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桜井市議会
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2017-11-20
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平成29年新庁舎建設特別委員会 名簿 開催日:2017年11月20日
平成29年新庁舎建設特別委員会 本文 開催日:2017年11月20日
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令和3年第1回定例会 目次 開催日:2021年03月03日
平成28年第2回定例会(第3号) 名簿 開催日:2016年06月14日
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桜井市議会 2017-11-20
平成29年新庁舎建設特別委員会 本文 開催日:2017年11月20日
取得元:
桜井市議会公式サイト
最終取得日: 2021-06-07
2017年11月20日:
平成
29年新
庁舎建設特別委員会
本文 ▼
最初
の
ヒット発言
へ(全 0
ヒット
) ○午後1時00分開会
◯吉田忠雄委員長
みなさん、こんにちは。それでは、ただいまより第10回新
庁舎建設特別委員会
を開催いたします。この際、申し上げますが、発言される際には、必ず机の上のマイクのスイッチを入れてから、発言をしていただきますようお願いします。なお、今日は、
東議員
は欠席するということを聞いております。それと
高谷議員
は、少し遅れて出席するということを聞いておりますので、よろしくお願いをいたします。それでは、
理事者側
より挨拶を受けることといたします。
◯林
功理事
委員
の
皆様方
、ご苦労さまでございます。新
庁舎建設委員会
も今回が第10回目となりました。これまで
フェーズ
1から
フェーズ
3の各
段階
で必要な事項について議論をしていただいております。この
フェーズ
3では、11月2日の第9回新
庁舎建設特別委員会
で
事業手法
や
事業費
、
構造形式
について
検討
、
意見
の集約をしていただき、その後、開催されました第3回の新
庁舎建設検討委員会
でこれらの議題を
検討
、11月13日の
政策会議
で市の
方針
を決定いたしております。本日の
特別委員会
では、新
庁舎検討委員会
で出てました
意見
と
政策会議
において決定した市の
方針
などについて、
報告
をさせていただきます。今後は、ご議論いただいた
内容
を踏まえまして、所定の手続を経て、
パブリックコメント
を実施し、
基本計画
の
策定
となりますのでよろしくお願いいたします。
◯吉田忠雄委員長
それでは
案件
の1に入ってきますけども、11月8日の水曜日に開かれました第3回新
庁舎建設検討委員会
に、議長と私が出席させていただいたんですけども、この
検討委員会
の
意見
について
報告
を願います。
◯青木浩之総務部長
ご
報告
を申し上げます。はじめに、「
事業手法
」についてでありますが、
吉田委員長
より、本
特別委員会
としての
意見
としまして、ご
説明
をいただきました。
DB方式
、(D+B)
方式
は、
設計者
と
施工者
が一緒で、
一括発注
となるが、
設計
も
施工
も出来る
企業
となると
事業者
が限られてくるのではないか。その辺の
透明性
、
公平性
は、図られるのか。また、50年、60年に1回の
工事
なので、出来るだけ、
地元
、
市内
の
業者
が入れるようにするべきではないか。といったご
意見
がありましたと
報告
をいただきました。その
説明
といたしまして、
設計者
と
施工者
が
JV
を組むことも可能であるため、幅広く
事業者
を求めることができます。
参加要件
として、ゼネコンと
地元業者
、
地元事業者
だけの
JV
も参加出来るようにと考えております。また、
事業者選定
の
評価
については、
事業者
の
技術力
や提案を公平に
評価
するものとしますとの
説明
を行わせていただきました。また、他の
委員
の方からは、
工事業者
と
管理技術者
が一体であるということで、同じ会社の中できちんと
品質管理
ができるのか。
透明性
、
公平性
を確保するには、
工事
をする人と
工事
を
管理
する人が独立していることが望ましい、必要ではないか。また市で
管理
ができるのかとのご
意見
がありました。その
説明
といたしまして、今年度から
コンストラクションマネジメント業務
を委託する
予定
であります。
コンストラクションマネジメント
は、市の立場にたって、
品質管理
など
技術
的な支援を担う
業務
であり、それを委託することによりまして、
工事
の
管理
や
透明性
、
公平性
を確保できるものと考えますとの
説明
をさせていただきました。次に、「
事業費
」についてでありますが、
吉田委員長
より、
特別委員会
の
意見
として、
一般財源
の10億円について、現在、
市有施設最適化整理更新基金
が1.5億円であり、どういう
計画
で10億円を何年で積んでいくのか。また、総
事業費
45億円ということであるが、今後、
資材費
や
人件費
の高騰で50億円、55億円となった場合の
財源
を想定しているのかといったご
意見
がありましたと
報告
をいただきました。その
説明
といたしまして、12月の
補正予算
で1.5億円の
積み立て
をお願いする
予定
であり、今後さらに、
平成
30年度、31年度に2億円ずつ
程度
の
積み立て
を
予定
しています。また、
事業費
につきましては、今後の物価の
変動
や
消費税
も加味して
建設単価
を算出している。急激な
変動
が無い限り、この
事業費
の中で納まるものと考えておりますとの
説明
を行わせていただきました。別の
委員
の方より、
免震構造
にした場合、
免震ゴム
の
耐用年数
はどのくらいか。といったご
意見
や設備と
構造
において、
IT化
・
情報化
を行う場合に、床を二重にして配線を床下に入れると
躯体工事
との調整が絡んでくると考えられるが、
工事
については、
IT化
を
視野
に入れて
設計
、
施工
をしてもらいたいといったご
意見
がありました。その
説明
といたしまして、メーカーやその他、
ネット等
の情報では、50年、60年の
耐用年数
はあるとのことであります。海外では、橋梁に
免震装置
を使い、
使用年数
が100年を超える
事例
もあり、現在も使用されておりますとの
説明
や
OA床
については、
基本
全ての
執務室
で取り入れたいと考えておりますと
説明
をさせていただきました。以上が、第3回新
庁舎建設検討委員会
におきましての、ご
質問
、ご
意見等
でございます。なお、
政策会議
につきましては、異議なく、その
方針
が決定・
確認
されました。
◯吉田忠雄委員長
それでは、ただいまの
報告
について、何かご
質問等
はございますか。
◯藤井孝博委員
1点だけ教え願いたいですけども。先ほどですね、
特別委員長
からの
要望
の
部分
の話もございましたけれども。
地元業者
のですね、やはり
育成
というものを考えてという
部分
があろうかと思うのですが。今回のね。
建設工事
の分に関して、たぶん
土木
である
部分
。
基礎
の
部分
とね、上の
建物
の
建築関連
というのは、多分同一
業者
になってるんじゃないかなと思うんです。考えの中ではね。その
地元企業
の
育成
のことを考えていくと、これを分けて
発注
するとかいう
部分
というのは、今までもその
視野
にはなかったのかなということを1点だけお聞かせ願いたい。
◯林
功理事
ただいまのご
質問
でございますけれども。
建築
のですね、
基礎
になりますと、やはりその
土木
ではなくて、
建築業者
がやってるのが
一般
でございまして。今、
地元育成
のこと考えましたら、
あと
ですね。外構とかですね、別の
部分
も
土木専業
で出せる
部分
が残っておりますので、その辺もですね、これから
検討
をしていきたいと思いますけれども。
建築
の
部分
につきましてはですね。
建築関係
の
専門業者
に任すということになろうかと思います。
◯藤井孝博委員
というのは、今回ですね。
免震
というか、そういう
工事等
も含んできますよね。なかなか、
市内
でそういう関連の
工事
というのは少ないんで。言ってみたら
地元
の
業者
さんにそこに携わることによってね、新しい
技術
であったり、そういう
経験
という
部分
に。なんていうのかな身についていくという
部分
があるんじゃないかなという思いもありましたんで、
質問
させてもらったんですけど。外講の
部分
でお考えいただいてるということでありますんで、その辺ですね、少しでも、地域の
企業
がですね、潤ったり、また
技術点
がとれるような形のですね、
発注
の仕方でお願いしたいと思います。
要望
ということで、よろしくお願いします。
◯吉田忠雄委員長
それでは他に
質問
ございませんか。 なければ、次に、
案件
の2ですけども。新
庁舎建設基本計画
について
説明
のほう、お願いします。
◯大西祥夫庁舎建設準備室長
それではお手元の
資料
に基づき、
説明
をさせていただきます。11月2日の第9回新
庁舎特別委員会
で
検討
いただきました、新
庁舎
の
基本計画
(
フェーズ
3)に関しまして、
政策会議
で
確認
しました市の
方針
について
報告
をさせていただきます。まず全体の
資料
の構成でありますけども、前回の
特別委員会
で添付しておりました
DB方式
。それとD+
B方式
、
ECI方式
の詳細な
事業スケジュール
と
用語集
は、今回の
資料
としては付けておりません。また、先ほど、新
庁舎建設検討委員会
や
政策会議
の
意見等
の
報告
をいたしましたが、
資料
の
内容
に
変更
はありません。 それでは、1ページ「1.
フェーズ
1における
検討
結果の
確認
」をお願いします。特に、
内容
に
変更
はございません。「(1)
フェーズ
1における
検討
結果の
確認
」、「(2)新
庁舎整備
の
基本理念
・
基本方針
」、「(3)
庁舎機能
の
整理
」、「(4)
庁舎
に求められる
性能
」、「(5)
庁舎規模
の
検討
」について、本日の
資料
に記載のとおり、今後の
検討
を進めることを
確認
しました。2ページ「2.
事業手法
について」では、
市町村役場機能緊急保全事業
の対象となる新
庁舎建設
の
事業手法
には、「従来
方式
、
ECI方式
、
DB方式
、
DBO方式
、
PFI方式
」の
5つ
の
方式
があることから、この
5つ
の
方式
の
発注方法
について
確認
をしました。なお、
DB方式
につきましては、
設計
と
施工
を
段階
的に分けて契約を行う、D+
B方式
で
検討
することとしました。
ページ右側
の下の
部分
に記載していますが、「
桜井
市の新
庁舎建設事業
の
事業手法選定
の
ポイント
」として、
桜井
市が
事業手法
の
選定
をするにあたり、
課題
となる点として次の4点を挙げています。
平成
32年度末までに新
庁舎
が竣工できること。
施工段階
において
設計変更等
の
リスク
を低減するため、精度の高い
実施設計
が求められること、
事業者選定
において、不調・不落の
リスク
が低いこと、限られた
財源
の中での
事業
であり、
VE
・
CD提案
を含めた
コスト縮減
を図れること、これら4点を
事業手法選定
にあたっての
課題
として、
桜井
市にとって望ましい
手法
を
検討
いたしました。
最初
に、その上のところに書いております、「
ポイント
3・
スケジュール
について」で、ございます。
平成
32年度末までに新
庁舎
が竣工できるのかどうか。それにつきまして、
事業スケジュール
を
確認
しました。この
スケジュール
に記載しておりますように、
事業手法
によって
事業者選定
に必要な
手続き期間
が異なることから、新
庁舎
の
完成
時期が異なってきます。この2)
ECI方式
と3)
DB方式
、このふたつの
方式
が、
平成
32年度末までの
完成
が可能となることから、
事業手法
については、この2つの
方式
に絞り込み、
比較
検討
することとしました。それでは、次の3ページお願いします。(2)
事業手法
の
選定
であります。ここでは、
ECI方式
と
DB方式
(D+
B方式
)について、「
事業者選定手続き
」「
不調リスク
の
軽減
」「
コスト
の
低減性
」「
要求性能実現性
」の項目で
比較
、
検討
を行いました。まず、「
事業者選定手続き
」では、どちらの
方式
も
手続き期間
の短縮は可能ではありますが、
DB方式
は、
発注手続き
の際に「
要求水準書
」の作成に時間を要するため、
評価
は○、
ECI方式
は◎であります。 次に、「
不調リスク
の
軽減
」では、
ECI方式
は、新しい
事業手法
であるため全国的に
事例
が少なく、
事業者
の
経験
や
知見等
がなく、
参入意欲
が不透明であることから
評価
は△。
DB方式
は、確立された
手法
であり、
実施設計段階
で
施工者
が決まっているため、
不調リスク
は少ないので、
評価
は◎。 次に、「
コスト
の
低減性
」では、共に、
VE
・
CD提案
が可能であり、「
要求性能実現性
」では、どちらの
方式
も
実施設計段階
で具体的な
施工検討
が可能なため、共に
評価
は◎であります。
平成
32年度末までの新
庁舎
の
完成
を考えますと、
不調リスク
を
軽減
することは大きな
ポイント
となります。また、
総合評価
におきましても、
ECI方式
は○、
DB方式
は◎であり、
事業手法
としましては、
DB方式
、その中でもD+
B方式
が
桜井
市にとって最良であると判断されることから、D+
B方式
で進めていくことを
確認
しました。 次に4ページ「3.
事業費
について」をお願いします。まず、
概算事業費
につきましては、
附帯施設
を含む新
庁舎
の
建設費
が約35億円、
設計費
や現
庁舎
の
除却費
など、総
事業費
として約45億円としました。
建設工事費
につきましては、新
庁舎
の
面積
を7.700m2~7.800m2、
附帯施設
の
面積
を400m2~500m2とし、新
庁舎
は
免震構造
を採用した場合の
工事費
を試算しています。また、新
庁舎
の
建設費
の
算出根拠
としては、近年の
庁舎
の
建設事例
から、直近3年の
免震構造
を採用した
事例
から
工事単価
を算出し、これに、今後の
人件費
や
資材費等
の
上昇分
を含み、m2単価43万円
程度
として試算しています。 次に
財源
としましては、
市町村役場機能緊急保全事業債
が30億4,250万円、
除却事業債
1億5,950万円、
一般事業債
3億330万円で、
地方債
が合計約35億円、
一般財源
として9億9,499万5千円として
資金計画
の
確認
をしました。なお、
一般財源
約10億円の節減を図るために、新
庁舎
と併せて設置する
地域交流センター
や
地域交流広場
などについて、国や県の
補助制度
の活用を目指していくことと、
建設等
に係る費用に関しましても
コスト縮減
に努めていくことを
確認
しました。引き続き、5ページになります。「4.新
庁舎
に求められる
性能
(
構造形式
の
選定
)」をお願いします。ここでは、災害時の
防災拠点
となる新
庁舎
に求められる
性能
や
耐震安全性
の目標を
確認
した上で、
構造形式
(
耐震構造
、制振
構造
、
免震構造
)の
選択
について
確認
をしました。
構造形式
の
選択
につきましては、新
庁舎
に求められる
耐震性能
を考慮し、
安全性
や
建設費
、
工事工期
、
維持管理等
を
比較
、検証し、この
フェーズ
3で決定することとしています。このことからこの
フェーズ
3では、
構造形式
として
免震構造
を採用した場合の
事業スケジュール
と
事業費
について検証を行いました。
まず、
事業スケジュール
につきましては、
事業手法
としてD+
B方式
を採用した場合、
平成
32年度末までに新
庁舎
が
完成
することが
確認
できました。 次に
事業費
では、
附帯施設
を含む新
庁舎
の
建設工事費
として約35億円、総
事業費
が45億円に対し、
財源
としては、
市町村役場機能緊急保全事業債
を含む
地方債
が約35億円、
一般財源
が約10億円で、厳しい
財政状況
ではありますが、財政上の見通しが立てられる見込みであります。 また、
免震装置
には
通常点検
や
定期点検
などの
維持管理費用
が必要とはなりますが、大
地震
が起こった際でも
建物
の
躯体
に大きな損傷を受ける
可能性
はほとんどなく、
建物
の修復の
必要性
がかなり
軽減
されます。 このようなことから、新
庁舎
は、市民の安心安全を守る
防災拠点
であり、大
地震
時の
建物
の
安全性
や
業務
の
継続性
を最優先とし、
免震構造
の採用を
検討
することとしました。以上が、
政策会議
で
確認
しました市の
方針
であります。
◯吉田忠雄委員長
それではただいまの
説明
を受けて、何かご
意見
ございませんか。ありませんか。そうしたら、なければ、次に移りますけども。
案件
3の
発掘調査
の
概要報告書
について、
説明
を願います。
◯大西祥夫庁舎建設準備室長
7月から9月にかけて行いました
庁舎敷地
の
発掘調査
につきまして、その
報告書
(
発掘調査概要
)が提出されましたので、その
内容
について
報告
いたします。
調査地
は、粟殿432-1、現
庁舎敷地
であります。
調査面積
は約185m2、
調査期間
は7月22日から9月23日の約2ヶ月間であります。この
調査
は、新
庁舎建設
に先立つ
調査
で、
調査地
の
東側
が
遺物散布地
の範囲に入っており、土師器・
須恵器
・瓦器が
出土遺物
として記載されていることから、
遺構
や
遺物
の
有無確認
のために行われました。
調査
の
概要
につきましては、これまでの
特別委員会
で
説明
しましたとおりでありますが、この「
発掘調査概要
」の2ページに、第1から第3の各
トレンチ
の
調査概要
が記載されています。そして今回の
調査
の全体的な
まとめ
としまして「3.
まとめ
」に記載されていますので、ここを読み上げさせていただきます。 3、
まとめ
、今回の
調査
では
素堀溝
、溝、
ピット
を検出したほか、
縄文土器
が出土した。特に、第1
トレンチ
では、
素堀溝
と
ピット
を検出したのみであるが、最下層の
灰白色粗粒砂層
では
縄文中期
末から晩期の
土器
が出土した。この
灰白色粗粒砂層
とその上位の
腐植土層
である
黒褐色シルト層
は
流露堆積
と考えられ、
部分
的に
シルト層
と
粗粒砂層
が混じる箇所があり、その堆積の状況から、
南東
から
北西方向
に流下していたようである。本
調査地
の
南東
にある
粟殿遺跡
では、ほぼ同時期の
遺物
が出土していることから、ここから本
調査地
に流れてきた
可能性
が考えられる。また、この
トレンチ
では、
中世期
から現代にかけて
トレンチ
の
東側
に
畔状
に
盛土
を行った形跡が見られた。
大和国条理復元図
によると、本
調査地
は、御供田とアツサの二つの坪にまたがっており、第1
トレンチ
はこの
坪境
に位置する。このことから、今回の
調査
で見つかった
畔状
の
盛土
は、二つの坪を区画する
坪境
の畔であると考えられる。また、第3
トレンチ
で検出した溝、
土坑
、
ピット
は、
遺構
の切り合い関係から
中世期
の
素堀溝
よりも古いものと考えられる。しかし、
土坑
や
ピット
は
遺物
が出土せず、溝の
出土遺物
は1点のみ
弥生時代前期
の甕と考えられる
土器片
が出土しているものの、
出土量
が少なく、小片ばかりであるため詳細な時期は不明である。これらの
遺構
の時期は
現時点
では中世紀以前と考えるべきであろうという
まとめ
となっております。 ところでこの
調査概要
は、
市教育委員会
を通じて奈良県
教育委員会
に提出されますが、
現時点
では、今後の
調査
の方法や
対応
について、県から
指示
が通知されることはありません。今後、
設計図等
ができた
段階
で
埋蔵文化財発掘届出書
を県に提出し、今回の
調査概要
を元に県から
発掘調査
の
指示
が通知されという流れになっております。この
指示
の
内容
には、
発掘調査
・
工事立会
・
慎重工事
の3つがあります。
発掘調査
は、
工事
が
埋蔵文化財
に与える
影響
が大きいと判断された場合は、
建設工事
に先立って、
発掘調査
を行うことになります。 次の、
工事立会
は、
工事
による
埋蔵文化財
への
影響
が少ないと考えられる場合、
調査員
が立ち合い
確認
を行います。 最後の
慎重工事
は、
埋蔵文化財
への
影響
が全く無い場合や、著しく小さいと判断される場合は、
調査員
の
立会いや調査
は行わず、慎重に
工事
を実施し、
遺物
や
遺構
が発見された場合は、
市教育委員会文化財課
へ連絡をするということになります。
本庁舎敷地
の
調査概要
にもありますように、
出土物
の密度は薄いと
報告
されております。これは私の私見になるんですけど、
慎重工事
、あるいは、
工事立会
による
対応
になるのではないかと考えておりますが、
現時点
で
議員皆さま方
に言えることは、県の
教育委員会
に届出を行い、県の判断を待つしかないということであります。今の時点ではここまでしか言えないということでございます。以上で
説明
を終わります。
◯吉田忠雄委員長
それでは、ただいまの
説明
を受けまして何かご
意見
ございますか。
◯工藤行義委員
今、
大西室長
から
説明
受けまして、ちょっとわからない言葉ありまして、埋文の場所で、
慎重行為
ですか。どのような
部分
に対して慎重に執り行うということなのか。
◯大西祥夫庁舎建設準備室長
ただいまの
質問
ですけど。もちろんその
敷地
の
設計図
ができて、それをもとに、どういうふうな
対応
を行うかということでありますので。どのあたりに柱の位置がくるとか、そういったところを
設計図
で
確認
した上で、どういった
部分
をどういうふうな形で掘っていって、
調査
していくかというのが決まってくると思いますので、もちろん
敷地
の下の
部分
。そういったとこは、また市の埋文もはじめ、県の
教育委員会
といったところも、ちょっと私も
勉強不足
で申しわけないんですけども、概ねはそういったところを、慎重に掘っていくという形になるのではないかと思っております。
◯吉田忠雄委員長
よろしいですか。
あと
、ご
質問
ありますか。なければ次に移ってきますけども。次に、
案件
の4、今後の日程について、
説明
願います。
◯大西祥夫庁舎建設準備室長
それでは、今後の
予定
ということで
説明
させていただきます。これまで、この
特別委員会
でご議論いただきました「
桜井
市新
庁舎建設基本計画
」につきましては、今月中を目途に素案を作成し、12月初旬から中旬にかけて、
政策会議
で
検討
、そして
特別委員会
に
報告
をさせていただき、12月中に
パブリックコメント
を実施する
予定
です。 その後30日間の
意見募集
の期間を設けまして、
意見
を集約し、
基本計画
への
反映等
の
検討
を行い、必要に応じて
政策会議
、
議会
への
報告
を経て、
基本計画
の
策定
となります。また、
基本設計
につきましては、
基本計画
の
受託者
であります
株式会社アール・アイ・エー
が行いまして、今年度中に完了する
予定
で現在進んでおります。また、今年度の今後の
予定
としましては、
コンストラクション
・
マネジメント業務
の
発注
や
敷地
の測量、さらに、12月の
補正予算
でお願いする
予定
の
免震構造
に
対応
した
ボーリング調査
について、
補正予算
の承認をいただければ、
発注手続き
を進めたいと考えています。以上であります。
◯吉田忠雄委員長
それでは、ただいまの
説明
を受けまして、何かご
意見
ございますか。
◯工藤行義委員
コンストラクション
・
マネジメント
ですか。どの規模の
業者
に
発注
予定
されておるんですか。
地元
なのか。全国展開している
企業
なのか。
◯大西祥夫庁舎建設準備室長
一応、
全国規模
。どこからも応募ができるという形を考えてますので。
あと
はその
実績
のところも加味していく。
◯工藤行義委員
それを、どのくらいの
実績
を考えているのか。わかったら、お教え願いたい。
◯大西祥夫庁舎建設準備室長
今回の
基本計画
の
策定業務RIA
へ。こちらも
実績
としては、5000m2以上の、そういった
公共施設
というのを要件として挙げております。今回の
CM業務
につきましても、やはり同
程度
のそういった
実績
のあるところ。もちろん、その
CM業務
で資格を持っている、そういうところも含めて、考えております。
◯吉田忠雄委員長
あと
、どなたかご
質問
ございませんか。なければ、今後の
会議予定
なんですけども、案といたしましては、次の第11回
特別委員会
を、
議会
の最中ですけども。12月の14日の木曜日、開催というふうに考えております。また具体的に案内は、させていただきますので、ご了承願いますでしょうか。
議会
の最中ですけども。時間は、ちょっとまだ考えてないんですけども。案内は、また具体的になったらさせていただきますので。それでは、ご了承をお願いしたいということにさせていただきます。よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) この際、他に何かございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) なければ、本日の会議は、これで閉じさせていただきます。 ○午後1時35分閉会 このサイトの全ての著作権は
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