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  1. 生駒市議会 2010-06-21
    平成22年第3回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2010年06月21日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時0分 開会 ◯委員長矢奥憲一君) それでは、ただ今から企画総務委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、お手元に配布しております次第に基づき順次審査を行いますので、ご了承願います。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可しておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 開議 2 ◯委員長矢奥憲一君) それでは、ただ今から審査いたします。  1、審査事項、(1)議案第36号、生駒市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  原案に対し、有村委員から修正案が提出されました。修正案はお手元に配布しております。修正案と原案を併せて議題といたします。  まず、原案は過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明は省略したいと思います。              (「簡単にお願いします」との声あり) 3 ◯委員長矢奥憲一君) それでは、簡単に説明をお願いします。今井部長。 4 ◯企画財政部長今井正徳君) それでは、議案第36号、生駒市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明させていただきます。  議案書の17ページから19ページ、新旧対照表の方は6ページから7ページをお願いいたします。  本条例に関しましては、学識経験者公募市民等から成ります生駒市行政改革推進委員会からの提言を受け、本市の教育委員会選挙管理委員会監査委員公平委員会及び農業委員会のいわゆる行政委員会委員報酬につきまして、従来の月額報酬から、勤務日数に応じた支給とするとともに、例外的な勤務に対する支給方法として、勤務時間数に応じた報酬制度を併せて導入することといたしまして、それぞれ報酬額を設定するものでございます。  行政委員会委員報酬につきましては、その支給根拠である地方自治法の規定におきまして、勤務日数に応じて支給することが原則とされておりますことから、各行政委員会活動状況を踏まえ、実状に即した、より納得性の高い支給方法支給水準とすべく、すべての行政委員会において日額報酬を基礎とした制度に改めるものでございます。  具体的な改正内容につきましては、新旧対照表でご説明させていただきます。新旧対照表の6ページをお願いいたします。  別表におきまして、現在、選挙管理委員会選挙事務関係者を除き、教育委員会の委員から農業委員会の委員までが月額の報酬で設定しておりますが、それを日額に変更するものでございます。報酬額につきましては、教育委員会委員長及び識見監査委員が3万2,000円、教育委員会の委員が2万9,000円、議員選任監査委員が2万4,000円、選挙管理委員会委員長及び農業委員会の会長が2万1,000円、農業委員会の副会長が1万8,000円、選挙管理委員会の委員、公平委員会委員長と委員及び農業委員会の委員が1万6,000円としております。  なお、各委員の日額報酬額の水準につきましては、現在、月額報酬における各委員会間、役職間の報酬額の格差を参考としつつ、現在の月額報酬額が他都市と比較において高い水準であることや、厳しさを増す本市の財政状況行政委員に求められる地域貢献視点等も勘案し、各委員会間の格差を圧縮することで、市民感覚を反映した、理解の得られる水準とすべく設定したものでございます。  また、各委員会活動状況を見ますと、会議や行事等への出席などの勤務以外に、委員個人が行う調査、調整、書類の作成などといった作業が複数の委員会で見受けられることから、日額報酬制の導入に合わせた例外的な措置として、別表の備考1及び2におきまして、勤務時間数に応じた報酬を設けるものでございます。
     報酬額につきましては、公平委員会の委員などの報酬日額である1万6,000円を基礎とし、平均的な勤務時間を3時間として、すべての行政委員会で、一律に勤務1時間当たり5,000円と設定しております。この時間単位の報酬につきましては、1日の上限額当該委員報酬日額とした上で、月ごとの勤務時間数の実績により、翌月末までに支給することとしております。  また、このほか、選挙事務関係者のうち、選挙長の報酬につきましても、行政委員の報酬を日額制とすることの均衡も考慮し、勤務の実状に沿って、選挙1回につき1万9,000円から日額1万9,000円に改めることといたしておりますほか、所要の文言修正を行っております。  なお、本条例は、公布の日から施行いたしまして、改正後の内容につきましては、施行日以後に任期が開始する行政委員の報酬から適用することとしております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 5 ◯委員長矢奥憲一君) ありがとうございます。  次に、修正案について有村委員より説明を求めます。有村委員。 6 ◯委員有村京子君) 私は、この度の月額報酬から日額報酬に変えることについてはおおむね賛成でありますけれども、ただ1点については修正したいと思います。  その修正点につきましては、議会議員から選任された監査委員日額報酬を、議案では2万4,000円となっておりますが、これを1万6,000円に修正するものであります。  理由としましては、監査委員の元々の月額報酬が、識見委員が14万5,000円であるのに対して、議会選任委員は6万1,000円で、約2分の1以下の報酬額となっています。この差は専門的知識の差となっているのかもしれませんけれども、月額の差から考えると、日額の識見委員3万2,000円に対する議会選任委員の日額は2分の1の1万6,000円の方が2万4,000円よりも妥当かと考えます。また、他市の事例を見てみますと、岐阜県多治見市、ここは人口が11万7,000人なんですけれども、ここで、監査委員については日額報酬制を採っており、議会選任委員の日額は識見委員の2分の1の1万2,000円となっています。  あと、もう1点は、議員は、議員報酬をいただいており、市政にかかわる作業をするのは当然のことで、既に各種審議会協議会委員の報酬も返上しております。監査委員の場合は、法律上報酬を支払わなければならないので、返上はできませんが、通常の議員活動よりも多忙な業務に携わることを考慮するとしても、基本日額の1万6,000円が妥当だと考えます。以上が修正理由です。 7 ◯委員長矢奥憲一君) 説明は終わりました。  修正案を精査のための休憩はとらなくてもよろしいですか。              (「いいです」との声あり) 8 ◯委員長矢奥憲一君) それでは、修正案と本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。宮内委員。 9 ◯委員宮内正厳君) この条例そのものは、過日、一般質問のところでも私も取り上げさせていただいた中身ということなんですけども、この中で、目的ということで、1つは地方自治法との関係が書かれて、あとは、市民の理解を得る支給の在り方、水準、公正性と透明性を確保するというふうにも明記されておるんですけども、地方自治法勤務日数に応じて報酬を支給する原則うんぬんと書いてあるんですけど、これは違法状態を放置できないというふうに理解したらいいんでしょうか。 10 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 11 ◯市長(山下 真君) おっしゃるとおりでございます。 12 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 13 ◯委員宮内正厳君) それと、もう1点は、教育委員会から農業委員会まで5つの委員会があるんですけども、委員会の、委員長ではなくて、委員ごと平均勤務日数というのは大体把握されておられます。 14 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 15 ◯企画政策課長影林洋一君) 各委員会によって多少ばらつきはありますけれども、平均3日程度でございます。 16 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 17 ◯委員宮内正厳君) 月に3日。例えば、月1でやっている、月1以上やっているところ、それから、平均3日ということは、やっていないところが幾つかあるいうことですね。やってないとこって、どこの委員会。 18 ◯委員長矢奥憲一君) 今井部長。 19 ◯企画財政部長今井正徳君) 18年から20年度までの3カ年の平均なんですけれども、例えば、一番少ないという月の平均が0.8というのは公平委員会、あとは、選挙管理委員会さんと監査委員さんが1.9日というふうになってございます。 20 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 21 ◯委員宮内正厳君) 今まででしたら、月額報酬ということで、委員会が仮に開かれなくても、月額ですから、そのまま支給されるという、保障されたものですね。今度は報酬を日額制に変えるということで、委員会等が開かれなかったら報酬が支払うことができないというふうに理解していいんですね。 22 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 23 ◯企画政策課長影林洋一君) はい、そのとおりでございます。 24 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 25 ◯委員宮内正厳君) それと、委員さん、相当お仕事がいっぱいあって、お忙しい人が多いとは思うんですけども、出席率と言うか、これは特段問題になるほど欠席が多いということはないですね。やっぱり出席率は100%に近い、各委員会とも、というふうに理解したらいいんでしょうか。 26 ◯委員長矢奥憲一君) 今井部長。 27 ◯企画財政部長今井正徳君) 選挙管理委員会とか、あるいは教育委員会公平委員会、そういった委員さんが少ないのはほぼ100%。ただ、農業委員会さんにおきましては、委員数が今現在26名いうことですので、委員会の日程によっては、1人、2人欠席があるように聞いております。 28 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 29 ◯委員宮内正厳君) ちょっと、これをこういう形で改正されるということなんですけども、当然、適用期日というのは、新たな任期を迎える行政委員から適用と、現在の委員さんは適用外だということだと思うんですけども、各委員さんのご意見等は、特徴的な意見がもしあれば。 30 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 31 ◯企画政策課長影林洋一君) 各行政委員会の方に、こちらの方から、市長からもお尋ねをいただいているわけでございますけれども、一つの意見としまして、例えば教育委員会ですと、時代の流れから考えて致し方ないと思われる、あるいは、時間給で支給する仕事が生じた場合、換算が難しいのではないかというふうなご意見をいただいております。  また、選挙管理委員会では、日額という言葉の意味合いが委員の職務に適さない、あるいは、大阪高裁の例も見ますと、委員長はやはり月額が妥当ではないかというふうなご意見をいただいております。  また、公平委員会では、日額制にすることには異論はない、あるいは、適用期日を新たな任期からとすることについては評価をするといったことのご意見をいただいております。  また、農業委員会におきましては、大阪高裁判決は、農業委員勤務実態の検討をしていないと。裁判所の判断も、神戸地裁の判決とは異なっており、慎重な対応をいただきたいと。それから、農業委員につきましては、役所外の業務が多いということで、一律の日額制は問題が多いと。あるいは、農業委員会は、機関として意思決定をするということで、日額制の支給は月額制と大差ないと考えられて、経費削減の効果は少ないといったような意見をいただいております。 32 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 33 ◯市長(山下 真君) 私の方で2回説明させていただきました、5つの委員会に。1回目は、ちょっと私の大ざっぱな感触ですけれども、教育委員会監査委員公平委員の一部の委員さんから一定のご意見がございました。そのご意見の趣旨は、会議等に出席しない場合の、要するに、ここに来るだけが仕事じゃない、その部分をどう評価するのかといったようなご意見はございました。1回目、農業委員会選挙管理委員会は、そんな大きな意見はなかったというふうに認識をしております。  2回目回ったときには、ちょうど大阪高裁の判決も出た後でございまして、私が明確に覚えているのは、農業委員会の中で1名の方が強く発言をされたということはございましたが、農業委員会でそれ以外の方は特にご意見はおっしゃっておられませんでした。  先ほど影林の方から紹介がありましたように、一部納得をいただいていない委員さんもおるにはおりますけれども、大筋ご理解をいただいたというふうな認識を有しております。 34 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 35 ◯委員宮内正厳君) 異論を述べられた委員さんが一部おられると。そやけど、押しなべて基本的には市が出された案には賛成だということ。その異論を述べられた委員さんというのは、今も異論を述べたままなんですか、もう態度は変わらずということで。 36 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 37 ◯市長(山下 真君) 農業委員会でその委員の方が強くご主張をされて、その後に農業委員会から文書でご意見はいただいておりますが、一応、農業委員会の会長名でいただいてはおりますが、当日ご意見を言われたのは1名の委員でございました。 38 ◯委員長矢奥憲一君) 宮内委員。 39 ◯委員宮内正厳君) 異論があるということは、今後の対応として、やっぱり丁寧にこの趣旨をよく理解していただくということでやっていただくというのが大事かなというふうに思います。  それと、有村委員の方から提案をいただいたということで、全くそのとおりだというふうに理解しておりますので、結構かと思います。 40 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにございませんか。有村委員。 41 ◯委員有村京子君) 余り異論はないようですので、これを聞いて、今更という感じもあるんですけども、行革委員会検討会の方の資料と比べて、今の議案は、例えば教育委員とか監査委員については、行政改革推進委員会の提言よりも6,000円から8,000円アップになっているんですね。どういう経緯でこうなったのか、なぜ6,000円から8,000円アップになったのか、ちょっとその辺を説明していただけるでしょうか。 42 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 43 ◯市長(山下 真君) 私が、1巡目、各行政委員会を回らせていただいたときに、監査委員教育委員は、非常に、会議に出る以外に、事前に家や職場で調査をしたり、そういったことがどうしても必要になると、そういうことが多いということでですね。かといって、今回、会議に出る以外の部分については時給5,000円ということで策定をしたんですけれども、なかなか、仕事をしながらとか、そういう中で考えるわけでございまして、いつからいつまでの時間、必ず監査委員なり教育委員の仕事をやっているというものでもないだろうと思うんですよね。日ごろ家で本を読んだりとか、いろんな人に会って話を聞いたりとか、そういう日常生活とか日常の仕事をしながら教育委員なり監査委員の識見も深めているということで。それに対して、例えば農業委員さんであれば、会議に出席する以外の業務というのは、例えば農地の見回りとか、時間も、その時間をそのために費やしたということがはっきり言いやすいんですよね。だけど、監査委員さんや教育委員さん等には、そういう、なかなか会議に来る以外の業務というのを時間で把握するというのは難しい面がございますので、そういったことから、私が1巡目ご意見を伺いに回らせていただいたときに、その会議に出席する以外のいろいろな委員としての責務とか責任とか、そういったことも果たしているということもよく考慮してほしいということが教育委員さん、監査委員さんから言われましたので、その分を配慮させていただいたという、そういう経過でございます。 44 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 45 ◯委員有村京子君) 行革委員の提言の、この日額報酬やったら節減効果が年間約1,400万ということになるんですけど、この場合6,000円から8,000円アップしていますので、そういった場合のコストと言うか、節税効果と言うか、それはどれぐらいになるんですか。 46 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 47 ◯企画政策課長影林洋一君) 試算しました結果、1,292万円ぐらいで、43%の減になります。 48 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにございませんか。井上委員。 49 ◯委員井上充生君) 今、市長から答弁があったように、いろいろ配慮もしていただいていると、そういう点についてはおおむね理解ができるんですけれども、ただ、今回、これに準じた住民監査請求が行われました。それに基づいて、5月の末に監査結果を出したわけなんですけれども、そのときの市側の弁明と考えれば、なぜ、これ、今の時期なのかなというふうに考えるんですけども、その点についてはいかがですか。 50 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 51 ◯市長(山下 真君) ご指摘のとおり、まだ最終的な司法判断である最高裁の判決は出ていないわけでございますけれども、現在、滋賀大津地裁、それから大阪高裁の判決を受けまして、多くの都道府県、それから市町村でこの改正の動きが出ているということ。具体的には、市レベルで申しますと、茨木市と浜松、都道府県レベルで言うと、神奈川県と鳥取、大分、青森、熊本等々、出てございます。本市におきましても、今、井上委員からご指摘がありましたような住民監査請求も出ているわけでございまして、確かに最高裁判決は出ていないんですけれども、大阪高裁等も熟読をさせていただいたところ、多分このとおりの最高裁の判断が示されるのではないかというふうに判断をいたしたということと、違法性、合法性の最終的な判断機関である司法の高裁レベルの判決が出たということを重く受け止めて、違法と指摘されるような状態は一日でも早く解消した方がいいだろうと、こういう判断でございます。 52 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 53 ◯委員井上充生君) 今、他市でもということなんですけれども、浜松の名前も出たんですけれども、浜松市ではすべてが日額制になったんですか。違うんじゃないですか。 54 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 55 ◯企画政策課長影林洋一君) 日額制になってございますのは、教育委員会選挙管理委員会、それから固定資産評価審査委員会、人事委員会でございます。 56 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 57 ◯委員井上充生君) それ以外の監査委員あるいは農業委員はどないなってます。 58 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 59 ◯企画政策課長影林洋一君) 月額のままでございます。 60 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 61 ◯委員井上充生君) ということは、月額から日額制に移行しながら、なおかつ、その2つの行政委員に関しては月額が相当であろうと判断されたわけですね。そのことについて、どのように。 62 ◯委員長矢奥憲一君) 影林課長。 63 ◯企画政策課長影林洋一君) 地方自治法の趣旨から申しまして、月額というよりも、その委員さんの実際の勤務に対する報酬ということで報酬を支給しなければということになってございますので、実際の役務に対する対価ということで、それがまず原則となってございます。したがいまして、それ以外で、例えば勤務時間を捕捉できないとか、勤務の実態が把握できないとか、そういった場合には、地方自治法の中で例外として月額制を認めているということでございますので、本市の場合につきましては、一定そういった形で時間報酬制も考えておりますので、そういった形で、日額制を基本として、時間報酬制を取り入れることによって報酬が支給できるものと考えております。 64 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 65 ◯市長(山下 真君) 浜松市においては、確かに、ご指摘のとおり、農業委員会については日額制になっておりませんし、公平委員会についても日額制は採用しておらない状況でございますが、都道府県レベルで申しますと、当然、都道府県レベルで農業委員会というのはございませんが、公平委員会に該当する人事委員会のところを見ますと、神奈川県、そして静岡県、青森県、そういったところでは人事委員会日額制ということになっておるところでございますし、農業委員会について申しますと、大阪府茨木市も日額制ということになってございますので、ご報告させていただきます。 66 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 67 ◯委員井上充生君) 立場上のこともありますのでこれ以上の意見は言いませんけれども、何かちょっと今の時期としてはつじつまが合わないかなというふうに感じています。  それと、修正案が出ているんですけれども、この報酬そのものは、労働あるいは勤務実態に対しての対価というふうになるんですけれども、有村委員から修正案が出されて、どのように調査をされましたか、その勤務実態とか。 68 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 69 ◯委員有村京子君) 一応、私は、この行政委員の報酬の適正に向けた提言というのを読みました。それで、自分なりに判断したという次第です。 70 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 71 ◯委員井上充生君) ということは、現状での、例えばここ一、二年の監査の実態とか、そういったことは一切何も調査をされていないということですか。 72 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 73 ◯委員有村京子君) ここで見ると、大体平均日数は1.9日となっておりましたので、そこから考えたわけですけども。 74 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 75 ◯委員井上充生君) ただ、理由としてはそれだけですね。 76 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 77 ◯委員有村京子君) それと、ほかの識見委員とのバランスを考えて、1万6,000円というふうに修正案を出しました。 78 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 79 ◯委員井上充生君) あと、実際に、監査請求の件に関しても、奈良市では20年で0件、21年で3件、橿原市で20年では2件、21年で1件、生駒市の場合は20年に12件、昨年に至っては7件という監査請求が出ているんです。実際に、これ、減額の趣旨からいくと、恐らく今後、日当制にすることによって上がるんじゃなないかなという懸念もあるんですけれども、その辺はよく調査した上で決められたことですから、それに関してももうこれ以上は申し上げませんけれども、やはり、監査請求がされて、それに伴って、今、5月の末に結論が出て、そこから1カ月もたってないという状況でもありますし、それと、先ほど市長が言われたように、地裁の判断も分かれていると。もう少しこれは様子を見られてもいかがなものかなという気がするんですけれども、それも踏まえて、また私自身で判断したいと思いますので。以上です。 80 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにございませんか。白本副委員長。 81 ◯副委員長(白本和久君) 1つだけ質問なんですけども、この特別報酬の改正なんですけども、この機会に、よく問題になっています行政委員会の活性化については、何か考えておられるでしょうか。 82 ◯委員長矢奥憲一君) 山下市長。 83 ◯市長(山下 真君) 監査委員については、監査委員機能の強化といったことで、これは事務局においても一定検討をされておるところでございます。その一方で、例えば公平委員会なんかは、そもそも、人事に関して不服申立てがあった場合に、その不服申立てが妥当かどうかを判断するところでございますので、要は、それがないにもかかわらず、独自に何かをするというような機関ではございませんし、選挙管理委員会に関しても、国政選挙、それから県、市レベルの選挙が起きたときに、その事務の執行に必要な判断をしていくということでございまして。今言ったような委員会については、元々そういう受け身の性格の委員会という面もあるというふうに認識をしております。 84 ◯委員長矢奥憲一君) 白本副委員長。 85 ◯副委員長(白本和久君) ともすれば、報酬について、その経済的効果だけが挙げられておりますけども、この機会に、行政委員会の活性化というのも、一つの材料と言うか、そういうのも、自動的というよりも、まず、一つ一つについて、活性化をどないしていくかいうことも考えてもらうのも一つの報酬に対する答えかなというふうに思いますので、要望をしておきます。 86 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員
    87 ◯委員井上充生君) それと、ちょっと有村委員に見解だけお伺いしたいんですけども、先ほどの5月末に出た監査報告、それについて、どういうご意見をお持ちでしょう。 88 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 89 ◯委員有村京子君) 私も読ませてもらいましたけれども、今の、この月額報酬は、今の生駒市の条例には違反しておりません。(「もちろん、もちろん」との声あり)そうです、そうです。だから、あの監査委員はその条例に違反しているかどうかというための監査結果ですので、それは妥当だと思いますけれども。 90 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 91 ◯委員井上充生君) 監査結果の評価じゃなくて、監査結果を踏まえて、有村委員はどういうふうに。監査結果は妥当だという、月額が、そういう違法性がないとうたっているわけなんです。今、それを日額制に変えようとして、修正案まで出されているということでしょう。だから、その監査結果を踏まえて、どこが違うので修正案を出されたの。 92 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 93 ◯委員有村京子君) 今回のこの議案と、その監査結果と、どういうつながりがあるのか、ちょっと私には分からない。監査結果は監査結果であって、今回の議案は議案で審査していますので、何でそれをリンクさせるのか。 94 ◯委員長矢奥憲一君) 井上委員。 95 ◯委員井上充生君) いや、議案でしょう。議案は、月額制から日額制に移行するための議案でしょう。そのとおりなんです。だから、議案そのものです。 96 ◯委員長矢奥憲一君) 有村委員。 97 ◯委員有村京子君) すみません、ちょっと質問の趣旨がよく分からないんですけども。今回、この議案に対しては、私は月額制よりも日額制の方がいいという、そういう見解ですので。 98 ◯委員長矢奥憲一君) もうそれでいいということですので。  ほかにございませんか。白本副委員長。 99 ◯副委員長(白本和久君) ただ今議題となっております議案第36号については、行政委員会委員の報酬について、大阪高裁神戸地裁における判決が正反対で、現在、滋賀県においては最高裁に上告されており、その動向を見据えるとともに、特別職の職員で非常勤の者の報酬等の在り方に関しては慎重に審査する必要がありますので、継続審査の動議を提出いたします。 100 ◯委員長矢奥憲一君) ただ今、白本副委員長から、本案については閉会中の継続審査とされたいとの動議が提出されました。  この際、本動議を留保し、委員外議員の発言終了後にお諮りいたします。  ほかに、委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 101 ◯委員長矢奥憲一君) ほかに質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 102 ◯委員長矢奥憲一君) ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結いたします。  先ほど留保いたしました継続審査を求める動議についてお諮りいたします。  本案について、継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 103 ◯委員長矢奥憲一君) 起立少数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第36号は閉会中の継続審査とすることは否決されました。  これより議案第36号及び修正案を採決いたします。  まず、有村委員から提出された修正案について、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  本修正案に賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 104 ◯委員長矢奥憲一君) 起立少数であります。  よって、修正案は否決することに決しました。  したがいまして、原案を起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第36号は原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 105 ◯委員長矢奥憲一君) 起立少数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第36号は否決することに決しました。  以上で本会議から付託された案件の審査は終了いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 106 ◯委員長矢奥憲一君) 次、審査事項2、閉会中の継続調査を議題といたします。  本件につきましては、過日の議会運営員会において試行的に実施してきましたテーマ別調査を本年度も引き続き実施することになりましたので、調査テーマをご協議いただき、決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「はい」との声あり) 107 ◯委員長矢奥憲一君) それでは、当委員会における閉会中の継続調査について、委員の意見を求めます。有村委員。 108 ◯委員有村京子君) 住民投票条例、生駒市も今年度策定する予定ですし、住民投票条例につきましては各自治体でいろいろな取組がありますので、先進的な自治体を回って勉強をさせていただきたいと思い、提案いたします。 109 ◯委員長矢奥憲一君) ほかに。福中委員。 110 ◯委員(福中眞美君) 2年前にも、市民参画でちょっとテーマ別調査でまとめられているんですけれども、審議会等に公募委員の委員さん等が増えております。ただし、3つまでということで、まだまだ市民参加が進んでない部分があるというふうに思うんです。幅広い市民参加、今、関心を持たれている市民はすごく関心を持たれているんですけれども、関心を持ってない市民にも持ってもらうようには、どういうやり方を今されているかということが各市で進んでおりますので、より深い市民参加について勉強しに行きたいというふうに。前にもプラーヌンクスツェレということでちょっとご紹介させていただいたんですけれども、その辺を勉強、調査させていただけたらなというふうに思います。 111 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにご意見はございませんか。              (「なし」との声あり) 112 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにご意見がないようでございますので、有村委員の方から市民投票条例の制定についての、今ご発言がございましたし、福中委員の方からは市民参画についてということでご発言がございました。  今2案が出ているんですけども、この2案について、どういう委員会としての取組をさせていただいたらいいか。(「ちょっと具体的に内容、分からへんな」との声あり)具体的には分からんです、まだ。(発言する者多し)  宮内委員。 113 ◯委員宮内正厳君) 両方という形でも。せっかく違った提案をされているんだから、両方という選択肢もあると私は思いますよ。 114 ◯委員長矢奥憲一君) そしたら、今、両方というご意見もありますので、委員会としては、1つに絞るか、それとも両方2つでいくかということをまずお諮りしたいと思います。  今出ているご意見を1つに絞った方がいいという方、ちょっと挙手を願えますか。              (賛成者挙手) 115 ◯委員長矢奥憲一君) 1つに絞らせていただきます。  まず、有村委員から出ております市民投票条例の制定についてを調査事項としたいと言われる方、挙手願います。              (賛成者挙手) 116 ◯委員長矢奥憲一君) 2人です。  そしたら、市民参画についてということで、福中委員の方から出ています意見について賛成の諸君の挙手を求めます。              (賛成者挙手) 117 ◯委員長矢奥憲一君) それでは、当委員会における閉会中の継続調査については、市民参画についてということに決定したいと思います。  それでは、市民参画についてを調査事件名とし、期限及び理由を、次期定例会まで、閉会中もなお調査を必要とするためとして、議長に対し閉会中の継続調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 118 ◯委員長矢奥憲一君) ご異議なしと認め、議長に対し申出をいたすことに決しました。  このテーマ別調査につきましては、先進地視察も含めまして実施したいと考えております。よって、委員各位におかれましては、先進的な取組をされている自治体を調べていただき、次回委員会で視察先等を確認したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 119 ◯委員長矢奥憲一君) ありがとうございます。じゃ、そのようにさせていただきますので、よろしくお願いします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 120 ◯委員長矢奥憲一君) 続きまして、3、その他でございますが、本件については当委員会の所管事項について委員の発言を受けます。  発言はございませんか。福中委員。 121 ◯委員(福中眞美君) 市民税から1%支援制度ということで創設されるということなんですけれど、どこまで決まったとかあれば、その辺、ちょっと教えていただけたらと思います。 122 ◯委員長矢奥憲一君) 奥畑課長。 123 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 一応22年度にその制度の設計をさせていただきまして、23年度から1%支援制度の方はやらせていただきたいと。ですので、23年度の3月の議会の方には、その支援の金額であるとかについては、一定の報告はさせていただきたいと思っています。 124 ◯委員長矢奥憲一君) 福中委員。 125 ◯委員(福中眞美君) PRとか、かなり必要やというふうに思うんですけれども、その点も前もってされないといけないと思うんですけど、これからPRなんかも考えてられるのかということを教えてください。 126 ◯委員長矢奥憲一君) 奥畑課長。 127 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 初年度でございますので、やっぱり議会の議決、予算の議決というのがかかってきますので、余り初年度から議会の議決のないのにPRというのは、なかなか、議会軽視等にもなると思いますので、それはちょっと難しいところがございます。 128 ◯委員長矢奥憲一君) 福中委員。 129 ◯委員(福中眞美君) 決まったことがありましたら、また経過を含めて教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 130 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにございませんか。白本副委員長。 131 ◯副委員長(白本和久君) 中期財政計画はいつごろ策定されるんでしょうか。 132 ◯委員長矢奥憲一君) 大西財政課長。 133 ◯財政課長(大西清隆君) 例年どおり、秋には作成したいと思っています。 134 ◯委員長矢奥憲一君) 白本副委員長。 135 ◯副委員長(白本和久君) 前の回答では、今年の予算に合わせて財政計画を策定するというふうに言っておられたんですが、延びるわけですか。 136 ◯委員長矢奥憲一君) 大西課長。 137 ◯財政課長(大西清隆君) 今年の予算というのは22年度予算ですか。 138 ◯委員長矢奥憲一君) 白本副委員長。 139 ◯副委員長(白本和久君) そのように回答をされたと思いますけども。 140 ◯委員長矢奥憲一君) 大西課長。 141 ◯財政課長(大西清隆君) 今、非常にばたばたしておりまして。去年、白本委員さんからご指摘されたような点は改めたいと思っておりますので、ちょっと時間をいただきたいと思います。 142 ◯委員長矢奥憲一君) 白本副委員長。 143 ◯副委員長(白本和久君) よろしくお願いします。 144 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり)
    145 ◯委員長矢奥憲一君) ほかにないようでございますので、これにて企画総務委員会を終わります。              午後1時42分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               企画総務委員会委員長   矢  奥  憲  一 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....