令和 3年 3月 定例会 令和3年
御所市議会3月
定例会会議録(第5号)
---------------------------------------令和3年3月25日(木曜日)午前10時05分
開議---------------------------------------議事日程第5号 令和3年3月25日(木曜日)
開議宣告---------------------------------------日程第1 議第16号 令和3年度御所市
一般会計予算について(可決) 議第17号 令和3年度御所市
国民健康保険事業特別会計予算について(可決) 議第18号 令和3年度御所市
学校給食費特別会計予算について(可決) 議第19号 令和3年度御所市
国民宿舎葛城高原ロッジ特別会計予算について(可決) 議第20号 令和3年度御所市
介護保険事業特別会計予算について(可決) 議第21号 令和3年度御所市
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について(可決) 議第22号 令和3年度御所市
水道事業会計予算について(可決) 議第23号 令和3年度御所市
下水道事業会計予算について(可決)日程追加第1 議第30号 (仮称)御所市
防災市民センター建設事業請負契約の締結について(可決) 〃第2 議第31号 御所市教育長の任命について(同意) 〃第3 議会議案第1号 国会における憲法論議の推進と
国民的議論を求める意見書の提出について(可決) 〃第4 議会議案第2号 最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について(
可決)---------------------------------------本日の会議に付した事件 第1、日程第1(
予算特別委員長報告、質疑、討論、採決) 第2、日程に同じ
---------------------------------------出席議員(13名) 1番 齋藤 聡 2番 中谷文雄 3番 川本雅樹 4番 山田秀士 5番 生川真也 6番 池田靖幸 7番 武藤公介 8番 南 満 9番 川田大介 10番
杉本延博 11番 松浦正一 12番 小松久展 13番 安川
勝---------------------------------------欠席議員 なし
---------------------------------------説明のための出席者 市長 東川 裕 副市長 奥田公夫 理事 上中健児 総務部長 境内陽之介
総合政策部長 三井秀樹
総合政策部参事 和泉範子
市民安全部長 嶋谷辰也
環境衛生部長 竹原全宏 福祉部長 坂上 誠
産業建設部長 森川 剛
産業建設部参事 波左間勝也 教育委員会事務局長 桑原信治 水道局長 琴原照雄 総務課長
中尾健治---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 木下嘉敏
事務局次長 西川知宏 総務係長 嶋谷直美 速記者
久保田祐子--------------------------------------- 午前10時05分開議
○議長(南満) ただいまより3月定例会を再開いたします。
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○議長(南満) これより本日の会議を開きます。
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○議長(南満) 会議に先立ちまして、去る3月12日の本会議において、御所市
農業委員会委員の任命に同意いたしました8名の方々の中で新たに任命されました
杉村とよ子氏、
南元眞佐人氏、以上2名の方々をご紹介させていただきます。 任命に同意いたしました方々を代表し、御所市
農業委員会会長壷井和子氏よりご挨拶があります。 〔壷井和子氏登壇〕
◎壷井和子氏 ただいまご紹介にあずかりました、
農業委員会委員に任命をされました壷井でございます。このたび新たに任命をされました8名を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今年度農家を取り巻く環境は、非常に厳しいものがございました。秋の収穫間近の稲に54年ぶりに
トビイロウンカが大発生をいたしまして、農家に大きなダメージを与えました。また、県内では、
鳥インフルエンザの発生があり、農家を取り巻く環境は大きなダメージを受けたものでございます。一方、御所市農産物の
ブランド化によりまして伝統ある御所市の農産物、安全・安心、高品質な農林産物を地域で守り、育てていく活動が進んできております。 このようなことがあります中で、私たちは、皆様のご指導、ご鞭撻をいただきながら、御所市の農業を未来に残していくために、
御所市議会議員の先生のご協力をお願い申し上げ、簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
○議長(南満) 皆様方におかれましては、今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。 議事進行上、しばらく休憩いたします。 午前10時08分
休憩--------------------------------------- 午後4時48分再開
○議長(南満) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議時間を議事の都合により延長いたします。 議事進行上、しばらく休憩いたします。 午後4時49分
休憩--------------------------------------- 午後6時30分再開
○議長(南満) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、議第16号、令和3年度御所市
一般会計予算についてから議第23号、令和3年度御所市
下水道事業会計予算についてまでの8議案を一括議題といたします。 本案は、去る3月12日の本会議において
予算特別委員会に付託した案件であります。 審査の結果を委員長より報告願います。
予算特別委員会委員長、
杉本延博君。 〔10番
杉本議員登壇〕
◆10番(
杉本延博) 10番、杉本でございます。私のほうより
予算特別委員会委員長報告を朗読させていただきます。 去る3月12日の本会議において本委員会に付託されました議第16号、令和3年度御所市
一般会計予算についてより議第23号、令和3年度御所市
下水道事業会計予算についてまでの8議案について、3月15日から19日まで及び22日の6日間にわたり委員会を開催し、市長以下理事者の出席を求め、慎重に審議を行いました。その審議の概要と経過についてご報告申し上げます。 まず、総括についてであります。 まず、昨年から問題になっている元町地区における弁護士に委託している7件の用地について、
進捗状況を厳しくただしたところ、次の6月議会で
進捗状況を説明し、問題解決に向け進めていきたいとの答弁がありました。 住宅家賃の滞納問題についてただしたところ、本年度中には弁護士と相談しながら解決する方向に向けてしっかりとかじを取っていきたいとの答弁がありました。また、現在の滞納状況は、市営住宅56件、改良住宅97件、駐車料金として14件、合計約6,000万円という多額の滞納があることを指摘し、徴収強化を図るよう意見をいたしました。 施政方針に御所市第6次総合計画の将来都市像に掲げられた基本理念についてただしたところ、将来都市像については、「行きたい、住みたい、語りたい。~自然と歴史を誇れるまち ごせ~」とし、基本方針は7つの分野から構成されているとの答弁がありました。 また、若い世代が住みやすく、豊かな心を育む
まちづくりへの対応について様々掲げているが、
子育て世代への目玉政策についてただしたところ、
コロナ対策において
子育て世帯、特に教育関係に少し偏重したような流れがあったと、今後は、
生産年齢人口、
子育て世帯以外の人にも波及できるような、加えて
子育て世帯に対しても経済的な支援をしていきたいと答弁がありました。 施策方針に掲げられた施策でも決算時には予算執行が行われていない、あるいは別の施策に移行したものについて説明がないことについて苦言を呈しました。 今議会において
介護保険料の算定に疑義があり、議会より指摘したところ、算定誤りがあり、厳しく言わせていただいた。今回の予算に関して約159億円の予算組みをされている数字及び内容については、各担当が全て適切に答えられるよう把握した上で、本
特別委員会に臨んでいただきたい旨を伝えたが、職員に対しどのように指導したのかただしたところ、全ての管理職が担当の予算については積算の根拠をもって説明できるよう通達を出したとの答弁がありました。 学校の統廃合については立ち止まっているが、現在の方向性をただしたところ、答申で一小、一中という答えをいただいている、以前の定例会で一度立ち止まって考えると申し上げたが、答申が出ている以上、真摯に受け止め、慎重に旬を逃すことなく対応していきたいとの答弁がありました。 次に、
一般会計予算、歳入についてであります。 コロナ禍において、市税等の収入が想定よりも少なくなると思うが、市民より何か相談されていることはあるのかただしたところ、市税の
徴収猶予特例を利用するために申請されている方がいるとの答弁がありました。 市税について、前年度より減額となった理由について、税目ごとに説明を求めました。
地方譲与税の
地方揮発油譲与税と
自動車重量譲与税について説明を求めました。
地方消費税交付金について説明を求めました。
地方交付税が増額となった理由について説明を求めました。
コミュニティバス利用料について、コロナ禍が続く生活の中で、
市民サービスとして何かできないのかただしたところ、この3月末まで無償としているが、今後はどのような形で市民に還元するかも含め検討したいとの答弁がありました。
葛城山登山口駐車場使用料について、
自動ゲートであるにもかかわらず料金が高いのではないかと説明を求めたところ、以前に人が徴収していたが、
自動ゲートにしたタイミングで値上げを行ったとの答弁がありました。市民には安く、以外には高くしたり、繁忙期と
オフシーズンでは料金を変える、また、むしろ使用料を値上げして、収益金を観光地の質を上げるために充てることで、
オフシーズンにも来ていただけるのではないかとの意見も出されました。
市営駐車場使用料について、場所はどこかただしたところ、
吉野口駅前であるとの答弁がありました。
PHR活用促進事業補助金について説明を求めました。
社会資本整備総合交付金の
通学路安全対策事業について、補助率が2つあることについて説明を求めました。
個人番号カード事業費委託金及び
個人番号カード事務費委託金について説明を求めたところ、
事業費委託金がカードの発行件数に応じて委託金が発生し、
事務費委託金は職員の給与等の事務費の委託金であるとの答弁がありました。
個人番号カードについて、住民の何%に発行したかただしたところ、令和3年2月28日現在で26.6%であるとの答弁がありました。発行件数が増えない理由として、プライバシーの問題等、監視社会に進んでいくとの懸念が考えられる、国から委託されているから行うというだけではなく、問題提起もするよう意見をいたしました。 繰入金が前年度より大幅に減少となった理由について、説明を求めました。
行政代執行弁償金について、件数と場所及び今後の見通しについて説明を求めました。 次に、
一般会計予算、歳出についてであります。 まず、第1款議会費では、議会費については、
タブレット端末の配付をしてはどうかとの意見をいただきました。
一般質問通告書の
ホームページ掲載時期について意見をいただきました。 バス借上料について、行政視察の計画はあるのか説明を求めました。 新館1階
玄関ホールでの本会議の中継について、映像のみではなく音声も出してみてはどうかとの意見をいただきました。 他市ではインターネットを利用して議会中継をしているが、当市の計画について説明を求めました。 議員の
なり手不足について、議員活動を行うと現在の報酬では副業を行わない限り収入不足である。また、議員年金が廃止され将来の保証も見込めない。3年前の
議会定例会において
懸案事業を推進するため
職員定数削減を行うことと
議員定数削減をセットで提案し、
議員定数削減は行われたが、職員定数の削減はいまだ行われていないのが現状である。議員の
なり手不足を解消するためにはどのような手だてが必要か意見を求めました。 次に、第2款総務費では、
人事評価制度について、公正公平な評価を行う取組の説明を求めました。
押印等見直し支援委託料について、詳細に説明を求めました。 三市
交流事業費が減額となっている理由について説明を求めました。 移住・
定住対策事業費のうち、
地域おこし協力隊関連経費について詳細に説明を求めました。
空き家総合対策事業業務委託料と
空き家バンク活用住宅支援補助金は関連しているのか説明を求めたところ、
空き家コンシェルジュに委託する費用と成立後に空き家を改修する
支援補助金であるとの答弁がありました。
イベント開催負担金について説明を求めました。
移住支援金について詳細に説明を求めました。 JR御所駅
周辺整備事業費のうち、JR御所駅
西側駅前広場用地に係る
測量委託料について詳細に説明を求めました。また、
自由通路基本計画策定委託料についてただしました。
JR御所駅舎運営事業費の
待合室内装改修工事について、どのように改修するのか説明を求めたところ、
街角案内所ができてきれいになったが、改札前の待合室が老朽化しているため改修するとの答弁がありました。
街なみ環境整備事業費のうち、
用地鑑定委託料及び
測量設計委託料について詳細な説明を求めました。令和2年度に策定した
街なみ環境整備計画に基づく
道路美装化の測量設計については、市内の他の道路舗装が置き去りにされないのかただしたところ、市道の補修箇所はほかにもあると思うが、それは別として、やるべきことはしっかりやっていきたいとの答弁がありました。さらに、事前に議会に説明や協議もない中において予算計上されることに対し、市のためになる予算であれば議会は理解もするが、以前に保留した
関連事業もあり、進め方が違うのではないかと苦言を呈しました。 また、道路整備は土木関係になると思うが、
土木担当部署との調整はできているのかただしました。
街なみ環境整備事業について、
背割り下水、環濠の悪臭はどのように対応しているのか説明を求めました。 また、
ポケットパークの予定場所についてただしたところ、あくまで予定であり、今後、旧和光ビルも含め検討し、議会への報告後進めていきたいとの答弁がありました。
まちづくり協議会活動助成金に関わり、活動内容及び活動実績をただしました。 近鉄御所駅
周辺整備事業費のうち、
バリアフリー基本構想策定業務委託料について詳細に説明を求めました。
総合交通戦略策定業務委託料について、詳細に説明を求めました。
交流拠点施設等運営事業費に関わり、施設の供用開始時期についてただしました。また、令和2年度に新築した
交流拠点施設(旧宝湯横)の運営に係る諸経費と記載されているが、
耐震診断委託料が計上されているため、内容については詳細に記載するようただしました。
会計管理費のうち、振込訂正・組戻手数料について、複数の職員で確認するなど
チェック体制の強化についてただしたところ、令和2年10月から新たに手数料が必要となったため、担当課に注意喚起し、手数料が発生しないよう行っていくとの答弁がありました。
庁舎管理費に係る
工事請負費の
外壁改修工事に関わり、市庁舎に掲げてある国旗、市旗が老朽化していることについてただしました。 旧
元町共同浴場改修事業費について、
老人憩の家と関連があるのか説明を求めたところ、関係課、地元とも調整を行った結果、憩えるスペースとして運用していくと答弁がありました。 次に、第3款民生費では、
介護保険事業特別会計繰出金について説明を求めました。
社会福祉法人の
設立認可等事業費についてただしました。
心身障害者福祉費の
地域活動支援センター負担金について、詳細に説明を求めました。 障害者の事業で、
放課後等デイサービスについて説明を求めました。
老人福祉費の自動車誤
発進防止装置助成金について、何台を想定しているのか、また、補助率は幾らか、どのような機械であるのかただしました。
老人保護施設入所委託料について、説明を求めました。
敬老事業費の
長寿者祝品及び慰問品について、説明を求めました。
重度心身障害老人等医療費の対象者数について、説明を求めました。
介護予防センター費の
耐震診断委託料について、昨年の
予算委員会では解体するとの答弁であったと厳しくただしたところ、変更となったことについては議会に対し率直におわびを申し上げなくてはならない、執行の際には解体の方向で調整したいとの答弁がありました。 さらに、この予算に関しては保留という扱いでよいかただしたところ、保留にさせていただきたいとの答弁がありました。
人権施策協議会委員報酬に関わり、
人権施策協議会について説明を求めました。 人権教育・
啓発推進委託料に関わり、委託先の人権・
部落問題推進協議会がどのような活動をされているのか説明を求めました。また、報告書や領収書の提出を求めてただしたところ、報告は口頭によっていること及び提出書類に不備があり、これでは委託料を支払えない旨の指摘をいたしました。さらに、
監査委員事務局を含め、担当課においてもしっかりと内容について精査していく必要があると厳しくただしたところ、見直しもしっかりしていく必要があるとの答弁がありました。
犯罪被害者支援センター負担金及び
犯罪被害者等見舞金について、説明を求めました。
人権センター費に関わり、
人権センターの
会計年度任用職員給与が教育費で計上されていることについて厳しくただしたところ、わかりやすい
予算説明書という観点からも、
人権施策課と
教育委員会に分けて予算を計上したいとの答弁がありました。また、
文化交流センターや
中央公民館は、元は人権に関わる施設であり、地元から要望があれば人員を増やすのかただしたところ、しっかりと精査し、必要があれば増やしていくとの答弁がありました。
保育所整備支援業務委託料について、今後の方針の説明を求めたところ、2園構想を消すつもりはないが、具体的に耐震を見れば非常に厳しい状況を踏まえ、子供たちのことも考慮し、今後どのように進めていくべきかということをしっかり腹をくくって考えていきたいとの答弁がありました。
認定こども園施設整備交付金について、内容の説明を求めました。
生活保護費について、
対象世帯数及び人数の説明を求めました。 次に、第4款衛生費では、
骨髄移植ドナー支援事業助成金について、今後
ドナー登録者を増やす取組についてただしました。 予防費の
健康管理システム改修委託料の内容について、詳細な説明を求めました。
健康教育費に係る
高血圧症予防の推進を図るための減塩の啓発及び食事・運動講座についてただしました。
胃がん検診費が前年度より増加した理由について、説明を求めました。
市営墓地費に係る
事前調査委託料及び
水路改修工事について、詳細な説明を求めました。 無縁墓地の撤去等について、詳細な説明を求めました。また、
市営墓地整備に係る
合葬墓整備の
スケジュールについてただしたところ、新火葬場が完成後、旧火葬場を解体し、同時に整備したいとの答弁がありました。 また、駅前開発、庁舎移転をするには、まず、
市営墓地の整理が必要と考えるが、市長はどのように考えるのかただしたところ、墓地問題についても
スケジュール感を持って再度精査させていただき、やれるところから進めていくとの答弁がありました。 市内には共同墓地が多数存在するが、御所市墓地の設置及び
使用条例制定時に1か所のみが
市営墓地となっている。その管理については公費が投入されており、不公平感があるが、どのように整理するのかただしたところ、長い歴史の中で難しい部分もあるが、しっかりと
ルールづくりをして整理したいとの答弁がありました。
火葬業務費の
弁護士委託料についてただしました。
火葬場建設事業費に係る
火葬場建設工事及び
土地購入費について、現在の
進捗状況と今後の工程等の詳細な説明を求めました。また、隣接する公園整備についても同時に事業が進むのかただしました。
感染性医療廃棄物処分委託料についてただしました。 産後
ケア事業費の内容について説明を求めました。 清掃費では、
やまと広域環境衛生事務組合負担金が前年度より減額となった理由についてただしたところ、
展開検査等の指導の前後でごみを収集している
事業系ごみの産廃が1,749トン減少したことが主な要因であり、約3,100万円の市の負担が軽減されたとの答弁がありました。また、燃やす物が少なくなると熱量のところで売電収入が減るのではないかとただしたところ、ごみの質が良くなったことにより、逆に売電収入は約2,000万円増加したとの答弁がありました。さらに、これらの成果はごみ問題をしっかりと勉強した担当部局の努力であり、市長自ら職員に対しねぎらいの言葉をかけたのかとただしたところ、担当の努力が数字に表れている、市長として職員の努力にしっかりと応えていきたいとの答弁がありました。 また、ごみの分別、
リサイクルを市として環境問題に取り組む姿勢を子供たちにもしっかりと見せて伝えていただきたいとただしたところ、
教育委員会や学校現場とも話が必要となるが、子供のときから
リサイクル問題に関して取り組んでもらいたいとの答弁がありました。
リサイクル推進補助金について説明を求めました。
クリーンセンター費の
資源物保管用屋根工事について、詳細な説明を求めました。
し尿運搬委託料について説明を求めたところ、市が直接委託契約のため前年度より約2割の経費削減であるとの答弁がありました。 次に、第5
款農林業費では、
農地利用最適化推進委員の人数について説明を求めました。
農産物生産振興促進事業委託料が前年度より減額となっている理由について説明を求めたところ、
アドバイザーの費用が令和3年度から無くなることで減額となるとの答弁があったため、
アドバイザーによる成果についてただしました。
農業経営強化支援補助金について、詳細な内容の説明を求めました。
新規就農者確保事業補助金について、内容の説明を求めました。
統合治水対策事業費の
測量設計委託料及び
試験調査委託料並びに
統合治水対策工事の施工場所について説明を求めました。
地籍調査費及び
混交林誘導整備事業委託料について、今年度実施する場所の説明を求めました。
有害鳥獣対策費に係る出動報酬及び捕獲報酬についてただしました。 昨年は
トビイロウンカの被害が出たが、市として手だてを考えているのかただしたところ、
被害状況等を国に訴え、また、国や県からの被害予報の情報については、速やかに周知するとの答弁がありました。 次に、第6款商工費では、
市工場設置奨励金が前年度より増加した理由の説明を求めました。
創業等支援補助金について、令和2年度実績の説明を求めました。 (仮称)
出屋敷地域交流センター整備事業費に係る内容及び財源について、説明を求めました。
感染症対策地域応援振興券事業費の
事業実施スケジュールについて、詳細な説明を求めました。また、小規模店で使っていただけるような仕組みはあるのかただしました。
地域おこし協力隊関連経費について、詳細な説明を求めました。 観光費の療養補償費について、説明を求めました。 観光案内看板設置委託料について、設置場所及びどのような看板を設置するのかをただしました。 登山道整備調査委託料について説明を求めたところ、葛城山登山道の櫛羅の滝コースは、国の補助を受け、5か年計画で山頂まで整備をし、また、新たな道を造り、砂防提を整備するのは国・県で実施していただくとの答弁がありました。 観光振興支援委託料について、詳細な内容及び委託先の説明を求めました。 中南和広域観光協議会負担金及び葛城修験日本遺産活用推進協議会負担金について、事業内容の説明を求めました。 NARAtive撮影地ネットワーク協議会負担金について、説明を求めました。 市観光協会事業補助金に関わり、将来の観光協会の在り方について説明を求めました。 キャラクター活動費について説明を求めました。 はがきの名文コンクール事業費に関わり、表彰式は郵便名柄館のPR、そして、地元の観光振興が目的であるため、郵便名柄館で行うのが当然であると考えるが、令和3年度の開催場所はどこかをただしました。 次に、第7款土木費では、交通安全施設整備費の
測量設計委託料、交通安全施設整備工事、通学路交通安全施設整備工事について、内容の説明を求めました。 立地適正化計画策定委託料は、JR・近鉄御所駅を中心とした中心市街地地区の整備事業を進めていくための計画策定委託とあるが、より詳細な内容の説明を求めました。また、中心市街地以外の地域は置き去りにされていないのかただしたところ、この計画を全て中心市街地に寄せるのではなく、それぞれの地域の実情に合った形で考えていくとの答弁がありました。 この計画は、3か年の債務負担行為を設定するとのことであるが、途中で変更となった場合、この委託料は無駄な支出にならないのかただしたところ、社会資本総合整備補助金を受けるための計画であり、実際の
まちづくりにおいては総合計画が最優先であると認識との答弁がありました。 都市計画変更等支援業務委託料について、内容説明を求めました。 京奈和自動車道の側道整備の現状及び結節道路を今後どのように整備していくのか説明を求めたところ、側道整備については、現在発注はされているがなかなか目に見えてこない。また、結節道路については、現在市道であり、拡幅工事についての負担は県で行うとのことであるが、できるだけ維持管理費が少なく済むよう県に対しさらなる要望をしていくとの答弁がありました。 都市施設管理費の公園改修工事関連経費について、内容と概略の説明を求めました。 住宅
耐震診断委託料及び住宅耐震改修補助金並びに危険ブロック塀撤去補助金について、過去3年間の実績の説明を求めました。 公営住宅集約化支援委託料について、内容説明を求めました。また、前年度において施設長寿命化計画策定委託料があったが、市として公営住宅をどのようにしていくのかをただしました。 公営住宅施設管理費が前年度より増加した理由について説明を求めました。 公営住宅煙報知器取替業務委託料について、対象範囲の説明を求めました。 新婚世帯家賃補助金について、令和2年度及び過去の実績の説明を求めました。 住宅取得補助金及び多世代同居補助金の令和2年度及び過去の実績について、説明を求めました。 改良住宅集会所改修工事について、内容と概略の説明を求めました。 公営住宅空家対策費の修繕料について、実施場所と件数の説明を求めました。 危険空家等解体工事補助金について、等とは何か説明を求めました。また、危険空き家と判定された件数について説明を求めました。 次に、第8款消防費では、奈良県広域消防組合負担金について、前年度より増額となった理由について説明を求め、広域となったメリット、デメリットについてただしました。また、奈良県広域消防組合特別負担金との違いについてただしました。 消防団費の被服調製費が前年度より増加した理由について、説明を求めました。 消防車の購入について、何分団か説明を求めました。 避難所誘導灯設置工事について詳細な説明を求め、また、設置場所の優先順位をただしたところ、自主避難所であるいきいきライフセンター、
中央公民館、
文化交流センターといったところを優先して進めていきたいとの答弁がありました。 (仮称)防災市民センター建設事業費について、事業管理支援業務委託料の内容及び防災市民センター建設工事についてただしました。また、事業実施に当たり一番大事なことは、良い施設を建設し、市民が利用しやすいような、そして、感謝と感動を与えるような施設でないといけないとただしたところ、議会の意見を実施設計に反映させていただきたいと考えるとの答弁がありました。 次に、第9款教育費では、教育大綱策定支援委託料について、昨年度も予算計上されていたが何か年事業であるのか説明を求め、成果品はどのような内容かをただしました。また、市の最上位計画である第6次総合計画との兼ね合いについてただしました。 通級指導教室運営事業費が前年度より減額となっている理由について、説明を求めました。 GIGAスクール業務委託料及びICT研修委託料について、業務内容の詳細な説明を求めました。 学校司書報酬が小学校、中学校ともに前年度より増額となっている理由について、説明を求めました。 教材備品について、どのようなものか説明を求めました。 キャリア教育フォーラム委託料について委託先の説明を求め、また、委託しないとできないような特殊な機材であるのかをただしました。 社会教育総務費に係る国際・全国大会等参加助成金について、詳細な説明を求めました。 民間受託埋蔵文化財発掘調査事業費に係る発掘調査委託料が前年度より増額となっている理由及び調査区域について、説明を求めました。 青少年センター費が前年度より増額になっている理由について、説明を求めました。
文化交流センター費に係る施設整備工事の詳細な内容について、説明を求めました。 市人権教育研究会委託料及び市人権教育推進協議会委託料について、報告書や復命書の提出を求めるなどの対応が必要と厳しくただしたところ、口頭での報告というのは考えられない、今後は監査も含めて全庁的に厳しくチェックをし検証していくとの答弁がありました。 坂本奨学金給付金について、現在の残高をただしました。また、この給付金制度を維持していくための方策について説明を求めました。 市内7小学校及び4中学校の令和3年度入学者数について説明を求めました。 次に、第10款災害復旧費、11款公債費、12款予備費については、特に質問等はございませんでした。 次に、各特別会計予算及び
水道事業会計予算並びに
下水道事業会計予算について、審議の概要をご報告申し上げます。 まず、
国民健康保険事業特別会計予算では、歳入においては、県支出金の県繰入金2号分が前年度より大幅に増加している理由について説明を求めました。 歳出において、一般被保険者医療給付費分納付金が前年度より増加した理由について説明を求めました。 特定健診未受診者対策、特定保健指導未利用者対策事業委託料の委託先及び内容の説明を求めました。 次に、
学校給食費特別会計予算では、令和2年度において新型コロナウイルスの影響で学校給食費が無償化となっている、令和3年度においては通常どおり徴収されると思うが、対応はできているのかをただしました。 次に、
国民宿舎葛城高原ロッジ特別会計予算では、本事業については特別会計である必要があるのかただしたところ、これまでの歴史の中でこのような形で行っている、市にデメリットのないような形で対応していきたいとの答弁がありました。 次に、
介護保険事業特別会計予算では、歳入においては、第1号被保険者保険料が変更となればどこがどのように変更になるのか説明を求めたところ、介護給付費準備基金繰入金での調整となるが、補正予算で対応させていただきたいとの答弁がありました。 歳出においては、計画策定委員会費が前年度より大幅に減額となった理由について説明を求めました。 「食」の自立支援事業委託料の委託先及び詳細な説明についてただしました。 緊急通報システム委託料の委託先について説明を求めました。 認知症初期集中支援事業委託料の委託先及び内容について説明を求めました。 認知症地域支援・ケア向上事業委託料の委託先と内容について説明を求め、さきの認知症初期集中支援事業委託料との違いについてただしました。 介護予防サービス計画作成委託料の委託先及び内容について詳細な説明を求めました。 介護サービスについて、国においては施設型から在宅型へとの方針であるが、市の基本的な方針についてただしました。 市内の特別養護
老人ホームの待機人数についてただしました。 地域密着型特別養護
老人ホームの認可等の方向性について、市の考えをただしました。 また、
後期高齢者医療保険事業特別会計予算、
水道事業会計予算、
下水道事業会計予算については、特に質疑等はありませんでした。 以上が、各特別会計予算及び
水道事業会計予算並びに
下水道事業会計予算の審議の概要であります。 以上の結果、議第16号、
一般会計予算から、議第23号、
下水道事業会計予算の8議案については、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上が、
予算特別委員会の審査結果であります。 なお、今回の
予算特別委員会において指摘のあった人権に関わる委託業務についての証拠書類の不備、
介護保険料の算定誤りについては、事務手続をしっかりと見直し、また、
介護予防センター費の
耐震診断委託料について保留とされた案件、
街なみ環境整備事業に係る道路の美装化や
ポケットパークの候補地等については、以前保留となった
関連事業もあり、それら指摘の重みを十分理解し、今後の対応については議会に対ししっかりと説明責任を果たすよう強く求めるものであります。 これをもって
予算特別委員会の審査報告といたします。議員各位におかれましては、当委員会の報告にご賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
○議長(南満) ただいま
予算特別委員会委員長より報告のありました委員長報告に対しましてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) これをもちまして、討論を終了いたします。 これより採決いたします。 議第16号から議第23号までの8議案を一括採決いたします。 本8議案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに決しましてご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、議第16号、議第17号、議第18号、議第19号、議第20号、議第21号、議第22号及び議第23号については、いずれも原案どおり可決することに決しました。
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○議長(南満) お諮りいたします。ただいま市長より議第30号、(仮称)御所市
防災市民センター建設事業請負契約の締結について外1件が提出されました。この際、日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、議第30号外1件を議題とすることに決しました。
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○議長(南満) 日程追加第1、議第30号、(仮称)御所市
防災市民センター建設事業請負契約の締結についてを議題といたします。 朗読を省略し、直ちに提案者の説明を求めます。東川市長。 〔東川市長登壇〕
◎市長(東川裕) 議第30号、(仮称)御所市
防災市民センター建設事業請負契約の締結についてご説明申し上げます。 本件は、(仮称)御所市防災市民センターの建設事業を施工しようとするものであり、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づく議会の議決に伏すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。 何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(南満) 質疑に入ります。ご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、議第30号は原案どおり可決することに決しました。
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○議長(南満) 日程追加第2、議第31号、御所市教育長の任命についてを議題といたします。書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(南満) 提案者の説明を求めます。東川市長。 〔東川市長登壇〕
◎市長(東川裕) 議第31号、御所市教育長の任命についてご説明申し上げます。 本件は、御所市教育長秋元直樹氏の任期が令和3年3月31日をもって満了となることから、後任に濱中 誠氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 濱中 誠氏は、奈良県
教育委員会事務局保健体育課長補佐、奈良県立御所実業高等学校の校長などを歴任され、教育行政全般に深い理解と豊富な識見を有し、また、人格も高潔であることから、教育長としてまさに適任であると存じます。 何とぞよろしくご審議の上、任命にご同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(南満) 質疑に入ります。ご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。本案を原案どおり同意することに決しましてご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、議第31号は原案どおり同意することに決しました。 この際、先刻、御所市教育長の任命に同意されました濱中 誠氏よりご挨拶を申し上げたいとのことでありますので、挨拶を受けることにいたします。 〔濱中教育長入場〕
◎教育長(濱中誠) ただいま紹介をいただきました濱中 誠でございます。一言ご挨拶申し上げます。 このたび議会の皆様のご同意に賜り、4月1日付で教育長に就任させていただくことになりました。教育長という重責を担うことになり、身に余る光栄とともに身の引き締まる思いをいたしております。誠に微力ではございますが、御所市の教育のために少しでも役に立てばという気持ちで、これまで経験してきたことを生かしながら、また、誠心誠意、全力を尽くしていきたいと思っておりますので、よろしくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。 簡単ではございますが、ご承認にあずかりましたご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 〔濱中教育長退場〕
○議長(南満) 濱中 誠氏におかれましては、しっかりと御所市の教育行政がよくなるよう全力で取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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○議長(南満) お諮りいたします。ただいま12番、小松久展君より、議会議案第1号、国会における憲法論議の推進と
国民的議論を求める意見書の提出について外1件が提出されました。この際、日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第1号外1件を議題とすることに決しました。
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○議長(南満) 日程追加第3、議会議案第1号、国会における憲法論議の推進と
国民的議論を求める意見書の提出についてを議題といたします。書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(南満) 提案者の説明を求めます。12番、小松久展君。 〔12番小松議員登壇〕
◆12番(小松久展) 12番、小松久展でございます。議長の許しを得ましたので意見書を朗読して提案の説明に代えさせていただきたいと思います。 国会における憲法論議の推進と
国民的議論を求める意見書。 日本国憲法は、昭和22年5月3日の施行以来、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の三原則の下、我が国の発展に重要な役割を果たしてきた。この三原則こそ、現憲法の根幹をなすものであり、今後も堅持されなければならない。 現憲法の制定に係る昭和21年6月28日の国会審議において吉田茂首相は、我が国においては、国際平和団体の樹立により、あらゆる侵略を目的とする戦争が防止されることを前提として正当防衛権を認めること、それ自身が有害である旨の答弁を行い、先の大戦の反省の上に立って世界平和への我が国の国際貢献の方向を明確にした。 この経緯を原点として、今日も我が国は現憲法の理念を堅持しなければならない。しかし、今日に至るまでの約70年間、一度の改正も行われておらず、この間、我が国を巡る内外の諸情勢に大きな変化が生じていることに鑑みれば、憲法について護憲、改憲、加憲、創憲など様々な意見がある中で、直面する諸課題から国民の安全を確保し、福祉の向上を図る内容であることが求められる。 このような状況の中、国会でも、平成19年の国民投票法の成立に伴い、憲法審査会が設置され、憲法論議が始められている。 憲法は、国家の基本規定であり、その内容については、国会はもちろんのこと、主権者である国民が幅広く議論し、その結果が反映されるべきである。 よって、
御所市議会は、国会及び政府に対し、日本国憲法について、国会において国民投票法の透明化等を盛り込んだ改正を含め、議論を推進するとともに、
国民的議論を喚起することを強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月25日。 奈良県
御所市議会。 以上でございます。議員各位のご賛同をどうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(南満) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。本案を原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手する者あり〕
○議長(南満) 挙手多数であります。よって、議会議案第1号は、原案どおり可決することに決しました。
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○議長(南満) 日程追加第4、議会議案第2号、最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出についてを議題といたします。書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(南満) 提案者の説明を求めます。2番、中谷文雄君。 〔2番中谷議員登壇〕
◆2番(中谷文雄) 2番、中谷文雄でございます。議長のお許しをいただきましたので、意見書を朗読して提案説明に代えさせていただきたいと思います。 最低賃金の改善と
中小企業支援策の拡充を求める意見書。 厳しい日本経済にコロナ禍が追い打ちをかけ、日本経済は深刻な危機に直面している。コロナ禍でライフラインを支え続けている労働者の多くが非正規雇用労働者で最低賃金近傍の低賃金で働いている。また、最低賃金が低い地域ほど、中小零細企業が多く経済的ダメージはより深刻である。この難局を乗り越えるには、最低賃金の大幅な引き上げと地域間格差をなくすことがこれまで以上に重要になっている。 2020年の地域別最低賃金改定は、最高の東京で時給1,013円、奈良県では838円、最も低い7県では792円に過ぎない。毎日8時間働いても年収120万円から150万円である。これでは、最低賃金法第9条第3項の「労働者の健康で文化的な生活」を確保することはできない。若い労働者の都市部への流出が、地域の労働力不足を招き、地域系の疲弊につながっている。自治体の税収が減少し、行政運営にも影響がでている。若者1人が自立して生活するうえで必要な最低生計費は全国どこでも22万円から24万円(税込み)の収入が必要である。 世界各国の制度と比較すると、日本の最低賃金は、OECD諸国で最低水準であり、ほとんどの国で、地域別ではなく全国一律制をとっている。そして、政府として大胆な財政出動を行い、具体的な
中小企業支援策を確実に実施し、最低賃金の引き上げを支えている。日本でも、中小企業への具体的で十分な使いやすい支援策を拡充する必要がある。労働者の生活と労働力の質、消費購買力を確保しつつ、地域経済と中小企業を支える循環型地域経済の確立によって、誰もが安心して暮らせる社会をつくりたいと考える。 よって、
御所市議会は、下記項目の早期実現を強く求める。 記 1.政府は、労働者の生活を支えるため、最低賃金1,500円以上をめざすこと。 2.政府は、最低賃金法を全国一律最低賃金制度に改正すること。 3.政府は、最低賃金の引き上げができ、経営が継続できるように、中小企業への支援策を最大限拡充し、国民の生命とくらしを守ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月25日。 奈良県
御所市議会。 以上でございます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(南満) 質疑に入ります。ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第2号は原案どおり可決することに決しました。
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○議長(南満) 以上で本定例会に付議されました案件は全て議了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。 議員各位におかれましては3月8日開会以来、連日ご精励をいただき、また議会運営に当たりましては格別のご協力を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。 各執行機関におかれましては、今会期中に開陳されました各議員の意見、要望事項について市政執行の上に十分反映されますよう要望いたします。 閉会に当たりまして市長より挨拶があります。東川市長。 〔東川市長登壇〕
◎市長(東川裕) 3月定例会の閉会に当たりご挨拶を申し上げます。 本定例は、3月8日に開会して以来18日間にわたり慎重審議を賜り、令和3年度予算案をはじめ、条例の制定、その他重要案件につきましてご議決並びにご承認、ご同意を賜りましたことに対し、衷心より厚く御礼を申し上げます。 本会議並びに各委員会におきまして議員皆様から開陳されましたご意見、ご提言につきましては、職員一同十分留意しながら市政運営に生かし、新年度事業の推進に当たりましては、第6次総合計画に掲げる「行きたい、住みたい、語りたい。~自然と歴史を誇れるまち ごせ~」という将来都市像の実現に向け取り組むとともに、予算の適正な執行に努めてまいる所存であります。 また、本定例会において議員各位のご理解を得て同意を賜りました濱中 誠教育長とともに、その重責を全うすべく最善の努力を傾注してまいる決意でありますので、議員の皆様方におかれましては、市政進展のため一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(南満) これをもって令和3年
御所市議会3月定例会を閉会いたします。 どうもありがとうございました。 午後7時25分閉会
--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
御所市議会議長 南 満
御所市議会議員 松浦正一
御所市議会議員 小松久展
御所市議会議員 安川 勝...