桜井市議会 2017-02-03
平成29年第1回臨時会(第1号) 本文 開催日:2017年02月03日
2017年02月03日:平成29年第1回
臨時会(第1号) 本文 ▼最初の
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◯議長(我妻 力君) ただいまより、平成29年第1回
臨時会を開会します。
市長より招集の挨拶があります。
◯市長(
松井正剛君)(登壇) 皆さん、おはようございます。本日、平成29年第1回
臨時会を招集させていただきましたところ、公私ともお忙しい中、ご出席を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。
今回の
臨時会に提出させていただいております案件は、
専決処分に係る
報告、承認を求める案件2件、
市有財産の
処分についての案件1件、計3件であります。これらの案件につきまして、適切なるご議決のほど
お願い申し上げ、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ご審議のほどよろしく
お願いいたします。
◯議長(我妻 力君) これより諸
報告を行います。
監査委員より、平成28年12月31日現在の
例月出納検査結果
報告の送付があり、お手元まで配付をしておりますので、ご清覧おき願います。
次に、陳情第1号、際限ない
年金削減をストップさせ、若者も
高齢者も安心できる
年金制度の改善を求める
意見書の採択を求める
陳情書、陳情第2号、
介護保険制度の見直しに対する
陳情書、陳情第3号、
介護従事者の
勤務環境改善及び
処遇改善の実現を求める
陳情書、以上、陳情3件の提出があり、お手元まで配付をしておりますので、ご承知おき願います。
次に、会議の
出席報告を行います。
去る1月25日に
近畿市議会議長会第3回
理事会が大阪市において開催をされ、出席をしました。
会務報告の後、
会長提出議案についての
議案審議、平成29年度の
役員割り当てについて、第82回
定例総会日程について、今後の
会議等の日程について、第12回
全国市議会議長会研究フォーラムの開催市について、協議の上、いずれも承認をされました。
これをもって諸
報告を終わります。
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ただいまより本日の会議を開きます。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
署名議員は、
会議規則第115条の規定により、
4番 大 西 亘 君
15番 札 辻 輝 已 君
の両名を指名します。
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日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本
臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よって本
臨時会の会期は、本日1日限りとすることに決定をしました。
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日程第3、
市長より
提出議案の
理由説明を求めます。
◯市長(
松井正剛君)(登壇) 本日ここに招集いたしました第1回
臨時会に提出しております諸議案につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
今回提出しておりますのは、
専決処分に係る
報告、承認を求める案件2件、
市有財産の
処分について1件の計3件であります。
まず、報第1号、
専決処分の
報告、承認を求める
損害賠償の額を定めることにつきましては、去る平成28年9月13日、奈良市西九条町
南交差点北側で発生した車両による
物損事故に係る
損害賠償について、
相手方と誠意をもって
話し合いを進めました結果、1月13日付をもって
損害賠償額の確定に至りました。なお、以前よりご指摘のありました
公用車の
安全管理を推進するため、今年度予算において、
ドライブレコーダーの設置を順次進めてまいりたいと考えております。
次に、報第2号、
専決処分の
報告、承認を求める
損害賠償の額を定めることにつきましては、去る平成28年9月27日、桜井市
大字金屋付近で発生した
道路管理瑕疵による
事故に係る
損害賠償について、
相手方と誠意をもって
話し合いを進めました結果、1月20日付をもって
損害賠償額の確定に至りました。
最後に、議案第1号、
市有財産の
処分につきましては、
地方自治法及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は
処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上、
今期臨時会に提出いたしました諸議案につきまして、その概要の説明を申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、ご承認を賜りますよう
お願いを申し上げまして、
提案理由の説明を終わらせていただきます。
よろしく
お願いいたします。
◯議長(我妻 力君)
市長の
理由説明は終わりました。
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日程第4、報第1号、
専決処分の
報告、承認を求めることについてを議題とします。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
◯5番(
工藤将之君) おはようございます。
この報第1号について、お伺いをいたします。これは俗に言う、後ろからぶつかった、俗に言うですが、「おかまをほった」というようなことだと思うんですけれども、まずお伺いしたいのは、これはもちろんこちら側、市側に過失があったと思うんですが、その原因としてはどのようなものであったかというのは、明確になっているのかをお伺いいたします。
◯総務部長(
井上雅史君) ただいまの
工藤将之議員のご質問にお答えいたします。
一応、
遠隔地に行っておりまして、帰る途中、信号が赤になって、前車が停止をいたしまして、少し
注意力が散漫になっていた状態で、
先ほどおっしゃっていただきましたように、前車両の後部に追突したという事案でございます。
以上でございます。
◯5番(
工藤将之君) その理由は、
公用車に不具合があったのか、もしくは、例えば運転している方の健康上のもの、例えばなかなか寝つけないような
精神状態にあって、このとき眠たかったのか、もしくは、余り考えられないことですが、例えば何か緊急の連絡が入って
携帯電話をとったとか、何かそういうようなことがあったのか、もしくは完全なる不注意なのか、いろいろ原因があると思うんですけれども、もしも健康上の理由とか、精神的なもので、なかなか睡眠がうまくとれていないということであれば、別の部分もケアしていかなければならないのかなと思うんですけれども、その辺をはっきりして、
再発防止といいましても、
ドライブレコーダーをつけていくというのは非常にいいことだとは思いますが、そういうメンタルもしくは
人的要素の部分の
原因追求と聞き取りを今後、この件を発端として進めていくようなお考えがあるのかだけをお伺いいたします。
◯総務部長(
井上雅史君) 再度のご質問にお答えいたします。
この事案だけではなく、以前からかなり
事故も多うございますので、きちんと、
先ほど言われましたように、
運転手の
健康状態や
睡眠状態、それから、その他いろんな状況を聞きまして、今後そういったことの
教訓化というか、資するような形で対処してまいりたいと思います。
◯4番(大西 亘君) 1点、2点お伺いをしたいと思います。
夜の11時ということで、奈良市で11時にということなんですけども、ちょっと状況がどういう状況かというのは、非常に公務、公用という形でも、
奈良市内で11時に
事故があるということは、それなりの何か仕事、どういうところでどういうことをやられていたのかというのと、
車自体がどういう車だったのか、金額がかなり大きいので、どういう状況で仕事をされて、帰りなのか行きなのかというところを少しご説明いただきたいなというふうに思いますが、
お願いします。
◯すこやか暮らし部長(
松本美智代君) ただいまのご質問にお答えいたします。
今回の
事故は、
DV被害者及びその家族ということで、母と子になるわけですけれども、その家族を
母子生活支援施設への移送をすることに伴う
事故でございます。
新聞等の報道でご存じのとおり、DVの
加害者というのは、あらゆる方法で
対象者を見つけ出して危害を加え、最悪の場合、命を奪うという
ケースも発生しているわけでございます。そのため、母子及びその荷物の移送に当たっては、予測されるさまざまな
リスクを想定し、対応を警察など
関係機関と協議しながら思っているというところでございます。
今回の
ケースにつきましては、
中京地域の
母子保護施設に措置した家族に現地でトラブルが発生し、おどかしあるいは追跡を受けるなどの被害が発生したため、急遽、現地の
婦人保護施設に一時保護されましたが、
措置元である本市が新たな
措置先を見つける、探すことになりました。このようなことから、奈良県近辺及び当初の
施設近辺では
加害者に
措置先が発覚し、当人及び家族に危害が加えられるという
可能性が高いことから、遠方の施設を確定し、今回の移送を行ったということでございます。
被害者の
居所等の情報が
加害者に漏れることによる二次被害を絶対に避けなければならない、また、急なことでもありまして、母子に荷物があり、経済的な問題をもちろん抱えているというような理由により、
公用車を使用して、
目的地に送るという措置を行い、その帰りに発生した
事故でございます。
以上です。
◯11番(
岡田光司君) 今回の件ですけども、以前からいろいろと被害が、
損害賠償が多かったというので、
安全面に関しましていろいろと言わせていただいたんですが、今回、
公用車の
安全管理をするために、
ドライブレコーダーの設置を順次進めていくということなんですけれども、
ドライブレコーダーを設置することが、
安全管理推進というのにはつながると思うんですけれども、それだけでは不十分だと思います。その辺に関しまして、
ドライブレコーダー、今回の事件というか
事故以降、
ドライブレコーダーの設置を考えておられるんですけれども、
安全管理といった面でもう少し徹底していかなきゃいけない、日々の
管理から乗る人の
安全意識の向上につなげていかきゃいけないと思うんですが、その
あたり、今回どのように思っておられるのかお伺いしたいのと、あと、
ドライブレコーダーを今年度の予算で順次進めていくということですので、今年度の予算で全部設置されるようなことにはなっていない状況なんだと解釈できるんですけれども、計画として、桜井市の
公用車に
ドライブレコーダーを全て設置される方向だと思うんですけれども、計画として来年度までで終わるのか、どの
あたりを考えておられるのか、その
あたり2点、お伺いいたします。
◯総務部長(
井上雅史君) ただいまの
岡田議員のご質問にお答えします。
再三、
先ほども申し上げましたように、
事故が多うございますので、いわゆる
安全運転管理に関しましての職員の啓発なり、
周知徹底を図っていきたいと思います。いろいろ方策はあるんですけれども、とりあえず近々に
安全運転に関する
講習会、
警察等も協議をさせていただいて、早急に開催をしたいというふうに思っております。
それから、もう1つは、例えば
事故が起こりまして、その
事故に、やっぱり教訓というか、学ぶ面もあると思いますので、そういったことも情報の
共有化という形で、
事故の
防止策として
教訓化していくということも含めて考えてまいりたいと思います。
ドライブレコーダーの設置でございますが、一応、今年度の予算で
執行残を使いながら、約40台について
ドライブレコーダーを設置する方向で決めております。それで、この取り扱いについても、要綱を制定する必要がございますので、現在、要綱の策定に向けて作業を進めているところでございます。
新年度、29年度におきましては、一応
新規購入車両について設置をするということで、そのほかの部分については、まだ決まっておりませんが、そこも29年の中で
執行残等を見ながら、順次、早い段階で
ドライブレコーダーを設置していきたいと。
先ほど申されたように、
安全運転管理もそうですし、防犯上の問題なり、また
事故の究明なり、今後の
教訓化の問題もありますので、そういった多角的な視点から、
ドライブレコーダーの設置を推進してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯1番(
大園光昭君) 3点ございまして、今回の作業を1人で行われたのか、
緊急性があって非常に長距離を行かれるということで、1人で行われたのか。また、あと、勤務時間帯の
管理に関して、
先ほどもお話しありましたけれども、
宿泊措置もとる必要がもしかしたらあったのかなかったのか、あと、桜井市の
自動車保険の契約、内容について、種々いろんな保険で対応はされていますけれども、等級等非常に下がっていっているんじゃないかなというふうに思いますので、その
あたり教えていただけますか。
◯すこやか暮らし部長(
松本美智代君) 今回の措置につきましては、虐待の窓口である
こども未来課の職員1名と、それからDVの一般的な窓口である
人権施策課の職員1名、2人で対応を行いました。
それから、
宿泊等の必要があったかどうかというお尋ねでございますが、今後、こういう
公用車の
交通事故リスクを回避することも考えて、
ケースによりまして、
公共交通または
民間運送車の利用、あるいは、今おっしゃっていただいた
宿泊等も考えていきたいというふうに思っています。
以上です。
◯総務部長(
井上雅史君) ただいまの
大園議員のご質問にお答えいたします。
公用車につきましては、
公益社団法人全国市有物件災害共済会の
自動車損害共済に加入しております。保険の内容でございますが、対人が無制限、対物が1,000万ということで、
先ほどご懸念ございました
保険料につきましては、
事故は、普通の場合は
事故をしますと
保険料が上がるんですけども、それは一応
保険料には反映しないという仕組みになっておりますので、それについては特に
保険料が上がるということはございません。
以上でございます。
◯14番(
工藤行義君) この
事故の話なんですけども、私、議員に初当選してから今まで22年目なんですけども、毎年、毎年、
専決処分で
事故が起こっておるんです。そのたんびに言うていってるんですけども、
市長も言われたように、
公用車の
安全管理を推進するために
ドライブレコーダーの設置言われていますけれども、これは
ドライブレコーダーを設置したからというて、
事故、起こらないことないんですよ。これ、
事故が起こった状況を把握するためのものなんですね、
ドライブレコーダーというのは。これをつけたから
事故起こりませんではないんです。これ、毎年言うてきましてんけども、22年間、口酸っぱく。毎回
専決処分があって、
事故があって。これ、本人のためにも、また、第三者もしくはその物に対して被害を与えるような状況の、これは
交通事故なんですけども、それを軽減するための処置がどういうふうに行われているのか、私、全然見えない。何遍聞いても、何の
報告もない。
そこでひとつ聞きたいんですけども、一定以上の台数を有する
事業所、車の台数、乗用車を有する
事業所に
安全運転管理者、この
取り組みがあると思うんです。その人にちょっとお聞きしたいんですけども、どういう指導をされているのか。
安全運転管理者が誰になっておられるのか、まずわからないんですけども、その人にちょっと答えていただいたらありがたいと思いますので、よろしく
お願いします。
◯議長(我妻 力君) 暫時休憩します。
○午前10時20分休憩
○午前10時30分再開
◯議長(我妻 力君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◯総務部長(
井上雅史君) ただいまの
工藤行義議員のご質問にお答えいたします。
安全運転管理者につきましては、本庁の場合は、
総務課の主幹がなっております。副
安全運転管理者が、あとほかに3人おります。外部につきましても、それぞれ
安全運転管理者がおるんですけども、全体的な
公用車の総括につきましては、こちらは私、
総務部長のほうが
総括管理ということで、そういう形の
組織体制になっております。
以上でございます。
◯14番(
工藤行義君) 誰が
安全運転管理者とは聞いてないんです。誰が
安全運転管理者で、
安全運転管理者としての
あり方の話を聞いているんです。
言うてますように、初当選して私、今22年目なんです。毎年毎年
専決処分でこれ、
交通事故を起こしておるんです。これ、134万8,000円。これ、非常な、俗に言うおかまというやつですね。後ろからどんとついている。これをやって、
ドライブレコーダーをつけて終わりではなしに、今後、そしたらどうしていくのかの、
安全運転管理者の責務、責任、そういう
事故を起こさないような
あり方をどのように今後されていくのかということをお聞きしているんです。
◯総務部長(
井上雅史君) 再度のご質問にお答えいたします。
先ほどもお答えいたしましたように、
事故がかなり起こっておりますので、私も
総括管理者として、
安全運転管理者なり組織的な形でこれに対応していく必要がございます。当然
ドライブレコーダー、1つの方策でございますので、やはり、日ごろからの職員への
周知徹底、
講習会なり、また、全体的な
講習会にとどまらず、個別的な指導も必要になる場合もあります。
それから、例えばこれも1つの検討していく必要があるんですけれども、やはり、例えば年内の中で
強調月間みたいなものをつくって、集中的にそれに取り組む、例えば
安全性週間の中でもそういうのがありますが、そういった形のことも考えたり、いろんな方策を講じて、少しでも
事故がないように、今後十分検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯14番(
工藤行義君)
市長、
お願いしたいんですけど、今聞いたら、何もやっておられないように聞こえるんです。今後していかないかんという話なのでね。私は、これ、22年目、ずっと訴えてきているんです。毎年毎年、そういう講習なり
勉強会なり、また、認識なりを職員に強く訴えていかんと、車というのは非常に今、この社会の中では必要なものやけども、まかり間違えれば、これは
殺人機と言われるぐらい危険な部分がありますので、十分その認識をしていただくような
取り組みを今後
市長、答弁結構なんですけども、考えて、
取り組みしていただかんと、毎年毎年、
専決処分で
事故、これ減らないと思いますので、そこら辺の
お願いという形でこれはおいておきます。よろしく
お願いします。
◯市長(
松井正剛君) 座ったまま答弁させていただくのをお許しいただきたいと思います。
今、
工藤議員のほうから、22年間このようなことが繰り返されているというふうなお話がございましたが、私も就任をさせていただいて、6年間、毎議会、このような
報告をさせていただくのは、まことに遺憾であると、そのように考えております。組織の
あり方も考え、また、職員の意識の向上も図りながら、
再発防止に全力を尽くしてやっていきたい、そのように考えておりますので、ご理解よろしく
お願いいたしたいと思います。
◯議長(我妻 力君) これをもって質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、
委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
これより報第1号について採決します。
お諮りします。ただいま議題となっている報第1号について、原案どおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よって報第1号は原案どおり承認することに決しました。
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日程第5、報第2号、
専決処分の
報告、承認を求めることについてを議題とします。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。───これをもって質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、
委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
これより報第2号について採決します。
お諮りします。ただいま議題となっている報第2号について、原案どおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よって報第2号は原案どおり承認することに決しました。
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日程第6、議案第1号、
市有財産の
処分についてを議題とします。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
◯9番(
藤井孝博君) ありがとうございます。
今回の
公募型プロポーザルによる
市有財産の売却ということで、これまで平成21年3月末から、土地の
売買契約が済んでから約8年がたって、やっと買い手も見つかったということで、この点に関しては喜んでおるところなんですけれども、そこで、まずお聞きしたいのが、今回の
公募型プロポーザルということで、2社の応募があったというふうにお聞きしております。それがともに
社会福祉関連であると。今回の公募に関してですけれども、本来でありましたら、もっと多く来ていただけてもよかったのかなという思いの部分と、どうして
福祉関連に限っての公募やったのかなというのが、ちょっと疑問に思うところもありましてね。今回の公募に関して、問題と、何か問題があったとかいうふうなことは、今回の2件ということに関して、お考えになられてないのか、まずお聞きをしたいと思います。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) ただいまの
藤井議員さんの質問にお答えさせていただきます。
今回、募集に当たりまして、農業公園跡地の利活用について、民間事業者が有する企画力、資金力、ノウハウ等を活用することを目的といたしまして、倉橋ため池周辺の自然資本あるいは桜井市の人的資本や社会資本の潜在力を引き出し、地域経済の成長や多面的機能の発揮を積極的に取り組むことができる事業者というふうなことで、広く募集をさせていただいたところでございます。
以上でございます。
◯9番(
藤井孝博君) ありがとうございます。
と言いますのは、今回、福祉施設に関連してということなんですけども、これ、私の認識不足なのかもわかりませんけれども、9月と12月の私どもの全体協議会の中では、最優秀者の提案を選ぼうということであったかと思うんですね。その中に、実際には福祉施設どうのこうのという部分の説明というのは、まず受けてなかったというのがあって、当然、今の調整区域ということで考えていくと、その部分の活用も含むということでもあろうかと思うんですけれども、そういう認識が、この公募をかけて、プロポーザルによることなんですけれども、見ている方々がそこまでの認識をされていたのかどうか。もしくは、ほかに業者さんが、私は、もっとあったんであろうかなというふうに思ったりもしているんです、正直申し上げますと。と言いますのは、当然、今回の土地を
処分するに当たっては、高く買っていただけるほうが当然ありがたいことですし、より地域に貢献いただけるというのは、なおさら喜ばしいことでありますので、少ない業者の中からの選定よりも、より多くの公募があった中から選ぶほうが、よりいい条件になるのではないかなと。ただ、それに当たって、その認識が持てるような公募の仕方になっていたのかなというのが、まずこれ、1点質問させていただきたいなと思います。
それともう1点が、今回、土地を購入いただくことによって、福祉施設ができるということやと思うんですけれども、平成27年4月に、第6期の介護保険事業計画というのがあったかと思うんです。その当時には、小規模多機能であったり、定期巡回型、また認知症型ということで、3つの施設を公募した中で選定して業者を選んできたと。次は、第7期ということで、平成30年4月の予定のはずなんですね。それがあるにもかかわらず、なぜこの段階でその土地を
処分することによって、そこに福祉施設ができるというものが、提案を選ばれたのか、この2点をお聞きしたいと思います。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) 再度のご質問にお答えさせていただきます。
今回のプロポーザルを実施させていただくに当たりまして、担当部といたしましても、広く多くの方に参加していただけるということがありがたいということで、プロポーザルの条件、期間等も考えさせていただいていたところでございます。
ただ、当該農業公園跡地につきましては、市街化調整区域ということでございますから、開発行為につきまして、都市計画法第34条によりまして、知事の審査基準に適合するものでなければならないということで、調整区域ですので、開発等建築については制限をされているところでございます。
そういうことでございますから、計画の審査に当たりましては、応募者みずからが都市計画法、建築基準法、道路法等、あるいは条例等につきまして、事前に
関係機関に確認をしていただくことを条件というふうなことでさせていただくということで、募集をさせていただいたところでございます。
そういうふうな条件の土地でございますので、当初、議員ご指摘のような形でさせていただければいい部分もございましたけれども、こういうことで今回、募集をさせていただいたということになったということで、ご理解賜りたいと思います。
◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまの質問で、なぜこの時期にということの質問についてお答えをさせていただきます。
今、議員おっしゃられましたように、過去の公募におきましては、その時々の事業計画に基づいて、そういう公募というのを行ってきました。今回につきましては、今、清水まちづくり部長もおっしゃったように、あの土地の活用、それから、今後あの土地をどう活用するのかというのと、あの土地の売却ということで、今公募を行ったということで、公募のやり方についての違いはあると思います。
ただ、長年の課題でありました倉橋農業公園の跡地の活用というようなこと、それから、介護保険のサービスの今現在の提供量、それから介護保険の利用者のニーズなどとか、それと第6期の事業計画の整合性、次期30年からの次の計画、そこら辺も全部総合的に考えた上で、桜井市としてどういうふうにしていくのがいいかということについて、考えさせていただいた結果、全て、それも含んで想定内であるというふうに考えた結果ということでございますので、ご理解の方、よろしく
お願いいたします。
◯9番(
藤井孝博君) 今ご説明いただいたんですけど、どうも私の中ではしっくりこないんですよ。と言いますのが、今の土地を
処分するというのは、当然今の本市の中では重要な課題やというふうに理解をいたすんですね。けど、それと福祉施設との関連というのが、私にしてはどうも納得し切れないなと思うところがあります。土地を買うから、その施設ができるというふうにしか見えないんですよね。まあ言うたら、本来の目的は土地の
処分やねんけども、今回のこの内容からいくと、福祉施設をするためにここの土地を買っているというふうに、順番がどちらが先なのかなというふうに思ったりするところが正直あるんです。
決定というか、来ていただくことに関しての反対ということではないんですけれども、やはり、今後、こういうような形で市がかかわっていくということの部分の中で、やはり、不透明さであったり、また、疑念を抱かれるような要素というのはあってはならないことであろうかとも思います。ですから、そういうことも踏まえた中で、今後、いろんな面で進めていかれる中で、まず議会での詳細な説明まで含んでいただくと。そのときによって、その早い段階で問題をクリアしていって、最終決断になったときには、みんなで素直に喜べるようなものになっていただきたいという思いがありますので、今後もしそういう形で進められるのであれば、今回のこともまた含んだ上で、きっちりと説明と方向性ということを示していただきたいなというふうに思います。
今回の施設、来ることに反対というわけではございませんので、今後の
あり方について
お願いという形で終わらせてもらいます。部長、ありがとうございます。
◯15番(札辻輝已君) それでは、今回、
市有財産の売却のための
公募型プロポーザルによる民間事業者の提案計画を求め、開発区域の約2万2,000平方メートルを売却したと。これについて、市民の生活の向上とか、それから、地域経済の発展という意味では、非常に念願でありましたので、非常に私はよかったのかなという気はしております。このことについて、私の思いと、それから、確認しておきたい部分と、お聞きしていきますので、よろしく
お願い申し上げます。
まず、この施設は、今回の補足資料の中にも、これ、いただいておりますけども、これ、前市長のとき、谷奥市長、そのときに提案された1件でありまして、その当時は、平成21年ぐらいからだったと思うんですけども、そして、あこであれを売却してという話が出てきまして、我々議会にも結局提案されてきました。そして、非常にいろんな物議を醸されたんですけども、また、市民も心配されておったところでございますけども、議会も了承しました。問題はありましたけども、議会も了承して、そして、この資料にもありますように平成20年3月20日に農業公園「大和さくらい卑弥呼の庄」ということで、華々しく、期待を込めてグランドオープンした。これは、当時、私、議長をさせていただいたと思うんですけども、参加させていただいて、非常に期待を込めたグランドオープンをされたわけです。その後、市との約束が結局履行されずに、結局は、株式会社大和さくらいというのを相手に、市が訴訟を起こした。そして、訴訟で、結局、桜井市が勝訴して、今回の競売に、売買につながってきたと思うんですけども。
この間、非常に我々も心配しておりましたし、市民も心配しておりました。この問題につきまして、方向性が出たということは、私は非常に喜ばしいことだなと。前市長の提案された、やられたことを、それから後に松井
市長が平成23年ですか、就任されて、そして、今回の解決に向かって努力してこられたということは、私は非常に敬意を表するところでございます。これも、当然、
市長としては、前
市長の問題だということでは解決できない。やっぱり、行政の継続性ということから、前
市長の後を引き継がれた松井
市長は、全責任を持って解決していくと、これは責任があるわけで、それを1つずつこなされているということについては、非常に敬意を表するところでございます。
そこで、1つ、確認と質問をしていきたいんですけども、前回にもともと株式会社大和さくらいに売却された面積は3万1,430平米ですか、これが全部大和さくらいに売却されたと。これは間違いありません。今回、売却された部分が2万2,118.44平米ということで、一部分、棚田の部分が売却の対象にしてなかったと。売らなかった棚田区域、結局は1万2,908平米と聞いていますけども、なぜこれを、もともと全部で売るというような計画であったやつが、なぜこの棚田の部分だけ残されて売られたのかということをちょっとお聞きしたい。
それから、売らなかった棚田の部分、これについては、今後どのような活用を考えているのか。何かの活用を考えて売らなかったのかという部分があり、その点も聞きたいです。
それから、聞くところによると、残された棚田区域の中には、個人名義の、個人の所有されている土地がまだ残っていると聞いています。それがどのくらいあるのかということも聞きたい。
それから、土地が残っているのであれば、今後、その解決、棚田の部分を桜井市が今後利用していくというときに、その個人の土地が残っていると。その個人の土地の今後どう解決していくのか、これも聞きたいです。
それから、一括して聞きますけれども、そしたら、あの棚田の部分を残したということは、行政が農地を所有するということ。行政は、農地を所有することができるのかでけへんのか、これは私、無知でございますので、わかりませんから、これもちょっと教えていただきたい。
それから、
処分金額について8,857万1,720円で今回建物を含めて
処分されたというふうに聞いています。そしたら、これは、土地代金は幾らであって、建物は幾らであるのか。こういうような、私が今質問している部分につきましては、全体協議会とか、それから、先般行われました議運とかで説明があったかもわかりませんけども、確認という意味も含めて、再度聞いておるわけでございますけれども、建物代金と土地代金、幾らと幾らかと。その8,857万1,000円の中でね。そして、建物の代金を、今回建物と一緒に売られたわけです。そのときの建物の代金は、西上建設という会社に行くのか、桜井市に入るのか、その辺もお聞きしたい。
ということで、今申し上げましたけども、このことについて、
市長並びに関係の部長のほうから答えていただきたいなと思います。よろしく
お願いします。
◯市長(
松井正剛君) 土地の細部にわたりましては、担当部長から説明をさせていただきます。私のほうからは、今後の計画についてのご質問にお答えさせていただきます。
今後の計画につきましては、残された個人所有の土地等を含め、既存の倉橋ため池ふれあい公園の施設を活用して、さらに市民が求める機能を付加することで、倉橋ため池の自然環境も生かした新たな公園として再生していくことを目的に、平成27年度に倉橋ため池周辺地区整備基本計画を策定いたしているところであります。この計画の実施につきましては、現在、県との包括協定による5つのまちづくりや鳥見山緑地公園の整備の事業の進捗も踏まえながら、検討してまいりたい、そのように考えているところであります。
土地の細部にわたりましては、担当部長のほうから答弁をさせます。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) 札辻議員さんの質問にお答えさせていただきます。
まず、土地についてでございますが、議員ご指摘のように、全体、当時の卑弥呼の庄として事業をされた際の面積ですけれども3万140.30平方メートルということでございます。そこから、今回、実測でおっしゃっていただいた、議案に載っておりますように2万2,118.44平米ということでございます。農地等入っていますので、差し引きするとあれなんですが、当時の公簿上ではその部分が1万7,232.30平米ということでございますので、3万140.30平方メートルから引きますと、残ります棚田の区域の面積は1万2,908平方メートルということになります。
これが、今回開発区域だけになりましたのは、当時、特定農山村法を活用いたしまして農業公園を運営されましたけれども、そのときに県のほうの開発許可を取りましたのが建物と駐車場の建っておる部分でございまして、その部分については、その法を使って開発したことによりまして、農振農用地を外れた市街化調整区域という形になりましたので、広く一般事業者の方に使っていただける土地というふうなことになりましたので、今回、公募をさせていただくということになりました。
棚田の部分につきましては、依然として特定農山村法がかかっております農振農用地の土地でございますので、これは一般の事業者に即売却するというふうなことにはなりませんので、今回分けさせていただいたということでございます。
棚田部分につきましては、倉橋ため池という自然環境に恵まれたところでございますし、その周辺の公園もございますので、
先ほど市長が申しましたように、そこを生かした活用方法を検討していきたいというふうに思っております。
ただ、議員申されましたように、その棚田の区域の中におきまして、大和さくらいの持っておる分につきましては市が取得しましたが、それ以外にも民間の方が持っておられるところが8筆、公簿面積で1,869平方メートル残っておるということでございます。ここにつきましては、今後の公園等の事業計画を進める中で、地権者と交渉をさせていただきたいなというふうに考えておるところでございます。
それから、今回、議案として出させていただきました
処分金額8,857万1,720円でございますが、これにつきましては、市が持っておる土地の売却代金でございます。建物につきましては、株式会社西上建設が所有しておりますので、ここには載ってきておりませんが、公募の際に、土地と建物を一体で購入していただくということで公募をさせていただきました。そのときの建物の売却代金というのが312万8,280円ということでございます。これは、裁判の判決で西上建設に対して判決がおりておりますが、判決では平成22年3月からの、それから明け渡しまでの間、年52万1,380円ということで支払えということになっております。これが6年経過しておりますので、合計して312万8,280円ということでございます。これにつきましては、昨年7月に西上建設が市に確約書を入れておりまして、売却を一体的に市で行っていただいた結果、売却先が決まれば、その売却代金でこの分を支払うというふうなことになっております。
したがいまして、今回、議決いただき、優先交渉権者と契約が締結される際におきましては、その優先交渉権者と西上建設とで
売買契約、民民の契約を結んでいただくわけですけれども、そこへ市が入りまして、売却代金を市のほうに直接振り込んでいただくというふうなことの、いわゆる三者契約的なそういう取り扱いをさせていただいて、市が持っておる債権額は全額回収をさせていただくというふうな予定で考えております。
以上でございます。
◯15番(札辻輝已君) 説明いただきました。既に我々も説明を受けた部分もあるし、また、今日初めて確認させていただいた分もありますけれども、今の説明では、私は、もともと大和さくらいに売った全部を今度の公募にかけて、売るべきやったと思うんですけれども、あの部分を外さないと、いろんな県との関係もあるしということの説明もありましたけども、もともと大和さくらいに土地を売ったときには、あの部分も当然全部含めて売ってんねんからね。私は、それはちょっと当たらないと思うんですけども。
私の考えですけども、あれを外して売ったということについては、やっぱり、あの場所にあの土地を売るための公募をかけても、ほとんど業者が来ないのと違うかと。私もそれは心配していました。なかなか利用するのに、非常に難しいということで、手を挙げる人がおらんのかなと思ってましたけども、今回、2つの会社が挙げたということで、1社に決まったということで、それはそれでよかったと思うんですけども。
そしたら、あの土地を何としても売りたいと、いろんなことで売りたいと。そのためには、棚田の部分は外せということで、私は、応募者の一人でも多く来やすいような方法であれはされたと思っているんです。私の考えですよ。市のそれがあったかなかったかはわかりません、私はそう思ってます。そのためにあの部分を外されたと。そしたら、外したらどうするねんと。そしたら、下に倉橋周辺の公園計画があると。それに引っつけたらいいやないかということで、今、
市長が答弁されたと思うんですけども、もう既に公園計画については、倉橋のため池、5つか6つぐらいの場所で、周辺を取り巻くように公園計画はできているはずです。そこそこに今残った土地を引っつけていこうというようなもろもろの説明だったと思うんですけども、それも1つの考え方だと思うんですけども、今現在、行政のスリム化、それから、桜井市も
市有財産をできるだけ売っていこうという方針にしている最中でございます。そのときに、この棚田の部分の農地の部分を市が抱えてしまったということで、私は、ちょっとこれは桜井市の行く方向としては間違っているのと違うかなと。ただし、あれを公園にしていくということであれば、それは将来的にはいいかもわかりませんけども、あこが完全な公園になっていくのは、私は、相当時間がかかると思うんです。今回は、鳥見山緑地公園に手をつけていただいておりますので、それができて、それからほかにもいっぱいありますし、あこを完成するには相当時間がかかる。
その間、桜井市は、農地、ちょっと答弁聞いてないけども、行政が農地を持てるのかということをちょっと聞いたはずやねんけども、その答弁聞いてないな。それを次の答えていただきたいと思いますけども、そういう感じで行政が農地を抱える。そして、あれを
管理するのには、草刈りから全ての土地の
管理を、収益はこれから上がりませんので、公園が完全にできるまで上がってきませんので、公園をやっても維持
管理に金がかかる、負の部分だけを市は抱える。市民はそれをしっかり利用できたら、それは精神的には非常にいいと思うんですけども。そういうことで、負のものを抱えてずっと永遠に続くということは、行政改革に逆行したような感じであの部分はなると思っています。
せやから、あの部分については、一括してプロポーザルをかけていただきたかったなと。ただし、あれをかけた時点で、業者が手を挙げへんかと、その心配をしてましたし、問題はあったと思うんですけども、あれも一括してプロポーザルをかけたら、ぱっと、それはそれなりに計画をした業者がまた手を挙げたかもわかりませんので、これはあったかなかったかというのは、それは結果論でございますので、わかりませんけども、そういうふうに一括して売るべきやったん違うかなという気はしています。
今後、せやから、そういうような事を急いで、負のものを抱えてしまうというようなやり方は、やっぱり、避けていただきたい、私はそういうふうに思ってます。
あの分についても、卑弥呼の庄で我々も期待しながら、
先ほど申しましたように、オープニングを迎えたわけです。そして、そのときは、いろんな問題を抱えていても期待していたわけです。ところが、ぽしゃってしまった。そして、この問題を後世に残すことになってしまった。
今回も、福祉の施設が来るということでございますけど、福祉については、団塊の世代がこれからどんどんと年いってきますし、福祉のほうは非常に忙しい、施設の足らん時代が来ると思うんですけども、それも30年後、今の団塊の世代が90歳を超えた時点からどんどん私は下降をたどっていく、施設が余ってくる
可能性はあると思っています。
そういう中で、今の時代に対応したいいことだとは思っていますけども、今後、そしたらあの土地を売ったから、せやから、業者に任せてんということでは、前の二の舞を踏んでしまうということになりますので、やはり、業者に渡して、その契約がきっちりと守られているのかと。それから、やっぱり、経営上うまいこといっているのかと、いろんな面で、市はずっと注意を払っていただきたいと。さもなかったら、二の舞になってしまうという気はしてますので、そういうことも含めて、
お願いもしたいということで、この件について、
市長の考え方と、それから農地の件について、ちょっと答えていただきたい。それで終わりますので。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) 再度のご質問にお答えさせていただきます。
一般的に農地を行政が取得するということはできないということでございます。具体的な開発計画、事業計画を持ってということでございますので、その点も踏まえまして、進めさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯市長(
松井正剛君) ただいま札辻議員からご指摘をいただきましたように、今議会で契約させていただきました後についても、しっかりと市として見守っていきたいなと、そのように考えているところであります。
◯12番(土家靖起君) 今いろいろとご質問あったわけでございますが、私のほうで7点ほどまとめて質問をさせていただきたいと思います。
まず1点目でございますけれども、倉橋の農業公園の卑弥呼の庄の跡地の売買に対する支払い方法についてでございますが、これにつきましては、一括で払っていただくのか、数回に分割されるのかどうか、この点と、さらに支払いの回数、方法はどのように決められておるのか。
まず、3つ目でございますが、
先ほどもご質問の中にございましたように、現在、卑弥呼の庄の建っております西上建設所有の建物につきましては、どうなるのか。例えば、
先ほどのご答弁もありましたけれども、桜井市が西上建設に対して所有している債権についてはどうなるのか。
この点と、さらに福祉の担当部のほうでお聞きいたしたいと思いますが、特別養護老人ホームにつきましては、市内では従前から既に充足されておるというように聞いておったわけでございますが、今回、建てられるに至った経緯についてお尋ねをいたしたいと思います。
次に、今まで福祉施設の建設につきましては、既に公募として決められてきた経過があるわけでございますが、今回は、これと、今までと違った形で建設計画がなされていくということでございますので、これに対する考え方についてお尋ねをいたしたいと思います。
次に、提案されております福祉施設を整備するということにつきましては、介護保険財政に影響は出てこないのか。市の繰出金などの財政負担はないのかどうか。また、被保険者への財政的な負担はないのかどうか。
さらに、今回の最優秀提案者につきましては、市外に拠点を置かれておる事業者でありますので、地域密着型ということを考えますと、桜井市または地域の貢献度、そういうことを考えますと、今回の提案についてはどのように提案がなされてきたのか。
これらについて、まずそれぞれの担当部長のほうからお尋ねをいたしたいと思います。
◯総務部長(
井上雅史君) ただいまの土家議員のご質問にお答えいたします。
1点目の支払い方法でございますが、こちらにつきましては、契約締結時にまず売買代金の10%相当の契約保証金をいただきまして、残額につきましては、指定期限内に一括して納付ということで予定をいたしております。
それから、2点目の支払い回数、方法をどこで決めたのかというご質問でございますが、こちらにつきましては、プロポーザルの際に、募集要領の中でお示しをした契約等の内容に基づきまして、
相手方と協議し決定をするということでございます。
それから、3点目の西上建設所有の建物の方向と、それから債権との関係ですね。これは、
先ほど言及がございました。今回の募集要領の中で、西上建設所有の建物も一体として、一括して売却するという形になっておりまして、最優秀提案者でございます「太陽の村」と、それから西上建設の間で
売買契約を桜井市を介して三者契約という形で締結をいたします。
その契約書の中で、西上建設に支払われたその売買代金、
先ほど三百数十万とございました。この額を桜井市に対する奈良地方裁判所の判決に係る債務の弁済に充てるという旨の特約条項をこの契約の中に盛り込んでおりまして、そういった形で措置するとともに、その債務をさらに確実にするということで、三者立ち会いで、桜井市、西上建設、太陽の村、三者立ち会いのもと、売買代金の受渡しを行う予定をいたしております。
以上でございます。
◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまの特別養護老人ホームについては、既に充足しているけども、建てることができるのかということに対するお答えをさせていただきます。
奈良県が行っております特別養護老人ホームの待機者状況調査では、平成28年4月1日現在、県全体で3,187名の待機者があるということになっており、そのうち、桜井市では96名の待機者となっており、現在、利用ニーズもありますので、施設の建設は可能であるというふうに考えております。
それから、今までの公募とちょっと違っているんじゃないかというような質問でございますが、今回の公募は、
先ほどからも申しておりますように、倉橋農業公園跡地の有効利用を求めた公募で、跡地の売却とその活用方法について、用途を決めず、広く提案を求めたものであります。その結果として、2社から福祉施設の計画が応募されたものであって、これにつきましても、公募としては適正であったというふうに思っております。
また、その提案が福祉施設であったので、福祉のほうで桜井市老人福祉施設等整備審査
委員会と桜井市介護保険運営協議会を開催して、その中でも承認をいただいているというところでございますので、よろしく
お願いをいたします。
それから、提案された福祉施設についての財政の影響とか被保険者への影響の質問でございますが、この施設整備に関して、市が負担する、市の負担というのは、整備に関してはありません。それから、介護保険財政に対する市の負担につきましては、サービス給付費、その時々のサービス給付費などの実績に応じて決まった分を市、県、国で負担するというふうに介護保険の制度となっております。公費分についてはそういうことでございます。
それから、被保険者への負担に関しましては、介護保険事業計画、3年に一度つくるわけでございますが、介護保険事業計画において、3年間に必要となる介護サービス給付費というものを推計して、それに合わせた
保険料ということを決めることになっております。今回提案のありましたサービスにつきましては、今現在も不足している、今後においても不足するだろうということで、次期のサービス計画には含まれていくものとなると思いますが、そういうことも勘案して、総合的に判断をさせていただいたものということでございます。
以上でございます。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) 議員ご質問の地域の貢献について、最終提案者がどのような計画を出しているのかということでございます。
事業者からは、地域の福祉拠点として活用していくために、4つの提案が示されております。
まず1つ目は、雇用の創出でございます。提案では、常勤、短時間を含めまして100名程度の雇用の創出ということで書かれております。次に、2つ目が中高年齢者の活動参加の促進でございます。そういった方を短時間パートやポイント制度によって、施設を利用していただくというふうなことも書いております。それから、3つ目が
高齢者の来訪促進ということで、障がい者や
高齢者も泊まれる有料宿泊施設の運営も考えているということでございます。それから、4つ目が地域ネットワークの促進でございます。隣接する桜井市
高齢者総合福祉センターと連携して、地域ネットワークの発信源的な役割を担い、地域の方々に集まる場所を提供し、各種イベントを行い、活力ある地域づくりと暮らしの安心や介護についての悩みを解決し、生き生きとした生活を支援するように進めていくというふうなことが提案されております。
以上でございます。
◯12番(土家靖起君) 7点について、お聞きいたしたわけでございますが、今回、この施設の誘致につきましては、懸案でありました卑弥呼の庄が解決に向けて一歩前進したのかなと思うわけでございますが、従前から特別養護老人ホーム、市内に3カ所、あるいはグループホームが9カ所あるわけでございますが、これも
先ほどの質問の中に出ましたように、従前でありますと、一般公募し、そして、審査会を経て決められてくるわけでございまして、従前から、
先ほども申し上げておりましたように、今まではある程度のものが充足されてきたというようなことも聞いておりましたものですから、後追いになるかもしれません。今回のこの施設が来たから、たまたま不足が、96の待機者があるということで対象になってきたと思うわけでございますが、今日までの経過からすると、矛盾しているように思うんです。
したがって、3年前もグループホームの公募もなされました。また、特養の施設もあったわけでございますが、今回のこれに対して、前回応募されて落ちた事業者もおられるかと思いますが、新たにこういう施設を建設計画がなされるということになれば、仮に市民に広く、地域の人に広く知らしめて、公募していく手法があったのではないかなと思うわけでございまして、今回、29床の特養については計画がなされておりますが、そしたら、残された後の直ちに募集ということは困難かわかりませんが、将来的には残された待機者の特養を含めた施設計画がどのようになっていくのかなという思いもするわけでございまして、とりわけ従前と今回の応募の仕方が変わってきたことについて、懸念をするわけでございまして、私は、
先ほど、公正に適正な公募であったと言われておりますけれども、誘致された施設については適正な公募、これは間違いございません。しかし、特別養護老人ホームあるいはショートステイとか、あるいはグループホームの基準等については、従前どおり大きく変わってきていることについて、市民の不信感を抱かすのではないかなと思うわけでございますので、この点について、部長のほうから、もしあればお答えいただきたいと思います。
◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまの土家議員の質問にお答えをさせていただきます。
確かに今までの公募、
先ほどもお答えをさせていただきましたが、介護保険事業計画に基づいた公募をこれまで行ってきた。今回の公募については、今おっしゃっていただいたように、今の土地の活用ということでの公募の違いというのはありますと。ただ、
先ほどの質問でもお答えさせていただいたように、これまでの長年の課題であった倉橋の農業公園の問題、それと、現在の介護保険のニーズとか供給量とか、第6次の総合計画とか次回とかというようなことも総合的に判断した上で、今回のことを決めさせていただいたということでございますので、その点についてご理解をいただきたいというふうに思っております。よろしく
お願いします。
◯12番(土家靖起君)
市長に、最後、ちょっとお尋ねいたしたいと思います。
今日まで福祉施設の場合は、事業者の理念といったものが非常に大切でありまして、社会に対する貢献、あるいはまた、地域への貢献といった理念がなければ、利用者の満足度にはつながらない、このように思うわけでございまして、やはり、事業の継続性というものをあわせて考えますと、十分にそのところのことを踏まえまして、今後もこの事業として進んでいきますように要望いたしておきたいと思います。この点について、
市長のほうから何かございましたら、お答えいただきたいと思います。
◯市長(
松井正剛君) 土家議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。
最優秀提案者として、事業者であるほうからいろんな提案がなされております。それらのことがしっかりと守られていくのか、そして、それが市民の福祉の向上を図るものになるのか、しっかりと見きわめていきたいなと、そのように思っております。
◯10番(吉田忠雄君) 私は、2点について、
市長と担当部長にお尋ねしたいんですけども、今回の倉橋地区の農業公園跡地について、
公募型プロポーザル方式で社会法人に売却をされるというわけなんですけども、1つ目は、この選定に当たっては、社会福祉法人の運営の理念の問題、そして業務、財務の状況、あるいは職員の待遇の問題、こういう問題、そして、今後、農業公園跡地で行われる事業内容など、これ、多方面からよくよく確認、検討されたのか、この点、どうなのか、その結果どうであったのか、お尋ねをしたいのと、これは担当部長にお尋ねします。
もう1点は、私、少し気になっているんですけども、市が出された法人の概要というのがあるわけなんですけども、これを見てみますと、平成23年に太陽の村を設立して、翌年の4月には吉野町に特別養護老人ホームを設立する。そして、平成26年には居宅介護支援事業を行っております。そして、平成27年10月には、視覚障がい者対応ユニット、そして聴覚障がい者ユニットをそれぞれ20床、これで合計40床なんですけども、これを増設しておられます。そして、同じく12月にはデイサービスの一般型と、あるいは、リハビリの特化された特化型、これをそれぞれ30人と20人増員されているわけなんですけども、これ、非常に短期間に事業を拡大しておられる。このことがだめだというふうには思っておりませんけれども、この社会福祉法人としては少し珍しいのと違うかなという気がしているわけなんですけども。それで、さらに桜井市で福祉事業を拡大していくということなんですけども、国とか県から支援もありますので、事業を拡大しても、よっぽどのことがない限り、経営が破綻するということはないと考えるわけなんですけども、しかし、私はこの点が少し気になるんですけども、この点、
市長にお尋ねしたいんですけども、
市長はこのことについてどのように考えておられるのかお尋ねします。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) 吉田議員の質問にお答えさせていただきます。
今回のプロポーザルに当たりまして、2社出てきまして、今回、最優秀提案者が決まったところでございますが、プロポーザルに当たりましては、そこで過去の経緯のほうで書かせていただいておりますように、公募を10月3日にさせていただいて、まず一次審査ということでさせていただきました。この11月16日に、9名の選考委員におきまして事業者の土地の購入をするだけの体力、それから事業を推進できるかどうかというふうなところの会社の、この場合は社会福祉法人ですけれども、それの審査をさせていただきました。
法人概要につきましては、議員おっしゃっていただいたとおりでございます。設立と、あるいは現在行っておる介護老人福祉施設等の内容につきまして、確認をさせていただきました。それから、経営内容につきましては、法人の過去4年間の貸借対照表、損益計算書、自己資金としての預金残高、それから資金計画等、確認をさせていただいたところでございます。
そういう中で、選考
委員会としての判断は、十分な資金力を持っておると。当然、現在やっておられる老人介護福祉施設の建設、それから増床されておりますので、それに伴います設備投資というふうなところがございますので、その部分では単年度的に赤字になっておるというところがございますけれども、増床によります収益も増加しておるというふうなことで、将来的に、議員ご指摘のように、社会福祉法人というのはいろんな優遇制度もございますので、そういった中で安定的な経営運営がされるというふうなことを判断させていただいたところでございます。
以上でございます。
◯市長(
松井正剛君) 吉田議員の質問にお答えをさせていただきます。
太陽の村が短期間で事業を拡大しているということは、よく承知をいたしております。そんな中で、経営内容など、今部長が答弁させていただきましたように、昨年の11月4日から、桜井市の倉橋地区農業公園跡地購入選定
委員会によるプロポーザルを行って、しっかりと審査をしてくれていると、そのように私は信じているところであります。
◯10番(吉田忠雄君) 福祉法人ですので、これは
先ほどから各議員の方も言われておりますけども、地域の住民が日々の生活の中で必要とされる福祉サービスの提供、これはもちろんのことなんですけれども、常に地域の声に耳を傾けて、地域に貢献してもらう、いわゆる社会的貢献といいますか、地域への貢献なんですけども、これが求められるわけなんですけども、法人の事業内容のほかに、この地域にいろいろ貢献の仕方もあると思うんですけども、この点について、何か
市長の具体的な考えがあるのかどうか、あればお答え願いたいし、なければ結構ですけども。これで質問を終わります。
◯市長(
松井正剛君) 今後の推移を見守りながら、一緒に考えてまいりたい、そのように思っております。
◯14番(
工藤行義君) 各議員があらゆることを言うておられたので、その中で整理しながら、まず、正式には倉橋1088番の1と2、この土地、倉橋の倉ための上流の土地という話で、今後言わせていただきますけれども、この土地があって、大和さくらいに売られた。運営ができないから返してもらう。それを返していただいて、裁判等の経過の中で、それをまた新しく事業展開するために、桜井市が誘致するためにもう一度販売したという話でいいんですね。
その中で、まず1つ目に、大和さくらいに売られて、これ、裁判にかかりましたね。支払い終わってないので。その西上建設が所有の建物が残ってきたと。この建物を一般的な、常識的な契約は、土地を買いました、建てました、支払いできません、返します、更地にします、これが一般的な、常識的な販売契約の
あり方なんやけども、桜井市の場合は、その建物を撤去させずに、桜井市が次の業者に販売するお手伝いをしたと。そのお金をもらって、西上に払って、西上からまた桜井市にそれを返していただくという手法みたいな形なんやけども、これ、行政は、予算執行するに当たって、住民の福祉の
あり方、いろんな
あり方の
取り組みをする。事業をして金もうけする方法は私はおかしいと思うんです。建物を上乗せして売る、金もうけする、その金を転売していく、動かしていく。この手法の
あり方が、私、とんでもない。例えば何億かかろうが、何ぼ裁判費用かかろうが、裁判でこれ決まって、確約書なるものができてきておるんでしょう。その中にそういうばかげたことを書いておるならば、行政の
あり方に私、不信感を持ちます。どんな手法を使おうが、向こうに撤去させるべきなんでしょう。例えば何ぼ費用かかろうが、費用対効果が悪くなろうが、税の公正性、もしくは行政の公正性の立場で見ていったときに、税金やったらそうでしょう。何千円のお金でも、どれだけの人間がどれだけの事務処理経費が、どれだけの輸送量を使おうが、やっぱり、公正性のために取り組んでいきます。それをやられていない、これ1つと。
次は、返ってきた土地を販売していく、その手法の
あり方なんやけども、
先ほど吉田議員の答弁を聞いておったら、何か、残高とか事業内容とか言うていったら、もう1つの株式会社のほうは非常に評価の悪いような会社に聞こえてしゃあないですけどもね。これ、福祉法人が特定の一定以上のお金を所有していること自体がおかしいと思うんですよ。福祉法人というのは、いろんな補助金をいただいてやっているからね。プラマイゼロであるべきやという基本的な考えの、厳密に言うてるんではないですよ、公に大きく見たときに、福祉法人というのはお金を残していけない。いかない。そのための福祉法人である。株式会社はそういう事業展開をするために、当然、事業をしていくための資金も資金繰りもやっております。
ところが、この公募型のプロポーザル、これ、何カ所に公募されたのか。これが28年10月3日、締め切りが28年11月4日。たったこの一月で会社の出納云々、銀行との融資の話、これ一般的な企業やったらできます、これは。それは内々で別の会社と話ししておったら、その会社は準備できますわ。これ、公募でしょう。公募でやって、こんなん一月でそんな書類を作成するなんて並大抵ではないんです。逆に言うたら、それだけのことを一月以内ですわ、できる企業というのは、非常に事務能力があって、企業の力があるというふうに私は理解しております。これよく知ってますのでね。
それで、28年11月16日に購入業者選定
委員会、一次、これ、両方通っているんですね。これ、前回、12月議会でも指定
管理者の話で、各議員が訴えたとおりですわ。地元に根差した、地元の業者の優先、桜井市は全然無視してますね、指定
管理にしても。市民会館しかり、地元の業者が地元の発展のためにどれだけかかっても地元の力でやっていきたいと。桜井市は、行政は違いますやん。どこであろうが、その評価、もちろんプロポーザルもしくは競争入札の理念からいったら、しっかりした企業、また、高く買っていただける企業のほうが当然いいとは思うんですけどね。また、見方、地元業者育成の立場で考えていったときに、その評価点がどれだけ加算するという意識、職員、行政が持っておられるのかどうか。
よそから来たら、事業税はよそへ行きますやん。雇用関係もほかから来ますやん。事業税、地元で払っている企業は、地元で得点、私、あってしかりやと思いますよ。指定
管理にしても、これにしても、いろんな建設工事にしてもそうですわ。何か安ければいい、桜井市民は、ほな、どういうふうに思っとんねんと。その企業に事業税もうとこ、市民税もうとこというような話になってしまいますやん。桜井で事業税も払い、固定資産税も払い、また、市民税も払い、国民健康保険税も払いしていっているんですわ。安ければいい。そこら辺の行政が私は見えない。そういう市であっては、私はならないと思います。やっぱり、地元の人を伸ばしていかなあかんやろうし、地元で活性化せなあかんやろうし、地元の雇用も守っていかなあかんやろうし。そういう中で、このプロポーザルの公募をされて、締め切りまでの日にちの中で、こんなん常識的に、桜井市やったら、こんなん一月でできませんで、これだけの資料をそろえようと思ったら、提出資料。行政でも半年かかりますわ。民間やから、これ、早くいけたけどね。それだけの期間にそういうものを取りそろえていく企業の力強さというか、そういう
あり方の、あなた方は全然理解されていない。自分らに振り返ったときに、逆に、ついでの話やないけども、こういう企業のスピーディーに取り組む形を見習っていただきたい。
それから、これも札辻議員が聞かれて、答えは聞いておりますけども、残地で1,300平米ほど残ってしまった。そこら辺が非常に今後不安、どうされていくのか。桜井市の一貫性のない、安ければ何でもいいというような一貫性のない、地元の市民を育てていく、市民のための
取り組み、大きく言えば、行政というのは、私は、全ての
取り組みは福祉である、市民のための福祉向上のための
取り組みであろうと。そのために相互扶助という形の中で、税、市民税、固定資産税、住民税、いろんな形をいただいておる。そのお金で執行していく。それ、よそから、よその企業に、黙って聞いてや。俺、しゃべってんねん、私がしゃべってんねんから。ちょっと待ってや。
議長、私が質問して、真剣にお話ししているのに、雑談ないでしょう、向こうで。部長、清水部長、あなたにしゃべっておるんですよ、私。雑談ないでしょう。これ、本会議でしょう。何と心得ておられるんですか、この本会議。
◯議長(我妻 力君) 暫時休憩します。
○午前11時39分休憩
○午前11時40分再開
◯議長(我妻 力君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◯14番(
工藤行義君) 部長、真剣にいきましょう。
これ、非常に大事なことやからね。もっと言えば、何か余りにもでき過ぎているようなプロポーザルの
あり方というような批判も出ています。そこら辺に対して、部長、しっかりと答えていただきたい。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) ただいまの
工藤行義議員の質問にお答えさせていただきます。
今回のプロポーザルに当たりまして、建物と土地を一体で公募をかけさせていただきました。これについては、議員ご指摘のように、本来あるべき形というのがあるのかもしれません。裁判におきましては、判決を受けまして、西上建設が建物を撤去するという形になっておるところでございます。しかしながら、この間、西上建設のほうで撤去されない中で、あの土地の解決がどんどんおくれていくというふうなことになっておるわけでございます。
これにつきましては、いろいろ、いろんな
関係機関、弁護士も含めてこの取り扱いを検討させていただきました。市のほうも判決に基づいて裁判所に執行させると、数千万の撤去費用がかかり、議員おっしゃるように、1円の税金でも取るために、その費用がかかっても取るというのもございますし、逆に、市民の税金で本来向こうが撤去すべきものに対して、投入するということの是非もございます。そういったことを総合的に勘案していただいて、西上建設と交渉させていただいて、西上建設が確約書を提出され、市の公募のときに一体的にされるのでしたら、市の債権も含めて市の条件を飲みますというふうなことでございましたので、今回の公募の手続に至ったわけでございます。
それから、その中で応募してきていただいた事業者がございます。これについて、一次審査をさせていただいたところでございますが、
先ほどは吉田議員さんの質問について、最優秀交渉権者の件について申し上げましたけれども、もう1社に対しましても、一次審査では一応購入できるだけの体力があるということで、2社がその一次審査を通過しておるということでございますので、そこでのどちらがどうという判断は、行っておりません。
それから、公募に当たりまして、どういったところにそういう周知をしたのかということでございますけれども、10月3日、公告をさせていただいて、当然、市の広報「わかざくら」、ホームページに掲載させていただくとともに、マスコミ各社への掲載の依頼もさせていただきました。その中で、新聞社が新聞として載せていただいたほかに、そちらのネットニュースにも2社載せていただいております。そのほか、建設関係の業界紙、それから、それのネットニュース等にも掲載をしていただいたというふうなことでございます。もっと周知方法があったのかというところもありますけれども、以上のとこら辺に対しまして、市としてはアピールをさせていただきました。
それから、提案までの時間が短かったのではないかというふうなことでございます。一次審査まで約一月、それから提案まで約一月ということで、トータルで2カ月程度ということでございます。資金計画、金融機関等への調整も含めて1カ月というのが短かったのかどうかというところでございます。私どもとして、十分時間をとればよかったということもございますけれども、事業者がどういう資金調達方法を持っておられるのかという部分につきましては、私どもとして十分判断できなかった部分もございます。その中で2社応募していただいたというふうなことでございます。
それから、地元の事業者に対しての何かポイントというふうなことも含めての地元貢献というふうなこともございましたけれども、一応、評価の項目の中には地域貢献という部分でのポイントも項目として入れさせていただいたところでございます。ただ、その点につきまして、議員おっしゃっておられるような形での十分な反映ができたかという部分については、選考委員さんのお考えもあるので、どうかという部分については不十分な点があったかもわかりません。
それから、残地の取り扱いにつきましては、ご心配をおかけするところでございますけれども、市もその後の公園化計画も策定させていただいて、また、当然、この事業者が決まりますと、開発区域でそういう施設を建てられるということですので、そちらとの協議も踏まえまして、一体的な考えでできるところは協議をさせていただきたいなというふうに思っております。
そういったことで、今回の募集について、期間、プロポーザルの期間等でもっと事業者が出てくるのではなかったのかというふうなこと、私としてどうだったのかなという部分は、結果としてありますけれども、その中で建物を含めて購入しようという事業者が2社も出てきていただいたことにも、また逆に感謝をしておるというふうなところでございます。
以上でございます。
◯14番(
工藤行義君) ありがとうございます。
今、部長、11人おられる中で、ある意味、清水部長、私一番買っております。また、敬意を表している立派な部長やと理解しております。その中で部長、真剣に本会議場の中でしているときに雑談はやめましょう。
それと、言葉尻を私やる気ないんですけども、私のモットーは住民自治、相互扶助という意識の中で、いろんなことを理解していきたいという中で、市民の税金を1円でも取るという意識、多分、言葉を間違ったと思うんですよ。徴収という、1円の金でも徴収していくという意識で強くそれを表現するので、取るという言葉を使われたと思うんですけども、そこら辺もまたやめていただきたい。
なぜ済んだことをしつこく言うていくかというと、今後、そしたらどうするべきなのかということを私の質問の中で、やっぱり、公募型のプロポーザル、公募、これ3カ所以上の、もっと、5カ所も6カ所もやったらいいんですよ。いろんな形で広く、いろんな人に参加してもらえるような余裕と、それから
取り組み、やっぱり地元優先、地元の
あり方というのを
市長は一番考えておられる、桜井市の発展、桜井市民の幸せ、発展を考えておられるんやから、そこら辺を加味できるような選考委員さん、選考委員さんの考えではなしに、選考委員さんがその行政の意識を酌んだ評価の仕方という
お願いをしていかなあかんと思うので、今後、これだけきつく、厳しく言うことによって、桜井市の今後の発展のための市民に対する
あり方というのを理解していただけたら、私はありがたいと思っています。
以上です。終わります。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) ただいまの議員さんのお言葉、十分集中して聞いていなかったという部分についてはここでおわび申し上げます。
また、言葉の部分につきましても、十分注意して今後対応させていただきたいと思います。
以上でございます。
◯5番(
工藤将之君) 2点お伺いをいたします。さまざまな議員が、多くの議員が聞かれていますので、私の聞きたいことも大分クリアになってきているんですが、2点だけお伺いいたします。
まず、今回、私、公文書開示請求をさせていただいて、この結果についても確認をさせていただいているんですが、まずお伺いしたいのは、最優秀提案者は太陽の村ということになっておりますが、2社提案をされたにもかかわらず、優秀提案者については該当なしと、適当と認められないというような結果になっておりますが、これは何が原因でそういうふうになっているのかをまずお伺いいたします。
もう1つは、今回のこの太陽の村さんが出してきているこの提案の内容についてでございますが、これは土家議員も質問されておりましたし、
藤井議員も同様の方向性からご質問されていましたが、私もこれは同じ思いを持っておりまして、サービス付き
高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、それとグループホーム、ショートステイということで、4つの事業が複合になっていると思うんですけれども、この中で、そもそも従前までは公募型で行われていたというのは、特別養護老人ホームとグループホームであったというふうに私は認識しているんですが、直近の公募をされたときに、特別養護老人ホームにおいて何社が、幾つの団体が申し込みをされて、幾つの団体が涙を、1つの団体しか採用されないので、全団体のうちの1つしか採用されないので、次に向けて準備をされている方もいらっしゃると思うんですね。その数をお伺いしたい。特別養護老人ホームとグループホームについて、直近の公募のときに何社の申し込みがあったのかをお伺いいたします。
以上、2点を
お願いいたします。
◯まちづくり部長(
清水孝夫君) ただいまの
工藤将之議員の質問にお答えさせていただきます。
まず、プロポーザルにおきまして、2社からの応募がございました。最終、12月16日にプレゼンテーションを行いまして、最優秀提案者を太陽の村と決めていただきました。この審査に当たりまして、最優秀提案、それから優秀提案ということの、優秀提案の点数を平均点で60点ということで、委員のほうであらかじめ決めていただいておりまして、それの各委員さんの点数によりまして、1社そこに満たなかったということで、優秀提案者はなかったということになっております。
以上でございます。
◯福祉保険部長(西川昌秀君) 特別養護老人ホームとグループホームの直近の分の数でございますけれども、すいません、複数出たということについてあれしているんですが、今ちょっと数のほうが手元にございませんので、申しわけございませんけども、後ほど答えさせていただきたいです。
◯5番(
工藤将之君) ありがとうございます。
まず、点数に関しては、平均60点ということで、明確なご回答をありがとうございました。
この開示請求させていただいた資料の最優秀提案者に選ばれた方の平均点は80.33ということで、十分クリアしておるのですが、もう1つのところに関しては47.27と非常に低かったというのは、これは事実でございますが、これ、ただ、平均点が47.27であって、あるところでお一方、これは私も公開したときに黒く塗り潰されていますので、どなたかはわかりませんが、ある一方の点数が21.5点。平均点の2分の1にも満たない点数をつけてらっしゃる方がいらっしゃるわけです。この方が決して悪いとは言ってません。本当に実現性のないところを厳しく指摘されたのかはわかりませんが、全5項目のうちの3項目がゼロ点となっております。その他のところでいきますと、そのほかの方は10点からそれぐらいつけている。配点が10点のところであれば、おおむね4点か5点。30点のところがあれば、10点から16点。30点のもう1つの部分、施設計画については2点をつけてらっしゃる方もいらっしゃるので、これが0点であったのは、意味もわかるような気がするんですが、平均点が60点で、次点を決められないようになると、そのことがありきで、あえて平均点を下げているのではないかというように思わざるを得ないような点数のつき方ということに対して、私はプロポーザルに少し疑問を持ちました。
これは、何かありきでやっているというふうに市民の方が開示請求をされたときに思われても仕方のないような点数のつき方ではないかという疑いを持つ、私は、そのことになりかねないと思うんですね。例えばオリンピックでありましたら、単純に速さを競うようなものであれば、機械が決めるんですが、人が芸術点を決めるものであれば、例えば一番上と一番下は、まず省いて、その平均をとるとか、いろいろやり方はあります。ですので、そういう市民が疑問を持ち得ない確率が上がるようなやり方というのを今後考えていかないといけないのかなというふうに開示請求をしたときに思いました。
ただ、それを除いても、平均点は50.5点でございますので、9人の方を8人にしたとしても、50.5点でございますので、60点には満たないので、今回のことに私は疑問を挟んでいるわけではありませんが、これは1つだけ提言として、すいません、お考えいただければありがたいなということでございます。すいません、問題視、これでどうこうということではございませんので、ご理解を
お願いしたいと思います。
それと、特養とグループホームの前回でございますが、私の記憶では3団体と、特養は3団体、グループホームは6団体の方が涙を飲まれたというふうにございます。正しいかどうかはわかりませんが。この方々に関しては、次こそはという思いを持っている方は少なくないと私は想像しております。その中で、今回、
先ほどから問題になっているような決め方になっているわけですね。土地の売却でこの提案が上がってきたから、特養もグループホームも認めるんだというようなことでされているような気がするんですけれども、これは、特に担当部長にお伺いしたいんですけれども、このプロポーザルの中で、本来、特養やグループホームは別の公募を行うというような議論があったのかなかったのか。それについて、担当の部長として、何かご提言をされたのかというのをまずお伺いしたいということと、この事業の実現性、継続性というところが30点満点で、全員の審査員の方が24点ということをされています。ということは、特養やグループホームが入っているということを認めて、ここになったときは、特養もグループホームもここにおろすんだという前提で話が、この計画が、太陽の村さんの計画が通れば、特養もグループホームもほかの公募はせずにここに渡すというような前提で議論があったのかどうか、そこについて2点、お伺いいたします。
◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまの質問にお答えをいたします。
今回のプロポーザルの中で、各委員さんがしているところでは、もともとからちゃんと基準に応じて採点をしていただいておると思います。
それから、福祉保険部として、この提案が特別養護老人ホームを含む福祉の計画であったということに対して、確かに第6期の事業計画の中で、一部合わないというところはあることも含めまして、
先ほどもお答えさせていただいたように、それも全部含めた上でどうするのかということになったということでございますので、福祉保険部としても、そこら辺のことは認識した上で、行政がやっていかなあかんことやということで政策的に進めていこうということになったということでございます。
以上です。
◯5番(
工藤将之君) 答えにくいことですいません、かみ合っているかどうか、客観的に見ないと、私もわからないようになってきてしまっているんですが、まず、これは最後
市長にお伺いをいたしたいことが1点と、最後にもう一度部長にお伺いいたします。
今回の提案は、地域密着型ということで、市が決められるという範疇だと思うんですけれども、例えば特別養護老人ホームであれば、地域密着型8割以上は地域の方、桜井市在住の方を優先的に入っていただけるという施設だと私は認識しているんですけれども、もちろん、事情があって、広域の連携等で市外からの受け入れを数割認めるというのは、私は賛成でございますけれども、そんな中で、今回、サ高住、サービス付き
高齢者向け住宅があるわけです。これが同じ施設にあるわけです。サービス付き
高齢者向け住宅は、住民票を移せる入居方式なんですよね。そしたら、例えば東京都に住んでらっしゃる方がここに住民票を通して、一定期間サービス付き
高齢者向け住宅にいらして、そして、要介護3以上の方であれば、特養に入ることができるんですよね。それは桜井市民として入ることができると私は考えるんですよ。これは、じゃあ、実態としてどうなのかというところを、市民感情が私は絶対出てくると思います。96名の方が待機でいらして、その方々全員が入れる施設ではないので、これは数的にですね。そしたら、そういうふうな、これはテクニックを使って入ってこられたら、たまったものではないわけですよ。我々桜井市、行政の皆さんもそうだと思いますし、我々それを監視しなければならない立場としても、そういうようなテクニックを使って入ってこられるようなことをもしもされたら、もしもですよ。決してここがされているとか、そういう話ではないですけれども、この辺まで果たして今回のような、今までと違う公募のやり方をやって、ほかの団体さんが理解するかどうかはおいておいても、そういう強引とも捉えかねられないことをやっていることを、果たして市はどこまで監視して、指導できるのかというのが、これが今後、桜井市の信頼性に大きくかかわると思います。これがうまくいかなければ、私は、今後、桜井市で福祉に先進的に取り組もうという事業者が明確に減ってしまうんじゃないかという危惧をしております。
そういうところで、
市長にお伺いしたいのは、今回、この今までの流れの中でいろんな議員さんからも質問があったように、やはり、明瞭でないところがあるのではないかという疑問を持たれる市民の方もいらっしゃる中で、
市長として、今回のことがどういうふうに感じられているのかをまずお伺いいたします。
それと、部長、先に部長にお伺いしますが、今私が申し上げたようなテクニックみたいなものを使って、地域密着型というところをうまく利用されてしまうようなことがないように、行政としてどういうふうに取り組んでいけるのか、その意気込みと、もし方法があれば、よろしく
お願いいたします。
以上でございます。
◯福祉保険部長(西川昌秀君) ただいまのサービス付き
高齢者向け住宅と、それから地域密着型の施設についての質問でございますけども、今おっしゃっていただきましたように、地域密着型につきましては、桜井市民に8割以上、市外から来た場合には、協議が必要となるということで、市民にとっても有利な施設であるというふうに理解をしておりますし、サービス付き
高齢者向け住宅につきましても、桜井市内で今2カ所が建っているというような状況でございますが、それにつきましても、市内にあるということで、今後、
高齢者にも近くにあるほうがいい場合もあると思います。ただ、そういうような、今おっしゃられたようなテクニックを使っての加入ということを考えられる場合もあるかもわかりませんけども、それにつきましても、どういうふうな対策をとれるかということはわかりませんが、また、今後、そういうふうなことが問題になるようであれば、政策的な、国の政策的なものとして、住所地特例というようなことも要望もしていかなあかんというようなことには思っております。
以上でございます。
◯市長(
松井正剛君)
工藤将之議員の質問にお答えをさせていただきます。
今回の公募については、民間事業者が有する企画力、資金力、ノウハウ等を活用することを目的として、倉橋ため池周辺の自然資本、桜井市の人的資本や社会資本の潜在力を引き出し、地域経済の成長や多面的機能の発揮を積極的に取り組むとさせていただいておって、広く業種を問わず募集をさせていただいたというふうに思っております。だから、この公募は間違いでなかった、そのように思っております。
◯議長(我妻 力君) これをもって質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっている本案については、この際、
委員会の付託を省略し、討論を終結して、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。
これより議案第1号について採決をします。
お諮りします。ただいま議題となっている議案第1号については、原案どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。よって議案第1号は原案どおり可決されました。
(「議長、提案があります」と呼ぶ者あり)
◯議長(我妻 力君) 暫時休憩します。
○午後0時04分休憩
○午後0時19分再開
◯議長(我妻 力君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま高谷二三男君から発言の申し出があり、特に発言を許します。
◯16番(高谷二三男君) 大切な議会の運営中でございますのに、私の申し出をお聞き入れいただきました議長さん初め議員の皆さん方に感謝を申し上げます。
先ほどは、この事業について、議会のほうで満場一致で賛成をされました。それはそれなりに大変めでたいことであるのではないかなと、このように考えております。
ところで、この地域には、そんなにたくさんの住民は住んでおりませんけれども、施設となる近くにそれなりの人たちが生活をしております。そういう住民の人たちが生活のできるように、その人たちが生活の障害になるようなそういう施設には絶対してほしくないということだけを申し上げて、私の申し出を終わりたいと思います。
どうも時間をいただきまして、ありがとうございました。
以上です。
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◯議長(我妻 力君) 以上で、
今期臨時会に付議をされました案件は全部終了しましたので、会議を閉じることにいたします。
閉会に当たり、
市長より挨拶があります。
◯市長(
松井正剛君)(登壇) 平成29年桜井市議会第1回
臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今
臨時会には
専決処分に係る
報告、承認を求める案件2件、
市有財産の
処分についての案件1件、計3件を提出させていただきました。いずれも原案どおりご承認、ご可決、ご同意賜りましたこと、心から厚く御礼を申し上げます。
今
臨時会でいただきましたご意見、ご指摘などにつきましては、十分心して市政運営に当たってまいりますので、今後とも変わりませずご指導いただきますよう
お願いを申し上げます。特に、貴重なご意見をいただきましたこと、心から感謝を申し上げたいと思います。
そして、
お願いを申し上げまして、私の閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
◯議長(我妻 力君) これをもちまして、平成29年第1回
臨時会を閉会します。
○午後0時22分閉会
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