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平成27年予算特別委員会 名簿 開催日:2015年03月13日
平成27年予算特別委員会 本文 開催日:2015年03月13日

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  1. 桜井市議会 2015-03-13
    平成27年予算特別委員会 本文 開催日:2015年03月13日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2015年03月13日:平成27年予算特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午前10時00分開会 ◯高谷二三男議長 ただいまより、去る3月11日の本会議におきまして予算特別委員会に付託されました平成27年度各会計予算のご審議をいただくわけでございます。どうか委員の皆様におかれましては、慎重ご審議いただきますようよろしくお願い申し上げます。  まず、審議に入ります前に、正副委員長の互選をいたしたいと思います。この互選の方法につきましては、委員会条例第8条第2項の規定によりまして、年長委員さんが仮委員長として行っていただくことになっております。したがいまして、本委員会の出席委員の中では札辻委員でありますので、よろしくお願をいたしたいと思います。札辻委員、どうぞよろしくお願いします。 ◯札辻輝已仮委員長 おはようございます。ご指名でございますので、仮委員長を務めさせていただきます。よろしくご協力のほどお願いいたします。  まず、正副委員長の選出についてお諮りいたしたいと思います。選考につきましては、従来の通り選考委員により行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、選考委員により選出することといたします。  選考委員の人数については、3名でよろしいですか。    (「結構です」と呼ぶ者あり)  それでは、3名の選考委員さんをお決め願いたいと思います。    (「仮委員長一任」と呼ぶ者あり)  仮委員長に一任とのことでございますので、私の方より指名させていただきます。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、私の方より指名させていただきます。  大西委員、岡田委員、工藤行義委員、以上3名の皆さんでよろしくお願いいたします。  選考委員は別室にて選考していただきます。  選考できますまで、暫時休憩いたします。 ○午前10時02分休憩 ○午前10時20分再開 ◯札辻輝已仮委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
     選考の結果が出たようでございますので、どなたか代表して報告をいただけますか。    (委員長 藤井議員、副委員長 井戸議員選出◯札辻輝已仮委員長 それでは、ただいま報告されました通り、委員長に藤井孝博委員、副委員長に井戸良美委員が選出されましたので、私と交代させていただきます。ご協力ありがとうございました。 ◯藤井孝博委員長 おはようございます。  ただいま委員の皆様方のご推薦によりまして、私が予算特別委員長に、副委員長には井戸委員が選ばれたわけでございますが、今後の審議につきましては、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。  まず、理事者側よりご挨拶をお願いいたします。 ◯松井正剛市長 皆さん、おはようございます。  本日は、11日の本会議において付託されました平成27年度一般会計予算特別会計予算の計9件につきまして、予算特別委員会の皆さんのご審議を賜り、適切なご議決をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯藤井孝博委員長 この際、皆様に申し上げます。発言されます際には、必ず机の上にありますマイクのスイッチを入れてから発言くださいますよう、よろしくお願いします。  ただいまより審議に入ります。  議案第1号、平成27年度桜井市一般会計予算について質疑に入ります。  まず、総括的な質疑はありませんか。 ◯工藤将之委員 おはようございます。3点お伺いをいたします。  まず、幼保耐震化の件についてでございます。今回の予算で西幼稚園の耐震工事の予算が上がっているわけでございますけれども、これは以前から設計とか上がっていたわけですが、なぜ西幼稚園なのかというところを市長にお伺いいたします。  今後、子どもが減っていくということが政府の見解でも明らかになっているわけでございますけれども、幼保一元化などの議論を受けて、子育て施設に関するグランドデザインがあって西幼稚園を耐震化していくならば、よくわかるのですが、そのことが見えてこない中で、今後、幼稚園、保育園の統合や、このままいくのかということを結論づけた上で、一部の幼稚園を耐震化されているのかというところ、その辺の議論についての市長のお考えをお伺いいたします。  次に、近年の監査結果についてということで市長に、これは意識をお伺いしたいんですが、直近では監査の結果について、例月で非常に厳しい結果が出てきた、文言で出てきた、指定管理の事業とかがありました。そういうことに対して、まず、市長は、この結果を確認されているのかどうか。もし確認されているということであれば、何らかの指示を出されているのかをお伺いいたします。  最後にもう一点、市長は、議会とかの答弁などで、積み残された課題という言葉をよくお使いになられると思います。これの具体的にはどういうものかというのをお教えいただけますでしょうか。  以上3点についてです。 ◯松井正剛市長 まず、西幼稚園の耐震化の問題ですが、まずは耐震化、ちょうど平成25年でしたか、耐震化が今までされておりませんでしたので、耐震診断をさせていただいて、その中で必要というふうなところからさせていただいておりました。まずは第1保育所をさせていただいて、今回は西幼稚園をさせていただいた、予定通りにさせていただいております。  そして、それらのことについて、将来的なこともいろいろ考えながら、幼保一元化のことも考えながら進めているところでございますが、まずは、緊急度の要するところから進めさせていただいているというのが現実でございます。  続きまして、監査結果の件に関しましては、総務部長の方から監査の結果を聞かせていただいております。それを受けて、やはり、これは不適切だなというふうなことがある場合は、担当課の方に指示もさせていただいているというのが現実です。  そして、3番目の質問ですが、先送りをされている課題といいますのは、やはり、第1次行財政改革アクションプラン、第2次行財政改革アクションプランを先人の皆さんに頑張っていただきました。しかしながら、財政が厳しい状況が続いておりました。その中で、やはり、公共施設などの中で今までは財政が厳しかったからなかなかできていなかった、それらの方で必要であるなというふうなことをまずはやっていかなければならないな、そういうふうなところが積み残された課題。特に、公共施設だけではなくて、財政が厳しかったときに積み残されている課題、それを自分自身の時代に正面から受けとめて、一つ一つやっていきたいな、そのことを踏まえて、積み残された課題と、そのように申しております。  以上です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  これは、では、担当課なのか、お伺いをいたします。まず、その幼稚園、保育所のことでございますが、市長、今、緊急度合いの高いところからというふうにおっしゃいましたが、ということは、順番が決まっているという認識でいいんですか。この幼保について、次はどこをする、お金があれば次はどこをする、その次はどこだということがもう既に議論をされて、決まっているという認識でいいのかどうかをお伺いいたします。  次には、監査結果の部分については、市長、ぜひともこれは厳しい目で見ていただきたいと思います。非常にいい監査をしていただいていると僕は思っておりまして、私もいろいろ調べる上で非常に参考にさせていただいておりますが、やはり、今回はちょっと愕然とするような結果が、報告がございましたので、そういうところに関しては市長、ぜひともお願いいたします。これはお願いするだけしかないんですけれども。  最後に、先送りされてきた課題ということなんですが、市長のご意見をいつも聞かせていただきますと、非常にハード面でのことかなという印象を受けます、私としては。確かに、橋の修繕であるとか、道路の修繕であるとか、そういうふうに、ほんとうに災害が起こったようなときに避難所になるようなところの耐震であるとか、必要だとは思うんですけれども、ソフト的な課題、もしくはまちづくりなどは今回、大分進みつつあるとは感じておりますけれども、ソフト的な課題であるとか、今後見えてくる課題とかいうのも結構あると思いますので、ですので、ハードという部分ではなくて、お答えを聞いている限りはハード面が非常に意識されている部分が多いのかなと思うので、ぜひともそれは、もう少しソフト面、運用面であるとか、市民のサービスであるとか、そういうところにも目を向けていただきたいということをお願いいたします。  すいません、幼保の件に関してはお答えをいただきたいと思います。お願いいたします。 ◯松井正剛市長 今の耐震化の件ですが、議論をしながら進めさせていただいておりますので、順番というふうなことに関しましては、担当の部局の方からお答えさせていただきたいと思います。 ◯石田泰敏教育長 再度の工藤委員のご質問にお答えいたします。まず、桜井市内の幼稚園でございますが、昭和40年代後半から50年代に建設いたしました桜井西、安倍、桜井南の3幼稚園の施設について、24年度に耐震診断を行いました。3園とも、安全基準の目安となりますIs値が0.7以下で、基準以下であったわけであります。早急に耐震工事が必要であるということでありますけれども、その中でも桜井西幼稚園につきましては、建設した年が一番古いということから、今回の耐震工事ということに決定をさせていただきました。他の2園につきましても早急に計画を立て、順次行ってまいりたい、このように思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまの、工藤将之議員のご質問にお答えさせていただきます。  保育所につきましては、幼稚園とほとんど建設年度は同様でございます。40年代の建物でございます。まずは一からということで、第一保育所の方は、非常に広範囲の補強が必要でありました。二につきましては耐震の必要はございません。三につきましても、保育室につきましては影響はなく、一部、校舎のジョイント部分についての耐震化が不足しているという状況でございます。これにつきましても耐震化というものは必要であるんですけれども、先ほど、委員お述べの通り、五のエリアにつきましては少子化をもろに受けておる状況でございまして、子供の数が減ってまいります。そういったことで、私立の保育所、また近隣の幼稚園等への利用という面でも、現在協議を行っているところでございます。そういった状況で、今後、施設整備につきましては、第五につきましてはそういった形で検討いたしまして、どういった形がいいのかというような方向性を出してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございました。  市長、やはり部署ごとに答えていただくしかないのが今の幼保の現状だと思います。これを何とかして、同じものとして考えていただきたい。でなければ、幼稚園は幼稚園、保育所は保育所でお金を入れ続けるというのが、子供が減っていく中で、市の財政にとっていいことなのか、悪いことなのか、市長、これはよくお考えいただいた上で、それと先ほど、福祉保健部長からのお話ですが、例えば第五保育所に関して、非常に子供が減っていくと、これは見えていることなんですが、市として、その地域に子供が減っていくからこそ保育所を残す、そして子供をそこに増やすんだという考え方を持つことも一つだと思いますので、現状に対応するだけではなくて、市としてどういうふうなまちづくりをしていきたいかというのを明確にした上で、市民に説明をしていっていただきたいんです。今回、西幼稚園だけの耐震という言葉だけを聞けば、安倍幼稚園や南幼稚園に行っているお子さん、保護者の方からはやはり、何でうちはやってくれへんのという、やっぱり自分の子供を心配しますので、そういうことがありますので、ぜひともそれは、こういう大きなデザインの中でやらしていただいているということを、市民の方に示していただけるような体制づくりをお願いしたいということで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいま、工藤将之委員さんの方からいただいたご意見でございますけれども、今回の耐震につきましては幼保というところでの協議もさせていただいた中でのこういった形になっております。子ども・子育て支援法の改正によりまして、認定こども園等の協議も、十分、教育委員会の方と図らしていただいて、こういう結果になったというところでご理解いただきたいと思います。 ◯大西 亘委員 1点だけ、市長にお考えをお伺いをさせていただきたいと思います。  今年度の補正予算で、通級指導教室の開設というところで、今準備を進めていただいているところであると理解をしております。まず、開設に向けての素地づくり、教室であるとか、備品であるとかいうところは、既にさまざまな予算措置をしていただいて、開設に向けて進めていただいていると理解をしております。ただ、開設に当たっては、県からの教員の加配ということが一番重要なところになってくると思います。せんだっても、市長の方にもお願いをして、そういうところは県の方からスムーズに進むようにお願いもしていただきたいということも申し入れをさせていただきましたけれども、望むところは、県から加配を受けて、4月からスムーズにスタートできるのが一番いいと私も考えておりますが、万が一、県の方の予算もございますので、この加配がなかった場合、市長として、市単独でも、加配の分の教員を採用してでも、この4月から、4月すぐにはならないかもわかりませんけど、進めていくというようなお考えも含みおいていただいているのかというところ、1点お伺いをさせていただきたいと思います。 ◯松井正剛市長 大西委員から、今、県からの通級指導教室に関しての件で質問をいただきましたが、委員からも聞かせていただき、あるいは教育委員会からも聞かせていただいて、県の教育委員会の方へは、私からも直接要望させていただいたところであります。それの結果は、なかなか3月末にならなわからないという、そのときの、できるだけ頑張りたいというふうな話でしたが、後者の話については、ちょっと教育委員会の方から答弁させてもらいたいと思います。 ◯石田泰敏教育長 ただいまの質問にお答えいたします。  ただいま、市長の方からもありましたように、通級教室の指導者につきましては、市長の方も、また、私の方も県の吉田教育長に会わせていただいて、派遣について要望をさせていただいたところでございます。  また、市につきましても、もし、県の派遣がない場合ということで予算措置もしていただいたところでありますけれども、県の方から正式な内示は今のところいただいておりませんが、県の方から派遣できるような感じのお話をいただいておるところでございます。大西委員には、県の方への働きかけ、ありがとうございました。 ◯大西 亘委員 以上です。 ◯藤井孝博委員長 ほかにございませんか。 ◯札辻輝已委員 おとといの議案審議でちょっと私、諸事情ありまして欠席させていただきましたので、それも重なる可能性もあるかと思うんですけども、市長の方針を一つだけ聞かせていただきたいと思うんですけども、県との包括協定を結ばれて、そして、今後、それを桜井市の発展の起爆剤として進めていこうということで計画されておりますし、特にその五つの箇所についての三輪の参道につきましては、整備も着々と進んでおるというふうに承知しておるところでございますけども、県との協定を結んだこの場所を一つの核として、大きく桜井市の周辺の発展にも寄与するような構想はやっぱり今から練っていかなあかんというふうに思っています。  そういうことを含めて、ちょっと二つほど市の考えをお聞きしたいんですけども、まず、三輪の参道の場合に今計画されているのは、今、県道の部分の中の鳥居までの参道整備と周辺整備ということでお聞きしています。今、大きく桜井市が抱えている問題として、桜井市の体育協会、公益財団法人桜井市体育協会ということになりまして、そして、全国的にも体育協会としての立派な組織ができ上がっております。そういう中で、今現在、体育協会として使用している芝グラウンド芝運動公園の場所、あの場所については、スポーツを今後も続けていくという中で、非常に現在としては問題点の多い場所になっている。  グラウンド一つを見てみると、総合グラウンドが1個しかない。そこですべての競技をやってはると。サブグラウンドがないと。プールは、ご承知の通り、非常に問題があると。それから、体育館につきましては、市民体育館については全く老朽化してしまっておりますし、わかくさ国体のときに建てられた体育館につきましても、相当年数がたっておるということで、私は今、この機会に、芝のまち、三輪のまちおこしは問題を抱えておる芝総合グラウンドも含めたまちおこしまで発展さすべきやと。あの場所にある芝グラウンド、極端な話、いろんな問題はありますけども、どこかに移転していくと。そして、あのグラウンドを全て利用した中で、三輪のまちおこしを総合的に大きな計画でやっていくと。私は、桜井市の大きな発展につながると思うんです。  また、あわせてスポーツで体力づくりをするという、スポーツを愛好する者にとっては、あの場所では非常に不適格やということもあわせて、両方解消できるんじゃないかということも含めて、そこまで伸ばした総合的な計画をするべきかなと、そういうふうに思っています。  この辺について、市長の考えをお聞きしたいのと、それから、あわせて初瀬参道の参道整備ということも上がっていますけども、これもご承知の通り、白河バイパスが頓挫しています。これも三輪参道整備とあわせて、白河バイパスをやっぱりやっていくと。それによって、また初瀬のまちおこしがまた変わった方向に発展していくんじゃなかろうかということで、そういうふうにした県との包括協定を結ばれた中で、一つそれを核にしたもっと広範囲な物の考え方を今後していくのが大事かなというふうに思っています。  そういうことで、市長の包括協定を結ばれた、その中で今後、桜井市の発展にどうつなげていくのかということを今お聞きしているわけですけども、その辺をちょっと、市長の考えだけお聞かせ願いたいと思います。 ◯松井正剛市長 ただいま札辻委員の方から2点ご質問いただきました。  まず、包括協定ですが、まずは県の所有しておられる施設あるいは道路などを中心として、それと市町村がやろうとしているまちづくりとあわせて一緒にまちづくりをしようというふうな中で、包括協定を結ばせていただいておりますが、委員ご指摘の通り、例えば三輪の参道整備ですけども、参道整備だけじゃなくて、やはり沿道をどうしていくかというふうなことも、県の方からもしっかりと一緒に考えていこうやないかというふうなことで提案もあります。そういう中で、今、三輪の参道整備、沿道整備も考えているところであります。  それの延長線上でやはり169号線から西側のところ、芝グラウンドのところも含めて、やはり駐車場の問題とか、あるいは先々のまちづくりの問題とか、いろんな問題にやっぱり関係してくると思います。それこそあわせてしっかりと考えていかなければならないなというふうにも考えておりまして、そういう意味の中で、今回、都市公園の整備をどのようにしていくか。委員からご指摘をいただいておりました鳥見山緑地公園のこととか、あるいは桜井公園のこととか、それもあわせて、芝グラウンドのこともあわせて、どういうふうな公園に今後していくべきかというふうなことを、今、都市公園の整備という中で平成27年度で考えていきたいなと、そういうふうな部分を含めて、参道整備だけじゃなくて、全体的につながるようなまちづくりにしていきたいなと、そのように考えています。  それと同じく、初瀬の参道整備ですが、初瀬の参道整備、以前に白河バイパスのときは、この10年ほど前は大きな盛り上がりがあってしていたんですが、今ちょっとそういう意味では前に進んでいないかなというふうに思っておりますので、今回の初瀬の参道整備が包括協定の中に盛り込まれたのを契機として、白河バイパスは引き続いてしっかりと要望をしていきたいと、そのように考えております。  以上です。 ◯札辻輝已委員 今後の市長の考え方をお聞かせいただきましたけども、現実に芝グラウンドを利用しているところにつきましては、利用者全部がやっぱりあの施設は全く不十分やということでのいろんな考えを持っておられます。  それから、白河バイパスについても、非常に、初瀬針線が2車線になって通行量が想像以上にふえている。そういう中で、やはり、これも大神神社の参道整備、それから初瀬の参道整備、これにあわせて、そういう市民が抱えているいろんな問題も解決できるような計画を今後進めてもらいたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いしておきます。  以上です。 ◯藤井孝博委員長 ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、市長はこれで結構でございます。出席要望がございましたら出席していただくとして、退席していただきたいと思います。ご苦労さまでございます。 ◯松井正剛市長 ありがとうございました。よろしくお願いします。    (市長退席) ◯藤井孝博委員長 次に、歳入より各款ごとに質疑を行います。  1款、市税、4ページより7ページ。  2款、地方譲与税、6ページより7ページ。  3款、利子割交付金、6ページより7ページ。  4款、配当割交付金、8ページより9ページ。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページより9ページ。  6款、地方消費税交付金、8ページより9ページ。  7款、ゴルフ場利用税交付金、8ページより9ページ。  8款、自動車取得税交付金、8ページより9ページ。  9款、地方特例交付金、10ページより11ページ。  10款、地方交付税、10ページより11ページ。  11款、交通安全対策特別交付金、10ページより11ページ。  12款、分担金及び負担金、10ページより13ページ。  13款、使用料及び手数料、12ページより17ページ。  14款、国庫支出金、16ページより23ページ。  15款、県支出金、22ページより29ページ。  16款、財産収入、28ページより29ページ。  17款、寄附金、30ページより31ページ。  18款、繰入金、30ページより31ページ。  19款、諸収入、30ページより33ページ。  20款、市債、34ページより35ページ。  続きまして、歳出の質疑に入ります。  1款、議会費、36ページより37ページ。  2款、総務費、38ページより69ページ。 ◯岡田光司委員 総務費の中で4点ぐらいお伺いしたいと思います。  まず一つ目が46ページから47ページのところにあります電算管理費のところで、パソコン等廃棄処分委託料として256万4,000円上がっております。それと、パソコンのところですけども、これはどういった処分のものなのかお伺いしたいのと、その同じところに業務系システム構築委託料とありますけども、この業務系システム構築委託料というのはどのようなものなのかお伺いします。  それと、48ページから49ページのところにあります防災費のところで、特設公衆電話設置負担金というのが43万8,000円上がっていますけども、これは全ての避難所に対応するための設置の負担金なのかお伺いしたい。  それと、最後なんですけども、同じく48ページ、49ページのところで防犯灯のLED。今回、LED化というようなことになっているんですけども、LED化に伴う所要額として113万8,000円ぐらい上がっているんですけども、このLED化は何台ぐらいを想定されているのかお伺いします。  以上4点についてお伺いします。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの岡田委員のご質問にお答えをいたします。  パソコン等廃棄処分委託料の方でございますが、こちらにつきましては、一番大きい部分は、いわゆる汎用機、ホスト系のコンピューターがクラウド化で、住民基本台帳なり、また税、保険、福祉関係全部移行いたしましたので、不要となりましたホストの方ですね。ほかのパソコンの廃棄料もありますけど、ホストがちなみに158万3,280円ということで、こういったものを含む処理手数料でございます。当然、データを物理的に壊すというか、そういった部分も全部入っておりますので、非常に、セキュリティー上の問題も含めまして、処分料で計上させていただいております。  それから、業務系のシステム構築委託料でございますが、こちらにつきましては二つございまして、一つは、今回、いわゆるマイナンバー、番号制度に伴います業務システムの改修費用でございます。これも多岐にわたりまして、住民基本台帳なり、また税、それから国保、児童福祉等、介護もございます。これの分が7,163万4,240円ということで、約7,160万円余り、この分を計上させていただいています。  それと、もう一つは、住基ネットのシステムの番号法の対応ということで、これもマイナンバー絡みでございますが、こちらの方も300万円弱ということで、この合計額が7,460万2,000円ということで計上させていただいております。  以上でございます。 ◯尾崎利彦危機管理監 委員ご質問の特設公衆電話の件数ですけども、本年度、2月に小中学校15校と多武峰集会所の16か所を設置予定としております。なお、この予算については、来年度以降、あと20か所ぐらいということを予定して予算要求させていただいております。まだこれで全てではないんですけども、できるだけ避難所全てに設置する予定をしております。  それと、LEDですけども、LEDはこの予算で新規、また取り替えを含めて64台分の予算要求をさせていただいております。
     以上です。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  まず最初のパソコンの方ですけども、ネットとかで見ていましたら、このコストも関係しているんだと思うんですけども、処分価格が無償でやっているところも結構あるというふうな感じでありますけども、そういったところを利用するのも、そこもきちんとデータも削除してするというようなところを書いていましたので、そういったところも利用すれば、このぐらいの委託料とかいうのも発生しないんじゃないかなとは思うんですけども、そのあたりをどうお考えになられたのかお伺いしたいのと、業務系に関しては、国からの補助金等はあると思うんですけども、それを利用してもこのぐらいになっているんだなというのは受けました。これに関しては、国からの補助金等が出ていますし、前回、業務系のやつを入れられるときに当たって、その点、次回にナンバーポータビリティーとかそういった関係があったのに、このぐらいかかるのはもう少し安くできたんじゃないかなとは思ったりもしますけども、そのあたり、どうお考えなのか、再度お伺いしたいのと、それと、公衆電話の件ですけども、これ、今回、負担金という形で上がってきていますけども、今後、これを例えば維持していくためには、その負担金というのは、毎年、新規にする場合はかかっているような感じですけども、ある程度設置されたら、今後継続して維持するための負担金というのはかかってくるのかというのを再度お伺いします。  それと、LEDのことですけども、新規というのはわかったんですけども、取り替えというのは、蛍光灯からLEDにということの取り替えなのか、LEDが壊れたときの取り替えなのか、そのあたりも再度お伺いします。  以上、お願いいたします。 ◯井上雅史総務部長 再度の岡田委員のご質問にお答えいたします。  1点目の廃棄処分委託料の関係でございますが、こちらにつきましては、汎用機を長年使ってまいりまして、かなりプライバシーの度合いが非常に高い情報がたくさんございます。確かに無料でされるというところもあるかもしれませんけど、ここにつきましては、NECと信頼関係の中で、きちっと最後まで責任を持って廃棄するということで、少し額は張りますけれども、これについてはそういう形の考えの中で計上させていただいております。  それから、2点目の方でございますが、こちらにつきましては、先ほども申し上げましたように、クラウド化の流れの中で各システムは移行してきたわけでございますが、ただし、その段階では、まだマイナンバーの全容というか、子細部分につきましても見えていない部分がございまして、システムの中にはその部分が反映されておりませんでした。ですから、改めまして今回計上させていただいております。  それから、補助金につきましても、特に住基関係は非常に手厚い措置がされるということも聞いておりますが、福祉関係なんかでしたら少し低いとか。ただ、これにつきましてはまだ具体的に見えておりませんので、この辺は十分情報をとりながら、補助金を十分に活用して、一般財源の持ち出しを極力抑えるような形で対処してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯尾崎利彦危機管理監 特設公衆電話の負担金、今後の負担金ということですけども、これは、災害時に避難者、また被災者、帰宅困難者が無料で使えるもので、今回におきましても、電話機とか設置場所は施設管理者になりますけども、回線利用料、通話料はNTT、事業主の方が持っていただきますので、負担金の方は発生してきません。  それと、LEDの取り替えの件ですけども、今現在のものが、例えば実際に器具等がもう使えない、使用できないという状況になった分に対してLEDに取り替えていきたいと考えております。  以上です。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。パソコンとかに関しましては、わかりました。それと、業務関係のことは、マイナンバーについていろいろとまだまだ見えていないところがかなりあると思いますので、今後とも、それに関しましては住民の方の周知等もまた含まれてきますので、そのあたりもまたよろしくお願いします。  それと、設置負担金のことに関しましては、先ほどおっしゃったのは、市民の方が使うのは無償だという形です。それで、行政としての負担金はかからないというような認識でよろしいんですね。わかりました。  それと、LEDのことですけども、従来から、機械が壊れてから取り替えるというのは、今までそれぞれの自治体、自治会が対応していたと思うんですけども、それは、今回はある程度のところは行政がされて……。これはLEDのことに関してでしょうか、再度お願いします。 ◯尾崎利彦危機管理監 今まで、例えば球が切れた場合は自治会の方で対応してもらっていますけども、器具自身が潰れた場合、今回から全部がLEDになりますので、LEDの方にかえていきたいということです。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯岡田光司委員 わかりました。ありがとうございます。  そういう形で、今、蛍光灯がついているところが壊れた場合はLEDに変更していただくのは、行政も負担していただけるというふうな認識でよろしいんですね。先ほど言っておられるのは、知らない自治会も多分多々あると思いますので、そのあたり、広報のほどよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ◯工藤将之委員 3点お伺いいたします。  まず、51ページ、自治振興費でございます。  集会所新築等補助金と集会所修繕補助金というのがありますが、これは、なぜこれがばらばらに上がらないといけないのか。要綱等はあると思うんですが。それと、これに関して、新築、修繕に関してどのような基準で補助をするのか。早い者勝ちであるとか、たくさんになったとき、もしくは予算が足りなくなったときにどういう対応をとっているのかをお伺いいたします。  次に、52ページ、53ページの13目、医療・福祉拠点施設整備費でございます。  非常に大きな工事の金額が上がっているわけでございますけれども、現状、まだ私には、どういう部署であるとか、どういう内容のところがそこに集約されるのかというのが見えておりませんので、市民サービスがどう変わるかというのが見えておらない部分がございます。この部分が見えない限りは、どれぐらい出すという、これだけの大きなお金を出すというのを、なかなか首を縦に振りかねる部分があるんですけれども、今現状どこまで決まっているのかをお伺いいたします。  次に、選挙費でございます。  現在というか、現状、非常に世代間の投票率の差が開いております。これは、私は政治にとって大きな問題だと思っておりますし、私ども政治家もここを何とか埋めるべく努力はしているんですが、なかなかこれが埋まらないのが現状でございます。  この選挙費の中には啓発、投票に行こうというような啓発をされる費用が含まれていると思うんですけれども、世代間の投票率格差を埋めるような取り組みは今回新しく考えていらっしゃるのかどうかをお伺いいたします。  以上3点でございます。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えします。  1点目の集会所の新築等補助金並びに集会所の修繕補助金でございます。こちらにつきましては、当然、自治会なり集会所を新築される場合につきまして、一定の基準の中で600万円を限度として、補助率は3分の1でございます。集会所の修繕補助金につきましては、文字通り修繕に要する費用で、同じく70万円を限度といたしまして、補助率は3分の1ということでございます。掲示板の設置補助金、これは少し小さな部分でございますが、3万円を限度ということで、2分の1の補助ということで、一応、一定の要綱というか、基準の中で補助をつけているものでございます。  それから、2点目の新しい医療・福祉拠点施設の中身でございますが、これは、全体協議会の中でも一旦お話もさせていただきましたけども、基本的には、子育て支援なり、また、医療・福祉、介護の拠点ということで、すいません、介護は入っていませんけど、福祉の中へ入っておりますけども、そういった拠点ということで、主に児童福祉の一部なり、また健康推進課、それから社会福祉協議会なり、医療センターとか医師会とか、若干まだ調整が要る部分はございますが、いずれにしましても、そういった市内に点在しておりました各施設の集約を図って、そういった拠点施設としての位置づけをして、まちづくり協定の中で、県とのまちづくり協定という話も市長の方からございましたが、その一つの拠点としてそういう位置づけをして、現在、それに向けての設計業務、今回は非常に大きな部分で工事費が中心になりますので、計上させていただいている次第でございます。  以上でございます。 ◯松本美智代総務部次長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えします。  選挙啓発におきまして、世代間格差を埋める取り組みをしているのかというご質問だったと思うんですけれども、20歳になられた方に対して、選挙に行こうというようなはがきを送付する取り組みを行っておりますが、特に橿原市とかでしたら、橿原高校で模擬投票をするとか、そういうふうな取り組みを行っているんですけれども、桜井市につきましては、人員的にもほとんど兼任であるとかいう事情がございまして、そこまでの取り組みは、必要だとは思うんですけども、していないというのが現状でございます。  以上です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  集会所の件からいきますが、これは基準があるのかということもあわせてお伺いしていたんですが、私、前回、12月の一般質問で介護予防に関してやらせていただいた後、集会所の利用率、利用とその地域の元気さというか、そういうものを調査していますと、非常に集会所をうまく利用されているところは、介護認定率が下がっていたりとか、そういうところが出てきてまいりました。自分たちだけでカフェをやっているとかいう集会所の利用とかも本当に多くあるということがわかってきたんですが、補助金を出すに当たってということになるんですが、一律3分の1補助でもいいんですが、これがオーバーフローしたとき、足りなくなったときなどは、私の考え方では、ぜひとも、利用率であるとか効果であるとか、そういうところまで鑑みて補助を出していただくような、ちょっと一段上の補助をお考えいただきたい、補助金のあり方を考えていただきたい、これはちょっとお願いになってしまいますが、そういうことも含めて今後考えていけないのかということを部長にお伺いいたします。  次に、医療・福祉拠点施設整備なんですけど、社協が移るということを今ご発言としてありましたが、では、社協の跡地をどうするかまで今現状考えていらっしゃるのかをお伺いいたします。  選挙のことについてですが、成人式で配っていただいているというのは一つ大きないいことだと思いますが、実は20歳から25歳の投票率は30歳等に比べると高いんですね。やはり、1回目は行こうというような、私自身もそういうふうな時期がありましたし、1回目の選挙は必ず行こうと決めて成人される方は結構多いと思います。その後のことに関しては、我々政治家も非常に努力しないといけないことであると思いますが、極端な例えをしますと、「ひみこちゃん」が投票に行こうという看板を持ってお帰りになる方に桜井駅前で立っているとか、そういうようなお金の、人件費のかかっちゃう、「ひみこちゃん」は人かどうかわからないですが、そういうことはかかるんですが、やり方はあると思うんですね。我々が「ひみこちゃん」を使うことはできないので、そういうような何か視覚に訴えるような、もしくは、世代を特化して訴えるような考え方というのをぜひとも今後お考えいただきたいという、これは提案だけでございます。  部長、すいません、お願いします。 ◯井上雅史総務部長 再度の工藤将之委員のご質問にお答えします。  1点目の新築等の補助金でございますが、委員お述べですが、利用率なり効果を見て、その辺について補助率なり、また優先順位を決めてはどうかということで、この辺も含めまして、なかなか難しい面もあると思うんですけども、ここについてはご意見として伺いまして、検討してまいりたいというふうに思います。  それから、2点目の土地利用の関係でございます。社会福祉協議会なり、関連の幾つか団体があるわけですけども、一部、分館に残るものがあります。そういった中で、跡が歯抜けになりますので、それにつきましては、特に本館の方、この跡地利用も当然総務課を中心に考えてまいりました。水面下の中で、例えば医師会なりいろんなところに働きかけ、さくらも移転しますので、そういったところとかなり交渉してまいったんですけども、現在のところ、なかなかその辺につきましては難しいということで、引き続きまして、できるだけ公共施設の管理計画、ファシリティーマネジメントの関係もございますので、そういった空き施設が残ってきて、なくなってしまえば、また潰すということも選択肢の中にあると思いますけど、そういったことにつきましても、引き続き各団体と折衝なり協議してまいりたいというふうに思います。 ◯工藤将之委員 まず1点目の補助金、集会所の件なんですけれども、ぜひとも、市がまずこういう考え方を持つんだということで住民の意識が変わるというところがあると思いますので、非常に難しいとは思います。今までと同じやり方よりはやっぱり新しいことをするのは難しいと思いますが、誘導するという言い方はあれかもしれませんけど、こういう方向に導いて、なってほしいんだということをぜひとも、補助金、少なくない額を出すわけでございますので、そういう考え方をお持ちいただきたいということをお願いいたします。  それと、社協に関してというか、医療・福祉の拠点に関してなんですけれども、まだなかなか決まっていない中で、走りながら考えていく部分があるというのは理解できるんですけれども、あいたままほったらかしになるようなことのないように、現社協とかが有効活用できるように、これはなるべく早い目に方向性を決めていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 ちょっと質問が重なるところもありますが、ご了承いただきたいと思います。  2点お伺いをさせていただきます。  まず1点目、先ほど岡田委員さんの方からもございましたが、LEDの防犯灯の件についてでございます。  CO2の削減等々でLED化ということを議会でも何度もいろんな形で質問等もありながら、進めていただいてきているというふうに理解をしております。今回、新規につける部分、また、取り替えをする部分について、LED化という形で進めていただいているということで理解を先ほどの質問でさせていただきました。  現在、蛍光灯で設置されているところの自治会が負担をしている蛍光灯の場合の電気代、LEDになったときの電気代、維持費は除いて電気代だけを考えて、その辺をちょっと教えていただきたいのと、今回、取り替えというか、新規につけるところと取り替えだけということなんですが、このLED化を進めていこうという中で、全体をLED化に全部かえてしまおうというようなところはお考えの中で、議論の中であったのかどうかというところをお聞かせいただきたいと思います。  もう一点は、2点目はマイナンバー制度の件につきまして、お伺いをさせていただきたいと思います。  平成27年の10月から番号を通知して、平成28年の1月からカードを発行していくという予定で進んでいってると理解をしております。ただ、このマイナンバー制度については、市民の方から申し込みがあって発行してという形に多分なってくるんだろうと思うんですけども、この辺の制度の概要と、このカード発行に当たっては、自治体それぞれが独自に利用できる部分というのが含まれているというふうにもお聞きをしています。現在、桜井市、その独自利用についてどのように取り組んでいこうかというところをお考えなのかをちょっとお聞きさせていただきたいと思います。  この独自利用をしっかりやっていくことで、カードの利用の価値が高まって、発行枚数も増えてくるんじゃないかなというふうにも考えますので、この2点についてお考えをお聞きしたいと思います。 ◯尾崎利彦危機管理監 大西委員さんのご質問にお答えいたします。  LED化によって、維持費という問題ですけど、約10分の1ぐらいになるのではないかなということは聞いております。  それと、蛍光灯の分の取り替えをこれから随時行っていくかどうかということですけども、今現在、危機管理課の方では桜井市の方に防犯灯を何台つけているかという資料はございませんので、予算の、もし財政が許すんやったら、そういう形で進めたいなとは思いますけども、今、今年、予算要求させてもらったように、新規と取り替える部分ぐらいが関の山かなというふうには感じます。  以上です。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの大西委員のご質問にお答えいたします。  マイナンバーにつきましては、先ほど委員がお述べの通り、27年の10月からいわゆる個人のカード、通知カードの番号、12桁の番号を個人に知らしめると。個人と、当然、法人の方、13桁ですね、こちらのも通知は行きますけども。これにつきましては、一応、今回の予算の中にも計上させていただいておりますが、地方公共団体情報システム機構、旧のLASDECという、地方自治情報センター、そちらの方がこの事務を請け負いまして、国の方からそれに係る費用、通知カードをつくったり、それから郵送料等、これにつきまして全額100%補助があって、市の方に入ってまいりまして、それをそのままそっくりJ-LISの方に委託をして、そちらの方が事務を進めるということであります。  ですから、通知カードが、当然、27年10月からそれぞれの各家庭の方に参りまして、その中に、先ほど申されましたいわゆる個人番号カード、このカードの申請用紙も入っております。このカードの申請を希望される方につきましては、それを出されて、個人番号のカードの交付は、これは市町村の窓口というふうになります。これにつきましても、住基カードの普及率が非常に低かったということもありますので、当然、今後、個人番号のカードの普及に向けてはいろんなメニューを考えて、各自治体の取り組みが必要ですし、また、国なり県なり、そこへいろんな汎用性を持たせるようなというところで、その普及率が今後そういうところにかかってくるということです。  ですから、一つは、今回の行財政改革アクションプランでも、また、ご質問でもございましたコンビニの住民票交付、こちらも今回は予算計上できませんでしたが、とりあえず個人番号の制度が導入されて、ある程度安定化した段階を見きわめて、その中でコンビニ交付なんかもやっていくというふうに考えておりますので、ですから、それも一つ大きな普及に向けての起爆剤になるんじゃないかというふうに考えております。  細かい制度の部分、今後まだまだ、マイナンバーの実際のやり方とか、今後は市政だよりとかいろんな広報を通じてまた啓発していく必要があると思うんですけれども、現段階ではそういうことでご承知おきいただきたいと思います。 ◯大西 亘委員 ありがとうございました。  LEDの方ですが、おおむね維持費が10分の1程度になるということで、幾らが幾らになるのかがよくわかりませんけど、自治会が1台の蛍光灯の街灯を維持するのに月に幾ら払っているのかちょっと私も認識をしていないのでわからないですけども、それが10分の1になるということは、住民の負担が減ってくるということだと思います。それが新規についたところでは小さな負担で済むけども、今までついているところは、そのまま壊れるまでは使い続けてくれというところで、負担が大きいままに進んでいくし、一番趣旨のところで多分あるだろうと思うCO2の削減であるとか省エネルギー化というところについて余り進んでいかないかなというふうに、一定評価はしているんですよ、これを進めていったということについては。ですので、今後は、ぜひ自治会、各町内でどれぐらいの照明、街灯がついていて、それぞれの自治会がどれぐらいの年間に負担をしているかというところをある程度調査いただいて、そして、全部をLEDにかえることの費用対効果も見ていただいて、一度、計画をしっかり見ていただきたいなというふうに思うんです。その中で、本当にLEDにすることによって、CO2の削減であったり、市民の経済的な負担を少なくしていけるということを判断いただければ、ぜひ全部をLED化ということで進めていっていただきたいなというふうに考えますので、何かご意見あったら、後で答弁ください。  マイナンバーカードのことについて、先にコンビニ交付のことも総務部長の方から発言がございましたので、ぜひ、コンビニ交付については、市民の要望も多いというところもございますので、交付の起爆剤として考えるということであれば、早くコンビニ交付をスタートできる形をとって、このマイナンバーカードを持つと、便利にコンビニで住民票や印鑑証明の交付ができるというところで進めていただければ、本当にスムーズな啓発というか、そういうところにも進んでいくのと違うかなと。  それ以外にも、有効利用という部分にはたくさん、アイデア次第ではさまざまな利用ができると思います。国の方もおくれているということですので、なかなかどういう利用ができるかというところの資料というか、そういう案内もなかなかない中ですけども、ぜひ十分研究をしていただいて、進めていただきたいと思いますが、今後のお考えについてもう一度お伺いをして、終わります。 ◯尾崎利彦危機管理監 大西委員さんの再度のご質問にお答えいたします。  自治会の負担、そしてまた設置件数等をこれから調査等をさせていただきまして、できるだけ財政の許す中でそういうことも検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯井上雅史総務部長 再度の大西委員のご質問にお答えいたします。  コンビニ交付につきましては、先ほど申し上げましたように、行財政改革アクションプランでも計上しています。ただ、導入につきましては約10か月以上かかるということもありまして、住民票だけじゃなくて、戸籍等も出すということになりましたら、業者を決めるのに、システムの構築について随契というか、それありきということではちょっと難しいということがありましたので、生駒市が先行してやっておりますけども、生駒市もプロポーザルをされてその手続を踏んでということでございましたので、ですから、そういう意味では1年以上かかるということもあります。  それと、もう一つは、ちょうどこの個人番号制度の促進に絡みまして、これに対する補助金も出てくる可能性もありますので、その辺も十分見きわめることと、それから、個人番号制度導入によりまして、最初、個人番号の設定とか暗証番号の設定とか、非常に市民課の窓口も混雑いたします。ここが少し安定した段階を見きわめて、コンビニ交付については行財政改革アクションプランの中にも計上しておりますので、そういったことを総合的に考えながら、導入に向けて努力してまいりたいというふうに思っております。 ◯藤井孝博委員長 ただいまより11時25分まで暫時休憩いたします。 ○午前11時16分休憩 ○午前11時25分再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を行います。  3款、民生費、68ページより99ページ。 ◯工藤将之委員 3点お伺いをいたします。まず、児童福祉費でございます。虐待についてお伺いをいたします。現状、行政として虐待についてどれぐらいの件数があるというふうに、調査というか見込んでいらっしゃるのか、それの昨年比をまずお伺いをいたします。  次に、ファミリー・サポート・センター事業についてお伺いをいたします。ファミリー・サポート・センター事業、今回、主要な事業の絵の入っている部分ですね、これで、3ページで紹介していただいているわけでございますけれども、どの程度の内容までのファミリー・サポート・センター事業をお考えいただいているのかをお伺いいたします。  最後に、94ページ、95ページ、高齢福祉費の高齢者総合福祉センター費でございます。需用費で900万、修繕料と出ておりますが、具体的にどういう内容なのかをお伺いいたします。  以上3点、お願いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまの工藤将之委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  1点目の虐待件数ですが、これは担当次長の方からお答えさせていただきます。2点目のファミリー・サポート・センター事業でございますけれども、今回、新規の事業でございます。そういった中で、以前にもお尋ねしていただいておりますことでございますけれども、まず、支援する方の講習会、また、そういった体制づくりをしてまいりたい。そんな中で、支援体制ができましたらならば、そういった関係で市民にも呼びかけて支援をしてまいりたいというようなところで、今計画しております。  3点目の高齢者総合福祉センターの需用費、修繕料でございますけれども、水回りがかなり劣化しておりますことから、そういった、水回り関係の修繕に充てさせてもらうべく予算措置をしておるところでございます。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 工藤将之委員の1点目、児童虐待の対応件数にお答えをさせていただきます。  平成25年度におきましては301件対応させていただきました。平成26年度におきましては、現在まだ進行中でありますけども、2月末現在、340件余りとふえております。  以上です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  まず1点目、児童虐待についてですが、2月末時点でふえているということで、かなりふえることが、2割ぐらいふえるのかなということがちょっとあれされるわけですけれども、これは行政の責任というわけではないと私は考えております。しかしながら、ここに当たっている職員さんの、対応していただいている方の正規・非正規の比率がもしわかればお答えをいただきたいと思います。  あと、ファミリー・サポート・センター事業についてでございます。まず、これは講習会をやっていくということなんですが、そのプロセスは必要なんですが、最終的にはどこまでというふうにお考えなのか。普通の1対1のファミリーサポート事業としてやっていくお考えなのか、それともその先まで考えていくのかを、これは部長でも担当課でも結構でございます。お願いいたします。  最後、高齢者総合福祉センターの水回りということなんですけど、これは風呂ですか。それとも、台所とか。台所とかいうことであれば、今後、また調理とかも始めていくお考えがあってこれをされるのかというところをお伺いいたします。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 再度のご質問にお答えをさせていただきます。  現在、直接、児童虐待で対応しておる職員は4名でございます。そのうち、正規職員が2名、臨時職員が2名でございます。  次に、ファミリー・サポート・センター事業のご質問にお答えをさせていただきます。  当初、1対1という部分で計画をさせていただいておりますけども、制度が安定をしてまいりますと、例えば学校の参観日での対応も含めて検討をさせていただいているところでございます。  以上です。 ◯山名定晃福祉保健部長 工藤将之委員の3点目の高齢者総合福祉センターの修繕の内容でございますけども、お風呂、浴場も含めましての館内の給排水設備の修繕でございます。 ◯工藤将之委員 まず、虐待については、これは以前から言うてる部分でございますけれども、正規・非正規、非常に大変な仕事だと、どれが大変な仕事というのは切り分けはできないとは思うんですけれども、ここで正規・非正規の話をしていってもなかなからちが明かないと思いますので、もっと全体の中で取り組んでいきたいと私は考えておりますが、できる限り、仕事の差、サービスの差がないようにしていっていただきたいというお願いはさせていただきたいと思います。
     ファミリー・サポート・センター事業に関しては、まずはそこから入っていくということで、それは私も経過を見守りながら取り組ませていただきたいと思いますが、結構でございます。ぜひとも早く安定をするようにお願いをいたします。  高齢者総合福祉センター費に関しては、水回りで900万円。桜井市の中では非常に建築年数の若い建物だと思うんですけれども、やはり、これぐらいかけていかないといけない理由がちょっと私はなかなか見えてこないんですが、何か原因があったんですかね。最後、その部分だけお願いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 再度のご質問にお答えいたします。  比較的新しい施設であるという、今、ご意見でございましたけども、私も詳細に館内へ入って調査したわけではございませんので、そういった、給排水がかなり経年劣化しておるという職員からの報告を受けておるところでございます。 ◯大西 亘委員 民生費で自殺対策の事業費というのが、今回、26年度補正からいろんな形で自殺対策というのを進めていただいているような形になってきました。今回、当初予算で自殺対策事業費という形で、自殺対策についての事業が進められて、また続けて進められていくということでありますけども、今回、27年度に実施をしていこうとされている自殺対策事業についてお伺いをさせていただきたいと思います。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまの大西委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  自殺対策につきましては、26年度と同様に啓発事業、そして、27年度につきましては相談事業を実施していきたいというふうなことで、今、計画しております。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 26年度、まだ終わっていないですけども、さまざま、こころの体温計を導入、また、自殺対策の講演会等を実施していただきましたけども、この辺について、今年初めて進められて、状況的にどのようにお考えかをもう一度聞かせてもらえますか。 ◯山名定晃福祉保健部長 26年度、3月に自殺対策の講演会を実施させていただきました。そういった中で、今回、参加者の方も会場いっぱいになるといったようなことで、実際、アンケートをとったわけではございませんけれども、参加者のご意見を聞きますところによりますと、非常に好評であったというように感じております。そういったところで、今後も、来年度にもつなげていきたいというように考えております。 ◯東 俊克委員 91ページの生活保護の総務費、自立相談支援事業委託料ですか、これについてお聞きします。  まず、この新しい制度、国の方からかわってきたわけなんですけど、これには必須事業と任意事業と分かれているわけなんですけど、今回はどこまで計画されておられるのか。それと、支援員さんというのがこれから当然体制として必要となると思うんですけど、その方は、市の職員さんで体制を整えるのか、あるいは業者委託というんですか、そういう形に計画されておられるのか、その2点についてまずお聞きします。お願いします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  27年度は、生活困窮者自立支援制度に基づきまして、自立相談支援事業、それから、従来やっております住居確保給付事業、そして、生活保護の方を対象とした就労支援事業、そういった事業を27年度で実施させていただきます。  そして、1点目の自立相談支援事業におきましては、専門的な知識やネットワーク、そういったところも考えまして、できましたら、委託とさせていただきたいと今現在考えております。 ◯東 俊克委員 ありがとうございます。  今、部長の方から答弁がありましたように、私も、ちょっとこういう事業、新しい事業でもありますし、専門員さん、かなりそういうスキルがある方がおられると思いますので、私も全く同感だと思っております。  今、必須事業の方でまず答弁いただきましたが、どうしてもこれだけでは足らないということで、国の方はまた任意事業というのも、もちろん補助率の違いというのがあるんですけど、またそちらの方も順次検討していただきたいというのをまず述べておきます。  それから、もう一点つけ加えますが、支援員さんの相談に当たるこういうのというのは、先ほど工藤委員さんの方からもありましたけど、いじめの問題でも何でも早期発見というのが一番必要だと私は考えておるわけで、これはちょっと資料をいただいた中で、私、見ましたら、いろんな早期の把握の、例えば、生活保護担当、あるいは地域福祉担当、あるいは公共料金の滞納状況からもまたそういうのを把握するとか、いろいろ細部にわたっておるんですけど、それを最終的には集約するポストというんですか、個々でもちろん把握はされていましても、それをセンター的なものとして集約する、そういう体制もこれからは望まれると思います。  最後に、その一つ、これからの計画というのかな、そういうのだけ部長に尋ねまして、お願いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 再度のご質問にお答えさせていただきます。  ただいまご指摘いただきました通り、個々の問題が集約されていないのではというところでございます。確かにそういったところはあると認識しておりますので、今後は、そういった個々の問題をどのように集約していくのかというところを現在持っていないわけでございますが、今、ご意見いただきました通り、その辺が課題だと思っておりますので、その辺も今後におきまして検討してまいります。 ◯岡田光司委員 1点だけお伺いします。  まず、ちょっとこの予算書の中にどれか明確なあれはなかったけど、前にいただいた27年度の主な事業の中の3ページのところにあります。上にサポートセンターというのは書いているんですけども、利用者支援制度というのがここに上げられておりまして、まず、この利用者支援制度についてちょっと詳細にお伺いしたいのと、この文章の中に、身近な実施場所でと書いてあるんですが、具体的な実施場所というのはどのあたりを考えておられるのか、その点、お伺いします。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 ただいまの岡田委員さんのご質問にお答えをさせていただきます。  利用者支援事業、この事業につきましては、新たに子ども・子育て支援法によって新たな事業として列記をされた事業になります。地域で子育てを支援していくという相談事業の一環で、専任の職員が対応していくという形になってございます。子どもがその保護者、身近な場所、例えば現在想定しておりますところは、子育て拠点・活動をしているつどいでありますとか、療育教室のぴよぴよ教室でありますとか、あるいは民間に行っていただいています子育て拠点のやまぼうし、そういったところにも連携をさせていただきながら、そういった中に子ども、あるいは親の寄り添う中で必要な情報を提供したり、あるいは支援、助言をしていくと、そういった専門性の高い利用者支援事業という形で計画をさせていただいています。  以上です。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  この中の臨時職員の賃金として538万円とあるんですけど、これは1人なのか、例えば、ファミリー・サポート・センター事業の中では臨時職員と書いて、230万と書いてあるんですけども、このあたり、どのようにお考えなのか、お伺いしたいんですけども。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 再度のご質問にお答えをさせていただきます。  現在、主になっていただく職員を1名、そして、サポートをしていただけるような職員を1名ということで考えさせていただいております。 ◯藤井孝博委員長 4款、衛生費、98ページより117ページ。 ◯岡田光司委員 4款のところで、衛生費、104から105のところで、今回、がん検診受診率向上事業というので、これは新たに計上されていると思うんですけども、これはどのようにして受診率を向上されるのか、まずこれをお伺いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまの岡田委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  まず、今回実施いたします事業につきましては、40歳から64歳の方の胃がんの検診事業でございます。まず、そういった全ての方々に通知をいたしまして、まず、がん検診を受診していただくという形をとらせていただきます。そして、年度の中間ぐらいにはそういった形で集約いたしまして、なお未受診のお方には再度勧奨していくという形で、今、27年度は実施させていただく予定をしております。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  受診率をよくするために通知をしてというふうな形でおっしゃったんですけども、実はこれを言うとちょっとお恥ずかしいところがあるんですけども、先般ですけども、大腸がん検診のやつが私宛てにも来たんですね。それで、私もこの立場でもありますので検診を受けようと思っていたんですけども、すっかり忘れておりまして、結局は誕生日までしか受けれなかった経緯がありまして、例えば通知をしても、はっきり言って、忘れるというのは多々あります。今の話を聞かせてもらって、通知をして受診率向上ということを言われていますけども、私みたいな人が多分、市民の方も多々おられると思いますので、単なるそれだけじゃ向上はしないと思いますので、そのあたり、どのようにお考えなのか、再度お伺いしたいんですけども。 ◯山名定晃福祉保健部長 再度のご質問でございますが、こちらも、未受診のお方を対象にできるだけ受診していただけるような、そういう通知なり勧奨しかないと思っております。機会あるごとにそういった形で通知なり、また広報等をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 確かに難しい問題かもわかりませんけども、はっきり言って、なかなか受診率の向上というのは難しい。現に私が忘れてしまったというちょっと余り大きな声では、これ、言ってしまいましたけど、ところもありますので、そういった方がないように、この向上というのは非常に難しいと思いますので、この事業として上げられるからには、恐らく目標も多分持たれていると思いますけども、ちなみに、その目標って、どのぐらいを設定されておられるのか、再度お伺いしたいです。 ◯下谷訓子健康推進課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  特に胃がん検診をやる予定をしておるんですけども、桜井市の受診率が41%ぐらいでおります。県の平均が今60%ぐらいになっておりますので、できればそこには近づけさせていただきたいなという考えを持っております。  以上です。 ◯藤井孝博委員長 本件に関する発言は既に3回に及びました。会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  桜井市は60%を目指すということですので、できるだけ、もっと向上するように。非常に難しい問題だと思いますので。今回は胃がん検診とかいう形ですけど、ほかの検診にもそういった形で広げていただきたいと思いますので、対応のほど、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯大西 亘委員 がん検診のことばかりで申しわけないんですが、がん検診についてお伺いをさせていただきたいと思います。  国の方から定められまして、子宮頸がん、乳がん等の無料クーポン制度という形で実施をされてきました。26年度については、任意というか、継続をして実施をしていただいているというふうに理解しております。また、27年度については、この無料クーポンについてどのように進められていくお考えをお持ちなのかをお聞かせいただきたいとともに、この辺の受診率についての数字をお持ちでしたら教えていただきたいと思います。  今のがん検診の受診率の向上の事業について、60歳から64歳という形の対象者というふうにお伺いしたように思うんですけども、60から64歳までを対象にされているというところの理由というか、全体……。    (「40歳」と呼ぶ者あり)  40歳から。40から64歳。申しわけない、すみません。そしたら、それは大丈夫ですね。というところは、それでは、そこはオーケーということで。  この41%を60%にするために、多分、今、一旦、案内を出して、その後、受診をされない方に再度勧奨してという、勧奨を1回だけするということでお考えなんですか。それとも、受診啓発を1回、勧奨してまだだめやったらもう一回再リコールみたいな形をとろうとされているのかというところをちょっとお聞かせいただきたいと思います。  この2点、お願いします。 ◯下谷訓子健康推進課長 ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、クーポンに関しましては、27年度予算要求では、子宮がん検診と乳がん検診については、平成25年度のクーポン券未受診の方、平成26年度に対象者ではなかった方になるんですけれども、その方と、平成26年度と平成27年度に5歳刻みの対象者の方、それと、平成27年度に新しく対象者となられる方、子宮がん検診については20歳の方、乳がん検診については40歳の方にクーポン券を送付する費用を予算要求しております。それと、大腸がん検診につきましては、今まで通り5歳刻みの方にクーポン券を送付させていただくようにしております。  それと、先ほどのモデル事業の分なんですけれども、一応、今予定しておるのは、当初、5月ごろに勧奨の通知を送らせていただきまして、10月ごろに中間報告会を実施いたしまして、それで再勧奨の通知、国立がん研究センターの推奨するリーフレットを使用いたしまして送らせていただく予定をしております。今のところ、1回送付する予定をしております。  以上です。 ◯工藤将之委員 2点お伺いをいたします。がん検診ばかりで申しわけないのですが、がん検診のところでございます。  以前まで桜井市医療センターに対する補助金が出ていたわけですけれども、昨年は2,987万円ですかね。今回、その医療センターに対して、それは補助金ではなくて、委託料にされたということなんですが、今年は幾らのお金で、どういう業務を委託されているのかをお伺いいたします。  次に、ごみ袋についてでございます。  以前、我々の市議会で行わせていただきました議会報告会の事前の打ち合わせのところでも部長にお願いをしましたが、あれは非公式でございますので、もう一度、答弁をいただきたいと思います。  やはり、市民の方にお伺いしますと、ごみ袋が破れやすくなった。特に半透明系といいますか、透明度が低いものに関しては破れやすいという認識は共通見解だと僕は判断するぐらい話を聞きます。  実際に、その担当している業者さんではないですが、同業種の方に聞きますと、入札と在庫の問題とか、そういうところで利益が合わないというようなこともあるんじゃないかというような話も聞いたんです。これは一意見でございましたので何とも言えないですけれども。そういうことが問題なのであれば、例えば業者さんと話をして、もしくは組合さんのようなものがあるならば話をして、複数年契約で在庫を持っていただかないようなやり方をやるとか、市民にとっていい方を提供できるように。本当にこれはよく言われるので、今、現状、そういう話があるのかないのか、対応をお考えなのか、この2点をお伺いいたします。  以上でございます。 ◯下谷訓子健康推進課長 ただいまの医療センターの補助金のことでお答えいたします。  内容につきましては、胃がん検診及び肺がん検診の配車回数に応じて、検診車配車委託料をお支払い、配車日以外の勤務日を各事業に従事する割合に応じて、がん検診等事務委託料と心臓検診・事業所検診事務委託料として予算要求しております。内容といたしましては、保健衛生総務費で、心臓検診・事業所検診事務委託料といたしまして1,222万5,489円、健康増進費がん対策費といたしまして、検診車配車委託料といたしまして702万2,400円、がん検診等事務委託料といたしまして1,222万5,489円を計上いたしております。  以上でございます。 ◯辻本 治環境部長 工藤委員さんのご質問にお答えいたします。  委員お述べの、昨年11月の市議会報告会の事前学習会で議員の方からご指摘、市民の声はこういうことであるというふうにお伺いしておりますごみ袋の件でございます。我々もその当時はそういった意見は聞いておらなかったんですけども、早速、そういったことに実際なっているのかどうかということで、販売している事業所に対して何回か聴取いたしました。実際、調査したところ、若干破れやすい、使い勝手が悪いと。使いようによっては裂けやすいような状態も聞きました。その後、業者を呼びまして、どうなっておるんだということも踏まえまして、製造元、私ども、当初、袋については決めておる仕様がございます。その通りできているのではないのかということも含めまして調査したところ、若干そういうふうになっていないのが事実であるということで、入荷されているやつは別にしても、再度、今後入荷する分については、そういったことがないように事業所に向けてしておるところでございます。  先ほど委員さんが、そういう費用面の方で若干安くなっているのではないのかということに関しましては、私どもは入手していない状況でございます。  また、契約を複数年にしてはどうかということにつきましては、毎年、これまで契約の方をしておる状況でございます。そういったことも含めて、今後、複数年にすることがそういったことにも、さらにまた費用についても効果があるようになればいいかなというふうに思っていますので、またそれらについては検討させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 まず、医療センターなんですが、総額でいくと3,000万円を超えてくるということでよろしいんですかね。3,100万円、3,150万円ぐらいになるのかな、ざっと今聞いただけなんですけれども。  まず、これは確認でございます。委託料でございますので、前回、補助金のときは人件費が上がるにつれて上がっていった経緯がございました。今回は委託料ということですので、これは配車回数ですので、それは、人件費は配車回数にかかわって変わるのはよくわかるんですが、それでも受診者数が減っていればそこは対応すべきではないかなと私は考えるんです。配車回数でかなり値段が上がっているというところに対して私はすごく疑問なんですけれども。補助金がなくなって、委託料になったからいいというような問題ではなくて、委託料ということであれば、もちろん上がらないということですね。配車回数がふえない限りは上がらないという認識でいいのかどうか。それと、今回、前回の補助金のときよりも200万円弱上がっているその原因、要因を教えていただきたいと思います。  その次に、ごみ袋の件でございますが、確認していただけたということですので、それは非常にありがたいことだと思います。複数年と申しましたのは、一部の企業にどうこうということではなくて、やはり企業からすると、在庫を抱えた状態で年度末を迎えて、入札というか、落札できなければその在庫をどうしようもなくなるというところがあるので、かなり費用面で削らないといけない部分、ほかのところで何とか賄っていかないといけないというような考え方は私はあると思いますので、ぜひとも市民にとっていいものを提供しつつ、行政負担を同じかできるだけ少ないような方向をちょっと模索していただきたいなというふうにお願いをいたします。  これはもう答弁は結構でございますので、医療センターの部分だけお願いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  まず、配車回数が上がらない限り金額も上がらないだろうというご質問でございますが、その通りでございます。そして、今回、予算増額したわけでございますけれども、委託料に分けることによりまして、配車委託等も配車回数に応じての予算組みとなっております。全てそれが原因ではございませんが、多少なりとも人件費の増という部分も含んでおります関係で、委託料に組み替えたわけでございますけども、昨年度に比しまして増額となっておるところでございます。 ◯工藤将之委員 今の医療センターやがん検診の委託料に関して、最後でございます。  ということは、同じだけの配車をして同じだけのサービスをできる、もしくはそれ以上のサービスができるという事業所がある場合は、そこに対して委託をしていくという考えもあるということでよろしいでしょうか。最後、お願いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 そういったところでは、今後、検討していかなければならないというように考えております。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。 ◯工藤行義委員 環境部長に二、三お聞きしたいんですけども、これ、ずっと見てきているんですけども、臨時職員の賃金なんやけども、これはずっと継続して臨時職員がおりますけども、アルバイト等がなぜ必要なのか、それを募集されるときに、どういう公募をされてどういう形で採用されているのか、まずそれが一つ。  それから、二つ目は、工藤将之委員とダブるんですけども、ごみ袋の販売。私らが聞いているのは、ある専門家に聞いたら、単純なことなんやと、高いものは破れない、安いものは破れるというような感覚で見ていったときに、なぜ破れやすくなったのかというお話を私はお聞きしたいんだけども。例えば、当初に環境部がやるときに私はお願いしておったんやけども、工業試験場等で引張試験等、一定の基準を設置して、それに沿うようなチェックをしていかんと、材質が悪くなってきているというのが住民の声でございます。それはもう答弁は結構やけど、高いものは強い、安いものは弱いというような感覚のないような取り組みをしてもらわんと。  もう一つは、環境フェアの委託料、これ、100万なんですけども、なぜ100万なのか、100万でいけるのかどうか、それが三つ目です。  それから、最終処分場の話なんやけども、これ、南港の方の処分場、処理できないと。今、市の処分場に入れておられるみたいやけども、そこら辺、いつまでも続くこともないやろうし、私は、災害等のときに最終処分場の受け入れ体制ができるような場所、ストックをやっぱりしていただきたい、火災等でごみが出てきたときに。それをどのような方向で、今後、廃棄物を処理していかれるのかお聞きしたい。  以上です。 ◯辻本 治環境部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の臨時職員、バイトさんというのがおる、なぜ必要なのかというご質問にお答えいたします。  私ども、職員が退職しますと、かわる職員が、正職が入ればいいんですけども、ごみ収集に当たりましては、当然、今現在、収集におきましては3名乗車でやっておる関係がございます。その関係で、職員が退職しますと、当然、職員が不足しますので、その中で、やむなくバイトをもって、今現在、収集に限ってはやっておるというところでございます。  2点目のごみ袋、先ほど工藤委員さんの方でも提案がありましたけども、なぜ破れやすいのかということでございます。当然、私どもの方、このごみ袋につきましては基準を設けております。引っ張り強度、特に、半透明になってございますけども、強度の方でしっかりと入れられる、一定の、当然、この袋につきましては、重さ約7キロから8キロほど、45リッター袋で考えておるところでございます。そういったことで、その辺をしっかり強度的にもつように基準は設けておりますけども、先ほどもお答えさせていただいたように、若干、製造元で何らかの手違いがあったのかなというふうなことで、今後そういうことのないようにしっかりやれというふうに申し上げているところでございます。  3点目の環境フェア100万円ということでございます。これにつきましては、当時の行財政改革アクションプランといいますのか、そういった中で、市の行事の2分の1というとこら辺で、何とか私ども環境部としては、毎年、市民に啓発できるような、費用を持ってでも何とか同じような行事で啓発してまいりたいという思いはございましたけども、その年度年度によってできる部分、費用を持ってでも、できるだけ啓発に向けて3Rを中心にやっていきたいなという思いで、その中で、実行委員会の方にもその費用の中で何とか事業を進めてほしいという思いで、今年度は100万円ということでいこうかというふうに計上させていただいているところでございます。  あと、最終処分場の件でございます。今現在、フェニックスの方に、委員ご承知の通り、埋め立ての方をさせていただいております。新処分場も、当時、15年に新たな処分場を建設させていただきました。今、私どもの方、委員ご承知の通り、焼却炉から出たスラグにつきましては新処分場の方に仮置きさせていただきまして、スラグの有効活用を今現在図っているところでございます。  委員お述べの、最終処分場は火災とかそういったときに置き場としてのいろんな問題もあるから、しっかりと確保に向けて取り組まないとだめではないかというご質問もいただきました。それについては、私どもも、火災等がもしございましたら、一定の仮置き場はございますものの、大きな災害になりますとやっぱりそういったことが必要ではないかなというふうには思っていますけども、今現在は、そういう最終処分場の活用がある中で、現在、廃棄物の適正処理・処分をやっているところでございます。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 部長の答弁、今、非常に汗をかいて一生懸命答弁されているのを聞いていたら、これ以上質問するのもおかしいので、答弁は結構なんですけども、アルバイト、職員が退職するから、足らんようになるからって、こんなん、いつかゼロになりますやん、そんなあほなことを言うておったら。最低何人要るのか、そこら辺、しっかりと打ち出して、やっぱり要る人間は確保してもらって、アルバイトというのは、これ、どういう形で採用して、公募してやっているのかというのは、いろいろ問題はあるねんけども、ここら辺、アルバイトがおらんでも、臨時職員がおらんでもできるようなシステムをやっぱり確立していってもらわないかんと思います。答弁、結構です。  それから、二つ目のごみ袋。引っ張り強度、引張強度ですな、これ、基準があるのならば、それをクリアしてきたのかどうか。やっぱり、業者にしっかり頑張れと言うような、部長、取り組みというのは、私、おかしいと思うんですわ。やっぱり基準値を設けて、その基準値アンダーであればこれは契約違反やから、しっかりとやっぱり取り組んでもらわんと、それこそしっかりと部長にやってもらわんと。これも答弁は結構です。  環境フェア、これは毎年やっていただけるのかどうか。100万円でいけるんやったら、それはそれで結構なんです。やっぱり、今、環境問題、非常に大事な問題。子供たちも含めてそういう取り組みも私もやっていますので、何とか継続できるようにしていってもらいたい。これも答弁は結構です。  それから、最終処分場、ずっと私が言ってきたのは、3Rの取り組みをやっておられるのかどうか、ここら辺の方向が見えない。やっぱり部長に私らがお願いするのは、職員全てやけども、これ、もう何年前から、私、もう20年近く前から言うてますけども、職員のごみ箱を二つ設置してくれと、資源ごみとして使えるものを。今、これ、四、五年前からやっていただけておるけども、非常にありがたい。やっぱり、やっていったらできる話であるので、少しでも我々が取り組めるところで3Rに貢献できるような方向づけをしていってもらいたい。それだけ部長にお願いして、答弁は結構なので、終わっておきます。 ◯藤井孝博委員長 ただいまより午後1時まで休憩いたします。
    ○午後0時10分休憩 ○午後1時00分休憩 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を行います。  5款、農林業費、116ページより125ページまで。 ◯東 俊克委員 まず、123ページの倉橋ため池周辺地区整備計画策定委託料です。510万4,000円ですけど、聞かせていただいたら、旧の卑弥呼の庄跡地においてオートキャンプ場なりバーベキューができるような施設、あるいは、それに付随して、ため池でワカサギ釣りができるようにとかいうふうに計画をいただいているようなことを聞かせていただきました。  まず、早速ですけど、副市長にお聞きしたいんですけど、特定農山村法という非常にハードルの高い縛りのかかっていた土地やということで聞いておりまして、県との協議の上で進めていけているんだろうとは思うんですけど、その辺のところ、大丈夫というか、もちろん元田副市長ですから大丈夫だと思うんですけど、どう調整いただいたのかお聞きいたします。 ◯元田清士副市長 倉橋の卑弥呼の庄の部分につきましては、担当部の方で県の方の農林部と協議をしてもらっていただいたところでございます。その中で、一定、倉橋の卑弥呼の庄につきましては、上の部分、建物が建っている部分、あそこについて開発が終わっているということで、あちらの方については特に農の方の縛りはないやろうということで、一応、その下の棚田の部分については、やっぱり農を基本とした活用ということで現在も市の方で考えておりまして、その中でこの委託料を使って、そういった検討を27年度において行っていきたいと思っております。  以上です。 ◯東 俊克委員 そうですね、建物の方ですね。もちろん、その建物の撤去という形も必要かと思います。またそれは順次予算なり計画していただくと思いますけど、では、実際に例えばオートキャンプ場とかそういうのがいつごろ、平成何年ごろにある程度計画としてなっているのか、再度お聞きいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 東委員のご質問にお答えさせていただきます。  27年度で倉橋ため池周辺地区整備計画策定委託料ということで、今、副市長申しましたように、卑弥呼の庄のうち、いわゆる棚田区域、下の部分ですけれども、現在のところ農振農用地の規制がかかったものだということでございます。ここについては、なかなか他の企業様に開発ということでは非常に困難な地域でございますので、市で、現在の倉橋ため池のそういった景観も含めまして、住民の方に利活用を図っていただけるような整備を27年度で検討させていただこうというふうに思っております。  これにつきましては、上の開発区域の進捗とも絡んでまいります。棚田区域におきましても、大和さくらいなり、一部民地がございますので、そういったとこら辺の権利の整合性、整理もさせていただいた上で、引き続き詳細設計、それから整備という部分に年次的に進んでいければというふうに考えております。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 では、まだ具体的には、何年度オープンというのは難しいかなと思います。これは、もちろん事業として、ため池というんですか、桜井市は、山はあるんですけど、水辺で遊ぶというところがなかなかなかったです。確かに私が小学生のころには、ここへ、ため池のところへよくワカサギ釣りにも行っていたなと思っておりまして、倉橋地区の活性化、今、部長から答弁がありましたように、大変重要な施設かなと思っております。これから、もちろんいろいろ策定いただくのであれば、一つお願いというか、皆さんにもお願いしておきたいのは、例えば今回、高齢者総合福祉センター、そちらの浴場を開放されました。では、オートキャンプ場に来られた、バーベキューをしに来られた方がそこの浴場を使っていただく、さらには、もう一つ踏み込んで、高齢者総合福祉センターなんですけど、そちらで宿泊もしていただける、ある程度そういう発展的な利用の仕方というのも、また皆さんで検討いただいたらと思っております。この件について、どなたかもしよければ、答弁をお願いしたいと思います。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度のご質問にお答えさせていただきます。  今、委員おっしゃられましたように、担当課の方でも、倉橋ため池とのつながりの中で、市民の方あるいは市外の方が来ていただいて憩えるような場所づくりということで検討をしてもらっております。その中には、上の部分で高齢者総合福祉センター利用拡大ということで、福祉保健部の方でも検討いただいたところでございます。非常に高齢者総合福祉センターの方も利活用が広がりましたら、私どもが考えておる整備計画で来られる方にも利用いただけるということで、この辺については福祉保健部とも話し合いをさせていただきながら、整備計画を立てていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 すいません、ただいまの5款、農林業費のところに(なお、10款第1項、農林業施設災害復旧費、178ページより179ページ)も含んでおりますことを申しおくれていまして、申しわけございません。よろしくお願いいたします。 ◯工藤将之委員 今の東委員と同じ内容、かぶる内容になるんですけども、倉橋ため池周辺整備は、卑弥呼の庄の跡地の整備は必要だとは思うんですが、そもそもあれは更地にして返すという判決になっているんですよね、たしか。それについて履行されていない部分については、今、行政はどういう取り組みをしているのかというのを、まず前提として教えていただきますでしょうか。 ◯清水孝夫まちづくり部長 工藤将之委員さんのご質問にお答えさせていただきます。  卑弥呼の庄につきましては、平成24年の12月に判決をいただきました。大和さくらい、あるいは、所有権を主張されておられます西上建設に対しまして、建物収去ということで判決をいただいております。委員お述べのように、現在もその建物が残っておるということで、これにつきましては、市としましては判決通り業者に建物収去をしていただくということでございますけれども、現在、撤去されない中で、弁護士の方とも協議をさせていただいておりますけれども、撤去されない場合、強制的に判決に基づいての撤去もあるということで、そういう検討もさせていただいておりますが、現時点では、費用をかけて撤去するとしましても、その後の利用計画というものが十分立てておらないと。その大きな原因として、敷地内に大和さくらいの土地があって、次の開発工事をしていく際にその辺の整理も必要になってくるということで、市としましては、まず27年度、その辺の大和さくらいの土地につきまして、大和さくらいの破産も含めて、市が持っている債権等の権利を使いまして整理をしていきたいというふうに今考えておるところでございます。 ◯工藤将之委員 されていないのを何とかしていこうということなんですかね。確かにその後の利用というのは、するのであれば、計画をつくることはやぶさかではないんですけれども、そもそも、以前、議会の全協の中でか、どこかでか、ちょっと私も記憶にありませんが、その判決に対しての取り組みが薄いのではないかというようなご意見をされた議員さんもいらっしゃって、私も全くその通りだというふうにそのときは感じたものでございます。  あそこをいいものにしていって、利活用を図っていくということであればいいんですが、一度ある意味失敗したところでございます。そこに対して、また策定の委託をして、500万円の税金を投じて委託をしてやっていって、あと、運営するのはどこなのかとか、どういうものになっていくのかはこれからだと思うんですけれども、かなりのものを、建物とかそういう意味ではなくて、かなり、なるほどというものをつくらないと、市民の皆さんは納得していただけないと思うんですね。そのためにどれぐらいお金がかかったのかというのは、これは恐らく明確にしていかないと、多分、市民の皆さんは納得いただけないというところもきちんとお考えいただいて、今後はあれを進めていただきたいと思うんです。  オートキャンプ場というのが先ほど東委員の話からも出てきましたけれども、そういう具体的なところまで、ある程度、大体こういう感じというのが決まっているんでしたら内容を教えていただけますか。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度のご質問にお答えさせていただきます。  オートキャンプ場とかワカサギの話も出ておりました。担当課の中では、そういった倉橋ため池あるいはその周辺の景観を生かした中でどういったことができるのかということで、いろんな案を、職員、今挙げております。その中には、そういったことができるのではないかということでの提案は私どもの方にも出してもらっておりますけれども、それにつきましては、27年度、整備計画を策定する中で、他のいろんなレクリエーション施設等も含めて検討する予定になっております。  以上です。 ◯工藤将之委員 最後にお伺いをいたします。いろいろ進めていただく中ではあれなんですけれども、すいません、1点、基本的なお伺いをしたいんですが、今、ワカサギという話が出ました。ワカサギがいいのかどうかはちょっと置いておいて、あそこは入漁権をとって昔やっていたと思うんですけど、今でも入漁権をとってできるような仕組みにすぐ戻せる場所なのかだけ、最後、教えてください。 ◯村上龍也農林課長 失礼します。ただいまの質問にお答えさせていただきます。  現状は、昭和63年から平成5年にかけて、防災ダムの計画で改修されたダムでございます。現状につきましては、護岸部分についてコンクリート構造になっておりますので、直接、釣りのできる状況にはなっておりませんので、現在、料金を取ってとか、そういうところについては現状では無理な状況で、今後、計画する中では、当然、お金を取ってするという形になりますので、その点につきましては、桟橋等の設置、そういう釣りのできる状況をつくるという設備投資が必要と考えております。  以上です。 ◯井戸良美副委員長 すみません。1点だけお聞きしたいと思います。  119ページの委託料の中で有害鳥獣捕獲委託料、これ、400万円計上されているわけでございますけれども、前年度はなかったように思うんですけど、それは別といたしまして、この支払い先はどこなのか、どういう目的で支払いをされるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの副委員長のご質問にお答えさせていただきます。  有害鳥獣捕獲の委託料につきましては、委託先につきましては猟友会を予定しております。これにつきましては、従来、有害鳥獣、イノシシ、鹿が出てまいりますと、猟友会にお願いをして捕獲をしていただくというふうな形でございます。年間20頭、30頭のときには、猟友会の方でとっていただくということにつきましては、補助金等で支払っている中でやっていただくというふうなことでございました。しかしながら、昨年、本年と、非常にイノシシが大変出没しまして、本年度でも300頭に及ぶような捕獲数になっておりまして、少し、ボランティア的な形でのお願いでは猟友会の方でも引き受けることが困難だということで、逆に、正式に業務として委託を受けるんだったら猟友会の中できっちり組織体制を整えて対応するというふうなことでございましたので、その辺、捕獲に当たる人件費等、計算をさせていただいて、27年度、委託料という形で400万円を計上させていただいたということでございます。 ◯井戸良美副委員長 どうもありがとうございます。  特に三輪山周辺、金屋を含めて、イノシシ、鹿の被害が一番多いように思います。三輪山は禁猟区でございまして、ほかの山からわいてきたイノシシなどが集まる場所でございますので、特に被害が多いと。ただ、この400万円で、おりですか、これは。おりとわなですか。これ、何か所ぐらい、これで大体、十分な狩りの予定でこの数量が上がっておるのかどうか。金屋も、この前お願いしたときに、ちょっとすぐに対応、おりはできないというような感じでございましたので、その辺、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯村上龍也農林課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。  今回の委託の内容になりますが、捕獲おりと銃、それとまた、緊急対策として、くくりわなということで考えさせていただいております。おりにつきましては、現在25基ございます。27年度、新たに市の方で10基、トータル35基ということで運用を考えております。銃とわな猟につきましては猟友会の方でお願いする形になります。  以上です。 ◯井戸良美副委員長 この猟期を終わった後も、被害があればやっていただくということになるわけですか。その辺だけちょっとお聞きしたいと思います。 ◯村上龍也農林課長 失礼します。  今回の委託につきましては年間を通じてということですので、1年間、猟期以外でも対応していただくということで考えております。 ◯工藤行義委員 先ほどから倉ため周辺の話が出ていますけども、あそこら辺、いろんな掘り起こしをされていかれると、部長、思いますけど、私、もしされるのならば、あれだけ環境のいいところで、昔は、20年ぐらい前は、ゆうぽうと等の誘致の話まで出とったんです。だから、この辺の環境整備をして、やっぱりいろんな、市内・市外から、また県内外から来ていただくようにするのならば、大々的に倉ため周辺の道路を見直ししていただいて、観光バスが対向できるぐらいの道を、あれをぐるっと回れるぐらいの道をするというぐらいの腹でなかったら、何ぼ卑弥呼の庄の跡をてこ入れしても私はうまいこといかんと思います。それぐらい大々的な方向で、この答弁は結構やけど、考えていってもらえたらあれだと思っていますので、よろしく頼みますわ。 ◯藤井孝博委員長 6款、商工費、124ページより133ページ。  7款、土木費、132ページより149ページ(なお、10款第2項、公共土木施設災害復旧費、180ページより181ページ)を一括して行います。 ◯岡田光司委員 土木費のところで、142から143。街路事業費のところでメスリ塚線に係る諸経費というのが今回かかっているんですけども、平成27年度中に完了という形がありますけども、その時期がいつなのか。年度中というので、3月末なのか、そのあたりの時期がいつなのかお聞きしたいのと、現在、そこは通学路等にもなっていますが、午前中は車の通行規制がかかっていると思うんですけども、それに関しまして、実際に施行、開通しましたらその通行規制がなくなるのかどうかという、そのあたりをお伺いします。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの岡田委員のご質問にお答えいたします。  桜井駅メスリ塚線につきましては、ご案内の通り、27年度の完成見込みでございますが、まだ一部、価格補償の方で未解決の部分がございまして、現在交渉中でございますが、見込みといたしましては、建物の除却をした上で工事を実施して、27年度の末に完了したいと、こういうようなことでございます。  2点目の通行規制でございますが、今現在、今年度の工事を実施しまして、変則的な道路の状況でございますので、これも27年度、完了した時点で規制の方は解除するというような形での警察との調整を図っているところでございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 ありがとうございます。  ということは、27年度3月末で完成で、それに合わせて通行規制が解除できるというような認識と承りました。  また、それと、今回、メスリ塚線の工事に当たりまして、住民の方からいろんな苦情というのを聞いたんですけども、例えば、浄化槽を使っているところがありまして、そこで、今の道路に対する接続に関して側溝の方に何か流すようになるとか、今現在はちゃんとなっているんですけども、当初の話と最後の今の現状の話とは違うかったりとか、例えば、カーブミラーの設置があんまり、今現状ついているところからまた移動するというような話もあったんですけども、それが引き継ぎ等の加減でなかなかなされていなかった。といいますのも、課をまたぐ内容に関しまして、部門間の情報のやりとりとか担当者の引き継ぎとかいうのがちゃんとうまくなされていないんじゃないかと思うんですけども、これは都市計画ですので、そのあたり、ほかの課との情報共有というのはちゃんとなされているのか、そのあたりをお伺いしたいんですけど。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの岡田委員の再度のご質問にお答えいたします。  具体的にはちょっと私も、その浄化槽の排水の流出先であるとか、カーブミラーの位置関係については、ちょっと情報を持っていない部分もございます。しかしながら、都市建設部といたしましては、当然、土木課あるいは都市計画課の中で情報を上げて、両課で情報を共有するような形での努力は日々させていただいているところでございますが、結果が出ていないという部分がございますので、今後、十分そのようなご指摘を踏まえまして対応したいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 すいません、部長、1点だけお聞きしたいんですけど、道路拡幅の件やけども、大福慈恩寺線の踏切、あれは特定の議員の要望に対して取り組んでこられたのか、何十年かかってきて市の計画の中でやってこられたのか、はっきり部長、答えてください。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの工藤行義委員のご質問にお答えいたします。  大福慈恩寺線の貯木場踏切の拡幅につきましては、平成18年度ごろからの懸案事項でございました。おおむね10年近く市の課題として取り組んできたところでございます。その中で、近年、集中して取り組んだ部分の中で、先般、一般質問の中でもご案内申し上げたように、おおむね地権者の方については合意を得られたところでございます。  あくまで、特定の議員という部分がございますが、地権者の方が日ごろ個人的な部分の中でのご相談されている部分の中での情報といいますか、というような部分やというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯工藤行義委員 十何年と言われていますけども、30年以上放置しているやつもあります。その中で、市長の答弁が非常にファジーな状態に、私、感じたんです。やっぱり各議員が過去に取り組んできている中で、そこら辺の話もやっぱり踏まえて市長は答弁してもらわんと、やっぱりみんな間違っていくと思いますので、今後そういうことのないようによろしくお願いしておきます。答弁は結構です。 ◯大西 亘委員 1点だけお伺いをさせていただきたいと思います。  道路維持というところでございますが、社会資本整備総合交付金を活用した橋梁やトンネルの長寿命化ということでさまざま進めていただいているところでございます。26年度も出口橋等の改修等があったと思うんですけども、この27年度についての計画について教えていただきたいと思います。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの大西委員のご質問にお答えいたします。  橋梁の長寿命化につきましては、市内では橋長が2メートル以上の橋梁が450橋ございます。そのうち、建設後50年を経過している橋梁は60橋で、全体の約13%を占めているところでございます。  そんな中で、橋長が15メートル以上の橋梁につきましては、平成21年度より点検実施をしまして、24年度から49橋の点検が完了しているところでございます。それらの中で、点検委託、これまでに済ませている部分の中で、83橋の橋梁を重要な橋梁ということで進めておりまして、これまでには3橋の事業を行わせていただいております。  今年度につきましては、4橋の橋梁を設計委託いたしまして、その後、その部分を実施設計いたしまして、その後、改修をしていくということでございますが、設計の中で予算見込みを積み重ねていきますので、4橋という部分が結果的にちょっと不足するのかどうかというのは、現在のところ、あくまで見込み、予算ということで計上させていただいているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ◯大西 亘委員 では、その4橋を具体的には示していただけ……。今、大丈夫ですか。いけますか。 ◯紙矢隆司都市建設部長 担当の土木課長の方からちょっと説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯山田誠一土木課長 失礼します。  一応、平成27年度で予定しております4橋につきましては、市道の吉備地内1号線にあります吉備地内1号橋、百市中垣内線におけます750橋、また、長谷寺与喜浦線におきます関東屋橋、22号線におきます朝倉台北橋、この4橋を予定しております。  以上です。 ◯工藤将之委員 昨年の予算委員会で聞かせていただいて答えがなかった分についてなんですけれども、桜井駅北口の噴水の跡地利用として緑化をされております。昨年はこの緑化の予算が上がっていたわけですけれども、今後の維持管理費にどれぐらいかかるのかということで、その当時は答弁がないということでした。今年はどれぐらいを見込まれているのかをお伺いいたします。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの工藤委員のご質問にお答えいたします。  北口噴水跡の整備工事の維持管理ということでございますが、今年度、事業を進めていく中で、当然、維持管理については、市民の皆さんのご協力の中で、ボランティア的な部分の中で、一定の草引き等あるいは水やり等、こういうような部分の協力を求めながら、事業化を進めてきているところでございます。  具体的には、ちょっと都市計画課長がおりますので、回答していただきたいと思います。 ◯奥田道明都市計画課長 失礼します。ただいまの工藤将之委員の質問にお答えします。  現在、北口の植栽計画の中で県の植栽事業の補助を受けながら進めてまいりまして、今年度末に完成予定でありますが、初年度、平成27年度の予算につきましては、剪定等の費用につきましては、特に高木の方を植えておりますが、1年度目は特に大きな剪定の必要がないということで、27年度は剪定に関しては大きな予算は取り上げておりません。  ただ、芝生管理でありますとか、また、水やりのことにつきましては、駅の施設のところでの委託料の中で経費を27年度は賄っていきたいと思っております。  以上です。 ◯工藤将之委員 27年度は剪定は余り必要ない、確かにその通りなんでしょうが、今後、その芝生の管理も含めて総額でどれぐらいかかるというふうにお考えなのかをまずお伺いするのと、もう一点ございまして、あの跡地の中に何か看板を立てるということで、今、民間に対してお願いをしているという話をこの前ちょっと聞いたんですけれども、観光案内所の看板、観光案内の看板をあの緑化する中に立てるというふうに聞いているんですが、どの程度の規模なのか。といいますのも、あそこに関しては横断歩道もなくて、一般の方が行ったらあかんところですよね。そこに看板を立てて、それをどう見せていくのか。ちょっと僕には想像がつかないんですけれども、その看板のこと自体があるのかないのかから含めて、大きさとかをちょっと教えていただけますか。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの維持管理の費用の総額の見込みということでございますが、現実的には試算はしておらない部分でございます。先ほど私が答弁させていただいたように、できるだけボランティア等の共同事業の中でその辺を積み重ねていきたいと、こういうことと、先ほど都市計画課長が申し上げていましたように、従来、噴水の部分で芝生管理等の維持費は若干計上しておりましたので、その範囲の中で考えていきたいなと。    (「従来の費用は」と呼ぶ者あり)  従来の費用ですか。従来の費用は……。ちょっと待ってください。ちょっと後ほどお答えさせてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 駅前の北口の植栽計画にあわせまして、そこに観光看板を設置するということで計画をさせていただいております。  規模につきましては、看板自体は、今のところ、幅1メーターの長さ5メーター程度のものを予定しております。さらに、その上に半分ぐらいの大きさの看板と、二つつける予定ですけれども、ロータリーの中ですので、歩行者がおられるところから見えるような形での大きな看板、文字と、イメージ的な桜井市の観光の風景図を入れさせていただこうということで現在作業をさせていただいておるところでございます。 ◯工藤将之委員 まず、これがそれに値するのかどうかというのはちょっと一つ確認が必要なのかもしれないですけれども、我々、議会基本条例をつくらせていただいた中で、施策においては、維持管理と持続可能性というところまでをきちんと精査した上で施策をお願いしますということで、前回の緑化といいますか、そのされるときの予算のときはまだ確かに基本条例はできていなかったんですが、それができた後に上がってきた予算で、あれは、僕もそれはまずいというふうにあのときお伝えしたつもりなんですけれども、維持管理費が今後わからないというのと、ボランティアというのはいつまで続くかわからないというものでございますので、やはり基本的には市がつくったものでございますので、その後の管理を市民に押しつけるというのは、もともとの合意がありきであればいいんですけれども、そうであれば、その地域なのか団体なのかを明確にした上で管理していただけるようにしていただかないと、もたないのではないかと。  看板を立てて、横5メーターと2.5メーターぐらいで、かなり長いですよね。かなり長いものをつくって、その後ろにきっと緑化された場所があるんでしょうけれども、要は、通るところから緑化されたところじゃなくて看板が見えるというのであれば、見えるような感じになるというのであれば、ちょっと何かちぐはぐやなという感じがするんです。何で看板までつけないといけなかったのかというのはちょっと僕は疑問なんですが。それはもう進んでいることなので、それと民間のことなので結構なんですけれども、かなりのお金をお願いしているという話を聞いておりますので、いいものにしていかないと意味がないと思います。  全てのことについてなんですけれども、行政の施策を行うときは、今後、私のスタンスとして、どれぐらいの維持管理を見ていくのかというのは聞いてまいりますので。これに関しては去年も言ったことですので答えていただきたかったんですけれども、もし、どこの団体にお願いしているとか、具体的に話が進んでいるのであれば、そこをちょっとお答えいただいて、終わらせていただきます。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの工藤委員のご質問にお答えいたします。  委員ご指摘の通り、維持管理については当然想定すべきであったと、今さらながらでございますが、反省しているところでございます。  具体的に現場での共同的な事業につきましては、具体的な取り組みといたしましては、商工会の婦人部の皆さん方に協力を求めておるところでございます。詳細については、まだちょっと最終的に採用内容等々の確認はできていない状況ではございますが、見込みとしてはそのような状態でございます。  あと、維持管理の総額ということでございますが、過去に、これまであそこで芝生の管理という形で年5~6回の剪定、芝生管理という部分の中で刈り取りの部分、費用を計上しておりました部分につきましては、約30万円ほどかかっておったと、このような状況でございます。  以上でございます。 ◯井戸良美副委員長 すいません、1点だけお聞きしたいと思います。  道路、河川、水路などの維持修繕工事ですけども、前年は要望件数、応えられた件数、それはちょっと私はわかりませんけど、この点に関しましても生活に密着した維持修繕工事は積み残しのないようにお願いしたいと。これは要望です。もう結構です。 ◯藤井孝博委員長 では、8款、消防費、148ページより151ページ。 ◯工藤将之委員 1点だけお伺いをいたします。
     市長の施政方針並びに提出議案の理由説明の中で、消防費に関しては、広域消防費で奈良県広域消防組合負担金を計上しております。負担金においては、新桜井消防署整備のための建物購入費及び大規模改修工事の市の負担分についての所要額を含んでおりますというふうに市長が説明されているわけでございますけれども、その内訳を教えていただけますでしょうか。 ◯尾崎利彦危機管理監 今年の27年度に予算計上している見込みの分で、11億756万6,000円のうち、広域消防のものとして6億9,780万7,000円。それと工事管理委託料として674万円と、施設整備工事費3億4,363万5,000円、そして建物購入費として6,650万円ということで計上させていただいております。 ◯工藤将之委員 市長にご説明いただいた建物購入費と大規模改修工事というところで分けると幾らと幾らになるか、ちょっと教えていただけますか。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えいたします。  今回、新桜井消防署の方の整備費用といたしましては、全体像は今回の一般質問の中でもお答えいたしましたけれども、全部で総額11億7,000万円ぐらいになるんですけども、そのうち今回の27年度予算としまして、二つありまして、一つ、土地の購入の方が、これは市の方で直接買います。この分が2億2,584万円ですね。そこに広域消防の方で調達していただきます分がございまして、こちらの方が、工事管理委託料は、先ほどちょっと管理監が申し上げましたが、674万円と、施設整備工事費、こちらが3億4,363万5,000円、それから建物購入費が6,650万円ということで、この合計は4億1,000万少しになるんですけども、この分を工事代として上げております。  ただ、この調達は、ちょっとややこしいんですけれども、いわゆる分担金、負担金として出しております分というのは、主に消防の75名の自賄いになっておりますので、この分はほとんどが職員の給与費、そこに共通経費もありますのとか、例えば今回も、はしご車のオーバーホールとか、それから資機材を運ぶダンプの分とか、そんなのも全部入っておりますので、それとかが入れ食っておる状態になっております。  先ほどのこちらの消防署を整備する分としましては、負担金じゃなくて、その部分は有利な起債ということで、これはあくまで広域消防組合で起債をされますので、その分をいわゆる財源として消防組合の中の予算として上げておると、そういう状況です。 ◯工藤行義委員 いつも、本会議場もここも、真剣に目をつぶって耳を集中して聞いていただいている危機管理監にお聞きしたいんですけども、防災組織なんですけど、ほとんどの公営住宅は耐震になっていないんです。そこら辺の耐震、震災のときの避難訓練、また、火災のときの訓練、そういう小規模の組織の自治防災グループに取り組んでいただいたらいいのではないかと思うんですけども、どうでっしゃろか。 ◯尾崎利彦危機管理監 工藤行義委員のおっしゃる通りで、これから大規模災害等が起こる可能性が高いという中で、小さな組織でも大きな組織でもいいんですけども、自主防災会というのは設立してほしいということで、今、昨今、危機管理課では、いろいろ啓発、また、地元等の区長さん等にお願い等をしております。  それと、組織をつくっていただいても、なかなか毎年行動しておられない自主防災もございますので、その辺も含めて今後の災害に向けて取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯工藤行義委員 ありがとうございます。今後とも、真剣にまた聞いていただいて、真剣にまた取り組んでいただきますよう、よろしくお願いしておきます。  以上です。 ◯藤井孝博委員長 9款、教育費、152ページより179ページまで。 ◯大西 亘委員 教育費の中の教育総務費の工事負担の費用のことでお伺いをいたします。  安倍小学校の体育館と桜井西中学校の武道館の天井落下の防止対策ということで、これは本体の耐震化が終わっていて、その後、非構造部材の部分のところの耐震化なりを進めていこうという中でのお取り組みだというふうに理解をしておりますが、今、東中学等が終わりまして、次年度を、安倍小学校、桜井西中学校という計画をされていると思うんですけども、これ以外のところで、この天井落下防止対策であったりとか、非構造部材についての対策というところを進めていかなければいけないところがどれぐらいあるのかというところをお聞きをしたいと思います。 ◯田井中正行教育委員会事務局長 ただいまの大西委員のご質問にお答えいたします。  今回の安倍小学校体育館と西中学校武道館で、防災対策という面での耐震化の工事の必要なところは終了でございます。ただ、朝も質問がありました幼稚園につきましては、今後の検討課題となっております。  以上でございます。 ◯藤井孝博委員長 11款、公債費、180ページより181ページまで。  12款、諸支出金、180ページより183ページまで。  13款、予備費、182ページより183ページまで。  続きまして、議案第2号、平成27年度桜井市下水道事業特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第3号、平成27年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第4号、平成27年度桜井市国民健康保険特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第5号、平成27年度桜井市駐車場事業特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第6号、平成27年度桜井市簡易水道事業特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第7号、平成27年度桜井市介護保険特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第8号、平成27年度桜井市後期高齢者医療特別会計予算について質疑ありませんか。  議案第9号、平成27年度桜井市水道事業会計予算について質疑ありませんか。  以上で、付託を受けました案件の質疑は終わりました。  暫時休憩いたします。 ○午後1時51分休憩 ○午後1時56分再開 ◯藤井孝博委員長 休憩前に引き続き会議を行います。  これより採決に入ります。  議案第1号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第1号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第2号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第2号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第3号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第3号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第4号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第4号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第5号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第5号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第6号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第6号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第7号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第7号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第8号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第8号については、原案通り可決すべきものと決しました。  議案第9号について、原案通り決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、議案第9号については、原案通り可決すべきものと決しました。  以上で、付託を受けました案件の審議は全部終わりました。  委員長報告は、いかがいたしてよろしいでしょうか。    (「従来通り」と呼ぶ者あり)  それでは、委員長において作成いたします。  最後まで慎重ご審議ありがとうございました。  また、最後になりましたけれども、元田副市長におかれましては、市、県との包括協定には多大なるご尽力を賜りましたこと、まことにありがとうございます。それと、お疲れさまでございました。  それでは、閉会に当たりまして、理事者側より挨拶を受けます。 ◯松井正剛市長 本日は、私から提出をさせていただきました平成27年度予算案9案件につきまして、慎重審議をいただきましてありがとうございました。また、ただいま、全ての議案につきまして原案通り可決すべきものと決定をいただきました。本当にありがとうございました。  平成27年度予算の執行に当たり、皆様方からいただきました、業務系システムの構築、防犯灯のLED化、集会所の補助金、医療・福祉拠点施設整備、選挙啓発、マイナンバー制度、児童虐待の取り組み、ファミリー・サポート・センター事業、自殺対策、自立相談支援事業、利用者支援事業、がん検診受診率向上の取り組み、医療センターの委託料、ごみ袋の強度の問題、最終処分場の活用、倉橋ため池周辺地区整備計画、有害鳥獣捕獲委託料、桜井駅メスリ塚線、貯木場踏切の拡幅、道路維持修繕事業、桜井駅北口広場の整備、広域消防組合負担金、自主防災組織、安倍小体育館・西中武道館天井落下防止対策の問題等々、大変貴重なご意見やご要望等をいただきましたこと、関係職員から報告を受けております。  平成26年度決算も厳しいものになると予想しております。残り少ない中ではありますが、よりよい決算ができるよう努力いたします。また、平成27年度予算執行に当たりましては、十分精査しながら、重点施策の取り組みと課題の解決に向けて、限りある財源を有効に活用し、市政運営に努めてまいりたいと決意を新たにしているところであります。  本日はありがとうございました。心から御礼を申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ◯藤井孝博委員長 これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。ご協力のほど、ありがとうございました。 ○午後2時00分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....