にモデルとなるような取組を掲げたわけでございます。そういう意味では他の環境モデル都市も同じでございますけれども、当初掲げたものがうまくいっている部分といっていないところ、全部うまくいっているところはございませんし、生駒市はまだむしろ当初の予定をそれなりにはやっている方だと思います。もう全然、当初、あんまり言うとちょっと他の環境モデル都市に失礼ですけども、やはりなかなか思うどおりいかない自治体も他にもございます。  ただ、やはりそんな中で、五つの柱というのを出しております。今は進捗、若干ばらばらで特にご指摘の食のバリューチェーンにつきましては、やはり想定していたよりも、小型の培養関係の機器が高くつくということで、環境省モデル事業としても、いろいろ検討しましたけれども、やはり現時点ですぐに導入するというのは、幾ら環境のためとはいえ、コストがかかり過ぎるということで、違うやり方なのか機器のコストが下がっていくのをある程度待つのかとか、その辺りを考えているところでございまして、進捗にばらつきがありますけれども、今の時点ではどれを諦めるとかいうことではなく、今も五つの柱を、若干時期的なずれはあるかもしれませんが、しっかりやっていきたいという思いはございます。もちろん、計画でございますので、若干修正しながらというところはあるかもしれませんが、頑張っていきたいと思います。 167 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 168 ◯14番 浜田佳資議員 モデル都市としては、国に一定の計画を出すとなると、それなりのものがないとモデル都市と認められませんので、多分そういったこともありまして、なったというのは。この間、いろんなところに視察へ行きまして、視察へ行くと、国にいろいろなものを出して、これを認めてもらって補助金をもらうんだというときではこういった書き方にしないとなかなか通らないという、かなりリアルに教えてくれるところもありましたので、そういったいろんなことがあったんだろうと思うんです。いずれにしても、どの計画でもばらつきがどうしても出るもんなんですよ。それはしゃあないんですね。だから、それが今回の場合、この問題は余りにも、一つは取り組もうとした内容との間の落差が大き過ぎるんじゃないかというようなこともあって、取り上げさせていただいたんです。  それで、食のバリューチェーンのことが市長からいろいろ出ましたので、ここについて聞きたいんですが、食のバリューチェーン構築というのはごみの減量にもなるということで、非常に私も注目していたんですね。この点に関しては、28年度の進捗状況では事業実施に向けて関係者との協議を実施ということも書いてあったり、また推進協議会の議事要旨を見ますと、関係者との協議をするという、うんぬんということも書かれてあったんですね。そこら辺のことがありますので、第1回生駒市環境モデル都市推進協議会議事要旨、これ、今、市長が言ったように、大規模な施設が必要であるし、費用がかかるため、その課題を解決する方法を模索中であるというふうに書かれています。この点に関して、実際、今の状況はどうなっているか、もう少し詳しく説明していただけますか。 169 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 170 ◯石畑欽一地域活力創生部長 食のバリューチェーンにつきましては、議員さんからご指摘いただきましたように、様々なコスト面、いろんな面から現在のところ、進んでいないという状況でございます。  その上で、本市の場合は市民の活動と言いますか、市民、事業者の方々で非常に高い環境の意識を持った方々がたくさんおられますので、そういったところとも協議を進めながら、現実的な形でできる方法がないかというのも検討しているという状況でございます。 171 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 172 ◯14番 浜田佳資議員 その点で、この前の6月議会で一般質問で私が紹介しました兵庫の民間の取組に関しては、何かその後調べてみたりとかはしましたでしょうか。 173 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 174 ◯吉岡源裕市民部長 まだ、私はこのことについては知りません。 175 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 176 ◯14番 浜田佳資議員 先進事例、自治体がやっているものもあれば、民間がやっているものもあれば、それぞれ非常に市民がそれぞれやっているものいろいろあります。そういったものをできるだけ取り入れてと言うか、研究してやらないと、特にこの食のバリューチェーン構築は、先ほど市長も言いましたし、部長も言いましたように、非常に難しい面があります。その代わり、これができたら、非常に大きな効果というのも得られるものでありまして、そういった意味でも魅力もあるところでもあると思う。この点は多分認識は同じだと思うんですけどね。ですので、そういった、たとえちょっとした不要に思えることであっても、何か材料があったらすぐさまそれにいろいろ研究してみるということが大事だと思いますので、それはよろしくお願いしておきます。  そして、全体の中での推進バランスとかはまあいいとして。それで、先ほども部長もちょっと言いましたが、五つの柱をどうしていくのかと。先ほど、惠比須議員への答弁の中でもありましたが、総合的な計画、これの取組も来年度までということですので、31年度から向けてどうするのかという点に関して、目標の設定について、今、検討を始めているということなんですけどね。この問題の当初はそもそもは環境モデル都市の将来像ということで言いますと、低炭素循環型住宅都市というのを将来像として掲げているわけなんですね。そして、もともと目標としてCO2の削減というものを掲げております。この観点から、先ほど部長も言いましたように、しっかりと、この観点で見直して全体を整理してみるというようなことで今後、検討していくということでよろしいでしょうか。 177 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 178 ◯石畑欽一地域活力創生部長 環境基本計画や総合計画、時期を同じくしていろんな計画が次の段階に進んでまいります。その中で、環境モデル都市として基本的なCO2削減、温室効果ガスを削減していくというのに何が一番重要か、何が一番有効かということを含めて、整合性のとれた目標を立てていきたい。そのために、協議会のご意見も聞きながら進めていきたいと考えております。 179 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 180 ◯14番 浜田佳資議員 その観点をしっかりと検討していただきたいんですが、その際に気を付けなければならないということがあるんじゃないかと思うんですけどね。かつて、CO2削減ということで、家庭の電気使用量を減らそうと前年比での削減競争と言うか、そういった取組を市民に呼びかけて、市が行ったことがありました。その中で、ある年の上位、確か3位だったと記憶していますが、その方が電気使用量を減らすため、食品を温めるのに電子レンジは使わないようにし、ガスを使ったという話がありました。これではCO2削減になっているのか甚だ疑問であります。結局、この取組は行き詰ってやめたということがありました。短期的な数字を追って、一気に何とかしようとか、無理を重ねても長続きはしないということなんですね。こういった方法では結局、本来の目標を達成できない。ということを考えますと、先ほども部長の答弁でありましたが、無理なく快適に省エネということでやろうとしているということなんです。そうした場合、結局、継続性があって、かつ一般的、つまり多くの方が参加、実践できるということが大事で、一つ一つは小さくても広く長く行うことで、トータルとしての効果が大きいというふうに考える。こういった視点、発想で整理し、臨むことが必要ではないかというふうに考えますが、この点、いかがでしょうか。 181 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 182 ◯石畑欽一地域活力創生部長 議員さんからご指摘いただいたとおりでございます。なかなか無理をしての省エネは続かないというのはどなたもご存じのことでございますので、日常的に普通に行う形を続けることができる省エネというのが一番効果があるものと考えております。3Rなど、いろんな形での取組があると思います。その辺、これからも引き続き市民の方への啓発等を進めてまいりたいと考えております。 183 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 184 ◯14番 浜田佳資議員 今の総合計画では、今、3Rではなく、5Rになっていますので、その点、よろしくお願いします。  そういった点で注目しているのがこのアクションプランではこの1にあります都市構造の再設計の中の省エネリフォーム支援というものに着目していくということで、問2で聞かさせていただいたということであります。その中で、今、行っていることでは、燃料電池、HEMS、住宅の省エネリォーム支援という三つが挙げられていました。とりわけこの省エネに関しましては、平成27年50件、28年で34件。29年度の見込みはどのようになっていますでしょうか。 185 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 186 ◯石畑欽一地域活力創生部長 すみません。29年度の数値、ただ今、ちょっと持ち合わせておりません。後ほどご連絡させていただきます。 187 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 188 ◯14番 浜田佳資議員 この省エネリフォーム支援なんですけど、断熱のみならず、経済的効果も結構あるという話も聞きますが、その点はどのようになっていますでしょうか。 189 ◯中谷尚敬議長 上村都市整備部長。 190 ◯上村健二都市整備部長 住宅省エネルギー改修の件なんですけども、省エネルギー改修補助自体は平成25年度から実施しておりまして、昨年度末で124件、合わせまして約3,800万円程度の補助を行っております。  効果といたしましては、建物の低炭素化が図れるというのが一番ではございますが、この124件の工事、省エネ以外の分も含めまして、約3億数千万円規模の工事が行われております。そのうち約2億円近い工事を市内工務店が施工しておるということでございまして、市内業者に対する経済効果もあるのではないかという一面があると思っております。また、市内業者さんにおかれましては、この省エネ工事の技術講習会の参加を促しておりまして、今後とも質の高い工事が期待できると考えてございます。このことによりまして、建物の質が向上することによりまして、長く建物を使っていただくということで、空き家の抑制にもつながるのではないかというふうには期待してございます。  なお、改修されましたお宅に電話での聞き取り調査等も行っております。その結果なんですけども、一番多いのが冷暖房器具、それほど使わなくても室内温度が一定に保てるということで、冷暖房費が以前よりも下がったというようなこと、あとは快適に過ごせますよということで、その内容としましては、結露がなくなった、あるいは騒音に対する効果があり、静かになりました。あるいは防犯効果ですね。二重サッシにすることによって防犯効果が高くなったなどのお声をちょうだいしております。  以上でございます。 191 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 192 ◯14番 浜田佳資議員 この問題は先ほども無理なく省エネということにも直結しますし、また先ほど、今の上村部長の答弁のように、経済的効果もかなりあるということでありますので、今後、更に啓発して枠を広げていくということは考えないでしょうか。 193 ◯中谷尚敬議長 上村部長。 194 ◯上村健二都市整備部長 先ほど答弁しましたとおり、一定の効果がある制度ではあると考えてございます。今後につきましては、この需要の変化も見ながら、財源的なことも含めまして、今後の展開については検討してまいりたいとこのように考えてございます。  以上でございます。 195 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 196 ◯14番 浜田佳資議員 経済的効果といったら、9割から10割というような効果がありますので、いろいろ考えてほしいんですが、年度途中、枠そのものを広げるという方法と、枠は今まで置いておきますけど、過去においても、枠をオーバーした場合、途中で増やしているというのはありますので、年度途中の状況に応じて補正予算を組むなどの対応をするということは考えておりますでしょうか。 197 ◯中谷尚敬議長 上村部長。 198 ◯上村健二都市整備部長 今のところ、今年度につきましては、今の時点で7件ほどのご応募があるということでございますので、今のところは考えてはございません。 199 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 200 ◯14番 浜田佳資議員 現状では考えていない。だけど、その現状が変わった場合、つまりこのままで枠はかなり超えるなというふうになった場合は考えると、状況に応じて対応すると、そういうことですね。 201 ◯中谷尚敬議長 上村部長。 202 ◯上村健二都市整備部長 今年度につきましては、30件を予定しておりまして、現在、8月末時点で7件でございますので、現在のところは考えてはございません。 203 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 204 ◯14番 浜田佳資議員 現在のところは考えていない、それは分かっております。だから、今後、条件によって対応がいろいろあるのかどうかという、それだけなんです。 205 ◯中谷尚敬議長 上村部長。 206 ◯上村健二都市整備部長 あくまで需要との関係がございますので、今後ともその需要の方をよく見ていきたいなというふうには思ってございます。 207 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 208 ◯14番 浜田佳資議員 じゃ、需要に対応していただくということで。  そこで、この点に関しても、市のホームページを見ますと、この制度の紹介なんかを見ますと、結構ハードルが高いように感じるんですよね。そういうのもあって、二の足を踏んでいる市民の方もいるんじゃないかと思いますので、この点の改善も含め、啓発をよろしくお願いいたします。  それで、次に行きますが、ただこの施策、かなりいい施策ではありますが、補助があると費用面がかかりますので、誰もができるということでやると、ちょっとだけ落差と言うか、隙間があるわけなんです。  そこで、2の市民自らが比較的容易に行える取組の啓発、これが大事になってくるというふうに考えるんですね。この点では、部長の方からクールチョイス等のこととかエコキャンドル等の説明がありました。問題はこのクールチョイスのことを広報でも見ましたけど、果たしてほんまにクールなのかなという、割とイベント的な側面があって、継続的に日常生活の中にすっと入って、ずっと継続していくという形になっているのかどうか、その点でクールさがどうなるかというふうに感じているんですが、その点、いかがでしょうか。 209 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 210 ◯石畑欽一地域活力創生部長 イベントのような形をとらせていただいているものもございますが、賢い選択ということですから、それをきっかけにしていろんなところに気付きを持っていただくというのがイベントをしていくときの一つの目的ではないかなと考えております。  来ていただいたいろんな方には、そのときに、例えば日常的にできるような節電、省エネなどのお話をさせていただいているのはしております。広報、ホームページであったりということでの啓発は常時させていただいていると。その最初の取っかかりのきっかけのイベントという形で考えております。 211 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 212 ◯14番 浜田佳資議員 イベントを最初の取っかかりにするというのはよく分かります。だが、問題はその先の話をいかに日常的に市民の方にお知らせできているかということが課題になるんじゃないかと思うんですね。その点、例えばよく言われているのが窓の断熱。窓から結構熱が交換して、部屋が寒くなったり、暑くなったりというのがよくあるわけなんですね。そういったもので、いわゆるぷちぷちと言われているのが気泡緩衝材、これを貼って、内外の熱交換を最大3割減らすということも言われております。さらには、エアコンに関しては、室外機の遮光、特に南側や西側にある場合のエアコンの室外機、これをいかに光を当てないか、これが大きな課題になるということも言われていますし、フィルターの掃除をまめにやれば、1割電気代が減るというようなことも言われております。こういったことをもっと見ますと、なかなか割と、もっとこういうふうな生活に密着したやつが意外と市の啓発では少ないような気がするんですが、その点、もっといろいろ考えるという点はどうでしょうか。 213 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。
    214 ◯石畑欽一地域活力創生部長 イベント的なものもございますが、例えばECO-net生駒さんの方で開催をしていただいていますいろんな施策と言いますか、市民の方への啓発事項でございますとか、うちエコ診断ということで、日常生活されている中でもっとこうすれば節約できるよとかいうことの診断をさせていただくとかいう形のことは常時やり続けているという形でございます。例えば、うちエコ診断であれば、昨年であれば30件ほどの、これ、無料で診断させていただくことができますから、専門の方に診断をしていただくという形ですから、そういったこととかをたくさんの項目、研修ですとかそういう診断ですとかというのを常時続けていくということで、意識の醸成が図られるのではないかなというふうには考えております。 215 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 216 ◯14番 浜田佳資議員 それで、今からですと、冬に備えてどうするかというところがポイントになるんじゃないかと思うんですが、その点については何か考えておられますでしょうか。 217 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 218 ◯石畑欽一地域活力創生部長 これから冬に向けて、今年特別というのは特に考えておりませんが、当然、ウォームビズでありますとかというのは今年も広報していきたいというふうに考えております。 219 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 220 ◯14番 浜田佳資議員 ウォームビズもいいんですけど、それだけでは非常に弱いなというふうに思いますので、住宅の断熱推進ということも含めてしっかりやっていってほしいと思います。  その中で、市民の皆さんからアイデアを募集して、啓発をどんどんするというのをしてはいかがかと思うんですね。といいますのは、自らアイデアを考える、出すということをしますと、いわゆるお客さんではなく、主体的に参加する、取り組むというふうになる効果もありますので、こういった進め方が結構、市民に広く進める上で重要ではないかと思うんですが、その点、いかがでしょうか。 221 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 222 ◯石畑欽一地域活力創生部長 議員さんもご存じのように、例えばECO-net生駒さんのように、それも市民の方で組織されているところで、常時、そういう方々からのご意見というのはいただいております。それ以外の一般の方々からいろんなご意見をいただくというのは、すごい、非常によいものだと考えておりますので、一度検討させていただきたいと思います。 223 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 224 ◯14番 浜田佳資議員 そうなんです。それは次の3とも関わってくるんですね。3の1)の点に関して、地域のアイデア、市民力の点に関しての課題や改善点の中で、年齢層が高齢化している、メンバーが限られているという答弁がありました。その点は同じことはこの環境モデル都市推進協議会の中でも指摘されていまして、それをどうするかが課題だというふうに言われているんです。だから、逆に、そういったことがありますので、ECO-net生駒さんに非常にお願いすると言うか、頑張っていただくというのは非常にいいんですけど、なかなかこういった限界もありますので、そこら辺は市の方がもっとうまく旗を振るというのが大事じゃないかと思うんですが、その点、いかがでしょうか。 225 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 226 ◯石畑欽一地域活力創生部長 ご指摘いただいたとおりだと考えております。ECO-net生駒さん、環境基本計画の進捗を管理していくということで、平成30年度までということで今は活動していただいております。それ以降どういう形にするかというのは、ECO-net生駒さんの中でも検討していただいておりますし、市としてもそれ以降、それ、来年度も含めてですけれども、どういう形がいいかというのは検討しているところでございます。 227 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 228 ◯14番 浜田佳資議員 そこら辺をしっかりと検討していっていただきたいと思います。そういった方々への支援となりますと、環境モデル推進課だけでなくて、他の過去の取組も非常に重要となってきます。  そういった点では次の4に関わっていくわけなんですが、その点で、部長の答弁で言いますと、基本的には推進課がセンターになるということです。市民と連携するということなんですが、こういった取組の進め方というのは、地域活力創生部の中だけの場合と、それ以外の部との連携というのもあると思うんですが、そこら辺はどのように考えておられるんでしょうか。 229 ◯中谷尚敬議長 石畑部長。 230 ◯石畑欽一地域活力創生部長 環境に関しましては、地域活力創生部だけで当然できるものではなく、先ほど答弁をいたしました都市整備であったり、生涯学習のいろんな団体さんであったり、本当に多岐にわたる活動が結果的に環境につながるものというふうに認識しておりますので、特に部の中でということは考えておらず、生駒市としての環境をいかに進めていくかということを環境モデル都市推進課の方でも考えていきたいと考えております。 231 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 232 ◯14番 浜田佳資議員 では、その点は特に部長にしっかりと仕事していただくということでよろしくお願いします。  今回、市政のいろいろな課題があって、その解決策というのは施策を決定するという場合、ついつい華やかなことでやるとか目立つこと、はやっているということに流されるということもあろうと思いますが、基本的には地に足が付いた発想が大切ではないかと考えて、今回の一般質問を行ったわけであります。  今回、確認できたことは住宅の省エネに関しては、断熱が非常に重要であることであるとか、省エネを進める場合は無理するんじゃなくて、楽にやる、そういったことが必要である、こういったことが確認できましたので、そういった視点をしっかりと持って、これからも取り組んでいってほしいというふうに思います。  以上で、一般質問を終わります。 233 ◯中谷尚敬議長 以上で一般質問を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第2 議案第58号 生駒市税条例等の一部を改正する条例の制定について 234 ◯中谷尚敬議長 日程第2、議案第58号、生駒市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 235 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 236 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第2、議案第58号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第58号 生駒市税条例等の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第3 議案第59号 生駒市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について 237 ◯中谷尚敬議長 日程第3、議案第59号、生駒市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 238 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 239 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第3、議案第59号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第59号 生駒市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第4 議案第57号 平成29年度生駒市介護保険特別会計補正予算(第1回) 240 ◯中谷尚敬議長 日程第4、議案第57号、平成29年度生駒市介護保険特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 241 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 242 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第4、議案第57号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第57号 平成29年度生駒市介護保険特別会計補正予算(第1回)    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第5 議案第62号 市道路線の廃止について 243 ◯中谷尚敬議長 日程第5、議案第62号、市道路線の廃止についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 244 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 245 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第5、議案第62号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第62号 市道路線の廃止について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第6 議案第61号 市道路線の認定について 246 ◯中谷尚敬議長 日程第6、議案第61号、市道路線の認定についてを議題といたします。
     本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 247 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 248 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第6、議案第61号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第61号 市道路線の認定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第7 議案第63号 町の区域及び名称の変更について 249 ◯中谷尚敬議長 日程第7、議案第63号、町の区域及び名称の変更についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 250 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 251 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第7、議案第63号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第63号 町の区域及び名称の変更について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第8 報告第16号 平成28年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書        報告第17号 平成28年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について        報告第18号 平成28年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について        議案第47号 平成28年度生駒市一般会計決算の認定について        議案第48号 平成28年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定につい               て        議案第49号 平成28年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について        議案第50号 平成28年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について        議案第51号 平成28年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について        議案第52号 平成28年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について        議案第53号 平成28年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定につい               て        議案第54号 平成28年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定に               ついて        議案第55号 平成28年度生駒市病院事業会計決算の認定について 252 ◯中谷尚敬議長 日程第8、報告第16号、平成28年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書から、議案第55号、平成28年度生駒市病院事業会計決算の認定についてまでの以上12件を一括議題といたします。  これら12件も、過日、市長の提案理由説明を受けたとおりでございます。  12件について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  これら12件は、21名の議員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 253 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、12件は21名の議員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 254 ◯中谷尚敬議長 お諮りいたします。  この際、決算審査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 255 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~   追加日程第1 決算審査特別委員会委員の選任について 256 ◯中谷尚敬議長 追加日程第1、決算審査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。  決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長と議会選出監査委員を除く21名の議員を指名することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 257 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会委員については、議長と議会選出監査委員を除く21名の議員を選任することに決定いたしました。  暫時休憩いたします。              午前11時41分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 258 ◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き会議を行います。  休憩中に決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、その結果を報告いたします。  委員長に樋口清士議員、副委員長に惠比須幹夫議員、以上で決算審査特別委員会の正副委員長の互選の結果報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第9 議案第56号 平成29年度生駒市一般会計補正予算(第1回)        議案第60号 RAKU-RAKUはうす条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 259 ◯中谷尚敬議長 日程第9、議案第56号、平成29年度生駒市一般会計補正予算(第1回)及び議案60号、RAKU-RAKUはうす条例の一部を改正する条例の制定についての以上2議案を一括議題といたします。  これら2議案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  2議案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これら2議案は、議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第10 議員提出議案第4号 受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求                   める意見書について 260 ◯中谷尚敬議長 日程第10、議員提出議案第4号、受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書についてを議題といたします。  本案について、提出者の説明を求めます。  22番下村晴意議員。              (22番 下村晴意議員 登壇) 261 ◯22番 下村晴意議員 それでは、議員提出議案第4号、受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める意見書について、本文を朗読し、説明に代えさせていただきます。  受動喫煙を防止するには、何よりもたばこの煙が深刻な健康被害を招くことを国民に啓発していくことが重要である。  厚生労働省の喫煙の健康影響に関する検討会が取りまとめた報告書(たばこ白書)では、喫煙は、肺がん、喉頭がん、胃がんなどに加え、循環器疾患や呼吸器疾患などとも因果関係があり、受動喫煙は、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中と因果関係があることが示されている。また、国立がん研究センターは、受動喫煙による死亡者数を年間約1万5,000人と推計している。  たばこの煙による健康被害についてこうした公表がある一方で、世界保健機関(WHO)は、日本の受動喫煙対策を最低ランクに位置付けている。この現状を脱し、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた我が国の受動喫煙防止対策の取組を国際社会に発信する必要がある。  そこで、国民の健康を最優先に考え、受動喫煙防止対策の取組を進めるための罰則付き規制を図る健康増進法の早急な改正を強く求める。  記、1、対策を講じるに当たっては、準備と実施までの周知期間を設けること。  2、屋内の職場・公共の場を全面禁煙とするよう求める「WHOたばこ規制枠組条約第8条の実施のためのガイドライン」を十分考慮すること。  3、屋内における規制においては、喫煙専用室の設置が困難な小規模飲食店に配慮すること。また、未成年者や従業員の受動喫煙対策を講じること。  4、各自治体の路上喫煙規制条例等との調整を視野に入れて規制を検討すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
     各議員におかれましては、ご賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。 262 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。  本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  本案も、議案審査付託表のとおり厚生消防委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第11 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について 263 ◯中谷尚敬議長 日程第11、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についてを議題といたします。  本件は、後期高齢者医療広域連合議会議員において1名の欠員が生じたため、県下市議会議員から1名を選出するところ、2名の立候補がありましたので、奈良県後期高齢者医療広域連合規約に基づき、選挙を行うものであります。  この選挙は、広域連合規約第8条の規定により、県下の市議会の選挙における得票数により当選人を決定しますので、会議規則第32条第1項及び第2項の規定に基づく当選人の報告及び当選人への告知はできません。よって、選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、候補者の得票数を報告することといたします。  なお、候補者につきましては、過日お配りいたしました候補者名簿のとおりであります。  これより投票を行います。  議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) 264 ◯中谷尚敬議長 ただ今の出席議員数は23人です。  次に、立会人を指名します。  立会人は、会議規則第31条第2項の規定により、13番竹内ひろみ議員、12番吉村善明議員、9番惠比須幹夫議員の以上3名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 265 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、立会人は、13番竹内ひろみ議員、12番吉村善明議員、9番惠比須幹夫議員の以上3名を指名することに決定しました。  投票用紙を配布させます。              (投票用紙配布) 266 ◯中谷尚敬議長 投票用紙の配布漏れはございませんか。              (「なし」との声あり) 267 ◯中谷尚敬議長 配布漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) 268 ◯中谷尚敬議長 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名であります。点呼に応じて、順次、投票を願います。  なお、投票されるときは、記載場所において記載の上、投票をお願いいたします。  議会事務局次長に点呼を命じます。 269 ◯西本昌彦議会事務局次長 それでは、議長の命によりまして、お名前をお呼びいたします。              (議会事務局次長、氏名を点呼)              (投票) 270 ◯中谷尚敬議長 投票漏れはございませんか。              (「なし」との声あり) 271 ◯中谷尚敬議長 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  これより開票を行います。  13番竹内ひろみ議員、12番吉村善明議員、9番惠比須幹夫議員の立会いを願います。              (立会人立会い 開票) 272 ◯中谷尚敬議長 選挙の結果を報告いたします。   投票総数 23票  これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、   有効投票 23票   無効投票 0票です。  有効投票中   北良晃議員 18票   白川健太郎議員 5票  以上のとおりであります。  議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) 273 ◯中谷尚敬議長 ただ今の選挙結果につきましては、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙選挙長へそれぞれの得票数を報告いたします。  以上をもって、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を終わります。  以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  明20日から10月12日までは委員会審査のため休会いたし、10月13日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後1時19分 散会 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....