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平成28年第6回定例会(第3号) 本文 開催日:2016年12月09日
平成28年第6回定例会(第3号) 名簿 開催日:2016年12月09日

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  1. 生駒市議会 2016-12-09
    平成28年第6回定例会(第3号) 本文 開催日:2016年12月09日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯中谷尚敬議長 ただ今から平成28年生駒市議会第6回定例会を再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者と事務局職員による写真等の撮影を許可しておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯中谷尚敬議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程は議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 一般質問 3 ◯中谷尚敬議長 日程第1、昨日に引き続き、一般質問を行います。  通告順に従い、順次、発言を許可いたします。  まず、4番改正大祐議員。              (4番 改正大祐議員 登壇) 4 ◯4番 改正大祐議員 おはようございます。議長のお許しを得まして一般質問をいたします。今回は、生駒市の歳入確保の取組について質問いたします。  平成27年度に実施された国勢調査によれば、総人口は1億2,709万5,000人となり、5年前の調査に比べ、約96万3,000人減少しました。国勢調査は約100年前に始まり、人口減少は調査以来、初めてのことです。また、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の減少も危惧されており。2000年代以降、減少の局面に入ったとされています。生駒市の生産年齢人口も2000年を境に減少しており、これらは市の税収減をもたらすと考えられます。そのため、いろいろな策を講じ、歳入確保をする必要があります。2016年3月定例会において、市長は市民税、固定資産税の市税に加え、ふるさと納税の更なる活用や産業振興等による歳入確保をしっかり取り組んでまいりますと述べられました。正に、私も共感するところであり、今回、市民税、固定資産税、ふるさと生駒応援寄附制度(以下ふるさと納税と言います)等の歳入確保の取組について質問いたします。  1、ふるさと納税の更なる活用として、どのような取組を実施したのでしょうか。また、現時点での成果はどのようなものでしょうか。  2、法人市民税償却資産プロジェクトチームを設置し、税収確保に取り組んでいるとのことですが、具体的な取組内容はどのようなものでしょうか。また、これまでの成果をどのように評価していますでしょうか。  3、歳入確保のためには、現役世代、特に子育て世代の定住が重要と考えますが、市外の子育て世代が持っている、生駒市に対する評価やイメージを把握しているのでしょうか。また、市外の子育て世代を生駒市に呼び込み、定住につなげていくような取組は行っているでしょうか。  以上、登壇しての質問は終わり、次から自席にて行います。 5 ◯中谷尚敬議長 吉岡市民部長。
                 (吉岡源裕市民部長 登壇) 6 ◯吉岡源裕市民部長 おはようございます。それでは、改正議員さんのご質問、生駒市の歳入確保の取組につきまして、私からは1点目と2点目について、お答えさせていただきます。  まず、1点目のふるさと納税の更なる活用の取組と成果についてでございますが、取組につきましては、寄附金の拡大を図るため、本年7月から大幅にリニューアルを行いました。記念品を22品目から101品目に充実するとともに、シルバー人材センターによる、ふるさとの実家支援サービスや、人間ドック、茶事体験、精進料理などの体験型の記念品も加えたところでございます。また、寄附金額のコースにつきましては、1万円コースの1コースのみから、1万円から15万円までの7コースをご用意するとともに、1回の寄附に対して、1品の記念品しか選んでいただけませんでしたが、複数の記念品を組み合わせて、選んでいただけるようにいたしました。また、寄附の使い道として、みんなで応援する重点取組、小学校のトイレの洋式化を新設いたしました。他にPR活動でございますが、新しくお礼の品等を掲載したカタログを作成したほか、コンビニ交付のお知らせとして、生駒市に本籍地がある市外の3万人に発送した郵便にチラシを同封いたしました。  次に、その成果でございますが、11月現在の申込み状況は、前年度の同時期と比較いたしますと、受付件数で前年の3,143件から、3,591件と、448件、14%の増加、大口寄附を除く金額では、前年の3,472万円から、5,272万円へと、1,800万円、51%の増加となり、新しい取組の効果があったものと考えております。  続きまして、2点目の法人市民税償却資産プロジェクトチームの取組内容と成果についての評価でございますが、平成26年度から課税課内において、固定資産税の償却資産につきまして、市民税の法人担当と連携を図りながら、新規課税を行っております。  取組内容でございますが、まず事業所の多い業種など、調査対象とする業種を絞り込んだ上で抽出し、償却資産の申告書が提出されていない事業所について、申告の案内文書を送付しております。期限までに申告書が提出されない場合は、再度通知し、それでもなお、提出されない場合は、電話や訪問により、申告の提出をお願いしております。また、どうしても、申告書が提出されない場合や、申告内容に疑義のある場合は、税務署で確定申告の資料等を閲覧し、その資料に基づき、課税させていただく場合もございます。  次に、これまでの成果と評価でございますが、申告者につきましては、平成25年度は1,030件でございましたが、平成26年度は41件増の1,071件、27年度は更に221件増の1,292件、今年度は更に170件増の1,462件となっております。また、償却資産に係る歳入の決算額でございますが、平成25年度は約8億9,600万円、平成26年度は約8億9,200万円、平成27年度は約9億200万円と、ほぼ横ばいとなっております。通常、償却資産は設備投資がない限り、減価償却により、税額は下がりますが、決算額がほぼ横ばいで推移している大きい要因として、この取組による税収アップが貢献しているものと考えておるところでございます。  以上でございます。よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 7 ◯中谷尚敬議長 平井地域活力創生部長。              (平井克典地域活力創生部長 登壇) 8 ◯平井克典地域活力創生部長 おはようございます。それでは、改正議員さんからの3点目の質問につきまして、お答えさせていただきます。  まず初めに、市外の子育て世代が持っている生駒市に対する評価やイメージを把握しているのかとの質問でございますが、シティプロモーションを展開するに当たりましては、ただ単に他市の事例を真似るのではなく、本市の状況についての現状把握と分析が不可欠であると認識いたしております。特に、重点ターゲットであります子育て世代の定住を促すには、居住地を選択される際に、重要視される条件や町に対する評価、認知度、イメージ等を把握することは極めて重要だと考えております。そのため、転入者に対しまして、理由等を把握するために、本年3月中旬から4月中旬にかけてアンケートを実施いたしております。104人からの回答でありますが、生駒市を選ばれた上位5位は、まず一つ目ですが、電車や道路などの交通の利便性がよいが15.1%、二つ目、2番目ですが、職場、学校に近いが14.6%、3番目、気に入った物件があったから、12.2%、4番目が静かな居住環境が10.7%、5番目、まちのイメージがよいが8.3%となっております。また、転入を検討された他のまちといたしましては、奈良市が51.4%、続いて大阪市が29.7%と、二つの市で80%を超えております。また、8月には転入、定住促進のターゲットであります、生駒市外に居住される20代から40代の子育て世代、500人に対しまして、生駒市の認知度、イメージ等を把握するため、生駒市の魅力に関する調査を実施いたしております。その一部を紹介いたしますと、認知度につきまして、訪れたことはあるが、余り知らない、232人、訪れたことはなく、余り知らない、88人、訪れたことはなく、余り知らない、85人、市の名前を知らない、13人、合計で418人、83.6%と驚く数字となっております。イメージにつきましては、とてもよい、6%、よい40.8%、合計で46.8%。悪いが7.8%、とても悪いが1.4%、合計で9.2%。一方で、分からないが44%となっております。  生駒駅から電車で難波駅まで20分、本町駅まで25分だという認知度につきましては、知らなかった人は318人、約3分の2の63.6%となっておりました。近隣であっても、生駒市のことを知らない人が極めて多いという現状が伺えます。このことから、より積極的なプロモーションが必要であると言えます。  次に、市外の子育て世代を生駒市に呼び込み、定住につなげていくような取組は行っているのかについてでございますが、これまでも本市の魅力を広く市内外に発信し、魅力の拡散を行ってきたところでございますが、本年度、いこまの魅力創造課が実施する、具体的な取組事業といたしましては、主に5点でございます。まず、1点目は、まんてんいこま魅力発信プロジェクト、まちの魅力体感事業でございます。総合戦略にも記載されているまんてんいこま魅力発信プロジェクトの一環といたしまして、転入、定住促進ターゲットである、20代から40代を対象に、本市を訪れていただき、生駒の魅力を体感してもらえるイベントとして、「IKOMA SUN FESTA~家族のジカン~」を開催いたしました。来場者には、本市の雰囲気を知っていただくだけでなく、会場に行政施策をPRするパネルも設置し、教育、子育て環境のよさを伝えることにも、重点を置いて実施いたしたところでございます。  2点目ですが、子育て世代に向けたリーフレット、「育マチ、生駒」でございます。本市の子育て環境や助成金などを記した転入促進リーフレット、「育マチ、生駒」を作成し、不動産事業者等に協力していただきながら、居住先を探しておられる方に配布いたしております。  3点目は、ホームページ内PRサイトでございます。居住先を探しておられる子育て世代の方をターゲットにしたページを開設しております。子育て、教育施策の紹介にとどまらず、実際に本市に住まわれている市民の皆様の声や、市内の飲食店、まち歩き情報等を掲載いたしております。  4点目は、生駒市公式フェイスブックページ、「まんてんいこま」でございます。生駒の魅力を発掘、編集して、市公式フェイスブックページ、「まんてんいこま」に投稿して発信しております。公募によりまして、集まっていただいた市民をいこまち宣伝部の部員として活動していただき、部員が集められた身近な情報を記事として書いていただき、投稿しているため、市民目線での情報発信が行われております。  最後、5点目ですが、生駒市PR映像、映画館上映でございます。市民が出演する1分間のPR動画を制作し、転入者の多い大阪市に立地する映画館で、映画本編前に上映いたしております。本年度は11月26日から、平成29年2月24日までの3カ月間、上映いたしております。  なお、いこまの魅力創造課は市民の共感を得ながら、推奨意欲と参画意欲を向上させる取組を主に担当しておりますが、市の施策といたしましては、子育て、教育施策、安全安心施策、高齢者障がい者施策、交通施策、男女協働参画施策農業商工観光施策、環境施策、生涯学習施策、コミュニティ推進施策ボランティア推進施策、都市計画施策等々、広範囲に及ぶことから、それぞれの所属におきまして、魅力ある施策を実施するとともに、全庁的に市内外に発信し、転入、定住促進を推進していきたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 9 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 10 ◯4番 改正大祐議員 ありがとうございます。では、1番から再質問させていただきます。  ふるさと納税は生まれ育ったふるさとに貢献できる制度、自分の意思で応援したい自治体を選ぶことのできる制度として創設されました。また、寄附していただいた人にお礼として返礼品が渡るわけなんですけども、本屋さんに行くと、ゲームの攻略本のように、ふるさと納税の攻略本が置いてるんですね。これ、本来の趣旨から離れて、どの返礼品がお得かということで、本当に正にカタログショッピングのようになっているんですね。また、市民の方がふるさと納税を行うと、所得税、住民税控除が行われます。生駒市ではありませんが、寄附が伸び悩む都市部では、控除額の総額も多くなり、税収の流出という事態も招いております。それでようやくふるさと納税に本腰を入れる自治体も出てきてるんですけれども、生駒市は答弁にもありましたように、昨年度、返礼品の数を増やされ、市民の方からの寄附も、市外と同じような寄附を受付されています。答弁にもありましたが、28年末のデータにありますが、27年度に比べ、生駒市外の方の寄附に関してはほぼ同数、昨年の大口の寄附を除きますが、単価で言いますと、昨年は約1万円でしたが、28年度はもう1万5,000円を超えています。本当にこれは取組の成果が出ていると思います。少なからず、本年9月末まで、生駒市外の3,000人の方が、生駒市に興味を持って寄附をしていただいたんですけども、例えば、店でスーツを買うと、サンキューレターですとか、衣替えのときに、次の来店を促すような案内が届いたりするんですけども、小さなことなんですが、お礼の手紙や次年度のふるさと納税の案内を送るなどの取組はされていますでしょうか。 11 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 12 ◯吉岡源裕市民部長 お礼状につきましては、これまで証明書と一緒にしておったんですけども、別紙にいたしまして、それから毛筆調の丁寧な文にいたしまして、お礼の気持ちを表すものに替えさせていただいたところでございます。  それと、昨年していただいた方々に新しくカタログを作りましたので、その分をお送りして、また再度していただくように促しているところでございます。 13 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 14 ◯4番 改正大祐議員 取り組んでいただいていることなので、引き続きお願いしたいと思います。あと、他の自治体ですと、市長の自筆の1行の短いメッセージなんですけど、サインとはんこを押して、サンキューレターを出されているとこもあるんですけれども、なかなか受け取った方は市長から直々に、直接のメッセージが届いたと思って驚かれるかもしれないんですけど、なかなかインパクトのあることかなと思いますので、市長もお忙しいと思いますので、紹介だけしておきます。  さて、ふるさと納税と違う形でクラウドファンディングというものがあるんですけども、自治体が行っているクラウドファンディングはご存じでしょうか。 15 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 16 ◯吉岡源裕市民部長 余り多く知らないんですけども、鯖江市というところが積極的にやっておられるということについては聞いております。 17 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 18 ◯4番 改正大祐議員 ふるさと納税はお金の使い道を市が提示する幾つかの選択肢から選ぶことになります。生駒市の今年の使い道として、一つは福祉・健康施策、子育て・教育施策、環境・緑化・産業・観光・推進施策、安全・安心なまちづくり、都市基盤整備施策、市長におまかせの五つのテーマ、また重点取組として、小学校のトイレの洋式化の六つのテーマから選択することになります。トイレの洋式化以外は漠然としたテーマになっていますので、実際に何にお金が使われたのかというのが事前に分かりませんが、クラウドファンディングの場合、具体的な使途が事前に提示されます。一例を紹介しますと、鎌倉市なんですが、観光向けの観光板の設置、インフラ整備ですね、クラウドファンディングで実施しています。観光板設置という具体的なことをイメージしてもらって、ふるさと納税と同じように、鎌倉市を応援したいという方々に共感してもらい、資金を得て整備しましょうというものです。  こういったクラウドファンディングは全国各地の自治体で行われており、いろんな種類が存在するんですが、こういった市の具体的な事業に活用することもあれば、行政が窓口になり、創業支援として資金を集めるといったこともあります。先ほど、言っていただきましたが、先進地として、福井県の鯖江市は団体の補助金を見直して、市民提案事業や若者の話題となる事業に寄附を募るFAAVOさばえを平成26年、2年前から全国の自治体で初めて導入しました。クラウドファンディングはふるさと納税の返礼品目当てという部分もあれですけども、50代から60代の中心の支援層と違いまして、事業や、こういう人に投資したい20代から40代の方々が支援層というデータも出ています。現状のふるさと納税という制度がある以上、こちらもしっかり取り組んでいただかなければいけないんですけども、使い道で共感を呼び、お金を集めるといった本来のふるさと納税の趣旨に合うクラウドファンディングを生駒でも検討したらどうかと思いますが、いかがでしょうか。 19 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 20 ◯吉岡源裕市民部長 使い道につきましては、生駒は特産品というのが余り多くないですので、なかなか特産品でその寄附を集めることができません。それで、使い道について、具体的にして、もう少し他のところに住んでおられる方から寄附が集まらないかということで、市長から既に指示を受けておりまして、来年の4月からはもう具体的なところをメーンに出していって、それに寄附を募るということをやっていきたいと考えております。 21 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 22 ◯4番 改正大祐議員 前向きな答えだと思いますので、よろしくお願いいたします。また、これまでに述べたクラウドファンディングは購入型という形なんですね。これは今のふるさと納税と違って、控除がないものなんですけども、こちらもまた鯖江市になるんですけども、寄附控除のある寄附型クラウドファンディングというのも取り組まれています。これはF×Gさばえというもので、自治体の特定事業に対するクラウドファンディングの新しい取組として取り組まれています。現在、ふるさと納税は課税課が担当されていると思うんですけども、これまで述べた寄附控除がないクラウドファンディングですと、税金面の兼ね合いがなくなるので、このまま課税課が担当するのが妥当なのかなというとこはあるんですけども、そういったことも頭に入れていただいて、是非、生駒でも歳入確保、資金調達の手段としてクラウドファンディングを検討していっていただきたいと思います。  では、2番目の質問に移らせていただきます。  償却資産なんですけども、償却資産は機械や設備など、有形償却資産を対象とした固定資産税、1件10万円以上の固定資産を所持し、資産の合計、150万円を超える企業や個人事業主に課税されるものです。先ほど、答弁もありましたけども、大体生駒市は22年ぐらいから調べましたが、毎年8億5,000万から9億円が償却資産の歳入として計上されています。先ほどもありましたけども、本当に何も取り組まなければ、毎年目減りする一方ですので、しっかりとした取組をされて、歳入を維持していただいていると思っています。  ところで、償却資産は土地や家屋と違いまして、登記制度が存在しません。本当にこれは企業や個人事業主の償却資産申告書の提出、自己申告方式により課税されています。自己申告方式は企業や個人事業者が資産の状況を正確に申告することを前提とした制度ですが、しかしながら、全く漏れなく正確に資産の状況を申告する保証はありません。まず、事業者を把握しなければいけないと思うんですけど、どのような方法で事業者を把握しているのでしょうか。 23 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 24 ◯吉岡源裕市民部長 基本的に、おっしゃるように申告納税制度でございます。その上で、申告をしていただいてない業者さんに対して課税していくわけでございますけども、平成25年ぐらいから積極的にやり出したものでございますけども、取りあえず業種別に償却資産がかかりそうな業種の方から積極的に調査を進めているところでございます。 25 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 26 ◯4番 改正大祐議員 今、業種別と言われたんですけども、税金というのは公平公正というのが大前提だと思うんですけども、絞っていくと、これ、本当に償却資産、適正に課税されていると考えられますか。 27 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 28 ◯吉岡源裕市民部長 調査をする場合、全事業所一括で一度にやるということはやはり不可能でございます。そのため、やはり業種別にやっていくしかないと、しかも先ほども申しましたように、償却資産を持っているだろう業種、それから店舗数が多い業種、そういうところから積極的にやらせていただいております。 29 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 30 ◯4番 改正大祐議員 引き続き、しっかり適正に課税されているように頑張っていただきたいんですけども、決算審査特別委員会でも質問したんですけれども、ふるさと納税、こちら、例えば27年度で7,800万円の寄附がありまして、2,000万の控除、返礼品で700万かかって、実際、5,200万円という数字になるんですけど、こちら、本当、寄附が多くても、控除額が多いと収支がすごい不安定なものなんですけども、償却資産は額も大きいので、目先ではないんですけども、5年後、10年後まで見越して、税収確保に取り組めるものだと思いますので、公平公正に償却資産に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  三つ目の質問に移ります。まずはシティプロモーションについてお聞きいたします。  シティプロモーションは、まちの魅力視覚化、魅力体感、魅力発信の大きく三つに分かれると思いますが、その認識でよろしいでしょうか。 31 ◯中谷尚敬議長 平井部長。 32 ◯平井克典地域活力創生部長 いろんな捉え方はありますが、それで結構かと思います。 33 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 34 ◯4番 改正大祐議員 それで、また目的といたしましては、いろいろあると思うんですけども、地域の人の熱量を上げるとか、いろいろあると思うんですけども、定住人口を増やすことも目的の一つと考えてもよろしいですか。 35 ◯中谷尚敬議長 平井部長。 36 ◯平井克典地域活力創生部長 もちろん、定住人口を増やす、もちろんのことです。ただ、まちづくり活動など、あるいはいろんな地域貢献活動も含めまして、生駒市内で活動される活動人口、それから生駒市に観光あるいはショッピング等々に来られる交流人口、そういったものも含めまして、一般的には活動人口、交流人口、定住人口を増やしていくという三つの考え方で生駒市の方も進めております。 37 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 38 ◯4番 改正大祐議員 答弁も頂きましたけども、いろいろ取り組まれているんですけども、何を生駒の魅力として取り組まれていますか。 39 ◯中谷尚敬議長 平井部長。 40 ◯平井克典地域活力創生部長 やはり子育て、それから教育、安全安心の部分を強調していきたいと、特に強調していきたいと考えております。 41 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 42 ◯4番 改正大祐議員 先週なんですけども、テレビ大阪で、関西128全市町村から選んだ住みたいまちランキングというテレビをやっていまして、市長か平井部長、ご覧になられましたか。 43 ◯中谷尚敬議長 平井部長。 44 ◯平井克典地域活力創生部長 見ましたけど、198自治体じゃなかったですか。128でしたか。 45 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 46 ◯4番 改正大祐議員 すいません、そこはちょっと飛ばして。そこで生駒は住みたいまちランキング22位でして、また子育てしやすいまちランキングでは、生駒は3位という順位でした。順位に一喜一憂するものではありませんが、子育てしやすいまちランキング、生駒市の紹介に時間が割かれました。内容といたしましては、子ども110番発祥の地、犯罪率の低さ、教育水準が高い、最後には、学校以外で3時間勉強する小学生の割合、21.9%で関西一、最後には画面にでかく、教育都市、生駒市と出るわけなんですね。先ほど言われましたけども、まさに生駒市が魅力として取り組まれていることがテレビで取り上げられたと、すごい有り難いことなんですけれども、この番組を見られた方や、口コミで生駒市は子育てしやすい、勉強熱心な市なんだなと認知や、またはイメージはされると思うんですけども、もしかしたら、どこかで引っ越しされている家族は生駒市を選択肢に入れてくれるかも分からないので、これはよかったかなと思っております。  ちょっとここで一例、紹介させていただきたいんですけども、大阪に住んでいました、私の同年代の子どものいる知人夫婦が、ちょっと奈良に引っ越しを考えられていまして、久々に会って、今、どこに住んでるのと話をしたんですね。そしたら、今、奈良市に住んでると。私も生駒市に住んでいるので、生駒市、選択肢に入らなかったのと聞いたんですけども、正直、奈良市か生駒市で悩んだと。何で奈良市になったのと聞いたら、生駒市は税金が高いと言われたと。質問なんですけども、生駒市って税金、高いんですか。 47 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 48 ◯吉岡源裕市民部長 奈良市と同様でございます。 49 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 50 ◯4番 改正大祐議員 正に、調べましたけども、本当、税金一緒なんですね。国民健康保険料なんかは、生駒市、奈良市より安いぐらいなので、本当に税金が高いという間違ったイメージですね、これ、抱かれてるわけなんですよ。この話をすると、同じように言われたという方が結構いらっしゃいまして、先ほどアンケートを採られたということがありましたけども、市外の方にアンケートを実施して、いいイメージは置いておきますが、生駒市の間違ったイメージを持たれてるアンケート結果ってありますか。 51 ◯中谷尚敬議長 平井部長。 52 ◯平井克典地域活力創生部長 特別になかったと捉えておりますが、やはりご存じでない方が非常に多いというのが、自分自身も驚いております。逆に言えば、知らなかった人が多い中で、ここまで生駒市が進んでるということは、逆にチャンスであるという認識もしておりますので、今後、より一層の施策等を展開していきたいと考えております。 53 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 54 ◯4番 改正大祐議員 認知もそうですけど、せっかく魅力を発信しても間違ったイメージで魅力が半減しかねない。現に、税金は高いというイメージを持たれた家族が生駒市をちょっと選択肢から外されてしまったということがありました。魅力を発信することも大事なんですけども、間違ったイメージを払拭することも必要かと思うんですけども、これはいかがお考えですか。 55 ◯中谷尚敬議長 平井部長。 56 ◯平井克典地域活力創生部長 従前もそうですが、生駒の税金について、生駒市税、1人当たりの納付額と言うか、あるいは市民税1人当たりの納付額というので、過去にも、上位ランク、全国でもトップレベルに近い状態のときがございました。そのときに、私、たまたま収税課におったんですが、やはり税に対する意識と言うか、ご存じない方が多いので、それだけ見られますと、生駒市が特別な税率を使っているかのように錯覚を受けられていると。そのときに、広報等を当時、通じて、全国一律の標準税率を使ってますよということでのPRには力を注いでおりました。ただ、固定資産税につきましては、大阪で土地を持っておられる方が、生駒市で土地を新たに取得された場合なんかは、生駒市は税金、安いなと、そういった声も当時、聞いたのは覚えております。ただ、確かにマイナスイメージを払拭するということも、非常に大事でございますので、またそれも含めまして、プロモーションの中で考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 57 ◯中谷尚敬議長 改正議員。 58 ◯4番 改正大祐議員 取組をしていただくのは有り難いことなんですけども、イメージを変えるって、本当に難しいことだと思います。例えば、本市は他の自治体と全く違う、大胆な新規採用ポスターが採用されました。これをメディアが取り上げまして、採用のイメージががらっと変わったようには思っております。これ、本当になかなか自治体だけの取組ですと、難しいところはあるのかなと思うんですけれども、差別化と言いますか、本当はメディアに取り上げられるような戦略的な取組をしていただきたいと思っております。また、現在、固定観念をぶっ壊す広報力を学ぶため、包括連携協定を締結する近畿大学広報部に生駒市から職員が派遣されています。現在、マーケティングに基づく戦略的な広報を学ぶ予定となっているとのことです。是非、生かしていただきまして、正しい生駒市の情報をイメージ、選ばれる生駒市になって定住につなげていくような取組をしていただきたいと思います。以上です。 59 ◯中谷尚敬議長 次に、14番浜田佳資議員。              (14番 浜田佳資議員 登壇) 60 ◯14番 浜田佳資議員 おはようございます。今回は大きく三つの問題について、一般質問を行います。  まず、高齢者施策の進め方についてであります。高齢者施策については、この間、超高齢社会に対応するため、高齢者施策を見直すとして、その中で生きいきカードの事実上の廃止を意味する方針を出し、市民から反発と不信感が生じることがありました。これには唐突感と実施時期に関する不安、1回のタウンミーティングで市民の声を聞いたことにするアリバイ感がその背景にありました。施策をよりよいものとし、進めていくためには、市民の信頼感が必要でありますが、進め方において、その点での大きな問題があったと言わざるを得ないことは、これまでも指摘したとおりであります。  その一方で、市は7月末から10月初旬にかけて、高齢者福祉施策に関するワークショップを4回実施し、回を重ねるごとに議論も深まり、参加者相互の交流も生まれたように感じた取組、こういったことも行っています。このタウンミーティングとワークショップの状況は相当ずれがあるようにも感じております。また、RAKU-RAKUはうすに施設利用料を導入したことによる大幅な利用者減が決算でも問題となるなど、どうもうまく行ってないのが見受けられます。導入時の検討が十分だったのか、当面どうするのかが問題となります。  そこで、次の点について質問します。  1、12月に高齢者施策についてのタウンミーティングを実施するが、特に生きいきカードについてはどうするのか。  2、高齢者福祉施策に関するワークショップが議論の深化と参加者相互の交流ができたのは、開催が単発ではなかったからではないかと考えられるが、その点、どうか。  3、上記ワークショップの経験も踏まえ、高齢者施策についてのタウンミーティングを12月以降、重ねて実施していく方がよいと考えるが、どうか。  4、RAKU-RAKUはうすへの利用料導入時に施設設置の目的から、どのような検討がなされたのか。利用者減はどこまで想定し、それでもよしとした理由は何か。  5、RAKU-RAKUはうすの利用状況の評価。とりわけ、回数券効果についての分析と利用者数増加の対策は何を考えているのでしょうか。  次に、家庭からの紙おむつごみについてであります。紙おむつのごみは無料となったが、透明、半透明の袋で出さなければならず、紙おむつを使用していることをご近所に知られたくないとの思いから、有料の指定袋で出している高齢者の方がおられます。希望される高齢者世帯に、指定袋を一定数無料で配布する方法について、昨年の12月議会で質問し、ごみ減量に向けての市民の声を聞く機会を設けるので、その中で紙おむつの処理方法についても意見を聞きたいという旨の答弁がありましたが、当然、意見を聞いただけでは終わらず、市として具体的に検討するということにつながっていくわけで、次の点について質問します。  1、この1年間で市民の声を聞くために、どのような場を設け、どのようなことを行いましたでしょうか。  2、市民からどのような意見が出ましたでしょうか。  3、それを受けて、市としてどのような検討をしてきましたでしょうか。  最後に、スズメバチの駆除に対する市の補助についてであります。  スズメバチの被害については、報道されているように、ときには人の命にも関わる危険なものであります。自分の所有地にスズメバチの巣が確認されれば、所有者の責任で除去するものとされています。その危険性から、かつてのように、市職員が行うのは相当ではなく、駆除の専門業者が行うのが妥当と言えるものです。ただ、通常の所有者責任とは異なり、スズメバチの巣が自らの所有地にあることにどこまで責任を問えるのかという問題もあります。  さて、市では有害獣被害防止事業については、市から補助金等が交付されることとなっています。農作物の被害防止、農作物の品質向上と安定的な生産の確保という点から、実に必要なことであります。それであるなら、上記のようなスズメバチの危険性、それはその周囲の不特定多数の市民に対する危険でもあり、かつ本来の所有者責任と異なる側面もあることから、有害獣被害防止事業に準ずるような対策は必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。  以上で登壇しての質問は終わり、2回目以降は自席にて行います。 61 ◯中谷尚敬議長 影林福祉健康部長。
                 (影林洋一福祉健康部長 登壇) 62 ◯影林洋一福祉健康部長 それでは、浜田議員さんの1番目、高齢者施策の進め方についてのご質問にお答え申し上げます。  まず、1点目の生きいきカードについてでございますが、現在、タウンミーティングの開催に向けて準備を進めておりまして、詳細を検討しているところでございます。  次に、2点目の高齢者施策に関するワークショップについてでございますが、今回のワークショップは7月から10月にかけて4回開催いたしまして、浜田議員ご指摘のとおり、回を重ねるごとに、メンバー同士が打ち解け、忌憚なくご意見を言っていただく雰囲気が醸成され、これからの高齢者施策について議論が深まったものと考えております。  次に、3点目の高齢者施策についてのタウンミーティングについてでございますが、ワークショップを4回開催し、その後、ティーミーティングも実施し、より具体的なご意見もお聞きしております。タウンミーティングにつきましては、12月18日に2回、開催いたしますが、幅広く市民の皆様からご意見をお聞きする場として考えております。  今後につきましては、ワークショップ参加者の方々に専門分野の方々を交えた中でご意見を頂く場を継続して持ちたいと考えております。  次に、4点目のRAKU-RAKUはうすの利用料導入時の検討、利用者減の想定等についてでございますが、RAKU-RAKUはうすは高齢者に対し、生きがいを高め、楽しく過ごせる場を提供し、高齢者間の交流や社会参加を図る目的で、平成13年4月に設置をされたものでございます。しかしながら、この間、建物賃借料や指定管理料など、かなりの経費がかさんでいることから、受益者負担の観点から、施設利用者から一定の負担をお願いしているところでございます。利用者減の想定につきましては、当初、毎年一定数の利用者がおられたことから、具体的な利用者数の減少は想定していなかったものでございます。  最後に、5点目の利用状況の評価、回数券効果と利用者数増加の対策についてでございますが、まず利用状況につきましては、今年度は毎月600人前後の方がご利用されており、緩やかではありますけれども、右肩上がりの増加傾向にあると考えております。回数券の効果につきましては、4月から11月の販売数が10日券で43部、20日券で8部、30日券で32部でございまして、定期的にご利用の方の利用負担の軽減につながっていると考えております。利用者増加の対策でございますが、次年度に向けて、指定管理者と自主事業等について協議を進めておりまして、周知を図るためのホームページの開設、毎月実施しております、自主事業の充実や自動販売機の設置、新たな娯楽器具の購入など、利用者が利用しやすい環境を整えていきたいと考えております。  以上でございます。よろしくご理解をお願い申し上げます。 63 ◯中谷尚敬議長 吉岡市民部長。              (吉岡源裕市民部長 登壇) 64 ◯吉岡源裕市民部長 それでは、浜田議員さんの大きい2番目のご質問、家庭からの紙おむつごみにつきまして、お答えさせていただきます。  1点目の、この1年間で市民の声を聞くために、どのような場を設け、どのようなことを行ったかについてでございますが、ごみの減量につきましては、今年の7月に生駒市ごみ減量市民会議を立ち上げ、燃えるごみを減量させるために、市民、事業者、行政が連携して取り組んでいるところでございます。市民会議では、これまでに自治会懇談会を2地区で開催したほか、9月にはごみ減量化に向けての無作為抽出アンケートを実施するとともに、11月のいこま博では二つの会場におきまして、生ごみ処理機キエーロの展示及び来場者に直接アンケートを実施いたしました。アンケートの際には、市民の意見を広く伺うとともに、ごみ減量についての啓発を行ったところでございます。  次に、2点目の市民からの意見でございますが、自治会懇談会等では、プラスチック製容器包装やミックスペーパーの分別の仕方、キエーロ等生ごみ処理についてのご意見やご質問が多く、紙おむつについての意見等はございませんでした。なお、懇談会で多かった質問につきましては、チラシを作成し、いこま博において配布したほか、今後、自治会懇談会や市のイベント等で啓発をしていきたいと考えております。  次に、3点目の意見を受けての検討でございますが、平成27年9月から市民の要望を受け、全ての紙おむつを無料にしたところでございますが、市民の方からのご意見も余りございませんので、具体的な検討は現在のところ、行っておりません。  続きまして、大きい3点目のご質問、スズメバチの駆除に対する市の補助等につきまして、お答えさせていただきます。現在、蜂の巣の駆除に関して、巣がある土地や建物の所有者、又は管理者に駆除をお願いしております。自ら駆除される方には、駆除用の防護服を無償で貸し出し、駆除の仕方等を指導するとともに、特に危険なスズメバチの駆除につきましては、専門業者を紹介しておりますが、業者にスズメバチの駆除を依頼すると、金額が高いというご意見を頂いております。スズメバチは非常に危険な蜂であり、刺されると最悪の場合、死に至るなど、市民生活に重大な危険を及ぼす生き物でございます。また、県内でも、最近、補助金を出されるところが多くなってきたこともあり、平成29年度からスズメバチの巣の駆除に要した経費に対する補助制度を創設するため、既に予算要望をしておるところでございます。  以上でございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 65 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 66 ◯14番 浜田佳資議員 それでは、順次質問をさせていただきます。  まず、大きい1問の小問1なんですが、検討中ということで、9月議会のときと同じ、まだ未定ということなんですが、じゃ、これは今年度中に方針を決定するはずなんですが、じゃ、いつ、決定するんでしょうか。 67 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 68 ◯影林洋一福祉健康部長 今年に入りましては、ワークショップ、それからティーミーティング、それから、ただ今答弁申し上げましたタウンミーティングを実施いたします。そういった中でいろいろとご意見を取りまとめまして、年度内に一定の方針を出したいというふうに考えております。 69 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 70 ◯14番 浜田佳資議員 年度内と言いましても、12月18日にタウンミーティング終わって、それから年末年始があって、それから2月の終わりぐらいにはもう3月議会の議案説明会があるというような、非常にタイトな日程なんですが、大体いつ頃になると考えられてるんですか。 71 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 72 ◯影林洋一福祉健康部長 3月の議会審議で予算として出せるように検討したいと思います。 73 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 74 ◯14番 浜田佳資議員 その決定の選択肢なんですが、どういったことを今のところ想定されているんでしょうか。 75 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 76 ◯影林洋一福祉健康部長 現行の交通費助成については、やはり一律給付をするということになってございますので、その中でワークショップ、ティーミーティングでいろいろご意見を頂いております。その中で、やはり高齢者の状態像に応じた形で、より効果的な制度に転換をしていくということでございますので、そういった内容について整理をしてご提示をさせていただきたいというふうに考えております。 77 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 78 ◯14番 浜田佳資議員 その状態像に応じてということで、今年の1月17日のタウンミーティングに出した資料によりますと、事実上生きいきカードについては、少なくとも健康な人、高齢者の対象の8割になるわけですが、その人たちはもう対象外になるというような内容になっています。だから、高齢者にしてみれば、事実上、それは廃止ではないかというような声が非常にあったんですが、一番大きな問題は、一番高齢者の皆さんが心配しているのは、不安になっているのは、来年度からいきなりこれがなくなるの、そこはどうなのというとこが一番不安で聞きたいことということなんです。その点はどうなんですか。 79 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 80 ◯影林洋一福祉健康部長 ただ今、一生懸命考えております。 81 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 82 ◯14番 浜田佳資議員 一生懸命考えているということは、来年度からいきなりなくなるということも、選択肢の中に入っていると、こういう理解でよろしいですね。 83 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 84 ◯小紫雅史市長 タウンミーティングに向けて、いろんな検討をしておりますので、ワークショップとかティーミーティングのご意見を踏まえて、いろんなことを今、中で検討しておりますので、そのタウンミーティングで案を出させていただくということに尽きると思います。 85 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 86 ◯14番 浜田佳資議員 この制度は約2万人の市民の方が利用しているということは、市長もよくご存じだと思います。じっくりと、しっかりと納得していただこうという考えはあると思うんですが、もちろんありますよね。 87 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 88 ◯影林洋一福祉健康部長 今回の見直しでまたご提案をさせていただくわけですけれども、この制度でもって、全てのご希望に応えることはできませんけれども、現行の制度よりは、より効果的な制度に見直していきたいというふうに考えております。 89 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 90 ◯14番 浜田佳資議員 ですので、その見直しの方針の内容もさることながら、いつから何をするのかという、そういったタイムスケジュールと言いますか、スパンと言いますか、唐突にやるのか、しないのか、じっくり聞くのか、聞かないのか、そこら辺が市民の皆さんは非常に心配だし、そこから不信感も出てくるという状況なんです。例えば、これと同じような、これを一定の大なり小なりの修正はかけて出すということが9月議会で答弁されてましたので、何らかの変更はあると思います。変更があったとしても、余り大枠は変わらないにしても、じゃ、こういった方針ではやりますと、しかし、それをやっていくためには市民の皆さんにちゃんと説明して、納得もしていただいて、それからいろいろできるところからやるということも含めて、一定のスパン、期間をとって、合意をつくりながらやっていきますというスタンスでやるんじゃないんですか。 91 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 92 ◯小紫雅史市長 どういうタイミングでやるかとか、その中身とかというようなものの一つの案と言うか、イメージというのは今、調整をしていますが、タウンミーティングで出しますので、それ以上はこの場ではお答えできませんけども、タウンミーティングでしっかりとそういう案をご提示していきたいと思います。市民の方のご理解というのはもちろん必要なことだと思いますけれども、そのために昨年度もそうですし、本年度もいろんなアンケート、ワークショップ、ティーミーティングというのをやってまいりました。市民と言ったときとか、あとご理解を得るというのは、どのような範囲で、12万何千人の市民全てのご理解というのはなかなか、この問題に限らず、どの施策についても、何か変更するときには100%の方のご理解いただくというのは難しいですし、時間ももちろんかければいいんですけども、非常にいろんな課題がある中、どのタイミングでやるかというところの決断をしなきゃいけないということはございますので、その辺りはしっかりと判断をしながらということだとは思いますけれども、今までやってきた様々なアンケート、ワークショップ、ティーミーティングと今回のタウンミーティング、そして専門家の方からもいろいろお話も聞きますし、その辺りは今までもかなりやってきたと思いますけれども、しっかりと市民の方のご意見を聞いてやっていくという方針はもちろんかと思います。 93 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 94 ◯14番 浜田佳資議員 その上で重要なのは、利害関係者と言いますか、実際にこの制度に関わってる市民の方の意見や実態をどれだけ聞き、把握して対応するのかということなんですね。例えば、アンケートとった、アンケートとったと言いますけど、これ、高齢者以外の方に対してももちろんアンケートをとってまして、高齢者以外の方はもちろん自分たち、対象じゃありませんので、別に要りませんと、なくしてもらっても結構ですというのが出てきて、それは当たり前なんです。ところが、実際、このアンケートでも、対象となっている高齢者の方は、いやいや継続してほしいという人が圧倒的に多いという状況なんですよね。だから、実際、大きな変更をやる場合は、実際にそれで影響受ける人と、受けない人、これをごっちゃにしないということが少なくとも必要だと思いますが、それはもちろん分かってますね。 95 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 96 ◯小紫雅史市長 冷静に考えてみるときに、もちろん直接影響を受ける方というのもありますけど、今、例えば直接生きいきカードの交付を受ける人と、そうでない人というのを考えたときに、じゃ、子育て層がこの生きいきカードの話に、例えば反対だと、見直してくれと、それを子育て世代の支援に回してくれという意見というのは、この生きいきカードの議論をする中で、今、利害関係者の意見を聞けということだったと思いますけども、決してそうではないと思います。子育て世代の方にも、当然、税金の使い道という意味では非常に関係のある話ですので、子育て世代、実際に給付を受ける人以外の声を聞くのは当然かと思いますし、逆を考えてみれば、当然よく分かると思いますが、子育て施策をするときだって、60代、70代の高齢者の方への施策とのバランスは当然、我々、考えてますし、その該当する方だけの意見を聞けばいいというものではないと、全くないというふうに思います。 97 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 98 ◯14番 浜田佳資議員 質問に答えてないと思いますが。その人だけの意見を聞けと言っているんじゃないですよ。その利害関係を有する人たちの意見と、それでない人の意見は、それは違うでしょうと。性質で違いますよね。それは、そういうことはもちろん分かってますよねということなんです。実際、このアンケートでも、70代になった方と、それ以前の方とは全然数字が違います。当たり前の話なんですが、こういうことが大事なんです。自分に直接関係がある人と、そうでない人は当然、意識が違うのは当たり前なんです。それともう一つ、予算に関係するからと言いましたけど、子育て世代の予算というのは、その生きいきカードを削って、その残りでやればいいと、そんなレベルの話じゃないでしょ。生駒市全体の予算の中で考える話だと思いませんか。だから、子育て世代の予算が必要だからと言って、生きいきカードを削る、これは全然筋違いの話だと思いますが、違いますか。 99 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 100 ◯小紫雅史市長 当たり前のことだと思いますけども。 101 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 102 ◯14番 浜田佳資議員 では、そういうことで子育て世代のための費用が必要だからと言って、生きいきカードを当然やめるという話ではないということを前提に、じゃ、進めていきますね。それで、次なんですが、ワークショップの効果に関しては、私と部長も同じ考えだということですので、それは非常にうれしい話で、問題は、じゃ、それをタウンミーティングにも生かせないかということなんですよね。その点はいかがですか。 103 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 104 ◯影林洋一福祉健康部長 ワークショップはやはり複数回開催するということで、その中で議論の熟度が高まると言いますか、あと、そのワークショップの中では、グループも7人とか、そういった形に配慮をして、全ての方がご意見を頂くと。その中でグループ内の意見を皆さんがまた個々にお聞きになって、議論をして高めていくと。そういった中で、今回の高齢者施策の進め方について、いろいろご意見を賜ったわけでございます。そういった熟度の高まった意見と、それと今までのアンケートとか、そういったものを含めまして、今回、タウンミーティングをするわけでございます。タウンミーティングでは、やはりいらっしゃる方はそれぞれご意見をお持ちですので、こちらから提示した意見に対して、いろんな意見を表明していただく場、やはりその中では議論をそこで積み重ねるというのはなかなか難しいので、やはりいらっしゃった方が市からの提案に対してご意見を頂く場というふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 105 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 106 ◯14番 浜田佳資議員 タウンミーティングとワークショップは性格が違うというのは分かってます。しかし、議論を通じて、この議論の場合は、ワークショップの場合とタウンミーティングは、誰が議論の主体になるのかというような違いがあるというのはもちろん分かってます。ただ、その相互議論を積み重ねることによって理解が深まっていく、よりよいものができていくということになるという効果はあるんじゃないかと思うんですが、それをタウンミーティングにも生かす。つまり、なぜこういう問題を今回、取り上げているかと言うと、市民の皆さんの中に、特に前回、1月17日がそうだったんですけど、タウンミーティングを1回ぽっとやったら、市民の皆さんの声を聞いたというアリバイづくりに使われて、どんどん進められるという不信感が非常に強いんですよ。そういった市民と行政の間のこの不信感という大きな溝があったら、いろんな施策が、もちろん市長のマニフェストだけでも、施政方針でもそうなんですが、市民との協働ということをかなり大きな軸に据えていると思うんです。市民との協働でいろんな事を進めていくと、特にこれからの超高齢化社会では、それが非常に大事になると思うんですが、それをやっていく上で、この不信感、これをいかに除去できるかというのが大きな課題じゃないかと思って、今回、取りあげさせていただいて、そのためにはそうやって重ねていくことが必要じゃないかと。そのためには、タウンミーティングも、これで1回こっきりじゃありませんと、皆さんの声を聞いて、また時期はいつやるか分からないが、次、重ねていくと、そういうことを考えてますというふうにやれば、市民の皆さんも、一定落ち着いて議論ができる、意見も言う、そういうことになると思うんですが、その点、いかがですか。 107 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 108 ◯小紫雅史市長 市民の方といろいろご意見を頂いたりとか、逆に意見交換をしたり、こちらからお願いしたりとか、そういうようなことをしっかりとやっていくというのは大切だと思いますし、それは先ほど答えたように、今年はワークショップという形で、非常にいい議論をさせていただいております。実際、ワークショップ4回やった後に、市民皆様の方からティーミーティングというような形で継続してくれというようなお話があって、それで更にティーミーティングをやって、具体的な話をしたという経緯があります。タウンミーティングというのは、基本的に説明と質疑応答の場ではありますけれども、ワークショップの中で、非常に機運も高まっているということもありますし、いろんな公募で来ていただいている方も含めて、いろんな方が、多様な方が集まっておられますので、そういう語り合ったり、自分たちで何ができるかというのをご議論していただいたりという場は非常にこれからも必要だとは思っておりますけども、先ほど申し上げたように、この生きいきカード、移動費助成の在り方については、高齢者福祉全体の中で非常に今、高齢者の人口も増えておる中、そしてまた今の制度が効果的でない部分も出てきている中で、しっかりと見直して、よりよいものにしていくということは当然、やっていかなきゃいけないことだと思いますし、その制度の見直し、改善をした、する前も、今やっていますし、その後でも、当然そういう語り合う場とかがあって、またその見直した制度とかを更にどういうふうに直していくのかとか、もっとよくできるのかとか、そういう議論は、別にこの生きいきカードという制度だけを捉まえてやるべきものじゃないと思いますけども、せっかくこの高齢者福祉というもの、生駒は非常に先進的に取り組んでいるものを市民の皆様が集まってワークショップという形で、単に生駒市、何してくれだけじゃなくて、さっき議員おっしゃった、しっかり協働で、自分たちもこんなんできるから、頑張るわというような話も含めて、議論できるこういうワークショップとか、ティーミーティングという場は、いずれにせよ、これからもずっと続けていきたいなというふうには思います。 109 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 110 ◯14番 浜田佳資議員 ですから、その発想をタウンミーティングにも使えませんかという話なんですが、いかがでしょうか。 111 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 112 ◯小紫雅史市長 今申し上げたように、いろんな意見交換とか、突っ込んだ形での協働と言うからには、市でももちろんやることもあるし、自分たちでできることというのをやっていくというのは、ワークショップというものの方が議論の深まりとか、理解の深まりとか、そういう意味では、私は適していると思っています。タウンミーティングというのも、今回、2回ありますし、タウンミーティングというものも、今後もう別にやらないというわけではありませんけれども、より協働というものを具体化していくという意味では、ワークショップ自体も公募で人も集めておりますし、より適した場だと思っております。タウンミーティングを何度かするという意味では、今回、2回しますし、来年度も何か別のテーマかもしれませんが、タウンミーティング自体はあるとは思いますが、マニフェスト等にも書いておりましたように、ワークショップというものを、より一層活用していくというのが基本的な方針です。 113 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 114 ◯14番 浜田佳資議員 ワークショップをやるなとか、軽視せよとか、そんなことは一言も言ってませんよ。逆にこの前、4回やったワークショップ、非常によかったと、私も全4回とも傍聴させていただいたんですけど、見ててそういうふうに感じました。あれをどんどんやるというのは、別にいいことなんです。どんどんやってください。ただ、問題はタウンミーティングをどうするかと。なぜ、こう違いがあるかと言うと、タウンミーティングは誰でも参加できるんです。ワークショップはそうじゃないんです。だから、行政に対して不信感を持っている市民からしたら、ワークショップはどうせ行政に都合のいい人だけ集めてやってるのと違うのということだって、見られかねないわけなんです。そこが弱点と言えば、唯一の弱点ぐらいだと思うんですけどね。ところが、タウンミーティングはそうじゃない。だから、そこで積み重ねていけば、安心ができるんです。だから、今回、12月18日に2回やると言いましたが、別に同じ内容を違う場所でやるんですから、1回、二つの場所で開催するということなんですね。ということで、重ねるということと違うんですが、ただ1月17日にやって、今度、12月18日を2回目だと捉えて、これを踏まえて、その市民の皆さんからどういう意見が出るかによって、状況はもちろん変わると思います。それで、これでいいなとなったら、それで終わるかもしれません。しかし、そうでなかったらという場合もあります。そういう場合に備えて、ちゃんと3回目というのも考えますよということをまず言って、それからやると、市民の、皆さんも不信感がずっと下がってきて、積極的に参加しようじゃないかという話で、施策の議論が前向きになるんです。少しでも前向きに進めるためには、そっちの方がよりいいんじゃないですかということなんですけど、どうですか。 115 ◯中谷尚敬議長 小紫市長。 116 ◯小紫雅史市長 さっき弱点とおっしゃったところというのは、私は正直よく分かりませんで、公募でもやってますし、それをうがった見方で、そういう参加者が行政に寄ってるんじゃないかというのは、決してそんなこともございませんし、どう捉えるかというのは、もちろんそれで、じゃ、参加するのをやめようという方がいらっしゃったら、それはもちろんとめられもしませんけれども、基本的には公募の枠も当然ありますし、しっかりとワークショップが、そこが弱点だという認識には、私はまず立っていません。タウンミーティングにつきましては、12月18日に2回ある分でどのようなご意見が出てくるかというところがあると思います。頂いたご意見も見ながら、しっかりと提案していくような案に取り入れて、よりタウンミーティングのご意見を取り入れて改善をしていくということで、市民の皆様のご意見にしっかり応えていくという姿勢は当然必要だと思っております。そこはタウンミーティングというのを12月18日、2回やりますけれども、そこでご意見を頂いたものは、可能なものは全て取り入れてやっていくという基本的な方針に変わりはございません。以上です。 117 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 118 ◯14番 浜田佳資議員 タウンミーティングでの話を取り入れてやっていくということですので、それはもちろんしっかりとやっていただきたいと思います。ワークショップに関して言いましたのは、ワークショップは実際、どう行われているかだけではなく、市民からどう見られているかという話。先ほども改正議員から、生駒市がどう見られているかという話がありました。生駒市の実態どおり見てくれているかどうかはまた別問題なんです。別問題なんだけど、生駒市、ちゃんと見てないやないかと言うても、それは何の意味もないんです。見てもらえるようにどうするかなんですよね。そういった姿勢で行政も臨まないと、分かってくれる人だけ、分かってもらえばいいんやみたいな話では、全然あかんと思いますので、そこら辺はよろしくお願いします。  続いて、RAKU-RAKUはうすの問題に行きますが、受益者負担の原則ということなんですが、その中でもう一つ、管理運営費の問題という話も出されましたね。この二つのことから出されているということなんですが、この設置目的は、先ほど部長が言われたとおりなんですが、そういうことは、その設置目的からすると、一番大事なのはより多くの高齢者の方に来ていただくということでよろしいですね。それが必要だという。 119 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 120 ◯影林洋一福祉健康部長 もちろんその目的にかなうような施設の活用をしたいですし、一方でやはり特定の方がご利用になるので、やっぱり受益者負担の原則というのは、他の公共施設と同様に一定の負担を頂きたいと、これが市の考えでございます。 121 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 122 ◯14番 浜田佳資議員 より多くの市民、高齢者の方に来ていただくのが一番いいということからすれば、利用者数がそのときどうなるか、考えていたかということなんですが、先ほどの答弁では、あんまり減るということは想定していなかったというような答弁なんですが、なぜそういった発想になったんだと理解してますか。 123 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 124 ◯影林洋一福祉健康部長 定期に利用されている方もおられますし、県下の他自治体のそういった同様の施設との料金、その辺のバランスも見ておりましたので、そんなに減るとは考えていなっかったということでございます。 125 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 126 ◯14番 浜田佳資議員 しかしながら、現実は相当減っていますね。つまり、導入時に見込みが、想定が相当甘かった、そういった理解でよろしいですね。 127 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 128 ◯影林洋一福祉健康部長 余りその利用者数の減に、何名減るとか、そこまでのちょっと考えはしていなかったということでございます。 129 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 130 ◯14番 浜田佳資議員 そのときの委員会では、樋口議員から半減したらどうするんだというような話も、指摘もありましたし、誰が考えても、相当減るだろうと分かっていたと思いますが、行政は考えてなかった。それよりも受益者負担という原則というのを重視したんじゃないかなというふうに思うんですけど、その受益者負担の原則では、一番問題となるのが、誰が受益者なのかということなんですね。そこが根本的な問題なんです。施設を利用する人が受益者だと、それだけだと考えてやったようなんですが、実際は施設の効果、利用の効果で高齢者が元気になる、医療費がそれだけかからなくなる、結局、本人のみならず、生駒市や市の財政自身も利益を受けるというようなことで、社会や市も受益者であると。これは子育てや教育に資本を社会が投資するという場合でも、同様の議論があって、これをどっちの立場に立つのか、子どもやその親が受益者だけなのか、それとも社会が受益者なのか。これが日本、アメリカは前者で、ヨーロッパは後者で、社会こそが受益者だということで、相当力を入れてるわけなんですが。政治の場合、こういった単にその利用者だけじゃなくて、それによってもたらされる広い意味での効果、こういった全体像をふかんしてどうするのかと、誰が受益者なのかと、こう言うのを考える必要があるんじゃないですか、どうでしょうか。 131 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 132 ◯影林洋一福祉健康部長 議員さんのおっしゃるとおりでございます。 133 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 134 ◯14番 浜田佳資議員 おっしゃるとおりというのであれば、受益者である市も、相当の負担をすると。実際、相当負担してますからということだと思うんですが、それでいったら、逆にこの実際の効果を見たら、その受益者負担でよかったのかという総括をして、次の方針を出すと、いわゆるPDCAサイクルをこの場でも行うということはよろしいんですね。 135 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 136 ◯影林洋一福祉健康部長 RAKU-RAKUはうすの利用というのもございますし、高齢者施策全般でいろんな事業をやっているわけでございます。したがいまして、RAKU-RAKUはうすのもちろん利用は高めていく必要があるんですけれども、それ以外でもいろんな事業、施策を市としては実施しておりますので、そういった中で、例えば介護保険料の低額の維持とか、そういった部分を目指して、いろんな事業をやっているわけでございます。確かに、今、利用者は減っておるんですけれども、少し右肩上がりのちょっと明るい兆しもございますので、これに合わせまして、先ほど申しましたような利用者の増加策を積極的に展開いたしまして、もう少し状況を見たいというふうに考えております。 137 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 138 ◯14番 浜田佳資議員 それで、小問の5に行きますが、利用状況の評価なんですが、これ、一番新しい資料のはずが、一応、今年の10月までの利用状況のグラフがあるんですが、それによると、昨年度の同じ時期、7月から10月、有料に、施設使用料が導入された。その時期、4カ月と比べてみますと、昨年度の比で78%という状況で、26年度までの5年間の平均と比べると、約35%、これはカラオケを外して、要するにそれまで無料だったところが有料になったと。0が200になったというところの比較なんですが、そういう状況はもちろん知っておられますね。 139 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 140 ◯影林洋一福祉健康部長 承知しております。 141 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 142 ◯14番 浜田佳資議員 これは相当の落ち込みだと思うんですね。確かに26年度までも、少しずつ、少しずつ下がってはいましたが、それとは比較にならないような落ち込みだと思うんですよ。だから、若干落ち込んでたときから比べても、4割しか利用されてないというような状況なんです。これが、この状況で先ほどの他の高齢者施策のことをやっているから、RAKU-RAKUはうすもいいじゃないかという話には、こういう状況でもいいじゃないかという話にはならないと思いますが、そうですよね。 143 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 144 ◯影林洋一福祉健康部長 ならないと思います。 145 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。
    146 ◯14番 浜田佳資議員 そこでRAKU-RAKUはうすそのものに絞って質問を更に続けていきたいと思います。導入時の議論で、説明で、管理運営費への充当というふうなことが言われていました。そのときは、昨年度7月から9カ月間やるとして、見込みで280万円というようなことがありました。実際、この利用者数から比べると、約172万で61%ぐらいの見込みしかないと。さらに、今年はどうかと言いますと、4月から10月の状況で回数券で若干サービスしている分もありますので、それを差っ引いて、112万ぐらい。これから冬の時期になりますと、この間、季節変動で若干利用者数が減るということがありますが、それを横に置いたとしても、今年度は百九十数万ぐらいで、1年間通しての施設利用料の見込みだった480万と比べると、4割しかないという状況なんですね。だから、元々の本来導入したときの理由の一つは受益者負担という観点からいっても、果たして本当に今、市全体、社会全体が受益者であるということから考えると、理由になるのかということと、管理運営費への充当だということの理由も、わずか4割しかないということで、果たしてそれで根拠になるのか。これはもう1回、そのときはいけると思ってやったんだけど、やってみて、実際、どうだったんかということで、方針を見直すということが必要だと思うんですが、その点はいかがですか。 147 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 148 ◯影林洋一福祉健康部長 利用者の数が少なければ、やはり受益のその料金は減りますので、しかしながら、一定の現行の管理料なり、建物の賃借料の足しにはなっているという状況でございます。先ほど、議員さんもおっしゃってましたけれども、この料金を取る前から、徐々に利用者数が減っているような状況でございます。私どももRAKU-RAKUはうすの方へ出向いて、いろいろと係員等にお話を聞いてますと、やはりその囲碁将棋で一定の利用があるものの、やはり他の用途の利用、例えば英会話がしたいとか、ダンスがしたいとか、そういった要望があるんですけれども、やはり囲碁将棋ですと、やっぱり静かな状況を求められますので、なかなか多様なニーズがある中で、特定の用途にちょっと偏っているような部分もございます。ですから、このような状況ですので、もう少し、市の方としては、そういう増加策を考えるとともに、利用の形態について、どういった形がいいのかというのも併せて考えて利用者増に取り組んでいきたいというふうに考えております。 149 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 150 ◯14番 浜田佳資議員 今の答弁からすると、施設の形態を相当変えることも考えているということですか。 151 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 152 ◯影林洋一福祉健康部長 まずは、先ほど申しましたような利用者の増加策を考えると。その上で利用状況とか、あるいは利用者のご意見を聞いた上で、必要であれば、また違う活用方法も考えるようなこともあり得るかということでございます。 153 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 154 ◯14番 浜田佳資議員 もし、利用形態、変えるとなると、施設の目的、設置目的も変わると思うんですが、その場合、あそこにかつて無料だったので、誰でもその時間内なら気軽に来て、いろいろおしゃべりできると。高齢者の皆さんが、これから超高齢社会になって一番実は大変なのが、高齢者の引きこもりなんです。引きこもると、一気に認知症も進むというような話もあります。それを防ぐのが一番いいのがおしゃべりだということはもう周知の事実だと思います。だから、あそこにおしゃべりの場、これを提供してやってきてた。これががらっと変えるとなると、じゃ、それに代わるそういった場は、どこでどういうふうにやる。あそこは月に1回やる近鉄デパートの催事のやるとき以外はいつでも入れたという状況なんですね。週に1回だけとかいうんじゃなくて。それでがらっと変えるというのは、それに代わるものが必要だということになるんですが、そこら辺も考えてということですか。 155 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 156 ◯影林洋一福祉健康部長 今現在、高齢者施策として、サロン活動というのがございます。現在、50カ所ぐらい各市内一円にあるわけでございますけれども、今、議員さんおっしゃったように、自分が歩いていける、到達できるような自治会館でございますとか、集会所、そういったものを使って、サロン活動というのが市民の皆さんのお力で立ち上がって運営をされています。そういったところですと、身近に、気軽に行っていただけるというふうな場所でお話をしたり、簡単なゲームをしたりして、楽しんでいただける場ができつつありますので、そういった部分の活用もしていくと、そういったことに対応できるのかなというふうに考えます。 157 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 158 ◯14番 浜田佳資議員 そのサロンの開催回数は月どれぐらいでしょうか。 159 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 160 ◯影林洋一福祉健康部長 月1回のところもございますし、毎週とか、そういったところもございますし、いろいろございます。 161 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 162 ◯14番 浜田佳資議員 だから、その開催回数からいって、RAKU-RAKUはうすの代わりにはなかなかなりにくい。唯一の利点は身近なところにあるということだと思うんですけど、その回数じゃとてもじゃないけど、代わりにならんと思います。以前、このサロンについては、一般質問をしたときもありまして、そのときは他の市で補助している例も挙げていろいろ質問させていただきました。それはまだ部長の頭の中で、そういうこともあるかなと考えているぐらいだと思いますので、もっと、実際まずは利用者数を増やすということをやるということなので、まずそっちの話をして、サロンの話はまたの機会に質問させていただきます。  利用者増なんですけど、緩やかな右肩上がりというふうに言われましたが、確かに10月は9月と比べて上がってるんですが、9月はそれ以前と比べて減ってるんですよね。季節変動もありまして、これからは多分、例年でいくと、減る時期に入ると思いますので、なかなか右肩上がりとは言い難いような気がするんですが、そんな甘い見方でいいんですか。 163 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 164 ◯影林洋一福祉健康部長 今のところ、10月までは右肩上がりですので、これからいろいろホームページ等でも、広報等でも自主事業のお知らせとかもしてまいりますので、できるだけこの流れを維持したいというふうに考えております。 165 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 166 ◯14番 浜田佳資議員 10月まではと言いましたが、9月から10月についてはであって、7月から8月、8月から9月と減っているんです。だから、10月まではという表現は、それまで順番に少しずつ上がっているような誤解を与えますので、それは違うということを指摘させていただきます。  それでもなかなかそう簡単に増えるかどうかという問題があるんですが、それでなかなか増えなかったという場合はどういうふうにされようと考えておられるんですか。 167 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 168 ◯影林洋一福祉健康部長 その状況を見て、改めていろんな方策を考えるということでございます。 169 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 170 ◯14番 浜田佳資議員 方策の一つでの回数券というのを今年度の4月からやっているわけなんですが、その回数券の状況からいったら、実際、使われた人、10月まで購入した分を既に10月まで全部使い切ったとして、23%という状況なので、これが予想していたよりも高いのか、低いのか、その点はいかがですか。 171 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 172 ◯影林洋一福祉健康部長 特段、数がこれだけ出るだろうというふうなところまでは考えておりませんでした。 173 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 174 ◯14番 浜田佳資議員 今後、増やすにどうするかということでいろいろあると思うんですが、導入のときにも言われてた、100円にするとか、無料を再検討するとか、もしくは一番単純にやりやすいのは回数券の割引率がもうちょっと高いやつをつくるのかとかいうのがあるんですが、そこら辺はしっかり検討していただくとして、一つ、例えばこういうのもどうでしょうか。よく、高速道路なんかでもそうですが、それ以外にも、社会実験というのが実際されています。それによって効果を見るというのがあるんですが、例えば来年度1年間、そういった社会実験ではないんですけど、無料にしてみて、実際、どうなるか見ると。その状況によって、施設の目的もがらっと変えることも含めて考えるというようなことがしてみてはどうかと思うんですが、いかがですか。 175 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 176 ◯影林洋一福祉健康部長 ご意見として承ります。 177 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 178 ◯14番 浜田佳資議員 さすがにこれはすぐうんと言うわけにはいかないと思いますので、取りあえずそういったのもあるということで聞いておいてください。  2問目に行きます。  2問目なんですが、ごみの方でいろいろやっていたというふうに言われているんですが、そういったのは知ってはいるんですが、私が質問しているのは、昨年の12月議会での当時の部長答弁に関してであるということは事前通告書に記載しているので、その点は理解してますね。 179 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 180 ◯吉岡源裕市民部長 理解しております。 181 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 182 ◯14番 浜田佳資議員 それに即して答弁していただけませんか。これは一定市民の会議を設置すると、その場所で聞くというような答弁だったと思うんですが、その点に絞って答えていただければと思うんですが、いかがでしょうか。 183 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 184 ◯吉岡源裕市民部長 紙おむつに限定して聞いたことはまだございません。 185 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 186 ◯14番 浜田佳資議員 昨年の12月のこの質問は、ここは紙おむつについて議論している中で、部長の答弁、1年前と比べて、ごみを担当する部長も課長も課長補佐も、4月で全員変わったという事情はあるんですが、その点は引き継がれていなかったということですかね。 187 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 188 ◯吉岡源裕市民部長 実際はごみ減量市民会議というのを立ち上げまして。その中で聞かせていただきたいなということを考えておりました。ただ、立ち上げについて、準備会を3回やった上で、この7月にでき上がって、やっと本格的に活動し出したということで、今後はその中で聞かせていただきたいと考えております。 189 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 190 ◯14番 浜田佳資議員 では、そういったことでしっかりやっていただくとして、答弁内容について、ちゃんと理解されているということでしたら、それでいいとは思います。  それで、市民からはこの紙おむつに関して、聞いてないよというような話があったんですが、この問題は去年の12月議会でも、似たようなことがあったんですよ。だけど、ごみの有料化を導入する際に関して、どうやって分別したらいいのかとか、そういう話は市の方にいろいろ問合わせがあったけど、反対だという声はなかったという答弁があったんですね。ところが、実際、やってみると、いろんな声がわあっと出てきたと。つまり、市に直接言うか、言わないか、また別問題なんです。なぜかと言いますと、一つは先ほど問1にも関連するんですが、市に対する不信感がある。実際、11月に市との交渉がある団体であったんですが、そこで出た言葉は、そこの団体の構成員の人に、今度、市とごみのことで話をすると、何か意見はありますかと聞いたら、どうせ何を言うても変わらんでしょ、無駄でしょというふうに言われたと。だから、もう市民の方からあきらめ感、不信感があって出てこないというのもありますので、自分が聞いていないからといって、ないということじゃないということをよく理解してください。私たち議員は市民の声とか思いをいろいろ背負ってきているので、議員が言ってるということは、言ってる市民が、そういうことを言ってる市民がいるんだということを前提に、積極的にいろいろ聞いていっていただきたいというふうに思います。それはそれでよろしいですね。そういった積極的に、受け身ではなくて、積極的に問いかける、入っていくという点はよろしいですね。 191 ◯中谷尚敬議長 吉岡部長。 192 ◯吉岡源裕市民部長 市民の方の不信感によって、そうやって意見が出てこないということなんでしょうか。おむつにつきましては、やはりいろんな人の声をお聞かせいただいて、無料にしたわけでございますので、こちら側としてはそういうふうには考えておりません。ただ、申し上げましたとおり、ごみ減量市民会議の中ではおむつということに限定して聞かせていただきたいということは申し上げたとおりでございます。 193 ◯中谷尚敬議長 浜田議員。 194 ◯14番 浜田佳資議員 それに関しては、前の部長は聞くということでしたので、1年たっても聞いてないことは残念ですが、今後、やるということなので、それはやっていただきたいということと、もっといろいろ積極的に市民の皆さんの中に入っていけば、いろんな生の声を聞けるし、また協力も得られるというふうに思いますので、それでよろしくお願いします。  最後に3なんですが、これに関しては、やるということですので、予算要望も出しているということなので、それをしっかりやっていただきたいというふうに思います。  以上で一般質問を終わります。 195 ◯中谷尚敬議長 次に、6番山田耕三議員。              (6番 山田耕三議員 登壇) 196 ◯6番 山田耕三議員 それでは、二つの質問をいたします。  一つ目、障がい・グレーゾーンにある子どもたちへの支援について。  文部科学省が平成24年に実施した調査では、学習障がい、注意欠陥、多動性障がい、高機能自閉症等、学習や生活の面で特別な教育支援を必要とする児童生徒数について、約6.5%程度の割合で普通学級に在籍している可能性があるとの結果が出ております。ただし、この調査では、担任教師が記入し、特別支援教育コーディネーター、又は教頭、副校長による確認を経て提出した回答に基づくものであり、発達障がいの専門家チームによる診断や医師による診断によるものではありません。平成25年に成立した、障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律において、文部科学省は対応指針を発表しており、障がい者手帳の有無に関わりなく、障がいの状況に応じて、必要かつ合理的な配慮をするように努めなければならないこととあります。生駒市においては、障がいの早期発見に努めるための幼児集団健診や幼児期の養育など、様々な取組がなされております。市長マニフェストにある、子育て・教育のまち「いこま」、生駒山麓公園等での障がい者就労の拡大においては、このような子どもたちの将来の就労に向けての流れが今ひとつ見えておりません。そこで、以下の質問をいたします。  1、小学校入学時での発達障がいやその可能性のある児童生徒の把握はなされていますか。  2、小学校、中学校において、発達障がいや、その可能性のある児童生徒数を教えてください。  3、平成28年6月定例会で教育振興部より、特別支援や発達障がいに向けての取組として、本市独自の個別指導計画との発言がありましたが、対象者と具体的な内容を教えてください。  4、発達障がいのある、又はその可能性のある子どもの就学前から小学校、小学校から中学校への情報の伝達はどのようになされていますか。市内だけでなく、養護学校なども含めて教えてください。  5、また、地域の障がい児通所支援や福祉施設(就労支援)などとの情報の伝達はどのようになっていますか。  大きく2番としまして、学校内での暑さ対策について。  近年、夏の気温の上昇により、様々な弊害がもたらされております。本年8月には熱中症死亡事故という悲しい出来事がございました。本市では、クラブ活動への健康チェックシートや熱中症指標計を導入、研修することで再発の防止に努めております。ただ、熱中症は屋外だけでなく、教室内でも起こり得ます。湿度や体調変化、水分の補給状態、健康状態等により発症することがあり、必ずしも気温が高い状態ではなくても、発症する可能性は否めません。この生駒市においても、ここ数年、30度を超える日が夏の期間、続いております。また、35度を超える日もあり、特に体力のない子どもたちには学習などにも支障を来しております。そこで以下の質問をいたします。市内の幼稚園、保育園を含めた小中学校の屋外での学習で、熱中症やそれに近い状態が発生しましたでしょうか。あれば、教えてください。  2、夏の屋内の学習において、暑さ対策はどのようになされていましたか。  3、市長マニフェストには、県の動きと連動した速やかなエアコン設置の検討とありますが、進捗状況はどうなっておりますでしょうか。  4、体力のない幼児が通う幼、保育園ではエアコンの設置状況はどのようになっていますか。公立、私立ともにです。  登壇しての質問は以上であり、2回目からは自席で行いますが、私もハンディがありますので、数字等はゆっくりと答弁いただければ有り難いです。 197 ◯中谷尚敬議長 峯島教育振興部長。              (峯島妙教育振興部長 登壇) 198 ◯峯島妙教育振興部長 それでは、山田議員さんの大きな1問目、障がい・グレーゾーンにある子たちへの支援についての一般質問につきまして、他の所管に係る部分もございますが、1回目は私の方から一括してお答えいたします。  一つ目のご質問、小学校入学時での発達障がいやその可能性のある児童の把握につきましては、各保育園、幼稚園、その他関係機関に対し、就学指導委員会で審議することについて調査を行い、ほぼ全ての幼児の確認を行いますが、それ以外に生駒市障がい者地域自立支援協議会子ども支援部会などでも情報の交換をし、きめ細かい把握に努めているところでございます。  二つ目の小中学校における発達障がいやその可能性のある児童生徒につきましては、通常の学級に在籍する児童生徒のうち、通級指導を受けている児童や医師の診断書等、正式な書類や発達検査結果はないものの、学校現場で先生方の支援が必要な児童生徒の数を合わせますと、本年度は624名になります。ただし、この数には明確な客観的理由はございませんので、あくまで可能性の数字でございます。  三つ目の特別支援や発達障がいに向けて、本市の個別指導計画における対象者と具体的な内容につきまして、まず対象は小中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒及び幼稚園で加配支援を受けている園児でございます。具体的な内容は、園、学校場面における生活、学習、行動、対人など、領域ごとに目標を立て、どのぐらい目標に到達できたかを記入するもので、子どもの成長に対する評価になります。また、関係機関の連携による幼児期から学校卒業後まで、一貫した支援を行うための教育的支援の目標や、内容等を盛り込んだ個別の教育支援計画をもとに使用しているというところでございます。  四つ目の発達障がいのある、又は可能性のある子の就学前から小学校、小学校から中学校への市内だけでなく、養護学校なども含めた情報伝達につきましては、まず市内の連結は校種間での担任連絡者会議で行います。この会議では、指導要録の写しを渡して、各児童の申送りを伝えます。気になること、今まで行ってきた支援の方法とその成果なども、このときに伝えます。また、特別支援学級に入級されていた児童につきましては、特別支援担当の先生が更に具体的に情報を伝えます。個別の指導計画等もこのときに引継ぎを行います。また、後で述べます、たけまるノートを所持している場合は、情報提供されるよう、保護者に伝えております。これらのことは、特別支援学校に行かれた場合でも同様に行っております。  五つ目の地域の障がい者通級施設や福祉施設との情報伝達につきましては、障がい者や発達に不安がある子どもたちへの相談支援事業を委託している市内の生活支援センターなどが中心となり、支援に関わる関係機関等が一堂に会する個別のケース会議において、支援方法の検討に関する情報共有を随時行っております。また、障がいや発達に不安がある子どもたちに対する途切れない支援を目指し、平成26年度からサポートブックいこま「たけまるノート」を作成し、利用を希望される保護者に配布しております。このノートは子どもの進級や進学及び支援機関の変更や追加などの際に、子どもに係る情報が途切れることなく、支援者に伝達されるよう、保護者や学校、事業所など、支援機関の理解と協力のもと、子どもの特性や成長記録、支援記録などの情報を書き込んでいただき、連携ツールとして活用していただくものでございます。幼児期から、学校卒業後の就労などに至るまで、子どもたちの成長に伴い、主となる支援機関は変化していきますが、その過程において、支援機関が互いに情報を共有し、本人の持つ特性と成長に寄り添った支援が行われることは重要であり、支援機関相互の顔の見える関係性の構築のため、研修会の開催など、連携強化に取り組んでおります。  大きな2問目の学校内での暑さ対策について、お答えさせていただきます。  一つ目のご質問の幼保小中学校の屋外での学習で、熱中症やそれに近い状態の発生につきまして、本年はいずれにおいても、熱中症の発生はありませんでした。ただし、中学校の屋外での部活動中における熱中症は3件の発生がありました。この中の1件が8月に発生した死亡事故でございます。生駒市教育委員会といたしまして、この事態を大変重く受けとめ、熱中症に対する認識を更に高め、またより一層の注意喚起を促すために、学校、園に対し、再度健康管理と安全管理の徹底を行っております。  二つ目の夏の屋内学習の暑さ対策につきまして、まず熱中症の防止対策といたしましては、夏休み中に配置いたしました、熱中症指標計を活用し、暑さ指標を確認した上で運動の制限やこまめな水分補給などを行いました。また、室温上昇を抑える対策といたしましては、窓の開放はもちろんのこと、グリーンカーテンやよしずによる遮熱、扇風機の設置されたところで気化熱を利用した体温上昇の抑制に努めております。なお、学校の特別教室などにエアコンが設置されておりますので、状況に応じて、積極的に利用しております。  三つ目のご質問の県の動きと連動したエアコン設置の検討につきましては、現在のところ、エアコンの設置に対し、県が何らかの補助をするといった動きはなく、また以前から文部科学省の補助メニューは存在しておりますが、県及び国からの確実な補助が見込めない現状では、設置に向け、進むことは厳しいと考えております。  四つ目の特に体力のない幼児が通う幼保育園でのエアコンの設置状況につきましては、公立、私立を合わせた全ての保育園とこども園は全室エアコンが設置されております。また、幼稚園のエアコンにつきましては、公立幼稚園は全園リズム室と預かり保育室に、私立の幼稚園4園のうち、全室設置している園が3園、4園のうち3園、リズム室のみ設置している園が1園となっております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 199 ◯中谷尚敬議長 暫時休憩いたします。              午前11時44分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 200 ◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き一般質問を行います。  山田耕三議員。 201 ◯6番 山田耕三議員 先ほどの中で、普通学級の中に可能性としまして、624名の支援が必要である、発達障がいかどうか、そういったのを別個にしまして、624名の子どもさんが何らかの形で個別にちょっと支援が必要であるというふうに数字を述べられたんですけども、この624名という数字に関して、市ではどのように思われているか、もしお聞かせいただけるんでしたら、お聞かせいただけますか。 202 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 203 ◯峯島妙教育振興部長 この数字は全ての小中学校の担任の先生からご意見を頂いた数字でございます。この624人を、12月の現在の数字なんですけれども、5月1日の基本調査の1万450人、これが今年の児童生徒数、1万450人で考えますと、大体6%の比率になります。この比率は、全国的には、文科省からは、議員ご質問にもあるように、6.5%という数字が文科省の方から出ておりますが、その数字からいきますと、生駒市の発達支援あるいは特別支援を必要だと思う児童生徒は、全国よりはやや少なめなように思います。ただ、これは検査をしたというのではなくて、現場での意見ですので、そういう状況であろうかなということでございます。 204 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 205 ◯6番 山田耕三議員 ありがとうございます。私もこの数字、小中学生合わせて1万人として、600人前後かなと思っておりました。こういった形で目をしっかりと子どもたちに向けていただいているということは本当に現場の先生には頭の下がる思いであります。先ほどの答弁の中で、一つ、小学校に入学する前の幼稚園、保育園からデータベースで個別の指導計画というのを申し送られるというのをおっしゃいましたけど、それは紙ベースで1枚物なんでしょうか。それとも、例えば幼稚園であるなら、3年行かれましたら、1年、2年、3年間という部分をしっかりと蓄積されたものをそのまま小学校に送られるのか、教えていただけますか。 206 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 207 ◯峯島妙教育振興部長 個別の、先ほど申しました個別の教育支援計画と、個別の指導計画とがございます。先ほどの個別の教育支援計画というものに則って、この子どもたちの支援の内容を計画するんですけれども、例えば幼稚園でしたら、3歳、4歳、5歳児の書くところがありまして、基本的に加配がつくのが4歳、5歳ですけれども、3歳から見ていけるような様式になっておりまして、裏表の教育支援計画、ここでの内容をどのようにこの幼稚園児が過ごしてきたのか、それをコピーして、小学校に渡すということになっております。同じく、指導計画につきましても、十分小学校の方に引き継いでいってる内容でございます。 208 ◯中谷尚敬議長 山田議員。
    209 ◯6番 山田耕三議員 すいません、僕のちょっと認識不足で申し訳ないんですけど、個別の指導計画と、個別の支援計画、この二つの計画が子どもにつけますということですけども、これは個別の、先ほど私が3番目に申しました、個別の指導計画と支援計画の大きな違いというのは、何が違うんでしょうか。 210 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 211 ◯峯島妙教育振興部長 トータルプランとしての個別の教育支援計画というのを作成を踏まえて、園や学校での指導のための個別の指導計画を作成しております。ですから、個別の教育支援計画をつくるときには、医療機関であるとか、相談窓口であるとか、保護者とか、会議して一緒につくっていって、それをまた次の学年、次の校種につないでいくというものになっております。個別の指導計画というのは、全ての子どもたちにも、扱っているときに評価したりする、全ての子どもたちに使っているものでして、個別の教育支援計画だけが特別支援学級の今は児童生徒に、幼稚園も保育園もですけれども、の加配の園児、そして特別支援学級の児童生徒に作成しているものとなっております。 212 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 213 ◯6番 山田耕三議員 私の今の認識では、お話を聞きまして、個別の支援計画というのは、基本的に支援学級に行っている子どもに対する支援の計画という考え方でよろしいんでしょうか。であるならば、個別の指導計画というのは、これは全生徒に対してのものなのか、それで認識、よろしいでしょうか。 214 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 215 ◯峯島妙教育振興部長 はい、そうでございます。今、個別の教育支援計画につきましては、特別支援学級の児童生徒のみ使っておりまして、今おっしゃっている通常の学級にいてる支援が必要な児童生徒につきましては、担任等が必要に応じて、同じような状態で使っているというものでございます。そして、何度も言いますけれども、個別の指導計画は全ての児童生徒に、その学校に応じてつくっておるもので、特別支援学級の児童生徒にのみ、共通のものを26年度からつくり出して、27年度の試行を踏まえ、28年度から全て共通して特別支援学級のコーディネーター研修等を通じて同じ共通のものを使っているという、そういう現状でございます。 216 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 217 ◯6番 山田耕三議員 でありましたら、今回は普通学級にのみ私はちょっと焦点を当てて質問させていただいたんですけども、普通学級においた子どもに対しては、幼稚園、保育園から上がってくるときも、個別の指導計画の中でそういった子どもさんの、例えば学習の面とか、生活の面のできるところとか、若しくはちょっと苦手な部分が継承されていくという、そういったものになっているんでしょうか。 218 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 219 ◯峯島妙教育振興部長 校種ごとにも引き継いでいっております。 220 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 221 ◯6番 山田耕三議員 ということは、それは保護者には開示をされる、先ほど、個別の支援計画の方は開示をするとおっしゃいましたけど、支援学級の子どもさんですよね。個別の指導計画に関しては、これも親御さんには開示をされるんでしょうか。 222 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 223 ◯峯島妙教育振興部長 指導計画の方は、子どもの成長支援のために、教師が成績の一環としてつくるものでございます。教育支援計画は支援の方法、目標、手だてを主に書くのですけれども、指導計画の方は、不十分なことや、できなかったことも指導のために率直に書いていきます。そこで一般の児童生徒にも作成している成績資料が個人情報の絡みもあり、見せておりませんので、指導計画も同様に非開示ではございます。ただ、保護者の方から求められたら、その辺は学校の中での情報共有等はしているかもしれませんが、一般的には非開示となっております。 224 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 225 ◯6番 山田耕三議員 今回の質問の中の答弁としまして、たけまるノートの話も出てきました。たけまるノートは、先ほどの答弁の中から、私が感じるには、保護者が先生と一緒につくるとかいう形で、自分の子どもの、言えば、成長に合わせた障がいなり、何か乗り越えてきたこととか、まだ苦手な部分とかいうのを見るためのものであるというふうに、私はそう思ったわけなんですね。それを最後の方では、福祉施設の方にも、そのまま持っていくことができるという認識で今おったんですけども。今の話でいきますと、非開示であるという部分はよく分かるんですけども、例えば保護者が小学校に、一番子どもにとって大変なのは、中学、高校が大変なんですけど、親にとってどこが大変かと申しますと、小学校に行く前に、例えば自分の子どもに苦手な部分があるということで、養育をしました。小学校に入ったときに、自分の子どもが支援学級に行くのか、それとも普通学級の中の集団生活でやっていけるのかというのを、保護者としては相当心配するという部分やと思うんですよね。どこに頼るかと、保護者の場合、言いますと、やはり学校の先生しか、今のところはパイプはない状況と考えた場合、小学校1年で考えた場合には、やはり先生方が個別の指導計画を幼稚園とか保育園から上がってきたときに持っているわけなので、それを何らかの形で、開示はできないというのであるならば、例えば保護者が、うちの子どもは今、学校ではどういう状況ですかとか、どういったところが苦手ですかという問いかけには、先生は対応してもらうことができるんでしょうか。 226 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 227 ◯峯島妙教育振興部長 そのためのこのような計画指導書だと考えております。特別支援学級の児童生徒はもちろんですけれども、通常の学級の発達障がい等の児童生徒につきましても、このような支援計画を今のところ使ってはおりませんけれども、今後、今使っている特別支援学級のこのシートをどのように使うかということも、これから検討していくところでございますので、こういうものがあった方が保護者との話もしやすいとも思いますし、研究もしていきたいと考えております。 228 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 229 ◯6番 山田耕三議員 今の答弁では、じゃ、保護者の問いかけに関して、自分の子どもにとって、得意と不得意という部分に関しては答えられるという範囲で保護者は思っていたらよろしいんでしょうか。それとも、幼稚園、保育園から上がってきた、そういった個別の指導計画については一切何も申し上げることはできませんという、そういった立場なのか、その辺ちょっともう少し詳しく教えてもらえませんか。 230 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 231 ◯峯島妙教育振興部長 もちろん、保護者との提示の中では、この支援計画を使いながらお話もし、指導計画も校種ごとに引き継いでおりますので、十分に対応させていただいていると考えております。 232 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 233 ◯6番 山田耕三議員 それで納得いたしました。それで、小学校の1年生、一番不安な時期に、例えばその子どもさんが学童に預けられるという場合、学童に預けられた場合に、支援学級に在籍している子どもさんに関しては、支援学級の子どもなので、こういった形でご配慮いただきたいという部分でお話合いされるかなとは思うんですけども、例えば普通学級で苦手な部分があるようなお子さんに関して、学童とのそういった情報のやり取りというのは、その点、どうなっているんでしょうか。 234 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 235 ◯峯島妙教育振興部長 学童保育も、そこの学校の小学生ですので、十分に連携をとるように、それは教育委員会の方に学童保育というものを一緒になった頃からも、それ以前からも、できるだけ、例えば感染症のこともそうですし、同じ校内にいる学童ですので、できるだけ連携をとるようにと、そういうのはあるごとに伝えてはおります。 236 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 237 ◯6番 山田耕三議員 連携のベースがちょっと見えにくいんですけど、それは例えばデータで、この子どもさんの特徴的な部分をされるのか、それとも、本当にそこにいらっしゃる先生方だけでのそういった、口頭だけでの申送りなのか、それはどうなんですかね。 238 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 239 ◯峯島妙教育振興部長 幼稚園から小学校、保育園から小学校の引継ぎというのはよく存じてるんですけども、学童保育で小学校に上がられた子どもたちをどのように発達障がい等についての引継ぎなり、相談をしているのかというのは、ちょっと今、私、把握はしておらないんですけれども、養護の先生とかを通じて、学童保育の方も内容を聞くような、そういうふうな体制になっているとは考えております。学童保育にも加配というものがありますので、その意味では、養育の内容を通じて加配を決めておりますので、十分に連携をとっていると考えております。 240 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 241 ◯6番 山田耕三議員 今、なぜそういった質問をさせていただいたかと言いますと、ほんの数年前、ある保護者から、小学校1年、2年、3年と普通学級におられる子どもさんの保護者からなんですけども、自分の子どもの特徴という、そういった冊子を保護者のお母さんが自ら自分で作って持っていったと。なぜ、そうされたかと言いますと、ある保護者さんのお話を聞いたときに、小学校の学年が変わるごとに、そういった引継ぎが全く、全くというのは、それもちょっと言葉があれなんですけども、全くされてないという思いをお持ちということをお聞きになったと。事実かどうか分かりませんけど、そういうふうに聞いたと。確かに自分の子どもが1年生から2年生に上がったときには、なかなか先生にご理解がいただいてなかったと。例えば、授業中の態度とか、苦手な科目とかいう部分がなかなかいってなかった。その度ごとに子どもさんは叱られると。やっぱりそれが子どもにとって叱られてできることなら、やっぱりそれを直してやっていくんですけど、やはり幾らかの障がいがもしある場合は、なかなかそれがうまくいかないわけですね。その場合に、保護者自らが自分で冊子を作ってやっていったと。  私、今回の質問でこのたけまるノートも今持ってるんですけども、その冊子の代わりになるんじゃないかなというふうに思ったわけですね。学校間でやってください、データベースであるかどうか分からへんけども、やってくださいという部分は、やってるかやってないかはなかなか保護者には見えませんし、学童保育側からの先生からすると、何らかのこの子どもさんの特徴が分かれば、加配につかれる先生方にとっても、やはり最初から知識が入っておれば、僕、やりやすいものやと思うんですね。加配の先生方自身が何らかのそういった発達の支援のプロというふうに私は余り聞いておりません。そうであるならば、幾らかの前準備という部分を考えた場合に、そこの点はやはり学校と学童、同じ学校内であるんであるならば、データベースで、もしそれができないようであるならば、保護者が間に入って、こういったたけまるノートという形をご利用すれば、私はうまいこといくん違うかなというふうに思うんですけど、その点、どう思われますか。 242 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 243 ◯峯島妙教育振興部長 それが一番いいかなと思います。個別の教育支援計画の中には、家庭での様子、また得意、好き、興味、関心、あるいは苦手、嫌い、こういうふうに書くところもあります。かなり具体的に、その個人の特徴を書いて引き継げることもできますし、この教育支援計画の方は保護者も共有して一緒につくっていくものだと私は考えております。これはコピーして、保護者に渡して、たけまるノートに貼っていただく、そういう内容かとも思いますので、学校と学童、そして保護者も間に入って、円滑な連携の基で一つの教育がなされていけばいいのではないかと考えております。 244 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 245 ◯6番 山田耕三議員 それで大分安心しました。本当に小学校に入るまでの間の保護者というのは不安な部分がありますね。幼稚園、保育園で本当に小学校1年から教室でいすに座って授業を受けることができるのか。授業を受けながら、本当にその授業が分かるのか、友達と仲よくすることができるのかとか、親の不安というのはもうどんどんどんどん膨らむ一方やと思うんですね。その点、様々な形で支援はされているというのは分かるんですけども、何らかの形で新たな先生になったときに、こういった引継ぎが必要であるというふうに私も思っておりました。そのツールとして、今回は指導計画があり、このたけまるノートという部分があるんですけども、実はその発達障がいというのはなかなか見つけづらいと思いますし、そういった特徴をなかなか見つけづらいという部分があるんですけど、そういった何らかの研修とかいうのはされてるんでしょうか。 246 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 247 ◯峯島妙教育振興部長 生駒市では毎月一度、特別支援学級のコーディネーターの研修というのをやっております。これは県でも聞きましたら、熱心な市であるというふうにも評価を頂いておりまして、このコーディネーター研修の中で、県の準則のこの支援計画を生駒市のものとしてつくり直して、幼稚園から中学校まで、主に大体36人、40人近くの人が、学校一人から数名が参加して、コーディネーターとしての力量を上げるように研修をしているところでございます。 248 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 249 ◯6番 山田耕三議員 その特別コーディネーターの研修というのは、主に支援学級の先生を中心にされておられるんでしょうか。 250 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 251 ◯峯島妙教育振興部長 はい、そのとおりです。 252 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 253 ◯6番 山田耕三議員 では、普通学級の在籍されてはる先生方にとっては、何か研修というのはあるんでしょうか。 254 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 255 ◯峯島妙教育振興部長 夏休みの研修であるとか、また校内でのコーディネーターを通じた、毎年春には養護学校保健計画というのがありまして、その中で発達障がいや特別支援学級の児童生徒のことも、学校全員で共有するような、春には一度そのような会議も行ってますし、普通学級の先生も参加して、校内の研修もやっていると聞いております。 256 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 257 ◯6番 山田耕三議員 福祉の立場として、福祉からはそういった何か研修とか、若しくは勉強会とかいうのは、そういったのはないんでしょうか。 258 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 259 ◯影林洋一福祉健康部長 福祉の方でも、その辺は取り組んでおりまして、今、教育委員会の方からお話もございましたけれども、養護学校向けの支援者、養護学校向けの研修会でございますとか、それから市内小中学校特別支援担当者の研修会でありますとか、あるいは保育園、幼稚園の職員の勉強会あるいは主任会での研修、そういったものも併せてやっております。以上でございます。 260 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 261 ◯6番 山田耕三議員 たくさんの研修が、本当に是非子どもたちの苦手とする部分とかを見つけるような形で研修を多分されてると思います。それが620人以上の子どもたちが何らかを抱えているというので、今、手厚くされているというので、本当に意義ある研修だと思います。  続きまして、たけまるノートについてなんですけども、前回、6月の一般質問の中で、たけまるノートの件、若干出てたんですけども、たけまるノートはどういった方、前回では乳児健診のときに配ってたというふうに聞いておるんですけども、乳児健診の子どもだけでしょうか。それとも、小学校でも配ることをされてるんでしょうか。 262 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 263 ◯影林洋一福祉健康部長 特に乳児に限るというものではございませんで、障がい、発達に不安のある子どもの方で、たけまるノートの利用をご希望になる方としております。 264 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 265 ◯6番 山田耕三議員 ということは、障がいの手帳の有無というのは全く関係ないわけですか。 266 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 267 ◯影林洋一福祉健康部長 ございません。 268 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 269 ◯6番 山田耕三議員 私もこれ、前回の定例会でたけまるノートというのをお聞きして、その後、たけまるノートを障がい福祉課の方で頂いたんですけども、これは一般にどういった場所で配布というのをされてるんでしょうか。 270 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 271 ◯影林洋一福祉健康部長 障がい福祉課でもお配りしておりますし、あと生活支援センター、それから説明会もやっておりますので、そういった会場でもお渡しをしております。 272 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 273 ◯6番 山田耕三議員 前回も配布の実績というのでおっしゃってるんですけど、今、トータルで、この6月ですので11月、今まででトータルで何冊ぐらい、保護者の方にこれは渡っていますか。 274 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 275 ◯影林洋一福祉健康部長 11月末現在でございますけれども、全体としては165冊でございます。 276 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 277 ◯6番 山田耕三議員 165冊ですね。165冊ということは、多いのか少ないのかちょっと僕もそれは何とも言えないんですけども、このたけまるノートをちょっと拝見しますと、僕も担当課の方から時間を取っていただいてお聞きしました。そのときには、保護者の記入欄があり、それも5歳、6歳、小学校1年から中学校の3年まで、そして18歳の高校3年までというので、保護者欄とか、次に担任の先生が記入してくださるところ、そして支援者、特にこれ、デイサービスとか、生活支援とか、何らかのそういった福祉サービスのところが記入することになってると思うんですけども、これってなかなか先ほどの峯島部長からのお話でもそうなんですけども、これを先生から聞いて、自分がと言うか、保護者さん、お母さんとか、お父さんになると思うんですけども、これを記入していくというのはなかなかちょっと僕、難しいかなと、僕がそう思うんですけど、何かその点、勉強会なり、何らかのそういった手助けするような、そういった施策はされてるんでしょうか。 278 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 279 ◯影林洋一福祉健康部長 たけまるノートのご利用の際の説明会なんかで、先ほどもありましたけども、教育委員会でしたら、個別の支援計画が出されると。お子さんの成長に合わせて、その支援者もどんどん変わってまいりますので、そのつど、個別の支援計画が出されますので、それを挟み込むと言うんですか、そういった形で整理していただくことを推奨させていただいて、できるだけ保護者の負担のないような形でたけまるノートを活用いただきたいということでお願いしております。 280 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 281 ◯6番 山田耕三議員 ということは、学校関係者の方も、これ、一緒に作ったというふうに、前、説明されたと思うんですけど、学校関係者の方も、これを例えば保護者の方が三者懇談とか、個別の懇談のときに、先生に持っていきまして、すいませんと、これを記入したいんですということになれば、何らかのご助言というのは学校の先生もされるということですか。 282 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 283 ◯峯島妙教育振興部長 はい、もちろんたけまるノートを保護者が提示されれば、それの内容についても、先ほどの教育支援計画とも併せてお話しして、そこに挟み込んでいく、たけまるノートの場合はバインダーですので、挟み込みにもなるし、生涯を通じ使えるので、使いやすいのではないかと。内容は、だから保護者が持つ内容と、学校が持つ内容が違うということでご理解いただきたいと。もう一つ先ほど、私、ちょっと言い方が曖昧だったかもしれないんですけども、個別の指導計画、これ、先ほど今は特別支援学級の児童生徒、幼稚園、保育園の加配の生徒だけ使っているんですが、今後、通常の学級の特別支援が必要な児童生徒にも使っていったらどうかと考えているというお答えをさせてもらいました。1万450人全員の子どもたちもこれを使っているというわけではなくて、特別支援の必要な子どもに今後、使っていきたいということで、全ての子どもたちに、成績資料としての要録的なものはもちろんあるんですけれども、特別支援が必要なという意味での指導計画、個別の指導計画と、そういうふうにつけ加えさせていただきます。 284 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 285 ◯6番 山田耕三議員 理解しました。これを乳幼児で、若しくは3歳とか4歳ぐらいでもらったときに、保護者の方も書きやすいかなというふうに僕も、欄がそんなにないので書きやすいかなと思うんですけど、小学校ぐらいになってくると、やっぱりその子どもさんの特徴が顕著に表れてきたりとかするわけですね。そのときに、何らかの学校の先生がそれを手伝うことができるというのであるならば、これは何らかの形で18歳なり、若しくは学校を出て、どこかの就労の福祉施設で働く場合には、これも持っていけば、そこの指導員の方々も相当この子どもさんの生涯にわたって、今までこういった形でやってこれたんやなというのが、僕はものすごく分かりやすいかなというふうには思います。  先ほどおっしゃってた中で、保護者に対する研修なり、若しくは福祉施設でそういった広めてるという意味でおっしゃってましたけど、具体的にどういった形でお話をされているんでしょうか。 286 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 287 ◯影林洋一福祉健康部長 医療機関でございますとか、福祉サービス事業所へは訪問いたしまして、発達障がいの話、併せてそのたけまるノートの活用についてご説明をさせていただいているところでございます。今年度も、年明けてでございますけれども、支援者向けの研修会ということで、市内をこの小中学校の職員でございますとか、スクールカウンセラー、それから障がい児の通所サービス事業所等を対象といたしまして研修を考えております。 288 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 289 ◯6番 山田耕三議員 ということは、小学校、中学生の子どもさんであるならば、放課後デイに通われている方も多いと思うんですけど、それも普通学級にいながら、通われている方もいらっしゃると思います。そういった子どもさんについても、福祉施設の方、記入の方を助言なり、保護者の方々と一緒にこれを書いていったりという、そういったお手伝いされるという認識でよろしいんでしょうか。 290 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 291 ◯影林洋一福祉健康部長 はい、そのとおりで結構でございます。 292 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 293 ◯6番 山田耕三議員 今回、小学校、中学、この辺りはうまく連携はとっていけると思います。学童の方はこれを利用するなり、活用するなり、そして先生方の助言が出てくるという部分をお聞きして、大分安心はしましたし、しかも放課後デイとか、そういった福祉施設に関しても、そういったつながりを、このたけまるノートという部分でしっかりとつなげていくということを理解しましたけども、最後に、大人になる前、若しくは大人になったときに、就労に向けて、福祉施設にこれを例えば持っていきましたと。まだ、これ、配布されて3年しかたってませんので、今の子どもさんからしたら、大分先の話かもしれませんけども、これを持っていくことで、その福祉施設の方も受入れ体制、そしてまたそこで18まで、これ、書けるということなんですけども、それ以降、何らかの子どもさんの特徴を保護者とその福祉施設とが共有するという、そういったことはできてるんでしょうか。 294 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 295 ◯影林洋一福祉健康部長 18歳を過ぎられまして、就労というタイミングが来るわけですけれども、そのときにはまた生活支援センターとか、障がい者職業センターとか、そういった中でも、このノートを活用していただいて、より適切な就労、あるいは就労訓練につなげるというふうなことで考えております。 296 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 297 ◯6番 山田耕三議員 この一つ目、最後に、やっぱりこの福祉施設という部分が福祉のプロやというふうに皆さん、思ってられる方が結構多いと思うんですけども、なかなか福祉、障がいの程度によって、私もそうなんですけども、調子のいいときと、そうでないときでは、相当なる差が出てくるとか、自分ではなかなかこういったところができにくいというふうには表現しにくい方も結構いると思うんですね。それをこういった形でつなげていくというのは、本当にこれから就労に向かって、子どもさんがやっていくのに、相当自信のつくものであるというふうに、私は理解しております。ただ、これからまだ2年か3年しか、これ、やっておりませんので、ある一定の期間が来たときに、また是非検証をしていただきたいと思っております。  そして、2番目に参ります。  2番目の暑さ対策なんですけども、全国的な流れということで、もうインターネット上でも流れてはおるんですけども、特に奈良県、全国的に本当にエアコンの設置率が相当低い、そういった事実はご存じでしょうか。 298 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 299 ◯中田好昭教育長 この件について、補助金の絡みもございますので、私の方から答弁させていただきたいと思います。  ただ今、質問いただいている分については、奈良県下が低いということは認識しております。 300 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 301 ◯6番 山田耕三議員 夏の暑い中という、例えば教室内の中で、去年、今年、見ましても、7月辺りでも、やっぱり35度を超える日、33度以上超える日というのは、30度まではまだ耐えられるかなと思うんですけど、33度以上超えて35度に達する日がやっぱり相当数あるというふうに私は思っております。その中で、学校の先生方も相当工夫されてるというのもお聞きします。大概の学校が南向きですよね。カーテンを閉めて、必死になって光を遮りながら、ちょっと机をこっちにずらしたりとか、ちょっと間を開けたりとか、窓も必死になって開けてるけども、もう限界がありますよね。そういった事実は、教育長、ご存じなんですか。 302 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。
    303 ◯中田好昭教育長 今、ご案内いただいたように、よしず、あるいはグリーンカーテン等、現場において工夫しているというのは認識してますし、お願いしている部分もございます。 304 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 305 ◯6番 山田耕三議員 であるならば、やはり気温で朝からもう30度のときもあるわけですね。昼になる前にもう33度ぐらいには達してて、本当に大変な中で子どもたちは勉強している。私たちはこういったエアコンディショナーの中で仕事ができること、本当に幸せやと思うんですけども、市長もやっぱりマニフェストに出された限り、これ、多分また設置するに、先ほど補助金の関係とかおっしゃいましたけど、設置するに当たり、概算なり何なり、そういった計算されたことはあるんでしょうか。もしあるんでしたら、ちょっと教えていただけますか。 306 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 307 ◯中田好昭教育長 エアコンの設置につきまして、以前から保護者あるいは現場の方からニーズがございます。懸案の課題ということで、既に過去において検討した経緯もございます。現在、手元にある試算ではございますが、今後、小中学校で全ての普通教室にエアコンを設置すると想定すれば、約10億4,000万が必要となると見込んでおります。 308 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 309 ◯6番 山田耕三議員 設置の金額、10億、大変な金額だと思いますが、年間のランニングコスト、修繕費も含めて、それは計算されてないんでしょうか。 310 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 311 ◯中田好昭教育長 今述べましたのは、ランニングコスト等は含んでおりません。初期経費のみです。 312 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 313 ◯6番 山田耕三議員 では、ランニングコスト、年間の2年目とか3年目のランニングコストというのは試算はされてませんか。 314 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 315 ◯中田好昭教育長 今現在、試算しておりません。 316 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 317 ◯6番 山田耕三議員 もうこの数年、子どもたちは電力省エネルギーを頑張って推進することによって、様々な形で子どもたちは、例えばグリーンカーテンを作ったりとか、省エネで電気を消したりとか、本当に頑張ってる子どもたちがたくさんいると思うんですね。この10億4,000万円という金額、本当に大きな金額だと思うんですけども、これ、どこかから補助金が出るまで待つというお考えなんでしょうか。 318 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 319 ◯中田好昭教育長 待つというよりも、私、実は今年度予算、トイレ改修の要望で文科省に去年、予算要求に行ったんです。その中で、エアコンも含めて、国の動向を確認する中で、今、特に国においては、施設の環境整備に対する補助については厳しいということで、トイレ改修についても以前は認められてたが、本年度は分からないと言われた状況がございます。きっちり年度当初に交付金が交付されなかって、今回、2次補正でこの12月議会にトイレ改修がついてきたという、誠に厳しい状況がございます。その中で、今現在、市教委としてはエアコンもそうなんですが、去る、これ、いつの新聞か分かりませんが、今、公立小中学校の施設整備については、トイレの洋式化が国において優先的につきやすいという状況の中で、全国的には洋式トイレ化を進めているというのが状況でございます。そういう意味で、生駒市は既に取り組んでいる中での、こういう動きの中で国が今回、認めてくれたのかなという認識はしています。まず、トイレの洋式化を最優先していきたいと、その後、エアコンに移りたいという思いはございます。 320 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 321 ◯6番 山田耕三議員 教育長、それ、ちょっと私、全く意見、違いますね。やはり夏の暑さというのは命に関わる問題であると、私はそういうふうに認識しております。トイレは、もう、トイレも大事です。トイレもなかなか和式でできないという子どもさんも多いというふうに、それは伺っております、PTAの方から、そして各保護者からもそれは最初、言われました。でも、トイレは、トイレ改修に関してはふるさと納税でお金を集めるという、そういった啓発をされてるのに、なぜエアコンに関して、僕は優先順位をつけるなら、まずエアコンの方の設置に対して、金額どのぐらいか分かりませんけども、ふるさと納税でやるべきであるのと違うかなと僕、思ったんですけどね。その点、どう思われますか。 322 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 323 ◯中田好昭教育長 ここは賛否の分かれるとこと思うんですが、エアコンに対しても、賛否が分かれるとこなんですが、トイレに今、国もそうなんですが、動いている状況の背景としては、やはり衛生面が、要するにノロの問題も最近、言われているように、学校のトイレにつきましては、ご案内のように湿式、和式なんですね。その菌の発生でにおいがすると、衛生的に不衛生だということで、まずそちらを優先すべきではないかという今の状況下、市としても、まずそちらを優先していきたいと。決して、エアコンについてはおろそかじゃなくて、予算の範囲内というのが行政はございます。国において、教育費が充実している公共団体としての目安としては、たしか平成26年度の白書では、一般会計予算の11%が教育費を超えている分については、すごく積極的な部分であるという認識が示されまして、生駒市においては若干、今、先ほど、ちょっと私、メモしてきたんですが、平成28年の当初予算では17%、26年度決算ベースで14%ということで、決して予算的には、教育費は生駒市は恵まれているということで思っております。この予算の範囲内で、今現在持っておる課題に対して予算配分する中で、トイレもエアコンも一緒というのはちょっと不可能だということで、先ほど来、言ってますように、まずは現場あるいは子どもたちの状況を鑑みたら、トイレを優先していきたいというのが私の思いでございます。 324 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 325 ◯6番 山田耕三議員 やはりちょっとこれは話が平行のままで、私はあると思います。本当に予算の使い方の中で、教育費の方に、決算ベースで14%、これは本当によその他市に比べれば大きいと。様々な教育に関しても、様々なところで予算をとってもらってるというのは、それはそれで大変いいことだと思うんですけども、この10億という金額が本当にしんどいという部分であるならば、例えば、優先しまして、小学校の低学年からつけていくとか、3分割でやっていくとか、そういったような考え方というのはないんでしょうか。 326 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 327 ◯中田好昭教育長 やり方はいろいろあると思うんですね。一般的には、中学校からやっていくんでしょうけども、小学校低学年もあるんでしょうが、これ、一概に検証しなくてはならないのは、もう一つちょっと触れなくてはいけないのは、校舎の改修計画というのがございます。これについて、今、長寿命化計画で市の方が今、見直しを本年度かけておりますが、この結果を踏まえて、今後の校舎の改修計画に合わせてエアコンをどうしていくかというのを視野に入れて、今後、検証していきたいという思いもございます。だから、計画をつくるに当たっては、やっぱりそのベースとなる予算あるいは施設計画、そういういろんな要素を勘案した上で立てていかないといけないということで、今後の課題ということで思っております。 328 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 329 ◯6番 山田耕三議員 分かりました。私はやはり命を大切にするならば、まずは暑さ対策から何とかしていかないといけないだろうというふうに思っております。もう暑さ対策ももうこれ以上学校側もどうすることもできない。私は先生方、個々には聞いておりませんけども、何人かにお聞きしますと、やはりもうやるだけのことは多分やってはるというふうに思っております。授業中もやはり水分を補給したりとか、子どもたちのやはり様子を見ながら必死になって、先生方は安全を第一にやってはるというのは、それは僕らも重々見てまいりました。でも、やはりエアコン一つあれば、相当助かるだろうと、それはもう私の思いであります。  それと同時に、いつも私、思うのは、運動会、体育大会の練習、それが9月の初めから始まるわけですね。相当暑い中での練習が始まると思うんですけど、それは多分9月の末に小学校が運動会が開催されるというのが、これが基準やと思うんですけども、これ、運動会の時期を若干ずらして、練習をする日程を9月の半ば以降というふうには、そういった工夫というのはできないんでしょうか。 330 ◯中谷尚敬議長 中田教育長。 331 ◯中田好昭教育長 今、提案いただいている部分についても、私も同感なんですが、今回の熱中症事故を受けて、ちょっと校長会を通じて意見をもらうように指示したとこなんですが。というのは、今、秋にやっている分については、春にできないかなと。これは学校行事の関係で、学校長の範ちゅうでございますが、ひとつ検討していただけないかなというので。もう1点、屋外での夏期休業中における部活動なんですが、今、調査委員会で提案、今後の改善策あるいは防止策を今後、出していただくんですが、市教委として、今の施設関係で考えるべきかなというので、今、いろいろ考えていただいているのが、やっぱり多目的室にエアコンがございますので、ほとんど1階にあるんですよね。そこをクールダウンに使えないかなとか、現場の要するにそういうことについていろいろ検討を今後、していただいて、従来ある考え方と言うか、慣習的なものを1回、更に見直していきたいと思っております。 332 ◯中谷尚敬議長 山田議員。 333 ◯6番 山田耕三議員 やはり、子どもたち自らが、例えば暑いとか言えば、そんなん辛抱しろとか、先生は言うしかないじゃないですか。それで本当に僕は教育かなというふうに思っております。大人がやはり先に気付いてあげないといけない部分が僕はあるんじゃないかと、これは最初の、1番目の発達障がいの子どもさん、若しくはグレーゾーンの子どもさん、気付いてあげるのと一緒で、私たち大人が気付いてあげないと、運動会の練習、暑いから言うて、やめたと言うたら、何サボってると怒られるわけですよ、子どもたちはね。私は、できる限り、やはり子どもたちが伸び伸びと、そして安全に学校が楽しかったという思いを持って、学校生活を営んでもらいたいというふうに思っております。これからもやはり生駒の教育、本当に水準は高いというふうにおしゃいますけども、個々の部分をもう少し丁寧にやっていただきたいという、そういった要望をいたしまして、私の質問を終わります。 334 ◯中谷尚敬議長 最後に、7番沢田かおる議員。              (7番 沢田かおる議員 登壇) 335 ◯7番 沢田かおる議員 それでは、議長の許可を得まして、一般質問を行います。今回は、人に優しい生駒の施策について質問をいたします。  平成28年11月19日に生駒市議会と若者との市民懇談会が開催されました。参加者は成人式運営実行委員会と運営委員会OB、OGで構成されるIDEAのメンバーが来てくださり、「若者にとって魅力あるまちづくり」のテーマで意見交換会を行いました。19歳から20代の若い方の意見では、自分たちの経験からの要望、自分たちの祖父母世代の困っていること、将来、両親に起こる老後の問題、それに伴う解決策の提案などを話してくださり、生駒の未来は明るいと実感した貴重な懇談会でした。  その中で特に気になったことは、自習室がいっぱいで、勉強する場所がないということでした。昨年の夏頃に市民の方から連絡があり、図書会館の自習室に入れない子どもたちが2階のいすを机代わりにして床に座り込んで勉強していて、かわいそうだとの連絡を受け、現状を聞きにいったことを思い出しました。若者との市民懇談会で頂いた意見も一部含め、住む人に優しい生駒の施策として、子ども、高齢者、女性を支える仕組みについてお聞きいたします。  1、子どもたちが自習できる環境の整備が必要だと考えますが、自習が可能な場所は、十分とれているとお考えでしょうか。放課後に学校の1室を自習室として開放するなどの取組は行われていますでしょうか。また、学校外で常設の自習可能なスペースは、図書会館だけのようですが、他の施設にも常設の自習可能なスペースを増やすお考えはないのでしょうか。  2、最近では、高齢者ドライバーの運転事故が問題となっておりますが、高齢者の方から、将来的に免許の返納を考えているが、病院の送迎や買い物が困るとのお話を聞きました。高齢者ドライバーの免許返納について、返納の際の特典やドライバーの方が認知症である場合の支援など、現状の取組と、今後の取組の方向性についてお聞かせください。  3、2016年10月4日付けで、マタニティコンシェルジュが妊娠、出産に寄り添いますと、子育てコンシェルジュについてのお知らせが市のホームページにアップされていました。生駒市では、妊娠、出産、子育ての切れ目ない支援を目指し、身近な相談先として、マタニティコンシェルジュを設置しています。助産師、保健師などの専門職が母子手帳交付時に全ての妊婦さんと面接し、心配事の相談やケアプランの案内を行います。また、ニーズに応じて、サポート事業を紹介したり、担当部署や専門機関へつなぐなど、連携しながら、安心安全な出産、子育てへとつながるようにお手伝いします。予期しない妊娠など、母子手帳交付前の方もご相談くださいと書かれています。また、少し前になりますが、8月29日の読売新聞には、「虐待予防、産院に専門家、望まぬ妊娠相談役、厚労省モデル事業」の記事が掲載されていました。記事を抜粋いたしますと、「乳児の虐待死を防ごうと、厚生労働省は来年度望まない妊娠に悩む女性を支援するため、産科医療機関などに児童福祉士らを配置するモデル事業に乗り出すことを決めた。貧困や未婚などで悩む妊産婦の相談に乗り、出産後の生活をサポートすることで、虐待予防につなげるのが狙い。まずは全国10カ所で事業を始め、検証した上で全国に広げたい考えだ」と記載されていました。この事例のように、本市でも産科医療機関での人員配置など、体制の拡充に向けた取組はお考えでしょうか。  以上、登壇しての質問を終わり、2回目からは自席にて行います。 336 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。              (奥畑行宏生涯学習部長 登壇) 337 ◯奥畑行宏生涯学習部長 それでは、沢田議員の人に優しい生駒の施策について、他の部署に係るものもございますけれども、1回目は私の方から一括してお答えさせていただきます。  まず、1点目の放課後の学校での自習室開放の取組と学校外の施設での自習室に関するご質問ですが、学校には特別に自習室を設置しているところはございませんが、学力補充のために、放課後や長期休業中に教室や図書室で自習機会を設けている学校もございます。  次に、生涯学習施設での自習スペースのご質問ですが、現在、自習スペースとして常設、設置しておりますのは、図書会館のみでございます。また、常設ではございませんが、子どもたちが夏休み期間中の8月に、たけまるホール及び南北のコミュニティセンターで自習室を開設いたしており、子どもたちの利用に供せるようにはしております。また、常設で設置している図書会館の自習室につきましても、入室できる人数が、以前は25席の席を設けておりましたけれども、本年夏休み前にはいす、机の配置等を創意工夫いたしまして、11席増設し、現在は36席を確保いたしております。  ご質問の図書会館以外の他の施設での常設の自習スペースの確保につきましては、議員もご存じのとおり、生涯学習施設は自主学習グループやサークル等の生涯学習活動や芸術文化団体等の文化活動の拠点施設として、多くの市民利用に供しておりますので、これらの市民の活動の場の環境を狭める等の影響が出ることや、自習室の人的見回り等の課題も考えられます。そのため、図書会館以外の生涯学習施設の自習室の常設設置につきましては、生駒の未来を担う子どもたちが安心して自習できる安全な公共スペースとしての必要性も十分感じておりますので、どの施設で、どのような方法がよいのか等、今後、利用者のニーズ調査もさせていただくなど、一定の検討する期間は必要となりますが、指定管理者とともに協議を重ね、何らかの形あるものにはしたいとは考えております。  次に、2点目の高齢者ドライバーの免許返納についてでございます。  まず、返納の際の特典についてですが、警察事業の取組として、奈良県警において、高齢者運転免許自主返納支援制度を推進されております。その内容は、運転免許を自主返納し、運転経歴証明書の交付を受けた方に対しまして、奈良県タクシー協会加盟タクシーの運賃が1割引になる。そして、奈良交通ゴールドクラブ定期券が1回に限り、無料割引で利用できる。そして、高齢者交通安全支援事業を掲示している店舗や飲食店での割引等がございます。また、本市においては、高齢者交通安全支援事業所について、市の公式ホームページに掲載し、返納制度の制度説明とともに、常時ホームページ等で広報しております。また、9月28日に開催いたしました高齢者交通安全推進大会のプログラムにも、免許返納制度についての内容も掲載し、啓発等も行っております。今後も生駒警察署、関係機関等と連携しながら、高齢者の交通安全についての啓発に取り組みたいと考えております。また、認知症の方に対する支援につきましては、車の運転をする、しないに限らず、出現している認知症状に応じた支援を地域包括支援センターの職員や高齢施策課の保健師等が主に相談に応じて対応をしております。特に、認知症状として、理解、判断力の低下や見当識障がい、記憶障がい等が出現している場合などでは、車の運転は非常に危険であるため、ご家族に車の運転の危険性について丁寧にご説明させていただき、免許を返納する方法等をご紹介させていただいております。また、免許を返納したことにより、買い物や通院等の不便が生じるものにつきましては、介護保険の申請等をお勧めして、車に乗れないことによって起きる不具合を補完できるよう、対応させていただいております。  最後に、3点目の厚生労働省モデル事業と同様に、生駒市において、児童福祉士等専門職種の産科医療機関への配置など、妊娠期から切れ目のない支援体制を拡張することへの市の考えについてでございますけれども、産科医療機関における虐待予防の視点を持った方の存在は意味があるものと認識はしております。本市におきましては、議員が述べられたとおり、本年10月からマタニティコンシェルジュを配置し、妊娠届け出時の面接やその後の支援の強化に努めており、既に医療機関から個別事例の報告がコンシェルジュに寄せられるなど、病院とコンシェルジュ、その他関係機関を含む支援のネットワークが構築されており、モデル事業と同様の効果が見込まれる体制が整えられていると考えております。国のモデル事業におきましても、全国10カ所で実施された結果を検証した上で、全国に広げたいとの考え方も示されていることから、市といたしましては、今後の国や県の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 338 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 339 ◯7番 沢田かおる議員 ありがとうございました。まず、一つ目の質問、子どもたちが自習できる環境の整備についてお聞きいたします。  自習ができる場所の確認から入ります。先ほどのご答弁をお聞きいたしまして、中学校では自習ができる場所を特に開放しているところはないという形だったんですけれども、中学校で自習室を設けない理由をお聞かせください。 340 ◯中谷尚敬議長 峯島部長。 341 ◯峯島妙教育振興部長 中学校空き教室というのは、相談室や生徒会室等に活用しております。自習室という部屋は設けてはおりません。定期考査前等に残って教室で学習する場合、生徒それぞれの教室を活用しているという状況でございます。 342 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 343 ◯7番 沢田かおる議員 テスト前とかは残ってもいいというふうに確認させていただきました。自習室はないんですけれども、授業以外に中間テスト、期末テスト、そのときに、あと夏休みの間ですね、中学校におきまして、質問教室を設けているような対応については、私も存じております。中学校では自習室を設けるというのは難しいことは理解いたしました。  自習室の必要性なんですけれども、家にいましたら、テレビとかゲームがあって、誘惑に負けてしまうとか、また、きょうだい、姉妹がいるために、ちょっと家では集中できない、そういった様々な理由によって、静かに勉強できる場所が必要であると考えます。常設の図書会館についてお聞きいたします。  自習室はどのような方が利用されておられますでしょうか。 344 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 345 ◯奥畑行宏生涯学習部長 今現在、常設しておりますのは、先ほど言いましたように、図書会館の自習室のみでございます。そこでどのような方がというご質問なんですけれども、ここにつきましては、中学生を始めまして、高校生が中心でございます。それ以外の方もたくさんご利用はなっているんですけれども、大学生であるとか、成人の方、若しくは高齢者の方と、幅広い年齢層の方が今ご利用されております。 346 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 347 ◯7番 沢田かおる議員 利用状況の方をお聞かせいただけますでしょうか。学校がお休みでないときの平日ですね。平日の利用はどのぐらいになっているんでしょうか。 348 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 349 ◯奥畑行宏生涯学習部長 これ、以前からやっているので、一応、近々のは状況を確認させていただきました。28年10月期の状況なんですけれども、それにありましたら、平日の利用というのは、平均で、午前、午後があるんですけれども、約20名程度がご利用されております。 350 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 351 ◯7番 沢田かおる議員 平日で20名程度で、また幅広い層の方が利用されてるとお聞きいたしました。あと、テスト前の土日、こちらは集中すると考えられるんですけれども、何か対策の方はなさってらっしゃるんでしょうか。 352 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 353 ◯奥畑行宏生涯学習部長 平日では20名程度なんですけれども、やっぱり土日になりましたら、学生さんとかも多くなってきます。そういうところがありますので、一応図書会館の方では指定管理者の方でそこの運営はやっていただいているんですけれども、近隣の学校にテスト期間というのを一応把握させていただきまして、その混雑が予想される日等につきましては、実際、自習室の中でも、見守りをしていただける方というのは、今、シルバーさんにお願いしてるんですけれども、シルバーさんの人員的な確保であるとか、それと開いてる別のお部屋、研修室等がある場合については、そちらの方を提供させていただいて、それと人員的なものも確保させていただいて、開けているという状況をテスト前等については対策というような格好で、利用者の多いときには、そういうふうな対応をさせていただいていると。それでも、どうしても空き室がない場合は、ちょっと申し訳ないですけれども、その定員の状態の中でご利用いただいているという状況でございます。 354 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 355 ◯7番 沢田かおる議員 丁寧な対応をしていただいてありがとうございます。それでもやっぱりあぶれてしまう子がいるというのは少し残念ですが、自習室のニーズをこれから探っていくとおっしゃられてたんですけれども、今までニーズを探られたことというのはないんでしょうか。 356 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 357 ◯奥畑行宏生涯学習部長 先ほども沢田議員さんの方から、1回目のご質問の段階で、市民の方からお聞きになったというお話がございました。その沢田議員さんからのそういう定員オーバーで自習室に入れないというお話を聞いた後も、ちょっと他の議員さんの方からも、私自身直接聞きました。それとともに、私の方も現場の方に出向かせていただいて、ちょっと状況の方を見させていただいたという経緯がございます。そういうところで、特定の自習室のアンケートはしておりませんけれども、議員さんの方からも、一応お問合わせもいただきましたし、私の方も実際、現場も見せていただいたというところで、今後についてはそういうところの、今、指定管理者の方では通常の利用者アンケート等もとっておりますので、そのときにちょっと併せてアンケートの方をとらせていただいてやらせていただいたらなとは思っております。そやから、特段のアンケートはとっておりません。 358 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 359 ◯7番 沢田かおる議員 すいません、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、たしか、図書会館の自習室の定員が25名から35名に拡大したとおっしゃられてたんですけれども、こちら、図書館のホームページの方を見てみますと、図書館では自習ができますかというところで、利用時間とかも書いてあって、定員が28名、人数多数の場合、午前の部、午後の部の開室時に抽選しますとなってるんですけれども、28名から拡大したという形でよろしいですね。 360 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 361 ◯奥畑行宏生涯学習部長 すいません、ホームページの方が、多分手がまだ入っていないと思うんです。それが当時の25名から3名増やさせてもうて、また夏前には9名増やさせていただいて、今現在は25席から11席増やさせてもうて、36席というのが正しいものでございますので、それについて、ホームページの方は訂正させていただきます。 362 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 363 ◯7番 沢田かおる議員 すいません、細かい確認で申し訳ないんですけれども、定員が増えたということは、お部屋自体が、例えば2部屋になったとかではなくて、1部屋を工夫して、たくさん入れるようにしたという形でよろしいんでしょうか。 364 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 365 ◯奥畑行宏生涯学習部長 そのとおりでございます。部屋については、万が一、今、自主室、視聴覚室というところなんですけれども、そのお部屋は一応常設で置いてますので、そこについては、今までお席とか、机の配置をちょっと創意工夫させていただいて、壁側を使わせていただいたりというような格好で、創意工夫の中で11席を増やさせていただいて現在は36席を確保したというものでございます。 366 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 367 ◯7番 沢田かおる議員 自習室の座れるお席が増えたということはすごくうれしいです。本当にありがとうございます。ただ、今、常設なのが図書会館だけになっているんですね。今後、一つだけなんですけれども、ニーズに対して、現在、十分であるとはお考えではないんですよね。 368 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 369 ◯奥畑行宏生涯学習部長 1回目もちょっとお答えさせていただいたみたいに、当然、十分に充足しているとは考えておりません。ですので、今後、どの施設でどのような方法というのがいいのか、たとえで言うたら、土日だけに今、利用人数が多いので、土日だけにするのか、それが発展的に、全平日開館日にできるのか等々についても、十分検討させていただいて、それについては指定管理者の方も今現在、その自習室の運営については、その指定管理業務の中に入っている内容でございまして、そこについて見守り等についても、経費もかかることでございますし、それと先ほど、一番最初に言いましたように、生涯学習施設でございますので、今現在のご利用の幅を狭めてしまったら、やっぱり本末転倒になってくることもありますので、そういう点も十分に検討させていただいて、他の施設でも、それができるのかできないのか。できるんであれば、どのような格好が一番いいのかというのをちょっと検討させていただきたいと思います。 370 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 371 ◯7番 沢田かおる議員 先ほどのご答弁の中で自習室を開くためには、見守りをする方が、その方がシルバーさんであるということもお聞きいたしました。そのシルバーさんは何か研修とか受けていらっしゃるんでしょうか。 372 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 373 ◯奥畑行宏生涯学習部長 取り立てての研修はございません。 374 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 375 ◯7番 沢田かおる議員 特に騒ぐこともなく、おとなしく真面目に勉強されているという形でよろしいですね。 376 ◯中谷尚敬議長 奥畑部長。 377 ◯奥畑行宏生涯学習部長 どうしても自習室でございますので、グループで来られたりしたときにおしゃべりをされたときに、他の方がうるさいなと感じられるところもあると思います。そういうところも、見守りという格好で、やっぱりそのときに極端に言うたら、風紀を乱すような子どもたちはいないと、若しくは大人の方もいないとは思いますけれども、一定の見守りというところで、今現在シルバーさんの方にお願いしている状況でございます。 378 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 379 ◯7番 沢田かおる議員 自習室のスペースも増えて、部長からもすごい前向きなご答弁を頂きました。本当にうれしいなと思っております。ただ、ちょっと心配だったのが、この間、お話を聞いた中で、自習室がいっぱいだから、勉強するのをあきらめた。増えたということがちょっとまたご存じない方も多いと思うんです。こちらの方の周知もお願いしたいのと、そしてまた丁寧にニーズも探っていただきまして、生涯学習施設という形で利用者さんとの兼ね合いとかもあるんですが、ニーズも探って、拡充、例えば、図書会館、北と南とでも、最初は常設は無理かもしれません。テスト前だけでも、開けられるとか、拡充の方、お願いしたいと思います。  続きまして、二つ目の質問に移りたいと思っております。  最近、高齢者ドライバーによる運転事故のニュースが増えております。横浜市では、先月28日、集団登校の児童の列に軽トラックが突っ込み、小学1年生の男子が死亡、6人がけがをいたしました。11月12日、立川では歩行者2人が死亡、この事故は加害者にとっても、被害者にとっても、とても悲しい事故です。まずは、最初は生駒市の現状についてお聞かせください。高齢者ドライバーによる事故は生駒市においては増えているのでしょうか。それとも、事故が多いのは運転に未熟な若い方なんでしょうか。 380 ◯中谷尚敬議長 今井総務部長。 381 ◯今井正徳総務部長 市内の交通事故の発生件数でございますが、平成27年度におきましたら、総発生件数が2,636件、これは前年比で比べますと、114件減です。そのうちの人身事故が303件ございます。これも前年対比で76件減です。今、ご質問のこの65歳以上の高齢者が第1又は第2当事者となる件数、これは人身事故の件数の303件のうちで100件、これは前年比で52件減ということで、交通事故自体が、27年は前年度に比べて減っているという状況です。
    382 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 383 ◯7番 沢田かおる議員 生駒市においては、もう交通事故の件数自体が減っているというのをお聞きいたしまして安心いたしました。先ほど、免許返納の特典についてなんですけれども、周知の方法について、もう少し詳しくお聞かせください。 384 ◯中谷尚敬議長 今井部長。 385 ◯今井正徳総務部長 1回目の答弁では、本市においてホームページ、また広報いこまち、また高齢者交通安全推進大会のプログラムにおいて、こういった取組をお知らせしております。県警の取組なんですけれども、県警におきましては、免許の更新期間が満了する日の年齢が70歳以上で免許の更新を行われる方を対象とした高齢者講習の際に、また生駒警察署においては、各種交通安全教室での周知を始め、高齢者による事故現場での返納制度について説明したり、あるいはまた地域の交番で高齢者を持つご家族からの相談に丁寧な説明をされているというふうに聞いております。 386 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 387 ◯7番 沢田かおる議員 私もインターネットの方を見せていただきました。ただ、ご高齢者の中には、インターネットが得意な方もいらっしゃるんですけれども、ちょっと苦手な方も多いかと思いますので、また紙ベースでの周知の方もお願いしたいと思うんですが。広報いこまちの記事、私も見せていただきました。ただ、内容のスペースの関係なのかして、非常に小っちゃいんですね。高齢者ドライバーの免許返納制度という記事を探すだけでも、実は私でもちょっと大変だったんです。ですので、ご高齢者対象でしたら、もうちょっと大きく分かりやすく啓発をしていただけたらなと思います。  それと、続きまして、免許返納の特典なんですけれども、実は私、商店街でちょっと買い物をしてたときに、こういった免許返納の特典があるんだよというのを地元の商店街の方に教えていただきました。それでホームページを見て、これだけの生駒市内の高齢者交通安全支援事業所、こんだけ、市内でしたら、26件のお店の方がご協力してくださってます。飲食したら10%割引だったりとか、いろんな特典の方が書いてるんですけれども、このことというのは、皆さん、知る機会が今まであったんでしょうか。 388 ◯中谷尚敬議長 今井部長。 389 ◯今井正徳総務部長 先ほど申し上げましたように、高齢者の講習の際には、こういったことをご案内されてるというのは聞いております。また、うちの方の防災安全課の窓口、あるいは生駒警察署の交通課にも、ご利用ください、高齢者交通安全支援事業所についてというようなリーフレットを置かせていただいてますので、目につく機会は多いとは思っております。 390 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 391 ◯7番 沢田かおる議員 そしたら、こちらの用紙の方はもうプリントアウトした状態で窓口で手に入れることができるということを確認させていただきました。  続きまして、免許を返納されない理由について、市のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。 392 ◯中谷尚敬議長 今井部長。 393 ◯今井正徳総務部長 正確な形でアンケートとかとったわけではございませんが、お聞きしたり、推測の部分もあるんですが、やはり日常的な形で車をご利用されている方で、やはり車が足のような形になっていると、それを返納して、車に乗れないということになると、非常に生活の面で不便がかかるという、そういった状況やと思っております。 394 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 395 ◯7番 沢田かおる議員 生駒の特徴である坂道が本当に多い、山があるという形で、車がないとお買い物も行けない、そして病院にも行けない。そして、コミュニティバスはあるけれども、そこまではちょっと行けないというような実態があるのが、免許を返納できない、しないというより、できない理由かなと思っております。  そして、あと、ちょっとテレビを見ておりましたら、滋賀県守山市の取組の事例が紹介されておりました。警察と地域包括支援センター、医療、介護が連携した取組をされています。警察の方で認知症を疑われる方が事故を起こした場合、地域包括支援センターの方と連携されて、免許返納、例えば買い物に行く車が必要になったときに、必要な支援につなげていくという連携の取組をされております。生駒市において、例えば警察とか、警察、包括支援センター、そして医療、介護へとつなぐ、そういったシステムはもう構築されてるのでしょうか。 396 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 397 ◯影林洋一福祉健康部長 福祉の担当といたしましては、警察の方でも、認知症のサポーター養成講座というのを実施しております。そういった中でそういう方がおられましたら、やはり地域包括支援センターとか、それから高齢施策課の方へおつなぎをいただいて、その上で必要に応じてまた警察、防災安全課と連携をしております。実際上、どういう状況かと言いますと、やっぱり近所の方とか、家族の方が車を運転していって、取り回しがものすごく緩くなったりとかなって、危なっかしい、そういうところで気がつかれる場合が多くて、その場合はもう直接、身近な地域包括支援センターとか、高齢施策課の方へご連絡をいただいて、その上で本人にいろんな働きかけをして、免許を返納していただいているというのが実情でございます。 398 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 399 ◯7番 沢田かおる議員 返納されてるいい例の方をお聞かせいただきました。29年3月12日から改正道路交通法の方が施行されます。主な変更点はどのようになると認識されていらっしゃいますでしょうか。 400 ◯中谷尚敬議長 今井部長。 401 ◯今井正徳総務部長 高齢者ドライバーの対策の推進ということで答弁させていただきますと、大きく三つございます。臨時認知機能検査、臨時高齢者講習、こういった講習検査を受ける必要があるというのが一つ、それから臨時適性検査制度の見直し、それから三つ目が高齢者講習の合理化、高度化というふうには聞いております。以上です。 402 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 403 ◯7番 沢田かおる議員 29年3月12日からなんですけれども、今まででしたら、認知症の疑いがあっても、免許の更新はできたけれども、12日からは認知症の疑いがあるとなったら、医師の診断と臨時適性検査、又は診断書の提出命令、こちらの方が加わってきます。今までで増えたところで言いましたら、事故を起こした、ちょっと認知機能が疑われる方、そしてこちら、75歳の免許更新時に臨時認知機能検査を受けて、認知機能が低下されてる方が医師の診断が必要になってくると考えられます。その場合なんですけれども、受診する医療機関ですが、かかりつけ医でよろしいんでしょうか。それとも、物忘れ外来とか、特別な科を受診しないといけないんでしょうか。 404 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 405 ◯影林洋一福祉健康部長 まず、かかりつけのお医者さんがおられるようでしたら、まずはそちらの方でご相談をいただいて、その上で、やはりもう少しということになりますと、精神科ですとか、神経内科ですとか、老年科あるいは脳神経外科、そういったところに認知症の専門医の方がいらっしゃいますので、そちらの方で受診をいただいて、確定診断をしていただくということになるかと思います。 406 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 407 ◯7番 沢田かおる議員 恐らくこの法律が施行されますと、検査を受ける件数も増えるかとは考えられます。こちらの方の医療機関は生駒市としては、もう検査を受ける医療機関の方はもう足りていると認識されていらっしゃいますか。 408 ◯中谷尚敬議長 影林部長。 409 ◯影林洋一福祉健康部長 市内には物忘れ外来ですとか、脳神経外科、あるいは個人の脳神経外科の病院とか、個人のお医者さんがいらっしゃいますので、ただ、そちらに至るまでにやはりかかりつけ医の方である程度のスクリーニングとかがあると思いますので、一定の対応はできるかと思います。 410 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 411 ◯7番 沢田かおる議員 生駒市では対応ができると確認させていただきました。生駒市は全国に誇る介護予防の先進地であります。まずは認知症にならないように予防することが大事なんですけれども、認知症と判断された方が困らないように、連携と支援の強化をお願いいたします。認知症の症状を本人だけでもなく、家族も相談しやすいかかりつけ医や家族だけで解決できない場合は、地域包括支援センター、こちらが重要な役割を担ってまいります。事故による悲劇がもう二度と起こらないようにするためには、車がなくても、暮らしやすい環境の整備が急がれます。また、紅葉マークをつけた車の場合、周りの方の配慮も必要になってくると考えられます。高齢者にも優しい生駒であるために、返納制度の啓発と、返納しやすい環境の整備をお願いいたします。  それでは、三つ目の質問に移ります。  マタニティコンシェルジュが始まって2カ月が経過いたしました。担当されてる方の資格と勤務態勢の方をお聞かせいただけますでしょうか。 412 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 413 ◯増田剛一福祉健康部次長 保健師1名、この方は週4日勤務でございます。それから、助産師2名、この方は週3日勤務でございます。合計3名を2名の勤務態勢で対応してございます。 414 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 415 ◯7番 沢田かおる議員 保健師さんと助産師さん、はい、確認させていただきました。マタニティコンシェルジュが支援する対象、こちらは何歳まででしょうか。 416 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 417 ◯増田剛一福祉健康部次長 主に妊娠期から出産後のサポート事業である、こんにちは赤ちゃん事業等、そういった支援サービスを利用されるまでの間を主に想定しております。 418 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 419 ◯7番 沢田かおる議員 こんにちは赤ちゃん事業というのは、4カ月までの赤ちゃんのおうちに全戸訪問する事業という形で、ということは大体4カ月まで、大体3カ月ぐらいまでがコンシェルジュの対象というのでよろしいですか。 420 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 421 ◯増田剛一福祉健康部次長 切れ目ないということで、継続的な支援はするんですけれども、主に念頭に置いておるのが、今申し上げたこんにちは赤ちゃん事業でいきますと、4カ月になられるまでに全戸訪問、一番初めの妊婦健診が3カ月ですので、その辺りのところを主にということで、ご理解いただきたいと思います。 422 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 423 ◯7番 沢田かおる議員 まだ始まって間もない事業なんですけれども、10月と11月の母子手帳の配布、こちらを受けられた方は何人いらっしゃるんでしょうか。 424 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 425 ◯増田剛一福祉健康部次長 2カ月ということで、10月と11月の母子手帳の発行数でございますけれども、167件でございます。このうち、妊娠届で直接窓口に来ていただいている件数といたしましては、145件。これについては全てコンシェルジュの方が対応してございます。 426 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 427 ◯7番 沢田かおる議員 窓口に来られた中で、担当機関につなぐというケースはあったんでしょうか。 428 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 429 ◯増田剛一福祉健康部次長 現在のところ、そのようなケースはございませんけれども、対応している中で継続的な何らかのフォローがちょっと必要かなと思われる妊婦さんは約2割おられるということを確認しております。 430 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 431 ◯7番 沢田かおる議員 今おっしゃった、フォローが必要かとの判断はどのような判断をされたんでしょうか。 432 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 433 ◯増田剛一福祉健康部次長 これまでもですけれども、妊娠届のときに、アンケートと同時にチェックリストを設けております。そのチェックリストに基づいて、基本は面接、応対させていただいたコンシェルジュが必要性を判断するんですけれども、その後、コンシェルジュ、複数おりますので、そこで情報を共有して、どういうフォローが必要かとか、どのタイミングでしようかというようなことを検討して、行っておるということです。 434 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 435 ◯7番 沢田かおる議員 どのような生駒の現状からこのマタニティコンシェルジュというのを設けたんでしょうか。 436 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 437 ◯増田剛一福祉健康部次長 コンシェルジュの設けた背景といたしましては、従来から妊娠届のときには、保健師の方が個別の面談とか、その後の支援というのを行っておったんですけれども、やはり核家族化と言いますか、そういった部分であるとか、転入されて、こちらになかなか地縁がないとか、おじいちゃん、おばあちゃんが遠くにおられるということで、なかなかつながりが少ない方が多くなったということが一つと、今、もう一つはそういう様々なサポート、支援を生駒市の方、用意しておるんですけれども、なかなかそれが支援が必要な方につながっていないと、そういう二つの要因がございます。そういうことで、基本はそういう相談の窓口の一本化とか、あと個別の今現在、やっているんですけども、個別の支援計画の作成といったようなことで妊娠期から切れ目のない子育て支援、そういったものを強化したいとうことで、マタニティコンシェルジュを新たに開設したということでございます。 438 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 439 ◯7番 沢田かおる議員 支援につながった事例をちょっと教えていただけますでしょうか。 440 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 441 ◯増田剛一福祉健康部次長 2カ月なんですけれども、医療機関の方からコンシェルジュの方に情報提供というのが5組ございました。内容の方を少し確認したんですけれども、一つはお母様の方の要因で、そういう支援、周りの方のサポートが不足しているであるとか、ちょっと持病があられるというようなこと、それから子ども様の要件でいくと、未熟児の方といったことの要因の情報が医療機関の方からは入ってございます。 442 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 443 ◯7番 沢田かおる議員 支援につながる事例で、お母様方もすごく安心されたと思います。生駒市立病院との連携はどのようになっているのでしょうか。 444 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 445 ◯増田剛一福祉健康部次長 この2カ月で市立病院の方からそういう情報というのは、連携を図る事例はないんですけれども、市立病院は開設の当初から、助産師、おりますし、あと、地域医療連携室にはメディカルソーシャルワーカーもおりますので、これまでのところも健康課の保健師の方と情報共有であるとか、ケース会議の開催とかやっておりましたので、今後はマタニティコンシェルジュの方の間でも、そういう連携も図っていけるものというふうに考えております。 446 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 447 ◯7番 沢田かおる議員 先日行われました、管理運営協議会を傍聴させていただきました。そちらで頂いた資料なんですけれども、平成28年度中間報告書、私の手元にあるのはまだ案なんですけれども、こちらの方、取組の評価と課題のところを見ると、助産師外来が今までよりも活動が行われているということを、こちらの方で確認いたしました。助産師外来のことをちょっと説明していただけますでしょうか。 448 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 449 ◯増田剛一福祉健康部次長 助産師外来というのは、院内標榜という形で、今年の4月から標榜しております。助産師の方が妊婦さんの健康診査であるとか、保健指導を行う外来のことでありまして、確認しますと、お一人当たり30分ぐらいの少し長い時間をおかけして、妊婦さんがお母さんであるとか、赤ちゃんの健康状態の方をまず確認する。どちらかと言うと、先ほど申したように、長い時間をかけながら、お母さんがご自身の身体のことであるとか、赤ちゃんとしっかり向き合うことができるようなサポートの方をさせていただいているということでございます。 450 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 451 ◯7番 沢田かおる議員 マタニティコンシェルジュと生駒市立病院のこちら助産師外来の助産師さんとも、医療メディカルソーシャルワーカーさん、こちらとも連携がとれているとお聞きいたしまして、安心いたしました。マタニティコンシェルジュなんですけれども、相談に来られた方がどのような支援が必要となって、そしてどの部署とつなぐと想定されているのかをお聞かせください。 452 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 453 ◯増田剛一福祉健康部次長 支援の内容とどのようなサポートの場所と結ぶかということかと思いますけれども、例えば人的なと言いますか、そういうサポート、組織的なサポートということでいきますと、様々な民間サービスございますので、そういったところのご紹介であるとか、例えば障がいであるとか、本人のお持ちの病気であることに関しては、医療機関であるとか、各支援センター、そういったところ、また虐待の予防に関しましては、健康課の保健師がそれぞれ地区担当おりますので、そういった地区担当の保健師とともに、こどもサポートセンターなどにつないでいく、連携していくということになります。 454 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 455 ◯7番 沢田かおる議員 今までつないでいることをお聞かせいただきまして、それを全て総合的に判断いたしますと、1回目のご答弁でお聞かせいただきましたように、厚労省モデル事業と同様の事業を既に生駒市ではなされていると解釈してよろしいですね。 456 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 457 ◯増田剛一福祉健康部次長 基本的な方向性としては同じものだと思うんですけれども、これも事業を見てて、私の認識ですけれども、どちらかというと、病院に児童福祉士さんを置くということは、県が所管して、また児童福祉所の方がいろいろと人材の部分とか、お困りやといった側面からの施策展開ではないかなというふうには認識してございます。以上です。 458 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 459 ◯7番 沢田かおる議員 一つだけお聞かせいただきたいんですけれども、産科医療機関などに児童福祉士らを配置することについては、本市における利点はどのようにお考えなのでしょうか。 460 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 461 ◯増田剛一福祉健康部次長 ちょっとモデルとして始まったばかりですし、ちょっとその実績と言うんですか、そういったものであるとか、国としてこれからどういう形で展開されていくのかという、ちょっと不明なところも多いですので、ちょっと今の段階で市としての利点というのを明確にお示しはしかねるところでございます。 462 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 463 ◯7番 沢田かおる議員 マタニティコンシェルジュの制度が始まったのが10月からなんですけれども、例えば9月、始まる前に妊娠届を行った妊婦さんとか、コンシェルジュの存在をまだ知らない方、広報でも周知してくださっているんですけれども、知らない方への周知はどのようにされるご予定ですか。 464 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 465 ◯増田剛一福祉健康部次長 これまでの取組といたしましても、PRの方、例えば報道の方に情報提供をさせていただいたりとか、市のホームページでご案内させていただいております。併せて、近隣の産科の医療機関の方にも、コンシェルジュの案内のパンフレットを作っておりますので、それを置いていただくようにお願いをしております。そういったことを引き続き行いたいということと、あと、このコンシェルジュと同時に、10月から生駒市版の親子手帳、いわゆる母子手帳の電子版を設けまして、インターネットを活用して周知にも努めておるところでございます。 466 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 467 ◯7番 沢田かおる議員 私もこちらのマタニティコンシェルジュ、こちらの方のチラシの方を頂きました。何かとっても優しいほっとするようなチラシなので、是非多くの人に手にとってもらいたいなと思っております。そして、今、お話の中にありました、生駒市の電子版親子手帳、こちらなんですけれども、本人だけでなく、家族の方も見ることができるとお聞きいたしました。こちらの方、新しい制度だと思いますので、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 468 ◯中谷尚敬議長 増田次長。 469 ◯増田剛一福祉健康部次長 少し詳しくということですので、宣伝と言いますか、広報も兼ねてご紹介させていただきます。  元々母子手帳があるんですけれども、それ、アナログと言いますか、紙ベースですので、それを基本的には補完するものというふうに考えております。スマホとかタブレットの方にそのソフトを登録していただきますと、妊娠の週数であるとか、お子さんの月例に合わせた情報を受け取ることができます。妊娠中からの健診の記録であるとか、お子さんの成長記録、予防接種の記録などの育児日記、あと予防接種の時期のスケジューラー、そういったことでもお使いいただけます。冊子型の母子手帳にない機能といたしまして、今、議員お述べのように、おじいちゃん、おばあちゃんと言うんですかね、遠くに離れたご家族とも情報が共有、ソフトを登録いただけましたら、できるようになっておりますし、健診記録とか、予防接種の履歴、そういったものをデータに保存することができますので、例えば母子手帳の代わりに、例えば災害時でも、それ、持っていければ、いろんな履歴が分かるとか、多様な活用が可能かなというふうに考えてございます。以上です。 470 ◯中谷尚敬議長 沢田議員。 471 ◯7番 沢田かおる議員 私たちも先日、防災訓練の方を行いまして、今おっしゃられた中のキーワード、災害のときに、紙ベースのものがなくなってしまっても、電子版、こちらの方がデータとして残ってという形で、すごくいいものだと思っております。  最後になりましたけれども、本市で本当にきめ細かな対応、そして相談窓口として、最初の母子手帳交付という機会を通じて、支援が必要な方と担当部署をつなぐ仕組みが長い間ですね、20年間という積み重ねの集大成とも言えるマタニティコンシェルジュとしてできたことを本当にうれしく思っております。私自身も、初めて出産したときに、仕組みが整っていたのにもかかわらず、情報を整理できずに、どこに相談したらよいか分からなくて、不安のまま健康課に電話をしていた頃を思い出しました。今の質問で、メディカルソーシャルワーカーさんや助産師さん、そしてケースワーカーさんの現場の情報も入り、ソフト面での仕組みもできていることも確認させていただきました。厚労省モデルが始まるのは、来年度からです。検証結果が出るのは更に先のこととなります。より細やかなアンテナを立てて、国等の情報を研究してください。  以上で一般質問を終わらせていただきます。 472 ◯中谷尚敬議長 以上で一般質問を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~
      日程第2 議案第93号 生駒市選挙公営に関する条例の一部を改正する条例の制定につい               て 473 ◯中谷尚敬議長 日程第2、議案第93号、生駒市選挙公営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 474 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり、可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 475 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第2、議案第93号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第93号 生駒市選挙公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第3 議案第96号 生駒市職員の退職手当に関する条例及び生駒市企業職員の給与の               種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について 476 ◯中谷尚敬議長 日程第3、議案第96号、生駒市職員の退職手当に関する条例及び生駒市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 477 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 478 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第3、議案第96号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第96号 生駒市職員の退職手当に関する条例及び生駒市企業職員の給与の種類及び基          準に関する条例の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第4 議案第97号 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うた               めの消費税法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安定財源               の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地               方交付税法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に               に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 479 ◯中谷尚敬議長 日程第4、議案第97号、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 480 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 481 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第4、議案第97号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第97号 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税          法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の          抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律          の施行に伴う関係条例の整備に関する条例等の一部を改正する条例の制定に          ついて    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第5 議案第98号 生駒市税条例等の一部を改正する条例の制定について 482 ◯中谷尚敬議長 日程第5、議案第98号、生駒市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 483 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 484 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第5、議案第98号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第98号 生駒市税条例等の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第6 議案第99号  生駒市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につい                て 485 ◯中谷尚敬議長 日程第6、議案第99号、生駒市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 486 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 487 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第6、議案第99号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第99号 生駒市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第7 議案第91号 平成28年度生駒市下水道事業特別会計補正予算(第1回) 488 ◯中谷尚敬議長 日程第7、議案第91号、平成28年度生駒市下水道事業特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。
     本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 489 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 490 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第7、議案第91号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第91号 平成28年度生駒市下水道事業特別会計補正予算(第1回)    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第8 議案第104号 奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少                及び同組合の規約の変更について 491 ◯中谷尚敬議長 日程第8、議案第104号、奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合の規約の変更についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 492 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 493 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第8、議案第104号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第104号 奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合          の規約の変更について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第9 議案第105号 奈良広域水質検査センター組合を組織する地方公共団体の数の                増加及び同組合の規約の変更について 494 ◯中谷尚敬議長 日程第9、議案第105号、奈良広域水質検査センター組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約の変更についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 495 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 496 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第9、議案第105号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第105号 奈良広域水質検査センター組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同           組合の規約の変更について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第10 議案第107号 市道路線の廃止について 497 ◯中谷尚敬議長 日程第10、議案第107号、市道路線の廃止についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 498 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 499 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第10、議案第107号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第107号 市道路線の廃止について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第11 議案第106号 市道路線の認定について 500 ◯中谷尚敬議長 日程第11、議案第106号、市道路線の認定についてを議題といたします。  本案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 501 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入るのでありますが、通告がございません。よって、討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 502 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、日程第11、議案第106号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第106号 市道路線の認定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第12 議案第89号 平成28年度生駒市一般会計補正予算(第3回)         議案第90号 平成28年度生駒市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)         議案第92号 生駒市行政組織条例の一部を改正する条例の制定について         議案第94号 生駒市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する                条例等の一部を改正する条例の制定について         議案第95号 生駒市の一般職の職員の給与に関する条例及び生駒市一般職の                任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正す                る条例の制定について        議案第100号 生駒市高山竹林園条例の一部を改正する条例の制定について        議案第101号 裁判上の和解について        議案第102号 生駒市テレワーク&インキュベーションセンターの指定管理者                の指定について        議案第103号 公の施設の区域外設置について 503 ◯中谷尚敬議長 日程第12、議案第89号、平成28年度生駒市一般会計補正予算(第3回)から、議案第103号、公の施設の区域外設置についてまでの、以上9議案を一括議題といたします。  これら9議案も、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。9議案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
     これら9議案は議案審査付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第13 議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書につい                   て 504 ◯中谷尚敬議長 日程第13、議員提出議案第7号、地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書についてを議題といたします。  本案について、提出者の説明を求めます。  12番、吉村善明議員。              (12番 吉村善明議員 登壇) 505 ◯12番 吉村善明議員 それでは、意見書案文を読ませていただきまして、説明に代えさせていただきます。  平成12年4月の地方分権一括法の施行により、機関委任事務制度が廃止され、自治体の事務は原則として議会の審議・決定に付されることとなりその結果、議会の責務と役割は増大するところとなった。生駒市においても、このような状況を踏まえ、議会運営及び議員活動の更なる活性化に向けて、議会基本条例を制定し、その推進に取り組んでいるところである。  加えて、地方行政が抱える課題はより複雑化、高度化し、議員に対してこれまで以上に高い資質と見識が求められるようになってきており、課題解決や自己研さんにより、多くの時間を費やすことが必要となってきている。そのため、地方議会議員にあっては、自ずと専業化が進むところとなってきている。他方、行財政改革の流れの中で、全国的に議員報酬の削減、政務活動費の削減がうたわれ、生駒市においても、平成21年4月に政務活動費の40%削減、平成23年4月に議員報酬の12%削減を断行した。また、政務活動費の削減により、議員活動を議員報酬で賄わなければならない状況をも生んでおり、専業の議員にとってはより厳しい状況が生じている。更に市町村合併が進んだことに伴い、議員年金が維持困難となり、平成23年6月に廃止され、首長と異なり、退職金のない地方議会議員にとっては将来に対する保障が大きく縮減することとなった。  以上のような状況を背景に、議員のなり手不足が深刻な問題となっている自治体も出てきている。また、議会に求められる役割が重要となる中で、特に様々な経験や能力を有する現役世代が参入しがたい状況も生じている。  よって、政府に対し、地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の処遇改善の一環として、地方議会議員の厚生年金加入に向けた取組を早急に進めることを強く要望する。以上です。 506 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  本案も議案審査付託表のとおり、企画総務委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第14 意見書 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書(案) 507 ◯中谷尚敬議長 日程第14、意見書、地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書(案)を議題といたします。  本意見書の案文については、過日の全員協議会で協議いたしましたとおりであります。  お諮りいたします。  配布しております意見書(案)を提出することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 508 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、本意見書を提出することに決定いたしました。なお、提出先については、議長にご一任願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~    意見書 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書(案)    原案どおり提出確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 509 ◯中谷尚敬議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  明10日から21日までは委員会審査のため、休会とし、22日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後2時59分 散会 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....