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  1. 生駒市議会 2013-09-26
    平成25年第4回定例会 決算審査特別委員会(環境文教分科会) 本文 開催日:2013年09月26日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後0時36分 再開 ◯井上充生委員長 ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  昨日に引き続き、審査を行います。  本日は、環境文教委員会の所管に係る各議案について、資料の一覧表のとおり審査をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時36分 開議 2 ◯井上充生委員長 環境文教分科会の所管に係る議案第54号、平成24年度生駒市一般会計決算の認定について、各関係部長から説明を受けます。奥谷環境経済部長。 3 ◯奥谷長嗣環境経済部長 それでは、環境経済部が所管しております決算につきましてご説明申し上げます。  決算書の113ページの末尾から115ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4の環境衛生費でございますが、防犯灯、街路灯のLED化、愛がん動物の適正管理の推進など、地域の環境整備を推進するために要した経費で、生駒市まちをきれいにする条例に基づき、環境美化の推進に努めるとともに、平成24年度につきましては、この条例の実効性を確保するため、氏名等の公表や2万円の過料を科する旨の改正を行い、この10月1日から施行することとしております。  なお、節15、工事請負費で1億5,450万円余りの不用額が生じておりますのは、この防犯灯等LED化推進事業におきまして、物品の購入と設置工事を分割して発注するなど、調達手法の工夫を図ったことにより、入札執行残が生じたものでございます。  次に、115ページから117ページ中段にかけましての目5、環境保全対策費につきましては、環境測定調査、河川クリーンキャンペーンなどの水環境対策、環境基本計画推進会議ECO-net生駒の活動に対する補助、出前講座などの環境啓発、廃食用油のバイオディーゼル燃料精製事業などに要した経費でございます。自然エネルギーへの助成につきましては、住宅用太陽光発電システムへの補助件数を前年度より倍増させたほか、夏の特別節電対策事業といたしまして、新たにエネルギー効率の高い家電製品への買換えを行う家庭への助成を行う省エネ家電買換え補助制度と電気使用量の削減率が高かった世帯を表彰する市民節電グランプリを実施し、家庭での節電対策を促したところでございます。また、環境首都創造自治体全国フォーラムを本市で開催するとともに、環境マネジメントシステムLAS-Eにつきましては、平成24年度の取組について、先般、取組自治体中、最速で第2ステージ第1ステップの合格判定を受けたところでございます。  続きまして、117ページから118ページにかけましての項2、清掃費、目1、清掃総務費につきましては、環境事業課職員の人件費が主なものでございます。  次に、118ページから120ページにかけましての目2、ごみ処理費は、ごみの収集運搬や処理、減量化、再資源化の事業、施策等に要した経費でございます。新たな取組といたしましては、事業系ごみの分別促進による減量化を進めるため、処理料金の値上げと併せ、原則、指定袋制を導入するとともに、ごみ集積時のカラス被害対策として、折り畳み式の集積かごを集積施設整備補助金の対象に加え、地域の環境美化の促進と公衆衛生の向上に努めました。また、清掃リレーセンターに持ち込まれた家具等の中からまだまだ使用できるものを安価で販売するリユース市の開催、集団資源回収団体への助成や陶器製・ガラス製食器のリユース・リサイクル事業など、リユース及びリサイクルの一層の推進を図りました。さらに、ごみ半減トライアル計画を実施し、3地区でごみ半減に取り組んでいただいているところでございます。  次に、120ページから121ページにかけましての目3、ごみ処理施設費につきましては、清掃センター及び清掃リレーセンターの管理運営及び維持管理を行うために要した経費が主なものでございます。  次に、121ページの目4、し尿処理費につきましては、し尿の収集運搬委託経費が主なものでございます。  次に、122ページから123ページにかけましての目5のし尿処理施設費につきましては、エコパーク21の運転管理に要する経費が主なものでございます。  続きまして、123ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項1、農業費、目1、農業委員会費につきましては、農業委員や事務局職員の人件費、農業委員会の運営に要した経費でございます。  次に、124ページ、目2、農業総務費につきましては、農林部門の職員の人件費が主なものでございます。
     次に、125ページから126ページにかけましての目3、農業振興費につきましては、各種農業団体の育成や農業祭、青空市場の開催、遊休農地活用事業や市民農園の管理運営、有害鳥獣被害防止対策及び生駒市農業ビジョンの策定などに要した経費でございます。  次に、126ページ中段の目4、森林対策事業費につきましては、森林保全に努めた経費でございます。  同じく126ページの目5、農地費につきましては、ため池、農業用道路等の農業用施設に係る農業基盤の整備と農地等の保全管理を図るための土地改良事業に要した経費でございます。  続きまして、127ページをお願いいたします。  項2、商工費、目1、商工総務費につきましては、商工部門の職員の人件費が主なものでございます。  同じく127ページ目2、商工振興費につきましては、生駒市中小企業融資制度に基づいて債務保証料の補給及び利子補給を行うとともに、竹製品の普及、生駒商工会議所への助成を行い、商工観光の振興に要した経費でございます。また、企業誘致に関しましては、企業立地促進補助金を交付するとともに、学研高山地区第1工区に立地された企業を含め、5件の事業について認定を行いました。  なお、節19、負担金補助及び交付金におきまして1,417万円余りの不用額が生じておりますのは、中小企業融資制度におきまして当初の融資予定額が下回ったことにより不用額が生じたものでございます。  次に、128ページの目3、観光費につきましては、観光協会への補助、産官学連携事業として、新しいお土産制作コンテストの実施やいこまの逸品のPR、また、市内観光地のPRや観光施設の改修等に要した経費でございます。  次に、129ページの目4、高山竹林園費につきましては、地場産業である竹製品の振興及び市民の文化と教養の向上に資するために、高山竹林園の管理運営に要した経費でございます。  最後に、大きく飛びまして、180ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項2、農林業施設災害復旧費、目1、現年度耕地災害復旧費でございますが、平成24年度におきましては、6月及び8月の豪雨による農地等の災害が発生したことにより補正予算を計上させていただき、他部の協力を得てプロジェクトチームを立ち上げ、災害復旧に対応いたしました。復旧件数といたしましては、農地248件、農道20件、水路15件、農業施設3件の合計286件を予定どおり年度内に完了いたしました。  なお、節15の工事請負費で1,699万円余りの不用額が生じておりますのは、当初、国庫補助災害工事として予定しておりました件数が国庫災害基準に該当しないケースや施工時期が合わないケース、また地権者からの申出による復旧手法を変更したケースが生じたことによるものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 4 ◯井上充生委員長 続いて、峯島教育総務部長。 5 ◯峯島妙教育総務部長 続きまして、教育総務部の所管分につきましてご説明申し上げます。  149ページから152ページにかけましての款8、教育費、項1、教育総務費につきまして、教育委員会の運営、事務局職員の人件費並びにスクールカウンセラーの配置や教育支援施設の管理等に要する経費でございます。主な事業といたしましては、地域の声や力を学校運営に生かす学校評議員制度スクールボランティアプログラム等を実施いたしました。また、伝え合う力育成事業の一つとして、学校図書館の活性化と読書活動推進のため、全ての小中学校に図書館司書を派遣、24年度からは、小学校の大規模校2校に派遣日数を増やすなどして、読書指導の一層の充実を図るとともに、子どもたちに本に親しみやすい環境づくりに努めました。また、平成23年度から始まりました新学習指導要領に基づき、小学校の外国語活動を支援するため、英語に堪能な地域人材を配置するとともに、外国青年を小学校にも配置し、英語指導の充実を図りました。さらに、いじめや不登校等の諸問題に対応するため、スクールカウンセラーを全小中学校へ配置するとともに、学校生活への復帰を支援する適応指導教室の運営を行いました。また、昨年大きく取り上げられましたいじめ問題に迅速に対応するため、専門家5名で構成するスクールアドバイザーズを10月に設置いたしました。  次に、152ページから155ページにかけての項2、小学校費につきましては、小学校12校の管理運営及び施設の整備等に要した経費でございます。主な事業といたしまして、小学校1年生を対象とした30人学級、2年生を対象とした35人学級編制を引き続き全小学校で実施いたしました。さらに、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業を引き続き実施するとともに、環境教育の一環として、24年度から、各校の光熱水費節減の取組に応じて、エコボーナス備品購入費で配当いたしました。また、経済的理由により就学が困難な児童の保護者に対しまして給食費や医療費等の援助を行いました。小学校の施設整備につきましては、生駒東小学校や生駒台小学校でガス管改修工事を行うとともに、全小学校の体育館にAEDを設置いたしました。  続きまして、155ページ中段から158ページにかけましての項3、中学校費につきましては、中学校8校の管理運営のほか、学校創造推進事業を引き続き実施するとともに、小学校と同様、エコボーナスを備品購入費で配当いたしました。また、自然教室を実施した学校への補助やクラブ活動で全国大会等に出場した際の補助金を交付したほか、経済的な理由により就学が困難な生徒の保護者に対し就学援助を行いました。さらに、158ページの施策の成果等にございますように、文部科学省の24年度新規事業であるスーパーエコスクール実証事業のモデル校に選ばれました鹿ノ台中学校においてワークショップを開催し、ゼロエネルギー化に向けた調査・検討等を行い、基本計画を策定いたしました。  続きまして、158ページ中段から160ページにかけましての項4、幼稚園費につきましては、幼稚園9園の管理運営費のほか、私立幼稚園助成費など、幼児教育の充実や振興に要した経費で、全幼稚園において入園希望者全員の受入れ、預かり保育の実施とともに、小中学校と同様、各園にエコボーナスを配当いたしました。また、各幼稚園のリズム室にエアコンを設置するとともに、耐震化事業として、生駒幼稚園で耐震補強工事、俵口幼稚園及びあすか野幼稚園で、耐震診断の結果に基づき補強設計を行いました。  少し飛びまして、177ページから179ページにかけましての項6、保健体育費のうち、目3、学校給食センター運営費及び目4、学校給食材料費でございます。これらは、給食センターの管理運営や施設設備の維持管理、また給食材料に要した経費で、給食センター運営協議会及び学校給食センター更新基本計画策定懇話会の開催や、栄養教諭等を学校へ派遣し、食に関する教育活動の支援や給食時間のワンポイント指導を行うとともに、保護者を対象とした給食センターの見学、試食会を実施いたしました。また、平成24年2月から引き続き給食食材の放射性物質検査を実施するとともに、調理時間や配送の調整を行い、調理後2時間以内の喫食に努めました。さらに、設備面では、網戸等改修工事受変電設備改修工事等を実施するとともに、食器の更新等を行いました。また、給食食材につきましては、地元産の野菜も取り入れながら、新鮮でかつ栄養豊富な食材を選定するとともに、献立の質向上や調理の工夫、改善に取り組み、より安全でおいしい給食の実施に努めたものでございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 6 ◯井上充生委員長 最後に、川口生涯学習部長。 7 ◯川口忠良生涯学習部長兼施設管理課長 続きまして、生涯学習部が所管しております費目についてご説明させていただきます。  決算書の160ページをお願いいたします。  まず、160ページ下段から161ページにかけましての項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。この費目につきましては、人件費を始め、生涯学習の推進、生涯学習施設の指定管理料等に要した経費でございまして、主な事業といたしましては、生涯学習まちづくり人材バンクの運営、社会教育委員会議の運営、生涯学習推進体制を整備するための関係団体の支援に努める経費でございます。また、第3回目の開催となりましたいこま国際音楽祭に要した経費でございます。平成24年7月1日から、公民館を営利企業等にも利用できるよう、生涯学習施設に転用し、使用制限を緩和するとともに、生涯学習施設6館について、民間事業者でございますJTB・南海グループを指定管理者とすることによりまして、効率的、効果的な管理運営、また、経費の節減を図るとともに、市民の文化芸術の向上に努めました。  次に、162ページから163ページにかけましての目2、公民館費でございます。この費目につきましては、指定管理者制度導入前までの中央公民館や地区公民館の施設管理運営経費及びいこま寿大学の運営に要した経費でございます。主な事業といたしましては、コンサートや文化芸術鑑賞会、美術、生活講座を始めとする各種講座を開催し、また、いこま寿大学では、新たに、地域や家庭で役立つよう、ボランティア学習や救急講習会などの実務講習会を開催いたしました。たけまるホールにつきましては、増築に必要な北側の土地を購入し、増築・改修及び耐震補強工事に係る委託料と工事請負費を平成25年度に繰越しさせていただいたところで、本年12月末の完成を目指しております。また、鹿ノ台ふれあいホールにつきましては、外壁の防水工事及び耐震診断を行い、施設の整備、安全性の向上に努めたところでございます。なお、節15、工事請負費で1,900万円余りの不用額が生じておりますが、これはたけまるホール増築・改修及び耐震補強工事での入札による執行残でございます。  続きまして、163ページ下段から167ページにかけましての目3、図書会館費でございます。この費目につきましては、人件費を含む図書館運営に係る経費と、指定管理者制度導入前までの図書会館の施設管理運営に係る経費でございます。図書館の平成24年度末の蔵書冊数は、5館を合わせまして60万1,762冊でございます。貸出冊数は130万5,564冊でございまして、市民1人当たりにいたしますと10.8冊となり、多くのご利用いただいたところでございます。子どもの読書活動推進につきましては、生駒市子ども読書活動推進計画に基づいて作成いたしました対象年齢の異なる5種類のブックリストを配布し、積極的に活用いたしましたことにより、ブックリスト掲載図書の保育園、幼稚園、小中学校などへの団体貸出し数が増加いたしました。また、生駒駅前北口第二地区に来年春開設予定の図書室の内装設計を行いました。  次に、1つ飛びまして、168ページから169ページにかけましての目5、青少年健全育成費でございます。この費目につきましては、青少年健全育成活動事業、成人式開催等に要した経費でございまして、昨年度、成人式につきましては、新成人から成る成人式運営委員と共に、式典、記念行事内容の見直し、記念品の廃止、記念写真をネット配信するなど、経費や時間の削減を含め、運営面の全面的な見直しを行いました。また、青少年健全育成の啓発及び非行防止を図るため、関係機関・団体の連携のもと、巡回指導を始めとする非行防止活動を展開するとともに、地域青少年リーダーの育成、家庭教育学級の開催等、事業を行い、また、東小学校に市内3校目となる放課後子ども教室を開催いたしますとともに、PTA協議会を始め、青少年健全育成団体なの活動に対して支援を行いました。  次に、169ページ下段から170ページにかけましての目6、文化振興費でございます。この費目につきましては、市民の創作文化活動の発表の場といたしまして、第59回市民文化祭の開催、市内の文化芸術振興団体の公共性のある事業への使用料補助、活動事業に支援し、市民文化の高揚に努めたところでございます。  次に、170ページから171ページにかけましての目7、芸術会館費でございます。この費目は、指定管理者制度導入前までの施設の管理及び事業運営に係る経費でございまして、市民文化祭の作品展、市民川柳大会、書き初め大会作品展等の開催を通じまして、市民の芸術文化等の高揚に努めました。  続きまして、171ページから172ページにかけましての目8、文化財保護費でございます。この費目につきましては、生駒の歴史文化の普及、郷土愛の醸成に努めるため、文化財に関する調査、保護等に係る経費が主なものでございます。まず、郷土資料館新設事業といたしまして、(仮称)郷土資料館改修工事及び展示設計施工業務を着手するとともに、生駒ふるさとミュージアム条例を制定し、指定管理者の選定を行いました。なお、(仮称)郷土資料館改修工事に係る委託料と工事請負費を平成25年度に繰越しさせていただいたところで、来年2月のオープンを目指しております。また、生駒歴史文化基金に対し生駒歴史文化友の会などからの寄附金、昨年度作成いたしましたクリアホルダー「いこまふるさと風景」や普及冊子も含めました売払いの収益金をこの基金に積み立てました。また、重要文化財長福寺本堂保存修理事業への助成や出土遺物展を併設いたしましたシンポジウム「生駒の歴史と文化をさぐるII」の開催、ホームページ、生駒市デジタルミュージアムの更新等、情報の発信に努めました。なお、節15、工事請負費で5,800万円余りの不用額が生じておりますのは、資料館改修工事での入札による執行残額でございます。  続きまして、172ページの目9、コミュニティセンター費でございます。これは、このセンターの管理運営に係る経費でございます。  続きまして、173ページから174ページにかけましての目10、南コミュニティセンター費でございます。この費目につきましても、指定管理者制度導入前までの施設の管理及び事業運営に要した経費でございます。また、環境経済部の所管に係ります太陽光発電設備を設置いたしております。  次に、174ページから175ページにかけましての目11、北コミュニティセンター費でございます。この費目につきましても、指定管理者制度導入前までの施設の管理及び事業運営に要した経費でございまして、主な事業といたしまして、コンサートや演劇鑑賞会等の各種行事等を開催いたしました。  次に、175ページから176ページにかけまして、項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。この費目につきましては、人件費を始め、スポーツ推進審議会の運営費、スポーツ推進委員活動費及び市民を対象といたしましたスポーツ振興に係る経費並びに幼小中の児童・生徒、教職員の各種健診に係る経費でございます。主な事業といたしまして、昨年度から生涯学習部へ移管されました生駒山スカイウオーク事業、また、家族で気軽にスポーツに親しむことができるよう、ファミリースポーツのつどいや市町村対抗子ども駅伝大会などの事業を通じまして、子どもたちがスポーツを始めるきっかけづくりや生涯スポーツの普及に努めるとともに、スポーツを振興する団体等に助成を行い、競技スポーツの技術向上にも努めたところでございます。  最後に、176ページ下段から177ページにかけましての目2、体育施設費でございます。この費目につきましては、生駒市体育協会などへの体育施設の指定管理に係ります経費及び市内体育施設全般に係ります整備工事などの経費でございまして、市民スポーツの実践の場としての機会を提供し、体力づくり、健康づくりに努めたところでございます。また、市民の安全・安心の確保のため、市民体育館の耐震診断を実施するとともに、また、快適なスポーツ環境の確保といたしまして、総合公園体育館及び北大和グラウンド夜間照明の制御装置の取換えや総合公園汚水管改修工事などを行いました。なお、市民体育館耐震補強工事設計事業に係ります委託料を平成25年度に繰越しさせていただいたところで、来年2月末に完了予定でございます。  以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。 8 ◯井上充生委員長 暫時休憩します。              午後1時3分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 再開 9 ◯井上充生委員長 休憩を解いて、引き続き決算審査特別委員会を再開いたします。  これより分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。有村委員。 10 ◯有村京子委員 決算書の114ページ、施策の成果等の3番目、愛がん動物の適正な管理を推進というところで、一番下に地域環境整備補助金交付件数が24件となっています。しかし、実際、飼い主不明猫に対する避妊手術の件数はこれの5倍から6倍になると私は思っているのですが、その点はいかが認識されているでしょうか。 11 ◯井上充生委員長 岡田課長。 12 ◯岡田敏幸環境政策課長 補助件数24件でございますが、これは一度に出される件数が24件あったということでございますので、頭数からいきますと、避妊に対しては50件、去勢に対して27件、77件の補助を行っております。おっしゃるように、まだまだご自分の私費で活動をされているというのはお聞きしておりますが、これの整備に対する補助金でございますが、一定やはり地域で環境を整えるために出す補助金というところがございますので、その制度と相まってお考えいただきたいなというところがございます。 13 ◯井上充生委員長 有村委員。 14 ◯有村京子委員 なぜ補助金に頼らずに全て自己負担で避妊手術を行っている方が多いという、その原因はどのように考えておられます。 15 ◯井上充生委員長 岡田課長。 16 ◯岡田敏幸環境政策課長 その原因につきましては、やはり、地域との合意と言いますか、その辺りがうまくでき切れない部分については全部私費でされておるのかと思いますので、合意形成の難しさというのは感じております。 17 ◯井上充生委員長 有村委員。 18 ◯有村京子委員 どうしても書式に自治会長の印鑑というところがネックになっていると思うんです。市役所の方も自治会長の方にいろいろ説明に入ってくださったりして努力してくださっているのは分かるんですけれども、やはりなかなか自治会長の了解が得にくいというところもあるように聞いています。それで、以前より、サポーター制度について発案されていたんですけども、その点について、24年度、今年度でもいいですけど、どの辺まで進捗していますでしょうか。 19 ◯井上充生委員長 岡田課長。 20 ◯岡田敏幸環境政策課長 サポーター制度につきましては、今年度事業で計画しております。10月15日号の広報で募集をかけようと、今、準備を進めているところでございます。 21 ◯井上充生委員長 有村委員。 22 ◯有村京子委員 ありがとうございます。内容については、今年度の事業ですので、広報を見てから、また後でお聞きいたします。  そしたら、同じく、決算書の125ページ、施策の成果等の青年就農給付金を1人に交付したというところで、これは就農直後の生活支援ということで、年間150万、最長5年間補助ということなんですけれども、これは、出荷して生計が立つまで、5年以内ですが、支援するというように理解してもよろしいでしょうか。 23 ◯井上充生委員長 中谷課長。 24 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 そのとおりでございます。 25 ◯井上充生委員長 有村委員。 26 ◯有村京子委員 この1年間の様子を見て、補助金無しでやっていける見通しというのは立ったのでしょうか。 27 ◯井上充生委員長 中谷課長。 28 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 その辺につきましては、本人さんからもそういう申告関係とかありまして、今、順調に農業をされている段階で、まだあんまり収益が上がっていないというような状況でございます。 29 ◯井上充生委員長 有村委員。 30 ◯有村京子委員 ということは、5年間に出荷して生計が立たなければ、これは、早い話が打切りということになるんですか。 31 ◯井上充生委員長 中谷課長。 32 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 この制度につきましては、最高5年間支給するという制度になっていますので、この5年間で本人さんが生計も立てられるような経営を行っていただくと、そういうふうな支援金でございます。だから、この5年の間に本人さんが一生懸命頑張っていただくというような形の補助金ですので、その間に頑張っていただくというようなものでございます。 33 ◯井上充生委員長 有村委員。 34 ◯有村京子委員 何となく駄目なんだなというニュアンスは分かりました。私は青年就農者に大変期待しておるんですけれども、他の希望者を募るための何か努力と言うか、PR活動はされていますか。 35 ◯井上充生委員長 中谷課長。 36 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 新規就農者につきましては、県の方にも相談をかけまして、生駒市の方で新規就農をしてくださいと、そういうふうな共同で活動というのをやっていますけども、その辺ぐらいです。以上です。 37 ◯井上充生委員長 有村委員。 38 ◯有村京子委員 じゃ、次の質問に移ります。  152ページの2番、適応指導教室についてお尋ねいたします。  通室人数が13人ということなんですけども、小学校と中学校の内訳を教えてもらえますでしょうか。 39 ◯井上充生委員長 伊東課長。 40 ◯伊東英治教育指導課長 平成24年度、13人、全員中学生でございます。 41 ◯井上充生委員長 有村委員。 42 ◯有村京子委員 そのうち、何人が元の学校に復帰されましたか。 43 ◯井上充生委員長 伊東課長。 44 ◯伊東英治教育指導課長 平成24年度は、1名のみ学校に復帰いたしました。 45 ◯井上充生委員長 有村委員。 46 ◯有村京子委員 これは、もし元の学校に復帰されない場合は、ここの適応指導教室から進学なり就職するという、そういう形になるんですかね。 47 ◯井上充生委員長 伊東課長。 48 ◯伊東英治教育指導課長 そのとおりでございます。 49 ◯井上充生委員長 有村委員。 50 ◯有村京子委員 24年度の適応教室の卒業生の進路は、どのようになっています。 51 ◯井上充生委員長 伊東課長。 52 ◯伊東英治教育指導課長 中学3年生、11名だったと思うんですが、全員、高等学校へ進学しております。 53 ◯井上充生委員長 有村委員。 54 ◯有村京子委員 この適応指導教室に来られる一番の原因というのは、どういうところにあるんでしょうか。 55 ◯井上充生委員長 伊東課長。 56 ◯伊東英治教育指導課長 もちろん不登校でございまして、それぞれ固有の理由がございまして、一番の理由、特に明白なものはございません。 57 ◯井上充生委員長 有村委員。 58 ◯有村京子委員 その一つの原因として、いじめというものがあるのではないかと思っているんですけど、その辺はいかがでしょうか。 59 ◯井上充生委員長 伊東課長。 60 ◯伊東英治教育指導課長 友人関係の悩みが原因で不登校になったというケースがございます。いじめが原因で不登校になったというケースもございますけれども、それが適応指導教室通室につながったというケースはございません。 61 ◯井上充生委員長 有村委員。 62 ◯有村京子委員 発達障がいとの関連はどうでしょうか。
    63 ◯井上充生委員長 伊東課長。 64 ◯伊東英治教育指導課長 適応指導教室に通っている子で、今のところ、実際に発達障がいの診断を医師に受けているという子はおりませんが、適応指導教室にいる心理担当の相談員であるとかあるいはカウンセラーの話では、やはり発達障がいが関係しているケースが多いだろうというふうに聞いております。 65 ◯井上充生委員長 有村委員。 66 ◯有村京子委員 そういったお子さんは、そしたら、ここの適応指導教室に通いながら通級指導教室に通うと、こういう形になるんですか。 67 ◯井上充生委員長 伊東課長。 68 ◯伊東英治教育指導課長 通級指導教室は小学生対象でございまして、現在の中学生は、通級指導教室に通っている者はおりません。 69 ◯井上充生委員長 他にございませんか。西山委員。 70 ◯西山洋竜委員 ちょっと先ほどの有村委員の関連になるんですけれども、125ページの目3の農業振興費のところになりますが、この150万円のことについて、念のため、素朴な質問ではありますけれども、これは、つまり、昨年これの5分の1に該当する30万円が支給されたというふうに考えたらいいんですか、これは。 71 ◯井上充生委員長 1人に150万やから。西山委員。 72 ◯西山洋竜委員 1人150万。だから、一括して150万が支払われるのか、年々で30万円掛ける5で、どういう形でこれは。 73 ◯井上充生委員長 中谷課長。 74 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 年2回払いなんですけども、年間で150万というような支給と方法でございます。 75 ◯井上充生委員長 西山委員。 76 ◯西山洋竜委員 ちょっと教えていただきたいんですけれども、今回、1人ということですけれども、この方を参考に教えていただきたいんですけれども、この青年が行われた有機農業というのは、実際に何を作られているんですかね。農地活用事業で実施されているということであれば、指導者みたいな方もやっぱりいらっしゃるわけですか。 77 ◯井上充生委員長 中谷課長。 78 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 主に作っておられる作物につきましては、トマトでございます。指導者につきましては、県の北部農林事務所の方でございます。 79 ◯井上充生委員長 西山委員。 80 ◯西山洋竜委員 非常に年数も浅いということで、ちょっとどうか分かりませんけども、市場性というのはどうですかね、トマトを作って。 81 ◯井上充生委員長 中谷課長。 82 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 市場性というのは、市場に流通できる作物かどうかということやと思うんですけども、この方につきましては、現在、近所のスーパーとか青空市場にも提供していただいて、とてもおいしいという評判はいろんな方から聞いております。以上です。 83 ◯井上充生委員長 西山委員。 84 ◯西山洋竜委員 生駒市という住宅都市にあっては、是非ともこういう農業をどんどん推進していただくということが、やはり関西一魅力的なまちづくりにもつながることだと思いますし、そういう意味でも、こういう青年が後々増えていけば、それはそれでいいんでしょうけれども、やはりそういうことが定着していくのには何が必要というふうにお考えですか。 85 ◯井上充生委員長 中谷課長。 86 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 本市、住宅都市なんですけども、一団とした農地が必要かなというような懸念があると思います。その農地なんですけども、一団とした農地がなかなか探しにくいというのが一番の原因かなと思います。以上です。 87 ◯井上充生委員長 他にございませんか。白本委員。 88 ◯白本和久委員 154ページの全国大会の補助金、3校、132名と書いているんですが、これは具体的にはどういう選考で書いてはったんですか。 89 ◯井上充生委員長 真銅課長。 90 ◯真銅宏教育総務課長 全国大会ですけれども、吹奏楽の3校でございます。ちょっと具体的に申し上げますと、俵口小学校、あすか野小学校、桜ケ丘小学校、この3校が、全日本小学校バンドフェスティバルの全国大会、これに出場をいたしました。これの補助でございます。 91 ◯井上充生委員長 白本委員。 92 ◯白本和久委員 次に、157ページの全国大会補助金、これは、具体的にはどういう大会なんですか。 93 ◯井上充生委員長 真銅課長。 94 ◯真銅宏教育総務課長 中学校のはいろいろあるんですけれども、学校で言いますと、生駒中学校、上中学校、鹿ノ台中学校、大瀬中学校、この4校でして、例えば、近畿中学校の体育大会あるいは全国中学校の総合体育大会に出場している学校もございますし、あと、先ほどと同じように吹奏楽の全国大会に参加した学校もございます。これ、全部合わせましてのこの金額になっております。 95 ◯井上充生委員長 白本委員。 96 ◯白本和久委員 次、176ページのとこで、国体・全国大会等派遣、21件、92名と書いているんですけど、これはどういう全国大会ですか。 97 ◯井上充生委員長 中田課長。 98 ◯中田和也スポーツ振興課長 卓球とかグラウンドゴルフとか、そういう全国大会に出られた補助でございます。 99 ◯井上充生委員長 白本委員。 100 ◯白本和久委員 これは卓球とグラウンドゴルフですか。他に。 101 ◯井上充生委員長 中田課長。 102 ◯中田和也スポーツ振興課長 ちょっと今、資料を持ち合わせていませんので、すみません。 103 ◯井上充生委員長 白本委員。 104 ◯白本和久委員 この全国大会の補助金なんですけれども、小学校、中学校、そして社会体育だと思うんですけども、この補助金の申請方法は、それぞれどないなっておるんでしょうか。 105 ◯井上充生委員長 中田課長。 106 ◯中田和也スポーツ振興課長 全国大会へ出られる場合、一応、市の方へ補助を申請に来ていただいて、それから、あと、試合が終わりましたら実績報告を出していただいて、補助金を支払うというふうな形を採っております。 107 ◯井上充生委員長 真銅課長。 108 ◯真銅宏教育総務課長 小学校、中学校の補助につきましては、学校を通じまして申請を出していただきまして、最終、実績報告を出していただきまして、交通費、それから、宿泊を伴う場合は、宿泊費の3分の2の補助をさせていただいております。 109 ◯井上充生委員長 白本委員。 110 ◯白本和久委員 今、話を聞いておりますと、体育活動についてとか吹奏楽については全国大会の補助があると聞きましたけれども、他に、例えば書道とか、そういう文化活動についての全国大会があれば、どないされているんでしょうか。 111 ◯井上充生委員長 真銅課長。 112 ◯真銅宏教育総務課長 特に中学校は体育関係の部活動が多いんですけれども、別に体育関係限っておるわけではございませんでして、文化系のクラブであっても、体育関係でしたら全国中学校体育大会あるは近畿大会というはっきりした大会があるんですが、それに準ずるような形の文化系の大会、近畿、全国の大会があれば、これは補助をさせていただくというふうな要綱になっております。その中で、ただ、生駒の場合は、今まで文化系で出てきておりましたのは吹奏楽だけであったということでございます。 113 ◯井上充生委員長 白本委員。 114 ◯白本和久委員 そしたら、この国体・全国大会の方の補助金の申請と言うか、この周知方法はどないなっておるんでしょうか。大会に申請するという、こういう補助金があるという周知方法はどないされているんですか。 115 ◯井上充生委員長 中田課長。 116 ◯中田和也スポーツ振興課長 毎年、体育協会の総会時にそういう話をさせていただいて、体育協会を通じて周知をとっております。以上でございます。 117 ◯井上充生委員長 白本委員。 118 ◯白本和久委員 私自身も陸上競技の協会に役員で入っていますけども、この全国大会の話を聞いたのはつい先日ぐらいなもので、それで、他にも、ハンドボールの役員さんに聞いても、そんなん初めて聞くわというような話なんですよね。もっと、そういう補助があるんだったら、ちゃんと分かるようにやっぱり周知してもらわないと、今の状態やったら、そういう制度はあるけども知らないというのがあると思うし、全国大会ですので、なかなかそんなにようけおらへんねんから、そやから、少数の人ですけれども、スポーツに親しむということがありますので、どうか周知の方をもう少し丁寧にしてほしいなというふうに思います。以上です。 119 ◯井上充生委員長 他にございませんか。惠比須委員。 120 ◯惠比須幹夫委員 1点目、43ページの。 121 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 122 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと確認で。衛生手数料の中で、清掃手数料、ごみ処理手数料について、これ、1億270万2,850円ということで、平成23年度から比べますと倍以上の額になっているんですが、単純に10月から導入された指定袋制、若しくは、あと、手数料の改定というところに起因しているということでよろしいでしょうか。 123 ◯井上充生委員長 辻中課長。 124 ◯辻中伸弘環境事業課長 そのとおりでございます。 125 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 126 ◯惠比須幹夫委員 次に、115ページなんですが、目5の環境保全対策費の中の施策の成果等で最初に挙げられております環境対策経費の中で、公害苦情の処理、25件されているということで、平成23年もほぼ同数、24件だったと思うんですが、この対応の内訳の傾向というのは、どういった形でしたでしょうか。 127 ◯井上充生委員長 岡田課長。 128 ◯岡田敏幸環境政策課長 まず、24年度の苦情対応につきまして、大気汚染につきまして5件、水質汚濁につきまして8件、騒音につきまして5件、そして悪臭につきまして7件、このような、合わせて25件となっております。23年度につきましては、大気汚染が5件、水質が7件、騒音が7件、悪臭が1件ということで、それほど大きな違いというのは出てきていないのかなと思っております。 129 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 130 ◯惠比須幹夫委員 内容的にも、特に、今回、24年度で、特別な理由があってという案件はございましたでしょうか。 131 ◯井上充生委員長 岡田課長。 132 ◯岡田敏幸環境政策課長 実は、水質汚濁につきまして、24年度、穴虫川等での水質汚濁と言いますか、油の流出とか、その辺が例年に比べて頻発したような状況でございました。 133 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 134 ◯惠比須幹夫委員 関連して、環境測定なんですが、これは平成23年度も同じ回数、大気、水質、騒音、振動とされているわけなんですが、これは、備考のとこに、一番下にあります観光保全対策業務委託料、これは委託ということで対応されているということでよろしいですか。 135 ◯井上充生委員長 岡田課長。 136 ◯岡田敏幸環境政策課長 はい、そのとおりでございます。 137 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 138 ◯惠比須幹夫委員 その委託は、どのような形でされていますでしょうか。どのような形で、どういった業者に。 139 ◯井上充生委員長 岡田課長。 140 ◯岡田敏幸環境政策課長 それぞれ、大気、水質、騒音につきまして、別々の業者に入札という形で委託をしております。 141 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 142 ◯惠比須幹夫委員 続きまして、117ページですが、これ、午前中の浜田委員の質問とも関連するんですが、このいこま節電チャレンジ施策の説明の中で入っております買換え補助制度についてなんですが、エアコン75、冷蔵庫147、LED181とありますが、これは、ほぼ当初予定の満額ということでよろしいでしょうか。 143 ◯井上充生委員長 岡田課長。 144 ◯岡田敏幸環境政策課長 実は、予算的には600万の予算をちょうだいしておりましたが、この3件につきまして325万円ということで、約半分の申請にとどまりました。これにつきましては、若干、期間が昨年度は短かったことが影響したのかなと思いまして、今年度、期間を延長して、補助件数の増大を図っております。 145 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 146 ◯惠比須幹夫委員 これを受けて、ほぼ満額いけるという状況ということですね。 147 ◯井上充生委員長 岡田課長。 148 ◯岡田敏幸環境政策課長 今年度につきましても、今現在、600万に対しまして530万の補助件数が出ておりまして、今月末をもって終了いたします。全額まではいきませんが、かなり昨年度よりは増額の補助件数になったかと思っております。 149 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 150 ◯惠比須幹夫委員 午前中の答弁の中でも、節電グランプリについてもなかなか伸び悩みという、頭打ちというお話もございましたが、その辺の予算も合わせて、補助制度の総枠をもう少し大きくして、広く周知していくという方法も一案ではないかなとは思うんですが、その辺の方向性については、24年度を受けて、どのようにお考えでしょうか。 151 ◯井上充生委員長 岡田課長。 152 ◯岡田敏幸環境政策課長 家電の補助につきましては、やはり、ハード的に無理なく省エネが図れるということでは、一定、効果があろうかと思います。節電グランプリにつきましても、楽しみながら節電を取り組んでいただくということなんですが、これにつきましては、制度的に去年との比較にすぎませんで、各家庭の状況とか、かなり違う状況の中で、不利になるようなご家庭があるというようなことも苦情として入っておりまして、ちょっと、これを続けるかどうかにつきましては、再度検討させていただきたいと思っております。 153 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 154 ◯惠比須幹夫委員 その辺は慎重に、より効果的な方を選択していっていただきたいと思います。  次に、118ページ、ちょっとこれは小さな確認ですけども、節19の負担金補助及び交付金の中で全国都市清掃会議負担金18万4,008円とありますが、これ、全国都市清掃会議、年間、何度か貴重な研さんの場、事例報告会とか研究発表会とかも持っておりますが、その辺は、これ、負担されていて、しっかりと活用されているんでしょうか。 155 ◯井上充生委員長 辻中課長。 156 ◯辻中伸弘環境事業課長 ほとんどが生駒から遠方のとこで全国大会等を開催されますので、ここ近年は参加していないのが現状でございます。 157 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 158 ◯惠比須幹夫委員 これ、私も長年参加しておりますけども、非常に貴重な情報の固まりですので、しっかりと活用していただければ幸いかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、120ページですが、目3の清掃センター管理費、施策の成果等の中にあります焼却量に対する焼却残さ量の内訳なんですけども、ばい塵処理物が3,403トンで焼却灰が113トンとあるんですが、これは逆ではないかなという気もするんですけど、どうでしょうか。つまりは、ばい塵がこれだけ出るのかなという、焼却灰というのは、主灰、ボトムアッシュと理解するんですけども。 159 ◯井上充生委員長 辻中課長。 160 ◯辻中伸弘環境事業課長 ここの焼却灰と書いている分なんですが、この113トンは金属くずでございます。
    161 ◯井上充生委員長 もう一度。辻中課長。 162 ◯辻中伸弘環境事業課長 焼却灰と書いている分ですが、その横の数字113トン、これは金属くずということでご理解いただきたいと思います。 163 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 164 ◯惠比須幹夫委員 これは未燃の金属物を回収したものということで、これが民間の処分場に行っている分ということで。 165 ◯井上充生委員長 辻中課長。 166 ◯辻中伸弘環境事業課長 この分は、金属として回収しまして、売却の方をしております。 167 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 168 ◯惠比須幹夫委員 このばい塵処理物というのは、飛灰と主灰も全部合計したものがこの3,403トンという考え方でよろしいでしょうか。 169 ◯井上充生委員長 上田主幹。 170 ◯上田吉博環境事業課主幹 ばい塵処理物というのは、ばい塵と焼却灰の合計が3,400トンという形になります。 171 ◯井上充生委員長 惠比須委員。 172 ◯惠比須幹夫委員 その両方ともがここの121ページの備考の一番上にあります焼却残さ処理業務等委託料の中に含まれる、このばい塵処理物3,403トンについては、フェニックスに全量行っているということでよろしいでしょうか。 173 ◯井上充生委員長 上田主幹。 174 ◯上田吉博環境事業課主幹 はい、そうです。 175 ◯井上充生委員長 他にございませんか。有村委員。 176 ◯有村京子委員 178ページ、給食センターに関することで、2番の、「調理時間、配送組み合わせ等調整を行い、調理後2時間以内の喫食に努めた」とありますが、この2時間の喫食は、小学校で80%、中学校で70%の達成率と理解しているんですけど、それでよろしいでしょうか。 177 ◯井上充生委員長 平田所長。 178 ◯平田治樹学校給食センター所長 24年度の平均で、約77%でございます。小学校と中学校の内訳でございますけれど、申し訳ございません、ちょっと手元に資料がございません。 179 ◯井上充生委員長 有村委員。 180 ◯有村京子委員 私自身は、今のセンターの規模と、それと献立数の多さでは、もうこの辺りが限界ではないかと思っているんですけども、これ以上、2時間喫食の比率を高める何か工夫の余地というのはあるんでしょうか。 181 ◯井上充生委員長 平田センター所長。 182 ◯平田治樹学校給食センター所長 食数、今現在、約1万1,000食ございます。今、8釜あるんですけれど、1釜を1回転ということじゃなしに、4回転から、最高5回転しております。釜を増設するといたしましても、やはりスペースの問題がございますので、時間さえかければ幾らでも炊けるんですけれど、2時間という中でやろうとした場合、やはり今の規模でしんどいところかなと考えております。 183 ◯井上充生委員長 有村委員。 184 ◯有村京子委員 つまり、現状でぎりぎり手いっぱいのとこで努力されているというふうに私は理解しました。  次は、5番目の方の給食用食器の入換えということなんですけれども、給食食器の材質は、これは従来どおりのPEN樹脂、ポリプロピレン、同じものを入換えされるわけなんですか。 185 ◯井上充生委員長 平田所長。 186 ◯平田治樹学校給食センター所長 従前と同じものを入換えしております。材質の方が、PEN食器、三信化工というメーカーのPEN食器でございます。この食器を選定いたしました理由でございますけれど、まず、今の洗浄機に合うもの、一定の大きさの範囲内ということが1つございます。それと、よく似たサイズのものがいろんなメーカーから出ておるんですけれど、実際に取り寄せいたしまして、特にカレーとか汚れのとれにくいようなもの、それを実際に入れまして、そのとれ具合を試験いたしまして、これが一番きれいにとれたということで、この製品を選定いたしました。以上です。 187 ◯井上充生委員長 有村委員。 188 ◯有村京子委員 PEN樹脂と、あと、ポリプロピレンの方の食器も使っておられるんですね。今のお話では、PEN樹脂だけの話だったけど。 189 ◯井上充生委員長 平田所長。 190 ◯平田治樹学校給食センター所長 今回入換えしましたのは、丸い汁椀でございます。これの材質につきましては、PEN樹脂ということになっております。 191 ◯井上充生委員長 有村委員。 192 ◯有村京子委員 そのPEN樹脂の耐用年数はどれぐらいありますか。 193 ◯井上充生委員長 平田所長。 194 ◯平田治樹学校給食センター所長 一般的には、たしか、メーカーの方で7年程度ということで聞いております。今回入換えしましたのもおおむね7年経過しておるということで、衛生上は問題ないんですけれど、やはり、若干、色が黄ばんできたりということがございまして、全部入れ換えさせていただいたものでございます。 195 ◯井上充生委員長 有村委員。 196 ◯有村京子委員 この生駒市のセンターで使っている食器の形はランチ皿型食器なんですけども、一応、食育については、セパレート型食器、おかず皿が別々になっているのが望ましいとされているんですけれども、材質も同じなら、従来どおりの形で、形の変更はないんですか。 197 ◯井上充生委員長 平田所長。 198 ◯平田治樹学校給食センター所長 材質も形も従来と同じでございます。 199 ◯井上充生委員長 有村委員。 200 ◯有村京子委員 近年の小学校とか中学校の給食の食器につきましては、陶磁器とか強化磁器を使用する学校がだんだん伸びてきているように私は感じています。食育の観点から言いますと、やはり、形もセパレート型で、材質も陶磁器という方がいいのではないかと思うんですけども、そういう将来に向けての変更というのは考えられていないでしょうか。 201 ◯井上充生委員長 平田所長。 202 ◯平田治樹学校給食センター所長 将来的な給食センター更新の時期には、食器の在り方も考えていきたいと考えております。ただ、今現在で食器の変更というのは、やはり、洗浄機の数でありますとかそういったことで、ちょっと不可能な部分かなと思っております。陶磁器というお話が出ましたけれど、やはり割れやすいというのがまず1つあると思います、PEN樹脂に比べまして。ほんで子どもたちがけがをするということ。それと、ある程度重さがありますので、低学年の子が運ぶについてはちょっとしんどい部分もございますけれど、リサイクルという面では、やはりメリットかなと思っています。その辺をトータルで考えましてこれから選定してまいりたいと考えております。 203 ◯井上充生委員長 他にございませんか。浜田委員。 204 ◯浜田佳資委員 先ほどの惠比須委員の焼却残さの点なんですけど、24年度の決算だけ、23年、22年度と表記が違いますので、これは毎年同じ表記でやらないと混乱しますのでよろしくお願いしまして、22年度と比べますと、この残さ量は127.7トン、3.5%減ってはいるんですよ。ただ、フェニックス計画との関係で、この残さ量を減らすということには、一応、目標があると思うんですが、それとの関係では、この24年度はどういう状況なんでしょう。 205 ◯井上充生委員長 辻中課長。 206 ◯辻中伸弘環境事業課長 フェニックス計画の削減目標と減量化目標ですが、平成12年度、これの実績に対しての目標を掲げておられます。ごみの排出量につきましては、平成27年度に25%減、また、最終処分量、今の残さ量ですが、これについては、27年度に60%減という形で目標を設定しております。それで、今現在、平成24年度ですけども、平成12年度比で76%となっておりますので、まだまだ削減は足らないといった形でございます。 207 ◯井上充生委員長 浜田委員。 208 ◯浜田佳資委員 60%減の目標に対して、現時点で、後3年度を残す状況で、まだまだ16%あるということだと思いますが、76に減ってから16減らすのは相当きついですので、それをどうするかの関係で、そうは言っても2年間で減っているというところの評価と言いますか、分析はどのようにされていますでしょうか。 209 ◯井上充生委員長 辻中課長。 210 ◯辻中伸弘環境事業課長 すみません、2年間で減っているというのは、23年、24年ということですか。  市の方では、平成23年度に、ごみ半減プランという形で一般廃棄物処理基本計画の見直しをいたしまして、今現在、焼却ごみの半減という形で目標を決めまして、削減をしているところでございます。その効果かどうか、ちょっと疑問なとこもありますけども、徐々に削減の方は進んできていると考えております。 211 ◯井上充生委員長 浜田委員。 212 ◯浜田佳資委員 徐々にかどうかは、ごみ焼却量は23年度は増えていますので。ただ、このごみの問題は、集め方の問題だけじゃなくて、景気の問題とかいろんな要素に左右されますので、1年やそこらで単純には言えませんが、よりしっかり分析していただいて、次の方に生かせていただきたいと思います。  高山竹林園のことでちょっとお聞きいたしますが、この利用状況の人数、合計しますと4万1,696人、これには竹あかりの夕べへの参加人数等は入っていますでしょうか。129ページから、30ページ。 213 ◯井上充生委員長 中谷課長。 214 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 竹あかりの方につきましては、下の方に1,600人ということで書いておりますので、すみません、詳しいことは今のところ分かりません。 215 ◯井上充生委員長 浜田委員。 216 ◯浜田佳資委員 2年間で比べますと、1年より2年スパン、もうちょっと長くとった方が、いろんな変動、細かい変動に左右されないかと思うんですが、それで言いましても、平成22年度は4万3,448人が竹林を利用されたというふうに決算書になっているんですけど、ちなみに、竹あかりの夕べ参加人数は延べ1,020人ということですので、これが入るか入らんかによって、実際の竹あかりの夕べ以外の日常的な竹林園の利用状況というのは大分変わってくると思うんですけど、そこら辺の分析とかはどのようにされていますでしょうか。 217 ◯井上充生委員長 中谷課長。 218 ◯中谷充隆経済振興課長兼農業委員会事務局長 分析と言うか、それはやっていないんですけども、利用状況につきましては、どういう目的で来ていただいているとか、窓口の方でいろんな形でお問い合わせをさせていただいています。どういうふうな形で竹林園はしていったらいいかとか、どういう目的で来たんですかとか、その辺のインタビュー的な形でお聞きしていますので、そういう形で今現在運営しているというふうな状態が現状でございます。 219 ◯井上充生委員長 浜田委員。 220 ◯浜田佳資委員 ということは、平成24年度の運営に関しては、例えば竹林園を高山における観光のセンターにするというような、高山と他とのいろいろやっていることとの関連を持たすとか、予算書で言ったら128ページからに係る観光費との関連でも活用するということで運営されたということはないですか。 221 ◯井上充生委員長 奥谷部長。 222 ◯奥谷長嗣環境経済部長 24年度につきましては、特にそういった考えのもとに運営はしておりませんけれども、そういったことも、今後、重要視されてくるというようなことから、25年度、今年度におきましては、そういった視点も入れて、竹あかりの夕べにつきましては、竹林園だけではなく、高山八幡宮も一緒に入っていただいて行事を進めると、そういった形では、徐々でございますけれども、取り組んでいるというような状況でございます。以上です。 223 ◯井上充生委員長 浜田委員。 224 ◯浜田佳資委員 そういった取組を、日常的な場面にも是非生かしていただきたいと思います。以上です。 225 ◯井上充生委員長 他にございませんか。惠比須委員。 226 ◯惠比須幹夫委員 1つだけ。160ページの目2、幼稚園施設整備費の中で、施策の成果等の中で、幼稚園施設整備事業費、幼稚園施設耐震化事業ということで、生駒幼稚園、耐震化されたということで、あと、設計の方が俵口とあすか野幼稚園ということで、これは今年度されていると思うんですが、これ、また築年数を経るごとに必要な部分も出てくるのではと考えるんですが、現状ではどういった状況になっていますでしょうか。 227 ◯井上充生委員長 真銅課長。 228 ◯真銅宏教育総務課長 まず、小学校、中学校の耐震化を先にさせていただきまして、幼稚園につきましては、まず、2階建ての園舎、これは法律で耐震の努力規定がございます。生駒幼稚園は2階建てでございますので、これをまず取り組ませていただきました。次に、今回、あすか野幼稚園、俵口幼稚園という形になっております。この後、南幼稚園、高山幼稚園、それから生駒台幼稚園の3園が耐震化が必要になるんですけれども、生駒台幼稚園につきましては、園舎の状況とも踏まえまして、建替えということで、今年度、設計の予算も上げております。それから、南幼稚園につきましては、こども園化という、この方向の中で今進めております。高山幼稚園につきましては、高山スーパースクールゾーン構想の中で検討をさせていただいております。以上でございます。 229 ◯井上充生委員長 西山委員。 230 ◯西山洋竜委員 117ページのバイオ燃料精製事業費の件で、ちょっと今朝方の惠比須委員のところとの関連になるんですけれども、費用としましては332万円の支出があるということなんですけれども、例えば、これ、バイオディーゼル燃料ではなくて、ガソリンを使用した場合、その差額というのをもし算出していれば教えていただきたいんですけども。昨年の決算審査特別委員会のときに、ちょっとどなたか忘れましたけども、要するにガソリンと比較しているのであれば教えてくださいという問いに対して、その時点ではまだ比較はしていないということだったんですけれども、もし現時点でそういうものを算出しておりましたら、教えていただけますか。 231 ◯井上充生委員長 岡田課長。 232 ◯岡田敏幸環境政策課長 それは金額ベースでよろしいでしょうか。 233 ◯井上充生委員長 西山委員。 234 ◯西山洋竜委員 金額ベースで、はい。 235 ◯井上充生委員長 岡田課長。 236 ◯岡田敏幸環境政策課長 単純に、これ、精製量と事業費を割り戻しますと、昨年度、24年度で1リッター当たり440円ぐらいバイオディーゼル燃料作製にかかっております。ですから、明らかに、持ち出しと言いますか、合わないような事業でございます。 237 ◯井上充生委員長 西山委員。 238 ◯西山洋竜委員 このBDFの精製量なんですけれども、これも昨年の決算審査特別委員会でたしか岡田課長の方から精製量というのは1万リットルというふうにお聞きしたんですけれども、しかしながら、今年度では、その約75%、7,560リットルということなんですけども、これは恐らく今朝方の惠比須委員の質問に対するご答弁の中で需要が非常に少ないということだと思うんですけれども、総じて費用対効果というのはどういうふうに評価されていますか。 239 ◯井上充生委員長 費用対効果あれへん。西山委員。 240 ◯西山洋竜委員 もうないんですよね。 241 ◯井上充生委員長 だからもうやめるって。西山委員。 242 ◯西山洋竜委員 ちょっとお聞きしたいのは、この廃食用油なんですけれども、他に用途というのはないものですかね。何か市の方で、例えば他のところで石けんとかそういうような例もあるんですけれども、そういうもしお考えがあれば教えていただけますか。 243 ◯井上充生委員長 岡田課長。 244 ◯岡田敏幸環境政策課長 集めました廃食用油の利用法なんでございますが、まずは、おっしゃっていましたように、石けんというのがございます。ただ、以前の石けんでしたら、かなりにおいとか悪評でしたので、今、かなり高性能と言いますか、においも少なく、落ちるような石けんもできておりますが、ただ、これも、費用の面からいきますと、今、学校で使っているたしかアルボース石けん等に比べますと、かなりの高額の費用になりますので、展開としては、幾らかそれを買って、施設のトイレに置く程度のことになろうかなと思います。それと、重油に代わる燃料として使用する方法もございますが、ただ、ボイラーを使用している施設にとりまして、新しい燃料を入れるということで、万が一の故障等あった場合のことを考えると、これもかなり確実なものでないと使えないなというところです。  もう1つは、利用方法ではありませんが、昨今の石油等の高騰によりまして、廃油も売れるようになってきました。この売った益を使いまして、できましたら、河川の愛護のボランティアをされている団体等もありますので、そちらの活用費用に充てるとか、そういう方法もあろうかと思っておりまして、そこら辺で、今、検討をしているところでございます。 245 ◯井上充生委員長 西山委員、もうこの質問はこれぐらいにして。西山委員。決算じゃないからね。 246 ◯西山洋竜委員 はい。ありがとうございます。  次に、決算書で言いますと、116ページの下部分、太陽光エネルギー活用推進アドバイザー事業についてお聞きします。  これは、平成24年11月15日から電話応答の運用を開始して、平成24年度末まで、約4カ月半にわたって受付件数が94件だったと。つまり、1日平均で1件にも達しない受付件数だったということなんですけれども、これを実際されて、市の方としては、当アドバイザー事業としてどのように評価されていますでしょうか。 247 ◯井上充生委員長 岡田課長。 248 ◯岡田敏幸環境政策課長 94件問い合わせがありました内訳でございますが、そのうちの63件が補助金についてということでの問い合わせがございました。当初もくろんでおりましたのが、メーカーにとらわれない中立的な意見を求められる方に対して的確なアドバイスをするようなところと考えておったわけなんですが、いざふたを開けてみると、なかなか、中立的な立場というのが、いいようで、逆に中途半端な回答にとどまってしまうと。もう少し突っ込んだ答えが欲しいとなれば、ここを使わずに、メーカーでありますとか販売店の方に問い合わせた方が早いというような状況でございまして、当初もくろんでいた方向ではなかったかなと考えております。それで、この4月をもちまして、この電話相談というのは取りやめをしております。 249 ◯井上充生委員長 西山委員。 250 ◯西山洋竜委員 そういう問い合わせ内容等を受けて、関係部署へどのようにフィードバックされているかということと、あと、やはり、この事業そのものというのは、たしか200万円ぐらいかかっているんですかね、約200万円の事業だというふうに理解しています。市の方としましては、太陽光発電相談会というのを1回実施していると思うんですけれども、実際に実施された時期と参加者人数というのは、どのようなものだったんでしょうか。 251 ◯井上充生委員長 岡田課長。 252 ◯岡田敏幸環境政策課長 まず、相談会でございますが、これは本年1月27日に環境シンポジウムを開催いたしました。そこの併設という形で相談会を実施いたしまして、8名の方が相談に来られまして、そのうち、シミュレーションまでに至ったのが2件だったという報告を受けております。あと、これの電話相談での各部署へのフィードバックでございますが、ほとんど補助金等でございますので、私ども環境政策課の方で内容を把握したにとどまっております。 253 ◯井上充生委員長 西山委員。 254 ◯西山洋竜委員 分かりました。
    255 ◯井上充生委員長 すみません、委員長を交代します。 256 ◯成田智樹副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。  西山委員。 257 ◯西山洋竜委員 約200万円の費用がかかっている、非常に金額としてもやっぱり大きいと思うんですよね、これ、4カ月半ですから。ですから、これらのことも踏まえて、是非とも、今後、実績のあるそういう推進事業を展開していただくべく、またご尽力いただければというふうに思います。 258 ◯成田智樹副委員長 岡田課長。 259 ◯岡田敏幸環境政策課長 この270万でございますが、これは電話相談だけではございませんでして、現実に公共施設また民間施設の導入へのシミュレーションをしていただいたりとか、先ほど申しました環境シンポジウムの基調講演の方を担当いただいたりとか、また、今年度、エネルギービジョンを策定しておるんですが、それの基礎データとなります導入の調査、推計、また方向性の提示等をいただいた全ての経費ですので、電話相談が全てではないということだけご理解ください。 260 ◯成田智樹副委員長 西山委員。 261 ◯西山洋竜委員 次に、114ページのLEDのことについてちょっとお聞きします。  簡単な確認なんですけれども、1つ目に、LED化を推進していくということで、市の方としましては、これまで自治会の方で管理していたものを、その負担を軽減するということで、市が管理するようになっているということなんですけども、今の移転状況というのはどのようなものですか。 262 ◯成田智樹副委員長 岡田課長。 263 ◯岡田敏幸環境政策課長 移転状況については、恐らくほぼ100%市の方に移転になっていると考えております。 264 ◯成田智樹副委員長 西山委員。 265 ◯西山洋竜委員 最後になりますけれども、LED化の実施灯数1万1,129灯のうち、20ワット、32ワット、100ワット、200ワットというふうにあるんですけれども、これというのは、実施場所というのは、どのような区別と言うか、使い分けというのをされているんでしょうか。 266 ◯成田智樹副委員長 岡田課長。 267 ◯岡田敏幸環境政策課長 元々自治会の方で防犯灯を付けられておりまして、その照度は保障させていただくという形で切替え作業を進めました。その上、更に照度アップを求められる自治会等もございましたので、その要望には極力応じたような形で進めましたので、LED化する前の状況と変わりない状況の設置になっておろうかと考えております。 268 ◯成田智樹副委員長 委員長を交代します。 269 ◯井上充生委員長 伊東課長。 270 ◯伊東英治教育指導課長 すみません、私、先ほど、有村委員さんのご質問に対しまして、平成24年度の適応指導教室、中学3年生は11名と申し上げましたが、6名の誤りでございました。訂正いたします。 271 ◯井上充生委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 272 ◯井上充生委員長 以上をもちまして分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 273 ◯塩見牧子委員 115ページの水環境推進事業費なんですけれども、この3番の啓発カレンダー、これは、この位置で計上してよろしいんですか。 274 ◯井上充生委員長 岡田課長。 275 ◯岡田敏幸環境政策課長 水環境で計上いたしました啓発絵画でございますが、23年度までは確かに竜田川をきれいにするテーマで募集しておりましたが、24年度につきましてはエネルギーについてのテーマに変えさせていただきましたので、この事業費というのはちょっと適さないかもしれませんが、そのまま執行させていただいたところでございます。 276 ◯井上充生委員長 塩見委員。 277 ◯塩見牧子委員 印刷費ということでの計上だと思うので、その辺は問題ないかと思うんですけれども、ただ、啓発カレンダーが水環境の保全というところから自然エネルギーを中心としたそういう啓発に、施策の目的そのものが違ってきているかと思いますので、そういった施策に移行したのであれば、逆に、これまでの水環境の推進の啓発活動は、平成24年度はどのような事業でカバーすることができたのでしょうか。 278 ◯井上充生委員長 岡田課長。 279 ◯岡田敏幸環境政策課長 ポスターにつきましてもエネルギーに変わったわけでございますが、水環境につきましては、今後、自治会の方に出向きまして、特に合併浄化槽への転換を図ってもらうように、下水道管理課と共に、我々につきましては、水質保全という位置付けで出前講座をしていただきまして、その後に合併浄化槽の説明をさせていただいて、下水道が通らない地域についての普及活動に力を入れさせてもらいました。 280 ◯井上充生委員長 塩見委員。 281 ◯塩見牧子委員 出前講座を実施されたということなんですけれども、この啓発カレンダーの絵の募集は、小学生を中心に応募をかけたかと思うんです。やはり、小中学生に絵画を募集するという点で、子どもたちへの水環境に対する教育的な効果ということもこれまではあったかと思うんです。児童・生徒たちに対する啓発事業としては、何か取り組まれたのでしょうか。 282 ◯井上充生委員長 岡田課長。 283 ◯岡田敏幸環境政策課長 ちょっと学校名は忘れましたけども、学校の要請に応じまして、水質保全の出前講座に向かっております。また、ちょっと少人数ではありますが、水生生物調査というのを実施いたしまして、水の汚れに応じた生物がどんなものがいるかというのを捕まえることによって実体験してもらったというのがございます。 284 ◯井上充生委員長 塩見委員。 285 ◯塩見牧子委員 その学校への出前講座なんですけれども、平成23年度は6校に出前講座に行かれているかと思うんですけれども、平成24年度は1校しかなかったんですよね。そういった状況もございますので。また、子どもへの水環境への啓発というのは、結構、実は大きくて、子どもが学校でそういう環境教育を受けてきたから、逆に、家庭に持ち帰って親に注意するというような、そういった場面もあるというふうにお聞きしておりますので、やはり、学校での水環境保全推進、そういったことも、今後も取り組んでいただきますようにお願いいたします。以上です。 286 ◯井上充生委員長 他にございませんか。下村委員。 287 ◯下村晴意委員 決算書の151ページ、目2の心の教育活動事業費なんですけれども、いじめ対策についてなんですけれども、各学校でこういう問題があるとスクールカウンセラーなり先生で解決することもあると思うんですけど、ここにいじめ対策会議開催回数が1回となっているんですけれども、これはどういった内容でされたんでしょうか。 288 ◯井上充生委員長 伊東課長。 289 ◯伊東英治教育指導課長 昨年、スクールアドバイザーズという、すぐに学校が対応するための専門家の助言のための組織をつくりましたけれども、それと別に、最終的に、学校が、その年度、こういういじめがあって、こういう対応をしたということを報告しまして、このいじめ対策会議に参加していただいている人権擁護委員さんであるとか民生・児童委員さんであるとか、一般市民の感覚から教育委員会の対応を最終的に検証していただくという意味で設けております。 290 ◯井上充生委員長 下村委員。 291 ◯下村晴意委員 もう一度、具体的に、じゃ、その会議のメンバーは、どういう方になるんでしょうか。 292 ◯井上充生委員長 伊東課長。 293 ◯伊東英治教育指導課長 今のところですが、これ、附属機関ではなくて、準附属機関ですので、そのときに私どもがお願いする方ということですけれども、少年補導員協会の代表の方、それから民生・児童委員連合会の代表の方、それから人権擁護委員協議会の代表の方、それから市のPTA協議会の代表の方、教育相談室、中学校長会、それから小学校生徒指導部の代表、幼稚園長の代表、こどもサポートセンターの相談員、そしてこども課の担当者ということで構成しております。 294 ◯井上充生委員長 下村委員。 295 ◯下村晴意委員 では、確認ですけれども、不定期で、何かいろんな事例があったときに、一括して皆さんで協議をしてもらうということと、152ページのところに、いじめ対策会議委員謝礼2万円となっているんですけれども、これとの関連性はどういうことでしょうか。 296 ◯井上充生委員長 伊東課長。 297 ◯伊東英治教育指導課長 外部の方ですので、1回当たり5,000円を基準として、4名の方にお支払いしたということでございます。 298 ◯井上充生委員長 下村委員。 299 ◯下村晴意委員 4名とおっしゃったんですけれども、今、課長の方からるるお名前が挙がった方というのは多いとは思うんですけれども。 300 ◯井上充生委員長 伊東課長。 301 ◯伊東英治教育指導課長 その中で、謝礼の対象になる方のみということでございます。例えば中学校長であるとかサポートセンターの職員であるとかは謝礼の対象になりませんので、それが4名いたということでございます。 302 ◯井上充生委員長 下村委員。 303 ◯下村晴意委員 ちょっとここには書いておりませんけれども、今、課長の方からも出ましたスクールアドバイザーなんですけれども、先ほど、部長の方からは5名というふうに出たんですけれども、多分、弁護士さんとかいらっしゃると思うんですけども、その5名の方は、どういう方がアドバイザーをしてくださっているんでしょうか。 304 ◯井上充生委員長 伊東課長。 305 ◯伊東英治教育指導課長 弁護士さん1名、臨床心理士1名、それからスクールソーシャルワーカー1名、警察官、これは元警察官の方の場合もあります、そして元学校長ということです。 306 ◯井上充生委員長 下村委員。 307 ◯下村晴意委員 このアドバイザーの方が一堂に会することはなくて、各学校の事例によって、その方にご相談をするという体制でよろしいでしょうか、このアドバイザーの方は。 308 ◯井上充生委員長 伊東課長。 309 ◯伊東英治教育指導課長 一応、要綱を定めておりまして、学校からの要請に基づいて、その状況に応じたアドバイザーに助言を求めると。そして、場合によっては会議を開催し、必要があると認められる関係者に出席を求め、意見若しくは説明を聞き、また資料の提出を求めるということで運営しております。 310 ◯井上充生委員長 下村委員。 311 ◯下村晴意委員 じゃ、24年度に関しては、会議としては開催されなくて、個々に相談をされたということでよろしいですか。 312 ◯井上充生委員長 伊東課長。 313 ◯伊東英治教育指導課長 24年度、一堂に集まっていただくような大きな事案はございませんでした。24年度、弁護士さんに4回、警察官に1回、スクールソーシャルワーカーに1回、助言を求めております。 314 ◯井上充生委員長 下村委員。 315 ◯下村晴意委員 じゃ、6回ということですけれども、謝礼はどういうふうになっておりますか。 316 ◯井上充生委員長 伊東課長。 317 ◯伊東英治教育指導課長 24年度は、年度の途中でこれを設置しましたので、そのときの予算の中で、それに当たるもので支出ししております。弁護士さんに関しては、市立中学校の生徒指導に係る件で弁護士委託料を計上しておりましたので、そこから支出しております。スクールソーシャルワーカーについては、スクールソーシャルワーカーの謝礼の中から支出しておりますし、警察官は謝礼なしということでございます。 318 ◯井上充生委員長 下村委員。 319 ◯下村晴意委員 次に、学校管理費の中で、施策の中で参加型安全研修というのがあるんですけれども、これは富雄北小学校のあの事件の後に各学校でCAPというのがあったと思うんです。多分、警察のOBの方が来られて指導していると思うんですけれども、ここには安全研修を希望する小学校で実施したとなっているんですけれども、希望しない学校はCAPの研修がなかったと判断していいのか、何年も前からしているので、ほぼ全校しているのか、そこら辺の状況を教えてください。 320 ◯井上充生委員長 伊東課長。 321 ◯伊東英治教育指導課長 これ、実施していだいているのは、CAPという組織がございます、奈良県には、奈良CAPという組織とCAP西大和という組織がございます。こちらの方に謝礼を支払って、指導に来ていただいておりました。従来は全ての学校の一つの学年全員ということでやっておりましたけれども、その後、教科書等も変わりまして、教科書で日常の不審者対応であるとか身の安全を守るといった内容が実際に載ってきて、必ず全員学習することになりましたので、それに上乗せしての学習ということになりますから、希望する学校のみというふうにさせていただきました。 322 ◯井上充生委員長 下村委員。 323 ◯下村晴意委員 じゃ、全校で終わって、その後、希望する学校ということなので、希望するということでよろしいですね。(「はい」との声あり)はい、結構です。 324 ◯井上充生委員長 他に。樋口清士委員。 325 ◯樋口清士委員 款8、教育費、項5、社会教育費に関して、ちょっと二、三お尋ねしたいと思います。  まず、161ページのいこま国際音楽祭に関してなんですけれども、まず、参加者数、これ、経年でどういうふうに変化をしてきているか、お答えいただけますでしょうか。 326 ◯井上充生委員長 西野課長。 327 ◯西野敦生涯学習課長 平成23年度で申し上げますと3,378名、平成24年度で申し上げますと3,410名でございます。 328 ◯井上充生委員長 樋口委員。 329 ◯樋口清士委員 これ、平成22年からスタートですね。 330 ◯井上充生委員長 西野課長。 331 ◯西野敦生涯学習課長 平成22年度は3,557名でございます。 332 ◯井上充生委員長 樋口委員。 333 ◯樋口清士委員 参加者の数というのは大体横ばいというようなことで、平成24年度、ちょっとやり方を変えられましたよね、実行委員形式でやったということで、そのやり方を変えたということの評価と言うか、それはどのような評価をされていますかね。 334 ◯井上充生委員長 西野課長。 335 ◯西野敦生涯学習課長 市民の方が市民によって市民の手で企画、運営をしていただいて進めていただくということで、単にコンサート等の興行的な事業を実施するような形ではなく、市民の方の参加という形で効果があったように思っております。 336 ◯井上充生委員長 樋口委員。 337 ◯樋口清士委員 これ、市の関わり方としては、どこまでの関わり方をされたのでしょうか。 338 ◯井上充生委員長 西野課長。 339 ◯西野敦生涯学習課長 昨年度は実行委員会主体でということでございましたので、実行委員会がそれぞれ開催される状況で、事務の引継ぎ等、私どもも参加させていただきましたが、意見の交換につきましては、市の方に対して状況をどうであるかというようなお問い合わせについてはさせていただきましたが、企画、運営につきましては、実行委員会を中心に進めていただきました。 340 ◯井上充生委員長 樋口清士委員。 341 ◯樋口清士委員 内容については、これ、私も行かせていただいて、部分的にですけれども拝見させていただきましたが、私は私なりの評価がありますが、そこに参加された方々の評価というのは、どのようなものだったでしょうか。 342 ◯井上充生委員長 西野課長。 343 ◯西野敦生涯学習課長 参加された方のアンケートを実行委員会の方でとっていただきまして、非常に本物の音楽を聞けた、あるいはこのような企画の方を継続してほしいというご意見のあった一方で、それ以外に、なじみのある曲あるいは日本での楽曲等を入れてほしいというようなアンケートの方での自由回答もございました。 344 ◯井上充生委員長 樋口委員。 345 ◯樋口清士委員 私もそんなに音楽詳しくない人間なので、実際、いい音楽を聞いたなとは思うんですけども、なかなか身近に感じられるものではなかったというのは、これは正直なところでございます。要はどこをターゲットにこの事業というのを考えられているのか、非常に音楽に関心の高い方に対してアピールしていくような事業として市は実行委員会に補助をしていくという形を採るのか、あるいは、もう少し底辺を広げていくと言うか、もっと音楽に関心を持っていただくために、少しなじみのある内容にしていくというようなことで考えていくのか、大きく2つ方向性があると思うんですけど、どちらを狙った事業なんでしょうか。 346 ◯井上充生委員長 山下市長。 347 ◯山下真市長 あくまで市が補助金を出す事業でございますので、後者の方を考えておりまして、25年度につきましては、日本のなじみのある曲ですとか、クラシックであっても割と一般の人に知られているような音楽を盛り込んでいただくよう、私からも強く音楽監督のハンカヤさんにお願いをいたしまして、今、かなりそういった方向のプログラムに25年度はなっているというふうに認識をしております。 348 ◯井上充生委員長 樋口委員。
    349 ◯樋口清士委員 私も市の方向としてはそっちを向くべきなんだろうなというふうには思うんですが、今、ちょっと市長の方からハンカヤさんの話が出ておりましたけれども、それは固定してやっていくという、これ、ちょっと先の話で、今、質問をしてどうかということもあるんですけども、その辺の進め方、特にプロデュースしていただく方をどう選出していくかというようなところについて、この平成22年、23年、24年、どういう形で決定されてきたのかというところがちょっと気になるところなんですけれども、この辺いかがですか。 350 ◯井上充生委員長 その点だけ。山下市長。 351 ◯山下真市長 24年度以降は実行委員会の主催ということで、誰を音楽監督にするかというのは実行委員会が判断されることだというふうに思っておりますが、ですから市の方で誰をというようなことを申し上げるつもりはございませんが、ただ、現実的に考えますと、これだけの密度の高い音楽祭を、非常に破格の安値と言うか、本当に普通では呼べないような方をかなりの低廉な金額で来ていただいているのは、ハンカヤさんの個人的なつながりで来ていただいていますので、これと同等内容でやる以上、多分ハンカヤさんの協力がなければできないだろうというふうに思います。この4日、5日間、ほとんどこればっかりにかかり切りになって、本当に、全然、せっかく日本に来てもどこにも観光も何もせず帰られますので、多分、他の方では難しいだろうなとは思います。 352 ◯井上充生委員長 樋口委員。 353 ◯樋口清士委員 そもそも、この音楽祭、遷都1300年記念事業、これに絡めてスタートしたというふうに思うんですが、あのときの目的というのが、たしか音楽のまちをもっとPRしていこうというようなことを高々にうたっていたかというふうに思うんですが、これはいまだに継承されているという理解でよろしいでしょうか。 354 ◯井上充生委員長 山下市長。 355 ◯山下真市長 はい、そういうことで考えております。 356 ◯井上充生委員長 樋口委員。 357 ◯樋口清士委員 これはちょっと意見になってしまうんですけれども。 358 ◯井上充生委員長 いや、意見はいいと思う。樋口委員。 359 ◯樋口清士委員 すみません、国際音楽祭というこの事業1つでPRをやっていくという思考でこれをやっておられるのかどうかというところなんですが。要は、他の音楽イベント等、この文化振興というところにも、一応、項目はありますよね。そういうところでの関連事業というものを、要は事業との関連性みたいなものを持たせているのかどうか、全くこれは単品で考えておられるということなんですか。 360 ◯井上充生委員長 山下市長。 361 ◯山下真市長 あくまで何か市がいろんなイベントをやることでそういう音楽のまちづくりをしていくということよりも、こういう市民主導のイベントをやることで、市民の側でいろんな触発を受けて、これ以外の例えば自主的な企画もしていこうというようなことにもつながっていくでしょうし、また、現在におきましては、生涯学習施設の指定管理者の方が積極的にいろんな自主事業もやっていただいていまして、一定そうした自主事業にもかなりたくさんのお客さんが入っているようでございますから、そういう市民や民間事業者等の音楽関係の活動を促進するというような効果は得られているのではないかと思います。 362 ◯井上充生委員長 樋口委員。 363 ◯樋口清士委員 これは、多分、一番お金をかけているイベントだと思いますので、それをできるだけ、今、市長がおっしゃっていましたけれども、全市的に、あるいは年間を通じての部分で波及できるような取組に育てていっていただきたいというふうに思います。  続けていきますけれども、寿大学です。これ、163ページですけれども、これ、また、平成24年度から、若干、趣向を変えてと言うか、一般教養学習会兼市民教養講座、その講座を1つ設けて、これまでのクラブ活動以外の取組をやられているということなんですが、これの目的とするところ、また、その成果ということをちょっとお答えいただけますか。 364 ◯井上充生委員長 西野課長。 365 ◯西野敦生涯学習課長 平成24年度から始めました実務講習につきましては、例えば、介護保険を利用するには、あるいは介護予防講習会、認知症サポーター講習会、あるいは健康ストレッチ体操等、実際に寿大学の学生の皆さんが身近に課題となっているような、あるいは健康面についての、そういうような実務の講習を導入させていただきまして、非常に好評で、人気のあるストレッチの方でしたら、かなりの倍率でございました。 366 ◯井上充生委員長 樋口委員。 367 ◯樋口清士委員 この寿大学の目的の部分で、地域社会の生涯学習の推進者の養成ということがうたわれているんですね。だから、そこにつながる活動として、今、この平成24年度の中でこの部分ですということがあるのかどうか。それと、実際、卒業生というのが出てきておられますので、そういう方々が目的とするところにどのように動いておられるのか、把握されているのか、この辺りをちょっとお答えいただけますか。 368 ◯井上充生委員長 西野課長。 369 ◯西野敦生涯学習課長 まず、実務講習で申し上げますと、普通救命救急の講習会あるいはボランティア講習会を開催させていただきました。卒業生の方の実際の地域への還元活動等につきましてですけれども、例えばOBの方で里山クラブというのを開催しておられまして、北大和の第3緑地の開発、整備を毎月、活動、支援の方をしていただいています。あと、福祉ボランティアクラブの方もなさっておられるグループもございまして、こちらの方は、毎月、定期的に、手分けして、デイサービス等の活動をなさっていただいております。 370 ◯井上充生委員長 樋口委員。 371 ◯樋口清士委員 一応そういうきっかけづくりにはなってきていると。その成果も見えてきているということのようなんですけれども、1点気にしていますのは、昨日、老人クラブの話もちょっと出ていましたけれども、特にこういう高齢者、元気のある高齢者が活躍できる場をつくっていく、それが社会に還元されていくというところを大きな目的に恐らく考えられているというふうに思いますので、活動をしながら育ってきて、卒業されて、地域社会で活躍されるという、そのトータルな部分でサポートというのは、多分、必要になってくるのかというふうには思うんですね。生涯学習という、あるいは社会教育という大きな項で考えますと、先ほどの音楽祭もそうなんですけれども、一つ一つの事業だけで閉じていくと、なかなか広がりが見えてこない部分もあるので、そういうことも含めて、ちょっといろいろ関連をさせながら目的を達成していくような組立てを是非していっていただきたいなと。核になる事業としては既にあるとすれば、そういうところにこれから工夫をしていただけると有り難いなというふうに思います。以上です。 372 ◯井上充生委員長 伊木委員。 373 ◯伊木まり子委員 先ほどのいこま国際音楽祭に関連して、1点だけ確認をさせていただきたいんですけども、なぜハンカヤ先生になったのかということで、市長は決算との関係でいろいろお話になったんだと思うんですけど、私の認識としては、実行委員会がどなたを音楽監督にするかを決めて進めているというふうに聞いているんですけど、そこだけちょっと。 374 ◯井上充生委員長 そういう答弁でしたよ。伊木委員。 375 ◯伊木まり子委員 そうですか。そしたら、すみません。 376 ◯井上充生委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 377 ◯井上充生委員長 以上をもちまして議案第54号に係る環境文教分科会所管分の質疑を終結いたします。  以上で環境文教委員会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は、明日の予算委員会企画総務委員会終了後に再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後3時20分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....