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  1. 生駒市議会 2012-03-14
    平成24年第1回定例会 予算審査特別委員会(市民福祉分科会) 本文 開催日:2012年03月14日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時40分 再開 ◯下村晴意委員長 ただ今から予算審査特別委員会を再開いたします。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時40分 開議 2 ◯下村晴意委員長 市民福祉委員会の所管に係る各議案について、資料の一覧表のとおり、順次、審査いたします。  審査事項、(1)平成24年度生駒市一般会計予算、市民福祉委員会所管分を議題といたします。  予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について所管の部長から費目順に再度説明を受けます。まず、新谷市民部長。 3 ◯新谷厚市民部長 よろしくお願いします。  それでは、平成24年度一般会計の歳出予算のうち市民部の所管分について、予算に関する説明書でご説明申し上げます。  35ページ上段から36ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目10、人権施策費につきましては、生駒市人権施策審議会等の運営、人権問題の解決に向けた市民集会の開催など、人権教育、啓発の推進に要する経費を計上しております。  次に、38ページ中段から39ページをお願いいたします。  目15、男女共同参画費につきましては、男女共同参画社会の実現を目指し、You&Iフェスタの開催や各種セミナー、女性が抱える悩みの相談事業など、男女共同参画プラザの運営に要する経費を計上いたしております。  次に、39ページ中段から41ページをお願いいたします。  項2、徴税費、目1、税務総務費につきましては、税務職員の人件費などの事務経費が主なものでございます。  次の目2、賦課徴収費につきましては、課税客体の把握による適正な賦課や、自主納付の促進、滞納整理など、税収確保のための経費を計上しております。  続きまして、次に、41ページから42ページをお願いいたします。  項3、戸籍住民基本台帳費、目1、戸籍住民基本台帳費につきましては、市民課職員の人件費と、住民基本台帳ネットワークシステムや各電算システムの運用、また、昨年4月から開始しておりますコンビニ交付サービスの運用などに要する経費でございます。新規事業といたしまして、市民サービスコーナーの運用経費につきまして、住民基本台帳カードを利用して住民票の写しなどを自動で申請可能な窓口専用端末機を、市民サービスコーナー6カ所に6月上旬にも設置する経費を計上し、土曜日、日曜日の戸籍証明書の取得を可能にするとともに、申請書記載が不要となることによる待ち時間の短縮や、コンビニ交付と同額の手数料で交付することにより市民の利便性の向上を図るものでございます。  また、外国人住民を住民基本台帳法の適用対象とするための住民基本台帳法の一部を改正する法律が平成24年7月9日に施行されることから、この改正に伴うシステム改修経費を計上いたしております。
     次の目2、住居表示整備費につきましては、住居表示の実施に係る事務経費が主なものでございます。  次に、少し飛びまして、50ページ下段から51ページをお願いいたします。  款3、民生費、項1、社会福祉費、目7、人権文化センター運営費につきましては、人権啓発のための住民交流の拠点として、地域交流促進事業や各種相談事業、地域福祉事業などを行う人権文化センターの管理運営に要する経費を計上いたしております。  次に、また少し飛びまして、66ページから69ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項1、農業費、目1、農業委員会費につきましては、農業委員会委員と事務局職員の人件費及びその事務経費が主なものでございます。  次の目2、農業総務費につきましては、産業振興課農林部門の職員の人件費と事務経費が主なものでございます。  次の目3、農業振興費につきましては、都市型近郊農業の確立に向け、農業団体の育成や農業祭、青空市場の開催など、また、昨年度に引き続きまして、遊休農地活用事業を実施して農地の活用を図り、都市住民の耕作への要望に応えるとともに、作付けの推奨をしております黒大豆や、学校給食への納入野菜の生産拡大など、地域特性を生かした地産地消の推進に要する経費でございます。また、新規事業といたしまして、青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を支援するため、経営が不安定な就農直後の所得を支援するための青年就農給付金と、地域農業の在り方を定める人・農地プランの作成に要する経費を計上しております。  次の目4、森林対策事業費につきましては、森林病害虫防除事業に要する経費でございます。  次の目5、農地費につきましては、農業の基盤整備を図るため、農業用水路などの農業用施設の改修に要する経費でございます。  次に、69ページから71ページをお願いいたします。  項2、商工費、目1、商工総務費につきましては、産業振興課商工観光部門の職員の人件費でございます。  次の目2、商工振興費につきましては、市内の中小商工業者や本市の特産品である竹製品の育成など、商工業を振興するため、生駒商工会議所などに助成を行うとともに、中小企業の経営の安定化支援のため、債務保証料や利子の補給に要する経費を計上しております。また、地域経済の活性化や新たな税収の確保を図るための企業誘致施策につきましては、企業立地パンフレットの作成や、北田原工業団地に立地した企業に対する創業支援に要する経費を計上しております。  次の目3、観光費につきましては、市内観光のPRや観光施設の維持管理に要する経費が主なものでございます。また、新規事業といたしまして、帝塚山大学、生駒商工会議所、生駒市観光協会との4者による商工観光連携協定のもと、生駒の新しいお土産を開発するための助成に要する経費を計上しております。  次の目4、高山竹林園費につきましては、高山竹林園の管理運営及びお茶会と竹あかりの夕べ、茶筌の製作実演、茶道教室などの文化振興事業に要する経費でございます。  次に、大きく飛びまして、96ページ下段から97ページをお願いいたします。  款8、教育費、項5、社会教育費、目4、人権教育推進費につきましては、差別のない明るい社会の実現を目指して、人権教育講座(山びこ)や日本語教室の開催、人権教育推進協議会等への補助などに要する経費を計上しております。  次に、また少し飛びまして、106ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項2、農林業施設災害復旧費、目1、現年度耕地災害復旧費につきましては、国庫等、災害復旧工事に要する経費を計上いたしております。  以上が市民部に係る予算のご説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 4 ◯下村晴意委員長 では、引き続き、池田福祉健康部長。 5 ◯池田勝彦福祉健康部長 続きまして、福祉健康部所管につきましてご説明申し上げます。  予算に関する説明書の45ページをお願いいたします。  まず、款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費は、職員の人件費、民生・児童委員活動費交付金及び社会福祉協議会補助が主なものでございます。この費目には、医療費の削減を目指しまして、新たにジェネリック医薬品の利用促進に要する費用及び、福祉医療助成制度についての現在のシステムが、来年度以降、使用できないためのシステム改修に要する経費も計上させていただいております。  次に、46ページから47ページでございますが、目2、国民年金費は、国民年金事務に係る職員の人件費等、事務的経費でございます。  47ページ中段から48ページにかけましての目3、障がい者福祉費は、身体、知的及び精神障がい者を対象といたしまして、法改正により24年度から新設となった児童発達支援及び放課後等デイサービスに要する費用を含めた障がい福祉サービス費、障がい者交通費や医療費・手当等の助成、地域活動支援センターの運営補助等に要する経費が主なものでございます。  48ページから49ページにかけての目4、老人福祉費は、緊急通報や位置情報システム等に係る費用、また、RAKU-RAKUはうすや金鵄の杜倭苑等の高齢者福祉施設の指定管理料並びに高齢者交通費助成等、高齢者の生きがい対策事業費に要する経費が主なものでございます。  続きまして、49ページ下段の目5、後期高齢者医療費は、後期高齢者の特定健康診査委託料、療養給付費負担金、後期高齢者医療特別会計への繰出金が主なものでございます。  続きまして、50ページの目6、介護保険費は、地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護サービスの運営事業者に対して、利用者の安全性向上のためにスプリンクラー設置工事に要する経費を、県の介護基盤緊急整備等臨時特例補助金等を活用して補助し、また、本市独自の施策であります低所得者の居宅サービスの利用者負担を軽減する介護サービス利用者支援事業に要する費用及び介護保険特別会計への繰出金を計上いたしております。  続きまして、51ページでございますが、中段の目8、福祉センター費は、福祉センターの運営を社会福祉協議会に指定管理することに要する経費を計上いたしております。  続きまして、目9、社会福祉施設整備事業費は、萩の台住宅地内の市が所有する土地に社会福祉法人が建設する特別養護老人ホームの建設費用に対し補助を行うものでございます。  続きまして、51ページ下段から53ページにかけましての項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費は、昨年9月議会で私立保育所等施設整備補助金の補正予算を計上させていただきましたが、新設予定4園のうち、先ほど申し上げましたとおり、1園が辞退されたことから、新たに1園の整備事業を公募させていただきたく、事業者決定後にその施設整備に対する施設整備費補助金を計上させていただいております。他には、本年2月から3月までの子ども手当及び本年4月から実施されます子どものための手当の支給経費、これは、名称が変わったというふうにお伺いしておりますが、その手当の支給経費、本年10月からうみ保育園が開園して、10園となります私立保育所への運営費等の補助、並びに乳幼児医療費助成が主なものでございます。なお、乳幼児医療費助成を新たに子ども医療費助成と名称を変更いたしまして、先ほどご了承いただきました名称も変更させていただいて、小学校入学までの助成を拡大していきます。  次に、53ページの目2、児童保育費は、市内私立保育所と市外保育所への保育の実施等に係る保育実施費で、53ページから54ページにかけましての目3、保育所費は、公立の保育所4園の管理及び運営に要する経費でございます。  続きまして、54ページ下段から55ページにかけましての目4、母子父子福祉費は、一人親家庭等の生活の安定と自立を助ける児童扶養手当の支給に係る経費、母子家庭の自立を支援する高等技能訓練促進事業等に要する経費、一人親家庭医療費助成が主なものでございます。  次に、目5、児童館運営費は、小平尾南児童館の運営に係る経費でございます。  次に、目6、学童保育費は、入所児童数の増加に伴う鹿ノ台学童保育所の分割に要する経費や、学童保育所の運営助成、施設の維持管理等に要する経費でございます。  次に、56ページの項3、生活保護費、目1、生活保護総務費は、職員の人件費と事務的経費が主なもので、57ページの目2、扶助費は、生活保護受給世帯への生活扶助を始めとする住宅、教育、医療等の扶助費でございます。  続きまして、57ページの項4、災害救助費、目1、災害救助費は、火災見舞金等で前年度とほぼ同額の予算を計上いたしております。  続きまして、58ページの項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費は、国民健康保険特別会計への繰出金を計上いたしております。  次に、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費は、主に乳幼児健康診査や妊婦一般健康診査を始めとする母子保健事業に係る経費でございます。乳幼児健康診査につきましては、平成24年度から4カ月児、10カ月児、1歳6カ月児、2歳6カ月児、3歳6カ月児に行い、1歳6カ月児健診を集団健診に変更して実施し、妊婦一般健康診査の公費負担につきましては、23年度と同様に14回実施する予算を計上いたしております。  また、病院事業といたしまして、節19、負担金補助及び交付金で、病院事業会計負担金37万5,000円、及び病院事業会計補助金48万1,000円、節21、貸付金で、病院事業会計長期貸付金7,504万3,000円や病院事業会計短期貸付金9,050万円、節24、投資及び出資金で病院事業会計出資金2億円を計上いたしております。  次に、59ページから60ページの目2、予防費は、予防接種、がん検診、休日・夜間応急診療の実施等に係る経費を計上いたしております。予防接種では、平成23年度から開始いたしました子宮がん検診、ヒブ、小児用肺炎球菌の各予防ワクチンの接種を継続して行います。また、平成24年度の新規事業といたしまして、第2次食育推進基本計画と健康いこま21計画の策定に要する経費も併せて計上いたしております。  最後に、60ページの目3、健康センター管理費は、セラビーいこまの管理に要する経費でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 6 ◯下村晴意委員長 説明は終わりました。  本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。吉波委員。 7 ◯吉波伸治委員 まず、極端に減額されている予算の項目についてお伺いします。  予算案の概要の13ページの真ん中辺りの5番、障がい者福祉の総合施策、これ、昨年度は一億何ぼですが(「1桁違う。一千や」との声あり)今年度は970万円ほどに極端に減っていますけども、この減った理由は何でしょうか。 8 ◯下村晴意委員長 分かりますか。辻課長。 9 ◯辻靖司福祉支援課長 これにつきましては、総合施策の中の障がい程度区分認定審査会、この障がい程度区分を認定する件数につきまして、前年度は障がい程度区分を認定する件数が多かったんですけども、これ、3年に1回の障がい程度区分ということになりますので、今年度につきましてはその分が減っております。約700万ほど減っております。 10 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 11 ◯吉波伸治委員 単純に件数が減る見込みだというのが理由ですね。 12 ◯下村晴意委員長 辻課長。 13 ◯辻靖司福祉支援課長 その該当件数が減るということでございます。 14 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 15 ◯吉波伸治委員 次に、同じ予算案の概要の17ページの真ん中よりちょっと下辺りですけども、(8)の子育て支援事業、これも極端に、これは4分の1ぐらいに減っているんですけども、これも減った理由は。443万円程度に減っていますね。 16 ◯下村晴意委員長 杉田次長。 17 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 これは、以前、23年度は補助金の方で支出しておりましたが、今回から交付金の方に替わりましたので、事業内容としては、子育て支援事業については地域子育て支援センター等の、また、ひろば事業等に支出している分で、内容は変わっておりません。支出科目が変更になったということです。 18 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 19 ◯吉波伸治委員 これも全く子育て支援の充実には変わりないということですね。 20 ◯下村晴意委員長 杉田次長。 21 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 そうでございます。 22 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 23 ◯吉波伸治委員 それでは、次に、予算案の概要の11ページ、お願いします。  真ん中よりちょっと上辺りの青年就農給付金(新規)、それから、人・農地プラン作成(新規)、これは非常に注目すべき制度だと思いますので、ちょっと質問させていただきますが、今年、給付金として150万円計上されていますけども、これの財源なんですけども、予算に関する説明書で言うと、財源は何ページに書いてございますか、150万円の財源。これは補助金だと思うんですけどもね。 24 ◯下村晴意委員長 新谷部長。 25 ◯新谷厚市民部長 この分につきましては、説明書の16ページ、款14、国庫支出金、項2、国庫補助金、3の産業経済費国庫補助金の中の農業費補助金ですね、これの戸別所得補償制度導入推進事業補助金の中に含まれております。以上でございます。 26 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 27 ◯吉波伸治委員 分かりました。  これね、今年度はお1人に給付されるということですけども、今年度に、更に1人、2人と申請された場合、その方にも今年度中に支給されるということはあり得ますか。 28 ◯下村晴意委員長 北村課長。 29 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 今年度、1名に支給する予定でございます。  今ご質問の、その先どうなるのかというお話やったと思うんですけども、この方につきましては、例えば県の農業大学を出てこられて、この地区で新規就農するという前提が基になって給付金を給付するものでありまして、今のところ、おられることはおられるんですけども、その方がまだ研修中でございまして、まだはっきりしたことが分かっておりません。だから、その方がもし手を挙げられたとするならば、また次に給付金の支出をやっていかなければならないと考えています。 30 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 31 ◯吉波伸治委員 この給付金を受けるためには必ず県の農業学校等を出ていなければ駄目なんでしょうか。 32 ◯下村晴意委員長 北村課長。 33 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 前提としては、農業大学を出るだけではないと思うんですけども、そういうふうな研修を受けることが前提となっております。 34 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 35 ◯吉波伸治委員 別にそういう研修を受けなくても、そういう農業の知識がある、技術があるという一定の要件があればこの給付金を受けられるというふうになっていると思うんですけども、そうじゃないんですか。必ずそういう研修とか、一定の何かそういうものを経なければ受けられないんでしょうかね。 36 ◯下村晴意委員長 北村課長。 37 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 いろいろ考え方によりますけども、例えばこの地区でこういう農業に就農しますよというふうなことで給付金を受けたいというふうな申請があったとしても、どういうふうな営農計画を立てておられるのか、あるいは、収入についてどういうふうに考えておられるのか、どういうふうに生活を持っていかれるのかということが前提でございますので、その辺でご理解願いたいと思います。 38 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 39 ◯吉波伸治委員 詳しくなって申し訳ないんですけども、その今前提となったやつがあれば、別に県のそういう研修とかを受けなくても、今年中に計画書、申請書、それから就農報告書、この3つを出せば申請できるというふうに聞いているんですけどね。だから、そういう方が今年中にそういう申請書、計画書、報告書を出せば給付金を受けられるんじゃないですかね。 40 ◯下村晴意委員長 新谷部長。 41 ◯新谷厚市民部長 本市でそういうふうに就農されるということになれば、まずは土地が要るわけですね。元々持っておられる方がそういうような形になるとは思えませんので、実際の地主の方と交渉した上で、そこを借りて、どういうふうに使っていくか。近隣ともお話をさせていただかないといけないということなので、今年度中にそれが実現する可能性は非常に少ないだろうというふうに考えております。 42 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 43 ◯吉波伸治委員 それでは、この制度なんですけども、例えば共同経営を行う場合は、人数分、給付されるというふうに聞いております。それから、農業レストランとか6次産業、そういうのをやりたいという方にも給付されるというふうに聞いておるんですね。だから、農業をやりたい人を育成していく、あるいは農業を盛んにしていくには非常にいい制度だと思うんですけども、だから、こういう制度がありますということをもっともっと周知、広く知らしめていく必要があると思うんですけど、その辺り、どうですか。 44 ◯下村晴意委員長 北村課長。 45 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 おっしゃるとおりだと思います。 46 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 47 ◯吉波伸治委員 ちょっとプライバシーのことがあるかもしれませんけど、今回、給付を受けられる1人の青年の方、出身の県はどこなんでしょう。答えられなかったら結構ですよ、プライバシーがあって。 48 ◯下村晴意委員長 意味は何ですか。 49 ◯吉波伸治委員 質問の趣旨は、どういう方が農業をされるのかという、だから、農業者を育成するためのターゲットと言うんですか、そういうのをちょっと知りたいと思いまして。 50 ◯下村晴意委員長 北村課長。 51 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 その方につきましては、元々、会社に勤められていた方で、それで、今回、就農したいというふうな希望を持っておられる方です。 52 ◯吉波伸治委員 出身。 53 ◯下村晴意委員長 だから、分からないでしょう。 54 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 それは分かりません。出身は分かりません。 55 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 56 ◯吉波伸治委員 この制度は、人・農地プランとセットの制度だと思うんですけども、今年度中に人・農地プランを作成されると。これ、別名、地域農業マスタープランと言うらしいんですけども、どういう内容のものを作られようとしていますか。
    57 ◯下村晴意委員長 北村課長。 58 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 例えばその方が就農される地区について、その地区の抱える農業の問題等を整理してマスタープランを作るものでございます。その中身につきましては、例えば今後どういう方が中心となって農業をしていくのかとか、あるいは他の方はどうするのか、そういう内容についてのことを決めるものでございます。  これにつきましては、例えば、おっしゃっているとおり、これを作ることによりまして青年就農給付金の支給が受けられるというふうな前提になっております。 59 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 60 ◯吉波伸治委員 今の話を聞きましたら、何か特定の人についてのプランみたいに聞こえたんですが、そうなんですか。特定の人についてのプランなんですか。 61 ◯下村晴意委員長 北村課長。 62 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 今回のマスタープランと言いますか、人・農地プランにつきましては、この方が青年就農給付金を受けるために作るものとこちらの方は認識しております。 63 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 64 ◯吉波伸治委員 そうしましたら、これから2人、3人と給付金を受けられる方が増えてきたら、その度にその方のプランを作るということになるんですか。 65 ◯下村晴意委員長 北村課長。 66 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 そのとおりでございます。 67 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 68 ◯吉波伸治委員 そしたら、これ、大変なお金が要りますよね、これからどんどん給付金を受けられる対象者の方が10人、20人となってきたら。そういうことなんですか。 69 ◯下村晴意委員長 北村課長。 70 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 地域が決められると思うんです。今回まだどこの地域、例えば生駒市の北地域でこのプランを立てるのか、あるいは南地域でプランを立てるのかということはまだ決定しておりません。今回はどういう形にしてプランを立てていくのかというのは、今現在、各農業者に対してアンケートをとっているところでございます。そのアンケートの結果を見まして、どの地区に作ればいいのかというふうなことを決定していきたいと思います。  今、吉波委員がおっしゃっている、新たに就農される方がもし北地区の方であるならば、重複しますので、そのときにつきましてはプランを立てる必要はないと思っています。 71 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 72 ◯吉波伸治委員 すみません、詳しく聞きましたのは、生駒市は、今、企業誘致ということで、工業製品を作るような、そういう企業の誘致には熱心なんですけども、農業を盛んにしていくという姿勢がちょっとやっぱり弱いというふうに思いますので、是非この制度をてこにしまして、やっぱり生駒でも、もっと農業を盛んにして地産地消を向上させていく、あるいは自給自足率の向上につなげていく、あるいは農業を地域活性化に利用していく、そういうことを是非やっていただきたいと思いますので、こういう国を挙げての制度がありますので、是非この制度を活用していただいて、近郊農業の盛んな生駒にしていただくようにしていただきたいと思うんですけど、私の要望なんですけども、その要望についてどういうふうにお考えですか。 73 ◯下村晴意委員長 北村課長。 74 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 確かに吉波委員がおっしゃっている、生駒市の農業を考えてプランを立てるということは大切なことだと思っています。ただ、今ご指摘の人・農地プランにつきましては、あくまでも国がいわゆる給付金を出すためのプラン立てをしなさいというふうなことでやっておりますので、今おっしゃっているプランとはまた別かなとは思っています。その別のプランは、今後、検討していかなければならないというふうには考えております。 75 ◯下村晴意委員長 新谷部長。 76 ◯新谷厚市民部長 確かに人・農地プランについてはそういうことなんですけれども、本市におきましても、先ほども説明申し上げましたように、遊休農地の活用事業でありますとか、それから、それ以外にも特産物ということでは黒大豆とか、そういう形で農産物をなるべく振興させていきたいというふうには考えております。  ただ、大都市近郊の農業ということはございまして、大阪の方にこれだけ近接しているところでこれだけ自然が残っているところは確かに少ないんですけれども、それが農業用地として広大に使えるかと言うと非常にそこら辺は難しいところがございまして、今現在でも、基本的に専業と言われる農家だけで生業を営むという方はもうほとんどおられないというふうな状況の中で、できるだけ、先ほど吉波委員がおっしゃっていただいたように、農業を振興させていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 77 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。西山委員。 78 ◯西山洋竜委員 予算案の概要の19ページの一番上から乳幼児健診のことについて、ちょっと何点か聞かせていただきたいと思います。  まず初めに、生駒市の方では、これまで6回あった乳幼児健診の回数の見直しということで5回と。そして、これまで生駒市では集団健診というのが1つもなくて、乳幼児健康診査検討委員会を開催して、実際に集団健診を1回実施するということが決まったと。本当に生駒市の理事者の方々において、いろいろ鋭意取り組んでいただいた賜物だというふうに考えています。  そこでちょっとお聞きしたいのが、これまで6回だった乳幼児健診が5回に減ったわけですけれども、5回に減ったことによって、実際、平成24年度の予算額が23年度と比べてどうなったのかというところをちょっと教えていただけますでしょうか。 79 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 80 ◯尾山隆啓健康課長 乳幼児健診に係ります24年度の経費が2,878万で、23年度の予算につきましては、実は2,676万になっています。逆に増えているんですが、前年度も、実は予算段階では5回の設定で予算を立てていました。実現はしなかったんですが、5回。それで、増えている分は子どもの人口が増えた分が増えているということです。 81 ◯下村晴意委員長 西山委員。 82 ◯西山洋竜委員 でしたら、もう1つ、ちょっとお聞きしたいのは、今回、集団健診が1つ入ったことによって、そこのインパクトもあるんですかね。言い換えれば、個人健診といった場合と集団健診の場合では、受診料としてはどちらの方が高いんでしょうか。 83 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 84 ◯尾山隆啓健康課長 個別健診でいきますと、支出費目が変わるんですが、約500万になります。答申の段階での単価で言うと、集団健診で言うと約300万です。 85 ◯下村晴意委員長 西山委員。 86 ◯西山洋竜委員 先ほど理事者側からの説明で、たしか乳幼児健診というのは国の補助があるというふうなことをちょっとお聞きしたような記憶があるんですけれども、受診料の大体何%ぐらいの補助があるんでしょうか。 87 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 88 ◯尾山隆啓健康課長 補助はございません。 89 ◯下村晴意委員長 西山委員。 90 ◯西山洋竜委員 最後にちょっとお聞きしたいのが、以前に、乳幼児健診というのは全国平均では4.1回というふうに聞いています。生駒市においては、これまで6回だったのが5回になったというのは非常に大きな進歩だというふうに捉えているんですけれども、生駒市としましては、全国平均4.1回に対して、今現在、5回というのをどのように評価されていますでしょうか。 91 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 92 ◯尾山隆啓健康課長 まず、4.1回というのは奈良県の平均です。  この答申の方にも書いていますが、平均が4.1回、うちが6回というのは、ある意味、きめ細やかにできていると思っています。ただ、専門家の方々が集まっていただいて、適切な時期を再検討していただいた結果、5回という結論になっています。 93 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。竹内委員。 94 ◯竹内ひろみ委員 先ほどの青年就農給付金との関連なんですけれど、これは青年のみに給付されることなんですね。 95 ◯下村晴意委員長 北村課長。 96 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 青年と申し上げますか、45歳未満の就農意欲を持たれている方という形でされております。 97 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 98 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。  和歌山の例ですけれど、何か退職後に家族で農業を志望される方を受け入れて、非常に好評であるようなニュースをちょっと聞いたことがあるんですけれども、そういった形態の農業支援というのも考えられてはいないんでしょうか。 99 ◯下村晴意委員長 北村課長。 100 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 ちょっと質問の趣旨が分からないんですけども、例えば和歌山のミカン農家等みたいな形での生駒市での農業振興というふうな形で捉えてよろしいですか。 101 ◯竹内ひろみ委員 はい。 102 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 先ほどちょっと部長も申し上げましたとおり、生駒市では、和歌山のように特産化されるような作物というのはなかなか、今のところはございません。その辺も難しい話なんですけれども、これからのことになると思うんですけども、そういうふうな特産物をもうちょっと作っていけるような形での導きがいいのか、それとも、いわゆる大都市近郊ですので、野菜等を作っていくのがいいのかということは、いずれにしても考えていかなければならない事項だというふうには考えております。  ただ、今、担い手がだんだん少なくなっておりまして、例えば先ほども申し上げましたとおり、遊休農地がどんどん増えていくような状況でございます。その辺の現状もちょっと理解していただければと思います。 103 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 104 ◯竹内ひろみ委員 その遊休農地のことなんですけれども、例えば東日本大震災で農地を失ったような農家の方もたくさんおられるわけですけれども、大きく見て、そういうところにまで案内を出して募集するとか、将来的にはそんなことも考えられないかなと思っているんですけど、人・農地プラン作成というのは、あくまでもこれは給付金をもらうためのものであるみたいな狭い範囲なんですが。(「何で45歳までやというのを言うたったらいい」との声あり) 105 ◯下村晴意委員長 質問はよろしいですか、それで。 106 ◯竹内ひろみ委員 はい。 107 ◯下村晴意委員長 北村課長。 108 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 人・農地プランにつきましては2つの農業振興の話があります。1つは、青年に就農していただく、就農するため、いわゆる給付金を渡すという一つの考え方。もう1つの考え方は、農業の規模をどんどん大きくしなさいというふうな、いわゆる農地集積をしなさいというふうなプランもその中に入れていくわけです。  ところが、生駒市の場合は、その規模につきましては平地で20から30ヘクタールというふうな規模でございます。山間でも、最低でも10ヘクタールというふうな規模でございます。生駒市の場合、集積するような農地が現実にはないというのが現状でございますし、また、生駒市は農振とか農用地域でないので、農地集積については該当外になってしまうというような状況です。  おっしゃるとおり、東日本大震災の方にこっちに来てもらってというお話もあるんですけれども、生駒市ではそういうふうな農地がないということも現実でございますので、ご理解願いたいと思います。 109 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。樋口清士委員。 110 ◯樋口清士委員 今の農業振興の関連でちょっとお伺いします。  遊休農地の活用ということで、一応、位置付けられてやっておられますけれども、生駒市内の遊休農地、今、何ヘクタールあるかというのは把握されていますでしょうか。 111 ◯下村晴意委員長 北村課長。 112 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 平成23年度に利用状況調査を行いました。その速報値が出ているんですけども、生駒市の場合、いわゆる農地という地目があるのに作っておられないところにつきましては約120ヘクタールございました。ただ、そのうち、山林化しています、いわゆる、もうこれは作れないよというふうな形で判断されているのが約78ヘクタールです。その差の42ヘクタールにつきまして、これから、例えば草を刈ったり、あるいは基盤整備をするという、いわゆるユンボとかブルドーザーとかを入れて水路とかを造り直したら農地にできるというのは42ヘクタールというふうな数字が出ております。 113 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 114 ◯樋口清士委員 一農地当たりと言うのかな、一つの単位になる、1枚なのか、あるいは1軒が持っているということでもいいんですけども、まとまりとして、大体、平均何ヘクタールぐらいのまとまりになっているんですか。 115 ◯下村晴意委員長 北村課長。 116 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 地区によっていろいろ違うと思いますけども、例えば北地区の高山町あるいは南田原町では、ちょっと面積までは分かりませんけど、かなり大きな集団を持っておるとは思っております。ただ、南地区については、固まっているのはあくまでも段々畑と言いますか、ほんで、他は住宅の中に混在しているというふうな状況です。中地区も同じく住宅の中に混在しているというふうな状況でございまして、固まりがあるのはどこかと言われたら、北地区が主であるなというふうに認識しています。 117 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 118 ◯樋口清士委員 今、遊休農地の活用事業として展開している面積というのは、この24年度、どれだけの面積で展開しようとされているんでしょう。 119 ◯下村晴意委員長 北村課長。 120 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 この24年の2月末現在で、農家から市の方が借り入れている面積につきましては約3.2ヘクタールになっております。それで、それを都市住民の方に貸しているのが2.6ヘクタールとなっておりまして、約0.6ヘクタールについては、今、募集している最中というふうなことで認識しております。 121 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 122 ◯樋口清士委員 遊休農地が42ヘクタールほどあって、それが耕作可能になるということがあって、そのうちの、今、実際、事業として動かせているのが3.2ヘクタールということですね。だから、かなりかい離のある話で、生駒市内の遊休農地をどうしていくのかという、少し大きな方針、方向性がないとなかなか取り組みにくいのかなというふうにも思うんですね。  先ほどの人・農地プランというのも、本格的な営農ということが対象にならないとなかなかこのプランというのは適用できにくいのかなというふうにも聞こえたんですけれども、そういう意味で、生駒市の遊休農地をどうするのかという、少しその辺の方向性みたいなものをどこかで考えておかないと、非常に部分的な事業でしか、要は、貸し農園をやっていきますというぐらいのことにしかなっていかないのかなというふうに思うんです。  今、そういう人・農地プランみたいなものをきっかけに、せっかくいろいろアンケートとかもやっておられるようですので、是非、24年度、こういう検討の中で、少し大きな方向性みたいなものを、生駒の遊休農地を誰がどう活用するのかという、営農じゃないということであれば別のやり方というのもきっとあるので、だから、そういうところを少し考えていただけたらいいんじゃないかなというふうに思います。それは、一度、ご検討いただければというふうに思います。  ちょっと引き続きで。 123 ◯下村晴意委員長 どうぞ、樋口清士委員。 124 ◯樋口清士委員 ちょっと産業振興に関連してというところで、もう1点お伺いしたいんですけれども、企業誘致の施策、この説明書の中の69、70ページのところにあります。  施政方針の中でも、財政確保に向けて10年を見据えたまちづくりということで企業誘致というのはしっかり位置付けられているわけですけれども、新規立地のための用地というのがどの程度、今、確保できているのかと言うか、手が挙がったときに、ここがありますよということでご紹介できる土地というのがどれだけありますでしょうか。 125 ◯下村晴意委員長 北村課長。 126 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 今、工業用地として供給できるだろうというふうに判断しておりますのは、高山地区第1工区のカネカさんの遊休地が2件あります。今のところは、しっかり「ここにあります」というのはその2件が主なものというふうには。 127 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 128 ◯樋口清士委員 来た企業さんに対していろいろ貸し付けたりというようなことで事業はやっていかれる予定ということではあるんですけれども、更に誘致をしていかないといけない。用地としては、今のところ、まだ2宅地と言いますか、基盤もあるようなところで確保はできているんですけれども、当然、それだけでオーケーということでは多分ないと思うんですね。  今、北田原南北線等も含めて、若干、基盤整備に取りかかりつつ、産業用地と言いますか、引っ張ってこれるようなところを造りつつあるとは思うんですけれども、もう少し根本的に、そういう用地確保のための基盤整備等を進めるという予定はあるんでしょうか。 129 ◯下村晴意委員長 北村課長。 130 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 ご質問の基盤整備、道路の整備は別といたしまして、工場用地を造成するとか、そういうのは今のところは考えておりませんが、平成24年度につきましては、北田原地区、今ご指摘のあったような工業用地の不足が懸念されているという現状は認識しておりまして、北田原工業地域の中で、おっしゃったとおり、国道163号線のバイパス、あるいは南北線の問題もありますけども、その進捗に合わせて工業用地あるいは土地所有者の意向調査をしていく予定でございます。 131 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 132 ◯樋口清士委員 この委託費100万というのが恐らくそれに当たるものだというふうに思うんですけども、意向調査というのは、具体的にどういう意向を尋ねるということで考えていらっしゃいますか。 133 ◯下村晴意委員長 北村課長。 134 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 まだ具体的には考えておりませんけど、例えば土地所有者にアンケートを送付させていただくなり、あるいは、対面で面接するなりという形で、ここを工場用地にする予定はありますかと、そういうふうなことで意向を調査していきたいなというふうに考えています。 135 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 136 ◯樋口清士委員 ということは、要は、今まだ上物が建っていない、空いている土地の地権者を対象に、この意向調査、この土地をどうしたいですか、利用するならどういう条件を整えていかなければなりませんか、こういったことを尋ねていこうということであるということですか。 137 ◯下村晴意委員長 北村課長。 138 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 土地の所有者、それが山林であるのか、農地であるのか、いろいろ地目はあると思います。あるいは、入っておられない、操業されておられない工場もあると思います。その辺のところについて調査していきたいなというふうに考えております。 139 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 140 ◯樋口清士委員 いずれにしても、恐らく地権者がどうしたいだけで、なかなか工場を呼んでくることにはならんだろうと思うんですね、まだそれだけの基盤が出来上がっていないところですので。是非、そういう調査の結果も踏まえて、あそこをどうしたいのかというところを、ちょっと絵を描いて、きちっとした投資をやっていくと。その結果として企業を呼び込めるということになっていくんだろうというふうに思いますので、是非そのことをお願いしたいということと、その意向調査の中で、できれば土地を持っている人の意向だけではなくて、企業がどういう条件なら来れるのかというところの意向も、これはひょっとしたら過去にやっておられるのかもしれませんが、その辺もきちっとつかんでいっていただきたいというふうに思います。以上です。
    141 ◯下村晴意委員長 新谷部長。 142 ◯新谷厚市民部長 今の意向調査につきましては、北田原の方ではなくて第1工区の方なんですけども、県の方でもそれをされまして、実際に規制緩和につなげてきたということもありますので、今後とも、その方向については考えていきたいなと思っておりますし、うちの方に直接のやつも一部あるんですが、県の方にも、地理的な要件、交通至便であるとか、そういう関係がありますので、やっぱり引合いは結構来ていると。ただ、残念ながら、今のところ、こちらの方で用地の方が確保できていないというようなとこら辺がありますので、今後とも、その意向調査等を含めて、そういう需要に応えていけたらなというふうに考えております。以上です。 143 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。塩見委員。 144 ◯塩見牧子委員 予算案の概要の10ページ、説明書の38ページの男女共同参画の施策についてなんですけれども、予算額が前年度に比べまして増えているんですけれども、それは恐らく職員が3名という、ここの給料、職員手当、共済費等、ここが増額した分だと思うんですけれども、これは、今まで人権施策課におられた方がプラザの方に独立されて、そこ専任になったという理解でよろしいんでしょうか。 145 ◯下村晴意委員長 上田課長。 146 ◯上田俊毅人権施策課長 今ご指摘いただいたとおり、男女共同参画費の中に給与、職員手当、共済で、合わせまして2,800万弱、算入されております。その前はとおっしゃいますと、男女共同参画自体が機構改革で、以前は女性青少年課という課があって、それは生涯学習部に所属しておりまして、そこから生涯学習課を経て人権施策課に来ておりますので、その前の年までは生涯学習全般の中に人員としては入っておったと推測しておりますので、それが、今度、移行したというふうにご理解いただければなというふうに考えております。以上です。 147 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 148 ◯塩見牧子委員 男女共同参画のYou&Iプランの重点目標として、市役所が推進モデルの事業所になるようにという記載があるんですけれども、女性の審議会などの登用状況、これ、平成20年でちょっとデータが古いんですけれども、審議会で28.2%、議会は、このとき二十七・数%でしょうか、管理職の方は12.1%であると。今はどのような状況になっておりますでしょうか。 149 ◯下村晴意委員長 上田課長。 150 ◯上田俊毅人権施策課長 まず、管理職の登用についてなんですけども、22年の4月1日現在でしか出ていないんですけども、これで、女性職員169人中22人ということで、一応、13%という数字が出ております。  それと、審議会につきましては、これが23年3月31日現在、ちょっと時点が違いますけども、28.0%という数字が出ております。以上でございます。 151 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 152 ◯塩見牧子委員 総合計画の中でも審議会での女性の登用率、平成25年度までに40%を目指すと。それを同じように職員の管理職の比率にも適用したら、ここ、今お座りの方々のうちの11人から12人ぐらいは女性でなければおかしいというような状況なんですけれども、これ、重点目標にも、市役所が推進モデルの事業所となるようにということをしっかりとうたっておりますので、これからどのように取り組んでいかれるのか、そのためにも、また職員が、先ほど3人、しっかりと男女共同参画費として位置付けられているかと思うんですけれども、その辺の取組の意気込み辺りをお聞かせいただけますでしょうか。 153 ◯下村晴意委員長 上田課長。 154 ◯上田俊毅人権施策課長 ご指摘いただいたとおり、まず女性の管理職についての登用というのはなかなか進んでおらない状態です。内容的には、やはりまず、係長試験を受けないとか、そういうふうな実態もございます。ですから、そういう階層の方々を研修なり、職員課と協力し合いながら、職場での環境づくりも含めてですけども、そういう環境づくりをより推進して、上昇率、まず係長試験を受けるというような体制を推進していきたいというふうに考えております。  審議会につきましては、なかなか、いわゆる団体推薦であったり、何らかの職種に就いておられる方の推薦という形になってくると、どうしてもその方々の団体なりは男性が多い、女性が多い団体ももちろんおられるんですけども、そうなってくると、どうしても男性が固定化してしまうという現実がございまして、今、こちらの方で内部的に考えておるのは、女性の委員さんの0のところの審議会に対して、なるべく1人でも登用していただくようなアプローチを今後進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 155 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 156 ◯塩見牧子委員 女性に限らず、男性も含めて管理職試験、なかなか受けるような傾向がないというふうなことも、以前、どなたの質問でしたか、お伺いしたんですけれども、やはり職場が女性も働きやすい、続けていきやすい、そういった環境にすることがまず第一かと思いますので、その辺の取組、今後とも進めていただきますよう、お願いいたします。  続きまして、よろしいですか。 157 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 158 ◯塩見牧子委員 予算案の概要の22ページで、説明書は71ページの産業経済費の消費生活についてなんですけれども、先般、新聞で、(発言する者あり)ここは違いますか。すみません。生活環境部ですね。失礼しました。  じゃ、もう1点、すみません。 159 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 160 ◯塩見牧子委員 予算案の概要の16ページですけれども、高齢者生きがい対策事業で、交通費助成について。これ、以前、1万5,000円を1万円に引き下げたんですけれども、今回の第5次ハートフルプランの中でも、給付対象とか金額を見直していくというふうな記載があるわけなんですが、どういうふうに見直していくおつもりなのか、恐らくこれ、引き下げるとなるとかなり反対の声も聞かれるということが予想されるんですけれども、とは言え、一方には、本日の障がい者福祉年金の件もそうでしたけれども、一律に同じような手当を施すのではなくて、必要なところに必要な施策を施していくべきではないかというような声も聞かれます。  1万5,000円を1万円にしたときに、例えばそれによって高齢者が出歩かなくなってしまったであるとか、それによって医療費が増えてしまったとか、あるいは、1万円を使い切った途端に外に出歩かなくなってしまったとか、そういった声を聞くことはありますでしょうか。 161 ◯下村晴意委員長 西本課長。 162 ◯西本栄次郎福祉総務課長 その当時のことは私、ちょっと詳しくは分かりませんが、それによって医療費うんぬんということについては、引継ぎ等では、その当時の分についてはまだ受けておりません。そして、1万円から次にはどうなるかということだと思うんですが、それにつきましては減額になるのか、0になるのか、また時期も含めまして、その辺につきましてはまだ今現在としては未定の状態でございます。 163 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 164 ◯塩見牧子委員 毎年2億円近く、これからまだまだこれは増えていくことが考えられるわけなんですけれども、やはり施策の在り方として、一律に同じ金額を渡すのであれば、それやったら最初から取るなよというところもありますので、例えば今どんどん不足している特別養護老人ホームであるとか、そういった事業に転用していくというようなことも是非考えていただきたいと思います。  見直しの方法としては、具体的にはどういう方法で見直していくのか、そういったことはまだお考えには全くないということでしょうか。 165 ◯下村晴意委員長 西本課長。 166 ◯西本栄次郎福祉総務課長 今現在では考えておりません。 167 ◯下村晴意委員長 山下市長。 168 ◯山下真市長 なかなか担当課長レベルでは回答できない課題だと思っておりまして、これについては、給付対象となる70歳以上の高齢者の皆さん方のご理解、あるいは老人クラブ等の団体のご理解、あるいはまた、議員の皆様方のご理解といったことが必要だというふうに思っております。  そういった中で、確かに塩見委員がおっしゃるような問題というのは私も同じ思いはあるわけでございますけれども、一方、高齢者の移動の手段の確保ということで、昨年10月からコミバスの方も2路線増やしまして、今後も拡充に向けて検討を進める予定でございまして、今の段階でいついつどうこうということは申し上げられませんけれども、コミュニティバス等の整備の状況等も踏まえながら検討していく課題かなというふうに思っております。 169 ◯下村晴意委員長 塩見委員。 170 ◯塩見牧子委員 移動手段の確保がなければもちろん困るわけなんですけれども、以前に高齢者を対象としたタウンミーティングというのを1回されたと思います。やはりタウンミーティングだと市の方、行政の方からお願いする一方になってしまって、なかなか市民の理解を得ることが難しいのかなという側面もあると思います。やはり対象となる市民の方々に、ほんとうに討論形式で世論調査をしていくというような、そういった手法、今、DPというような手法というところもいろんな自治体で取り組み始めておられますので、そういった手法も検討しながら、また、この問題も総合的に考えていっていただきたいと思います。以上です。 171 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。伊木委員。 172 ◯伊木まり子委員 2点だけなんですけども、予算に関する説明書の51ページ特別養護老人ホームの建設助成事業のことなんですけども、これは22年度に県の方に申請したけども、県の方で受け付けられなかった同じ老人ホームが応募してきたということでよろしいですかね。 173 ◯下村晴意委員長 西本課長。 174 ◯西本栄次郎福祉総務課長 22年度のときは県の方で採択できなかったという、そのとおりでございます。23年度におきまして、市の方の高齢者福祉施設等整備審査委員会におきまして、再度、同じ法人をということに決まりましたので、その法人を申請させていただいて採択を受けたということでございます。 175 ◯下村晴意委員長 伊木委員。 176 ◯伊木まり子委員 以前お聞きしたときに、何かその老人ホームと協力の医療機関とか歯科の医療機関とかが生駒の医療機関じゃなくて別のまちの医療機関というようなことを、ここでお聞きしたのか、ホームページで見たか、どちらかだったと思うんですけども、協力医療機関とかはどのような体制になっているんでしょうか。 177 ◯下村晴意委員長 西本課長。 178 ◯西本栄次郎福祉総務課長 その資料につきましては、今現在、手元にございませんので、また後日でも、後でもということでお願いします。 179 ◯伊木まり子委員 分かりました。  ちょっと他のところで。 180 ◯下村晴意委員長 伊木委員。 181 ◯伊木まり子委員 予算に関する説明書の53ページに、病後児保育実施補助金というのが上がっていますけども、昨年より約400万円増えていると思うんですけども、病後児保育の実施状況、たしか1日4人までというような規定で募集されていたかと思うんですけども、それ目いっぱい応募があるとか、何か運営上お困りになったことがあるとか、その辺のところがありましたら教えてください。 182 ◯下村晴意委員長 杉田次長。 183 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 今回の病後児保育の増額の分は、10月、開園する予定のうみ保育園が病後児保育を開設してくるということで、それを見込んでおります。  病後児そのものの施設型で、いこま保育園の部屋の方ではそう伸びていないんです。やはりある人数まで伸びましたら、国からの補助金も入ってきて、お渡しもできるというパターンなんですが、予算はそれをたくさん来てもらいたいこともありまして見ているんですけれども、なかなか実態数、ちょっと伸びにくいところは確かにあります。  一方で、保育園の方は体調不良児型と言って、そこへは行かずに園の中で、まず、緊急にしてからご家庭の方に帰っていただくという形で、体調不良児型の病後児保育は、今回、2カ所から3カ所に増えたという、そういう体制をとっております。 184 ◯下村晴意委員長 伊木委員。 185 ◯伊木まり子委員 確認ですけど、1カ所増えるのでこれぐらいの費用が増えるだろうということで、今回は増えているということで思っておいてよろしいんですか。 186 ◯下村晴意委員長 杉田次長。 187 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 はい、そうです。 188 ◯下村晴意委員長 伊木委員。 189 ◯伊木まり子委員 もう1点。こういうときの対応、病後児保育の嘱託医委託料というのが上がっていますけど、これは今年度だけ上がっていて、去年のところにはちょっとよう見つけんかったんですけども、それは何か別の対応の仕方があるからこうなったとか、何かその辺、教えてください。 190 ◯下村晴意委員長 杉田次長。 191 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 ここの児童保育費の中の10万4,000円の分でございますか。 192 ◯伊木まり子委員 そうです。 193 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 前回、上がっていなかったんですかね。病後児の中で、嘱託のお医者さん、その方に4,200円、12カ月分と、相談料という形で、もし保護者の方が相談されたときの分を見込んで、以前からこの委託料という形で確保させていただいていた分です。 194 ◯伊木まり子委員 結構です。 195 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。樋口清士委員。 196 ◯樋口清士委員 説明書の59ページのところの健康いこま21、あと、食育推進基本計画の策定というところがありますけれども、両方とも計画策定、これからなんだろうと思いますが、検討の体制というのをどのように考えておられますでしょうか。 197 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 198 ◯尾山隆啓健康課長 これからなんですけども、今、健康課内にプロジェクトチーム、ちょっとメンバーを指定して、チームをつくって検討してもらっています。大体としては、策定委員会を1つつくって、一つの策定委員会で食育と健康いこま21を分科会的に割って、市民公募とか、前回やったメンバーさんとかを参考にしながら委員会をつくって、その方々に検討してもらって作っていこうと思っています。 199 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 200 ◯樋口清士委員 健康いこま21に関しては、過去、一般質問等でいろいろ指摘されている部分があります。例えば指標の作り方というようなことであったり、あるいは、今の計画というのが、各課のやっていることの羅列になっていないかというようなこともあって、その辺、少しいろいろ配慮しながら作っていっていただければというふうに思います。これだけです。 201 ◯下村晴意委員長 それだけいいですか。求めなくていいんですね。 202 ◯樋口清士委員 はい。 203 ◯下村晴意委員長 伊木委員。 204 ◯伊木まり子委員 今の健康いこま21のことですけども、指標を出すためのアンケート調査が、実際に生駒市でやっていなくて、県の方からちょっと生駒市分だけもらってきて、3人で、3人とも毎朝ご飯食べるだったら100%とか、そのような、本当にちょっとびっくりするようなデータ処理だったので、再度、その辺、きちっとやっていただくようにお願いしておきます。 205 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 206 ◯樋口清士委員 観光施策の話で、直接、事業として今上がっていないものなんですが、説明書の70ページに該当するかと思うんですが、奈良県の方で記紀・万葉プロジェクトというのをやっておられますね。これはご存じですか。 207 ◯下村晴意委員長 北村課長。 208 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 知っております。 209 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 210 ◯樋口清士委員 ちょうど今年が古事記編さん1300年ということで、県の方で少し本格的にいろんな事業を動かそうとしているんです。生駒市も、例えば神武東征に関わるような場所があったりというようなことで、古事記にまつわる場所というのは多々ございます。こういったものを県の動きに合わせてPRしていこうとかというような考え方というのはありますでしょうか。あるいは、あったとすれば、予算のどの辺りに反映をされているのかということをお聞かせください。 211 ◯下村晴意委員長 北村課長。 212 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 記紀・万葉プロジェクトの協賛事業につきましては、この3月24日土曜日なんですけれども、伊勢本街道・暗峠越えのハイキングを実施する予定となっております。これにつきましては、新しくボランティアガイドさんがこの月末に発足する予定なんですけども、そのボランティアガイドさんと一緒に応募者の方が歩いて、記紀・万葉のポイント等を巡るような形になると思うんですけども、日帰りツアーでハイキングを行う予定となっています。 213 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 214 ◯樋口清士委員 幾つかは取組を考えておられるということのようですが、せっかくですので、生駒というのをもっとアピールできるような取組を少し考えて、ポスターなんかの予算もとられていますから、そういうところに何とか盛り込んで、やっていっていただければというふうに思います。以上です。 215 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。竹内委員。 216 ◯竹内ひろみ委員 今の観光とちょっと関係するんですけど、生駒の新しいお土産開発というのが新しく出ていますが、私たちも市民福祉委員会として視察などをしまして、こういう話もお聞きしましたが、具体的にどのようなお土産をどのようにして開発されようとしているのか、分かりましたら。 217 ◯下村晴意委員長 北村課長。 218 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 お土産プロジェクトにつきましては、今、会議をやりながら進捗させておるところなんです。昨年の12月と本年の1月の2回にたけモニアンケートで、生駒市の観光のイメージ、それから、生駒市の特産品や優れた技術、商品等についてアンケートを実施させていただいて、それにつきまして、そのお答えの中で生駒山などのすばらしい自然とか、あるいはおいしい水、お酒、農作物等の素材、あるいは、既にあるいろいろなお菓子等のことが出てきております。その形を参考にさせていただきまして、この先、またプロジェクトの中で検討していきたいと。まだ今はそういう段階でございます。 219 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 220 ◯竹内ひろみ委員 ありがとうございます。  別の質問なんですが、予算案の概要の13ページなんですが、福祉医療システム改修って新規になっています。これ、現在のシステムが来年度以降は使用不可能になるということで新しくされるということですが、どのようなシステムになるのか、ちょっと具体的に教えてください。 221 ◯下村晴意委員長 松本課長。 222 ◯松本裕孝国保年金課長 医療費助成の電算処理をするシステムなんですけど、現在使っているシステムが古くなっておりますので、それを更新させていただきたいということでございます。 223 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 224 ◯竹内ひろみ委員 レセプトの点検などをするときに使うシステムとはまた別なんでしょうか。 225 ◯下村晴意委員長 松本課長。 226 ◯松本裕孝国保年金課長 朝に、条例の分で乳幼児の医療費助成のを可決いただきましたけども、乳幼児の分と、それから障がい者の分と一人親家庭の分の医療費助成に係る計算の電算処理でございます。  今言っておられる一般の医療費のレセプトについては国保連合会の方に委託しておりますので、また別のシステムでございます。 227 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。 228 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。竹内委員。
    229 ◯竹内ひろみ委員 次に、先ほども少しありましたけど、特別養護老人ホームの件なんですが、萩の台に1軒できるということで大変うれしく思っているんですが、今後の見通し、特養ホームがどのように建設されていくのか、今分かる範囲でお願いします。 230 ◯下村晴意委員長 西本課長。 231 ◯西本栄次郎福祉総務課長 今後、24年度から第5次ということで計画に入ってくると思うんですけども、その中で、ハートフルプランの中でもうたわれています内容も含めまして、第5次の中、いわゆる24、25、26の3カ年間で、また1つということになるかも分かりませんが、どの時点で募集ということにつきましては、今現在では分からない状態でございます。未定の状態でございます。 232 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 233 ◯竹内ひろみ委員 もう1点お願いします。  病院事業の件なんですが、予算案の概要19ページです。  これは既にお聞きしたかもしれないんですが、今の病院の建設に係る進捗状況をお聞きしたいんです。 234 ◯下村晴意委員長 ちょっとすみません、もう一度言っていただけますか。 235 ◯竹内ひろみ委員 はい。病院整備事業の関連予算が上がっています19ページですね。これに関連して、病院の今の建設に係る状況ですね。建設に向けての。 236 ◯下村晴意委員長 これは議案の10号の病院事業会計じゃない。19ページのこれですね。 237 ◯竹内ひろみ委員 予算案の概要の19ページ。 238 ◯下村晴意委員長 整備事業の中の。(発言する者多し)それでいいんですね。続けてください。  この病院整備事業の中の長期貸付金、補助金、出資金の内容でしたらここでしていただいて結構だと思います。 239 ◯竹内ひろみ委員 そしたら、それについて説明をお願いします。 240 ◯下村晴意委員長 すみません、もう一度質問していただけますか。(発言する者あり)19ページの中の病院の整備事業の中の何を質問されるか、もう一度お願いできますか。(発言する者あり) 241 ◯竹内ひろみ委員 すみません、ちょっと混乱していますので。 242 ◯下村晴意委員長 いいですか。じゃ、そしたら、他の方に。  では、ほか。西山委員。 243 ◯西山洋竜委員 予算案の概要の18ページなんですけども。  12番の(4)母子家庭自立支援事業なんですけれども、この金額が平成23年度と比較して倍以上、約1,500万増となっているんですけれども、これの背景について教えていただけますでしょうか。 244 ◯下村晴意委員長 杉田次長。 245 ◯杉田昭徳福祉事務所長兼こども課長 これ、主には高等技能訓練促進費、そうした事業の分で、今まで国の期間は短い期間しか見てくれなかった分を全期間、見直すということで、これは安心こども基金の中の資金をもって、一時期、申込みされた方については、その期間、3年間の生活保障のための金額が、今、交付された。それに基づきまして金額が増えております。 246 ◯下村晴意委員長 西山委員。 247 ◯西山洋竜委員 あと、もう1点、教えていただきたいんですけれども、そこからちょっと下へ行ったところの17番、住宅手当緊急特別措置なんですけれども、これが平成23年度と比べて大幅に、24年度では金額の方が随分低くなっているんですけれども、察するところ、これは、もしかすれば昨年の震災関連で、23年度では計上されていた金額というのが24年度には該当しないということで大幅に下がっているということだと思うんですけれども、この背景と、あと、この手当というのが誰に支払われているものなのかという、この2点について教えていただけますでしょうか。 248 ◯下村晴意委員長 西本課長。 249 ◯西本栄次郎福祉総務課長 この住宅手当緊急特別措置の内容につきましては、平成21年10月に、過去2年間のうちの離職者の方で住宅を失う、また失うおそれがある方につきまして、離職になったけれども就業の意思があるという方に、1人世帯であれば月4万円、2人から6人世帯であれば5万2,000円、7人以上の世帯であれば6万3,000円というのを、6カ月を限度に支払うということで出発した制度でございます、これは国の制度でございますが。22年の4月からは県の方にその事業が下りてきまして、4月からは最大で9カ月を限度にして出すということになったわけでございます。これは、震災等々は関係ございませんでして、離職者が住居を失う等、また、支払いができなくなるという方のための制度でございます。  それで、現在、その当時、前にも委員会で補正なり減額なりをさせていただいたこともあるんですけども、国の試算によりましての計算では当初かなりの件数が出てくるであろうということでの予算化をさせていただいたところなんですが、その後、実際の申請者が減ってきまして、今現在、1名が受給されていると。予算のこの220万なにがしの分につきましては、普通の世帯であれば2人から6人世帯が中心であろうということで、その方につきまして、大体4世帯分ぐらいの計算で出させていただいたのがこの231万8,000円の金額になっていると思います。 250 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 251 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午後3時9分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時20分 再開 252 ◯下村晴意委員長 休憩を解いて、会議を始めます。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山田弘己委員。 253 ◯山田弘己委員 それでは、予算案の概要の13ページ、民生費、3番、医療総合施策、このジェネリックと福祉医療システムについてお尋ねします。  まず、ジェネリック医薬品使用啓発ということで、新規とありますが、今までジェネリックについて啓発という事業はしていなかったのでしょうか。 254 ◯下村晴意委員長 松本課長。 255 ◯松本裕孝国保年金課長 これ、今回上げさせていただいたのは、一般会計の方で上げさせていただいている分なんですけど、希望シールを4万7,000枚、全戸に配ろうということで総合施策で、一般会計の方で上げさせていただいている分でございます。今までは、国保の方では事業をさせていただいていますので。 256 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 257 ◯山田弘己委員 約4万7,000枚とおっしゃいましたが、これ、全戸ということで、これに関する予算は、予算に関する説明書の46ページの13番、委託料、これ、約2,100万から、福祉医療システム委託料が2,000万ですから、引き算すると135万7,000円ということになりますが、全戸配布、4万7,000はこの予算で足りるのでしょうか。 258 ◯下村晴意委員長 松本課長。 259 ◯松本裕孝国保年金課長 予算を見させていただいているのは46ページの印刷製本費の105万と、それから、役務費の通信運搬費、配送料ということで31万2,000円になっていますけども、このうち30万7,000円、合計で135万7,000円でございます。 260 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 261 ◯山田弘己委員 私の質問は、全戸配布ということですから、これで十分賄えるのかという質問なんですが、そこは問題ないということでよろしいですね。 262 ◯下村晴意委員長 松本課長。 263 ◯松本裕孝国保年金課長 すみません、枚数をちょっと間違っていました。各世帯に配らせていただきますので、希望シールにつきましては1万6,000枚を考えております。 264 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 265 ◯山田弘己委員 もう一度整理したいんですが、これ、国保加入者の世帯ということでよろしいんですか。 266 ◯下村晴意委員長 松本課長。 267 ◯松本裕孝国保年金課長 全世帯でございます。すみません、間違えました。再び間違ってすみません。4万7,000世帯で合っております。 268 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 269 ◯山田弘己委員 ここは余りうろちょろする議論でもないと思いますので次へ行きますが、これ、啓発するということですが、今後、この希望シールも共に普及していくということですが、具体的なスケジュールというのを教えてください。 270 ◯下村晴意委員長 松本課長。 271 ◯松本裕孝国保年金課長 全戸配布させていただくのは5月頃を考えております。  ジェネリックの推進事業につきましては、現在もう進めさせていただいていますけども、来年度に考えておりますのは、各薬局等に配りますリーフレット、それから、窓口等で4月から国保の転入、それから転入者に希望シールついて案内をさせていただくということで考えております。  23年度は、既に保険証の送付時に希望シールと、それから、啓発用のカードケースというのを同封させていただいて、既に発送をさせていただいているような状況でございます。 272 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 273 ◯山田弘己委員 ありがとうございます。  これによって本市が受ける利益と言いますか、コスト、ジェネリックにすることによる市が受ける利益というのが分かれば教えてください。 274 ◯下村晴意委員長 松本課長。 275 ◯松本裕孝国保年金課長 既に9月からジェネリックの差額通知というのを出させていただいています。先ほどもご質問がありましたけども、まだ全部、効果額というのが出ておりませんけども、以前からお答えさせていただいていますように、はっきり分かりませんけども、1,000万以上の医療費削減になるだろうというふうに考えております。 276 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 277 ◯山田弘己委員 この施策、約140万ほどかけて1,000万ぐらいの費用対効果が望まれるということは的確な施策だと思っております。  次に私が伺いたいのは、これを受け入れる薬局ですが、今年の1月1日現在で市内には全部で47局あると聞いておりますが、ここの受入れ体制というのはどのような形になっていますでしょうか。ジェネリックの受入れ体制ですね。 278 ◯下村晴意委員長 松本課長。 279 ◯松本裕孝国保年金課長 現在、薬剤師会の会長さんとお話をさせていただいているんですけども、その中で、ジェネリックの推進のプレートというのを各薬局に立てていただいて、生駒市からも推進をしていますということで市民の方に勧めやすいだろうということで、その際にジェネリックへ切り替える希望シールとかパンフレットをご案内していただいて、現場で、できるだけジェネリックを推奨していただくというふうに考えております。 280 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 281 ◯山田弘己委員 私も、さきの国保運営協議会でちょっと傍聴させていただきまして、ジェネリックを推進するために47局の薬局に対して、ジェネリックの扱い率に応じた区分的なもの、商標を掲げるということがありまして、市民にとってはいいかと思うんですが、ジェネリックというのは、本当にきちっとした知識を持たないと、単にジェネリックの扱いが多いからと言って、じゃ、本当に市民サービスに役立つかということとは一概には言えないと思うんですが、市として、ジェネリック、後発医薬品の扱う率によって、ある程度、47局のうち22局がカテゴリー分けされると聞いていますが、そこら辺の考えについてお示しください。  分かりにくいですか。薬店について、47局のうち約47%の22局がジェネリックを積極的に推進していますよというような表示を市からされるということについての、逆に、薬局については、アレルギーがないのかなというのも1つ思いがありまして、伺います。 282 ◯下村晴意委員長 松本課長。 283 ◯松本裕孝国保年金課長 そのランク分けと言うんですか、それについてはいろいろなご意見を頂いておりますので、先ほど言いましたように、全薬局に、生駒市からプレートをつくって立てていただいて、全薬局さんそろってジェネリックを推奨していただこうというふうに考えております。言われるように、意見はたくさん頂いておりますので。市民の方にも、ジェネリックをただ単に使っていただくということやなしに、理解して使っていただくということが大前提ですので、その辺の案内もよろしくお願いしたいということで、薬剤師会さんとお話をさせていただいております。 284 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 285 ◯小紫雅史副市長 今のご質問でございますけれども、大きく2つございまして、今回認定を受ける、いわゆる一定数量以上、ジェネリックの調剤をしているところにつきましては、これは国の方針でございますけれども、まだその目標、30%以上調剤するという目標に現時点で達していませんので、それを推進するために、積極的にジェネリック医薬品を調剤していただいている薬局をそのような形でカテゴライズさせてもらったということで、それを一つのジェネリック推進のインセンティブにしていただきたいというのはもちろんございます。  一方で、残りの、今回対象とならなかったところにつきましても同じでございます。調剤数量を引き上げていけば、今回の金銀銅というような分類に当てはまるということになりますので、そういうふうな形でやっていただくということはありますし、プラス、今も若干ありましたけれども、これは正に薬剤師会と相談した上で決定したことですけれども、47全ての薬局の底上げをするという話で是非お願いしたいと。薬剤師会としてもジェネリックは推進しているんだということを強く話をしていただきましたので、じゃ、市としてもやれることはやろうということでお話した上で、こういうプレートを全薬局にお配りすることを決めたということでございます。 286 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 287 ◯山田弘己委員 副市長自らご答弁、ありがとうございます。  私が気にしているのは、施策としてジェネリックを推進していただくことは非常にいいかと思います。市民にとっても、やはり後発医薬品を使うということは非常に廉価という形、若干コストが削減できますから、市民負担が減るということでそれはいいかと思うんですが、やはり販売店、薬局の中には、ジェネリックを使いたいとしても、症状によっては後発医薬品が出ていないというところもあります。こういったサービスは、販売する側、供給される側、両方にきちっとした意識がなければスムーズにいかないと思いますので、やはり47局の薬店の方には、やはりきちっとした理解を今後も進めていただきたいと思っています。それを条件に、ここはがんがん推進していただきたいと思っております。  続いて、次の質問です。  もう1つ、医療総合施策の中の下、福祉医療システム改修とありまして、これ、聞くところによると、住民基本台帳系のシステム、WizLIFEを改修するに当たっての、それに伴うシステム変更だと聞いておりますが、この理解でよろしいでしょうか。 288 ◯下村晴意委員長 松本課長。 289 ◯松本裕孝国保年金課長 このシステムにつきましては、従前から、WizLIFEに替わる以前から、使えるだろうということで進んでおったんですけれども、現在のシステムのメンテナンスの方がなかなか難しいということで、新たに福祉医療システムを入れさせていただきたいと。切替えということで考えております。 290 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 291 ◯山田弘己委員 私が伺いたかったのは、現行の福祉医療システムは問題なくて、要は、それの基幹サービスと言いますか、WizLIFEの方に乗せるとか、その影響を受けての改修という理解でよろしいんでしょうか。WizLIFEの方が変わらなければ、現状これを使っていくという理解でよかったのでしょうか。 292 ◯下村晴意委員長 田中課長補佐。 293 ◯田中良成国保年金課課長補佐 そのとおりでございます。前のNewLifeでしたら今のシステムは使えていたんですけども、新しくWizLIFEになりまして、現状では、WizLIFEのデータをNewLifeに乗せ換えて今のシステムを使っておりまして、その部分で、今の電算会社が、もうこれ以上はメンテナンスができないということになりましたので、新しいシステムにさせていただくということでございます。 294 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 295 ◯山田弘己委員 システム変更には2つあると思うんですが、その機器のバージョンアップというのが1つです。それから、基幹サービスの影響による変更というのが1つあるかと思うんですが、だから、ご答弁のとおり、この場合はバージョンアップということを想定するんじゃなくて、NewLifeからWizLIFEに替わることによるシステム変更という考えでよろしいんですね。これ、確認です。 296 ◯下村晴意委員長 田中課長補佐。 297 ◯田中良成国保年金課課長補佐 そのとおりでございます。 298 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 299 ◯山田弘己委員 昨年の実施計画書の中では、これ、議員全員に頂いているんですけども、その当時では、システム導入経費、機器費用、保守料、使用料を含めてざっと2,700万かかっているんですが、今回、ここの2,000万というのは単なるシステム導入経費という考えでよろしいでしょうか。 300 ◯下村晴意委員長 田中課長補佐。 301 ◯田中良成国保年金課課長補佐 主は、そのシステム導入経費でございます。 302 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 303 ◯山田弘己委員 昨年までは、大体ランニングコストが300万ぐらいかかるということですが、今度の新しいものについても、保守料は半分ぐらいになるように実施計画表にあるんですが、保守料は半分ぐらいと考えておいてよろしいんでしょうか。 304 ◯下村晴意委員長 田中課長補佐。 305 ◯田中良成国保年金課課長補佐 その半分と言いますのは、現システムに対して半分という意味ですか。
     現システムは自前のシステムでしたので保守料等はほとんどかかりませんけども、今後は保守料等がかかってきますので、半分ということではなくて一定の金額、今の見積りを頂いている分でしたら、100万、200万単位の保守料が必要になってきます。 306 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 307 ◯山田弘己委員 あと、最後にしますが、これについては、使用料と言うか、リースという形で、この実施計画当時では約16万ほど計上されているんですが、リースという形ですか。 308 ◯下村晴意委員長 田中課長補佐。 309 ◯田中良成国保年金課課長補佐 現状ではリースを考えておりますけど、まだ入札等をしておりませんので、多分リースではさせていただくと思っておりますけども。 310 ◯下村晴意委員長 山田弘己委員。 311 ◯山田弘己委員 分かりました。  ただ、私もこの2,000万というのがざっくりとしたところかなと思いまして、基幹システムが替わったにしてはかなりコストが付いているなという思いがしましたので伺いました。以上で結構です。ありがとうございます。 312 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。中浦委員。 313 ◯中浦新悟委員 先ほども山田弘己委員も質問されたんですけども、予算案の概要の13ページ、ジェネリック医薬品使用啓発のところについてお伺いしていきたいんですけども、まず1点目として、シールを各個人宅に送付するというふうなことをおっしゃっていたんですけど、以前なのか、私、保険証の中に、オレンジ色のジェネリックを希望しますというようなカードを入れているんですけど、それとは何の違いがあるんですか、多分それも市でもらったと思うんですけども。 314 ◯下村晴意委員長 松本課長。 315 ◯松本裕孝国保年金課長 2年ほど前だったと思いますけれども、オレンジ色の希望カードというのを国保の被保険者の方に送らせていただいたと思います。  今回の方は、なかなか保険証とその希望カードとを一緒に持っていっていただけないだろうということで、2年ほど経ちましたので、今回、考え方をちょっと変えて、健保協会さんの方なんかがされております希望シールと言うんですか、保険証の方に小さいシールを貼っていただくということで考えております。そういうシートになったものを全世帯に配布させていただこうとういふうに考えております。 316 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 317 ◯中浦新悟委員 国保の方はパウチと言うんですかね、透明な袋に紙を入れての保険証だから、その中にカードを差しているので、別に特段シールじゃなくても、保険証と一緒に僕は持ち歩いているんですけど。だから、特段それほど今までの制度とどう違いがあるんだろうというふうなのが1点、疑問にあるんですが、その点についてどういうふうに思っているのかというのは、もう少し明確に教えていただけますか。 318 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 319 ◯小紫雅史副市長 お答えします。  中浦委員のように、きちんと2年前のやつを持っていただいていて、お持ちいただく方が非常に多ければ、それでももちろんいいと思いますし、ただ、やはり1点ありまして、2年前とか、当時は、私、ちょっとすみません、全市民にお配りしたのか、分からないんですけども、全て行き届いていないというのが1つと、あとは、やはりシールみたいな形で保険証に貼っていない場合に、カードとか別に分離するような形になっていると、一緒に持っていかずに忘れてしまうような方がいらっしゃるという話もありまして、シールであれば、それを貼って持っていけるということで、非常に細かいと言えば小さい話なのかもしれないんですけども、意外とこういう小ネタと言うか、小さいところがきくんじゃないかというふうに思っているんですけれどもね。  実際、私もちょっとずぼらなもので、カードを持っているんですけども、カードを忘れることもあったりもしますし、別に私が忘れるからシールを配るというわけでもないんですが、やはりシールで貼っていれば、保険証を持っていけば、当然、ワンセットでシールを出すということになります。シールなしでも、希望しますと一言言えばいいんですが、なかなかそういう声を出している方も少ないということもありまして、今回、先ほど申し上げたような薬局側の方の対策、供給サイドというふうに言えるかもしれませんが、それをやるということで、一体として、こちらの需要側のサイドでもこういうふうな形でやらせていただければ相乗効果もあるのかなということでございます。 320 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 321 ◯中浦新悟委員 分かりました。  じゃ、続いてなんですけども、同じく、先ほどからある金銀銅の、これ、正式名称は何と言うのか分からないんですけども、区分をする制度、評価をする制度と言うんですかね、についてお伺いしていきたいんですけども。 322 ◯下村晴意委員長 中浦委員、すみません、先ほどの質問と。 323 ◯中浦新悟委員 ほとんどかぶらないと思います。 324 ◯下村晴意委員長 かぶりませんか。はい。 325 ◯中浦新悟委員 これだけはかぶるのかもしれないけど、ちょっと評価の仕方というものをもう少し具体的に教えていただけないですか。ちょっと先ほどの説明で、評価の仕方の部分においては、ちょっとうまく私の方には伝わってこなかったので、そこの説明を先に、具体的に評価の仕方を教えてください。 326 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 327 ◯小紫雅史副市長 今日は簡潔にしゃべっているつもりでございますが。  評価は、本当に一言で、先ほど課長からもありましたけれども、正に調剤している数量の割合が一定程度を超えれば金、具体的には現時点では30%です。銀が25、銅が20%以上ということに尽きます。 328 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 329 ◯中浦新悟委員 じゃ、その30、25、20というものですけども、それは、例えば薬局サイドで来られる患者さんに推奨努力をどれだけしたところで、例えば立地条件であったり、詳しく言うと、近隣にどんな診療科があるのか、又はどんな病院があるかもそうですし、どんな考え方のお医者さんがいらっしゃるのかでも変わってくるし、例えば1日の処方せんの数でも変わってきますよね。それなら、何もしなくてもジェネリックの出やすい店舗と出にくい店舗というのがあると思われるんですけど、この点についてどういうふうに公平性を担保しているのかということをご説明いただけますか。 330 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 331 ◯小紫雅史副市長 そこについては正に薬剤師会、あと、関係者等が非常に議論したところでもございます。1つ目の処方せんの数というのは、割合でいきますので、そこまで関係ないかなとも思うんですけれども、一方で、おっしゃるとおり、立地というのが、恐らくどういう診療科の近くにあるかとか、そういうことをおっしゃっているんだと思いますが、原則として、もちろん問題なければジェネリックを出すというのが、当然、法令等でも決まっておることではありますので、本当は、科によって差があるということは基本的にはないはずではありますけれども、あくまで実際の患者さんが先発の方を希望されればそういうことにもなりますし、そこは若干、科によって、事実上、少し差が出てくるというのが事実だというふうには私も聞いてございます。  ただ、一方で、今回の金銀銅というのも、30%、25%とか20%という数字でございますので、じゃ、全くそういう、科によって、例えば何々科が近くにあったら絶対に30は行かないとか、そういったことは恐らくないとは思っていまして、若干、そこは何々科があるからちょっとやりやすいとかいうところはあると思いますけれども、30%という目標を考えたときに、じゃ、近くに何々科があったら絶対に目標達成できない、不可能だというようなことは私はないと理解をしてございます。  中浦委員がおっしゃったところは私としても非常に認識はしておりまして、その辺100%公平かと言うと、おっしゃるとおり、どういう科があるかとか、ジェネリックを非常に推進されるような先生がおられるのかどうかとかいうところで若干の左右があるという話は聞いておりますけれども、それは、この制度と言うよりは医師の方の問題であると思いますので、市役所としてできるところはもちろん、働きかけは医師側にもしていかなければいけないと思いますし、それは厚生労働省とか地方厚生局の問題かもしれませんけれども、原則としては、医師もジェネリックを出して、患者さんに問題がない場合はジェネリック不可というようなはんこは押せない、サインはできないというのが、当然、法令の求めることではございますので、そういう前提でこの制度を考えたときに、委員がおっしゃっている不公平というのがどのぐらいのことをおっしゃっているのかというのが分かりませんが、この制度を根幹から覆すような不公平性というものはないと理解しております。 332 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 333 ◯中浦新悟委員 小紫副市長がどれほど薬剤のことに精通されて、その診療科等々において薬剤に差がないというふうにおっしゃっているのかというのは、私、分からないんですけど、例えば整形であったり内科であったりという中で出やすい薬剤というものは変わってくると思います。そういった中で、それは全ての薬剤にジェネリックという種類があるわけではないですので、そのことを踏まえていくと、当然その差というのは出てくるでしょう。先ほど言っていた、お医者さんの中でもどういった判断を下されるのか、又は医師として診断、処方をする際にどういった薬がいいのか、ジェネリックに対してどういう思いがあるのかというのに対してでも、それもまた大きく差は出てくるものだと思います。これは、薬剤店とかそういったところで、何でここは金評価なのというようなことを聞いたりしても、やっぱり立地やよというようなことはよく聞きます。そこで、副市長自身が公平性は担保されているとおっしゃるのであったならば、そこをもっと薬剤師会等々ともきちんと詰めて、その辺の納得はしていっていただけるように努力していただきたいというふうにしか言えないんですけども、その点はお願いしておきます。  続いて、この評価制度で示される金銀銅という意味ですね。というのは、この薬局は何%の割合でジェネリック薬を調剤されていますよということを示すという意味でよろしいんですよね、これは。 334 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 335 ◯小紫雅史副市長 そのとおりです。 336 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 337 ◯中浦新悟委員 では、先ほど山田弘己委員の方も軽くおっしゃっていたんですけども、その評価シールを市民、また患者が見た際にどう感じるのかということに関してなんですけども、例えば好評価、金シールが貼ってある。それはどう思うんだろう。例えばいい調剤をしてくれるとか、金額が安いとか、親切とか、何か金って貼ってあるとすごい様々な憶測が立ってしまうのではないのかなというふうには感じるんですけども、その点においては副市長はどういうふうに、副市長はという言い方はおかしいですね、行政はどういうふうにお考えですか。 338 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 339 ◯小紫雅史副市長 先ほどの議論ともちょっと関係すると思いますけれども、正に調剤割合が一定割合以上だということではございます。それが何を意味するかというところまで更に言えば、先ほどの立地の要素、これはないとは申しません。私も、先ほど100%公平だと言ったつもりもないんですけども、ただ、立地だけではないとも思っています。実際に、今回、金を獲得された薬局などにお話を聞きますと、これは薬剤師会の会長のところも1個ありますけれども、やはり非常に丁寧に説明をして、ジェネリックを勧めていると。ジェネリックは何かということもきちんと説明をしているというような地道な努力、それをやった結果、やはり割合が高くなっているというような要素も、これは確実にあるというのも確かでございまして、もちろんこれは別に金だから極めて、全てにおいてすばらしいということは全くございません。あくまで、事実として30%以上だというところではございますけれども、かつ、今、中浦委員がおっしゃったような、そういう誤解を招かないような形の注意書き、そういうものはきちんと書くという話で、それは薬剤師会の方とも話はついておりますので、そこはウェブサイトとかPRの場ではきちんと書いて説明をしていきたいというふうに考えてございます。 340 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 341 ◯中浦新悟委員 先ほどからの議論の中で薬剤師会も共にというような言い方をされていたり、今も金銀銅の評価うんぬんに関して、誤解を招かないようにということで話がついているということなんですけど、私が聞く限りでは違うなと。どうも行政側の受取方と私の聞き及ぶ内容とは食い違ってくるなというふうに思いますので、できればその点は確認しておいていただけるようにお願いしておきます。  あと、誤解がないようにしていこうというふうにはおっしゃるんですけど、誤解してしまう可能性というのは多々あるとは思います。市民はそこまで細かく見て入りますか、薬局に。何か評価されている、評価制度がある、金や銀や銅というと、ただそれだけ、細かなところまで見ないと思います、患者さんもね。見ていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうけど、そういった方はどうしても誤解を生むんじゃないのかなというふうな危険性は僕は持っているんじゃないのかなと思っているんですけども、そんな中で、副市長はないとおっしゃっているんですけど、例えばこれ、医療薬剤に関しての法律なのか、療養担当規則という法律があるらしいですね。特に薬剤の方で、正確に言うと、保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則という法律ですか、あるらしいんですけど、その中に誤解を招くような表現の掲示を行ったり、誇大な広告、宣伝を行ってはならないという掲示物に関する規制があります。副市長の今の答弁であったならば、全くそれには抵触することはないというふうに断言していただいている、又は、その確認はきちんと公式の場でとっていただいているというふうに確認しておいてよろしいですか。 342 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 343 ◯小紫雅史副市長 先ほど話がついているというのは、その書き方をきちんと工夫する、誤解がないようにするというところで、それはちゃんとやりますという話がついているということです。今回、名称も、以前は別の名称があったんですが、ジェネリック医薬品推奨薬局という名称に変えるとか、いろいろご意見は頂いて、そこは誤解がないようにという形で市の方も工夫をしているということを補足した上で、中浦委員がどういう書き方をすれば、先ほどの薬担規則というものの5条ですけれども、それに該当するような、誤解がないような書き方が、あるということであれば教えていただければと思いますが、逆に、我々の方は、もちろんウェブサイトで、今、ご懸念もあるということでございますので、ご懸念がないような形できちんと、この推奨薬局制度というものはこういうものですとか、どう書くかというのはあれですけど、金というのが全てにおいてすばらしい薬局だというようなことではないということとか、そこはきちんと書きたいと思います。  先ほどの規則に抵触するかどうかというのは、先日、薬剤師会の方の集まりに、私、行って、議論したときにもそういうご意見がございましたけれども、これにつきましては、先ほど申し上げたような、市の方での書き方の明確化、あとは、全くという言葉、100%とか絶対とかという言葉というのは私は余り使わないようにはしていますけども、中浦委員が全くとおっしゃるのですけど、基本的には今回の制度というものは国の厚生労働省にも概要を全て送っておりまして、それを受けて、厚生労働省の方からも取組として非常に評価していただいております。そういう詳細の制度についてもご説明の上でやってございますので、この薬担規則の規定に該当すると言うか、引っ掛かって何か問題があるということとは全く認識しておりません。 344 ◯下村晴意委員長 中浦委員、質問に替えてください。 345 ◯中浦新悟委員 どういうことですか。ちょっと意味が分からなかったので。 346 ◯下村晴意委員長 繰り返し同じことじゃなくて。 347 ◯中浦新悟委員 していますかね。すみません、繰り返ししないようにというふうな指示があったんですけども。  市がする制度ですから法律に抵触するおそれがあるということだけでも大変な危険性があるというふうには、私、考えておりますので、その辺は副市長がそうきちんとなっていると言うのだったら、それでいいとは思います。  ただ、掲示の仕方というものには、最新の注意を払っていただかないと抵触してしまうおそれがあるので、そこは意見、要望としてあえて言っておきます。  次に、施策においての広報の仕方についてお伺いさせていただきます。  どういうふうに広報されていかれるんですかね。この金銀銅の評価制度について広報される、又は、先ほどウェブサイトという言葉をお使いになられていましたけども、具体的に、この施策と言ったらいいんですかね、この施策、この制度においてどういうふうな広報の仕方をされていくのか、ご報告ください。 348 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 349 ◯小紫雅史副市長 いろんな広報が考えられると思いますけども、現時点では、まず、広報いこまでのお知らせ、あとは、ウェブサイトでこういう制度がありますよというお知らせ、これはやっておりますけれども、そのようなことがあるとは思います。もちろんこれに限るものではございませんけれども、現時点ではそういうことです。 350 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 351 ◯中浦新悟委員 例えば今、広報いこまという形でおっしゃられたんですけども、広報いこま、何か下書き風なのか、もう出てしまったのか、ちょっと分からないですけど、それは具体的にいつ出されるんですかね。いつの広報いこまに出されようというふうに。 352 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 353 ◯小紫雅史副市長 今回の制度に関するものということで言えば、この3月15日号だったと理解しています。 354 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 355 ◯中浦新悟委員 例えばそこに金はどこの薬局ですよ、銀はどこの薬局ですよ、銅はどこの薬局ですよというようなことは載せられるんですか。 356 ◯下村晴意委員長 松本課長。 357 ◯松本裕孝国保年金課長 そういう方向で載せさせていただきたいということで3月15日号で準備しておりますので。 358 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 359 ◯中浦新悟委員 例えば、じゃ、この制度を進めるにおいて、これは国保運協の議事録もちょっと読ませていただきながらいろいろ質問させてもらっているんですけども、この制度の目的自体が、例えば銀の薬局、銅の薬局が金を目指してくださいねというような後押し的な発言等々もありました。それも踏まえると、一番最初の制度を始めるときに、ここの薬局は金ですよ、ここは銀ですよと示して、その制度、また変わってくるわけですよね。副市長の言い方によっては、頑張りによって金になった、頑張らなかったから銅になったなり、変わってくるわけですよね。じゃ、その都度、変わる度に広報いこまにその表というのを常に載っけていかれるんですよね、この制度を続けていかれる限り、毎度毎度。 360 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 361 ◯小紫雅史副市長 広報いこまも紙面が限られておりますので、ウェブサイトでその都度、もちろん確認はとれ次第ということだと思いますが、更新していくということを考えております。 362 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 363 ◯中浦新悟委員 ウェブサイトは、それは更新されるというのは簡単にできると思います、紙面の心配もないし、よっぽどの容量を超えてこない限りできる話ですから、即座に対応していける話だとは思います。じゃ、先ほど言われたように、広報いこま、紙面に限りがありますよね。そんな中で、一番最初だけ、ここは金ですよと示して、先ほどおっしゃるように、頑張ったのに、頑張って金になったのに広報いこまに載せない。ウェブサイトと広報いこま、どっちの方が宣伝能力が高いと思われますか。 364 ◯下村晴意委員長 山下市長。 365 ◯山下真市長 月2回出しておりますので、担当課とも相談して、できるだけタイミングよく広報いこまでもお知らせできるように、そういう方向で検討したいと思います。 366 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 367 ◯中浦新悟委員 やはりそういった広報においても、かなりの宣伝力になってくるわけですわね。広報いこま、4万7,000戸に配られて、やっぱり広報いこまに関しては比較的多くの方が見られている地元紙、一番読者が多い地元紙だと思います。それに宣伝してもらえているという形になるわけですから、先ほど市長は定期的にとおっしゃっていましたけども、やっぱり評価が出る度にやってもらわないと不公平感が出るんじゃないのかなというふうには思います、定期的にじゃなくてね。そこは、より公平感を担保して、進めていっていただきたいというふうには言っておきます。  続いて。いいですか。 368 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 369 ◯中浦新悟委員 この制度をつくるに当たって、関係機関とどのくらいの期間、協議されてこられましたか。 370 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 371 ◯小紫雅史副市長 期間と言うと、どこからどこまでというのはありますけども、具体的には年明けてぐらいからだと思いますので、2カ月強だと思っています。 372 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 373 ◯中浦新悟委員 そもそも市がこういった制度をやっても、薬局又は薬剤師会、また医師、医師会等々が協力してくれないと、ほぼ成果なんて出てこないと思うんですね。そこが協力してやっと、やっととは言わないですけど、手伝ってくれるから、協力してくれるからこそ本当に実のある政策になっていくし、数字としても表れてくるものだというふうに私は認識しているんです。  例えば、差額通知制度でよろしかったですかね、差額通知制度を進めるに当たって、これ、広島県呉市が先進地だと思いますけども、呉市の資料を読ませていただきました。差額制度をするだけで約3年、地元医師会、薬剤師会と協議をし、紆余曲折のもと、出来ていってるわけですよね。  2カ月。ほんで、薬剤師会の協力をいただいていると言っているけど、どうも私の方の耳に入ってきているのとは食い違いがあるなというふうなことも踏まえると、本当にこれは制度としてちゃんとやっていけるのかなという不安が大きくあります。協議時間を長くしたらいいというわけじゃないですけども、その点を踏まえると、関係機関の協力というのはこの制度において絶対的なものですから、市が何ぼ言うたって話にならないと思いますので、その点、もっと協議していっていただきたいというふうにはお願いしておきます。  まだ続きますけど。 374 ◯下村晴意委員長 小紫副市長。 375 ◯小紫雅史副市長 今、いみじくも中浦委員本人がおっしゃっていましたけども、時間をかければいいというものでもないというふうなところもまた真実かと思ってございます。呉市の例がありましたけれども、呉市も、3年間かけて確かにやっておられますが、じゃ、呉市で医師会とか薬剤師会とかが完璧に一枚岩の100%、中浦委員が先ほどもよくおっしゃっていますけども、全くとか絶対にとか100%オーケーになったかと言うと、全くそんなことはございませんで、医師会は、結局、3年間かけたけれども、冒頭反対、薬剤師会も完全な一枚岩になっていなかったはずです。なので、時間をかければオーケーだというのは物事を先に延ばすための一つの方便でしかないというふうに私は思ってございます。  翻って、じゃ、生駒市において2カ月で完璧なことができたのかと言うと、それは、おっしゃるとおり、私はこういう調整に完全な調整というのはないと思っています。100%調整できたというのは、やる施策がほとんど意味のないものだと、あくまで総論的なものでしかないというふうに思っていますので。  今回、薬剤師会、あとは、正に国保の協議会で委員長からご指摘も受けましたので、すぐ私、飛んでいきまして話もしていますし、薬剤師会の薬局の前でもお話をして、いろんな意見をお聞きしております。100%理解いただいたとは、それは思っておりませんが、47薬局全部ジェネリック推奨だということで、そちらの方も、是非、市として応援してくださいという話をいただいたので、それはやりますということで、今回の金銀銅について、それは中浦委員的には100%じゃないかもしれませんが、一定の理解をいただいたというのは、私、思ってございますので、そういうふうな形で、一定程度の理解というものはできているというふうに思ってございます。 376 ◯下村晴意委員長 もう一度確認をいたします。委員の皆さんは、分科会委員の方にしっかり集約していただくことと、無会派の方は重複しないように、同じような内容で言葉を換えて、自分がしゃべらなくてはいけないということではありませんので、そこら辺はご協力をお願いしたいと思います。  中浦委員。 377 ◯中浦新悟委員 重複はしていないとは思うんですけども。  本当にこれ、もう1つの、送付するシールの方も含めて意見だけ、ちょっとこれは言わせていただきたいんですけども、保険証にシールを貼る、僕やったらオレンジ色のカード、それを見せる機会というのは、まずお医者さん、病院なんですよね。ほんで、病院で処方せんを頂いて薬局に行く。薬局に行く際にそれを見せるのかと言うと、見せないパターンの方が多いと思いますわ。僕、薬局で保険証を見せたことないですわ。となると、お医者さんにしか見せないという形になってくるんです。薬剤師会に対していろいろ働きかけ、それは十分必要なことやとは思いますけども、協力体制として、処方せんを書かれる医者というものに対してどれほどの働きかけが、協力体制が出来ているのか、そこもきちんと整えていかないと、行政と医師と薬局というものが本当にお互いに協力体制で進まないことには、シールを貼ろうがどうこうしようが、市民への啓発以外、全く効果が出てこないものに感じてならないですし、この評価制度においては、100%、100%という言い方をしますけど、評価される側からしたら100%の精度でやってくれないと、ただ勝手に評価されているというふうにも感じ取れるものですから余計な反発も生まれるものであるというふうにも感じますので、私、この制度自身はどうしても納得ができないものであるなというふうには、感想としては言わせていただきますし、進めるのであれば、もっと、より緊密に協議をして、今後もこの制度が、何度も言いますが、100%に近付くように、医師会等々関係機関との協議を緊密にしていただかないと話にならないと思いますので、意見だけ言わせてもらって、これで終わります。 378 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。成田委員。 379 ◯成田智樹委員 お疲れさまです。  説明書の59ページ、それと、予算案の概要の18ページ、19ページにつきまして、ちょっと大きく3つほどお尋ねさせていただきます。  まず、先ほどからも出ておりますが、衛生費、母子保健事業の乳幼児健診についてでございますけれども、今回、6回を5回にして、1歳6カ月児については集団健診を行うということでされておりますけれども、1歳6カ月児を集団健診とされた、先ほど、適切な時期を選んでされたということで説明があったと思うんですけども、再度、1歳6カ月児に集団健診を行う意味、それと、1歳6カ月に対して、今、統計表を見たら1,000人ほどいらっしゃいますけども、いつどのような形で行うと計画されているか、お尋ねいたします。
    380 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 381 ◯尾山隆啓健康課長 まず、1歳6カ月をターゲットにして、なぜ集団にしたかということなんですけども、子どもの成長はいろいろな時期があります。元々3カ月から始まって、上は3歳6カ月まで。その中で、1歳6カ月の時期においては精神面でも大きく発達して、怒りとか喜びといった感情が芽生えてくる時期だそうです。また、大人の言うことに対しても少し理解できるようになってくるため、子どもの状態が、そういう面で観察しやすいということを聞いております。  それと、もう1点は、その時期から他の子どもに興味を持つようになる時期ということで、集団化を図ることによって保護者同士の交流が図れるというのが2点目です。以上2点です。 382 ◯下村晴意委員長 池田部長。 383 ◯池田勝彦福祉健康部長 今、説明がございましたが、さらに、1歳6カ月のときに個別健診していましたが、その同時期に市では相談というのをやっておったんです。ですから、お母さん方は、同じ時期にこちらも行くし、こちらも行くと。そんなんもありますので、これを集団で1つにすれば、お母さんの負担も減りますでしょうし、そういうことも考えたというのが実態でございます。 384 ◯下村晴意委員長 成田委員。 385 ◯成田智樹委員 いつどのような形でされると計画されているかというのをお願いいたします。 386 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 387 ◯尾山隆啓健康課長 変更の時期は、同じ学年の方については同じ条件、学年ベースで考えております。同じ学年の子は個別でいったら個別。ちょっと待ってください。具体的に言いますと。 388 ◯下村晴意委員長 1歳6カ月の集団健診について、場所。 389 ◯尾山隆啓健康課長 場所はセラビーいこまの方で。 390 ◯下村晴意委員長 いつ。時期。 391 ◯尾山隆啓健康課長 月に大体2回で、今からいろいろ医師会の方々とも相談しなければいけないし、やらないといけないことが多いんですけども、予定としては10月から、23年4月生まれの方から始めたいと思っています。 392 ◯下村晴意委員長 成田委員。 393 ◯成田智樹委員 毎月されて、先ほどお聞きしました、委託料は300万ということでよろしいんですか、集団健診につきましては。 394 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 395 ◯尾山隆啓健康課長 先ほど300万、答申の時点での試算になっています。実際、ちょっと委託料から謝礼とか賃金に変わっていくんですけども、そちらの方の金額の見直しがされまして、実際、新たな単価でいきますと350万ぐらいになると思います。 396 ◯下村晴意委員長 成田委員。 397 ◯成田智樹委員 健診漏れがないように周知をしていただきたいと思います。  続きまして、予算案の概要で言いますと、その下の4番の予防接種事業でございますけども、この中の子宮頸がん予防ワクチンの接種につきましては、本年度、昨年の4月から実施していただいていると。中学1年生から高校1年生までを対象とした予防接種だと思うんですけども、今まででどれぐらいの割合で接種を受けられておられますかね、その4学年。 398 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 399 ◯尾山隆啓健康課長 今年から始まった分なので、余り最終的な率は出ていません。ただ、今年、中1から高1にして、同じような制度でやります。来年度の予算の影響を受けるところは新1年生ということです。次の中2から新高1の方々の中で受けられた方はおおよそ65%弱になっています。 400 ◯下村晴意委員長 成田委員。 401 ◯成田智樹委員 今お話がありましたとおり、同じ中1から高1の間で、また来年度もされるということですね、該当で。  今、高校1年生の方で、これは3回の接種が必要やと聞いておりますけども、3回をきちんと、高校1年生進級までの間に受けられない方というのはいらっしゃいますかね。救済措置とかはございますでしょうか。 402 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 403 ◯尾山隆啓健康課長 実際、今年から始めましたけども、ワクチン不足ということもありまして、国の制度としても、3回打ち切っていない方についても、高2になっても、1回目さえ打っていれば打てますよという形にさせていただきます。 404 ◯下村晴意委員長 成田委員。 405 ◯成田智樹委員 そしたら、きちんと3回受けられるということでございますね。ありがとうございます。  その下、5番の健康増進事業費の中の心理カウンセラーの雇用ということで、今現在、ホームページを見ておりますと、はーとほっとルームということで週2回、火曜日と木曜日に相談の予約ができるということでご案内いただいているようでございますけども、その実績が分かれば、まだ期間が短いと思いますけども、お教えいただけますでしょうか。 406 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 407 ◯尾山隆啓健康課長 2月から始めています。午前、午後1回ずつなので、2月中で合計16回という設定になっていましたが、来られた方は、人数で言うと5名ですが、1回で終わりませんので、実際、実施したのは10回開催しています。予約は12回入っていたんですけども、10回、要するに5人の方が10回かけてやっているということです。 408 ◯下村晴意委員長 成田委員。 409 ◯成田智樹委員 それは、今後、クリニック等に引き継いでいかれるというような形になるんでしょうか。相談されている分が医院の方へ引き継がれるのか。 410 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 411 ◯尾山隆啓健康課長 すみません、今、実績としてそこまでどうなっているのか、まだ聞いていませんが、そういうこともあろうかと思います。 412 ◯下村晴意委員長 成田委員。 413 ◯成田智樹委員 これは、平成23年度の予算で言いますと、臨床心理士さんを1名、週1回で85万8,000円で採用します、ただし国費ですというようなことだったと思うんですけども、臨床心理士さんの新たな増員等はあったんでしょうか。 414 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 415 ◯尾山隆啓健康課長 この2月から始めている方が、その予算のときに言っていた、臨床心理士さんじゃないんですけども、同じです。 416 ◯下村晴意委員長 成田委員。 417 ◯成田智樹委員 平成23年度の予算で臨床心理士は採用されたんでしょうか。 418 ◯下村晴意委員長 尾山課長。 419 ◯尾山隆啓健康課長 はーとほっとルームの相談員としては臨床心理士の方ではございません。 420 ◯下村晴意委員長 成田委員。 421 ◯成田智樹委員 何か別の資格をお持ちで相談されているということでございますかね。 422 ◯下村晴意委員長 でも、23年度の話でしょう。  尾山課長。 423 ◯尾山隆啓健康課長 たしか資格は心理相談員という形だったと思います。 424 ◯下村晴意委員長 成田委員。 425 ◯成田智樹委員 分かりました。非常に大事なことで、今、3月で自殺対策強化月間ということでホームページにも上がっておりますので、きちんとした対応をよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 426 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。角田委員。 427 ◯角田晃一委員 簡潔に1点だけ。  予算案の概要の11ページの、先ほども出ていたんですけども、いわゆる遊休農地の問題ですが、今月の初めだったと思いますが、ホームページに、これは遊休農地の事業はこれで3年目か4年目で、いわゆるアンケートをとられた。それがホームページにアップされているわけですけれども、そのことでちょっとお伺いさせてもらいたいんですが、いわゆる貸し手側、地権者側のアンケート調査によりますと、やはり地権者としては高齢の方が多いので、できれば貸したいんですけれども、他人に貸すわけですからちょっと不安だというようなことだとか、それと、もちろん高齢者ですけど、後継者と言いますか、息子さんかどなたかが二、三年したら帰ってくるので、それまで、もうちょっと様子を見るとか、ないしは、もう1つは、ここの土地を売ってどこかに行く予定だとか、もちろんはっきりしないとか、いろいろそういう地権者の方のあれが出ていたかと思うんですけど、地権者のそういったアンケートをどのように行政側は今受け止めておられるのか、ありましたら教えてください。 428 ◯下村晴意委員長 北村課長。 429 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 まず、地権者にはそれぞれいろんな状況がございまして、いろんな思いがあると思います。  ただ今、角田委員さんの方から指摘されたような、例えば息子さんが次の担い手になってくれないかも分からないとか、いろいろ思いがあるんですけれども、何せ今現在にその土地を管理し難いような、身体の状況がそういう状況になった中で、例えば市の方でお借りさせてもらって、都市住民につなぐことによって、その土地が適正に管理されて、そして、遊休農地化されないというのは大きな効果かなと。なおかつ、そういう形で農地の所有者の周りに都市住民の方が来られて、そして、そこでまた一つのグループが出来るということも考えられますし、そういうことで考えております。 430 ◯下村晴意委員長 角田委員。 431 ◯角田晃一委員 本当になかなか難しい課題だと思います。例えば国土保全と言いますか、こういう土地がそのままというのは本当にもったいない話なので、是非、地権者の側の今の問題点をきっちり押さえていただいて、今、3.2ヘクタールですか、来ているわけですけども、最初の借入れの目標がたしか5ヘクタールあったかと思いますし、きめ細かく地権者の方と対応していただいて、解決していただきたいと思います。  それと、今度、もう1つは借り手側の問題なんですけど、借り手の方の多くは定年退職を迎えられて、農業に関心のある方、そういう方が多いかと思います。男女を問わずおられると。借り手側についてはどのように、今、行政の方は分析されていますか、そのアンケート。 432 ◯下村晴意委員長 北村課長。 433 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 借り手の方につきましては、やはり新鮮で安全な野菜を自分で作れるということではものすごく満足感を得ておられると考えています。  ただ、やはりいろいろ問題点もありまして、例えばササが生えているような土地なんかでは、なかなか開墾がスムーズにいかないというふうな問題点もございますので、その点については、来年度から紹介しようと思っているんですけども、例えば近くの農家の方がそれの粗起こしを有料で請け負うということ、そういうシステムを構築していこうかなというふうに考えております。 434 ◯下村晴意委員長 角田委員。 435 ◯角田晃一委員 これも1つお願いしたいんですけども、もう1つ、借り手側に関わる問題として、営農指導員の制度というのが、当初、県の方から来ていただくとかということで始められたかと思うんですけど、アンケートの中で、私、ちょっとそこの点が出てこなかったのかなと思うですけれども、営農指導員については借り手側の人はどういうふうに考えておられるのでしょうか。 436 ◯下村晴意委員長 北村課長。 437 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 ただ今も営農指導員の方が来られていまして、これについての事務全てに関係していただいています。それから、営農指導員についても、冊子等を作りまして配布させていただいています。 438 ◯下村晴意委員長 角田委員。 439 ◯角田晃一委員 是非、いろいろと借り手側、地権者の側、両方に問題があるのを解決していただいて、その一つの方向として、もう1点だけご質問しますけども、いわゆる市民農園の方向、市民農園となりますと、やはり通勤の帰りにちょっと行くとかいうことで、関東なんかでは、それこそ駅の建屋の上に農園を造ってというような、これ、もちろん民間の話もたくさんあるわけですけども、アンケートの中では市民農園というのもちょっと出ていたかと思うんですけども、その辺について、ちょっと最後にお答えいただけますか。 440 ◯下村晴意委員長 北村課長。 441 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 市民農園につきましては、この事業、遊休農地の活用事業と市民農園事業というのは同時並行させてやっていまして、市民農園についても北、中、南、西という形で283カ所の市民農園を設置して、それは有料でお貸ししています。 442 ◯下村晴意委員長 では、他にございませんか。白本委員。 443 ◯白本和久委員 予算に関する説明書の6ページなんですけども、個人の市民税と法人市民税と固定資産税の2月末における調定額と、それに徴収率を掛けた額を教えてください。 444 ◯下村晴意委員長 奥村課長。 445 ◯奥村弘之課税課長 まず、2月末現在の調定額から申し上げます。  個人市民税につきましては、現年分79億8,043万5,000円、それから、法人市民税につきましては、まだこれは今月以降、3月分の調定が上がってきませんので、2月末現在で、まだこれよりは増えると思いますが、6億6,132万6,000円、それから、固定資産税につきましては、2月末現在で59億983万8,000円、これが、一応、調定額になっています。  収入額につきましては収税課長の方から報告していただきます。 446 ◯下村晴意委員長 安達課長。 447 ◯安達博臣収税課長 まず、市民税でございます。個人の市民税につきましては、2月末現在でトータル68億9,900万余りです。それから、法人市民税、こちらについては6億2,287万6,000円余りでございます。それから、固定資産税でございます。こちらについては58億1,404万6,000円余りでございます。  徴収率で言いましたら、個人の市民税が2月末現在で80.09%、法人市民税が89.24%、それから、固定資産税が87.62%でございます。以上です。 448 ◯下村晴意委員長 白本委員。 449 ◯白本和久委員 今年、平成24年度は減額補正のないように頑張っていただきたいと思います。 450 ◯下村晴意委員長 白本委員。 451 ◯白本和久委員 次は、同じく説明書の42ページの19、負担金補助及び交付金に、コンビニ交付市町村負担金300万と書いているんですけど、これはどういうことでしょう。 452 ◯下村晴意委員長 中井課長。 453 ◯中井宏市民課長 これはLASDECの方にコンビニ交付の事務を取り扱ってもらっておりますので、それの負担金でございます。 454 ◯下村晴意委員長 白本委員。 455 ◯白本和久委員 もうちょっと名前を普通に言うてもらえますか、みんな分からへんから。 456 ◯下村晴意委員長 中井課長。 457 ◯中井宏市民課長 よろしゅうございますか。申し訳ございませんでした。  地方自治情報センターというところで、今、コンビニの事務をやっていただいておりまして、そちらに対する負担金でございまして、人口15万人未満の負担金が300万というふうに決まっております。 458 ◯下村晴意委員長 白本委員。 459 ◯白本和久委員 次に、67ページの一番下なんですけども、委託料で外来生物防除委託料と書いているんですが、これは予算額は幾らですか。 460 ◯下村晴意委員長 北村課長。 461 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 この委託料につきましては、アライグマの捕獲をするわけでございますが、それについて、業者に頼んで、捕まった田畑からこちらの方へ持ってきていただく費用でございます。それの委託でございます。 462 ◯下村晴意委員長 白本委員。 463 ◯白本和久委員 ちょっと最後の方、聞こえない。 464 ◯下村晴意委員長 北村課長。 465 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 アライグマを移動してもらう委託料でございます。 466 ◯白本和久委員 額。
    467 ◯下村晴意委員長 紀課長補佐。 468 ◯紀尚輝産業振興課課長補佐 89万3,000円でございます。 469 ◯下村晴意委員長 白本委員。 470 ◯白本和久委員 この額は去年、平成23年度よりも増えているんですか。どちらですか。 471 ◯下村晴意委員長 北村課長。 472 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 昨年と同額でございます。 473 ◯下村晴意委員長 白本委員。 474 ◯白本和久委員 アライグマはどこでも増えていく一方なんですけども、それで平成24年度、いけると言うか、そのように考えておられるんでしょうか。 475 ◯下村晴意委員長 北村課長。 476 ◯北村俊彦産業振興課長農業委員会事務局長 増えてはおるんですけれども、おりの量が限られていますので、とれる量が一緒というふうにご理解ください。 477 ◯下村晴意委員長 白本委員。 478 ◯白本和久委員 アライグマは凶暴なので、屋根裏に入られたらなかなか捕れないというので、一般住宅のところへ、もうどしどしと入っているという状況なので、アライグマ対策、頑張っていただきたいと思います。以上で終わります。 479 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。吉田委員。 480 ◯吉田正人委員 時間がないので簡単に終わります。  予算案の概要の16ページの13番、在日外国人、それから高齢者という言葉がありますが、在日外国人というのは何を指すのか。高齢者というのは、載っていないけど、上の方と比較したら70以上を言っているのかなと、こういうことを想像するんですが、教えてください。 481 ◯下村晴意委員長 西本課長。 482 ◯西本栄次郎福祉総務課長 ここの外国人登録、年齢的には大正15年4月1日以前生まれの外国人の方ということでございます。(発言する者あり) 483 ◯下村晴意委員長 池田部長。 484 ◯池田勝彦福祉健康部長 本市に外国人登録、住民登録をしている大正15年4月1日以前に生まれた外国の方ということで、昭和57年1月1日現在、外国人登録法の規定により日本国内に住所を登録していた人ということがこの対象者でございます。 485 ◯下村晴意委員長 よろしいですか。 486 ◯吉田正人委員 分かりました。 487 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 488 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第1号の市民福祉委員会所管に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 489 ◯下村晴意委員長 議案第4号、平成24年度生駒市介護保険特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 490 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、議案第4号、平成24年度生駒市介護保険特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  先ほど申しましたように、本年度は平成24年度から26年度までを計画期間とする第5期介護保険事業計画の初年度に当たり、これに基づいて予算計上しておりまして、歳入歳出の予算総額は、前年度に比べ約4.2%、2億5,000万円余り増の61億8,831万7,000円となってございます。  予算に関する説明書の143ページをお願いいたします。  まず、歳入でございますが、款1、保険料、65歳以上の第1号被保険者保険料で、同じく143ページ下段から144ページにかけましての款3、国庫支出金、144ページ下段の款4、支払基金交付金、145ページ上段の款5、県支出金は、それぞれ法定割合により交付される負担金、交付金及び補助金が歳入の主なものでございます。  次に、146ページ上段の款5、県支出金、項3、財政安定化基金交付金につきましては、保険料の上昇を抑制するために法改正されたもので、都道府県が管理する財政安定化基金を一部取り崩し、平成24年度に限り保険者に交付されるもので、下段の款7、繰入金、項1、一般会計繰入金は、法令に基づく市負担分及び職員の人件費等でございます。  次に、149ページの歳出の主なものといたしまして、款1、総務費、項1、総務管理費は介護保険運営に係る人件費等の事務的経費、150ページ中段から151ページにかけましての項3、介護認定審査会費は介護認定等に係る経費、次に、151ページ下段から153ページにかけての款2、保険給付費は、介護サービス等の提供に係る各給付費及び審査支払手数料で、本会計の約94%を占めております。  次に、153ページ下段から155ページにかけましての款3、地域支援事業費は、生活機能評価の実施経費や運動機能向上教室、認知症サポーター養成講座などの介護予防事業に要する経費及び地域包括支援センターの運営委託経費等でございます。  155ページの款4、基金積立金は、介護給付費準備基金への積立金及び運用利子等を計上いたしております。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 491 ◯下村晴意委員長 説明は終わりました。  本案について分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。塩見委員。 492 ◯塩見牧子委員 1点だけ。153ページの款、地域支援事業費の一次予防事業費なんですけれども、平成21年度の決算から追っていきますと、徐々には増えているんですが、今年度予算において大幅に増額されているという状態なんですが、これは予防の事業内容を何か拡充されたのか、それとも、単に対象者がこれだけ急激に上がったのか、どちらなんでしょうか。 493 ◯下村晴意委員長 辻課長。 494 ◯辻靖司福祉支援課長 一次予防事業につきましては、謝礼等のところにおきまして、介護予防事業を推進するための健康運動指導士の報酬に係る分を、前年までは高齢者福祉の方の経費で賄っておりましたものを、今回、こちらの地域支援事業の方で予算化させていただきましたので、その金額が大幅に上がりました。それが理由でございます。他は、対象者とか、あるいは事業の実施の件数等の増によりまして増えておるのが主な原因でございます。以上でございます。 495 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。竹内委員。 496 ◯竹内ひろみ委員 これは条例の改正案の審議のときにも申しましたが、この時点で介護保険料を上げるということについては異議がありますので、賛成できません。 497 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 498 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原委員。 499 ◯上原しのぶ委員 ちょっと確認だけさせていただきたいと思います。  予算案の概要の36ページのところに地域包括支援センター6カ所とあるんですけれども、私、一般質問した関係でちょっと気にしているんですが、第5期事業計画では改正案ということで、1つは総合事業が入る、それから、1つは定期巡回・随時対応型サービスが導入されるんじゃないかというふうなことで、もし定期巡回・随時対応型サービスが導入されるのであれば、この地域包括支援センター6カ所で回っていくのかなということがちょっと心配になったので、そういう改正をされるのかどうか、確認させてください。 500 ◯下村晴意委員長 森本課長。 501 ◯森本修二介護保険課長 総合事業につきましては、12月の一般質問で部長がお答えさせていただいたように、24年度当初では予定を見込んでおりません。24時間の定期巡回については、内容が決まってきましたけれども、募集するかどうかは今後検討していきたいと考えております。以上です。 502 ◯下村晴意委員長 上原委員。 503 ◯上原しのぶ委員 そしたら、内容とか詳細が決まってきたら、地域包括支援センターの数も増やしていかれるという、その対応の仕方が気になっているんですが、どうでしょうか。 504 ◯下村晴意委員長 森本課長。 505 ◯森本修二介護保険課長 この点も、12月の一般質問で部長がお答えをさせていただいたように、当然、そういったことを実施するに当たりましては、体制とかその辺を検討の上、進めていく必要があるかと考えておりますので、議論は、今後、詰めていくことになろうかと考えております。 506 ◯上原しのぶ委員 結構です。ありがとうございました。 507 ◯下村晴意委員長 他に。山田正弘委員。 508 ◯山田正弘委員 150ページをお願いします。認定調査費の中で、報酬なんですけど、介護認定調査員ということで1,296万、予算化されているんですけど、調査員の人数は何人ぐらいおられるんですか。 509 ◯下村晴意委員長 森本課長。 510 ◯森本修二介護保険課長 認定調査員、嘱託の調査員を雇用させていただいていまして、平成24年度につきましては6名を予定しております。 511 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 512 ◯山田正弘委員 6名ですか。ほんで、認定の数は分からんと思いますが、大体何人ぐらいを予定されているんですか、老人の。申請によって分かりませんけどね。 513 ◯下村晴意委員長 森本課長。 514 ◯森本修二介護保険課長 認定調査員は嘱託で調査を行っています調査員だけではありませんで、調査には民間のケアマネジャー、いわゆる居宅介護支援事業者に対して依頼をしている分もございます。現在、嘱託の職員が1カ月45件から50件ぐらいで調査を行っている状況です。以上です。 515 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 516 ◯山田正弘委員 そしたら、6名以外にケアマネジャーさんなんかもおられるわけですね。ケアマネジャーさんも入れて、大体の人数は分からないんですか。 517 ◯下村晴意委員長 森本課長。 518 ◯森本修二介護保険課長 居宅介護支援事業者についての数は、ちょっと資料を今持ち合わせておりませんので、申し訳ございません。 519 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 520 ◯山田正弘委員 13の委託料、認定調査委託料というのは、これはどこへお支払いになっているんですか。 521 ◯下村晴意委員長 森本課長。 522 ◯森本修二介護保険課長 これは、認定に伴います主治医意見書の作成手数料として医療機関にお支払いさせていただいている分でございます。ちなみに、24年度では4,800件余りを見込んでおります。以上です。 523 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 524 ◯山田正弘委員 分かりました。ありがとうございます。結構です。 525 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 526 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会外委員による質疑等を終わります。  以上で議案第4号に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 527 ◯下村晴意委員長 議案第5号、平成24年度生駒市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 528 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、予算に関する説明書の165ページをお願いいたします。  歳入歳出の予算総額は、前年度に比べまして約6%、6億5,966万8,000円増加の114億1,965万4,000円となっております。  それでは、歳入の主なものからご説明申し上げます。  167ページから168ページにかけましての款1、国民健康保険の税収は、被保険者の平均所得が低迷していることなどから、約1%減の29億2,132万5,000円を見込んでおります。  次に、168ページ中段の款3、国庫支出金は、国庫負担金と国庫補助金を合わせまして18億9,084万5,000円で、前年度に比べ約1%の増加となっております。これは、補助対象となる一般被保険者の医療費が増加するものの、療養給付費等負担金が34%から32%に引き下げられるため、伸びが少なくなっております。  次に、169ページ中段の款4、療養給付費交付金は、退職被保険者等の医療費に係る交付金で、対象被保険者の減によりまして約20%減少しております。  次に、款5、前期高齢者交付金は、前年度に比べ、交付対象となる65歳以上75歳未満の方の医療費が増加したこと及び平成22年度精算分が交付されることによりまして、約9%増加の35億2,336万5,000円となっております。  次に、170ページの款6、県支出金は、高額医療費共同事業及び特定健診等に係る負担金と財政調整のための奈良県からの補助金で、普通調整交付金の率が7%から9%に増えたため等によりまして、前年度より約37%増加しております。  款7、共同事業交付金は、高額医療費による被保険者の財政運営の不安定を緩和させるため、国保連合会が行っている共同事業に係る交付金で、平成24年度から高額医療費の対象が30万円以上から20万円以上に拡大されることによりまして、前年度より8%の増加となっております。  次に、171ページ中段の款9、一般会計からの繰入金は、加入者の所得の低迷が続く見込みのため、保険基盤安定繰入金等が増加するために、前年度に比べ、約19%増の7億1,472万2,000円となっております。  次に、172ページの款10、繰越金は、平成21年度に一般会計から借り入れた借入金を返済するため、平成23年度収支見込みの剰余金を計上するものでございます。  次に、歳出予算についてご説明申し上げます。  174ページから176ページにかけましての款1、総務費は、国民健康保険特別会計の人件費及び電算等事務費に係る経費で、経常的な事務費は削減する一方、医療費適正化に向けた事業としてジェネリック医薬品利用促進に係る経費や柔道整復等療養に係るレセプト点検に係る経費を増額計上しております。  次に、176ページ中段から179ページにかけましての款2、保険給付費は、療養費や出産育児一時金、葬祭費などで、前年度と比べ約3%増の79億1,595万1,000円となっております。  次に、179ページ中段の款3、後期高齢者支援金等につきましては、後期高齢者医療の医療費を負担する経費で、支援する負担額の増加によりまして約11%増加しております。  180ページの款6、介護納付金は、介護納付金の増加に伴い、7%の増加となっております。  181ページの款7、共同事業拠出金につきましては、30万円を超える医療費の保険財政基盤安定事業の対象が、先ほど申し上げました20万円以上に拡大されることによりまして、約11%増加しております。
     同じく181ページの中段からの款8、保健事業費は、特定健康診査等事業費及び保健事業費でございますが、特定健康診査の予想受診率を見直したこと等によりまして、前年度に比べ、減少となっております。  次に、183ページから184ページにかけましての款11、諸支出金は、前年度から繰り越した剰余金で、一般会計からの借入金を償還する経費を計上しております。  説明は以上でございます。  なお、去る2月14日に国民健康保険運営協議会を開催させていただき、平成24年度生駒市国民健康保険特別会計予算案について了承をいただいておりますことをここにご報告申し上げます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 529 ◯下村晴意委員長 説明は終わりました。  本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。樋口清士委員。 530 ◯樋口清士委員 特定健診、この説明書で181ページになりますけれども、今、受診率が減ったので、あるいは、低目に見積もってということでしたかね、昨年度に比べて減額をしているという説明もあったかと思うんですけれども、23年度の受診率と24年度、この予算に関しての見込みの受診率と言いますか、というのをどのように設定されているのか、お聞かせください。 531 ◯下村晴意委員長 松本課長。 532 ◯松本裕孝国保年金課長 23年度の受診率につきましてはまだはっきり出ておりませんけども、前年度が、平成22年でございますけれども、これが29.5%でございました。23年度も、ちょっと分かりませんけども、同程度か30%ぎりぎりだろうというふうに思っております。それから、24年度のこの予算の受診率の計上ですけども、それにつきましては35%ということで計上をさせていただいております。 533 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 534 ◯樋口清士委員 医療費の適正化の取りまとめの中では、この受診率をいかに上げるかということが課題になっていたかというふうに思うんですけれども、目標としてはどこまでを目指していこうというふうに考えておられますか。 535 ◯下村晴意委員長 松本課長。 536 ◯松本裕孝国保年金課長 予算は35%で計上させていただいていますので、できるだけその35%になるようにということで、様々な施策もこの中に入れております。 537 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 538 ◯樋口清士委員 平成24年度の目標としては35%。中期的に、ここ何年かでというところで結構なんですけれども、要は、目指すべき受診率というのはどの辺りというふうに考えていらっしゃいますか。 539 ◯下村晴意委員長 松本課長。 540 ◯松本裕孝国保年金課長 国の受診率は、平成24年度末までに65%を目標にしなさいということでございますので、市としても平成20年度から24年度までの計画について65%を目指すということをやってきたんですけども、現在は30%弱という状況でございます。 541 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 542 ◯樋口清士委員 この受診率が伸びない理由というのは何らか分析はされているんでしょうか。その分析結果に対して、平成24年度、どういうことをやろうとされているのか、教えてください。 543 ◯下村晴意委員長 松本課長。 544 ◯松本裕孝国保年金課長 以前もお聞きになられたと思うんですけれども、アンケート調査をさせていただいて、アンケート調査の結果では、健康だからとか、行く時間がなかったとか、他で健診を受けたからとかいうようなことが多いんですけども、受診率はだんだん上がっているんですけれども、まだ30%に行かないという状況でございます。それで、23年度は、節目の年齢の方について、節目健診の分で個人負担の1,000円というのを無料にさせていただきました。来年度、24年度につきましては、心電図、貧血の検査でございますけども、これは今まで医師の診断に基づいて実施していたんですけども、24年度の予算では受診者全員に心電図と貧血検査を受けていただこうということで計上しておりますし、未受診者対策で、23年度は受けておられない方に電話をさせていただいたんですけども、24年度も引き続き、委託でさせていただこうということを考えております。 545 ◯樋口清士委員 結構です。 546 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。竹内委員。 547 ◯竹内ひろみ委員 この件についても、条例改正のときに意見、言いましたように。(発言する者あり) 548 ◯下村晴意委員長 続けてください。 549 ◯竹内ひろみ委員 すみません、遅れまして。国保財政の黒字が見込まれるにもかかわらず、保険料を上げるということについては異議を申し述べたいと思います。以上です。 550 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 551 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。中浦委員。 552 ◯中浦新悟委員 先ほど181ページの特定健康診査等事業費の中で、目標数値35%、今現状、大体30%前というところかなというふうなお答えだったんですけども、施政方針の中に、保健師の特定保健指導により生活習慣病の予防に努めるというふうにあるわけなんですけども、じゃ、保健師の特定保健指導に値するような対象者というのはどれくらいの数を見込んでいらっしゃるんでしょうか。 553 ◯下村晴意委員長 松本課長。 554 ◯松本裕孝国保年金課長 現在も健康課の方で特定保健指導の方はしていただいています。より充実させていただきたいということで、保健師さんを臨時で雇用して、それを充実していこうというふうに考えております。  平成23年度にも予算計上したんですけど、応募がなかったということで、24年度も引き続き予算計上させていただいて、特定保健指導を健康課だけにお任せするんじゃなしに、国民健康保険の方で費用を持って、もう少し充実させていただきたいということで計上させていただいております。 555 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 556 ◯中浦新悟委員 国保の方で費用を持って、動くのは健康課ですか。  保健師の方を募集したけども、来なかったということですけども、予防に努めるに当たって、これ、人手的には足りていけるんですか。対象者に対して全てちゃんとこなしていけるのかということは言えるんですかね。募集はかけているというものの、募集をかけているということは足らないということなので、その点、確認させていただきたいんですけども。 557 ◯下村晴意委員長 松本課長。 558 ◯松本裕孝国保年金課長 予算計上させていただいている保健師さんの単価も少なかったということですので、来年度は単価も上げていただきましたので、それで募集に応えてくれはるだろうというふうに思っておりますので、それで充実をさせていただきたいなというふうに考えております。 559 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 560 ◯中浦新悟委員 分かりました。  特定健診の指導の方はきちんとやっていってほしいんですけども、併せて、次、療養費のレセプト点検の充実というのもあるわけなんですけども、結果、重複受診など問題のあるレセプトというのが出てくるわけですよね。具体的に、その方々に対してどういうふうな対策をとっているのか、問題のあるレセプトに対してどう対策をとっているのかというのをちょっと教えていただけませんか。 561 ◯下村晴意委員長 松本課長。 562 ◯松本裕孝国保年金課長 今言うておられるのは、予算案の概要の37ページの分でございますでしょうか。  レセプト点検につきましては、全部、国保連合会に委託しております。そのうち柔道整復とかしんきゅう、はりについての内容点検について不十分でございますので、それを23年の10月から内容点検をさせていただいているということでございます。 563 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 564 ◯中浦新悟委員 すみません、ちょっと質問がうまく通じなかったようで。  レセプト点検を委託しているのは知っているんですけど、点検をしていただいて、結果を受けているわけですよね。ほんで、その中で、何の点検をするのかと言うたら重複受診であったり何らか問題があるものがないのかということを点検もしていると思うんです。そこで何らか、重複受診等の問題があったレセプトがあった場合、その方に対してどういうふうな指導をしているのかということを聞きたかったんです。何らか、それに対して対応しているんですかということを聞きたかったんですけども。 565 ◯下村晴意委員長 松本課長。 566 ◯松本裕孝国保年金課長 言われるとおり、重複受診やら頻回受診というのがございますので、その分についてはまだ十分できておりませんので、ですから、先ほど言われた、保健師さんの方で充実させていただいて、保健指導を充実したいという思いで計上をしております。 567 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 568 ◯中浦新悟委員 そうですね。他市なんかをいろいろ聞いていると、どこまでできているのか分からないんですけども、レセプト点検した後に保健師さんが追っかけて保健指導までして、やっとレセプト点検の価値が出てくるというふうに、そううたわれているではなくても、そういうふうにしているところがやっぱりあります。生駒市で特定健診の方でも、ちょと保健師、ちょっと人手的にも不安があって、更に、その保健師さんにはレセプト点検と、追っかけて保健指導の方もしていただきたいと言うと、それ、保健師さん、全然足りてないのと違うかなという不安があったので、あえて聞かせていただいたんです。  あと、ちょっとあえて聞きたいんですけど、保健指導と医療の境というのでちょっともめているというのを耳にしたことがあるんですけども、どこまでが医療でどこまでが保健指導なのかという境界線でちょっともめていると言うか、意見が食い違うところがあると聞いたんですけど、その点は何らかの見解というのはお持ちでしょうか。 569 ◯下村晴意委員長 松本課長。 570 ◯松本裕孝国保年金課長 ちょっとそこまで把握できておりませんけども、保健師さんの方でお願いしていますので、過度な保健指導ということになりますと、医療に踏み込むということになると思いますので、その辺は保健師さん、気を付けていただいていると思っておりますので。答えになったかどうか分かりませんけども。 571 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 572 ◯中浦新悟委員 保健師さんの需要というものが市の今後の医療費削減に向けても必要になってくるということなのであったならば、早急にどんどん手を打っていってほしいです。それだけが要望です。以上です。 573 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。上原委員。 574 ◯上原しのぶ委員 1点だけ確認させてください。  この予算で、収納率は何%に設定しておられますか。 575 ◯下村晴意委員長 松本課長。 576 ◯松本裕孝国保年金課長 毎年ですけども、92%で予算は組んでおります。 577 ◯上原しのぶ委員 結構です。ありがとうございました。 578 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 579 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第5号に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午後5時6分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後5時15分 再開 580 ◯下村晴意委員長 それでは、休憩を解いて、引き続き、会議に入ります。  議案第6号、平成24年度生駒市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 581 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、予算に関する説明書の195ページをお願いいたします。  195ページの、まず歳入でございますが、款1、後期高齢者医療保険料ですが、平成24年度は2年ごとの保険料率等の見直しの年で、所得割率が0.4ポイント引き上げられ8.1%に、均等割額が3,400円引き上げられまして、4万4,200円と決定されました。さらに、被保険者数の増も見込んでおり、保険料は、前年度より約14%増の10億3,542万9,000円を計上いたしております。  同じページの下段から次の196ページにかけましての款3、繰入金は、事務費及び保険基盤安定に係る一般会計からの繰入金でございます。  続きまして、198ページの歳出につきましては、款1、総務費の項1、総務管理費は、保険料の徴収等、後期高齢者医療の事務処理に伴う経費で、199ページの款2、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、本予算の大半を占めております後期高齢者医療広域連合に支払う基盤安定負担金及び保険料等の負担金でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 582 ◯下村晴意委員長 説明は終わりました。  本案について分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。竹内委員。 583 ◯竹内ひろみ委員 賦課限度額として55万円になっておりますが、これは50万円から、今回、55万円に引き上げられるということで、これに該当する世帯の世帯数、それから、収入額と所得について、それぞれお願いします。 584 ◯下村晴意委員長 松本課長。 585 ◯松本裕孝国保年金課長 まず、限度額の、世帯数じゃなしに、これは個人ですので、256人でございます。それから、課税所得につきましては657万円、収入は855万円になります。 586 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 587 ◯竹内ひろみ委員 賦課限度額が50万円のときにはどうだったでしょうか。 588 ◯下村晴意委員長 松本課長。 589 ◯松本裕孝国保年金課長 ちょっと今、それ、資料を持っておりませんけども、これより少なかったというふうに思っております。 590 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。 591 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 592 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原委員。 593 ◯上原しのぶ委員 確認をさせていただきたいんです。  195ページ、滞納繰越分普通徴収保険料というところが、一応、予算のところで上がっているんですが、これは、何件ぐらいの件数なのかということと、あと、普通徴収の保険料の平均と特徴の保険料の平均、この3つを教えてください。 594 ◯下村晴意委員長 分かりますか。松本課長。
    595 ◯松本裕孝国保年金課長 ちょっとすみません、資料を持っておりません。 596 ◯下村晴意委員長 上原委員。 597 ◯上原しのぶ委員 じゃ、また後で行きますので教えてください。結構です。 598 ◯下村晴意委員長 他に。              (「なし」との声あり) 599 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第6号に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 600 ◯下村晴意委員長 議案第10号、平成24年度生駒市病院事業会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。池田福祉健康部長。 601 ◯池田勝彦福祉健康部長 それでは、別冊となっております、議案第10号、平成24年度生駒市病院事業会計予算につきましてご説明をさせていただきます。  平成24年度は、前年度に引き続き、病院施設実施設計及び工事監理業務を実施するなどの予算を提案させていただいております。  まず、1ページをお願いいたします。  第2条の業務の予定量は、主要な建設改良事業を病院施設実施設計及び工事監理業務としております。  次に、第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入として医業外収益22万1,000円を計上しており、支出として、医業費用5,456万2,000円、医業外費用155万1,000円、予備費30万円を計上しております。  なお、当該病院事業費用のうち、病院事業収益22万1,000円を差し引いた5,619万2,000円につきましては、一般会計からの長期借入金で賄うものでございます。  次に、1ページから2ページにかけましての第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入の款1、資本的収入の合計といたしまして2億6,878万7,000円で、企業債4,930万円、出資金2億円、補助金48万1,000円、負担金交付金15万5,000円、他会計からの長期借入金1,885万1,000円を計上いたしております。  また、支出の款1、資本的支出合計として6,878万7,000円で、建設改良費6,609万8,000円、企業債償還金68万9,000円、予備費200万円を計上いたしております。  次に、第5条の企業債につきましては、起債の目的を病院建設事業とし、限度額を4,930万円といたしております。  次に、第6条の一時借入金につきましては、限度額を9,050万円としております。  次に、第7条の予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、収益的支出における各項間の流用及び資本的支出における各項間の流用としております。  次に、3ページの第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費1,583万6,000円を計上いたしております。  次に、第9条の他会計からの補助金といたしまして48万1,000円を計上いたしております。  次に、病院事業会計予算に関する説明書といたしまして、7ページの病院事業会計予算実施計画書でございます。  収益的収入及び支出の収入において、医業外収益といたしまして預金利息や企業債利息支払分に対する応分の負担として、一般会計負担金22万1,000円を、支出において医業費用として病院事業推進委員会の運営費用や病院用地借上げ料などで5,456万2,000円を、医業外費用として企業債利息や一時借入金等利息として155万1,000円を、予備費として30万円を計上しております。  次に、8ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の収入において、企業債として4,930万円、出資金で、一般会計からの出資金として2億円、補助金で、一般会計補助金として48万1,000円、負担金交付金で、一般会計からの負担金として15万5,000円、他会計からの長期借入金で、一般会計からの長期借入金として1,885万1,000円を計上いたしております。  次に、支出において、新設改良費として職員の人件費、事務費、及び継続費を設定している実施設計及び工事監理業務の本年度年割分の委託料で6,609万8,000円、企業債償還金として68万9,000円、予備費として200万円を計上いたしております。  なお、9ページからの資金計画、給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表につきましては、よろしくご清覧賜りますよう、お願いいたします。  また、病院施設の建築工事費につきましては、実施設計の進捗に合わせまして、9月若しくは12月議会で補正予算として計上させていただきたいと考えております。  以上、よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 602 ◯下村晴意委員長 説明は終わりました。  本案について分科会委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。樋口清士委員。 603 ◯樋口清士委員 まず、病院事業の進捗状況について確認をさせてください。  今、実施設計というのがどこまで出来てきているのか、あるいは、見直しをしているというふうに聞いているんですが、その内容がどのようなものになりつつあるのかというところ。 604 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 605 ◯稲葉明彦病院建設課長 現在の進捗状況でございますが、昨年の6月に実施設計業務を担当する業者との契約をさせていただきまして、それから、議会の方で基本設計業務の調査をしていただいて、9月に議長名で市長宛てに調査報告書及び、それに基づいてできるだけ意見を反映してもらいたいという書類をちょうだいしました。  元々、徳洲会側の方につきましても、基本設計が出来てからもう3年以上経っておりまして、徳洲会としても既存の病院を建て替えるためにいろいろなノウハウというのが蓄積されてきたということで一定の見直しは必要であろうという、そういう状況と、議会側のお申入れを受けまして、基本設計の見直し、マスタープランの見直しにかかっております。  今回、徳洲会として、建物は市が建ててするわけですが、運営を新規にするということでございますので、医療従事者等もグループ内から入ってくるということもありますので、一応、グループ内の部会を設けております。例えば医師とか、それから看護師、栄養士、それから臨床検査、放射線とか、いろんな部会をグループで設けておられますので、そういう部会の意見集約というものを最近まで鋭意しておりました。ほぼその意見集約が出来上がりまして、現在、そういう一つのたたき案みたいなものをまとめる作業に入っておるところでございまして、要はマスタープランの見直し作業の最終的な段階に入ってきておるということでございます。  ただ、この分につきましても、まだこれから医療機器等によってマスタープランの一部変更等が今後ともあろうかと思いますが、できましたら今月中、若しくは来月早々ぐらいを担当としては思っておりますが、議会の特別委員会等でご報告をさせていただきたいなというふうに思っております。  それから、あと、23年度予算で計上しておりました造成工事につきましては、都市計画法の開発許可は昨年末に県の許可を得まして、年明けてから入札手続きをしておりまして、2月に平井建設生駒営業所と契約が締結できました。そういう経過から、この3月1日付けで近鉄から予定地の引渡しを受けまして、3月1日から地代が発生していると。今年度としては1カ月分だけ負担するということになる。造成工事の方につきましては、地元の東生駒自治会と施工業者である平井建設とが工事協定を調整しまして、先月に協定は結べました。今月から本格的に入るわけでございますが、当初、敷地内を東西に走っておりました旧の位置指定道路内の雨水管を切回しすることをいの一番に考えておったんですが、その布設場所がふくそうしておりまして、地下埋協議によって、高圧電気とか水道とか、そういうものが入っておりますので、現在、水道管の移設の申入れをしていまして、その水道管の移設の方の手続きを現在進めていただいておるというところでございます。以上でございます。 606 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 607 ◯樋口清士委員 今のご答弁の中で、ちょっと確認をさせていただきたいところがあります。マスタープランというのは何ですか。 608 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 609 ◯稲葉明彦病院建設課長 マスタープランと言いましたのは、実施設計をする上でのマスタープラン、基本的には基本設計の見直し後の修正案という形になろうかと思います。 610 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 611 ◯樋口清士委員 確認です。基本設計の見直し案ということですね。 612 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 613 ◯稲葉明彦病院建設課長 そのとおりでございます。 614 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 615 ◯樋口清士委員 それで、今正に造成に取りかかろうというところなんですけれども、それと、基本設計の見直しがほぼ出来つつあるということですね。この基本設計の変更点で主要なところ、何か今、伝えられるものはありますでしょうか。 616 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 617 ◯稲葉明彦病院建設課長 議会の方にも、図面とか変更点等を整理したもので、またご説明はさせていただくつもりはしておりますが、現時点で申し上げますと、まず、徳洲会側も、駅前といえども、やはり駐車スペース、いわゆる外来患者等の利便性ということも必要だろうということで、もう少し駐車スペースを広げたいという意向もありましたし、市の方もその方向で考えましたので、以前は地下1層でございまして、また、地下1層で、その中で台数を確保するために機械式の2段式の駐車場も相当とっておったんですが、機械式というのも事実上はやはり使いにくい部分があるだろうというのと、仮に使うとしても人の配置をするとか、いろんなところが出てきますので、全部、自走式で地下2層という形で、今、計画を考えております。  それから、もう1つ大きなところは、議会側の調査報告書でもご指摘がありました、縦の動線に伴うエレベーターの位置等、いわゆる利便性の問題とか、患者に対するところも考えまして、エレベーターはできるだけ真ん中の方へ持ってくるということにしております。  そういうことから、病室、病棟配置とか各階配置なんかも見直しまして、4階以上が病棟でございましたけれど、以前の基本設計は、病棟階の4階から8階までは、いわゆる建物的には1階から3階までよりもセットバックした形で上げておりましたけれど、できるだけ延べ床面積を確保するということで、前面の方へ持ってくると。いわゆる1階部分のそれぞれの平面の延べ床面積を増やす、そして、エレベーターを真ん中に持ってくるという形、あと、以前は8階までしておりましたが、そういう関係で7階までに抑えると。ただし、7階といっても、今、配置を考えていますのは、院内保育室と、それから、デイコーナーみたいな、自動販売機等を置いて患者さん若しくは外来の方々が憩える場所、それから、地域医療との連携ということでの勉強会とか講演会、そういうものができるような、講堂という言い方はふさわしくないかも分かりませんけれど、一定規模の人が入れるような部屋、そして、それ以外の屋上についても、できるだけ芝生等、植栽等をして緑化に努めようということが主な点でございます。  それから、あと、正面玄関のところで車と来院者とがふくそうと言うのか、交差するということもございましてご意見もございました。それを整理するということで、やはり車と人の方の動線を分離できるような方向で考えております。だから、階数的には、大きな点では、以前は地下1階、地上8階というものが、現在は地下2階、地上7階。丸々7階は使いませんが、一応、7階だと。  それから、あと、議会からの調査報告書でいろんなご意見をいただいたものにつきましては、今、全てはちょっと頭に残っておりませんけれど、相当、反映する形での見直しをするということで、案の最終まとめに入っております。以上でございます。 618 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 619 ◯樋口清士委員 設計に関してはかなり大幅な見直しを進めていって、ほぼまとまりかけているということですね。造成に関しても、業者も決まって、周辺の配管等について、今、手続きを進めていると。あと、造成に入る前に、平成23年度中に測量か何か、もう一回やり直したというようなこともちらっと聞いているんですが、その辺りはどうですか。 620 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 621 ◯稲葉明彦病院建設課長 測量ではなくてボーリングだと思います。基本設計を発注するときに免震構造で設計を考えなさいとはしていませんでしたので、要は、構造のところからの企画でしたので、ボーリングもたしか20メーターぐらいでございました。今回は、はっきりと免震構造で、それも地下2層の方向で固まりつつありますので、その辺の、もう少し深いところまでの地層の確認と、あと、免震構造の場合ですと、いわゆる大臣認定プログラムによる評定を受ける必要がございます。これについては、地震波を人工的につくったデータというもので解析をした結果を評定に付ける必要がございますので、その分は追加で発注して、もう間もなく終了するだろうというところでございます。 622 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 623 ◯樋口清士委員 建物を建てるに向けては着々と今進めているということは分かりました。  あと、いろいろ議会から宿題と言いますか、去年の3月に付帯決議という形でいろいろ宿題が出ていたと思うんですが、医師会との協議というのはどの程度進んできているんですか。 624 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 625 ◯稲葉明彦病院建設課長 生駒市医師会という限定をすれば、それ以降について正式な接触というのはございませんが、東生駒の今度の予定地の前の方に、いわゆる開業医さんが4軒ほどおられます。そちらの方とは、自治会の方が、一定、主催という形での意見交換会みたいなことを昨年の6月にさせていただいたというところでございます。 626 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 627 ◯樋口清士委員 そのときの意見交換会の内容と言いますか、概要で結構なんですけれども、どういうテーマでどういう意見の交換があったのかというところを、ちょっとかいつまんでで結構ですので、報告いただけますか。 628 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 629 ◯稲葉明彦病院建設課長 以前に、自治会の会員さん全体を対象にした説明会のときにも来られていた開業医さんもおられまして、病院が出来るために我々の業績にどうのこうのと、そういうことはおっしゃいませんけれど、ただ、やはり連携するためにはこういうものが必要であろうと、例えば紹介をするについてどうなのかとか、徳洲会の場合はかかり付け医紹介コーナーなんかを設けていますよということで、そこへパンフレットなんかを置いておられるところもありますという話をさせていただいたり、それからあと、例えば建物が高いということから、特に近くの開業医さんのところは2階で診察されているんでしたかね、だから、ちょっと視線が気になるのと、あと、今まで電車が通っているのが見えたのに見えなくなるなということで、これは小児科医さんでございますので、子どもをキッズコーナーで遊ばせているところから電車を見せておられた親御さんらがおられるということを考えたらということでございます。たしかそれぐらいで、特にけんけんがくがくはなかったと思います。  それから、その後にちょっと、参加されていた開業医さんからあったのは、今、前の近鉄の駐車場ですが、そこへ、外来患者さんにサービス券を出して止めていただいていたのが、近々、近鉄さんが市へ貸すからということで約半分ぐらいにされるということになって、患者さんが止められなくなるのではないかというような危惧を持っておられるというようなことを聞かせていただいたところでございます。 630 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 631 ◯樋口清士委員 今のお話の中で、以前に地元の自治会に説明会を行ったということも出てきていたんですけども、そのときに地元はどういうご意見を出しておられたのか、それと、その後、工事協定が結ばれた、これは造成だけですかね、ということなんですけれども、そのときの地元での意見というのがどういう形で出てきていたのか、ちょっとご紹介いただけますか。 632 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 633 ◯稲葉明彦病院建設課長 地元との話合いの関係でございますが、まず、基本設計が完了した後に、平成21年ですからほぼ3年前になるんですが、4月に自治会員を対象にした説明会をさせていただきました。このときには、ご存じのとおり、以前、市が借りる一角に奈良交通のバスの操車場がございました。それがどこへ移転するのかとか、それから、救急車のサイレンについて、やはり昼間だけじゃなしに夜もということですので、今まで大谷線とか幹線は通っていましたけど、それが増えるんじゃないかと。それから、従業員の駐車場をどこへ確保するのかとか、そういう程度の意見でございました。このときは60名近い方が参加されました。  それから、その後には、自治会の方から意見書を2回ほどちょうだいしております。この意見書では、自治会で一番危惧されているのは、病院が出来ることによって交通量が増えるということで渋滞になるんじゃないかというご心配でございまして、そのためにもということで、阪奈道路の辻町のインターを、奈良方面の方も何とか市も協力して実現してほしいということは2回ともの意見書で出ております。  それから、あと、昨年の2月には、これも市と指定管理者の徳洲会も参加しまして、40名余りの会員さんが出席されました。これは、当然、これまでの経緯ということで、ちょっと変わってきている部分もあったので、その辺の事情説明も含めて説明会をさせていただきました。  主な質問事項としましては、医療廃棄物の処理をどうするのかとか、それから、また同じように大谷線の渋滞、救急車のサイレン、病院周辺の迷惑駐車、そういう部分と、それから、地域医療関係機関との連携という部分がご質問なり意見として出たというところでございます。 634 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 635 ◯樋口清士委員 それで、ちょっと確認し忘れたところで、実施設計の完了というのが、いつということで明確に何か目標を立てられてやっておられますか。 636 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 637 ◯稲葉明彦病院建設課長 5月ぐらいに詳細設計に入る前の全てを終えまして、それから詳細設計に入りまして、並行して、防災評定とか、あと、免震の関係の評定等が、これは固定期間として必要でございます。そういうものを完了しまして、一般で言う建築確認、我々の場合は特定行政庁ですので計画通知確認ですが、それを24年度の3月、平成25年3月ぐらいには実施設計を終了するための建築確認まで行きたいと。並行して、当然、実施設計業務の中で工事発注の設計・積算業務がございます。それもその3月までに終えたいということで考えております。 638 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 639 ◯樋口清士委員 大体、経緯と今の状況等々は理解をしました。  ちょっと会計の方に戻りますけども、出資金の2億円というふうにありますね。これはどういう性格のお金でしょうか。 640 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 641 ◯稲葉明彦病院建設課長 地方公営企業の場合は法でも、17条の2で、一般会計が負担すべきとされている部分とか負担できるよと言われている部分がございます。それから、18条でも、地方公営企業側へ一般会計から出資とか補助とか貸付けとか、そういうことができるということになっております。  今回、2億円を出資していただくものにつきましては、病院施設本体の事業費に充当する予定をしております。 642 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 643 ◯樋口清士委員 事業費への充当というのは工事費ということですか。 644 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 645 ◯稲葉明彦病院建設課長 当然、市が発注するものは工事だけでございますので、工事費ということでございます。 646 ◯樋口清士委員 取りあえず結構です。 647 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。塩見委員。 648 ◯塩見牧子委員 1点だけ。業務予定量の中に病院施設実施設計及び工事監理業務とあるんですけれども、この監理業務については、またそれを委託するところは入札等で決定するんですか。 649 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 650 ◯稲葉明彦病院建設課長 昨年の6月にやり直ししました、その前のもそうですが、一括してその業務を発注しておりますので、今受けております石本建築事務所が監理業務まで全て行うということでございます。 651 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 652 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。
     山田正弘委員。 653 ◯山田正弘委員 先ほど樋口清士委員からの質問で、地元との話合いということなんですけど、21年に基本設計が出来て一回説明されましたね。それ以後、何回ぐらい地元に対しての説明をされたんですか。 654 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 655 ◯稲葉明彦病院建設課長 先ほども申しましたように、基本設計自身は21年3月末で出来上がっておりますので、その翌月の21年4月、全体説明をさせていただきました。その後、自治会内で、いわゆる質問、意見集約というのを回覧等でされましたものを受けて、22年の9月と22年12月の2回、意見書という形で市長宛てに出していただいて、それぞれ回答させていただいています。それから、23年2月にもう一度、会員全体を対象にしました説明会を開催しましたし、昨年の6月には、自治会主催という形でしていただきましたけど、先ほど申しましたように、病院予定地の前の開業医さんを対象にした話合いと言うんですか、そういうものをさせていただいています。それの間とか、工事の方の工事協定を結ぶにつきましても、自治会長等とは密接に連絡を取り合わせていただいて、協議をしております。以上でございます。 656 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 657 ◯山田正弘委員 そしたら、地元との話合いというのは3回ですか、正式には。 658 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 659 ◯稲葉明彦病院建設課長 広い範囲を対象にしたということではそうでございます。 660 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 661 ◯山田正弘委員 私も前に質問させてもろうたんですけど、地元説明会しましたかということを質問しましたら、基本設計が出来てから説明会に入りますという回答を前に稲葉課長から頂いたんですけど、普通でしたら、やっぱり基本設計が出来るまでに地元に説明して、建物の状況とかそういうのを説明するのが本位やと思うんですけど、なぜそのような後追い、後追いのようなことをされるのかということをお聞きしたいのと、地元のいろんな要望書が出ていますわね、救急車とか医療廃棄物とか、そして、道路が混むということ。それに対しての回答は出されたんですか。 662 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 663 ◯稲葉明彦病院建設課長 まず、前段でご質問いただきました地元への対応の時期の話でございますが、一応、当時の自治会長さんとの話合いをさせていただいて、基本設計が一定完了しないと、やはり具体的な絵という形での説明もできないということと、当時、ちょうど県の医療審議会での事前協議とか県の方の協議というものが並行してというような状況でございましたので、そういうものを踏まえて、当時の自治会長さんに相談させていただいたら、それで結構ですよということでした。それで、基本設計完了後の21年の4月、翌月ですけれど、全体説明をさせていただいたということ。  それから、2点目の、この場合、意見書という名称になっておりますが、これにつきましては2回とも回答をさせていただいております。 664 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 665 ◯山田正弘委員 そして、今、改良工事に着工していますか、していないんですか。(「造成」との声あり)造成工事ですか。 666 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 667 ◯稲葉明彦病院建設課長 造成工事につきましては、契約もさせていただきましたし、3月1日に近鉄から借地としての引渡しを受けていますので、現実にそこで重機が動いているとかそういうことはまだございませんけど、いわゆる仮設関係がもう始まっているということでございます。 668 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 669 ◯山田正弘委員 そしたら、その契約ができたということなんですけど、そのことに対して地元自治会さんにそういうことを伝えたんですか。 670 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 671 ◯稲葉明彦病院建設課長 造成工事の関係につきましては、図面とか計画書が出来上がった段階で自治会側に、自治会長を通じまして回覧等をしていただきました。また、業者が決定次第、工事協定を結ばせていただくということで、そういう形で、業者の方が協定案を作りましたものを自治会長が役員会を通じて、それから、回覧という形で周知をされているというふうに聞いております。 672 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 673 ◯山田正弘委員 そしたら、協定書も自治会にお渡しし、住民の方にも周知徹底しているわけですね。 674 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 675 ◯稲葉明彦病院建設課長 いわゆる案の段階ではそういうふうに聞いておったんですが、決定と言うのか、押印をした後のものを自治会内に周知するというのは、今日、自治会長さんに来ていただいて、そういう方向で、これから、今日か明日ぐらいから回覧していただくという形になると。 676 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 677 ◯山田正弘委員 今日、自治会長さんが来はったんですが、ちょっともう一遍教えていただきたいんですけど。 678 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 679 ◯稲葉明彦病院建設課長 今日朝、来られまして、そういう話をさせていただいております。 680 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 681 ◯山田正弘委員 そしたら、自治会はそれに対して了解はされているわけですか。 682 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 683 ◯稲葉明彦病院建設課長 当然、役員会等に諮られて、自治会としても押印をされているということでございますので、了解されているというふうに捉えております。 684 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 685 ◯山田正弘委員 病院が出来るのは、それはよろしいんですけど、何か市のやり方と言うんですか、後手後手に回っているような感じしますねん。やっぱり目的を達するためにはもっと早い目早い目に自治会に話していくのが私は筋やと思うんですわ。基本設計が出来てから説明に行きますて、前の自治会長は基本設計が出来てからでよろしいということをおっしゃったと言われますけど、窓がどこに出来るとかいろんなもので、やっぱり地元の人はそういうことに対してものすごく関心を持っているわけですわ。何か市は、やりたい、やりたいという思いが前へ進んで、地元との話合いとか医師会との話合いが後手後手になっているような感じがしますので、一応やるということは決定していますので、もっと早く地元、医師会とも協定を結んだりするようにやっていただきたいと思います。要望しておきます。 686 ◯下村晴意委員長 他に。中浦委員。 687 ◯中浦新悟委員 設計うんぬんの話、先ほど委員さんへの答弁の中で様々聞かせていただいたんですけども、先般、基金のところで、これは財政課から出してもらったものなので病院建設課に言うのは何なんですけど、あそこで60億近くの数字が書かれていたと思うんですけど、あれはどういう形で出てきた数字なんでしょうか。すみません、ちょっとここで聞けるのか分からないんですけど、あそこで病院建設費が総額こんなものというのが書いてあったので、何を基につくられたのか、教えていただけますか。 688 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 689 ◯稲葉明彦病院建設課長 やはり基金からの運用資金を借りるということでの条例提案ということですから、一定やっぱりシミュレーションをする必要があるということで、今の病院事業計画の中で、たしか2万2,900平米ぐらいの本体工事の事業費が50億余りということでございましたが、現在、そういう見直しもしておりますし、その当時、基本としていました平米単価でございますが、これは独立行政法人の福祉医療機構というところが民間医療機関に貸し付けるための基準単価でございましたが、それが資材等の高騰で、当時、22万弱でございましたが、現在、25万3,000円弱ぐらいまで上がっておりまして、現在、設計を見直している延べ床面積、地下2層にすることによって2万7,000平米を超えると思いますので、それを掛けまして、直近の建築工事等の入札における落札率等を試算しますと、一応、60億という数字が出てきました。それを一つのシミュレーションのためのベースにしようかなということで60億という数字でございます。 690 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 691 ◯中浦新悟委員 アバウトな数字なんだろうというのは、それはそういうふうに受け取っておいてもいいとは思うんですけど、それはいいですかね。 692 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 693 ◯稲葉明彦病院建設課長 当然に、予算執行するという上では、また、9月か12月になると思いますが、補正予算として議会の議決を得るために詳細な、実施設計をある程度進めないとそういう部分が出てきませんので、そういうときにはきちっとさせていただきますが、今は、もし60億ならば起債が幾ら借りる必要があるか、そして、それに対して利息が何ぼになる、そういうシミュレーションのベースの数値として60億ということでございます。 694 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 695 ◯中浦新悟委員 今後、60億より高い値段で工事費が出てくるのか、安い値段で工事費が出てくるのか、それは私の方でもちょっと分からない、当然、今の担当課の方でも分からない話ですけども、その数字を出す上において、私としては、知らぬ間に地下2階式に固まりつつあるんだなというふうな感想があるんですけども、地下を掘るという作業、これは、課は違うんですけども、駅前工事のときに地下を掘ったらどうなんやと言うたら、工事費がすごく上がってしまうというような意見を聞いたことがある、たしかそういうやり取りがあったと思いまして、地下を掘るというのは大変お金がかかることやというふうなことを聞き及んでいます。その上で、60億という数字の中に、プラス地下分を掘ったという部分に関してはどの程度の金額を見込まれて算定したんでしょうか。 696 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 697 ◯稲葉明彦病院建設課長 中浦委員おっしゃるとおり、実際の実施設計を進める上において出てくる数字としては違ったものと言うのか、もう少しかかってくると思いますが、今の段階で、詳細と言うか、実施設計を進めておりませんので、やはり延べ床面積に平米単価を掛けるというような一つの指標という形でとらさせていただきました。ご存じのとおり、地上部分と地下とで言えば、当然、地下は掘るという手間もありますし、その処分をする、搬出するという部分がございますので、地下部分の方が相当割高になるというのは事実でございます。 698 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 699 ◯中浦新悟委員 ということは、概算の数字ですから、今それをたたいてどうこう言う話はできないまでも、今イメージとして出された60億という数字の中には地下2階の部分のお金というのは深く算定されていないというふうに受け取っておいてよろしいということですか。とは違うんですか。 700 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 701 ◯稲葉明彦病院建設課長 延べ床面積としては算入はしておりますが、いわゆるプラスアルファで加算と言うか、増えるという部分については、今の時点ではちょっとなかなか難しいのでそれは入れておりませんが、延べ床面積としては入れております。 702 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 703 ◯中浦新悟委員 分かりました。それはそれとして確認だけさせていただいておきます。  あと、医師会等々、接触はなかったというようなお答えはあったんですけども、そこにおいての課題というものは、先般、22年度の決算のときでも言わせていただいたんですけども、あるはずなんですね。24年度、その課題に向けてどういう取組を行っていくのかということと、その課題において具体的に何が実現してもらえるのか、その点、お答えいただけますでしょうか。 704 ◯下村晴意委員長 稲葉課長。 705 ◯稲葉明彦病院建設課長 今の質問は、医師会とということでございますか。 706 ◯中浦新悟委員 そうです。医師会、医療機関。病病連携、病診連携にどう取り組まれているか。 707 ◯稲葉明彦病院建設課長 特に医師会と言うよりは、病診連携、病病連携という形になろうかと思いますが、それにつきましては、当然、昨年の6月から嘱託職員に来ていただいて、いろんな調査とか情報収集等をしていただいておりますし、新聞報道とか市長のブログでも、27年3月開業を目指すということになっておりますので、そういうものを含めて、当然に24年度以降、医師会等とも協議を進めていく必要があると思いますが、やはり医療機能の話等が当然出てくると思いますので、指定管理者である徳洲会とも相携えて対応していきたいというふうに考えております。 708 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 709 ◯中浦新悟委員 22年度の決算のときに今の課長のお答えを頂いているんです、嘱託職員さんを、雇うという言葉が正しいのか分からないですけど、来ていただいて、病診、病病連携の取組に対していろんな情報収集うんぬんをしていきたいと。23年度の中で、課の中で検討を進めておるということでございますと。それが23年度の仕事なんだったら、24年度は、それを踏まえてどうするんですかと。どういう取組をしていくのかということをあえて、24年度は、今から1年間、この予算を使ってどういうふうに取り組んでいくのかということ。前に前に進んでいってもらわんと話にならんことですので、27年度開院めどには、それはやってもらわなあかん話ですけども、やっぱりそれもそれで、年度ごとに進めていっていただかないと。その点に関しては、具体的に24年度、何をどう取り組もうというふうに考えていらっしゃるのか、取り組む手法等があれば教えていただきたい。手法と言うのもおかしいですね、取組内容を教えていただければありがたいです。 710 ◯下村晴意委員長 山下市長。 711 ◯山下真市長 医師会の方から、例えば基本設計の見直しが終了した段階で説明してほしいとか、そういう要望があれば、いつでもはせ参じてご説明はさせていただく用意はございますし、医師会の要望には即座に対応したいと思いますけれども、やはり現時点におきましても、医師会としてはこの病院計画には反対という、そういう看板は下げておりませんので、その看板がある以上、医師会の方から、こちらが協議しようと言っても、その看板がある手前、病院が開設される前提での話って、なかなか先方としてもしにくいところはあろうかと思います。ただ、具体的に、これ、開設時期が差し迫ってきて、そういうときが来れば、現実的な対応ということもしていただけるのではないかというふうに思います。我々の方から話合いを拒否するということは全くございませんし、説明の要請があればいつでも参りますけれども、今もってその看板を下げておりませんので、中浦委員がおっしゃるような協議をしようと思っても、そういう土壌がなかなか出来ない。しかしながら、医師会の中でも病院に関しての意見は一枚岩ではないというふうに聞いておりますし、役員等も、時がたてば替わっていくわけでございますので、いろいろと今後はそういう話合いができる土壌というのが出来てくるというふうに期待をしておりますけれども、先方さん、看板がございますので、非常に難しい面があるということはご理解いただきたいと思いますが、いずれにいたしましても、市立病院が出来れば、地域の診療所あるいは民間病院等との連携、協力ということは、どちらサイドにとっても必要になってくることで、どちらサイドというのは、市立病院側にとっても、あるいは診療所なり民間病院にとっても必要になってくるわけでございますので、具体的にそういうニーズが差し迫って見えてくれば、そういう話合いをしようというような雰囲気が醸成されていくんじゃないかというふうに期待をしております。 712 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 713 ◯中浦新悟委員 そういう期待をされるような状況なんだろうなというのは我々も肌で感じているところなんですけど、市から何を言っても聞いてももらえない可能性が高い。それくらい険悪な、溝の深い問題になってしまったなというふうなことは残念に思うんですけども、ただ、だからと言って、声をかけてもらうのをずっと待っているという姿勢を続けていくのが正しいのかと言うと、それは私はそうではないというふうにも感じます。役員も、当然、医師会の方でも替わっていく。そのとおりやと思うんですけども、事実、ついこの間、医師会長が替わられましたよね。じゃ、替わられたのだったら、市として今の医師会長に対してどういうふうなアクションを起こしていかないといけないのかというのも、当然、考えていかないといけない話やと私は思うんです。それが、市長としてはずっと待ちの姿勢なのか、担当課としてもその姿勢でいくのか分からないですけど、今のままうだうだと、けんかしたまま、病院建設に、ただ箱をつくること、徳洲会側の方だけを向いて病院建設を進めていくことが決していいふうには思えないので、当然、この対立しているところに対しても、担当課として、市長としてもそうですけども、生駒市行政として誠心誠意、対応していかないと、この24年度、25年度、26年度、ずっとです。明日からでも、今日からでも、常に対応していかないといけない問題やというふうには思っていますので、その辺は常に心にとめておいていただきたい。これは要望にして終わっておきます。 714 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 715 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第10号に対する質疑を終結いたします。  以上で予算議案に対する市民福祉分科会の質疑を終結いたします。  次の委員会は、明15日、環境文教委員会終了後に再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後6時11分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。             予算審査特別委員会委員長   下 村 晴 意 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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