令和 2年 3月 定例会 令和2年
御所市議会3月
定例会会議録(第4号)
---------------------------------------令和2年3月26日(木曜日)午前10時00分
開議---------------------------------------議事日程第4号 令和2年3月26日(木曜日)
開議宣告---------------------------------------日程第1 議第16号 令和2年度御所市
一般会計予算について(可決) 議第17号 令和2年度御所市
国民健康保険事業特別会計予算について(可決) 議第18号 令和2年度御所市
学校給食費特別会計予算について(可決) 議第19号 令和2年度御所市
国民宿舎葛城高原ロッジ特別会計予算について(可決) 議第20号 令和2年度御所市
介護保険事業特別会計予算について(可決) 議第21号 令和2年度御所市
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について(可決) 議第22号 令和2年度御所市
水道事業会計予算について(可決) 議第23号 令和2年度御所市
下水道事業会計予算について(可決)日程追加第1 議会議案第1号
済生会御所病院の統合・再編を行わないことを求める意見書の提出について(
可決)---------------------------------------本日の会議に付した事件 第1、日程第1(
予算特別委員長報告、質疑、討論、採決) 第2、日程に同じ
---------------------------------------出席議員(13名) 1番 齋藤 聡 2番 中谷文雄 3番 川本雅樹 4番 山田秀士 5番 生川真也 6番 池田靖幸 7番 武藤公介 8番 南 満 9番 川田大介 10番 杉本延博 11番 松浦正一 12番
小松久展 13番 安川
勝---------------------------------------欠席議員 なし
---------------------------------------説明のための出席者 市長 東川 裕 副市長 北岡一郎 教育長 秋元直樹 理事 上中健児 総務部長 境内陽之介
総合政策部長 坂上 誠
市民安全部長 嶋谷辰也
市民安全部参事 和泉範子 福祉部長 榊 芳弘
産業建設部長 森川 剛
産業建設部参事 波左間勝也 教育委員会事務局長 桑原信治 水道局長 琴原照雄 総務課長
中尾健治---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 奥田公夫
事務局次長 木下嘉敏 総務係長 嶋谷直美 速記者
久保田祐子--------------------------------------- 午前10時00分開議
○議長(
小松久展) ただいまより3月定例会を再開いたします。
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○議長(
小松久展) これより本日の会議を開きます。
---------------------------------------
○議長(
小松久展)
監査委員より、報告書1件が提出されました。 既に皆様方に配付しておりますので、ご清覧をお願いいたします。 議事進行上、しばらく休憩いたします。 午前10時01分
休憩--------------------------------------- 午後2時30分再開
○議長(
小松久展) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、議第16号、令和2年度御所市
一般会計予算についてから議第23号、令和2年度御所市
下水道事業会計予算についてまでの8議案を一括議題といたします。 本案は、去る3月13日の本会議において
予算特別委員会に付託した案件であります。 審査の結果を委員長より報告願います。
予算特別委員会委員長、齋藤 聡君。 〔1番
齋藤議員登壇〕
◆1番(齋藤聡) それでは、
予算特別委員会委員長報告をさせていただきます。 去る3月13日の本会議において、本委員会に付託されました議第16号、令和2年度御所市
一般会計予算についてより議第23号、令和2年度御所市
下水道事業会計予算についてまでの8議案について、3月16日から19日及び23日から25日までの7日間にわたり委員会を開催し、市長以下理事者の出席を求め、慎重に審議を行いました。 その審議の概要と経過について、ご報告申し上げます。 まず、総括についてであります。 令和2年度予算については、骨格予算ではあるが、数多くの
新規事業が盛り込まれており、その説明を求める前に、まず整理しておくべき問題があると考える。それは、
医療系産業廃棄物の混入問題であり、その対応についてどのように考えているのか厳しくただしたところ、排出量と搬入量の
調査、要綱の見直し、第三者による展開検査の実施の3点を進めていきたいとの答弁がありました。
クリーンセンター業務の
民間委託に関わり、現在の車両管理やマナーの状況について早急に改善できるのか厳しくただしたところ、適正に指導した上で行っていきたいとの答弁がありました。 職員数の見通しについて、人口減少が加速していく中で、職員数は大幅には減らない見込みであるが、どのように考えているのか説明を求めたところ、一定必要な人員は確保しなければならないため、税収を増やす努力をしていくとの答弁がありました。
保育行政の
基本計画において、公立と
私立保育所の関係性と今後の見通しについてただしたところ、
公立保育所については2園構想を進めていき、今まで以上に
私立保育所と連携を保ちながら、今後の
保育行政を進めていくとの答弁がありました。 学校の統廃合については、一度立ち止まって考えるとのことであるが、施設の長寿命化を図るには巨額の経費がかかってくる。いつまで立ち止まるのか、また将来の
財政見通しについて厳しくただしたところ、質の高い教育を受けられる環境を整備し、子供の安全を確保していくとともに、しっかりとした
財政計画を立てていくとの答弁がありました。
近鉄御所駅前開発について、駅舎移転の費用分担について説明を求めたところ、奈良県、御所市、近鉄と
まちづくり包括協定を結んでおり、基本的には1対1対1であるが、乗降客数の少ない御所駅で当てはまるのかは今後の課題であるとの答弁がありました。
JR御所駅
西口改札周辺整備について、
西口改札設置の折には、引込線は無償で譲渡してもらうと説明していたが、その後、有償での譲渡となったのは、当時、文書を交わしていなかったことによるものと厳しくただしました。 市の施設全般に関して、耐震ができていない、また無保険の建物については、早急に整理し、対応するよう厳しくただしました。 10年先までの
財政見通しについて説明を求めたところ、令和2年度中に議論させていただき、令和3年度に議会にお示しできるように進めていくとの答弁がありました。 次に、
一般会計予算、歳入についてであります。
利子割交付金、
株式等譲渡所得割交付金、
地方特例交付金、諸収入について、前年度より大幅な減少となった理由について説明を求めました。
法人事業税交付金の皆増と
自動車取得税交付金の皆減について説明を求めました。
自動車税減収補填特例交付金について、詳細な説明を求めました。
市税督促手数料について、徴収強化に向けての取組をただしました。
一般廃棄物処理業許可等申請手数料について説明を求めました。
生活困窮者自立支援事業負担金について、今年度は
学習支援事業であったが、新年度は
住居確保支援事業となっていることの説明を求めました。
循環型社会形成推進交付金について説明を求めました。
個人番号カード事業費・
事務費委託金について、市職員の
マイナンバーカード取得率についてただしました。
浄化槽設置事業補助金について説明を求めました。
部活動指導員配置促進事業費補助金について、詳細な説明を求めました。
土地賃貸収入について、旧
栗阪市営住宅跡地の賃貸料は入っているのか、説明を求めました。
普通財産売払収入について、今年度と同額で計上している理由の説明を求めました。
京奈和自動車道御所南PA管理委託料について、御所の郷ができたことの評価について説明を求めました。また、東側敷地の
進捗状況及び利活用についてただしたところ、防災拠点としての整備と聞いている。側道整備も含め、
フルインター化を早急に進めるよう強く要望していくとの答弁がありました。
健康増進スポーツ施設建設事業負担金について、事業を行うに当たり、五條市、田原本町から
職員派遣または
人件費相当額の補填を受けるべきであるとただしました。
有料広告収入について、詳細な説明を求めました。 市営住宅・
改良住宅原状回復等弁償金について、増築部の解体費用は請求しているか、ただしました。
資源物売却料について説明を求めました。
太陽光発電売電料について説明を求めました。
土地使用料について、詳細な説明を求めました。
集落整備事業債について、内容及び場所について、詳細な説明を求めました。
国庫補助金等の財源について、能動的な探求を行うため、財政課のサポートが必要であるとただしました。 次に、
一般会計予算、歳出についてであります。 まず、1
款議会費では、
議会広報発行後の市民の反応及び掲載内容について説明を求めました。また、議会費が前年度と比較して増額となった理由について説明を求めました。 次に、2
款総務費では、
予算説明書の
級別職員数の記載誤りに関わり、なぜこのようなことが起こるのか、
チェック体制はどうなっているのか、
再発防止策について厳しくただしたところ、間違いを見逃して申し訳ない、今後、このようなことが二度と起こらないよう努めるとの答弁がありました。
会計年度任用職員に移行することによる
負担増加分について、国からの手だてはあるのか、説明を求めました。 再
任用職員について、勤務場所や給与について説明を求めたところ、培った経験を生かせるよう、特性を見極めて配属したいとの答弁がありました。
人事管理費のうち、
管理官給料について、役割等の説明を求めました。
職員研修委託料について、研修内容や対象者について説明を求めました。
職員採用試験業務費について、新年度の
職員募集要項の説明を求めました。
文書財政費のうち、
審理員報酬及び
事務補助職員給料について説明を求めました。
マイナンバー研修業務委託料について説明を求めました。 企画費のうち、
委員謝礼について説明を求めました。
地域おこし協力隊報酬について、募集方法や応募がなかった場合の対応について説明を求めました。
イベント開催負担金について、詳細な説明を求めました。
移住支援金について説明を求めました。
JR御所駅
周辺整備事業費について、詳細な説明を求めました。
交流拠点施設等整備事業費について、詳細な説明を求めました。
JR吉野口駅
トイレ設置事業費について、吉野口駅周辺の
まちづくりについてただしたところ、JRと近鉄が乗り入れている大変貴重な駅であり、しっかりと取り組んでいきたいとの答弁がありました。 JR掖上駅
トイレ設置事業費について、今年度より増額した理由及びバリアフリーとなっているか、また完成後の管理について、詳細な説明を求めました。
街なみ環境整備計画策定委託料について、
重要伝統的建造物群保存地区指定の可能性について、詳細な説明を求めました。
近鉄御所駅
周辺整備事業費について、大切なことは、まちの
グランドデザインを描くのは市長であり、
庁内会議体の陣頭指揮を執るべきである、とただしたところ、
外部有識者も交えて
グランドデザインを行っていくとの答弁がありました。また、
近鉄御所駅
周辺整備事業と
PFI事業は別々に議論すべきであり、財政が行き詰まると考える。市中心部だけに投資して、市南部には迷惑施設ばかりであると厳しくただしたところ、
PFI事業は、リスクもあるが、契約の仕方が大切だと考えている。
近鉄御所駅周辺部も人口減少などの
危機的状況にあり、市を継続する上で大変重要であるとの答弁がありました。
市民まちおこし事業補助金について、採択されたみんなの夢事業の内容について説明を求めました。
ふるさと創生まちづくり事業費について、
委員謝礼についての説明を求めました。 無
停電装置更新委託料について、詳細な説明を求めました。
財産管理費について、耐震性のない
出先機関施設で職員の安全を担保できるのか厳しくただしたところ、合理的にしっかりと対応していくとの答弁がありました。具体的に、
文化財事務所や
社会福祉協議会事務所の対応をただしたところ、
文化財事務所については、老人憩の家跡地に
プレハブ事務所を新設し、
社会福祉協議会事務所については、
耐震診断を行うとの答弁がありました。
遊休市有財産のうち、
葛中学建て替え予定用地は
土砂災害危険地域であり、利活用は難しいが、旧
葛中学校跡地と旧
戸毛保育所跡地については有効活用するべきとただしたところ、旧
葛中学校跡地については、吉野口駅
周辺整備として検討しているとの答弁がありました。
コンクリートハンマー保守点検料について説明を求めました。 市役所の
本館耐震改修工事について、外壁の改修や防水工事も行うべきであると厳しくただしたところ、本館をこの後も使い続けるつもりはないとの答弁がありました。また、新館も20年間
メンテナンスをしていないので、見栄えが悪くなっている、早急に改修すべきであるとただしたところ、最低限の
メンテナンスは行っていくとの答弁がありました。
コミュニティバス運行費の修繕料について、内容の説明を求めました。
資産経営費の講師謝礼について、講演内容の説明を求めました。
広報紙発行費の
事務補助職員給料について説明を求めました。
消費生活相談事業費について、SDGsのどれに該当するのか、シンポジウムは誰が対象か、詳細な説明を求めました。
女性政策費の謝礼について説明を求めました。
男女共同参画推進事業費の
審議会委員報酬及び講師謝礼について、詳細な説明を求めました。
自治振興費の
備品購入費及び
コミュニティセンター維持管理助成金について説明を求めました。 旧
元町共同浴場改修事業費について、どのような使用形態となるのか、詳細な説明を求めました。 防災と防犯市民の
集い事業補助金について、集会内容の説明を求めました。
税務総務費のうち、
一般職員給について説明を求めました。 賦課費の
事務補助職員給料について、勤務内容の説明を求めました。
相続財産管理人選定手数料について、誰が申請するのか、詳細な説明を求めました。
市税過誤納返還金及び
市税過誤納還付金について、今年度の詳細な説明を求めました。
戸籍住民基本台帳費のうち、
一般職員給について説明を求めました。
窓口業務派遣委託料について、今年度の派遣により、窓口業務がはかどったのか、ただしました。 次に、3
款民生費では、
手話奉仕員養成事業委託料について、保育所の学芸会においても手話を取り入れていたが、この
養成事業の内容について説明を求めました。 自動車誤
発進防止装置助成金について、
事故防止対策とともに、
ドライブレコーダーの
設置補助についても行うようただしたところ、検討するとの答弁がありました。
長寿者祝品及び慰問品について、家庭訪問をしているのか、また品物についての説明を求めました。
老人福祉センター費の
イベント開催委託料について、内容と実施時期の詳細な説明を求めました。
老人福祉センターの
施設整備工事について、今年度工事との関連について説明を求めました。また、
備品購入費について、内容の説明を求めました。
介護予防センター費の
施設整備工事について、詳細な説明を求めました。
人権センター費の
一般職員給について説明を求め、また部落差別の解消の推進に関する条例の制定は考えているのか、ただしました。
認定こども園整備基本計画策定委託料について、契約方法は慎重に考えるようただしたところ、
保育行政基本構想と関連があるので、随意契約することも考えているとの答弁がありました。また、
耐震改修工事を実施した後は、2園構想も変わってこないのか、見直しも含め、しっかりと検討せよとただしたところ、2園構想は変わらない、経費削減を図った上で計画を立てていくとの答弁がありました。 子育てのための
施設等利用給付費について説明を求めました。
保育所費の
設計監理委託料について、今年度行っている
耐震診断の結果報告は遅過ぎるのではないか、また仮設園舎を1か所に集めるのはいかがなものかと厳しくただしました。
保育所解体工事について、地元との協議は進めているのか厳しくただしたところ、地元要望に応えるよう考えているとの答弁がありました。また、
学童保育所として利活用していれば存続したと厳しくただしました。
保育所運営費の
オーブン購入費について、内容の説明を求めました。
保育所等整備補助金について、しっかりと他の
民間保育所、幼稚園にも
補助制度の説明をせよと言っていた。再度、ヒアリングを行い、公平に補助金の手だてを行うよう厳しくただしました。 次に、4
款衛生費では、予防費について、増減理由についての説明を求めました。
市営墓地費について、無縁墓地
調査の
進捗状況はどうなっているのか、また合葬墓の整備についてただしたところ、新火葬場が稼働するまでは並行して無駄なく進めていくとの答弁がありました。
地元振興事業費について、朝妻、僧堂地区以外の
葛城地区自治会への振興策はどうなっているのか説明を求めました。また、協議会の内容は葛城地区全体に報告するようただしました。
測量設計技術職員給料について、
業務内容の説明を求めました。
事業管理支援業務委託料について、詳細な説明を求めました。
火葬場建設工事について、現在の
進捗状況と冬季の雪寒対策について、また陳情書が届いているが、その対応について説明を求めました。 新火葬場に付随した公園の開設時期について、
健康増進施設の二の舞とならないよう厳しくただしたところ、
同時オープンを目指すとの答弁がありました。
自動車騒音常時
監視面的評価業務委託料について、監視場所及び評価結果の反映について、詳細な説明を求めました。 休日
応急診療所費について、診療時間及び担当医師について、詳細な説明を求めました。
感染性医療廃棄物処分委託料について、内部規定では、注射器、
点滴パック、
止血ガーゼは感染性として処理しているが、今般のごみ問題をどう考えるか厳しくただしたところ、いずれも、
やまとクリーンパークには搬入不可であるとの答弁がありました。
妊婦健康診査費の
通信回線使用料については、
母子手帳アプリの市民の反応について説明を求めました。
不妊治療費助成金について、予算に余剰があるのなら、
特定不妊治療費に助成しないのか、ただしました。
清掃総務費及び
ごみ処理費の
一般職員給について、人数の説明を求めました。
クリーンセンター費のうち、
施設作業員報酬について説明を求めました。
調整池清掃手数料について、詳細な説明を求めました。
残灰処理運搬委託料について、詳細な説明を求めました。
清掃作業員給料について、10名減なのは
民間委託が前提なのか、できなかった場合どうするのか厳しくただしたところ、
民間委託前提で計上しているが、4月からできない場合は補正予算で対応するとの答弁がありました。
家庭系一般廃棄物収集運搬委託料について、下水道の整備等に伴う
一般廃棄物処理業等の合理化に関する
特別措置法、いわゆる合特法を理解した上で
合理化事業計画案を審議するべきであり、あまりに唐突に提案されても議論の余地がないと厳しくただしたところ、ここで説明するので、ご理解いただきたいとの答弁がありました。合理化問題に関する
基本協定書について、今後、下水道が普及していくに伴って変わる可能性があるのかただしたところ、5年後をめどに、状況を考慮して見直す予定であるとの答弁がありました。また、業務量の減少について、金額としてどれくらいを見込んでいるのか、詳細な説明を求めました。
清掃運搬車購入費について、内容及び購入理由の詳細な説明を求めました。また、
ごみ収集車に乗車する職員のマナーの悪さについて厳しくただしました。
クリーンセンターごみ展開検査場の
カメラ設置について、設置時期及び
モニター設置場所について説明を求めました。 4
款衛生費のうち、2項清掃費については、市長より、
説明用資料等の整理及び調整に時間をいただきたい旨の申出があり、
一般会計予算の最後に審議を行うことといたしました。 次に、5
款農林業費では、
戸毛共同集荷場について、
火災保険に未加入であり、払下げしてはどうか、また、その場合には
火災保険に加入させることと厳しくただしました。
農業委員及び
農地利用最適化推進委員について、内容、任期の説明を求めました。
農産物生産進行促進事業委託料について、内容と実績の説明を求めました。
経営所得安定対策推進事業費について説明を求めました。
新規就農者確保事業補助金について、今までの実績の説明を求めました。
多面的機能支払事業費補助金について、次の段階にいく団体があるのか、また補助金の前払いは可能なのか、ただしました。
ハザードマップ作成委託料について、市民の立場から、ため池、地震、
洪水ハザードマップを一本化できないのか、ただしました。 美しい
森林づくり基盤整備補助金について、詳細な説明を求めました。
施業放置林整備事業委託料について説明を求めました。
有害獣処分手数料について、実績とジビエとしての活用について、詳細な説明を求めました。
鳥獣被害防除事業補助金について、住居付近にも出没している状況で、要望に対してきちんと賄えているのか、ただしました。 次に、6
款商工費では、
映画製作負担金について、内容や上映について、詳細な説明を求めました。
企業誘致費の
用地測量委託料について、詳細な説明を求めました。
療養補償費及び見舞金について、労災保険に未加入なのは市に瑕疵がある、今後も継続して支援すべきであると厳しくただしたところ、保険に未加入のまま危険な業務に従事させていたことは大変申し訳ない。改めて保険適用できるよう努めるとともに、将来も引き続き補償していくとの答弁がありました。また、危険な業務については、民間の専門業者に委託するべきであると厳しくただしました。
大和葛城山ツツジ園整備等委託料について、現在のツツジ園や登山道の状況について、詳細な説明を求めました。
郵便名柄館管理委託料について、内容の詳細な説明を求めました。 次に、7
款土木費では、
水路整備工事について、工事場所と内容の説明を求めました。
都市計画マスタープラン策定委託料について、
計画年度と
総合計画との関係についてただしたところ、
総合計画にも土地のゾーニングがあり、同時に進めていくとの答弁がありました。また、今後10年間のまちの
グランドビジョンであり、総合的な視点が必要であるとただしたところ、大変重要な見直しであり、市全体を見渡して検討していくとの答弁がありました。
生産緑地制度について、あと数年で期限が切れるが、今後の対応についてただしました。
地形図データ修正及び
印刷業務委託料について、内容と作成部数について詳細な説明を求めました。
都市施設管理費の
測量設計委託料について、場所の説明を求めました。
公園改修工事について、詳細な説明を求めました。 放置自転車整理管理業務委託料について、内容について、詳細な説明を求めました。 (仮称)出屋敷周遊公園整備事業費に関わり、産業集積地事業の
進捗状況について、詳細な説明を求めました。また、旧御所東高校の武道場と体育館について、払下げを受けるのかただしたところ、まだ決定はしていないが、庁内では必要としないため、解体して企業用地としたい旨の答弁がありました。体育館は避難場所としても活用すると地元自治会に説明したのではないかと厳しくただしたところ、9月頃に決定し、地元に説明に行くとの答弁がありました。 耐震改修促進計画策定業務委託料について、詳細な説明を求めました。 公営住宅管理費の施設長寿命化計画策定委託料について、公営住宅全般の
メンテナンスをどのように考えているのか厳しくただしました。また、奈良県と共同で管理や建て替えを行う話があった件について、
進捗状況をただしました。 訴訟等強制執行委託料について、今年度に執行できない理由を厳しくただしました。 アスベスト分析
調査委託料について、市役所庁舎本館のアスベスト
調査は必要ではないのかとただしました。 改良住宅集会所改修工事について、集会所としての用途を見直しもあるのかただしたところ、必要に応じて対応するとの答弁がありました。 危険空家等解体工事補助金について、実績の説明を求めました。また、補助要綱には期限があるが、今後も継続するのか厳しくただしたところ、今後も引き続き補助していくとの答弁がありました。 次に、8款消防費では、消防団車庫改築工事に係る消防車の仮設駐車場についてただしたところ、しっかりと対応するとの答弁がありました。 消防団屯所トイレ改修工事に係る資材の納入時期についてただしました。 防災計画策定支援委託料について、具体的なテーマはあるのか、様々な意見を反映するべきであるとただしました。 災害用備蓄品収納倉庫において、設置場所や規格並びに備蓄品について、詳細な説明を求めました。 無線設備点検委託料について、点検の不備はないのか、厳しくただしました。 防災センターの空調設備設置工事における設置場所と時期の説明を求めました。 防災市民センター建設工事について、周辺道路拡幅の
進捗状況を厳しくただしました。また、社会福祉協議会の移設についてただしました。 次に、9款教育費では、いじめ防止対策会議委員報酬について、現在、いじめの事例があるのか、またその対応はできているのか、厳しくただしました。 教育大綱策定支援委託料について、今後、どのように進めていくのかただしたところ、学校の在り方とスケジュールをしっかりと示していきたいとの答弁がありました。また、総合教育会議について、今年度は開催したのか、ただしました。 通級指導教室運営事業費について、要望は反映しているのか説明を求めました。 学校施設費の
設計監理委託料について、場所と内容の説明を求めました。 小・中学校の統合問題について、今年の葛小学校の新入生は4人であり、このままでは集団登校が立ち行かなくなる。子供の安全・安心を第一に考えるべきと厳しくただしたところ、1小1中は立ち止まって考えるが、子供の安心・安全を最優先に考えていくとの答弁がありました。 ICT支援員報酬について、人材の取り合いになるので、業者委託するべきとただしたところ、個人を雇うより業者委託のほうがよいとの答弁がありました。 学校司書報酬について、司書の配置状況の詳細な説明を求めました。 外国人英語指導助手派遣業務委託料について説明を求めました。 地域環境教育費について説明を求めました。 部活動指導員報酬について、指導員の立場やアクシデントがあった場合の対応について厳しくただしました。 文化財保存事業費について、詳細な説明を求めました。 文化財の朝町事務所整備工事について、内容の説明を求めました。また、
文化財事務所について、耐震化するのかただしたところ、
プレハブ事務所を建設するとの答弁がありました。室地区の避難所として、民間会社との協定締結を提案したが、現在の状況についてただしました。 市内所在遺跡緊急
発掘調査事業費について、場所と内容について説明を求めました。 民間受託埋蔵文化財
発掘調査事業費について、場所と内容について説明を求めました。
発掘された埋蔵物について、博物館を建設せよとただしたところ、保存・展示には非常にコストがかかるので、市民にお見せできていない。博物館については、国で建設してもらえるよう要望していくとの答弁がありました。 文化財保護啓発事業費の企画展広報委託料について、内容の説明を求めました。 伝統的建造物群保存対策事業費に係り、説明会の開催について説明を求めました。 アザレアホール図書館業務委託料について、委託内容と期間及び契約方法について、詳細な説明を求めました。
備品購入費の図書について、読書バリアフリーの促進に関わる内容の詳細な説明を求めました。 人権教育指導主事職員給料及び
事務補助職員給料について説明を求めました。 奈良県外国人教育研究会費について説明を求めました。 市人権教育研究会委託料及び市人権教育推進協議会委託料について、委託先の説明を求めました。 人権教育推進委託料について説明を求めました。 校区・地区別人権教育推進協議会運営委託料について、詳細な説明を求めました。 地区別学習会費について説明を求めました。 地域ふれあい活動体験事業費について、詳細な説明を求めました。 健康増進スポーツ施設建設事業費に関わり、
進捗状況と開設時期についてただしました。また、朝町の市民運動公園について、指定管理は考えているのか、ただしました。 学校給食センター施設費の測量委託料について、場所と内容について、詳細な説明を求めました。また、新給食センターの開設時期についてただしたところ、安心・安全の筆頭と考えている、スピード感を持って進めるとの答弁がありました。 次に、10款災害復旧費、11款公債費、12款予備費については、特に質問はございませんでした。 次に、市長より申出があり、
一般会計予算の最後に審議した4
款衛生費、2項清掃費では、クリーンセンターにおいて実施している展開検査の次のステップについてただしたところ、展開検査を継続してきて、ごみの量は減少し、質もよくなっている。まずは、問題のあった排出事業者を回り、ごみの量と分別置場の確認を行うとの答弁がありました。また、今後の展開検査についてただしたところ、1週間ほどは
やまとクリーンパークで行い、それ以降はクリーンセンターにおいて抜き打ちで行うとの答弁がありました。 搬入量が極端に多い搬入事業者に対する
調査についてただしたところ、展開検査の立会いをしてきて、排出事業者と搬入事業者双方の
調査を行うことが重要であるとの答弁がありました。
家庭系一般廃棄物収集運搬委託料について、積算根拠のうち、車両購入費を減価償却費として含んでいるのか、詳細な説明を求めました。また、この積算根拠は問題がある、3人体制のままでは
民間委託により経費削減にはならないと厳しくただしたところ、この資料では削減の説明に不備があるが、直営より経費削減となっているとの答弁がありました。 合特法をしっかりと説明しなければ随意契約の理由がないのではと厳しくただしたところ、
民間委託については一定理解してもらっているとの答弁がありました。また、
民間委託そのものはメリットも大きいので賛成している、経費削減とサービス向上について、委託先にしっかりと説明することとただしたところ、サービス面が大切であるとの答弁がありました。 具体的に委託する3コースの内容について、詳細な説明を求めました。 受託契約書案には委託取消しの罰則規定等はあるのか、厳しくただしました。
民間委託するに当たり、イメージとマナーの向上について具体的な取組を示すことが重要であると厳しくただしたところ、委託先と交渉していくとの答弁がありました。また、この状況で市民サービスを確保できるのか厳しくただしたところ、いろいろと課題が多いのは認識しているが、市民サービスを最優先で行っていくとの答弁がありました。 市民サービス向上のため、今回、様々な意見があったことを織り込むよう厳しくただしたところ、4月1日からの委託は難しい、2人体制での収集や委託料減額について調整し、議会に示した上で契約する、説明が遅くなって申し訳ないとの答弁がありました。また、
民間委託することを市民へ周知するのは、あらゆる手段を使って行うようただしたところ、調整した上でしっかり説明するとの答弁がありました。 委託は3コースであるが、同じ地域で民間と直営が混在するのは、責任の所在が不明確となるので精査するよう厳しくただしました。 契約時期について、具体的にはいつ頃を考えているのかただしたところ、職員研修をしっかりと行い、完璧にして議会に示してから委託するとの答弁がありました。 不正ごみの搬入問題について、会期中に取組を説明できるのかただしたところ、搬出事業者の
調査について、中間報告をさせていただくとの答弁がありました。 やまと広域環境衛生事務組合及び葛城地区清掃事務組合について、再
任用職員を派遣した場合の給料はどうなるのかただしたところ、組合議会がある困難性の高い職場については、相当の給料を考えているとの答弁がありました。また、社会福祉協議会やシルバー人材センターの再
任用職員の給料についてただしたところ、これから協議していくとの答弁がありました。 し尿運搬委託料について、委託先の企業努力のおかげで幾ら減額できたのか、詳細な説明を求めました。 以上が、
一般会計予算の審議の概要であります。 次に、各特別会計予算及び
水道事業会計予算並びに
下水道事業会計予算について、審議の概要をご報告申し上げます。 まず、
国民健康保険事業特別会計予算では、歳入において、国民健康保険税が減額した理由について説明を求めました。 保険給付費等交付金が大幅に増額した理由について説明を求めました。 他会計繰入金が減額した理由について説明を求めました。 歳出において、レセプト処理業務委託料について、委託先の説明を求めました。 奈良県では国保は統一化されたが、今後、国保税率の見直しはあるのか、ただしました。 次に、
学校給食費特別会計予算では、歳入において、負担金が増額した理由について、詳細な説明を求めました。 一般会計繰入金について、物価上昇に伴い増額するようただしたところ、今後、検討していくとの答弁がありました。 給食費の徴収事務について、詳細な説明を求めました。 給食センターの建て替えについて、前倒しで建設するようただしたところ、子供の安心・安全を最優先に考えていくとの答弁がありました。 次に、
国民宿舎葛城高原ロッジ特別会計予算では、本特別会計を継続するのかただしたところ、数年前より検討している、条件が整えば進めていくとの答弁がありました。 次に、
介護保険事業特別会計予算では、介護保険の担当職員数について、詳細な説明を求めました。 介護保険サービスの担い手育成について、今後の見直しの詳細な説明を求めました。 次に、
水道事業会計予算では、水道局事務所の耐震化について、安全を担保できるのか、耐震化はいつ行うのか、ただしました。 ライフラインの確保の観点からも、耐震化を早急に行うよう厳しくただしたところ、安心・安全の面からも早急に進めていくとの答弁がありました。 水道局職員の宿直業務について、
民間委託するようただしました。 また、
後期高齢者医療保険事業特別会計予算及び
下水道事業会計予算については、特に質疑等はありませんでした。 以上が、各特別会計予算及び
水道事業会計予算並びに
下水道事業会計予算の審議の概要であります。 以上の結果、議第16号、
一般会計予算並びに議第17号、
国民健康保険事業特別会計予算の2議案については、討論、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。 次に、議第18号、
学校給食費特別会計予算から議第23号、
下水道事業会計予算の6議案については、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上が、
予算特別委員会の審議結果であります。 議員各位におかれましては、当委員会の報告にご賛同いただけますようお願い申し上げます。 これをもって、
予算特別委員会の審議報告といたします。
○議長(
小松久展) ただいま委員長より報告がありました委員長報告に対しまして、ご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はございませんか。3番、川本雅樹君。 〔3番川本議員登壇〕
◆3番(川本雅樹) 3番、川本雅樹です。私は、日本共産党御所市議団を代表して、議第16号、令和2年度御所市
一般会計予算及び議第17号、令和2年度御所市
国民健康保険事業特別会計予算について、反対の意見を表明します。 まず、
一般会計予算ですが、昨年度計上されていた地域公共交通活性化事業費2,644万円が、令和2年度では皆減になっています。すなわち、過疎が進み、高齢化が著しい状況の中で、デマンドタクシーを一日でも早く実現してほしいという市民の切実な願いが反映されない予算案になっています。この事業導入に当たって、市当局が全く努力をしてこなかったとは思いませんが、結果として予算に計上されていないことは、政策の一貫性に欠けるものであり、行政課題実現に向ける姿勢として軟弱なスタンスであると言わねばなりません。 今日、御所市が抱える行政課題は、駅前開発や
まちづくり、新火葬場建設、ごみ処理行政の適正化、公営住宅の整備、災害対策の充実、幼児から高齢者に至るまでの福祉の充実、小・中学校教育の充実、上水道の広域化に対する課題など、多岐にわたっています。その中でも、御所市にいつまでも住み続けたい、住み続けられる地域として発展していく上で、公共交通の果たす役割は極めて大きいものがあります。また、地域の交通政策づくりは、生活交通だけでなく、地域福祉の課題でもあり、教育、地域コミュニティなど、市民が地域で生きていく上での土台となる総合的な社会的政策づくりです。にもかかわらず、そのことが欠如した予算案には、反対せざるを得ません。 次に、国民健康保険事業特別会計について述べます。 世帯員の数に応じて課される均等割と各世帯に定額で課される平等割は、国保税を逆進的な医療保険にしている元凶です。 とりわけ、子供の数が多いほど国保税が引き上がる均等割は、子育て支援に逆行するものです。しかも、均等割はゼロ歳児にもかかります。また、均等割は、加入者の医療費を賄うための医療分だけでなく、高齢者医療を支えるために拠出する支援分にもかかります。ゼロ歳児にも高齢者医療を支えるための負担を求めるという、不合理極まる仕組みになっています。 一方、協会けんぽや健保組合、共済組合など、被用者保険の保険料は、収入に保険料率を掛けて計算するだけで、家族の人数が保険料に影響することはありません。 このように、不合理な制度の下でも、18歳未満の子供の均等割をなくすという独自軽減や多子世帯の国保税の減免など、新しい形で国保税軽減を導入する動きが各地で起こっています。 御所市にも、住民負担を抑制するために、新たな独自軽減に足を踏み出すのかどうかが問われています。この点で、何ら積極的な取組を行っていない本特別会計には賛成できません。 以上で、日本共産党御所市議団を代表しての反対討論を終わります。
○議長(
小松久展) ほかに討論はございませんか。6番、池田靖幸君。 〔6番池田議員登壇〕
◆6番(池田靖幸) 6番、池田靖幸です。私は、議第16号、令和2年度御所市
一般会計予算並びに議第17号、令和2年度御所市
国民健康保険事業特別会計予算の2議案について、賛成の立場で発言をいたします。 本市の一般会計は、平成30年度決算において、引き続き黒字を計上したものの、財政構造の抜本的な改善には至っておらず、依然として交付税などの依存財源に頼っている状況であります。このような中、財政状況が厳しい中においても、一定事業を進めるための予算であることに対し、評価できる部分もあると考えます。真に必要な施策をしっかりと対応できるよう、さらなる事業精査、財源探求を期待し、賛成するものであります。 国民健康保険事業につきましては、累積赤字を抱え、厳しい財政状況ではありますが、奈良県が主体となり、広域化により財政運営の安定化を図るべく、平成30年度より県単位化が行われております。この県単位化により、財政の仕組みは大きく変化しましたが、本市においても、引き続き医療費の適正化や国民健康保険税の収納率向上にさらに努められることを要望し、賛成するものであります。以上です。
○議長(
小松久展) これをもちまして、討論を終了いたします。 これより採決をいたします。採決は分割して行います。 まず、先ほど討論のございました議第16号、令和2年度御所市
一般会計予算についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決でございます。委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手する者あり〕
○議長(
小松久展) 挙手多数であります。よって、議第16号は委員長報告どおり原案を可決することに決しました。 次に、議第17号、令和2年度御所市
国民健康保険事業特別会計予算についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方の挙手をお願い申し上げます。 〔挙手する者あり〕
○議長(
小松久展) 挙手多数でございます。よって、議第17号は委員長報告どおり原案を可決することに決しました。 次に、議第18号、令和2年度御所市
学校給食費特別会計予算についてから議第23号、令和2年度御所市
下水道事業会計予算についてまでの6議案を採決いたします。 本6議案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに決しましてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議第18号、議第19号、議第20号、議第21号、議第22号及び議第23号については、いずれも原案どおり可決することに決しました。
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○議長(
小松久展) お諮りいたします。ただいま5番、生川真也君、3番、川本雅樹君より、議会議案第1号、
済生会御所病院の統合・再編を行わないことを求める意見書の提出についてが提出されました。この際、日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小松久展) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第1号を議題とすることに決しました。
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○議長(
小松久展) 日程追加第1、議会議案第1号、
済生会御所病院の統合・再編を行わないことを求める意見書の提出についてを議題といたします。書記朗読。 〔
事務局次長朗読〕
○議長(
小松久展) 提案者の説明を求めます。5番、生川真也君。 〔5番生川議員登壇〕
◆5番(生川真也) 5番、生川真也でございます。議長のお許しをいただきましたので、意見書を朗読して、提案説明に代えさせていただきたいと思います。
済生会御所病院の統合・再編を行わないことを求める意見書。 昨年9月26日、厚生労働省は再編・統合の必要性があるとして、全国424の公立・公的病院等の名称を公表した。これは、あまりに一方的な「ベッド削減」の押し付けであり地方自治の侵害である。また、対象となる病院の抽出根拠もあいまいで不明確である。全国知事会の社会保障常任委員会委員長が「リストを返上してほしい」と発言されるなど、全国の病院や自治体関係者から、厳しい批判があがっている。 奈良県内においても5つの公立・公的病院が名指しされ、地域住民や医療機関の中に不安と怒りの声が広がっている。御所市では、
済生会御所病院が名指しされた。これに対し
済生会御所病院院長は「あまりにも唐突であり、乱暴な手法であると感じる。内容についても正確さに欠けるもの」と談話されている。
済生会御所病院は、先人の努力によって、奈良県内の済生会病院の中でも最も早く、昭和12年に開設され、それ以来、長年にわたり御所市ならびに近隣地域の中核病院として医療・福祉の重責を担ってきた。190床を有し、プライマリケアから救急まで、地域住民の幅広い医療ニーズに応える医療機関である。また、高齢期の急性期疾患やリハビリテーションなど、高齢者医療、地域包括ケアにおいても重要な役割を担っている。そして、何よりも低所得者の方の医療へのアクセスを保障する、無料低額診療事業を旺盛に取り組む、広く住民に開かれた病院でもある。 こうした役割を担っている
済生会御所病院に、統合・再編をせまる厚生労働省のリスト公表はあまりにも失礼であり、住民や医療機関の声を無視したものである。 一方、奈良県は、国の方針を先取りし、公立・公的病院だけでなく、民間病院を含む県内すべての病院の病床転換・削減の計画を拙速に完成させようとしている。周辺自治体や地域住民の声を聞かず、無理やり枠に押し込めるような進め方だと言わざるを得ない。奈良県は県民の声と地域医療の実情にそくし、冷静でていねいな議論を行うべきである。 よって、
御所市議会は下記事項について国及び奈良県に対し強く要望する。 記 1、厚生労働省は、
済生会御所病院の再編・統合を行わないこと 2、奈良県は拙速な議論を急がず、自治体、住民、医療機関の声を十分に聞くこと 3、国の責任で医師・看護師などの確保をすすめ、地域住民が充分な医療を受ける権利を保障する施策を強めること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月26日。 奈良県
御所市議会。 以上でございます。議員各位のご賛同をどうかよろしくお願いいたします。