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平成26年決算特別委員会 名簿 開催日:2014年09月12日
平成26年決算特別委員会 本文 開催日:2014年09月12日

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  1. 桜井市議会 2014-09-12
    平成26年決算特別委員会 本文 開催日:2014年09月12日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2014年09月12日:平成26年決算特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午前10時00分開会 ◯高谷二三男議長 皆さん、おはようございます。  ただいまより、去る9月10日の本議会におきまして決算特別委員会に付託されました平成25年度会計決算のご審議をいただくわけでございますが、どうか委員の皆様方にご協力をお願いいたしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  まず、審議に入ります前に、正副委員長の互選をいたしたいと思います。この互選の方法につきましては、委員会条例第8条第2項の規定によりまして、年長委員さんが仮委員長として行っていただくことになっております。したがいまして、本委員会出席委員の中では札委員が最年長者でございますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  それでは、札委員、よろしくお願いいたします。 ◯札輝已仮委員長 それでは、ご指名でございますので、仮委員長を務めさせていただきます。仮委員長を指名されました札でございます。よろしくお願い申し上げます。  まず、正副委員長の選出についてお諮りいたしたいと思います。選考につきましては、従来通り選考委員によって選出したいと思いますが、よろしいですか。   (「結構です」と呼ぶ者あり)  それでは、選考委員の人数は3名でよろしいですか。   (「結構です」と呼ぶ者あり)  それでは、3名と決めさせていただきます。  次に、3名でございますので、これらの選考委員さんをお決め願いたいと思います。いかがしたらよろしいですか。   (「仮委員長一任」と呼ぶ者あり)  そしたら、委員長一任という声が上がりましたので、私の方で一任させていただきまして指名させていただきたいと思います。それでよろしいですか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、私の方より指名させていただきます。井戸良美委員岡田光司委員東俊克委員、以上3名の方によろしくお願い申し上げます。  選考委員は別室において選考していただき、選考できるまで暫時休憩いたします。 ○午前10時03分休憩 ○午前10時11分再開 ◯札輝已仮委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
     選考の結果が出たようでございますので、どなたか代表して報告いただけますか。   (委員長 万波迪義委員、副委員長 藤井孝博委員選出) ◯札輝已仮委員長 それでは、ただいま報告されました通り正副委員長が選出されましたので、私と交代させていただきます。ご協力ありがとうございました。 ◯万波迪義委員長 おはようございます。  ただいま委員の皆様方のご推薦によりまして、不肖私が予算特別委員長に、副委員長には藤井委員が選ばれたわけでございますが、今後の審議につきましてはよろしくご協力のほどお願い申し上げます。  まず、理事者側よりご挨拶をお願いいたします。 ◯松井正剛市長 皆さん、おはようございます。  平成25年度決算認定のご審議に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  ご承知の通り、平成25年度一般会計決算につきましては、市民並びに議員の皆様方のご理解とご協力のもと推進してまいりました第2次行財政改革による経費の節減や効率的な予算の執行、また、市税や臨時財政対策債を含む地方交付税など、一定の確保ができましたことから、実質収支で9億1,400万円余りの黒字となりました。  しかしながら、今後、社会保障関係費の伸びや消費税増税などが見込まれるため、国の地方財政対策は不透明であること、また、先送りされている課題の解決や重点施策取り組みを行った上で、再び財政が厳しい状況になることは十分に予測されているところであります。  私といたしましては、引き続き財政の健全化に全力で取り組む決意でございます。皆様方のご審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。  よろしくお願いします。 ◯万波迪義委員長 この際、皆様にお願い申し上げます。発言されます際には必ず机の上にありますマイクのスイッチを入れてから発言くださいますようよろしくお願いいたします。  ただいまより審議に入ります。  認第1号、平成25年度桜井市一般会計歳入歳出決算認定について審議に入ります。  それでは、質疑に入ります。  まず、総括的な質疑はありませんか。 ◯岡田光司委員 総括的なことなんですけど、先ほど市長が冒頭の挨拶の方で、今後財政的に厳しいからとおっしゃっていたことがあります。それは、昨今の行財政改革アクションプランを見させていただいていましても、数値目標というのが出ていないような感じがあるんですね。先ほど市長がおっしゃっていた財政的なことを思うのだったら、その数値目標というのを別途に設けて考えておられるのか。先ほど市長の挨拶の中でおっしゃったので、それはどういった形でおっしゃったのか、そのあたり、ちょっとお伺いしたいんですけど。 ◯松井正剛市長 今回の行財政改革アクションプラン進行管理でございますが、個々の取り組みについては、年度別実施計画に定める手順に沿って行われているか、ヒアリングを行い点検していきたいと考えております。このヒアリングには最終的には私も入り判断をさせていただき、当面計画通りに来たか、社会情勢の変化により変更・追加するものはないか、毎年点検をしていきたいと思っております。  今回は、今までは財政の削減ということで量でしたが、これからは質という形の中で見ていかなければなりませんので、数値的にあらわすことは非常難しいと思いますが、しっかりと検証してまいりたい、そのように思っております。 ◯岡田光司委員 確かに行財政改革アクションプランの策定の中でそれは市長から説明があるんですけども、先ほどの冒頭の挨拶の中で、今後消費税導入に当たって国の状況から考えると財政的には厳しいというような感じで思われていくのでしたら、今後も起債等、県の施設を購入するなり、あと、学校給食センター等をするのでしたら、数値目標、今年度はこれぐらいの金額を財政的な目安にしてもっと削減をするとか、そういった目標というのも挙げるような方向性があってもいいんじゃないかなと。質も大事なんですけども、今後これ以上必要になってくるというのは行財政改革アクションプランの中にも書いていたと思うんですけども、そういった数値目標も恐らく今公表されていないと思うんですけれども、内部的にはそんな情報があるのかなとは思ったりするんですけども、目安になるものも全く考えておられないのか、その点、再度お伺いしたいんです。 ◯松井正剛市長 今、岡田委員が心配しておられるのは当然だと思います。今のこの状況は、やはり財政が厳しかったときに先送りをされていたこととか、あるいは第5次総合計画の実現していかなければならないこととかいうのがなかなか実現をできておりません。それらのことをやはり実現していこうというふうになってきたら、財政が一気に厳しくなると、そのように思います。そんな中で今後の財政見通し行財政改革アクションプランのおのおのの数値はしておりませんが、今後の財政見通しというのを毎年立てております。平成26年度はこういうことをやっていこう、27年度はどうしていこうというふうな形のものを今、財政が一番厳しかったときと比べたら、地方財政計画もかなり充実してくれております。国の方から地方交付税とか、それと、基金とかも、この間にまだまだ不十分ですけども、ある程度、10億以上たまっている。それらをうまく活用しながらこれから毎年何をやっていくかというのは今後の財政見通し、シミュレーションをしっかり立てて、この中で単年度では赤字になるかもわかりませんが、基金とかも取り崩しながら、長期的に見て決算が赤字にならないようなことをしっかりと考えていった健全な財政運営を進めていきたい、そのように考えております。 ◯岡田光司委員 そういったことを市民の方にわかるようにホームページ等で公表していただければなと思いますので、お願いいたします。  以上です。 ◯工藤将之委員 おはようございます。  総括として1点、市長並びに担当部長にお伺いいたします。  まずは、市長にお伺いいたします。補助金についてでございます。  第2次行財政改革アクションプランでは、補助金については運営補助から事業費補助への移行を行うという項目がございました。しかしながら、この行財政改革アクションプランの総括では、一律カットを行ったことに対する評価はございましたけれども、事業費補助に移行できなかったことの原因究明等はございませんでした。これに対して、私、非常に残念に思っておるんですけれども。次の行財政改革アクションプランにおいても、補助金に関してはマンネリ化したものに対して見直しを行うというようなことが書いてあるんですけれども、その実行はたしか2年後か3年後だったと思います。  今回、平成25年度決算なんですけれども、この第2次の行財政改革アクションプラン最終年度ということになっております。市長はこの結果、第2次行財政改革アクションプランの中にあった事業費補助への移行がうまく進まなかったということに対してどういうふうにお考えなのかお伺いします。 ◯松井正剛市長 工藤委員のご質問にお答えします。  行財政改革取り組みでは、第1次行財政改革アクションプランでは、平成18年度に10%削減、さらに平成20年度に10%削減を行って、9,648万6,000円の効果額を計上しております。また、第2次行財政改革アクションプランにおいては、平成22年度に20%削減を行い、1億529万円の効果額を計上しました。平成22年度からは、各補助金の申請及び完了報告の際に収支予算書及び決算書支出科目欄補助金がどのような科目に充当されたかを記入することにより、補助対象費の明確化を図ってこられました。平成24年度からは、改めまして団体運営補助については事業費補助へ移行を図るとして、補助の妥当性などを勘案し、スクラップ・アンド・ビルドの視点で取り組んでまいりました。  しかしながら、委員のご指摘の通り、第1次、第2次行財政改革を通して一律削減に取り組んだ結果、一定、財政上の効果額は計上できましたが、一方で、事業費補助への移行の点については、取り組みとしては本当に十分に達成できたとは言えない、そのように思っております。  これらのことを踏まえて、新しい行財政改革においては、第1次、第2次の行財政改革取り組みを継承しつつ、改めて補助金妥当性、客観性、公益性などについて外部委員の意見も聞きながら事業内容の点検をし、見直しを図っていきたい、そのように考えております。  以上です。 ◯工藤将之委員 これから少し細部に入るんですけれども、市長のいらっしゃる間にぜひとも市長のご意見をお伺いしたいという意味で、少しご容赦ください。  まず、2点、今回ちょっと具体例として挙げさせていただきます。  まずは、社協でございます。社協については事業費補助である部分と運営補助というので、合計すると3,000万円以上の補助金が入っております。この社会福祉協議会については、25年度決算で社協の決算で一般会計で1,000万円の運営基金積み立てを行われております。総額が1億2,658万406円となっており、市の財政状況からしても非常に大きな額を積み立てられております。また、これは運営補助は入っておりませんけれども、同じ社会福祉協議会の中の介護支援サービス事業特別会計では、25年度に4,000万円の積み立てを行われております。その積み立ての総額は1億844万7,300円となっており、これもなかなか潤沢だなというふうに思います。ただ、社会福祉協議会というのは、例えば災害が起こった場合やこれからさまざまな事業拡大が行われていくことが推測される中で、積立金というのは一定必要だという認識は私もございます。  しかしながら、これを社協にお伺いしたところ、どれぐらい積み立てるという目標なく積み立てているんですね。要はこういう災害が起こったときに、東日本を見て同じ規模の自治体でこれぐらいのお金がかかったからこれぐらいの積み立てが必要だということがあって積み立てているのであればいいんですけれども、現状そういう回答はございませんでした。  そこで、福祉保健部長にお伺いするんですけれども、今までは恐らく昨年と同じというような額で額が決まっていたと思うんですけれども、その中で社会福祉協議会補助金の金額の妥当性について話し合いがあったのかなかったのかをまず1点お伺いいたします。  それと、先ほど市長が補助金については平成22年に20%ダウンして、その後もチェックを行いながらというご回答をいただきましたけれども、これは金額的には小さな補助金ですけれども、土舞台顕彰会に対する補助金がございます。これに関しましては、平成25年度予算で65万円程度の予算が組まれていましたが、決算においては1円も執行されていないということになっています。これは担当部長にお伺いいたしますけれども、予算を組む際にきちんと事業について精査をした上で予算を組んでいたのかということをお伺いします。2点でございます。  以上でございます。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目の社会福祉協議会との協議という点でございますが、先ほどから委員お述べの積み立てにはどのぐらいの基本的な考え方を、また、災害を受けられた桜井市と同等の規模においてどういった金額が必要なのかといったところまで深く踏み込んでおりません。今後はそういったことも含めまして基金に幾ら必要か、そういったことも十分協議してまいりたいというように考えております。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの工藤将之委員のご質問にお答えさせていただきます。  土舞台顕彰会補助金につきましては、25年度当初63万8,000円の予算を計上いたしておりまして、決算においては支出をいたしておりません。この補助金につきましては、土舞台顕彰ということで、約30年間篝能等が開催され、その後、伎楽、うたがたり等もしてきていただいております。その中で昨年度は式典及び万葉まつりにおけるうたがたりというものが行われましたが、その活動内容、また、その内容等を精査させていただいて、繰越金の充当等で対応できるだろうということで、補助金の交付につきましては行わなかったということでございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございました。  市長にぜひともご理解いただきたいんです。昨年までこのような形で出していたから今年も出すというのではなくて、先ほど市長もお述べになられました通り、これから非常に厳しい財政運営をしていかなければならない中で、例えば災害はいつ起こるかわかりませんので、単純にそれをあるからやめたらいいんじゃないかと、数年だけ我慢してくれとか、そういう話ではないと思います、社協については。  土舞台につきましても、現在はまた新たに事業をされている、動きもあるというふうなことも確認しておりますので、土舞台の顕彰というのは桜井市にとっては私は非常に大きな事業にもつながる可能性を秘めていると思います。だから、単純にそれを使っていないから次の年ゼロにしたらいいじゃないかという話ではございませんが、各担当の部長の方々もしくは課長、係長の方々も非常に大変かもしれませけれども、マンネリ化した補助金ではなくて、先方の財政状況やイベント、その効果などをきちんと調査した上で予算については組んでいっていただくような体制を構築していただきたいということを市長に対してお願い申し上げます。それについて市長、何かありましたら、よろしくお願いいたします。 ◯松井正剛市長 今、まず、社会福祉協議会の件ですが、積み立てへの考え方というふうなことも、どういうふうなところで幾ら積み立てるかというふうなこともしっかりと調査をしながら、桜井市補助金交付規則の定めにより、公益または公共の福祉を増進するための事業に対して補助金交付は認められているものの、過大な剰余金が出ていることもあり、事業費補助への移行、または、場合によっては補助金の削減も含めて検討をしてまいりたいというふうに思っています。  そしてまた、土舞台顕彰のように、その年によって事業があるときとないときがあるかわかりませんが、事業があるというふうなときには臨機応変に補助金もつけていく、そのようなことを考えて対応してまいりたい、そのように思っています。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  以上です。 ◯万波迪義委員長 総括、ほかにありませんか。 ◯藤井孝博委員長 ちょっと1点だけお聞きしたいんですけれども。今回の25年度の決算におきまして実質収支で9億1,412万、単年度収支でも1億8,341万というふうに、市長になられてずっと黒字という形にはなっているかと思うんですけれども、従来から私も常々申していますように、本来しないといけない事業に手をつけないと黒字になるんじゃないんですかという言葉をお伝えしたこともあったかと思います。今年度の議会の中でも市長のご挨拶の中にもそういう言葉が含まれていたときもあったと思うんですけれども、その25年度に対して未執行事業というのは市長の中でどれぐらい、また、具体的に何があったとお考えになられているでしょう。 ◯松井正剛市長 予算を組んで実現できていなかったという未執行か、自分自身がこういうのをやらなあかんのと違うのかなと思っている、どちらですか。 ◯藤井孝博委員長 本当はどちらもお聞きしたいんですけど、まず、その予算の方かお聞きしたいと思います。 ◯松井正剛市長 それはちょっと総務部長の方から先に答弁をさせますので。 ◯井上雅史総務部長 ただいま藤井副委員長のご質問にお答えします。  未執行というのは、すみません、その意味合いがよく理解できないんです。細かい点につきましてはいろいろあると思うんですが、大きな部門につきましては池之内の圃場事業ですね。こちらの方が未執行という形での事業というふうには認識しておるところでございます。 ◯藤井孝博委員長 当然、今、部長がおっしゃられたように、どこまでが未執行、完遂するかどうかということの問題もあろうかと思うんですけれども、例えばそういう事業等がほかの部分にも大なり小なりあろうかと思うんです。それが今年度の黒字の部分によってもう少し数値を上げることが可能やったのかなと思う事業も細かく私が見ている部分ではあるんですが、その辺の部分を来年度に持ち越して終わらそうと思ってくれてはるのか、もしくは今、先ほど来市長が新しいことに取り組むとおっしゃってくれてはる中に、その具体的にこの部分を強く思っていますという部分が私は見えない気がするんです。従来から市長がおっしゃられた、当然観光のこともそうですし、福祉、教育というようにおっしゃられている部門に対して、最後、もう一点だけで結構ですので、来年というか、新しい年度に対しての思い、どういうふうに進めていくかということだけお聞かせいただいたらと思います。 ◯松井正剛市長 今の最初の部長が答えました未執行というのは、多分あれはこういうのをやって、池之内なんかやっていこうというような思いやったけども、台風とか、あるいは地元の事情とかでできなかったというふうな未執行だと思います。  それで、今、副委員長おっしゃっていただいているようなやっぱり本来やらなければならないことというのは、例えば第2次行財政改革アクションプランがそういうこととかがあってなかなかできなかったというふうなこともあると思います。だけど、いつも議会でも提案理由説明でも申していますように、財政が厳しかったときから比べて、今、地方財政がかなりちょっと交付税も増えてきている。だから毎年少しずつですけども黒字になってきている。それらを基金をためながらいろいろやっていきたい。いよいよ本当に27年度ぐらいからはいろんなこともやっぱり、まちづくり、だけど、ほんまはまちづくりをやりたいけど、積み残されているやつをまずやらなあかんというふうなのが先に、それとともに、どうしてもやはり総合庁舎とか、あるいは土木事務所とかのことをやっていかなあかん。だけど、それと反面、この間からも例えば福祉の方でも地域包括ケアシステムを目指して救急医療在宅医療あるいは在宅介護のための懇話会もつくって、その中で議員の方々からこの間からも提案していただいている内容のことをそんな中でも審議してもらって、必要なことは27年度から予算化もしていこうよ。それとともに、歴史文化基本構想も今やってもらっている。だから、お金をつけてやろうというのがなかなか25年、26年ぐらいまではできませんでしたけども、まずは先送りされているやつをまず解決しながら、早く例えばまちづくりに使えるようなお金を見出して、少しずつですけどもやっぱり活性化のためにやっていきたいというふうなことを、どんなことをしていったらいいかというのを歴史文化基本構想で今年中につくってもらって、観光の面とかでは進めていきたい、そのように考えております。 ◯藤井孝博委員長 ぜひ実現をよろしくお願いいたします。  以上です。 ◯万波迪義委員長 それでは、総括質疑を終了いたします。市長、ご苦労さまです。ありがとうございます。 ◯松井正剛市長 委員の方々、よろしくお願いします。  それじゃ、失礼します。 ◯万波迪義委員長 次に、歳入より各款ごとに質疑を行います。  1款、市税、4ページより7ページ。  それでは、ちょっと私の方から一つお聞きしたいんですけども、市民の方から市民税、固定資産税とか軽自動車税とか、いろいろ税をもらっているわけですけども、結果として徴収率が大変上がっているということは非常に結構なんですけども、さらに上げるという意味でちょっとお聞きしたいのが、銀行振り込みというか、振替の割合というのはどれぐらいあるかわかりますでしょうかね。例えば市民税、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、それから、児童福祉費の負担金として保育料等がありますね。それから、土木使用料として市営住宅の家賃とかその駐車場等あると思うんですけども、大ざっぱで結構なんですけど、銀行口座振替の割合ってわかりますでしょうか。例えば市税なら市税だけでも結構なんですけども。 ◯井上雅史総務部長 25年度ですが、市民税につきましては、率にいたしまして32.76%、それから、固定資産税・都市計画税につきましては44.78%、軽自動車税で27.35%ということで、全体押しなべまして、率としましては35.24%で、約3分の1の方が口座振替でのご利用で納税していただいているという状況でございます。 ◯山名定晃福祉保健部長 保育所の保育料でございますけども、原則銀行振り込みといたしております。 ◯万波迪義委員長 あと、市営住宅の家賃等はわかりますか。 ◯井前 茂都市建設部次長 ただいま資料の方は手持ちにないので、ちょっと調べまして、またお答えさせていただきます。 ◯万波迪義委員長 わかりました。銀行振り込み等をもっと増やしていくように啓蒙していけば不納の率も減ってくるように思うんですけども、ぜひそういう点で進めていただきたいというふうに要望だけしておきます。  2款、地方譲与税、6ページより9ページ。  3款、利子割交付金、8ページより9ページ。  4款、配当割交付金、8ページより9ページ。  5款、株式等譲渡所得割交付金、8ページより9ページ。  6款、地方消費税交付金、8ページより11ページ。  7款、ゴルフ場利用税交付金、10ページより11ページ。  8款、自動車取得税交付金、10ページより11ページ。  9款、地方特例交付金、10ページより11ページ。  10款、地方交付税、12ページより13ページ。  11款、交通安全対策特別交付金、12ページより13ページ。  12款、分担金及び負担金、12ページより15ページ。  13款、使用料及び手数料、14ページより21ページ。 ◯工藤将之委員 13款の使用料及び手数料の3目、住宅使用料についてお尋ねをいたします。  市営住宅の家賃収入についてなんですけれども、未収があるのかないのか。あるのであれば、どれぐらいの未収があるのか。それと、市営住宅駐車場使用料でございますが、昨今いろんなところで問題になっておりますけれども、本来駐車場として利用できないところに対して、ある組合が線を引いて利用をして、違法に収入としているというような新聞報道がいろんなところで見受けられるんですが、そのような事実はないという認識をきちんとされているのかをお尋ねします。 ◯紙矢隆司都市建設部長 未収の件につきましては、営繕課長が今ここにおりますので、営繕課長の方から答弁させていただきます。 ◯井前 茂都市建設部次長 お答えします。25年度、現年度分の収入済み分としては6,651万9,500円となります。不納欠損としては1万円ございます。滞納繰り越しとして2,784万8,100円と。滞納の繰り越しの件数としましては290件という形で把握しております。  駐車場の件でございますが、よろしいでしょうか。委員ご指摘のようなことはございません。把握しておりません。 ◯工藤将之委員 そうしましたら、900万以上の未収があるということなんですけれども、それに対する桜井市の税も含んで、普通の税については先ほど委員長も述べられた通り非常に高い徴収率を誇っており、それは市民に対して公平公正ということで非常に喜ばしいことだとは思うんですが、この部分に対してどのような対策を新たに講じられているのか。それと、先ほどの駐車場の件なんですけれども、最終調査をしたのはいつになるのかをお伺いいたします。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの委員のご質問にお答えします。  徴収率の向上の対策といたしましては、やはり口座振替の促進を努めてまいっておるところでございます。あと、もう一点の現状の把握ということでございますが、これにつきましては、今現場で職員が常時対応している中で、特に聞き取りとかそういうのを含む中では把握できていないと、こういうことでご理解お願いしたいと思います。 ◯工藤将之委員 結構です。 ◯万波迪義委員長 14款、国庫支出金、20ページより31ページ。  15款、県支出金、30ページより41ページ。  16款、財産収入、40ページより43ページ。
     17款、寄附金、42ページより43ページ。  18款、繰入金、42ページより47ページ。  19款、諸収入、46ページより51ページ。  20款、市債、50ページより53ページ。  21款、繰越金、54ページより55ページ。  歳出の質疑に入ります。  1款、議会費、58ページより61ページ。  2款、総務費、60ページより97ページ。 ◯岡田光司委員 この主要な施策の成果のことでちょっとお伺いさせていただきたいと思います。2点ほどお伺いします。  まず、一つ目は電算管理費のところです。電算管理費については二つほどお伺いしたいんですけども。今回、電算管理費のところで6,200万円をかけて更新を行ったというようなところがあります。平成27年の1月にクラウド化になるというような形でこれは更新を行っていると思うんですけども、この1月に向けての現在の進捗状況をお伺いします。  それと、もう一点が、この14ページのところにはシステム全体の最適化というような形で書いておられるんですけども、今回のクラウド化のシステムの最適化以外にも、ほかにもシステムの最適化を行っておられるのか、その点をお伺いします。  それと、もう一点が安全対策費、この冊子でいうと15ページの安全対策費のところで、防犯灯の設置が平成24年度はたしか49基だと思うんですけども、今回は87基というような形で増加しているところがありますけども、その増加の原因についてお伺いします。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの岡田委員さんの質問にお答えいたします。  現在、システムの再構築ということで、オープン化、システム統合、そしてまた、いわゆるクラウド化という形を目指しまして、当然その全体の中で経費削減ということの中で、27年1月の基幹系、いわゆる事務系のシステムの再構築を行っているところでございます。現在は主にシステム分析とか一応終わりまして、データ移行の方が中心に動いている状況でございます。  それから、もう一点、いわゆるシステムの最適化でございますが、当然、特に業務系も今回の部門と非常に大きな最適化の最たるものといった問題がございますけども、ほかにないのかということでございますが、これは最適化になるかどうかわかりませんけども、インターネットの必要性もありまして、各課に今配属しておるんですが、ここをこの10月からいわゆるグループウエア、情報系のシステムの中に組み込みまして、その中からインターネットの今のデータなり情報を抽出するという形の方に移行する予定でございます。  以上でございます。 ◯尾崎利彦危機管理監 ただいまの委員ご指摘の防犯灯の内訳ですけども、25年度といたしまして、業者分22件、関電分65件、計87件でございます。 ◯岡田光司委員 なぜ増えたかというのは。 ◯尾崎利彦危機管理監 それは地元要望ということでございます。 ◯岡田光司委員 それでは、電算のところですけども、平成27年1月に向けて今移行されているという形でおっしゃっていたんですけども、問題なく業務のクラウド化をできるというような形ですね。それと、それに伴って、マイナンバー制というのはちょっと先になると思うんですけども、それに向けても問題なくいくような形で順調に進んでいるという解釈をしていいのか。  以上、それだけは電算の方でお伺いします。  それと、防犯灯のことに関してですけども、地元要望が24年度に比べて25年度が増えていたというような形で認識してよろしいんですね。 ◯尾崎利彦危機管理監 はい、そうです。 ◯岡田光司委員 それで、以前に議案審議等でLEDに関して言わせていただきまして、平成26年度に検討して、27年度、来年度の予算にはLEDに関して検討していくとおっしゃっていたところが、これは前の部門に、前は市長公室のところになっていたと思うんですが、今は危機管理監の方に移っていますけど、現在その27年度に向けての進捗、ずっと検討されていたと思いますけども、その進捗状況についてお伺いいたします。  この2点、お願いいたします。 ◯井上雅史総務部長 最後の岡田委員さんのご質問にお答えします。  基幹系の業務システムのクラウド化につきましての進捗状況でございますが、先ほど申し上げましたように、データ移行を受けまして、また、この秋以降、研修とかテスト等を繰り返して、27年1月から本番稼働に向けて現在順調に進んでいるということでございます。  それから、マイナンバーの方でございます。こちらにつきましては、今回の業務系システムのプロポーザルをした際に、マイナンバーの分を織り込んでおりませんので、改めてこれは予算づけなりやっていく必要がございます。実際28年1月のスタートに向けまして、27年10月から付番というものがございますので、これに向けましても現在担当課の方で一応いろんな準備をしておる段階でございます。  以上でございます。 ◯尾崎利彦危機管理監 委員ご指摘のLED化ですけども、以前にもご説明しておりますように、当然LED化による電気代が、地元の人の負担を減らすという意味では検討していますということでしたけど、負担金等もいただきながら二本立てで今考えております。というのは、今現在使用している防犯灯自身はすごく設置費用も安くなってきているというところもございますし、それで、時代の流れとしてLED化というのを進めていくのは当然の話やと思いますので、ちょっとその辺ははっきりした見解は出ませんけども、一応負担金も取りながらという形で進めております。  以上です。 ◯岡田光司委員 そしたら、防犯灯の件ですけども、それでは、今検討して2パターンですか、何か考えておられるというような形ですが、これは平成27年度より実際実現できるように今取り組んで検討をしておられるという解釈をしてよろしいんですか。その点だけお願いします。 ◯尾崎利彦危機管理監 はい、そうです。 ◯工藤将之委員 数点お伺いをいたします。  まず、61ページの総務管理費の中の一般管理費、報酬欄の産業医報酬についてでございます。現在の産業医の活動内容といいますか、これは決まったものがあるんですけども、どのような取り組みをしていただいているのかをお伺いいたします。  次に、主要な施策の成果のところの防災費、災害避難者用物資の備蓄ということで、非常時に必要なアルファ米、粉ミルク等を購入したという項目がございますけれども、現状どれぐらいの備蓄があって、それでどれぐらいの方が何日ぐらいの対応ができるのか。それと、こういうものは消費期限が来ると思うんですけれども、その消費期限が切れたものに対してどのような措置を行っているのかをお伺いいたします。  あと1点ございます。87ページでございます。上の方の桜井市たばこ商業協同組合補助金36万円についてなんですけれども、これはどういう目的の補助金なのか、そして、運営費補助もしくは事業費補助とこの二つに分けるとするならば、何補助に当てはまるとお考えなのかをお伺いいたします。  以上、3点でございます。 ◯小出広好市長公室長 ただいまの産業医の活動についてお答えいたします。  産業医さんにつきましては、毎月1回の健康診断、それからリハビリ出勤者への面談・指導、それから職場巡視、それから、職員研修・安全衛生会議への参加、その他、禁煙指導というようなことで、年間最低21回以上は業務に当たっていただいております。  以上でございます。 ◯尾崎利彦危機管理監 備蓄の件でございますけども、現在、備蓄米の方は約6,200食ございます。これが何人分かと言われるとちょっと、1食当たりということで、大体1日3回ということになれば、ほんまに1人でしたら工夫したら5年、6年という形になります。期限切れの分ですけども、期限切れの分に対しましては、各自主防の方に問い合わせさせていただきまして、自主訓練等のときに使っていただくようにさせていただいております。  以上です。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの工藤将之委員の質問にお答えいたします。  桜井市たばこ商業協同組合の補助金につきまして、目的でございます。こちらは市内でたばこを購入していただきまして、これはたばこ消費税という形で市内の税金、非常に大きな財源になります。4億ぐらいのベースになりますけども、こちらの販売、市内でのたばこ購入促進、そういう目的でのいわゆる事業補助金でございます。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  産業医に関しては非常に真面目に取り組んでいただいているという印象を受けました。事前にお伺いしたところ、現在精神的な悩みとかで休まれている方も数人いらっしゃるということをお伺いいたしておりますけれども、そういうところにもぜひともその産業医制度をうまく利用して、されているとは思うんですけれども、産業医の先生ともいろいろ相談しながら、そういうQOLを高めていくような内容に上げていただければと思います。  次の災害時の備蓄なんですけども、米に関して6,200食ということなんですけれども、粉ミルク等に関してなんですけど、特にアレルギー対応をされているペプチドの粉ミルク等、そういうものが増えているのか減っているのか変わらないのかというところだけをもう一度お伺いいたします。  それと、たばこ商業協同組合への補助金なんですけれども、非常に難しいなと思うんですが、確かにたばこ税は法人税を1億円以上上回っているというのがありまして、市にしては大きな財源であるというのは理解できるんですけれども、市が市内でたばこを買っていただくことを推奨することが先なのか、それとも禁煙を推奨することが先なのかというような議論もあるかと思います。これは、そのたばこ商業協同組合の補助金と直接関係はないかもしれないんですけれども、市がそれにかかわるということがどうかという、少しそういう思いだけございますが、これについては答弁は結構でございます。それだけで結構です。すみません。事業費補助という認識をされているその36万円で4億円の税収の少しプラスになっているというお考えということでよろしいですね。  すみません、危機管理監だけコメントお願いします。 ◯尾崎利彦危機管理監 ただいまのご質問にお答えいたします。今現在、粉ミルクにつきましては、通常のが200本、ペプチド粉ミルクというのが100本、アレルギー用粉ミルクが60本。そのうち、25年度で普通の粉ミルクが20箱、ペプチドが10箱、それで、アレルギー用は5箱を購入しております。 ◯工藤将之委員 昨年度より減っているということですか。 ◯尾崎利彦危機管理監 いや、増えています。 ◯工藤将之委員 はい、わかりました。ありがとうございます。 ◯万波迪義委員長 3款、民生費、96ページより135ページ。 ◯岡田光司委員 民生費について、またこの冊子ですけども、19ページのこの児童保護運営費、このページでいいましたら117ページになると思うんですけども、この中の病児・病後児保育について。この保育について、それぞれ利用された人数がわかりましたら教えていただきたいんですけど。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  病児・病後児保育の利用者数でございますが、平成25年5月から翌年3月までの利用者につきましては50人でございます。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 これは病児と病後児を分けてカウントはされていないのか、それとも、これ、病児保育と病後児保育というのは事業的な内容等も異なりますので、そのあたり、病児と病後児を分けて考えているのか考えていないのかをお伺いしたいんですが。 ◯山名定晃福祉保健部長 先ほどお答えいたしましたけれども、病児、病後児、確かに分けなければならないと思っております。今回のこの病児・病後児の保育ということで表記させてもらっておりますけれども、中身につきましては病児保育というところでの事業でございます。 ◯岡田光司委員 といいますのは、この19ページを見て、済生会中和病院は平成25年5月から病児保育を実施しているんですけども、そこに病後児と書いていましたので、済生会で病後児をされておられるのか。たしか病後児というのは田原本のところですか、そこで病後児をやっておられるので、そういったところで、済生会の利用の人数と田原本の方での人数について、それと分けて考えてやっておられるのかどうかを聞きたかったんですけども、今の状況を聞きましたら特に分けて考えていないというようなことですので。これで、でも、19ページで済生会が病後児保育を実施されたのかなと思った次第で。きっちりとしていただきたいなというようなことでして。それだったら田原本の方でも実施したというような内容も書き入れるべきかなと思ったので、そういったあたりでちょっと指摘させていただきました。  以上です。 ◯大西 亘委員 民生費の児童福祉費、児童福祉総務費の方から1点お伺いをいたします。委託料で巡回発達相談事業委託料というのが上げられております。この事業の内容と、この予算では234万円ほどの予算が計上されていて、実際使われているのが127万8,000円ということで、この事業の内容とこの差額についてどういうふうにお考えかをお聞かせいただきたいと思います。  もう一点は、高齢者総合福祉センター費、131ページの負担金補助及び交付金の中で、不使用額として50万円が上がっています。必要のない予算が組まれていたのか、それともどういう状況でこの不使用になったのかというところ2点をお伺いをしたいと思います。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 ただいまのご質問にお答えをいたします。  巡回発達相談事業でございますが、これにつきましては、各公立保育所の方に専門職員を派遣していただくということで委託をさせていただいて、昨年の途中からだったんですけども、開始をさせていただいております。各保育所につきましては2か月に1回訪問していただくということで対応をさせていただいて、準備等の都合で年度途中からの開始になりましたことから、こういった決算金額になりました。なお、委託先につきましては、飛鳥学院の方にお願いをしまして専門の職員を派遣していただいているということでございます。  以上でございます。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまの高齢者総合福祉センター費の19節、負担金及び補助金の執行不用額でございますが、手元に今資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯大西 亘委員 今の不用額が50万の分がわからんということですけども、太陽光パネルの、何やったかな。(「89ページ、予算の説明書」と呼ぶ者あり)当初、太陽光パネル設置事業費の変圧器取り替えということで予算計上されていたのが使われていないということなんですけども。これは変圧器を取り替える必要がなくなったということで理解してよろしいですか。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただ今おっしゃっていただきました通りでございます。総負担金が工事費で全て賄ったため、変圧器の取り替えはしていないということでございます。 ◯工藤将之委員 児童福祉についてお伺いをいたします。  まず、家庭児童相談についてなんですけれども、大体年間どれぐらいの相談があるのか。それと、今現在、桜井市内において児童虐待というのがどれぐらいの件数、見込まれるものも含めてどれぐらいの件数があるというふうに認識されているのかをお伺いします。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 ただいまの工藤委員のご質問にお答えをさせていただきます。  家庭児童相談員につきましては、現在、臨時職員で2名を配置させていただいております。年々相談件数が増えてまいりまして、400件の相談件数というふうな状況でございます。児童虐待につきましては、平成22年にああいう事件がありました。その後、市民への啓発も含めてさせていただいておりまして、近隣からの通報、あるいは危惧されるような世帯に対しても情報提供等がございます。そういった部分でも掘り起しができてきているのかなと思っています。残念ながら昨年では300件を超えてしまったというふうな状況でございます。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 まず、児童相談員2名の方で400件というのは、1回電話なり面談があって終わりという業務内容ではないと思うんですけども。これは部長にお伺いをいたしますが、担当部長として2名で400件という現状をどのように受け止めていらっしゃるのか。  それと、虐待について、これは少し、私、理解力が乏しかったのかと思うんですけれども、300件というのは、同じお子さんが複数回受けたとしたら、それは複数回カウントされている延べということでよろしいでしょうか。  2点お願いします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいま1点目のご質問でございますけれども、現在担当者が2名というところでの400件の対応でございますが、非常に職員の負担が大きいというように理解しております。  なお、マンパワーの不足という点におきましては、全体的に不足しておると。何とかしたいという気持ちは十分持っております。職員の早朝から夜間までこういった部分で対応していただいておりますので、何とか負担を軽減いたしたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯古谷順彦福祉保健部次長 先ほど2点目のご質問にお答えをさせていただきます。  300件を超えているといいますのは、対象児童の数でございます。1軒のおうちの中に兄弟もいらっしゃいますことから、当該被虐待児でなくても心理的に影響があるだろうというふうなことも含めて、これは厚生労働省の数の数え方の基準に則しまして数を数えさせていただいております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 児童相談員のことについてでございます。臨時職員ということでございますし、これは部長がおっしゃられた通り時間のない仕事になると思います。個人的なつながりも含めての仕事になると思いますので、私も部門に関しては民間委託を推進している発言をさせていただいているんですけれども、こういう部分に関してはぜひ適正な配置をできるだけお願いしたいということだけ申し上げて、終わらせていただきます。 ◯万波迪義委員長 それでは、11時25分まで休憩いたします。 ○午前11時13分休憩 ○午前11時25分再開 ◯万波迪義委員長 休憩前に引き続き会議を始めます。  4款、衛生費、134ページより157ページ。 ◯紙矢隆司都市建設部長 先ほどの市営住宅の入居者数に対しまして口座振替の件のご報告をさせていただきます。口座振替につきましては、入居者数が今現在584件ございまして、そのうちの234件が口座振替になっております。結果的に約40%の振替。  以上でございます。 ◯大西 亘委員 衛生費でお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、母子保健費で、139ページになりますが、委託料の妊婦歯科健診委託料でございますが、これで実際に歯科健診を受けられた人数と、その対象者であった方の率ですね。当初予算が200万という予算でスタートされて、今回決算では35万2,000円という決算、26年度の予算は多分48万円の予算を組んでおられたと思うんですけども、妊婦さんの方が全員受けての費用というのが計上されているのか、どういうふうなお考えで今の流れができているのかというところをまず1点お伺いさせていただきたい。  それと、健康増進費の中の143ページになりますがん検診委託料についてお伺いさせていただきたいと思います。それぞれのがん検診について、その受診率の目標値と実際に行われた検診の比率をお伺いいたしまして、これも当初予算では4,000万ちょっとの予算を組まれていまして、実際使われているのが2,600万ということで、この辺のところのお考えと現状、その比率についてお伺いしたいと思います。  もう一点、環境対策費の147ページの負担金補助及び交付金のところの太陽光発電システム設置奨励金ということで、CO2の削減など、省エネといろんなところを踏まえて、この25年度から太陽光発電システムに対する助成をスタートされました。1件5万円で市内の商品券をお渡しするというような制度でございましたけれども、これも当初予算300万で、実際は40件で200万の交付をされておるということで、100万円残しちゃったというところがあるんですが。この辺についても、せっかくの奨励金、桜井市内で40件しかこの1年間に太陽光発電をつけられなかったのかなというようなことを思ってしまいますので、状況はそこまでわからないと思いますが、この100万円を残してしまったというか、奨励し切れなかったというところをどういうふうにお考えなのか。今現状おわかりでしたらお伺いをしたいと思います。  この3点についてお伺いいたします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいま委員のご質問にお答えいたします。
     1点目の妊婦歯科健診でございますけども、受診者は88人でございました。対象者といたしましては、妊娠届け出者数を500人ということで、この辺に関しましては、前年度比、また前々年度比、それらを勘案いたしまして、そういった対象者数を出させていただいております。  それから、がん検診でございますけれども、委員、全てのがん検診をずっと対象者数と実施者数を述べていかせていただいたらよろしいんでしょうか。 ◯大西 亘委員 とりあえず比率だけで、もし数字があれでしたら後ほどいただけたら結構ですので。目標に対して比率を教えていただきたいです。 ◯山名定晃福祉保健部長 委員ご存じの通り、がん検診の受診率というのは大変低いという認識をまずしております。肺がんにつきましては受診率が4.8%、胃がん検診につきましては4.4%、子宮がん検診につきましては15%。それぞれ胃がん、肺がんにおきましてはまず2桁に乗せたいといったことで、現在、来年度に向けてはそういったことでプロジェクトの検討もいたしておりまして、受診率アップに向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◯大西 亘委員 あと、大腸と乳がんと前立腺がんと。 ◯山名定晃福祉保健部長 続いてよろしゅうございますか。乳がんでございますが、12.9%、大腸がんにおきましては9.4%、前立腺がんにおきましては10.2%となっております。  以上でございます。 ◯辻本 治環境部長 太陽光発電システム設置奨励金ということでのご質問。25年度60件枠の中で40件ということで、市のホームページ、市政だよりと啓発をしておるわけなんですけども、なお一層啓発が足らなかったかなというふうに思っております。今後こういったことをさらにホームページ、市政だより、再三啓発してまいりたいなというふうに思っています。  26年度の実績でございますけども、26年度におきましても60件枠がございます。そのうち現在46件でございます。  以上です。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  歯科健診ですが、先ほどの答弁、500人の対象がいらっしゃって、そのうちの88人の方が実際に歯科健診を受診されたということですね。その比率をもとに26年度の予算は組んだんやというような答弁だったのかなというふうに思うんですけども。500人の対象者がいらっしゃって、本当に歯科健診というのが妊婦の方に必要な健診というふうにお考えで進められた事業ですので、88人しか歯科健診として受診をしていただけなかったというところをどのようにお考えになるのかなというのがちょっと一つ、せっかくの大事なお母さんのところをもう少し啓発して多くの方に受けていただく。必要がない人がたくさんいらっしゃったかどうか、ちょっとその辺がよくわからないんですけど、その辺についてもう一度、どういうふうにお考えいただいていて、今年その比率に基づいて予算を決めたということなので、あんまり啓発するつもりもなく、大体これだけの人が受けるやろうということで予算を決めたのかなと。それとも、思いがあれば全ての人に受診をしてほしいという思いで予算を考えていくのと違うかな、そのためにいろいろ啓発をして進めていくということになるんじゃないかなというふうに思うんですけども。その辺のお考えについてお伺いをしたいと思います。  もう一点のがん検診については、昨年も、毎回同じことを聞いていまして、毎回同じように答弁もいただいていまして、目標に対してなかなか進まない、いろいろ苦労していただいていると思います。数字的にも余り変わっていないということで、この辺を今プロジェクトチームを組んで進めていこうというお考えもお持ちいただいているということですので、しっかりと市民の健康を守るために、この辺のところは目標である受診率に少しでも近づけるようにご努力いただければなというのを考えていますので、またその辺についてはよろしくお願いいたします。  太陽光については、今ご答弁いただいた通り、今年少し市民の方もおわかりいただいていて、今の時点では大分進んできているということですので、それぞれの事業について本当に市民の方にしっかりと、せっかく必要やという考えで予算を立てて進められておられる事業ですので、本当に市民の方がしっかりと使っていただけるような啓発であったり取り組みというところをしていかないといけないのかなというふうに思いますので、その辺を最終お考えをお聞きして、終わります。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまの委員のご質問にお答えさせていただきます。  まず、一つ目の歯科健診でございますが、委員お述べのように、妊娠期におきましての歯科健診という部分に関しましては非常に重要なものだというように考えております。対象者にして受診者が低いというところも、担当課といたしましてももっと啓発しながら受診者を増やしていくというような努力も必要であると思っています。そのためには産婦人科との連携、産婦人科から歯科医へつなぐ、そういった方法が今我々弱いんじゃないかというような認識もしております。  予算につきましては、前年より若干低額になっておりますけれども、なおそういった重要性におきましては啓発をしていきながら受診者数を増やしていきたいと。それに対する予算が少な過ぎないかと言われるところもございますけれども、まずはそういったところで受診者数を増やしていくと。若干予算と相反している部分はございますけれども、そういったまず取り組みをさせていただきたいというように思っております。 ◯工藤将之委員 2点お伺いいたします。大西委員と少しかぶる部分がありますが、ご容赦ください。  まず、1点目は、137ページ、財団法人桜井市医療センターの補助金の件でございます。これについては、ずっといろんな側面から私いろいろ申し上げさせていただいているんですが、今回の決算の歳入とかを見ていましても、事業に対して補助金をしているのではなく、運営補助であるということなので、例えば人数が増えようと減ろうと、それは医療センターに対してメリットが出にくい補助金の仕組みであるというふうに感じるんですね。ですので、例えば先ほど大西委員の質問にもあった通り、がん検診の受診率は非常に低い。検診全体が低いのが現状でございます。それを上げることによって医療センターがもうかる仕組み、利益を出せるような仕組みをつくれないのかどうか。補助金のあり方ですね。というのがまず1点。  それと、先ほどもありました太陽光発電システム設置奨励金でございます。予算に対して200万円の執行ということだったんですけれども、まず1点目は、これからまたさらに周知徹底を図る手法をとっていく中で、25年度に5万円を受けることができたにもかかわらず知らなかった方が今後出てきた場合、どう対応されるお考えなのか。  それと、同じ太陽光発電なんですけれども、現在はこれは9.9キロワットアワー未満というのが補助対象になっているはずです。これは国等の制度でそれに準じていらっしゃるんですけれども、100万円の予算が余っているということであれば、今年は46件ということなんですけれども、今後、太陽光パネル1枚当たりの発電量が非常に上がってきております。それと、家の建て方も変わってきておりまして、太陽光、南向き30度に近づけるような一番発電効率のいい片屋根式の家も増えてきております。そういうところは10キロを超えてきますので、補助対象にならないという現状がございます。確かに大規模太陽光発電も同じような事業者という認識になりますので、どこまで補助をするのかというのは線引きが難しい部分があるとは思いますけれども、一般家庭においては全て補助するとか、そういうお考えがあるのかないのかをお伺いいたします。  以上2点、お願いします。 ◯山名定晃福祉保健部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  まずは、医療センターの補助金でございますが、委員からは昨年も同様のことをご質問受けております。そういった中で、先ほど委員もお述べのように、受診率が上がれば医療センターの収益にもつながるといった方法で現在協議しておるところでございます。  なお、来年度におきましてもそういったことを十分柱に据えて、来年度の補助金についての予算化を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯辻本 治環境部長 知らなかった方に対して今後その考え方をどうするのかというご質問であったかなというふうに思います。これにつきましても、従来からホームページとか市政だより等で啓発、周知、いろいろ利用していただくためしておるところですけども、それ以外に何らか市民に対してできる手法があれば、できるだけとっていきたいなというふうに思っております。  また、一般家庭について検討はどうなのかというご質問でございます。これにつきましては検討させていただきたいなというふうに思っております。 ◯工藤将之委員 医療センターに関しては、ぜひともご検討よろしくお願いいたします。  太陽光について、すみません、答弁が理解できない部分がございました。まず、私がお伺いしたいのは、関連質問みたいになって本当に申しわけないんですけども、大西委員のおっしゃられた問いに対して部長の答弁で、今後なお一層の啓発を図っていきたいとおっしゃられた部分でございます。そこの部分で知った方が25年度にこういうことが利用できたんだということがわかった場合、どのような対応になるのか。現状でけっこうです、それは。どのような対応になるのか。  それと、もう一点は、10キロ以上の発電を持つ家に対して、今まで予算が余っているのであれば今後検討課題にもするべきではないかと私は考えるんですけれども、検討していただけるかどうかだけで結構です。  以上2点、お願いいたします。 ◯辻本 治環境部長 25年度で既に事業は終わっているわけなんですけども、その方についてどのような対応をとっていくのかというご質問かなというふうに思います。これにつきましては、今のところ事前に申し込み等やっておる関係上、以前の方につきましては検討しておらない状況でございますので、その辺は今後こういった奨励金という補助の中で見直しも含めまして検討していきたいというふうに思っています。  2点目の方についても検討していきたいなというふうに思っております。 ◯工藤将之委員 結構です。 ◯万波迪義委員長 5款、農林業費、156ページより171ページ(なお、10款第1項、農林業施設災害復旧費、244ページより245ページ)を一括して行います。  6款、商工費、170ページより179ページ。 ◯工藤将之委員 商工費についてお伺いをいたします。これも補助金なんですけれども、173ページ、市内製材木等利用促進奨励金についてでございます。これは200万円の予算を組んでいたんですけれども、35万円ということなんですけれども。まずは、これ、35万円というのは20万円掛ける10件というふうに私は理解していたんですが、件数的には何件なのかをお伺いいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  決算としまして35万円上がっております。これにつきましては2件になっております。 ◯西川昌秀まちづくり部次長 ただいまの質問についての補足でございますが、先ほどおっしゃっていただきましたように1件20万円という分についてですが、市内で施工・設計をされたものについては5万円のプラスと、それで、基本は15万円ということで20万円になっています。1人については市外の設計・施工でしたので、35万円ということになっております。  以上でございます。 ◯工藤将之委員 委員長、申しわけございません。私、同じ款であと二つあったんですけれども、質問が終わってしまったんですけれども、よろしいですか、その二つも一緒に質問させていただいて。 ◯万波迪義委員長 結構です。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  まず、市内製材木については、判断が難しい。非常に使うのが難しい補助金ではないかなと思っておりまして、確認なんですけど、これは市外で建てられても補助できる内容であったのかどうかを確認させていただきたいというのがまず1点と、現状2件ということで、今後緩和するお考えはないのかをお伺いいたします。  それと、すみません、飛んでいた部分なんですけれども、175ページ、まほろばセンター費でございます。利用率はどの程度の変化をしているのか。上がっているのか下がっているのかをお伺いいたします。  もう一点、すみませんが、177ページでございます。地域活性化事業委託料として1,600万、非常に高額な金額が上がっておるんですけれども、予算では空き町家を活用した地域活性化事業委託料ということなんですけれども、これの効果、それと委託先をお伺いいたします。  以上、すみません、3点になりました。よろしくお願いいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 最後のご質問にお答えさせていただきます。木材利用につきまして市外でも可能かどうかについては、担当の次長の方でお答えさせていただきます。  それから、まほろばセンターの利用状況ですけれども、各部屋、日ごとの利用率ということで年間トータルしますと、ギャラリー等を含めますと2,570件、部屋でいきますと2,511件ということで、部屋稼働率でいきますと、平均で50.8%というふうになっております。それから、前年との実績の状況ですけれども、24年度の比較では、件数でいきますと41件、使用料でいきますと19万5,660円の減というふうな形になっております。  それから、3点目、地域活性化事業の委託料でございますが、これにつきましては委託先はNPO法人三輪座でございます。  以上でございます。 ◯西川昌秀まちづくり部次長 市内製材木等利用促進奨励金の対象者ですが、市内に家を建てていただくということで、市民になっていただく方ということについても対象ということになっております。 ◯工藤将之委員 しか対象になっていないということですね。 ◯西川昌秀まちづくり部次長 はい。 ◯工藤将之委員 ありがとうございます。  まず、市内製材木なんですけれども、これの根本にあるところは、もともと製材のまちとしての桜井市の製材木を推進していただくということだと私は認識しておるんですけれども。ということであれば、どこで建てようと桜井市の材を使っていれば、桜井市の商品券を渡せば、桜井市のそれは市内で流通するものでございますので、北海道で建てようと、極端な話、海外で建てようと、私は出していいものだと考えるんです。たしかお隣の宇陀市ではそのような対応をとられていると思うんですね。出されているのはたしか商品券ですよね。そういうことであれば、そういうお考えをぜひとも入れていただきたい。これは要望でございます。今後の要望でございます。増やすためにもですね。そうすると、製材屋さんも少し、実際そういう建て方をすると非常にお金がかかるというのを理解しているつもりなんですけれども、一つのPRになるかなと思います。  まほろばセンターの利用率については、これは分母についてお伺いいたします。毎年聞いていることですけれども、私は各部屋、分母を3にすべきというふうな考え方なんですが、1日に1件でもあったらそれは100%というお考えの中で計算の中で50.8%なのかを確認させてください。  地域活性化事業委託料に関しては、効果についてどのように評価をしているのかお伺いいたします。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度のご質問にお答えさせていただきます。市内製材木につきましては要望ということですので、また。  それから、まほろばセンターにつきましては、先ほど申し上げました数字につきましては、一応日ごとの1回でも利用されればということでのカウントをしております。  それから、3点目の地域活性化事業の委託料につきましての効果ということでございます。これにつきましては、委託先の三輪座の方から報告書もいただいておるわけでございまして、その内容につきまして市の方でも検討させていただきました。  事業として人力車でめぐる観光ルートの作成なり、空き町家を活用したチャレンジショップ、体験工房なり、あるいは町家とアートのコラボレーション、「HANARART」、「さくらぁと」の協力をしていただいたりというふうなことで、地元の祭り、「恵比寿市」なりが「月あかり」というふうなところへも企画をして参加をしていただきました。その辺につきまして、それぞれ実績あるいは当日の参加者数等につきまして報告をいただいておるということで、残念ながら人力車の部分につきましては、引かれる方が病気になられたということで、事務の方に移っていただくというふうなことがございました。そういったことも含めて点検をさせていただきましたけども、全体事業としてこの地域活性化事業、これにつきましては当初の目的に沿った形で実施をしていただいたというふうに判断をさせていただいております。  以上でございます。 ◯万波迪義委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きの規定により、特に発言を許します。 ◯工藤将之委員 ご配慮ありがとうございます。  まず、まほろばセンターのことなんですけれども、その計算の仕方で50件というのは、かなり市の中心部のところで大きなスペースを使っている施設だと思うんですね。それに関しては、今、県立大学とのコラボレーションとか、そういうことも始まっておりますけれども、もっと市民にとって有効な活用方法というのをこれから模索していただきたいというお願いでございます。これは要望でございます。  地域活性化に関してもそうなんですけど、これは三輪のまちに人力車というのが大きな目玉だったと思います。その大きな目玉のところが病気で今できていないということなんですけれども、その方でなくても人力車はできるのではないかというようなことも考える次第でございますので、行政としても、やはりこれは大きな補助金がついておりますので、今後きちんと提言なりその申し入れをしていただきたいということをお願いして、終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ◯万波迪義委員長 7款、土木費、178ページより199ページ(なお、10款第2項、公共土木施設災害復旧費244ページより247ページ)を一括して行います。 ◯工藤将之委員 1点のみお伺いをいたします。195ページの3目の公園費の中の公園管理等委託料についてでございます。主に公園の草刈りについてお伺いをいたします。これは年何回、それと、時期が決まっているのか決まっていないのかをお伺いいたします。 ◯紙矢隆司都市建設部長 ただいまの工藤委員の公園の管理等委託についてのご質問にお答えいたします。  現在、都市計画課の方で管理しております全体の公園数が53か所ございます。その中で、手法的には造園業者に草刈りであるとか、あるいはシルバーさんの方へ委託している部分もございます。また、地元の方でボランティアというような形で取り組んでいただいている公園もございます。そのような形の中で、年何回という部分については一律の部分はございませんが、それぞれ公園の部分について回数を定めているところでございます。例えば業者委託をしている部分については、例えば芝生の管理なんかでしたら年6回の刈り取りをするとか、その場所その場所で若干変わるんですけども、そういうことでご理解賜りたいと思います。 ◯工藤将之委員 私の近所の方にお伺いをしたところ、ある公園についてなんですけれども、年2回で5月と11月に市で草刈りをされていると。これでは一番伸びる時期が一切されていないんですね。年2回という決まりがありますということでしていただいているということなんですが、実際問題はそういうところもございます。これはやはり公園でございますので、いろんな方が集う場所として、例えばそこは夏休みに有志の方でラジオ体操をされていたりとかされている中で、5月と11月というのはどうかなというふうに私も感じていたところでございまして、そういうところを実際の利用に即した、もしくは公園の草の伸び方に即したやり方、時期というのを予算を変えるのではなくて時期を変えるだけで効果が出る部分だと思いますので、ぜひともその辺も考えていただいて予算の執行に当たっていただきたいと思います。これは要望でございますので、以上でございます。 ◯万波迪義委員長 それでは、1時まで休憩いたします。 ○午前11時57分休憩 ○午後1時00分再開 ◯万波迪義委員長 休憩前に引き続き、会議を始めます。 ◯紙矢隆司都市建設部長 先ほど午前中の歳入のところで、工藤委員のご質問の中で市営住宅の家賃の未回収の回答がございました。この中で次長の方が市営住宅というくくりの中で2,784万8,100円というご説明をさせていただいておりますが、市営住宅、改良住宅、その他駐車場など合わせまして4,063万1,600円となりますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。(「えらい増えましたやん」と呼ぶ者あり)はい。すみません。 ◯万波迪義委員長 8款、消防費、198ページより207ページ。 ◯高谷二三男議長 消防費についてちょっと簡単にご説明を申し上げます。  消防の本体が桜井市の場合はなくなりましたので、質問のある方は事前にお届けを願いたいということを通知しとったんですが、届け出がございませんでしたので、消防費については委員会で処理をしたというような処理をさせていただきました。こう思いますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◯万波迪義委員長 9款、教育費、206ページより243ページ。 ◯岡田光司委員 教育費の方で217ページのところで、学校管理費の中の小学校の備品購入という形で平成25年度に小学校に電子黒板を購入されていると思うんですけれども、この電子黒板を購入されるに当たって、小学校からのよかったよとか、そういった感想とか、そういった報告が上がっているのか、それをお伺いしたいんですが。 ◯田井中正行教育委員会事務局長 ただいまの岡田委員のご質問にお答えいたします。  各小学校にICT教育の一環として電子黒板を25年度に全小学校に配置させていただきました。それの結果を市の方でも検証するために、各学校に電子黒板アンケートというのをとらせていただきまして、その使用頻度とか使い勝手とかをとらせていただきました。その結果、おおむねアンケートの中では学習意欲が高まるとか、図形問題などをイメージしやすいという回答を得ておりまして、子どもたちの勉強に対しても集中できる時間が増えたという意見をいただいております。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 そういったことも踏まえて、例えば今後小学校の方に増やしていくのか、それはまた、中学校とか幼稚園とか、また保育所の方にも拡充して、結果、いい方向が得られたというようなことがありますので、そうやって広げていかれるのか、そのあたりをどうお考えなのかお伺いしたいんです。 ◯田井中正行教育委員会事務局長 小学校の場合、全小学校に入っていますけども、使用頻度のところを見ますと、今のところ増設の必要はないと考えております。中学校につきましては、現在のところまだ検討はしておりません。幼稚園も検討は行っておりません。  以上でございます。 ◯岡田光司委員 検討していないということは、今回の結果、小学校からのアンケートを得てそれを踏まえて検討されるのか、今の時点でただ検討していないとおっしゃっているのか、それとも、今後検討して有意義ということがわかっておられたら、もっと低学年というか、幼稚園とかそういったところでも、目で見るという感じでは非常に効果があると思いますので、そういったあたりで検討していただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯東 俊克委員 学校給食センターのことでお聞きいたします。建てかえが必要やということで、やっぱり最近は建屋の壁もちょっとはがれ落ちているというふうにも聞かせていただいております。ちょっと夏休みの間に補修工事をされているようなことも聞いておりまして、当然、皆さん理事者の方は検討事項、行財政改革アクションプランについてもずっと上がってきていました。まず、本当に子どもたちに安全な食を提供するために、今の施設、そういう調理器具なんかどこまでもつのかなというのが心配にもなってきております。用地の問題もございますが、本当にどの辺まで具体的に移設というか、建設が進んでいるのか、まずお尋ねしたいと思います。 ◯田井中正行教育委員会事務局長 ただいま東委員のご質問にお答えいたします。今現在、学校給食センターの建設に当たりまして、建設手法といたしましてPFIの導入を考えております。今はPFIの導入可能性調査に入っているところでございます。この結果を受けまして、PFI検討委員会でこのPFIの是非を諮り、また、政策会議でも諮った後、議会にも報告させていただきたいと思います。それで進んでいきますと、今年度中には次の段階、PFIのアドバイザリー業務と申しますのは、業者の選定とか選定に当たっての審査委員会の開催とか実施方針とか提案書とかをつくっていくことになりますけども、それの業務に入らせていただきます。  実際の事業関係になりますが、今、計画では基本設計が28年度当初からを考えておりまして、それを終わりますと、28年度、29年度で建設を行いたいということで、実際に給食提供を29年度中にはしていきたいと考えております。その間、同時並行で今も土地の条件整理の方を行っておりまして、建設予定地に建っておる建物もございますことから、その辺の補償関係の交渉に入っております。ただ、また用地が今の用地では不足しておりますので、地権者の方との交渉にも入っておるということでございます。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 29年度中に提供ということで。 ◯田井中正行教育委員会事務局長 そうですね。稼働したいと考えております。
    ◯東 俊克委員 今、桜井市におきましても、やはり少子化という現状は、これは変わらないと思います。給食を提供する児童数も当然減ってくるわけでして、今、事務局長おっしゃったようにその用地が足らない。もちろんそれはそれでいいんですけど、じゃ、少子化に対応したやっぱりその施設で考えておられるのか、あるいは、今は小学校、中学校は給食ですけど、保育所なりそういうところにも提供していくように先を考えておられるのか、その点、もう一点だけお尋ねいたします。 ◯田井中正行教育委員会事務局長 再度ご質問にお答えいたしたいと思います。  建設を予定しております学校給食センターにつきましては、想定で5,000食の提供を予定しております。今現在、小中学校に提供しているのが4,800食前後になります。ですので、今ですともうぎりぎりということになります。学校給食センターの場合、実食数のプラス1割というのが建設の基本になっているようでございます。それでいきますと足りないということになりますけども、実際に提供を開始します29年度には、これ、児童生徒数の予測でございますが、先生を含めて4,500食でいけるのではないかという形で今現在そういう提供食数で予定しております。  将来的に児童生徒が減るからといって、その部分を減らすわけにはまいりませんので、最低でも29年度の生徒の給食は賄っていかなければなりませんので、そのデータでございますが、もう一点ご質問にあった就学前児童、幼児の給食でございますが、今の現状では、ゼロ、1、2歳は自園調理というのが必要でございますので、保育所の場合は分けて、それも可能で、ちょっと思いますが、両方に調理施設が必要になるという考え方もございます。その辺は今後の考え方でまた検討はできると思うんですけども、あと、今の学校給食で計算した場合に、小学生、中学生とメニューは一緒にしても、一緒には調理はできない。食材の大きさ等も違いますので、そういうことでラインを増やさなければならないということで、ちょっと今の規模では増設というのは無理だと考えております。ですから、将来的にかなり生徒児童が減りまして、今これから建設する器、そこでラインを増やすことが可能かどうかということで、その辺のことを実現できるのではないかと考えております。  以上でございます。 ◯東 俊克委員 いろいろと答弁ありがとうございます。今、給食ですね。私も給食で育った人間なんです。ここにいてる委員の方も給食を食べはったこともありますし、今の親御さんからも聞かせてもらったら、私が給食を食べていたころからは考えもつかないようなイタ飯や中華や、家庭でもなかなかそんなの出てこないような給食を楽しみにしてるねんというふうに、これは本当にちょっと僕も他市の給食のあり方もいろいろ調べさせてもらったら、桜井市って何でそんなすごいことができているのというぐらいの給食はものすごく評価を受けているんですよ。これはぜひやっぱり守ってほしいなと思います。  もちろん就学前の子どもにとってみたら、やはりおっしゃっているように調理の仕方とか、いろいろ対処があると思いますけど、その親御さんたちも楽しみにしてはるんですよね。小学校へ行ったらこんなのが食べれると。要するに、お兄ちゃん、お姉ちゃんはこんなのを食べているで、下の子はこんなのやってんというふうに。  だから、PFIなりでいろんな手法は大事やと思います。ただ、桜井市が今まで育んできた食育の文化というのは非常に大切だと考えております。教育長もぜひこういう広げていくという観点をまた踏まえて取り組んでいっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯万波迪義委員長 11款、公債費、246ページより247ページ。  12款、諸支出金、246ページより249ページ。  13款、予備費、248ページより249ページ。  認第2号、平成25年度桜井市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。 ◯工藤将之委員 下水道のことについてお伺いをいたします。昨今、桜井市では局地的な局部的な開発等が進んでおりまして、人の住んでいる地域というのが空洞化するようなイメージも少しあるんですけれども、今まで事業所があったところが宅地に変わっていたり、もしくは農地であったところが宅地に変わっているというようなケースがございます。そんな中で、下水道というのは将来的に非常に維持していくのもお金もかかると。片や浄化槽を導入する地域、それと、下水道を是が非でも引かなければいけない地域など、計画が必要だと思うんですけれども、市全体としての計画をお持ちいただいて下水道を延ばしていく事業に取り組んでおられるのかをまずお伺いいたします。 ◯西村光司上下水道部長 お答えいたします。  公共下水道の整備につきましては、昭和53年度供用開始依頼、平成25年度末で事業計画区域1,012ヘクタールのうち整備率は約63%、人口普及率は66.2%であります。今後の整備方針といたしましては、市街化人口密集地域を中心に公共水域の募集ということで、全体計画区域と事業認可計画区域がありますけども、そのうちで整備してまいりたいというふうに考えております。 ◯工藤将之委員 これから人口としては減っていくという中で、これを延ばし続けることがどうなのかというようなことは大きな課題だと思います。税収が減っていく中で将来負担比率を上げていくというのは非常に厳しいという現状の中で、市としてはきちんとした計画を持って、何があってもこの地域に関しては浄化槽でいきますよ、もしくは何があってもこの地域は下水道を引きますよというようなまず決めておくことというのがないと、住民の全ての要望に応えていくというのは、下水道を引いていないからそこに人が住めないということではないと僕は思いますので、その辺は上水道とは違いますし、上水道はやっと何とかなりましたけれども、これは強い意志を持って将来も持続可能な下水のシステムをつくっていただきたいということで、ぜひとも考えていただきたいんですけど。今、例えば県とかそういう話があるのかないのかを最後にお伺いいたしまして、終わらせていただきます。 ◯西村光司上下水道部長 ただいまの委員のご質問にお答えいたします。  県としましては、今、調査という形で来ていますけども、今後10年以内に下水道を布設できる区域、近年におきましては建設費の交付金も25年度でも3割カットということで大分減っておりますので、実際に公共下水をこれからやっていく区域というのをこれから吟味するように検討してみなければならないと考えております。 ◯工藤将之委員 ありがとうございました。 ◯万波迪義委員長 続いて、認第3号、平成25年度桜井市住宅新築資金等貸付金特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。  認第4号、平成25年度桜井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。  認第5号、平成25年度桜井市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。  認第6号、平成25年度桜井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。  認第7号、平成25年度桜井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。  認第8号、平成25年度桜井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑ありませんか。  認第9号、平成25年度桜井市水道事業会計決算認定について質疑ありませんか。  以上で、付託を受けました案件の質疑は終わりました。  それでは、認第1号から認第9号までを一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。  お諮りいたします。認第1号から認第9号までの9議案について、原案通り認定することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって、認第1号から認第9号までの9議案については、原案通り認定すべきものと決しました。  以上で、付託を受けました案件の審議は全部終わりました。  委員長報告は、いかがいたしてよろしいか。   (「委員長一任」と呼ぶ者あり)  それでは、委員長において作成いたします。  最後まで慎重ご審議ありがとうございました。  それでは、閉会に当たり、理事者側より挨拶を受けます。市長、よろしくお願いします。 ◯松井正剛市長 決算の認定に当たりまして、慎重なるご審議をいただきましてありがとうございます。また、原案通りご認定すべきものと決定を賜りまして、心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。  ご審議の中で、市税などの収納対策について、防犯・防災対策について、巡回発達相談事業、家庭児童相談事業、妊婦歯科健診、がん検診、住宅用太陽光発電システムの設置奨励金、市内製材木等利用促進奨励金、電子黒板の購入、学校給食センターの建てかえ、下水道事業など、そのほかいろいろとご意見なりをいただきましたことを担当より報告を受けております。  本日委員の方々からいただきました貴重な意見等につきましては、心して財政の健全化に努めてまいりたいと考えております。今後とも引き続き行財政改革をはじめ、委員の方々のご理解とご協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。 ◯万波迪義委員長 これをもって決算特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。 ○午後1時24分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....