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  1. 生駒市議会 2012-03-13
    平成24年第1回定例会 予算審査特別委員会(都市建設分科会) 本文 開催日:2012年03月13日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時0分 開会 ◯下村晴意委員長 ただ今から予算審査特別委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、配布いたしております次第と資料に基づき順次審査いたしますので、ご了承願います。  この際、市民、報道の傍聴及び報道関係者の写真撮影についてお諮りいたします。  今期中の当委員会において、直接傍聴は一般6人、報道6人、間接傍聴は63人まで認めるとともに、開議宣告までの報道関係者による写真等の撮影を認めることにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 2 ◯下村晴意委員長 ご異議なしと認めます。  よって、当委員会の傍聴は、一般6人、報道6人とし、間接傍聴を認めるとともに、開議宣告までの報道関係者による写真等の撮影を許可いたします。  ただ今から、当委員会が審査の付託を受けました平成24年度の各会計予算議案10件について、本日から5日間の日程で審査いたします。  審査に先立ちしまして、これより審査の進め方についてご説明いたします。  まず、審査方法については、より円滑な委員会運営を図るため、次第書の各議案を一括議題に供した上で、各議案の所管部長から予算に関する説明書に基づき説明を受けた後、各議案に対する質疑等を行い、質疑等の終結後、表決を行わず、次の議案審査に移り、4日間、4分科会で審査します。各分科会の委員は、常任委員会の委員をもって充てます。5日目の21日は、委員から修正案が提出されれば、修正案の説明、質疑を行った後、理事者以下、全部局長出席のもと、次第の(1)から順に表決を行い、会議を閉じることにいたします。  審査の順につきましては、本日の都市建設分科会は、議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算都市建設委員会所管分、議案第2号、平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計予算、議案第3号、平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計予算の順に審査いたします。  明日14日の市民福祉分科会は、議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算市民福祉委員会所管分、議案第4号、平成24年度生駒市介護保険特別会計予算、議案第5号、平成24年度生駒市国民健康保険特別会計予算、議案第6号、平成24年度生駒市後期高齢者医療特別会計予算、議案第10号、平成24年度生駒市病院事業会計予算の順に審査いたします。  15日の環境文教分科会は、議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算環境文教委員会所管分、議案第8号、平成24年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算、議案第7号、平成24年度生駒市下水道事業特別会計予算、議案第9号、平成24年度生駒市水道事業会計予算の順に審査いたします。  16日、企画総務分科会は、議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算企画総務委員会所管分を審査いたします。  分科会の質疑等では、分科会委員に同会派等の委員がいる場合は、会派内等で意見集約して分科会委員が発言することに努めるとともに、無会派議員は、分科会委員の質疑等と重複しないようにご留意を願います。  最後に、質疑、答弁におかれましては簡潔かつ明快にされますようお願いいたします。  以上、ただ今申し上げました審査方法により委員会を進めますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時5分 開議
    3 ◯下村晴意委員長 それでは、ただ今から審査いたします。  審査事項、(1)議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算から(10)議案第10号、平成24年度生駒市病院事業会計予算についてまでの以上10件を一括議題といたします。都市建設委員会の所管に係る各議案について、資料の一覧表のとおり、順次、審査いたします。  まず、議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算都市建設委員会所管分を議題といたします。  予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について、所管の部長から費目順に再度説明を受けます。松本建設部長。 4 ◯松本安嘉建設部長 午前に引き続いての委員会審査、ご苦労様でございます。  それでは、議案第1号、平成24年度生駒市一般会計予算の建設部に係りますものについてご説明させていただきます。  それでは、お手元の平成24年度の予算に関する説明書の72ページをお願いいたします。  72ページから73ページにかけましての款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費でございます。本費目は、職員の人件費並びに平成20年度より年次的に配布しております土砂災害警戒マップの作成などに係る経費の他、市内40カ所の公共施設について、建築基準法の規定により義務付けされております一定規模以上の建築物及び建築設備の定期点検を実施するための経費を計上しております。  次に、1枚めくっていただいて、74ページ中段から75ページにかけましての項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費でございます。本費目につきましては、職員の人件費の他、市道用地の整理業務に伴います測量登記、道路台帳の整備並びに地籍調査等に要する費用を計上しております。  次に、75ページ中段、目2の道路橋梁維持費でございますが、本費目につきましては市道の維持管理に要する経費で、市道敷の清掃、草刈り等、管理業務や市道舗装等の維持補修の他、カーブミラー等の交通安全施設の設置に要する経費並びに橋梁長寿命化修繕計画の策定に必要な重要橋梁の点検業務を奈良県に委託するための負担金を計上しております。  続きまして、1枚めくっていただきまして、目3の道路橋梁新設改良費でございます。本費目は、市内の道路の新設改良事業に要する経費でございます。主な事業といたしましては、企業誘致関連道路として、北田原南北線及び北田原中学校線の用地取得に伴う経費並びに一部区間の工事費を計上しております他、新規事業といたしまして、学研北生駒駅周辺の交通の円滑化を図るために、県道枚方大和郡山線の道路改良に合わせまして、奈良阪南田原線、白庭台北38号線等の道路改築に必要な経費、また、仲之町地内の宝山寺参詣線の修復事業に必要な調査設計費等を計上しております。  前年度と比較いたしまして2億2,479万円余りの減額となっておりますのは、企業誘致関連道路事業の北田原南北線及び北田原中学校線の用地補償等の減額によるものでございます。  また、本事業の用地確保につきましては、国からの補助金制度の有効活用と事業用地の計画的な取得による事業の円滑な推進を図るために、市土地開発公社において先行取得を行い、これを担保するために債務負担行為を設定させていただいております。  少し飛びますが、債務負担行為の状況につきましては、説明書の114ページの方をお願いしたいと思います。  114ページの表の上から3段目が、新たに設定させていただきます平成24年度の事業資金の限度額を1億700万円、これに対する利子相当額として、支出予定期間を平成24年から2カ年以内にとし、支払予定額を事業資金及び利子相当額としております。  なお、2段目に書いております平成23年度分の執行状況といたしましては、当初、北田原中学校線、高山北田原線の事業用地を確保するための経費を計上しておりましたが、昨年9月の議会で補正予算の議決をいただき、市が直接買収をすることとなったため、未執行となっております。  以上が債務負担行為の内容でございます。  戻っていただきまして、76ページをお願いいたします。  目4の河川費でございます。本費目は、市が管理します河川、水路の改修と清掃委託に要する経費の他、新規事業といたしまして、竜田川流域治水対策事業といたしまして、竜田川流域の浸水被害を軽減するため、既存のため池を活用した流域治水事業を計画的に進めるための経費を計上しております。  続きまして、77ページから78ページの項3、都市計画費、目1、都市計画総務費でございます。本費目のうち、建設部に係ります主なものといたしましては、77ページの中段、節13の委託料でございますが、その中の都市計画道路網の検討に要する経費を計上させていただいております。  次に、1枚めくっていただいて78ページをお願いいたします。  目2の街路事業費でございます。本費目は、職員の人件費の他、都市計画道路の整備に要する費用として都市計画道路鹿畑駅前線の工事費などを計上しております。また、前年度と比較いたしまして1億888万円余りの減額となっておりますのは、松ヶ丘通り線の事業が完了することによるものでございます。  1枚めくっていただきまして、81ページをお願いいたします。  項4の住宅費、目1、住宅事業費でございます。本費目につきましては、市内市営住宅4団地77戸及び再開発住宅の維持管理に要する経費並びに元町住宅の電波障害対策や公共下水道への切替え工事など、住宅改修に要する経費を計上しております。また、特定優良賃貸住宅供給促進事業といたしまして、中堅所得者に対する家賃補助の費用を計上しております。  最後に、大きく飛びまして105ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、現年度道路河川等災害復旧費でございます。本年度も、昨年同様、河川及び道路災害の応急対策工事に要する費用を計上しております。毎回同じなんですが、台風等の大規模災害が発生した場合につきましては、予備費からの充当によって対応してまいりたいと考えております。  以上、よろしくご審査の方をお願い申し上げます。 5 ◯下村晴意委員長 続きまして、吉岡部長。 6 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、続きまして、都市整備部の所管に係る予算につきましてご説明を申し上げます。  戻っていただきまして、73ページをお願いいたします。  73ページから74ページ上段にかけましての款6、土木費、項1、土木管理費、目2の建築指導費につきましては、建築確認の事務及び既存住宅の耐震助成等に要する経費を計上させていただいております。なお、節19、74ページでございます、負担金補助及び交付金のうち、既存住宅耐震改修補助金につきまして、平成24年度から既存住宅の補助限度額を1軒当たり30万円から50万円に引き上げ、耐震改修の一層の促進を図るものでございます。  次に、少し飛びまして、77ページから78ページ上段にかけましての項3、都市計画費、目1、都市計画総務費につきましては、都市計画審議会等の運営に要する経費の他、平成23年度から2カ年で作業を進めております都市計画マスタープランの実現化に向けた取組や景観基本計画の策定、シンポジウム開催に要する経費及び平成23年度から取り組んでおります空き家・空き地対策に要する経費などを計上させていただいております。  続きまして、78ページの中段から79ページにかけましての目3、公園整備費につきましては、市内の公園緑地及び街路樹の維持管理に要する経費の他、災害時の倒木の防止等、美しい町並みづくりのため、平成24年度から新たに実施いたします街路樹診断等に要する経費と、公園遊具の新設や市民主導の公園づくりを支援するコミュニティパーク事業など、公園の整備に要する経費、また、生駒山麓公園及びふれあいセンターの指定管理に要する経費を計上いたしております。  次に、79ページの中段から80ページにかけましての目4、緑化推進費についてでございますが、前年度まで目3の公園整備費で計上しておりました緑化の推進に関する経費につきまして、新たに目の設定を行い計上しているもので、緑の市民委員会の運営や生垣助成制度、市民の森事業や樹林地バンク制度の運用に要する経費等、緑の基本計画を推進していくための経費及び花のまちづくりセンターふろーらむの運営などに要する経費を計上させていただいております。  都市整備部につきましては以上でございます。  続きまして、開発部の所管に係るものにつきましてご説明を申し上げます。  申し訳ないですけども、少し戻っていただきまして、75ページをお願いいたします。  款6、土木費、項2、道路橋梁及び河川費、目2の道路橋梁維持費でございますが、このうち、開発部の所管分といたしましては、生駒駅前において交通機能の充実と利便性、安全性の向上のため、北口交通広場改修の詳細設計に要する経費等を計上いたしております。  少し飛びまして、80ページをお願いいたします。  80ページ、項3、都市計画費、目5、北部地域整備促進事業費でございます。新たに関西文化学術研究都市高山地区第2工区へのリニア中央新幹線の中間駅の誘致に向けた調査、検討に要する経費等を計上いたしております。  次に、81ページをお願いいたします。  目6、生駒駅前市街地再開発事業費でございますが、再開発事業特別会計への繰出金を計上いたしております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 7 ◯下村晴意委員長 説明は終わりました。  本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。桑原委員。 8 ◯桑原義隆委員 公園管理課の中で、いつも公園の管理とか、いろいろありがとうございます。迅速にありがとうございます。  1つ、先ほどの説明の中で、24年度予算案の概要というところに、街路樹診断というのが新規でまた取り組んでいただくというふうになっているんですが、この内容をちょっとご説明いただきたいと。 9 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 10 ◯高橋一之公園管理課長 この診断につきましては、不健全な街路樹を早期に発見し、適切な処置を施しまして、樹木の健全な育成を図るとともに、街路樹の倒木による事故を未然に防止することを目的に実施させていただこうと思っております。以上でございます。 11 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 12 ◯桑原義隆委員 よく分かりました。ありがとうございます。  鹿ノ台も大分ありますね、そういう木ね。 13 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 14 ◯高橋一之公園管理課長 鹿ノ台も、街路樹、樹木がたくさんあると思います。 15 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 16 ◯桑原義隆委員 もう1つ、朝からちょっと熱を帯びていましたリニア中央新幹線関連の調査費が1,000万計上されているわけですが、これについてちょっと質問をしたいと思います。  これについて、具体的にどんな調査をされるご予定なのか、教えていただきたいと思います。 17 ◯下村晴意委員長 上野地域整備課長。 18 ◯上野和久地域整備課長 調査、検討の内容でございますが、新駅を中心といたしましたイメージ案の作成、誘致を実現するための基本的事項の整理、検討でございまして、駅の概略的な位置、また、近鉄けいはんな線の延伸化の調査、駅の前後のルートなども調査できればと考えております。以上です。 19 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 20 ◯桑原義隆委員 朝、皆さんと一緒に、私の決議案をめぐってかなり意見が交換されまして、議員の皆さんがいろいろ抱いておられることについて真摯に受け止めていただいて、是非この調査費を有効に使っていただきたいというふうに切にお願いするものです。それに当たって、少し質問をさせていただいてよろしいですかね。 21 ◯下村晴意委員長 どうぞ。 22 ◯桑原義隆委員 29日に市長からこのことに関する説明を受けまして、本当に決議を提案する者にとって非常に勇気付けられましたし、行政の方も、真剣に、30年先、50年先を考えた、夢あるものに取り組んでいただけるんだと。生駒市としての提案が実現の可能性もあると私は思っていまして、心強く実は思ったわけです。  そんな中、3月9日に県議会が開かれまして、生駒市から選出されたある議員さんが、この件に対して知事に質問をされました。それを受けて、翌日の新聞報道、皆さんご存じのとおりだと思いますが、それから、ちょっと市長には申し訳ないんですが、市長日記で、これに対して市長が意見を書かれていまして、僕はこの決議案を出した者として市長にお尋ねしたいんですが、真っ向から知事批判していると、知事の答弁に対して批判されているというふうにとる人も実は非常に多いと思います。私も、さっと見ると、そういうふうにとれる部分があります。この辺につきまして、是非、市長に、市長日記を踏まえまして、市が取り組もうとしている姿勢について、ちょっとお聞きしたいと思います。 23 ◯下村晴意委員長 山下市長。 24 ◯山下真市長 駅の決定の手法でございますけれども、午前中、桑原委員が申されたように、JR東海が地元と協議して最終決定すると。最終の決定権はJR東海にあると理解しているんですけれども、地元との協議の窓口が県であると、こういうふうに理解をしております。  そういう中で、午前中、桑原委員が申されたように、県内でいろんなところが手を挙げて競争したらいいとおっしゃられたと思うんですけども、私もそう思うんです。その競争という意味は、要するにうちのところがどれだけ優れているかということをアピールするということだろうと思うんですね。うちのところが優れているということをアピールする上で、やっぱり他との比較ということをやっぱりせざるを得ないですね。あそこと比べてうちは優れているんだということをアピールする必要がございますので、私といたしましては、知事はどちらかと言うと大和郡山市に好意的な答弁をされて、生駒高山に否定的な答弁をされましたので、いや、そうじゃないよということで、大和郡山市との比較で生駒は優位性があるよということを正に競争するという意味で申し上げたものでございます。 25 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 26 ◯桑原義隆委員 それにしてはちょっと強烈過ぎませんか。 27 ◯下村晴意委員長 山下市長。 28 ◯山下真市長 私はかなり抑えた筆致で書いたつもりでございますけれども。 29 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 30 ◯桑原義隆委員 あのやり方でいくと、けんかを売っているとしか、僕らクラスの人間にとっては思えません。高度な知事と市長のやり取りではまた違うのかも分かりませんが。そうすると、奈良県に通るということをせっかく国交省も含めて了解がとれているものが、えらいもめているなと、知事とある市の市長がね。ということになると、少なくとも生駒市の住民、それから奈良県の住民、この辺全体の共感が呼べるかなというふうに私は思うんですよ。だから、是非、市長の今の本当の思いが伝わるような形で、まず、奈良県として競争した結果をまとめる努力をしないと、私は新聞の報道しか分かりませんけども、知事が高山第2工区の開発がありきなんやと、でないと、リニアの駅は。リニア駅が来ないと高山第2工区の開発なんて生駒市は考えられんというような発言をされている新聞報道がありますよね。こんな報道が出たら、抗議されましたか。 31 ◯下村晴意委員長 山下市長。 32 ◯山下真市長 と言うか、それは私が知事とお会いしたときに直接申し上げたことでございますので、抗議する立場にないと思っております。 33 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 34 ◯桑原義隆委員 そしたら、僕の主張は、奈良県を通るというリニアの事業が、やはりこれだけのいいテーマが今あるわけですよ。そうすると、30年、50年、100年見たときに、生駒市で検討したということが、僕は、ものすごく夢もあるし、活気が沸くと。しかも、これから調査費を計上して、それにふさわしい企画書、プレゼンをしていくんだと思うんです。それが、リニアが来ないと第2工区やらないといったら、今までのいろんないきさつを聞いていても、ああいうコメントになりますよ、やっぱり知事は。それは、市長、分からないと、みんなの共感を呼べませんよ。僕はあれは非常に残念でしたね。 35 ◯下村晴意委員長 山下市長。 36 ◯山下真市長 どのように受け取られるかは人によって違うと思うんですけれども、午前中申し上げましたけれども、私としては、何が何でもあそこを開発しなければならないというスタンスには立っていません。成功するプロジェクトであればやりますし、成功の見込みが薄ければやるべきではないと。要するに、他の議員も言っておられますけれども、一定の環境の改変を伴うことは間違いございませんので、しかも、かなりのお金を使うことも確かですから、やはり成功するプロジェクトでなければやるべきではないというふうに思っていまして、現時点で、リニアの駅を中心としたまちづくり以外に自分自身アイデアがございませんので、ですから、リニアが来なければ一切やりませんというのは、リニアの話がなければ現時点では進めるつもりはないと。将来においてリニアに代わる何かいいアイデアがあれば、それはもちろん検討するという、そういうことを知事にお伝えして、それがそのまま知事がご答弁されたので、私としては特に抗議をするというふうな気はなかったんですけれども、ただ、そのこととリニアの駅のふさわしいところがどこかということは、正に客観的な事情で決められるべきことだろうと。客観的にどこが一番優れているかということで決めるべきだと思いますので、高山第2工区をどういう条件があればやるかやらないかという議論ではなくて、私は、客観的にどこがベストかということで決まるし、決めるべきだと思っています。 37 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 38 ◯桑原義隆委員 そしたら、客観的ということになると、これからの調査が非常に大切だし、これをどうプレゼン資料を作っていくかということになるんだと思うんですが、市長日記を読むと、そういうふうには全くとれないですよ。もちろん生駒市の優位性というのもかなり言われていますけども、知事も言葉に書いて、交通の神様が決めるとか、いい加減なことを言ってますよね。そうじゃないですよね。中身と、本当に生駒市、奈良県、関西が発展するためにどうかというのが大事なんですね。市長はよっぽど腹に据えかねたんだと思うんですけども、交通の神様というのは知事かというところまで書かれていますよね。あれ、神様はJR東海だし、住民ですよ。ここをよく言わないと、みんなの総意はとれないと思います。そら、今、客観的、客観的と言われていますけども、奈良県を通るというリニアを生駒市に引っ張ってこようというためには、抑えるところは抑えて、やはり奈良県としての考えをまとめるように是非言っていただきたいというふうに思うんですが、いかがですか。 39 ◯下村晴意委員長 山下市長。 40 ◯山下真市長 答弁を僕も熟読したんですけれども、かつて大野伴睦という方が岐阜羽島に新幹線の駅を持ってきて、失敗して、不名誉な形をつくってしまったと。生駒市の高山に駅を持ってくると、それと同じようになるという趣旨にも読めたんですね。だから政治的に決めるのは良くないということをおっしゃられたんですけれども、政治的と言っても、私、たかが市長でございまして、政権与党の大物でも何でもないので、生駒市が高山にと言えば、それでJR東海や国が動くというものでは決してございません。それは当然だと思います。それを大野伴睦の例を引かれておっしゃられたのは、ちょっとどうなのかなと。要するに、政治的に決めるのは良くないというのは、私もそのとおりだと思うんですけれども、私には全然そんな政治力ありません、正直言いまして。ですから、生駒市の高山にと生駒市長が言ったぐらいで決まるのであればいいんですけれども、そうではないので、そのことと大野伴睦が岐阜羽島の駅を引っ張ってきたことをパラレルに議論されるのは、ちょっといかがなものかと。そうであれば、大和郡山市出身の知事が大和郡山市にと言うのも、知事は政治家ですから、もはや運輸省の官僚ではございませんので、それは政治的ではないんですかという返しをしたということであって、ですから、私は私の理屈で物を言ったということでございます。 41 ◯下村晴意委員長 桑原委員。 42 ◯桑原義隆委員 あの日記を見ると、そういうふうには伝わってきませんよ。そこですよ。やはり、知事と市長が何ぼバトルをやるのは構わないですけども、後ろには住民が付いているんですよね。だから、そのことを思って、決めるのはJR東海だというのは僕は事実だと思いますが、そこに向かって奈良県が1つになっているということを示していかないと、やっぱり、決める側にとっては、もめているのかという印象を持たれたら、どんなに調査費使っていい企画をつくっても、なかなか人は見ませんよ。  それと、大野伴睦さんの話をしますと、もうそういう人が一声言ってまちができる時代じゃないですわ。駅が来て、そしたら周辺地区、今、結節点も含めてやっていかないかんわけですよ。そんな中に、言うて駅だけ造ってはい終わりは、世の中、もう今は許される時代じゃないですわ。そのためにいろんな意見を自由に言える土俵をつくっているわけですよ。そういうレベルの話を知事と市長がやっているといったら、我々、住民の代表の議員としては非常につらいと言うか、恥ずかしいと言うか、市長、もっと大人になってほしいと思うわ。うまく、交渉と言うか、プレゼンをしてほしいなと思います。有効に今のお金を使って、いいプランをつくっていくと。午前中あれだけ議論が出たんだから、どんな調査、どんな企画書を作るかというところを本当に考えてやっていってほしいと思います。僕は予算に反対しているわけじゃないんです。だから、是非、市長にもそういった姿勢は改めてもらって、みんな一緒になってやるということで僕は決議案を出しているわけですよ。是非ご理解いただいて、よろしくお願いいたします。 43 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。有村委員。 44 ◯有村京子委員 同じく関連で、1,000万円の予算額のことなんですけども、これについて、具体的な使い道ということで、イメージ案、駅の位置、延伸調査ですか、この3つを挙げられたんですけども、11月に中間まとめをされるということで、あんまり日にちがないということなんですけど、私自身は、この調査内容について、生駒市に対する、例えば騒音とか振動とか生態系とか、あるいは地下のトンネルを掘ることによっての水源のこととか、そういった環境への影響評価というのは、これは着手されないんでしょうか。 45 ◯下村晴意委員長 山下市長。 46 ◯山下真市長 それは、通常、環境影響評価という調査の中ですることだと思いますけれども、それをやろうと思ったら、到底1,000万ではできません。かなり莫大なお金が要りますので、本市でちょっとそこまでするのは困難であるというふうに思います。  大分古いデータなので、今はかなり変わっているとは思いますけれども、以前、2万3,000人のニュータウンを造るときの環境影響評価がございますので、もう10年、20年ぐらいたっていると思いますけれども、ですからちょっと使い道にならないかもしれませんが、いずれにしても、あれぐらいのことをやらないと環境への影響は分かりませんので、その調査を市の予算でやるというのはなかなかしんどいかなというふうに思います。 47 ◯下村晴意委員長 有村委員。 48 ◯有村京子委員 それをやらないとなると、もし生駒市にある程度ほぼ確定となった段階で、県とか、あるいはJR東海とか、その辺がやるんですか。誰もこのことはしないわけなんですか。 49 ◯下村晴意委員長 山下市長。 50 ◯山下真市長 もし駅ができるにしても、生駒市付近を通過するにせよ、JR東海が環境影響評価をしますので、その環境影響評価に基づいてどういう対策を採るのかということはJRが示すということになると思います。だから、現在こういう環境で、リニアが通ったらこういうことが生じるという予測が立てられて、だからこういう対策をするというのが示されてくるというふうに思います。 51 ◯下村晴意委員長 有村委員。 52 ◯有村京子委員 そしたら、その調査に関しては全てお任せであって、例えば生駒市の方からこういうことを重点的に見てほしいとか、そういう要望なりとかはできないんでしょうか。 53 ◯下村晴意委員長 山下市長。 54 ◯山下真市長 それは、今、既に東京-名古屋間でJR東海が環境影響評価に着手しておりまして、県知事の意見書というのが出されています。既にあそこを通る複数の県から意見が出されておりまして、その都道府県知事の意見というのは、市町村の意見を基にそれを取りまとめて出すと言う形になっていまして、例えば山梨県の知事なんかからはかなり詳細な意見が、まず、環境影響評価のやり方に関する方法書というものに対して意見が山梨県知事から出されています。電磁波のことにも意見を出されていますので、ですから、もし生駒市付近を通過するということになれば、奈良県知事を通じて、JR東海に対して意見書という形で意見を出すことはできます。
    55 ◯下村晴意委員長 有村委員。 56 ◯有村京子委員 そしたら、そういう意見書が出されて、その意見書に基づいてJRが調査した結果というのは、まだ全然どこにも出ていないわけなんですか。まだ調査も着手していないということ。 57 ◯下村晴意委員長 山下市長。 58 ◯山下真市長 今は、その調査の方法に対する意見なので、その調査の方法に対する都道府県知事の意見を受けて、また、どういう方法でやるかということをJR東海が示して、それで調査に着手するという流れだと思います。 59 ◯下村晴意委員長 有村委員。 60 ◯有村京子委員 日本国中どこでもそうなのかもしれないですけれども、土地分類基本調査図によれば、生駒市のほぼ駅の予定地付近にやっぱり活断層が走っているんです。だから、そういうところも、私、是非ともちょっと関心を持って、もし生駒市の方から要望を出されるのであれば、活断層の影響というのも問いかけてほしいんです。  先ほどの意見のやり取りで、私は市長日記を見ていなかったんですけども、大和郡山市との優位性ということなんですけれども、私はリニアというのはできるだけ真っすぐ走らないといけないと思っていて、大和郡山市となると割と南の方に曲がらなあかんので、単純に考えて、直線状にはない大和郡山市が優位だとはちょっと思えないんですけども、その辺どうなのか、直線距離でなくてもいいんだというのは。(発言する者あり) 61 ◯下村晴意委員長 山下市長。 62 ◯山下真市長 一般論としては、有村委員のおっしゃるとおりだと思います。直線の方がいいに決まっています。 63 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。吉村副委員長。 64 ◯吉村善明副委員長 ちょっとリニアと離れるんです。24年度の予算の事業概要版の10ページ、そして予算に関する説明書ですと、同じ項目を探すと16ページになるわけなんですけども、学研北生駒駅周辺まちづくり関連道路整備事業。概要の方では10ページ、説明書の方では16ページ。同じ項目になるんですけども。たけまるくんが載っている分。事業概要版。その概要版で見ますと、予算額が1億1,896万円というふうになっていて、注目ポイント、背景、目的となって、事業概要1、2、3、4とあるわけなんですけども、多分、私の理解では、事業概要の1、2、3、4の合計が、イコールではないかもしれませんけども、この予算額である1億1,896万円になると思うんですね。それぞれ、1、2、3、4の内訳の金額がもし分かれば、ちょっと教えていただきたいなというふうに思うんですが。 65 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 66 ◯寺西清幸土木課長 まず、1番の奈良阪南田原線上村大橋交差点という部分につきましては、これは交通安全対策工事ということで、ちょうど富雄川のところの上村大橋の交差点がございますねんけども、ここで県道と市道と交差するわけなんですけども、そこで、今、県の方が河川改修と道路の工事を進めておりますので、その部分の交差点の改良に要します工事費を100万見ております。  それから、2番目の奈良阪南田原線南田原バイパス中交差点につきましては、これは、ずっとそこから西の方へ行きまして、国道168号線の方の交差点になるわけなんですけども、今現在、結構、西行きの車が渋滞している箇所なんですけども、その部分の交差点につきまして、ここに書いておりますように、左折レーンを設置しようということで、そのための設計に要する費用を計上しております。それが200万円でございます。  それから、3番目の白庭台北38号線改築事業につきましては、上に地図がございますように、白庭台から、鵄の橋と言いまして、富雄川の方へ直線的に通る道路になりますねんけども、この部分を拡幅するというようなことで、用地取得に係る費用としまして1,687万円を計上しております。  それから、最後に、4番目の芝山田線改築事業につきましては、今の鵄の橋を渡りまして、今度は東側になるわけなんですけども、芝山田線という、今現在、市道がございますけども、その部分を、少し位置は変わるんですけども、改築事業を行うに当たりましての用地に係る費用を計上しておりまして、それが9,909万円ということで、予算額合計としまして1億1,896万円ということでございます。以上です。 67 ◯下村晴意委員長 吉村副委員長。 68 ◯吉村善明副委員長 ありがとうございます。  多分、それぞれ工事の終了のめどというのも違うかと思うんですけども、大体いつ頃、工事の終了めどというのは立っておられますでしょうか。 69 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 70 ◯寺西清幸土木課長 まず、1番目につきましては、工事費ですので、今年度、一部工事を着手いたしますけども、県道の方の工事が、今、河川改修が24年度でされまして、引き続き25年度からされるということで、その辺で、ちょっと県の河川改修の工事と、白庭台北38号線にしましても合わせていかなあかんところはございますので、大体、平成25年度をめどに行う予定でございます。 71 ◯下村晴意委員長 吉村副委員長。 72 ◯吉村善明副委員長 終了のめどというのは。 73 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 74 ◯寺西清幸土木課長 白庭台北38号線と芝山田線の方につきましては、県の方の道路改築事業とちょっと調整を図ってやっていく予定でございますので、今のところは25年度の完了を予定しております。それから、奈良阪南田原線の方につきましては、左折レーンの方なんですけども、それも25年度で予定をしております。以上です。 75 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。成田委員。 76 ◯成田智樹委員 今の件の関連で、10ページの一番下の事業概要で言うと、2)の今おっしゃった左折レーン設置のための調査ですけども、今、右折レーンと直進レーンになっていますよね、あの道。それに左折レーンを付けるんですか、今お考えなのは。 77 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 78 ◯寺西清幸土木課長 現在、今おっしゃいましたように、右折レーンと、それから直進、左折が一緒になって、2つございますねんけども、特に、今、渋滞しております車なんですけども、左折する車、西向きに走りまして、南方面へ走る車がすごく数的に多いということで渋滞が発生しているということでございますので、そういう渋滞の緩和のために左折レーンを設けて、車を分散させると、そういう予定でございます。 79 ◯下村晴意委員長 成田委員。 80 ◯成田智樹委員 単純に歩車分離信号にされたら、大分と緩和されると思うんですけどね。あれ、左折のレーンをとるといったら、用地取得しないととれないじゃないかというのと、それと、単純に歩車分離されていない信号なので、左折するのにスムーズに行けないですよね。だから、ちょっとその辺を併せてご検討いただければと。200万とか、かなり使われるとおっしゃっていますのでね。 81 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 82 ◯寺西清幸土木課長 歩車分離の信号になりますと、やはり、歩行者の数とか、そういったものによってその辺の分離されているところが結構あるんです。あそこでは歩行者の通行もあんまりないというようなこと、なかなか難しいかなと思いますけれども、それから、左折レーンにつきましては、今現在、歩道の方に植樹帯、木が生えている部分、木が植わっている部分が両側にございまして、その植樹帯を含めた歩道を一部幅員を縮小しまして、今現在は18メーター全幅あるんですけども、その18メーターの中で1レーンを増やすと。単純に言いますと、両側の歩道の一部を縮めて3メーターの1レーンを増やすと、そういうふうな、全幅は変わらずに、その中で計画しようと思っています。 83 ◯下村晴意委員長 成田委員。 84 ◯成田智樹委員 歩行者はほとんどいないと思いますので、歩車分離も含めて、できる限りコストを抑えて考えていただければと思います。 85 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。有村委員。 86 ◯有村京子委員 概要の23ページの5番の地籍調査についてですけれども、今回は西旭ヶ丘ということなんですけども、この地籍調査の対象が、これは大規模宅地開発を除く生駒市全域ということなんですけれども、そうしましたら、生駒市域の大体何%ぐらいを調査されるんでしょうか。大体でと言うか、厳密の細かい数字はいいんですけども。 87 ◯下村晴意委員長 上西課長。 88 ◯上西幹裕管理課長 この西旭ヶ丘は20ヘクタールです。 89 ◯下村晴意委員長 有村委員。 90 ◯有村京子委員 質問の内容はそうではなくて、地籍調査の対象地域が大規模宅地開発を除いた全域ということなんですけども、そうしたら生駒市市域の何%が調査対象になるのかという質問です。今のは西旭ヶ丘だけの話ですね。 91 ◯下村晴意委員長 分かりますか。分かりませんか。上西課長。 92 ◯上西幹裕管理課長 今、そのところの算出はしておりません。すみません。 93 ◯下村晴意委員長 有村委員。 94 ◯有村京子委員 そしたら、今、地籍調査が完了した地域が生駒市全域の対象の何%かというのを聞きたかったんですけど、それも無理やということで、次は、地籍調査の難しい区域から多分始められていると思うんですけども、生駒駅前かいわいの。こういう困難地域というのはまだ相当数あるんでしょうか。 95 ◯下村晴意委員長 上西課長。 96 ◯上西幹裕管理課長 今、まだ21年度から始めたばかりで、難しいと言うんですか、その区域というのはまだはっきりと分かっておりませんねんけども。 97 ◯下村晴意委員長 有村委員。 98 ◯有村京子委員 何かすごく計画が立てにくいと言うか、その場その場で調査していくという感じなんですけど、これは全体が完了する見通しの時期というのは、それは全く考えておられませんか。 99 ◯下村晴意委員長 松本部長。 100 ◯松本安嘉建設部長 先ほど課長の方から答弁ありましたけども、基本的に、完成宅地であっても、区画整理を除きまして、それぞれの宅地の皆さん方と境界を確定したというのはないんです。法務局には宅地の面積という形で一応挙がっておるんですが、今言うてる、隣同士で確認しましょうということをしているのは非常に少ないです。それから、当初これをやり始めたのは、全域をやると、はっきり言うて70年ぐらいかかるんです、今のピッチでいくと。他の市町村ですと、例えば山林部分だとか田畑、そういったやりやすいところから始めておられるのが多いんですが、やはり生駒市の場合は、今の東南海・南海地震等で一番被害が発生して、復旧をしなければならないのは多分、駅周辺だというふうなことから、駅周辺から、一つの自治会単位ぐらいで進めさせていただいてというふうなこと。それから、地図の混乱地につきましては、はっきり言うて市内ほとんどがそれに近い状態です。ですから、今の道路の整備に当たりましても、まずは地図の整理をしないと用地買収ができないというのが今現状でございまして、この地籍調査が済みますと、それぞれの宅地の境界だとか、あるいは田畑の境界というのが決まってきますので、新たな道路あるいは新たな公共施設を整備するに当たっても非常にスムーズに進捗するかなと、かように思っております。 101 ◯下村晴意委員長 有村委員。 102 ◯有村京子委員 この地籍調査は災害復旧や税金の適正評価のために必要だということなんですけども、そこから考えると、もっと急いでやるとか、そういう必要はないわけなんですか。 103 ◯下村晴意委員長 上西課長。 104 ◯上西幹裕管理課長 一応、1工程が3年程度はやっぱり要するかと思いますねんけども、そういうローテーションで回っていく予定です。 105 ◯下村晴意委員長 有村委員。 106 ◯有村京子委員 あと、費用の件なんですけども、一応1,796万ということですけども、これはかなり県負担とか、また特別交付税措置が多いと思いますので、実際の生駒市の負担って大体どれぐらいなんでしょうか。 107 ◯下村晴意委員長 上西課長。 108 ◯上西幹裕管理課長 4分の1になるかと思います。 109 ◯下村晴意委員長 有村委員。 110 ◯有村京子委員 先ほどの街路樹診断のところで、関連質問で、一応これは街路樹というのが対象になっているんですけども、例えば公園の樹木なんかでも、倒れる危険性がありそうな木というのは、そういったものに対する点検とか診断はされないわけですか。 111 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 112 ◯高橋一之公園管理課長 おっしゃるとおり、公園の高木についてもそういうのを対象にすればいいんですが、まずは街路樹からさせていただきたいと思いまして、公園まで広げるとすごい数になってしまいますので、今回は街路樹だけという限定でさせていただいております。 113 ◯下村晴意委員長 有村委員。 114 ◯有村京子委員 23ページの7番の橋梁長寿命化修繕計画についてお聞きします。  対象の重要橋梁が47カ所ということで、これが点検を終えて、そして補修が完了する時期というのは大体いつぐらいなんでしょうか。 115 ◯下村晴意委員長 松本部長。 116 ◯松本安嘉建設部長 基本的に、今、40橋ほど点検をやらせていただいています。全てが悪いというわけではございませんけど、その中の部分から、長寿命化というのは、要は、悪くなってつぶして架け替えるというんじゃなしに、今ある橋をメンテナンスしもってちょっとでも耐用年数を長く延ばしていこうということですので、程度にもよりますが、要は本来の耐用年数を延ばしていこうということで、一概には言えないですね。 117 ◯下村晴意委員長 有村委員。 118 ◯有村京子委員 ほんなら、修繕による延命効果というのは、平均してどれだけ以上延びるとか、そういうのは分かりますか。 119 ◯下村晴意委員長 松本部長。 120 ◯松本安嘉建設部長 今のところ、県内も全部それをやり始めたところでございますので、実例等は今のところないということで、例えば生駒市の橋がどのくらい延びるねんというのは、ちょっと今のところ分からないと。 121 ◯下村晴意委員長 有村委員。 122 ◯有村京子委員 重要橋梁以外の小さな橋梁へはどのように対応されますか。 123 ◯下村晴意委員長 松本部長。 124 ◯松本安嘉建設部長 基本的に、小さい橋梁につきましては、市の職員の方で点検しようというふうに考えています。 125 ◯下村晴意委員長 有村委員。 126 ◯有村京子委員 24ページの宝山寺参詣線、これの測量設計のことについてなんですけども、現況の参詣線の傷み具合というのは大体どの程度のものなんでしょうか。 127 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 128 ◯寺西清幸土木課長 傷み具合をちょっと言葉でというのはなかなか難しいとは思うんですけども、階段の石段のがたつきとか、舗装の劣化とか、排水系統の破損とか、そういったものが主に見受けられるということでございます。それと、あと、桜の木がかなり年数がたっておりますので、その辺の分が見受けられるという状況です。 129 ◯下村晴意委員長 有村委員。 130 ◯有村京子委員 そこで、この事業によって桜やカエデの樹木がどれだけ影響を受けるのかなというのがちょっと気になるんですけど、その辺はどうでしょうか。 131 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 132 ◯寺西清幸土木課長 まず、桜の木に関しましては、以前、移植ができるかどうかというのを、そういった診断もしておりまして、かなり古くなっておりますので、それは不可能だというような、今、判断になっております。ですから、今の桜の木については、一応植え替えるというような計画をしております。それと、あと、石段とか古い道しるべみたいな、そういったものもあるんですけども、そういったものにつきましては、できるだけそういった使えるものは使って改修していきたいなというふうに考えております。 133 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 134 ◯中谷尚敬委員 今の関連で。この仲之町の事業、今、大石段から上までできてあるの。 135 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 136 ◯寺西清幸土木課長 はい、大石段から上の門前町地区について完了しております。 137 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 138 ◯中谷尚敬委員 これからは下でしょう。そこで、階段やから、階段の言うたら家が下にあるわけやな。排水がどうするのかな思うて、いつも通る度に心配するねんけど、今でも溝はあるけど、要するに石段が上にあるから、溝の排水の役目してないわけやな。家へみんな流れ込むわけやねん。 139 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 140 ◯寺西清幸土木課長 確かにおっしゃるように、排水系統が家の裏の方へ通っていったりというようなこともいろいろ見受けられますので、その辺をきちんと調査をした上で、必要に応じてまた新たな排水管を入れたり、そういったこともしていかなあかんかなとは思っておりますけども。以上です。 141 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 142 ◯中谷尚敬委員 それと、今、桜の木の話ですけど、これ、何年前やったか、まだ松本部長が部長になってたかな、一遍、一緒に見に行ってねんね。僕もあこに住んでいたわけ、幼稚園まで。そやから、季節になったら桜の木がものすごいきれい。きれいけど、花散った後がすごいねんな、毛虫とか。それで、見ている人はいいねんけれど、住んでいる人は、もう要らんという人も多かったわけやねん。それで、一時、事業、年次計画してもろうたけど、止まっていたと思うねんね。今、確かに、私の年を見てもろうたら分かるように、桜の木もものすごい古いからどうもできない。あれは切ってしもうたら終わりやからね、枝でも。そやから、植え替えるいうのがええねんけど、その辺のことは自治会と話ついてんのかな。 143 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 144 ◯寺西清幸土木課長 自治会とは今現在も、参詣線の補修工事について、これからいろいろそういった会合を持って、どういう形でしていくかというようなことを協議してやっていこうというようなことで話はしております。 145 ◯下村晴意委員長 松本部長。 146 ◯松本安嘉建設部長 ちょっと補足ですが、上部の、先ほど言っていただきました門前町につきましてもやはり桜の木がたくさんありまして、当時、改修するときに、桜の木の件につきまして、今おっしゃっていたようなご意見もありました。結局、最終的には、お住まいの皆さん方、あるいは沿道にお住まいの方々との話合いの中で、根が張らないような形にして、植樹升を作るという形を採っております。ですから、多分、下の方の今の仲之町エリアについても、そういった部分については、自治会の方でも、ある程度そういう担当のプロジェクトチームみたいなのを立ち上げるというふうなことを聞いていますので、そういった方々とお話合いをして進めていきたいなと、かように思っております。 147 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 148 ◯中谷尚敬委員 そやから、せっかくいい事業をしても、そういうことを言われたら、何でやねんと、きれいになって、ええなって、良くなるためにしているのにということが起こるから、その辺のことを重々話合い解決してから工事にかかってほしいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
    149 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 150 ◯中谷尚敬委員 それと、予算案の概要の24ページ、今の宝山寺参詣線の下、河川事業、それと、予算に関する説明書の76ページですけど、この竜田川流域の治水対策事業、恐らく、ため池を改修するのか、そんなんやと思うねんけど、もうちょっと具体的に教えてもらえるかな。 151 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 152 ◯寺西清幸土木課長 この事業につきましては、生駒市内の竜田川流域において浸水常襲地域という地域が2カ所ございまして、1カ所は谷田町の郵便局のちょうど裏ぐらいに当たるんですけども、もう1カ所は小瀬町の南生駒駅前の付近なんですけども、その2カ所が浸水常襲地域ということで、その地域の浸水被害を軽減するために、ため池を利用しまして、そのため池に降った雨を一時的にためて、しばらくの間そこで貯留して、一度に川に流さないような方法でそういった浸水の被害を軽減すると、そういう事業でございます。 153 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 154 ◯中谷尚敬委員 今、谷田のとこ、谷田の東新町の交差点で、よう、あれ、裏、水ついたから河川改修したやんか。その要するに上やと思うねんけど、そこは河川改修はできないんですか。 155 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 156 ◯寺西清幸土木課長 河川改修の方は、今、県の郡山土木の方で計画は持っておられます。ですから、治水事業で河川を改修して、その河川の流れる量をそこで浸水を防ぐと、ちょっと言い方はおかしいですけど、河川を改修して、その浸水を防ぐという方法と、もう1個は、水をためて、一気に流さないと、そういったことで浸水を防ぐ方法と、今、2つ大体ございまして、特に奈良県においては、調整池とか、そういったもので一時的にためていくという方が主流という形になってございます。 157 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 158 ◯中谷尚敬委員 それは、今、河川改修のためにするところが2カ所。ため池は何カ所ずつあるの。 159 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 160 ◯寺西清幸土木課長 今、これは県の方と協力しまして、実際にアンケートをため池の管理されているところにしたわけなんですけども、そのアンケートの対象となったところが全部で23カ所ございます。その中で、今の郵便局の方の分で、ため池が利用できるというような候補地として7カ所、それから小瀬の南生駒の方では8カ所、計15カ所ぐらいは利用できるんじゃないかなということで今考えております。 161 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 162 ◯中谷尚敬委員 この15カ所を新年度はどうするの。 163 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 164 ◯寺西清幸土木課長 新年度につきましては、まず、この候補の中から、今のところ思っていますのは、まず1カ所を。 165 ◯中谷尚敬委員 1カ所ずつ。 166 ◯寺西清幸土木課長 いや、24年度につきましては1カ所を設計測量の費用を計上させていただいておりまして、引き続き、また計画的に、1年に2カ所になるか、3カ所になるか、その辺はちょっとまだ分かりませんけども、進めていきたいなとは思っております。 167 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 168 ◯中谷尚敬委員 もうちょっと具体的に言うたら、ため池あるでしょう、ため池を、要するに、そこへ水をためるということは、掘り下げて、池によって深さも違うし、堤防を造らなあかんとか、いろんな池によって違うわけやね。そやから、それをどうするのかな、何するの、掘り下げてどうするのか。 169 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 170 ◯寺西清幸土木課長 一番単純な方法としましては、今、大雨が降りますと、池の上から水が越えていくわけなんですけども、その上の部分を、例えば1メーター。 171 ◯中谷尚敬委員 かさ上げやな。 172 ◯寺西清幸土木課長 いや、かさ上げじゃなしに、流れる位置を下げるわけです。 173 ◯中谷尚敬委員 だから掘るねやろう。 174 ◯寺西清幸土木課長 いや、掘ると言うか、流れる口だけなんですけどね。余水吐と言いまして、外へ出るところなんですけれども、そこを1メーターほど掘り下げますと水位が1メーター下がりますので、その上の1メーター分を今度ためるような形を、その分をちょっと工事せなあきませんねんけども、そこへたまった分をそのまま流すんじゃなくて、小さな穴みたいなもので、言うたら流れる量を絞るわけなんですね。そういったことで流れる流量を抑えると。一度に川へ流れないようにと、そういう事業でございます。 175 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 176 ◯中谷尚敬委員 それは、言うたら河川改修の一環やから、一級河川やんか、竜田川、県の補助なしに、市単独でそれはするわけ。 177 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 178 ◯寺西清幸土木課長 国の補助と、それから県の補助とございます。 179 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 180 ◯中谷尚敬委員 そのため池のやつやで。 181 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 182 ◯寺西清幸土木課長 はい、ため池のやつで、国の方からは3分の1の補助と、それから県の方は8%の補助がございます。 183 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 184 ◯中谷尚敬委員 直接どうこういう話違うけど、今、そこにも全部で23カ所あって、谷田だけでも7カ所あるという話やけど、言うたら、元々、ため池みたいなんは、田んぼの水とか畑の水を入れるために造ったのが多いわけやな。今はそんなん無いわけやんか、事実、利用しているとこがね。その池の水を利用しているとこが少ない。そやから、この際やから、そういうとこをもっと調査して、ただ、かさ上げという言葉は悪いな、出る口を上げるんじゃなしに、きれいにしたらええんちゃうかな。それで、要するに、消防の消火と言うか、そういうのとか、防災上でもやっぱり僕は重要なことやと思うから、そやからそこまで予算かけられへんのかなと思うけれど、今がチャンス言うたらおかしいけど、今まで耕作してはったら、やっぱり水利権とかいろんな問題があったと思うねんけど、今はやりやすいというたら怒られるか分かれへんけど、この際やから、ただ竜田川のはん濫とかそんなんだけじゃなしに、それを考えるねんやったらもうちょっと何かあるんちゃうかなと思うねんけどね。 185 ◯下村晴意委員長 松本部長。 186 ◯松本安嘉建設部長 今おっしゃっていただきましたように、先ほど申しました25カ所のうちの15カ所について、協力してもいいよというご回答をいただいているのは、今、委員さんおっしゃっていただいたような、要するに、耕作地が少なくなったり、あるいは耕作田が少なくなったので、その分、水は要らないというふうなことで、例えば、ある一定の水位まで下げても大丈夫やというようなことで、協力してもいいですと言っていただいているのが15カ所ということでございます。それから、全然田んぼが無いから、その水を空っぽにしてためていくというのは、やっぱり池はかすかすにしたら駄目ですのであれですけど、老朽化した池というのは割と少ないので、15カ所の池の中では、簡単な改良できるようなことからいったらというのが1点あります。それから、当然、火災の際に関しましては、比較的山間部の上の方に池がありますので、林野火災とかについては当然活用をしていただけるかと思うんですけど、それよりも、救急が早い、消防車が到着しやすい場所、あるいは防火水槽、この部分を併せて対応したらいいかなとは思います。 187 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。有村委員。 188 ◯有村京子委員 予算案の概要の25ページの景観基本計画策定というところです。これは、多分、景観形成基本計画ということだと思うんですけれども、これは主に啓発と誘導、平成24年に作成で、25年に策定ということです。しかし、既に規制を中心とした景観計画がありますし、そして景観アドバイザーというのがたしか24年から活動ということなんですけども、景観アドバイザーはもう既に、景観形成基本計画策定を待つまでもなく活動しているんでしょうか。 189 ◯下村晴意委員長 前川課長。 190 ◯前川好啓みどり景観課長 景観アドバイザーにつきましては、景観条例第21条だったと思いますけれども、位置付けがございまして、11月1日から条例施行をしておりますので引き続き委嘱も終えておりまして、3人の学識者によりますアドバイザーという形で位置付けを既にしてございます。 191 ◯下村晴意委員長 有村委員。 192 ◯有村京子委員 何かもう実際的に成果を上げておられますか。 193 ◯下村晴意委員長 前川課長。 194 ◯前川好啓みどり景観課長 今まで、まちづくり相談という形でアドバイザーの先生方に来ていただいて、それぞれの事案ごとに相談を受けておりまして、既に合計3回、民間の届出対象行為が必要な施設等も含めて、実質2回、3月も開催予定でございますけれども、まだ日程調整中でございますので、既に2回実施してございます。 195 ◯下村晴意委員長 有村委員。 196 ◯有村京子委員 この景観アドバイザーの役割として、指導とか警告とか、ちょっときつい目の行動に出れるとも思うんですけども、そういったことも今後期待できるんでしょうか。 197 ◯下村晴意委員長 前川課長。 198 ◯前川好啓みどり景観課長 アドバイザーの方々につきましては、基本的にはかなり規制が大規模なものに対しての届出対象行為ということで景観計画の方でつくっておりますので、大きなものについては、その景観形成基準に合致しているかどうかということを主に審査なり指導をしていただくということになりますので、余りきついというようなイメージは持ってございません。 199 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 200 ◯中谷尚敬委員 12月議会やったかな、概要の開発部の関係、開発部の再開発住宅、今年も予算取ってあるから聞くねんけど、12月に募集したでしょう、それ、いつ締切りで、今どういう状況になっているか、ちょっと教えてほしいねんけども。 201 ◯下村晴意委員長 上野課長。 202 ◯上野和久地域整備課長 再開発住宅におきましては現在募集しておりまして、期間につきましては、3月1日から3月15日の間で募集を行っております。現在、いろいろ相談していただいている方が20名ほどございますが、昨日時点で申込みをされた方が1名ということでございます。以上です。 203 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 204 ◯中谷尚敬委員 あれ、何棟言うか、何ぼ募集していたかな。 205 ◯下村晴意委員長 上野課長。 206 ◯上野和久地域整備課長 一応、改修させていただきましたのが5軒ということで、現時点で2名住まれていまして、空きが5軒ございますが、今現在募集しておりますのが、元々、再開発住宅と申しますのが、再開発事業でそういう家を新たに必要な方のための住宅ということで、その分2軒を引きまして、3軒、今、募集しているところでございます。 207 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。成田委員。 208 ◯成田智樹委員 予算案の概要の25ページの4番の公園整備事業でございますけれども、そこに、全体で5,000万近く、予算、前年に比べて減った上で、市内公園遊具設置工事、コミュニティパーク事業等、載っておりますけれども、具体的に予算の減った理由と、それと、来年度のコミュニティパーク事業の予定等を教えていただければ。 209 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 210 ◯高橋一之公園管理課長 前年度との差額でございますが、前年度は美鹿の台第3緑地の災害復旧事業が4,200万ほどありましたので、その分が下がっております。市内遊具につきましては、来年度、33公園、56基を予定しております。  次のコミュニティパーク事業につきましては、これは今年募集をかけますので、まだ整備事業はしません。ワークショップの年になって。隔年ですので、よろしくお願いいたします。 211 ◯下村晴意委員長 成田委員。 212 ◯成田智樹委員 この左の24ページにちょっと戻って、先ほどの仲之町の参詣道の話なんですけども、来年度、測量設計を行うということで、その後の計画時期等をちょっと教えていただきたいんですが。 213 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 214 ◯寺西清幸土木課長 まず、24年度に設計作業を行いまして、25年度から28年度にかけまして、4カ年で工事を実施したいというふうに考えております。 215 ◯下村晴意委員長 成田委員。 216 ◯成田智樹委員 28年度完了予定ですか。 217 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 218 ◯寺西清幸土木課長 4カ年ということで、はい。以上です。 219 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。井上議長。 220 ◯井上充生議長 リニアの件で、先ほど桑原委員の方から、市長日記、これについて桑原委員の見解を述べられたんですけども、これは私自身も同じような考えを持っています。市長は生駒市の優位性をここに書いたということなんですけども、この最後の項目、例えばプール、また病院の件ですか、これはリニアの優位性とは全然関係のないことですよね。これを市の公式のホームページに書くことによって、例えば、今、リニアの調査をして、県へいろんなことを申入れ、陳情しよう、あるいは交渉しようとしたときに、吉岡部長、上野課長、これ、バックアップになりますか。なると言うなら答弁いただいても結構です。しんどいです、実際。(発言する者あり)なるねやったらということで、これはこれまで、県と生駒市の関係、いろいろ言われてきました。その中で、また、今これが出たということにちょっと問題かなと。生駒市が、今、県は上位団体ですよね。いろんなことをするにしても、リニアは、当然、生駒市に誘致をしたい。しかし、リニアだけじゃないんです。いろんな市と県の関係というのはあるわけです、施策においても。やはりそういったことを考えれば、県と市、知事と市長の関係というのは、もっと連携のとれた穏やかなものでなければならないのではないかと、はっきりこれだけは言えると思います。  今回、生駒市議会の桑原議員から決議が出されるということで、事前に副知事に会いに行きました。もしこれが決議されれば、改めてお持ちしますということで。そのときに私が申し上げたのは、もしそれが決議されれば、生駒市の学研高山第2工区を有力な予定地の一つにお加えくださいという言い方をしているんです。そういう言い方でお願いをしてきました。それを先日、何と言うか、頭に来るんですけども、一県会議員がああいった質問をしたと。腹が立って腹が立ってしょうがないんです。何の答えも得られないと。知識もなく一般質問をしたと。これには相当憤りを感じているんですけども、今後の県と市を考えたときに、やっぱり市長はそれを踏まえた上でブログに書くなりをしていただきたいと。これは議会からの要請としてお願いをしておきます。それだけです。何かあればおっしゃってください。 221 ◯下村晴意委員長 よろしいですか。              (「なし」との声あり) 222 ◯下村晴意委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。白本委員。 223 ◯白本和久委員 議長が言わはりましたリニア関係ですけども、80ページの委託料1,000万と書いているんですけど、これはどこへ発注されるんですか。 224 ◯下村晴意委員長 上野課長。 225 ◯上野和久地域整備課長 これから先ほど申しました検討内容を吟味いたしまして、どういうところに発注するかということは今後検討していきたいと考えております。以上です。 226 ◯下村晴意委員長 白本委員。 227 ◯白本和久委員 要するにコンサルですか。 228 ◯下村晴意委員長 上野課長。 229 ◯上野和久地域整備課長 通常、例えばまちづくり等となりましたら、当然、コンサルになるでしょうし、ただ、今回の分につきましては非常に特殊なケースということで、例えば鉄道、リニアとか京阪奈新線になりますと、そういうことをやれるコンサルというのは絞られてくるかなと思っております。以上です。 230 ◯下村晴意委員長 白本委員。 231 ◯白本和久委員 この委託料は毎年されるつもりですか。 232 ◯下村晴意委員長 上野課長。 233 ◯上野和久地域整備課長 特に今回計上していただいた分につきましては、先ほど言いましたようなまちづくりのイメージ案ということでございますので、来年度以降は、どこまで、今年度、委託によりましてそういう調査ができてくるかということにもよりますので、ただ、毎年これだけ決まった金額ということにはならないと考えております。以上です。 234 ◯下村晴意委員長 白本委員。 235 ◯白本和久委員 そしたら、今のところ、奈良県の中では、生駒市、大和郡山市、奈良市が有力な候補地となっているけども、後の2市もこういうようなことの委託料の予算を計上されているのでしょうか。 236 ◯下村晴意委員長 上野課長。 237 ◯上野和久地域整備課長 特に調べたわけではございませんのでちょっと分かりかねるんですけども、奈良県は、毎年、決まった額はリニアの関連では上げておられます。以上です。 238 ◯下村晴意委員長 白本委員。 239 ◯白本和久委員 今はどうか分かりませんけども、よく調べるときに他市の状況も参考にした上で予算計上の参考資料に上げていた思うんですけけどね。ちなみに、大和郡山市の方は、決議書はしたけども、その種の予算は全然取っていないと市長が言っておられました。新聞情報を見ていましても、一番不利なところはお金で、奈良市とか大和郡山市に比べて不利だからこのぐらいのことをせなあかんのかなと思ったりするわけなんですけども。いいですか。 240 ◯下村晴意委員長 どうぞ。 241 ◯白本和久委員 うちのけいはんな沿線の市民の方から、このリニアモーターカーの件で新聞に載り出してから私の方に言われているのは、これをするんやったら先に近鉄京都線まで線路を引っ張ってよと、この話はどないなっているんですかということを言われているんですけども、この件について、市長はどない考えているんですか。 242 ◯下村晴意委員長 山下市長。 243 ◯山下真市長 その前に、他市の予算化の状況ですが、大和郡山市について予算化されていないというのは、私、知っておりました。奈良市についても、これは想像ですけど、同様で、予算化はしてないと思います。ただ、先般、大和郡山市の上田市長から、2月末だったか、ちょっと分かりませんけど、県知事宛てに大和郡山市への設置を求めるという要望書が出されていると、大和郡山市は庁内にプロジェクトチームを設ける方向だということは新聞で報道されております。
     それから、けいはんな線の延伸でございますけれども、ご存じのとおり、国の運輸政策審議会というところの平成元年に出された、「大阪圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画」というのがございまして、その中で、けいはんな線の延伸に関しては、高の原を経て木津まで延ばすというルートと、高の原まで延ばす途中から新祝園まで延ばすというルートと2つございまして、まだこれは基本計画の段階にとどまっていて次のステップには進んでいないと、ここで止まっているということですけれども、リニアの駅が学研高山第2工区に来るということになれば、当然、既存の鉄道との乗り継ぎというのは必須でございますので、この延伸の話も弾みが付くことは間違いないというふうに思っておりまして、委員がおっしゃるとおり、もしここに来ることが決まれば、リニアの工事との関係、どうなるのか僕は分かりませんけれども、ある程度先にけいはんな線だけ通しておくということが、技術的に問題がなければそういったこともあり得る話ではないかなというふうに思いますが、現時点では、けいはんな線を延伸するといったときに、要は沿線の人口の張り付きというものが今の人口減少社会の中で余り見込めないということで、なかなか進まないのではないかなと思います。ですから、何を言いたいかと言うと、けいはんな線を延伸する上でも、このリニアの駅というのが非常にいいということでございます。 244 ◯下村晴意委員長 白本委員。 245 ◯白本和久委員 そしたら、京阪奈新線を運営いたしています東生駒電鉄の株主の構成比率を教えてください。 246 ◯下村晴意委員長 山下市長。 247 ◯山下真市長 おっしゃっているのは奈良生駒高速鉄道のことだと思いますけれども、生駒市は15%です。 248 ◯下村晴意委員長 白本委員。 249 ◯白本和久委員 15%で、たしか奈良市が5%で、近鉄が30%で、県が30%、そのようでよろしいですか。 250 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 251 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 そのとおりだと思います。 252 ◯下村晴意委員長 白本委員。 253 ◯白本和久委員 その場合、東生駒電鉄、延ばすという話の中で、15%を市が持っているんやから、市長は平成元年と言われましたけれども、平成16年に、たしか北登美ヶ丘から2ルート案が国交省の方で発表されていると思うんですけども。 254 ◯下村晴意委員長 白本委員。どこの予算のところでおっしゃっているんですか。リニアとは違いますので。白本委員。 255 ◯白本和久委員 どうもすみません。言いたいのは、市民の方が、リニアの駅を造るんやったら、それよりも近鉄京都線に延ばしてほしいというのがうちらでは多かったので、そのようになりました。すみません。ということで、現実論としては、リニアモーターカーよりもまずは近鉄京都線だというふうに思いますし、このリニアの委託料1,000万も必要ないんじゃないかなと私は思います。 256 ◯下村晴意委員長 白本委員。 257 ◯白本和久委員 学研北生駒駅のまちづくり、先ほどの吉村委員の関連質問なんですけども、奈良阪南田原線交通安全対策工事100万、具体的これはどういうことをされるんでしょうか。 258 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 259 ◯寺西清幸土木課長 これは上村大橋の交差点の部分になるんですけども、新しく県道ができますので、そこの交通量、かなり多くなっておりますので、右折レーンを延ばしたりという、交通安全対策の、ラインを引いたりとか、そういった工事になります。以上です。 260 ◯下村晴意委員長 白本委員。 261 ◯白本和久委員 それでしたら、上村大橋の手前の県道枚方大和郡山線ですか、あの道路については、別に既存の道路のままで橋のところの安全対策をするということですか。 262 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 263 ◯寺西清幸土木課長 その辺につきましては、今、県の方でもそういった設計作業をされておりますので、その辺と調整を図っていきたいなというふうに考えております。 264 ◯下村晴意委員長 白本委員。 265 ◯白本和久委員 先日、郡山土木で話を聞いたところ、富雄川沿いの管理道をちょっとかさ上げしてレーンを造るか、反対に山側の方を削って工事をするかというところまではいっておるんやというような話を聞いたんですけども、その場合、この100万円というのは、これでいけるんですか。 266 ◯下村晴意委員長 松本部長。 267 ◯松本安嘉建設部長 今おっしゃっていただいているのは県の工事であって、その分については生駒市からの負担はございません。ほんで、この100万円は、先ほど課長の方から何回も言うてますが、要は白線、ラインですね、このラインを引き直したりとか、こういった費用でございます。それも市道に関しての話です。よろしくお願いします。 268 ◯下村晴意委員長 白本委員。 269 ◯白本和久委員 市道に関してですけれども、それ、どちらについても、市道も改修工事をしなきゃならんのちゃいますか。これはこれで終わっておきます。  その次に、ちょっとあれなんですけども、芝山田線と、それから白庭台北38号線なんですけど、これは今の話を聞いておりますと平成25年ぐらいにできると言うんですけど、この場合は、県道が、今できていません2車線、163号線まで行くんですけども、この道路ができてから市道については開通させるということでしょうか。 270 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 271 ◯寺西清幸土木課長 163号線までは、今おっしゃられたように、平成27年度というふうに聞いております。それと、今の白庭台北38号線につきましては、ちょうど対岸の方に商業施設等が今計画されておりますので、その辺の開店と言いますか、そういったものと県の事業と、その辺を調整を図った上で供用開始というような形になると思います。 272 ◯下村晴意委員長 白本委員。 273 ◯白本和久委員 ということは、早くても平成27年度が完工予定と言うか、今の赤線のところも白庭台北38号線もそのぐらいのときにはできるというように、今の話を聞くと思うんですけども、ただ、今、奈良阪南田原線ですか、西向きも渋滞、ほんで、この上村大橋の渋滞で、少なくとも平成25年度でもなかなかこれができないと、最速で25年度ということは、後2年間この渋滞は辛抱しやなあかんということですな。 274 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 275 ◯寺西清幸土木課長 特に西側の国道168号線の交差点につきましては、かなり渋滞も慢性化しているというふうになっておりますので、24年度に設計作業をさせていただきまして、今、予算的には次の年度を予定しておりますけども、早い時期に工事を着工したいなというふうに考えております。 276 ◯下村晴意委員長 白本委員。 277 ◯白本和久委員 できるだけ、利便性と言うか、市民、またここを使う方の利便性のため、早くしていただだきますようにお願いしたいと思います。  後1つなんですけども、ちなみに、都市計画道路における自転車専用レーンの計画というのは、24年度はあるかないかだけで結構です、どうでしょうか。 278 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 279 ◯寺西清幸土木課長 特に都市計画道路の自転車のそういった整備ですか、そういった計画は生駒市ではございません。 280 ◯下村晴意委員長 白本委員。 281 ◯白本和久委員 それで結構です。終わります。 282 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。中浦委員。 283 ◯中浦新悟委員 何点か聞きたいので、まずはリニアの件でお伺いしていきたいんですけども、リニアの調査費の内容1,000万から聞いていきます。  先ほど、具体的な調査ということで、新駅周辺のイメージ案であったりとか基本事項、駅の位置うんぬんというようなことをおっしゃっていましたけども、金額的な内訳というものはどのように考えておられるのか。1,000万というと結構な額ですから、その内訳を具体的にご説明いただけますでしょうか。 284 ◯下村晴意委員長 上野課長。 285 ◯上野和久地域整備課長 調査費の内訳でございますけれども、今回計上させていただいております調査費につきましては、市独自で本年どこまで調査できるか、また、JR東海、国、県などの関係団体の協議、誘致活動についても現在は未定でございます。そのために、委託料の1,000万円につきましては、具体的な計算根拠はなく予算計上させていただいております。以上です。 286 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 287 ◯中浦新悟委員 ということは、何となくこんなもんかというぐらいのことで。じゃ、正直、全く、第2工区にしてもそうですけど、ほぼ白紙な状態ですよね、計画自体が。それの絵を描くのに1,000万と言うとなかなかの金額だなというふうには思いましたので聞きたかったんですけども、根拠はないということで取りあえず理解しておきます。  続いて、施政方針にも書いていますけども、今後、この新駅誘致に向けて基礎調査を実施、これは先ほどの1,000万ですね、国、県、事業主体JRに対し積極的に働きかけるということを述べられているんですけども、じゃ、今後どのように具体的に積極的に働きかけていくのかという手法の部分についてお答えいただけますでしょうか。 288 ◯下村晴意委員長 山下市長。 289 ◯山下真市長 その辺、生駒市としても初めての事業でございますので、どういった形で駅が決まっていくのかということについて、経験則はございません。ただ、類似の事例として、ご存じのとおり、長野県においては、木曾谷を通るルートと、伊那谷を通るルートと、南アルプスの下を通るルートと、3ルート県内でございまして、その中で一番走行距離の短い南アルプスの下を真っすぐ横切るという案に決まったというふうに聞いていますので、ですから、県内においてそういう複数の候補地があった場合に、どんなふうに決まっていくのか、ちょっと長野県の事例も参考にしながら、また、必要であれば、長野県の首長、今回、長野県の駅は飯田市というところにできるんですけれども、飯田市は私も何回も訪問しておりますし、市長とも懇意にしていますので、飯田市長に話を聞いたりして、その辺のどういう形で駅が決まっていくのかを聞きながら、市として打つ手を考えていきたいと、そういうふうに思っています。 290 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 291 ◯中浦新悟委員 長野県の、今、どういうふうに事業が動いているのかというのは、全く不勉強と言うか、ちょっと知識がないものですから、市長さんのおっしゃるとおりで、それはそれで一つの参考事例として進めていかれたらいいんであろうというふうには思いますが、ただ、電鉄を通す、電車を通すという事業自体は初めてやったとしても、国家プロジェクトであったと言うか、まちをつくっていくという事業であるというのも関連している話である。それだったら経験もあるだろうし、じゃ、国や県、JRに対してどういうふうなアプローチの仕方をしていかないといけないのかというものは持っていらっしゃると思うんです。その辺を聞けたらなというふうには思っていたんですが、まだ具体的なイメージも、それもまた持っていらっしゃらないというふうなことっぽいですので、続けていくと、続けていくと言いますか、この後は感想になってくるんですけども、となったら、今後どうやって働きかけていくのかというのが見えていない状態で、先ほど来からの話になっている市長日記がどういうふうな影響を及ぼすのかというのは、私の感想からしたら、先ほど桑原委員や議長等々もおっしゃっておられましたけども、決していいような結果に結び付いていくようなものにはなっていかないだろうなというふうに思います。正直、マイナスからのスタートになってしまったなというふうにも思います。じゃ、そのビハインドをどういうふうに解決をしていくのかというのは、市と県の関係、今の関係において、どういうふうに取り組んでいこうと考えているのかというのは、その点の解決策において何か考えておられるというのはありますか。 292 ◯下村晴意委員長 山下市長。 293 ◯山下真市長 特に今回のことで生駒市がビハインドになったとは思っておりませんが、桑原委員の意見、井上議長の意見、中浦委員の意見も参考にしつつ、今後、対処していきたいと思います。 294 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 295 ◯中浦新悟委員 桑原委員や議長、その他、皆さんいろいろおっしゃっているので、リニアのことに対してはこれ以上言いませんけども、ただ、再三言いますが、予算額、この調査費1,000万というのは、これはなかなかの金額だなと。1,000万も調査費にかけるんだなというふうな思いと言うか、そういう気持ちで私はこの1,000万という数字を見ておりますので、その成果がどれほどのものが上がってくるのかというのは、実に楽しみにしていきたいなというふうに思います。できることならば、その途中途中の経過というものも議会の方に細かく教えていただけたら有り難いというふうにも思います。リニアのことに関しては以上ですけど、何かありますか。 296 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 297 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 リニアの誘致に向けての調査でございますけども、実際問題として、やりたいことというのは、今、先ほど課長が申し上げていたように、いろんなものがございます。実際問題、これを全部この1年でやり上げようとすれば、この1,000万なんていう金額はすぐ飛んでしまうと思います。職員でやれる分はやって、その上で、この1,000万の範囲内で様々な調査をやっていきたいというふうに考えております。調査が進みまして、不足する場合につきましては補正予算をお願いする場合もございますので、よろしくお願いしたいと思います。 298 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 299 ◯中浦新悟委員 その点はあえて聞き流しておきます。今の部長の意見を、また補正も出してくるのかということを、はいはい、いいですよというふうな思いには私はちょっとなれなかったということで、意見です。  全体的なところでお伺いしたいんですけども、今回の予算で、都市整備部、建設部共にと言いますか、生駒市の事業で国庫補助金の歳入の部分がやっぱり大幅に減ってきていると思うんですが、当然、国も補助金を出すに当たって、国の中でどういうふうに考えていくのかと言うと、震災を踏まえると、どうしても東北の方に今は力を入れざるを得ないのかなと。それは、土木系だけでなく、教育系やその他、国庫補助があるもの全て関係してくるんだと思うんです。その中で、今回、生駒市として予算を組んでいく中で、今日ここにおられる所管の国庫補助金をどれくらいで算定していこうということは悩まれたと思うんですけども、その点、何か意見あったら有り難いです。加えて、23年度、国庫補助金がどの程度削られたのかという予測があるんだったら、それも踏まえて教えていただければ有り難いです。 300 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 301 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 一般会計分におきまして、土木の国庫補助金、16ページでございますけども、1億の減というふうに出ておりますけども、129ページを見ていただいたら分かりますとおり、再開発の国庫補助金につきましては、前年度が7,200万円、今年度が5億5,300万ということで、国庫補助金としては大幅に増する額になっております。  震災の影響でございますけども、聞いている範囲で申し上げますと、ある補助金におきましては、例えば、公園事業でしたら要求の3分の2の額になったとか、再開発の事業でしたら5%減に23年度はなっております。24年度についてはそういうことは聞いておりませんので、今のところ、要求額を計上させていただいています。 302 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 303 ◯寺西清幸土木課長 今、吉岡部長もおっしゃいましたように、うちの建設の方につきましても、企業誘致関連の補助金につきまして、23年度で約10%は要望から削られているという実績がございます。24年度につきましては、今のところ、ちょっと分からないという状況でございます。 304 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 305 ◯中浦新悟委員 23年度削られるのは仕方がないだろうし、24年度も増えるということはなさそうだなというのは、これはあくまで推測ではあるんですけども、建設の方では、これ、すみません、正確に入れてないのか分からないんですけど、10%を削った国庫補助金で予算計上をされているんですか、それとも、削られていない、完全にフラットな状態で予算計上されているのか、ちょっと教えていただけますか。 306 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 307 ◯寺西清幸土木課長 24年度につきましては、満額で要望しております。 308 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 309 ◯中浦新悟委員 ということは、何らか、今後、事業を進めていく、今年度の予算執行を進めていく中で、やはり、国庫補助が削られてきた結果、何らか事業を削らないといけないな、継続していかないといけないなというものは、去年実績だけでいっても1割はあるんだろうというふうには受け取っておいてよろしいでしょうか。 310 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 311 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 現在、国庫補助金の形がだんだん変わってきておりまして、交付金事業化しているということで、市の中で優先順位を決めて、今、ある程度限られているところもあるんですけども、違う事業に補助金を回すということが可能になってきております。そういうふうな事態になりましたら、市の方で優先順位を付けてやらなければならない点も出てくるかなというふうには考えております。 312 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 313 ◯中浦新悟委員 当然、目的が広く使えるようになってくるのは有り難いことですけども、結果として、お金として下りてくるのが減っているということは、やれることが少なくなってくるということには変わりがありませんし、それが生駒市行政の責任というふうにも私は思いませんけども、どういうふうに組んでいるのかなということを確認しておきたかった。ほんで、この1年間どういうふうに執行していこうというふうに、どういうふうに優先順位を付けていくのかということは、今後もしっかり見ていかないといけないのかなという確認のもとで質問をさせていただいていたわけでございます。取りあえずは以上です。 314 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。上原委員。 315 ◯上原しのぶ委員 先ほどから出ているリニアの件で、この予算案の概要では26ページ、それから説明書では80ページなんですが、まず、結論から申し上げますと、私は時期尚早ではないかというふうに考えます。と言いますのは、奈良市も手を挙げる、大和郡山市も手を挙げる、そういう状況の中で、過日の奈良新聞報道によりますと、県会で知事が生駒の学研高山第2工区には否定的な態度をとられたということですね。 316 ◯下村晴意委員長 上原委員、すみません、リニアのことに関しては、予算を含めて皆さん重複しておりますので、リニアに関しては意見とかご要望ではなくて。 317 ◯上原しのぶ委員 だから、時期尚早ではないですかということを聞いてる、その説明を今しているんです。 318 ◯下村晴意委員長 前も言ってませんでしたか、前回。 319 ◯上原しのぶ委員 内訳もまだ未定だということで、それから発注先も検討中という状況の中で、なぜそんなに急ぐんですかということを聞きたいんです。 320 ◯下村晴意委員長 山下市長。 321 ◯山下真市長 ですから、市として積極的に誘致していくに当たって、どういうルートがいいのか、技術的に可能なのか、あるいは駅を中心としたまちづくりとしてどのようなプランが考えられるのか、言うたら、そういうのを積極的につくってセールスしていくと、PRしていくということですから、決して時期尚早だとは思っておりませんし、やはりこういうことは早ければ早い方が効果があるというふうに思っております。 322 ◯下村晴意委員長 上原委員。 323 ◯上原しのぶ委員 これはあれですけれども、生駒市の調査費には生駒市の市民の大切な税金が使われるんですから、やはり、不確定要素の多いところに、私はそういうところに税金を充てるべきではないということで、これは時期尚早ではないかということを申し上げておきます。 324 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。山田正弘委員。 325 ◯山田正弘委員 予算に関する説明書の76ページの節17、公有財産購入費の1億8,400万余りのうち、北田原南北線に係る予算額は幾らぐらいですか。 326 ◯下村晴意委員長 寺西課長。分かりますか。 327 ◯寺西清幸土木課長 南北線に係る分につきましては、4,400万円でございます。 328 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 329 ◯山田正弘委員 朝の補正予算、繰越明許費で、建設部長から用地買収は進んでいないということをお聞きしましたけど、市長のマニフェストの41、北田原工業団地と国道163号線を南北に直結する新道路の開通は平成24年4月と記載されておりますけど、用地買収以外の進行状況をちょっと教えていただきたいんですけど。(発言する者あり)買収以外の進行状況。設計とか、いろんなんあるやん。 330 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 331 ◯寺西清幸土木課長 買収以外で言いますと、工事の設計、測量、そういった作業は行っております。 332 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 333 ◯山田正弘委員 そしたら、測量とか設計は完了していますか、してないんですか。 334 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 335 ◯寺西清幸土木課長 南北線については完了しております。 336 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。
    337 ◯山田正弘委員 そしたら、工事を発注して、開通の予定と言うんですか、それはどのように考えておられるんですか。 338 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 339 ◯寺西清幸土木課長 繰越しのときの部長の説明にございましたように、用地交渉が難航しているという、時間がかかっているというようなところでございまして、今のところ、工事着手までのめど、いつからできるかというところまでは、ちょっと明確な答えはできません。以上です。 340 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 341 ◯山田正弘委員 用地買収難航しているという、この原因なんかは分からないんですか。どういうことで難航しているか、教えていただけませんか。 342 ◯下村晴意委員長 松本部長。 343 ◯松本安嘉建設部長 基本的に、難航しているというよりも、先ほど有村委員さんの質問にもありましたように、地籍図で混乱しているということで、これの調整に非常に時間がかかっているのが1点。それから、やはり、単価面で、一時、バブル崩壊後、非常に単価が下がっておるというようなこともございまして、その辺のところでの調整に時間を要しているということが主な原因だと。 344 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 345 ◯山田正弘委員 地籍の混乱とか用地の費用が下落しているということで難航しているということなんですけど、市長のマニフェストでは24年4月開通ということをおっしゃっていますので、できるだけ早く開通していただいて、そして企業誘致にまた力を入れてもらうように要望しておきます。 346 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。吉波委員。 347 ◯吉波伸治委員 重複しないように質問をします。リニアの調査の件ですけども、市民団体からも要望が出されていると思いますけども、調査の中身についてですけども、先ほども1,000万というかなりのお金という発言が出ましたけども、せっかく市民の税金を使って調査するわけですから、市民がリニアの誘致について是か非かということをしっかりと判断できるような、そういう判断材料を提供するような調査にしていただきたいと思うんですが、いかがですか。 348 ◯下村晴意委員長 山下市長。 349 ◯山下真市長 判断材料になるかどうか分かりませんけれども、先ほど有村委員からもご質問があった環境影響の調査というのは、この1,000万円は含んでおりません。これをやろうと思うとかなり専門的かつ広範囲にわたる調査が必要となりますので、ですから、今回、この1,000万円を使ってできる調査というのは、このリニアの駅を持ってきた場合に、どういうまちづくりの絵が描けるのかというような調査、それから、けいはんな線の延伸として我々が想定しているようなルートが可能なのかとか、そういった調査になりますので、それを基に市民にご判断いただくということになろうかと思います。 350 ◯下村晴意委員長 吉波委員。 351 ◯吉波伸治委員 できれば、そういうメリット、いい面ばかりじゃなくて、こういうデメリットもあるという、できるだけ、そういうデメリット、メリット両方分かるような、そういう調査にしていただきたいと思います。要望しておきます。 352 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。樋口清士委員。 353 ◯樋口清士委員 しつこいようですけど、またリニアで。やめておこうと思ったんですけど、先ほど吉岡部長のご答弁の中で、足りなかったら補正まで付けてやりたいと、全ての項目をやっていくにはかなりのお金もかかりますというご答弁があったので、ちょっと心配になってあえて質問をさせていただきますけども、この調査、どれぐらいの精度のアウトプットを出そうと考えられているのか、フィジビリティ調査みたいなものまでやっていこうというようなことのお考えなのかどうか、この点、まず確認したいんですけども。 354 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 355 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 かなり突っ込んだところまでは行かないと思います。ただ、先ほど課長の方が申しましたとおり、市長も申し上げていますけども、調査がいろいろあると思うんです。まちづくりのイメージをつくるとか、それから誘致を実現するための基本的な事項の整理とか、それからけいはんな線の延伸化の調査等々、様々あると思うんです。その中で、一番やるのが有益なことで、一番やれば誘致につながるというものについて選択していきたいというふうに今のところ考えております。 356 ◯下村晴意委員長 山下市長。 357 ◯山下真市長 基本的には、実際にどこに駅を持ってきて、どう線路を敷いて、どこからトンネルから出して、当然、新大阪に行くに従ってまた地下に潜りますので、どこから地下に潜らせるかとか、その辺はもちろんJR東海がお持ちの技術でJR東海がされると思うんですけれども、今回の調査は、一言で言うと、今後、県、国、JR東海、あるいは関西の経済界、あるいは近鉄等々に売り込むための材料を収集するという、分かりやすく言うとそういう意味合いでの、目的での調査でございます。 358 ◯下村晴意委員長 樋口清士委員。 359 ◯樋口清士委員 今のご答弁をお伺いして安心はしたんですけれども、ただ、そうなれば、この1,000万というのは実は大き過ぎないのかという感じがするんです。一方で、誘致のための活動をしなければならない。そのために、当然、プレゼンテーションということを桑原委員はおっしゃっていましたけれども、そのためのツールも必要になってくる、こういうところにはきっとお金はかかってくるんだろうと思うんですね。だから、今、誘致の活動の段階でやらなければならない調査をできるだけ絞り込んでと言いますか、きちっと決めて無駄な調査をしないようにして、そこで残ったお金を上手に誘致の活動に使えるような使い方を是非していただきたいというふうに思います。それを言いたくて、ちょっとあえて質問をさせていただきました。  続けて、ちょっと別の案件に移ります。 360 ◯下村晴意委員長 どうぞ。 361 ◯樋口清士委員 都市計画マスタープランの。 362 ◯下村晴意委員長 すみません、まだありますね。 363 ◯樋口清士委員 あと2点だけ。じゃ、1回止めましょうか。 364 ◯下村晴意委員長 では、暫時休憩いたします。              午後2時59分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時10分 再開 365 ◯下村晴意委員長 それでは、休憩を解いて、引き続き会議を行います。  樋口委員。 366 ◯樋口清士委員 予算案の概要の25ページ、説明書の77ページなんですが、都市計画マスタープランの実現化に向けての取組ということで、実施計画等を見ますと、市民アクションプランというのをつくっていくということになっていましたけれども、この中身、どういうものをイメージされているのか、まずお聞かせください。 367 ◯下村晴意委員長 森本次長。 368 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 都市計画マスタープランの実現化に向けましては、昨年、23年3月に作成させていただいた以降、参画と協働のまちづくりという形で、市民の方々が、取組の在り方、方針、取組例等を事例的にアクションプランとしてまとめていきたいと考えております。それが23年、24年の2カ年かけて検討委員会を立ち上げまして、今現在取り組んでいる状況でございます。 369 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 370 ◯樋口清士委員 市民協働というところでのまちづくりの方法論というのを展開していく、こういう理解でよろしいですか。 371 ◯下村晴意委員長 森本次長。 372 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 まず考えておりますのは、市民の方の行動原理、それと私たちが目指すまちづくり、つまり暮らしの目標度、それとまちづくりにおける行動計画、それと取組の活性化方策等、こういう構成で今現在考えております。以上でございます。 373 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 374 ◯樋口清士委員 このアクションプランに基づいてまちづくり条例をつくるということも実施計画の中に書かれているんですが、このまちづくり条例のイメージと言いますか、内容、構成、こういったもので、今、想定しているものがあれば教えてください。 375 ◯下村晴意委員長 森本次長。 376 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 まず、協働のまちづくりの第一歩としてアクションプランの作成ということを考えておりますので、それを作成する上で、まちづくり条例がいいのか、その辺、他市の先進事例等を検討しながら、また検討委員会の中でもご意見を賜りたいと考えております。以上でございます。 377 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 378 ◯樋口清士委員 一般的にまちづくり条例と言うと幾つかのタイプがあって、市民協働、市民参加のための手法とか、後、先ほどおっしゃっていた行動原理等々、こういうものだけを収めているものと、後、それを含めて、もう少し都市計画制度に乗っかって、例えば開発の手続きであるとか、そこでの市民の意見の聴取の仕方あるいは合意形成の仕方とか、要は、まちづくりの協働の方法としても、都市計画提案であったり、あるいはまちづくり協定地区計画、こういったものをつくり上げていくときの方法論、こういったものを盛り込んでいくとか、あるいは紛争調停、こういったものを抱え込んだフルセットのまちづくり条例というのは、多分これが一番ベースにあるものかなと。その中でどれかを取り上げていって、部分的につくっていく、そういうタイプのものも見られるんですけれども、生駒市としては、協働というところだけに絞ったものとして今は想定している、こういう理解でよろしいですか。 379 ◯下村晴意委員長 森本次長。 380 ◯森本明夫都市整備部次長兼都市計画課長 もちろん協働というのは重要な柱でございますが、ただ、都市計画上、手続的なものが、今おっしゃるように提案制度というのもございますので、そういう総合的なものを考えながら、いろんな方のご意見を参考にして、どういう形が生駒市のまちの中でいいのかという、まず方向性を検討していきたいなと考えております。以上でございます。 381 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 382 ◯樋口清士委員 何年か前に、一度、一般質問でちょっとご質問をさせていただいた経緯もあってお尋ねしているんですけども、特に生駒市の場合、緑が多くて、開発に対してはいろいろと問題、課題があるところということになりますので、そういう意味で、開発あるいはまちづくりと言いますか、ハードの話、こういったところで、自然との調和とか、そういったことを住民参加で上手に話ししていって、合意をしながら一つのまちづくりそのものを進めていくというようなところの手法を整えていかないといけない。これは、総合計画の審議会の中でも、久先生がいつまでも要綱では駄目ですねというようなことをご指摘されていたと思うんですが、その辺、少し意識して、まちづくり条例の在り方というものについても今後の検討課題ということであろうかと思いますので、また今年、この取組の中で考えていっていただきたいなというふうに思います。これは述べておきます。  もう1点だけ、空き家・空き地対策というところで、この予算案の概要の25ページ、説明書のどこに掲載されているのか、該当するものがちょっと見つからなかったんですけれども、これは平成23年でモデル調査等々を進めているということであるのですけれども、ホームページを見てもちょっとその成果が見えてこなかったのであえてお伺いするんですけれども、今、どこまでその成果が上がってきているのか、24年度の取組に向けてどういうものを提案しようとされているのか、この点、ちょっと確認させてください。 383 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 384 ◯石倉睦弘建築課長 平成23年度の事業でございますが、空き家・空き地検討委員会を今年度3回と、それと、モデル地区であります萩の台の住宅地での交流会を4回行っておりまして、生駒市の現状とか交流会を踏まえた内容を検討委員会の中で揉んでもらっているというところでございます。何分、少子高齢化を踏まえた全国的な構造的な問題がございますので、やはり、解決策と言うか、その辺がなかなか出てこないというのが現状でございまして、平成24年度も引き続き検討委員会を続けていかなければならないと考えておるところでございます。以上でございます。(「萩の台住宅やろう」との声あり)萩の台住宅、すみません。 385 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 386 ◯樋口清士委員 まだ答えは出ていなくて、引き続き、平成24年度、次年度も検討を続けていく、こういうことでよろしいですか。 387 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 388 ◯石倉睦弘建築課長 委員さんおっしゃったとおり、引き続き検討を続けていって、できるところからできたらやっていきたいなと考えておるところでございまして、例えば相談業務とか、後、今年、萩の台住宅地区の中でのアンケート調査もやっておるんですけども、それを踏まえた生駒市全域でのアンケート調査等も検討委員会の中で議論してもらって、方策とか、そういうものを検討していきたいなと考えておるところでございます。以上でございます。 389 ◯下村晴意委員長 樋口委員。 390 ◯樋口清士委員 この空き家・空き地対策に関しては、例えば京都市の中心部、町家をどうするとか、あるいは中山間へ行って、農家家屋をどうするという、非常に特殊な事例に関してはいろいろ制度的なものをつくって、マッチング事業的なことをやったり、あるいは来てくれた人の改修費とかにちょっと個人的に出したりというような制度をパッケージでつくり上げているようなところがありますね。こういう新興住宅地の中で、じゃ、どういう制度をつくり上げていったらいいのかというのは正に今ご検討されていると思うんですけれども、何かそういう制度的に、個別のことをやっていくということではなかなか追い付かへん問題やと思いますので、全体としてそういう仕組みづくりというところに是非取り組んでいただきたい。そこにつながるような検討を是非、次年度やっていただきたいなというふうに思います。以上です。 391 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。惠比須委員。 392 ◯惠比須幹夫委員 予算案の概要の23ページのところですが、この中で土木費の中の6番目、道路橋梁維持補修というところですが、ここには、市に関係する歩道に立地します支柱付きの看板とかカーブミラーとか、その辺も入ってきますでしょうか。 393 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 394 ◯寺西清幸土木課長 交通看板とかカーブミラー、そういったものも含まれております。 395 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 396 ◯惠比須幹夫委員 現在、大体、約でも結構なんですが、どれぐらいの量があって、どういう管理の仕方をされているのかということを教えていただきたいんですが。 397 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 398 ◯寺西清幸土木課長 それはカーブミラーということでよろしいでしょうか。 399 ◯下村晴意委員長 惠比須委員、少し具体的に。 400 ◯惠比須幹夫委員 カーブミラーと、例えばこの先道幅が狭くなっているので通行注意してくださいという類いのものがございますよね、それと合わせてなんですけど。 401 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 402 ◯寺西清幸土木課長 カーブミラーにつきましては市内に約2,000基ございますけども、それを北と南、約1,000基ずつに分けまして、1年に1回、清掃、それから点検、そういったものを実施しております。それと、あと、新規で地元の要望とか、古くなったやつを取り替えとか、そういったことをやっております。それから、標識とか看板につきましてはちょっと数も把握できておりませんし、特にそういった日々の管理については行っておりません。 403 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 404 ◯惠比須幹夫委員 実は、先頃の一般質問の中でも成田委員の方も触れられておりましたが、俵口に隣接する喜里が丘3丁目の方の市道の歩道で市の管理するポールがあったんですけども、それが、車がぶつかったということではなく、風で倒れたということが市民の方から話がありまして、市民の方の情報によりますと、ペットを散歩させるときにおしっこをするという、そういうことが頻繁にずっと続いていた中での塩害と言うか、そういうものによって倒れたのではないかということを、目視しただけで根っこが腐っていたということが分かっていたということだと思うんですけども、これを氷山の一角と捉えるのか、これ、通行も頻繁にあるところですので、もし通行される車若しくは人、子どもさんなりが当たっているとこれは大変なことにもなっておったなという、それを聞いて思いましたが、その辺を踏まえてちょっと管理等をお願いできればと思うんですが、その辺、いかがでしょうか。 405 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 406 ◯寺西清幸土木課長 先ほど申しましたカーブミラーにつきましては、そういった点検も日々やっておりますので、根っこが腐食して倒れかかっているやつとか、そういったものは分かっているつもりなんですけども、今言われました標識とか、そういったものはなかなか日々見つけるのが難しいと思いますけども、今後につきましては、そういった道路パトロールをする中でそういったものも含めて点検、そこでまた悪いものを見つければすぐに直すと、そういった形でやっていきたいなというふうに考えております。 407 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 408 ◯惠比須幹夫委員 その辺の徹底をお願いいたします。  それと、もう1点目なんですが、同じ予算案の概要の24ページの都市整備部の下の方の土木費の1の中で、既存住宅耐震改修補助、これについては木造を30万円から50万円に引き上げられるということなんですが、これは、今までの状況というのは、いつから始められて、どれぐらいの実績があるのかというのはいかがでしょうか。 409 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 410 ◯石倉睦弘建築課長 既存住宅の耐震改修工事補助につきましては平成18年度から行っておりまして、平成23年度までで89軒の耐震改修を行ってもらっています。以上でございます。 411 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 412 ◯惠比須幹夫委員 例えば23年度は、予算に対してどれぐらいの執行状況だったのでしょう。 413 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 414 ◯石倉睦弘建築課長 15軒の募集に対しまして15軒の応募、全員、15軒、15軒ございました。以上でございます。 415 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 416 ◯惠比須幹夫委員 予算の関係もあるかとは思うんですが、今後、こういう耐震化というのは、先頃も話がありましたような直下型の震度7とかが来ると、家具の固定とか机の下に入るというレベルではなくて、1階部分自体がつぶれてしまうということになると思いますし、そういう家屋が集中しているところですと、集中的に倒壊して火災が出て被害が出るということもありますので、その辺を計画立って何らか重点地域を定めて進めていくということはできないでしょうか。 417 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 418 ◯石倉睦弘建築課長 基本的には、この耐震改修補助と言いますのは、補助金で全住戸全て終わるというような計画ではございませんで、住民の方に認識していただくという一つのツールになればなと思っております。また、当然、昭和56年以前の住居の多いところというのは大体分かっておるところでございます。例えば北の方でしたら真弓というところとか、鹿ノ台とかあるんですけども、そういうところにつきましては、そちらの方に行きまして、例えばセミナーと言うんですか、そういうような出前講座的なことも奈良県と一緒にやっております。今後もそういうようなことも検討していかなければならないと考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。 419 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 420 ◯惠比須幹夫委員 これはあくまで個々のお家の責任のもとで、世帯の責任のもとでやるというのはもちろん大前提でもございますが、やりたくてもできないという世帯も、資力的にということもありますし、その辺も含めて、今後、ただ、ありますからどうですかということではなくて、きめ細やかなその辺の推進を、これは要望としてお願いしておきます。  それと、次の質問なんですが、同じく25ページの、先ほどもちょっとお話がありましたが、街路樹の診断についてなんですが、これは、今回新規で入ってまいりましたその辺の背景というものはございますでしょうか。 421 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 422 ◯高橋一之公園管理課長 実は、昨年7月と9月に街路樹の倒木がございました。7月の倒木につきましては、徐々に傾いてきて、市民からの通報で、倒木寸前でというところでしたけども、9月は台風12号が接近して強風で倒木が1カ所あったというのが大きな背景でございますけども、生駒市の街路樹、大体できてから30年、40年たちますので、かなり樹体も大きくなっているとこから、前々からこういうものもやっていきたいなという思いもあったことはあったんですが、それがきっかけになっているのはなっています。 423 ◯下村晴意委員長 惠比須委員。 424 ◯惠比須幹夫委員 今お話がありましたように、優先順位をしっかり決めて、効率的な執行をお願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 425 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。伊木委員。 426 ◯伊木まり子委員 先ほどから出ていました宝山寺参詣線のことで1点だけ確認させていただきたいんですけども、これから四、五年かけて自治会の方と相談をしていくというようなことですけども、景観の視点から、アドバイザーなんかも入ってそういう改修を考えていかれるんでしょうか。 427 ◯下村晴意委員長 寺西課長。 428 ◯寺西清幸土木課長 景観につきましては、今回の工事箇所、仲之町地区なんですけども、市街地の景観区域には含まれてはおりますねんけども、今回は道路の改修ということですので、届出とか、そういったものの対象にはならないわけなんですけども、歴史的なそういった石段とか道しるべみたいなものがございますので、今後につきましては、景観について、必要に応じまして、みどり景観課とかと協議しながら計画を進めていきたいなと考えております。ですから、アドバイザーとかそういったものは今のところ考えておりません。
    429 ◯下村晴意委員長 伊木委員。 430 ◯伊木まり子委員 実は、先日、今から改修するというところに行きました際に、沖縄国際映画祭というところに出展するためのロケをされていたんです。いてる人たちにちょっとお話を聞きましたら、こんなところは全国探してもなかなかないということで、非常に貴重なところですというようなことを言われていましたので、少しその辺もお伝えしておいて、是非、いったん壊してしまったらなかなかその景観というのは戻ってきませんので、またお願いしたいと思います。 431 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。角田委員。 432 ◯角田晃一委員 街路樹診断につきまして1点だけちょっと確認させていただきたいんですけども、事業概要版の17ページ、これの方が質問をしやすいので、17ページの中ほど、下の方に、事業概要でご説明があるんですけれども、対象は1メートル以上の街路樹、幹周りですか、目視と木づち打診があって、点検工というのは点検の専門家のことでしょう、それから、その下に外観診断と精密診断があって、この辺が樹医さんがされるのかなと。ちょっとその辺、まずお伺いしたいんですが。 433 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 434 ◯高橋一之公園管理課長 おっしゃるとおり、樹木医の資格を持っている者が調査をいたします。かつ、街路樹診断士という資格を併せて持った樹木医が診断するようになっております。まず、外観診断というものにつきましては、樹勢とか樹形を見て現在の樹木の状態を調査することでございます。木づちでたたいたり、ナイフで削ったりして、また、根元を掘ったりして、キノコが生えているかなどを調べるのが外観診断でございます。外観診断で見分けが付かないというものについては、精密診断、1個進んだ診断をさせていただく。それは、特殊な機械を使いまして診断をするという内容でございます。 435 ◯下村晴意委員長 角田委員。 436 ◯角田晃一委員 私、ちょっと気になったのが点検工ということなんですが、市の予算の実施計画書には、これについて読み上げます、「近隣住民の意識を向上させるため講習会を開催し」、これは賛成ですが、その後に、「点検業務について市民で取り組んでもらう」と、こういう記述があるんですよね。その点検、今、課長からるる説明がありましたように、なかなか点検というのは難しいと言いますか、要するに倒れそうな木を見つけるわけですから難しいと言いますか、実施計画書の17ページの一番下なんですけど、効率性の、これはナンバーで言いますと9番のところの1行書いていますよね、点検業務について市民で取り組んでもらうと。どう取り組んでもらおうというふうなことでしょう。 437 ◯下村晴意委員長 高橋課長。 438 ◯高橋一之公園管理課長 この点検工につきましては、樹木医さんの講習を受けていただいた後やっていただくという形を思っておりまして、まだ、来年度早々に市民にという形は採っておりません。将来的には、自分らの住んでいる地域の街路樹については自分らで常に把握できるぐらいの知識を持っていただくという意味でございます。 439 ◯下村晴意委員長 角田委員。 440 ◯角田晃一委員 当然そういうことでないと、誰でもいきなりやりますというわけにいかない、危険も伴いますからね。ただ、この場合に、これは要望になるんですけれども、最近では、街路樹の落ち葉、秋から冬にかけて落ち葉が大量に出て、ありまして、それの清掃を、高齢化ということもあって、なかなか、これ、毎日毎日できませんと、大変ですという声がかなり出てきているわけですよ。こういう講習会に参加していただける方は元気な方と言いますか、そういうことで、もちろん点検業務に参加していただければ有り難いんですけれども、いきなり取り組んでもらうという、こういうことよりは、やはりもう少し周知徹底するところをしっかりしていただいて、そういう今の実状、街路樹に関するいろんな問題があります、ここで長々と申しませんけども、十分ご承知だと思いますので、その辺を踏まえてこの診断に取り組んでいただきたいと。以上です。 441 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。竹内委員。 442 ◯竹内ひろみ委員 市長にお伺いしたいんですが、リニア新幹線の問題です。今朝からずっとお聞きしていまして、全体的に誘致に向けてどっと進もうという雰囲気の中でちょっと申し訳ないんですけれども、去年の今頃、東日本大震災、それから原発事故という重大な事故が起こりまして1年です。先日来ずっとメディアでも報道されているように、東日本の方は大変な目に遭っておられる、そういう状態の中で、日本という国は本当に大変なものを背負っている状態です。こんな中において、このようなリニア新幹線という大きな開発事業、それがどんどん相も変わらず進められていっていいのかという基本的な疑問を私は持っています。そういうことについて、市長はどうお考えになっているか。それと、このリニア新幹線事業そのもののこれからの見通し、国としては非常な財政出動が必要とされてくるこれからの中で。 443 ◯下村晴意委員長 市長の個人的な意見ではなくて、この議案の予算のことでしたらいいんですけれども、先ほどから皆さんリニアのことはおっしゃっていますので、違う角度で質問をしていただけますか。 444 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。  それじゃ、そのことと関連して、こういった状態の中で早々と誘致に向けて手を挙げられて、そして、早速1,000万という調査費用を予算に組まれているということについて、私は非常に疑問を感じるわけです。他の自治体もまだそんな予算化まではしていないという中で積極的にいこうとされていることについていかがなものかと思いますので、その点について、市長のお考えをお聞かせください。 445 ◯下村晴意委員長 山下市長。 446 ◯山下真市長 今回の大震災によって、私は、むしろこのリニアの必要性が高まった面もあるのではないかと思います。と言いますのは、従前から東海地震というものが起きる起きると言われておりまして、ご存じのとおり、浜岡原発が停止したのも、やはり東海地震が一番起きる可能性が高いと、その中で東海地震が起きたら浜岡原発に不測の事故があるということで、あれは止めたわけですよね。そうしますと、東海道新幹線は、東海地震の影響をもろに受ける地域にあります。そういうことからも、やはり、万が一東海地震で東海道新幹線が甚大な被害を被った場合に、日本の三大都市圏を結ぶ鉄道が寸断されるということの影響というのは、はかり知れないものがあるだろうというふうに思います。  それと、もう1点、今、首都圏直下型地震が起きるということが言われておりまして、政府の見解、東大の見解、京大の見解と出されておりますけれども、首都圏直下型地震が起きた場合に、首都圏が、東京が津波を浴びるということは、あそこはちょっと湾になっていますので、三陸沖のような形にはならないかもしれませんけれども、津波の心配もあるという中で、やっぱり、副首都という議論も、実際、現実のものとして語られるようになったという中で、午前中、桑原委員もおっしゃられましたけれども、東京まで1時間というところに副首都を造るということも、これまた非常に意義のあることではないかというふうに思うわけでございます。  それと、この時期に早いのではないかということでございますけれども、ご存じのように、京都府と京都市は既に検討委員会を前から立ち上げられて、先般、報告書を出されました。あそこは、調査費を使って、前、各議員にお配りした資料にも付けていますけれども、京都駅を通ったルート、あるいは奈良駅を通ったルートと、あと、直線でそのまま結んだルートということで、それぞれ、所要時間とか総工費とか経済効果とか、そういったことを調査されているという中で、これは知事もおっしゃっておられましたけれども、奈良県としてもやはりうかうかしてられないというような状況になってきたのではないかなと。そういうときに名乗りを上げて、奈良県への誘致を確実なものとしていくという意味で、私は、この時期に調査費も計上した上で誘致に名乗りを上げるというのはタイミング的にいいのではないかと、こういうふうに思っております。 447 ◯下村晴意委員長 竹内委員。 448 ◯竹内ひろみ委員 市長のお考えは分かりました。  次にですが、この誘致して、学研高山第2工区にもしも駅ができた場合、その中間駅の建設費用はJRが全部持つということで、そのことも大きな動機になられたと思うんですけれども、それにつなげる交通のアクセスと言うか、連結する線を造らないことには、そこに誘致した意味もないわけです。そうすると、そこの自治体並びにそこの電鉄会社なりの費用がかかるということはもちろん予想されていると思うんですが、それと同時に、地元のインフラの整備の費用とか、様々、やはりかなりの開発費用が要ります。そういった財政負担について、市長はどの程度、今、ざっとでいいですけれども、見積りを持っておられますか。 449 ◯下村晴意委員長 山下市長。 450 ◯山下真市長 具体的な見積りはしておりませんけれども、竹内委員もご存じと思いますけれども、けいはんな線は、上下分離方式ということで開設されました。つまり、線路は奈良生駒高速鉄道株式会社が所有をして、電車の運行は近畿日本鉄道がやると、近畿日本鉄道が線路使用料を奈良生駒高速鉄道に支払うと、こういう形でやっております。この奈良生駒高速鉄道には、先ほど白本委員からご質問があったように、生駒市としても出資をしているという状況でございます。  もし、けいはんな線を延伸するとなった場合には、恐らく近鉄さんはこれまでと同様の手法を求めてくると思います。そういう場合に、当然、市として一定の費用負担ということは発生するでしょうし、今、我々のプランでは、先端大のちょっと北側に駅を1個持ってくるということもございます。その駅前広場の整備費用というのは、これまでのケースからすると、もちろん国庫補助等は取りますけれども、市の負担ということにもなると思います。ただ、今、けいはんな線の開設に市がどれぐらいお金をトータルで投下したかは、ちょっと、私、手元に資料がございませんが、やはり、あの線路が通ったことで、あの沿線に人口が張り付いて、こういう人口減少の時代には珍しく人口も上向きで伸びているということにもなっておりますし、やっぱりあれがなければ今のような人口の伸びはちょっと見せていないだろうと思いますので、投資に見合う効果はあったのではないかというふうに思います。それと同様に、このリニアのプロジェクトに関しても、けいはんな線の延伸については一定の費用負担が発生しますけれども、それを大きく上回るベネフィットが本市にもたらされるのではないかというふうに思っております。 451 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。山田正弘委員。 452 ◯山田正弘委員 道路維持補修等でちょっとお聞きしたいんですけど、例えば道路が2メーターあって、建て売り業者が2メーターを拡張したとなりますね。そしたら、2メーターは私道なんです。それで、2メーターは建て売り業者の道なんですけど、そこに穴が開いているわけなんです。その道路は、誰が見ても市道としか思われん道路なんです。そういう場合はどういう具合にされるのか、ちょっとお聞きしたいんですけどね。 453 ◯下村晴意委員長 上西課長。 454 ◯上西幹裕管理課長 私道ということでよろしいですか。一応、個人の財産なので、市の道じゃないので、個人さんにお願いしますというようなお断りをしております。 455 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 456 ◯山田正弘委員 それは分からんことないですわ。ただ、そしたら、その私道の業者が倒産したらどうなりますか。倒産して、どうしても直されへん場合はどうなるんですか。 457 ◯下村晴意委員長 上西課長。 458 ◯上西幹裕管理課長 たとえ倒産しても、その処理というのが当然出てくると思いますので、開発なんかの場合でも、個人が持つ場合で倒産した場合ということが逐条解説なんかでもちょっと書いてあると思いますねんけども、最終、市で管理するべきやというようなことは書いておりますねんけども、その2メーターの道があってセットバックした道については、ちょっと市の方では、その処理がちゃんとされて、市の方に移管等をされたという状況であれば、道路区域として管理できるようになると思いますねんけども。 459 ◯下村晴意委員長 山田正弘委員。 460 ◯山田正弘委員 移管されたら、もちろん市で管理せないかんわけなんですけど、移管もしてない、住民の人が見たら、みんな市道やと思っているわけです。そこに穴が開いて、それを補修何でできへんのかなという思いを私はしているんですけど、そやけど、市長もおっしゃっている関西一魅力的な住宅都市やとか、いつも安心して暮らせるまちづくりと言いながら、誰が見ても完全に市道に見えるとこをそのまま放ったらかしということ自体が私はおかしいと思うんですわ。私、言うたことあるんですわ。それやったら、修理せんでもいいから、こちらにも向こう側にも看板上げなさいと言うたんですわ。ここから半分は市道違いますから、ここで事故起きた場合は市は責任持ちませんよということを書けと、私、言うたことあるんですけど、何でそれができへんのかと、私、不思議で。それで、その開発した業者に、連絡、どんどんどんどんしてもろうたんですけど、向こうは、全然、直す直すと言うて直さへんし、これ、もし事故があったらどこに責任あるのかなと思うんですわ。それ、ちょっと。いやいや、そんな大層な、何百万とかかるようなことじゃないんですわ。レミファルトを1本か2本持っていって、ばんとしたらいいだけのことなので、それを何でできへんのかなというのが私の思いですので、それに対して回答と言うんですか、今後、そういうようなのがあった場合はどういう具合にするということをちょっと教えていただけますか。 461 ◯下村晴意委員長 松本部長。 462 ◯松本安嘉建設部長 答えたくなかったんですが、まず1つは、私道ということを皆さん方が認知をしていただかないといかんと。今おっしゃっている道は、確かに道路の幅員的には4メーターあるんですが、真ん中にきちっと構造物があって、市道の部分と広げた部分というのが見えているという状況が1点あった。それから、倒産した場合は、通常の場合は、管財人の方が入られて、その処分について生駒市の方に相談されますので、そういった場合については無償で頂くという形になろうかなと思います。  それから、今後そのような状況が起きるときというのは変な話なんですが、普通に開発申請を出していただいて、あるいは位置指定道路という形でとっていただいて建築あるいは開発していただく分については何ら問題はないと思うんですが、それ以外の手法でやられる場合については、市の方ではちょっと今のところ対策は採れないと、こういう状況かなと。 463 ◯下村晴意委員長 山田委員。 464 ◯山田正弘委員 今、予算に関係ないということでちょっと注意を受けたんですけど、部長は、真ん中にということを今おっしゃいましたわね。私、現場へ見に行きました。そんなん、誰が見たって、真ん中に白線も引いてないし、何もしてないんですわ。誰が見たって市道やと思いますからね。それで、横は河川ですわね。その河川も生駒市の河川ですわ。(「山田さん、もう、予算委員会やから」との声あり)いや、分かります。そやから、ちゃんと安全と市長がそうして唱えてはるんやから、やっぱりそういうこともきちっとやっていただきたいということを言うて終わります。 465 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 466 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第1号の都市建設委員会所管分に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 467 ◯下村晴意委員長 議案第2号、平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。吉岡都市整備部長。 468 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、議案第2号、平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。  予算に関する説明書の121ページをお願いいたします。  121ページ及び122ページでは、総括として、歳入歳出それぞれ総額7,615万6,000円を計上いたしております。  続きまして、123ページをお願いいたします。歳入の内訳でございます。  款1、財産収入といたしまして587万6,000円を計上いたしておりますが、これは公共施設整備基金の運用に伴う利子でございます。  次に、款2、寄附金といたしまして7,028万円を計上いたしておりますが、これは生駒市宅地等開発行為に関する指導要綱等に基づく寄附金収入でございます。  続きまして、124ページの歳出についてでございますが、款1、公共施設整備基金費といたしまして、歳入の全額7,615万6,000円を基金に積立ていたすものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 469 ◯下村晴意委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中谷委員。 470 ◯中谷尚敬委員 公共施設整備寄附金というのは開発行為のあれかな、ちゃうんかな。 471 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 472 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 開発行為に伴う協力金でございます。 473 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 474 ◯中谷尚敬委員 これは以前から大分問題になっていた思うねんけど、奈良県内の市町村で取っているのは生駒だけとか、そんな話と違うの。 475 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 476 ◯石倉睦弘建築課長 奈良県内では、生駒市だけでございます。 477 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 478 ◯中谷尚敬委員 この協力金は強制的なものかな。 479 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 480 ◯石倉睦弘建築課長 強制できない任意の寄附金でございます。 481 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 482 ◯中谷尚敬委員 前年度、23年度で、そういう協力金を払う立場にありながら、払うてる業者と払うてへん業者というのは把握していますか。 483 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 484 ◯石倉睦弘建築課長 今、この場ではちょっと資料を持ち合せておりませんので分かりませんけれども、分かります。 485 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 486 ◯中谷尚敬委員 割合も分かりますね。10件あったら半数は払うていただいているとか。 487 ◯下村晴意委員長 石倉課長。 488 ◯石倉睦弘建築課長 分かります。 489 ◯中谷尚敬委員 今、分かりますか。 490 ◯石倉睦弘建築課長 今は分かりません。 491 ◯中谷尚敬委員 また教えてください。 492 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 493 ◯中谷尚敬委員 これはいつまで続けるんですか。 494 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 495 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 生駒市につきましては、やはり大阪近辺でかなり上質の住宅地でございます。それにおきまして開発行為があったときに、やはり、その周辺、公共施設の整備ということは必ず起こります。それについては、今後も引き続きできるだけ頂きたいなというふうに考えております。 496 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 497 ◯中谷尚敬委員 関西一すばらしいまちに新しい人に入ってきてもらわなあかん、特に若い世代の人に。となると、業者がこれを払うことによって、それが販売価格に反映されると言うか、なるんじゃないかという心配が1つあるのと、大分前に、もう1つ近鉄の大きな開発があるから、それが白庭台やったかどこか分かれへんけど、それが終わるまではというような話も私は聞いていたように思うんですね。今、だんだん開発するとこが少なくなってきて、件数も減っていくと思うんですけど、やっぱり、私の考えとしたら、生駒市で税金を上げていこう思ったら人に住んでもらわなあかん、そのためには家を建てなあかんという、開発も必要かなと思うので、それが足かせになっている部分がないのかどうか、その辺を心配するだけであって、そら、税金入るねんからいいことはいいことやと思うねんけど、ちょっとその辺がジレンマになってんねんけどね。 498 ◯下村晴意委員長 山下市長。 499 ◯山下真市長 中谷委員のおっしゃることはよく私も分かります。よく分かっていますけれども、今のところは、ある程度資力のあるディベロッパーの場合、開発協力金の分を販売価格に上乗せしても、全部は転嫁せずに、ある程度自社で吸収した上で、一定、販売価格に転嫁する。なおかつ、割と生駒市の場合は、例えば近隣よりも若干地価は高いので、ある程度高目の住宅でも売れるというのがございますので、今はまだ、大きなディベロッパーがやる分について、近鉄さんとかがやる場合には、それが足かせになって売れないということはないと思います。ただ、おっしゃるとおり、中小の事業者にとってはなかなかシビアになってきているということは聞いていまして、現実、そういうところからは勘弁してくれと言われていますので、それは勘弁しております、取っておりません、あくまでこれは任意の寄附金でございますので。ただ、それは不公平じゃないかということも当然あると思います。なかなかこれは大手の人の前では言えませんので。(「もうそれぐらいにしとこ」との声あり)ただ、そういう問題意識は持っておりますので、いずれかの時期というのはあるかもしれませんけど、まだ持ちこたえられるだろうというふうに思っております。 500 ◯下村晴意委員長 中谷委員。 501 ◯中谷尚敬委員 もう結構です。もうこの件は結構です。 502 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 503 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 504 ◯下村晴意委員長 質疑等がないようでございますので、以上で議案第2号に対する質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 505 ◯下村晴意委員長 次に、議案第3号、平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計予算を議題といたします。  所管の部長から説明を受けます。吉岡開発部長。
    506 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、議案第3号、平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。  127ページから128ページをお願いいたします。  歳入歳出それぞれ総額11億6,993万2,000円を計上いたしております。  続きまして、129ページから130ページをお願いいたします。  それでは、まず、歳入からご説明申し上げます。  款1、国庫支出金5億5,302万7,000円は、再開発組合へ市から交付する補助金等に対する国からの補助金でございます。  次の款2、県支出金1億9,620万円は、再開発組合へ市から交付する補助金に対する県からの補助金でございます。  次の款3、繰入金3億214万5,000円は一般会計からの繰入金でございます。  次に、款4、諸収入36万円は土地の賃貸料でございます。  次のページ、款5、市債1億1,820万円は再開発事業の起債の借入れでございます。  131ページから132ページをお願いいたします。  続きまして、歳出でございます。  款1、事業費は11億943万2,000円計上いたしております。平成24年度は、再開発組合によりまして施設建築物等の工事が本格的に実施されるため、それらの経費の一部を市街地再開発事業補助金として補助するものでございます。また、公共施設の整備に要する費用を公共施設管理者負担金として負担するための経費及び再開発施行区域外の生駒3号歩行者専用道等を整備するための経費などを計上し、平成25年12月の工事完了を目指すものでございます。  次に、132ページの款2、公債費でございますが、第二地区の事業に充てました市債の償還元金及び利子6,050万円を計上いたしております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 507 ◯下村晴意委員長 本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 508 ◯下村晴意委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田委員。 509 ◯浜田佳資委員 駅前再開発で、私、かねてから一般質問等でさせていただきましたが、一番大事なのが、にぎわいの創出、これをどうやって図っていくのかということだと思うんですが、その点に関してはどのように考えておられますでしょうか。 510 ◯下村晴意委員長 上野課長。 511 ◯上野和久地域整備課長 今回の再開発事業におきましてのにぎわいの創出ということでございますが、現在、第二地区では、公共施設と、あと、デッキ広場ということで、近鉄生駒駅から同じレベルで行けます広場を計画しております。その広場の中で、いろいろ催し物、例えばフリーマーケットとかミニコンサートなどを開催する、また、テナント等が張り付いてきますと、店舗と一体としたにぎわいが創出できるものと考えております。また、デッキ広場につきましては、にぎわいでなく、駅周辺における憩いの場としても利用が可能であり、多目的に市民の利用が創出できると考えております。 512 ◯下村晴意委員長 浜田委員。 513 ◯浜田佳資委員 イベントとテナント、これは一つの大きな柱かなというふうに答弁から受けたんですけど、イベントの場合は、まず、日常的という話になりませんので、日常的ににぎわいの創出を図ろうとすると、特にデッキ広場のある2階のところにどれだけ人を呼べるテナントを呼ぶかというのが一つのポイントになるかなというふうに考えるんですが、その点で、何か、こういうふうに進んでいるとか、お考えとかありますでしょうか。 514 ◯下村晴意委員長 上野課長。 515 ◯上野和久地域整備課長 今ご指摘のように、やはり物は造るだけではあきませんので、その後の維持管理等、持続的に運営していきましてにぎわいを創出していくような手法というのをやはり考えていく必要があります。そういうことで、まだ、24年度には具体的にどこまで検討できるか分かりませんけども、完成するまでには、管理運営方法に関しましては、当然、周辺の商店街とも連携いたしまして、また、市民の皆様の意見等を聞かせていただきまして、また、ワークショップなども開催することによりまして、持続可能な駅のにぎわいが創出できるようなことを考えていきたいと思っております。以上です。 516 ◯下村晴意委員長 浜田委員。 517 ◯浜田佳資委員 それについて、結局、利用者である市民の皆さんにとって魅力がなければ人が集まらない、人が集まらなければにぎわわないというのは当然のことでありますが、市民の皆さんの一体何がニーズなのかということをつかみ損ねると失敗するわけです。駅前だけでなく、再開発が失敗しているところは、それで失敗したという例は全国に多いんですけどね。そういうことがないようにするためにこの間いろいろやってきたと思うんですが、それについて簡単に説明してもらえますか。 518 ◯下村晴意委員長 上野課長。 519 ◯上野和久地域整備課長 今おっしゃったように、特に広場の運営につきましては、今回の再開発事業で、一応、市がにぎわいを創出する一つの柱として考えておりまして、以前でございますけども、市民の皆様と一緒にワークショップというのを行わせていただいております。その中で、いろんな、どういう運営がいいとか、主に修景のワークショップということで、ただ、修景と言いましても、将来どういうことを行うかということをやはりある程度考えやんと修景もできませんのでその辺もいろいろ勉強していただいて、市長の方にそういう提言をいただいております。また、オープンハウスと言いまして、駅前で3回ほど通行される方にいろんな意見を聞きまして、その辺も、当然、デッキ広場の計画には盛り込ませていただいております。以上です。 520 ◯下村晴意委員長 浜田委員。 521 ◯浜田佳資委員 それと、こういった建物の場合は、その階のみならず、上の階に人が集まる施設を持ってきて、そこから人が降りてくるシャワー効果というようなことも図るというのがよくあるパターンなんですが、そこら辺はどういうふうに考えられていますでしょうか。 522 ◯下村晴意委員長 上野課長。 523 ◯上野和久地域整備課長 特に商業施設全体につきましては、組合さんの方で、それぞれ、各階にどういうものを持って、これは一番そのビル自体が反映するかということで、いろんなことを考えていただきまして、それに沿ったテナントを誘導することによりまして、第二地区全体、ひいては駅前のにぎわいを創出できるようにということで、まず、1階につきましては、各店舗として、商業施設、小売店舗を持ってくると。2階につきましては、飲食関係で店舗を誘致しまして、デッキと一体となってにぎわいを創出すると。また、4階につきましては、生活利便施設としまして、医療関係、今、医療モールということを計画されております。また、その上、先ほど、朝から申しましたように、公共公益施設といたしまして、図書室、また、授乳ができる、子育てにも支援できるというような施設を考えておるところでございます。以上です。 524 ◯下村晴意委員長 浜田委員。 525 ◯浜田佳資委員 先ほど、市民の皆さんのニーズをつかむためにこれまでどういうことをやってきたかということを聞いたんですが、ワークショップでやったのが、対象が修景に限定されていたという点とか、オープンハウスやりましたけど3回ちょっとやったというような状況なので、果たしてこれで十分に市民の皆さんのニーズが把握できているのか、にぎわいがほんまに創出できるのかという点に関して大きな疑問を持たざるを得ないなということを感じました。これは意見です。 526 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 527 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 こちらが答弁させていただいたワークショップとかオープンハウスの他に、やっぱり市民満足度調査を市の方で実施いたしまして、それに基づいて、上の公共施設、何がいいかということで考えさせていただいているところでございます。それから、再開発につきましては、再開発独自の市長も交えたタウンミーティングをやらせていただきまして、市民の皆様方のご意見を取り上げて反映させていただいているところでございます。以上です。 528 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。中浦委員。 529 ◯中浦新悟委員 ずっと言っている、今までも言ってきたんですけど、車の待機場所と松ヶ丘通りの合流点においての危険性というのを、私、危険があるのではないのかという形でうたってきたわけなんですけども、その点についての、人の流れや車の流れ、設計では上がってきているわけですからどうこう言いませんけども、その他、別の対策で何らか採れていくのかということについてお答えいただけないでしょうか。 530 ◯下村晴意委員長 上野課長。 531 ◯上野和久地域整備課長 松ヶ丘通り線、それと交通広場ということで、平成23年度におきまして、生駒駅前北口広場及び周辺交通の更なる安全確保と利便性の向上を目的にいたしまして、北口交通広場等課題改善計画策定業務を行っております。それの成果を受けまして来年度で北口交通広場の改修の詳細設計を行いまして、駅前北口第二地区再開発事業の完成年度に合わせて工事を行う予定でおります。その改修計画と言うんですか、平成20年度に、一度、駅前周辺の交通検証というのを行いまして、それを極力第二地区の中で処理できたらということで計画をしておりました。ただし、その中で処理し切れないというような項目については、現在ある駅前広場の改修を含めて検討させていただいておりまして、その辺がまとまりましたら、今言うてる来年度の実施設計に反映していきたいと考えております。以上です。 532 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 533 ◯中浦新悟委員 じゃ、具体的にその対策というもの、議会にまた報告していただけると思うんですけども、来年度、いつぐらいをめどに見ておいたらいいんですか。調査結果、調査と言うんですか、内容報告をしていただけるのかなということ。 534 ◯下村晴意委員長 上野課長。 535 ◯上野和久地域整備課長 現在、3案ほどに絞らせていただいておりまして、それにつきましていろいろなそれぞれ利点等がございますので、その辺をまず庁内で、今、検討協議を行っている段階でございまして、まとまった段階で報告させていただくということでございますので、今の状況でいきますと、ただ、庁内だけでなく、関係機関、例えば警察、今ここに、交通機関として、奈良交通さんとか、あと、タクシー業者さんがおられますので、その辺の調整等がどれぐらいかかるか分からないんですけども、おおむね6月か9月ぐらいには何らかの報告はさせていただけるかなと思っております。 536 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 537 ◯中浦新悟委員 しっかり協議していってほしいんですけども、最終こうなりましたという形で来た場合、議会としてはそれを受けるしかなくなってくるんですよね。できることであるならば議会として何らかの形で意見が言える場を決定までの間に整えていただけたらなというふうに思うんですけども、その点はどのようにお考えでしょうか。 538 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 539 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 現在考えておる3案につきましては、現状を余り大きく変えない案と非常に大きく変える案がございまして、その分、大きく変える案につきましては、やはり議会の皆様方のご意見も必要と思いますし、それから地元の皆様方等のご意見も必要であると思います。ただ、そこのところ、どれがいいかということが、こちらの方、市側の意見というのがまとまっておりませんので、もう少しお時間の方をいただきたいと考えております。 540 ◯下村晴意委員長 中浦委員。 541 ◯中浦新悟委員 大きく変えない方の案だったら議会が意見を言える場をつくってくれないかのようなとり方もできたんですけども、何であれ、車の危険箇所であったりとか、そういった形のものを、その部分も含めて、車や人の流れうんぬんというのを考える際に議会の意見を聞ける場をつくっていただけるのかというご意見だけ、その分だけちょっとご報告いただけないでしょうか。 542 ◯下村晴意委員長 吉岡部長。 543 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 まとまりましたら出させていただいて、その上でご意見をお伺いしたいと思います。ただ、市の選んだ広場でございますから、議員さんのご意見が全部通るかどうかというのはあれですけども、取りあえずその形で出させていただきたいと思います。 544 ◯下村晴意委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 545 ◯下村晴意委員長 質疑等がないようでございますので、以上で議案第3号に対する質疑を終結いたします。  以上で予算議案に対する都市建設分科会の質疑を終結いたします。  次の委員会は、明14日、市民福祉委員会終了後に再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後4時14分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。             予算審査特別委員会委員長   下 村 晴 意 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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