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07月02日-09号

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  1. 御所市議会 2020-07-02
    07月02日-09号


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    令和 2年  6月 定例会       令和2年御所市議会6月定例会会議録(第9号)令和2年7月2日(木曜日)午前10時00分開議---------------------------------------議事日程第3号 令和2年7月2日(木曜日)開議宣告---------------------------------------日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程に同じ---------------------------------------出席議員(13名)         1番  齋藤 聡        2番  中谷文雄         3番  川本雅樹        4番  山田秀士         5番  生川真也        6番  池田靖幸         7番  武藤公介        8番  南  満         9番  川田大介       10番  杉本延博        11番  松浦正一       12番  小松久展        13番  安川 勝---------------------------------------欠席議員        なし---------------------------------------説明のための出席者    市長        東川 裕   副市長       北岡一郎    教育長       秋元直樹   理事        上中健児    総務部長      境内陽之介  総合政策部長    三井秀樹    総合政策部参事   和泉範子   市民安全部長    嶋谷辰也    環境衛生部長    竹原全宏   福祉部長      坂上 誠    産業建設部長    森川 剛   産業建設部参事   波左間勝也    教育委員会事務局長 桑原信治   水道局長      琴原照雄    総務課長      中尾健治---------------------------------------事務局職員出席者    事務局長      奥田公夫   事務局次長     西川知宏    総務係長      嶋谷直美   速記者       久保田祐子---------------------------------------     午前10時00分開議 ○議長南満) ただいまより6月定例会を再開いたします。---------------------------------------議長南満) これより本日の会議を開きます。---------------------------------------議長南満) 直ちに日程に入ります。 昨日に引き続き、一般質問を行います。2番、中谷文雄君の発言を許します。2番、中谷文雄君。     〔2番中谷議員登壇〕 ◆2番(中谷文雄) おはようございます。2番、中谷文雄でございます。ただいま議長発言許可をいただきましたので、通告しております点についての質問をさせていただきます。 初めに、いつもですとこの傍聴席の一番最前列にお座りいただいてお聞きいただいております長越さんというおばちゃんですけれども、先月の末ぐらいですか、お亡くなりになりまして、本当にご冥福をお祈りしたいと、このように思います。本当にご苦労さまでございました。お疲れさまでございました。 私のほうからは、内閣府は、新型コロナウイルスを念頭に感染症対策を取り入れた避難所運営訓練自治体に呼びかけています。新型コロナが広がっている中で災害が起これば、避難所感染防止策を徹底する必要があり、住民の受入れなどにスタッフが追われることとなります。このため訓練ガイドラインの作成が必要です。役割分担や手順、課題、必要なスタッフの数の確認が必要であります。 新型コロナを踏まえた避難所の開設、運営訓練は各地で行われております。2016年の熊本地震で被災した熊本県益城町では、5月24日、感染症が蔓延する中での大雨を想定した訓練を行い、職員約50人が参加されました。個人防護服着用訓練体調不良者への対応訓練などをされました。その中で課題となったのが、保健師ら医療従事者の不足だったそうです。また、発熱者濃厚接触者避難してきた場合を想定し、専用スペースへの誘導や保健所への移送のシミュレーションを行うことが必要かと思います。感染を恐れ、避難所車中泊をする住民も増えると見込まれるため、スペースを十分確保した駐車位置を設け、物資や食料の配布方法も考えておく必要があろうかと思います。 そこでお尋ねをいたします。避難所密集場所となることを防ぐために、指定避難所以外に避難所を設けるなど、可能な限りたくさんの避難所を開設し、避難者が密集しないようにする必要があろうかと思いますが、お答えください。 次に、避難所への集中を防ぎ、避難所での感染を防止するために適切な避難行動についての住民周知を行うことが必要かと思います。そこで自宅災害危険性を確認し、安全が確保できる場合は自宅にとどまることも必要かと思います。そのためにも、事前にハザードマップ等により居住地域災害リスクを確認し、自宅危険性避難必要性避難所の場所や移動方法を事前に検討しておくことが必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。また、市の備蓄品には限りがあるため、避難生活において必要となるものを可能な限り各自で用意をし、避難の際には持参することが望ましいと思いますが、いかがでしょうか。 次に、避難所における感染症対策に必要な物資について、十分に確保しておくことが必要かと思います。予防や健康管理に必要なものとしてサーモグラフィー消毒用品として石けんやハンドソープやウエットティッシュ、ペーパータオル、感染症の発生に備えたものとして防護着や不織布キャップやレインウエア、ゴーグルや長靴、また使い捨てゴム手袋などを用意することが必要ではないかと思いますけれども、いかがでございますでしょうか。 以上で私の質問は終わります。答弁は自席で受けまして、再質問も自席で行わせていただきます。ありがとうございました。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 私のほうから、ただいまご質問ただきましたコロナを想定しての避難所運営についてということで、そのご質問にお答えいたします。 まず初めに、避難所の数の確保についてでございますが、新型コロナウイルス感染症対策として、避難時においても一定の距離を保つ必要があり、避難スペース確保は重要な課題と考えております。このため、指定避難所においては、発熱症状のある方は別室を準備するなど、施設内での避難所以外の諸室の利用を計画してまいります。例えば各学校では、体育館以外に教室保育室の利用を調整しています。また、災害危険リスクの低い住民は、必ずしも避難所への避難が必要とならないこと。また、親類や知人など、安全な地域にいる場合、可能であればそこへ避難するなど、分散避難考え方周知してまいります。 次に、避難行動について住民への周知といたしましては、広報6月号において広報をいたしました。また、8月号への掲載も予定しており、引き続き掲載していくほか、避難情報の発表時には防災メール自治会への連絡を行うとともに、必要に応じて分散避難感染予防品の携行などを注意点として呼びかけを行ってまいります。また、住民の方々においては、日頃よりお住まい地域危険性災害の際取るべき手段を確認いただくため、御所市では、今年度において総合防災マップを作成し、5月に全戸配布をして、市民の皆さんの災害に対する意識の高揚を促しています。 次に、感染症対策に必要な物資準備についてでございますが、内閣府が提示するガイドラインに従い準備を進めております。具体的には、受付時の非接触型体温計消毒薬避難ルーム、テントなど、また使い捨てマスクポリ袋運営スタッフ防護服フェースシールドを発注、準備し、避難所防災倉庫に配備しています。また、サーモグラフィーについては必要性等検討いたしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) ありがとうございます。 では、避難所の数の確保というところであるんですけれども、避難所における新型コロナウイルス感染症の拡大、これを防止するために、どこでもウイルスというのはあるよと。専門家の先生も、このコロナウイルスはなくなることはないんやというようなこともおっしゃっていらっしゃいます。避難所においてよく言われている密です、3密という部分においては、これはやはりそういったものを生み出さないためにもやっぱりゼロ密という、こういうのを達成していこうというこの決意というものが必要なんかなというふうに思いますし、だから一人一人がうつさない、またうつらないということも基本的な考え方に立って行動していくことが必要でないかなというふうに私も思うわけなんですけれども、この避難所の数、先ほど部長のほうからございました学校、空いている教室とか保健室とかおっしゃっておられましたですけれども、ちなみに空いている教室はどれぐらいあるのか、お聞かせいただけますでしょうか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 災害発生時、当然、豪雨災害とか台風とか、そういったところのイメージでいきますと、夜なのか昼なのか、学校が運営されている時間帯なのかということもございます。そういった条件もございますけれども、例えば夜とか夜間などの避難ということであれば、教室自体が児童さんはおられないという状況ですので、そういった中ではできるだけ部屋を使っていけるというような形は取れるかなというふうに思っております。 昼間の時間帯ということになりますと、子供さんが一旦おられて、その中で警報が出てくるとかというような状況が、それぞれの想定のところがいろいろ変わってくるかとは思うんですけれども、そこら辺もきちっとシミュレーションをしながら、どういう状況で部屋を使っていけるかということも含めて検討といいましょうかシミュレーションしていきたいというふうに考えており、具体的な数につきましては、申し訳ございません。個々に違いがあったりということがございますので、数字の把握まではちょっとできておりません。 ○議長南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) また調べておいてもらえますか。これは、1日や2日で終わるものでもないかも分かりませんし、避難されている方が。1週間避難しなきゃならないとかということも起こってくるかも分かりません。お願いしたいと思います。 ちなみに、例えば大正小学校収容人数、これは490名というような形でなっておりますけれども、今、コロナウイルスの関係、感染症対策という部分において、490名入れるわけじゃないと思うんです。実際にこのゼロ密という部分考え方に立った場合に、収容人数はこの大正小学校490名、実際に何名一応収容を考えられているのかお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 収容人数490人というところにつきましては、これは、御所市内で例えば南海トラフ地震等々を想定いたしますと、約1万人程度の避難者が出るというふうに、以前、県の被害想定という数字の中でございました。そういったところから、ある程度、地域的なものを含めまして割り振りを行っているところの数字ということでございます。 ですので、地震災害ということで、いっときにそういった人たちが全部出るということになれば、議員指摘のように、ゼロ密というところまでのものを確保できるかというところは議論としてございます。ただ、今までありました豪雨災害とか台風とか、そういった備えということになりますと、先ほど来、答弁もさせていただきましたけれども、できるだけ地域自分がお住まい地域がどういった状況か、避難必要性があるかないかというところも判断をしていただきながら、自宅にとどまるということも、今、広報されているところでございますので、そういったところを含めた形の避難の在り方ということでは、これは広報することによりまして、ゼロ密まではいかないか分かりませんけれども、そのコロナによります感染の拡大ということを少しでも低減させることができるのではないかというふうに考えているところでございます。 ○議長南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) 今、部長おっしゃってくださっているこの辺はよく分かるんです。避難所収容人数、先日頂いた資料を見させていただくと、避難所施設が15か所あります。総合計が4,393というところであります。これはマックスだと思うんです。もしこのゼロ密を考えたときのマックス、これはやっぱりこれからこれですよ、ゼロ密のマックス。実際、これだけ4,000何人、来られないかどうか分かりませんけれども、しかし、実際にマックス来られたときに、受け入れる側は、これだけはちょっと入ることはできないんですというような形。じゃ空き教室に入れていただくというようなことにもなろうかと思うんで、その辺の場合の臨機応変な対応、この避難所の数、この辺の数もきちっとしっかりと捉えて出していくことが必要かなというふうに思いますので、お願いしたいなというふうに思います。この辺、よろしいでしょうか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 議員指摘のように、ゼロ密というところまでの部分にどれだけ近づけるかというところでは、はっきりとしたことを、ゼロ密にできますというような明言は私のほうからいたすことはできないかと思います。ただ、ご指摘いただきましたように、今までの、昨日からもご質問ありました通常の災害に加えた今回コロナの複合的な災害対策という視点は、ご指摘をいただいているところでございますので、当然、今回、防災計画の見直しということも行ってまいります。その中で、どこまでそれに近づく形のものを計画していけるのかということは、検討する余地があるのではないかというふうに思いますので、この部分につきましては、その計画の中にも検討材料として加えていきたいというふうに考えています。 ○議長南満) 2番、中谷文雄君。
    ◆2番(中谷文雄) この間、去年ですか、台風があったときに、うちの村ですねんけれども、自治会集会所、村の集会所というか公民館というんか、こちらのほうにお年寄りの方、お独り住まいの方が避難をされまして、1人やから家におっても寂しい、怖いという部分があるから、みんなとおればわいわいと言うて、朝ぐらいから夕方ぐらいまでいらっしゃったんですけれども、無事に家のほうに、自宅のほうに帰られたというのがあったわけなんですが、ほとんど老人会の方であったんです。 田原本町でもこの自治会集会所、これの活用を検討していこうというふうに動いていらっしゃるようでもございますし、川西町におきましても、今、部長おっしゃった学校教室とか公共の施設とかというのも使っていこうというようなことで検討をされておられるようなんですけれども、そういったところで、やはりどこが一番いいのかと、数はやっぱり増やしていく、密になってはいけないというようなことで、どうしたって増えていくことになろうかと思います。そうしたところに、例えば市の職員が、その施設1か所に何人必要になってくるのかとかというようなことも本当にご苦労をかけるかと思うんですけれども、ちょっと対応を、市民に向けた対応というものを考えていただくようにお願いしたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。 避難行動住民周知に関しましてですけれども、昨日も川本議員から、避難とは難を避けるというようなことでおっしゃっておられましたですけれども、先ほど読み上げの中でも、自宅にとどまることも重要であるというふうなことも言わせていただきました。また、部長のほうからも、その辺の部分で親戚のところとかというようなことも言っていただきましたですけれども、その周知について、例えば自治体のホームページとか広報紙もあろうかと思いますし、チラシとかこういったものも活用していくことも必要かなというふうに思います。自治会での回覧とかというものも考えていただけたらなというふうにも思ったりいたします。だから、どっちにしても、密を満たしやすい状況で、避難所というのはどうしたって一遍に来られます。1つの避難所、どれぐらいの方が来られているのか分からない状態で来られますので、自宅に待機をするということも必要やろうし、そういった情報提供というか、そういったこともしっかりと訴えていただくようにお願いしたいなというふうに思います。 一つの参考というか、御所市はあれですけれども、下市町ですと下市ケーブルテレビ、こういったのを活用されておられるようでございます。十津川村ですと村の広報紙への掲載に加えて、防災タブレットへの配信を予定しているよというような情報も入っておりますので、そういったことも一つ活用できるようであれば、お願いできたらなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それから、感染症3つ目の必要な物資準備というところであるんですけれども、非接触型体温計、こういったものも必要やろうしサーモグラフィーということも、ここは検討していこうというお話でございました。 6月25日ですか、九州のほうで大雨が発生したんですね。このコロナ感染症対策というか、このさなかでのこの大雨佐世保市というところで、3時間で180ミリを超える大雨が発生して、避難指示避難勧告、これを出されたということで、佐世保市でも27か所ですか、避難所を開設されたようなんです。ある道の駅だったと思うんですけれども、そちらのほうに避難された方が最終24人ぐらい避難されたようなんですけれども、市の職員が行ったときには、9時ぐらいに行かれたんですよね。大体10人程度の方が避難してこられていたということだそうなんですけれども、今までいろんな、これをやりましょうね、あれをやりましょうねというふうな形で市の職員さんは訓練されていたようなんですけれども、全くできなかった。ましてや、先ほど非接触型体温計という話が出ていましたけれども、これすらもできなかったということらしいんです。ほかのところに手が回らなくてできなかったということらしいんです。 そう考えると、サーモグラフィーは非常に有効かなと思ったりも、高いものなんであれですけれども。そういったところも考えていただける、職員の手を止めることなく、いろんな形で動けるような形を整えることも住民に対しての安心・安全という部分にもなってくるのかなというふうに思いますので、そういったところに関して、部長、いかがでしょうか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 災害時、今、佐世保市でしたか、そういった地域での大雨状況等をご説明いただいたところでございますけれども、ご指摘のように、災害時におきましては、日頃、職員訓練をしている中ででもそれを想定した以上の事態が生じたりということでパニック状態になってしまったり、十分な対応が取れなかったということはあるんではないかなというふうに思っております。そういう意味では、訓練必要性というところはやっぱり都度都度確認していって、実践していかなければならないということになろうかと思います。 ご指摘いただいていますサーモグラフィー等につきましては、特にコロナに関わっての大きな課題であるなというふうには思っておりますけれども、これにつきましても、現場訓練とかシミュレーション、そういったことも含めた中で検討をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) これはどうなのか分かりませんけれども、奈良県12市ある中で、どこともやってはいないんですけれども、例えば市の庁舎の入り口で非接触型体温計で測っているところはどこもないようです。いろんな事情もあろうかなと思ったりもするわけなんですけれども、そういったところに1つでもサーモグラフィー1個でもいいです。設置しておけば、もし1人でも2人でも入ってこられて、もうフリーパスですよね、実際。非常に重要な部分でもないのかなというふうにも思ったりしますので、ちょっと一つ考えていただけたらなと思います。 昨日も川本議員のほうからございました段ボールベッドもやはり必要かなというふうにも思ったりします。実は、私の母親ですけれども、こういうじかに床に座ったりするんですよ。寝転がったりとかするんですけれども、じゃ起き上がるときが大変で、自分で、手を支えたりするんですけれども、自分で起きる起きると言うて、何かつかまってないとすっと起きられない状況なんです。そういったことを考えると、避難してこられる方、いろんな方がいらっしゃると思います。例えば車椅子の方もいらっしゃるかも分かりません。足の不自由な方もいらっしゃるかも分かりません。そういったことを考えると、やはり段ボールベッドというのは必要かなと思ったりもいたします。 昨日、協定という部分の話もございました。県においては西日本段ボール工業組合、こちらと協定を結んでおられるようでございます。また、この段ボールベッドとかパーティション、こういったものも天理市とか隣の葛城市も用意するような状況で進んでおるようでございますので、あくまでもやっぱり市民に目を向けるような、喜んでいただけるような、次亜塩素酸水、喜んでいますよ、正直。うちの母親なんか、例えば人権センターへちょこちょこ行くんですよ。もらってきて、床の掃除したりするのに、ちょっとるんるん気分のような感じで拭き掃除をしてくれて、きれいになってきて、家族も喜んでいるんです。だから、市民が喜んでいただけるような行動というのも大事かなと思ったりします。市民の目線に立った行動というものをお願いしたいなというふうに思います。 昨日、おとついぐらいですか、ニュースを見ていたんですけれども、中国のほうでまた新たな新型インフルエンザウイルスというのが出たんやというようなニュースがございました。やっぱり今、新型コロナ感染症が出ているさなかでのこういうニュースであります。こういうパンデミックウイルスというのになる可能性があるんではないかというものもあろうかと思います。しっかりと監視していくことも必要であろうかと思いますし、専門家でもまだちょっと驚異的なものではないかもしれないというふうな部分の話もあるようなんですけれども、しかし、これは重なってくると、大きな被害にもなろうかと思いますので、しっかりと市としても市民の安全を守るということも想定しながら動いていただけたらなというふうに思いますので、どうかよろしくお願いをしたいと思います。私のほうからは以上でございます。 ○議長南満) 関連質問はありませんか。9番、川田大介君。 ◆9番(川田大介) すみません、中谷議員の再質問させていただきます。 今、ほぼ水害のみの話だったと思うんですけれども、政府の地震調査委員会というのがありまして、ここ30年以内に、この間までは70%の確率やったんですけれども、今80%の確率で南海トラフ地震が来ると言われております。当市におきまして、この南海トラフが起きたときに、どれぐらいの家屋が倒壊し、どれぐらいの避難民が出るというのは想定できているんですか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 議員指摘地震に対してということでいきますと、今現在、市内でも家屋の建て替え等が行われたりということがございますので、その辺で以前に検討している被害想定から変わっている部分があろうかと思いますけれども、1つは、平成16年に奈良県が報道発表しております奈良県の被害想定というのがございます。その数値によって、御所市内ではどのぐらいの家屋が倒壊する、または先ほど申しましたけれども、概数ですけれども、1万人程度の最大の避難者があるのではないかという想定の数字はございます。 ○議長南満) 9番、川田大介君。 ◆9番(川田大介) その1万人というのは奈良県内だけの想定ですか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) これは御所市内でございます。 ○議長南満) 9番、川田大介君。 ◆9番(川田大介) あと、これは1万人やったね。先ほど避難所は全部で4,000人とお伺いいたしましたけれども、これ起きた場合は、1万人も避難民が出た場合はどう対処するのかお答え願います。 ○議長南満) 指定避難所と緊急避難所と合わせて。嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 今、ご指摘部分につきましては、お手元に、先ほどご発言ありました4,000というのは15か所の避難所の数でございます。市内には35か所今ございますので、その中で、当然、この奈良県の被害想定、平成16年10月29日に報道発表されておりますけれども、この数字は、御所市の人口が3万6,000人というところでの想定でございます。様々な条件、先ほど言いましたように、建物の建て替え等が行われているとか家族構成、年齢構成といった部分では諸条件が違いますので、一概に申し上げることはできませんけれども、現在の人口約2万5,000人というものと比較しますと、またこの数字も若干違うものだというふうに思っております。 避難所につきましては、先ほども言いましたように、35か所の中でほぼそれらの方が避難していただけるような状況になるようということで、検討しているところでございます。 ○議長南満) あわせて、緊急避難所のときに運動場等も使うという答弁も入れておいたらどうですか。嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 申し訳ございません。当然地震とかということでございますと、建物の中だけということではいきません。屋外の緊急避難所ということでは、グラウンドとかそういった部分も活用しての避難ということも必要になってくるということでございます。 ○議長南満) 9番、川田大介君。 ◆9番(川田大介) これは、地震が起きて家屋が倒壊すれば、避難する時間というのは、水害のときやったら水が引いたら家へ帰れるけれども、地震の場合は、家屋が倒壊すれば、避難する時間が長く、仮設住宅ができるぐらいまではしなければならないということで、そこまではシミュレーションはできているんですか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 避難というところでは、非常にどういった状況になるのかというのでは、細かいところまでといいますと十分なことはできていない部分もあろうかと思います。ただ、特に水害とかということでは、平成26年以降、特に避難所を開設して、避難者の方を受入れしたりしていっておりますので、そういった中で特に必要なもの、それから対応について順次対応していくというようなことで対応しているところでございます。 ○議長南満) 9番、川田大介君。 ◆9番(川田大介) それは水害のみ、水害の話でしょう。今、僕が言うているのは、南海トラフ、マグニチュード8クラスの地震が来るということなんですけれども、家屋の倒壊も多分すごいあると思います。しっかりこの辺も、これは30年に80%の確率で来ると言われているんですよ。あした来てもおかしくない状態なんです。だからしっかりとシミュレーションして、中谷議員が言うていたように訓練もするようにやっていただけていますか。 ○議長南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 水害のみならず、地震についてもどのように対応していくのかというところは、やっぱり市民の皆様方の安心につながるように、今ご指摘もいただいております、そういった部分も含めまして対応をしていきたいというふうに考えています。 ○議長南満) 9番、川田大介君。 ◆9番(川田大介) 分かりました。楽しみに、またしておきます。 ○議長南満) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長南満) ないようですので、2番、中谷文雄君の一般質問を終わります。 次に、5番、生川真也君の一般質問の発言を許します。5番、生川真也君。     〔5番生川議員登壇〕 ◆5番(生川真也) 皆さん、おはようございます。5番、生川真也でございます。議長発言許可をいただきましたので、さきに通告しております2点について一般質問を行わせていただきます。 最初に、高齢者のための公共交通施策についてであります。 平成31年3月に策定されました御所市公共交通運行効率化計画においては、公共交通についての市民アンケートの結果、市南部においては、高齢者にとって利便性の高い公共交通が欠くべからざるものとされています。それにもかかわらず、公共交通再編の取組に関する予算が令和2年度予算には全く計上されておらず、事業の実現に大きな懸念を抱かざるを得ません。市長の施政方針におかれましても、高齢者のための自動車誤発進防止装置への助成制度には言及はありましたが、公共交通についての具体的な言及はありませんでした。市民の誰もが分かるように、もっと具体的な内容を示していただかなければ、市民は安心することができません。自動車の安全装置への助成が取られたとはいえ、既に免許を返納された高齢者、免許を持っておられない高齢者も多くおられます。 高齢化率が年々高まる中、安心して利用できる公共交通の整備は待ったなしです。公共交通の見直し、デマンド交通の実証運行の見通しはどうなっていますでしょうか、明確な答弁を求めます。 次に、市長の所信表明についてであります。 現在、コロナ禍によって100年に一度あるかないかの未曽有の危機に世界も日本も、そしてこの御所市も見舞われております。幸いにして本市では、市民の皆さんの努力もあり、感染者は確認されておりません。しかし、世界でも国内でも感染者は引き続き増え続けており、第2波、第3波の襲来も懸念されているところであります。この先どうなるのか、誰も予想することができないのが現状であります。こうした厳しい現状の中で、市長は引き続き市政の運営を担われます。 市民の命と暮らしを守ることが市長に課せられた使命であります。確かに5月末の補正予算、そして、この6月議会でも様々な対策や施策を講じられ、予算案も計上されていることに対しては一定の評価はいたします。しかし、先ほども申しましたとおり、この先は予断を許されない状況であり、市民の誰もが不安を感じざるを得ません。感染に対する恐怖に加えて、仕事は続けていけるのか、暮らしは大丈夫なのか、不安でいっぱいです。 そこで、市長に対しては、どういう事態が起ころうとも、一人の市民も見捨てない、市民の命も暮らしも責任を持って守り切る、お店も企業も全て守り切る、こうした強い決意を持って市政の運営に臨んでいただきたい。全ての市民が安心できる強い決意を示していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。全ての市民に対して安心・安全を約束していただきたい。市長の強い決意表明を改めて求めます。 壇上での質問は以上です。答弁は自席で伺い、再質問も自席から行わせていただきます。 ○議長南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 私の所信についてのご質問にお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症については、5月25日に緊急事態宣言が解除され、現在は比較的落ち着いている状況となっていますが、寒くなる頃には、第2波、第3波が発生する可能性が高いと言われています。このような状況の中、新型コロナウイルス感染症の危機をいかに乗り越えていくか、市民の安心と安全、市民生活をしっかりと守っていくことが基本と考えています。子供たちから高齢者の方々まで安心して暮らすことのできる御所市を守っていかなければならない責任を強く感じており、引き続き最大限の取組を展開してまいります。 今後も感染拡大を防ぎ、第2波、第3波に耐えるべき対応策、市民感染症に対する意識の向上、学校教育に対する支援体制、高齢者に対する健康保持の対応、事業者支援など、全ての市民の皆様に行き届くよう進めてまいります。また、市民の皆様が新しい生活様式を取り入れながら安心して新しい日常生活を送れるよう取り組んでまいります。市民一人一人に感染しない、感染させないよう、市民の皆様に寄り添う姿勢で生活、経済支援も含め、御所市バージョンとして予算の有無にかかわらず支援を続け、少しでも不安を取り除くことができるよう、今後も全力で取り組む覚悟であります。 引き続き4期目の御所市政を担うに当たり、夢と誇りが芽生えるまちづくりを掲げ、市民の皆様に確かな未来への道筋を目に見える形でお示しすることが今の私に与えられた使命だと考えております。御所市の大きな財産である市民力を結集し、オール御所の体制で市民の皆様が誇れる、誇りたくなるような御所市を目指し、最善の努力を傾注していまいります。 ○議長南満) 三井総合政策部長。 ◎総合政策部長三井秀樹) 失礼します。私のほうからは、高齢者のための公共交通施策についてお答え申し上げます。 これまで平成30年度に策定いたしました御所市内公共交通運行効率化計画に基づき、交通事業者、関係機関との調整、協議を重ねてまいりました。今後は、行政が運行するコミュニティバスを含めた公共交通の再編を進めていくに当たり、県内のバス、タクシー、鉄道事業者、住民、国、県などの行政機関の代表者で構成された地域公共交通会議の開催や、デマンドタクシー導入エリアにおいての地元住民説明会の開催などを進めていくことが必要となってきます。 しかしながら、運行に関わり様々なご意見をいただき、また、庁内で検証を重ねた結果、その取組が困難な状況であると思われることから、今年度の公共交通実証運行計画等策定に関する経費の予算計上を見送っております。 一方で、議員指摘のとおり、高齢化が進む中、全ての市民の利便性が向上し、安心してご利用いただける市内公共交通の整備は喫緊の課題であると認識しております。つきましては、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波の状況も勘案しながら、また運行に関わるご意見を改めて精査するとともに、しっかりと準備し、ご理解をいただいた上で公共交通実証運行の実現に向けた取組を進めるべく、令和3年度の当初予算への必要経費計上の検討を進めてまいります。私からは以上でございます。 ○議長南満) 5番、生川真也君。 ◆5番(生川真也) それでは、再質問を行わせていただきます。 三井部長のほうから、高齢者のための公共交通施策について、前向きな答弁をいただきありがとうございました。市民が一刻も早く安心できるように、できる限り早くデマンドタクシーの導入エリアの住民説明会の開催を進めていただき、令和3年度の当初予算には、改めて必要な経費を計上していただき、デマンドタクシーの実証運行の実現に向けた取組をどうかよろしくお願いいたします。 確認のために市長にお伺いいたします。 長らくの案件である公共交通の見直しについて、来年度の実施に向けた市長の所見はいかがか、お伺いいたします。 ○議長南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 公共交通の問題は、私も非常に重要な課題だというふうに受け止めております。今回、このコロナの問題で、いろいろと障害も起きていることは事実ですけれども、しっかりと大きな課題と受け止めて、先ほど三井部長が申しましたとおり、しっかりと進めてまいりたいというふうに思います。 ○議長南満) 5番、生川真也君。 ◆5番(生川真也) ありがとうございます。実現に向けて速やかに取り組まれることを重ねてお願いいたします。 続きまして、次に、市長から決意の言葉をいただき、大変力強く感じました。子供たちから高齢者の方々まで、安心して暮らすことのできる御所市を守っていかねばならない、この言葉にすごく胸が感動いたしました。この決意を必ず守り抜いていただきたいと思います。とりわけ、コロナからお年寄りや子供たちなど弱者を守っていく、失業者も増えることが予想されています。困難や格差が命に関わることがあってはなりません。立場の弱い方々に心から寄り添う温かな御所市の運営を強く望みます。 また、市民力ということも言われました。できるだけ多くの市民の声に耳を傾けていただき、全ての英知を結集してこの危機を乗り切るために、市長も進んで市民の中に足を運んでいただき、市民生活の実態をつかんでいただきたいと思います。私も全力で頑張ります。議会も行政も市民と力を合わせてこの危機を乗り切ることを呼びかけて、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長南満) 関連質問はありませんか。12番、小松久展君。 ◆12番(小松久展) 生川議員の関連で、市長に対する所信表明の内容について、少しお聞かせを願いたいと思うわけでございます。 特に市長は、所信表明の3ページ、「財政再建への道すじ」や自主財源に乏しいとか、また経常収支比率が悪いと、それは全くそのとおりでございます。一番財政力の弱いのが、12市で御所市であることは間違いないわけでございますが、本当に救われているのは、財源は特別交付税、本当に御所市は奈良県1番、近畿でもトップクラスの特別交付税に頼っているまちでございます。市長は、今回の中において、10年前、私は思い起こすんですけれども、東京にも私は頻繁に上京させていただきました。そして、国会議員や各省庁にも陳情等々はしてきたわけでございますが、その中において市長も日参された記憶があるんですけれども、その当時の御所市の状況をしっかりと訴えて特別交付税が増額されたというような記憶をしておるんですけれども、そうですね。その点については、道筋やどうのこうのよりも、本当に頼っているのは、私から言わしたら、特別交付税の、福祉施策みたいなもので、国から生活保護をもらっているような状態であることは間違いないわけでございます。 ところで、今回、それに関連して聞くんですけれども、頻繁に、3月、4月、5月、6月、最終は7月号としてビラが投げ込まれ、そしてまた最後、今年の7月1日ですか、2日、3日前にとどめが新聞報道なんですよね。産業廃棄物業者の、一般廃棄物業者の、御所市の市有地を取り込んでいるというような事実関係、そして、先般、議長宛て、監査委員、市長宛てに土地の市有地に関する陳情書、これは明らかに同盟婦人部の署名、捺印もあるんですけれども、議会がしっかりしなさいと、前回、こう書かれたんですよ。市議会議員や監査委員は、市の財政実態を点検、把握する責任がありますと、積極的に議論をし取り組んでくださいと。取り組ませていただきました。 その中において、誤字と、そして取り込んだ業者の名前に、567番地及び小林562番地2の5の2というのが記載されているんですけれども、これは全く事実無根でございます。これは、言うて悪いですけれども、567番地は存在します。ただし、存在はしておりますけれども、行政側と売り買い、そして今までの流れがしっかりと平成7年から売却というんですか、所有者移転とか、それなりの交渉が進められておったと。力関係で取り込んだというような事実関係は一切ございませんでした。 そこで、市長に聞くんですけれども、この問題については、地権者との関係でしっかりと行政側と売買に進んでいるということは事実なんですか。それと、もう一つ、調べた結果ですけれども、各地域の内容において調査をした結果、元町地番の不正に占有されている物件があると、市有地で。そして、もう一つは、戸毛地区において無断で目的外使用、これがあるんですか。それと、もう一つは賃料、家賃契約がされているんですか。ここにも書かれているんですけれども、しっかりと賃貸契約を結んでいるんかと書かれているんですよ。じゃ、この戸毛地域の出荷場、これは賃貸契約を結ばれておりますか。それで、そしてもう一つは、目的外使用をされていませんか。元町地番においては6か所市有財産、大きな市有財産ですよ。これは賃貸契約、売買契約を結んでおられますか。滞納されておりますか。現状どうですか。 ○議長南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) まず、話題になっております小林の物件につきましては、今、議員がご指摘のように、1筆がその事業者さんの中にあるという、これは事実でございます。ただ、平成7年中に移転の覚書を持っていて、それを行政側も責任があります、履行していなかったということで現在に至っているということです。これにつきましては、事業所さんと話をさせていただいて、もう売買の手続をするということで今話を進めております。 それと、戸毛地番の目的外使用というものについては、これもおっしゃるとおり長年の懸案でございましたけれども、大変遅れております。現在、鋭意進めておりますけれども、賃貸契約という契約関係で結ばれていない。これは同和対策事業の一環として進められた事業でございます。 それと、元町地番の6か所につきましては、いわゆる分譲宅地でございますけれども、これも同和対策事業で進められたものですけれども、当時のまま、御所市の地番の上にほかの人がいてるという状況があります。この問題は、ほかにもあったんですけれども、徐々に解決はしてこられているかなと思います。この6地区についても、年度内を目途に、しっかりと解決をしていきたいというふうに考えております。 ○議長南満) 12番、小松久展君。 ◆12番(小松久展) ほんま、やぶをつついて何やらと言うんじゃないですけれども、この同和地域においては悪質やなと思うのが、我々議会で、安川先生なんかこれに携わった人なんですけれども、元町地区において、農業用の倉庫を目的外使用して裁判になったんですよ、市民御所市で。100%御所市が敗訴したんですよ。間違っているよと。何ぼ同和対策事業であっても、同和地域においてもしっかりとした指導するのが当然でしょう。 今回は、要望を出された人に感謝しながら調査をすれば、こんな悪質な問題が出てきたんですよ。これは順番があって、3月には御所明るい市民政治を求める会とか、次は御所ローカルクラブとか、利権屋から救うOBの会とか、それで最終版が6月の最後にここが来たんですよ。分からなかったんやけれども、しっかりと取り組んでいきました。そして、最終的にはこの問題については、今年度中、各同和地域においても解決できますね。 ○議長南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 今年度を目途にしっかりと進めてまいりたいと思います。少なくとも3月議会には進捗状況、結果をしっかりと報告をさせていただくことをお約束させていただきたいというふうに思います。 ○議長南満) 12番、小松久展君。 ◆12番(小松久展) この問題においては、自主財源が乏しいというような論外の問題なんです。この地域においての全総額の滞納分、あらゆる税ですけれども、8億円ぐらいあるんですよ。それがいつもいつも段階的にできるやつは不納欠損、徴収したためしがないでしょう。ためしがないと言うたら語弊がありますけれども、徴収率が上がっても不納欠損額は一個も減っていませんよ。横ばい、ずっと横ばいなんですよ。総額ですよ。毎年の徴収率は90数%でというて頑張っていることは確かなんですよ。特に多いのは、どことは言いませんけれども、ここの地域に関連することは確かなんですよ。しっかりと全市民の期待に応えてもらうように、この問題においても含めて、税の徴収等々におかれても取り組んでいただけますね。 ○議長南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 先ほど議員がご指摘のように、事業をこれからいろいろ展開していく中で、財源が乏しいという非常に御所市の厳しい状況がここから数年続くというふうに思っております。その中で、しっかりと徴収をしていく、頂くものは当然に頂くということは最優先として考えなければならないことだというふうに思っておりますので、今まで以上に気を引き締めて取り組んでまいりたいというふうに思います。 ○議長南満) 12番、小松久展君。 ◆12番(小松久展) 今、力強い市長の答弁でございました。各地域においても格差というんですか、徴収格差のないように期待をいたしまして、私の関連質問を終わらせていただきます。 ○議長南満) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長南満) ないようですので、5番、生川真也君の一般質問を終わります。---------------------------------------議長南満) 本日で一般質問は全て終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。 お諮りいたします。明3日から5日までの3日間を休会し、7月6日、本会議を再開いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長南満) ご異議なしと認めます。よって、明3日から5日までの3日間を休会し、7月6日、本会議を再開することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでございました。     午前11時00分散会---------------------------------------...