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平成29年決算特別委員会 名簿 開催日:2017年09月15日
平成29年決算特別委員会 本文 開催日:2017年09月15日

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  1. 桜井市議会 2017-09-15
    平成29年決算特別委員会 本文 開催日:2017年09月15日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2017年09月15日:平成29年決算特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午前10時00分開会 ◯札辻輝已議長 おはようございます。  ただいまより、去る9月13日の本議会におきまして決算特別委員会に付託されました平成28年度各会計決算のご審議をいただくわけでございますが、委員の皆さん方におかれましては、慎重審議していただきますようよろしくお願い申し上げます。  まず、審議に入る前に、正副委員長の互選をいたしたいと思います。この互選の方法につきましては、委員会条例第8条第2項の規定によりまして、年長委員が仮委員長として行っていただくことになっております。よって、本委員会の出席委員の中では土家委員でありますが、所用でおくれられるという連絡を受けておりますので、次点での年長委員ということになりますと工藤行義委員になりますので、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。  それでは、工藤委員、よろしく。 ◯工藤行義仮委員長 改めまして、おはようございます。仮委員長ということでご指名でございますので、務めさせていただきます。よろしくご協力のほどお願いいたします。  まず、正副委員長の選出についてお諮りいたしたいと思います。選考につきましては、従来どおり選考委員によって選考したいと思いますが、よろしいでしょうか。    (「結構です」と呼ぶ者あり)  選考委員の人数は3名でよろしいでしょうか。    (「はい」と呼ぶ者あり)  それでは、3名と決めさせていただきます。  次に、3名でございますので、これらの選考委員さんをお決め願いたいと思います。    (「仮委員長一任」と呼ぶ者あり)  わかりました。仮委員長一任の声ということで、私のほうで指名させていただきます。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、私の方より指名させていただきます。吉田委員さん、西委員さん、阪口委員さん、よろしくお願いします。以上3名の皆様、よろしくお願いいたします。  別室にてよろしくお願いいたします。  暫時休憩いたします。 ○午前10時05分休憩 ○午前10時12分再開
    ◯工藤行義仮委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  選考の結果が出たようでございますので、どなたか代表して、報告いただきますでしょうか。    (委員長 大西委員、副委員長 金山委員選出◯工藤行義仮委員長 ただいま報告されましたとおり、正副委員長が選出されましたので、ご協力よろしくお願いします。ありがとうございます。それでは、かわらせていただきます。    (大西委員長 委員長席に着席) ◯大西 亘委員長 ただいま委員の皆様方のご推薦によりまして、私が決算特別委員長に、副委員長には金山委員が選ばれたわけでございますが、今後の審議につきましては、よろしくご協力のほどお願いを申し上げます。では、よろしくお願いいたします。  なお、大園議員の傍聴の申し出がございますので、ご承知おき願います。  この際、皆様にお願い申し上げます。発言されます際には必ず机の上にありますマイクのスイッチを入れてから発言くださいますよう、よろしくお願いいたします。  ただいまより審議に入ります。  まず、理事者側よりご挨拶をお願いいたします。 ◯松井正剛市長 皆さん、改めましておはようございます。  平成28年度決算認定のご審議に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  ご承知のとおり、平成28年度一般会計決算につきましては、実質収支で5億8,000万円ほどの黒字決算となりました。しかしながら、地方交付税地方消費税交付金が大幅な減額となり、平成28年度中の財政収支見通しは厳しいものであったため、昨年度と同様に財政調整基金等の取り崩しを行い、調整を行ったところであります。  今後も社会保障関連経費の伸びなどが見込まれる一方で、新庁舎建設やまちづくりなどの事業も進めていくことから、中長期的な計画のもと、国・県の補助金の確保、交付税措置のある有利な起債を活用するとともに、行財政改革の取り組みを推進をして、引き続き財政の健全化に努めてまいります。皆様方のご審議のほど、よろしくお願いを申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯大西 亘委員長 それでは、認第1号、平成28年度桜井市一般会計歳入歳出決算認定について審議に入ります。  それでは、質疑に入ります。  まず、総括的な質疑はありませんか。 ◯阪口 豊委員 おはようございます。私は、総括で2点、市長にお尋ねします。  1点目は、纒向遺跡の整備と纒向まちづくりについてであります。  市長は常々纒向遺跡を中心とした整備と、纒向地区のまちづくりについて、県とのまちづくり連携協定を結んだ5つの地区と同じ位置づけであると述べられています。しかしながら、大神神社、道路周辺地区と異なり、なかなか形として見えてきません。市長が推進される纒向遺跡を中心とした地域の活性化、纒向地区のまちづくりの進捗について、まずお尋ねします。  次に2点目ですが、ふるさと納税についてであります。  一般質問でも少し触れさせていただきましたが、全国各地でふるさと納税について熱心な取り組みがなされています。また、その集まった財源でさまざまな施策等を展開されています。今回の全面リニューアルに伴い、仮に寄附金が集まったならば、例えば市長へお任せ、一任といった項目もありますので、どういったところに力を入れて使われるお考えかお尋ねしますとともに、9月4日リニューアル後、今日まで新たな制度で幾らの寄附金が集まったのかお尋ねします。 ◯松井正剛市長 ただいま阪口委員のほうから2点についてご質問がございました。  そのまず第1点目、纒向遺跡についての考え方についてであります。やはり、私たちの桜井市は、これから観光産業を振興していかなければならない、その1番が歴史文化発祥の地を全国に発信をしていかなければならない、それの第1番目が纒向遺跡であると、そのように考えております。  そういうふうな中で、纒向遺跡の見える化を図っていかなければならないという意味の中で、平成28年度で便益施設をつくらせていただきました。そして、平成29年、30年、31年、32年でガイダンス施設を建設していきたいなというふうに考えております。29年度は設計とかで1,000万、あるいは30年では6,500万、31年では3億、そして32年にも3億ぐらいかけましてガイダンス施設をつくって、それとともに、邪馬台国の卑弥呼の宮殿跡ではないかと言われたところの見える化を図ろうということで、今年度で木協さんの協力も得て柱でも立てて、ここが纒向遺跡だったんだなというふうなこともわかるようなこともしていきたいなというふうに考えておりますが、いろんな、財政厳しい状況も、ほかにも新たなことがありますので、そういう当初の計画は持っておりますが、そこら辺、気持ちは持ってんねんけど少しおくれるかもわからんなという思いの中で、一刻も早く纒向遺跡の見える化をまずは図っていって、そして観光客に来てもらって、いろんな地域に行ってもらうというふうな、まず第1番目に纒向遺跡と、それぐらいの意気込みで頑張っていきたいな、そのように思っているところであります。  そして、2番目のふるさと納税の件でございますが、ふるさと納税で今回新たにいろんな形でさせていただきました。そういうふうな中でも、やはり、少しでも多く、1円でも多くふるさと納税をしてもらって、新たに今回、条例でも出させていただいておりますように、新たにまちづくりにも使っていきたいなというふうに思っております。私に、纒向遺跡も含めてですけども、そういう形でふるさと納税をしていただいたら、まちづくりにも利用していきたいなというふうに思っております。  そして、今現在の状況につきましては、総務部長のほうから答弁をさせます。 ◯青木浩之総務部長 ただいまの阪口委員のご質問にお答えいたします。  9月4日リニューアル後の寄附金額ですが、10日間で49件、63万4,000円の寄附がございました。例年の、通常の4倍ぐらいの形となってございます。早速その効果があらわれているという状況でございます。  以上でございます。 ◯阪口 豊委員 ありがとうございます。再度の質問をさせていただきます。  初めに、纒向遺跡の整備と纒向地区のまちづくりですが、纒向遺跡、大型建物跡の列柱及びその整備につきまして、ファンドも活用してお金を集め、いいものをつくると言われてきましたが、そのファンドはできたのか、幾らぐらい集めるお考えか。また、ガイダンス施設の予定地のところでは、現在、発掘調査が行われています。遺構、遺物が出土しているとお聞きしております。何か重要なものが出ているのか、あわせてお尋ねします。  次に、2点目のふるさと納税ですが、今後、桜井市の重要な財源になると思います。これからふるさと納税額を大きく伸ばしていく取り組みとして、どういったことをお考えかお尋ねします。  1点目、2点目とも大きな考えは市長にご答弁していただき、細かいところは担当の方でも結構ですので、よろしくお願いします。 ◯松井正剛市長 1点目の教育委員会、ファンドとかについては教育委員会のほうから答弁させます。  2点目のふるさと納税の取り組みなんですが、それの1点目は、リニューアルに当たって、桜井市商工会、あるいは桜井市まちづくり株式会社と連携を行って、観光資源の魅力ある特産物、市内の企業のすぐれた製品などを数多く取りそろえました。その結果、今まで16品目あったやつが267品目、延べですが、用意をすることができました。  2点目は、専用サイトふるさとチョイスの活用により、24時間、365日いつでも何度でもふるさと納税ができる、可能となったことであります。  3点目は、クレジットカード決済を導入して、寄附者の手間を省いて、利便性の向上を図ったところであります。  そして、4点目は、顧客管理のシステムの導入により返礼品注文情報が商工会、まちづくり会社へダイレクトに届いて、スムーズな注文・発送業務が実現したことであります。  これらのことに努力をして、ふるさと納税を1円でも多くしていただいて、まちづくりにつなげていきたい、そのように考えているところであります。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 阪口委員のファンドのことについてお答えいたします。  今、教育委員会でもクラウドファウンディングのことについては、さまざまなことを考えております。新たなまたファンドのことも今模索中でありますので、今年度中にはたくさんお金を集めて、纒向のほうに特化した整備の仕方にお金を使わせていただくとか、そういうようなことも考えております。  以上です。    (「それと、発掘の今の状況は」と呼ぶ者あり) ◯上田陽一教育長 ただいまのガイダンス施設等の敷地の発掘の調査について、今のところのお伝えをさせていただきます。  発掘調査では、以前からあるだろうと言われておりましたお墓の跡が見つかってはおります。ただ、先日も文化庁のほうから現地を視察に来られまして、これにつきましては、形は保存をする形で、上に建築物を建てても大丈夫であるというお答えはいただいております。ただ、これにつきましては、その方向で、あす纒向遺跡の調査委員会を開催しまして、その方向での承認をいただいて、建設を進めていくという形になろうかと思います。  以上でございます。 ◯松井正剛市長 先ほど教育委員会のほうから、ふるさと納税のファンドの纒向遺跡に関する答弁がございましたが、ファンドとは別に、やはり、ふるさと納税に関しまして、東京フォーラムとかあらゆるときにトップセールスとして、私のほうからこのふるさと納税はこのように充実している、目的として纒向遺跡などに皆さんのご協力をよろしくというふうなことを先頭に立って頑張っていきたいなと、そのように思っております。 ◯阪口 豊委員 ご答弁ありがとうございます。最後に市長がいつも言われておられるように、桜井市はまさに国のまほろば、国の発祥の地であります。特に纒向地区は、ヤマト王権時代の歴史と文化が残る地域でもあります。ぜひこれらを活用したまちづくりについて、着実に取り組んでいただきたいと思います。また、纒向地区のまちづくりも含め、今後はその財源として、ふるさと納税を全国からたくさん集めていただきまして、事業を行っていただきたいと思います。市長に期待をしておりますので、これからもよろしくお願いします。これは要望とします。  以上です。ありがとうございます。 ◯大西 亘委員長 ほかに総括質問ありませんか。 ◯工藤行義委員 すんません、今の関連で申しわけないですけども、阪口委員さんが言われた、答弁の中で上田教育長が言われたんですけれども、建物を建ててという話なんやけども、どういう建物を建てていいのかわかるのやったら教えていただけますか。 ◯上田陽一教育長 工藤委員のご質問にお答えをいたします。  今、基本の設計計画をしているところでございますが、纒向遺跡、またこの地域を訪れるに当たってのガイダンス施設、ここで纒向のことを学習したり、また、今ちょっと設計の中で考えていることとしましては、遺跡または遺物を保存、また整備をするというような作業についても、事前に見ていただけるような施設も整えまして、興味を高めていただき、現地に向かっていただくというような形の施設になればいいなというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 ありがとうございます。これ、林理事のほうがいいかな。私心配しているのは、教育長、くいとか打っていいのかどうか、もしくは、そういうくいを打てへんかったら、建築物が非常に不安定な状態になってくるしね。そこら辺がどの程度いいのか、ちょっと今口頭で説明できる部分があるならば、教えていただけたらありがたいと思います。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 先ほど教育長が文化庁の関係と県の関係で調査があって、いろいろと現地を見ていただいたというところの中では、今の部分については基礎、今想定している建物の中では特にくいが下まで入り込んで遺構を潰すとか、そういうようなこともないというふうなことを聞いております。 ◯工藤行義委員 ようわからん、くい打っていいのかどうか。それだけです。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 今の遺構では大丈夫だということです。 ◯大西 亘委員長 では、本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯工藤行義委員 これ、歳出歳入の総括ということの中で、今、非常に財政的につらい状態の中で、委託料というのか、市長、非常に多いと思うんですわ。もう一遍これ精査して、見直していただいたらありがたいと思うんですけどね。何か素人というのか、民間というか、そういうような状態に委託料等の取り組み、お考えもしくはそういう方向づけないのかどうか。できましたら、もう一度、これお願いなんですけど、全体の委託料が多過ぎますので、見直していく方向で市長、考えていただいたらありがたいなと思っています。もし何かあったら。 ◯松井正剛市長 よく精査をして、改良することは改良して、対応していきたい、そのように思います。 ◯大西 亘委員長 ほかにありませんか。  それでは、総括質疑を終了いたします。  市長はこれで結構です。出席要請がございましたら、出席していただくこととして、退席していただきたいと思います。 ◯松井正剛市長 それでは、よろしくお願いします。 ◯大西 亘委員長 次に、歳入より各款ごとに質疑を行います。  1款、市税、4ページより7ページ。  2款、地方譲与税、6ページより9ページ。  3款、利子割交付金、8ページより9ページ。  4款、配当割交付金、8ページより9ページ。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページより9ページ。  6款、地方消費税交付金、8ページより11ページ。  7款、ゴルフ場利用税交付金、10ページより11ページ。  8款、自動車取得税交付金、10ページより11ページ。  9款、地方特別交付金、10ページより11ページ。  10款、地方交付税、12ページより13ページ。  11款、交通安全対策特別交付金、12ページより13ページ。  12款、分担金及び負担金、12ページより15ページ。  13款、使用料及び手数料、14ページより21ページ。  14款、国庫支出金、20ページより33ページ。  15款、県支出金、32ページより45ページ。  16款、財産収入、44ページより47ページ。  17款、寄附金、46ページより47ページ。  18款、繰入金、46ページより51ページ。  19款、諸収入、50ページより55ページ。  20款、市債、54ページより59ページ。  21款、繰越金、58ページより59ページ。  歳出の質疑に入ります。  1款、議会費、62ページより65ページ。  2款、総務費、64ページより103ページ。 ◯吉田忠雄委員 総務部長にお尋ねをしたいんですけども、マイナンバー制度のことでお尋ねしたいんですけども。これは、ページで言うたら92ページぐらいの、戸籍住民基本台帳あたりになると思うんですけども。  マイナンバー制度が施行されて、この10月で2年たつんですけども、しかし、いまだに通知カードが受け取れていない世帯が多くあるように聞いているわけなんですけども、この多くは何らかの理由で住民登録をしている住所を不在にしている事情によるものであると言われているんですけども。総務部長にお尋ねしたいのは、今の時点で通知カードが届かなかった世帯は何世帯か、それと、個人番号カードの申請は何人、交付については何人か、この点をお尋ねいたします。 ◯青木浩之総務部長 ただいまの吉田委員のマイナンバーカードについてのご質問にお答えいたします。  通知カードの返ってきた保管状況というんでしょうか、実際に受け取っていただいてない数ですけども、8月末現在で宛てどころなしが203件、そして、保管期間の経過が338件、そして受け取り拒否が14件、計555件となってございます。  また、個人番号カード受付申請件数ですが5,213件、そして、発行交付枚数が4,739件となってございます。  以上でございます。 ◯吉田忠雄委員 今、総務部長からもお聞きしたんですけども、交付も、そして申請も、これは赤ちゃんも含むんですけども、人口の1割以下ということになると思うんですけども。総務省は、この3月にカード利活用推進ロードマップというのを策定したんですけども、コンビニでも使えますよとか、スマホでも行政手続ができるようになりますよとか、宣伝に力を入れているわけなんですけども。コンビニなどでも各種証明書の発行など、行政手続ができるようになって、これによって個人番号の申請がふえたのかどうか、この点をお尋ねします、総務部長に。 ◯青木浩之総務部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  7月1日からコンビニ交付が開始されました。コンビニ、それから市役所のほうでもマルチコピー機を置きまして、各種証明の発行を行っておりますけども、7月で71件、そして8月で74件ということで、コンビニ交付、そして市役所でのマルチコピーでの交付枚数が145件というふうになってございます。
     個人カードをお持ちの場合、全国のコンビニでとれるようになりましたので、非常に便利になったということで、そういったお声もいただいているところでございます。  以上でございます。 ◯吉田忠雄委員 コンビニ交付になって効果が出てきたのかどうか、この辺はまだ始まったばかりですので。便利になったというふうな答弁をいただいたんですけども。  次にお尋ねしたいのは、この間、マイナンバーカードを交付する地方公共団体情報システム機構が管理するシステムが障がいがたびたび起こっているということも聞いているんですけども、個人情報が危うくなることに市民が不安とか不信があるために、これによってカードの普及が進まないのではないかと考えるわけなんですけども、市としても個人情報が漏れないようなシステムセキュリティや、あるいは申請時のセキュリティが大変重要であると考えるわけなんですけども、この点は実際どうなのか、総務部長にお尋ねして、質問を終わらせていただきます。 ◯青木浩之総務部長 ただいまの申請時のセキュリティと、それから実際にどういったデータ上のセキュリティがあるかというご質問と思います。お答えさせていただきます。  まず、データ送信につきましては、コンビニか、及びコンビニから先ほど吉田委員さんおっしゃっていただきましたように地方公共団体情報システム機構略称J-LISですけども、そこは専用回線ということになってございます。そして、J-LISから市役所間はLGWAN回線ということになってございます。  また、通信データは、暗号化をされまして、証明書交付センターとJ-LISとコンビニのマルチコピー機、そして、そういったところで保持されないということになっていますので、個人情報の漏洩防止ということで十分対策はとられているという状況でございます。  それから、もう1点、申請時などのセキュリティ対策では、申請時、交付時の本人確認といたしまして、顔写真のある公的機関の発行の証明書、これは運転免許証でありますとか、それからパスポートですね。こういったものをお持ちの場合は、これを1点、もしくは、顔写真の証明がない場合、保険証とか年金手帳とか、そういった場合は2点のご提示をいただきまして、手続を行っていただいております。そういったことから、不正の防止に努めさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◯大西 亘委員長 総務費、ほかにありませんか。 ◯工藤行義委員 簡単なやつで76ページ、車両管理費ですけども、この中で370万7,120円、金額なんですけどね。自動車損害保険とか自賠責云々、これ、あるんやけども、これは総務部。よろしい、よろしい。総務部長、これは再三言うているんやけど、毎回毎回専決処分でこれ、交通事故等、非常につまらん状態になってきておるんやけども、物損だけで今のところいってますけども、今までも人身事故もあるんやけども、大したことないと言うたらあれやけど、死亡事故はなかったのでよかったんですけども、そういう取り組み、どういうふうに指導もしくは教育されているのかお聞かせください。 ◯青木浩之総務部長 工藤行義委員のご質問にお答えさせていただきます。  職員の公用車の運転における安全対策、そして注意喚起、また意識づけにつきましては、市長から指示を受けまして、今年5月25日、そして29日の2回、桜井警察署のご協力も得まして、安全運転講習会を開催させていただきました。参加人数につきましては1回約90名ということで、延べ177人ということでございます。また、春の講習会には参加できなかった職員の方もいらっしゃいますので、そういったことから、10月から11月にかけましては、2回目の講習会、計4回を実施させていただくという予定でございます。  そしてまた、さらに委員さんお述べの現在、注意喚起というのは非常に大事ですので、そういったことから、公用車にドライブレコーダーの設置ということも進めさせていただいている、そういう現状でございます。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 非常にありがたいんですけど、もう少し各部各課で簡略的に意識を促すための定期的な簡単な会議、それをするというのでもないんですけども、その程度の会議もしていただけたらありがたいと思いますので。非常に車両も、副市長、汚いんですわ。職員の車を見たら、あんな汚い車に職員が乗っている車、誰もいないんですわ。誰が乗っているのか、あんな汚い車。職員の車はきれいんですけど、公用車は汚いので。汚くするのは誰なんだと。ちょっと考えて、公用車の、我々の税金で、もしくは行政マンのツールやからね、これは。やっぱり、大事に扱わせてもらわんといかんやろうし。自分の車をきれいにせんかっても公用車はきれいにするぐらいの意識を持ってもらわんと、市民の人に申しわけないので。その意識づけが事故にもつながっていく、また、そういう取り組みをすることによって事故も半減していく、人身事故がないだけでありがたいんですけども、将来的にこのままいったら、大きな人身事故、もしくは生命に危険、もしくは大けがするような状態になってしまうのではないかと懸念してますので、十分取り組んでいただいたらありがたいと思います。副市長、ちょっと。 ◯笹谷清治副市長 ただいまの工藤行義委員の質問にお答えをいたします。  車両管理につきましては、ご指摘のように、少し汚れている車が非常に多いなというふうに思っております。財政的な問題がありまして、車両もかなり長く使ってますので、そういう面では外観はちょっと汚いかなと思うんですけども、やはり定期点検も総務課が中心になって定期的にやっておりますが、その際にもきちっと日々の点検、始業点検も含めましてするように、また、総務を通じまして注視していきたいというふうに思ってますので、ご理解いただきたいと思います。 ◯青木浩之総務部長 ただいま工藤委員さんのほうからご提案もいただきました、まずは部課長が講習を受けて、そして各課で課長が職員に対して講習を行う取り組みにつきまして、今後時期の検討を行い、実施してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯大西 亘委員長 総務費、ほかにありませんか。 ◯金山成樹副委員長 すいません、ちょっと1点だけご質問したいと思います。  ページ数で言うと74、75ページなんですけれども、13款、委託料の60周年記念式典運営業務委託料399万6,000円となっております。こちらのどこまでの費用なのか、そして、この60周年記念式典の式典自体はどのような評価を総務部のほうでされているのか、そして、その終わった後に総務部としての振り返りというか、反省会みたいなところでの評価はどうだったのかというところをお伺いしたいと思います。 ◯梶  均市長公室長 費用の件につきまして、ご説明させていただきます。  費用につきましては、60周年記念啓発物としてのパンフレット、あるいは、奈良放送への記念講演をさせていただきましたので、市民会館の事業でございます。それと、60周年記念といたしましてNHKの公開番組の収録のみんなでどーも君等の会場借り上げ等々に使わせていただくのが600万を超える金額という形でございます。  参加人数につきましても、なかなか好評だったと担当は考えておりますので、よろしくお願いします。 ◯金山成樹副委員長 ご答弁ありがとうございます。私の個人的な感想で言うと、そんなに盛り上がりがなかったのかなと残念ながら思っておりまして、個人的な感想です、ごめんなさい。というのは、私、30年前、実は12歳でございまして、小学校のときに30周年記念をたしか私経験しているんですね。そのときは鼓笛パレードみたいなものがあったと思うんです、私の記憶違いだったらごめんなさい。そのときは、市役所の前を小学生たちが鼓笛パレードをしたり、道路を封鎖して、すごくにぎわっていたような印象があるもので、そのような思いをしているんですけども。今後、桜井市が続く以上、また今後、90周年、120周年、節目であると思うんですけども、まだまだ先のことですけども、この60周年記念を通じて、これでいこうと、同じようにいこうと思っておられるのか、それとも、もうちょっと次の機会はもう少しこうしたいというところがあるのかどうかだけお伺いしたいと思います。すいません。 ◯笹谷清治副市長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  この60周年ということで、奈良県の各自治体も60周年、天理なんかも一緒のように迎えておったわけですけれども、実際にこの60周年という節目なんですけれども、これに対する経費のかけ方ということで当初かなり悩んだわけでありますけれども、390万、400万近くなるわけですけれども、これが果たして高いのか安いのかという論議もあるわけですけれども、多分他に比べますとそんなに費用はかけてなかったようにと考えております。ただ、盛り上がりという面では、特に市民会館を中心にやらせていただいた記念行事と、それとNHKの番組のところの記念行事、それは当然、ほかにも市民体育祭でありますとか、いろんな冠をつけさせていただいて、60周年ということでやらせていただきましたので、一定の意識づけと盛り上がりはあったように考えております。今後は、やはり、節目ということも考えて、そのときの財政事情も考慮した中で、記念行事ですので、最小の経費で最大の効果を上げるということで考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 すいません、先ほど総括質問の工藤行義委員の質問の中で、纒向のガイダンスの建て方についてのご質問の中で、私の回答を修正する箇所がありますので、担当課長より修正させていただいてよろしいでしょうか。 ◯橋本輝彦文化財課長 失礼します。先ほど総括質問の中でご質問のありました纒向遺跡のガイダンス施設の建物と基礎との関係でございますが、現在のところ、まだ、土壌のボーリング調査を行っておりませんので、地耐力を確認してからということで話が進んでおります。その中で設計業者との協議の中では、恐らく何らかのくい改良が必要になる可能性があるということで、今のところ、鋼管ぐいになるのか、いわゆる改良ぐいになるのかというところでありますとか、もっと前提に立てば、要るか要らないかもこれからのボーリング次第という状況です。遺構との関係につきましては、現在検出されています遺構の状況が非常に希薄な状況でありまして、方形周溝墓という大きなお墓は3基ほど見つかっておりまして、それなりの成果が出ておるんですが、基本的にはその遺構の合間を縫う形でくいを打てば、遺構の破壊につながらない形でガイダンス施設の建設は可能であるということで、設計業者あるいは文化庁とも協議をさせていただいているというところでございます。  以上です。 ◯大西 亘委員長 工藤委員、いいですか。 ◯工藤行義委員 ありがとうございます。非常に複雑な状態で、建物基礎工事というのは、いろいろな工法もあって、非常に難しい中でありがとうございます。  もとへ戻って、もう一遍、一言よろしいか。先ほど副市長に言い忘れましてんけども、ほんまにこれ、23年、議会に来させてもうて、毎回専決処分あるんですよ、交通事故で。これ今、車両の運転管理者、責任管理者、これ、決まっておるんでしょう。もし今後そんなことあるようやったら、その担当部長、もうやめてもうてやね、かえるぐらいの意識で、懲戒免職になるぐらいの意識でやってもらわんと、ほんまに担当部長、誰や知らんけど、もうやめてもらってください。もうそのぐらいの決意でもってやってもらわんと。もう答弁は結構、ええぞ。頼んどきますわ。よろしく。 ◯大西 亘委員長 では、3款、民生費、102ページより147ページ。 ◯吉田忠雄委員 民生費のところでは2点お尋ねしたいんですけども。  まず1点目なんですけども、これは118ページの人権施策推進費のふれあいセンター費なんですけども、このふれあいセンターというのは市内に3センターあるわけで、名称も、これまで解放会館とか人権文化センター、人権ふれあいセンター、それで、今のこの現在のふれあいセンターへと変わり、地域を超えて広く開かれたものとして利用もされておるわけなんですけども。そういうことからも、教育費の社会教育に入れるべきだというふうに考えるわけなんですけども。これは市長公室長にお尋ねします。  もう1点は、これは134ページの生活保護費のところでお尋ねします。これは福祉保険部長にお尋ねします。今現在、生活保護を受けておられる世帯と人数についてお尋ねして、1回目の質問を終わります。 ◯梶  均市長公室長 まず、1点目の吉田委員のご質問にお答えさせていただきます。  桜井市立ふれあいセンターにつきましては、委員おっしゃるとおり、子どもから高齢者まで多世代交流型の施設を目指し、年々、市民交流の場として利用者もふえ続けております。各センターにつきましては、基本的人権が尊重される社会の実現と市民福祉の向上を図ることを設置目的といたしまして、その事業については、3本の柱として、市民交流、地域福祉事業、市民に対する人権啓発が盛り込まれており、各施設においてよっといで祭やふれあいフェスタなどを継続、地域、そして桜井市の人権啓発の拠点となる役割を果たしておりますことと、現在は、委員お述べのとおり桜井市立ふれあいセンターではありますが、その前身は桜井市立人権ふれあいセンターでありますことから、人権施策課が施設を管理し担当しておりますことから民生費で計上しておりますので、ご理解願いたいと思います。  以上でございます。 ◯石田幸余福祉保険部長 吉田委員さんのご質問にお答えいたします。  7月の保護世帯数は876世帯、直近の8月の保護世帯数は880世帯でございます。  以上です。 ◯吉田忠雄委員 人数をお聞きしたいんですが。 ◯石田幸余福祉保険部長 申しわけございません。ちょっと後ほど。    (「それは後でも結構です」と呼ぶ者あり) ◯石田幸余福祉保険部長 はい。後ほど報告させていただきます。申しわけございません。 ◯吉田忠雄委員 まず、ふれあいセンター費のことなんですけども、このふれあいセンターの事業計画書にも、センターの運営は住民の平等な使用を確保できるというふうにあるわけなんですけども、実際これはもう旧同和地区に関係なく、いろんな団体とかグループが利用されています。今年12月からエルトが休館になりますけども、貸し館の代替施設として使用することにもなっております。したがいまして、ふれあいセンター費というのは民生費よりもやはり社会教育のほうがふさわしいのではないかと考えるわけなんですけども。これはもう主張だけさせていただきます。  次、生活保護のところ、よろしいですか。生活保護費なんですけども、この生活保護受給者で病気のために交通機関を利用して、そして医療機関で治療している人には通院移送費というのが支給されることになっておるわけなんですけども、今現在、何世帯が通院しているのか、そのうち何世帯に通院交通費を支給しているのか、この点、お尋ねしたいんですけど。 ◯石田幸余福祉保険部長 ただいまの吉田委員さんのご質問にお答えいたします。  通院世帯数につきましては、29年、今年の4月から7月において、月のうち1回以上1人以上が通院した世帯は687世帯でございます。そのうち、移送費を支給している世帯につきましては152世帯となっております。  以上です。 ◯吉田忠雄委員 何でこの問題を取り上げているかといいましたら、この通院移送費が支給されていない事象というか、事例があったわけなんですけども。それで取り上げたんですけども。これは本来やっぱり受けられるサービスあるいは制度ですね。これが受けられないことや、やはり制度の公平性にもかかわる問題やというふうに考えるわけなんですけども。  この生活扶助費には交通費なんていうのは、これは入ってないわけですね。含まれていないわけなんですけども。やはり支給されるべき人には全て支給するというのが、これ、原則なんですけども。これ、本来支給されるべき人に支給されているのかどうか。また、そういうことが起こらないように、職員、いわゆるケースワーカーなんですけども、ケースワーカーの教育の徹底の問題とか、また、保護費受給者世帯へのこういう制度がありますよという、そういう徹底も必要やと考えるわけなんですけども。それについてはどのようにされているのか。この点、福祉保険部長にお尋ねして、質問を終わります。 ◯石田幸余福祉保険部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  ケースワーカーのほうは、最初、保護の受給になったときにいろいろな説明もしておりますし、傷病世帯につきましては、おっしゃったように当然受けていただけるサービスについては日常的に説明はしておりますし、状況が変わることによって通院などが発生する場合も、ケースの者が担当の方、保護者の方にお話をさせてもらいながら十分指導なり説明なりしてやっていっているということを聞いておりますので、これからもしっかりとその辺は、サービスを受けられないということがないように指導していきたいと思っております。  以上です。 ◯大西 亘委員長 ほかにありませんか。 ◯石田幸余福祉保険部長 追加で、すいません。所帯数なんですが、生活保護の所帯数ですね。    (「人数ということですね」と呼ぶ者あり) ◯石田幸余福祉保険部長 人数。すいません。28年度末の段階なんですが、1,144人となっております。申しわけございません。 ◯工藤行義委員 委員長、時間制やね、最初は。 ◯大西 亘委員長 時間の制限はないです。大丈夫です。簡潔に。 ◯工藤行義委員 5点ほどお聞きしたいんですけども。  まず、111ページ、精神障がい者医療費助成、これ、あるんですけどね。これ、ここ近々にちょっと問題が起こっとるんですけども。精神障がい者の方が身寄りがいない、身内の人が非常に遠いところで、医療を受けるために施設に入っとって、理事長が医療の行為をしてくださいという承諾書のサインをするという話ができなかった。職員でなかったらできないと。そのときにどういうように対応、これ、していったらいいんかということで、非常にこれ、問題視されて、私は非常に憤慨していますのやけどね。  これ、これからもどんどん年寄りもしくはそういう状態もふえてきたときに、こんな問題が起こったときに、これ、生命はどうもなかったんですけども、緊急、盲腸でも結構ですわ。なってやっとたら、これ、死んでいると思うんですわ。朝方まで放置されている状態の中で対応できなかったというのは。これ、どのように今後していったらええのか、この答えを持っておられるのならば、ひとつ説明していただきたい。  次は、119、ふれあいセンター費の中で、指定管理料、これ、出てますのやけども、これ、指定管理のふれあいセンター費の中でどういう取り組み、これ、始まったのが。ちょっと待ってくださいよ、これ。ちょっと控えがないので、始まっていつまでやっていくのか。今後どういうふうにされていくのか。先ほども委託料の中で非常に懸念している話の中で、素人が取り組むような、もしくは専門的な分野で取り組む、これが委託料であると私は思ってますのやけどね。これ、いつからやっていつまでやっていくのか、どういう取り組みをされていくのか、担当部長にまずお聞きしたい。  それから、3つ目が121ページですね。同和問題の啓発推進本部って、これ、どこにあってどういう活動しているのか、これ、具体的に教えていただきたい。  その次に、扶助費、136ページの扶助費、18億2,419万1,000円、これ、6万を切るような市の中でこの18億も扶助費がいるというのは、私、もうこれ、考えられない。生活扶助だけでも、これ、5億7,000万ですか、住宅扶助が2億2,600万、教育が800万ですか。医療扶助は8億8,600万。これ、見ていったら、非常にこれ、大きな18億2,400万かかっている中で、副市長。  これはあくまでもうわさなんですけどね。決定的ではないんですけども、不正受給をされていると。もしくは、その受給されて健康になって働いても、扶助費はそのまま継続されていると。そこら辺の調査不足等もあるのではないかと。前の部長と大分話をしてきて、今後、今年度やっていこうかという話をしてましてんけども、今、生活扶助を我々税金からされている方々がどのようにして自立できるような指導をされていっているのか。そういう取り組みを調査せんことには、副市長であっても、生活保護をもうてる人、あんた、うそ言うてるのと違うかというような話、できないでしょう。非常につらい部分があるのでね。  それと、話にならない人もおるんです。俗に言うモンスターですわ。そこら辺も含めて専門の人の、例えば警察のOB、再任用の方に一緒に同行して取り組んで、いろんな生活扶助をもらっている人が自立するためにどうしていったらええかの指導をできるような形になったらええんではないのかなと。そこら辺も含めて、どういうふうに考えておられるのか聞かせていただきたい。  それと、143ページですか。地域福祉相談員の、これ、事業費ですか。これやこれ。こっちがいつから始まっていつまでやっていっているのか。これ、地域福祉相談の話でしょう。相談員の話ですね。これ、いつまでやっていくのか。今後どうされていくのか。  これ、副市長。副市長というか、副市長しかおれへんので副市長に言う。市長、おれへんもんね。生活困窮者の相談もあるでしょう。これ、総合相談になっているんですわ、両方とも。それで、総合相談がそれだけあっちもこっちも必要あるのかどうか。これ、委託されていますね、生活困窮者のやつは。仕事、社会に出れない、家族のことで生活に困っている、家賃を払えない等の。くらしとしごと支援センター、こっちは地域福祉相談。どんな相談に乗って、こんな手紙云々、調べてくれ、どうしたらいいのとか。こんなの、私、こっち、生活困窮も含めて、総合相談の窓口は1つでええのではなかろうと。その意味が理解できないのと、どういう成果を上げてこられたのか、今まで。福祉相談ですね。ほんで、今後どのようにされていくのか、はっきりと教えていただかんことには。  それと、生活困窮のほうも、どのぐらいの成果、頻度でどの形になっているのか、これも成果を教えていただけたら。今度どうされていくのか、どうしていくのがいいのか、はっきりと具体的に示していただきたい。  それと、ちょっとお聞きしたいんです。給食のこれ、民生でこれ、見たらいいんですかね。臨職の関係の話。給食の臨時職の手当等はどこに明示されているのかわからないので。これ、民生費ではないんですかね。    (「人件費ね」と呼ぶ者あり) ◯工藤行義委員 人件費のほうですかね。  話を変えましょう。臨時職ね、結構おりますやん。これ、給食センターができますやん。臨時職の人の話になるんですけども。これ、できてきたらもう要らんから、ほんならやめてもらうというのは、そういう指導で行政としてええんでしょうか。  今、国はこういうのも含めてですよ。派遣社員にしても、また、フリーターですか、そこら辺の生活基盤の安定のためのいろんな制度をつくっていってますやん。うち、何か見ていったら、臨時職の人を使うだけ使うて、もう給食センターができて民営化するから、ほな、皆やめてもらいましょか、もしくは、市の職員やったらええですよ。臨時職の人はそこで切られますやん。そういう国と相反するような行政が道を歩んでいってええのかどうか。これ、誰に聞いたらええのかわからんですけども。  もっとやっぱり行政として責任のある、今までせんどやっぱり市民に後見していただいて、臨時職員といえども。臨時職なくしてやっていけない事業所はたくさんありますやん。逆に言うたら、そこから見ていってもいいんでしょう。うち、非常に行政としてあるまじき取り組みではないのかなと。保母さんがおれへんねん、おれへんねん。正職員で採用したら、いっぱい来ますよ、これ。パートで都合のええときだけ都合のええように使おうとするから、私はあかんと思いますわ。将来少子化を見込んで云々、採用できないというような、私はそれはおかしいと思いますよ。今必要ならば、今それ、そのときにまた考えていったらいいのではないか。必要な中で非常に困窮、困っているわけですわ、保育所も。それで、10時から2時までとかね。ほんで、2時から5時間でとかね。このつぎはぎで頼まざるを得んような、その中でも精いっぱい元保母さん、正規の保母さんとか、いろんな人がこれ、協力していただいとるから、これ、全て子どもたちへの愛情があるから、これ、我慢してやっていただいているんですけどね。給食調理も一緒ですわ。  国はそういう方向へ行っているのに、うちの行政は国に相反するような使い捨てというような方針でいっていますのでね。やっぱり臨時職、臨時職、アルバイト、アルバイト、日々雇用云々やなしに、将来的なことやなしに、今どうするかの形の中でやっぱりしっかりと判断してもらわんとね。人というのは使いものになりますやん。係長でやっとっても部長になれるやろうし、部長しとっても副市長になれるやろうしね。いやいや、その人の資質もあるのやけど。やっぱり育っていくと思いますのでね。  職員、やっぱり今回も大分言いましたけど、育てるという意識が非常に私、行政は。違うわ、行政ではないのかな。特にその技術屋のその化学も電気もあらゆる建築の道具もありますけども、あらゆる技術屋さんのその育成が、私、ないのかな、育てる気がないのかなと。技術屋さんが足らんかったら現場改修できへんかったら、とんでもない状態の現場というのはあり得ないんですかね。技術屋がおれへんからええかげんなことをしてしまうとかね。指導ができなったから対応がおくれたとかね。やっぱりそういう値打ち、理屈、ある中で、本当にその技術屋もしくはその職員を育てていく意識があるのかどうか。  時間がないのでゆっくり話、2日あるんで、これ言わせてもらうねんけど。副市長ばっかり言うてるのと違う。これ、全体の担当部局の人が、私、わからないので、副市長にしか言えないので言うてますので、答弁、ひとつよろしくお願いします。  まず1つ目から行きましょう。 ◯大西 亘委員長 じゃ、ちょっと整理して答弁お願いしますね。  今、6点、質問があったと思います。まず最初の精神障がい者の医療のことですね。 ◯笹谷清治副市長 これについてはちょっと担当のほうで。 ◯大西 亘委員長 じゃ、そこから順番に行きましょうか。 ◯石田幸余福祉保険部長 委員ご質問の精神障がい者の方の入院とか、その方が手術されるということになるんですけれども、ご家族がおられましたらいいんですけれども、ご家族がないとか、おられても、このごろは疎遠にしているとか、もう縁を切っているとか、結構そういうふうなことを多く見聞きしております。  委員さんおっしゃっているように、これは本当にこれから大きな問題だと私も個人的にも思っているところですが、仮に成年後見として後見人がついたとしても、財産等は今はその管理というのは成年後見人ができることにはなるんですけれども、生死にかかわる手術の同意というところまではできないというふうに聞いておりますので、その辺はやっぱり病院との、お医者さんのやっぱり判断ということもあるかと思うんですけれども、市役所としてもケースワーカーなりケアマネとかがついている場合もありますし、市としてもいろんな側面からその人にとってどうすればいいのかを検討していかなくてはいけないとは思っているんですけれども、これというはっきりとした解決策が今模索中というか、研究しなければいけないと思っているところです。ちょっと答えになっていなくて申しわけないんですけれども。 ◯大西 亘委員長 じゃ、2点目ですね。ふれあいセンターの指定管理者。 ◯梶  均市長公室長 ふれあいセンターの指定管理につきましては、平成23年度から指定管理として運営をさせていただいております。こちらは先ほど吉田委員のご質問にお答えさせていただきましたとおり、やはり市民交流の場、子どもさんから高齢者まで多世代が交流できる場を目指して進めていきたいと思っております。また、今後につきましても、今年度いっぱいで指定管理が切れますことから、また来年度に向けては指定管理の公募という形で進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員長 では、3点目が同和問題。    (「121ページ。同和問題啓発活動推進本部」と呼ぶ者あり) ◯大西 亘委員長 どういうものかということですね。 ◯笹谷清治副市長 これは行政内部の組織でありまして、市長を本部長としまして、私、それと、教育長が副部長になっております。職員の人権問題に関する住民に理解を深めるためのいろんな問題は整理しました。その中で一定の方向性を決めまして活動しているという、そういう推進本部でございます。次に、扶助費の関係で、先ほど委員ご指摘のように、確かに桜井市の扶助費の占める割合というのは、財政的な見地から見ますと非常に他市に比べますと多いということも十分認識しております。なぜ多いのかというようなところの分析も含めて、これまでも一定させていただいておるんですが、なかなか現実が見えないというようなところも事実でございます。そういう中で、おっしゃっていましたように不正受給であったり調査不足の面も、これはあるのかないのかというような部分ではなかなかちょっと判断しかねるわけですけれども、私も採用になったころには8年ぐらいケースワーカーをしておりまして、その当時とは随分社会情勢は変わっているように思いますけれども、基本的な部分では変わってない部分もあるのかなというふうにも思いますので、この辺につては、やはり自立の支援策であったり、そういう部分についてはケースワーカーと、また関係機関と十分調整をしながらやっていく必要があるのではないかなと思っております。
     それと、やっぱりモンスターという部分で先ほど具体な指摘がありましたけれども、この部分についても確かにもういろんな、生活保護じゃなくて、市の窓口でも特に市民課の窓口でありましたり、いろんなところでこのモンスター的な方は、学校現場もそうですけれど、あると思います。そういう面での対応は苦慮しているものもあるんですけれども、先ほど委員ちょっと提案いただきました人的な配慮も含めまして、この辺についてはちょっと検討させていただいたらというふうに考えております。  それと、次の地域福祉相談員の方向性ということでご質問をいただきました。この分につきましては、地域の包括ケアシステムを桜井市の中で構築しようということで、陽だまりも整備をさせていただきました。そういう中で、地域で起こった問題を何か地域の中で何とかケアできたらなという形の中で、今、相談員も置かせていただきながら、地域のコミュニティを活性化いたしまして、お互いがお互いを助け合うそういう社会のシステムづくりをしたいなということで発足しているものでございます。  そのいろんな問題を調整したり、いろんな団体、地域の自治会であったり民生児童委員会とともに連携をしながら福祉の充実を目指したいということで、平成26年の4月から設置をさせていただいております。やっぱり当初はなかなかこの認知がありませんでしたので、周知不足、市のほうの周知不足もありましたので、なかなか利活用というんですか、その部分が十分でなかったわけですけれども、平成27年度、28年度ということでだんだんこの地域相談員の制度がある程度認知をされてきておりますので、その中では地域でのケア会議でありますとか、民生委員さんの連携でありますとか、いろんな地域でやられております百歳体操であったり、また、後方支援の認知症カフェの企画であったり、そういうところにも参画をさせていただきながら、活動の場を今見出して地域指導員がやっているという状況でございます。  ただ、いろんな相談業務がございます。その中で一定やっぱり今後は整理はする必要があるのではないかなという認識は持っておりますが、現在のところ、まだこの地域の福祉相談員制度も定着をしておりませんので、社会福祉協議会の窓口とも調整をしながら整備に努めていきたいなと、このように考えております。  それと、臨時職員の処遇の問題でございますが、確かに臨時職員が、これはどこともの自治体が抱えている問題だと思うんですけれども、正規の職員の3分の1ぐらいは臨時職員ということで問題になってきております。  ただ、やっぱり実際にこの臨時職員に担っていただいている部分というのは非常に大きいわけで、特に具体の話、先ほど給食センターの民営化の話も出ております。こういう中では、今おられる臨時職員については次の給食センターを管理運営してもらうところで採用していただく。本人さんの希望も聞きながらですね。そういう状況で今進めさせていただいております。単にやはり雇用している責任が市側にあるわけでございますので、十分臨時職員の立場に立ってこの辺については考えていきたいと、このように考えております。  働き方の改革もございます。また、定年制の延長も最近出てきて、話として国家公務員がなれば、地方公務員でもそうなってくるかと思いますので、その辺も視野に入れながら今後検討してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯工藤行義委員 部長、いつまでどうやっていくか。 ◯石田幸余福祉保険部長 生活困窮者。 ◯工藤行義委員 いや、さっきのやつで。 ◯石田幸余福祉保険部長 よろしいですか。 ◯工藤行義委員 生活困窮の調査。 ◯石田幸余福祉保険部長 すいません。30年には生活困窮者の支援制度というのも国のほうから見直すということでなっておりまして、施行後3年後ということで見直しになっておりまして、制度の検討もされているところですが、こちら、当市では、委員おっしゃるとおり、委託事業ということでやってきている事業ですが、具体的にはハローワークの同行へ行ったり、面接のための準備のいろいろな相談に乗ったりとか、そういう細かいところまで寄り添ってしているというふうなことを聞いておりまして、生活保護に至るまでにならなかったというケースも聞いております。  件数につきましては、ちょっと手元に数字を持っておりませんので、後ほどご報告させていただきたいと思います。ご了承ください。  すみません、社会福祉課長からご報告させていただきます。 ◯斉藤和成社会福祉課長 生活困窮者自立支援事業、くらしとしごと支援センターの28年度の実績のほうを簡単に述べさせていただきます。  延べの相談件数は1年間で551件ございました。新規の相談の実人数は74名、就職の決定者は19名おられます。就職に関する困り事とともに、それに付随するさまざまな生活に困窮された方が来られまして、寄り添い、伴走型で親身になって相談を続けてきております。これで3年目になります。  以上です。 ◯大西 亘委員長 そしたら、この地域福祉相談員と生活困窮者自立センター事業、ここのかかわりについて、今後の方向について、副市長。 ◯笹谷清治副市長 同じような相談業務になっているのではないかということでご指摘をいただいていますが、実際には、先ほどちょっと説明もさせていただきました。地域のこの相談員と具体の相談の中身の部分につきましては、少しやっぱり差別化というんですか、ちゃんとジャンルが分かれているというふうに認識をしております。  そういう意味では、おっしゃいましたように、実際にその中身も、もう一度、精査をさせていただいて、もし統合できる部分があれば、その部分では検討していきたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ◯小畑雅義すこやか暮らし部長 工藤議員のご質問にお答えいたします。  地域福祉相談員をいつまでということでのご質問だったと思います。先ほど副市長も申し上げましたが、今、26年度から3年間がたちました。地域の芽がようやく出てきたというふうに考えておりますが、まだまだ道半ばでございます。今後は、地域社会福祉協議会の各種団体と今まで以上に連携を図りながら、その団体の機能をつなげるとともに、地域コミュニティの福祉力を高めていきたい、そして、行く行く、地域福祉協議会のほうに担ってもらえるようにというふうに考えております。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 そしたら、もう一遍初めから行きます。  111ページ、精神障がい者のこれ、条例等で、緊急の場合、施設の代表者の署名でできるような方法論ってないんですかね。身内か、もしくはおれへんかったら、そこら辺の承諾をして、施設入るときにいただいて、緊急のときに。間に合わんでしょう。身内がいないから職員が。職員もやっぱり夜間、夜中、救急車で運ばれて、職員が夜中に仕事をせえというのもおかしな話やし。そしたら、そこら辺の精査はしていかないかんのではないのかなと。条例改正していくとか、そういうルールを、再度、検討していくとか。夜間、身内のいない障がい者もしくはいろんな、独居老人も含めて、そういう場合に、預かってる施設の長のほうの署名でいけるとか、そこら辺、もうちょっと考えてもらえたらありがたいなと。どうも歯切れが悪いので、私も言いようないんですけども。  それから、次へ行きますわ、119のふれあいセンター。ふれあいセンターでやってるでしょう、相談。西ふれあいセンター、北ふれあいセンター、東ふれあいセンターで地域福祉の相談をやってるでしょう。これ、出張して行かれるんですね。これは指定管理でやっておるんですね。私、ちょっとようわからん、場所、人等のしがらみが。指定管理のほうでやってもろうたらどうですねん、そっちのほうで。  ここら辺、ちょっとまた聞かせてもらいますわ。  次、121ページ。これ、副市長、内部での話と言うけども、あり方を勉強していくのに何でこれだけ金が要りまんの。ようわからんのですわ。だから、無駄をできる限り、意識の問題やからね、これ、ほんまに形の問題ではないので、お金の問題やないんですけどもね、意識の問題を、皆が寄ってどうしていくかの話をするのになぜお金がそんなに要るのかわからんし、非常にこれは難しいシビアな、デリケートな問題なんで、これだけお金を使うてやってるのやったら、もうちょっと表へ出て、その成果を出してもらえる、もしくは報告してもらえるような方向に行ってもらえたらありがたいなと。  次、生保なんやけど、これ、ほんまに頭が下がるほど担当課長は、今、ようやっていただいておるんでね。昔はいろいろありました、長谷川市長、私の事件でね。そのときに長谷川市長は、それから以降、担当職員は優秀な職員を送り込むと。優秀な職員を送り込むときに副市長が行かれたのは、それ以前におられたのかは、ようわからんねんけど。  今、ほんまにようやっていただいてますわ、頭が下がるほどね。せやから、その中で、これ、異常にふえてきてますねん、年々。23年は14億ちょっとやったんですわ。20年余りで4億オーバーしてくるような状態になってきたら、先々、どんどん人口が減っていって、6万7,000おった中で14億で、6万切ってきて18億。これ、逆行していってますわ、それは減っていって当たり前やと思うんですけども。  基本的に、副市長、人口比率ではないと思うんですけど、たまたま私が2期のときに副議長をさせてもらったときに、議長は藤井彰さんで近畿議長会の会長をされた。そのときに、ランダムに近畿中からちょっとピックアップしてみたら、やっぱり橿原ぐらいの人口比率やったんですわ。これ、人口比率で見てええのかどうかわからんのですけども、全国的に見ていっても、うちは非常に比重が高い。その中で、いろんな問題を解決していくのに、やっぱり職員が言えない部分、立ち入れない部分があるんでね、警察関係とかそういう知識を持ったOBとかの中で、もっと具体的に立ち入って、本当に自立支援できるような指導、今、担当課長を含め、ほんまにようやっていただいていますわ。  だから、そこら辺の補助、フォローできるように、またちょっと考えてもらえないかどうか、その必要性があるのかどうか、まず、論じていただいて、話をもう一回聞かせてください。  それから、福祉相談員の回数が、西中校区で火曜日、木曜日。東中校区、ふれあいセンター分担で火曜日、金曜日。桜井の活き活き広場で月曜日と木曜日ですね。ほんで、西中校区、西ふれあいセンター分担で火曜日、金曜日。大三輪中校区、北ふれあいセンター分担で火曜日、金曜日。たったこれだけですね。ほんで、副市長が言われたように、地域でと言うけども、これは大きく中学校区で割ってるだけで、地域に根差しているように私は見えませんしね、その必要があるのかどうかやねんけども、あくまでもこの相談の窓口というのは、私はインフォメーションであると。ジャッジするところではないと思っとるんです。ならば、相応の窓口で、もっと頻度を高めて、委託してるやつも含めてですよ、まとめて、ほんで、いろいろとインフォメーションの中で案内して、専門的なところへ指導していく。この間も一遍、議論になっとるんやけどね、こんなん、答え出ませんやん、この人らでは。  いやいや、市のOB、再任用の人やから、私は知識は十分おありやと思いますよ。この間も、誰と言うとったんかな、松村部長と言うてたのかな、誰と言うとった。  副市長、大学、最終学歴4年ですわ。市長でも、学校出て、大学院も行っておらんと、勉強されて博士号を取るんですわ、たった4年で。副市長、行政マンを何年してはりました。かなり熟知されてますやん。ほんで、再任用の人も、それだけの年数、何十年勤めたら端から端までわかってるやろうし、その人らは答えが出せると思いますけども、あくまでも相談に来た中身の束を束ねて、専門的なところへ振っていくと。それが、こんな病院にお金を使うて、今のところ、OBは再任用の人やから十分話は聞いていけると思うけど、また民間にというような話になってきたらとんでもない話になるやろうし、そういうこともないと思うねんけども、生活困窮者も含めて、今、1つになぜできないのか。何遍も聞きますけどね、ここで答えが出るのやったらよろしいよ。出ませんやん。案内だけですやん。あくまでもインフォメーションですやん。窓口はここですよと、最終的に。仕事のことですか、家族のことですか、生活に困ってのことですかという話の中で、インフォメーションで案内するだけでしょう。これも地域福祉相談員も一緒やと思うんですわ。これ、無駄ではないのかなと。  冒頭に言いましたけど、委託料の見直しを精査することによって、もっとプロ的な職員、副市長は何でも知ってますやん、市のことは。市長が知らんようなことでも知ってますやん。それだけおったら十分、私は能力あると思うんですよ、職員にもよりますけども。  ほんなら、大概のものを束ねて窓口へ直接持っていけるぐらいの手法でできますやん。委託や何や、わけのわからん話の中であっちへ行ったらええのか、こっちへ行ったらいいのか、これも含めてやけど。  ついでの話で、これ、市長、副市長、申しわけないけど、すこやか暮らし部と福祉保険部と、これ、どっちがどっちやわからんのですわ。精神障がいの話をしても、あっちや、こっちや言われても、私ら、窓口を絞ってもらわんことには対応しようがないしね。ほんで、必要があるならば、両方来ていただいて、三者で話、私が質問する場合ですよ、相談に乗ってもらう場合ですよ、やっぱりしてもらわないかん。  これも含めて、もうちょっと部のあり方をね。誰や、向こうの部長って。小畑や。すこやかやって、わけわからん名前やろう。あそこ、副市長、どない言われてるか知ってます、陽だまり。市民の人は非常に利便性が悪いと言うてます。使い勝手が悪い。どっちがどっちやわからん。結局、あそこへ行っても、こっちへ行っても話は決着つかんというふうな話もたくさんありますので、それも含めて、どない考えておられるのか、また聞かせてください。  だけやったですね。とりあえず2問目。 ◯大西 亘委員長 工藤委員、ちょっと申しわけないんですけど、ちょっとだけ間に休憩入れていいですか。トイレがちょっと多分あると思いますので。45分まで一旦休憩します。 ○午前11時30分休憩 ○午前11時45分再開 ◯大西 亘委員長 では、休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯笹谷清治副市長 先ほど来の工藤委員の質問にお答えをいたします。  まず、1点目の部分なんですけれども、ちょっと法的な面も含めて問題があろうかと思いますので、その辺についてはもう一度精査させていただいて、どのように対応できるのかちょっとこちらのほうで調整させていただきますので、ご理解いただきたいと思います。  それと、同和問題活動推進本部なんですが、予算的になっておりますのは、これは県下で市町村の啓発事業などの負担金も含めてあります。県のほうでやってもらっておりますのは、そこで、人の採用も事務局でありますので、その人件費の応分の負担もございます。県レベルでやっておりますのは、インターネット上のいろんな差別落書き等がありますので、そういう対応もここでやらせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  それと、不十分なところで人為的な問題も含めて先ほどおっしゃっていました。これは、先ほどもちょっと申し上げましたとおり、検討はさせていただくということで、警察等の関係も含めて、ご指摘いただいておりますので、その辺については検討はさせていただきますので、よろしくご理解いただきたいと思います。  それと、相談員の件もタブっているようなところもあろうかというようには見えるわけですけれども、現行、地域相談員が今活動してくれておりますので、その辺もどの部分でということも再度、整理をさせていただきながら、この相談員が地域で地区社協なんかがどんどんうまく活動できるようになれば、この制度も一定目的は終わっているのかなというふうに思いますので、そのようなことも含めて整理をしながら対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  臨時職員の問題につきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、市としても十分その辺については検討もさせていただきながら、定年制の延長もありますので、全体の雇用体系も含めて考えていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯工藤行義委員 副市長、ありがとうございます。もう副市長が言うておられるとおり素直にわかりました。それでよろしくお願いします。もういきたいんです、副市長の人間性はわかっていますので。ただ、我々、今まで行政にいろんなことを訴えてきた中で、ちょっとピントのずれるところが出てきている、やっぱり過去のずっとこれあるので、再度、質問というかお願いというか。  1番目の111ページ、精神障がい者のやつに関しては、法律も含めてこれから夜間救急があったときにその人の命を守っていかないかんので、それは十分検討していただいて、副市長、早急に速やかにこの答えを出すようにしていただきたい。  それから、ふれあいセンター指定管理料、これと先ほどの福祉相談員の窓口は一緒なので、これはどういうふうにお金がかかっているのかわからんので、それはそれで結構です、やっていただいたらええんです。  それから、121ページのこれは内部の話でしょう。できるだけやっぱり成果を上げるような取り組みで今、どんどん持っていってもらえたら。全然そこら辺の成果、取り組みの反映が我々の耳に入ってこないので、ほんまにやってくれているとは思うんだけども、ちょっと不信感を持って、できるだけ成果を上げてもらえるような形で、ここら辺はリーダーシップをとってもらわんとあかんと思いますので、よろしくお願いします。  それから、不祥事なんですね、これ。言うたように副市長ちょっと、ほんまに考えてもらって、これは斉藤課長、窓口でほんまに一生懸命やっていただいているけども、やっぱり限度はあるでしょう、彼も。行政マンとしての権限というのは限られているものがありますやん。先ほど言うたように、副市長であっても市民の人に、あんた、うそ言うてんの違うかなんて質問できないしね。そこら辺もっと精査できるように、やっぱり必要な人には与えていく、必要でない人に関しては権利を与えない。そこら辺しっかりと注意して意識の中でちょっとこれも動き等も含めて考えてもらえたらありがたい。  それから、これ、福祉相談員事業の141ページ、ほんまに副市長、もう一遍考えてほしい。あくまでもここでジャッジしないんですよ、答え出さないんですよ。この地域福祉相談も何か箱物をつくって中身がないから、何かしようか、これを置いておこうかというような、そんなイメージでは私はないと思うんだけども、私はそういうふうに見えてしまうので、情けないので、やかましく言うてます。  コンベンションもこれは指定管理でやっているので、副市長さん、どうでしょうか、これ、指定管理に再任用の人、NPOなり何なりでこういう取り組みをしてもらったら一番私は便利ではないかなと思うんだけども、副市長やったらもう、生保から財政から人事から環境から教育から全部ご存じですやん、知らんことないん違うかいうぐらい。知っとって何も言わへんの違うかいうぐらいよう知っている人やから。できたら、職員再任用、知識、経験、やっぱり我々の経験で学ばれた、それを捨てるのはもったいないから、できるだけ安い給料で市民のために頑張ってもらうというようなシステムが再任用なので、その人らの知恵、知識を十分に発揮できるような、そこら辺に委託していくというような考えをしてもらえた方が。素人の人に、ただ市民の人に、どれだけの市民の人が行政を知っとるんやと、弁護士プラザやっているでしょう、弁護士の資格もないのに市民の人に委託していくというような考えでおったら私はあかんと思いますので、十分考えていただいたらありがたいと思います。  それから、最後なんやけど、臨職、定年制が延びたいう話と臨職の使い捨ていう話と私はどこでどう結ぶのか、使い捨てやなしに定年が伸びるということは、使い捨てじゃなしに逆に、余計に公務員は大事にするけども、臨職は使い捨てるというふうに聞いてしまうので、どうでっしゃろうか、これも含めて管理職を臨職でやったら。できの悪い管理職やったらすぐ切れますやん。いや、ほんまに。もうそういうふうにしか見えないんですよ、必要ないからいつでも切れるように、あんなの臨職にしといたらええやん。給食センターできたから、もう要らんから、ほんならやめてもうたらええやろうと。少子化やから、保育士さん、穴埋めをパートで無理やりお願いして、無理無理頼んで、子どもたちに物すごい愛情を持ってくれている人ばかりやから、みんな一生懸命やっていただける。そやけど、その人らの生活のこともある。それは顧みずして、必要がなくなったら切る。ほんならこれ、一生懸命来てくれる人の思いというのは一体なんなんや。市役所ってなんなんや。ある意味広義で見ていったら、行政のそれこそすべて福祉ですよ。福祉の取り組みにそういう意識を持った部分が行政というのはおありなのか、もうちょっと考えてもらわんと、国は逆の方向へいっていますので、今足らんかったら採用したらいい、先々は余ってきても職種変更等の中でいろんな使い道がありますやん、民間に委託するよりも。専門的なものをやってもらうような方向づけを考えてもらったらええと思うので、これ、副市長、もう一遍答弁して、私が理解できるように説明していただけたら、担当部長でも結構ですよ。 ◯笹谷清治副市長 確かに職員の採用とか臨時職員等の問題については、非常に難しい問題であろうかというふうに思っております。私どもの市だけではなくて、どこの市も、これは副市長会で会って話をしましても出てくる問題です。そういう中にあって、できる限り市としては、具体例を話ししました、先ほどの給食センターのような問題が出てきた場合については、やはり次の事業者のところで採用してもらえるような配慮も含めて、条件の中に入れていくとかというようなことも手だてとしてやらせていただいております。  確かに全てを正規の職員で賄えたらいいわけですけれども、なかなかそういう状況でないのも事実でございます。そういう中で、できるだけ技術的な職員も含めて、技術の伝承というような問題も抱えておりますので、その辺については、全体の採用の考え方というのを抜本的に考える時期に来ているのかなというようなことも、今思っているところでございますので、できる限りいろんな方向で検討はさせていただきますけど、なかなか特効薬がないというのが現状でございます。そういう意味でちょっとご理解をいただきたいなというふうに思っております。  それと、前後しますけれども、相談員の関係等を含めてやっぱり再任用の職員の問題もうまく利用してやっていくというようなことも、今考えてやらせていただいておりますけれども、なかなか適材適所というような部分もありますので、この辺もさきに述べました定年制の延長も考えまして、配置については十分考慮していきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯工藤行義委員 ありがとうございました。結構です。 ◯梶  均市長公室長 失礼します。先ほどの工藤委員のふれあいセンターの指定管理についての始まりの年度なんですけれども、23年度と申し上げましたけれども、24年度ということでご訂正をよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◯大西 亘委員長 これでもう全部答弁をもらいましたか。 ◯工藤行義委員 はい、結構です。ありがとうございます。 ◯大西 亘委員長 民生費、ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ◯大西 亘委員長 じゃ、ただいまより13時まで休憩いたします。 ○午前11時58分休憩 ○午後 1時00分再開 ◯大西 亘委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  4款、衛生費。 ◯阪口 豊委員 149ページですねんけど、桜井地区病院群の輪番制病院運営事業負担金と33,204,640円とありますが、市内の幾つの病院に負担しているかお聞きします。 ◯小畑雅義すこやか暮らし部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  桜井市、宇陀市、磯城郡、宇陀郡の中で、桜井市では済生会中和病院と山辺病院でございます。  以上です。 ◯阪口 豊委員 ありがとうございます。各病院の負担金額をお教えいただけますか。 ◯小畑雅義すこやか暮らし部長 負担金額につきましては、資料を持っておりませんので、後刻ご報告させていただきたいと思います。 ◯阪口 豊委員 わかりました。以上です。 ◯大西 亘委員長 ほかにございませんか。 ◯吉田忠雄委員 ページは158ページから160ページにかけてですけども、清掃委託というのがあるんですけども、昨年度1,400万円かけて大型車両を購入したわけなんですけども、この6月議会において古い車両については早急に売却したいということであったんですけども、これは既に売却されたのかどうか。売却されたのであれば、幾らで売却されたのか、この点だけお伺いします。 ◯西川昌秀環境部長 ただいまの質問にお答えをいたします。  大型車両の売却につきましては、今月末までに売却をいたす予定となっております。その金額でございますが249万7,580円でございます。  以上でございます。 ◯吉田忠雄委員 次にお尋ねしたいのは、桜井市清掃公社は市からし尿の収集、そして浄化槽の清掃業務と、あとはごみ焼却炉から排出された飛灰、これの運搬を委託して、市から支払われる委託料で運営されているわけなんですけども、そのうち、この浄化槽の清掃業務なんですけども、これについては清掃公社であっても、浄化槽法に基づいて、市の許可が必要ではないかと市民の方から私のところに問い合わせが来ているんですけども、許可が要るのかどうか、この点をお尋ねしたいんですけども、環境部長に。 ◯西川昌秀環境部長 ただいまの質問にお答えいたします。  浄化槽の維持管理、清掃も含めまして維持管理につきましては、清掃業務につきましては市町村の許可が必要ということですけども、例えばほかのところで2つ、3つの事業者が行う場合には、それぞれに許可を出しますが、桜井市の場合には、市内全域を清掃公社のほうに委託をいたしておるということで、清掃公社1社ということでございます。  以上でございます。 ◯吉田忠雄委員 今の説明ではなかなかわかりにくいんですけども、清掃は、市が直営で行うのでしたら、当然この許可は要らないと思うんですけども、清掃公社というのは、市は清掃公社に委託しているし、清掃公社は受託しておるんですけども、これはやはり、許可がいると思うんですけども、間違いないですか、それで、環境部長。 ◯高尾龍美清掃公社局長 ただいまの吉田委員のご質問にお答えします。  廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第2条、一般廃棄物の収集運搬業の許可を要しない者という条項がありまして、その第1項に市町村の委託を受けて一般廃棄物の収集又は運搬を業として行う者と定義されておりますので、清掃公社もその条項に該当するものと理解しております。  以上です。 ◯大西 亘委員長 本件に関する発言は3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により特に発言を許します。 ◯吉田忠雄委員 私は、浄化槽法という法律あるんですけども、これに基づくと思うんですけども、その点、私、訂正しておきます。終わります。 ◯土家靖起委員 午前中おくれて申しわけございません。
     部長にお尋ねいたしたいと思いますが、本会議でも市長のほうから30年度のごみ収集車2台、35年の3台ということで答弁をいただきました。既に30年度ということになりますと、今から準備しておかなければ、かなり厳しい事態になってくるという思いもいたしますので、今日までの現状をまずお尋ねいたしたいと思います。  それから、さきにも議論になっておりました広域の焼却の問題、この点について2点お尋ねいたしたいと思います。 ◯西川昌秀環境部長 ただいまの土家委員さんの質問にお答えをいたします。  まず、ごみ処理の民営化のことについてでございますが、既にお話もさせていただいておりますように、30年の4月からということで、現在、現状の分析ということについて行っている、また、内部の中でも、今まであった検証会議を推進会議というふうなこと、部会もつくりまして今検証を行っているというところでございます。  それから、ごみ処理の広域化の進捗でございますが、昨年11月に桜井市と宇陀市、曽爾村、御杖村の2市2村の構成で協議会を立ち上げていただきました。知事のほうには顧問になっていただいて、立ち上げていただいて、その枠組みの中で行っているという状況でございます。28年度の事業としては、まだ11月から3月までですので、そんなに大きな事業はございません。  以上でございます。 ◯土家靖起委員 そういう計画で進んでいると思うんですが、既に、さきに申し上げておりますように、5名の職員も採用されておりますし、もしこれがずれていくということになれば、大きな問題が起こってきますのでね。それからあわせて、労使協定の中で職員組合等々の話も並行して進めていかなきゃならんと思います。そういうことがありますと、かなり問題も厳しい問題も含んできますので、これらもすり合わせしながら、30年に確実にやっていくという思いで、ひとつお願いしたいと思いますが、その辺の問題についていかがですか。 ◯西川昌秀環境部長 ただいまの質問にお答えいたします。  今、委員おっしゃっていただいたように、組合等の問題、それから時期的な問題等ございますが、今、それも含めて、並行して行っているという状況でございます。目標というか、30年4月を目指して取り組んでまいりたいと思っておりますので、ご理解よろしくお願いをいたします。 ◯工藤行義委員 土家委員が今聞いてくれはったので、ありがたいことなんやけど、まだもう1つつけ加えて聞きたいのは、例えば釜と処理場と、それから収集とは全て桜井市がするのか、分担してやっていくのか、そこら辺がちょっとわからないので、それをまずお聞きしたい。  次は、環境フェアのところ、145ページ、163万9,716円ですか、見えないので。何でこういう状態で、これも副市長に聞きたいんですけど、ずっとお願いしてるんですが、その当時から県の方も補助金出してくれているねんけど、隔年でやるというのは、私はいいことないと思うんです。これ、環境フェアというのは、ある意味、市民と行政がしっかり対峙して、我々、桜井という地域の中であらゆる環境、子どもの教育の環境、障がい者等のまちづくり、環境整備とか、いろんな種類の環境があると思うので、そこら辺をテーマに大々的にやっていかないかんと思う。1年置きというのはついでに4年に1度にしたらどうですか。やめるんやったらやめたらいいし。これ、ずっと23年前から言うてきて、これでやってきておるんやけど、なかなか。私予算しましょか。非常に努力することによって、安価でいける方法もあると思うんです。毎年やっていかんと、今まで過去でずっとやっているときは、延べ四、五千人来ていただいておったんですわ。この費用対効果が高まる理由はいかに環境問題が大事か。あらゆる取り組みの環境都市整備もあるやろし、やっぱり、人材育成の、子どもたちのそういう育成をしていくための環境もあるやろし、住んでいる地域の美しさ、そこら辺の環境保全も含めてあるやろうし。何でこんな状態で、そこら辺何で理解できないのか、何で1年に一遍やれというような話になっているのか、そこら辺を含めて、一遍聞かせてください、意識を。延々とお願いしていきたいんやけどね。それを聞かせてください。  それと167、旧焼却施設等の解体にかかる業務委託料、これ何か聞かせてくれませんか。とりあえずお願いします。 ◯笹谷清治副市長 ごみの処理については、環境部長のほうから答えさせてもらいます。  特に環境フェアの今ご質問でございますが、この部分につきましては、第1次、第2次の行革の中でイベント経費の一律の、どの事業がどうということでありますし、予算付けをやってきた関係上、ああいう状況にはなってきておりました。今、第3次の行革の中でございます。その中で行革の精神はそのままつないで、今日担っているわけでございますが、ただ、限られた予算の中で選択と集中というようなことも今、私ども考えておりますので、特に各業務の中で調整をしながら、環境問題という、重要なことであるということは、議員もご指摘のとおり、私どもも認識をしておりますので、その中で、やはり、充実する部分については充実させていくというような方向で考えていきたいと思いますので、今後の予算査定の中では各担当部のほうから要求が出てまいりますので、その上で十分考慮していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯西川昌秀環境部長 それぞれでやるのか一括でやるのかというのは、広域化のことですね。そのことにつきましては、場所等も含めまして、2市2村でこれから取り組んでいくということになっております。  以上でございます。  それから、この分につきましては、旧焼却施設等の解体工事にかかる業務委託ですが、これにつきましては、コンサルの業務にかかる28年度の費用ということでございます。工事そのものは、今年度からしますのでその前のところでかかっている分でございます。  以上です。 ◯工藤行義委員 これ、159、広域の土家委員聞いていた分も含めてこれから取り組んでいくということなので、しっかりと。対等な取り組みができるような意識でやっていただきたい。よろしくお願いします。  それから環境フェア、すべてのイベントが隔年でという説明、副市長からあったんですけども、全てのイベントを何で隔年にするかという意味が私はわからないんです。継続は力なりという言葉がある。世の中たくさん使われますしね。全て隔年で均等にというのがどこから出てきた答えなのか、どこからそういう理屈が出てきたのか。必要あるものは、年に何回もやっていってほしい。必要ないものならば、節目とか、70周年記念にやったらいいやろしね。全てが隔年で予算をつけますと。そこら辺の根拠、考え方、理財の考え方、私ついていけないですわ。それ、ちょっともし私が理解できるように説明できる部分があるならば、言うていただけたらありがたいと思います。  それと、167ページ、旧焼却施設、これ、専門業者に委託しているんですね。これをやるの、専門業者がやるんでしょう。非常に難しい。先ほどの話ではないですが、下請会社が資格もってたらできるというような話にまた、繰り返すねんけど、これは部長なのか、隣の部長なのかようわからんけど。いいと思うんです。資格が必要ならば必要で、これ、非常に危険な工事なので、そういう行政の入札参加できるような業務委託もそうやけども、工事もそうやけども、発注されるのは、これはこれで理屈の中で、それで決めるならいいんです。ただ、ルールがありますやん、工事するのに。工程、安全、品質。私が、安全はまず第1にあるべきではないか、第三者等も含めて、まず安全を確保できなかったら、どんな大事業であっても、私は中止すべきやなと。人の命にかえられないので。そういう取り組みの中でルールというものがあるでしょう。労働安全とか。そういうものがクリアでけへんような、もし企業だったら、どういうペナルティー、指示を出していかれるのか教えていただけたらありがたいと思います。 ◯松村喜弘都市建設部長 工藤委員のご質問にお答えいたします。  労働者の安全、作業員の安全、それと、やはり、ルールがございます。これにつきましては、一応法にのっとった形でやっていただいて、やはり、安全に作業していただくというのが基本であると思われます。 ◯笹谷清治副市長 環境フェアのイベント経費の問題ですが、同じなんですが、私の言葉足らずであったと思います。1次、2次の段階の行革の期間につきましては、特に財政規律ということで、全体の枠配分をやっておりました関係上、隔年ということで大方の運営につきましては予算配分をさせていただいておりました、継続的な部分も含めてやってきたわけですけど、ただ、先ほど私どもから説明させていただきましたけども、3次の時期になっております。この中では、財源の問題もありますけども、経費のかけかたにつきましては、特に重要な部分につきましては、そのルールに従わずとも、予算をつけていきたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯工藤行義委員 副市長ありがとうございます。これね、私、今、議員になって23年で、特に3年前これも当時の職員と環境フェアをつくり上げてきたつもりでおります。たった200万。その当時ね。こんな費用対効果が高まることを住民が方向むいているやつをほかのイベントとイコールでするべきなんでしょうか。1人1万5,000円もかかるような、1人頭150万で100人しか来んような。もしくは、もう少し80人とか。そんなイベントとまた違うですやん。全てのイベント、イコールで見ていったらあかんと思いますわ。やる値打ちあるようなイベントと環境フェアとどっち大事なんや。そら、やる値打ちあるか、それはそれきりの必要性は当然、また、財政もあると思うんですけども、やっぱり一度政策の中で最低限度環境を守っていく、任せていく。これでなかったら、衛生的な安全な生活をしていけないと思います。  で、ごみの問題、これは一番必要で、問題の多い問題ですからね。燃やすというといろいろ問題あるし、捨てるというても問題あるしね。それで、これは絶対生活の中で必要なもんやからね。それを、その中でのイベントとほかのイベントと、私、同じような数で見てほしくない。それ、見直してください。これは要望ですわ。これ、毎年やってもらわんと困りますんでね。あかんかったら予算を返してくださいよ。県にこれ、やったやつ。せっかくやってんのやから、もうちょっとつけたってくれたら、環境部も努力のしようがあると思いますよ。いろんなやり方、イベントのやり方とか。やっぱり参加する人が自費でやってくれるような方向も、なんか要らんやろうしね。これはみんなから、そら、そうや、やってもうたらええねんから、あそこから。我々、それをやってきとんやからね。そういうことも考えながら、もう一度見直してください。  それから、言いたいのは、ルールの中でルールを外れた場合、今後、それ以上仕事を発注していくのか、どういうペナルティーにするのか、部長の権限ですか。誰の権限なんですか。部長、そこら辺、どういうふうに。ルールを外した場合に、品質、これ以上にバランスを崩した、工程、これが延びた。その要因によっても違うと思いますけど、品質のばらつきの平均値があるやろうし、また、法律、ルール、安全に関しては労基法があって、そこら辺で外した場合にどういうペナルティーがあるのか、今後どないしていくのか、そういうことがあった場合にどういうふうにこれから育成していくのか、そういうまた現場を管理できるだけの人数がおありなのですか。職員の数。そういう教育されているんですか。そこら辺を踏まえて聞かせてください。 ◯松村喜弘都市建設部長 工藤委員の再度のご質問にお答えいたします。  一応。あ、一応という言い方は。すみません。品質につきましては、最低限の品質がないとやはり竣工検査も通りません。そして、今回のダイオキシン等々の現場でございますので、やはり暴露防止の対策も講じ、それと、安全面が法的に労働基準の法律。これにやはり抵触するということは、竣工検査においても問題はあると、このように考えています。その点数次第では、やはり指名停止等々の措置も考え、そういうふうな措置もやはり必要かなと考えております。それは普通の一般の桜井市の発注する通常の事業の現場においても同じであり、その評価点をもとに処分等々は行っているところでございます。 ◯大西 亘委員長 本件に関する発言がすでに3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許可します。 ◯工藤行義委員 委員長のお許しがありましたので、4回目の質問を松村部長にさせていただきます。  今言うてくれはったんで、ほかの工事も含めてですが、例えば、技術屋から聞いた話ですが具体的に言いましょうか。現場に技術者がおったら、問題が回避できたところもあったんではないかな。ほんだら工期が延びなかったんではないかな。環境負荷与えなかったんではないかな。要するに給食センターの話です。あれがあの当時、現場に技術者がおったら当然協議されていると思う。やっぱり企業だけやったら企業の判断でそれはいいという判断をされたと思うんです。それから、こういう危険な面も含めて庁舎建て替えも含めて、これ、とんでもない方向にやっていく中で、そういう現場を管理できる体制が私が言うなら、今の技術屋の職員数では絶対足らんと思います。これはまた話で言われるけど、これは一般質問でも話をしとったけど、道路瑕疵の話でも、道路の安全パトロールができる人間はおりません。人、おりませんやん。行ったら、ほかの現場に行けない。ほかの現場に行くことができない。そのパトロールをしとったら、できるだけ余裕があったら道路瑕疵、あれ、単車やったらえらいことですよ。自転車やったらえらいことですよ。万が一。大けがになるやろうし。ほんで、反射板いうけども、あれも打ちどころが悪かったら、自転車等、歩行者等、そんな人はとんでもないことになる。  それはパトロールでも行けるだけの人数がおったらあれなんやけど、部長の下に課長が2人おられますね、都計と土木と。いつ見ても、2人ともうつむいたまま仕事してはりますやんか。ようやっていただいているのか、余裕がないのか、手が遅いのか、わからへんけども、でしょ。やっぱり余裕があれば、現場管理に行くと思うんですわ。そこら辺の育成をやっぱりしたってもらいたいし。これは以前も同じようなことを言うてましたけど、どうもこんな危険な問題、もう1回また大規模な何年かに一遍のような庁舎建てかえの工事、そんなんを踏まえて、そんなに出にくい現場で、やっていけるのかな。もっと言えば、理事や部長やら、そういうしっかりした人がむしろこういう人を育てていくことによって、安全も環境も工期も、ほんで、財源縮小もしていけるやろうし、よけいなお金使わんでもいいやろうし、何よりも市民の安全を守っていける。  そこら辺、部長、これは要望しときますわ、強く、人が足りませんわ、見とったら。はっきり言うて、わしも技術屋なんです。土木のね。現場管理というのは、どの程度必要か、どれだけ大事なものかというのがわかってるし、今言うとったんとんでもないけど、そら、給食センターにしろ、あそこにしろ、ここにしろ、人を派遣できる状態やないし、使い物になる職員ばかりでもないと思うしね。2人の課長はしっかりしとるけども、やっぱりしっかりしてない者もおるかもわからんしね。そこら辺、やっぱり育成してもらいながら、理事がおられるのでしっかりと話し合いしてもらってですよ、答えをまた見つけてもらえるように、ほんで、問題が起こらないように、庁舎の建てかえも踏まえてね、頼んどきます。その辺、答弁してもらいたいですけどな。 ◯笹谷清治副市長 今、工藤委員のほうからもご指摘がございました。給食センター、あのような状況になりました。反省も込めまして、現場での管理、監督といいますか、そういうものが十分じゃなかったかなということで、理事はじめ、担当部長も十分かかわるように指示させていただいて、かかわってくれております。  実際これからいろんな事業をやっていくわけですけども、特にやっぱり技術職員の不足というのは、議員もご指摘あったように、あるいは十分そういうふうな認識はしております。採用試験の中でも公募するわけでありますけども、受験者がないというような。去年ですと県との共同で採用試験をふみきったわけですけれども、それでもなかなか来ないということでございますので、実際は現場監督してもらう、業務委託みたいなことをしてみたりというようなやっておるわけでございますが、やはり内部の中で人材育成というのが非常に大事だと思っておりますので、今後も採用を含めまして十分に努力していきたいと思います。以上です。 ◯工藤行義委員 ありがとうございます。 ◯西 忠吉委員 ありがとうございます。ページ154、155、健康増進費の中の区分13、委託料、この中の「地元で採れた食材を使って、親子で学ぶマナー教室」、委託料114万のことでお伺いをします。  この教室を開くに当たりまして、すこやか暮らし部あるいはけんこう増進課の中で、どういう思いで、考えのもとでこの教室を開いたのか、その結果と、どの施設、どの時期、また、市民によく広報をうたって実施して、どれだけの人数が集まったのか、まずお聞きいたします。 ◯小畑雅義すこやか暮らし部長 ただいまのご質問にお答えいたします。「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」で実施いたしました。人数といたしましては、28年度は228名に参加していただきました。食育の関係で、地元でとれた野菜等々を食していただきまして、食物の大切さを親子でともに学んでいただきたいという意味で、こちらのほうは開催させていただきました。以上です。 ◯村嶋和美けんこう増進課長 先ほど部長がお答えいたしましたことにつけ加えさせていただきます。時期につきましては、昨年の7月に2回、8月に2回、12月1回の計5回を実施しております。施設は、高家にあります「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」で、広報につきましては、広報「わかざくら」及びホームページに掲載いたしましたのと、対象が小学生であったために、小学校のほうにも直接広報というかチラシをして案内をさせていただいています。以上です。 ◯西 忠吉委員 ありがとうございます。大変よい取り組みだと思います。食に対して世界また国内におきましても大変関心というのか知識、また意識も高まっていることでありますし、地産地消の言葉も最近よく聞きなれております。そういったことも小さな子どものときから意味を理解していくということも大変大事なことだと思いますし、また、日ごろの一般家庭で食事をする食材、同じ食材でありながら、また工夫を凝らしてということに子どもたちの創造力もかき立つのではないかなとも思います。また、食事するに当たりましても、その際の礼儀であったり作法等を学ぶことは、今後において将来にいい経験を学ぶことにつながるとも思います。そういった観点から、この114万は高い金額ではないと思います。  そこで、今後このような取り組み、教室を開いていく、開催していく予定なのか、お伺いします。 ◯小畑雅義すこやか暮らし部長 ただいまのご質問にお答えいたします。ご好評いただいております「親子で学ぶマナー教室」につきましては、やはり先ほども委員さんがお述べのように地産地消、それから食育の観点もございますので、引き続き取り組んでいきたいと思っております。以上です。 ◯西 忠吉委員 ぜひとも継続して取り組んでいってもらえればなと思います。毎年が無理であれば、間隔をあけてでも続けて継続して取り組んでいってもらいたいと思います。と同時に、先月の8月、関東のほうで食中毒、O-157が発生した部分がありますので、今後において食材であったり機材等の衛生面にも注意を払っていただいて、続けていってもらえたらなと思います。  それと、最後にオーベルジュですねんけども、最近その話題が減ってきたかなとも感じております。遠方からの来客、またリピーターからの発信に頼らずに、ぜひともこうした教室を通じて身近な話題として取り上げていただいて、1つの教室、取り組みがいろんな大きなメリットにもつながっていくと思いますので、今後も取り組んでいただくことをお願いしまして質問を終わります。 ◯村嶋和美けんこう増進課長 先ほどご質問をいただきました阪口委員の桜井地区輪番制運営事業負担金について回答させていただきます。河西町の負担金が125万7,842円、三宅町、126万3,196円、田原本町、572万2,508円、宇陀市、1,053万5,969円、曽爾村、40万2,628円、御杖村、37万3,927円、桜井市の実質の負担額は1,364万4,570円となっております。以上です。 ◯大西 亘委員長 それでは、続いて、5款、農林業費。170ページより183ページ、(なお、10款第1項、農林業施設災害復旧費、258ページより259ページ)を一括して行います。 ◯土家靖起委員 170ページの農業委員会費なんですが、農業委員会では生産、あるいは加工販売など6次産業化に取り組んでいただいていると思いますが、その取り組みの実績と内容についてお聞きいたしたいと思います。 ◯村上龍也農林課長 失礼いたします。農林課、村上でございます。これまでの取り組みの内容ということで、6次産業化に向けまして、歴史と里山資源を活かした地域づくり事業という取り組みを28年度、行っております。こちらの取り組み内容としては5つございます。1つ目が、穴師におきまして青づみミカンのポン酢を加工したミカンポン酢の作製。これにつきましては、今、作成段階で、販売にはまだ至っておりません。2つ目がワイン用ブドウジュース。こちらにつきましては既に6次産業化になりまして、葛城の道の駅で現在販売をしております。3つ目がワイン用ブドウのソースということで、こちらにつきましても葛城の道の駅で販売いたしております。4つ目につきましては巨峰ジュースということで、こちらは芝の農園でつくられておりまして、これにつきましては、まほろばキッチンで製品化されて、現在、販売されております。  すみません、ワイン用ブドウジュースにつきましては高家の圃場で作成されております。  5つ目につきましては、大和川上流、吉き里の隠れ米ということで、桜井市の吉隠地域でつくられました吉隠米、こちらにつきましては、現在、吉隠のブランド化推進プロジェクトというのを農家のほうで立ち上げていただいておりまして、昨年の農・商ふれあいフェスタの中で製品として紹介をさせていただいて、現在、これは数量がまだ汎用性を満たしておりませんが、今後、販売に持っていきたいというような取り組みを現在させていただいております。  以上です。 ◯土家靖起委員 ありがとうございます。  それから、池之内の圃場整備、あれについては既に27年度で全て終わるということで言われておりました。既にそれから2年たってきてますので、あれの最終的な、換地を含めた精算はほんまにできとるのかどうか、その点、1点だけお聞きしたい。 ◯村上龍也農林課長 失礼します。ただいまの質問に対しましてお答えさせていただきます。  当初、3年間で完了を目指して進んでおりました。委員のご指摘のとおり、その部分につきましては若干おくれておるのは否めないところでございます。  現在の進捗でございますが、今月9月9日、この日に換地の権利者会議を完了させていただいております。換地に至っての会議というのは最終の会議に当たります。今後のスケジュールといたしましては、換地計画の承認ということで、これは県知事の承認になります。その後、法務局のほうの換地の計画に対しての、これは承認、また審査という形になります。  同時並行いたしまして、今、地元のほうでは法人化の立ち上げということで手続に入っていただいておりまして、遅くとも今年度中に換地が完了するというスケジュールで、現在、進んでおります。  以上です。 ◯土家靖起委員 今年度中というのは来年の3月まで。  あわせて、既に桜井市が事業主体になってますので、3年で全てをやると言うてたものがまだまだずれてきてますので、当然、権利者の、地主の問題もありますけど、市が積極的に、事業主体としての主体性を持って最後まできちっとやっていただくように、この点については要望いたしておきたいと思います。 ◯村上龍也農林課長 失礼いたします。  予定といたしましては30年の3月31日、これを年度内ということで、現在、進めております。主体につきましては、当然、おっしゃるとおり、市のほうで中心となって進めていかしていただくという姿勢でやらせていただいております。ご理解のほど、よろしくお願いします。 ◯大西 亘委員長 農林業費、ほかにありませんか。 ◯工藤行義委員 林業振興費、183ページ、委託料の施業放置林整備事業委託料、これ、ちょっと意味がわからん。それと、獣害につよい里山づくり事業委託料、これはちょっと後で説明、お願いできますか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの工藤行義議員の質問のほうにお答えさせてもらいたいと思います。  この施業放置林整備事業委託料につきましては、近年、山の間伐等でなかなか手が入っていかないということで、県の森林環境税を活用させていただきまして、桜井市内の山林に対しまして間伐等の施業、森林環境税100%の事業ということで整備のほうをさせていただいている事業という形になります。  続きまして、獣害に強い里山づくり事業委託料につきましては、農地に対します鳥獣被害がかなり多うございます。これを緩和するためになんですけども、農地周辺の里山林の整備を行い、バッファゾーンといいまして、そういう獣類が農地のほうに出てきにくい環境整備をするということで、緩衝帯を整備するような事業という形になります。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 今回、岡田議員が何やらで、それとダブって、くるような状態ではないんかなと懸念してましたんで、それはそれで結構な話と思います。お金かかってますね。 ◯大西 亘委員長 では、6款、商工費、182ページより199ページ。 ◯土家靖起委員 部長、188ページやな。企業誘致。  既に本会議でもそれぞれが質問も、あるいは答弁もなされておりますが、中和幹線のその後の企業誘致の取り組み、先般も市長は4月末で組合が解散したというようなことを言われておりますが、市としてどの程度把握されておるのか、その取り組みについてちょっとご説明願えますか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの土家委員さんの質問にお答えさせていただきます。  昨年の春なんですけども、イオンが、事実上、撤退した後なんですけども、日本ビルドがその後、継続して地元の地権者代表者会議と、幾度となく交渉のほうを持たれておりました。その中で、提示されました具体的な部分が地権者代表者会議の想定されている金額とのかなりの乖離がございましたので、市長のほうの答弁にもございましたとおり、今年の春、4月なんですけども、最終的には地権者代表者会議のほうも解散をされております。  その後なんですけども、私たちが今つかんでおります情報としましては、地元の代表、区長さんなんですけども、そちらのほうには事業者のほうが接触をしているというところまでは情報もつかんではいてるわけなんですけども、まだ正式には、該当する地権者の方々との接触、交渉までは至ってないようなことで聞かせてもらっております。  それと、もう1点なんですけども、イオンが出店を、計画では一体開発ということで、当初、計画もされておったわけなんですけども、なかなか一体開発となりましたら面積が大きく、そしてまた、出店する事業者のほうが多くないと採算ベースに乗ってこないということでございましたので、今後は地元のほうも、一部、何区画に割って交渉も乗っていくというようなことは区長さんのほうで考えているということでは確認をさせていただいております。  以上です。 ◯土家靖起委員 今までは、当然、あそこ、南の西の7.4ヘクタールは一体開発ということで、当然、地区指定したのは市ですので、市が潰したみたいなものですので、潰して済ますものですから。ただし、今言われておるように、あそこを一体的にやっていかなければ、部分的にやると、またこれも大変なことになると私個人は思うんです。あそこを通ってる川が上で寸断される、あるいは、橿原まで接続しているあの川が途中でまた違う業者が持つということになれば、市としても、あるいは大変なことになると思うんで、当初の計画は計画としてありますけど、やっぱりそこをきちっと市として見きわめていかんと、これは大変になると思います。  既に固定資産も、29年度のは評価替えのときから上がってきてますので、権利者にしたら、54軒かな、権利者はあるんですが、これらの方についても、今、個々の問題、個々の地主が皆、大変、どないしたらええやろうというようなことを言われておるんです。田も植えて、稲穂が垂れてるような田もありますので、あんな状態ではとても、これから企業誘致をやっていくねんて市長も声高らかに言うけど、かなり難しい問題も潜んでますので、積極的に代表なり、部長なりが地元の、組合はもう解散してますので、個々でばんばんと交渉に行かれてもまとまっていかへんと思いますので、早い時期に自治会の向こうのほうの状況を把握しながら、市として誘致に努めていただきたいなと。このことだけ申し上げておきたいと思います。  以上です。 ◯大西 亘委員長 商工費、ほかにありませんか。 ◯東 俊克委員 一般質問でもちょっと聞かせてもらいましたけど、エルト桜井のリニューアル工事に伴う周辺整備ということで、多分、路上駐車の対応をどうするんですかとかいうのは質問で聞かせてもらったんですけれど、じゃ、今度は二輪車の対策、駐輪場の整備とか、その辺の対応がどうなっているのかお尋ねしたいと思います。 ◯遠藤政男まちづくり部長 ただいまの東委員の質問にお答えさせていただきます。  今、委員さんがおっしゃったように、この前は自動車のことで一般質問をしていただいたわけなんですけども、当然、近隣の方につきましては自転車等で来場される方が多数おられると思います。そのような中で、エルトの敷地の中には、わずかなんですけども、駐輪スペースというのが当然ございます。しかしながら、その駐輪スペースをはみ出して、歩道部分に自転車等が駐輪される可能性が多分にあったかと思います。その部分につきましては、やはり市の市営の駐輪場でありますとか、また、近隣に民間の駐輪場もございますので、そういうふうのまた利用につきましてもご案内もさせていただきたいのと、あと、実際に利用される方につきまして、これも適正にルールを守っていただく。といいますのは、あそこはちょうど駐輪の禁止区域ということで、地域の危機管理課のほうも定期的にパトロール等をやっていただいているエリアでもありますので、来場者につきましては、口すっぱいような形になるかわかりませんけども、注意喚起をさせていただいて、適正な配置のほうにしていただくような形で取り組みをさせてもらいたいというふうに考えさせてもらっております。  以上です。 ◯東 俊克委員 部長ありがとうございます。  本当に少ないですわ、あそこは。今、部長から答弁がありました。私もちょっと危機管理課のほうで、今、取り組んでもらっている放置自転車の撤去の数の推移について聞かせてもらったら、平成21年から28年度まで出てますねんけど、平成21年は429台撤去なんです。ところが、28年度は148台。3分の1ぐらい。当然、危機管理のほうでしっかりと対応していただいているという結果だとは思うんですけど、これの数字は、多分、平成27年の8月にはまねき屋が閉まってるんです。だから、多分、トーンが落ちているというのも考えられると思うんです。じゃ、今度、リニューアルされて、子どもの遊び場とかいろんなものが設置されます。担当課に聞きましたら、年間4万人の来場を見込んでいると。じゃ、単純計算すると1日100人です。これは、土、日、平日とかも関係なしに100人ですから、やっぱり土、日になれば300人ぐらい来るかなと予想されているわけです。そしたら、3分の1、3分の1で、3分の1を歩行、3分の1は自動車、そして3分の1は自転車としたって、やっぱり自転車が50台から100台ぐらいは来る可能性があるので。だから、せっかくそこでいい事業をしようとしているのに、逆に近隣の人に迷惑、あるいは、来たって置けない。結構、自動車というのは、駐車する場合は白線の中にみんな入れてくれはるんですけど、自転車というのは、多分、何もないところにどーんと置くんです。  じゃ、これって、逆に1台でちょっと斜めになっていたらスペースをとっちゃうんですよね。これはまた、今、部長が言うてくれはったように、いろんな駐車の注意喚起というか、それは努力していただけると思うんですけど、必然的に、人を呼ぶためのハード、箱がないわけなんですよね。今は近隣のを使っていただくというのですけど、自動車やったらちょっと置いて3分、5分歩くのは良いやけど、自転車はみんな多分ぎりぎりまでいくと思うんですよ。だから、駅前の南口の駐輪場も民間もありますけど、やっぱりちょっと市民的には近い部分に行きたい。じゃ、何でないのという文句に多分なると思いますので。  皆さんご存じだと思うんですけど、まねき屋があったときは、エルトと年金事務所の間ですね、駐車場へ入っていくところに、まねき屋さんの商品搬入ピットがあるんですよ。あそこ、ごそっとあいてるんですよ。あそこやったら、多分、自転車だけでも30台から40台は入れるはずです。だから、やっぱりそういうことも検討していただきたいなと思いますけど、いかがですか。 ◯遠藤政男まちづくり部長 今、自転車の駐輪対策ということで東委員のほうからお話をいただきました。  実際に、今、まねき屋の搬入ピット等になりましたら、市の持っている部分ではございませんので、そこにつきましては、また桜井都市開発と基本協議のほうもさせていただいて、その辺の活用ができるかどうかということも含めて対応のほうをさせてもらえたらというふうに思います。 ◯東 俊克委員 手をこまぬいてというか、やっぱりそういう努力をやっていただきたいと思います。ちょっと設計のほうも聞かせていただいたら、ちょうど駅からすぐ宝くじ売り場の入り口だけじゃなくて、中央の階段、吹き抜けのところ、あそこも何とか使って上へ上がれるように設計をするということです。じゃ、その中のところにでも、ちょっとでもスペースでもやっぱりそういうものにしていったりとか、やっぱりそういうふうに、駅前のこの事業というのは、せっかく桜井駅の中心です。駅前ですね。やっぱりそこはにぎわいの拠点としてやるという、今、そういう構想の場所ですから、やっぱり失敗しないように、ちょっと近所の駅前、マルシェ広場にしはったら、ものすごく商店街もよくなってきてるんです。やっぱりそういう、町のにぎわいを取り戻すためのものですから、やっぱり人が来る、じゃ、イコール、人が来やすいような感覚を持って進めていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ◯大西 亘委員長 商工費でほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  じゃ、次、7款、土木費、198ページより217ページの10款第2項、公共土木施設災害復旧費、258ページより260ページを一括して行います。 ◯工藤行義委員 ありがとうございます。河川費。これ、河川費これなんですけど、今回これ、議会中に大雨が降って、水路、横断歩道していっとるんやけど、そこら辺の管理というのか、全部チェックされてどういう結果が出たという話、何か、松村部長、今回、その場所の確認をされてますよね、答えはもう出てきとるんですか。
    ◯松村喜弘都市建設部長 工藤議員の質問にお答えいたします。  今回、集中豪雨による浸水、分散してですが、ありました。それにつきましては、現在、各現場については現在まだ精査中ということで、簡易的にできるものと、やはり今回の原因で大きかったのは、日ごろ雨が降ってないところに急な大雨が降って、そこへ土木がひっかかってという状況での浸水もかなりあったと思います。そういうことから、日ごろから、地元さんにお願いする部分と市でする部分があるとは思いますが、そこのところはまた検討していただきたいと考えております。  以上です。 ◯工藤行義委員 ありがとうございます。しっかりと住民自治のあり方の部分で、また理事者側の手腕を十分に発揮していただきますように。  それと、その次、都市下水路、下水なんですけど、これはいつも言ってるけども、せっかくね、下水工事をやっていて、それで供用開始していただいているんでしょうか。前回ちょっと聞き忘れたんやけど、水洗の取り組みのやつも、奨励してもらうという中で、何%ぐらい下水路の供用開始しておられないのはあとどこか、わかりますか。わかるんやったら教えていただいたらありがたいし。 ◯植本政徳上下水道部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、都市下水路の概念なんですけども、雨水を排水するための水路になります。  下水のほうのご質問なんですけども、供用できる人数に対して使用していただいております水洗化率は86.5%となっております。  以上です。 ◯工藤行義委員 非常に取り組んでもらえてありがたいと思うので、やっぱり環境、全体の町の環境、下水、道路河川、いろんなのを組み合わせていって、環境負荷低減していけると思うので、よろしくお願いします。 ◯大西 亘委員長 ただいまより2時10分まで休憩をいたします。 ○午後2時00分休憩 ○午後2時10分再開 ◯大西 亘委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  土木費、途中になりましたけど、土木費、ほかにありますか。  では、続いて、8款、消防費、216ページより223ページ。  9款、教育費。 ◯吉田忠雄委員 社会教育の文化財のところでお聞きしたいんですが、この点は午前中の総括質疑で纒向遺跡の整備の問題というのがあったわけなんですけども、少しダブる点があるかもわかりませんけども、よろしくお願いしたいと思います。  昨年4月に纒向遺跡保存管理・整備活用計画策定委員会が、史跡纒向遺跡、纒向古墳群の保存・活用計画書を作成したわけなんですけども、この計画書には、遺跡の保存と管理については纒向遺跡及び纒向古墳群全域を対象範囲とするということ、そして、遺跡の重要性や市街地の度合い、あるいは土地の利用状況など、全体を見据えた短期・長期の目標を設定しているわけなんですけども。ほんで、この計画書では、短期・長期の目標設定に基づいて、今後の遺構の保存や管理、活用について、これをどのように考えておられるのか。非常にこれ、長期的な管理や活用に入っていくと思うんですけども、この点。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 ただいまの吉田委員の質問にお答えします。  委員が今ご質問いただいているように、纒向遺跡、纒向古墳群の保存計画書につきましては、平成27年度に作成しております。この計画書では、纒向遺跡の当面の整備計画を、1期から4期に分けて事業の推進を計画しておるわけであります。  計画における纒向遺跡全域の整備計画は、太田地区の史跡公園とガイダンス施設をセンターエリアと位置づけて、また、辻地区や巻野内地区で予想されている王宮区、史跡内に点在する各古墳を王墓区としてサテライトエリアに位置づけております。一般的な整備の推進を目指しております。一体的にその整備の推進に向けて、目指しておるわけなんですけども、ご存じのように、遺跡そのものは広大なものでありますので、これらの整備事業の推進は、大きく、今申し上げました4期に分けてやっておりますが、具体的な内容につきましては、担当課長の方からただいまから説明をします。 ◯橋本輝彦文化財課長 失礼します。今、局長の方からご説明ありましたように、纒向遺跡の整備事業につきましては、遺跡そのものが国内でも最も大きい規模を持つという非常に大きな遺跡でございますので、まず第一としては、長期・短期の計画というのを立てております。その中で、短期的な計画といいますのは、既に遺跡の重要度がわかっている古墳ですとか、あるいは集落内での各地点を、現在、史跡化している部分、それの整備事業を進めていくというのが短期的な目標。長期的には、いまだ未調査の部分もたくさんございますので、それについては、逐次調査を行いながら、さらなる重要地点の見きわめを行っていくというのが長期的なものということで、現在でもまだ2%の調査しか調査が終わっておりません。全域の中の2%ということですので、期間としてはかなり長期の計画ということになってくるかと思われます。  その中で、ただいま、1期から4期に分けて遺跡の整備計画を持っておりますというご説明をいたしましたが、これについては、既に遺跡の中で重要なものが眠っているということが判明している場所を4期に分けて考えておりまして、第1期という短期的な計画としましては、現在、整備事業を進めさせていただいております纒向遺跡の太田、旧纒向小学校跡地の整備事業というのを、現在、第1期、短期計画として手をつけているところでございます。既に、第1期事業の分に関しては、便益施設の建設なども28年度にさせていただきましたので、現在、ガイダンスあるいは公園の設計に向けて準備中ということでございます。  第2期といいますのが中期的な計画と位置づけをしておるものですが、第2期につきましては、先年、発掘で発見されました辻の大型建物が見つかった場所。こちらにつきましても、次の段階として、中期的な計画として計画を持っております。ただ、辻の大型建物が見つかった場所につきましては、見学者が非常にたくさん現在でもお越しになっておられますし、一般の声としては非常に整備に対する要望が多いということもございまして、本年度、29年度で予算措置をいただきまして、一部、木製の柱なんかを建物跡に立てるということで、一部の整備事業を前倒しで、中期に当初位置づけをしておりますが、一部前倒しでそういった部分整備を行ってまいりたいということで考えているのが辻の第2期の中期的な計画地ということになります。  そして、長期に当たる部分につきましては、纒向の石塚古墳ですとか勝山古墳のような初期の、3世紀代の古墳の整備というのがまず第3期の1つの目標になっております。この中では、先年、温浴施設の計画が立ち上がりました箸墓古墳の周辺というのも対象に入っておりまして、この温浴施設の計画が上がったことによりまして、一部前倒しという形で、これも長期計画の中で本来考えておった場所ではあるんですが、前方部の西側の一帯のところを史跡指定をしていただきまして、本年度より一部買い上げに着手をさせていただいているというところでございます。  もう1期、4期と設定しております、これも長期の計画ですが、これにつきましては、纒向遺跡の中でも巻野内の東の山手の方、相撲神社の少し西側一帯になるんですが、このあたり一帯に纒向遺跡の後半期の、いわゆる王の宮殿、大王宮というのが眠っていると考えられておりますので、これについては、長期的な範囲確認調査を経た上で次の手だてを考えていきたいというようなことでございます。  ご説明は以上です。 ◯吉田忠雄委員 非常に丁寧な説明をいただいたんですけども、課長もおっしゃっていましたけども、今、発掘調査が終わったのはわずか2%ということなんですけども、これは1970年からずっと続いていますので、それで面積のわずか2%ですので、だから、これを全部終わろうとしたら何百年かかるのと違うかなと私は思っているんですけども。非常に長期にわたる発掘事業と違うかなと思うんですけども。  その中で、短期的な課題の太田地区の整備なんですけども、これについて、これも、朝、総括質疑でもありましたけども、短期的な課題として、今、史跡の整備事業を計画しておられるわけですけども、卑弥呼の里交流館、これはあくまで仮称ということなんですけども、仮の名前ということで、ガイダンス機能とか体験学習、ボランティア・地域住民の交流拠点など、纒向遺跡活用センターエリアとして非常にこれは大事やと思うんですけども、整備事業をこれから進めていくということですけども。4月からはトイレなどの便益施設の設置がされて、今後この太田地区をやはり観光資源にしていくためには、目に見える形にしていくということも非常に大事だと思うんですけども、そういうことで、これは早く、やはりこの施設、あるいは史跡公園の整備が必要だと考えるんですけども、これについて再度お尋ねをしたいんですけども。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 吉田委員の太田地区のガイダンスの整備の進捗状況なり、スケジュールについてお答えします。  冒頭、阪口委員も総括質問の中でもご質問がありまして、また市長も回答したわけなんですけども、それと回答が重なる部分もありますが、先ほど申し上げましたように、この決算書にありますように、平成28年度には敷地の北東の隅、便益施設、トイレを建設させていただきました。残りの部分のガイダンスゾーンにつきましては、平成29年、平成30年に実施設計を行いたいと考えております。それで、31年、32年、2年度にまたがりまして施設の建設を行いまして、最終的には33年の春にはガイダンスゾーンのオープンを目指したいと考えております。  また、33年は公園部分の実施設計を行いまして、34年に整備工事、公園施設、史跡公園の部分の整備に着手しまして、35年の春には史跡公園全体の完全なオープンというのを計画しております。  以上です。 ◯吉田忠雄委員 3点目、お尋ねしたいのは、昨年の6月議会の最終日に教育委員会の方から、箸墓古墳の隣接地の周濠エリアについて、国の史跡指定の申請を行うというふうに説明もあったんですけども。そして、その隣接する墳丘部が宮内庁の陵墓であることへの歴史的な観点においても積極的な対応が求められているということで、土地所有者の理解や協力のもとで、史跡指定に向けた調整を行っているという説明も当時あったんですけども、現在において、これは国からの史跡の指定は受けられたというふうに考えるわけなんですけども、あと、公有化事業というのはこれから進めていかれると思うんですけども、これが今どこまで進んでいるのか、それと、今後の整備事業の計画があれば、これもあわせてお尋ねして、質問を終わります。 ◯橋本輝彦文化財課長 ただいまの吉田委員のご質問にお答えさせていただきます。  箸墓古墳の隣接地の史跡指定事業につきましては、本年の2月に国の史跡の指定の告示を受けております。早速、29年度事業から既に箸墓古墳の周濠部分の買収事業というのを立ち上げさせていただきまして、計画では29年度と30年度の2カ年で買収をする予定となっております。基本的には、先ほどご説明に出ましたが、温浴施設の予定をしておりました事業者の所有の土地を先に先行して買い上げをということでございまして、地元の箸中区との協議ですとか、近隣の住民の方のご意見を聞いた中で、国道側から先に、国道沿いの現在の店舗がちょっと荒れている状態になっておりますので、そのあたりから先に買収をして、きれいにしていこうということで予定をしております。  当面の事業としては、29年、30年の2カ年で買収事業をさせていただきますが、あとの整備につきましては、文化庁との協議の中で、今回は応急的に開発をとめたという面もございますので、改めて箸墓周辺の管理をどうしていくのか、保存をどうしていくのかというところをもう一度練り直すべきだということでご指導いただいておりまして、改めて箸墓古墳の保存管理計画、保存活用計画というものを策定していきながら、地元の意見を聞きながら、あるいは県や国の指導をいただきながら、周りの整備でありますとか買収事業の今後の進捗というのは考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯大西 亘委員長 教育費、ほかにありませんか。 ◯工藤行義委員 229ページのパソコンの借り上げなんやけど、教育長、子どもたちを全部これで賄いできるのかどうか、まずそれが1つと。  それから、このセキュリティーなんやけども、ずっとこれを見ておるんやけども、子どもたちのセキュリティー、これ、過去に殺人予告があったんですね。そこら辺でセキュリティーの強化という話をしてきたんやけども、セキュリティーに絡む監視カメラとかの設置、これ、副市長、いろんなセキュリティーがあると思うんですわ。不法投棄の監視用のカメラとか、災害時の監視の、また子どもたち、まちの安全のセキュリティーの監視カメラとか、そこら辺に対して副市長はどのように理解されているのか聞かせてもらえたらありがたい。  それから、ここにも、臨時職員の日額、月額のがぎょうさん載って、してますけど、また同じことを言いたくなりますけど、給食調理員等の。これ、給食、また同じことを言って申しわけない。センターができて、民間委託して、そこで働いておった人がそこで働けるように指導できるんですかね、民間委託。これ、ほかの委託に関しては、前に市民会館の委託に関しては教育長にお願いして、今おる職員をそのままそこで使ってもらえるようにというお願いをして今やってもらっておるんやけど、給食センターにしても、そういう勝手なものは可能なのかどうか。  それと、次は、255ページの賄材料費、2億六百何ぼ、これは非常にありがたい。たくさんおいしいものを学校給食センターでつくってもらえるのは子どもの食育に対して大事なんやけども、ちょっと今、これ、教育長に聞いたらいいのか、局長に聞いたらいいのかわからへんけども、旬のものを出してもらっているのかどうか、何か冷凍物が多いように思いますので、やっぱり旬のときに旬のものを出せるような教育、これは食育に対して非常に大事なもので、これはもうどんどん予算を使ってもらっても私はええと思うんですけどね。予算の配分は何か割り当てがあるみたいで、これはこれやとか、2年に一遍とかわけのわからんようなルールがあるみたいなので。だから、旬のときに旬のものを出しているのかどうか、冷凍物をできるだけ少なくしているのかどうか。  それと食材の管理、どの程度のものがどのぐらいするのか、そういう管理をしておられるのかどうか。マーケットリサーチをして、タマネギがこのぐらいやったら80円やとか、このぐらいのものやったらどのぐらいとか、それの品質を納品したときにチェックされて、どういうふうに業者と話をしているのかどうか、そこら辺がちょっと不明なので聞かせていただいたらありがたい。  それと、給食センター建設費、257ページ、PFIのアドバイザリー業務委託料及びPFIモニタリング等業務委託、これはどういうことをやっているのかちょっと教えてください。  以上です。 ◯笹谷清治副市長 2点の質問にお答えをいたします。  まず、学校教育現場の安全管理いうことで、セキュリティーの関係で監視カメラはどうなのかということでございます。学校現場ではあの事故があってから以後については、施錠をきっちりしまして、来訪者についてはインターホン等で確認をしながら、相手を確認して施錠を解いて学校へ招き入れるというようなことで応用をやられていると思います。やはり、監視カメラの抑止力というのは非常に有効だというふうに思っておりますので、今後、いろんな場所で監視カメラは必要だというふうに思います。今、市役所の玄関もせんだってより監視カメラの作動をさせていただいて、この部分については今後も強化していきたいと、このように考えております。  それと、また臨時職員の関係でお話が出ました。先ほど来回答しておりますように、給食センターの業務を委託していただくところに対して、条件としてできるだけとっていただきたい、採用していただきたい。これは、過去の経験もありまして、第4保育所の民営化ということで、その際にも臨時職員を優先的に第4は桜井学園等でとっていただいたという経緯がございますので、経験値がございます。そういう中で今対応をさせていただいておりますので、十分、不利益のないようには極力頑張っていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯上田陽一教育長 工藤委員の小学校、中学校のパソコンのご質問にお答えをいたします。  28年度におきましても、小学校と中学校の教育用のパソコンの借上料となっておりますが、新しい学習指導要領のスタートが小学校では32年度からということでございます。この段階では全ての小中学校ともに1人に1台ずつのコンピューターが整備できるようにという形で今年度は進めさせていただいております。これで全て、各クラスごとですけども、1人ずつ使えるように進めておりますので、よろしくお願いをいたします。  それから、給食センターの賄材料費等につきましては、給食センター所長のほうからお答えをさせていただきます。 ◯谷岡 隆学校給食センター所長 工藤委員のご質問の旬のものを旬に出しているかということですが、できる限り旬のものは旬のときに出すように献立を組んで出しております。食材の管理につきましては、納品時にチェックしております。学校給食の管理としましては、その日に納入したものはその日のうちに使うということで、繰り延べてあした使うということは、生のものについては原則的にありませんので、ご安心いただきたいと思います。  建設費のモニタリング事業につきましてですが、PFI事業で行っておりますので、PFI事業でうまく作業が進捗していっているかどうかというのを、第三者的にもチェックしていくという補助の分をコンサルティングの業者でやってもらっているということであります。 ◯工藤行義委員 パソコンに関しては教育長、ありがとうございます。やっぱりしっかりとそういう形の、これからそういうIT時代になってきていますので、子どもたちがしっかり学習できるようにしていただいたということは非常にありがたいので、これはお礼を申し上げます。  先ほどの給食センターが建ったときの、副市長、これは市の職員おろしやんか、臨職とかどないすんのか、これはほんまに殺生ですよ、考え方。もうちょっと考えてもらわんとやっぱり、その人らも生活の中で精いっぱい、臨職いうても一生懸命に市のためにいう形でやっていただいて、新しいものできたから、次かわったから、そんな簡単に切るような行政のあり方というのは私は許せんような感じしますので、ちょっと考えてもらえるように、また、そこら辺の意識をもうちょっと深く掘り下げて言うていただける。何か一般職員のことばかり言うてるみたいなので、私が一番懸念しているのが、臨職とかの話ですわ。  それと賄い、これは契約のときと、あそこのときと違うような話も耳に入ってきますねん、所長。このじゃがいもがこんなんになってしまったり、契約とまた違うような納品されるような、でも、一定の品質のものというのは無理やけども、それはそれなりの品質管理というのが私はあると思うんですわ。トマトにしても、魚にしても、何にしてもね。こんな魚言うとって、ほんで持ってきたのこんな魚というのはあり得ないと思いますわ。ところが、きれいなリンゴが、バナナでも結構ですわ、持ってきたときに傷がついているようなものが入っておったときに、どないチェックして業者に返品して指導できるのかどうか。足らんようになるわね、その場で、今日入れて今日使うというような話やから。事前に入れてチェックできないんやから。そこら辺の管理、ペナルティーをどないされているのかというのは、もっと具体的に取り組んでもらえたら、前にも所長に言うたつもりやけど、やっぱりマーケットリサーチしてですよ、どのぐらいのものがどのぐらいするのか。  ついでにこれ、副市長にまた言いますけど、市長おらへんので副市長ばっかり申しわけないけどね。学校給食で一番使うのは、ジャガイモ、ニンジン、タマネギなんですよ。たくさん休耕地がありますね、桜井市、そこら辺のマーケットで80円で売っているタマネギならば80円で買うたったらどうですか、十分もうかりますやん。淡路島で大きなタマネギは1個100円ですって、一番ええの。生産者が30円をもらっているか、もらっていないかです。それでもやりくりできるらしいです。100円のものを100円で買うたったらもうかりますし、税金を返してくれますしね。地元の新鮮なもの、それを指導するぐらいの給食センターに係をつくっても私はええと思うんですわ、無農薬で。  それで、そういう品物を入れたときに農薬の残留検査とかを定期的にされているのかどうか、一番やかましいのは東日本に災害が起きたときですわ、放射能の影響を含めてそういう品質チェックを年にどのぐらいの頻度でやっておられるのか。これ、農薬でも下手なもの入っとったら、いつも私は言うてますけど、食べて下痢して3日ぐらいで元気になってくれたらありがたいですけど、蓄積して10年後、20年後に子どもたちに影響を与えるようなものがあったら怖いので、そういうチェックもやっぱり厳重に学校給食センターのあり方としてやってもらわないかんと思うし、また、地元の農業の発展のために、50円でジャガイモがスーパーで売っているのやったら50円で買うたったらええやろうしね。そしたら、生産者もつくってもらえる、休耕地もなくなるやろうし、その中で新鮮なものをつくる指導、もしくはそういうルートを確立できるような。  そうせんと、言うたときはこんな大きなジャガイモやけど、持ってきたときは小さいジャガイモとかね。ミカンでも一定のミカンを持ってきてふたをあけてみたら一部腐っているやつがあるとかね。そういうような話もたくさん聞いていますので、ほんまに新しいものができていったら新しい取り組み方法をもう一遍考えてもらえるように教育長、お願いしときますわ。何かあったらまた答えをください。 ◯笹谷清治副市長 今、いろんな提案をいただきました。特に桜井市の場合は学校給食センターということで、1回に5,000食も調理をします。そういう中では、やっぱり大量に消費をいたすという問題もございます。そういう中で、今の状況では一括で入札をやって大量に仕入れられるところということでやらせていただいております。その商品の管理につきましては、十分に留意をしていきたいと思います。  また、地産ということでは本当に必要だというふうに思うわけでありますけど、先ほど来の話もありまして、やっぱり生産者との契約の中等の問題も含めてありますので、この辺につきましてはちょっと研究はさせていただいたらと思います。  放射能の関係の問題がありました以降、食材の産地がどこでとれたのかというようなことも、学校の保護者向けに給食の献立表の中できちんとその辺については対応をさせていただいていまして、できるだけ保護者の方、また、子どもに安心・安全を届ける給食ということで今やらせていただいていますので、今いただいた意見につきましては十分参考にさせていただいて、研究させていただいたらと思います。  以上です。 ◯谷岡 隆学校給食センター所長 学校給食センターの建設については、整備事業については、PFI事業で行っておりますので、そのPFI事業者がきちんと手続どおり事業を行っているかどうかというのをチェックしていくのがモニタリングという事業でありまして、そのための費用を計上している次第です。  アドバイザリーにつきましては、PFI事業の立ち上げまでの段階の部分についてのコンサルティングの補助という形でやっていってもらっていまして、PFI事業者が決まってからPFIのとおり、当初の決定どおりちゃんと運営できているかどうかのチェックというのがモニタリングの事業という形になります。 ◯工藤行義委員 副市長、マーケットですね、淡路島が有名になったのはタマネギと、淡路牛ね。それでマーケットは兵庫県があって、あそこでそういうブランドができるぐらいまで頑張ってきたんです。だから、これだけ要るから取り組むやなしに、これだけ要るから1割でも、2割でもやっぱり地産でつくれるような指導もしていかないかんと思いますし、逆に言うたら食のマーケット、これおいしい話ですやん。そこで全部処理できるのやから。そしたら、ブランドでまた桜井のタマネギ、ニンジン、ジャガイモ等を高めていったらまた、いろんな人からも買うてもらえるやろうし、どんどん活性化になってくると思います。そういう形のものをもう一遍考えてくれたらありがたいと思いますので、先ほどの検討するという話なので、それはそれで結構です。  それから、PFI、これは事業をやっていますね、局長に聞いたらいいのかな。    (「はい」と呼ぶ者あり) ◯工藤行義委員 それのアドバイザリーの業務委託、モニタリング業務委託、運営事業者選定支援業務委託、これ、モニタリングをやって、PFIの事業を今やってますね。これ、ちゃんと管理、運営、進捗を管理しているわけですね。これ、あなた方はどうなってるの。どっちの責任になりますの。PFI事業者の責任か、教育委員会の責任か、それがわからん。そんなん、監視しとったら問題が起こることはないですやん。お金払って監視してもろとるんでしょう、PFIの運営の。ということは、事業も含めて全てここが管理する必要があるんでしょう。現場管理はここがやるんでしょう、建設会社やなしに、ここも含めて管理するんでしょう。その上に、市の事業やから、うちの技術者もやっぱり当然そこへ行かないかんと思うんです。参加していかないかんと思うんです。こんなん、お金払っとって管理してなかったらどうなりますの。問題が起こったらどっちの責任になるの。教育委員会の責任なのか、このモニタリング等の業務委託の業者の責任なのか、建設業者の責任なのか、市の技術者の責任なのか、ようわからんような状態が発生してきてるですやんか。  そしたら、それに対してどういうふうに指導して、これ、ちゃんとアドバイザリーできるように、モニタリングできるようにやってこられたのかどうか教えていただきたいです。ほんまに取り組んできたのかどうか。 ◯奥田道明教育委員会事務局長 工藤議員の質問にお答えしたいと思います。  モニタリングと、ここの決算書にありますのは、これは調理業務の選定に当たって、東洋食品ですね、今の話。そこが最終的に契約したわけなんですけども、そういう調理業務を、どういう業者でどういう方法で入札なりしたらいいかということについてのアドバイザリーということも含めた中で、そのアイデアというんですか、方法についての業者選定に係る業務についての委託料ということなんですけども、工藤議員さんが今おっしゃっているのは、地中障害の件でいろいろと突発的なことが出た中で、当時のやり方についてとか、いろいろなご意見、ご指導、アドバイスも議員さんからいただいているところなんですけども、あの突発的な事故の中で、どういう撤去の仕方がいいんだろうかとか、これはちゃんとできているんだろうかとかいうことも市の技術職の職員にもいろいろとアドバイスをもらいながら、また、ここの長大という業者にも、コンサルティング業者ですので、そういう意見ももらいながらやってきたところです。  これについては、定期的な会議にももちろん出てきておりますし、そこでの報告書もちゃんと提出させておりますし、また、時々のことであったり突発的なことにもすぐに対応して意見ももらってと、そういうような形で進めております。    (「責任」と呼ぶ者あり) ◯大西 亘委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により特に発言を許します。 ◯工藤行義委員 委員長、ありがとうございます。4回目の質問を許していただきまして、ありがとうございます。  私が言っているのは、あそこで、給食センターで地下の埋設物が出てきたときに、そのすぐ後ぐらいに市長からは、PFI方式でやって、皆、そこへ任せてますという話やったんです。だからそこの責任なのか、行政の責任なのか、業者の責任なのか、ようわけがわからん。責任を追及していって、どうこれから今後やっていくのか見えない。その答弁に行く前。どう改善していって、業者も含めてどう育成していくのか、教育委員会としてどのようにやっぱりこのPFI、これ、アドバイザー、モニタリング云々、アドバイザリー、お金を払って、その業者にどのように対応していくように言うてるか、我々、全然耳に入ってこないので、ちょっとお聞きしたんです。  専門的な技術屋、土木の技術屋に対して、これはいろんな指導、また、部長を筆頭に取り組んでおられた、いろんな処置の仕方、いろんな対応の仕方というのは聞いてますけど、教育委員会のほうは、これ、どういうふうにこの余計なお金を使ってやっていっているのかわからんので、今後しっかりとやってもらいたい。  それと、これ、部長、お願いしますわ。再々言うてますけども、そういう業者、これ、40年か50年に1遍やるようなところへ、欠陥のある業者でしょう、そんなんがある業者はおらへんと思いますけども、この庁舎を建てるときには一切使わないようにお願いしておきます。そういう技術的な取り組みができないような業者は一切使わないように強くお願いしておきます。ないと思いますけど、よろしく。  以上です。 ◯笹谷清治副市長 午前中にも同じようなご質問をいただきましたので、その点につきましては私のほうからお答えさせていただきました。特に給食センターの関係につきましては、アドバイザリーなりモニタリングを使ってやっておるわけですけれども、実際、全ての責任は、最終、やっぱり桜井市が負うことでございます。そういう観点からも、現場につきましては、急遽でしたけれども、やはり技術的な面での監修ができていなかったような面も一面あったように思いますので、理事と担当部長にも申しつけまして、実際、現場の監修に当たってくれということで指示はさせていただいています。  今後、いろんな事業を抱えております。業者選定等につきましては、仕様書の中で十分うたわせていただいて、いい仕事ができる業者を選定していきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯工藤行義委員 そのような形で、いい業者ばっかりでやってもらったらいいものが建ちますので、よろしゅう頼みます。  以上です。 ◯土家靖起委員 簡潔に申し上げますので、簡潔にお願いします。  今、教育委員会として、校区編成、校区変更を進められておると思います。ひとつそれの進捗をちょっとお答えいただけますか。 ◯上田陽一教育長 土家議員のご質問にお答えいたします。  今年度より、学校規模の適正化検討委員会という委員会を立ち上げまして、そして、子どもたちの数が減少している地域や学校と、子どもたちの教育環境が最善な形で行えるような学校の規模や環境についてということでの検討を進めております。  委員会の進捗といたしましては、10月に最終で骨子のほう、基本的な方針のほうを検討していただいたものを答申いただくという形になっております。これを我々の教育委員会議のほうで、また、総合教育会議のほうで練らせていただいて、基本的な方針を作成すると。その基本的な方針に従いまして、来年度以降、具体的な計画に入っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯土家靖起委員 検討委員会もつくっていただいていますけど、校区変更・編成となると、大変な問題が、地域の問題も出てきます。今までから課題になっておったけど進まない各自治会の思惑があって、そういうことですので、今の学童なり、あるいは生徒の変更した、固まったところがありますよね。そういうことで、早い時期に答申を受けてそれを知らしめていくというような方向で検討していただきたい、進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯上田陽一教育長 ありがとうございます。これは土家議員さんおっしゃるとおりでございます。地域の強い期待等も学校にはあります。また、学校は地域の拠点として動いているところでございますので、地域のまず子どもたち、保護者、それから地域の方々と十分に検討をさせていただきながら進めてまいりたいと考えますので、よろしくお願いいたします。 ◯大西 亘委員長 教育費はほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  11款、公債費、260ページより261ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)
     12款、諸支出金、262ページより263ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  13款、予備費、264ページより265ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  続いて、認第2号、平成28年度桜井市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  続いて、認第3号、平成28年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  認第4号、平成28年度桜井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  認第5号、平成28年度桜井市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。 ◯土家靖起委員 332ページ、駐車場事業特別会計なんですが、先般も北口にホテルを誘致するということを聞いておりますけれども、その北口の駐車場を利用されるとのことでありますけれども、まだ先の話ですが、その場合の駐車料金が決められておるのかどうか、その点についてお聞きしたいのと、駐車場事業会計の収支に影響が出てこないのかどうか、この点についてお尋ねいたしたいと思います。 ◯松村喜弘都市建設部長 ホテル誘致の件の駐車場料金ということについては、まだ決まっておりません。今現在、9月から24時間営業ということでさせていただいています。これにより管理費の減ということで、若干、収入はふえていくものと考えております。  以上です。 ◯土家靖起委員 はい、結構です。 ◯大西 亘委員長 ほかにありませんか。  認第6号、平成28年度桜井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  認第7号、平成28年度桜井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  認第8号、平成28年度桜井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で、付託を受けました案件の質疑は全て終わりました。  それでは、採決をいたします。  認第1号について認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立)  賛成多数であります。  よって、認第1号については、原案通り認定すべきものと決しました。  認第2号から認第8号までの7議案を一括して採決したいと思います。  お諮りいたします。  認第2号から認第8号までの7議案について、原案通り認定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。  よって、認第2号から認第8号までの7議案については、原案通り認定すべきものと決しました。  以上で、付託を受けました案件の審議は全部終わりました。  委員長報告は、いかがいたしてよろしいでしょうか。    (「委員長一任」と呼ぶ者あり)  それでは、委員長において作成いたします。  最後まで慎重ご審議ありがとうございました。  暫時休憩をいたします。 ○午後2時55分休憩 ○午後3時00分再開 ◯大西 亘委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、閉会に当たり、理事者側より挨拶を受けます。 ◯松井正剛市長 決算の認定に当たりまして、慎重なるご審議をいただきましてありがとうございました。また、原案通り認定すべきものと決定を賜りまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  ご審議の中で、ふるさと寄附金について、市制60周年記念事業について、車両管理について、マイナンバーカードの交付について、生活保護費について、地域福祉相談員について、地元で採れた食材を使って親子で学ぶマナー教室について、ごみ収集業務の民間委託について、ごみ処理の広域化について、エルト桜井のリニューアルについて、纒向遺跡の整備について、学校におけるパソコン整備、セキュリティー対策について、学校給食における食材について、給食センターの整備について、校区編成について、北口市営駐車場についてなど、いろいろなご意見をいただきましたことを担当より報告を受けております。  本日、皆様方からいただきました貴重な意見等につきましては、しっかりと受けとめさせていただき、心して市政の運営に努めてまいりたいと考えております。今後とも引き続き、委員の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。本日は、長時間、本当にありがとうございました。 ◯大西 亘委員長 これをもって決算特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。 ○午後3時02分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....