生駒市議会 > 2017-06-14 >
平成29年第3回定例会(第3号) 本文 開催日:2017年06月14日
平成29年第3回定例会(第3号) 名簿 開催日:2017年06月14日

ツイート シェア
  1. 生駒市議会 2017-06-14
    平成29年第3回定例会(第3号) 本文 開催日:2017年06月14日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯中谷尚敬議長 ただ今から平成29年生駒市議会第3回定例会を再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者事務局職員による写真等の撮影を許可しておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯中谷尚敬議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程につきましては、議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 一般質問 3 ◯中谷尚敬議長 日程第1、昨日に引き続き、一般質問を行います。  通告順に従い、発言を許可いたします。  14番浜田佳資議員。              (14番 浜田佳資議員 登壇) 4 ◯14番 浜田佳資議員 おはようございます。今回の一般質問は、家庭ごみの諸問題について行います。  家庭ごみについては、地域、駅頭、集会等でも市民の関心が非常に高く、有料化についても2年が経過していることもあり、一定の検証が必要と考え、質問いたします。  まず、家庭ごみ有料化について次の点をお聞きいたします。  1)家庭ごみ有料化2年間での到達点。これは昨日の惠比須議員への答弁でもありましたが、それも含め、有料化決定時点での目標及び燃えるごみ半減目標との関係でどのように評価しているかお聞かせください。  2)今後の見通しと取組について、生ごみ対策も含めてお聞かせください。  3)市民の声の集約と分析、対応についてお聞かせください。  4)市長は制度の見直しは基本的に行わないとのことではありますが、市民負担の軽減とごみ減量の推進という点から、一定量無料方式を検討してはどうかと考えます。現行の方式よりも減量効果が見込めるのではないかと考えます。
     次に、ごみ減量には市民の協力が必要不可欠であり、そのためには、市民の声に対応し、スムーズに事業を進めることが大切ではないかと考え、今年の1月21日に議会主催で行った市民懇談会市民との対話の中で出された次の点についてどう考え、どう対応するのかお聞きいたします。  1)大型ごみ、燃えないごみ収集電話申込方式であり、不便である。  2)大型ごみ、燃えないごみの料金が高い。  3)棒状の大型ごみ、燃えないごみ収集で一つにまとめる基準について、例えば傘だけとか種類ごとにしているのはなぜか。  4)紙おむつについて無料にはなった。これは非常にいいことなんですが、中身が見えない袋で出せないか。こういった声が寄せられております。  5)高齢化に伴い、ごみ集積所に持っていくことが大変になっており、一定の戸別収集拡大、又はごみ集積所を増やすといったことを検討しないのか。  さらに、上記のことも含めた市民の声等の把握について、生駒市ごみ減量市民会議ではどのように行われているのでしょうか。また、そこで足らざるにどう対応するのかお聞かせください。  以上で登壇しての質問は終わり、次からは自席にて行います。 5 ◯中谷尚敬議長 吉岡市民部長。              (吉岡源裕市民部長 登壇) 6 ◯吉岡源裕市民部長 それでは、浜田議員さんのご質問家庭ごみの諸問題についてにつきましては、昨日の惠比須議員さんへのお答えと重複する点もございますが、お答えさせていただきます。  大きな一つ目の、家庭ごみ有料化についての1点目、有料化2年間での到達点の評価でございますが、平成28年度の家庭系可燃ごみは、収集持ち込みと合わせて、平成25年度比で15.4%減、平成27年度比でも3.6%減と、有料化後のリバウンドもなく減少しております。これは、市民の皆様のご協力とともに、減量の取組の効果が表れているものと考えております。  続きまして、2点目の、今後の見通しと取組でございますが、ごみ減量市民会議におきまして、自治会等での懇談会や、生ごみ対策としては生ごみ処理機キエーロ普及啓発などを行い、平成25年度比25%減を目指して燃えるごみ減量化を推進してまいりたいと考えております。  続きまして、3点目の、市民の声の集約と分析、対応につきましては、地域などでの懇談会イベントを通して市民のご意見等を施策に生かしてまいります。  続きまして、4点目の、制度の見直しでございますが、一定量無料方式につきましては以前からの考え方と変更はございません。  次に、大きな二つ目の、市民の意見への対応につきましてお答えさせていただきます。  1点目の、電話申込方式による収集につきましては、電話申込みによる収集が家の前まで来てもらえるということで非常に便利であるという声もたくさん頂いている中で、集積所での収集との併用になりますと多額の費用もかかり、集積所の管理も必要となることから、変更は、現在のところ、考えておりません。  続きまして、2点目の、大型ごみ、燃えないごみの料金が高いということにつきましては、特に生駒市だけが高いとは認識しておりません。  続きまして、3点目の、大型ごみ、燃えないごみのまとめる基準につきましては、その種類ごとにまとめていただいております。  続きまして、4点目の、紙おむつの出し方につきましては、以前から申し上げているとおり、そのような意見は余りございませんので、変更については考えておりません。  続きまして、5点目の、戸別収集の拡大、ごみ集積所の増設についてでございますが、高齢者等に対しましてはまごころ収集で対応しておるところでございます。また、集積所の増加につきましては、地域の実状をお聞きして対応しておりますので、直接、ご相談いただけたらと考えております。  最後に、大きな三つ目の、ごみ減量市民会議での市民の声等の把握でございますが、昨年9月に実施したごみ減量化に向けての無作為抽出アンケート、11月のいこま博での来場者に対するアンケートのほか、自治会等に直接出向き、市民の意見を広くお伺いしております。今後も引き続き、イベント懇談会を通してご意見をお伺いしたいと考えております。  以上でございます。よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 7 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 8 ◯14番 浜田佳資議員 昨日の惠比須議員の答弁でもありましたが、27年度が25年度比12.2%減、28年度が25年度比15.4%減とありますが、市のホームページに掲載されている家庭ごみ集積所での収集量家庭系の燃えるごみの推移はどうなのかというのはこれしか見当たらないんですけど、これとは数字は異なるんですよね。先ほど持ち込みと合わせてということですが、具体的にどういう、これとの差があるのかについてご説明願えますか。 9 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 10 ◯吉岡源裕市民部長 市のホームページに載せさせていただいているのは家庭ごみ集積所での収集量でございます。それと合わせまして、リレーセンターへの持ち込み等を含めましての現在のパーセントをお答えさせていただいたところでございます。 11 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 12 ◯14番 浜田佳資議員 その数字についてはホームページのどこに掲載されていますか。 13 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 14 ◯吉岡源裕市民部長 毎年なんでございますけども、一般廃棄物処理実施計画というのを市が出しております。そこのところでの数値でございます。 15 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 16 ◯14番 浜田佳資議員 市民の方から見ますと、私からも、この前も実施計画を見たんですけど、たくさんある中でどれがどうだとかというような推移はなかなか分かりにくいんですよね。ごみ減量を進めようと。それは市民皆さんの協力がないと実際に進まないわけなので、市民皆さんにそういったのを分かりやすく示すというのが非常に重要じゃないかとは思うんですが、その点、いかがですか。 17 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 18 ◯吉岡源裕市民部長 ごみ半減プランにいたしましても、あれは清掃センターでのごみ処理量ということが基準になっておりまして、現在、いろんな数字があるということにつきましては、議員さんがおっしゃるとおりでございます。これにつきましては、今後は統一してやっていきたいというふうに考えておりまして、今、見直しているところでございます。 19 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 20 ◯14番 浜田佳資議員 ということは、今後は集積所プラスリレーセンターへの持ち込み、これを基本にして議論を進める、実際、どう進んでいるかの検証も進める、こういう理解でよろしいですか。 21 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 22 ◯吉岡源裕市民部長 市民の方に分かりよいのは、やっぱり集積所で出すということでございますので、これまでそれで出しておりました。ただ、実際に可燃ごみと申しますと、やはりリレーセンターへの持ち込みの量も関係してくるということで、そちらの方の数値も、今のところ、考えているところでございます。 23 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 24 ◯14番 浜田佳資議員 集積所の分については月ごとオープンデータも出るように最近なりましたが、これで非常に分かりやすくなったという声があるんです。こういったことを今の新しい、これからの基本となる数字についても、同じように併用して、もちろん説明はちゃんとしないといけないと思いますが、すぐ近くに載せることで分かりやすくするということでよろしいですか。 25 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 26 ◯吉岡源裕市民部長 その方法につきましては、現在、考えているところでございます。 27 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 28 ◯14番 浜田佳資議員 分かりやすくなるように是非ともやってください。その方が市民皆さんの理解も進んで、実際、ごみ減量も進むと思いますので、それは多分、部長もよく分かっていると思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、ごみ減量の数字に関してなんですが、これに関しては、私は市民皆さんと職員の頑張りがあった結果だというふうに評価はしております。私も3年前の3月議会、ごみ有料化をどうするかということを議論された委員会ですが、そこでは私も、有料化には反対ですが1割の減量効果はあるだろうという旨の発言はしています。それを上回っているということは、やはり頑張りがあったんじゃないかというふうに思っています。  ただし、今回の議論の前提として、有料化についての問題点を若干整理しておきます。これに基づいて、これから後、更に具体的な質問をこの要旨に従ってやっていきます。  一つは、1割は減るけど2割、3割減、更には半減といった減量目的達成は困難ではないかという点がある。2点目は、いずれリバウンドするんじゃないかというのを指摘しました。この点、現時点ではリバウンドは見られないということですが、前年比での減量化率、これは2年目は1年目より小さくなっているというのが実際ですので、今後が大事だと考えます。  なお、環境省等では、大体5年経過でどうなのかということをリバウンドに対して見ておりますので、こういったことを含めて、後ほどリバウンドしにくい提案をさせていただきます。  3は、目的は手段を選ばないという発想が問題ではないかということをそのときも指摘させていただきました。つまり、ごみが減りさえすればいいと。市民負担の点や資源化を含めたやるべきことを十分にやっていないという点は横に置いておいて有料化というのは問題であるということを指摘させていただきました。こういった三つの問題があって、それぞれ、今後どうするのかということで関係がありますので、これに基づいて、順次、質問をしていきます。  まず、問題点の1)、つまり目標との関係なんですが、有料化決定時点での目標は10から30%減で20%を目指すということでした。また、事業系も含めた燃えるごみ可燃ごみ半減目標ということがありました。これらの目標からすれば、昨日の惠比須議員への答弁からも、現時点では一定の評価はできるが目標からはまだまだ遠いという理解でよろしいですね。 29 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 30 ◯吉岡源裕市民部長 平成25年度比で15.4%ということで、そのときの答弁で申しましたように、10から30%の減少を見込んでおると。それから、20%を目指したいという答弁であったかと思うんですけども、それには着々、到達しておるところでございます。 31 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 32 ◯14番 浜田佳資議員 しかし、市長マニフェストは25%減、後2年を切っておりますが。それと、可燃ごみ半減という目標の点から見たら、なかなかこれはしんどいというのが昨日の答弁であったかと思うんですよね。これは別に、ごみ減量自身がそう簡単にできることじゃないというのは理解しておりますので、目標達成ができてないから駄目じゃないかということは言いません。もちろん目標達成を目指すわけなんですが、今の現実というものを冷静に見て、今後どうするかという話が大切と思いますので、そちらの方に話を進めさせていただきたいと思います。  今後の見通しに関して、とりわけ半減目標との関係では、今後4年間の方策をどうするかという点に関して、昨日の惠比須議員質問に対しても、大枠、頑張るというような内容だったかと、具体的にどうするかということが余り明らかになっていなかったというように思うんです。とりわけ可燃ごみ半減目標との関係では、生ごみは全て可燃から外す、つまり公共関与資源化というふうに計画ではなっているわけなんです。だから、生ごみ対策半減目標達成の鍵を握るんですが、今後の研究が重要やと思うんですが、これに関して何か更にありますか。 33 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 34 ◯吉岡源裕市民部長 生ごみにつきましては、やはり組成調査でも、昨日、市長も申し上げたと思うんですけども、40%を占めるとういことで一番重要なところであると思います。近辺では、斑鳩町のようにゼロ・ウェイストということでやっておられる町もございます。この辺をもう少し研究させていただいて、生ごみに対する対策を強化していきたいというふうには考えております。 35 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 36 ◯14番 浜田佳資議員 それで、一朝一夕にぱっといくというようなのがないというのは私も分かっていますし、それだったら私もとっくの昔から提案しております。ただ、家庭ごみ有料化等検討委員会というのを大分前に行って、それからトライアル計画に移行していったわけなんですが、そこで、京都市の方に来ていただいて、先進地事例ということでいろいろお話を聞いたというようなことがあるんですが、京都市はその当時、食べ切り隊というので、とにかく食材を食べ切るということで生ごみを減らすというのにかなり力を入れていたんですが、ホームページにもかなりいろいろ、メニューとかも含め、載っていました。最近見ますと、更に進んで、「使いキリ、食べキリ水キリ」と生ごみキリ運動というのを推進していると。こういったことも、是非、参考にしていただきたいと思います。他にも生ごみコミュニティ堆肥化というのも取り組んでおります。  さらに、前にも提案させていただいたと思うんですが、埼玉県の久喜市等、他にも各地で行われているんですけど、こういった有機物リサイクルシステム、HDM、微生物による高度減容化というやり方で、これは微生物を利用して生ごみ等、それからせん定枝についても実施しているところもありますが、減容、量を減らすというシステムで、ほぼ無臭、低コストで、減容率が高く、堆肥の在庫が過剰になりにくい、設備が単純で故障が起きにくいというような特徴があるというふうにされております。  さらには、食のバリューチェーンはなかなかしんどい話なんですが、兵庫県のあるスーパーでは、自分のスーパーで出た残菜を自分の経営している畑で堆肥化して、そこで出来た野菜を自分のスーパーで売るということをやっているところもありますので、こういったことも是非とも参考にして、いいところをとって、生駒の新しいやり方というのを研究していってほしいと思いますが、こういったことに関してきちんと研究されますよね。 37 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 38 ◯吉岡源裕市民部長 最初の京都市さんでございますけども、京都市さんにつきましては、やはり政令指定都市ということで様々な生ごみ対策をやっておられるところでございます。それによって減量を図っておられるということで、うちはその10分の1の市でございますので、やはりもっと対策を絞って実施するということを考えていきたいと思います。そのときには様々な市の先進事例については、現在も見ておりますけども、参考にしていきたいと考えております。 39 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 40 ◯14番 浜田佳資議員 生ごみを減らすというところでの「使いキリ、食べキリ水キリ」生ごみキリ運動は、人口が多いとか少ないとか、政令指定都市かどうかというのは全然関係ないと思いますので、これは生駒に生かせるんじゃないかと思うので、そこら辺、よろしく研究をお願いいたします。 41 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 42 ◯吉岡源裕市民部長 京都市さんは、その運動だけじゃなしにいろんなことをやっておられます。いろんな対策の上での減量になっておりますので、そのことを申し上げただけでございます。それが重要じゃないということを申し上げているわけではございません。 43 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 44 ◯14番 浜田佳資議員 政令指定都市だからできることもあります。それについてまでやれということを言っているわけじゃないんですよ。できないのはあります、財政規模の大きさ、職員の数、全然違いますからね。ただ、その中でもできることはちゃんと謙虚に学んでいった方がいいんじゃないかということです。  そういうことで、1の3)に関しましては、次の最後の3のところに集約して質問させていただきたいと思います。  次の4)なんですが、これに関しては変更なしということなんですが、まず、市民負担の軽減になるのではないかというふうに考えますが、その点についてはどう思いますか。 45 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 46 ◯吉岡源裕市民部長 当然、その分の一定量無料ということでいきますと、市民の方の個人の負担は減ると。当然のことでございますけども。ただ、市の方の負担は増えるし、その上で、果たしてそうすることによって減量が進むのかどうかという点がございます。そういうことから、このままやらせていただきたいということでございます。 47 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 48 ◯14番 浜田佳資議員 部長、一問一答ですので、聞かれたことに答えてというので、まず、よろしくお願いします。  市民負担の軽減にはなるということは、それはそうだということだと思います。  例えば基準となる25年度比で3割減相当分まで、つまり7割相当まで無料で指定袋を配布するということで計算しますと、そして、それを超えて出す場合は、今の指定袋、同じようなもので同じ価格で買っていただくというふうにした場合、28年度分で考えると市民の負担が2割以下、約17%になる。八十数%も軽減されるわけですから、これは当然、市民負担の軽減にはなるわけです。だから、総体として、最後の結論で、やるかやらないかを別にこれだけで決めろと言っているわけじゃないですので、それはまた別の話なんです。ただ、市民負担の軽減になるかならないかと言ったら、それはなるということですね。  さらに、減量効果についてなんですが、この点については環境省の一般廃棄物処理有料化の手引というものがあるんですが、これで各地でいろんな有料化が進んでいるということがされているわけなんですが、それによりますと、こういった一定量無料型の利点につきましては、一定の排出量以上のみを従量制とすることで、生駒と同じようなやり方ですね、特にその量までの排出抑制が期待できる。ですから、何割まで無料にするかというのがポイントになってくるわけです。7割まで無料にするということになりますと、この環境省の記述によると、その7割まで、つまり3割減まで進むということが期待できるということなんです。そうした場合は現状よりも大きく減りますし、リバウンドしにくいということになるわけなんですが、この理屈は分かりますね。 49 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 50 ◯小紫雅史市長 理屈上は、3割まで無料だったらそこを目指して頑張るという、それは当然、そういう効果はあると思いますけども、じゃ、全ての人がその3割まで頑張るか、2割ぐらいまでしか頑張れない人もいるかもしれない。2割という設定だったら2割まで頑張るけど、3割減らすのは、やっぱり無料だとしてもしんどいなという人も出てくるかもしれません。理屈上と実際にどういうふうに動くかというのは、当然、別ではあります。  環境省のその報告書も、一定の理論的にはそういうことだと思いますが、実際に、今、一定量まで無料にして、それ以上の排出をごみ袋有料にしているような自治体と比べて、生駒市のやり方が、例えば減量効果が低いだとか、そういうふうな確たるデータというのは環境省の報告書でも出ていないというふうに理解しています。 51 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 52 ◯14番 浜田佳資議員 同じくこの環境省の手引なんですが、排出量多段階比例型というのがあります。これはどういうものかと言いますと、体積当たりの料金を途中までは安くぐっと抑えておくと。途中から料金水準をぐっと引き上げると。いわば生駒のような排出量単純比例型と一定量無料型の中間のような市民負担になるイメージのものなんですが、それを有料化導入から2年後に半減ということを排出抑制の維持事例の中で紹介されていますので、こういったこともあります。  ただ、確かに市長が今おっしゃったように、理屈どおりに必ずなるという保証は全てにおいてないわけです。なるかもしれない。ならないかもしれない。ただ、問題は、理屈上はそういった可能性もあるし、事例もあるということであります。  そういったことですから、市民負担の軽減にもなるという、これは確実ですので、検討はしないというのは今までの答弁で分かっています。ただ、部長、部内でこういったことも含めていろいろ研究してみる、こういったことはできるんじゃないでしょうか。 53 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 54 ◯小紫雅史市長 先ほどの市民負担の軽減という話も、ごみ有料化のところだけ見るともちろんそうなんですが、基本的にこの有料化で頂いたものというのは他の環境対策とかごみ対策に充当しているという意味では、市民にきちんと還元をしていくという面もありますので、単にその分が安いとか安くないというふうに言い切れるものでもないのかなというふうに思うのが1点。  今、浜田議員がおっしゃった、一定まで無料にするとか、生駒市の方式との間のやり方とかそういうものというのは、環境省のいろんな報告書でありますとか、学識経験者のところにも私も出向いていろいろお話を聞いたりとか、有料化を導入するときにいろいろ議論はさせていただいております。その上で、じゃ、これから全くそういう検討をしないというつもりはありませんで、もちろん今、議員がおっしゃったような、他の自治体でいろんなやり方をやっている中でどういう効果が出ているのかとか、また、どういう課題があるのかというのはきちんと見ていきながら、検討と言うか、研究していくのは当然これからもやっていくべきだと思いますが、少なくとも今の段階で、今、生駒市がやっているやり方が他の自治体の方式と比べて何か特に大きな問題があるとか、変更した方が明らかにいい効果が出るというような、大枠ではすぐに変更するというふうには思っておりません。  ただ、先ほど少し触れていただきました紙おむつとか、そういう運用の細かい部分でいろいろ工夫ができる分というのは、市民の意見も聞きながらしっかりと考えていくということはやっていきたいと思います。 55 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 56 ◯14番 浜田佳資議員 研究はするということですので、よろしくお願いします。  行政の姿勢としては、やっぱり市民負担はより軽く、効果はより大きくというのがありますので、それでよろしくお願いいたします。  そして、次の2なんですが、ごみ減量市民皆さんからいろんな声を頂いているということで、ちょっと今回、質問させていただきました。  ごみ減量というものを継続的かつ効果的に行うには、参加する市民皆さんのハードルはできるだけ低く、不満はできるだけ少なくした方がより進むんじゃないかというふうに考えますが、どうでしょうか、部長。 57 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 58 ◯吉岡源裕市民部長 そのとおりと思います。 59 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 60 ◯14番 浜田佳資議員 そういったことで、かつても、この各家庭に配られているものの中で、指定袋の中に大型ごみや燃えるごみ、当時は大型ごみ、燃えるごみに関しての不満がものすごく出ていました。ですので、それは例えば45リットルの袋に入れれば出せますよということで、それを目立つようにすべきじゃないかという提案をさせていただいたら、このように目立つようになって、多少、不満が下がったんじゃないかと、そういう話は聞いてはいるんですよね。だから、こういったことを丁寧にやるということが非常に重要じゃないかというふうに考えて、今回、市民皆さんから頂いているお声を五つ出させていただいて質問させていただいている、こういうことなんですよね。  大型ごみ、燃えないごみ収集なんですが、電話申込方式というのは、これ自体は私は非常にいいシステムだと思います。ただ、長年いろいろやっていますと、現時点ではこの方法だけですので、そうなると、市民皆さんにとっては不都合なことも多少は出てくると。完全なシステムはないわけですから、そういうように出てくるので、若干の修正も検討するという時期に来ているんじゃないかと思うんですが、まず、この点に関して、市民皆さんからの声とか不満とかいうのは認識されていますでしょうか。
    61 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 62 ◯吉岡源裕市民部長 変更した当時、燃えないごみ大型ごみにつきましては年3回、ステーションで集めておりました。それが、現在のところ、電話リクエストということで、随時、集積所まで出さずに玄関の前まで収集に行っているということにつきましては市民の方に非常に喜んでいただいているところでございます。その上で、集積所での収集ということについてもちらっと市民の方から言われているところもございますけども、やはりこちらの方が便利でございますので、その分を継続しているところでございます。 63 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 64 ◯14番 浜田佳資議員 勘違いされているような気がするんですが。私は何も電話申込方式を採るのか、それとも集積所方式を採るのかという二者択一を聞いているわけじゃないんです。電話申込方式はなかなかいいシステムだということを前提にした上で、若干の市民皆さんの声に応えた修正が必要ではないか。それに関しては、先ほどかつて年3回行っていたというのでありますから、例えば年3回なり、場合によっては年2回なり1回なり、こういったのを例外として、集積所で指定袋に入った状態、つまりこれは前と違うところですね、前はこの大きいやつでも出せたんですが、そうじゃなし、せめて指定袋に入るぐらいの大きさの範囲内のものを集積所で年数回出せるという例外を設けてはどうかということなんですが、いかがでしょうか。 65 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 66 ◯吉岡源裕市民部長 それにつきましては、やはり費用的な点もございまして、現在のところは考えておりません。 67 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 68 ◯14番 浜田佳資議員 費用の問題も確かにないわけではありませんので。ただ、その場合は他の、年4回やっているものとかいろいろありますが、そういったこととうまく併用してできないかとか。有害ごみは年4回ですね。こういったものとかと併用してやればコストも抑えられるんじゃないかと思いますので、そこら辺は少し研究してみてはどうでしょう。 69 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 70 ◯吉岡源裕市民部長 それについてはこちらも考えてみたところでございますけども、やはり違うごみとの併用で同じときに出しますと混乱するということで、現在のところはリクエスト収集のみでやっていこうと考えておるところでございます。 71 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 72 ◯14番 浜田佳資議員 混乱するというのは、新しいことを何かやるとか修正するときには必ず出てくる言葉なんですが、ごみ有料化のときも混乱の話が出ていまして、初めはそういうのはありましたが、生駒の市民皆さんは非常に真面目できっちりしていますので、実際、よそで言われるような混乱とか、不法投棄がどーんと増えるとかいうのはなかったですね。そういった生駒の市民皆さんに依拠してやれば結構いけるんじゃないかと思います。これはなかなか、ここからは平行線になると思いますので、これは指摘だけにしておきます。  次の2)大型ごみ、燃えないごみの料金なんですが、先ほど部長は特に生駒市だけが高いとは認識していないということなんですので、高いというのは認識しているんですか。 73 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 74 ◯吉岡源裕市民部長 高いとは認識しておりません。 75 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 76 ◯14番 浜田佳資議員 じゃ、表現のあやということでしょうが、これに関して市民の声、不満とかいうのは認識しておりますでしょうか。 77 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 78 ◯吉岡源裕市民部長 大型ごみとか燃えないごみにつきましては、大きいものから小さいものまでございますので、その点については、小さなものを出すときには料金として高過ぎるんじゃないかというようなことはお声としては頂いております。 79 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 80 ◯14番 浜田佳資議員 じゃ、その声にどう答えるかということなんですよね。だから、市民皆さんも、ほんまに大きいものを出すときに対して不満を言っているというよりも、中途半端に大きい、生駒では30センチを超えると大型ごみに、一応、規定上なっています。指定ごみ、45リットルに入る分はありますが、それを超える分で、だけど、これは大型と言うほどのものでもないなというときに300円は堪忍してよというような声がありますので、そこら辺、次の3)の棒状等の問題と絡みますので、そちらの方に移らせていただきます。  棒状の大型ごみ、燃えないごみ、これが大型かなという、例えば一番の例は傘なんですけど、あと、ガーデニングに使う棒とかがありますが、45リットルの指定袋にもなかなか収まらないと。だけど、これが大型ごみで300円はきついということで、それに関してはごみガイドブックの12ページのところに、一つに束ねて1点とカウント、だから、例えば10本まとめても30本でも一定の大きさの枠内だったら300円ということで1本当たり安くできるというふうにあるんですが、この中に書いてありますのは、例えば傘と傘以外のもの、ゴルフバッグとか他の棒のものがあるんですが、それは一緒にしちゃ駄目よと。傘は傘だけ、他の棒は棒だけと言いますと、一つの家庭でそうそう傘をこれだけも捨てるようなことにはなりませんので、結局、一つ一つ少量ずつを高い300円で出さないといけないということで不満があるんですよね。そういった声や不満があるというのは認識してますか。 81 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 82 ◯吉岡源裕市民部長 そういう市民の方の声につきましては聞いたことがございます。 83 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 84 ◯14番 浜田佳資議員 聞いたことがあるんなら、どう対応するかというのが問題になるんですよね。  現行、棒状のやつをなぜ種類ごとにしなきゃいけないのかということを担当課に聞いたら、かつて、棒状と言いながらスコップが持ち込まれたと。結構、張り出してますので、これが棒状かというのがあって、そうならないためにばらばらにしたという話だったんですが、しかし、そういうやり方じゃなくても、例えば一定の大きさだったら入らないと。だから、スコップのような張り出したものは棒状のものには無理ですよというようなシステムをやれば、市民皆さんの負担の軽減にもなる。だから、このシステムだけが本来の目的、要するにスコップみたいなものは棒状には入れないよという目的を達成するために、このシステム以外の方法があるんじゃないかということなんですが、その点はどうですか。 85 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 86 ◯吉岡源裕市民部長 当初は、棒状のものでしたらみんなまとめていただいて結構ですということでスタートしたと思います。ただ、いろんなものが混じってまいりまして、現場での混乱というのがかなりあったようでございます。それにおきまして職員の手もかかったということでございまして、その経緯がございまして、同じものでということでやっておるところでございます。 87 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 88 ◯14番 浜田佳資議員 しかし、そうなりますと、同じものだけになりますと、非常にやっぱり割高になってくるんですよね。  そこで、以前にも提案させていただいて、研究するとか前の部長は言っておったんですが、細長い指定袋というのを作るのはどうでしょうか。例えば30リットルの袋で長さを1メートルにすると直径18センチ、1.2メートルの長さで直径16センチ以上になります。これらには棒状の大型ごみ、燃えないごみがスムーズに入ると。そして、価格的にもそんなに高くないというようなことになりますし、また、スコップのように張り出したもの、これは入りようがないわけですよね、一定の大きさがありますから。そういったことでそういったのを防げるということで、市民皆さんにとっても助かるし、元々の効果である、変なものは入らないという効果も達成できるということですので、こういった細長い袋を作るのを検討してみてはどうでしょう。 89 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 90 ◯吉岡源裕市民部長 袋の導入でございますけども、現在のところ、袋は家庭用のごみ袋、10枚一組で売っております。販売店の方でそれを1枚ずつ売ることが可能なのかという問題がございます。それと、その辺についてはまた費用がかかるということで、ちょっと検討の余地があると考えております。 91 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 92 ◯14番 浜田佳資議員 1枚ずつ売れとは一言も言ってませんけど。売るのは今と同じようなやり方でいいと思います、10枚で300円ということで。  ちなみに、先ほどの環境省の手引なんですが、ある市では6種類の袋を作成しているというところがあります。細長いのを入れたとしても5種類ですので、市民皆さんごみ減量に対するハードルを低くするという点からも検討してみてはいかがですか。 93 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 94 ◯吉岡源裕市民部長 傘につきましては、やはり安い傘というのが最近多くなりまして、それを放るのに300円かかるのかという問題はあると思いますので、袋の点も含めまして、放り方については検討をしていきたいと考えております。 95 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 96 ◯14番 浜田佳資議員 じゃ、その点はしっかり検討をよろしくお願いいたします。  続きまして、紙おむつの点についてなんですが、これは考えてないという想像どおりの答弁なんですが、この点について、以前、市民の声はどこでどう聞いて、どういうふうに話し合うんだということで、ごみ減量市民会議で聞くという答弁があったと思いますが、これは実際、どうされましたでしょうか。 97 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 98 ◯吉岡源裕市民部長 現在、聞いておりません。 99 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 100 ◯14番 浜田佳資議員 聞くと言って、なぜ聞かないんですか。 101 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 102 ◯吉岡源裕市民部長 そのときは、減量会議でそのことを議題に出すということでご答弁させていただいたわけでございますけども、ごみ減量会議の設置目的につきましては、そういうことを諮る会議ではございませんので、そのときにはお聞きせずに、今後、市も一緒に行っておりますので、ごみ減量会議と自治会との懇談会とかでそのことについてはお伺いしたいというふうに考えております。 103 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 104 ◯14番 浜田佳資議員 ということは、以前の答弁はできないことをできると言っちゃったと、こういうことですか。 105 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 106 ◯吉岡源裕市民部長 申し訳ございませんでした。 107 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 108 ◯14番 浜田佳資議員 そうなんですね。ごみ減量市民会議の議事録を見てても、できへんなというのは、今回、よく分かりましたので。  そうなりますと、だから他で聞くということなんですが、これに関しましては3の方で詳しくなりますのでおいときまして、これに関しては、以前からも言っておりますが、箕面のような福祉加算というのがありますね。赤ちゃんのいるご家庭、65歳以上のご老人、障がい者は年齢が下がっていいんですけど、がいる家庭で、紙おむつの方には指定袋を一定量配布するというのがありますので、こちらもなかなかいい制度だと思うんですが、なかなかやろうとしないんですけど、研究ぐらいしてはどうですか。 109 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 110 ◯吉岡源裕市民部長 現在のところは今の方法でやっていきたいと考えております。 111 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 112 ◯14番 浜田佳資議員 ですから、現在のところ、実施する分、それは今の方法でやると思いますよ。それをやりながら研究だけすると。研究して、結果はどうなるか、それは分かりませんけどね、という話なんですよ。 113 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 114 ◯吉岡源裕市民部長 市民の方の声を多く頂きますと、そういうことについては考えていきたいと考えております。 115 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 116 ◯14番 浜田佳資議員 じゃ、それはそれでよろしくお願いします。  5番目なんですが、高齢化に伴うこの問題、なかなかごみ集積所へ持っていくのもしんどいねんというのを市民会議の中でも高齢者の方からよく聞くんですが、こういったことはもちろん声があるというのは認識しているし、今後、これが大きな問題になってくるんじゃないかということも認識しておられますね。 117 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 118 ◯吉岡源裕市民部長 そのとおりでございます。 119 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 120 ◯14番 浜田佳資議員 まごころ収集で対応というものが一つあるというご答弁だったんですが、まごころ収集に関しては一定の基準があります。そこにすっと乗るかどうかというのがありますので、ですから、多分、部長もご相談していただいたら柔軟に対応するということだと思うんです。それはそれでよろしいですね。 121 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 122 ◯吉岡源裕市民部長 現在のところ、まごころ収集の基準というのを設けさせていただいて、その基準に合致するご家庭については戸別で収集させていただいているというところでございまして、その基準に基づいて実施していきたいと考えております。 123 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 124 ◯14番 浜田佳資議員 となると、場合によって、ご相談いただいても駄目ですよ、基準はかちっとありますからというようなことで運用しているし、これからもそうやるということですね。 125 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 126 ◯吉岡源裕市民部長 やはり戸別の収集と申しますとかなりコスト的な問題が出てまいりますので、今までどおりやっていかせていただきたいと考えております。 127 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 128 ◯14番 浜田佳資議員 それじゃ、取りあえず、こういったことがあるということもなかなか知らない方もおられるみたいなので、自治会などを通じて、この制度の周知徹底というものをよろしくお願いしますということと、確かにこの問題は市民部だけで解決できる、対応できる問題ではないと私も思いますので、隣の部長さんとも相談しながら、いろいろ考えていってほしいというふうに思いまして、3の方に行かせていただきます。  3についてなんですが、アンケートや、自治会に出向いての懇談会等でいろいろお話を聞いているということなんですが、問題は、アンケートをとった、声を聞いた、で、どうするかということなんですよね。アンケートは取りっぱなし、懇談会では聞きっぱなしではよくないというのはもちろん分かっておられると思いますので、今どうしていて、これからどうしていくのかという点についてご説明していただけますか。 129 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 130 ◯吉岡源裕市民部長 市民の方の声につきましては、議員さんおっしゃいますように、アンケート、それから、今現在、継続的にやっております自治会又は寿大学とか子育て世代に対する懇談会というのを続けさせていただきたいと考えております。その他にも、どこでも講座というのをやっておりますので、その辺でも市民の声を吸い上げていきたいと考えております。 131 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 132 ◯14番 浜田佳資議員 私が今聞いたのは、その吸い上げた後、どうするかなんですが、その点に関してはどうでしょう。 133 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 134 ◯吉岡源裕市民部長 市民の声を聞かせていただいて、市として、そういう声が増えてきますと、やはり考えていきたいというふうに考えております。 135 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 136 ◯14番 浜田佳資議員 その点、いいことをやっているというのは、一つ、ごみ有料化についてなんですが、有料化についてよくある質問という形でQ&Aがあるわけですね。ところが、他のやつではQだけでずっと何枚もあるというのがありますので、こういったものは、Qを整理して、Aを付けて、例えば懇談会でも配るとか、ホームページに載せたりは当然ですけど、そういうことをして、いろいろ出てきたアンケートやいろんな声を市民皆さんにフィードバックしながら、お互いで更によくしていくというサイクルを是非やっていってほしいと思います。  今回、家庭ごみ有料化についてはもとより、有料化そのものに反対で無料に戻すべきであると考えていますが、市民負担をより小さく、減量効果はより大きくとの観点で、今回、家庭ごみの諸問題について市民皆さんの声、要望を取り上げさせていただきました。  ごみ減量は、より多くの市民の方が参加することで進むと。参加の意欲は自分たちの声、要望がきちんと取り上げられているか、つまり無視されていないか、こういったことが大事ですので、市民皆さんに寄り添ったごみ行政をお願いして、一般質問を終わります。 137 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 138 ◯吉岡源裕市民部長 先ほど申し上げましたまごころ収集につきましては、基準をきっちり守ってというふうに申し上げていましたけども、基準に合わない方につきましても、それ相応の理由があるということでございましたら、実態を調査して、今のところ、収集に行っているところでございます。申し訳ございませんでした。 139 ◯中谷尚敬議長 以上で一般質問を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第2 議案第41号 生駒市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定               について 140 ◯中谷尚敬議長 日程第2、議案第41号、生駒市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 141 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
     お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 142 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第2、議案第41号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第41号 生駒市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第3 議案第43号 生駒市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例               の一部を改正する条例の制定について 143 ◯中谷尚敬議長 日程第3、議案第43号、生駒市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 144 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 145 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第3、議案第43号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第43号 生駒市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改          正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第4 議案第45号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表               示の方法について 146 ◯中谷尚敬議長 日程第4、議案第45号、住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 147 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 148 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第4、議案第45号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第45号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法に          ついて    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第5 議案第42号 生駒市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例               の制定について        議案第44号 財産の取得について 149 ◯中谷尚敬議長 日程第5、議案第42号、生駒市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について、及び議案第44号、財産の取得についての以上2議案を一括議題といたします。  これら2議案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。2議案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これら2議案は、議案審査付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第6 請願第1号 南生駒駅及び駅周辺のバリアフリー化の早期実現を求める請願書 150 ◯中谷尚敬議長 日程第6、請願第1号、南生駒駅及び駅周辺のバリアフリー化の早期実現を求める請願書を議題といたします。  本請願について、紹介議員の説明を求めます。  13番竹内ひろみ議員。              (13番 竹内ひろみ議員 登壇) 151 ◯13番 竹内ひろみ議員 請願第1号、南生駒駅及び駅周辺のバリアフリー化の早期実現を求める請願書について、趣旨説明を行います。  1、要旨としまして、生駒市は住みよさランキングにおいて上位と言われておりますが、南生駒駅とその周辺において、障がい者、高齢者の移動が大変厳しい状況であります。今後、更に高齢化が進む中で、住民生活に欠かせないのがバリアフリー化の推進です。  市は、総合的にバリア(障壁)を解消し、誰もが安全、快適に安心して移動できるまち、南生駒になるように、バリアフリー化の早期実現に向けて下記のとおり努力をお願いする次第です。  一つ、障がい者や高齢者、ベビーカーを利用する方が安全に利用できるように、エレベーターの設置、トイレの改修、橋上駅化など、近鉄のバリアフリー化実施に向け、支援されたい。  二つ、当面、エレベーター設置まで、地下道を通らずに道路から直接入ることができるよう、上下線に自動改札機、自動券売機の設置に向け、近鉄と協議して取り組まれたい。  三つ、駅周辺と小瀬橋の安全通路の確保と、駅南側にある萩の台第5踏切の勾配の解消と拡幅によって車道と歩道を安全に通行できるよう、改修に向け、関係機関に要請されたい。  四つ、以上のことを十全に行うために、障がい者、高齢者等の目を通した幅広い市民の意見の反映や地域を総合的に整備する方針を打ち出し、事業を執行できる法定計画であるバリアフリー基本構想を制定されたい。  2、理由として、高齢化が進む中、南生駒駅周辺の住民の方から、「年を重ねると駅の階段がきつく、電車の利用が難しくなった。駅前の道路が狭く、高齢者、通学児童には特に危険。小瀬橋周辺の通路が狭い。踏切も狭く、勾配があり危険」などの声を多く聞くようになりました。魅力あふれ、生き生きとした地域社会を実現するためには、高齢者や障がい者はもちろん、全ての人が安心して生活し、積極的に社会参加できる、人に優しいまちづくりを進めていかなくてはなりません。  平成18年12月、高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、通称バリアフリー新法が施行され、国土交通省は、鉄道駅のバリアフリー化の円滑な推進のためには、国、地方公共団体、鉄道事業者の三位一体の取組が必要不可欠であり、とりわけ各地方公共団体の意識と熱意が大きな鍵を握っていると表明しております。また、バリアフリー法25条をもってバリアフリー基本構想を制定し、面的、一体的なバリアフリー化を図ることで南生駒地域の厳しい状況が解消され、超高齢社会に向け、誰にも優しいバリアフリー化の実現により、生駒市の施政方針である日本一楽しく住みやすいまち生駒に向け、前進すると確信しております。  なお、バリアフリー基本構想の策定状況は、奈良県では奈良、大和郡山、橿原、香芝、葛城の各市と河合町です。大阪府においてはほとんどの市町村が策定されております。  以上、趣旨説明とさせていただきます。議員各位におかれましては、本請願の趣旨をご理解いただき、ご賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。以上です。 152 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。  本請願についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  本請願も、議案審査付託表のとおり、企画総務委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第7 議員提出議案第3号 ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書につ                  いて 153 ◯中谷尚敬議長 日程第7、議員提出議案第3号、ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書についてを議題といたします。  本案について、提出者の説明を求めます。  10番成田智樹議員。              (10番 成田智樹議員 登壇) 154 ◯10番 成田智樹議員 それでは、議員提出議案第3号、ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書につきまして、案文を読み上げまして、議案説明とさせていただきます。  ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書。  昨年末に成立した特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律の衆参閣委員会における附帯決議では、ギャンブル等依存症の実態把握のための体制整備やギャンブル等依存症患者の相談体制と臨床医療体制の強化などを政府に求めている。政府はこれを受け、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議において検討を進め、本年3月末に現状と課題、対策強化などに関する論点整理を発表したところである。  これまでにもギャンブル等依存症による自己破産、家庭崩壊、犯罪などの深刻な問題があったにもかかわらず、政府はその実態を十分に把握してこなかった。よって、政府においては、引き続き、実態把握を進めるとともに、ギャンブル等依存症対策の抜本的強化に向け、下記の事項について取り組むことを強く求める。  記、1、公営ギャンブルなどは所管官庁が複数にまたがり、しかも規制と振興の担当官庁が同一であるため、一元的な規制が困難な側面があり、ギャンブル等依存症対策の十分な実施が望めない。そのため、ギャンブル等依存症対策の企画立案、規制と監視を一元的に行う独立組織の設置など、体制整備を行うこと。  2、3月の論点整理を踏まえ、ギャンブル等依存症問題への具体策や実施方法を早急に検討し、実現すること。  3、ギャンブル等依存症対策の法制化を進める中で、先行しているアルコール依存症や薬物依存症への取組と併せ、更に対策の深化を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。  議員の皆様のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 155 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。  本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  本案も、議案審査付託表のとおり、厚生消防委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 156 ◯中谷尚敬議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  明15日から26日までは委員会審査のため休会いたし、6月27日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午前10時58分 散会 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....