地方自治法第244条第1項で、公の施設は、住民の福祉を増進する目的をもって、利用に供するための施設とされています。今回、今井まちなみ交流センター、今井まちなみ広場は、市民にとって大切な社会教育施設でございます。個人情報の保護、公共性の確保などの観点から、指定管理者制度を導入せず、引き続き教育委員会が管理すべきであります。
以上、反対討論といたします。
5: ●
松尾高
英委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6: ●
松尾高
英委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について起立により採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
7: ●
松尾高
英委員長 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきであると決定されました。
日程第2 議第38号 橿原市介護保険条例の一部改正について
8: ●
松尾高
英委員長 次に、日程第2、議第38号、橿原市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑はありませんか。竹森委員。
9: ●
竹森衛委員 この条例の一部改正で減免措置をされるわけですけれども、収入の減少は30%以上、これを証明するための提出書類がどのぐらい要るのか。それと、全体で今、何世帯で、減免措置によりどれぐらいの金額が減免されるのか、そのことについて答弁してください。
10: ●
松尾高
英委員長 介護保険課長。
11: ●
介護保険課長 収入減少に伴う証明書類というご質問であったかと思います。
こちらにつきましては、その時点、今でしたら令和2年中の収入に対して令和3年中の収入が3割以上減っているという証明が必要になりますので、今時点での令和3年中の収入が分かる書類を提出していただく形になります。そちらをもって令和2年中の収入と比較して、それぞれ1か月当たりの平均を出させていただきまして、3割以上減っているかどうかという確認を取らせていただきます。
あと、令和3年の減額の対象、見込み金額になりますが、令和2年度中につきまして、合計20件で86万300円の減免実績がありますので、令和3年度中につきましてもこれが目安と考えておりますので、この金額程度減免が発生すると見込んでおります。
12: ●
松尾高
英委員長 竹森委員、大丈夫ですか。
13: ●
竹森衛委員 はい。
14: ●
松尾高
英委員長 矢追委員。
15: ●
矢追もと委員 ちょっとお聞きしたいのは、この減免の措置なんですけれども、昨年度から、例えば対象になるような方に対してどのような形で周知されているか。例えば自分もこういうふうな対象なんだけれども、そういうことができることを知らなかったという人がいるのか、いないのか、ちょっと確認させていただきたいと思います。お願いします。
16: ●
松尾高
英委員長 介護保険課長。
17: ●
介護保険課長 周知の方法につきましては、令和3年度につきましては、当初賦課通知というのを毎年7月10日前後に、1年度分の介護保険の決定通知というのをお送りしますので、その中で減免のところを説明させていただいております。あとは、当然、市の広報媒体の一番中心であります広報誌、7月の広報「かしはら」に掲載させていただくとともに、ホームページのほうで周知を図らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
18: ●
矢追もと委員 じゃ、今年度も7月の通知の中で入れられたりだとか、昨年度から手続されている方は今年もあるかなということで問合せはあるかと思うんですけども、例えば情報にきちんと接する機会がなくて、窓口で何かほかの手続のときに「こういうのもありますよ」というふうな形でお声がけいただいているようなこともあったりしますか。
19: ●
介護保険課長 窓口につきましては、当然、納付相談とかに来られたときには、世帯の状況等を聞き取りいたしますので、その中で、該当する方につきましては案内させていただいているところでございます。
20: ●
矢追もと委員 昨年度の20件というのは多いのか少ないのかは私も判断がつきかねるところなんですけれども、せっかく延長されたこういったものが必要な方には適用されるように、また今後とも周知ですとか案内に努めていただけたらと思います。要望です。よろしくお願いします。
21: ●
松尾高
英委員長 ほかに質疑はよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
22: ●
松尾高
英委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
23: ●
松尾高
英委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
24: ●
松尾高
英委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決すべきであると決定されました。
日程第3 議第39号 橿原市新沢千塚公園拠点施設条例の一部改正について
25: ●
松尾高
英委員長 次に、日程第3、議第39号、橿原市新沢千塚公園拠点施設条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑はありませんか。森前委員。
26: ● 森前美和委員 この指定管理の期間というのはどのように考えておられますでしょうか。
27: ●
松尾高
英委員長 スポーツ推進課長。
28: ● スポーツ推進課長 今回、この拠点施設、いわゆるシルクの杜ですけれども、こちらの指定管理につきましては、Park-PFIの事業と併せて出させていただく予定をしておりますので、一応10年をめどとして、10年から20年の間で考えております。
以上です。(何事か呼ぶ者あり)
20年までがPark-PFIが可能な期間でして、橿原市の場合は10年から20年の間で検討しております。
29: ●
松尾高
英委員長 はっきり言っておいて。
30: ● スポーツ推進課長 失礼いたしました。15年で検討しております。
31: ● 森前美和委員 長い目で見て有効な投資・運営を行うことができるように規制が緩和されておりますけれども、サービスの質の向上、また、持続的な提供に向けて取り組んでいくということが重要だと思いますので、またご検討をよろしくお願いいたします。
また、昨日、建設常任委員会を傍聴させていただきまして、そのときにこの新沢千塚古墳群公園の整備について説明がありましたけれども、地元新沢地区で運営されています「ふれあいの里」もPark-PFIの対象に含まれているんでしょうか。
32: ● スポーツ推進課長 今回、「ふれあいの里」につきましては地元で管理されているということでして、今回のPark-PFI、指定管理の中には含まれておりません。
33: ●
松尾高
英委員長 矢追委員。
34: ●
矢追もと委員 先ほど来の指定管理の話からまたちょっと続けてになるんですけれども、今回、指定管理されることでのメリットをまた市民に分かりやすく説明いただけたらと思うんですけど、お願いいたします。
35: ●
松尾高
英委員長 スポーツ推進課長。
36: ● スポーツ推進課長 メリットといたしましては、今現在、シルクの杜につきましては直営で運営をいたしております。これを指定管理にさせていただくことによって、先ほどもありましたが、自主事業が可能になるということ。今回、Park-PFIが一緒になっているということでして、そちらとも兼ね合いがありますが、今回、指定管理だけのことでお話しさせていただきますと、その自主事業の部分、それと、コストの圧縮ということがメリットとして考えられます。
逆にデメリットにつきましては、例えば、自主事業等で頑張られて利用者が増えたということになりましたら、その部分の利用料につきましては業者さんの利益として発生するんですけども、逆に指定管理料がある程度決定しておりますので、それを踏まえて、人件費であるとか、そういうようなことを削減されますと、サービスの低下につながる可能性があります。ですので、その辺は、毎年、事業報告等で我々も確認させていただいて、サービスの低下につながらないように進めていきたいと思っております。
37: ●
矢追もと委員 私も昨日、建設常任委員会のほうでPark-PFIのご説明があったところを聞かせていただいて、今後のスケジュールというのも説明の中に入っていたかと思うんですけれども、このPark-PFIと今回のシルクの杜の指定管理というのは一体のものとして考えると、スケジュールも同じものですか。そうすると、いつから指定管理が始まるのかということですとか、あと、業者が全く全部同じという形でされるのか、ちょっとお答えいただけますか。
38: ● スポーツ推進課長 指定管理の開始時期ですけれども、Park-PFIと同じくして、来年の4月からを予定しております。
あと、業者の選定につきましては、Park-PFIの事業に伴いまして、このシルクの杜の指定管理だけではなくて、一体的に公園の管理もしていただきますので、例えば、今、スポーツ施設のほうはミズノさんに委託させていただいていますけども、そうではなく、今、予定しております集客施設であればノウハウがまた全く違うと思いますので、企業の集合体のような形、集客施設という言い方があれですけれども、公募で募集させていただきたいと思っております。
39: ●
松尾高
英委員長 要は、企業の集合体の中で、代表企業が公募で来られて、そこはまた別のあれを引っ張ってくるということですよね。
40: ● スポーツ推進課長 おっしゃるとおりです。
41: ●
矢追もと委員 じゃ、スポーツ施設であればスポーツにたけている企業さんが担当されて、公園部分であればそういったことにたけている別の企業さんがいらっしゃって、全体的に1つの集合体として管理をされていくという認識でよろしいでしょうかね。
それで、今回、指定管理のシルクの杜の部分も15年という、普通の指定管理からいうと何となくイメージ的に長いかなというふうなところで、普通だったら3年ごとに1回見直しがあるようなことで、市民の要望にちゃんと応えられているかであるとか、チェックが入るようなところがあるのかなと思うんですけれども、15年という長いスパンでされる中で、例えば途中途中で何かそういったチェック機能みたいなものというのは入ってきますでしょうか。
42: ●
松尾高
英委員長 まちづくり部副部長。
43: ● まちづくり部副部長 まず、Park-PFI事業を実施いたしますと、指定管理もそれに引きずられるような形で、委託期間といたしましては15年ということになってまいります。その間に、本来、指定管理だけですと、委員おっしゃるように3年あるいは5年程度の期間になっているんですが、Park-PFI事業と同時に、指定管理の事業も同一事業者になるんですが、それらの事業者が運営自体を適切に行っているかということに関しましては、毎年、委員会を設けまして、施設の利用者であったり、周辺の集客施設、「ふれあいの里」の運営事業体の農事組合法人であったり、そういう方々を含めて、協議会で内容を確認しながら、適切に運営してまいりたいと、このように考えております。
44: ●
松尾高
英委員長 細川委員。
45: ● 細川佳秀委員 PFIの事業の中で約15年、来年4月を契約のめどにされていますよね。シルクの杜はできて5年ぐらいたつのかな。結局15年たったら約20年。その間に多分リニューアル的なこともしていかなあかんという話も出てくるんじゃないか。特にあそこは泳ぐ場所もあって、その辺のメンテの部分も含めてのPFIになりますのやな。それはまた別個でするのですか。
46: ●
松尾高
英委員長 メンテというのは。
47: ● 細川佳秀委員 建物とかお風呂とかそういうもの。
48: ●
松尾高
英委員長 もちろんね。
スポーツ推進課長。
49: ● スポーツ推進課長 日常のメンテナンス、軽微な修繕につきましては、もちろん指定管理者で行っていただきます。大規模な修繕になりますと、市側で持たせていただくと。額であるとかその辺はこれから検討してまいりますが、そういう形になるということになります。
以上です。(「ということは、この事業とは別やな、大規模なやつは」と細川委員呼ぶ)
大規模な修繕につきましては別になります。
50: ● 細川佳秀委員 悪いのやけど、全体的に聞かせていただきます。
この新沢千塚古墳群公園というのは、もともとは川西町にある焼却場の建て替えの折において、地元地域の方々による、いろんな意味での協力をいただいた云々で公園づくりをしたわけです。今回、完全に第三者の、第三者と言ったらおかしいけど、市が所有するようなものを、市が直営で見ないわけですよね。それは、要は、地元の方々の了解を得てしているわけやな、きちっと。でなかったらおかしくなってしまうで。もともとの目的でつくっている公園というのが違うから。要は、川西町をはじめ、約30年、40年間、焼却場でずっと協力していただいているわけやろ。1回目、2回目の建て替えのときも含めて、かなり年数はたったけども、最終的にはあの辺一帯を整備して公園にしたわけやんか。それに基づいて今回こういうふうな事業体系にするときには、必ず地元の同意ではないけど、理解をちゃんと求めているんやな。
51: ●
松尾高
英委員長 副部長、答えてください。まちづくり部副部長。
52: ● まちづくり部副部長 まずはこの議会に報告をさせていただいた上で、地元のほうにも当然同意をいただいてまいりたいと思います。
それと、当初、計画のときには、今、Park-PFIでやっていきたいという内容のことも想定しながら、地元の方々とも協議会を立ち上げて計画をしてまいりましたので、同意をいただけるものと思っておりますが、今後、細やかに説明のほうはさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
53: ●
松尾高
英委員長 細川委員。
54: ● 細川佳秀委員 そしたら、まだでしたら、特に今回範囲には入っていないけども、要は、農産物の直売もされているわけですよね。あれは地元の方々の協力によって、農事組合もつくって、立ち上げて、管理運営を今されていますよね。それと公園と一体になるように協力体制ができるようなことも踏まえながら、きちっとして地元に説明してくださいよ。上下水道部長は多分その当時、担当でいろいろと苦労されたというふうなこともあるから、その辺をよく分かっていると思いますけど。
55: ●
松尾高
英委員長 部長、答弁しておいてください。上下水道部長。
56: ● 上下水道部長 当初、代表で課長をしておりましたので、その辺のいきさつを。
地元さんの農事組合をつくってもらって、今、集客施設のところでの農事。というのは、ちょっと今ニュアンスが違うんですけど、もともとこの公園をつくるときに、出足は先ほど細川委員さんがおっしゃったとおりに迷惑施設。その中で、この周辺を、やっぱり迷惑施設だけじゃなしに、よくしていきたいという中で公園化の話が出てきました。まずはプールから始まりました。
それよりも、地元が求めているものは、もっといいもの、集客性を高めるものにしてほしいと。そこで、農事もしたい、地元としてやっていきたいということで、うちは逆にそういうものをつくっていくので、地元でできますかと。それに対して、うちも力を足していきますよという話の中でやりました。
ここに導入する部分とかも、全てにおいて地元さんから代表で委員さんに入ってもらって、地元の求めるものに対して、今の池がありますね、この前も出ておった龍の広場のところの池、あれも、もともと山ばかりで、水辺の空間がないということで、あの辺に池も欲しい、子どもの遊び場として水辺の広場も欲しいということで、あれは井戸を掘って、地元が望むようにいろいろ試行錯誤して今の公園をつくりました。
その中で、議事録もまた見てもらったらいいと思うんですけど、当初から、この公園をつくって、シルクの杜もして、最終的には指定管理を目指しますよということは議事録の中に残っておると思うんですよ。それは地元の方も周知のところやと思います。忘れられているか分からないので、再度、今、まちづくり部副部長が言ったように、地元にも「こういうふうに持っていきたいと思います」と、その説明をさせていただきました。ただ、今、新たに指定管理を急に言うたんじゃなしに、もともと最終は、公園管理においても指定管理を目指しますよということは、当初目的からありましたということだけは、今、言わせていただきます。(「それやったらそれでいい。それだけ気になったから」と細川委員呼ぶ)
57: ●
松尾高
英委員長 ほか、質疑はよろしいですか。矢追委員。
58: ●
矢追もと委員 すみません、最後に1個だけ確認なんですけど、今回のPark-PFIになったとしても、指定管理者として市が定めた料金の下で運営していただく、利用料金、駐車場料金とか、そういったものを含めて全部、今よりも高くなる、市の設定しているものよりも高く民間が設定できるという仕組みではないということだけ確認したいんですけども。
59: ●
松尾高
英委員長 スポーツ推進課長。
60: ● スポーツ推進課長 利用料金につきましては、今現在設定されている価格を基に、先ほどと同じくして指定管理者で定めることができるんですけど、もちろんその金額を基準として、双方の協議の下で決めさせてもらうことになります。
61: ●
矢追もと委員 先ほどの、例えば1年ごとに協議会の中でチェック機能も果たすというようなこともあったんですけれども、やっぱり地元の理解、今使っていらっしゃる方の理解があった上での使用料金の設定だと思うんです。市民の方が今よりも使いにくくなったということがないようにしていただきたいので、そこはやっぱり市民のための施設なんだということをベースにしてやっていただきたいんですけど、それはよろしいでしょうか。
62: ● スポーツ推進課長 もちろんその部分につきましては重々頭に入れながら検討してまいりたいと思います。
63: ●
松尾高
英委員長 よろしくお願いします。
これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森委員。
64: ●
竹森衛委員 議第39号、橿原市新沢千塚公園拠点施設条例の一部改正について、反対の立場で討論をいたします。
国民や市民の税金でつくった大切な施設を、公共性を持たない、営利を目的とする民間企業に任せる、代行させる指定管理者制度を導入する条例の一部改正でございます。
シルクの杜の施設をはじめ、当初、5年間で28億円の予算による整備計画が、結果的に延べ44億円余りつぎ込んで現在の整備に至っています。何よりも、自治体としての責任を果たすために、この施設は市が直営で管理運営すべきでございます。
以上、反対討論といたします。
65: ●
松尾高
英委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
66: ●
松尾高
英委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について起立により採決をいたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
67: ●
松尾高
英委員長 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきであると決定されました。
以上で本委員会に付託されておりました議案の審査は終了いたしました。
日程第4 所管事務調査 飛騨町共同浴場の閉館について
68: ●
松尾高
英委員長 それでは、次に、日程第4、所管事務調査、飛騨町共同浴場の閉館についてを議題といたします。
担当理事者より説明を求めます。飛騨コミュニティセンター所長。
69: ● 飛騨コミュニティセンター所長 飛騨コミュニティセンターが所管しております飛騨町共同浴場を昨年度末の令和3年3月31日をもって閉館いたしましたので、ご報告を申し上げます。
飛騨町共同浴場は、当初、地元の努力と負担で建設されました。その後、同和対策に関する一連の法が施行され、地域の公衆衛生を向上させる目的で、市と地元が協議の上、現在の共同浴場が建設されました。その後、地元により、隣保の精神を尊重した自主運営を続けてこられましたが、設備の老朽化による不具合が発生し、安全にご利用いただけない状況に至り、令和2年12月末より休業することとなりました。
休業の間も不具合のあった機器の修理を検討しましたが、複数の機器が修理できず、交換等をする必要があることが判明し、今後、機器以外でも大規模改修が必要となり、多額のコストが見込まれます。また、年々利用者が減少しており、経営状況が悪化していることを含め、地元と相談した結果、閉館することとなりました。
以上が閉館に至った経緯です。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。
70: ●
松尾高
英委員長 ただいまの説明に対して質疑等はありませんか。竹森委員。
71: ●
竹森衛委員 去年の12月31日に休業し、閉館をなさっているわけですけども、直近の半年で大体1日にどれぐらいお風呂に入りに来てはるのか。それは、飛騨町内、町外合わせてどのようになっているのか、それが1点。
もう1つは、飛騨町全体の施設のこれからの計画です。例えば、コミュニティセンターは耐震強度がありませんし、それから薬師寺会館、当然、過去から住んでおられる方が努力をされて、そして、市も協力して建物を建設されているわけです。地元と定期的に協議をなさっていると思いますけれども、どういうふうな計画が今、市として地元との話合いの中で。今回はお風呂を閉鎖したということですけれども、今後の在り方についてお答えをください。
72: ●
松尾高
英委員長 飛騨コミュニティセンター所長。
73: ● 飛騨コミュニティセンター所長 直近の利用者になりますが、令和2年度の営業日数は124日で、利用者は5,391人です。1日平均にいたしますと43人で、地元の方が約30人と聞いております。
今後の飛騨町の公共施設の在り方につきましては、地元地域住民の皆様のご意見を頂戴しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
74: ●
竹森衛委員 例えば、薬師寺会館を残すのか。ほとんど利用されていないと聞いているわけですけども、潰すのか、そのまま生かすのか。例えば、もう1つ、体育館をどうするのか。今のコミュニティセンター、一生懸命仕事されているのは、所長も含めて5人がなさっているわけですけれども、ここの本庁舎と同じように耐震強度がないわけですから、実際に安心して仕事ができるために、それ以外の在り方とか。今回、市営住宅を撤去してあれだけの更地ができていますけれども、更地の使い方も含めて、今後どう計画しているのかね。その辺も含めて、地元との協議は定期的になさっていると思います。そこの自治委員さんも私は知っていますし。どの程度まで話を進めているのかお答えください。
75: ●
松尾高
英委員長 地元の施設の検討部会みたいなのがありましたよね。そんなのも含めて、どれだけやっているのかもお答えいただけますか。飛騨コミュニティセンター所長。
76: ● 飛騨コミュニティセンター所長 公共施設の今後の在り方につきましては、平成30年度に立ち上げていただきました公共施設検討部会を中心に行っております。令和2年度においては2回開催させていただいております。その内容につきましては、今のセンターを中心に、他の施設の機能をそのセンターに持ってくるような内容のことの提案、市のほうからの提案もさせていただいている状況です。
77: ●
松尾高
英委員長 市民活動部長。
78: ● 市民活動部長 ただいまの竹森委員のご質問のお答えになろうかと思うんですが、今現在、飛騨町、大久保町ともどもに、まちづくりの今後の在り方、また、施設の在り方について、総合計画も作成し、今、進めているところでございます。
飛騨町につきましても、今、竹森委員からもありましたように、コミュニティセンターを中心として、憩いの家、その隣の共同浴場、子ども用プール、また、体育館、それから、先ほど出ていました集会所の在り方等々がございます。それぞれについて、今後、将来的に必要であるのかどうかということを、今、庁内の検討部会、また、その上の運営委員会等々でも数回会議を催していただき、意見を聴取しているところでございます。その中の1つとして、共同浴場については、もう必要でないだろうという意見をいただきましたので、このたび、廃止という流れになっております。
今後の施設の在り方につきましては、追ってまた庁内の検討委員会でも相談をしながら、まずは村の方々の意見を中心として、一番その辺を大切にしながら市としての方向も決めていきたい。それと併せて、市のFMにもつながるという方針になっていけばということで進めてまいりたいと考えております。
また、住宅の空き地等々につきましては、今後、利活用につきまして、より有効的な活用ができるよう、それも庁内的な全庁挙げての相談をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
79: ●
松尾高
英委員長 これから検討してください。
以上で質疑を終わり、説明を終わります。
以上をもちまして本日の委員会を終了いたします。
なお、委員会の報告につきましては、全文委員会録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
80: ●
松尾高
英委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。
これをもって本日の
厚生常任委員会を閉会いたします。
午後 2時29分 閉 会
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