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平成30年第2回定例会(第5号) 名簿 開催日:2018年06月28日
平成30年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2018年06月28日

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  1. 桜井市議会 2018-06-28
    平成30年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2018年06月28日


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    2018年06月28日:平成30年第2回定例会(第5号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット◯議長札辻輝已君) ただいまより本日の会議を開きます。  日程第1、委員会審査報告を行います。───文教厚生委員会委員長藤井孝博君。 ◯9番(藤井孝博君)(登壇) 皆さん、おはようございます。  文教厚生委員会審査報告を申し上げます。  去る6月21日の本会議におきまして文教厚生委員会付託を受けました桜井市休日夜間応急診療所条例の一部改正につきまして、25日に委員会を開催し、理事者側出席を求め、慎重審議をいたしました。  以下、審査概要と結果についてご報告申し上げます。  休日夜間応急診療所事業規模縮小運営協議会で検討するに当たり、意見、異論はなかったか。また、運営費等に関する効果はどうか。事業規模縮小に伴う土曜日の夜間診療の廃止は、市民にどのような影響を与えると考えるか。また、改修に当たり、補助金や起債など返還義務が生じることはないか。事業規模縮小等の要因の1つ財政状況の悪化であれば、職員数を削減するなど行財政改革をさらに進めるべきと考えるがどうか。平日の検診を木曜日のみとしたのはなぜか。本市においてはさまざまな事業が進められているが、財政状況が厳しい中、この事業規模縮小される結果となった。このようなことが続けば桜井市に活力がなくなると考えるがどうか。今後の事業経費約2,600万円の内訳を聞きたい。事業規模等変更に係る行政全般の諸問題については、常に精査願いたい。規模縮小により委託料が約1,400万円削減されると聞くが、減額された内訳はどうか。将来の広域化を見据え、近隣市町村等に対し広域化声がけ意識調査、さらに費用負担の提案などは行っているのか。行政評価における検証の手法であるPDCAサイクルに例えるなら、P(プラン)が甘かったのではないか。また、市長提出議案理由説明が他の議案に比べ短い。条例の一部改正に違いはないが、しかるべき説明はあるべきと考えるがどうか。変動する受診率等に対応するため、事業見直しを必要と考えるがどうか。行政評価等と同様に定期的な検証を願いたいといった意見要望がありました。  これに対しまして、運営委員会において規模縮小の原因は運営見通しの甘さ、小児科や歯科の設置がなされなかったからではないかという指摘も受けている。今回の見直しにより約1,400万円の経費が削減されることとなる。本市における開業医等医療環境充実に伴い、医師会とも相談の上、土曜日の夜間診療は行わないとした。これに伴う市民への大きな影響はないと考える。また、返還金は発生しない。財政難というだけで市民サービスをおろそかにできないことから、適正な職員数を含めた行財政改革を進めていく。市内における開業医休診日は木曜日が多いことから、木曜診療の継続を行った。また、受診環境充実かかりつけ医師利用したいという市民意識の変化が事業縮小につながった。財政状況が厳しい中、将来の展望を含め、負の遺産にならぬようにしたい。PDCAサイクル利用し、事業効果検証を行うとともに、今後も市民への影響も考慮しながら、事業の点検と見直しを図りたい。経費内訳は、医師看護師医療事務員に係る人件費等診療報酬請求分である。減額された委託料は、医師看護師医療事務員人件費であり、診療報酬は含まれていない。現在のところ広域化等について他市町村への声がけ等は行っていない。福祉医療充実はマニフェストの1つであり、今回の事業縮小は苦渋の結果である。事業を展開していくには見直しが必要であった。今後も市民が安心安全に暮らせるサービスを継続させたい。一定期間様子を見ながら、受診率等を考慮し、PDCAサイクルにのっとり、スピード感を持って対応していきたいとのことでありました。  本案につきましては、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、付託を受けました議案につきまして、審査概要と結果について申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員会審査報告とさせていただきます。 ◯議長札辻輝已君) 産業建設委員会委員長西忠吉君。 ◯8番(西 忠吉君) 産業建設委員会審査報告を申し上げます。  去る6月21日の本会議におきまして産業建設委員会付託を受けました工事請負事業契約締結につきまして、25日に委員会を開催し、理事者側出席を求め、慎重審議をいたしました。  以下、審査概要と結果についてご報告申し上げます。  エルト桜井リニューアル工事における契約金額は、なぜこのような高額となったのか。また、その工事内容入札参加業者数、その落札率を聞きたい。入札において参加業者が1社だけでは適切適正な競争が担保されていないと考えるがどうか。適正な競争が確保されるよう、入札方法については工夫されているか。エルト桜井2階へつながる階段は、東側に2カ所、西側に1カ所ある。それ以外にエルト桜井東側中央部分にある階段改修工事後も利用していくのか。自転車での利用者も多いと考えるが、駐輪場はどこへ配置されるのか。改修後は、子どもや幼児の利用がふえると見込まれることから、子ども用トイレ設置についてどう考えるか。既存のエレベーター2基について、ベビーカー利用者などに対し段差解消などの配慮はされるのか。リニューアル工事の終了後は、できるだけ早い段階において貸し館を行うべきである。申込受け付けについては、工事完了の何カ月前から可能か。まほろばセンターではさまざまな講座が開講されていたが、改修後の予定はどうか。施設利用者だけでなく、学生などが自由に集える場所を設置する考えはないか。エルト桜井1階への商業施設誘致の可否は、エルト桜井全体がにぎわいなどの相乗効果をもたらすと考えるが、その進捗状況はどうか。また、医療福祉施設誘致は検討されるのか。施設利用者がふえれば、エルト桜井駐車場だけでは補い切れないと危惧するが、対策はあるのか。施設内には子育て世代情報提供ゾーン設置されるが、「陽だまり」などにおいても同様な事業が展開されているが、事業に違いを出せるのか。今回の契約金額には遊び場遊具などの備品は含まれているか。また、それ以外の新たな備品調達はどうするか。入札における積算方法などについて聞きたいといった意見要望がありました。  これに対しまして、工事内容については、竣工後27年がたち、空調関係がかなり老朽化しているため、空調方式変更など大規模な修繕となった。また、入札参加業者は1社であり、その落札率は97.2%である。今回の工事については、ホームページにより入札公告時に予定価格最低落札価格を事前に公表し、入札業者仕様書に基づき積算した。公表価格の範囲内であれば、1社でも有効と考える。本市において県などの助言を得ながら、プロポーザル方式を積極的に採用している。また、入札条件などについては、選定委員会において検討している。エルト桜井東側中央部分階段については、改修後も階段として利用される。駐輪場は、エルト桜井1階西側入り口付近設置する。また、不足した場合に備え、桜井都市開発株式会社協議、検討を行っている。2階部分の3カ所のトイレは、男女とも多目的トイレ設置され、西側トイレを除き、北側及び南側トイレにはベビーシートベビーチェア設置し、女子トイレには男の子用小便器設置する予定である。ベビーカーを使用する施設使用者などに配慮するため、エレベーターにはバリアフリー新法県条例、住みよい福祉まちづくり条例等を適用し、段差解消などを進めていく。貸し館受け付けは、オープン3カ月前ぐらいから開始する予定である。当事業は、にぎわいの創出を目指すものとともに、子育て世代も対象として整備されることから、今までにない講座も考えていきたい。学生たちの集う場を確保するため、学習室などを設置する予定である。市内の3つの高校から好評も得ており、貸し館の一部を夕方から夜間にかけて一部充てていくことを検討している。商業施設の出店については、早急に決定していきたい。また、相乗効果を期待する上でも、事業と同時展開できればと考える。また、利活用を進めるに当たり、医療福祉施設については、商業施設誘致を目標としており、考えていない。駐車場については、南北市営駐車所などを利用していただく予定である。また、施設利用者に対し、近隣駐車違反などの発生を防ぐ取り組みも検討していきたい。本市には子ども支援施設として「陽だまり」につどいの広場、飛鳥学院には「やまぼうし」の2カ所設置されている。施設内子育て世代情報提供ゾーンにおいては、土・日・祝日を含めて週5日開館し、駅前の立地条件を生かし、市内外を問わず一時子ども預かりを実施するなど、特色を出していきたい。遊び場設置予定遊具など備品については、今回の契約金額の中には含まれていない。また、施設の新たな機能を補完するために必要な備品調達については、現在選定中である。設計価格積算は、設計業者に委託を行い、市において精査を行う。さらに数社から見積もりをとることで、実勢単価とし、積算を行っているとのことでありました。  本案につきましては、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、付託を受けました議案につきまして、審査概要と結果について申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員会審査報告といたします。 ◯議長札辻輝已君) 以上で、委員会審査報告は終わりました。ただいまの委員長報告に対する質疑は、関係議案議題としたときに行います。 ───────────────────────────────────────
     日程第2、議案第41号、桜井市休日夜間応急診療所条例の一部改正についてを議題といたします。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。───これをもって討論を終結いたします。  これより本案について採決いたします。  お諮りいたします。委員長報告原案どおり可決であります。委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第41号は、委員長報告どおり可決されました。 ───────────────────────────────────────  日程第3、議案第45号、工事請負契約締結についてを議題といたします。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。───これをもって討論を終結いたします。  これより本案について採決いたします。  お諮りいたします。委員長報告原案どおり可決であります。委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第45号は、委員長報告どおり可決されました。 ───────────────────────────────────────  以上で、今期定例会に付議されました案件は全部終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。  今期定例会は、18日間にわたり、本会議及び委員会において、連日、慎重審議をいただき、議事運営についてご協力いただきまして、まことにありがとうございました。  閉会に当たりまして、市長より挨拶があります。 ◯市長松井正剛君)(登壇) 平成30年第2回定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会には、条例改正を初め、補正予算工事請負契約など19件の案件を提出させていただきました。いずれも原案どおりご承認、ご可決、ご同意賜りましたことを心から御礼申し上げます。  平成29年度決算は、基金の取り崩しを行い、黒字見込みとなりますが、厳しい財政状況が続きますので、新たな行財政改革に取り組み、会期中に賜りましたご意見、ご指摘等を念頭に、心して市政運営に当たってまいります。  特に、今、地震でブロック塀倒壊により児童が犠牲になったことを受け、市内全小中学校を初め、公共施設ブロック塀等について調査を実施し、適切に対応していく所存であります。議員の皆様には今後とも変わりませずご指導いただきますようお願いを申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ◯議長札辻輝已君) これをもちまして、平成30年第2回定例会閉会いたします。 ○午前10時19分閉会 ─────────────────────────────────────── このサイトの全ての著作権桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....