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平成29年第1回定例会(第3号) 名簿 開催日:2017年03月13日
平成29年第1回定例会(第3号) 本文 開催日:2017年03月13日

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  1. 桜井市議会 2017-03-13
    平成29年第1回定例会(第3号) 本文 開催日:2017年03月13日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
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    2017年03月13日:平成29年第1回定例会(第3号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ◯議長(我妻 力君) ただいまより本日の会議を開きます。  日程第1、議案第2号、平成29年度桜井市一般会計予算より日程第8、議案第9号、平成29年度桜井市水道事業会計予算までの8議案を一括して議題とします。  予算審査は、説明書に基づいて進めてまいりますので、説明書をごらんいただきたいと思います。  これより議案第2号、平成29年度桜井市一般会計予算について質疑に入ります。  まず、総括的な質疑はありませんか。 ◯15番(札辻輝已君) おはようございます。私は、総括について、次の2点について市長にお尋ねをしたいと思います。  まず1点目は、市長の施政方針にもありました県とまちづくり連携協定を結んでいない地域のまちづくりについてであります。市長は、以前より多極ネットワーク型コンパクトシティに合わせ、小さな拠点整備にも力を入れられると話しておられます。さらに今回、山の辺の道と纒向遺跡周辺地区オーベルジュを中心とした安倍地区のまちづくりも取り組む方針をうたわれました。  しかしながら、小さい拠点整備については、私が以前より一般質問や代表質問において取り上げてまいりましたが、幾ら創生総合戦略に小さな拠点形成を盛り込んだとしても、大きな風呂敷を広げ、何もしなければ全く意味がなく、絵に描いた餅でしかありません。また、いつになったら具体化するのか、一向に見えてきません。きれいな言葉を並べるだけでは、一体何をやっているのか、ちょっと私も首をかしげるところでございます。  そこで、市長が考える小さな拠点の取り組み事業内容について、市長にお尋ねするわけでございますけれども、山の辺の道、纒向遺跡については、今回予算にも上げられております公園整備とか列柱の柱を建てられるとかいう、これは予算化もされております。これは、ある程度は進んでおるというふうには思っておりますけども、安倍地区につきましてのオーベルジュにつきましては、県のほうが宿泊施設の増強とか、それからレストランとか、地産地消の特産物の販売所というのを今回、知事のほうからも提供されまして、県のほうでは大きく予算化もされておるということで聞いておりますけれども、これにつきましても、桜井市はそれにどういうふうにかかわっていくのかということについては、全く何も見えてこないと。それにどうかかわっていって、そして、どういうふうに安倍地区の発展、地域の発展、また桜井市の発展につなげていくのかということは、県の方向は出されているけども、桜井市としては全く何も見えてこないというふうに思っています。  特に、小さい拠点につきましては、しっかりとお聞きしたいわけですけども、そういうことにつきまして、ちょっと市長の考え方をお聞きしたい。  それは、次に2点目ですけども、ごみ処理の広域化についてであります。こちらも施政方針並びに提案理由においては、桜井宇陀地域ごみ処理広域化に向け、協議会を設置し、今回、負担金を計上されております。今後、協議は進められると思いますが、その中では、当然、現在のごみ処理施設の次の移転場所、今度は宇陀市、それから宇陀郡を含めた中で、場所の選定も将来は行われていかなければならない、こういうふうに思うわけですけども、桜井市としては、市長の考えについて、この点についてお伺いしたいというふうに思います。  そういうことで、ひとつ市長のほうのお考えをお聞かせ願いたいということで、よろしくお願いしておきます。 ◯市長(松井正剛君) 着座にて答弁をさせていただきます。  まず、札辻議員からご質問いただきました1点目、小さな拠点についての質問にお答えをさせていただきます。  人口減少や高齢化が著しい中山間地域等においては、将来にわたって地域住民が暮らし続けることができるよう、小さな拠点の形成が全国的に進められているところであります。国においては、地方創生を進めるため、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、その中で小さな拠点の形成を主要施策の一つとして位置づけております。  桜井市においても、地方創生の取り組みを進めるために、5年間の目的としてまち・ひと・しごと創生総合戦略を平成27年、おととしの10月に策定をしました。この計画の中で、市街地のまちづくりの施策として、ネットワーク型、今、札辻議員おっしゃいましたようにコンパクトなまちづくりを位置づけるとともに、中山間地の振興施策である中山間地の支援を具体的な施策として設定し、その中で、代表的な取り組みとして、小さな拠点の形成を位置づけさせていただいております。  この小さな拠点の形成に向けて、上之郷地区を含む中山間において、大きく4つの分野で取り組みを進めたいと考えております。1つ目は、農業振興であります。これは農業の担い手不足、高齢化が進んでいる現状を踏まえ、集落ぐるみ多面的活動を支援することで、地域の活性化を目指します。2つ目は、公共交通であります。これは、行政、地域住民が協働して、持続可能な地域公共交通を確立することにより、安全安心の地域づくりを目指したいと思っています。3つ目は、定住促進、転入促進であります。これは、人口の流出や減少を抑制しつつ、移住を促すため、地域の魅力を発信し、U・I・Jターン希望者受け皿づくりであります。最後に、コミュニティー仕組みづくりと人材育成であります。これは、高齢者支援のニーズと地域資源を把握し、住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域住民の実情に応じたコミュニティー仕組みづくりと人材形成を行います。  今後は、今申し上げました取り組みの具体化を進め、このエリアにおいて小さな拠点の形成を促進し、国、県の支援を受けながら、人口減少対策をとってまいりたいと考えております。小さな拠点については、以上でございます。  そして、安倍地域のまちづくりに関しましては、まちづくり部長のほうから答弁をさせていただきます。  それと、ごみ処理の広域化に関しまして、そして、次の選定場所はというふうなことの質問でございますが、今、協議会を設置しまして、その中でこれから慎重に皆さんの意見も聞きながら進めてまいりたい、そのように考えているところであります。
     以上でございます。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) ただいまの札辻議員のご質問にお答えさせていただきます。  安倍地域につきましては、先ほど議員お述べのように、オーベルジュを中心としまして、県のほうでさらに事業を拡大していただけるということで、桜井市としましても、大いに協力をさせていただきたいというふうに思っております。  また、今月末には、県の農業研究開発センター、これが正式に池之内のほうでオープンするということでございまして、これも奈良県の農業の中心拠点となっていきますことから、桜井市におきましても、ここと連携をいたしまして、新しい農産物の研究、開発も含めまして、市として一体となって取り組んでいきたいというふうに考えております。  また、新年度予算では、歴史と里山資源を生かした地域づくり事業というふうなことで予算を計上させていただいておりますけれども、豊かな歴史遺産や美しい農村景観、特色のある農産物などの地域資源を生かして、にぎわいのある地域づくりを創設するというふうな目的を掲げまして、安倍地区、山の辺の道地区、吉隠地区におきまして、地元の皆様方と一緒になって、地元でつくられる産品を6次産業化し、特産品化をしていきたいというふうに考えております。  安倍地区におきましては、その中で、現在、菜の花を栽培されておられますけれども、それを油をとりまして商品化するという取り組みをされておりますので、そういったところにも支援をしていきたいというふうに思っております。  また、山の辺地区につきましてはミカン、吉隠地区につきましては吉隠でつくられているお米、こういったものをブランド化できないかということで新年度、取り組みをさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯15番(札辻輝已君) 今ご答弁いただきましたけども、まず、安倍地区のほうにつきましては、県の事業拡大に協力していきたいという、今、部長の答弁やったけども、私は協力をするということよりも、協力せんでも県はやりますよ、とにかくね。協力するよりも、県がやるオーベルジュ周辺の整備、事業拡大、これにあわせて、桜井市がそれと連携して、どうやっていくかと、これが大事やと思うんですよ。せやから、市長の施政方針の中でも、オーベルジュを中心とした安倍地区のまちづくりについてということで言われているわけです。せやから、オーベルジュは県がやっておるわけやけども、その事業にあわせて、桜井市は今後、安倍地区の発展とか桜井市の発展に向けてどう連携していくのかと、ここが全然見えてこないということで、県も発表された中で日にちは浅いんですけども、そういう取り組みを桜井独自で、県とあわせてどうやっていくのかということを考えていかな、私はあかんと思うんですけども、私の考えはそういうことですので、ぜひそういうふうにしていただきたいというふうには思っています。  それから、小さな拠点整備につきましては、市長が言われたように、耕作放棄地対策とか、それから空き家対策、また新たな交流の移住・定住の促進とか、地域づくりのさまざまな事業に取り組んでいきますと、これはこの小さな拠点というのが出てきて、いつも市長はずっとこの小さな拠点については言われている話ですけども、それにつけて、さらに拠点となるハード面の整備もまずは必要やと思うんですけども、私は、やはり、中山間地区における小さな拠点形成、そのための計画書を策定していく、そして、その計画に従って事業化を肉づけしていくというのが私は大事やと思うんですけども、まずは行政経営課においても、計画の策定を行って、そのために経費を計上すべきだと私は思っています。それをすることによって、初めてこの小さな拠点というのもしっかりと骨組みができて、肉づけができていくのかなというふうに期しています。  そういうことで、2回目の質問ですけども、それを聞きたい。  それから、次に、2点目のごみ処理の広域化ですけども、私自身、桜井市の広域連合の議員や議長も務めさせていただきましたけども、各地の先進地を視察する中で、その事例では、ごみ処理においても広域連合で行っている事業が数多くあります。既に桜井市、宇陀地域には広域連合という組織があるわけです。今回、その枠組みで協議を行っていくというのが私は必要かなと思います。桜井市の宇陀広域連合事務として行えば、新たに一部事業処理組合をつくる必要もないと思います。宇陀市、それから曽爾、御杖、ここらとの広域連合を組んでいるわけですから、ここをスムーズに稼働していくと。そして、今後、必ずごみ処理施設の建てかえという問題も来ますので、ここを軸にした、私は、事業計画を広域連合でやっていけるのと違うかと、新たにつくらんでもというふうに思ってますけども、この辺についてもお聞きしたいということで、よろしくお願いしておきます。 ◯市長(松井正剛君) 札辻議員の再度の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  小さな拠点整備について、基本計画とかもつくっていかなあかんのではないかというようなご指摘もいただきました。今、県との包括協定を結んでおります5つのまちづくりの、5カ所のまちづくりについて、これは三輪のまちづくりでしたら、もっと前からでしたが、3年ほど前に包括協定を結ばせていただいて、やっと今年、基本計画をつくらせていただいたというような状況でございます。やはり、ちょっと時間もかかると思います。桜井市にとって、5つの包括協定とともに、中山間のまちづくり、小さな拠点づくりは非常に大事なことであるというふうに思っております。そういう意味で、やはり、まだ、基本計画はできておりませんが、その基本計画を策定して、目に見えるような形に進んでいくようにこれから努力をしていきたい、そのように考えているところであります。  それとともに、ごみの広域化の問題でございますが、桜井宇陀広域連合というのもございます。そして、桜井宇陀広域連合の中で、この間から、中でどんな事業をしていったらいいか、新たな事業も必要ではないかというふうな提案もありましたが、その後で、今の協議会の話もとんとん拍子に進んでおります。今、桜井宇陀広域連合、幸いにして私が連合長も務めさせていただいております。桜井宇陀広域連合がこのごみ処理の広域化にどのようにかかわっていくかというふうなこともこれから慎重に検討してまいりたい、そのように考えているところであります。  以上です。 ◯15番(札辻輝已君) 私、今質問していることは、これからという、まだまだこれから時間がかかるという話でございますけども、特に小さな拠点につきましては、やはり、事業計画をしっかりと立てていくと、そして、それをもとに、着実に進んでもらうということでないと、先ほど答弁いただいた市長のあの答弁だけでは、市長の方向性はわかるけれども、どっち向いて行くのかわからない、何をしようと思っているのか全然わからんということでありますので、それを進めようとしたら、事業計画をしっかりと立てていくということで進んでもらいたい。  それから、ごみ処理については、別に組織をつくるんじゃなしに、桜井宇陀広域連合というのがあるわけですから、これにつきましては、結成当時から、今はほとんどが介護認定の仕事を中心にやっておられるわけですけども、もともと結成したのは、介護保険だけではないわけですから、この桜井宇陀広域連合でいろんなことをやっていこうということの一つのものができ上がっておるわけやから、せやから、ごみ処理については、幸いにも桜井宇陀広域連合と一緒にごみの広域化をやろうとしているわけやから、私は、桜井宇陀広域連合の中にそういうのをしっかりとつくって、そこが中心になってやっていくと。そうしたら、別にそんな組織を立ち上げる必要もないし、私はそれでいいと思うんですけども。  そういうことで、非常に包括協定を結んだ事業につきましては、かなり進んでおりますし、それから、市長がいつも言われているように、纒向遺跡についても積極的に取り組んでおられると私は感じておるわけですけども、県がやるから、それに協力するという話では、これは桜井市の発展は絶対にないし、これも桜井市が県の方針、やることについて、それに並行するか、それを飛び越えるぐらいの事業計画をやってもらわんと、発展はないのかなというふうに思っています。  そういうことで、一応要望しておきますので、ひとつ真剣に取り組んでいただきたいなと思います。  終わります。 ◯12番(土家靖起君) 市長に、あるいは総務部長にも3点ほどお尋ねをいたしたいと思います。  まず1点目でございますけれども、私は、財政見通しについてまず1点お尋ねいたしたいと思います。  市長は常々、グリーンパークの市債の償還に5億円ほどかかっておって、それが終われば、使える財源がふえて、財政が少し楽になるというお話もなされておったということを記憶しておるわけでございますが、しかしながら、新年度予算の中身を見ますと、公債費において銀行等、資金の借換債5億6,370万円の償還、あるいは、借りかえを除いて、マイナス2億3,892万3,000円の償還金の減となるものの、マイナス5億円の減とはなっておりません。さらに、財政調整基金の繰入金が今年は8億5,000万と、前年度に比べて1億3,000万の増加となっております。  財政の厳しさが増してくる中で、これから諸課題について取り組んでいただくわけでございますが、まちづくりが本格的に動き出す中で、四、五年後には基金も枯渇するのではないかな、このように思うわけでございまして、今後の財政見通しについて、まずお尋ねをいたしたいと思います。  それから、この議会でも私も申し上げておりましたように、財源の確保ということでふるさと納税についての点でお尋ねをいたしたいと思います。  財源の確保、ふるさと納税でございますが、今回の新年度の予算の中でふるさと寄附金の返礼品等の充実ということが予算にも計上されております。しかしながら、ふるさと納税、寄附金、この歳入の予算を見ますと、500万から600万ということで、100万の増加しかなっておらないわけでございます。この数字は、例年の決算額ベースの中で、積極的な予算計上にはなっておらない、このように思うわけでございますが、これを見ますと、市の意気込みが感じられません。したがって、今後人口が減少していく中で、市税の伸びは期待できない、あるいは、交付税も減額傾向にある中で、私は、ふるさと納税あるいは寄附金の確保が非常に重要であると考えるわけでございますが、これについて市長にお尋ねをいたしたいと思います。  次に3点目でございますけれども、先般も議会の協議会でもお示しをいただきましたように、私もこの議会で27年、28年の本会議におきましても、庁舎の建てかえの問題についてお尋ねをいたしました。そのときには、本庁舎の建てかえにつきましては、耐震補強あるいは建てかえを含めて検討するということでお答えを賜ったわけでございますが、今回、この基本計画あるいは基本設計が今年度の予算に計上されておるわけでございまして、これが現地建てかえが望ましいという市長の回答を得ておるわけでございますが、32年を目途に新築計画をやっていくということでございますが、改めて場所、あるいは年度内にできるかどうかということをちょっとお尋ねいたしたいと思います。 ◯市長(松井正剛君) 土家議員のほうから3点にわたって質問をいただきました。  まず、その第1点目として財政の見通しというふうなことでございますが、平成29年度、今年度が一番厳しいかな。と言いますのは、グリーンパークの起債の償還が終わるのが平成29年度、今年度で終わります。だから、今年度はグリーンパークの基金とともに、新たな起債もやっていかなければならないという中で、今が一番、今年は厳しいときかなというふうに思っているところであります。  しかしながら、いつも申しておりますように、先送りをされている事業、あるいは、まちづくりの事業を積極的に行っていかなければならないというふうな中で、今、土家議員がご指摘をいただきました財政調整基金の取り崩しも大きくさせていただきましたが、それの基金が枯渇するのではないかというご心配もいただいております。  今年の予算編成の中で、私もやっている中で、あっと思ったことがございます。と言いますのは、予算のときにかなり基金を取り崩して予算を組み立てます。しかしながら、庁内みんなで努力をして、あるいは事業を組んでも不用額というふうなことで、この決算のとき、あるいは1年たったときに、基金を取り崩して予算を組んだやつをもとの基金に戻す努力というのを最近は特にやっているところであります。今まででしたら、基金がいっぱいあっても、取り崩したらそのまま、次の年には基金が減ってしまっているというのが続いてきたと思います。だけど、今は基金を取り崩しても、それをもとに戻すような、国、県の補助金ももらいながら、努力もしていきながら、今やっていって、できるだけその基金を枯渇しないように、それが中期財政計画を立てながらやっているのは、そういうことでございますので、財政の健全化を図りながら、そしてまちづくりも行っていくという厳しい綱渡りですけれども、安定した運営ができるように最善の努力をいたしているところであります。  2番目のふるさと納税に関しましては、今年の9月から新たにいろんな方法をやっていこうというふうな中で、ちょっと抑え目の額を組ませていただいております。詳しい内容については、総務部長のほうから答弁をさせていただきたいと思います。  そして、3番目の庁舎の建てかえでございますが、庁舎の建てかえ、この間からも申しておりますように、この本庁舎の敷地内で行っていきたいなと。そして、国のほうから言われております4年間の中でそれが完成できるように、全力を尽くして頑張っていきたい、そのように考えているところであります。  以上でございます。 ◯総務部長(井上雅史君) ただいまの土家議員の2点目のご質問につきまして、市長のほうから答弁ございましたが、少し補足ということでさせていただきます。  先ほど市長も申されましたように、一応秋ごろ、9月ぐらいから実際的にはいろんな方策、ちょっと今まで十分そういう方策を打っていませんでしたので、そういったことをいろいろ取り入れてさせていただきたいというふうに思います。  9月以降、それぞれ効果が出まして、かなり大きな額が見込まれるようでございましたら、また、補正予算なりでお願いをさせていただきまして、予算計上もさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯12番(土家靖起君) 市長、1点目の基金の繰り入れなんですが、当然、当初は財源の見込みがないからといって、基金を予算に歳入として繰り入れられていますけど、また繰り戻すということは、当初から組みにくいから基金を繰り入れていますので、黒字ができたら、当然その半額を基金へ繰り入れていくわけや。積み立てていくように財政法上なっていますので、これはちょっと理由にならんと思うんですよ。  したがって、できるだけ、当初から、今言うようにふるさと納税もしかり、税収の確保もきちっとやりながら、基金は当然取り崩さんとでもやっていけるというような、厳しいですけども、そういう予算編成もしていただきたいなと思います。  それから、財政見通しについて申し上げましたけど、これから交付税の削減が大きな影響をしてくると思うんです。総務省から発表されております来年度の地方財政対策では、交付税の抑制がマイナス2.2%減となっておるわけでございまして、以前に新聞で発表されました平成28年度の交付税の決定額は、桜井市の当初予算を1億円ほど下回っていたと私自身は記憶しておるんです。国の財源不足などから、今後も交付税の抑制傾向が続くと見込まれます。これに対して、市としてどのように対応されていくのか、再度市長にお尋ねいたしたいと思います。  それから、ふるさと納税について、お聞きもいたしました。この寄附金の増額のために、新たな取り組みあるいは充実策、その内容について、今先ほど総務部長からお答えいただきましたけれども、改めてお尋ねをいたしたいと思います。  それから、庁舎の建設につきましては、先ほども市長のご答弁がございましたように、この32年まで、この敷地内でできるだけ、市民の要望なりいろいろあろうと思いますけれども、議会の皆さん方もいろいろとご意見があると思いますけれども、十二分にその辺の民間の意見等を聞きながら、年度内にできるだけ着手のできるように、完了できるようにご努力をいただきたい、この点はそういうことで終わっておきたいと思いますが、先ほどの2点だけ、市長と総務部長からお願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 土家議員の再度の質問にお答えをいたします。  地方交付税は、前回の国勢調査で人口が減っているというので、4億ほど交付税が減額になっております。そして、しばらくは、一度減額になったやつは次の国勢調査までは続くと思いますが、今、土家議員おっしゃいましたように、国全体がマイナスになってくるというふうなことで、地方交付税が減ってくるなというふうなことは、それはやむを得ないかなというふうに思っております。  それに対抗するために、やはり、自主財源をふやすように、ふるさと納税も1つではございますが、全力を尽くして頑張っていきたいな、そして、今、まちづくりが動きかけてきておりますが、早くそのまちづくりを進めていって、自主財源が上がってくるように最善を尽くして頑張っていきたい、そのように考えているところであります。  ふるさと納税に関しては、総務部長より答弁をさせます。 ◯総務部長(井上雅史君) 再度の土家議員のご質問にお答えいたします。  方策といたしまして、一応、以前からも議会からもご指摘をいただきました、返礼品の充実、これにつきましてもブランド品なんかを中心に、またさらに、いろんな広範な選択をさせていただきたいというふうに思います。  それで、今回予算の計上もさせていただいておりますけれども、納税しやすい環境整備ということで、こちらは、ヤフー公金サービスを利用したクレジット決済、これを導入していきたいと思います。  それから、やはり、広くPRするということで、ふるさとチョイス、こちらのポータルサイトへの登載、こういったことを総合的に駆使しながら、さらに、寄附額による返礼品の内容も、2区分でございましたが、ここらも少し高額な方、例えば5万とか10万以上の方につきましても、もう少し返礼品の内容を充実した形にするというふうなことも含めまして、今後、非常に財政が厳しい状況でございますので、貴重な財源としてふるさと納税に力を入れてまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯12番(土家靖起君) ふるさと納税につきましては、私もこのように思います。これから非常に厳しい予算になっていくと思いますので、財源の確保が非常に重要でございます。都城では1年間に40億とか、そういうようなふるさと納税の市もあるわけでございまして、ほかにも取り組みの熱心な市町村では20億とか、あるいは30億とか集められて、地域の特産品などの返礼品によって、地域の活性化に大きく貢献なされている市町村もあるわけでございまして、財源の確保のために、ぜひこれから1億とか2億とか、そういうことを目指してひとつ取り組みを進めていただきたい、このことを申し上げて、質問を終わります。 ◯6番(阪口 豊君) 私は、総括で次の2点について、市長及び教育長にお尋ねします。  まず、1点目は、纒向地区のまちづくりについてであります。  市長の施政方針並びに提案理由の中で、山の辺の道と纒向遺跡周辺地区まちづくりについて述べられました。しかしながら、今回提出されている新年度予算では、纒向遺跡大型建物跡列柱設置にかかる所要額2,300万円が計上されているものの、奈良県とのまちづくり連携協定を結んでいる5地区と違い、市長が言われているような山の辺の道と纒向遺跡周辺地区まちづくりについては、具体的なものが見えてきません。札辻議員の質問にもありましたが、安倍地区のまちづくり、中山間地の小さな拠点など取り組んでまいりますと書かれていますが、新年度予算のどこにどのようなものが盛り込まれているのか市長にお尋ねします。  次に2点目ですが、相撲振興についてであります。  新年度予算では、観光費において大和まほろば相撲連絡協議会を発足させ、その負担金が計上されています。このことに関しては非常に評価をしますが、一方で、以前私の一般質問において、相撲発祥の地である桜井市の子どもたちへの相撲啓発と普及について、前教育長にお尋ねした際には、積極的に取り組んでいくような回答であったように記憶しております。しかしながら、新年度予算、教育費のどこにも、また予算の概要のどこを見ても、そのことがあらわれておらず、本気で相撲による地域活性化を行う気があるのか疑わしく感じます。まずは、このことに関して、どのような取り組み、予算を盛り込まれたのか、教育長にお尋ねします。 ◯市長(松井正剛君) 阪口議員の質問にお答えをさせていただきます。  纒向地域は、桜井市のこれからの観光の、やはり一番の、歴史文化の発祥の地ということで、観光の目玉と言うたらいいか、一番の中心というふうに考えているところであります。  今年度では、旧纒向小学校の便益施設が平成28年度に完成します。そして、29年度では、その横に今度ガイダンス施設をつくります。それの設計の予算を入れさせていただいております。そして、かなりガイダンス施設ができるというふうに、しようというふうに思っておりますので、期待をしていただきたいと思います。  それとともに、今、桧原神社のところで、県のほうでサイクリングトレールというふうなことを計画していただいて、旧の水道施設のところを公園化しようというふうなことを県が提案していただいております。だから、今、札辻議員がおっしゃいましたように、桜井市としても県に頼るだけではなくて、県がせっかくやってくれるのだから、やはり、桧原神社も拠点の一つに考えていきたいなというふうに思っておりますので、纒向全体として旧の纒向小学校の跡地、そして大型建物跡が出たところ、桧原神社、そしてまた、まだ先になりますが、もう1カ所ぐらい何かできたらなと思って、これから外国人なり国内からも来ていただいた方が、まず纒向、歴史文化の発祥の地に来てもらって、そしてすばらしい長谷寺、大神神社、桜井市にある神社仏閣に行ってもらう、それのまずは出発点と言えばいいか、それに纒向がなるように最善の努力をしていきたい、そのように考えているところであります。 ◯教育長(上田陽一君) 阪口議員の2点目、相撲の普及啓発というご質問にお答えをいたします。  教育委員会におきましては、子どもたちへの相撲の普及啓発という面では、学校教育とそれから社会教育、両面で行っております。  学校教育面におきましては、郷土である桜井市の歴史や、それから産業等を学ぶ資料といたしまして「私たちの桜井市」という資料がございます。毎年、作成または改訂をして、小学校に配り、小学校の主に3年生が中心になりまして地域の学習等を進めております。それ以外の学年でも、資料として使っておるわけですけれども、また、今年度は、新たに作成をしました「わがまち桜井」という郷土資料がございます。市内の幼小中学校全てに配布をいたしまして、そして、地域の学習をするという資料がございます。その中に相撲神社を紹介し、一文を見ますと、野見宿禰と當麻蹶速が日本で初めて天覧相撲をしたのがここなんだという紹介等とそれから写真が掲載しております。こういう資料を使いまして、地域学習を行い、知識を深めるとともに、地域への誇りを持つという子どもたちを育てていきたいというふうに思っております。  また、社会教育の面におきましては、毎年9月に市民体育大会として行われます小学生の相撲大会がございます。今年も練習を積みまして、73名の子どもたちが参加して、盛り上げてくれました。この大会には、保護者、地域の方、関係者等々もたくさん来られて、随分盛り上がる大会でございますので、今年度は桜井市が相撲発祥の地であるということを啓発するよい機会であると捉えまして、野見宿禰と當麻蹶速が組み合っている様子を描いた大型の掲示物、それから、桜井が相撲発祥の地であるというふうに説明をしたパネル等を社会教育課の職員が協力してつくりまして、大会のときにも掲示をして、啓発に努めておるところでございます。  また、10月2日には市民会館で行われましたイベントにもこのパネルを掲示して、市内外の方々にも啓発に努めているというところでございます。  それから、来年度の桜井市の教育方針、毎年つくるわけですけれども、表紙には、来年度は「勝利の聖」の写真を掲載させていただいて、これも啓発の一環になるかというふうに考えておるところでございます。  議員お述べの大和まほろば相撲連絡協議会、これは桜井市、葛城市、香芝市の3市が相撲発祥の地の啓発であるとか観光を目的としたイベント活動等を行う組織として、来年度正式に立ち上がる組織であるというふうに聞いております。  教育委員会としましては、来年度予算にはこの相撲という形での特別な予算は取っておりませんが、子どもたちの教育の面でより積極的に進めてまいりたいということと同時に、観光まちづくり課と連携をしながら、相撲啓発、また普及に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いをいたします。 ◯6番(阪口 豊君) ご答弁ありがとうございます。再度の質問をいたします。  初めに、纒向地区のまちづくりについてであります。先ほどの市長の答弁にありましたが、再度、どのようなイメージで纒向地区のまちづくりについて取り組んでいかれるのか、さらに、安倍地区、中山間地の小さな拠点形成など、組織として、例えばこれからのまちづくりを担当する係を設置するなど、新年度から市長の施政方針を具体化するために、行政経営課に新たな係を設置してはどうかと考えますが、市長のお考えをお尋ねします。  次に、2点目の相撲振興についてであります。なぜ教育委員会では、相撲の普及啓発に消極的なのか不思議でなりません。稀勢の里関が横綱に昇進し、国の内外で相撲に対する関心が非常に高まっている中、学校において、また、競技でも相撲発祥の地、桜井市での相撲の取り組みは非常に重要であると考えます。ある奈良県の関係者から聞くところでは、この秋に県内において相撲の巡業が行われると聞き及んでおります。ぜひ教育委員会が中心となって、相撲に対する積極的な取り組みを行っていただきたいと思いますが、再度教育長にお尋ねします。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えをさせていただきます。  先ほども札辻議員にもお答えをさせていただきましたが、今、県とのまちづくり連携協定を結んでいる箇所が5カ所あります。それらに関しては、ちょっと早い段階からスタートしておりますので、基本計画とかが進んでいると思います。そして、それ以外のまちづくりについても力を入れてやっていきたいというふうに思っておりますが、やはり段階があって、だから基本計画をつくってというようなことをこれからもしていかなければならないなというふうに思っております。  それと、先ほど纒向に関しましては、私のほうから具体的なまちづくりの方策について思いをちょっと述べさせていただきました。そして、もう1つ、担当部署をつくってはどうかというご提案もいただきましたが、今、すばらしい提案をいただきましたので、現段階で今すぐしますというふうなことはできませんが、非常に貴重な提案をいただきましたので、今後検討してまいりたい、そのように考えております。  以上でございます。 ◯教育長(上田陽一君) 阪口議員の再度のご質問にお答えをいたします。  議員お述べのように、日本人の力士であります稀勢の里が優勝し、横綱昇進ということで大変相撲のほう、人気が盛り上がっております。議員お述べの秋の大相撲巡業のお話でございますが、相撲巡業というのは、相撲の普及という目的と同時に、興行という側面がございます。収益を求める興行という側面がございますことから、行政としては、今、情報のほうは得ておらないところでございます。もし実現をするようでございましたら、委員会としてできる限りの協力、また支援をしてまいりたいと考えております。  先ほど申しましたように、子どもたちが、桜井市が相撲発祥の地であるということを知り、それを誇りに思えるような取り組みを積極的に進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ◯6番(阪口 豊君) ご答弁ありがとうございます。市長がいつも言われるように、桜井市はヤマト王権時代の歴史や文化が残る地域であります。ぜひこれらを生かしたまちづくりに積極的に取り組んでいただきたいと思います。これは要望といたします。  以上です。ありがとうございました。 ◯4番(大西 亘君) では、私のほうからは、2点につきまして市長にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、1つ目ですけども、子ども医療費の助成制度の現物給付方式につきまして、少しお伺いをさせていただきたいと思います。  国のほうでは、平成30年4月より未就学児童までを対象とする医療助成制度について、国民健康保険の減額調整が廃止されることが決定をされました。常々この現物給付については、ペナルティーがあるから導入がなかなか難しい、そういうようなお話もございましたけれども、今回、国のほうでそういう方向が出まして、未就学児童までではありますけども、ペナルティーが廃止されるということに決定をされたということをお伺いしております。  こういうことを受けまして、本市においても現物給付について前向きに検討していただきたいなというふうにも思います。そのためには、圏域の中で本当に協議をしながら、桜井市だけがそういう制度を持つということもなかなか難しいですので、県とも積極的に協議をしていただきたいですし、また、市町村とも積極的にそういう協議を進めていただきたいなというふうに思いますけども、この協議を進めるに当たって、市長のお考え、また、この現物給付を桜井市で導入していこうと、そういうことにつきまして市長のお考えをまず1点目、お伺いさせていただきたいと思います。  2点目ですけども、これは、今やられています県会のほうでもいろいろ議論にもなっているようでございますが、働き方の改革についてお伺いをさせていただきたいと思います。  世間では、長時間労働の末、自殺に至るケースであったりとか、心身の不調を来して、休職であったりとか退職をするというようなケースがふえてきて、常々メディアのほうでも報道されているような状況が昨今ございます。こういうことを受けまして、これは一般企業だけではなしに、市職員さんにも当てはまるような事例ではないかなというふうにも考えます。長時間労働が部署や、また時期によってそれぞれ、私の見ているところでも見受けられるような感じがいたします。国においても長時間労働に対しまして、法的な規制を設けようという動きもある中でございます。桜井市のこれからの長時間労働、働き方ということについて、市長のお考えをお伺いさせていただきたいと思います。  以上2点、よろしくお願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) ただいま大西議員のほうから2点にわたってのご質問をいただきました。  まず1点目は、子ども医療費助成制度の現物支給方式の導入についての桜井市の考え方でございます。  本市においては、昨年8月診療分から子ども医療費助成の対象を中学校卒業まで拡大させていただきました。未就学児の医療費を現物支給にすることは、未就学児と小中学校の助成の仕方が変わることと、それから、医療費の切りかえ作業やそれに伴うシステムの変更など、整理しなければならない課題もたくさんあると思います。また、医療機関での取扱方法や請求誤りの防止の対応なども必要になってくるかなと思います。これらの課題は、桜井だけではなくて、各自治体も同じですので、他市町村とも協議をして、検討課題を整理しながら、県内市町村が足並みをそろえて現物支給方式を導入できるように、市長会などを通じて私も努力をしてまいりたい、そのように考えているところであります。  2点目の長時間労働の現状と今後の働き方についてでございますが、本市における長時間労働の現状と今後の働き方、現在、国におきましては、業務繁忙期の時間外勤務の上限時間を何時間に設定するか等の議論がなされております。100時間という声も聞こえてくるわけでありますが、桜井市におきましても、月に100時間を超える時間外勤務、さらに3カ月以上連続で80時間を超える時間外勤務を長時間労働と捉え、対象職員に対し産業医による面談を実施して、職員の健康状態に応じた処置をとっているところであります。  そこで、桜井市におけるこの長時間労働の現状ですが、今年度に入ってから延べ17名の職員が長時間労働の対象となっております。議員お述べのように、一部で時期的に、部署的に対象者が偏っている傾向もあり、こういった状況はここ数年継続している状況であります。このことは、重く受けとめ、放置できない状況であると認識をいたしております。  つきましては、再任用職員や臨時職員を含め、限られた職員数の中でありますが、業務量に見合った人員配置の徹底に努めるとともに、所属長による職員の業務管理を徹底し、各所属職員の仕事量を平準化する取り組みや、また、現在も行っておりますが、繁忙期には係を超えた応援体制をつくり、時間外勤務抑制に継続して取り組みたいと考えております。  以上でございます。 ◯4番(大西 亘君) 市長、どうもありがとうございます。  子ども医療費につきましては、私たち公明党の議員団としても、先日、市長のほうにも要望させていただきました。また、県に対しても公明党のほうで要望を出させていただきまして、また、先日の県議会での代表質問の中でも、岡県代表のほうから質問をさせていただきました。  そのときの知事の答弁では、勉強会を立ち上げて、市長さんに呼びかけをしながら、県も積極的に、そこはさまざまな課題が、市長おっしゃったとおり、あります。それ以外の医療費についても、いまだ自動償還払いがあったりとかしてまいりますので、医療の窓口での混乱もございますでしょうし、さまざまな乗り越えていかないといけない課題はたくさんあるということも十分承知をしておりますけれども、子どもを産み、育てやすい環境づくりという面からも、やはり、全国でも7つの県だけが今、この自動償還払いという形ではなしに、現物給付をできていないというところにもなっておりますので、ぜひ桜井市が積極的に、市長のほうが発信をしていただいて、市町村をまとめるぐらいの思いで取り組んでいただければ、これは少しでも進んでいくんじゃないかなと。ひいては、奈良県、また桜井市内のお子様をお持ちの方々が本当に子育てしやすい環境ということにもつながってまいると思いますので、ぜひ県からの声かけがありましたら、参加もしていただきたいし、こちらから呼びかけるような姿勢で臨んでいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
     働き方改革についてでございますけども、私もたまたま夜市役所の前なんかを通ると、場所によっては遅くまで電気がついている、特にこの議会の前後は答弁を書いておられるのか、遅い時期もありますけども、それ以外も、年度末であったりとか、さまざま部署によっても遅い時間帯があるというふうにも理解はしておりますけれども、この適切な人員配置なり、先ほども再任用の職員ということで答弁いただきましたけども、そういうところをしっかりと、市長、よく見ていただいて、たまには夜の時間帯、職員さんがどういうふうな仕事をしておられるのかというのも監視せいという意味ではなく、そういうお声もしっかり聞いていただきながら、そこに目を向けていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。要望として、終わらせていただきます。  以上です。 ◯14番(工藤行義君) ありがとうございます。総論の中で、桜井の一番重要な場所である纒向地域の話が、札辻議員、また阪口議員、熱弁されまして、私も非常に重要な、桜井の中では重要な場所を秘めている纒向であり、また文化財的にも、歴史的な日本の国技である相撲の発祥の地であるとふうな場所の話がありました。  その中で、一番気になるのは、私も相撲の取り組み、これは国技でありますので、政教分離というお話の中で、これを超えて余りあるほどの重要なものであると思います。私も、阪口議員の意見に関しては、もろ手を挙げて賛同していきたいと思っておりますが、何分、相撲神社という形のものがありますし、桜井には大きなお寺、また神社等がありますので、そこら辺に抵触しないようにしていただきたい。  その中で、今、話を聞いている中で、私は十分協力はする意識でおりますけども、地元でも、やっぱり、お寺等は長年行政に対して協力してきても放置されているような状態のものがありますのでね。そこら辺、やっぱり、小さな部分であっても、行政としての取り組みのあり方をしっかりと理解しながら、十分取り組んでいただけたらありがたいと思います。  市長、それに対して、ちょっとひとつご意見をよろしくお願いします。 ◯市長(松井正剛君) 工藤行義議員の質問にお答えをさせていただきます。  桜井市には、すばらしい歴史文化があります。それだけに、すばらしい神社仏閣もたくさんあります。しかしながら、政教分離という問題もありますが、そのことには十分に気をつけながら、やはり神社仏閣、非常に大事でございますので、それらを活用した観光のまちづくりができるように、最善の努力をしてまいりたい、そのように考えているところであります。  以上でございます。 ◯14番(工藤行義君) ありがとうございます。ただ、市長、やっぱり、桜井にはたくさんお寺もありますし、うちの地元にもお寺がありますしね。そのお寺等も含めて、やっぱり、行政に長年協力してきた取り組みもあります。そこら辺を市長、しっかりと見据えて、十分今後、どう行政として対応していくべきなのかを考えていただけたらありがたいと思います。答弁結構なので、よろしくお願いしておきます。  以上です。 ◯議長(我妻 力君) これより歳入の質疑に入ります。  1款、市税、4ページより7ページまで。  2款、地方譲与税、6ページより7ページまで。  3款、利子割交付金、6ページより7ページまで。  4款、配当割交付金、8ページより9ページまで。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページより9ページまで。  6款、地方消費税交付金、8ページより9ページまで。  7款、ゴルフ場利用税交付金、8ページより9ページまで。  8款、自動車取得税交付金、8ページより9ページまで。  9款、地方特例交付金、10ページより11ページまで。  10款、地方交付税、10ページより11ページまで。  11款、交通安全対策特別交付金、10ページより11ページまで。  12款、分担金及び負担金、10ページより13ページまで。  13款、使用料及び手数料、12ページより17ページまで。  14款、国庫支出金、16ページより21ページまで。  15款、県支出金、22ページより29ページまで。  16款、財産収入、28ページより29ページまで。  17款、寄附金、30ページより31ページまで。  18款、繰入金、30ページより31ページまで。  19款、諸収入、32ページより35ページまで。  20款、市債、34ページより37ページまで。  以上で歳入の質疑を終わります。  続いて、歳出の質疑に入ります。  1款、議会費、38ページより41ページまで。  2款、総務費、40ページより67ページまで。 ◯4番(大西 亘君) 総務費のところで質問をさせていただきます。  2点ほどございまして、まず1点目、総務管理費の一般管理費委託料のところ、42ページから43ページのところと、8目の電算管理費委託料、48から19ページ、これについてお伺いをいたします。  予算案の概要の中では、地方公会計、これは統一的な基準による財務書類の作成と財務会計システムの更新として予算計上がされています。この新たな財政管理システムの導入に関しまして、地方公会計制度の財務書類の作成については、新たなシステムを入れて統一的な基準でという形で財務書類を作成されていくと思うんですけども、これの仕分けについて、日々仕分けという形をとれるようなシステムになるのか、また、この日々仕分けというのをとれるようなシステムになる場合は、どのような形でいつごろから実施をする予定となるのかというところをまず1点目お伺いしたいと思います。  2つ目は、第3項の戸籍住民基本台帳の戸籍住民基本台帳費の委託費と使用料及び賃借料、また負担金補助及び交付金のところ、これ、60ページから61ページになります。ここでは、コンビニ交付システムの保守委託料であったりとか、コンビニ交付システムの借上料、コンビニ交付運営負担金について述べられておりますけれども、このことについてお伺いをさせていただきたいと思います。  このコンビニ交付については、私もさまざま今までの議会の中でも一般質問、また委員会の審議等々で導入を訴えてまいりましたけども、マイナンバー制度が導入されたことを契機に、さまざまこれが前へ進んでいくということになりました。このことについて、いつごろからこれが実際市民の方が利用できるようになるのか、また、利用できるのはどういうところで全国であるとか、どういうコンビニで利用できるのかということについて、また、利用できる時間帯、そういうことについてお伺いをさせていただきたいと思います。 ◯市長(松井正剛君) ただいま大西議員から2点について質問がございました。  まず1点目、今回更新をいたします新財務会計システムにつきましては、地方公会計制度の財務書類作成に当たり、日々仕分けに対応可能なシステムとなっております。  また、新財務会計システムの運用については、平成30年度予算からとなり、平成30年度から日々仕分けの実施が可能となります。  2点目につきまして、コンビニ交付について、コンビニ交付サービスの利用開始につきましては、平成29年7月1日スタートを予定いたしております。利用できるコンビニエンスストアは、全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップのマルチコピー機を設置しています店舗でご利用いただくことができます。市役所本庁舎1階玄関付近にもコンビニと同様のマルチコピー機を設置する予定であります。  ご利用いただける時間帯は、午前6時30分より午後11時まで、発行できます書類の種類は、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍事項証明、戸籍の付票の4種類であります。その他の件につきましては、総務部長より答弁をさせていただきます。 ◯総務部長(井上雅史君) ただいまの大西議員の2点目の費用につきましての質問にお答えをいたします。  住民票のコンビニ交付につきまして、その導入につきましては、いろいろ費用があるわけです。主たる費用につきまして、ご説明をさせていただきます。  まず、14節の使用料及び賃貸借料といたしまして、これはコンビニ交付のシステムの借り上げ料、5年リースで一応借り上げようとしておりますので、それの借り上げ料を計上させていただいております。  それから、1つ戻りまして、13節のほうの委託料、こちらはコンビニ交付システムのいわゆる保守委託料、こちらのほうも190万5,000円余り計上させていただいております。  それから、あとの19節の負担金及び交付金のところの中で、こちらにつきましては個人番号のカードやコンビニ交付に関するシステムを統括している機関でございます地方公共団体システム機構、いわゆるJ-LIS、こちらのほうに支払いをさせていただく負担金、こちらが250万余り計上させていただいております。  あと少し、数十万ぐらい、いろいろ費用ございますが、いずれの費用といたしましても、一応7月からの稼働予定ということでございますので、9カ月分の経費でございます。  以上でございます。 ◯4番(大西 亘君) 丁寧にご答弁いただきましてありがとうございます。  2回目になりますけど、1点目にお伺いをいたしました公会計制度による財務書類の作成ということで、平成30年度から稼働されるということで、この年度から日々仕分けを導入することが可能やというふうにご答弁をいただきました。可能になっても、日々仕分けをするかどうかというのはまだ決まってないのかどうかというところですね。日々仕分けを30年度から行うのかどうか、もう一度確認をさせていただきたいと思います。  そしてまた、この財務資料をつくって、でき上がって、ああ、できたと、これで終わってしまっては、何のためにもなりません。要するにせっかくできたこの財務資料について、財政の健全化であったりとか、財政の見える化について、これをどのように今後利用、活用していこうというふうに考えられているのかというところが大事だと思いますので、ここの点につきまして、2つお伺いをしたいと思います。  そして、コンビニ交付の件でございます。今、必要な経費についても総務部長のほうからも丁寧に説明をいただきましたけども、かなりの費用をかけてこれを実施するということになります。当然、市民の皆様の利便性が向上する、これが第一やというふうに私も考えますが、それだけで多くの費用をたくさんずっとかけ続けるということになってきますので、やはり、この窓口に来られる方が減ると、当然そうなるべきだと考えます。その時点で、当然窓口の業務ということ自体が削減できるのと違うかなと、普通に思うと、このように考えるわけですけども、この削減のコストであるとか、人員削減のコストというのをどのように試算されているのかというところをお聞きしたいと思います。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えをさせていただきます。  1点目、平成28年度決算から統一的な基準による財務諸表の作成を行います。このことから、他市町村との比較が可能となり、財政状況の改善に向けたさらなる検討が可能となるというふうに考えております。  また、資産や負債の状況が把握しやすくなるため、施設の将来の建てかえ計画、公共施設の利用料の見直しなど、基礎情報に活用し、より明確な分析資料を作成することが可能になることから、予算編成や財政の効率化に向けた活用を図ってまいりたいと考えております。  2点目につきましては、総務部長より答弁をさせます。 ◯総務部長(井上雅史君) 再度の大西議員のご質問にお答えいたします。  ただいま市長申し上げました財務会計の関係で、日々仕分けのところの明確化ということで、いつからするのかというところでございますが、こちらにつきましては、平成30年度のいわゆる予算編成、実際は29年10月以降、構築しまして、その予算要求から、そして、執行していく分としましては平成30年、いずれにしましても、平成30年度の予算編成なり予算執行から日々仕分けを導入してまいりたいと考えております。  それから、2点目のコンビニ交付につきまして、メリットとしまして、今先ほど議員のほうからご指摘いただきましたように、窓口が閉庁している休日また早朝、夜間、全国のコンビニで証明を取得できるということで、非常に市民の利便性が向上するということに加えまして、また、窓口業務の軽減、事務量の軽減も図られます。その業務を他の業務に資源を再配分、リソースできるかというところのお尋ねでございます。  現在、マイナンバーカードの交付率が全市民の約7%ということで、低調でございます。コンビニ交付での証明発行が、窓口業務の人員削減につながるのか、結びつくのかということでございますが、それだけの、それに及ぶ交付率は当面の間見込めないという状況でございます。  ですから、今後、このコンビニ交付の開始につきましては、せっかく導入、やっぱり、年間にフルコストとして1,200万ぐらいかかりますので、これをより効率的な形で利用していただくということで、どんどんPRもして、1つ当たりのコストも下げていくと。その中で、いわゆる人件費削減なんかも場合によっては考えられる余地が出てくるんじゃないかというふうに考えております。  いずれにしましても、マイナンバーの普及、それとこのコンビニ交付の利用促進に向けまして、広報紙なりホームページ、ほかのほうも使いまして、特に6月号でも、一月前に、開始前に広報紙に載せますし、それと、7月1日号では、一応4ページ割いて、見開きということで大きくPRもしていきたい。また、のぼり等なり、シール、バッジとかそういうグッズもありますので、そういったものを含めまして、今後啓発に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯4番(大西 亘君) ありがとうございます。  公会計制度の成果の活用については、さまざま、まだまだ考えるところがあると思いますので、これ、またさまざまな行政でいろんなことをやっておられますので、例えば東京の町田市とかいろいろ先進的なところもございます。せっかく導入していただくわけですから、また日々仕分けということで職員の方々にも負担をかけていくわけですから、それなりのメリットをしっかりと市として出していかないと、これ無駄遣いという形にもなってしまいますので、そのところは市長、よろしくお願いしたいと思います。  コンビニ交付につきまして、人員の削減はなかなか難しいと、マイナンバーカード7%ぐらいの交付率で、なかなか市民全体に行き渡っていないところで、利用できる方が限定されているということで、このマイナンバーカードの普及ということも含めて進めていただけるというお話でございました。  これは、提案みたいな形になってしまいますけれども、このマイナンバーカードの独自利用について、まだまだ議論の余地があるんじゃないかなというふうに思います。今のところは、特にマイナンバーカードの独自利用については進んでいないようでございますが、そういうところもしっかり進めていただいて、マイナンバーカードを持つことの利便性をこのコンビニ交付だけではなしに、他の部分でも進めていくということで、利用率も上がって、ひいては市の窓口業務の削減、コストダウンにつながっていくんじゃないかなというふうにも思いますので、このところをもう一度最後にお聞きして、質問を終わります。 ◯総務部長(井上雅史君) 再度のご質問にお答えいたします。  今、大西議員がおっしゃっていただきましたように、マイナンバーカードのいわゆる汎用性というか利用が今、限定的でございますので、今後、コンビニ交付だけではなくて、これを皮切りに、そういった独自利用も含めまして、検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯10番(吉田忠雄君) 私は、第3項の戸籍住民基本台帳費、61ページなんですけども、大西議員と同じくマイナンバー制度のことについて、お尋ねしたいんですけども、一昨年11月に、個人番号が通知されました。全国の対象世帯、これは5,900万世帯あるんですけども、そのうち170万世帯がいまだに通知がされていないというふうに聞いておるわけなんですけども、桜井市では現時点でカードが届かなかった世帯は何世帯か、この点をお尋ねしたいんですけども。  それから、去年の1月からマイナンバー、個人番号カードの交付が開始されたわけなんですけども、何人が申請して、現時点で何人に交付されたのか、この点を、先ほどの答弁では7%とおっしゃってましたけども、具体的な人数でお尋ねいたします。 ◯総務部長(井上雅史君) ただいまの吉田議員のご質問にお答えをいたします。  まず、番号通知、個人番号の通知のカードの不達というか、その分につきましては、現在、29年2月末現在でございますが、596人ということでございます。  それから、マイナンバーカードの申請のほう、こちらのほうは申請者数が5,116、同じ29年2月末でございます。それに対しまして、交付済み数、こちらが4,155ということでございます。大体1,000ぐらいの乖離があるんですけども、ただ、実際この中には書類不備等で一旦差し戻しになりまして、J-LISのほうから差し戻しになりまして、再度申請されている方も5,116の中に含まれておりますので、ちょっと実数値は把握しておりませんが、実際に不達の分はもっと少なくなるというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯10番(吉田忠雄君) 次にお尋ねしたいのは、このカードの発行を全国的に管理するシステムというのがあるんですけども、これがたびたび停止して、発行に重大なトラブルも生じているというふうなことを聞いておるわけなんですけども、カードを受け取りに来た人に発行ができない事態が続出して、自治体の窓口が混乱したというふうにも、これ私聞いているわけなんですけども、当市ではそのようなことがあったのかなかったのか、その点、総務部長にお尋ねします。 ◯総務部長(井上雅史君) 再度のご質問にお答えします。  一昨年ですか、11月から番号通知をしまして、それ以降、順次カード申請なりカード交付がありました。確かに今おっしゃっていただきましたように、当初J-LISのシステム自体の不具合がありまして、かなりシステムダウンなりアクセス不能ということがございました。かなり窓口も混乱いたしまして、非常に私どもの市だけではなくて、全国的にいろいろ問題化したところでございます。  ただ、現在、いろんなそういうシステム上のトラブルなりバグなんかもかなり改修されまして、実際に例えばマイナンバーカードを申請されて、お手元に届くのが、若干の差異はありますけども、約3週間程度でお手元に届くというふうに聞いておりますので、それを見ましても、恐らく大体順調にいっているんじゃないかというふうに思います。ですから、当初の混乱というのは、かなり続きまして、いろいろ市民の方にもご迷惑をかけたのでございますが、現在では一応システムの稼働は、順調に動いているというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯10番(吉田忠雄君) それで、国のほうは、できるだけこのカードの普及をしようということで、今回のような、来年度からコンビニで住民票がとれるとか、あるいは、買い物のポイント、図書館の図書の貸し出し、また健康保険証との連携も検討しているというふうに聞いておるわけなんですけども、利用対象を広げれば広げるほど、これは便利になるんですけども、その一方で、個人情報も危険にさらされるというふうに考えるわけなんですけども、市としても、個人情報を扱うこの制度の安全性について、マイナンバー制度の安全性について、細心の注意を払っていただきたいわけなんですけども、この点、部長に再度お尋ねして、質問を終わります。 ◯総務部長(井上雅史君) 再度のご質問にお答えいたします。  この個人番号の導入につきましては、セキュリティー問題は当初から懸念されていたことでございます。特に導入時期に重なりまして、年金の漏洩問題がございましたので、国は総務省を挙げましてかなり強靱なセキュリティー対策を打ってきました。ですから、インターネットとの分離もかなり費用もかかりまして、これに対して補助金も入りましたけども、ただ、100%完璧なシステムというのはないんですけども、現在のいろんな技術水準なりを駆使した形のシステムのセキュリティー対策となっておりますので、また、個人情報を含む情報については、特定個人情報という形で、通常の個人情報よりもさらに厳しい罰則なりで担保しておりますので、そういった総合的な形でセキュリティーについては万全な対策がシステム的にも打たれていると。  ですから、あわせまして、職員につきましても、日ごろからそういったことの啓発も十分周知しておりますので、今後もそういう形で個人番号の管理につきましては、徹底してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(我妻 力君) ただいまより11時30分まで休憩します。 ○午前11時20分休憩 ○午前11時30分再開 ◯議長(我妻 力君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  3款、民生費、66ページより95ページまで。 ◯10番(吉田忠雄君) 予算書説明書の76ページ、ふれあいセンター費なんですけども、民生費の人権施策推進費の中にふれあいセンター費というのがあるんですけども、これは私、常々主張させていただいているんですけども、旧の同和地域にある3カ所のふれあいセンターは、今までの解放会館あるいは人権文化センター、そして人権ふれあいセンターと違い、地域を超えて広く開かれたものとして現在は利用されております。そういうことからも、一般行政施設として教育費に入れるべきだというふうに考えるわけなんですけども、この点について担当部長にお尋ねします。 ◯市長公室長(梶  均君) ただいまのご質問にお答えします。  各センターにつきましては、基本的人権が尊重される社会の実現と市民福祉の向上を図るということを設置目的といたしまして、その事業につきましては3本の柱といたしまして、市民交流、地域福祉事業、また、市民に対する人権啓発が盛り込まれております。各施設においては、よっといで祭やふれあい祭などを継続し、地域、そして桜井市の人権啓発の拠点となる役割を果たしているところであります。  現在は、先ほど議員も申し上げられましたとおり、桜井市立ふれあいセンターでありますが、その前身は桜井市立人権ふれあいセンターでありますことから、人権施策で担当しておりまして、民生費で計上しているということでございます。ご理解よろしくお願いします。
    ◯10番(吉田忠雄君) このふれあいセンターの事業計画書というのがあるんですけども、ここにもこのように書かれております。センターの運営が住民の平等な使用を確保できるというふうにあるわけなんですけども、実際、旧同和地区内外に関係なく、いろんなグループや団体が利用されております。今回、エルトの2階のリニューアル事業でも、改修工事の期間の間、市民活動交流拠点の代替施設として使用できるようにセンターと話し合いもされているというふうなことを聞いているわけなんですけども、したがって、このふれあいセンター費は民生費よりも教育費のほうがふさわしいということを、これは主張だけさせていただきます。これで終わります。 ◯14番(工藤行義君) ありがとうございます。  児童福祉に関してなんですけども、子どもたちを育てていくというのは、ある意味、これは教育にもかかってくると思うんですけども、まずお願いしたいのは、トイレなんですね。今、生活のあり方も非常に変わってきて、また、公営住宅もトイレに関しては洋式化になってきておるんです。保育所、幼稚園、小学校、中学校も含めてなんですけども、そこら辺のトイレの洋式化に関して、ひとつどういうふうにやっておられるかお聞きしたい、よろしく頼みます。 ◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまの質問にお答えさせていただきます。  保育所のほうのトイレの洋式化についてでございますが、毎年、修繕費用とかの予算をいただく中で、その余ってくる残高とか確認しまして、その中でできるところから今、少しずつさせていただいているというようなところでございます。今後においても、極力そういう部分に対して、議員今おっしゃったように、生活様式等も変わってきておりますので、対応はしていかんなんというふうに考えておりますので、そこら辺はやっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯教育委員会事務局長(竹田勝彦君) 小学校、中学校、幼稚園のトイレのほうですけれども、こちらのほうについても年次的に洋式化の分につきましては進めていきたいと考えております。今のところ、まだなかなか、ある一定の水準に達しておりませんので、これからも計画的に進めていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ◯14番(工藤行義君) ありがとうございます。  今、福祉保険部長からお答えいただいたんですけれども、余った予算からという話なんですけども、私は、余った予算でやるのではなしに、計画を立ててしっかりと洋式化してもらわないと、これは子どもたち、普通の和式ではできない子どもが今ふえてきておるんです。また、トイレをコンパクト化するためにも洋式化、また衛生的にも洋式化という形になってきてますので、計画を立ててしっかりと取り組んでいただきたい。  その中で、保育所の話なんですけども、今、待機児童がたくさんおるんですね。先般、採用試験で環境部の5人採用されましたけども、これ、なぜ5人採用されたのか私いまだに理解できません。5人ということは、民営化が5台になっていく。5台になるということは、1台3人乗るということで15人。15人削減されていく、民営化で15人民間がやっていただけると、15人必要なくなってくるという話なんですね。それまでの間、アルバイトをたくさん使っておられる中で、なぜ補充できないのか。将来的に、これ、5人も採用するねやったら、待機児童がおる保育所、なぜ採用していただけないのか。福祉保険部長にお聞きしたいんですけども、4月1日から入れる子どもたちばっかりではないんです。皆、誕生日が違うんです。そしたら、親が就労している中で、非常に就労しにくいような状態、すぐにでも、4月1日からでなしでも、途中でも採用できるような状態にしていかないと、私あかんと思うんです。それでも、先生おらんと、採用できないんですね。それが補充されてない。そこら辺が私非常に疑問感じますのと、それと、就労中という話の中で、子どもたちの保育、預かってますけども、よその市町村を見ていたら、就労中になっているんですね。就労活動やなしに、就労中と。働いているからという証明が要るみたいです。そこら辺も踏まえて、今後どう考えておられるのかお聞きしたいです。 ◯福祉保険部長(西川昌秀君) 再度の質問にお答えさせていただきます。  今おっしゃっていただいたように、年度の途中でも就労支援にかかわってきますので、入ってくる園児、所児がいるんですけども、その所児を入れるということになれば、おっしゃったように、保育士の措置をしないといけないということで、児童福祉課のほうでも常時、非正規ですが、保育士の募集をやっております。ただ、先般、よく言われておりますように、保育士の仕事というのがなかなかされないというようなことで、保育士がどことも不足しているという状況の中で、大変苦しい状況をつくっているわけですが、桜井市の場合には、保護者がどこの保育所ということを望まなければ、どこかへ措置できるということはあるんですが、保育所はここの保育所へ行きたいと保護者が言った場合には、そこで待機をしていただいているというような状況があります。  それから、もう1点、就労についてですが、基本的にお家で見ることができる人がいるという場合には、保育所に入ることができない。その分については、ちゃんと点数づけいたしまして、就労中であるということであれば、両親とも就労中であれば点数が高くなって、優先的に保育所に入ってもらうような仕組みになっております。  以上でございます。ご理解のほうよろしくお願いいたします。 ◯14番(工藤行義君) ちょっと私の思惑が伝わってないで、申しわけございません。うちの保育所へ預かる場合、桜井市の保育所へ預かる場合、これは市外からも、また、仕事へ行く途中の保育所でも、望んだらその保育所へ入れるというルールになっていると思うんです。それはそれでいいんですけども、就労活動中もうちの場合は受けているわけですね。よその市町村は、就労中以外は受けないという話になっておるんです。そこら辺をどう考えるのか。  その前に、採用に関しては、また後で市長に答弁していただきたいんですけども、部長、そこら辺、就労活動中であっても、就労中であっても一緒なのかどうか、聞かせてください。 ◯福祉保険部長(西川昌秀君) 再度の質問にお答えさせていただきます。  就労活動中と就労中では、入っていただくときの点数に差がございまして、既に就労しているところ、保育所で見ないといけないというところが優先になるようなことになっております。就労活動中と就労中では、差がちゃんとつくように今なっております。 ◯市長(松井正剛君) ただいま工藤行義議員の質問にお答えをさせていただきます。  ごみ処理場の今度の採用につきましては、私にとりましては、今の状態では極限的な状態になっていると思います。だから、退職者に合わせて採用させていただくのとともに、ふれあい収集ということで3名と2名を採用させていただきました。  以上でございます。 ◯議長(我妻 力君) 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により特に発言を許します。 ◯14番(工藤行義君) ありがとうございます。  市長に聞きたかったのは、環境部の採用のあり方やなしに、保育所の採用はどう考えておられるのか。今、福祉保険部長が答弁していただいたとおり、点数に差があると、就労中と就労活動中と。私は、一緒ではないのかなと。就労活動中であっても、子どもが家におったら、やっぱり面接も行けない、職探しにも行けない、そういう形のものがあるので、同じではないのかなと思うんですけども、点数の差というお話の中で、待機していただいているという考え方が私は理解できない。しっかりと、やっぱり、待機するんやなしに、それも踏まえて、ならば就労活動中であって、就労できなかったら、それは親御さんが保育の取り組みをするべきやと思います。だけど、その活動中であっても、待機するというのは、私はとんでもない状態やと思います。  それと、市長にお聞きしたいのは、保育所のほうも非常にそんな状態で困惑しているわけです。今後、市長、どの方向に行かれるのか、一言答弁していただけたらありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯市長(松井正剛君) 再度の工藤行義議員の質問にお答えさせていただきます。  現場の状況をよく精査をいたしまして、議員おっしゃってますように、必要とあれば採用はしてまいりたい、そのように考えております。 ◯議長(我妻 力君) 4款、衛生費、94ページより113ページまで。 ◯4番(大西 亘君) 衛生費につきまして、1点だけ質問をさせていただきます。  保健衛生費の保健、健康増進費の委託料の中でございます。ページは100から101ページで、がん検診の委託料についてお伺いをさせていただきます。新しい施策といたしまして、がん検診の受診率向上のために、胃がん検診において胃カメラによる胃がん検診の選択ができるというふうに次年度からなるということで、予算計上がされています。この胃カメラによる検診を選択した場合の個人負担について、また、どういう形で受診までに至るのかというところの概要についてお伺いをしたいと思います。 ◯すこやか暮らし部長(松本美智代君) ただいまの大西議員のご質問にお答えいたします。  胃カメラによる検診の個人負担額につきましては3,000円程度を予定しております。非課税世帯は無料です。  次に、検査実施の概要ですが、検査の対象者については50歳以上、2年に1回、開始時期は今年6月を予定しています。申し込みにつきましては、直接医療機関に申し込んでいただき、受診の際、自己負担金を医療機関にお支払いいただく予定です。結果につきましては、検査を受けていただいた医療機関からお知らせいたします。  以上でございます。 ◯4番(大西 亘君) ありがとうございます。  3,000円ぐらいの自己負担で50歳以上、2年に1回ということで、医療機関に申し込みをして、直接申し込みをして受けていただくということで、概要はわかりました。  そこで、胃カメラによる検診というところで、皆さんはご存じやと思うんですけども、当然、胃がんの検診ということで行われるわけです。胃がんとピロリ菌の関係についてです。国は一定の因果関係を認めて、がんの発症とピロリ菌というのが一定の因果関係があるということを認めて、除菌のための、胃の中にピロリ菌がおったときの除菌のための除菌費用については、保険適用になっています。これは一定のピロリ菌が胃がんに対して影響があるということを国が認めているということであります。すなわち、影響があるということは、このピロリ菌を除菌することによって、がんの発生リスクを下げることが、軽減することができると、国もそれを認めているということにつながっていくんですけども、ピロリ菌がおったら、すぐに除菌の対象になって保険適用できるかというと、そうではなくて、必須の条件の中に、ピロリ菌が胃の中にいてると、なおかつ、胃カメラで検診をすると。検診の際に、胃がんがあったら、それを除菌しても仕方ないので、まず治療にという形になるんですけど、まずは胃カメラを飲んで、胃の状態を確認して、なおかつ、ピロリ菌がおるということで保険適用につながっていくということになるんです。今回、胃がんの検診を医療機関で申し込みをして受けるということになると、当然これとあわせて、ピロリ菌の検査をすると、ピロリ菌がおるということがわかったら、除菌の保険適用につながっていけるんですね。  そこで、このピロリ菌の検査を市の検査項目につけ加えて実施をするという考え方も起きてくるのではないかなというふうに思います。せっかくの胃カメラでの検診ですので、その機会にしっかりとピロリ菌の検査もしていただいて、そして、除菌へとつなげていく、そして、将来に胃がんが発生するリスクを下げていくというのも、これも1つの胃がん検診受診率向上の中で胃がんの発生者を減らしていくということにつながっていくと考えるんですけども、そういう考え方を今、市のほうでお持ちなのか。また、胃カメラを飲まない方に対しても、このピロリ菌の検診を検診の項目の中に、費用はそれぞれ考えていかないといけないと思いますけれども、項目の中にふやすだけで、その機会についでに受けてみようかという方もふえてきて、自分のおなかの中にピロリ菌がおるということがしっかりとわかると、余り気持ちのいいものでもないので、では胃カメラを飲んで除菌に進めていこうという方々が1人でもふえてくる、また、胃カメラを飲むことによって、胃がんが早期に発見される方が出てくるというのが、これが国のもくろみであります。そういうことに対して、自治体の中でも検討をもっとしていくべきだと私は考えますけれども、今のこの胃カメラを検診の方法として取り入れるに当たって、そういう考え方はお持ちでないかということを市長にお伺いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 国立がん研究センターの胃がん検診ガイドライン2014年度の改訂版によると、胃内視鏡検査については、死亡率減少効果を示す相応な証拠があることから、検診における胃がん検診として、胃内視鏡検査を推奨するとされました。一方、ヘリコバクターピロリ抗体菌検査は、効果についてはまだ明確になっていないとして、推奨はしませんでした。そのため、ピロリ菌検査は、市の検診として現在は導入する予定はしておりませんが、今後、当該ガイドラインを基本に、また、医師会とも相談を行いながら、検討してまいりたいと。すぐにはできませんが、検討してまいりたい、そのように考えております。 ◯6番(阪口 豊君) 衛生費、111ページの旧焼却施設等の解体について、お尋ねします。  市長は、解体後の跡地利用についてどのように考えておられるのかお尋ねしますとともに、以前、大阪府の能勢町でダイオキシンの問題が大きく取り上げられました。また、築地、豊洲の問題などが取り上げられ、桜井市においても、解体後の跡地について、土壌の調査などを行う予定があるのか、その予算の計上について、市長並びに担当部長にお尋ねします。 ◯市長(松井正剛君) 旧焼却施設等の解体工事は、今年と来年と2年かけて行わせていただきたいと思っております。跡地利用については、今のところ、まだ検討しておりませんので、有効な活用ができるように、そして、その解体をしながら、いろんなことも調べながら、跡地利用のことも考えてまいりたい、そのように考えております。その他の件に関しては、担当部長から答弁をさせます。 ◯環境部長(森川真幸君) ただいまのご質問にお答えいたします。  焼却炉の解体につきましては、ダイオキシンを含む有害物質が飛散しないように解体工事を行う予定です。有害物質の飛散防止の確認のためには、工事前、工事中、工事後に有害物質の分析調査を行ってまいります。今後、土壌調査につきましては、予算計上を含めまして、検討してまいります。  以上でございます。 ◯6番(阪口 豊君) ご答弁ありがとうございます。  市長、やはり、解体後の旧焼却施設跡につきましては、何か有効な跡地利用も含め、十分に検討いただきたいと思います。特に市民の安全安心を最優先にした対応をお願いたいと思います。これは要望としておきます。  以上です。 ◯10番(吉田忠雄君) 私は2点ほどお尋ねしたいんですけども、まず第1項の61ページの健康増進費なんですけども、これは胃がん検診なんですけども、よく大西議員と質問がダブると思うんですけども、マイナンバー制度と言い。少し角度を変えてお尋ねしたいんですけども、この胃がん検診なんですけども、来年度からこの検診について、従来のX線検査に加えて、胃カメラを用いた検診が実施されるということで、私は、このことによって検査方法が選択もできますし、胃がんの検診率も上がるのではないかなというふうに期待をしておるわけなんですけども。お尋ねしたいのは、桜井市は現在、胃がん検診を35歳以上の方を対象に実施をしておられるわけなんですけども、他のほとんどの市町村では40歳以上というふうになっております。  そこで、お尋ねしたいのは、35歳から40歳未満までの桜井市での対象人数、実際に受診をされた人数と、それにかかった費用、そして、これは通知によって、郵送で通知されているわけなんですけども、これにかかった費用、何人に郵送でされているのか、この点について、すこやか暮らし部長にお尋ねをいたします。  もう1点なんですけども、もう1点は、第2項の清掃費の105ページの環境総務費なんですけども、桜井市清掃公社へのし尿くみ取りの委託料が1億6,600万円とあるわけなんですけども、この金額は昨年度の予算と比較しますと、366万円ふえておるわけです。ふえている要因というのは何かなと思うんですけども、年末、確かに職員の採用があったと思うんですけども、1名やったかな、2名やったかな、人件費やったかなと思うんですけれども、人件費がふえているのか、来年度の予算書が出てませんので、この点、環境部長にお尋ねいたします。 ◯すこやか暮らし部長(松本美智代君) ただいまの吉田議員の1点目のご質問にお答えいたします。  桜井市のがん検診につきましては、議員お述べのとおり、35歳以上を対象としている市町村は少なく、市で言いましたら12市中、桜井市だけとなっております。対象者につきましては、35歳から40歳という実績については、ちょっとわからないんですけれども、27年度実績で全体の35歳以上が1万9,866人で、そのうちの受診者数、胃がん検診の受診者数が1,922人、受診率が9.9%、そのうち35歳以上40歳未満の受診者は51人、受診者に占める割合は2.6%となっております。  経費につきましては、対象者に関する勧奨にかかる経費といたしまして、1人当たり約130円、これはパンフレットの印刷、封印及び郵送料です。それから、35歳以上40歳未満対象者分といたしましては、約43万円、検診費用につきましては、27年度実績で約21万、合計で63万となっております。  以上でございます。 ◯環境部長(森川真幸君) ただいまの吉田議員のご質問にお答えいたします。  366万円の増というのは、職員採用に伴う1名分の金額でございます。採用の募集時点では1名でございましたけども、年度途中で1名減となりましたので、2名の採用をいたしております。  以上でございます。 ◯10番(吉田忠雄君) 今、すこやか暮らし部長から答弁いただいたんですけども、いろいろ数字をお聞きしたんですけども、この数字を聞く限り、35歳から40歳未満までの方でがん検診を受診されている方というのは、さほど多くないというふうに考えるわけなんですけども、この年代というのは、一般的には、医学的には、医療機関の先生にお尋ねしても、胃がんの発症率が非常に低いというふうに言われているわけなんですけども、しかし、桜井市は検診の年齢を引き下げることによって、たとえ1人の命が助かれば検診の目的は達したかなというふうに、こういうことも考えるわけなんですけども、ただ、検診にかかった費用よりも、郵送にかかった費用のほうがはるかに多いということなんですけども、かかった費用の割には検診を受ける方が少ないように思うんですけども、この点、どう思われるのか。もう少し、ちょっとでも検診を受けていただける方がふえるように改善する余地があると思うんですけれども、この辺をお尋ねします。  そして、2点目の桜井市清掃公社の問題ですけども、私は、昨年の9月議会で桜井市清掃公社の経営について質問もさせていただいたわけなんですけども、清掃公社の経営状況説明書では、27年度については、市から1億7,524万9,000円の業務委託を受けて、年度末に1,398万5,853円の実費弁償を行って、委託料の精算もしているわけなんですけども、しかし、清掃公社自身の経常収支では、し尿収集受託収益あるいは焼却灰運搬受託収益などの経常収支と、そして人件費や福利厚生費などの経常経費を差し引いたら、赤字経営になっております。平成28年度の経営状況説明書というのは、これはまだ年度途中でありますし、まだ出てないんですけども、来年度でも公共下水の普及や、あるいはし尿くみ取り人口や戸数の減少、浄化槽基数の横ばい、あるいは減少で、よっぽど人件費を含む諸経費を節約しやんと赤字が続いていくというふうに考えるわけなんですけども、身の丈に合った、事業規模にふさわしい予算を立てることが必要かなというふうに考えるわけなんですけども、この点だけお尋ねして、質問を終わります。 ◯すこやか暮らし部長(松本美智代君) 吉田議員の再度のご質問にお答えいたします。  今後につきましては、引き続き各種がん検診の受診率向上を念頭に置きながら、今年度行いました受診券方式という啓発活動等、あと、プレミアム検診につきましては40歳以上対象なんですけれども、1日でいろんな各種がん検診を受けられるという検診なんですけれども、それ等を考慮いたしまして、対象年齢の引き上げについて市民のニーズやライフスタイルを考慮しながら、慎重に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯環境部長(森川真幸君) 吉田議員の再度のご質問にお答えいたします。  清掃公社のあり方につきましては、今後も市民生活の利便性、公平性を確保するためにも必要不可欠と考えておりまして、経費節減等につきましても努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(我妻 力君) 5款、農林業費、112ページより121ページまで。  6款、商工費、122ページより131ページまで。 ◯16番(高谷二三男君) この委託料なんですけども、ホテルを購入することについて、関係の人たちをいろいろ指導いただきたい、あるいは、助言をいただきたいというような人たちの組織だろうというふうに思うんですが、既に市長のほうから該当者を決めておられるのか、あるいは、まだ決めておられないのか、その辺のところはわからないんですけども、私の考え方では、最低1人は近隣の人で選んでほしいなと、こういうふうに思うんですが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 ◯議長(我妻 力君) 暫時休憩します。 ○午後0時02分休憩 ○午後0時03分再開 ◯議長(我妻 力君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯市長(松井正剛君) 選考委員のことについてですが、まちづくり部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) ただいまの高谷議員のご質問にお答えさせていただきます。  ホテル誘致につきましては、新年度に入りまして、公募型のプロポーザルで募集をさせていただこうと思っております。それにつきましては、ホテル事業者の選定の選考委員会をつくらせていただいて、審査をさせていただこうと思っております。現在のところ、その委員につきましては、現在候補者を調整中でございます。  以上でございます。 ◯16番(高谷二三男君) 繰り返すようで申しわけないんですが、ぜひとも近隣の人を最低1人は組み込んでいただきたいと要望しておきます。  終わります。 ◯議長(我妻 力君) 7款、土木費、130ページより145ページまで。  8款、消防費、146ページより149ページまで。  9款、教育費、148ページより177ページまで。 ◯6番(阪口 豊君) 教育費、149ページ、151ページの教育委員会事務局費ですが、今後、市内の小中学校の適正配置、適正規模について、学識経験者で構成される検討委員会が検証を行うため、その所要額が計上されています。まず、お尋ねしたいのは、この中には纒向小学校も対象となっているのか、また、対象となる小中学校はどこかお尋ねしますとともに、将来を担う子どもたちのためにも、きめ細かな教育環境が必要であり、さらに、地域のシンボル、拠点でもある小学校の見直し、統廃合は慎重に行っていただきたいと思います。この点については、まずは教育長にお尋ねします。 ◯教育長(上田陽一君) 阪口議員のただいまのご質問にお答えをいたします。  全国的に人口減少、また、少子高齢化が進む中で、本市におきましても、児童生徒の減少が著しい状況にございます。本市の小中学校の児童生徒は、現在約4,300人おりますが、これは平成元年から比べますと40%減少をしておるという人数になっております。また、20年後には現在よりもさらに25%減少すると予想をされます。その一方で、昭和40年代から建築してきましたRCづくりの校舎でございますが、これが老朽化が進み、古い校舎で築後50年が経過し、耐用年数から見ましても、今後大規模な改修または建てかえの時期がやってくるということでございます。  学校の適正な規模につきましては、平成27年に文部科学省より通知されました公立小中学校の適正規模を見ますと、小中学校ともに12クラスから18クラスとされているところですが、本市におきまして、この適正規模に入らない小規模の学校が多く存在するという状況でございます。  小学校では、桜井小学校、朝倉小学校、初瀬小学校、三輪小学校、織田小学校、纒向小学校の各小学校において、現在、既に学年1クラスまたはほとんどの学年が1クラス、1学級編制となっております。また、中学校におきましても、桜井東中学校、大三輪中学校が小規模な学校というふうな形でございます。今後、学校における教育活動や学校運営などのさまざまな面において、マイナスの影響が出てくることを懸念しておるところでございます。  本市の未来を担う児童生徒によりよい環境の中で魅力ある教育を進めていくために、学校の適正規模または適正配置を図るというところは必須でありまして、そのために学校の統廃合を含めた校区の大幅な再編成が必要であろうというふうに考えます。  しかしながら、このことは、単に学校教育だけではなくて、議員ご指摘のとおり、地域の歴史文化、また社会教育や地域コミュニティーを初めとする学校を核とした地域のあり方全般にかかわる大きな問題でございます。  これから進めていかなければならない校舎の老朽化対策に際しまして、まず、今後の方向性を総論としてまとめて、これに全市レベルで取り組みを進めていくことを目的として、本委員会を立ち上げ、基本的な方針をまず作成するというふうに考えておるところでございます。ご理解をいただけますようによろしくお願いをいたします。 ◯6番(阪口 豊君) ご答弁ありがとうございます。  再度お尋ねします。小中学校は、地域の歩んできた歴史の中で、とても大切な場所であり、どこの学校が見直しされるにしても、非常に影響が大きいと考えられます。教育委員会の総務課、学校教育課で対応に当たられると思いますが、保護者、地域に対しては十分な説明と理解が必要であり、また、見直すに当たっては、さまざまな課題に対して見識があり、地域の事情にも精通した委員が必要であると考えます。委員については、どのような方を委嘱するお考えか、再度教育長にお尋ねします。 ◯教育長(上田陽一君) 再度のご質問にお答えをいたします。  まず、適正規模の基本方針の策定委員会でございます。委員といたしましては、学識経験者としまして、大学の教授が2名、それから元公立学校の校長1名、また自治会の代表の方、PTAの小中学校の代表の方、学校の校長会の代表、市の部長、総務部長、また委員会の事務局長というふうに今は案を持っておるところでございます。  以上でございます。 ◯6番(阪口 豊君) ご答弁ありがとうございます。  最後に市長にお尋ねします。市内の小中学校の適正配置、適正規模についての検討については、教育環境はもとより、桜井市の財政の厳しさから見直しが必要となっていると思います。先日の一般質問の答弁でも、市長は、教育の大切さ、人材育成の大切さについて述べられました。かけがえのない地域の子どもたち、また、桜井市の将来を担う子どもたちのためにも、教育にかけるお金、投資は必要でありますので、慎重な検討をお願いいたします。市長のお考えをお尋ねしまして、質問を終わります。 ◯市長(松井正剛君) ただいま阪口議員がおっしゃった、私もそのとおりであると思っております。教育にかける人材育成、まちづくりにも非常に大事なことであるというふうに思っております。それらのことを十分に踏まえて対応してまいりたい、そのように考えております。よろしくご理解お願いいたします。 ◯2番(金山成樹君) 1点だけお伺いしたいと思います。新学校給食センターについてですので、172ページ、173ページのところなんですけれども、これ、今回から供用開始に向けた事業費が合計15億2,658万4,000円ついております。それで、この建設によって、昨年の12月にもご答弁いただきましたけれども、安心安全でよりおいしいメニューになるのか、それと、当時、教育長にご答弁いただきましたけども、残菜の処理方法も含めて、リサイクルに関する取り組みを備えた施設になるのか、そして、児童たちが見学できたりする施設になるのか、その3点、教育長ないしは事務局長にお聞きしたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(竹田勝彦君) ただいまの金山議員のご質問にお答えをいたします。  まず、メニューの件ですけれども、今の現給食センターにおきましては、既に使用ができない調理機具もございまして、なかなか思いどおりに給食のほうがつくれないと。新しいセンターにおきましては、当然最新の機器が入りますし、また、業務のほうを委託しますので、向こうの経験のある業者さんのほうでいろいろとメニューを検討していただきながら、市の教育委員会とも協議してメニューづくりをしていきたいと考えております。
     それから、リサイクルの問題ですけれども、残菜のリサイクルについても、今いろいろと話は聞いておりますけれども、堆肥化につきまして、食材によりまして、油気の多いものでありますとかいろんなものがありますので、なかなか簡単に堆肥化は難しいというふうな答えもいただいております。その件につきまして、またこれから、水分を飛ばしてかなり軽量化はできるんですけれども、利用方法等ありましたら、検討していきたいと思っておりますけれども、現在その状況で、具体的な方策のほうは立っておりません。  それから、子どもが見学できるという部分ですけれども、これにつきましては、新センターにおきまして、2階に専門の研修室を置いておりますし、また、2階から下をのぞいて調理の方法が見えるような工夫、また、掲示等についてもいろいろと考えていきたいと思いますので、ご理解のほうよろしくお願いします。  以上です。 ◯2番(金山成樹君) ご答弁ありがとうございました。  まず1点目は、よろしくお願いします、非常に期待しておりますというのと、あと、今回委託になることで、ハンドリングのほう、大変になると思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  あと、2点目のリサイクルに関する取り組みは、いろいろ研究していただいているようで、ありがとうございます。また、教育長以下、いろいろと研究していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  3点目、食の勉強にもすごく、学習にもすごくいい施設になると思いますので、ぜひそういうメニューも、そういう学習要項も含めて、お願いしたいと思います。これは要望にさせていただきます。  以上です。 ◯14番(工藤行義君) ありがとうございます。  教育長にお聞きします。これ、パソコンの件なんですけども、153ページ、区分としては15ですか。これ、中学校で565万1,000円、小学校で1,321万3,000円ですか、載ってます。前回、私、教育長にお聞きしたんですけども、学校のパソコンが2人で1台という形のものはとんでもないというお話をしておりましたけれども、これで全部補充できるのかどうかお聞きしたい。 ◯教育長(上田陽一君) 工藤議員のただいまのご質問にお答えをいたします。  29年度予算計上をしておりますこの予算につきましては、中学校におきましては、現在の台数の入れかえということで40台入っておりますので、1人1台ということになっております。小学校におきましては、半分、21台ということでの入れかえの予算でございます。ただ、先日の一般質問でもお答えをさせていただきましたように、新しい学習指導要領が実施をされます年度までには、しっかり1人1台の数が整いますように進めてまいりたいと考えております。よろしくご理解いただきますようにお願いいたします。 ◯14番(工藤行義君) ご答弁ありがとうございます。  よって、市長にお聞きしたいんですけども、私かねがね言ってますように、桜井市の子どもは我々桜井市民の宝物と。全ての子どもたちの教育なくして、日本の将来はないという話の中で、市長、何とぞ、これは要望というか、お願いです。全ての取り組みに関して、私は教育を最優先するべきであると思っておりますので、財政的に豊かでない桜井市、中でも非常に困難な要求、お願いとは思いますが、何とぞ市長、今後とも教育には十分予算をつけていただきますようにお願いしておきます。  よろしくお願いします。 ◯議長(我妻 力君) ただいまより1時15分まで休憩します。 ○午後0時18分休憩 ○午後1時15分再開 ◯議長(我妻 力君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  10款、災害復旧費、176ページより179ページまで。  11款、公債費、178ページより179ページまで。  12款、諸支出金、178ページより181ページまで。  13款、予備費、180ページより181ページまで。  これで議案第2号について質疑を終わります。  議案第3号、平成29年度桜井市下水道事業特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第4号、平成29年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第5号、平成29年度桜井市国民健康保険特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第6号、平成29年度桜井市駐車場事業特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第7号、平成29年度桜井市介護保険特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  議案第8号、平成29年度桜井市後期高齢者医療特別会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯10番(吉田忠雄君) お尋ねしたいのは、75歳以上の高齢者を国保や健保から別建てにしているこの後期高齢者医療制度が2008年、平成20年度から始まったわけなんですけども、ですので9年たちます。この9年間に桜井市の高齢化率もかなり上がっているわけなんですけども、75歳以上の高齢者もふえているというふうに考えるわけなんですけども、そこで福祉保険部長にお尋ねしたいわけなんですけども、直近の後期高齢者医療制度の被保険者数、そして、特別徴収対象者と特別徴収率、そして普通徴収対象者と普通徴収率、そして、一部滞納者の人数、全額滞納の人数について。それと、資格証書の発行と保険証の未発行は、これはないというふうに考えるわけなんですけども、念のためにお尋ねしておきます。そして、最後に短期保険証発行件数、これについてお尋ねをいたします。 ◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまの吉田議員の質問にお答えをいたします。  後期高齢者の被保険者数でございますが、28年度2月末時点で8,309人、そのうち特別徴収対象者が7,060人、特別徴収の収納率が2月末現在で81.43%、普通徴収の対象者が2,503人、普通徴収の収納率が89.44%、滞納繰り越しの対象者数が70人、滞納繰り越しの収納率が44.39%、一部滞納者の数が14人、全部滞納者が12人、すみません、これは過年度の分ですけれども、滞納者合計で26人というふうになっております。  それから、被保険者証ですが、資格書の発行数の人については、議員今お述べいただきましたようにゼロでございます。短期証の発行件数については8人ということになっております。  以上でございます。 ◯10番(吉田忠雄君) 今の答弁で、資格書発行や保険証の未発行はないわけなんですけども、この普通徴収の対象者なんですけども、これは被保険者全体の約30%ぐらい占めるかなというふうに思うんですけども、これらの層というのは、経済的には非常に苦しいわけです。そして、今までは低所得者の保険料を最大で言えば9割軽減しておりました特例軽減もあったわけなんですけども、これが来年度から段階的に廃止あるいは縮小されるというふうに聞いているわけなんですけども、この特例軽減が廃止や縮小されたら、この保険料を払えなくなるという方が出るかもわからないわけなんですけども、また、この方たちというのは寝たきりや、あるいは引きこもりの方もおられます。市役所へ足を運ぶのも困難な方もおられるわけで、市のほうもそういうことで訪問などを行って、相談に応じるとか、あるいは、丁寧な保険料の徴収体制をとっていただきたいんですけども、再度、福祉保険部長にこの点をお尋ねして、質問を終わります。 ◯福祉保険部長(西川昌秀君) 再度の質問にお答えをいたします。  窓口に出向けない人への対応、優しい対応ということでございますが、納付書を発送するときに、窓口に来られたときとかに口座振替制度のご案内とかをさせていただいております。納期ごとに市役所の窓口や金融機関に行く手間も省けますし、納め忘れの心配もない口座振替制度というのを今後も進めていこうと思っております。それから、収納につきましては、窓口へ来られたときには丁寧に対応して、納めやすいような方法等、相談を行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(我妻 力君) 議案第9号、平成29年度桜井市水道事業会計予算について質疑に入ります。質疑ありませんか。  お諮りいたします。ただいま議題となっている議案第2号より議案第9号までの8議案については、8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって本件については8人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することに決しました。  お諮りします。ただいま設置をされました予算特別委員会の委員の選任については、桜井市議会委員会条例第6条の規定により、                大 園 光 昭 君                井 戸 良 美 君                工 藤 将 之 君                藤 井 孝 博 君                岡 田 光 司 君                東   俊 克 君                札 辻 輝 已 君               そして私、我 妻  力  の8名を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってただいま指名をしました8名を予算特別委員会委員に選任することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第9、議案第10号、平成28年度桜井市一般会計補正予算(第3号)を議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託します。 ───────────────────────────────────────  日程第10、議案第11号、平成28年度桜井市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第11号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第11号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第11号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第11、議案第12号、平成28年度桜井市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第12号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第12号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第12号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第12、議案第13号、平成28年度桜井市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第13号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第13号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第13号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第13、議案第14号、桜井市ホテル及び旅館の誘致等に関する条例の制定についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯5番(工藤将之君) まず、2点お伺いをいたします。  この条例では、ホテル等が立地された場合に、固定資産税及び都市計画税の100%を10年間、それと水道料金の50%、ただし消費税及び地方消費税に相当する額は除いて、年間、上限を250万円として。雇用奨励金として市民1人当たり10万円ということでされているんですけれども、これに関しては、議会基本条例の第7条の説明を求めたところ、それにプラスアルファということで、桜井駅北口の市有地の公募型プロポーザルというのも出てきましたので、一緒に確認をさせていただきたいと思います。  まず、このように私からすると非常に手厚いと思えるような制度なんですけれども、もしホテルが来た場合、市はどのように潤うのかというところで、市は初年度は建設事業費のみで約7億円の効果があると。初年度以降は、直接効果が約13億円というふうに試算をされているんですけれども、このまず13億円の内訳を大まかで結構でございますので、大体の推計の内訳を教えていただけますでしょうか。  それと、この桜井駅北口の市有地のプロポーザルを行うということなんですけれども、ここも10年間無償で貸すというようなことが含まれているんですが、ここの土地は、全てを借りた場合、幾らで貸すというご予定になっているのか、この2点をお伺いいたします。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) ただいまの工藤将之議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目でございます。今回のホテル誘致に伴いまして、どれぐらいの経済波及効果があるかということで、一応試算をさせていただきました。直接的な効果といたしまして、初年度7億円、営業を開始しましての2年目以降の効果を13億円というふうに出させていただいております。これにつきましては、ホテルの客室を一応100室ということで想定をさせていただいております。そのうちシングルを60室、ツインを40室、稼働率を68%というふうな形でさせていただいております。客室単価については、シングル、ツインとも一応7,000円という想定でさせていただいております。また、従業員数については40名ということでございます。  直接効果を出しますに当たりましては、大きく3つございまして、まず建設事業費、それからホテル従業員による消費支出、ホテル宿泊者による消費支出と、この3つで計算をさせていただきました。  まず、建設費の単価につきましては、一般社団法人の建設物価調査会におけるシティホテルの近畿での延べ床1平米当たりの総工事単価ということより設定をさせていただきました。平米当たり28万2,000円というふうなことでございます。
     それから、従業員による消費支出でございますが、これは、市内在住あるいは市外からの来られる方ということでありますけれども、これについてはおおむね昼食代等でございますので、年間としましても約2,800万程度というふうに想定をしております。  それから、ホテル宿泊者による消費支出ということでございますが、これにつきましては、ホテル代とそれから宿泊料金以外のいろんなところへ出向かれての交通費とか飲食費、土産物買い物代、それから入山料とかそのほかの施設の入場料、娯楽費、それからパック、団体ツアーでしたら、その参加費をその分で一定割合見まして計算を出させていただいております。それが約13億というふうになっております。  それから、2点目の市有地の部分でございます。一応、これにつきましては11年間ということでしております。この11年間については、一応無償ということで考えております。  以上でございます。 ◯総務部長(井上雅史君) ただいまの工藤将之議員のご質問にお答えいたします。  現在、行政財産条例を制定いたしまして、その中で、土地につきましては固定資産の評価額というか課税標準額の4.2%という形で一応貸し付けをしております。この物件について、そういう形を適用するかどうかはあれですけれども、それによって例えば試算をいたしましたら、例えば1億と仮定しましたら、年間に420万というところになります。若干は前後すると思いますけれども。  以上です。 ◯5番(工藤将之君) 確認の部分から入らせていただきたいと思います。  まず、宿泊者のみで年間13億円の初年度以降は試算をされているんですけど、ということは、単価が幾らになるのかを教えてください。ちょっと私の計算では、単価がものすごい額になって、私が旅行するときにそれだけは絶対使わないというぐらいの額になってきますので、まずそれを幾らで試算されているのかを確認させてください。  それと、次に土地の値段なんですけれども、これは皆さんご想像いただきたいんですが、家を借りるときに、上物と建物、土地を借りて自分で家を建てるような場合に、11年間土地の値段がただですよというだけで借りられないですよね。そこから11年後に自分の生活を想像して、そこから土地代をどれぐらい払っていってというのを想像してというか、計画を立てないと、こんなの借りられないというのは、これは常識やと思うんですけれども、まだ確かにプロポーザルにはかかってませんが、議案として出してくるタイミングとプロポーザルにかかるのが2カ月しかないわけでございますので、それぐらいは決めて、準備しておいていただかないと、審議もなかなか難しいのではないかなと思うんですけれども、その辺、市長のお考えをお伺いいたします。土地の値段が決まっていないことについてでございます。  それともう1点、市長にお伺いをいたします。私個人的には北口の駐車場の前のところというのは、桜井市でも一等地だというふうに認識をしておりまして、以前からも何度か正式にはございませんが、あそこをプロポーザル等で開放することはできないかということを当時担当部長の方とお話をさせていただいたこともございました。しかしながら、なかなか明確な答えがない中で、今回急にプロポーザルというふうに私は受け取ったんですけれども、これは市長にお伺いしたいのは、私は、そこのポテンシャルをまず試してから、ホテル誘致条例をつくるべきだというふうに思っています。ホテル等の誘致条例ですね。と言いますのは、何も最初から市がへりくだることはないというふうにも思うわけなんです。我々が観光で非常にやっていけるような土地であれば、そこにホテル事業者は来てくれるかもしれない。にもかかわらず、今回、同時にそれをするというのは、私の中では少し理解できない。  ということで、市長にお伺いしたいのは、今回の条例がもし今議会で万が一否決されるようなことがあっても、プロポーザルを行う、桜井駅北口の市有地の公募型のプロポーザルは行うというお考えなのかどうかをお伺いいたします。  以上、3点お願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 工藤将之議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  まずは、今のこの駅前の市有地に対してオファーがあったというふうな件でございますけれども、私にとりましては、この何年か前から、議員の皆様方から質問もいただきました。しかしながら、ホテルなりを誘致してもらいたいというふうな形の質問もありましたが、なかなかそういう話は、この3年ほど前までは全くありませんでした。それが今回、まずは、なかなかまだ民有地まではホテルという声はないと思います。だから、今、へりくだってとおっしゃいましたけれども、まだ桜井市に対しては、桜井市のまちづくりが今動きかけているというような状況で、まだ桜井市に民有地を利用してまでというふうなことまでは至ってないのかな。だから、今、市有地でいろんな形でほかの市町村とかのホテルの誘致策とかを検討して、10年間無償で提供するというような形で、やっとそういう話が出てきたのかなというふうに自分自身は理解をしているところで、へりくだらなくてもホテルのほうから来てもらいたいと言われるような桜井市に早くしていきたいな、そのように考えているところであります。  それは、1点目、2点目、3点目というよりか、全体的な自分自身の考えを述べさせていただいたところでありまして、今、まちづくりがスタートして、そして、ホテルのオファーもあって、だから、このチャンス、ぜひとも生かしながら、もっともっと桜井市が、相乗効果で活性化する桜井市にしていきたい、それが私の一番の思いでございます。  以上でございます。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) 再度の工藤将之議員の質問にお答えさせていただきます。  宿泊者の1人当たりの消費支出でございます。これについては、宿泊費を除いて4万2,404円としております。これにつきましては、2015年の観光庁の旅行・観光消費動向調査年報から主目的地近畿の旅行消費額から延べ旅行者数を割り出しまして、1人当たりの単価を出させていただいております。  以上でございます。 ◯総務部長(井上雅史君) 先ほどの土地の賃貸借料、12年後なんでございますが、いずれにしましても、プロポーザルをかけますので、先ほど申し上げましたのは、一応基本的な普通財産の貸し付けの基準でございますので、そのプロポーザルに際しての仕様書の中で、この辺につきましてはそれを基本としつつ考えてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯5番(工藤将之君) 3回目になってしまうんですが、先ほど私がお伺いしたことに市長が答えていただけてないので、どうしようかなというふうに思っておりますが、条例が否決されてもプロポーザルはされるのか、これは明確な問いやと私は認識しているんですが、その市長のお考えを確認したいというのがまず1つでございます。  それと、今、部長にご答弁いただきました4万2,404円ですかね。この額については、旅行者1人の消費であって、市内の消費ではないですよね。ですよね。この今、我々に提示していただいている初年度以降の直接効果の約13億円というのは、これは市内なのか、それともエリアなのか、これが明確になっていないのかなというふうに思うんですが、これは議会基本条例の第7条で請求をしているきちんとした資料だと思いますので、そこはちょっと明確にしていただいて、我々が市民の方に聞かれたとき、もしくは、我々が誰かに聞かれたときにきちんと答えられるようにしておかないといけませんので、そこはもう一度明確にしていただきたいと思います。私は、13億円の効果、なかなか市内だけで出すのは、今の現状の桜井市の観光のポテンシャルというよりは、商業のポテンシャルとして難しいのかなというふうに考えておるんですが、そこをもう一度確認させてください。  それともう1つ市長にお伺いをいたします。今、市長ご答弁いただいた中で、ホテルのオファーがあってということがございました。ということは、そこで確認させていただきたいのは、そのホテルのオファーの中に、今回のようなホテル及び旅館立地推奨の制度をつくってくれというオファーもセットであって、今回、条例の制定とそれとプロポーザルの市有地の開放というふうなところに踏み切っているのかどうか。市長にはもう一度、しつこいようですが、申し上げさせていただきます。条例が否決されても、プロポーザルはやるのかが1点、それと、ホテルのオファーがあったという市長のご答弁を受けてなんですが、そのオファーの中には、このような補助制度のようなものがもともと含まれてのオファーであったのかの2点、以上、お願いいたします。 ◯市長(松井正剛君) 再度の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  私とすれば、今回の条例をできるだけ通していただいた上で、プロポーザルを行っていきたい、そのように考えているところであります。  しかしながら、何としてでも今回のホテル誘致は実現をしてまいりたいと、それぐらいの決意でいているところでございます。  それとともに、オファーの中にそのような内容があったかということですが、オファーがあったときに、建ったときに、他市町村の今、先進的なとこら辺がどうなっているかというふうなことを踏まえて、一応今出させていただいているんですが、あくまでもプロポーザルを行った上で進めていきたい、そのように考えているところであります。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) 再度の工藤将之議員の質問にお答えさせていただきます。  今回、お示しさせていただいた初年度7億円、2年目以降13億円ということでございますけれども、これは、ホテルを1棟建てることによります経済効果がどれほどあるかというふうなことでございます。したがいまして、桜井市において、そのうちどれぐらいを消費できるか、経済波及できるかというところまで検討したものではございません。  建設費につきましても、7億円あるわけですけれども、これを桜井市内で調達できれば7億円効果が出ていくわけでございますが、市外あるいは県外の事業者が建てられると、その効果はゼロになってしまうというふうなことになるわけです。  また、間接的な波及効果も、市内の作業員等労働者の方が従事されると、それの間接的な波及効果が出るわけですけれども、これもどこでお住まいになっておるかというふうなことになるわけでございます。  宿泊者につきましても、一般質問でもありましたように、寺社仏閣を参られて、旅行されるということでは、非常に経済効果が小さいのではないかというふうなこともございました。この4万4,000円の内訳としまして、大きな部分は交通費が40%ぐらいあります。これにつきましては、ホテルができますと、全国からこの地に訪れられるということで、その分の交通費も入っておるということでございます。それから、そのほか土産とか飲食費につきましては、現在の桜井市内のそういったお店屋さんでどれぐらい消費していただけるか、その辺の立地の問題、それから消費の問題等ございますので、数値として出すのは非常に難しいということで、直接効果を挙げさせていただいたというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(我妻 力君) 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯5番(工藤将之君) 議長の配慮に感謝をいたします。  すいません、今のまず部長のご答弁なんですけれども、それはいたし方ないと思います。卵が先か鶏が先かの話がよく例えで出てきますけれども、ホテルがあることによって、その周りの事業者が活気づいて、桜井市内の事業者もしくは桜井市で事業を展開しようという方が来てくれるというのが、やはり、1つの効果になるとは思いますから、私は決してこの試算が全ておかしいと言うわけではないですし、将来に期待を持てる地域にするために、ホテルが来ていただくのは非常にありがたいというのは、私も一緒の考えでございますが、私が市長にお伺いしているのは、条例がもしなかってもプロポーザルをするのかしないのか、このするかしないかの2つなんです。意気込みを聞いてないんです。この市長のお考えを教えてくださいというふうに言ってるんです。  と言いますのも、今回のこの条例の中には、水道料金の2分の1の補助というのがございます。250万円が上限でございますけれども、この期間は5年間となっておりますが、今議会でいろいろご説明いただいている中で、その5年の間にもしかすると、市民の皆さんの水道料金が上がるわけですよ。ですよね。そういう試算が出てますよね。にもかかわらず、その250万円はどういうふうな財源措置をするのかは、また確認をさせていただきますけれども、それは個人的に調査をしますが、にもかかわらず、ここには5年間の水道料金の半額、250万円の上限でやるわけですよね。よっぽどの経済効果とよっぽどの自信がないと、この条例はつくれないと私は思っています。  それとは別に、あそこをプロポーザルで、桜井駅北口を開放して、あそこが民間にうまく活用していただくというのは、私はこれは別の議論でやるべきやと思っていまして、まずそれをやってから、このような市民に痛みをお願いして、かつ、企業にはメリットを出していくと、しかも同じ水道料金でというのは、少し理解が得られないのではないかという危惧のもとから、私は、すいません、遅くなりましたが質問を組み立てたつもりでございました。市長のお答えがなかなか出てこなかったので、そこまで至らなかったのは、私の努力不足ではございますが、そういうことも理解した上で、市長のお考えをお聞かせください。それが最後の質問でございます。  ありがとうございます。 ◯市長(松井正剛君) 再度、質問にお答えをさせていただきます。  今回、桜井市に何としてでもホテルを誘致していきたい、これは市民の皆さん、また議員の皆様方からの質問にもあったように、ホテルの誘致を図っていかなければならないというふうなことを再三私も思っております。私も同じ思いでございますので、まずは桜井市の活性化のためには、ホテル誘致を図ろうという思いの中で、今回提案をさせていただいております。  以上でございます。 ◯10番(吉田忠雄君) この議案第14号なんですけども、過日も桜井市のホテル及び旅館の誘致に関する条例について、まちづくり部の商工振興課から説明があったわけなんですけども、私の感想なんですけども、この提案に至るまでの経過というのが、商工振興課内での検討開始から、政策会議での3月議会の条例案の提案確認まで、これわずか3カ月なんですけども、3カ月の超スピードで進められたという感がするわけなんですけども、市長の公約には、最初から市内にホテルを誘致したいという公約が多分あったのと違うかなと。谷奥市長やったかな。あったと思うんですけれども。そういう感がするわけなんですけども、その辺について、まちづくり部長にお尋ねします。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) 吉田議員の質問にお答えさせていただきます。  今回、ホテル誘致条例を出させていただくまでの経過でございますが、これはお示ししましたように、特に話が煮詰まってきたのは年末ぐらいからということでございまして、ただ、そこまで何もせずに突然出てきたということではございません。私がまちづくり部長に来させていただいたときも話がありましたし、それ以降も幾つか話がありましたけれども、現実、桜井市の立地ということでは非常に難しいということで、立ち消えになっておったところでございます。  ただ、昨年から周辺、奈良県でも大きなホテルが建って、計画が実現してまいりましたし、橿原市、それから天理市、最近では明日香村、宇陀市も宿泊施設を建てるということで、そういう意味では、桜井市がこれから日帰り観光から宿泊観光へ切りかえようというふうなことを言っているわけですけれども、実際のところ、周辺にホテルが建ってきますと、そちらへ泊まられて、観光されるということになっていくということの懸念が非常に大きいものがありました。それで、全国的にどういう取り組みをされておられるのかということを調べもさせていただきました。そうすると、非常に、やはり、大きな誘致策をもって誘致を進めておられるところがたくさんありまして、そういったところへお伺いもさせていただいて、また、ホテル事業者のほうにも、現状では無理でも、どういった形ではできるのかということでお問い合わせもさせていただきました。  そういう中で、一定の誘致条件というのが全国的なレベルで見えてまいりましたので、今年に入りましてからですが、奈良県あるいは近畿地方にホテルを進出されるだろうというふうなホテル事業者、約40社を対象に、桜井市への進出意向調査をさせていただきました。そうしたところ、複数社から前向きな返答がございましたので、そういったところのご意見も聞かせていただく中で、最終、この条例に出させていただいたような形で誘致条件をつければ進出していただけるのではないかということで、提案をさせていただいたところでございます。 ◯10番(吉田忠雄君) 再度、また、まちづくり部長にお尋ねしたいんですけども、桜井市には幾つか既存の旅館とかプチホテルと言われるようなもの、そういう宿泊施設があるわけなんですけども、10幾つぐらいあるかなと思うんですけれども、これらの旅館やホテルの経営者に今度のこのホテル誘致について事前に説明されているのかどうか、この点をお尋ねいたします。 ◯まちづくり部長(清水孝夫君) 再度の吉田議員の質問にお答えさせていただきます。  今回の誘致条例について、条例内容につきまして、市内の旅館、ホテル事業者の方に対しての具体的な説明ということではしておりません。今回の議会のご審議をいただいて、協議をさせていただこうというふうに考えております。 ◯10番(吉田忠雄君) 次に、市長にお尋ねをしたいんですけども、私は、この市内で宿泊施設を経営されている方にお話をお聞きしたわけなんですけども、今、部長が言われましたように、ホテルの誘致のことについては聞いていないということでした。その方がおっしゃっていたのは、今でも不況の中で宿泊者も少なく、経営が大変なのに、大きなホテルが来ると、大打撃を受けてしまう。また、こうも言われています。みんな経営を維持していくのに血のにじむような努力をしている。市も観光客が訪れるような魅力ある町にしてほしい。また、かつて駅前に客室が50ほどあったビジネスホテルが、これは10年ほど前に、わずか15年ほどの営業で閉めてしまいました。大きなホテルを誘致しても、経営がうまくいくのか、このような声をお聞きしたわけなんですけども。そして、この商工振興課の資料では、当市への年間観光客数は733万人というふうになっておるわけなんですけども、私思いますのは、大方、大部分は山の辺の道を訪れる観光客というふうに推測をしておるわけなんですけども、山の辺の道を訪れる観光客というのは、もちろん宿泊される方もありますが、大半は日帰りで帰られると思います。この大型ホテルを誘致しても、宿泊の部屋数に見合う宿泊者が見込めるのかどうか、あるいは、宿泊施設を経営されている方が言われているように、桜井市に大型のホテルが来ることによって、既存の宿泊施設の経営を圧迫していくのではないかというふうに、これ、大変危惧しているわけなんですけども、この2点について市長にお尋ねして、質問を終わります。 ◯市長(松井正剛君) 吉田議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  最初、先ほどの質問の中で、私のマニフェストにというふうな話でしたが、私のマニフェストの中には、宿泊施設を誘致というのは入っておりません。しかしながら、観光・産業創造都市を目指していくというふうな中で、やはり、滞在型の観光を目指していきたいというふうな思いの中では、ずっと思っておりました。  そんな中で、今回、そういう宿泊施設というふうな話がありましたので、その宿泊施設を持ってくることによって、桜井市全体の産業の活性化になるのではないかな、観光の活性化になるのではないかというふうに思っているところでございます。  それとともに、既存の方にはよく説明もさせていただきたいというふうには思っておりますが、相乗効果になればなというふうに思っております。いろんなタイプの宿泊施設というふうな形があると思いますので、今回、プロポーザルをいろいろさせてもらいますけど、みんなで努力をして、1人でも多くの方に泊まってもらえるような、みんなで努力をして宿泊客が桜井市にたくさんふえたというふうな形になるようになっていければなと考えているところであります。  以上でございます。 ◯議長(我妻 力君) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっている本案は、産業建設委員会に付託します。 ───────────────────────────────────────  日程第14、議案第15号、桜井市消費生活センター条例の制定についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託します。 ───────────────────────────────────────  日程第15、議案第16号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第16号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第16号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第16号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第16、議案第17号、桜井市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯4番(大西 亘君) 議案第17号、桜井市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、お尋ねをいたします。  まず、特殊勤務手当全般についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  現在、特殊勤務手当、15種類定められているというふうに認識をしておりますけども、それが平成27年度では総額で2,493万8,179円、ちょっと足し算を私間違っていたら申しわけないですけど、いただいた資料を計算しますとそういう形。また、平成28年度については、1月支給まで2,111万3,265円という支給をされていると理解しております。  ちなみに、今回の提案で廃止される業務管理手当は、平成27年度ベースで年間36万円、28年度も同額の見通しとなると思います。300円の増額を予定されている小動物の処理手当については、平成28年度ベースで大体推計をすると、件数によって変わってくると思いますが、16万から17万円程度の増額になると、こういうふうに思われます。  これまで国または県より再三にわたってこの特殊勤務手当については、さまざまな指導があったというふうにお伺いをしております。まず、これまでの指導を受けた項目、それと、その各項目の指導、どういうふうにしていくべきやというような指導を受けているのかの内容について、まずお伺いをいたします。 ◯市長公室長(梶  均君) ただいまの大西議員の特殊勤務手当についての国または県からの指導を受けた項目とその指導内容についてのご質問にお答えします。  本市におきましては、議員お述べのように、15種類の特殊勤務手当がございますが、そのうち国の制度と異なる運用を行っている5種類の手当について、県を通じて国からの是正の指導を受けております。  その項目と指導の内容といたしましては、収集処理業務手当と業務管理手当の2つにつきまして、廃止の指導を受けております。また、年末年始業務手当と主任教諭業務手当の2種類につきましては、超過勤務手当での支給対応との指導を受けております。最後に、施設管理技術危険手当につきましては、現状は月額で支給をしておりますが、日額での支給をするようにという指導を受けております。  以上、5種類の手当につきまして、国からの是正の指導を受けているというところでございます。  以上でございます。 ◯4番(大西 亘君) 廃止するべきやというものが2件、超過勤務手当で対応するべきものやということが2件、月額から日額への変更が1件ということで、5件の指導を受けているということで今ご答弁を頂戴いたしました。  今回、この廃止をするという部分の中で、県、国から指摘を受けているものの1件が廃止をされるということになったということですけども、今回、この改正案を提案するまでに、この5つの指導を受けて、この指導を踏まえて検討されてきたというふうに思うんです。2件出てきたということは、それぞれに検討されてきたというふうに思いますけども、この検討の経緯について、また、他の指摘されている、特に廃止を求められている手当について、今後どのようにまたこれの議論を進めていかれるのかというところを2点目、お伺いさせていただきます。 ◯市長公室長(梶  均君) ただいまのご質問にお答えします。  ご質問の今回の改正案の提案に至りました経緯と、他の手当についての今後の論議についてをお答えします。  今回の改正につきましては、特殊勤務手当全体について見直しを行い、そのうち、国から是正の指導を受けている業務管理手当の廃止と、小動物処理手当の増額という結果に至ったものであります。小動物処理手当の増額に至った経緯といたしましては、近年、交通事故等に巻き込まれた鹿やイノシシの死体を処理するケースがふえており、正確な件数等は把握できないものの、全体の処理件数の1割以上を占めており、犬や猫の処理とは異なり、非常に困難を伴っていると聞いております。また、県内他市の状況を調査いたしますと、手当の平均金額は775円となっており、これらの状況を踏まえた上で行ったものでございます。  議員ご指摘の国からの是正指導を受けている他の手当につきましても、諸状況の変化に応じた見直しを行いながら、今後も是正すべく努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯4番(大西 亘君) この特殊勤務手当につきましては、まだまだ議論の余地が残されているのと違うかなというふうに私も考えています。国から廃止の指摘をされている収集処理業務手当については、何年もの長い間支給をされてきていますので、生活給的なところも加わってきて、なかなか一度に廃止をするということが難しいのかもわかりませんけども、ぜひそこら辺はもう一歩踏み込んだ議論を進めていっていただきたいなというふうに思います。  また、あと残されている超過勤務での対応とかいうことは、すぐにでもできるのと違うかなというふうに思うんです。超過勤務としてつけかえるということで理解すればいいのであれば、これは対応できるのと違うかなと思うんですけど、その辺もまだまだ議論の余地が残されているのではないかなというふうに思います。  今回、1つ廃止して、1つ増額になるという部分については、一定の理解はしているつもりです。小動物の件につきましても、これは先ほどご答弁あったとおり、市内でもかなりさまざまふえてきているというふうにも思います。27年度から28年度に比べても、まだ2カ月残した段階でも既にかなりの増というふうになってきていますので、これは職員の方々にも非常に不快な部分であったりとか、そういう部分で手当がふえるということについては、市民の方々も一定理解をしていただけると思いますので、今回の条例案について反対どうのこうのではないですけども、これを提出するまでの経緯と、やっぱり、これからもう少し踏み込んだ議論を進めていただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わります。 ◯議長(我妻 力君) これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託します。 ───────────────────────────────────────
     日程第17、議案第18号、職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第18号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第18号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第18号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第18、議案第19号、桜井市税条例等の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第19号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第19号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第19号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第19、議案第20号、桜井市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第20号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第20号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第20号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第20、議案第21号、桜井市印鑑登録及び証明に関する条例及び桜井市手数料条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託します。 ───────────────────────────────────────  日程第21、議案第22号、桜井市附属機関設置条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっている本案は、総務委員会に付託します。 ───────────────────────────────────────  日程第22、議案第23号、桜井市個人情報保護条例及び桜井市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第23号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第23号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第23号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第23、議案第24号、桜井市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第24号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第24号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第24号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第24、議案第25号、一般職の職員の給与に関する条例及び企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第25号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第25号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第25号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第25、議案第26号、桜井市簡易水道設置条例及び桜井市簡易水道給水条例の廃止についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第26号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第26号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第26号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第26、議案第27号、工事請負契約の金額の変更についてを議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより議案第27号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている議案第27号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第27号は、原案どおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────  日程第27、発議案第1号、無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書の提出についてを議題とします。  議案の朗読を省略して、提出者の理由説明を求めます。 ◯4番(大西 亘君)(登壇) 発議案第1号について、提出者を代表いたしまして、議案の理由説明を申し上げます。  本意見書案を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。    無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書(案)  2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、通信環境の整備、とりわけ無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備は喫緊の課題となっています。  2014年度に観光庁が行った「平成26年度訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査結果」によると、旅行中最も困ったこととして、無料公衆無線LAN環境が30.2%と最も高く、特に公共施設や観光施設におけるWi-Fi環境の普及や利用手続きの簡便性の面での課題が指摘されています。  政府は、防災の観点から、2020年までに約3万箇所のWi-Fi環境の整備を目指しており、また空港や駅・鉄道、宿泊施設など人が多く出入りする場所には、民間での設置を働きかけています。  Wi-Fi環境の整備促進は、インバウンドのさらなる増加だけでなく、防災拠点となる公共施設等の災害時における通信手段の確保にも大きく貢献することから、以下の項目について強く要望します。                    記 1.鉄道・バス等の公共交通機関やホテル・旅館等の宿泊施設などの民間施設に対する Wi-Fi整備支援事業を一層拡充すること。
    2.日本遺産・国立公園等の観光拠点や観光案内所におけるWi-Fi環境の整備を一 層促進し、観光地の機能向上や利便性向上を図ること。 3.防災の観点から、避難所・避難場所の学校、市民センター、公民館等の防災拠点や、 博物館・自然公園等の被災場所として想定される公的拠点へのWi-Fi環境の整備を 行う地方公共団体に対して、財政的支援措置を導入すること。  以上、地方自治法第99条の規定により提出する。                平成29年3月13日                桜 井 市 議 会  よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の趣旨説明とさせていただきます。 ◯議長(我妻 力君) 提出者の理由説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。───これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっている発議案第1号については、この際、委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。  これより発議案第1号について採決します。  お諮りします。ただいま議題となっている発議案第1号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって発議案第1号は、原案どおり可決されました。 ───────────────────────────────────────  以上で、本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じることにいたします。  以後の日程について申し上げます。明14日は当初の日程を変更して休会とし、23日午前10時より再開して、議案審議を行いますから、念のため申し上げておきます。なお、案件の付託を受けられました委員会は、休会中の審議をお願いします。  本日はこれをもって散会します。 ○午後2時21分散会 ─────────────────────────────────────── このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....