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平成21年度決算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日:2010年10月18日
平成21年度決算審査特別委員会(第1日目) 名簿 開催日:2010年10月18日

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  1. 生駒市議会 2009-10-18
    平成21年度決算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日:2010年10月18日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯委員長(矢奥憲一君) おはようございます。それでは、ただ今から決算審査特別委員会を開会いたします。  本日の会議につきましては、お手元に配布しております次第に基づき、順次、審査を行いますので、ご了承願います。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可することに異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 2 ◯委員長(矢奥憲一君) ご異議なしと認め、そのように決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時1分 開議 3 ◯委員長(矢奥憲一君) それでは、ただ今より当委員会に審査の付託を受けました平成21年度の各会計決算認定議案等12件について、本日から3日間の日程で審査いたします。  審査に先立ちしまして、これより審査の進め方についてお諮りいたします。  まず、審査方法については、より円滑な委員会運営を図るため、お手元に配布しております次第書の各議案等を一括議題に供した上で、委員会条例の常任委員会順に所管の議案等に対する質疑等を行い、質疑等の終結後、採決を行わず、次の常任委員会の所管に係る関係職員の入替えのため、委員会を一時休憩いたします。  なお、質疑等については、委員による質疑の終結後、委員外議員の質疑等を許可します。  次に、採決については、各常任委員会の所管に係る全ての議案等に対する質疑等の終結後、理事者以下、全部局長出席のもと、議案ごとに分割して行います。  次に、各決算議案の説明については、各款又は項単位を原則に、新規施策や大きな施策の成果等について説明を受けるとともに、不用額についても、当初計画どおり執行できなかった主要な事業や施策あるいは工事請負費、公有財産購入費、扶助費並びに補償補てん及び賠償金等の各節において1,000万円以上の不用額がある場合や、目で50%以上の不用額が生じている場合について説明を受けます。  最後に、質疑、答弁におかれましては、簡潔かつ明快にされますようお願いいたします。  以上、ただ今申し上げました審査方法により委員会を進めることでよろしいでしょうか。              (「異議なし」との声あり) 4 ◯委員長(矢奥憲一君) ご異議なしと認め、ただ今申し上げました審査方法により審査を行います。  なお、既に各会派で周知願っておりますが、決算審査特別委員会の委員は各会派から選出されていますことから、質疑等に当たっては会派内で意見交換し、委員外議員の質疑等は、極力、当委員会の委員に発言していただくため、意見集約されますよう再度お願いいたします。  それでは、ただ今から審査いたします。
     審査事項、(1)報告第6号、平成21年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告についてから(12)議案第68号、平成21年度生駒市水道事業会計決算の認定についてまでの以上12件を一括議題といたします。  それでは、お手元に配布しております平成21年度決算審査に係る各常任委員会所管議案等一覧表に基づき、まず、報告第6号、平成21年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について及び企画総務委員会の所管に係る議案第59号、平成21年度生駒市一般会計決算の認定についてを一括して関係部長から順次説明を受けます。  山本議会事務局長。 5 ◯議会事務局長(山本 昇君) おはようございます。  それでは、初めに、議会に係ります決算内容をご説明申し上げます。  決算書の68ページをお願いいたします。  68ページから69ページにかけましては議会費でございますが、この費目につきましては、議員の皆様の報酬等を始め、事務局職員の人件費、議事録作成、議会報の発行、議会ホームページや会議録検索システムの管理など、議会運営に係ります事務諸経費等が主なものでございます。  平成21年度の取組といたしましては、市の財政状況を勘案し、政務調査費におきましては、1人当たり月5万円から3万円に減額していただくとともに、共済会の補助につきましては、健康検査費の一部補助を市補助対象から除外していただきました。また、開かれた議会を目指し、傍聴者負担を軽減するため、傍聴規則を改正し、手続きを簡素化いたしました。さらに、21年度は奈良県市議会議長会の会長市として会の適正な運営に当たりました。その他、議会改革に向けた取組といたしまして、前年度に引き続き、議会改革検討会、各部会を開催いたしております。  なお、節9、旅費の約450万円の不用額につきましては、特別委員会の視察が実施されなかったこと、百条委員会での参考人招致が予定より少なかったことが主なものでございます。  次に、節13、委託料の約1,500万円の不用額につきましては、会議録の入札方法の変更に伴う減と百条委員会の開催が予定より少なかったため、速記や会議録作成業務の費用に残が生じたものが主なものでございます。  最後に、節19、負担金補助及び交付金の約1,200万円の不用額につきましては、共済会の補助金の戻入と、政務調査費を5万円から3万円に減額したこと、及びその執行残が主なものでございます。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 6 ◯委員長(矢奥憲一君) 中田市長公室長。 7 ◯市長公室長(中田好昭君) それでは、続きまして、市長公室に係ります決算内容につきましてご説明申し上げます。  まず、決算書の69ページからお願いいたします。  69ページの下の欄でございますが、72ページにかけましての款2、総務費、項1、総務管理費、目1の一般管理費でございます。  この費目につきましては、市長を始め市長公室と企画財政部の職員の人件費や、これに伴います事務的な経費が主なものでございます。  69ページから70ページにかけての施策の成果欄に掲げておりますように、平成22年2月から勤務情報システムを更新して、新たな法改正への迅速な対応と的確なシステムの管理、運用に努めております。また、平成21年4月から管理職を対象に導入いたしました人事管理制度や、従来の行政目的達成制度等により職員の職務意欲の向上と、公正で透明な人事管理に努めております。  また、弁護士4名、大学教授1名の計5名でございますが、生駒市総合スポーツ公園用地購入問題等調査委員会を引き続き開催し、総合スポーツ公園用地購入事件と足湯建設事件について、昨年11月19日に調査報告書の提出を受けたものでございます。  また、71ページの成果欄の職員採用経費では、職員の欠員補充、業務増に対応するため、事務職、建築職、保育士、幼稚園教諭、保健師、消防職の採用試験を実施し、合計19名の採用試験を行いました。また、職員厚生経費につきましては、職員の健康管理のため、定期健康診断や業務別健康診断等を行い、職員の健康保持に努めたものでございます。  続きまして、72ページから73ページにかけての目2、職員研修費でございます。  この費目につきましては、新規採用から退職までの職員の在職期間を通じまして公務資質の向上を図るため、計画的、長期的に職務や階層に合わせた研修を実施するための経費でございます。今般、職員の一層の能力開発あるいは能力発揮が求められている中、一般研修におきましては、組織活性化のためのマネジメントをテーマといたしました研修を実施した他、昨年4月に策定いたしました「生駒市人材育成基本方針」の内容を共有するため、全職員を対象とした研修を実施いたしました。また、政策形成能力の養成を目的に、政策形成課題研修を引き続き実施するとともに、一層の市民サービスの向上に向けまして、接遇研修や民間企業への派遣研修を引き続き実施いたしました。さらに、専門知識の習得や幅広い視野の形成を目的に、積極的に外部研修機関へ職員の派遣を行うなど、地方分権の進展に的確に対応できる職員の育成に努めました。  続きまして、74ページ、目4の広報広聴費でございます。  この費目につきましては、月2回製作の広報いこまの発行を始め、ケーブルテレビでの毎月2回制作の広報番組ラブリータウンいこまの放映、また、奈良テレビ放送での県下各市提供番組いきいきタウンの放映を行いました。また、パソコンや携帯電話の電子メールを活用した事前登録制のアンケートシステム、生駒市たけまるモニターを導入いたしました。  続きまして、77ページから79ページにかけまして、目8の市民活動費でございます。  この費目につきましては、市民と行政との参加、協働によるまちづくりを推進するとともに、自治会を中心とした地域活動の振興を図るための経費でございます。  主なものといたしましては、自治振興施策として、自治会活動に対する補助を始め、自治会が管理する防犯灯に対する電気料金の全額補助、集会所の改修、備品購入などに対する補助や、市民交流事業の推進といたしまして、いこまどんどこまつりの開催のため、当該実行委員会に補助するなど、市民間の交流に努めたものでございます。  また、市民参加をより一層推進するため、市民参加推進事業といたしまして、引き続き、生駒市市民自治検討委員会で自治基本条例案の策定作業を進め、昨年4月に条例案の提言を行い、その後、6月定例会に議決をいただき、本年4月1日に施行いたしましたところでございます。さらに、自治基本条例の周知や条例を推進していく上で必要な施策を検討する組織といたしまして、生駒市市民自治推進会議を設置するとともに、条例啓発用のリーフレットの全戸配布やシンポジウムの開催などを行いました。また、市政に対する意見、提案を市長が直接市民の皆さんからお伺いするタウンミーティングを開催いたしました。また、本市の市民公益活動の推進を図り、市民と行政が互いに協働して魅力ある本市のまちづくりを推進するため、市民公益活動団体が提案し実施する経費に対しまして補助を行うまちづくり活動支援事業や、町内での市民公益活動を支援、促進、啓発するための施設、生駒市市民活動推進センターららポートにおいて、各種講座の開催や情報提供、登録団体等の共同事業ららまつりを開催するなど、各事業を実施いたしました。  続きまして、79ページから80ページにかけましての、目9の友好都市交流事業費でございます。  この費目につきましては、友好都市交流のため、交流事業を実施した市民に対する宿泊補助でございます。  続きまして、少し飛びまして83ページから84ページにかけまして、目14の諸費でございます。  この費目では、市民生活経費といたしまして、市民憲章精神の高揚に努め、市民生活の向上のために必要な各種実践活動を推進する市民憲章実践推進協議会に対しまして補助を行ったものでございます。  以上が市長公室に係るものでございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 8 ◯委員長(矢奥憲一君) 今井企画財政部長。 9 ◯企画財政部長(今井正徳君) それでは、引き続きまして、企画財政部が所管しております決算につきまして、報告第6号、平成21年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告についてと併せてご説明申し上げます。  まず初めに、報告第6号についてでございますが、恐れ入りますが、議案書の1ページをお願いいたします。  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定によりまして、地方公共団体の財政状況を見る指標として、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標を算定いたしましたところ、平成20年度決算から引き続き、実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率につきましてはいずれもマイナスとなり、各比率はない「―」ということになっております。また、実質公債費比率につきましては5%で、早期健全化基準は括弧内の25%以上でございますので、健全な数値となってございます。  なお、議案書の2ページから3ページにかけましては、この健全化判断比率について生駒市監査委員から審査意見の提出を受けておりますので、併せてご報告させていただきます。  以上が報告第6号に係ります説明とさせていただきます。  続きまして、決算についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、決算書の69ページをお願いいたします。  69ページから72ページにかけての款2、総務費、項1、総務管理費、目1、一般管理費でございますが、この費目の企画財政部が所管しております主なものといたしましては、まず、電算管理費でございまして、住民記録システムの機器更新等、次期システムへの移行に向けて導入作業を実施するとともに、住民情報系など各種電算処理システムや情報ネットワークの運用管理、パソコン等の情報機器の充実に要した経費でございます。また、契約検査事務費は電子入札などの運用に要した経費で、入札の透明性などの確保と事務の効率化に努めました。また、顧問弁護士経費は法律相談等に要した経費でございまして、政治倫理審査会経費は、生駒市政治倫理条例に基づき、資産等報告書の審査を行った経費でございます。また、法令遵守推進事業費は法令遵守委員会の運営と法令遵守に関する啓発に要した経費でございます。  続きまして、73ページから74ページの上段にかけましての目3、文書費につきましては、文書管理に要する経費、法制執務に関する経費、情報公開と個人情報保護制度の運用に関する経費でございまして、情報公開制度による行政文書の開示請求が99件、個人情報保護制度による自己情報の開示請求が6件ございまして、両制度とも適正な運用に努めたところでございます。また、行政文書の不開示決定などに対する不服申立てに係る諮問に応じるため、情報公開及び個人情報保護審査会を開催いたしました。  次に、74ページ下段から76ページにかけましての目5、財産管理費につきましては、庁舎管理、公用車や市有財産の管理に要した経費でございまして、日常の管理業務に加え、公有財産管理台帳のシステム化を行うとともに、一部、空調機器の改修を行いました。また、将来の財政運営健全化のため、各基金に積立てを行ったものでございます。  続きまして、76ページから77ページにかけましての目6、企画費につきましては、行政改革推進委員会の各部会も含め、30回を開催し、平成22年度から開始する行政改革大綱後期アクションプランの策定などを行いました。また、第5次総合計画の策定のため、総合計画審議会を運営し、平成22年3月に議会のご議決をいただき、本計画を策定いたしました。さらに、行政改革推進委員会利用財産活用検討部会からの提言に沿って、売却すべきと判断された土地について入札を実施し、売却を行いました。  なお、第5次総合計画の策定が平成22年3月になったことから、総合計画書冊子作成業務が年度内に執行できなかったこと、臨機に対応すべき調査などの執行がなかったことによりまして、1,500万円の不用額となってございます。  次に、77ページ中段の目7、公平委員会費につきましては、公平委員に対する報酬など公平委員会の運営に要した経費で、予定どおりの執行となってございます。  少し飛びまして、81ページから82ページをお願いいたします。  目11、交通対策費でございます。この費目の企画財政部に係るものといたしましては、コミュニティバスの運行でございまして、公共交通空白地域の解消や高齢者の外出機会の増加を図りました。また、公共交通の再生、活性化のため、地域公共交通活性化協議会を設置いたしました。  82ページの目12、地域情報化推進事業費でございますが、奈良県電子自治体推進協議会の共同運営システムを利用し、各種申請届出や講座の申込み、施設予約がインターネットで行える電子申請のサービスを実施いたしました。  次に、82ページから83ページの目13、防災費でございますが、この費目は、災害に強いまちづくりのため、防災対策の充実、強化に要した経費でございます。前年度に引き続き実施いたしました図上訓練、市民対象のDIGにつきましては、今回は3日間、6回開催し、前年と合わせて市内全体の自治会、自主防災会の参加を一通り終えたところでございます。さらに、昼間の紫外線を備蓄し夜間に発光する材料を使用した指定避難所看板の設置、市民、職員を対象とした防災講習会の開催、災害時用の備蓄物資の充実などに努めております。  次に、84ページの項1、徴税費、目1、税務総務費でございますが、この費目の企画財政部に係りますものといたしましては、固定資産評価審査委員会運営費でございまして、固定資産評価審査委員会の開催などに要した経費でございます。  次に、少し飛びまして、88ページ中段の項4、選挙費をお願いいたします。  まず、88ページから89ページにかけての目1、選挙管理委員会費につきましては、委員の報酬と事務局職員の人件費、選挙の啓蒙、啓発に要したもの、また、本年5月に施行いたしました日本国憲法の改正手続に関する法律、いわゆる国民投票法の運用のための投票システムの導入に要した費用が主な経費でございます。  次の目2、総選挙・国民審査費につきましては、衆議院総選挙と最高裁判所裁判官の国民審査の執行に要した経費で、主なものは、投票所、開票所など選挙執行に係る事務的な経費でございます。  次に、目3、市長選挙費につきましては、任期満了による市長選挙の執行に要した経費で、主なものは、選挙公営に関する経費、投票所、開票所など選挙執行に係る事務的な経費でございます。  次の目4、直接請求事務費につきましては、年度途中で発生した議員解職の直接請求の事務処理に要した経費で、本費目につきましては、目2の総選挙・国民審査費からの流用によりまして執行したものでございます。主なものは、署名の審査に係る時間外勤務手当、解職投票のための投票用紙等の印刷などに係る経費でございます。なお、この直接請求につきましては、議員辞職のため、投票は行われませんでした。  次に、目5、市議会議員選挙費につきましては、辞職により欠員が生じました市議会議員の補欠選挙を市長選挙と同時に執行いたしました経費で、本費目につきましては、予備費と目3の市長選挙費からの流用によりまして執行したもので、選挙公営に係る経費、投票事務、開票事務など選挙執行に係る事務的経費でございます。  不用額につきましては、選挙公営費が当初の見込みより少なかったことや、市長選挙と同時に執行することで投開票事務職員の効率的運用により時間外勤務手当を少なく抑えられたことなどによるものでございます。  次に、93ページ中段から94ページにかけましての項5、統計調査費でございますが、目1、統計総務費は、統計資料の作成など統計調査事務全般の管理に要した経費でございまして、目2、統計調査費は、平成22年実施の国勢調査の準備行為となる調査員の担当区域の設定、全国消費実態調査、農林業センサスなどの実施に要した経費でございます。  続きまして、94ページから95ページにかけましての項6、監査委員費につきましては、監査委員の報酬、事務局職員の人件費、例月出納検査、定期監査、決算審査等の監査事務執行に要した経費でございます。  続きまして、大きく飛んでいただきまして、185ページをお願いいたします。  185ページから186ページにかけての款10、公債費でございます。この費目は、市債の元金及び利子の償還に要した経費でございます。  最後に、同じページの款11、予備費でございますが、この予備費につきましては、年度途中の予見し難い歳出不足を補うため、使途を特定しないで予算に計上しておく費目でございまして、賦課徴税費及び市議会議員選挙費、合わせて2,921万1,000円を充当いたしました。  以上でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 10 ◯委員長(矢奥憲一君) 秋吉消防長。 11 ◯消防長(秋吉基秀君) 続きまして、消防費についてご説明いたします。  決算書の150ページをお願いします。  150ページ中段から152ページにかけましての目1の常備消防費についてでありますが、この目は、消防職員の人件費、研修費、庁舎及び車両の維持管理、消防全般の運営に要した経費であります。  初めに、救急業務における救命の向上を図る取組といたしまして、救急救命士1名を養成いたしました。なお、救急救命士の処置範囲の拡大に伴い、追加講習などを受講したことにより、新たに3名の救急救命士が薬剤投与、1名が気管挿管の救命処置が可能となっております。この他、救急救命士の再教育病院実習や救急隊員の知識、技能を高めるための二次救命処置研修や病院前外傷救命処置などの研修を受講しております。また、実際に行った救命処置について医師による研修を受ける事後検証会、症例・事例検討会へも参加するなどし、救急救命士の技術向上に努めました。その他、市民を対象にAEDの取扱いを含む応急手当講習会を積極的に実施しております。  火災予防の面では、街頭活動などを積極的に実施し、住宅用火災警報器の設置促進を図っております。また、市内各事業所への立入検査や訓練指導、一般家庭、一人暮らしの高齢者宅に防火訪問を実施し、防火・防災意識の啓発に努めております。  次に、地震等の大規模災害発生時における広域応援体制の充実、強化を図るため、近畿府県合同防災訓練、奈良県防災総合訓練及び北和都市連合消防防災訓練などに参加して、技術力、関係機関との連携体制の対応力の強化を図っております。  また、平成21年度は新規職員3名を採用して消防力の充実、強化に努めております。  次に、防火団体育成の関係では、各種防火協力団体の育成、指導に努めるとともに、活動していただいております自主防災会に対し訓練指導を実施しております。  次に、152ページ下段から153ページまでの目2、非常備消防費について説明いたします。  この目は、消防団の運営に要した経費が主なものでございます。  消防団は、地域に密着した防災機関として火災出動や各種訓練はもちろんのこと、現場保存、歳末警備、行方不明者捜索と、多岐にわたって出動していただいております。平成21年度は、幸いにして大きな災害出動はありませんでしたが、有事に備えて関係機関との合同訓練などに積極的に出動しております。また、団員の資質と技術の向上を図るため、消防礼式訓練を実施するとともに、奈良県消防学校における団員教育を受講し、育成、強化に努めたところであります。  次に、火災予防啓発活動におきましては、火災予防広報活動や一人暮らしの高齢者家庭防火訪問などに取り組みました。なお、女性消防団は、この他、幼稚園児を対象として、避難訓練などの機会を捉えまして、人形劇による火災予防の出前授業を実施しております。  次に、154ページの上段から中段までの目3、消防施設費について説明いたします。  この目は、消防車両の機械力、消火栓や貯水槽などの消防水利、消防施設などの整備に要した経費が主なものであります。主な施策といたしましては、エンジン性能が低下した水槽付き消防ポンプ車、高規格救急車を更新するとともに救助用備品の整備を行いました。また、消防救急デジタル無線への移行に向けた無線設備の伝搬調査を実施しております。その他、耐震性貯水槽の新設、消火栓の修理などを行い、消防水利の充実を図っております。  以上が消防本部所管に係ります主な施策の成果でございます。よろしくご審査の方、お願いします。 12 ◯委員長(矢奥憲一君) 説明は終わりました。  2案件について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山田副委員長。 13 ◯副委員長(山田正弘君) 70ページの顧問弁護士経費のことでちょっとお聞きしたいんですけど、成果欄には顧問弁護士の費用379万2,500円となっていますけど、備考欄を見ますと、委託料で299万2,500円ということになっていますけど、この差額、80万円あるんですけど、これ、内容はどういうことですか。 14 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村総務課長。 15 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) この80万につきましては、72ページの22、補償補てん及び賠償金の方で、生活保護の不正受給者に対するものでございまして、債権仮差押えの担保分として80万をこちらの方で支出いたしております。 16 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 17 ◯副委員長(山田正弘君) それから、71ページの勤務情報システム委託料ということで2,165万1,000円の予算を組んでやられているんですけど、平成20年度は275万1,000円なんですけど、この増額の理由をちょっと教えていただけますか。 18 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷職員課長。 19 ◯職員課長(中谷充隆君) 本年の2月なんですけども、システムの更新を行いました。プロポーザルで更新しまして、その分がその費用でございます。以上です。 20 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 21 ◯副委員長(山田正弘君) そしたら、システムを更新したための費用ということで。 22 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 23 ◯職員課長(中谷充隆君) はい、そうです。 24 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 25 ◯副委員長(山田正弘君) 次、その上の人事給与システムということ、これも20年度は98万、ところが、21年度は331万ということなんですけど、これもちょっと増えた理由を教えていただけますか。 26 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 27 ◯職員課長(中谷充隆君) 人事院勧告とかその辺のプログラムの改修の費用でございます。 28 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 29 ◯副委員長(山田正弘君) 続きまして、75ページの13の委託料、公有財産管理システムの委託料ということなんですけど、20年度は0なんですけど、これはどんなシステムですか。
    30 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 31 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) これまで公有財産の管理につきましては台帳ベースで管理いたしておったわけなんですけど、必要なときに、その度に総務課の方へ台帳を見に来なければならないというような現状でございました。ところが、そのシステムを入れることによりまして、財産名称あるいは地番あるいは地図のいずれからでも、直接、台帳にある情報にたどり着けるというような形で、財産情報の共有化が図れ、迅速化が図れるという形でシステムを入れ替えさせていただきました。 32 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 33 ◯副委員長(山田正弘君) 次は90ページの国政選挙の費用なんですけど、選挙ポスターの掲示場の設置ということで362万2,500円支払っておられますね。それから、市長選挙が346万5,000円。そして、市議会の補欠選挙が、これは0ということで結構です。これは、金額がちょっと違うんですけど、どういうようなあれで、ポスターを貼る場所は一緒やと思うんですけど。 34 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 35 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) 衆議院議員選挙あるいは市長選挙等につきましては、ポスターの掲示板の数が一定決まっておりましたんですけど、市議会議員選挙等につきましては、当初、立候補届出のときに予定していた方々より多く見込まれましたので、掲示板を増やしたという形で金額が異なっております。 36 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 37 ◯副委員長(山田正弘君) 71ページ、法令遵守業務委託料3万2,420円って、これはどこへ委託されて、内容はどんな内容でされているんですか。 38 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂野局長。 39 ◯監査委員事務局長(坂野 博君) この法令遵守業務委託料につきましては、管理職研修の1回分の委託料ということでございます。 40 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 41 ◯副委員長(山田正弘君) 71ページの備品購入費の情報機器1,200万ということなんですけど、これはどういう機械。 42 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本情報政策課長。 43 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 業務系のパソコンの更新で93台のパソコンを購入させていただいた費用が約1,200万かかっております。 44 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 45 ◯副委員長(山田正弘君) それから、文書費ということで、73ページの需用費の消耗品費で698万、これはどういうものを購入されたんですか。 46 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 47 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) 浄書用の経費で、コピー代とか、あるいは用紙代です。 48 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。塩見委員。 49 ◯委員(塩見牧子君) 経常収支比率について。  平成21年度、わずかながら経常収支比率も改善の傾向にあるんですけれども、また、県の平均の96.5%よりも低い数値になっていました。とはいえ、奈良県自体の経常収支比率というのが、3年連続、全国ワースト1に入っているということなので、たとえそれよりも低い数値にあるからといって楽観視できない数値だとは思うんですけれども、特に平成21年度は、普通地方交付税ですとか臨時財政対策債が増加して歳入が増えたから何とかこの数値を保てたと。昨今、この経済情勢から見て、なかなか歳入というものが当てにできないわけなんですけれども、そうなると、歳出を減らしていくということしか改善の方法はないというふうに思われるんですけれども、まだ、これ、減らしていく余地はどこかにおありなのか。あるとすればどういった性質別の区分に値するのか、その辺、お考えをお聞かせいただけますか。 50 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西財政課長。 51 ◯財政課長(大西清隆君) まだ減らせる余地があるかと言われれば、なかなか難しいんですけども、経常費については、平成21年度予算では5%削ってほしい、22年度予算では4%削ってほしいということで、来年23年度予算では2%は各部局に削ってほしいというお願いはしておりますが、なかなか、言われているのは、乾いたぞうきんをこれ以上絞るのかというようなことを言われておりますので、非常に難しい課題かと考えております。  それで、今、国の方が22年度予算、先日の9月補正で地方交付税とか地方臨時財政対策債とか、その辺を大きく増やしていただいたので、経常収支比率自体は改善はしますが、そういう依存財源に頼っての改善ということになってしまうと思います。 52 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 53 ◯委員(塩見牧子君) 気になるのが、経常収支の比率のうちの人件費に占める割合なんですけれども、県の平均は29.1%と出ていたんですけれども、生駒市はそれに対して人件費だけで35.3%なんです。ラスパイレス指数も、県内でも全国的に見てもやはり上位にありますし、国の方では、その対策として1号抑制、管理職層の抑制、それから、55歳昇給抑制といった抑制措置がなされていて、地方公共団体においても同じような抑制措置を要請されていたんですけれども、その3つのうち生駒市は55歳の昇給抑制しかやっていないんですよね。これは県の資料なんですけれども、県内で1号抑制をしなかったのは39の市町村中の9市1町だけだったと。管理職層の抑制をしなかったのは3市6町だけだったんですけれども、どのような判断が働いてのこの結果になったのか、教えていただけますか。 54 ◯委員長(矢奥憲一君) 安田次長。 55 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 今、大西課長の方から、乾いたぞうきん、これ以上削れないということがございましたけれども、人件費で何とかもう少し効率化を図っていきたいなというふうには思っております。  今の、確かに1号抑制はやっていないんですけれども、この春から、昇給の抑制ではなくて給与のカットということで、ラスパイレスに合わせられるように調整しております。  それと、人件費は、ご存じのように個々の給与を減らすか、若しくは全体の定員を減らすか、あるいはその両方をやるかということでございますので、今のところ、市長のマニフェストにもございましたように、平成26年4月で800名を目指しております。現在、平成22年4月1日で875名ですので、何とか少数精鋭ということで人件費の効率化というものを図っていきたいと思っております。 56 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 57 ◯委員(塩見牧子君) それから、いわゆるわたりと言われるもの、これもまだ生駒市は残されていると思うんですけれども、係長級が5級まで昇給できる団体というのは生駒市を含めて県内の5市1村だと。わたりに関しては、全国的にもやはり住民の批判が大きくて、やめている団体が多いにもかかわらず、なぜ生駒市はこれをまだ続けているんでしょうか。 58 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 59 ◯市長(山下 真君) 私が人事当局から聞いている話では、国が言うところのわたりというのは違法だけども、今、生駒市のような地方公共団体がやっているわたりは必ずしも違法ではないということで、今回、4月から管理職2%カット、それから、非管理職1%カットといったことで、ラスパイレス指数を、以前は100を超えていたわけでございますが、100を切るためにそういった、これまでにはない管理職や非管理職の職員の給与カット、それから理事者の給与カット、そうしたことに踏み込んでおりますので、その辺は組合交渉との結果、ここを切る代わりにこっちは残すといったようなやり取りがあったわけでございます。先ほど言いました1号昇給抑制も、それを温存する代わりに管理職と一般職の給与カットを行ったということで、組合交渉の結果、そういう結果になったと、こういうことでございます。 60 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 61 ◯委員(塩見牧子君) さらに、初任給の水準なんですけれども、これも国家公務員の初任給よりも大卒で4号高いんですけれども、これは、例えば地域の民間初任給水準が高くて優秀な人材を確保することが難しいと、そういう合理的な場合に認められているということになっているかと思うんですけれども、生駒市の場合はどのような合理的な理由でこのようになっているのか、ご説明いただけますか。 62 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 63 ◯市長(山下 真君) それも組合交渉の中で決まった話ですけれども、新規職員の初任給というのは、財源で言うとそれほど大したことはございません、ちょっと初任給を高くするのに必要なお金というのは、それこそ1人について1万円もないはずですので。その支出の少なさと、やはり優秀な人材を獲得するという観点から、その点については、要は国や県に行くような職員であっても地方公共団体、市町村を志望したいというような方に是非来ていただきたい、そういう思いで、そこのところは組合交渉の結果、残しておるところでございます。 64 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 65 ◯委員(塩見牧子君) いたずらに忙しい部署とそうでない部署と、よく吟味することなく、ただ数だけを減らすということであれば、業務に偏りも生じて職員の労働の強化につながってしまうんですけれども、その一方で、やはりこういった給与の支出については、市民に対して合理的な説明ができるような支出の在り方を求めたいと思います。 66 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 67 ◯委員(塩見牧子君) それから、扶助費についてなんですけれども、扶助費というのも高齢化に伴って年々増加してきていると思います。例えば生活保護費なんかを1つ取り上げてみても、毎年、1億円規模で増加しているんですけれども、毎年12月末あるいは1月の初めの広報いこまで前年度決算の報告が上がっているかと思うんですけれども、例えば平成20年度決算の報告なんかは、国保会計が厳しい財政運営状況にあるというようなことを特集を組んで重点的にお知らせしていたんですけれども、あれは非常に分かっていただきやすい広報であったのではないかなというふうに評価しているんですけれども、その他のこういった義務的経費、扶助費が本当にどんどん膨らみ続けているんだということを、広報いこまを見ておりますと、単年度についての扶助費はこれだけというような円グラフなんかは載っているんですけれども、やっぱり膨らみ続けているんだというような、何年か、棒グラフとか折れ線グラフで示したような、そういったものも併せて掲載して市民のご理解をいただくことが大事ではないかと思うんですけれども、これについてどのようなお考えをお持ちでしょうか、広報の在り方についてなんですけれども。 68 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 69 ◯財政課長(大西清隆君) 広報については、ご指摘の点はあるかと思いますけども、歳入歳出決算に係る主要な施策の成果を説明する書類、これを全部ホームページでは掲載しておりまして、そこの例えば44ページで、扶助費については、棒グラフでどれだけ増えていってるかというようなことは示させていただいております。 70 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 71 ◯委員(塩見牧子君) なかなかホームページというのはご高齢の方などは見る機会が少ないということで、一番市民が見るものと言えば、やはり広報紙だと思うんです。例えば施設の使用料の有料化などに伴ってかなり不満の声を聞くんですけれども、そういったことの説明にもなると思いますので、是非、たくさんの方がご覧になる広報でそういった情報をお伝えしていっていただきたいと思います。 72 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 73 ◯委員(塩見牧子君) それから、決算書の92ページですが、直接請求事務執行経費なんですけれども、ここで解職請求の請求代表者の人数とか署名数とかを全く問題にするつもりはないんですけれども、この数値を施策の成果として挙げるのはちょっとおかしいんじゃないかと。この数値というのは市民が上げた成果であって、市側が書くのであれば、議員の解職請求に伴って、例えば3,000人なら3,000人の受任者、4万4,000人の署名をされた方なら、その署名をした人と選挙人名簿との照合に何人の職員を導入して427万うんぬんを使ったと、そういうふうに書くべきじゃないかと思うんですけれども、こういう成果の書き方というのは何かまずいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 74 ◯委員長(矢奥憲一君) 石畑局長補佐。 75 ◯選挙管理委員会事務局局長補佐(石畑欽一君) 施策の成果ということで、意図としては、今、委員さんがおっしゃっていただいたような意図を持って、これだけの処理をさせていただいたということで報告をさせていただいたということでございます。 76 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 77 ◯委員(塩見牧子君) 具体的にどういう業務を行ったのかということがこの書き方だけではちょっと分かりづらいので、今後、工夫を重ねていただきたいと思います。  それから、71ページをお願いします。  71ページの節13、委託料の中の電算機器保守等委託料というのがあるんですけれども、市のホームページの保守業務に係る費用はここに計上されているということでいいんですか。 78 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 79 ◯情報政策課長(堀本愼一君) ホームページの管理運営につきましてはこの費目の中に含めさせていただいております。 80 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 81 ◯委員(塩見牧子君) このうちの額はどのぐらいになるんでしょうか、ホームページ管理は。 82 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 83 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 112万4,550円の支出となっております。 84 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 85 ◯委員(塩見牧子君) これは、契約はどこと結んでいるんですか。 86 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 87 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 京都にございます株式会社ブリッジコーポレーションという民間の企業でございます。 88 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 89 ◯委員(塩見牧子君) ホームページのリンク集の中に水道局とか教育委員会、それから消防本部、議会事務局等も含まれているんですけれども、水道局と教育委員会は市のホームページと同じ体裁なので、多分、同じ業者と契約していると言うか、この保守委託料の中に含まれているんだと思うんですけれども、消防本部と議会事務局のホームページの保守委託料もここに挙がっているんですか。 90 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 91 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 消防と議会につきましてはこの経費の中に含まれておりません。それぞれの所管の中でされているかと思っております。 92 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 93 ◯委員(塩見牧子君) 議会事務局のホームページの委託料は。 94 ◯委員長(矢奥憲一君) 稲田補佐。 95 ◯議会事務局補佐(稲田雅也君) 議会のホームページにつきましては、奈良新聞コミュニケーションズと契約しております。 96 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 97 ◯委員(塩見牧子君) どの費目で幾ら計上されているんでしょうか。 98 ◯委員長(矢奥憲一君) 稲田補佐。 99 ◯議会事務局補佐(稲田雅也君) 議会のホームページにつきましては、69ページ、13、委託料、放送設備等保守点検委託料の中に含まれております。 100 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 101 ◯委員(塩見牧子君) 幾らですか。 102 ◯委員長(矢奥憲一君) 稲田補佐。 103 ◯議会事務局補佐(稲田雅也君) 21年度は85万3,020円でございます。以上です。 104 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 105 ◯委員(塩見牧子君) 先ほど市のホームページの方は112万ほどで、今、議会事務局の方の議会のホームページは85万ということなんですけれども、これ、普通に考えて、一緒にしてしまった方が安く上がるような気がするんですけれども、何か別々のホームページを作らなきゃいけないという理由はどこかにあるんでしょうか。 106 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 107 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 議会の方なんですけども、議会の方は情報量がかなり多いのではないかと思っておりまして、例えば議会の中継とか会議録について、その中で運営されておられると思います。費用的な部分につきましては、合算すれば経費の節減になるかどうかというのは、実際、見積りを取って、実際に議会の部分を市のホームページの中に移行するに当たっての費用とか、新たにシステムを組むとかいう部分で多少の費用が出るかと思いますので、その辺はちょっと検討してみないと分からないかと思います。  今、議会の方で個別にやっておられます生駒市の議会のホームページもかなり情報量が多い立派なホームページだと思うんです。それを市のホームページの中に入れ込みますと、多少やっぱり市の中のサーバーの量等もございますので、若干、小さな形になるのではないかと思います。 108 ◯委員長(矢奥憲一君) 稲田補佐。 109 ◯議会事務局補佐(稲田雅也君) 今、議会ホームページの中にインターネット中継ですとか検索システムをリンクさせて載せてはいるんですけども、本業務の中には含まれておりません。別途契約になっております。  それで、一緒にということなんですが、ホームページのリニューアルは議会の中で審議いただいていたかと思うんですけども、平成16年当時にそういう方向が出てまいりまして、議会の意向としてそういうふうにしたと聞き及んでおります。 110 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 111 ◯委員(塩見牧子君) 二元代表やから別々にせんとあかんとか何とか、そんな理由もないとは思うんですけれども、やはり2つ合わせて運営しやすく、かつ安価で上がるものであれば、そういった方法も積極的に検討していただきたいと思います。もちろん契約内容も検討しなければいけないんですけれども、今までの業務に支障が出ないのであれば、2つ合わせるということもお願いしたいと思います。 112 ◯委員長(矢奥憲一君) 山本局長。 113 ◯議会事務局長(山本 昇君) 今の塩見委員さんの発言をいただきまして、私も考え方としては、もし市のホームページと一緒にして今と同じような形でいけるのであれば、そちらの方が安価な状態になっていけるのであれば、それは検討すべきやと思います。  現在、市のホームページに関しましては23年度までの長期契約になっておりますけれども、その段階を目指して、他の方法等も踏まえていろんな検討はしていきたいというふうには考えております。 114 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。谷村委員。 115 ◯委員(谷村淳子君) 1件だけ。決算書の82ページのところなんですけれども、地域公共交通活性化協議会を設置したということでされているんですが、その中で、2回、会議を行ったように書かれてあるんですが、会議の中の内容というのは大まかにどういうような内容であったか、ちょっと教えていただけますでしょうか。 116 ◯委員長(矢奥憲一君) 影林課長。 117 ◯企画政策課長(影林洋一君) 地域公共交通活性化協議会でございますけれども、昨年の11月27日に設置をいたしました。11月27日には全体の委員の選任が中心でございまして、今後の方向性について検討いただきました。2回目は2月22日だったかと思いますけれども、実際の支援事業者の選考について、それから、平成22年度以降の協議会の運営等についてご協議をいただきました。以上でございます。 118 ◯委員長(矢奥憲一君) 谷村委員。 119 ◯委員(谷村淳子君) そしたら、2月22日にこれからのことを決めていったということで、割と頻繁にと言うか、どれぐらいのスパンで会議を重ねていくかという何か見通しのようなものってあるんでしょうか。 120 ◯委員長(矢奥憲一君) 影林課長。
    121 ◯企画政策課長(影林洋一君) 第2回目で、まず、支援事業者を選考するということで、今年度前半におきましては、その支援事業者を選びまして、先達て、市民の方にもお配りさせていただいたんですけれども、モニターアンケートをさせていただきました。その結果を受けまして、今後、具体的な計画策定に進んでいくということになっております。年内には計画をおおむね策定いたしまして、年が明けますと、1月以降でございますけれども、パブリックコメント等をして、最初の計画策定に持っていきたいというふうに考えております。 122 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。白本委員。 123 ◯委員(白本和久君) 71ページの住民情報システム更新委託料なんですけど、5,400万ですか、なっているんですけども、これは入札されたでしょうか。 124 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 125 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 住民情報につきましては、運用が安定しないといけないということ等もございまして随意契約になっております。 126 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 127 ◯委員(白本和久君) 5,000万が随意契約というのはなかなか、今日日の時代にあれかなと思うんですけども、ここに懸垂幕を張っている奈良先端大学では、この間、評価された1つとして、各種電算システムについては300万円以上のものについては全部入札にするというようにやったことが大変評価されたというように学長の方から聞いたわけなんですけども、ちなみに、この71ページにある各種システムで入札にされているのはどのシステムですか。 128 ◯委員長(矢奥憲一君) どなたですか。堀本課長。 129 ◯情報政策課長(堀本愼一君) すみません、もう一度質問をお願いしたいんですけど、委託料の中でしょうか。 130 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 131 ◯委員(白本和久君) 例えば電算機器保守委託料でも、大ざっぱと言うたらあれなんですけども、これで入札にしているシステムの委託料を教えてほしいと。 132 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 133 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 電算機器の中では、住基系に関する部分につきましては今申しましたように随意契約でございますが、その中でも、機器の賃借等につきましては入札、あるいは先ほどの備品の購入等につきましても入札という形でさせていただいております。 134 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 135 ◯委員(白本和久君) 聞いているのは、システムの委託料として入札にされているのはこの中のどれですかと聞いているだけです。 136 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 137 ◯市長(山下 真君) 所管が多岐にわたりますので、また後日、これ、一覧表にしてお渡しするということでご了解をお願いします。例えば土木積算システムとか、これは建設部でございますし、そういったこともございますので、また後日、文書にしてご報告させていただきます。 138 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 139 ◯委員(白本和久君) 今のところ、この中でも1つも入札しているのは分からないというわけですね、まあ言うたら。 140 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 141 ◯市長(山下 真君) 所管が多岐にわたるのと、そこまで担当課長も詳しく把握されていないのかもしれませんので、全ての情報が今ここの手元の資料にあるわけではございませんので、課に帰って調べないと分からないこともございますので、そういった意味で、また後日、報告させていただくという、そういう意味でございます。 142 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀内課長。 143 ◯契約検査課長(堀内秀格君) 契約事務を担当しておりますので、ちょっと私の方から、分かる範囲内で説明させてもらいます。  恐らくは随意契約がほとんどだと思います。ただし、プロポーザルでやっているもの、先ほどの勤務情報システムも含めまして、その分がございます。  システム関係におきましては、随意契約の検討委員会でも色々検討されましたけども、先ほど住民情報系がございましたけども、入札にということは、やはり問題点が多々ございます。替えてしまうと、今までの構築したシステムが一からということになれば、住民サービスの方に多大な影響がございます。そういったものも含めまして、プロポーザルでしていくというのが基本になっておりまして、その部分で一部、プロポーザル方式でやっているものがございます。それも含めまして随意契約になっております。以上でございます。 144 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 145 ◯委員(白本和久君) ほんなら、後日、文書でいただければそれで結構です。  次に、150ページの消防の方なんですけども、消防の職員の数が138名ということで、予算書の方では139名、1人減になっているんですけども、消防の職員の適正人数というのは、現在はどのように考えておられるんでしょうか。 146 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 147 ◯市長(山下 真君) 前も一般質問でお尋ねで回答したと思いますけれども、市としては、生駒市を含む類似団体の平均程度が適切な数というふうに思っておりまして、生駒市が所属している類似団体の平均を今目指しておるところでございます。 148 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 149 ◯委員(白本和久君) ちょっと委員の方であれなんですけども、類似団体って名前を何件か挙げていただけますか。 150 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 151 ◯市長(山下 真君) 私の記憶にある範囲では、例えば県内では橿原市、大阪府下では富田林市とか箕面市とか、その辺があったと思いますけれども。  近畿圏で申し上げますと、富田林市、松原市、それから羽曳野市、河内長野市、先ほど申しました箕面市、泉佐野市、池田市等となっております。 152 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 153 ◯委員(白本和久君) 類似団体で比較されるのもあれだと思うんですけど、僕の一般質問では、政府のやっている方針というので計算させてもらうと、うちの150人という消防定員をはるかにオーバーする数字で策定されているわけなんですけども、この安全・安心という時代に類似団体を基準にされておられるというのは、ちょっと地形とか風土とかいう面で違うと思うので、もう少し考える余地があるのではないかということで質問を終わらせていただきます。 154 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。吉波委員。 155 ◯委員(吉波伸治君) 決算書の72ページの施設の成果等の欄ですけども、職員研修について内訳が載っていますけども、このうち人権問題研修というのはどういうテーマでされたんでしょうか。 156 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 157 ◯職員課長(中谷充隆君) 人権教育講座と言いまして、2級から5級の職員を対象にしております。それを年間6回行っております。それから、管理職対象にしております人権教育リーダー養成講座、これは年間7回でございます。職員人権問題研修は、管理職を除く全職員に、こちらの方から指定させていただいて1回だけ行っております。それから、全管理職に管理職人権問題研修ということで受けていただいております。もう一回が、5級職員を対象に人権問題研修視察ということで水平社の方に視察研修に行っていただいたと。その5項目でございます。以上です。 158 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 159 ◯委員(吉波伸治君) 中身ですね。どういうことをやったのかというのを。簡単で結構ですわ、たくさんあるようですから。例えばどういう。一般職員向けにはどういうことをされましたか。 160 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 161 ◯職員課長(中谷充隆君) 一般職員向けにつきましては、在日韓国人問題、部落問題とかに対してのいろんなそういう講義的なもので年6回受けていただいていると。そういうふうな講座でございます。 162 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 163 ◯委員(吉波伸治君) 人権問題については、受けた人数、受講者数が266人ですね。これは全職員が受けていないというわけですよね。今言われたような在日韓国人とか部落問題とか、やはり全職員がそういう問題について考え、あるいは理解しないといけないと思うんですけど、これ、職員の何分の1しか受けていないわけですよね。これはどうなんですか。一般職員で結構ですわ。一般の職員は、これ、何年に1回受けるという、そういう形になっているんでしょうか。 164 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 165 ◯職員課長(中谷充隆君) 毎年選出していただいて、たくさんの方が一遍に受けていただくということはできませんので、毎年、分けてやっております。以上です。 166 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 167 ◯委員(吉波伸治君) そうしましたら、一般職員の方は、4年に1回とか、そういうのは確実に全員受けるという形になりますか。 168 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 169 ◯職員課長(中谷充隆君) はい、そのようになっております。 170 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 171 ◯委員(吉波伸治君) それは、結局、物理的な問題ということですね。毎年、全員に受けさせるということは時間的にも物理的にも無理やということでそういうふうになっているんですか。 172 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 173 ◯職員課長(中谷充隆君) 時間的な問題とか、仕事の関係、配分とか、その辺の物理的問題です。以上です。 174 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 175 ◯委員(吉波伸治君) 私は、基本的には公務員というのは全員、1年に1回はこういう研修を受けるべきだと思うんですけども、そういう時間的、物理的な仕事の量から考えてできないのであれば、それでも結構ですけども、できるだけそういう人権問題については全職員の方に是非徹底して理解していただくようにお願いいたします。 176 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 177 ◯委員(吉波伸治君) それから、もう1つ、これも研修ですけども、主な派遣研修なんですけども、例えば自治大学校、これは延べ88日ですから半年やと思うんですけども、2人受けておられるという。なぜ2人なのか。選考なんかをされているんでしょうか。あるいは、希望者なんでしょうか。この2人はどうやって選ばれるのか、教えていただけますか。 178 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 179 ◯職員課長(中谷充隆君) 本人さんからの申入れと言うか、志願していただいて、こちらの方で選考させていただくと、そういうふうな形です。 180 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 181 ◯委員(吉波伸治君) でしたら、自治大学校の研修は年2人までというふうに決めておられるんですか。 182 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 183 ◯職員課長(中谷充隆君) 第2部、係長級、4級、5級の方でしたら年3回あるんですけども、こちらの方の費用的なものもちょっとございまして、年1回の派遣という形で計画しております。 184 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 185 ◯委員(吉波伸治君) 今、自治大学校は何か幹部の方が受けられるみたいですけども、主な派遣研修の中で一般の職員が受けられる研修というのはあるんですか。 186 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 187 ◯職員課長(中谷充隆君) 今のところ、自治大学校の派遣につきましては係長級の者と課長級の、その2つの補職について派遣しております。 188 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 189 ◯委員(吉波伸治君) この研修、何で問題にするかと言うと、不公平にならないように、例えば研修に行った人が、将来、出世コースを歩むとか、そういうふうな手段に用いられる。やっぱり公務員としての資質を高めるというふうなことでこういう研修が行われたらいいんですけども、何かその研修を受けた者が幹部候補生として、その後、出世するための何か条件になると言うか、はくが付くと言いますかね、そういうふうなものになると、ちょっと本来の研修の目的から外れるかなと思いますので、その辺り、ちゃんとされているのかどうか、ちょっと確認したいと思いまして。 190 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 191 ◯市長(山下 真君) もちろんそういう意図でやっているわけではないですけれども、ただ、やはり研修を受けるということになると、当然、意欲も能力も高い職員でないと、せっかく送り出して、得るものを得てきていただかないと、我々としてもいけませんので、それは希望者から選ぶということになりますけれども、結果として、やはり意欲や能力が高い職員になるという傾向はあるとは思いますが、それは、組織としては僕は当然のことだと思っております。 192 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 193 ◯委員(吉波伸治君) その辺、ちゃんと気を付けて実行されているのだったら結構です。 194 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。小笹委員。 195 ◯委員(小笹浩樹君) 今の研修のところですけれども、先ほど公室長の説明では、政策形成課題研修でしたっけ、というのがあったというふうに思うんですけども、これは具体的にどういうふうなことをされているんでしょうか。 196 ◯委員長(矢奥憲一君) 中田公室長。 197 ◯市長公室長(中田好昭君) これにつきましては、生駒市が抱えているテーマ、課題、それについて、受講者がそのテーマに沿って類団とか他市の状況を調査して、生駒市としての環境に合った状況の中でベターと思われる部分について具体的な提案をしていただくと。小グループで行っております。中堅職員です。以上です。 198 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 199 ◯委員(小笹浩樹君) 職員同士のワークショップみたいなような形でされているということですか。 200 ◯委員長(矢奥憲一君) 中田公室長。 201 ◯市長公室長(中田好昭君) そのとおりでございます。それに当たって、やはり情報収集に当たっては全庁的に所管する部分について協力をお願いして、要するに情報は提供を受けて研究しているという状況です。 202 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 203 ◯委員(小笹浩樹君) じゃ、当然、恒常的にこれからも、今も続けてやっておられるものなんですかね。 204 ◯委員長(矢奥憲一君) 中田公室長。 205 ◯市長公室長(中田好昭君) 今現在、進行中でございますし、その結果については報告を受けます。要は、それだけに終わらず、その結果について広く職員に、全庁的に報告を受けて、取り組むべきものについては予算化していくという状況です。以上です。 206 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 207 ◯委員(小笹浩樹君) 報告は市長公室長がお受けになるということですか。 208 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 209 ◯市長(山下 真君) 毎年、この政策形成課題研修を受けたグループが発表会を行っておりまして、そこには私以下、幹部職員と、あと、時間的に参加できる管理職なんかが参加して、毎回、大体三、四十人ぐらい参加がありますかね、そこの前で、大体2つぐらいのグループが毎年しているんですけども、発表をして、それに対して参加者が質問をしたり、意見を言ったりして、最後に私から講評すると。そんな形でやっております。  現実的に、その研修で採用したテーマが施策化された例も幾つかあったように記憶をしております。 210 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 211 ◯委員(小笹浩樹君) 先ほどの話じゃないですけども、職員さんのモチベーションを高めるとか、そういう意味では非常に結構なことかというふうに思うんですけれども、決算の中で言うと、それに幾らかかっていて、どの費目がそれに当たるんでしょうね。 212 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 213 ◯職員課長(中谷充隆君) 今の政策形成の研修なんですけども、講師費用としまして大体70万ほどかかっております。(発言する者あり)すみません。72ページの13、委託料の446万9,880円の研修委託料の中に入っております。 214 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 215 ◯委員(小笹浩樹君) 研修委託料の中に入っているということですね。
    216 ◯職員課長(中谷充隆君) そうです。 217 ◯委員(小笹浩樹君) 分かりました。そういう取組というのは結構かと思うんですけれども、具体的にどういう政策形成過程というのが、市の施策の中で取り上げたものもあるというふうに言われたんですけども、どんな議論をしてどんな採用のされ方をしているのかとかというのを、やっぱりこれはオープンにしていった方がいいと思うんです。職員さんの中からこういう声が上がっている。その中で、それぞれ管理職がどういう評価をし、これが採用されたのかというのを、我々も見て、それがこういう施策に生かされたのかというような過程というのが見えるようにしていただいた方がいいと思うんです。取組自体、それは大変結構なことですし、市職員の方がどういう問題意識を持っているのかというのを、やっぱり我々も、見たいと言ったら何かあれですけれども、知りたいところもありますので、それは是非お願いしたいというふうに思います。 218 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 219 ◯委員(小笹浩樹君) それから、75ページ、市有財産管理費です。施策の成果のところにありますけれども、これ、内訳はどんなふうに見たらいいんですかね。ちょっと教えていただけますか。 220 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 221 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) 面積でよろしいですか。 222 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 223 ◯委員(小笹浩樹君) いや、費用ですね。財産管理費として費用が上がっていますね。2,400万余りですけれども、これはどういう内訳になっているのかというのが。 224 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 225 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) 一番大きな経費が、先ほど申しました公有財産管理システム委託料が一番大きな費目になっております。 226 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 227 ◯委員(小笹浩樹君) それはこの年度からということですか。 228 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 229 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) このシステムを導入しましたのは21年度からという形になっております。以前は台帳管理しておりました。 230 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 231 ◯委員(小笹浩樹君) 台帳管理からこのシステムを導入したことによって、この経費というのは前年に比べてぼんとはね上がっていますよね。だから、要はそのシステム導入でそれだけかかったというふうに考えたらいいわけですね。 232 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 233 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) この経費につきましては、地域雇用創出事業交付金という補助金を利用いたしましてシステムを立ち上げましたので、国の補助でさせていただいたということでございます。 234 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 235 ◯委員(小笹浩樹君) 別にお金を使ったからあかんとかいいとか言っている話ではなくて、要は、費用が前年、前々年と比べるとかなり上がっているんですよね。それは、システムを導入したから上がったということで理解していいんやなということを聞いているんです。そういうことですね。 236 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥村課長。 237 ◯総務課長兼選挙管理委員会事務局長(奥村直幸君) おっしゃるとおりでございます。 238 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 239 ◯委員(小笹浩樹君) それから、いつもこれ、聞いている話なんですけれども、82ページ、地域情報化推進事業なんですけれども、21年度は奈良県電子自治体推進協議会の負担金、これだけなんですけれども、それ以外には、今回、この費目では執行はなかったということですかね。 240 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 241 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 20年度には、情報化ということでイントラネットとか情報ネットワーク網の整備等をさせていただきましたので、その分、計上になっておりますが、21年度はこの推進協議会の部分のみでございます。 242 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 243 ◯委員(小笹浩樹君) 予算を見ればそのとおりなので別に問題にすることはないと思うんですけれども、内容的には、例年取り組まれた施策と変わりはないということで考えていいんでしょうか。 244 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀本課長。 245 ◯情報政策課長(堀本愼一君) 推進協議会の事業に変わりはございませんので、取組は同じです。ただ、業務の中身につきましては、新たな施設予約とか申請等が含まれておりますので、若干、その申請の拡大は図っておるところでございます。 246 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 247 ◯委員(小笹浩樹君) 結構です。  それと、これ、私自身が委員ですので余りごちゃごちゃ言うのもあれなんですが、79ページの、自治基本条例制定後の啓発活動の一環としてリーフレットを作成されてというようなことが成果の中で上がっているんですけども、具体的にどういう形で配布をし、どういう成果があったのかというようなことをちょっとお伺いしたいと思うんですが。 248 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 249 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) リーフレットにつきましては、11月1日号の広報と一緒に折り込みという格好で全戸の配布をさせていただきました。それに伴いまして、それを見ていただきまして、ある程度よく内容も分かりましたよというお問い合わせもいただきましたし、それと、やっぱり施行というのが本年の4月1日でございましたので、その間において、そのリーフレットとともにシンポジウム等も図らせていただきまして、市民の方に周知を図らせていただいたという経過でございます。 250 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 251 ◯委員(小笹浩樹君) 具体的に何部でしたかね、これ。 252 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 253 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 4万6,000部でした。 254 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 255 ◯委員(小笹浩樹君) これは決算と違うことになってしまいますので簡単にしますけども、要は、ここでこれをやって一定の成果があったわけですけれども、だからと言って、ほとんどの市民の方がまだ、失礼な言い方かもしれませんけれども、熟知されているというわけではないですわね。こういうリーフレットみたいな取組というのは今後は考えられていないんですか。 256 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 257 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) リーフレットについては4万6,000部、昨年、全戸配布という格好で配布させていただいたんですけれども、その後において、自治会であるとか自治連合会等々についても、私どもの方から出前的に行かせていただいて、説明もさせていただきますし、他の各種団体についても、そういうご要請をいただきました場合については出前という格好でさせていただきますので、徐々にではございますけれども、浸透はさせていただいていると思います。 258 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 259 ◯委員(小笹浩樹君) 読んでいただいて非常に反応があったというふうなお話があって、それは大変結構なことだというふうに思うんですけども、周りでいろんな方に、自治基本条例が施行されたんやでというような話をしていても、なかなか認知されていないようなことも結構あったりするものですから、折々に、そんなリーフレットを何回も何回も配布するというようなことはなかなかできへんとは思いますけれども、生駒市にこういうものがあるということを折に触れてアピールしていくというような取組については継続的に取り組んでいただければというふうにお願いしておきます。自治推進会議の委員ですから、あなたもその役割を担っている人でしょうと言われたらそれまでなんですけれども、是非それは執行部の方としてもお願いしたいというふうに思います。 260 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 261 ◯委員(西口広信君) ちょっと1点お聞きしたいんですけども、21年度決算の概要に出ておるんですけど、最近、平成17年度から5年間で約350億前後ですな、本市の収入ということは。今、現下の状況を見ますと世間で収入も非常に厳しい。生駒市の人口がだんだん高齢化になっていくについて、この前もどなたか発言されていたんですが、今後は大体どのくらいの収入を基本に考えておられるんでしょうかね。 262 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 263 ◯財政課長(大西清隆君) 収入の根幹は市税なんですけども、平成21年度決算では172億ほど確保していたんですけども、22年度では、予算では163億しか見れないということで9億の減収になってしまうというようなことにはなっています。 264 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 265 ◯委員(西口広信君) ただ、少なくとも向こう10年間の収入と言うんですか、収入だけやなしに支出も含めて、また特別会計も、全体ですねんけども、このままの状況で、非常に私は厳しいんじゃないかなと思うんですけど、市の方も何かそういう対策と言うんでっかな、計画と言うんでっか、そういうのを大まかにでも、もし言えるのやったら言うてもらえんかなと思って。 266 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 267 ◯財政課長(大西清隆君) 難しいご質問なんですけども、税が増えていくには、やはり日本経済の回復というのが一番かと考えています。ですから、9億も減収になったけども、これが元どおりになっていくのは日本経済の回復であると。しかし、社会保障費というのはそれを待たずに毎年度5%ぐらい、一般財源で言いますと毎年1億円前後伸びていきますので、なかなか自治体単独でどうするかというのは難しいと。社会保障に回す恒久財源というのは、やはり政府の方でも真剣に考えていただきたいというのは担当しておる身からは切に感じるものでございます。 268 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 269 ◯委員(西口広信君) 市長にちょっとこの件。 270 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 271 ◯市長(山下 真君) 今、西口委員がおっしゃったのは正に本市の財政が抱える問題でございまして、21年度決算は一般行政経費の経常分と言いまして、臨時分を除いた、毎年やらなきゃいけないような事業、臨時的なものではなくて、毎年やらなきゃいけないような事業については4億、一般行政経費の経常分を減らしたんですが、(発言する者あり)間違いないと思います。一方で社会保障費が5億(発言する者あり)すみません、一般行政経費を4%減らしたんですけども、一方で社会保障費は5%上回っていまして、つまりいろんな行革をしてけちけち作戦をやっても、それで減らしたのは4%で、社会保障費で増えているのが5%ですから、全部けちけち作戦は、医療、介護、福祉で、持っていかれるというのは変ですけれども、減らした分を上回る分がそっちに出ているという状況で(発言する者あり)課長より私の方が正確でしたけども、一般行政経費の経常分で減らしたのが4億で、社会保障の増加分が5億、一方で税収が9億減って、交付税が8億増えたと。交付税というのは税収の減収を補填する意味を持っていますからそうなんですけれども、結局、自主財源である税収が減っていくと。社会保障費が増えていくということで、市ができる対策としては、一般行政経費の経常分を引き続き減らすということなんですけれども、それも限度があります。そうすると、根本的には我が国の経済の回復を待つしかないんですが、それは生駒市単独ではどうしようもないことでございますので、市としては、従来申し上げておりますとおり、要するに税金を納めてくれる人とか企業を呼び込む他ないということでございまして、そのための企業誘致施策、それから、そのための子育て世代の流入促進ということで教育とか子育て支援に力を入れて誘因材料を増やそうと。今、市ができる対策としてはその2つぐらいしかないのかなと思っております。 272 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 273 ◯委員(西口広信君) 私ら、単純に申しまして、生駒市は将来、大体このくらいの収入を確保して、これぐらいの支出をしてという、そういったことはやっぱり考えていただかんと、行き当たりばったりで、今年は不景気やからこうや、ああやではちょっと具合悪いなと私は思うんですので、そこのところをひとつまた、生駒市のみんなの幸せのために、厳しい中、頑張ってもらいたいなと思っております。 274 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 275 ◯市長(山下 真君) 中期財政計画というのを策定しておりまして、それによりますと、4年後、平成26年の市税収入は158億ということで、21年度が163億か。(発言する者あり)経常的な歳入という点で限定してみますと158億ぐらいということでございますので、平成21年度が163億ですから、更に5億ぐらい減っていくのかなということでございます。 276 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。伊木委員。 277 ◯委員(伊木まり子君) 決算書の132ページをお願いします。企業誘致関連施策の推進のところで、(「所管が違う」との声あり)そしたら、すみません、別の方で。 278 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 279 ◯委員(伊木まり子君) 74ページのインターネットモニターはここですよね。これは、実施計画の方では24回やって、それから、1,000人対象ということになっていたんですけども、これを見ますと、7回の実施で422人ということですけども、なかなか1,000人に、人数は無理だとしても、こういう回数が少なかった理由と言うのか、できなかった理由について教えてください。 280 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂本課長。 281 ◯広報広聴課長(坂本千鶴君) たけまるモニターのお尋ねでいらっしゃいますね。当初、設置した計画のときは1,000人を目標にということでやっておりましたけれども、1年間やった中で、最初、集まったのは約400人程度ということでした。その後、啓発活動というのはすごくいろんなイベント等でやっておりまして、今年度につきましてはポスターを作ったりチラシを作ったりとかしたんですけれども、それでも現時点でまだ600弱というふうな状況になっております。  ただ、ご質問の趣旨とはちょっと違うかもしれませんけれども、登録されている方の年代層と言いますのは、従来、結構ペーパーベースでやりますアンケートですと、どちらかと言うと中高年の方のご回答が多いんですけれども、このたけまるモニターにつきましては、比較的若い年代の方がご登録いただいているというところが利点かなと思っております。  回数なんですけれども、たしか1年に24回というのではなかったと思うんですけれども、大体月に1回程度ということで想定しております。現在、庁内のいろんなところに呼びかけたり声はかけたりさせていただいているんですけれども、なかなか回数は、月1回ベースということにはなっていないんですけれども、今実施しているのは7回とか8回とか、そういった形になっておりまして、順次やらせていただくように、今年度に入りましてからは既に3回程度やらせていただいております。  今後、できるだけ新しく始められる施策等について市民の方の比較的若い世代の方のご意見を伺って反映させていきたいと思っております。以上です。 282 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 283 ◯委員(伊木まり子君) この実施計画は24回になっていまして、だから、月に2回ぐらいやりはる予定で計画を立てられたのかなと思っていたんですけども、今言われたように、非常に若い人の声を聞くことができて、有効な施策であろうというふうに思うんですけども、最初に計画を立てたときに、24ぐらい、いろんな課題があるのかなというふうに計算して24回という目標を立てられたのか、それとも、最初の実施計画のときには月2回というぐらいで、今、この実施計画というのを見ているんですけど、予算を出しはるときに24回と出してられたので、24、課題があるということで出されたのか、月2回ぐらいは出せるだろうというふうなことで計画されたのか、その辺はどういうことか、ちょっと教えてください。 284 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂本課長。 285 ◯広報広聴課長(坂本千鶴君) 申し訳ありませんが、実施計画のときは私、ちょっと担当していなかったので誤解をしていた部分はあるんですが、私は大体月1回程度という風な形で思っておりましたので、当初、24回というのは、その24回分の質問を当初から設定した上で計画したものではないと思うんです。ただ、新しい施策を随時やっていくということで出しているんだとは思うんですけれども、現時点でも、特にこの後、これとこれとこれをやってというふうな長期の計画はないもので、今も声かけをしていて、次、何をしようかなぐらい、次回分ぐらいを想定している程度なので、ちょっと24回はなかなか無理かなと。月1回やっても、出して、返ってきて、それを集計してと、結構、1週間とかでできるものではありませんので、なかなか月に2回というのは難しくて、せいぜいやっても月1回ペースかなというふうに現時点では思っております。 286 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 287 ◯委員(伊木まり子君) この費用の中には分析の費用とかいうのも入っているんですか。 288 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂本課長。 289 ◯広報広聴課長(坂本千鶴君) 分析の費用というのは入っておりません。このシステムは、あくまでシステムを使って質問を送って、回答が来てというだけなんです。それを集計しているのはうちの課で全部しております。今年度に入ってからはかなり登録者も増えてきているので、返ってきたのを随時集計して、できるだけ回答をいただくようにということで、答えていただいた中から毎回抽選で、その抽選は自動的にシステムでやってくれるんですけれども、10人の方に500円の図書券をあげる、そういったことはシステムでやっておりますけれども、集計はあくまで広報広聴課の方でさせていただいています。 290 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 291 ◯委員(伊木まり子君) ここには職員、従業者数というのは0.5人というふうに計算されているんですけども、今、見ますと、いろんな意見を表にしてホームページで公開していますけど、これは大体0.5人。でも、これは立ち上げが入っていますけど、現在、どれぐらいの人数がこの業務に必要なんですか。 292 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂本課長。 293 ◯広報広聴課長(坂本千鶴君) 実際には質問ごとに1名です。ですから、特定の職員がずっとそれをしているというのではなくて、現時点では2名の職員で交代交代に、今回の質問はAさん、今回の質問はBさんというふうな形で、2名で順番に担当させていただいております。  ただ、このシステムをやっているからって、常時それをずっとしているわけではなくて、本来業務の広報紙の作成等をやっておりますので、質問を送るとき、そして、返ってきた後の集計、そういったときに集中的に業務が発生するという形です。 294 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 295 ◯委員(伊木まり子君) 2名というのはこういう表にある0.3人に当たるんでしょうか。その辺がよく分からないんですけども。 296 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂本課長。 297 ◯広報広聴課長(坂本千鶴君) 担当の人数なんですけど、どういうふうに出したかと言われると、ちょっと答えに窮するんですけれども、年間を通じての延べということなので、年間に何回やるかということにもかかってくると思いますけれども、それが全体の業務の中でどれぐらいの割合を占めているかというふうな計算になってきますので、月1回やったとして、その月に1人がかかって、全体の一月の業務の中のどれぐらいの時間をそれに費やしているかというふうな割合でざくっと出させていただいているような形になるかと思います。 298 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 299 ◯委員(伊木まり子君) 83ページの防災のところですけども、避難所の看板なんですけども、36カ所に付けられたということですけども、この実施計画の中では、大体、避難所の認識率を30%から80%に上昇する、そういう効果を期待して36カ所に付けたということになっているんですけども、今、どうですか、80%ぐらい上がったというような、効果についてはどのように考えておられますでしょうか。 300 ◯委員長(矢奥憲一君) 細川課長。 301 ◯危機管理課長(細川隆庸君) 今年の1月、2月に付けたものですけども、光っているとか、逆にちょっと字が薄いのと違うかとかいうような反響はそこそこありますので、幾らかは上がっているかと思いますけども、80%まで行っているかどうかというところまでは把握はできてございません。 302 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 303 ◯委員(伊木まり子君) これは今後どのようにして確認をされる予定ですか。例えばたけまるモニターで意見を聴取するとか、効果の判定というのはどんなふうにしてされる予定でしょうか。 304 ◯委員長(矢奥憲一君) 細川課長。 305 ◯危機管理課長(細川隆庸君) 各地の自治会とか自主防災会の方へ防災の出前講座等をやらせていただいているときに伺うとか、あるいは、年1回、自主防災会、自治会宛てにアンケートを出させていただいておりますので、その辺のところにそういうふうな項目を入れるとかいうふうなことで、1回に限らず、何回かやるということで推移が見られるかなとは思っております。  また、反響として、避難所というのがこれやというふうなことが分かるけども、そこへ行くまでの道が分からへんとかいうふうな声もやっぱり出てきておりますので、今後、どこまでできるか分かりませんけども、案内看板なんかもやっていくというふうなことも考えていますので、それをやるときに、また、各種のアンケートをとらせていただいたりしているときに聞かせていただくとかいうふうなことで周知も図れるやろうというふうなことも考えております。 306 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に。小笹委員。 307 ◯委員(小笹浩樹君) 先ほど聞き忘れたんですが、79ページのまちづくり活動支援事業なんですけれども、これ、備考のまちづくり活動支援事業補助金、施策の成果で挙げられているもので、かかったものということで言うと、具体的にはそれでいいんですよね。そのことですよね。 308 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 309 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) そのとおりでございます。まちづくり活動につきましては、平成21年度で4テーマ設定型という格好で募集がありました。それに対して、全て採決させていただきまして、4事業で112万104円という格好でございます。
    310 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 311 ◯委員(小笹浩樹君) その補助金自体は前からあったというふうに思うんですけれども、テーマ設定型という形でやったのはこの年度が初めてでしたかね。 312 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 313 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) いいえ、違います。以前から、テーマ設定型と、市民活動の団体提案型、市民活動の団体様が自らのテーマを設定されて、それを市の事業に対してこういうものはどうですかというのと2通りがございました。21年度については、市が設定したテーマ型というのに応募があったという格好でございまして、団体さんのものについてはなかったということでございます。 314 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 315 ◯委員(小笹浩樹君) 仕組みとしては残していたけれども、具体的に応募がなかったということですか。 316 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 317 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) そのとおりでございます。 318 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 319 ◯委員(小笹浩樹君) ということは、前年と比べて若干下がっていますけれども、それは、もう1つの方、テーマ別でない方がなかったから減っているというふうに考えたらいいんでしょうか。 320 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 321 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) 予算といたしましては、年度で200万という予算をとらせていただきました。その中で、予算の計上の仕方とするならば、テーマ設定型については50万円を限度にさせていただいていますので、一応、2テーマぐらいが出てくるんじゃないかと。団体テーマ型については、一応、20万程度でございますので、5団体ぐらいが自由な設計の下にテーマを出されてくるんじゃないかという想定はしております。しかしながら、実際に応募をされた段階で予算の範囲内で対応しておりますので、実際的には21年度については、団体のテーマ設定型しかなかったという結果でございます。 322 ◯委員(小笹浩樹君) 21年度ね。 323 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) はい、21年度は。 324 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 325 ◯委員(小笹浩樹君) それと、19年、20年、21年とあって、今、22年度ですけれども、今年度でこれはいったん終わるという話でしたよね。今年度、我々が任期中というのはこの年度の決算だけなので、ここで聞かせていただきたいのは、発展的に解消ということになるんだと思うんですね、今言われているのは市長のマニフェストにあった1%助成でしたっけ、そちらに振り替わっていくということなんですけれども、19年、20年、21年、これぐらいの年次を見て、どんなふうにこの成果と言うか、総括を、全体的にこの事業としてどんな成果があったのかというふうに考えておられるんでしょう。 326 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥畑課長。 327 ◯市民活動推進課長(奥畑行宏君) これにつきましては、実際的には19年度からやらせていただいてきて、22年度については応募の方が6団体、昨年については、事業年度がどうしてもまたがるんだけれども、それは単年度というところもありまして、昨年度の段階でも4団体で21年度については応募していただきましたけども、実際的には前年度に22年度もこういうふうな事業をしたいというのがございまして、一応、内定という格好でさせていただきました。今年度、22年度につきましても、合計で7つの団体の方から応募がございまして、それも予算の範囲内というところで、200万の予算でございましたので、審査していただいた中で幾らかについては不採択という格好にもさせていただきました。しかしながら、毎年、こういう格好の市民公益活動団体が自分たちで事業をするのに際して、当然、運営費ではございませんので、事業費でございますけれども、税金を使わせていただくのに対して市民の方々にご理解とご協力をいただく中で、こういう事業をしたいという思いというのは年々年々やっぱり大きく膨らんできているんじゃないかなと思っております。  それと、先ほども言いましたように、市長のマニフェストにもありますように、1%支援というところがございます。それについては、先ほど委員もおっしゃっていたみたいに、発展的にこのまちづくり支援事業というのを1%の方にシフトアップさせていただきたいと思っておりますので、今年度で終わりますまちづくり活動の支援事業については、一定の市民活動というところで、市民の団体等についても定着はしてきたんじゃないかなというふうに認識はしております。 328 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 329 ◯委員(小笹浩樹君) そういう意識向上と言うんですか、一定の啓発的な面も含めて、そういう参加と言うか、応募してくる団体も増えてきているという中で新しい形に変わっていくということなので、その辺の周知とか啓発というものをきちんとしていただきたいなというふうに思いますので、それは要望させていただきます。  それと、もう1点だけ。 330 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 331 ◯委員(小笹浩樹君) 154ページの消防の耐震性貯水層新設工事なんですけれども、ごめんなさい、前に説明いただいたかもしれないんですけれども、総数がどれだけあって、どれだけ耐震が図られていて、まだ図られていないものがどれだけ残っていてというようなことを簡単に教えていただけますでしょうか。 332 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂上警防課長。 333 ◯警防課長(坂上 弘君) 整備しておりますのは耐震性貯水層という名目で、防火水槽とはちょっと性質の違うものであります。防火水槽と貯水槽は何が違うんやと言われますと、何も違いはありません。使用目的が違うということで、防火水槽は主に消火活動のための消防水利として整備しているもの、貯水槽につきましては、当然、消火用水としても利用しますけれども、大震災時の住民自主防災活動の生活水などのために整備するものという住み分けがございまして、耐震性貯水槽につきましては、現在まで100トン級のものを市内に15カ所、それから、40トン級のものを7基、整備しておりまして、計画では、40トン級のものを後8基、整備しようと考えております。これらを含めまして防火水槽という形で貯水槽、防火水槽を合わせますと、市内で517カ所を設置しております。以上です。 334 ◯委員(小笹浩樹君) 結構です。ありがとうございました。 335 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。浜田委員。 336 ◯委員(浜田佳資君) 1点だけ。先ほど西口委員からも財政の将来の点に関してありましたけど、歳入歳出決算に係る主要な施策の成果を説明する書類の33ページ以降に、今後の財政を見る場合、その指標はどうなのかということを正確に見ることが必要だと思うんですが、幾つかの指標があるんですが、この中でも比重の大小があると思うんです。特にこれが重要な指標だというのは何で、また、その理由についてお聞かせ願えますか。 337 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 338 ◯財政課長(大西清隆君) 国はどれが重要とかいうことは一切示しておりません。その中で、私が仕事を通じて感じますのが、34ページの(1)の財政力指数、それと、37ページの実質公債費比率、それから、38ページの将来負担比率、この3つにつきましては、短期的な改善というのはなかなか目指しにくいものなので非常に重要な指標かなと考えております。 339 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 340 ◯委員(浜田佳資君) ありがとうございます。  そうしますと、経常収支比率はその3つの中に含まれていなかったので、長期的に見て、ランクが、重要度で言ったらちょっと落ちるというような認識なんでしょうか。 341 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 342 ◯財政課長(大西清隆君) 人それぞれ考えがあると思うんですけども、経常収支比率と言いますのは、確かに社会保障費はどうしても減らせない、どんどん増えていって、市独自では減らす努力は難しいんですけども、例えば物件費、委託料とかを削っていくとか、それから、職員の人件費を削るとかいうのは、まだ市独自でやりやすい部分というのはあるかと思います。それで、私としては、やはり財政力指数とか実質公債費比率とか将来負担比率は、努力についてはもっと、5年、10年の改善の努力というのが要りますので、それでちょっと今は省かせてもらったということで、決しておろそかにしていいという意味ではございません。 343 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 344 ◯委員(浜田佳資君) それで、意見書の方でも、最後のまとめの中に出ています、自主財源をどう確保するかが一番の問題だという点に関しては多分誰も異論がないと思います。それに関して、先ほど市長も答弁の中で2つの点で述べられましたが、あと、それ以外で言うならば、北生駒駅周辺の都市計画を変えるという話の中でも出ましたが、固定資産税、あそこでも1億円という話もありましたが、まだまだ生駒には財源に換えられる土地がいろいろまだあると思うんです。やり方を間違うと大変なことになりますので、そこら辺は計画も含めて適切に行って財源を確保してほしいということ。  それと、経常収支比率の問題で、どの程度かの認識は個人によっても違うと思うんですが、こういう指標は数字が一人歩きすると非常によくないというふうに思います。その中で、先ほど塩見委員からも扶助費の問題がありました。これ、折れ線グラフ等を使ってちゃんと知らせることが必要だということをおっしゃられたんですが、確かにそういうことも必要なんですが、この決算の中でも扶助費は10カ所にあるんですけど、まず、それがなぜ必要なのかという中身を示してちゃんとやらないと、何かこれが経常収支比率等の関係で無駄と言うか、邪魔者扱いというようなニュアンスが出てしまうと、それは非常に市民生活を保障するという点でよくないと思いますので、その点だけ気を付けていただきたい。これは意見です。 345 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 346 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に委員による質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  暫時休憩します。              午後0時2分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時1分 再開 347 ◯委員長(矢奥憲一君) 休憩を解いて、引き続き会議を行います。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原議員。 348 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 成果を説明する書類のところで、冒頭のところに一般行政経費の経常分5%カットを掲げと書いているんですが、これは一体、財政的にはどういうふうな影響があったのか、具体的なことが分かればちょっと教えていただきたいなと思って、まず最初にお願いします。 349 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 350 ◯財政課長(大西清隆君) 例えば決算の数字からいきますと、委託料とかの物件費というのが20年度決算では41億3,000万ほどございました。それが40億3,500万、約9,300万下がったというような点は大きく効果があったのかなと考えております。 351 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 352 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 各担当課、5%カットということでは、これ、皆さんは大変ご苦労されたと思うんです。今、市の税収も減ってくるし、高齢化が進むという中で、少しでもお金を確保しなければならないので、財政課としては大変苦労されていると思うんですけれども、ここで私が申し上げたいのは、例えば第2工区の件で、URの固定資産税の減免なんかをされていますね。これは住民運動が起きていますけれども、こういうところも慎重にしていただいて、やはり少しでも税収確保、財源確保できるようにしていただきたいということ、これは意見だけ申し上げておきます。  次、いいですか。 353 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 354 ◯委員外議員(上原しのぶ君) それから、その次に、同じように、退職者の不補充による人員の削減ということになっているんですが、これ、額面に直せばどれぐらい確保されたのか教えてください。 355 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 356 ◯財政課長(大西清隆君) ご質問はどれだけ減ったかということですか。 357 ◯委員外議員(上原しのぶ君) そうですね。 358 ◯財政課長(大西清隆君) 人件費が、同じように20年度決算では一般財源を充当した人件費であって市全体の人件費ではございません。20年度決算で人件費の額が77億8,900万ほどございました。それが75億1,200万へと約2億8,000万円減額になっております。 359 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 360 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 私が申し上げたいのは、額面のことは聞きましたけれども、額面そのものじゃなくて、このアクションプランを見ましても、職員の削減というのが掲げられていまして、適正化ということで削減が掲げられているんですが、先ほどのお話を聞いていましても、何か800人にするというふうな、そういうことだったんですけれども、これはやっぱり、人口は減っていないわけですよね。そういう意味では、仕事の量は一定あると思うんです。そういう状況の中で、職員削減だけが一人歩きしてしまうと、現場の状況はどうであったのかなというふうに思うんですが、その辺はどうなのか、ちょっと教えてください。 361 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 362 ◯職員課長(中谷充隆君) 現場の状況ということなんですけども、職員課の方で、例えば仕事量ということで、時間外の数なんですけども、平成20年度に比べましたら、大体1万6,500時間ほど増加しております。これにつきましては、主に平成21年度につきましては選挙事務、先ほどから出ております衆議院選挙とか市長選挙とか市議の補欠選挙、それから、直接請求等がありまして、この部分が大部分を占めておりますので、時間外で申し上げましたら全体で7,185時間増えていまして、1人当たり年間大体10時間弱の増加ということでこちらの方は分析しております。以上でございます。 363 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 364 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 私が心配するのは、今のご答弁でも分かりましたけれども、やはり労働時間が増えているということと、あと、やっぱりその辺で過重労働になって住民サービスに影響するということだと思うんです。その辺のところを配慮していただきたいと思うんです。  6月にアクションプランで質問しましたときに、臨時職員の方の数と正職員の方の数を合わせたら、大体この庁舎の中で働いておられる方の数というのは1,300人前後をずっと推移しているということでは、やはり人員確保はしなければならない実態があると思うんです。その辺のところをよくつかんでいただいて、適正化ということだけで削減ありきにならないように、これは強くお願いしておきたいと思います。  次、お願いします。 365 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 366 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 次、説明書の7ページです。人事評価制度についてお尋ねしたいと思います。  この人事評価制度なんですけれども、これも、私、何回かこの問題を取り上げさせていただいているんですが、これの評価の仕方を教えていただきたいんです。例えば絶対評価なのか、相対評価なのか、お教えください。 367 ◯委員長(矢奥憲一君) 安田次長。 368 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 生駒市の人事評価制度は、人と人とを比べて行いますいわゆる相対評価ではなくて、あらかじめ決められております評価基準に基づいて行います絶対評価でございます。 369 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 370 ◯委員外議員(上原しのぶ君) この人事評価制度というのは、もう一度確認させていただきたいんですが、どういう考えのもとで実施されているんですか。 371 ◯委員長(矢奥憲一君) 安田次長。 372 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) これから地域主権の時代を迎えるわけでございますけれども、その中で、地方自治体はいろんな難しい課題に対応していかなければならない。しかも、それは自分の責任で対応していかなければならないということでございますので、そのような行政運営を行える人材を育成するための方策の一つとして人事評価制度を導入しております。 373 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 374 ◯委員外議員(上原しのぶ君) これ、たしか給与への反映がされるというふうにあったと思うんですが、その辺は実際にされたのかどうか、お聞かせください。 375 ◯委員長(矢奥憲一君) 安田次長。 376 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 給与の中の勤勉手当に、平成22年6月の勤勉手当から反映しております。 377 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 378 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 何人ぐらいの方に適用されたんですか。 379 ◯委員長(矢奥憲一君) 安田次長。 380 ◯市長公室次長兼企画財政部次長(安田寿郎君) 151名でございます。 381 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 382 ◯委員外議員(上原しのぶ君) それはいい面で採用されたのか、それともマイナスになったのか、どちらですか。 383 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷課長。 384 ◯職員課長(中谷充隆君) 勤勉手当の方で調整させていただいたということなんですけども、勤勉手当が上がった方につきましては、管理職では20名でございます。下がった方につきましては7名でございます。以上です。 385 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 386 ◯委員外議員(上原しのぶ君) じゃ、次の質問に移ります。  決算書の82ページのところに、国民保護協議会委員ということで報酬が支払われているんですが、これは一体どういうことをされたのか、教えてください。 387 ◯委員長(矢奥憲一君) 細川課長。 388 ◯危機管理課長(細川隆庸君) 今年の2月12日に国民保護協議会を開催させていただいて、そのときに支払わせていただいた委員さんの報酬とかでございます。 389 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 390 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 何人ぐらいおられるんですか。 391 ◯委員長(矢奥憲一君) 細川課長。 392 ◯危機管理課長(細川隆庸君) 人数は、防災会議と同じ人数ですので二十数名ですね。ちょっと今、手元にないです。すみません。 393 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。
    394 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 会議の中身、内容を教えてください。 395 ◯委員長(矢奥憲一君) 細川課長。 396 ◯危機管理課長(細川隆庸君) 会議そのものは生駒市の国民保護計画に関することということになってございます。今回につきましては、上位計画、県の国民保護計画というのに変更がありましたので、それに伴って生駒市の国民保護計画も変えていくということで、3月議会のときにちょっと報告させていただいたかと思うんですけども、文言の修正とかいうふうなことにつきまして会議を開かせていただいて、諮問をさせていただいて決めさせていただいたというものでございます。 397 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 398 ◯委員外議員(上原しのぶ君) この国民保護計画ができるときから私たち共産党は、これは問題があるということで指摘をさせていただいていたんですが、住民の安全を守るという意味での保護ということは大事なことだと思うんです。ですから、災害から住民を守るとかということであれば、これは十分必要だと思うんですが、今ここで言われている国民保護計画というのは、国が、平たい言葉で言えば戦争の準備をするためにそういう体制をとれということで上から下りてきたというふうに私たちは考えておりますので、この辺については、生駒市の責任ではありませんので、生駒市にこれをやめろということは言えませんけれども、こういうものには共産党としては賛成できないということだけ言わせていただきます。 399 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 400 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 71ページ、法令遵守推進事業というところをちょっと教えていただきたいんです。  不当要求行為という言葉があるんですが、これ、実際にあったのかどうかだけ教えてください。 401 ◯委員長(矢奥憲一君) 坂野局長。 402 ◯監査委員事務局長(坂野 博君) ただ今のご質問でございますが、不当要求行為の件数でございますが、法令遵守推進条例が平成19年11月から施行されておりまして、それから約3年になるわけでございますが、平成19年度に不当要求行為1件、それと、21年度に不当要求行為が1件、条例が施行されましてから合計2件でございます。 403 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 404 ◯委員外議員(上原しのぶ君) これは関連なんですけれども、この対象に市長が入っていないということでは、過日、一般質問でも意見を述べさせていただいたんですが、やはりこれは公職者ということでは市長もやっぱり対象に入れるべきだということだけ述べさせていただきます。 405 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。上原議員。 406 ◯委員外議員(上原しのぶ君) あと、70ページ、契約検査事務のところで電子入札システムの運用のことが書いてあるんですが、これを具体的に教えていただけますでしょうか。 407 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀内課長。 408 ◯契約検査課長(堀内秀格君) 電子入札システムと言いますのは、インターネットを利用しまして入札事務を行うというものでございます。ですから、今まで郵便入札をやっておりまして、郵便で入札の札を入れてくるわけなんですけども、その辺をインターネットで、事務所にいながらにして行えるというシステムでございます。 409 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 410 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 件数とかはどんなものか、教えていただけますか。 411 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀内課長。 412 ◯契約検査課長(堀内秀格君) 20年度から始めまして、まだ日が浅くございまして、今現在、拡大の試行中ということでございます。21年度は、150件中29件、電子入札を行いました。今年度、10月からはかなり拡大をしておりまして、恐らく今年度では90件ぐらい行くだろうと。来年度には、最終的には120件ほど、件数の比率にして8割ぐらいしていく予定だというように思っております。 413 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 414 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 同じく契約検査課に関係するところなんですが、この実施計画の中にあります随意契約の適正化の取組がされていると思うんですが、この内容についてちょっと詳しいことを教えていただけたら。 415 ◯委員長(矢奥憲一君) 堀内課長。 416 ◯契約検査課長(堀内秀格君) 随意契約の適正化に関しましては、平成20年の3月に随意契約の在り方に関する提言というのが随意契約適正化検討委員会の方から出されました。それを受けまして、随意契約のガイドラインを21年の1月1日に施行いたしました。本格運用は21年4月からということで21年度になるんですけども、内容としましては、予定価格1,000万以上、この辺の厳格なチェックを契約検査課で行っております。そして、その分の公表とか、あと、担当者の研修というのを行っております。これによりまして、職員が適正な随意契約を行わなきゃならないという意識が非常に強くなったと感じております。  先ほどもちょっと質問が出たんですけども、随意契約イコール悪と思われがちなんですけども、そうではございませんので、地方自治法の施行令167条の2の規定に適合するかどうか、これはガイドラインに列挙してあるわけなんですけども、こういったところをきちっと職員の方に理解していただいて、何と言っても第三者、市民の方の目に触れてもきちんと説明できる内容の随意契約であるというところに重点を置いてチェックと研修などを行っております。そういったことで最小の経費で最大の効果を上げるように努力をしているところでございます。以上です。 417 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。角田議員。 418 ◯委員外議員(角田晃一君) 成果を説明する書類の34ページの各種財政指標の中で、先ほど大西課長が1番の財政力指数他3つの指数改善ということで頑張っていると。生駒市の場合、もうご承知のように、健全化判断比率においてはほぼ問題ないのかなと思いますけども、特に指標の中で、前年比で悪化しているのは財政力指数だけなので、ここを重点的にされるというのは全くそのとおりで、その場合に、先ほどからもずっと答弁がありますけども、まずここから手を着けたい、これはやらねばならぬと、こういう優先順位がいろいろあると思うんですけども、その最優先順位で考えておられることをお答えいただければと。 419 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 420 ◯財政課長(大西清隆君) それは先ほど市長から答弁がありましたように、やはり働き盛りの世代を呼び込む、それから、企業誘致を進める、そうして自己財源の税収を増やしていくと、そういう地道な努力しかないと思います。 421 ◯委員長(矢奥憲一君) 角田議員。 422 ◯委員外議員(角田晃一君) 分かりました。  もう1つ、同じ成果を説明する書類の48ページ、50ページのところに、いわゆる貸借対照表、全く違った観点からちょっとお伺いしたいんですけども、いわゆるバランスシートということで、右下の方の純資産合計ということが20年度の場合は1,274億なにがし、21年度の場合は1,289億なにがしと、そういう純資産ということで、この2年間を見ますと改善と言うのか、十四、五億、純資産が増えています。バランスシートは、当然ながら資産を増やし、負債を減らせば幾らでもこの純資産は増えていくわけですけれども、いわゆる財政と言いますか、生駒市の財政力ないしは財政のバランスと言いますか、そういったような総合的なところから、バランスシートをよくするということについて、今までのお答えと大体似たようなところがあるのかと思いますけれども、この観点から何かお考えのところがあったら教えていただきたい。 423 ◯委員長(矢奥憲一君) 大西課長。 424 ◯財政課長(大西清隆君) まず、貸方の方の負債をどんどん減らしていくということですね。それと、左の借方の資産につきましても、ちょっと言い方が悪かったら誤解を招くか分かりませんが、不要な資産はどんどん処分するということで、左側、借方を減らすという、民間でも当然行われているようなことしかなかなかできないのかなと思います。 425 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 426 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等がないようでございますので、以上で報告第6号及び議案第59号に係る企画総務委員会所管分の質疑を終結いたします。  以上で企画総務委員会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  審査進行上、暫時休憩いたします。              午後1時21分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時31分 再開 427 ◯委員長(矢奥憲一君) 休憩を解いて、引き続き審査を行います。  次に、市民福祉委員会の所管に係る各議案について、順次審査いたします。  まず、議案第59号、平成21年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  新谷市民部長。 428 ◯市民部長(新谷 厚君) 企画総務委員会所管分に引き続きまして、よろしくお願いいたします。  それでは、市民部の所管に係ります費目についてご説明申し上げます。  まず初めに、80ページ上段から81ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目10、人権施策費でございます。この費目につきましては、同和問題を始め、あらゆる人権問題の解決に向けた各種行事及び啓発事業等に要した経費でございまして、生駒市人権施策審議会の運営や市民集会の開催、啓発ポスターの作成、配布、各種大会への参加など、多様な機会と場を通じた人権教育、人権啓発の推進などを行ったものでございます。  続きまして、84ページから86ページをお願いいたします。  項2、徴税費でございます。この費目は、税務部門の事務に要する経費でございまして、目1、税務総務費は、職員の人件費、税務相談の開催などに要した経費でございます。また、引き続き、ふるさと生駒応援寄附を実施し、その啓発などにも努めたところでございます。  次の目2、賦課徴収費につきましては、市の財源の中枢を成す市税の賦課及び徴収に要した経費でございます。これら事務の執行に当たりましては、適正な賦課及び徴収事務の遂行に努め、また、市広報紙などを通じ、税に対する理解を深めていただくとともに、それぞれの生活状況を考慮した納税相談を実施し、納税の喚起に努めたところでございます。  引き続きまして、87ページから88ページをお願いいたします。  項3、戸籍住民基本台帳費は市民課業務に要する経費でございます。  目1の戸籍住民基本台帳費につきましては、職員の人件費、住民記録や戸籍の電算経費及び市民サービスコーナーの運営に要した経費でございまして、窓口業務のサービスの充実に努めたところでございます。  次の目2、住居表示整備費につきましては、街区表示板の新設、取替えなどに要した経費でございます。  続きまして、103ページ上段から104ページをお願いいたします。  款3、民生費、項1、社会福祉費、目7、人権文化センター運営費でございます。この費目につきましては、福祉の向上や人権啓発のための住民交流の拠点として、各種相談事業を始めとする地域福祉事業、地域交流事業としての生涯学習講座、パソコン講座の開催等に要した経費及び人権文化センターの管理運営に要した経費でございます。  続きまして、126ページ下段から131ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項1、農業費でございます。この費目は農業委員会及び産業振興課の農林部門の事務に要する経費でございまして、目1、農業委員会費につきましては、農業委員や事務局職員の人件費、農業委員会の運営などに要した経費でございます。なお、農業委員の定数削減につきましては、一昨年に引き続いて農業委員会委員削減検討委員会で検討を願い、平成21年6月議会で条例改正の議決をいただいたところでございます。  次の目2、農業総務費につきましては、職員の人件費及び農業事務に要した経費でございます。  次の目3、農業振興費につきましては、各種農業団体の育成や農業祭、4回の青空市場の開催及び4カ所の市民農園の管理運営や、農地の有効活用を図るための遊休農地活用奨励金の交付などに要した経費でございます。  次の目4、森林対策事業費につきましては、森林保全の一環として、NPO法人等が実施する里山林整備事業に対する補助や森林病害虫の予防と被害拡大の防止のため、樹幹注入の実施などに要した経費でございます。  次の目5、農地費につきましては、農業基盤の整備と農地等の保全管理を図るために各種団体による農業用道路、ため池、水路等の農業用施設の土地改良事業に対する助成経費でございます。  続きまして、131ページの項2、商工費、目1、商工総務費につきましては、産業振興課の商工部門の職員の人件費及び商工事務に要した経費でございます。  次の目2、商工振興費につきましては、商工業の振興や商工業者の育成のための特別小口融資制度において、融資額に対する債務保証や年利1%相当分の利子の補給、及び本市の特産品である竹製品の普及などに要した経費でございます。また、生駒駅周辺商店街の活性化を目的に、生駒駅前商店街連合会が開催した100円商店街に対する協力や、各種商工業振興事業を行っている生駒商工会議所に対し補助を行うとともに、駅前本通商店街のアーケード改修工事に対する補助を行ったところでございます。また、企業誘致を推進するため、北田原準工業地域内で企業調査を行うとともに、企業立地促進補助金交付要綱を定めたところでございます。  なお、節19、負担金補助及び交付金について1,480万円余りの不用額が生じておりますのは、中小企業特別小口融資において当初予定した融資額を下回ったため、債務保証料補給金及び利子補給金に不用額が生じたことによるものでございます。  次の132ページ下段、目3、観光費につきましては、市内観光地のPRや観光施設の改修、清掃等の維持管理に要した経費が主なものでございまして、市の花、菊に広く親しんでもらうために、菊作り講習会の開催や、生駒駅前等で菊の展示を行ったところでございます。  次の目4、高山竹林園費につきましては、高山竹林園の管理運営に要した経費でございまして、地場産業である竹製品の振興、市民の文化と教養の向上を図るため、竹あかりの夕べの開催、茶筌製作実演、茶道教室等の事業を行ったところでございます。  次に、1つ飛びまして、目6、定額給付金事業につきましては、給付金全額と事務費の大半を平成20年度から繰越明許させていただき、給付対象世帯数4万5,529世帯のうち4万5,209世帯に対して総額17億7,632万円の給付を行ったところでございます。なお、同費目のうち節12、役務費において1,900万円余りの不用額が生じておりますのは、当初、簡易書留を予定しておりました申請書等の送付を普通郵便に変更したために生じたものでございます。  続きまして、165ページ中段から167ページをお願いいたします。  款8、教育費、項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。この費目のうち、市民部が所管しております男女共同参画施策推進事業及び男女共同参画施策推進費につきましては、男女がお互いにその人権を尊重し、喜びと責任を分かち合い、個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現のため、You&Iフェスタや各種講座の開催、男女共同参画情報誌「Vivid You & I(びびっど ゆうあい)」等による情報の提供と啓発、相談窓口業務などに要した経費でございます。  続きまして、171ページ上段から172ページをお願いいたします。  項5、社会教育費、目4、人権教育推進費でございます。この費目につきましては、あらゆる差別の解消を目指して、人権教育講座や識字学級、地区別懇談会、さらに、子ども人権広場などを開催し、人権問題に対する正しい理解と認識を培うための人権教育の推進に努めた経費でございます。  続きまして、185ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項2、農林業施設災害復旧費でございます。平成21年度におきましては、幸いにして国庫補助事業の対象となる災害の発生がなかったことによりまして支出はございませんでした。  以上が市民部の所管に係るものでございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 429 ◯委員長(矢奥憲一君) 次に、池田福祉健康部長。 430 ◯福祉健康部長(池田勝彦君) 福祉健康部の所管に係ります関係費目につきましてご説明申し上げます前に、決算書の記載に誤りがございましたのでご報告をさせていただきます。  恐れ入りますが、決算書の102ページをお願いいたします。  102ページの目5、後期高齢者医療費の施策の成果等の欄でございますが、後期高齢者医療事業費の特定検診228万2,139円となっておりますけれども、正しくは、健康診査2,282万7,139円の誤りでございます。ご迷惑をお掛けいたしましたことをおわび申し上げますとともに、訂正のほど、よろしくお願い申し上げます。  それでは、福祉健康部の内容を説明させていただきます。  決算書の95ページをお願いいたします。  95ページの下段から97ページにかけましての款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費は、民生・児童委員活動費の交付、社会福祉協議会への補助、鹿ノ台の地域交流センターの運営に対する補助等に要した経費でございます。  次に、97ページの目2、国民年金費は国民年金業務に要した経費でございます。  次に、98ページから99ページにかけましての目3、障がい者福祉費は、障がい者に対し、居宅サービス及び施設サービスの実施やケアプランの作成、相談支援業務の充実を図るとともに、医療費の助成、年金や障がい者交通費助成を行うなど、障がい者の日常生活の安定、社会参加の促進を図るため、各種事業を実施したものでございます。また、障がい者の方々がスポーツに親しめるよう、井出山温水プールへスポーツ備品を設置いたしました。  次に、99ページの下段から101ページにかけての目4、老人福祉費は、高齢者交通費助成、長寿福祉大会の開催、RAKU―RAKUはうすや金鵄の杜倭苑など高齢者福祉施設の運営管理に要した経費と、地域福祉計画策定のための住民アンケート調査に要した経費でございます。  また、緊急通報システム、位置情報提供システムなどの高齢者等生活支援事業を継続実施するとともに、認知症への正しい理解と予防の取組といたしまして、認知症サポーター養成講座の開催や平成22年度から5年間の次世代育成支援後期行動計画の策定に要した経費でございます。  なお、扶助費で3,195万円余りの不用額が生じておりますのは、重度心身障がい者老人等医療費の助成件数が当初見込みより少なかったこと等によるものでございます。  次に、102ページの目5、後期高齢者医療費は、後期高齢者に対する健康診査の経費及び療養給付費の市負担金、後期高齢者医療特別会計に対する一般会計繰出しに要した経費でございます。  なお、委託料の2,926万円余りの不用額は、健康診査の受診者が当初見込みより少なかったこと、また、繰出金の1,395万円余りの不用額は、後期高齢者医療特別会計への繰出しが当初見込みより少なかったことによるものでございます。  次に、102ページ中段の目6、介護保険費は、小規模多機能居宅介護事業所の整備に係る経費の一部を助成するとともに、既存の認知症高齢者グループホームのスプリンクラー設置の整備に補助をいたしました。また、節28、繰出金は介護給付費の市負担分及び職員給与費等を介護保険特別会計へ繰り出したものでございます。  また、繰出金の2,935万円余りの不用額は、介護保険の給付費が見込みを下回ったこと等により、介護保険特別会計への繰出金が少なかったことによるものでございます。  次に、104ページの上段の目8、福祉センター費は、管理運営を社会福祉協議会へ指定管理するとともに、各種教室や障がい者スポーツ大会などの交流事業等を実施し、障がい者の自立と社会参加の促進等に努めたものでございます。  次に、104ページ中段の目9、社会福祉施設整備事業費は、社会福祉法人長命荘が運営する特別養護老人ホームの施設整備の完了に伴い、補助金を交付したものでございます。  続きまして、104ページ下段から107ページの項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費は、職員の人件費及び事務的経費、児童手当の支給、私立保育所への助成、乳幼児医療費助成、子どもサポートセンターゆうの運営管理等が主なものでございます。  なお、扶助費の2,571万円余りの不用額は、乳幼児医療費助成が当初の見込みより少なかったことによるものでございます。  続きまして、107ページの目2、児童保育費は、私立保育所と生駒市外の保育所への保育の実施委託、及び病後児保育に伴う嘱託医業務に要したものでございます。  なお、1,470万円余りの不用額は、生駒市外の保育所への保育実施委託児童数が見込みより少なかったことによるものでございます。
     同じく107ページ下段から109ページの目3、保育所費は、公立保育所4園における職員の人件費、運営及び維持管理に要した経費でございます。  なお、6,925万円余りの繰越明許費を計上しておりますのは、国の地域活性化臨時交付金を活用して増額補正をさせていただきました公立保育所の施設整備事業の一部が年度内に完了できなかったため、平成22年度に繰り越したものでございます。  続きまして、109ページの目4、母子福祉費は、母子家庭の自立と生活の安定を図るため、母子医療費の助成や児童扶養手当の支給、母子自立支援事業等に要した経費でございます。  次に、109ページ下段から110ページにかけての目5、児童館運営費は、小平尾南児童館の管理運営及び施設の整備に要した経費でございます。  続きまして、110ページ下段から111ページの目6、学童保育費は、学童保育所の施設管理及び運営に要した経費でございまして、21年度に児童数が70名を超え、大規模化しておりました学童保育所を、施設の増設や小学校の余裕教室を改修することで分割し、保育環境の改善に努めました。  同じく111ページ中段から112ページにかけての項3、生活保護費、目1、生活保護総務費は関係職員の人件費と事務的経費でございます。  続きまして、112ページ中段の目2、扶助費は、生活保護法に基づく生活扶助や医療扶助を始めとする各扶助を行い、被保護世帯の自立助長に努めたものでございます。  続きまして、112ページ下段から113ページにかけましての項4、災害救助費、目1、災害救助費は、火災による被災者への見舞金が2件となっております。  続きまして、113ページの中段、項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費は、国民健康保険特別会計の保険基盤安定事業、財政安定化支援事業、事務費、出産育児一時金等の補填等を目的とする従来からの繰出しに加えまして、平成20年度の国民健康保険特別会計に歳入不足が生じましたことから、平成21年度の一般会計から2億1,457万円余りの貸付けをしたものでございます。  続きまして、113ページから115ページにかけましての款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費は、職員の人件費や妊婦一般健康診査、乳幼児健康診査等の事業の実施に要した経費でございます。妊婦一般健康診査は健康診査の公費負担回数を5回から14回に変更し、妊婦の健康診査費用の軽減を図っております。また、生後4カ月までの乳児がいる家庭を訪問するこんにちは赤ちゃん事業などを引き続き実施し、育児に対する悩みの相談等に対応いたしました。また、新病院整備事業費は生駒市病院事業推進委員会の開催等に要した経費でございます。  次に、115ページから116ページの目2、予防費は、休日夜間応急診療所、乳幼児や高齢者等への予防接種、がん検診、感染症対策などの各種保健事業の実施等に要した経費でございます。  次に、健康づくり推進事業といたしまして、福祉と健康のつどいを開催するとともに、ウォーキングに親しんでいただくために健康生駒ウォーキングマップを作成し、市民の健康意識の向上と保健事業の普及に努めたものでございます。  最後に、116ページから117ページの目3、健康センター管理費はセラビーいこまの維持管理に係る経費でございます。  以上が福祉健康部の所管分でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 431 ◯委員長(矢奥憲一君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山田副委員長。 432 ◯副委員長(山田正弘君) 80ページ、人権施策費。人権施策審議会委員の人数は何人か教えていただきたいのと、成果に、取組状況について意見を受けたということになっていますけど、その結果、それをどのように生かされたかということをお聞きしたいんですけど。 433 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 434 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) ただ今のご質問に対してお答えさせていただきます。  委員の人数は7名です。  あと、今回、10月7日をもちまして、それまでの審議会の委員さんの任期が終わりましたので、取りまとめを行いまして、10月6日付けで審議会からの報告書という形で市長の方へ送付しております。 435 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 436 ◯副委員長(山田正弘君) その市長のところへ送付されたやつは、我々には届いてないと思うんですけど。 437 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 438 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) 10月15日付けでホームページにもアップしておりますし、議会の方へもその前にお届けさせていただいております。 439 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 440 ◯副委員長(山田正弘君) ホームページということなんですけど、何でもかんでもホームページ、ホームページとおっしゃるんですけど、見る人というのが少ない、高齢者とかそういうふうな方は案外見られてないので、もっと広報にばーんと載せてもろうた方がまだ見る機会が多いと思いますので、できるだけ市民の目の届くようにしていただきたいと思っておりますけど、それは要望しておきます。  今ちょっと調べていただいていますので、次。 441 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 442 ◯副委員長(山田正弘君) 人権相談ということで、80ページなんですけど、年12回開催されたということなんですけど、大体何人ぐらい相談に来られたかということとその相談内容。ほんで、相談員は人権擁護委員さんがやられているのか、弁護士さんがやられているのか、ちょっと分かりませんけど、その点を教えていただけますか。 443 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 444 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) 毎月第3火曜日に1回、相談はさせていただいています。一応、広報では予約制となっているんですけども、担当していただいている人権擁護委員さん、市内で11名おられるんですけども、ボランティアという形でやられていますので、当日でもいけるようにということで、人員的には予約なしでもその時間、相談室のコーナーに配置していただいています。10時間やった件数としては、ちょっとこれはまだ手元の資料を確認していませんけども、5件程度だったというふうに記憶しております。 445 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 446 ◯副委員長(山田正弘君) そしたら、相談に来られたのは年に5件ぐらいですか。内容はどんな内容。それは分かりませんか。 447 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 448 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) 一応、相談内容については若干プライバシーの問題もありますけども、相隣関係、いわゆる近所付き合いの関係であったり、そういった類いのもの、また、精神的な重荷をお持ちの方の自分の悩みとか、そういうふうな形になっております。 449 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 450 ◯副委員長(山田正弘君) これも、月に1回で年12回ということになっていますけど、市民の方もいろんな悩み事を持っておられる方もたくさんおられると思いますので、もっとこれも啓発してもろうて、できるだけ市民の方に利用していただいてということもお願いしておきます。 451 ◯委員長(矢奥憲一君) 中谷議長。 452 ◯議長(中谷尚敬君) さっきの山田委員の質問の人権施策の審議会の報告というのが、私宛てにやなしに、ただ、議会に持ってきて図書館に置いているだけですわ。せやから、私が報告を受けていたら皆さんのレターケースに入れるんですが、私に報告やなしに、こういうのがありましたということで、ただ図書館に置かせてもろうてる。来ていることは来ていますけど、ちょっと私、知りませんでしたので、すみませんでした。 453 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 454 ◯副委員長(山田正弘君) 今のその件なんですけど、病院やとかそういうようなことは、我々、レターケースにたくさん入れてもろうてますけど、やっぱり人権ということも市政の柱やと私は思っていますんですわ、市長さんはどう思ってはるのかちょっと分かりませんけどね。そういうこともやっぱり我々議員にも市民の方にももっと周知徹底して分かってもらえるようにお願いしたいわけです。これは要望しておきます。今後そういうことのないようにお願いしておきます。  次、よろしいですか。 455 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 456 ◯副委員長(山田正弘君) それでは、96ページをお願いします。  96ページの目1の社会福祉総務費の扶助費なんですけど、当初予算では52万6,000円という予算でございましたけど、それに9月議会で4,200万の補正をされているわけです。そして、補正されたにもかかわらず、要るから補正されたと思うんですけど、それが、不用額が4,210万4,560円となっておりますけど、これに対して不用額が多い理由をちょっと教えていただきたいんですけど。 457 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 458 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) これは10月に創設されたわけなんですが、そのときに、国の基準による計算方法によりましてその当時に計算した結果、4,200万ほどの金額になったということで、実際にはかなり低かったんですけども、国の基準による計算方式で計算した結果ということでこの金額になったわけでございます。 459 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 460 ◯副委員長(山田正弘君) 分かりました。  それでは、102ページをお願いします。  目5の後期高齢者医療費の委託料なんですけど、20年度は2,955万3,000円ということで支出が1,500万、21年度は4,905万2,000円で支出が1,978万3,527円となって、不用額がちょっと多いんですけど、この不用額の理由をちょっと教えていただきたいんですけど。 461 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 462 ◯国保年金課長(松本裕孝君) この分につきましては、年度当初、健康診査の分の委託料、5,000人受診していただけるものだということで計上しておりましたけども、実際は半分ぐらいの受診率しかなかったということでございます。 463 ◯委員長(矢奥憲一君) 山田副委員長。 464 ◯副委員長(山田正弘君) 分かりました。受診の方が少なかったからという結果ですね。分かりました。  それでは、116ページをお願いします。  目2の予防費の負担金補助及び交付金なんですけど、これも当初予算1,195万ということなんですけど、インフルエンザの接種補助金ということで、11月議会で4,148万3,000円を補正されているんですけど、これも5,000万余りの不用額が出ているんですけど、これもその理由をちょっとお聞きしたいんですけど。 465 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 466 ◯健康課長(尾山隆啓君) まず、3点ございまして、1点目は、優楽の方の補助金を予定していたんですけども、黒字になったということで無くなりまして、それが1,000万分ぐらいです。あと、これも補正の方でお願いいたしましたヒブワクチンの接種なんですけども、大体520人4回分ということでとっていたんですけども、900人弱になったということ。あと、新型インフルエンザワクチンなんですけども、これは、補正4,000万ほどしていただいて、使ったのがほぼ180万ぐらいなんです。この原因といたしましては、ワクチンがなかなか出てこずに、出回った頃にはもう鎮静化していたということでこういう結果になってしまいました。以上でございます。 467 ◯副委員長(山田正弘君) 分かりました。ありがとうございます。結構です。 468 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。塩見委員。 469 ◯委員(塩見牧子君) 決算書の85ページの徴収経費の収納状況なんですけれども、生駒市は現年課税分の徴収率はいつも98%を超えていて結構高いんですけれども、滞納繰越分が平成19年度で12.17%、平成20年度で9.54%、平成21年で10.82%と、県下でもこの部分については下位の方に位置しているんですね。以前ちょっと滞納のことについて一般質問させていただいた折に、生駒市は滞納繰越分の収納率は低いけれども、でも、分納などの方法をとるなどしてわずかずつでも納めていただいていて、逆に徴収率が高いところは、さっさと回収をあきらめて不納欠損として計上するから見かけ上は徴収率が高くなるというようなご説明を受けた記憶があるんですけど、その理解は正しいですか。 470 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 471 ◯収税課長(安達博臣君) 確かにそういう面もございます。以前からご説明させていただいていると思いますけども、生駒市の分については現年を優先して、できるだけ取りこぼしのないような形で徴収していくと。ですから、積極的な分割とか、あと、どうしても納付されない方についてはそれなりの処分というようなこともさせていただいていますねんけども、やはり県下各市の収納実績等を見ていましたら、正直、分母が生駒市の場合はちょっと大きいですので、取る額が多くても分母が大きい分だけその率は下がってしまうというような状況でございます。 472 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 473 ◯委員(塩見牧子君) 今、奈良県の方が奈良モデルと言って県と市町村との共同処理で税の徴収ですとか納税の促進を図っていこうというような動きがあるやに聞いているんですけれども、これに関してはどの程度具体化しているんでしょう。まだ全然、プランとして上がっているだけなのか。 474 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 475 ◯市長(山下 真君) ちょっとうろ覚えの記憶で申し訳ないんですけれども、ご承知のとおり、県民税というのも市町村が一緒に徴収していますよね。そうすると、市町村税の徴収率が悪いと、当然、県民税の徴収率も悪くなるということで、県が徴収に力を入れようということで、徴収率が低いところに県の職員が応援に行くとか、あるいは、市町村の職員であれば、地元のつながりとかがあって余り過度な取立てはしにくいと。だったら、県の職員が代わりに行ってあげるとか。あるいは、市町村同士で連携をして、例えばA市の滞納しているお宅にB市の職員が行って、逆にB市の滞納しているお宅にA市の職員が行くみたいな、それは何か職員の人事交流みたいなのをしているらしいんですけど、そんな形でやろうとしているというふうに聞いております。(発言する者あり) 476 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 477 ◯収税課長(安達博臣君) ただ今の件でございます。  多分、おっしゃっているのは、奈良県個人住民税滞納整理室というところができていますけども、そのことかと推測していますねんけども、この整理室の事業概要を申し上げますと、県職員の市町村派遣による共同徴収事業、滞納整理支援業務、あと、効率的な徴収をするための研修業務、それから、地方税法第48条に基づく直接徴収業務、市町村の同意を得て処理困難な個人住民税の滞納整理を全部引き継いで県の職員がやるというのと、あと、不動産の合同購買、これらを、一応、平成21年度から設置されて今動いています。以上でございます。 478 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 479 ◯委員(塩見牧子君) 生駒市としてはこれにはまだ参加はしていないということですか。 480 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 481 ◯収税課長(安達博臣君) 参加できる体制はとっておりますが、先ほど市長の答弁もありましたように、その場合、市の職員も他の市町村に出向かなあかんと。正直申しまして、私も含めて、人事異動の関係で、ある程度の知識を持った者が今少ない状態なので、もしそういうところに知識のある者が出てしまったら、後の徴収業務が困難になりますので、今ちょっとそれは行けないという状況でございます。 482 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 483 ◯委員(塩見牧子君) 以前もそういうふうに県で広域でこういう滞納整理を行っている事例を紹介して、それに対するご意見を伺ったところ、そういう事業に対しては市が負担金なり拠出金を出さなきゃいけなくなるから、必ずしもプラス面ばかりではないというご説明をいただいていたんですけれども、この奈良モデルの場合は、そういう職員同士の異動も想定に入ってくるということで、今のところ、参加する方向性にはないということでいいんですね。 484 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 485 ◯市長(山下 真君) まずは、人の助けを借りるよりも自分のところの職員の努力によって徴収率を改善することが必要だというふうに思っております。  そういう観点から、今、部長、課長以下一丸となって徴収率向上に取り組んでくれているところだと思いますので、今しばらくその推移を見守った上で今後の検討材料にしていきたいと、このように思っております。 486 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 487 ◯委員(塩見牧子君) ここでやめようと思っていたんだけど、推移を見守ったというんですけれども、その推移が全然変わらなくて横ばいだからちょっとこういう質問になったんですけれども、このまま同じような推移をたどっていても何らかのアクションは起こさないということでいいんですか。 488 ◯委員長(矢奥憲一君) 新谷部長。 489 ◯市民部長(新谷 厚君) 今現在、どちらかと言うと、一生懸命頑張ってはいるんですけども、先ほどお話もあったと思うんですけれども、今の景気の低迷の状況を考えると、すごく市民に対する影響が大きくなっていて、去年に比べて、例えばいろんな税金の関係で値上がった税もありますので、そちらの方に支払の方が行ってしまうというようなとこら辺で、こういう言い方はあれなんですけれども、本当に現状を維持するのが、下げないようにするのが結構かなり苦しい部分がありまして、一生懸命頑張っていて下げないように努力しているというような状況ですので、よろしくご理解いただきたいと思います。 490 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 491 ◯市長(山下 真君) この点につきましては、私の方も気にしておりまして、今、担当課、収税課になりますけれども、徴収率向上に向けたプランということを私の方に出していただきまして、そのプランに従って、今、着々と手を打つように指示もしているところでございます。そのプランは今年度になってから立案したものでございますので、まずはそのプランを着実に実行していただくと。その推移を見守った上で、県の施策への参加ということはその次の課題かなというふうに思っております。 492 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 493 ◯委員(塩見牧子君) 続いて、129ページの遊休農地の活用事業なんですけれども、平成21年の実施計画の方では、仲介件数の目標値として10件、仲介面積の目標値として1万平方メートルというふうに数値が上がっていたんですけれども、成果としてはそれを超える61件、1.25ヘクタールであると。わずかこの1年目にして目標値を超えてしまったわけなんですけれども、ちょっとお聞きしたいんですけど、無償で借り上げた遊休農地全体に占める仲介面積の比率というのはどれぐらいになるんですか。お借りしたものは全て希望する方に100%マッチングできたのか、あるいは浮いている分がまだあるのか。 494 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 495 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) パーセンテージの方は、はっきりしたことはちょっと今持っていないんですけれども、やっぱり貸す方が多いんです。80%程度はマッチングできておると。ということは、後の20%ぐらいの農地については、決算時点ではまだ借り手がなくて残っていたという状況でございます。 496 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 497 ◯委員(塩見牧子君) これ、平成22年度、平成23年度もずっと同じような目標数値が上がっているんですけれども、これからも借上げ面積は今現在ではもう増えているのか、そして、希望者の方、貸してほしいという方も増えているのか、その辺の状況を教えていただけますか。 498 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 499 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 今現在の状況につきましては、1.25ヘクタールから1.82ヘクタール、これは9月末現在でございますが、0.6ヘクタールぐらいはマッチング量は増えております。  今後についても同じような形で、同じカーブを描いて増えていくとはちょっと認識しておりません。当然、農家の方は出されると思うんですけども、借りる人については、ある程度、頭打ちが来るのかなというふうな認識はしておるんですけども、いろいろな形で広報等を利用して、そしてまた、そういうふうな方を発掘していきたいというふうに認識しております。 500 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 501 ◯委員(塩見牧子君) こども課の管轄、105ページをお願いします。  子どもサポートセンターゆうの事業についてなんですけれども、ひろば事業、ゆうゆうひろば、えほんのひろば、サンデーひろば、これ、3年間の数値を拾っていきましたらかなり利用者人数が減っているんですけれども、例えばゆうゆうひろばでしたら、平成19年には1,037人の利用者があったものが、平成21年には732人になってしまっています。えほんのひろばにしても、平成19年には443人であったのが平成21年度は253。サンデーひろばの方は増えているんですけれども、これ、かなり減ってしまっているんですが、この減っている原因をどのように分析しておられますか。
    502 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 503 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 事業の方も、保育園の中でほっとスマイルなり、また、それぞれの児童支援センターとかのひろば事業が、その間、増えてきたこともありまして、そちらの方にもかなりの方が行っておられるというふうに分析しています。 504 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 505 ◯委員(塩見牧子君) 実はひろば事業だけではなくて、サポートセンターそのものの利用人数ですとか相談件数も減っていますし、あと、ファミリーサポーターの依頼会員と援助会員、これもどちらとも減っているんですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。 506 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉川所長。 507 ◯子どもサポートセンター所長(吉川和博君) ファミリーサポートの方の会員が減っていますのは、会員の見直しと言うか、一応、小学生までを対象としておりますけども、どうしても小学生を超えられたりとか、利用されなくてもそのままにされているのがありますので、3年に一度ぐらい、もう一度再確認させていただく時期がございます。それによって、再確認させてもらったら、もう利用されないとか転居されていたりとかいうのもございましたので、ファミリーサポートの部分はそのような形で会員数が若干減っております。  それから、相談業務等につきましての件数が減っておりますのは、実際にそぐわないようなカウント方法が以前されていたものですので、カウント方法をちょっと見直しさせていただいたので極端に減ったようなデータになってきているということでございますので、ご理解の方、お願いいたします。 508 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 509 ◯委員(塩見牧子君) 決して急激に子どもの数が減ったとか、みんなの足が向かなくなったとか、そういうことではないんですね。 510 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉川所長。 511 ◯子どもサポートセンター所長(吉川和博君) 相談業務についてはそういうところはございません。ひろばの方は、若干、回数が変わったりとかいうのがあったり、人数の制限が入ったり、当初は30人ぐらい募集していたんですけど、やっぱりやってみると、それではちょっと場所的に危険度もあるということで定員25人に絞ったりとか、ひろば事業もそういう見直しもしたところで若干減っているのではないかなと思っておりますけども。 512 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。西口委員。 513 ◯委員(西口広信君) 三、四点お聞きしたいんですけども、114ページの節13ですねんけど、委託料で1,974万7,000円、乳幼児健康診査、不用額がちょっと多いように思うんですが、これの理由が分かったら教えてほしいんですけど。 514 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 515 ◯健康課長(尾山隆啓君) 不用額の理由でございますけども、妊婦一般健康診査なんですけども、一応、1人につき14回受けられるということで、21年度、5回から14回に拡大させていただいているんですが、予算上も14回ととっていましたけども、実質的には11回強で受けられた、使われたということになっております。以上です。 516 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 517 ◯委員(西口広信君) ということは、14回が11回で、あと、残りはもう受けはりませんでしたのか。どういうこと。 518 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 519 ◯健康課長(尾山隆啓君) それは、転出されたり、転入者も、以前のところで使われていたら、生駒市に来たときには回数が減ります。そういうことを見込んで、ひょっとしたら予算をとっていたらよかったのかもしれないですけど、見込めないので、予算を全部とっていたんです。そういう理由です。以上です。 520 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 521 ◯委員(西口広信君) 132ページ、これも節13ですねんけど、これも委託料。結構、委託料が、予想が難しいと言うんでしょうか。607万7,000円、企業誘致委託料、これ、結構余っているんですけど、これも理由はどうですか。 522 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 523 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 企業誘致の委託料につきましては、この近辺にございます大阪付近の企業の立地意向についてのアンケート実施を予定していたんですけれども、入札の結果、いわゆる引き受けていただけると言うか、委託先がなかったため、今回については執行しなかったという状況です。  そしたら、そのデータをどうするのかという形なんですけれども、たまたまということではないんですけども、県の方でも同じような形でのアンケート調査をされておりますので、そういううふうな部分を参考とさせていただきたいなというふうに考えております。以上です。 524 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 525 ◯委員(西口広信君) 今、朝からも言うてますが、収入減で生駒市も企業誘致に力を入れてはるんですけども、これもやっぱり皆さんの知恵とかいろんなので多くの有志が来ていただけるような方向で更に頑張ってもらいたいと思います。  その他に、101ページ、戻ってすんません、老人医療費ですけども、これ、先ほど説明があったんですけども、20、扶助費で3,100万、これ、もう少し詳しく教えていただきたいんですけど。3,190うんぬんの不用額が出ているので、結構多い。 526 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 527 ◯国保年金課長(松本裕孝君) この分につきましては、老人医療費と、それから重度心身障がい者の医療費の助成の分なんですけども、国保年金が担当しております不用額につきましては1,900万円余りでございます。この分につきましては、予算編成時に前々年度の予測を基に計算しておりますので、その伸び率でもっと増えるだろうということで予算計上をさせていただいたんですけども、それ以上伸びなかったということで、残額がこれぐらいになっているわけでございます。 528 ◯委員長(矢奥憲一君) 西口委員。 529 ◯委員(西口広信君) 分かりました。  最後に、135ページの、これをちょっと聞いておきたいんですけども、定額給付金で交付対象世帯数4万5,529件、交付済みが4万5,000、ほとんど。300件ほど、この残りはどうされているんですか。 530 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 531 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 320件が差になると思うんですけれども、320件の方につきましては、いわゆる申請がなかったという形でございまして、その結果、定額給付金を交付しなかったと。それにつきましても、昨年に個別対象者、いわゆる未申請者に対してアプローチは数回させていただいているんですけども、それでもなおかつ申請がなかったという形ですので、そのようにご理解願えたらと思います。 532 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。白本委員。 533 ◯委員(白本和久君) 132ページの施策の成果等で、先ほどちょっと西口委員も委託料でされていましたけども、企業誘致施策事業費ということで、企業誘致を推進するため、北田原準工業地域内の企業に対し、従業員数、建物、機械の投下固定資産額等について調査したというふうに書いてはあるんですけども、これについて、調査した結果、どのような評価と言うか、分かったんでしょうか。もし分かれば簡単に言っていただけますか。 534 ◯委員長(矢奥憲一君) 紀課長補佐。 535 ◯産業振興課課長補佐(紀 尚輝君) それにつきましては、生駒市の商工会議所の方に委託させていただいて、北田原工業会の方を中心にアンケートを行っていただきました。その分で、北田原工業会の94社というところを対象にさせていただいて、回収につきましては42社、回収率44.7%という形で行わせていただきました。その結果、こちらの方で知りたかった部分で、特に補助金の要綱作成という形でございまして、今年の1月1日施行という形でやっておるんですけども、それに伴って、面積、何平米のところで、あと、投資固定資産額、こういうのは当初そういう投資をされるに当たって面積的なものと投資額、どれぐらいの金額が必要なのかという部分がございました。それで、このアンケートの結果、約65から70%のところで、今現在ございます要綱の中にうたわせていただいているんですけども、1,500平米又は2億以上という形の部分で、そのアンケートの結果、そういう数値が妥当であろうという形も含めまして考察されました。そういう結果が得られております。以上です。 536 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 537 ◯委員(白本和久君) 今の話では1,500平米で2億ということなんですけど、この数字については、他市と言うか、類似団体と言うか、そういうのは比較されたんでしょうか。 538 ◯委員長(矢奥憲一君) 紀課長補佐。 539 ◯産業振興課課長補佐(紀 尚輝君) 精華町、木津川市の方で確認はさせてはいただきました。そのときも、精華町の方は1,500平米という面積的な部分だけがうたわれていて、何億円というような投資額の部分についてはうたわれておりませんでした。面積的な部分で精華町の方に聞きましたところ、1,500から1億5,000万あるいは2億という形の部分が、実際、補助金を取り扱っておられる中での実績という形で聞きましたので、こういう形で要綱を作成させていただきました。以上です。 540 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 541 ◯委員(白本和久君) それで、類似の都市と言うか、いつも出される類似都市というところは調査されていないということで聞いておきます。  次に、135ページなんですけども、消費生活費のところで、多重債務についての相談を受付けされていたと思うんですけども、平成21年度は何件あったんでしょうか。(発言する者あり)違いますか。すみません。  次、102ページで、先ほども質問がありましたけども、健康診査で山田委員から質問されて、5,000人が半分だということの回答があったんですけども、何で半分になったかというその原因をちょっと教えていただけますか。 542 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 543 ◯国保年金課長(松本裕孝君) この健康診査につきましては20年度から後期高齢の方の受診が始まっているわけなんですけれども、20年度は18%ぐらいの受診率でした。本年度は、そこに書いていますように23%ということで若干5%ほど増えているんですけれども、ただ、平成20年度の実績というのは、この予算編成時に結果がはっきり出ていませんでしたので、もう少し、努力目標も含めて多い人数を計上させていただいたという結果でございます。 544 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 545 ◯委員(白本和久君) 見込みと言うか、この景気の悪いと言うか、総じて歳入の方でも言われていましたけども、金額が余りにもちょっと大きいので、もう少し厳しく数値を見ていくことが大事かなというふうに私は思いました。  次に、戻りまして、111ページの生活保護なんですけども、生活保護費の施策の成果等というところで、生活保護による被保護世帯の最低生活を保障するとともに自立助長の指導に努めたと書いているんですけども、具体的に、努めたというのはどんなことがあったのか、ちょっと教えていただけますやろうか。 546 ◯委員長(矢奥憲一君) 中川課長補佐。 547 ◯福祉総務課課長補佐(中川裕貴君) お答えさせていただきます。  この自立助長、これはいろいろな意味合いがございます。保護受給者の方の中で就労可能と思われる方につきましては、当然、ハローワーク等との連携のもとに就労に向けた努力をケースワーカーから促しておると。傷病、病気あるいはけが等で生活保護を受けるに至った方につきましては、その治癒について、ケースワーカーの方が状況の把握、あるいは受診指導等も併せてさせていただいておるところでございます。具体的にということになりましたら、そういう形でのお答えしかできません。すみません、よろしくお願いします。 548 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 549 ◯委員(白本和久君) それで、平成21年の予算よりも決算書の方が扶助費の方でほとんど増えているんですけれども、この傾向はずっと続くんでしょうか。 550 ◯委員長(矢奥憲一君) 中川課長補佐。 551 ◯福祉総務課課長補佐(中川裕貴君) ただ今のご質問でございます。保護受給家庭の伸びから申しましても、平成20年度中に50世帯、平成21年度もほぼ同じ50世帯の伸びが見られております。今年度につきましても同様の伸び、長引く経済の低迷等を踏まえまして、あるいは、最近特に目立ちますのが他市からの転入、あるいは働き手との離婚による保護の受給申請等も増えてございます。これに伴いまして、保護費というのは、今後、増加傾向は続いていくものと考えております。以上でございます。 552 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 553 ◯委員(白本和久君) 次に、116ページのがん検診があるんですけども、この施策の中で人数は書いておるんですけども、例えば胃がん検診でしたら2,574人の方が受けているんですけども、胃がん検診に該当される方の人数というのは何人か分かりますやろうか。分からなければ結構、しょうがないけど。 554 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 555 ◯健康課長(尾山隆啓君) まず、胃がん検診につきましては、集団で35歳以上、個別検診で40歳以上ということになっております。大体なんですが、35歳以上が約7万5,000人いらっしゃいます。40歳以上が6万5,000人ということになっています。ただ、それが丸々受診者数になるとは限らなくて、これは人口だけの話なので、各会社で受けられたりということもありますので、そのまま割ることはちょっとできないかなとは思っております。 556 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 557 ◯委員(白本和久君) そしたら、胃がん検診も、各種検診については何人ぐらいを目標にというめどは立ててやっておられるんでしょうか。 558 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 559 ◯健康課長(尾山隆啓君) 具体的な目標は今のところ立てておりません。以上です。 560 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 561 ◯委員(白本和久君) もう1つ、これについて質問なんですけども、例えば胃がん検診の結果、何人ががんやというのが分かったとか、そんな調査はされているんでしょうか。 562 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 563 ◯健康課長(尾山隆啓君) 平成21年度、胃がんが6名。 564 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 565 ◯委員(白本和久君) 肺がんは。 566 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 567 ◯健康課長(尾山隆啓君) 3名でございます。 568 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 569 ◯委員(白本和久君) ついでに、後2つ、分かりますか。 570 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 571 ◯健康課長(尾山隆啓君) 子宮がん検診が1名、乳がんが6名、大腸がんが42名。 572 ◯委員(白本和久君) ありがとうございます。 573 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 574 ◯委員(白本和久君) 次に、87ページなんですけども、6月の補正でATMと言うか、コンビニに住民票をという話があって、するということでなりましたけれども、平成21年度は、住民票1通に対するコストと言うか、どのぐらいお金がかかっていますのやろ、住民票1通200円を出すのに当たっての市としての、そんなことは計算されていますやろうか。というのは、そのときに市長がコンビニに入れることによってコストが大幅に削減されるというふうに言われていましたので、住民票のコストとか戸籍のコストとか、そんなのを計算された上でやって。 575 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥谷課長補佐。 576 ◯市民課課長補佐(奥谷規子君) 今のところ、計算しているのが平成20年度で計算しているんですが、1枚当たり314円になっております。以上です。 577 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 578 ◯委員(白本和久君) 住民票ですね。 579 ◯市民課課長補佐(奥谷規子君) そうです。 580 ◯委員(白本和久君) そしたら、今、手数料が1通200円。200円で314円かかっているということは110円赤字なわけですわな。 581 ◯委員長(矢奥憲一君) 奥谷課長補佐。 582 ◯市民課課長補佐(奥谷規子君) はい、そうです。 583 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 584 ◯委員(白本和久君) 決算で、これ以上あれですねんけども、そしたら、どこでこのコンビニのあれがするのか、ちょっと僕、今聞いて、分かりかねたんやけど。 585 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 586 ◯委員(白本和久君) 市長、あれですけども、コンビニは手数料を120円渡しますねんね。この間の説明でたしかそんな、1通200円したら手数料120円をコンビニがもらって、80円だけ市がもらうという。そしたら、314円やって、コンビニでやったら80円しか入らないわけですわな。 587 ◯委員長(矢奥憲一君) 新谷部長。 588 ◯市民部長(新谷 厚君) 計算上はそういうことになります。 589 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 590 ◯委員(白本和久君) それやったら、どうしてコンビニに入れることでコスト軽減になるかというのは。 591 ◯委員長(矢奥憲一君) 山本課長。 592 ◯市民課長(山本博康君) その件につきましては、この前の一般会計の補正予算のときにもちょっとお話しさせていただいたんですけども、一番は市民の利便性ということで、その効果というのはすぐには出ないんですけども、例えば市民課の職員の削減等、経費削減ということで、そのように考えております。 593 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。
    594 ◯市長(山下 真君) 200円のうち120円がコンビニ手数料で80円が市に入ってくると。でも、コンビニでやれば住民票を発行するのに人件費が要らないですよね。だから、その分の市の職員は後々減らせるということです。今までは全部マンパワーでやっている作業が、全てコンビニで全部やるわけですからマンパワーが要りませんので、その分の市の職員の削減を考えればコストが非常に削減になると。そういう意味でございます。 595 ◯議長(中谷尚敬君) その辺にしときや、決算やから。 596 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 597 ◯委員(白本和久君) 決算から遠のいてきますので、この辺にしておきます。  次に、85ページなんですけども、徴収率なんですけども、国民健康保険のこの年度の徴収率は、現年度だけで結構ですので何%だったんでしょうか。 598 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 599 ◯収税課長(安達博臣君) 国民健康保険の21年度の徴収率ですね。 600 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 601 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 国保の特会の方で徴収率は書いていないんですけども、現年度分については92.91%なんです。 602 ◯委員長(矢奥憲一君) 白本委員。 603 ◯委員(白本和久君) ちょっと質問のところを間違うたみたいですみません。  最後なんですけども、平成21年度、企業誘致にまた戻るんですけども、北田原工業地帯に誘致と言うか、21年度は何社か申込みはあったんでしょうか。 604 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 605 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 新聞にも出ましたけれども、医療器具メーカーが1社、北田原の工業団地の方へ希望されて、用地を買われて、今、建築の最中でございます。 606 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。吉波委員。 607 ◯委員(吉波伸治君) 86ページ、決算書ですが、差押えの件数等が書いていますけども、差押え、参加差押え、交付要求、この3つの差押え等で差押えできた金額、総額幾らぐらいですか。 608 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 609 ◯収税課長(安達博臣君) 差押えした金額でよろしいですか。 610 ◯委員(吉波伸治君) 差押えできた金額。 611 ◯収税課長(安達博臣君) 差押えした金額と換価した金額はちょっと違いますので、差押えした金額で言いましたら、平成21年度の市税、現年度分で約370万、滞納分で3,840万、参加差押え、現年分で269万、滞納分で9,343万、交付要求でございますけども、競売と破産があります。競売の方が、現年が1,000万強、滞納が2,400万余り、破産事件に関しまして交付要求が、現年が905万余り、滞納が630万ほどになっています。 612 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 613 ◯委員(吉波伸治君) 次に、113ページの災害救助費のところ、上段ですけども、災害救助法の適用がないと書いていますけど、これ、適用がないというのはどういうことで適用がないんでしょうか。 614 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 615 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) 規模の問題でございまして、この分につきましては、生駒市の人口規模からしまして、一災害のその地域の分が100世帯未満の災害が起こった場合についてということになっております。災害救助法は、人口で100世帯以上の場合にという規定がありますので、それ未満ということになります。 616 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 617 ◯委員(吉波伸治君) ここに全焼1件、半焼1件と書いていますね。生駒市で1年間で全焼したのが1件とは限らんと思うんですけど、なぜこのケースだけ災害見舞金が出ているんですか。 618 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 619 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) 件数につきましては、私、ちょっと分からないんでございますが、全焼が1件、半焼が1件ということでの申請があった分について支出をさせていただいておりますので、それ以外の数値につきましては、ちょっと私は存じません。 620 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 621 ◯委員(吉波伸治君) 分かりました。  次に、同じ113ページ中段の辺りに国民健康保険特別会計繰出金、同貸付金、これ、2つに分かれていますよね。平成20年度は貸付金が無くて繰出金だけだったんですけど、なぜ平成21年度、2つに分けられたのか。 622 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 623 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 先ほども部長の方から説明があったと思うんですけども、この貸付金の2億1,400万につきましては、平成20年度の決算が赤字となりましたので、それの分を一般会計から特別会計の方に繰り出して貸し付けたものでございます。それから、繰出金につきましては、毎年、国保特別会計の方に繰出しをいただいている繰出金でございます。 624 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 625 ◯委員(吉波伸治君) そうしましたら、平成20年度とは事情が違うからこのようになっているということですね。 626 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 627 ◯市長(山下 真君) この件については、以前、委員会でもご議論いただいたんですが、20年度につきましては、一般会計からの赤字補填というのは初めてだったんですけれども、21年度についても同じように赤字補填をせざるを得ないという状況の中で、毎年毎年、国保の赤字分を一般会計から補填するというのは、つまり返さなくてもいいという意味で、補填していくということが、国保会計の独立性という観点から見て、いいのかどうかということを判断いたしまして、給与所得者等にとっては一般会計から補填するということは、保険料の二重払いにもなりかねませんし、やはりモラルハザードということもございますので、一部補填、つまり返済の必要なし、残りは貸付けと、こういうふうにしたわけでございます。 628 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 629 ◯委員(吉波伸治君) 今後、できるだけ貸付金という形は採らない方向だけども、やむを得ない場合もあるということなんですね。 630 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 631 ◯市長(山下 真君) そういう観点から、先般、22年の3月議会で国保保険料の値上げを議会でお認めいただいたわけで、一方で医療給付費の削減にも取り組んでいるところでございますが、こればかりは今回の値上げで全て黒字決算が打てる保証はございませんので、もし万が一、また赤字ということになれば、また貸付金ということで対応せざるを得ないかなと思っております。 632 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 633 ◯委員(吉波伸治君) 分かりました。  次に、最後ですが、114ページ、乳幼児健診委託料、右の備考の一番下の欄に書いていますが、これが三千何ぼと。そして、左の欄に乳幼児健診を受けた人数が5,968人ということで、計算しましたら1人当たり5,224円ぐらいになるんですけど、検診というのはそんな10分も20分もかかりませんよね。1人診るのに5,000円以上かかっているというのは妥当な金額なのかなと、ちょっと疑問に思うんですけども、その辺の判断はいかがですか。 634 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 635 ◯健康課長(尾山隆啓君) 委託料に関しましては、妥当な判断かと言われるとちょっと困るんですけども、お医者さんも初診料とかが発生する場合は、例えば3,000円弱あったと思うんですけども、すみません、今、積上げの根拠が手元になくて、申し訳ないですけど、また後でお願いします。 636 ◯委員長(矢奥憲一君) 吉波委員。 637 ◯委員(吉波伸治君) 今後、医療費に係る費用がかなりかかっていると思うので、できるだけ委託料については妥当な金額を今後も追求していってほしいと思います。 638 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。小笹委員。 639 ◯委員(小笹浩樹君) 166ページの男女共同参画施策推進事業費の4、女性が抱える悩みの相談に応じ、自分らしい選択、決定をしていけるよう支援したというので、各相談の件数が載っておるわけなんですが、この記載の方法がこの年度から変わっているんですけれども、それは何か体制が変わったからということでいいんでしょうか。 640 ◯委員長(矢奥憲一君) 新谷部長。 641 ◯市民部長(新谷 厚君) この件につきましては、ちょっと調べて、後からお答えさせていただきます。 642 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 643 ◯委員(小笹浩樹君) そしたら、80ページですけれども、先ほど山田委員も質問されていました人権施策審議会運営費の関係で、報告があったということなんですけども、それはどういう性質のものなんでしょう。 644 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 645 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) 平成20年の10月8日から10月7日まで2年間、審議していただいたわけなんですけども、終わるに当たって、取りまとめという形じゃないんですけど、委員の総意による市長への報告というまとめ方になっておると考えております。 646 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 647 ◯委員(小笹浩樹君) これ、2年に1回、定期的に出す報告書というふうな性格のものなのか、それとも、審議会、そのときに諮問して答申をいただいたという形のものなのか、どういうものなんでしょう。 648 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 649 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) 今回の分につきましては、特に市から諮問した案件ではございません。審議会の委員さんの総意によってまとめたという文書になっております。 650 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 651 ◯委員(小笹浩樹君) でも、人権施策審議会運営費というところでは、基本計画ですよね、それに基づく人権施策実施プログラム等を審議し、取組状況等について意見を受けたというふうに、これ、毎年同じ記載の仕方をされているわけですよね。毎年毎年同じ形で上げられているわけですよ。今回それが出されたということは、これは何回も聞いていますけども、例えば基本計画の見直しに入っていくということなのか、どういう意味があるのか。要は、諮問機関、附属機関なわけですわね。ただ単に勝手に、勝手にという言い方はちょっと語弊がありますけれども、自由に審議されるのは結構なんですけれども、要は諮問機関から政策決定のような意味合いを持つものがどんどん出てくるというのは、それは逆に何か私としては違和感があるんです。諮問機関というのは、当然、執行部が諮問して、それに対して答申を出してくるというものであるというふうに思うんです。これは一体どういう性格を持って、基本計画なりの変更に向かっていくのか、どういうものなのかということをやっぱりきっちり我々にも教えていただきたいんですけども。 652 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 653 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) 今回の審議に当たりましては、まず、前提として条例若しくは基本計画を遵守しという前提から始まっておりまして、別に基本計画を見直しするというような文言は一切まとめの中にも入っておりませんし、検討もしておりません。 654 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 655 ◯委員(小笹浩樹君) 誤解があるといけませんけど、私、別に基本計画を絶対にいじったらあかんとか変えたらあかんとか、そんなことを一言も言っているんじゃなくて、諮問機関、附属機関として人権施策審議会が一体何を意図して意見書というのを上げられて、それは一体どういうふうに施策に反映されるものなのかということをきちっと説明してもらえませんかということを言っているんです。  いつもいつも経費として上げられている中身としては、説明は同じ説明をされているわけですよね、毎年毎年毎年毎年。今回初めてそういうことが出てきたわけですよね、今聞きますと。定期的にそういうことをやっているのではなくて、初めて今回そういうものが出てきたわけですよね。  だから、説明してください。 656 ◯委員長(矢奥憲一君) 上田課長補佐。 657 ◯人権施策課課長補佐(上田俊毅君) こういう文書が出るというのは初めてではございませんで、現行の委員さんじゃないんですけども、前回にも日本語教室の存続についてということで審議会から市長宛てに意見をという形で出たこともありますので、特にそれで行政が拘束されるというものではないと思いますけども、あくまでも審議会の委員の意見というふうに理解はしております。 658 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 659 ◯委員(小笹浩樹君) 今回出てきた意見書は一体どういうふうに取り扱われるのか、何に反映されるのか。 660 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 661 ◯市長(山下 真君) 10月6日にいただいて、ちょっとまだ私も読む時間がとれていないんですけれども、熟読をさせていただきまして、市の人権施策にそのまま反映できるものがあれば反映いたしますし、また、詳細につきまして、改めてこの審議会でご議論いただくべき課題については、そのような諮問もしたいというふうに思いますし、せっかく出された報告書ですので、そういった形で有益にこれから使っていきたいというふうに思っております。 662 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 663 ◯委員(小笹浩樹君) そしたら、それはどんなふうに反映されていくのかということについても、また是非報告をいただきたいというふうに思います。出された報告については我々も後で図書室で見ようと思いますけれども、それがどういうふうに生かされていくのかという過程もまた我々に明らかにしていただきたいなという、これはお願いをしておきます。  それと、よろしいですか。 664 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 665 ◯委員(小笹浩樹君) 人権施策費と人権教育というのを同じ市民部長がご説明いただいたわけですけれども、各費目を見ていると、若干の増減というのはありますけれども、前年度とそんなに大きな変わりはないというふうに思うんですけれども、統合したということですよね。今回の決算ではさして変わりはないわけですけれども、この点について、今後の展望も含めてどういう総括をされているのか、ちょっとお伺いさせてもらえますか。 666 ◯委員長(矢奥憲一君) 新谷部長。 667 ◯市民部長(新谷 厚君) 人権施策課と、それから人権教育課なんですけれども、統合が平成22年の4月1日からということで、今現状は、基本的には今までの事業を踏襲している、そういう形で動いております。今後は、それぞれに重なっている部分でありますとか、それから、独自に進めていく内容ですとか、そこら辺を精査しながら、1つにまとまってそちらの方に、より良い方向に持っていけるような形でまとめていけたらなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 668 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 669 ◯委員(小笹浩樹君) ごめんなさい、僕が勘違いしていました。この時点では前の段階の体制で、現在の所管がそちらに移っているので市民部長がご説明されたということですね。分かりました。それはそれでまた予算のときにご議論させていただければ有り難いなというふうに思いますので。 670 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員、さっきの。辻本所長。 671 ◯男女共同参画プラザ所長(辻本多佳子君) 先ほどの質問なんですけれども、特に体制が変わっているわけではございませんでして、女性相談という一つのくくりを分かりやすく表現しただけですので、体制も何も変わっておりません。 672 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 673 ◯委員(小笹浩樹君) そうしますと、例えば一般総合相談というような項目がありますね。多分これ、20年度も19年度も、こういう形では決算書に記載をされていなかったというふうに思うんです。多分ないと思いますわ。通常、こういう数字というのは、我々、例えば相談の推移とか、経年でどういうふうになっていってるのかというのを見るために、こういう形で示していただくというのは非常に有り難いというふうに思うんですけれども、記載の方法を変えられるとデータとして比較が非常にしづらいというふうに思うんですけど、それはどういう意味があってそういうふうに変えられたのかということを教えていただけますか。 674 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻本所長。 675 ◯男女共同参画プラザ所長(辻本多佳子君) 特にこの記載だけのことになるんですけれども、恐らくちょっと生涯学習課の方から人権施策課の方に移ったという経緯もあるんですけれども、一番最初、男女共同参画プラザができましたときに、やはり相談というのをクローズアップしていこうという意味もあったかと思います。個々に相談を説明するような羅列の仕方をしていると思うんですけれども、女性相談という一つのくくりで大きく考えて、その表現を変えまして、分かりやすく載せさせていただいたんです。 676 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 677 ◯委員(小笹浩樹君) だから、一般相談があって、フェミニストカウンセリングがあって、法律相談があって、それが毎年毎年どういうふうに推移しているんだろうというのは、当然、こういう相談に関わるような問題を我々が年次的にどう変わっていくのかという比較をするときに同じ基準というものを出してもらう方が比較というのはしやすいと思うんです。それで、何で変わったのかなという疑問があったというのが1つなんですけれども、当然、所管ではきちっとそういう推移というのは同じ基準で持っておられるんでしょうね、データとして。 678 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻本所長。 679 ◯男女共同参画プラザ所長(辻本多佳子君) 毎年、概要というのを年度ごとに発行しておりますので、その推移の方は把握しております。今後はこういう形で載せさせていただくことになるかと思いますので、推移の方も分かっていただけると思います。 680 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 681 ◯委員(小笹浩樹君) それは是非よろしくお願いしたいと思います。  備考のところにある女性相談委託料というのは、これはフェミニストカウンセリングのカウンセラーをしていただいている方の委託ということなんでしょうか。 682 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻本所長。 683 ◯男女共同参画プラザ所長(辻本多佳子君) フェミニストカウンセリングのカウンセラーの方と法律相談の方の委託料になります。 684 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 685 ◯委員(小笹浩樹君) 僕、3年間しかちょっと今見ていないんですけど、増減があるというのは、これは単に相談件数によってそれが変わっているということなんですか。
    686 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻本所長。 687 ◯男女共同参画プラザ所長(辻本多佳子君) 件数があればそうなんですけれども、フェミニストカウンセリングは月2回、法律相談は月1回やっておりまして、その中でこま数がありますので、人数の件数は変わるんですが、相談が1日1回というのは変わりません。ただ、フェミニストカウンセリングは予約がないというのもございましたので、全くない月というのもございましたので、その辺で委託料の増減はございます。 688 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 689 ◯委員(小笹浩樹君) 分かりました。それは結構です。  次に、130ページ、森林対策事業費なんですけれども、これも前年、20年度の費目とちょっと変わっているんですけども、これは何か理由があるんですかね。 690 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 691 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 目の名称が、今回は森林対策事業費で、20年度は緑地緑化対策事業費という、その名称が変わったということでございますか。  多分、やっている内容としては同じことをやっておりますので、変わった理由というのはちょっと今、私は承知しておりませんので、またご報告したいと思いますので、よろしくお願いします。 692 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 693 ◯委員(小笹浩樹君) 事業としては変わっていないということですね。 694 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 事業の中身は変わっておりません。 695 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 696 ◯委員(小笹浩樹君) いろいろ、今の時点で、例えばナラ枯れの問題とかそういうふうな問題で、こういう森林対策のことが、今日、非常に注視されているわけですけども、この時点では、そういうことがあって別建てで何かこういう費目を立てて対策を講じるというふうに政策を転換したとか、そういう意味ではないんですね、そしたら。 697 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 698 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) その辺がちょっと私も判断しかねているところなんですけど、法律が変わったからということじゃないと思います。ひょっとしたら森林対策という形で特化したのかなというのは思うんですけれども、ちょっとその辺が分かりませんので、ご了承願いたいと思います。 699 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 700 ◯委員(小笹浩樹君) そしたら、それはそれで結構です。また調べて教えていただければと思います。  次に、116ページなんですけれども、感染症対策事業費なんですが、施策の成果のところに感染症対策事業費とありますけれども、これは新型インフルエンザがいろいろ問題になっていたということで恐らく額としては増えているというふうに思うんですけれども、具体的にその内訳はどんな感じになっているんでしょうか。 701 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 702 ◯健康課長(尾山隆啓君) 消耗品が147万ほどで、備品の方が10万となっております。消耗品の方は消毒液とかマスク類、備品の方は応急診療所の空気清浄機を購入しております。以上です。 703 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 704 ◯委員(小笹浩樹君) 20年度のときに、感染症対策の中で、いわゆる啓発のことについてお伺いさせていただいたというふうに思うんです。例えば今日非常に増えているHIV対策なんかでどういう取組をされるのか、啓発について具体的に取り組んでいかれるのかということで、研究して積極的な取組をしていきたいというご答弁が昨年あったわけですけれども、この21年度では具体的にどういう取組がされたんでしょうか。 705 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 706 ◯健康課長(尾山隆啓君) 申し訳ございません。つい最近このことを調べまして、そういう話があるということをつい最近知ったんですけども、実際的に21年度につきましては、HIVに関して決算の中には何も反映されていないのが現状でございます。 707 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 708 ◯委員(小笹浩樹君) 20年度のときに、是非やってほしいというお願いをさせていただいたわけで、それはもう皆さんもご存じだと思いますけれども、厚労省の方の調査で、特に近畿圏というのは非常に感染者数が増大していますね、年々。そのことは認識いただいているというふうに思います。当然、感染すると免疫障害という形で障がい者としての認定もされるわけですよね。市内の実数というのも当然把握をされているというふうに思うんですけれども、それは把握はされているんですかね。 709 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 710 ◯健康課長(尾山隆啓君) 申し訳ないです。把握はしてございません。 711 ◯委員長(矢奥憲一君) 小笹委員。 712 ◯委員(小笹浩樹君) 一般的に考えて、増えているだろう、当事者の方もおられるだろうということも明らかだというふうに思うんですね。当然、行政として何ができるのかと言えば、基本的には啓発をするしかないということで、では、従来の啓発で、なおかつ感染者数の増大というのが止まらないという中で、いろいろ研究もしていただきたいということと啓発もしていただきたいということで、昨年度、お願いをして前向きなお答えをいただいていたわけですが、今決算ではそれは反映されていないということなので、是非、今後、予算編成があるわけですけれども、そこではそういったことについて前向きに取り組んでいただきたいということはお願いしておきたいと思います。以上です。 713 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。伊木委員。 714 ◯委員(伊木まり子君) 決算書の100ページなんですけども、認知症のサポーター養成講座というのが、実施計画の方では200人を予定しておられたと思うんですけども、これ、468人と予想を上回る参加者なんですけども、資料の作成に困られたとか、会場の対応に困られたとか、そういうことはなかったんですか。 715 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻課長。 716 ◯福祉支援課長(辻 靖司君) 認知症サポーターの養成につきましては、実施計画では10年間で2,000名を養成するという形で計画させていただきまして、平成21年度、初めて第1回目の認知症サポーター養成講座、これはコミュニティセンターで開催させていただきました。実際、そのときは余り来られないかなということで思っておったんですけども、かなりの方が意識を持っていただきまして、会場、あのホールは271でしたが、それと、前のホワイエを使わせていただきまして、その当時、約300名ちょっとの方を対象に、資料も急きょ作成いたしまして対応させていただきました。それと、あと、別の日に二、三回、それは小規模のものですけれども、やらせていただきまして、21年度におきましては468名という形で養成できておりますので、今後も引き続いて1年200名程度の認知症のサポーターを養成していきたいというふうに思っております。以上です。 717 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 718 ◯委員(伊木まり子君) これ、養成した後、その勉強された市民の方は、次、どんなふうに地域で力を発揮されていくのか、その辺のところはどんなふうに考えておられますか。 719 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻課長。 720 ◯福祉支援課長(辻 靖司君) 今現在、養成講座が始まったばかりでございまして、今回、468名というサポーターの方はおられるんですけども、今、まず初めに知識の普及を図って、より多くの市民の方が認知症についての理解をまず深めていっていただくと。その中におきまして、やはりサポーター同士のつながりと言うんですか、ネットワーク的なものを今後考えていかなくてはならないかと思っております。 721 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 722 ◯委員(伊木まり子君) 実施計画のところに、国の交付金を活用するようなことも検討というふうに書いていたかと思うんですけども、何か国の方でサポーターになった方に力を出してもらって何かするというような、そんな事業の計画とかはあるんですか。 723 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻課長。 724 ◯福祉支援課長(辻 靖司君) 国の方の補助金というのはちょっと承知していないんですけども、サポーター養成講座につきましての補助は、今、市単独事業でやらせていただいておるんですけども。  あと、認知症の多職種につきましては、前年度、15万円程度の事業費に対しまして県からの補助金をいただいてのネットワーク的な会議を開催させていただきましたけども、今現在、サポーター養成につきましての補助というのはないと思います。 725 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 726 ◯委員(伊木まり子君) この評価シートの裏に事業の財源については補助金の交付を踏まえて精査することというふうに書いているんですけども、精査した結果、なかったということなんですか。 727 ◯委員長(矢奥憲一君) 辻課長。 728 ◯福祉支援課長(辻 靖司君) その評価シートと言いますのは、21年度の実施計画の評価シートですか。 729 ◯委員(伊木まり子君) はい。 730 ◯福祉支援課長(辻 靖司君) そのときには、先ほど言いましたように、認知症のサポーターと違って、認知症の多職種の連携を図るために、医療と介護と、そういったところの関係機関が連携を図るための会議を持ったものに対しましての補助という形でしたので、そういった、非常に小さい金額ですけども、活用させていただくというのをそこに上げさせていただいていたと思います。 731 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 732 ◯委員(伊木まり子君) ありがとうございました。  もう1つ、決算書の100ページですけども、上の方に、地域福祉計画の見直しに当たりアンケート調査を実施というふうに書いているんですけども、このアンケート、配布が5,000件で有効回収数が2,307件になっていますけども、通常、医学統計の専門家によると、80%ぐらいの回収があれば有効で、60%以下だと余りアンケートの実施の意味がないというようなことを言われているのを聞いたことがあるんですけども、この辺の回収数についてはどのようにお考えですか。 733 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 734 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) 実際のいろんな方法の中で、数値というのは目標かとは思うんですが、実際のところ、これしかなかったのでしょうがないような形の中での46%強の回収率なんですが、それでいいとは言い切れないかも分かりませんけども。 735 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 736 ◯委員(伊木まり子君) 先日、ハートフル委員会を傍聴させてもらったときに資料が出ていたと思っていたんですけども、あのときに、2,307件のうち多くは高齢者の方からの回答やったように感じたんですけども、せっかくアンケートをされても若い世代の数値を把握できないような回収率と言うか、世代ごとの回収率、そんなのではなかったかなと思うんですけど、その辺を把握されていますか。 737 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 738 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) あのときの無作為に選ばせていただいた分については、年代別とかそういうことについて、無作為という形でさせていただいている中で、先日行った、その一部分について説明したと思うんですけども、その箇所が高齢者うんぬんのことが多かったかもしれませんけども、アンケートにつきましては、若年の方から高齢者までということで均等には分けてあったということです。 739 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 740 ◯委員(伊木まり子君) ですから、全体の年代を対象にしたアンケートなわけですよね。 741 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) はい。 742 ◯委員(伊木まり子君) それで、例えば20代も30代も50代も60代も、配布したのは500とか一定の数ですよね。それに対して回収が、高齢者の方からだけは300来て、若い人からやったら10とか20だったら、このアンケートはランダムにやっても評価ができにくいんじゃないですか。市民全体としての意見として受け取ることができにくいと思うんですけども、せっかくアンケートをしても、それが次の市政の施策に反映できるかどうかというのは、どれだけ均等に回収できるかというようなところが大切だと思うんですけども。(発言する者あり)分かりますか。  だから、その辺、アンケートしました、それを基にやりますということですけど、その評価というのは、市の職員の方では受け止めが難しいんじゃないかと思うんですけども、このアンケートの評価というのは、頼んだコンサルの方のところの判断だけなのか、それとも専門的な大学なんかにこのアンケート調査の結果を判断してくださいというふうに依頼をしているのか、その辺はどうなんですか。 743 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 744 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) この21年度のときに、今回も一緒ですが、コンサルの方に依頼して、そのコンサルの方の意見を中心にまとめた、また、その後の結果において委員さんの方に報告させていただいた分について、修正を加えてまとめた結果でございます。 745 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 746 ◯委員(伊木まり子君) せっかく予算を付けてやっている調査ですから、市長の方にちょっとお聞きしたいんですけども、アンケートが有効に使えるかどうかというとこら辺の評価をせずに、アンケート調査に基づいて施策を進めるというのはよくないんじゃないかと。一番心配、前にびっくりしたのが、健康いこま21のときに、60歳代4人のデータで、4人ともが丸と答えたら100%、1人がペケと答えたら25%という、そういうデータの出し方がしてあって非常にびっくりしたんですけども、せっかくされるアンケート、今後どのように扱っていかれる予定か、市長のお考えを聞かせていただけたら有り難いです。 747 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 748 ◯市長(山下 真君) 大体、市が実施するアンケートの回収率って4割から5割ぐらいですね。一般的に4割から5割ぐらいで、多分、この地域福祉に関する住民アンケートで、回答者の内訳がどうかまではちょっと私、知りませんけれども、福祉ということからすると、やはり切実な問題として捉えられるのが高齢者に多いということはあるでしょうし、アンケート記入の時間的なゆとりということも考えると、高齢者の回答率が高くなるというのは想定はされると思うんですが、これは、あくまでハートフルプラン委員会のハートフルプランを策定するに当たっての参考にすぎないと思われますので、その辺は、当然、回答者の属性に偏りがある場合には、ちょっと詳しくは知りませんけども、そういったことも意見として注記した上で委員の供覧に付すんじゃないかなというふうに思っておりますので、回答数が2,307件というふうにありますので、ある程度、数としては十分じゃないかなというふうに思います。伊木委員の言われている医学的アンケートというのがどういうものか分かりませんけど、いわゆる疫学的調査であれば一定数の回答率が必要だと思いますが、これは疫学的調査ではないと思いますので。ちょっとすみません、私もそんなにはっきりと断言できるほどこの件をよく把握していないんですけれども、一般的に、生駒の地域福祉についての回答でしょうから、これぐらいの数があれば十分じゃないかなというふうには思いますが。  福祉健康部長、どうでしょう。 749 ◯委員長(矢奥憲一君) 池田部長。 750 ◯福祉健康部長(池田勝彦君) 市長が今答弁しましたように、2,000あれば、生駒でしたら10万都市になるので、私も幾ら出して幾ら回収率があればというのはインターネットで見たことがあるんですけども、そのときに、いろんな方法があると思うんです。市長が申しましたように、5,000出して約半分ぐらいが返ってきたら、また2,000ありますので、これは十分に効果はあるというふうに担当課は認識をいたしております。 751 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 752 ◯委員(伊木まり子君) ちょっとこれはまた後日、議論させていただきたいと思います。他のところへ行ってよろしいでしょうか。 753 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 754 ◯委員(伊木まり子君) 決算書の116ページの健康地図の作成ですかね、ウォーキングマップ、生駒市のホームページにアクセスできるような形で地図が紹介されているんですけども、当初の実施計画では、21年度、大体1,000人ぐらいのアクセスを予定されていましたけども、現在、どれぐらいのアクセスがありますか。 755 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 756 ◯健康課長(尾山隆啓君) ホームページにカウンターとかが付いていませんで、アクセス数、残念ながらちょっと分からないです。 757 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 758 ◯委員(伊木まり子君) 私も実は数日前に初めて見てみて、なかなかいいホームページだなと思ったものですから、ホームページにアクセスするだけじゃなくて、例えば、たまには駅で天気のいい日、こんなふうなコースがありますよというような、何かそんなふうな啓発の方に持っていくような、そんな考えとかはないんですか。 759 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 760 ◯健康課長(尾山隆啓君) まず1点、広報の方に載せさせていただいているのと、以前にスカイウオークのときに配らせていただきました。 761 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 762 ◯委員(伊木まり子君) また、たけまるモニターででも一度、アクセスしたことがありますかとか聞いていただけたら、1,000人アクセスできたかどうかでちょっと参考になるかと思いますので、またご検討ください。 763 ◯委員長(矢奥憲一君) 北村課長。 764 ◯産業振興課長兼農業委員会事務局長(北村俊彦君) 先ほど小笹委員さんの方からのご質問で、20年度の緑地緑化対策から21年度の森林対策事業費になった内容なんですけれども、20年度の緑地緑化の際には花づくり講習会とかそういうふうな形で実施させていただいていたんですけれども、これについては、いわゆる都市計画費のふろーらむ等の事業とかぶるために、これについては21年度は実施しなくなりまして、その結果、森林対策事業費というふうな形で改名させていただきました。以上です。 765 ◯委員長(矢奥憲一君) 尾山課長。 766 ◯健康課長(尾山隆啓君) すみません、先ほど吉波委員から質問があって答えられなかった分なんですけども、乳幼児健診の積上げなんですけども、診療報酬を基に積み上げさせていただいております。3カ月から2歳6カ月までは初診料や乳幼児加算、乳幼児栄養指導加算とかで合計4,956円となっております。3歳児につきましては、初診料、乳幼児加算に加えて尿中一般物質定性半定量検査、申し訳ないです、尿ふん便等検査判断料等を加算しまして5,481円ということで、診療報酬から来ていますので、毎年、額が変わりますので、毎年、金額の方は変更させていただいております。以上でございます。 767 ◯委員長(矢奥憲一君) 暫時休憩します。              午後3時28分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時41分 再開 768 ◯委員長(矢奥憲一君) 休憩を解いて、引き続き審査を行います。  谷村委員。 769 ◯委員(谷村淳子君) 県の補助金のところなんですけれども、53ページの中段のところにあります介護基盤緊急整備等臨時特例交付金で4,600万という表示があるんですけれども、これはどういうもの。 770 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 771 ◯介護保険課長(森本修二君) こちらにつきましては、小規模多機能の整備で県がこの介護基盤の臨時特例交付金という新しい基金を設けまして、そちらの方に請求しましてちょうだいしたものでございます。平成21年度で2カ所の小規模多機能型居宅介護事業所が生駒市において整備されましたので、それに伴うものでございます。以上です。 772 ◯委員長(矢奥憲一君) 谷村委員。 773 ◯委員(谷村淳子君) じゃ、ちょっと確認なんですけれども、地域密着型事業整備等の補助金とか福祉空間整備事業費補助金とかというのと同じものということでしょうか。 774 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。
    775 ◯介護保険課長(森本修二君) 102ページの備考にあります福祉空間整備事業費補助金の817万5,000円につきましてはグループホームのスプリンクラーの整備に要したものでございまして、その下にあります地域密着型事業整備等補助金が先ほどの県負担金の分に相当するものでございます。以上です。 776 ◯委員長(矢奥憲一君) 谷村委員。 777 ◯委員(谷村淳子君) 次です。100ページのところの、先ほど伊木委員が回収率のことを言われていた部分なんですけど、私は、住民の福祉のニーズという部分で、アンケートの結果、どういうニーズがあったかというのを幾つかちょっと、顕著なものでも結構なんですが、教えていただけますでしょうか。 778 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 779 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) このアンケートにつきましては、前回の18年度に計画をしている分の見直しのアンケートで、ほぼ前回と同じ内容でしておるんですが、それにつきまして目立ったということにつきましては、以前と比べれば世帯の構成人数が少数になったとか、それから、内容は重複になると思うんですけども、市外、特に大阪府内の通勤・通学が多いということが見受けられる、それから、住民の地域への参加ということにつきましては低くなっている、その反面、個人的に趣味とか娯楽の方に志向が向いているというふうなものが主だったように記憶しております。 780 ◯委員長(矢奥憲一君) 谷村委員。 781 ◯委員(谷村淳子君) じゃ、その結果から、何かそれをカバーできるようなものとかニーズに沿っていけるようなことをまたこれから考えていっていただくというような、何か具体的な1つでもあれば。 782 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 783 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) この策定の見直しにつきましては、今、策定中でございまして、今年度末を目標に、見直しの地域福祉計画ということで、委員を始め、今、審議していただいているところでございます。 784 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。浜田委員。 785 ◯委員(浜田佳資君) 決算書の107ページの病後児保育の件なんですが、具体的にどのような状況か、教えてもらえますでしょうか。 786 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 787 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 病後児保育には施設型と自園型というのがございまして、施設型はいこま保育園の方で1歳以上から小学3年までを対象に、これはどの方が来られても受け入れるという施設型です。もう1つ、はな保育園でやっておりますのは自園型で、自分のところの園の方の体調不良児、その方について集団保育にはなじまないという方については、そこで、どちらも病気の回復期に預かりまして、感染を防いでいくという趣旨のものでございます。 788 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 789 ◯委員(浜田佳資君) 平成20年度が延べ人数35人、21年度が延べ人数47人という形で増えていますが、これはそれぞれでどういった推移になっていますでしょうか。 790 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 791 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 21年度はインフルエンザ等での回復がちょっとあったので、それに利用された方が若干あったとは思っております。予定数からいきますと、施設型でしたら、やはり50人以上は利用いただかなくては、なかなか、看護師さんを確保しておかなきゃなりませんので、それに見合うような補助が出ない仕組みになっているわけです。 792 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 793 ◯委員(浜田佳資君) ということは、延べ人数で、両方合わせて47人ということですから、施設型をやっているところとしては、経営上、大変な状況ということになるんですかね。 794 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 795 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) そうですね。やはり当初つくりましたときも看護師の確保とか、そうした人件費等が一番要りますので、その分に見合うようにはなかなか今の状態ではできないということです。 796 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 797 ◯委員(浜田佳資君) そういう状況の中で、生駒市からの市としての支援はどういう形になっているんですか。 798 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 799 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 一応、国の方の基本分と実績分で、国のベースで今は払わせていただいております。市からの単独では、今、病後児についての補助は施設型では行っておりません。あくまで国の補助が入ってきた分を払っていただく。後は、実際に払われる方、利用料金がプラスされるというところです。 800 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 801 ◯委員(浜田佳資君) それでは、この決算書のところにあります病後児保育実施委託料5万400円というのは自園型という、依頼してるということですかね。 802 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 803 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) この5万400円は医師会の委託料の分だけでして、いったん来られた方について、定額で相談を、施設型の方からお医者さんの方に連絡させてもらって、その指示を仰ぐための分だけでして、もう1つ、106ページのところで病後児保育実施補助金というのがございまして、19の負担金補助及び交付金、567万9,000円というのがあるんですけども、これではな保育園といこま保育園への補助金を出させてもらっているということです。 804 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 805 ◯委員(浜田佳資君) それで、平成20年度分を含めますと、平成20年度は、病後児保育実施委託料のところが505万9,842円になっていますが、これは平成21年度の決算書と余りにも違うので、ちょっと説明してもらえますか。 806 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 807 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 20年度まで、これは委託料という項目で支出するように国の方からあったんですが、次世代の交付金等で国の方の制度もいろいろ動きまして、今回、補助金の項目に変わりましたので、21年度は補助金で支出させてもらっております。 808 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 809 ◯委員(浜田佳資君) 平成20年度の補助金のところでは441万というようになっていまして、百何十万か増えていますが、ただ、目2のところの委託料は両方とも同じ名前でありながら、桁が2桁違うというような変化があるのはどういうことなのかというのをお聞きしたいんですが。制度ががらっと変わったということなんですね。 810 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 811 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 20年度のときの委託料が400万で、補助金でも400万ということでのご質問ですかね。 812 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 813 ◯委員(浜田佳資君) 平成20年度の決算書の、同じように目2の委託料のところで病後児保育実施委託料と全く同じ名目で出ているんですが、その金額が五百五万九千幾らになっているので。同じ目のところに同じ名称で使われると、これは同じものだと思うので、違う場合は違うような書き方をしてくれないと決算書が見にくいんですよね。 814 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 815 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 20年度につきましては、委託料になっております分は、そのときは委託で、はな保育園の自園型について支出しております。同じく20年度でいこま保育園では施設型の分は補助項目、補助金の方で支出しておりますので、それぞれ科目としたら両方とも実施委託料という表現になっているというので、これは紛らわしくないようにすべきだったと考えております。申し訳ございません。 816 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 817 ◯委員(浜田佳資君) その点は改善の方をよろしくお願いいたします。  病後児保育についての保護者の評価というのは聞いておりますでしょうか。 818 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 819 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 一番は、やはり使い勝手になるかと思うんです。やはりあらかじめ空きを確認してからいったん申込みを、そして、お医者さんに行くという、そういった形を採りますので、いきなりはなかなか行けない。その辺り、ちょっとハードルがあるようなので、その部分と、熱が37度5分とか、ボーダーラインがちょっと微妙なので、その辺り、家で見られる範囲との差があるかとは感じます。 820 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 821 ◯委員(浜田佳資君) この問題は、今の経済状況とか雇用状況も含めて、なかなか休めないとか、保育に対するニーズが高まるとかいうのがあって、ますます高まるんじゃないかとは思うので、そこら辺、使い勝手の改善も含めて、保護者のニーズにこたえられるように改善方、よろしくお願いしたいと思います。  続いて。 822 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 823 ◯委員(浜田佳資君) 歳入歳出決算に係る主要な施策の成果を説明する書類の休日保育の点なんですが、はな保育園において実施ということになっているんです。これについて説明してもらえますか。 824 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 825 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 今、はな保育園でさせてもらっておりますのは、あくまで保育に欠けるという方ですので、対象者が保育園若しくは認可外保育園と、そうしたようなところで保育に欠けている実態がある方、その方が休日とか急務でどうしても預けるところがない。ただ、それが1週間ぐらい前には申し込んでもらわなければ、保育士の手配がございますので、そうしたことで事前申込み、予約制となっております。 826 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 827 ◯委員(浜田佳資君) その利用状況はどういったものでしょうか。 828 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 829 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 21年度は8人ご利用されました。 830 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 831 ◯委員(浜田佳資君) 分かりました。  続いて、生活保護の点なんですが、決算書の111ページなんですが、被保護世帯数と被保護者数、これは平成18年から19年度には38世帯、36人、19から20年度で44世帯、70人、20年度から21年度には52世帯、86人というような増加の仕方をしていまして、平成20年度には、9月末の時点で50世帯増えて、それがそのまま、大体52世帯の増のままということなんです。それでいきますと、今年度は9月末でどんな感じになっていますでしょうか。 832 ◯委員長(矢奥憲一君) 中川課長補佐。 833 ◯福祉総務課課長補佐(中川裕貴君) 9月の状況でございますねんけども、実際に保護を行って扶助費を支給させていただいたのは502世帯となっております。3月末の数字が475世帯、実際にしております。保護停止中を含めまして479世帯ございまして、9月の時点で509世帯ということですので、今現状で30世帯増えておるということでございます。 834 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 835 ◯委員(浜田佳資君) 伸びの数字はこの間と比べたら若干鈍ってきたかなという数字ではあるんですが、経済状況はまだまだ予断を許せないという状況で、正にもっと悪くなるかもしれませんので、この点はしっかり対応方、よろしくお願いしたいと思います。 836 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 837 ◯委員(浜田佳資君) そして、続いて決算書の101ページ、高齢者交通費助成事業の点でちょっとお聞きしたいんですけど、この決算書によりますと、交通費助成費というところで一億五千八百何万ということになっています。1万5,800円ということなんですが、平成20年度の決算書を見ますと、もちろん1人当たり1万5,000円だったので大きい、二億二千五百うん万ということになっています。それと比べると3割減ということで、1万5,000円から1万円に減ったのでもう少し減っていてもいいなという感じなんですが、これはどういったふうに評価しているんでしょうか。 838 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 839 ◯市長(山下 真君) それは、当然のことながら、受給者数が増えているんだと思います。 840 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 841 ◯委員(浜田佳資君) この数字によりますと、交付人数は平成20年度が1万5,205人と。平成21年度が1万5,800人ということで、若干のあれですね。1人当たりで単純に割りますと、平成21年度は1万56円、平成20年度は1万4,811円と、平成20年度で1万5,000円を切っているというところがちょっと不思議だなと思うんですが、別に特別な事情があったわけではないということですか。 842 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 843 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) 金額的には1万円ということですので、別段、変動等は出ないとは思うんですが。 844 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 845 ◯委員(浜田佳資君) 決算書の交通費助成費に上がっている金額を決算書に書いている交付人数で割って1人当たりの金額を出していった場合、21年度は1万56円で1万円をオーバーしていると。平成20年度は1万4,813円で、切っているというのが不思議だなと思いまして、ちょっと質問させていただいたということなんです。 846 ◯委員長(矢奥憲一君) 西本課長。 847 ◯福祉総務課長(西本栄次郎君) タクシー利用権の場合につきまして、年度を渡って使用される場合がありますので、当初に発行の方もおられますし、年度末の発行の方もおられますので、そういった加減で、万単位という形の中の数字にはなっていないと思います。 848 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 849 ◯委員(浜田佳資君) 分かりました。この点なんですけど、財政全体から見て大きいのか小さいのかというのも、必要性の問題とかもありますが、この点に関しては元へ戻すということも検討してほしいなという要望は出しておきます。 850 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 851 ◯委員(浜田佳資君) 最後になりますが、待機児童の推移に関して聞かせていただけますか。保育園の待機児童です。 852 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 853 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 現在では80名から90名というところが待機児童の数です。去年の実績では、最終的には3月では135名ぐらいの待機がございました。 854 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 855 ◯委員(浜田佳資君) これが減っているのは保育園の増設等々ということでよろしいですか。 856 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 857 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 今は途中経過ですので、これが去年と同じような形で伸びておりますので、やはり3月末まではそれぐらいの人数までになるだろうと思っています。保育園の効果が出てくるのは来年度の形になるかと思います。 858 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 859 ◯委員(浜田佳資君) 今の経済事情とか、それから更に、先ほどの、今後の生駒市の財政をどうするかというところで、子育て世代にたくさん引っ越していただくということからすると、まだまだ不足するんじゃないかということも考えられますので、そこら辺で、また来年度以降の予算組みの方でご考慮をよろしくお願いいたします。以上です。 860 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。塩見委員。 861 ◯委員(塩見牧子君) 今の浜田委員の休日保育の実施についてで、ちょっと追加で質問したいんですけれども、先ほど所長がお答えくださいました利用人数8人というのは実人数ですか、延べ人数ですか。 862 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 863 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 同じ方が含まれているかどうか分かりませんが、一応、これは延べ人数になります。 864 ◯委員長(矢奥憲一君) 塩見委員。 865 ◯委員(塩見牧子君) 21年度の実施計画表では21年度の目標値、210人になる予定だったんですけれども、この余りの違いと言いますか、これはどういった判断でこのような210という数値が上げられて、何がまずかったから、こんな8人という数値にとどまってしまったのか、どういうふうに分析されていますでしょうか。 866 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 867 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 1つは、やはり先ほど申し上げました予定日の1週間から10日前にまず予約をするということでの、その辺りにあるんですが、これはちょっとやむを得なくて、休日保育を実施しているところは、それでないと保育士対数とか、また、先に面談を受けなければ、自分のところの保育園の子どもではございませんので、保育士さんも、また保護者の方からよくアレルギーのこととかを聞かせてもらわなきゃなりませんので、どうしても面談とかそういった経過を経るわけです。210人集めたいんですが、なかなかそうしたことも一つの壁にはなっているかと思っております。 868 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。伊木委員。 869 ◯委員(伊木まり子君) 私の方は、病後児保育ですけども、21年も20年も50人に満たない数ですけども、最初、この病後児保育を実施しようと計画されたときにはどれぐらいのニーズがあるだろうということで計画を立てられたんでしょうか。 870 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 871 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 想定は大体50人から200人未満というのが、大体、国の方でも一つの目安で、それぐらいのところでとんとんになる形なんです。ですから、そこは目指していたんです。それを超えたのは、今まで実施していて1カ年だけです。それ以外は、やはり50人を割っているという状況です。
    872 ◯委員長(矢奥憲一君) 伊木委員。 873 ◯委員(伊木まり子君) これは生駒市内のニーズが全国と比べて少ないのか、それとも、啓発が問題なのか、その辺はどういうふうにお考えですか。先ほどの塩見委員が尋ねられた休日保育も、210人の予定が8人しか利用されていないわけですよね。だから、生駒市は子どもに対する施策はたくさんやっておられますけども、何かニーズの把握がうまくいっていないんじゃないのか、啓発が悪いのか、その辺のところはどんなふうに考えていますか。 874 ◯委員長(矢奥憲一君) 杉田所長。 875 ◯福祉事務所長兼こども課長(杉田昭徳君) 今の登録人員、これは学童にも呼びかけまして、いろいろ必要なところということで500人弱の方は登録はされているんです。実際のところ、なかなかお使いになられないのは、保育所のところにとりましたら、ある程度の熱のところは保育所の方に行かせておられる方も結構おられるんじゃないかと。病後の形で行かれるんじゃなくて、ある程度の熱を下げられたら、7度5分のボーダーラインのところは連れていかれているんじゃないかなとは思えるんです。  休日保育につきましては、今年もPRは広報いこま等を通じたりホームページでのPRはさせていただいております。 876 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 877 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。角田議員。 878 ◯委員外議員(角田晃一君) 決算書の114ページ、先ほど委員の方から乳幼児健診について質問がありましたので、その関連でちょっとお伺いしたいんですけども、生駒市の場合は3カ月児から3歳6カ月児まで6回やっているわけですけども、他市では4回とか、回数はそれぞれ異なるので比較は難しいかと思うんですけれども、例えばそういう統計があればお聞かせいただきたいんですけれども、同じ年次で他市との比較、ないしはそれに近いあれで、要するに先ほどおっしゃった初診料とか乳幼児加算とか尿検査などがいろいろ積上げで基礎計算をされていますけども、生駒市の場合が高いのか安いのか。もちろん高ければそれだけ手厚くいろいろと健診されているということになるんでしょうけども、もしありましたら教えてください。 879 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 880 ◯市長(山下 真君) 具体的な統計は、ちょっと私、持ち合わせていないんですが、奈良市では4回、大東市でも4回というふうに聞いていまして、結構4回のところが多いというふうに認識をしておりまして、6回必要かどうかということについては、今後、検討していきたいというふうに思っております。以上です。 881 ◯委員長(矢奥憲一君) 角田議員。 882 ◯委員外議員(角田晃一君) ありがとうございます。先ほどの質問に対して、データが出にくければ後で結構ですので、それだけ。 883 ◯委員長(矢奥憲一君) そしたら、尾山課長、後でよろしくお願いします。  他にございませんか。              (「なし」との声あり) 884 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等がないようでございますので、以上で議案第59号に係る市民福祉委員会所管分の質疑を終結いたします。  次に、議案第62号、平成21年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について、池田福祉健康部長から説明を受けます。 885 ◯福祉健康部長(池田勝彦君) 平成21年度生駒市介護保険特別会計決算につきましてご説明申し上げます。  199ページをお願いいたします。  まず、歳入で款1、保険料は13億5,325万5,000円で、第4期事業計画に基づき、保険料を改定したこと等によりまして、前年度に比べまして約2億1,720万円、19%の増加となりました。  次に、200ページの款3、国庫支出金は、国庫負担金及び国庫の補助金を合わせまして10億2,938万8,000円となっております。  続きまして、201ページの款4、支払基金交付金は、第2号被保険者保険料分と地域支援事業分、これを合わせまして15億5,729万4,000円でございます。  202ページから203ページの款5、県支出金は、給付費の県負担分、それと補助金で7億9,144万2,000円の歳入となってございます。  なお、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、それぞれの収入額については給付費の見込みに対して概算交付されたもので、平成22年度で精算されることとなっております。  次、203ページの下段からの款7、繰入金は、介護給付費や地域支援事業、職員給与費及び事務的経費等の一般会計からの繰入金、これが8億1,685万1,000円。それと、前年度の概算交付分の精算や介護報酬の改定による保険料の影響を抑制するため基金から繰り入れたもので、合わせまして9億4,108万7,000円となってございます。  続きまして、208ページをお願いいたします。  208ページの歳出でございますが、款1、総務費でございます。項1、総務管理費は職員の人件費及び事務的経費に係る経費で、ほぼ予算どおりの執行となってございます。  209ページの項3、介護認定審査会費は、要支援・要介護認定に関する調査や審査等に係る費用でございます。  次に、211ページから213ページにかけての款2、保険給付費は、介護サービス受給者に対する保険給付費等で51億7,819万円となっております。これは、居宅介護サービス利用者等の増加が主な原因でございます。  213ページの款3、地域支援事業費は、生活機能評価、のびのび教室等の介護予防事業や、地域包括支援センターへの事業委託などに要した経費で、1億184万8,718円となってございます。  215ページの款4、基金積立金は基金の運用利子を基金に積み立てたものでございます。  最後に、218ページをお願いいたします。  歳入総額56億7,587万1,000円に対しまして歳出総額55億922万5,000円で、歳入歳出差引額1億6,664万5,000円は介護給付費準備基金に繰入れをいたしております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 886 ◯委員長(矢奥憲一君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。浜田委員。 887 ◯委員(浜田佳資君) 205ページの介護従事者処遇改善臨時特例基金についてなんですが、報酬を上げるということで出た基金であったんですけど、実際にそのお金が働いている介護従事者の手元に渡ったのかどうかという、効果があって初めて意味があるんですけど、その点についていかがなんでしょうか。市は把握していますでしょうか。 888 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 889 ◯介護保険課長(森本修二君) 県の方に聞いた範囲でございますけれども、改善計画で分析をされたものですが、21年度の交付申請があった常勤職員につきましては1カ月1人当たり1万6,264円で、非常勤職員については1万161円、改善されたと聞いております。以上です。 890 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 891 ◯委員(浜田佳資君) 元々この報酬は3%アップということをねらって出されたと思うんですけど、それぞれ常勤、非常勤で上がったという金額で何%というのは県から聞いていますでしょうか。 892 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 893 ◯介護保険課長(森本修二君) 実は、この処遇改善分につきましては、国は2段階で施策を行っております。21年の4月に介護報酬が3%改善されました。これは、いわゆる介護報酬として加算金等で補われる部分で、目に見えた改善というのがなかなか出てこなかったもので、もう1段として、国は都道府県に対して月額約1万5,000円程度、実質、上がるようにということで処遇改善交付金というのを手当てされたものでございます。先ほど申し上げた平均改善額は、その後の方の金額を申し上げたものでございます。以上です。 894 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 895 ◯委員(浜田佳資君) ということは、市としてはトータルでどうなったのかという点に関しては把握はしていないということなんですかね。 896 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 897 ◯介護保険課長(森本修二君) そのとおりです。 898 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 899 ◯委員(浜田佳資君) 問題は、市の把握の状況がそれでとどまっていていいのかという点なんですが、正確に事業者の業務内容とか、実際、どうなっているのかというのを正確につかんでいないといけないのではないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 900 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 901 ◯介護保険課長(森本修二君) 非常に難しいご質問かなと思いますが、1つは、事業者と、いわゆる雇われている従業者との雇用契約というのはそれぞれの法人単位で行われているものでございます。介護保険の方は、介護のサービスに対して決められた報酬をその事業所に対して支払うということで、こういう形を採っております関係上、従業者の賃金が適正であるかどうかというのは審査又は検査をすることがなかなかできにくい仕組みになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上です。 902 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 903 ◯委員(浜田佳資君) 非常に難しいのは分かりますが、できるだけ、県とも相談しながら、実際の介護の雇用の現場がより働きやすく、非常に離職者が多いですので、それができるだけないようにするということが介護を受ける人にとってもプラスになると思いますので、その点は県とも相談しながらできるだけのことをやってほしいというふうに、これは要望しておきます。 904 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 905 ◯委員(浜田佳資君) 引き続いて、199ページの徴収の点なんですけど、普通徴収において滞納者はどれくらいになりますでしょうか。 906 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 907 ◯介護保険課長(森本修二君) 21年度の滞納者数は332名となってございます。 908 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 909 ◯委員(浜田佳資君) この間の推移は増える傾向にあるということでしょうか。減る傾向でしょうか。 910 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 911 ◯介護保険課長(森本修二君) 平成20年度が339名でございましたので、ほぼ横ばいという状況と考えております。 912 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 913 ◯委員(浜田佳資君) 滞納期間が2年以上の方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか。 914 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 915 ◯介護保険課長(森本修二君) いわゆる不納欠損という形で、滞納期間が2年を経過しますとそういう処分をさせていただいているんですが、21年度については174名でございます。 916 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 917 ◯委員(浜田佳資君) あと、この人数が多いのか少ないのかという点なんですが、多いような気がしまして、介護保険料金をどれぐらいにするのかということで、21年度は値上げをした年度にたしか当たると思うんですけど、そこら辺の影響ということもあるとお考えでしょうか。それとも別の事情ということなんでしょうか。 918 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 919 ◯介護保険課長(森本修二君) 値上げをさせていただく前、ですから20年度と21年度のいわゆる徴収率ということで言いますと、例えば現年度の普通徴収分につきましては21年度が92.2%ですが、20年度につきましては93.1%、過年度分の普通徴収の徴収率につきましては20年度が15.5%でしたが、21年度については14.5%と、どちらも若干下がっております。ですから、多少その影響があるのかなというふうには考えております。以上です。 920 ◯委員(浜田佳資君) 結構です。 921 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 922 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。上原議員。 923 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 先ほど委員から出ていた関連なんですけれども、保険料の滞納が2年以上あると、介護保険の利用料が3割負担になるということを聞いているんですが、そういう対象者の方は何人おられましたでしょうか。 924 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 925 ◯介護保険課長(森本修二君) 平成21年度につきましては、現在、給付制限等が行われていますのが3名おられます。以上です。 926 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 927 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 認定の見直しについて申請をされているケースはどれぐらいあったか教えてください。 928 ◯委員長(矢奥憲一君) 森本課長。 929 ◯介護保険課長(森本修二君) 認定の申請、議員がおっしゃられているのは区分変更申請のことかなと思うんですが、21年度については334件でございます。 930 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 931 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結いたします。  以上で議案第62号に係る質疑を終結いたします。  次に、議案第63号、平成21年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について、池田福祉健康部長から説明を受けます。 932 ◯福祉健康部長(池田勝彦君) 平成21年度の生駒市国民健康保険特別会計の決算につきましてご説明申し上げます。  議案書の219ページをお願いいたします。  219ページから221ページにかけての歳入の款1、国民健康保険税は25億6,804万1,000円となりまして、加入者の所得の減少等によりまして、前年度に比べまして4,955万円余りの減となってございます。なお、保険税の収納率は現年度で92.91%となってございます。  次に、221ページ中段から222ページにかけての款3、国庫支出金は24億4,330万4,000円で、これは療養給付費、高額医療費共同事業、特定検診の経費に係る国の負担金、財政調整に係る国の交付金で、医療費の伸びにより療養給付費負担金が増額交付され、普通調整交付金において財政負担力の判断で前年度は大幅に減額されましたけれども、今年度は例年並みとなり、その分、増額交付されたこと等によりまして、前年度に比べまして増額となってございます。  次に、222ページ下段から223ページにかけての款4、療養給付費交付金は、退職被保険者等の医療に係る交付金でございます。  次に、223ページ中段の款5、前期高齢者交付金は、65歳以上の医療費負担を各医療保険者間で調整する目的でつくられた交付金で、決算額は21億351万4,000円となっております。  次に、223ページ下段から224ページにかけましての款6、県支出金は、高額医療費共同事業及び特定検診に係る県からの負担金と財政調整のための県補助金でございます。  次に、224ページ下段から225ページにかけての款7、共同事業交付金は、高額医療費による保険者の財政運営の不安定を緩和させるため、国保連合会が行っている共同事業に係る交付金でございます。  次に、225ページ下段から226ページにかけましての款9、繰入金は、例年どおり国保の保険基盤安定、財政安定化支援事業、人件費、出産育児一時金などに対する一般会計からの繰入れを行ったものでございます。
     次に、226ページ中段の款11、諸収入の決算額は2億4,017万円で、そのうちの2億1,457万5,000円は、平成20年度の国保特別会計の歳入不足に充当した一般会計からの繰入金でございます。  決算書の230ページをお願いいたします。  続きまして、歳出の款1、総務費は、国保特別会計に係る人件費、電算委託料などの事務費及び国保税の賦課徴収に関する費用でございます。  233ページから236ページにかけましての款2、保険給付費は、医療費、出産育児一時金、葬祭費の給付等に係る経費で、決算額は67億3,650万6,000円でございます。  なお、保険給付費全体で3億円余りの不用額が生じておりますのは、3月に増額の補正をお願いいたしましたが、医療費及び高額療養費が算定時の予測より伸びが低かったことによるものでございます。  次に、237ページの款3、後期高齢者支援金等は後期高齢者の医療費を負担する経費で、決算額は11億4,441万円となっております。  238ページ中段の款5、老人保健拠出金は、老人保健制度が平成20年度に廃止されましたが、制度廃止前の診療に係る拠出金分を支出したものでございます。  次に、239ページの款6、介護納付金は、平成19年度の精算確定金が概算支払額を下回ったこと、介護保険の第2号被保険者の減少等によりまして、前年度に比べて減少しております。  続きまして、同じく239ページ中段から240ページにかけての款7、共同事業拠出金は、高額医療費の共同事業に係る拠出金で、奈良県全体で対象となる高額な医療費が増加したため、前年度と比べ、拠出金は増額しております。  なお、240ページ上段の目2、保険財政共同安定化事業拠出金で7,900万円余りの不用額が出ておりますのは、予算編成時に国保連合会から示された予定額が実際の支出額に比べまして大きかったためでございます。  続きまして、240ページ中段から241ページにかけましての款8、保健事業費は、特定健康診査、医療費通知、福祉と健康のつどい、脳ドック助成などに対する経費でございます。  なお、240ページの項1、特定健康診査等事業費で8,000万円余りの不用額が生じましたのは、健康診査の受診者が目標より少なかったことによるものでございます。  次に、244ページ中段をお願いいたします。  款13、前年度繰上充用金は、平成20年度の国保特別会計の歳入歳出の不足額2億4,947万3,000円余りを平成21年度の会計から繰上充用させていただいたものでございます。  最後に、245ページをお願いいたします。  国保特別会計歳入総額97億9,434万5,000円に対しまして、歳出総額は98億9,570万4,000円で、歳入歳出の差引額1億135万9,000円の赤字となっております。この赤字につきましては、平成22年度国民健康保険特別会計から繰上充用をさせていただいたところでございます。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 933 ◯委員長(矢奥憲一君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。浜田委員。 934 ◯委員(浜田佳資君) まず、国保に関しては赤字決算となっているわけなんですが、今後の見通しについてはどのように考えていますか、お聞かせ願えますか。 935 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 936 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 今後の見通しということなんですけれども、赤字が続いておりまして、そのために22年度に4億5,000万円程度の引上げをお願いしました。このままで収支が変わらなければ、少なくとも22年度は収支均衡でいけると思うんですけれども、ただ、国保の保険税も当初課税では若干所得が減っておりますし、それに対する収納率がどうかというのも懸念がございます。それから、平成20年度のように調整交付金の方が減額されますと、それも収入の方で赤字というふうになってまいります。  一方、支出の方につきましては、医療費の方が今年度、22年度の上半期につきましては2%程度の医療費のアップでいっておりますけれども、後半の6カ月の伸びが大きくなりますと、ちょっとまた会計が苦しくなります。それ以降の次の年度、23年度、24年度につきましては、まだ医療費の動向等の懸念がございますので、予断を許さないという状況でございます。 937 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 938 ◯委員(浜田佳資君) 収納率の推移に関して教えていただけますか。 939 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 940 ◯収税課長(安達博臣君) 徴収率でございますけども、過去5年間で言いましたら、平成17年度が76.17%、平成18年度が75.84%、平成19年度74.99%、平成20年度70.82%、昨年度は69.24%でございます。 941 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 942 ◯委員(浜田佳資君) 年々下がっているんですが、今年度の傾向はどのような感じになっていますでしょうか。 943 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 944 ◯収税課長(安達博臣君) まだ詳しい数字が出ていませんねんけど、8月末現在で見た時点では0.8ポイントぐらい下がっていたと思います。 945 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 946 ◯委員(浜田佳資君) これを受けてどういう対策をとるかという点に関してはどうなんでしょうか。 947 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 948 ◯収税課長(安達博臣君) これはもう、末永く徴収事務を頑張るしかないというふうに思っております。できるだけ分割等も認めて、少しでも納付していただける方を増やすというような形でないと、国保だけで滞納処分をするというのはかなり難しい点もございますので、一応そういう形で粘り強く交渉していくということになろうかと思います。 949 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 950 ◯委員(浜田佳資君) それは分割納付等を認めていただいて、きちんと丁寧に対応してほしいというふうに思っております。  そういった中で、値上げの影響がどうなのかというのが今後かなり出てくるのではないかと思うんですが、それで果たして、今後、今のようなやり方でもつのかどうか。午前中、吉波委員の方からも貸付けのままでというのは余りよろしくないというような趣旨の意見があったとは思うんですが、その点は今後どういうふうにされるおつもりでしょうか。 951 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 952 ◯委員(浜田佳資君) 例えば徴収できていないという割合に関して、それをどこから持ってくるのかということもあります。また、市民全体の中に占める国保の人の割合というものもあります。そういった中で、じゃ、一般会計から全然入れないという話とか、100%入れるとか、そういったオール・オア・ナッシングの話も含めて、じゃ、その割合でどうするのかとか、不足分だけはどうするのかとか、いろいろな考え方があると思うんですよ。だから、そこら辺の議論とかが十分なしにずっと来ていて大変なことになって、どうしようかという話になって、取りあえず入れてみたり、また、それじゃ追い付かないから貸し付けてみたりとかいう話になっていると思うんですけど。(発言する者あり)そこら辺も含めて、ルールづくりも含めてきちっと議論した方がいいのではないかと思うんですが、その点はいかがでしょう。 953 ◯委員長(矢奥憲一君) 山下市長。 954 ◯市長(山下 真君) ルールと申しましてもなかなか、原則として、それは特別会計の中でお金が回るのが一番いいわけですけれども、それでも足りない場合は、21年度のように貸付けといった形を採らざるを得ない場合も今後は出てくるのではないかというふうに思います。  いずれにいたしましても、後三、四年ぐらい先には都道府県単位の一本化というような、つい先日聞いた話では、大阪府ではもうそういう方向に移行しているというふうにちょっと聞いたんですけれども、そういった形でなっていくのではないかなというふうに思っております。 955 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 956 ◯委員(浜田佳資君) ただ、都道府県単位化した場合、国からのお金が、ちゃんと必要なお金が下りずにした場合、多分、生駒はどっちかと言うと損する立場になる可能性が高いんじゃないかと思いますので、そこら辺は余り国の対応も、この間ずっと削っているところもありますので楽観できないかなというふうには思っています。それは国全体の制度に関わることですので、これはこれでとどめておきます。  それで、決算書の240ページから241ページの特定検診なんですけど、これは受診者数が5,378人ということですが、受診率はどれくらいでしょうか。 957 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 958 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 27%ほどだったと思いますけども、去年より若干上がっておりますけども、大きくは上がっておりません。 959 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 960 ◯委員(浜田佳資君) 目標はどれくらいに置いていますでしょうか。 961 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 962 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 国の方の参酌基準というのがありまして、それでいきますと、24年度末までに65%に持っていってほしいということなんですけど、現在、先ほど言いましたように27%程度ですので、目標までちょっと苦しいというような状況でございます。 963 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 964 ◯委員(浜田佳資君) 24年度末まで22、23、24で、3で割ると12.7%ずつ上げないといけないという、非常に厳しいと言うか、気が遠くなるような数字だと思うんですが、実際、どのような手を打つことを今考えられていますでしょうか。 965 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 966 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 受診率の向上ということで、22年度はポスターとかチラシを作成させていただきまして、今年度はもうすぐ未受診者の方に対する勧奨通知というのをさせてもらおうと思っているんですけれども、ただ、それだけではパーセントが伸びませんねんけども、県の方も、共同事業の一環として県全体を挙げて受診率を上げていこうということですので、その辺で、県全体の共同事業にも参加していきたいなというふうに考えております。 967 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 968 ◯委員(浜田佳資君) 制度が導入されたときに、目標に行かなかった場合、ペナルティがどうしたとかいう話があったと思うんですが、それはどういったことなんでしょうか。 969 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 970 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 先ほど言いました24年度末までに65%の受診率を達成できない場合は、後期高齢者支援金というのを拠出しておりますけども、それを10%の範囲内で増額されると。また、達成されたところは減額されるというような、今のところはそういうペナルティを科せられる可能性もあるということでございます。 971 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 972 ◯委員(浜田佳資君) 国の方針は、政権も替わったことですから、それは見直してほしいんですが、本来の市民の健康ということを考えると、特定検診に関してはいろいろな疑義とかも出ていますので、そういったことを含めて、国の方に対しても、従来の一般健康診断に戻すべきであるということを市としても主張すべきでないかというふうに考えています。意見を言って終わりです。 973 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 974 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原議員。 975 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 先ほどお答えの中で、分割納付をしてでも収納率を上げたいというふうにお答えになっていたと思うんですけれども、この3年ぐらいの分割納付の状況をちょっと教えていただけますか。 976 ◯委員長(矢奥憲一君) 安達課長。 977 ◯収税課長(安達博臣君) 国保税で申し上げましたら、現年、滞納を合わせまして、19年度が4,750件程度、平成20年度が5,250件程度、21年度が5,230件程度になっております。あくまでもこれは調定ベースです。人数じゃないです。 978 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 979 ◯委員外議員(上原しのぶ君) あと1つ、別の件なんですが、特別調整交付金の中身を教えてください。 980 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 981 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 特別調整交付金の中には、各市町村間の財政不均衡を調整するための交付金でございますので、そのうち国の方の特別調整交付金につきましては、国保財政の経営に努力したということで認められると5,000万程度の補助金が付いてまいります。県につきましても、そういう事業をやったことについては、特別調整交付金みたいなものが付いてくるという状況でございます。 982 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 983 ◯委員外議員(上原しのぶ君) それで、このときはその5,000万のご褒美と言うか、それは付いたんですか、付いていないんですか。 984 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 985 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 222ページの下の方に国庫補助金で、備考欄に特別調整交付金5,400万円と書いております。前年度は4,700万円ほど付いておりますので、毎年5,000万程度、付いているという状況でございます。 986 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 987 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等がないようでございますので、以上で議案第63号に係る質疑を終結いたします。  次に、議案第64号、平成21年度生駒市老人保健特別会計決算の認定について、池田福祉健康部長から説明を受けます。 988 ◯福祉健康部長(池田勝彦君) 平成21年度生駒市老人保健特別会計の決算についてご説明申し上げます。  決算書の247ページをお願いいたします。  歳入の款1、支払基金からの交付金、款2、国庫支出金につきましては、過年度の老人保健医療費に係る支払基金、各健康保険の交付金及び国の負担金の精算分でございます。  248ページ下段から249ページにかけましての款5、諸収入447万7,000円につきましては、過年度の保険診療外の第三者行為などに係る診療報酬の返還金でございます。  次に、250ページの歳出の款2、医療諸費は、平成20年度以降の医療診療分で請求があったものの医療給付費でございます。  続きまして、253ページをお願いいたします。  老人医療特別会計の歳入総額は823万8,000円で、歳出総額は464万2,000円、歳入歳出差引きで359万6,000円となっております。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 989 ◯委員長(矢奥憲一君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 990 ◯委員長(矢奥憲一君) 質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 991 ◯委員長(矢奥憲一君) ないようでございますので、以上で議案第64号に係る質疑を終結いたします。
     最後に、議案第65号、平成21年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、池田福祉健康部長から説明を受けます。 992 ◯福祉健康部長(池田勝彦君) 平成21年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算についてご説明申し上げます。  決算書の255ページをお願いいたします。歳入の主な執行状況についてご説明申し上げます。  生駒市後期高齢者医療特別会計は今年度で2年目でございまして、本年度末の被保険者は1万51人となっております。  款1、後期高齢者医療保険料は8億2,799万2,000円でございます。  256ページ中段の款3、繰入金は一般会計からの事務費及び保険基盤安定に対する繰入金で、款4、繰越金は保険料の前年度収入分の一部を今年度に繰り越したものでございます。款5、諸収入は医療制度啓発等の費用に対する後期高齢者医療広域連合からの補助金でございます。  258ページをお願いいたします。  款6、国庫支出金は高齢者医療制度導入に係るシステム改修の経費に対する補助金でございます。  続きまして、259ページでございます。  歳出の款1、総務費は後期高齢者医療事務に係る職員給与費や事務費及び保険料徴収に係る事務費でございます。  260ページ中段をお願いいたします。  款2、後期高齢者医療広域連合納付金は、後期高齢者医療広域連合に支払う基盤安定負担金、保険料、その他経費の負担金でございます。  続きまして、263ページをお願いいたします。  後期高齢者医療特別会計の歳入総額は10億2,442万7,000円で、歳出総額は10億2,141万2,000円、差引き301万4,000円となっております。この歳入歳出差引額につきましては、前年度と同様、繰越金として翌年度に振替えをいたしております。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 993 ◯委員長(矢奥憲一君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。浜田委員。 994 ◯委員(浜田佳資君) 2年目ですからそんなに質疑はないんですけど、260ページの徴収費のところで滞納繰越分の普通徴収68.5%というの、これをちょっと説明してもらえますか。 995 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 996 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 後期高齢につきましては平成20年度から制度ができたものでございますので、滞納としては、前年度の分につきましては500万程度ございました。そのうち半分程度、残っておりますのは280万ほど残っておりますので、それの徴収の残でございます。その徴収率が68.5%でございます。 997 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 998 ◯委員(浜田佳資君) すみません、ちょっと勉強不足で。普通徴収と特別徴収の境目なんですけど、所得で言うたらどのラインになりましたっけ。 999 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 1000 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 年金収入で言いますと年間18万以上、それから、後期高齢の保険料と介護保険料の合算が年間の年金の2分の1以下ということで線が引かれております。 1001 ◯委員長(矢奥憲一君) 浜田委員。 1002 ◯委員(浜田佳資君) 年金が年額で18万以下ですから、それは払うのは大変だというのは当たり前と言えば当たり前の方々だと思うんです。2年目でもう滞納繰越分で68.5%、500万で280万とか、こういう状況ですので、これは年を重ねれば重なるほどかなりの状況になってくると思うんですが、今年度はどんな感じになっていますでしょうか。分かります。(発言する者あり)まだ分からないね。  ということで、これ自体、相当、破綻は目に見えているなということで国の方でも変えようという話になっていますのが、それもなかなか、いろんな諸事情もありましてどうなるか分かりませんが、そこら辺、ちょっとこれは問題があるなという意見だけです。 1003 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1004 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原議員。 1005 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 先ほどの260ページの話なんですが、この支払不能となっている人への対応は何か考えておられますか。 1006 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 1007 ◯国保年金課長(松本裕孝君) 電話連絡ももちろんですけど、戸別訪問をさせていただいて、ご理解をいただいて納付していただくということしか考えておりません。 1008 ◯委員長(矢奥憲一君) 上原議員。 1009 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 広域連合の話になると思うんですが、救済措置とかは全くないんでしょうかね。 1010 ◯委員長(矢奥憲一君) 松本課長。 1011 ◯国保年金課長(松本裕孝君) もちろん軽減等もございますし、減免もございますので、その条件に該当する場合は減免もありますし、ですけど、それに該当しない分については、納付いただくということでご理解いただくように、こちらが戸別訪問なりをさせていただこうというふうに考えております。 1012 ◯委員長(矢奥憲一君) 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 1013 ◯委員長(矢奥憲一君) 他に質疑等がないようでございますので、以上で議案第65号に係る質疑を終結いたします。  以上で市民福祉委員会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  明10月19日午前10時から委員会を再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後4時56分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....