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御所市議会
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2016-06-27
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06月27日-06号
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御所市議会 2016-06-27
06月27日-06号
取得元:
御所市議会公式サイト
最終取得日: 2021-09-30
平成28年 6月 定例会 平成28年
御所市議会
6月
定例会会議録
(第6号)
---------------------------------------平成
28年6月27日(月曜日)午前10時00分
開会---------------------------------------議事日程
第1号 平成28年6月27日(月曜日)
開議宣告
第1 開会の宣告 第2
市長招集
の挨拶 第3 開議の宣告 第4
会議録署名議員
の指名 第5 会期の決定 第6
市長所信表明---------------------------------------日程
第1 報第2号 御所市
税条例等
の一部を改正する条例の
専決処分
の報告について 報第3号 御所市
国民健康保険税条例
の一部を改正する条例の
専決処分
の報告について 報第4号 平成27年度御所市
繰越明許費繰越計算書
の報告について 報第5号 平成28年度御所市
国民健康保険事業特別会計補正予算
(第1号)の
専決処分
の報告について 報第6号 平成28年度御所市
学校給食費特別会計補正予算
(第1号)の
専決処分
の報告について 議第28号 御所市ラブホテル及び
ぱちんこ屋等
の建築の規制に関する条例の一部改正について 議第29号
御所市営住宅条例
の一部改正について 議第30号 平成28年度御所市
一般会計補正予算
(第1号)について 議第31号 平成28年度御所市
国民健康保険事業特別会計補正予算
(第2号)について 議第32号 動産の買入れについて 議第33号 御所市
公平委員会委員
の選任について
---------------------------------------
本日の会議に付した事件 日程に同じ
---------------------------------------出席議員
(15名) 1番
山田秀士
2番
生川真也
3番
池田靖幸
4番
武藤公介
5番 南 満 6番
川田大介
7番
中垣義彦
8番
杉本延博
9番
丸山和豪
10番 米田 準 11番
松浦正一
12番
吉村純治
13番
島田幸子
14番
小松久展
15番 安川
勝---------------------------------------欠席議員
なし
---------------------------------------説明
のための出席者 市長 東川 裕 副市長
北岡一郎
教育長
桝田行男
総務部長
坂倉敏之
企画部長
三宅 浩
企画部参事
奥田公夫
市民安全部長
楳田充宏
福祉部長
坂本 泉
環境建設部長
崎山富藏
環境建設部参事
琴原照雄
教育委員会事務局長
桑原信治
水道局長
岡本一行
総務課長
野尻
修---------------------------------------事務局職員出席者
事務局長
安井敏朗
事務局次長補佐
木下嘉敏
総務係長
嶋谷直美
速記者
久保田祐子---------------------------------------
午前10時00分開会 ○議長(
丸山和豪
) ただいまより平成28年6月
御所市議会定例会
を開会いたします。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
) 市長より招集の挨拶があります。
東川市長
。 〔
東川市長登壇
〕 ◎市長(東川裕) おはようございます。 6月定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 本日、ここに定例会を招集させていただきましたところ、
議員各位
には公私何かとご多忙のところご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。平素、皆様方には市政の発展のため積極的なご提言とご尽力を賜り、衷心より感謝を申し上げる次第であります。 まず初めに、私事で恐縮ではございますが、過日の
市長選挙
におきまして無投票により再選させていただき、3期目の市政を担わせていただくことになりました。これからの4年間は、
御所市長
として私に課せられた重責を担うに当たりましては、これまでと同様、議員の皆様と建設的な議論を交わし十二分に連携を図りながら今までの経験を生かし、御所市のさらなる飛躍に向け全身全霊を傾け
市政運営
に取り組む決意でございます。引き続き市政への格別のご理解、温かいご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、平成27年度決算につきましては、5月末に
出納閉鎖
を行ったところ、
一般会計
におきましては
実質収支
で約11億3,000万円の
黒字決算
となりました。とはいえ、
財政状況
は依然厳しく、
特別交付税等
への依存、市税の
減収傾向
、
経常収支比率
の低位など
不安定要素
を抱えた中での
黒字決算
であり、予断を許さない状況に変わりはありません。 これから、数々の
大型事業
が控えている中で、さらに気を引き締めて
財政運営
に鋭意取り組んでまいる所存でありますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 決算の内容につきましては、今後、各種の分析を行い、9月
決算議会
においてご報告させていただきたいと存じます。 次に、本定例会におきましてご審議いただきます案件は、条例の一部改正を初め、
繰越計算書
の報告、
一般会計補正予算
、その他いずれも
重要案件
であります。ご審議いただく議案につきましては、上程の都度ご説明申し上げますので、何とぞよろしくご審議の上、適切なるご承認、ご議決を賜りますようお願い申し上げ、開会のご挨拶といたします。よろしくお願いいたします。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
) これより会議を開きます。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
)
会議録署名議員
の指名を行います。
会議規則
第81条の規定により 15番 安川 勝君 1番
山田秀士
君 2番
生川真也君
以上3名の議員を指名いたします。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
) 次に、会期についてお諮りいたします。本定例会の会期は本日から7月8日までの12日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
丸山和豪
) ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から7月8日までの12日間に決しました。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
) 次に、
監査委員
より報告書1件が提出され、既に皆様方に配付いたしておりますので、ご清覧おき願います。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
) この際、私よりご報告申し上げます。 去る5月31日、東京都で開催されました第92回
全国市議会議長会定期総会
におきまして、
議員在職
10年以上のゆえをもって、
吉村純治
君、
松浦正一
君、不肖私、
丸山和豪
、正副
議長在職
4年以上のゆえをもって、不肖私、
丸山和豪
、
全国市議会議長会評議員
のゆえをもって、不肖私、
丸山和豪
がそれぞれ表彰され、受領してまいりました。 既に議長室におきまして表彰状及び感謝状の伝達をさせていただきましたので、ご披露申し上げます。 なお、
議員在職
10年以上の該当となる米田 準君は表彰を辞退されております。 それでは、議会、理事者を代表いたしまして市長よりお祝いの言葉を受けることにいたします。
東川市長
。 〔
東川市長登壇
〕 ◎市長(東川裕) ただいま議長から、
全国市議会議長会表彰規程
に基づく
表彰伝達
の報告がありました。はえある3名の方々の受賞に対し、衷心よりお祝いとお喜びを申し上げます。
吉村純治議員
、
松浦正一議員
、
丸山和豪議長
におかれましては、10年の長きにわたり
市議会議員
の要職につかれ、市議会の先輩として温厚誠実な人柄とご見識をもって市政の円滑な運営と
市民福祉
の向上にご尽力を賜り、その輝かしいご功績に対し深く敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。 また、
丸山和豪議長
には、正副議長4年以上にわたる功績に対しあわせて表彰されたところであり、議会の円滑な運営を図るためご尽力を賜り、そのご功労に対し深く敬意を表する次第であります。加えて、
全国市議会議長会
の評議員としての要職を歴任され、感謝状を受賞されたとのことであり、あわせて心から敬意を表します。 今回受賞されました3名の方々におかれましては、今後ともご自愛くださいまして、御所市発展のため、より一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げお祝いの言葉といたします。おめでとうございました。(拍手) ○議長(
丸山和豪
) 受賞されました各位におかれましては、心からお祝いを申し上げますとともに、なお一層のご活躍をお願い申し上げる次第でございます。
---------------------------------------
○議長(
丸山和豪
) 次に、市長より
所信表明
があります。
東川市長
。 〔
東川市長登壇
〕 ◎市長(東川裕) 本日、ここに6月
御所市議会定例会
が開会され、3期目の
市長就任
後、初の本会議におきまして、私の
市政運営
に対する所信の一端を披歴させていただく機会をいただきましたことはまことに光栄であり、厚く御礼を申し上げます。 これから、4年間の市政に対する私の所信を申し述べ、
議員各位
、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存ずる次第であります。 私は、平成20年6月に市長に就任以来、1期目におきましては財政の健全化を最
重要課題
として
取り組み
、市税及び
公営住宅等使用料
の
徴収強化
、人件費の抑制、
団体運営補助金
の見直しなどを盛り込み、
財政健全化計画
を策定してまいりました。平成23年度
一般会計
の決算におきましては、
議員各位
、市民の皆様並びに
関係機関
の皆様のご理解、ご協力のもと、昭和45年度以来、41年ぶりに黒字化を成し遂げることができました。 2期目におきましては、
財政健全化計画
における指標に留意しつつ、
まちづくり
のための3つの柱「新しい御所の
魅力づくり
」「誇りと自信をはぐくむ教育の
まちづくり
」「支え合い
思いやり
のある
まちづくり
」を市政の
基本方針
として掲げ、葛城98号線の整備、五條市、田原本町及び本市で設立した
やまと広域環境衛生事務組合
による新
ごみ焼却場
の建設、
郵便名柄館
の開設、
小・中学校
の校舎の
耐震補強工事
及び
市民運動公園人工芝化工事
の完了など、「自然と笑顔があふれる 誇れるまち」づくりを目指して邁進してまいりました。 その結果、平成26年度における
一般会計
の
実質収支額
は約5億7,000万円の黒字となり、
実質公債費比率
は15.6%となりました。しかし、
実質収支額
は黒字になったものの依然として
特別交付税
に依存していることは否めない状況であり、財政の弾力性を示す
経常収支比率
が104.2%、
全国市区町村
の中でワースト11位と極めて財政が硬直化しており、今後も市税を初めとした
自主財源
の確保に努める必要があります。
行財政改革
に引き続き取り組むとともに、並行して本市の将来のため、
地方創生
の流れに沿い、
人口減少時代
、少子・
高齢化社会
であっても税収増が図れるような施策を行う必要があると考えています。 そこで、私はこの3期目の市政を担うに当たり、「夢と誇りの
地方創生
」をテーマとし、その中でも特に重要な施策として5つの
重点事業
への道筋をつけることを目標に掲げ、喫緊の課題に
取り組み
、あわせて市民が郷土に住んでいることを誇りに感じ、一人一人が夢を抱けるような
まちづくり
を目指し尽力してまいりたいと思います。 そのためには、本市独自の魅力あふれる
地方都市
の創造に努め、山積する課題に対峙し、覚悟を持って決断し、確実に実行に移し、着実な実現が示せるよう取り組んでまいる所存です。 「教育を
地方創生
の柱に」「新しい魅力で
地方創生
」「支え合い
思いやり
のある
まちづくり
」の3つの
キーワード
を念頭に
市政運営
を行ってまいりたいと思います。 まず、1つ目の
キーワード
「教育を
地方創生
の柱に」につきましては、実現させるために4つの
取り組み
を行います。 1つ目の
取り組み
である「
オール御所
市で取り組む全国のモデルとなり得る魅力ある新しい
学校づくり
」について説明いたします。 本市には、現在7つの小学校と4つの中学校がありますが、児童・生徒数は年々
減少傾向
にあり、1学年1学級の単学級がふえ、1
学級当たり
の人数は少人数になり、ますます学校の
小規模化
が進んでいます。平成27年10月には、御所市
学校規模適正化推進会議
から、市内の小学校及び中学校をそれぞれ1校とすることが望ましいとの提言が出されました。今後、この
提言内容
を踏まえて、御所市の歴史上、この大きな課題に対し、
子育て世帯
のみならず市民全体、すなわち
オール御所
市で全国のモデルとなるような魅力ある新しい
学校づくり
を目指して取り組んでまいりたいと考えています。 次に、2つ目の
取り組み
「
子供たち
が将来、
御所市民
としての役割を果たせるような
シチズンシップ教育
」について説明いたします。
シチズンシップ教育
とは、市民としての資質、能力を育成し、他人を尊重すること並びに個人の権利と責任を自覚し、社会の中で円滑な
人間関係
を維持しつつ、将来の市民としての役割を担うために必要な能力を身につけさせる教育を目指しています。イギリスなどの欧米を中心に実施され、日本には東京都品川区、京都府八幡市で既に実施されています。本市には、全国に誇れるすばらしい歴史や美しい自然が数多く存在していますが、そのことを認識せず過ごしている方が多く、私は
子供たち
にそのよさを十分伝え切れていないと感じています。
伝統行事
やお祭りについて教育の場で紹介し、多くの
子供たち
が参加することは
コミュニティ
の結束にもつながります。小学生から
自分たち
の住んでいる周囲のことをしっかりと学んでおくことは、御所市を愛し誇りに思う子供の育成にとっても非常に重要なことであり、
成長過程
にある子供や社会人に必要な
人間形成
につながると考えています。
子供たち
が、将来、生まれ育った地域を誇りに思い、そのことをベースに
御所市民
としての役割を果たせるような
シチズンシップ教育
に力を入れ、御所市を愛する子供の育成に努めてまいります。 次に、3つ目の
取り組み
である「
小・中学校
と連携した就学前教育の充実による教育力の向上」について説明いたします。 教育の
まち御所
市と古くから言われているように、本市はかねてより教育に力を入れている地域であると認識されており、教育熱心なご家庭も多くあります。しかし、一方では所得格差が学力の差に影響を及ぼしている現状が見られ、これらを打開するには一つの手段として
小・中学校
での
学力向上
に加え、
小・中学校
の教育と連携した就学前教育に力を入れる必要があると考えています。
人格形成
の基礎となる
乳幼児期
から質の高い教育等を受けられるよう
環境整備
を行い、就学前教育を
小・中学校
と連携させ充実させることで教育力の向上を図ります。 次に、4つ目の
取り組み
である「生まれてから就学までの一貫した
子育て支援
」について説明いたします。 本市における平成27年度出生数は約120人と低迷しています。安心して子どもを産み育てるためには、教育以外の支援も必要であると考えます。妊娠・出産・子育ての不安や悩みに対する相談、支援をするわくわく
子育てセンター
の開設、
子ども医療費助成
の拡充、休日診療や小児科の充実の働きかけにも力を注ぎ、子供を産み育てることに安心や喜びを実感できるような環境を整えてまいります。 以上、4つの教育を中心とした
取り組み
を行うこと、言いかえますと教育を
地方創生
の柱にすることで、本市の魅力ある
地方都市
の創生につなげてまいりたいと考えます。 次に、2つ目の
キーワード
「新しい魅力で
地方創生
」につきましては、実現させるために9つの
取り組み
を行います。 まず、1つ目の
取り組み
である「奈良
県南部地域
の雇用を生み出す
企業誘致
」について説明いたします。 現在、
御所インターチェンジ付近
を
産業集積地
として整備できるよう県と連携して取り組んでいます。来年3月には、
京奈和自動車道
の
御所南インターチェンジ
から
五條北インターチェンジ
までが4つのトンネルでつながり、関西国際空港から
和歌山経由
でのアクセスが飛躍的に向上し、本市の
産業集積地
への
企業誘致推進
にとって追い風となります。
企業誘致
が推進されれば、本市の住民はもちろん、県南部にお住まいの方々にとっても本市の
産業集積地
は通勤の北限と言われていることから、
県南部地域
の広範囲にわたり新たな雇用が生まれます。一刻も早く
アクセス道路
、
上下水道等
の整備を行い、人口増、
交流人口増
を図り、
税収アップ
につなげてまいりたいと思います。 次に、2つ目の
取り組み
である「
子育て施設
をシンボルとした県と共同による
近鉄御所
駅
周辺整備
と一帯の
にぎわいづくり
」について説明いたします。 昨年8月に、県と御所市との
まちづくり
に関する
包括協定
を締結し、市の玄関口である近鉄・
JR御所
駅及びその周辺の
中心市街地地区
を、県の支援を受けながら総合的に整備してまいります。そのため、まずは
整備計画
をしっかり市議会に説明し、市民にとって最善の計画を模索してまいります。また、
子育て支援施設
の整備につきましては、長らく市民の皆様に設置場所及び時期などをお示しできていませんが、私は
近鉄御所
駅に隣接して働く
子育て世帯
の利便性を図るため、シンボリックな
子育て支援施設等
を整備したいと考えています。 次に、3つ目の
取り組み
である「
スポーツ
による
地域振興
と
広域行政
での
スポーツ合宿
の誘致」について説明いたします。 奈良県、橿原市、五條市、葛城市と本市の5団体により、連携と協力に関する協定を結び、2019年
ラグビー
ワールドカップ、2020年
東京オリンピック
・パラリンピックの開催を好機と捉え、
広域行政
により協働で
スポーツ
を通じて地域の活性化を目指してまいりたいと思います。また、これらの大会以外にも、
ラグビー
の
まち御所
市を市内外に広く発信し、高校生や大学生などの
スポーツ合宿
を初め、観光、教育、芸術、健康・福祉等、幅広い分野で利用できる
宿泊施設
の整備を県に働きかけ、
スポーツ
による
交流人口
の増加につなげてまいりたいと考えています。 次に、4つ目の
取り組み
である「
近隣市町村
と連携した
広域観光
の振興」について説明いたします。
観光スポット
と
スポーツイベント
とのコラボレーションにより
史跡名所等
への関心を高め、
体力向上
、
健康増進
の相乗効果を図るため、県や
広域市町村
との連携によるダイヤモンドトレールを活用したイベントを実施します。また、
観光雑誌
や映画の製作、首都圏での
観光PR
及び物産展の実施、寺社仏閣での
楽器演奏コンサート
の共同開催をする予定です。 次に、5つ目の
取り組み
である「
御所南インターチェンジパーキングエリア
の
情報発信
」について説明いたします。
御所南インターチェンジ
の
パーキングエリア
内で
観光物産
・特産品の販売、PRに向け、
地域振興施設
の整備を行います。 次に、6つ目の
取り組み
である「
新婚家庭
と3
世代同居家庭
への
住宅支援
と市内への移住を促進サポートする
システム
の構築」について説明いたします。 既に実施している
新婚世帯
への
家賃補助制度
の利用を促進するとともに、新たに本年度から
定住促進事業
として、本市に
定住意思
のある
若年夫婦
の世帯に対し、
住宅取得
の際に補助する制度を構築いたしております。さらには、3
世代同居者
に対し、補助等の
支援制度
の新設及びIターン、
Uターン者
に対する
住宅支援制度
を検討するとともに、
奥大和移住
・
定住連携協議会
と連携しながら移住者の
受け入れ体制
の整備に取り組んでまいります。 次に、7つ目の
取り組み
である「
耕作放棄地
の解消と新しい
農業振興
、御所産農産品の
情報発信
」について説明いたします。
耕作放棄地解消
に向けた
新規営農者
や業者の
参入促進
、規制緩和、
農業生産法人
の活用などに
取り組み
、農業の担い手の発掘、募集、育成等を行い、これらの担い手と
土地所有者
のマッチングをし、
耕作放棄地
の解消を目指します。 次に、8つ目の
取り組み
である「全ての
公共施設
の今後10年のあり方を明示」について説明いたします。 近年、全国的に
高度経済成長期
に一斉に整備された
公共施設等
の老朽化が社会問題となっています。一方で、
社会構造
の変化に伴い、
公共施設等
の
更新費用
を確保することは困難な状況にあり、投資可能な財源と必要な
更新費用
の乖離が課題となっています。本市におきましては、特に
公共施設
に余剰を来すことが想定され、
公共施設
全体を最適に維持管理し、有効活用することは
市民サービス
の
維持向上
や安定した
財政運営
にとって大きな課題となります。今後、保有する施設と再編が可能な施設を洗い出し、再編が可能な施設については統廃合や複合化、
民間移管
などの量の見直しや、今後も保有する施設については計画的な保全、
長寿命化
を図り、建物性能の向上や用途変更などの質の見直しを進める必要があります。また、あわせて
行政サービス
の向上のため、施設の多様化や
民間施設
の利活用についても検討いたします。以上のように、まずは全ての
公共施設
について質の見直し、量の見直しを行い、今後10年以内のあり方をお示ししてまいりたいと考えています。 最後に、9つ目の
取り組み
である「新しい火葬場の整備」について説明いたします。 現在、老朽化による建てかえの
市民要望
が多い新火葬場についても、今後のあるべき姿をあらゆる角度から模索し、整備を進めてまいります。 以上、9つの
取り組み
を行い、本市の特徴を生かした新しい魅力を内外に発信し、本市の
地方創生
につなげるという意味で、「新しい魅力で
地方創生
」という
キーワード
を念頭に置き、市政を行ってまいります。 次に、3つ目の
キーワード
「支え合い
思いやり
のある
まちづくり
」につきましては、実現させるために7つの
取り組み
を行います。 1つ目の
取り組み
である「
オール御所
市で支える福祉の実現」について説明いたします。 現在、御所市では
高齢化率
が既に37%という状況であり、
ひとり暮らし
や
高齢者夫婦
のみの世帯も急増しています。このことは全国的な傾向であり、孤独死、認知症による徘徊など、高齢者を取り巻く問題は日々多種多様になっており、行政が行う
福祉施策
を補完する仕組みが必要です。
健康寿命
を延ばすためにも、
認知症サポーター
や
健康づくり推進員
の養成、住みなれた地域で最後まで暮らせるような
体制づくり
、
地域包括ケアシステム
の構築等、お互いが助け合う
システムづくり
が必要不可欠であると考えています。 次に、2つ目の
取り組み
である「小学校区を意識した新しい
地域コミュニティ
の確立」について説明いたします。 人口減、担い手の
高齢化等
により、昨今、既存の単一の自治会では満足な
自治会活動
ができなくなる可能性があります。また、
小・中学校
の
学校規模適正化
が実現し、新設の学校ができれば、これまで長い年月をかけて結びついた
地域コミュニティ
が弱体化するおそれがあることから、これらを補完するような防犯・防災などの役割を担う
自治会単位
ではない
校区単位
の
住民自治協議会
など、
地域コミュニティ
の確立を目指してまいります。 次に、3つ目の
取り組み
である「
地域自主防災組織
の
組織率向上
と
取り組み支援
」について説明いたします。 去る4月14日及び16日の2度にわたり震度7を記録した熊本地震は広範囲にわたって長期的に続いており、家屋の損傷が激しく、倒壊も相当数あり、被害は甚大であります。現在、九州新新幹線、九州自動車道を初めとした高速道路等の交通網は応急復旧していますが、地震発生直後は機能せず、ライフラインも寸断され、災害等の緊急時には近隣者による共助が必要不可欠であることを再認識させられました。そのような状況のもと、地域の自主防災の組織は大変貴重な存在であり、本市としても総合計画の目標値である93.0%を目指して、組織率の向上に
取り組み
、資機材の配備等についても支援を継続してまいります。 次に、4つ目の
取り組み
である「人権センターを核に人権が息づく
まちづくり
」について説明いたします。 私たちの周りには、多種多様な差別事象やインターネット掲示板への書き込みなど、今も差別事象は後を絶たない状況です。あらゆる差別撤廃に向け、水平社発祥の地、人権のふるさと御所の名に恥じないよう、人権教育の推進及び啓発活動の充実など、あらゆる人権問題の解決に向けて取り組んでまいります。 次に、5つ目の
取り組み
である「生涯にわたって元気に暮らせる健康づくり支援」について説明いたします。 がん検診や特定健康診査の受診率向上に向けた
取り組み
や、地域による健康づくり活動への支援並びに生活習慣病の予防、健康管理に関する新たな仕組みづくりとして、国民健康保険データヘルス計画を策定し、実施することにより、市民が生涯にわたって健康に暮らしていける環境を整備してまいります。 次に、6つ目の
取り組み
である「さらなる
地域コミュニティ
が芽生えるイベントの開催」について説明いたします。 既に、市民の皆様の手づくりの市民ふれあい体育祭、高齢者ふれあいの集いを初め、地域の祭りや
伝統行事
を実施していただいております。今年度は、みんなの夢事業として流しそうめんでギネス世界記録に挑戦されます。これまでに類を見ないような市民の総力が必要となってまいります。このようなイベントを通じて
コミュニティ
の力がより強く結束し、人と人がつながるイベントとなるよう支援してまいります。 最後に、7つ目の
取り組み
である「庁舎の建てかえと市民ホールの整備」について説明いたします。 熊本地震の発生直後にも5つの市町で庁舎が倒壊したり使用不能となり、災害対策本部が屋外に設置され、役所の機能が麻痺していました。このように大災害時に災害対策本部が設置できなければ、被害状況の把握、応急復旧の指示等も十分できなくなり、そのことが初動体制をおくらせる原因になりかねません。本市におきましても、奈良盆地東縁断層帯、中央構造線等の活断層のずれによって生じる地震については大きな被害が想定され、耐震基準を満たしていない本庁舎本館につきましては早期の建てかえが必要と考えています。また、長らくの休館により市民の皆様にご迷惑をおかけいたしております市民会館につきましても、耐震基準を満たしておらず、老朽化が進んでおり、建てかえが必要であると考えています。本庁舎本館及び市民会館を新たな複合施設として建てかえすることを検討してまいります。 以上、7つの
取り組み
を行い、市民同士がつながり合い、支え合い、日々
思いやり
が感じられるような
まちづくり
、すなわち支え合い
思いやり
のある
まちづくり
につなげてまいります。 ここまで、3つの
キーワード
、20の
取り組み
項目について説明させていただきました。 この20の
取り組み
項目のうち、さきに説明した特に重要な施策として、魅力ある新しい
学校づくり
、
近鉄御所
駅周辺の整備と
にぎわいづくり
、駅前のシンボリックな
子育て施設
の整備、火葬場の整備、庁舎の建てかえと市民ホールの整備につきましては、手をつけない、議論を後回しすることができない5つの
重点事業
と捉えています。あらゆる財源を探求し、収支のバランスを念頭に置きつつ、これらの事業を着実に実行できるスケジュールを完成させ、議会と議論しながらそれぞれ具体的にブラッシュアップして市民の皆様にお示しすることが、3期目を迎えるに当たり、私に課せられた大きな仕事であると位置づけています。 県内の市で最も人口減少のスピードが速く、少子・高齢化が顕著な市の大きなチャレンジです。夢と誇りの
地方創生
を目指し、山積する課題にしっかりと対峙し、覚悟を持って決断し、確実に実行に移し、着実な実現が示されるかの正念場であると考えています。 御所市を愛する人間として、またこれからの4年間、市長として重責を担います限りは、精いっぱい任期を全うしたいと考えております。真に自立した自治体を目指す意味からも、御所市にとって重要な意味を持つこれからの4年間、力の限り精いっぱい務めさせていただく所存であります。
議員各位
、市民の皆様方に多くのご意見やご指導を賜り、
重要課題
に一つ一つ
取り組み
、新たなステージに向かって惜しみない努力を傾注していく決意であります。何とぞ、
議員各位
並びに市民の皆様におかれましては、今後の
市政運営
に格段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、
市長就任
の
所信表明
とさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(
丸山和豪
) 日程に入ります。 日程第1、報第2号、御所市
税条例等
の一部を改正する条例の
専決処分
の報告についてから議第33号、御所市
公平委員会委員
の選任についてまでの11議案を一括議題といたします。 ただいま議題といたしました11議案については、審議の都度、提案者の説明を受けることにいたします。
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○議長(
丸山和豪
) お諮りいたします。議案熟読のため、本日はこれにて会議を閉じ、明28日、本会議を休会し、29日、本会議を再開したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
丸山和豪
) ご異議なしと認めます。よって、明28日、本会議を休会し、29日、本会議を再開することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時34分散会
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...
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