桜井市議会 > 2021-03-17 >
令和3年予算特別委員会 本文 開催日:2021年03月17日
令和3年予算特別委員会 名簿 開催日:2021年03月17日

  • ICT(/)
ツイート シェア
  1. 桜井市議会 2021-03-17
    令和3年予算特別委員会 本文 開催日:2021年03月17日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2021年03月17日:令和3年予算特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午前10時00分開会 ◯西 忠吉委員長 おはようございます。  昨日に引き続き会議を開きます。  この際、皆様にお願い申し上げます。発言されます際には、挙手をし、発言の許可を得て、マイクを近づけて発言くださいますよう、よろしくお願いいたします。また、質問者は要点を絞り、分かりやすく質問をしていただき、答弁者質問に対し、簡潔に回答をお願いいたします。  ただいまより審査に入ります。 ◯梶  均市長公室長 昨日、大園委員からご質問のありました衛生費塵芥収集費職員手当等のうち、時間外勤務手当についてのご回答させていただきたいと思います。  まず、この科目での配置職員数は37人であります。  次に、手当額につきましては、前年度、前々年度の実績を基礎に、若干余裕を持たせ、予算額を決定し、当初予算として配分をしております。  以上でございます。 ◯村嶋和美すこやか暮らし部長 昨日、井戸議員からご質問のありました衛生費火葬場費豊田火葬場解体工事費のご質問についてお答えをいたします。  議員お尋ね豊田火葬場除却対象面積につきましては、134.2平米となっております。  以上でございます。 ◯西 忠吉委員長 それでは、5款、農林業費、100ページから109ページ。なお、10款、第1項、農林業施設災害復旧費、152ページから153ページを一括して行います。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。  107ページの林業振興費について、まずお聞きしたいと思います。  林業振興対策費という部分で予算がついているんですけれども、この中に、森林環境税というのはどの部分に使われているのか、まずお聞きいたしたいいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの藤井委員のご質問にお答えさせていただきます。  順番に申し上げさせていただきます。間伐促進事業費といたしまして2,000万円、林政アドバイザー業務委託料といたしまして500万円、森林経営管理全体計画策定業務ということで496万1,000円を計上させていただいております。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。  今後、森林の整備といいますか、持ち主の把握という部分も兼ねて、境界明示等々をきちっとしていくという取組みがあろうかと思うんですけれども、本来それを桜井市が担うと。そうでない場合、難しい場合は森林組合に委託をするというふうになっていたかと思うんですけれども、この今の500万というのが、その森林組合というふうに理解してよろしいんですか。
    ◯遠藤政男まちづくり部長 再度の質問にお答えさせていただきます。  委員お述べのとおり、森林におきましては、境界がかなり不確定な部分が多数ございます。市の担当者のみでは、この境界につきましては把握することが不可能でありますことから、常時森林に従事していただいております森林組合等の、そういう林業の経営体につきまして、協力要請をさせていただきたいというふうに考えさせてもらっております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。  職員さんの数というのも大変少ないですし、農業関連のことも含めますと、多岐に業務がわたるかと思います。今言っているように、境界の明示というのは、相続等も含めますと、大変ややこしい問題にもなってきておりますし、早急に解決しなくてはいけないのではないかなということもございますので、委託の部分を考えれば、森林組合というのをもっと大いに活用していただいてもええんじゃないかなという思いもしていますので、その分も踏まえて、今後取り組んでいただけたらと思いますので、質問、以上でございます。 ◯井戸良美委員 私のほうから、1点、103ページと105ページ、有害鳥獣捕獲委託料600万円。前年同額ですね。それと、有害鳥獣駆除事業補助金113万2,000円。これも前年同額でございますけれども、捕獲委託料は、猟友会に支払いということで、また、駆除事業補助金は、メッシュフェンスまた電柵などの補助金だと思います。  その中で、猟友会高齢化になっておりまして、会員数も少なくなっていると思いますねんけども、毎年同じほどの頭数を捕獲されているのか、また、毎年600万円という試算はどういうふうにされているのか、お聞きいたします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの井戸委員のご質問にお答えさせていただきます。  捕獲につきましては、猟友会。すみません、奈良県猟友会桜井支部のほうに委託のほうさせていただきまして、600万円という枠の中で事業をしていただいております。  まず最初に、捕獲の頭数の推移につきまして、ご説明のほうをさせていただきたいと思います。右肩上がりで年々増えてきているわけなんですけども、一応平成23年度が22頭、平成24年度が115頭、平成25年度が178頭、平成26年度が303頭、平成27年度が378頭、平成28年度が649頭、平成29年度が547頭、平成30年度、663頭、令和元年度が629頭、令和2年度、これは2月末までの数字でございますけども、725頭というふうなかたちで推移しております。  そしてあと、600万円の委託料の算定の基礎でございますけども、平成27年度より、400万円、当初400万円の委託料の枠の中で執行のほうをさせていただくということで、猟友会と話もさせていただいていましたけども、その後、28年度以降、かなり400頭をはるかに超える頭数が捕獲されるということが出ましたので、猟友会と市のほうで協議をさせていただきまして、平成30年度より、上限600万円ということで契約のほうをさせていただいています。  この600万円につきましては、基準額を400万円とさせていただきまして、そこから1頭当たり1万円ということで、上限が600万円となっております。こういうことから、例えば、令和2年度におきまして、725頭ということで、600頭をはるかに超える頭数の捕獲をしていただいているところでございますけども、上限の600万円の支給というようなかたちになるかなと思っております。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 ありがとうございます。  平成28年以後、29年だけですね、600頭以下というのはね。1頭1万円ということで、かなりオーバーはしておりますけども、600万に抑えていただいているということでございますね。  また、それは分かりましたけども、この頭数の確認はどうされているのか、再度お聞きいたします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの頭数の確認方法につきまして、ご説明のほうをさせていただきます。  頭数の確認につきましては、数年前、他県におきまして、捕獲頭数を偽って補助金を不正に受給するという事案が発生いたしました。これを受けまして、県のほうの指導がございまして、今現在は、捕獲した個体、イノシシ並びに鹿等の右側面の腹の部分、腹部に黄色のラッカースプレーで、捕獲した日付と、その日、その会員が捕獲した頭数の番号をつけまして、捕獲した猟友会の会員と一緒に、その個体のそばで写真に納まっていただくと。それで、その写真をもって捕獲者の確認並びに捕獲日、そしてまた、その個体が複数回使用されていないことを、写真でもって確認のほうをさせていただいております。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 分かりました。  一応、右側面ということで、左やったらあかんということですな。そやったら確実に分かると思いますけれども、それと、もう1点、駆除事業補助金ですか。これは毎年6月頃になると予算がなくなるということで、何か申請者のほうからよく聞くんですけども、これは、毎年同額でいいのか、一昨年はどのような要望があったのか、再度お聞きいたします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 令和3年度におきましては、トータル113万2,000円ということで、予算のほうを今、案というかたちで提案のほうをさせていただいております。やっぱり猟友会のほうの捕獲につきましては、攻めの対応ということで、こちらの100万円余りの数字につきましては、農業者自らがメッシュフェンス等を設置していただいて防いでいただく、侵入を防いでいただくということで、守りの対応というようなかたちになります。  毎年、農業者の方々につきましては、市に対してたくさんの要望をいただいております。しかし、その予算の中で、やっぱりたくさんの方々にこの補助金を活用していただきたいということで、一部、上限額に近づいてくるようなことがありましたら、若干内容等を変更もさせていただきながら、全ての方にやっぱり対応してもらいたいということでお願いしているような状況もございます。  実績といたしましては、令和2年度、年度途中ではございますけども、今現在の柵の部分につきましては、100万円の予算を持っているわけでございますけども、99万7,263円の今現在の執行となっております。これ以外に、狩猟免許の取得でありますとか、また、捕獲おりの購入につきましても支援のほうをさせていただいておりますけども、こちらにつきましても、要望が毎年あることはあるんですけども、年々減ってきているような状況となっております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 委員長、ありがとうございます。  じゃ、農業費について2点お伺いをするつもりでしたが、1点、今、井戸委員のほうから詳細にありましたので、どうしましょう、2点お伺いをいたします。  今、農業費農業振興費委託料の600万円ということで、有害鳥獣捕獲量ということで、今、井戸委員質問からもございましたので、重なるとこはやめておきまして、この鳥獣の捕獲ということについて、市としては、どれぐらいの捕獲をすることで農業の被害を少なくするというふうに考えておられるのか。今現状、かなり増えて、725頭ということで、今、答弁いただきましたけども、もっともっと多く捕獲するほうがいいのか、どれぐらい捕獲することが必要と考えているのかということを、まず1点目、お聞かせいただきたいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの大西委員のご質問にお答えさせていただきます。先ほどもご説明させていただきましたように、毎年、捕獲頭数が増えてきているということで、なかなか近隣、天理でありますとか宇陀のほうからも入り込んできている野生獣もいてるとは思われるわけなんですけども、やっぱりここで手を緩めてしまうことによって農業被害がますます増加することも想定されます。  ただ、目標といいましても、やっぱり猟友会の方々は、やっぱり最低でも600頭、最高の委託料でございます600頭を目指して活動していただくというようなことで猟友会との話は進めさせていただいておるわけなんですけども、目標といいましても、なかなか設定しづらいとこがあります。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  じゃ、一応市として考えているのは600頭というところで、これからもやっていくということで理解をさせていただきました。  井戸委員のほうからも、高齢化になっているというお話も聞かせていただきましたけども、まだまだこれから高齢化になっていくということで、この捕獲ということ自体が、だんだん厳しい状況になってくるというのは以前から言われておりました。  そういうところのために、この捕獲する人材というのをしっかりと確保していかないといけない。新規の人材の育成が市としても必要じゃないのかなと思いますけども、その辺のお考えがどうかをお伺いしたいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  猟友会の会員が今現在44名おられるわけなんですけども、平均年齢が約、今、68歳となっております。これから5年後、10年後を見据えていきますと、かなりこれからの猟友会メンバー減少傾向にあるんではないかなというふうに考えさせてもらっております。  そこで、人材の発掘といいますか、部分についてでございますけども、やはり、やっぱり農業者の方々も、直接自ら自分の農地を守るということで、狩猟免許の取得をされている方もいているのは確かでございます。ちなみに、令和2年度におきまして、狩猟免許を新たに取得していただいた方につきましては2名、これは農業者の方なんですけども、2名おられます。やっぱりこういう方々も、実際猟友会のほうにお入りいただいて、一緒に猟友会メンバーと活動のほうをしていただいておるわけでございます。  今後、市といたしましても、猟友会のそういう人材の育成の観点から、この狩猟免許の取得に対する補助を継続させていただきまして、さらなる支援のほうをさせてもらえたらというふうに考えさせてもらっております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 ありがとうございました。  では、2点目、お伺いいたします。  4目の農地費、12節、委託料ですね。これは104から105ページになります。ため池防災事業委託料130万円についてお伺いいたします。  これ、説明資料では、防災重点ため池パトロール調査業務とのことでありますが、具体的にどのような事業となるのかを、まずお聞かせいただきたいと思います。委託先についてもあわせてお願いいたします。  それと、防災重点ため池と言われるため池は、本年度の予算審議の中でも防災重点ため池ハザードマップ作成業務というのを審議がございまして、その際、その時点では22か所と、このようにお伺いをしておりましたが、この部分は変更がないか、あわせてお伺いいたします。 ◯松浦剛史農林課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  ため池パトロール業務についてなんですが、ため池の点検を行い、災害時の被害を防止するため、ため池管理者、これは大字区長となっておりますが、に立ち会い、管理及び保全に関する指導等を行う業務でございます。  委託先については、土地改良連合会に委託する予定になっております。  続きまして、防災ため池の数なんですが、ハザードマップ作成の21か所になっております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 今、21か所とお伺いしました。22か所ぐらいと言ってはったんが21か所になったということで理解をしておきます。  この21か所につきまして、本年度に重点ため池ハザードマップを作成するということで、2,708万2,000円が予算計上されて、今、執行中やと思うんですけども、いつ頃それが完成をされて、公表されるのか、最後にそれをお伺いして終わります。 ◯松浦剛史農林課長 ハザードマップ完成予定ですが、令和3年の3月末で完成予定でありまして、4月以降にホームページ等に掲載させていただく予定でございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点、お伺いいたします。  105ページの新規就農者総合支援事業補助金675万があるんですけれど、実際、概要のほうにでは、農業次世代人材投資事業ということで名目が少し変わっていますと。  これについては、国の資料でいきますと、令和元年度の資料なんですけど、農業次世代人材投資事業というのがもともとあって、新しくあって、旧が青年就農給付金事業というふうに書かれているんですけど、これ、どちらのほうが新しいでしょうか。まず1点、お伺いします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの大園委員のご質問にお答えさせていただきます。  委員お述べのとおり、国のほうにおきましては、農業次世代人材投資事業ということで名称のほうが変更になっております。うちのほうで今、新規就農者ということで上げさせていただいてますけども、こちらのほうは過去の名前で上げさせていただいたということでございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 これについては、名称はあれなんですけれども、さておきなんですが、実際、桜井市において就農されようとしている人材がいらっしゃるのかどうか。また、NAFIC奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学ということで、アグリマネジメントの科があるんですが、そことの連携等は考えていらっしゃいますでしょうか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 再度のご質問にお答えさせていただきます。  この制度につきましては、国のほうで100%事業ということで、最長5年間、支援をさせていただくというかたちになっております。  実績でございますけども、令和2年度におきましては、交付者としましては2名というかたちになっております。  それと、安倍地区にございますNAFICとの連携でございますけども、ちょうど先日、市の担当者が学校も訪問もさせていただきまして、アグリマネジメント学科のほうの卒業生につきまして、やっぱり桜井市内での就農に向けた取組みということで、向こうの担当の学長と意見交換のほうをさせていただいております。そこでまた、いろいろ学校側のほうからも市に対していろいろ要望のほうもいただいておりますので、そこはまた、課内また部内で調整しながら、今後どういう方向に進めていったらいいかということで検討させていただいている途中でございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 この点の3回目というか、最後なんですけど、桜井市として、例えば、宇陀市は大和当帰で、薬屋さんと、薬メーカーと商品を開発しているであったりとか、天理であればイチゴの特産ということでハウスイチゴをされているとか、明日香村もそうですけど、イチゴイチゴ狩りがあったりとか、いろんな特産物というか、特徴のある農品を作っていると思うんですけど、桜井においてはどういうものを、例えば、新しい新規就農する人に対してでも、これをやってほしいなというものがあれば、ご紹介をお願いいたします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  宇陀でありますとか、地域地域の特産ということで、いろいろ取組みをされているところがございますけども、やっぱり農業の収益が上がらないと、なかなか難しい部分もございます。  既に、この事業におきまして、桜井市においても、県の推奨品種ということで、イチゴの栽培にかなり力を入れられている方がおられまして、特にイチゴの栽培につきましては、古都華でありますとか、また、自主ブランドのほうも作っていただいて、百貨店等に出荷されている方もおられるということで、なかなか市の丸々の特産というのがなかなか見つけ出すのが無理ですけども、やっぱり県のほうの奨励品種を推奨させていただいているような現状でございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 ありがとうございます。  これについては、桜井で特にいいものが、何か桜井ならではのものができればなというふうに思います。特にNAFICの近くで、ご存じやと思いますけど、ワインを作ろうという方がいらっしゃるので、例えば、奈良県ではワインが、県産のワインがないので、そのところも、またいろんな意味で、今もご協力はいただいていますけれども、とにかく新しい桜井らしいものを作っていただけたらというふうに思います。  2点目ですけれども、概要のところに、経営所得安定対策事業で367万6,000円がありまして、105ページには経営所得安定対策推進事業費補助金で120万があるんですけど、この違いは、金額の違いは何かありますでしょうか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 今のご指摘でございます。  概要のほうの金額と経営所得対策の105ページに記載されている120万円との差ということでございます。ちょっとここ、数字のほうが今、手元にございませんので、また後ほど、また報告のほうをさせてもらえたらと思います。 ◯大園光昭委員 そうしましたら、金額はさておいてなんですけれども、その使い道ですね。どのようなものに利用できるのか、また、何件ぐらいの分に対応できるのか、その分を教えてください。 ◯松浦剛史農林課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  経営所得安定対策推進事業費補助金というのは、国が実施する経営所得安定対策に、主要穀物について、諸外国とのコストの格差の補填及び年間生産価格差の補填を行うことで、農業経営の安定を図る施策でございます。  この施策について、推進計画を作成して、制度周知等を行う桜井地域農業再生協議会補助金を交付いたしまして、その活動の支援、制度の推進を図るための事業でございます。 ◯大園光昭委員 質問させていただいたのは、その補助金という部分で、どんだけ、何件の方にという部分では伺ったんですが、これは、じゃ、1団体に対して補助しているものということで理解していいですか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの質問にお答えします。  再生協議会のほうに補助金というかたちで支出のほうをさせていただきまして、実際、農家さんが毎年毎年、自分の農地につきまして、どういう作物を作付するかということで、確認野帳、台帳ですね。1件ずつ野帳というのを出してもらうんです。それを各支部の支部長さんが、各農業者に対してお配りいただいて、それをまた回収していただいて、そういう支部長に対する報奨金が主な分でございまして、あと、説明会の開催、各々の集落単位で説明会をされるわけですけども、それに対する経費等ということでございます。  具体的な数字につきましては、また先ほどの分と合わせまして、後ほどまた報告もさせてもらえたらと思います。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 内容、今、理解しました。ちょっと、ただ、タイトルと少し中身がどうなのかなということだけは、ちょっとまた勉強させていただきます。結構です。 ◯金山成樹委員 すみません、私は1点ご質問したいと思います。  先ほど来話に出ていました102ページ、103ページの有害鳥獣捕獲委託料に関しましてです。  先ほど委員、お聞きになられていましたので、その辺は省略いたしまして、やっぱり最近、市に対しても、そういう有害鳥獣による苦情もしくは要望、大変増えていると思います。住環境の維持とか、あとまた、先ほどの農業のする意欲を保つ意味でも非常に大事かなと思っているんですが、市職員がどのように関わっているのか。この600万という予算は委託する金額だと思いますが、どのように関わっているのかお聞きしたいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの金山委員のご質問にお答えさせていただきます。  市の職員の関わりということでございますけども、主担当課が農林課になります。農林課の男性職員を、狩猟免許の取得をさせた上で、実施隊というのを、課長を隊長として、係員を隊員として、実施隊のほうを組まさせていただいております。  この実施隊の活動でございますけども、実際、先ほど来からもございますように、猟友会の方々もやっぱり高齢化かなり進展しているということがありまして、例えば、捕獲後、止め刺しでありますとか、また、その個体の搬出作業が1人とかではなかなかしにくい場合があります。そういう場合の応援でありますとか、また、捕獲おりかなり重量的に重たいもんでございますけども、それをやっぱり同じところにずっと設置していても、なかなかかからない、捕獲できない場合がございます。そういう場合につきましては、捕獲おりの移動設置につきましてもサポートのほうをさせていただくということで、やっぱり猟友会に完全に任せっ切りではなく、市の職員におきましても、そういうかたちで一緒に連携させていただいて、今現在、取組みのほうをさせていただいております。  以上でございます。 ◯金山成樹委員 ありがとうございます。  ぜひちょっとかなり大変な作業も入ってくると思うんですが、ぜひ猟友会と協力体制を組みながら、1頭でも駆除できるように努めていきたいですし、何か財政的にあれなので、何かそういう手当とか、難しいと思いますが、ぜひ部長からも、ねぎらってあげていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◯西 忠吉委員長 これをもって、5款、農林業費、10款、農林業施設災害復旧費の質疑を終わります。  続きまして、6款、商工費、108ページから117ページ。 ◯大西 亘委員 2点につきましてお伺いをしたいと思います。  まず、1項、商工費、2目、商工振興費、18節、ほかの桜井サポート商品券事業についてお伺いをいたします。
     概要は大体説明もいただいていますので、3,000円の商品券を世帯に、全世帯にお配りをすると。これにつきまして、いつ頃の発送の予定になるのか。また、今回、通信運搬費が1,000万円と、かなり高額となっています。前回のときに、ポストから抜かれる等々の状況があって、全員の皆様の手元に届かないというような状況が出てきたということで、前回の質疑のときも、そういうかたちを取れないのかと言うたら、郵便局が、質疑ではなかったかもわかりませんけど、郵便局に断られたというようなこともお聞きをいたしましたが、今回、郵便局がそれを受けていただいた背景もあろうかと思いますが、その辺のところを1点、お伺いしたいと思います。 ◯吉中秀行商工振興課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  商品券につきまして、まず、いつ頃の発送になるというご質問でございますが、今議会で承認いただきましたら、すぐに郵送、配送事業者と調整させていただく予定でございます。といいますのも、後半で、通信運搬費1,000万円という話にも関連してくるんですが、議員お述べのとおり、前回は、配達記録郵便ということで、約600万の、600万円の予算で事業執行をしております。今回は1,000万ということで、差額400万が出ているわけなんですけれども、今回は直接手渡しできる渡し方ということで、郵便局さんに限らず、宅配業者、いわゆる宅配業者も含めて、どれぐらいの期間で配達が可能であるかとか、その辺の調整をしまして、調整がつき次第、契約した上で、発送していきたいということで、今後調整させていただいて、決定次第、発送させていただきたいということで考えております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  前回、600万が1,000万円ということで、400万、手渡しになる分、非常に高額になってきているということで、全体の事業費からも見ますと、かなりのウエートをこの通信運搬のところで取ってしまうということで、今回は商品券を個々にお配りするというかたちでしたけども、それ以外の方法として、この通信運搬が必要じゃないような方法であるとか、様々なこの目的を達成できて違う方法ということについてご検討されたのかどうか、この点についての、この1点目の最後にお伺いをしたいと思います。 ◯吉中秀行商工振興課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  ほかの方法を検討したのかということでございます。例えば、プレミアム付の商品券を販売するかたち、希望された方に購入に来ていただいて、それを売却するというようなかたち等も検討いたしました。  しかしながら、こちらについては、市民の皆様に、全ての皆様に行き渡らない、やっぱりまんべんなく、今回コロナで影響を受けておられる事業者、市民の皆様に支援といいますか、が行き届くようにということで、結果的に、今回のような3,000円をお配りするというようなかたちを予定した次第でございます。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  それでは、次、18節の小規模事業者等のIT化支援事業補助金。これは新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業ということで、250万円についてお伺いしたいと思います。  これ、どのようなIT化というところの事業に助成されるという目的があるのか。また、補助率であったりとか、上限額などを設けておられるのかについて、1点、お伺いをいたします。 ◯吉中秀行商工振興課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  こちらのほう、まず、商工会さんとの連携の事業でございます。事業内容といたしましては、コロナ禍で特に需要が高くなっておりますインターネットによる通販とか、その販売のスタイル、その辺りを積極的に、市内の事業の皆様にも、店頭販売に限らず、そういう仕組みを構築していただいたり、また、ホームページを持っておられない事業者の方にも、新たにホームページを構築していただいて、今後のコロナ禍におけるIT化を具体的にサポートしていこうということで、商工会と話合いの上、事業を予定した次第でございます。  その補助のスタイル等、当然、100%の補助とは考えておりませんでして、事業者負担も取った上で、上限、それぞれ事業の内容によって、ちょっと上限を定めようということで、現在、商工会と詰めているところでございます。また決定次第、またご報告させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 ありがとうございます。  3点お伺いをいたします。  観光費、112、113のところで、113の地域観光力強化事業委託料なんですが、これ、1,800万の中身について教えてください。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 ただいまのご質問にお答えします。  こちらの事業につきましては、地方創生推進交付金を活用いたしまして、観光協会へ委託するかたち事業のほうをさせていただきたいというふうに考えております。  内訳ですが、まず1つが、桜井市おもてなし仕組みづくり協議会事業ということで、こちらにつきましては、SNSの活用講座を2回させていただく予定となっております。  それから、もう1つ大きな柱なんですが、的確な情報発信の方法、あるいは発信コンテンツの作成ということで、この中では、モニターツアーの実施であったり、昨年度までで作りましたVRコンテンツ、あるいは4K動画、こちらを活用して、モニターツアーに参加された方にVR動画を見ていただくであったりとか、市内、市外で開催されるイベントや行事において、4K映像を流してプロモーションを行ったり、あるいは来場者にVR動画を見ていただくですね。  それから、もう1つは、観光客の誘客のための情報発信ということで、SNSを使ってということになるんですが、ホームページあるいはフェイスブック、インスタグラム、ツイッター、ユーチューブ、それから、イベント等での対面による情報発信、これらを、この1,800万の中でやっていく予定となっております。  以上です。 ◯大園光昭委員 ありがとうございます。  観光協会が全て担われるということなのか、それとも、市の担当者が一緒になってやるのかどうか、その辺り、委託なので、全て丸投げということになるのかどうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 事業の実施のやり方なんですが、全て観光協会でやっていただくというのはなかなか難しいと思いますので、行政も関わって、また、VR等を作っていただくというものが凸版印刷になりますので、凸版印刷にも当然関わっていただいて、3者協働で事業のほうを進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯大園光昭委員 VRについては、一般の方も、若い方が、若くなくても、もちろんたけた方がいらっしゃるんですけども、市民の中でも、そういうコンテンツで優秀な方がいらっしゃるとお伺いしておりますので、そういう人材を発掘して、できるだけコストも抑えながら、そういう市民の方と一緒になって協働にできるようなものができたらなというふうに思いますので、一つご参考にお伝えをしておきます。  次にですけれども、観光基本計画策定業務委託料、これ、600万、一般質問でもありましたけれども、これについての、もう一度、再度詳しい内容をお伺いいたします。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 この観光基本計画ですが、現在も観光基本計画があるんですが、令和2年度末で一旦計画期間が終了となります。ですので、本来でしたら令和2年度中に新たな観光基本計画をもうつくっておくべきなんですが、令和2年度で第6次総合計画をつくっているということで、そちらの整合性を図る意味で、1年間後ろにずらさせていただいたということになっております。  この観光基本計画なんですが、桜井市の観光振興のマスタープランというふうに考えております。ですので、現在の観光情勢、あるいはウィズコロナ、アフターコロナというのを見据えた新しい桜井市の観光振興の方向性を、この基本計画の中で明確にしていきたいというふうに考えております。  計画期間につきましては、令和4年から令和8年度までの5か年というふうに考えております。  策定に当たりましては、600万で事業委託のほうをするわけなんですが、限られた予算ですので、市の職員も計画策定に深く関わって、桜井らしい計画のほうをつくらせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯大園光昭委員 恐らく計画なので、従来のデータを元につくっていかれるのかなと。各地域、各場所の来訪客であったりとかというのを取られると思うんですけど、過去に、WiFiデータ、バケットデータを使って、これ、2017年の公益社団法人日本都市計画学会都市計画論文の中に、長谷寺の門前町の調査を、WiFiデータを取ってされております。  この中に、私たちが思っていた値ではなくて、電車で来られた方と鉄道で来られた方、また、自動車で来られた方で、滞在の時間が、どちらかというと、鉄道でやっぱり来られた方が多いとか、そういう実際のデータをこういうふうに取っていらっしゃる方がいらっしゃいます。このときは桜井市も協力したようですので、しっかりとそういう新しいデータの取り方も含めてご検討されるように、よろしくお願いします。これはお願い事項になります。  続きまして、3点目ですけれども、大和さくらいブランド販路拡大事業委託料150万があるんですけど、どういったところにお願いをされるのか、お伺いいたします。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 こちらの事業につきましては、こちらも地方創生推進交付金を活用しまして、令和元年度から3か年で事業を進めているところです。  委託事業者につきましては、令和元年、令和2年度と、同じ東京のコンサルタントの会社に委託して事業をやっておるわけなんですが、引き続き、3年度につきましても同じ事業者で、3年間、1つの事業という捉え方で、同じ業者でちょっとお願いしようかなというふうに考えております。  以上です。 ◯大園光昭委員 私の認識が不足で申し訳ないんです、勉強不足で申し訳ないんですけど、さくらいブランドの販路拡大ということで、どういったルートで拡大されるんですか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 こちらにつきましては、実際認定しているブランドを、百貨店とか、そういうところの店頭に置いていただきたいという思いで事業をしていきたいというふうに考えております。  今のところ考えているのは、近鉄百貨店とか近商ストアに品物を置いていただけないかなということで、委託事業者を通じ、行政も当然一緒に行って、直接交渉のほうを行いたいなというふうに考えております。そちらの経費というふうに考えていただけたらと思います。  以上です。 ◯大園光昭委員 今ちょっとお伺いして、ちょっと少し謎に思ったんですけれども、ブランド戦略で、木材また三輪そうめんということで、以前から販売を一生懸命、皆さん方、私たち市議会一団となってやっておりましたけれども、各企業さんも自らが販売をされていますので、それの後押しになるのか、それとも、市全体として、商工課として動かれているのかというふうに思うんですけど、何かちょっと聞いている内容が、委託先に頼んでいるのか、自分たちも行って、一緒になって売ろうとしているのか、ちょっとその点が分からないのと、もう1つは、桜井宇陀広域のふるさと振興事業というのがあるんですけれども、そちらのほうは、以前であれば、名古屋のほうに物産展ということで物を持って行かれて促進をされたりとかしているんですけど、そういったところとの連携はどのようにお考えでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 まず1つ目なんですが、やはり近鉄百貨店とか近商ストアということになると、行政が直接行ってもなかなか話に乗ってもらえないということもありますので、委託している事業者のコネクションを通じて当たらせていただきたいなというふうに考えております。  それと、桜井宇陀広域連合との連携ということなんですが、毎年、あれは名古屋でイベントをやっているということで、そちらのほうにも我々、行かせていただいて、実際、ブースでプロモーションとかは行わせていただいているんですが、前回はたしかコロナで中止になったのかなというふうに思います。  以上です。 ◯大園光昭委員 4回目ですけれども、いま一度お伺いしますが、百貨店とか、売り込みに行くのにルートがないからということで、今、おっしゃいましたけれども、基本的に各営業されているお店というんですかね、民間の方がしっかりと行かれているので、この委託の意味合いが、いま一度、もう1回だけ確認させてください。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 今おっしゃられたとおりに、各事業者が個々に売り込みにも行っておられると思うんですが、我々としては、大和さくらいブランドという1つの固まりで売り込みをしたいということで考えていますので、そういう意味で、この委託料を使って販路拡大の事業を行いたいというふうに考えております。  以上です。 ◯西 忠吉委員長 これをもって、6款、商工費の質疑を終わります。  7款、土木費、116ページから127ページ。  なお、10款、第2項、公共土木施設災害復旧費、152ページから155ページを一括して行います。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。  私は1点だけ、119ページの道路維持費の中で、工事請負費がございます。これの項目の詳細、どちらの地域なのかとかいうのをちょっとお聞かせいただきたいのと、それと、予算の概要のほうの20ページの部分の道路橋梁費の部分に入っている、これ、予算やと思うんですけど、ちょっと数字が若干ずれているのかなと、私がちょっと把握できないんですけど、それも併せて説明いただければと思います。 ◯松村喜弘都市建設部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、工事請負費につきましては、補助対象分、単独、それぞれございます。  まず、この維持修繕工事の補助分につきましては、特に大きいのが、橋梁補修を計上させていただいております。そのほか修繕工事につきましては、単独分につきましては、市内の河床修繕工事として計上しております。  そして、その下の舗装修繕工事につきましては、それぞれ補助分に、対象になる分については補助分ということに、2路線ほど補助対象でやっております。  あと、その手引については、ちょっと詳細は担当課長から。すみません。 ◯村上龍也土木課長 失礼いたしました。まず、橋梁の補修事業費、6,900万、こちらの内訳でございますが、こちらにつきましては、工事と、それと委託の部分とがございまして、まず1つ目が、測量設計委託料といたしまして、こちらは補助事業でございますが、橋梁補修測量設計委託、2件の橋梁、こちらの補修をするための委託といたしまして1,000万円。  それと、既に平成27年から4年間にかけまして、桜井市内、414橋ある橋梁の点検業務等というのが完了しておりまして、これが道路法の改正によりまして、5年に1度ということになっております。この5年目ということで、今回、令和3年度、2巡目ということになりまして、この橋梁点検を、交付金を活用させていただきます153橋、この部分が3,200万で委託を計画しております。  次に、工事の部分といたしまして、道路維持修繕工事ということで、こちらも補助事業ということになっております。これは、既に詳細の修正の調査が終わった、ストックしている部分でして、この橋梁補修工事、2か所、場所が、桜井東中学校に至るところの鴻の橋、それと、川合西の橋ということで、国道169号線、川合の国道169号の西側にございます川合西の橋、2か所を断面修復工、また、ひび割れ等の注入など、こういった対策の工事といたしまして2,700万。これを足しまして、6,900万というのを計上させていただいております。 ◯松村喜弘都市建設部長 先ほどの道路維持修繕事業の単独分の箇所数なんですけど、一応、令和3年度では4路線を考えております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。  橋梁の部分は、これまでも点検等々をしていただいて、その都度修復をしていただいていっているのかなという思いをしているんですけれども、どうしても、予算的なこともあって、なかなか手をつけれていないところもあろうかと思います。特に、地域に密着している橋梁については、常々生活の生活道路ということに関連するとこであれば、危険も伴うのかなという思いもしてますので、その辺はできるだけ早く、残っているとこもあろうかとは思うんですけれども、取り組んでいただけたらなというふうに思います。  道路に関しましても、今、4路線とおっしゃっていましたけれども、桜井市の道路、国道も当然含めてなんですけど、特に悪いような気がするんです。ほかの地域でも、財政の厳しい地域というのは、どうしても道路が悪いというのが比例しているのかなという思いもしていますので、確かに桜井市も財政難なんですけれども、その辺は、やはりもっと早急にしていただけたらなと。  これ、入札ですよね、今後の。これは何月に、ちなみに、しようと思っているんですかね。 ◯松村喜弘都市建設部長 橋梁補修の分につきましては、おおむね秋ぐらいには入札を考えております。  ほかの維持修繕の路線につきましては、水路とか、影響のないところについては、できるだけ早期に発注したいと思いますけども、おおむね夏ぐらいにできたらなと思っております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員 今、申しましたように、ちょっとでもやはり早くしていただけたらなという思いの部分と、公共工事、当然、入札で工事委託を出すわけなんですけれども、年間を通しての工事の平準化というのもあろうかと思うんです。忙しい時期にすれば、その部分、費用も高くなる可能性もあるし、少ないときに発注すれば、業者さんも楽に仕事ができるというか、スケジュールが組みやすいという点もあろうかと思うので、それも踏まえて、今後ちょっと考えていただけたらなというふうに思いますので、要望として終わっておきます。 ◯西 忠吉委員長 ただいまより午前11時10分まで休憩します。 ○午前11時02分休憩 ○午前11時10分再開 ◯西 忠吉委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯遠藤政男まちづくり部長 先ほど大西委員のほうからのご質問に対する報告のほうをさせていただきたいと思います。  経営所得安定対策事業で金額の違いということでご指摘がございました。この分につきましては、再生協議会のほうに120万円、そしてあと、これに伴います確認野帳等の事務をするわけでございますけども、それの人件費ということで247万6,000円を計上させていただいております。  それとあと120万円の内訳でございますけども、各地域の農家代表の方93名おられます。この方々に対する報償金ということで3,000円、これが27万9,000円、そしてあと、確認野帳全部の配付件数が2,017件ございます。これに対する取扱費用につきましては1件当り400円を計上させていただいておりまして80万6,800円、そして消耗品といたしまして11万4,200円を計上させていただいております。  この再生協議会120万円と人件費を合計いたしまして367万6,000円となります。  以上でございます。  失礼しました。大園委員です。失礼しました。 ◯井戸良美委員 それでは、私のほうから道路の維持管理について1件だけお伺いいたす。  市道の延長も長く、維持管理のほうも大変だと思いますけれども、中和幹線の高架下のフェンス中、また、中和幹線の側道、歩道に、気候がよくなりますと雑草が見苦しいほど生えてきます。背の高いもので5、60センチぐらいまで生えてきて、アスファルト舗装も傷めるときも多々ございます。私も年数回ほど歩道・側道のごみ拾いをやっておりますけれども、残念でございますけれども、やりがいがございません。今、粟殿地区の一部は、水道工事によりましてきれいにしていただいておりますけれども、全体としてはまだまだでございます。管理のほどをどうぞよろしくお願いしておきます。  また、市長をはじめ理事者の方も、出張された場合には、中和幹線以外の道路も通っていただき、別ルートのほうも通っていただいて、そのときの現状をまた見ていただきたい、そう思っております。これは要望としますけれども、このことについて、市長おられませんので、副市長、どうかお答えいただきたいと思います。 ◯笹谷清治副市長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  確かに限りある予算の中で道路管理等をやっておりますので、十分ではないということも重々承知をしております。緊急性また安全性も含めまして、優先を決めまして、やらせていただいております。私も含めてですけれども、職員等々に常に市内の道路を移動の中で、そういう補修箇所があれば、土木のほうに報告してということで常々言っておりますので、私も気がついたときには担当課に言って、早急に改善するようにということで指示しておりますので、今後ともそういうことを含めまして、職員の意識も含めて徹底しながら、道路管理に努めていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 ありがとうございます。  2点お伺いいたします。119ページと127で公有財産の購入費がございます。1つは60万、もう1つは市営住宅用の公有財産購入費120万ということで、この2件、中身について教えてください。 ◯松村喜弘都市建設部長 まず、119ページの公有財産の分なんですけど、60万の分なんですけども、以前、貯木場踏切を拡幅事業によって拡幅させていただきました。その分で民地の分は以前購入して拡幅はできたものの、若干踏切の部分と民地の間にJRの敷地がございます。その分については、一部分ですが、その分についてはJRから買わなくてはいけないということで、今回上げさせていただいております。あくまでJRの部分で。 ◯中島延和営繕課長 127ページの備品購入についてお答えいたします。  これは、住宅の取付けの備品になりまして、流し台や洗面台、建具等の購入費用に充てております。  以上です。 ◯大園光昭委員 1点目は、基本的にJRの、買わざるを得ないところの部分だということなので、分かりました。
     2点目のほうの公有財産では、設備を市が購入して新しく修繕したということですか。 ◯中島延和営繕課長 当初から市営住宅の場合、当初から建具等、流し等も入っておりますので、その部分について傷んだ部分については交換なりさせていただいております。  以上です。 ◯金山成樹委員 すみません、1点お聞きしたいと思います。124ページ、125ページの空き家総合窓口流通促進業務委託料についてお聞きします。  こちら399万1,000円となっておりますが、これは空き家コンシェルジュに委託している金額だろうと思うんですけれども、空き家コンシェルジュの相談件数や成約数などの推移がどうなのかというところと、あと担当課との報告、連携体制はどうかというところについて、まずお聞きしたいと思います。 ◯湯淺 光市民協働課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  委託料委託先は空き家コンシェルジュになっております。相談件数ですけれども、新規の相談件数で平成30年は56件、そして令和元年度で125件、令和2年度の1月末の数字ですけれども268件となっております。  そして、連携体制ということですけれども、報告は逐一利用者登録や物件登録があれば、互いに報告を受けておりますし、月の件数の報告も受けておりますし、年間を通しての年次の報告書も頂いております。  以上でございます。 ◯金山成樹委員 成約数を後ほど併せてお聞きしたい。後でまとめてお聞きしたいんですけども。  あわせて、先ほど連携の件も聞きました。月の報告数であるとか共有しているということだったと思うんですが、空き家コンシェルジュさんに対して、ちゃんと主導的に市のほうが働きかけているのか、目標値を持って、例えば、そういうところを握ってやっているのかについてお聞きしたいと思います。 ◯湯淺 光市民協働課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  成約数につきましては、トータルで9件になっております。内訳からいきますと、平成29年で3件、平成30年で1件、令和元年は2件、そして令和2年は3件の計9件になっております。  あと指導とかの関係になるんですけれども、指導とかというよりは、お互い情報共有をさせていただいて、できるだけ登録数が増えるようなかたちで、どうやれば増えていくかというかたちで協議しながらやっております。  以上でございます。 ◯金山成樹委員 分かりました。なかなか共有だけでは、桜井市が思っているような空き家対策には十分につながっていくことは難しいのかなと個人的には思うんですけれども、その辺の見解をお聞きしたいのと、あと、やっぱり、なかなか荷をかけないといい仕事にはならないのかなという部分はあると思うんです。報告して、相談して、それで終わりでは、結果としてお互い頑張れる体制になるのかな、どうかなと思うんです。そういう自発的に動ける方だったらいいんですけども、私などは、どっちかというと荷をかけられないといい仕事ができないタイプなのですが、そういうふうなところで目標値を設定して、そこを共有して一緒に頑張っていくというほうが、多分生産的なのかなと私は思うんですが、その辺りの見解をお聞きして、質問を終わりたいと思います。 ◯小畑雅義市民生活部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  やはり、空き家対策施策を積極的に実施していかなければならない中に、適正に管理されていないというような空き家はできるだけつくり出さないということ、それと、それはすなわち空き家化の予防、それから空き家の流通、活用ということが施策としては重点的に進める必要があると、そのように思っております。  そういう意味におきましては、専門家であります、不動産の知識のありますコンシェルジュでありますとか、それから建築、法律の知識を有した者でありますコンシェルジュのほうにその辺のところをご協力いただいて、市のほうといたしましても協力しながら、目標値も持って、これからもやっていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ◯金山成樹委員 すみません、4回目になりますけど、申し訳ありません。ぜひその目標を持ってやっていくということですので、具体的に目標を持ってやっていただければいいのかなと思いますし、最後にごめんなさい、これだけ。空き家対策、空き家コンシェルジュさんに委託している、ほかにもやってはると思うんですけども、それ、十分と考えられるかどうかだけお聞きして、終わりたいと思います。 ◯小畑雅義市民生活部長 以前は、空き家の中での窓口というところでご相談をしていただいたところで、それぞれのところに、分からない部分については行っていただくということがございましたが、今はワンストップ窓口ということで、それぞれの専門家のところに引継ぎをさせていただくようなシステムを構築させていただきましたので、その点につきましては、空き家の対策というところでは寄与しているのかなというふうに考えております。  以上です。 ◯西 忠吉委員長 これをもって、7款、10款の質疑を終わります。  次に、8款、消防費、126ページから129ページ。  続きまして、9款、教育費、128ページから153ページ。 ◯岡田光司委員 教育費のところに関して、3点お尋ねいたします。  まず、1つ目ですけれども、ページ数で言いますと128から131ページのところの事務局費の中で、学童保育運営費というので、次年度から学童保育の所管が教育委員会のほうへ移るようなんですけども、次年度における入所状態はどうなっているのか、待機児童は今現在どのようになっているのか、まずお尋ねいたします。 ◯井上紀美福祉保険部長 学童の待機児童につきましては、2月末現在で15人が待機児童となっております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 15名ということ、これは全部のところで15名、1か所のところで15名が待機児童あるのか、再度お尋ねいたします。合計だと思うんですけども、それぞれ、どのところで待機が起こっているのかお尋ねします。 ◯井上紀美福祉保険部長 待機児童につきましては、城島小学校で7人、桜井南小学校で6人、大福小学校区で2人となっております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 なかなか詳細はいろいろと、3回とか4回超えてしまうので聞きませんけども、待機児童はなかなか解消するのも難しいような状況があると思います。今回、教育委員会のほうの管轄になるということなので、待機児童解消は進んでいくのかなという期待はしているんですけども、この辺り、今の待機児童、急で申し訳ないですけども、こういうようなかたちになって、教育委員会の管轄になったということで、解消は進みそうなのか。恐らくこういった学校のほうに行ったということは、比較的前向きに進みそうというようなことが期待できるわけなんですけども、その辺り今の待機児童の状況を聞かれて、教育委員会としては前向きに進めそうだと考えておられるのか、解消に対して、その辺りお尋ねいたします。 ◯上田陽一教育長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  現状におきましては、まだ状況がはっきりつかめていないというのが正直なところでございます。ただ、教育委員会のほうにこの事業がやってくるということでございますが、施設のことだけではなくて、委託業者の指導員等の関係もあろうかというふうに思いますので、十分に連携を取りながら、できるだけ待機の児童がなくなりますように努力をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。期待、本当にしておりますので、よろしくお願いします。  まず、2点目のほうですけれども、2点目の次の質問に入らさせてもらいます。  次の質問のほうは、教育振興費の中で、これは130から133のところの教育振興費の中で、今回ICT支援委員の配置というので237万2,000円、これは新型コロナウイルスの交付金を活用してというかたちで、今回計上されております。  内容に関しては、教育の情報化推進における支援を行う指導員の配置というかたちがあるんですけども、どのような配置を考えておられるのか、そしてまた、支援する内容についてお尋ねいたします。 ◯阪本和章学校教育課長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  本事業は、GIGAスクール構想をさらに推進をしていくために、各学校にICT支援員を派遣するものでございます。各学校を巡回し、教員からのICTに関する相談を受けるなどし、教員が早く新しい端末に慣れることを目標として計画をしております。回数については、詳細はまだ決定はしておりませんが、各校を数回巡回するということでの計画を考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 巡回されるということなので、新しい端末に慣れるということは、慣れてしまえば、指導員の方の配置は必要ないと考えておられるのか、その辺りをお尋ねします。 ◯阪本和章学校教育課長 再度のご質問にお答えをいたします。  新しい端末がChromebookであるということで、本当に初めての機種となります。各学校でこの巡回の支援員を要する場合というのが、例えば授業において、こういう活用をしたいと、そういうときにこの機器はどういうふうに操作をすればいいのか、こういうところになろうと思います。実際に授業に入って、そこで支援を常にしてもらわなければならない状況が数年続くというふうには考えておりませんので、来年度、この指導員の巡回ということで行っていき、再来年度については、またその状況を踏まえて、考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 先生方が慣れるまでの期間というのは、今まで、普段使われているOSとは違うOSですので、戸惑うところがあると思いますので、その解消のために指導員を配置されるというふうなかたちで理解いたしました。  その指導員の方というのは、どのようなかたちで選任されるのかお尋ねいたします。 ◯阪本和章学校教育課長 再度のご質問にお答えいたします。  このChromebookについて、よく知っている者ということでございますので、企業等、いろんなところに今相談はしているところなんですけれども、十分なChromebookに関する情報を持っている、そういった方に巡回をしていただこうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 なかなかChromebookにたけた方は少ないか分かりませんけども、その辺り、適正な方に選任していただけたらなと思います。よろしくお願いします。  次、3点目ですけども、同じ教育振興費の中で学校教育の活動支援事業というのが815万4,000円というので入っております。これが中学校の学力向上の目的というかたちなんですけども、実際、この事業の詳細の内容を教えていただきたく、お願いいたします。 ◯阪本和章学校教育課長 本事業は、県の事業を活用するということで、本市の課題である学力向上、特に中学校、4校ございますが、この4校に教員、支援員というのを各2名ずつ配置させていただき、1日3時間、週4日、この計算で800万余りのお金を出させていただいていると。この中学校における学力向上をとにかく何とかしたい、これが教育委員会としての考えでございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 1校に対して2名ずつというかたちでお聞きいたしました。実際これ、学力向上というかたちで漠然とされているんですけども、どれぐらい向上を目指しておられるのか、目標とかいうのが設定されているのか、非常に難しいか分かりませんけども。というのも、普段から例えば桜井市の学力学習の状況調査ということもされて、大体中学校のレベルというのは、中学校の生徒のレベルは大体このぐらいであるというようなかたちで把握されていると思います。それをどのぐらい向上させようと考えておられるのか、そういった目標値はあるのか、その辺りお尋ねいたします。 ◯阪本和章学校教育課長 再度のご質問にお答えいたします。  現在、目標値というのは定めておりませんが、奈良県全体の平均というのが示されております。また、各年度によって、この数字というのは、子どもが変わってきますので、比較となる対象の子どもが年々変わっていくということでございますので、何とかこの奈良県平均には近づけていきたい、こういうところで取組みを進めていきたい。ただ、本事業を活用しての取組だけではなく、市内の学校の教員を集めて、学力向上の推進委員会というのを重点的に行っていき、併せて向上をしていく、そういった施策を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 先ほどの内容で奈良県の平均に近づけたいとおっしゃっていたように思うんですけど、桜井市の学力というのは奈良県の平均よりも下回っているということなのかなと思ったので、その辺りはどうなんでしょうか。 ◯阪本和章学校教育課長 再度のご質問にお答えいたします。  中学校4校それぞれによって違うんですけれども、本年度行いました市独自の調査では、ちょっと低いのかなというところでは考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 今回の学校教育の活動支援事業を通して学力向上を願っておりますので、いろいろと対策とか目標も挙げて活動していただいたらいいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。  以上です。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  教育費について、1点お伺いをしたいと思います。これは人件費のところに入ってくるんだろうと思うんですけども、さくらの広場、適応指導教室についてお伺いをいたします。  多分、令和元年度だったかと思うんですけど、体制の強化を図っていただきまして、2人体制から3名体制に拡充していただきました。令和3年度のこのさくらの広場の体制について、どのようになるのか、まずお伺いをしたいと思います。 ◯阪本和章学校教育課長 ただいまの委員のご質問にお答えをいたします。  現在、さくらの広場というのは、月曜、火曜、金曜、週3日、ここに指導員というのを3名配置して指導をしております。来年度につきましては、指導員について1名拡充をして、4名というかたちで進めていきたいというふうに考えております。  この曜日については、変更は特にございません。週3日ということでございます。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。令和3年度は4名の体制でということで、利用者が増えているのかどうか、その辺のところだと思うんですけども、今年度の利用登録というか、実績、また見込みが来年度あるのかどうかということなんですけど、そういう実績であるとか見込みであるとか、また、教科指導とか様々な利用者のニーズもあると思うんですけども、こういうことにしっかりと応えられている状況にあるのかというところを再度お伺いしたいと思います。 ◯上田陽一教育長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  まず、今年度につきましては、年度当初は利用が少ないでしたが、コロナの影響もありまして、現在というか、3月1日の時点では登録が15名ということで、かなり増えております。  その中身を見ますと、小学生もおりますけども、中学3年生というのも数名おり、不登校傾向で、適応指導教室に通いながら学力をつけて、進路の保障をしていきたい。私も強くそう感じましたので、来年度については、中学校の英語の資格を持った先生を1名増員して、そして進路保障にもちょっと関わっていただきたいというふうに考えています。  ただ、不登校で悩む保護者については、非常に相談をしたいとか話を聞いてほしいという思いの強い保護者が多いですので、従来から女性の指導員が2人いらっしゃるわけですけども、非常にカウンセリング能力の高い先生方ですので、引き続き、そのニーズに応えながら、進路保障にも関わっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 教育長、どうもありがとうございました。  様々、学校に行きにくいところをお持ちの子どもさんが、本当に親としても最後の頼みというか、何とかこの適応指導教室に通ってもらうことで、進路であったりとか、また、通常のクラスに戻っていけるということを切に願いながら、ここに子どもを通わせておられると思うので、この保護者のお声もしっかり聞きながらニーズに応えられるように今後も拡充をしていただきたいなというふうに思います。  今でも少し気になるのが、現在実施をしているところが中央公民館の1階ということで、耐震化の問題等々、いろいろ今言われているところですけども、来年以降の場所についてどのようにお考えをされているのかということを最後にお伺いいたしまして、私の質問はこれで終わります。 ◯上田陽一教育長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  中央公民館は耐震性がないということでの結論をいただいているわけですけども、対策を取りながら継続して使用していくと。今現在は1階の研修室、大きな研修室を教室として使わせてもらっています。十分に対策を取りながら、一応継続をしてその場所で進めていきたいというふうには考えております。  ただ、他の場所についてもちょっと模索をしていきたいとは考えますが、不登校の傾向にある子どもたちですので、学校施設等については使用は無理だというふうに考えておりますので、また今後、検討してまいりたいというふうに考えます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点お伺いいたします。  145ページの文化財保存費ということで、ちょっと失礼な質問になるかもわかりませんけど、報償費で纒向学研究センターの所長の報酬ですかね、について250万、どのような業務を行っていただいているか、また、この所長ですね、今、寺沢所長でよろしかったですかね、がいらっしゃるのは何か意義づけがあるかどうか、それも含めてお伺いいたします。 ◯橋本輝彦文化財課長 ただいまの質問にお答えいたします。  まず、そもそもなぜ寺沢所長なのかというところからお話をしたいと思いますが、寺沢所長そのものがもともと県の橿原考古学研究所におられまして、纒向遺跡の調査を長年担ってこられた方であるというのがまず1つ。それともう1つは、現在話題になっております纒向遺跡がヤマト王権の中心地であるとか、あるいは邪馬台国の非常に有力な候補地であるとか、そういったところについての非常に有力な学説を県の現職の時代から展開をされてきた第一人者ということでございます。そのような中から、所長としては寺沢所長が非常に適任であるという判断をさせていただいているというところでございます。  業務内容につきましては、現在纒向の研究センターのほうで実施しております事業全般に関わる統括、特に内容について、東京フォーラムでありますとか、セミナーでありますとか、あるいは研究集会等々につきまして、企画、プロデュースに関わっていただく、あるいは職員が考えたものについてアドバイスをいただく、あるいは外部の研究機関等の調整等々、そういったところで業務をしていただいているというところでございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 これは参考に伺わせていただきたいんですけれども、以前、後でもちょっと質問するんですが、2016年3月で、史跡纒向遺跡・史跡纒向古墳群ということで保存活用計画書が出来上がって出ているんですけれども、これについてのご所見というんですかね、お考え、その所長も含めてどのように、今思いがあれば、お伺いできますか。 ◯橋本輝彦文化財課長 纒向遺跡と纒向古墳群の保存活用計画に関しましては、まず第1点と……。 ◯西 忠吉委員長 暫時休憩します。 ○午前11時45分休憩 ○午前11時46分再開 ◯西 忠吉委員長 休憩前に引き続き会議を行います。 ◯大園光昭委員 失礼いたしました。じゃ、先ほどの1点目については訂正して、この考え方だけ、いま一度確認だけさせてください。
    ◯橋本輝彦文化財課長 纒向遺跡及び纒向古墳群の保存活用計画に関しましては、策定段階における纒向遺跡のいわゆる重要度と開発状況、そういったものの兼ね合いを見ながら、保存すべきゾーンあるいは開発に至っても仕方ないと考えるゾーン、そういったところの線引きをかなり明確にさせていただきました。  現在では、それに基づきまして、開発事業等に対応する中で、開発してもある程度容認できるゾーン、あるいは強力に保存を推し進めていこうというゾーン、そういったものを分けながら個別に対応させていただいているというのが、まず保存に対しての1点目でございます。  活用に関しましては、纒向地区の方々と連動しながら、遺跡の重要度を訴えて、保存あるいはそういったものに対する愛着を持っていただこうということで、何らかの協議会のようなもの、あるいは実行委員会のようなものを考えたいということで、計画のほうにはうたわせていただいております。  そういう中では、今現在、地元の方々とそういう団体の設立に向けて何かできないかということで、ちょっとコロナの状況の中ではあるんですが、定期的に打合せあるいは会議等を開かせていただいておりまして、今後も積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点目ですけれども、用地買収、147ページで4,500万というのが上がっているんですけど、これについては辻地区の恐らく11筆の中の1つだと思うんですけど、場所だけ教えていただけますか。 ◯橋本輝彦文化財課長 用地買収に関しましては、令和3年度は纒向石塚古墳の、古墳の墳丘のすぐ南側のところに水田が広がっております。そちらの中で3筆の買上げというのを現在検討しているというところで、面積的には1,920平米ほどということでございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 重ねてですけど、そこの地域というのは、三輪山の景観を守るという部分で、そこに何かが建たないようにとか、そこを押さえておかないといけないことも含めていますか。 ◯橋本輝彦文化財課長 計画しております場所ですが、まず1つは、石塚古墳の南側というのは、今現在見えております墳丘のすぐ南になるんですが、古墳の堀がまだ周囲に広がっております。ちょうどその堀の部分を石塚にする附帯施設として、公有地化を考えております。当然、古墳に非常に隣接するところでございますので、そういう景観的なところについても頭の中では考慮してということでございます。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員 私から2点。今、大園委員質問がかぶる部分があるんですけれども、今の用地の購入につきまして、広さが1,920平米というふうにお聞きしました。この地域の地目というのは何になるんですか。 ◯橋本輝彦文化財課長 地目は水田でございます。 ◯藤井孝博委員 これは坪単価でいくと7万5,000円ぐらいになろうかと思うんですけども、これは適正価格であるというのはどういうふうにして判断されたのか、お聞きします。 ◯橋本輝彦文化財課長 石塚古墳の用地の価格につきましては、今の段階で鑑定に基づく価格というのは持っておりませんので、平成29年に同じ石塚古墳の中で地目が水田になっております場所を買い上げさせていただいたときの鑑定価格というのを1つ参考にさせていただいております。  ただ、平成29年の買上げ地といいますのは横に県道が接続している水田でございまして、若干高めに出ている傾向はあるのかなとは考えておりますが、その辺り、これから鑑定を入れていく中で今回の土地に応じた価格というのがさらに絞られてくるかたちになると思うんですが、現在の算定の仕方というのはそれを参考にさせていただいております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。今おっしゃっているように、そういうふうに周りの状況、環境が違うと値段が当然変わってくるかと思うので、その辺も調査いただいて、きちっとしたかたちの適正な価格というのを出していただけたらなというふうに思います。  ごめんなさい、2点目なんですけども、12月の一般質問でもさせていただきました子どもたちの安全安心につながる部分ということで、保護者の方々とか、また、子どもさんらにおいては、ナポくんメールをはじめ、コミュニティでいろいろなメールを活用されたり、また、ながら見守りということで地域の方々にご協力を賜ったりというふうにしているんですけれども、その際の質問の中で、今後、アプリの導入というので、スマートフォンなりになってくるのかと思うんですが、それを活用することで子どもらの安全安心につながるんじゃないんですかという質問をさせていただきました。ご検討いただけるというふうにお聞きをしているんですけれども、今回のその予算の中にそのような部分というのが含まれているのかどうかをお聞きいたします。 ◯上田陽一教育長 ただいまのご質問にお答えをします。  12月にもお答えをさせていただきました、また教えていただきましたアプリの件については、子どもたちの安全、それから高齢者や妊婦の方の安全見守りということでは非常に効果的なアプリであるというふうに認識をしております。  しかしながら、学校におきましては、現在は携帯電話やスマートフォンの持込みというのは基本的に禁止をしております。文科省それから奈良県教育委員会の方針の中でも、学校教育には不要なものであるというふうに判断をされております。しかしながら、地域的なものがあって、遠距離の通学であるとか、ひとりぼっちになってしまう下校時、そういう子どもたちには一部認めているという現状がございます。  ただ、市内全体の子どもたちの安全のためのアプリの導入というのは、こういう現状の中ではなかなか難しいというふうに考えております。ですので、予算の中には今回は入っておりません。  ただ、研究をさせていただいて、実際には子どもたちは家ではかなりの割合で携帯電話等を持っておりますので、この防犯という意識を保護者の方にも持ってもらえるように、このアプリのことについては研究をさせていただいて、そして、保護者のほうにもちょっとお知らせをしたいというふうには考えておるところです。将来的にまた全体で導入もできれば、より安全かというふうに考えますが、現状、まだ至っていないというふうに判断をしております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員 今の現状というのは理解できました。ただ、これからの社会の中で携帯電話というのは皆に普及していくようなものであるでしょうし、手放せないものになりつつあるのかなというふうにも思うところがございます。それがましてや、子どもや高齢者の方々の安心安全につながるのであれば、一番身近にふだんから手元に持っているということに関しては、一番即効性があるのかなという思いもしております。日頃から常々、市長も「日本一住みたいまち」とおっしゃっている中で、やっぱり子どもたちの部分に対して特化した政策というのもあってもええのかなという思いもします。  先ほど述べられた1人で帰られる方や遠距離の子どもさんたちの方に、取り急ぎそういうのを一回試しに使ってみてもらうのも、どういうふうな心境の変化があるのかという部分というのもええのではないかなという思いもしますので、ぜひとも前向きなご検討をよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。 ◯西 忠吉委員長 これをもって、9款、教育費の質疑を終わります。  次に、11款、公債費、154ページから155ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって、11款、公債費を終わります。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、12款、諸支出金、154ページから155ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって、12款、諸支出金を終わります。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、13款、予備費、154ページから157ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これで、13款、予備費を終わります。  議案第2号、令和3年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  議案第3号、令和3年度桜井市国民健康保険特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、議案第4号、令和3年度桜井市駐車場事業特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、議案第5号、令和3年度桜井市介護保険特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、議案第6号、令和3年度桜井市後期高齢者医療特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑を終わります。  次に、議案第7号、令和3年度桜井市水道事業会計予算について、質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、議案第8号、令和3年度桜井市下水道事業会計予算について、質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で、付託を受けました案件の質疑は終わりました。  これより採決に入ります。  議案第1号から議案第8号までの8議案を一括して採決したいと存じますが、ご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって一括採決することに決定いたしました。  お諮りいたします。議案第1号から議案第8号までの8議案について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第1号から議案第8号までの8議案については、原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で付託を受けました案件の審査は全部終わりました。  委員長報告は、いかがいたしたらよろしいですか。    (「委員長一任」と呼ぶ者あり)  委員長一任ということで、事務局の力を借りまして作成いたします。  最後まで慎重に審査いただき、ありがとうございました。  暫時休憩いたします。 ○午前0時04分休憩 ○午前0時14分再開 ◯西 忠吉委員長 休憩前に引き続き会議を行います。  それでは、閉会に当たり、理事者側より挨拶を受けます。 ◯松井正剛市長 本日は、私から提案をさせていただきました令和3年度予算案8件につきまして、慎重審査をいただきまして、ありがとうございました。  また、ただいま全ての議案につきまして、原案どおり可決すべきものと決定をいただきました。本当にありがとうございました。  令和3年度予算の執行に当たりましては、皆様方からいただきました、歳入では、市税、地方特例交付金、使用料、手数料、財産収入などについて、歳出では、庁舎でのテレワークの設置、分庁舎の改修、コミュニティバス、後期高齢者の移動支援、情報推進費、窓口機能拡充事業、防犯カメラ設置補助金、個人番号カード交付の体制整備、社会福祉協議会補助金、ファミリー・サポート・センター、一般不妊治療助成金、骨髄移植等による再接種助成及びドナー支援、取っ手つきごみ袋、一般廃棄物処理基本計画の策定、休日のごみ収集、森林環境譲与税を活用した事業有害鳥獣対策、農業次世代人材投資事業桜井サポート商品券事業、地域観光力強化事業、観光基本計画策定、道路の補修・維持管理、空き家対策、学童保育の待機児童の解消、ICT支援員の配置、学校教育支援事業、適応指導教室、子どもたちの安全安心の取組み、纒向遺跡の保存活用の用地買収など、大変貴重なご意見やご要望等をいただいたこと、関係職員から報告を受けているところであります。  令和2年度決算も厳しいものになると予想しております。残り少ない中ではありますが、よりよい決算ができるよう努力をしてまいりたいと考えております。  また、令和3年度予算執行に当たりましては、十分精査しながら、コロナ感染症対策をはじめ、重点施策の取組み、課題の解決に向けて、限りある財源を有効に活用し、市政運営に努めてまいりたいと決意を新たにしているところであります。本日はありがとうございました。心から御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。 ◯西 忠吉委員長 これをもって予算特別委員会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。 ○午後0時17分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....