◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) 0.017という数字になります。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) ほぼあまりないという認識でよろしいですかね。アメリカの計算の仕方では、何か20万人に1人と聞いております。 市長、市長は公人ですよね。年齢は公表できると思うんですけれども、たしか59歳やったと思うんです。65歳以上の人の
ワクチンが届けば、市長、一番初めに接種してそれを広報に載せるとか、動画を
御所ガールに載せるとか、ちょっとそういった、何ていうんですか、見本、手本になるように。やっぱり命に関わること
なんですよ。この
ワクチンを打たないと
コロナに感染する率は、打てば90%は発症しないという検証は出ておるんです。市長はトップですやん、御所市の。やっぱり市長が一番初めに打ってもらわなあかんと思うんですけれども、市長、その辺はどうでしょうか。
○副議長(
武藤公介)
東川市長。
◎市長(
東川裕) 私は個人的にできるだけ早く打ちたいなというふうに思っております。ただ、この接種につきましては受けられる方の選択という形になっておりますので、あくまでも強制はできない形になっております。私もその辺がちょっと何といいますか、ストレスたまるところ
なんですけれども、私はできたらやっぱり打っていただきたいなというふうには思っております。思っておりますけれども、やっぱり打つのはドクター、お医者さん、専門家
でございますので、私たちの意見がなかなか通らないといいますか、温度が若干違うというところも正直感じている部分もありますので、非常にちょっと難しいやり取りもあるかなと。ただ、私の思いとしては、
医師会等にしっかりと思いは届けていきたいと思いますし、届けておるつもり
でございます。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) 今、質問の内容、市長は答えてくれていませんけれども、僕は1番に打ってくれますよね。それは本人の自由やと思うんですけれども、市長は打ってもらいたい。市民に打ってもらいたいと言うの
であれば、市長は一番先に打ってもらって、そこでアナフィラキシー起きたらそれはえらいことやと思うねんけれども、まず、健康
である市長が一番先に、トップバッターとして打ってもらいたいんですけれども、その辺はどうですか。強制はしません。
○副議長(
武藤公介)
東川市長。
◎市長(
東川裕) 私は先ほども申しましたように、喜んで打ちたいと思っておりますので、トップに、一番最初にやるのがサービス上支障がなければそういう形で私は打たせていただいて、それなりのPRといいますか、打ったよというのはお示しをできたらなというふうに思っております。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) 先進国で
ワクチン嫌いというのが一番日本らしいんですよ。それをかき消すためにも市のトップが一番先に、やっぱり打ってもらいたいん
であれば、市のトップがやらないといけないと思います。 そしてまた
集団接種、これは俺、ちょっとまだ納得でけへんねんけれども、どう
なんですか。もっと
医師会に強く言うて、例えば
かかりつけ医に、インフルエンザの
ワクチンと一緒ですやんか。熱ある人は打てませんねん。打ってもらうとかいうことはできないんですか。 こんなん、いきいき
ライフセンターにタクシーだけ来て、迎えに来て、ほん
だら先ほど俺、冒頭でも言うたんですけれども、孤立したはる人に対してどうお考えですの。あと周知の徹底も教えてほしい。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) ご指摘のように、やっぱり
かかりつけ医に相談をしたりというよう
なこともございます。接種については、そういった項目もあったりということになりますので、
かかりつけ医の先生方でも打っていただけるというよう
なことにつきましても課題
であるかなということには認識しております。これにつきましては、先ほどからも同じ形になりますけれども、
医師会の先生方とも協議をしながら進めていきたいということ
でございます。現段階では何という明確
な答えはございません。 あと、周知につきましてですけれども、課題の中で、先ほども申しましたように
ワクチンの到着ということが非常に不透明というよう
な認識を持っております。私どもも県の
説明会等におきましても質問を行ったりして、そのスケジュールを明確にしてほしい、どのぐらいの量がどういう時期に入ってくるのかということを明確にしていただけるように要望しているところ
なんですけれども、この部分が何せまだ未確定といいましょうか、不安定
な状態になっております。 そういうよう
な状況の中ですねんけれども、できるだけ多くの方が接種をしていただきまして、議員ご指摘のように、やっぱり安心して接種できる環境の整備ということに努めていきたいというふうに考えております。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) 何か全然答弁になっていないと思うねん。僕は
個別接種をしたってくださいと言うている。打ちたくても打てない人が出てくるんですよ、必ず。いきいき
ライフセンターのみ
では。 例えば選挙区、学校区でもいいですやん。学校の体育館を借りて、そこからまだ公用車を使って、あの公用車もそうでしょう。車椅子乗せるよう
な公用車もありますやん。まさしく今使わな意味がないと思うんですよ。その辺に対してもどうですか。
医師会に強く言うていけますか。
個別接種プラス、
集団接種でするんやったら会場は中学校区、小学校区で分けるとか、それのほうが俺は早く打てると思うんですわ。1日100人でしょう。簡単に割ったら、65歳の
高齢者が御所市には1万200人いてるんですよ。簡単に言うたら何日かかるんですか、これが終わるまで。いきいき
ライフセンターのみやったら。その辺を考えていただいて、やっぱりこの中学校区、小学校区に分けて、この間質問した投票所を増やせと言うたときに僕、投票所でもいいですやんか。そこらでもできないのかなという思いがあるんですけれどもどうでしょうか。
○副議長(
武藤公介)
東川市長。
◎市長(
東川裕) 私もその思いを持っております。特に
高齢者にとりましては、かかりつけのお医者さんで打つということで安心感も得られるというふうに思いますし、おっしゃるように1日、1回に100人しか打てないということになりますと、非常に時間がかかります。次の冬のインフルエンザ等のシーズンに必ず重なってくるよう
な形になりますので、私としても早く打ちたいというふうに思っております。 ただ、申しましたように、市職員が鉢巻きを巻いてやっても打つことができませんので、やっぱりお医者様のご協力なくしてはこの事業は進めないところ
でございます。ただ、思いとして、今、議員の思いもしっかりと受け止めさせていただいて、書面の形で
医師会のほうに、私の名前でご協力のご依頼という形で改めて提出をさせていただきたいというふうに思います。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) ありがとうございます。そのように頑張っていただけるようよろしくお願い申し上げます。 次に、異変種、変異株についてちょっとお伺いしたいんですけれども、今日も朝からテレビでずっと見ていたんですけれども、
新型コロナウイルスの変異種というのが全国的に何か、15都道府県やったかな、多分。出てきているらしいんですよ。 これは川本議員も言うてたと思うんですけれども、
コロナワクチンを打ったとしても、今、現状のこのマスクと手洗いを徹底してもらうというのはまだまだ続くと思います、これ。その辺についての周知はできますか。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) 議員ご指摘のように、
ワクチンの接種ということが特効薬といいましょうか、全てを解消するということ
では現在位置づけられていないということを認識しております。 ですので、当然市民の方々には今後も引き続き、やっぱり手洗いをはじめマスクの着用等、
感染予防には全力で努めていただけるよう
な啓発、それを進めていきたいというふうに考えております。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) ちょっと戻っていいですか。 あと、この
ワクチンについて、従来型の
ワクチンですけれども、周知は郵便のほうでするということですけれども、このファイザー製の
ワクチンのみが今、
厚生労働省の認可を受けているということですけれども、まだ何かいろいろ
ワクチン会社が、モデルナとかアストラゼネカとかいろいろ出てくると思うんです。この場合、例えば今、ファイザーのみですやんか。例えばモデルナとかが承認されていった場合は、国からの供給を受けたときに2回打たなあかんでしょう、ファイザーもどんな
ワクチンも。ばらばらにならん、そういう管理体制というのはできているんですか。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) 今現在のところでは、ファイザー製の
ワクチンというものが認可されております。これにつきまして、
高齢者の接種につきましてはこの
ワクチンでというよう
なことでの情報を得ております。 今後、今ご指摘のように他社の
ワクチンが認可されてくるということになりますと、それをどういった対象の方々に接種していくのかというのが出てきますけれども、現在のところ、その1回目を受けられたものと同じ
ワクチンを、同じ会社の
ワクチンを同じ人に打っていくというよう
なことで進めていく形になります。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) その辺の管理というのはどういうふうにしていくんですか。一人一人、この人にはこの
ワクチン、こんな人にはこの程度の
ワクチンというふう
な、ちゃんと管理できるんですか。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) それは市民の方にお配りするクーポン券というものを確認しながら管理するということになります。本人様に対しましても、どの
ワクチンをいつ打ったのかというのを持っていただく。もちろん私どものほう
でも、システム上でどの
ワクチンをいつ誰が打たれたのかということを管理しながら、そういった違う
ワクチンが接種されるとか、そういう不安もないよう
な徹底した管理をしていくということになります。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) そのとおり
なんです。この
ワクチンに関してはいろんな方式があるみたい
なんですね。例えば今、ファイザー製とモデルナ製は形式が違うんですよね。形式というかその方式が。何かいろいろ、不活性
ワクチンとか何かいろいろあるみたい
なんで、その辺もちゃんとしていかないとえらいことになると思うんで、ちゃんと徹底して管理はしてください。 そして、この
ワクチンによっても予防する効率というのは、やっぱりファイザーが今、一番高いですよね。できれば皆ファイザー打ちたいですよね、打つん
であれば。その辺、しっかりと管理していってもらえるようよろしくお願いします。 次に、周知の仕方は。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) ここの中の課題といいましょうか、先ほど申しましたように
ワクチンの入荷というよう
なところが少し安定的
なといいましょうか、見通しがきちっとできないというところがございます。 ただ、市民の方々にはできるだけ打っていただけるよう
な環境ということで周知をしていかなければならないと考えております。ホームページもそうですけれども、それからクーポン券の案内を送らせていただく。もちろん広報紙によりましても、できるだけ今得ている情報を市民の方々にお知らせしていくということを進めていきたいというふうに思っております。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) 広報で知らせるのもいいんですけれども、広報なんか見ている人みたい
なのは二、三割と思うんですけれども、もっと面白いこと書いてあったら読むと思うんです。 例えば広報車で今、次亜塩素酸水も配っていますやんか。放送の中で
ワクチン接種よろしくお願いしますとかいう啓発活動というのも進めていくべきやと思うんですよ。それで、例えばもう自治会の回覧板で流してもらうとか、そういうのもありやと思うんです。 いろいろ、いつ届くか分からない、ほんまに
荒井知事もこの間言っていましたよね。いつ届くか分からない
ワクチン、今週は1万5,000本届いたみたいですけれども、いつ届くか分からない
ワクチンでございますので、しっかりと今後の対応をよろしくお願い申し上げて、ちょっと
コロナウイルス関連に関しては一度閉じたいと思います。 次に、
解消法の話
なんですけれども、市長、今、1点目から答弁いただきました。
条例制定をやっていただけるという認識でよろしいですか。どうでしょう。
○副議長(
武藤公介)
東川市長。
◎市長(
東川裕) 今、人権に関する条例というのは御所市も既に持っているんですけれども、その辺も洗い直すということ
で、今新たに、先ほども申しましたように
社会情勢が非常に大きく変化してきております。SNSの問題もありますし、また、ジェンダーの話もありますし、特に今回は
コロナの話でいろいろ人権というのがクローズアップされています。まさにその
SDGsの概念も入れた形で、大局的に人権というものをしっかりと見据えた上で、新た
なそういう条例の制定に向けて努力していきたいというふうに思います。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) ありがとうございます。 御所市の人権擁護に関する条例ですか、これは平成10年3月31日に改正されているわけ
であって、もうかれこれ25年ですか。25年ほどやね。25年ほど改正されていないと思うんです。 例えば今、五條市さんやったら、令和2年度、6月19日に改正を行っている内容があるんです。ちょっと増えております。それでまた、昨日松浦議員もおっしゃっていたと思うんですが、
新型コロナに対する差別、そしてまた今、いろんな差別が出てきております。アイヌの問題とか、例えばこの間オリンピックの会長が女性差別をしたとか、ジェンダーですよね。いろいろ、子供に対する差別とか
高齢者に対する人権、障害者に対する人権問題、HIV患者に対する人権問題やいろんな、服役した人の人権。 しかし、同和問題というのは日本固有の差別
なんですよ。昔から、もう江戸時代からあるよう
な差別
なんですね。その辺はやっぱりちょっと重きに考えていただき、また条例のこの制定については、市長、しっかりと考えていってもらえますか。
○副議長(
武藤公介)
東川市長。
◎市長(
東川裕) 先ほども申しましたように、人権のまちということをうたっている御所市
でございますので、やはり独自のといいますか、しっかりと内容を練った上でいい条例を作成できたらなというふうに考えております。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) それは市長、いつ頃ぐらいを考えておられますか。もう五條市は去年やっとるんですよね。
○副議長(
武藤公介)
東川市長。
◎市長(
東川裕) 先ほど議員がご指摘いただきました人権擁護のものも古いというよう
なお話もいただいていますので、それも交えながら、まずは本年度中にしっかりと議論をさせていただいて、慌てる必要はありませんけれどもスピード感を持って、できるだけ早いタイミングで制定をできたらというふうに考えております。
○副議長(
武藤公介) 9番、
川田大介君。
◆9番(
川田大介) ありがとうございます。 人権の
ふるさと御所でございますので、人権のまち御所とうたっております。しっかりとこの人権問題ですか、しっかりと頑張ってやっていってもらえるよう市長にお願い申し上げまして、私の質問を終えます。ありがとうございました。
○副議長(
武藤公介) 関連質問はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
武藤公介) 関連質問もないようですので、9番、
川田大介君の
一般質問を終わります。 次に、2番、
中谷文雄君の発言を許します。2番、
中谷文雄君。 〔2番中谷議員登壇〕
◆2番(
中谷文雄) 皆さん、おはようございます。2番、
中谷文雄でございます。ただいま議長の
発言許可をいただきましたので、通告しております点についての質問をさせていただきます。 初めに、今日11日、東日本大震災の発生から10年がたちました。一昨年の10月、被災地へ行ってまいりましたが、今現在、津波被災地では、通常
ならば処理に十数年はかかるとされた震災瓦礫の山が既になく、復興住宅や商業施設などが建設されております。一方で、新しいコミュニティづくりや産業振興が軌道に乗るには時間が必要かと思います。さらに、
コロナ禍により被災地を訪れる人が激減しているそう
であります。自然災害が激甚化、頻発化する中、私たちも3・11の教訓を防災・減災に生かしてまいりたいと思います。 それでは、質問させていただきます。 さて、今年は衆議院選挙、そして来年は市議会議員選挙、そして参議院選挙が行われます。12月議会で
川田議員が選挙実施に伴う投票率の向上、これについて質問をされておられますが、私は選挙投票の環境整備についてお伺いをいたします。
高齢者や障害者等の投票環境の向上のため、投票所における段差の解消や人的介助等のバリアフリー化、投票所への移動が困難
な有権者のための巡回バスの運行、点字や音声による選挙のお知らせなど、様々
な方法により
高齢者や障害者等の投票の環境の向上が求められると思いますが、今までどのよう
な取組をされ、また今後、どのよう
なことに取り組もうとされているのかお聞かせをいただきたいと思います。 次に、現在、御所市の人口は約2万5,000人
で、その中で
高齢者の方が1万人強、
高齢者化率が40%を超えております。また、医師不足という課題も抱えるの
ではないかと、このように思われます。 そこで、今すぐとは申しませんけれども、オンライン診療のビデオ通話設備や医療用機器を搭載した専用車両を運行するモバイルクリニック実証事業について質問をさせていただきます。 長野県伊那市におきまして、昨年と今年度におきまして、民間基金を活用してモバイルクリニック実証事業を行っておられます。 モバイルクリニック実証事業を実施するにあたっては、移動に関する課題解決に向けた実証事業に対して助成を行うトヨタ・モビリティ基金を活用され、2019年からの2年間の計画で事業費が全て助成され、市の支出はゼロ
だそうです。一度取組を考えてみてはいかがでしょうか。 以上で私の質問は終わります。答弁は自席で受けまして、再質問も自席で行わせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(
武藤公介) 中尾
総務課長。
◎
総務課長(中尾健治) 私のほうから、今、中谷議員からお尋ねがありました
高齢者及び障害者等の方々に関する投票環境の向上についてお答えさせていただきます。 まず、施設出入口に段差が生じている投票所におけるバリアフリーの一環として仮設のスロープを設置したり、あるいは職員による人的介助を行うなど、対応させていただいております。また、全ての投票所に車椅子1基を配置するとともに、車椅子の方が投票しやすいよう記載台を設置するなど、投票環境を整えております。 加えて、視覚障害者の方々が投票権を行使されるに際して、各候補者の政見を音声でご理解いただけるように選挙公報の内容をテープに録音する作業を障害者支援団体の方にお願いし、会員の方に配付いただくとともに、選挙管理委員会のほうで視覚障害者の方の投票権行使に資するため、点字の投票用紙を各投票順に備え付けております。 必ずしも十分とは言えないかと思いますが、投票環境におけるバリアフリー化に向けて、一つずつ積み重ねていきたいと思っております。 続きまして、主
な今後の課題につきましては、今、議員もおっしゃいましたように、昨年12月議会の
一般質問で
川田議員からもご意見をいただきました、投票率改善に資する取組がございます。来年4月予定の市議会議員選挙を期して、ご質問いただきました移動困難者対策等を含めまして、事務局で他市町村の先行事例を研究し、選挙管理委員会でも既に議論を始めております。限られた人員、予算の範囲内で
可能な改善策の実施に向けて検討を深めてまいりたいと思います。以上
でございます。よろしくお願いいたします。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) 私のほうからは、モバイルクリニックの実証事業についてのご質問にお答えいたします。 モバイルクリニック実証事業については、看護師が車両で患者の自宅などを訪問すること
で、車両内のビデオ通話を通して医師が遠隔地から患者を診察できるようにし、看護師が医師の指示に従って患者の検査や必要
な処置を行うことを想定したものと聞いております。医師が往診のように患者の自宅を訪れ、訪問するといったもの
ではないため、医師の負担軽減が図られます。 一方、御所市においては、現在20か所の医療機関があり、
高齢者の方をはじめ、多くの方がかかりつけとして定期的に受診をされています。また、受診時間外の午後については、往診対応されている医療機関も複数あり、現在の状況で医師不足により往診対応が困難
であるというよう
なことは聞いておりません。 今後、高齢化や医師不足により受診が困難
な市民の方が増えていくよう
な場合には、モバイルクリニックの検討も必要
だというふうに考えております。
○副議長(
武藤公介) 2番、
中谷文雄君。
◆2番(
中谷文雄) まず、選挙関係に関してなんですけれども、やはり選挙は民主主義の基本
であります。誰でも投票しやすい投票所にしなければならない、これは当然のこと
ではないかなというふうにも思っております。 先ほど課長のほうから答弁がございました。十分
ではないかもしれない、このようにおっしゃられました。そのようにやはり思っていらっしゃる。十分
ではない。
ではどうしたことが、やはり投票していただこうということが大事
なこと
だと思うんです。投票に行こうや、行こうやという思いになっていただく。では何が足らないのかなというところかと思うんですけれども、その辺、どのように思われますでしょうか。
○副議長(
武藤公介) 中尾
総務課長。
◎
総務課長(中尾健治) 今、議員ご指摘のとおり、障害者、
高齢者の方が投票いただく環境整備につきましては、まず、広報、周知が必要
だと考えております。遅ればせ
なんですけれども、郵便投票、これは国で定められた介護認定度、あるいは障害者の等級によるんですけれども、郵便投票が
可能な方について周知が足らなかったということ
で、令和2年度におきまして選挙管理委員会のホームページを更新しまして、その郵便投票の制度を掲載させていただきました。まだホームページにとどまっていますので、またこれからは広報紙等も使いまして広く周知させていただいて、そういう投票を促進するよう
な取組を一つ一つ進めさせていただきたいと考えております。以上
でございます。
○副議長(
武藤公介) 2番、
中谷文雄君。
◆2番(
中谷文雄) こういう積極的
な形で投票依頼していく環境づくりに取り組んでいただくことも必要かと思います。 やはり各いろんな投票所、市内投票所がありますけれども、ほとんどが学校の体育館とか使われるかと思うんですけれども、体育館、やはり災害のときの避難場ということにもなっておるかなというふうに思ったりはするわけ
なんです。私も掖上小学校の体育館で投票するわけ
なんですけれども、やっぱり先ほどおっしゃられましたスロープ、一般的
なスロープですけれども、備えられていますけれども、終わったら撤去されるわけですね。しかしこれは避難場になるんですね。常設はできないんでしょうか。というお考えはないですか。よろしくお願いします。
○副議長(
武藤公介) 奥田副市長。
◎副市長(
奥田公夫) ただいまご質問ありました投票所の恒久的
なスロープの設置につきましては、私のほうからご回答させていただきます。 議員ご指摘のとおり、投票所につきましては、誰もが投票しやすい環境
でなければならないのは当然のこと
でございます。 現在、市内には17か所の投票所がございます。市で所管する建物につきましては、何か所かは常設のスロープや手すりについては設置済みの投票所もございますが、体育館の一部、議員ご指摘のとおり、掖上小学校につきましては、仮設のスロープで対応しておるのも事実
でございます。 ご指摘いただきましたので、今後はそのほかの投票所も含めて、常設でのバリアフリー化を図れるよう現地を調査し、できるところから常設のスロープ設置を進めていきたいと考えております。
○副議長(
武藤公介) 2番、
中谷文雄君。
◆2番(
中谷文雄) ありがとうございます。そういう前向き
なお答えいただいて、ありがとうございます。 それでは、先ほどおっしゃった目とか耳の不自由
な方ですけれども、その方が来られたときに、やはりなかなか分からないという部分もあろうかなと思ったりするんですね。そういう職員の対応、すぐにスピーディーに反応して、何ていうかな、その人その人にもよるんかも分かりません。だけど、しっかりと教育していく。人間的
なものかも分かりませんよ。けれども、市職員のその市民に対する心構えというか、そういったものがいろんなところに波及していくん
ではないかなと思ったりするんですね。 だから、市民に喜んでいただけるよう
な、そういう職員になっていただけるよう
な一人一人に、やはり管理職
であるわけですから、だからそういう教育というのも必要
ではないかなと思うんですけれども、何か研修とかそういったものをされたことはあるんでしょうか。お聞かせください。
○副議長(
武藤公介) 中尾
総務課長。
◎
総務課長(中尾健治) ただいま、選挙投票時の障害者の方への配慮、あるいは対応接遇の研修をしているのかというご質問がありました。 選挙に際して、そういう研修という形では行ってはおりませんけれども、ただ、投票従事者に対して、特に投票所の責任者
である管理職に対して、いつも事務
説明会を事前に行っておるんですけれども、その際には、障害者の方、
高齢者の方が投票所に来られたその表情とか言動とかを見て、困っておられる場面があったら、もう積極的にお声かけやあるいは何らかの補助、介助をするように、そういうふうに申し出るようにということで選挙管理委員会からも呼びかけておるところ
でございます。以上
でございます。
○副議長(
武藤公介) 和泉
総合政策部参事。
◎
総合政策部参事(
和泉範子) 私のほうから、職員に対してのこのよう
な接遇に対しての研修についてご報告させていただきます。 まず、新規採用職員、採用した直後に県内の新規採用職員を集めまして研修等行っている中で、接遇の研修というのはやはりしております。それを経験して、現場のほうに戻りましてからも担当しております管理職のほうで日々指導のほうはしているというよう
なことで現在対応させていただいているかと思います。あらゆる場面でそういうふう
な形で対応については指導徹底しているところかと思っております。
○副議長(
武藤公介) 2番、
中谷文雄君。
◆2番(
中谷文雄) いろいろ、るるお話をいただきましたけれども、よく言われます挨拶運動。そういった、ある意味教育できてんのかとか、そういったことをよく言われますけれども、役所の中だけ
ではなくて、例えば駐車場
であったりして、そこで出会った方にご挨拶するとか、こういったことも一つの一人一人の人格的部分にもつながってくるもの。そういったこと
で、ああ、御所市の役所へ行ったときには気持ちいい挨拶してくれはるなと、そういったことも大事じゃないかなと思ったりする。 結構挨拶せえへん人が多いとかよく言われていた時期がございました。けれども、今結構ご挨拶いただいていますので、気持ちがいい感じがします。そういったことで市の評価というか職員の評価というか、そういったところにもつながってくるのかなと思ったりしますので、続けてお願いしたいなというふうに思ったりいたします。 何はともあれ、18歳から投票権があるわけ
なんですけれども、データからいいますと、やっぱり30代、40代ぐらいが投票率が低いというのも現状
でございます。どうか投票に行こうというよう
な思いになってもらえるよう
な選挙体制というか組織づくりというか、そういったものに取り組んでいただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、次のモバイルクリニックに関しましてですけれども、ある新聞の記事にこういったのが載っておりました。モバイルクリニック実証事業というものについてちょっとお話をしたいと思うんですけれども、このモバイルクリニック実証事業を実施するに当たっては、移動に関する課題解決に向けた実証事業に対して助成を行うトヨタ・モビリティ基金を活用して、2019年度から2年計画で事業費3,000万円が全て助成をされ、市の支出はゼロ
であると。 そういうこと
で、長野県伊那市を例に挙げられているわけ
なんですけれども、その上で情報通信技術(ICT)、これを活用した次世代移動サービス(MaaS)を手がけるMONET Technologies株式会社、医療大手の株式会社、フィリップス・ジャパンと業務連携協定を結び、MaaS技術とオンライン診療を組み合わせた全国でも例のない取組としてスタートをしたと。専用車両は独自に開発をし、オンライン診療に必要
な機能だけを装備したことで救急車やドクターカーを購入するよりも費用を低く抑えられた。国内で
新型コロナウイルスの感染拡大が確認されてからは、車内の換気機能を強化し、感染対策マニュアルも作成をした。今後も参加する医療機関を増やすとともに、運用改善や専用車両の増産も検討していく方針
であると。オンライン診察の課題
である薬の処方に関して、薬局がオンラインで服薬指導するサービスにも取り組んでいこうと。 同事業は昨年7月、自動車やITの専門家が独自性や先進性などを評価して表彰するMaaSアワード2020でサスティナビリティ・地域貢献部門を受賞したと。移動手段を活用した先進的
な試みとして高く評価をされていると。こういうお話
でございます。 この伊那市、非常に広い範囲で、長野県、県自体も広いわけ
なんですけれども、約667平方キロメートルということ
で、もうまさに御所市の約10倍ぐらいある、面積
であるということ
であれ
なんですけれども、御所市を取り上げましてあれ
なんですけれども、御所市の中でこのオンライン診療というのをやっておられる病院はあるんでしょうか。その辺ちょっとお聞かせください。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) 私どものほう
で、
医師会の事務所、それから
医師会長、それから済生会御所病院に確認をしたところ
なんですけれども、こういったオンライン診療については実施されていないということ
でございました。
○副議長(
武藤公介) 2番、
中谷文雄君。
◆2番(
中谷文雄) 先ほど、市内の医師、病院、約20か所
だということでお聞かせいただきました。 葛のほうに目を向けますと、松村医院さん、それから榎本医院さん、奉膳の田仲医院さんとなります。 ちょっとこの24号線のほうに目を受けますと、七浦医院さん、西寺田にございます。あとはほとんどこの市街地というか、こちらの北部のほうに集中しているのが現状
なわけ
で、もう西寺田が南端と言ってもいいわけですよね。 では、そのもっと南部の方々、実際に南部の方とお知り合いの方が私と同じところでかかりつけで行かれておるわけ
なんですが、今は車で来られているの
であれですけれども、その方ももう80近い方
なので、もういずれは車も乗れなくなるよう
な方かなと思ったりするんです。そういう方々もかなり増えてくるんじゃないかなと思ったりするんですね。 今すぐとは申しませんけれども、こういう車両を使って自宅に行ってオンラインで診療してできると。一つの画期的
なところではあるんかなと思ったりもするわけ
なんですけれども、こういうことを今後取り入れていこうという思いはどうでしょうか。ありますでしょうか。
○副議長(
武藤公介)
嶋谷市民安全部長。
◎
市民安全部長(
嶋谷辰也) この事業そのものがということ
ではございませんけれども、議員からご発言いただいている部分は、民間のそういった基金とか事業費、そういったものも含めましていろんな意味で検討できる、何か市にとって導入できるものがないのかということを検討していくべき
なのかなと。そういうことについてのご提案いただいている部分かなと思っております。それらにつきましては、できるだけやっぱりいろんな、御所市の中でやれる事業とかいうことがあるのかどうかということも含めて検討はしていきたいというふうに考えております。
◆2番(
中谷文雄) 分かりました。よろしくお願いをしたいと思います。 看護師さんとかが乗って行かれるわけ
なんですけれども、これと結びつけた話
であれ
なんですけれども、先ほどから
コロナの
ワクチンの接種という。
集団接種、個別に接種というよう
な話もありますけれども、市としては
集団接種を考えているということでいきいき
ライフセンターでされるよう
なんですけれども、先日の
リハーサルも拝見させていただいて、こういう形で看護師さんが患者宅に赴いてという形
であるわけ
なんです。 1つのこれは案ですけれども、この間見させていただいて、受付で待っておられる、それでまた上にあがられてビデオを見られて、また中に入られて待ってられると。3段階で接種をされるということ。こういう時間的
な部分も含めて、その中にも来られる方はいろんな方がいらっしゃいます。車椅子の方もいらっしゃいますし、体のご不自由
な方もいらっしゃるし。そういう方々が椅子に座って、よっこいしょと立たれてお医者さんの前に行かれて、それで接種をされると。やっぱり時間もかかるかと思うんです。 では、これはどうなるか分かりませんけれども、考えていただきたい。お医者さんがずっと回られたらどうなんかなと思ったりしたんです。そういったことも一つの案かなと思ったりはするんですけれども、ちょっと考えていただけたらなと思います。 これからこの
コロナワクチン接種とインフルエンザの予防接種を併せて考えていくと、インフルエンザは年に1回、私も打っとるわけ
なんですけれども、この
コロナもどういった形で接種のほうがなっていくか分かりませんけれども、年に1回打つことになるんか分かりませんけれども、そういったこともこういう形でだんだんだんだん高齢化になってなかなか表に出て行きにくいよう
な状況になってくると、接種に関してもこういう専用車両で自宅に赴いて接種をするという、一つのことも大事になってくるんかなと思ったりはするので、ひとつ前向きに考えていただけたら結構かなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 では、私の質問は終わらせていただきます。以上です。
○副議長(
武藤公介) 関連質問はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
武藤公介) 関連質問もないようですので、2番、
中谷文雄君の
一般質問を終わります。
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○副議長(
武藤公介) 本日で
一般質問は全て終了しましたので、会議を閉じることにいたします。 お諮りいたします。明12日、本会議を再開いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
武藤公介) ご異議なしと認めます。よって、明12日、本会議を再開することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時21分散会
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