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  1. 生駒市議会 2016-09-26
    平成28年第5回定例会 市民文教委員会 本文 開催日:2016年09月26日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯福中眞美委員長 ただ今から市民文教委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  審査及び調査に先立って、議長より発言がございます。中谷議長。 2 ◯中谷尚敬議長 過日、資料を配布させていただきましたが、理事者側から桜ヶ丘小学校老朽化対策工事(北棟・昇降口棟)に係る変更契約の締結についてを、地方自治法180条第1項の規定に付された議会の指定による専決処分事項に基づき、専決処分する予定である旨の申入れがありました。本件は、議会の委任による専決処分の事前報告に該当するものですが、常任委員会において事前報告を受けるかどうかの判断については、私に一任されておりますので、本件の内容を勘案した結果、本日の市民文教委員会において報告を受けることにしたことから、当委員会委員長に調査事項として取り扱っていただくよう依頼しておりますので、ご報告いたします。 3 ◯福中眞美委員長 ただ今の議長の発言のとおり、議長からの依頼を受けて、桜ヶ丘小学校老朽化対策工事(北棟・昇降口棟)に係る変更契約の締結についてを本日の当委員会における調査事項として取り扱うことといたしますので、ご承知おき願います。  それでは、次第に基づき、審査及び調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時1分 開議 4 ◯福中眞美委員長 1、審査事項、(1)議案第81号、生駒市立学校設置条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。吉村委員。 5 ◯吉村善明委員 以前から、このことに関しては多分要望書も出てたかと思うんですけども、その辺の育友会の方との話合いとかいうのはしっかりとできているんでしょうか。 6 ◯福中眞美委員長 前川こども課長。 7 ◯前川好啓こども課長 生駒幼稚園のこども園化に係ります保護者説明会等、実施しております。まず、今年28年2月25日には育友会の役員さんへの説明会を開催いたしております。引き続き、28年4月22日にも保護者への説明会、さらに28年7月9日にも新入園の保護者への説明会を開催いたしておりまして、大きな反対等は特にございませんでした。 8 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。塩見委員。 9 ◯塩見牧子委員 今回、この幼稚園型のこども園ということなんですけれども、それに伴って、土曜日は閉園であると。今後、こども園、だんだん増えてくるということは予想されるんですけれども、幼稚園型の場合は必ず土曜日はないということが前提になってくるんでしょうか。 10 ◯福中眞美委員長 前川課長。 11 ◯前川好啓こども課長 土曜日の開所状況なんですけれども、実施しているところ、実施していないところ、いろいろございます。基本的には実施していないところというのが圧倒的に多いというような状況でございまして、全国的に見ましても。実施しているところというのは、東京都の世田谷区でございますとか、滋賀県の草津市と山口県の和木町とか、香川県のまんのう町等々でございます。
    12 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 13 ◯塩見牧子委員 今、実施している、していないという事例をお答えいただいたんですけれども、これは幼稚園型のこども園での事例ということなんですけれども、今、保育園で土曜日の保育の利用率というのはどのぐらいあるんでしょうか。 14 ◯福中眞美委員長 後藤課長補佐。 15 ◯後藤治彦こども課課長補佐 詳細な資料は今持ってないんですが、おおむね3割程度やと思います。 16 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 17 ◯塩見牧子委員 それぞれ、もちろん土曜日の保育があるところの保育園を利用されているということになろうかとは思うんですけれども、ですから土曜日に勤務が入っている方は、ここには通えない、選択から漏れてくるということなんですが、例えば入園の希望されるに当たって、そういうところも一つの基準になってくるかと、今後、幼稚園型は保育園であっても、そこは自分たちは利用できないというようなことになってくるんですけれども、そういった受け皿としては、もうちゃんと十分確保できるというふうにご判断されておいででしょうか。 18 ◯福中眞美委員長 後藤課長補佐。 19 ◯後藤治彦こども課課長補佐 週休2日制が進んでおりますので、保護者が土曜日の利用をしなくていい保護者の選択の受け皿としては生駒幼稚園のこども園化で、それで賄えるかなと思います。 20 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 21 ◯塩見牧子委員 例えば、申込みのときに、第1希望は土曜日があるところじゃないと駄目なんだというような理由、そういったところも選考されるときに、ちゃんと勤務の状態を勘案しながら、そこの枠に当てはめていっていただけるというような対応をしていっていただけるということでしょうか。  もう一遍ですか。すいません、分かりづらいかな。土曜日の保育園がちゃんと開設されていないと、自分の勤務には合わないというところがあるかと思うんです。でも、そういう場合は、もちろん第1希望が、だから別のところに申し込まなきゃいけないわけですよね。でも、生駒幼稚園、駅から比較的近いので、優先順位は結構高くなってくるのかなと思ってはいるんですけれども、そのときに、そういう土曜日の勤務のある方が、自分はここじゃなければいけないんだ、例えば、中保育園じゃないと、自分は土曜日も勤務があるから、ここじゃないと困るんだというような、そういう要望があるときには、選考のときに、そちらの方に優先的に入れるというようなことは対応していただけるんですかね、土曜日の保育があるところに優先的にということが。 22 ◯福中眞美委員長 後藤課長補佐。 23 ◯後藤治彦こども課課長補佐 優先という形ではないです。皆さん、勤務の時間によって、曜日関係なしに、勤務の時間によって優先度というのを決めてますので、土曜日働いてるから、土曜日開いてる園を優先するという考えはないです。 24 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 25 ◯塩見牧子委員 すいません、そういうことじゃなくて、だから土曜日の勤務、土曜日に対応できるところというのが限定あるわけですよね。そこが、だからそこは第2希望、ここのこども園は土曜日がないので、第2希望とか、第3希望にはなり得ないんですよね。だから、そういったときに、確実に土曜日に実施しているところじゃないといけないというようなことはちゃんと考慮された上でそれぞれの園に入ることになるんですよね。 26 ◯福中眞美委員長 後藤課長補佐。 27 ◯後藤治彦こども課課長補佐 元々、保護者、入園希望の園を希望順に書いてもらうんですけど、そのときには土曜日、勤務証明、当然出していただいてますので、土曜日の勤務ある方については、生駒幼稚園、書いてもうても、選考できない、通えませんよというご案内はさせていただきますけども。 28 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 29 ◯塩見牧子委員 それは分かるんです。ですから、生駒の場合、まだそんなに待機児童、今で六十何人ですか、だからまだあれだとは思うんですけれども、待機児童が増えてきて、すごく入所が難しいというようなときになったときに、生駒こども園だったら、空いていますよと言っても、その方は行けないわけですよね。というようなことが起こった場合には、土曜日の勤務のところで、その方が確実にどこかの園に入れるようにというような考慮というのはあるんでしょうか。 30 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 31 ◯小紫雅史市長 ご質問の意図はよく分かります。ただ、今、正に委員おっしゃったように、現時点で、先ほども回答いたしましたように、土曜日も利用してる方、約3割だということもございます。今回、特にこの幼稚園型のこども園にするという一番のきっかけとなったのは、駅前の特に小規模保育を増やすと。これが2歳までということなので、その受け皿となるべき、3歳からの保育の場というものを整備していくというようなことで、今ある保育園の体制に加えて、こういう形をとっていくということにしたものでございます。なので、もちろん、今、委員おっしゃるように、土曜日も受け入れてくれという方がすごく増えてきた場合とか、待機児童がすごく増えて、何か選択肢の中に土曜日やってないとこがたくさんあって、うちの場合はすごい困るねんとかいうことになった場合は、もちろん対応をどうするかというのはきちんと考えていかなきゃいけないと思いますけども、現時点においては、まずは小規模保育の子を受け入れるというようなことも含めて、今の体制でやらせていただいて、今、幾つかの条件と言うか、仮定的なことでおっしゃって、もちろん今も土曜日預けてるご家庭もあるんですが、その辺りが課題が更に増えてきたような場合は、土曜日、どないしようかということはきちんと考えていきますけれども、現時点では従来どおり土曜日をやってる保育園の中から、優先順位をつけて選んでいただいてということで対応していくつもりでございます。 32 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 33 ◯塩見牧子委員 現状ではちゃんと今の土曜日も開園している保育園の中で対応できるけれども、今後また需要が出てきて、そういうところが足りなくなるようであれば、対応していただけるということで理解いたしました。 34 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。成田副委員長。 35 ◯成田智樹副委員長 先ほどの吉村委員からもちょっと質問ありましたけども、昨年の市民福祉委員会でも、この就学前教育については調査をさせていただきましたが、一番大きいのが、こども園って何やねんという話を聞いたときに、明確な答えが市から説明がないというような話がございましたけど、今回、生駒もこども園化されるということで、これ、募集が始まるのに合わせて、今の条例を通さなきゃいけないということでございましたけども、生駒市におけるこども園についての方針、残りの6園はどないすんねやというようなことも、保護者の方にとっては、またもう子育てに今当たってる方にとっては非常に重要な話やと思うんですけども、それについてはどのように現在、お考えなんでしょうか。 36 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 37 ◯中田好昭教育長 昨年、この委員会で調査された報告書も見させていただきました。今回の教育大綱、策定いたしまして、今日、本日、それに伴いましてアクションプランの中に一つ入れておりますのが、就学前教育、保育の在り方に関する基本方針策定というのを教育委員会が今後、来年の6月に向けて整理と言うか、方針を出していきたいと。その中に今、ご提言と言うか、ご意見、以前から頂いている分も含めまして、こども園化に向けたハード、ソフト面、両面から生駒市の在り方について、教育委員を中心に議論していきたいと思っておりますので、具体的に今どうこうするとはなかなか言えないんですが、まず生駒幼稚園、4月からの取組の検証も含めまして、南こども園も既にやっておりますけども、若干異なる運営なので、その辺も含めまして、今後、少子化に向けた生駒市の就学前教育について議論していきたいと、一定の報告を今後させていただきますので、その間、よろしくお願いします。 38 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 39 ◯成田智樹副委員長 これから話は決めるという、今、お話でしたけども、今おっしゃったように、南のこども園も既にあって、子育てについては、生駒市としては今後、充実させていくという大きな考え方があって、ホームページのトップページにも、これ、大きく、生駒で子育てと言って出てますよね。それで、中身見てますと、幼稚園、保育園についての生駒市の取組については、これ、何かページありますけど、これ、こども園については何もなくて、幼稚園一覧の中には南こども園とか出てくるというような、今、ホームページの構成になってると思うんですけども、これはいつ、変えられるんですか。変える予定はあるんですか。 40 ◯福中眞美委員長 前川課長。 41 ◯前川好啓こども課長 南のこども園につきましては、それぞれ南幼稚園、みなみ保育園という位置付けで、条例もまだこども園条例として設置しておりませんので、ホームページにつきましては引き続きという形にはなろうかと思います。いずれ、今、教育長申し上げましたように、就学前教育、保育の在り方に関する基本方針を、その方向性を見いだしていただく中で、幼稚園型、保育園型、それと幼保連携型というような類型がございますけれども、幼保連携型のこども園につきましては、条例が必要になってまいりますので、そうした方向性が見いだされた暁につきましては、独自のホームページなり、園の紹介を含めた形でやっていく必要があるんではないかと考えております。 42 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 43 ◯成田智樹副委員長 今のそのお答えが、ちょっと市民にとっては分かりにくいのかなと。子育てに力を入れると言ってるのにもかかわらず、こども園はできるけども、既にあるけども、生駒市のこども園はこれからどうなっていくのかが分からへんと。去年の調査の中では、こども課に、こども園って何ですかと聞きにいったら、自分で調べろと言われたというような話まであったんです。そんな状況で、子育て支援に力を入れているというのはどういう話やねんという、非常に辛辣な意見もありましたんですね。ちょっと、何か後から後からくっつけていきたいんか、ちょっと分かりませんけども、取りあえず、今既にこども園があって、こども園について、生駒としてどう考えてる、こども園、どこにある、生駒幼稚園もこども園にするということについて、ちょっと早く情報として出していただいて、どこ見ていただいたら分かりますよとか、何か書類で渡すとかということをきちんとできるような体制を是非早急にとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 44 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 45 ◯峯島妙教育振興部長 今、ちょっと課長からも答弁ありましたが、生駒市の教育委員会のページ、学校教育のページなり、いろいろありますので、その中の幼児教育あるいは教育全般の中でこども園あるいは幼児教育、一定できるだけ早くホームページの中でも整理させていただきたいと思います。なお、また今回の条例をご議決いただきましたら、募集要項が全ての関係の保護者に配られるんですけれども、その中に今回、生駒幼稚園を幼稚園型こども園にするとか、あるいは先に高山はこうなるということで、こども園についてのご紹介も一部入れさせていただいて、関係の保護者の皆様にも安心していただけるようなことも考えておこうと思いますので、併せてよろしくお願いいたします。 46 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 47 ◯成田智樹副委員長 昨年の市民福祉委員会で調査させていただいた際には、習志野市なんかは、年間200回以上の説明会を行ったというようなことも、非常に丁寧な対応をされていたということもありますし、これは認定こども園ということでされるということであるとしたら、認定こども園には子育て支援事業というのが、必須事業としてついてくるわけですよね。どういうことをするのかと。今後、公立の認定こども園という形にするんやったら、そういう子育て支援事業は各園において行われるのかというような、市民の方にとっては非常に期待もあるかと思いますので、その辺のこと、是非きちんと整理していただいて、情報も丁寧な形で市民に提供するということをちょっと念頭に置いて、よろしくお願いをいたします。 48 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 49 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 50 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第81号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 51 ◯福中眞美委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第81号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 52 ◯福中眞美委員長 (2)議案第85号、裁判上の和解及び損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。吉村委員。 53 ◯吉村善明委員 まず、何点かお聞きしたいんですけども、間違われた、ミスされた大きな要因というのはどこにあったんでしょうか。 54 ◯福中眞美委員長 平田課長。 55 ◯平田治樹課税課長 過去のことですので、当時の細かい資料は残っておりませんが、まず、獅子ケ丘、これは旧住造法に基づき、開発が許可された区域でございますけれど、この土地に今の本件の土地が隣接しているということが一つ、それからもう1点はその土地に至る経路が獅子ケ丘の住宅地の開発道路を通ってのみ行けると。そこを通っていくと、その土地に当たるというふうなことが原因ではなかろうかと考えております。以上です。 56 ◯福中眞美委員長 吉村委員。 57 ◯吉村善明委員 今回のことで、今後、このようなミスが起きないために、どのような対策案がとられてるんでしょうか。 58 ◯福中眞美委員長 平田課長。 59 ◯平田治樹課税課長 まず、現場確認なんですけれど、現場を確認する場合にあっては、2人ペアで行きまして、互いの評価内容をチェックしております。また、課税データの処理する場合については、1人が入力すると、違う人が再度確認するということです。それから、土地に異動があった場合については、そのつど課税内容をチェックしてる。それから、航空写真で前回と土地の形状等に変更がないか、確認しております。それから、あとはマニュアルといたしまして、事務取扱要領でありますとか、画地計算要領を備えまして、誰がやっても同一の手順となるようにやってございます。以上です。 60 ◯福中眞美委員長 吉村委員。 61 ◯吉村善明委員 それはそれでしっかりと、ミスのないように今後していただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。それと、多くの市によりますと、裁判にするんじゃなくて、要綱で、例えばこういうミスがあったときは、いろんな条件、例えば領収書が必要とかいう条件はあろうかと思うんですけども、要綱で何年間はお支払いしますという要綱で定めてるとこもあるようなんですが、生駒はそれをつくろうというお考えはないんでしょうか。 62 ◯福中眞美委員長 平田課長。 63 ◯平田治樹課税課長 現在のところ、ございません。 64 ◯福中眞美委員長 吉村委員。 65 ◯吉村善明委員 そのつくらないという理由は何ですか。 66 ◯福中眞美委員長 平田課長。 67 ◯平田治樹課税課長 まず、地方税法で5年を超えて更正はできないというふうな条文がまず定まってございます。弁護士と協議いたしましたところ、やはり5年を超えて還付できるという法的根拠がないということ、それから地方税法によって確立された消滅時効を逸脱するということで、法的安定性を阻害するものではないかということでなっております。それから、今おっしゃった多くの自治体で5年を超える還付の要綱をつくって返しているところがございますけれど、それの根拠となってますのが、地方自治法でございます。232条の2で、公益上必要がある場合については補助をすることができるというふうなところをベースにしておりますけれど、これについても補助につきましては、特定の事業であったり、研究活動の育成であったり、助成を目的とするものであって、過誤納金の返還にはなじまないというふうなことになってございます。以上です。 68 ◯福中眞美委員長 吉村委員。 69 ◯吉村善明委員 何かその要綱を定めない理由が、行政サイドに立ったときにはその方がいいよというふうにとれてしまうので、市民側からしたら、要綱はあった方がいいのかなというふうに考えるんですけど、いかがでしょうか。 70 ◯福中眞美委員長 平田課長。 71 ◯平田治樹課税課長 確かに市民の方の立場に立ちますと、今おっしゃったようなことになろうかと思います。ただ、やはり先ほど申し上げた法律の見解として、先ほどの弁護士の意見を踏まえましたところ、やはり要綱をつくってやるのはちょっと法的に無理があるんではないかというふうな考えでございます。 72 ◯福中眞美委員長 吉村委員。 73 ◯吉村善明委員 その相談された相手が裁判でお金を儲けてる弁護士さんのご意見だということだけが若干引っかかるわけなんですけども、今後も生駒として、そういう要綱を定めていこうというお考えはないんでしょうか。 74 ◯福中眞美委員長 吉岡部長。 75 ◯吉岡源裕市民部長 調査としては古いんですけども、今、全国的には平成22年の時点で要綱等を設置しながら、固定資産税の5年を超える部分を返している団体というのが55%でございます。その45%の団体はまだ返してないという現状がございます。弁護士と課長は申しましたけども、学者にも諸説ございまして、それがいいのか悪いのかというのは賛否分かれるところでございます。実際問題、返したことによって、住民の方から、それは法に基づかない支出で違法ではないかという住民訴訟が起こった場合、今のところ、うちの市としては負ける確率の方が高いというように考えておりますので、今のところは5年ということでお願いしたいと思います。 76 ◯福中眞美委員長 吉村委員。 77 ◯吉村善明委員 言われることも分からなくはないんですけども、もうつくらないと決めてしまうんじゃなくて、今、せっかくこういうことがあったんだから、もう一遍ちょっと、せっかくじゃないですね、こういうことがあったんですから、しっかりともう一度、その要綱のことをつくる、つくらないというのを検討していただけたらなというふうに思っております。よろしくお願いします。 78 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。吉波委員。 79 ◯吉波伸治委員 この説明文書を読めば、平成26年6月に判明したと、誤りがあったことはね。なぜ、どうやって判明できたんでしょう。 80 ◯福中眞美委員長 平田課長。 81 ◯平田治樹課税課長 たしか26年4月だったと思うんですけれど、ご家族の方が窓口に見えられて、この税額の計算について、ちょっと疑問があるということで呈されました。それで、うちの方で確認いたしますと、課税誤りが判明したということでございます。 82 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 83 ◯吉波伸治委員 今回の場合は、家族の方が疑問に思われたんで判明しましたけども、家族の方が気がつかなければ、もうこのままずっと損をしたまま、住民が損をしたままなったということですね。だから、これ、市の誤りでこうなったわけですから、何か裁判でないと賠償してもらえないという、そういうやり方はちょっとおかしい、疑問に思いますので、やはり住民の立場に立って、市の誤りをきちっと正すような、そういうやり方で今後、先ほど、吉村委員も言われましたけども、よろしくお願いします。 84 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 85 ◯吉波伸治委員 それから、もう一つ、この遅延損害金が百四十何万というふうになってまして、この遅延損害金の計算式、ちょっと教えていただけますか。 86 ◯福中眞美委員長 平田課長。 87 ◯平田治樹課税課長 遅延損害金につきましては、年利率5%でございます。それぞれの年度の税額が、税額を課税した翌年の4月1日から27年3月31日までの年5%で計算した額の積み上げでございます。 88 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 89 ◯吉波伸治委員 その計算式の法的根拠は何なんですか。 90 ◯福中眞美委員長 平田課長。 91 ◯平田治樹課税課長 年5%といいますのは、たしか民法の規定だったと思います。例えば、課税金額が10万円であった場合に、その5%、5,000円、年利率5%ということ5,000円。それが例えば、27年3月31日までに5年経過しておれば、5,000円×5年ということで2万5,000円、それぞれの年度の税額を同じような形で当てはめまして積み上げたものがこの金額となってございます。 92 ◯福中眞美委員長 他にありませんか。塩見委員。 93 ◯塩見牧子委員 要は、すいません、この裁判の経過なんですけれども、原告は平成7年からに遡って、払い過ぎた分を返してくださいと。それに対して、市は5年ですよということで、結局、この和解というのは5年ということで、市側の言い分がほぼ認められているという、そういう格好になってるということで間違いないですか。 94 ◯福中眞美委員長 平田課長。 95 ◯平田治樹課税課長 国家賠償法では、過去20年となってございます。その20年のうち5年間につきましては、地方税法に基づきまして返還しております。残りの15年について、今回、裁判を起こされたということで、それのトータル金額が約500万、遅延損害金等も含めまして、約500万ということで、今回はそれの2分の1以下の和解金となるものでございます。 96 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 97 ◯塩見牧子委員 だから、残りの15年分のうちの半額、2分の1ということでの和解条件、そういうことですね。 98 ◯福中眞美委員長 平田課長。
    99 ◯平田治樹課税課長 はい、そのとおりでございます。 100 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 101 ◯塩見牧子委員 和解なので、これを先ほどから出てきている要綱の起点にすることというのは、それを法的根拠にすることは難しいのかなというふうには理解するんですけれども、こういう案件、他にもこういう誤った賦課をしていたというような事例というのは、本市の中ではないんですか。そのときにはどういう対応をされたのかお教えください。 102 ◯福中眞美委員長 平田課長。 103 ◯平田治樹課税課長 過去5年を調べましたところ、8件ございました。この8件につきましては、最高で5年、若しくは4年の分を返還しております。 104 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 105 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。井上議員。 106 ◯井上充生議員 これで今回、和解になったということは喜ばしいことなんですけれども、これ、実際問題として、本来かけられるべき課税額の200倍ですよ、かかっていたのは。それが二十数年かかってたんです。その途中でご主人が亡くなり、お父さんが亡くなりで、この件が発覚したと。当時、前市長のときに何とかしてくださいという市民からの言い分で、できないという形の、要するに先ほどの5年だけの意見で話がならなかったんですけども。今回も請求額の半分だから、和解ということなんですけど、もし、ほとんどがこれ、市の、この和解にも、過失はあると考えているというのは載ってますけども、これ、原告の方の過失といったら、一体どんなものがあるんですか。払った分が戻ってこない分は過失の分だと、普通相殺を考えた場合にね、見過ごしたということですか。もし、あるとしたらどんなもんですか。 107 ◯福中眞美委員長 平田課長。 108 ◯平田治樹課税課長 どの程度の過失があったかということなんですけれど、今の土地の状況を踏まえて、通常尽くすべき義務がどの程度果たされていたかということについて、どこまで注意義務を果たしていたかというところにあろうかと思います。 109 ◯福中眞美委員長 井上議員。 110 ◯井上充生議員 普通は、私らでも、所得税がこれだけですといったら、そんな根拠なんか調べないんですよね。ここも普通なら、普通の住宅地の200倍なら分かると思うんですけども、山林だったがために、1,000円程度のものが二十何万のが来てたということで、ちょっと分かりにくい部分はあったんですけれども、先ほど吉村委員からもありましたように、今回、218万。ということは、要するに払われた額のほぼ半分、10年分に相当するんですよね。先ほどから5年、5年ということを言われてるんですけども、他市の状況を踏まえれば、8年とか10年とかいうところもたくさんありますので、これを一つの例として、やっぱり今後もあるかもしれないんです、今現在。番地を調べたからって、番地も入れ違ってるところ、高山にはたくさんあります。分かりにくい部分もたくさんあります。全部が調べ切れないということを考えれば、やっぱりこういうことが発生したら、何年間はしましょうと、これを基に何かつくることは本当にできないんですか、要綱。 111 ◯福中眞美委員長 吉岡部長。 112 ◯吉岡源裕市民部長 市民の方には本当に申し訳ないんですけども、私どもが今考えてるのは、やはり法律の不備なんじゃないかなというふうには考えております。その辺については、県を通じて国なりに要望はしていきたいと思うんですけども、実際問題、この本当に損害賠償で払って、その上で住民訴訟されて、市が負けたら、またそれを税金で返すわけでございます。その辺についてはやはり慎重にならざるを得ないかなというふうには考えておりますけども、市民の方のためにも、今後の課題であるとは思っております。 113 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 114 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第85号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 115 ◯福中眞美委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第85号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 116 ◯福中眞美委員長 (3)議案第87号、市内中学生熱中症事故調査委員会条例の制定についてを議題といたします。  理事者から発言の申入れがございますので、発言を許可いたします。中田教育長。 117 ◯中田好昭教育長 失礼します。審議に先立ちまして、教育委員会よりおわびを申し上げたいと思います。  去る8月16日に発生いたしました、大瀬中学校の1年生男子生徒がハンドボール部活動中に熱中症で倒れ、翌日、死亡した学校事故につきましては、事案の性質上、遺族や生徒への配慮、対応を最優先に学校との連携を図りながら取り組んできたことから、議員の皆様方には本日までの説明が遅れ、議員の多くの皆様方にはご心配をかけ、また、ご迷惑をおかけいたしましたことを心からおわび申し上げます。  市教委といたしましては、先般、学校から調査報告を受け、関係者からのヒアリングを行い、不適切な指導があったと認められたことから、遺族に改めて謝罪するとともに、今後の取組として、既に取り組んでおります当面の対応はもとより、本日、ご審査いただきます、第三者からなる調査委員会を設置し、二度とこのような重大事故を起こさないよう、再発防止策を講じてまいる所存でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。  この後、部長から事案の概要と経過、今後の予定について、また議案の内容につきましてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 118 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 119 ◯峯島妙教育振興部長 それでは、今回お配りした資料と議案説明会での議案用資料をお願いいたします。  まず、1枚目の事故の概要についてご説明申し上げます。  8月16日火曜日午前8時30分、ハンドボール部が練習を開始し、35分にランニングを開始いたしました。9時10分にランニング終了後、この本人がふらっとなったので、木陰に座らせたら、寝転んだ状態になりました。問いかけに答えなくなったので、応急処置を行いました。9時20分、救急車を手配し、保護者に連絡いたしました。9時28分救急車到着後、すぐ保護者も到着されました。その後、生駒市立病院に搬送、部活顧問も同乗いたしております。午後7時30分、部活顧問が病院で当日、最終の面談をしております。午後9時50分、近大病院に転送されました。翌日17日の午前2時50分に亡くなられました。  以上が事故の概要でございます。  続きまして、2枚目の事故後の教育委員会の対応と今後の予定についてご説明申し上げます。  事故後すぐに臨時の教育委員会と校長会を開催し、事故の概要を報告するとともに、8月22日の定例教育委員会において、当面の今後の取組について、6項目を決定し、議員の皆様を始め、ホームページを通じて、保護者や市民の皆様に周知いたしました。その内容は、一つ目は全ての中学校において、健康チェックシートによる体調確認を実施すること、二つ目は、全ての幼保小中学校に熱中症指標計を市教委から配置すること、三つ目は熱中症環境保健マニュアルを周知徹底すること、四つ目は教職員対象に8月30日に熱中症予防のための研修を実施すること、五つ目は全教職員の普通救急救命講習の受講について推進すること、六つ目は大瀬中学校にスクールカウンセラーの派遣を増員すること、この6項目となっております。  大瀬中学校の取組といたしましては、2回の保護者会を開催し、報告と今後の取組について説明するとともに、文科省から出されている学校事故対応に関する指針に基づき、8月26日に市教委に対し、基本調査を提出されました。市教委といたしましては、この報告内容から、詳細調査が必要と判断し、中立な立場の外部専門家で構成する調査委員会を設置したいと考え、今回、条例案を上程させていただいたものでございます。議案説明会での資料でお示しいたしましたように、本条例案につきましては、学校管理下におきまして発生いたしました市内中学生の熱中症による死亡事故について、公平性及び中立性を確保しつつ、今回の事故の事実関係及び原因に関する事項や熱中症による事故の再発防止に関する事項等を調査するとともに、学校設置者である市教育委員会が学校保健安全法第26条に規定しております、児童生徒等の安全の確保を図るという責務を果たすために、第三者で構成する調査委員会を設置するものでございます。  今後、市教育委員会の諮問に応じて、学校管理下における今回の事故の事実関係及び原因に関する事項、熱中症による事故の再発防止に関する事項、その他熱中症による事故に関し、教育委員会が必要だと認める事項について調査、審議することとしております。また、委員は5人以内とし、学識経験のある者、その他教育委員会が必要と認める者のうちから教育委員会が委嘱いたしますが、具体的には学識経験者や弁護士などを想定しております。市教育委員会として、調査結果の報告を受けた後に、ご遺族に説明の後、公表したいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 120 ◯福中眞美委員長 それでは、質疑に入りたいと思います。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正委員。 121 ◯改正大祐委員 ちょっとこれまでの経緯、確認させていただきたいんですけれども、16日に事故が発生して、17日の3時前にお亡くなりになられたと。その17日の教育委員会の対応なんですけども、臨時校長会、教育委員会のタイムスケジュール、教えていただけますでしょうか。 122 ◯福中眞美委員長 吉川教育指導課長。 123 ◯吉川祐一教育指導課長 臨時の校長会を5時から開催させていただきました。臨時教育委員会を17日の6時から開催させていただいております。 124 ◯福中眞美委員長 改正委員。 125 ◯改正大祐委員 教育委員会、教育委員さん、いらっしゃいますが、何人参加されましたでしょうか。 126 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 127 ◯中田好昭教育長 今、定かの記録は持ってないんですが、私の記憶では全て来られていると。 128 ◯福中眞美委員長 改正委員。 129 ◯改正大祐委員 その日に大瀬中学校で保護者の説明会があったと。大瀬中学校、2回、保護者の説明会を行っておりますが、2回目は基本調査結果の報告、今後の取組というのを報告、説明されているんですけども、第1回目の説明会というのは何を説明されたのでしょうか。 130 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 131 ◯吉川祐一教育指導課長 事故があった直後ですので、その状況を報告、概要を報告ということになってます。 132 ◯福中眞美委員長 改正委員。 133 ◯改正大祐委員 概要説明はあったと思うんです。その後、質疑応答などもあったんでしょうか。 134 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 135 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、ありました。 136 ◯福中眞美委員長 改正委員。 137 ◯改正大祐委員 内容は、例えばどういうものがあったのか、教えていただけますか。 138 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 139 ◯吉川祐一教育指導課長 そのときの状況ですね。事故が起こったときの様子ですとか、部活動の、ハンドボール部なんですけれども、ハンドボール部のそのときの練習の状況ですとか、そういうご質問がありました。 140 ◯福中眞美委員長 改正委員。 141 ◯改正大祐委員 この説明会に出席者、保護者以外の出席者というのを教えていただけますか。 142 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 143 ◯吉川祐一教育指導課長 学校の教員全員です。と、あと保護者の方が参加されました。 144 ◯福中眞美委員長 改正委員。 145 ◯改正大祐委員 というと、教育委員会から誰も出席していなかったということになりますか。 146 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 147 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、1回目の保護者会のときには教育委員会はそこの場には出席しておりません。 148 ◯福中眞美委員長 改正委員。 149 ◯改正大祐委員 保護者から例えば質疑応答で、こうしてほしい、ああしてほしいという要望は出ましたでしょうか。 150 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 151 ◯吉川祐一教育指導課長 その時点では、まだ学校の詳細な基本調査に当たる部分ですけれども、それはまだ終わっておりませんでしたので、もうちょっと詳しい内容、当然、子ども、生徒、その場におった生徒への聞き取り等も含めて、もう少し細かいような報告をしてほしいというご要望はありました。 152 ◯福中眞美委員長 改正委員。 153 ◯改正大祐委員 そしたら、まず調べてから保護者の説明会、するべきだと思うんですけども、その点はいかがお考えですか。 154 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 155 ◯吉川祐一教育指導課長 調べるに当たりましては、やっぱり少し時間を頂かなければならないという現状がありましたので、ただそれを待っていますと、やはり保護者の方、生徒への動揺もあるかと思い、現状、分かってる範囲で報告をさせていただくという意味で、第1回目の保護者会の方は開催させていただきました。 156 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 157 ◯塩見牧子委員 先ほど、冒頭に教育長の方から議会への報告が遅くなった旨の謝罪があったんですけれども、私ども、本当にテレビをご覧になった方からのお電話で知ることができました。ネットでニュースを拝見したわけなんですけれども、なぜ議会に、こんなに情報がないのかなというところが著しく不満であります。これは議会に限らずですけれども、情報を適切な時期に適切に出していただかないと、かえって混乱を招く。例えば、実際に今回のことでも、一度生徒が家に帰らされて、翌日、気分が悪くなって病院に搬送されて、それで亡くなったんだとか、そういったうわさがうわさを呼ぶと言いますか、そういう誤った情報なんかも流れておりました。議会に配られたのは、中学校1年生の男子生徒が1人亡くなりましたというその事実の報告だけ。次に報告があったのは、もう22日の教育委員会の後に当面の対応ということで、具体的にこういうことをしますというような、たったそれ、紙2枚だけです。今、経過報告、峯島部長の方からも頂きましたけれども、これがペーパーで頂けたのは先週の金曜日のことです。なぜ、これを出すのに、1カ月以上もかかるのか。それ、先ほど教育長おっしゃったように、現場の対応でありますとか、そういったことを最優先にしていたというところは分かりますけれども、それでも、この1カ月以上、間が空いたというところは常識では考えられない。しかも、マスコミにももう対応しているわけなんですよね。なぜ、記者会見をする前に、議会に一報いただけなかったのか。全部、私どもは新聞を通じて、新聞と言っても、それが確かな情報なのかどうかというところの見定めができません。市の方から、これが正確な情報ですと言ってお示しいただかないと、私どもは何の判断もできません。そういった新聞情報に頼らないで今日は審査をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、先週お出しいただいた資料のうち、まず当日の事故の概要なんですけれども、8月16日9時10分、問いかけに答えなかったとありますけれども、これはご本人も意識がこのときなかったのか、それともあったんでしょうか。 158 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 159 ◯吉川祐一教育指導課長 しっかりとした言葉で発言することはできなかったのですが、この時点ではまだ意識はあったというふうに聞いております。 160 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 161 ◯塩見牧子委員 意識はあった。そして応急処置を行うとありますが、具体的にどのような処置をなさったんでしょうか。 162 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 163 ◯吉川祐一教育指導課長 体をとにかく冷やすという、氷によって冷やすという応急処置をしました。 164 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 165 ◯塩見牧子委員 体を冷やしただけで、水分補給なんかはそのときはされてないんでしょうか。 166 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 167 ◯吉川祐一教育指導課長 水分補給もしようという試みはしたんですが、ご本人がちょっと飲む状況ではなかった、飲める状況ではなかったというふうに聞いております。 168 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 169 ◯塩見牧子委員 このとき、グラウンドにはハンドボール部以外にも部活動をされていたクラブはありましたか。 170 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 171 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、何個かの部活動は活動しておりました。 172 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 173 ◯塩見牧子委員 その練習メニューと言いますか、同じようにランニングをしていたような、そういう部活はなかったんですか。 174 ◯福中眞美委員長 吉川課長。
    175 ◯吉川祐一教育指導課長 その同じ時間帯に同じような練習をしているということは聞いていませんが、それぞれの部活動でそれぞれの練習、その日の練習メニューに即して活動していたというふうに聞いております。 176 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 177 ◯塩見牧子委員 このランニングというのは、日常的によく行われている練習内容だったんですか。 178 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 179 ◯吉川祐一教育指導課長 ランニングは行っております。 180 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 181 ◯塩見牧子委員 その日常のランニングにおいても、同じように、大体同じぐらいの時間を走っておられたということですか。 182 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 183 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、そのように伺っております。 184 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 185 ◯塩見牧子委員 ご本人さんが倒れられて、そのとき、どういう、現場にもちろん生徒もいるけれども、救急車を呼んだりとか、応急処置で体を冷やすとか、そういういろんなことをやらなきゃいけなかったと思うんですけれども、具体的にどういったこの10分ほどの間に、救急車を手配するまでの10分間の間に具体的に対応に当たった教員というのは何人いて、また生徒等にもそれを、例えば、誰々先生を呼んできてくださいとか、そういったような対応に当たっていただいたような生徒さんもいらっしゃるということでしょうか。 186 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 187 ◯吉川祐一教育指導課長 教員は職員室でいてた教員も含めまして、五、六名の教員が応急処置には携わったというふうに報告を受けております。周りにいる、ハンドボール部も含めてですけれども、生徒にも、先生を呼びにいくということは、手伝いを要請したということは聞いております。具体的に何か、例えば運んだとか、ぐたっと横になったところを移動させるとか、そこはちょっと聞いていません。 188 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 189 ◯塩見牧子委員 それから、救急車が9時28分に到着していますけれども、救急車が到着して、どのような処置が行われたんでしょうか。 190 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 191 ◯吉川祐一教育指導課長 そのままストレッチャーで救急車内に入れられたと、運ばれたというふうに伺っております。あとは病院を探されたりというふうに思っています。 192 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 193 ◯塩見牧子委員 病院を探すのには、探して、この救急車がまた搬送して、この学校から出ていくまでにはどのぐらいの時間がかかってますか。 194 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 195 ◯吉川祐一教育指導課長 出るまでの時間はちょっと、到着されてから何分ぐらいで出られたかというのはちょっと把握しておりません。 196 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 197 ◯塩見牧子委員 では、市立病院に搬送された、受け入れられた時間というのは分かりますでしょうか。 198 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 199 ◯吉川祐一教育指導課長 9時44分ぐらいやったというふうに伺っております。 200 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 201 ◯塩見牧子委員 あそこからでしたら、10分ぐらい探すのに時間がかかってたのかなという感じでしょうか。部活の顧問が同乗されたということなんですけれども、保護者の方は同乗されてないんですか。 202 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 203 ◯吉川祐一教育指導課長 保護者の方も自分の車で救急車の後ろをついて病院の方に行かれたと聞いております。 204 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 205 ◯塩見牧子委員 市立病院ではどのような処置が行われたんでしょうか。 206 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 207 ◯吉川祐一教育指導課長 それは私ども、分かりません。 208 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 209 ◯塩見牧子委員 全然調査をされていないということなんでしょうか。 210 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 211 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、私どもは全然聞いておりません。 212 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 213 ◯塩見牧子委員 ということは、こういったことは、搬送されてから先のことは、この指針ですよね、28年3月に策定されたこの指針。これには、関係機関への聞き取り等も行うということが書かれているんですけれども、そういったことは、じゃ、これから事故調査委員会の中で行われるというふうに考えてよろしいですか。 214 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 215 ◯吉川祐一教育指導課長 調査委員会の委員の皆様で考えていただいて、調査内容についてはそこで判断されるからというふうに考えております。 216 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 217 ◯塩見牧子委員 考えていただくというのは、何を考えていただくんですか。 218 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 219 ◯吉川祐一教育指導課長 今おっしゃられた関係機関に対する聞き取りですとか、その辺の内容についても、議決をいただいて、調査委員会発足後、委員の方々で話合いをしていただくんじゃないかなというふうに考えております。 220 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 221 ◯塩見牧子委員 ということは、必要ないというふうに判断されることもあり得るということですか。 222 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 223 ◯吉川祐一教育指導課長 内容については、ちょっとそれは、私どもは、今の時点では分かりません。 224 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 225 ◯小紫雅史市長 今、ちょっと委員おっしゃっている質問の内容が、市立病院に運ばれた後のどういう医療行為をされたかとか、そういうことを市が調べてというような、後から第三者委員会で調べるべきだという、そういうご趣旨ですか。 226 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 227 ◯塩見牧子委員 当然のことだと思ってたんですけれども、死亡事故にまでは至らずとも、この熱中症というのはここ数年、本当に暑いですから、どこの部活動、どこの中学校、どこの部活動でも起こり得ることだと思うんですね。症状の重い軽いは別にして。今回もその要因というのは、私はまだ断定したくないですけれども、クラブ指導だったかもしれません。でも、死亡に至るようなケースにまで至ってしまったということには、様々な要素というのがあると思うんですね。一般論として、例えばご本人の既往症でありますとか、生活習慣がどうだったであるとか、あるいは医療機関での処置がどうだったのか、そういったことを総合的に勘案して分析しないと、なぜ死亡にまで至ってしまったのかというようなところまでは究明できないと思うんです。そのために、やはりこういったどのような医療を受けたのかというところは、ちゃんと調査されてしかるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうかという意味です。 228 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 229 ◯小紫雅史市長 ちょっと今のご質問内容でございましたら、例えば病院の担当の者でないと、ちょっとより詳細なことは申し上げられませんけれども、基本的に医療行為の詳細な内容まで踏み込むということは考えおりませんけど、今はそういう内容の意味のご質問なのかもちょっと分からないんですが、基本的には医療行為の非常に詳細な内容とか、そういうところについて、調査をするということは基本的にはないというふうに考えております。 230 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 231 ◯塩見牧子委員 なぜそれを調査しないのか、さっぱり分からないんです。これだったら、本当にもう、それをしないのであれば、今、もう終わってるじゃないですか。9月5日だったか、6日だったかに、もうマスコミに記事、出ましたけれども、市は学校側の過失があるというふうに、もう認めていると。もう本当はこれ、指針によれば、基本調査というのは聞き取り調査をして、それを整理するところまでなんですよ。なのに、この生駒市はそれ以上のことをしてしまってますよね。はっきり言って、もう学校側に過失があるとまで言い切っちゃってるわけなんです。ですから、これから基本調査での資料を基に、また関係機関の調査も含めて、詳細調査に入っていかなければいけないはずであるのに、既に基本調査だけをもって学校に過失があったと。確かに過失と思われるような、そういった行き過ぎた指導というのはあったのかもしれません。けれども、これだけをもって、学校に過失がありましたと、もうそんな、この間、奈良教組からも要望書が出されていましたね。正にそこに書いてあることなんですけれども、3番なんですが、先月26日当該校の調査報告書を基に市教育委員会が不適切な指導があったと認めたとの報道があったが、調査委員会の設置を待たず、この段階でなぜこのように対応されたか、明らかにすることというふうに要望が上がっております。やっぱり学校だけに過失があったのかというところは、本当にこれからの調査を待ってみなきゃ分からないというのが本来のこの調査の詳細調査の在り方だと思うんですけれども、そこから先、病院に搬送されてから先のことをもう調べないというのであれば、これ、一体何のためにまた調査委員会を開催して、何を調べるのか。もう結論出てるじゃないですか。 232 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 233 ◯中田好昭教育長 すごく拡大的に解釈されてるような感があるんですが、まずこれの条例の趣旨、資料、一応つけてると思うんですが、この趣旨目的は先ほど部長が申しましたように、これ、文科省の指針に基づきまして、学校管理下における市内中学校の重大事故に対して、指針を定めている分です。まず、そこを押さえていただきたいんですが、あくまでも事故に対する再発防止に向けた調査をするということでございまして、最終的な死因、おっしゃるような追跡調査、検証するものではない。これにつきましては、司法関係が及ぶ世界の範ちゅうで、教育行政はあくまでもここに、下にも資料の参考にも書かせていただいていたんですが、学校事故対応に関する指針で、詳細調査については、委員さん、ご案内のとおり、基本調査を踏まえて更に詳細な事実関係を把握し、原因を究明すると。その上で、対応策を講じるというのが、本来の趣旨でございます。この条例もその趣旨に基づいて制定しております。ここで一言、文科省の指針として、留意事項として掲げているのは、詳細調査は原因究明、再発防止の取組のための検討をするものであって、責任追及や処罰等、要するに事案に対する最終的な検証等まで目的とはしないと。あくまでも、中立的な立場で専門家が参画した形で事故の原因を調査するものであるということの趣旨に基づいて、今回、調査させていただきたいと思います。  それと、今回、詳細調査への判断移行につきましては、ちょっと若干委員さんと異なるんですが、学校の基本調査を私ども、受けた段階で、当事者、顧問、あるいは校長をヒアリングさせていただきました。そのヒアリングを通じて、2点、新聞報道、既にあったんですが、配慮に欠けるということで、ここにあるんですが、30分プラス5分走らせた、あるいは15分で強制給水させずに走らせたと。この点について、配慮に欠けるということで、通常の練習ではなかったということで、学校として、1人亡くなっているという重大事案に対して、やはりこの点について、深く配慮、反省される中で、市教委としても、この部分について、現場が当該クラブ保護者に対して、あるいは全保護者に対して謝罪したいという申入れを受けました。そういう意味で、市教委としても、教育委員会に上で報告をし、市教委としてはコメントしたように、一定配慮を欠けるということでした、不適切な指導があったということを踏まえて、ここの判断移行の判断の一つとして、国が示している教育活動自体に事故の要因があると考えられることについては、詳細調査に移行しなさいということが一つの目安になっております。このことも含めまして、今後の教育行政を進めるに当たって、二度とこのようなことがないということを、再発防止に向けた趣旨の調査でございますので、おっしゃってる部分の調査までと言うか、この事件という、事故じゃなくて、事件性でという捉え方というのは、教育行政としてはしておりませんので、ご理解いただきたいと思います。 234 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 235 ◯塩見牧子委員 ということは、もうとにかくこの指針に基づいてやるだけであって、市としては市立病院でありながら、その処置がどうであったかとか、そういったところまで究明するつもりはないということで確認させていただいてよろしいですね。 236 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 237 ◯小紫雅史市長 今、委員おっしゃったとおりでございます。いろんな要因があるのはもうおっしゃるとおりなんですが、本人のご体調だとか、病院に搬送される前の状況とか、その後、練習のとき、どうしたかとか、そういうのはもちろんいろんな要素は当然あるというのはあると思いますけれども、今回の第三者委員会でやるというところにつきましては、学校での対応でありますとか、先ほど、やる意味がないのじゃないかというお話がありましたけれども、あくまで学校がやった調査につきまして、第三者の皆様にも引き続き見ていただくというようなこと。予防対策につきましても、まだまだ非常に暑い時期が続いておる時期ではありましたし、運動会の練習なんかもある時期ではありましたので、当面、取り急ぎ対応するような、できることを迅速にとにかく速やかにやるということで私も指示を出して、できることは今の段階ではやっていると思いますけれども、当然、今後、また来年等に向けてやっていくべき要望事項を専門家の先生に見ていただいて、追加するべきこともあると思います。そういうようなものをこの第三者委員会でしっかりやっていくという趣旨でございます。なので、この第三者委員会のカバーする範囲については、今申し上げたとおりでございますので、ご理解をお願いいたします。 238 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 239 ◯中田好昭教育長 ちょっと話、別になるんですが、先ほど、私の答弁の中で、教育委員の出席は全員だったと言ったんですが、ちょっと申し訳ないですが、1名欠席されてたということで訂正させていただきます。以上です。 240 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。塩見委員。 241 ◯塩見牧子委員 じゃ、続きまして、この先週金曜日に頂いた資料の2番の市内中学生の熱中症による死亡事故についての経過と今後の予定というこの表なんですけれども、先ほど、第1回目の保護者の説明会の中で、どういった当時の様子であったかというような質問の他に、他にもあるとおっしゃったんですけれども、他にどのような質疑、質問があったんでしょうか。 242 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 243 ◯吉川祐一教育指導課長 そのときの状況、主に質問があったのは。ただ、そのときは詳しいところまでなかなかまだ調査が進んでいませんでしたので、そのとき分かる範囲で学校が答えたという報告は受けております。その他ですか。ハンドボール部の普段の練習はどんなメニューをしてるんですかとか、そういう内容が主やったというふうに報告は受けております。 244 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 245 ◯峯島妙教育振興部長 補足なんですけれども、かなり保護者の皆さん、これ、なぜこの日の夜7時にしたかと言いますと、この日、もうクラブは全て中断して以降も、当面、部活を中止するということを全保護者にも、生徒にもお伝えしたこともありまして、一定、早く子どもたちに伝えなければいけないということもありました。18日、翌日に緊急の全校集会を開くということで、その前にこの保護者説明をすると、そういう内容で始めたことですので、もちろん、市教委としては内容を、詳細を分かっておりませんし、学校の方も顧問、そこにいてた顧問と学校長もその日、不在でしたので、学校長主催でしたけれども、分かる範囲の人間が説明をしたという内容でございまして、保護者の皆さんもクラブ活動への不安とか、今までの様子はどうだったか。ハンドボール部員以外の保護者も、ここ一番大きな学校ですが、400人近く説明会、来られておりまして、何人の方からもおっしゃってましたが、まず子どもたちに意見を聞くように、あるいは今の部活の状態はどうかと、そのようないろんな要望がこの説明会に出されたことを受けまして、学校が次回、行われました9月6日までに全てのクラスの生徒の担任が家庭訪問を行い、内容を聞き取ったり、あるいは子どもたちのアンケート、そういうようなものを踏まえて、一定の方針を出すためにこの期間を要したと、そういう内容でありまして、この17日の夜の保護者会で出たいろいろな要望、それから子どもたちから聞いたようなことを保護者からのお話を受けて、なかなか長い、いろんなのがありましたが、ほとんど学校の対応、具体的な対応ということが多くて、本当に今正に自分たちの子どもたちがどんなふうな状況にあるのかという説明なりを質問されたという内容が多かったように思います。 246 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 247 ◯塩見牧子委員 今お答えいただいたことは、全て学校側からの報告ということで間違いないですね。 248 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 249 ◯中田好昭教育長 先ほど、保護者説明会で吉川課長、峯島部長が答弁してますのは、現地で聞いてたということです。同席はしませんでした。というのは、先ほど来申しましたように、事件あった当日、要するにまず一報を保護者に入れないと、マスコミが動きます。マスコミが先に流れて、保護者に流れない。これは今後の学校の運営上、支障があるということで、急きょ保護者説明会される、要するに事案の概要だけでとどまったと。はっきり言って、厳しい意見が、要するに個々に批判的な意見ばかりでしたと聞いてます。だから、今、説明している分については、本人、両人がそばで聞いてて、アドバイスに行ってたんです。要するに、記者会見がございましたので、それに対してどういう形で臨むか、初めての経験でございますので、やはり行政として、私が支援していってほしいということで、現場に2人派遣させました。だから、横で聞いてるので、生々しくということで、学校からの報告ではございません。 250 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 251 ◯塩見牧子委員 行っておられたのに、同席はされてなかった。じゃ、すいません、ちょっと時間を教えてください。この保護者会は何時から開催ですか。 252 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 253 ◯吉川祐一教育指導課長 7時からでございます。 254 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 255 ◯塩見牧子委員 この日、既にマスコミで報道されてますけれども、マスコミに対しての記者会見というのは何時だったんでしょうか。 256 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 257 ◯吉川祐一教育指導課長 5時からでございます。 258 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 259 ◯峯島妙教育振興部長 これ、記者会見ではございませんでして、先ほどからも申していますように、この時点で市教委としては、これが判断が悪かったのかどうかということまでの判断ができていない状況で、学校でしか詳細が分からないということで、報道についても、一定の説明が必要だろうということで、5時から大瀬中学校で囲み説明会をすると、記者会見という形ではなくて、囲みでやると言っていた内容が大きなことになってしまったというものでございまして、決して記者会見をしたのでなくて、22日の6項目の対応につきましても、ホームページ等、併せて記者レクはさせていただいてますけれども、会見という形では一度もとっておりません。説明会、保護者説明会につきましては、2回とも学校でやっておりますし、これは学校管理下、学校の説明責任の中での内容ですので、もちろん学校長が主催で、2回目はいろいろな事情が分かってきて、市教委としても、私と吉川が謝罪もし、保護者からの要望や質問も受けた、そういう内容でございます。記者会見というのは、基本的にはしておりません。 260 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 261 ◯塩見牧子委員 すいません、記者会見じゃなくて、今、何説明会とおっしゃいましたか。囲み。 262 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 263 ◯峯島妙教育振興部長 記者の皆さんへの説明会をすると、取材に応じるということでございます。よく私たちもやることです。 264 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 265 ◯塩見牧子委員 その取材に応じるというのは、学校側だけで受けるものなんですか。 266 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 267 ◯中田好昭教育長 事例によると思うんですね。学校が当時そういう状況ではない場合はあります。その場合、市教委、受ける場合もございます。というのは、ケースバイケースで市教委と学校が協議して、窓口一本化をするんですね。今回の場合は、学校が今回、事案を把握しているのは学校、説明責任は学校しかないので、できる立場は学校ということで、学校が今回、窓口一本で記者の取材に応じたということで、一概にどっちが市教委か学校か、ケースによります。 268 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 269 ◯塩見牧子委員 この説明会ですね、マスコミへの説明会に臨まれた方はどなたでしょうか。 270 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 271 ◯吉川祐一教育指導課長 学校長、教頭、当該その事故が起こったときにいてました、部活動の顧問でございます。 272 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 273 ◯塩見牧子委員 当時、後の報道によりますと、普段、部活の顧問に主に当たっておられる方は、その日は別の試合で外に出ていて、別の方が当日、練習に付き添われていたと。私はその会見を見て、校長先生、教頭先生と並んでいらっしゃるその顧問の方が、外に出ておられる第1顧問という言い方をこの市ではやっているのかどうか分かんないんですけれども、その方だと思っていたら、後で、いや、そうじゃなくて、当時、そこのグラウンドにおられて、実際に対応されたそのご本人だということを伺いまして、非常に驚きました。こんな形でさらされるのかと。ひどいなと思いました。公立学校の教職員組合からも出ていますけれども、やっぱりこういう会見、管理職ならともかく、クラブ顧問ご本人をその場に立たせるなんていうことは、やはりそれをご覧になった他のクラブの顧問の先生方がこういう不安に思われて当然だと思うんですね。自分もこんなふうになるんだ。クラブというのは、学校教育課程外の自発的な勤務なんですよね。業務でもない勤務なんですよ。そういったボランティア的な形で携わっておられる先生方に非常に不安を与えるような対応であったと思います。なぜ、この顧問の先生までここに、記者会見に同席させたのか、本当に理解に苦しむんです。校長、教頭が状況を聞き取って、分からないことは、今、詳細を確認中です、分かりません、これが一般的な初期の対応、マスコミ対応の在り方だと思うんですけれども、その辺り、判断に間違いはなかったとお思いですか。
    274 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 275 ◯峯島妙教育振興部長 今、私の口からこれが間違っていたかどうかという判断ができないところですけれども、実際、この日、起こった直後ということで、今、私たちも分かってますけど、その時点ではこの顧問が、おっしゃった第1顧問だと思っておりました。それぐらい情報というのが分かっておらない状況で、学校長がどこまで、学校長もその日、おらなかった、この顧問に同席さすことについても、学校長、この学校長もかなり丁寧な方なので、一緒に同席してくれるかというふうな同意を得た上でのことだったと聞いておりますし、いなかったら、多分誰も何も言えない、記者説明会でこれは説明会にならなかったんではないかと。あのときの説明会の後でも、違う内容で説明したことが修正することもあったり、やはり当日の夜ということで、かなり混乱してたと思います。ですから、顧問を出したことは本当に市教委としても、もちろん学校長が、あるいは管理職がするべきことです。それは今も思ってますし、今、部活顧問の他の方の不安を心配されていることもよく分かってますので、今後、このような事故がないことのための詳細調査でもありますし、安全な部活、保護者も子どもも教員も安心してできるような運営を市教委も支援していこうと思いますけれども、今回の対応が間違っていた、絶対これでなかったらいけなかったという判断はなかなか難しいですが、かなり異例なことではあったと。ただ、当日の夜の中では、この方がいないでは中身が収集できなくて、かえって混乱したのではないかと、そういう結果ではあったかとは考えております。 276 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 277 ◯塩見牧子委員 保護者の説明会の方はもちろん、そのお子さんが帰ってきて、状況も話をされるでありましょうし、いろんな連絡があちこちに拡散していって、どうなってるんだというような問合せもありましょうから、保護者の説明会を早急に開催されたというところはいいとして、なぜそのマスコミに対して、そういう本当にテレビで顔が写るような状態で現場の教員まで対応させたのか、そこが本当にどういう感覚なのか、本当に教員は一切守られないのか。事故を起こしてしまった、本当に今、ネット上でも、すごいひどい書き込みがいっぱいあります。この顧問も同じ目に遭わせたらいいとか、そんなひどい書き込みがいっぱいあります。それが本当にこうやってさらし者にするようなことを教育委員会がさせる、学校長がさせる、これが安心して働ける、教職員が働ける職場なのかと、そういうふうに思わざるを得ません。  すいません、前後いたしますけれども、保護者への説明会に説明をされたのはどなたが説明されたんでしょうか。何人が立ち会われたんですか。 278 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 279 ◯吉川祐一教育指導課長 1回目の保護者会ですか。 280 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 281 ◯塩見牧子委員 はい、1回目です。 282 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 283 ◯吉川祐一教育指導課長 1回目の保護者会は、学校の教員が全員体育館の中に入っていました。校長先生の方から、全て事故概要の方は報告をされました。 284 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 285 ◯塩見牧子委員 このときに、スクールカウンセラーをやはり子どもたち、実際に目の前で今まで一緒に部活動をしていた子どもがこういったことになったということで、非常にストレスを感じている子どももいるだろうからということで、スクールカウンセラーをつけてほしいというような要望が保護者の方から上がったと聞き及んでいるんですけれども、それは間違いないですか。 286 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 287 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、そのようなご要望もありまして、次の18日の午後からスクールカウンセラーの方を派遣させていただきました。それ以降、適宜必要に応じてスクールカウンセラーの増員の方はさせていただいております。 288 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 289 ◯塩見牧子委員 ただ、その質問を受けたときには、学校長はつけられないというような回答であったというふうにも伺っているんですけれども、それは正しいですか。 290 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 291 ◯吉川祐一教育指導課長 いえ、つけられないというような回答はされていないです。今すぐいついつにどなたが来られるところは回答できんというふうに言われたと思いますけども、できないということは言われてないです。 292 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 293 ◯塩見牧子委員 今は回答できないと。それは当然だと思うんですね。学校長、現場だけで回答できるなんて発言できません。やっぱり市教委の方でちゃんとつけるというふうに、ちゃんと市教委の方がだから一緒に説明会だとか、会見に臨まれるべきではなかったかと思うんですけれども、ただ同席していて、端から見ているのじゃなくて、しっかりと説明会の前に立って、保護者なり報道関係の方にご説明いただきたかったと思いますが、これについてはもう何も特に回答も求めません。  それから、すいません、26日の金曜日、学校の方で基本調査報告書の提出があったとありますけれども、基本調査に入られたのは何月何日ですか。 294 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 295 ◯吉川祐一教育指導課長 事故後すぐに、17日に保護者説明会開かせていただいております。そこで概要は話をさせていただいているんですけれども、それ以降、関係教員のへの聞き取り、それからその場にいた生徒への聞き取り等を、もう次の日から始めていただいております。 296 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 297 ◯塩見牧子委員 指針には聞き取り調査は調査開始からおおむね3日以内、そして報告書は1週間以内ということが書かれているんですけれども、1週間ちょっと超えてしまうけれども、ほぼその程度で報告を頂いたということかと思います。この基本調査報告書、教育委員会には提出されたと言うか、示されたというふうに把握してるんですけれども、これを議会の方にはお示しいただけないんでしょうか。 298 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 299 ◯峯島妙教育振興部長 この調査報告書をまたこれを基に詳細調査を行っていって、最終的にはまたお示しすると思いますが、今の段階ではまだ内部調査とご理解いただきたいと思います。 300 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 301 ◯塩見牧子委員 出せないものが、個人情報はもちろんいいんですけれども、他に出せないという点はあるんでしょうか。 302 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 303 ◯中田好昭教育長 今、部長が言いましたように、今後、議会の議決をいただければ、調査委員会ということで、この基本調査を踏まえて、詳細調査ということになってくると思うんですね。基本調査で、私らの視点以外にやはり専門的に、今、委員さんがご指摘の部分含めまして、いろんな視点で詳細調査、ヒアリング等をされるかも分かりません。その母体となる分について、確実性があるかどうか。要するに、まだその辺の個人情報も含めまして、学校からの一方的な報告でございますので、今、個人情報を抜いたとして、一部非開示で公開しても、流れ的な部分が見えますので、やはりこの一人歩きと言うか、不安を感じますので、調査委員会の判断を待って、部長が言いましたように、公開してもいいということであれば、審査の過程においても公表は可能かと思っておりますので、もうしばらくお待ちいただけたらと思っております。 304 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 305 ◯塩見牧子委員 では、調査委員会の判断に、これを開示できるかどうかというところは、調査委員会の判断に委ねられるということで間違いないですか。 306 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 307 ◯中田好昭教育長 調査委員会について、基本的に非公開になってますけど、審議の過程において、そういう状況が、声があるというのは、私とこ、事務局が話をしますけども、その判断でいつの時点で公表されるかは協議をお願いしたいと思っております。 308 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 309 ◯塩見牧子委員 あと、始業式のとき、9月1日始業式のときにアンケートを実施されていますけれども、そのアンケートの内容というのはどのようなものなんでしょうか。 310 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 311 ◯吉川祐一教育指導課長 まず、熱中症に関わってのアンケートの部分と、それから部活動に入っている生徒全員にアンケートを行っておりますので、それぞれ所属している部活動内についてのアンケートでございます。熱中症プラス活動内容についてのアンケートでございます。 312 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 313 ◯塩見牧子委員 それを保護者にアンケートをとってるってことですか。 314 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 315 ◯吉川祐一教育指導課長 生徒全員と、あと保護者の方へも生徒を通じて紙を持って帰っていただいて、保護者の方にも部活動に対してご意見とかを書いていただくアンケートを行いました。 316 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 317 ◯塩見牧子委員 そのアンケートの趣旨というのは、部活動の再開に向けての資料ということなんでしょうか。どういう目的でのアンケートなんでしょうか。 318 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 319 ◯吉川祐一教育指導課長 おっしゃられたように、部活動再開も含めてですけれども、今後の学校における部活動運営において、今までのやってきた内容について、改善するべきところがあるのであれば、それを改善した上で適切な部活動運営ができるようにという、その資料とするために保護者の方、生徒の皆さんの声を吸い上げたいという目的でございます。 320 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 321 ◯塩見牧子委員 じゃ、それは今後の詳細調査にも使われるようなものであるということですか。 322 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 323 ◯吉川祐一教育指導課長 アンケートの集約につきましては、学校の方で行っております。調査委員会の方でそれが必要やという判断があれば、当然、学校の方からそれを提示していただくということになるかと思います。 324 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 325 ◯塩見牧子委員 あと、9月6日に第2回目の保護者説明会が開催されまして、そこで基本調査結果の報告とあるんですけれども、私どもには基本調査結果の報告は頂けないんでしょうか。 326 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 327 ◯峯島妙教育振興部長 この報告というのは、もちろん口頭で、内容が時系列で、先ほど申した、17日夜の説明会以降初めてのこういう保護者説明会でございました。17日に混乱した部分、あるいはその後、分かったことを説明するということで、学校長の方から口頭で細かく時系列で話をされたということでございまして、特に多くは今後の取組に割かれたと。要望であったことであるとか、学校でこれからしていこうと思ってることの用紙が配られまして、これに基づいた説明が多く、また保護者の関心もそちらの方が特に多かったように感じております。 328 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 329 ◯塩見牧子委員 では、第1回、第2回の保護者説明会で配布された資料というのは、第2回目の今後の取組のみで、あとは全て口頭で行われているということですか。 330 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 331 ◯吉川祐一教育指導課長 そのとおりでございます。 332 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 333 ◯塩見牧子委員 では、その今後の取組についての資料というのは、これ、8月22日に議会にお配りいただいたような当面の対応とはまた別に何かあるんでしょうか。 334 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 335 ◯吉川祐一教育指導課長 大瀬中学校、学校としての今後の具体的な取組になっておりますので、22日にお配りさせていただいたものとは別のものでございます。 336 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 337 ◯塩見牧子委員 これに関しては、議会には資料提供していただけないんですか。 338 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 339 ◯峯島妙教育振興部長 これは、市教委が持っているのは学校からもらったものであって、大瀬中学校長から保護者の皆様へという1枚ものになっております。 340 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 341 ◯塩見牧子委員 1枚ものは分かったんですけれども、ご提供いただけないです。 342 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 343 ◯峯島妙教育振興部長 学校の了解を得て、配布したいと思います。 344 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 345 ◯塩見牧子委員 あと、22日に議会の方にご報告いただいた当面の取組ということで、いろいろありますが、これに示されているような取組というのは、今、どこまで実現しているのか。まず、この健康チェックシートによる体調確認というのは、これはもう全校で既に行われているんでしょうか。 346 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 347 ◯吉川祐一教育指導課長 全ての中学校で部活動の前には必ずこの健康チェックシートを使って、学校によって様式はちょっと変えている部分、学校もありますけれども、基本的には教育委員会の方から提示したチェックシートに基づいて、毎日、部活動のときには確認するようにしております。全ての学校でそれを実施しております。 348 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 349 ◯塩見牧子委員 もちろん、そのチェックシートは部活の顧問の先生がされるんでしょうか。 350 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 351 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、基本的には顧問が毎日するということになっております。 352 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 353 ◯塩見牧子委員 その記載内容によっては、今日はもう部活はしてはいけませんというような判断が下されるということも当然、あり得るわけですね。 354 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 355 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、そのとおりでございます。 356 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 357 ◯塩見牧子委員 これについても、どんなチェックシートなのか、資料を頂くことはできますか。 358 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 359 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、分かりました。 360 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 361 ◯塩見牧子委員 それから、この熱中症指標計、これも既に配置済みですか。 362 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 363 ◯吉川祐一教育指導課長 全ての幼保小学校には1個ずつ、中学校には三つ配置させていただきました。 364 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 365 ◯塩見牧子委員 ちょっと基本的なところを確認したいんですけれども、事故当日、8月16日、新聞報道等によると、この日の気温は29.9度、そして湿度は69.9%であったと。この数値というのは、この熱中症指標に合わせて照らしてみると、どのような状態にあったんでしょうか。 366 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 367 ◯吉川祐一教育指導課長 熱中症、その指標が幾つかというのはちょっと把握していませんが、指標計があれば、それをスイッチ入れるだけで、指標がぽんと出るというものですので、それで測るのが一番かなというふうに考えています。その当日の熱中症指標計が幾らかというのは今分かってません。 368 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 369 ◯塩見牧子委員 その指標に基づいて、そのときの運動の内容というのはもちろん変わってくるかと思うんですけれども、それも含めて、ちゃんと既にこういう指標のときには、こういう運動は控えるというようなことも、各学校のクラブには、クラブだけじゃないですよね、授業もそうだと思うんですけれども、そういったことももう徹底されているということで。 370 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 371 ◯吉川祐一教育指導課長 マニュアル、熱中症環境保健マニュアルというのが環境省の方から出ているところにも記載されているんですけれども、その基準に基づいて、熱中症指標計が何ぼ以上では何というのは書かれてますので、それに準ずるようにという指導の方は行っております。それに基づいて、全ての部活動で活動の方を行っています。
    372 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 373 ◯塩見牧子委員 あと、この8月30日に熱中症予防のための研修を行うということで、実際にこの地域ぐるみ協議会の研修会でその研修が行われたんだと思うんですけれども、この参加者363人というのは、内訳と言いますか、教職員、この中に何人いらっしゃったんでしょうか。 374 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 375 ◯吉川祐一教育指導課長 全てが幼稚園、保育園、小学校、中学校の教員でございます。 376 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 377 ◯塩見牧子委員 全教員数は何人ですか。 378 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 379 ◯峯島妙教育振興部長 県費の教員数だけで、今年の5月1日現在で講師も含めまして580人、事務、栄養を入れまして603人、市費講師を入れまして、小中合わせまして713人となっております。 380 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 381 ◯塩見牧子委員 実際に熱中症に関わるような方というのは、限られていると言うか、全くそういう運動とかには関係なくて、そういった機会の少ない教員というのも、実際にはおられるかと思いますけれども、これ、まだまだ受けられていない方もいらっしゃると思いますが、その方についてはどう対応されるおつもりでしょうか。 382 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 383 ◯吉川祐一教育指導課長 今後、それぞれの学校で当然、熱中症に関わる、予防も含めてですけれども、研修の方を行っていきます。その中でかなりの数の教員が8月30日の研修を受けておりますので、当然、管理職も受けておりますので、それを基に、学校内でも研修をより深めていきたいというふうに考えております。 384 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 385 ◯塩見牧子委員 あと、救命講習、これについてはこれからでしょうか。 386 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 387 ◯吉川祐一教育指導課長 学校によっては、普通救命講習を受講されてる学校もたくさんあるんですけれども、これからが順次全ての教職員が普通救命講習を受講していくように進めていきたいというように考えております。 388 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 389 ◯塩見牧子委員 この部活動の再開なんですけれども、9月8日にハンドボール部以外の部活動が再開され、ハンドボール部は遅れて17日に再開されています。その再開できる状況が整ったということでの再開だと思うんですけれども、何をもって整ったというふうに判断されたんですか。 390 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 391 ◯吉川祐一教育指導課長 当面の対応のところにもありましたように、まず熱中症指標計等を使って、練習環境を確実に把握する体制を整えること、それと健康チェックシート等によって、一人一人個人の生徒の体調確認を確実にする体制を整えること、それとより健全で安全な部活運営ができるように、教員の意識をしっかり高めること、そういったことを総合的に判断して部活動の再開の方を保護者会のときにもご了承いただくという前提のもとで再開をさせていただきました。 392 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 393 ◯塩見牧子委員 今回のこの事故を受けて、他の学校、他の中学校では部活動は行われていたんですか。 394 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 395 ◯吉川祐一教育指導課長 他の学校では、部活動の方は行っておりました。 396 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 397 ◯塩見牧子委員 それは別にチェックシートがなくても、指標計がなくても、この事故を受けてずっと同じように行っていたということなんですね。 398 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 399 ◯吉川祐一教育指導課長 22日にチェックシートの方も配信させていただきました。事故が起こったのが17日ですので、22日まではちょっと間、空くんですけれども、22日以降は健康チェックシートを活用して、部活動の方を行っております。指標計もたしかそれに近い、ちょっと1日、2日遅れたぐらいで指標計の方も配布、配置をさせていただいておりますので、夏休み中も部活動をそのまま行っております。 400 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 401 ◯塩見牧子委員 すいません、確認なんですけれども、春に健康調査と言うか、健康診断がありますよね、全員。そういった診断というのはちゃんと部活動の方に考慮されると言うか、生かされているんでしょうか、しっかりと。 402 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 403 ◯吉川祐一教育指導課長 どの程度、生かされているか、部活動は本人の意思が一番大事かと思いますけれども、当然、保護者も、例えばこういう既往症があるので制限をしてくださいとか、そういうことを要望される保護者の方もおられます。それは当然、そのとき、そのときに応じて柔軟に対応していくという形はとっております。ただ、その健康診断によって何か、例えば運動に制限をかけなければならないというような状況があったときには、当然、顧問の方も把握した上で保護者と相談のもと、部活動の方は参加させているという状況です。 404 ◯福中眞美委員長 他に。改正委員。 405 ◯改正大祐委員 1点だけ確認させてください。マスコミから、報道で6日の朝方にネットで顧問が3人いたとか、35分走らせた、水分とらせなかったとかいうことが出たんですけども、これというのは、17日、囲み説明会みたいなことがあったんですけども、何か対応されたんですか。  すいません、9月6日の朝に、ネット上でマスコミが、ネットの内容としては顧問が3人いたただとか、35分走らせた、水分とらせなかった、市教委が不適切な指導だったということを書いてあったんですけども、これに対して、例えば17日でしたら、囲み説明会をしたということはあったんですけども、これに対しての説明会、5日にも市長の記者会見ありますけども、どちらで対応されたんですか。何か発表されたんですか。 406 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 407 ◯中田好昭教育長 これも学校現場に大変ご迷惑をかけて、実は誤解を招いている部分があるんですが、この囲みの定例記者会見、例年、議会前に市長が議案に対して記者に説明するんですね。  ここでの時点で、資料にございますように、市教委がその2日、その前の週に臨時会を開いております。ここで市教委として、一定ここで基本調査をしたい、条例を出したいという発議は出しました。市教委としては、こういう状況では調査する必要があるだろうということで了解をいただいたということで、週明けて、そういう定例会がございましたので、この9月議会にはそういう提案をするということを記者会見の中で最後の方なんですが、会期中にさせてもらうという話をした中で、取材が逆におっしゃった部分の、どうしてするのや、必要性があるのやという話になってきた中で、先ほど来お話しさせていただいている基本調査を受けて、学校現場、市教委も追認した、要するに不適切やったということを保護者にも謝っておられる経緯がございましたので、市教委としてはやはりそれを踏まえて詳細調査が必要であるという判断をしたということを説明する中で言ったのが、いかにもそれが謝罪したという形になっておりまして、学校現場も市教委に対して不満を持っておられる方、あるんですが、それについては後日校長会、あるいは文書でもって説明責任と言うか、説明はさせていただいております。今回、要望が出てますが、その辺がまだまだ浸透してないんかなという思いがございますが、それについては、今後また校長会あるいは学校現場の方には連絡をとって、市教委の今後の進め方については徹底していきたいと思っております。 408 ◯福中眞美委員長 他に質疑等。吉波委員。 409 ◯吉波伸治委員 先ほどからも出てますけども、現場教員から要望書が出されてますね。要望書と言うか、これは質問書みたいなんですけどね、これに対して回答はもうされたんですか。 410 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 411 ◯峯島妙教育振興部長 21日の夕方、持ってこられて、そのときも持ってこられただけで、普通のコミュニケーションがあったということなく持ってこられただけですので、まだ今後、お会いして、内容等についても、お話ししてからになると思います。 412 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 413 ◯吉波伸治委員 今後、しっかりと話合いをする機会を持たれるということですね。 414 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 415 ◯峯島妙教育振興部長 もちろん組合につきましては、今までもそうしてますし、丁寧に対応したいとは思っております。 416 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 417 ◯吉波伸治委員 この資料として出されてる経過と今後の予定を見ても、現場教員の動きが全く見えないんですよね。だから、今後やはり教育活動を進めていく上では、やっぱり現場教員の意見をしっかり聞いていただくということが必要ですので、この要望書についてもそうですし、今後しっかりと現場教員の意見を聞いていただきたいと思います。 418 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 419 ◯塩見牧子委員 すいません、条文の4ページ、第3条ですが、委員会は委員5人以内をもって組織するとありますが、どのような方を委員に入れようとお考えになっておられるのか、お考えが今の段階でありましたら、例えば学識経験ある者とか、どういう学識を求めておられるのかとか、その辺りをお教えいただけますでしょうか。 420 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 421 ◯中田好昭教育長 資料にも書いてますとおり、学識、医師、弁護士ということなんですが、特に学識につきましては、今回、熱中症ということございますので、熱中症にやはり精通した方をお願いしたいと思っております。 422 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 423 ◯吉波伸治委員 この調査委員会の答申は、いつ頃出る見込みですか。 424 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 425 ◯峯島妙教育振興部長 今回の調査委員会設立の趣旨に沿いまして、できるだけ早く全ての小中学校にその内容を実現させたいと思いますので、できましたら、来年度までには何らかのをまとめていただけたらという希望は持っております。 426 ◯福中眞美委員長 吉波委員。 427 ◯吉波伸治委員 来年の3月末ぐらいまでということですね。 428 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 429 ◯峯島妙教育振興部長 すいません、申し訳ないです。今年度中という意味です。 430 ◯吉波伸治委員 今年度中、はい、分かりました。 431 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 432 ◯成田智樹副委員長 すいません、ちょっと確認なんですけどね、熱中症指標計は既に各中学校に3個ずつ配置されていると。これによって、クラブ活動を中止したというような事例はこの夏、あったんですか、その後。 433 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 434 ◯吉川祐一教育指導課長 事故以後、熱中症指標計の方を1日2回ないしは3回、それぞれの学校で計測して、記録の方をしていただいてます。中止をしなければならないという目安が、熱中症指標計で31という指標なんですけれども、その31を超えた日というのはそんなにありませんでした。超えた日も若干あるんですけれども、そのときはしないようにという指示をしておりますので、その時間帯は多分、部活の方はしていないというふうにしております。今のところ、そんなに、例えば丸一日31が超えてるとかいうような状況になった日は今のところありませんでした。 435 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 436 ◯成田智樹副委員長 31を超えたら危ないと、31を超えたら中止をしてくださいということは伝えてないということですか。それは学校なり、顧問が判断をするということですか。 437 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 438 ◯吉川祐一教育指導課長 先ほど、マニュアルの指標によりますと、31を超えると、原則中止という表記がありますので、31を超えたら、原則中止をしてくださいという指示はこちらの方からさせていただいております。 439 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 440 ◯成田智樹副委員長 日に2回計測されるというふうに今話をされましたけど、それはクラブ活動中にはしないんですか。決まった時間に2回してるんですか。 441 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 442 ◯吉川祐一教育指導課長 基本的には時間、午前と午後で計測して、記録はそこで残しておくようにというふうには言うてありますけれども、学校ですごい暑くなってきたなと感じたときには、その熱中症指標計を持って、今、何ぼかなというのは確認をするようには話をしてあります。指示はしてあります。 443 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 444 ◯成田智樹副委員長 その上で、なかったんですね。指標計を配置してからの中止したということはなかった。 445 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 446 ◯吉川祐一教育指導課長 それによって中止したということは、今は私の方では報告は受けておりません。 447 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 448 ◯小紫雅史市長 ちょっと今、答弁を聞いてて、私も若干心配になりましたけども、私も話を聞いて、例えば、始めは、せっかく配布したのに、1回ずつぐらいしか調べへんということだったので、朝調べて、10時ぐらいになったら、すごい暑くなってることもあるわけですよね。それは絶対あかんと。しっかりと、じゃ、10分に1回かとか、そこは限度もありますし、あれもあるので、できる、でけへんもありますけれども、そこまで何時間おきと私から具体的に、何時間とか言ってませんが、可能な限り現場のスタッフのマンパワーとか、そういうところに支障がない限り、こまめにきちんと、1時間やったら1時間、2時間なら2時間と、きちんときめ細やかに測定をするようにということでやってくださいということは言ってます。なので、ちょっとただ、今、答弁を聞きましたら、もう一度しっかりときめ細やかに測定をするようにということと、ただやはり30分前はオッケーやったけど、1時間前はオッケーやったけど、1時間後、測って、31超えてたというとき、じゃ、今日これからもう全部部活なしやとか、その辺の運用で多分各校、どこまで厳密にやるのかという現場の対応というのは、多分やっぱり難しいと思いますので、特にこの事件が起きてまだ間もない、今のうちにしっかりとそこは市教委の方からも、31超えたら、1日全部ずっとやめにするのか、1回様子見て休憩するのかとかもともかく、とにかく1回きちんとやめてくださいというようなことは徹底させないと、配っただけで、運用がうやむやになってはいけないと思います。そこはしっかりと、決意と言うか、もう一度きちんと整理を、中でも整理をする意味も込めて、ここで答弁させていただきたいと思います。 449 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 450 ◯成田智樹副委員長 しっかりお願いしたいと思います。それと、各中学校でクラブ活動中でも、授業中でも、学校に生徒さんがいらっしゃるときに、熱中症の症状が出たときに、具体的にどういう、どこにある何を使って体をどう冷やすとかいうマニュアルと言うか、皆さんにきちんと理解されて、こういう形でやるということは各学校で周知されてるんですよね。 451 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 452 ◯吉川祐一教育指導課長 それぞれの学校で冷やすための氷がどこにあるとかいうのは、全て職員は把握しておりますので、熱中症が起こったときにはどこへ何を取りにいってというマニュアルはそれぞれの学校の方で持っております。 453 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 454 ◯成田智樹副委員長 それは各学校から提出していただいているんですか。 455 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 456 ◯吉川祐一教育指導課長 私の方では、市教委の方には提出の方はしてもらっていません。 457 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 458 ◯成田智樹副委員長 ちょっと再発予防、今現状、もう夏もそろそろ終わるんかもしれませんけども、再発予防のための具体的な本当に現場、現場の対応、どないしてるのかというのをもうちょっときちんとと言うか、確実に把握していただかないといけないと思います。何をするか分からないで、こういう状況になってしまったというようなことにならないようにお願いしたいと思います。 459 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 460 ◯中田好昭教育長 今のちょっと答弁、補足なんですけれども、いつも夏休み前になりますと、熱中症対策ということで、校園長会でマニュアルの確認の場を持ってますので、再度徹底するようにということで、教職員、指導してます。そういう意味で、今回のケースもそうですが、すぐに氷を運んでくるというのは、常に常備してるということなので、ただその辺、認識はしてますが、今回ほど、緊急の判断、要するに結果論で言えば、早く早く救急車呼んだらよかったんちゃうかとか、いろいろ結果論はあるんですが、学校としてはマニュアルどおりをやったんです、今回。氷で冷やしてて、意識があったので、救急呼ばなくて、氷で冷やしてた、応急処置をしてたと。ただ、本人が嘔吐しかけてたから、もう判断して、これは駄目だということなので、その時間数にしてわずかなんです。だから、マニュアルどおりはやってます。そういう意味では、意識は持ってくれてます。毎年、学校でも、夏休み前に非行あるいは災害、熱中症、そういう危機管理についての周知喚起はしておりますので、今の分でしたら、ちょっと言葉足らずだったので、補足させていただきます。以上です。 461 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 462 ◯成田智樹副委員長 何遍も申します。各校でどのような対応をするかということをきちんと把握していただきたい。それが確実な予防につながるんではないかと思います。  それとちょっともう時間もあれですけども、日常、6月に冷水機が壊れてると、何とかしてほしいというような要望を私、お伝えしたことがあるんですけども、各中学校、小学校、20校に冷水機が何台あって、きちんとその冷水機が故障せずに使えるのかどうかとかいうようなことは、確認は今できておりますか。 463 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 464 ◯辻中伸弘教育総務課長 具体的な数字は持ち合わせておりません。 465 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 466 ◯成田智樹副委員長 日常として、冷水機がないというようなこと、あるのか、冷えてなかったりするのか、実際、数がきちんとあるのかとかいうことについても、きちんと把握をしていただきたいと思います。それと、ミストシャワーって、私ども会派として毎年要望させていただいてますけども、ミストシャワーというのは今20校設置されてるところはあるんでしょうか。 467 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 468 ◯辻中伸弘教育総務課長 ミストはほとんどの学校がないと思います。ミストシャワーですか、ないです。
    469 ◯福中眞美委員長 成田副委員長。 470 ◯成田智樹副委員長 今年の夏、天王寺行きましたら、JR天王寺駅の環状線のホームにもミストシャワーが出てまして、相当暑い夏やったんだと思いますけども、そのミストシャワーについても、あと空調機の設置についても、ちょっと私ども、皆さん、そうでしょうけども、学生のときと違う夏の暑さになっているということは重々皆さん意識していただいていると思いますけども、そういったことについても、ちょっときちんと検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 471 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 472 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。  暫時休憩します。              午後0時4分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時10分 再開 473 ◯福中眞美委員長 それでは、休憩を解いて、委員会を再開いたします。  質疑の再開の前に、部長から発言の申入れがございましたので、発言を許可いたします。峯島部長。 474 ◯峯島妙教育振興部長 午前中に申しました、私の方から申しました保幼小中の学習会の質問の中での教職員の数ということがありましたが、若干訂正させていただきます。申しました数字、小中だけだったこともありますが、まず幼稚園の正規常勤の職員78人、保育園は同じく118人いるんですけれども、この日、勤務の日ですので、ちょっとカウントしたくないなと思います。それから、小学校、正規常勤382人、中学校213人、合わせまして673人となっております。なお、この日、当日363人の出席でしたが、本来、当初、募集をかけたとき、342人でしたので、今回、募集よりも参加の実績の方が多いという、そういう状況も追加させていただきます。以上です。 475 ◯福中眞美委員長 それでは、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 476 ◯中浦新悟議員 ちょっと何点か伺います。経緯についてのところで、もう少し教えてほしいんですけども、先ほど委員の中で9時10分の時点、問いかけに答えなかったけども、意識はあったというようなご答弁がありましたけども、そこから、じゃ、時間が進んで、救急車到着時は意識があったのか、なかったのか、どうなんですかね。 477 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 478 ◯吉川祐一教育指導課長 救急車到着時のところはちょっと分かりませんが、それまで、直前のところまでは、意識はあったというふうに聞いております。 479 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 480 ◯中浦新悟議員 救急車到着時に意識があったかどうかは、確認はされていないということですね。そのまま部活の顧問も同乗されて、病院に付き添われていったということですけども、次、7時半にまた顧問が最終面会に来られてるんですよね。この顧問の方というのはいつ頃帰られたんですか、病院から学校に。学校なのかどこなのか、病院を出られたというのはいつなんですか。 481 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 482 ◯峯島妙教育振興部長 7時半頃到着して、8時ごろに病院を出たと聞いております。 483 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 484 ◯中浦新悟議員 失礼しました。9時半、9時44分ですね、病院に着いたのが。朝の9時44分に病院に着いて、その際は部活の顧問が一緒に病院に入られていると。入られたのかどうなのか、救急車に一緒に乗って病院に向かわれた。いつ、顧問は帰られたのかなということです。 485 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 486 ◯峯島妙教育振興部長 若干ここでもう一度整理をしたいんですが、ハンドボールの顧問というのが3人います。先ほど、朝もありましたように、一番中心になっている顧問はこの場にいなくて、2人の顧問が現場のこの運動場のそばにいて、1人の指示をしていた部活顧問はこの現場に残って、もう1人、サブの女性顧問が救急車についていったという内容でございます。ちょっとその分、3人の立ち位置を整理させていただきます。 487 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 488 ◯中浦新悟議員 もう一回、丁寧に言います。同乗された女性のサブの顧問の先生、救急車に同乗されたサブの顧問の先生は、いつ、学校の方に戻られたんですか。併せて聞くと、7時30分のこの部活顧問が病院で最終面会、この顧問というのはどの顧問なのか。3人のうちのどの顧問なのか。それともその3人の顧問全ての先生が来られたのか。 489 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 490 ◯吉川祐一教育指導課長 最初、救急車で搬送された後、行ったのは、今、部長が申し上げましたように、女性の顧問で、その顧問が病院を出たのが11時半です。最後、午後7時半に最終の面会をされた顧問は、当日グラウンドで練習を見ていた顧問です。 491 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 492 ◯中浦新悟議員 じゃ、その間、11時半から7時半ですから、約8時間ほどは学校の関係者、例えば担任であったりとか、教頭、校長、その他様々な生徒に直接関わっている先生というのは学校内にいられるかと思うんですけども、どなたも面会に行ったりはしなかったんですか。 493 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 494 ◯吉川祐一教育指導課長 教頭と顧問が数回それまでに面会の方に行かせていただいています。 495 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 496 ◯中浦新悟議員 じゃ、その教頭、顧問その他、同乗されてた顧問の先生、女性の顧問の先生、教頭先生、顧問というのは当日、指導していた顧問の先生は病院に生徒さんをお見舞いと言ったら変ですけど、様子を見にいっておられたと思うんですけども、じゃ、そのときの様子というのはどういうふうに聞いておられるんですか、その先生から。 497 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 498 ◯吉川祐一教育指導課長 処置室に入っておられるということで、家族以外は入れないというふうに病院の方からも言われておられたということです。 499 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 500 ◯中浦新悟議員 行っているけど、何の情報もなかったということなんですね、その先生サイドにはどうなっているのかということも分からなかったけども、取りあえず心配やから行ってたと、そういう状況であったということですか。 501 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 502 ◯吉川祐一教育指導課長 はい、おっしゃるとおりです。 503 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 504 ◯中浦新悟議員 あと、この学校事故対応に関する指針、今回配られた概要の大本となっている指針を見ていますと、この初期対応の部分において、情報の公表とか、関係機関との調整という文言がありまして、項がありまして、その中に情報の公表のためには、正確な情報の把握が必要となる。事故に対して、警察の捜査が行われている場合は、警察の公表している情報などにより事実確認を行うなど、関係機関等からも情報を収集しつつ整理を行うとあるんですけども、これ、先ほど教育委員会としては、医療内容、医療処置の内容というのを調べていないということですけど、これ、調べていないで問題がないということなんですか。それとも、関係機関からの情報というのを収集しつつ整理しなければいけないというふうにはならないんですか。その辺の解釈を教えていただけますか。今回、議会に配られたのは概要版なので、その基となっている指針から今発言させてもらってるんですけども。11ページ、(5)、11ページ下段に、関係機関等からも情報を収集しつつ整理を行うというふうに書いてあるんですけども、これは今回の対応において何ら問題のないことなんですか。 505 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 506 ◯中田好昭教育長 ここには書いてますけども、記者会見を含め、情報の公開及び関係機関の調整という部分で、警察の捜査が行われている場合は、警察が公表している情報などには事実確認を行うなど、関係機関からの情報収集となってるんですが、私とこ、警察の情報は一切入っておりませんので、情報収集はしておりませんし、病院に対して情報収集するという自体が、これ、学校の初期対応、記者会見、関係機関の調整の中なので、ここまで私とこ、当初のときには全く学校は初期対応として、病院から情報収集するという自身認識がなかったと思っております。 507 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 508 ◯中浦新悟議員 いや、その後も結局、今に至るまでされてないんでしょ。だって、さっき、この委員会の冒頭の方の答弁で、処置内容に対し、教育委員会としては調べていないという答弁やったと思うんですけども。そういう答弁やったですよ、調べていないやったような気がするんですけどね、違いますか。 509 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 510 ◯中田好昭教育長 調べてないじゃなくて、私、調べてないじゃなくて、調べる必要がないんじゃないかなと。要するに教育行政として、医療までの経過について、事件性がない司法的なことまで調査する権限もないし、学校管理下においた事故に対する原因究明をすべき立場にあるということを先ほど言ったと思うんです。だから、今おっしゃっている関係機関との調整というのは、警察とか、この辺の部分についても、先ほど言いました司法的な部分ですが、当初において、警察側でそんな情報の照会もなかったし、学校に対してもない。以後、学校の方に聞き取りは行かれたいう話は聞いておりますが、当初において、そういう調整という、ここの文言については全然認識、学校も市教委もございませんでした。 511 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 512 ◯中浦新悟議員 事件性がないという根拠は何なのか、ちょっと教えてもらえますか。今、教育長もおっしゃったんですけど、事件性がない、事故である。先ほど、委員会の中での答弁でもおっしゃってましたし、今もおっしゃられて、事件性がないということをおっしゃられてますけど、事件性がないという根拠を教えてください。 513 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 514 ◯中田好昭教育長 くどいですが、事件性がないというのは、現に警察からの市教委に対するそういう照会もございませんし、警察が学校、あるいは保護者に行かれたという情報は聞いてますが、それを結果、警察からどうやと報告も聞いてませんし、警察からも連絡はございませんので、事件性がないという認識です。 515 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 516 ◯中浦新悟議員 今回の件というのは、先ほど委員の中でもあったんですけども、熱中症、その程度というのはそれぞれ分からないまでも、いつ起こるか分からないような、そういうご時世の中で起こったもんであるけども、全てとは言っていいのか分からないですけど、今のところ、市としては、これは学校での過失が全てであると、その結果、死亡に至ってしまったということで今認識しておられるということでよろしいんですね。 517 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 518 ◯中田好昭教育長 そういう断定的なんじゃなくて、事実として、学校管理下において、子どもが倒れたと、これが学校事故なんですね。最悪、重大事故ということで認識してますのは、亡くなったと。この大きな重大事故に対して、市教委として、今後、教育行政進めるにおいて、再発防止、安全確保を図るという観点から調査する目的でございますので、ちょっと委員さんのおっしゃってる意図が分からないんですが、そういう趣旨の調査でございますので、ご理解いただきたいと思います。 519 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 520 ◯中浦新悟議員 どうしても僕はね、熱中症って、防げるものなら防いでいただきたいんですけども、なかなか防ぎようのない問題でもあるのかなというイメージを持っているんですね、この病気というのは。常に、そもそも論のルールである、15分に1回の指導、県からの指導は15分に1回の給水をしていればならなかったのか。いや、5分の延長行為と言うのかな、走らせることを5分間延長させたという行為がなければならなかったのか、それは分からないまでも、熱中症って、そら、ひょっとしたら15分以内になるのかもしれなしい、万全な対策をしてても、なるのかもしれない、そういう僕、病気と言うのかな、事象やと思うんですよね。市としても、今後、そういった対策をしっかりと組んでいくために、熱中症にならないように、なったらどういうふうに対処するのかというのをしっかりと対処していくために、今回するんだと、それはすごいやっていただきたいことやとは思うんですけども。でも、なって、こんな対処しました、さっき言うた、マニュアルどおりきちっとやりましたけども、結果として亡くなるような事象にまで今回、至って、それを究明をせずにどう対策を打つんだろう。極論、学校として、この生徒さんが熱中症で倒れた、先生が見て、どんな状態や、分かるわけないですよね。じゃ、即座に救急車、呼びましょうとしかなり得ないと思うんですよ。10分間のロスとかそんなん言うけど、倒れた、即救急車、運べ、受け入れてくれ、結局、即医療機関に送らないと、学校なんて、学校の先生なんて、医者でも何でもないんですから分かんないですよね。やっぱりそれじゃ対策マニュアルにも何にもならないんだから、しっかりと今回のことを原因究明しないと、その受けたお医者さんですね、病院の方で患者を受けられたお医者さんから、どういう状態だったのか、こういうことがあかんかったのか、こっちとしては、医療サイドとしてはこんだけのことはするけども、こんなことなんだということをしっかりと詰めて原因究明していかないと、どう改善していくんだろうというのが疑問でもあるんですけども、それなしに立派な改善策出せるというふうに自信がおありなんですか。 521 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 522 ◯中田好昭教育長 今出してる当面の対応と、市教委が使っているのは言葉のとおり、完璧ではないと。あと、何があんねんとおっしゃったんですが、そのための専門委員会なんですよね。僕らが気付く範囲で、今、学校部活動のあの後すぐに再開できる態勢をシフトする、それに当たって当面の対応を引いたのが精一杯でして、あと、何がある言うたら、やっぱり教育現場、あるいは部活動の現場、あるいは医学的、スポーツ科学、いろんな分野の中において、今後、正に部活の在り方が問われてる、生駒だけじゃないと思うんですね。県教委は、一定関心は示しております。というのは、これは全国的な話なんですよね。大きい話になりますけども、やはり部活動の在り方について、生駒だけに問われてる中で、逆にプレッシャーを感じて、今回、委員さん、お願いする方もどこまで受けてくれはるかが心配なんですが、大きな課題、要するに、言葉で言えませんけど、部活動の在り方についてまで言及、制度的なことまで入ってくるんかなと心配もしてます。だから、一生駒市だけの問題ではない。ということで、今、想定している以上のものが出てくる可能性もあると。私、一つ感覚的なものはやはり、今回の一番大きいのは情報の共有かなという部分は見えてますが、これはマニュアルでカバーできますが、あと医学的な分、要するに、さっきの暑さ指数の件がありましたけども、あれでやったら、ほとんど夏休みはクラブできない。これでいいんかなという議論も出てくるわけですわ。だから、おっしゃる部分については、まだまだ私ら、そういう専門的な分野でもない人間が議論するというよりも、生駒市の一例を踏まえて、いろんな背景、地域性もありますけども、一定何らか、私は出るものと思っております。以上です。 523 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 524 ◯中浦新悟議員 いや、だからこそ、今回この専門家、学識や医師や弁護士やという、何人でしたか、何人かをもって調査されるんですよね。素人の目から見て分からない。素人言うか、学校の先生相手に素人と言うのも何なんですけども、そういった様々な専門家の中で、今回の件というのをしっかりと原因究明していただきたいんです。熱中症になった原因もそうですし、なった後のフォロー、要するに、何で死亡まで至ってしまったのか、亡くなることにまでなってしまったのかというのを、原因究明までして、今後の再発防止に向けて取り組んでいただかないと、何か今ひとつ物足りない結果になってしまいそうに思いますので、そこ、しっかり要望しときますので、市から、一番冒頭です。これ、課長の方から行きましたけど、これは調査委員会の委員さんがどんな調査するのか決めることですというような旨の答弁もされてましたけども、こういったことも踏まえてやっていただきたいという意見がありましたということは、要望としてお伝えいただけますか、その委員会に。 525 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 526 ◯小紫雅史市長 先ほど吉川課長から委員さんのご意見を踏まえてという答弁がありましたけど、その後、私から申し上げたように、もちろんその委員さんのご意向も踏まえてという部分もございますけれども、今、中浦議員がおっしゃった、病院に入ってからのフォローのところということが何を指しているかということかと思います。医療行為の詳細についての適否というような話まで入ってくるということであれば、そこの答弁が必要ということであれば、今、病院事業推進課を呼んで答弁させますけども、基本的には医療行為というものの是非というものは、ここの第三者委員会であっても、その詳細、専門的なことまで踏み込んで是非をする、判断をするということは難しいかと思っております。医療事故ということが明らかな場合とか、そういうような場合はまた別の対応が、厚生労働省の制度的なものとしてもございますけれども、現時点でそういうふうには、我々は考えておりませんし、その中でこの第三者委員会でやっていくことというのは、先ほど来ずっと教育長からも答弁しております。我々、ここで事象の全てをこの第三者委員会で調査をしてやるということは、それはもとより難しいというふうに思っておりまして、学校で起きたときの対応とか、今、議員からもあったような、マニュアルをまた少し内容を整備し直さなきゃいけないとか、それをきちんと全ての学校に統一のものとして共有するだとか、そういうようなもの、先ほど申し上げた、学校の事故調査というものを第三者の目で見ていただくとか、予防措置を我々、一生懸命考えて、きっちり対応しておりますけれども、それを超えた予防の対策、そういうものをしっかりと議論する場と思っております。本人のご体調でありますとか、もちろん、今申し上げたような内容に関係する部分というのは、少し当然情報として必要と言うか、議論の中にも反映してくるところ、あるかとは思いますけれども、医療行為のお話、本人の体調がどうだったかとか、そういうものを医療的に一つ一つ解明するようなことは、この第三者委員会でやるということではないとは思います。 527 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 528 ◯中浦新悟議員 何かいろいろ回りくどく、回りくどく答弁されたので、端的に言うと、しないということですか。今、僕が聞いたことに対して。そこがはっきり分かんなかったので、今、僕が言った要望を、委員会に対して要望、あったことを伝えてくれますかということを、質問して、ご答弁は結局、しないということなのか、それはするということなのか、ちょっとそこを、まずはっきりさせてください。どっちですか。 529 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 530 ◯小紫雅史市長 先ほど答弁したとおり、その医療行為、入ってからのフォローうんぬんというものを専門的にこの第三者委員会でやっていただくというものじゃないというふうに、市からはそういうふうな認識であることはもちろん、委員の先生にも申し上げますし、基本的にはそういう議会で要望があったということを、お伝えしないというほどでもない、何でしょうね。基本的には、それはもう初めから、この第三者委員会の中身としては想定していませんので、委員会に諮るということも、基本的にこちらからいたしません。 531 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 532 ◯中浦新悟議員 あと、教育委員会では、先ほど言うてたように、医療内容については調べていないというようなご答弁やったんですけども、結局のところ。今、市長の答弁の中で、何やったら、担当課を呼んで、病院の担当課を呼んでと言ってましたけど、市としては調べたんですか。教育委員会としては調べてないけど、市としては調べたから、今、呼んだら答えられますよという答弁やったんですか。まずはそこから。 533 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 534 ◯小紫雅史市長 その内容を調べたから、その結果を答弁するという意味と解釈されているようですけども、そうではなくて、当然、調べる、調べへんとか、こういう医療行為についてどう評価するか、こういうケースの場合、というのは、当然厚生労働省とか、そういう制度の一定のルールがありますので、そういう内容についてご説明するのは私、全て把握しておりませんので、必要であれば、担当課を呼んでお答えすると言ったまでで、別にその内容について調べてるとか、その内容を担当から説明するという意味ではございません。 535 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 536 ◯中浦新悟議員 調べた内容を、事細やかにこのような公の場でご答弁いただけるなんて、思ってもないんですけども、いや、やっぱり調べたんですよ、確認はしたんですよということなのか、いや、それすらもしてないのかというだけで、やっぱり市のこの事件に対する取組方というか、感じ方というのが変わってきますので、私の受ける感じ方ですけど、変わってきますので、そこはまずどうなのか、調べたんですよ、全く調べてもないですと、どちらなのか、教えてください。 537 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 538 ◯小紫雅史市長 さっきから言ってるように、必要なら担当課呼びますが、中浦議員、いつもそう、全く調べてないのかとかいう、両極のご質問されるんですけど、例えばその医療行為の細かい中身については調べてません。調べてませんが、例えば病院へ運ばれて、どういう状況にあったのかとか、ここに報告しているものが基本的に概要ですけども、そういうそりゃ、もちろんこういう大きな事件が起きてますから、どういう状況かというのは聞いてますけども、その細かい医療行為の内容でありますとか、容態の非常に細かいところまで全てフォローしているということではございません。これ以上、詳細が必要であれば、担当課からお答えさせます。 539 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 540 ◯中浦新悟議員 担当課、呼ぶ、呼べへんはまた僕の質問に対して、勝手に判断してもらっていいんですけども、先ほど来、教育委員会の方で、僕、学校の先生が病院に付き添われて、又は様子を見にお見舞いと言いますか、そういった形で伺われたときには把握できなかったということで、市も結局、教育委員会としてもその状態は把握してないのかなというような雰囲気だったんですけども、市としては、市全体としては、市の担当課、別の担当課の方が、その行為を一定程度、市長の言った分だけでも、一定程度調べて、そのことは教育委員会にはお伝えにはなっていないということですね。教育委員会は教育委員会でしか調べてないし、病院の担当課やったら、病院の担当課でしか調べていないということ。(発言する者あり)いや、だから、医療内容を聞いてないですかと聞いてるんですよ。 541 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 542 ◯中田好昭教育長 先ほど来、言ってますように、学校から報告を受けてるのは、基本調査というのは受けてるんです。その中で、先ほど、時系列で説明させていただいたのが全てでございまして、学校は誠意を持ってということで、保護者に対してずっと病院に入れ代わり立ち代わり行ってたと。ただ、そういう場において、子どもさんの状況を一々確認する雰囲気ではないと思うんですね、通常的に。だから、学校としては当然、寄り添ってはいますけども、把握してないのは、通常、私は本来そうやと思います。あと、遺族の方から聞いてる部分ありますが、詳細なことは聞いておりません。だから、いつ、転院するぐらいしか聞いておりませんので、病院における、どういう内容で、どういう時系列があったというのも把握してませんし、市の方からも具体的に求めてません、市教育委員会からは。以上でございます。 543 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 544 ◯中浦新悟議員 今回、お子さんが、中学1年生の子が本当に最悪な結果、亡くなってしまったという結果において、もっと教育委員会としては、その原因究明をもっとしっかりとしていただきたかった。病院対応に何の問題もなかったら、問題もなかったで、あったとしたら、救急対応としても、学校対応としても、もっとしっかりと原因究明に努めていく、そういった思いを持ってほしかったなと思うんですけども、そこ、何ぼ言っても一緒なので。  ちょっと最後、損害賠償という件について、ちょっと伺いたいんですけども、今回のこの調査委員会等の結果等を持って、損害賠償の過失的な問題と言うんですか、明らかにこちらの方が、今、教育委員会から非をある程度認めてますので、過失はあろうかと思うんですが、過失具合、金額も含めて、この委員会でまた調査というのもあり得るんですか。それとも、どういった経緯を持って損害賠償というのは進められていくのか、また教えていただけますか。 545 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 546 ◯峯島妙教育振興部長 まだ、事故が起こって1カ月ということですので、なかなかご遺族にも、もちろん市長も、教育委員会もお参りもし、謝罪もしております。その中で、今回、絶対学校も市教委も過失がなかったということなく、過失を認めていくという中で、損害賠償も出てくるかと思います。そのときは、まだこれからですけれども、ちょっと時間もかかると思いますし、賠償ということですので、もちろん議会の方にもご報告はさせていただくことになろうと思います。(「それ言ったら、議案と違うようになってしまう」との声あり) 547 ◯福中眞美委員長 中浦議員。 548 ◯中浦新悟議員 結局、この委員会で損害賠償の過失具合についても、検証なさるということなんですか。なさらないんですか。(発言する者あり) 549 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 550 ◯中田好昭教育長 賠償問題については、地方自治法96条の議決事項の一つなんですが、額の審議はありますが、過失割合とかそういうのは、要するに弁護士、あるいは、裁判になったら別なんでしょうが、お互い話合いの中で決まってくる分ですので、その過失割合とかその辺はお互い双方が今後、協議していくことになると思います。今のところはまだそこまで行っておりませんが、そういうことで、今後、議案に上がった段階ではここで協議願うことになると思います。 551 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。浜田議員。 552 ◯浜田佳資議員 この3人の顧問の方がおられるということなんですが、現場におられた顧問の先生の運動部の指導、部活指導のキャリアはどれくらいのものなんでしょうか。 553 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 554 ◯吉川祐一教育指導課長 もう何年って厳密に言えないですけど、長い間、ハンドボールの専門で指導されてました。 555 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 556 ◯浜田佳資議員 その長い間、指導されている中で、科学的トレーニングの研修とか、指導の研修とかいうのは受けさせていたんでしょうか。 557 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 558 ◯吉川祐一教育指導課長 科学的トレーニングというところはちょっと分かりませんけれども、運動、部活動の指導という意味では、研修の方は受けているというふうに考えております。科学的どうのこうのはちょっと分からないです。 559 ◯福中眞美委員長 浜田議員。
    560 ◯浜田佳資議員 科学的になっているかどうかは、その指導の研修の中身いかんだと思うんですが、キャリアが長いとおっしゃられましたので、その長いキャリアの中で、指導のレベルと言うか、内容も年々だんだん変わってきているんですけど、そういったことを含めて、大分昔に1回やりましたというのと、定期的にやっていたというのとは大分違うんですよね。こういったことをやっているかどうかによって、実際のそもそも熱中症にならないような指導ができるというのが一番重要なんです。こういったことを、それを含めて、だから予防をどういうふうに徹底させていくのか、要はそのシステムをどうしていくのか。研修なり、そういったシステムを生駒市でどう構築していくのかということも、この第2条3号の言うところの、教育委員会が必要と認める事項という内容に入ってくるのですかというのが、質問なんです。いかがですか。 561 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 562 ◯吉川祐一教育指導課長 今後の対策としては、今おっしゃられたようなそういう研修も当然、大瀬中学校だけじゃなく、全ての中学校に対して、部活動の適切な運営、それから事故を起こさないような部活動もしていくという研修については、当然やっていかなければならないことだなというふうには考えておりますし、今までも、奈良県の教育委員会の方で、運動部活動指導者の研修というのも、毎年やっております。そこにも積極的に参加するように、また指示していきたいというふうに考えております。 563 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 564 ◯浜田佳資議員 こういった運動部の部活の指導に関して、二つの問題があると言われてるんですが、一つは市の教育の組合からのニュースにも出ているようなことで、大学を出たばかりの先生がいきなり経験もない運動部を任されるケースは最近の世代交代の中でしばしば見られるようになりました。これ、非常に危ないんですが、もう一つ危ないのが、キャリアが長いと、自分の経験則でやってしまうということから来る危険性、どっちかと言うと、こちらの方が非常に危ないかなという気はしてるんですよね。これがいろんな事故を引き起こす、結局要因になってるんじゃないかと思いますので、そこら辺を含めて、しっかりとやっていっていただきたいと思います。  もう一つ、熱中症対策についてなんですが、たしか15分に1回水を補給するということがあったと思うんですが、それが今回共有されてなかった。3人の顧問の中でも、共有されてなかったということだと言われているんですが、なぜ共有化されなかったんでしょうか。 565 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 566 ◯吉川祐一教育指導課長 共有されてなかった、伝達されてなかったというような報道もあるんですけれども、基本的には、それまで15分に給水をしているというような現状もあったんですけれども、だんだん慣れてきたと、ある程度体力もついてきたから、30分ある程度ランニングしてもいけるかなというようなもとで、その現場の顧問の先生はされたというふうに伺っています。ただ、給水を子どもたちに、生徒に対してその給水をしてはいけないという指示ではないんです。給水はしてもいいですよというふうには言うてたんですけれども、なかなかそういうふうにならなかったというところが、ここが一つやっぱり問題やなというふうには、学校も検証はしてますけれども、問題になったのは、やっぱりもう強制的にみんなを、子どもたちを止めて、ストップさせて水を飲まさなければならなかったというところが、一つ課題であったのかというふうに考えております。 567 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 568 ◯浜田佳資議員 実際、トレーニング始まったら、なかなか自分だけというのはなりにくいし、特にこの生徒さんの場合、1年生ということで、そういうことを自らというのはしんどいんじゃないかと思うんですね。そこで、先ほどの指導の問題とも絡んでくるんですが、中学生の場合、とりわけ1年生と3年生と、相当体力とか、違いがあるんですよね。だから、そういったことを含めて、学年とか個々の力量とかいうことをちゃんと配慮した形でのトレーニング方法ということが必要だと思うんですが、今回の場合はお構いなしに一律に35分間走らせてしまったということなんですか。 569 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 570 ◯吉川祐一教育指導課長 一律にと言いますか、そこは1年生しかいませんでした。ランニングしているのは全員1年生でした。2年生、3年生はその場にいませんでしたので、1年生に関しては一律です。 571 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 572 ◯浜田佳資議員 1年生に関しては一律だけど、普段、2年生、3年生と同じように30分走ってるとなったら、同じような感覚でやったとしたら、小学校6年から来て、まだ半年もたってない子どもですから、そこら辺はもっといろんな配慮が必要だというふうに考えますね。そこら辺は教育委員会が必要と認める事項の中に入れていただいて、しっかりと委員会の方で話し合っていただきますよう、よろしくお願いします。 573 ◯福中眞美委員長 他に。              (「なし」との声あり) 574 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第87号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 575 ◯福中眞美委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第87号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 576 ◯福中眞美委員長 (4)議員提出議案第6号、チーム学校運営の推進等に関する法律の早期制定を求める意見書についてを議題といたします。  本案の審査に当たり、提出者の下村議員に出席を願っておりますので、ご了承願います。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 577 ◯塩見牧子委員 このチーム学校運営の推進等に関する法律なんですけれども、これ、今、国会での審議状況、どのようになっておりますでしょうか。 578 ◯福中眞美委員長 下村議員。 579 ◯下村晴意議員 今、これは議員立法で提出しておりまして、今日から始まります国会でも、継続審査となっております。 580 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 581 ◯塩見牧子委員 衆院はもう通ってるんですか。 582 ◯福中眞美委員長 下村議員。 583 ◯下村晴意議員 まだ、ですから全会一致で通ってますけれども、継続で今国会で詰めていくということでございます。 584 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 585 ◯塩見牧子委員 だから、衆院で通って、今、参院で審議中ということですか。 586 ◯福中眞美委員長 下村議員。 587 ◯下村晴意議員 はい。 588 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 589 ◯塩見牧子委員 で、衆院で通って、あとは参院での審議状況を待つということなので、これは審議中の法律を早く可決してくださいという趣旨での意見書ということなんでしょうか。 590 ◯福中眞美委員長 下村議員。 591 ◯下村晴意議員 審議をしておりますけれども、先ほどからのいろんな学校教育の現場の重要性を鑑み、各自治体で意見書を出して、それを審査してもらいたいという意見でございます。 592 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 593 ◯塩見牧子委員 既に衆院の方、通ってると。この意見書の要望内容の1と3につきましては、現在、審議中の法案の内容に沿った内容だとは思うんですけれども、2と4、つまり教員の業務の適正化でありますとか、あるいは教員の長時間労働是正、健康維持できる職場づくり、内容的にはもちろんこれは賛同し得る部分なんです。なんですけれども、この法律の中に、この2と4の部分をどのように位置付けようというお考えでの意見書なのか。今の審議中の法律に更に上乗せをするということであれば、もうこの段階においては、ちょっと遅いのかなという気がするんですけれども、その辺、どのようにお考えでしょうか。 594 ◯福中眞美委員長 下村議員。 595 ◯下村晴意議員 今、チーム学校の在り方と今後の改善方針の答申も出ておりまして、例えば2番、議員がおっしゃいました、担うべき業務に専念しうんぬんがございますけれども、これに関しましては、勤務時間、例えば国際教員指導環境調査というのがございまして、ここには参加国の中で平均38.3時間となっておりますけれども、日本での教員の1週間当たりの勤務時間が53.9という時間を要しておりまして、非常に日本では勤務時間が多いということで、言わば、教員の増員でございますけれども、2017年度から10年間で約3万人の教員の増員を図るということで、決定ではございませんけれども、来年度も予算措置をしております。 596 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 597 ◯塩見牧子委員 ということじゃなくて、2と4というのは、具体的にその法律とは直接関係ない部分と言いますか、上乗せして、法律というのはあくまで今の学校の教員だけではなくて、いろんな社会的な機関を学校の現場に関わっていただきたいということで、そういうチームとして社会全体の中で学校の運営をしていこうという、そういう趣旨の法律だというふうに、私、理解しております。その上で、その教員の業務の適正化でありますとか、労働条件というようなところというのは、この法律の趣旨とはちょっと外れる部分だと思うんです。それを上乗せするとしたら、今から、もう参院に審議中であるその法律にこの内容を組み込ませるというのは難しいのかなと。であれば、この2と4をどういう形で実現していこうということでの狙いでこの意見書を出されるのかというところをお聞かせください。すいません。 598 ◯福中眞美委員長 下村議員。 599 ◯下村晴意議員 2番に関しましては、教員の増員も含めて、例えば専門家、今、スクールカウンセラーとか、スクールソーシャルワーカーもそうですけれども、例えば学校図書館の司書でありますとか、いろんな専門性ある方たちを増員するということで、例えば1人の教師が、今だって本当に家庭環境のこと、例えばいじめのこと、それから不登校のこと、いろんな部分でおいて、1人の教師が際限なく広げられなければいけない状況の中で、専門性の人たちでしっかりとチームとしてやっていくというのが一つでございます。  4番目の定期的な実態調査、これもメンタルヘルスの対策は既にされていますけれども、ストレスチェックとかいうのも、厚労省の方から50人以上の職員のところはするようにということで、生駒市においても、調査をするというふうになっております。これは継続でできるということでございます。 600 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 601 ◯塩見牧子委員 だから、法律の早期制定を求めるというところとは別に、法律が制定された後、運用の部分において、2番ですとか、4番、あるいは財政措置の5番というようなところをちゃんと措置していっていただきたいということで理解して大丈夫ですか。 602 ◯福中眞美委員長 下村議員。 603 ◯下村晴意議員 はい。 604 ◯福中眞美委員長 他に。吉波委員。 605 ◯吉波伸治委員 意見書の内容については理解して、質問ではないんですけども、この意見書に反対したいと思いますので、その反対の理由を述べさせていただきます。  チーム学校という語句というのはチームワークという言葉を連想させますし、協力、協働といったイメージをもたらしますけども、しかし、それとは裏腹に、この法案には三つの問題点があります。  一つは、条文の中に、校長の監督のもとにということが複数回述べられており、校長に対する必要な権限の付与にも言及されているように、この法案は上意下達式の学校管理、教職員管理の強化を進めるものになっています。  二つ目は、条文の中に教職員と専門的知識等を有する者とが校務を分担してとか、教職員等の適切な役割分担ということが述べられており、教員が全面的に生徒に関わることを否定して、言ってみれば、教育の分業化を進めるものになっています。分業化というのは、大量に物を作るときに行うべきものであって、教育の世界において、この分業化というのはもうやるべきではないと思います。  それから、三つ目は、条文の中に事務職員がより重要な役割を担うということが述べられており、事務職員の労働強化を進めて、それを原因とする教員とのあつれきを引き起こすおそれをもたらすものになっています。  このように、この法案は管理職による学校管理体制の更なる強化を進め、教員の生徒との関わりを更に弱めさせ、事務職員と教員との連携を薄めさせることで、教員個人及び教員集団のエンパワーメント、これは自発的な力と言えると思いますが、教員のその自発的な力の更なる低下、今でも低下してるんですけども、その更なる低下を促進させるものとなっています。  この法案の提出理由は、学校が直面する諸課題が複雑化しているからというのが提出の理由ということですけども、複雑化する諸課題の解決の道は学校に何人もの専門的知識等を有する者を配置するのではなくて、生徒、保護者、その家庭のことを全面的に理解している常勤の教員を加増する、教員の数を更に増やすことを、教員個人及び教員集団のエンパワーメントを増大させることにあると思います。  以上で、この法案には反対しますので、したがって意見書にも反対いたします。 606 ◯福中眞美委員長 他に。              (「なし」との声あり) 607 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田議員。 608 ◯浜田佳資議員 この意見書の記の2から5、これは当然の要求として、実にいいことだと考えます。こういったことが必要だというのは、正に同感であります。ただ、この法案については、いろんな意見もあって、先ほど吉波委員が発言されたような反対意見もあることはご存じだと思いますが、それについてはどのように考えておられますでしょうか。 609 ◯福中眞美委員長 下村議員。 610 ◯下村晴意議員 ですから、浜田議員は具体的にどの点を反対ということでしょうか。 611 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 612 ◯浜田佳資議員 私が質問しているのは、吉波委員が今発言された反対意見、三つほど論点を挙げられたんですが、それに関してどのように考えておられるかを聞いているだけなんですけど、今。 613 ◯福中眞美委員長 下村議員。 614 ◯下村晴意議員 今、例えば事務職員のことをおっしゃいましたけれども、これは小中高ございまして、高校は事務所がございまして、事務長、主査、係、全部その学校でしてますけれども、小学校、中学校というのは多分、事務職員の方が県の加配使用合わせてお一人かお二人ですので、きちっと事務職としての任務はされていると思います。それ以上の時間がどうのこうのというのは、その学校での体制があると思いますので、反対に、事務職の仕事が増えるのではなくて、きちっとした立場、立場としての仕事の内容を明確にすることが大事だというふうに思っております。 615 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 616 ◯浜田佳資議員 簡単に言いますと、吉波委員が言われたのは、校長への権限付与が非常に強くなり過ぎて、管理強化になるんじゃないかというのが1点と、2点目が教育の分業化で、生徒に対して、教員が関わるのが薄くなる、これはよくないんじゃないかということだったと思うんですが、それについて、どのようにこの案では考えられているのか。例えば、その点はこうなっているとか、いや、この点はこういうふうにフォローしてるから、大丈夫だとかいうのがあるのかどうかということを聞いているんです。 617 ◯福中眞美委員長 下村議員。 618 ◯下村晴意議員 校長の権限うんぬんですけれども、それはその方の解釈にもよるかなと思います。どこの会社でも、どこの学校でも、やっぱりリーダーシップをとる方、長がいるわけですから、その方のもとでいろんな指示があったり、その方を中心にしたチームづくりというのがそこの学校チームということになっております。反対に権限の付与というよりも、私は学校教育というのは責任、だから権限ではなくて、責任の上でしっかりとした、早く指示を打てるような、そういう校長であるべきだと思いますので、これは認識の違いかなというふうに思います。  分業、分業と言いますけれども、やはり専門性というのは重要だと思います。特に、今、本当に子どもたちの環境が、ご両親の環境が変わることによって、子どもの環境が変わって、貧困であるとか、いろんなことがいっぱいあります。その中で、やはりスクールカウンセラーにきちっとカウンセリングを受けてほしい子もいますし、例えば学校図書館の司書というのは、もうずっと前から述べておりますけれども、学校の図書館に司書がいるということは、学校の図書館が開いているということです。図書館というのは、本当に心の栄養が豊富でございます。いろんな子どもがいたときに、司書との会話の中で本当にストレスじゃないですけれども、自分の思いが分かってもらって、すっきりして、帰るということもあります。また、理科の司書とか、それといろんなところでの、分業ではなくて、その人の専門性によって、チームとして一つになれるというふうに思っておりますので、これは認識の違いと言うしかないかなというふうに思っております。 619 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 620 ◯浜田佳資議員 それで、この点で多分一番これに関していろいろ調べると、特に言われているのが、校長先生の権限の付与と言うか、強化が非常にうたわれているという点で、それに関しましては、文部科学省の資料で、チームとしての学校教職員の在り方に関する作業部会から出されている資料なんですが、その中で、管理職のリーダーシップの在り方で、校長のリーダーシップ発揮の在り方等というのが非常に中心に据えられていると。その点はその同じ資料の、今までとどのように変わっているかというと、三つの部会でされているという中であるんですよ。(発言する者あり)ということで、その中で書いてあるのが、校長が自ら示す学校の教育ビジョンのもとでリーダーシップを発揮した学校運営を実現できるようという、校長裁量経費の拡大等の学校の裁量拡大、一層進めよううんぬんというふうに書かれていて、教頭とかそれ以外の人はこれを補佐するということになっているんですよね。これに関しましては、退職された校長先生のブログで、それによると、この人はどっちかと言うと、校長の権限強化そのものには基本的に賛成という方なんですが、それでもその中には校長がワンマン的に振る舞うというのは問題だと。権限強化の時代とは言っても、勝手気ままでいいわけはない。校長がそういう学校運営をすれば、間違いなく危うくなる。そういうふうに、基本的に賛成な人も書かれているわけです。(発言する者あり)こういった危険は大阪市の民間出身の校長先生が起こした問題などからも、より想定できますが、こういった危険性、全ての制度というのは、いろんな表と言うか、プラスマイナスありますので、一定やる場合は、そのマイナス面をどうフォローするかというのが大事になってくるんじゃないかと思うんですが、その点はこの危険性をどのようについて考え、回避しようと、この法律案ではなっていくんでしょうか。 621 ◯福中眞美委員長 下村議員。 622 ◯下村晴意議員 長々とありがとうございます。反対に、常識から申し上げて、学校長の権限というよりも、先ほどから申しましたように、学校長の本当にリーダーシップの責任のもとで、チームとしてやっていくというのが中心だと思います。それも各学校によって、いろんな体制があると思います。校長によって全然違うかも分かりません。だけど、それをここで論ずるのではなくて、チーム学校という体制をつくりながら、足らないところを補いながら、校長のリーダーシップでやっていくというのが本論でございます。 623 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 624 ◯浜田佳資議員 ということは、先ほど権限強化に基本的に賛成だという校長先生も書いてるようなワンマン的な振る舞いにならないようにというのは、結局校長先生次第ということになって、このシステムには、それを回避するというようなものはないということになるんですよね。それはこの文部科学省のこの資料からも読み取れることなんですが、そういうことが、これ、チーム、チームと言いながら、よく言われるスポーツなんかでのチームの在り方とは相当異なりますし、今、IT産業等で見られる新しいビジネスモデルと言いますか、組織のフラット化というビジネスモデルの新しい流れと逆行するものですが、こういったことを踏まえると、慎重な審議、どうも政府の方でも慎重な意見もあるらしいんですが、そういったものが必要のような気もするんですが、その点はいかがでしょうか。 625 ◯福中眞美委員長 下村議員。 626 ◯下村晴意議員 ですので、今、継続審査でやっております。 627 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 628 ◯浜田佳資議員 ただ、この意見書が早期制定を求めるということなので、そういったことを踏まえてという話はないんですよね。どの制度をつくる上でも、完璧な制度ではないので、課題とか問題点をしっかりと認識した上でフォローなり、必要な修正なりを考えることが必要だと考えるんですね。神ならぬ人間がつくったものですから、とにかく完璧なものでなくて、とにかく急げばいいというものではなく、しっかりと検討することが必要で、その際の制度は机の上ではなく、現場で活用する、動かすものですから、現場の声、現実というものをしっかりと踏まえ、やはり拙速でなく、慎重に審議することが求められると考えます。その点で早期制定を求めるということ自体がどうなのかなという感じがします。これは意見です。 629 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 630 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議員提出議案第6号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 631 ◯福中眞美委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに決定しました。
                 ~~~~~~~~~~~~~~~ 632 ◯福中眞美委員長 2、調査事項、(1)教育大綱の具体的な取組について。  本件は、理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 633 ◯福中眞美委員長 本件について、部長から報告を受けます。峯島部長。 634 ◯峯島妙教育振興部長 それでは、市民文教委員会所管事務調査事項(1)教育大綱の具体的な取組のうち、アクションプランの策定についてご説明申し上げます。  別冊をお願いいたします。まず、表紙の裏面では、アクションプランに関する説明や期間などを記載させていただいております。アクションプランにつきましては、6月定例会でご報告させていただきました、生駒市教育大綱に定められておりますとおり、総合計画や既存の計画における具体的な事業取組などを整理し、この4年間で特に重点的に取り組む事業を掲げたもので、8月の教育委員会で策定をさせていただきました。期間につきましては、既に平成28年度も上半期を終わろうとしておりますが、教育大綱と同様に4年間とさせていただいております。アクションプランに記載しております各事業施策につきましては、毎年度見直すことを前提とし、社会情勢や進行管理での点検評価結果等を踏まえ、柔軟に事業の追加や内容の変更などを行うこととしております。  次に、アクションプランの進行管理につきましては、現在の教育委員会の権限に属する事務の管理執行状況についての点検評価における学識経験者による外部評価も活用して、毎年度の取組の達成状況をPDCAサイクルによって点検評価していきます。  また、今後はこのアクションプランの点検評価を中心に、事務の管理執行状況の点検評価を行っていきたいと考えております。  次ページには、基本理念、基本方針及び各基本方針に基づく具体的な事業を一覧にした体系図を掲載させていただきました。次ページの1ページから、基本方針1からです、次ページの1ページからは、各具体的事業、年度ごとの取組、目標等を記載させていただいております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 635 ◯福中眞美委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 636 ◯塩見牧子委員 今回、この6月に策定された教育大綱の今度、アクションプランということなんですけれども、このアクションプラン、教育大綱は総合教育会議の方で策定されたと思うんですけれども、アクションプランの策定過程はどこでどういう審議を経て策定に至っているのか、お答えいただけますでしょうか。 637 ◯福中眞美委員長 真銅次長。 638 ◯真銅宏教育振興部次長 アクションプランにつきましては、教育委員会で策定をさせていただいております。 639 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 640 ◯塩見牧子委員 教育委員会、何回ぐらいの審査を経て、そのときどのような、多分、事務局の方が素案としてつくってこられて、それに対して、教育委員さんからご意見を頂いて、それで固まっていったというような、そういう流れでしょうか。 641 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 642 ◯峯島妙教育振興部長 そのとおりでございます。 643 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 644 ◯塩見牧子委員 ということは、大綱の方は総合教育会議で、だから市長の方が招集される会議だったんですけれども、こちらに関しては教育委員会だけでいいというのは、市長、それでいいんですか。 645 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 646 ◯小紫雅史市長 もちろん、大綱があってのアクションプランなので、ときどきもちろん、教育委員会でもちろん議論していただいてますけれども、大綱、私が協議し、私が策定するということだったと思います。そういう立場から、アクションプランの内容が大綱に沿ったものであるかというのは、私も見せていただいてますが、基本的には教育委員会でやってもらいます。 647 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 648 ◯塩見牧子委員 この大綱とこのアクションプランとの具体的な事業との関係なんですけれども、ちょっと印象で申し訳ないんですけれども、どうも何か大綱に書かれていることと、噛み合っていないと言いますか、例えば基本方針1の子育てを楽しめる地域づくりの2番、3ページです。遊びを学びにつなぐ就学前教育の充実というところがあります。ここに具体的な事業として、高山認定こども園の開設というようなことが掲げられているんですけれども、確かにこども園ですから、就学前教育であることは確かなんですけれども、この事業が何で遊びを学びにつなぐということとして特化されるのかという、何かその辺の教育大綱を定めたときの委員さんですごく議論があって、その思いというのが何か事業ベースに落としたときに、見えなくなっちゃってるような気がして仕方がないんですけれども、そういったことについての議論は教育委員会の中では上がってきませんでしたでしょうか。 649 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 650 ◯中田好昭教育長 全てそうなんですけども、今回、アクションプランということ、初の試みです。もう年度途中で下半期に入るという中で、来年度検証をこのアクションプランをするに当たって、何をするかと。今、既に教育委員会、ここに出てない部分についての施策提案もございます。まだ、熟知されてない、まだまだ議論が残ってる分で表へ出てないんですが、そういうのもあるんですが、今回、出させていただいてるのは、既に走ってる、要するに28年度予算化してるベースのものについては、特に主要な部分、要するに挙げさせていただいている、特にここの遊び、学びについての議論の中で、ただ今、塩見委員おっしゃった分の意見はございました。見えにくい部分がある。具体的に遊び、学びがどうつながっている、施策が見えないんじゃないか。それについては、午前中にございました、就学前教育、保育の在り方に関する基本方針という中で、そこに一応網羅されていくということで、一定議論は落ち着いたんですが、要するに、一定の方向性を出さない限り、遊び、学びという具体的な、どう進めていけるかというのを一定、方針的な分、その就学前のソフト面で特に、今、指導要領、保育、幼稚園ございますが、単独で生駒市、つくっておりますが、これを更に精査していくという具体的な今後、発展的に出てくると思うんですが、ここに書き切れない、将来出てくると思うんですが、そういうのが本来出てくるものだと思うんですが、今、始まったばかりなので、大きな方向性の部分、ICTも以後、出てきますけども、大きいくくりで置いてます。だから、ICTについて、どう今後進めるのやと。特別支援から始めるのか、普通低学年、要するにその辺の含み、いろいろございまして、見えない部分は確かにございます。大きいくくりで出してる部分がございますので、おっしゃっておられる部分の遊び、学びについては確かに、ちょっと不透明な施策的なものは今のところ、今後出てくるということで、今の段階では見えてません。 651 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 652 ◯塩見牧子委員 今、ある事業を取りあえず当てはめられるものを、それぞれに入れ込みましたというような印象が拭えなかったんですけれども、というのは、あくまで27年度も既に実施事業であって、これから、例えばなんですけども、一例として挙げたに過ぎないんですけれども、例えば、その遊びを学びにというようなことがちゃんと強く前面に押し出されるような事業がこれからまた展開されていくということで、今回は27年度の事業として、既に取り組まれているものを挙げたに過ぎないということで、来年度以降、またここにどんどん追加されていくという、そういう理解で正しいでしょうか。 653 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 654 ◯峯島妙教育振興部長 元々このアクションプランと、いろんな既存の計画はございます。同じものを屋上屋重ねないという一つの方向を考えておりました。ですから、総合計画でかなりたくさんの施策が載ってますけれども、そういうものはできるだけ、既にある。ですから、今回、わくわくどきどきというふうなイメージを持っている、この教育大綱をどうやってアクションプランに落とすかというときに、あまり既存のものではなく、かつこれから先のあるものをというイメージで今回、つくらせていただいております。今後また、ローリングして変わっていくことは十分考えております。 655 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 656 ◯塩見牧子委員 あと、ちょっと具体的に、5ページなんですけれども、多様性を認める優しい心と挑戦を続けるたくましい心の育成という欄ですね。ここに学習支援用タブレットの配備ということがありまして、これは既に取り組まれております特別支援学級へのタブレットの教育における活用ということなんですけれども、その多様性を認める優しい心と、このタブレットというところが直接やっぱりここも結びつけにくいんですね。ここに挙げる事業であれば、そういう心を養っていくために、例えばやっぱり人権教育の事業をここに入れ込むとか、そういう違い、自分との違いを受け入れる、認めるというようなこととの関連の事業ですね。人権教育とか、そういった事業をここに入れていくべきじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 657 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 658 ◯峯島妙教育振興部長 今後、この基本方針自体はもう決まっておりますので、はめ込み方の中では、再掲というものも、今回、ありかなと思いますし、今回、本当に先ほど教育長からありましたように、できたばかりでございます。もう少し練っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 659 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 660 ◯塩見牧子委員 それから、7ページ、よろしいでしょうか。学校への支援ということで、二つ目の事業、学校施設老朽化改善事業ということで、これ、去年でしたか、これから30年間にこれだけの費用がかかりますという計画が示されましたよね。それは全公共施設だったかと思うんですけれども、今回これを、学校施設を特出ししてこういう計画の策定から改修工事までのその計画を経年で並べておられるわけなんですけれども、これ、財政全体の平準化というような観点から見ると、学校施設だけにとどまらず、全施設、市内の公共施設全部の中で見ていかなきゃいけないとは思うんですけれども、これ、他の施設との整合性がちゃんと図れているんでしょうか。 661 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 662 ◯辻中伸弘教育総務課長 全体計画があって、その中でここに取り出しているのは教育関係、学校関係だけだということで、そのもとの計画自体は、市で言いますと、営繕課の方でやってますので、その中へ組み込まれているということで、全体として平準化が図れるといったことでございます。 663 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 664 ◯塩見牧子委員 ということは、この27年度から31年度までのスケジュールはその全体の中での計画とそごなくちゃんと組まれているプランということでいいですね。 665 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 666 ◯辻中伸弘教育総務課長 はい、まだこれから策定ということなので、全体を見ながら教育関係の施設をここに組み込んでいくという形になると思います。 667 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 668 ◯塩見牧子委員 それとその下の生駒北小中一貫関連事業なんですけれど、これを拝見いたしますと、実際に小中一貫教育が平成28年度に開始されて、新校舎での教育が29年度に推進され、30年度に実施結果の分析、検証を行って、その検証結果を踏まえた市における小中一貫教育の検討を行うとあるんですけれども、これ、当初、小中一貫、あそこの高山で行えと、北小中で行うというようなときに、これは実験台なのかという一般質問での質問がありまして、それはしないと、実験台ではないというふうに当時の教育長おっしゃってたんですけれども。これで見ると、何か北小中でやってみて、そこから市内全体でやろうか、やるまいか、考えていくというふうにとれなくもない表現なんですけれども、実験ではないですよね、あそこは。 669 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 670 ◯峯島妙教育振興部長 一貫してそんなことは考えておりません。ただ、小中一貫、やっぱり確かな学力の検討委員会のように、唐突感と以前からも言われてるようなこともありましたので、この北小中での出だしの話から、その後、国の方でも、義務教育学校というふうな制度化もできたというふうな時代の経年もありますので、再度、市全体での取組について、じっくりと懇話会形式等も入れながら検証してまいりたいと、そういうふうなイメージのこの部分でございます。 671 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 672 ◯塩見牧子委員 それともう1点だけ、6ページ、ちょっと戻りますけれども、子どもや学校のチャレンジを応援する仕組みづくりというところで、部活動支援事業、本当に今回の事件ともちょっと関連することなんですけれども、確かに外部人材、先ほど意見書の方もありましたけれども、そういった方々を活用していくというようなことも、もちろんなんですけれども、まずは部活顧問が安心して指導できる体制整備というようなところも、しっかりとここと併せて考えていただければと思います。これは要望です。 673 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 674 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 675 ◯福中眞美委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  過日の議会運営委員会の決定により申合せした、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願います。  ご意見等ございますか。吉村委員。 676 ◯吉村善明委員 今回、このアクションプランが策定されたばかりということで、今後の取組状況を見ていって、必要ならば調査するということでいいのじゃないかなと思いますが。 677 ◯福中眞美委員長 他にないですか。  それでは、ただ今、吉村委員から意見のとおり、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査するということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 678 ◯福中眞美委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の状況を見て、必要に応じて調査することといたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 679 ◯福中眞美委員長 (2)高山スーパースクールゾーン計画の進捗状況と今後の予定について。  本件も理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について報告の後、委員から質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 680 ◯福中眞美委員長 本件について、部長から報告を受けます。峯島部長。 681 ◯峯島妙教育振興部長 それでは、調査事項2、高山スーパースクールゾーン計画の進捗状況と今後の予定についてご説明いたします。本件説明資料をお願いいたします。  まず、生駒北小中学校校舎等の整備工事につきましては、今月中に3階建て校舎の3階部分のコンクリートの打設を終え、内外装の仕上げ工事を行っていく予定でございます。この部分については、資料はちょっとございません。口頭でお願いいたします。また、プールや体育館など、その他工事につきましても、順調に進捗しておりまして、予定どおり2月末頃にはおおむね工事を終えることができると考えております。  続きまして、資料1をお願いいたします。  小中一貫校完成後の生駒北小学校跡地の利用につきまして、図面のピンクの色の部分、敷地西側の県道沿いに仮称高山認定こども園を配置いたします。また、敷地東側、緑色の着色部分に仮称生駒北学校給食センターを配置するとともに、青の着色部分、県道枚方大和郡山線からの進入路を整備し、周辺地域の皆様の利便性を確保するとともに、こども園の送迎用進入路として利用いたします。また、こども園と給食センターの間の黄色部分は、こども園への送迎車両や給食センター等への来客用の駐車場として整備いたします。  続きまして、資料2をお願いいたします。  各施設の整備スケジュールを時系列でご説明いたします。まず、北小中一貫校の欄をお願いいたします。来年3月の学校事業終了後、新校舎への引っ越し作業を行います。その後、新年度に解体工事に着手し、更地の状態にいたします。  次に、仮称高山認定こども園の欄をお願いいたします。  高山認定こども園は設置運営主体であります、社会福祉法人北倭保育園が先ほど申し上げました、県道沿いの面積、約4,170平米の敷地に現在、設計を進めているところでございます。平成29年度に小学校校舎の解体工事に合わせて工事着手が可能な場所から造成工事、園舎本体の建設工事を行い、平成30年4月の開園を目指すものでございます。また、市といたしましても、北倭保育園に高山幼稚園を引き継いでもらうことに対する施設整備費用の一部を助成する方向で考えておりますので、また来年度予算に計上する予定でございますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、仮称生駒北学校給食センター整備運営事業の欄をお願いいたします。  上段は資料1の青色部分と黄色部分の進入路、駐車場等の整備工事でございます。センターの整備に伴い、必要となる進入路につきましては、設計に係る補正予算をお願いしているところでございまして、この後、予算委員会でご説明をさせていただきますが、本年度に設計を行い、来年度工事を行う予定でございます。また、センター本体の建設工事は平成30年度に着手し、平成31年度の2学期から、市内全小学校への配食を行いたいと考えております。  続きまして、資料3をお願いいたします。  仮称生駒北学校給食センターを今後、整備運営していく上での基本方針を示したものでございます。まず、6月定例会以後のご報告といたしまして、整備運営事業アドバイザリー業務の委託業者を日建設計総合研究所大阪オフィスに決定いたしました。そして、1、施設概要の中の事業手法につきまして、まず検討を重ねた結果、設計から運営までを一括して事業者側が行うことにより、施設整備を行う側と管理運営する側での創意工夫が期待されること。また、運営等の必要な調整や問題が生じた場合に、事業者側が責任を持って対応する体制ができることなどの理由により、民間のノウハウを活用した官民連携手法PFI方式を採用して、事業を進めることにいたしました。今後は、ここに記載しております、2、基本方針や、3、整備運営上の留意点を踏まえまして、実施方針及び要求水準書を策定いたしまして、また地域の皆様にもご相談、要望等を伺いながら、事業者の募集及び選定作業を進めてまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 682 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今から本件について質疑を行いますが、報告内容が多岐にわたることから、調査を円滑に行うため、質疑の度に関連した質疑が他にないか確認を行いますので、関連する質疑がある場合、先の質疑の終了後、引き続いて質疑してくださいますようご協力をお願いいたします。  それでは、質疑に入ります。  質疑等ございますか。塩見委員。 683 ◯塩見牧子委員 まず、土地利用計画、小学校跡地の土地利用計画ですけれども、すいません、ちょっと聞き取りにくかったんですけれども、こども園の送迎用駐車スペースというのは、この黄色い部分になるんでしょうか。 684 ◯福中眞美委員長 前川課長。 685 ◯前川好啓こども課長 説明の中でも申し上げましたとおり、この黄色い部分で考えてございます。 686 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 687 ◯塩見牧子委員 ということは、説明に給食センターの駐車場とあるんですけれども、併用するということですか。 688 ◯福中眞美委員長 前川課長。 689 ◯前川好啓こども課長 送迎用の駐車場とともに給食センターへの来客用の駐車場として併用する予定でございます。 690 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 691 ◯塩見牧子委員 来客用ということは、じゃ、トラック、給食を配送するときのトラックはここには入ってこないんですか。 692 ◯福中眞美委員長 奥田学校給食センター所長。 693 ◯奥田茂学校給食センター所長 トラックにつきましては、緑色の部分の仮称生駒北学校給食センターの敷地内に駐車することになります。 694 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 695 ◯塩見牧子委員 おそらく送迎の時間と給食センターの配送車が一緒になるような時間帯というのはあまりないのかなとは思うんですけれども、こども園の駐車場となりますと、やっぱり子どもも歩くことになりますので、その辺の安全と言うか、確保されてますか。
    696 ◯福中眞美委員長 奥田学校給食センター所長。 697 ◯奥田茂学校給食センター所長 こども園の駐車場と兼ねる部分につきましては、試食等の方が来られますので、基本的にはもう10時以降です。トラックにつきましては、この青い進入路を通りまして、緑のところに入りますので、基本的にこども園の送迎の方と遭遇と言いますか、そういうことはあり得ませんので、安心いただけると思います。 698 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 699 ◯塩見牧子委員 事故等ないようにお願いいたします。それと、今の高山幼稚園はこの後、どういう活用されるというところはまだ。 700 ◯福中眞美委員長 すいません、関連するのがないか、ちょっと確認させていただいてよろしいですか。申し訳ないです。  今の関連で何か委員さん、他にございませんか。              (「なし」との声あり) 701 ◯福中眞美委員長 よろしいですか。じゃ、引き続いてお願いします。 702 ◯塩見牧子委員 すいません、高山幼稚園の跡地利用について、今のところ、お考えはありますか。 703 ◯福中眞美委員長 峯島部長。 704 ◯峯島妙教育振興部長 元々のゾーン計画のときからそうですけれども、また地域の皆さんとも相談していきたいと考えております。 705 ◯福中眞美委員長 この件についてございませんか。他にございませんか。              (「なし」との声あり) 706 ◯福中眞美委員長 次の件で、塩見委員。 707 ◯塩見牧子委員 次、資料の2ですけれども、給食センターの整備の運営というのが平成31年の2学期からということなんですけれども、まずこれ今の給食センターの正規職員さん、何人おいでですか。 708 ◯福中眞美委員長 奥田給食センター所長。 709 ◯奥田茂学校給食センター所長 15名でございます。 710 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 711 ◯塩見牧子委員 この15名の方は、この北給食センターが開設されると、そのまままずこちらですね。すいません、運営もこのPFIでここの事業者になるかと思うので、その職員さんはどうなるのか。 712 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 713 ◯奥田茂学校給食センター所長 北センター出来ましても、現在の給食センターの方で中学校の給食を作りますので、そこは正規職員と。あと、足りない部分につきましては、臨時職員を採用して、そのまま続けると。今後につきましては、南のセンター、でき上がりましたら、南のセンターの方に異動して、引き続き中学校の給食を作るという形になります。 714 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 715 ◯塩見牧子委員 この北センターが開設された後に、今ある学校給食センターというのを、調理員さんの数というのは当然少なくなると思うんですけれども、その方たちの、パートさんも含めて、雇用というのは、例えばこちらの北センターの方で雇用していただけるとか、そういったことまでは確証はない状態でしょうか。 716 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 717 ◯奥田茂学校給食センター所長 一般論でございますが、やはり給食センターの新しい事業者につきましても、調理員をやっぱり募集する必要がございますので、慣れた人が欲しいということはあるようでございまして、こちらの方でも、今現在雇用しております臨時職員さんの方を紹介することは可能かなと思っております。それにつきまして、どういう流れになるかはまたちょっと分かりませんけれども。 718 ◯福中眞美委員長 今、給食センター整備の関連について質問があったんですけど、他の委員さん、ございませんか。よろしいですか。              (「なし」との声あり) 719 ◯福中眞美委員長 他に質問ございませんか。塩見委員。 720 ◯塩見牧子委員 資料3で、先ほどご説明いただいた中で、要求水準書というものを作成するということなんですけれども、この要求水準書はどういうところで作成して、向こうに提示されることになるんでしょうか。 721 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 722 ◯奥田茂学校給食センター所長 アドバイザリー事業者が決まりましたので、アドバイザリー事業者と給食センターの方で協議しながらつくっていきまして、それを事業者、この前6月に条例でできました、事業者選定委員会、それから給食センター更新懇話会等に諮りまして、でき上がりましたものをまた議会の方でご報告させていただきます。 723 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。吉村委員。 724 ◯吉村善明委員 日建設計は何をするんですか。 725 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 726 ◯奥田茂学校給食センター所長 日建設計総合研究所と言いまして、あくまでもアドバイザリーという形で、コンサルタント会社でございまして、これからつくっていきます要求水準書でありますとか、実施方針という入札の要項みたいなものでございますが、それの作成をやっていただく業者でございます。 727 ◯福中眞美委員長 中谷議長。 728 ◯中谷尚敬議長 PFIでするのやろ。するのに、その前にそういうことをせんなあかんの。PFIの意味がないんと違う。 729 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 730 ◯奥田茂学校給食センター所長 PFIで受けていただく事業者を募集するに当たりまして、生駒市がどういうものを求めているかというものをつくる必要がございますので、その最低要求水準といいまして、やはり例えば小学校の給食が8,000食でやりますと、どこどこの学校に配送してもらいますとかね、どういう食器を使ってくださいとか、どういうアレルギー対応をやってくださいとか、そういうことを全て書いていくものが要求水準でございます。 731 ◯福中眞美委員長 中谷議長。 732 ◯中谷尚敬議長 そんなん、庁内でできひんの。 733 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 734 ◯中田好昭教育長 これ、正にプラントなんですよね。給食センターというのは一般的な施設じゃなくて、衛生面、あるいは環境面、公害、汚水処理とか、一連の工場じゃないけど、そういう部分について、専門的な技術的なノウハウが、私とこ、職員ではおりません。そういう意味で、やはりそういうコンサル、精通された方がそういうこちらのニーズを具体化するに当たって、今回、日建設計が入って生駒市の意向を酌んだ仕様書、こういうものを提示、落札言うか、入札業者に提示していくというシステムでございますので、市の職員でというのはなかなか厳しいものがあります。 735 ◯福中眞美委員長 中谷議長。 736 ◯中谷尚敬議長 この日建設計いうのはよう聞くねんけどな、これ、どうやって決めたの。入札したの。 737 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 738 ◯奥田茂学校給食センター所長 プロポーザル方式でございます。 739 ◯福中眞美委員長 中谷議長。 740 ◯中谷尚敬議長 プロポしたの。 741 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 742 ◯奥田茂学校給食センター所長 はい。 743 ◯福中眞美委員長 中谷議長。 744 ◯中谷尚敬議長 プロポして、どのぐらいの応募あったの。 745 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 746 ◯奥田茂学校給食センター所長 3者ございました。 747 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 748 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。井上議員。 749 ◯井上充生議員 資料1なんですけども、この進入路、これは郡山線のどこに接続するわけ。交差点のとこ。 750 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 751 ◯辻中伸弘教育総務課長 まず、この枚方大和郡山線の、今、歩道橋が学校のとこにかかってると思います。それのちょっと南側から東に向かって進入路を今で言うたら、運動場の方に向かってつけていきます。枚方大和郡山線やったら、幼稚園の方向。 752 ◯福中眞美委員長 井上議員。 753 ◯井上充生議員 いや、違う。このピンクの右側に太い線、あるやろ、青い。それとその下の枚方大和郡山線、これとの接続はどこやと聞いてる。これ、一つじゃないでしょ、段があるから。給食センターから出てきた車がどこに出るの。 754 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 755 ◯辻中伸弘教育総務課長 既存の枚方大和郡山線の川の東側を通ってる方の道路に出ます。 756 ◯福中眞美委員長 井上議員。 757 ◯井上充生議員 そら、説明したから分かってる。それのどの部分に出るの。要するに交差点のとこに出るのか、今の小学校の入口のとこを出入り口にするのか、あるいはもっと北側の方で出入り口にするのかということを聞いてる。 758 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 759 ◯辻中伸弘教育総務課長 ここに今、生駒北小中学校第2屋内運動場と、これが今の小学校の体育館でございます。この体育館はそのまま残りますので、その横のとこで出るという、接続するという形になります。 760 ◯福中眞美委員長 井上議員。 761 ◯井上充生議員 ということは、今、交差点に下りてるスロープの道がありますよね。あれをそのまま使うということ、あの細い道。あのややこしい交差点に出るということ、車、いっぱい出るのに。 762 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 763 ◯辻中伸弘教育総務課長 体育館の今の進入路を使うのではなしに、直接枚方大和郡山線に接続して、この枚方大和郡山線沿いに細い青い部分がございますけども、これが歩道の拡幅する部分でございます。 764 ◯福中眞美委員長 井上議員。 765 ◯井上充生議員 今、その道から体育館の上まで、段がかなりありますよね、2メーターぐらいの。そこに桜が植わってると。その桜も全部潰して、それを道にするということなの。要は、この道がね、下の道が、これ、今の既存のままだとすると、これだけのスペースで給食センターの配食車が通って、保育園の送り迎えがあってといったら、これ、絶対無理なんですよ、こんなん。いや、時間て昼かってあるもん。これ、子ども、幼稚園の行ってた子なんかやったら、昼で終わりやねんから、迎えに来るし、その辺、ちゃんと計算できてるのかな、これ。この図面見る限り、絶対無理やと思うねんけど。 766 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 767 ◯辻中伸弘教育総務課長 進入路自体は幅員9メーターということですので。 768 ◯福中眞美委員長 井上議員。 769 ◯井上充生議員 そこはええがな。そのこっちや、その下の青いとこ。ここからこう出てくるやろ。出てくるやろ。この青いとこ、通るのやろ。このまま道に出るの。(発言する者多し)これ、段あるの、坂にするわけ。ここから、ここでもう段があるねん、今の道とここが。分かるように説明してよ。 770 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 771 ◯辻中伸弘教育総務課長 ちょうど今の学校で言いますと、この青い太い9メーターの進入路部分がちょうど今の校門、大きな校門のあの辺りになりますので、段差ほとんどないと思います。そこから。 772 ◯福中眞美委員長 井上議員。 773 ◯井上充生議員 そんなとこ、違う、違う、そんなん。この何かここにぽつんぽつんあるの、桜やろ。桜の木のとこやろ、ぽつぽつと。桜の左側に校門、正門があるねん。この青い道のとこには、今、校舎が建ってあるね。そこは段があるねん。 774 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 775 ◯辻中伸弘教育総務課長 この幼稚園側の方の敷地というのは、この道路より一段高くなります。接続するために、この道路はスロープをつけて、枚方大和郡山線に接続して、そこから既存の道路を通って交差点に出るという形です。 776 ◯福中眞美委員長 井上議員。 777 ◯井上充生議員 そう分かりやすう言うてくれやな、この図面だけ見てたら、どこから出るのかなと。今、この体育館の東側はプールでしたよね。このプールは潰すわけですよね。 778 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 779 ◯辻中伸弘教育総務課長 はい、プールは撤去いたします。 780 ◯福中眞美委員長 井上議員。 781 ◯井上充生議員 プールは潰した。その後は何かするんですか。 782 ◯福中眞美委員長 奥田所長。 783 ◯奥田茂学校給食センター所長 駐車場にさせていただきまして、西側につきましては、体育館の駐車場、ある程度東側部分につきましては、給食センターの調理員の駐車場に使わせていただきたいと考えております。 784 ◯福中眞美委員長 井上議員。 785 ◯井上充生議員 それが心配っやってん。せっかく体育館、使えと言って、これ、車止めるとこどこもあれへん、これで見たらね。だから、それも図面に、できたら書いといてよ。それやったら納得。(発言する者あり)そやねん、場所、分かってるから、これやったら、車置くとこ、何もなくなってしまうわけやねん。図面にそこまで書いてあったら、分かるわけやねんけど、はい、了解しました。まだ、言いたいことあんねけど、言わんとくわ。 786 ◯福中眞美委員長 他に北小跡地の利用の件について、同じ件で質問ございますか。浜田議員。 787 ◯浜田佳資議員 簡単に確認です。高山認定こども園の正門は、この黄色い線と赤い線のちょうど真ん中ぐらい辺りを想定している感じでしょうか。要するに、東の方から入るという形になるわけですね。 788 ◯福中眞美委員長 前川課長。
    789 ◯前川好啓こども課長 こども園への入口でございますけども、この駐車場の北側になります、ちょうど北側が建物。(発言する者あり)駐車場のちょうど真ん中ぐらいになります。建物は北側にありますので、それに一番近いところに入口を設ける予定でございます。 790 ◯福中眞美委員長 浜田議員。 791 ◯浜田佳資議員 それで安心しました。そうでないと、子どもの、車を下ろしてから、こどもがどこで入るかによっては、ここの車の進入とぶつかるおそれがありますので、それで安心しました。 792 ◯福中眞美委員長 他に関連ございませんか。              (「なし」との声あり) 793 ◯福中眞美委員長 他にないようですので。他の質問、あれば。              (「なし」との声あり) 794 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  過日の議会運営委員会の決定により、申合せした常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願います。  ご意見等ございませんでしょうか。吉村委員。 795 ◯吉村善明委員 この件も各取組の進捗状況を見て必要に応じて調査することでいいと思いますが。 796 ◯福中眞美委員長 ただ今、吉村委員から意見のとおり、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 797 ◯福中眞美委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の状況を見て、必要に応じて調査することとします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 798 ◯福中眞美委員長 (3)要保護児童対策地域協議会検証会議の経過及び今後の予定について。  本件は理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 799 ◯福中眞美委員長 本件について、部長から報告を受けます。峯島部長。 800 ◯峯島妙教育振興部長 調査事項(3)要保護児童対策地域協議会検証会議の経過及び今後の予定について、ご報告いたします。これは口頭でご報告いたします。  4月10日に本市で発生いたしました、幼児死亡事件につきまして、検証を行い、再発防止へ向けた助言や提言を頂くため、大学教授や弁護士、郡山保健所長等で構成する検証会議を設置したこと。そして、6月6日に第1回の検証会議を開催し、10月に提言等の取りまとめを行う予定であることについて、既にご報告しております。その後の経過ですが、7月27日に第2回の検証会議を開催し、本市の児童虐待防止のネットワークである、生駒市要保護児童対策地域協議会の取組の現状と課題等の整理を行いました。また、幼児の父親が監禁致死などの罪で起訴されていましたが、9月12日と13日の奈良地方裁判所で公判があり、15日に懲役3年の実刑判決が出ております。  今後の予定でございますが、本件につきましては奈良県で取りまとめる検証報告書も踏まえ、本市の課題等の整理、検討を進めることにしておりますが、県の報告書の取りまとめが当初予定の8月から、裁判後に変更になったこと、また先日の裁判での父親など関係者の証言等も踏まえ、検証を進める必要があることから、市といたしましても、検証会議での取りまとめの時期が当初の予定から、全体的に2カ月程度ずれまして、11月以降になる見込みでございます。  以上、ご報告申し上げます。 801 ◯福中眞美委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 802 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 803 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  過日の議会運営委員会の決定により申合せした、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかご協議願います。  ご意見等ございませんでしょうか。吉村委員。 804 ◯吉村善明委員 この件におきましても、現在、検証中ということで、検証の進捗状況を見て、適時調査していったらいいと思います。 805 ◯福中眞美委員長 ただ今、吉村委員からの意見のとおり、検証の進捗状況を見て、必要に応じて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 806 ◯福中眞美委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、検証の進捗状況を見て、必要に応じて調査することといたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 807 ◯福中眞美委員長 (4)桜ヶ丘小学校老朽化対策工事(北棟・昇降口棟)に係る変更契約の締結について。  本件については、当委員会の冒頭に議長から発言がございましたとおり、過日、理事者側から議会が指定した、地方自治法第180条第1項に規定される専決処分に係る申入れがあったものです。なお、理事者側からの報告等を踏まえ、委員による質疑の後、委員外議員からも質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 808 ◯福中眞美委員長 では、委員による質疑の後、委員外議員からも質疑を受けることといたします。  それでは、理事者側から説明を受けます。峯島部長。 809 ◯峯島妙教育振興部長 調査事項(4)市長専決処分の報告について、ご説明申し上げます。  専決処分の内容につきましては、資料をお願いいたします。契約の目的は、桜ヶ丘小学校老朽化対策工事(北棟・昇降口棟)でございます。本件は6月定例会で契約の議決をいただき、学校の夏休みを利用して工事を進めたもので、主な工事は全て終了しておりますが、工事を進める中で、設計では想定できなかった内容が生じたものでございます。具体的には、外壁のひび割れ補修箇所の増加、手すりの取り換え、地元住民からの要望による交通誘導警備員の配置増が主なもので、変更前の契約金額、2億1,060万に対し、582万5,520円を増額し、2億1,642万5,520円で変更契約の締結を予定しており、当初請負金額に対する増加割合は約100分の3となっております。なお、専決処分の日は9月27日、明日を予定しております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 810 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の説明に対して、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんでしょうか。塩見委員。 811 ◯塩見牧子委員 当初は予期しなかった変更箇所が生じたということで、外壁ひび割れ、これは以前にもそういう事例があったので理解できるんですけれども、この手すりについても、当初、予測できなかったんですかね。 812 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 813 ◯辻中伸弘教育総務課長 手すりにつきましては、元々ついている手すりがちょっと太めの手すりでございまして、工事を進める中で、学校の方から、もっと握りやすいものに換えてほしいというような要望も受けたことで、より安全な手すりに交換したものでございます。 814 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 815 ◯塩見牧子委員 ですから、当初はそういう手すりの交換というようなところの要望は上がっていなくて、今回、追加で工事をする、この際ということで上がってきた要望なんでしょうか。 816 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 817 ◯辻中伸弘教育総務課長 当初は、そこまで学校の方は気付かなかったということでございます。 818 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 819 ◯塩見牧子委員 最初から改修工事、老朽化対策工事をするということは分かっているので、そういったところも、こういう議案を出してこなくて済むように最初からしっかりと聞き取り調査も進めていただきたいと思います。  それと、このガードマンの配置ということなんですけれども、これはこのひび割れ補修と手すりの取り換えに伴って生じた増加なのか、それとも、それとは別に地元要望ということが説明の中にもありましたけれども、今の状態では足りないから、もっと安全を強化してほしいということでの増加なのか、どちらなんでしょうか。 820 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 821 ◯辻中伸弘教育総務課長 ガードマンにつきましては、当初、もう今、閉店されましたけども、ロイヤルホームセンター側から桜ヶ丘小学校へ至る道路を工事用の進入路として設計段階では想定していましたけども、業者が決まって、実際大型車両が非常に入りにくいということで、阪奈道路の辻インターを越えたところから一方通行の部分を一方通行解除しまして入ることに変更したことによりまして、ガードマンが多く必要になったということでございます。 822 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 823 ◯塩見牧子委員 逆走できるのを知りませんでした。すいません、これは新たな追加工事の部分のガードマンの延長なのか、それとも増員なのか、どちらなんでしょうか。 824 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 825 ◯辻中伸弘教育総務課長 増員でございます。 826 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 827 ◯福中眞美委員長 他にないようですので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 828 ◯福中眞美委員長 ないようですので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 829 ◯福中眞美委員長 (5)安心・安全な放課後の児童の生活及び活動の保障について。  本件は、6月定例会の当委員会でテーマを定めた調査として決定したものです。調査の進め方として、調査を進めていく中で必要に応じて先進地視察を実施することになっておりましたが、10月31日に千葉県我孫子市の子どもの居場所づくり事業、11月1日に東京都小平市の放課後子ども教室推進事業について視察することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 830 ◯福中眞美委員長 そのように決定いたしました。  次に、昨年の議会運営委員会での決定により、常任委員会の視察調査事項について、市及び議会の双方が同一の認識を持つことが有益であると委員会が判断した場合、職員の参加を促すことになったことから、当該視察調査における職員の参加について、協議願います。  職員の派遣について、ご意見等ございませんか。吉村委員。 831 ◯吉村善明委員 今、委員長言われましたとおり、様々な課題において、市と議会が同一の認識を持つということが有益になるというふうに考えますので、是非職員の参加を促していただけたらなと思います。 832 ◯福中眞美委員長 それでは、当委員会として、当該視察調査事項については、市及び議会の双方が同一認識を持つことが有益であると判断し、職員の参加を促してよろしいでしょうか。  今、吉村委員が言われたような形で行ってよろしいでしょうか。塩見委員。 833 ◯塩見牧子委員 促していただくのはもちろんいいんですけれども、もちろんご判断は執行部のご判断ということですよね。 834 ◯福中眞美委員長 最終は議長に申入れして、後で説明させていただきますけれども、議長から執行部側にという形になります。  それでよろしいですか。              (「はい」との声あり) 835 ◯福中眞美委員長 それでは、そのように決定いたします。  なお、本件の決定による市長への申入れを議長に対して行いますので、ご承知おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 836 ◯福中眞美委員長 3、その他。  本件は、所管事項について委員の発言を受けます。  改正委員。 837 ◯改正大祐委員 すいません、一つだけ。今、運動会が行われておりますけれども、子どもたちの待機場所、テントを置いてる場所もあると思うんですけども、こういったテントはPTAだとか、育友会に頼っている状況だと思います。熱中症、さっきも話がありましたけども、対策として、市がこういうものを整備するということは考えておられますか。テントを待機場所に張る。熱中症対策として、生徒席に。 838 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 839 ◯吉川祐一教育指導課長 現在の状況は、今おっしゃいましたように、PTA、育友会の方で立てていただいているという状況ですので、学校としてもそれで運営しているということでご理解いただけたらというふうに思います。 840 ◯福中眞美委員長 改正委員。 841 ◯改正大祐委員 ということは、対策としては、市はかまないということですよね。 842 ◯福中眞美委員長 吉川課長。 843 ◯吉川祐一教育指導課長 対策とおっしゃるのは、その熱中症等に関する対策やというふうに思うんですけれども、学校の方でそれをやっていただけたらというふうに考えております。 844 ◯福中眞美委員長 改正委員。 845 ◯改正大祐委員 あくまでそれはPTA、育友会と学校の話であって、市として予算をとって整備するということはないということですね。
    846 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 847 ◯中田好昭教育長 確かに今回、熱中症ございますので、学校の方のニーズ、今おっしゃった部分、PTAでつくって確保してると思うんです。運動会については、学校によって決めてるんですよね、どこに保護者と。こっちが子どもの待機場、テント張ってるとこあるんです。一律的に市教委が指導しているわけでもないので、あくまで学校運営で管理上の運営、やっていますので、校長会通じて、必要あれば、今回の熱中症対策の一つとして検討の余地はあるかなと思いますけども、あえて今回、一律的に設置していくということは、今のとこ、考えていません。 848 ◯福中眞美委員長 改正委員。 849 ◯改正大祐委員 レンタルしている学校もありますので、よく要望しておきます。 850 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 851 ◯福中眞美委員長 それでは、これにて市民文教委員会を終わります。              午後3時5分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               市民文教委員会委員長   福 中 眞 美 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....