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  1. 生駒市議会 2013-12-16
    平成25年第5回定例会 環境文教委員会 本文 開催日:2013年12月16日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯白本和久委員長 おはようございます。ただ今から環境文教委員会を開催いたします。  市民、報道の傍聴を許可しております。  本日の会議につきましては、次第に基づき、審査及び調査を行います。  会議に先立ちまして、川口生涯学習部長から発言があります。川口部長。 2 ◯川口忠良生涯学習部長 おはようございます。  今回、私ごとによりまして、先の議案説明会から本会議まで欠席させていただきました。皆様にはご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。まだ当分の間、この少し醜い格好で出勤させていただきます。どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。以上でございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 3 ◯白本和久委員長 それでは、1、審査事項、(1)議案第88号、生駒市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「簡単に」との声あり) 4 ◯白本和久委員長 では、説明を簡単にお願いします。川口部長。 5 ◯川口忠良生涯学習部長 議案第88号、生駒市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。  議案書の18ページ、併せて、新旧対照表の5ページと、お手元に資料を配布させていただきました生駒駅前図書室の概要についてをお願いいたします。  本案につきましては、生駒駅前北口第二地区市街地開発事業といたしまして、ベルテラスいこまの5階に生駒駅前図書室を開室することに伴います改正で、主な改正内容につきましては、本条例第20条の次に、別館の設置等といたしまして第21条を加え、たけまるホールにありましたたけまる図書室を閉室し、たけまるホール別館の生駒駅前図書室として開設するものでございます。  第4条から第18条まで、及び第20条は指定管理及び使用料等に関する条項であることから、その規定は適用しないこととし、第19条の規定につきましても、指定管理者教育委員会とするものです。また、図書室の開室は、現在のところ、来年、平成26年4月20日のべルテラスいこまのグランドオープンに合わせる予定をしておりまして、この改正の施行は、公布の日から起算いたしまして6カ月を超えない範囲内におきまして教育委員会が規則で定める日とするものでございます。  なお、生駒駅前図書室が火曜日から金曜日は午後8時までの開設に伴いまして、現在の図書館本館は午後8時までを午後5時までといたします。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 6 ◯白本和久委員長 本案について、委員による質疑に入ります。
     質疑等はございませんか。浜田委員。 7 ◯浜田佳資委員 別館の設置そのものに関してはこれでいいとは思うんですが、気になるのは、別館の火曜日から金曜日を午後8時まで開館するということに伴って、本館を午後5時までにするということなんですが、これで対応できるのか、また、利用者の声はどのように聴取しているのかということなんですが、どうでしょう。 8 ◯白本和久委員長 向田館長。 9 ◯向田真理子図書館長 現在の本館の夜間についての統計を申し上げたいと思います。  23年度、24年度とも午後5時から午後8時までの貸出し人数は1日当たり約120人、3時間ですので、1時間当たり約40人となっております。この人数から考えまして、本館の方を閉めまして、駅前の方で利用していただけたらと考えております。以上でございます。 10 ◯白本和久委員長 浜田委員。 11 ◯浜田佳資委員 ですから、本館で借りている、そして、返すということなんですが、その方が別館の方で同じようにできるのかどうか。というのも、蔵書の数とかはまるっきり違いますよね。そこら辺、対応できるのかという話なんですが。 12 ◯白本和久委員長 向田館長。 13 ◯向田真理子図書館長 同じように対応していただけると考えております。その理由といたしましては、まず、市内5館の図書館の蔵書につきましては、インターネットで予約して、好きなところで受け取っていただけますので、事前に予約して、受け取っていただけるかと思います。その場合、現在よりも利便性は向上すると考えております。と申しますのが、東生駒の駅自体が、通勤とかで快速急行とかをお使いになられる方では生駒駅で一駅乗り換えていただかなくてはなりませんことと、また、駅から約8分ぐらいの徒歩となりますので、それを考えますと、駅前の生駒駅前図書室の方が便利に使っていただけると考えております。  また、インターネットでの予約以外でどういうご利用があるかというのを見ておりますが、今、蔵書数のことをおっしゃいましたが、夜間につきまして、本館にしかない資料でお調べになる方というのが非常に少なく感じております。それを考えますと、逆に、今の駅前の方が皆様は使いやすいのではないかと考えております。以上でございます。 14 ◯白本和久委員長 他にございませんか。副委員長。 15 ◯惠比須幹夫委員長 今回の新たな図書室、生駒駅前図書室という名称で条例にも記載されるということなんですが、行く行く、立地もにぎわいに近いところであるということもありますし、より市民に親しんでもらうという意味合いで、これは別途の愛称にするのかはあれなんですが、そういった、より親しみやすいネーミングというのは将来的には検討される可能性があるのかどうか、ちょっとお聞かせ願えますでしょうか。 16 ◯白本和久委員長 向田館長。 17 ◯向田真理子図書館長 将来的にはまた考えていきたいと思いますが、現時点で、生駒駅前図書室を選ぶまでにもいろいろな名称の方を考えました。その中で、駅前を選びましたのは、今、若い方なんかではよく駅ナカ、駅ウエなどの言葉を駅に近いという利点をわざわざ売るためにそういう名前を付ける施設も多うございます。生駒駅前ということで、どこにあるのかというのも非常に分かりやすいということで、現在、この呼称を考えております。以上でございます。 18 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 19 ◯白本和久委員長 ないようでございます。この際、本案について、委員として質疑したいので、暫時、惠比須副委員長に委員長の職務を願います。 20 ◯惠比須幹夫副委員長 それでは、委員長の任を交代いたします。  白本委員。 21 ◯白本和久委員長 浜田委員関連質問なんですけども、夜間120人ということなんですけども、今度の駅前の図書室については何人を想定されているんですか。 22 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 23 ◯向田真理子図書館長 想定ですけれども、1割から2割ぐらいは多く来ていただけるのではないかと考えております。 24 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 25 ◯白本和久委員長 館長の話では、この夜間120人というのは、言うてはるのでは、駅から徒歩で来ておられるというふうに言われてますが、そうですか。 26 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 27 ◯向田真理子図書館長 はい、そうでございます。 28 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 29 ◯白本和久委員長 それ、なぜ分かるんですか。 30 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 31 ◯向田真理子図書館長 徒歩で来ているか、車で来ているかとか、そういうご利用の形態のことをお問い合わせでいらっしゃいますか。 32 ◯惠比須幹夫委員長 白木委員。 33 ◯白本和久委員長 はい。 34 ◯向田真理子図書館長 申し訳ありません。現在、本館でどれぐらいが車の方かという統計は出ておりません。と言いますのが、会館自体が貸部屋もありますので両方使っていらっしゃるからなんです。現在のところ、徒歩であろうと車であろうとも、駅前の方も同じように使っていただけるのではないかと考えております。 35 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 36 ◯白本和久委員長 駅前と同じようと言われますと、そしたら、駐車場は無料になるわけですか。 37 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 38 ◯向田真理子図書館長 はい。30分間は無料でお使いいただけます。 39 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 40 ◯白本和久委員長 それはちょっと、3時間近く時間があって、それで、皆、30分で帰るって、普通、図書の貸出しと言うか、図書を見て貸出しをするのに、貸出しだけやったら、それはいけるか知りませんけど、図書館の利用ということからしたら、それはちょっと無理があるんじゃないかなと思うんですけどね。 41 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 42 ◯向田真理子図書館長 夜間にかかわらず、お昼間のご利用についても同じような形になります。実際のご利用を見させていただきまして、また検討の課題になるかとは考えておりますが、実際、お車を止められまして、図書館だけのご利用であるのか、あるいは、べルテラスでの買物を含めたご利用になるのか、その辺の仕分けの方が難しかろうと思います。  例えば奈良市の中央図書館の方でも30分間無料で、後は有料というふうにお聞きしておりますので、利用形態を見ながら考えていきたいと思います。 43 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 44 ◯白本和久委員長 東生駒の場合でしたら、当然、車の方が多いと思うんですよ、利用形態から見ると。ところが、生駒駅前となると、今でも生駒駅前で百貨店の利用者からも、市民の方からも聞くのは、百貨店で買物して、ちょっとお茶かコーヒーを飲んだら駐車料金が要ると。そういうのはちょっと何とかならへんやろうかという声を聞くわけです。その中で、今、図書の夜間使用を、本館は車の利用者があるというのは当然やと思うんですけども、それが駅前の方に、通勤の駅の利便性、これは分かりますけども、そしたら、今まで使うてはった、車で来てはった人が使えなくなるんじゃないかなと、使わなくなると思うんですよね。それで、その対応を今聞いたわけなんですけども、今後、夜間使用についてはどのように考えておられるんでしょうか。 45 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 46 ◯向田真理子図書館長 今のご質問は、お昼間につきましても同じことは起こるかと思いますが、夜間についてのみのご確認でいらっしゃいますでしょうか。 47 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 48 ◯白本和久委員長 もう一度言うてください。(「昼も関係あるけど、夜のことだけ聞いてんのかと言うてはるねん」との声あり)夜のことだけです。 49 ◯惠比須幹夫委員長 川口部長。 50 ◯川口忠良生涯学習部長 昼も、そういう駅前の図書室ということで30分程度の対応をしていますので、現段階では、夜につきましても昼と同じ対応でしていきたいと思っております。  ただ、今、館長が申しました、1日当たり120名の利用者があると言いましても、この120名につきましては貸出し冊数の数字で、図書館に来館した市民の方と、それから、その時間帯、インターネットを利用しての貸出し冊数の合計になっておりますので、120人全員が来館されているわけではないですし、むしろかなり少ないんじゃないかと。実際に詳しい数値は把握しておりませんけど、少ないんじゃないかと想定して、駅前ではこういう対応をしていきたいと考えております。 51 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 52 ◯白本和久委員長 夜間120人というのは、120人以下やということですね。 53 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 54 ◯向田真理子図書館長 貸出し人数につきましてはそうでございます。 55 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 56 ◯白本和久委員長 そしたら、火曜日から金曜日の夜間使用については、コストとか、そういう費用対効果ということもあると思うんですけれども、これは多いか少ないかという、厳密にちゃんとこれ、カウントされていないんじゃないですか。 57 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 58 ◯向田真理子図書館長 それは現在の本館につきまして、1時間当たり約40人ということですけれども、述べておりますように、駅前につきましてはもっとたくさんの方が来ていただけると考えております。 59 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 60 ◯白本和久委員長 ということは、夜間のちゃんとした人数をカウントされていないわけですわね。 61 ◯惠比須幹夫委員長 川口部長。 62 ◯川口忠良生涯学習部長 はい、しておりません。 63 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 64 ◯白本和久委員長 そしたら、夜間の使用を図書館としてはどのように考えておられるかということですわ。市民の利便性から言うたら夜間の使用を増やしていきたいのか、それとも、使用を、まあ言うたら、自然体にしておいたらええというふうに思っておられているのかね。 65 ◯惠比須幹夫委員長 川口部長。 66 ◯川口忠良生涯学習部長 駅前の利便性ということで、各交通機関があそこに集中しておりますので、第一の目的は通勤・通学者の利便性の向上というのをまず狙っております。 67 ◯惠比須幹夫委員長 山下市長。 68 ◯山下真市長 今、向田館長からご紹介がありました数字ですけれども、あれだけ大きな施設を8時まで開けていくにしては、やはりちょっと来館者の数が少ないと。ですから、費用対効果が現状は見合っていないというふうにも認識できるかと思います。  しかし、生駒駅前図書室であれば、お勤め帰りのサラリーマン、OL、学生さんの利用が見込めますので、そうすれば、もっと来館者は増えるでしょうし、その床面積も大分小さいですから、配置する人員とか光熱水費等も、そういうコスト面は安くつくと。ですから、本館を8時まで開けるよりも駅前図書室を8時まで開ける方が、来館者もたくさん見込めるし、コストも低くなってコストパフォーマンスは上がると、このように認識をしております。 69 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 70 ◯白本和久委員長 夜間の利用者と言うか、そういうことに対して、図書館としてこれからも考えて、今、市長も言いはったみたいにコストパフォーマンスと言うか、そういうことも考えてしてもらいたいなというように思います。 71 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 72 ◯白本和久委員長 その次、読書カフェですか、これは何時まで開けられる予定なんですか。 73 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 74 ◯向田真理子図書館長 現在検討中ですけれども、8時までが開館時間でしたら、その30分ぐらい前までかと考えております。 75 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 76 ◯白本和久委員長 先日、新聞報道を見ますと、佐賀県の武雄市の図書館に併設されたカフェでは生徒が入らないように措置を採ったということを聞いていますけど、これについての対応はどない考えておられるんですか。 77 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 78 ◯向田真理子図書館長 武雄の生徒の年齢について、私の方で把握しておりませんので申し訳ございません。ただ、通学途中で便利に利用いただけるように考えておりますけれども、いわゆる寄り道というのは生駒市の場合におきましても学校の方で禁止しているということですので、いったん家に帰っていただいて、お使いいただくということで考えております。 79 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 80 ◯白本和久委員長 そしたら、中学生がコーヒーを飲むというのは、それは禁止するということですね。(発言する者あり)というのは、中学生も、これ、帰りに駅前図書室に寄れるわけですよね。そしたら、中学生が学生服じゃなくて私服で来た場合はコーヒーを飲むのも、コーヒーと言うか、そういうのはオーケーということなんですかね。 81 ◯惠比須幹夫委員長 向田館長。 82 ◯向田真理子図書館長 はい、ご利用いただけるように考えております。 83 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 84 ◯白本和久委員長 ちょっと整理をすると、新聞報道では、県立高校の方は、帰り道、この武雄市の市図書館に寄っては駄目だというようにしたと思うんですよね。それで、生駒市内の場合、高校が2つあって、それで、中学校もあって、中学生も高校生も、寄り道という意味で言えば、それはカフェには入られへんということやね。 85 ◯惠比須幹夫委員長 川口部長。 86 ◯川口忠良生涯学習部長 本市につきまして小中学校については、帰り、寄り道をしないようにという指導をされております。だから、寄らないということが大前提ですので、いったん帰って、私服で来られてコーヒーを飲まれるのは自由かと思っておりまして、寄り道して、制服で寄ってきてコーヒーを飲むようなことがあれば、やっぱりうちも注意しなくちゃいけないと思っております。 87 ◯惠比須幹夫委員長 白本委員。 88 ◯白本和久委員長 高校生の場合は。(「一緒や」との声あり) 89 ◯惠比須幹夫委員長 川口部長。 90 ◯川口忠良生涯学習部長 すみません、今、県立高校なり私立高校の各高校の対応はちょっと把握しておりませんけど、小中学校と同じような学校の規則があれば、それを遵守すべきと思っております。 91 ◯惠比須幹夫副委員長 白本委員の質疑等は、終わりました。  委員長である白本委員と交代します。 92 ◯白本和久委員長 他に委員の質疑はありませんか。              (「なし」との声あり) 93 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。下村議員。 94 ◯下村晴意議員 今のカフェの体制なんですけれども、どこかのお店が入るんですか。それとも、自動販売機のみなんでしょうか。
    95 ◯白本和久委員長 向田館長。 96 ◯向田真理子図書館長 お店が入られる形ではなくて、豆からひいて飲んでいただけるような自動販売機型のものを置く想定でございます。 97 ◯白本和久委員長 下村議員。 98 ◯下村晴意議員 承知しました。  ここに特徴として、3番なんですけれども、乳幼児を連れて気兼ねなく本を楽しめるということで、何度か提案をさせていただいて、ある自治体では、やはり子どもを連れていくと皆さんに迷惑が掛かるので幼児タイムを設けてほしい、そういうところがあったので、お願いをしておきましたけれども、多分それを想定されてしていただいているとは思うんですけれども、毎週金曜日、図書室デビューの日としてということで、第2金曜日に絵本の会を開催しますという、この形態について、もう少し詳しく教えていただけますか。 99 ◯白本和久委員長 向田館長。 100 ◯向田真理子図書館長 毎週金曜日の図書室デビューにつきましては、いわゆる赤ちゃんタイムということでされている自治体さんがあるものを当市ではこのようにネーミングいたしました。  よく赤ちゃんや小さい子どもたちの声が響くということで、一般の方からご理解いただけないこともありますが、この日につきましては、そういう気兼ねなく使っていただける日だということで、保護者の方、そして、ご利用いただける成人の方々にもアナウンス等でご協力をお願いするように考えております。以上でございます。 101 ◯白本和久委員長 下村議員。 102 ◯下村晴意議員 時間帯は、金曜日ずっとということなんでしょうか。 103 ◯白本和久委員長 向田館長。 104 ◯向田真理子図書館長 現在のところ、細かい想定まではまだ至っておりませんけれども、図書室デビューにつきましては1日を想定しております。第2金曜日の絵本の会につきましては、例えば10時半からとか、時間を区切りまして、絵本を読みましたり、読書相談の時間を設けたいと考えております。 105 ◯白本和久委員長 下村議員。 106 ◯下村晴意議員 ここに絵本コーナーというのがあると思うんですけれども、全ての絵本をここに集中させているのか、それとも、一部の絵本だけで、他の閲覧のところにも絵本コーナーは設けていらっしゃるのか、教えていただけますか。 107 ◯白本和久委員長 向田館長。 108 ◯向田真理子図書館長 絵本につきましては、この絵本コーナーにまとめて置く想定でございます。 109 ◯白本和久委員長 下村議員。 110 ◯下村晴意議員 どの程度、冊数があるか分からないんですけれども、十分入るスペースはあるんでしょうか。 111 ◯白本和久委員長 向田館長。 112 ◯向田真理子図書館長 現在、本については5,000冊を想定しておりまして、こちらの方でゆったりと絵本を置いて見ていただけるようにレイアウトしております。 113 ◯白本和久委員長 下村議員。 114 ◯下村晴意議員 ここのプレイロットのところに授乳室が出来るということを書いてあるんですけれども、そこには、例えば他のところでは赤ちゃんの駅とかというふうになっていて、おむつも換えられますし、それから、ポットにお湯があって、そこでできるようになっているようなところもあるんですけれども、ここの施設の設備としてはどうなんでしょうか。 115 ◯白本和久委員長 向田館長。 116 ◯向田真理子図書館長 表記の方が少しややこしくて申し訳ありません。屋外にはプレイロットの方を設けまして、授乳室につきましては上のトイレ関係のところに授乳室を設けております。おっしゃっていただきましたように、おむつを換えたりミルクを作っていただけたりというようなお部屋にするようにしております。 117 ◯白本和久委員長 下村議員。 118 ◯下村晴意議員 最後に、生駒市にとって初めてのこういう図書室が出来るということで、すごく夢のような、ある意味、本当に皆さんに親しんでいただきたいなと思いますので、特に乳幼児の絵本の部分において、お子さんを連れて図書館に来れるというのも、しっかりとアピールをして宣伝をしていただかないとなかなか伝わらないこともあると思いますので、その点、よろしくお願いいたします。以上です。 119 ◯白本和久委員長 他にございませんか。角田議員。 120 ◯角田晃一議員 市民の方にたくさん利用していただきたいわけですが、この配置図で、机を並べてある図があるわけですけれども、これは全部利用された場合、何人の方が利用できますか。 121 ◯白本和久委員長 向田館長。 122 ◯向田真理子図書館長 屋外も含めますと約100名分の椅子席の方をご用意しております。 123 ◯白本和久委員長 角田議員。 124 ◯角田晃一議員 屋外とおっしゃるのは、読書テラスですか、を含んでいるという意味ですね。 125 ◯白本和久委員長 向田館長。 126 ◯向田真理子図書館長 そうでございます。屋外の読書テラスで、2カ所合わせまして約30席ございます。 127 ◯白本和久委員長 角田議員。 128 ◯角田晃一議員 もう1点、この左側にギャラリーというのが2カ所ありまして、普通、ギャラリーは絵が飾ってあったりというようなイメージなんですけども、これはどういうようなことを想定されていますか、ギャラリーは。 129 ◯白本和久委員長 向田館長。 130 ◯向田真理子図書館長 美楽来の方で絵や手芸の展示などがございますが、それほど本格的ではございませんが、気軽に市民の方に使っていただける想定ですが、図書室の方でも行事等で展示を考えております。 131 ◯白本和久委員長 他にございませんか。伊木議員。 132 ◯伊木まり子議員 ちょっと確認ですけども、屋上広場の方に本を持っていって読むというようなこともできるんですか。 133 ◯白本和久委員長 向田館長。 134 ◯向田真理子図書館長 屋外で本の方を楽しんでいただきたいと思っております。  ただ、屋上広場は芝生になっておりますので、ちょっとおりる想定は今のところ考えておりませんで、このテラスのところでお読みいただけたらと考えております。 135 ◯白本和久委員長 伊木議員。 136 ◯伊木まり子議員 確認ですけど、もちろんテラスも含めて禁煙ということでよろしいんですね。 137 ◯白本和久委員長 向田館長。 138 ◯向田真理子図書館長 はい。全室、禁煙と考えております。 139 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 140 ◯白本和久委員長 質疑等がないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第88号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 141 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第88号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 142 ◯白本和久委員長 (2)議案第95号、財産の取得についてを議題といたします。  説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「簡単に」との声あり) 143 ◯白本和久委員長 簡単に。峯島部長。 144 ◯峯島妙教育総務部長 議案第95号、財産の取得についてご説明申し上げます。  議案書の56ページをお願いいたします。  本年度当初予算及び9月定例議会において補正予算で計上させていただきました児童・生徒用の机、椅子、及び天板の購入につきまして、指名競争入札に付した結果、株式会社いなもりが5,053万9,650円で落札いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  今回の購入によりまして、購入後十数年が経過し、既に廃番となった古い規格の机、椅子を使用しております現在の小学1、2年生全員と3年生の一部児童についても、全てパーツごとの交換が可能な新規格の机、椅子に入れ替えるものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 145 ◯白本和久委員長 本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。有村委員。 146 ◯有村京子委員 今回新しくされる机、椅子というのは、耐用年数は大体どれぐらいなんでしょうか。 147 ◯白本和久委員長 真銅課長。 148 ◯真銅宏教育総務課長 特に耐用年数というのは考えておりません。ただ、いわゆる国税局などが法等で規定されています耐用年数というのは5年になっております。ただ、実際に5年で使えなくなるということはあり得ないと思っておりまして、特に今回はパーツごとの交換も可能な製品でございますので、かなり長く使っていただけるというふうに想定しております。 149 ◯白本和久委員長 有村委員。 150 ◯有村京子委員 使わなくなった机、椅子というのは、これはどのように処分されるわけなんですか。リサイクルとかはできますの。 151 ◯白本和久委員長 真銅課長。 152 ◯真銅宏教育総務課長 今回購入させていただくものにつきましてはリサイクル可能になっておりまして、再生樹脂とかも使っておる製品ですので、元々、グリーン購入法適合の製品でもございますので、以前の古い規格でありましたらなかなかリサイクルというのは難しかったと思うんですけれども、今回につきましてはそういったことも可能かと考えております。 153 ◯白本和久委員長 有村委員。 154 ◯有村京子委員 じゃ、今まで使っていた分については廃棄するしかないということなんですか。 155 ◯白本和久委員長 真銅課長。 156 ◯真銅宏教育総務課長 基本的には廃棄するしかないかなというふうに。今回の購入の部分で、旧規格の机の廃棄も含めての金額になっておりますので、ですから、古い規格のものにつきましては、今回、引き取っていただくというふうな形になっております。 157 ◯白本和久委員長 西山委員。 158 ◯西山洋竜委員 参考までに教えていただきたいんですけれども、これ、指名競争入札ということで、いなもりさん以外にも入札はあったと思うんですが、そういった経緯について、ちょっと詳しく教えていただけますか。 159 ◯白本和久委員長 真銅課長。 160 ◯真銅宏教育総務課長 今回、机、椅子の新規格の入替えにつきましては、実は平成13年度に初めて中学3年生、小学6年生ということでスタートいたしまして、これまで小学4年生以上、中学校は全部、新規格に入れ替わっております。今回、小学3年生の約半数がまだ旧規格のままになっておりまして、あと、小学1、2年生、低学年もまだという状況でございました。今回9月の補正で、この低学年の分も含めまして、今回、全て入れ替えることによりまして全部が新規格になるという形を考えておりまして、その中で、机、椅子、これは製品がアイリスチトセという製品なんですけれども、これを扱っていただけるところということで指名競争入札にかけまして、いなもりさんが落札をされたということでございます。 161 ◯白本和久委員長 西山委員。 162 ◯西山洋竜委員 いなもりさん以外にどういった業者があったんでしょうか。 163 ◯白本和久委員長 真銅課長。 164 ◯真銅宏教育総務課長 今回、こちらの方で5者を想定しておりましたが、辞退等をされた業者もございまして、最終的には2者が参加されました。 165 ◯白本和久委員長 西山委員。 166 ◯西山洋竜委員 差し支えなければ、その2者、教えていただけますでしょうか。 167 ◯白本和久委員長 真銅課長。 168 ◯真銅宏教育総務課長 セントラルビジネス株式会社さんといなもりさん、この2者でございます。 169 ◯白本和久委員長 西山委員。 170 ◯西山洋竜委員 分かりました。  ちょっと素朴な質問なんですけれども、これは指名競争入札ということで、一般競争入札ではないその理由としては、個人的には、多分、一般競争入札の場合、メーカーがアイリスさん以外に、例えばコクヨさんとかいろいろ、そういう規格が混在するとか、そういった理由によるものだと思うんですけれども、あえてこれが一般競争入札ではなくて指名競争入札であるという、その理由について教えていただけますでしょうか。 171 ◯白本和久委員長 真銅課長。 172 ◯真銅宏教育総務課長 まず、今おっしゃっていただいたように、今回、アイリスチトセの製品を扱っていただいている業者ということで、そういう意味での業者の中で、今回、先ほど申し上げました5者ということでの指名競争入札をさせていただいたということがございます。  時間的にもう少し余裕があれば一般競争入札ということも検討させていただけたかなと思うんですけれども、この冬休みに机を全部入れ替えたいということで補正予算を頂きまして、こういう形で今回については指名競争入札をとらせていただきました。 173 ◯白本和久委員長 西山委員。 174 ◯西山洋竜委員 あと、最後に1点お尋ねしたいんですけれども、生駒市の場合は、これは何も市内に限らず他の市も対象というようなことで、他市さんですと、例えば業者を市内に限定している、そういうケースがあるんですが、そういうケースから比べると、以前にそういう不利な面もあるといった問題があったということをお聞きしたんですけれども、そういう問題というのは解消されているんですか。 175 ◯白本和久委員長 真銅課長。 176 ◯真銅宏教育総務課長 特に今おっしゃられたようなことで限っているとか限定しているということはないんです。ただ、先ほど申し上げましたように、アイリスチトセの製品を、しかもこれだけの数を扱っていただくということになると、やはりそういう意味での制約と言いますか、そういうものは出てくるかなというふうには思います。
    177 ◯白本和久委員長 他にございませんか。副委員長。 178 ◯惠比須幹夫委員長 先ほどの有村委員の質問に関連してなんですけども、今回の落札額には処分費込みで、そして、その処分先についてはいなもりさんにお任せするという条件でよろしいんでしょうか。 179 ◯白本和久委員長 真銅課長。 180 ◯真銅宏教育総務課長 そうでございます。 181 ◯白本和久委員長 副委員長。 182 ◯惠比須幹夫委員長 今回はもう落札されているのであれなんですけども、一つの考え方として、例えばスチールの重量比が非常に高いものについて、例えば建物解体の工事現場なんかでしたら、かつてはスクラップの売却益込みで幾らでという請負だったんですけども、現在は、若干、市況変動もありますけども、スクラップが一定の水準以上に高い場合、逆に売却益が出てくるという可能性もありますので、今後の検討課題として、同じような案件が出てくる場合、入札にかけられる前にそういうことも考慮していただければと思いますので、これは要望させていただきます。 183 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 184 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。伊木議員。 185 ◯伊木まり子議員 先ほど5者を考えてということやったんですけども、この中で市外の方というのは何者入っているんですか。 186 ◯白本和久委員長 真銅課長。 187 ◯真銅宏教育総務課長 すみません、ちょっと今すぐには分かりませんので、後で調べてご報告させていただきます。 188 ◯白本和久委員長 伊木議員。 189 ◯伊木まり子議員 以前に行革からの提言か何かに、競争性を高めるために、試行期間を設けて30%ぐらいは市外業者を入れてみるというような提言があったかと思うんですけども、今回そのようなこと、試行期間は過ぎていて市内だけとか、どの業者が市外、市内は分からないにしても、競争性を高めるということで市外を入れようとか、そういうことを考えられたかどうか、その辺、教えてください。 190 ◯白本和久委員長 真銅課長。 191 ◯真銅宏教育総務課長 すみません、今回につきましてはそこまでは考えておりませんでして、ただ、先ほど申し上げましたように、数にして3,000を超えるような机、椅子をそろえていただかないといけないので、そういったことが可能なところというふうな形で考えておりました。 192 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 193 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第95号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 194 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第95号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 195 ◯白本和久委員長 (3)議案第102号、和解ついてを議題といたします。  説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「簡単に」との声あり) 196 ◯白本和久委員長 簡単に。峯島部長。 197 ◯峯島妙教育総務部長 議案第102号、和解についてご説明申し上げます。  追送提案分議案書をお願いいたします。  株式会社ハウスクリーンサービスとの間で和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  本件の経緯でございますが、平成25年7月31日に小学校及び中学校用務員業務の入札を行い、株式会社ハウスクリーンサービスが落札いたしました。しかし、落札後、相手方事業所から用務員の配置につきまして交代制で行いたい旨の申出がございました。本市といたしましては、学校現場の声なども踏まえ、交代制ではなく、1校1名の用務員体制でいくよう求めましたが、仕様書の解釈についての見解の相違が埋まらず、奈良労働局の指導もあり、8月13日付けで入札を無効とする措置を採りました。  これに対しまして、相手方事業所が、落札後に業務の履行に向けた準備等に要した経費などの支払いを求めたことから、本市代理人弁護士が交渉を重ね、解決金として38万8,479円を支払うことで合意に至ったものでございます。  解決金38万8,479円は、代理人弁護士が算定したもので、平成24年度の賃金センサスによる全労働者の平均賃金に基づいて算出した相手方事業所の実働日数に対する賃金相当額でございます。  以上、よろしくお願いいたします。 198 ◯白本和久委員長 本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。有村委員。 199 ◯有村京子委員 今回の相手方、ハウスクリーンサービスということですけど、これは今までの相手方、平成22年から平成25年8月までの委託先とは異なっているのでしょうか。 200 ◯白本和久委員長 真銅課長。 201 ◯真銅宏教育総務課長 異なっております。 202 ◯白本和久委員長 有村委員。 203 ◯有村京子委員 前回の委託業者の場合は、契約金額が3年間で1億1,600万で1校1カ月当たり16万ということだったんですけども、今回のハウスクリーンサービスは契約金額がどれぐらいなんでしょうか。 204 ◯白本和久委員長 真銅課長。 205 ◯真銅宏教育総務課長 契約はしておりませんでして、落札の金額で申し上げますと1億1,392万5,000円でございます。 206 ◯白本和久委員長 有村委員。 207 ◯有村京子委員 1校当たりも。 208 ◯真銅宏教育総務課長 1校当たり約15万8,000円程度でございます。(発言する者あり)月額です、これは。 209 ◯白本和久委員長 有村委員。 210 ◯有村京子委員 1校当たり16万でも少ない、今回、更に少なく15万ということなんですけども、業者にとっては、その用務員さんは交代制の方がコスト減になるのかもしれないのかなというふうに考えた場合、これ、教育現場としては、もちろん交代制よりも同一人物の方が、生徒にとっても、本人にとっても、その学校に対する愛着とか現状認識という意味でふさわしいと思うんですけども、この契約金額をある程度上げなければ、やっぱり専属で1校1人というのは難しいのではないかと思うんですけども、その辺、いかがでしょうか。 211 ◯白本和久委員長 真銅課長。 212 ◯真銅宏教育総務課長 確かにおっしゃるとおりかというふうに思います。今回のことがございまして、市としましてもいろいろ検討させていただきまして、用務員さんの勤務条件の向上、あるいは学校現場のそういう声を反映した形ということで、来年度から直接雇用をさせていただくというふうなことを検討しておりまして、そのような形で、今、検討を進めております。 213 ◯白本和久委員長 有村委員。 214 ◯有村京子委員 私は、コスト面はあるにしても、やっぱり直接雇用の方が用務員さんにいろいろ学校に関わっていただくこともお願いできるかと思いますので、直接雇用は望ましい形だと思っております。 215 ◯白本和久委員長 他にございませんか。惠比須副委員長。 216 ◯惠比須幹夫委員長 今の有村委員の質問に関連してなんですが、直接雇用の方向性ということで、そうなった場合、待遇とかコストについてはどういう状況になるのかということをちょっと教えていただけますでしょうか。 217 ◯白本和久委員長 真銅課長。 218 ◯真銅宏教育総務課長 まず、賃金面で申し上げますと、今、委託で入っていただいている用務員の方の賃金は時給710円というふうに聞いております。これは最低賃金の水準だと思います。日額に直しますと5,680円になります。これは、市が直接雇用するということになりますと、臨時職員という雇用になるんですが、臨時職員の賃金を適用しますので、時給で840円、1日7時間45分勤務で6,510円ですので、日給ベースで言いますと約15%ほど上昇するというふうに考えております。 219 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 220 ◯惠比須幹夫委員長 以前、昨年の12月の一般質問でもいろいろご提案もさせていただいたんですが、人選についても、当然ながら市の方で、直接、人を見て、しっかりと採用できるということでよろしいですね。 221 ◯白本和久委員長 真銅課長。 222 ◯真銅宏教育総務課長 市の方で面接をさせていただいて決定をさせていただきたいというふうに考えております。  ただ、今現状、入っていただいている用務員さんのご意向も伺った上で、当然、それも含めて、面接選考により決定させていただきたいと考えております。 223 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 224 ◯惠比須幹夫委員長 例えば仕事の内容についてなんですが、現状の状況では、法的にも校長先生なりが直接指示ができないということですが、直接雇用ということになりますと、その辺も、例えば学校安全に関連したことであるとかもできる可能性が出てくるということでよろしいでしょうか。 225 ◯白本和久委員長 真銅課長。 226 ◯真銅宏教育総務課長 そのとおりでございます。学校の状況に応じまして、今でしたら業務を仕様書に定めまして、同じような業務という形になるんですけれども、学校現場の状況に応じまして、直接、指示をしていただくことが可能になるかと思います。 227 ◯白本和久委員長 井上委員。 228 ◯井上充生委員 先ほどの説明で、両者の見解の相違の溝が埋まらなかったと。生駒市が解決金を払うということなんですけども、生駒市に非があったんですか。 229 ◯白本和久委員長 真銅課長。 230 ◯真銅宏教育総務課長 解決金を支払うということにつきましては、顧問弁護士とご相談をさせていただきました。  1つは、今回のこの中で業者の方が奈良労働局の方に行かれまして、こちらの方も奈良労働局の方に相談に行きました。その中で1点ございましたのが、業務の請負契約、請負ということでございますので、そういう意味からすると、人数の指定をするということまでは、それはちょっとできないのではないかという、こういうお話が労働局からございまして、もしこの仕様書のままでいくのであれば、それはちょっと不都合があると言いますか、問題があると思いますねというふうなことがございました。そういったこともございまして、やはりそういう疑義があれば中止をするというのが市のコンプライアンスの立場からの判断かなというふうに思っております。  そういう中で、見解の相違が埋まらずに入札を無効とさせていただきましたので、その後、業者の方からは請求と言いますか、1つは業者の側の賃金ベースでの準備行為に要した費用の負担と、もう1つは信用毀損による損害、この2点の請求がございました。  代理人弁護士の方で対応していただきまして、業者のこの請求の中で賃金ベースの請求につきましては業者側の賃金ベースでの請求が高かったですので、弁護士の方で賃金センサスによる平均賃金から割り戻した日額の賃金、これの実労働日数分の算定ということで38万8,000円という金額を出されました。信用毀損については、これは認められないということで認定をいたしませんでした。  そういった形で、準備行為に要した分については、これは現実に準備行為ということで業者の方も動いておりましたので、これについては、一定、見ざるを得ないというふうな形で対応させていただきました。以上でございます。 231 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 232 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。塩見議員。 233 ◯塩見牧子議員 この解決金の38万8,479円、これは費目としてはどこから支出されることになるんでしょうか。 234 ◯白本和久委員長 真銅課長。 235 ◯真銅宏教育総務課長 補償補填及び賠償金というところから出させていただくことになるかと思います。 236 ◯白本和久委員長 他にございませんか。角田議員。 237 ◯角田晃一議員 先ほどの井上委員の、生駒市に非があるのかという質問に関連してのお答えで、労働局は、業務請負契約において、これは人数が書けないという、要は、今の業務請負契約の中では今回のこういう問題は防げない、こういう解釈と言うか、理解なんですか。 238 ◯白本和久委員長 真銅課長。 239 ◯真銅宏教育総務課長 そういうことになるかなと思います。結果として業者が1名でいけるということであればそれでいいんですけれども、そうでない、これだけの人数が要るというふうなことであれば、業務請負契約であれば、こちらの方からそこまでは言えないのではないかというふうなことかと思います。  そういったこともございまして、今、直接雇用の方の検討をさせていただいているということでございます。 240 ◯白本和久委員長 角田議員。 241 ◯角田晃一議員 通常、民間の側から見れば、1人に固定するということよりは、彼らの言う交代制、要するに必要なときに必要な人員を派遣するということの方が労務管理としてはやりやすいわけですから、それはご理解があると思いますので、今おっしゃった業務請負契約では、その他の契約で何かそれを歯止めできるようなものがあれば別ですけれども、なければ、直接契約でそこのところをきっちりとしていかなければ、二度と同じこういう、ばかばかしいと言ったらあれですけども、損害を出すようなことのないように、ひとつよろしくお願いします。これは要望です。以上です。 242 ◯白本和久委員長 上原議員。 243 ◯上原しのぶ議員 ちょっと基本的なことなんですけれども、業者と見解の相違があったということなんですが、どれぐらいの話合いと言うか、そういうものがあってこういうことになった、入ってもらう前にきちっと話合いができていなかったのかどうか、そこのところはどうですか。 244 ◯白本和久委員長 真銅課長。 245 ◯真銅宏教育総務課長 7月31日に入札がございまして、入札が終わって最初の話のときにそういった話が出ましたので、もちろん落札業者さんとの話になりますから入札日以降になるんですけれども、それから約2週間、8月13日に入札無効の措置を採らせていただきましたので、それまでの間、いろいろ協議はさせていただいたんですけれども、話がつかなかったということでございます。 246 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 247 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。
     議案第102号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 248 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第102号は原案のとおり可決することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 249 ◯白本和久委員長 2、調査事項、(1)エネルギービジョン(案)の報告及びパブリックコメントについてを議題といたします。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、理事者から報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいですか。              (「はい」との声あり) 250 ◯白本和久委員長 本件について、理事者から報告を受けます。奥谷部長。 251 ◯奥谷長嗣環境経済部長 それでは、生駒市エネルギービジョンのパブリックコメント素案が確定いたしましたので、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例に基づき、ご報告をさせていただきます。  エネルギービジョンの策定に当たりましては、生駒市環境審議会に一定期間内で機動的かつ集中的に審議を行うため、専門部会を設けて検討を行いました。専門部会は、環境審議会委員4名と学識経験者1名の合計5名の体制でエネルギー政策の専門的な見地から、気候ネットワークの研究員にアドバイスをいただきながら、4回、会合を開催し、エネルギービジョンの素案を確定したものでございます。そして、11月27日に開催された生駒市環境審議会において、専門部会からの素案の報告を受け、一部修正した上でパブリックコメント案としてまとめました。  それでは、お手元に配布をさせていただきました3種類の資料でございますけれども、その中の概要版に沿って説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  まず、策定の趣旨でございますが、環境基本計画の方針やこれまでの活動の経緯と成果、地域の実状を踏まえながら再生可能エネルギーの活用などの施策を体系化し、生駒市におけるエネルギー施策の基本的な方針とするものでございます。  次に、行動目標を「エネルギーを賢く利用し、安心・安全で持続的に成長できる都市」と定め、行政、事業者、市民それぞれの行動目標を掲げました。目標値としては、短期と中長期に分けて定め、平成42年度の太陽光発電による自給率を15%といたしております。  次に、再生可能エネルギー賦存量、利用可能量については、生駒市の地域的特性等を考慮し、利用できる再生可能エネルギーは太陽光発電、太陽熱利用、バイオマスといたしました。  2ページ目をお願いいたします。  エネルギー施策を進める上での基本方針を「コンパクトなまちづくりとライフスタイルの転換」「住宅など建物のエネルギー性能向上」「再生可能エネルギーの導入加速化」「安心・安全なエネルギー環境の構築」とし、また、推進組織、進行管理については、多様な地域主体の連携による推進組織を行政が主体となって設置するといたしております。  最後に、取組につきましては、低炭素なまちづくりと暮らし方の推進では、省エネルギー関係施策を、生駒の特性に応じた再生可能エネルギー等の導入拡大では創エネルギー関係施策を、エネルギーセキュリティの確保ではエネルギー確保関係施策を3つの体系に分けて記載をいたしております。  低炭素なまちづくりと暮らし方の推進には、省エネルギー対策の更なる推進、コジェネレーション等の普及促進、建築物のエネルギー性能向上、低炭素まちづくりの推進、エネルギー効率の高い交通手段の促進、環境教育・啓発の推進を掲げております。  生駒の特性に応じた再生可能エネルギー等の導入拡大には、太陽エネルギー、バイオマス、小水力を、エネルギーセキュリティの確保には、公共施設等への再生可能エネルギー導入促進、住宅へのエネルギーセキュリティ導入促進を掲げており、今後のエネルギー施策を推進する上での基本的な方針として体系化をいたしております。  なお、パブリックコメント案に対する意見募集は、本年12月24日から平成26年1月24日の期間で行い、いただいた意見を踏まえ、専門部会及び環境審議会でご審議いただき、本ビジョンが確定をいたしましたら、平成26年3月議会でご報告をさせていただく予定をいたしております。  以上でございます。よろしくお願いを申し上げます。 252 ◯白本和久委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。浜田委員。 253 ◯浜田佳資委員 概要版の2ページの一番上に書いてあることなんですけど、エネルギー施策の基本方針の(2)から(4)は分かりやすいんですけど、(1)のコンパクトなまちづくりというのとライフスタイルの転換というのが、これはなかなか、こちらの概要でない詳しい方を見てもよく分からないんですが、ここら辺、もうちょっと、具体的にどういうふうに展開しようとしておられるのか説明してもらえますでしょうか。 254 ◯白本和久委員長 岡田環境政策課長。 255 ◯岡田敏幸環境政策課長 まだ、実際問題、具体的にこうする、ああするというところまでは検討しておりませんが、今のエネルギー施策等を考える上で、やはりまちのコンパクト化、いかにエネルギーを集約できるかということが非常にポイントとなってこようかと考えておりますので、今後、施策を考える上で一つの考え方として挙げさせていただいたわけでございまして、ちょっとまだ具体的にどうだというところまでは至っておりませんので、一つの方針だということでご認識いただけたらと考えております。 256 ◯白本和久委員長 浜田委員。 257 ◯浜田佳資委員 具体的などころか、そこに至る途中の段階もよく分からない。特に生駒の場合はコンパクトなまちづくりと言いましても、南北に長いという点もありますし、また、山坂があって、そこで移動するにはそれなりのエネルギーを出さないといけない。平地ばかりの都市とは違うというような側面もありますよね。そこら辺を含めて、じゃ、どういうふうにやっていくのか、そもそもこういうことは生駒で可能なのかということを含めて検討された上での、一応、大きな柱というので出しているんだと思うんですけど、そこら辺、どのような議論で出てきたんでしょう。 258 ◯白本和久委員長 岡田課長。 259 ◯岡田敏幸環境政策課長 まだ、大変申し訳ございませんが、踏み込んだ意見というところまでは行っておりませんけども、やっぱりこのポイントを論ぜずにエネルギー施策を論ずるというのは厳しいものがあろうかと考えております。と言いますのが、やっぱり生駒の地形を考えた上で、かなり難しいというのは認識しておりますけども、じゃ、難しいままそれを何も考えずに進めていくのかというところもございますので、この部分については、実際問題、厳しい状況等はあろうかと思いますけども、エネルギー施策の一つの考えとしては、今後、推進するべき項目といたしまして、あらゆる方々で推進組織をつくるとここで書いておりますので、その組織をもって検討させていただきたいと考えております。 260 ◯白本和久委員長 浜田委員。 261 ◯浜田佳資委員 かなりしんどそうなんですが、ということは、少なくとも、必要なんだけど難しいので、市民の皆さんからお知恵を拝借したいということで取りあえずどんと出しているという理解でよろしいですかね。 262 ◯白本和久委員長 岡田課長。 263 ◯岡田敏幸環境政策課長 はい、そういう理解で結構かと思います。よろしくお願いします。 264 ◯白本和久委員長 副市長。 265 ◯小紫雅史副市長 浜田委員がおっしゃるように地形的なこともございますし、南北に長いということもありますし、あと、高低差がある、それは当然のことでございます。ただ、地域差を考慮してもなお、コンパクトなまちづくりを行うというのは、これは生駒市においても正しい方向性だと思います。  具体的には、やはり生駒駅とか東生駒駅周辺の、一定、人口とかいろんな建物が集積しているような場所に、もちろんこの市役所もございますし、消防本部もございますし、予定されている市立病院等がございますので、その辺りに、先ほど最後にもございましたけれども、災害に強いまちというようなことで、エネルギーセキュリティみたいなことも含めて、一定そういうエネルギーセキュリティの関係の施設なんかを集めることで災害にも強いまちづくりでありますとか、結果として省エネ等が進むというようなことというのは考えておりますし、それは生駒市においても何ら間違っていない方向性ではないかというふうに考えて、ここに位置付けておるものでございます。 266 ◯白本和久委員長 浜田委員。 267 ◯浜田佳資委員 方向性が間違っているか否かということは言っていないわけでありまして、方向性はいいとは思うんですが、ただ、非常に現実化が難しい問題なので、そこら辺はちゃんと認識しておられるのかということと、打ち出すのであれば、もう少し砕いた、もうちょっと方向性を明らかにした、細かいところまでは無理なんでしょうが、そういうのが必要だったのではないかという点で指摘させていただいております。  それは、同じようにライフスタイルの転換についても言えると思うんです。なかなか、言うはやすく行うは難しということなんですが、これは具体的にどういったことを考えておられるんでしょうか。 268 ◯白本和久委員長 岡田課長。 269 ◯岡田敏幸環境政策課長 今現在、生活はかなり、本当に便利な生活になり切って、私たちもその便利な生活に慣れております。暑ければ寒くする、寒ければ暑くするというような、簡単にできるようなことになっております。その辺り、特に住宅等での部分、リノベーションを考えながら、少々の無理と言いますか、そういうのもあろうかと思いますけども、そういう方向で皆様にご認識いただきたい、そしてまた、それには具体的に機器の導入、また、住宅改修等を含めながら、ライフスタイル全てで考える。  また、それと、今現在、家族につきましてもだんだん核家族化という形になっておりますが、一緒に住むことによってかなりエネルギー効率の向上等も考えられますので、本当に市民一人一人の認識がどういう方向に向いていくのか、この辺り、何が必要なのかというのを、今後、打ち出していけたらなと考えております。よろしくお願いします。 270 ◯白本和久委員長 浜田委員。 271 ◯浜田佳資委員 それで、こちらのより詳しい方を見ましても、どうも細かいメニューは、22ページ以降とか、その前も含めていろいろあるんですけど、大きい方針と細かいメニューの間をどうつなぐのかが非常に重要で、それがないと、細かいメニューもいろいろ今やっている、全国的にも行われているメニューを取りあえず載せてみましたという感じで、いかにも官僚が作った作文みたいな感じになっているんですけど、メニューの中でもどれが柱になるとかいうことを、ほんで、どれを特に推進していくんだと考えるためにも、その間をつなぐところの発想がないと、そういう取捨選択や重点、比重で置くのもできないということが1点。  それと、もう1つ、気になるのは、ライフスタイルの転換なんかは正に市民の皆さんの取組というのが重要になるんですが、その市民の皆さんの取組をどうやっていくのか、市民の皆さんの関わり方というのがこのエネルギービジョンを見ても余り見えてこないんですが、その点、次長はどのようにお考えでしょうか。 272 ◯白本和久委員長 堀次長。 273 ◯堀孝弘環境経済部次長 おっしゃるとおり、一般市民の方をここにどう巻き込んでいくかということは本当に大きな問題かと思います。今ここまででやっているところでも、節電グランプリであるとか、あと、買換え補助であるとか、太陽光発電の補助であるとか、いろんな施策を打っているんですけども、その辺りでも、市民の方々、ECO-net生駒とか、市と一緒に協働されている方々の中にも、もっと一緒に関わらせてよという声は上がっております。そういった辺りで、ECO-net生駒などとも協力していきながら、一般の市民の方に普及していくところにおいてはご協力願いたいというふうに思っております。  ちょうど今、環境基本計画の方の見直しが並行して進んでおりますので、今後、中身はまだ、環境基本計画の方はまだ見直しの部分は確定していませんけども、今後の市と市民の方々、先行的に活動されている市民の方々との協働のところ、そこのところの見直しも進めていきたいと思っております。 274 ◯白本和久委員長 浜田委員。 275 ◯浜田佳資委員 そういった具体的なところは、エネルギービジョンとは別に策定してという発想でやられておるんでしょうか。 276 ◯白本和久委員長 堀次長。 277 ◯堀孝弘環境経済部次長 そこのところで書き切れなかった部分というふうな解釈をしていただけたらというふうに思います。実際の市民との協働のところでは、先ほど申しましたように、環境基本計画であるとかいろんなところでは進めていくんですけども、そちらのところではビジョンでありますので、こういうところを目指していこうというふうなものでありまして、実際の動きの中ではそこに書き切れていないいろんな動きが起きていくかなと。あるいは、いろんな動きを起こしていかないといけないかなというような、そんなところであります。 278 ◯白本和久委員長 浜田委員。 279 ◯浜田佳資委員 ただ、その具体的な動きがありませんと、正に絵に描いた餅になりかねないというのが、これも一筋縄ではなかなかいかない問題ですので、そういうことが起こる可能性がありますので、そこら辺を気を付けていただきたいのと、そういったことをパブリックコメントでよく吸収していただいて、反映するということに取り組んでほしいと思います。 280 ◯白本和久委員長 他にございませんか。惠比須副委員長。 281 ◯惠比須幹夫委員長 まず、このビジョンの設定期間なんですけども、これは平成26年度から平成30年度までということでよろしいんでしょうか。 282 ◯白本和久委員長 岡田課長。 283 ◯岡田敏幸環境政策課長 設定期間といたしましては、2つに分けて考えております。短期的には平成30年度を短期的な目標といたしまして、中長期の目標を平成42年度、この二本立てで考えております。 284 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 285 ◯惠比須幹夫委員長 本編の26ページのところに短期的な一つの、今後の工程が一定示されているんですが、確かに生駒市自体、自然環境自体、例えば香川県のように日照時間が長いので県を挙げて再生エネルギーを押し上げていくというような動きもあるんですが、太陽光も平均的、水力も平均以下、風力も平均以下という中で、地域を見据えて何が資源になってくるかということを考えますと、やはり住宅都市である限り屋根が大きな資源になってくるという意味で、太陽光のいろんなメニューを出されているというのは、これは理解できるところではあるんですが、26の2)のバイオマスの1)バイオマスを活用した発電、熱利用等の検討とありますが、これはどういうことを想定されて掲載されているのか。 286 ◯白本和久委員長 岡田課長。 287 ◯岡田敏幸環境政策課長 今現在でもエコパーク21の方でバイオマスを使った発電等をやっております。その辺りもありますし、今後、例えばせん定枝等の利用も、ですから、集中的に行うというのも1つでしょうけども、今後、もうちょっと分散した、地域でのバイオマスの取組とか、ひょっとしたら学校単位での取組でありますとか、その辺りが十分、検討課題になってこようかなと考えておりますので、そういう分散型のバイオマス利用というのも考えております。 288 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 289 ◯惠比須幹夫委員長 当面、5年ということなんですが、これはちょっと私も再三お話ししているのでしつこくなってしまうんですけど、この中に、FITで既に設定されています廃棄物発電が検討項目にも入っていないというのはちょっといかがなものかとは思うんですが、その辺の考え方というのはいかがなんでしょうか。 290 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 291 ◯奥谷長嗣環境経済部長 特に廃棄物発電につきましては、清掃センター等々で検討していくというのが一番効率のいい手法なのかなというふうには理解はいたしておりますけれども、清掃センターの稼働状況を踏まえて、やはり当分、5年間の中では具体的な検討課題としても検討しづらいかなというような形で、ここには掲載はいたしておりません。以上です。 292 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 293 ◯惠比須幹夫委員長 FITの売電価格の中でも17円ということで明確に出ていますし、例えばこちらにあります小水力発電は40キロワットアワーですけども、ごみ発電、小さいものを想定して、100トン炉で想定して発電した場合でも1,300キロワットアワー前後ぐらいの出力にはなるということで、全然桁違いの数字になってきますので、その辺、是非、今後、一つの中長期的な部分での検討項目に入れていただければ有り難いなと思いますので、よろしくお願いしておきます。 294 ◯白本和久委員長 他にございませんか。浜田委員。 295 ◯浜田佳資委員 ビジョンの案の方の2ページなんですが、2の(2)の人材・資源・資金・エネルギーの地域内循環体制というのを説明してもらえますか。 296 ◯白本和久委員長 岡田課長。 297 ◯岡田敏幸環境政策課長 今よく言われておりますけども、エネルギーの地産地消という部分、その辺りを考えております。まず、太陽光発電を行うにいたしましても、今ちょっとECO-netの方でも取り組んでいただいておるんですけども、資金をどうするんだというところで、それを広く浅く市民の方から出資いただくような制度がつくれないか、その中でエネルギーも資金も地域内で回すことによって、生駒の場合、太陽光をつくるというのは余り大資本は考えられないんですけども、資金は全部その大企業が持っていって、地域には何も残らないというようなことが他市でも上がっておりますので、その辺りを踏まえた考え方でございます。 298 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 299 ◯白本和久委員長 質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。樋口清士議員。 300 ◯樋口清士議員 何点かちょっと確認をさせてください。  先ほど委員さんの方からコンパクトシティという話が出ていましたけれども、これは全市的な大きなエネルギー収支のことについて触れていきながら、個々の創エネ、省エネというようなところに落とし込んでいっているように思うんですけれども、全市的な話をしていくときに、例えば土地利用とか公共交通というような部分について一切触れられていないんですね。方針としてコンパクトシティということを掲げているのであれば、その辺、一定触れておかないといけないんじゃないかなと思うんですけれども、この辺りについては何も議論はされていなかったんですか。 301 ◯白本和久委員長 岡田課長。 302 ◯岡田敏幸環境政策課長 特に交通問題につきまして、これは市民の中でかなり突っ込んだ意見が出ておったんですが、やはり今の技術的な、水素等も使うこともありますし、今はちょうど過渡期になってこようかなと考えております。一定、公共交通を生駒の方で今までずっと考えてきておって、ちょっと表現を忘れましたが、地域内のバスが4ルートですか、しているところもございます。そういう中で、具体的にこうしていくんだという方針というのは、ちょっとここの段階で定められなかったので、1項目、交通につきましては、すみません、ちょっと今、ページを忘れましたけども、項目としてだけ取り上げさせていただきました。 303 ◯白本和久委員長 樋口清士議員。 304 ◯樋口清士議員 項目としてというのは。いや、ちょっと見ていてね、取組の中でエネルギー効率の高い交通手段の促進というふうに書いて、その中にクリーンエネルギー自動車の導入検討という、これしかないというのが非常に寂しいのではないのかなと。他の計画に委ねているところがあるとしても、一定、この中で触れておくべきものというのはあるんじゃないかというふうに思いましたので、その辺は、これは一応案ですから、また考えられるご予定というのはありますか。 305 ◯白本和久委員長 岡田課長。 306 ◯岡田敏幸環境政策課長 ご指摘の部分につきましては、今後、パブリックコメント、また、今のご意見をちょうだいしながら最終案に組み込んでいきたいと考えております。ありがとうございます。 307 ◯白本和久委員長 樋口清士議員。 308 ◯樋口清士議員 もう1点、これは各論のところで小水力というのがあって、これは上水の方で今取り組まれていることだけが例として挙げてあって、何らコメントが本文の方にもないんですよね。これでいいのかなというところがあって、小水力に対して、生駒市としてどう考えていくのか。例えば水路を利用してなんてことを真剣に考えておられる町村もあったりということは聞いていますので、そこまで発展的に考えていくようなことで位置付けているのか。あるいは、今やっていることだけで、それはそれでよしというふうな考え方でいられるのか。この辺、実際、生駒の水路を利用してそれができるのかどうかということの検証があってのことだと思いますけれども、そこまでのことは考えておられるんですか、ないんですか。 309 ◯白本和久委員長 岡田課長。 310 ◯岡田敏幸環境政策課長 小水力につきましては、本編の16ページにも記載させてもらっておるんですけども、生駒の地形、また、水量を考えますと、これを検討するのには、資源的にはかなり乏しいということでございます。  25ページに小水力と書かせていただきましたのは、やはり市としまして、今現在、山崎の方でやらせてもらっておりますので、市として既に取り組んでいる事項でございますので、その点だけを書かせていただいたということで、今後、小水力について発展的に考えていこうというところはこの計画ではございません。 311 ◯白本和久委員長 樋口清士議員。 312 ◯樋口清士議員 何か中途半端なんでね、なくてもいいんじゃないのという感じは、いや、もし先を考えていらっしゃらないのであればですよ。考えるなら考える、その幅というのを明記しておいたらどうかというふうに思います。  それと、最後なんですけど、かなりいろんなメニューを出しておられていますが、ほとんどが補助金とか交付金とかというようなところによって進めていくようなものになっているのかなというふうに思うんですが、そういう意味でと言うか、前にもちょっとお伺いしたことがありますけれども、どれぐらいのものをそろえればよしと考えていくのかと。これ、総エネルギー量として何となく数字というのは示されていますけれども、それぞれの施策に対してどの辺りを目標として考えていくのかというところ、それを押さえておかないと、要は、お金を使いますので、どこまで、いつまでお金を使って、どれだけのお金をかけてどこまでを到達点と考えるのかと。この辺をある程度明らかにしておかないと、何か際限がないなというふうにも思うんですが。それと、配分のバランスをどう考えていくのか。この辺りは何か考え方を持ってやっておられるのか、あるいは、今後考えられるのか。 313 ◯白本和久委員長 岡田課長。 314 ◯岡田敏幸環境政策課長 一つの目標点といたしましては、平成42年度におきまして太陽光発電の普及率30%を目指そうと考えた計画でございます。  じゃ、どういうふうに進めていくんだというのは、恐らく来年度に国の補助というのは打ち切られるような状況というのは聞いております。その中で、1つ項目として挙げさせてもらっておるんですけども、いわゆる導入を義務付けると言いますか、何かそういう手だてというのも、今後、大きな考え方になってこようかなと。既に東京都とかでは、義務付けではありませんけども、検討を義務付けるとか、そういう制度も導入されておられますので、こちらとして補助、また、支援という形の部分と、あと、一定規模以上の建築物、また、新規の建築物につきましては導入を促すような施策、この2本立てでいこうと考えております。 315 ◯白本和久委員長 樋口清士議員。
    316 ◯樋口清士議員 最後1点だけ。お金を使う話については、多分、30%というのはトータルの話で、それぞれ個別の施策ごとに目指していく部分もあるでしょうし、また、補助金をどこかの位置で打ち切りながらも、その惰力で動かしていく部分というのも多分あると思うので、そういう意味では、どれぐらいまで行ったらこれはやめておきましょうとか、その辺の見込みをある程度立てておかれないと、ずるずるといってしまうというようなこともあり得るのかなというふうに思いますので、その辺はまた、今後の検討課題として押さえておいていただければというふうに思います。以上です。 317 ◯白本和久委員長 他にございませんか。伊木議員。 318 ◯伊木まり子議員 2回でしたか、ちょっと傍聴させていただいて、非常に熱心な議論もされていると思いました。環境審議会の方で一部修正というようなお話だったですけども、何か大きな点で、こういう意見が出て変わったということがあれば、ちょっと教えていただきたい。小さいところでしたら結構です。 319 ◯白本和久委員長 岡田課長。 320 ◯岡田敏幸環境政策課長 特にご意見、審議会の方でちょうだいした部分につきましては、やっぱり予算の裏付けがいかがなものかというところも論議いただきましたが、あくまでもこれはビジョンということで、未来像を描くものという位置付けで、個々、どの程度の予算配分をしていくというところまでは踏み込めなかったというのが、ちょっと私の印象としては強く残っているものでございました。 321 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 322 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 323 ◯白本和久委員長 3、その他。  所管事項について委員からの発言の前に奥谷環境経済部長から発言があります。奥谷部長。 324 ◯奥谷長嗣環境経済部長 1点だけ、ご報告をさせていただきたいと思います。  生駒駅前ショップに関する公表できる資料につきましては、先日の全員協議会で申入れをいただいていたんですけれども、商工会議所の現時点の取組の中では、今日ここで公表できるような資料はないということでございましたので、その辺、申し訳ないんですけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。以上です。 325 ◯白本和久委員長 それでは、所管事項について委員の発言を受けます。井上委員。 326 ◯井上充生委員 今の駅前ショップの件なんですけれども、先日の全員協議会で説明を受けたところによりますと、商工会議所が主体となって事業を受け、残りの2団体がそれに協力をしていくということだったんですけれども、前回の9月の委員会、あるいは再議の折にも社団法人についての議論というのはかなりされているんですよ。社団法人がなくなって、いくわけでしょう。要するに、形がころっと変わっているのに、どういう理由でどう変わったのかというのが何の説明もないんです。どういうことなんですか、それは。 327 ◯白本和久委員長 市長。 328 ◯山下真市長 議会の方の決議に公益的な団体に委託をしていくようにというような文言があったので、それを受けまして、市の方で検討した結果でございます。 329 ◯白本和久委員長 井上委員。 330 ◯井上充生委員 その再議の折の委員会の最後に、市長の答弁の中で、社団法人についても、法律的にも専門家の意見を聞きながら、3団体に了解を得るべく努力をしていきますということを明確に言われているんですよ。要するに、その委員会で協議したものというのは一体何だったのかということなんです。それで協力体制が出来て、それで進まれるんだったら、それはそれでいいですよ。でも、委員会に出ていた内容というのは全くの偽りだったということになるわけでしょう。 331 ◯白本和久委員長 山下市長。 332 ◯山下真市長 委員会の方で、その3団体の足並みがそろっていないのではないのかというご指摘をいただいて、改めて各団体の意向を聴取した結果、今回については商工会議所がメーンで進めていき、観光協会が協力していくと。ECO-net生駒の方はちょっと後ろに下がるというような形であれば、3者、ある程度まとまっていくということが分かりましたので、全て議会の意向に沿って、指摘を受けて、また、付帯決議の内容に沿って取り組んだ結果が今の状態でございます。 333 ◯白本和久委員長 井上委員。 334 ◯井上充生委員 あのときに私が指摘させていただいたのは、社団法人には観光協会は入らないと。それを、部長等は基本的に合意ができているということで言われていたんです。結局、結果として社団法人には観光協会も入っていないわけでしょう、つくっていないわけですから。  議会の委員会審査の折にきちっとした答弁をされないと。変わったのなら変わったで、きちっとその変わった理由の説明を。当初は社団法人が必要だということでやられていたわけですから。その必要性というのは何だったんですか。 335 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 336 ◯奥谷長嗣環境経済部長 当初につきましては、3団体、商工会議所、観光協会、ECO-net生駒が協力して、一つの組織を立ち上げてショップを運営していこうということで、事前に、8月頃から3回ほど協議をさせていただいておりました。  その協議の中で、市として会合を持っていく中では、基本的には3団体とも協力していくということはお伺いしておりました。しかしながら、こちらの情報としては、若干、情報として聞いている部分につきましては時期的に早かったという部分もございましたので、後日、市としての情報を聞いている以降で観光協会の方が検討された内容については、正直、明確には把握しておりませんでした。そういったことから、委員会でああいうふうな答弁をさせていただいたというような形でございます。  そして、今回改めまして10月15日に、3団体と市長とが入っていただいた会合をリセットした形で持たせていただきました。そのリセットした形で、3団体と市長との話合いの中で、商工会議所が中心となって運営をしていく、ほんで、商工会議所の会員の中には観光協会の主なメンバーが全員入っていると。そういう意味合いでは、一緒にできるのではないのか。そしてまた、時間的余裕も余りないしということであれば、3団体の中で法人格を持っているということにつきましては商工会議所だけしか持っておりませんでしたので、そういう意味合いでは、商工会議所の方が中心となってやっていく方がスムーズであるのではないのかというような形で商工会議所の方から提案をいただき、その後、商工会議所の方で内部意思決定等々をされ、11月10日に正式な返事をいただいたというような形が経緯でございます。  以上、よろしくお願いを申し上げます。 337 ◯白本和久委員長 井上委員。 338 ◯井上充生委員 いや、だから、そういった丁寧な説明をしないと、委員会で話していたこととこの間の説明では飛んでしまって中身がないんです。じゃ、議会は何なんだ。そういうことになるんですよ。それは、以後、気を付けてください。  その商工会議所が中心になって協力体制でやられたらどうですかというのは、その当時も意見として委員から出ていたわけでしょう。結局、何も煮詰まらないままで出てきたということなんです。そういう形で出すのは駄目ですよということをはっきり申し上げておきますので。 339 ◯白本和久委員長 井上委員。 340 ◯井上充生委員 続いて、幼保一元化と小中一貫の件なんですけども、小中一貫の方は懇話会を開いておられて、それも何回か見せていただきました。次に、幼保一元化ですか、こども園ですか、そちらの方は懇話会なるものはされないんですか。 341 ◯白本和久委員長 峯島部長。 342 ◯峯島妙教育総務部長 先日の全協の方で、今後の進め方についてもご了解いただけたと考えております。今後、26年度、小中一貫の設計と同時に、今度、小中一貫の準備会を開きたいということも、この間、ご了解いただいたと思いますので、今後、用地のことが決まりましたら、幼保の方の北倭保育園さんと高山幼稚園の方も準備会をつくって、懇談会を通じて、今後について相談なり連携しながら進めていきたいと考えております。多分、26年度に設定することになろうかと思います。 343 ◯白本和久委員長 井上委員。 344 ◯井上充生委員 小中が決まってからじゃなくて同時進行でやるべきものだと思うんですよ、これは。小中が決まってから幼保に関してもやっていくというんじゃなくて。  というのは、高山幼稚園、要するに、こども園で一緒になるというものの、廃園になるわけでしょう。高山幼稚園には、今、かなりの歴史があるわけなんです。それまで過去、育友会とかの会長をされた方々でつくっている歴代育友会長会とかもあります。高山幼稚園が事業をする度に支援をされてきた。そういった方々にもやっぱりきちっとした説明というのは要ると思うんです。それは、小中一貫を進めていく中で同時進行でやられなければならないものだと思うんですよね。その辺のきちっとした手だてもしていただけるということなんですか。 345 ◯白本和久委員長 峯島部長。 346 ◯峯島妙教育総務部長 事前に、水面下と言うか、懇話会はつくっておりませんけれども、幼稚園と保育園の連携は、既に今年度、進めておりまして、園長同士であったり主任教諭であったり、園同士の交流、職員の交流というところは具体で始めております。  ただ、小中のことがあって、北倭さんが社団法人ということもありますので、表立った設定等はしておりませんでしたので、今後改めて、そういう歴史のことも、あるいは、北倭さんの方にもいろいろ理事会等もございますでしょうし、双方が連携して進めていきたいと考えております。 347 ◯白本和久委員長 井上委員。 348 ◯井上充生委員 幼稚園と保育園、連携しかけておられる、それはよく聞いているんです。ただ、そこに地域が入っていないんですよね。だから、それも取り込んだ意見聴取をしてくださいということを言っているんです。そういう予定はありますか。 349 ◯白本和久委員長 峯島部長。 350 ◯峯島妙教育総務部長 今のようなご意見も踏まえまして、自治会、保護者、今までの関係の方、そして、園現場等も踏まえて組織の方も考えていきたいと思いますので、また、ご意見をいただけたらと思います。よろしくお願いします。 351 ◯白本和久委員長 井上委員。 352 ◯井上充生委員 もう1つ、部長が3人おられるので、サンヨー、今、どういうふうになってきていますか。 353 ◯白本和久委員長 川口部長。 354 ◯川口忠良生涯学習部長 最終的には3月議会で、サンヨーにつきましては用地買収その他、条例関係を上程しようと考えております。 355 ◯白本和久委員長 井上委員。 356 ◯井上充生委員 今現在ある北大和グラウンドを売却するという方向性ですよね。あのグラウンドというのは今から二十数年ぐらい前ですか、たしか開発業者から市がお願いをして教育用地として頂いたものですよね。今度、それを高額で売ると。その頂いた側の業者には話は通しておられるんですか、こういったことを。やっぱりせっかく寄附していただいたものを売るというわけですから、これは本来の信義則に反するものだと思うんですよね。そういったことはきちっとされているんですか。 357 ◯白本和久委員長 川口部長。 358 ◯川口忠良生涯学習部長 いえ、やっておりません。 359 ◯白本和久委員長 井上委員。 360 ◯井上充生委員 やらないでおるということは、二十数年間で開発業者の善意は消えてしまうと。お金に換えてもいいんだという発想ですか。 361 ◯白本和久委員長 山下市長。 362 ◯山下真市長 既に、今、委員がおっしゃったような年数がたっておりまして、市の所有となってからかなりの年数がたっておりますけれども、それについて、事業者の同意を得る必要は全くないと思いますけれども、こういった形でさせていただくという報告はさせていただきたいと思います。 363 ◯白本和久委員長 井上委員。 364 ◯井上充生委員 当然それはするべきだと思うんですよね。市がお願いして、あそこをわざわざ頂いたものですから、それを了承なしに売ってしまうというのは、やはりそれはいかがなものかというふうに感じております。  あとは、サンヨーを買うためのプロセスはどういったもので。今、懇話会を開かれましたよね。懇話会のまとめは頂いていますよね。次はどういう手順になるんですか。 365 ◯白本和久委員長 川口部長。 366 ◯川口忠良生涯学習部長 その後にスポーツ推進審議会を開きまして、そこから答申をいただきました。それにつきましても、先日の全協ですか、そこで報告。 367 ◯白本和久委員長 井上委員。 368 ◯井上充生委員 それは聞いていたんですけども、ただね、こういう声があるんですよ。懇話会の座長、審議会の会長さん、同じ方で、しかも市に要望を出された方。その方がどうのこうのと言っているわけじゃないんです。立派な方で、私、尊敬もしていますし、よく存じている。だけど、一般市民から見たら、これはありきの会議じゃないんですかというふうに見られても仕方がないんです。その辺はどんなふうに考えておられますか。 369 ◯白本和久委員長 川口部長。 370 ◯川口忠良生涯学習部長 その2つの審議会なり、同じ委員さんですけど、その方につきましては、体育関係のトップでもございます。だから、むしろ私なりの意見、市サイドの意見も言わせてもろうても、その会長さん、トップについては体育関係の皆さんの意見を集約されて言っていただけると。だから、私どもの言いなりと言ったらおかしいですけど、そういう方面じゃなくて、むしろ利用者、体育関係の意見を聞けるものであると思っております。  ただ、2つともは、偶然と言うたらおかしいですけど、同じ委員さんでございますけど。 371 ◯白本和久委員長 井上委員。 372 ◯井上充生委員 逆に、そういう場合は、体育関係の、体協の、例えばトップでなくても、別に副会長でもいいわけでしょう。一般的に市民目線から見たら、それはやっぱりおかしいやないかという意見も実際にあるんですよ。初めから出来るやつじゃないかと。  そもそも懇話会というのは、まとめるものじゃなくて、意見を聴取する場。その目的からしたら、やっぱりそれはもうちょっと配慮があっていいのかなという気もするんですけども、今後、そういう形で懇話会をつくられるときには十分考えた上で人選もしていただきたいと。 373 ◯白本和久委員長 他にございませんか。有村委員。 374 ◯有村京子委員 生駒駅前アンテナショップ内装設備設計委託業務に関して、11月の建設工事等競争入札落札状況を見てみますと、その落札業者がないということなんですけども、今、12月のこの現在の状況はどのようになっていますでしょうか。 375 ◯白本和久委員長 中谷課長。 376 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 おっしゃっているとおり、ありませんでしたので、今般、随契処理でお願いしたいということでさせていただいております。 377 ◯白本和久委員長 有村委員。 378 ◯有村京子委員 これ、大体、期限はいつまでだったらオープニングに間に合うんでしょうか。 379 ◯白本和久委員長 中谷課長。 380 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 今からいきましたら、内装工事の公告の関係もありますので、契約につきましては年内に実施していきたいなと。それでしたら、大体、最終的な4月のオープンには間に合うかなという形で、内装の設計の方は、今現在、準備しております。 381 ◯白本和久委員長 有村委員。 382 ◯有村京子委員 随契にした場合、この予定価格というのは一緒なんですか。また上がるんでしょうか。 383 ◯白本和久委員長 中谷課長。 384 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 ちょっとその辺はまだはっきりした金額は分かりません。 385 ◯白本和久委員長 有村委員。 386 ◯有村京子委員 同じく、真弓小学校体育館内装改修工事、これも11月の入札落札状況では落札業者がなかったということなんですけども、これはどういった理由で。 387 ◯白本和久委員長 真銅課長。 388 ◯真銅宏教育総務課長 恐らく金額がなかなか合わなかったということかなというふうに考えております。再度、今、入札に付しておりまして、恐らく今日が開札になるかと考えております。 389 ◯白本和久委員長 他にございませんか。浜田委員。 390 ◯浜田佳資委員 サンヨースポーツセンターについて1つだけなんですけど、答申を受けて、だけど、12月議会には出さなかったと。それは、それを受けて部内でいろいろ検討することがあるからだというふうに聞いておりますが、その検討課題は何で、特に最大の検討課題は何だということで行われたのでしょうか。 391 ◯白本和久委員長 中田課長。 392 ◯中田和也スポーツ振興課長 その件につきましては、この前も話をさせていただいたんですけど、やはり施設の使い方、それと、あと、使用料等、その辺りもスポーツ推進審議会の方に諮りまして検討してまいりたいと思います。以上でございます。 393 ◯白本和久委員長 浜田委員。 394 ◯浜田佳資委員 それでは、変わりまして、北小学校と北中学校の小中一貫教育ということで、北の懇話会、8回行われて終わりました。その点に関して、この前の全員協議会で報告等がありましたが、全員協議会はインターネット中継もされていませんし、また、議事録にも残りませんということですので、簡潔に、再度、確認する必要があるかなというふうに思うんですよね。  その点で、懇話会の到達点と教育委員会の評価、今後の取組における会議体、メンバー構成、時期、検討課題などについて簡潔に説明してもらえますでしょうか。 395 ◯白本和久委員長 伊東課長。 396 ◯伊東英治教育指導課長 懇話会ですけれども、生駒北小学校、生駒北中学校の教育について、これを小中一貫校にするという方向で、これらの学校の教育を今後考えていくのがよいというふうなご意見をいただきました。  今後ですけれども、私どもとしては、この意見のとおり、小中一貫校を設置する方向で検討させていただきまして、その設置に当たって、例えば施設をどうするのか、用地をどうするのか、そういったことについて、また市民や保護者のご意見を伺う会議体を設けたいというふうに考えております。以上でございます。(発言する者あり) 397 ◯白本和久委員長 伊東課長。 398 ◯伊東英治教育指導課長 すみません、メンバー構成を忘れました。今申し上げましたように、市民ということで自治会、地域の方、保護者、それから、教員の代表、学識者で恐らく構成することになるかというふうに考えております。 399 ◯白本和久委員長 浜田委員
    400 ◯浜田佳資委員 時期に関してはいつ頃までをめどにしておられますでしょうか。 401 ◯白本和久委員長 伊東課長。 402 ◯伊東英治教育指導課長 これは、できましたら、私どもとしては、時期というのは、今おっしゃったのはこの会議体のことであろうかと思うんですけれども、これは同時進行でというふうになるかと思います。そのときそのときの課題について、例えば、まず、もちろん用地をどうするかということは先に話し合わなければなりませんし、設計の予算をお認めいただきましたら、どういった施設にしていくのかというふうな要望も聞かなければなりませんし、その過程で、また、地域、コミュニティの中核としてこういう施設が必要だといったような意見が必要になるケースもあるかと思います。そのときそのときに応じてやっていきたいと思いますので、これは、開校をできれば平成29年にしたいと思っておりますけれども、その時期までかけて話をしていく必要があるかというふうに考えております。 403 ◯白本和久委員長 浜田委員。 404 ◯浜田佳資委員 先ほどの井上委員の質問に関連するんですが、幼と保の懇話会については平成26年度中に設置ということを考えておられると。それは、当初の予定では、この一貫校をどこにするかという場所が決まった上でというふうに考えておられたので、少なくとも平成26年度の前半ぐらいには終わる見込みで考えておられたんでしょうか。そうでないと、これが終わるのを待ってから幼保をというふうに当初考えておられたと報告がありましたので、もう少しずれ込むというふうに考えておられたのか、どうなのか。大体いつ頃がめどでしょう。 405 ◯白本和久委員長 伊東課長。 406 ◯伊東英治教育指導課長 これは、先ほど部長の答弁がございましたように、用地ということが先にありますので、この用地が決まった上でというふうに私どもは考えておりました。 407 ◯白本和久委員長 浜田委員。 408 ◯浜田佳資委員 それがいつ頃かというのはなかなか、議論がどう進展するかということで難しいということだろうと思うんですが、その上で、11月に、この環境文教委員会で小中連携教育を行っている2つの学校を視察に行かせていただきました。その点に関しては、視察の報告書はホームページに上がっておりますので、そちらの方をよくご覧になっていただきたいと思いますが、そこで言われていた、場所に関すると言うか、敷地とか等に関する問題で一番大きいのは、運動場は小学校と中学校は分離しないと危険だというようなことも言われておりましたので、そういったことなども含めて考慮していただけるということなんでしょうか。 409 ◯白本和久委員長 伊東課長。 410 ◯伊東英治教育指導課長 これからの議論は、小中一貫校を設置するということを前提にした議論になりますので、そのような議論も含めて行います。 411 ◯白本和久委員長 浜田委員。 412 ◯浜田佳資委員 それでは、委員会の視察の報告書をよく踏まえて議論の方、一応、いろいろ進めていただきたいとは思います。  それと、教育委員会の評価なんですが、この懇話会の報告を受けて教育委員会としても会議を行ったということを聞いております。それで、教育委員会としてはどのように評価してという結論になったんでしょうか。 413 ◯白本和久委員長 早川教育長。 414 ◯早川英雄教育長 教育委員会では、当初からこの問題については協議してきました。まず、指摘されましたのは、この出し方については、教育委員会としては非常に問題があると、こういうふうなご指摘はいただきましたけれども、それはおいておいて、この中身については、時代にマッチした取組であるし、今後、慎重にではありますけれども、進めていただきたいと、こういうご提言はいただいておりました。  その後、今、課長が申しましたような経緯で進めてきたわけですけれども、そのような結論を得たというのは大変望ましいと。ただ、今後、どういった施設を造るのか、また、教員の負担にならないような準備委員会等をつくって、十分満足するような、満足と言ったらおかしいんですけれども、せっかくつくるのでありますので、皆さんがそこで教育効果が上げられるような施設・設備を造って、人員配置も含めて、そういうものをつくっていただきたい、こういう評価をいただいております。 415 ◯白本和久委員長 浜田委員。 416 ◯浜田佳資委員 それで、当初からこういった取組は非常に高く評価していたということを言われましたが、北小中の一貫教育の話が出たときに、もう1つ、これをやるかやらないかと別に議論になったのが、なぜ北だけなのかということが言われているんです。北は実験かというようなことを言われる方もおります。いいというのであれば、これは別に北だけに限る必要はないんですよね。小学校教育と中学校教育を連携して行うということがいいということであるなら、全市的にどうするかという検討をすべきじゃないかと思うんですが、そういった意見もあると思うんです。その点に関してはどのようにお考えでしょうか。 417 ◯白本和久委員長 伊東課長。 418 ◯伊東英治教育指導課長 もちろん実験という意図は全くございません。生駒北小中学校が、児童数あるいは様々な条件で、一体型の小中一貫校を設置するのが最も適した環境であるというふうに私どもは考えたからでございます。  ただ、今おっしゃいましたように、これがいいことであれば全市的に広めた方がいいというお話でございましたけれども、その中で、いいところは是非とも他にも取り入れていきたいというふうに思います。例えば小学校と中学校、両方を見通した教育課程の編成であるとか、あるいは、小学校教員が中学校の生徒指導へ関わるであるとか、そういった点で、離れた場所にある小中学校間でも生かせるというのは多数あるかと考えております。 419 ◯白本和久委員長 浜田委員。 420 ◯浜田佳資委員 ということは、全市的な小中連携教育についての検討を行うということでしょうか。 421 ◯白本和久委員長 伊東課長。 422 ◯伊東英治教育指導課長 私どもは、生駒北小学校、生駒北中学校の一体型小中一貫校の成功と言いますか、より良い結果を出すために、まず、全力を挙げたいと考えております。その中で、先ほど申し上げましたような、どういう教育課程を編成すれば子どもたちにとってメリットになるのか、あるいはどういう生徒指導の関わりをすれば子どもたちのメリットになるのかという成果が出てきますので、そういった点は他の学校全てに広めてまいりたいというふうに考えております。 423 ◯白本和久委員長 浜田委員。 424 ◯浜田佳資委員 私どもが視察したところは、いずれも全市的な検討を踏まえた上で、福岡なんかは69中学校区もありますので、一斉にはいかないので、進めやすいところから段階的にということでしたが、検討自身は全市的に行うという上でということで進められていたんですよね。  今の課長の話を聞いていますと、結局は北でやってどうなのかということを踏まえつつということで、やはり実験的な捉え方かなという気はするんです。もちろん実験が全て悪いと言うんじゃなくて、例えばソニーなんかは、逆にモルモットがいいんだと言って、それで本社に黄金のモルモットを置いている、誇りにしているんですが、問題は、実験であれ、試しであれ、何であれ、そこをちゃんと踏まえて、いろんなところを調査して、きっちりとした手順、内容を調査した上で行うかどうかによって、それがちゃんとしたものになるか、それとも、何や、結局、ただの実験かというふうな捉え方をされるようになるのかというのが変わってくると思うんですよね。そこら辺で一番不安なのは、今回、視察に行って、一体校で一番のメリットは何かと聞かれたら、一つの場所に小学生、中学生がいる、そして、日常で交流できる、同じように教員もいて、お互いに日常的交流ができる、それが一番のメリットだというのをすぱっと答えられたんですよね。ところが、本市では去年の秋からこの議論がされていますが、この中でメリットに関して理事者の方からなかなかそういったすぱっとした答えが出てこなかったというのは、ほんまにちゃんとした調査を行った上でのこういうことが行われるのかというのはどうも不安があるんですが、そこら辺は大丈夫ですか。 425 ◯白本和久委員長 市長。 426 ◯山下真市長 ちょっと質問の前提に誤解があると思うんですけれども、まず、決して実験などということはこちらは一切答弁しておりません、既に全国で多数の例があって、そのメリットは十分実証されているわけですから。ただ、実際に実践した具体的なノウハウみたいなものを、じゃ、生駒市が、資料としてはよそからもらうことはできますけれども、実際、生の体験としてやるのは初めてですから、そうした生の体験を基にしたいろんな実践例を、いいものは全市的に広めていくということで言っているわけで、決して実験などというつもりでやっているわけではございませんので、ちょっと質問の前提が違うというふうに思います。  それから、理事者側がすぱっとしたメリットを言っていないというのも、それはちょっと浜田委員が聞いていないだけじゃないかと私は思います。我々は、中学校の先生が小学校の先生をサポートすることができるのがメリットだし、小学生が中学生の背中を見て、それを目標に頑張ることができることをメリットの一つだというふうに、ずっとこれはタウンミーティングのときからも、私も言っていますし、教育長も言っています。子どもや生徒のそういう、今、私が言ったようなことは、当然、相互の交流がなされるというのが前提で、これはずっと言っていますので、それは、例えば私がタウンミーティングで発言したこと、それから、教育長がタウンミーティングで発言したこと、ここの委員会で発言したこと等の議事録をよく調べてからご質問いただきたいと思います。 427 ◯白本和久委員長 井上委員。 428 ◯井上充生委員 今、市長は言われましたけども、小中一貫のことが出て、たしか一般質問で教育長が答弁の中で、実験的な、あるいは、試しに北小をやってと。それ、議事録を一遍調べてください。たしか言っておられます。私、その後、教育長のところへ行って、どういうことなんですかとクレームを付けました。一度確認していただいたらいいです。  それと、浜田委員、先ほどの質問の中で、モルモットであれ、実験であれいいと思いますがと言われましたけども、その対象は子どもたちなんです。子どもたちをそれでしていいということは、ちょっとそれは訂正していただきたいと。そういうふうにも捉えられるということなので。例えば今の北小をモルモットであれ、実験的であれ、いいと思いますがということを言われたんですよね。いいはずないんですよ、それは。それは訂正していただきたいと思います。 429 ◯白本和久委員長 教育長。 430 ◯早川英雄教育長 井上委員さんのご指摘のことなんですけれども、私、一般質問でお答えした中身につきましては、北小中でやりたいと、ただ、その中で、いいことがあれば全市的にも、他の学校でも取り組んでいけたらなと、このようなお答えをしたことは確かにありました。  それはそれですけれども、私自身は、今回、いろんないきさつがありましたけれども、当初予定した開始年限が今の時点で1年延びているということを大変悔しく思っております。と申しますのは、市長も申しましたように、私自身、小規模校の学校の先生方の教育条件に関する苦しみというのは十分に承知をしております。例えば県教委で勤めておりましたときに、へき地とか、そういう学校をずっと回って、そういう人員配置をする仕事をしておりました。そういう中で、やっぱり一番苦しんでおる学校は、各学年1クラスしかない、そういう学校で一番切実な要求は人員が欲しい、1人でも2人でも多くの人員が欲しいと。これがやっぱり切実なんです。  北小は、もう目の前なんですけれども、来年、各学年1クラスになります、中学校もそうなんですけれども。そうしましたら、県教委の人員配置から言いまして、これは校長、教頭、そして、各学年、学級担任しかいないわけでございますので6名の教員配置しかいただけないわけです。こういう場合を仮定しますと、やっぱり教育条件、子どもにとっても教師にとっても大変しんどい苦しい教育条件になると、こういうことが目に見えているわけでございます。  先ほど課長が申しましたようなメリットというのは確かにあります。今回、市長が施設を新設していただくということで、施設一体型の小中一貫校をつくっていただくということで私は大変うれしく思っておりました。今言ったようなことがまず第一でありますし、あとは、課長が申したように、小中の先生方が連携して同じ校舎の中で1人の子どもを9年間育てていくと、こういうメリットは絶対にあるという、こういうふうに私は今時点でも思っておるわけなんです。だから、こういった結論が出て、懇話会の中でもいろんな今後の課題というのを出されましたけれども、それはそれとして、私どももやっぱり真剣に考えていかなきゃいけない課題だなというふうに捉えているんですけれども、一応、結論的に、小中一貫は進めていってもいいだろうと、こういうふうな結論であったというふうに私は認識しておるんですけれども、教育委員会も、先ほど申しましたような結論であったということでありますので、大変有り難く思っているんですけれども、できるだけ早く施設・設備、また人員配置等を検討していきながら、少しでも早く、やっぱり開設にこぎつけたいと、こういう思いでおりますことをご理解いただきたい。以上です。 431 ◯白本和久委員長 浜田委員。 432 ◯浜田佳資委員 小中一貫自身をどうのこうのと言っているわけじゃなくて、今回の視察に行った際にも、福岡は小中一貫教育という言葉は使わないと。連携教育という言葉を使うんだということを特に強調されておりました。それは視察報告書にも書いておりますので、お読みいただけたらと思いますが。  小中連携自身を否定しているわけじゃないし、小中連携で一番効果が高いのは施設一体型であるということは視察に行ってもよく分かっておりますので、それ自身を否定しているわけでも何でもないんですよ。  私がまず一番最初に言っているのは、いいと言うのであれば、他で行われているような全市的な検討もしながら、福岡で行っているように、できるところから順番にやっていくというような枠組みでやられる方が、実は、逆に早くできるところは進むんじゃないですかという気がして、そういったことも言っておられるし、いいと言うなら、全市的な検討を、北小中でやって一定の成果が出てきてからというふうな後回しにする必要性がなぜあるのかというのが分からないということなんですよ。 433 ◯白本和久委員長 市長。 434 ◯山下真市長 検討はできますけれども、小中一貫校をつくるのにお金が20億かかるわけですよね。来年度予算はこの関係で予算の総額としてもかなり膨らみます。ですから、そんな簡単に、何年後ここをやります、何年後ここをやりますなんていうことを、それこそ財源の当てもないのに簡単には言えないということでございますので、当然、ソフト的にいろいろ取り入れていく分には、先生たちのご努力があればやっていけますけれども、ハードの面がございますので、その辺は慎重に、これから施設の改修、建替え等の時期を見定めつつ検討していかなければならないと、こういうことでございます。 435 ◯白本和久委員長 浜田委員。 436 ◯浜田佳資委員 全市的に小中連携教育を検討するということは、全てのところで施設一体型を建てるということとは全然異なりますのでね。  全市的に検討する。その中で2小1中のところ、また、離れているところ、1小1中でも距離があるところなど、いろんな組合せがありますし、また、小学校の学区と中学校の学区がかぶっていない、そういったところもあります。そういうところをどうするかも含めて全市で検討をするということで、予算の問題はあるので、その中で含めて検討すればいいだけの話なんですよ。だから、全市的に検討するということと財源の問題とはリンクはしないということと思うんですが、なぜ、じゃ、来年度から全市的に検討を進めます、その中で連携をどうするかということも検討しますというふうにならないのかなという点だけ聞きたいです。 437 ◯白本和久委員長 伊東課長。 438 ◯伊東英治教育指導課長 教員の仕事はお医者さんの臨床研究に似ていまして、やっぱり現場での実際の教育実践と言いますか、教員もたくさん、教育実践報告というのを書きためておりますけれども、そういったものについて、その経験を生かしていくということが重要だというふうに考えています。  それから、もちろん今の時点で分かること、小中じゃないですけども、例えば幼稚園の子が小学校に入ったときに戸惑わないように、幼稚園の子が先に小学校へ行って給食を体験したり、小学校へ体験入学したり、小学生が中学校へ体験入学したり、部活動を見たりとか、そういったできることはやっております。  教育実践に基づいた経験を生かすといったことについては、この北小中学校の経験を全市に生かしてまいりたいというふうに考えております。 439 ◯白本和久委員長 浜田委員。(「まだあるのか」との声あり) 440 ◯浜田佳資委員 あります。(「ほんなら、休憩しよう」との声あり) 441 ◯白本和久委員長 暫時休憩します。              午後0時6分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時57分 再開 442 ◯白本和久委員長 休憩を解いて、引き続き、会議を行いますが、午前中の会議で伊木議員から質問のあった件について、理事者側から答弁を行うとのことですので、説明を受けます。真銅課長。 443 ◯真銅宏教育総務課長 午前中、伊木議員さんからご質問いただきました、机、椅子の指名業者についての市内、市外の内訳でございます。5者のうち市内業者が3者、市外業者が2者、奈良市と田原本町の業者という内訳になってございます。  今後、物品等の購入につきましても、一般競争入札に速やかに切り替えていきたいというふうに考えております。以上でございます。 444 ◯白本和久委員長 それでは、引き続き、会議を行います。  浜田委員。 445 ◯浜田佳資委員 じゃ、午前中に引き続きまして。  全市で検討するべきじゃないかということは、この間、視察先の状況とかも見聞きいたしまして質問をさせていただいているということと、もう1点、北の懇話会の中で、北小と北中の先生方の労作でかなり評価が高かった「段差なき接続」に取り組んで、算数から数学へ、小5、小6、中1を見越してどうするかということが出てきて、これはかなりほんまに評判が良くて、私も、なかなか出来のいい、さすがやなというふうに思うものなんですが、これが初めの方から出てきていたら、あっ、よう考えているなと思うんですけど、後半の方で出てこられましたので、それもありまして、やはり全市的な小中の連携もちゃんと考えられてやっているのかなという不安がありまして質問させていただいたということなんですが、もちろん私としては、そういった視察先の状況も踏まえて、全市的に検討する中で、できるところ、北小、北中から先行してやるということがいいのではないかと思うんですが、それはまた教育委員会なり、それと、またいろんなお考えがありますので、少なくとも、今、小学校と中学校の連携をいろいろやられているということを、こういったことも含めて、更にどこまで行くかというのは、現場のこともありますし、それぞれの学校長の判断もありますので、強制できることでもないし、こうやれということでもありませんが、そこら辺を踏まえて、連携教育を全市的に検討するしないにかかわらず、できるところから進めるということはきっちりされると今おっしゃられておりましたので、やっていただきたいと思いますので、その辺はしっかりやっていただくよう要望させていただきます。  そして、井上委員から言われたことなんですが、子どもを取り巻く状況とか、子どもの状況ということに関しては、とりわけ最近どんどん、いろいろ状況が変わってきております。デジタルの問題もありますし、この前、市民懇談会でやりました世代間交流がなかなかしんどくなっているとか、地域の状況が変わっている、そういったいろんな子どもを取り巻く状況が非常に変わっておりますので、とりわけ教育では十年一日ということであってはならない。それでは、子どもにとってベストな教育はできないというふうに考えております。そこで、新しいことにもチャレンジしながら試行錯誤が必要だと、そういった趣旨で先ほどのことを言わせていただいたものでありまして、取りあえずやってみようといった、そんな実験を容認するつもりは毛頭ないということに関しては井上委員と全く同じだということを最後に言わせていただきます。  続いて。 446 ◯白本和久委員長 浜田委員。簡潔にお願いします。 447 ◯浜田佳資委員 環境経済部のことで、生駒市のごみ半減トライアル計画に関する報告書が出されまして、この案を踏まえて、この前、一般質問もさせていただきました。それを踏まえて、簡単に質問をさせていただきます、確認みたいなものですけど。  まず、結果の数字の認識なんですけど、ごみの減量はトライアルでやって、数%だったという報告をされておりますが、そういう認識でよろしいでしょうか。 448 ◯白本和久委員長 辻中課長。 449 ◯辻中伸弘環境事業課長 この報告書にも書いておりますとおり、数%ということで結構でございます。 450 ◯白本和久委員長 浜田委員。 451 ◯浜田佳資委員 その数%というのは、ひかりが丘をモデルにした分が中心ということでしょうか。 452 ◯白本和久委員長 辻中課長。 453 ◯辻中伸弘環境事業課長 今回、トライアル計画を実施していただきました市内3地区での取組ということでございます。 454 ◯白本和久委員長 浜田委員。 455 ◯浜田佳資委員 一戸建て住宅と集合住宅で数字が結構違うんじゃないかと思うんですが、その点の認識はいかがでしょう。 456 ◯白本和久委員長 辻中課長。 457 ◯辻中伸弘環境事業課長 一戸建て住宅と集合住宅が違うということですけども、この報告書の中では、全市削減率の方が違っております。今回取り組んでいただきました数ですけども、一戸建ての方が市内で634世帯、集合住宅が61世帯ということで、集合住宅の方の世帯数が少ないということで、多少、ばらつきがありますけども、例えば集合住宅の場合、引っ越し等で出られる際には、やはりかなりの量のごみが出るということで、この割合についてはかなり誤差があるのかなということも考えられます。ただ、集合住宅と一戸建てではこれだけ量に差が出るというのも事実でございますので、報告の数字を信用していると言うか、事実でございます。 458 ◯白本和久委員長 浜田委員。 459 ◯浜田佳資委員 集合住宅に関してのごみの減量の数値は、トライアルの結果、どのようになっていますか。 460 ◯白本和久委員長 辻中課長。 461 ◯辻中伸弘環境事業課長 集合住宅の数字が1回当たりの排出量で12.5%、25年7月から9月の平均で9.5%となっております。 462 ◯白本和久委員長 浜田委員。 463 ◯浜田佳資委員 それで、もう1つ、生駒市のエネルギービジョン6ページに、生駒の場合は集合住宅が多いので、その戸数の割合を書いているんですが、一戸建てが68.1%で、共同住宅が29.6%というふうになっております。この割合をそれぞれのトライアルの削減率で、この比重で計算させていただきましたら、大体5.5%ぐらいになるのではないかと思うんですが。若干、数%より多いかなと。だからと言って、私もこれで10%、20%になるとは思っておりませんが、そこら辺、ちょっと数%より、実は6%ぐらいにはなるような、これは推測ですから、ぐらいかなということです。それの確認なんです。そんなものですかね。 464 ◯白本和久委員長 辻中課長。 465 ◯辻中伸弘環境事業課長 非常にお答えしにくいですけども、そういう考え方もできるかと思います。 466 ◯白本和久委員長 浜田委員。 467 ◯浜田佳資委員 なぜそういうことを言いますかと言うと、数%と6%というのは実は違うんだけど、数字というのは一人歩きしますので、数%というのがだーっと一人歩きするとどうかなと思って確認させていただいたということなんです。  いずれにしても、そんなに多くはないという点は、1年半いろいろ取り組まれましたが、エネルギービジョンの方でも生活スタイルを変えるということも書かれておりましたが、実際、なかなか生活スタイルを変えるということが難しいということの結果ではないかという理解でよろしいでしょうか。 468 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 469 ◯奥谷長嗣環境経済部長 ご指摘いただいておりますように、生活スタイルを変えるということはなかなか難しいと。そういった中で、できる限りモデル地区の中で努力していただいた結果がこの数字に表れているかなと、そのようには認識をいたしております。 470 ◯白本和久委員長 浜田委員。 471 ◯浜田佳資委員 モデル地区でかなり努力されているのは、一般質問でも申し上げましたけど、認識をしております。ほんで、また、敬意も表したいというふうに思っております。  問題なのは、にもかかわらず、なかなか減らないということから、どうするかということで、やはり鍵となるのは、報告書にも書いておりますが、ごみの資源化ということだと思うんです。この認識に関しても、一般質問でも確認したように、同じですよね。 472 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 473 ◯奥谷長嗣環境経済部長 市といたしましては、啓発と再資源化ということが大きな柱かなというふうには思っております。 474 ◯白本和久委員長 浜田委員
    475 ◯浜田佳資委員 ところが、啓発しましても生活スタイルはなかなか変わらない。生活すれば必ずごみは出るわけなんです。したがって、資源化という、要は、受皿をこのごみ全体のシステムの中で市の方がちゃんと完備するということ、その受皿があるかないかで大きく変わる。だから、この半減プランの報告書の中でも、エコパークの改修などというふうに言われている。そういった受皿をどういうふうにつくっていくのかがごみを減らす上では鍵だという認識でよろしいでしょうか。 476 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 477 ◯奥谷長嗣環境経済部長 再資源化の受皿をどうつくっていくのかということも大きな鍵であるかとは考えておりますけれども、やはり今回のこの半減トライアル計画の報告書にもございますように、モデル地区の中の取組としても、啓発し、協力を呼びかけても、やる人はやる、やらない人はやらないというようなことも実際の状況としてあるということもこの報告書の中で明記されているというようなところがございますので、やはりもう一つの大きな柱は、啓発をいかにし、市民の協力をいかに取り付けていくのかということも大きな課題かなというふうには認識をいたしております。 478 ◯白本和久委員長 浜田委員。 479 ◯浜田佳資委員 その啓発に関してなんですけど、ホームページ等もいろいろ、もっと創意工夫が要るんじゃないかということも言わせていただきましたが、ちょっと時間がなくて答弁をもらっていないんです。そこら辺、考えていることをもう少し、いろいろあればお教え願いたいんですが。 480 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 481 ◯奥谷長嗣環境経済部長 できるだけ市としての情報を速やかに、タイムラグのないような形で情報発信するとか、また、市民が要望されている、また、困っているところに絞った形のPRをしていくとか、そういった点に、今後、努力をしていきたいなというふうには思っております。 482 ◯白本和久委員長 他にございませんか。西山委員。 483 ◯西山洋竜委員 先日、教育長の方から、生駒市立の中学生徒が教員に暴行を働いて全治3週間のけがを負わせたという報告を受けたんですけれども、この生徒さんは以前からもいろんな問題があったというようなことで、教育機関としてはいろいろ指導をしたものの、こういう事件に至ったということなんですけど、その指導の中身を含めて、逮捕に至ったところまでの経緯について、もう少し詳しいところを教えていただけますでしょうか。 484 ◯白本和久委員長 伊東課長。 485 ◯伊東英治教育指導課長 これはなかなか、個人の特定につながるような情報まではお話しできませんけれども、現在、中学生ですので、なかなか指導が入らない生徒というのは時々おります。今回、その中学校では比較的、以前に比べれば指導の入らない生徒が多くいるような状況で、この生徒に限らず、複数の生徒が深夜徘徊でありますとか問題行動を繰り返している状況でございました。それに対して、教員は粘り強く指導に努めてまいりましたけれども、その指導の過程でこういった教員に対する暴力があったということでございます。  私どもとしては、もちろん、引き続き、諦めずに粘り強く指導はしてまいりますけれども、やっぱりこういった教員が大きなけがを負うというような違法行為が学校の中で行われるようであれば、毅然とした態度で対応してまいりたいというふうに考えております。 486 ◯白本和久委員長 西山委員。 487 ◯西山洋竜委員 これは非常に難しい問題だと思うんですけれども、指導したからと言って、暴行する、しないというのは、その生徒さんの特質によるところもあると思うんですが、じゃ、だからと言って指導しないわけにもいきませんし、確かにそういう難しいところはありますけれども、今回こういうことに至った主な原因と言いますか、また、今回のことを踏まえて、今、考えられている具体的な対策とか、そういったものがもしおありでしたら教えていただけますか。 488 ◯白本和久委員長 伊東課長。 489 ◯伊東英治教育指導課長 これはもちろん個別のケースによりますので、一人一人の生徒の個性に合わせて、どのような対応をするかというのは変わってまいります。今回のケースでも、生徒に配慮して、また、私どもとしても、市費で学校の生徒指導が充実するように講師も配置するとか、やっぱり十分な人手で対応してまいりたいと思っておったんですけれども、その過程でこういうふうな事態に至ったということはもちろん残念でございますけれども、引き続き、同様の姿勢で臨んでまいりたいですし、他の生徒の指導にも全力で当たってまいりたいというふうに考えます。 490 ◯白本和久委員長 西山委員。 491 ◯西山洋竜委員 今回、教員に暴行を働いたというケースなんですけども、過去にもこういったケースはあったんでしょうか、生駒市、中学校に限らず。 492 ◯白本和久委員長 伊東課長。 493 ◯伊東英治教育指導課長 過去にもございました。また、今年度もございました。 494 ◯白本和久委員長 西山委員。 495 ◯西山洋竜委員 過去にもあったということで、今回もあって、やはりそういう指導内容のメンテナンスというのは非常に大事だと思うんですが、例えばその中身によって、その生徒さんの度合いによっても指導の中身というのは、強弱という表現が適切なのかどうか分かりませんが、そういった指導の中身というのはメンテナンスされているんでしょうか。 496 ◯白本和久委員長 伊東課長。 497 ◯伊東英治教育指導課長 県の教育委員会からも学校への生徒指導担当者の訪問があって、そこでまた、学校が指導を受けるということもやっておりますし、市の教育委員会にも生徒指導担当の指導主事がおりまして、適宜、校長の相談、あるいは学校の生徒指導担当教員の相談等に当たっております。そういった形で学校の指導も確認するようにしております。 498 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 499 ◯惠比須幹夫委員長 端的に何点か伺います。  1つは、資源の回収の現場からの状況についてちょっと伺いたいんですが、金属市況が近年上がってきているということで、アルミ缶でしたらキロ100円という状況まで来て、また、改めて、抜取りが現場では非常に横行し始めているということを伺います。併せて、一時おさまっておりました、リクエスト収集の現場においても抜取りがまた発生しているということもお聞きするんですが、市としてはどういう状況で捉えておられますのでしょうか。 500 ◯白本和久委員長 辻中課長。 501 ◯辻中伸弘環境事業課長 確かに資源ごみの、特に金属くず関係の単価というのは上昇傾向にございます。市民からの情報、また、環境事業課が把握している状況から言いますと、やはり抜取りというのは増加傾向にあるというふうに考えております。 502 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 503 ◯惠比須幹夫委員長 これはなかなか一概に答えが見つからない課題でもあるかと思うんですが、例えば今、関東の方では、古紙に関してですが、GPSを導入して非常に抜取りの防止に対する成果を上げておられるということがございました。実際、現場で聞いてみますと、業界、古紙の直納問屋の組合団体と連携をして、そちらの方からGPSのシステムが提供されるという形で連携をして成果が上がってきたと。ただ、金属については中小業者が集めているという状況もありますので、なかなか一概に答えは難しいと思うんですが、ただ、これ、今100円ですからトン10万円ですか、10トンで100万円という状況になってきますので、何らか、知恵をもう一絞りして、よりコストをかけずにいかに普及啓発していけるかという部分で、今後も知恵を絞っていただければと思いますので、これは要望とさせていただきます。 504 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 505 ◯惠比須幹夫委員長 それと、先ほど、ごみ半減トライアル計画に関する報告書について浜田委員の方からもありましたが、一般質問の答弁でもされていたかと思うんですが、今後の道筋と言いますと、平成27年の有料化導入を目指して準備を進められていくということでよろしかったでしょうか。 506 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 507 ◯奥谷長嗣環境経済部長 今回ご報告いただいたごみ半減トライアル計画に関する報告書を市としては精査し、その上で、有料化導入の是非等々を判断させていただき、するとしたら速やかな条例改正手続きに入っていきたいと、かようなことで予定をしております。以上です。 508 ◯白本和久委員長 惠比須副委員長。 509 ◯惠比須幹夫委員長 有料化自体は一概に否定するものではないんですけども、これ、中長期的な清掃事業の流れとか在り方を読み取って実施していかないと、一回やってしまうと、ちょっと後戻りができないということもございます。  例えば東京近郊の国分寺市、最近、有料化を導入されましたが、それ以前に個別収集をまず先行して導入されて、資源回収率も上げる、ごみ減量化も達成し、市民満足度も高めた上で有料化を実施されたというお話もございました。また、中長期的にどこまで再生利用にこだわっていくのか、こだわって得策なのかということもあるかと思いますので、しっかりとその辺の流れを見極めた上で、実施されるのならされるということで検討していただければと思いますので、これは要望としておきます。 510 ◯白本和久委員長 西山委員。 511 ◯西山洋竜委員 ちょっと先ほどの私の質問の中で、もう1点、確認させていただきたいんですけれども、この中学生徒が暴行を働いた際に、これはうわさとして聞いた話なんですが、教員の方が生徒さんに対して「死ね」というようなことを言われたというようなうわさがあって、そういう言葉を聞いた生徒さんが暴行を働いたというようなうわさがあるんですけれども、そういう事実というのは聞かれていますでしょうか。 512 ◯白本和久委員長 伊東課長。 513 ◯伊東英治教育指導課長 全く聞いておりません。 514 ◯白本和久委員長 西山委員。 515 ◯西山洋竜委員 聞いていないということですけれど、うわさというのはうわさですので、それが本当かどうかというのは分からないんですが、やはり指導する立場にあってはこういうことがあってはなりませんので、一度、その点については確認いただいて、市としてしかるべき対応をお願いしたいと思います。以上です。 516 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 517 ◯白本和久委員長 ないようでございますので、環境文教委員会を終わります。              午後1時19分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               環境文教委員会委員長   白 本 和 久               環境文教委員会委員長  惠比須 幹 夫 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....