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  1. 橿原市議会 2021-06-09
    令和3年厚生常任委員会文教常任委員会連合審査会 本文 開催日: 2021-06-09


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和3年厚生常任委員会文教常任委員会連合審査会 本文 2021-06-09 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 77 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  松尾英厚生常任委員長 選択 2 :  矢追もと委員 選択 3 :  松尾英厚生常任委員長 選択 4 :  観光政策課長 選択 5 :  矢追もと委員 選択 6 :  松尾英厚生常任委員長 選択 7 :  矢追もと委員 選択 8 :  観光政策課長 選択 9 :  松尾英厚生常任委員長 選択 10 :  観光政策課長 選択 11 :  矢追もと委員 選択 12 :  観光政策課長 選択 13 :  矢追もと委員 選択 14 :  松尾英厚生常任委員長 選択 15 :  観光政策課長 選択 16 :  矢追もと委員 選択 17 :  観光政策課長 選択 18 :  矢追もと委員 選択 19 :  観光政策課長 選択 20 :  松尾英厚生常任委員長 選択 21 :  観光政策課長 選択 22 :  松尾英厚生常任委員長 選択 23 :  細川佳秀委員 選択 24 :  松尾英厚生常任委員長 選択 25 :  観光政策課長 選択 26 :  細川佳秀委員 選択 27 :  松尾英厚生常任委員長 選択 28 :  細川佳秀委員 選択 29 :  松尾英厚生常任委員長 選択 30 :  細川佳秀委員 選択 31 :  松尾英厚生常任委員長 選択 32 :  川田生涯学習部長 選択 33 :  松尾英厚生常任委員長 選択 34 :  川田生涯学習部長 選択 35 :  細川佳秀委員 選択 36 :  松尾英厚生常任委員長 選択 37 :  佐藤太郎委員 選択 38 :  松尾英厚生常任委員長 選択 39 :  観光政策課長 選択 40 :  佐藤太郎委員 選択 41 :  松尾英厚生常任委員長 選択 42 :  魅力創造部副部長 選択 43 :  松尾英厚生常任委員長 選択 44 :  佐藤太郎委員 選択 45 :  松尾英厚生常任委員長 選択 46 :  魅力創造部長 選択 47 :  松尾英厚生常任委員長 選択 48 :  佐藤太郎委員 選択 49 :  松尾英厚生常任委員長 選択 50 :  観光政策課長 選択 51 :  佐藤太郎委員 選択 52 :  松尾英厚生常任委員長 選択 53 :  松尾英厚生常任委員長 選択 54 :  佐藤太郎委員 選択 55 :  松尾英厚生常任委員長 選択 56 :  魅力創造部副部長 選択 57 :  佐藤太郎委員 選択 58 :  魅力創造部副部長 選択 59 :  佐藤太郎委員 選択 60 :  松尾英厚生常任委員長 選択 61 :  企画部長 選択 62 :  松尾英厚生常任委員長 選択 63 :  細川佳秀委員 選択 64 :  松尾英厚生常任委員長 選択 65 :  上田くによし文教常任副委員長 選択 66 :  松尾英厚生常任委員長 選択 67 :  観光政策課長 選択 68 :  松尾英厚生常任委員長 選択 69 :  今井りか厚生常任副委員長 選択 70 :  松尾英厚生常任委員長 選択 71 :  観光政策課長 選択 72 :  今井りか厚生常任副委員長 選択 73 :  観光政策課長 選択 74 :  松尾英厚生常任委員長 選択 75 :  松尾英厚生常任委員長 選択 76 :  松尾英厚生常任委員長 選択 77 :  松尾英厚生常任委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:         議第37号 橿原市まちなみ交流センター条例の一部改正について                午後 1時05分   開  議 ● 松尾英厚生常任委員長 それでは、ただいまから厚生常任委員会文教常任委員会連合審査会を開催いたします。  この連合審査会では、先例に従い、付託委員会である厚生常任委員会委員長の私が委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  まず、連合審査会について説明いたします。  連合審査会とは1つの議案について関連する2つの委員会が合同で審査するものですが、質疑のみが行え、採決はできません。よって、文教常任委員会委員におかれましては、連合審査会終了後は退席をお願いしますことをご了承願います。  なお、発言される方は必ずマイクの使用をお願いいたします。  直ちに日程に入ります。  議第37号、橿原市まちなみ交流センター条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑はありませんか。矢追委員。 2: ● 矢追もと委員 今回、まちなみ交流センター条例の一部改正についてということなんですけれども、内容は、指定管理者を入れるという、そういった条例の改正というふうに聞いております。どの施設がどのように指定管理制度が適用されるかということについて、もう一度説明していただいてもよろしいでしょうか。 3: ● 松尾英厚生常任委員長 観光政策課長。 4: ● 観光政策課長 今回の条例改正につきましては、現状、まちなみ交流センターとして5つの施設がございます。今井まちなみ交流センター、今井まちづくりセンター、今井まちや館、今井まちや館別館、今井まちなみ広場は教育委員会の権限において管理されていますが、そのうち、今井まちなみ交流センター及び今井まちなみ広場については、教育委員会から魅力創造部の職員にその事務を補助執行されており、現在、観光政策課から観光協会へ業務委託して管理しております。  今回の条例改正で、今井まちなみ交流センター及び今井まちなみ広場について、市長の管理とし、指定管理者による管理運用を可能とするため、所要の改正を行うものです。 5: ● 矢追もと委員 まちなみ交流センター、今、この席上では「華甍」と呼んでもよろしいでしょうか。 6: ● 松尾英厚生常任委員長 どうぞ。 7: ● 矢追もと委員 市民の方はこちらのほうが多分分かりやすいと思うので「華甍」と呼ばせていただきますけれども、今現在は観光協会が業務委託を受けて運営されているということですが、指定管理をされることでどういったことが変わるのか、メリットが何なのか、デメリットは何なのかということをお答えいただいてよろしいですか。 8: ● 観光政策課長 指定管理によるメリットはということですが、指定管理のメリットは、指定管理者の自主事業が可能となるということが大きなメリットだと考えられます。行政の発想とはまた違った観点から新たな事業展開が期待できることです。  今井町のビジターセンターの機能を持つ今井まちなみ交流センターとそれに附帯する今井まちなみ広場に指定管理を導入することで、今井町及びその周辺の活性化を図り、さらなる本市の観光振興に寄与するものと考えられます。
    9: ● 松尾英厚生常任委員長 デメリットも聞いていましたけど、そういうのは考えていますか。 10: ● 観光政策課長 すみません。引き続きお答えいたします。  デメリットという部分につきましては、大きくはないだろうと考えておりますが、例えば観光振興というか、観光の誘客が過ぎまして、今井町というのは観光の拠点の1つと観光政策課では位置づけておりますけども、今井町の住民の方々がおられます。そういった中で、観光一辺倒にならないように注意していかなければならないということはあろうかと思います。 11: ● 矢追もと委員 条例の中で、利用料は指定管理をされている者に入るというような形で、これは多分、ここでいうとまちなみ広場の駐車場ということが主になるのかと思うんですけども、駐車場料金が多分その利用料の大きなものを占める。それで、プラスアルファ、「華甍」を例えば貸し館するような場合に利用料が入ってくるのかなというふうに思いますけれども、そういった理解でよろしいでしょうか。 12: ● 観光政策課長 委員お述べのとおり、収入の部分としては、今井まちなみ広場の駐車場の収入が収入となります。 13: ● 矢追もと委員 今、コロナで観光客の人もちょっと減っているかと思うんですけれども、まちなみ交流センター「華甍」にお越しの方のここ3年間ほどの入場者数と、あと、駐車場の利用料金、ここ3年間ほどで幾らぐらい収入があったかを教えていただけますか。 14: ● 松尾英厚生常任委員長 すぐ出ますか。(「はい」と観光政策課長呼ぶ) 15: ● 観光政策課長 まず、駐車場の使用料金ですけども、令和2年度で658万2,870円、令和元年度で733万6,940円、平成30年度で651万6,100円となっております。  それから、来館者数ですけども、今井まちなみ交流センター「華甍」で、令和2年度で合計1万1,807でございます。令和元年度で2万9,371でございます。平成30年度は、申し訳ございませんが、持ち合わせておりません。申し訳ございません。 16: ● 矢追もと委員 コロナで、昨年度、来館者数が結構減っていらっしゃって、令和元年度で2万9,000ほどあったのが1万1,000ぐらいにがくっと減っているかと思うんですけれども、駐車場の利用のほうは、多分そこまで、さほど減っていないのかなと思うんですよ。令和元年度は733万円、そこから600万円台には減っているんですけれども、来館者数の減り方とイコールかというと、そうではないと思うんですね。  私も今井町に住んでいますけれども、今井町は町内がとても道が狭いですし、私も家に来ていただく方に「駐車場にとめてください」というふうにお願いすることもありますし、今井町の中の飲食店を利用される方が駐車場をお使いになる場合もたくさんあるかと思います。今お聞かせいただいた中で、特に令和元年度に駐車場の使用料が大変上がっていたのは、ちょうど人気のあるカフェ、今でもとても人気のあるカフェがありまして、そういったものが町内に1個増えるだけでもかなり駐車場の利用者は増えるんじゃないかなと思うんです。  こういったところで、例えば、指定管理を受ける方々の頑張りで駐車場の利用料も増減するというような、ほかの一般的な観光施設と、この施設はちょっと毛色が違うのかなというふうに思うんです。そういったところで、指定管理の方々に収入の増減、例えば町内の方の観光がうまくいっているからこそ「華甍」の駐車場の利用率も上がったというときに、指定管理者にとっては好都合かもしれないけれども、地元の方にとっては何か損したような気持ちになるようなところもあるかもしれないと思うんですが、その辺りの整合性というのはどういうふうにお考えになっていますか。 17: ● 観光政策課長 整合性という部分で何かと言われるとちょっとお答えしにくいんですが、確かに駐車場というのは、現状、一定しております。このコロナ禍においても一定の収入がございます。  委員おっしゃっていただいているとおり、例えば今井町の中に新たなお店ができたりして、そこがまた人気店になるといったようなことになれば、駐車場の料金も増えるとかいったようなこともあろうかと思います。ただ一方で、逆に、今、人気店であるようなお店が1つなくなれば、駐車場の料金も減るとかいったようなことになります。  確かにそういった指定管理によらない、今井町自身の活性化するとかいうようなところで増減が出てこようかと思います。そういった点では指定管理によらない部分があるんですけども、指定管理者が自主事業等をしっかりしていくことによって、今井の活性化を図って、駐車場の料金も上げていくとか、それから「華甍」の講堂等もございますので、そういったところで自主事業をしっかりして来館者数を増やすとかいったようなことができれば、同様に駐車場の増とかいったようなことも考えられようかと思います。  先ほどお尋ねいただいていた「華甍」の平成30年の利用者数ですけども、2万8,648ということで報告させていただきます。お答えになったかどうか分からないですけれども。 18: ● 矢追もと委員 何が言いたいかというと、やっぱり今井町というもの全体が1つの観光施設みたいに受け取れる部分もあるかと思うんですけども、必ずしもその中に住んでいらっしゃるお一人お一人がどんどんお客さんに来てほしいと思っていらっしゃるわけじゃないと。先ほどデメリットということでおっしゃっていただいたかと思うんですけれども、どんどんお客さんを呼ぶから喜ぶ方ばかりじゃないと思うんですね。  そういったところで、例えば、指定管理者の方々がそれでもやっぱり収益を上げたい、どんどん観光客を呼びたいという形で、市民と歩調が合わないような形で、数の観光、たくさん人に来てほしいという観光をどんどん続けられるのか、それとも、やはり地元にお住まいの方々と、ご意見を聞きながら、歩調を合わせながら、いろいろな取組をしていただくのかというのは全然違うと思うんですね。  私自身も今井町に住んでいて、いろんな観光客の方に会う機会がありますし、道を聞かれる機会もあります。間違って細い道に車が入り込んで、駐車場まで案内するとか、そういう機会もたくさんあります。その町内に住んでいらっしゃる方々お一人お一人が観光を少なからず担っていらっしゃるという部分が多いかと思うんですね。なので、今井の観光をこの指定管理者1つに任せたというのではなくて、やはり一人一人担っていらっしゃる方々のお声というのをしっかりと聞いていただける方に指定管理していただきたいという気持ちがあるんです。  なので、例えばこれから指定管理者を選定するに当たって、しっかりと地元との協調関係を取っていただける、例えば地元の自治会、あとは保存会ですとか住人の方、あと、お店をされている方々に定期的にきちんとお声を聞けるような仕組みを取り入れていただけるような方に指定管理を受けていただきたいと思うんですけれども、選定に当たって、そういったことを明記した上で実施していただくというのは可能なんでしょうか。 19: ● 観光政策課長 委員のお述べのとおり、今井町は重要伝統的建造物群保存地区であり、大切に守り続けてきた本市の歴史的遺産であります。また、市内の観光振興を行う上でも極めて重要な地域となります。  このたび、今井まちなみ交流センター及び今井まちなみ広場を今井にぎわい拠点施設として、市長の管理とし、にぎわい創出の拠点施設として活用するとともに、指定管理者による管理運営ができるよう改正いたしますけども、指定管理者においても、今井町は文化財の保存地区であると同時に、住民生活の場であることも認識して、最大限配慮を行い、観光地一辺倒とならないように進めていただく必要があると考えています。 20: ● 松尾英厚生常任委員長 今、矢追委員がおっしゃってくださっていた方向で考えるということでよろしいですか。明確に答弁いただきたいです。 21: ● 観光政策課長 地元の関係団体、それから地域の住民の皆様とも連携を取って進めていけるように指定管理について考えていきたいと思います。(「関連で1つ」と細川委員呼ぶ) 22: ● 松尾英厚生常任委員長 どうぞ、細川委員。 23: ● 細川佳秀委員 もともと今井町が伝建地区の指定になったのは平成5年です。当時、平成元年度から伝建地区に指定しようという動きがあって、約5年間ほど今井町の中で賛否両論があって、なかなか条例の制定まで行かなかった。そういった経緯もあって、観光客という話ですけども、そのときから観光には力を入れないでくださいよと。いまだに今井町の方々は、「観光客」と呼ばずに、「来訪者」と言われています。  そういったことも併せて、今、矢追委員がおっしゃったように、今井町の成り立ちから、徐々に今井町の住民の方々も観光には理解を示していかれていますけども、まだまだ一部の方は、まだ「来訪者」と言う方々もおられますので、観光協会が仮に指定管理を受けたときには、そういう点も考慮しながら、住民の方々と今井町の在り方を考えていくような歩みを取っていただきたいというのが、多分、矢追委員が言われたとおりだと思います。  それと同時に、あそこの広場の駐車場というのは橿原市駐車場条例の料金体制とは違う形を取っています。今現在510円。もともとは500円でした。ワンコインであそこへ来ていただいて、気楽に今井町を散策していただこうということで、そういう料金を設けたいきさつがございます。そういうことも併せて、観光協会が指定管理を受けるときには、駐車料金も上げずに、そういったことも考慮しながら進めていただきたい。これは言っておきますので。  それと同時に、「華甍」とその横の駐車場ですけども、今現在、西の広場の駐車場も観光政策課が一緒に管理しているのかな。今回、そこは指定管理には入っていませんけども、それはやっぱり、事業をしたときの補助金の関係でまだそこまで行かないのか。  それと同時に、同じような主要的な目的の中で、昨年度、一部聞かせていただいたら、西と「華甍」のところは使用の仕方がちょっと違うというニュアンスを聞きました。なかなかイベント自身ができにくいというのは、西側にまだ制約があるのか、ないのか。今回これを機に、同じようなイベントの仕方をできるのか、できないのか。その辺も考慮しながら、今現在どうですか。  仮に補助金の絡みがあるのやったら、いつ頃に終わるんですか。多分まだ管理されているのは、今、観光政策課か分からないけども、もともとは事業のほうでやっていたと思うのやけど。もともと交通広場の形の中で事業費を取っていたのと違うのかな。今井の住民の方々によって、あそこは広場と駐車場にしましょうということで、2回、3回と設計変更しながら、都市計画道路も付け替えながら公園整備をしたという経緯があるから、その辺も踏まえて市のほうは考えていただきたい。どうですか。 24: ● 松尾英厚生常任委員長 観光政策課長。 25: ● 観光政策課長 まず、西環濠広場、あそこでのイベントができるのかどうかというご質問についてお答えしたいと思います。  西環濠広場の駐車場につきましては、橿原市駐車場条例第2条に規定されておりまして、同条第11条各号で駐車場における禁止行為が規定されております。例えば、火気を使用すること、それから、飲食物やその他物品を販売し、または陳列することなどが禁じられております。ただし、当該駐車場につきましては交通広場としての整備もされておりますので、多目的スペースにつきましては、個人単位では対応できかねますが、主催団体や自治会等でイベントをされる場合、観光政策課を通じて建設管理課へ道路占用許可申請などをしていただければ、イベントの実施ということも可能だと考えております。 26: ● 細川佳秀委員 ということは、あれは、一面は使われへんということですか。半分と言うたらおかしいけど、あれは北側が駐車場になっているのかな。 27: ● 松尾英厚生常任委員長 南。 28: ● 細川佳秀委員 南やね。南がなって、そこが使われへんのやね。要は、使われへんというよりも、駐車場条例の中で、火気を使ったらあかんとか、飲食に使ったらあかんとかいう縛りがあるわけやろう。それを外すにはどうしたらいいの。  もともとは、当初は、駐車場もとめながらイベントもできますようにという思いで、ああいう広場というのは地元の皆さん方とともに考えていったプランやと思います。実際、今、「華甍」の広場と西側は使用の仕方が違うわけでしょう。それを一緒になるように、一緒ではないけども、同じように使えるスペースにできるようなことはできないのか。それは条例改正できへんの。それは何か補助金とかの縛りがあるのかな。それでできへんの。  いっときに聞いたら、観光政策課のほうから条例改正して、それも踏まえて考えていかなあかんなということは聞いているのやけども、なかなかそれは前に進んでいないから。前回、去年、多分、何かのイベントの中で、マルシェをしようといったときに、多分そういう条例のことで引っかかってできなかったということもあったと思います。今回そのようなことをするのやったら、同じようなイベントができるような条例改正をすべきと違うのかな。 29: ● 松尾英厚生常任委員長 これ、ちょっと部長が答えてもらっていいですか。 30: ● 細川佳秀委員 いやいや、そやから、それはすぐにはできへんか分からんけど、いつ頃になったらできるというめどをつけないと、いまだにやっぱり、「華甍」の横と西側と違うでという話が続いているものやから。もうできて4年ぐらいになるのと違うかな。 31: ● 松尾英厚生常任委員長 生涯学習部長。 32: ● 川田生涯学習部長 生涯学習部、川田です。私、今の立場でお答えはできないんですけども……(「前の立場やろう」と細川委員呼ぶ)  前の立場で少し……(「前の立場で言っていいのか」と細川委員呼ぶ) 33: ● 松尾英厚生常任委員長 当時の経緯を知っているということでね。どうぞ。 34: ● 川田生涯学習部長 今、公園条例の関係で、火気等でご利用を控えていただきたいというお話をさせていただいた経緯があるというのは私も聞いております。  今回の交通広場、今、細川委員が言われたように、都市計画道路として整備されて、道路の一部として整備したという経緯があります。これは道路区域の中での制約で、地域のにぎわいなどで、イベントで利用できるというふうに道路法の規定もございますので、条例改正をせずとも、道路法の運用の中で、地域で何かお祭り事であったりとかいうことで使っていただけることを一度我々も検討させていただきたいです。  申し訳ないんですけども、道路法第32条の運用で、そういうイベントで使っていただくような経験が私どもとしてもなかったものですので、今回、これを機に考えまして、そういう位置づけで考えられるかどうかということを一度検討させていただいて、地域のにぎわいにつながるような形で取らせていただければなというふうに考えます。私、ちょっと今、その立場でないのでそこまで言い切れないんですけども、まちづくり部ともそういうところを含めて考えさせていただけたらどうかなというふうに思います。 35: ● 細川佳秀委員 検討していただいて、早期にやっていただくというのをお願いしたいんですけども。ただ、今回、「華甍」、まちなみ交流センター、駐車場を指定管理にする、西側だけ置いておきますというのは整合性が出てきません。要は、今井町を、にぎわいのまちづくりをしていって、住民の方々とうまく歩調を合わせながら、橿原市の今井町というのをPRしていきたいというのが今の橿原市の考え方ですよね。こんなの言うたら悪いけども、今井町は日本一の伝建地区やで。300メートル、600メートルという大きい面積の伝建地区ってあらへんよ。文化庁でもかなり認められているような今井町の中で、そういうことをしていくというのはいいのやけども、その辺の整合性を取っていって、活動しやすいようにしてください。早急にお願いしておきます。 36: ● 松尾英厚生常任委員長 佐藤委員。 37: ● 佐藤太郎委員 今までのお話を聞いていまして、要は、観光協会ありきで業務委託から指定管理に変わるようなお話をされていますけど、結局、何が変わるねんというのが僕はちょっと分かりません。今の委員の質問に対して、観光協会がやるやろうと言っていて、否定もしていませんでしたよね。そしたら、これ、何が変わるかって僕は全く理解できないので、ちゃんと、現状はこうで、こうなるという説明と、あと、この条例が成立したら、指定管理につきましては、入札するのか、今、委員が言われているように、そのままいくのかというのもちゃんと教えてもらえますか。前後がどう変わるかが全く理解できないので。お願いします。 38: ● 松尾英厚生常任委員長 観光政策課長。 39: ● 観光政策課長 指定管理によって大きく変わる部分というのは、先ほど申し上げたメリットの中にありますように、指定管理者の自主事業が可能になっていくということが大きな違いです。(「1回ストップしてもらっていいですか」と佐藤委員呼ぶ) 40: ● 佐藤太郎委員 それは分かるんですよ。ただ、やる人が一緒やったら同じやないかというのを僕は言いたいんですよ。(「今と同じやったらやろう」と呼ぶ者あり)  はい。それを言いたいんです。それは、僕、分かっています。 41: ● 松尾英厚生常任委員長 それを踏まえて、どこが変わるのか。魅力創造部副部長。 42: ● 魅力創造部副部長 同じ事業を行うにしても、どこが変わるのかということでございます。  観光協会が誘客の事業を行います場合、例えば私どものほうから委託を受けて行う、あるいは補助金を得て行うということで、市とどうしても絡むといいますか、市からの企画に基づいて動いていくという形になると思いますけども。(何事か佐藤委員呼ぶ)  はい。指定管理で自主事業となりますと、指定管理者の考えで、財源も自分のところで用意してできるという部分が変わってくるというふうに考えております。 43: ● 松尾英厚生常任委員長 佐藤委員。 44: ● 佐藤太郎委員 今までここで話した内容は、今までの流れがあるのやから、それを踏襲せえとかそういう話をしていて、「はい、分かりました」と言うてはりましたよね。違いますか。僕が何を一番気にしているかといいましたら、駐車料金が収益になるだけで、実際、同じと違うのかという疑問があります。  プラス、観光で、地元の人も使っているという駐車料金を、これを指定管理にしたら、指定管理業者が自分で決められるわけですよね。そうですよね。だから、これ、要は、収入が減っていったら、ずっとずっとずーっと駐車料金だけ上がって、地元の人とかにすごく迷惑をかける可能性もあるんじゃないかなという疑念が僕はあるんですよ。その辺、どうなんですかね。まずお答えしてもらっていいですか。 45: ● 松尾英厚生常任委員長 魅力創造部長。 46: ● 魅力創造部長 まず、駐車料金のことなんですが、指定管理における利用料金というのは、基本的に条例規定の料金以下で、市と指定管理者が協議して決める額以下ということになりますので、お金がないので、例えば収入が減ったので指定管理者が一方的に値上げするということは基本的にはないです。 47: ● 松尾英厚生常任委員長 佐藤委員。 48: ● 佐藤太郎委員 ほんなら、もう一度聞きますけど、同じ人にさせるんですか、まず。僕は、指定管理って入札やと思っているのでね。メリットを最大限に出そうと思ったら民間活力を使わなあかんのやから、同じ人ありきでやるというのはちょっとおかしいと思っているんですよ。今の経緯はありますけどね。それについて教えてもらえますか。 49: ● 松尾英厚生常任委員長 観光政策課長。 50: ● 観光政策課長 指定管理を公募でするのかどうかというご趣旨だと思います。  今回、条例改正の議決を得た上は、指定管理について進めていきたいと考えておりますけども、先ほど申し上げたとおり、今井町におきましては、住民の方々の生活の場であることも認識して、最大限の配慮を行い、観光地一辺倒とならないように進めていく必要があります。そういった意味で、地域の関係団体の方々、それから、地域の住民の方々とも連携しながら、もちろん観光基本計画とかいった形で市との連携も十分に取っていただきながら進めていただくためには、公募による指定管理というよりも、原課としては指名による指定管理の方向で検討したいと考えております。 51: ● 佐藤太郎委員 分かりますよね。堂々めぐりで悪いんですけど、一番最初に言っていたのは、新たな事業展開をしてもらえるから民間活力を使うんやというご説明をされていましたんやで。でも、今のお話の中では、観光もやる、市との連携も要る、地元も大事にする、だから今までやっている観光協会さんでやるというお話ですよね。(何事か呼ぶ者あり)  僕、何か変なことを言っていますかね。要は、駐車場を収入にしてあげるからお前ら頑張れと。違うんですか。(「自主財源ができるから、それを基にして観光協会もいろんな事業展開ができるやろうという話の中で展開していくんやろう」と呼ぶ者あり)  (「今までどういうふうにして運営しておったかも言わないと伝わらない、目的が」と呼ぶ者あり) 52: ● 松尾英厚生常任委員長 ちょっと待ってください。協議会にします。                 午後 1時38分 協議会                ───────────────                 午後 1時39分 再  開 53: ● 松尾英厚生常任委員長 委員会に戻します。  佐藤委員。 54: ● 佐藤太郎委員 僕の感覚で言いましたら、指定管理と今までの業務委託の違いが不明瞭なので、指定管理になったらこういうメリットがありますというのをもう1回教えてもらえますか。 55: ● 松尾英厚生常任委員長 魅力創造部副部長。 56: ● 魅力創造部副部長 今お名前が出ております観光協会、私どもも1つに観光協会を今考えているところでございます。先ほども少し申し上げましたけども、観光協会の運営につきましては、運営補助金、事業補助金、それと委託料という中で事業を展開されているところでございます。もちろんこの駐車場の収入を得ることによりまして、例えば、今まで委託料で行っていた分をそれに切り替えることができる部分がある、もしくは、運営の補助金の部分でそれで賄える部分が出てくる部分もある。具体的にどの部分ということまではお伝えできませんけども。そういった中で、まずは、こちらから出ているお金を下げるところが出てくる、プラス、自由裁量で使えるという、先ほど申し上げましたように、自主事業ということで展開していける部分もあるということで、事業という中では、今井だけには限らなくなってくるところもあります。橿原市全体の観光の中での事業という部分も含まれてくると思うんですけども、そうした資源というか、資金にさせていただくということが可能になるというふうに考えております。 57: ● 佐藤太郎委員 何か提案の仕方がちょっと間違っていると思いましてね。要は、今、理事者側の皆様が思っている思いを実現しようと思ったら、市との関連性、今までの地元との関連性があって、観光協会しかないんやというお話ですよね。ただ、今のままやったらあかんので、自主財源を与える代わりにいろんな発想を考えてくれ、地元とも仲よくしてくれというご提案ということですよね。それで間違いないですよね。そうですよね。 58: ● 魅力創造部副部長 橿原市観光協会、先ほどからお名前を出させていただいております。1つには、やはり、長らくこの橿原市で観光事業に携わってきたという豊富な経験、それと、豊富な横のつながりといいますか、ネットワークを持っていると。去年から今井にも入らせていただいてということが1つでございます。  もう1つは、例えば住環境という部分での調整が、やはり観光協会であれば、もちろん観光協会もそのことは重々承知している中でございますので、そうした中での展開というのがやっぱり一緒に考えていけるんじゃなかろうかということも考えますと、やはり観光協会が私どもの今の考えでは指定管理には一番ふさわしいのではないかというふうに考えるところでございます。 59: ● 佐藤太郎委員 よく分かりました。ただ、これ、1回目はいいですけど、5年後、10年後、ずっとこの団体に与えるのが正しいかどうかというのは分かりませんよね。だから、いつまでたってもこれありきじゃなくて、ほかに提案する団体さんとかあれば、いつでも聞けるというか、受け入れられるような体制だけはですよ。変えろなんか言っていないですよ。長年ずっと同じところに発注するということになってしまったら、多分怠慢も出ると思います。この団体が怠慢と言っていませんよ。(「それは次の指定管理のときの話」と呼ぶ者あり)  はい。ですので、僕は最初に言いましたけど、観光協会ありきで、僕は否定することもないですけど、なあなあでずっと続くような体制だけは取らないでくださいというのが僕の意見でございます。 60: ● 松尾英厚生常任委員長 企画部長。 61: ● 企画部長 先ほど来、指定管理業者のおおむね原課のほうからの思いということをお聞きいただいたかと思います。従来であるならば、私どもの企画部のほうで指定管理者制度の運用をさせていただいておりまして、最終的に事業者の決定の手続とかを行わせていただいております。今、そういった事業者を指名で上げていくというふうなお話がございましたけれども、もちろん公募というふうな方法もございます。ただ、今、運用されております観光協会さんは、確かに地元のほうも精通されておりますし、今の「華甍」自身の運営もしっかりとやっていただいているといった面はあろうかと思いますけれども、そういった事業者の選定につきましては、今後また改めて議会のほうに上程させていただいて、正式に決定するということになっておりますので。(何事か呼ぶ者あり)  当然、指定管理者制度を導入することによって、先ほど来、担当のほうからも説明しておりますが、自主事業の運営に充てることができると。その分、橿原市のほうの支出が委託と比較すると少なくなるということが考えられるので、指定管理者の有効な活用ということを橿原市のほうでも今まで行ってきたということでございます。確かに事業者の今後の選定につきましては、また改めて皆様方のほうにお諮りすることになりますので、よろしくお願いしたいと思います。 62: ● 松尾英厚生常任委員長 それで結構です。  細川委員。 63: ● 細川佳秀委員 話は変わりますけど、これを指定管理するときに「華甍」もされるんですか、建物も。要は、次の指定管理者が管理運営されるわけでしょう。「華甍」は県の指定文化財になっていますよね。そういったことも併せて、次のある団体さんが管理運営されていいんですけども、ただ、文化財を守るという観点からも、やはり橿原市の文化財も、多分、修理とか修繕とかいろんなことがあると思いますから、多分そのときは現状変更しないといけないと思うから、そういうことも併せてきちっとやっぱり見ておいてください。勝手にはできませんから。そういう文言もやっぱり必ず入れておいてくださいよ。 64: ● 松尾英厚生常任委員長 結構です。答弁は結構ですか。(「いいよ」と細川委員呼ぶ)  上田副委員長。 65: ● 上田くによし文教常任副委員長 指定管理に関わりましてご質問したいと思います。  例えば、橿原運動公園の指定管理者は橿原市スポーツ協会というふうにお聞きしておりまして、先ほど来、議論されております自主事業という観点から、市内の小学生以下のお子様に対して、橿原市総合プールの利用券を1枚無料で配布されていたものを、自主事業によって2枚の配布になったというふうなことが事例としてあったかと思います。  今井の駐車場などにつきましても、今井で観光された方々やお店をご利用された方々、もしくは地域住民の方々がお祭りをされたり、地域の保存活動に取り組まれたり、そういったときに駐車券を無料でお渡しする、そういったことは自主事業の中で可能になりますでしょうか。 66: ● 松尾英厚生常任委員長 観光政策課長。 67: ● 観光政策課長 現状、指定管理におきましても、条例に基づき、それから規則に基づき、施設のほうは運営していただくことになりますので、協定の中でしっかりそういったことは盛り込んでいきたいと考えております。 68: ● 松尾英厚生常任委員長 今井副委員長。
    69: ● 今井りか厚生常任副委員長 今井まちなみ交流センターは、建物自体に耐震もなく、老朽化が進み、未修理の箇所が多数あるかと思いますが、先ほど皆さんがおっしゃられたように、文化財施設であるため修理が安易にできないかと思います。仮に修理ができたとしても、高額になったり、また何度も修理することになることが想定されます。指定管理として維持管理が困難と考えますが、その辺の考えはどうでしょうか。 70: ● 松尾英厚生常任委員長 観光政策課長。 71: ● 観光政策課長 確かに県の文化財となっておりまして、耐震工事であるとか、躯体に関わるような修繕であるとか、「華甍」内部の軽易な修繕につきましても用途変更の届けであるとかいったようなことが必要となってまいります。  委員おっしゃっていただいている大きな工事につきましては、保全計画等をつくって実施していくようなことになりますので、基本的な大きな工事については市として実施していくということになろうかと思います。 72: ● 今井りか厚生常任副委員長 ありがとうございます。  「華甍」の2階の講堂で、イベントや貸し館で使用するにしても、講堂にはコンセントも少ない上に、機器などもそろっていない、使いにくい状態とのことで、PTA関係者が使用された際にも「使いにくい」との声が多かったというふうに聞いていますが、設備的には今後改善していっていただけるのでしょうか。 73: ● 観光政策課長 先ほども申し上げたとおり、県の指定文化財ということで、コンセント1つつけるにしても協議が必要となってきます。そういった協議を続けながら、改善できる点については検討していきたいと考えております。 74: ● 松尾英厚生常任委員長 ほか、よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 75: ● 松尾英厚生常任委員長 これをもって質疑を終わります。  ちょっとだけ待ってくださいね。協議会にします。                 午後 1時50分 協議会                ───────────────                 午後 1時51分 再  開 76: ● 松尾英厚生常任委員長 委員会に戻します。  これをもって質疑を終わります。  以上で連合審査会の日程は終了いたしました。  なお、連合審査会の報告につきましては、全文会議録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 77: ● 松尾英厚生常任委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  これをもちまして、本日の厚生常任委員会文教常任委員会連合審査会を閉会いたします。                午後 1時52分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...