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令和2年第1回定例会(第3号) 名簿 開催日:2020年03月13日
令和2年第1回定例会(第3号) 本文 開催日:2020年03月13日

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  1. 桜井市議会 2020-03-13
    令和2年第1回定例会(第3号) 本文 開催日:2020年03月13日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2020年03月13日:令和2年第1回定例会(第3号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ◯議長(藤井孝博君) ただいまより本日の会議を開きます。  日程第1、報第1号、専決処分の報告、承認を求めることについてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより報第1号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている報第1号について、原案どおり承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって報第1号は、原案どおり承認することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第2、議案第1号、令和2年度桜井市一般会計予算から日程第9、議案第8号、令和2年度桜井市下水道事業会計予算までの8議案を一括して議題といたします。  予算審議は、説明書に基づいて進めてまいりますので、説明書をご覧いただきたいと思います。  これより議案第1号、令和2年度桜井市一般会計予算について質疑に入ります。  まず、総括的な質疑はありませんか。 ◯16番(札辻輝巳君) それでは、総括について、2問ほど市長並びに関係部長にお聞きしたいと思いますけども、まず最初に、新型コロナウイルスの件につきまして、今日の新聞も120カ国、そして約12万人が感染していると、発見しているということです。世界中に蔓延しているということは、毎日の報道で伺うところでございますけども、これによって世界経済も大きく停滞しているというふうに思われるわけでございます。  それで、我が桜井市におきましても、市長をはじめ理事者の皆さんには、今回のコロナ対策について日々会議をしていただき、そして最善の策をとっていただいていると思うんです。そういう中で、ご尽力をいただいておりますけども、まだ先が見えないこのウイルスに対しまして、今後とも全力で対応していただきたい。そしてまた、情報収集とその情報提供を小まめにやっていただけたら幸いかと思います。私も、もちろん皆も一日も早い終息を願っておるものでございます。  それでは、1点目の、1回目の質問に入らせていただきます。  私は、総括の質問として市長に2点お尋ねするわけでございますけども、1点目は、今回、第5次総合計画最終年度となる今年2年度の予算でありますが、実施計画重点施策、後期の成果目標である観光を起点としたビジネスが起業され、各産業における生産額、販売額が増加していると、目標となっておりますけども、生産額、販売額は本当に伸びているのか、そして、目標は達成できそうか、さらに最終年度として目標を達成するため、何か予算を今回盛り込まれたのか、まず市長にお伺いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 札辻議員の質問にお答えをさせていただきます。着座にて答弁をさせていただくことをお許しいただきたいと思います。
     これまで、第5次総合計画では観光・産業創造都市を目指して、議員お述べのように、重点目標の1つとして、観光振興による地場産業の活性化に取り組んでまいりました。これまでとりわけ三輪そうめんなどの地場産品に対してブランド化取り組み、観光客のお土産としてもアピールしてまいりました。また、ふるさと寄附金の返礼品に積極的に活用するなど、全国に向けて情報発信に努めてまいりました。生産額、販売額の増加の目標でありますが、このような取り組みを進め、一部成果の兆しは出始めておりますが、残念ながら具体的な成果が出るにはまだ至っていない状況であります。新年度予算におきましても、観光振興商工振興にかかる所要の額を計上いたしております。目標に届いていないことに関しては、大きな課題と捉えており、現在策定を進めております第6次総合計画に反映して、観光や産工振興の強化に一層引き続き取り組んでまいりたい、そのように考えております。  以上でございます。 ◯16番(札辻輝巳君) 今、市長にその方針をお聞きさせていただきましたけども、私が感じるのには、まず、エルト桜井2階の部分、まほろばセンター、特にこの部分でもひみっこぱーく、これにつきましては当初の予想以上のにぎわいを見せておると。そして、ほかの部分についても、市の所有している2階の部分につきましてはそれを反映してきているということで、非常に喜ばしいことかなと、こういうふうに思っています。  ところが、1階の部分ですね。桜井市の都市開発株式会社が所有している1階の部分で、スーパーとそれから飲食店が入っていただきました。これにつきましても、市長以下、関係職員の非常な努力によってオープンしていただいた。  ところが、最近、私がちらちらと聞くのには、非常に苦慮していると。1階の部分については非常に苦慮されている。私は、エルト桜井につきましては、桜井駅南側のにぎわいはその拠点になるのがあの場所だということで、市長も常々言うておられましたし、そして、2階の部分についてはそういうかなりの利用者がおって、予想以上の成果を上げてきている。ところが、1階の部分につきましては、民間企業ではありますけれども、非常に現在苦慮されておる。  オープンされてからまだ日にちが浅いもので、それがどうやこうやという評価をするのは、私はまだ時期尚早かと思うんですけども、しかし、現在では苦慮されていると聞いています。  当初の桜井市、市長が言われていましたエルトの部分を軸にして、桜井駅前をにぎわすということにつきましては、桜井市が所有している2階の部分、それから民間が所有している1階の部分、これが並行して盛況ににぎわっていかなければならないというふうに感じておるところでございますけれども、この辺をちょっと苦慮しているということを聞きましたので、今後ともこれは深く注視して見ていかなければならないのかなというふうに思っておるところでございます。  ところで、市内の生産額、販売額について、実際には観光・産業ではなかなか伸びていかないのが実情だと思うわけでございますけども、ふるさと納税の返礼品、これは大きく伸びています。そのような中、ふるさと納税の返礼品が大きく伸びている、その内容について、担当部長にお尋ねしたいと思います。 ◯総務部長(青木浩之君) ただいまのふるさと納税につきましてのご質問にお答えさせていただきます。  ふるさと寄附金につきましては、令和元年度、全国の皆様から2億円を超える応援をいただいているところでございます。また、議員お尋ねの返礼品でございますが、地域の特産品、8,000品目以上を全国に皆様にお届けさせていただいております。国が定めます返礼率基準をしっかりと守らせていただいております。約2億円の30%、約6,000万円の仕入れ値となっておりまして、市内地域にそのお金が循環しているというところでございます。  なお、選ばれました主な返礼品といたしまして、三輪素麺が約3,500箱、それからリネン製品「大和おいね」等が約1,200個、そして果物などが約1,000個、ヒノキの丸太椅子、グローブ、一刀彫などの工芸品などが約800個というふうになっております。新たな販路拡大にもつながっているところでございます。  今後も地域の活性化に寄与できるよう、伸ばしてまいりたい、そのように考えております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯16番(札辻輝巳君) 現在のところ、うまくふるさと納税については2億円余りということで、それから地場産業に対しての貢献度も6,000万を超えているということをお聞かせいただきましたけども、まだまだ伸びる余地はあると思うし、また、貴重な桜井市の財政の財源として使っておられるわけでございますので、なお一層のふるさと納税についてもお力をいただきたいというふうに思うところでございます。  それでは、3回目の質問に入りますけども、市長、会派の先般の代表質問の中でも、金山議員が述べましたように、やはり、市民の満足度を上げる、暮らしやすさ、住みやすさが大切であり、地域が潤い、さまざまな施策を実現するためには自主財源の確保が非常に大事であると私は思いますけれども、厳しい財政状況の中、市としてどのように財源を確保していくのか、また、再度市長の考えをお尋ねして、1点目の質問を終わります。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えします。  自主財源確保取り組みは、私も非常に大事なことであると、そのように考えております。桜井市は、もともと財政構造が非常に弱いため、景気の影響や国の地方財政計画の縮減によりまして、過去にもあったように、いつも大きな影響を受けます。そのことからも、自主財源の確保の取り組みは非常に重要である、そのように考えております。その取り組み内容としましては、市税では平成30年度において徴収率が県内12市で最上位となっており、引き続き公平、公正の観点から徴税に努めるとともに、企業誘致についても取り組みを続けてまいりたい、そのように考えております。  また、ふるさと寄附金につきましても、令和元年度において2億円を超える見込みであり、ガバメントクラウドファンディングと合わせて、これらについても引き続き積極的な取り組みを行いますとともに、企業版のふるさと納税の活用についても、今後しっかりと検討してまいりたい、そのように考えております。  また、使用料、手数料、負担金につきましては、前回の消費税引き上げの際、負担の転嫁を行っておりませんでしたことから、第4次行財政改革アクションプランにおいて受益者負担の観点から、昨年10月より見直しも行わせていただきました。今後もあらそる方策をしっかりと取り組んで、自主財源の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願い申し上げたいと思います。  以上でございます。 ◯16番(札辻輝巳君) それでは、2点目の質問に入りたいと思うんですけども、まず1回目ですけど、次に質問を行いますのは、小さな拠点についてであります。  市長のマニフェストは、よみがえる桜井をはじめ、第1期の総合戦略まちづくりイメージとして、今回の施政方針でも述べられている多極ネットワークまちづくりですが、実際に小さな拠点の整備については、なかなか見えてきません。  その具体化に向けて、新年度、令和2年度の予算では検討する予算を盛り込まれたのか、市長にお尋ねいたします。 ◯市長(松井正剛君) 再度にわたる札辻議員の質問にお答えします。  上之郷地区多武峰地区における小さな拠点の整備におきましては、これまで住民の移動手段の確保として、コミュニティバスデマンドタクシーの運行に努めてまいりましたほか、若者の移住・定住に向けた基盤整備の一貫として、これまで使えなかったインターネット環境の整備を行う上之郷地域情報通信基盤整備事業を行い、地域でインターネットが使える環境を整備している状況にあります。新年度予算につきましても、引き続きこれらの事業に対する所要の予算を計上して取り組んでまいりたい、そのように考えております。 ◯16番(札辻輝巳君) 今、市長ご答弁いただきました現在の状況については、よく理解もしておりますし、市長の努力もよく理解しておるところでございますけども、小さな拠点とは具体的にどのようなイメージか。そのための核となる施設は何か。小さな拠点整備はいつごろできるのか。ここらがもう一つ明確に把握できないというところで、この辺について市長にお尋ねしたいと思います。 ◯市長(松井正剛君) 現在、国・県と連携しながら、先ほどもお述べをいただきました多極ネットワーク型コンパクトシティまちづくり取り組みを進めているところであります。これは、桜井市全体のまちづくりビジョンとして、桜井駅前周辺地域中心拠点として、三輪や初瀬、粟殿、大福地区サブ拠点として位置づけて、また、同時に、中山間地である小さな拠点の形成を行って、中心拠点サブ拠点、小さな拠点を公共交通で結ぶ取り組みであります。これは、人口減少が進んでも市民の皆さんが今後も市民サービスが受けられるようにする持続可能なまちとする取り組みであります。  小さな拠点の具体化につきましては、今後、策定を進めております。今のところはまだ目に見えるものがございませんが、進めております第6次総合計画にしっかりと位置づけして、方針を検討してまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いいたします。 ◯16番(札辻輝巳君) 2回目の3問目ということになりますけども、これは市長、要望にしておきますけども、小さな拠点を、これから先の見えない話で、相当な時間がかかるのかなと思っていますけども、人口減少が非常に急速に、小さな拠点をつくろうというその地域、桜井市の周辺につきましては人口減少が非常に、中心部と違って進んでおる。したがって、小さな拠点をつくるのが先か、人口減少してしまって、廃村になってしまうのが先かというような厳しい時代が、私は必ず来ると思うんですけども、そういうような廃村になるような厳しい状況にならないように、やはり、小さい拠点につきましては、しっかりとやってもらいたいなと思います。  先ほども申しましたが、自主財源を確保し、財政の健全化を図りつつ、住みよさ、暮らしやすさのためにも小さな拠点の整備は、絶対必要であります。そのため、第6次総合計画や第2期の総合戦略にも盛り込んでいただきたい。今後しっかりと取り組んでいただくことを切に要望して、私の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ◯13番(岡田光司君) まず最初にですけども、今現在、新型コロナウイルスのかげんで、いろいろと行政のほうでも対策本部なり、ご苦労があると思います。3月2日に学校のほうが休校するという形で教育長からも書面が多分行っていると思います。出していただいたと思うんですけども、それに関しまして、保護者の方から子どもをどうすればいいのかというような話はいろいろと来たわけなんですが、それで、学校のほうも8時40分ぐらいから受け入れて預かりをしていただけるというような形で、保護者の方も安堵されていたわけで、今度は19日、金曜日からでしょうか、8時から学童保育が開けていただけるというかたちで、保護者の方は大変喜んでおられるということをご報告させていただきたいなと思います。  皆、働きながら子育てされている方は、非常にこのあたり考慮していただいているんですけれども、どうすればいいかというのは皆さん悩んでおられるところがありましたので、こういったかたちで対応していただいたというのは非常にありがたいことかなと思っております。  本題の質疑のほうですけども、昨年の12月25日からパブリックコメントがされました第2期の桜井子ども子育て支援事業計画のことについて質疑させていただきたいと思っています。  これは、令和2年から令和6年度の5カ年の計画で進められるというかたちなんですけども、この計画の中には9つの点に留意して計画策定が行われていると書いておられました。  その中にありますことについてですけども、放課後児童健全育成事業の充実についてお尋ねしたいと思います。  ここには国が示す新放課後子ども総合プランの趣旨に基づいて、共稼ぎ世帯ひとり親家庭など、いわゆる小1の壁の打破と、子どもが放課後を安心安全に過ごし、多様な体験や活動ができるよう、学童保育所放課後子ども教室の質と量の確保、内容の充実に努めますというようなことが書かれておりました。  この計画は、令和2年からですので、来年度予算にはこの内容が組み込んであるのか、そのあたり、まず1回目、お尋ねいたします。 ◯市長(松井正剛君) ただいまの質問にお答えします。  学童保育所に係る令和2年度予算につきましては、指定管理などおおむね例年どおりの額を計上いたしておりますが、また、指定管理料につきましては、その年度の児童の状況に応じ、補正予算を計上させて対応もさせていただきたい、そのように考えております。 ◯教育長(上田陽一君) ただいまのご質問にお答えをいたします。  議員お述べの放課後子ども教室、これにつきましては、奈良県教育委員会が地域とともにある学校づくりを進めるために実施しております学校地域パートナーシップ事業というものの一部として、本市ではそれぞれの学校で地域住民の方々の協力を得て行っているところでございます。  まず、予算面でございますが、ページ数で言いましたら133ページ、説明書ですけども、この中に委託料の中でパートナーシップ事業委託料というのが75万円計上させていただいております。1校当たりに直しますと5万円の活動費ということになりますが、今年度1校当たり3万4,500円でしたので、若干ではありますが増額させていただいております。これでさらに充実を図っていきたいというふうに考えております。  それから、この内容の面でございますが、活動については学習支援スポーツ支援と、この両面があるわけですが、学校と地域の方々が協働して、ボランティアの方々等の協力を得て行うものですので、課題としましては、各学校ともにこういう協力者、ボランティアの方々の募集というか、集めることに大きな課題をそれぞれ持っているところでございます。  学校や、それから学校地域コミュニティ協議会、こういうところで協議をさせていただきながら、ホームページであるとかコミュニティ便りであるとか、こういうところで募集をさせていただいております。今後、また充実を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯13番(岡田光司君) 学童保育に関しましては、補正予算等でやっていきたいというような形の答弁だったんですけども、現実、今、学童保育の募集をかけておられると思います。来年度の学童保育所待機児童は、現在どのような状況にあるのか、まずお尋ねいたします。  それと、放課後子ども教室のことに関しましては、今後とも充実に努めていくということですので、子どもの居場所づくりにまた取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  この学童保育待機児童のことについて、よろしくお願いいたします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) ただいまの質問にお答えいたします。  令和2年度の学童保育所の2次募集の締め切りである2月14日現在、合計667人の利用申し込みがあり、うち63人が待機児童となっております。待機児童の学年別の内訳は、4年生が41人、5年生が16人、6年生が6人となっております。学校別の内訳につきましては、桜井西小学校22人、城島小学校19人、大福小学校10人、朝倉小学校7人、桜井南小学校5人となっております。  直近の2カ月の利用申し込み人数と比べますと、平成30年度は614人、うち待機児童数が19人、平成31年度におきましては606人の申し込みうち待機児童が9人でしたので、令和2年度の申し込みが例年よりも多く、結果として待機児童も多い状況となっております。  以上でございます。 ◯13番(岡田光司君) ありがとうございます。  今まで学童保育についていろいろ質問をさせていただいたときも、市長は、学童保育待機児童があった場合は、しっかりと取り組んでいきたいであったりだとか、子ども・子育て支援の充実に向けて全力を尽くして取り組んでいくというようなことをよく市長言ってくださっていたんですけども、今回、いつもと比べて、通常と比べてかなりの人数の学童保育待機児童が現在出ている状況でありますので、この待機児童の解消をどのように考えているのか、そしてまた、どのように取り組んでいくのか、市長にお尋ねしたいと思います。 ◯市長(松井正剛君) 再度の岡田議員の質問にお答えします。  お子さんを安心して施設に預けて就労できる環境を整えるということは、子育て支援の根幹の部分であり、待機児童の解消は、今までも申しておりますように、最優先で取り組むべき課題であると考えております。令和元年度より、厚生労働省は、従来の学童保育所という形態だけでなく、公民館、塾、スポーツクラブ、保育所、一時預かり事業所、地域子育て支援拠点など、あらゆる場所を使って放課後の子どもの居場所づくり補助事業として提示されております。事業の担い手や交通手段などクリアしなければならない課題ばかりでございますが、調査、研究をしっかりとして、対応してまいりたい、そのように考えております。  また、既存の学童保育所につきましては、少しでも多くの児童を引き受けてもらうように、引き続き指定管理者に対し、要請してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) 私からは1点、市長に質問をさせていただきます。  現在、桜井市の財政状況は、中期財政計画を見てもわかるとおり、非常に厳しい財政状況の中でこの数年間をやっていかないと赤字になってしまうという、ぎりぎりの状況なわけでございますけれども、そのような中、行財政改革アクションプランが策定され、それに基づいてさまざまな行財政改革が行われているわけでございますが、今回の予算で、市民にとって、市民サービスがマイナスとなるような点は含まれておりますでしょうか。市長にお伺いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 工藤将之議員の質問にお答えをいたします。  第4次行財政改革アクションプラン取り組みにおける令和2年度当初予算の市民サービスへの影響につきましては、高齢者インフルエンザ自己負担金を1,500円から2,000円へ引き上げを行います。効果見込み額として350万円。また、令和元年度に一旦、芝運動公園市民プール50メートルプールの閉鎖をいたしました。効果見込み額は305万円を行いました。令和2年度では25メートルプール及び幼児用プールの閉鎖、効果見込み額223万円をいたします。令和2年度から開始する取り組み項目については、以上の2点でございます。 ◯7番(工藤将之君) ありがとうございます。  少し、やはり市民サービスのところでも我慢していただくところが出てくるというような中ではあると思うんですけれども、逆に、今回の予算で市民サービスがプラスになっているというか、今までよりも拡充している部分等がありましたら、市長にお答えいただけたらと思います。 ◯市長(松井正剛君) 再度のご質問にお答えします。  令和2年度の予算として新たに市民の皆さんの利便性向上などに資する取り組みといたしましては、市税等においてはスマートフォンで納付ができるようにするための経費、予算額11万7,000円、広報紙「わかざくら」のコンビニ配架、予算額12万5,000円、ハザードマップや避難情報をスマートフォンやパソコンで閲覧できる仕組みづくり、予算額160万円、ロタウイルスの任意予防接種への助成、予算額300万円、就学奨励扶助に係る入学準備金の引き上げ、予算額174万円、また、補正予算になりますが、国のGIGAスクール構想による小中学校のネットワーク環境整備、予算額2億7,335万円などを新たに計上しているところでございます。  以上でございます。 ◯3番(大園光昭君) 私のほうからは、昨年3月に一般質問でもさせていただいたんですけれども、行政のスリム化と本予算についてお伺いいたします。  そのときから比べますと、人口も400人減少しております。本予算は、昨年作成された中期財政計画と整合性はとれておられますでしょうか。計画では、令和2年度の歳入予定は240億7,400万円でした。今回の提出の予算は241億4,600万円ということで、その差額は7,200万円となっており、歳入の見込み額が多くなっております。その増額分はどのようなものがふえているのでしょうか。また、中期財政計画では、最終予定額として239億3,800万円となっておりましたが、本予算歳入歳出額差し引き額として2億800万円が実質収支額と考えていますけれども、それで合っていますでしょうか。よろしくお願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 大園議員の質問にお答えをいたします。  令和2年度の一般会計当初予算と昨年策定した中期財政計画との整合性につきましては、中期財政計画は普通予算一般と3資金の決算ベースでの策定となっています。それだけに、決算と予算との差もございます。さらに、8月ごろ策定いたします中期財政計画でありますことから、その時点で来年度の事業の選択を一定行っておりますので、その後に生じた新たな課題や国の施策によりまして、予算編成では変更となる場合もあります。  また、今後の実質収支の見通しですが、令和2年度以降におきましてもよい決算ができ、決算剰余金が少しでも多くなるように財政運営に努めてまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いします。 ◯3番(大園光昭君) ありがとうございます。  次に、平成29年の総務省提出の市町村財政比較分析表では、人口1,000人当たりの職員数ですけれども、桜井市では7.6人となっており、同類型のII-3のほかの市町村の平均値は6.2人ということになっております。昨年3月に質問させていただいたときから見ても、先ほども述べましたけれども、400人人口減少しており、今後少子高齢化による人口減少に対して、職員の定員管理はどのようにお考えになっておられますでしょうか。中期財政計画策定時に、令和2年度より再任用職員や月額職員、また日額職員の方が再任用会計年度職員として処遇改善されておられますが、今回の予算の中にその給与、職員手当、共済費等は想定されていますでしょうか。あわせてご回答をお願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えします。  定員管理及び人件費等についてのご質問にお答えします。  最初に、中期財政計画策定時に、再任用、会計年度任用職員の人件費を想定していたかというご質問にお答えさせていただきますが、まず、再任用職員の制度につきましては、平成20年度より継続して運用している制度でございます。したがいまして、これまでにおいても同様、正規職員、再任用職員、臨時職員の総数として必要最低限の職員数になるよう管理をしており、中期財政計画にも反映をさせていただいております。  また、会計年度任用職員制度につきましては、議員の皆さんもご承知のとおり、さきの12月議会におきまして、条例制定等のご承認を得まして、昨年度より運用を開始する制度でございます。国が制度を新設する際に、同一労働、同一賃金の考え方が組み込まれておりますので、本市におきましても臨時職員の制度からの移行に当たっては、将来の関連人件費が増加することは確実であります。つきまして、制度の準備段階である昨年の5月の時点で、人事課と財政課によって調整の上、中期財政計画にこれも反映をさせていただいております。  次に、職員数については、人口1,000人当たりの職員数についてのご質問にお答えいたします。  議員お述べのとおり、平成29年度の本市の人口1,000人当たりの職員数は7.56人であり、奈良県平均の7.75人よりは低いものの、類似団体平均の6.2人を大きく上回っている状況であります。  これは、本市の職員数が多いのは、分析データも公表されているとおり、保育所を直営していること、また、現在は一部を委託しているものの、ごみ処理、し尿処理をほぼ直営で行っていることがその原因であります。このことは、市の行政運営の方針による結果ということになるわけですが、類似団体と比較して職員数が多いというのは、決して良いことではございません。今後は、常に時代のニーズに応じた適切な行政運営を行えるように、市民の皆さんの声を聞きながら検討を重ねて、その結果として職員数の適正化を確保できるよう努めてまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いいたします。 ◯3番(大園光昭君) ご回答ありがとうございます。  財政がだんだんと厳しくなっていきますので、そこのところ、定員管理をしっかりしていただきたいんですけれども、次に、平成29年度の総務省への報告で、将来負担比率は同類型II-3で平均値31.9%ですけれども、桜井市は94.2%となっております。令和2年度の着地予定は何%を考えておられますでしょうか。ご回答お願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 再度のご質問にお答えします。  将来負担比率につきましては、本市は類似団体よりも高い状況にありますが、これは学校給食センターをPFI方式で建設したことなどが大きな要因であります。令和2年度の将来負担比率につきましては、令和元年度から新庁舎建設が本格的に始まったことに伴う市債の借り入れも増加しますので、平成29年度の94.2よりも増加することを見込んでおります。今後、さらに中期財政計画による事業の選択及び交付税措置のある有利な起債の活用等により、将来負担比率が下がるようにこれからも努めてまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いします。 ◯議長(藤井孝博君) 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯3番(大園光昭君) すいません。提案というか、今回、昨年の3月にも提案しましたけれども、市長がいつもおっしゃっておられる10年先、20年先の将来の人たちに桜井市の負担を残さないようにするためには、今から人口減少に合わせたスリムな行政が必要と思います。例えばマイナンバーカード、毎月、今、開所していただいて受け付けをしていただいていますけれども、マイナンバーカードの利活用、また、毎年発行される健康保険証を切りかえて、印刷費や発送コストの削減が可能となると思います。また、総務省が推進している地方自治体における業務プロセスシステムの標準化及びAIロボティクスの活用に関する研究会、スマート自治体研究会等の情報の周知を行っていただいて、今後は人口、財政に見合う組織にしていただきたいと思います。  大阪府の泉大津市につきましても、業務改善推進プロジェクトというのを立ち上げておられますけれども、昨年から今に至って何か業務改善に向けて推進されたことがあれば、最後にお願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えします。  行政のスリム化、効率化として、業務の改善、効率化につきましては、まずはこれからの行政運営に当たっては、少子高齢化の進展により人口減少が進む中、おっしゃいましたとおり、厳しい財政のもと、限られた職員による複雑化、多様化する自治体業務に対応しなければなりません。そのようなことで、議員もお述べをいただきましたように、人件費の抑制を図るために、より一層の業務改善に取り組まなければならないと、そのように考えております。  国では、お示しをいただきましたように、スマート自治体の実現を目指して、地方自治体における業務のプロセスやシステム標準化に取り組む方針を打ち出しております。人口減少が進む中、持続可能な行政サービスを維持するため、さまざまなICT技術を活用して、職員みずからが対応しなければならない業務に注力する組織体制へと転換していく必要があるということもよくわかっております。よく承知をいたしております。  また、お述べをいただきましたように、社会保障税番号制度においてマイナンバーカードの普及を促し、活用を図ることで、窓口業務の業務量の削減を図ることも必要である、そのように考えております。  本市でも国の進める方針に従い、業務の標準化、効率化に取り組み、限られた職員数で業務が行えますように、今後も業務改善にしっかりと取り組んでまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いします。 ◯議長(藤井孝博君) これより歳入の質疑に入ります。  1款、市税、6ページから7ページまで。  2款、地方譲与税、6ページから9ページまで。  3款、利子割交付金、8ページから9ページまで。  4款、配当割交付金、8ページから9ページまで。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページから9ページまで。  6款、法人事業税交付金、8ページから9ページまで。
     7款、地方消費税交付金、8ページから9ページまで。  8款、ゴルフ利用税交付金、8ページから11ページまで。  9款、環境性能割交付金、10ページから11ページまで。  10款、地方特例交付金、10ページから11ページまで。  11款、地方交付税、10ページから11ページまで。  12款、交通安全対策特別交付金、10ページから11ページまで。  13款、分担金及び負担金、10ページから13ページまで。  14款、使用料及び手数料、12ページから15ページまで。  15款、国庫支出金、14ページから21ページまで。  16款、県支出金、20ページから25ページまで。  17款、財産収入、26ページから27ページまで。  18款、寄附金、26ページから27ページまで。  19款、繰入金、26ページから29ページまで。  20款、諸収入、28ページから29ページまで。  21款、市債、30ページから31ページまで。  以上で歳入の質疑を終わります。  続いて、歳出の質疑に入ります。  1款、議会費、34ページから35ページまで。  2款、総務費、36ページから59ページまで。 ◯7番(工藤将之君) 1点お伺いをいたします。  これは予算案の概要に上げられておりますけれども、予算書で言えば38ページから39ページになると思いますが、文書広報費の広報紙のコンビニ配架についてお伺いをいたします。12万5,000円という、そんなに全体から見れば多くない予算なんですけれども、まず、このコンビニ配架の狙い、意図するところはどういうところにあるのかを担当部長にお伺いいたします。 ◯総務部長(青木浩之君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  広報「わかざくら」につきましては、全戸配布で届けられますよう努力しているところでございますが、実際のところ、新たに建ったハイツでありますとかそういうところにつきましては、自治会に加入をされていないというところもございます。今、一応広報紙につきましては自治会、もしくはハイツとかそういったところで代表者を決めていただきまして、自治会に入っていただかなくてもお届けはさせていただいているところでございますけれども、なかなかそういった組織といいますか、グループみたいなところをつくっていただけていないところもございますので、やはり、全戸に届けられるように努めさせていただく上で、今施設の窓口等、市役所のロビーでありますとか各施設のところに広報紙を置いて、皆さんそこで取っていただけるようなところをつくらせていただいております。しかしながら、やはり、公共施設でございますので、あいている時間もまたあいてない時間もございますので、そういったところからコンビニ、そこへ置くことによりまして、広報紙をさらに皆様のところにお届けできるのではないかということで、今回予算のほうを上げさせていただいております。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) ありがとうございます。  ということは、市内全部のコンビニに置くというお考えなのかというのがまず1点。それと、コンビニエンスストアにした理由ですね。例えばスーパーのような商業施設でもいいかとは思うんですけれども、コンビニにしたその判断基準といいますか、コンビニを選んだ理由を教えていただけますでしょうか。 ◯総務部長(青木浩之君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  コンビニにつきましては、今、市内19カ所ございます。全ての店舗のオーナーさん、個々に今置いていただけないでしょうかということで、ちょっと事前に打診をさせていただいているところでございます。できましたら、全てのコンビニへ置かせていただけるようにさせていただきたいと、そのように考えております。  コンビニを選ばせていただいた理由ですけども、今、市内に19店舗と気軽にお立ち寄りいただけるというところで、ほぼいろんなところにコンビニがございますので、そういったところから今回コンビニを選ばせていただいております。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) 最後になりますが、今まで私、ずっと一般質問等で「わかざくら」は全戸配布をされていて、そこに載っている情報は全市民に伝わっているという理事者側の答弁に対して、何度か異論を唱えてきたわけなんですけれども、もしも今まで答弁されていたとおり、「わかざくら」は全戸配布されているという立場であれば、これは必要ない事業だと私は考えています。しかしながら、今、部長の答弁では、「わかざくら」が今全戸配布できていないということも少し含まれていたわけなんですけれども、今後、「わかざくら」は全戸配布できていないという立ち位置からさまざまなご答弁等をいただけるということでよろしいでしょうか。ちょっとそこの確認だけお願いいたします。 ◯総務部長(青木浩之君) 今、印刷部数につきましては2万3,850部印刷をさせていただいております。実際に配布させていただいておりますのが、自治会、ハイツ等約2万3,500部ぐらいですので、約500部ぐらいの差があるのかなと考えております。中には、世帯分離をされておられたり、また、二世帯住宅で実際世帯数としては2世帯なんですが、市政だよりは1戸という形になっているところもございますので。ただ、実際に自治会、それからハイツ等の中でそういった組織なりグループをつくっていただけていないところもあるのかなというふうに考えております。ですから、我々といたしましては、全戸に届けられるように努力をさせていただいているということで、前からご説明もさせていただいておりましたけれども、今後もそういうような形で全戸にお届けできるように努力してまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) 3款、民生費、58ページから85ページまで。 ◯7番(工藤将之君) 1点だけお伺いをいたします。82ページから83ページ、老人憩の家費についてお伺いをいたします。  これは指定管理事業として12月議会で上がってきたものでございますけれども、これ、ちょっと私のほうでその後調べましたところ、平成29年、30年直近2年の決算状況を確認させていただきますと、例えば東老人憩の家で、人件費が29年から30年で、配置されている職員数は変わらないにもかかわらず50万円程度人件費が上がっていたりとか、市民サービスに直接つながるような備品購入費とかが大幅に削減されていたりするんですけれども、その辺のチェックはきちんと担当課としてやっていただいているのか、まずご確認お願いいたします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) チェックにつきましては、委託先である企業から書類が出てきておりますので、その辺はチェックをいたしております。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) それでは、例えば人件費が大幅に上がっている理由とかはきちんとつかまれているのかというのがまず1点。  それと、現場に出向いてチェックしていただいている監査のようなことをしていただいているのかというのがもう1点。  それと、決算を確認させていただきますと、大体七百数十万円の指定管理料だったと思うんですけれども、そのうちの多い年では100万円ほどが管理費として明示されているわけなんですけれども、その管理費というのはどういう内容か、おわかりになっていたら担当部長にお伺いいたします。3点お願いいたします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) まず初めに、50万円の人件費の増について説明させていただきたいと思います。  29年度、30年度につきましては、管理人1名、事業担当者1名、スタッフ1名の合計3人ということで増減はございませんが、事業担当者と申しますのは、正規職員として東憩の家のほか、3施設を担当しております。その職員の人件費につきましては、担当している4施設での勤務日数により案分して人件費として計上されております。  増加の理由といたしましては、自主事業の実施に係る準備のために、東老人憩の家に出勤日数が増加したことによるものと確認しております。  そして、現場へ出向いてチェックをしているかという部分につきましては、修繕などがございましたときには、必ず現場へ出向いて、それはそちらでやっていただくものなのか、本体の躯体、例えばボイラーの修理なんかになってきますと、市のほうで行わなければなりませんので、その辺は現場でチェックをしながら、話し合いを行ってやっております。  管理費のことにつきましては、内訳としまして聞き取りをしておりますのは、システムの管理料、法人の共通システム、経理、人事、仕様にかかる経費や出向応援給与、応援経費として東老人憩の家への直接応援にかかる経費及び間接にかかる経費であり、例えば法人内研修にかかる研修費、交通費などが該当すると聞き取りをいたしております。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) ありがとうございます。  それでは、最後に、先ほど人件費のところで、4施設の案分というご答弁がございましたけれども、その4施設、わかりましたらお答えいただけますでしょうか。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) すいません、ただいまその他の3施設につきましては把握いたしておりません。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) 4款、衛生費、84ページから101ページまで。  5款、農林業費、100ページから107ページまで。  6款、商工費、108ページから117ページまで。 ◯9番(我妻 力君) 111ページの商店街活性化事業補助金について、1点お聞きをしたいというふうに思います。  桜井市は、県との5つの包括協定で、非常にまちづくりが進んでいっております。また、その中でも桜井市の駅周辺は、特に桜井市まちづくり会社が中心になって、まちづくりをしておるんですけども、ここに上がっている商店街、私の認識では、桜井駅周辺に入ると思うんですけども、この補助金の趣旨と、また、どこの団体に補助金を出しているのか、そしてまた、どのような事業に使っているのかをまず1点お聞きいたします。 ◯まちづくり部長(遠藤政男君) ただいまのご質問にお答えします。  この商店街活性化事業補助金につきましては、今、議員お述べのとおり、本町通りのソラほんまちフェスタ等々の事業費に充てさせていただいていますのと、実績としましては、令和元年度では今言いましたソラほんまちフェスタの実行委員会等につきまして10万円の執行をさせていただいておりますのと、また、もう1カ所、三輪の商店街の振興会があるわけですけれども、そちらにつきましても、令和元年度につきましては7万5,000円の補助をさせていただきまして、まちなかのストリートギャラリー等々の取り組みをさせていただいております。  目的としましては、おのおのが持っております商店街が、徐々に衰退傾向にございます。その分につきましては、市もいろんなかたちで活動されるところにつきましては支援をさせていただくと、そういう目的でこの補助金を交付させていただいております。  以上でございます。 ◯9番(我妻 力君) では、同一事業に対しての補助金ではないんですね。といいますのは、桜井市周辺のまちづくり、これも商工会として委託という感じでしておるんですけども、桜井市周辺の駅には直接関係ない事業であるということですね。同一ではないから、疑義がないということですね。はい、わかりました。 ◯まちづくり部長(遠藤政男君) ただいまのご質問ですけども、決して重複しているところはございませんので。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) 7款、土木費、116ページから127ページまで。 ◯7番(工藤将之君) 2点お伺いをいたします。  まず、1点目ですけれども、土木費全体でお伺いをいたしますが、今回、新型コロナウイルスの影響でさまざまな影響が全国で出ていると思うんですけれども、新庁舎建設について、この新型コロナの影響で今後の工期に何か問題等が出てくるような可能性はないかをまず担当部長にお伺いいたします。  それと、もう1点は道路街路灯のLED化でございます。これは、道路維持費になりますので、118から119ページだと思うんですけれども、これは新規事業として上げていただいておりますが、今回の予算22万8,000円で何灯されるのか、また、しなければいけないのは全体で桜井市で何灯あるのか、その内訳をお願いいたします。 ◯都市建設部長(松村喜弘君) まず、コロナ対策、公共事業に対してのコロナ対策についてのご質問にお答えいたします。  令和2年2月25日付の国土交通省より、また、2月28日付の奈良県より、施工中の工事における新型コロナウイルス感染症の罹患に伴う対応についての通知がございました。  具体的には、4点の対応について要請があり、まず1点目は、工事現場での感染予防の対応として、アルコール消毒液の設置や不特定多数の者が触れる箇所の定期的な消毒などの徹底、2点目は、作業員が感染したら報告や感染者及び濃厚接触者の自宅待機、そして3点目は、作業員の感染により施工に支障を来す場合は工期の見直しや請負代金の変更、そして4点目は、請負者が工事を施工できないと認められるときは、発注者から工事の一時中止を命じるということとなっております。  このことを受け、本市におきましても、新庁舎建設を含む現在履行中の工事及び設計と業務委託の受注者へ工事の一時中止の意向を確認しております。確認件数は、工事18件、委託業務14件でしたが、全ての受注者はこのまま履行するとのことで、感染防止対策については万全を期すように指導しております。  また、作業従事者等に感染者が判明した場合は速やかに報告を受け、一時中止等の対応を協議することとしております。現時点で発注しております公共工事に対しまして、コロナウイルスの影響で資材が入らない、また、下請業者の人員が集まらないなどとの状況ではまだないということは聞いております。庁舎についても、今のところそれで頑張っていただいております。  以上でございます。  すいません。2点目の街路灯のLED化についてのご質問にお答えいたします。  今回、予算で街路灯の計上しています借り上げ料として22万8,000円を計上させていただいております。これは、街路灯のLED化にかかる1カ月分のリース料金でございます。リース期間は10年と考えております。  それで、市内の街路灯ですが、247基ございます。これは全て水銀灯であり、今後水銀灯は製造されず、また電気代やランニングコストも勘案し、この247基をLED化にするものでございます。令和2年度において247基全ての街路灯をLED化し、2月には機器の交換等々の改修は終わる見込みで、完了後の3月分1カ月分のリース代を計上しております。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) ありがとうございます。  1点目のことについては、了解いたしました。今後いろんな対応が出てくると思うんですけれども、そちらはよろしくお願いいたしておきます。  次に、街路灯のLED化なんですけれども、247基全てということで、非常に安心はしたんですけども、ただ、工事までに、やっぱり、それだけの調査等も含めてどれだけスピード感を持っても、その2月ということで1カ月しかできないということなんでしょうか。  といいますのも、これ、私どもの自治会の話で申しわけないんですが、LED化の質問をした後に、自費で結局LED化をさせていただきました。水銀灯が多い自治会であったんですけれども、全32基で約24万円、年間電気代を自治会としてお支払いしていたんですけれども、それが結局、年間6万円程度に減りまして、当初3年半ぐらいかかるかなと思っていた電気代での償還が実質2年1カ月でほぼ、ほぼ工事費がクリアされるというような、非常に私どもも驚いたわけなんですけれども。  ということは、早ければ早いだけ、市の将来負担が減る事業だと思うんですね。ですから、できる限り、今回予算では22万8,000円で、それにとらわれる必要があるのかもしれませんけれども、早くできればできるだけ市は負担が減るということだと思いますので、その辺の工期の2月末までかかってしまう、その理由だけ最後お伺いいたします。 ◯都市建設部長(松村喜弘君) 今回はあくまで街路灯、道路の照らす街路灯ということで、247基全基をするわけなので、これから新年度に入って、あと、リース会社等々の調整、それと247基の現場確認等々をしてまいりますので、2月末まで、できるだけ早くは終わりたいと思っているんですけれども、一応2月末をめどにしているところでございます。  以上でございます。 ◯9番(我妻 力君) 河川改良費の中に、用地購入費が1,500万計上されてありまして、これは国庫支出金もないので、多分これは単独購入だと思うんですけども、この購入場所と購入目的、それをまずお聞きしたいというふうに思います。 ◯都市建設部長(松村喜弘君) 今回、用地購入費ですが、桜井地区の浸水対策事業にかかる用地購入費でございます。場所につきましては、桜井高校南側の一級河川粟原川に放流する水路が、粟原川の水位上昇により逆流及び滞留するため、既設水路の西側のほうにバイパス水路が必要であるということで、新設するということでの用地購入費でございます。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) 8款、消防費、126ページから129ページまで。  9款、教育費、128ページから153ページまで。 ◯7番(工藤将之君) 1点だけお伺いをいたします。この予算の概要のところで出していただいております中学校のトイレ洋式化事業です。30万円でございますけれども、これは何基トイレを洋式化する事業なのか、それと、どの学校というのが決まっておりましたら、担当部長にお願いいたします。 ◯教育委員会事務局長(薮内誠一君) ただいまのご質問にお答えします。  大三輪中学校の洋式化の分で、1基を考えております。  以上です。 ◯7番(工藤将之君) 1基だけということなんですけれども、これは、全て終わらせるのに何年計画で考えていらっしゃるのか、今、洋式化しなければならないと担当課で認識している基数というのはどれぐらいあるのか、今おわかりでしょうか。 ◯教育委員会事務局長(薮内誠一君) ご質問にお答えいたします。  今、大三輪中学校につきましては、来年度入学される生徒の方に配慮が必要なお方がいらっしゃいましたので、1基整備させていただくということになっております。全体の計画としましては、今のところ持っておりません。  以上です。 ◯7番(工藤将之君) そうしたら、最後になるんですけれども、全体の計画はなく、その必要に迫られてということなんですね。以前からトイレの洋式化というのは話に出ていたと思うんですけれども、今、これは通告もしていませんので、全体計画というか、全体の基数等わかっているのかどうかだけ最後お伺いいたしますのと、あと、これ、総務部長に突然で申しわけないんですけども、今回ふるさと寄附金活用事業ということなんですけれども、こういう教育関係に使えるふるさと寄附金というのは、この予算で使った分を除く、もしくは、今現在でどれぐらい桜井市のほうでストックされているのか、以上2点を最後お伺いいたします。 ◯教育委員会事務局長(薮内誠一君) ただいまの質問にお答えいたします。  小学校のトイレの洋式化につきましては、以前よりふるさと寄附金のほうを活用させていただきまして、年次的にやっております。来年度につきましても、三輪小学校、織田小学校、そして桜井南小学校について工事を行う予定でおります。
     そして、一応令和3年度までという形で、今現在、計画を持たせていただいておりまして、今現在のそれぞれの洋式化率といいますと、城島小学校につきましては41.5%、安倍小学校につきましては33.3%、朝倉小学校につきましては25.0%、そして大福小学校につきましては31.5%、そして三輪小学校につきましては、2年度洋式化を行いますと43.4%、織田小学校につきましても令和2年度に工事を行いますと42.2%、纒向小学校は現在19.7%、桜井西小学校につきましては34.6%、南小学校につきましては今年度事業をさせていただきまして34.1%となっております。  以上です。 ◯総務部長(青木浩之君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  ふるさと寄附金ですが、教育または文化の振興という項目がございます。30年度末で1,228万3,150円、残高としてございました。これにつきましては、令和元年度にトイレの洋式化、安倍、城島、朝倉で400万円、そして、「私たちの桜井市」という郷土本で240万円、幼稚園の空調設備で310万円、幼稚園の建物補強、安倍幼稚園と桜井南幼稚園の補強で350万円という予算を計上させていただいておりまして、ほぼ毎年、寄附をいただく額につきましては全額教育文化に予算づけをしていただきまして、活用をさせていただいているというようなところでございます。  なお、令和元年度にまた寄附もございますので、それにつきましてはまた積み立てをさせていただいて、活用させていただきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) 10款、災害復旧費、152ページから155ページまで。  11款、公債費、154ページから155ページまで。  12款、諸支出金、154ページから155ページまで。  13款、予備費、154ページから155ページまで。  これで議案第1号についての質疑を終わります。  ただいまより11時20分まで休憩いたします。 ○午前11時10分休憩 ○午前11時20分再開 ◯議長(藤井孝博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第2号、令和2年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第3号、令和2年度桜井市国民健康保険特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第4号、令和2年度桜井市駐車場事業特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯7番(工藤将之君) 担当部長に1点お伺いをいたします。今回、歳入を見ていますと、この駐車場事業で前年度予算よりも364万9,000円アップということで、その内訳を見てみると、やはり北の駐車場が非常に上がっている。上がる見込みである。そのほかの駐輪場、駐車場に関しては、北、南ともに減額というような計画をされておるわけなんですけれども、このような中で、今回委託料で235ページ、市営駐車場長寿命化計画策定業務委託料がございます。670万という非常に大きな金額なんですけれども、この非常に駐車場事業が厳しくなっている中で、長寿命化を図っていくその理由と背景について、まず担当部長にお伺いをいたします。 ◯都市建設部長(松村喜弘君) ただいまのご質問にお答えいたします。  今回の市営駐車場長寿命化計画策定業務委託でございますが、公営企業が将来にわたって安定的に事業を継続していけるよう、総務省は長期的な需要の見直しや施設の更新計画、料金改定など、事業の持続性に関する的確な見直しを踏まえた中長期的な経営の基本計画である経営戦略を令和2年度までに策定するよう要請されております。  本市におきましても、エルト桜井のリニューアルオープンや、ホテルルートインの開業などにより、駐車場の需要予測が一定程度可能となったことから、最終年度である令和2年度において、経営戦略を策定したいと考えております。  つきましては、その戦略策定には投資の試算が必要となりますが、投資の試算には施設の長寿命化計画を策定することが必須となりますので、今回計上させていただいた計画策定の委託料でございます。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) 経営戦略として長寿命化をするということは、駐車場駐車場として残していくというお考えだと思うんですけれども、確かに部長おっしゃられたとおり、さまざまな市の施設や民間の施設ができているところもありますので、確かに長期的に見ると伸びてくるのかもしれません。しかしながら、現状、かなり厳しくなってきているのと、近隣にできている民間の駐車場との値段の乖離がかなり出てきていると思うんですけれども、例えば市の判断基準として、年間利用がこれぐらいを下回ったら何らかの措置をとるとか、そのような考えは長期にわたってあるのかどうか、まず2点目をお伺いいたします。 ◯都市建設部長(松村喜弘君) 再度のご質問にお答えいたします。  南北の駐輪場は、不法駐輪防止のため、絶対必要でございます。  また、駐車場ですが、南口駐車場の利用は、令和元年度実績によりますと、平均2時間の短時間利用、これが多く利用されております。短時間駐車では、民間駐車場との価格差が少ないと思われ、1日平均53台の利用がございます。このことから、駅に近い南口駐車場は存続する必要があると考えております。  また、料金改定等につきましては、将来的には民間業者等の料金も勘案して、また検討はしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) 例えば駐車場、駐輪場、特に駐輪場に関しては、一部民間のほうでも駐輪の施設をつくっていただいておりますけれども、逆にこれ、市長、例えば市民サービスを考えて、非常に安くしてもいいんじゃないかなというほどに思ってきます。というのも、今のように経営として考えていくのであれば、一定何かカンフル剤を打っていかないと、今年々減っているのは事実だと思うんですね。予算ベース的にはそうなっていると思いますので。ですので、何かどこかのタイミングで、ぜひとも1つの指標を決めていただいて、こうなった場合にはそこで対応を考えるとか、経営でございますので、そういうふうにお考えいただけるように、これはこの言葉だけ置いて、終わらせていただきます。 ◯議長(藤井孝博君) 議案第5号、令和2年度桜井市介護保険特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第6号、令和2年度桜井市後期高齢者医療特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第7号、令和2年度桜井市水道事業会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第8号、令和2年度桜井市下水道事業会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第1号から議案第8号までの8議案については、8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって本件については8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、桜井市議会委員会条例第6条の規定により、                小 西 誠 次 君                金 山 成 樹 君                井 戸 良 美 君                大 西   亘 君                阪 口   豊 君                吉 田 忠 雄 君                岡 田 光 司 君                東   俊 克 君  の8名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました8名を予算特別委員会委員に選任することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第10、議案第9号、令和元年度桜井市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯13番(岡田光司君) 補正予算ですけども、今回、小中学校の管理費のところで、GIGAスクール構想に合わせたネットワーク環境整備委託料というのが結構計上されておりますけども、まず、このGIGAスクール構想について、どのようなものなのか、そして、今回の委託料というのはどのような内容なのかお尋ねいたします。 ◯教育委員会事務局長(薮内誠一君) ただいまのご質問にお答えいたします。  GIGAスクール構想とは、児童生徒向けの1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する事業でございます。今回予算に上げさせていただいていますのは、高速大容量の通信ネットワークの整備をする事業でございます。  以上です。 ◯13番(岡田光司君) 私もいろいろ調べさせてもらったら、このGIGAスクール構想というと5年計画という形で書いておりましたけども、今回、この補正予算が上がったということは、今年度を1年目としての5年間という計画になっていくのか、今回予算を計上は実際にされずに、来年度に持ち越しされるような感じがあると思うんですけども、来年度から5年間というようなかたちなのか、そのあたりどのような計画になっているのか、そして、その5年の計画は実際に立てておられるのか、そのあたりお尋ねいたします。 ◯教育委員会事務局長(薮内誠一君) ただいまのご質問にお答えします。  今年度を含めて5年間の事業計画になっております。まず、今年度に整備事業ということですが、来年度に持ち越しまして、来年度にLANの整備事業を行いまして、またその後、4年間をかけまして端末のほうの整備を進めていくという計画をしております。  以上です。 ◯12番(吉田忠雄君) 私は、民生費のところで少しお尋ねしたいんですけども。  補正予算書の13ページの上のあたりなんですけども、社会福祉総務費で、国民健康保険特別会計へ、保険基盤安定等繰出金の追加所要額、これが1億2,283万7,000円というのが出ております。この制度というのは、市町村が行う国民健康保険の被保険者へ保険税の負担の緩和のために、保険税の軽減相当額、いわゆる7割軽減、5割軽減、2割軽減と言われているものなんですけども、これについて政令に基づいて算定する金額を一般会計から国保会計へと繰り出していく、いわゆる移しかえると、こういうふうな理解でよろしいんでしょうか。この点、福祉保険部長にお尋ねします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) ただいまの質問にお答えいたします。  議員お述べのとおり、保険税の7割、5割、2割軽減の対象となる低所得者層に応じて、平均保険税の一定割合を保険者に対して財政支援するものです。そして、一旦一般会計で受け入れて、国保特別会計に繰り出しをいたします。  以上でございます。 ◯12番(吉田忠雄君) 現在、年度途中なんですけども、そうしたら、今年度においてこの7割、5割、2割軽減の各世帯数と、それと被保険者数と軽減額をお尋ねいたします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) ただいまの質問にお答えいたします。  7割軽減につきましては2,794世帯、3,886人、軽減額は5,863万6,800円。5割軽減につきましては1,418世帯、2,841人、軽減額は3,943万4,611円。2割軽減につきましては1,050世帯、1,973人、軽減額は2,476万5,043円でございます。  以上でございます。 ◯12番(吉田忠雄君) この件はわかりました。  次に、同じく民生費関係なんですけども、これも補正予算書の13ページの下のほうに出てくるんですけども、生活保護費で1億円、この内訳ですけども、生活扶助費、これが2,500万、そして住宅扶助費、これが1,000万円、及び医療扶助費、これが6,500万円の減額補正をされているわけなんですけども。1億円といいますと、かなりこれ、減額しているなというのが率直な私の感じなんですけども、この1億円の減額補正の重立った理由というか、原因について、福祉保険部長にお尋ねいたします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) ただいまの質問にお答えいたします。  今回、生活保護費を減額補正いたしました主な理由といたしましては、保護世帯数、被保険者数の減少や、稼動能力の活用が可能な被保護者に対しまして、ハローワーク等と協力しながら就労支援を強化してまいりましたところ、新規就労者、増収者が増加したことにより、生活扶助、住宅扶助の減少につながったと考えております。  また、被保護者数の減少に加え、インフルエンザ等の流行が顕著でなかったことや、被保護者を親族の社会保険の扶養に入れてもらえるように調整を進めたことなどにより、医療扶助費の減少につながったものと考えております。 ◯12番(吉田忠雄君) この1億円の減額補正の減少の原因として、生活保護世帯の減少、これが過日、私も生活保護の問題で一般質問もしているんですけども、これはあると思います。  それと、就業支援を強化したこと、それと医療費扶助、これが下がった。インフルエンザが余り出なかったことで、医療費扶助が下がった、そういうような答弁やったと思うんですけども。そこで再度お聞きしたいのは、就業支援を強化したということなんですけども、これも年度途中でありますけども、今年度において何世帯の保護世帯、そして、何人の人が新しく就業したか、この点だけお尋ねして、質問を終わります。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) ただいまの質問にお答えいたします。  令和元年度におきまして、新規就業者は24世帯、24人でございます。増収者も全て含めますと、35世帯、37人となってございます。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託いたします。 ───────────────────────────────────────  日程第11、議案第10号、令和元年度桜井市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯12番(吉田忠雄君) 補正内容なんですけども、補正予算説明書の5ページのところなんですけども、一般被保険者医療給付費納付金、そして一般保険者後期高齢者支援金等納付金、介護納付金分のこの合計額が1億2,283万7,000円ということなんですけども、これは先ほどの補正予算9号の一般会計より保険基盤安定繰入金を受けて、国保の広域化に伴い、各納付区の合計額を事業納付金として奈良県へ納める金額というふうな理解でよろしいんでしょうか。この点、福祉保険部長にお尋ねいたします。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) 議員お述べのとおり、一般会計からの繰り入れを受けて、平成30年度からの県単位化に伴い、事業納付金として奈良県へ納めるものでございます。  以上でございます。 ◯12番(吉田忠雄君) わかりました。  次に、同じく5ページなんですけども、繰越金236万8,000円というのがあるんですけども、これは、過日の市長の議案提案説明もあったわけなんですけども、そこでは、保険給付費等交付金償還金においては、平成30年度国民健康保険調整交付金の精算に伴う県補助金の返還額を計上していると、こういうふうな説明やったわけなんですけども、これだけではよくわかりませんので、もう少し具体的に説明のほうをお願いして、私の質問を終わります。 ◯福祉保険部長(井上紀美君) ただいまの質問にお答えいたします。  当初、国は、交付金の追加交付は行わないとしたため、県が国への交付金申請に当たり、最大の金額を申請し、各市町村に国民健康保険調整交付金として案分いたしました。しかし、特定健診未受診者対策を県が国保事務支援センターに委託し、共同化事業として進めていく中で、入札等により経費が少なく済んだため、実績報告での申請額との差額が発生したことによる返還金でございます。  以上でございます。 ◯議長(藤井孝博君) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託いたします。 ───────────────────────────────────────  日程第12、議案第11号、令和元年度桜井市介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託いたします。 ───────────────────────────────────────
     日程第13、議案第12号、桜井市犯罪被害者等支援条例の制定についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託いたします。 ───────────────────────────────────────  日程第14、議案第13号、桜井市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第13号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第13号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第13号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第15、議案第14号、桜井市監査委員に関する条例及び桜井市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第14号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第14号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第14号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第16、議案第15号、桜井市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第15号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第15号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第15号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第17、議案第16号、桜井市附属機関設置条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第16号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第16号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第16号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第18、議案第17号、職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第17号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第17号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第17号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第19、議案第18号、桜井市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第18号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第18号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第18号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第20、議案第19号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯7番(工藤将之君) まず、今回のこの議案第19号に関して、市長、副市長、教育長のこれは、可決された場合、金額がどれぐらい変わるのかをまず担当部長にお伺いいたします。 ◯市長公室長(梶  均君) ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、市長の給料額でございますが、本則で月額105万円、30%減額後の額で月額73万5,000円であり、減額後の年間給与額は期末手当を含めて1,239万262円となっております。  次に、副市長の給与額は本則で月額88万5,000円、25%減額後の額で月額66万3,000円であり、減額後の年間給与額は期末手当を含めて1,117万6,522円となっております。  最後に、教育長の給与額は本則で月額73万円、20%減額後の額で月額58万4,000円であり、減額後の年間給与額は期末手当も含めまして984万4,780円となっております。  なお、財源につきましては市が全額を負担しております。  そして、今回の条例改正は、昨年の人事院勧告を受けて行うものでありまして、期末手当の支給月数を年間0.05月引き上げるものとなっております。そのため、条例改正前と比較いたしますと、それぞれの期末手当の年額の額は、市長が5万3,288円、副市長は4万8,068円、教育長は4万2,340円増加する見込みであります。  以上でございます。 ◯7番(工藤将之君) ありがとうございます。  今、さまざまな、先ほど予算の総括のところでも質問させていただきましたが、市民サービスを上げていただいている部分ももちろんございますが、しかしながら、高齢者のインフルエンザの補助の減額であったりとか、また、アクションプランにおいてはひとり親家庭の医療費の上限を付加ですとか、また、ほかには介護タクシーの今まで上限がなかったものを補助金が500円までとなったりとか、さまざまな市民サービスの今低下を招きながら、桜井市、厳しい財政状況を乗り切ろうとしているところなんですが、このような状況の中で、市長、副市長、教育長、特別職の方の収入を上げるということに対して、市長はどのようなお考えをお持ちなのかをお伺いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 工藤将之議員の質問にお答えします。  まず、特別職の給与につきましては、議員の皆様の報酬と同様、それぞれの自治体がそれぞれの条例にてその月額を規定しております。また、給料及び報酬月額の決定は、自治体の判断に委ねられておりますので、自治体によりその金額はさまざまであります。そのような中、私が就任以来、厳しい財政状況を鑑みて、副市長そして教育長ともどもに自分自身の意思で、また我々の意思でその給与月額の30%、25%、20%を減額して支給を受けております。  一方で、期末手当につきましては支給率として、これも議員の皆様と同様、各自治体がそれぞれの条例でその率を規定しております。  しかしながら、期末手当の支給率については、支給月額が自治体によってさまざまであることとは異なり、全国の自治体でほぼ一律の支給率となっております。このことは、特別職の公務員として公平性を確保するため、国家公務員に準拠するという公務員の大原則であるためであると考えられます。  実際のところ、一般職の公務員である職員と同様、独自で民間企業等を調査して、期末手当の支給率をはじめとする給与体系を決定することは非常に困難であるとともに、公平性を確保することも困難であると考えております。  これまでも、昨年までの議員の皆様と同様、人事院勧告を受けて従前どおり期末手当見直しを行ってきたところであります。  つきましては、今回の議案につきましても公務員としての公平性を確保するという観点から、人事院勧告に伴う国の特別職の公務員に準じて期末手当の支給率を年間で0.05カ月分引き上げる提案をさせていただいたところであります。  ご理解よろしくお願いいたします。 ◯7番(工藤将之君) ありがとうございます。  市長のおっしゃられることはよくわかるんですけれども、市長も強調されていたように、我々も昨年までは同じように人事院勧告に従っていたわけでございますが、やはり、桜井市は今市長がおっしゃられた公平性を、では市民に対して担保できているのか、ほかの市と比べて非常に公平なのか、また、今後の財政状況、1つ失敗すると赤字に転落してしまうかもしれないこの財政状況の中で、市が単独で支払う特別職、特にかじ取りをしている皆様方の給料を上げるというのはどうなのかというところで、私は1つ疑問が残っているんですけれども、やはり、市長は、そういうような桜井市は、ほかの自治体と同じように考えられるような財政状況であり、その他の取り巻く状況もほかの自治体と同じように考えて大丈夫だというふうにお考えなのか、最後、この点だけお伺いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えします。  財政状況をしっかりとこれからも健全化を図りながら、財政状況中期財政計画をしっかりとそれも守りながら、財政の安定化、これからの持続可能な行政になるようにしっかりと取り組んでいきたい、そのように考えております。 ◯議長(藤井孝博君) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。───2番小西誠次君。 ◯2番(小西誠次君)(登壇) 日本維新の会、小西誠次でございます。今議会に提出されました議案第19号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、反対討論をいたします。  今回の改正は、令和元年、人事院勧告による国家公務員の関連法の一部改正に伴う所要の改正と理解しております。特別職の給料月額は、市長が30%、副市長が25%、教育長が20%、それぞれ給料月額を削減されていることは敬意を表するものであります。  しかし、平成26年から6年連続で期末手当の引き上げを行うことは、結局のところ、削減の効果はもたらさず、市民との格差拡大につながることは言うまでもありません。  また、去年10月から消費税が10%に上がり、市民に新たな負担を課している中において、市民の所得事情を考えますと、特別職の期末手当を引き上げることが市民の理解を得られるとは考えられません。  特に財政状況が悪い桜井市においては、財政を圧迫する原因にもなることから、今回の議案に反対するものであります。  議員の皆さん方のご賛同をよろしくお願いいたしまして、反対討論といたします。 ◯議長(藤井孝博君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  これより本案について採決いたします。
     お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第19号について、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立)  起立多数であります。よって議案第19号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第21、議案第20号、桜井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第20号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第20号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第20号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第22、議案第21号、桜井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第21号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第21号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第21号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第23、議案第22号、桜井市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第22号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第22号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第22号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第24、議案第23号、桜井市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっている本案は、文教厚生委員会に付託いたします。 ───────────────────────────────────────  日程第25、選第1号、桜井市選挙管理委員及び補充員の選挙についてを議題といたします。  議案の朗読を省略して、これより地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により、桜井市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議長において指名することにいたします。  桜井市選挙管理委員に土谷好秀さん、山田維久子さん、西本巳喜男さん、西浦哲さん、桜井市選挙管理委員補充員に山形滿子さん、内藤久子さん、中野政弘さん、柳原茂さんを指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました被指名者を桜井市選挙管理委員及び補充員の当選人とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってただいまの被指名者を当選人と決定いたしました。  ただいまの当選人は文書をもって通知することにいたします。 ───────────────────────────────────────  日程第26、発議案第1号、中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。  議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。 ◯3番(大園光昭君)(登壇) 発議案第1号について、提出者を代表いたしまして、提案の理由説明を申し上げます。本意見書案を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。    中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書(案)  従来、ひきこもりは主として若年・青年層の課題としてイメージされてきたが、しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が昨年3月公表されたが、40~64歳のひきこもりが全国で約61万人にのぼるという推計は、社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。  政府としては、これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」を行ってきたが、今後は、より身近な場所での相談支援の実施や社会参加のの充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。  そこで政府におかれては、中高年のひきこもりは個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                    記 1、より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ 支援員を配置し、同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実 施すること。また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費 については、新たな財政支援の仕組みを創設すること。 2、中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひ きこもりサポート事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやす くなるような居場所づくりボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加の の確保。さらには家族に対する相談や講習会などの取り組みを促進すること。 3、「8050問題」など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応 できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまでの制度 の枠を超えて包括的に支援することが出来る新たな仕組みを構築すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                令和2年3月13日                桜 井 市 議 会  よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げて、私の趣旨説明といたします。 ◯議長(藤井孝博君) 提出者の理由説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第1号については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより発議案第1号について採決いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっている発議案第1号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって発議案第1号は、原案どおり可決されました。 ───────────────────────────────────────  以上で、本日の日程は全て終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。  以後の日程について申し上げます。16日は当初の日程を変更して休会とし、26日午前10時より再開して、議案審議を行いますから、念のため申し上げておきます。なお、案件の付託を受けられました委員会は、休会中の審査をお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。 ○午後0時04分散会 ─────────────────────────────────────── このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....