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平成23年度決算審査特別委員会(第7日目) 本文 開催日:2012年09月26日
平成23年度決算審査特別委員会(第7日目) 名簿 開催日:2012年09月26日

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  1. 生駒市議会 2011-09-26
    平成23年度決算審査特別委員会(第7日目) 本文 開催日:2012年09月26日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後2時0分 再開 ◯井上充生委員長 それでは、ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  昨日に引き続き、審査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 2 ◯井上充生委員長 本日は、環境文教委員会の所管に係る各議案について、資料の一覧表のとおり、順次審査を行います。  まず、環境文教委員会の所管に係る議案第51号、平成23年度生駒市一般会計決算の認定について、各関係部長から順次説明を受けます。まず、奥谷環境経済部長。 3 ◯奥谷長嗣環境経済部長 それでは、環境経済部が所管しております決算につきましてご説明申し上げます。  決算書の116ページ中段から117ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4の環境衛生費でございますが、火葬場の管理運営、防犯灯、街路灯の整備、自治会清掃時のごみ回収等、地域の環境整備を推進するために要した経費で、まちをきれいにする条例に基づき、自治会推薦などによる環境美化推進員と共に環境美化の推進に努めました。  なお、平成24年度へ繰越しさせていただきました防犯灯等LED化推進事業につきましては、本会議に提案させていただいております。LED灯具の取得に係る議案の議決を頂きました後、順次、工事入札執行の手続きを進めてまいりたいと考えております。  次に、117ページ中段から119ページにかけましての目5の環境保全対策費につきましては、市内の大気指数、水質、騒音、振動等の環境測定調査、河川クリーンキャンペーンなどの水環境対策、環境基本計画推進会議ECO-net生駒の活動に対する補助、出前講座などの環境啓発に要した経費で、引き続き自然エネルギーの普及を図るため、住宅用太陽光発電システムと雨水タンクの設置に対する補助を行いました他、環境マネジメントシステム、LAS-Eの取得範囲を保育園、幼稚園、小中学校等にも拡大し、23年度の取組については、先般、第1ステージ、第3ステップの合格判定を受けたところでございます。  続きまして、119ページから120ページにかけましての項2、清掃費、目1、清掃総務費につきましては、環境事業課職員の人件費や焼却灰等の最終処分場建設事業大阪湾フェニックス計画への応分の負担を行った経費が主なものでございます。  次に、120ページから121ページにかけましての目2、ごみ処理費は、ごみの収集運搬や処理、減量化、再資源化の事業、施策等に要した経費でございます。新たな取組といたしましては、一般廃棄物処理基本計画の策定、家庭ごみの有料化の導入検討、可燃ごみ等のルート見直し、プラスチック製容器包装分別収集の全市実施を行うとともに、燃えないごみにつきましては、電話申込み方式に変更し、利便性の向上を図りました。また、まごころ収集の実施や集団資源回収を行う市内の団体への補助金の交付、陶磁器製・ガラス製食器のリユース・リサイクル事業など、リユース及びリサイクルの一層の推進を図りました。  次に、122ページから123ページにかけましての目3、ごみ処理施設費につきましては、清掃センター及び清掃リレーセンターの管理運営及び定期点検や保守などの施設の安定的かつ適正な維持管理を行うために要した経費が主なものでございます。  なお、清掃リレーセンターにおいて、燃えるごみを清掃センターに直送することに伴い、搬入車両が減少することから、市民の受入れを午前中にも拡大し、サービスの向上に努めました。また、清掃センターの運転及び維持管理費につきましては、平成23年度から10年間の包括契約による運営を行い、順調に稼働をしているところでございます。  次に、123ページの目4、し尿処理費につきましては、し尿の収集運搬委託経費が主なものでございます。  次に、123ページから125ページにかけましての目5のし尿処理施設費につきましては、エコパーク21の運転管理や処理に必要な消耗品購入等に要する経費が主なものでございます。また、エコパーク21の運転管理につきましても、平成24年度から平成26年度の包括運営業務委託をするため、委託契約の締結を行いました。  続きまして、125ページ中段から126ページにかけましての款5、産業経済費、項1、農業費、目1、農業委員会費につきましては、農業委員や事務局職員の人件費、農業委員会の運営などに要した経費でございます。  次に、126ページから127ページにかけましての目2、農業総務費につきましては、職員の人件費及び農業事務に要した経費でございます。
     次に、127ページから128ページにかけましての目3、農業振興費につきましては、各種農業団体の育成や農業祭、青空市場の開催及び市民農園の管理運営や遊休農地解消に向けた遊休農地活用事業などに要した経費でございます。  次に、128ページ中段の目4、森林対策事業費につきましては、森林の保全の一環として、NPO法人が実施する里山林整備事業に対する補助や松くい虫の予防のための樹幹注入などの実施に要した経費でございます。  同じく128ページから129ページにかけましての目5、農地費につきましては、農業基盤の整備と農地等の保全管理を図るために、農家区等、各種団体による農業用道路、ため池、水路等の土地改良事業に対する助成経費でございます。  続きまして、129ページ中段をお願いいたします。  項2、商工費、目1、商工総務費につきましては、経済振興課の商工部門の職員の人件費に要した経費でございます。  次に、129ページから130ページにかけましての目2、商工振興費につきましては、商工業の振興や中小企業融資制度に基づく助成、本市の特産品である竹製品の普及、生駒商工会議所への助成を行うとともに、企業誘致推進のため、本市の立地促進補助金制度などを紹介したパンフレットの作成などに要した経費でございます。また、企業誘致に関しましては、平成22年度に北田原工業団地に立地された企業に対し、企業立地促進補助金を支出するとともに、誘致第2号となる印刷企業が学研高山地区第1工区に立地され、平成24年4月1日から本格操業を開始されております。  なお、節19、負担金補助及び交付金において1,872万円余りの不用額が生じておりますのは、中小企業融資において当初の融資予定額が下回ったため、債務保証料補給金及び利子補給金に不用額が生じたことによるものでございます。  次に、130ページから131ページにかけましての目3、観光費につきましては、観光フォトコンテスト観光ボランティアガイド養成講座と市内観光地のPRや観光施設の清掃等の維持管理に要した経費が主なものでございます。また、平成23年7月1日に、生駒商工会議所、帝塚山大学、生駒市観光協会及び本市の4者による連携協定に基づき、観光ガイドブック、いこまナビを作成しております。  次に、131ページから132ページにかけましての目4、高山竹林園費につきましては、高山竹林園の管理運営に要した経費でございまして、地場産業である竹製品の振興、市民の文化と教養の向上に資するため、竹あかりの夕べの開催、茶筌製作実演、茶道教室等の事業を行ったところでございます。  最後に、大きく飛びまして、181ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項2、農林業施設災害復旧費でございます。平成23年度におきましては、幸いにして国庫補助事業の対象となる災害の発生がなかったことによりまして、支出はございませんでした。  以上で環境経済部が所管しております決算の説明を終わらせていただきます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 4 ◯井上充生委員長 古川水道事業管理者。 5 ◯古川文男水道事業管理者 続きまして、上下水道部の所管分につきましてご説明を申し上げます。  戻っていただきまして、決算書の117ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、環境保全対策費でございます。  118ページから119ページをお願いいたします。  節19の負担金補助及び交付金における浄化槽の設置整備補助金でございます。本事業は、生活排水による河川の水質汚濁を防止するとともに、生活環境の保全を図るため、合併処理浄化槽の設置者に対し、88基の設置補助を行ったものでございます。  次に、125ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項3、上水道費、目1、上水道費でございます。本費目につきましては、東日本大震災の応急給水活動経費に係る補助金として、水道事業会計に繰出しを行ったものでございます。  次に、146ページをお願いいたします。  中段の款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。本費目につきましては、下水道事業の執行に伴い、特定財源の不足する額、6億5,339万7,767円を一般会計から下水道事業の特別会計へ繰出しを行ったものでございます。  なお、不用額につきましては、主に下水管渠維持費における入札執行残を始め、流域下水道負担金及び下水道債の利子、償還利子の減少などにより生じたものでございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 6 ◯井上充生委員長 峯島教育総務部長。 7 ◯峯島妙教育総務部長 続きまして、教育総務部の所管分につきましてご説明申し上げます。  151ページから152ページにかけましての項1、教育総務費、目1、教育委員会費につきましては、教育委員会の運営や事務局職員の人件費等に要する経費でございます。主な事業といたしましては、スクールボランティアプログラムや伝え合う力育成事業の一つとして、学校図書館の活性化と読書活動推進のため、全ての小中学校に図書館司書を派遣し、読書指導の充実を図るとともに、子どもたちが本に親しみやすい環境づくりに努めました。また、平成23年度から始まりました新学習指導要領に基づき、小学校の外国語活動を支援するため、英語に堪能な地域人材を配置いたしました。  ここで訂正をお願いするとともに、おわび申し上げます。  小学校英語活動に外国青年を派遣する小学校英語活動指導につきましては、平成23年度において、本事業を小学校費から教育総務費に費目替えしたにもかかわらず、施策の成果等欄には誤って従前の箇所で記載いたしております。決算書、155ページの目2、教育振興費、小学校教育振興経費の施策の成果等欄の4、小学校英語活動指導の部分を削除し、152ページの目1、教育委員会費、学校教育事務費の施策の成果等欄の最後に追加の訂正をお願いしたいと思います。申し訳ございません。  続きまして、152ページ下段から153ページにかけての目2、心の教育活動事業費につきましては、いじめや不登校等の諸問題に対応するため、スクールカウンセラーを全小中学校に配置いたしました。また、教育支援施設でも、電話や来訪による相談に応じるとともに、学校生活への復帰を支援する適応指導教室の運営を行いました。  次に、154ページから155ページにかけての項2、小学校費、目1、学校管理費につきましては、主な事業として、小学校1年生の30人学級編制を引き続き全小学校で実施するとともに、新たに小学校2年生の35人学級を実施し、個に応じたきめ細かな指導に努めました。また、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業や、様々な体験活動を通じて命の大切さ、自己有用感、他者理解力の養成に役立てるため、命の大切さを学ばせる体験事業を引き続き実施いたしました。  155ページの目2、教育振興費につきましては、全国大会に出場した児童の保護者の負担軽減のため3校に交通費等を補助するとともに、経済的理由により就学が困難な児童の保護者へ給食費や医療費等の援助を行いました。  156ページの目3、小学校施設整備費につきましては、真弓小学校、あすか野小学校、桜ヶ丘小学校、鹿ノ台小学校及び生駒東小学校の耐震補強工事を実施し、これにより、全小中学校施設の耐震化を完了いたしました。また、各学校の改修等を実施し、安全・安心な学校づくりに努めたところでございます。  なお、工事費において、1億1,651万3,850円の不用額が出ておりますが、これは鹿ノ台小学校耐震補強工事におきまして、補強梁の設置を部分補強に変更したことなど、詳細検討による設計金額の減額変更と工事の入札残により、約9,600万円の減になったことが主な要因でございます。また、繰越明許費1,087万5,900円につきましては、生駒東小学校のプールろ過器入替工事及びガス管工事に関わる経費でございまして、工事は6月末までに全て完了しております。  続きまして、156ページ中段から157ページにかけましての項3、中学校費、目1、学校管理費につきましては、中学校の管理運営の他、小学校同様、命の大切さを学ばせる体験事業を実施するとともに、学校創造推進事業を引き続き行いました。  158ページの目2、教育振興費につきましては、心身共に健全な生徒の育成を図るため、自然教室を実施した学校への補助やクラブ活動で全国大会等に出場した際の補助金を交付した他、経済的な理由による就学困難な生徒の保護者に対し、就学援助を行いました。  158ページ下段から159ページにかけましての目3、中学校施設整備費につきましては、生駒中学校プールろ過装置入替工事や光明中学校南館屋上屋根防水改修工事等を実施いたしました。  続きまして、159ページ中段から161ページにかけましての項4、幼稚園費、目1、幼稚園費につきましては、幼稚園の管理運営費のほか、私立幼稚園助成費など、幼児教育の充実や振興に要した経費で、全幼稚園において入園希望者全員を受け入れるとともに、預かり保育についても引き続き全園で実施いたしました。  161ページ、目2、幼稚園施設整備費につきましては、壱分幼稚園園舎防水工事や生駒幼稚園、俵口幼稚園、桜ヶ丘幼稚園のプール防水改修工事を行った他、俵口幼稚園、あすか野幼稚園の耐震診断と生駒幼稚園管理棟の補強設計を耐震化事業として実施いたしました。  なお、委託料及び工事請負費の繰越明許費、計3,125万6,100円につきましては、生駒幼稚園の耐震補強工事とリズム室エアコン工事並びあすか野幼稚園渡り廊下屋根改修工事に係る経費でございまして、今週末の生駒幼稚園耐震補強工事の竣工検査をもって全て完了しております。  次に、少し飛びまして、178ページから180ページにかけての項6、保健体育費、目3、学校給食センター運営費につきましては、給食センターの管理運営や施設設備の維持管理に要した経費で、給食センター運営協議会の開催や栄養教諭等を学校へ派遣し、食に関する教育活動の支援や給食時間のワンポイント指導を行うとともに、保護者を対象とした給食センターの見学、試食会を実施しました。また、平成24年2月から給食食材の放射性物質検査を実施するとともに、調理時間や配送の調整を行い、調理後2時間以内の喫食に努めました。さらに、厨房設備面では、プレハブ冷凍庫、冷蔵庫の冷却ユニット入替え食缶配送用コンベヤ制御盤の改修などを実施しました。  なお、繰越明許費の540万7,500円につきましては、網戸改修工事と足場等を供用する外配管ペンキ塗り替え工事等に関わる経費でございまして、4月中に完了しております。  続きまして、180ページの目4、学校給食材料費につきましては、地元産の野菜も取り入れながら、新鮮でかつ栄養豊富な食材を選定するとともに、献立の質向上や調理の工夫、改善に取り組み、より安全でおいしい給食の実施に努めた経費でございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 8 ◯井上充生委員長 最後に、川口生涯学習部長。 9 ◯川口忠良生涯学習部長 続きまして、生涯学習部が所管しております費目についてご説明させていただきます。  決算書の161ページをお願いいたします。  まず、161ページ下段から162ページにかけましての項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。この費目につきましては、人件費を始め、生涯学習の推進等に要した経費でございまして、主な事業といたしましては、生涯学習まちづくり人材バンクの運営、生涯学習普及啓発のための市民カレッジ事業の開催、市制40周年記念事業として開催いたしましたいこま国際音楽祭などに要した経費でございます。また、生涯学習施設である中央公民館他5館の効率的、効果的な管理運営及び経費の節減を図るため、JTB南海グループを指定管理者として指定いたしました。  次に、163ページから164ページにかけましての目2、公民館費でございます。この費目につきましては、中央公民館と地区公民館の管理事業運営及びいこま寿大学に要した経費でございます。主な事業といたしましては、各種の公民館講座や市民公募によるいきいき楽習まつりを開催し、また、いこま寿大学による高齢者教育の推進と充実にも努めたところでございます。  施設の管理運営につきましては、中央公民館の老朽化した大ホールの照明調光装置及び小ホールの空調機器の更新の他、館内トイレの一部を洋式化し、また鹿ノ台地区公民館外壁の一部防水工事を行うなど、施設整備の充実を図りました。また、中央公民館の耐震改修設計業務及び増改築設計業務を完了し、施設の安全性、利便性の向上に向け準備を進めているところでございます。  なお、節11、需用費で2,357万円余りの不用額が生じておりますが、主なものといたしまして、修繕料で中央公民館大ホール照明調光装置改修工事での入札による執行残額でございます。  続きまして、164ページ下段から168ページにかけましての目3、図書会館費でございます。この費目につきましては、会館の管理運営並びに図書館運営に係る経費でございまして、図書館の平成23年度末の蔵書冊数につきましては、5館を合わせまして59万705冊でございまして、貸出冊数は132万8,443冊となっており、市民1人当たりにいたしますと11冊と、非常に多くの市民の方にご利用いただいたところでございます。また、子どもの自主的な読書活動を推進するため、生駒市子ども読書活動推進計画に基づいて作成いたしました、赤ちゃんから中学校までの対象年齢の異なる5種類のブックリストを配布するなど、積極的に活用しましたことによりまして、ブックリストの掲載図書を保育園、幼稚園、小中学校など、団体への貸出しの回数や出前授業参加者が増加いたしました。  次に、1つ飛びまして169ページから170ページにかけまして、目5、青少年健全育成費でございます。この費目につきましては、青少年健全育成活動事業、成人式開催等に要した経費でございます。青少年健全育成の啓発及び非行防止を図るため、関係機関・団体の連携のもと、パトロール活動を展開いたしますとともに、青少年リーダーの育成、家庭教育学級の開催、青少年健全育成団体の支援等、諸事業を行いました。また、放課後子ども教室を俵口小学校と真弓小学校で開催いたしますとともに、PTA協議会を始め、諸団体の活動に対して補助を行ったところでございます。  次に、170ページ下段から171ページにかけましての目6、文化振興費でございます。この費目につきましては、市民の創作文化活動の発表の場といたしまして、第58回市民文化祭の開催、文化芸術振興団体の公共性のある事業への使用料補助、活動事業に支援いたし、市民文化の高揚に努めたところでございます。  次に、171ページから172ページにかけましての目7、芸術会館費でございます。この費目は、館の管理、事業運営に係る経費でございまして、各種講座、教室を開催いたしますとともに、市民文化祭の作品展、市民川柳大会の開催等を通じまして、市民の芸術文化等の高揚に努めました。  続きまして、172ページから173ページにかけましての目8、文化財保護費でございます。この費目につきましては、文化財に関する調査、保護等に係る経費が主なものでございまして、郷土資料館新設事業といたしまして、平成22年度に設置いたしました生駒市郷土資料館新設準備検討懇話会からの資料館の機能、運営、設計等について検討していただきました報告書を受け取るとともに、実施設計を完了し、現在、改修工事を行っております。また、古文書、埋蔵文化財の調査を実施し、さらに埋蔵文化財の保存活用整備事業といたしまして発掘調査成果展を開催し、児童生徒を始め、市民の皆さんへ郷土の歴史文化学習の機会を提供いたしました。さらに、重要文化財高山八幡宮本殿などの指定文化財に対しまして補助金を交付し、文化財の保護に努めますとともに、刊行物等の頒布、ホームページによる郷土学習に供する情報の提供に努めたところでございます。また、生駒市歴史文化基金を創設し、文化財の保存と活用、資料館の新設運営に役立てる目的で多くの方々から浄財を頂き、基金へ積み立てさせていただきました。これと同時に、生駒歴史文化の会を設立し、生駒の歴史文化に愛着をお持ちいただく皆様のご参加を得ることができました。  続きまして、173ページ、目9、コミュニティセンター費でございます。これはコミュニティセンターの管理運営に係る経費でございます。  続きまして、173ページ下段から174ページにかけましての目10、南コミュニティセンター費でございます。この費目につきましては、館の管理、事業運営に要した経費でございまして、主な事業といたしましては、せせらぎコンサート等のイベントや各種講座を開催いたしました。また、環境経済部の所管に係ります太陽光発電設置事業につきましては、工事費450万円を平成24年度に繰越しさせていただいたところでございますが、現在、入札執行を終えまして、間もなく工事に着手する予定でございます。  次に、175ページから176ページにかけましての目11、北コミュニティセンター費でございます。この費目につきましても、館の管理、事業運営に要した経費でございまして、主な事業といたしまして、はばたきコンサート等のイベントや各種講座を開催いたしますとともに、先端大との連携事業といたしまして先端科学技術体験講座を開催いたしました。  次に、176ページ上段から177ページにかけまして、項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。この費目につきましては、スポーツ推進審議会の運営費、スポーツ推進委員活動費及び市民を対象といたしましたスポーツ振興に係る経費並びに幼小中の児童・生徒、教職員の各種検診にかかります経費でございます。主な事業といたしまして、家族で気軽にスポーツに親しむことができるよう、ファミリースポーツのつどいや市町村対抗子ども駅伝大会などの事業を通じまして、子どもたちがスポーツを始めるきっかけづくりや生涯スポーツの普及に努めるとともに、スポーツを振興する団体等に助成を行い、競技スポーツの技術向上に努めたところでございます。  最後でございますが、177ページ下段から178ページの目2、体育施設費でございます。  なお、この費目につきましては、申し訳ございません、誤りがございまして、報告させていただいたとおり、訂正をお願いしたいと思います。訂正箇所でございますが、177ページ、施設の成果等で、体育施設管理費の体育施設利用状況の中で、まず体育館の欄で、利用件数6,632件を7,583件に、利用人数26万286人を27万7,332人に。次のページでございます。グラウンドの欄で、利用件数2,313件を2,700件に、利用人数26万8,142人を29万3,818人に。テニスコートの欄で、利用件数1万2,192件を1万4,718件に、利用人数11万6,860人を19万2,170人に。最後、プールの欄で、利用人数3万2,244人を14万2,417人に。以上のように訂正いただきますようお願いいたします。お手数をおかけいたしまして、申し訳ございません。  なお、この費目につきましては、生駒市体育協会などへの体育施設の指定管理に係ります経費及び市内体育施設全般に係ります整備工事などの経費でございまして、市民スポーツの実践の場としての機会を提供し、体力づくり、健康づくりに努めたところでございます。  なお、昨年度は、快適なスポーツ環境の確保といたしまして、北大和及びむかいやま公園の体育施設にコイン式温水シャワーを設置いたしました。  以上でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願いいたします。 10 ◯井上充生委員長 それでは、委員による質疑に入ります。  吉波委員。 11 ◯吉波伸治委員 まず、117ページ、お願いします。  施設の成果等の欄の環境対策整備の1番、公害苦情処理件数が24件となっておりますが、具体的にどんな処理があったんでしょうか。5件だけで結構ですので、主なやつ、お願いできますか。5つだけで結構です。 12 ◯井上充生委員長 岡田課長。 13 ◯岡田敏幸環境政策課長 主な苦情でございますが、大気指数に対する、これは野焼きに対する苦情でございます。それと河川の水質、工場等から一部異物が流出した件がございましたので、それに対するような苦情がございました。それと、近接地域におけます騒音に対する苦情、これはどちらかというと、個人さんと個人さんとの間のようなことがありますが、主にはその3点が多うございました。 14 ◯井上充生委員長 吉波委員。 15 ◯吉波伸治委員 それらは全部円満に解決しておりますか。 16 ◯井上充生委員長 岡田課長。 17 ◯岡田敏幸環境政策課長 円満に解決した部分もありますし、水質等につきましては、今年度もかなり流出事件が生じておりまして、今後、これ、午前中の環境保全に係る部分もありましたけれども、何らかの対策を本当に講じていかなければならない状況かなということを認識しております。今後、対策を講じてまいりますので、よろしくお願いいたします。 18 ◯吉波伸治委員 はい、分かりました。  同じく117ページ。 19 ◯井上充生委員長 発言を認めておりません。吉波委員。 20 ◯吉波伸治委員 その下の2番なんですけども、環境保全対策委員会の件なんですけども、これ、議事録が公開されておりませんけども、これは附属機関でないから議事録が公開されていないのか、なぜ議事録が公開されていないのか、その理由は何でしょうか。 21 ◯井上充生委員長 岡田課長。 22 ◯岡田敏幸環境政策課長 本来、公開すべきところでございますが、ちょっと事務の不手際等もございまして、現在、公開していないところでございます。申し訳ございません。 23 ◯井上充生委員長 今の質問でしたら、謝罪されているんですけど、次回から、じゃ、作るわけなんですか。 24 ◯岡田敏幸環境政策課長 附属機関ということにもなりましたので、今後、公開というのは必ずさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 25 ◯井上充生委員長 吉波委員。 26 ◯吉波伸治委員 それから、この委員会では環境測定をやっておられるんですけども、その結果も同じく公開されていないんですけども、これも同じような理由ですか。 27 ◯井上充生委員長 岡田課長。 28 ◯岡田敏幸環境政策課長 それも含めまして、環境測定に関するもろもろの測定もやっておりますが、明確にこれも含めまして公開されていない部分もございますので、市内の環境測定、そしてまたこの高山で特別にしております環境測定も併せまして公開するような体制をとってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 29 ◯井上充生委員長 吉波委員。 30 ◯吉波伸治委員 よろしくお願いします。  それから、この学研高山第1工区、規制緩和が行われましたけども、この規制緩和によって、何か弊害とか環境悪化とか、そういう事象は見られましたか。 31 ◯井上充生委員長 岡田課長。 32 ◯岡田敏幸環境政策課長 特に環境測定上変化があるようなものはございませんでした。 33 ◯井上充生委員長 吉波委員。 34 ◯吉波伸治委員 はい、分かりました。  次に、119ページの成果の欄の一番最後のところですけども、バイオ燃料の件ですけども、この回収した廃液をバイオディーゼルにするということで、公用車の燃料などにそれを利用しているということでしたけども、もし、これ、公用車、バイオディーゼルを使わずにガソリンでやっていたとしたら、そのガソリン代、どれぐらいかかっていただろうかという、そんな計算はされておりましたら、その数字、お願いします。 35 ◯井上充生委員長 岡田課長。 36 ◯岡田敏幸環境政策課長 特にガソリン車との比較はしておらないんですけども、精製量といたしまして、約1万リットル精製しております。これを公用車等に使わせてもらっておるんですけども、今後発生する問題といたしましては、今現在、旧式のディーゼル車に使用しております。今現在精製しておりますバイオ燃料が新式のディーゼルエンジンにはちょっと不向きだということがございまして、今後、車両の入替え等あったときには、ちょっと燃料の使い道等を検討していかなければならないなと感じているところでございます。 37 ◯井上充生委員長 吉波委員。 38 ◯吉波伸治委員 それで結構です。  次、124ページ、衛生処理場なんですけども、2番のとこです。処理後の汚泥と生ごみを合わせて肥料を作っているということですけども、作られた肥料はどのように利用されていますか。
    39 ◯井上充生委員長 上田主幹。 40 ◯上田吉博環境事業課主幹 生ごみと汚泥を合わせまして、コンポストを作っています。それにつきましては、全て市民の方々に利用をしていただいております。 41 ◯井上充生委員長 吉波委員。 42 ◯吉波伸治委員 それ、市民の方に配っているということですね。どういう形で配っておられますか。 43 ◯井上充生委員長 上田主幹。 44 ◯上田吉博環境事業課主幹 毎週火曜日と木曜日、1時半から衛生処理場の方に来ていただいて、来てくれはった方にそのときにできたものについては全てお配りしているというのが状況です。 45 ◯井上充生委員長 吉波委員。 46 ◯吉波伸治委員 はい、分かりました。  次に、電力、電気を作っておられるということですけども、平成21年度は5万1,000キロワットアワーの発電をされて、22年度は2万2,0000キロワットアワーほどですね。それが今年度は3万2,398キロワットアワーということで、発電量、2年前に比べると減っているんですけども、去年に比べると増えているんですけど、今後この発電量は増えさせる可能性はありますか。 47 ◯井上充生委員長 上田主幹。 48 ◯上田吉博環境事業課主幹 メタンガスを発生させている量ですが、22年度で大体12万8,000立方メートルです。それにつきまして、それのうちの大体去年は24%ぐらいが発電に使わせていただいております。去年と言うか、22年度ですね。23年度につきましては、申し訳ないです。ガスの。 49 ◯井上充生委員長 主幹、今後その量を増やせる可能性があるのかどうかということだけ聞いておられるんです。 50 ◯上田吉博環境事業課主幹 それは増やせます。発電量につきましては、増やすことができます。 51 ◯井上充生委員長 吉波委員。 52 ◯吉波伸治委員 昨年、原発事故が起こって、代替エネルギーの見直しをしようということで、原発に代わるエネルギーをこれから作っていこうということですので、これ、注目されていますので、今後、是非できるだけ発電量を増やしていただけるように努力をお願いいたします。  それから、179ページお願いします。  成果のところの4番の食材の放射能物質検査なんですけども、これは委託でされておるんですけども、63検体、検査を委託されて、幾らかかりましか、この委託料。 53 ◯井上充生委員長 平田所長。 54 ◯平田治樹学校給食センター所長 単価契約をしておりまして、1検体1万500円でございます。したがいまして、63検体ですから、66万1,500円でございます。 55 ◯井上充生委員長 吉波委員。 56 ◯吉波伸治委員 この放射能検査の仕方については、いろいろ種類があるわけですよね。事前、事後、サンプル丸ごと、委託機械を買うてやるというね。生駒の場合は、事前にサンプルで委託するというやり方をされておるんですけども、そのやり方はどのように検討されて、何でそういうやり方を決定されたんでしょうか。 57 ◯井上充生委員長 平田所長。 58 ◯平田治樹学校給食センター所長 検査の実施につきましては、平成24年2月分の食材から実施しております。従来の暫定基準値から平成24年4月から新しい基準値に移行したわけでございますが、それを先取りする形で新しい基準値に基づいて事前に検査を実施するということで、ですから、平成24年2月、3月分につきましては、従前の一般食材であれば、500ベクレルという基準で流通しておりましたが、本市の場合につきましては、事前の新しい基準値を先取りということで、100ベクレルを基準といたしまして、事前検査を実施いたしたものでございます。以上です。 59 ◯井上充生委員長 吉波委員。 60 ◯吉波伸治委員 すいません、そのやり方を聞いておるんです。やり方、いろいろありますね。給食を作る前に食材を検査する。給食を作って調理した後、検査するやり方ね。それから、サンプル、一部を取り出してやるのと、給食を作ったやつ、全部丸ごとがあっとかき回してやるというやり方とね。それか、機械を生駒市が買って、その機械で検査するやり方と委託するというやり方とありますね。いろんな検査のやり方なんですよ。なぜ、生駒市はそういう検査のやり方を選ばれたのかという。 61 ◯井上充生委員長 山下市長。 62 ◯山下真市長 そもそも給食の提供前にしなければ意味がないということで事前でございます。サンプル検査にしておりますのは、東日本の17都県の産品に問題があるということで、その17都県からの野菜等に限ってやれば十分であるということで、その17都県の野菜が納品されるということが分かった場合には、事前にそれをサンプルとして検査すれば十分足りるだろうという認識でございます。委託にしているのは、検査機械を買うより安価だと、こういう判断でございます。 63 ◯井上充生委員長 吉波委員。 64 ◯吉波伸治委員 それでは、今まで検査されて、その検査基準値よりも超えたことは多分ないと思うんですが、確認のためにどうですか。ありましたか。 65 ◯井上充生委員長 平田所長。 66 ◯平田治樹学校給食センター所長 検査機器の定量下限値は6ベクレルでございます。今までの検査の結果、全てMD、不検出ということで、6ベクレル以下でございました。 67 ◯井上充生委員長 吉波委員。 68 ◯吉波伸治委員 同じように食材の放射能検査をやっているところは三郷町も始めているんですけども、三郷町の基準値は文科省基準を採用して、1キログラム当たり40ベクレルで検査基準をやっておるんですけどね。生駒市でも、三郷町と同じ基準にされるという予定はございますか。 69 ◯井上充生委員長 平田所長。 70 ◯平田治樹学校給食センター所長 それぞれいろんな自治体で検査を実際しておるのは承知しております。それぞれの自治体におきまして、その基準値と申しますか、独自に設定しているところもございます。やはり一定制度の運用と言いますのは、一定の基準値に基づいて実施する。それを独自で決めるのかどうかというのがございますが、現在の100ベクレル、一般食材、100ベクレルと申しますのは、従来の年間の被曝量5ミリシーベルト、それを1ミリシーベルト、5分の1に縮小した中で日本人の食生活を勘案して、現在の100ベクレルというのを設定したわけでございますので、やはり国の基準値と言いますのは、一定の尊重すべきものと考えておりますので、国の基準値でもって運用してまいりたいと考えております。 71 ◯井上充生委員長 吉波委員。 72 ◯吉波伸治委員 今、国の基準値と言われましたけども、今、生駒市が採用しているのは厚労省の基準で、文科省の基準は三郷町。 73 ◯井上充生委員長 吉波委員、今後のことはこの決算ではそれぐらいにしといてください。 74 ◯吉波伸治委員 これは意見として、三郷町と同じ基準にするべきやと私は思います。 75 ◯井上充生委員長 他に。上原委員。 76 ◯上原しのぶ委員 歳入のところから聞きますので、41ページ、社会教育使用料のところです。  社会教育施設の使用料について、平成23年度の決算では自主学習グループの使用料がもう撤廃されたと思うんですが、これによる増額はどれぐらいのものですか。 77 ◯井上充生委員長 西野課長。 78 ◯西野敦生涯学習課長 自主学習グループの施設使用料の総額でございますが、23年度は約1,657万円でございました。平成22年度につきましては約1,002万円でございますので、おおむね655万円程度の収入増となっております。 79 ◯井上充生委員長 上原委員。 80 ◯上原しのぶ委員 ちょっと経過を聞きたいんですが、市の自主学習グループについては社会還元も含めて自主学習グループの育成という目的があって、使用料が免除されていたと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 81 ◯井上充生委員長 西野課長。 82 ◯西野敦生涯学習課長 自主学習グループ以外にも、他の社会教育団体であるとか福祉団体、あるいは公共的な活動を行っていただいている団体に対しても、使用料の方は減免の方をしてまいりました。自主学習グループの育成に関しましては、現在も、グループの成果発表であります自主学習グループフェスタ、例年やっておりますけれども、この開催、あるいは連絡会、代表者の集まっていただいている連絡会の総会、あるいは月1回の分野別の代表者会議というのがございますけれども、そういった際の会場等の提供の方は市の方がさせていただいております。  また、自主学習グループ、個々に公共公益的な事業を実施される場合につきましては、施設の使用料の全額を補助対象とさせていただいておりまして、限度額はございますけれども、補助金を交付させていただいて、活動の方を支援させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 83 ◯井上充生委員長 上原委員。 84 ◯上原しのぶ委員 私、自主学習グループに限ってお聞きしているんですが、負担増になったということから、会場を変更したとか、それから学習の回数を減らしたとか、廃部をしたとか、新たにグループの会費を値上げしたとか、いろんなとこがあるということなんですけれども、そういう声を聞いていますので、是非、これ、やはり見直しをしてほしいという要望がありますので、団体の人の声を是非聞いていただきたいと思います。本来、これ、自主学習グループに限らず、社会教育施設というのは、市民の社会教育の育成に資するということのために無料開放してもいいものだというふうに私たちは考えておりますので、そういう考えもあるということも、一つの考えの中に入れていただきたいと思います。  これで、次、行きます。154ページをお願いいたします。  小学校、中学校、それぞれ講師賃金というのがあります。これは市独自で講師を雇用されたというふうに思うんですが、これ、教育の充実に取り組まれたということで評価はするんですが、その内容についてどういう配置をされたのか、教えていただけますか。 85 ◯井上充生委員長 真銅課長。 86 ◯真銅宏教育総務課長 まず、小学校につきましては、1年生の30人学級、それから2年生の35人学級、この配置のために合わせて13人の常勤講師を配置しております。これが、賃金で言いますと5,230万1,658円で、小学校費の講師の賃金の70%はこの分でございます。これ以外としましては、生駒小学校のことばの教室の講師、常勤3名、それから情報教育の専門講師、これも常勤の方、2名、あと非常勤になりますけれども、特別支援教育の支援員、あるいは学力強化、幼小連携のための非常勤講師を配置しております。  それから、中学校につきましては、中学校の教科補充のための非常勤講師12名を配置しております。あと、それ以外は小学校と同じく特別支援教育の支援員、これを非常勤で配置しております。以上でございます。 87 ◯井上充生委員長 上原委員。 88 ◯上原しのぶ委員 生駒市の方は小学校1年生、2年生、30人と35人学級ということで、かなり行き届いた教育をしておられるし、市独自で講師の配置をしておられるの、これはとてもいいことだと思いますので評価させていただきますので、これからも是非取り組んでいただきたいということで終わります。 89 ◯井上充生委員長 他に。白本委員。 90 ◯白本和久委員 121ページのごみ処理費の減量化対策の3番なんですけども、プラスチック製容器。 91 ◯井上充生委員長 白本委員、事業評価に係る分は除いてくださいね。ここはしないということになっています。 92 ◯白本和久委員 分かりました。そしたら、127ページ、すみません。  これの農業振興費の13、委託料で外来生物防除委託料とあるんですけど、これは具体的に教えていただけますか。 93 ◯井上充生委員長 中谷課長。 94 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 アライグマの防除・駆除の委託料でございます。 95 ◯井上充生委員長 白本委員。 96 ◯白本和久委員 何頭ぐらいされたんですか。 97 ◯井上充生委員長 中谷課長。 98 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 平成23年、アライグマ59頭でございます。以上です。 99 ◯井上充生委員長 白本委員。 100 ◯白本和久委員 朝もありました発言のイノシシとこのアライグマと。ちなみに、サルというのはないんですか。 101 ◯井上充生委員長 中谷課長。 102 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 サルも出没したという情報はたまに入ってきます。警察と一緒になって、通報があれば、現地へ行かせていただいて、捕れていませんけれども、行かせていただいているという状況です。以上です。 103 ◯井上充生委員長 白本委員。 104 ◯白本和久委員 そのイノシシもアライグマもですけど、大体どの辺に出没をしているということは分かりますか。 105 ◯井上充生委員長 中谷課長。 106 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 アライグマも市内あちこちに、特定はできない状況でございます。(「全域やね」と言う者あり)全域です。イノシシも本来はこっちの生駒山系の方なんですが、矢田丘陵もぼつぼつ出ているというようなところでございます。主には生駒山系、イノシシについてはというところでございます。以上です。 107 ◯井上充生委員長 白本委員。 108 ◯白本和久委員 イノシシ、課長もちょっと知っておられなかったかと思いますけれども、高山の方でも傍示、庄田、それから久保の方にも出没をしているということなんですね。それで、このアライグマ、そしてイノシシ、サルなんですけれども、これが出ることによって農作物にすごく影響が出ているというように聞いているんですけども、その対策とかそんなんは考えておられるでしょうか。 109 ◯井上充生委員長 中谷課長。 110 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 朝もありましたイノシシについては、職員とわなを仕掛けて、猟友会に委託したり、あるいはアライグマも駆除の方に回っております。これから、遊休農地等も増えてくるようになれば、そういうような形もどんどん有害鳥獣も増えてきますので、より一層、その辺り、また対策もしていかないかんというような格好では思っております。以上です。 111 ◯井上充生委員長 白本委員。 112 ◯白本和久委員 早急に対策を講じていただきたいと思います。でないと、またますます農業から離れていくという方が増えていくと思うんですよね。  その次、130ページなんですけども、これの上段の方の企業誘致施策事業費なんですけども、先日、都市建設の決算の方なんですけども、道路については建設の方だけども、これの事業評価、企業誘致ということについては経済振興の担当の方で聞いてもらいたいということだったので質問させていただきます。  企業誘致道路ということでされていますけども、事業の方については遅れていると思うんですけども、それについての評価と言うか、それについてどう考えておられるんでしょうか。 113 ◯井上充生委員長 要するに、買収で遅れていると言うてるから、この所管の中では買収にかかった人がいない。だから、遅れている原因というのが、買収が遅れているということやったでしょ。ちょっと質問、もしあれやったら。白本委員。 114 ◯白本和久委員 買収が遅れているということなんですけども、要するに企業誘致という名前で道路を造るんだから、企業誘致をするのに道路がなかったら、なかなか誘致の目的が達成できないというので、それについてどのように考えておられるかということですね。 115 ◯井上充生委員長 中谷課長。 116 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 25年度末予定ということでお聞きしております、道路整備の方は。我々としても、そっちの方も早く開通していただければ、また条件も良くなるというようには考えております。以上です。 117 ◯井上充生委員長 白本委員。 118 ◯白本和久委員 条件が良くなるというぐらい。それは結構ですわ。  そしたら、180ページ、すいませんけども。(発言する者あり)すいません、間違いました。 119 ◯井上充生委員長 後でやりますか。 120 ◯白本和久委員 後でやります。 121 ◯井上充生委員長 他に。塩見委員。 122 ◯塩見牧子委員 127ページから128ページにかけての遊休農地活用事業費、平成22年度と比べましても、農地の仲介件数、提供者数、利用者数も増えているんですけれども、また提供農地面積の約2分の1が利用面積になっているという実績が掲載されておりますけれども、利用者全てに応えられているような状況であるのか。提供する側はもちろん面積も多いんですけれども、マッチングがうまくいっているのかどうか、確認させていただきます。 123 ◯井上充生委員長 中谷課長。 124 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 マッチングの面ですけれども、なかなか条件の悪いところはマッチングできないというようなところもございますので、かなりの方、使っていただいていますけれども、まだ未利用、使っておられないという土地もあるというところでございます。 125 ◯井上充生委員長 塩見委員。 126 ◯塩見牧子委員 具体的に、条件が悪いというのはどのようなことでしょうか。
    127 ◯井上充生委員長 中谷課長。 128 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 道路の方から離れておって、その農地に行くのに道が狭いとか、水の便も関係するとかというふうな条件でございます。以上です。 129 ◯井上充生委員長 塩見委員。 130 ◯塩見牧子委員 今後の活用促進に向けての取組のお考え、どのようにお持ちでしょうか。 131 ◯井上充生委員長 中谷課長。 132 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 今、我々の生駒の農業をどうしていったものかということで、農業ビジョンというものを、今、懇話会を開いております。その中で、遊休農地対策、また新たな新規就農者、また地産地消というふうな大きな三本柱で今後の生駒の農業を考えていくというビジョンをつくっております。その中で、遊休農地を農業者の方が貸していただけるような、あるいはまた使っていくようなシステムをより多くしていただくようなシステムづくりというものも含めて考えておるというところでございます。以上でございます。 133 ◯井上充生委員長 塩見委員。 134 ◯塩見牧子委員 遊休農地、基本的な個人との契約の利用になると思うんですけれども、福祉団体とか、そういうところが利用することはできないんですか。 135 ◯井上充生委員長 中谷課長。 136 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 遊休農地の利用につきましては、市が仲介に入りまして、農地の所有者の方から市が借り受けて、また農地の利用者の方に対して、市がまた契約をするということで、直接は、農地の所有者の方と利用者とはされないと、市が仲介に入っているというようなやり方でございます。今は非農家の方が借りているわけなんですけれども、今後、今言う農業ビジョンの中で、そういった農業法人とか生産法人も含めて話は出てくるかなとは思うんですけども、なかなか難しいかなとは思うんです。以上でございます。 137 ◯井上充生委員長 塩見委員。 138 ◯塩見牧子委員 この件については結構です。  130ページから131ページ、商工観光についてなんですけれども、平成23年度に商工会議所、帝塚山大学、観光協会と市の4者で提携を結んだ。先ほどご説明いただきましたように、いこまナビも作成したということなんですけれども、たしか生駒の土産物を開発していこうというようなことも挙がっていたかと思います。その取組状況、今どのようになっておりますでしょうか。 139 ◯井上充生委員長 中谷課長。 140 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 生駒の新しいお土産ということで、今、検討をしているわけなんですけども、一次審査を終わりまして、二次審査を10月にまた行おうということで、そこで決定していくという方向でございます。以上でございます。 141 ◯井上充生委員長 塩見委員。 142 ◯塩見牧子委員 審査ということは、何か応募があって、それに対して審査が行われたということだと思うんですけど、何件ぐらい応募があって、二次に進んだのが何件なのか。 143 ◯井上充生委員長 中谷課長。 144 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 6件、6品の応募がございまして、6品が二次の方に進んだというところでございます。以上でございます。 145 ◯井上充生委員長 塩見委員。 146 ◯塩見牧子委員 二次に進んだのが6品。最初の応募はどのぐらい。(「6、6」との声あり)6ですか。全部進んだ。  続きまして、154ページ、学校管理費の委託料の用務員の業務委託料について伺いたいんですけれども、奈良市の方で用務員が派遣の社員が入っておられて、実際に学校長が直接その用務員さんに業務命令できないというような事象が挙がっておりましたが、本市におきましては、そのような派遣の方を使っておられるというような実態はございませんでしょうか。 147 ◯井上充生委員長 真銅課長。 148 ◯真銅宏教育総務課長 奈良市のケースにつきましては、偽装請負に当たる可能性があるということで、労働局から指摘を受けたということで、本市は小中学校、幼稚園共に、通いで委託をしておりまして、本市についてはそのような部分はないかなとは考えておりますけれども、校園長会とかいった場を通じまして、改めて注意をさせていただいているところでございます。 149 ◯井上充生委員長 塩見委員。 150 ◯塩見牧子委員 あと1件、169ページの成人式についてなんですけれども、成人式、毎年、運営委員会形式で行われているわけなんですけれども、もちろん運営委員会の委員さんも毎年新成人ということで替わっていかれるとは思うんですけれども、とは言え、同じような内容に落ち着いていると。その運営方法について、何か見直していこうというような、なかなか従来の運営方法を踏襲されるという安易な流れになっていってしまうとは思うんですけれども、新成人が本当により前向きに参加しやすい、来賓の話を聞くのがもう何かうっとうしくて、いつもかなり騒いでいるような状況なんですけれども、そういった中で本当に自主的に参加しようというような気持ちが向かうような、そういう運営方法の取組ということは、この運営委員会の中で検討できないものでしょうか。 151 ◯井上充生委員長 西野課長。 152 ◯西野敦生涯学習課長 例年、成人式の運営委員会という形で公募の方をさせていただいているのと、卒業された中学校の方からもご推薦いただきまして、それぞれの新成人の方々のご意思で運営会議の方を進めさせていただいております。と言いましても、初めて集まってこられる方ばかりですので、昨年とか一昨年の成人式の状況はどうですかという照会をさせていただいた中でご検討していただいております。その中で、ご指摘いただいているような形で前例を踏襲してしまうとかいうご意見は出てくるかなとは思いますけれども、例えばビデオレターの場合でしたら、昨年はタレントさんとかに手紙を出して、たしかテニスプレーヤーの松岡修造さんだったりされたと思いますけれども、それは新成人の方が皆さん、企画されて、ご相談されて決定してご案内して、ビデオレターにも登場していただいたというような形でございますので、そういう自由な発想を事務局としてもちょうだいしたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 153 ◯井上充生委員長 山下市長。 154 ◯山下真市長 毎年、あの私語には主催者としてもへき易しているところでございまして、今年も成人式終了後、私と教育委員4名とであれをどうすべきかということでかなり長いことお話をさせていただきました。久しぶりに友達と再会して、おしゃべりしたいと、近況を話し合いたいという思いで集まってきている人がほとんどで、つまり話を聞くために来ているんじゃなくて、友達に再会しに来ているというような感じでございまして、そのときに出ていたアイデアとしましては、例えば友達としゃべりたいんだったら、ビデオレターと式典の順序を反対にして、ビデオレターのところで十分しゃべってもらってから成人式をするとか、式典のときには厳かな音楽を流すとか、あるいは来賓の挨拶が多いので少なくするとか、私も含めて、来賓の挨拶がマンネリ化していますので、もっと面白くしゃべるように考えるとか、いろいろとアイデアは出まして、来年は少し何か改善したいなと私は思っているんですけど、まだ事務と話はしていません。 155 ◯井上充生委員長 他に。成田委員。 156 ◯成田智樹委員 130ページから131ページ、先ほど塩見委員も触れられた観光費の件でお尋ねいたします。  先ほどのいこまナビを作成したということですけれども、いこまナビの作成経費はどこに入っているんですか。 157 ◯井上充生委員長 中谷課長。 158 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 13、委託料の観光ポスター作成等委託料の50万円の中に入っているということです。 159 ◯井上充生委員長 成田委員。 160 ◯成田智樹委員 観光ポスター作成等委託料というのは、22年度128万6,000円という予算を上げられていて、昨年は50万円でいこまナビを、あれは何冊作られたんですかね。 161 ◯井上充生委員長 中谷課長。 162 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 すいません、ちょっとお待ちいただけますか。 163 ◯井上充生委員長 進めますか、次に質問。待ちますか。違うところで言ってください。  成田委員。 164 ◯成田智樹委員 そうしましたら、164ページ、寿大学の高齢者教育推進費でございますけれども、これは22年度748万円の執行が23年度は915万5,000円と増えておりますけども、これは寿大学の学生数等を見れば、逆に減っておるんですが、何で増加しておるんでしょうか。 165 ◯井上充生委員長 西野課長。 166 ◯西野敦生涯学習課長 予算上で申し上げますと、23年度960万円の予算の中で、ここに164ページに書かせていただいておりますように、915万5,450円という形になっておりまして、その年度によって、一般教養学習会の講師の先生とかが、市内の本当にボランティアでやっていただいているような講師の方であった場合は、謝礼の方が低額でいけます。学生委員会の委員さんのそれぞれのいろんなニーズをお聞かせいただいて、一般教養学習会の講師の選定も参考にさせていただいておりますので、年度によって謝礼とかが低額でいったときもありますし、やはり10万円、20万円と高額のケースもございますので、そういった形での謝礼等の変更によって増減が変わってきておりますので、よろしくお願いします。 167 ◯井上充生委員長 他に。成田委員。 168 ◯成田智樹委員 学生数によっては、別に増減しないということですね。 169 ◯井上充生委員長 西野課長。 170 ◯西野敦生涯学習課長 はい、あくまで事業の経費の方での増減でございます。 171 ◯井上充生委員長 先ほどのに戻りますか。中谷課長。 172 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 申し訳ございませんでした。需用費の中の印刷製本費で5,000部を作らせていただきました。75万円でございます。以上でございます。 173 ◯井上充生委員長 成田委員。 174 ◯成田智樹委員 こっちの委託費、ポスター作成等委託料じゃなくて、需用費の印刷製本費の方だということですか。75万円。 175 ◯井上充生委員長 その場合は、先の答弁を訂正していただかないと、さっきは50万円と答えていますから。中谷課長。 176 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 申し訳ございませんでした。先ほどの委託料50万円、これは違いまして、11の需用費の中の印刷製本費の中で75万円、部数は5,000部ということでございます。以上でございます。失礼いたしました。 177 ◯井上充生委員長 成田委員。 178 ◯成田智樹委員 同じく観光費で、観光施設清掃等委託料、590万7,000円という委託料が上がっておりますけれども、これも22年度に比べると若干委託料としては増額されていると、80万円ほどだと思いますけども。委託範囲が変更になったんでしょうか。 179 ◯井上充生委員長 中谷課長。 180 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 範囲は同じなんです。範囲は広くはなっておりません。以上です。 181 ◯井上充生委員長 成田委員。 182 ◯成田智樹委員 そうしましたら、なぜ委託料が80万円増額されたのか。 183 ◯井上充生委員長 意味、分かっていますか。中谷課長。 184 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 意味は分かっております。80万円がなぜ高くなったのかということで、今のところ、トイレの場所も同じなので、ちょっと調べてみないと分からないんですが、資料を用意しておりませんので、すいません。 185 ◯井上充生委員長 成田委員。 186 ◯成田智樹委員 後ほどまた教えていただくとして、実際のところ、これは観光施策、観光費、22年度に比べて大分と執行は減っておりますけども、観光客数というのは増えておるんでしょうか。統計的、この観光費を使った効果というのはどのように測られているんでしょうか。 187 ◯井上充生委員長 そういう数字はとっておられるんですか。中谷課長。 188 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 少々お待ちください。すいません。 189 ◯井上充生委員長 成田委員。 190 ◯成田智樹委員 すいません、そしたら176ページ、教育費、保健体育費、保健体育総務費でございますけども、こちらの施策の成果等で体育指導委員活動費121万円と、その下の体育振興事務費310万3,000円ということで記載があって、これも22年度と比べますと、体育指導委員活動費が90万円ほど減額になって、91万円ですかね。その下の事務費が、これは180万円ほど減額になっておりまして、相当効率化を図られたんだと思うんですけども、この下の活動状況、両方とも活動状況と開放事業利用状況というのを書いておりますけども、ほとんど22年度と変更がないと言うか、変わっていないんですね。同じ数だけのことをしながら、それだけの執行額の違いというのが何によるものなのか、お分かりになれば教えてください。 191 ◯井上充生委員長 中田課長。 192 ◯中田和也スポーツ振興課長 まず、体育指導委員、スポーツ推進委員の金額につきまして90万円ほどの差額が出ているということなんですが、これにつきましては、平成22年、岐阜県の方へ委員さんの方が研修に行かれたということで、その分の旅費が増額となっております。以上でございます。 193 ◯井上充生委員長 成田委員。 194 ◯成田智樹委員 体育指導委員活動費は旅費分が減っていると。その下の体育振興事務費についても、180万円ほど減っておりますけども。 195 ◯井上充生委員長 中田課長。 196 ◯中田和也スポーツ振興課長 すいません、180万円余りにつきましては、平成22年度にスポーツ推進基本計画をつくりましたので、その策定委託料が無くなったため、23年度は減額となっております。以上でございます。 197 ◯井上充生委員長 成田委員。 198 ◯成田智樹委員 じゃ、そのスポーツ振興基本計画策定の業務委託料は、節13、委託料の方でないですか。 199 ◯井上充生委員長 中田課長。 200 ◯中田和也スポーツ振興課長 22年度ですので、その委託料の件でございます。 201 ◯井上充生委員長 これ、177の節13の委託料の中にその委託料が入っているのと違うかということを聞いておられる。  成田委員。 202 ◯成田智樹委員 今、私、手元に平成22年度の決算書を持っておりますので、そこにスポーツ振興基本計画策定業務委託料は節13、委託料に187万9,500円と上がっておりますので、これではないですね。 203 ◯井上充生委員長 中田課長。 204 ◯中田和也スポーツ振興課長 すいません、22年度に策定いたしましたので。 205 ◯井上充生委員長 だから、今減っていると、23。  山下市長。 206 ◯山下真市長 この表の見方ですけど、節1から19までいろいろ細かく区分されていますけれども、それを施策ごとにまとめたのがこの左側の方なので、ですから、今おっしゃった体育振興事務費じゃない、体育指導委員活動費ですか、121万円の方かな。だから、別におかしくないということです。 207 ◯井上充生委員長 成田委員。 208 ◯成田智樹委員 失礼いたしました。 209 ◯井上充生委員長 先ほどのに戻りましょうか。 210 ◯成田智樹委員 観光費に戻れますか。130ページですが。 211 ◯井上充生委員長 中谷課長。 212 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 今、手持ちの資料がございませんので、この場合はどうさせていただければ。(発言する者あり) 213 ◯井上充生委員長 ちょっと静粛に。  課長。 214 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 すいません、もう一度時間をいただけますか。調べに行きますので。すいません、失礼します。 215 ◯井上充生委員長 それじゃ、他の委員の方。下村委員。 216 ◯下村晴意委員 152ページの教育委員会費、8の伝え合う力育成事業の学校図書館司書なんですけれども、週に1日派遣していただいて、すごく成果はしっかりと出ていると思います。週に1回で、お一人が何校担当に行かれているんでしょうか。 217 ◯井上充生委員長 伊東課長。 218 ◯伊東英治教育指導課長 平成23年度、7名活動しておりまして、7名で20校担当しておりますので、1名のみ2校担当で、残りの方は3校担当しております。 219 ◯井上充生委員長 下村委員。
    220 ◯下村晴意委員 例えば、自分が担当しているところで、生身の人間ですので、体調不良とか何かあったときに休まれると思うんです。急に休んだりすると、変更というのは無理かも分からないんですけれども、休む日が決まっていれば、代替えと言いますか、司書として休まれているところに誰か派遣と言いますか、そういうことはできるんでしょうか。 221 ◯井上充生委員長 伊東課長。 222 ◯伊東英治教育指導課長 ここまででそういう例は、例えば1日だけ風邪で休むというようなことはございましたけれども、事前に分かっているとかいうようなことはございませんでした。通常は、その場合には、例えば毎週火曜日に行っている方、週3日だけ回っていますので、別の日、空いている日は2日ありますので、そこに代わりに行っていただくというようなことでやっていただいておりますし、学校の方が祝日とかで休みになる場合もそのような対応をしております。 223 ◯井上充生委員長 下村委員。 224 ◯下村晴意委員 たまたま私が視察に行ったときに、司書の方が今日お休みなんですとおっしゃっていたんです。私はもう、子どもたちがいるときは毎日派遣をしてほしいと言い続けていますので、例えば週に1回であろうと、2回であろうと、貴重な1日なので、先生も生徒も楽しみにしていますので。仕方がないことなんです、休むということは、体の調子もあるし。そういうことではなくて、例えばその人たちがもしお休みがあるというときに、申入れをすれば、誰かしっかりとそこにまた派遣ができる体制ができているのかどうか。 225 ◯井上充生委員長 伊東課長。 226 ◯伊東英治教育指導課長 全体の枠もありますので、それについては今後検討してまいりたいと思います。 227 ◯井上充生委員長 下村委員。 228 ◯下村晴意委員 もし、休暇と言うか、休む日が前もって分かっていれば、できる限り誰かが補充と言うか、行きますよということを、例えば司書の皆さんにお話をしていれば、もしかしたら前もって行けると思うんですけれども、急きょという場合、なかなか言えなかったりとか、そこら辺、子どもさんが病気だったりとか、いろいろ事情があると思うので、前もって分かっていれば、そういうこともできますよという周知をまずしていただいて、できる方向にしていただきたいんですけれども。 229 ◯井上充生委員長 峯島部長。 230 ◯峯島妙教育総務部長 やはり人間関係がございまして、この学校にはこの司書さんという。また、その学校の教諭の司書との連携もございます。ですから、急に代替えが行ってというわけではないので、さっきの話で、週3日を他の曜日に、今週はAさんが火曜日が木曜日になりますよとか、あるいは同じ中で週2日になりますよとか、そういうふうな変更の方が学校としては有り難いのかなと思い、また検討させてください。 231 ◯井上充生委員長 下村委員。 232 ◯下村晴意委員 今、部長が言われたように、同じ学校に同じ人がいるのに、違う方が来られたら、やり方とかいろいろあるので、それは承知しております。であれば、反対に週に例えば1校にAさんがいて、その方が週に1回なんだけれども、その日が休みであれば、その方が他の日に変更してできるということは可能ということですね。 233 ◯井上充生委員長 伊東課長。 234 ◯伊東英治教育指導課長 そのとおりにしております。 235 ◯井上充生委員長 下村委員。 236 ◯下村晴意委員 じゃ、たまたま私が行ったときにお休みだったと。  続いて、司書の方もいろんな温度差があるので、図書館で図書館司書との連携もしっかりとっていただいていると思うんですけれども、その成果の方はいかがでしょうか。 237 ◯井上充生委員長 向田館長。 238 ◯向田真理子図書館長 今、おっしゃっていただいていますように、いろんな形で連携をとっております。例えば、不要図書ということで、どの本を置いておいた方がいいかとか、どの本を買えばいいとかということのご相談も応じまして、あるいは本の修理のやり方、それからボランティアさんとの協働の中で修理の講習に行ったり、絵本の読み聞かせの講習に行ったりなど、多様な面で連携を図らせていただいております。 239 ◯井上充生委員長 下村委員。 240 ◯下村晴意委員 週に1回ですけれども、本当に図書館が見違えるようになったので、できる限り力を注いでいただきたいなというふうに思います。  続けて同じ質問で、ブックスタート、毎年ずっとしていただいて、それとともに図書館でも乳幼児のおはなし会とかされていると思うんですけれども、ブックスタートを始められて、同じようにそういう事業をしたときの、今までと、成果というふうには目に見えて出ておりますでしょうか。 241 ◯井上充生委員長 向田館長。 242 ◯向田真理子図書館長 ブックリストというのをお配りしておりますので、これを持って本を借りに来ていただける方、あるいはブックスタートのときにブックスタートパックというバッグをお渡ししているんですけれども、これを持って借りに来ていただけるご家族の方とか拝見しておりますので、いろんな形で使っていただいていると考えております。 243 ◯井上充生委員長 下村委員。 244 ◯下村晴意委員 よろしくお願いします。  引き続いて、153ページ、目、心の教育活動事業費の中で適応指導教室なんですけれども、不登校とかいろんなことでここに通われるまでには、そこに通えるという一つの状況がなかったら、誰でも行けるということではないと思うんですけれども、ここに通われて、例えば学校に復帰と言いますか、帰ってこられて通常になった人とか、例えば学校には戻らないけれども、ここで中学3年生の子だったら、高校に行けたとか、何かここの教室に行って、成果がしっかりと出ておりますでしょうか。 245 ◯井上充生委員長 伊東課長。 246 ◯伊東英治教育指導課長 そこへ通うまでに、当然いろんな教育相談とか、あるいはまた体験入学とかを繰り返して入っているわけです。入っている子どもたち、学校へは全く行けない子どもたちですので、その学校復帰を主な目的としてやっておりまして、徐々に、例えば試験は学校で受けたとか、あるいは遠足は一緒に行くことができたとか。昨年度の場合は、最終的に学校復帰できた子はいなかったんですけれども、昨年度、要するに平成23年度適応指導教室に通っていて、この24年度には学校復帰したという子は1名おります。  それから、進学については、昨年度、23年度、たしか11名卒業したと思うんですが、全員、高等学校に進学しております。 247 ◯井上充生委員長 下村委員。 248 ◯下村晴意委員 その中で、例えばテストとか、学校に行けないけれども、ここの適応教室でしたときには、それは成果としてきちっとなっているんですよね。 249 ◯井上充生委員長 伊東課長。 250 ◯伊東英治教育指導課長 それは、適応指導教室で試験を受けて、学校で試験を受けたという扱いにしております。 251 ◯井上充生委員長 他に。  暫時休憩します。              午後3時29分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時35分 再開 252 ◯井上充生委員長 それでは、休憩を解いて委員による質疑に入ります。  有村委員。 253 ◯有村京子委員 決算書の127ページ、市民農園管理費についてを質問いたします。  市民農園が4区画ほどあるんですけれども、この利用状況はどのようになっていますでしょうか。 254 ◯井上充生委員長 中谷課長。 255 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 4区画じゃなしに、4つの市民農園がありまして、約280区画ございます。ほぼ使っていただいているというふうな状況でございます。以上です。 256 ◯井上充生委員長 有村委員。 257 ◯有村京子委員 すごく人気があるということで、この区画数は、まだ拡大するということはお考えなんでしょうか。 258 ◯井上充生委員長 中谷課長。 259 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 今、拡大の方は考えておりません。以上でございます。 260 ◯井上充生委員長 有村委員。 261 ◯有村京子委員 もう土地がないということでしょうか。 262 ◯井上充生委員長 中谷課長。 263 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 土地はあるとは思うんですけれども、市として市民農園をこれ以上広げていくというふうな格好の考え方はないということでございます。以上です。 264 ◯井上充生委員長 有村委員。 265 ◯有村京子委員 そうしましたら、あと、遊休農地の比率は23年度どれぐらいでしょうか。 266 ◯井上充生委員長 中谷課長。 267 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 約4分の1、26%が遊休農地化しているというところでございます。以上です。 268 ◯井上充生委員長 有村委員。 269 ◯有村京子委員 この比率は、国や県と比べてかなり高いと思うんですけども、どういった要因でこのように生駒市は高いとお考えでしょうか。 270 ◯井上充生委員長 中谷課長。 271 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 農業振興地域というところが生駒の場合はありませんし、都市型近郊農業ということで、担い手の方がなかなかいていただけない。また、その中で北南の方の山間農地があるというような状況で、相まって遊休農地化しているというようなことだと考えております。 272 ◯井上充生委員長 有村委員。 273 ◯有村京子委員 今の事情をお聞きすると、なかなか遊休農地の比率を減らしていくのは難しいのかなというふうには感じました。  あと、先ほどから何度もお話が出ていますアライグマのことなんですけども、この処分は、イノシシは猟友会ということでしたけども、アライグマもこれは猟友会の方が処分なさっているんですか。 274 ◯井上充生委員長 中谷課長。 275 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 これにつきましては、猟友会じゃなしに、市の職員が捕獲をして、一部、奈良の業者の方に委託をしているというふうな状況でございます。 276 ◯井上充生委員長 有村委員。 277 ◯有村京子委員 市の職員が直接処分しているということ。 278 ◯井上充生委員長 中谷課長。 279 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 直接ガスで、ガス車を購入しておりますので、捕獲してきたものをガスの方で安楽に死んでいただいているというところでございます。 280 ◯井上充生委員長 有村委員。 281 ◯有村京子委員 担当者の方のメンタル面と言うか、それは別に心配ないんですか。 282 ◯井上充生委員長 中谷課長。 283 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 ご心配ありがとうございます。 284 ◯井上充生委員長 心配あるのか、ないのかだけ。 285 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 僕は心配はないと考えております。 286 ◯井上充生委員長 有村委員。 287 ◯有村京子委員 じゃ、一応安心ということにしておきます。  次、128ページの森林対策事業費についてなんですけれども、森林対策施策として、ここに松くい虫の防除事業とか、あるいはこの備考のとこに里山づくり推進事業補助金というのがありまして、この里山づくり推進事業補助金というのは、これ、多分ボランティアに出してはる補助金なんかと思うんですけれども、それでよろしいでしょうか。 288 ◯井上充生委員長 中谷課長。 289 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 はい、そうでございます。 290 ◯井上充生委員長 有村委員。 291 ◯有村京子委員 この対象ボランティアというのは幾つぐらいあるんですか。 292 ◯井上充生委員長 中谷課長。 293 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 ちょっとお待ちいただけますでしょうか。 294 ◯井上充生委員長 複数あるの。中谷課長。 295 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 今のところ2団体ございます。以上でございます。 296 ◯井上充生委員長 有村委員。 297 ◯有村京子委員 生駒市の森林対策施策としては、この松くい虫の防除と、それとこの里山づくりをなさっているボランティアに対する補助金と、あと、他に何か施策をとっておられますか、森林対策について。 298 ◯井上充生委員長 有村委員。2つだけということです。 299 ◯有村京子委員 2つだけ。何となくちょっと寂しいと言うか、もう少し施策として拡大していただけたらと思いますけれども。  そうしましたら、全く質問を変えまして、162ページの国際音楽祭事業費についてなんですけれども、23年度のいこま国際音楽祭で3日間にわたってあったんですけれども、初日と最終日は700名台で、これぐらいのチケットが売れれば、運営としてもかなり助かるんですけども、中日の415人ということで、すごくここでチケットの売れ行きが落ちているんですけれども、この辺の力の入れ方というのはどうなっていたんでしょうか。 300 ◯井上充生委員長 西野課長。 301 ◯西野敦生涯学習課長 中日と申しますか、デュオコンサートにつきましては、昨年の音楽監督のハン・カヤ先生の方のご企画の方で、当初予定になかったものをデュオコンサートをしましょうというような企画をお持ちしていただきまして、この分のデュオにつきましては、オープニングガラコンサートと、その日が同日の夜にございましたので、やはり昼間のガラコンサートの方の集客の方は750名様というご来場だったと思いますけれども、デュオにつきましては、415名様ということで、少ないような実績であったというふうに分析しております。 302 ◯井上充生委員長 他に。  先ほどの成田委員の答弁、できますか。中谷課長。 303 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 すいません、もうちょっと時間、今、調べに行っておりますので、すいません、失礼します。 304 ◯井上充生委員長 成田委員。 305 ◯成田智樹委員 155ページ、ちょっとここの決算書に書いていないんですけど、お尋ねしたいんですが、奈良先端科学技術大学院大学連携学校教育支援事業というのが、中学校1校はされたと。小学校でも平成22年度はされていたと思うんですが、実施されておられないんでしょうか。
    306 ◯井上充生委員長 伊東課長。 307 ◯伊東英治教育指導課長 平成22年度は情報科学研究科で小学校は実施いたしましたけれども、そのとき実施していただいた先生がその年に退官されまして、その後、なかなか多忙のため、引き受けていただける先生がいないという状況でございます。 308 ◯井上充生委員長 成田委員。 309 ◯成田智樹委員 是非実施していただければと、よろしくお願いいたします。  もう1点、158ページ、教育振興費の中の生徒就学援助費でございますけども、対象生徒数が452人だったと。これ、昨年に比べても大分増えているように見受けますけども、状況としてはどういったことがと言うか、援助は給食費、学用品費、医療費ということで援助と書いていますけども、これ、対象生徒数452人に対してどのような内訳で援助をされておられるというのがお分かりになりますか。4,460万円。 310 ◯井上充生委員長 真銅課長。 311 ◯真銅宏教育総務課長 これは例えば学用品費ですとか、それから1年生の場合は新入学用品費、それから3年生の場合、修学旅行費、それで、後、毎月の学校給食費、通学費、こういったものが補助の対象になっております。人数につきましては、確かに今のこういう経済情勢の影響か、年々増えているのが実態でございます。 312 ◯井上充生委員長 成田委員。 313 ◯成田智樹委員 これ、単純に人数で割りますと、1人当たり10万円ぐらいになろうかと思うんですけども、毎年この程度の援助を行っているということでございますか。 314 ◯井上充生委員長 真銅課長。 315 ◯真銅宏教育総務課長 大体、中学校で、修学旅行で3年生の学年によってはちょっと多くなるんですが、大体10万円ぐらいの平均の額になるかとは思います。 316 ◯井上充生委員長 先ほどの答弁へ行ってよろしいですか。中川補佐。 317 ◯中川裕貴経済振興課課長補佐 大変お時間をちょうだいして申し訳ございませんでした。まず、観光客の人数でございます。平成23年度、統計上162万8,000人余りと聞いております。  続きまして、委託料でございます。差額90万円ほど、この差額は何やというご質問やったように理解しておるんですが、よろしいでしょうか。(「80万円ほどですかね」との声あり)すいません。この分につきましては、従来、補助金として出しておりましたくろんど池周辺の遊歩道の草刈り等の維持管理業務につきまして64万2,000円、この部分が増えておる部分と、あと観光樹木の薬剤散布委託料としまして、桜の木の散布に前年度に比べまして10万円余り増加しておる分でございます。申し訳ございませんでした。 318 ◯井上充生委員長 成田委員。 319 ◯成田智樹委員 平成23年度で162万8,000人の観光客数だと。前年は分かりますか。 320 ◯井上充生委員長 中川補佐。 321 ◯中川裕貴経済振興課課長補佐 平成22年度の数字でございますが、170万4,000人余りと聞いております。 322 ◯井上充生委員長 成田委員。 323 ◯成田智樹委員 きっと内訳は分からないと思いますので聞きませんけども、先ほどのお土産の件、塩見委員、話しされましたけど、たけまる君のキャラクターグッズがどこで買えるのかとよく聞かれるという話を聞くんですけども、たけまる君を土産物なり、キャラクターグッズを作るというような計画というのは、すいません、決算、関係ないかもしれませんが、23年度、そういった計画はされておりませんね。 324 ◯井上充生委員長 観光協会の土産物の方で、それも入れるか入れないかということで答えていただいたら。奥谷部長。 325 ◯奥谷長嗣環境経済部長 今現在、そういった声はこちらとしても聞いておりません。ただ、実際にそういったたけまる君を土産物にできるのかどうかについては、やはり今後検討していく大きな課題かなと思っておりますので、25年、26年、その辺で何とかできるような形で取り組んでいきたいなというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。 326 ◯井上充生委員長 下村委員。 327 ◯下村晴意委員 155ページの教育振興費の中で、2番目の遠距離通学児童交通費補助、これ、キロと1カ月の補助と言いますか、金額を教えていただけますか。 328 ◯井上充生委員長 真銅課長。 329 ◯真銅宏教育総務課長 片道4キロ以上のバス利用者で、補助額は1学期5,200円になっております。 330 ◯井上充生委員長 下村委員。 331 ◯下村晴意委員 前はもう北小ぐらいしかなかったと思うんですけど、生駒台小学校にということで、どこら辺の地域から4キロになるんですか。 332 ◯井上充生委員長 真銅課長。 333 ◯真銅宏教育総務課長 以前から生駒北小学校につきましては、高山町の傍示の狭戸以北、それから生駒台小学校につきましては北田原の大角・イモ山地区から来られている子どもさんが対象になっております。以前から生駒台小学校と生駒北小学校の子どもさんが対象になっております。 334 ◯井上充生委員長 下村委員。 335 ◯下村晴意委員 ご自分で選んで、どちらか選ぶことができると思うんですけど、生駒台小学校からはすごい子どもさんたち、行っている。あそこは何キロぐらいになるんですか、西白庭から。 336 ◯井上充生委員長 真銅課長。 337 ◯真銅宏教育総務課長 西白庭台も生駒台小学校でバスを利用されておられるんですけれども、4キロはないかなというふうには思っております。遠距離通学の対象にはなっておりません。 338 ◯井上充生委員長 他に。樋口稔委員。 339 ◯樋口稔委員 私の方から2点ほどお聞きしたいと思うんですけども、まず有村委員の関連で127ページですね。農業振興費、この下の方に水田農業構造改革事業費ということで、350万円予算化されていますけども、地産地消はいいんですけども、この下の価格補償という、13件あるんですけども、この価格補償の基準とか、その辺はどうなっているんでしょうか。 340 ◯井上充生委員長 中谷課長。 341 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 地産地消の推進ということで、黒大豆なんですけれども、学校給食用に出していただく、又は黒大豆をJA等に販売していただくというときにそういう価格補償あるいは面積助成ということで、黒大豆をしっかり作っていただきたいということで助成を行っているというところでございます。 342 ◯井上充生委員長 樋口稔委員。 343 ◯樋口稔委員 その場合、この13件についてはどういう内容で補償されたのでしょうか。 344 ◯井上充生委員長 補償内容。中谷課長。 345 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 黒大豆の学校給食の方で面積助成が37万円余りですね。黒大豆の価格助成とかが9万円余りと、13件というような格好でございます。それと、黒大豆だけじゃなしに、タマネギ、ダイコン、こういうのを学校給食用に出していただいている方にも価格補償、面積助成という格好でございます。以上でございます。 346 ◯井上充生委員長 樋口稔委員。 347 ◯樋口稔委員 これは、毎年こういう形で補償されていくわけですか。 348 ◯井上充生委員長 中谷課長。 349 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 できるだけ、ご協力いただきたいということでお願いしておりまして、続けておるというところでございます。以上でございます。 350 ◯井上充生委員長 樋口稔委員。 351 ◯樋口稔委員 はい、分かりました。  続いて、121ページの循環型社会のこのごみの半減プランというのを今生駒市はやっておるわけですけども、事業ごみの有料化について行われていますけども、何%ぐらい減量をこれで、事業費できたんですかね。減量ができたのか、この事業費の有料化によって、以前と比べて。 352 ◯井上充生委員長 辻中課長。 353 ◯辻中伸弘環境事業課長 事業系ごみの有料化につきましては、以前から有料化になっておりまして、特に今始まったものではございません。 354 ◯井上充生委員長 樋口稔委員。 355 ◯樋口稔委員 続いて、家庭用のごみ、今、半透明にされていますけども、この半透明にされる前と、半透明になってからでは、どれぐらい減量化されたんでしょうか。 356 ◯井上充生委員長 奥谷部長。 357 ◯奥谷長嗣環境経済部長 約10%弱が減ったように、数字上なっていると思います。 358 ◯井上充生委員長 樋口稔委員。 359 ◯樋口稔委員 今、全国的に家庭用のごみの有料化というのが、たしか聞いたところでは6割ぐらい上がっておるというんですけども、生駒もこの有料化に向けて、今、委員会とか立ち上げておられますけども、有料化はいつごろやるとかいう予定はされておるんですか。 360 ◯井上充生委員長 奥谷部長。 361 ◯奥谷長嗣環境経済部長 一応23年度につきましては、有料化を検討していただく委員会を設置させていただきました。その中で、確かに有料化についてはごみ減量につながるというようなことは理解できるものの、やはり行政と市民とがもっと汗をかいてやっていくべき方法があるんではないのかと。そういった意味合いで、まず今、市民と行政ができることをやっていこうということで、有料化せずにごみを半減していこうという形で、平成24年度、ごみ半減トライアル計画ということで、今現在、市内3地区をモデル事業として実施しているというところでございます。有料化につきましては、そのごみ半減トライアル計画を終わった段階で検証しながら、今後どうしていくのか、やはり有料化すべきなのかどうかを改めて検証していきたいという状況になっております。以上です。 362 ◯井上充生委員長 樋口稔委員、この決算書の中身を今審査していますから。  他にございませんか。中谷課長。 363 ◯中谷泰也経済振興課長兼農業委員会事務局長 先ほどの有村委員の質問に訂正があるんですけど、今、言わせていただいてよろしいですか。  先ほどの森林保全費で里山の補助金なんですけれども、先ほど2団体ということで経済振興課は言っていたんですけれども、このうち経済振興課は1団体に補助を出させていただいているというところでございます。2団体にと言ったんですけれども、1団体ということでございます。失礼いたしました。 364 ◯井上充生委員長 分かりました。有村委員、よろしいですか。  他にないですね。浜田委員。 365 ◯浜田佳資委員 119ページのバイオ燃料精製事業費なんですけど、まず精製量はここに書かれておられるんですけど、回収量というものは分かりますでしょうか。 366 ◯井上充生委員長 岡田課長。 367 ◯岡田敏幸環境政策課長 生駒市内の回収量でございますけども、平成23年度5,850リットル、平成22年度で7,321リットル、23年度につきましては減ってきたというような現状がございます。それと、精製が1万リットルということになっていまして、この差額につきましては、平群と斑鳩の方から流入させてもらっております。 368 ◯井上充生委員長 浜田委員。 369 ◯浜田佳資委員 それで、バイオ燃料精製事業費のところで351万6,000うんぬんとありますので、単純に計算すると、リッター338円になるんですが、平群や斑鳩から入ってくる費用もありますので、それを差引きすると、リッター幾らになりますでしょうか。 370 ◯井上充生委員長 岡田課長。 371 ◯岡田敏幸環境政策課長 よく200円強という数字になりまして、通常の軽油に比べれば高い価格となっております。 372 ◯井上充生委員長 浜田委員。 373 ◯浜田佳資委員 それでガソリンと比較して、同じ1リッターでも走ることができる距離が違うと思うんですよね。そこら辺のデータとかいうのは持ち合わせていますでしょうか。 374 ◯井上充生委員長 岡田課長。 375 ◯岡田敏幸環境政策課長 申し訳ございませんが、ガソリンとの比較はしておりません。申し訳ございません。 376 ◯井上充生委員長 浜田委員。 377 ◯浜田佳資委員 じゃ、軽油との比較はされているんですか。 378 ◯井上充生委員長 いやいや、それは余計してないやん。 379 ◯岡田敏幸環境政策課長 申し訳ございません。同じくしておりません。 380 ◯井上充生委員長 浜田委員。 381 ◯浜田佳資委員 費用対効果を考える場合、どうしてもそこら辺をやっていかないと、実際、市民の皆さんにこういうことがあるんだと。だから、その分だけ当然費用がかかっていない。だけど、これだけかかると。それと比較してどうだというのがありますので、そこら辺はいろんな実験をされているとこはあるので、データはあると思いますので、しっかり確認しておいてほしいというふうに思います。  次、118ページのその上にあります2のとこですね。環境啓発活動なんですけど、そこに幼稚園、保育園の5歳児に環境うちわを配布して環境教育を啓発、配布数1,400枚とありますが、決算の8月の議論でも、他の事業で小学校の新入生に下敷きを配布して啓発を図るというのがありまして、本当にそういったのに効果があるのかということがありまして、この5歳児の人にこういった環境うちわを配って、環境教育の啓発というこの効果がよく分からないんですが。 382 ◯井上充生委員長 岡田課長。 383 ◯岡田敏幸環境政策課長 おっしゃるとおり、本年度から実はこのうちわの配布、中止しております。ただ、幼稚園等の子どもたちには、今、我々、雨水タンクというのを広めておりまして、各園に設置しております。そして、自然エネルギーを使うということで、図書館の司書の方と一緒に絵本の読み聞かせの中で自然エネルギーを利用していただくというような、そういう意味合いでの教育活動というのはやっております。 384 ◯井上充生委員長 浜田委員。 385 ◯浜田佳資委員 それに生活体験を通じて身に付けるものが一番いいというふうに思います。  それで、119ページ、その下の方なんですが、フェニックス計画の負担金なんですけど、平成22年度と比べて約3倍に上がっているんです。ところが、22年度も21年度に比べると3.6分の1になっています。これはどういう理由でしょうか。 386 ◯井上充生委員長 辻中課長。 387 ◯辻中伸弘環境事業課長 フェニックス計画の建設の負担金につきましては、毎年の計画に基づきまして負担金の請求が来ます。例えば、平成19年度では1,000万円超えの金額になっておりますし、毎年、金額の方は変更になります。その年の計画に基づいての負担金という形になっております。 388 ◯井上充生委員長 浜田委員。 389 ◯浜田佳資委員 こちらの都合でなくて、フェニックス計画の方の都合で決まってくるということで、生駒市としてはいかんともし難いということですね。 390 ◯井上充生委員長 そういうことらしいです。 391 ◯浜田佳資委員 大型ごみの電話リクエスト収集になったときに、その前の月と比べて半分になったという報告を委員会で受けたことがあるんですが、その推移はその後どうなりましたでしょうか。 392 ◯井上充生委員長 辻中課長。 393 ◯辻中伸弘環境事業課長 電話リクエストに変えた段階では、おっしゃるとおり半分ぐらいになっております。その後、増減をしておりますけども、始まる前と比較しまして、大体半分ぐらいで推移しております。 394 ◯井上充生委員長 浜田委員。 395 ◯浜田佳資委員 この点に関しては、収集がスムーズにほんまになされているのかということがありまして、市民の方からも、かなり不便になったというような声を私は聞いておりますが、担当課としてはどうでしょうか。 396 ◯井上充生委員長 辻中課長。 397 ◯辻中伸弘環境事業課長 私ども、聞いている分では、やはり集積場まで持っていかなくてもいいといったことで、便利になったということで、そういう意見も聞いております。
    398 ◯井上充生委員長 浜田委員。 399 ◯浜田佳資委員 では、収集している量がリクエスト以前の半分のままでほぼ推移しているということの分析はどのようにされていますでしょうか。 400 ◯井上充生委員長 辻中課長。 401 ◯辻中伸弘環境事業課長 はっきりとは申せませんが、以前はステーション方式という形で、例えば市外から持ち込みされたものが置かれていたという可能性もございますし、あくまでも想像でございますけども、そういうこともあったのかなとは考えております。 402 ◯井上充生委員長 浜田委員。 403 ◯浜田佳資委員 つまり、想像が入っていますので、原因はよく分からないということだと思います。この点に関しては、私も、その他の人もいろんな方からも不便になったという声、あちこちから聞いておりますので、もうちょっと広く声をちゃんと聞いていただいて、改善すべきとこは改善するということで取り組んでいってほしいというふうに思います。  次なんですけど、64ページ、収入の方なんですが、それと120ページとの関連なんですが、まず64ページの方で雑収入の中の上の方、ペットボトル等売却収入というのが約1,350万うんぬんとありますが、この等がありますので、ペットボトルとその他が大体どれぐらいなのか、内訳を教えてもらえますか。 404 ◯井上充生委員長 辻中課長。 405 ◯辻中伸弘環境事業課長 内訳を申しますと、牛乳パック、これが3万5,920円、古紙、これが収集分といたしまして90万1,316円、それとリレーセンターへの古紙と古布の持ち込み、これが28万6,227円、それとプラスチック製容器包装の分別収集を開始する前までは食品トレーも拠点回収しておりましたので、その分の売却が3万1,200円、それと金属類といたしまして258万8,777円、ペットボトルの容リ協会からの拠出金、これが932万7,086円、それと同じく容リ協会からの再商品化合理化拠出金、これが34万1,651円でございます。 406 ◯井上充生委員長 浜田委員。 407 ◯浜田佳資委員 平成21年、22年と比べると、約400万円から1,000万円、そして1,350万円というふうにかなり急激に伸びていますが、その分析とかはされていますでしょうか。 408 ◯井上充生委員長 辻中課長。 409 ◯辻中伸弘環境事業課長 申し訳ございません、しておりません。 410 ◯井上充生委員長 浜田委員。 411 ◯浜田佳資委員 ペットボトルで大体2つ合わせて970万円近いということになりますが、120ページによりますと、そのための収集業務委託料は2,800万円ちょいということでよろしいですね。 412 ◯井上充生委員長 辻中課長。 413 ◯辻中伸弘環境事業課長 はい、結構でございます。 414 ◯井上充生委員長 浜田委員。 415 ◯浜田佳資委員 それで、こういったごみ減量の場合の費用対効果というのが、どうしてもこれも考えないといけない話だと思うんですが、その点で一般質問でも出ましたフェニックス計画との関係で、平成27年度に平成12年度比で60%減にしなければいけないということになっている。それで考えて、現在のフェニックス計画に持ち込んでいる最終処分量と比べると、まだまだ大きな差があるということですので、しかも年月はそんなに先があるわけじゃない、先の話じゃないということを考えますと、効果で見る場合、このフェニックス計画に持ち込める最終処分の量をいかに軽減する、減らす効果があったのかということが一つの指標になるかなと考えますが、これは提案とさせていただきます。  それと、もう1つ、64ページのこの一番下なんですけど、焼却残さ金属スクラップ売却代金というのがあります。これで122ページのごみ処理施設費、清掃センター管理費の中で、最終処分等の中で大型金属くずというのがありますが、これを売却したのが64ページのスクラップ売却代金ということなんでしょうか。 416 ◯井上充生委員長 上田主幹。 417 ◯上田吉博環境事業課主幹 そうです。 418 ◯井上充生委員長 浜田委員。 419 ◯浜田佳資委員 となりますと、フェニックス計画での最終処分に持っていくための残さというのを考える場合は、その上の3,698.58トン、これを考えればいいんでしょうか。 420 ◯井上充生委員長 上田主幹。 421 ◯上田吉博環境事業課主幹 フェニックスに持っていくのは3,698.58トンという量でございます。 422 ◯井上充生委員長 浜田委員。 423 ◯浜田佳資委員 基準になる平成12年度のこの量は幾らでしたでしょうか。 424 ◯井上充生委員長 辻中課長。 425 ◯辻中伸弘環境事業課長 4,686トンでございます。 426 ◯井上充生委員長 浜田委員。 427 ◯浜田佳資委員 となると、その6割減で4割にしますと、1,874トンぐらいにしないといけないので、相当減らさないといけないというのは確かですね。 428 ◯井上充生委員長 辻中課長。 429 ◯辻中伸弘環境事業課長 そのとおりです。 430 ◯井上充生委員長 浜田委員。 431 ◯浜田佳資委員 それとの関係で、焼却のための燃やすごみ、これがどう推移しているかというのが重要になってくると思うんですけど、ごみの処理の方で言いますと、年間ごみ排出量、可燃物、120ページですね。その上で可燃物の推移なんですが、これで見ますと、平成18年から比べると、だんだん減ってはいるんですが、最近は平成21年度を底にして、逆に増えているという状況になっておりますが、これはどのように分析しておられますか。 432 ◯井上充生委員長 辻中課長。 433 ◯辻中伸弘環境事業課長 分析はしたいんですが、なかなか理由が分かっておらないのが現状でございます。 434 ◯井上充生委員長 浜田委員。 435 ◯浜田佳資委員 家庭系ごみと事業系ごみの推移はどういった傾向にありますでしょうか。 436 ◯井上充生委員長 辻中課長。 437 ◯辻中伸弘環境事業課長 家庭系ごみにつきましては、順調に減少をしております。事業系のごみにつきましては、平成20年を境に増えてきております。 438 ◯井上充生委員長 浜田委員。 439 ◯浜田佳資委員 となると、その事業系ごみの増加を分析すれば、かなり対応はできるかなと思うんですが、その辺りはどうなっていますか。 440 ◯井上充生委員長 辻中課長。 441 ◯辻中伸弘環境事業課長 事業系のごみにつきましては、経済活動とか、あと店舗数、その辺によりまして、多少、排出量は変わるのかなと思いますけども、今後は、この10月から原則指定袋制といった形で減少については期待できるものと考えております。 442 ◯井上充生委員長 浜田委員。 443 ◯浜田佳資委員 最後に1点、このごみの年間排出量のところなんですけど、合計量が一番下に書かれておりますが、その上に資源ごみというのがございますね。この資源ごみは、ごみなのか、資源なのかということなんですが、これはどちらの、これで言うとごみだという解釈でやっているように思うんですが、どうなんでしょうか。 444 ◯井上充生委員長 辻中課長。 445 ◯辻中伸弘環境事業課長 廃棄物処理法で言いますと、これにつきましてもごみと。ただ、再資源化できるごみという形で資源ごみといった形での表現とさせていただいております。 446 ◯井上充生委員長 浜田委員。 447 ◯浜田佳資委員 難しい話、微妙な話なんですが、統計上で分かりやすく示すために、いったん有害ごみまでで小計という形でやればいいんじゃないかというのを提案させていただいて終わります。 448 ◯井上充生委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 449 ◯井上充生委員長 それでは、委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  竹内議員。 450 ◯竹内ひろみ議員 163ページに中央公民館管理費の中で2番目、中央公民館トイレの一部を洋式化し、利便性向上に努めたとありますが、このトイレの改修した数とその費用をお聞かせください。 451 ◯井上充生委員長 上埜課長。 452 ◯上埜秀樹施設管理課長 中央公民館、現在たけまるホールになっておりますが、これのトイレの洋式化ということでございます。これについては、2階、3階の部分の男女それぞれ合計4カ所、金額で申し上げますと102万9,000円がこの内容でございます。以上です。 453 ◯井上充生委員長 竹内議員。 454 ◯竹内ひろみ議員 これ、今度、公民館が指定管理者になって公民館でなくなりまして、他の施設と同じようになるんですが、市内のこうした公共施設、トイレが洋式化されていないところが多いんです。私の知り合いでも、もう高齢化が進んで、非常に膝の悪い人とか増えてきていまして、洋式化を是非してほしいという声が寄せられています。私自身も、先ほど言いましたけれども、そういうことも切実に感じることもありましたので、それとやっぱり今、家庭ではほとんどが洋式化しているところが多くて。 455 ◯井上充生委員長 すいません、その要望はまた別のところでお願いしたいと思います。ここは。 456 ◯竹内ひろみ議員 4カ所で102万9,000円でできているわけですので、今後そういったことも是非考えていただきたいと思います。 457 ◯井上充生委員長 他に。樋口清士議員。 458 ◯樋口清士議員 教育費だけの話では多分ないんだと思うんですが、あえて教育費というところに触れて一言言わせていただきたいんですけれども。例えば幼稚園、小学校、中学校の臨時講師の賃金の残というのはございますね。また、教育費全体で見ると、3億2,000万なにがしの不用額があると。先ほど委員さんの中でいろいろとご意見が出ている中で、例えば司書をもっと置いたらどうかとか、あるいはここで出ている話ではなかったですけれども、例えばスクールカウンセラーをもうちょっと置けないかとか。特に、教育というのは人の数で勝負していくようなところがございますので、こういう不用額というのがもうちょっときちっと予算を立てていく中で、そういう人に充てていくお金はもっと捻出できてくるんじゃないかなと。なかなか予算組みの考え方は難しいとは思うんですけれども、必要なマンパワー、どこにどんな人が必要なのかというところから考えていって、これだけのお金が要る。それをこの全体の中で何とか捻出できないのかというような発想でこれからの予算組みをお願いできないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 459 ◯井上充生委員長 峯島部長。 460 ◯峯島妙教育総務部長 昨年もたしかこの決算委員会で、22年度の賃金残についてご質問があったと思います。そのときも私の方から答弁させていただいたんですけれども、やはりこれ、予算をつくる段階の後で学校の学級数とかが決まってまいりまして、ここ、おかげさまで小中、児童・生徒数も増える、その中で中学校は特に学級数とそのまま担任ではなくて、定数法の関係で、1クラス増えたら、2人、3人先生が増えたりと、なかなか読めない部分がありまして、いつも多めに予算のときにとっている補充講師などができるだけ頑張っていただいて、実は今年度も今、2学期から1人常勤講師を市教委の方で配置しています。そういうふうに、1人入りましたら、ぽんと300万円ぐらい変わってくるという状況の中で、年度末までにできるだけたくさんの余らないように学校の方にも配置したいとは考えておりますが、年度初めに全部使い切るんじゃなくて、スクールカウンセラーとか学校支援員などは逆に、今とても学校が大変ですので、年度初めにもう全てを配置すればいいというふうに考えております。足らなかったら、それは逆に人事の方に申して、流用してでもそういうとこは使っていく。学校の講師賃金については、小学校は大体常勤の方は30人学級が大きな予算の塊になっていますけれども、中学校であったり、小学校でも少し大変なときに常勤で使えるようにということも考えて配置しているつもりでございます。できるだけマンパワー、本当に最近特に必要だと思っておりますので、24年度の予算組みでも考えていきたいと思います。 461 ◯井上充生委員長 大西課長。 462 ◯大西清隆財政課長 もう少し大きく市全体で捉えますと、一般会計、見かけの不用額というのが22億円ぐらい出ております。そのうち、12億円ぐらいは特定財源ということで、国庫補助金、県補助金とかいうもので、その収入分というのが、事業をやったらもらえるものなので、本当に余っているというのは、22億円からその特定財源12億円を引いた8億円ぐらいが余っているというような勘定にはなっております。それで、教育費については、今、峯島部長の答弁のもちろん事情があると思いますけど、見かけの不用額だけではちょっと議論はしにくいかと思います。 463 ◯井上充生委員長 樋口清士議員。 464 ◯樋口清士議員 峯島部長からのお話はよく分かるところで、この賃金残だけで見ると、そういう話になるだろうと。ただ、少し大きくしてみると、そういうマンパワーに使えるお金というのが捻出できるんじゃないかということです。ただ、大西課長の方から今、額面だけで見ると、それはちょっと違うというところもあるんですが、とは言え、もう少しシビアに予算組みをする中で、されていると思いますけどね。どっちかと言うと、必要なマンパワーが何かという発想から詰めていくということも必要じゃないかということだけ、ちょっと申し上げておきたいと思います。以上です。 465 ◯井上充生委員長 他に。              (「なし」との声あり) 466 ◯井上充生委員長 ないようですので、以上をもちまして、議案第51号に係る環境文教委員会所管分の質疑を終結いたします。  席替えのため、暫時休憩をいたします。              午後4時20分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時30分 再開 467 ◯井上充生委員長 それでは、休憩を解いて引き続き審査を行います。  下水道事業特別会計に係る報告第8号、平成23年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてと、議案第57号、平成23年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを一括して審査を行います。  古川水道事業管理者から説明を受けます。管理者。 468 ◯古川文男水道事業管理者 それでは、議案第57号、平成23年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてでございますが、報告第8号、平成23年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてを併せてご説明させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず、議案第57号、平成23年度生駒市下水道事業特別会計決算でございます。  決算書の253ページをお願いいたします。  歳入についてでございます。  款1、分担金及び負担金、項1、負担金、目1、下水道費負担金でございます。本費目につきましては、公共下水道が整備された土地所有者などに対し、1平方メートル当たり400円の受益者負担金を負担していただいているものでございます。  次に、款2、使用料及び手数料でございます。項1、使用料、目1、下水道使用料につきましては、平成21年度より段階的に改定をさせていただき、平成23年度では1立方メートルにつき、一般排水は100円となってございます。予算額より収入済額は約2,473万円の減少となっておりますが、これは主に節水意識の高まりなどから当初見込みより1日1人平均使用水量が減ったことによるものでございます。  次に、同じく項2、手数料、目1、下水道手数料でございます。排水設備指定工事店指定手数料及び排水設備工事責任技術者登録手数料の収入でございます。  次のページをお願いいたします。  款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、目1、下水道費国庫補助金でございます。平成22年度から平成23年度への繰越分1億870万円と平成23年度分1億2,550万円の合計2億3,420万円を収入しております。  なお、予算現額と収入済額との差額は、社会資本整備総合交付金の減額及び平成23年度の事業費の一部を翌年度へ繰り越したことによるものでございます。  次に、款4、県支出金、項1、県補助金、目1、下水道費県補助金でございます。緊急雇用創出事業補助金で843万1,500円を収入しております。  次に、款5、繰入金、項1、一般会計繰入金、目1、一般会計繰入金でございます。これは、下水道事業に充てるため、一般会計から6億5,339万7,767円の繰入れを受けたものでございます。  次に、255ページの款6、諸収入、項2、雑入、目1、雑入でございます。これは、下水道事業に伴います消費税の還付金が主なものでございます。  次に、款7、市債、項1、市債、目1、下水道債でございます。下水道債につきましては、公共下水道債及び流域下水道の事業債でございまして、合計4億2,330万円を借り入れたものでございます。  次に、255ページから256ページにかけましての款8、繰越金、項1、繰越金、目1、繰越金でございます。これは、前年度の繰越事業に係る繰越金で510万円を繰り入れたものでございます。  以上、歳入総額21億4,944万112円となっております。  続きまして、257ページからの歳出につきましてご説明を申し上げます。  まず初めに、款1、下水道費、項1、下水道費、目1、下水道総務費でございます。この費目は、人件費及び一般事務に係る経費で、ほぼ予定どおりの執行となってございます。
     次に、258ページから259ページにかけましての目2、下水管渠維持費でございます。この費目は、人件費及び下水道管渠の維持補修に係る経費を始め、奈良県の流域下水道の使用料負担金などに支出した経費でございます。事業の主な内容といたしましては、施策の成果等に示しておりますとおり、老朽化した人孔鉄蓋を始め、取付管公共汚水升の補修入替工事等を行い、適切な維持管理に努めるとともに、集中浄化槽地区などを公共下水道に接続するため、管渠のTVカメラ調査を始め、管更生工事などを実施したものでございます。  なお、節15の工事請負費におきまして、1,969万1,425円の不用額につきましては、入札における執行残を始め、公共下水道への切替え接続に当たり、取付管の補修工事を予定しておりましたが、調査の結果、不要になったためでございます。  また、節19の負担金補助及び交付金における不用額1,139万7,777円につきましては、使用水量の減少に伴い、奈良県流域下水道使用料負担金に不用額が生じたことによるものでございます。  なお、この費目におきまして、宅地内誤接調査業務委託で184万2,750円を平成24年度に繰越しをさせていただいております。  次に、259ページから260ページにかけましての目3、下水処理施設費でございます。この費目は、人件費並びに竜田川及び山田川浄化センター等の維持管理に要した経費でございます。  次に、261ページにかけましての目4、公共下水道管渠整備事業費でございます。この費目は人件費及び管渠等の整備事業に要した経費でございまして、事業の内容につきましては、同じく施策の成果等に示しておりますとおり、竜田川処理区におきまして管渠5,413メートルの面的整備工事を行ったものでございます。  なお、節13、委託料で1,474万2,900円、節15、工事請負費で1億389万6,560円、節22、補償補填及び賠償金で3,183万3,350円の不用額が生じております。この不用額につきましては、社会資本整備総合交付金が削減されたことに伴う工事施工箇所の見直しを始め、入札における執行残でございます。また、この費目におきまして、8件の工事などで4億円を平成24年度に繰越しをさせていただいております。  次に、261ページから262ページにかけましての目5、流域下水道事業費でございます。この費目は、奈良県の事業でございます大和川上流流域下水道事業における流域幹線管渠の整備及び奈良県浄化センターの施設の整備費用などについて応分の負担を行ったものでございます。  次に、款2、公債費でございます。下水道事業に伴います起債の償還元金及び利子を償還させていただいたものでございます。  次に、款3、予備費でございます。緊急あるいは予想外の経費に充てるため、予備費を設定しておりましたが、予備費の充当はございませんでした。  以上、歳出総額21億4,589万962円でございます。  なお、翌年度繰越額といたしまして、4億184万2,750円を繰越明許とさせていただいております。  最後に、263ページをお願いいたします。  下水道事業特別会計の歳入歳出実質収支に関する調書でございます。歳入総額21億4,944万112円、歳出総額21億4,589万962円で、歳入歳出差引額354万9,150円となり、翌年度に繰り越すべき財源194万2,750円を差引きいたしました160万6,400円は平成22年度の繰越額の不用額でございます。  続きまして、報告第8号でございます。平成23年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。  議案書をお願いいたします。議案書の4ページでございます。  公営企業の健全化を示す資金不足比率でございます。資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、本市の下水道事業では資金の不足は生じておりませんので、比率は横棒となってございます。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。 469 ◯井上充生委員長 委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 470 ◯塩見牧子委員 254ページ、歳入の方からお願いいたします。  県支出金のこの緊急雇用創出事業補助金なんですけれども、これは何人分、もちろん人件費に充てられるんだと思うんですけれども、これによって何人雇用されて、そしてどのような業務に携わっていただいているのか、お教えください。 471 ◯井上充生委員長 山本課長。 472 ◯山本喜久治下水道管理課長 新規雇用人員といたしまして6名を雇用していただいております。これは、委託事業におきまして、未接続の宅地内の升の調査を実施させていただきました。この事業に併せまして、升の状況及び無断接続がないかとかいうことも併せて調査し、また接続の啓発も実施いたしております。以上でございます。 473 ◯井上充生委員長 塩見委員。 474 ◯塩見牧子委員 これは、補助金が出るのは1年間だけですか。 475 ◯井上充生委員長 山本課長。 476 ◯山本喜久治下水道管理課長 この事業におきましては、22年と23年の継続2カ年でやらせていただきました。 477 ◯井上充生委員長 塩見委員。 478 ◯塩見牧子委員 じゃ、この桝の調査は23年度で終わったということでしょうか。 479 ◯井上充生委員長 山本課長。 480 ◯山本喜久治下水道管理課長 この事業をもちましての調査は終了いたしております。 481 ◯井上充生委員長 塩見委員。 482 ◯塩見牧子委員 あと、歳出の方で258ページの下水管渠維持費の1番のとこですね。補修費、マンホールの鉄蓋の入替工事なんですけれども、ロック式に入れ替えたと。今回28カ所ということなんですけれども、全体の何%に当たるんでしょう。 483 ◯井上充生委員長 山本課長。 484 ◯山本喜久治下水道管理課長 マンホールの総数は5,400ほどございまして、その中で古いやつを替えていくものですが、実際におきましては、道路の補修・改修に合わせてマンホールを入れ替えているという状況でございます。 485 ◯井上充生委員長 塩見委員。 486 ◯塩見牧子委員 そういたしましたら、今後も道路改修があって、なおかつそこに古いマンホールがあるというような場合に入れ替えていくという方針ということでよろしいでしょうか。 487 ◯井上充生委員長 山本課長。 488 ◯山本喜久治下水道管理課長 今年度まではそういう方向で考えておったのですが、今年の夏も大きな雨が降りまして、その中で下水のマンホールの一部穴が空いておりまして、その中から雨水が入り込むことによって、不明水と言いますか、その雨水が浄化センターの方に流れ込むような事態にもなってきております。そういう状況もありますので、今後は、定期的にと言うんですか、計画立てて入替えをやっていきたいかと考えております。 489 ◯井上充生委員長 他に。              (「なし」との声あり) 490 ◯井上充生委員長 ないようですので、委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 491 ◯井上充生委員長 ないようですので、以上をもちまして、下水道事業特別会計に係る報告第8号と議案第57号に係る質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 492 ◯井上充生委員長 次に、水道事業会計に係る報告第8号、平成23年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、報告第9号、平成23年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書、議案第59号、平成23年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを一括して審査を行います。  古川水道事業管理者から説明を受けます。古川管理者。 493 ◯古川文男水道事業管理者 それでは、報告第8号、平成23年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、報告第9号、平成23年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書について、議案第59号、平成23年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを併せてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、議案第59号、平成23年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてでございます。  別冊になっております生駒市水道事業会計の決算書をお願いいたします。1ページでございます。よろしいでしょうか。  事業概況の総括事項といたしまして、平成23年度は、梅雨の期間中に平年を上回る降雨があったため、十分な水量を確保することができ、水需要が最も大きくなる夏場におきましても、安定して水道水を供給することができました。また、建設改良工事では、継続事業である山崎浄水場のろ過設備改良工事が完成し、一層の水質の向上と施設の耐震化を図ることができました。また、昨年度に引き続き、東日本大震災により甚大な被害を受けました岩手県陸前高田市へ職員及び給水車を派遣し、応援給水活動を行いました。  まず、アの業務概要でございます。平成23年度末の給水人口は12万959人で、年間総配水量は猛暑の前年度に比べまして20万8,428立方メートル減の1,283万3,240立方メートルとなりました。また、年間の有収水量は1,223万4,847立方メートルで、有収率は95.3%でございます。  なお、詳細な業務の概要につきましては、後ほど6ページでご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、イの建設改良工事につきましては、老朽水道管の布設替工事を始め、下水道工事等に伴う水道管の移設を進めるとともに、送配水設備の整備に努めました。また、企業会計システム等の再構築業務や再生可能エネルギーの活用を目指し、小水力発電検討業務を実施いたしました。  なお、これらの建設改良工事の概要につきましては、3ページから4ページに科目別に記載しておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、ウの経営状況でございます。全体的な使用水量の減少に加え、従量料金単価が高い大口需要家の使用量の減などが影響し、営業収益は前年度より減収となりました。さらに、営業外収益におきましても、給水分担金が減少したため、事業収益は前年度より約9,837万円の減収となっております。一方、事業費用でございますが、事業費用は経営健全化計画費に基づく職員数の削減による人件費の減少や、自己水を有効活用したことによる県営水道の受水費の減少などから、前年度より約7,692万円の減となりました。この結果、当年度純利益は前年度より約2,145万円減少の約8,776万円となり、前年度繰越利益剰余金約2億9,410万円と合わせると、当年度未処分利益剰余金は約3億8,186万円となっております。  なお、この当年度未処分利益剰余金の中から、地方公営企業法の規定に基づき、一般会計に4,000万円を納付いたしました。  続きまして、6ページをお願いいたします。  3の業務でございます。  (1)の業務量に関する事項でございます。主なものでございますが、表2行目の年度末の給水人口は前年と比較し、0.69%増の12万959人でございます。  次に、同じく6行目の年間総配水量は1,283万3,240立方メートルで、前年との比較では20万8,428立方メートルの減となってございます。また、8行目で、年間総配水量に対し、どれだけ給水収入として回収できたかを示す年間有収水量は1,223万4,847立方メートルで、有収率は95.3%となっております。また、表11行目の1日平均配水量につきましては3万5,063立方メートルで、前年度より1.87%の減となっております。  次に、表下の供給単価及び給水原価でございますが、それぞれ1立方メートル当たり200円77銭と205円15銭でございまして、4円38銭の販売差損となってございます。  続きまして、決算処理につきましてご説明を申し上げます。12ページから13ページをお願いいたします。  決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。  まず、収入についてでございます。第1款の事業収益の決算額は表の右側でございます。27億3,977万7,227円でございます。予算額に比べ、4,032万5,773円の減となっております。これは主に、第1項の営業収益におきまして、全体的な使用水量の減少などにより、給水収益が減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款の事業費用は決算額26億2,653万9,885円となり、不用額は1億5,356万3,115円となってございます。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用におきまして、各経費の節減を始め、自己水を有効活用したことによる県営水道の受水費の減少などによるものでございます。  次に、14ページから15ページをお願いいたします。  (2)の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入でございます。第1款、資本的収入の決算額は8,577万3,450円でございます。予算額に比べ、6,829万4,550円の減となっております。これは主に、第2項の納付金におきまして、下水道工事などに伴う新設改良施設工事納付金が減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款、資本的支出の決算額は7億457万1,737円でございまして、翌年度の繰越額を差引きし、2億6,081万3,263円が不用額となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の建設改良費における新設改良費の入札執行残を始め、下水道工事などの関連工事の進捗に合わせたことにより、2億4,185万5,995円が不用となったことによるものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。  平成23年度生駒市水道事業損益計算書でございます。  1の営業収益につきましては、24億9,397万1,784円に対し、2の営業費用は25億953万4,883円となり、差引き1,556万3,099円が営業損失となっております。また、3の営業外収益につきましては、1億1,626万3,216円に対し、4の営業外費用は989万1,674円となり、差引き1億637万1,542円の営業外利益となっております。この営業損失と営業外利益を合わせまして、経常利益は9,080万8,443円でございます。さらに、この経常利益から5の特別利益、6の特別損失の収支、304万5,306円を差引きいたしまして、当年度の純利益は8,776万3,137円でございます。この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金を加えまして、当年度の未処分利益剰余金は3億8,186万2,856円となっております。  次に、17ページをお願いいたします。  平成23年度生駒市水道事業剰余金処分計算書案でございます。  当年度の未処分利益剰余金の処分につきましては、地方公営企業の会計制度の改正によりまして、法定積立金の積立て義務は廃止されるとともに、議会のご承認を賜り、未処分利益剰余金3億8,186万2,856円から一般会計納付金として4,000万円を処分するものでございます。  次に、18ページから19ページにかけましての平成23年度生駒市水道事業剰余金計算書でございますが、この剰余金計算書につきましては、後ほどご説明申し上げます貸借対照表に記載しております資本金及び剰余金が年度内にどのように増減したかを表しているものでございます。  続きまして、20ページから21ページをお願いいたします。  平成23年度生駒市水道事業貸借対照表でございます。  まず初めに、資産の部でございます。1の固定資産の合計額は、(1)の有形固定資産と(2)の投資を合わせまして216億1,200万5,549円でございます。2の流動資産の合計額は、(1)の現金預金、(2)の未収金、(3)の貯蔵品、(4)の仮払金を合わせまして30億5.006万5,421円で、資産の合計額は246億6,207万970円でございます。  次に、負債の部でございます。3の固定負債と4の流動負債を合わせまして、負債の合計額は1億4,817万611円でございます。  次に、資本の部でございます。5の資本金と6の剰余金を合わせまして、資本の合計は245億1,390万359円で、負債と資本の合計は246億6,207万970円でございます。  続きまして、23ページ以降の決算付属書類でございます。  23ページから26ページは、平成23年度生駒市水道事業会計の収益費用の明細書でございます。また、28ページから29ページは固定資産の増減を表した固定資産明細書、30ページから31ページは企業債の明細書となっておりますので、ご参照のほど、よろしくお願い申し上げます。  最後に、33ページの公営企業の経営の健全化につきましては、報告第8号、平成23年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告における水道事業の資金不足比率でございます。議案書に記載がございます。議案書をお願いできたらと思います。4ページでございます。  先ほどと同じページでございまして、公営企業の健全化を示す資金不足比率でございます。同じく、資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、本市の水道事業では資金の不足は生じておりませんので、比率は同じく横棒となってございます。  続きまして、議案書の7ページをお願いいたします。  報告第9号、平成23年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書でございます。  款、資本的支出、項、建設改良費、事業名は山崎浄水場ろ過設備改良工事でございます。本事業は、平成19年度から22年度までの4カ年の継続事業でございましたが、整地などの一部の工事が平成23年度に繰越しとなりました。そして、平成23年7月に完成したものでございます。予算の総額でございますが、11億2,500万円で支払総額は9億7,942万1,100円となり、差引き1億4,557万8,900円が不用額となっております。この不用額につきましては、プロポーザル方式の導入に伴いまして、予算執行の残額が生じたものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願いを申し上げます。 494 ◯井上充生委員長 委員による質疑に入ります。  上原委員。 495 ◯上原しのぶ委員 じゃ、水道事業会計について質問いたします。  県水の受水量は昨年よりは減少はしているんですが、自己水との割合を教えていただけますか。 496 ◯井上充生委員長 穴井場長。 497 ◯穴井弘浄水場長 総配水量に占める県水の依存率につきましては、64.0%でございます。残り36.0%につきましては、自己水という結果になります。よって、昨年に比べまして、自己水が2.9%増加いたしました。 498 ◯井上充生委員長 上原委員。
    499 ◯上原しのぶ委員 24ページを見ましたら、自己水の有効活用に努めたというふうなことは言われているんですが、やはり依然として受水費が大きくなっているんです。これはやっぱり県水の受水率が高いためだと思うんですが、昨年に比べては自己水の有効活用はされているんですが、今後についてはどのように考えておられるか教えてください。 500 ◯井上充生委員長 穴井場長。 501 ◯穴井弘浄水場長 現在、自己水ということで23本の井戸のうち22本の井戸を使いまして、自己水の確保に努めております。平成23年度につきましては、この22本のうち15本の井戸を通常のしゅんせつ工事をいたしました。さらに、1本の井戸につきましては、特殊洗浄工事を実施いたしました。それに加えて、井戸から浄水場へ送水する配管の内部が詰まっていたことが判明いたしまして、それを清掃いたしました。その他配管ルートのロスの改良工事等を実施させていただいた結果、昨年と比べまして、自己水が約30万立方メートルの増加をいたしました。こういったこともありまして、今後の自己水の確保につきましても、今申し上げましたような適正な維持管理によって自己水の確保に努めていきたいと、このように考えております。 502 ◯井上充生委員長 上原委員。 503 ◯上原しのぶ委員 次、ちょっと質問を変えます。ごくわずかなんですが、有収率が下がっているんですが、これは漏水が原因でしょうか。 504 ◯井上充生委員長 大植課長。 505 ◯大植康弘工務課長 漏水のほとんどが地下で発生しているため発見が遅れ、漏水量が増えたことにより、有収率の低下となったと考えております。 506 ◯井上充生委員長 上原委員。 507 ◯上原しのぶ委員 漏水がどうなっているかということは昨年もお聞きしたんですが、定期的に何か点検とかはしておられるんですね。 508 ◯井上充生委員長 大植課長。 509 ◯大植康弘工務課長 23年度におきましては、漏水頻度の高い地域、水道管埋設20年以上経過した地区、243キロについて、年1回ではございますが、漏水調査を業務委託いたしました。24年につきましては、業務委託以外に直営で昭和に埋設された大規模団地、約110キロ程度を年数回、3回程度行いたいと考えております。今、1回目が終わったとこです。 510 ◯井上充生委員長 上原委員。 511 ◯上原しのぶ委員 質問を変えます。給水分担金が一定収入の割合を占めているんですが、この主なものはどこなのか教えてください。 512 ◯井上充生委員長 大植課長。 513 ◯大植康弘工務課長 23年度の主なものといたしましては、白庭台、近鉄不動産が販売いたしましたマンション、ローレルスクエア白庭台II、109戸、これが一番主なものでございます。 514 ◯井上充生委員長 上原委員。 515 ◯上原しのぶ委員 それと関連なんですが、給水原価と供給単価には、先ほども説明がありましたが、4円38銭の差があるんです。だけども、この差があるにもかかわらず、利益が上がっているということは、やはり給水分担金があるからではないかというふうに私は推察するんですが、この給水分担金というのはいつまでも当てにできないものだというふうに私は考えています。昨年、お聞きしたときは、平成30年までには5%ずつぐらい減少していくんではないかというような予想だったと思うんですが、この辺についてはどのように考えたらいいでしょうか。 516 ◯井上充生委員長 田島課長。 517 ◯田島誠総務課長 給水分担金につきましては、今、委員おっしゃったように減少傾向にありますので、4円余りの販売差損につきましては、営業収支自体を均衡にすべく、より一層の経費削減と経営努力に努めてまいりたいと考えております。 518 ◯井上充生委員長 上原委員。 519 ◯上原しのぶ委員 次、単純な質問なんですが、予算を見ましたら、雑収入が実際、予算と決算では随分大幅な差があるんですが、これは何が増えたんでしょうか。 520 ◯井上充生委員長 田島課長。 521 ◯田島誠総務課長 雑収益、23ページだと思うんですけれども、予算では土地の使用料など7万3,000円を計上しておりました。決算では、それらに加えまして、消費税の還付金の還付加算金、これが約38万円、さらに使用済み資材の売却代約32万7,000円などがございました。 522 ◯井上充生委員長 上原委員。 523 ◯上原しのぶ委員 それから、24ページを見せていただきましたら、動力費も結構大きな数字になっているんですが、これは生駒市の地形から来ると思うんですが、将来これについてはどのような展望をお持ちか、ちょっと教えてください。 524 ◯井上充生委員長 穴井場長。 525 ◯穴井弘浄水場長 動力費の削減に対しての将来展望ということなんですが、現在の水道システムにつきましては、一部、計画的な施設配置となっておりません。こういったことも兼ねまして、今後、施設の統廃合や設備の更新の際に、省エネを考慮した効率的な整備により動力費を軽減していきたいと、このように考えております。 526 ◯井上充生委員長 上原委員。 527 ◯上原しのぶ委員 最後に、東日本大震災で岩手県陸前高田市の方に救援活動に行かれたと思うんですが、どのような活動をされたのか教えてください。 528 ◯井上充生委員長 田島課長。 529 ◯田島誠総務課長 応援給水活動は平成23年3月16日から6月11日までの間で延べ56日間行いました。2名1班体制で、計8班16名が交代で現地に赴きました。そして、本市の2トン給水車を使いまして、約10カ所の給水拠点に水を運ぶという給水活動を行いました。 530 ◯井上充生委員長 他に。塩見委員。 531 ◯塩見牧子委員 人口は増えているにもかかわらず、節水家電の普及ですとか、飲料水を皆さん、ご家庭で買うようになられて、総配水量が減少する中で、本当に経営努力の結果、何とかこの純利益が保てているのかなという感じがいたします。その分、やはり人件費の削減、自己水の取水量を上げる努力、先ほどおっしゃったしゅんせつ工事ですとか漏水調査、そういったことをなされているわけですけれども、人件費を抑制すると言っても限度もおありでしょうから、その他に純利益を何とか上げていく方策というのは、この他に何かあるんでしょうか。 532 ◯井上充生委員長 古川管理者。 533 ◯古川文男水道事業管理者 利益を上げていく、つまり、たくさん水を売っていくということはなかなか難しいと。また、給水分担金等も先細りになってくるんではなかろうかというのが長期の展望でございます。こういう中でどういうふうに利益を出していくかということになれば、やはり経費の削減をやっていくと。この経費の削減でございますけれども、やはり費用の4割を占めているのは県水の受水費用やというような状況になってございます。その県水をどういうような形で取り扱っていくのがいいのかという中で、県水の値下げという話もございますけども、まずはやはりこちらの方が自己水をもう少しとれるように見直してみようやないかと。つまり、ちょっと専門的になるんですけども、ちょっと漫画の計算をさせてもらいましたけども、県水を1トン買わんと、自己水を1トン増やせば、何ぼ経費が浮くだろうという試算をさせてもろうてます。当然、変動費だけで対比をやっていくんですけども、その対比の分が128円から9円。つまり、1トン自己水を多くとれば、130円の経費が助かってくるんですね。そういうように考えていって、適正揚水量とその費用と、バランスを見ながらうまくくみ上げていくというような利活用の方法をしながら、そして県営水道の料金の体系を併せながら事業運営を考えていくことによって、適正な料金体系を求めていけたらどうかなというような考えを持っているということです。 534 ◯井上充生委員長 塩見委員。 535 ◯塩見牧子委員 地道な取組になるかと思いますが、これからもご努力いただきたいと思います。 536 ◯井上充生委員長 他に。              (「なし」との声あり) 537 ◯井上充生委員長 ないようですので、委員による質疑を終結いたします。  委員外議員の質疑に移ります。  質疑等はございますか。角田議員。 538 ◯角田晃一議員 1点だけ確認させてください。  大変すばらしい営業成績を上げておられるんですけれども、この監査委員の意見書の71ページ、72ページのところのいわゆる経営分析表。既にご承知かと思いますが、71ページにおきましては自己資本構成比率、それから固定比率、自己資本構成比率の方はいわゆる類似団体、これは平成22年度ですけど、比較して高いし、固定比率は低いし、非常に安定しているという指摘がございます。ところが、72ページになりますと、総資本回転率とか総資本利益率、要は総資本をどれだけ動かして収益を上げるように努力しているかというような指標ですけれども、これについては能率が悪いとか、運用効果について若干疑問があるとか、営業活動の効率化効果について疑問符がなされている。経営は安定しているけれども、営業活動についてはどうかというような意見が出ているかと私は理解したんですけども、行政の方はどう見ておられますか。 539 ◯井上充生委員長 古川管理者。 540 ◯古川文男水道事業管理者 今、手持ちの資金、資産でございますけども、キャッシュの方で29億円、30億円、長期を入れましたら40億円という形になれば、当然のことながら、資産の構成比率は高くなってまいります。そのため、今その成績表ではそういうような資産の関係の分は他の団体よりもいいというような形になってございます。今度は逆に生駒市の地形を考えてみたならば、かなり山あり谷ありですね。その度に配水池を造っていくんですね。だから、フラットの都市と生駒市の地形を比べてみれば、それだけの投資をやっているんですね。つまり、資産をたくさん持っているんですね。だから、たくさんの資産を持っている中で水道料金というのはほぼどこのとこでも一定やとしたならば、生駒市はたくさんの投資をやっているんだけども、返ってくるお金が他のところよりも高い。つまり、これはあくまでもその水道事業の経営がおかしいというようなものではなくして、生駒が持っているその特異性であるというようなことということでご理解をお願いできたらなと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 541 ◯井上充生委員長 角田議員。 542 ◯角田晃一議員 あくまで類似団体との比較ですので、そういう解釈だと思います。ありがとうございました。 543 ◯井上充生委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 544 ◯井上充生委員長 それでは、水道事業会計に係る報告第8号、報告第9号、議案第59号に係る質疑を終結いたします。  以上で環境文教委員会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は、明日の企画総務委員会終了後に再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後5時16分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....