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平成17年度決算審査特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2006年10月24日
平成17年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2006年10月24日

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  1. 生駒市議会 2005-10-24
    平成17年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2006年10月24日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯委員長(中谷尚敬君) おはようございます。昨日に引き続き、ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  なお、市民及び報道から傍聴の申入れを受けておりますが、これを許可することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 2 ◯委員長(中谷尚敬君) 許可することにいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 3 ◯委員長(中谷尚敬君) それでは、昨日に引き続き、審査を行います。  環境文教委員会の所管に係る各議案について、議案一覧表のとおり、順次審査を行います。  まず、議案第63号、平成17年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。初めに、山口生活環境部長。 4 ◯生活環境部長(山口憲二君) おはようございます。昨日に引き続きまして、早朝からの委員会審査、大変ご苦労様でございます。  それでは、生活環境部が所管しておりますものにつきましてご説明を申し上げます。  決算書の75ページから76ページをお願いいたします。  目11の交通対策費につきましては、交通安全運動や交通安全教室などを実施し、交通安全意識の高揚と事故防止など、交通安全対策に努めました。また、放置自転車や違法駐車等防止対策といたしまして、生駒駅前及び東生駒駅周辺の自転車等放置禁止区域並びに違法駐車等防止重点地域を中心に街頭指導を実施するとともに、生駒駅周辺の混雑緩和を図るため、駐車場の利用状況を周辺主要道路に設置した案内表示板により情報の提供に努めたところでございます。  次に、78ページをお願いいたします。  目14の諸費につきましては、法律相談、行政相談などの各種相談の実施や、非核平和都市宣言に基づく平和のつどいの開催、昨年は戦後60年の節目の年でありましたことから、広島平和記念資料館より広島・長崎原爆写真パネルをお借りし、市役所のロビーでパネル展を開催いたしました。また、安全で住みよいまちづくりを推進するため、出前防犯教室の開催や、子ども110番の家の新たな協力家庭の募集に努めるとともに、防犯パトロールを実施している自治会に対しまして、防犯用品の貸出しを行うなど、犯罪抑止と防犯意識の高揚に努めました。  続きまして、113ページからをお願いいたします。目4の環境衛生費につきましては、街路灯・防犯灯の整備、火葬場の管理運営や、愛がん動物の適正な管理の推進と意識啓発を図るとともに、犬、猫の避妊・去勢手術を行った者に対する補助のほか、各自治会清掃に要した経費が主なものでございまして、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、目5の環境保全対策費につきましては、学研高山地区を始め、市内の大気、水質等の測定調査を実施し、調査結果や環境の動向を環境白書及びミニ白書を作成するとともに、環境講演会の開催や市内小・中学校において本市職員による出前講座を実施するなど、環境教育の推進に努めました。また、地球温暖化防止対策の一環といたしまして、市内におけるクリーンエネルギーの導入を図るため、住宅用太陽光発電システム設置補助を行いました。また、河川の水質浄化による生活排水対策の推進が必要なことから、啓発絵画及び標語の募集やカレンダーの作成を行うなど、河川環境の保全意識の啓発に努めますとともに、本市の中央を流れます竜田川流域につきましては、生活排水対策実践活動の定着に努める一方、河川浄化施設の維持管理を行うとともに、合併処理浄化槽の設置補助を始め、クリーンキャンペーンを通じて河川環境の保全回復に努めたところでございます。  次に、目1の清掃総務費につきましては、職員の人件費及び大阪湾広域臨海環境整備センターに対し、神戸沖最終処分場の建設事業に係ります負担をした経費が主なものでございます。  次に、目2のごみ処理費につきましては、循環型社会の形成を図るため、平成16年度に改定をいたしました一般廃棄物処理基本計画の冊子及び概要版を配布するとともに、資源の有効利用とごみ処理の効率化を図るため、資源ごみなどの専用袋やごみ収集カレンダーの全戸配布、ごみ集積場の整備補助、ごみ集積場看板及び散乱防止ネットの貸与を行うなどの啓発に努めたところでございます。また、市民のリサイクル運動への支援と、ごみの減量化を図るため、資源回収を行う団体や家庭生ごみ自家処理容器などの購入者に対し助成を行うほか、資源ごみの瓶、缶を始め、ペットボトルの分別収集、牛乳パック、食品トレーの拠点回収を行うとともに、プラスチック製容器包装につきましては、前年度に引き続きモデル事業を実施いたしました。また、市政バス一日環境教室及び環境フリーマーケットの開催等により、リサイクルとごみの減量化の推進に努めるとともに、エコハート事業の普及啓発、ごみガイドブックや空き缶との交換によるエコハート利用券の発行を行うとともに、地域の環境美化など生活環境を保全するために不法投棄防止パトロールを実施するとともに、廃棄物の撤去に努めました。また、環境教育の一層の充実と各家庭におけるごみの正しい分別方法、減量化を図るため、小学校においてごみ収集体験学習を実施いたしました。  なお、節15の工事請負費で200万円を計上しておりましたが、南生駒駅東口駅前の整備工事に併せて資源ごみステーションの設置工事を施工したため、全額不用となったものでございます。
     次に、目3のごみ処理施設費につきましては、職員の人件費と清掃センター及び清掃リレーセンターの運転に係ります両施設の管理運営を始め、定期点検及び各施設のオーバーホールや、施設の老朽化に伴うところのプラントの補修など、設備の更新や施設の適正な維持管理に要した経費でございます。  次に、目4のし尿処理費につきましては、し尿の収集運搬と処理手数料の電算システムの使用に要した経費が主なもので、予定どおりの執行となっております。  次に、目5のし尿処理施設費につきましては、職員の人件費及び処理施設の運転、維持管理で、浄化槽汚泥やし尿処理に要した経費でございます。  次に、130ページをお願いいたします。  目5の物価対策費につきましては、消費生活センターにおいて、複雑多様化する消費生活に関する相談業務を処理するとともに相談業務に関する情報の収集や分析に要した経費でございます。  次に、134ページをお願いいたします。  目2の道路橋梁維持費のうち生活環境部の関係でございますが、節15の工事請負費で、道路の反射鏡、防護さく等の交通安全施設の新設及び補修工事を行いました。  次に、138ページをお願いいたします。  目1の都市計画総務費のうち生活環境部に関係の節28、繰出金につきましては、長期債の償還等に充てるため、自動車駐車場事業特別会計に繰出しをしたものでございます。  以上で、生活環境部が所管しております説明を終わらせていただきます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 5 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、中井水道局長。 6 ◯水道局長(中井利治君) 続きまして、水道局の所管分につきましてご説明を申し上げます。  決算書の146ページをお願いいたします。146ページの上段でございます。  項5、下水道費でございますが、本費につきましては、下水道事業の執行に伴いまして特定財源の不足する額を一般会計より下水道事業特別会計へ、事業の執行に併せ、繰出しを行ったものでございます。なお、不用額が生じておるわけでございますが、大和川上流流域下水道負担金が当初の予定より減少したこと等によるものでございます。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 7 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、梅本教育総務部長。 8 ◯教育総務部長(梅本敏弘君) それでは、続きまして、教育総務部所管分につきましてご説明申し上げます。  151ページをお願いいたします。  151ページから153ページにかけましての項1、教育総務費につきましては、教育委員会の運営や事務局職員の人件費のほか、安全対策の一環といたしまして、小学校新1年生を対象に隣接校選択希望申請の受付や、スクールボランティアプログラムの策定を行いました。また、幼稚園、小学校、中学校、校種間の相互訪問により、進学時の不安や緊張を和らげるための幼・小・中連携事業の実施や、学校評議員制度の拡充、不登校児童生徒が学校生活に復帰できるよう、学生ボランティアを活用するなど、支援体制の強化に努めたところでございます。さらに、小学校には子どもと親の相談員を、中学校には臨床心理士によるスクールカウンセラーを配置、また、いじめ対策会議や地域ぐるみ健全育成推進事業等を実施するなど、心の教育活動への取組を行ったところでございます。  次に、153ページから156ページにかけましての項2、小学校費につきましては、小学校12校の管理運営費のほか、施設の維持管理並びに教育振興に要した経費で、主なものといたしましては、地域社会との連携を図り、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業、花のまちづくりセンターと協働で花を植えるなど、花と緑と生き物がいっぱいの学校づくり運動や、奈良先端科学技術大学院大学との連携による、ホタルの飼育、本との出会いにより感動や思いやりの心をはぐくむための読書活動推進事業などを実施いたしました。また、安全で安心な学校づくりを行うため、生駒小学校校舎の耐震診断及び耐震補強工事のための設計を行いました。さらに、情報教育特区関連では、奈良先端大での最先端技術の体験学習や、同大学の学生のアシスタントによる授業の実施、さらに、パソコン機器の充実や校内LANの整備など、情報教育の充実に努めました。  次に、156ページの目3でございます。  小学校校舎改修事業費では、俵口小学校北館の耐震大規模改修工事を実施し、校舎の耐震補強を始め、屋上の防水、外壁の塗り替えや内装の改修、校舎内外の老朽箇所の改修工事を行わせていただきました。  続きまして、156ページから158ページにかけましての項3でございます。  中学校費につきましては、中学校8校の管理運営のほか、施設の管理や整備並びに教育振興に要した経費で、主なものといたしましては、学校創造推進事業や花と緑と生き物がいっぱいの学校づくり運動を実施するとともに、山麓公園で自然体験学習を実施した学校への補助や、クラブ活動で全国大会等に出場した生徒の保護者の負担の軽減を図るための補助金を交付いたしました。情報教育関連では、情報活用能力を育成するため、機器の購入や校内LANの整備を行い、情報教育環境の充実を図ったところでもございます。また、外国青年2名の英語指導助手を各校に派遣するとともに、幼稚園、小学校からの要請にも対応いたしまして、国際理解教育の推進に努めました。さらに、小学校同様、安全、安心な学校づくりを行うため、生駒中学校及び体育館の耐震診断を行いました。なお、耐震診断の結果、一部校舎では改築が必要と判断されたことによりまして、18年度予算にて改築のための設計予算をご承認いただき、現在、改築設計に着手しているところでもございます。  続きまして、159ページから160ページにかけましての項4、幼稚園費につきましては、幼稚園9園の管理運営費や施設の管理整備費のほか、私立幼稚園助成費など、幼児教育の振興に要する経費で、主なものといたしましては、学校創造推進事業を実施したほか、幼稚園から小学校へ子どもの生活や学習を円滑に移行できるよう、生駒台小学校と生駒台幼稚園で幼小連携事業を引き続き実施したところでございます。また、園児の保護者が防犯腕章等を着帯し、送迎時に地域の見守り活動を行うための腕章等購入補助金を交付いたしました。さらに、教育の充実と子育て支援のため、週3日の弁当日を4日に増やし、保育時間を週25時間とするとともに、障がい児教育の充実のため、5歳児に引き続きまして4歳児にも講師を加配し、教育環境の整備に努めたところでございます。  次に、少し飛びまして、166ページから167ページにかけましての目4、人権教育推進費につきましては、外国人住民教育推進懇話会や日本語教室を開催いたしました。また、あらゆる差別の解消を目指して、講演会や研修会、地区別懇談会の開催、さらに、リーダー養成講座等を開催し、人権問題に対する正しい理解と認識を培うための人権教育の推進に努めた経費でございます。  次に、また少し飛びまして、179ページから180ページにかけましてでございます。  目3の学校給食センター運営費につきましては、給食センターの管理運営費や施設、設備の維持管理に要した経費で、主なものといたしましては、ボイラー貯湯タンクの取替えを行い、衛生・安全管理の徹底に努めたところでございます。また、給食センター運営協議会、給食主任者会議の開催や、魅力ある給食にするための学校訪問、保護者等を対象に給食センターの視察や試食会の実施、さらに、栄養士を派遣いたしまして食に関する教育活動の支援等も行ったところでございます。  続きまして、180ページの目4でございます。  学校給食材料費につきましては、新鮮でかつ栄養豊富な食材を選定いたしまして、献立の質の向上や調理の工夫、改善に取り組み、安全でおいしく楽しい給食の実施に努めた経費となっております。  以上が私どもが所管いたします経費でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 9 ◯委員長(中谷尚敬君) 最後に、大西生涯学習部長。 10 ◯生涯学習部長(大西長治君) 生涯学習部が所管いたしております費目につきましてご説明を申し上げます。  決算書の160ページから162ページにかけましてをお願いいたします。  款8、教育費、項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。この費目は、主に生涯学習部全体に係ります経費、生涯学習の推進及び男女共同参画施策に係ります事業の執行に要した経費でございます。本市の社会教育活性化や社会教育計画等をご審議いただくため、社会教育委員会議の開催、生涯学習の普及啓発、ボランティア意識高揚のための各種講演会、親子ふれあい事業の実施、生涯学習推進体制の整備として総合的振興を図るため、生涯学習推進連絡会等への助成など、生涯学習推進団体との連携強化に努めました。また、生涯学習の普及啓発には生涯学習情報の提供が重要であることから、ホームページや情報誌による生涯学習情報の提供、相談、各施設における生涯学習相談員による学習相談等の実施、市民が情報収集しやすいよう、利便化に努めました。次に、男女共同参画施策をより一層推進するため、第2次男女共同参画行動計画を作成するとともに、女性センターを拠点として、各種セミナーの開催や女性の心の相談、法律相談等の相談業務の充実並びに京阪奈北近隣6市のDV被害相談に係ります連携等を行い、男女共同参画意識の高揚と女性の自立支援に努めました。  次に、162ページから164ページにかけましての目2、公民館費でございます。  公民館の管理運営費、事業費及び地区公民館分館等の整備に要した経費が主なものでございます。生活講座や青少年講座など公民館講座を10分野、延べ144回を始め、公民館主催事業といたしまして音楽会、芸能文化鑑賞会、映画会及び展示会を実施いたしました。また、いきいき楽習まつりを開催して、市民公募による発表会、各種講座を実施するとともに、高齢者教育の推進といたしまして、いこま寿大学の学習内容の充実にも努め、ほぼ予定どおりの執行でございます。  なお、平成17年9月からボランティアの活用を図るとともに、いこま寿大学の受講料につきまして、受益者負担の原則から、当年度から年間2,000円の負担をお願いいたしております。  次に、164ページから166ページにかけましての目3、図書会館費でございます。  会館の管理運営に係る経費でございまして、会館の冷暖房設備のうち、2階実習室系統の3号機の老朽化が著しいため入替えを行うなど、市民が安心して快適にご利用いただけるよう、施設の適切な維持管理に努めました。  なお、図書館につきましては、平成18年3月末の蔵書冊数は5館で約52万1,000冊、貸出冊数は120万6,000冊となり、1日当たり4,387冊、市民1人当たりでは10冊と、多くの市民の利用をいただくことができました。また、子どもの自主的な読書活動を推進するため、生駒市子ども読書活動推進計画に基づきまして、3歳以上の子どもを対象とする209タイトルを掲載した絵本のブックリストを作成いたしました。  図書館の主な事業といたしましては、一般市民を対象といたしました教養講座、大学との共催によります公開講座、子どもを対象といたしました人形劇、おはなし会、絵本原画展、そして、子ども読書の日の記念行事などを開催いたしますとともに、3歳以下の子どもと保護者を対象といたしまして、子どもが親とのふれあいを通して読書に親しめるよう、絵本の会を5館で開催し、延べ2,215名の参加をいただくなど、図書館の使命である人と本を結び付けるための各種事業を実施し、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、167ページから169ページにかけましての目5、青少年健全育成費でございます。  青少年センターの運営を始め、青少年健全育成活動事業、国際交流事業及び成人式開催に要した経費でございます。青少年健全育成の啓発及び非行防止を図るため、関係機関・団体との連携のもと、パトロール活動を展開するとともに、青少年団体のリーダー育成、指導者養成等の諸事業を行いました。さらに、国の子どもの居場所づくりの一環といたしまして、生駒市地域子ども教室推進委員会が主催いたします、いこまっ子教室を支援するとともに、金鵄の杜倭苑を活用いたしまして高齢者と子どもたちの異世代交流事業を実施し、体験活動の機会や場の提供に努めました。また、PTA、育友会の円滑な活動活性化や行政との連携強化が必要不可欠なことから、PTA協議会に対しましてPTA研究大会開催等の補助、また、市教育委員会との共催事業といたしましてスタンプラリーを開催し、子どもたちの健全育成の取組のための討議、交流の場や、会員相互の親睦、親子で楽しくふれあう場の提供に努めました。また、次代を担います国際的人材の育成を目指しまして、市内在住の中高生28名をオーストラリアに派遣するとともに、本事業の10周年記念といたしまして、派遣先のオーストラリア、ロックハンプトン高校生のホームステイの受入れや、過去の派遣生を交えました合同同窓会を開催し、国際交流活動の充実を図りました。  次に、169ページの目6、野外活動施設費でございます。  ふれあい振興財団への委託事業が主なものでございます。青少年のキャンプ、自然観察、レクリエーションなど野外活動を通じまして、青少年の心身共に健全な育成を促す場の提供に努めました。  次に、169ページから170ページの目7、文化振興費でございます。  市民の創作・文化活動の発表の場として第52回市民文化祭の開催、芸術文化団体の活動支援、また、山麓公園内万葉のみちの整備など、市民の文化意識、郷土意識の向上に努めました。  次に、170ページから171ページの目8、芸術会館費でございます。  会館の管理運営に係る経費でございまして、スケッチデザイン絵手紙教室、子ども絵画教室を始めといたしまして、市民の学習ニーズにこたえる各種講座を開催いたしますとともに、小学生から高齢者まで幅広い年齢層から約6,300句が投句されます市民川柳大会の実施、市民文化祭作品展を開催し、市民の芸術文化等の発展の場として提供いたしました。また、貸し館業務といたしまして、1年を通して様々な展示利用が増加する中、満足度の高い展示を実感していただけるよう、設備の充実に心がけ、年間約7万5,000人を超える来館者を得ております。  次に、171ページから172ページの目9、文化財保護費につきましてでございます。  文化財に関します調査、保護等に係る経費が主なものでございまして、昨年度に引き続き、古文書、仏像、埋蔵文化財の調査を実施するとともに、文化財調査報告書の作成や、市内に有する文化財を保存するため、重要文化財、宝山寺獅子閣等の指定文化財を対象といたしまして補助金の交付を行い、文化財の保護、市民の愛護意識の高揚に努めました。さらに、文化財情報化事業といたしまして、市内の有形・無形文化財等をデジタル化いたしまして、17年4月からホームページ上に公開いたしました生駒市デジタルミュージアムのメンテナンス等を通しまして、文化財愛護意識の普及、郷土学習に供する情報の発信を行いました。また、郷土資料館新設検討委員会を発足し、歴史、民族を始めとした専門分野の委員を選定し、今年度提出予定の報告に向けまして、生駒として望ましい施設の検討審議を進めていただきました。  次に、172ページ、目10、コミュニティセンター費につきましては、生涯学習施設の拠点施設でございますコミュニティセンターの社会福祉協議会への管理委託に係る経費でございます。  次に、173ページから174ページにかけましての目11、南コミュニティセンター費でございます。職員の人件費及び館の管理、事業運営費、図書館南分館の運営事業に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、公募によりまして、将来、音楽家を目指します小学生から大学生と、第一線で活躍されますプロ奏者との共演など、市民参加と施設の規模を生かしましたコンサート、映画会、新春書き初め大会等の各種イベント、各種講座等を開催するとともに、より利用しやすい図書館を目指しまして、子どもたちが積極的に読書活動を行う意欲を高め、本に親しんでもらえるようなおはなし会、絵本の会等の諸事業を行い、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、174ページから175ページにかけましての目12、北コミュニティセンター費でございます。職員の人件費及び館の管理、事業運営費、そして、図書館北分館の運営事業に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、クラシックを始めとした音楽コンサート、友好都市上北山村との交流イベント、そして、演劇発表会、映画会等の様々なイベントを開催するとともに、工夫を凝らしました講座を開催いたしております。さらに、先端大学との連携事業といたしまして、次世代を担います子どもたちの科学に対する学習意欲をはぐくむことを目的といたしまして、先端科学技術体験プログラム講座を実施するとともに、電子図書の利用拡大に向けまして、電子図書講演会の開催など、特色ある事業運営に努めました。  次に、175ページ下段から177ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費につきましては、職員の人件費、スポーツ振興審議会運営費、体育指導委員活動費、幼・小・中の児童生徒、教職員の各種検診に係ります経費及び市民を対象としたスポーツ振興事業に係る助成費が主なものでございます。春の市民体育大会、秋には市民体育祭、ファミリースポーツの集いを開催いたしまして、市民が気軽に参加し、体力・健康づくり、レクリエーションの普及に努めるとともに、体育館を月2回、1カ所を開放いたしまして、スポーツを通じまして友達同士、親子が楽しい時間を過ごせるコミュニケーションの場を提供いたしました。また、小学生中高学年を対象といたしました長距離走記録会を実施し、奈良県主催の第1回市町村子ども駅伝競走大会に本市の代表といたしまして12名が参加し、タイムを競いました。  最後に、177ページから179ページの目2、体育施設費でございます。各体育施設職員の人件費と、ふれあい振興財団に委託しております体育施設維持管理運営に係る費用及び体育施設の整備工事に要した経費でございます。なお、委託料で約1,500万円余りの不用額が生じておりますが、これは、ふれあい振興財団に委託しております体育施設管理運営委託料に係るものが主なものでございます。維持管理経費の見直し、節減に努めた結果、その他の予算につきましては、ほぼ予定どおり執行いたしました。  以上が生涯学習部に係ります説明でございます。よろしくご審査いただきますようお願い申し上げます。 11 ◯委員長(中谷尚敬君) 以上で説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。井上清委員。 12 ◯委員(井上 清君) 151ページ、教育委員会運営費でお願いします。  教育委員会が形骸化しているとも言われていますが、活性化問題についてお尋ねします。  政府や中教審、中央教育審議会では教育委員会の活性化が言われています。定例会12回、臨時会3回などの中身は何か、研修会1回とあるが、中身を教えてください。 13 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 14 ◯教育総務課長(中田好昭君) ただ今の定例会、臨時会、研修会の内容ということで。  まず、定例会につきましては、案件といたしましては教職員の人事案件がございます。それと、毎年度、学校教育の目標、社会教育基本方針等、方針の決定を願っております。  続きまして、臨時会でございますが、これにつきましては、平成18年度におきましては中学校教科図書の採択ということで、それに向けて3回開催させていただいております。  研修会について、同じく中学校教科用図書採択に係りまして、図書会館で縦覧に供しました。そのとき、併せて教育委員さんも図書について研修をされたということでございます。以上でございます。 15 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 16 ◯委員(井上 清君) 活性化に向けて努力すべきと言われていますが、今後、事務局はどう考えているのか、お聞かせください。 17 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 18 ◯教育総務課長(中田好昭君) 確かに中教審の方でそういう提言的なものが出ております。国の方におきましても、今現在、中教審の方で、今後、るる検討されていると聞いております。具体的な部分はないんですが、生駒市といたしましては、以前から定例会ごとに新聞報道された最近のいじめ問題とか、個々について、委員会ではないんですが、事前の協議の中で意見交換される、あるいは他市の状況等の調査を依頼されて報告している、情報の収集をされている状況がございます。それと併せて、今後の取組といたしましては、先ほど申しましたように、中教審の動向等を見極めて対応していきたいと思っております。以上でございます。 19 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 20 ◯委員(井上 清君) 要望です。教育基本法の改正を含め、安倍内閣でも教育問題が重要課題と位置付けられています。市長も30人学級等でマニフェストにも掲げていますし、是非、市民のために、制度を含め、活性化してください。 21 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 22 ◯委員(井上 清君) 次、ページ152の心の教育推進費についてお伺いします。  スクールカウンセラー相談件数、延べ1,243件、この件数をどう評価しているのか、お聞かせください。 23 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 24 ◯教育指導課長(西井久之君) スクールカウンセラーの相談件数ですが、平成16年には606件であったものが平成17年、1,243件ございました。それぞれの小学校等で不登校や、あるいは悩みの諸問題を抱える児童に対してカウンセリングを行う、あるいは、教職員、保護者に対する指導、助言、あるいは支援を行うという学校のカウンセリング機能が、今、求められているところだと。そのことがこの数字に表れているというふうに思っておりまして、さらにカウンセリングを進めていきたいというふうに思っております。以上です。 25 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 26 ◯委員(井上 清君) いじめ対策会議回数2回とありますけども、少ないのではありませんか。また、どういう内容か、話せる範囲で結構です。教えてください。  それから、いじめや学級崩壊を防ぐには、低学年でのきめ細かい指導が必要ではないかと考えています。1つの方策として、少人数学級や、複数担任制や、若い補助教員を編制するなど、必要ではないかと思いますけど、聞かせてください。 27 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 28 ◯教育指導課長(西井久之君) いじめ対策会議におきましては、いじめの現状調査をした上で、それぞれの委員さんのご意見をお伺いしながら、いじめ問題等についてどのように対処していけばいいのかということでご助言、ご指導いただいております。  あと、少人数学習については、少人数での指導をすることによって子どもたちの心をつかまえるというんですか、子どもたちそれぞれの思いを拾うということが可能ではないかというふうに思っております。市内の各校でも少人数指導を取り入れて、その取組を進めているところでございます。以上でございます。 29 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 30 ◯委員(井上 清君) 165ページ、図書会館費、お願いします。  生駒市子ども読書活動推進計画に基づく事業の推進です。子どもの自主的な読書活動を推進するため、生駒市子ども読書活動推進計画に基づき、絵本のブックリストを作成したとあるが、大変人気が高く、好評と聞いています。配布先、活用の方法について、もう少し詳しく教えてください。 31 ◯委員長(中谷尚敬君) 平井館長。 32 ◯図書会館長(平井克典君) 平成18年3月、17年度末に絵本のブックリストを1万部作成いたしました。3歳以上の子どもさん、小学校3年生までを対象といたしております。それで、市内幼稚園、保育園、小学校を通じて配布しております。公立、私立を問わずすべて配布いたしました。以上でございます。 33 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 34 ◯委員(井上 清君) 国は言葉の力を重視しています。今後、小学校や中学校、0歳のブックスタートなどにつないでいっていただきますよう、強く要望しておきます。  教育に関してあと1点。 35 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 36 ◯委員(井上 清君) 165ページをお願いします。図書会館費です。  よその自治体なんですけども、公共公益施設、特に生涯学習施設には自由に自習したり読書したりできる多目的室やコミュニティルームという部屋があります。生駒市も、空いている部屋を自由に自習したり読書したりできる部屋にできないかということでお聞きしたいです。 37 ◯委員長(中谷尚敬君) 平井館長。 38 ◯図書会館長(平井克典君) 図書会館開館当時、自習室を設けておりましたが、図書会館の中の、いわゆる研修室、それから市民ホール等を使って、夏休みの期間中、自習室という形でフリーで使っていただいておったわけですが、一般の図書館の利用者と、あと、いろんな社会教育団体の貸し館としての業務の関係、そういったところで支障等がございました。それとまた、一般の人の出入りが問題になったり、いわゆる自習室の取り合いというんですか、その当時、管理上のいろんな問題がありまして、平成5年から、とりあえず図書会館の自習室というのは廃止し、現在に至っております。
     いろんなところで、ききみみポスト等も通じまして、自習室の要望もございますので、今年8月の1カ月間、中央公民館、北コミュニティセンター及び南コミュニティセンターの3カ所で、1カ月間だけですが、自習室ということで1室空けまして試行しております。その中で、31.7%という利用率でございました。中央公民館24席、せせらぎで24席、はばたき32席の計80席で1カ月間のみ試行させていただきました。周知の問題等々ございますので、来年度、もう一度試行して考えていきたいと、かように考えております。以上でございます。 39 ◯委員長(中谷尚敬君) 祐野委員。 40 ◯委員(祐野周三君) 図書会館の運営についてなんですけれども、関連しますので、ちょっと先にお尋ねしたいんですが、主催事業の参加者数というところに、いろいろな行事が書いてあるんですけど、どうもこれは子ども、児童を対象にした行事がほとんどでないかなと思うんです。 41 ◯委員長(中谷尚敬君) 何ページ。 42 ◯委員(祐野周三君) 図書会館費の165ページです。  今の井上委員に関連しての話ですので、ちょっと続きという形でお尋ねしたいんですが、子ども、児童に関心のあるような内容をされているようですけれども、最近、高齢者が非常に多くなっていますし、図書館といいますか、文化行事に対する関心が非常に高いですので、何で大人といいますか、特に60歳以上の比較的自由時間が多い方対象の、例えば小説家を呼んでくるとか、文芸評論家を呼んでくるとか、政治的なものは別としましても、非常に芸術の薫り高い話を聞くような行事をされてはいかがでしょうか。する気はないんですか。 43 ◯委員長(中谷尚敬君) 要望ですか。 44 ◯委員(祐野周三君) いえ、する気はあるのか、ないのか、そういう行事。今は余りされていないですが。 45 ◯委員長(中谷尚敬君) 平井館長。 46 ◯図書会館長(平井克典君) 165ページの、今おっしゃいました主催事業の6の項目の一番下の方に図書館教養講座、年4回、それから帝塚山大学公開講座、年4回ということで、一般の人を対象に開催はいたしております。  ただ、主に子どもを対象に開催しています理由といいますのは、もともと読書離れとか、活字離れを防ぐため、いかに幼いときに子どもと本を結び付けるか、これが一番大事だということで、主に子どもさん向けに事業を展開しております。以上です。 47 ◯委員長(中谷尚敬君) 大西部長。 48 ◯生涯学習部長(大西長治君) 生涯学習部といたしましては、図書館で高齢者事業を行うのも1つでございますが、主に中央公民館、また、南北コミセン、両方でもやっておりまして、特に先ほども成果でお話しいたしましたように、寿大学の開催、若しくは講演会の開催等、バランスをとりまして各館で実施しておりますので、ご理解いただきたいと思います。 49 ◯委員長(中谷尚敬君) 祐野委員。 50 ◯委員(祐野周三君) 今、中央公民館という話が出ましたので、ちょっと中央公民館の話も続けてさせていただきたいと思うんですが。ページ数は163ページ、公民館費の13の委託料というところの備考欄を見ていただきますと、中央公民館の行事開催委託料が340万ですと。それに比べますと、中央公民館の総合管理業務、これは1,200万余り、それから中央公民館の設備保守点検、いわゆる管理関係が380万余り、それから、ホール音響、照明、舞台装置そのほかが1,100万余りと、非常に管理運営にたくさんの費用、これはこれで結構なんですが、行事の委託料が上記の3つの管理料のような費用に比べますと非常に少ないように思いますが。その辺、増やしていく、あるいは、市長がかねがね言っておられます、住みよい、あるいは文化程度の高い、関西一いいまちづくりをと、常々言っておられるので、その辺のところ、市民に非常に参加しやすい行事を、しかも文化程度の高い行事を、多少お金が掛かっても開催していくという気持ちがあるのかないのか、市長さんにお尋ねしたいんですが。 51 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 52 ◯市長(山下 真君) そうした文化行事の充実には努めていきたいと思いますが、むしろ私は、この総合管理業務の委託料とか、保守点検等委託料、それからホール音響、照明、舞台装置操作及び管理委託料といったものが、これ、ずっと長いこと随意契約でなされておって高止まりしていると。そちらの方が問題であるというふうに思っています。 53 ◯委員長(中谷尚敬君) 祐野委員。 54 ◯委員(祐野周三君) 今のお話は聞き置きますけれども、もう一つ、中央公民館、箱物は無理ということで、建て替えはなかなか難しいそうですけれども、そういう気がないそうですけれども、実際に、大勢の方が、議員の方でも、今まで何度か中央公民館はいろいろな行き届かない面、不備な面を言われているんです。例えばステージにしても非常に狭いではないか、あるいはトイレにしましても、有料の場合、チケットを切ってホールの中へ入るわけです。入ってから、中には手洗いがないわけです。外に出ないとないと、しかも、1階でいっぱいになった場合、2階に行かないといけない。その場合に、1階で既にチケットを切っている場合は、2階で非常に管理が難しいと。そういう面でも一般の有料のホールにしては極めて不備な面、そのほか、30年たっていますので、音響設備が悪いというようなことは常々皆さんおっしゃっていることですけれど、その点について、新しく建て替えは無理としましても、その辺、整備するとか、あるいはリフォームするとかそういうふうな気持ちはないんでしょうか。市長さんにお尋ねしたいんです。 55 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 56 ◯市長(山下 真君) 決算審査とはちょっと違うとは思うんですけれども、ご指摘の点も踏まえて検討したいと思います。 57 ◯委員長(中谷尚敬君) 決算委員会とはちょっと関係が離れてるのと違うかという。 58 ◯委員(祐野周三君) 決算委員会、直接こういう会議で。 59 ◯委員長(中谷尚敬君) いや、市長の意見や。 60 ◯委員(祐野周三君) 聞き置きます。 61 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに。渡辺委員。 62 ◯委員(渡辺ますみ君) 今の中央公民館のことが出ていますので、私も質問しようとしたところですので、ちょっと引き続いてお願いします。  今の管理業務のことで、中央公民館は建て替えないということなんですけど、前も言いましたけど、耐震診断、これは以前にちょっとやったということなんですけれど、まだそれは不完全ということで、もう一度するようなことを前回の委員会のときに言ったような気がするんですけど、もちろん17年度のこれには出ていませんけれども、耐震診断の方がもっと大切じゃないかなと思うんですけれども、その予定だけをちょっと聞きたいんです。 63 ◯委員長(中谷尚敬君) 松本館長。 64 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 耐震診断の関係なんですけれども、今、中央公民館の方は新しい耐震基準以前の建物で、新しい耐震基準に適合しないということは分かっているんですけども、そのために耐震診断、それから耐震改修をしなければならないんですけども、現在、学校施設を優先するということで、学校施設を改修されていますので、それのめどがつき次第、中央公民館の方も考えていきたいと思っております。以上です。 65 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 66 ◯委員(渡辺ますみ君) こういったのはいつ起きるか分からないので、学校の方が終わってからという話ですけれど、この場では、私も聞き置くことにしておきますので、よろしくお願いします。 67 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 68 ◯委員(渡辺ますみ君) 続いて、コミセンのことなんですけれども、もう東も西もコミセンというのは建てない、つまり箱物はやめるということですけれども、それはそれでいいんですけれど、中身を見てみますと、コミセン、すべて件数なり、あるいは利用者数、とんとんなり、あるいは上がっている、そういう状況なんですけれども、コミセンというのは、例えばホールを借りる場合は利用料というのを取りますよね。その利用料の収入というのは、この決算書の中では分かるんでしょうか。もし今すぐ分からなかったら、後で数字を聞きたいんですけど、各コミセン、どのくらいの利用料が入ってきているか、すぐ分かれば教えてほしいんですけれど。 69 ◯委員長(中谷尚敬君) 大西部長。 70 ◯生涯学習部長(大西長治君) 38ページから39ページにかけまして、社会教育使用料として書いております。 71 ◯委員(渡辺ますみ君) 数字は、ちょっと後で見てみますけれども、コミセンというのは、もちろん一般の人が借りたい場合はこれだけの利用料を払って使ってくださいということですので、この数字が高くなっているのかどうだかはちょっと私もすぐコメントできませんけれども、これをもう少し利用を上げるということの努力はしていただきたいなと、これは要望しておきます。 72 ◯委員長(中谷尚敬君) 何を上げるの。利用料を上げるの。 73 ◯委員(渡辺ますみ君) いや、そうじゃなしに利用してほしいというPRです。利用率、利用数です。要するに、例えば大ホールをもうちょっと使えますよということを。 74 ◯委員長(中谷尚敬君) コマーシャルするわけ。 75 ◯委員(渡辺ますみ君) そうです。 76 ◯委員長(中谷尚敬君) 広報してくれということ。 77 ◯委員(渡辺ますみ君) それを要望だけしておきます。 78 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 79 ◯委員(西 ふみ子君) 113ページの衛生費ですね。環境衛生費で、火葬場の管理とか書いてあるんですけど、火葬場の管理にはちょっと違いますけども、昨年度、議会の各会派が一致して、火葬場、葬祭場を造るための検討委員会を立ち上げようということで、私も委嘱状を去年の12月にいただきまして、1回だけ会議をいたしました。その後、これ、継続して検討委員会をやっていくのか、前へ進めるのか、もう取りやめなのか、ちょっとどういうことか聞かせてください。  検討委員会はあれですよ。そして、この決算書にも、そのときに支出したお金のことなんかは何も載っていないんですけど、それはどういうことなのかなと。これは京都から専門家として女性の大学の先生も来ました。 80 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 81 ◯市長(山下 真君) その委員会については私も承知しておりますけれども、前市長の時代に設置をされたということで聞いております。  火葬場については、現在の建物の耐用年数がまだ来ていないということで、そういうふうに担当から聞いておるんですけれども、それに加えて市営の斎場なり、あるいは市営の墓地、その3点セットの新しい施設を造るという案だというふうには聞いておるんですけれども、そういったものの必要性等について、現在、私の方で検討をしておるところでございます。 82 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 83 ◯委員(西 ふみ子君) 分かりました。去年、1回だけで終わるのかと。 84 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 85 ◯委員(西 ふみ子君) それから、違う話ですが、これは非常に私も聞くのは失礼か分かりませんが、衛生費、清掃費の中で116ページ、その他のところに職員給与費、もちろん入っているわけですよね。ほかのところで聞いていないので大変聞きにくいですが、出勤率というか、職員11名のところもあれば18名のところもありますが、ちょっとそれを、分かったら教えてもらいたい。 86 ◯委員長(中谷尚敬君) どこの出勤率。委託やん、分からへんやん。委託の話。 87 ◯委員(西 ふみ子君) いや、違いますね。職員。 88 ◯委員長(中谷尚敬君) ここの職員。 89 ◯委員(西 ふみ子君) そうです。 90 ◯委員長(中谷尚敬君) 山口部長。 91 ◯生活環境部長(山口憲二君) ただ今の西委員さんのご質問なんですけども、私どもの労務管理といいますか、職員管理といいますか、それにつきましては、通常、世間一般に言われております、当然、通常勤務に就いていただいておりますし、年次有給休暇もございますし、いろんな権利も、我々、あるわけなんですけども、そういった職務権限の範囲内で、当然、勤務はさせてもらっておりますので、他市さんでいろいろ新聞等をにぎわしておられるような、あのような実態につきましては全くございませんので、そこら辺につきましてはご安心をいただきたいと、かように思います。(発言する者あり) 92 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 93 ◯委員(西 ふみ子君) そうしたら、衛生費等のことは終えまして。  152ページ、いじめとか不登校なんかに対する対策でご苦労をされていると思いますけれども、この数年間のそういったことの掌握、変化というのが、前年度ですか、とても少なくなってきたというようなことが新聞でも出ていましたけど、ちょっとお聞かせいただきたいなと思います。 94 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 95 ◯教育指導課長(西井久之君) まず、いじめの発生件数についてでございますが、平成16年度は21件ということで、ものすごく少なくなったということで答弁させていただいていると思います。平成17年度につきましては25件でございます。前年度に比べますと若干増えてはいるわけですけども、平成8年度、9年度については50件以上のいじめ件数の報告があったことから考えますと、全体的には減少傾向にあるととらえております。  なお、表面に現れにくい陰湿ないじめというのがあるのではないか、あるいは、報道等を見ていましても、そういうことも危ぐされますので、今後も取組の充実を図っていきたいというふうに思っております。  不登校の児童、生徒につきましては、年間30日以上欠席した児童生徒数というのは、平成17年度、小学校9名、中学校58名でした。平成16年度と比較しますと、小学校は増減なし、中学校は12名の増となっております。  中学校で増えておりますが、これもまた平成15年度61名ということで、その数と比べますと、全体としては減少傾向にあるというふうにとらえております。以上でございます。 96 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 97 ◯委員(西 ふみ子君) この不登校の子どもたちの、松ヶ丘通りのところに設けています支援教室に通っておられるという方もおられると思うんですけど、それが10人と書いてありますが、10人が毎日来ているようには、私は全然思えない。毎日往復、四、五回見ていますけども、全然見えないんですけども、実際のところは、あそこでどういうふうな支援が行われているのか、教えてもらいたいと思うんです。 98 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 99 ◯教育指導課長(西井久之君) 平成17年度は、中学生10名が適応指導教室の方に通っておりました。ただ、子どもたちは学校に行けない状況、外へ出られない状況の子どもたちも多いわけですので、毎日、時間どおりきちっと入れているわけではございません。徐々に徐々に10名の子が通っているというような感じです。そのうち何名かは学校復帰もしておりますので、まずあの施設で仲間関係を高めたり、社会性を高めるというんですか、指導員との交流を深めて、そして、学校復帰をしていっているという状況であるというふうに思います。  現在は、体験入室も含めて11名の子どもたちが通っているという状況でございます。以上でございます。 100 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 101 ◯委員(西 ふみ子君) 11名。 102 ◯委員長(中谷尚敬君) 11名は今年やで。 103 ◯委員(西 ふみ子君) 去年は10人で、トータルでだと思うんですけれども、仲間意識とか、それから、楽しくということですけども、今日は3人しかいてない、明日は2人というような中で、仲間意識とかというのもなかなか大変なことだと思うんです。私は、意見としては、あの立派な施設で、中心部で、私自身でも入りにくいというような場所で、一、二度は入っていますけども、もっと子どもたちが心も安らぐ、そういうふうな場所というか、そういうふうなものも検討してみる必要があるんじゃないかということだけ、これは意見として言っておきます。 104 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 105 ◯委員(稲田欣彦君) 今、西さん、いろいろ教育支援施設のこと、前を通ってはるねんけど、どこを見てはるのかなという気がするわけですわ。確かに10名って、私、数読んだわけやないけども、日に何回か通るので、子どもが3時ごろ帰るときとか、朝来るときとか。非常に明るい。帰るときなんかでも、学年、男女を問わずふざけたり、追っかけっこしたり、これはやっぱりこういう効果があるねんなと、これやったら明日でも学校へ戻れるのと違うかなという気はしているわけです。そういう意味合いで、登校下校の間にしか分かりません、中の部分は分かりませんけども、僕自身は見ている限り、非常に効果が上がっておるというふうに認識をしておるわけです。  せやから、大きい建物に人数が少ないからもったいないとか、そういう問題と違うと思うので、その辺、あの制度をより有効に生かして、いじめのない生駒の各学校のために尽力をしていただきたいと要望しておきます。 106 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 107 ◯委員(福中眞美君) 155ページ、お願いします。教育振興費のところで備品購入費のところなんですけれども、学校の備品というのはどういうふうなルールというか、要望というのか、理科教育設備とかそういうのだったら備品と分かるんですけれど、各学校が備品の購入を要望してやるのかと、そういうのをちょっと教えてほしいなと思います。 108 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 109 ◯教育総務課長(中田好昭君) おっしゃったように、各学校が毎年度、今の時期なんですが、予算要望を出してきます。私のところ、予算の範囲内で、当然、予算がございますので、ヒアリングを通じて必要性、緊急性を見極めて、計画的に購入、予算措置をとっております。以上です。 110 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 111 ◯委員(福中眞美君) 大体そういうことかなとは思ったんですけど、ただ、この間から小学校とか中学校、幼稚園の運動会の案内をいただきまして、ちょっと行かせていただいたんですけれども、小学校も幼稚園も、スピーカー、音響がものすごく悪くて、要望を出されているのかどうか、私はそこは聞いていないので分からないんですけれども。今、緊急性とか言われたんですけど、小学校は音が割れて音楽がちょっとあれやったし、幼稚園の方はもっとひどくて、最後の園長先生のあいさつ、聞き取れない状態だったんです。そういうのが、どういうふうになっているのかなというのが、要望を出してはるんやったら、またそういうのも。たまたま私、テープにもとってきているので、聞いてもらったら。せっかくいい先生の話を、やっぱり子どもたちは先生の話を聞きなさいというふうになっているじゃないですか、それが割れて聞こえないという状態じゃ、ちょっとあんまりやなと思ったんで、その点を1点、要望というか、お願いしておきたいというふうに思います。もう一点。 112 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 113 ◯委員(福中眞美君) 166ページの人権教育のところで、人権教育リーダー養成講座というのがあると思うんですけど、リーダーと付いているのは、ちょっと教えていただきたいなと。リーダーというのは、何か後で教えられるような形で何かやっているのか、どういうのか、ちょっと詳しく。 114 ◯委員長(中谷尚敬君) 宿賀課長。 115 ◯人権教育課長(宿賀 忍君) ただ今のご質問でございますが、リーダーということなんでございますが、学校とか家庭、地域、あらゆる場所で人権教育を進めていただくという意味で、指導者の育成という形で、それを人権教育リーダーという形でさせていただいております。  それで、当初の初心者の方につきましては、人権教育講座山びこという形で指導講座を受けていただきまして、それより、一層の人権教育の推進を図っていただくために一歩上の指導者としてという形で、人権教育リーダーという形でさせていただいております。 116 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 117 ◯委員(福中眞美君) 今、お答えいただいたんですけど、指導者の育成ということで、指導者というのは、何かまたそれは指導するような場を提供したりとか。ちょっと私、この間も、そこだけのことを言うているんじゃないんですけど、たまたま人権のところで言わせていただいているんですけど、せっかく受けて、指導者だとかリーダーだとか、そういう形にされているので、是非、指導者として育成する場、そういうのがあるのかどうかもちょっとだけ聞かせていただけたらと。 118 ◯委員長(中谷尚敬君) 宿賀課長。 119 ◯人権教育課長(宿賀 忍君) 「指導者として一層の」という形で言わせていただいたんですけども、そうなっていただくためにそういう研修講座をやらせていただいておるわけで、今はまだ、そういう部分のもう一歩先のという部分はございません。そういう講師さんに来ていただいたり、うちの指導員等でリーダーの育成をやっているという現状でございます。 120 ◯委員長(中谷尚敬君) 教育長。 121 ◯教育長(早川英雄君) ちょっと追加。私も現場におりましたので、その実情を知っている立場から、申し訳ございません。  今、宿賀課長が申したとおりの中身で、参加者もそうなんですけれども、参加している対象者が、主に幼稚園とか小学校、中学校の教頭、管理職とか教務主任、また、研究主任と、そういう者、また、他団体の指導的な立場にある方とか、中心的な立場にある方、こういう方が多いわけでございます。それぞれの学校や園で人権教育研修というのに必ず取り組んでおるわけなんですけれども、そこで、学んだことを中心に、また教職員に指導していく、各種団体の研修の場で指導をしていく、そういうことが主な活動だと、このようにして生きているなということを思っております。以上です。 122 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 123 ◯委員(福中眞美君) ありがとうございます。  今、何で言わせていただいたかといったら、今、いろんな先進地で、学んだことを地域で生かすという活動が、そこだけのことを言っているんじゃないんですよ、いろんな講座とかいろいろ受けられて、やっぱりそれを生かすまでカリキュラムに組まれて、資料だとかそういうバックアップは市の方がして、そういう場の提供をしているということを今されている先進自治体がたくさん増えているので、是非、最後まできっちり、せっかく習ってきたことを生かせる場をもう一度提供していただけるようなことをしていただきたいということで言わせていただいたので、ありがとうございます。
    124 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口委員。 125 ◯委員(西口広信君) 先ほどの関連で155ページの一番最後に書いています児童就学援助費で、対象626人、かなり多いんですけども、こういうのはどういう算定というんですか、されるのかな、援助しはるの、その基準というのかな。 126 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 127 ◯教育総務課長(中田好昭君) 就学援助を受ける基準というのがございます。それにつきましては、毎年5月あるいは4月ですが、児童生徒の保護者にご案内させていただいておるんですが、収入額ですが、国が定めている生活保護基準がございます、それの1.3倍という形の収入世帯が該当すると。それは、あくまで申請に基づいて私のところが審査させていただいて、書いていますように、給食費等、学校に係る分の就学に係る援助をさせていただいているという状況です。以上です。 128 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口委員。 129 ◯委員(西口広信君) あくまでもこれ、申告ということで解釈してよろしいんですか。ありがとう、結構。 130 ◯委員長(中谷尚敬君) 下村委員。 131 ◯委員(下村晴意君) 153ページの、先ほどから出ておりました適応指導教室なんですけれど、16年度から帝塚山大学の学生がボランティアで来てくださっていると思うんですけれども、当初、ボランティアですので電車で来てもお金が出せなかったと思うんです。前課長には、やはりそのぐらいは出してくださいねとかいうお話をしていたんですけれども、17年度はどういう取扱いをされているんでしょうか。 132 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 133 ◯教育指導課長(西井久之君) 今お話しいただきましたボランティアの学生に対する交通費について、それぞれ、近鉄電車を使って大阪から帝塚山へ通っている子については交通費は要らないというような、そういう厳しい形ですけれども、必要な、奈良方面から来ている人で、生駒まで来る場合、その交通費を見ております。  また、そのボランティア学生が万が一けがをしたり、あるいは損害を与えたりというふうなことがあったときに対応できるように保険の方にも入らせていただいている状況でございます。 134 ◯委員長(中谷尚敬君) 下村委員。 135 ◯委員(下村晴意君) 適応教室で、そのボランティアの人たちが手伝ってくださってすごく効果は上がっていると思うんですけれども、当初、私、一般質問をしたときに、NPOのユア・フレンドということで、帝塚山大学の学生の方もいらしたんですけど、適応教室に来られる子どもたちというのは、先ほど稲田委員もおっしゃったように、次のステップに行ける可能性が非常に多い。ただ、そこにもやっぱり行けない子の方が多いんです。私が質問したときに、その学生がなかなか家から出られない家庭に訪問をして、お姉さんとか、お兄さんとか、そういう感じで、友達感覚といいますか、心のケアまで行かなくても、そんな難しいことではなくて、そういう交流を図ってほしいという目的でお願いしたんですけれども、17年度はされていないと思うんですけれども、そこら辺のことを、ちょっと対応といいますか、お聞かせ願えますか。 136 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 137 ◯教育指導課長(西井久之君) 帝塚山大学の学生が適応指導教室の子どもたちの学習面や、あるいは社会体験の支援を行ったりというようなことで、平成17年度、延べ88名の子どもがかかわってくれていました。その中には、ご指摘いただいたように、通室生徒と年齢が近くて親しみやすいというふうなことで、生徒の良き話し相手となったり、あるいは、支援施設の2階の部分で思いっ切りボールを投げたり受けたりというふうなことをやって、心を開くというようなことができておりまして、あるいは個別の学習活動の支援をしてもらったりということで、適応指導教室の子どもたちが学校で定期考査を受けることができるようになってきているというふうな状況がございます。その面で、子どもたちが指導員と力を合わせまして、良い効果を発揮しているというふうに認識しております。以上でございます。 138 ◯委員長(中谷尚敬君) 違うやん。言うてはるのは、そこの施設に来られへん子が家庭にいてる。それをどうするかということ。課長。 139 ◯教育指導課長(西井久之君) 今おっしゃっている分につきましては、実は、昨年度、1人の学生が家に引きこもりがちの子どもにかかわりまして、適応指導教室の通室を働きかけるというふうなことで自宅近辺まで行ってというふうなこともございました。ただ、ボランティアでもありますので、安全面等も考えまして、私どもとしては、実施する場合には声かけをしてやっていただきたいということでやっております。基本的には、学生がそのまま家庭に入るというのは禁止をしております。しかし、おっしゃるように、個々の状況に応じて臨機応変に対応していきたいなというふうに考えております。以上です。 140 ◯委員長(中谷尚敬君) 下村委員。 141 ◯委員(下村晴意君) 危険性というか、いろんな状況を考えないと無理な部分もあるかなとは思うんですけれども、ただ、家族の方とかが、是非来てほしい、うちでは家に来てほしくない、いろいろ状況があると思うんです。やっぱり必要とされている部分で可能な限り、やはり効果が上がる部分では、ちょっと前向きに検討していただきたいなと思います。今現在も、不登校のお母さんからもそういうことをしてほしいという要望もあったかと思いますので、すべての人にではなくて、可能な限り善処していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 142 ◯委員長(中谷尚敬君) 下村委員。 143 ◯委員(下村晴意君) 環境のごみ収集、117ページで、過去に生ごみとか収集のところでお店のごみが入っていたりとかいろいろ問題があって、私も、収集の人でお行儀が悪いというか、すごいことも見つけて苦情も言ったりしていたんですけれども、17年度から、ちょっと地域に行きますと、いいお話を聞くんです、すごく良くなったと。例えばごみのネットなんかも、きちっとというか、畳んで置いてあるし、今までは本当に収集車が行ったらごみがいっぱいあったのに、きちっと片付けてあるというふうに、すごくいいお話を聞いたので、聞いた私たちも、皆さん頑張ってうれしいなと思うんですけど、多分これは担当課の方からきちっと指導をされているとか思うんですけれども、ちょっとその状況をお聞かせ願えたらと思います。 144 ◯委員長(中谷尚敬君) 辰巳課長。 145 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。  今のご質問なんですけども、燃えるごみのステーションといいますのは市内に約3,900カ所ございます。そのうち大部分が道路を使用しておりますので、環境の美化でありますとか、あと、人とか車の交通の妨げにならないように、今おっしゃったようにカラスネットにつきましては畳んでするようにという指導はさせていただいております。 146 ◯委員長(中谷尚敬君) 下村委員。 147 ◯委員(下村晴意君) 感謝もされていますし、すごく評判がいいんです。だから、一つ一つの仕事って、ここからここまでが仕事だというのもありますけれでも、本当に気持ちの部分で、ネットまでこういうふうにしてくださっているということですごく感謝をされていましたので、市としても、すごくうれしいなと思いましたので、これはすごく評価をして、反対に、業者の人というか、担当の方に朝礼でもこういう評価があるということをきちっと伝えていただければ、またそれが、感じていない人だったら、そういうこともしたら喜んでいただけるんだなというふうに波動を呼んでより良くなると思いますので、またこれもよろしくお願いいたします。以上です。 148 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに。稲田委員。 149 ◯委員(稲田欣彦君) まず初めに、ちょっと確認をしたいねんけども、山口部長、116ページの最終処分場の分担金やけど、これはもう大方最後の方やね。 150 ◯委員長(中谷尚敬君) 山口部長。 151 ◯生活環境部長(山口憲二君) 現在、先ほど言いましたように、堺沖の最終処分場の埋立てをしておるわけでございます。この埋立てが平成23年ぐらいに満杯になるというふうなことで、また、更に引き続き大阪湾の一部で最終処分場の確保、センターの方で鋭意やっていただいておりますので。私ども、内陸部ということで最終処分場は取得できないわけなんですけども、これからも、堺の最終処分場が満杯になりましても、引き続きフェニックスの方へお願いしていきたいと、かように思っております。 152 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 153 ◯委員(稲田欣彦君) 堺の方がもう満杯になってきているねやろう。 154 ◯委員長(中谷尚敬君) 山口部長。 155 ◯生活環境部長(山口憲二君) 申し訳ございません。堺沖から神戸沖の方へ移転をいたしまして、今、そこの方へ最終処分をお願いしているところでございます。 156 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 157 ◯委員(稲田欣彦君) それから、151ページの、ちょっと私、勉強不足かも分かれへんが、学校評議員制度の拡充というのがあるんですけど、これはどんな制度や。 158 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 159 ◯教育指導課長(西井久之君) 平成14年度に学校評議員制度を導入させていただきました。学校、家庭、地域が連携して、より一層開かれた学校づくりを推進するために保護者や地域住民の意向を把握したり、反映したり、あるいは協力を得たりということで、学校運営の状況を周知させていただいて、ご意見を伺う、あるいは学校としての説明責任を果たすという目的のもとに進めさせていただいております。平成17年度は、17校園で学校評議員制度を進めさせていただいております。以上でございます。 160 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 161 ◯委員(稲田欣彦君) 各校何人いてはるの。 162 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 163 ◯教育指導課長(西井久之君) 学校評議員は5名程度で進めております。実際には5名の学校と4名のところもありますので、平均すると4.5名ということになっております。 164 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 165 ◯委員(稲田欣彦君) これ、今、課長、読んでくれはったけど、こういう働きをするのはPTAであり育友会であるのと違うの。この評議委員会というのはその上にあるの。 166 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 167 ◯教育指導課長(西井久之君) 学校評議員と申しますのは、学校長がそれぞれ学校評議委員会を招集しまして、学校のことについて、今こんな状況にありますということでお話をさせていただいて、それで、PTAというのは保護者だけですので、地域の方、具体的には民生児童委員さんであるとか、あるいは地域の自治会長さんであるとか、元PTAの会長さんであるとか、そういうふうな方々にご意見をお伺いすると。そして、学校の進めている方向をサポートしていただくというようなことで進めております。 168 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 169 ◯委員(稲田欣彦君) その評議員さんは、それを学校長から聞いて、なるほど、そうでっか、こんなんやってはりまんのかと言うだけで、どこへも下りてけえへんわけやな、それは。 170 ◯委員長(中谷尚敬君) 西井課長。 171 ◯教育指導課長(西井久之君) そこでいろんなご意見を聞かせていただいて、学校長が学校運営をするときの参考にさせてもらう、あるいは、評議委員会で学校評議員さんからお話をいただいたことをもとに職員の方に下ろさせてもらって、改革、あるいは改善できるところを改善していったりということに活用させていただいていると。  また、実際のところは、学校評議員さんがそれぞれの地域で学校のことを紹介していただいておりまして、学校で今こんなことをやっているねんというようなことで、サポートしよう、ボランティアとして入ってあげようというようなことで、学校行事等にも協力的にかかわっていただいているということでお聞きしております。 172 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 173 ◯委員(稲田欣彦君) そんな機能をしておるのやったらええけど、どうもこれ。もう言わんとこう。 174 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 175 ◯委員(稲田欣彦君) それと次に、梅本部長、いわゆる全国大会に出る学校、いろんなスポーツも音楽も含めてやけども、父兄の負担をちょっとでも軽うしたろうという補助をしたという説明があったんやけど、これは一般のやつも関係あるねんけど、全国大会に出る学校もあれば、クラブ活動で、例えばサッカーとか野球とか、全国大会に出はる部分もあるわけやね。そういうので、補助はともかくとして、私が思うのは、全国大会出場という、どこでも、よう垂れ幕をしてはるわね、その学校とか、クラブ活動であれば自治会館か、その校区とか。あれ、ものすごく士気が上がると思うねん、その振興のために。生駒の場合、そんなんやったことないわな、今まで。何か理由があるのか、単なる金が惜しいのか、その辺ね。  卑近な例であれやけど、この前、クラブ活動のサッカーやけども、全国大会へ行きよる。市長も行きましたな、壮行会へ。あれは小学校の部です。中学校の部は高田が行きよったんです。高田なんか言うたら怒られるけど、高田でも市役所に大きい垂れ幕をしてある。生駒は小学校が行きよるねんけど、高田は中学校が行きよるねんなと思ったし、また、それぞれの学校とかそんなところに全国大会出場とかいうたら、その近所の人も、そばにある学校がこんなえらい頑張っとるねんなとか、ええ意味でええんやないかと思うんやけども、今までやっていなかったというのは何か理由があるんですか。 176 ◯委員長(中谷尚敬君) 梅本部長。 177 ◯教育総務部長(梅本敏弘君) 今のご質問でございますけども、別段意味はございませんでした。予算がどうとかこうとかということでもなかったとは思いますが、今のご質問の中にございますように、全国大会、学校を代表してよく行きますのは、ハンドボールなんかが、最近、近畿大会で優勝しているということもございます。そういうような場合、高校生ですとインターハイ出場ということで、よく何々部、何々部というようなことで横断幕、垂れ幕を学校にはったりしているケースがあるかと思います。そういうようなことで、地域にもそういうふうな形で子どもたちが頑張っておるということで、そういうふうなことにつきましても、そんなに金というのは、横断幕ですと1つ作って四、五万ぐらいだろうと私は思いますもので、そういうふうなことにつきましても、士気を高めていくということで検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 178 ◯委員(稲田欣彦君) お願いしておきます。 179 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 180 ◯委員(西 ふみ子君) 今、小学校とか中学校のスポーツなんかにおける全国大会にというお話ですけれども、155ページの教育振興費の2のところ、これ、全国大会出場した1校の60人の保護者に対して12万133円補助したということなんですけど、これまた、ちょっと私が伺いたいのは、ほかのところは何の大会だというのが出ているんですけど、これは単なる全国大会と、こういうふうにしているんですけども、正式な名称を教えていただきたい。12万133円。 181 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 182 ◯教育総務課長(中田好昭君) 12万133円については、俵口小学校の吹奏楽の大会なんですが、大会の正式名ですか。 183 ◯委員(西 ふみ子君) はい、一応。 184 ◯教育総務課長(中田好昭君) ちょっと待ってくださいね。 185 ◯委員長(中谷尚敬君) 後でええわ。  稲田委員。 186 ◯委員(稲田欣彦君) それから、159ページのこども安全対策補助金というのがありますね。これ、いろんな事故の後、活発にやってはって、腕章を腕にせんと腰にぶら下げてはる人もいはるけども、それとか、車にパトロール中とか書いて、そういうところにこのお金を使うてはるのと思うねんけども、それ、各個人がそういうふうなばらばらに走っているだけとか、そうじゃなしに、系統立ててこういうことをするんやという何か組織的なそれはないのかな、これは。どうなっているの。 187 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 188 ◯教育総務課長(中田好昭君) 確かに組織立てて市全体でという部分はあると思うんですが、今のところございません。というのは、防犯の部分もあると思うんです。安全パトロールということで青色パトも大分、各学校単位で取り組んでいただいて有り難い話なんですが、これについても市を挙げてということで、本年度1台、公用車に付けていくという状況で、なかなかその部分で、市挙げてという部分がございません。今、あくまでもこの17年度、新規事業でさせていただいた部分で、委員さんおっしゃるように奈良市の事件を受けまして、具体的に保護者、特に幼稚園の園児については、要するに就学前からの教育の一環ということもありまして保護者の意識付けもあるということで、腕章を前提に、そういう自主的に取り組まれる団体、PTA、育友会でございましたら援助しますという形で取り組ませていただいておる分で、基本的に、園ごとに黄色という一つの統一色で、名札にするか、腕章にするかは自主性にお任せしているということで、今後も、委員さんがおっしゃっていただいている分については、小・中含めて、取組については課題ということでお願いしたいと思っています。以上です。 189 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 190 ◯委員(稲田欣彦君) 補助をするからには有効に機能した方がいいと思うので、そして、どういう方法がええかというたら、いろいろあると思うねんけども、一遍検討していただきたいと思います。  それに関連して、こども110番の旗、立っていますわな。あれは、余りにも選考というのか、選定というのか、こんな家、高い家にこども110番が立ってあるの、そこまで走っていくのに息切れるような家に110番をはってあったり、ええお家で、ピンポーンを押したら出てきはるまでに5分ぐらいかかるような家のところに、生け垣にばんと指してある。やっぱり一番有効なのはお店屋さんやわね。ところが、お店屋さんにしてあるというのは少ない。せやから、何か配布基準というのか、例えば私が役をしていて、これ、あなたところの近所で5本、どこかでしてくださいと言うたら、その人が回ったらええんやけど、回るの邪魔くさいから自分のとこの家にしとこうかとか、そんなんもあるのと違うかなと。もうちょっと有効にね、森本課長、どない思います。 191 ◯委員長(中谷尚敬君) 森本課長。 192 ◯生活安全課長(森本明夫君) こども110番の家につきましては、平成9年度から実施させていただいております。子どもたちが、万が一、被害等に出くわした場合、また、事故等があった場合、緊急に避難をしていただける協力家庭の募集をさせていただいて、子どもたちの被害の防止に努めておる状況でございます。  現在、約1,200世帯ほど協力世帯をいただいております。この17年度におきましても、435世帯の協力募集世帯をいただいておる中で、旗を配布するに向けましても、マニュアルを作りまして、パンフレットも含めて、そういう形でご協力をお願いしているという状況でございます。  今後、旗の位置等につきましても、また協議をしながら設置してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 193 ◯委員(稲田欣彦君) ありがとうございます。 194 ◯委員長(中谷尚敬君) 山口部長。 195 ◯生活環境部長(山口憲二君) ただ今の110番の家なんですけど、あれは実際、一番最初に発案していただきましたのは生駒署の警察官ということで、当初、警察がこども110番の家を積極的に推進されておりまして、ほんで、何やかんやしておる間に、市もその中へ加わらせてもらいまして、一緒にしようということで、いろんな施策を組み合わせて犯罪の抑止に努めておるわけなんですけども、実際、委員さんおっしゃいましたとおり、旗は立っておるけど、これは何やというようなのはたくさんございます。ほんで、長期に留守をされたり、出張されたり、いろんなご家庭があるわけなんです。そういった中で、我々としましても課題の一つということで、今現在、警察ともいろいろ話合いをさせていただいておるわけなんですけども、実際そういうことも解決に向けて努力せないかんということは分かっておるんですけども、とりあえず、奈良市でもああいう凶悪な犯罪事件が起こりましたので、やっぱり子どもさんが登下校の際に何らかの形の事故に出くわしそうな、あるいは、事故に出くわしたときに、気軽に、当然、110番の旗が立っておるということであれば、基本的には中にいていただいておるという前提のもとで、とりあえず旗の設置の拡大も含めて去年させていただきまして、更に今年度もいろんな施策を絡み合わせまして犯罪抑止に努めたいと、かように思っておりますので、これからも関係機関とも十分協議をさせてもらいまして、いろいろな課題に取り組んでまいりたいと、かように思っております。 196 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 197 ◯委員(稲田欣彦君) 169ページの万葉のみちの植栽をいたしましたと書いてもろうとるねんけど、それは結構なことですけども、部長もご存じのように、万葉の草花というのは多種にわたっておるけども、寿命もいろいろやねん。1年に1回植え替えるというか、そんなんやったら惨めな姿の草花がようけあるわけやね。せやから、その都度、植栽をしていくという方法をとってもらわんと、1年に1回とか、半年に1回もやってくれへんわな、1年に1回やろうけど、もうちょっとこまめに、せやから、もしあっこへ行ってもろうても、何や看板は立ってあるねんけど、草があれへんがなということになるので、その辺もうちょっと配慮をしてもらえんかなという気がするねんけどね。 198 ◯委員長(中谷尚敬君) 米田課長。 199 ◯生涯学習振興課長(米田秀一君) 予算の方もちょっと上げていただきまして、せめて春夏秋冬、各周期によりましていい花が咲くようにちょっと努力の方をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 200 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 201 ◯委員(稲田欣彦君) そんな高い花はないで、万葉の草花には。その辺ちょっと細かく見てもらえるように。ここに書いてある、植栽しましたと言われてから、私、行ってないねんけども、私が行ったときはいつも枯れてあるねや。その辺、よろしく頼みます。 202 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 203 ◯委員(渡辺ますみ君) 後2点ほどなんですけど、まずこちらの方の成果を説明する書類の方の普通建設事業一覧表の一番最後に学校給食センター整備事業費というのが載っています。17年度は施設整備工事等で、約869万4,000円ですか、この数字が載っているんですけれど、これはまず何を整備したのか、教えてください。 204 ◯委員長(中谷尚敬君) 木村次長。 205 ◯教育総務部次長(木村由則君) 成果の方の整備事業費でございますけども、給食センターの貯湯タンクの入替えです。いわゆるボイラーのところの大きな湯をためるタンクです。ちょうどセンターが稼働して以来20年以上経過しております。そんなんで老朽化が進んでおります。それで、タンク本体の圧力計の取付け部分に腐食割れが発生いたしました。そんなんで、応急的に補修工事を行いまして、ボイラー検査に条件付きで合格している状況にあったわけでございます。それで、このまま放置しておくとボイラーが使用できなくなるということで、給食業務に多大な支障を来すおそれがあることから、予算化していただきまして17年度に工事をさせていただきました。ということで、今現在、取り替えて安全に学校給食を提供しているわけでございます。ボイラーといいますと、やっぱり給食を作る心臓部に当たるわけでございますので、早急にということでさせていただきました。監督庁からも指摘があったことでございます。以上でございます。 206 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 207 ◯委員(渡辺ますみ君) タンク、ボイラーも20年ぐらいたっているということで、今後、給食センターの耐用年数というんでしょうか、毎年いろんなところを少しずつ直してくださっていると思うんですけれど、どのように試算しているのか、そこを1つ、難しいとは思うんですけれど。  というのは、今、もちろん問題になっている学校給食の問題で、老朽化に伴う場合の検討委員会なら、私、いいというふうに言ってはいるんですけれど、まだこの給食センターは、私、大丈夫じゃないかなということでお話しさせていただいているんですけれども、ちょっと外壁なんかを見てみると、大分黒ずんでいるところもあるなとは思うんですけれど、実際、今、中にいて働かれて、どのように感じているのかだけ、ちょっと。 208 ◯委員長(中谷尚敬君) 木村次長。 209 ◯教育総務部次長(木村由則君) まだ、専門的に実際の耐久とかそれは検査はいたしておりませんけども、今ご指摘のように、外壁なんかを見た場合は、やはり傷んでいる部分もございます。今日までに、中の機械設備につきましてはそれぞれ入替えを、財政的なものがありますので、年次的な計画を持ってやってきております。しかしながら、いわゆる構築物、構造物とかにつきましては、分かっている部分では今まで替えてきている部分はあったんですけども、やっぱり地下埋設物とかにつきましては、なかなか目では見られません部分がありますから、そういうふうな部分とかにつきましては、極端に言えば、我々が見るんじゃなしに、詳しい専門家の方に見ていただかないと分かりません。  昭和57年の4月から給食センターは稼働しておりまして、今年で24年に当たるわけでございます。そんなんで、目に見えないところの傷みもあると思いますので、今後、施設の管理上、十分点検していきながら、また、関係者の専門的な意見も聞きながら計画していきたいと思います。以上でございます。 210 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 211 ◯委員(渡辺ますみ君) 説明ありがとうございました。  今後、もちろん給食の検討委員会というのを立ち上げて、いろいろな検討をされると思いますけれども、このことについては次回の違うところで、また、いろいろとお話ししたいと思いますので、それは結構です。もう一件です。 212 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。
    213 ◯委員(渡辺ますみ君) こちらの方の115ページです。環境の方で生活排水対策事業費というのがありますけれど、これは毎年載っているんですけれども、特に竜田川の万葉クリーン計画の中に入っていて、この地域、家庭でより効果的な対策の実施・定着を促すとともにという、この家庭でのより効果的な対策の実施というのはどういう内容のことを指導しているのか、教えていただきたいんです。 214 ◯委員長(中谷尚敬君) 赤堀課長。 215 ◯環境管理課長(赤堀眞一君) 家庭でできることの啓発活動といたしまして、使用済み食用油の回収ということで、毎月2回、決まった場所、コミュニティセンターとか中央公民館に回収場所を設けまして、食用油の回収をしております。そのほかに、家庭での食器の洗い方につきまして、水の利用とか、食べるだけの食料を作るようにとか、そういった啓発活動を実施しております。  それから、子どもさん向けには、学校での出前講座という形で実施しておりまして、17年度におきましては、中学校2校、小学校4校というのがございました。  そういった形で、家庭では実施しております。 216 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 217 ◯委員(渡辺ますみ君) それは全市も対象にやっているんだと思うんですけれど、竜田川流域自治会に呼びかけというのは、これは何かここだけあるんですか。今の説明だと全市的にやっているんだと思うんですけれど、それはそれでいいです。  ただ、河川の浄化ということなんですけれど、生活排水が最も汚す原因だということは分かっているんですけど、それの啓発だけではなかなか浄化にはならないということで、私、この前も、例えばEM活性液を使ったらどうかということを提案をさせていただきましたけれども、そういったことを、ただ啓発で、食用油なんかも、それを流さないようにということはずっとやっていることなので、何も17年度のここに改めてという気はするんですけれども、要望として、1年に1回、環境月間でやっているところで、そういったこともできますよという、EM活性液の講習会なりそういったものも一つの方法として市民に知っていただけたらいいなということを要望しておきます。以上です。 218 ◯委員(西 ふみ子君) 1つだけ。 219 ◯委員長(中谷尚敬君) 1つで終わり。 220 ◯委員(西 ふみ子君) はい、1つで。 221 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 222 ◯委員(西 ふみ子君) 172ページ、先ほど説明ありましたけども、郷土資料館の検討委員会が3回開かれて、今年度中、18年度中に答申のまとめをされるということなんですが、市長にお聞きしたいわけです。  もともと郷土資料館は東生駒の消防署のところに小さいのがあった。消防を拡幅するのに伴って、そこにあったものを7つほどのところに散らばしたわけです。今現在、東コミセンを造ろうといった野村證券跡のところに行ってご覧になりましたか。(「はい」との声あり)中の食堂に、無造作に民具等が置かれているという状況ですわね。やっぱり一刻も早くそういう無残な状態を解決していかなきゃならないと思うんですけど、特別な箱物というのでなくても、そもそも都市の要件として、学校とか公民館、図書館、そして、博物館もスタンダードな都市の要件としてあるんですよ。それが今は1つだけは欠けているという状態なので、この答申を受けまして、市長がそれに前向きに取り組んでいかれるかどうかをお聞きしたい。 223 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 224 ◯市長(山下 真君) 答申を拝見した上で考えたいと思います。 225 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 226 ◯委員(福中眞美君) ちょっと体育館の件で、177ページかな。  体育施設費というか、あれなんですけど、今、安全安心ということで、除細動器というのかな。全国的に、奈良県でもほぼ、特に体育館の方には置かれているというふうにちょっと聞いているんですけど、生駒の状態はどうかというのをちょっと教えていただきたい。 227 ◯委員長(中谷尚敬君) 廣岡課長。 228 ◯体育振興課長(廣岡正文君) 今のところは市民体育館の方で設置しております。ほかは、ちょっとまだこれから消防さんと。 229 ◯委員長(中谷尚敬君) 今、許可しているけど、決算にないで、18年度からの施策らしいから。 230 ◯委員(福中眞美君) そうですか。 231 ◯委員長(中谷尚敬君) ええよ。答えたって、構わへん。答えた。 232 ◯委員(福中眞美君) ありがとうございました。すみません、ちょっと安全・安心ということで。 233 ◯体育振興課長(廣岡正文君) 今、市民体育館の方に1台設置しております。後また、これから消防さんの方とも協議していかないといけないと思うんですけれども。 234 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 235 ◯委員(福中眞美君) 今、1件だけ体育館の方に置いていただけているということなので、これからということでお伺いしたので、よろしくお願いしますということで、消防の方とも、また連携をとっていただいて、お願いいたします。以上です。 236 ◯委員長(中谷尚敬君) 決算委員会やから、ある程度は要望もええけど、17年度の決算で18年度から事業のことを今言われても。分かるかな。もう一遍勉強し直して、決算委員会ってどんなものか。 237 ◯議長(酒井 隆君) このお金の使い方が悪いとか、どこへ使うたんとかいうことを聞いてもろうたら一番格好がええわ。 238 ◯委員(福中眞美君) 今、使われているのに、次どれぐらい使われるのかということは。 239 ◯委員長(中谷尚敬君) いや、それはこの決算に載っていないでしょう。厳密に言うたら18年度の決算ですよ、今は、おれ、許可したけど。せやからというて。  おれも3年間ずっと決算委員長させてもろうてるけど、当局の方もそうやけど、何かだらけている。何か頭が替わったら皆変わってまうんかなと思って幻滅してるねや。せやから、何でもありと違うねん。委員外議員さん言うてはるけど、ある程度は委員長の裁量で認めるけれど、それを意地になって言うたら何も、おれ、発言を許せへんで、あかんことはあかんねんから。 240 ◯委員(福中眞美君) 教えていただいていいですか。すみません、いいですか。委員長にですよ。今の件について、今、教えていただいて、国会とかとは違うということですね。 241 ◯委員長(中谷尚敬君) 国会みたいなん、国会議員と違うがな、市議会議員や。市は市の決算委員会のルールというものがあるやん。せやから、こういうルールで私はやりますよと最初に言うてるねんから、最初に文句があるのやったら、そのときにしてくれへんかったら。18年度からやっていることを質問してもらうんやったら、それは普通の委員会で質問してもろうたらええねや。そうでしょう。 242 ◯委員(福中眞美君) 分かりました。 243 ◯委員長(中谷尚敬君) 決算委員会やからね、特別に決算委員会を作ってるねんから、決算のことに関して、これはどういう使われ方をしてん、せやから、次はこうしてくれとか、それは要望でよろしいですよ。せやけど、ないことを言われても、この委員会では答えられへんわけよ、本当は。分かってもらえましたかね。 244 ◯委員(福中眞美君) 分かりました。 245 ◯議長(酒井 隆君) 分かりました。ほんなら、議事進行しましょう。 246 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 247 ◯委員(井上 清君) 114ページの保全対策経費でお尋ねします。  「大気、水質等の検査を実施し、大気汚染及び水質汚濁の監視に努めた」とあります。公害苦情処理状況ですけども、大気汚染7件、水質汚濁4件、騒音3件、合計14件とあります。それぞれのこの中身について、具体的に教えてください。 248 ◯委員長(中谷尚敬君) 赤堀課長。 249 ◯環境管理課長(赤堀眞一君) まず大気でございますけども、大気7件のうち6件が野焼きでございまして、ほとんどドラム缶で段ボールとかこん包材を燃やしている。それから、農地で雑草を燃やしている方とかいうことがほとんどでございまして、廃材につきましてはその場で中止させまして、その他、段ボールとか可燃物につきましては、所定の日に出していただくように指導して、その場を帰っております。  それから、水質につきましては4件でございまして、2件が河川に自動車オイルが流れたということでオイルマットとオイル吸収剤等で処理いたしまして、原因者に油を取らせたということでございます。それから、あと2つは、竜田川とくろんど池の水路に泡が立ったということと、鉄分で赤くなっているということで、どちらも一過性のものということが分かりまして、通報の方にも納得していただいております。  騒音でございますけども、3件でございまして、マンションの空調機の騒音と解体工事でのアイオンの機械の音が2件ありまして、どちらも現場に行きまして、説明不十分と理由を説明した上で通報者に納得していただきましたので、戻っております。以上でございます。 250 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 251 ◯委員(井上 清君) これは要望です。21世紀は環境がキーワードとなると言われています。苦情処理というマイナス面ではなく、共に環境を考えていくというプラス面に転換する行政にしてほしいと思います。要望しておきます。 252 ◯委員長(中谷尚敬君) 井上委員。 253 ◯委員(井上 清君) 117ページ、ごみ処理費です。資源の有効利用とごみ処理の効率化を図るため、市民に呼びかけてやっているということです。前年度の可燃ごみ収集コストは、収集コスト、中継コスト、焼却コストを合計しますと、去年は5万1,365円とのことでした。今年度は可燃ごみが増え、資源ごみが減っていますが、コスト面にどのように影響しているのか教えてください。  それから、これ以外にも、ごみを減らすことについて、例えばごみ袋の有料化など何か対策を考えておられますか。お聞かせください。 254 ◯委員長(中谷尚敬君) 辰巳課長。 255 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) ただ今のご質問でございますが、ごみ処理経費につきましてはほとんど変わってございません。それと、有料化のご質問でございますが、有料化につきましては、市民生活に非常に影響が出ますので、慎重に検討しなければならないというふうに考えております。以上でございます。 256 ◯委員長(中谷尚敬君) ほか、委員さん、ありませんか。              (「なし」との声あり) 257 ◯委員長(中谷尚敬君) なしですか。ほんなら、ほかにないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等を受けますが、ありますか。              (「はい」との声あり)  ほんなら、暫時休憩いたします。              休憩 午前11時58分              ~~~~~~~~~~~~~~~              再開 午後1時0分 258 ◯委員長(中谷尚敬君) それでは、休憩を解いて審査を続けます。  それでは、委員外議員の質疑を受けます。池田議員さん。 259 ◯委員外議員(池田厚子君) ちょっとこれは数字ではありませんけど、主要な事業施策の概要の中にありますので、隣接校選択制度の導入のところなんです。17年度にこれを計画されて18年度から実施になっているんですけども、そのときの数字、151ページですか、ちょっと見させていただきましたら、受入校が12校で、受入定員が175名で、申請児童数が31名ですか、そういうことをここに記載されているんですけども、まず初めに、申請児童数というのは、一緒に添えて言います。学校通学区域制度検討委員会がございますね、その委員会に諮られて適正だったということによってこの数字になったのか、それとも、申請全体、いわゆる応募ですね、そういうのがこの数字であるかをちょっとお答えください。 260 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 261 ◯教育総務課長(中田好昭君) 今のご質問の件なんですが、隣接校選択制の申請人数31名、最終的に決定させていただいたのが28名。うち、辞退者が2名。もう1名が不許可とさせていただきました。これは、議員さんがおっしゃる検討委員会での審議ではなくて、検討委員会で検討いただいたことを踏まえて要綱を制定させていただいています。その要綱の中で、この制度の活用に当たっては前提条件として徒歩を原則とすると入れているんです。この不許可になった方については、本来の学校を通過して隣接へ行くという通学ルートでしたので、これは、本来のこの趣旨から反しているということで却下させていただいたという形で、あくまでも要綱に基づいております。 262 ◯委員長(中谷尚敬君) 池田議員。 263 ◯委員外議員(池田厚子君) 分かりました。この数字をどのように評価されていますか。やはり市民の声からスタートしたと思うんですけども、この結果。 264 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 265 ◯教育総務課長(中田好昭君) 当初、先進事例は少ないんですが、それまでに保護者ニーズという形で事前に既に把握していた部分がございます。それについてきっちり数字的に出てきたということで、制度上、そのニーズにこたえられたという判断をしております。以上です。 266 ◯委員長(中谷尚敬君) 池田議員。 267 ◯委員外議員(池田厚子君) 今、こたえられたとおっしゃっておられますね。17年度の新学期が始まるに当たって、ちょうどこれからまた当たりますね。そうしましたら、これ、ホームページと広報になっていますね。このやり方によって、ホームページにしたらずっと載りますけども、広報の場合には回数が決まっていますね。そういうことに反省とか、また改善とかいうのを考えておられますか、この結果によって。 268 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 269 ◯教育総務課長(中田好昭君) 当然、反省すべきところは反省しないとということで、ただ、このケースにつきましては、1年かけて検討委員会にかけまして、保護者を含めていろんな想定をしていただきました。それを踏まえてやりまして、当然、手前味噌でございますが、実施に当たっては保護者説明会、地区3回、あるいは園を通じて保護者への通知・案内、あと、学校長のヒアリング等々、意見を聞いた上でやりましたので、強いてございません。  あくまでも、今年度も留意していますが、保護者への周知ということを常々思っておりまして、本年度も幼稚園を通じて保育園、私園も含めまして、直接、就学前の園児をお持ちの保護者に案内文を送付させていただいています。以上です。 270 ◯委員長(中谷尚敬君) 池田議員。 271 ◯委員外議員(池田厚子君) 結構です。後で保護者から、こんなんがあるんだったらというのがないように、そのとおりやってください。よろしく。 272 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに。上原議員。 273 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 156ページ、お願いします。  小学校校舎改修事業費のところで、国庫の補助との関係でお聞きしたいんですけれども、国庫負担金というのは新築とか、それから増設、増築の場合は2分の1から3分の1の国庫負担金があると。そして、残りが自治体の負担金となっているということですけども、更に自治体負担のうち75%は地方債の発行が認められるというような、非常に手厚い援助があるというふうに聞いているんですけれども、この耐震の改造事業については、そういう財政援助というのはあったのか、ないのか、それ、まずお聞かせください。 274 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 275 ◯教育総務課長(中田好昭君) 耐震補強、これにつきましては、今の補助金関係でございますが、三位一体の改革の見直しがございました。名称も、従来の公立学校施設整備負担金から名称が変わりまして、安全安心な学校づくり交付金事業に変わりました。この関係で、おっしゃっているように地方財政措置という形で起債発行が充当されるということで、75%の学校教育施設等整備事業債というのがございます。それと併せて、財源対策債というのがございまして、これの事業費の15%、計90%が起債に充てられると。そのうち、学校教育施設等整備事業債については、私ども、今回の耐震補強工事ですが、70%が地方交付税に算入されると。あと、財源対策債については50%が充てられると。詳細については財政の方に聞いていただいたらいいと思うんです。制度上はそうなっております。以上でございます。 276 ◯委員長(中谷尚敬君) 吉岡課長。 277 ◯財政課長(吉岡源裕君) 今、教育総務課長が申しました分につきましては、新増築の分でございます。この分の俵口の大規模につきましては、裏、起債分につきましては交付税歳入がございません。以上でございます。 278 ◯委員長(中谷尚敬君) 上原議員。 279 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 私がちょっと調査した書籍によりますと、文部科学省、国土交通省が06年の3月20日に公立学校施設の耐震化を進めるために、こういう学校施設の耐震化の促進についてという通知を出して、そして、国庫負担金というか、補助金の対象事業としたということがあったので、これは05年度にされたので、どういうふうになったのかなということをお聞きしましたけれども、今そういうふうな中身を聞きましたので、ちょっと聞き取りにくいところがあったので、改めてまた、詳しいことを教えていただきたいと思います。 280 ◯委員長(中谷尚敬君) 上原議員。 281 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 次、166ページの補充学級運営のところでお聞きしたいんですけれども、これは毎年聞いているわけなんですけれども、平成17年度の状況をまずお教えください。 282 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 283 ◯教育総務課長(中田好昭君) 17年度の補充学級の状況ですが、実施回数、小学校は105回、中学校につきましては41回、参加人数につきましては、小学校が30名、延べ860人、中学校につきましては生徒20名に、延べ169名が通っております。以上でございます。 284 ◯委員長(中谷尚敬君) 上原議員。 285 ◯委員外議員(上原しのぶ君) これ、地区内というふうに書かれているんですけれども、どういう地域が対象でしたか。 286 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 287 ◯教育総務課長(中田好昭君) 小平尾町の地区内です。 288 ◯委員長(中谷尚敬君) 上原議員。 289 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 私は、この施策そのものを否定するわけじゃなくて、やっぱり教育の充実とか学力の向上というのは大事なことなので、これは広く進めていっていただけたらいいと思うんですけれども、今、子どもたち、児童生徒の置かれている状況というのは大変厳しいので、こういうところでこういうふうに補充学級という形で運営されるのも一つの方法かもしれませんけれども、できたら先生の数を増やしていただいて、そして、全体の中で少人数学級、30人以下の学級の編制で学力の向上とか教育の充実を目指していただくべきじゃないかということで要望させていただきます。 290 ◯委員長(中谷尚敬君) 集約してないねんな。上原議員。 291 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 156ページの教育振興費のところでお尋ねをいたします。  これ、義務教育の国庫負担金法等の改正が小泉さんのときに三位一体改革でされて、要保護については一応補助の対象、負担金の対象だということを聞いていますけれども、準要保護については一般財源化されたということなんですね。
     それで、生駒市ではこの準要保護の児童生徒に対してはどういう扱いがされているのかということをお聞きしたいんです。 292 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 293 ◯教育総務課長(中田好昭君) 扱いといいますと、ちょっとあれなんですが、要は対象はどうなっているかということですか。 294 ◯委員外議員(上原しのぶ君) そうです。 295 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 296 ◯教育総務課長(中田好昭君) 確かに、議員さんおっしゃるように三位一体で、準要保護につきましては国の制度上補助が無くなりまして、今現在、17年度、この決算につきましては市単費独自でやっております。  影響といたしましては、基準は一緒でやっておりますから、市の持ち出しが当然増えております。過去、本来は2分の1ですが、実績で25ないし24%で補助をいただいていた分がございます。今年度、事業につきましては小・中合わせて約6,430万です。実質、補助金として入っていますのは要保護分25万円、市の持ち出しが、結局、6,404万円になっております。本来でしたら、実績でやりますと、25%といたしましても1,500万ぐらいが市の持ち出しになっているということでございます。以上です。 297 ◯委員長(中谷尚敬君) 上原議員。 298 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 市独自でそういうふうなことを継続されてしていただいているということは非常にいいんですけれども、これからもこういう厳しい状況になってくると思いますので、児童生徒が教育を受ける機会均等を図るという立場で、いい方向で進めていただきたいということで要望させていただきます。 299 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 300 ◯委員外議員(宮内正厳君) ありがとうございます。 301 ◯委員長(中谷尚敬君) 礼を言われんでも結構です。 302 ◯委員外議員(宮内正厳君) 社会教育費についてお伺いをさせていただきたいと思います。ページ数は163ページ以降ということで、公民館の委託料、それから、図書会館の委託料、芸術会館の委託料、南北コミセンの委託料、私、ざっと計算してみたら1億7,000万ほど随意契約されているところなんですけど、平成17年度、前任者のときにはこういう形で、基本的には随意契約がされてきたと。これはどういう理由でされていたのか。例えば市の業務が楽だから、またあるいは継続事業だからという形で随契をされていたのかどうなのか、それをどのように分析されていますか。 303 ◯委員長(中谷尚敬君) 松本館長。 304 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 中央公民館についてお答えさせていただきます。  中央公民館につきましては、昭和56年に開館して以来、随意契約で契約させていただいています。そういうことで、総合管理ということでお願いしておりますけども、業者が度々変わることによっての弊害を無くすために、ご指摘のように長期間でございますけども、随意契約で、現在、来ている状況でございます。 305 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 306 ◯委員外議員(宮内正厳君) 中央公民館だけではなくて、先ほど言ったように、各コミセンも含めてなんですけど、弊害を無くすということの目的でやられてきたということなんですけど、昨日もちょっと発言させてもろうたんですけども、生駒市契約規則第17条、なるべく2名以上から見積りを徴さなければならないという、生駒市自ら決めた規則、それから随意契約のガイドライン、これはもう古い話ですけども、ガイドラインの精神からいっても、いささかずれるというのか、先ほど市長が明確に、随契の問題、高止まりというんですか、そういうことがされているという認識を示されたということですから、いわゆる弊害を無くすという意味だけじゃなくて、こういう流れ、ある意味では市民から見て安直なやり方、それが市民の税金の使われ方として適正なのかどうなのかということで言えば、私は、市長の言われたような高止まりのような形で執行するというのは、市民に責任を負う行政としてはいささか問題が残ると。  ただ、これは効果的、効率的に変えていきたいということでございますので、十二分に過去の到達点と、これからどう改善していくのかというのはよく議論していただいて、改善方をよろしくお願いしたいというふうに思います。 307 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 308 ◯委員外議員(宮内正厳君) それと、各コミセンとか、セイセイビル、これの使用申込み受付の期限というんですか、これ、公民館条例施行規則、それからコミュニティセンター条例規則等を見ていましたら、使用の許可の申請ということで使用日の2カ月前から7日前までとすると。ただし、教育委員会は特別の理由があると認めるときはこの限りではないと。ほかのコミセンも同じような理由が書いてあるんですけど、実は、ある市民から、7日前過ぎてから申込み等をご相談されたと。ところが、今言った事情で、窓口ではねつけられたということなんです。いかにも役所らしい対応の仕方ではないのかと。7日という形で切られて、その部屋は空いているにもかかわらず、そういう形で対応するというのはいかがなものかなというご意見が私のもとにも届いておるんですけど、これ、何のためにこういう1週間前という基準を設けられたんですかね。 309 ◯委員長(中谷尚敬君) 松本館長。 310 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 申請の日につきましては、1週間前までにお願いいたしますということで規則にも載させていただいています。といいますのは、例えばホールの場合でしたら準備とかが必要ですので、1週間前までにお願いしますと。  それと、夜間の使用の場合なんかは人的対応が要りますので、その場合にやっぱり職員の勤務の予定とかいうことを立てやなあきませんので、その辺で1週間前ということに決めさせていただいています。  ただ、今ご指摘のように、会議室につきましては特別な準備とかは要りませんので、空いていたらご使用していただくようにお願いしております。それは、各施設全部そういうふうに徹底しているつもりだったんですけども、今のご指摘のように、たまたま窓口の職員の対応が不手際だったということと思います。ほとんどの場合、使っていただいているのが現状でございます。 311 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 312 ◯委員外議員(宮内正厳君) ホールの準備、1週間前からかかる、夜間の場合、人的な配置が要るということだったんですけど、会議室の場合は、今言われたような対応が、基本的には空いている場合を使用願っているという話だったんですけど、これ、実際、対応された市民の話を聞いたらそうではないんですね。周知徹底方が行き届いているのかどうなのかといえば、残念ながら窓口業務をされている方のところまでは行き届いていないんですね。部屋は空いているやないか、何で会議室を使わせてくれへんねんと、やっぱり窓口で一定の問答があるということなんです。それで、先ほど言われたように、いかにも役所的なお仕事ですねという形でご意見を伺うということですから、その辺では、思い切った改善というんですか、窓口で分かるように、またあるいは、定期的というのか、半年に1回であるとか、一定の期間を置いて職員の研修等がやっぱり必要かと私は思うんです。  窓口でやっている方というのは、バイトの方もおられると思いますから、その辺、やはり臨機応変に対応できるということが、私は大事じゃないかと思います。その辺の改善方はどういうふうに考えています。 313 ◯委員長(中谷尚敬君) 松本館長。 314 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 中央公民館だけじゃなく各施設、今言われたような方向で間違いなく徹底させていただきたいと思います。 315 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 316 ◯委員外議員(宮内正厳君) よろしくお願いします。  最後なんですけど、115ページの生活排水対策の関係なんですけど、たつたがわ万葉クリーン計画の計画に基づいて、平成4年でしたか、これがそうなんですけど、1992年を初年度として約20年間、2011年、平成23年を最終年度にして、BODでいけば5mg/lということですね。中間目標ということでいけば、これが平成13年、2001年でしたか、20年の間の10年ですから、これがBODで7.5mg/l、ハスがすめる水質にするという形で、私もこの万葉クリーン計画には極めて関心を寄せているし、これが実行できたら有り難いなというふうに思っておるんですけども。  ところで、中間目標である7.5mg/l、この辺ではどういう現状点に立っているのか、教えていただけますか。 317 ◯委員長(中谷尚敬君) 赤堀課長。 318 ◯環境管理課長(赤堀眞一君) 今おっしゃいました13年度につきましては、竜田川流域につきましては4カ所で水質調査をしておりまして、そのときは14mg/lほどのBODを示しておりましたので計画には及ばなかったんですけども、ただ、生活排水対策ということで、先ほども言いましたように使用済み油の回収とか、後は、市の方で竜田川流域に5カ所ほど簡易浄化槽、それから総合浄化槽を設けておりまして、少しでも河川の水質をよくするためにと考えております。そのほかには、河川に水生植物のキショウブ等を植えまして、景観もありますけども、少しでも水質が良くなるようにということで、これは毎年やっていることなんですけども、そういったことを実施しておりまして、後は、合併浄化槽の推進ということで、河川に少しでも美しい水を流すようにということで考えております。  昨年につきましては、モデル地区の河川流域の自治会には、そういった河川に物を流さないとか、炊事場から、先ほど言いましたように油類、食べ物を流さないという実践活動を実施していただきまして、総合的なことから取り組んでいただいて啓発に努めております。以上です。 319 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 320 ◯委員外議員(宮内正厳君) 今、課長が言われたとおり、油の回収、浄化槽の設置、水生植物、モデル地区うんぬんという形で言っている、やっておられるというのは私も承知している1人です。  ただ、先ほど言ったように、この万葉クリーン計画では2011年にはアユがすめる水質、素足で川に入りたい水質を目標にされているということなんですね。  ここにちゃんと絵柄も入れて、どういう川にしたいのかという形でやっておられるということなんです。中間目標まで決められたということですね。一定の施策としては推進されてきたということなんですけど、ただ、到達点としては、やはり残念ながら遅れているということなんです。  それで、平成17年度版「生駒市の環境」、この39ページ、竜田川本流というところを読んでみても、BOD値は過去10年間、C類型の基準である5mg/lを年平均値としても一度も達成していないという形ですね。  それと、平成9年に実施した市民アンケートも、水質に関しては満足度が低いというふうな形で書いてあるんですね。その点からすれば、これは環境問題ということでいきましたら、水質問題、中でも極めて市民の関心が高い、ましてやクリーン計画で目標年次も明確にされているというところからすれば、この辺、努力は認めます。努力は認めますけども、この目標に対してどう接近するのかというところでいえば、もっと全庁的にこの問題をとらまえてやっていただくと。もちろん下水道の進ちょくも当然あるだろうし、その辺も含めて、より一層腰の切れた活動というんですか、計画見直しも含めてやっていただいたら有り難いということをご指摘申し上げておきます。 321 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんね。西口謙一議員。 322 ◯委員外議員(西口謙一君) どなたも言われないので、ちょっと私からでけど、168ページです。青少年国際交流事業で、昨年、ホームステイでオーストラリアへ行かれたと。10周年、この事業でもう10回行かれたのかな。その中で、英語圏ばかり行かれているようですけど、今後、それ以外、北欧とか、アジアとか、いろいろを目指して、生駒市も国際化を考えておられるかどうかということが、私なりに、将来のことですけど、まずお尋ねしたいのは、海外派遣事業の委託料、どのようにして業者さんを選んだりいろいろされたのか、まず検討委員会から始めているのか、毎年どういうようなことでされたのか、まず1点、それから始めさせて。 323 ◯委員長(中谷尚敬君) 峯島課長。 324 ◯女性青少年課長(峯島 妙君) この海外の事業の委託契約につきましては、その前年度におきまして派遣に関しての選考委員会を作りまして、教育長を始め、内部ですけれども、大手の業者を、こちらから指名するのではなくて、毎年応募の形をとっております。今回決まりました近畿日本ツーリストを始め大手の企業の方からも、うちの方で、14日間、それから全体を35万円未満、今年はオーストラリア方面というふうな基準を設けまして、企画書を出していただきます。それに基づきまして選考委員会で決めているのが状況でございます。  ですから、委託契約の中では全体の額というのも出ておりますけれども、入札ではございませんので、企画内容を選考委員の中で決めまして決定しているのが状況でございます。 325 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 326 ◯委員外議員(西口謙一君) まず初めに選考基準をその選考委員会、どなた方がどういう形で、されていることをまず聞かせてください。どういう形で選考委員が選んだかということです。 327 ◯委員長(中谷尚敬君) 峯島課長。 328 ◯女性青少年課長(峯島 妙君) 教育長、それから市長公室長、生涯学習部長、教育総務部長、そういうふうなメンバーで選考委員を作っております。 329 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 330 ◯委員外議員(西口謙一君) 今言うこの予算は、やはり個人負担と。作文等いろいろの選考基準は、生徒さん、その方はよく承知はしておりますねんけども、そういうことの中で、これ、10年たって教育長も替わり、市長も替わって、今後どういう方向付けをされるのかを教育長と市長にお答え願いたい。 331 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 332 ◯市長(山下 真君) この事業につきましては、近年、その申込者の方が横ばいということで、その原因といたしましては、通学している学校等で夏休み期間中に海外派遣といった事業もしているということもありまして応募者が伸び悩んでいるというふうに分析をしておるところでございます。  これまでのいろんな実績、成果等を踏まえまして、また来年度以降については検討してまいりたいと。 333 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 334 ◯委員外議員(西口謙一君) 教育長は、長いこと教育事業に携わって、こういう青少年の将来の国際化についての育成ということで経験も豊富だと思いますけども、この国際化の事業に対して、教育長として替わられて、市長の見解は分かりますけれども、教育長、どうですか。 335 ◯委員長(中谷尚敬君) 早川教育長。 336 ◯教育長(早川英雄君) 今、市長が申しましたけれども、教育長としての考えを述べさせてもらいます。  子どもたちがいろんな場に出かけていっていろんな体験をする、経験をする、これはすばらしいことですので、そういう機会を私たち大人が与えてあげる、これはいいことで、子どもたちも保護者も欲しているものかなと、このように思います。  ただ、事業がやっぱり続いていくとなると、本当にその事業が目的としている効果が上げられているのかどうか、これはやっぱり反省すべきところはすべきでありますし、学校で行っている修学旅行とかいろいろな社会見学でも、目的に応じた取組ができているかどうか、これは行き先や費用も考えて常に検討しているところでありますので、行政としてもそういうところは検討していかなければいけないなと。もし対案で、この間から食育で教育ホームとか、そういう取組なんかもあるわけなんです。もっとこれに代わるいい取組があれば、それに補助をいただいて実施をしていくことも考えられるな、このように思っております。以上ですけども。 337 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 338 ◯委員外議員(西口謙一君) 生駒市は、学研都市、大学院もございまして、筑波でしたら何百人の博士号を持った方が世界から来られて、その方々は日本語を覚えて来ておられるから、その方たちの会話は日本語で通じるんだという方々が多く来られているように聞いておりますけれども、今現在、この学研で海外からいろんな先生たちも来られたり、そこに勤めておられる方はご存じだと思いますけど、教育長、それ、どういう人たちがどのぐらい来られているかご存じですか、教育の世界でしたら分かっておられると思いますけど。 339 ◯委員長(中谷尚敬君) 早川教育長。 340 ◯教育長(早川英雄君) 誠に申し訳ございません。先端科学技術大学院大学ですよね。そこに来ている外国人の国については。 341 ◯委員外議員(西口謙一君) 先生たちですよ。派遣されている先生たち、大学の。 342 ◯教育長(早川英雄君) 大学の教授ですか。 343 ◯委員外議員(西口謙一君) そう。 344 ◯教育長(早川英雄君) 申し訳ございません。私もそれは把握しておりませんので。 345 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 346 ◯委員外議員(西口謙一君) なぜならばといいますと、我々、生駒市の誇るべき大学院がありまして、毎年越して、10年間にわたって多大な市民のお金を費やして海外へ子どもを派遣していくわけでございますので、やはり英語圏ばかりじゃなしに、皆さん、腹の中は分かっていただいていると思いますねんけど、ロシア圏もあり、中国もございます。  ほんで、中国ですと、隣の帝塚山大学でしたら100人からの人が奨学生として来られていますし、大学院の今の先生たちも大勢の方が北京とかいろんなところから講師として来られていますので、やはりオーストラリアとか、そちらばかりじゃなくて、10年をいい機会にアジアにも目を向けていただくということは、教育長なり市長なりはお考えにあるかないか。 347 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 348 ◯市長(山下 真君) これ、国際交流でございますので、現地の家庭とか、あるいは現地の学校に通う現地の子どもとの交流と。それを通じて国際感覚を身に付けてもらうというのが目的でございますので、そうしますと、中学校、高校ではなかなか中国語教育等は施しておらない現状でございますので、現地の家庭の人や、あるいは子どもと交流するということが、実際上、難しいと思いますので、なかなかちょっとご期待には添いにくいんじゃないかというふうに考えておりますけれど。 349 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 350 ◯委員外議員(西口謙一君) それはちょっと市長、見解の違いですよ。というのは、これは長くなりますけど、ご辛抱願います。  毎年これ、続けて10年、オーストラリアばかりと違って、カナダへ行ったりいろいろしておられて、これは10年やられても、英語圏ですけども、いろいろな国へ行かれているわけでしょう。オーストラリアばかり行かれているものじゃないです。治安とかいいますのは、今、お子さんについてのそういうようなことは、すべて、私はこういうことですけれども、多くの市が友好交流、中学生、小学生、やっておりますよ。何も、市長、今のような暴言ですよ、治安がと言うて。修正してくださいよ。よその国、怒りますよ。 351 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。 352 ◯委員外議員(西口謙一君) いやいや、まだ。私はやりかけたら、しつこい。(発言する者多し)いや、施策でやっていますので。 353 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 354 ◯委員外議員(西口謙一君) ほんなら、この700万の施策が、10年でちょっと考えさせていただくということが、市長、言われていたので。どういうようなやり方で今後やっていくんですか。 355 ◯議長(酒井 隆君) これは前の市長のやっていたやつや。今度のことを言わな。 356 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 357 ◯市長(山下 真君) ですから、今現在、各学校や家庭で海外旅行に行ったり、海外研修に行ったりということが非常に当たり前の時代になってきておりますので、そういう時代において、本市がこういう形で事業を続けるかどうかにつきまして、検討してまいりたいというふうに考えております。 358 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口議員。 359 ◯委員外議員(西口謙一君) そういう意味で、皆さんも聞いていただいたように、今後、私なりの議員活動として、声高らかにやっていきたいと、こう思っておりますので、よろしく。 360 ◯委員長(中谷尚敬君) 山田議員。 361 ◯委員外議員(山田正弘君) ちょっとお尋ねしますけど、人権教育資料の「なかま」の配布のことなんですけど、これの基準というんですか、ちょっと教えていただきたい。といいますのは、小学校で3,583冊、中学で976冊ということになっていますけど、何人に何冊か、基準をちょっと教えていただけますか。 362 ◯委員長(中谷尚敬君) 中田課長。 363 ◯教育総務課長(中田好昭君) 「なかま」の配布事業ですが、小学生につきましては1年、3年、5年生を対象に毎年させていただいています。中学生については1年生を対象にさせていただいています。人数については、決算に上がっている数で、そういう意味の数になります。単価ですか。 364 ◯委員外議員(山田正弘君) いや、それはよろしいです。結構です。 365 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 366 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに質疑等がないようでございますので、以上をもって、議案第63号に係る環境文教委員会所管分の質疑等を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 367 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、議案第70号、平成17年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について、山口生活環境部長から説明を受けます。山口部長。 368 ◯生活環境部長(山口憲二君) それでは、生駒市自動車駐車場事業特別会計決算につきましてご説明申し上げます。  255ページからをお願いいたします。この特別会計につきましては生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理経費でございます。
     歳入でございますが、歳入合計3億3,230万7,843円で、その主なものといたしましては、駐車場の使用料の2億3,960万2,800円と、一般会計繰入金9,270万5,043円となっております。  次に、257ページから258ページにかけての歳出でございますが、歳出合計につきましても3億3,230万7,843円で、その主なものといたしましては、各駐車場の管理業務委託料と駐車場使用料及び公債費でございます。  以上、簡単ではございますけれども、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 369 ◯委員長(中谷尚敬君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 370 ◯委員長(中谷尚敬君) 質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 371 ◯委員長(中谷尚敬君) 質疑等がないようでございますので、以上をもって議案第70号に係る質疑等は終結します。  引き続き議案審査を行いますが、議案所管関係部署の職員の座席移動のため、10分間休憩いたします。              休憩 午後1時41分              ~~~~~~~~~~~~~~~              再開 午後1時50分 372 ◯委員長(中谷尚敬君) それでは、休憩を解いて、続けて審査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 373 ◯委員長(中谷尚敬君) 議案第69号、平成17年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について、中井水道局長から説明を受けます。中井局長。 374 ◯水道局長(中井利治君) それでは、17年度の生駒市下水道事業特別会計決算につきまして、順次ご説明を申し上げます。  決算書の243ページをお願いいたします。なお、以後、金額につきましては、1,000円未満切捨てをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず歳入でございますが、款1、分担金及び負担金の節1、下水道費受益者負担金でございますが、これにつきまして、調定額と収入済額に約400万円のかい離が生じておるわけでございますが、これにつきましては過年度分の未納額でございます。  次に、款2、使用料及び手数料の節1、下水道使用料でございますが、予算額より約800万円ほど増加しておりますが、これにつきましては、事業の進展に伴いまして、水洗化戸数が増加したことにより使用料増額となったものでございます。  続きまして、244ページ、款3、国庫支出金でございます。これにつきましては、平成16年から17年度への繰越分3,400万円と、平成17年度分1億4,145万円の、合計1億7,545万円を収入いたしております。なお、予算額と収入済額とに差が生じておりますのは、17年事業の一部を翌年度へ繰越ししたことによるものでございます。  次に、款4、繰入金でございますが、これは、下水道事業に当たるため、一般会計から11億4,123万5,000円の繰入れを受けたものでございます。  続きまして、款5、諸収入、雑入でございますが、これは消費税の還付金が主なものでございます。  それから、款6、市債でございますが、これにつきましては公共下水道事業債と流域下水道事業債等でございます。  それから、245ページの一番下でございますが、以上、歳入総額が27億1,760万6,000円でございます。  続きまして、246ページ、歳出につきまして簡単にご説明申し上げます。  款1、下水道費、目1の下水道総務費でございますが、この費目につきましては人件費及び一般事務に係る経費でございますが、主なものといたしましては、節13、委託料、下水道台帳の作成委託料や下水道料金徴収委託料で、ほぼ予定どおりの執行でございます。  続きまして、247ページから248ページにかけましての目2、下水管渠維持費でございますが、この費目は、下水管渠の維持管理に要する経費並びに富雄川流域の下水道使用料負担金に係る経費でございます。内容といたしましては、施策の成果欄に示しておるわけでございますが、管渠及びマンホール等の清掃や補修、そして、マンホール鉄ぶたの入替え等を行い、適切な維持管理に努めたものでございます。  続きまして、248ページの目3、下水処理施設費でございます。この費目は竜田川及び山田川の各浄化センター、また、中継ポンプ場等の維持管理に要した経費で、ほぼ予定どおりの執行でございます。  なお、節15の工事請負費におきまして730万円を繰越しさせていただいております。この工事につきましては、竜田川の浄化センターの有機性汚濁物質測定装置UV計の更新に際しまして、国庫補助の追加内示を本年の2月13日に受けたことから、繰越明許をさせていただいたものでございます。ただし、本工事につきましては既に7月に竣工いたしております。  続きまして、250ページの目4、公共下水道管渠整備事業費でございます。この費目は、竜田川及び富雄川処理区における管渠の整備事業に要した経費でございますが、事業成果といたしましては、施策の成果欄にも示しておりますとおり、管渠の総延長約5,480メートル、管渠整備及び23.6ヘクタールの面整備に努めたわけでございます。  なお、節22の補償補填及び賠償金で約3,800万円の不用額が生じておるわけでございますが、これは、水道管、ガス管等の移設補償対象件数が当初予定より少なかったためでございます。また、この目におきまして、8件の工事等で3億2,870万円を平成18年度へ繰越しさせていただいたわけでございますが、1カ所を残しましてすべて工事は竣工いたしております。  続きまして、目5、流域下水道事業費でございます。県の事業でございます大和川上流流域下水道事業におきまして、流域幹線管渠の整備や奈良県浄化センター施設の整備費として応分の負担を行ったものでございます。  続きまして、款2、公債費でございますが、これは、現在までの下水道事業に伴う借入起債の償還元金及び利子として支出をいたしたものでございます。  252ページ、最後でございますが、以上、歳出総額27億675万6,000円でございます。  なお、翌年度繰越額といたしまして3億3,600万円を繰越明許させていただいておるものでございます。  以上、簡単ではございますが、説明を終わります。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 375 ◯委員長(中谷尚敬君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。西口委員。 376 ◯委員(西口広信君) 250ページの公共下水道についてちょっとお伺いしたいんですけど、これは平成17年度のことでございますけど、今後の着工の計画というのはどうなっておるのか。といいますのは、今まで、竜田川から西、つまり西菜畑、壱分西、私が住んでいるところ、有里、萩原というようなところは、下水は全然ごぶさたであきまへんねん。今日、出勤したら、通水されるということもちょっとお聞きしたんですけど、そういう中で、これからの計画、分かっていたら、分かっている範囲で結構ですので、是非教えていただきたいと思います。 377 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 378 ◯下水道課長(宮本正興君) ただ今のご質問ですけど、現在、一部、奈良西幹線の西側エリア、重立って事業認可区域外となっております。今般、11月に奈良県の下水道、竜田川幹線管渠が本しに到達、接続することにより、併せもって、私ども、18年度、本年度に事業認可の拡大申請を県の方へさせていただくところでございます。その拡大のエリアの中には、基本的には竜田川の幹線エリア並びに富雄川幹線エリアで、竜田川につきましては、今ご指摘のとおり、竜田川西エリアの奈良西幹線の沿道周辺地域の一部ですけど、そういう地域も併せもって計画として含んでおります。 379 ◯委員長(中谷尚敬君) 西口委員。 380 ◯委員(西口広信君) 「私ら、同じ税金を払うて、何でやってくれへんのか。」私はほんまに議員として、これを一番しょっちゅう言われています。もうちょっと待ってくれ、もうちょっとしたら県からのが来たらいけまんねんと言うてますねんけど、やはり同じように、ただ壱分でも東はほとんどもう、おかげさんで入れていただきまして、有り難いことで喜んでくれてまんねん。西は皆目でんねや。 381 ◯委員長(中谷尚敬君) それは区域に入ってないねや、区域に。 382 ◯委員(西口広信君) いや、それを。 383 ◯委員長(中谷尚敬君) 入れるのがが大変やねん、これは生駒市だけでできひんから。 384 ◯委員(西口広信君) もうこれ以上言いまへんけど、ひとつよろしくきちっと入れてもらうように。 385 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに。渡辺委員。 386 ◯委員(渡辺ますみ君) ちょっと数字のことを教えていただきたいんですけど、247ページの老朽化した人孔の鉄ぶたをロック式に替えという、マンホールのことなんですけど、老朽化したから113カ所ということなんですけど、このマンホールの数というのは生駒市内全体で。数えたことない。難しい。マンホールのふたです。 387 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 388 ◯下水道課長(宮本正興君) マンホールの数につきましては、現在、汚水マンホールは1万トンで242基でございます。 389 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 390 ◯委員(渡辺ますみ君) 113カ所、今回取り替えて、マンホールのふたというのを見ますと、前よりかデザインなんかも良くなったりして、一つの単価というんですか、多分それ、大分上がっているんじゃないかなと思うんですけど、それだけ教えてください。 391 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 392 ◯下水道課長(宮本正興君) 今、マンホールふたの購入の単価のことですね。原材料の購入としまして、17年度は25トン用、車道用に用いるトン数のマンホール、これにつきましては50組、単価契約にいたしまして6万2,000円でございます。また、14トン、一般車道等に用いるマンホール、これを90組購入いたしました。これは単価5万4,000円でございます。原材料購入として購入させていただきました。 393 ◯委員(渡辺ますみ君) 結構です。終わります。 394 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 395 ◯委員(稲田欣彦君) 今、渡辺さんの方から質問があった、これは、老朽化したところから順番に取り替えていくという話やね。それね、一万何ぼもあるのに一気にいかへんけども、最近、いわゆる変な泥棒がはやっているわな。溝のグレーチングでも持っていくとか、マンホールのふたとか、これはやっぱりロック式にしたらそんな簡単に開けられへんねやろ。どうやの。簡単に盗めるの。 396 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 397 ◯下水道課長(宮本正興君) 現在はもう、ロック式の構造に替えております。 398 ◯委員(稲田欣彦君) そのロック式にしたら、そんな簡単に取られへんわけやろ、泥棒としたら。 399 ◯下水道課長(宮本正興君) はい。 400 ◯委員(稲田欣彦君) せやから、そういう意味で、それこそ老婆心やけど、ふた取られたらえらいことやわな。ものすごい事故の原因になるさかい、できるだけスピードアップしてもろうてやってもろうた方がええのと違うかというふうに思うんやけども、これからは計画的なあれでやるの。 401 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 402 ◯下水道課長(宮本正興君) これにつきましては、現地調査等、不具合が生じた場合、例えば車道等で鉄ぶたのゆがみとか、音鳴りとか、そういうものがなってきますと、私どもの職員が巡回しておりますし、そういうところを適宜させてもらっております。  17年度に鉄ぶたを替えたところにつきましては、鹿ノ台とか東生駒3丁目及び市内一円でさせていただいております。 403 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 404 ◯委員(稲田欣彦君) そういうことで、ちょっと計画的にスピードアップしてもろうたら一番有り難いなと思います。  それともう一つちょっと。 405 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 406 ◯委員(稲田欣彦君) これはちょっと勉強不足なんですけども、250ページに、いろいろ工事をやったところ、やるところ、並んでいますけども、工法的に、ここに書いてあるやつは皆、開削ですね。シールド、あるでしょう。どういうところがシールドでやって、どういうところをこの開削でやるのか。 407 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 408 ◯下水道課長(宮本正興君) 基本的には開削工事ということで進めさせていただいております。場所等につきましては推進工法でさせていただきます。例えば大きな道路、国道クラスを横断するところ、また、富雄川等の河川を横断するところ、そういうところで、あとは土かぶりが4メーター以上深くなってきますと、基本的には推進工法をとらせていただいております。 409 ◯委員長(中谷尚敬君) 稲田委員。 410 ◯委員(稲田欣彦君) というのは、開削でやると、どうしても期間が長いし、交通障害がひどいわけやね。せやから、その辺で、素人考えやけど、もうちょっと工法的にやれんものかなと。それはやっぱり無理なの。 411 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 412 ◯下水道課長(宮本正興君) 開削工法につきましては、やはり周辺の方に多大なご迷惑をお掛けいたしますので、1日に工事できる範囲は、塩ビ管1本4メーターものですけど、それを2本、8メーターぐらいが、朝の9時から5時ぐらいまでに掘って埋めて、また戻すという作業を開削でやっていきます。  推進につきましては、基本的に、推進を入れていく縦穴工、縦ぐいなんですけど、それは、発進する縦工を掘るスペースがなかなか確保できないところで、狭あいな道路でしたら、やはり推進の難しいところはあります。 413 ◯委員(稲田欣彦君) 分かりました。 414 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。西委員。 415 ◯委員(西 ふみ子君) 243ページですが、歳入で、分担金、負担金、ここで収入未済額402万、これは先ほど過年度分の未納だと、こういうふうに言われたんですけれども、今、この46ページに書かれているように、本年度の供用開始区域の中で、竜田川処理区なんかはまちの中心部なんですけども、3年ほど前に一般質問もさせていただいたんですが、1平方メートル当たり400円の分担金だから、例えば200平方だったら8万円要りますわね。しかし、かなりご高齢で一人暮らしのところなんかは、まず分担金を出して、それから自分の家から道路までのところは自分の費用でやりなさいというようなことでされていて、そのときに、お金が必要なら50万貸しますよという貸付制度もやっていますけれども、実際は、かなり前から用意なり何なりをしておかないと、負担というのがどうしてもしづらくなるということはあると思うんです。東松ヶ丘は3年ぐらいかけてやって、私のところの辺りだと、18年度の3月ごろからというのがかなり遅れていますけども、それでも、何の通知もないんですよ。役所に行ってちゃんと確認をしているから分かっているものの、地域の住民には、今度はあなたの区域がこのぐらいの時期になりますよ、それから、お金はこのぐらいかかりますよというようなことも、かなり事前に知らせておくことが必要じゃないかなというふうに思いますけど、その辺はどうなっていますか。 416 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮本課長。 417 ◯下水道課長(宮本正興君) 現在、下水道工事に入る場合には、ほとんどと言っていいぐらい地元説明に入らせていただいております。その中で、事業に必要な下水道工事の概要並びに受益者負担金、排水設備工事等の、一応、市民の皆さん方がしていただかなきゃいけないこと等を説明させていただいているところでございます。  ただ、今現在は、設計段階でも地元説明に入るようになっておりますので、その辺で前もっての受益者負担金等の説明もさせていただいていくところでございます。 418 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 419 ◯委員長(中谷尚敬君) ないようですので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員の質疑等に入りますが、何かございますか。宮内議員。 420 ◯委員外議員(宮内正厳君) この決算書に載っているか載っていないか分からないんですけど、以前、竜田川の処理場でホタルの試験的な飼育等を長年やっておられたというふうに思うんですけども、これは今現在、平成17年度はどうなっていますか。 421 ◯委員長(中谷尚敬君) 中谷センター長。 422 ◯竜田川浄化センター所長(中谷正一君) ホタルの飼育につきましては、天候の異変とか、また、えさになりますカワニナ等の確保等々が難しくなりましたので、平成15年度を最後に、今現在、ホタルの飼育をやっておりません。流域の下水道の到達する工事等にも伴いまして、それも一つの要因、また、近隣等、非常に交通渋滞になっておりますので、そういった面につきましても、危険性もあるということになっておりますので、15年度を最後にホタルの飼育をやめたと、こういうことでございます。  当初の目的でありました処理水の関係等の部分につきましては、地域住民の方にも既にそうしたPRも行き届いたということもございますので、そういった面も含めましてやっております。以上でございます。 423 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 424 ◯委員外議員(宮内正厳君) 子どもたちにとっても、極めて環境教育にとって有益な形で、また、一定人気があったというふうに私は承知しておるんですけど、カワニナが突然いなくなったのかどうなのかという、ちょっと疑問な点はあるんですけど、やはり行政としての位置付けの問題も私はあるのではないかと思うんです。その辺では、交通需要が、以前からあそこはなかなか厳しいところでもあった、一定の駐車場スペースもあるということでいけば、私は、以前と大きくは変わらないというふうに理解しておるんですけど、その辺、位置付けとしては、やめることに傾斜してしまったんだけども、これから、再度、環境問題ということでいえば、極めて重視していただくということで、もちろん、それを飼育するための専門的な知識というのか、経験を持った人が必要になってくるということだと思うんですけど、その辺も人的な配置、以前経験された方が前におられますけど、その経験を継承するということも含めてやっていただくというのが私は大事ではないかと思います。以上です。 425 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにないようですので、以上をもって委員外議員の質疑等を終結します。
     以上をもって、議案第69号に係る質疑等を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 426 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、議案第71号、平成17年度生駒市水道事業会計決算の認定について、中井水道局長から説明を受けます。局長。 427 ◯水道局長(中井利治君) それでは続きまして、平成17年度生駒市水道事業会計決算につきましてご説明申し上げます。別冊となっております決算書の1ページをお願いいたします。  まず初めに、事業全般の概要でございますが、平成17年度におきましても、送水設備の整備や排水管の布設替え、また、各施設の修繕や器具類の取替え、そして、自己水確保のための削井工事など、水道水の安定供給のための施策を積極的に実施いたしたところでございます。  また、地震などの災害時におけます水道水を確保するため、緊急時の給水拠点確保事業としまして、生駒中学校のグラウンド内に緊急耐震貯水槽の設置工事に着手をいたしたものでございます。  一方、昨年度は6月中旬ごろから非常に降雨量が少なく、奈良県営水道の室生ダムや大迫ダムの貯水量が著しく減少したわけでございます。奈良県におきましても渇水対策本部が設置されまして給水の調整がなされたわけでございますが、私ども生駒市におきましても県水の給水制限を受けたわけでございます。幸い、市民の方々や関係機関の節水協力によりまして、生駒市におきまして給水制限をすることなく対処することができたわけでございます。  続きまして、アの業務概要でございますが、これにつきましては後ほど6ページでご説明申し上げます。  イの建設改良工事につきましては、排水管の布設替えや新設改良、そして、送水設備工事等を実施したわけでございますが、これら建設改良工事の概要につきましては3ページから6ページに科目別に記載をいたしておりますので、ご清覧おき、よろしくお願いいたします。  それから、ウの経営状況でございます。給水収益が前年度より減となったものの、事業費用におきましては、修繕費や委託料など各経費の抑制に努めた結果、当年度純利益は約15万円となったわけでございます。  続きまして6ページをお願いいたします。業務量に関する事項でございますが、主なものといたしまして、表の4行目、年度末給水人口でございますが、これにつきましては、お陰様で簡易水道を上水道に統合することができたことなどから、普及率は100%ということに相なったわけでございます。  また、表の真ん中ぐらいでございますが、年間総配水量は、昨年に比べまして約9万3,000?ほどの減少となっております。  また、表の下から5行目の有収率でございますが、93%と非常に高い数値を堅持することができたわけでございます。  それから次に、表の下の供給単価と給水原価でございますが、これにつきましては、おのおの1?当たり213円15銭、それから220円55銭ということに相なったわけでございます。  次の7ページから8ページ、給水原価構成表、それから、9ページの会計に係る事項等につきましては、よろしくご清覧おき賜りますようお願いいたします。  12、13ページをお願いいたします。決算処理についてでございます。  (1)の収益的収入及び支出の、まず収入でございますが、第1款の事業収益の表、右側、13ページでございますが、予算額に比べ決算額の増減欄でございますが、1億1,139万5,000円の減となっております。これにつきましては、予算額より減収となったのは、表の第1項、営業収益のうちの給水収益が減少したことが第一の理由でございます。  次に、その下の支出でございますが、第1款の事業費用の表、右側のページの予算額の合計から決算額を差し引きました1億2,394万6,000円が不用額となっております。この不用額の主なものといたしましては、職員の減による人件費の減及び修繕費や委託料など各経費の抑制に努めたことによるものでございます。  次に、14、15ページをお願いいたします。  (2)の資本的収入及び支出の、まず収入でございますが、第1款、資本的収入の表右側の予算額に比べ決算額の増減欄で4,713万4,000円の減となっております。これは、第2項の納付金と第4項分担金におきまして、予算額に比べ増収となったわけでございますが、第1項の寄付金におきまして、予定いたしておりました開発等の変更により減収となったことによるものでございます。  続きまして、その下の支出でございますが、第1款、資本的支出の表右側の予算総額の合計欄から決算額、そして、翌年度繰越額の合計を差し引きました2億3,872万8,000円が不用額となったわけでございます。この不用額の主なものといたしましては、国道168号線バイパス工事や宅地開発に伴います送水施設工事など、関連事業の進ちょくに合わせまして翌年度に予算の組替えを行ったことなどによるものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。これは経営成績を明らかにする損益計算書でございます。まず、営業収支でございますが、1の営業収益の合計額より2の営業費用の合計額を差し引きました、右側に書いておりますが、真ん中ぐらいでございます、698万5,000円の営業利益が生じたわけでございます。また、営業外収益におきましては、その下、最終的に277万6,000円の営業外損失が生じました。これら、経常利益といたしましては、4と5の真ん中に書いておりますが、420万8,000円の経常利益と相なったわけでございます。さらに、5、6の特別収支を計算いたしまして、下から3行目、当年度純利益といたしましては15万7,000円となりました。これに前年度の繰越利益剰余金を加算いたしまして、当年度未処分利益剰余金といたしましては、一番下の9,394万5,000円となったわけでございます。  17ページから18ページにかけましては剰余金の計算書でございますが、これにつきましては、21ページの貸借対照表に記載をいたしております剰余金が年度中にどのように変動したかを示しておるものでございます。  続きまして、19ページをお願いいたします。剰余金処分計算書でございますが、これにつきましては、当年度純利益のうち、地方公営企業法第32条第1項の規定に基づきまして、法定積立金である減債積立金に当年度純利益の20分の1を下回らない金額である1万円を積立ていたしまして、残り9,393万5,000円を翌年度繰越利益剰余金といたしたものでございます。  最後に、20ページから21ページの貸借対照表でございます。本表につきましては、企業の財産状況を明らかにするものでありますが、20ページの1の固定資産の合計額、ちょうど真ん中ぐらいに示しておりますが、221億4,142万8,000円と2の流動資産の合計額21億6,099万7,000円を合計いたしまして、一番下に書いております資産合計243億242万6,000円となったわけでございます。  また、21ページの負債の部の3の固定負債と4の流動負債を合わせた負債合計は、右側でございますが、ちょうど3行、4行目ぐらいで1億1,837万1,000円となっております。  また、資本の部の資本金合計と6の剰余金、下から3行目にございますが、これを合計いたしまして、資本合計は241億8,405万4,000円で、これに先ほどの負債合計を合算した負債資本合計は、一番下に書いております、243億242万6,000円となるわけでございます。すなわち、20ページの資産合計と合致するものでございます。  なお、固定資産の増減状況を示す固定資産の明細表につきましては28、29ページに、そして、借入れ資本金である企業債の明細書につきましては、次の30、31ページに明細書を添付させていただいております。ご清覧おき、よろしくお願いいたします。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 428 ◯委員長(中谷尚敬君) 説明は終わりました。  これより委員よる質疑等に入ります。質疑等はございますか。西委員。 429 ◯委員(西 ふみ子君) 9ページのところに重要事項として、真ん中ぐらいに、給水分担金の取扱いについては4分の3を資本的収入、それから、4分の1を収益的収入にするということが書かれておりますが、かなり後ろの方で見まして、16ページのところの営業外収益の(1)、(2)と書いてあるところに5,090万5,000円というのと、それから、17ページの真ん中ぐらいにある給水分担金当年度発生高1億5,271万5,000円という給水分担金が書かれているんですけども、その意味合いというか、ちょっと教えてもらいたい。 430 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 431 ◯総務課長(北側義恭君) 今ご指摘いただきましたように、給水分担金、総収入の4分の1を3条、つまり収益的収支へ持っていったと。残りの4分の3を4条予算である資本的収支の方へ収入したということで、3対1の比率で分けさせていただいたということでございます。 432 ◯委員長(中谷尚敬君) 毎年聞いていることやな。毎年聞いてるやろ。 433 ◯委員(西 ふみ子君) はい。毎年、議論されてきて、これはずっと平行線というようなことでございますが、今年の予算のところで。 434 ◯委員長(中谷尚敬君) 今年の予算は関係ない。 435 ◯委員(西 ふみ子君) いや、関係はないんですけども、給水人口の将来予測というところでいえば、今、11万6,000ほどの人口ですけれども、それが十二万ちょっとということで余り伸びないということでしたわね。そうしますと、今後、開発等も大きく行われないというようなことになりまして、つまり給水分担金もそれほど入ってくるわけではないということになろうかと思うんです。そういう場合に、これまで水道の担当の方では、これを長期的な基盤安定のために4条予算に4分の3を入れるんだ、3条予算には4分の1だというふうに言っていましたけども、長期的基盤安定のためということを考えたら、不確定な、伸びの余り期待できないそれを資本的なところに入れるというのは、今の時期、やっぱり考える必要があるんじゃないかと思うんですけど、いかがでしょうか。 436 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 437 ◯総務課長(北側義恭君) 今ご指摘いただきました、3条収入した場合、4条へ収入した場合の違いということになろうかと思います。  まず1点目は、3条へ入れますと、当然ながら黒字が発生すると。4条へ入れますと、当然ながらそういったものは、資本的収入で建設改良に充当するということでございます。しかしながら、経営的、長期的に見ますと、やはり黒字をどうした使い道にするかといいますと、これはもう当然ながら議会の議決を得てご承認をいただくことになっていくわけですけれども、長期的に見た場合、私ども考え方といたしましては、その繰越利益剰余金を建設改良積立金というふうに持っていき、そして、将来、資本的収入へ補てんというような考えを持っている次第でございます。 438 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 439 ◯委員(西 ふみ子君) 大和高田とか五條とか香芝なんかは、むしろ3条予算の方に入れているということも言われていましたけども、それらについて研究はされたりしていますか。 440 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 441 ◯総務課長(北側義恭君) 今おっしゃられました大和高田なんかを事例にとりましても、やはりそれは高料金対策の一環としてそういった財政措置をとっておると。しかしながら、生駒市の場合につきましては、長期的経営基盤を見ました場合、やはり現行の比率を維持するというのが一番最適だと思っております。 442 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 443 ◯委員(西 ふみ子君) それはまた、専門的な人もおりますので、ずっと平行線で行くかと思いますが、もう一つだけお聞きしたいんですが、一番最後の方で、財産目録みたいなのがありましたね。そこでずっと見させてもらいますと、災害だとか、事故だとか、あるいはものすごい渇水だとかいうようなときには、どうも給水車とかそういうふうなものも必要なんじゃないかというふうに思うんですが、それなんかは何台ぐらい所有しておられるんですか。 444 ◯委員長(中谷尚敬君) 袋口課長。 445 ◯工務課長(袋口昌彦君) 給水タンク車、2トン車と1トン車で計4台、それと、給水タンク、ポリエチレン製品が20台、加圧式、重力式、全部入れて26台、それ以外に、自立式簡易水槽、現地据え置き20台、それ以外にまだ、緊急用の資機材として持っています。 446 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 447 ◯委員(西 ふみ子君) ほんなら、予測される事態にはほぼ対応できるというふうになっているということですか。 448 ◯委員長(中谷尚敬君) 袋口課長。 449 ◯工務課長(袋口昌彦君) 資機材並びに緊急飲料水につきましては、今のところ、全域というあれにはなりませんけども、11万6,000の3日間の対応はできるように確保させていただいています。 450 ◯委員(西 ふみ子君) 分かりました。それでいいです。 451 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。渡辺委員。 452 ◯委員(渡辺ますみ君) 一番最初の業務概要の説明で、17年度は給水人口が11万6,000人、前年度に比べると1,300人以上の人が増えたというにもかかわらず、0.96%の減になったと。その理由で、渇水による節水などの影響等もありと書いてあります。これはもちろん、これがほとんどだとは思うんですけれど、最近ちょっと私、いろんなお水のことに関して聞く話によりますと、各家庭で飲料水を、水道水じゃなくて、例えばこういうペットボトルとか、あるいは自分たちの家でそういった飲料水を相当買っているんですよね。だから、今年度、17年度は節水が主な影響だったかもしれませんけれども、そういった話題というのが皆さんの中で出てきたことがあるかどうか、懸念する材料になるかどうかということだけ、ちょっとお聞きしたいんですけど。 453 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 454 ◯総務課長(北側義恭君) 今、渡辺委員が申されたとおり、最近は節水型の器具、そしてまた、ペットボトルの普及というものが著しいかと思います。私どもの統計をとりましても、例えば平成13年度、1日1人当たりの平均配水量は333リットル、それが今年度、17年度の数値で見ますと316リットルと。人口が増えているにもかかわらず総配水量が減っておるというのは、これ、現実でございます。  ちなみに、16年度でしたら322リットルということですので、年々減少傾向にあるということに思います。  したがいまして、今後におきましては、個人的な消費の伸びというものは余り望まれないであろうと。これはもう全国的にも言えることでございます。ただ、例えば商業の店舗、こういったものが、今後どういったふうに生駒市の中で影響を与えていくのか、それにつきましては、今後も追跡調査等をしていきたいと思っております。 455 ◯委員長(中谷尚敬君) 渡辺委員。 456 ◯委員(渡辺ますみ君) これ、実際そうなっていると思いますし、私なんかも、なるべく自分の家の水道を飲むようにはしているんですけど、やっぱりこういった便利なものがあると、ついついそちらの方に依存してしまいますけれども、これからの検討材料で、また、よろしくお願いします。以上です。 457 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 458 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに質疑等がないようですので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。宮内議員。 459 ◯委員外議員(宮内正厳君) 先ほど委員さんの中から分担金等の扱いの話が出たんですけども、これ、ご承知のように、以前には分担金、資本的収入、それから収益的収入という形でいえば、収益的収入に100%入れるということを過去の生駒市ではやってきたんですね。それはそれなりの、やっぱり位置付けをされてやってきたということなんですけど、先ほど課長の答弁の中で、分担金を3条予算に入れれば営業収入が増えると。これは当たり前の話なんですね。だから、そういう形でやれば、先ほどの決算書でいけば400万ぐらいの黒字でしたか、これが4条予算からの1億3,000万余りでしたか、お金をここへ入れれば、一億数千万円の営業利益として上がってくるんでうすよ。そういうことなんですよね。  そういう点でいけば、今の会計処理のやり方が、私は極めて問題があるのではないか、またあるいは、改善する余地があるのではないかということを過去に何度か指摘をさせていただいたところなんです。  それで、前にも聞いたことがあるんですけど、企業会計原則では。(発言する者あり)静かにしてください。 460 ◯議長(酒井 隆君) 案件変えなさい。 461 ◯委員外議員(宮内正厳君) 酒井議員殿、静かにしてください。妨害をしないでください。(発言する者あり)  企業会計原則では、いわゆる加入金、つまり名前を変えて言えば分担金ですね、その辺の扱いについては、営業収入扱いとするということで、そういう形で私なんかが読んでいる本ではそう書いています。それが、残念ながら、生駒市の場合、前任者から含めて水道事業会計ではそういう扱いをしない。もちろん、今言ったように、過去にもそういう扱いをした時期もあったということなんですね。その辺では、改善をする、研究もするということが、水道企業会計、収益的な企業会計を黒字にするという意味においては、極めて適切なやり方ではないかと私は思っておるんです。その辺はどういうふうにお考えですか。(発言する者多し) 462 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 463 ◯総務課長(北側義恭君) 今、宮内議員からいただきましたご意見も参考にしつつ、今後、経営分析等を踏まえた上でより良い方向に持っていきたいと思っております。 464 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 465 ◯委員外議員(宮内正厳君) なかなか、以前の答弁とは違う。そういう感じの思いをしたということですね。  それから、先ほど、分担金の扱い、4条予算に残った分を入れた場合の話なんですけど、それと関連するんですけど、決算書では5億1,000万ぐらい減価償却されていますね。これ、当然、給水分担金、住民が負担したものであって、それで施設を造ると。その施設を、また減価償却を行う、こういうことをやれば、水道料金として住民が負担する料金にはね返る仕組みになるんですね。前からご指摘申し上げているように、住民への二重負担ということで、今そういう意見も上がってきて、この辺の再検討も含めてされているのではないかというように私は思っておるんですけど、その辺についてはどうでしょうか。 466 ◯委員長(中谷尚敬君) 北側課長。 467 ◯総務課長(北側義恭君) 今ご指摘いただきました給水分担金をもって取得した固定資産、これを減価償却費に充てがいますと二重負担というご意見でございますけれども、少し、決算書の9ページをご覧いただけたらと思います。9ページの下から2つ目の項目でございます。エの部分、受贈財産及び配水施設工事納付金をもって取得したものの固定資産につきましては、現在、みなし償却をいたしております。こういうふうに、生駒市の水道局も1対1、つまり取得したものがどの固定資産に該当するかという限定をされる場合には、今ご指摘いただいたように、二重負担にならないようにみなし償却をしておると。ですから、今ご指摘いただいた部分につきましては、もう既に盛り込み済みの決算だということでひとつご理解をお願いしたいと思います。 468 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 469 ◯委員外議員(宮内正厳君) それともう一点、福祉減免のことなんですけども、ご承知のように、生駒の水道局も入っている水道協会、そこで、料金減免措置など福祉料金についてという形でここに書かれておるんですけど、福祉施策等社会政策的配慮として実施する低料金制度、料金減免など、この国の施策を超えて地域の特性に応じて実施する料金減免措置等は市町村の一般財源で負担すべきであるという形で、生駒市も入っておられる水道協会が出しておられる本の中にそういう一文もあると。もちろん、前も指摘させてもろうたように、奈良県の水道の関係する審議会等でも、一定そういう見解と同じような方向を示されているということなんです。  そこで、私も以前、福祉減免ということで条例を、私個人として、共産党議員団としても出させていただきました。中に、特に経済状態がこういう冷え込む中で、利用者の中には基本料金の枠内で収まるよう努力されている方が増えてきているということなんです。その点でいけば、これは水道事業会計の中でやるのかということで言えば、今読み上げたように、一般施策としてやれるということが、水道協会等でもやはり検討すべきである、そういう方法はあるんですよというご指摘もあるということなんですけど、その辺について、以前、市長は3月議会のとき、生活保護との関係で、なかなか越えがたい問題があるというふうな答弁をされておるんですけど、ただ、八幡市であるとか、ほかの市町村では、生活保護世帯も含めてやっておられるということを考えれば、この辺は十二分に検討する価値があるのではないかというふうに思うんですけど、その辺はどうでしょうかね。 470 ◯委員長(中谷尚敬君) 中井局長。 471 ◯水道局長(中井利治君) 今ご指摘のように、たしか3月予算議会のときも市長の方から研究をするということで回答されたと思います。その研究をすべく、私どもも、今、市長の方から指示を受けて先進地等々の研究をいたしております。そういった状況でございます。 472 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 473 ◯委員外議員(宮内正厳君) ありがとうございます。  研究中だということなんですけど、来年度予算ということでいけば、3月には成文化したものを出さなきゃならないということですから、ちょうど今のこの時期が最終の詰めだというふうに思うんですけど、前向いていかれるよう強く要望しておきたいと。以上でございます。 474 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに質疑等がないようでございますので、以上をもって、議案第71号に係る質疑等を終結いたします。  以上をもって、環境文教委員会の所管に係る決算議案に対する質疑等を終結いたします。  暫時休憩いたします。              休憩 午後2時43分              ~~~~~~~~~~~~~~~              再開 午後3時0分 475 ◯委員長(中谷尚敬君) 休憩を解いて、引き続き審査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 476 ◯委員長(中谷尚敬君) それでは、都市建設委員会の所管に係る各議案について順次審査を行います。  まず、議案第63号、平成17年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。初めに田中建設部長。 477 ◯建設部長(田中利夫君) それでは、一般会計のうち建設部の所管に係ります費目につきましてご説明申し上げます。  決算書の131ページから132ページにかけましての目1、土木総務費でございます。
     この費目は、職員の人件費と道路の官民境界明示及び証明の発行等、道路の管理業務に要した経費でございます。ほぼ予定どおりの執行となってございます。  次に、133ページから134ページにかけましての項2、道路橋梁・河川費、目1、道路橋梁総務費につきましては、職員の人件費と市道用地の整理事業に伴います測量、登記並びに道路台帳整備等に要した経費でございます。  事業といたしましては、平成16年度より着手いたしました市道の番号化でございますが、平成17年度に主要な幹線市道の23路線につきまして番号化を実施いたしました。また、道路明示位置、道路境界確定図等の検索、照会などにつきまして、業務の迅速化及び効率化を図るため、道路等管理システムを導入いたしました。これらにつきましても、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、134ページから135ページにかけましての目2、道路橋梁維持費でございます。本費目につきましては、生活基盤となる市道の安全、快適で円滑な通行の確保のため、道路諸施設の維持補修と歩行者空間等の整備に要した費用でございます。  道路舗装補修工事といたしまして、高山町地内の第2高山北田原線ほか133路線の路面整備を行うとともに、道路構造物等の維持補修といたしまして、菜畑壱分線ほか89路線につきまして補修工事を実施いたしまして、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、135ページから136ページにかけましての目3、道路橋梁新設改良費でございます。本費目は、狭あい市道の拡幅整備や集落間の円滑な交通と生活道路の利便性向上を図ることにより、安全で快適な市民生活を確保するための市道整備に要した費用でございます。  事業といたしましては、宝山寺参詣線、芝山田線支線12号、小明上線、また、南生駒駅周辺整備事業ほか11路線の道路改良を実施いたしました。  節15の工事請負費、節17、公有財産購入費の不用額につきましては、有里藤尾線道路改良事業におきまして、用地交渉が難航したことによりまして用地取得ができず、工事着手に至らなかったこと、また、ほかの道路改良工事におきましても、用地確定作業等に不測の時間を要したため用地買収に至らず、工事等に着手できなかったため、それぞれ不用額が生じたものでございます。  また、節15の工事請負費のうち、宝山寺参詣線、芝山田線支線12号の道路改良工事におきまして、地下埋設物調査や地元調整に時間を要したため工事着手が遅延したことにより、7,558万6,650円を繰越明許費として平成18年度に繰越しさせていただいております。  なお、宝山寺参詣線、芝山田線支線12号の両路線につきましては、9月末に竣工いたしております。  次に、136ページから137ページにかけましての目4、河川費でございます。本費目につきましては、雨水等の円滑な流水の確保を目的に、市が管理いたします河川及び水路の維持や、水路及び道路排水施設等の補修、改修に要した経費でございまして、ほぼ予定どおりの執行となってございます。  事業といたしましては、市内43カ所の河川・水路の清掃や合流管台帳の整備のほか、河川・水路等の改修工事といたしまして、高山町地内長谷川河川改修工事や東松ヶ丘線支線5号排水管、また、小平尾町地内排水路、山崎水防倉庫の整備など、市内の水路及び道路側溝等の整備を141カ所実施いたしました。  次に、139ページから140ページにかけましての項3、都市計画費、目2、街路事業費でございます。本費目につきましては、都市計画道路松ヶ丘通り線、谷田大路線、元町菜畑線及び駅前東線の道路拡幅に係ります道路用地の買収及び移転補償等に要した費用と、本4路線におけます道路改良工事、歩道整備工事、用地管理工事に要した費用でございます。  なお、節15、工事請負費、節17、公有財産購入費、節22、補償補填及び賠償金で不用額が生じておりますが、これは、谷田大路線及び松ヶ丘通り線での公図訂正作業や筆界確認及び用地交渉等に時間を要したため用地買収に至らなかったことに伴い、関連する工事に着手することができなかったことによるものでございます。  なお、谷田大路線、駅前東線の街路事業におきまして5,390万円を繰越明許費として翌年度に繰越しをさせていただいております。なお、谷田大路線においては11月末には支障物等の移転完了を予定いたしております。また、駅前東線におきましては、支障建物等の撤去時期の関係から、工事着手に遅れが生じておりましたが、既に工事発注をいたしておりまして、来年1月下旬には完了の予定をいたしております。  飛びまして、145ページをお願いいたします。145ページから146ページにかけましての項4、住宅費、目1、住宅事業費でございますが、これは、市内4カ所の市営住宅についての内装改修工事、修繕等の維持管理費及び特定優良賃貸住宅家賃減額助成に要した経費でございまして、ほぼ予定どおりの執行となっております。  大きく飛びまして、181ページをお願いいたします。款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、現年度道路河川災害復旧費でございますが、平成17年度には、幸いにして大きな災害等がございませんでした。よって、工事等の支出はございません。  以上、一般会計のうち建設部の所管に係ります決算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 478 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、坂本都市整備部長。 479 ◯都市整備部長(坂本好司君) 続きまして、都市整備部の所管に係ります費目につきましてご説明を申し上げます。  まず、132ページから133にかけての款6、土木費、項1、土木管理費、目2の建築指導費についてでございます。この費目につきましては、関係職員の人件費と、特定行政庁として建築基準法に基づく建築確認事務や各種許認可事務等に要した経費及び建築審査会の運営に要した経費が主なものでございます。  平成17年度におきましては、災害に強いまちづくり施策の一環として、木造住宅の所有者が行う耐震診断に対する補助制度を平成16年度から引き続き行い、既存建築物の耐震性の向上に向けた事業を実施いたしました。  次に、少し飛びまして、137ページから138ページにかけての款6、土木費、項3、都市計画費、目1の都市計画総務費についてでございます。この費目につきましては、関係職員の人件費と、都市計画審議会及び開発事業審議会の運営に要した経費、また、平成20年度ごろに予定されております第5回の線引き、用途地域等の定時見直しの基礎資料とするため、現在定めている線引き、用途地域の各境界線のうち、道路や河川等の現況調査、また、建築物の高さや階数に関する調査等各種都市計画調査の実施や、都市計画の変更に伴います都市計画図の原図修正及び作成に要した経費が主なものでございます。  続きまして、140ページから141ページにかけましての目3の公園整備費につきましては、関係職員の人件費や公園緑地、街路樹及び生駒山麓公園の維持管理に要した経費を始め、花のまちづくりセンターふろーらむの講習会、イベント等の管理運営経費や、矢田丘陵遊歩道において、水辺を活用した木製デッキ等の設置に要した経費、緑の基本計画を推進するため、花と緑と自然の発見ツアーや井戸端会議の実施など、(仮称)市民交流サロンの設置に向けた活動の支援に要した経費、また、市民主導により、楽しく使いやすい公園にリニューアルするためのコミュニティパーク事業及び俵口児童公園の拡張を始めとする市内各公園の整備に要した経費が主なものでございます。  なお、節13の委託料の3,600万円余りの不用額につきましては、生駒山麓公園の管理を委託しております生駒市ふれあい振興財団が賃金、需用費などの経費の節減に努めたこと並びに地内各公園等の維持管理委託料が安価で執行できたことにより執行残が生じたものが主なものでございます。また、節15の工事請負費の4,600万円余りの不用額につきましては、コミュニティパーク事業の計画立案のための市民ワークショップに日時を要したこと並びに矢田丘陵遊歩道のサイン設置工事におきまして一部の所有者の理解が得られなかったため、やむなく次年度の施工となったことが主なものでございます。  続きまして、142ページの目4の生駒山麓公園ふれあいセンター費でございます。この費目につきましては、ふれあいセンターの管理をふれあい振興財団に委託いたしました経費、また、親子のふれあいや、子どもの地域間交流等を深めるこどもフェスタ等の文化振興事業に対し補助を行った経費が主なものでございます。  以上が都市整備部の所管に係るものでございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 480 ◯委員長(中谷尚敬君) 最後に、山本開発部長。 481 ◯開発部長(山本 昇君) それでは、続きまして、開発部の所管に係る費目につきましてご説明申し上げます。  まず、142ページから143ページをお願いいたします。目5、京阪奈新線整備事業費につきましては、京阪奈新線の整備主体であります奈良生駒高速鉄道株式会社に対しまして、軌道やサードレールの敷設工事などに対する補助金と、事業進ちょくに伴う出資金の増額が主な経費でございます。  なお、京阪奈新線整備事業につきましては、平成10年度から事業に着手し、工事を進めてまいりましたが、平成17年12月までにおおむね工事が完了し、試運転、運輸局の検査などを経まして、3月27日に近鉄けいはんな線として開業いたしました。  続きまして、143ページから144ページをお願いいたします。  目6、京阪奈新線関連街路事業費につきましては、京阪奈新線3駅周辺の交通の円滑化を図るために、駅前広場とアクセス街路としての都市計画道路5路線の各街路事業を平成15年度から進めてまいりました。平成17年度は、各路線の駅前広場等の街路改築工事や用地買収などに要した経費が主なものでございます。  なお、大渕鹿畑線の北側工区につきまして、用地買収等に不測の日数を要し、街路改築工事に遅れが生じ、翌年度へ1億4,300万円の明許繰越しをいたしております。他の路線につきましては、事業が完了いたしまして、けいはんな線の開業に合わせて新3駅のアクセス街路、駅前広場として供用開始させていただきました。  続きまして、同じく144ページの下段でございます。目7、北部地域整備促進事業費につきましては、市北部地域の整備に必要な資金を確保し、計画的なまちづくりを促進するための北部地域整備促進基金に、基金運用に伴う利息の積立てを行ったものでございます。  次に、145ページをお願いいたします。目8、生駒駅前市街地再開発事業費につきましては、生駒駅前市街地再開発事業の計画的な財産運用を図るため設置いたしております生駒駅前市街地再開発事業促進基金への積立てでございますが、第二地区の方向性が定まっていない段階であることから、平成17年度は促進基金への積立てを行っておりません。  以上が開発部の所管に係るものでございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 482 ◯委員長(中谷尚敬君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。福中委員。 483 ◯委員(福中眞美君) 141ページのコミュニティパーク事業について、もう少し詳しく、地域のかかわりとか、教えていただけたらと思うんですけど。 484 ◯委員長(中谷尚敬君) 車谷課長。 485 ◯公園緑地課長(車谷 勉君) コミュニティパーク事業につきましては、緑の基本計画に掲げております公園施策の一つとして、以前にもお話し申し上げたんですけれども、市民が愛着と誇りを持っていただくために、街区公園というんですか、一番身近な公園の街区公園を、今までのように行政主導ではなく、住民主導というんですか、市民主導という形で、計画の段階から地域の住民の方々の主導によりまして、ワークショップ方式で工夫を反映してもらうとか、現状の利用の仕方の確認でありますとか、改善策、それから、今後の維持管理等につきまして、あらゆる角度から今まで以上に楽しく使いやすい公園に再整備、リニューアルしていくというのが今のコミュニティパーク事業の目的でございます。  昨年度、17年度で広報等で市民に呼びかけをしました。4自治会から応募がございました。以前も申し上げましたけども、光陽台の自治会でありますとか、壱分の南の自治会でありますとか、ほか、あすか野、それから喜里が丘等の4自治会からあったわけなんですけれども、昨年、いろいろ審査をいたしまして、光陽台の自治会をモデルとして、光陽台の中央公園の事業展開を図っているところでございます。昨年17年度に、先ほど申しましたワークショップという形を市民の方、地域の方の寄り集まりで4回、開催していただきました。結果、計画案がまとまりまして、本年度、市民でやれる工事ワークショップ方式も加えまして、行政は行政でやる部分、加えて、今年度、整備を図ってしまおうと考えておるところでございます。以上です。 486 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 487 ◯委員(福中眞美君) 今、大体分かったんですけど、維持管理についても検討しているということで言われたんですけど、維持管理も、できたらそこの市民でお願いする、また、補助金を出されるのかどうかとか、そういうことも決まっていたら教えていただけますか。 488 ◯委員長(中谷尚敬君) 車谷課長。 489 ◯公園緑地課長(車谷 勉君) 先ほども申しましたように、身近で一番自分たちの公園であると。行政財産なんですけれども、地域の公園だということで、そういう愛着を持ってもらうがために、清掃とか、通常の維持管理についてもお願いしたいなという気持ちで、今後も、そういう部分も含めて地元と調整を図っていきたいと思っていますので。 490 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 491 ◯議長(酒井 隆君) おっしゃっている、この俵口の中央公園というのは光陽台の中央公園ですね、それは、こう上がっていったところのどこら辺の位置に当たる公園を言うておられるの。 492 ◯委員長(中谷尚敬君) 車谷課長。 493 ◯公園緑地課長(車谷 勉君) 場所的には、どう言うたらいいのか。 494 ◯議長(酒井 隆君) 光陽台の入り口から言うてくれたらええ。 495 ◯公園緑地課長(車谷 勉君) 入っていただきまして、それから1つ目のカーブがありまして、まだずっと上へ上るんですけど。西松ケ丘線から入っていただいて初めてのところに公園はございます、1つあるんですけども、それのもう一つ奥へ上ってもらった中央部に面している公園なんですけど。 496 ◯議長(酒井 隆君) ほんなら、本線から階段で上がる公園と違いますねんな。 497 ◯公園緑地課長(車谷 勉君) 違います。 498 ◯議長(酒井 隆君) 分かりました。 499 ◯委員長(中谷尚敬君) 福中委員。 500 ◯委員(福中眞美君) すごいすばらしい取組だなというふうに思っているんですけど、市民と行政が一緒に、協働でということですごく頑張っていただいているというふうに思っているんですけど、やっぱり継続して維持管理もしていただかないといけないと思うので、また、市民も、そういう意味では高揚して一生懸命やってもらうという意識にもなっていただかないといけないというふうに思いますので、是非、継続できるようなやり方、仕組みづくりをきっちり考えていただいて。この間一般質問の方でアダプトプログラムの方もちょっと紹介させていただいたんですけれども、そういうようなのも取り入れるというか、検討していっていただきたいなというふうに思いますので、これは要望でお願いしておきます。以上です。 501 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。西委員。 502 ◯委員(西 ふみ子君) ページ139。昨年度、松ヶ丘通り線のがけの修景というか、そこの設計をするという予算を組まれたと思うんですけれども、調査測量登記、ほかのところもいろいろやっているかと思いますが、修景設計というのはなされたんですか。 503 ◯委員長(中谷尚敬君) 山内主幹。 504 ◯街路事業課主幹(山内眞澄君) 昨年度、17年度におきまして、いままで松ヶ丘通り線のあそこの法面のことなんですが、考えておりましたのは、今の計画幅、幅員9mの道路なんですけども、できるだけそういう形で整備するということでしておったんですが、ああいう、がけから、特に樹木の枝等がはり出すようなうっそうとした状態でございますので、前からちょっと懸念はしておりまして、特にあそこの場所が事業の中で一番、工事としては難航する箇所、特に最大のところで路面から一番上のがけまで17メートル近くありまして。 505 ◯委員長(中谷尚敬君) できへんと言うたれや、そんなもん。できへんやろ。そんな金ないねや。ものすごい莫大な費用が掛かるねやろ。はっきり言うたらええねん。 506 ◯委員(西 ふみ子君) だから、言うてください、とにかく。 507 ◯街路事業課主幹(山内眞澄君) ほんで、斜面を大きく削る方法とか、いろいろ方法を考えまして、なるだけ大きく影響しない形での特殊な法面施工という基本的な考え方で一応まとめております。 508 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 509 ◯委員(西 ふみ子君) それが、設計をするというて予算化したわけだから、やってみたんですかと聞いている。 510 ◯委員長(中谷尚敬君) 山内主幹。 511 ◯街路事業課主幹(山内眞澄君) そうです。そういう形の整備方針を固めるために調査いたしました。 512 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 513 ◯委員(西 ふみ子君) それで、なかなか難工事で難しいということになっているんですか。 514 ◯委員長(中谷尚敬君) 山内主幹。 515 ◯街路事業課主幹(山内眞澄君) 先ほど申しましたように、高低差がかなりある、上の宅地と路面との間があるということがありますので。(発言する者あり)地元のご協力も得ないといかんし、通行者等のご迷惑もいろいろあると思いますけども、何とかする方法は考えております。 516 ◯委員(西 ふみ子君) まあ、いいです。 517 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにありませんか。              (「なし」との声あり) 518 ◯委員長(中谷尚敬君) ないようですので、これにより、委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等はありますか。上原議員。 519 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 大渕鹿畑線の、けいはんな線学研登美ヶ丘駅周辺の交通、道路のことをお聞きしたいんですけれども、都市計画決定がされて、今も工事中なんですけれども、現在から未来に向けてなんですけど、完成はいつになるのかなと思うんです。というのは、すごい渋滞なんです。バス停も真ん中に出てきているし、イオンができたし、ライフがあるしで交差点がいっぱいできちゃったので、その辺の計画の見通しを教えていただきたいと思います。 520 ◯委員長(中谷尚敬君) 平尾課長。 521 ◯北部開発課長(平尾嘉宏君) 今、議員さんご指摘の国道163号線の交差点から登美ヶ丘駅前までの道路の整備のことと存じます。  先ほど部長も申し上げましたように、繰越明許をお願いいたしまして、18年度、鋭意努力をしておりますが、地権者等との交渉の関係と、また、国道の工事の関係がございまして、私ども、工事にかかれるのは来年度、今もかかっておりますけれど、国道の補償と一緒に合わせていこうと考えておりますので、早くて19年度、遅くて20年度。今、歩行者の方とか、周辺住民の方には大変ご迷惑とご不便をお掛けしておりますが、工事中の安全には細心の注意を図りまして工事を進めてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 522 ◯委員長(中谷尚敬君) 上原議員。 523 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 乗用車同士の渋滞はまだいいんですけど、バス停が真ん中に出てきちゃっていて、どうしてもバスがとまっていると、バスを追い越していこうとすると向こうから車が来るということで、その辺、工事中は仕方がないと思うんですけれども、現場とちょっと調整をとり合っていただいて、状況をもし改善できるのであれば、バスが普通の自動車と混合して、お客さんは降りるし、乗る人もいるしということで。しゃあないじゃなくて、危ないので、短期間であればあれなんですけれども、特に4時、5時、6時のラッシュのとき、その辺ちょっと現場を見ていただけたらと思いますので、要望しておきます。 524 ◯委員長(中谷尚敬君) 山本部長。 525 ◯開発部長(山本 昇君) ただ今ご指摘のバス停部分につきましては、今年度、工事をいたしております部分でございますので、その分につきましては、19年度にちょっと入ろうかと思いますけれども、19年度の早い時期に解消すると思っております。そこから163までの間がもう少し時間がかかるということでございますので、今の点、重々、今後検討してまいりたいと思います。以上です。 526 ◯委員外議員(上原しのぶ君) ありがとうございます。結構です。 527 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 528 ◯委員外議員(宮内正厳君) 建築指導費の132ページ、耐震診断を行ったと。補助金交付して49件ということなんですけども、前年度、たしか聞くところによると30件ぐらいでしたか、おととしに比べて去年は増えているということなんですが、申込み件数との関係ではどうなっているんですかね。 529 ◯委員長(中谷尚敬君) 佐和課長。 530 ◯建築指導課長(佐和正朗君) 申込み件数については、公募、16年度は30件で行いました。17年度につきましては60件ということで行ってございます。17年度、当初募集したときには60件すべて集まっておったんですが、年度末ぎりぎりになって1件のキャンセルが出たために59件という結果になっております。 531 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 532 ◯委員外議員(宮内正厳君) それと、耐震診断に対する補助ということだと思うんですけども、診断はしたと。例えば、これは木造等ですね、補強しなきゃならない、リフォームしなきゃならないということも、当然、想定もされる、全部が全部ということではないと思うんですけど。今後の課題ということになると思うんですけど、住宅のリフォームに対する助成、もちろん、一定の制限があるのは当たり前だと思うんです。例えば最高限度額を10万に設けるとか、契約というんですか、対象工事の10%にするとか、いろいろ制約はあると思うんですけど、その辺の見通しはどうですかね。 533 ◯委員長(中谷尚敬君) 佐和課長。 534 ◯建築指導課長(佐和正朗君) 木造住宅の耐震改修補助事業につきましては、今年度からもう既に開始させていただいております。工事費の対象経費を90万として、その3分の1を補助するということで、現在、進めさせていただいております。 535 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 536 ◯委員外議員(宮内正厳君) やっておられるということなんですけども、それを一般に拡大していくと。これが、実は市内業者に対する育成、またあるいは、仕事を行政が一定応援するというんですか、そういうことで言えば、経済効果と、そんな大きなものではないんですけど、今言われた耐震診断における業務だけやなくて、それを広げていくということも、私は今後の課題になるのではないかと思うんですけど、それが建築指導課の対象の仕事であるかどうかは別なんですけど、全庁的に、今後、そういうことも含めて検討方、よろしくお願いしたいということです。以上です。 537 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。
                 (「なし」との声あり) 538 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにないようですので、以上をもって、議案第63号に係る都市建設委員会所管分の質疑等を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 539 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、議案第64号、平成176年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、坂本都市整備部長から説明を受けます。坂本部長。 540 ◯都市整備部長(坂本好司君) それでは、議案第64号、平成17年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算についてご説明申し上げます。  187ページから189ページをお願いいたします。この特別会計は、本市における開発行為及び中高層建築物の建築行為等について、指導要綱に基づく事業者からの公共公益施設整備協力金等及びその運用収入を公共施設整備基金に積立ていたすものでございます。  まず、187ページの歳入でございますが、款1の財産収入につきましては、公共施設整備基金の運用利子として73万1,997円、款2の寄附金といたしまして、公共公益施設整備寄附金として9億7,207万4,490円を収入し、歳入決算総額9億7,280万6,487円となっており、同額を、188ページにございます歳出において公共施設整備基金として積立てをいたしたものでございます。その結果、公共施設整備基金の平成17年度末基金総額は10億6,838万9,000円となっております。  以上、簡単でございますが、どうかよろしくご審査を賜りますようお願い申し上げます。 541 ◯委員長(中谷尚敬君) 説明が終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等はございませんか。議長。 542 ◯議長(酒井 隆君) ちょっと順を追って質問をさせていただきます。  部長、この費目ですけど、これ、いつまで徴収する予定ですかね。 543 ◯委員長(中谷尚敬君) 部長。 544 ◯都市整備部長(坂本好司君) 現在のところ、引き続きご協力をいただいて、協力金をいただきたいと考えているところでございます。 545 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 546 ◯議長(酒井 隆君) 前市長のときは、見直すというような発言もあったわけ。ところが、あの人、法の番人と違うかったから、違法が分かっていても、まあまあ、どないかしていたらどないかなるやろうというような状況で来ておられたと認識しておるわけ。ところが、今、市長が代わられて、針1本も不正をせん市長ですよ。穴も開けないような市長が、違法性を分かりながらいつまでも続けるというようなことは、もうこんなん、やめた方がええで。いや、市長に言うてるのと違う、向こうに言うてまんねん。ちょっと待ってえな。  ほんでね、これ、本来は有村議員が非常にいい質問を、現市長と違う市長のときにやっておられるわけや。05年の6月14日に、これ見ていたらすばらしい質問をされているわけ。今まで、私も長いこと議員させていただいたんですけど、人の話をもろうて質問をするのは非常に心苦しいんですけども、これは非常に内容があって、できればこれ、ここで全部読んであげて、彼女を称賛したいなというようなことを書いているんですけども、市長、何か答弁したそうですから、一回聞いてみましょうかね。 547 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 548 ◯市長(山下 真君) この公共施設整備の協力金につきましては、あくまでも寄付金でございまして、裁判例等でも、その徴収の仕方が強制に当たらない限り別に違法ではないという裁判例も出ておりまして、本市でも、あくまでこれは任意であるという前提でご説明した上で徴収しておるところでございまして、違法であるという前提でのご質問は、ちょっと筋違いかと思うわけでございます。  さらに、その上で申し上げますれば、これ、9億7,000万程度の収入があるわけでございまして、生駒市民の福利厚生のために非常に役に立っているわけでございます。これをもとに各種公共施設を整備したり、今後は緑地の保全等にも充てていきたいわけでございまして、生駒市民のためを思うなら、この10億円をみすみす徴収しないということは全く道理に合わないことでございまして、市民の味方なのか、業者の味方なのか、そのご発言の趣旨を疑いかねない質問であるというふうに考えておるところでございます。(発言する者多し) 549 ◯議長(酒井 隆君) 日本共産党、静粛にしなさい。 550 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 551 ◯議長(酒井 隆君) この協力金は、国や県からの指導要綱の行き過ぎの是正、見直しについて通知通達、来ているわけなんです。ほんで、今、市長がおっしゃったように、強制行為でない。強制行為でなかったら何で54万と決めるんや。寄付やったら10万円でも5万円でも3万円でもいいんじゃないのかなと、私はそのように思うわけ。  ついでに、ここまで来たからもうちょっと言わせてもらいますけども、有村君、えらい誠に申し訳ないねんけど、あんたのおっしゃっていることを取るようでいかんねんけど、まあちょっと我慢しといてください、趣旨は一緒ですから。  それでね、ちょっと聞きたいんやけど、何でも他市とか、よその比較対照をされるので、奈良県の各市町村で徴収されているところは何市あるんですか。 552 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 553 ◯都市整備部長(坂本好司君) 奈良県下で、今現在、12市ございますが、その中で、今、協力金をいただいているのは生駒市だけとなっております。 554 ◯議長(酒井 隆君) 我が生駒市だけやな。ほんでね、もうちょっと言うたら、地方財政法第4条の5では割当的寄付金等の禁止が定められて、さっきも言うたように、12市のうちで我が生駒市だけやということで、これ、最近の事例で、私の調査が間違うていたら教えてほしいんですけども、王寺町で1,650万円の返還を求められる訴訟を起こされたわけ。ほんで、もっと、よそのことを言うのは嫌やねんけど、東大阪市においては、割当的寄付金の強制徴収に当たるとして、この開発協力金2,000万円全額を返還されておるわけやね。裁判に勝ったか負けたか、私、知りませんで。せやけど、返されているということやから、よそがやってへんのに何で率先して、そういう法の番人であった市長が誕生しているのに、この悪名高い開発協力金を、市民の幸せのため、ほんなら、これ、言うていったら、論理的に、私の家庭が飯食べられへんからというて、私が悪をしてお金取ってきたら、これ、成り立つような話になってくるわけや。取ったらあかんねん。 555 ◯委員長(中谷尚敬君) 暫時休憩いたします。              休憩 午後3時45分              ~~~~~~~~~~~~~~~              再開 午後4時8分 556 ◯委員長(中谷尚敬君) それでは、引き続いて審査に入ります。酒井議長。 557 ◯議長(酒井 隆君) 答弁に当たりましては、なるべく冷静かつ正確にお願いをしたいということで、私もそのようなつもりで質問をさせていただきます。  最近の事例で、先ほど申し上げたとおり、再度、重複するんですけど、王寺町で1,650万円、これ、返還を求める訴訟を起こされて、関係ないんですけど、隣の東大阪市でも2,000万円の金額を返還されると。奈良県下を調査しても、我が生駒市しか徴収をしていないということで、これはやめたらどうですかということで、ちょっと紛争したと思うんですけど、ここで、この開発協力金については強制していないと言いながら、開発指導要綱でいくと、1戸当たり54万円と金額を定めて、ほんで、これだけ納めてくださいということを割り当てて、寄付を、まあ言うたら強制しているようにしか受け取れないのではないかと、このように私、思うんですけど、それ、どのように思われます。 558 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 559 ◯都市整備部長(坂本好司君) 金額を定めて1戸当たり幾らというのは、各市町村で、指導要綱の中であったわけなんですけども、裁判事例の中では金額、1戸当たり幾らと定めていたとしても、それは行政の事務手続とかを遅らせたり、故意に開発事業に対して協力を行政側がしなかった、そういう場合には強制的な割当的寄付に該当するんですけども、そうじゃない場合には、地方財政法第4条の5には当たらないというような裁判の判断がございます。 560 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 561 ◯議長(酒井 隆君) ほんじゃね、何で返還したり、よそではされているんですか。 562 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 563 ◯都市整備部長(坂本好司君) 今まででよくあった例では、納めていただかなかったら給水拒否をする、あるいは建築確認を下ろしませんよと、こういうようなことがあって、強制的な寄付というような形で裁判で負けたり、あるいは和解で決着したりと、そういう例がございます。 564 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 565 ◯議長(酒井 隆君) ほんならね、最近、覚書を締結しなかった事業者はおるんですか。 566 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 567 ◯都市整備部長(坂本好司君) 平成13年から平成17年の、この5年間なんですけども、協力金をいただく開発事業が38件ございまして、そのうち2件だけが協力金をいただけなかったという、そういうことでございます。 568 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 569 ◯議長(酒井 隆君) それね、ほんなら逃げ得になるんですか。 570 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 571 ◯都市整備部長(坂本好司君) この協力金は、あくまでも生駒市の秩序あるまちづくりをするための協力金ということで開発事業者の方々にご理解と協力をいただいていただいている協力金なんですけども、どうしてもご理解いただけない場合には、やむを得ず、そういうことになっております。 572 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 573 ◯議長(酒井 隆君) じゃ、確認しますけど、逃げ得になるわけやね。税金やったら差し押さえとかいろいろ、法の下で、督促状を出したりするわけですけども、初め、覚書を書いて、ほんならお金を渡しますよと言うて、建てて物を売ってしもうてそこらにおらんようになったら、ほんなら、逃げ得ですか。 574 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 575 ◯都市整備部長(坂本好司君) 協力金を納めますよというような覚書を締結した場合には、実際には法的には債務不履行というような形になるんですけども、その覚書の前に、もう協力しないと、そういう開発事業者の方が2件あったということでございます。 576 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 577 ◯議長(酒井 隆君) ほんじゃ、覚書を書いた人は全員それを納められたわけですか。 578 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 579 ◯都市整備部長(坂本好司君) まだ3件ほどは未納の方がございますねんけども、その事業者の方については、粘り強く協力金を納めていただきたいと、そういうことのお願いをしているところでございます。 580 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 581 ◯議長(酒井 隆君) それじゃ、さっき私が言うたときのあなたの答弁と、今、覚書を結んだけどもお金をもろうてへん人が2件あると。 582 ◯委員長(中谷尚敬君) 3件や。 583 ◯議長(酒井 隆君) 覚書を書かなかった人が2件あると。覚書を書いたけども、お金をまだ渡してへん人が3件あるということでしょう、トータルは。そういう質問しているわけや。だから、順序立てて答え言うてくれへんかったら、言うたら、1個しっぽを隠してるような形になるから。言うてるのは簡単なことやねんから。ほんなら、その人たちの徴収の方法はどないされるんですの。 584 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 585 ◯市長(山下 真君) これはあくまで協力金でございまして、任意でお支払いいただくのが前提でございますので、仮にご協力いただけなかったとしても、逃げ得というような表現は不適切かというふうに思うわけでございます。 586 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 587 ◯議長(酒井 隆君) いろいろ、私もちょっと、最高学府まで行ってませんねんけど、逃げ得という言葉がえらいあきませんねんやろうか、この場合のこの質問で。(「結果的には逃げ得やわな」との声あり)そうやろ。  まあ、そういうことで、言葉はこういう言葉しかよう使いませんねんけど、表現力が余りないので、だけど、払わんかったら払わんだけで得になってるということは、公平性の問題になってきたら、まじめに払うた人は損見ているみたいな形になるのと違いますの。  生駒市が、その金は絶対に必要やからということで、市長が常々、一言の間違いも、一歩の間違いも法の下ささんというようなことで行政を執行されておられるんやから、よそがせえへん、裁判で負けた事例のあることをこれからもずっと続けていくということには問題があると思う。 588 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 589 ◯市長(山下 真君) 先ほど部長からの答弁がございましたけれども、裁判で負けている事例といいますのは、開発協力金を支払わないことを理由として行政が開発事業に対する協力を怠るとかそういった場合に、それは強制に当たるので、要するに寄付金という範囲を超えているという事実認定をされて違法というふうにされているわけでございまして、本市ではそういった形での指導はしていないところでございまして、協力金の範囲を超えておらないというふうに考えておるわけでございます。  開発協力金について考えますに、本市の貴重な財源になっていることも確かですけれども、それと同時に、やはりそれだけの開発協力金を納められるだけの優良な民間事業者が本市で宅地開発をしておると。  そうしますと、開発協力金を支払えない、そうした体力のない民間事業者であれば、これはあくまで一般論でございますけれども、非常に1区画の狭い住宅を建て、緑も少ない、またあるいは、欠陥建築の建物であるかもしれない。 590 ◯委員長(中谷尚敬君) ちょっと言い過ぎと違うかな。 591 ◯市長(山下 真君) いや、一般論でございますけれども。(発言する者多し)そういった懸念もあるわけでございまして、やはり本市で宅地開発する業者は、それだけの、開発協力金を支払えるだけの優良事業者にむしろ限定される方が良好なまち並みの保全、緑と調和のとれた住宅都市という観点では、むしろ望ましいのではないかという見方もあろうかと私は考えておるわけでございます。 592 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 593 ◯議長(酒井 隆君) 市長、法の拡大解釈、又は横道にそれた解釈をされるのは自由ですけど、これはちょっといかがなものかと思いますね。  それで、こんな貴重な財源やからということで形骸化した制度は、市長、若いんやから、元法律家やったんやから、もうこんなご都合主義なことはやめて、入札どうとかこうとか、電子入札にされるとかいうことで5億浮いたとかいうて新聞に書いてあるねんから、そっちの方で頑張ってもろうてあげて、ほんで、こういう、ちょっと灰色かかったような財源はもうやめましょうな。 594 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 595 ◯市長(山下 真君) 今年度で申しましても、寄付金の額が9億7,200万でございますか、要するに、これだけのお金があれば、中学校1棟建つわけでございまして、非常に市民の福利厚生に役立っておるわけでございます。これをやめるというのは、本市で開発事業を行おうとする民間事業者にとってはプラスかもしれませんけれども、市民にとっては、私はプラスは全くないというふうに思うわけでございまして、それは、だれも異論はないんじゃないかというふうに思うわけでございまして。  やはり先ほども申しましたとおり、緑との調和のとれた宅地開発、良好な住宅都市という本市の魅力でございまして、それが本市の魅力でありますからこそ、これだけ人口が増えて、比較的高額所得者の方も引っ越してこられて、比較的税収の豊かな自治体になったわけでございます。そういったことを考えますと、やはり良好な住宅地の整備というものが本市の生命線と言っても過言ではないわけでございまして、そうした場合に、開発協力金を払えない事業者が生駒に来て乱開発をするというのがいいのかどうかということについては、議員諸氏におかれましても一度お考えいただきたいというふうに思うわけでございます。(発言する者多し) 596 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 597 ◯議長(酒井 隆君) ほんならね、市長、16戸からこの開発協力金を徴収するんですよ。そしたら、13戸、13戸で建てていかれたら、これ、徴収できないでしょう。そうでしょう。そうすると、乱開発、市長はささないとおっしゃっているんやけど、7戸、5戸、13戸というように、年次を追うてぽっぽっぽとしていったら、あの今の守口市、門真市、大東市、見てみなさい。開発逃ればっかりして、行ったら道、どん突き、どん突きになるような乱開発が起こっているんですよ。  せやから、市長のおっしゃっている論理と反するけど、体質のない業者やったら、13軒、13軒、2年にわたっていったら開発協力金払わんでもいいんやから、そうでしょう、払わなあかんの。 598 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 599 ◯都市整備部長(坂本好司君) 13戸ずつだったら協力金はいただかないということになります。 600 ◯委員長(中谷尚敬君) 議長。 601 ◯議長(酒井 隆君) 16戸から徴収するということやから、せやから、13戸というのはちょっと遠慮して言うてるけど、15戸ぎりぎりでいったら、これ、ただでいけるわけや。そうでしょう。だから、年次を追うて名前変えてね、業者はやるでしょうが。今、何々会社、次、来年は何々会社で土地割って持ちよったら、取り締まる方法ないでしょう。それやったら、もうあっさり6メーターの開発道路をぱっと入れなさい、開発協力金は要りませんと言うたら、ええまち並みができていくわけなんです。市長のおっしゃっていることも、それは一理ないとは言えんけども、やっぱり仕事する人は法の抜け道ばっかり考えてやりよるんやから、そんなん、あんた、行政がつかまえに行かれへんねやから。  せやから、そんなことじゃなしに、もうあっさりとこんな徴収方法はやめて、開発指導を厳正にきちっとしたらいいまち並みが、私はできると思うので、まあ、これ以上何ぼ言い合いをしても、いつまでも続くだけのことやし、ほんで、その灰色のお金で中学校を建てられても、中で勉強する子がピンク色になったらええし、また、ブルーになっても、まあいいと思うんですけども、やはり健全、どこからつつかれても問題のないお金で学校を建ててもろうた方がいいと思うんです。  だから、いつまでも同じことを言うてもしょうないから、まあ、私は廃止を要望しておきます。 602 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございますか。              (「なし」との声あり) 603 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにないようですので、委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等を受けますが。宮内議員。 604 ◯委員外議員(宮内正厳君) 今ちょっと議論を聞いておったんですけども、これ、開発指導要綱というのは、そもそも昭和40年代やったかな、兵庫県の川西市が始めたということで、いわば人口が生駒と同じで、10年、20年で2倍、3倍化すると。その中で都市基盤整備をどうするのかということで開発指導要綱ができて、分担金の問題も生まれたというふうに私は承知しておるんです。  その中で、ちょっと答弁の中でありました覚書を交わして協力金を支払っていない業者があるということなんですけども、これは公開されているんですか。それとも、非公開の対象になるんですかね。 605 ◯委員長(中谷尚敬君) 坂本部長。 606 ◯都市整備部長(坂本好司君) 相手方の企業活動の影響も出てまいりますので、非公開になるかと考えております。 607 ◯委員長(中谷尚敬君) 宮内議員。 608 ◯委員外議員(宮内正厳君) もしこれ、公開ができるんだったら、指導要綱に基づいてうんぬんという形でされる方法もあるのかなと思ったんですけど。  ただ、私、今の議論を聞いて、開発指導要綱ということですので、これはやっぱり近い将来、条例化する、できる部分は条例化するという形でやれば、問題も一定、もちろん協力金の問題とは別かも分かりませんけれども、その辺も含めて、私は検討課題ではないかなと思います。以上です。
    609 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 610 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかに質疑等がないようでございますので、以上をもって議案第64号に係る質疑等を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 611 ◯委員長(中谷尚敬君) 最後に、議案第65号、平成17年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定について、山本部長より説明を受けます。部長。 612 ◯開発部長(山本 昇君) それでは、議案第65号、平成17年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算についてご説明申し上げます。  191ページ192ページをお願いいたします。  まず、歳入からご説明申し上げます。  款1、国庫支出金、項1、国庫補助金につきましては、地区外転出希望者に対する建物移転補償の国庫補助分620万円を予定しておりましたが、権利者との交渉が成立しなかったため、移転補償を見送ったことによるものでございます。  次に、款2、諸収入、項1、貸付金元利収入5億1,131万1,000円は、第四地区市街地再開発組合へ貸付けしておりました事業貸付金の元金及び利子の償還による収入でございます。  次に、項2、雑入、3,783万4,000円は、仮設店舗家賃収入等及び第四地区市街地再開発事業の精算金でございます。  歳入合計は5億4,914万6,000円となっております。  193ページから195ページをお願いいたします。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。  款1、事業費4億8,986万7,000円は、生駒駅前北口の市街地再開発事業に要した経費でございます。  まず、第二地区におきましては、施設構想案を策定するため、地元再開発協議会や関係機関との協議調整、調査検討を行いました。また、第四地区につきましては、平成17年11月に県知事の組合解散認可を受け、その後、精算事務を経て平成18年2月にすべての事業が完了いたしました。  項1、事業費、目1、事業費、節15の工事請負費1,057万2,000円の不用額が生じておりますのは、再開発関連の用地管理工事を予定しておりましたが、隣接地との協議調整が困難となり、工事を見送ったことにより不用額を生じたものでございます。  節17の公有財産購入費1,321万5,000円及び節22、補償補填及び賠償金1,833万6,000円の不用額が生じておりますのは、用地買収、建物補償契約に先立つ土地の境界が定まらず、確定に至らなかったことにより不用額が生じたものでございます。  節28の繰出金4億4,088万6,000円は第四地区市街地再開発組合からの貸付金の償還により、歳出額に対して歳入額が上回ったことから、その差額について一般会計へ繰出しをいたしております。  次に、款2、公債費5,927万9,000円につきましては、第二地区に要した長期債の償還元金及び利子でございます。  歳出合計は5億4,914万6,000円となっております。  以上で、平成17年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算について説明を終わらせていただきます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 613 ◯委員長(中谷尚敬君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑等に入ります。  質疑等はございますか。西委員。 614 ◯委員(西 ふみ子君) 193ページのところに歳出を書いているんですけども、第二地区の、これは17年度ですね、17年度では、施設構想案3案を基に地元再開発協議会などと協議調整や調査検討を行ったと、こういうふうなことなんですけれども、市長も替わりまして、従来のこの3案は白紙になったということで、いまだに先行きというのは、構想が出されていない状況なんですけれども。  そうしますと、いろいろ都市計画決定がされて、平成元年、そこにどういうプランをするというのが1つ出された。それから、平成7年に出された。11年にも3案が出された。16年に出されたのがここに書かれているものだと思うんです。その度々に、大きく社会情勢も経済情勢も変わりましたからいろいろありますけども、それにつぎ込んだお金というのもかなりに上るというふうに思うんですね。それらをトータルすれば、どのぐらいかかったのか、それから、その計画決定以来、一生懸命土地なんかも買収したりなんかしてやってきた、その総額は幾らぐらいになるのかということを教えてください。 615 ◯委員長(中谷尚敬君) 上野課長補佐。 616 ◯再開発課課長補佐(上野和久君) ただ今のご質問でございますけれども、計画的な業務委託ということでございまして、今、委員さんがおっしゃいました業務委託ですけども、合計で2,259万8,400円かかっております。  それと、第二地区の事業費、どれぐらいかかったかということでございますけれども、補助金をいただきまして、平成17年度末までに人件費を含めまして約27億円かかっております。以上でございます。 617 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 618 ◯委員(西 ふみ子君) 計画、構想、そういうものには2,259万だけれども、トータルしたら27億以上、まあ言うたらつぎ込んだというかな、そういうことになっているんですが。 619 ◯委員長(中谷尚敬君) 資産は残ってある。買うてるやん、それ。 620 ◯委員(西 ふみ子君) 資産は残っていますけれども、これだけのお金をつぎ込んだところなんですけども、市長としては、今後の構想、いかがでしょうか。 621 ◯委員長(中谷尚敬君) 山下市長。 622 ◯市長(山下 真君) 先般の議会でも同様のご質問をいただいたと思いますけれども、今、他の事例等調査した上で新たな案を考えておるところでございますので、今しばらくお時間をいただきたいと思います。 623 ◯委員長(中谷尚敬君) 西委員。 624 ◯委員(西 ふみ子君) そしたら、とにかく放ったらかしではなくて、案を考えているということで理解したらいいんですか。 625 ◯市長(山下 真君) そうでございます。 626 ◯委員(西 ふみ子君) そうですか。分かりました。それだけです。 627 ◯委員長(中谷尚敬君) ほかにないようですね。ございませんか。              (「なし」との声あり) 628 ◯委員長(中谷尚敬君) ないようですので、委員による質疑等を終結いたします。  それでは、委員外議員の質疑等に入ります。何かございますか。              (「なし」との声あり) 629 ◯委員長(中谷尚敬君) 質疑等がないようでございますので、以上をもって議案第65号に係る質疑等を終結いたします。  以上をもって、都市建設委員会の所管に係る決算議案に対する質疑等を終結いたします。  ちょっと入替えがありますので、5分だけ休憩します。すぐ入れ替えてください。              休憩 午後4時37分              ~~~~~~~~~~~~~~~              再開 午後4時40分 630 ◯委員長(中谷尚敬君) それでは、休憩を解いて、委員会を再開いたします。  以上をもちまして、各常任委員会単位による決算議案に対する質疑等はすべて終了いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 631 ◯委員長(中谷尚敬君) これより、各議案ごとに採決をいたします。  まず審査事項1、議案第63号、平成17年度生駒市一般会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第63号については、これを認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 632 ◯委員長(中谷尚敬君) ただ今、ご異議がありましたので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  本案について、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) 633 ◯委員長(中谷尚敬君) 起立多数であります。  よって、議案第63号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 634 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項2、議案第64号、平成17年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第64号については、これを認定することにご異議ありませんか。(発言する者あり)異議ありませんね。              (「異議なし」との声あり) 635 ◯委員長(中谷尚敬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第64号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 636 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項3、議案第65号、平成17年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第65号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 637 ◯委員長(中谷尚敬君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第65号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 638 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項4、議案第66号、平成17年度生駒市介護保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第66号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 639 ◯委員長(中谷尚敬君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第66号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 640 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項5、議案第67号、平成17年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第67号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 641 ◯委員長(中谷尚敬君) 異議ありという声がありますので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  本案について、これを認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 642 ◯委員長(中谷尚敬君) 起立多数であります。  よって、議案第67号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 643 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項6、議案第68号、平成17年度生駒市老人保健特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。
     議案第68号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 644 ◯委員長(中谷尚敬君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第68号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 645 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項7、議案第69号、平成17年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第69号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 646 ◯委員長(中谷尚敬君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第69号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 647 ◯委員長(中谷尚敬君) 次に、審査事項8、議案第70号、平成17年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第70号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 648 ◯委員長(中谷尚敬君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第70号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 649 ◯委員長(中谷尚敬君) 最後に、審査事項9、議案第71号、平成17年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第71号については、これを認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」「異議あり」との声あり) 650 ◯委員長(中谷尚敬君) ただ今、ご異議がありましたので、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  本案について、これを認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 651 ◯委員長(中谷尚敬君) 起立多数であります。  よって、議案第71号については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 652 ◯委員長(中谷尚敬君) これにて9月定例会より審査の付託を受けました決算議案に対する審査はすべて終了いたしました。  よって、本日をもって当委員会を閉会したいと思います。  2日間にわたり慎重審査願い、お疲れ様でございました。  理事者におかれましては、今後も厳しい財政状況が予想されますが、審査を通じて意見等がありました内容について十分精査し、今後の行財政運営に反映されるように要望しておきます。  最後に、山下市長からあいさつを受けます。市長。 653 ◯市長(山下 真君) 決算委員会の委員の皆様、また委員外の皆様、2日間にわたり長時間ご審査、どうもありがとうございました。  先ほど委員長のあいさつにもございましたけれども、2日間の委員会で受けました様々なご意見を踏まえまして、平成18年度の予算の執行期間はもう半年を切りましたけれども、今年度の予算の更なる効率的な執行に努めまして、今後の厳しい財政状況に対応できるよう、経費の節減等に努めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 654 ◯委員長(中谷尚敬君) あいさつは終わりました。  これにて当委員会を閉会いたします。              午後4時47分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~      生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               決算審査特別委員会委員長   中  谷  尚  敬               決算審査特別委員会副委員長  辻  村  達  男 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....