生駒市議会 > 2010-03-18 >
平成22年第1回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2010年03月18日
平成22年第1回定例会 企画総務委員会 名簿 開催日:2010年03月18日

ツイート シェア
  1. 生駒市議会 2010-03-18
    平成22年第1回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2010年03月18日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯委員長(小笹浩樹君) おはようございます。ただ今から企画総務委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、お手元に配布いたしております次第に基づき順次審査を行いますので、ご了承願います。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、ただ今から審査いたします。  1審査事項、(1)議案第12号、平成21年度生駒市一般会計補正予算(第8回)の当委員会関係分を議題といたします。  なお、内容については、過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「ちょっと簡単にお願いします」との声あり) 3 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、簡単に説明、お願いできますか。安井公室長。 4 ◯市長公室長(安井幹雄君) それでは、平成21年度生駒市一般会計補正予算(第8回)につきまして、市長公室の所管分についてご説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、議案書の10ページをお願いいたします。  款18、繰入金、項1、基金繰入金、目3、職員退職給与基金繰入金につきましては、今年度の退職者の数が見込みより増加したことに伴いまして、基金から4,680万円の繰入れを行うものでございます。  それから、11ページの款20、諸収入、項4、雑入、目4、雑入で計上しております5,000万円につきましては、本市が提訴しております民事裁判に係るものでございます。総合スポーツ公園用地を巡る背任・贈収賄事件につきまして、平成19年に損害賠償請求訴訟を提起して、現在係争中でございますが、昨年11月に被告人3氏から損害賠償金として奈良地方法務局に5,000万円の供託がなされました。一刻も早い損害の回復を図る観点から、今回、損害賠償金の一部として受領したものでございます。  次に、歳出でございます。議案書の12ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目1、一般管理費の職員手当等につきましては、退職予定者の増に伴いまして、退職手当の増額をお願いするものでございます。昨年12月の時点後、退職者が6名増加いたしまして48名となることから、退職手当の増額分といたしまして1億855万8,000円の増額をお願いするものでございます。財源につきましては、先ほど申し上げました職員退職給与基金からの繰入れと一般財源を予定しております。よろしくお願い申し上げます。 5 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田企画財政部長。 6 ◯企画財政部長(中田好昭君) 続きまして、企画財政部の所管いたします補正予算関係分についてご説明いたします。  恐れ入りますが、議案書の11ページをお願いいたします。
     まず、歳入についてでございますが、款21、市債、項1、市債でございます。これにつきましては、公園遊具設置事業鹿ノ台中学校耐震補強事業についての増額補正でございます。  次に、1ページ戻っていただいて10ページの中段をお願いいたします。  款14、国庫支出金、項2、国庫補助金、目7、総務費国庫補助金において、今回の国の経済対策に伴い設けられました地域活性化・公共投資臨時交付金2,887万5,000円と地域活性化・きめ細かな臨時交付金1億2,184万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。  恐れ入ります、続きまして、歳出についてご説明させていただきます。議案書の12ページ上の表をお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目1、一般管理費、節18、備品購入費の電算用備品1,500万円でございますが、この増額補正につきましては、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用いたしまして、住民情報システムのパソコンの更新を図るものでございます。  次に、同じく総務管理費の目3、文書費、節15、工事請負費において115万円の増額補正をお願いするものでございます。この補正は、本庁舎の地下集中書庫が手狭になってきたことから、きめ細かな臨時交付金を活用いたしまして、清掃センターの用務員室とセラビーいこまのロッカー室を新たな書庫として整備するための費用でございます。  次に、同じく総務管理費の目5、財産管理費、節15、工事請負費において4,164万9,000円の減額補正をお願いするものでございます。この補正につきましては、本庁舎が築28年を経過し、施設設備の老朽化が目立つ中で、空調機のファンコイルユニットの更新に伴う執行残によるものでございます。  次に、15ページ下の表をお願いいたします。  款8、教育費、項5、社会教育費、目10、コミュニティセンター費、節15、工事請負費において270万円の増額補正をお願いするものでございます。この補正につきましては、コミュニティセンター1階の消費センター男女共同参画プラザにおきまして空調機器の老朽化が見受けられることから、利用者の快適な利用を確保するため、経済危機対策臨時交付金を活用いたしまして、空調設備の更新工事を実施するものでございます。  最後でございますが、少し戻っていただきまして、議案書の7ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費の補正でございますが、これにつきましては、ただ今ご説明いたしました書庫の整備に係る文書管理事業住民情報パソコン更新に伴う電算管理事業について、また、空調設備の更新に係りますコミュニティセンター管理事業について、国の交付決定の遅れ等から繰越明許費のお願いをするものでございます。  また、総務管理費の防災事業138万9,000円につきまして、去る12月定例会で補正願いました全国瞬時警報システムの導入が年度内に困難と見込まれることから、同じく繰越明許費のお願いをするものでございます。以上でございます。 7 ◯委員長(小笹浩樹君) 秋吉消防長。 8 ◯消防長(秋吉基秀君) 消防本部所管に係ります部分について説明いたします。  議案書の14ページ中段をお願いします。  まず、款7、消防費、目3の消防施設費の歳出予算の補正についてご説明いたします。  この事業は、平成21年度の国の補正予算で創設されました、先ほど部長が申しました地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用して高規格救急車積載医療機器の購入を行うものであり、1,400万円の補正予算をお願いするものであります。  なお、積載を行う高規格救急車については、全国共済農業協同組合連合会奈良県本部から寄贈を受けるものであります。  次に、7ページの表2をお願いします。  繰越明許補正の款、消防費、消防施設整備事業についてであります。この高規格救急車積載医療機器の購入につきましては、先ほど申しましたように、全国共済農業協同組合連合会奈良県本部の寄贈事業の開始が平成22年4月以降となることから、1,400万円の全額の繰越明許をお願いするものであります。  以上、よろしくお願いします。 9 ◯委員長(小笹浩樹君) 本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 10 ◯委員(上原しのぶ君) 12ページの5の財産管理費のところでお伺いしたいんですが、入札の執行残というふうに聞いているんですが、ちょっとこの残が大きいように思うので、この当初予算はどれぐらいだったのか、経過をちょっと教えていただけます。 11 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 12 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 当初予算なんですけども、当初、見積りしました分につきましては、1台当たり50万8,000円ということで6,250万を計上させていただきました。4,160万余りの執行残があるということなんですけども、この分につきましては、庁舎の空調機器のファンコイル、123台の更新工事をしたものなんですけども、本ユニットなんですけども、個々の取付け系統のいろんな部品の多様化とかオプション部品、それから別注部品が非常に多数発生しておりまして、臨時交付金の申請におきましてちょっと時間的に余裕がなかったものでございます。それで、前回購入させていただいたファンコイルの購入単価を基に積算しまして4,100万の執行残が出たものでございます。  今後につきましては、積算時につきましては時間的余裕を持ちまして慎重に予算積算したいと思いますので、本当に申し訳ございませんでした。以上でございます。 13 ◯委員(上原しのぶ君) 結構です。 14 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。塩見委員。 15 ◯委員(塩見牧子君) 12ページの一般管理費の職員手当ですけれども、退職者が42名予定であったのが48名になったための増額補正だということで、新たに増えたこの6人の退職理由は、皆さん、自己都合ということでしょうか。 16 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 17 ◯職員課長(川口忠良君) 全員、自己都合でございます。 18 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 19 ◯委員(塩見牧子君) 自己都合と申しましてもいろいろあるかと思うんですけれども、詳細な理由は調査して把握しておられますでしょうか。 20 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 21 ◯職員課長(川口忠良君) まず、他の自治体に再就職された方、それから、家族の介護、自分の子どもの介護ですね、そういう方、それと、自分の身体の状況ということでございます。 22 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 23 ◯委員(塩見牧子君) 他の自治体への就職が決まったということは、生駒を捨てて、そこの自治体に行かれるわけなんですけれども、例えば実家がそこの自治体にあったとか、そういったことなのか、それとも他のまちの方をあえて積極的に選ばれたのか、お分かりでしょうか。 24 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 25 ◯職員課長(川口忠良君) 国なり県でございます。 26 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 27 ◯委員(塩見牧子君) 介護ということも理由に挙がっていたんですけれども、介護休暇はご利用にならなかったんでしょうか。 28 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 29 ◯職員課長(川口忠良君) もちろん本人もご存じですし、私どももそういう制度を説明いたしました。でも、最終的には退職してするという判断をされました。 30 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 31 ◯委員(塩見牧子君) この新たな6人の退職される方々の年齢層をお教えいただけますか。 32 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 33 ◯職員課長(川口忠良君) 平均して40後半です。 34 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 35 ◯委員(塩見牧子君) あと、当然、何らかの業務に支障なり影響が出てくるかと思うんですけれども、補充、また、業務に差し支えがないような手だてということはちゃんと考えておられますか。 36 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 37 ◯職員課長(川口忠良君) 職種によりまして、採用試験で補欠と言うか、次点繰上げさせてもろうた職種もございますし、あと、今回しております組織改正等で、事務分量の見直し等でやっていこうかと考えております。 38 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 39 ◯委員(塩見牧子君) この件はこれで結構です。  続きまして、文書費の書庫等整備工事について伺います。  これ、集中書庫が手狭になったのでセラビーいこまと清掃センターの部屋を整備するということだったんですけれども、ちょっと心配いたしますのは、文書があちこちに分散したら不便になるのではないかということなんですけれども、どこの書庫にどういう文書が保管されているのか分かるようにちゃんと手だては施されておりますか。 40 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷総務課長。 41 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 今現在、1カ所で集中書庫で集中管理をやっておりますけども、システムが入っておりまして、どういう文書がどの棚に入っているか、瞬時に出せるようにはなっております。  今後、2カ所、新設をお願いするわけなんですけども、この分につきましてもそういう形で、長期保存で余り出し入れしないような文書で、システム管理ということでまたやっていきたいと思います。以上です。 42 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 43 ◯委員(塩見牧子君) 紙ベースの文書保管だと幾らスペースがあってもどんどん足りなくなっていくと思いますので、是非そういったファイル管理で、一々書庫に行かなくとも各課からデータを取り出せるようなそういうシステムへの変更をお願いいたします。  それから、もう1点。 44 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 45 ◯委員(塩見牧子君) 14ページの消防費ですけれども、今回は高規格救急車に積載する医療機器の購入ということなんですけれども、この救急車そのものはどの消防署に配備されるんでしょうか。 46 ◯委員長(小笹浩樹君) 坂上課長。 47 ◯警防課長(坂上 弘君) この救急車は、現在、北分署で使用されております高規格救急車の更新車両と考えておりまして、現在、7年経過したものでございます。  ただし、もう1車両、更新時期が半年遅い車両がありまして、整備時点、おおむね1年後ぐらいになると思われますので、その時点で2車両のうちのいずれかと更新したいと考えております。 48 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。西口委員。 49 ◯委員(西口広信君) 今の関連ですねんけど、退職手当で、団塊の世代が大分、10年近う続いているように思うんですけど、来年度からでも、まだ大分、退職者が増えるんでっか。ちょっと分かれば教えてほしいです。 50 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 51 ◯職員課長(川口忠良君) 今年までがピークだったと思っております。来年以降ですと、5年、10年スパンで見させていただきましても平均25名程度でございます。 52 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 53 ◯委員(西口広信君) それで、いわゆる退職手当の、今でもこれ、補正を組んでおられますけど、来年も25名ぐらいで予算を組まれる予定ですか。 54 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 55 ◯職員課長(川口忠良君) 退職手当の予算の計上は、毎年、定年退職者と、途中の自己都合、勧奨がございますので、定年退職者と4名分程度を計上させていただいております。 56 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 57 ◯副委員長(中浦新悟君) 先ほどの上原委員の関連なんですけども、6,250万が、結果、2,000万円ぐらいで落札されたわけですけども、この余った4,200万ぐらいというのはどういうふうに使われていくんでしょうか。 58 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。 59 ◯財政課長(大西清隆君) この4,164万9,000円、これは経済危機対策臨時交付金の対象でございまして、これが余りましたので、その余った分で経済危機対策で行わせていただくのが12ページの上から2番目の備品購入費の電算用備品、それから、めくっていただいて14ページの、今ご質問いただいていました高規格救急車積載医療機器の1,400万円、それから、15ページの幼稚園施設整備費、真ん中の表ですけども、600万円の耐震診断委託料、それから、1つ飛ばしまして下の400万円の各園用備品、それと、一番下の270万円のコミュニティセンター施設整備工事、そこに配分替えさせていただいて、今回、補正予算をお願いしているということでございます。 60 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 61 ◯副委員長(中浦新悟君) 細分化できて、今回、再利用というのが、ちょっと普通はおかしいと思うんですけど、再利用できたからよかったものの、国からの補助金又はそういった交付金で予算を付けて、結果、余りましたと言って毎度毎度転用できるわけじゃないですよね。余ったら返してくださいよというパターンが多いですよね。そういったことがやっぱりあると思うので、先ほど課長がごめんなさいというようなことを言われていましたけども、もう少しきちんと見積りなりはとっていただかないと、4,000万ものお金ですから、できるだけ有用に使っていただけることを要望しておきます。意見として言っておきます。 62 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 63 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 64 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第12号の当委員会関係分は、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 65 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第12号の当委員会関係分は原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 66 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(2)議案第16号、生駒市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  説明を省略したいと思いますが、どうしますか。              (「お願いします」との声あり) 67 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、もう一度、説明をお願いいたします。中田企画財政部長。 68 ◯企画財政部長(中田好昭君) それでは、恐れ入りますが、議案書の28ページをお願いいたします。  議案第16号、生駒市行政組織条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明させていただきます。なお、説明に当たりましては、過日の議案説明会で配布させていただきました行政組織の改正案につきましては説明を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
     今回の改正につきましては、人件費の削減に伴う職員数の減少、複雑多様化いたします市民ニーズに対応した行政組織のスリム化、事務の効率化などを目的といたしまして、必要な行政組織の見直しを行うものでございます。  まず、第1条の関係でございますが、部の体系、名称の変更につきましては、都市整備部について、まちづくりの一体的な整備とともに組織のスリム化を図るため、開発部を業務統合いたしましてまちづくり推進部に改め、8部体制とするものでございます。  次に、第2条でございますが、各部の分掌事務につきましては、ただ今ご説明させていただきましたとおり、都市整備部につきまして開発部と統合したことにより、条文を整理するとともに、新たに緑の保全と緑化対策の推進、景観施策の充実を図るため、緑化及び景観に関することを設けさせていただくものでございます。  以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 69 ◯委員長(小笹浩樹君) 本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 70 ◯委員(上原しのぶ君) 過日、議案説明会で中田部長から聞いた言葉では、職員数の減少、事務量の増加ということでこの改正を行うと。今は、職員数の減少で、あと、市民ニーズに対応した行政組織のスリム化を図るためにこういう改正を行うということなんですが、まず最初に申し上げたいのは、こういう改正を行うときには、やはり住民サービスが十分にできるかどうかということ、ここにしっかり視点を置いていただいて改正をしていただきたいということを申し上げたいと思います。  あと、これを見せていただいたときに、必ずしも問題点ばかりじゃなくて、いい点も含まれていると思うんです。その点を具体的に申し上げますと、人権施策課が人権教育課と統合し、人権教育係を設置ということで一本化されたこと、このことについては高く評価をさせていただきます。けれども、あと、問題点としては、ちょっと詳しく具体的にお聞きしたいんですが、例えば市民部のところの課税課、資産税課と市民税課を統合というところで2つの課が統合されるということ、あと、まちづくり推進部のところで、都市計画課ということで建築指導課と開発指導課の統合、名称変更も含まれているんですが、今まで専門的にそれぞれの分野で仕事をされていた、こういうところが1つになるというところでは、実務的にはどうなのかなというような疑問を持つんです。  それでお聞きしたいのは、こういう一本化、統合というのはどういう考えに基づいて統合されているのか、まず最初に教えていただきたいと思います。 71 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 72 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 職員数の減少に伴いまして、やはり組織もそれに伴って小さくするものは小さくしていかなければならないと考えております。  全体で12部60課でございましたけども、それを11部54課にさせていただきました。これは、生駒市と同じような、類似した団体の平均をとりますと、11部53課ということで、ほぼこの改正に近い形になってきております。その上で、統合できるところにつきましてはこの中で考えさせていただいて、その上で組織の効率化ということでやらせていただいたところでございます。 73 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 74 ◯委員(上原しのぶ君) 今、私がお聞きしましたのは、市民部とまちづくり推進部については、これは私の想像では人員減になるんじゃないかというふうに想像するんですが、どういう見通しを持っておられるのか、お聞かせください。 75 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 76 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 統合したところにつきましては、課長職につきましては当然2人が1名になるということでお考えいただきたいと思います。 77 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 78 ◯委員(上原しのぶ君) 課長職がそれぞれのところにおられたのが、2つが1つになることによって課長職が1人になるということは、課長さんの仕事の負担は増えるんですか。どうですか。 79 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 80 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) やはり統合することによってそれぞれの課長2名が1名になるわけですから、当然、事務量的には増えると思われます。  ただ、課税というところでは市民税、資産税、同等ですし、開発行政と建築行政についても共通する部分が多くございますので、課内の協力によりましてやっていただけたらと考えております。 81 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 82 ◯委員(上原しのぶ君) 市の仕事というのはマンパワーの確保が大切だというふうに考えるんです。今は、とにかくこの間ずっと職員削減、削減で職員の数が減ってくる中で、こういう改正も考えられたんだとは思いますけれども、これで良質で幅広い市民サービスが確保できるというふうに考えておられるかどうか、お聞かせください。 83 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 84 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) これからの行政でございますけども、やはりサービス水準を落とさずに、どうやって自分の所属の中でより効率化させてやっていくかというのが重要になってくると考えております。やっぱり難しいことではございますけども、それは係間の協力なり部内の協力ということを前提にやっていけたらなというふうに考えております。  また、再任用職員の活用ということも重要かなというふうに考えております。 85 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 86 ◯委員(上原しのぶ君) 職員減でサービス低下を招かないために同じような仕事をしていくというのは私は無理だと思うんです。当然、物理的に人手が足りなくなるんですから過重労働になるし、時間外労働も増えていくんじゃないかというふうな、このことは指摘をさせていただいて、次のところに移っていいですか。 87 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 88 ◯委員(上原しのぶ君) 次、生涯学習部のところなんですが、ここのところも、生涯学習課、施設管理課ということで中央公民館、芸術会館、南コミュニティセンター、北コミュニティセンターが施設管理課のもとに置かれるということなんですが、ここのところをもうちょっと具体的に説明していただけます。 89 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 90 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 社会教育関係の各館でございますけども、中央公民館、それから南コミュニティセンター、北コミュニティセンターとございます。それから、芸術会館もございます。それの管理につきましては1人の課長でしていただく。それから、ここの組織のところには載っておりませんけども、鹿ノ台の地区公民館、それから中央公民館の別館等につきましてもその形で管理をしていただくと。その1人の課長のもとに、それぞれの館に課長補佐級施設長を置きましてやっていくということで考えております。 91 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 92 ◯委員(上原しのぶ君) 今までそれぞれの中央公民館なりコミュニティセンターなりで施設長がおられたところを、これ、1人の課長さんがそれぞれの施設を見るということになると、やはりここでも仕事の負担が増えるんじゃないかと思って、仕事の中身についてはどういうふうに、今までどおりの確保ができるというふうに考えていいんですか。 93 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 94 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 各館の管理につきましては、ここの施設管理課の方で行いまして、ソフト分、事業の分につきましては生涯学習課の方で一括してやることによって業務の軽減を図っていく予定でございます。 95 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 96 ◯委員(上原しのぶ君) 今のお答えですと、じゃ、生涯学習課の課長さんには仕事が増えるんじゃないかと思うんですが、その辺はどうですか。 97 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 98 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 生涯学習課につきましては、それぞれの課の調整ということをこれまでもやっていただいておりまして、今度はその内容について具体的に事業を行っていただくことになるとは思うんですけども、その辺については若干増えるかなという気はいたします。 99 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 100 ◯委員(上原しのぶ君) この社会教育施設に関しては、実は市長のマニフェストを見せていただきますと、「将来は民間の指定管理者に管理させ、経費節減とサービス向上を図る」と市長は書いておられるんですが、指定管理者に移行することそのものは反対はしませんけれども、公的責任と住民サービスの確保という点では、やはりこれは慎重にしていただきたいと思うんですが、今まで市の施設で指定管理者に移行したところがあると思うんですが、こういう社会教育施設を指定管理者に移行する前に、既に指定管理者に移行したところの検証をするべきだと思うんですが、その点について、市長、どうでしょうか。 101 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 102 ◯市長(山下 真君) そういったことも考えていかなければならないとは思いますけれども、指定管理者制度に移行したことによって、特段、市民からクレームが寄せられるようになったという報告は受けておりません。 103 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 104 ◯委員(上原しのぶ君) ただ、指定管理者になった場合、市が直接でしている場合だったらすべて市が責任を負うわけですけれども、相手によってやはり温度差があると思うんです。その辺では、指定管理者を選ぶときにやはり慎重にしていただきたいということと、やっぱり社会教育施設については、今までは公的サービスで公的な責任と広く住民への良質なサービスを提供してきたという経過がありますので、指定管理者に移行するということであれば、その辺は慎重にしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  それで、全体について、行政組織改正案を見せていただいたときに、先に申し上げましたけれども、私はやはり行政組織のスリム化を図るということで良質で広い住民サービスが図れるとは思えないんです。職員減で事務量の増大ということで、こういうスリム化を図るということは必然的に住民サービスの低下につながる内容ではないかというこのことで、私は賛成できないということを申し上げて終わります。 105 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。塩見委員。 106 ◯委員(塩見牧子君) 新旧対照表の1ページですけれども、現行の開発部の分掌事務の中に京阪奈新線に関することが入っているんですけれども、改正案では「京阪奈新線」の部分が削除されているんですけれども、市は奈良生駒高速鉄道に出資もしているんですけれども、この部分、全く削除してしまって支障はないでしょうか。 107 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 108 ◯市長(山下 真君) 以前は駅前広場の整備とかいった業務があったわけですけれども、ご承知のとおり、開業後は奈良生駒高速鉄道が資産管理会社として特に資産部分を管理していまして、運行は近畿日本鉄道がやっておりますので、市として京阪奈新線に関して直接実施する業務はございません。ただ、奈良生駒高速鉄道には非常勤の取締役と監査役、その2名は派遣をしております。あと、年に1回、業務報告会という形でけいはんな線の業務状況につきまして、近鉄の社長、奈良県知事、生駒市長、そして奈良市長の4名が集まって、年1回、運行の状況と沿線の開発の状況等について報告は受けております。 109 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 110 ◯委員(塩見牧子君) 同じく新旧対照表の、今度は2ページで(4)です。  現行では市街地再開発関連街路事業、街路も事業として位置付けられているんですけれども、改正案にはこの「街路」の部分が消えていますが、これを廃したのは、街路も含めて再開発事業の中に位置付けたと考えてよろしいんでしょうか。 111 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 112 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 市街地再開発街路の事業等に関することと申しますのは、従前、第一地区をやっておりましたときに谷田小明線とか駅前西線の分が、地区外でございましたけども、その整備もやっておったということで、その上で事務分掌として部の仕事の中身に入っております。ただ、現在のところ、市街地再開発の地区内が主でございますので、それにつきましては部のところからは落とさせていただいて、課の事務分掌のところでまた書かせていただきたいなというふうに考えております。 113 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。下村委員。 114 ◯委員(下村晴意君) まず、開発部を無くすということで、統合するということですけれど、今、市長は第2工区白紙撤回をされて、今、3者、県、市、URで進めておられますよね。また、駅前もこれから残っていますし、そういう部分では、別に統合する必要はなく、開発部を残しながら、周りからと言うか、例えば県とかURからしても、これから進む事業がありながら開発部を無くすということは、前向いて進んでいるのか、反対に後退するのではないかという疑念も持たれるように思いますので、そのまま残すべきだというふうに思います。  それと、行政組織の改正案ですけれど、この案をつくる順序、どういうふうな順序でこういう決定になったんでしょうか。過程を教えていただけますか。 115 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 116 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 組織の改正につきましては、行政企画会議を中心に組織の改正についてご論議いただいております。部長、それから理事者を含めた会議でございます。秋ごろに各部の提案を求めまして、その上で何度か企画会議を開いた中で今の案に至ったわけでございます。 117 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 118 ◯委員(下村晴意君) この行政組織は別に議会で議決しなくても市長の権限で、規則でされるということですけれども、今、行政企画会議、部長さんたちが集まってということですけれども、先ほど部長も言われたと思うんですけれども、市民ニーズ、それと人件費の削減、やはり職員が仕事がしやすい、これも必要だと思うんです。そうであるならば、企画会議で決めたときに、じゃ、反対に、部に持ち寄って職員の方が、例えば児童福祉課だったらこども課にしたい、また、開発の方だったら建築課、みどり景観課、公園管理課、こういうふうにしたい、課税課だったら市民税課と資産税課を統合して課税課にしたいというのは、職員の皆さんの中から声が出たんでしょうか。 119 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 120 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 都市整備部につきましては、かなり大幅な改正になっておると思うんですけども、これにつきましては、都市整備部内で検討プロジェクトをつくられまして、かなりの回数をご論議されて、それが市長のところに提出されました。それをもとに素案として作らせていただいています。それから、生涯学習部の提案につきましても、生涯学習部の方からこういう形がいいのではないかということで提案をいただきまして、その上でやらせていただいております。  ただ、課の統合につきましては、どうしてもやはり各課長さんの方からは反対の意見もいただいておりますが、ただ、市全体のことを考えていただきまして、この案にさせていただいているところでございます。 121 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 122 ◯市長(山下 真君) いずれにしても今回の案は、最終的には行政企画会議において、それぞれ変更を伴う部については部長も、それは全体のことを考えればこういう案でいくべきだということで、今回の案について変更のある部長にはこれでいいかということで全員に確認をとって、いいということで報告は受けておると言うか、私がその場にいて確認しましたのでそういうふうに認識しております。  それと、先ほどちょっと開発部のことに関してあったわけでございますが、普通、部というのは課が2つか3つはあるわけでございまして、今、開発部については地域整備課しかございません。地域整備課1課しかないのに別途部長を置くというのも、そこまで人的余裕はございませんので、都市整備部長に兼務をしていただいております。そういう意味で、あくまで1つの部に1つの課しかなく部長が兼務しているという状況を正常な形にするというだけであって、市がやっている市街地再開発事業とか北部開発のことに関しては、今回の改正は何ら関係がないというふうにご理解をいただきたいと思います。 123 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 124 ◯委員(下村晴意君) 理解はできませんので、そのままでいいと思います。  あと、今言われたように、私も、どこが、だれがとは言いませんけれども、変更のところに聞いてみますと、いろんなご意見がございました。特に市民税課と資産税課を統合して、多分これは課長がお1人になるんでしょう。量的には、仕事の量は減るわけではありませんので同じような仕事が待っているわけですよね。先ほど、課が統合したときは課内の協力を得て進めるというふうに課長は言われましたけれども、市民税課と資産税課というのは違いますし、同じ時期に忙しいわけです。結局、課内協力なんかできません。反対に、市民から見て、市民税課と資産税課に分かれていた方が分かりやすい。統合する意味がありません。  こども課ですけど、児童福祉課、内容は何か変わったんですか。ここに書いているように名称の変更だけでしょう。 125 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 126 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 市民税課と資産税課でございますけども、これにつきましては、類似の団体をかなり見させていただきましたところ、大多数がやはり課税課ということでやっておられるということで、そういうふうにさせていただいた経緯もございます。  それから、こども課につきましては、親しみやすい名称をということでさせていただいたところでございまして、従前の業務と変わりはございません。 127 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 128 ◯委員(下村晴意君) こども課が親しみやすいという、こども課の概念と言うか、私、一般質問でこども課なりこども部をつくってもらいたいという質問をいたしました。それはなぜかと言うと、市民にとって、ほかの自治体でも進めておられますけれども、やはりこども課と言えば、すべてがとは言いませんけれども、大体やっているのが児童福祉と母子健康事業でしょうか、いろいろありますけれども、そこが統合されているので、市民の方が行って、そこで内容が把握できて、お願いすることとか聞けることとか、分かりやすい。だから、こども課をつくってほしいというのを申し上げて、前回も出たときに否決しましたけれども、名前の変更だけであれば、失礼ですけれども何の意味もなく、例えば市民の皆さんが今まで児童福祉課だったのにこども課になった、じゃ、何が便利になって何があったんでしょうと思いませんか。意味がないと思うんですけど。これが反対に、職員の皆さんから上がってきたというのであれば、ちょっと私は理解しにくいんですけれども。 129 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 130 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) やはり来られる方につきましては、児童福祉という課の名前よりも子どもというところにまず着目されるというのは委員さんがおっしゃるとおりと思います。それで、そちらの方へ、基本的には皆さん、行っていただくということになろうかと思います。ただ、教育委員会業務、それから保健業務等、子どもに関することにつきましてはほかにもございます。その分につきましてはこれまでと同じように2階のほん近くにございますので、そちらの方へ行っていただく形になろうかと思います。 131 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 132 ◯委員(下村晴意君) 名前だけ変えてというのはお粗末ですので、多分、ほかの自治体もこども部とかこども課をつくる方向性で苦慮しているところで、生駒市にこども課ができたと見られて、「名前だけの変更か」ではお粗末ですので、ここは慎重にされた方がいいと思います。  あと、都市整備部の中で公園管理課とみどり景観課が分かれまして、公園管理課に属する施設にみどり景観課と公園管理課に分離とありますよね。これも分離する必要があるのかどうか、仕事が増えるように思いますし、公園管理課も生駒山麓公園の管理事務所が入りますよね。みどり景観課がみどり推進課の公園管理業務を担当。本当に職員の皆さんが仕事をやりやすいようになっているのかどうかというのがすごく疑問です。ただ、市長は、規則ですので変えることは可能でしょうけれども、やはり職員の皆さんが働きやすい、そして、市民の皆さんが分かりやすいというのが、まあ言えば行政組織の改正だと思いますので、いったん変えてから、また元に戻しますということは恥ずかしいことですので慎重にしていただきたいというふうに思います。特に名前だけの変更というのがちょっと、申し訳ありませんけれども、お粗末ですし、大事にしていただきたいというふうに思いますので、意見として述べさせていただきます。 133 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 134 ◯市長(山下 真君) 現在のみどり推進課は大変業務量が多うございます。遊具の撤去、取替え、それから各公園の管理、街路樹の伐採、それから、都市建設委員会でもご質問のございました様々な緑化推進施策、本当にたくさんの業務が集中しておりまして、市職員の中でも最も残業時間が多い部署となっております。そういったことから、課の負担を減らすということから、みどり推進課をみどり景観課と公園管理課に分けまして、都市計画課が所管していた景観施策に関しては緑化とも大きく関係する部分もございますので、その部分をみどり景観課に新たな所管業務として移したということで、このことは、むしろ市職員の負担を減らして残業時間を少なくするということが目的でございますので、ご理解を賜りたいと思います。  それと、名称変更でございますけれども、以前、2回、組織改正の条例を出させていただいたときも同じご指摘があったかと思うんですが、要するに幼稚園部門と保育園部門の統合というのは、国の方の幼保一元化が進まないと、要するに縦、文科省系列と厚労省系列で国も県も各市町村もそうなっていますので、なかなか一自治体レベルで取り組んでも効果が乏しいということもございますし、まだ現場の職員の理解も進んでいないということがございますので、そういう意味で、将来的には国レベルで幼保一元化が進めば、当然、県や市町村もそういう流れになるとは思うんですけれども、そういった意味で、名前だけ変えてどうなるのかというご指摘はあろうかと思いますが、それに向けた一つの一環でもございますし、また、やはり児童福祉という名称よりもこども課という名称の方が市民には親しみやすいのではないかというふうに私は思いますので、その点もご理解をいただければ幸いでございます。 135 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 136 ◯委員(下村晴意君) 平行線をたどりますし、考えの違いでしょうけれども、こども課に限ってはされない方がいいと思いますし、とにかく行政企画会議、部長さんが集まってされるということは、多分そこの部長さんはしっかりと職員の皆さんの声を聞いていらっしゃるとは思いますけれども、私も職員の声を聞いたときに、何をするにしても全員が賛成でできることというのは多分少ないかとは思いますけれども、しっかりと現場の声を聞くというのが課長さんであり部長さんであり、また、ひいては市長だと思いますので、反対に、行政会議で、部長だけではなくて現場の声を市長自ら直接聞いていただいて、しっかりとそこら辺の把握をしていただきたいというふうに思いますので。終わります。 137 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。西口委員。 138 ◯委員(西口広信君) 経費削減で効率的な事務を望まれるのは当然でございますねんけど、現在、UR、県、市が話合いをしておりまして、市長さんも病院のそういったこと、誘致を一生懸命にされている中で、開発部を無くしてしまうということはちょっと時期尚早ではないんじゃないかなと私は思う。仮にこれをまた開発しましょうとなってきたときには、また開発部をつくりはりますのか。 139 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 140 ◯市長(山下 真君) 是非とも形ではなく中身でご判断をいただきたいと思います。部の名称がどうだからとか、そういうことで私は施策を進めるべきかどうかといったことを判断するわけではございません。その施策をする必要性があるのか、採算性があるのか、ニーズがあるのか、市にとってどういうメリットがあるのか、当然そういったことから判断するわけでございまして、この部があるから事業をするとかしないとか、そういうことではございませんので、対外的なイメージを気にされているのかもしれませんが、対外的にも、組織の統合によって市の施策が変わるといったことは、そういうものではないということは広く一般的に理解されていることだろうと思いますので、あくまで中身でご判断いただきたいというふうに考えております。 141 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 142 ◯委員(西口広信君) ただ、現在そういった中で開発部を無くしてしまうということは、どうも第三者と言うか、全体的に言うたら市全体が熱意がないんじゃないかというふうにとられてもしょうがないと、私はそういう考えを持つわけです。ちょっと市長さんと私は見解が違うのでね。その点、そういう考えがあるということはお考えになりませんか。 143 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 144 ◯市長(山下 真君) 同じ答弁になりますが、やはり1部1課というのは余り例がないわけでございまして、駅前再開発も、今、軌道に乗りつつございますし、第2工区に関しても、部の在り方がどうかということと施策を進める進めないというのは全く関係のないことだというふうに私は認識しておりますし、対外的にもそういうイメージを抱かれる方は私は余りおられないのではないかというふうに思いますので、そこはご理解をいただきたいと思います。 145 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 146 ◯副委員長(中浦新悟君) 名称だけのことでちょっと確認したいんですけども、こども課は名称だけと。じゃ、危機管理課の方もやっぱり名称だけの変更ということで確認してよろしいんでしょうか。 147 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 148 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 危機管理課につきましては、皆さんもご存じのとおり、去年、新型インフルエンザが大流行いたしまして、防災対策課を中心といたしましてその対策に当たったところでございます。また、国民保護法の件もございますし、やはり防災だけということじゃなく、全体的なコントロールをしていただくところという意味で危機管理課という名称に変更させていただいたところでございます。
    149 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 150 ◯副委員長(中浦新悟君) 何か職務が増えているんですよね。今ぱっと聞いただけのイメージなんですけども、全体的なコントロールをしていくということであるのであれば、職務の内容自体は、その課に権限又は職務が増えているというふうに確認してよろしいんですか。 151 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 152 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 個別の、インフルエンザでしたら、当然、福祉健康部局も中心になってやっていただかなければなりませんけども、やはり統一的に指揮系統、災害の対策本部を設置してやるのはこの課ですし、業務的にはそんなに増えないとは思うんですけども、今までのとおりのやり方やと思うんですけども、やはり名称としてそういうことにも対応していくということで変えさせていただいております。 153 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 154 ◯市長(山下 真君) 現に今までの防災対策課でもインフルエンザへの対応というのは健康課と一緒にやっていたわけです。ただ、防災というふうに言うと、市民は地震とか洪水とか地滑りとか、そういったものをイメージしがちで、ウイルス関係の、それも広い意味で言うと災害なわけですけれども、なかなかそういうものはイメージされないと思うんです。ですから、実際に防災対策課が担っている業務と合った名称にすると、そういうふうにご理解をいただきたいと思います。すなわち、だから、業務量に変更はないということでございます。 155 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 156 ◯副委員長(中浦新悟君) 市長さんがおっしゃることはもっともだなとは思うんですけども、じゃ、こども課の方、これは、前の組織案のときでも僕は同じようなことを言ったと思うんですけども、こども課で、ここにある対象というのは保育所に行っている子どもがほとんど対象なんですよね。じゃ、保育所に行っていない子どもであったり乳幼児であったりというのは健康課の所管になっているわけですよね。名称で分かりやすくと言うのだったら、ここにはちょっと私は疑問が残るかなというふうには感じています。これは意見として言っておきます。  全体的に委員さんがいろんなことを言われたので詳細なことはこれ以上言う気はないんですけども、今、職員さんがどんどん減っていってる中で、行政サイドとして業務を円滑に回すために部や課の統合をしてというのはものすごく分かるんです。そうしていかないと、当然、業務量は変わらないわけですから、市民サービスに逆に影響も出てくるものだろうとも思います。  ただ、これから先、ひょっとしたら来年、再来年、もう少し先、どんどん職員さんがまだ減っていくんですよね。都度都度、職員さんに合わせて、今度は部の変更はないから課を統合していきました、これは議会に報告がないからとか、今回、部の統合があるから議会に議決事案として出てきていますけども、課の統合だけなので、くっ付けてくっ付けてして、各課の職務というのがどんどん増えていったり職員のバランスというのがどんどんとりにくくなってきたり、議会では特に見にくくなってきたりというのも出てくるかと思うんですけども、その辺り、ちょっと将来的なことですけども、課、部の変更を今回考えていかれるということは何か、市長さん、頭の中にあられますか。 157 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 158 ◯市長(山下 真君) 予算を執行するという中で、どういう組織が一番ベストなのかということについては、私は、やはりある程度、執行機関の意向というのは議会としても尊重していただきたいという思いがございます。我々は予算とか条例、法令に従って業務をするわけでございまして、そういった中でどういう事務分掌が最もベストなのかというのは、もちろん現場の声も聞きながら、執行機関としてベストな案を出していくはずだと思うんですよね、業務がやりにくい組織に執行機関がわざわざするはずがないので。ですから、ご質問にお答えするとすれば、当然、予算の規模も以前は三百七、八十億あったものが今は320億ぐらいになっていますし、人員も1,000人いたのが900人になっていってるわけでございまして、そういった中で必要な組織変更というのはこれからも当然あり得ることだというふうに思いますし、その点は、ある程度、議会としても事務の執行に関することでございますので執行機関の判断を尊重していただきたいなというのが率直な私の考えでございます。 159 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 160 ◯副委員長(中浦新悟君) 職員さんが100人減ったことによってこういう形で今回出てきているんですけども、市長さん、マニフェストでは800人でしたか、あと100削減していくとなれば、やはりまた大きな変更が出ていくのかなと。名称変更、業務にしてもあちらこちらとちょっと振り分けられたりしていく、そこに対して、やっぱり市民への分かりやすさ、市民が市庁舎を利用していく際の分かりやすさというのがころころ変わっていくというのはどうかなというふうには感じるんです。  私自身、今回の案に関しては、今の職員さんの働く人数から見ても、開発部の所管する仕事内容から見ても、まあまあ、全面賛成というわけではないまでも、ある程度仕方がないところもあるのかなというふうには感じているんですけども、今後はやっぱりころころ変わらないようには、行政サイドとしてこういう組織の変更というのはもう少し先のことも踏まえてきちっと考えていっていただきたいなというふうには思っているんですけども、踏まえていただけるんでしょうかね。 161 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 162 ◯市長(山下 真君) 当然、組織の変更によって市民にご迷惑をかけることがあってはなりませんので広報紙その他で十分周知は図っておりますし、もし前の事務分掌を前提に市民が来庁されたときは、新しいところへ親切に職員が案内するといったことは、当然、組織を挙げて取り組んでいくつもりでございますので、ご理解をいただきたく思います。 163 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 164 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。井上議員。 165 ◯委員外議員(井上充生君) 今回のこの改正において名称変更が何件かあって、そのうち、みどり推進課からみどり景観課、あるいは防災対策課から危機管理課、この2つの名称というのは最近できた名称ですよね。防災対策課というのは何年前ですか。みどり推進課というのは何年前に名称変更になったんですか。 166 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 167 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 20年の4月からでございます。 168 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上議員。 169 ◯委員外議員(井上充生君) たった2年しかたっていないんですよね。じゃ、以前、変えたときにはどういう考えのもとでこの名称を付けられたのか。課の名称というのは余りころころ変えるべきじゃないと。先ほど市長の答弁で、市民に迷惑をかけるべきでないということがあったんですけれども、やっぱり分かりにくいんですよ、ころころ変わると。2年でこの名称が変わるというのはどうなのかなという気はするんですけれども、その辺はどのように考えておられるのか。 170 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 171 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 防災対策課が危機管理課になることにつきましては、やはり去年の新型インフルの経験というのが非常に大きいと思います。それから、景観につきましても、これからの景観団体、それから景観条例ということで、かなりまちづくりについては優先する分野になってきますので、その辺はやはり時間がたってその辺が変わってきたということでご理解いただきたいと思います。 172 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上議員。 173 ◯委員外議員(井上充生君) 課のことですから、やると言われれば仕方のないことなんですけれども、名称というのは余りころころ変えられない方がいいんじゃないかと。これが1つ。  それと、開発部の件なんですけども、イメージ的にマイナスということを、先ほど市長もちょっと、とらえられがちというのを言われているんですけども、開発部の廃部に関しては、私自身は一定の理解をしていたんです。ただ、先日の特別委員会での市長の発言に基づいて、知事が語気を強め、憤りを感じられたと。こういうことを踏まえて考えれば、あの時点で知事は、生駒市はもう引くのかというふうなイメージを持ったと新聞記事に載っていました。ましてやその時期に開発部を廃部するということは、併せて確定するのかなと、そういうイメージは、私は持つわけなんです。これに関しては、やっぱり県との関係がきちっと改善された後に出されるべきもので、委員からも時期尚早というのがありましたが、私自身もそのように思いますので、意見として述べさせていただきます。 174 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 175 ◯委員外議員(福中眞美君) 私は執行機関の意向を十分尊重したいなというふうに思っているんですけれども、中身で判断ということですよね。私、中身の判断ということでちょっとお願いと言うか、あれなんですけれども、これからは、本当に縦割り組織で、国もそうなのでちょっと仕方のない部分もあるとは思うんですけれども、レイアウトの部分、教育委員会の中でも教育総務課と生涯学習課があって、PTAの関係なんかは生涯学習課にあって、教育総務課の方では地域ぐるみなんかがあって、なかなか連携というのが難しいと思うんですけれども、今回の組織変更で中身の連携ということを考えたときに、私はフロアのレイアウトなんかも考えていただきたいなというふうに思うんですけれど、近くにあって連携をとりやすい体制、そういうようなことを今回の組織変更で考えてられるのかどうかというのをお伺いできますでしょうか。 176 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 177 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 人権施策課につきましては、今現在、人権教育、人権施策、両方とも重要ではございますけども、1階と2階ということで分かれておりましたけども、当然、統合することによって一つのフロアに置くことになります。以上でございます。 178 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 179 ◯委員外議員(福中眞美君) 人権の方は分かったんですけど、私、ずっと言い続けているのは、やっぱり子どもの関係なんです。今回もこども課ということで親しみやすい名称ということは大変理解できるんですけれども、なかなか一足飛びにはいかないということで、その前に、やっぱりそばに来て連携をとりやすいような体制にしていただきたいということ、お願いなんです、これ、市長はどういうふうにお考えでしょうか。 180 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 181 ◯市長(山下 真君) 例えば生涯学習課と教育総務課なり教育指導課の連携とかいうことかと思いますけれども、今、担当の部課長がちょっと出席しておりませんけれども、私といたしましては、フロアは異なれど、日ごろから連携はしているのではないかなというふうに思っておるところでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。  ただ、今後、いろいろ市のスペースの配置替えということは当然あろうかと思います。健康課がセラビーいこまに移るといったことも検討はしておるわけでございますけれども、そういった中で、より関連性のある部と部、あるいは課と課が近くになるような、当然そういった配慮はこれからしていきたいとは思っておりますけど、すべてそれがうまくいくかどうかはちょっと分かりませんが、もちろんそういった方向性でそれはしていきたいというのは議員さんのお考えのとおりかと思います。 182 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 183 ◯企画財政部長(中田好昭君) 事務的な話で申し訳ないんですが、今の庁舎の配置関係ですけども、議員さんがおっしゃるように、基本的にはそういう視点でやっております。例えば子ども関係については2階、教育委員会、就学、入学手続き、転入された場合の流れを考えて、健康課、児童福祉と2階である程度済む流れをつくっております。それと、教育委員会の絡みなんですが、これの連携については、毎月1回、教育委員会定例会がございます。そこで個々報告案件がございますので、そこで意思統一をされている、連絡と言うか、情報の共有はされていると思います。以上です。 184 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 185 ◯委員外議員(福中眞美君) もちろんそういう話合い、会議とかはされているというふうに思うんですけども、例えばPTAの役員が来られたときにでも、同じ階にあったらあいさつをしたり、そういうことも可能だというふうに思うんです。課だけの連携じゃなくて、来られる方、市民の方の目線に立ってちょっと考えていただきたいなということもあります。  あと、中身のことなんですけれども、例えばハートフルプラン委員会、部会の方は各担当課の方が出ていらっしゃいます。だけど、本体のハートフルプラン委員会を考えたときに担当課の方が出られていない。先日も私、出たんですけれども、例えば地域ぐるみの質問をされました。中学校区で考えるより小学校区で考える方がいいんじゃないかという委員さんからの意見があったときに、答えられる担当課の方が出ていらっしゃらないという状況なんです。そういうことを、やっぱり一つずつ中身で考えていただきたいというふうに思っているんです、名称、名前もありますけど。  後もう1つ、市民にとって分かりやすいということをずっと言われています。私、前回は反対討論をさせていただいたんですけれども、そのときに他市の事例ということでパブリックコメントなんかも紹介させていただきました。なぜかということを言いますと、それは執行機関の意向が一番やというふうに私も思うんですけれど、ただし、市民の方になぜこうなったかという説明ができるんですよね、パブリックコメントをすることによって。これはどうしてこういう課にしたんですと。名称変更だったり一緒にしたのはこういう意味がありますと。パブリックコメントというのは何も市民の意見を全部聞けということじゃないんですよね。だから、そういう意味も込めて言ったんですけれども、今回されなかったというのはちょっと残念なんですけど。市民に行政への関心を持っていただいて、その気持ちを高めていただきたいというのが私の意見だったんですけれども、それは、今度、もしあったときには考えていただきたいなということでお願いしておきたいというふうに思います。私の意見としては以上です。 186 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。宮内議員。 187 ◯委員外議員(宮内正厳君) 1つは、行政組織を改革するということは住民サービスの向上につながるということがやっぱり大前提でなければならないし、その結果、住民サービスが削られると言うんですか、低下すると言うのか、カットされるというふうなものであれば、これは全然、大問題だと、私はそう思っておるんですけども、今回これを見させていただいて、上原委員も言われたんですけども、人権教育課を統合してこういう形でやられるというのは時代のすう勢に合っていると。これは大きく評価をさせていただきたいと思います。開発部を無くす。これも私は当然だと。ただ、問題は、書いてあるように、関西文化学術研究都市建設の推進に関することということで、ここで推進に関することを部の中の一つの事務として位置付けられているということなんですね。これはやっぱりいささか問題が私は残ると考えております。  そこで、今回の改正案なんですけども、先ほど言ったように住民サービスの向上につながるというふうに確信をされておるんでしょうか。 188 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 189 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 名称の点、そのほか、統合することによって窓口が1つになるという点、それから、部、課を減らすことによって、管理職は大変になるんですけども、下の人員が増えるという点におきまして、これはサービスの向上にもつながっていくと考えております。 190 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 191 ◯委員外議員(宮内正厳君) 住民サービスの向上につながると。それはどういう根拠で。 192 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 193 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) やはり先ほど申し上げましたように、窓口が1つになるということは、住民の方にとりましては、どちらに行ったらいいかというのがそこに行ったら分かるということでございます。以上でございます。 194 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 195 ◯市長(山下 真君) あと、先ほど申しましたとおり、みどり推進課が大変忙しいということでございまして、要するに職員が忙しいと、当然、住民対応も十分にできないということもあり得るわけですけれども、2課に分割することによって、より市民対応もしやすくなるのではないかというふうに思いますし、縦割りの悪いところなんですけれども、課とかが違うと、仮に隣の課であっても余り助け合ったりしないといったことが、生駒市役所に限らず役所というところはそういう傾向があるわけですけれども、やはり課を統合したりすることによって、例えば市民税課と資産税課、市民にとってどちらに行けばいいか分からないということが無くなると同時に、職員間で助け合うということも可能になって、そのことによって残業代が減れば、当然その分のお金をほかの施策に回せるということもございますので、何度も申し上げますが、やはり職員が仕事をやりやすくなる、それは、個々一人一人の職員にとってみたら、組織が変わってよかったと言う人と、それは嫌だと言う人と、一人一人の意見を聞いていけば全員が100%満足するというようなそういう組織改正は私はあり得ないと思うんですけれども、全体としては、やはりいい方向に向かう案でなければ我々が提案するはずはないということをご理解いただきたいんです。全体がうまく回っていくということは、それは職員が仕事を限られた時間、マンパワーで効率的にこなしていくということにつながるわけですから、当然それはひいては住民サービスの向上になると、こういうふうにご理解をいただきたいなと思っております。 196 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 197 ◯委員外議員(宮内正厳君) 助け合う、縦割り組織をできるだけ横断的に、お互い力を出し合うと。それは一定評価させていただきます。忙しい。多分そうでしょう。いろいろ聞いています。監査委員のところも大変な事務量があるような感じがしていますし、生活保護の係もそうですね。どんどん膨らんでいってると。これ、忙しいから統合する。それも一定、私は理屈は分かります。しかし、根本的に、今、市長が言われたようにマンパワーの問題なんですよ。これ、先ほどどなたかが言われたように900人から800人になるんでしょう。そこの根本的な問題が解決できていないんですよ。そこで統廃合をやることで解決しようとするところに、私は若干の無理が出てくるのではないのかなという感じがするんです。  言わば住民全体の奉仕者として市職員がやる気を出せるのかどうなのか、それから、住民福祉の向上に役立つということで職員の方が、管理者を含めて、そういう評価をされているのかどうなのか、そこも1つ大きなポイントだと私は思っておるんです。その辺はどうですかね。 198 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 199 ◯市長(山下 真君) 是非とも議員さんにご理解いただきたいんですが、要するに少子高齢化が進行して社会保障関係の費用が増えていくと。しかも新規の施策をせずとも自然増で増えていくと。それは市としてやめるわけにはいかないサービスなんです。当然その財源をどうやって確保していくかということを考えるのが我々の務めでございまして、人口の流入促進なり企業誘致で歳入確保の努力ももちろん力を入れてやっているつもりですけれども、これは、やっぱり効果が出るのは時間がかかりますし、じわじわと効果は出るもので、一気に何億税収が増えるというものでもないし、今回のように不景気になれば一挙に10億減ると。でも、増やす方は一挙に10億、20億、税収をそれだけ増やすのは不可能だというのはご理解いただけると思うんですけれども、要するに、そういう増え続ける社会保障の費用を賄う上で、一方で長期的な展望に立って歳入の増加策のための手は打ちますが、当面、要するに将来世代に負担を付け回さずに、一定、財政のやりくりをしようと思えば歳出をカットしていくしかないと。その中で、当然、人件費というものが歳出の性質別で言うと一番多いわけです。ですから、住民サービスも減らさない、職員も減らさないということは、税収なり国からいただくいろんなお金が減っている中ではこれはあり得ないことだ、不可能なことだと、ここを是非とも私はご理解いただきたいと思います。 200 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 201 ◯委員外議員(宮内正厳君) 限られた財政の中でやりくりをすると。言われることはよく分かります。ただ、しかし、学研開発の建設推進に関することと、巨額のお金を支出するような計画も一方では出しておられると。これは、発言としては言っている意味は分かるけども、やろうとしていることには私は矛盾を感じますね。  それと、今、メンタルな病気と言うんですか、結構増えているのと違いますか。その辺はどうですか。 202 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 203 ◯職員課長(川口忠良君) 以前に比べましては徐々には増えてきております。 204 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 205 ◯委員外議員(宮内正厳君) 個々の条件がいろいろ違うかも分からないけども、以前に比べたらやっぱり増えていってるというのが、やはりいろんな諸条件でそういう病気が増えているということですから、それに対するフォローもしなければならないということだと思うんです。  それで、生涯学習のところを見たんです。施設管理課に変えるということですね。私は指定管理者がすべて悪いとは言わないですよ。だけど、これを見たら指定管理者に回すための準備というふうに私は見えるんですけど、違いますか。 206 ◯委員長(小笹浩樹君) どちらが答えられますか。吉岡課長。 207 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 人件費を減少させるという意味では、やはり職員減というのが一番効果的でございますけども、4館の指定管理を目指してこの組織をつくっているというのも本当のところでございます。ただ、指定管理は経費の削減だけではなしにサービスの向上というのも十分考えられるところでございますので、それも含めてのことでございます。 208 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 209 ◯委員外議員(宮内正厳君) 指定管理者については、個別の判断、個々一つ一つの判断で私はしていきたいと思っておるんですけど。  ただ、先ほど市長は、指定管理者、どなたかが質問されてクレームがなかったというふうに言ってられますけども、私が承知しているのは、山麓公園、ある市民が意見を言われたと。その対応をされた指定管理者の職員、「クレーマー的な発言ですか」というふうな発言があったと。これ、公務員であれば市民に対してそんな発言をしますか。私はあり得ないと思いますよ。それは多分市長の方には耳に届いていないということだと思いますけど、そういう発言が、軽々しく「的な」形で出てくるというのは、これはやっぱり市民をどのように見ているのか、そこの根本的な問題、指定管理者の市民に対する対応の在り方、利用者に対する対応の在り方の一端が出ているんじゃないかと。  それから、そこのセイセイビルもそうです。これもある市民から聞きました。舞台装置の関係でいろいろ、逆に言えば怒られると言うのか、よく言えば指導されると言うのか。その話を職員に指摘したら、いや、実はそんな話はその人だけではなくてほかからも来ているんだというふうな話があるんです。それは市長に届いているんですか。届いていないのと違いますか、今の話を聞いたら。すべてとは言わないけども、指定管理者の弊害と言うのか、そういう部分にも耳を傾けていただくことが私は大事ではないかというふうに感じておるんです。  だから、指定管理者への移行も万々歳ではないということですね。市民にとっていかに使いやすく、利便性が高く、効率もいいのかというところも含めて検討しなきゃならないということだとは思います。以上で終わります。 210 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 211 ◯市長(山下 真君) ちょっと誤解があってはいけないので答弁させていただきますが、セイセイビルは指定管理ではございません。市で直営で管理をしております。市民ホールの管理は、元々、民間業者に委託をしております。ただ、それが一部、業者が変更になった施設はございます。 212 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 213 ◯委員外議員(宮内正厳君) ごめんなさいね、指定管理じゃなくて、だけど、少なくとも民間の方がやっておられます。そのことが、私が聞いた話では1件だけではなかった。職員から聞いた話ですよ。数件、その話があったということなんです。同じような、言わば指定管理者であるかないかは別にしたかて、公務員でないやり方によってそういうクレームが出ているのは事実として受け止めてほしいということです。 214 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 215 ◯市長(山下 真君) 民間事業者だからサービスが悪くて公務員だからサービスがいいとか、私はそういう割切り方で物は考えられないと思うんです。やはりそれは我々が受けている様々なサービス、大半は民間のサービスなわけですよね。そのサービスと役所のサービスとを比べて、役所のサービスが悪いとは言いませんけど、役所のサービスが悪くて民間がいい、民間が悪くて役所がいいとか、どちらかと言うと私は民間の方がサービスはいいんじゃないかと普通は思いますけれども、ただ、民間事業者の中でもサービスの悪い業者はあるかもしれませんけど、それは市場原理の中で一定、そういうところははやらないということでとうたされていくわけでございまして、だから、民間だからいいとか公務員だから悪いとか、そういうふうにステレオタイプで物を考えるのではなくて、指定管理でも山麓公園にしたら去年の7月から指定管理に移ったわけで、まだ1年経過していないわけでございまして、やはり市民対応に十分慣れていない職員もいるわけですから、そういう一事象をもって、だから駄目なんだというような即断をしていただくのではなくて、ある程度長い目で見ていただいて、当然、その指定管理者の対応に問題があれば、市の所管課から毎回それはきちんと対応するようにということで指導をしますので、そこのところは、どうかステレオタイプで考えられるのではなくて長い目でお考えいただきたいと思います。ちょっと言い過ぎたかもしれません。 216 ◯委員長(小笹浩樹君) 市長と宮内議員に申し上げますが、今、行政組織条例の審査をしておりますので、指定管理者の是非、民か公かということを論争する場所ではないので、それ以上でしたら、もう打ち切らせていただきます。質問にしてください。宮内議員。 217 ◯委員外議員(宮内正厳君) 質問と言うのか、なぜこんなことを言ったのかというのは、指定管理者からのクレームがなかったと言ったから私はそう言っただけの話なんです。それだけ指摘しておきます。 218 ◯委員長(小笹浩樹君) 結構です。ほかにございませんか。山田議員。 219 ◯委員外議員(山田正弘君) 人権教育課と人権施策課の統合のことなんですけど、人権教育課は私は教育が行っている課と考えておりますんですけど、人権施策課に人権教育があると、教育委員会との関係は今後どのようにされるのか、お聞きしたいと思います。 220 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 221 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 人権教育のすべてを人権施策の方に移すという形ではなしに、義務教育、学校教育に係る分につきましては教育指導課の方に残して、先生との連携というのが大事ですので、そういうふうに考えております。 222 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 223 ◯委員外議員(山田正弘君) すべてということではないとおっしゃっていますけど、そしたら、人権教育推進協議会の組織の中に学校の先生方で組織される生駒市の人権教育研究会があるんですけど、その扱いはどのようにされるんですか。 224 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 225 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) そちらは教育委員会の方で所管していただくことになると思います。 226 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 227 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、人権教育課の今やっておられる仕事、教育委員会と分けるんですか、今現在やっておられる仕事の内容を。 228 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 229 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 教職員の先生方を中心にやっていただいている分につきましては、やはり教育委員会ということで残していった方がいいと考えております。 230 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 231 ◯市長(山下 真君) 人権教育課の業務の中で義務教育にかかわる分と、広く社会教育に関する分も今までやっているわけです、啓発とかそういうことに関しては。人権施策課の業務も、どちらかと言うと、今はかつての特別施策ではなくて教育・啓発に関する業務が主体になってきているわけでございます。ですから、そういう義務教育にかかわる人権の啓発の部分は教育委員会の教育指導課で中心に担っていただいて、それ以外の社会教育にかかわる部分、要するに差別解消、人権擁護のための社会教育に関する部分を人権施策課でやるというふうにご理解いただければいいんじゃないかと思います。
    232 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 233 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、今現在、人権教育課でやられている仕事の内容、社会教育だけを施策課の方へ移すと言うんですか。そういう形になるわけですね。今おっしゃっていましたのはそういうふうになるのと違いますか。 234 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 235 ◯市長(山下 真君) 大きな方向性としてはそういうふうにご理解いただきたいと思います。 236 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 237 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、ちょっとお聞きしたいんですけど、今現在、人権施策課の職員さんは何人ぐらいで事務をされているんですか。 238 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 239 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 人権施策課全体では11名でございまして、市役所本庁では4名でございます。 240 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 241 ◯委員外議員(山田正弘君) 11名ということは、庁舎内は4名ということ、それは分かりますけど、11名ということは、後の残りの方はどこに行っておられるんですか。 242 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 243 ◯職員課長(川口忠良君) 残り7名につきましては人権文化センターと男女共同参画プラザにおります。 244 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 245 ◯委員外議員(山田正弘君) 人権文化センターは今現在4名ですね。男女共同参画は何名、それは引いたら分かるんですけど。 246 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 247 ◯職員課長(川口忠良君) 3名でございます。 248 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 249 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、こっちは3名ですか、セイセイビル。ほんで、こっちが4名ということですね。  それでは、人権教育課は、今、何人ぐらいですか。 250 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 251 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 3名でございます。 252 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 253 ◯委員外議員(山田正弘君) 3名ということは、指導員の方はどうなっていますか。 254 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 255 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 指導員の方は別に4名おられます。 256 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 257 ◯委員外議員(山田正弘君) 私が聞いたのは、人権施策課の市の職員さんが2人で、それと、指導主事さんは市の職員さんですか。 258 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 259 ◯職員課長(川口忠良君) 県から来ていただいておりますけど、身分は市の職員になっております。 260 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 261 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、指導員は5名ということですね。 262 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 263 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 職員が3名で指導員が4名でございます。 264 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 265 ◯委員外議員(山田正弘君) 統合されたら課の人員はどのように計画されているんですか。 266 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 267 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 当然、課長は1名減になると考えております。 268 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 269 ◯委員外議員(山田正弘君) 課長が1名減になることは分かりますけど、指導員さんとか指導主事さんとかそういうのには全然影響はないわけですね。減らすという関係はないですね。 270 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 271 ◯職員課長(川口忠良君) 指導員の方については現状の仕事でお願いしたいと考えております。あと、職員につきましてはこれから、人員配置等は皆さんの意見も聞かせてもろうておりますので、考えていきたいと思っています。 272 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 273 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、今現在、人権教育課が携わっている生駒市外国人住民教育推進懇話会とかいうのはそのままで教育委員会に残されるわけですね。 274 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 275 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 市長部局の方でお願いしたいと考えております。 276 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 277 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、これは教育委員会じゃなしに、外して市長部局に移されるわけですね。 278 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 279 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 人権施策課でやっていただきたいと考えております。 280 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 281 ◯委員外議員(山田正弘君) 生駒市外国人住民教育推進懇話会というのは、海外から来られた小中学生とその家族が生活に困らないために、日本語教育とか、等しく学校の教育を受けられるように懇話会を設立されておりますので、これは学校教育の部分も大きいと思いますので、私は教育委員会から外すということはちょっとどうかなと思っていますけど、教育にはかかわりがものすごく多い面があるので外すのはどうかなという考えを持っていますけど、それに関しては。 282 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 283 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) やはり教育委員会とは密接に関連している部分もございますので、その辺は密に連携をとっていただいてやっていただきたいと考えております。 284 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 285 ◯委員外議員(山田正弘君) 社会教育だけを人権施策課の方へ移すというようなことをおっしゃっていますけど、やっぱり社会教育の中でも教育にかかわる問題もいろんなことが出てくると思いますので、私としては、人権教育課は教育委員会のもとに置いていくのがベターではないかと思っているわけなんで、市長はそうされようと思っていますけど、統合しないように要望しておきます。 286 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。白本議員。 287 ◯委員外議員(白本和久君) 人口が、10年後の総合計画でも12万1,000にするということで、人口はまだ増えるという生駒市を目標にしてやっていると思うんですけども、増えるということは開発も増えるし、建築も増えるし、家も建つということは固定資産税も増えるし市民税も増えるというので、増えるのに肝心の開発の部門とか課税の部門はスリム化、それで対応できるのか、ちょっと不思議やと思うんですけど、どうでしょう。 288 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 289 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 人口といたしましては急激に増えるということはございません。現状から若干増えて、ほぼ12万ということで止まる見込みでございます。その上でのことでございます。 290 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本議員。 291 ◯委員外議員(白本和久君) どこかの資料で25年ぐらいですか、12万2,000か3,000になって、そこから落ちるというような資料があったとは思うんですけども、まだあの予測というのは生きているんですか。 292 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 293 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 12万1,000で大体天になって、そこから以降は落ちるということで総合計画の人口フレームはなっております。 294 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本議員。 295 ◯委員外議員(白本和久君) その前にピークが12万3,000かぐらいになって、そこから10年後には12万1,000に落ちるというような図があったように思うんですけど。 296 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 297 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 予測値は12万1,000でございます。 298 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本議員。 299 ◯委員外議員(白本和久君) まあ、人口の話は。  それにつけても、生駒市以外は全部、10年後は人口を減らす見積りでやっているんですけども、今の体制でも12万の体制だから建築指導、開発指導課というように分けて、市民税と固定資産税にしたと思うんですよね。それを、人口が増えるのに、これ、逆に人口が減るような組織の変更やと思うんですけども、逆に言うたら、両方とも、コンピュータか何か分かりませんけども、そういう小さくするようなきっかけみたいなのはあったんでしょうか。 300 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 301 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 他市でも生駒市よりも人口がもっと増えている団体がございまして、その団体でも1課の体制でやっておられるところも現実的にはございます。機械化とか、当然それに対応して業務を効率化していかなければならない分野も出てくるかと考えております。 302 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 303 ◯市長(山下 真君) 人口急増期であれば、建築指導課と開発指導課ということで建築行政と開発行政を分けて対応するという必要性もあったかと思いますが、増えているとはいえ、明らかに新規の住宅開発とかマンション建設というのはひところと比べますと減ってきているわけでございますので、そういったことからすると、あえて開発指導に1課を割く必要性は薄れて、建築指導課と統合して、むしろそこの両課の連携を図った方が合理的ではないかと、そういう判断に至ったわけでございますので、ご理解賜りたいと思います。 304 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本議員。 305 ◯委員外議員(白本和久君) 逆に、収税課が、この間も国保のときに92%は努力目標やというふうにあれしたけど、強化をすると言うか、今の時代に合うた組織にしていかなあかんのと違うかなと思うんですけども、課税の方は統合するけど、収税の方はもっと強化する、逆に言うたら、その人員を収税の方に持っていくと言うか、そういうお考えはあるんでしょうか。 306 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 307 ◯市長(山下 真君) なかなか人を増やすことまでできるかどうかは分かりませんが、当然、先般の委員会でも、要するに徴収率の向上といったことが本市の大変大きな課題であるというご指摘を賜りまして、その認識は私も同じでございますので、この収税部門の強化ということについては、是非ともこれは考えていかなければならないことだというふうに思っておりまして、その点の認識は白本議員と同じでございます。 308 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 309 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第16号は、原案のとおり可決いたすことに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 310 ◯委員長(小笹浩樹君) 起立少数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第16号は否決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 311 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(3)議案第18号、生駒市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び生駒市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 312 ◯委員(上原しのぶ君) これ、特別職の常勤のものの給与に関する条例の改正ということなんですが、この改正は報酬審議会にかかっていますか。 313 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 314 ◯職員課長(川口忠良君) かかっておりません。 315 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 316 ◯委員(上原しのぶ君) 市長とか教育長の給与というのは、じゃ、どこで決められるんですか。 317 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 318 ◯職員課長(川口忠良君) 条例に載っております給与表につきましては報酬審で意見をいただくとなっておりますけど、今回につきましては、基本額というのは変更しないで、支払額だけでございます。それも昨年12月に理事者、議員の皆様に0.3%カットさせてもらいました、それと同じ手法でございます。 319 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 320 ◯委員(上原しのぶ君) 5%カットというのの根拠を教えてください。
    321 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 322 ◯市長(山下 真君) 他市の状況を調べまして、大体、職員が1から2%のカットという場合では5%が適当かなと思いました。首長で10%やっているところもありますが、そういったところは職員も5%とか、かなりのカットをしておりますので、それとのバランスで決めさせていただきました。 323 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 324 ◯委員(上原しのぶ君) これは私の主観なんですけれども、職員の給与をカットするという前提で、もし特別職の常勤の者の給与をこういうふうにカットされていくとしたら、やっぱりこれは間違いだと思うんです。支払額であっても、それは勝手に変えるべきじゃないと思いますので、できるだけきちっと法にのっとった形で変えていっていただきたいということだけ申し上げておきます。結構です。 325 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。塩見委員。 326 ◯委員(塩見牧子君) これ、当分の間ということなんですけれども、この当分の間というのは状況がどのようになったときまでを想定されての当分の間なのか教えていただけますか。 327 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 328 ◯市長(山下 真君) マニフェストで23年度から10%カットということで公約とさせていただいておりますので、その際には議会改革に関する検討会での議論を待って、市長報酬と議員報酬と併せて報酬審に諮問をさせていただいて、23年度から改定したいというのが私の思いでございます。 329 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 330 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 331 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第18号は、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 332 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第18号は原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 333 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(4)議案第19号、生駒市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 334 ◯委員(上原しのぶ君) 一般職の職員の給与というのは労使間で協議をして決められるものだというふうに私は認識していますが、ここに至るまで、どのような協議を重ねてこられたのか、お聞かせください。 335 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 336 ◯職員課長(川口忠良君) 職員の給与につきましては、本市のラスパイレス指数が他市に比べて高い。先ほど市長がおっしゃいました、今日の厳しい行財政状況におきまして、市民の皆さんにも幾分かサービス等で痛みを与えることがあると。それに伴いまして、やはり職員もなにがしかの痛みを伴うべきと。今後の行政サービスの財源としても、やはり資金は必要であると。そういう旨を組合に申し出まして、今日まで交渉を重ねてまいりました。 337 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 338 ◯委員(上原しのぶ君) 今、ラスパイレス指数という言葉を言われたんですが、ラスパイレス指数と地方公務員の給与、これは別々に私は考えていくべきだと思うんです。  それで、私が思いますのに、確かに民間は不景気で低迷しています。だからと言って低い方に低い方に合わせていくというのは賛成できないんです。民間が不景気だからといって下げる一方では、民間の給与を更に下げていくことになるんです。そういう意味では、やはり公的機関としては、せめて公務員の給与を守るということで民間の給与の引下げも歯止めをかけるという役割も果たしていただきたいと思うんです。  それで、ちょっとお聞きしたいんですが、平均1%と2%のカットでどれぐらいの額になるのか、試算しておられます。 339 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 340 ◯職員課長(川口忠良君) まず、管理職の2%カットをさせていただきますと年間1,800万程度、非管理職、管理職以外の職員で1%カットをさせていただきますと年間2,800万、合計で4,600万程度にはなるかと想定しております。 341 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 342 ◯委員(上原しのぶ君) 今のは全体でですね。1人当たりの平均とかは試算しておられません。 343 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 344 ◯職員課長(川口忠良君) かなり幅はございますけど、管理職で年10万5,000円程度、管理職以外の職員で年4万程度、ちょっと大ざっぱな平均になっておりますけど。 345 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 346 ◯委員(上原しのぶ君) ありがとうございました。  先ほどと同じことの繰返しになるのでしつこく申しませんけれども、公的機関としては、給与水準のあるべき一定水準というのはやはりきちっと守っていただかないと、低い方に低い方に合わせていくと下げ止まりするところが無くなるということだけ申し上げておきます。これには賛成できないということを申し上げて意見を終わります。 347 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 348 ◯委員(下村晴意君) これは22年4月1日から施行ですけれども、期間はいつまで。 349 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 350 ◯職員課長(川口忠良君) 条例では3年間で上程させていただいております。 351 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 352 ◯委員(下村晴意君) 3年間という根拠は何かあるんですか。 353 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 354 ◯職員課長(川口忠良君) ラスパイレスが今年は100になっております。これを100以下に持っていくというのを目標としておりまして、ラスパイレスが、1%カットでしたら年間1ポイント下がります。今年このカットをしなければ、来年の想定ですと100.8か100.9に上がる予定でございますので、3年間で徐々に下がっていくだろうと、そういう想定です。 355 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 356 ◯委員(下村晴意君) そしたら、3年後はどうなるんですか。 357 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 358 ◯職員課長(川口忠良君) 100以下になっておると想定しております。余り下までは行きませんけど、97、98、99、その辺ではないかと。ただ、国の動向もありますので、ちょっと正確には申し上げられないと思います。 359 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 360 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。宮内議員。 361 ◯委員外議員(宮内正厳君) 先ほどの組織改定ともかかわるんだけども、言わば市の職員としては、人員が減る中で仕事の量は以前に比べて過密になるという状況ですね。国家公務員のキャリア組については、新聞紙上で国民の評価が分かれるような問題点もあるかも分かりませんけども、生駒市の職員は大いに頑張っておるのと違いますの。その頑張っている職員を、仕事は過密になるわ、給与は下げるというのでは、頑張りがいが出てくるんですか、これ。 362 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 363 ◯市長(山下 真君) 私、国家公務員になった友人もおりますが、国家公務員は11時、12時、終電なくしても働いております。それと比べると、まだまだ地方公務員の現場にはゆとりはあると私は思います。 364 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 365 ◯委員外議員(宮内正厳君) ちょっと市長、誤解されているのと違いますか。1日24時間ですよ。それは1,000年前から8時間は仕事で、8時間は自分のために、8時間は睡眠のためと。今は異常な状態なんですよ、はっきり言って。だからこそ心の病を含めて、先ほど言われたように増えていってるのと違いますの。それの原因もあるのではないかと推測されているのと違いますの。ちょっと今の基準は私は違うと思いますよ。仕事の量は増える、賃金は下げるわ、どこにやりがいが生まれるんですか。そういうマンパワーを上手に、逆に言えば、賃金を上げてでも職員に大いに働いてもらう、住民の福祉のために頑張ってもらうと。そういう発想の転換、コペルニクス的な発想の転換が私は必要だと思いますよ。以上です。 366 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。安井市長公室長。 367 ◯市長公室長(安井幹雄君) 先ほどの課長の答弁の中で、1%を今カットしていますけれども、それで3年後で97ぐらいになるだろうというような話があったんですけれども、1%カットするんですから、ラスパイレス指数は1ポイント下がると。それは、ラスパイレス指数の出し方が国家公務員のそれぞれの職種の総数であるとか、市の職員のそれぞれの級によってラスパイレスというのは若干上下します。取りあえず来年度が、先ほど申し上げましたように100.8になる見込みですので、それを100以下にさせていただくために1%を下げるというふうな形で、3年後も今の水準と同じであれば同じようなラスパイレス指数になるであろうというふうには考えております。 368 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。角田議員。 369 ◯委員外議員(角田晃一君) これまで出ていなかった視点と言いますか、ちょっと質問させていただきたいんですけども、民間の今年の状況を考えますと、ベアはおろか定昇もままならないと。大変厳しい状況があるわけです。官民格差、ラスパイレス指数である程度表現されているかと思いますけども、民間部分での考え方というのは全然出てこなかった。何か考えられたことがあったら教えてください。 370 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 371 ◯市長(山下 真君) 今年度の税収が10億落ち込んでいることからも分かりますとおり、要するにサラリーマンの収入というのはかなり減っているだろうというふうに私は思っておりますし、現実、マスコミ等の報道でも、今回の春闘に関してもいろいろるる伝えられているところで、そういった中で、そういうサラリーマンの税金で仕事をさせていただいて、また給料をいただいている我々が痛みを分かち合わないということでは、当然、市民の理解は得られない、こういうふうに思っております。 372 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井公室長。 373 ◯市長公室長(安井幹雄君) 民間のことでございますけれども、民間の給与というのは、ご承知のように、人事院勧告という形で国の方でそういう民間の調査をしていただきまして、それを基に人事院勧告が出てくるわけです。12月の議会の段階におきましても、人事院勧告のとおりにボーナスのカットでありますとか給与のその辺の変更はさせていただいたわけでございまして、それは昨年の4月1日現在の調査でございますから、その辺のタイムラグは確かにあろうかというふうに思います。先ほど市長が申し上げましたように、最近それ以上に厳しいような状況でございまして、そういうふうなこともかんがみて、1%カットというのは、職員組合とその辺の協議の中で、そういうふうなことも踏まえまして妥協に至ったというふうな経緯はございます。 374 ◯委員外議員(角田晃一君) 結構です。 375 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 376 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第19号は、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 377 ◯委員長(小笹浩樹君) ただ今、ご異議がございますので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第19号は、原案のとおり可決いたすことに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 378 ◯委員長(小笹浩樹君) 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第19号は原案のとおり可決いたすことに決しました。  暫時休憩します。              午前11時55分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時59分 再開 379 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、休憩を解いて、審査を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 380 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(5)議案第20号、生駒市土地開発基金条例を廃止する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 381 ◯委員(上原しのぶ君) この基金、廃止されるということには賛成なんですけれども、どういう理由でいつごろこういう基金が設置されたのか教えていただけます。 382 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。 383 ◯財政課長(大西清隆君) 設置されたのは昭和44年、1969年でございまして、その当時の時代背景と言いますのは、高度経済時代で地価が高騰いたしまして、公共用地の取得が困難になっていた、そういう時代背景があります。 384 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 385 ◯委員(上原しのぶ君) 最高時はどれぐらいのお金をため込んでいたんですか、ここ。 386 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。
    387 ◯財政課長(大西清隆君) ため込んでいたと言いますか、昭和44年に最初は4,000万円でございました。それが、順次積み立てられていきまして、平成6年度に8億3,500万、今の額になっております。 388 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 389 ◯副委員長(中浦新悟君) この基金のことは分かったんですけども、あと、市の中で残っている基金、財調であったり職員退職基金などもありますね、決算のときに出してもらっているんですけれども、その中で、この土地開発基金までとは言わないまでも、動いていない基金というのはどれほどあるのか、ちょっと説明いただきたい。 390 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。 391 ◯財政課長(大西清隆君) 動いていない基金という定義付けがちょっとはっきりしませんので。 392 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 393 ◯副委員長(中浦新悟君) 例えばこの基金、先ほど6年に8億になって、その後どういうふうに使われていたのか、ちょっと僕はしっかり理解していないんですけども、昨今、この基金に対して入れているわけでも出しているわけでも使っているわけでもないですし、財調なんかは毎年のようにいろいろ使っていますけども、その他いろいろ、この基金の中で進学奨励基金であったりとかいろんな基金があると思うんですけども、大きく市の昨今の運営に使われていない基金というのは何かありますか。 394 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。 395 ◯財政課長(大西清隆君) ご存じかと思いますけども、基金は積立基金と、それから定額の運用基金というのがございます。積立基金と言いますのは特定の目的のために積み立てておりまして、北部の開発基金とか再開発の基金とか、そういうのがいろいろあるわけですけども、土地開発基金と言いますのは運用基金でして、積み立てるためにあるのではなく、基金の額でもって、直接、土地を買えるという基金でございまして、そういう意味では、運用基金に属するようなものは、あと、用品調達基金というのが1つありまして、今、中浦委員さんが言われたようなニュアンスではその用品調達基金ぐらいかなとは思うんですけども。 396 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 397 ◯副委員長(中浦新悟君) この土地開発基金が何でいまだにずっと残っていたのかというのはちょっと僕は分からないんですけども、ほか、市にある基金、何らか取り崩していけるようなものというのはもうなさそうですね。そのように判断してよろしいんでしょうか。 398 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。 399 ◯財政課長(大西清隆君) あとは皆、特定の目的基金でございますので、その目的がある限り、やはり維持していかなければならないものと考えております。 400 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 401 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 402 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第20号は、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 403 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第20号は原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 404 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(6)議案第23号、生駒市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 405 ◯委員(上原しのぶ君) この中身については反対はしないんですけれども、こういう幅員の狭い廊下とか、あと、外開きの扉を付けるとかというときに、建てるときに建築基準法とかでそういう建築の指導は入らなかったのかなという疑問を持ったんですが、どうでしょうか。 406 ◯委員長(小笹浩樹君) 中嶋次長。 407 ◯消防本部次長兼予防課長(中嶋吉春君) カラオケボックス等につきましては廊下の幅員は規制がないんですかということですけれども、消防法におきましては、カラオケボックス等の建築物においては廊下等の幅員については規制はしておりません。しかし、建築基準法令によって規制されている部分もありますので、これについて問題が生じた場合は担当課で指導を受けるという形になっています。 408 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 409 ◯委員(塩見牧子君) 個室型店舗ということなんですけど、市内ではどのぐらいの箇所、こういう対象施設があるんでしょうか。 410 ◯委員長(小笹浩樹君) 中嶋次長。 411 ◯消防本部次長兼予防課長(中嶋吉春君) 市内には個室型店舗としましてカラオケボックスが2店舗あります。これの1店舗が該当するということです。 412 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 413 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 414 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第23号は、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 415 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第23号は原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 416 ◯委員長(小笹浩樹君) 最後に、(7)議案第2号、平成22年度生駒市一般会計予算の当委員会関係分を議題といたします。  それでは、予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について所管の部長から費目順に再度説明を受けます。山本議会事務局長。 417 ◯議会事務局長(山本 昇君) 平成22年度、議会の予算案につきましてご説明を申し上げます。  それでは、予算に関する説明書の27ページから28ページの議会費をお願いいたします。この費目は議会運営全般に要する経費でございまして、議員の皆様を始め、事務局職員に係ります人件費が主なものでございます。  なお、平成22年度での主な事業等につきましては、議会改革の一層の推進のために、引き続き議会改革に関する検討会等での取組をいただくことと存じますが、平成22年度予算案での事業といたしましては、会議録の検索システムや市議会ホームページ、本会議のインターネット中継の運営、さらには議員の皆様方の調査研究活動のための経費としての政務調査費、また、足湯施設新設工事の業務請負契約を調査する特別委員会及び新病院設置に係る随意契約を調査する特別委員会に係る経費を計上いたしております。  以上が議会に係ります予算の概要でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 418 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井市長公室長。 419 ◯市長公室長(安井幹雄君) 続きまして、市長公室に関係いたします予算につきましてご説明させていただきます。  予算に関する説明書の28ページから29ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目1の一般管理費からでございます。この費目につきましては、市長を始め、市長公室及び企画財政部の職員の給与並びに退職者の退職手当等に係る人件費が主な経費でございます。職員の削減や給料の減額措置の実施、前年度に比べ定年退職者が減少することに伴います退職手当等の人件費の減少などによりまして、前年度当初予算に比べまして5億3,663万4,000円の減額となっております。  次に、29ページから30ページをお願いいたします。  目2、職員研修費でございます。この費目につきましては、地方分権に対応できる人材育成に向けた研修を実施するほか、自己啓発支援等に係る経費を計上いたしております。現在、各階層に求められる業務遂行能力の向上を目的といたしました一般研修を始め、高度で専門的な知識や技術の習得を目的とした専門研修や派遣研修等の実施をしております。平成22年度は、マネジメント力の養成や人事評価をテーマといたしました一般研修を実施するとともに、政策形成課題研修を引き続き実施いたします。さらに、民間での業務体験を通じまして市民サービスの向上や経営感覚を養うため、民間企業への派遣研修を引き続き実施いたします。そのほか、大学院への就学や資格取得など自己啓発への支援を行いますとともに、接遇研修など住民対応能力の向上や組織の活性化などをテーマとした、より実効性のある研修を予定しております。  次に、31ページの目4、広報広聴費でございます。この費目につきましては、広報紙の発行を始め、テレビ市政広報番組の放映等、多様な媒体を通じまして市民の皆様への様々な情報の提供と情報の発信に係る経費などと、市民ニーズをリアルタイムに把握し市政に反映する方法といたしまして、携帯電話やインターネットのメール機能を活用して簡易アンケートを行うたけまるモニター制度に係る経費でございます。  平成22年度では、予算は伴いませんけれども、官民共同事業によりますいこま暮らしのガイドの発行と、新たに行政出前講座を予定しております。また、広報紙の印刷につきまして、入札事務の合理化のために債務負担行為の設定をお願いしております。  次に、33ページから34ページをお願いいたします。  目8、市民活動費でございます。この費目につきましては、自治会を中心に地域活動の促進を始め、まちづくりへの市民参加をより一層推進するための経費などでございます。  主なものといたしましては、自治会活動に係る自治振興補助や自治会長研修費補助を始め、自治会関係保険補助、自治会管理防犯灯の電気料金の全額補助を行いますとともに、地域のコミュニティの拠点であります地区集会所の新築、改修等に対する補助をさせていただくものでございます。また、市民のふるさと意識を醸成し、市民の交流をより一層推進するため、いこまどんどこまつりの開催に係る補助及び生駒山スカイウオークの開催に要する経費などを計上させていただいております。また、市民の参画、協働のもと、本年4月1日から施行となります生駒市自治基本条例の進行管理や同条例を実践するための施策等の検討を行うための市民自治推進会議の運営や市民意識の高揚を図るためのシンポジウムの開催に伴う経費などを計上させていただきますとともに、市政にかかわる重要事項について直接市民の意識を確認するための手段として市民投票条例の策定に向けた検討を行います。また、市民公益活動の拠点と位置付けております市民活動推進センターららポートの施設管理や、市民公益活動促進講座など、市民公益活動を更に支援するとともに、まちづくり活動支援事業補助を行うための予算を計上いたしております。また、市民公益活動団体への活動を充実、補完する支援施策といたしまして、新たに希望者が自分で納める個人市民税1%相当額を市民公益活動団体の活動支援に充てられる市民税1%支援制度の創設に向けて取り組みます。そのほか、生駒市を取り巻く状況や市の施策などを市長が説明するとともに、市民の意見や提案を直接伺うためのタウンミーティングの開催に要する経費も計上させていただいております。  次に、目9、友好都市交流事業費でございます。この費目につきましては、友好都市、上北山村での宿泊施設の利用者に対する宿泊補助に要する経費などを計上させていただいております。  続きまして、37ページの目14の諸費のうち市長公室が所管いたしておりますのは、市民憲章の啓発、実践等に要する経費でございます。  以上が市長公室に係ります予算でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 420 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田企画財政部長。 421 ◯企画財政部長(中田好昭君) 続きまして、企画財政部の所管いたします予算についてご説明させていただきます。  説明書の28ページをお願いいたします。  まず、28ページから29ページにかけましての款2、総務費、項1、総務管理費の目1、一般管理費でございますが、この費目の企画財政部の所管する経費につきましては、住民情報システムを始めとする各種電算処理システムやネットワークの運用管理、システムの更新や機器の更新、市民総合賠償保険、入札執行に係る経費、また、政治倫理審査会や法令遵守委員会の運営に要する経費などを計上させていただいております。  続きまして、30ページ中段から31ページにかけましての目3、文書費でございます。この費目は、文書管理、法制執務、情報公開等に要する経費をそれぞれ計上させていただいております。  次に、31ページ下段から32ページにかけましての目5、財産管理費でございます。この費目は、庁舎の維持管理に要する経費に加え、老朽化している庁舎地下空調熱源機の改修、シルバー人材センター事務所の解体工事、車両の維持管理、基金の積立てなど、財産管理等に要する経費を計上させていただいております。  続きまして、32ページの下段から33ページにかけましての目6、企画費でございます。この費目につきましては、本市の行政改革の取組を検討していただくための行政改革推進委員会の運営経費と、第5次総合計画の進行管理を行う予定の市民委員会の運営経費、市民満足度調査の実施及び統合型地理情報システム機器を更新する経費が主なものでございます。また、平城遷都1300年記念事業として、6月には平城宮跡会場でのイベント参加、秋には市内各所で生駒国際音楽祭の開催などを予定していることから、その経費を計上させていただいております。  次に、33ページ中段の目7、公平委員会費でございますが、この費目につきましては、地方公務員法に基づき、職員の勤務条件に関する措置の要求の審査を行う公平委員会の運営に要する経費を計上させていただいております。  続きまして、少し飛びまして35ページ下段から36ページにかけましての目11、交通対策費でございますが、この費目のうち企画財政部が所管しておりますのは節13、委託料、節18、備品購入費、及び節19、負担金補助及び交付金でございまして、高齢者を始め地域の方々の手軽な足となるコミュニティバスの運行経費とともに、本年度におきまして、本市全体の公共交通に係る総合的な計画を作成するため昨年11月に設置いたしました生駒市地域公共交通活性化協議会への負担金を計上させていただいております。  次に、36ページ中段の目12、地域情報化推進事業費でございます。この費目は、奈良県及び県下の市町村が連携・共同して運営する電子申請等のシステム「奈良電子自治体共同運営システム」の経費を計上させていただいております。  続きまして、36ページ下段から37ページにかけましての目13、防災費につきましては、災害に強い安心・安全なまちづくりのための市民の防災意識の啓発や、万が一の際の行動スキルの向上を目指し、地域を限定とした地域協働型の地域実働訓練の実施のほか、備蓄用物資の確保、自主防災組織の結成促進のための資機材整備の補助等、防災対策の充実に努めてまいります。  次に、少し飛びまして42ページから45ページにかけましての款2、総務費、項4、選挙費でございます。  まず、目1の選挙管理委員会費につきましては、職員給与費、委員会運営費、選挙啓発費、選挙人名簿等に係る経費が主なものでございます。本年度には、今年5月から施行されます「日本国憲法の改正手続に関する法律」いわゆる国民投票法での投票を行うための投票人名簿調製システム改修に係る経費も計上しております。この経費は、昨年度からの事業ということで債務負担行為も併せて設定させていただいております。  続きまして、目2、参議院議員選挙費につきましては、7月25日に任期満了となる参議院議員の通常選挙につきまして、その準備と執行に係る経費をお願いするものでございます。  次に、目3、知事・県議会議員選挙費につきましては、知事が平成23年5月2日に、また、県議会議員が同年4月29日にそれぞれ任期を迎えるため、統一地方選挙として4月初旬から中旬にかけて執行が予定されていることから、本年度で啓発物品、ポスター掲示場の設置等の選挙準備のための経費と入場整理券作成・発送、期日前投票に係る経費をお願いするものでございます。  なお、ポスター掲示場の設置等業務と選挙公報配布業務は今年度から23年度にかけての業務ということで、債務負担行為も併せて設定させていただいております。  続きまして、目4、市議会議員選挙費につきましても、平成23年4月29日に市議会議員の任期満了を迎えるため、統一地方選挙として4月下旬に執行が予定されており、本年度では立候補予定者説明会の実施や啓発物品、ポスター掲示場等の設置等の選挙準備のための経費をお願いするものでございます。  なお、ポスター掲示場の設置等の業務は今年度から23年度にかけての業務ということで、債務負担行為も併せて設定させていただいております。  次に、総選挙・国民審査費と市長選挙費は、今年度には選挙は執行されないことから廃目となっております。  続きまして、45ページ中段から46ページにかけましての項5、統計調査費でございます。  まず、目1の統計総務費につきましては、統計パンフレットの作成などの経費を計上させていただいております。  目2、統計調査費につきましては、国勢調査に要する経費を計上させていただいております。  次に、46ページから47ページにかけましての項6、監査委員費でございます。この費目は行財政事務の適法性あるいは妥当性の確保のための監査事務に係る監査委員報酬や事務局職員の人件費などでございます。  次に、大きく飛びまして108ページをお願いいたします。  款10、公債費でございます。公債費につきましては、現在までに公共施設の整備等のために借入れいたしました市債の償還元金や利子などで、合計40億4,055万4,000円を計上いたしております。  最後でございますが、同じく108ページの下段の款11、予備費でございます。これは、年度途中における予見し難い歳出不足を補うために使途を特定しないで予算に計上するもので、昨年と同額の5,000万円を計上させていただいております。  以上が企画財政部の所管分でございます。どうぞよろしくご審査、お願いいたします。 422 ◯委員長(小笹浩樹君) 秋吉消防長。 423 ◯消防長(秋吉基秀君) 引き続きまして、消防本部の所管に係ります予算についてご説明いたします。  予算に関する説明書の84ページをお願いします。
     款7、消防費、84ページ下段から86ページ中段にかけての目1、常備消防費であります。その多くは人件費でありますが、そのほかに救急救命士の養成など救急業務の高度化に要する経費、県下消防本部広域化体制に向けた経費、消防施設の維持管理に要する経常的経費、防火団体の活性化及び活動に要する経費などをお願いするものであります。  次に、86ページから87ページの中段にかけての目2、非常備消防費であります。これは、消防団の運営活動経費と施設、消防車両の維持管理に要する経費をお願いするものであります。平成22年度は、生駒市消防操法大会と奈良県消防操法大会が実施される予定となっておりますことから、これに要する経費も併せてお願いするものであります。  続きまして、87ページの目3、消防施設費の関係であります。新規事業といたしまして、119番受信指令台の位置情報通知システム(統合型)への移行に要する経費をお願いするものであります。現在、119番通報時に位置情報データを受ける発信地表示システムはNTT固定電話のシステムと携帯電話、IP電話の2つのシステムを導入しておりますが、この2つのシステムを統合するシステムの運用が開始されたことから、導入時には経費を要しますが、導入以降のランニングコストが安価となり、導入経費を3年以内に回収できることから導入するものです。このほか、緊急時における消防水利の充実及び維持管理を図るため、消火栓の新設改良などに要する経費などをお願いするものであります。  どうかよろしくご審査賜りますようお願いします。 424 ◯委員長(小笹浩樹君) 説明は終わりました。  本件について、これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。上原委員。 425 ◯委員(上原しのぶ君) 一番最初に、概要の7ページ、先ほどの説明の中でも出てきましたけれども、これは市長のマニフェストにもあったと思うんですが、市民税1%支援制度の創設とあるんですが、これ、詳しい内容を教えていただけますか。 426 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 427 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 市民税の1%の支援制度と言いますのは、個人の市民税の納税者があらかじめ申請のあったボランティア団体やNPO団体などの市民公益団体の中から支援したい団体を選び、その人の個人市民税の1%相当額をその市民の団体の方に支援するという方法です。言い換えて言いましたら、ボランティア団体やNPO団体などが市に交付申請を事前にしていただきます。それで、その審査を経て、そういう団体さんが登録されます。その後に市民の方がその登録された団体の方に1%相当分を支援したいというものをもって、それを市の方の予算の額であるとか議会の議決をいただいたものに対して、市民の団体の方に個人の市民税の1%相当額を支援するというようなものでございます。 428 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 429 ◯委員(上原しのぶ君) あらかじめ申請のあった団体ということなんですが、これは公募とかそういうことをするんですか。 430 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 431 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) それについては、事前に市民の活動団体の方にお知らせしまして、こういうふうな制度を今年度つくりましたと。それに対して手を挙げていただける団体さんがおられますかというのを公募させていただきます。公募させてもらった中で、その団体さんが市民税1%支援に適合するかどうかというのは、また公正・公平な格好で審査会等を設けまして、その中で団体というのは決めていきます。 432 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 433 ◯委員(上原しのぶ君) 現時点でその対象となるような団体、幾つかあります。 434 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 435 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 公益団体というのが、市民活動センターららポートの方へ登録されているのが今現在は57団体です。しかしながら、それ以外の方でもいろんな活動をされている団体がおられると思います。NPOの法人さんでも市内には二十数団体おられますので、それ以上の団体さんがこの1%支援というのを利用になって新たに活動されることも想定されますけれども、実際的には、数字についてはまだそこまではつかめておりません。 436 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 437 ◯委員(上原しのぶ君) ちょっと聞き漏らしたかもしれないんですけれども、ということは、市の方からそういう団体に対してこういう制度ができましたから応募してくださいという通知か何かはされるんですか。 438 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 439 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 把握できているところについては通知しますし、こういうふうな制度を今度つくりましたので登録されませんかというのは広報、ホームページ等でお知らせさせていただきます。 440 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 441 ◯委員(上原しのぶ君) あと、そしたら、対象とする団体を決める審査会みたいなのはつくられるんですか。 442 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 443 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 当然それは公平性、透明性等が要りますので、審査会の方についてはつくっていこうと思っております。 444 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 445 ◯委員(上原しのぶ君) その審査会というのはどういう団体、どこですか。 446 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 447 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 審査会と言いますのは、今現在、地方公共団体は1,700ぐらいあるんですけれども、先進的にやっておられるのが千葉県の市川市がやっておられます。それで、今度、22年度からは奈良市さんもされるようなことは聞いております。その中で言いましたら、学識経験者の方であるとか、そういうふうなNPOの活動とかに精通されているような方々の審査会というのを設けようとは考えております。 448 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 449 ◯委員(上原しのぶ君) 先ほどの補正に関連があるんですけど、ちょっと財政にお聞きしたいんですけれども、地域活性化・公共投資臨時交付金とか地域活性化・きめ細かな臨時交付金というのがあったと思うんですが、これはそれぞれどういう目的で交付されて、使途と言うか、その辺、ちょっと教えていただけます。 450 ◯委員長(小笹浩樹君) 大西課長。 451 ◯財政課長(大西清隆君) まず、公共投資臨時交付金と言いますのは、国が補正予算で編成しました追加の公共事業、国が、例えば国庫補助事業を行う場合に地方負担分が発生します。その負担分を軽減するために設けられているのが公共投資臨時交付金でございます。ですから、例えば道路を造るのに2分の1の通常の国の補助というのは国土交通省からもらいますけども、あと2分の1につきまして地方負担が発生するわけですけども、その負担を軽減するために設けられるということでございます。  それから、きめ細かな臨時交付金と言いますのは、地元の中小企業者であるとか零細事業者が受注するようなきめ細かなインフラ整備をするために交付されるものでございます。 452 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 453 ◯委員(上原しのぶ君) ありがとうございました。  その次です。概要の8ページのところに、これは、この間、市民福祉委員会のところで委員外議員で発言をさせてもらったんですが、シルバー人材センター、事務所解体ということで費用が上がっているんですが、この事務所解体費ってどれぐらいかかるものなんですか。 454 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 455 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 今のところ、462万でございます。 456 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 457 ◯委員(上原しのぶ君) 先に発言していますのでしつこくは言いませんけれども、やはりシルバー人材センターの事務所を解体して外に移すということについては賛成できませんので、そのことだけ、ここで再びしゃべらせていただきます。 458 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 459 ◯委員(上原しのぶ君) あと、概要の9ページです。  予算書にも出ていましたけれども、概要の9ページの防災会議及び国民保護協議会というのが出ているんですけれども、これは一体何をしているんですか。どんなことをしているのか教えていただけます。 460 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 461 ◯防災対策課長(細川隆庸君) 防災会議というのは地域防災計画に関することを協議してもらう会議でございます。それから、国民保護協議会と言いますのは、いわゆる国民の保護に関する措置についての事項を協議する会議というふうなことで位置付けられております。  ちなみに、防災会議は年1回開催させていただくようにしておりまして、国民保護協議会については、18年度に国民保護計画ができてからずっと開催されておりませんでしたけども、先般、2月に今年度は開催させていただいております。 462 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 463 ◯委員(上原しのぶ君) 私が問題だと思っているのは、防災会議ではなくて国民保護協議会の方が問題だというふうに考えているんです。それで、ちょっと質問するに当たりまして市のホームページから防災対策課の国民保護協議会についてちょっと出してみました。そしたら、そこには設置根拠法令等ということで、「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」第39条及び生駒市国民保護協議会条例というふうに設置の根拠が書かれていました。設置目的のところで、武力攻撃事態うんぬんとあって、最後のところに、国民の保護のための措置を的確かつ迅速に実施することを目的とするというふうに書いてあって、今の細川課長の言葉でも「国民を保護するため」というふうに、そういう言葉があったんですが、「国民を保護」という言葉は使われていますけれども、これは国立の、もう今はやめられた市長さんの言葉をお借りいたしますと、「保護ということじゃなくて、国民はいや応なしに財産権の侵害のみならず軍事協力に駆り出される。逆に市民の生命、財産を危険にさらす役割を地方自治体が果たすことになる」というふうに警鐘を鳴らしておられるんです。保護という言葉とは逆に、地方自治体というのは市民の生命と財産を守る役割を果たさなければならないんですが、この「国民保護法」というのは、逆に、市民の生命や財産を危険にさらす役割を果たすものであるということ。山下市長、これは生駒市が率先してつくった法律じゃなくて自公政権のときに国から押し付けられた法律ではありますけれども、これは決して市民の安全を守るためのものではなくて、むしろ戦時体制に国民を巻き込むようなそういうものであるということだけ、私の方から、共産党として言わせていただきます。  その次です。 464 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 465 ◯委員(上原しのぶ君) 予算書の42ページ、選挙管理委員会、そこに職員3名というふうに書かれています。選管が3階の総務課に移られてから今で2年目ですかね、なると思うんですけれども、私は、この人数は3名で大丈夫かなというふうな危ぐを感じています。と申しますのも、つい最近、市長選挙がありましたよね。市議補選もありました。そのときに、私も選挙管理委員会にお世話になりまして、大変きめ細かな親切な対応はしていただいたんですけれども、本当に目まぐるしく忙しく、寸暇を惜しんでぱたぱた、ぱたぱたと動いておられるんです。職員課にお聞きしたいんですが、選挙管理委員会の職員3名で人手は十分だというふうにお考えになっているかどうか、ちょっと所見をお聞かせください。 466 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 467 ◯職員課長(川口忠良君) 21年度、年度当初につきましては2名でございました。今年度の選挙では秋の総選挙から市長選挙、その間、いろいろな選管の業務もございまして、年度途中に1名増させていただき、3名体制です。ただ、3名ではございますけど、選挙管理委員の業務につきましては、課でございます総務課の職員につきましては並任辞令は出しておりますし、それと、選挙直前になりますと各部から1名、応援体制ということで並任辞令を出しておりまして、以前よりは少しは体制が整ったかなとは思っております。 468 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 469 ◯委員(上原しのぶ君) 私も昨年の予算書を見せていただいたら2名になっていて、今年は3名なんですね。ですけれども、実際の実務を考えたときに、例えば来年は一斉地方選挙で、一斉地方選挙の候補者というのはものすごく多いですよね。今回の市長選挙ででも私はお世話になりましたけれども、2人体制で対応していただくんですね。3人しかいなくて、2人体制で対応していただいて、次々と候補者が来たときに本当に目まぐるしく動かなくちゃならないということと、あと、選管の職務というのは非常に専門性が求められる内容で、開票作業とかそういう物理的なことであれば外からの援助は提供できるかもしれませんけれども、専門性が求められる分野では、やっぱり選管だけしかできない限定された職務になると思うんです。そういう点では、やはりもう少し人員が要るんじゃないかと思うんですが、そこでお聞きしたいんですけれども、時間外労働をどれぐらいしておられますか。 470 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 471 ◯職員課長(川口忠良君) 平成20年度でございますけど、たしか700時間強だったと把握しております。 472 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 473 ◯委員(上原しのぶ君) 今、川口課長が言っていただいたのは、多分、私も同じ資料を持っているんだと思うんですが、ここに20年度の実績は745時間というふうに書いてありますけれども、私はもうちょっと詳しい直近の状況を知りたいんですが、選管は直近のデータで月ごとの平均とかはつかんでおられませんか。もしつかんでおられたら教えてください。 474 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 475 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 今、川口課長が申しました、10月から1名で、今、3名体制で選管の事務を執行しておりますけども、10月以降の月平均なんですけども、100時間強でございます。 476 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 477 ◯委員(上原しのぶ君) 100時間強ということはかなりの時間外労働をしておられると思うんですが、ちょっと市長に撤回を求めたいと思うんですが、先ほど市長は国家公務員は終電が切れるぐらいまで、すごく夜中まで仕事をしておられると言いましたけれども、ということは、市長は職員に時間外労働を強制するかのような印象を受けたんですけれども、市長、そういうふうな認識を持っておられるんですか。 478 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 479 ◯市長(山下 真君) 強制をするとかそういうものではございませんが、業務には当然繁閑というのがございます。忙しいときもあればゆとりがあるときもございますので、忙しいときに残業しなきゃならないのは、それは仕事である以上しょうがないわけでございまして、全員が全員、定時に帰れるというような、そういった職場は日本全国探してもそうはないんじゃないでしょうか。 480 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 481 ◯委員(上原しのぶ君) 法定内労働時間というのは市長は十分知っておられると思うんですけれども、やはり職場では三六協定というのを結んで、一定、時間外労働を規制するようなそういう労働基準法もあるわけなんです。その中で、時間外労働というのを必ず絶対にしてはいけないというふうに私は申しませんけれども、やはり人間、生身の体で時間外労働、時間外労働で仕事に追われていったら、先ほどの議員の発言にもありましたけれども、やはりメンタル的な病気にもなってしまうという状況があるんです。  それで、市長にご所見をお伺いしたいんですが、市長はマニフェストで職員数800名以下、そして100名減という数値を出しておられるんですが、この根拠を教えてください。 482 ◯委員長(小笹浩樹君) 安田次長。 483 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 800名の根拠ですか。 484 ◯委員(上原しのぶ君) はい。 485 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 800名の根拠は、職員数と給与の行革の委員会の方が、まず、類似団体の非常に定員効率のいいトップ5団体の平均値を目指していこうという一つの目標を立てられました。それともう1つは、中期財政計画がございまして、中期財政計画の中の人件費に整合するように定員を合わせていこうという、この2つの側面から、類似団体の方で言いますと結論は92名の減になったんですけれども、中期財政計画の方から言いますと109名減しなければいけないと。こういう提言をいただいております。その中をとったと言ったらおかしいんですけれども、それで100名ということになったというふうに考えております。 486 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員。 487 ◯委員(上原しのぶ君) 市役所の仕事というのは、先ほど行政組織改正の中でも申し上げましたけれども、やはりマンパワーが不可欠なんです。良質で幅広い住民サービスを提供していくと。これがやっぱり行政の役割なんです。それで、どんどん、どんどん人を減らしていく。類似団体がどうとかこうとかじゃなくて、生駒市の人口構成の中で、やはり高齢者が多ければ高齢者に対応できるような構成、子どもが多ければ子ども・児童に対応できるような、そういう職員構成、こういう中身を見て対応していただかなければならないんです。  私は、先に枠を決めて、そして、それに向けてどんどん、どんどん職員を減らしていくということになったら、やはり職員の人も生身の体ですから肉体的にも病気になってしまうし、そういう意味では、かえって病気の人をつくったりしてしまったら、それこそ医療費の高騰につながるということですから、やはり適切なところに適切な人員配置をしていくべきだというふうに考えます。だから、類似団体がどうとかこうとかじゃなくて、生駒市の市民サービスをどのように考えていくのかということを基本にして職員の数を考えていただきたいんです。  私は、この800名、100名減というのは。 488 ◯委員長(小笹浩樹君) 上原委員に申し上げますが、今、この議案の審査をしていますので、議案のどこにかかっていることなのかということを的確に申されて質問してください。でないと理事者側も答弁に困ると思いますので。 489 ◯委員(上原しのぶ君) すみません。職員3名ということについて職員が少ないんじゃないかという点で、私はそういう視点に立って物を言っておりますので、市の方は職員3名では少なくないというご所見ですけれども、私は、やはり集中して業務がかさむようなところには適切な配置が必要だということ、このことを申し上げて終わります。 490 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。西口委員。 491 ◯委員(西口広信君) 3件ほどちょっとお聞きしたいんですけど、概要の8ページで、市民満足度調査というのはどういう内容でしょうか。 492 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 493 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 今、議会の方に基本構想の方を出させていただいておるんですけども、総合計画の第5次が策定されましたら、その後、その計画の中にはいろんな指標が入ってございまして、その指標を目指して計画を頑張っていくような形で今つくらせていただいています。その指標に満足度という指標がたくさんございまして、市民の満足度がどのぐらいになっているかということを、3,000名対象のアンケート調査を実施してそれを確認していきたいと、このように考えております。 494 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 495 ◯委員(西口広信君) 満足度の、全部やないけど大体、項目、内容の文句、どういう問いかけをしはるんでっか。「あんた、幸せですか、どうですか」と。(発言する者多し) 496 ◯委員長(小笹浩樹君) ご静粛に。吉岡課長。 497 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 19年の2月にもまちづくりに関するアンケート調査というのをやらせていただきまして、いろんな項目で、例えば生駒市に住みたい理由であるとか、どの項目については満足しているという形の調査でございます。 498 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 499 ◯委員(西口広信君) 大体それでいいです。  その次、9ページになりまんねんけど、平城遷都1300年で、国際音楽祭というのが出ていますな。これはどういう団体と言うんでっか、ちょっと教えてもらいたいんです。 500 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 501 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 今現在のところ考えておりますのは、十六夜コンサートから始まりまして、ハンカヤという生駒市在住のヨーロッパで活躍するピアニストの方がいらっしゃいますけども、その方を中心に6名の方をヨーロッパから呼びまして、何日間かやっていただくと。その上で、最後に日野皓正さんのコンサートを計画しております。 502 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 503 ◯委員(西口広信君) ちょっとその金額とか時期、分かれば教えてもらいたい。 504 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 505 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 今予定しておりますのは、10月30日に竹あかりの夕べの中で十六夜コンサートを実施したいと思っております。その後、10月31日、これが日曜日になりますけども、そこでプロの音楽家のコンサート、11月3日に市内の、例えば生駒中学校とかを一緒にしたジョイントコンサート、それから、ちょっと離れますけども、11月13日ごろに日野皓正さんのコンサートを計画しております。 506 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 507 ◯委員(西口広信君) 金額、費用をちょっと。どのくらい見積ってはるのかな。 508 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。
    509 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 竹あかりの夕べにつきましては100万円ぐらいでございます。あと、ハンカヤさんを中心にするコンサートにつきましては950万。ただし、このコンサートにつきましては県の補助金、それから入場料等をいただきますので、実質の持ち出しは300万ぐらいでございます。 510 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 511 ◯委員(西口広信君) 分かりました。  それと、最後にコミュニティバスの運行、市長さんの施政方針でも述べておられたんですけど、これは大体、候補地というのは出ているんでっか。どうですか。 512 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 513 ◯市長(山下 真君) 先般、一般質問でもお尋ねがございましたけれども、現在開催中の生駒市公共交通活性化協議会においてルート選定をしていただく予定でございます。 514 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。下村委員。 515 ◯委員(下村晴意君) 今のに関連しまして、概要の市民満足度調査の実施ということで、3,000名を対象に18歳以上の市民に無作為でということで、費用も900万かな、すごい予算を組んでいらっしゃるんですけれども、18歳以上の市民ですけれど、例えば男女別とか年齢別の人数、そういう分においては区別なしに、とにかく18歳以上の無作為ですか。 516 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 517 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 今現在のところはそういうふうに考えております。と申しますのは、19年の2月にそういう形でやらせていただいていますので、そこからの経過というのを見たいですので、その形でやらせていただきたいと考えております。 518 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 519 ◯委員(下村晴意君) 委託されるんでしょうけれども、やはりこの金額を出して本当に市民のニーズを把握するのであれば、19年度にそうしたからとおっしゃればそうなのかなと思うんですけれども、やはり男女別とか年齢別によってその方の市に対する意識も違いますから、ですので、本当に満足度調査をするのであればそこら辺の区別がないと、データとしては私はいかがなものかなとは思うんですけれども。 520 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 521 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 男女別とか年齢別、それから住居別につきましては、この中で分析の方はさせていただきます。 522 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 523 ◯委員(下村晴意君) だから、無作為でして、その中でということじゃないですか。それは後から付けるんですよね。そうじゃなくて、初めから男女別と年齢別でしておけば、ある程度の人数が平均になるということで、より一層ニーズが分かるのではないかなと思ったので質問させていただいたんです。 524 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 525 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 現在のところ、こちらではそういうふうに考えておるんですけども、アンケートの内容とかそういうやり方につきましては、総合計画の推進の市民委員会をつくるつもりでおりますので、そちらの方でまた諮らせていただきたいというふうに考えております。 526 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 527 ◯委員(下村晴意君) 分かりました。ここで3,000人対象ですけれども、アンケートの回収率50%ということなので、すべての方が回答してくださればいいんですけれども、その比率によってもこちらの判断というのがあると思うので、できるだけ多くしていただくようにお願いはしたいと思います。 528 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 529 ◯委員(下村晴意君) それと、平城遷都1300年記念ですけれども、6月に何か県の方のイベントで参加するというふうに言われたんですけれども、このイベントはどういうふうな参加の仕方をされるんですか。 530 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 531 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 平城宮跡の方で交流ステージというのがございまして、そこにはステージが1つとホールが1つございまして、そこで3日間、生駒市がそのホールを借りることができるようになっております。それにつきましては、商工会議所を中心といたしまして、生駒市も協力いたしまして何個かブースを出しまして、全国の方にそれを見ていただく形になります。それから、ステージにつきましては、土曜日1日だけなんでございますけども、そこで生駒山麓太鼓の演奏とか各小中学校のステージを考えております。 532 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 533 ◯委員(下村晴意君) ということは、この3日間をいただいて生駒市をアピールできるということだと思うんです。ここの実施計画の中には、たけまるくん、今度、何か着ぐるみを100万でと書いてあったんですけれども、市制30周年のときにできて、たまに見ますけれども余り見ない。せんとくんは、最初いろいろありましたけれども、今はかわいいといってすごい人気が出ていますし、そういう部分では、この1300年に乗っかって、例えば成人式でも、今度、春の交通安全とかがあるじゃないですか、ああいうところにもどんどん出して、キャラクターと言うか、そういう意味では生駒のアピールができると思いますので、そういう点でもしていただきたいなというふうに思います。 534 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡課長。 535 ◯企画政策課長(吉岡源裕君) 平城宮跡の分につきましては、せんとくんはまだちょっと分かりませんけども、たけまるくんには必ず出ていただきたいというふうに考えております。 536 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 537 ◯委員(下村晴意君) ですから、せんとくんは別として、たけまるくんも広めてもらいたいなと思って。  続いて。 538 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 539 ◯委員(下村晴意君) その下の防災対策のところで、各自治体で、今、自主防災ということで取り組んでいらっしゃると思うんですけれども、各自治体の中で積極的に自主防災を立ち上げたところというのはどのぐらいあるか分かりますでしょうか。 540 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 541 ◯防災対策課長(細川隆庸君) この3月、直近の状況ですけども、世帯数で言いますと71.6%の世帯が何らかの自主防災会に加入されておられるということでございます。 542 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 543 ◯委員(下村晴意君) 自治会で、どの自治会が自主防災として取組をされたのかという、世帯で言われても分からないんですけど。 544 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 545 ◯防災対策課長(細川隆庸君) 124自治会ございますけども、そのうちの73の自治会ということでございます。世帯数で申し上げましたのは、国とか県への報告が全世帯数のうちでどれだけというようなことで報告させてもらっておりますので、その関係でそういうふうに申し上げました。失礼しました。 546 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 547 ◯委員(下村晴意君) それで、各自治会の中で自主防災として本当に積極的に取り組まれて、例えばテントとかを作ってやっていらっしゃるところもあれば、きちっとしたいけれどもなかなか自治会の中でのまとまりがつかなくてできにくいというお話も聞くんですけれども、そういう自治会からの要請で、市として、お手伝いではありませんけれども、助言とか何かそういうことというのは今までされてきたことはありますか。 548 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 549 ◯防災対策課長(細川隆庸君) 自治会の方からご要望いただければ、夜間ですとか土日にかかわらず、私どもの職員なり、あるいは、訓練ということであれば消防さんとかのご協力をいただきながら出向かせていただいて、出前講座とかいうような形でお話もさせてもらっております。  結成はしたんだけれども、当初は活発だったんだけれども、だんだん冬眠と言うんですか、どうしてもそんな状況になっているというふうなことも聞きますので、そういうところへ活性化ということで、もう一度伺って活動していただくようなお話をさせていただくとか。あるいは、今、自治連合会の地区連合会というのが5つぐらい、東西南北と中地区ということであるんですが、そういう形でブロックごとに自主防災会の連合会というのをつくっていただいて、隣の地区ではこんなことをやっているということの情報交換ですとか、それから、一つの自主防災会では小ぢんまりしているから訓練というのもそこそこできない、それを、固まっていただいて大きいものができるやろうということでしていただくというような働きかけをすることによって活性化とか、それから、まだ未結成のところについて、ちょっと目覚めていただくとかいうふうなことを目指してやらせていただいているところでございます。 550 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 551 ◯委員(下村晴意君) 啓発も含めて、また努力をお願いしたいと思います。 552 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 553 ◯委員(下村晴意君) 国勢調査ですけれども、4年に一度ということで今年10月に実施されるんですけれど、調査員の方が配って、またとりに行く、そういう方法なんでしょうか。今年からは変わりましたでしょうか。 554 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 555 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 本来そういう形でもいいんですけども、今年から大幅に変わった点としまして、従来から調査員の方がお配りされた分なんですけども、郵送の返送でも構わないというように大きく変わったのがその1点でございます。 556 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 557 ◯委員(下村晴意君) 郵送というのは、用紙を持っていくのは調査員で、返信だけが郵送なのか、それとも両方。 558 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 559 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 世帯の方にお伺いするのは調査員の方が用紙を直接持っていって説明をされると。回収のときだけ郵送ということでございます。 560 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村委員。 561 ◯委員(下村晴意君) 生駒市として、100%というのは難しいと思うんですけど、前回は何%ぐらいきちっと返答があったんでしょうか。 562 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 563 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) ちょっと今、手持ちの資料はないんですけども。申し訳ないです。 564 ◯委員長(小笹浩樹君) 後で結構ですか。 565 ◯委員(下村晴意君) 後で結構です。 566 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。塩見委員。 567 ◯委員(塩見牧子君) 概要書の6ページをお願いいたします。  ラブリータウンいこまの制作なんですけれども、たけまるモニターの意見の中に、放映時間が変わったことでゴールデンタイム過ぎて見られなくなったという意見が多かったと思うんですけれども、この放映時間につきまして、もう一度見直すお考えがあるのかどうかお聞かせいただけますでしょうか。 568 ◯委員長(小笹浩樹君) 新谷課長。 569 ◯広報広聴課長(新谷 厚君) ラブリータウンなんですけれども、確かにこちらの方といたしましては、やっぱりゴールデンタイムに見ていただきたい、たくさん家族の方が集まっているときに見ていただきたいなと思ったんですけども、アンケートとかによりますと、やはり、今、委員さんがおっしゃっていただいたように、なかなかその時間帯は別のものを見てしまうということなので、来年度からなんですけれども、話をさせていただきまして、一応今の計画では5月から、また前回のように、ちょっと時間帯をずらした形で放映をしていきたいということで、お知らせについては、また広報等でお知らせさせていただこうと思っていますので、よろしくお願いします。 570 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 571 ◯委員(塩見牧子君) ゴールデンタイムのほかの番組に負けないぐらいの内容の濃いものを作っていただければと思います。  続きまして、同じたけモニについてなんですけれども、モニターも400人を超えたということなんですけれども、時々行っておられるアンケートのテーマなんですけれども、テーマはどのように選定しておられるのか。 572 ◯委員長(小笹浩樹君) 新谷課長。 573 ◯広報広聴課長(新谷 厚君) 基本的には、運用の方は私ども広報広聴課の方でさせていただくんですけども、アンケートの内容につきましては原課の方で、一度こういうものを市民の方に聞いてみたいと。今まででしたら、なかなかアンケートというのは郵送とか分析にかなりの時間がかかるということがありましたんですけれども、携帯電話ですとかパソコンですとか、メール機能を使うことによりまして集計なんかもかなり迅速に、また簡便にできるようになっておりますので、それを利用してやってみたいなということで、結構こういう調査をしたいというような要望が原課の方から上がってきております。以上です。 574 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 575 ◯委員(塩見牧子君) なかなか若い方が市政に関心を持たない中で、このたけモニに関しては比較的若い方も参加しておられるようなので、これからもモニターの人数が増えるようにご努力いただきたいと思います。  続きまして。 576 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 577 ◯委員(塩見牧子君) 同じ6ページの行政出前講座なんですけれども、これも従来から各課では行っていたものを、今年度から市一体で行うために予算化したということでよろしいんでしょうか。 578 ◯委員長(小笹浩樹君) 新谷課長。 579 ◯広報広聴課長(新谷 厚君) 従来は、先ほど細川課長の方から出前講座のような形でやっているというお話があったんですけれども、そういう組織的に何か決まった形でやっていることはありませんでした。実際、教育委員会の方で学校を対象にしていろんなメニューが幾つかあるんですけれども、そういう形で実施しているものはあったんですけれども、市全体、市民の方を対象にしたというのは今回が初めてになります。 580 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 581 ◯委員(塩見牧子君) 以前、一般質問でもお願いしていたんですけれども、やはり経験豊かな再任用職員をこういう場で是非ご活用いただければと思います。 582 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 583 ◯委員(塩見牧子君) 概要の7ページの自治会集会所整備補助についてなんですけれども、これ、金額を見ますと前年度に比べて7倍強増えているんですけれども、この理由をお教えいただけますでしょうか。 584 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 585 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 自治会の集会所につきましては、本年度につきましては9,000万ほどの予算を要求させていただいております。ここにつきましては、本年度、22年度は西白庭台1丁目の自治会さんと3丁目の自治会さんが昨年に発足されました。その中で、以前、平成14年当時に、ここは南北田原の土地区画整理組合というところで事業をされています。自治会が発足した段階で、集会所の用地とともに集会所の新築費用、1自治会当たり4,000万円というのを市の公共施設整備寄附金の方で受けておりました。昨年、2自治会が設立されましたので、その費用分という格好で、2自治会分でございますので8,000万円の分を計上させていただいています。ほかについては、各自治会さんの集会所の改修等でございますので、それについてはほぼ前年と同額という格好になっております。 586 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 587 ◯委員(塩見牧子君) あと1点、予算書の34ページですけれども、市民活動費の節13の委託料のところなんですけれども、市民参画協働推進事業、これについてご説明いただけますでしょうか。 588 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 589 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) ここにつきましては、本年4月から自治基本条例が施行されます。それに伴いまして、条例の54条に、その推進を図るための委員会をつくるというのがありますけれども、それを前倒しさせていただきまして、今現在、推進会議の方をつくらせていただいています。その推進会議に伴うテープ等の起こし代というような格好の委託料を組んでおります。 590 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 591 ◯委員(塩見牧子君) 同じ中の市民公益活動施設管理等、これはららポートのことでしょうか。 592 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 593 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) そのとおりでございます。 594 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見委員。 595 ◯委員(塩見牧子君) ららポート、今、施設の利用が平日の9時から5時までということなんですけれども、やはり夜も使えないかという声が強うございまして、このららポート、登録団体が協働なり自分たちで自主的にここの施設を管理運営していくというようなことは可能なんでしょうか。 596 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 597 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) それについても、今現在、登録団体の方で懇話会というのをつくっていただいています。それが、昨年でしたら57団体の方々が登録団体で、その中で、9時から5時というものについて、今現在、月曜日から土曜日でございますので、それについても開館を日曜日に広げてほしい、若しくは夜間の利用もという格好でお話がございました。懇話会の中でいろいろお話は聞かせていただいていたんですけれども、そのときに、一つの団体さん、若しくは数名の団体さんが使いたいというので開けるんじゃなくて、あくまでも公の施設でございますので、すべての団体さんが使えるようにしようと思ったときに、そういう仕組みというのをつくらなあかんと。そのときに、やっぱり仕組みをつくった段階では、ほかの方々も使えるようにというところになってきたときに、その懇話会の中でもいろいろ意見が出ましたけれども、ある程度の永続性がなかったらできませんので、今の段階ではもう一回検討しましょうかという格好になっていますけれども、今後において、そういうふうな、ある程度の仕組みができるのであれば、そういうことも可能かとは考えております。 598 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 599 ◯副委員長(中浦新悟君) ちょっと確認だけなんですけども、概要の7ページの市民税1%支援制度、これ、先ほど委員さんからの質問にもあって答弁があったんですけども、申請の仕方、手続きうんぬん、又は、NPOにしてもボランティアだって枠が広いですよね、何をしているからボランティアで、どういったものが団体でという、その線引きなのか、ルールづくりなのかというものは何らか決まっているものというのはありますか。 600 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 601 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) この制度につきましては、先ほどちょっと言いましたように、今現在、全国の市町村、1,700ほどあるんですけれども、一番最初が17年当時に千葉県の市川市、その後数件があって、22年度から奈良市があって、全国で7団体が、今現在、1%支援については施行されている、施行しようというところでございます。その中で、いろんな他市の先進地の事例を見ましたら、交付の資格団体というところがいろいろ決まっています。その段階ではボランティアや非営利活動を行う団体で、福祉・環境・文化・スポーツ等々いろいろな分野で活動されている団体ということですごく広くとっております。その中で、具体的な団体の資格という格好では、市内に事務所を置いていて市内で活動しているとか、1年以上継続して事業をされているとかいうところがあるんですけれども、当然、宗教的な活動とか政治的な活動でされているものは除くということがありますけれども、先進地の事例を見たらそういう格好になっておりますけれども、生駒市の場合、今後、制度の設計をしていく中でそういう他市の事例等も十分かんがみながら検討していきたいなというところで、今の段階では、こうこう、こういうものというのはまだ具体的には決まっておりません。 602 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。
    603 ◯副委員長(中浦新悟君) そこをしっかりと検討していっていただきたいなというふうには思うんですけども、どれくらいをめどにと言ったら変ですけども、いつ申請スタートと言うんですか、いつごろからはそういう、まずは団体を集めないと駄目でしょうから、集めると言うか、名前を挙げてもらう予定で今考えていらっしゃるんですか。 604 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 605 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 一応、市長のマニフェストについては22年度中という格好で書かれております。それですので、担当の方とするならば、一応12月ぐらいまでには制度の設計をさせていただいて処理はさせていただきたいなと思っております。団体の募集については、早くいけば22年の年度末ぐらいにはできますやろうし、ひょっとしたらその制度的なものが、実際には団体さんの方にはこういうものをするというのをかなりPRしないとやっぱり参加してもらえないというところもございますので、ひょっとしたら23年度の初頭になるかも分かりませんけれども、一応22年度の下から23年度にかけてと思っております。 606 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 607 ◯副委員長(中浦新悟君) 何で聞いたかというと、PRなんです。どういうふうに市民の方に知っていただくか。この制度だけじゃなくて、団体の方々も知ってもらわんとあかんという、二重とは言えないんですけども、2つのことが必要だと思うので。その上で今回いろいろ調査研究をしていかれるということなんですけど、ということは、来年度にこの制度が動いているということはなさそうというふうに考えてよろしいんですかね、来年度と言うとなんですけども。 608 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 609 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 先ほどもちょっと申しましたように、まだ予算的なものについては、当然、制度を動かしたとしても、やっぱり実際に支援するというのは23年度からになります。ですから、個人の方が支援するというのは23年度になります。その準備段階という格好で、先ほど中浦委員さんもおっしゃるみたいに、先に団体というのを募集して周知しなければならないというところが出てきますので、その事業については、早く進めば23年の1月、2月ごろにはできる可能性もあります。 610 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 611 ◯副委員長(中浦新悟君) 例えば市民さんがどこどこのNPOさんに、寄附という言葉はおかしいですね、支援してくださいというふうに申し込んで、そのお金が実際にNPOさんの手元に来るときというのは23年度では苦しいですよねという質問だったんですけど。 612 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 613 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) そういう行為については23年度からさせていただこうとは考えております。 614 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 615 ◯副委員長(中浦新悟君) じゃ、ちょっと別で、これ、6ページ、民間企業派遣研修というのが、毎年度、進められているじゃないですか。具体的に、もし言えるならばどういった業種、どういった企業に派遣されているのか、それが何名なのか教えていただけないでしょうか。 616 ◯委員長(小笹浩樹君) 安田次長。 617 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 平成20年度から始めまして、平成20年度は、たしかジャスコに2名、それから近鉄の生駒駅に1名、合計3名、それから、平成21年度、今年度でございますが、日航奈良ホテルに2名のような実績がございます。 618 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 619 ◯副委員長(中浦新悟君) 例えばジャスコ、駅、ほんで、日航へ行っておられる方はもう帰って来られる、帰って来られたのかな、出向というわけじゃないですけど。ジャスコ、駅又は日航、ジャンルはいろいろ違うと思うんですけども、例えばジャスコへ行って、駅へ行って帰ってこられた職員さんから市施策又は市の市民サービスに向けてどういった成果が生まれましたでしょうか。 620 ◯委員長(小笹浩樹君) 安田次長。 621 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 業種が違うんですけれども、一応、接遇、接客の業務を中心とした、そういう企業さんにお世話になったわけですけれども、特に、帰ってきまして報告は聞いております。平成20年度につきましては報告会を開きましたし、また、今年度の奈良の日航ホテルにつきましては、この間、詳細な報告書をもらっております。その中で、市に対する提案というよりも、自分自身が今まで意識していた部分でかなりいろんな刺激を受けたというような内容の報告がございました。刺激を受けたその内容を少し言いますと、ジャスコにしろ、ホテルにしろ、相手のお客様を大変大切にすると。接遇に大変気を使っておると。それから、職場でのチームワークは大変いいと。自分たちがこの仕事をしているんだという職業意識と言いますか、プロ意識がかなり徹底していると。コスト意識もあると。そういった面でいろいろと刺激を受けてきたようですので、市に対する具体的な提案というのはないんですが、意識改革を一歩進めるという面では少しは役に立っているのかなというふうに考えております。 622 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 623 ◯副委員長(中浦新悟君) 少しはじゃなくて、できるだけ多く役に立ててほしいんですけども、計3名、本年度も入れたら5名行かれて、そこから、その5名の方だけの自己満足と言ったら変ですけども、意識改革だけで終わってしまったんだったら、今、900人近くいる職員さん、みんな回していかんと駄目ですよね。やっぱりそこから施策に広げていったり、窓口であったり市民との接遇に対してどういうふうにしていった方がいい、コストに対してどういうふうに考えていったらいいという、やっぱり何らかの、答えと言ったら変ですけども、システムですかね、何らかを考えていってほしいなというふうには思います。  22年度はどこに行かれるんですか。 624 ◯委員長(小笹浩樹君) 安田次長。 625 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) これとはまだ決まっておりませんけども、先方の了解をまだ得ておりませんのでちょっと言いにくいんですけども、また同じ日航ホテルさんにお世話になろうかなとは考えております。まだこれはちょっと検討中です。 626 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦副委員長。 627 ◯副委員長(中浦新悟君) 僕自身が元々ホテル関係に勤めたこともあって、ホテルって本当にシステマチックに物事が動いてくるんですよね。フロント業務からお部屋のお掃除まで、すべてがシステムでマニュアルがきちっとそろっていますので、そこをやっぱり行政にきちっと。(発言する者あり) 628 ◯委員長(小笹浩樹君) 静粛に願います。 629 ◯副委員長(中浦新悟君) 反映できるように、何らか上げていただけるように、次に行かれる方、また、今回帰って来られた方に、反映していただけるよう伝えてください。(発言する者あり) 630 ◯委員長(小笹浩樹君) 静粛に願います。委員外議員の方に申し上げますが、何度も言わさんといてください。静粛にしてください。委員会審査中ですから、私が聞こえなくなりますので。  続けて質問してください。 631 ◯副委員長(中浦新悟君) それとともに、行って帰ってこられた方の配置、接遇に関して行かれたのであったのならば接遇に関してかかわれるようなところに職員配置をするとか、そういったことは行われているんでしょうか。 632 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 633 ◯職員課長(川口忠良君) 幸い、去年、今年度と研修に行っていただいた職員につきましてはそういう業務が中心のところへ行っていただいておりますので、研修の成果を生かせるところへは配属したいとは考えております。 634 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。西口委員。 635 ◯委員(西口広信君) ちょっと参考に聞きたいんですけど、防犯灯の電気料金ですけど、本市は全体で何個ぐらいでしょうか。これ、三千八百何ぼと出ていますけど、全個数、電灯の数でんな。 636 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 637 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 今、自治会の方で維持管理していただいている防犯灯が約1万灯です。それについて、自治会の方で維持管理はしていただいているんですけれども、電気代については全額市の方で補助金を出させていただいています。 638 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口委員。 639 ◯委員(西口広信君) ということは、私、ちょっと何ですけど、1灯につき300円やったら300円掛ける1万と、こういう計算ではあきませんのか。 640 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 641 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 電気代については定額の1灯何ぼもありますし、従量電灯という格好で、電源を引きまして、それを何灯かざっと点けている分もありますので、単純には分けることはできませんけども。 642 ◯委員(西口広信君) そうですか。 643 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中谷議長。 644 ◯議長(中谷尚敬君) 1件だけ、予算に関する説明書の34ページ、目9、友好都市交流事業費の中でと言うのか、友好都市の宿泊補助金25万が付いていますね。これは何人分かな。1人2,000円やったかな。 645 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 646 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 1人2,500円です。 647 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷議長。 648 ◯議長(中谷尚敬君) 100人ということですね。 649 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) はい。 650 ◯議長(中谷尚敬君) そしたら、19年度、20年度、21年度の実績は分かりますか。 651 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 652 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 19年度につきましては、そのときはまだ竹野もございましたので、竹野が1件と上北山村が16件、合計17件。宿泊人数が61名で15万2,500円でした。20年度につきましては、竹野が無くなりまして、上北山村だけで4件、宿泊人数が46名で補助額が11万5,000円。21年度でございますけども、2月末現在で14件、宿泊人数が63名で15万7,500円でございます。 653 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷議長。 654 ◯議長(中谷尚敬君) 今、課長の方から話があって、竹野、私も子どもが小さかったこともあって海水浴とか、冬はカニを食べに行ったり、大変重宝させてもろうてんけど、合併で豊岡市になって、それは豊岡市と友好都市をするのは難しいと思います。上北も決して悪いことはないし、私も年に1回、2回行っていますけれど、何ぼトンネルができたと言うても大分遠いところもあるし、見るところはあるねんけども夏だけで冬はあれやから、これから先、市長、どこかと、やっぱり海のあるところと友好都市を結ぶような考えはないのかあるのか、ちょっと聞きたいなと思って。 655 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 656 ◯市長(山下 真君) 今まで余り考えたことはなかったんですが、せっかくのご提案ですので、そういういいご縁談があれば、また考えさせていただきます。 657 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷議長。 658 ◯議長(中谷尚敬君) 私らもあちこちに会議等でいろんな自治体に行くんですけど、やはり友好都市を結んでいるところがかなりたくさんあるし、余り遠いところやなしに手近で、要するに、私が今考えているのは海があるということはすばらしいことやから、今、あやめ池も無くなり、ドリームランドも無くなり、子どもが泳ぐところも、プールはあったとしても、そういう環境が少なくなっているので、そういう縁があったら、私らもどこかでそういう縁ができたらまた議会としてもご紹介させていただきますので、是非また考えていただきたいと思います。以上でございます。 659 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 660 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。井上議員。 661 ◯委員外議員(井上充生君) 委員外議員ですから1点だけ。  説明書の34ページ、集会所の補助金関係なんですけれども、今、市の公民館等でも耐震をやったり、あるいは耐震の補強、公共施設をやっているんですけども、自治会当たりの自治会館とか集会所、これらが耐震の調査をしたりとか、あるいは耐震の補強をしたりとか、そういったときには補助というのはどういうふうになるんでしょう。 662 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 663 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 今現在は耐震化に向けたので特段で言うのではございません。しかしながら、耐震化に向けて改修等、補強等をされる場合については工事費の10分の4というような格好の補助の対象になっております。  それと、万が一災害に遭われて、それを改修するときについては10分の5というような格好の補助率になっております。 664 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上議員。 665 ◯委員外議員(井上充生君) 耐震の工事をするということになれば、改修も含めての今までのそういうのがあると思うんですけど、診断の場合はいかがですか。 666 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 667 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 今現在、診断に際するものについては補助の対象外になっております。 668 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上議員。 669 ◯委員外議員(井上充生君) 今でこそ公民館法から外れるような集会所とか自治会館になっていますけども、以前は生駒市の公民館の分館扱いになっていたと思うんです。そのときだったら、もし耐震の診断をしていれば、これ、市から例えば全額出るものじゃないんですか。 670 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 671 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 多分その場合でしたら、市の持ち物ですので市が全額、耐震の診断もし、処理はしていると思います。 672 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上議員。 673 ◯委員外議員(井上充生君) あのときの、たしか市の方の言い分によって、例えば各自治会館あるいは集会所に移行するときに、今までと条件は変わらないという説明を多分していたと思うんです。最近になって災害に関心が向き始めたと。地域によってはかなり古い集会所建物もあると。やっぱりそういう中で耐震に向けて考えるのであれば、調査においても何らかの補助というのは必要でないかと思うんですけど、その点についていかがですか。 674 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 675 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 今現在そういうところは要綱の中でもございません。しかしながら、公共施設についても、当然、耐震化というのもしておりますので、一回ちょっと検討させていただきたいと思います。  それとともに、先ほどちょっと私、間違いました。天災等の災害による場合の新築とか増築の場合は10分の6というものを市の方の補助金、残り10分の4については地元という格好になっておりますので、訂正させていただきます。 676 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上議員。 677 ◯委員外議員(井上充生君) 元々の質問の趣旨が、壊れたときじゃなくて、今の意識調査をすれば、やっぱり地域の住民が一番集まるところって集会所、自治会館になりますから、そういった意味で、調査に向けても補助が出る方向で、ちょっと早急に考えていただきたいと思っております。 678 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 679 ◯委員外議員(山田正弘君) 29ページ、区分13、顧問弁護士の委託料。金額と委託先と、人数は1人やと思うんですけど、人数と、分かったら教えていただきたいと思います。 680 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 681 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 顧問弁護士なんですけども、2つの事務所と契約しております。1つの事務所につきましては年間105万円、2つの事務所で年間210万円の契約を予定しております。以上です。 682 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 683 ◯委員外議員(山田正弘君) 2カ所の弁護士事務所さんと契約されているわけですか。分かりました。  続きまして、28に戻っていただきたいんですけど、賃金4,530万3,000円というのはどういう内容の金額ですか。 684 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 685 ◯職員課長(川口忠良君) この賃金につきましては25名分の臨時職員さんを見させていただきまして、この内容につきましては、職員の産休、育休、それから欠員補助等に補てんする臨時職員を計上しております。 686 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 687 ◯委員外議員(山田正弘君) 分かりました。ありがとうございます。  そして、次は30ページの職員研修費です。区分13、416万5,000円の委託先と研修の内容をちょっと教えていただきたいんですけど。 688 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。 689 ◯職員課長(川口忠良君) この研修につきましては、いろいろ研修がございます。一般の研修、職員、それから専門研修とか人権等ございまして、そういう講師先の会社に委託させていただきまして、講師派遣の委託料が大部分でございます。 690 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 691 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、その委託先は研修内容によって違うわけですか。 692 ◯委員長(小笹浩樹君) 川口課長。
    693 ◯職員課長(川口忠良君) はい、個々に違います。 694 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 695 ◯委員外議員(山田正弘君) 分かりました。  最後なんですけど、ページ37の防災費、この中で防災訓練会場設営委託料というのが予算化されていますけど、今年は防災訓練をされるんですか。今まで私の何では市長さんが当選されてから、図上訓練はされていますけど、大々的な防災訓練は1回しかされていないと思うんですけど、今年はされるんですか。 696 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 697 ◯防災対策課長(細川隆庸君) 22年度につきましては、従前のような全市を挙げてとかいうふうな大規模なものはちょっとできないんですけども、先ほど委員さんのご質問でお答えした地区ごとの自主防災会の連合会、このようなところと協働で、小規模ではありますけども、いわゆる防災に関するいろんな技術、こういうものを高めるというようなことを目的にいたしまして企画させていただいているところでございまして、まだ詳細なところは決定しておりませんけども、小規模なものでありますけども屋外でやりますので、そのために会場設営というようなことも必要であればということで計上させていただいているところでございます。 698 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 699 ◯委員外議員(山田正弘君) 各市とか各県とかではそういう防災訓練、大々的なやつをあちこちでやっていますけど、生駒市の場合はたしか1回されたきり、いつどこでどういうのがされているのか、私らも勉強不足か分かりませんけど、全然分からんわけなんですけど、私の思うには、年に1回ですから、やっぱり大々的にされて市民の方に防災意識の高揚というのをされた方がいいと思うので、是非とも今年やっていただけたらいいと思うんですけど、それについてお願いします。 700 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 701 ◯企画財政部長(中田好昭君) ただ今も課長から説明があったんですが、従前は、おっしゃるように消防団とかいろいろな団体のご協力のもとに大々的にさせていただいていたんですが、どうしても市民が参加じゃなくて見学という視点で見ておられたと。今、行政が進めていますのは、自助・共助という形で、やはり協働という部分が主眼になってくるということで、来年度につきましては市民主体の、従来の防災訓練を若干縮小した形で取り組んでいきたいと。新たな試みなんですが、県等がやっておられるのは従前のやり方なんですが、生駒市はそういうことで取り組んでいきたいと思っていますので、またその節はご協力のほど、よろしくお願いいたします。以上です。 702 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 703 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、来年度は縮小するけどということで予定されていますね。 704 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 705 ◯企画財政部長(中田好昭君) 今申しましたように、一応22年度はそういう試みでやっていくということで、その実績を踏まえまして次の23年、24年については考えていきたいと思っています。よろしくお願いします。 706 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 707 ◯委員外議員(山田正弘君) 予算上の問題もあるし、それはよう分かるんですけど、市民に、そういう大々的な見学的なものでもいいから、やっぱりそれを見るのと見ないのでは全然意識も違うし感覚も違うから、何も大々的にばっとするということは、それにも疑問と言うんですか、それは多少ある人もおるし、ない人もおりますので、市民にそういう防災意識を植え付けるために私はされた方がいいんじゃないかと思いますので、それは無駄なこともあるかもしれんけど、そういうようなことでやってもらえたらなと。  それと、今やられている訓練は我々の耳にも全然聞こえてきませんし、そういうことで、どこでどういうことがありますということで広報で知らせて市民の人に関心を持ってもらうという方法もありますので、そういう市民に対しての意識を高めていただけるように広報とかいろんなのを通じてやっていただけたら有り難いと思っております。以上です。 708 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。井上清議員。 709 ◯委員外議員(井上 清君) 概要の7ページ、自治基本条例の施行なんですけども、条例をつくっても、それで市民参画、協働が進むものではないと考えますが、もっと実践的に市民に呼びかけて、市民が真に生駒を自分のまち、そんなまちにするため、例えば寿大学の卒業生や新たな市民団体、NPOの設立に向けて情報発信をすべきだと考えるんですけども、どうでしょうか。 710 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 711 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 昨年6月に議決いただきまして自治基本条例ができました。その後の取組といたしましても、参画、協働のシンポジウムを始めましたり、全戸の方に自治基本条例の概要版というのも配布させていただきました。その中で、先ほどちょっと言いましたように、自治基本条例の54条の中には委員会を設けることができるというものも前倒しをさせていただきまして、学識経験者等に入っていただきまして一応検討を加えていただきまして、市民の目線で見守るという格好の活動もしております。本年4月から、また自治基本条例が施行されますけれども、その推進委員会の中でもいろんなご意見をいただきながら進行管理というのもさせていただきたいと思っております。 712 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上清議員。 713 ◯委員外議員(井上 清君) 次に、いこまどんどこまつりなんですけれども、ふれあいまつりから二十数年になると思うんですけども、内容やプログラムに新たなものが少ないように思うんです。祭りをまちづくりにどう生かしていくのか、お聞かせください。 714 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥畑課長。 715 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) ふるさとふれあいまつりにつきましては、今年度で24回目になると思います。それで、毎年、多数の市民の方、こちらのプレスですけれども、毎年でしたら3万5,000人、昨年はちょっと雨が降りまして若干減っていましたけれども、それだけの多数の方が参加していただいています。  マンネリ化とおっしゃいますけれども、それだけの数が集まられて、毎年見ていただきまして、あの場所には入り切れないぐらいのたくさんの方が入っておられます。それとともに、花火につきましても、その場所ではちょっと上げにくいというところがございまして、今、総合公園の方でも上げさせていただいて、かなり市民の方々については定着もしていますし、喜んでいただいていると思います。それの実際の運営につきましても、祭りにつきましては実行委員会という格好で、市民の方々のいろんな意見を合わせながら活動しておりますので、それは既に定着もしていますし、より良いものになっているとは思います。 716 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。宮内議員。 717 ◯委員外議員(宮内正厳君) 32ページの一番上段なんですけども、委託料の中の公用車両管理業務委託料についてなんですけども、ちょっとこれ、内容を教えていただけますか。 718 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 719 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 公用車というのは、従来、集中管理方式で、車両職員3名ですべての車の貸出し関係と車検、12カ月点検等の各修理屋さんの方に依頼の業務をやっております。年度末をもちまして職員さん3名中2名の方が退職されます。限られた職員の中で、アウトソーシングと言うんですか、その中で職員さんに対する安定配車をする、それと、安全と言いますか、整備の行き届いた車を配車するという目的で、今回、ほかの業者の方に委託するという方式を採っております。今回も103台なんですけども、いろんな共用車、それから専用車があります。それを一気に今回は集中で委託という方式で考えております。以上です。 720 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 721 ◯委員外議員(宮内正厳君) 3名中2名が退職されると。1名残られているということなんですけども、聞くところによると、たしか労働組合の委員長さんではなかったでしょうか。 722 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 723 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) そのとおりです。 724 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 725 ◯委員外議員(宮内正厳君) その辺、一般の職員の方もそうなんだけども、立場もあろうかと私は考えておるんですけども、その辺はやっぱり労組の委員長だということで言えば、あと、どのような対応をされるのかということも、組合にとっても極めて関心の高いことだろうというふうに私は思っておるんですけど。  そこで、本人さんと同時に組合との協議と言うんですか、その辺は進めておられますの。 726 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井公室長。 727 ◯市長公室長(安井幹雄君) 公用車の管理を委託するというふうな話で、今3名の方がおられますけれども、それを全面委託の方に持っていくということで協議の方は進めさせていただいていました。 728 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 729 ◯委員外議員(宮内正厳君) 組合と本人さんとでは協議を進めたと。協議の中身はどういうふうになっています。 730 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井公室長。 731 ◯市長公室長(安井幹雄君) 私どもの方は、車両のその3名のうち2名が退職されて1名の方になられますので、車両の管理については民間委託と言いますか、そちらの方にさせていただきたいと。残りの1名の方がおられますけれども、ほかに技能職と言いますか、そういうふうな職場があるわけでございますので、そちらの方で対応をさせていただきたいというふうにこちらの方は言っております。 732 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 733 ◯委員外議員(宮内正厳君) 言っているのは分かりますやん。だから、協議されてどういう話合いになっていますかということです。 734 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井公室長。 735 ◯市長公室長(安井幹雄君) うちの方はそういうふうな話で、そちらの方の組合あるいは執行委員長ともそういう形で話をさせていただきまして、最終的にそれが了解なのかどうかというところまでは確認はとれていないですけれども、ただ、そういうふうなことに関しましては、民間委託というふうな形で経費の削減ということもありますし、その方の職場が無くなるわけでもないし、その辺の話をさせていただきまして、私どもとしては一応了解はしていただいたというふうに理解をしております。 736 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 737 ◯委員外議員(宮内正厳君) 最初の答弁と若干違うんじゃないですか。最初は了解はまだだということで言われて、しかし、最後には了解はしたんだと。どっちなんですか。 738 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井公室長。 739 ◯市長公室長(安井幹雄君) 最近の話でございますけれども、何とかそういうふうな職場を残してほしいという向こうからの意向もございましたけれども、そういうふうな民間委託の方向も、うちの方もその趣旨も伝えまして、そういう形にさせてほしいということで一応ご本人さんも了承をしていただいているというふうに認識しております。 740 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 741 ◯委員外議員(宮内正厳君) 本人さんは了承したということでよろしいですね。  それで、先ほど言ったように、その方は、多分偶然だとは思うんですね、そこのポジションの人が組合の委員長で1人しか残らなかったと。それは偶然の事象だと私も理解するんだけども、それは十分話し合って、組合の了解もとっていただくということをやるのが丁寧な対応だと私は思っていますが、その辺はよろしいですね。 742 ◯委員長(小笹浩樹君) 安井公室長。 743 ◯市長公室長(安井幹雄君) 確かにうちの方と組合と、職場環境の変化と言いますか、そういうものについては事前にそういう協議をするというふうな形で取り交わしをさせていただいております。今年度もちょうど実施計画の提出の時期ぐらいから組合にそういうふうな話をさせていただきまして協議を重ねてきたところでございまして、最終的には、ご本人さんはそれで仕方がないであろうというふうにご了解をいただいたというふうに認識をしております。 744 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 745 ◯委員外議員(宮内正厳君) 組合とも丁寧に話し合っていただくということですね。  それで、民間に委託されるということなんですけども、これ、たしか前回の委員会で、車両係の事務所ですか、そこをシルバーセンターの事務所に使用したいというふうな話があったと思うんですが、それはそういう方向で進んでいるんでしょうか。 746 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 747 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) そのとおりなんですけども、今回、車両の管理事務所、3階の方に引き揚げまして、今回、この予算が通りましたらそちらの方で外部の方に来ていただいて事務所を設けると。その空きスペースなんですけども、シルバー人材センターの事務所で有効活用を図っていきたいと考えております。 748 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 749 ◯委員外議員(宮内正厳君) つまり、外堀、内堀が埋められて、そこへシルバーセンターの事務所を置くということで本人さんにとってもやむなしという形で、言葉としては、追い込まれたというのは正確かどうか分からないけども、私はそういう側面もあるのではないかなと思っておるんです。  それで、これ、民間委託する場合、管理会社の事務所はどこに置かれるんですか。 750 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 751 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 今のところ、先ほど申し上げました3階の総務課内で配置しようと考えております。3階の総務課の中でレイアウトを考えまして、そちらの方で今のところは考えております。 752 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 753 ◯委員外議員(宮内正厳君) 管理会社を3階の、これからスペースについては考えたいということ。要するに、民間の会社が市役所の中に入るというふうに理解していいんですね。 754 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 755 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) 現在も清掃関係とか電話交換手関係さん、設備関係さんも市役所内でそういう、事務所ではないんですけども、いろんな形の職務に備えての控室的なものを今現在設けております。それと同様という形で3階の事務所で、3人さんを予定しているんですけども、場所を設けたいと、今のところはそういう形で考えております。 756 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 757 ◯委員外議員(宮内正厳君) その管理会社は何名ぐらいでこの市役所の中に事務所を置こうとしている、そういう段取りまで大体絵は描けておるんですか。それとも、これから先だという話なんでしょうか。 758 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷課長。 759 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中谷充隆君) これからまだ先なんですけども、取りあえず今、車両の事務員さんが3名在駐しておられたので、その3名さんの代わりに外部からの方を3名さんという形で今のところ考えているということでございます。 760 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 761 ◯委員外議員(宮内正厳君) 先ほど、今現在の車両係、3名おられて2名が退職だという話をされましたですね。1名残ったと。その方はどこかのポジションに移ってもらうと、たまさか組合の委員長だったということだったらしいんですけども。そこで、例えば退職者の再任用であるとか、市長も40名以上でしたか、余りの人が今回退職されると。来年以降は、先ほど大体平均したら25名と言われたのかな、再任用の場所も確保せんといかんということで考えた場合だったら、お2人の方が再任用の希望を出されているのかどうか私は知りませんけども、適材適所と言うのか、そういうポストにも充てられるというのは考えなかったんですか。 762 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 763 ◯企画財政部長(中田好昭君) 確かにおっしゃる部分については検討した経緯がございます。ただ、再任用の場合、週3日ということで、1名、正職を確保しようと思ったら2名の再任用が必要となります。今、2名退職されますので、人数的に1名確保ということで後2名が不足します。あと、民間委託した場合の費用対効果もありまして、結果的に考えますと全部委託が効果があるということでございます。併せて、今退職される2名の方については、ほかに再任用先もあるということで聞いております。という状況です。以上です。 764 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 765 ◯委員外議員(宮内正厳君) 一応、再任用を希望された方はポストはあると。だから、今言われた、2人が辞められたかて、2日に1回だから1名分しか確保できない。それだったら2名足らないから、後1名はどうするのかということを考えたら、今言われたように民間でやった方がコスト的には下がるだろうと、そういう判断でいいですね。 766 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 767 ◯企画財政部長(中田好昭君) さようでございます。 768 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 769 ◯委員外議員(宮内正厳君) それで、再任用の確保、先ほど言われたように今年度はいけるという話だったんですけど、来年以降も相当数がこれからも退職を含めてされるということですから、やっぱり人を生かしていく、その能力を生かしていくと言うんですか、マンパワーですね、これがやっぱり、今後の生駒市だけではないと思うんですけども、課題になってくると思うんです。市長の出身地である山梨県の武田信玄なんかは「人は城、人は石垣」と言っているんですよね。やっぱりそういう位置付けでマンパワーを見ていただきたいということで、よろしくお願いします。以上です。 770 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 771 ◯委員長(小笹浩樹君) 堀本補佐。 772 ◯総務課課長補佐(堀本愼一君) この場を借りまして、遅くなりまして申し訳ございません。先ほど下村委員さんの方からご質問のございました国勢調査で郵送の。  前回の場合は、郵送は任意で特に決まっていなかったんですけども、何回訪ねても帰ってこないとか、どうしても会えない場合には郵送をお願いするということで、うちの方から返信用の部分を入れさせていただいたものが1,090件ございまして、そのうち郵送で返送がございましたものが約200件ございましたので、その割合になってございます。  今回につきましては、先ほど課長が申しましたように、すべて封入して、あと、世帯によっては郵送を希望される場合は郵送でというふうに変わりますので、ご了解いただきたいと思います。以上です。 773 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、ほかに質疑等ないようでございますので、委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第2号の当委員会関係分は、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 774 ◯委員長(小笹浩樹君) ただ今、ご異議がございますので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  議案第2号の当委員会関係分は、原案のとおり可決いたすことに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 775 ◯委員長(小笹浩樹君) 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第2号の当委員会関係分は原案のとおり可決いたすことに決しました。
     以上で本会議から付託された案件の審査はすべて終了いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 776 ◯委員長(小笹浩樹君) 2調査事項、(1)生駒市自治基本条例の進行管理についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件につきましては、お手元に配布いたしております資料を議長に提出し、当委員会の調査結果報告といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 777 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては議長に対し提出いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 778 ◯委員長(小笹浩樹君) 続きまして、3その他でございますが、本件については当委員会の所管事項について委員の発言を受けます。  発言はございませんか。              (「なし」との声あり) 779 ◯委員長(小笹浩樹君) ないようでございますので、これにて企画総務委員会を終了いたします。              午後2時52分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               企画総務委員会委員長   小  笹  浩  樹 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....