(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、
議案第48号は原案どおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
日程第5、
議案第49号、
桜井市
地域子育て支援拠点設置条例の制定についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
ただいま
議題となっている
本案は
文教厚生委員会に
付託いたします。
───────────────────────────────────────
日程第6、
議案第50号、
桜井市
市民活動交流拠点設置条例の制定についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
ただいま
議題となっている
本案は
文教厚生委員会に
付託いたします。
───────────────────────────────────────
日程第7、
議案第51号、
桜井市井寺池休憩所条例の制定についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
◯5番(
工藤将之君) この
井寺池の
休憩所なんですけれども、これは、県が整備していただいて、それで市に譲渡されたということで、市としてはありがたい
事業なのかなとは思うんですが、
維持管理については市が行っていくという認識で間違いないのかと、その
維持管理の見積もりといいますか、経年でかかっていく金額が今出ていましたら、回答をお願いいたします。
◯まちづくり部長(
遠藤政男君) ただいまのご
質問にお答えさせていただきます。
維持管理につきましては、地元の団体でございますホケノ山
古墳景観保全を語る会ということで、
地元箸中のほうで構成されている団体でございますけども、こちらのほうに
管理委託のほうをさせていただく予定になっております。年間の
維持管理に関しましては、現地のほうの草刈り、また隣接します
竹林等の保全も含めまして、年間15万円で
維持管理の契約の締結をさせていただきたいと思います。
以上です。
◯議長(
札辻輝已君) これをもって
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
本案については、この際、
委員会の
付託を省略し、
討論を終結して、直ちに
採決に入りたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより
議案第51号について
採決いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
議案第51号については、原案どおり決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、
議案第51号は原案どおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
日程第8、
議案第52号、
桜井市まほろば
センター条例の一部改正についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
◯11番(
岡田光司君) この
条例に関しまして、3点ほどお伺いいたします。
まず最初に、この
多目的ホールの
料金のことについてお伺いいたします。
今度新しくなるところの
料金は改正されたんですけど、その前のところですと、土・日の
料金というのがあったように思います。今回、その土・日の
料金がないというのと、全般的に
多目的ホールは、
料金が上がっているような
感じがあるんですが、この
あたり、なぜ
料金が上がったのかお伺いします。
それともう1つ、
子どもの
広場についてのことですけども、中で
子どもは
保護者とともにというようなことがありまして、
利用する場合、
保護者が
一緒に
利用しないと、中に
子どもが入れないのかお伺いしたいのと、この
料金表には、
保護者のところは1時間までがお金が書いておりまして、1時間を超えた場合は線が入っているわけですけど、線が入っているということは、お金がかからないというのか、それとも、1時間過ぎると出なければいけないか、その
あたりをお伺いしたいのと、もう1点は、
子どもの
広場に関しまして、
駐車場利用に向けてどういった形でされるのか。この
条例を見ていましても、
駐車場、例えば来られた方に関しての
駐車場の減免とかそういったことが一言も書いておられないので、この
あたり、
駐車場の
利用はどのようにお考えなのかお伺いします。
以上3点、お願いいたします。
◯まちづくり部長(
遠藤政男君) ただいまの
質問にお答えさせていただきます。
1点目、
多目的ホールの費用的な
部分でございますけども、今回、従前の
貸し館の
部屋数と比較しまして、新たな機能の
配置等がございまして、全体的な
貸し館部分の
部屋数は大幅に、約半減しております。そういう
関係もございまして、
利用者の
利便性向上のために、今まででしたら朝・昼・夜というような形で、3
パターンでの
貸し館でございましたけれども、今後は時間
貸しということで、朝・昼・晩通してですけども、時間
貸しで
利用することによって、できるだけたくさんの方がご
利用いただけるような仕組みに今回させていただいております。
そして、
多目的ホールの
部分につきましても、今までは朝・昼・晩というような形で
貸し館のほうをさせてもらっておったわけなんですけども、一時期、
利用されない、例えば12時から1時でありますとか、また、5時から6時でありますとか、そういう
部分も通して、朝の9時から夜の9時まで通して
利用いただくような形で今回させていただいております。そして、時間
貸しの新たな導入という形でさせていただいております。
2点目につきまして、
子どもの
部分の扱いなんですけども、
子どもは1時間を超えましたら、1時間当たり100円の
追加料金がかかるわけなんですけども、
保護者につきましては、
一緒に入っていただいている期間、最初の
料金をお納めいただきまして、1時間超えた場合につきましては、
保護者の方は
料金のほうはかからないという形で考えさせていただいております。
そして、3点目の
駐車場の
利用の減免につきましては、今回、この
センターの
条例の中にはうたわせていただいてないわけなんですけども、当然、お車で来場される方もたくさんおられると思います。その中で、
エルト桜井の
駐車場の
利用でありますとか
市営駐車場、また、近隣には民間の
駐車場もございますけども、そちらのほうにつきましては、今後
利用される方の
利用形態を見ながらですけども、
駐車場の
費用負担につきまして幾分か軽減できるようなそういう方策も今後検討をさせてもらえたらというふうに思っております。
以上でございます。
◯11番(
岡田光司君)
多目的ホールに関しまして、土・日
利用の
料金のことに関しては、答弁がなかったように思うんですけども。
あと、
料金が上がった件ですね。確かに
時間割の使用に関して、時間単位でできるというのはありがたいんですけども、例えば1日使った場合、今のやつですと
時間割で3,850円だったら、4,620円になるわけなんですけども、従来の、前のままでしら4万円という形で6,200円ほど上がっている。確かに
利便性はよくなったというのはわかるんですけども、実際
料金が上がっているというのがありますので、その
料金が上がった理由をお伺いしたいなと思ったんですけども、再度お伺いしたいのと。
あと、
子ども広場のことに関しまして、
子どもと
保護者、
保護者がついていったら、恐らくそうだなと思ったんですけども、1時間を超えても
保護者はかからないということなんですけども、よくあるのが、そういった遊び場に行きましたら、
子どもは遊んで親は外から見ているというような
パターンが結構あるわけなんですけども、そういったとを考えると、
桜井市のこの
子どもの
広場というのは、
保護者が同伴で中に入らないと
子どもが遊べないということなのかなと、そういう
質問の意味でさせてもらったんですけども、その
あたりもう一度答弁をお願いいたします。
それと、
駐車場利用に関しましては、今度、また
条例、そういったことを考えた上で
条例改正の中に出てくるという認識をいたしました。
あと残りの、以上の2点、お願いいたします。
◯まちづくり部長(
遠藤政男君) ただいまの
質問にお答えさせていただきます。
今回、
ホールの
部分なんですけども、当然
リニューアルのほうをさせていただきまして、部屋の大きさ等は変わっておりませんけれども、全て内装等々もやりかえさせていただく
関係もございまして、
料金のほうの
見直しをさせていただいております。
もう1点、親の入場の仕方のほうなんですけども、同時にその部屋の中に入っていただきまして、親と
子どもが
一緒になって
子ども広場の中に入っていただいて、そして
一緒に遊んでいただく。また、親同士の交流でありますとか、また
子ども同士の交流等々も含めて、進めていきたいというふうに考えさせてもらっております。
以上でございます。
◯11番(
岡田光司君) わかりました。
多目的ホールに関しましては、お金がかかったから、それを回収するために値段を上げられたという
感じに受けとめさせていただきたいと思います。
それと、
子ども広場のことに関しまして、先ほどのことで言いますと、親と
子どもが
一緒になって遊ぶというような形を考えておられると。
子どもだけで遊ぶということは余り想定されていないという
感じを受けました。実際どんなことになるか、どんな
感じでなるかわかりませんけども、楽しみにしておきたいなと思います。
以上でございます。
◯議長(
札辻輝已君) これをもって
質疑を終結いたします。
ただいま
議題となっている
本案は、
文教厚生委員会に
付託いたします。
───────────────────────────────────────
日程第9、
議案第53号、
桜井市倉橋溜池ふれあい
公園条例の一部改正についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
本案については、この際、
委員会の
付託を省略し、
討論を終結して、直ちに
採決に入りたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより
議案第53号について
採決いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
議案第53号については、原案どおり決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、
議案第53号は原案どおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
日程第10、
議案第54号、
桜井市活き生き
広場条例の廃止についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
本案については、この際、
委員会の
付託を省略し、
討論を終結して、直ちに
採決に入りたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより
議案第54号について
採決いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
議案第54号については、原案どおり決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、
議案第54号は原案どおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
日程第11、
議案第55号、
桜井市
商業者育成支援センター設置条例の廃止についてを
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
◯1番(
大園光昭君) すいません、今回、
商業者育成支援センターが廃止ということで、建物、
エルトの中にあったものですけども、なくなる。これはPDCAでいうと、今回、過去何年間か、10数年運用されて、その実績、成果を伺いたいというのと、
あと、
使用料等、今まで入ってきていたわけですけれども、それもなくなっていくということで、実際、それのかけた経費と、またその効果というんですか、その
あたりも何かありましたら教えてください。
あと、この
商業者育成支援センター、なくなった後、
創業支援という
部分では今1,500万なりいろんな補助金等出ているようですけれども、今度
桜井の三輪であったりとか初瀬、また本町通の
商店街を活用して何らかの検討をされるのかどうか、それも含めて教えてください。
◯まちづくり部長(
遠藤政男君) ただいまの
質問にお答えさせていただきます。
まず1点目、実績、
成果等のご
質問だったと思いますけども、
平成11年から現地のほうで3
ブースご用意させていただきまして、11年から26年ごろまでは3
ブースとも全て詰まって、かなり活用のほうをされておりましたけども、やっぱり、だんだん施設全体の
来場者数が少ないということで、徐々に撤退をされてきまして、最終的には1店舗しか残っていなかったような
状況となっております。
実際、そちらのほうで最長6年間、3年間を2回ということなので、そこで
営業等をやっていただくことが可能やったわけなんですけども、そちらのほうで営業していただいて、やっぱり、力をつけていただいて、市内で開業していただいて、今も頑張っていただいている
事業所はあるように聞かせていただいております。
2点目の
使用料がなくなるということなんですけども、この分は、当然、施設のほうが今回の
リニューアルに伴いまして廃止をさせていただく
関係がございますので、今までありました
使用料収入というのはなくなることはご了解のほうをいただけたらと思います。
それと
あと、3点目なんですけども、
商業者、
新規就業者等々の
支援のほうなんですけども、実は
平成28年なんですけども、
新規創業者等を
支援するために、
産業競争力強化法に基づく
創業支援の
事業計画というのを
桜井のほうで策定をさせていただきまして、国で承認のほうをいただいております。この
制度に基づきまして、
桜井市でも
平成28年度から新たに
創業者向けの
融資制度というのを設けさせていただきました。従前の
中小企業の
融資等の場合につきましては、
一定事業の実績がなければ
融資を受けられないわけなんですけども、この
創業支援につきましては、創業前の
準備行為につきましても
支援をさせていただくというような
制度でございます。これで
平成28年度では6件の申し込みがございまして、
トータル2,600万円の
融資をさせていただいております。27年はございませんでして、29年度につきましては1件で1,000万円、そして、今年度、今現在では
平成30年度6件の受け付けをさせていただきまして、実際まだ
審査中もございますけれども、そのうち2件につきまして
実行済みで、金額につきましては890万円の実行をさせていただいております。
それともう1点、
中小企業のほうの
融資につきましても、今まで新規の
融資のみだったわけなんですけども、
平成29年度から新たに借りかえの
制度を創設させていただきまして、
平成29年度実績としましては、借りかえで10件、
トータル4,500万円の
融資の実行のほうをさせていただいております。
以上でございます。
◯議長(
札辻輝已君) これをもって
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
本案については、この際、
委員会の
付託を省略し、
討論を終結して、直ちに
採決に入りたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより
議案第55号について
採決いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている
議案第55号については、原案どおり決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、
議案第55号は原案どおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
日程第12、
議案第56号、
市道路線の
認定についてより、
日程第18、
議案第62号、
市道路線の
認定についてまでの7
議案を一括して
議題といたします。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
ただいま
議題となっている
本案は、
産業建設委員会に
付託いたします。
───────────────────────────────────────
日程第19、認第1号、
平成29年度
桜井市
一般会計歳入歳出決算認定についてより、
日程第26、
議案第46号、
平成29年度
桜井市
水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定についてまでの8
議案を一括して
議題といたします。
ただいまより
監査委員の
監査報告を求めます。
監査委員、
西岡良郎君。
◯監査委員(
西岡良郎君)(登壇) おはようございます。
代表監査委員の西岡でございます。
それでは、先日実施しました
平成29年度
審査の概要についてご報告申し上げます。
地方自治法、
地方公営企業法並びに
地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律の規定に基づき、市長から提出されました
平成29年度
一般会計と各
特別会計及び
基金運営状況、並びに
水道事業会計の
決算及び
桜井市の
財政健全化に関する調書につきまして、
議会選出の
金山成樹監査委員とともに、過日、
審査を実施したところでございます。その結果については、
監査委員を代表して、本議会にご報告申し上げます。
まず初めに、
決算審査についてでございます。
審査の内容につきましては、
会計管理者及び
水道事業管理者所管の
関係諸帳簿と照合し、あわせて
関係職員から説明の聴取を行い、計数の
正確性、
予算執行状況の
適否等について慎重に
審査を実施したところでございます。その結果、
審査に付されました各
会計の
決算並びに
基金運用状況を示す書類につきましては、計数的には適正で正確に処理されていると認められましたので、ここにご報告申し上げます。
なお、
計数等の詳細につきましては、お手元の
決算審査意見書及び
財政健全化審査意見書において説明しておりますので、ご高覧賜れば幸いと存じます。
ここで、せっかくの機会でもありますので、
決算審査を通じて特に
感じました事項について申し上げたいと思います。
最近の我が国の経済は、
月例経済報告において、景気は緩やかに回復していると示され、先行きについては、雇用・
所得環境の改善が続く中で、
各種施策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されるとされております。
しかし、このような
経済情勢の中で、地方はまだ
景気回復を実感するまでには至ってないのが現状と思われます。
さて、29年度の
決算は、これまでの
重点施策の
取り組みと課題の解決に加え、
まちづくりの
関連施策の実現に向けて、限りある財源を
有効活用を図りながら、配分された
予算措置に基づいて実施されました。
一般会計及び
特別会計を合わせた
歳入総額から
歳出総額を差し引いた
形式収支は5億3,146万2,743円の
黒字決算となり、翌年度繰り越すべき財源3,518万4,445円を控除した
実質収支は4億9,627万8,298円の
黒字決算となっております。
財政状況を示す各指標を前年度比較してみますと、
財政力指数、
経常収支比率、
公債費比率がともに前年度よりやや改善されたものの、各指標・数値から見ましても、その
財政力は弱く、
財政構造の
硬直度が高いなど、依然として厳しい
財政状況であることには変わりないところでございます。
市税収入は、
人口減少によって今後においても大幅な伸びが期待できない
状況にあり、国等から
地方交付税や
地方消費税を含む
各種交付金の減少も見込まれる中、
歳出面における市を取り巻く環境は、医療、福祉、介護などの
社会保障関連経費の増加によって今後も厳しい
財政状況が続くと思われます。これらのことから、
既存事業の
見直しや歳出の削減のみならず、
未収金の回収及び
ふるさと寄附金のさらなる獲得など、
収入確保に向けた
取り組みが必要であると考えます。
一般会計では、収入の約3割近くを占める
自主財源であります
市税収入は、
収納率が対前年比0.22ポイント上昇しております。これは、市民の
皆様方の納税に対するご理解と
関係職員の
努力等によるものと思われます。収入未済額は5,545万円と前年度を下回りましたが、納税義務公平性の原則に基づき、今後とも滞納処分等の法的な措置を含めた収納対策を講じられ、
自主財源の確保を図られたいと考えます。
また、分担金及び負担金、並びに
使用料及び手数料につきましても、その収入未済額は5,297万円となっており、受益者負担の公平性の見地から、
収入確保に向けた
取り組みを望むものであります。
次に、歳出につきましては、前年度と比較して15億1,731万円の増加となっております。
これらを性質別経費で前年度と比較してみますと、まず、義務的経費では公債費が2億3,239万円増加、人件費が3億7,081万円、扶助費が5,424万円が減少しております。投資的経費では、普通建設
事業費8億5,108万円、災害復旧
事業費9,017万円の増加となっております。また、その他経費では、繰出金が8,318万円、積立金が3億4,329万円、補助金等が6,525万円がそれぞれ増加しております。
次に、
特別会計につきまして、下水道
事業特別会計は、前年度同様、
実質収支0円
決算となっておりますが、これは
一般会計からの繰り入れによるものであり、今後も収入の確保と経費の縮減に努められますよう要望します。
住宅新築資金等貸付金
特別会計は、
実質収支で5,616万円の赤字
決算となり、貸付金の元利収入において収入未済額は2億442万円となっており、
収入確保に努めるよう強く要望いたします。
国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療の各
特別会計につきましては、高齢化社会の進行により各給付
事業の増加が予想されますことから、今後においても保険
事業の健全な運営と、相互扶助の趣旨である負担と給付の適正化を図るために、収入未済額の早期収納に向けた
取り組みを望むものであります。
駐車場事業特別会計につきましては、
実質収支で10年以上赤字が続いております。引き続き
使用料収入の増加に向けた経営努力を望むものであります。
これまでにも申し上げましたが、特に収入に関しては
一般会計、
特別会計の各
会計とも多くの収入未済額を抱えております。行政の公平性を確保するためにも、収入未済額に対しての
取り組みを強化し、収納確保を図り、ひいては
自主財源の確保に努めていただきたいと考えております。
また、支出に関しては、各種団体への補助金や負担金の交付につきまして、前例にとらわれることなく、書類
審査や事務手続を厳正に行い、
事業効果を検討し、申請団体等に対してなお一層厳しい指導・監督に努められ、安易に補助金を交付することのないようお願いします。
続きまして、各基金の運用につきましては、厳しい
財政状況の中で基金収支は1億6,906万円の減少となっております。これは、主に
財政調整基金、職員退職手当基金及び
土地開発基金等の取り崩しが影響しております。今後とも、基金の設置目的に沿って有効かつ効果的な運用をお願いします。
次に、
水道事業会計でございますが、本年度
決算は、総収益から総費用を差し引いた収益的収支につきましては1億9,754万円の純利益が計上されております。
水道
事業を年間総給水量から見ますと、給水量は年々減少しており、給水区域内人口の減少に伴い、総給水量の減少は避けられないものと考えられます。このことからも、有収率の向上とさらなるコスト削減によって、経営の効率化に努められますようお願いいたします。
また、水道
料金の徴収については、窓口徴収、滞納整理業務の民間委託による訪問徴収、給水停止措置等によって、本年度の過年度分の
使用料収入未済額は1,582万円で、前年度に比べ減少しております。しかし、さきの
一般会計でも申し上げましたが、受益者負担の公平性と公営企業の健全経営のためにも、さらなる
未収金の早期解消に向けた格段の
取り組みを要望いたします。
水道
事業は、市民生活に欠かすことのできない、安全で良質な水を安定的に供給する大切な
事業であり、公営企業者として経済性と公共性のバランスに配意され、サービス向上と災害に強い水道施設の構築に努められるよう望みます。
続きまして、本年度の
地方公共団体の
財政健全化に関する法律に基づき提出されました
平成28年度
決算に基づく
財政健全化比率調書をもとに、その
審査を行いました結果についてご報告申し上げます。
まず、
健全化判断比率における各比率では、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては
黒字決算となりましたことから、該当数値はありません。実質
公債費比率は7.8%、将来負担比率は94.2%となっております。また、公営企業の
健全化比率における
資金不足比率につきましては、
水道事業会計、下水道
事業特別会計の各
会計におきまして、いずれの
会計も、前年度に引き続き資金不足なしとなっております。それぞれの各比率につきましては、その
審査に付されました算定の基礎となる事項を記載した調書類は適正に作成されているものと認められました。
本市においては、どの比率におきましても、国の示している早期
健全化基準、経営
健全化基準を下回っている
状況となっております。しかしながら、これは主に交付金や補助金の確保に努められたことに加え、
財政調整基金を初め各種基金を取り崩したことによる結果であり、厳しい
財政状況が続くことには変わりありません。30年度以降も
まちづくりに関する
事業の継続に加え、市庁舎の建てかえなどの
事業が計画されていることから、再び赤字
財政や資金不足に陥らないために、限られた経営資源、ひと・もの・金・情報を有効に活用し、市民の声に耳を傾け、今、何が必要か、何が重要かを有効に活用し、選択と集中による効率的な行
財政運営の
取り組みが求められます。これからも行
財政改革アクションプラン、中期
財政計画に沿った行
財政運営に取り組むとともに、さらなる行
財政改革を推進すべきと考えます。
以上、
審査を終え、意見なり希望を述べてきましたが、今後とも市民の方々への行政サービスの維持と
財政健全化の両立に配意され、最小の経費で最大の効果を達成するためになお一層の努力をされることを望みまして、
審査を終えてのご報告とさせていただきます。
長時間、ありがとうございました。
◯議長(
札辻輝已君) 以上で報告は終わりました。
これより認第1号について
質疑に入ります。
質疑は明細書に基づいて行います。
まず、総括的な
質疑はありませんか。
◯12番(土家靖起君) 市長に3点ほどお尋ねをいたしたいと思います。
1点目につきましては、
人口減少によります本市の影響でありますけれども、本年の6月議会でも私は
質問を行わせていただいたわけでございますが、
決算を見ますと、
人口減少などの影響で
財政が相当厳しくなっているのを
感じるわけでございます。そのことから、市長は、どのような、今後、対策を講じていかれるのか、この点をまず1点お尋ねいたしたいと思います。
2点目でございますが、
人口減少につながる空き家対策についてであります。空き家対策の中でも、空き家の利活用の
取り組みは非常に私は重要であると思います。そこで、空き家の利活用について、市長はどのようなお考えをお持ちか、これを2点目としてお尋ねをいたしたいと思います。
それから、3点目でございますけれども、ふるさと納税についてであります。ふるさと納税につきましては、地域の活性化のために非常に有効な手法でもありまして、昨年9月の
リニューアル後、
平成29年度
決算におきましても寄附金額が大幅に増加をいたしました。さらに今後、市長はどの程度まで寄附金を上げようとされておるのか、この点について、まず3点お尋ねいたしたいと思います。
◯市長(松井正剛君) 土家議員の
質問にお答えをさせていただきます。
まず、着座にて答弁させていただくことをお許しいただきたいと思います。
まず、
人口減少対策についての
質問にお答えをいたします。
人口減少に伴う対策として、第3次行
財政改革の中でもうたわれております、持続可能かつ弾力的な行
財政改革を確立するの考えに重点を置いて、今後も持続可能な行政とするためには、
人口減少に対応した行政のスリム化と
人口減少抑制対策、この2つの課題への対応が急務であると、そのように考えております。
これらのことを踏まえ、持続可能かつ弾力的な行
財政基盤の確立を目指すべく、
人口減少に対応した行政のスリム化を図っていきたいな、それとともに、行
財政改革の
取り組みとして、
人口減少抑制対策として地方創生や
まちづくり事業等の
取り組みを
財政規律を保ちながら両立し、行うことが必要であると、そのように考えております。
非常に難しい
取り組みではございますが、
人口減少に対応した行政改革のスリム化の行
財政改革の
取り組みを行いながら、
人口減少抑制対策である地方創生や
まちづくりの
事業を
財政規律を守りながら両立して頑張っていきたい、そのように考えているところであります。
続きまして、空き家対策の
質問にお答えします。
私も空き家対策としての空き家の利活用は重要であると考えております。空き家の利活用につきましては、移住・定住の促進と、管理不全空き家の予防を目的として、空き家の流通を促進して、人口流出に歯どめをかけ、流入人口をふやし、地域活性化を図るため、各地で行われております
まちづくりの施策とあわせて積極的に取り組んでまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いいたします。
3点目ですが、ふるさと納税の
質問にお答えをいたします。
昨年9月に
リニューアルを行い、返礼品の数も大幅にふやして、また、ポータルサイトやクレジット決済の導入など工夫を行って、寄附していただきやすい環境を整えたところであります。
そのことから、奈良県下の中で県を含め5番目の寄附額となる約7,200万円を集めることができました。また、先月8月には累計で1億円を超えました。
取り組みが実を結んで、
桜井市を応援してくださった全国の皆さんに感謝をいたしたいと思います。
今後も総務省の基準、今厳しくなっております、総務省の基準を守り、適切な運用を行いながら、さらに次の目指すところといたしましては、二、三年をかけまして2億円を倍増していきたいなと、2億円を目標にしていきたい、そのように考えております。
以上でございます。
◯12番(土家靖起君) ありがとうございます。市長の心意気はわかりました。
次に、市長の答弁をいただきまして、各担当部長にそれぞれちょっとお尋ねいたしたいと思います。
1点目でございますけれども、
人口減少による影響でございます。本市の
財政にどれくらいの影響があったのか、この点について総務部長にお尋ねいたしたいと思います。
それから、2点目の空き家対策につきましては、私は、交付金などを活用した
事業でありますけれども、これまでの空き家の利活用の
取り組み実績と空き家バンクへの登録数について、これは市民生活部長にお尋ねをいたしたいと思います。
それから、3点目のふるさと納税でございますが、今日も新聞に載っていました。7,200万で
桜井市の額が載っておりましたけれども、先般の議員の配付資料の中に返礼品のカタログとあわせて、寄附金が累計で1億円を超えたという報告がありました。地域の魅力満載の返礼品でございますが、現在の品数と、どのように商品開発を行っておられるのか、これにつきましては総務部長にお尋ねいたしたいと思います。
◯総務部長(青木浩之君) 失礼いたします。まず、1点目の
人口減少による
財政への影響額につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。
平成27年の国勢調査人口で約3,000人の
人口減少となりました。そのことから、
平成28年度はその影響及び地方
財政制度計画の影響によりまして、
平成27年度との比較においては、普通交付税で約2億8,000万円、臨時
財政対策債で約2億円の減額ということになりまして、あわせて約4億8,000万円の大幅な減収となっております。さらに、
地方消費税交付金でも約1億円の減収となり、国勢調査人口を基礎数値といたします普通交付税並びに交付金などで大きな影響を受けたところでございます。
次に、続けて3点目のほう、ふるさと納税の品目と商品開発をどのように行っているかということでのご
質問にお答えをさせていただきます。
返礼品の品数といたしましては435品目と現在なっております。また、返礼品の開発につきましては、
桜井市商工会、そして、都市再生推進法人であります
桜井まちづくり会社と連携を行いまして、商工会では会員さんに働きかけを行っていただき、また、
まちづくり会社では商工会の会員さん以外の、例えば市内の工芸作家の方でありますとか、新たに起業されました
事業者の方など、
事業者の皆さんと
一緒に寄り添って商品開発などを取り組んでおります。
事業者さんの中には、返礼品が全国に出荷されることで励みにもなりまして、新たな商品開発にもつながっているというところでございます。
また、地域の魅力発信と活性化にも大きく寄与していると考えております。
まだまだ地域のよいものがたくさんあると思いますので、今後も皆さんと
一緒に魅力ある商品開発に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◯市民生活部長(井上紀美君) 空き家の
取り組み実績と空き家バンクの登録数についての
質問にお答えいたします。
桜井市空き家利活用
事業補助金を活用した
取り組み実績といたしましては、
平成29年4月、
桜井駅周辺地区に「櫻町珈琲店」、今年4月に「ル・フルドヌマン~櫻町吟~」、そして、7月に長谷寺門前町周辺地区に「憩いの杜くろもん」をそれぞれオープンされております。
空き家バンクの登録数につきましては、
平成30年8月31日現在で空き家物件登録数は延べ10件、空き家利活用希望者数は延べ25件、成約数は3件となっております。
以上でございます。
◯12番(土家靖起君) ありがとうございます。
今、部長のほうからそれぞれご答弁を賜ったわけでございますが、次に、市長に最後にちょっとお尋ねいたしたいと思います。
1点目の
人口減少によります本市の影響でございますが、今後も
人口減少は避けられませんので、それに対応した行政規模、どれくらいが適正なのか、先を見越してソフトランディング、計画的に規模を縮小する必要があると考えるわけでございますが、この点について市長のお考えをお聞きいたしたいと思います。
それから、2点目の空き家の利活用でございますが、空き家バンクへの登録数がまだまだ少ないように
感じます。今後、ふやすための方策と、また空き家をチャレンジショップのような、起業される方のための施設として
リニューアルを行うなど、移住・定住につながる施策を行ってはどうかと考えるわけでございますが、この点について市長にお聞きいたしたいと思います。
それから、3点目でございますが、3点目のふるさと納税ですが、ただいま部長のほうからもよいものが数多くあるとお答えをいただいたわけでございますが、しかしながら、例えば出雲人形など、後継者がいないために、このままでは途絶えてしまう可能性もあるように聞いております。そのことから、ふるさと納税を使って後継者の育成や技術の伝承、継承のための助成を行うなど、
取り組みをしてはと考えるわけでございますが、最後にこの点をお聞きいたして、
質問を終わりたいと思います。
◯市長(松井正剛君) 土家議員の再度の
質問にお答えをさせていただきます。
議員ご承知のとおり、
桜井市人口ビジョンで推計をした結果、
人口減少に対する施策を実施しなければ、2040年には約4万6,000人に減少すると予想されております。この
人口減少に歯どめをかけるため、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定して、現在、地方創生の実現に向け、
取り組みを進めているところであります。
この
取り組みをたとえ進めたとしても、議員お述べのとおり、人口は着実に減少するものであると思っております。そのための行政のあり方そのものを
見直し、計画的に規模を縮小していく必要があるということは、私も思っているところであります。
国では総務省の地方
制度調査会において、
人口減少下の地方自治
制度のあり方が議論され、近い将来、地方自治
制度が大きく変わることが予想されます。
桜井市におきましても、この国の動きと並行して、将来の行政のあり方について考えていかなければならないと思っているところであります。
今年度より策定を開始いたしました第6次総合計画において、
人口減少下の行政のあり方を大きな柱の1つとして検討を進めていきたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いをいたします。
2番目の空き家対策についてですが、空き家バンクへの登録数は、先ほど部長もお答えいたしましたが、私も1年間の実績としては少し少ないのかなと
感じているところであります。そのようなことから、空き家バンクの登録物件をふやすために、固定資産税の納付書に空き家バンクの啓発文書を同封したり、市民課のデジタルサイネージやホームページ、広報紙「わかざくら」への掲載などの
取り組みを実施いたしているところであります。
また、空き家バンクの周知と物件の掘り起こしを目的として、自治会などに職員が直接出向いて講座や相談会を行う空き家出前講座も今年度より開設をいたしております。さらに、議員よりご紹介のあったチャレンジショップのような商業用途も含めた幅広い空き家の利活用を今後検討してまいりたい、そのように考えているところであります。
最後に3点目、ふるさと納税の件につきましてですが、議員お述べのように、出雲人形に限らず、伝統産業などの後継者不足は全国的な課題となっており、伝統産業の継続が危ぶまれている現状があります。
桜井市の
ふるさと寄附金の
事業の中に、産業または観光の振興に関する
事業が既にあります。この項目を使いまして、伝統産業の後継者育成などに
ふるさと寄附金を活用することは有効な手段の1つであると、そのように思っております。どのような形で助成できるかも含めまして、今後検討を行ってまいりたい、そのように考えております。ご理解よろしくお願いいたします。
以上でございます。
◯10番(吉田忠雄君) 私は、市長に、
桜井市休日夜間応急診療所について、この1点だけなんですけども、お尋ねします。
これについては、
決算書のところでは第4款、衛生費の診療所費、152ページに出てきますし、主な施策の成果では26ページに出てきます。
私は、これについては、これまでの市長の
重点施策でもありましたので、あえて総括のところで
質問させていただきたいんですけども、この件については、去る6月定例議会に平日夜間診療の受診者数が少ないという理由で、平日診療を木曜日だけに縮小する
桜井市休日夜間応急診療所
条例の一部改正をされたわけなんですけども。患者数は、休日の昼間は1日平均15.7人、そして休日の夜間の1日平均は10.5人。それに対して、平日の夜間1日平均1.2人となっているわけなんですけども、これについては議会でも承認されましたので、私は余りとやかく言うつもりはないんですけども、ただ、私は平日夜間に患者数が少ない原因に、1つは市民に対して平日夜間診療の周知が十分されてなかったんじゃないかというふうに考えております。決して市民のニーズ、要求がなかったのではないというふうに考えているわけなんですけども。
もう1つは、医療体制は第1次救急から第3次救急へと、患者の症状に応じて段階的に対応するということになっておるわけなんですけども、この入院治療の必要のない軽症患者に対する1次救急医療というのは、本来はかかりつけが担うほか、休日夜間応急診療所などにより、診療体制を補完していくわけなんですけども。やはり、高齢化の進展に伴い、比較的軽症で救急を要さない患者が第1次救急を通り越して第2次救急へ行くケースが多いのではないかというふうに考えます。いわば第2次救急が1.5次化しているのではないかということなんですけども。
市長は、平日夜間診療の患者数が少なかった理由について、どのように考えておられるかお尋ねいたします。
◯市長(松井正剛君) 吉田議員の休日応急診療所の
質問にお答えをさせていただきます。
この休日夜間応急診療所は、今、吉田議員お述べのように、2次救急病院の1.5次化が今叫ばれております。夜間応急診療所を設置して、担当医にゲートキーパー役となっていただいて、今議員おっしゃったように、2次救急医療をスムーズに行おうと。それが一番の目的で開設をさせていただきました。
休日応急診療所の縮小の理由の1つといたしましては、確かに受診者の減少といったことがございます。今おっしゃいましたように、周知の徹底がまだ不十分だったかなというふうにも思います。
それと、受診者減少の理由として考えておりますことは、1つは、医師会の先生方にご尽力をいただいて、市内の開業医の先生方がこの休日診療所を置いたことを機会として遅い時間まで診療してくださること、また、特に季節性インフルエンザ流行時等には柔軟な対応をしていただきました。また、受診環境の充実が考えられます。それに加えて、かかりつけ医を持っていただくなど、市民の皆さんの受診意識の変化もあったのではないのかなというふうなことも考えております。
市といたしましても、もしものときも慌てることなく対応していただけるように、今後もかかりつけ医についての案内や救急
センター相談ダイヤル「♯7119」の普及に努めてまいりたい、そのように考えております。
以上でございます。
◯議長(
札辻輝已君) ほかにありませんか。
次に、歳入に入ります。歳入は一括して
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
続いて、認第1号の歳出の
質疑に入ります。款別に
審査を行います。
1款、議会費、64ページより67ページまで。
2款、総務費、66ページより105ページまで。
3款、民生費、106ページより147ページまで。
4款、衛生費、146ページより171ページまで。
5款、農林業費、170ページより185ページまで。
6款、商工費、184ページより199ページまで。
7款、土木費、198ページより219ページまで。
8款、消防費、218ページより223ページまで。
9款、教育費、222ページより259ページまで。
10款、災害復旧費、258ページより263ページまで。
11款、公債費、264ページより265ページまで。
12款、諸支出金、264ページより267ページまで。
13款、予備費、266ページより267ページまで。
認第2号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
認第3号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
認第4号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
認第5号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
認第6号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
認第7号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
議案第46号について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている認第1号より認第7号までの7
議案及び
議案第46号については、8人の委員をもって構成する
決算特別
委員会を設置し、これに
付託の上、
審査することにいたしたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、本件については8人の委員をもって構成する
決算特別
委員会を設置し、これに
付託の上、
審査することに決しました。
お諮りいたします。ただいま設置されました
決算特別
委員会の委員の選任については、
桜井市議会
委員会条例第6条の規定により、
大 園 光 昭 君
井 戸 良 美 君
工 藤 将 之 君
我 妻 力 君
藤 井 孝 博 君
岡 田 光 司 君
東 俊 克 君
そして、私、札辻輝已
の8名を指名いたしたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8人を
決算特別
委員会の委員に選任することに決しました。
───────────────────────────────────────
日程第27、発
議案第3号、2025年国際博覧会の誘致に関する決議についてを
議題といたします。
議案の朗読を省略し、提出者の理由説明を求めます。───7番我妻 力君。
◯7番(我妻 力君)(登壇) 発
議案第3号について、提出者を代表しまして提案の理由説明を申し上げます。
本意見書案を朗読しまして、説明にかえさせていただきます。
2025年国際博覧会の誘致に関する決議(案)
2025年に「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする国際博覧会を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光のイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果をもたらすとともに、全世界にむけて圏域の存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義がある。
また、このような国際博覧会の開催は、
桜井市の素晴らしさを世界の人々に
感じていただく機会となるものであり、観光文化交流等を促進し、ひいては、住民の生活向上にも寄与することが期待できる。
よって、
桜井市議会は、大阪・関西における国際博覧会の開催を支持するとともに、誘致実現にむけた国内機運の醸成など、2025年日本万国博覧会誘致
委員会の招致活動を
支援し、協力するものである。
以上、決議する。
平成30年9月13日
桜 井 市 議 会
よろしくご賛同賜りまして、私の趣旨説明といたします。
以上です。
◯議長(
札辻輝已君) 提出者の理由説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている発
議案第3号については、この際、
委員会の
付託を省略し、
討論を終結して、直ちに
採決に入りたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより発
議案第3号について
採決いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている発
議案第3号について、原案どおり決することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、発
議案第3号は原案どおり可決されました。
───────────────────────────────────────
日程第28、発
議案第4号、
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出についてを
議題といたします。
議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。───4番大西 亘君。
◯4番(大西 亘君)(登壇) 発
議案第4号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
本意見書案を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書(案)
今般、東京都目黒区で両親から
虐待を受け女児が死亡するという痛ましい事件が発生した。このような
虐待事案は、近年、急増しており、
平成28年度全国の
児童相談所に寄せられた
児童虐待相談件数は12万件を超え、5年前と比べると倍増している。
こうした事案を重く受け止め、政府は
平成28、29年と連続して
児童福祉法等を改正し、
児童虐待防止対策を強化してきた。しかし、今回の事案は、
児童相談所が関与していたにもかかわらず、
虐待から救うことができなかった。
虐待から
子どもの命を守るためには、
子どもの異変に早期に気づき、
虐待の芽を摘むことが何よりも重要であり、そのためには
児童相談所のみならず
関係機関や民間団体等が協働し、
虐待の防止に取り組むことが必要である。
よって政府においては、こうした痛ましい事件が二度と繰り返されないためにも、
児童虐待防止対策のさらなる強化に向け、下記の事項に取り組むことを強く求める。
記
1
平成28年度に政府が策定した「
児童相談所強化プラン」を拡充し、市町村にお
ける
児童虐待防止体制の強化や中核市・特別区への
児童相談所の設置も加えた
児童虐待
防止体制を強化するプランを新たに策定するとともに、
地方交付税措置を含めた必要な
財源を速やかに講ずること。
2
子どもの問題を
児童相談所に一極集中させている現状を改めること。具体的には、
児童相談所と市町村の役割分担をさらに明確にするとともに、施設やNPO等民間機
関・団体や他の行政機関等との連携を強化して役割分担・協働を加速する「
児童相談体
制改革」を行うこと。
3
児童相談所間および
児童相談所と市町村の情報共有については、仮に転居があっ
たとしても、危機感や
支援状況が確実かつ迅速に引き継げるよう、引き継ぎの全国共通
ルールを定めるとともに、全国からアクセスできるシステムを整備すること。また、児
童相談所と警察との情報共有については、必要な情報がタイムリーかつ確実に共有でき
るようにするとともに、適切かつ効果的に情報共有できるシステムを新たに構築するこ
と。
4 全国共通ダイヤル「189」を
児童虐待通告に限定し、
児童相談所の相談できる
窓口につながるまでの間に未だ半数以上の電話が切れている実態を速やかに検証・分析
し、その結果を踏まえ、
児童相談所への通告の無料化の検討を含め、運用の改善に努め
ること。
5 保育所や幼稚園・学校と情報共有を図ること。いじめ防止対策と同様、小中学校
の校務分掌に
虐待対応を位置づけ、対応する組織を明確化するとともに、SSWを中心
とした学校における
虐待対応の体制を整備すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年9月13日
桜 井 市 議 会
よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、私の趣旨説明といたします。
◯議長(
札辻輝已君) 提出者の理由説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
質疑ありませんか。───これをもって
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている発
議案第4号については、この際、
委員会の
付託を省略し、
討論を終結して、直ちに
採決に入りたいと思います。これにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
ご
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
これより発
議案第4号について
採決いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっている発
議案第4号について、原案どおり決することにご
異議ございませんか。