御所市議会 > 2012-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 御所市議会 2012-03-19
    03月19日-05号


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    平成24年  3月 定例会     平成24年御所市議会3月定例会会議録(第5号)-----------------------------------平成24年3月19日(月曜日)午前9時59分開議-----------------------------------議事日程第5号 平成24年3月19日(月曜日)開議宣告-----------------------------------日程第1 議第20号 平成24年度御所市一般会計予算について(可決)     議第21号 平成24年度御所市国民健康保険事業特別会計予算について(可決)     議第22号 平成24年度御所市学校給食費特別会計予算について(可決)     議第23号 平成24年度御所市国民宿舎葛城高原ロッジ特別会計予算について(可決)     議第24号 平成24年度御所市下水道事業特別会計予算について(可決)     議第25号 平成24年度御所市介護保険事業特別会計予算について(可決)     議第26号 平成24年度御所市後期高齢者医療保険事業特別会計予算について(可決)     議第27号 平成24年度御所市水道事業会計予算について(可決)〃 第2 議第29号 御所市道路線の認定について(可決)日程追加第1 議会議案第1号 障害者総合福祉法(仮称)の早期制定を求める意見書(案)の提出について(可決)  〃 第2 議会議案第2号 「こころの健康基本法(仮称)」法制化を求める意見書(案)の提出について(可決)  〃 第3 議会議案第3号 「介護職員処遇改善交付金事業」の継続を求める意見書(案)の提出について(可決)-----------------------------------本日の会議に付した事件 第1、日程第1(予算特別委員長報告、質疑、討論、採決) 第2、日程第2(厚生建設委員長報告、採決) 第3、日程に同じ-----------------------------------出席議員(15名)         1番  南  満        2番  川田大介         3番  中垣義彦        4番  杉本延博         5番  丸山和豪        6番  米田 準         7番  藤岡秀規        8番  松浦正一         9番  吉村純治       10番  島田幸子        11番  米田絹代       12番  奥 泰司        13番  小松久展       14番  中北秀太良        15番  安川 勝-----------------------------------欠席議員        なし-----------------------------------説明のための出席者    市長        東川 裕   副市長       宮谷 太    教育長       上田貞夫   総務部長      北岡一郎    総務部参事     森田守彦   企画開発部長    坂倉敏之    市民福祉部長    前田善弘   環境建設部長    藤田龍治    環境建設部参事   崎山富藏   教育委員会事務局長 倉本英孝    水道局長      西河由春   総務課長      野尻 修-----------------------------------事務局職員出席者    事務局長      喜多伸雄   事務局次長     新田仁紀子    議事係       泉谷有樹   速記者       久保田祐子-----------------------------------     午前9時59分開議 ○議長(奥泰司) ただいまより3月定例会を再開いたします。----------------------------------- ○議長(奥泰司) これより本日の会議を開きます。----------------------------------- ○議長(奥泰司) 議事進行上、しばらく休憩いたします。     午前10時00分休憩-----------------------------------     午前11時35分再開 ○議長(奥泰司) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、議第20号、平成24年度御所市一般会計予算についてから議第27号、平成24年度御所市水道事業会計予算についてまでの8議案を一括議題といたします。 本案は、去る3月9日の本会議において予算特別委員会に付託した案件であります。 審査の結果を委員長より報告願います。予算特別委員会委員長中北秀太良君。     〔14番中北議員登壇〕 ◆14番(中北秀太良) 去る3月9日の本会議において当委員会に付託されました議第20号、平成24年度御所市一般会計予算についてより議第27号、平成24年度御所市水道事業会計予算についてまでの8議案について、3月12日から15日までの4日間にわたり市長以下理事者の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審議を行いました。以下、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。 まず、総括についてであります。 平成24年度一般会計予算編成で8億2,000万円削減の緊縮予算要因について説明を求めたところ、各課に事業等についてヒアリングを行い、その積み上げによる結果であるとの説明がありました。 予算編成に当たり、市長として市民に対してどういう予算を重きに置いたのか説明を求めたところ、財政健全化計画中であり、26年度問題を見据え、市民に元気をつなげる予算計上であるとの答弁がありました。 市長選挙の年度に当たって骨格予算を本予算に組んだ理由について説明を求めたところ、財政健全化計画の執行中であり拘束力の強いものであると認識し、異なった内容の予算を組んだ場合、議会の信任も得られないとの答弁がありました。 南都興産最終処分場放射性物質を含んだごみが搬入されているとインターネットで取りざたされている問題についてただしたところ、3月7日から搬入が中止されていると答弁がありました。 第5次総合計画においての人口減少防止策に伴い、子供の医療費、ゼロ歳児保育の拡充及び長時間保育の充実についてただしました。 住宅リフォームで県の制度活用についての利用者状況等の説明を求めたところ、23年度において10件活用され、24年度も国の復興支援住宅エコポイントについて継続中であるとの説明でありました。 ボートピア計画について市長の考えを求めました。 シルバー人材センターの今後の運営等についてただしました。 自治基本条例について市長の考えを求めました。 京奈和自動車道御所インターチェンジの完成並びに共用時期について、産業集積地用地取得状況等について説明を求めました。 以上が総括であります。 次に、歳入についてであります。 自主財源及び依存財源の減について説明を求めました。 歳入確保において、土地開発公社所有特定土地売却見通し市有財産及び分譲宅地の売り払い見込み等について説明を求めました。 市税、使用料等の徴収率を目標達成する上での問題点などについて各担当課に説明を求めました。 納税者及び連帯保証人に対しての通知等についてただしました。 産業廃棄物一般廃棄物通行税など新税の検討をされているのか説明を求めました。 次に、歳出についてであります。 総務費では、ふるさと納税記念品贈呈事業費及び市民まちおこし事業費の減額について説明を求めました。 新規事業である定住案内人支援事業について説明を求めたところ、大きな金額の事業なのでオール御所市で対応し、質の高いホームページにしていきたいとの答弁がありました。 女性管理職の登用についてただしました。 民生費では、緊急通報システム事業費シルバー人材センター費の減額について説明を求めました。 新規事業である基幹相談支援事業及び障害者自立支援事業について説明を求めました。 市民意識調査実施事業及び学童保育所整備事業の内容等について説明を求めました。 生活保護費の項目に占める割合及び対面による全員の実態調査等についてただしました。 増加傾向にある児童虐待への対策について、福祉面でのボランティアの活用についてただしました。 紙おむつ用ごみ袋の無料化で高齢者と子育て応援について市長の考えを求めたところ、具体的には調査していないが担当課と協議して検討したいとの答弁がありました。 衛生費では、市営墓地舗装工事内容及び火葬業務委託の内訳について説明を求めました。 新生児訪問、こんにちは赤ちゃん事業内容及び訪問状況について説明を求めたところ、本市については助産師が4カ月までの乳児家庭の訪問を行っていたが、現在はすべての乳児家庭を奈良県助産師会に委託し保健指導等行っているとの答弁がありました。 緊急搬送でのイーマッチシステム整備見通しについて説明を求めました。 クリーンセンター修繕工事の技術料、有料ごみ袋の材質、不法投棄等の対策についてただしました。 浄化槽清掃業許可条件及び浄化槽清掃料金についてただしました。 農林業では、新規就農総合支援事業農業振興地域整備計画作成業務委託及び水田農業構造改革対策事業補助について説明を求めました。 木材生産林育成整備事業、イノシシなどの防護さくの計画、農業基本構想水田農業ビジョンの実態についてただしました。 吉野川分水の分担金で享受されない地域とその対策について説明を求めたところ、地元と協議し対応していきたいとの答弁がありました。 商工費では、新規事業である御所市葛城市共同観光促進事業、森林とのふれあい推進事業内容等について説明を求めました。 観光道の点検整備事業及び観光ボランティア研修内容をただしました。 中小企業経営支援について考えを求めたところ、中小企業への融資保証補てん並びに御所市商工会との連携を図っていくとの答弁がありました。 県信用保証協会融資制度活用状況について説明を求めました。 土木費では、都市下水道事業について説明を求めました。 駐輪場防犯設備整備事業放置自転車整理管理事業内容について説明を求めました。 道路台帳整備と道路パトロール業務委託及び屋外広告物調査業務結果内容について説明を求めました。 住宅家賃徴収対策及び住宅維持補修についてただしました。 郵便入札の実績並びに最低制限価格の設定についてただしました。 消防費では、(仮称)御所市防災センター建設計画について説明を求めたところ、葛城南小学校跡地を予定し、平時は防災訓練研修場所として活用していきたいとの答弁がありました。 小・中学校耐震工事の平成25年度以降の計画、職員の非常招集訓練の実施、避難所の見直しについてただしました。 自治消防団の状況について説明を求めました。 教育費では、中学校の体育必修での柔道は安全なのかただしたところ、施設面や安全面などの配慮に取り組んでいるとの答弁がありました。 小・中学校理科教育充実事業について説明を求めました。 学力向上対策小・中学校教室へのエアコン施設についてただしました。 坂本奨学金給付金活用において、坂本氏の意志を尊重し、できるだけ多くの人に給付できないのかただしました。 以上が一般会計予算における審査の概要であります。 討論に先立ち、歳出の衛生費で、し尿処理中継基地借り上げ料400万円の減額修正案の提出があり、討論、採決の結果、賛成少数で修正案は否決されました。 本案につきましては、討論、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、特別会計予算について審査の概要を申し上げます。 国民健康保険事業特別会計では、人間ドック検診脳ドック検診検診内容に新しく追加したものはあるのかただしました。 国民健康保険税が毎年赤字が続く中で対策についてただしたところ、赤字解消の考えとして徴収率の向上、医療費の適正化、予防及びフォローアップが重要であると考えているとの答弁がありました。 レセプト点検において柔道整復等レセプト点検業務の成果についてただしました。 奈良県作成の医療費適正化計画についての分析結果など内容についてただしました。 次に、学校給食費特別会計では、学校給食において原油や給食材料等の上昇から給食費の見直しなどについて説明を求めました。 放射能汚染から食の安全を守ることから食品衛生監視員を奈良県に求めることが必要ではないのかただしました。 次に、下水道事業特別会計では、下水道使用料徴収率向上についてただしました。 次に、介護保険事業特別会計では、特別養護老人ホーム待機者数及び相談状況についてただしました。 次に、水道事業会計では、水道料金の滞納者への督促状況及び差し押さえの考えについてただしたところ、財産の調査権がなくできないとの答弁がありました。 水道局お客様センター業務委託内容の評価について説明を求めました。 水道料金を値上げせずに維持できるのかただしたところ、葛城清掃事務組合からの水道事業運営協力金収入の期限が切れる平成33年ごろには30%から40%大幅値上げせざるを得ない、それを緩和するためには早い時期の料金改定が求められるとの答弁がありました。 奈良県域水道ビジョンについて説明を求めました。 以上が、各特別会計予算の審査の概要であります。 議第21号、国民健康保険事業特別会計予算についてから議第27号、水道事業会計予算についてまでの7議案については、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決しました。 以上、委員会審査報告といたします。 ○議長(奥泰司) ただいま委員長より報告のありました委員長報告に対しましてご質疑はありませんか。13番、小松久展君。 ◆13番(小松久展) 私は、総括の中で一般廃棄物通行税等、新税の検討をされているかの説明を求められたんですけれども、市長のほうからは県に話をしておるということでございますが、今、中北議員も言われたように南都興産において放射能の汚染をされた残灰、焼却灰等が入っておったということで、市民においても心配をかけているわけでございます。 我々としては、この年間30万トン搬入されているという自治体から、県外自治体から30万トン以上が搬入されているとお聞きしているんですけれども、以前からも新税、通行税については考えていただきたいと私も一般質問で申しておりました。県等よりも私は報告を県にしたんであれば、総務省に直談判、申請を持っていかれたほうが県も動きがスピードアップすると思うんですね。その点についての奥を踏み込んだ質問もされていないということをお伺いしております。 市長としては、今後どのようにこの問題についても、我々自身が管理体制、いったら税収が入る以上はさらに管理体制も進めていけるわけです。その点については、さらにこの新税について取り組んでいかれるんかということと、そして生活保護費の問題については委員長からお聞きしました。おくれておりましたが、年度内に調査を全員されたということでございますが、その後、全員の調査をされて問題、疑問等はあったんですか、なかったんですか。 ○議長(奥泰司) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 新税の問題について私からご答弁申し上げまして、生活保護の調査の結果については担当からご報告を申し上げます。 まず、議員のほうから今おっしゃいました南都興産の放射能の焼却灰の話ですけれども、これはちょっとかなり大きな反響を生んでおりますのではっきりと私のほうからも申し上げておきたいんですけれども、放射能の基準値を超える焼却灰については一切御所市には搬入はされておりませんし、今現在、市川市あるいは神奈川県の一般廃棄物の焼却灰については搬入はされておりません。これは、かなり間違ったところでインターネット上で大きな動きになっておりますけれども、私のほうからも発信もしますし、できれば広報か何かで市民の皆さんにもお伝えをしていきたいというふうに思います。 新税についてでございますけれども、私委員会のほうでも申し上げまして、現在は奈良県の産廃税というところでその使途については規制緩和をいただいて、御所市の中でも道路の整備等に今充当をしておるところでございます。御所市単独の新税というご指摘でございますけれども、これは全く検討しませんという答えではありません。今まさに田原本、五條と一緒に焼却場をやっていこうという話でありますとか、あるいは現在やっています葛城清掃事務組合の事業についても影響を及ぼすところでございますので、慎重に検討はしていきたいというふうに思います。 ○議長(奥泰司) 前田市民福祉部長。 ◎市民福祉部長前田善弘) 私のほうから、生活保護費にかかわる対面による全員の実態調査の結果ということへのご質問でございます。 調査の結果、その稼働能力を十分生かし切れていないケース、あるいは生活保護費の中で半分以上の大きな割合を占めます医療費につきまして重複受診等の傾向も見られましたので、それら適正指導に今後引き続いて努めていくということでございます。以上です。 ○議長(奥泰司) 13番、小松久展君。 ◆13番(小松久展) 私が伺っているのは、市長、南都興産側からとめられたと、反響が大き過ぎてとめられたという話を伺っているんです。そしてまた、私の言うのは、新税については捜査権というのは県にあるんです。だから、僕は、この通行税が御所市がいただくということになれば県抜きで御所市が捜査権が発生するんです。税収としては年間3,000万円ほど入るんですけれども、捜査権もないんです。県任せということなんです。だから、税収もあり捜査権もあり、南都興産が健全な会社であってもらうということが第一なんです。それがまず第一と税収なんです。その点については今後も進めていくいうことですので、大いに期待をしたいと思います。 そして、続きまして、生活保護費については、部長のほうの実態調査云々という話は違うんです、言っておられることが。部長自身もよう理解されていると思いますけれども、実態調査というのは医療費がかさむとか云々じゃなしに、これはもうもともとから弱者救済法という法律の中で、生活保護の基準というのは保障されている基準というのがあるんです。基準外ということは調査されていないでしょう。されていないでしょう。その点については、部長自身も3末で退職されるいうことですから、今後は、私はこの生活保護者がふえているように思うんです。そら仕事も少ないとか失業率もふえているいうこともあるんですけれども、その点についてはやっぱり実態調査いうのは本筋に入っていただきたいと思うんですけれども、市長どうですか。 ○議長(奥泰司) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) これも委員会でもちょっと申し上げたところあるんですけれども、来年度から警察の現役の方もそのポジションに配置しながら、今議員がおっしゃった内容についてもメスを入れていく覚悟でございます。 ○議長(奥泰司) ほかにご質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はありませんか。2番、川田大介君。     〔2番川田議員登壇〕 ◆2番(川田大介) 私は、議第20号、平成24年度御所市一般会計予算において歳出予算の中の衛生費のうち、奈良県葛城地区清掃事務組合分担金で、し尿中継槽土地賃貸料が600万円計上されているものに対し反対の立場で討論します。 今、御所市は、財政健全化計画を立て財政再建の真っただ中であります。平成25年までは、市民一丸となって財政再建に取り組んでいるさなかです。 ことしの予算においても、通常市長選挙が行われる年度の予算は骨格予算とするのが通常ですが、それをあえて市長は本予算を編成されました。ブログで市長は、新年度予算は6月までの私の任期を考えると骨格予算とする考えもありましたが、財政健全化計画中ということをかんがみ、あえて本予算編成としました。26年度問題、権限移譲健全化計画後を意識した補助金等のあり方との整合性、第5次総合計画を念頭に置いた部局横断的課題への取り組みなど、平成24年度に向けて現時点での御所市の課題、思いを予算化しました。平成24年、25年は、26年度問題に対応するための土台づくりの重要な年度ですと言っておられます。そして、今年度の予算にしても無駄を省いた市民生活に厳しい超緊縮予算を組んでいます。 今現在、市職員の皆様には給料の10%カット、市長は20%カット、副市長、教育長においても10%カットを実施し、財政健全化に貢献されておられます。また、市民の皆様に対しては、諸団体に対する補助金の凍結、公共事業を原則中止し、その他の事業削減等、市民の皆様や市の指定業者さんに対しては我慢してもらっている状態です。市民が一丸となって協力し合い頑張っている財政再建中の真っただ中、財政再建に一番協力しなければならない御所市で、随一の1社独占の事業の許可業者に対しての大盤振る舞いであるこの予算案、し尿中継槽借り上げ料を200万円であったものを一気に3倍の600万円に値上げを認め支払うとは到底認めるべきではなく理解に苦しみます。 したがって、財政健全化計画期間中でもあり、値上げを認めるべきではないと考え反対いたします。 ○議長(奥泰司) ほかに討論はありませんか。3番、中垣義彦君。     〔3番中垣議員登壇
    ◆3番(中垣義彦) 3番、中垣義彦でございます。私は、平成24年度の一般会計国民健康保険及び後期高齢者医療介護保険の4議案に反対の立場で討論いたします。 まず、一般会計についてであります。 ふるさと創生資金2億7,000万円を取り崩し、副市長と教育長退職金合計1,200万円を廃止して、これらの財源をもとに中学校卒業までの子供の医療費無料化新婚世帯家賃補助国保税引き下げのための一般会計の繰出金の増額、住宅リフォーム助成制度で仕事興し、保険料の引き上げとすべての保育所で長時間保育の実施など多くの市民要求が実現いたします。それこそ人口減少に歯どめをかける施策だとこれまで繰り返し提言してきました。 これに対し、子供の医療費無料化で入院を小学校卒業まで拡充すること、新婚世帯家賃補助など、新たに市民の願い実現の手だてが講じられることについては大いに評価をいたします。 収納率向上滞納一掃に本気で取り組むことが強く求められ、担当課の努力は認め、収納率が目標に接近する見込みが伺われますが、課税客体の把握については相当な取り組みが必要であり、未申告者対策や特別徴収すべき事業所への調査については取り組みが消極的であります。 済生会病院を準市民病院の扱いとしていますが、市民サービスが悪いと苦情が数多く寄せられております。 土地開発公社経営健全化計画に基づいて、損失補てん利子補給を2億4,000万円計上しましたが、公社保有地の処分は全く見通しがありません。 不必要な人権教育人権啓発を行い、また分譲地の払い下げ問題など、同和問題の完全終結については、早急に抜本的な解決策が求められているにもかかわらず対策は極めておくれております。 防災対策では、水害への被害想定が時間雨量50ミリ程度では、想定外の被害が多発する現状では、抜本的な見直しが必要であります。 また、職員の非常招集訓練を積み重ねることが重要なのは、昨年の東日本大震災被害状況を見て認識を強くしたのではないでしょうか。 京奈和自動車道御所インター周辺産業集積地として位置づけられ取り組まれている企業誘致については、現在の経済を取り巻く環境から判断して実現の見通しがなく、早急な転換が図られることが求められております。 財政再建を進めるためにも、現在もなお職員、特に幹部職員意識改革が決定的に重要で、点検を強め、スピードを速めることの重要性を痛感いたします。 し尿くみ取り中継槽、賃貸料とその工事費をめぐって住民訴訟が行われている現状は、いかに市民の理解を得られていないことが示されております。 教育の問題では、文部科学省の方針によって詰め込み教育が進められ、授業についていけない子、できる子、できない子の格差を広げ、不登校やいじめによる自殺など子供を取り巻く環境はますます厳しくなっております。今、全国に反対の声が広がっております放射能の副読本の配布を強行する姿勢に見られるように、御所市の教育方針が父母や教育現場の声を十分聞くことなく文部科学省の方針に無条件で言いなりでは、問題の抜本的な解決には至らないことは言うまでもありません。 以上が一般会計であります。 次に、国民健康保険会計についてであります。 御所市の国保会計は危機的な状況になっております。保険税を払いたくても払えないという状態が長らく続いておりますが、その解消の手だてが重要ですが、国が進めます県単位の広域化では負担は高くサービスは低くなるのが明らかであり、市民本位の国保運営を進める上で大きな問題があります。国保財政の抜本的な解決策として、国の補助率を現在の25%から以前の水準の50%に戻す以外にはありません。 高齢者と介護保険は、いずれも保険料の値上げであり反対であります。 以上、反対の討論を終わります。 ○議長(奥泰司) ほかに討論はありませんか。13番、小松久展君。     〔13番小松議員登壇〕 ◆13番(小松久展) 平成24年度の一般会計予算等についてはいろいろなご意見、討論等があると思いますが、私は議第20号、平成24年度一般会計予算について賛成の立場で討論をいたします。 平成24年度は、財政健全化計画の4年目であり重要な年でもあり、財政健全化を最重要課題として取り組み、3年連続の単年度黒字の計上を見込まれ、41年ぶりの一般会計黒字となることからも一定の評価ができるものと思っております。 今後も財政健全化計画を確実なものに進めるためにも、基本方針であり歳入の確保、歳出の削減はもとより、施設の統廃合及び運営の見直し、第5次総合計画を念頭に置いた取り組みなど鋭意努力が必要であると思います。この新年度予算市民生活等に与える影響などを考えるとともに、財政健全化計画を着実に進め、より確かなものにするためにも、さらなる精査を期待しながら賛成をするものであります。以上でございます。 ○議長(奥泰司) ほかに討論はありませんか。6番、米田 準君。     〔6番米田議員登壇〕 ◆6番(米田準) 私は、議第21号、国民健康保険事業特別会計予算、議第25号、介護保険事業特別会計及び議第26号、後期高齢者医療保険事業特別会計予算について賛成の立場で討論させていただきます。 種々、皆様方にはいろいろ思いはあると思いますが、この案件につきましても予算特別委員会において審議されました。その結果を先ほど委員長報告され、いずれも全会一致で可決されたことから賛成するものであります。以上です。 ○議長(奥泰司) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) これをもちまして討論を終了します。 これより採決いたします。採決は分割して行います。 まず議第20号、平成24年度御所市一般会計予算についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手する者あり〕 ○議長(奥泰司) 挙手多数であります。よって、議第20号は委員長報告どおり原案を可決することに決しました。 次に、議第21号、平成24年度御所市国民健康保険事業特別会計予算について、議第25号、平成24年度御所市介護保険事業特別会計予算について及び議第26号、平成24年度御所市後期高齢者医療保険事業特別会計予算についてを採決いたします。 本3議案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手する者あり〕 ○議長(奥泰司) 挙手多数であります。よって、議第21号、議第25号及び議第26号については、いずれも委員長報告どおり原案を可決することに決しました。 次に、議第22号、平成24年度御所市学校給食費特別会計予算について、議第23号、平成24年度御所市国民宿舎葛城高原ロッジ特別会計予算について、議第24号、平成24年度御所市下水道事業特別会計予算について及び議第27号、平成24年度御所市水道事業会計予算についてを採決いたします。 本4議案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに決しましてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) ご異議なしと認めます。よって、議第22号、議第23号、議第24号及び議第27号についてはいずれも原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(奥泰司) 日程第2、議第29号、御所市道路線の認定についてを議題といたします。 本案は、去る3月9日の本会議において厚生建設委員会に付託した案件であります。 審査の結果を委員長より報告願います。厚生建設委員会委員長吉村純治君。 ◆9番(吉村純治) 自席でご報告させていただきます。 ご報告申し上げます。 去る3月9日の本議会において当委員会に付託されました議第29号、御所市道路線の認定について、同日に委員会を開催し、理事者の出席を求め審査を行いました。その審査の概要と結果についてのご報告申し上げます。 まず、市道認定の基準等について説明を求め、その後、私たち委員が現地調査を行い、市道認定基準に合致していることを確認いたしました。その結果、全会一致で可決することに決しました。以上であります。 ○議長(奥泰司) お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに決しましてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) ご異議なしと認めます。よって、議第29号については委員長報告どおり原案を可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(奥泰司) お諮りいたします。ただいま8番、松浦正一君より議会議案第1号、障害者総合福祉法(仮称)の早期制定を求める意見書(案)の提出について外2件が提出されました。この際、日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第1号外2件を議題とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(奥泰司) 日程追加第1、議会議案第1号、障害者総合福祉法(仮称)の早期制定を求める意見書(案)の提出についてを議題といたします。書記朗読。     〔事務局次長朗読〕 ○議長(奥泰司) 提案者の説明を求めます。8番、松浦正一君。     〔8番松浦議員登壇〕 ◆8番(松浦正一) 8番、松浦正一です。ただいま議長のお許しを得ましたので、障害者総合福祉法(仮称)の早期制定を求める意見書の提案説明を申し上げます。 障害のある人が障害のない人とともに地域社会で生活できるためには、障害の種類や程度、家族の状況、経済力、居住する自治体にかかわらず障害者がみずから選んだ地域で自分らしく暮らせる社会を実現する必要があります。 このような社会を実現するためには、障害者基本法や今般、障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会から出された提言に沿って障害者総合福祉法を着実にかつ速やかに成立する必要があることから、意見書のとおり政府に強く求めようとするものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(奥泰司) 質疑に入ります。ご質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。 本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第1号は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(奥泰司) 日程追加第2、議会議案第2号、「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見書(案)の提出についてを議題といたします。書記朗読。     〔事務局次長朗読〕 ○議長(奥泰司) 提案者の説明を求めます。6番、米田 準君。     〔6番米田議員登壇〕 ◆6番(米田準) 議長のお許しを得ましたので、6番、米田 準、「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見書(案)の趣旨説明を申し上げます。 現在、うつ病や認知症などの精神疾患患者数は300万人を超えており急増の状態にあります。また、自殺と精神疾患とのかかわりや児童期の心の健康問題も指摘されるなど、心の健康と精神疾患の問題は、まさに国民だれにでも起こり得る生命、健康及び生活に影響を及ぼす重大な問題となっていることから、精神保健、医療福祉の総合的、包括的な推進とともに、これらの施策に関する速やかな強化、充実が全国的な運動として政府に対し求められているところです。 以上の理由から、政府に対し、こころの健康と精神疾患対策に関する基本の理念や施策推進の基本となる事項を定めるこころの健康基本法(仮称)を早期に制定されるよう強く求めるものであります。 議員各位におかれましても、趣旨を十分ご理解いただき、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥泰司) 質疑に入ります。ご質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。 本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第2号は、原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(奥泰司) 日程追加第3、議会議案第3号、「介護職員処遇改善交付金事業」の継続を求める意見書(案)の提出についてを議題といたします。書記朗読。     〔事務局次長朗読〕 ○議長(奥泰司) 提案者の説明を求めます。4番、杉本延博君。     〔4番杉本議員登壇〕 ◆4番(杉本延博) 4番、杉本延博。ただいま議長のお許しを得ましたので、「介護職員処遇改善交付金事業」の継続を求める意見書(案)の提案説明を申し上げます。 超高齢化社会を迎えて介護を担う介護職員の不足が深刻で、その待遇改善の必要性が社会問題化しています。平成21年度に創設された「介護職員処遇改善交付金事業」は、平成23年度末で終了するものとなっているが、平成24年度以降も継続するか、あるいは処遇改善に相当するものを介護報酬改定に当たり組み込むかが今大きな争点となっています。仮に介護報酬に組み込んだ場合、職員の処遇改善に結びつく保障がなくなり、介護報酬アップ分を処遇改善に充てるか否かは事業者の判断次第ということになってしまいます。 以上の趣旨から、国並びに関係機関に介護職員処遇改善交付金事業を平成24年度以降も継続するために尽力されるよう強く求めようとするものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(奥泰司) 質疑に入ります。ご質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決いたします。 本案を原案どおり可決することに決しましてご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥泰司) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第3号は、原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(奥泰司) 以上で、本定例会に付議されました案件はすべて議了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。 議員各位におかれましては、3月5日開会以来、連日ご精励をいただき、また議会運営に当たりましては、格別のご協力を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。 各執行機関におかれましては、今会期中に開陳されました各議員の意見、要望事項については、市政執行の上に十分反映されますよう要望いたします。 閉会に当たりまして、市長よりあいさつがあります。東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 3月定例市議会の閉会に当たり、ごあいさつを申し上げます。 本定例市議会は、去る3月5日に開会して以来、15日間にわたり慎重審議を賜り、平成24年度予算案を初め条例の制定、その他重要案件につきまして原案どおりご議決を賜りましたことに対し、衷心より厚く御礼を申し上げます。 本会議並びに各委員会におきまして、議員各位から開陳されましたご意見につきましては、職員一同十分留意しながら市政運営に生かし、予算の適正な執行に努めるとともに、財政健全化に向け、さらなる努力を傾注してまいる決意でございます。 議員の皆様方におかれましては、今後とも市政進展のため一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(奥泰司) これをもって、平成24年3月御所市議会定例会を閉会いたします。 どうもありがとうございました。     午後0時29分閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              御所市議会議長  奥 泰司              御所市議会副議長 島田幸子              御所市議会議員  米田 準              御所市議会議員  藤岡秀規              御所市議会議員  松浦正一...