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平成29年予算特別委員会 本文 開催日:2017年03月15日
平成29年予算特別委員会 名簿 開催日:2017年03月15日

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  1. 桜井市議会 2017-03-15
    平成29年予算特別委員会 本文 開催日:2017年03月15日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2017年03月15日:平成29年予算特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午前10時00分開会 ◯我妻 力議長 おはようございます。ただいまより、去る3月13日の本会議におきまして予算特別委員会に付託をされました平成29年度各会計予算の審議をいただくわけであります。委員会の皆様におかれましては、慎重審議よろしくお願いします。  まず、審議に入ります前に、正副委員長の互選をしたいと思います。この互選の方法につきましては、委員会条例第8条第2項の規定により、最年長の委員が仮委員長としてなっていただいております。よって、本委員会の出席委員の中では札辻委員でありますので、よろしくお願いします。 ◯札辻輝已仮委員長 おはようございます。仮委員長というあれは、最高齢者ということでございますので、余り公表したくない年齢ではございますけれども、決まりでございますので、仮委員長を務めさせていただきます。よろしくご協力のほどお願い申し上げます。  まず、正副委員長の選出についてお諮りいたしたいと思います。選考につきましては、従来どおり選考委員により行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは選考委員により選出することといたします。  選考委員の人数については、3名でよろしいですか。    (「はい」と呼ぶ者あり)  それでは、3名の選考委員さんをお決め願いたいと思います。    (「仮委員長一任」と呼ぶ者あり)  はい、それでは、仮委員長一任という声がかかりましたので、私のほうより指名させていただきます。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、私のほうより指名させていただきます。  工藤将之君、岡田光司君、東俊克君の以上3名でよろしくお願いいたします。  それでは、選考委員の方は別室においてゆっくりとご選考願いたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  暫時休憩いたします。 ○午前10時03分休憩 ○午前10時10分再開 ◯札辻輝已仮委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
     選考の結果が出たようでございますので、どなたか代表して報告いただけますか。    (委員長 札辻委員、副委員長 藤井委員選出◯札辻輝已仮委員長 それでは、ただいま報告されとおりご指名でございますので、私と藤井孝博委員で正副委員長を務めさせていただきます。仮委員長から続けて委員長ということでございますけども、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。    (市長着席) ◯札辻輝已委員長 おはようございます。  ただいま委員の皆様方のご推薦によりまして、私が予算特別委員長に、副委員長には藤井孝博委員が選ばれたわけでございますが、今後の審議につきましては、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。  まずは、理事者側よりご挨拶をお願いいたします。 ◯松井正剛市長 皆さん、改めましておはようございます。  本日は、3月13日の本会議において付託されました平成29年度一般会計予算特別会計予算の計8件につきまして、委員の皆様のご審議を賜り、適切なご議決をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯札辻輝已委員長 この際、申し上げます。発言される際には、必ず机の上にありますマイクのスイッチを入れてから発言くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。  それから、質問される方につきましては、的確に端的に質問していただき、また、答弁のほうにつきましては、的確な、端的なご答弁のほど、よろしくお願い申し上げます。  それでは、議案第2号、平成29年度桜井市一般会計予算について質疑に入ります。  まず、総括的な質疑はありませんか。 ◯工藤将之委員 おはようございます。  総括として、3点質問をさせていただきます。  まず、環境部の外部化についてでございます。今会議の代表・一般質問で、市長より外部委託を行った場合、最大5台の外部委託を行ったときに6名の正職員の余剰人員が出るというふうな答弁がございました。それを再配置するというふうにあったんですけれども、これだけを聞いていますと、今期5名の採用というのは、再配置するんやったら必要ないんじゃないかというふうに思うんですが、再配置後の環境部全体の正職員の数、また、そのときに臨時職員の方はまだいらっしゃるのかをちょっと明確にお伺いしたいと思います。それが1点目。  2点目は、地方創生の補助金についてでございます。平成29年度予算に関しても、まちづくり空き家活用等地方創生の補助金がたくさん取られておりますが、地方創生のお金を取りにいくのは非常にいいことなんですが、財源が国であっても市であっても、同じ国民の税金であると、もしくは国の借金であるということに変わりはございません。この視点から見ると、地方創生の補助金を活用した事業というのは、我々地方の責任において無駄にせず、できるなら今後経済活動につなげていく必要があると思うんですけれども、今現状の地方創生をとっているうちの桜井市で、これが本当にできていくのか、もしくは、今後計画だけをつくって、実際ハード面に移行したときにお金が足りないというようなことがないのかなという不安がございます。その点、市長のご見解をお聞きしたいと思います。  3点目は、補助金についてでございます。現在のアクションプランで補助金に関しては、平成28年に外部委員によるヒアリングを行い、平成29年度で補助金の見直しの反映というのが実施項目として盛り込まれております。今回、どのような補助金の見直しの反映を行っているのかをお伺いいたします。  以上でございます。 ◯松井正剛市長 ただいま工藤将之委員から3点についての質問をいただきました。  それでは、まず1点目、今回の外部化の計画に係る平成35年に6名分の余剰が生じることについての質問にお答えをいたしたいと思います。  まず、一部外部化を行う不燃・可燃ごみの外部化に伴う人数の推移を改めて説明をさせていただきたいと思います。  最初に、現状としましては、収集車全10台で運営しております。3名乗車ですので、30名、その内訳は、正規職員21名と臨時職員9名で運営しております。  次に、平成30年度に2台を外部化いたしますので、直営部分の収集車は8台となります。職員は24名、その内訳は、正規職員は現行と同じく21名、臨時職員は3名となり、この段階では6名の臨時職員が削減できます。そして、平成35年ですが、さらに3台を外部化いたしますので、直営部分の収集車は5台となり、15名の職員で運営することになります。つきましては、この段階で残っている臨時職員3名の削減と、正規職員が21名から15名となりますので、正規職員6名分の余剰が生じることができます。  以上は、先日も答弁させていただいたことでありますが、これは、環境部の業務のうち、可燃・不燃ごみ収集部門に限った状況であります。環境部におきましては、この可燃・不燃ごみの収集業務以外に、資源ごみの収集、粗大・狭隘地等の収集、また、ごみ処理業務を行っております。平成35年度、5台の収集車の外部化までには、6名の正規職員が退職となり、可燃・不燃ごみの外部化により生じた正規職員をこの補充に充てましても、環境部全体におきましては、臨時職員資源ごみ収集部門に5名、ごみ処理業務の部門に12名と、計17名の臨時職員を活用し、業務を運営することとなります。外部化によりまして、6名の余剰が生じることと申しましたが、決して余裕があるものではございませんので、ご理解賜りますようお願いを申し上げたいと思います。  続きまして、2点目、地方創生の交付金についての質問にお答えします。  国の総合戦略及び地方版総合戦略に基づく地方創生具体的事業を本格的に推進するための財源としては、国は地方創生推進交付金を初めとする関連の補助金、交付金を用意し、桜井市においても利用を図っている状況であります。地方創生のそもそもの趣旨から、地域を活性化し、雇用を生み出すことが大きな目標の一つとなっており、これらの補助金、交付金を活用して、桜井市においても総合戦略に基づき各種の事業を行っております。桜井市の衰退した地域経済を再びよみがえらせるためには、総合戦略でお示しした取り組みを同時並行で行うことが必要であり、限られた財源の中でこれらを実施していかなければならない中、国の地方創生に係る補助金、交付金メニューは、大変ありがたいものであると思っておりますし、今まではこれらを取りにいく努力が少し足りなかったのが今までの桜井市であったかとも思っております。  ここからが質問にお答えをさせていただくんですが、これらの取り組みが本当に経済活動につながっているのかとのご懸念ですが、補助金、交付金の申請時には市の内部で精査をし、また、国や県に事業の内容を点検いただいております。また、事業の効果測定につきましては、KPI等の指標を用いて有効性の判断を行っております。  長年にわたる冷え込んだ地域経済のエンジンを再び点火をして、回していくことは、なかなか短期間で目に見える効果が出ず、ご心配をおかけしておりますが、国の補助金、交付金を有効に活用しながら取り組みを進めることで、将来的には目に見える経済効果が生み出せるものと私は確信をいたしております。  大切な国民の皆さんの税金が財源となっておりますことをよく承知をいたしております。今後も、一円も無駄にすることなく、事業を行ってまいりたいと思っております。ご理解よろしくお願いをいたしたいと思います。  そして、補助金の見直しについての3点目の質問にお答えします。  行財政アクションプランに基づき、平成28年度においては、今までの補助金の見直しの内部での方針を見直しして、新たに補助金の見直しに関する指針、要はガイドラインを策定いたしました。そして、このガイドラインに基づいて、試行的に3つの補助金を対象として、担当課と財政課で見直しを実施しました。また、見直しした内容については、行政評価外部評価委員に試行的に評価をしていただき、一部、平成29年度予算に反映をさせていただいたところであります。  また、平成29年度以降の補助金の見直しに当たっては、行政評価外部評価委員からは、個々に補助金の見直しを行うものでなく、類型的に、包括的に見直しを行うなど、評価の方法を再度検討するようにと意見をいただいているところであります。  取り組みとしては、まだまだ十分ではないことから、行政評価外部委員からいただいたご意見を参考にしながら、平成29年度以降も引き続き、外部評価を含め、補助金の見直しを進めてまいりたい、そのように考えているところであります。  以上、3点について答弁をさせていただきました。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  まず、環境部の外部化については理解をいたしました。議会の答弁だと、余ってくるのにというような感じを受けかねんかなと思って、ちょっと念のため確認をさせていただきました。それは、再配置をうまくしていただければと思います。  地方創生の補助金についてでございますが、やはり、なかなか結果が出るというのには時間がかかると私も思います。そこで、ホテルの問題でもいろいろ出てきたんですけれども、そろそろこれだけの事業をしていくのであれば、桜井市版の産業連関表などをつくっていって、いろんな指標をきっちりした上で、経済波及効果等もはかっていくべきときが来ているのではないかなというふうに思います。もしそういうことに、産業連関表等をつくって、きちんとした効果測定をしていくというような流れをつくるようなお考えがあれば、お答えをいただければと思います。なければないで結構でございます。それは私からまた今後提言していきたいと思います。  最後の補助金についてでございますが、ガイドラインをつくっていただいて、今回は3つの補助金を対象にしてということでございましたが、これを具体的にちょっと教えていただけますでしょうか。  それと、類型的に、包括的に補助金をというご発言があったんですが、すいません、私少し理解できないんですが、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。  以上でございます。 ◯松井正剛市長 まずは、第2点目の地方創生補助金に関する再度の質問ですが、やはり、これからはまちづくりがどんどん進んでくるときに、しっかりとした根拠とか、効果とかいうふうなことも非常に大事であるというふうに思っております。現在のところは、つくっておりませんが、今後はそういうものもしっかりとつくって、まちづくりに反映をしていきたい、そのように考えているところであります。  2点目の問題につきましては、私もこれを工藤将之委員の質問で勉強させてもらって、なかなかわかりにくい点がございます。この点に関しましては、担当部長のほうから説明をさせていただきます。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えいたします。  前半、今回試行的に行いました補助金の見直しでございます。まず1つは、桜井市の幼小中PTA協議会補助金でございます。こちらにつきましては、余剰金というのが出ている関係で、いろんな視点から内部的なそういう精査をいたしまして、最終的には外部委員さんの評価も得て、少し余剰金があるので、そこをちょっと減らすべく、執行段階で調整すべきだということでご意見をいただきましたので、今回、年額36万なんですけども、予算はそのままにしまして、執行段階で12万分減額をして執行していただくと。ある程度余剰金が解消いたしましたら、通常の36万の執行にするということで、一応団体とは調整をしたところでございます。  それから、2つ目の奈良県の教育振興会の運営事業の関係でございます。こちらに対する補助金も、これは本来、そういう教職員の研修等に使われる分でございまして、各市町村が全部管理をしておりまして、支出をしておりますが、どっちかというと、補助金というよりも負担金的性格のものでございまして、こういったものはほかにもあるわけですけれども、これについては負担金として執行すべきだというご意見をいただきまして、今回は予算計上負担金という形で費目を設定しております。  それから、最後に、ガールスカウトのほうの活動事業補助金でございます。こちらにつきましては、非常に人数も少なくなりまして、若干剰余金がありましたけども、これは50周年の記念イベントとか目的がはっきりしているということもありましたので、これもその点に関しまして継続という形で、これについては特に何ら調整は行っておりません。  最終的に外部委員のほうからいただきました意見、これを踏まえまして、これからいろいろな形で改革を進めていくんですけれども、先ほどおっしゃった類型的な形ですね。例えばこれも1つの試案なんですけれども、類型を6つの類型で外部委員のほうから出していただいて、例えば国、県主体型の、市が負担していないタイプのものとか、国・県の補助制度型、市が主導する市政策の委任補完型とか、事業誘発育成型、事業救済型、それから組織救済型、こういうふうに分類をして、それに基づいて、ある程度それをどういうふうに指針に基づいてやっていくのかを決めてやったほうが、個々にいくよりも、効率的ではないかという意見がありまして、ただ、これもすぐに採用できるかどうかわかりませんので、これにつきましても、十分検討してやってまいりたいということでございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  地方創生の部分につきましては、ぜひとも今後も、市民にもきちんと明確にお示しできるようなデータをそろえていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後の補助金についてなんですけれども、たまたま3つのものが全て子ども関係にかかわるような感じで、これはたまたまなんだろうなと思うんですけれども、その中でも、やはり、余剰金が非常にあるところに関して、執行額を抑えていくという考え方、私は賛成でございます。しかしながら、今回、予算の説明を見ながら、補助金を精査していったところ、上がっている団体の補助金を確認したら、そこの決算はかなり余剰金があるというような団体があるのも事実でございます。これに関しては、補助金がふえているのに、まだ余剰金もあるというような団体は、なかなか理解が得られないと思います。かつ、新たな取り組みを始めないというようなことでは、市としても補助金をあげる理由になかなかならないのかなと思いますので、ぜひともこの対象の見直しのスキームを全ての補助金に波及させていただきますようにお願いをしまして、総括的な質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯札辻輝已委員長 ほかに総括。大園光昭委員◯大園光昭委員 すいません、基本的なことでお恥ずかしいんですけれども、今回の予算の算定というか、組まれたときの人口規模、今回平成27年のたまたま持ってきた資料が12月31現在で5万9,045人と。平成28年12月31日現在で5万8,625人、420人の差があるんですけれども、基本的にこの予算をつくるときの算定される基準を知りたいのと、もう1つは、今回の歳入の中で、特に地方交付税国庫支出金、また県支出金が減っていっているんですけれども、これの根拠ですね。やっぱり、人口といろんな意味合いでの変化を見た上で、桜井市に対してはこれぐらいだよということで見られているのか、そこのところの部分をご回答いただけますか。2点。 ◯松井正剛市長 統計とかのことになりますので、総務部長のほうから答弁させていただきます。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの大園委員のご質問にお答えいたします。  予算編成に当たりまして、人口の推移をどういう形で据えているのかというお尋ねでございます。いわゆる総論的には、直近の人口を基準にしておりますけれども、それぞれの予算要求の中で、算出根拠というのは必ず人口なり世帯数とか出てきますので、それは各課の中で直近の確定した値を使っているということです。ですから、例えば財政なら総括的に、例えば5万8,000なら5万8,000人で基準に据えて、それを全て計算しなさいと、そういう形の出し方をしておりませんので、ちょっと曖昧で申しわけないんですけども、要は、確定している数字、予算要求自体が28年11月ぐらいから、大体11月、12月にかけて行いますから、その段階での例えば積算根拠、実績も見ながら、人口の推移も見ながら、当然29年度も、人口減少が進んでますので、年間に例えば500人減るのか、はたまた600人かわかりませんが、そういったことも加味しながら計算しているということでございます。  それから、交付税のほうの減少でございますが、こちらにつきましては、先ほどおっしゃっていただきましたように、国勢調査がございまして、22年から27年の人口が3,000人弱減っております。こういったことも受けまして、特に、ですから28年度の地方交付税というか、普通交付税自体が当初予算よりも3億弱アンダーになっておりますので、こういったことで、実際かなり減ってきているということでございます。  すいません、交付税のほかに。県支出金なり国庫支出金のほうは、こちらのほうにつきましては、実際に事業の関係、事業見合いというところがございますので、その後の事業によって、当然補助金なりその分が変わってきます。具体的に申し上げましたら、国庫支出金につきましては、例えば社会保障関連経費の中で、例えば臨時福祉給付金が皆減しているということもあります。例えば土木関係なんかでも、通学路対策とか市街地の浸水対策なんかが減っていると。これはいわゆる社会資本整備総合交付金ですね。これが減少している。こういったことが大きな要因でございます。それから、県支出金につきましては、特に民生費関係で、28年度の地域密着型のサービス施設3カ所、これを整備促進いたしましたので、その分が大体所要額9,500万ぐらいということで、こういったことが大きな原因だということでございます。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 ありがとうございます。  積算の根拠というのは、わかりましたけれども、基本的に各課でばらばらというのがわかったのと、もう1つは、国に対して予算要求というか、うちは今、この人口になっていますというのは、ではいつ要望されるというか、これだけの交付金をくださいよというのは、何か時期的なものがあるんですか。それだけ教えてもらえますか。  基本的に交付金をいただくという要望を出しますよね、国に対して。この時期というのは、いつなんでしょうか。素人みたいな話で申しわけないんですけど。交付税自体をいつもらう、算定基準になるような人口というのは。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの大園委員の再度の質問にお答えいたします。  地方交付税普通交付税の申請につきましては、大体その年の6月か7月ぐらいに各数値を精査しまして、基準財政収入額とか支出額も含めまして、申請をするということでございます。特別交付税は、もう少し後ろの時期です。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 ありがとうございます。  基本的に、人口がこれだけ減っていくわけですから、県や国も結局は、減っていく減少のところに対して、どうやってサポートしていくかというのは、もちろんあると思うんですけれども、その中で実際に減ってきているということは、それだけ県や国から桜井市がどう見られているかというのは、これが生の数字かなと思うんです。だから、補助金をもらいにいく、何々もらいにいくはいいんですけれども、それをもらった後、自分たちで、今回また市債もたくさん発行されますけれども、積極的な財政をするんですけど、人口に見合った、やはり、コンパクトなとよく言われてますけど、そこもしっかりと見ていかないと、両方で見ないと、今、物すごく市民の方は桜井がよくなってきているのは、非常に喜んでおられると思いますけれども、やはり、この第5次総合計画もあったりとか、いろんな計画の中で、そこのところだけもう少し両輪で見ていただく方もいていただきたいなというふうに思いますので、その点だけまたよろしくお願いいたします。 ◯松井正剛市長 今、大園委員からご指摘をいただきましたこと、やはり、人口が減ってくれば、地方交付税、それだけでこの間から4億ほど減っていると、国勢調査の後。というふうな中で、やっぱり、いろんな事業をこれから展開していかなあかん。だけど、財政の健全化も大事にしていかなあかんというふうなこともしっかりと見ながら、人口の動向も見ながら、あわせてしっかりと対応していきたい、そのように考えております。 ◯札辻輝已委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようでしたら、市長はこれで結構でございます。出席要請がございましたら、出席していただきますようによろしくお願いします。 ◯松井正剛市長 わかりました。ずっと市長室におりますので。 ◯札辻輝已委員長 それでは、退席して結構でございます。 ◯松井正剛市長 それでは、よろしくお願いします。    (市長退席) ◯札辻輝已委員長 それでは、次に、歳入より各款ごとに質疑を行います。  1款、市税、4ページより7ページ。  2款、地方譲与税、6ページより7ページ。  3款、利子割交付金、6ページより7ページ。  4款、配当割交付金、8ページより9ページ。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページより9ページ。  6款、地方消費税交付金、8ページより9ページ。  7款、ゴルフ場利用税交付金、8ページより9ページ。  8款、自動車取得税交付金、8ページより9ページ。  9款、地方特例交付金、10ページより11ページ。  10款、地方交付税、10ページより11ページ。  11款、交通安全対策特別交付金、10ページより11ページ。 ◯大園光昭委員 すいません、これについても、先ほどと同じように減っているんですけれども、減っている理由というのは、基本的にこれ、小学校の通学路対策のところも絡んでくるのかなと思うんですけれども、その点ご確認したいんですけれども。 ◯倉田 悟財政課長 ただいまのご質問にお答えします。  交通安全対策特別交付金、これにつきましては、国のほうから入ってくる交付金ということになります。原資につきましては、交通違反の切符で納められるのが原資ということになっております。減っているのは、27年度の決算ベースで予算のほうを計上させていただいていることで、減っているということになります。  以上です。 ◯大園光昭委員 恐らく減っているというのは、もともとの母体が切符がどうのこうのというのは、今、切られなかったというのは、もちろん安全対策ができたということでの話ですよね。 ◯倉田 悟財政課長 桜井市の事業が減っているから予算も減っているというわけではないです。そういう意味ではないですね。 ◯札辻輝已委員長 よろしいですか。ほかに。  それでは、12款、分担金及び負担金、10ページより13ページ。  13款、使用料及び手数料、12ページより17ページ。  14款、国庫支出金、16ページより21ページ。  15款、県支出金、22ページより29ページ。  16款、財産収入、28ページより29ページ。
     17款、寄附金、30ページより31ページ。  18款、繰入金、30ページより41ページ。  どんどん進みますので、しっかりとあったら見逃さんようによろしく。    (「はい」と呼ぶ者あり)  19款、諸収入、32ページより35ページ。  20款、市債、34ページより37ページ。  歳出の質疑に入ります。  1款、議会費、38ページより41ページ。  2款、総務費、40ページより67ページ。 ◯岡田光司委員 総務費のところで2点ばかりお伺いいたします。  まず1つ目が、46から47ページにありますコミュニティバス関係の経費でございます。企画費のところにあります。  今回のところで、29年度にコミバス、コミュニティバスの路線の一部見直しとありますが、まず、どのような感じの見直しをされるのかお伺いいたします。  それと、56ページから57ページのところにあります税務総務費のところで、ふるさと寄附金の返礼品等の充実というような形で、ホームページを見ていますと5,000円から1万円の分と1万円以上の分と2種類、2通りあるんですけども、返戻品の充実というのはどのような感じで充実されるのか、そのあたりをお伺いいたします。 ◯梶  均市長公室長 最初に、コミバスの見直しの件についてご回答させていただきます。  見直しにつきましては、西北部循環と北循環を編成させていただきたいと思います。北循環につきましては輸送人員が8,001人となっておりまして、目標実績4.0に対して2.6と利用が低調でございました。それに対しまして、西北部循環につきましては目標実績が4.2に対し5.0と利用が高く、徐々に住民に浸透してきたものと思われますので、こちらについての見直しを19年の6月にさせていただきたいということで考えております。  以上でございます。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの岡田委員のご質問にお答えいたします。  ふるさと納税に伴います特産品の充実でございますが、これにつきましては現在品目自体がやはりかなり限定的になっておりますので、ブランド認定品、それからさらにいろんな地場産のものもありますし、そういったものを含めましてより一層充実を図っていきたいと。  その寄附金に伴います返礼品の対応する区分ですけども、これも今現在2区分しかございませんので、いわゆる5,000円から1万円と1万円以上ということでございますので、高額な寄附者もございますので、高額な、例えば5万円以上とか10万円以上ですね、これにつきましてももう少し細かく、きめ細やかな区分にしていきたいということでございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  コミバスの件ですけども、新たにされたところで、実証実験の結果そうされたというような形で、今後それを北西部のほうでしょうか、が非常によく乗られたというような形なんですが、これは今回一部見直しということなんですけども、それを今度また実証実験的にされて、ずっとそれを定例的なルートでされるのか、お伺いいたします。  それと、そのほか、今回北西部と北のところとありますけども、ほかのコミバス路線について変更とかそういった形は考えておられないのか、そのあたりをお伺いいたします。  それと、ふるさと寄附金の件ですが、これは実際、今度のやつなので4月から実施されるのかどうかわからないですけども、今2種類、2区分があるというような形なんですが、高額のほうもされるというようなことを言っておられましたけども、実際にどんな形で考えておられるのかお伺いいたします。4月からされるんでしたら今そんな明確になっていないというようなことはないと思うので、そのあたりをお伺いいたします。  それと、今回のこの返礼品等の品物が桜井市の特産品とかいうような形で出たりしているんですけども、それを送られて、実際に桜井市のそれに対する、これはなかなかわからないと思うんですけども、桜井市の商品に関して経済効果が、経済効果って、桜井市のファンになってもらったか、そのあたり、なかなか難しいかもわかりませんけども、どんな感じか、感じておられるのか、そのあたり、ちょっとわかりにくい質問かもわかりませんけども、答弁のほうよろしくお願いいたします。 ◯梶  均市長公室長 質問にお答えさせていただきます。  コミュニティバスにつきましては、今後も利用者状態を見ながら、順次改正が必要でありましたら改正をしていきたいと考えております。実証実験だけで、運行だけで決めるという部分ではなくて、利用状況を見ながら考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯井上雅史総務部長 再度の岡田委員のご質問にお答えいたします。  実際、先ほどの区分の見直しもそうですし、これも先日の議案審議のときもお答えいたしましたけども、全体的にやっぱり充実強化していこうと。ですから、納税しやすいような形ですね。クレジット決済、ヤフー公金を使ったクレジット決済、さらにそのシステム化を図りまして、いわゆるふるさと寄附金のそのシステム、情報管理、顧客管理とか商品管理、こういったもののシステムの導入も今回予算計上しておりますし、それから、ふるさとチョイスというかいわゆるポータルサイトですね、ここは非常にアクセス数が多いサイトでございますので、こういったところにも搭載して総合的な形で打って出るという形で考えております。  そういった仕組みづくりも含めまして、商工会なり関係団体なりと協議しながらやっていくんですけど、実際は秋ごろからスタートということでございますので、まだ現在は少し不透明の部分があって申しわけないんですけど、新年度になりましてもう少ししましたらそういったことが具体的に決まってくるということでございます。  それから、もう1点ですね、いわゆる商品を送られたほうの方がどういうふうに思っておられるのかということでございますが、この辺のモニタリングについても実際やっていないのが現状でございますので、この秋からのいろんな取り組みの中でもそういった納税者の方の、特産品を受けた方のお声も聞けるような形、それをまたフィードバックしていくような形の仕組みもあわせて考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  コミバスの件ですけども、地元のほうでも乗っていただくようないろいろな対策はしていると思いますが、市のほうもコミバスを利用していただくようなさらなる広報とかをしていただきたいなと思います。それは要望にかえさせてもらいます。  それと、ふるさと寄附金の件ですけども、今回クレジットカードの導入等で支払いやすくなっていると思いますが、結局はふるさと納税に対して経費がかなりかかってきたと言われないように、導入するからにはふるさと納税をもっとしていただくような取り組みを拡大していただけるようによろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 総務費の調整費でお尋ねいたします。  コンビニで市税を振り込んでいただくという、何というのかな、そういう作業ですねんけど、これ、今回は215万8,000円の予算を組んでいただいておりますが、これは導入してからかなり年数がたちますけど、その振り込みにおける件数というんですかね、これは効果が出てきているのか、まずお尋ねいたします。 ◯井上雅史総務部長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  コンビニでの市税納税につきましては、平成22年の4月から実施をいたしております。ですから、制度としては定着をしているわけですけど、開始当初は増加傾向にございました。ここ数年を見てみますとほぼ横ばい、若干増加しているというふうなことでございます。ちなみに平成25年度は2万6,209件、約4億8,000万ですね、こちらを使って入れていただいています。それから、平成26年度につきましては2万5,701件、こちらの取り扱い額は4億8,400万余りということでございます。平成27年度は若干増えまして2万7,347件、こちらも額は5億850万ぐらいということでございます。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 ありがとうございます。  今聞かせてもらいましたら平成25年、6年、7年ですか、大体二万五、六千件ということで、結構増えているんじゃないかなというのが私の感想なんです。  それで、今、多分、何ていうのかな、固定資産税とか国民健康保険税とか税金に特化されているんだと思うんですねんけど、例えば給食費とか、あるいは保育料とか、いろいろ市に、金融機関へはやっぱりなかなか行きにくいとか、平日ですね、行けないような方がやはりコンビニというのは大変便利だなと思っておられると思うんですねんけど、こういう振り込みというのの、コンビニの振り込みの品目というんですかね、そういうのをこれから増やしていくという、そういうのはお考えじゃないのか、再度お尋ねいたします。 ◯西川昌秀福祉保険部長 ただいまの質問にお答えをいたします。  ただいまの質問の中で、保育所の保育料もその中の1つになるかなと思うんですけども、保育所の保育料につきましては、入所の申請があった段階で全件口座振替をお願いするようにしていると。その中で、口座に残ってなかって落ちなかったというふうな場合については保育所のほうに納付書を渡したりというようなことで対応しているので、今後コンビニ納付というのが必要になってくる、件数的にも必要だということであればこの後検討はさせていただきますが、現在のところはそれで対応していこうというふうに思っております。  以上でございます。 ◯笹谷清治副市長 これは全般にかかわることでございますので、今確かに保育料、児童福祉のほうで保育料、それから今、教育委員会のほうで給食費等もございます。そういう関連からいいますと、徴収の方法等、全て今、自動振替になっておったりしますので、その辺につきましては実態を少し調査させていただいて、どのようにしていくかというのは検討させていただきたいと思います。  以上です。 ◯竹田勝彦教育委員会事務局長 給食費の件でございますけれども、今、学校にかかわるほかの費用等も一緒に徴収していまして、自動振替をしていただいていますので、そういう対応を今しておるところです。 ◯東 俊克委員 ありがとうございます。  確かに副市長もおっしゃっているように、銀行の引き落とし、自動振替ですね。桜井市はそれを推奨しておられるんですのやけど、やっぱり落ちなかった。そしたら、福祉保険部長のほうからもありましたけど、現金を持っていくんじゃなくて、やっぱりそれをできたらコンビニで振り込むという方法、これがやはり滞納とかそういうのをふやさない1つにもなるかなと思いますし、最後、1つだけちょっと皆さんにお知らせしときますのやけど、セブンイレブンでNanacoというカードがあるんです。また一遍調べてください。  そのNanacoというので、例えばこれ、Nanacoは公共料金を支払いできるんですよ。公共料金は、当然、支払ったって普通はポイントがつかないんですのやけど、Nanacoで公共料金を支払いました、そして、クレジットカードからNanacoにチャージをすると、1%還元できるんですよ。今、結構これ、はやってきているんです、知っている人は知っているという形で。だから、例えば保育料を毎月銀行から引き落とすんじゃなくて、わざわざ振替用紙をもらってきはるんですよ。それで自分で振り込みに、Nanacoでポイントをためているという方が結構おられまして、やはり年間何十万と払ったりする場合に、1%還元されますので、結構大きいという、やっぱりこれがかなり今出てきています。  だから、それがどうのということもあるんですのやけど、やはり言いましたように、滞納を防ぐ、あるいはふやさないためにはいろんな支払いの選択肢というのも、またこれはサービスとして必要、検討するべきだと思います。  副市長、さっきおっしゃっていたように、ちょっと一遍、全庁的にも考えていただきたいと思います。お願いしときます。 ◯工藤将之委員 2点お伺いいたしますが、項目は岡田委員と全く同じになりますので、重複する部分はないようにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、コミュニティバスの運行委託料についてでございますが、今、岡田委員の質問に対する答弁を聞いていますと、北西部と北部の再編ということで、事前に聞いていると、北部がなくなるのかなというような話を聞いているんですけれども、それを一体化して運行するのであれば、2つが1つになるので、単純に少なくなるのかなと金額的に思うんですが、昨年度の予算から見ますと、約550万ほど上がっているということで、まず、その理由をお聞かせいただけますでしょうか。  もう1点は、57ページのふるさと寄附金のシステム運用委託料と商品開発等の委託料についてでございますが、これはどのような内容をどこに委託するのか、そのクレジット決済等を委託するのはここに入っているのか、それともほかの部分なのか。ちょっと内容をまず教えていただけますでしょうか。  以上2点、お願いいたします。 ◯梶  均市長公室長 コミュバスにつきましての予算の増額につきまして、先にご回答申し上げます。  まず、1つは、国庫補助金の補助上限額が減少いたしました。こちらにつきましては、地方創生関連補助金の拡大などの原因によりまして、国庫補助金のうち、国土交通省の持つ公共交通関連補助金の上限額が減額ということで、195万9,000円、こちらが減額になっておりますので、その分が増額になったという形でございます。  もう1つが、先ほど岡田委員にも述べましたけれども、西北部循環と北循環、こちらを一緒にするという形で統合するということですので、なくなるんじゃなくて、北部循環も含めて回るという形で運行の変更をさせていただきたいなと考えております。加えて、こちらの方ですけれども、北西部循環が土日を除く日3便という形になっておりました。北部循環につきましては、土日を含む全便運行となっておりましたので、こちらにつきましても、今のところ確定ではございませんけれども、土日も含む全便運行でやっていきたいなという形の予算を計上させてもらっております。こちらにつきまして510万5,000円という形の増額となりまして、今回のコミュニティバスの増額分となっております。  以上でございます。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えをいたします。  今回のふるさと寄附金のシステムの運用委託料、こちらにつきましては、システム会社というか、そのシステムを構築する最初の諸費用なり、また、その保守メンテナンス、それから、サーバーの利用料と、これが入っておりますので、ここはどこというのは具体的にまだあれですけども、そちらのほうに対する業務委託料でございます。  それから、次の商品開発等委託料、これにつきましては、商品の開発とか特産品の発送等になりますので、商工会なりまちづくり会社、そちらのほうになる可能性が高いということでございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  コミュバスについては理解はしましたが、これ、国の補助の上限が200万近く減ってきているというのは、これは毎年毎年の流れになりそうなのか、それによってはいろいろと考えていかないといけない。毎年毎年際限なくというか、向こうが減らしたらこっちはそれを補填せなあかんという。この補助金に関しては、たしか運営会社に直接入る補助金なんですよね。それの減額分は我々発注者が負担せなあかんということですよね。その辺はちょっと今後どうしていくのか、財政的にも考えていかなあかんかなというのは正直あるのかなというふうに思いますが、もしその見通しがあれば、今後どれぐらいまで下げどまるのかとか毎年毎年なのかというのがもしあれば、教えていただけますでしょうか。  あと、次に、ふるさと寄附金については理解をいたしましたが、やはりそうやって市内の物を返礼品としてお送りするわけですから、市内のどこかにお願いするというのは非常に顔が見えていいのかなというふうにも思いますが、ぜひともこれは部長にお願いしたいんですけれども、土家議員も本会議の中でもおっしゃっていましたが、90万の費用をかけて100万アップというのは、ちょっとこれはなかなかなというふうに思ってしまいます。秋ぐらいからなので、半分としても、100万アップが200万アップになるのかもしれませんけれども、やはりここは目標というのはもっと高く持っていただきたいなという、これはお願いだけしておきます。  公室長、もしその今までの推移とかわかりましたら教えていただけますでしょうか。 ◯梶  均市長公室長 ちょっと今、手元のほうには推移につきましては資料がございませんので、また後ほどさせていただきます。  また、補助の上限額の減額につきましても、ちょっとこちらのほうではわかりかねますので、ご了承願いたいと思います。 ◯工藤将之委員 それについては私も独自で調べさせていただきますが、これは最後に確認してもおかしな話なんですけれども、乗車する方がふえれば我々のお支払いする額が減るという契約になっているわけですよね。その実際に乗車していただいている額というのは、先ほど聞いたら、それこそかなり少ない額になると思うんですよ、年間でいうと。  特に今までの週3回の西北部であれば、かなりの少ない額になると思うんですけど、いっそのことそれぐらい市が負担してもいいんじゃないかなというふうに、これだけの金額を払っているんやったら、あと50万ぐらい上がっても、市民にとってそっちのほうが便利なのかなというふうに思ってしまったりもするんですけれども、利用の促進をそれで続けていくというのが必要だと思うんですが、そういうことも含めて、何十万というのが少額とは言いませんけれども、それぐらい思い切ったことをして住みやすい桜井をつくってもいいのかなというふうにちょっと感じましたので。  国の補助に関しては、私も調べさせていただいて、今後の動向を見ながら、あまり額が上がるといろいろ考えないといけないと思います。  すいません、答弁は結構でございます。申しわけございません。 ◯大園光昭委員 2点ございまして、55ページの総務管理費の空き家利活用普及啓発事業支援業務委託料についてと、コンビニ交付について教えてほしいんですけれども。  この新しき部門ができて、恐らくこれが空き家利活用の啓発ということで、具体的な中身ですね。どんなことをされるのか。まちづくりのほうでも予算計上されて、これについては創業であったりとかリフォームという話があるんですけれども、実際にこの市民課のほうでされるところですね。この中身についてどういうことかと。  もう1つは、コンビニ交付についてですけれども、基本的に今5,116人の方が申請が上がっていて、それに係る金額が1人当たり1,700とかそれぐらいの単価になると思うんですけど、今後どんどん普及していって効果が出てくると思うんですけれども、それによる費用の増大があるのかないのか。5年間の委託料ということで当初予算の中でも説明があったと思うんですけれども、これについて、毎年コンビニ交付、ずっと負担金が上がっていくのか、それともこの金額で5万何千人全てがされるわけじゃないと思うんですけれども、一般の大人の方が何%普及してもこの金額でいけるのかどうか。その2点、教えてください。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの大園委員のご質問にお答えいたします。  1点目の空き家利活用の普及啓発事業のほうでございます。  こちらにつきましては、桜井観光おもてなし強化事業という位置づけで、事業内容としましては大きく2つございまして、1つは空き町家、特に桜井、初瀬、三輪地区、重点景観区域に存するそういった空き町家ですね。この良好な空き町家がほかにも多く存在するわけでございますが、こういった昔ながらの町並み景観を保全して、観光地としてのまちににぎわいを取り戻していくということが1つの事業内容でございます。  それと、もう1つ、空き家と空き店舗、老朽化した空き家とかがかなり散在するわけですけども、その地域の活力が低下しますと、また、防犯上、景観上、いろんな面で問題が出ています。こういったものを利活用推進して安心なまちづくりを形成して、先ほどと同じような観光客誘致に向けてつなげていくと。  具体的な内容としましては、セミナーを開催したり、所有者への意識改革とか、それから、所有者、希望者に対する支援、相談会の実施、それから、空き町家の利活用推進、これは大きな1つの核になりますけど、いわゆる空き家バンクの開設、こういったことと、それからあとは、空き家利活用の啓発冊子の作成とか、こういったことが主な事業になります。  それから、コンビニ交付のほうの関係でございますが、一応、機器類は5年リースということでございます。それから、その分は一応5年リースでございますが、毎年5年間は変わらないということでございます。それとあと、J-LIS、いわゆる国のほうのシステムのほうの機構の負担金、こちらも当初300万でしたけども、30万減って270万ということでございます。これも変わらずでございますので、あと、今の利用料、こちらも恐らく変わりませんので、特に5年間の中では、今回7月からですから9カ月分ですけど、フルでいきましたら、大体フルコストで1,200万ぐらいということで申し上げましたけど、1,200万少しでございますので、この費用はかかってくるということでございます。  マイナンバーカードを所持していただいて利用率がふえましたら、やはり1枚当たりのコストも当然下がってきます。それから、例えば会社を休まれて住民票とか戸籍をとられたりということを考えますと、そのほうの利便性も非常に向上すると。例えば1時間休まれて交通費を払って戻ってきてとるということじゃなくて、近くのコンビニで、時間の制約はありますけども、その中でとっていただくことができますから、こういったことも非常に大きな経済効果というか、利便性の向上になりますので、これを制度をせっかく導入するんですから、やっぱり利用をしていただくということで、それがひいては、先日の議会の中のご質問もございましたけども、その人員の再配置とかリソースの活用ということにつながっていけばというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点目のほうについては特に異論はございませんので、また運用のほう、よろしくお願いいたします。  空き家の利活用については、今のお話ですと、観光まちづくり課の取られている予算というか、事業の中身と若干ここに置く意味合いですね。若干かぶっているのかなというご回答かなと。2,000棟なり3,000棟ぐらいの空き家があると思うんですけども、それ全体を見たときに、桜井市としてどういうふうに活動していくかというそのビジョンですね。その辺は何かありますか。 ◯井上雅史総務部長 再度のご質問にお答えをいたします。  実はこの補助金というか、補助事業を地方創生の関係で恐らくおりてきた事業だと思うんですけど、観光まちづくり課のほうは1,500万の事業と、これが500万と、一応2,000万のセット物だったんですけど、ですから、そういう意味では非常に関連するんですけども、今回組織の改革の中でもお示しさせていただきました。4月からは一応総合窓口は市民協働課の中にできますけども、ただ、それぞれのやっぱり仕事の切り口によって全然異なりますので、それはいわゆる再振り分けというか、それぞれの部署でしていただくことになると思います。  ですから、ちょっとこの予算要求する段階で、そこの部分がまだ組織的にもきちっと決まっていませんでしたので、ですから、ある程度複数回にまたがることが、重複する部分もあると思うんですけど、それは事業を実施する中できちっと精査をして、また組織も変わりますので、その辺は十分関係各課が調整をさせていただいて事業執行に当たっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 わかりました。今のご回答の中で、もともと補助事業自体が2,000万で来ているというところからそれを割り振ったというような感じなんですけれども、基本的に空き家というのは店舗がほとんどじゃなくて、店舗はある一部分になると思います。空き家の例えば調査しているところにたまたま出くわしたときには、3棟つながっているおうちがあって、その真ん中だけが住んでいますと。ほかは空き家になっていてということで確認をされていると。真ん中のところもたまたま表札がない状態で、多分誰かが持っているという形で全体が住んでいないというところがあったりとか、非常に住居に使われているところが多分ほとんどじゃないかなというふうに思います。  それの利活用についても、今後いろんな活用の仕方を考えていただけるのかなというふうに思っていますので、そこのところも、空き店舗というのは、もちろん地域、ある程度限定されたところがあるようにも思われますので、広くそのあたりも含めて、大きなおうちでも空き家になっているところがあったりとか、その辺のところの対策も含めて両方見ていただけたらなというふうに思います。これはお願いです。  以上です。 ◯我妻 力議長 47ページの予約型乗り合いタクシー、デマンドタクシーの件についてなんですけども、今の現状と、そしてまた、その中でも今問題点等多々あるとは思うんですけども、その辺、ちょっとお聞かせのほう、お願いします。 ◯梶  均市長公室長 デマンドタクシーの今の現状でございますが、今現在、上之郷地区と高家地区、2地区につきまして、予約型の乗り合いデマンドタクシーを配置しておりますが、上之郷につきましては、利用状況が一定落ちておらない状況なんですが、高家地区につきましては、かなり利用者数が減っているというような状況が現行でございます。
     以上であります。 ◯我妻 力議長 上之郷地区と、これ、高家区になるんですかね。片や1つは高家という大きい地域でされて、また、高家の場合は1つの区だけしかしてないですね。その中でちょっと今聞いているのは、国のほうからもちょっとこれ、問題であるというふうに聞いているんですね。特に高家区のほうだけは。本来のデマンドタクシーではないのではないかというようなちょっと指摘があったということを聞いているんですけども、その辺のところはどうなんですか。 ◯梶  均市長公室長 国からそのような話があったか、ちょっと私のほうには入っておりませんのですけれども。 ◯我妻 力議長 ちょっとまずいのではないかというような、そんな話はなかったのかな。 ◯尾田敏浩行政経営課長 私どものほうで運輸局のほうのご指導も受けながらデマンド型乗り合いタクシーについては運行させていただいておりますけれども、国から直接問題があるということは特段聞いてはおりません。  以上でございます。 ◯我妻 力議長 その局のほうも国とは思うんですけども、具体的にそういうふうな指摘は入ってないということですか。 ◯尾田敏浩行政経営課長 そうですね。入っておりません。 ◯我妻 力議長 これも、じゃ、結構です。 ◯井戸良美委員 私のほうから1点だけお聞きいたします。  防犯灯の設置負担金なんですけども、前年度より1.5倍ぐらい上がった金額を計上されておりましたけども、これは来年度、何基分の計算でされとるのか、また、防犯カメラの設置補助金は前年度と同じく150万ですか、上がっておりますけども、これは何機分で、昨年はどれぐらい申請されたのか、それをちょっと2点お聞きいたします。 ◯川本光司危機管理監 ただいまの質問にお答えさせていただきます。  防犯灯につきましては、新規50基、取りかえ30基を予定しております。  また、防犯カメラにつきましては、昨年同様10機分を予定しておりますが、今年度の実績としましては、小夫、纏向団地含めて5機を設置させていただきました。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 新規50基、取りかえ30基ということで、防犯灯。各自治会、100からございますのでね。その数でいけるかどうか。1個取りかえても100個要りますのでね。その辺、それで十分用を足しているのか、また、その辺も、3個かえても300個要るわけですね。その辺はどういう計算されとるのかね。もう1回ちょっとお聞きしたい。 ◯川本光司危機管理監 これにつきましては、自治会からの要望ということで上がってくるわけでございますが、今のところ、その辺につきましては、ふやしてくれというふうにも私の耳には入ってきてないというのが現状でございます。委員さん言われるように、全体を考えますればかなりの数が市内のほうに設置されているわけでございますが、前向きな形で、予算のこともありますので、含めて考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 今のところはそれで、要望が少ないからということでいけているようでございますけれども、自治会によりましたら、やっぱり多い、少ないがありますのでね。その辺、全体、防犯上のことでございますので、要望にお応えいただけるように、今後よろしくお願いします。  以上で結構です。 ◯札辻輝已委員長 それでは、ただいまから11時20分まで休憩いたします。 ○午前11時20分休憩 ○午前11時25分再開 ◯札辻輝已委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  なお、大西亘議員の傍聴の申し出がございますので、ご承知願います。  それでは、3款、民生費、66ページより95ページ。 ◯岡田光司委員 民生費のところですけども、1点だけお伺いいたします。ページ数でいうと82から83のところにあります児童福祉施設費のところで学童保育のところです。  今回、新設される桜井学童保育所と規模拡張の大福学童保育所の建設の進捗状況をお伺いしたいのと、それと、今の現在の学童保育所の申し込み状況と待機児童の有無についてお伺いいたします。 ◯西川昌秀福祉保険部長 ただいまの質問にお答えをいたします。  桜井の学童保育所につきましては、設計のほうが上がっておりまして、工事のほうを来年度に入って行わせていただくということの予定になっております。  それから、大福の学童保育所につきましては、今、早急に行っておりまして、できるだけ早く、できれば今年度ということでいってるんですが、遅くとも4月初旬ぐらいには入っていただけるようにというような流れで、今、行われております。  申込者の数につきましては、ちょっと担当課長の方でよろしく。 ◯薮内誠一児童福祉課長 ただいまの質問にお答えいたします。  現在、申し込み状況につきましては、すみません、ちょっと今、手元にありませんので、後ほど資料をもちましてご説明させていただきます。 ◯岡田光司委員 待機児童の有無についてお伺いしたかったんですけど、次でお願いいたします。  桜井の学童保育が来年にされるという感じで、大福が、今度、できたら4月という形ですので、実際、大福のほうで学童保育がかなり多い人数でありましたので、4月から必ず入れるようにしていただかないと困る方がたくさん出ると思いますので、そのあたり、よろしくお願いいたします。  それと、学童保育の申し込み状況は後ほどなんですけども、待機児童がたしかあると聞いておるんですが、どのように対策されているのか、そのあたりをお伺いいたします。 ◯西川昌秀福祉保険部長 初めの、大福の学童の分につきましては4月、間に合うようにということで進めさせていただいて、ほんで、今、待機であふれる部分があるんですけど、その方につきまして、もし3月中にならないということであれば、できるだけ早くということで、保護者のほうの連絡とかもそこら辺でさせていただいている状況ですので、ご理解をお願いいたしたいと思います。  それから、待機児童が今あるのが、今しています大福、それから城島、そのほかに、今ちょっと南の小学校区がかなり増えてきているということで聞いております。南、申し込み時点では定員の60を大きく上回っているんですが、待機を出さないようにということで指定管理者と協議も行わせていただいて対応しているところでございますので、よろしくお願いをいたします。 ◯札辻輝已委員長 それから、児童福祉課長、申し込み人数はわかった。そしたら、民生費の審議中に、できるだけ早いこと、その数、調べられたら持ってきたってよ。 ◯薮内誠一児童福祉課長 はい、わかりました。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  今まで南小学校のほうに待機児童が起こらなくて、今回が、待機児童が起こるぐらいな人数が来ているということなので、今、南小学校も新たに建てられたところで、設計のところで当初はそのぐらい予定していなかった人数が、今回、あらわれているというような形ですので、そのあたり、入れるようにお願いしたいのと、それと、今現在、桜井の学童保育のところが、来年、工事という形なので、ここもひょっとして待機児童が起こる可能性もありますので、そのあたり、定数とか今後の見通しをきっちりとしていただいて、学童保育のところに待機児童が起こらないようにしていただきたいと思いますので、そのあたり、要望にかえさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯札辻輝已委員長 ほかに。 ◯工藤将之委員 2点お伺いいたします。  まず1点目は、どこというわけではないんですが、地域福祉相談員の事業についてでございます。  これは当初のお2人から、今、3人に拡充をされてやっていただいているわけなんですけれども、直近でわかる件数と、それにかかっている費用を今回の予算でどれぐらい計上されているかを教えていただきますように、よろしくお願いいたします。  もう1点は、児童虐待についてでございます。  これは毎回、予算委員会に入らせていただくたびに質問させていただいておるんですが、そのたびに件数が上がってきている、増えてきているということでございます。それは、潜在的にあったものを市の行政側が頑張って拾っていただいているという側面もかなりあると思いますが、世の中のニュースを見ていましても、非常に残念なニュースが多く見受けられるわけでございまして、今、把握している28年度の2月末とか1月末で結構でございますので、数字を教えていただきますように、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯松本美智代すこやか暮らし部長 ただいまの工藤将之議員のご質問にお答えいたします。  第1点目ですが、地域福祉相談員についてのご質問につきましては、74、75ページの地域包括ケアシステム構築費、これは、地域福祉相談員事業費、前年度までそういう名称で予算要求していたものをこういう名前に変えたものでございます。  件数につきましては、今年度、28年度、29年の2月末現在で124件の相談件数となっております。  それから、費用でございますが、相談員3名と、ここに予算計上しております、29年度について36万1,000円ということになっておりますが、そういうふうな費用になっております。  以上でございます。  それから、児童虐待の件数ですが、担当課長のほうから答えさせていただきます。 ◯松田浩資こども未来課長 お答えさせていただきます。  平成27年度3末の時点で431件の虐待の件数が上げられております。今年度、28年度は2月末で496件上がっております。毎年増加しているというような現状であります。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  まず、地域福祉相談員なんですけれども、3名で、2月末で年間で124件ということで、これが多いのか少ないのか、なかなか判断はつかないんですけれども、相談させていただいたからといって、なかなか問題解決につながってないような話もよく聞きますし、そもそも基本、福祉はアウトリーチという考え方の中で、拠点型で対応されているというのもまだまだ疑問もあるところでございます。  再任用3人を使っていただいているということですが、再任用の職員さんというのは、来年度は増えるのかなとは思うんですけれども、今後で考えていくと、かなり減っていくのが目に見えてくるんですよね、採用のことでございますので。それは将来の数字はわかっている話でございますので、どこかのタイミングでスペシャリスト等に委託していくほうが、これは市民サービスにとっていいのかなというふうにも考えるわけなんですけれども、将来的な展望がありましたら教えていただきますように、よろしくお願いいたします。  それと、虐待についてでございますが、やはりかなり増えているということで、私が予算で聞くとき、平成25年は301件というお答えをたしかいただいているんです。今は494件、500件に近づいているということで、それだけ職員の方が丁寧にやっていただいていると思うんですが、これも毎年確認をさせていただいているんですけれども、現状の職員配置、正規、非正規で人数を教えていただきますようにお願いいたします。 ◯松本美智代すこやか暮らし部長 ただいまの工藤将之議員の再度のご質問にお答えいたします。  まず、地域福祉相談員事業なんですけれども、地域の方の相談ということもあるんですけれども、役割自身が、予算の項目にもありますように、地域包括ケアシステム構築費ということで、今、地域包括ケアシステムの構築のために行っておりますケア会議とか認知症カフェ、あるいはサロンに出席していただいて、それの協力といいますか、中心を担っていただけたらなというふうに考えております。  システム構築の全体の構図の中で行政と地域との橋渡しといいますか、串役といいますか、そういう形で、今後、役割をまた検討してまいりたいと考えております。  それから、2点目の職員配置については、正職が、今、課長と保育士、保健師の1名ずつで3名です。それから、家庭児童相談員につきましては3名です。家庭児童相談員は臨時職でございます。  それから、事務職がいませんでしたので、事務職の日額職員を年度途中から雇用いたしております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 まず、地域福祉相談員、これは方向性というのをしっかり決めていかなあかんかなというふうに思っています。サロンに出られるということですが、そこで専門的な話になったときにわからないということでは、またこれ、行政の信頼を失うかなという気もしますし、おっしゃられているように、行政と地域の橋渡しということであれば、やはり行政の専門職の人がいいのかなと。私自身もすごく悩む部分ではあるんですけれども、これに関しては、市長の肝いりと言いますか、市長もいろんなところでアピールをされているそうでございますので、そういうところで視察に来られても恥ずかしくないような専門性と活動内容にしていただければなというふうに思いますので、これはお願いだけをしておきます。  あと、虐待についてでございますけれども、これに関しても、件数が増えているのにあれして、アルバイトの方、事務職の方を雇っていただいているということで、少しずつ手厚くはしていただいているというふうには思うんですけれども、これは部長、課長にお願いをしたいんですけれども、職員の方が潰れてしまわないようにだけ、非常に人の厳しい部分に接する職種でございますので、メンタルヘルス等にも気をつけて、運用というか、努力をしていただければなと思います。  回答は結構でございます。以上でございます。 ◯大園光昭委員 69ページの地域福祉計画策定委託料です。一般質問でもさせていただいたんですけれども、この委託料というのは、基本的に、またどこか策定される、コンサル等に投げてしまうようなものなのでしょうか。 ◯西川昌秀福祉保険部長 平成29年度での策定を考えておりまして、今おっしゃっていただきましたように、コンサル事業者をプロポーザルで決めさせていただいて、それで、そこと協力しながらやっていきたいというふうに考えております。 ◯大園光昭委員 これについては、業者というか、コンサルさん、地域をよくわかった方が、もちろん行政と検討しながらやるということなんですけれども、できるだけ地域を巻き込んでやっていただきたいなという思いがありまして、やはり高齢者の方の部分と、あと、今回の地域福祉計画というのは、あくまでも幼少の子どもたちも含めて、トータルで地域の再構築ということが言われていますので、その辺も含んだ上で、それができるプロポーザルということで言われていますから、その計画にのっとってやられたらいいと思うんですけれども、ただ、その中で、そういう趣旨を酌んだ、経験の豊かなところと組んでいただくのと、もう1つは、それぞれの福祉、高齢もそうですし、教育委員会も含めて、トータルでご検討いただくのがありがたいなと思いますので、その点だけ、お願いにしておきます。 ◯札辻輝已委員長 ほかに。 ◯井戸良美委員 公園のことでお聞きしたいと思います。  公園には児童公園、都市公園があるようでございますけれども、最近、たびたび公園の事故も発生しておりますけれども、児童公園の点検・整備、これは年間なり、どのような間隔でされておるのか、まずはお聞きしたいと思います。 ◯西川昌秀福祉保険部長 公園にある遊具の点検ということでございますが、一応、定期的には数年、これはちょっとまた後で答えてもらいますが、あと、壊れたときとか、地域からそこら辺の要望が出たときには、即時、行かせていただきまして、修繕が可能であれば、そのときに修繕させていただく、危ないので撤去ということになれば撤去させていただくということで、定期点検に加えまして、だんだん古くなってきているので、そこら辺の修繕についても対応はさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯井戸良美委員 一応、定期的というのは何年ぐらいかというのは、ちょっとまだわからんということでございますけれども、児童公園によりましたら、最近、全然整備されていないような、点検されてないところもございますので、まず、安全は第一でございますけれども、やっぱり見た目も大事だと思いますので、大いに利用していただくためにも、しっかりと点検とそれの管理、ペンキ塗りとかいろんなことも含めまして、しっかりとした対応をしていただきたいと思います。それについて、どうですか。 ◯西川昌秀福祉保険部長 ただいまの質問にお答えいたします。  おっしゃっていただきましたように、安全性、それから、遊んでいただけるような環境の整備等も含めて、今後、ちょっと検討もしていきたいというふうに思っております。財政が厳しい部分もありますねんけども、子どもが遊ぶ環境ということになりますので、対応も考えていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ◯札辻輝已委員長 先ほど岡田議員の質問の。児童福祉課長。 ◯薮内誠一児童福祉課長 失礼します。先ほどの岡田議員の質問にお答えします。  現在の待機児童が出ていますのは、桜井南学童保育所につきまして5名、そして、城島学童保育所につきましては、今現在、建築しているところが完成しまして、若干、4年生でまだ待機が出ます。そして、安倍学童保育所につきましては1名、そして、大福学童保育所につきましても、今の拡張工事が終わりましたら、低学年は受け入れできるんですけれど、4年生で一部、待機が発生する状況になります。  以上です。 ◯札辻輝已委員長 ありがとうございます。  そしたら、次、4款、衛生費、94ページより113ページまで。 ◯岡田光司委員 衛生費のところで1点お伺いいたします。  衛生費の107ページのところにあります、よく質問を出させていただいているんですけども、住宅の太陽光発電システムの設置奨励金が、今回、300万という形で出ているんですが、決算のときに聞かせてもらいましたら、ほぼいっぱいになっていたという形でお伺いいたしましたけども、桜井市の状況で、これがいっぱいになったらもう少し増やす予定とかは今後考えられるのか、そのあたり、まず、お伺いいたします。 ◯森川真幸環境部長 ただいまの岡田議員のご質問にお答えいたします。  太陽光の申し込み状況なんですけども、平成25年度では40件でございました。平成26年度は60件で300万の枠いっぱいと。平成27年度も同じく60件となっております。  ただ、今年度は3月14日時点、昨日時点で43件の申請がありまして、今後、3月もう少しありますので、どれぐらいまた申し込みがあるのかはちょっと見えていない状況でございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 確かに今、住宅のほうで売電の値段がどんどん下がってきて、今も新聞に書いていましたけども、それぞれの家庭において料金がアップするというような形も書いていまして、今、国のほうというか、全体的な流れではゼロエネルギーハウスと言われる、自分のところで発電したやつを自分で消費するような形に、例えば断熱とかをして、できるだけ自分のところで太陽光をつけて、それを消費するという形がありますので、そういったことを考えますと、太陽光だけでは、これは売電するようになりますので、蓄熱するところもやっぱり必要になってきますので、今後、そういった形でゼロエネルギーハウスというのが主流になってくるような方向にありますので、以前にも質問等をさせていただきまして、蓄電池とかそういった形のほうも検討は、現在、していただいているかどうかというのをお伺いいたします。 ◯森川真幸環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  住宅用太陽光発電システムの奨励金の制度の中で、予算額が十分になれば蓄電池の補助金等も検討していきたいというふうに考えております。  橿原市とかの状況ですと、まず、予算額が1,300万ぐらいありまして、太陽光発電と蓄電蓄熱装置、蓄熱装置は太陽光発電に比較して、現在、3割ぐらいの申し込みがあるということなんですけども、今、予算額としては、桜井市は300万ですので、それに対して、まだ申し込みが今年度は少ないですけども、その辺で、桜井市として検討した場合は約4割ぐらい見て、それと、今、太陽熱の43件と、それから蓄電池の設備を入れて17件ぐらいになるかと思いますので、約60件で、額としては300万で、今後、申し込みが増えるようであれば、またその辺も検討したいと思います。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 ちょっとお伺いしたいんですけど、今回のこの予算の中には太陽光発電システムと書いているんですけども、さっき、蓄熱の。(発言する者あり)
     これは含まれているというのは、今、43件と17件のどうのこうのとおっしゃっていたんですけども、今回の設置の中には太陽光発電システムという形で書いているんですけども、そのあたりを再度お伺いいたしたいと思います。 ◯森川真幸環境部長 申しわけございません。ただいまの予算といたしましては太陽光発電のシステムのほうで、蓄電池のほうは入っておりませんけども、もし仮定して、蓄電池も入れれば、まず、17件ぐらいになるのではないかというふうに予想、4割ぐらい申し込みがあるのではないかというふうに考えますので、そういうご説明でございました。  以上でございます。 ◯札辻輝已委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯岡田光司委員 委員長、ありがとうございます。  今後、そういった形で、最後のあれなのでちょっと詳細なことはまた別の機会に話させていただきたいと思うんですけども、今後、ゼロエネルギーハウスという中になってきますので、先ほど来も蓄電池というようなこともおっしゃっていましたけども、そういった形を考えるのでしたら、もう少し設置の奨励金の費用を、財政的なところもあると思いますけども、考慮していただいて、やっていただきたいなと思いますので、そのあたり、よろしくお願いします。  これの件に関しまして、副市長、何かありましたら、よろしくお願いいたします。 ◯笹谷清治副市長 ただいまの質問にお答えをいたします。  確かに、この太陽エネルギーであったり蓄電池の問題につきましては、非常に重要なことだというふうに思います。桜井市は現在まだ太陽光発電のシステムしか補助はやられておりませんが、蓄電池のほうも十分検討いたしまして、今後の課題として検討したいと思います。  以上です。 ◯工藤将之委員 3点お伺いをいたします。  まず、101ページのがん検診についてでございます。今回、議場のほうで、胃カメラの検診も今回から始まるということで、他の議員さんの質問に対して答弁をしていただいておりますが、全体のがん検診委託料が約180万円、前年に比べて減額となっていますが、これはまだ私の想像にしかすぎないんですが、胃カメラが入ると総額的には増えてしまうんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺は担保されているのか。それと、胃の透視の検診とカメラの差額を教えていただきますようにお願いをいたします。  2点目は、これ、岡田議員と一緒になってしまうんですが、太陽光発電のシステム設置奨励金でございますが、日本の住宅政策というのが非常に私はおくれているというふうに感じておりまして、6年前の震災からエネルギーの使われ方というのは変わってきているんですけれども、一般家庭の住宅については、いわば穴のたくさんあいているバケツに水を突っ込んでいるというのが今の現状です。太陽光の発電システムというのは、水を増やすというところでしかないわけで、穴を塞ぐという努力が非常に重要かなと思います。  そういう意味では、断熱等にもっともっと目を向けてですね、行政主導でそういう家を市内に増やしていくというのは、かなりストックとして優良なものを増やしていくということで、四、五十年後には必ず桜井市の財産になるという一般質問も一度させていただいておりますけれども、ぜひとも、恐らくこの太陽光発電のシステム設置の基準は県の基準にのっとった形だと思いますので、非常に補助金としてつくりやすかったと思うんですけれども、奨励金として。独自の研究を重ねていただいて、桜井市、この地域で建蔽率が非常に低いこのような地域で、建てる家の理想のあり方というのを追求していただきたいなと思いますが、そのような研究等されているのか、お伺いいたします。  それと最後に、105ページ。環境事業業務の外部化発注支援業務委託料とありますが、これ、800万円。非常に高額な金額が上がっておりますけれども、今議会で採用される5名の方を含めて、費用的なメリットがあるのかという議論はいろんなところでされておりますけれども、この800万円と、ほかにかかっていく費用も含めて、数年後、10年後か何年後かわからないですけれども、そこで金額的なメリットが出るという試算になっているのかどうか、お伺いいたします。  以上3点でございます。 ◯松本美智代すこやか暮らし部長 ただいまの工藤将之議員の1点目のご質問にお答えいたします。  まず、予算が約180万、28年度と比べて減額になっているが、胃カメラ検診を導入したことで増えるのになぜかというご質問だったと思うんですけれども、まず、28年度の予算編成につきましては、27年度のがん検診受診率向上事業の効果が大きかった27年度実績をもとに予算編成を行いました。それで、28年度につきましては、受診券方式の導入等、受診率の向上に向けて新たな取り組みも行ってきたにもかかわらず、ちょっと27年度には及ばない状況でございます。  29年度につきましては、28年度予算のベースをもとに計上していること、また、がん総合検診、プレミアムドックでの検診も受け皿となるため、28年度実績、今のところ、1,300人ぐらいかなというふうに予想しているんですけれども、その約2割の270人が胃カメラ検診を受けられるかなということで計上しています。そういうことで、予算は確保されていると、担保できていると考えております。  それから、2点目の胃がん検診の自己負担金なんですけども、胃カメラについては、一般質問のときも答弁しましたように約3,000円程度、今のバリウムにつきましては900円ですので、差額は2,100円です。  以上でございます。 ◯村嶋和美けんこう増進課長 ただいま工藤委員の御質問の差額につきまして、市の負担のほうの契約といたしましては、X線胃透視の部分が4,800円、胃カメラが、無料と有料で若干市の負担額は違うんですが、1万3,000円程度を予定しておりますので、差額としては8,200円と考えております。  以上です。 ◯森川真幸環境部長 ただいまの工藤議員のご質問にお答えいたします。  住宅政策、太陽光発電についての住宅政策ということなんですけども、太陽光発電システムの申し込みに関しましては、建物自体の断熱とかそういう部分にはちょっとかかわりがなくて、建てられた方の申し込みによって補助金を出しているということでございます。その辺もまた、言われたように断熱は当然必要だと思いますので、そういう話もまたしていきたいとは考えております。  それから、もう1点ですね。可燃・不燃ごみの収集業務の委託に向けた部分で、効果があるかということですが、今年、29年度はコンサルタント選定をして委託に向けた検討をしていくわけですけども、事業概要とか、その中でもコスト試算とかをしていただいて検討はしていきます。  今先ほど言われました2台、5台の委託をしたときの10年間の試算の中では、今、約4,000万の効果が出るというふうに出ておりますので、800万を使ったとしても効果はあるというふうに考えています。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。まず、胃カメラに関しては了解いたしました。2割でおさまるかなというちょっと懸念はありますけれども、何とかなるんだろうというふうに想像します。  次に、住宅用の太陽光発電システムに関してお聞かせをいただきましたが、これ、副市長にちょっと、これはぜひともお考えいただきたいんですけれども。6年前の3・11を機に、日本のエネルギー政策が大きく変わって、環境というところに太陽光が入ってくるのは理解もできるんですけれども、そういうところではないエネルギーの考え方というのは、これ、環境部でやるべきなんかなという疑問が前からあるんですね。  名前で引っついてるような感じもするんですけれども、そろそろ、ちょっと本質的なところで住宅政策に関しては違うところで、住宅のエネルギー政策等に関しては違うところで研究していくのが筋道としては正しいんじゃないかなと思うんですけれども、副市長のお考えをお伺いいたします。  それと、最後の委託業務の800万等に関してですけれども、これはそもそも4,000万のメリットがあるということで、ほかのところでもいろいろご答弁いただいていると思うんですけど、それに準備にかかるお金も全部含めて、それは考えなあかん話やと普通に思うんですけどね、私は。それは、ちょっと、こういうところももともと引いておいて費用対効果を出していかないと、ちょっと財布が違うような感じを今受けたんですけれども、これ、ちょっと副市長にお考えを聞きたいんですけども、これでええんか悪いんか。普通の一般的な家計でいうたら、これはあり得ないと思うんですよね。その辺をちょっと、ほかのことに関しても行政はそうだと思うんですけれども、それをちょっと。  この前、公会計の勉強会もさせていただきましたけれども、やはりああいう考え方を入れていかないとだめだというところで、本来の、偽りのないところの効果というのを測定していかないといけないと思うんですけれども、副市長、すいません、副市長ばっかりになってしまいましたが、お考えをお伺いいたします。 ◯笹谷清治副市長 ただいまの質問にお答えいたします。  まず1点目なんですけれども、この太陽光発電の環境の行政課題だけではなくて、ほかの業務に際しましても、今、全体行政の中で、多部署にわたるというような課題が非常に多く今出てきております。そういう観点では、なかなかそれに的確した組織体制というのが十分にできてないというのも現状でございます。そういう中で、今、環境のこの太陽光発電等につきましては、今のところ、環境部のほうで対応してもらっていると。  委員ご指摘の部分につきましては、重々、組織の疲労ということも含めまして感じておるところでございますが、今後、多岐にわたる、先ほどありました空き家対策の問題も含めてでございますけれども、そういう状況が出ておりますので、今後のやっぱり課題として、組織のあり方も含めて考えていくべきかなと。  ただ、県、上位の関係もございますので、その辺で割り切れない部分もありますけれども、その辺については柔軟に部署の連携をとりまして対応していきたいなと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  それと、太陽光発電、それから断熱材の問題も出ました。この問題につきましては、住宅政策の中でも、桜井でしたら木材利用も含めて一方でございます。そんなことも含めまして、総合的に対策できるようなことも含めて、内部で考えていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、外部化の委託料の問題でございますが、これにつきましては、一般質問の中でも十分に答えさせていただきました。中でも、これまでの経緯と、それから現場の状況も含めまして、今の29年度の一定の方向が出ております。30年度からは2台外部委託ということで今方針が出ております。  その中で、確かにおっしゃるように、全体のコストの中で、効果が4,000万、それから、今、初期投資が800万というようなことで、本来でしたら、おっしゃるとおり、先にその辺も含めて十分に検討した結果で出していくわけでございますが、この問題につきましては、これまでの経緯と、それから今後の方向も含めまして、今の状況の中で委託料を組ませていただいたということで、ご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。副市長のお考えは十分わかりましたので、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  申しわけございません。私、1点、自分の中でメモが抜けておりまして、ふれあい収集についてでございます。  今回の5人の採用をもって、その2人の部分はふれあい収集ということでいろんなところで答弁されているわけなんですけれども、今、潜在的にふれあい収集を希望されている方がどれぐらいいらっしゃるから2人とか、そういうようなデータの積み上げがあるのかないのか。  それと、ふれあい収集を今後本格的に導入していくに当たって、1台当たりどれぐらいの数の、もしくはエリアの収集を行うというのを事前に決めてやっていくのか。というのは、それをまず決めておかないと、労使交渉等の中で、ずるずると人が増えていってしまうというような要望を受けなければならないという状況になりかねんのかなというふうに思ってるんですけれども、その辺は、福祉保険部とかとうまく連携をとって、潜在的などれぐらいの今数が必要で、それを2人、もしくは3人かで、どのエリアを一日どれぐらい回って、これぐらいですというふうなことがあって採用に至っているのか。最後、それだけお伺いをいたします。 ◯森川真幸環境部長 ただいまのふれあい収集の件につきまして、現在、41件のふれあい収集の箇所に回っております。今後、エリアとか、どのエリアを何名でということに関しましては、これから増えていくというふうに考えられますので、その辺はまた今後、順次決めていきたいというふうに考えております。 ◯札辻輝已委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯工藤将之委員 申しわけございません。ありがとうございます。  今41件は、全市的にやってないからいいんですけれども、今回、5名の採用のうちの2人はふれあい収集という名目ですよね。41件で2人採用って、これは市民の人、納得しないと思うんですね。潜在的に例えば1,000件ありますよと、それを5日で1日200件回りますということであれば、私も納得します。だけど、41件を1年間毎日行ったとしても、納得しないんじゃないですか。その辺は、これは採用計画として正しいのかどうか、全くわからなくなります。それは調査あって、やはりとるべきであって、ふれあい収集が2人乗車で行くのか1人乗車で行くのかわかりませんけれども、それに関しては、もっと横横の連絡をとっていただいて。それこそ、ホテルやったら導入可能性調査とかやるわけなんですよね。  採用というのは、常々申し上げているとおり、40年その人の責任を見るわけなんですよね。その額たるや何億という話になるわけなんですよ。これは市民負担なんですよね。それは還元しないといけない中で、これから増えていくであろうで、2人の人を雇っていいんですかね、これ。これはちょっと、説明としては非常に乏しいというふうに考えるんですが、恐らく答弁ないと思いますので答弁は結構でございますけれども、これは、公室長、ぜひ採用に当たっては、どういうところでニーズがあって、どれぐらいというのは、新規の部分についてはきっちりとっていただいて採用していただかないと、我々は説明できないということでございますので、ぜひともお願いをいたします。要望にとどめさせていただきます。 ◯大園光昭委員 すいません。関連するかもしれませんけれども、107ページと111ページで、備品購入費で車両の購入1,750万と900万。内容が収集と処理ということで別なんですけれども、具体的に、この車の大きさであるとか台数ですね。そのあたりちょっと教えてください。 ◯下田耕治施設課長 107ページの備品購入費の車両購入費ですけども、これにつきましては、パッカー車2台となっております。  111ページの備品購入費の車両の購入費につきましては、ホイルローダーとなっております。 ◯大園光昭委員 今、パッカー車2台ということなんですけれども、基本的に先ほどのふれあい収集で使っている車は多分小さい車になろうかと思うんですけど、これは特に増やす必要はないんでしょうか。というのと、今、保有台数がどれぐらいあるかですね。 ◯吉岡謙二業務課長 ご質問の件につきましてですけども、ふれあい収集につきましては、軽四のトラックを本年度購入をさせてもらっております。ただ、納入がまだでしたので、この4月に合うようには対応しておりますけども、パッカー車につきましては、10年、10万キロをめどには考えておるわけですけども、今、10年、15年の車もありますので、毎年2台の入れかえをさせてもらったというのが2台分の820万になっております。ですから、小型のダンプで、ふれあい収集のほうは2名で対応したいというふうに考えております。 ◯藤井孝博副委員長 委員長、ありがとうございます。今の環境部の問題で、今後、5名の採用等々あったかと思うんですが、ほかの委員さんもいろいろご質問いただいたので、その辺は半分納得したようなとこもあるんですが、先般の全体協議会で、今回の平成30年度から2台、平成35年で5台ですね、合計5台の収集運搬の業務を民間に移行していこうという流れの中で、検証会議、10回行われた中の8回目ぐらいから、その具体的な数字が出てきたというふうに聞いてました。  以前にも全体協議会でお話させてもろうたように、その8回目の具体的に2台という部分の数字が出てきた翌月に決定される前に、民間からそういう話が耳に入ってきたというような状況があるということを以前お伝えしたかと思うんですけれども、それに関して、今回、委託していく以前の問題で、情報漏えいというのがあったんじゃないんかというのを以前言わせてもろうた中で、それに対する具体的な答えであったりとか、どういうふうに調査をいただいたのかわからへんのですけれども、その辺の部分をお聞かせいただいてないと。  私としましては、その辺が不明確な中で、この外部に委託していくというのが進んでいるのはどうであろうという思いのほうがまず強いというのと、もう1つは、その検証会議の中に、職員だけやったと、その会議で決定されるに当たっては。ということは、その中から外へ漏れたとしか考えようがないんでね。私としては、実際にそのメンバーが誰であったのかという部分もお聞きをいたしたいし、実際に以前お伝えした中のその後、どういうふうにお考えいただいたのかの部分についてお聞きしたいと思います。副市長に聞いたらいいのかな。 ◯笹谷清治副市長 せんだっての議会、12月の議会のときに、全体協議会のほうで藤井委員のほうからこの質問は出てまいりました。この情報の管理については、それが事実とするならば非常に遺憾なことであろうということで、早速、指示をいたしまして、この検証会議をしてもらっている、この委員長が環境部長で、あと、うちのメンバー、公室長も入っておりますので、その中で実際どういう状況であったのかということについては、一応調査をしてもらっております。その結果について、ちょっと環境部長に。 ◯森川真幸環境部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  検証会議は10回開きまして、この外部委託に関しましては第5回目の後半のほうから入っております。10回開いた中で、最終、12月に10回目を開きまして、それまでは3台、2台という検討で進めてまいりました。最終的に2台、偶数からということで2台、3台のほうが外部化しやすいということで、最終的に決まりましたのは、最終回の10回目の検証会議でございます。  その情報漏えいにつきましては、委員構成としましては、環境部の係長以上、それから公室の人事、行経の部分が入ってメンバー構成をしておりますけども、その中で情報漏えいがあったというお話をお聞きしまして、それはどこからかという結論にはまだ至っておりませんけども、それはそういうふうにお聞きしますので、まだもう少し検討、検討というか、協議していきたいというふうに思っています。  以上でございます。 ◯藤井孝博副委員長 ごめんなさい。実際にそういう部分があって、これって、例えばそういうことで、副市長のさっきの答弁というのはちょっとカチンときてんのやけども、事実とするんであればって、私はうそついて物を聞いてるわけじゃないんでね。その部分を耳にしたから聞いてる話やねんから、その部分はきちっと真摯に受けとめて取り組んでもらわんと困るというのは、まずこれ1つだけ伝えておきます、先ね。  これを、例えばそういう情報漏えいがあって、それに向かって例えばその企業が、入札になるのか公募になるのかどうかは別としても、先に情報が入ってるとこのほうが当然有利なわけですわ、準備をするにしても何にしてもね。もう1つは、これが内部の会議の部分が外に漏れてるということは、職員も協力体制にあるということになるわけやから、なおさらその業者が落とす可能性が高くなるであろうという懸念を抱かれるというのがあるんじゃないかなと私は思うんですね。  もう1点は、ここに入っておられるその検証会議の職員の方々で、部長をはじめ、この3月で定年になる人らがぎょうさんおるわけでしょう。そしたら、これがこの4月以降になったときに、責任の所在がわからなくなるわけなんですよ。今の間にきちっとしてもらわんとね。  だから、そういうことも踏まえた中で今のこの場で発言しないといけないのかなと思ったということをまず理解していただきたいのと、それまでに、例えば定年になられます、再任用、再雇用の方もいらっしゃるかわかりませんよね、ひょっとしたら。そこに携わってきてた人間がまた残るとなれば、これも問題やなと私にとっては思うんでね。今日は今すぐ返事できないこともあろうかと思うので、この場はお伝えしておきますけれども、任期のあられる間に、その辺のきちっとした答えを出せるようにしていただきたい。  副市長も、さっき言うたように、するんであればじゃなくて、実際あったということを証明せえと言うのやったら、どんな形をもってでもしますけど、そうなってきたら余計逃げられなくなりますよ。その辺を踏まえた上で、ここは副市長と部長にお預けしとくので、早々の回答だけ、また後日で結構なので、皆様にもお伝えできるような形でご回答いただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◯札辻輝已委員長 それでは、ただいまから、1時15分まで休憩いたします。 ○午後0時15分休憩 ○午後1時15分再開 ◯札辻輝已委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど民生費のところで、井戸委員の質問に対しての答えがちょっと抜けておりましたので、福祉保険部長のほうからの回答を。 ◯西川昌秀福祉保険部長 申しわけございません、きょうの午前中の民生費のところで、井戸委員より子どもの広場の点検についての質問がございました。その中で、定期点検というお話をしたんですが、平成22年度に総点検というのをさせていただいて、定期点検というのは行っていない。それから、管理についてですけども、これは地域のほうにお願いをしていただいておりまして、地域が草刈り等をして、遊具等に修繕等があるようでしたら、そのたびに要望をいただいて、そのときに対応させていただいているということでございますので、朝の回答と少し異なると思いますけども、ご了承のほうをよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯札辻輝已委員長 そういうことでございますので、井戸委員、よろしく。  5款、農林業費、112ページより121ページ。 ◯東 俊克委員 農林業費の農業振興費についてお尋ねいたします。  有害鳥獣捕獲委託料400万、それから、有害鳥獣駆除事業補助金124万5,000円です。まず、この駆除事業ですが、桜井の猟友会さんに委託しておられると聞きますが、毎年イノシシや鹿や、どんどん個体数がふえているのに反しまして、なかなか猟友会さんのほうは高齢化が進んでいると、人手不足だというふうに聞いておりますが、猟友会さんの現状については、どのように把握されているのか、まずお尋ねいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの東委員のご質問にお答えさせていただきます。  有害鳥獣対策といたしまして、現在、猟友会桜井支部のほうに委託をさせていただいております。猟友会桜井支部の会員数は、現在45名でございます。平均年齢は約70歳になっております。猟友会の有害鳥獣駆除の方法といたしましては、従来は猟銃を使っての駆除というのが多かったわけですけれども、高齢化とか、それから、銃の管理が非常に厳しくなってきたということも含めまして、現在はほとんどが捕獲おり、くくりわなで駆除をしていただいているという現状でございます。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 平均年齢70歳ですか。大変やと思います。最近、有害鳥獣がふえている背景というのは、やっぱり、山林の荒廃というか放置林とか、これはふえていく。そしたら、駆除せんなん個体数はどんどんふえていく、増加傾向にあるわけですから、やはり、猟友会さんに頼っているのなら、猟友会さんの例えば新しい人材育成の支援というんですか、そういうことも視野に入れていくのも必要かなと思いますし、今、部長答弁ありましたように、銃の所持というのは大変厳しくなっています、当然。それで、捕獲おりですね。この捕獲おりなんかでも、最近いろいろ聞いていますと、ITを活用したような捕獲おりを導入してはるところもあるわけでして、いろんな高齢化によって捕獲おりの中に捕まっているかどうかというのか、そこまで上っていくのもしんどうて、上がれへんと。それは高齢になっていたら、大変やと思います。だから、そういうふうなところにも支援というのを手を広げていくというのも必要かなと思いますが、今どのようにお考えなのか、再度お尋ねいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度の東委員のご質問にお答えさせていただきます。  委員お述べのように、高齢化の中で、山の中へ入っていただいて点検をしていただく、あるいは、捕まえたイノシシ、鹿等を殺処分していただくということは非常に体力が要りますので、その辺につきましては、猟友会のほうともいろいろご相談させていただいて、できるだけ負担の少ないような方法を両方研究しようということで、現在取り組ませていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 そうですね、ぜひ猟友会、桜井支部ということですので、またほかにもいろいろ支部もあると思います。いろいろ連携をしていただいて、連携をとっていただくというのが大事やと思います。  最後ですけど、いろんな施策があって、いろいろ調べましたら、兵庫県では鹿を1頭捕獲したら、兵庫県とその市から最大1万6,000円プラス1日の日当が4,800円払われるとかあるんですね。これはまた奈良県ともいろいろ相談していただいたらどうかなと思っております。金額にしたら、県が半分、それから市が半分出しているような施策もしておられるんですね。だから、こういうふうな報償金という制度も、また1つの励みになるかなと思います。その辺、副市長に聞いたらいいの。県との、また何か、いろんな取り組みというのを考えてみてはどうかなと思うんです。お願いします。 ◯笹谷清治副市長 ただいまの捕獲に対する報償金というような制度も兵庫にあるようですけれども、十分その辺研究不足になっておりますので、また研究させていただいて、県のほうに要望も含めまして、取り組ませていただきたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 ◯井戸良美委員 ありがとうございます。質問ダブりますけれども、先日の一般質問で、金山議員のほうからも質問ありましたように、昨年、捕獲数、イノシシが370、鹿が151頭と、合計561頭ということで報告していただきましたけれども、全体のイノシシ、鹿の推定なんかされておるんですか。1つそれだけちょっとお聞きしたいと思います。 ◯清水孝夫まちづくり部長 井戸委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  委員お述べのように、平成28年度、1月末の年度の捕獲頭数が、今おっしゃっていただいたように、561頭というふうなことでございます。平成23年度は22頭、平成24年度は115頭程度でしたけれども、近年、急速に捕獲頭数がふえて、500頭を超えるような状況になってきております。ただ、現在、桜井市内にどれぐらいの頭数がいるかという部分については、市のほうでも把握しておらないところでございます。近年、近隣でも非常に鳥獣害対策で取り組まれておりますので、市区町村境を越えて入ってくる鳥獣もおりますし、従来に比べふえている部分と、それから市のほうでも捕獲おり、くくりわな等、数をふやしまして設置をしているということもございますので、そういうことで捕獲頭数がふえているということで、現在は認識しておるところでございます。 ◯井戸良美委員 特に三輪山周辺、禁猟区でございまして、被害が多いということは聞いておりますけれども、ただ、担当課と、警察とか神社とか、どういう協議をされておるのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯清水孝夫まちづくり部長 各方面との連携協議につきまして、具体的なところにつきましては、担当の農林課長のほうから答弁させていただきます。 ◯村上龍也農林課長 失礼いたします。警察等との連携ということでございます。金山議員の質問の中にもございました、被害の体制ということでございまして、有害鳥獣の捕獲に対する委託の契約として、桜井市の猟友会桜井支部と連携を図らせていただくとともに、桜井市といたしましては、平成23年1月に鳥獣被害防止対策協議会というのを設立しております。この中で、警察と、また農業を中心に当時発足をしておりますので、農協関係とか、そういったところと協議を進めさせていただきまして、それで捕獲の体制に当たらせていただいております。 ◯井戸良美委員 わかりました。ただ、三輪山周辺、これは禁猟区で殺生はするなと、してくれたら具合悪いということで、神社から言われておるわけですな。その辺で、私は個人的に、神社にもこの辺の負担も何ぼか話しされたほうがいいのと違うかなと思うんですけれども、何もかも行政のほうでかぶることはないと思いますのでね。神社周辺、特に参道なんかも最近出てきているように聞いておりますけども、そういうことで、被害に遭われてもいろいろ問題がありますのでね。その辺は費用の面も含めて、もうちょっと神社と交渉していただきたいと思いますけれども、その辺はどうですか。 ◯札辻輝已委員長 副市長。副市長が答える話や。神社と補助金の話。副市長の後、課長が答えて。 ◯笹谷清治副市長 確かに三輪山は禁猟区でございますので、殺生等は、やっぱり、禁じられておって、あそこにイノシシ等が逃げ込んでいるということは、事実として聞いております。神社の申し入れ等につきまして、おっしゃっているとおりに思いますけれども、この辺については、担当課長のほうで答えてもらいますので。 ◯村上龍也農林課長 失礼いたします。神社側との調整ということでご指摘ございました。この点につきまして、市のほうといたしましても、獣害が、三輪山は保護区というような状況にもありますので、なかなかご神体の中での殺生というのが信者さんにも受け入れられないと、そういった事情がこれまでございました。ただ、昨年にもやはり神社の参道あたりでイノシシが出没すると、そういった経緯もございましたので、昨年に2度ほど神社のほうとは交渉を持たせていただきまして、対策についての交渉等をさせていただいております。現状では、氏子さん等の理解のほうにまだ時間がかかるようでございます。そういったところの問題、また、防護柵等につきましても提案はさせていただいておりますが、経費もろもろ、また景観等の問題等も神社のほうでは考えられているということで、現状ではまだ手のついてないような状況でございます。
     以上でございます。 ◯札辻輝已委員長 本件に関する発言は、既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により特に発言を許します。 ◯井戸良美委員 すいません、最後に、そしたら、三輪山周辺が特にイノシシとか被害が多いということで、防護柵とかの費用は、ほかの場所よりも大分希望者も多くて、予算も要ると思いますのでね。その辺も含めて、神社と粘り強い交渉をしていただきたい、それだけです。よろしく。 ◯札辻輝已委員長 10款、第1項、農林業施設災害復旧費、176ページより177ページを一括して行います。今の関係で10款のあるやつやな。  6款、商工費、122ページより131ページ。 ◯岡田光司委員 商工費で2点ばかりお伺いいたします。  観光費のことですけども、ページ数は128ページ、129ページのところにあります。127ページですかね。インバウンド推進事業委託料というのは、これ、127ページのほうかな。そこのところで、今回、500万、2020年度の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、訪日外国人の観光客誘致のための広告宣伝費を含むインバウンドメディアへのアプローチというような形の予算になっているんですけど、まずその中で、これはどのようなことをするのか、まずお伺いしたいのと。  もう1つが路線バスを活用した冬季誘客促進事業補助金というので今回30万円出ていますが、まず、これは多武峰に宿泊される路線バスの利用者に対しての助成とあるんですけど、どういったことを具体的にされているのか、どこが主体的にされるのか、この2点についてお伺いいたします。お願いします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの岡田委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  まず、インバウンド推進事業委託料でございます。これにつきましては、今年度もパンフレットあるいは動画等、ウェブも含めまして、作成をさせていただいております。29年度につきましては、そういった広告宣伝媒体を活用させていただくとともに、観光客のニーズや嗜好が合致しているかというのを検証させていただくということと、あわせまして、広域的なインバウンド対策ということで、大和エリアということで、桜井、天理を中心として磯城郡あるいは宇陀郡、宇陀市の圏域を大和エリアということで、インバウンド向けに周知していこうというふうな取り組みをさせていただきたいと思っております。  そういうことで、委託料の中には、大きなインバウンドの商談会でありますトラベルマートへの参加費なり、あるいは、メディアのバナー等に対しての委託料としての部分等を含んでおります。また、それから、そういったメディア、ネット系のサーバーの使用料、そういったことを含めさせていただいているところでございます。  それから、路線バスの部分でございますが、この詳細につきましては、観光まちづくり課長のほうからお答えさせていただきます。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 失礼します。路線バスを活用した冬季の誘客促進事業につきまして、ご説明をさせていただきます。  こちらにつきましては、桜井市内におきまして初めての試みでございまして、今まで南和のほうで十津川とかそういったところへの路線バスを利用された方の補助ということをされていたわけですが、今回、市のほうでも県のほうへ要望させていただきまして、12月から3月までの期間なんですが、多武峰方面へ行かれる観光客、これは宿泊を伴うんですけども、宿泊される方につきまして、バスの補助をさせていただくということでございます。片道490円なんですが、一応行きしなは、まず立てかえをしていただきます。ホテルとか宿泊、これは実は多武峰観光ホテルさんと観音寺さんになるんですけども、そちらのほうで立てかえた部分については、お支払いいただくと。それを市のほうに請求いただくという形でございます。帰りにつきましては、つくった証明書みたいなのをもらっていただいて、バスのほう、おりしなもその証明書でおりていただくと。奈良交通さんのほうから県のほうへ請求をいただくということで、行きしなの分のバス代につきまして、これは全額県のほうで100%見ていただける助成ということになっていまして、今回新たな試みということで、冬季の誘客ということになってございます。  一応12月から3月でございますけども、予算がなくなり次第終了ということですので、たくさんお越しになっていただいて、ご利用いただきますと、例えば2月でおしまいとかいう形で、県のほうからはお聞きしているというような状況でございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  まず、インバウンドの件ですけども、これで本当に周知できるかどうかというのはちょっと疑問なところがあって、これ、委託して効果が上げられるか、対応が本当にできていくのかというのは、疑問なところもあるんですが、2020年までのオリンピック・パラリンピックを見据えてという形なんですが、今年度、こういった形でアプローチされて、今後ずっとこういうふうに、2020年まで、いろんな違った意味で、いろんな形で取り組みをされていかれるのか、改めてお伺いいたします。  それと、次の路線バスの件ですが、今回、桜井市では初めてというような形で、奈良県でほかのところではされていたんですけども、なぜもっと早くから取り組みできてなかったのかなと。なぜ今になってこういうような形で、時期がもっと早くやっているべきではないのかなと思うので、なぜこんなにおくれてきたのかお伺いしたいのと、それと、今、30万で県の補助金がなくなった場合、どうされるのか。市長が言われた方針の中には、来て、泊まって、また来てもらえるよう、満足度の向上に努めるというような形で書いてあったんですけども、実際に、今の話でしたら、片道490円の往復を入れると、なくなってくると、それぞれの方にお金を払うという形になりますので、そうすれば、実際に、もう二度と来るか、話が違うやないかとなってくると思いますので、そのあたりどうお考えなのかをお伺いしたいのと、満足度の向上に努めるというのは、ほかにどういった対策を考えておられるのか。実際にバスに乗ってこられた、それだけで満足度の向上に努めるということをおっしゃっているのか、そのあたり、再度お伺いいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度の質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目のインバウンドのほうにつきましては、これは国のほうも2020年、4,000万人というふうなことで、積極的な施策をとっていくということでございます。桜井市におきましても、そういった流れに沿いまして、インバウンド対策を引き続き継続して取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  2点目につきましては、観光まちづくり課長のほうからお答えさせてもらいます。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 失礼いたします。ただいまのご質問にお答え申し上げます。バス路線につきましては、最初、震災といいますか、大水害もあった関係で、南和地域の対策ということで県のほうで取り組みをされました。その後、南和だけではなく、東和のほうもということで、私どものほうもそういったバスの誘客ということでの取り組みを昨年以前からお願いもさせていただきまして、まずは多武峰地域の路線バスについて取り組みをしましょうということで、県のほうへおっしゃっていただいている次第でございます。  予算につきましては、確かに今委員さんおっしゃっていただいたように、ちょっと額的にどうかというところはあるんですが、今後もこれをまずは県の予算があってということなのですけれども、引き続き、もう少し、この利用状況も見ながら、拡大といいますか、十分に期間がとれるように県のほうへも要望をしてまいりたいというふうに考えてございます。  それから、もう1点、満足度についてですけども、訪日外国人観光客の方につきましては、やはり、このバスの分だけではなくて、いろんな取り組みをさせていただくということで、今年度、まずは情報でのおもてなしということでウェブサイト、それから動画の製作、これを本格的に発信させていただきたいと思っております。お越しいただきました場合には、今度は5カ国語のパンフレットで情報のおもてなし、それから、体験メニューを今おもてなし協議会で造成もいただいておりますし、また、いろんな形で見える化、そしてそういった案内表示も含めまして、満足いただけるように、さらに取り組んでまいりたい、これから本格的に取り組んでまいりたいというように考えてございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 インバウンドの件に関しましては、話を聞いていますと、国自体がこういった取り組みをやっているので、こういった交付金があるので、本当に言うたら乗りかかっているだけにしか聞こえないので、そういったところですので、本当に桜井市のほうにインバウンドの外国の方に来ていただけるような取り組みを真剣に考えていかなきゃならないと思いますので、形だけにならずに、きちんとした対応のほうをよろしくお願いいたします。  それと、路線バスの件ですけども、さっき訪日というような感じでおっしゃっていたんですけども、これは別に訪日とかいうのは関係なしに、訪日というのは日本に来られた方という意味ですね。今、話を聞いていましたら、これは市長のところでも、今回のこれは冬季のところなので、訪日以外、桜井市に来られた方に対するやつで書いてますので、外国の方に対して言われているようだったら、ちょっとどうかなと思いますので、そのあたり、改めて再度お伺いいたします。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 失礼します。ただいまのご質問にお答えします。  訪日外国人の方もそうですし、国内旅行をされている方も、どちらも対応させていただきます。すいません。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 2点お伺いをいたします。  まず、127ページ、おもてなし協議会事業委託料ということで1,850万、かなりの金額で、前年比で約2倍となっているんですけれども、これも地方創生の補助金というのは理解をしているんですが、具体的にどのような活動をされる予定に、おもてなし協議会はしてはるのかをまず1点目、お伺いをいたします。  それと、129ページの相撲観光創造事業負担金についてでございます。  これについては、議会の中でも答弁とかあったと思いますが、これの負担金を負担してできる団体というか、協議会のようなものの正式名称をもう一度教えていただけますでしょうか。お願いいたします。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 すいません、工藤将之委員さんのただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず1点目のおもてなし仕組みづくり協議会の平成29年度の事業の中身でございますけども、まず、インバウンド対策ということで、この間、ハラルフードのお話もいただきましたが、インバウンドの対応、受け入れ環境の整備ということで、おもてなし講習会、これはインバウンド対策ということで、これを複数回実施をさせていただきたいと考えております。  それから、近くで先進視察、例えば高野山とかそういったところ、この間もお話がございました、共有化を図るということで、おもてなしの協議会さんと一緒にそういったところも視察に参りたいと考えております。  それから、駅前の誘導表示、非常に近鉄とかバスとか乗りにくいというお話もございますので、JRバス等、よく利用されているということですが、そういったところの誘導表示でありますとか、それから体験メニューにつきましても、一部、やはり、英語化というところも含めて検討ということでお話もいただいていますので、そういったものにも取り組んでまいりたいのと、あと、Wi-Fiが今、どういった形で市内で観光関連の事業者様に普及しているのかというところの調査、それから、旅行業者とか雑誌社とのタイアップですとか、あと、今度、JR東海さんのほうがまたキャンペーンを春から行っていただきますので、そういったところと連動した事業、そして、プロモーション活動やおもてなしのためのいろんな食の紹介パンフレット等、あと、若い事業者さんにも積極的に参加いただきまして、そういったところの事業も進めてまいりたいというふうに考えてございます。  それから、もう1点、お尋ねいただきました正式な名称ですけども、先日、3つの市、桜井市と葛城市と香芝市の市長さん、皆さんがお集まりいただきまして、そういったものをさらに情報発信して、連携強化を図っていって、奈良県相撲発祥の地というところをPRしていこうということで、大和まほろば相撲連絡協議会というのを新年度になりましたら立ち上げさせていただきたい、このように考えております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 まず、おもてなし協議会に関してはご丁寧な答弁をありがとうございました。1,850万、かなり大きな額でございますので、そこに入っていらっしゃる方々も事業主の方が多いと思うので、自分のことやと思って一生懸命にやってくださるとは思うんですけれども、逆に言うたら、駅前の誘導表示なんかはここでやる必要があるのかなと、ちょっと一瞬思うんですけれども、商工業をされている方々が一生懸命にやれるようなものにしていただければなと思います。それはそれで結構でございます。  次に、大和まほろば相撲連絡協議会でございますが、これ、全国的に発信していくのに、奈良県の強みというのは、日本書紀に相撲発祥だということが載っていたというようなことがまず第一かなと思います、本場所が開催されるわけでもございませんので。となれば、そういう部分を入れるのか、何かが必要ではないかなと。名称に、大和まほろば相撲連絡協議会というのは何なのかがちょっとそこから見えてこないんですね。例えば宿禰(すくね)・蹶速(けはや)相撲連絡協議会であったりとか、日本発祥の地・奈良相撲連絡協議会であるとか、相撲発祥の地・奈良連絡協議会であるとか、もうちょっと具体的な名前に何でできへんかってんやろうかとすごく思うんですけれど、大和まほろば相撲連絡協議会と聞いただけでぴんとくる人って県内でもすごく少ないんじゃないかなと。何をしはるんやろうなという感じがするんですけど、この名称について、3つの首長さんがかかわっているので、勝手にこっちでどうこうというわけにはいかないと思うんですけど、もうちょっと明確に発信できるような仕組みというか、名前、名前は仕方がないんでしょうけども、変えられるのやったら、僕は何か、もう一回ご検討いただきたいんですが。  次に活動内容をお伺いいたします。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  名称につきましては、今おっしゃっていただいたところではございますけども、中身につきまして、今、工藤委員さんがおっしゃっていただいたことも踏まえまして、新年度になりましたら要綱とか規程とか、また新たにつくっていきますので、その中でもちょっとご提案もさせていただきたいなというふうに考えております。  それから、もう1点ご質問いただいております内容につきましてですけども、今まで子どもたちの相撲の競技でありますとか、それから、サミットということでいろんな、今年でありましたら、例えば高安関が来ていただいたりとか相撲トークショー、いろんな方に興味を持っていただいたり、情報発信をするということで話題づくりとか、それから、議員さんがおっしゃっていただいたように、相撲発祥の地というところをめぐっていただくためのツアーとか、そういったいろいろな取り組みをさせていただきました。  新年度につきましては、もう少し発展させたような形で、内容を十分精査した上で取り組んでいきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 コースづくりに関しても、ツアーをこちらで組むと、なかなか地元にお金を使ってもらうという仕組みも難しいですし、逆に言うと、ツアーで全てを見せずに、後から自分で来て見てもらうとか、もしくはターゲットを絞って、いっとき、少し前でしたらスー女とかいって、相撲が好きな女性たちみたいな方もよくテレビに出てきていましたので、ターゲットを絞って何かプロデュースをするとか、していただけるんだとは思うんですけれども、それにしても、奈良県は何を伝えたいのかがもうちょっと明確になるようなわかりやすい取り組みにしていただければなというふうに思います。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点お伺いしたいんですけれども、1つは、129ページの桜井駅周辺地区まちづくり基本計画策定委託料とあるんですけれども、過去に、平成27年の12月、平成28年5月にまとめられた桜井駅周辺地区まちづくり基本構想なるものが2回発表されているんですけれども、それとの違い。今回は基本計画と書いてあるので、かなり具体的になるのかなという部分と、もう1つは、131ページの、冒頭にも言いましたけども、空き家の利活用のための補助金で、空き町家を利活用した創業支援補助金ということで、主な事業のところにも書いてあるんですけど、空き家の利活用で桜井らしさというのを、多分、考えて、それを推進していっていただいていると思うんですけど、どこか、書類にも書いてあったんですけど、桜井らしさというのはそもそもどんなものか。ちょっとその辺の意思疎通が、住民の方なり、それをしようとされている方が思われているのと、本当に地域に住まれている、今も商いをされている方との整合性がとれているかどうか、ちょっとそこを教えていただけますでしょうか。この2点、お願いします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの大園委員のご質問にお答えさせていただきます。  桜井駅周辺まちづくりの基本計画につきましては、これは奈良県とのまちづくり連携協定に基づきまして、桜井駅周辺のまちづくりを進めているところでございます。  県との協定でのいろんな技術的あるいは財政的な支援を受けるためには、一応、3つのステップが必要でございまして、まず、基本構想を立てると。これはまちづくりの基本的な考え方とコンセプトを定めるということでございます。その次に基本計画を策定するということで、この段階になりますと、その中で実施いたします事業、どういったメニューをするのかという事業名を明らかにしていくということで、現在、基本計画の策定段階でございます。29年度いっぱいかけまして、市、あるいはそのほか、県等もありましたら、そういった関係するところも含めまして、どういった事業を桜井駅周辺で行うべきかというのを、短期、中期、長期というふうな形で分けて計画を定めます。これができますと、次は事業化に向かって進みますので、今度は個別の事業に対して県と個別協定を結びまして、事業を実施するということになります。ですので、その段階まで行きますと、県のほうからの具体的な財政的支援もしていただけるというふうなことでございます。  それから、2点目の空き町家の利活用の部分でございますが、桜井らしさという部分でございますが、これにつきましては、特に県とのまちづくりの協定でやっております大神神社参道周辺地区、それから桜井駅周辺、長谷寺門前町周辺地区という、特にこの3地域については昔からの町並み、町家が残っておるというふうなことで、それがどういったものかということを、それぞれ大学と連携を結びまして、現在、調査に入っておるところでございます。  そういったところで、それぞれの歴史によって、同じ桜井市内でも少し町家の形成に違いがございますので、その辺から特色を出していただいて、一定の景観基準というのを定めていただこうというふうに思っております。  その中で、格子の形の町家がいいのか、中二階の、厨子二階のそういった町家とか、いろんな形がありますので、一定のわかりやすいモデル基準をつくって、それをまちの1つの雰囲気をあらわすようなものとして、将来にわたって、長期になるかと思いますけれども、そういった方向性に町家をそろえていっていただくということで、1つそれぞれの地域の桜井らしさをつくっていければというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 今言われたように、基本計画ではかなり、次の具体化に向けての中身が決まっていくんだということで、そのときに、基本構想で見させていただきましたけれども、基本構想の中でも、まだ焦点というのを、子ども・子育てに絞るのか、教育関係に絞るのか、両方ともやります、住環境が南側のエリアにあるので、そこをまとめて、そこが住みよいまちづくりになるような形で連携をしたいということで書かれているというのがあったと思うんですけど、そのあたりもまだぼやっとしている中で基本計画が本当にできるのかというのがまずは1つというのと、あと、どちらかというと、南側のエリアの地域に限ったような基本構想に見えるのですが、今回の基本計画というのは南北ともに、含めて考えていただいているのかどうかというのがもう1回の質問と、空き町家に関しては、やっぱり桜井らしさというのは、今、部長のご答弁でも、もう1つはっきりわからないなというのが私の今の感想で、今、本町通を歩いていただくと、実際、住宅、アパート、それぞれの持ち主、家主さんが、実際、売ってしまった方もいるでしょうし、潰してしまって、次の駐車場になっているところもありますね。だから、そこを本当に桜井らしさにしていくんだというところが、まずもって、今、地域の方とどこまで話し合われているか、そこの部分、いま一度、ご回答いただけますか。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず、エリアの件ですけども、議員さんおっしゃられるとおり、確かに北口も含んでいるんですが、どちらかといいますと、その部分につきましては景観部分でありますとか、そういったところを重点的にというふうに考えております。  それから、基本構想の中で4つのものがございまして、中心拠点の機能強化、空き家の利活用、観光資源を生かした地域振興、それと、地域資源を生かした景観形成、この4つを、実は、今、議員さんがおっしゃっていただきましたように、具体化するためのものが基本計画というものでございます。  事業を個別に計上していくに当たりまして、まず、この基本計画を具体化していく、明らかにしていくという作業を今進めさせていただいているというような状況でございます。  以上でございます。(発言する者あり)  失礼しました。町家の件に関しましては、将来のまちづくり像と目標というところがございまして、その中に「桜井市が継承してきた歴史や文化などに見られる桜井らしさ」というふうになってございます。もちろん木を生かしたということも1つのテーマとなっておりまして、本町通のところの景観につきましては、議員さんがおっしゃられるように、確かにアーケードを取った後、今、どんどん町並みが変わってきております。それを早く保存、修景していくということが非常に大きな課題でもありますので、その部分につきましては、やはり伊勢街道、また多武峰へ向かう道の結節点というところもございますので、そういった歴史的な、また文化的な彩りといいますか、景観というところに桜井らしさを求めていくということで、今、ワーキングも7回、8回と重ねております。また、その中で特色を出していければというふうに考えております。  以上でございます。 ◯大園光昭委員 2点、同じ回答というか、いただいたんですけれども、基本的には、エルトを中心にした桜井駅南口周辺のまちづくりと、北側というのは、かなりやることも違えば、機能的なものも違うと思うので、それを一体的に見るのかどうかというのも、もう少しはっきりしていただいたほうがいいのかなと。これは意見ですけれども。  もう1つは、今、コンパクトなまちということで、コンパクトシティーと言われている桜井駅を中心にしたまちづくりですけれども、基本的に、本当にどんな機能を入れようとされているのか、今もまだ買い物難民がいらっしゃる中で、それについての動きをどうされているのかというのも、ちょっと今、とまっているのかなというふうに思っていますし、もう1つ、町家に関しては、今も創業されようとしているところが1件ございますけれども、あそこのコンセプトが1個決まってしまえば、基本的には、ほかも横並びに同じような店ができてしまうはずですよね、まだ景観が決まってないわけですから。だから、そこのところもしっかりと、次に来るところは同じような景観であるべきかどうかというのはちゃんと指導できるように、市側も何らかの準備をしてやっていただかないと、1個始まりましたから、そこからスタートして、どんどん同じような話が出てきますし、そこのところだけ。  あと、もう1個だけ言うと、駅を中心に考えてますけれども、もちろん考えていただいていると思いますけど、自動車、モータリゼーションというところが今は中心になったので駅に来なくなったという意味合いが1つはございますよね。そこのところも含めて、きっちりと施策があるんだということだけは、もう一回ちょっと、もし今、何か案というか、答えられることがあれば言っていただけますかね。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度の大園委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  桜井駅周辺地区は、先ほど申しましたように、県とのまちづくり協定の1つに入っておりますが、一方、桜井市にとりましては中心拠点というふうなところでございます。  そういう意味で、機能を集約していくという意味で、市として、機能として持っていますのは、エルト桜井の中に市有地を持っておりますので、どうしてもそこを中心に考えていくということで、そこについては子育て支援を中心に、高齢者とか多世代の方が利用できるような機能を持っていきたいというふうに考えております。  1階部分、電気屋さんが撤退された跡ということで、地域の皆様方からの要望も非常に多いですので、これにつきましては、今、市内の金融機関さんと連携をとりまして、2階にそういう形で市がリニューアルをしていきますので、1階の出店者の募集等、一緒になって取り組んでくださいということでお願いさせていただいているところでございます。  一方で、本町通については旧伊勢街道というふうな部分がありますので、これは、おっしゃっておられるように、1つできれば、それが基準になっていくというふうなこともございますので、現在、関係しているまちづくり会社等とも、十分、その辺のファサードの整備についてはこれから定めようとしている景観基準、景観構造に合わせた形でつくっていただきたいということで、これは大学も入っていただいて、今、調整をしているところでございます。  市の大きな政策の中では、従来、やっぱりモータリゼーションの中で自動車中心というふうなことでは郊外型に移ってきたという経緯もありますし、今現在もそういう視点というのはあるわけでございますけれども、立地的適正化計画で国のほうも考えておるのが、やっぱり公共交通をもう一度きっちり見直して、都市のありようをもう一度きっちりとつくり直していく必要があるんではないかというふうなことですし、私ども桜井市においても、そういう意味では、JR、近鉄、桜井駅結節点で大きなそういう公共交通の中心地でもありますので、それを将来的に生かしていくようなまちづくりというのを大事だと思いますので、そういう意味で、中心拠点への機能配置というのも十分今後の計画の中で詰めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯札辻輝已委員長 答弁者は、もう少し的確に、短い時間で答弁いただきたいと思います。 ◯藤井孝博副委員長 3点ちょっとお聞きしたいんですけれども、まず1点目が、124、5ページの企業誘致費の中の企業誘致奨励金、これの内訳の分を教えていただきたいと思います。  それと、次に、127ページの観光協会事業補助金ってあるんですけれども、87万8,000円かな。これ、前年度比と、もう1つは、なぜこのような金額の算出をしているのかの方法を教えてもらいたい。  もう1点。129ページで、初瀬観光センター費の中の、細かいんですけど、修繕料の2万7,000円。これは何に対しての部分で組んでいただいているのか。  以上3点お聞きします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの藤井副委員長さんのご質問にお答えさせていただきます。  まず、企業誘致の奨励金でございますが、これにつきましては、1つは、工場誘致条例によりまして増築されました事業者に対しまして、168万9,000円の初年度の奨励金を予定をしております。工場誘致条例は初年度から5カ年ということでございます。2年目以降につきましては96万7,000円ということで、今、推計をさせていただいております。  それから、もう1つは、中和幹線企業誘致条例に基づきます奨励金でございまして、これも1社でございますが、これが初年度683万9,000円でございます。中和幹線の企業誘致については初年度から3カ年度ということでございまして、2年目以降は250万4,000円、1年間でございますが、それで2年間ということで、現在、推計をさせていただいておるところでございます。  2点目、3点目につきましては、担当課長から答弁させていただきます。 ◯青木浩之観光まちづくり課長 ただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず、2点目の観光協会の補助金でございますが、これは前年度比と比べまして同額となってございます。中身につきましては、夏季大学を観光協会のほうで開催していただいております。これにつきましては、昔、市のほうで開催していたものを観光協会のほうで行っていただいておりますので、これは事業補助金ということでございます。  それから、もう1点の初瀬観光センターの修繕料2万7,000円でございますが、これにつきましては、小修繕といいますか、トイレであったりとか、それから、突発的な修繕対応が必要なものとして組ませていただいてございます。  以上でございます。 ◯藤井孝博副委員長 ありがとうございます。まず、ごめんなさい、1つ目の企業誘致費の部分なんですけれども、当然、これ奨励金って書いてあるから、そういうたぐいのものやろなというのは思ってたんですけども、今、実際にまだ現状としては3分の1ぐらいしか埋まってない現状やと思うんですけどね。やはり誘致するために対して必要になってくる費用というのも要るかと思うんです。そのために、私、こういう部分の企業誘致費という名目で予算組みをいただいているのかなと思ったら、今、実際にもう来られている企業に対しての奨励金だということなんでね。例えば必要なとこというのは、別に予算削るばっかりじゃなくて、もっと増やしていってもええんじゃないかなという思いをしてるんです。  といいますのは、一番今重要な拠点の部分でもありますしね、企業誘致の部分というのは。桜井市、それによって今後大きく変わってくる見込みというのもあることですから、そこにはもう少しお金を組んでいただいてもいいじゃないかなというふうに思うので、それは意見としてだけ述べておきます。  もう1点、ごめんなさい。2点目の観光協会の補助金に関してもそうなんですけれども、夏季大学の事業補助ということなんですが、実際には、市ができない部分といいますか、その部分を観光協会が桜井市のPRで動いていただいているという現状もあろうかと思います。ほかの各種団体さんの補助金等々、分担金なりを見ていくと、これは1つの事業に対しての補助金というのが多いと思うんです。1つのイベントを打つ、行事をするということに対して。ただ、桜井市観光協会は、1年中、桜井市の観光PRのために動いていただいている場所でもあるわけですから、もしくは独自で神戸、三宮に桜井市のPRにチラシをまいてくれてたりということも活動としてはしていただいているんでね。市の補助的な役割を担っていただいておるということからしたら、もう少し事業費というのはプラスになってもええのかなという思いもしますし。  今までの経緯から見ますと、そういう寺社仏閣だけじゃなくて、観光地のPRというのはホームページを介してでもしていただいているんでね。それぐらい、お金以上の部分の働きは逆にしていただいているんじゃないかなという思いもございますので、この辺の部分も増やせれるようにお考えいただけたらありがたいなということで、これも要望としておきます。  3点目。ごめんなさい。修繕料で、先ほどトイレ等々のお話が出ましたけれども、これ、たまたま私は地元でして、観光センターというのは利用もしておりますのでわかるんですけれども、空調の具合が悪くて、冷暖房もきかへん状態であったりとかという現状があろうかと思うんです。実際にその部分で予算を組んでいただけるんであれば、現状に対しての修繕料ということで組んでいただきたい。そうじゃないと、また29年度も修理なしで越えてしまう可能性もありますので、こういう予算ということで上がってくるんであれば、現状を把握した上で、それに対して適切な予算組みしていただきたいなと思いますので、その辺も要望という形だけにしておきます。よろしくお願いします。 ◯札辻輝已委員長 7款、土木費、130ページより145ページ。 ◯井戸良美委員 すいません、1点だけお聞きいたします。  道路維持修繕工事費でございますけども、前年度より8,000万ぐらい減額になっておりますけども、この要因をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◯植本政徳上下水道部長 ご質問にお答えいたします。  道路維持修繕工事の減額でございますけども、平成28年度につきましては、箇所数が多くありましたこともありまして、今年も繰り越し額がちょっとオーバーしておりまして、要望にお応えできることはありますねんけども、その辺でちょっと金額は落としております。
     以上でございます。 ◯井戸良美委員 維持修繕といいましたら、バブルの、いい時代のときにいろいろ工事されてたわけですけども、それが老朽化で、特にインフラ整備、これはやっぱり、市長も常々言われていますように、住んでもらう、住んでいただきたいと、住んでよいまちということで、特に一番目につくところじゃないんかと思うんですよ。この辺は特に、過去から一律で減額じゃなしに、必要なところはやっぱり、先ほど藤井委員さんも言われましたように、つけていただくとこはそこそこつけていただかんと、何でも一律カットというのはどうかなと思いますので、私もこれは要望でしておきますので、よろしくお願いします。 ◯東 俊克委員 土木費の公園費でお尋ねいたします。  都市公園事業計画策定業務委託料2,248万4,000円。鳥見山緑地公園の整備計画と聞いております。27年度でしたかな、基本計画、ちょっと聞かせていただきましたが、多目的グラウンドとか散策路、ローラー滑り台ですか、こういうのがある程度基本の計画には書かれていますねんけど、実際に住民さんの意見、要望というか、こういう公園がいいなという、やっぱりそういう声というのは反映されているのか、まず聞かせていただきます。 ◯西村光司都市建設部長 お答えいたします。  鳥見山緑地公園事業につきましては、平成27年度に、計画実施周辺の自然環境や社会的条件を整理した上で基本設計を行いました。公園計画地は、中心市街地から2キロ圏内に位置しておりまして、比較的アクセスしやすい立地環境にあるとともに、自然環境にも恵まれております。これらの特性を生かしまして、あらゆる年齢層の方が交流し、市内外から多くの方が訪れる公園の整備を進めていきたいと考えております。  委員ご質問の、住民の声を反映されているのかですねんけども、各種のアンケート調査からも、安心して子どもを遊ばせることができる公園の整備や、伸び伸びと遊べる広場を求める声が大きいことから、具体的には、先ほど委員おっしゃったように、多目的の芝生広場や体験学習のできる果樹園、散策路、また、高低差を生かしたアスレチックやローラー滑り台の設置、そしてまた、展望デッキや駐車場の整備なども現在検討しております。  住民さんの意見につきましては、今後、実施設計を進めるに当たりまして、維持管理の経費の面もありますねんけども、考慮しながら、地元住民の皆様の声を聞きながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご了承のほうよろしくお願いいたします。  以上です。 ◯東 俊克委員 ありがとうございます。市長もよく言われている、積み残されたというか、いよいよ整備が進んでいくんだなという、結構、住民、近隣さんの方は期待されておられます。できましたら、やっぱり住民説明会みたいな形ですね、何かそういう機会もぜひやっていただいて、せっかくつくるねんから、それこそ市外からも来ていただけるような、やっぱりそういう公園にしていただきたいなと思っております。  それで、1つお聞きしたいんですねんけど、この公園の名称ですねんけど、これ、鳥見山緑地公園というのに決まってしまってるんですかね。これは、もちろん鳥見山という名前は、神武天皇さんが国づくりを述べられた太閤の地ということで、榛原にもありますし、いろいろ、こんなんパソコンで検索したらいっぱい出てくるんですよ。福島県鏡石町というとこにも鳥見山公園というのもあります。同じ福島の喜多方市いうとこにもあるんですよ。だから、ちょっと紛らわしいなという気も私はしてまして、何かもうちょっと桜井の公園、なかなか難しいかもしれませんけど、ええ名前をせっかくやったらつけたらどうかなと思います。  だから、今、準備説明会ということもありましたけど、新しい名称を市民の皆さんから募集するとか。今は、それこそ、Yahoo!BBスタジアムとか、ネーミングライツということも考えられると思いますねんけど、まずは、この名前に決まってしまっているのか。ちょっとそれ聞かしていただけますか。 ◯西村光司都市建設部長 お答えいたします。  鳥見山緑地公園につきましては、鳥見山の南西に位置することから、昭和60年の4月に現在の名称で都市計画決定をいただいておりまして、事業を進めております。このことから、都市公園の名称自体を変更することは現在のところは困難であると考えますけども、市役所の前の中央児童公園につきましてもシャルトル公園ということで呼んでおりますので、通称名で呼ぶことは可能かなと考えておりますので、具体的な今後提案等がありましたら、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 そうですね。だから、昭和60年の感覚の名前だと僕は思うんですよ。その60年にネーミングライツなんていう考えは全くなかったわけでして、やはり今、平成の時代ですね。彫刻の森美術館とか、いろんな名前がある。動物園でもいろいろ名前も変えてきてはる。できたら名称を変えてほしい、名前変えてほしいなと思うんです。それはちょっと、何かいろいろ計画段階の経緯があるのかもしれません。ちょっと努力していただく。通称名というので落ちつくなら、それも仕方がないかなと思いますねんけど、もう大分前の話ですので、今の時代にふさわしいような。  まあまあ、それも要望としますし、いろいろ施設の、さっき最初の部長の答弁にありましたけど、やっぱり施設の管理運営というのはこれから必要になってくると思います。じゃ、それをまた指定管理という形でまたやっていかれるのなら、それはそれでいいと思うんですねんけど、今またそういうスポーツ関連施設、いろんな運営してはる企業があります。そこの辺ともまたいろんな協議もしていただいて、ぜひともすばらしい公園ですね、整備していただきたいと思います。これはまた、今日だけじゃなくて、ちょっとまだまだ続くと思いますので、また議会でもいろいろ聞かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ◯札辻輝已委員長 なお、10款、第2項、公共土木施設災害復旧費、176ページより179ページを一括して行います。  8款、消防費、146ページより149ページ。 ◯我妻 力議長 広域消防費ですけども、昨年は7億1,000万、本年度は7億3,400万と、約2,400万ぐらいこれ一気に増額しているんです。この理由というのは何か、広域のほうから聞いておられるんですか。 ◯井上雅史総務部長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  今回、当初予算でいわゆる2名の退職者の退職手当を盛り込んでおりますので、その分が増となっているということでございます。  以上です。 ◯我妻 力議長 今回そういうふうな理由であれば仕方がないのかなと思うんですけども、そもそも、この広域になった1つの桜井市のメリットとしましては、予算の軽減にもつながるんではないかというふうなたしか説明もあったと思うんですね。しかしながら、広域以降というのは、なかなか予算が下がっていく傾向にもないとは思うんですけども、実際そういうふうな、向こうも議会があるんですけども、桜井市側としましても、今回、この予算折衝というのはある程度されているのか。広域のほうから、じゃ、これ何ぼという感じで、そういうふうな感じで来ているのかを、再度ちょっとお伺いをします。 ◯井上雅史総務部長 再度のご質問にお答えいたします。  広域議会のほうでいわゆる当初予算を諮る事前に、私どものほうに先にヒアリングをさせていただいて、私どもの中の内部の方針はまだ出ておりませんが、大体固まっておりますので、それに基づいた、新年度予算の方針に基づいた形でのヒアリングをさせていただいております。 ◯工藤将之委員 我妻委員と同じ質問なんですが、2,400万アップについては理解をいたしましたが、私も今回は仕方がないのか、それともそれは盛り込んでおくべきではなかったのか、ちょっと判断に迷うところなんですけれども、そもそも当初の想定と比べて今乖離があるのかどうかを、金額的なもので、まず教えていただけますでしょうか。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えいたします。  当初想定というか、その辺との乖離というのがあるのかどうかというところはちょっと難しいところなんですけど、ほぼ、ただ、先ほどの我妻委員のほうの話もありましたけど、どうしても広域化のメリットが出ているのかどうかというところがありますけども、やっぱり道半ばというか、33年からやはり本格的な、全体的ないわゆる広域化、実質的な広域化が始まりますので、やはり今のところは、まだ少しその辺が本部のほうに集中している部分はまた現場のほうに戻っていくとか、いろんな人件費の合理化も含めてまだ十分なっていないということは聞いておりますので、今、過渡期という形でご理解をいただきたいと思います。 ◯工藤将之委員 もちろんきっちり運用されるまで過渡期ではあるんですけれども、金額的にはそもそもの想定というものがまずあったわけでございますよね。それからあまりに大きく乖離しているのであれば、広域議会のほうでも何か声を上げないといけないかもしれないという意味合いで聞かせていただいております。  これは何といいますか、広域議会には今市長が入っていらして、昨年は議長が入っていらして、最初のときは市長やったということで持ち回りになっておるんですけれども、おととしのときに、私、たしか予算か決算かで要望させていただいているんですが、市長が入っているときに我々に情報が何も来ないので、ぜひともそれは市長から情報をおろしていただきたいというお願いをして、前向きに考えていただけるという答弁だったんですが、何のあれもないんです。情報提供もないんですね。  以前の議会では、この部分の中身に関しては聞かないというような紳士協定的なものもあって非常にやりにくいわけなんですけども、ただ、見た目これだけ金額が上がっていくと説明を求めてくる市民の方もいらっしゃるはずで、その場合にきちんと答えられないといけないので、これは今現状、始まる当初、始まる前の計画と今がどれぐらい離れていて、計画どおりなのか、それは誤差の範囲内なのか、金額的なものがですね、それとうまく動いているのかどうかというのは我々の責任でもあると思いますので、次も多分聞かせていただくと思いますので、予算委員会に私が入ったならば。ぜひともご答弁していただければ。  それと副市長にお願いなんですけれども、市長にはまたそれを言うといてください。お願いいたします。 ◯藤井孝博副委員長 昨年、私、議会の桜井市代表で行かせてもらったときの予算書なりの全ての資料は理事者側に全部引き継いでいますので、その分はこういう部分の抜けていることはないと思いますので、それだけつけ加えさせていただきたいと思います。 ◯札辻輝已委員長 それでは、9款、教育費。148ページより177ページ。 ◯工藤将之委員 1点だけお伺いをいたします。  今回、167ページでございます。図書館費の中の図書購入費が約20万円減額されておりますが、理由をお聞かせいただけますでしょうか。 ◯竹田勝彦教育委員会事務局長 図書購入費の減額の件でございますけれども、特に理由はないんですけれども、経常経費の総額の中の軽減の中でやらせていただいております。内容につきましては十分精査をして、希望も聞きながら本のほうの購入のほうを進めたいというふうに考えております。以上です。 ◯工藤将之委員 選書についてはかなり変えてきていただいているのかなという印象は、図書館に行けば持たせていただくことはあります。それは非常にありがたいことでございますが、これはたしか数年前の話で申しわけないんですが、日本で今発売されている図書を全て買おうとしたら1年間で大体2億円要るという試算がたしかあるはずなんです。岡山県はそれを県が全て2億円の予算を組んで買っているという話を聞いたことがあります。奈良県では県は約5,000万円の予算で、大体4分の1ぐらいの図書が買えるぐらいの予算を組んでいただいていると。県全体を足しても2億円にたしかいかなかったような気がするんですけれども、そういう意味で、そういう現状の中で県とは定期便をつくって、足りない図書に関しては県と市はうまく連携をしながら補完のし合いをしていただいているんですけれども、桜井は特に図書館は力も入れて建てた建物ですし、歴史文化発祥の地と、さまざまな発祥の地ということで歴史文化の町でございますので、ぜひともここは守っていただきたかったなという思いはございます。なかなか借りられないものでも蔵書しておく必要がある地域性だと私は考えております。特に歴史に関することであるとか、纏向に関することであるとかは、やはり高くてもそろえておかなあかん地域やと思いますので、図書購入費に関してはぜひとも今までの最低ラインであった500万円を何とか守っていただけるようにお願いだけしておきます。  以上でございます。 ◯藤井孝博副委員長 私も1点だけ教えていただきたいんですが、165ページの子ども・若者チャレンジ奨励金25万なんですけども、これは昨年度から始まった事業やったんですかね。去年に何件そういう形で応募というか申請があって、何件クリアになったとかをまずお聞かせいただきたいと思います。 ◯中村和裕社会教育課長 失礼します。お答えします。  28年度の申請につきましては8件ございました。団体が4件と、それから個人の部が4件でございます。9月で予算が終了いたしましたので、その後の分につきましてはお断りさせていただきました。  以上です。 ◯藤井孝博副委員長 ありがとうございます。  これ、ごめんなさい、意地悪な質問で。途中で終わっていたのがわかっていたので今回改めて質問させてもらったんですけども、その後もいろんなスポーツの種類によって県大会、全国大会と行かれている方がたくさんいらっしゃるかと思うんです。今、そういう形でスポーツ、桜井市も熱を持ってきておりますので、できたら去年もこれで足りなかったのがわかっている以上、せめてその残りの件数、あったであろうの予想を入れて倍ぐらいの予算組みをしていただいてもおかしいないんかなと思ったりしますし、そのときには市長の表敬訪問という形で、全国大会レベルの方々やったらそういう形のほうをとられた方もいらっしゃると思うんですけども、やはり皆一緒に頑張っていただいている方々なので、一律の答えを出してあげたいなという思いもありますので、その辺、今後どういうふうにお考えいただいているのかなと、お聞きします。 ◯中村和裕社会教育課長 失礼します。ただいまのご質問にお答えします。  28年度は途中で切れてしまいましたので、今までは個人の部は5,000円、そして団体につきましては5万円の奨励金を出しておりましたが、29年度からはちょっと額を下げさせていただきまして、個人の部は3,000円、そして団体を3万円といたしました。そして、わずかなんですけども、5万円だけ予算を上げさせていただきました。  以上です。 ◯藤井孝博副委員長 聞かんかったらよかったわ。  いや、まあまあ、そういう形でお祝いというか、応援の気持ちはお金でははかれへんところはあろうかと思うんですけれども、やっぱり当初そうやって企画いただいた部分というのを今後も継続して続けていただけるような予算組みにしていただきたいですし、また、その子らがいずれ何らかのプロの選手になったりオリンピック選手になったりという可能性もあるわけですから、ぜひ上げていただきたいと強く要望だけしておきます。  終わります。 ◯大園光昭委員 1点、157ページの学校敷地借上料ですね。これは何人ぐらいから借りているのか、そして、どういう契約内容で、例えば統廃合にもし仮になったとして、どういう契約になっているか、そのときに問題になるかならないかですね、それも含めて教えていただけますか。あと、何年ぐらいずっと借りているかですね。 ◯竹田勝彦教育委員会事務局長 学校敷地の借上料ですけれども、大きなところは敷島小学校のところであります。あと、大福小学校とかございますけれども、ちょっと詳細につきましては今、細かい資料を持っておりませんので、後ほど資料があり次第お送りいたします。  ほんで、期間ですけれども、学校というものが建っておりますので、建っておる間については契約金額の交渉はしながらずっと続いていくものであるというふうに認識しております。 ◯笹谷清治副市長 ただいまのご質問につきましては、城島小学校、大福小学校、それから朝倉小学校も一部あったように思います。これはその小学校が、今、城島小学校でしたら以前の学校、今新しくなっていますけど、それ以前ですので、多分昭和の戦後間もなくからだというふうに思いますけれども、そこから一定の地権者からお借りをして、そのままずっと今日まで至っているという状況になっていると思います。  一部借地を解消しようということで、朝倉小学校の部分につきましては市のほうで買い戻し、まだ最近ですけれども、買い取らさせていただいて、その辺の解消を図らせていただいております。  本来ですと、本当にこれだけの金額を払っていますと現実には買えているのとちがうかというような意見もあるんですけれども、これはやっぱり地権者との問題が、やっぱり契約の関係がありますので、一方的に市のほうからという解消はできませんので、そういう今現状になっているということでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯奥田道明教育委員会総務課長 失礼します。小学校の敷地の借上料でございますが、今、事務局長、また副市長が申し上げましたように城島小学校は4,676万円でございます。大福小学校につきましては628万円、三輪小学校については31万円ということで、次に、中学校の借り上げといたしましては、桜井中学校の敷地でございますが、103万円という金額でございます。以上です。 ◯大園光昭委員 今の答弁で、非常に金額が高いものを長年にわたって学校教育現場に対してお借りはしているものの、過去、皆さん方のご協力によって成り立った学校やということでお伺いしています。ですので、公共性も鑑みて、できれば寄附とか寄贈とか、今まで何年も払ってきたものに対する対価という部分として何らかの配慮をいただいて購入できるように考えるとか、今後切り分け、もし例えばそこに何かを建てたいといっても、何かのものを建てるときにその地権者の同意がなければ建てられないとかいう話がまたいろんなことで出てきたりすると問題があろうかなと。思っているようにいかないということがあるようであれば、そのことも踏まえて考えていただければいいのかな。いろんなことがあってそういうことも多いますので、しっかりとその地権者の方とも努力されたほうがいいんじゃないかというふうに、これは希望ではなく、そういう意見として聞いてください。以上です。 ◯札辻輝已委員長 11款、公債費、178ページより179ページまで。  12款、諸支出金、178ページより181ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  13巻、予備費、180ページより181ページ。    (「なし」と呼ぶ者あり)  議案第3号、平成29年度桜井市下水道事業特別会計予算について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  議案第4号、平成29年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計予算について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  議案第5号、平成29年度桜井市国民健康保険特別会計予算について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  議案第6号、平成29年度桜井市駐車場事業特別会計予算について質疑ないですか。 ◯工藤将之委員 2点お伺いいたします。今回からですね、この南口の駐車場のハード的な部分、モニターと借り上げ料とあがってるんですけれども、これは、どういうふうな、利用者にとってどういうふうに変わるのか、と、ここで働いている方々が何か変わるのかをまずお伺いいたしますのと、今の北口の駐車場の利用状況をお伺いいたします。といいますのも今回の議案であがっておりますホテル誘致がございます。ホテルが誘致されたときにですね、そこは多少プラスになるのかなというふうに思うんですけども、そういう意味を含めて、まず今の利用状況をお伺いします。 ◯西村光司都市建設部長 まず1点目の南口のモニターですけども現在のところ南口にはモニターがありませんでして、防犯上、の面からいうても北口にもありますように設置したほうがいいということで今回つけさせていただきました。2点目の北口の利用量につきましては担当課長のほうから説明します。 ◯山田誠一都市計画課長 北口の利用状況につきまして全部で140台収容できる状況になっておりますが、大体回転率で申し上げますと6割程度の利用状況となっております。 ◯工藤将之委員 南口のモニターを設置するということは働いている方は変わらないという認識でよいのか再度お伺いいたします。北口の部分に関しては60%ていうことなんですけどその中で月額利用がどれぐらいあるのかをお伺いいたしますのと、まだ決まっているのかどうかわかりませんが、もしホテル誘致というふうになればですね、お得意様になるわけですよね、おそらく。今の今度プロポーザルをかける場所で駐車場までというと、なかなかそこまでの面積もないのかなという気もしますので、あそこ単体で駐車場を全て保管するというのは難しいかなと思いますので、そのときに、例えば値引きをするだとかそのようなお考えが今から計画としてあるのかどうかをお伺いいたします。 ◯西村光司都市建設部長 南口の管理業者につきましては、現在のところは身障者団体に委託しておりますけども、昨年の12月26日に身障者団体のほうから人員不足のために平成29年度から委託辞退というかたちで文書があがっております。ですから平成29年度4月からはビルメンテナンスのところに北口と同じようなかたちで委託したいと思っております。次の点につきましては都市計画課長から。 ◯山田誠一都市計画課長 北口の定期利用でございますが、現在のところ68台ございます。今、ちょうど更新時期でございますので、若干来年度以降減るような状況になっておりますが、28年度末現在では68台となっております。なお、定期利用につきましてはホテル誘致の兼ね合いにつきましてはまだ現在のところ具体的な方向性というのは決まっていない状況であります。以上です。 ◯工藤将之委員 南口に関しましては理解をいたしました。北口、確か、定額で月額利用すると8000円ですよね。桜井市のなかでは非常に高い部類になるのかなあというふうに思いますので、もちろんですね、ホテルが、あれだけの誘致条例を作るわけですからそんなに甘くする必要ないと思うんですけども、あのなかには市長が認めるものには便宜を図る的なものが、入ってますもので、ここも、ただにしたりという話はないよな、というところだけを確認したいところでございます。やっぱり、ホテルは民間業者でございますので、そういうことが、ないとは思いますけども、それだけ申し伝えさせていただいて質問を終わらせていただきます。 ◯札辻輝已委員長 議案第7号、平成29年度桜井市介護保険特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、議案第8号、平成29年度桜井市後期高齢者医療特別会計予算について、質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  次に、議案第9号、平成29年度桜井市水道事業会計予算について質疑ありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で付託を受けました案件の質疑は終わりました。暫時休憩します。 ○午後2時45分休憩 ○午後2時50分再開 ◯札辻輝已委員長 休憩前に引き続き会議を行います。これより採決に入ります。議案第2号から議案9号までの8議案を一括して採決したいと存じますがこれに、ご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、一括採決することに決定いたしました。  お諮りいたします。議案第2号から議案9号までの8議案について、原案どおり決することに、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第2号から議案第9号までの8議案については原案どおり可決すべきものと決しました。以上で付託を受けました案件の審議は全部終わりました。委員長報告は、いかが致してよろしいか。    (「委員長一任」と呼ぶ者あり)  それでは、委員長において作成いたします。最後まで慎重ご審議ありがとうございました。それでは、閉会にあたり、理事者側より挨拶を受けます。 ◯松井正剛市長 本日は、提出させていただいた平成29年度予算案8案件につきまして、慎重審議をいただきまして、ありがとうございます。座らせていただきます。また、ただいますべての議案につきまして、原案どおり可決すべきものと決定をいただきました。本当にありがとうございます。平成29年度予算の執行にあたり、皆様方からいただきました、交通安全対策特別交付金コミュニティーバス、ふるさと寄付金、市税などのコンビニでの納付、空き家利活用普及啓発利活用、住民票等のコンビニ交付、デマンドタクシー、防犯灯設置負担金、防犯カメラ設置補助金、学童保育所、地域福祉相談員事業、児童虐待、地域福祉計画、児童公園の点検、住宅用太陽光発電システム設置奨励金、がん検診、環境事業業務の外部化発注支援業務、今後の住宅政策、ふれあい収集、塵芥収集費及び塵芥処理費の車両購入費、ごみ収集業務の民間委託についての情報管理、有害鳥獣対策、インバウンド推進事業、路線バスを活用した冬季誘客促進事業、おもてなし協議会事業、相撲観光創造事業負担金、桜井駅周辺地区まちづくり基本計画策定委託料、空き家利活用及び商業支援補助金、企業誘致奨励金、観光協会事業補助金、初瀬観光センターの修繕料、道路維持修繕工事費、都市公園事業計画策定委託料、奈良県広域消防組合負担金、図書館員の図書購入費、子ども若者チャレンジ奨励金、学校管理費の学校敷地借上料、駐車場事業の問題等々、大変貴重なご意見や、ご要望をいただきましたことを関係職員から報告を受けております。平成28年度決算も厳しいものとなると予想しております。残り少ない中ではありますが、よい決算ができるよう努力して参ります。また、平成29年度予算執行にあたりましては、十分精査しながら、重点施策の取組と、課題の解決に向けて、限りある財源を有効に活用し、市政運営に努めて参りたいと、決意を新たにしているところであります。本日はありがとうございました。心から御礼を申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。 ◯札辻輝已委員長 これをもちまして、予算特別委員会を終わらせていただきます。ありがとうございました。
    ○午後3時00分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....