生駒市議会 2012-12-13
平成24年第6回定例会 市民福祉委員会 本文 開催日:2012年12月13日
本
条例は、
議案第96号と同様に、通称第1次
一括法等によって
介護保険法の一部
改正が行われ、これまで
省令で定められておりました
地域密着型サービスの
基準を
市町村条例で定めることとなったため、本市が
条例を
制定するものでございます。
なお、本
条例は要支援1から2の人が
利用する
事業所の
基準で、
条例の
内容といたしましては、
地域密着型サービスの
事業所を新設する場合に満たすべき
基準を定めているものであります。
なお、
地域密着型サービスには、
議案書58ページ、59ページの
条例目次の第2章の
介護予防認知症
対応型通所
介護から第4章の
介護予防認知症
対応型共同生活
介護の3種類があり、それぞれの
サービスごとに
基準を定める必要があることから、約90条の条文で構成されております。
サービスの概略につきましては、これも
議案説明会でお配りいたしております
説明資料をご清覧ください。
なお、本
条例では、先ほどの
議案第96号と同様、国の
基準がこれまでの数回の
改正によりましてほぼ成熟していると考えられること、また、厳しい
基準を付加することによって
参入業者が減少することが予測されることなどから、原則として国の
基準と同一としております。
また、本
条例の
制定によって新たな事務が発生するものではないこと、
施行期日は
平成25年4月1日とすることも、
議案第96号と同様でございます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。
63
◯上原しのぶ委員長 説明は終わりました。
本案について、
委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
伊木委員。
64
◯伊木まり子委員 この2章、3章、4章に該当する施設と言うか、
生駒にはどれぐらいあるんですか、現在。
65
◯上原しのぶ委員長 奥田課長。
66
◯奥田孫彦介護保険課長 現在ですが、こちらの、今、3種類の方ということなんですが、元々の先ほどの
議案の方でありました8種類の方で申し上げますと、認知症
対応型共同生活
介護というのが3施設ございます。それから、認知症
対応型通所
介護、これの方が2カ所ございます。それから、小規模多機能型居宅
介護サービス、これが4カ所ございます。以上でございます。
67
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
68
◯伊木まり子委員 確認ですけど、今のところ、新たにこういう施設を設置という予定は聞いておられますか。
69
◯上原しのぶ委員長 奥田課長。
70
◯奥田孫彦介護保険課長 今のところはございません。
71
◯上原しのぶ委員長 よろしいですか。
他に
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
72
◯上原しのぶ委員長 他に
質疑等がないようでございますので、これにて
委員による
質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
73
◯上原しのぶ委員長 質疑等がないようでございますので、これにて
委員外議員による
質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第97号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
74
◯上原しのぶ委員長 ご異議なしと認めます。
よって、
委員会といたしましては、
議案第97号は原案のとおり可決することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
75
◯上原しのぶ委員長 審査事項、(4)
議案第86号、
平成24年度
生駒市一般会計補正予算(第4回)の当
委員会関係分を議題といたします。
説明を省略し、直ちに
質疑に入りたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「簡明にお願いします」との声あり)
76
◯上原しのぶ委員長 簡明にお願いいたしますということですので、関係のところ、よろしくお願いいたします。池田部長。
77 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、
議案書の17ページをお願いいたします。
17ページの款3、民生費、項1、社会福祉費の中の次の18ページの目5、後期高齢者医療費として1,027万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。
補正の理由といたしまして、後期高齢者医療制度におきまして、法令により後期高齢者の医療給付に要する費用に充てるため、各
市町村が療養給付費の12分の1を後期高齢者医療広域連合に対して負担することとなっております。この負担におきまして、
平成23年度分の
生駒市の療養給付費の伸びが当初の見込みより大きくなったことによりまして、精算の結果、追加して負担金を納付する必要が生じたものでございます。
以上、よろしくお願い申し上げます。
78
◯上原しのぶ委員長 坂本部長。
79
◯坂本千鶴福祉健康部部長兼
福祉事務所長 それでは、続きましてご
説明させていただきます。
議案書の15ページをお願いいたします。
まず、歳入でございますが、款14、国庫支出金、項1、国庫負担金、目1、民生費国庫負担金、節1、社会福祉費負担金は、特別障がい者手当の受給者及び障がい福祉
サービスの
利用者の増加による国の負担分で、4,543万円の増額となっております。
次に、項2、国庫補助金、目1、民生費国庫補助金、節1、社会福祉費補助金は、障がい者の
地域生活支援
事業費が当初予算を下回る見込みであるため、311万円の減額となっております。
続きまして、款15、県支出金、項1、県負担金、目1、民生費県負担金、節1、社会福祉費負担金は、障がい福祉
サービスの
利用者の増加に伴う
介護給付費等負担金として2,157万9,000円の増額となっております。
次に、項2、県補助金、目2、民生費県補助金、節1、社会福祉費補助金は、障がい者の
地域生活支援
事業費が当初予算を下回る見込みであるため、155万5,000円の減額となっております。
続きまして、
議案書の18ページをお願いいたします。
歳出でございますが、款3、民生費、項1、社会福祉費、目3、障がい者福祉費、節20、扶助費おきまして8,313万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは、障がい福祉
サービスの
利用者の増加や制度
改正による
サービスの報酬単価の変更等により障がい福祉
サービス費として9,273万6,000円、また、補装具や特別障がい者手当の受給者の増加により548万5,000円の増額となるものでございますが、更生医療給付費及び
地域生活支援
事業費が当初予算を下回る見込みであることから、その差額分の増額をお願いするものでございます。
次に、節23、償還金利子及び割引料において511万円の増額をお願いするものでございます。これは、前年度に交付された国庫補助金に対する精算により、過年度償還金として国に返還するものでございます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。
80
◯上原しのぶ委員長 説明は終わりました。
本案について、
委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
伊木委員。
81
◯伊木まり子委員 18ページの
地域生活支援
事業費というのが621万減、見込みより少なかったということですけども、具体的にちょっと調べましたら幾つかありますね。相談支援とかコミュニケーション支援とか福祉ホームとか、幾つかの項目が
地域生活支援
事業の中にありますけども、その中で、どういったことが想定よりも少なかったためにこれだけの減額になったのでしょうか。
82
◯上原しのぶ委員長 辻課長。
83 ◯辻靖司福祉支援課長
ただ今、
地域生活支援
事業の内訳でございますけども、その中の主なものといたしまして、今回、減額をさせていただく分の主な
サービスの中で、障がい児あるいは障がい者の日中一時預かり等を行います
サービス、日中一時支援
サービスにおきまして、当初予算よりも696万円減額となる見込みでございます。
この
内容につきましては、本年4月から、制度
改正によりまして、障がい福祉
サービス費の中の放課後等デイ
サービスというのが創設されました。これは
介護給付費の方に設けられまして、
地域支援
事業の方で、当初、予算枠をとっておったわけでございますけども、そちらの方の
利用が増えたということで、こちらの方が減額という形になるわけでございます。
もう1点は、経常的移動支援という
サービスがありますけども、これにつきましては、通所
サービス事業所に対しまして、その送迎に対して300万円というのを給付する
事業でございますけども、これにつきましても、同じく、制度
改正によりまして、この
サービス事業が
介護給付費の短期入所
サービスの方に組み込みされましたので、こちらの
地域生活支援
事業から減額というふうな形でございます。
その中におきましても、今回、増額になる分がございます。それにつきましては、日常生活用具の給付費、これにつきましては、重度障がい児・者の日常生活の中の利便性を高めるために給付する例えばストーマ装具等の器具の給付でございますけれども、これは
利用者等の増によりまして約280万円の増額となります。
もう1点が、移動支援、これは、身体・知的・精神障がい者で、外出における危機回避を行うために移動中の支援を行う
サービスですけども、これも
利用者の増で118万円の増加ということで、それらの
サービスを相殺しまして、最終的に、ここで上げさせていただいております621万9,000円の減額補正をお願いするものでございます。以上でございます。
84
◯上原しのぶ委員長 よろしいですか。
他に
質疑等ございませんか。
山田弘己委員。
85
◯山田弘己委員 併せて、同じページの更生医療給付費というのも、約887万ということで、お戻しということになりますが、これの内訳もちょっと言及をお願いします。
86
◯上原しのぶ委員長 辻課長。
87 ◯辻靖司福祉支援課長 更生医療につきましては、当初予算5,085万8,000円を計上させていただいたわけでございますけども、この
内容につきましては、昨年度、人工透析で高額の給付者が1名発生いたしました。それによりまして、補正予算により昨年度は
対応させていただいたわけでございますが、その実績を基に24年度の予算計上をさせていただきましたが、この方が4月以降に退院による通院
サービスに変わられましたので、それに伴いまして、当初予算を下回る、今現在887万円の減額をするものでございます。
この方につきましては、低所得のため、10分の10の支給ということになりますので、このような金額になっております。以上でございます。
88
◯上原しのぶ委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
89
◯上原しのぶ委員長 他に
質疑等がないようでございますので、これにて
委員による
質疑を終結いたします。
次に、
委員外議員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
90
◯上原しのぶ委員長 質疑等がないようでございますので、これにて
委員外議員による
質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第86号の当
委員会関係分は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
91
◯上原しのぶ委員長 ご異議なしと認めます。
よって、
委員会といたしましては、
議案第86号の当
委員会関係分は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
92
◯上原しのぶ委員長 2、所管事務調査に入ります。
(1)障がい者の自立と支援についてを議題といたします。
本件は、今後の進め方について協議を願うものです。
本件については、閉会中に先進地と市内の調査を実施し、視察調査の報告書を取りまとめましたが、今後、これらの調査結果を基に提言を取りまとめ、所管事務調査の報告書を作成していくということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
93
◯上原しのぶ委員長 障がい者の自立と支援について、各
委員から考え方や提言を提出願い、これらを取りまとめ、報告書を作成していきたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
94
◯上原しのぶ委員長 取りまとめた報告書を基に、閉会中の来年2月までに
委員会を開催し、協議し、最終報告書を作成することでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
95
◯上原しのぶ委員長 それでは、各
委員の考え方や提言があれば、会期中の12月21日までに文書で
委員長に提出していただきますようにお願いいたします。12月21日までに
委員長まで文書を提出していただきますようにお願いを申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~
96
◯上原しのぶ委員長 3、その他。
当
委員会の所管
事項について、
委員の発言を受けます。
伊木委員。
97
◯伊木まり子委員 健康課にお尋ねしたいと思います。
12月2日の防災訓練の際に設置された医療救護所についてなんですけども、今回の訓練では、医療救護所用のテントが2つ設営されました。テントの中には、何か持ってこられているのかなと思ったら、救急箱が2つほどと、あと、骨折用の添え木か何かがあったぐらいで、機器も薬剤も何も、それは持ってこないにしても、目録ぐらいは上げて持ってこられるのかなと期待して私の方は行ったんですけども、何もなかったんですね。
そのとき、ちょうど医師会から先生が来られていて、ちょうど一つのテントにははりがあって、ここに点滴をかけて、「重症の人が来られて、救急車が来るまで、後送病院に運ぶまで点滴しながら待っていたら、このテントの方やったらいけますね」と先生にお話したら、「いやいや、そんなことはしませんよ。そんなことまでやるつもりは全くありません」というようなことを言われて、今回の想定は7.2でしたね、マグニチュード7.2の地震が起きたときの想定で、そういうときに、骨折とか、それから救急箱程度でやれるような負傷者しか想定されていなかったのか、ちょっとびっくりしたんですけども、どのような被害を想定されて訓練をされたのでしょうか。(発言する者あり)だから、医療救護所の設置と言うか、医療救護所の整備は健康課が担当するということなので、その辺、どういうふうなことを考えて今回の防災訓練に臨まれたのか、教えてください。
98
◯上原しのぶ委員長 尾山課長。
99 ◯尾山隆啓健康課長 今、医療救護計画につきましては、医師会さんの方から出していただくべく話合いを進めています。医療器具とか医療用の薬品につきましては、既に医師会さんの方から提出いただいていまして、確かに、その中には、今、点滴はちょっと入っていない状況なんですけども、状況としてはそういう形になっています。
100
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
101
◯伊木まり子委員 何も持ってきてくださらないのかなとか何も無いのかなと思って不安になったんですけども、機器などは一応相談して用意をするということなんですね、今のお話だったら。
102
◯上原しのぶ委員長 尾山課長。
103 ◯尾山隆啓健康課長 今後は、やっぱり、調整、点滴も含めて、もう一度、先生の方と話合いしていきたいなとは思っています。
104
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
105
◯伊木まり子委員 医師会の先生からしたら点滴するようなことは全く想定されていなかったように私はそのときの会話から思ったんですけども、やはり3.11とか阪神・淡路のことを踏まえて、こんな必要があるだろうから、こんなものを用意しておきたいと考えますからこういうことをお願いしますという形で、是非、市の方から医師会の方に点滴も含めてお願いするように、しっかりと検討していただきたい。
それと、今回、市民の方がけが人役であそこにおられたと思うんですけども、骨折の方が五、六人、後は黒のトリアージカードを付ける方が2人でしたか、死亡確認して、隣のテントに運ばれていましたけども、今回の医療救護所立ち上げに当たって、消防隊とかと患者さんの想定について相談されたんですか。
106
◯上原しのぶ委員長 回答できますか。
107
◯伊木まり子委員 じゃ、要望で、是非、その辺、救急とかと相談をして、医療救護の協定書の締結も進めていただきたいということをお願いしておきます。
108
◯上原しのぶ委員長 他にその他の項で所管
事項について
委員の発言を受けます。
伊木委員。
109
◯伊木まり子委員 1カ月ほど前でしたか、精神障害者家族会から要望書が議会に届いておりますけども、市の方にも同様の要望書が届いたというふうに聞いています。この件について、二、三、質問をさせていただきますけども、障がい者に対しては様々な施策があって、なかなか難しいんですけど、医療費については、特に、心身障がい者は国保年金課福祉医療係が担当で、精神障がい者については健康課が担当するとかいうて、窓口が違っていますし、助成の対象も、それから、その中身もいろいろあって、非常に分かりにくいんですけど、ちょっと確認をお願いしたいんですけど、心身障がいのある方については、手帳を持っている方、つまり重症の方を対象にしていると。それから、どの診療科にかかっても、例えば耳鼻科であれ、皮膚科であれ、内科であれ、そういう区別なく。それと、外来、入院の両方の費用がその重症の方に対しては助成される。一方、精神障がいの方については、精神障害者保健福祉手帳を持つ持たないにかかわらず、県が指定した医療機関で精神科領域の治療を受けた場合に、通院費に対してのみ助成されるという状況で認識しているんですけども、それでよろしいですか。
110
◯上原しのぶ委員長 堀内課長。
111 ◯堀内秀格国保年金課長 前段
部分の国保年金課の該当する
部分についてお答えさせていただきます。
今おっしゃられた心身障がい者医療費助成制度については、身体障害者手帳の1級、2級、それから療育手帳のA1、A2を持っておられる重度の方の分が対象となっておりまして、どの病院に、何科にかかられても助成の対象になっております。以上でございます。
112
◯上原しのぶ委員長 尾山課長。
113 ◯尾山隆啓健康課長 後段の精神障がいのことにつきましては、そのとおりでございます。以上です。
114
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
115
◯伊木まり子委員 心身障がい者の方が全員助成を受けられるのではなくて、そういう重症の方だけであると。現在の精神障がいの方は、通院ではあるけども、申請した方はみんな受けられるので、心身障がいの方の中には助成を受けられない方もいるけども、精神障がいの方は幅広く通院については助成が受けられている状況であるということでよろしいですか、そういう認識で。同じことを聞いていますかね。
116
◯上原しのぶ委員長 尾山課長。
117 ◯尾山隆啓健康課長 はい、そのとおりでございます。
118
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
119
◯伊木まり子委員 そしたら、心身障がいの方で助成を受けられる方というのはどれぐらいの割合、重症の方というのはどれぐらいの割合ですか。
120
◯上原しのぶ委員長 ちょっと待ってくださいね。
いいですか。
回答できますか。堀内課長。
121 ◯堀内秀格国保年金課長 すみません、国保年金課では1、2級の受給者の数は分かるんですけども、全体の数がわかりませんので。すみません、ちょっと代わります。
122
◯上原しのぶ委員長 辻課長。
123 ◯辻靖司福祉支援課長 身体障害者手帳をお持ちの1、2級の方でよろしいですか。
24年4月1日現在ですけども、1,506名の方です。(「全体は」との声あり)
手帳を持っておられる方全体は3,550人です。
124
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
125
◯伊木まり子委員 つまり、今のやったら、半数弱という方が助成を受けておられるということですね。今回の要望というのは、精神障がい者の方が肺炎になったり肝炎にかかったり骨折したりという場合は、現状では、入院費はもちろん、外来治療費についても助成がないと。そのような本来の精神科で治療を受ける病気以外についても、外来治療費も入院治療費も助成してほしいという要望だと思うんですけど、直接、市の方では提出者から意見とか聞いておられますか。
126
◯上原しのぶ委員長 堀内課長。
127 ◯堀内秀格国保年金課長 現時点では、私の知っている限りでは聞いておりません。
128
◯上原しのぶ委員長 坂本部長。
129
◯坂本千鶴福祉健康部部長兼
福祉事務所長 現時点では確かにまだ伺っておりませんが、議会の方に要望書が提出されたのは10月末なんですけれども、市長宛てに要望書を頂いたのがこの12月に入ってからでして、頂いたものの、
内容がちょっとこれだけでは分かりづらいので、担当の管理職が一度今度お会いさせていただくということで日程調整をさせていただいておりまして、今月27日には会わせていただいてお話を伺っていただく予定になっております。
130
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
131
◯伊木まり子委員 じゃ、この要望書が出るまで、これまでにそういうような相談とか訴えとかはなかったということですかね。
132
◯上原しのぶ委員長 辻課長。
133 ◯辻靖司福祉支援課長 福祉支援課の方でございますけども、特にそういうような個別の相談はございませんでした。
134
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
135
◯伊木まり子委員 重い要望書やなと思って受け止めたんですけども、私自身、精神障がいの方について、外来通院にだけ助成されているというのは、かつて、精神疾患の方は、措置入院とか閉鎖病棟への入院とか、入院治療中心やって、最近は
地域の方へ戻っていってもらうという国の方針があって、そうなるのかななんて思っているところなんですけども、今後、こういうふうな精神障がい者の方からの要望がどんどん出てくるようなことがありましたら、今でも心身障がいと同様に助成をされているような
市町村もあると思うんですけど、どのように扱われるのかなと思って私なりにちょっと考えていまして、
生駒市
地域自立支援協議会というのがありますね、たくさん出てきた要望をそういうところで受け止めて、そこで相談して、検討されるというふうなのかなと思って1人で考えていたんですけども、どんなふうにこういう要望が出た場合は進めていかれるんでしょうか。
136
◯上原しのぶ委員長 辻課長。
137 ◯辻靖司福祉支援課長
伊木委員さんおっしゃっております
地域自立支援協議会、これにつきましては、今おっしゃっていただいているような要望を処理する機関ではないんですけども、実際、この協議会と言いますのは、
地域における障がい福祉に関する連携とかあるいは支援の体制等についての協議を行う場でありまして、個別の要望等につきましては、
地域の課題として、こういった問題がありますということであれば、個別の会議を開いて、その中でいろいろな意見を集約して協議会にかけていくんですけども、ちょっと、今のような形の給付とか個別の要望事案につきましては、ここでどうのこうのというのを諮るというのはおかしいかというふうな感じに思っております。
138
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
139
◯伊木まり子委員 じゃ、今、そういうのをこの協議会では扱う立場にないというようなことだったかと思いますけども、しっかり受け止めて、またご検討いただきたいというのをお願いしておきます。
もう1つ、この要望書の3番目に、成人の発達障がい者に対する
対応について取り上げられていると思うんですけども、現在、市が委託している精神障がい者が通う
地域活動支援センターでは成人の発達障がい者の特性を理解できるスタッフがいないから、もっと充実してほしいというようなことを求めておられると思うんですけども、今までに担当課としてこのような実態について何か聞かれたこととかございますか。
140
◯上原しのぶ委員長 辻課長。
141 ◯辻靖司福祉支援課長 この件につきまして、直接、法人から当課に相談とか、あるいはこういう
内容がありますというのはまだ聞いておりません。
142
◯上原しのぶ委員長 伊木委員。
143
◯伊木まり子委員 これも重い要望だと思いますので、担当課とか支援センターの方に確認をして、また市の方で、是非、適切に対処をお願いしたいと思います。結構です。
144
◯上原しのぶ委員長 他に
委員の発言を受けますが、ありますか。
(「なし」との声あり)
145
◯上原しのぶ委員長 それでは、これをもって
市民福祉委員会を終わります。
午後1時57分 閉会
~~~~~~~~~~~~~~~
生駒市議会
委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
市民福祉委員会委員長 上 原 しのぶ
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