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令和2年決算特別委員会 名簿 開催日:2020年09月15日
令和2年決算特別委員会 本文 開催日:2020年09月15日

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  1. 桜井市議会 2020-09-15
    令和2年決算特別委員会 本文 開催日:2020年09月15日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2020年09月15日:令和2年決算特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午前10時00分開会 ◯我妻 力議長 それでは、ただいまより、去る9月11日の本議会におきまして決算特別委員会に付託されました令和元年度各会計決算の審査をいただくわけであります。委員の皆様方におかれましては、慎重に審査をいただきますように、よろしくお願いを申し上げます。  まず、審査に入ります前に、正副委員長の互選をしたいというふうに思います。この互選の方法につきましては、委員会条例第8条第2項の規定によりまして、年長委員さんが仮委員長として行っていただくことになっております。よって、本委員会の出席委員の中では井戸委員になりますので、よろしくご協力のほどお願いを申し上げます。 ◯井戸良美仮委員長 それでは、ご指名でございますので、仮委員長を務めさせていただきます。よろしくご協力のほどお願いいたします。  まず、正副委員長の選出について、お諮りいたしたいと思います。  選考につきましては、従来のとおり選考委員によって選出したいと思いますが、よろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ありがとうございます。  選考委員の人数は3名でよろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ありがとうございます。それでは、3名と決めさせていただきます。  次に、3名の選考委員さんをお決め願いたいと思いますが、どのようにさせていただいたらよろしいでしょうか。    (「仮委員長一任」と呼ぶ者あり)  仮委員長に一任とのことでございますので、私のほうより指名させていただきます。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、私のほうより指名させていただきます。  大園委員、金山委員、岡田委員、以上3名の皆さん、よろしくお願いいたします。  選考委員は別室にて選考いただきます。選考できるまで暫時休憩いたします。 ○午前10時03分休憩 ○午前10時13分再開
    ◯井戸良美仮委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  選考の結果が出たようでございますので、どなたか代表して報告いただけますか。    (委員長 藤井委員、副委員長 工藤敏太郎委員選出) ◯井戸良美仮委員長 ありがとうございます。ただいま報告されましたとおり、正副委員長が選出されましたので、ご協力ありがとうございました。  それでは、理事者側の入室を許可いたします。    (藤井委員長 委員長席に着席) ◯藤井孝博委員長 傍聴の申出がございますので、委員会条例第17条第1項の規定により傍聴を許可してよろしいでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、傍聴者の入室を許可いたします。  ただいまより委員の皆様方のご推薦によりまして、私が決算特別委員長に、副委員長には工藤敏太郎委員が選ばれたわけでございますが、今後の審査につきましては、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。  この際、皆様に申し上げます。ご発言される際には、挙手をし、発言の許可を得てからご発言くださいますようお願いいたします。  また、携帯電話については、使用なさらぬようお願いいたします。  ただいまより審査に入ります。  まず、理事者側よりご挨拶をお願いいたします。 ◯松井正剛市長 委員の皆さん、おはようございます。  令和元年度決算認定のご審議に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  着座にてお願いいたします。  ご承知のとおり、令和元年度一般会計決算につきましては、実質収支で1億9,000万円ほどの黒字決算となりました。しかしながら、社会保障関連経費、幼稚園・保育所の保育料無償化制度に伴う給付費、まほろばセンターリニューアルに伴う施設運営経費の増加などにより、令和元年度中の財政収支見通しは厳しいものであったため、財政調整基金の取崩しを行い、調整を行ったところであります。  新型コロナウイルス感染症の影響により、今後、市税等の大幅な減少が見込まれ、さらに厳しい財政状況が予測されることから、中長期的な財政見通しの下、行財政改革の取組みを推進し、国・県の補助金の確保を図り、引き続き財政の健全化に努めてまいります。皆様方のご審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯藤井孝博委員長 認第1号、令和元年度桜井市一般会計歳入歳出決算認定について審査に入ります。  それでは、質疑に入ります。  まず、総括的な質疑ありませんか。 ◯工藤将之委員 おはようございます。1点お伺いをいたします。令和元年度と言えば、終盤にコロナの感染が始まり、非常に様々なご対応をいただいた年になったと思うんですけれども、そこでまず、3月までの、この令和元年度のコロナ対策の初動はどうであったのか、どういうふうに評価されているのかというところをお伺いをいたします。 ◯松井正剛市長 ただいまのご質問にお答えします。  本市の初期対応につきましては、奈良県で最初の新型コロナウイルス感染者の報告がされました本年1月28日から3日連続で市の対策会議を開き、国や県からの限られた情報を基に、現状の報告と庁内での情報共有、市民に対する各部局における対応などを議論してまいりました。  また、けんこう増進課においては、国・県からの感染者発生の報道以降、平日の終了後、及び土・日を含む2週間、市民の不安を払拭し、できる限りの感染対策の方法をお伝えするため、電話にて対応してまいりました。  このように、正確かつ適切な情報がない中、模索しながらの対応は、不安な面もありましたが、市医師会等からのご意見も伺いながら進めてきたことに誤りはなかったというふうに考えております。  その後は、国や県からの正確な情報を基に、市内の状況を把握しながら適切な対応を行うため、市内で感染者が発生した場合の学校施設や公共施設等の対応等についての方針を決定し、2月27日に対策方針第1報として会議に報告を行った上で、報道発表するとともに、ホームページ等で市民の皆様へのお知らせを行いました。  その後、政府の学校施設等の休業要請が発表されたことにより、本市におきましても、対策会議から対策本部会議へと体制を格上げし、学校等の臨時休業を実施いたしました。  また、刻々と変化をする感染状況に応じて、対策本部会議を機動的に開催し、状況の変化に対応し、対策方針を発表してまいりました。  初期のほうは以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。本当に当初は、県も、どの市の住民だという市町村までは発表されない中で、非常にやりにくい中でやっていただけたと思うんですけれども、そのときの経験を生かして、今後、コロナ対策を継続的にやっていかないといけないと思うんですが、その中でちょっと1点前から気になっていることがございまして、今現状この桜井市では、危機管理監が兼任というかたちになっておるんですけれども、コロナがどれだけ時間がかかるか分からない中で、今後この体制を続けていくことによって、兼任されている部長兼危機管理監が、非常に体力的にもつのかということも少し心配でございますし、やはり、何年続くか分からないということであれば、今日のニュースで世界で30万人ですかね、新規感染者が昨日発表されているわけなんですけれども、まだまだ伸びていくかもしれない中で、同じような体制でずっと続けていくお考えなのか、そこだけちょっとお伺いをさせてください。 ◯松井正剛市長 工藤将之委員の再度の質問にお答えします。  コロナの収束がまだまだ見えない、今は不透明な時代になってきております。現在のところは、危機管理監と市民生活部長と兼務をしてくれておりますが、両方てきぱきと仕事に当たってくれて、今のところよくやってくれているなというふうに思いますが、これから長く続くというふうになってきた場合は、いろんなまた節目のときに、どうしていったらいいかというふうなことも検討もしていかなければならないかなと、そのようにも考えております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。もちろん、今ご担当いただいている部長がどうこうというわけではございません。やはり、1人に荷がかかり過ぎるのはどうかなという意見でございますが、組織図的に言えば、たしか危機管理監は市長の直轄であって、部長はちょっと違うかたちになっていたと思うんですよ。その辺も、本当に正しいのかどうかも一度お考えいただいて、適切なコロナ対応をとれる体制をとっていただければと思います。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 私のほうからは1点だけ、ごみ処理の広域化についてお聞きいたします。  平成28年11月に、荒井知事を顧問といたしまして、2市2村による桜井宇陀地域ごみ処理広域化推進協議会が設立されました。令和元年8月まで協議されてきたわけでございますけれども、最終的に令和元年12月に、宇陀市からごみの搬入はできない旨の返事がありまして、解散というか、市として区切りをつけられたことの報告を受けておりますけれども、当時は、高見市長のときでありまして、今年6月の宇陀市長選におきまして金剛氏が当選されましたので、新市長体制になったことから、ごみの広域化に何かの変化があったのかお聞きいたします。 ◯松井正剛市長 井戸委員のごみ処理広域化の状況の変化についてのご質問にお答えをいたします。ごみ処理広域化の状況につきまして、もう一度お話しさせていただきたいと思います。  まず、宇陀地域との検討の背景として、宇陀市側から、宇陀地区のごみ焼却施設の老朽化など早急に対応しなければならならないごみ処理問題を抱えるという状況にありました。そのような中、本市の施設稼働の経過年数や処理能力の現状を踏まえ、桜井・宇陀地域双方のごみ処理の安定的継続稼働の確保や、行財政運営の効率化を図る観点から、お述べをいただきましたように、県知事を顧問にお迎えして、本市の既存施設を活用し、広域的にごみ処理を行うという新しい広域化のかたちとして、宇陀市のごみを受け入れることを条件に、平成28年11月28日に、奈良県桜井・宇陀地域ごみ処理広域化推進協議会を設立して、奈良モデル広域化事業として、これまで種々の協議を進めてまいりました。  しかしながら、昨年7月11日、宇陀市から、広域化の前提としての宇陀地区の可燃ごみを桜井市グリーンパークへ搬入することが政策的理由により実現困難な状況となった旨の報告がありました。以後、協議会を構成する市村長会議を重ねましたが、宇陀市の方針は変わらず、今年4月30日の副市長会議を経て、5月14日の協議会において、協議会の解散が正式に決定をいたしました。  ご質問をいただきましたが、本市といたしましては、令和4年4月12日以降のごみ処理施設の在り方を最優先課題として、その中で、広域化を含めた検討を行っているところであります。  また、宇陀市では、市長選により新しい市長が就任されましたが、ごみ処理施設については、当面その維持管理を行いながら運用されると聞いております。したがいまして、現段階で、本市と宇陀市とのごみ処理広域化の動きはございません。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 宇陀市の動きはないということでございますけれども、これは、お互い採算が取れなければ合意できない問題でございますので。ただ、こういう話は、熱のあるうちに、熱いうちに進めていただきたいと思うんですけども、それで私の質問を終わっておきます。結構です。 ◯藤井孝博委員長 ほかに。 ◯大園光昭委員 そしたら、私のほうから、今回の決算もそうなんですけど、毎年、不用額が、今回であれば約10億、大きい金額が決算に出てきますが、その理由と、また、来年度の予算編成ですけれども、少し気が早いですが、大阪市では一般会計1兆7,700億円のうち、税収が約500億円減るだろうと。リーマン並みのそういう見通しを持っていると。桜井市においての次の予算に対する考え方等、もし出ていれば教えてください。 ◯松井正剛市長 大園委員の質問にお答えをいたします。  令和元年度一般会計の決算の歳出におきましては、予算現額258億7,736万6,392円に対して、執行額は236億692万5,019円となっており、不用額は10億2,130万7,304円、執行率は91.23%であります。ちなみに、平成30年度は90.59%の執行率でございました。  地方財政法第4条では、地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要かつ最小限の限度を超えてこれを支出してはならないとあり、それに基づき、効率的な執行に取り組んでいるところであります。  主な不用額、未執行の理由といたしましては、歳出につきましては、総務費では、新庁舎建設で継続費の逓次繰越し、民生費ではプレミアム商品券事業や、児童福祉における幼児教育・保育の無償化など、商工費では三輪地区の二の鳥居前の公衆便所の入札差額差金等、土木費では公共事業において国庫補助金の割り落としによる執行の留保、また翌年度への繰越事業、教育費ではGIGAスクール構想に基づくネットワーク整備事業の繰越し、幼児・保育の無償化、新型コロナウイルス感染症の影響による学校休業による給食費などであります。  このように、繰越しをはじめ、国の補助金の割り落とし、入札による執行残、また、経費の節減などが主な理由ですが、制度改正や状況の変化などにより、執行額が予測しにくい場合もあり、その場合は、予算額と執行額で一定の乖離が発生する場合もあります。  なお、お述べをいただきました令和3年度の予算編成においては、新型コロナウイルス感染症の影響から、市税の大幅な減収は避けられず、国の地方財政対策については現在不透明な状況にあり、厳しい予算編成が見込まれているというふうに思っております。  そのため、今後、国の地方財政対策にも十分留意をしながら、引き続き中期財政計画における事業の選択と見直し、行財政改革に取り組むとともに、限られた財源をできる限り有効に活用し、適正な予算編成を行うとともに、予算執行に当たりましては、節減、節約に努め、効率的かつ適正な執行に取り組み、予算を有効に活用できるよう今後も努めてまいりたい、そのように考えております。ご理解どうかよろしくお願いいたします。 ◯大園光昭委員 今、お述べいただいたように、予算の使い方等、法令に基づいて行われているということなんですけれども、今回、1次と2次でコロナの交付金が来ました。やはり、全部を満額、今回メニューを作っていただいてやっていただきました。これは令和元年の話なんですけども、やはり、次の予算についても柔軟な対応ができるように、いろいろと予測を考えて、ある程度、国も12兆円ですかね、予備費を持っていましたし、そういう意味では、大きな意味で柔軟な対応を考えていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯金山成樹委員 今回、大きく2点お聞きしたいと思います。  1点目、古い話で恐縮ですが、平成28年の決算特別委員会で、私は総括質問で自主財源、特に市税を増やす努力が必要ではないかと指摘させていただきました。そのとき市長は、一時厳しい時期もあったが、行財政改革によって黒字になった。しかし、危機的な財政状況は脱したとはいえ、まだまだ厳しい状況にあり、まちづくりが本当に停滞した時期があり、私が市長に就任したときはそういう時期であった。国の財政方針も変わり、平成26年度に行財政改革の方針も財政健全化中心からまちづくりへというふうに変え、県との包括協定を結ぶことができた。これによってまちづくりが大きく前進をしたと思う。先送りされていることにも手をつけて頑張ってきた。そしてまた、地方創生、昨年にまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定して、国の力を借りて、今のところはまだまだ自主財源でやっていくというのは非常に厳しい状況ではありますが、歯を食いしばって、桜井市の財政の中から先送りをされてきた諸問題、課題を解決しながら、国・県の力を借りてまちづくりをやっていこうというような時点である。安定した税収が確保できるようにしっかりと頑張っていけるように、10年先を見据えて、今歯を食いしばっていろんな課題を解決していく、それを解決していって、次の世代に最善のかたちでバトンタッチ、託していけるようなかたちに持っていきたいと答弁いただきました。  あれからちょうど4年たちましたが、この件で3項目お聞きしたいと思います。  1項目め、桜井市は、この4年間、市税を増やす努力をどのようにしてきたか。トップセールスはどのように行ったのか。中和幹線沿い、特に大福地区の企業誘致も、市民から見ると、ぱっと見の風景も4年前とあまり変化はないように感じる。特に橿原から帰ってくる道中、そういうふうに感じると思います。市長のご見解をお聞きしたい。  2項目め、また、5つの包括協定で具体的にまちづくりはどの程度進捗したのか。にぎわいは取り戻せたのか。市長の思っているペースで推移しているのか。市長の見解をお聞きしたいと思います。  3項目め、4年前は反転攻勢というキーワードをよく使っておられたように思います。歯を食いしばって、桜井市の財政の中から先送りをされていた諸問題、課題を解決しながら、国・県の力を借りてまちづくりをやっていこうという時点であると4年前はおっしゃっておられた。今、桜井市はどのような時点なのか、市長のご見解をお聞きしたいと思います。これが1点目です。失礼しました。  2点目、「陽だまり」についてお聞きします。  「陽だまり」の部分で、同じく平成28年、4年前の総括質問で、平成27年度決算の約6億円に加えて、翌年の約8,000万円の改修費をかけた「陽だまり」の費用対効果についても尋ねました。そのときの担当部長の答弁としては、耐震化なり、大規模改修した部分に十分ペイできるようなかたちで今後施策を展開していくというふうに、できるだけそこを利活用して、市民の方の利便性なり市民サービスの向上に努めていきたいとの答弁でございました。  一般質問で、土家議員も述べておられましたが、「陽だまり」は十分にその役割を果たしていると考えるのか、費用に見合う市民サービス向上、利便性向上があったと考えるか。短期的、長期的の両方の視点があると思いますが、市長の見解をお聞きしたいと思います。短期的というのは、新型コロナ禍も含めてになると思いますが、その2点、お聞きしたいと思います。 ◯松井正剛市長 金山委員の質問にお答えをさせていただきますが、最初に、質問がちょっと多岐にわたって、まちづくりも、5つもありますので、答弁が少し長くなるかと思いますが、前もってご了解をいただきたいと思います。  まず最初に、この4年間、市税を増やす努力をどのようにしてきたかのご質問にお答えします。  初めに、平成28年度からの4年間、市税収入を増やすための取組みとしまして、課税客体の把握、高い徴収率の確保、さらに、過年度滞納繰越し分の徴収率の向上等に取り組むとともに、さらにまちの活性化に取り組んだ結果、市税の決算収納額は、平成28年度では62億6,352万1,243円、令和元年度では63億2,018万5,288円と、人口減少下でありますが5,766万4,045円の増収となりました。あわせて、ふるさと納税にも積極的に取り組み、560万であった寄附額が2億800万円余りと大きく自主財源を増やすことができました。  次に、トップセールスについてのお尋ねでありますが、これまで遅れていたまちづくりについて、かたちとして見えたのが、駅前にホテルを誘致できたことであります。市内における通過観光から滞在型観光へ移行するためには、来訪者のニーズに合った宿泊施設が必要でありました。当初、ホテル側は、採算面で非常に厳しいとのことでありましたが、粘り強く頑張り、誘致することができました。  また、エルト2階のまほろばセンターのリニューアルに併せて、地元金融機関桜井都市開発株式会社と市が連携して、1階に商業施設を誘致した際には、私も、経産省の出先である経産局に直接出向いて、その補助金満額を頂けるように頑張らせていただきました。  次に、中和幹線大福地区の企業誘致の状況についてでありますが、まず、約6年前である平成26年に、当地区の北エリアに住宅メーカー、タマホームが出店をして以来、翌27年には、南東エリアにディスカウントスーパー、ドン・キホーテが出店をしまして、そのときは次々と出店をできました。議員お述べのとおり、4年前の時点では次々と5つの事業者の出店がありましたので、当時の状況と比べると少しスピードが落ちていることは否めないと思っております。また、現在は、コロナ禍で各事業所とも相当な打撃を受けている中でありますので、新天地において新たな事業展開を行おうとする事業者は減少傾向にあると考えられます。しかしながら、本年4月以降も地元に対しては出店に関する相談が複数件あり、それぞれの事業者が仲介業者と調整中であるという話も聞いております。当該エリアについては、全てが個人所有の土地であることから、誘致については非常に難しい点もあると思いますが、今後も地元との連携を密にして、エリア内の100%の出店に向け取り組んでまいりたい、そのように考えております。  続きまして、5か所のまちづくりの進捗状況についてのご質問にお答えします。  奈良県と平成26年にまちづくりに関する包括協定を市内5か所のエリアで締結させていただきました。その進捗状況でありますが、まず、近鉄大福駅周辺地区では、現在、その核となる県営住宅の第1期の建て替え工事に着手され、来年2月の竣工を目指し、当初の計画どおり進められています。  中和幹線粟殿近隣周辺地区では、平成28年に保健福祉センター「陽だまり」、平成29年には広域消防組合桜井消防署の整備を行いました。また、昨年から桜井中央児童公園の再整備工事の着工を行い、今年は新庁舎建設工事にも着工し、現在、計画どおり進めております。  長谷寺門前町周辺地区では、まちづくり基本計画に基づき、これまで空き家の改修に対する補助、参道のモール化やモビリティの導入に向けた社会実験、観光案内サイン及び桜馬場整備に向けた実施設計などを行ってきました。進捗状況としては、計画どおり進んでいるものと考えております。  大神神社参道周辺地区では、まず、本市の事業といたしまして、これまで県が行う参道整備の工事に先駆け、JR三輪駅駅前トイレの整備及び大神神社二の鳥居前トイレの整備を進めてきたところであります。また、先般の一般質問でも答弁させていただいたとおり、このエリアのまちづくりの核となる大神神社参道整備に関し、今月7日より、JR踏切東側から大神神社二の鳥居前までの区間におきまして、令和4年度中の完成を目指し、県が工事着工をいたしました。さらに、この秋頃からは、今度はJR踏切から西側の区間におきまして、県による事業用地の取得に向けた交渉が開始することと並行して、県と地元と市によって立ち上げられる三輪参道整備検討会議において、具体的な道路整備の検討を開始する予定であります。当地区のまちづくりにおきましては、これまで地元調整等に時間を要しているところでございますが、想定の範囲内で順調に進んでいるというふうに思っております。  桜井駅周辺地区では、まちづくり基本計画に基づき、これまで空き家の改修に対する補助、エルト桜井の改修、駅前のホテル誘致等を行ってきました。エルト1階の店舗誘致については、桜井都市開発株式会社地元金融機関が昨年5月にスーパーの誘致を行いましたが、今年度5月末をもって撤退し、現在は空き家店舗となっており、現在、再び店舗誘致を行っていただいているところであります。この点を除けば計画どおりに進捗しているものと考えております。  このように、5か所のまちづくりについては、おおむね計画どおりに進捗しているものと、そのように考えております。  続きまして、1点目の3つ目の「陽だまり」についてであります。  ごめんなさい、もう1つありました。すいません、4つ目の反転攻勢についての質問にお答えします。  私たちの桜井市は木材とそうめんと皮革産業のまちとして発展を遂げてまいりました。ここ十数年来は、地域経済の衰退の中で元気と活力をなくしておりました。私が市長に就任したときには、市の財政状況も非常に厳しく、まちづくりの動きは停滞し、結果として桜井市からは活力とにぎわいが失われた状況になっておりました。かつてのにぎわいを取り戻し、桜井市をよみがえらせるため、以来、財政状況の改善に努め、積み残された課題に取り組み、また、県と平成26年にまちづくりに関する包括協定を市内5か所のエリアで締結し、保健福祉センター「陽だまり」や桜井消防署、給食センターの整備を行い、まちづくりに取り組み、これまで反転攻勢、そういう意味で述べさせていただきましたが、反転攻勢を行ってまいりました。このように反転攻勢を行うことで、荒れた畑を耕し、種をまき、そして芽が出て、ようやく成果のつぼみが出てきたように考えております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大することで、市民生活や経済活動に大きな影響が及び、今後、市税の大幅な減収など、大変厳しい状況が見込まれております。反転攻勢の最中ではありますが、ここは一旦大きな事業を休止し、行財政改革に取り組み、厳しい財政状況の改善にまずは努めなければならないというふうに思っております。その上で、アフターコロナでは再び反転攻勢を行い、成果の花を大きく咲かせたい、そして、難局を乗り切ってしっかりと取り組んでいきたいと、そのように考えているところであります。  次に、2点目の「陽だまり」についてであります。中和幹線粟殿近隣周辺地区のまちづくりの核として、先ほども言いましたが、もう少し詳しく述べさせていただきます。  国道と幹線道路が交差し、交通の利便性が高い場所に立地しておりました旧県桜井総合庁舎を活用し、市内各所に点在しておりました子育て・医療・福祉・健康の機能を集約するとともに、地域包括ケア専門部署も配置し、平成28年8月に市保健福祉センター「陽だまり」を開設いたしました。さらに、「陽だまり」の開設に合わせて、保健会館にありました診療所も移転し、休日夜間応急診療所として併設し、市民の安心安全を確保したところであります。  現在、「陽だまり」では、就学前までの子どもとその保護者が気軽に参加できるつどいの広場、発達が気がかりな子どもとその保護者のための親子ふれあい教室、妊娠期から子育て中の保護者の相談や必要な支援を紹介する子育て総合支援室のほか、母子保健手帳の交付、乳幼児健診、子どもや子育てに関する各種相談事業、児童虐待の未然防止など、子どもに関わる事業全体を担っております。子育て中の保護者の間では、子育てに関することは「陽だまり」にと認知されてきており、結果として、きめ細かな支援につながっているものと考えております。  また、高齢者に対しては、地域包括ケア推進室が中心となり、介護予防教室や認知症カフェにおけるリーダー養成をしたり、地域にいきいき百歳体操を普及させる取組みとともに、これまでの救命、治癒を前提とした病院完結型から、病気と共存しながら生活の質の向上を目指す地域完結型医療への移行を進めております。さらに、「陽だまり」では、成人の検診や各種がん検診の会場としても活用しており、市民の健康を守る機能を有し、その認知度も年々高まってきております。このようなことから、「陽だまり」が子育て・医療・福祉・健康の拠点であると認知されてきたこととともに、市民に必要なそれらの機能が1か所に集約されたことで、市民の利便性が高まり、サービスの向上にもつながっており、当初私が描いていた役割は果たせているものと考えております。  この地区のまちづくりでは、現在建設中の市役所と大幅なリニューアル中の桜井中央児童公園が完成すれば、それぞれの機能が強化され、「陽だまり」とこれらを結ぶ子育て・医療・福祉・健康のトライアングルがさらに強固なものになると考えており、これまで以上の市民サービスや利便性の向上につながってくるものと私自身も期待をしているところであります。ぜひとも委員の皆様にも、健康などでも「陽だまり」をご活用していただければと思っております。ともに頑張りたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。  長くなりましたが、以上でございます。 ◯金山成樹委員 ご答弁ありがとうございます。  まず、1点目に関して、2回目の質問に入らせていただきます。  1項目めに関しましてはご説明いただきました。多分、ご評価されていただいていると思うんですが、やはり中和幹線沿いが、今後、桜井市にとってのメインの繁華街になっていくように思いますので、やはりそこに対しての誘致に関してはさらに力を入れていただきたいですし、先ほど市長おっしゃられたように、確かに民地がほとんどですので難しい部分もあるとは理解しているんですが、しかしながら、市民の目から見ると、動いてないようにやっぱり見えると思うんです。ですので、やはりそういう部分では力を入れてやっていただけたらありがたいなと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  2項目めに関しましては、これは私の感想なんですけども、私は民間企業で、とある国交省の外郭団体の広報紙の編集をやっていたんですが、そのときにあちこち取材に行かせてもらいました。そのときに、当時は2001年、2年ぐらいでしたかね、本当にまちづくりをもう既に開始されている地域が結構あったんです。そういう意味でいうと、私は、桜井市は全くそういう声を聞かないなと思いながら最初はおったんですけれども、当時からそういう人材はいたと思いますし、当時からそういう思いを持っている方はいらっしゃったと思います。そういう意味では、私個人は、まちづくりに市が本腰で取り組んでくれはったのは、松井市長がなられてからだというふうに理解しておるんですが、しかしながら、やっぱりちょっと遅かったのかなという思いもあります。  それはそれとして、9月9日の読売新聞の夕刊で、人材派遣大手のパソナグループが主な本社機能を東京から淡路島に移す決断をしたという報道がありました。2024年5月末までに役員や社員ら約1,200人が段階的に移り住むというふうに報道されておりまして、昔から、何年か前からの国の補助金はあったらしいですが、100件程度しか使ってないという状況でございまして、こんなに大きいのは本当に珍しいと言われております。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、働き方やオフィスの在り方を見直す動きが徐々に広まっていますけれども、異例の決断だというふうに記事もあったし、私もそう思います。これまでの大きなケースはそうそうないケースだと私も思いますが、このコロナ禍において、逆に業種によってはテレワークも可能だということが証明されたわけでございます。そういう意味で、首都圏とか、この辺でいうと大阪、京都、兵庫、その辺で働きながら桜井に移住・定住という生活スタイルも可能だと思いますし、今後は大きな流れとして来る可能性もあると私は思います。まちづくりでは、ちょっと取組みが私の感想では遅かったように思うんですけども、テレワークでの移住・定住、特に桜井市の場合は、パソナのような大きいのを狙うのはちょっと難しいかもしれないんですけれども、一家族一家族、親切に接遇して住んでいただく、そうしたきめ細かい取組みは必要だと思いますし、そうしたことはあまり予算もかからずできることだろうと思います。  以前の一般質問でも述べましたけれども、空気がきれいだとか、災害はどうしてもあれですけども、歴史好きにはたまらない環境だとか、いろいろ桜井市もメリットがあると思うんですが、そうした意味で、桜井市をよりよくアピールできる部分もあると思うんですけども、市長ご見解をお聞きしたいと思います。  あと、3項目めに関しては、大体分かりましたので結構です。 ◯松井正剛市長 金山委員の再度のご質問にお答えします。  移住・定住の促進についての質問だったと思います。桜井市は豊かな自然に恵まれ、その上で、歴史文化の発祥の地、国のまほろばの地として歴史資産に恵まれたところであります。私は、これまでの恵まれた環境を生かし、「日本一住みたいまち桜井」にするため、これまでもまちづくりに取り組み、そして移住・定住の促進に取り組んできました。それに加えて、委員お述べをいただきましたとおり、移住・定住の促進を行う上で、テレワークを行うためのサテライトオフィスの整備は有効な手段であると私も考えております。今回の臨時交付金により、空き家や空き店舗を活用し、サテライトオフィスを誘致する事業も行いますが、このように今後も移住・定住の促進に努め、積極的に取組みを進めてまいりたい、そのように思っております。このウィズコロナの中で、特にそのようなことを地道に進めていきたい、そのように考えております。 ◯金山成樹委員 3回目の質問に行きます。  先ほどご答弁いただきました。今まで観光に取り組んでこられたことも無駄にはならないと思うんです。いつかまたインバウンドも増えるときもあるだろうと思いますし、しかしながら、やはり私は何度も申し上げているように、移住・定住は、やっぱり桜井市はまだおっとりしているというか、ちょっと弱いようにも感じますし、ですから、引き続き、市長おっしゃるように、今はまさに移住・定住に取り組んでいただけたらありがたいなと思いますし、また、実際に市の庁舎に入ったときに、移住・定住はどこに相談していいのかも分からない状況にまだあると思いますから、そういうところもまた含めてご検討いただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。あと、ホームページとかもぜひ検討いただけたらありがたいと思います。
     2点目の質問に移りたいと思います。  市長はよく10年後、20年後の桜井市とおっしゃっていただいていますけれども、「陽だまり」についてお聞きします。同じくエルト桜井についてお聞きしたいと思います。先ほどご答弁いただきました。2階と1階の件ですね。代表質問でもされている議員の方がいらっしゃいましたけども、先ほど答弁もいただきましたが、1階部分のスーパーが1年足らずで撤退されたというところでございます。いろいろ捉まえ方はあると思うんですが、もともと2階に「ひみっこぱーく」を造ることで、シャワー効果で1階や駅周辺ににぎわいができる構想というか、そういうふうな構想を持って取り組んでおられたと思います。全てがコロナ禍のせいにできないとも思いますけども、想定どおりに桜井駅前のまちづくりは進んでいるのか、先ほどの答弁では進んでいると、そこだけ予定外だったとおっしゃっておられましたが、市長のご見解をお聞きしたいと思います。 ◯松井正剛市長 再度の質問にお答えします。  エルト桜井1階店舗誘致につきましては、地元金融機関、現在のところ桜井都市開発株式会社、桜井市が連携して食品スーパーの誘致を行い、昨年5月に2階の「ひみっこぱーく」と併せて開業することができました。開業当初は、お述べいただきましたように、「ひみっこぱーく」のシャワー効果もあり、事業収益は順調でしたが、今年に入り、近郊に大型スーパーが開業したことにより売上げが落ち込み、本年5月で閉店となりました。現在は、桜井都市開発株式会社が中心となり、地元金融機関も協力し、食品スーパーなどに出店の打診を行い、店舗誘致を行っていただいているところでありますが、今のところ誘致に至っていないのが現状であります。桜井市の玄関口であるエルト桜井の1階がいつまでも空き店舗では、駅前の活性化に悪影響を及ぼす可能性もあり、早期の店舗誘致を望むところであります。民間の事業でありますが、まちづくりの観点からも、引き続いて桜井都市開発株式会社地元金融機関と連携をして、早期に店舗誘致ができるよう事業を進めてまいりたいと考えております。  桜井駅前周辺地区のまちづくりにつきましては、これまで、まちづくり基本計画に基づき、「エルト桜井」のリニューアルや駅前のホテル誘致を行ってまいりました。また、駅前には新たにマンションが建設されるとして、今工事中であります。人の流れが変わってきているようにも思っております。残念ながら、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、厳しい財政状況の中、計画の見直しは余儀なくされているところでありますが、必ずやこの危機を乗り越え、桜井駅前にかつてのにぎわいを取り戻したい、この間の答弁でもお答えしましたように、桜井市のまちづくりの1丁目1番地が桜井駅前であると、そのように考えておりますので、しっかりと取り組んでいきたい、そのように考えております。  以上でございます。 ◯金山成樹委員 ご答弁ありがとうございます。  ただ、私、1年間で撤退したというのは、いろんな評価はあると思うんですけども、当然ながら、ちょっと予定外だったのかなというふうに思います。今、コロナ禍はリーマンショックをはるかに超える難局であると言われていますし、私もそう思います。コロナ禍の一方で、AIとかICT、IoTとか技術革新と、また、地球環境や世界情勢の変化とかは年々スタートアップしています。非常に不確実性を増した局面を、市長をはじめとする市当局、我々もですけども、誰もが初めて迎える局面を市民のために突破していかなければならないと思います。予想外のことが発生して、状況を正確に把握できず、過去の歴史や前例も通用しない、そして周辺の市町村も参考にならない、そしてまた時間的余裕がない。そういう中で意思決定を求められてくると思います。その決定すら、環境の変化によって無効ないしは撤回せざるを得なくなることが来ると思います。そんな状況が最低一、二年は続くと思われる中で、行政がやることはやはりすごく時間がかかっていくと思うんです。そういう意味では、本当に確実性の高い、時間がかかるからこそ正しい選択をやっぱり積み重ねていかないといけないんだろうと思います。  エルトに関しては、市長も思いもよく分かりますし、ただ、私個人の感想としては、かつてのにぎわいはなかなか難しいのかなと思いますが、しかしながら、よくすることはできるだろうとも思います。だから、何が言いたいかというと、市長ご自身が、そういうことはないと思うんですが、こうすべきという理想論だけで事業を行うんじゃなくて、徹底したリアリストとして事業を行ったほうがいいんじゃないかなと私個人は思います。本当に環境が変わっていますので、そういう中で、頼まれたことを実現させるのも政治の役割であると思いますし、南口の開発プランですか、描かれたとおりにやるのもあれでしょうし、まちづくり基本計画にのっとってやるのも確かに正しいとは思うんですが、しかしながら、10年後、20年後を本当に考えるなら、そういうふうな柔軟性を持って、状況の変化をちゃんと把握して、多くの方を説得して勇気を持ってやらなければならないこともあると思います。市長のご見解を聞いて質問を終わりたいと思います。 ◯松井正剛市長 再度の質問にお答えします。  ただいま金山委員からいただきましたご指摘をしっかりと受け止めまして、やっぱり柔軟に、そして、そのときの状況に合わせて、これからまちづくりにしっかりと取り組んでまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いいたします。 ◯藤井孝博委員長 ほかにございませんか。  それでは、総括質疑を終了します。  市長はこれで結構です。出席要請がございましたら出席していただくとして、退席していただきたいと思います。  ただいまより11時10分まで休憩いたします。 ○午前11時02分休憩 ○午前11時10分再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、歳入より各款ごとに質疑を行います。  1款、市税、4ページから7ページまで。  2款、地方譲与税、6ページから7ページまで。  3款、利子割交付金、6ページから7ページまで。  4款、配当割交付金、6ページから7ページまで。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページから9ページまで。  6款、地方消費税交付金、8ページから9ページまで。  7款、ゴルフ場利用税交付金、8ページから9ページまで。  8款、自動車取得税交付金、8ページから9ページまで。  9款、環境性能割交付金、8ページから9ページまで。  10款、地方特例交付金、8ページから11ページまで。  11款、地方交付税、10ページから11ページまで。  12款、交通安全対策特別交付金、10ページから11ページまで。 ◯大園光昭委員 交通安全対策特別交付金なんですが、当初の予算が750万、調定額が555万1,000円で74.01%で、この予算について、調定額は100%になっているんですが、当初予算に比べて74.01ということで、これ自体、申請をするべきところが、今回しなかったのか、それとも、実際、工事自体、安全対策するところがなかったのか、その点、ご回答をお願いします。 ◯青木浩之総務部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  交通安全対策特別交付金につきましては、議員ご存じだと思うんですけども、県で集められている反則切符、それが財源となっております。それに対しまして、事故の件数であったりとか道路の延長であったりとか、そういうところが配分基礎となっておりまして、毎年ある一定、県警のほうでそういったものを財源ということでされておりますけども、その配分につきましては、事故の件数であったり道路延長であったり、そういったものが加味されますので、私ども市のほうから何か申請をして頂くというものではなくて、県のほうからこれだけ配分しますということで頂く交付金となっております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 13款、分担金及び負担金、10ページから13ページまで。  14款、使用料及び手数料、12ページから17ページまで。 ◯大園光昭委員 14款の指定収集袋等ごみ手数料1億662万7,650円ですけれども、サイズごとの枚数等、分かりますでしょうか。 ◯福井幸夫環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  指定収集袋につきましては、令和元年度、家庭用使用量、大が7,682万枚でございます。そして、可燃大が106万9,740枚でございます。失礼しました。中袋が84万4,380枚でございます。小につきましては34万7,520枚でございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 令和元年度の、今回の収入済額が予算よりも1,447万4,250円多くなっているんですけども、実際にはごみの削減のためにごみ袋の有料化を行っていると思いますけれども、これについて、増えたことに対してのご見解、お願いいたします。 ◯福井幸夫環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  ごみの量につきましては、近年、減少傾向にありましたが、ちょっとこの令和元年度につきましては相対的にごみが増えております。それにつきましては、今、いろいろこの決算に当たりまして調査をして、令和2年度に向けても調査をしておるんですけども、やはり家庭から排出されるごみの量が増えたという部分でしか、今のところは考えられておりません。  ごみの減量につきましては、引き続き、資源物の個別の回収であるとか、個別というか、細分化、できるだけ資源物は資源物として出していただくというような啓発も行いながら減量化を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 今、調査をされているということですので、いつかまた、中身についてのご報告はいただけますでしょうか。 ◯福井幸夫環境部長 現段階ではちょっと詳しくは分かっていないんですけども、その辺につきまして分かりましたら、またご報告させていただきます。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 15款、国庫支出金、16ページから23ページまで。  16款、県支出金、22ページから29ページまで。  17款、財産収入、30ページから31ページまで。 ◯大園光昭委員 財産収入なんですけれども、対予算で17.97%ということで、当初、どんなものを見込んでいたのか、お伺いいたします。 ◯青木浩之総務部長 お答えさせていただきます。  当初、今、市のほうで保有しております土地、その財産処分を仮に行った場合ということで試算、見積りをさせていただいております。しかしながら、決算の状況等も含めまして、最終的には谷の土地、これはメスリ塚線の土地なんですけども、残地でございますが、ファシリティマネジメントのときもご説明させていただきましたとおり、その土地を1か所、処分させていただいたと、そのような状況でございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 そしたら、その谷の土地ですが、855万3,514円で売払いができていますけれども、もともとの予算計上された土地の一部分の売却になったと思うんですが、この価格について、土地面積、坪単価は幾らでご販売されたか、お伺いいたします。 ◯青木浩之総務部長 こちらにつきましては、まず、鑑定を取らせていただきまして売却を行わせていただきました。それで、入札というかたちを取らせていただいております。そして、面積でございますが、面積につきましては財政課長のほうからお答えさせていただきます。 ◯岡本喜一財政課長 ちょっと今、手元に資料がございませんので、また改めましてお答えさせていただきます。 ◯藤井孝博委員長 18款、寄附金、30ページから31ページまで。  19款、繰入金、30ページから33ページまで。  20款、諸収入、32ページから35ページまで。 ◯工藤将之委員 1点お伺いをいたします。  諸収入の不納欠損の32万6,001円についてお伺いをいたします。この32万6,001円については、どのような背景で、これは恐らく学校給食なのかな。ちょっとすみません、項目と背景を教えていただけますでしょうか。 ◯藤井孝博委員長 暫時休憩いたします。 ○午前11時20分休憩 ○午前11時21分再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◯青木浩之総務部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  不納欠損につきましては、こちら、生活保護費の返還金について不納欠損が発生をしております。これにつきましては、時効に到達したということで、課税調査等いろいろなことで対応をしておったんですけども、最終的には不納欠損というかたちになっております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  そしたら、それは1件なのか複数件なのかだけ、最後、お伺いをいたします。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問についてお答えさせていただきます。  今現在、細かい数字を持っておりませんので、後ほどご報告させていただくということでよろしいでしょうか。 ◯藤井孝博委員長 21款、市債、34ページから39ページまで。  22款、繰越金、38ページから39ページまで。 ◯青木浩之総務部長 すみません、先ほどの谷の土地の売却させていただいた面積ですが、188.17平米でございます。  以上でございます。申し訳ございません。 ◯大園光昭委員 面積は分かったんですが、坪単価は幾らでご販売されたか分かりますか。これ、計算したら分かるんですけど。 ◯青木浩之総務部長 ただいまのご質問にお答えします。  坪単価は約14万9,000円でございます。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 これで歳入についての質疑を終結いたします。  次に、歳出について、款ごとに質疑を行います。  1款、議会費、42ページから43ページまで。  これで議会費についての質疑を終結いたします。  2款、総務費、44ページから73ページまで。 ◯工藤将之委員 2点お伺いをいたします。  まず1点目は、56ページ、57ページ、協働推進費の空き家利活用普及啓発事業業務委託料499万5,470円についてでございます。こちらに関しては、主な施策の成果というところでご説明もいただいておりますが、様々なセミナー等や相談会等を開いていただいたということでございますが、まず、相談等はどれぐらいの参加があったのかをお伺いいたします。 ◯湯淺 光市民協働課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  空き家コンシェルジュに委託しております相談の件数ですけれども、昨年度は新規の相談だけで125件でありました。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  年間125件ということであればそこそこかなと思うんですけど、実際に空き家が解消された件数がもし分かっていればお願いしたいのと、同時に、現状、桜井市の空き家はどれぐらいあるのか、もし数字が分からなければ、増えているのか減っているのか、お伺いいたします。 ◯湯淺 光市民協働課長 ただいまの質問にお答えいたします。  解消された件数はちょっと把握はしてないんですけれども、空き家バンクでマッチングのあった件数ですけれども、令和元年度、昨年度で1件でございます。そして、空き家の件数が増えているか減っているかということなんですけれども、国の全国住宅土地統計調査の件数なんですけれども、平成25年では4,120件、平成30年度では4,000件となりまして、全国の住宅土地統計調査によりましては、若干、微減というかたちで減っております。 ◯工藤将之委員 2点と言いましたね、私ね。ごめんなさい、2点目です。申し訳ございません。  2点目は、市内のコミュニティバスと予約型乗り合いタクシー、デマンドタクシーの件についてでございます。企画費、50ページ、51ページですね。  お伺いいたしたいのは、合わせて5,405万1,000円という巨額の金額がかかっているわけでございますが、コミュニティバスの利用実績、また、デマンドタクシーの利用実績をお伺いいたします。
    ◯尾田敏浩行政経営課長 まず、コミュニティバスの利用状況についてお知らせをさせていただきます。初瀬・朝倉台線でございますが、4万6,034人、循環路線につきましては2万2,351人、多武峰線につきましては5万6,418人ということで、合わせて12万4,803人のご利用がございました。  続いて、デマンドタクシーのご利用実績ということでございます。こちらのほうにつきましては、ご利用人数合計が2,212人、これは上之郷のデマンドタクシーの分ということでございます。それと、高家のデマンドタクシーにつきましてはご利用実績が101人ということでございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  単価で語るものではないとは思うんですが、デマンドタクシー、地域を全体的に見ていくということであれば、バスよりは非常に安価でやれているのかなという思いがございまして、この質疑をさせていただいているわけなんですけれども、現状、ここまで両方を運用してきている中で、デマンドタクシーとコミバス、どちらが桜井市のやり方に合っているという考えなのかがもしあればお伺いしたいのと、同時に、公共交通審議会が恐らく長らく開催されてないと思うんですけれども、これについてはどういう理由でそのような現状になっているのかお伺いいたします。 ◯尾田敏浩行政経営課長 まず、桜井市の公共交通の方針ということでございます。今現状、市街地の人口が多い場所につきましてはコミュニティバスという手段を取らせていただいております。また、山間部におきましては、主要道路から集落が離れているというケースが多々ございます。そういった部分から、中山間地についてはデマンドタクシーを原則として運用させていただいているということで、桜井市におきましては、この併用が一番適しておるのかなというふうなかたちでは考えております。  ただ、市街地から外れた郊外の部分につきましては、コミュニティバスで運用し切れていない一部の不便な地域があることも現実問題としてございます。これにつきましては、法定協議会のほうで議論をして、デマンドタクシーの運用方法については、今現在、検討させていただいているところということでございます。  それと、2点目の、法定協議会がしばらく開かれていないということにつきましては、こちら、新型コロナウイルスの感染症ということで、書面によるやり取りを幾度かやらせていただいております。これにつきましては、今の感染状況を見ながら今後またお集まりをいただいて、今申し上げましたデマンドタクシーのことも含めてご議論をしていただく予定ということでございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 公共交通審議会のことですが、コロナウイルスの対応でというのは仕方がない部分もあるかなとは思うんですが、であれば、直近、最後に開催されたのはいつなのかをまずお伺いするのと、あと、最後になりますので、今後の予定といいますか、コロナウイルス次第だと思うんですが、やはり国の、例えばイベント等の条件も緩和されてきている中で、広いところを用意できれば開催できる状況になってきているかなと思いますので、その辺は積極的に開催をしていただいて、今の公共交通の在り方が果たして時代に即しているのかというところを議論していただきたいと思います。と言いますのも、おっしゃっていただいたような人口の多い地域においても、高齢化によってなかなかバス停まで行くのがしんどいとかいう声もございますし、ニーズは変わってきていると思いますので、特にこれから、公共交通で観光していくとかそういうことがコロナの中では少し減ってくるのかなとも思いますし、ぜひ、時代に即した考え方を持っていただきたいと思いますが、すみません、公共交通審議会がいつから行われていないのかと、もう少し国の基準に即したかたちで行うことはできないのか、2点、最後にお伺いいたします。 ◯尾田敏浩行政経営課長 今、法定協議会が最終に行われた日時につきましてはちょっと手元のほうに資料がございません。後刻、ご報告をさせていただきたいというふうに思います。  また、こちらの法定協議会の部分につきましては、国の方針も受けて開催状況というのを判断させていただきたいと、このように考えております。  以上です。 ◯岡田光司委員 総務費のところで3点ほど質疑をさせていただきたいなと思います。  まず1つ目は、52から53ページの主要な施策の成果のところに書いています電算管理費ですけども、基幹系業務システム構築事業費というかたちで、今回、3,927万4,000円と書かれております。この中のところには、住基、税、福祉等の基幹系業務システムのクラウドサービスを利用継続することに加え、新たに住基ネット課税支援システムを統合して業務間連携を強化したというふうなかたちで書かれておりますけども、このシステム統合について、どのようなシステムなのか、まずお尋ねいたします。 ◯増田勝弘総務課長 ただいまの質問にお答えいたします。  基幹系業務システムの改修につきましては、税業務等、今までもクラウド形式で使っておりましたが、新たに住基ネットシステムと税の申告関係のシステムを統合することにより、さらに連携を強化するような構築をさせていただきました。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 これ、もともとが統合パッケージで構築しているものだと思ったら、そうじゃなく、今回で改めて統合的なパッケージになったのか、その辺り、再度お尋ねいたします。 ◯増田勝弘総務課長 今までは税、福祉、住基は当然ですね、住基、税、福祉、保険、統合はさせてもらっております。今回新たに統合させていただいたのは、住基ネットシステムと税の申告関係のシステムでございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 だから、それでは、今回統合的なシステムをされたということで、このシステムの経費というものは、この統合する前と変わったのか、今回利便性を向上するために統合したようなかたちになっているのか、その辺り、お尋ねしたいと思います。 ◯増田勝弘総務課長 ただいまの質問にお答えいたします。  経費に関しましては、全体から申しますと、少し上がったような感じにはなっております。住基ネットシステムと新たに課税の申告システムの分が別で、統合しないで別で経費をかけたことから考えますと、経費は削減できたと考えております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書の規定により、特に発言を許します。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  いろいろと使い勝手とかいうところはあると思いますけども、今後いろいろとシステムを統合していただいて、よりよいシステムで運営していただきたいと思いますので、お願いいたします。  では、2点目のほうですけども、2点目のほうは、52から55ページのところにあります防災費のところでございます。  防災費のところで、今回これ、令和元年度のほうですけども、予算計上するときには小学校の体育館など拠点となる指定緊急避難場所における避難者の避難環境改善に取り組むために計上されていたんですけども、避難環境改善に取り組み改善できたのか、そしてまた、どのような改善に取り組んだのかをまずお尋ねいたします。 ◯水野和生危機管理課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  避難所の環境改善につきましては、令和元年度の予算におきましては、避難所の機能強化といたしまして、畳マット、こちらのほうの導入をいたしました。畳マットにつきましては、360枚の導入を行いました。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 では、環境改善には取り組めてないというかたちでしょうか。これが最後じゃないんですね。これ、今後いろいろと環境改善に向けて取り組んでいかれると思うんですけども、体育館ですから、体育館の環境自体、体育館事態の環境も改善していかなきゃいけないと思われますけども、その辺り、どのように考えているのか。今は何か備品とかそういったかたちを整備することで環境を整えていこうという考えなんですけども、避難所自体、避難場所自体の環境整備も必要だと思いますけども、その辺りはどのように考えているのかお尋ねいたします。 ◯水野和生危機管理課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  避難所の環境改善につきましては、国のガイドライン等に基づきまして、順次、予算の許す範囲で事業を進めていきたいというふうに考えています。本年の臨時交付金を活用いたしまして、現在、避難所の小学校・中学校体育館のトイレの洋式化、こちらにつきましては、今年度の補正予算のほうで対応を進めていきたいと思っています。  また、それ以外の備品関係ですけども、サーキュレーターでありますとか、そうした空調関係の設備、そうしたものも今年度の臨時交付金を活用して導入していきたいと、そういうかたちで、順次、予算の許す範囲で進めていきたいというふうに考えています。  以上です。 ◯岡田光司委員 いろいろと取り組んでいただいているのは本当にありがたく思います。  それで、今コロナというようなかたちで、非常にソーシャルディスタンスとか距離をとらなきゃいけないというようなところがありますので、その辺り、避難所にもそういった距離もとらなきゃいけないと思います。その辺りは今ちゃんと取り組んでおられると思いますけども、その辺り、聞かせてもらって、この件に関しては終わりたいと思います。 ◯水野和生危機管理課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  今般の新型コロナウイルスに関係しまして、特に避難所の対応でございますけども、国からのガイドラインでは、今、委員おっしゃられたように、人と人との距離を一定以上空けるというようなことから、避難所のほうの定員、こちらにつきましては、これまでの定員から一定程度人数を制限するような考え方を取り入れるというかたちで対応をしていく考えでございます。  そして、感染が疑われるような方の対応につきましては、既にご説明申し上げましたけれども、中央公民館を臨時避難所といたしましてそうした感染拡大を防止する、そうした考えでございます。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書の規定により、特に発言を許します。 ◯岡田光司委員 委員長、ありがとうございます。  今先ほどコロナの関係で避難所の定員を減らすというようなかたちは言われたと思うんですけども、もし入られなかった場合、避難所に行きたくても行けなかった場合はどのような対応をされていくのか、考えておられると思うんですけども、その辺り、聞かせていただいて、この件は終わりたいと思います。 ◯水野和生危機管理課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、避難の前段で分散避難の呼びかけ、こちらのほうは今般のコロナの対策ということで呼びかけを進めていきたいと思っております。  そして、いざ避難が始まったときの対応でございますけども、これまでの実績からしましたら、十分避難はしていただけるかなというふうな思いはありますけれども、今、委員おっしゃられたような対応につきましては、避難所の開設数を増やしていくと、そういうことで、場合によっては、本年、既に7月、豪雨災害がございましたけども、そうした地域にも見られますように、定員になった場合には違う避難所へのご案内等も考えられると、そういうようなことで対応を進めていく考えでございます。  以上です。 ◯小畑雅義危機管理監 先ほどの避難所のその定員になった場合のことですけれども、今回、ホームページ等々でその満員状況でありますとか、そういうところにつきましてもお知らせさせていただけたらなというふうに考えております。  以上です。 ◯岡田光司委員 ありがとうございました。  次の3問目の質疑に入らせてもらいます。60ページから63ページのところの戸籍住民基本台帳費のところでございます。  今回のコンビニの各種証明書交付サービスの提供というかたちで1,358万5,000円が計上されています。この主な施策の成果のところには、交付件数が1,885件というふうなかたちで書かれています。交付サービスのうち、どのぐらいがコンビニのほうで件数になっているのか。この1,885というのはコンビニですので、全体のどのぐらいの率でコンビニのほうを利用されているのかお尋ねいたします。 ◯小畑雅義市民生活部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  コンビニの件数につきましては、1,536件でございます。全体につきまして大体2.9%ということでございます。  以上です。 ◯岡田光司委員 先ほど1,536件とおっしゃったように思うんですけども。この成果のところには、交付件数1,885件と書いてあるんですけども、これは何かと交ざっていることなんでしょうか。 ◯藤井孝博委員長 暫時休憩いたします。 ○午前11時45分休憩 ○午前11時46分再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯小畑雅義市民生活部長 1,885件の誤りでした。すみません。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。2.9%というようなところで、今回はコンビニの交付サービスでマイナンバーカードの交付率は上がっているのか。さきの議会の中では、交付率が16.55%というのが、議会のこれは一般質問の中に出てきたと思うんですけども。今回のコンビニの交付サービスでマイナンバーカードの交付率は年々上がってきているのか、再度お尋ねいたします。 ◯後藤文彦市民課長 ただいまのご質問にお答えします。  諸条件いろいろあるんですけども、だんだんとマイナンバーカードの交付率のほうは上がっております。特に4月以降の特別定額給付金、そして、今年度につきましてはマイナポイントというようなかたちのような要素も出てきたというようなことで、マイナンバーカードのほうの交付率のほうは上がってきております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 今後いろいろと国のほうでもマイナポイント事業がなってきて、あれはマイナンバーカードがないとできないというようなことがございますので、今後いろいろ国の施策のほうでもいろいろ増えていくと思います。桜井市のほうでもこのコンビニのほうの交付のほうにどんどん多分利用を増やしていってもらえるんじゃないかなと思いますので、その辺り、今後もマイナンバーカードの交付率向上のために頑張っていただけたらなと思いますので、お願いいたします。 ◯後藤文彦市民課長 すみません。先ほどコンビニの交付率ということでご質問いただいたと思うんですけども、昨年、令和元年度の交付率、コンビニの交付率につきましては、3.67%ということで訂正のほう、よろしくお願いいたします。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書の規定により、特に発現を許します。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  では、先ほど2.9と言うたあれは何なんですか。元年が3.67と言った。減っているんでしょうか。 ◯後藤文彦市民課長 先ほどの2.90%と申し上げさせていただいたのは、その前の前年の平成30年度分の交付率でございました。  失礼いたします。 ◯西 忠吉委員 ページ数で44、45、46、47でお聞きします。  区分13の委託料、そして、19の負担金、補助金及び交付金のことでちょっとお聞きしたいんですけど。この法律相談業務委託料、そして、区分19ですよね。負担金、補助金及び交付金の中南和法律相談センター負担金のことについてちょっと教えてほしいんですけど。  これは恐らく市の庁舎の中で相談窓口を設けて市民の相談に答えている相談だと思うんですけど、これは月ベースでいうと、1か月に何回開きまして、予約制だと思いますけど何名の方が相談に訪れておられるのか、まずお聞きします。 ◯青木浩之総務部長 ただいまのご質問にお答えさえていただきます。  まず、中南和法律相談でございますが、こちらにつきましては中南和の地域に在住の方ということで、こちらにつきましては相談日が一応月1回でございます。すみません、ごめんなさい。失礼しました。第2以外の毎週火曜日1時から16時までとなっております。  それから、先ほどの負担金でございますが、ちょっと総務課長のほうからお答えさせていただきます。 ◯湯淺 光市民協働課長 補足させていただきます。法律相談業務委託のほうですけれども、毎月1回、第2木曜日ですけれども、7名の定員でさせていただいております。  負担金のほうの中南和法律相談センターのほうですけれども、県の弁護士会のほうで主催していただきまして、第1、第3、第4、第5の金曜日に、これは県の弁護士会のほうで受付していただいておりますので、定員のほうはちょっと把握しておりませんけれども、月3、4回やっていただいております。  以上です。 ◯西 忠吉委員 どちらともこの不用額というのが生じているんですけどね。約83万と48万という不用額が出ていますねけど、この今言うている法律相談業務委託料あるいは中南和法律相談センター負担金の中からこの不用額というのは出ているのかどうかと、令和元年度の委託料と負担金の額に令和2年度は変わりはなかったのかをお聞きします。 ◯湯淺 光市民協働課長 法律相談の委託料に関しましては、端数の200円が不用額となっておりまして、中南和法律相談センターの負担金としましては、不用額は出ておりません。  あと、相談件数でございますけれども、法律相談では、昨年はほとんど、7名定員でやっているんですけども、1月だけちょっと少なくて2件というかたちで、年間としては76件相談受付させていただいております。中南和のほうは、桜井市では160人の方が相談を受けられております。すみません、160は桜井会場で160ですので、桜井市が桜井会場で受けられたのは114人でございます。  負担金のほうなんですけれども、昨年度は消費税の関係で若干増えております。  以上でございます。 ◯西 忠吉委員 今年は本当、質問でもたくさん新型コロナウイルスで市民の方々、商売をされている方々、大変生活に苦しんでいるという流れの中で、恐らく来年も同じような、今年もですけども、来年もそういったかたちで大変市民生活に支障が出るということで、こういったかたちの相談窓口を頼って相談に来られる方、大変多いのかなと想像いたしますので、今年度はもう予算がそういうかたちでついているのは仕方ないんですけど、また来年度ですよね。来年度も恐らくそういった方々の相談がもうわらをもつかむ思いで来られる方もおるんじゃないのかなと思いますね。  その辺も、予約状況ですね、今年度はもう人数の制限が限られているんですけれども、その中で電話をかけてこられる、予約の電話ですよね、それに応え切れない状態の方が例年より多いということはやはりそういうコロナの影響で相談に来られる方が連絡されてきていると思いますので、令和3年度にはそういったことも、その状況も踏まえて、この負担金、委託料に見合っているのかどうかというのをまた判断いただいて、この相談窓口を市民にとって頼りになる相談窓口であっていただくように要望しておきます。  以上です。 ◯笹谷清治副市長 ただいまのご質問と要望等についてご説明を申し上げます。  今質問にありました委託料全体の中での不用額が83万5,272円になっております。それと、負担金及び補助のところで、これも不用額48万5,000円となっておりますが、実際に総合相談等に係る費用につきましては、先ほど委員ご指摘のありました47ページの上から6番目の法律相談業務委託料、これが法律の相談業務で、この分につきましては45万7,800円、さっき言いました不用額はほとんど残っておりません。それと、負担金、補助及び交付金の部分の中南和法律の部分につきましては、5万3,000円、これはもう応分に負担しておりますので、これも不用額は出ておりません。  実際に市民の方の相談に応じます部分につきましては、一応執行率はほぼほぼ100%に近いということになっております。ただ、今後も含めてですけれども、こういう法律相談等々、どんどん増えてまいりますので、この辺については、市民の総合相談も含めて、いろんな消費相談もありますが、うちの今市民協働課が窓口になっておりますので、その辺の充実は今後も図っていきたい、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯藤井孝博委員長 ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ◯藤井孝博委員長 これで総務費についての質疑を終結いたします。
    ◯湯淺 光市民協働課長 すみません。先ほど工藤将之委員の質問の中で、空き家バンクのマッチング件数のほう、私、令和元年のところを1件とちょっと回答させてもらっていたと思うんですけども、2件の誤りでございます。すみません、遅くから申し訳ございませんでした。  ありがとうございました。 ◯藤井孝博委員長 これで総務費についての質疑を終結いたします。  ただいまより午後1時まで休憩いたします。 ○午前11時58分休憩 ○午後1時00分再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  理事者側より申入れがございますので、これを受けることにいたします。 ◯尾田敏浩行政経営課長 先ほど、2款において工藤将之議員より交通の法定協議会の開催状況のご質問がございました。それについてお答えをさせていただきます。最後に協議会としてお集まりをいただきましたのが、令和元年6月27日の協議会ということでございます。その後につきましては、書面での開催及び報告でやりとりをさせていただいているという状況でございます。以上です。 ◯井上紀美福祉保険部長 午前中の工藤将之議員の20款、雑入におきましての不納欠損の件数についての質問にお答えさせていただきます。不納欠損の件数につきましては、2人で3件となっております。以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 3款民生費、72ページから99ページまで。 ◯井戸良美委員 私からは1点だけ、95ページのですね、扶助費の中の生活扶助、住宅扶助の計7億3,000万円を計上されておりますけれども、生活扶助と住宅扶助の件数をですね、教えていただきたいと思います。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。生活扶助につきましては、697世帯、902人でございます。住宅扶助につきましては741世帯、936人でございます。以上でございます。 ◯井戸良美委員 そうですね、人数にしましたら、1,840人ぐらいですね。  人数はですね、扶助の件数としましては、多いか少ないかは別といたしましてですね、市民からの通報、または調査の結果、扶助の停止になった人がおられるかどうか、教えてください。また、ありましたらですね、件数と金額もお願いします。 ◯出雲勝也社会福祉課長 ただいまの質問にお答えいたします。令和元年度におきまして、生活保護の廃止件数は77人になっております。申し上げた金額については、ちょっと今資料持っておりませんので、また後ほどお知らせしたいと思います。 ◯井戸良美委員 この不正のね、された方のですね、回収はされてるのかどうか。また回収の方法とかあれば、そしてまたペナルティとかあるかないのか、それも教えてください。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。回収につきましては、生活保護を受けておられる方につきましては、分割等で毎月生活保護費からの納入をしていただいております。ペナルティにつきましては、ひどいといいますか、そういうときには、生活保護の停止等も行っておりますが、例えば、給与の申告をたまたまひと月忘れておったとかそういうケースでしたら、そういう分割、もしくは年金を遡及でもらわれたとかいうケースについても、そういうそのときにまとめて入るお金があれば、まとめて返していただきますけれども、分割で払ってもらったりするケースも、そのケースによって違いがございます。以上でございます。 ◯金山成樹委員 私は2点、お聞きしたいと思います。1点目ですけれども、78ページ、地域包括ケア推進費に関連してお聞きしたいと思います。地域包括ケアセンターというものがですね、中学校区ごとにあると思いますが、利用状況はどうか。また、地域包括ケアシステムの構築に向けてですね、この地域包括ケア推進の部分でしてもらってると思いますが、地域包括ケアシステムの構築は、桜井市は構築できたと言えるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの地域活動支援センターのことでよろしいですかね。地域活動支援センターの実利用者数は6人でございます。支援センターのほうですか、こちらに載っていますのは包括支援センターの部分ではなくて地域活動支援センターの金額。 ◯藤井孝博委員長 暫時休憩いたします。 ○午後1時06分 休憩 ○午後1時07分 再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの地域包括ケアセンターの件につきましては、介護特会のほうでお答えをさせていただきたいと考えております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 私の指定した款が違って申し訳ありません。2点目なんですけれども、92ページなんですが、自立相談支援事業委託料に関してお聞きします。この自立相談支援事業に関しては、主要な施策の成果のほうの20ページの15扶助費に載っておりますが、その部分に関して、この生活困窮者自立支援事業の意義を簡単に教えていただきたいのと、あと利用者数400人と書いていますが、随分切りのいい数字ですけれども、延べですので、実際の数、何人のご相談受けてるのかをまず教えてください。 ◯出雲勝也社会福祉課長 ただいまの質問にお答えいたします。まずこちらのほうの目的でありますが、こちらは生活困窮者に対しまして、広く相談を行うとともに、その抱える多様で複雑、複合的な課題、置かれている状況や本人の意思を十分に確認した上で、個々の人々の状態に合った支援を行うということを目的としております。相談件数400件の実人数といたしましては99人の方が相談に来ておられます。以上です。 ◯金山成樹委員 99人の中のですね、就業された方はそのうち何名かお聞きしたいと思います。 ◯出雲勝也社会福祉課長 ただいまの質問にお答えいたします。実際に相談に来られた方で就職された方は8名おられます。以上です。 ◯金山成樹委員 就業された後ですね、追いかけているのかどうか、また同じ方がですね、ご相談に来られたとき、その方がすぐ分かるようになってるのかどうかを聞いて質問を終わります。 ◯出雲勝也社会福祉課長 ただいまの質問にお答えいたします。相談にこられた方が解決したということになりますと、一旦相談が終わりますので、そのあとを追いかけるということはしておりません。ただ調査資料等が残っておりますので、来られた方には、その前の資料を使いながら、また相談するということをしております。以上です。 ◯工藤将之委員 お伺いをいたします。96ページ、97ページの老人憩の家費についてでございますが、これに関しましては、主な施策の成果のところでもご報告をいただき、金額等はご報告をいただいておりますが、先日のですね、一般質問のときに、昨年の6月1月の各憩の家のイベントの回数とかですね、参加人数等をご答弁いただいたんですけれども、それで、かなり西、東、北でですね、イベントの回数、参加人数に差があったんですが、その理由についてどういうふうに考えているのかまずお伺いいたします。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。3館の自主事業につきましては、各指定管理者で、やはり地域特性、施設特性を考慮して、年間の実施事業計画を立てていただいております。地域の高齢者に1人でも多く参加していただくようにしていただくことによって、その活動を通じて、いつまでも元気で生き生きと生活していただけるように、事業等を実施しているものと考えております。以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。ということであればですね、地域のニーズとかもあると思いますんで、それはそれでいいのかもしれませんが、例えばその自主事業が、今年度に入ってですね、コロナ感染症を警戒するあまりですね、人数が減ってるとかいう状況もあるんですけれども、そもそもやりにくいような、例えばカラオケとかですね、参加するのが少しコロナのことを考えると怖いようなイベントを主にやっているようなところに対しては、新しいことを今取り組んでいただいているのか、もしくはその新しいこと取り組むような何か相談等をされているのかというのがまず1点と、老人憩、北、東、西でですね、300万円から775万円まで委託料が差がるんですけれども、この差と各地域における活動というのは、金額に単純に比例していると行政は考えているのか、2点お伺いいたします。 ◯井上紀美福祉保険部長 まず1点目の、この中においての新しい事業への着手の相談等があるのかという質問ではございますが、今のところ、そういう部分の相談はございません。ただ、屋外で活動していただける、グランドゴルフなどは、コロナ禍ではありますが、3密を回避できるということで、北と西においては、そういう広場がありますのでやれますが、東につきましては、若干そういう場所がないということで、人数にもその差が出ているのかと感じております。続きまして委託料の差という部分でありますが、東につきましては1番多いと、七百数十万円の委託料になっておると思うんですが、東につきましては、お風呂を併設しておりますので、お風呂の部分で若干ほかよりも高いと、西につきましても五百数十万の委託料だったと思うんですが、西につきましても、やはりほかの地区よりも対象といいますか、地域の人数の方、老人クラブの数とかが若干参加されるところが多いということで、数字が若干上がっているような数字となっております。以上でございます。 ◯工藤将之委員 地域の人数っていうのは、これ条例によると、60歳以上の市内の方は誰でも利用できるってなってるんで、地域の人数ってのはちょっと答弁にそぐわないんじゃないかと思います。単純にご近所の人数っていうことなのかもしれませんが、今の答弁だとどの地域に住んでると、どこにしか行けないみたいなようなふうにもちょっと聞こえたもんで、それはちょっと見解を改めていただきたいなという思いがございますのと、それはもうそれだけで結構なんですけれども、確かにグランドゴルフとかですね、北、西とかで行っていただけるというのはありがたいことなんですけれども、室内で行えることでもコロナ禍でできることもあると思いますので、ぜひともそうやって集まったりとか、楽しんだりする機会をですね、指定管理で、こちらはお願いしてるわけでありますから、委託してるわけでありますから、指導もしながら、以前の活動に戻していただければと思います。以上でございます。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの私の発言につきましては、地域の人数という部分については、訂正させていただきます。以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 これで民生費についての質疑を終結いたします。4款、衛生費、98ページから115ページまで。 ◯大園光昭委員 そうしましたら、104、105の環境総務費と、もう一つは、106、107のごみ収集業務委託料についてお伺いいたします。1点目の環境総務費なんですけれども、桜井市と、例えば大和高田市を比較しますと、環境部に廃棄物処理従事職員数で、平成30年の実績しか国のデータはないんですけれども、大和高田市では52名、事務系が6名、技術系が6名です。桜井市においては、事務系が24名、技術系が4名となってます。多い理由についてお伺いいたします。 ◯福井幸夫環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。大和高田市との比較ということなんですけども、桜井市におきましては、地形的なものもございます。それとそういう住居の密集度とか、そういうことがございますので、やはり職員数というのは、一概に、そこでは比較できないのかなと思います。桜井市につきましては、そのようなかたちで山間も含めまして、そういう収集とかやっておりますので、その辺でなっております。以上でございます。 ◯大園光昭委員 今のご回答なんですけれども、収集運搬ですけれども、大和高田市は26名で、桜井市が50名ということで、倍の陣容を持たれてると、収集については3名体制で一生懸命やっていただいてるんですけれども、事務系について先ほどお伺いをいたしました。事務系は6名と技術系が6名、大和高田、桜井市が24名、技術系が4名、これは地の利に関係なく、基本的には事務なので、土地が山がたくさんあろうが、平らな盆地がたくさんあろうが、平野部があっても関係ないんじゃないかなと思うんですけど、そのご答弁はいかがでしょうか。 ◯福井幸夫環境部長 それにつきましては、環境部で事務系といいましても、いろんな技術的な部分の仕事を賄っている職員もおります。その辺りで、人数の差は出てきているのかなというふうに考えております。 ◯大園光昭委員 今のご回答、一般的なことで皆さん方が理解できるかどうかは、ちょっとこう頭をひねるんですけれども、やはり技術系はしっかり4人とられてますし、事務系というものはこれからもですね、AIやいろんなRPAということで、いろんな技術を使ってですね、効率化ができると思いますし、桜井市はよそと比較しましてもですね、そういう意味では衛生につける費用が非常に高額となっておりますので、今後ご検討いただきたいなというふうに思います。2点目ですけれども、107ページのごみ収集業務委託料についてですが、2,779万5,000円とあります。これについて、実際の契約内容をしっかり覚えてない、私も理解してないので、今一度お伺いいたしますが、ごみ収集が終わると委託契約の方は、収集業務が終わったら、一旦、会社に戻られてるようなんですが、そのような契約になってるかどうかの確認をさせてください。 ◯福井幸夫環境部長 契約では収集が終われば、一旦戻って整備をして、再度、環境部のほうへ報告に来るというふうになっております。以上でございます。 ◯大園光昭委員 その際ですね、2名で帰ったりとか、あるいは3名で帰ったりとか、その都度、車に乗車されてる人数が違ったりすると思うんですけれども、その辺りの規約がございますか。 ◯福井幸夫環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。報告なんですけども、通常、私も見ておりますが、3名で来ていただいてます。ただし、それは収集業務ではございませんので、やっぱり先方の都合等々で2名で来る場合もあるかなと思います。以上でございます。 ◯井戸良美委員 1点だけ、衛生費ですね、103ページの火葬場費の指定管理料、1,636万2,124円のことについてお聞きいたします。先にですね、この脇谷公園墓地は、桜井区のほうへ、この指定管理料を支払ってるんですか。指定管理料の支払い先を教えてください。 ◯村嶋和美すこやか暮らし部長 指定管理料のほうは脇谷公園墓地のほうにお支払いをしております。 ◯井戸良美委員 脇谷公園墓地に支払ってるということで、以前ですね、脇谷公園墓地さんにですね、墓地を欲しいということで、私が頼まれましてね、脇谷さんのほうに行きまして、墓を売ったってくれということで、お願いに行きましたらですね、たまたま私に頼まれた方がですね、ある葬儀屋さんの管轄の自治会の中で住んでおられる方でございまして、でもですね、その方は、地元の方でなくてですね、曽爾から引っ越してきてですね、新興住宅地で住んでおられます。曽爾まで墓参りに帰るのが遠いということで、近くで欲しいということで頼まれたわけでございますけれども、そういう内容を話してもですね、墓地は売れないということでお断りされました。ただその方はですね、結果的には隣の外山区の墓を買われました。もう一つはですね、葬儀に関してもですね、葬儀屋さんの管轄外の区の方でしたらね、葬儀も受け付けないと、今、旧村におきましてもね、新興住宅地がいろいろ増えてるわけですわ。市内の方じゃなくてね、市外、県外の方もたくさんおられましてですね、そういう方も同じようなね、扱いをしてですね、お断りするということでね、まずそういうことになりましてですね、森川さん、また南都さんのほうに行ってですね、葬儀をされるということでございます。私聞きたいんですけどね、市が負担している脇谷さんのほうにですね、支払項目の大まかで結構ですけども、どういう項目で支払いされてるのか、ちょっと聞きたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ◯村嶋和美すこやか暮らし部長 まずお支払いというか、墓地の関係につきましては、桜井市が委託しておりますのは火葬のみになりますので、墓地の売買等には関与をしておらないということを、まず申し上げておきたいと思います。支払いは、1火葬当たり2万4,000円の委託料を支払いしております。その内訳については担当課長のほうからお答え申し上げます。 ◯山内篤生けんこう増進課長 指定管理料の内訳につきましては、火葬の従事者のための給料でありましたり、炉を稼働させるための燃料代、それから、それにかかる光熱水費、残骨灰の回収の費用であったり、火葬場の周辺の環境維持にかかる費用を、この指定管理の中に見込んでおります。以上でございます。 ◯井戸良美委員 ただですね、金額的に多いか少ないか、それは別としてですね、また新しく粟殿にも典礼会館がオープンされますんでね、その辺はもうちょっと危機感を持ってですね、脇谷さんもやっていただきたいと、それでですね、市としても、その辺を脇谷さんのほうにですね、意見が言えるかどうか、その辺ちょっと副市長にお聞きいたします。 ◯笹谷清治副市長 ただいまのご質問にお答えをいたします。先ほど回答させていただいていますように、桜井市として指定管理で委託してる部分につきましては、火葬に係る部分っていうことになっておりますので、向こうの桜井区のほうで、葬儀を請け負ってる部分については、なかなか市としても、直接口だしっていうのはできないような状況になっております。もともとそのバックボーンは、桜井区がバックになっておりますので、その辺、実は直接的にはちょっとなかなか言いづらい部分がありますけれども、また、何かの機会がありましたら、そういう今おっしゃってるような状況が見受けられるようでありましたら、何かの機会には、もしそういうことができるかというふうに思いますので、それでご理解をいただきたいと思います。以上です。 ◯井戸良美委員 よくわかりますけどね、脇谷さんほうもですね、頭ごなしに断るのじゃなしにですね、その方の要望なり、理由なり、内容なり聞いていただいてですね、それから判断していただきたいと、その辺のアドバイスだけよろしくお願いしたいなと思います。 ◯笹谷清治副市長 再度、ご質問ありましたけども、その節につきましては、十分、脇谷公園墓地のほうにも、私のほうから申し添えるようにします。 ◯金山成樹委員 委員長ありがとうございます。私のほうから、衛生費について2点お聞きしたいと思います。1点目、100ページなんですが、100ページ、101ページ、使用料及び賃借料の土地借上料、671万2,069円についてお聞きしたいと思います。これは、「陽だまり」の年間の県への賃借料の支払いという認識でいいのかどうかというところとですね、あと、総括でも市長にお聞きしましたが、「陽だまり」のですね、6億8,000万円の改修費の内容ですね、私の記憶ちょっとおぼろげなんですけども、耐震と長寿命化をしていたのかどうか、また、県との契約は何年間の契約なのかについて、まずお聞きしたいと思います。 ◯村嶋和美すこやか暮らし部長 使用料につきまして、お答えを申し上げさせていただきます。この使用料につきましては、委員お述べのとおり、県への賃借料でございます。以上です。 ◯岡本喜一財政課長 ただいまの質問にお答えします。「陽だまり」の改修につきましては耐震化、また長寿命化を行っております。以上です。あと、期間につきましては、ちょっとまた改めてお答えさせていただきます。 ◯金山成樹委員 ありがとうございます。金額に関しては理解しました。それと期間に関して、内容に関しては耐震化と長寿命化ということでございますが、これ、あと何年ですね、「陽だまり」を使われるような計画なりですね、想定をしているのか、この先ほど県との契約年数まだわからないってことでしたけれども、残っている年数をですね、やっぱ有効に利用して、「陽だまり」があってよかったねと市民の方に言われてこそかけた投資もね、価値があると思うんですけども、そういう意味で、何年使用に耐えると想定して、そして、どのような使い方を、短期的、長期的にしようと思っているのかということを部長にお聞きしたいと思います。 ◯村嶋和美すこやか暮らし部長 先ほど、すみません、お答え申し上げられなくて、何年の契約かということは申し上げられないんですけれども、「陽だまり」で日々行っております事業は、あの場所で継続するということが、やはり「陽だまり」をあそこに設置した意味があるということだと思いますので、長寿命化、手入れをしながら、また浸透してまいりましたので、あちらで子育て、福祉、医療の事業を行ってまいりたいと考えております。以上です。 ◯笹谷清治副市長 今何年というところは調べてもらっておりますので、双方、県と市がですね、異議がなければ毎年継続するという状況の契約になっております。ただ「陽だまり」を造った際の問題としましてですね、社会福祉協議会であったりですね、医療センターであったり、いろんなものが分散しておりましたので、その集約という意味も含めて、総合庁舎をですね、県から買受けてですね、使用していこうということで計画を立ててですね、耐震化と長寿命化を図ったということになっておりますので、補助金の関係も含めますとですね、最低でもやっぱり20年以上は使わないと、費用対効果の面から考えても、十分にやっぱ活用していかなきゃならないという気持ちで今やらせていただいております。またFMという観点からも含めまして、もとの社協の事務所はもう民間に売らせていただきましたし、それから、医療センターであったり、その部分につきましても、ここへ集約をさせていただいておりますので、その面でも、これは有効に活用させていただいたというふうに確信しております。以上です。 ◯金山成樹委員 ぜひ有効に活用していただきたいと思いますし、「陽だまり政策」、松井市長のですね、やはり施策の中心的な施設でもあると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。一方でですね、けんこう増進課さんとか分散してることで、市民の方に一定ご不便をですね、おかけしてる部分もあると思いますので、逆にそれがなくて、それがあってよかったと思っていただけるように、ぜひご努力いただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。2点目のほうに移りたいと思います。先ほど大園委員もおっしゃっておられましたが、107ページなんですけれども、107ページのごみ収集業務委託料の部分についてお聞きしたいと思います。今年の予算委員会で、私質問させていただきましたけれども、そのときにですね、担当部長からご答弁いただきまして、この決算では、3年間の2年目に当たるかなというふうに理解するんですけども、間違ってたら言ってくださいね、2年目に当たるかなと思ってるんですが、令和2年度の来年の決算ですね、一旦3年計画、2台分ってのが終了すると、そしてまたその後2年間を2台分、それ以降5台分というかたちで想定されておられるというふうにご答弁いただきました。その中でですね、この今まで収集業務っていうのはですね、環境部さんで完結し行っていただいたわけですが、そのときの人数とですね、収集の人数と、今のこの民間委託されてる人数が、今変わってるのかどうなのかっていうとこをまずお聞きしたいと思います。 ◯福井幸夫環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。この委託に当たります際に、委託2台分ですね、それに当たります6名の職員、臨時職員について、退職いただいたというかたちになっております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 一方でですね、2年後には2台分、そしてそれ以降5台分というふうに増えていくわけですけども、その人員計画とかは十分なされるのかどうか、教えいただければと思います。 ◯福井幸夫環境部長 その件につきましてお答えさせていただきます。現在また引き続き、2年間の延長を行いますが、その中で、今後のごみ処理の、その辺の人員配置とか、その部分も十分考えた上で進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 最後になります。わかりました。人員計画つくる上でですね、やはり民間委託への助走段階だと、私この事業は理解するんですけれども、それでいいのかどうか。またもし仮に民間委託というかたちで進むとすればですね、当然ながら、環境部の職の方はですね、ほかの業務に当たっていただく可能性があるのかどうか、その辺りちょっと最後に、今見える範囲で結構ですんで、まだ先の話かもしれませんが、お聞きして質問終わりたいと思います。 ◯福井幸夫環境部長 ただいまの質問にお答えいたします。現在のところは、引き続き2台の委託、そして、2年後には3台というふうに予定しておりますが、その先々につきましては、今後の動きであったりとか、市民のニーズであったりとか、その辺りを考慮の上で進めていきたいと考えております。以上でございます。 ◯岡本喜一財政課長 先ほどの金山委員の「陽だまり」の借地の期間につきまして、お答えさせていただきます。契約開始が2015年7月2日から、終了が2035年3月31日、約20年間となっております。以上です。 ◯藤井孝博委員長 これで衛生費についての質疑を終結いたします。5款、農林業費、114ページから123ページまで。なお、10款、1項、農林業施設災害復旧費、168ページから171ページまでを一括して行います。 ◯金山成樹委員 すみません。1点だけお聞きしたいと思います。116ページ、117ページの有害鳥獣捕獲委託料、毎回聞いて申し訳ないんですけども、577万ですかね、こちらのほうについてお聞きしたいと思います。まずですね、近年本当に鳥獣が増えてるなと実感しておりまして、年々この予算も増えてきてるように思うんですが、今の捕獲頭数とかですね、あとどのような体制で捕獲されてるのか、簡単で結構ですので、聞きたいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。捕獲頭数につきましては、今から5年前、平成27年度から数字のほうを示させてもらえたらと思います。平成27年度が342頭、平成28年度が645頭、平成29年度が547頭、平成30年度が663頭、そして令和元年度、昨年につきましては629頭となっております。若干以前と比べまして、有害鳥獣の捕獲頭数が、農地等に出没する件数も増えておりますし、また、猟友会の方々のご努力によりまして、かなり頭数のほうが伸びてるような状況となっております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 ありがとうございます。このですね、有害鳥獣捕獲に関してはですね、前にどなたかの答弁でですね、猟友会の方、桜井の猟友会の方、高齢化も進んでるという話も聞かせていただきました。こういう鳥獣害を防ぐためにですね、継続的な体制をどのようにとっておられるのか、またですね、有害鳥獣が増えることによって、逆にこの農地を耕したいとかですね、畑を耕したりする意欲を失わせることになると思うんです。まだ桜井の場合は6割が山なので、そんなに全部が全部山というわけではありませんが、やはり鳥獣が出るのがどんどん増えてる中で、どのように継続的に有害鳥獣の捕獲を続けるのかについてお聞きしたいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。今、有害鳥獣の捕獲につきましては、桜井市猟友会のほうに委託をしてるわけでございますけども、委員お述べのとおり、高齢化というのがかなり顕著にあらわれております。令和2年6月の総会の時点での会員数につきましては、44名で構成されておりまして、その時点での平均年齢につきましては、68歳というかたちになっております。今後また、5年後、10年後になりますと、また高齢化等に伴いましてですね、猟友会を脱退されて、徐々にですけども会員数も減っていくと、そういうようなことが一つ懸念されるわけでございますけども、それとあわせまして、本市では、農林課の課長を隊長といたします実施隊のほうを編成させていただいております。この実施隊といいますのは、猟友会の方々が捕獲等につきまして、日頃、日中はお仕事されてる方がほとんどですので、捕獲されてもなかなかこう山からですね、搬出するのは1人では絶対困難ですので、そういうことに対しまして、農林課のほうで組織しております、実施隊を構成しまして、出させていただきましたりとか、また、箱罠ですね、箱罠を設置するときのサポートとかいうのをさせていただいております。今後、農地等の被害をですね、できるだけ抑止するためには、当然猟友会の方々のお力添えをいただきながら、市も協力してサポートしていくわけなんですけども、将来的には猟友会の方々がかなり減ってきたときには、やっぱりこう桜井市単独ではないですね、もう少し広域的な範囲の中で、そういう組織を考えていただくと、そういう時期が来るかなと思うんですけども、今の段階ではまだ桜井市猟友会のほうに、ずっと継続してお願いしたいというふうに考えさせてもらっております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 ぜひいろいろ工夫していただきたいと思います。ジビエのほうもですね、桜井の三輪山近辺のそういう猪肉とかおいしいとかも聞きますし、ただもし職員がしようと思えば、24時間以内にですね、血を抜いたりとか、いろいろしないといけないというふうに聞いてますので、実施隊の皆さんは本当に大変でしょうけども、ぜひいろいろ工夫して、農業被害を抑えると同時にですね、そういった安心して住める環境を維持できるように努力していただければと思います。以上です。 ◯藤井孝博委員長 これで、農林業費についての質疑を終結いたします。6款、商工費、122ページから131ページまで。 ◯井戸良美委員 すみません、1点だけお聞きいたします。129ページのですね、初瀬観光センター費のうちのですね、案内業務委託料、312万3,000円でございますけれども、案内業務ということでございますけれども、どのような内容の業務なのか、お聞きいたします。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 初瀬観光センターの案内業務です。こちらにつきましては、初瀬にありますので、主には長谷寺に行かれる方の観光案内、それから、有料の市営の駐車場を併設してますので、駐車場の料金の徴収、それから初瀬観光センターの維持管理ですね、をしていただいてます。それと同じくその観光センターの中で、地場産品の展示等もあわせて行っていただいております。以上です。 ◯井戸良美委員 これは何名体制でやられてるのかを、わかりますか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 常駐1名です。 ◯井戸良美委員 昨年もですね、決算も同額の312万3,000円でということで、今年度の予算は338万4,000円、26万ほど上がってるわけでございますけれども、この観光案内とかいいましてもね、新型コロナの影響でですね、観光客も恐らく少なくなっていると思いますけど、この今年度の予算が上がった理由は何か、教えてください。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えします。金額上がった分につきましては、以前は別の会計のほうからですね、別の会計には直接市のほうから、ちょうどあの初瀬のぼたん祭りとかの時期にですね、かなり観光客の方、車で来られる方がたくさんおられます。駐車場の管理するに当たりまして、1人では対応できないということがございますので、何人か雇用させていただいて、ぼたん祭りの期間ですね、駐車場の料金のやりとりでありますとか、駐車場の案内とかするための人件費を今までは市が直接ですね、向こうのほうに支払いをさせてとったわけなんですけども、今回の26万につきましては、観光協会のほうに委託のほうさせていただきまして、今年度312万3,000円に、26万円を合算して、それで契約のほうをさせいただきました。以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書の規定により、特に発言を許します。 ◯井戸良美委員 すみません、そういうですね、この駐車料金を最終どこに入るんですか。それだけ教えてください。 ◯遠藤政男まちづくり部長 駐車料金につきましては、市の会計のほうにいただいております。以上でございます。 ◯工藤将之委員 2点お伺いをいたします。まず1点目はですね、122ページ、123ページの商工振興費、のすみません、ごめんなさい、ページ数関係ないですね、中和幹線の企業誘致のことでございます。これは金山委員の総括の質問とも重なる部分がございますが、すみませんがお伺いをさせていただきます。現状ですね、先ほど市長の答弁ですと、やはりこれまで事業者もかなり厳しいというようなことでございましたが、地元には出店の相談はあるというふうなことでございましたが、今現状、計画としてあるエリアっていうのはあるのかどうか、まずお伺いいたします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ご質問にお答えさせていただきます。中和幹線の北側のエリアでございますけども、今そちらにつきましては複数ですね、地元の区長さんのほうには出店の計画ということでお示しさせていただいてる案件がございます。ただ、地権者の方と土地の地代でありますとか、そういうところの細かい部分につきましては、まだまだこれから話を進めていくような段階となっております。そしてまた、最終的にですね、契約等が進みまして、一定地元のほうと、また出店される事業者のほうもですね、オープンにしてもいいというような判断がいただけましたならば、そのときにつきましてはまた改めまして、議会の皆様のほうにも、またご報告のほうさせていただけたらと思います。以上でございます。 ◯工藤将之委員 今、北のほうに関してはということなんですが、ということは最初にイオンが建つとなってたあのエリアに関しては、まだ何もないということでいいのかがまず1点と、それと、やはりですね、この中和幹線のこのエリアをですね、何とかしいたいというのは市の思いがあって、地目を変えていったというふうに私は理解しとるんですけれども、それで現状、企業誘致費っていうのはですね、ご報告いただいてるとおりですね、以前条例に沿って、決まった分の市の補助金を出してるような状況でございますが、確かに民対民の話になっているので、なかなか市がもう介在するのは難しいという状況かもしれませんけれども、お伺いしたいのは、経緯を見れば桜井市が主導でやったことやと私は判断してるんですけども、その現状を見てですね、桜井市としても責任はどういうふうに考えてるのかお伺いいたします。 ◯遠藤政男まちづくり部長 まず1点目の質問にお答えさせていただきます。南側の、以前ですね、イオンの出店の計画があったところにつきましては、今現在、出店の計画のほうはございません。2点目につきましてですけども、今からもう10年以上前なんですけども、都市計画の編入でありますとかいうことで、当然やっぱり地元のほうからの要望がございまして、都市計画の編入でありますとか、また新たにですね、企業誘致の取組みをスタートしたわけでございますけども、やはりいろんなかたちで、やっぱりできるだけ早い段階で誘致のほうをしたいわけなんですけども、なかなかこういろんな諸条件がございまして、誘致には至ってないという状況でございます。ただ、市のほうもですね、いろんなかたちで以前は事業者のほうも訪問をさせていただいたりとかいうこともさせていただいたわけなんですけども、最終的に、やっぱりその地代のことでありますとか、そういうところがネックになってきて、なかなかこう誘致には結びついてないような状況であります。ただ、市としましても先ほど責任ということでございますけども、やっぱりこう、いろんなかたちで地元の方と歩調を合わせて進める事業でございますので、当然市のほうにつきましても、精一杯頑張らさせていただけたらと思っております。以上でございます。 ◯笹谷清治副市長 先ほど、市の主導ということで、委員おっしゃったように、私はそのように聞きましたけれども、実際のところ、この経緯から申し上げますと、中和幹線がつきますよっていうことの中でですね、地元からの要望がまずあって、そこに市がのってということでございますので、一義的な問題として、市に責任があるんではないかというようなこと、途中からはですね、なかなか進展が進まないもんですから、そういうふうな地元からもですね、意見も出てまいったかというふうに思いますけれども、整理をしますと、当初からの経緯はそれでございます。ただ、そうであるからということでですね、市が何もしないということはなくて、先ほど部長が答弁したように、市も精一杯、企業誘致に向けてですね、トップセールスも含めて頑張っていますので、その辺はご理解いただきたいと思います。以上です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。歴史的というか、経緯はよくわかりました。はい。それでもですね、現状なかなか厳しいのが現状になっとるわけなんですけれども、10年以上たった今ですね、どこかのタイミングでですね、利用に関して、利用というか、建てられる建物の高さであるとか、そういうものに関して、かなり細かく決まってるエリアだと僕は認識してるんですけれども、そういうところを変えていくようなお考えはあるのかないのか、最後にお伺いいたします。 ◯笹谷清治副市長 ただいまの質問にお答えをいたします。そのような話も含めて、いろんな地元のほうからは意見も出てまいりますが、なかなか簡単にはですね、用途変更ができないわけでありまして、その辺は、県あるいは地元と調整しながらですね、今後やっぱ考えていくべきものもあろうかというふうに思います。以上でございます。 ◯大園光昭委員 そしたら7点、ちょっと細かいんですけど、申し訳ございません。まず1点目、125ページ、2目の商工振興費の地場産業による地域活性化補助金を伺うのと、2点目が127ページのまほろばセンターの借上料、また土地借上料についての部分、もう一つは、その下の5番、観光費の13委託料、地域観光力強化事業委託料、4点目が、129ページの大和桜井フィルムコミッション分担金について、また、5点目が大和地域連携推進協議会負担金について、131ページのですね、これは7のまちづくり推進費の歩行空間環境整備検討業務委託料、その次19の負担金のところですが、都市再生推進法人事業支援補助金についてお伺いいたします。まず最初に、1点目の地場産業による地域活性化補助金について、どこにこれは該当するのか、お伺いいたします。150万の分ですね。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。150万につきましては、三輪素麺の関係の団体であります、三輪素麺振興会というのがございます。そちらのほうに支払いのほうさせていただいた分になります。 ◯大園光昭委員 それについては終わっておきます。2点目ですけれども、まほろばセンター費で、借上料、また、土地借上料ってあるんですけども、どの辺の部分というか、まほろばセンター内のどこを1,589万299円、また、921万5,112円ですね、これについては、どの部分について借り上げられてるのか教えてください。 ◯吉中秀行商工振興課長 ただいまのご質問にお答えをいたします。借上料につきましてはですね、「ひみっこパーク」内の遊具の借上料ということでございます。また、土地の借上料につきましてはですね、エルトの2階の面積部分、約3,100平方メートルの借上料でございます。以上です。 ◯大園光昭委員 今の点ですね、遊具っていうことで、今回クラウドファンディングされて、いくらか、五十何万ですかね、追加されてると思うんですけどこの予算には入ってますでしょうか。 ◯吉中秀行商工振興課長 クラウドファンディングによりまして購入した分は、この予算に入っておりません。以上です。 ◯大園光昭委員 3点目ですけれども、地域観光力強化事業委託料ですけど、これはどこへ何のために1,800万が振り向けられたでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 はい、委託先は桜井市観光協会となります。こちらにつきましては、桜井市への観光客の誘客を図るために、地方創生の交付金を活用いたしまして、桜井市おもてなし仕組みづくり協議会の事業であったり、VRを使った情報発信、あるいは宿泊者の観光客誘致のための情報発信等を1,800万の中で行っていただいております。以上です。 ◯大園光昭委員 今VRということで、成果物のところにも出てたんですけれども、例えば、私たちが見ようと思うと、どこで見たらよろしいでしょうか。
    ◯倉田 悟観光まちづくり課長 まだYouTubeに上げてないんですが、今後は、成果品そのものはもうできてますので、上げさせていただきたいと。以上です。 ◯大園光昭委員 今のお話ですと、今回、3月でこれ決めた予算の中の成果物なので、それがいつ上げるかという想定はなかったんでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 はい、そうですね、昨年度の事業ですので、3月中というのは十分わかってるんですが、いろいろ調整等ありまして、今やってるということです。 ◯大園光昭委員 続きまして4点目ですけど、大和桜井フィルムコミッション分担金で20万円とあるんですけど、これの成果物というんですかね、今の現状はどのように、桜井市は関わってますでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 大和桜井フィルムコミッションにつきましては、映画やテレビドラマ、CM等を誘致いたしまして、桜井市の知名度をアップして、観光の振興を図る、それから、映画のロケーション等が行われることによる地域の活性化、経済効果を図ることを目的に立ち上げた会ということになっております。昨年度につきましては、テレビの関係のロケですね、ロケの問合せ等が合計28件寄せられてまして、取材先と取材元の調整であったりとか、ロケ地の情報提供であったりとか、そういうことをさせていただいたということになっております。以上です。 ◯大園光昭委員 分担金ということなので、何か会があって、そこでやってもらってるのか、今の回答であると事務局を観光まちづくり課でやってるのかどうか、ちょっとその点。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 大和桜井フィルムコミッションという会議体がございます。この会議体につきましては、会長が市長、それから副会長が商工会の会長となっております。ですので、桜井市からの分担金と商工会からの分担金で、会を運営してるということになるんですが、実質、動かしていただいたのは市の職員ということになっております。以上です。 ◯大園光昭委員 もう1回聞きますけど、その20万円は会に払って、市の職員が対応してると、その分担金は何のために使ってますか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 20万のうちの10万円は、ジャパンフィルムコミッションという、フィルムコミッションの全国組織があるんですが、そこの分担金などを払っております。それ以外は、プロモーション活動をやったりとか、そういう事務にですね、使わせていただいてるかたちになってます。以上です。 ◯大園光昭委員 それはもうわかりました、結構です。続きまして5点目ですけど、大和地域連携推進協議会負担金、これも40万8,000円ですけども、これは成果物、何かございますでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 その成果品は、毎年この4月か5月に総会を開くんですが、そこに事業の報告というかたちで、毎年、報告をさせていただいてるかたちになっています。その中に、昨年度行った事業の内容であったりとか、イベントとかですね、全て報告書の中でまとめさせていただきたいということになっております。以上です。 ◯大園光昭委員 そうしましたら、市民の方がその地域連携の成果物を見ることはないということですか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ご質問にお答えさせていただきます。先ほど課長の答弁の補足になるわけなんですけども、令和元年度事業といたしまして、複数の事業を開催のほうさせてもらっております。1点目につきましては、令和元年の7月22日から28日でございますけども、東京にございます「奈良まほろば館」におきまして、PRの事業のほうさせていただいております。それとあと、11月に連携ということで、田原本町の唐古鍵遺跡の公園内におきまして、オリジナルの鋳造体験ということで、いろいろ埴輪でありますとか面とかありますけども、そういうふうな型枠をつくってですね、そういうのを体験していただくというイベントをさせていただいております。委員お尋ねの市民の参加できるようなイベントということでは、東京のほうはなかなかPR事業ですので、市民の方が参加できませんけども、2点目の唐古鍵遺跡のほうでさせていただきました分につきましては、2日間開催のほうさせていただきまして、トータル約2,100名の方に参加をいただいております。以上でございます。 ◯大園光昭委員 そうしましたら、今の2,100名の中には、桜井市民は何名ぐらいおられますでしょうか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 実際そこまでは、市民の方とかそこまでの数字のほうはとっておりませんので、ご了解いただけたら思います。以上でございます。 ◯大園光昭委員 6点目ですけど、歩行空間環境整備検討業務委託料ですが、1,274万4,600円、これはどこの場所に、どんなところへ委託されたでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 事業につきましては、長谷寺門前町のまちづくりの事業のひとつとなります。業務の委託先は早稲田大学となっております。以上です。 ◯大園光昭委員 そうしましたら、この検討作業の結果に基づいて、成果物は何かありますでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 こちらも成果物につきましては、事業の報告書というかたちで、早稲田大学のほうから成果物をいただいています。以上です。 ◯大園光昭委員 それについては、市民、私たちが閲覧できるものなのでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 公文書に当たると思いますので、これは情報公開ですかね、申請していただけたら、見ていただくことは可能かというふうに思います。以上です。 ◯大園光昭委員 わかりました。以前から歩行空間、初瀬については早稲田大学がずっと行われてるっていうことで、いつまで続けていかれるか、これについてお伺いいたします。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 この歩行空間環境整備検討業務につきましては、地方創生の交付金を活用いたしまして、一応3カ年事業ということになっております。今年が3カ年の最終年ということになっております。以上です。 ◯大園光昭委員 最後7点目ですけれども、都市再生推進法人事業支援補助金っていうので、これまで272万3,748円、これもどこに出されてるお金かですね、教えてください。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 補助金の交付先につきましては、桜井まちづくり株式会社になります。以上です。 ◯大園光昭委員 この予算については、今後も同じように、定期的に毎年出される補助金なんでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 今年度、実はこれはガバメントクラウドファンディングっていう手法を使いまして、財源の確保を行った事業になります。今年度も予算措置をいたしまして、ちょうど今ガバメントクラウドファンディングで、事業資金を募集している最中ということになってます。ただ、来年度以降は、今のところは未定ということで、必ずするとは決まってないです。以上です。 ◯大園光昭委員 私の認識で、この桜井のまちづくり協議会、桜井まちづくり協議会っていうのは、桜井駅南口だけですか、それとも北口は含みますか。 ◯藤井孝博委員長 暫時休憩いたします。 ○午後2時05分 休憩 ○午後2時15分 再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 先ほどのご質問にお答えさせていただきます。まちづくり協議会で組織があるんですが、そこの中心のメンバーは南口の方はおられるんですけども、桜井のまちづくりの対象エリアとしては、北口も含んだエリアとなっております。以上です。 ◯大園光昭委員 そうしましたら、まちづくり協議会とまちづくり会社とあると思うんですけど、その方々の住み分けは、桜井駅北側っていうのは、まちづくり包括協定の中に入ってるけど、開発というか、その地域を反映させていこうという人たちはおりますでしょうか。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 まちづくり協議会とまちづくり会社の住み分けということだと思うんですけども、まちづくり会社は、まちづくり協議会のメンバーの1人ということになりますが、構成員ということになります。それから北口の開発は、まちづくりの取組みということになると思うんですが、ホテル誘致もまちづくりの事業のひとつとなっております。今のところはそれぐらいかなと思うんですけども、以上です。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は、既に3回になりましたが、会議規則第53条ただし書の規定により、特に発言を許します。 ◯大園光昭委員 都市に行きますと、駅っていうのはやっぱりその都市の顔になるんですが、基本的に両方が桜井駅というかたちでいきますと、顔になってる、片や近鉄の乗降客とJRの乗降客を見ますと、大半はやっぱ近鉄をご利用される方が多いんじゃないかなというふうに思います。桜井としては、駅前の玄関というのは、どちらが玄関でしょうか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 今のどちらが玄関ということのお問い合わせですけども、当然、北口、南口の両方が玄関というなかたちで認識しております。以上でございます。 ◯工藤将之委員 失礼をいたします。2点と言いながら1点ですみません、終わっておりましたので、2点目の質問をさせていただきます。委員長ありがとうございます。大園委員と重なる部分がございますが、128ページ、129ページ、大和桜井フィルムコミッション分担金でございます。支払い先に関しては、役所の中で事務局を持ってらっしゃるということで、テレビが28件の問合せがあったということなんですけれども、市役所の中に明確な担当者っていうのがいてるのかいてないのかというのが、ちょっと私認識できてないところがあるんですけれども、そういう担当制度を持ってやってるのかどうかをまずお伺いいたします。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 私の課の担当職員は決めて、業務に当たっていただいています。以上です。 ◯工藤将之委員 そういうことであれば、いいかなと思うんですが、先ほど28件問合せがあって、実現したのはどれぐらいかってのは、まず教えていただきたいんですけれども、かなり長い歴史、長い間これをやってるというふうに聞いてるんですが、やはり増減があると思うんですけど、最近の増減の傾向がありましたら、ぜひともお願いしたいのと、それと担当していただいてる職員さんは、受け身でやってらっしゃるのか、積極的に発信等をされてるのか、その今の事業の在り方についてお伺いいたします。 ◯倉田 悟観光まちづくり課長 対応の件数につきましては、やはりその年度によってばらつきがありまして、多いときもあれば、少ないときもあるという、昨年は28件と言わせてもらったんですが、ちょっと減ってるのかなと、中には、これはNHKの番組であったり、あと奈良テレビの番組ですね、それから近鉄ケーブルネットワークとかそういうもろもろですね、それからテレビ東京とかからも問合せはきています。積極的に動いてるかどうかということなんですが、やはり担当してもらってる職員も、これだけが業務ではありませんので、申し訳ないですが、ちょっと受け身になってるかなというふうに思っております。以上です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。今までと同じやり方であればね、仕方がないかなと思うんですが、といいますのも最近はですね、インスタグラムや、YouTubeなど、様々な媒体で、観光地はインターグラマーとかを利用して、お願いしてですね、自分とこの観光地であったりとか、そういうものをPRしてるっていう実例もたくさんございまして、以前ですね、お盆前にですね、テレビがある飲食店に、桜井市内のね、飲食店に来はったときに、あとお盆の間を、もうそこはもうずっと行列ができてですね、車がなかなか入れないような状況になってました。そんなようにですね、やはり、広げていくという媒体としてですね、映像媒体は、やはりテレビ、YouTube、インスタグラム、SNS等も合わせてですね、非常に重要だと思いますので、果たして自分とこが払った分担金を自分で受け取って、商工会さんとあわせて事務局というかその担当、自分とこで持つというのが正しいのかどうかから含めて、こちらから発信する観光っていう大きなひとつの役割としてですね、一度とらえていただければなと思いますので、これだけお願いだけしておいて、終わらせていただきます。ありがとうざいました。 ◯藤井孝博委員長 これで商工費についての質疑を終結いたします。理事者側より申出がございますので、これを受けることにいたします。 ◯井上紀美福祉保険部長 民生費の井戸委員のご質問に対しての訂正でございます。不正受給による廃止件数をというご質問に、通常の保護の廃止件数77件とお答えをさせていただきましたが、不廃止件数は、不正受給によるものはございません。ただ、不正受給に関しては24件、先ほど申しました給与の申告であったり、年金の遡及の申告であったりをされなかったということで、24件の不正受給があり、不正受給金額は312万596円に対して、既に領収済みの部分は177万8,411円、残額につきましては、現在分納にて7名の方が返済中でございます。以上でございます。 ◯福井幸夫環境部長 歳入の14款、使用料及び手数料におきまして、大園委員からご質問いただきました内容につきまして、数量の訂正がございます。指定収集袋の、昨年度、令和元年度の使用数ということで、これは出荷数ということになりますけども、家庭用可燃袋大につきまして、112万7,580枚、中につきまして、89万1,050枚、小につきまして、36万9,450枚ということに訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯藤井孝博委員長 7款、土木費、130ページから143ページまで。なお、10款、2項、公共土木施設災害復旧費、170ページから171ページを一括して行います。 ◯工藤将之委員 1点だけお伺いをいたします。137ページ、土砂災害浸水ハザードマップ作成委託料でございますが、作成をされてホームページ上でも公開をされておりますが、去るですね、いつかの桜井市安心安全メールか何かでですね、ハザードマップを確認してくださいというようなメールが来ました。それを見て確認させていただきましたらですね、ホームページのハザードマップのトップページにリンクが張られてあって、そこを見ると20個のPDFファイルが、単純にページ数だけが羅列されて、1から2ページ、2から4ページでずっと並べられてるだけで、どれを見たら自分の地域が分かるか、あたんのかが全くわからないんですよ。これね、まず確認させていただきたいことは、部長そのホームページを見て利用されたことありますか。 ◯松村喜弘都市建設部長 ハザードマップの印刷したものの確認のみでございます。申し訳ありません。 ◯工藤将之委員 ぜひともご確認をいただきたいです。正直わかりません。実際にページを見ると、開くと、鮮明に見えてるので、拡大もできますし、不便ではないんです。ただ、自分の住んでるエリアに行き当たらない。それと、地図の境目を一緒に見られないっていうので、自分の避難所が違うかったら、違うところにあったら、その地図がどこにあるかわからないので、本当に見るに辛いものになってるんですよ。ですんで、作成して委託したところまでで、成果物としてはそれで返ってきてるので十分かもしれませんが、実際運用で市民が見るっていうところまでに落とし込んでいただいて、こういうものは運用していただきたいんです。ですんで、もうここから先お願いになりますが、ぜひとも、担当の皆さんでですね、確認していただいて、全くハザードマップというものを初めて見る人でも、自分の地域にたどり着こうと思えるような見せ方にしていただきたいという、ちょっとお願いだけでございます。よろしくお願いします。 ◯松村喜弘都市建設部長 基本的には、印刷物のハザードマップを全戸に配布させていただいて、それとまたコンビニのほうにも配布をさせていただきました。基本的にはカラー刷りのハザードマップで、事前に確認していただきたいなという思いで作成をしております。以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点ございまして、137ページの、今のとちょっとかぶるんですけど、土砂災害浸水ハザードマップの作成委託料と、139ページの歩行者専用道路管理等委託料、これについてお伺いいたします。1点目ですけれど、去年の令和元年と今年度で、ちゃんとしたものができ上がったと思うんですけど、今後の更新っていうのは、継続的な委託料払われてやっていくのか、もう単年度でこれで終わりかっていうのをちょっとお伺いいたします。 ◯松村喜弘都市建設部長 基本的には、今回、土砂災害特別警戒区域と土砂災害区域いうことで、一応新しくなりましたので、当面浸水区域も含めまして、当面、現状のまま、ただそれが更新されれば、今後更新する箇所数にもよりますけども、また新たに更新をしていきたいなと思っております。当面、今の最新版ということでご理解お願いいたします。 ◯大園光昭委員 せっかくつくられたソフトというか、こういう仕組みですので、できれば維持管理少しかかるかわかりませんけど、その都度でもですね、リアルタイムに、やはり動くようになっていうか、改善されていく、ここが浸水エリアでなくなったのであれば、それは新たに消していったりとかですね、やっぱりこの古いものが、そこが浸水域やとね、判断していかなかって、本当はそこに新しく、もう何かこう水が溜まりやすくなってたりとか、新しい情報に、そういうふうに更新していけるようなかたちを、予算措置として、今後も検討いただけたらなというふうに思います。この1点目は終わります。2点目ですけど、歩行者専用道路管理等委託料、これはどんなことを誰がしていただいてるのかをお伺いいたします。 ◯松村喜弘都市建設部長 この歩行者専用道路といいますのは、桜井駅の自由通路でございます。ここにはエレベーターもございますし、エスカレーターもございます。それの管理、定期的な点検等々の管理委託料でございます。以上でございます。 ◯井戸良美委員 すみません、私のほうから1点だけお聞きいたします。135ページと137ページのですね、道路の維持修繕、舗装修繕の分とですね、水路改修、修繕のですね、年間の要望数とですね、履行できた件数、これをちょっと教えていただけますか。 ◯松村喜弘都市建設部長 令和元年度におきまして、道路維持修繕につきましては、舗装修繕も含めますけれども、一応修繕工事としましては34件、それと、昨年度の繰越しもさせていただいたものも含めますと、昨年の繰越しの分につきましては、維持修繕として10件、それと舗装補修が5件でございます。また河川につきましても、修繕につきましては、修繕料を計上しておりますのは14箇所ございます。それとあと工事についても、市単独工事ということで3件、年次的にやってる分も含めてございます。あと要望件数につきましては、毎年、地域の地元のほうから要望書をいただいております。それにつきましては、当該年度できる分、来年度できる部分、まだ検討を要してなかなか難しい部分、予算等々もございますので、そこんところは検討させていただいて、地元のほうに返させていただいてます。ただいま箇所数につきましては、ちょっと具体的なことは、手元にありませんので、はい、申し訳ございません。 ◯井戸良美委員 この新型コロナの影響で、国からの交付もですね、減額されることは間違いないと思いますんで、新規事業はですね、できるだけ抑えていただいてですね、この維持修繕により多くの予算を回していただきたい。これは要望としておきます。以上で結構です。 ◯藤井孝博委員長 これで土木費についての質疑を終結いたします。8款、消防費、142ページから145ページまで。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これで消防費についての質疑を終結いたします。9款、教育費、144ページから169ページまで。 ◯岡田光司委員 教育費のところで、2点お伺いいたします。まず1点目ですけども、148から149ページのところの、教育振興費のところでございます。予算のところでは全小学校の校務パソコンを導入するということを書いてあったんですけども、全小学校のとこに、校務パソコンは全て完了したのか、台数もお伺いいたします。 ◯阪本和章学校教育課長 ただいまの岡田委員のご質問にお答えをします。昨年、令和元年度に導入をさせていただいたのは、小学校の教員用の校務用パソコンでございます。台数については155台、これをもちまして、全教員分の校務用パソコンの整備については、終了をいたしました。以上でございます。 ◯岡田光司委員 全部完了ということですけども、今回、GIGAスクールの構想で、児童のほうにもパソコンが配られるようになるとは思うんですけども、このときの児童のパソコンと、先生方の校務パソコンとの連携というのは、ちゃんととれていくのか、それに関して、例えば設定であったりとか、その辺りはどのように考えているのかお伺いします。 ◯阪本和章学校教育課長 お答えします。校務用パソコンについては、職員室の閉域ネットワークによる運用となっておりますので、児童、生徒が使うクロームブックとの連携というのは考えておりません。児童、生徒1人1台端末については、全児童数が、現在四千三十数名ということで、桜井市としましては、余りの台数を教員機というのも含めて、全てで4,300台程度のパソコンを買おうというふうに考えております。その余りの機器を使いまして、教員には指導用パソコンを使っていただくと、ただ校務用と指導用は全く切り分けるというふうに考えております。以上でございます。 ◯岡田光司委員 わかりました。切り分けて利用されるってこと、よくわかりました。次もうひとつ、2点目のほうですけども、ページ数で言いましたら、150から155になると思います。これは学校管理費、小学校と中学校の、今回、備品購入でタイムレコーダーを購入されてると思います。小学校と中学校のほうで、このタイムレコーダーを購入されてどのように運用されているのか、その辺りをお尋ねしいたします。 ◯薮内誠一教育委員会事務局長 今回購入いたしましたタイムレコーダーにつきましては、全国的に教員の長時間労働が問題となっておりますので、働き方改革の中で、勤務時間を把握するために、今回、タイムレコーダーを購入させていただきました。今年の1月から施行し、4月から本格運用しております。以上です。 ◯岡田光司委員 今年の1月からということですけども、実際に運用されて、教員の方の管理ができるようになったのか、以前と変わらないのか、それともどういうようなかたちで運用されて効果が出てるのか、その辺り再度お尋ねいたします。 ◯阪本和章学校教育課長 お答えをいたします。平成31年度の末に、文部科学省が示した「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」というのがございます。ここでは、1カ月の超過勤務の上限は45時間、1年間の上限は360時間ということが示されているところです。それだけではなくて、学校に対しては、勤務時間管理の徹底と、勤務時間、健康管理を意識した働き方の推進、また、学校及び教師が担う業務の明確化、適正化、それから学校の組織運営体制の在り方、そういった様々なことを勘案しながら、勤務時間を縮減していくということを目指したものでございます。このタイムレコーダーを入れたことによって、教員の勤務時間に対する意識というのは若干変わってきたように感じています。実際のところ、このタイムレコーダーを導入した1月当初、この1月、2月に関しては、45時間を超えた教員というのは、桜井市内全てで440名余りの教員がいるんですけれども、そのうちの約30名が45時間オーバーしていたというところで、大体の教員については、時間を意識した勤務ができてきているなというふうに感じております。また、3月以降につきましては、学校休業と様々な理由がございましたので、超過勤務というのについては、ほぼ解消されているような状況でございます。以上でございます。 ◯岡田光司委員 タイムレコーダーの効果が出てくるのは、これからかなというようなことがあると思います。今回、いろいろと学校休業によって、いろいろと先生方の負担も増えてると思いますし、それに伴って、子どもたちのためにといろいろ多分考えて、学校にも残る機会も増えると思います。ただ、しかしながら、タイムレコーダーというのは、記録をしてそのまま、それだけタイムレコーダーを記録だけして、また仕事をするということも考えられますので、その辺りタイムレコーダーの管理方法も、また今後も考えていただく必要になってくると思いますので、運用、またよろしくお願いいたします。以上です。 ◯大園光昭委員 1点目、149ページの夜間中学校通学者負担金等についてお伺いいたします。国籍、また年齢、何名いらっしゃるか教えてください。 ◯薮内誠一教育委員会事務局長 ただいまのご質問にお答えいたします。畝傍中学校に2名、天理北中学校に2名、計4名の方が在籍されておりました。国籍につきましては、ちょっと今、資料持っておりませんので、また後ほどというかたちでお願いいたします。 ◯大園光昭委員 2点目、お伺いいたします。151ページの奨学資金、1番上のところですけれども、扶助費ということで出されてます、37万5,000円、これにつきましては、どのような資金として使われましたでしょうか。 ◯阪本和章学校教育課長 県のほうの奨学金を受けられた方を対象として、5名の方に、この奨学金を給付したところでございます。高校生ということでございます。以上でございます。 ◯大園光昭委員 続けてお伺いをいたします。161ページですけれども、公民館の土地借上料で420万あるんですけども、これはどこの土地になりますでしょうか。 ◯薮内誠一教育委員会事務局長 公民館の西側の駐車場の土地になります。以上です。 ◯大園光昭委員 ここについては、今後も恐らく今の中央公民館を使う限りは、使用されていくということだと思うんですけど、これ年間420万、長い間借りてる状態だと思うんですけど、今後、買取りということは考えてらっしゃらないんですか。 ◯笹谷清治副市長 ただいまの質問にお答えをいたします。現在のところ、そのようなことは考えておりません。 ◯大園光昭委員 恐らく公民館、今後ですね、耐震の今検査も受けられて、いろんなことが、状況変化、変わってくると思うので、いろんな意味で考慮いただけたらなというふうにというか、ご検討も必要なのかなというふうに思ったので確認をさせていただきました。続きまして、同じ161ページの市民会館の修繕料ですけれども、379万5,000円、これについてはどんなところ、何を修繕されたんでしょうか。 ◯薮内誠一教育委員会事務局長 ただいまの質問にお答えします。中央公民館と市民会館の空調換気設備、ガス設備、あと防火水槽を一括管理しております監視装置があります。その装置が市民会館のところにありますので、そちらの監視装置を修繕いたしました。取り替え修繕しました。以上です。 ◯大園光昭委員 165ページですけど、桜井市文化財普及啓発事業補助金ですけども、2,434万7,000円、これについてはどんなふうな事業を行われたんでしょうか。 ◯橋本輝彦文化財課長 桜井市文化財普及啓発事業の補助金につきましては、埋蔵文化財センターにおきまして、ふだんの年3回程度の展覧会の開催、あるいは、子どもさん向けの文化財教室、大人向けの成人講座等の、いわゆる普及啓発事業のほうで、文化財協会のほうにお願いをしてるというかたちになっております。以上です。 ◯大園光昭委員 対象者とか今回の参加人数ですね、累計でも構いませんし、分かるようでしたら教えてください。 ◯橋本輝彦文化財課長 入館者につきましては、年間で5,700名余りの入館をいただいております。ちょっと個別の文化財と成人講座等については、ちょっと正確な数値を承知しておりませんが、それぞれに20名から概ね40名程度の参加をいただいておるような状況でございます。以上です。 ◯大園光昭委員 続いて165ページ、その下のところの立木等取得補償費ですね、4,439万5,400円、これについては、どの場所でどのような取得補償のかたちをとられたのか教えてください。 ◯橋本輝彦文化財課長 立木補償の取得の補償費につきましては、史跡となっております、箸墓古墳の周濠の場所です。ちょうど古墳の西側一帯で、現在も立木というか、庭木がかなり成長したものが存在しておりますが、あちらの庭木の買上げのほうをさせていただいたというかたちでございます。以上です。 ◯大園光昭委員 これについては、立木そのものなのか、植わってる土地も含めて買われたということですか。 ◯橋本輝彦文化財課長 土地についても取得をさせていただいております。ここに出ている分は上のいわゆる庭木、立木の分のみというかたちになっております。以上です。 ◯大園光昭委員 これちょっと聞いていいかどうかわからないんで、後で削除するかもしれませんが、167ページですね、指定管理料で、桜井市総合体育館の委託、指定管理をお願いをされてるんですが、そこに対して、19の区分で、公益財団法人桜井市体育協会に補助金として493万2,000円を出されて、これについては、財団法人に対して、委託先に寄附をするかたちになってると思うんですが、これは公のかたちとして、会計上とか問題、特にないんでしょうか。ちょっと以前から不思議に思ってたんで、お伺いいたします。 ◯中村哲也社会教育課長 ただいまのご質問にお答えします。この桜井市体育協会補助金に関しましては、事業に対する補助でありまして、具体的に申し上げますと、市内12校区でやっております「軽スポーツと踊りの夕べ」、それから、各校区でやっております同じく「ファミリー運動会」、それから「健康フェスティバル」等の事業に充てていただいている補助金でございます。以上です。 ◯大園光昭委員 これについては体育協会を窓口として管理をしていただいてるというかたちで、体育協会には残らないということでよろしいですか。 ◯中村哲也社会教育課長 はい、ただいま委員がおっしゃられたとおりでございます。以上です。 ◯藤井孝博委員長 これで教育費についての質疑を終結いたします。   11款、公債費、170ページから173ページまで。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これで公債費についての質疑を終結いたします。  12款、諸支出金172ページから173ページまで。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これで諸支出金についての質疑を終結いたします。  13款、予備費、172ページから173ページまで。
       (「なし」と呼ぶ者あり)  これで予備費についての質疑を終結いたします。  次に、認第2号、令和元年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計歳入歳出決算認定について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  認第2号についての質疑を終結いたします。  次に、認第3号、令和元年度桜井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、質疑ありませんか。 ◯工藤将之委員 国民健康保険の基金についてお伺いをいたします。国民健康保険の基金は、確か四億数千万円とかなりの額に上ってきておりますが、桜井市として、どれぐらいが、ここ今からいろいろと変わっていく状況下にありますが、どれぐらいが適正と考えているかという、その目標というか、基準みたいなのはございますでしょうか。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。基準、目標という部分は、現在のところ持っておりません。以上でございます。 ◯工藤将之委員 将来的に県一本化になるという中で、そのときに、国保の基金が桜井市にあった場合、扱いはどうなるのかっていうのは、もう見えてますでしょうか。 ◯井上紀美福祉保険部長 まだまだ見えておらないのが現状でございます。以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 これで認第3号についての質疑を終結いたします。  次に、認第4号、令和元年度桜井市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑ありませんか。 ◯岡田光司委員 駐車場特別会計ですけども、今回、実質収支が1億1,000万の赤字というかたちです。以前に質問等させてもらった経緯もあるんですけども、これ南北駐車場の全面機械化、24時間営業を継続して、維持管理費経費を抑制し、使用料の増収に向けて努力してまいりますと市長が答弁されてると思うんですけども、増収に向けて努力した結果が、今回、前年度決算と比較したら、290万以上減少しているということなんですけども、この辺どのように考えておられるのか、まずお尋ねいたします。 ◯松村喜弘都市建設部長 ただいまのご質問にお答えいたします。令和元年度決算におきましては、実質収支額は1億1,688万2,796円の赤字決算ですが、前年度の繰上充用金、これが1億1,704万9,597円ございます。これを除きますと、一応単年度で16万6,801円の、一応単年度では黒字ということになっております。これにつきましては、委員お述べのとおり南北駐車場の遠隔管理による全面機械化に移行したため、委託料も減少して、このような結果につながったのかなと考えております。以上でございます。 ◯岡田光司委員 そしたらですね、今後、このままでもどんどん月極めなんかなくなったようなことも書いてると思いますし、今後また周囲のところの駐車場の競争とかがあると思います。そう考えるとどんどん今後も減っていくような感じがあると思うんですけども、この辺りは、対策を練って考えておられるのか、その辺り再度お尋ねいたします。 ◯松村喜弘都市建設部長 議員お述べのとおり桜井駅周辺には、安価な駐車場や駐輪場が新設されております。これに加え、今回2月以降、新型コロナウイルス感染症に伴う移動制限により、駐車場使用料は、令和2年2月が200万4,400円と前年度の同月に比べますと約20万の減額、3月につきましては204万円でしたが、前年度の同月と比較しますと約63万円の減額ということで、本来ならもう少し黒字額が、もう少し大きいと想定しておりましたが、今回ちょっとコロナで2月、3月のちょっと減額となっております。ただし、一応今年1月に開業をいたしましたホテルルートイン、これの宿泊者による北口駐車場における利用実績っていうのがございまして、これにつきましては、若干62万2,000円ほど収入増となっております。ただ、今年度引き続きコロナウイルスの関係上減ってきておりますが、8月以降、特に4月16日から5月31日の緊急事態宣言の影響で、利用者数がかなり減少しておりましたが、8月以降は、ホテルの利用客の日平均、大体30台程度利用されているということでございます。そのことから、若干、今後収入増が見込まれるるのではないかなというふうに思っております。以上でございます。 ◯岡田光司委員 それでは、今後、減少せずに増えていくと考えておられるというかたちで認識させてもらってよろしい。 ◯松村喜弘都市建設部長 近隣の、特に南口のほうの駐輪場、特に駐輪場なんですけども、以前は安価な駐輪場、民間の近隣駐輪場がございました。そこにつきましては、今回マンションの建設ということで、駐輪場もなくなったので、また南口の駐輪場も利用していただけるのではないかなと考えております。以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 これで認第4号についての質疑を終結いたします。  次に、認第5号、令和元年度桜井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、質疑ありませんか。 ◯金山成樹委員 委員長ありがとうございます。1点お聞きしたいと思います。224ページなんですが、地域包括支援センター運営委託料6,000万円についてお聞きしたいと思います。先ほど、すみません、間違えてお聞きしてしまいましたが、中学校ごとに地域包括支援センターがあると思いますけれども、そこの利用状況はどうか、相談件数で結構ですので、まずお聞きしたいと思います。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。桜井中学校区であります「のぞみ」につきましては、相談件数といたしまして1,689件、桜井西中学校区であります「きぼう」につきましては800件、大三輪中学校区であります「ひかり」につきましては882件、桜井東中学校区であります「きずな」につきましては1,132件となっております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 はい、ありがとうございます。その中で、地域包括支援センター、いろんなチームを組んでですね、地域住民の方に活躍していただけると思うんですが、それはそれとして、地域包括ケアシステムの構築の進み具合についてお聞きしたいと思います。地域包括支援ケアシステムは構築できたと言えるのかどうかについて、担当部長にお聞きしたいと思います。 ◯井上紀美福祉保険部長 ただいまの質問にお答えいたします。現在、地域包括ケアシステムにつきましては、構築中ということであります。現状といたしましては、病院と在宅生活に切れ目を作らない連携を現在進めておったり、在宅療養におきましては、関係機関に個別ケアの会議の開催を促して、問題解決の環境を作ったり、介護予防につきましては、自らの健康増進を促し、生きがいづくりにつなげるような支援を現在は行っております。協議体の設立にはあと一歩のところまで来ていると考えております。しかしながら、協議体につきましては、作ったら終わりではなく、様々な協議体を作る、その内容を充実する、大きくするというふうな方向で、今後も進めていかなければならないと考えております。以上でございます。 ◯金山成樹委員 ありがとうございます。その協議体のほうできてるのも、私も承知しておるんですけども、これからですね、自助、共助、公助とよく言われますけども、本当に共助の部分でですね、システムといいながら、本当に人の手を借りながら、公だけで足らない部分を助けていただくというかたちになっていくと、大きなかたちになっていくと思いますので、私の理解では、国のほうは2025年までにできると思ってると理解してるんですけども、ゴールに向けてですね、何か大変な部分もあると思いますけども、共助を取り入れるという意味は、すごく大事な事業だと思いますから、できるだけ前倒しでですね、いろんな方の力を借りながら、早期に進めていただけたらありがたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。以上です。 ◯藤井孝博委員長 これで認第5号についての質疑を終結いたします。  次に、認第6号、令和元年度桜井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これで認第6号についての質疑を終結いたします。  次に、認第7号、令和元年度桜井市水道事業会計決算認定について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  これで認第7号についての質疑を終結いたします。  次に、認第8号、令和元年度桜井市下水道事業会計決算認定について、質疑ありませんか。 ◯我妻 力議長 1点だけちょっとお聞きします。今回これ借入れで、約6億6,600万強の借入れがあるんですけども、本来この借入れというのは、恐らくこれ投資的な借入れ、いわゆる事業ですね、下水等を広める資金というふうにはなると思うんですけども、6億6,600万強の借入れをしておって、実際事業としましては、新規でこれ45ページに書いてあるように、300万以上ですけども、約1億4,800万、事業になっておるんですけども、この借入れというのは、そもそもどういう趣旨で借入れをしてるのか、そしてもう1点、ちょっとこれ金利を見とったら、これ69ページとかなっとったら、これ今年度は令和2年3月26日で、これ地方公営企業等金融機構では0.006の金利であり、そしてまたこれ南都銀行でしたら、同時期で0.370、これ金利になって、これですね、これ大和信用金庫でしたら、0.346、これで見たら、地方公営企業等金融機構が一番安いとは思うんですけども、3者いろいろ付き合いがあるとは思うんですけども、本来であれば、この金利の安いとこで一番借りをするのがいいと思うんですけども、そのちょっと2点についてお聞きをします。 ◯大木孝志上下水道部長 ただいまの質問にお答えいたします。まず初めに、企業債についてお答えいたします。議員お述べのとおり今年度企業債は、6億6,652万2,000円の借入れを行っております。これ52ページにも記載されておりますように、企業債として建設改良費に使いましたお金に関しましては、1億8,970万円と3,810万円が建設改良に使いましたお金でございます。資本費平準化債と下水道事業債につきましては、この分に関しましては、以前、借りております企業債の借換えにあたるものでございまして、元金償還を後年度に繰り延べるための借換えに使いましたお金でございます。次に企業債の借入れに関しましてですね、これはちょっと、今私のほうでは、ちょっとわかりかねますので、また詳細については別途ご報告させていただきます。申し訳ありません。以上です。 ◯我妻 力議長 日を変えて回答したら、議事録も残ってきませんもんね、それでええのかな。 ◯藤井孝博委員長 暫時休憩いたします。 ○午後3時06分 休憩 ○午後3時07分 再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯青木浩之総務部長 我妻議員のご質問にお答えさせていただきます。起債の借入れにつきましては、一般会計とか下水道事業とかもそうなんですけども、まず、許可制から協議制に変わっております。県のほうで資金、こういった資金は、こういった事業についてはこういう資金が当たりますということで、ある程度事業の内容によりまして、県のほうで割り振られるということになっております。ですから、先ほどの地方公営企業の起債でありましたら、こういう資金が当たりますと、その中には一部こういった縁故資金もということで、その資金割り振りっていうのは県の中で、一定割り振られるということでございますので、縁故資金に変えてくださいということは言えるんですけども、ある程度やっぱり有利な世代間負担の公平性ということもありますので、できるだけ金利が、議員おっしゃったように金利が安くて、長い期間借りられるというものを選択して、できるだけそういったものを割り振られるようにということの協議といいますか、そういった中でさせていただいてるというような状況でございます。以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 これで認第8号についての質疑を終結いたします。理事者側より申し入れがございますので、これを受けることにいたします。 ◯薮内誠一教育委員会事務局長 失礼します。先ほど大園委員からご質問いただきました夜間中学の通学者につきまして、1点、訂正もさせていただきます。すみません。先ほど天理北中学校の通学者2名で答えましたが4名でした。畝傍中学2名で天理北中学4名の計6名になります。そして国籍ですが、日本国籍の方が2名、そして中国国籍の方が4名になります。以上です。 ◯藤井孝博委員長 以上で付託を受けました案件の質疑は終わりました。それでは、認第1号から認第8号までを一括採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。お諮り致します。認第1号から認第8号までの8議案について、原案どおり認定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、認第1号から認第8号までの8議案については原案どおり認定すべきものと決しました。以上で付託を受けました案件の審査は全部終わりました。  委員長報告はいかがいたしたらよろしいか。    (「委員長一任」と呼ぶ者あり)  それでは委員長において作成いたします。最後まで慎重に審査いただき、ありがとうございました。暫時休憩いたします。 ○午後3時10分 休憩 ○午後3時20分 再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。それでは閉会に当たり、理事者側より挨拶を受けます。 ◯松井正剛市長 決算の認定に当たりまして、慎重なるご審議をいただきましてありがとうございます。また、原案どおり認定すべきものと決定を賜りました。心から御礼を申し上げます。ご審議の中で、指定収集袋等ごみ処理手数料について、雑入の不納欠損について、コミュニティバス及びデマンドタクシーについて、避難所の環境改善について、法律相談について、コンビニ交付サービスについて、生活保護扶助費について、老人憩の家について、自立相談支援事業について、火葬場費について、「陽だまり」の活用について、ごみ収集業務委託について、有害鳥獣対策について、中和幹線の企業誘致について、初瀬観光センターの案内業務について、大和桜井フィルムコミッションの分担金について、土砂災害浸水ハザードマップについて、道路維持、水路改修について、校務用パソコンについて、市民会館修繕料について、文化財普及啓発事業について、国民健康保険特別会計の基金について、駐車場事業について、地域包括ケアシステムの構築について、下水道事業の起債、借入れについて、そのほかいろいろご意見をいただきましたこと、担当より報告を受けております。本日、委員の皆様からいただきました貴重なご意見等につきましては、しっかりと受け止めさせていただき、心して市政の運営に努めてまいりたいと考えております。今後とも引き続き、行財政改革を初めとする取組みに対し、委員の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。委員長ありがとうございます。 ◯藤井孝博委員長 これをもって決算特別委員会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。 ○午後3時22分 閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....