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  1. 橿原市議会 2020-03-01
    令和2年3月定例会(第2号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和2年3月定例会(第2号) 本文 2020-03-04 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 111 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 2 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 3 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 4 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 5 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 6 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 7 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 8 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 9 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 10 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 11 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 12 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 13 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 14 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 15 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 16 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 17 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 18 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 19 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 20 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 21 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 22 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 23 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 24 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 25 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 26 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 27 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 28 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 29 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 30 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 31 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 32 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 33 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 34 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 35 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 36 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 37 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 38 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 39 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 40 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 41 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 42 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 43 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 44 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 45 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 46 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 47 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 48 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 49 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 50 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 51 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 52 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 53 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 54 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 55 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 56 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 57 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 58 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 59 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 60 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 61 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 62 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 63 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 64 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 65 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 66 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 67 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 68 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 69 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 70 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 71 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 72 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 73 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 74 :  ◯5番(奥田 寛君) 選択 75 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 76 :  ◯総務部長(中西孝和君) 選択 77 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 78 :  ◯5番(奥田 寛君) 選択 79 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 80 :  ◯総務部長(中西孝和君) 選択 81 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 82 :  ◯5番(奥田 寛君) 選択 83 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 84 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 85 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 86 :  ◯生活安全部長(立満浩君) 選択 87 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 88 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 89 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 90 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 91 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 92 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 93 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 94 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 95 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 96 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 97 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 98 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 99 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 100 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 101 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 102 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 103 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 104 :  ◯14番(大保由香子君) 選択 105 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 106 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 107 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 108 :  ◯市長亀田忠彦君) 選択 109 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 110 :  ◯議長槇尾幸雄君) 選択 111 :  ◯議長槇尾幸雄君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前10時02分 開議 ◯議長槇尾幸雄君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              日程第1 市長の施政方針演説 2: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第1、令和2年度の市長の施政方針演説を聞くことにいたします。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 3: ◯市長亀田忠彦君) 皆様、おはようございます。  私の施政方針演説をさせていただく前に一言、インターネットをごらんの市民の皆さんもいらっしゃいますので、昨今から大変市民の皆さんにご負担をおかけしておりますコロナウイルスの件について一言冒頭に申し上げて、施政方針を述べさせていただきたいと、そんなふうに思う次第でございます。  橿原市も3月2日から小中学校の休校を市民の皆さんにお願いするという方針を打ち出しさせていただいて、大変なご負担をおかけしておるということでございます。ただ、感染拡大をこれ以上広げないということもありまして、各ご家庭においてはいろんなご事情があると思うんですけれども、ある一定のお願いをさせていただいているようなことでございます。  国の方針も日々日々変わっていく中で、しっかりと橿原市といたしましても、いろんな皆様方の諸事情にも柔軟に対応しながら、何とかこの国難と言われるコロナウイルスを終息させるために、橿原市としてもしっかりと対策をとってまいりたいと、そんなふうに思っております。  議会の皆様方にもまたいろんなご提案、ご提言いただきたいなと、そんなふうに思っておりますし、全庁を挙げてこのコロナ対策にしっかりと取り組んでまいりたいと、そんなふうに思っております。市民の皆さんには大変ご負担をおかけしますけれども、引き続き終息に向けて努力をさせていただきますので、ご理解賜りますようによろしくお願い申し上げて、施政方針に入らせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  本日ここに、橿原市議会3月定例会が開催され、令和2年度当初予算案をはじめとする諸議案のご審議をお願いするにあたりまして、私の施政方針を述べさせていただきます。  昨年10月に行われた市長選挙において、市民の皆さまからご信任をいただき、橿原市長に就任して早いものでまもなく4か月が経とうとしています。まだわずか4か月ですが、市長が持つ責任の重さを痛感しております。  迎えました令和2年は「子年」、十二支の始まりの年であります。「日本国はじまりの地」である橿原市の市長として決意と意欲を新たに、今後も市政執行に全身全霊を捧げてまいります。  まず、「住む人がもっと住みやすく、移住したくなるまち」へと本市が変わる布石となる令和2年度当初予算案を今議会に上程させていただけることに対しまして、感謝を述べさせていただきます。  そして、令和2年度当初予算において、新たな行政課題に取り組む私の決意を述べさせていただいた上で、円滑な市政運営に対しまして、皆さま方のより一層のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  さて、「平成」から「令和」という新しい時代を迎え、社会変化のスピードは、ますます加速していくものと思われますが、中でも、教育環境や子育て環境は、大きな転換期を迎えています。  国では、少子化に歯止めをかけようと、昨年10月に3歳から5歳までのすべての子どもたちの幼児教育・保育の無償化を実施し、今年の4月からは高等教育の無償化が実施されます。これらの施策の実現により子育て世代の負担を減らし、子どもたちの誰もが家庭の経済状況に関わらず、自らの夢に向かって頑張ることができる、そうした社会の実現が望まれております。  本市といたしましても、昨年10月からの幼保無償化に加え、保育所等に通う子どもたちの副食費の一部助成を実施し、子育てに係る経済的負担の軽減や子育てしやすい環境整備を進め、子どもを産み育てることに喜びを感じられるまちの実現を目指してまいります。
     さらに、未来を担う子どもたちへの施策として、公立小・中学校の児童生徒が一人一台のパソコンを使用できる環境を段階的に整備するなど、より一層の教育環境の充実に努め、子どもたちが希望に満ちた未来を描けるよう支援してまいります。  また、奈良県立医科大学周辺のまちづくりや京奈和自動車道をはじめとする交通網の整備等を、国や県と連携して進めてまいります。これらの施策が組み合わさって、新たな人の流れを生み、人々が集い、地域が活性化することにより、本市への移住・定住が促進され、住む人がもっと住みやすく、移住したくなるまちの実現を目指してまいります。  2020年の今年、私が選んだ漢字は「輪」です。  皆さんもご存じのとおり、今年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される五輪の年でもあり、本市はカザフスタン共和国・ウクライナ両国のホストタウンになっております。  この記念すべきオリンピックイヤーを好機ととらえ、まさに橿原市が一つの輪「ワンチーム」となり、関連する各種事業を成功に導くと同時に、今後の本市におけるまちづくりの軸を「文化とスポーツ」に据え、新しいまちづくりに邁進してまいりたいと考えております。  それでは、令和2年度当初予算における主な事務事業につきまして、私が考えるまちづくりを5項目にまとめましたので、ご説明いたします。 「子どもたちの未来を育むまちづくり」  教育環境の一層の充実を図るため、公立小・中学校等のICT化を推進してまいります。  今年度以降順次実施される「新学習指導要領」には、情報活用能力を言語能力と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置づけ、育成を図るとともに、学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実が明記されています。  国では、「Global and Innovation Gateway for All」の略であり、誰一人取り残すことなく子どもたち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けた施策、「GIGAスクール構想」を掲げています。  本市におきましても、「GIGAスクール構想」の実現に向け、公立小・中学校の児童生徒には一人一台のパソコンを配備し、同時に高速大容量の通信ネットワーク、普通教室にも各1台の大型モニターの設置等を段階的に整備してまいります。  これらを整備することにより、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子どもたち一人ひとりに個別最適化の学習環境の提供がなされ、一層確実に資質・能力が育成できる教育環境を具現化できるものと考えております。  次に、学校現場に県下統一となる校務支援システムを導入し、加えて教職員のパソコンを一人一台整備してまいります。  システムの導入等によりまして、県内公立校間・県内教職員間の情報共有化が図られ、教材研究や会議の効率化、これまで手書きで作成されてきた指導要録等の校務帳票の作成が統一されたシステムのもと、スムーズに行うことが可能となりますので、教職員の業務負担の軽減に大きく寄与するものと考えております。  また、各学校において児童生徒に関する情報が一元管理されますので、学校全体で一人の児童生徒に向き合うことができ、よりきめ細かな生徒指導、学習指導が可能になるものと考えております。また、セキュリティー対策としても、児童生徒の個人情報をインターネット回線から分離した安全な環境下にて一元管理を行いますので、個人情報等流出事故の発生を未然に防ぐことができます。  さらに、教職員の出退勤管理も行えるようになり、教職員の働き方改革に大きく寄与するものと考えております。  次に、本市の教育施設につきましては、子どもの数の減少や建物の老朽化等による課題が生じており、今後は、これらの課題を解消しつつ、多様な教育的ニーズや地域の実情に応じた良好な教育環境を築いていくことが喫緊の課題であります。  これらの課題解消に向けては、「橿原市公共施設等総合管理計画」を踏まえて、「橿原市教育施設再配置基本方針」を昨年に策定しております。この方針に基づき小・中学校の教育施設の再配置を進めていく必要があります。  これに並行して、保育所と幼稚園が抱える課題の解消を目指すとともに、子どもたちにとってより良い保育・教育を提供するためには就学前の保育と教育を一体的に行うことがふさわしいとの考えから、「幼児教育のあり方と適正配置についての基本方針」を「就学前の保育・教育のあり方と適正配置についての基本方針」に昨年改訂しております。  今年度は、外部有識者会議からの意見をいただくとともに、パブリックコメント等を実施し、「橿原市保育所・幼稚園適正配置実施計画」及び「橿原市立学校再配置実施計画(第1期)」を策定します。  これらの計画に基づき教育施設の再配置を進め、学校教育が果たす役割を十分に発揮するため、一定の学校規模を確保し、魅力ある学校づくりの実現を目指してまいります。  これら施策により、子どもたちの豊かな未来を創造できる教育環境の構築を目指してまいります。  次に、「災害」と表現するほどの記録的な猛暑が、一昨年続いたことを受けまして、快適で安心安全な教育環境の整備と健康保護の観点から、幼稚園・小中学校の普通教室等に、昨年度エアコンを設置しました。  今年度からは、エアコンが設置されていない小中学校の普通教室以外の教室にガスファンヒーターを計画的に導入し、教育環境の一層の充実を図ってまいります。  さらに、全国で登下校中の児童の連れ去り事件、子どもへの声かけ事案が発生していることを受けまして、市内の通学路を調査し、人通りが少なく危険と判断した通学路地下道3か所に監視カメラを設置します。  監視カメラの設置が犯罪を抑止し、子どもたちの安全を、そして保護者をはじめとする市民の皆さまの安心を守ってまいります。  教育環境以外の分野としましては、まず、平成29年度から一般不妊治療費の一部を、昨年度からは、新たに不育症治療費の一部を助成しております。  今年度は、経済的負担のさらなる軽減を図るため、一般不妊治療費助成の上限額を不育症治療費と同額の10万円に引上げ、不妊や不育症治療を受けられるご夫婦の支援を充実してまいります。  次に、昨年10月から実施している幼児教育・保育の無償化に伴い、増加した待機児童対策として、今年度から担任を持つ保育士及び幼稚園教諭を会計年度任用職員として任用し、給与等の処遇改善を行います。これにより、保育士の人材確保、離職防止を図ることで、保育環境を充実させ、待機児童0を目指してまいります。  さらに、保育料の無償化により、保育料に含まれていた副食費が保護者負担となることに伴いまして、保育所に入所する全ての世帯の経済的負担を軽減するため、副食費の一部として幼児1人当たり1,500円を助成してまいります。  また、公平性の観点から私立幼稚園に入園する全ての世帯に対しても、副食費の一部として幼児一人当たり1,500円を助成し、これらの施策によりまして、子育て世代の支援を続けてまいります。  最後に、保護者の就労支援及び放課後児童の健全育成に資することを目的として設置しております放課後児童クラブにつきましては、現在ある金橋児童クラブの狭隘化に伴い、金橋小学校の余裕教室を活用した「金橋第2児童クラブ」を開設するための設計業務を、昨年度実施いたしました。  今年度は、整備工事を行い、今年の9月以降に開設する予定となっております。 「心も体も健やかに、市民が暮らせるまちづくり」  先程も申しましたが、今年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される五輪の年であります。  本市は、カザフスタン共和国・ウクライナ両国のホストタウンになっており、大会開催の直前には事前合宿を、大会中には応援事業を行い、4月12日と13日には、県内で聖火リレーが実施されます。  次に、中央公民館でございますが、当施設は、本館・分館ともに建築後40年以上が経過し、施設・設備の著しい老朽化に加え耐震性能が不足していることから、耐震性能を備えた近隣の旧水道局庁舎を利活用し、中央公民館本館・分館機能を集約するための設計業務を、昨年度実施いたしました。今年度は、旧水道局庁舎内の建物改修及び駐車場整備工事を行います。  施設の集約化により施設移動がなくなり、駐車場も整備することで、利用者の利便性が格段に向上されることに加え、現在の両施設で重複する設備の削減・事務の効率化によりまして、維持管理費の削減を進めてまいります。  生活保護につきましては、人が生活するうえでの最終的なセーフティネットとしての機能を果たすよう、不正受給の防止に努めるとともに、適正な保護行政に取り組んでおります。  なお、今年度から、健康課題を抱えている受給者に対しては、経済的自立のみならず、日常生活自立・社会生活自立といった観点で健康管理支援事業を実施し、医療と生活の両面から支援を行ってまいります。  次に、高齢者がいつまでも住み慣れた地域で暮らしていくことができるよう地域包括ケアシステムの深化・推進に引き続き取り組みます。地域包括支援センター及び小学校区・中学校区ごとに設置している「かしはら街の介護相談室」が主体となって、高齢者の日常生活に関する相談を受けるとともに、高齢者訪問や教室の開催等を行うなど、積極的に地域の実態把握や周知啓発を進めてまいります。  また、年々重要性が増しております認知症高齢者の早期発見・早期対応に向け、「認知症総合支援事業」を推進するとともに、認知症サポーターステップアップ講座を開催し、これまで養成した認知症サポーターが地域で活躍できるよう取り組んでまいります。  最後に、結婚したいと思う人を支援するため、結婚活動全般を支援する「かしはら結婚サポーター」の育成、「婚活イベント」を実施する企業等に対する補助金交付等の取組を行い、結婚を支援する人づくりや婚活イベントなどの出会いの場を提供してまいります。 「安心安全を守り、市民の暮らしを支えるまちづくり」  昭和36年に建設された現本庁舎は、老朽化に加え耐震性能が不足しておりますが、効率性や経済性の観点から耐震補強を断念した経緯があり、新本庁舎整備が目下の急務であります。  平成22年に「橿原市新庁舎基本構想」を策定し、平成31年3月には、外部有識者会議、市民ワークショップ、パブリックコメント等を行い、新本庁舎の建設位置、規模等について定めた「橿原市新本庁舎建設基本計画」を策定いたしました。  新本庁舎は、いつ起こるか分からない大規模地震に備え、市民の安心・安全な暮らしを支えるためにも、耐震性能を有し、災害対応活動拠点となる庁舎でなければならず、加えて、現在分散している庁舎機能の集約も図る必要があります。  また、財源確保の観点から「市町村役場機能緊急保全事業」を活用し事業を進める必要がありますが、この採択を受けるためには令和3年3月までに、新本庁舎整備に係る実施設計に着手しなければなりません。  タイトな整備スケジュールにはなっておりますが、時期を失することなく、新本庁舎の整備を進めてまいります。  次に、老朽化した第5分団の消防車庫については、平成30年度から計画的に建て替え整備を進めております。最終年度となる今年度は、車庫新築工事と現車庫の解体を行います。  また、近年、これまでの想定を上回る豪雨が発生し、浸水被害が多発している現状への対応を図るため、水防法が改正され、奈良県が想定最大規模降雨を対象とした洪水浸水想定区域を見直し、洪水浸水想定区域図を作成しました。当該想定区域図をもとに本市の洪水ハザードマップを刷新し、全戸配布いたします。  市民の皆さま方におかれましては、ご自宅にハザードマップが届きましたら、必ず目を通していただき、洪水浸水想定区域の確認をしていただきますようお願いいたします。  次に、「橿原市環境基本条例」に基づき、環境への負荷を軽減し、持続的発展が可能な循環型社会をつくるため、太陽光発電システムやリチウムイオン蓄電池などの設備設置に対する助成を行い、環境負荷の低いライフスタイルの普及を促進してまいります。  また、本市の一般廃棄物処理施設である「クリーンセンターかしはら」及び「リサイクル館かしはら」につきましては、一般廃棄物を効率的かつ適正に処理することを目的に、平成26年度から長期包括運営委託を行っております。委託によりまして、財政負担が低減化、平準化され、併せて、受注者により、地域清掃、市内雇用、市内企業の積極的な活用など地域社会との共生も図られております。  今年度からは「橿原市浄化センター」についても14年間の長期包括運営委託を開始いたします。  次に、平成30年7月の豪雨により全国の農業用ため池が決壊し、ため池付近の住民や道路等に被害が発生したことを受け、昨年度に防災重点ため池の選定を行いました。今年度は、選定した防災重点ため池のハザードマップを整備してまいります。  そして、市道路整備につきましては、広義において市道路が市民生活を根底から支える都市基盤であることから、道路や橋梁の長寿命化対策や通学路における安全対策、さらに、狭隘な市道路については、状況に応じて、安全に配慮した合理的な整備推進を図ってまいります。  また、具体的な道路の整備につきましては、広域避難地である橿原運動公園へのアプローチ道路で、奈良県広域消防本部からの救急・消防活動ルートとして重要な路線である雲梯・古川線、医大新キャンパス建設予定地南側の幹線道路となる慈明寺・四条線について、奈良県をはじめ関係機関と連携を図りながら、積極的に整備を進めてまいります。  市営住宅につきましては、安全で快適な市営住宅を確保していくため、「橿原市営住宅整備・管理計画」及び「橿原市公営住宅等長寿命化計画」等に基づき、引き続き、日高山団地及び四条団地の再整備を進めてまいります。  また、平成23年度に策定した「橿原市公営住宅等長寿命化計画」の計画期間10年が経過するため、住宅の需要見通しから将来のストック量を推計し、長期的な見通しも含め、当該計画の改訂業務を行います。  上下水道事業につきましては、近年、多発する災害や急速に社会環境が変化する中、持続可能な上下水道事業を展開するため、これまでの既成概念にとらわれない柔軟な発想等により良質で効率的な経営を行ってまいります。  上水道事業では、安全で安心な水の安定供給のため、経営戦略に基づき、老朽化した水道管の維持・管理に加え、更新と同時に耐震化を実施してまいります。  下水道事業では、生活環境の改善や公衆衛生の向上を進めるため、公共下水道の普及と適切な維持管理が必要不可欠であることから、公共下水道の普及促進に向け、今後も効率的に整備を進め、下水道ストックマネジメント計画に基づく下水道施設の老朽化対策も実施してまいります。 「人々が集まり、市民が住み続けたくなるまちづくり」  橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標である「橿原市への新たな人の流れを増やす」を実現するため、本市に縁や愛着のある子育て世代の方々や首都圏居住の奈良ファンの方の本市への移住に向け、様々な取組を行っております。  これまでの本市における移住・定住促進事業の主な取組として、移住希望者の相談に対応する相談窓口の開設、東京や大阪などの大都市圏での移住イベントへの参加、移住促進取組のPR、市内在住の親世代との同居又は近居を目的に住宅を取得する市外の方々を対象とした住宅取得費用の一部助成を実施してまいりました。  今年度は、移住・定住サポートネットワークを構築し、このネットワークを中心とした移住施策の取組についての中長期的な事業展開について検討を行い、今後も移住・定住者の増加に努めてまいります。  次に、かしはら万葉ホールにつきましては、経年劣化による施設の改修を行い、文化施設として維持するため、空調機器及び外壁タイルの更新工事を実施いたします。  工事実施に伴うホール内の施設利用についてですが、貸館は令和2年10月から令和3年6月までの9か月間、図書館及びこども科学館については、令和2年12月から令和3年3月までの4か月間、ご利用になれません。  利用者におかれましては、ご不便をおかけすることになりますが、ご理解のほどよろしくお願いします。  次に、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録に向けた機運を高めるため、各種イベント等で配布する啓発グッズの充実を図るとともに、今年度は新たに東京駅でのデジタルサイネージによるPRを行います。  そして、奈良県・橿原市・桜井市・明日香村からなる世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会では、文化審議会の意見を受けて推薦書素案を完成させ、令和4年には文化庁に正式提出の予定となっております。  最後に、「飛鳥川流域」に位置する橿原市・田原本・三宅・高取・明日香村の5つの市町村が中心となって「飛鳥ナンバー協議会」を設立し、地域の知名度の向上、地域振興、観光振興などへの効果が期待される、地方版図柄入りナンバープレート「飛鳥」の導入に向け、これまで取り組んでまいりました。  そして、いよいよ今年の5月から、この飛鳥ナンバーが交付されることに伴い、庁用車への導入を進めてまいります。 「市民とともにつくる信頼されるまちづくり」  本市の経済活性化や市税等の増収を図るため、地域の課題解決やまちづくりへの貢献といった視点から公有地における土地利用の方向性を検討する公有地活用プラン策定業務を行います。市内のまとまった公有地に対し、貸付や売却などの具体策を検討し、早期の実現を目指してまいります。  また、土地開発公社の経営健全化に向けた取組として、計画的に公社の保有する土地の買戻しを行ってまいります。買戻し後は、先程の公有地と同様に、売却等を行い、本市の財政健全化も進めてまいります。  市税をはじめとするその他公共料金の収納対策としましては、平成28年1月から開始したコンビニ収納に続き、今年4月からはスマホ収納を導入し、引き続き市民の利便性や市税等の収納率向上を目指してまいります。  平成30年度決算における主な財政指標は、公債費の割合や自治体の収入に対する負債返済の割合を表す「実質公債費比率」が6.9%となり、平成29年度決算より0.7ポイントの改善、財政の健全度を図る指標であります「将来負担比率」は55.0%となりこれは昨年度より7.8ポイント改善しております。  しかしながら、依然として本市の財政状況は、地方交付税等の依存財源が占める割合が大きく、厳しい状況に変わりはありません。引き続き、市税をはじめとする自主財源の確保に努め、エビデンス(根拠)に基づく歳出の見直しを行いまして、健全な財政運営を進めてまいります。  以上、述べました方針に基づく重点施策・主要施策を遂行するため、予算編成を行った結果、令和2年度当初予算は、一般会計434億7,000万円、特別会計278億8,370万円、公営企業会計94億6,856万円、公社会計43億1,663万3千円、総額では851億3,889万3千円となりました。一般会計を前年度の当初予算と比較いたしますと、9億1,000万円、2.1%の増となっています。  厳しい財政状況ではありますが、未来を担う子どもたちにとって、そして市民の皆さまにとって橿原市が住み良いまちとなるよう、チーム一丸となって市政運営に取り組んでいく所存であります。  市民の皆さま、議会の皆さまのご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、私の令和2年度施政方針といたします。  ご清聴ありがとうございました。 4: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって令和2年度の施政方針演説を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第2 議第2号 橿原市個人番号の利用に関する条例の一部改正について 5: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第2、議第2号、橿原市個人番号の利用に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 6: ◯市長亀田忠彦君) 議第2号、橿原市個人番号の利用に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、一般不妊治療費の助成事務に加え、不育治療費の助成事務においても個人番号を利用するため、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 7: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 8: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第3 議第3号 橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員            会条例の一部改正について 9: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第3、議第3号、橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 10: ◯市長亀田忠彦君) 議第3号、橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部改正により、関係条例を整備するものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 11: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 12: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第4 議第4号 橿原市監査委員に関する条例の一部改正について 13: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第4、議第4号、橿原市監査委員に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 14: ◯市長亀田忠彦君) 議第4号、橿原市監査委員に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、地方自治法の一部改正により、所要の規定の整理を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 15: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 16: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第5 議第5号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う            関係条例の整備に関する条例の一部改正について 17: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第5、議第5号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 18: ◯市長亀田忠彦君) 議第5号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、会計年度任用職員の服務の宣誓について規定し、公務災害補償に係る補償基礎額等について、所要の規定の整備を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 19: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 20: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第6 議第6号 橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の            一部改正について 21: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第6、議第6号、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 22: ◯市長亀田忠彦君) 議第6号、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、橿原市農業委員会の委員及び橿原市農地利用最適化推進委員の報酬について、農地利用の最適化の推進に係る能率給を新たに定めるとともに、基本給の見直しを行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 23: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 24: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第7 議第7号 橿原市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例及            び橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 25: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第7、議第7号、橿原市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例及び橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 26: ◯市長亀田忠彦君) 議第7号、橿原市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例及び橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、国家公務員の給与水準及び本市の厳しい財政状況を踏まえ、令和2年4月から令和4年3月までの間、管理職の職員に支給する給料月額を暫定的に減額する措置を講ずるものでございます。  主な内容といたしましては、部長級の職員を5%、課長級の職員を4%、課長補佐級の職員を3%、それぞれ給料月額から減額するものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 27: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 28: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第8 議第8号 橿原市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について 29: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第8、議第8号、橿原市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 30: ◯市長亀田忠彦君) 議第8号、橿原市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、執行機関の附属機関として、橿原市予防接種検討委員会を設置するため、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 31: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 32: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第9 議第9号 橿原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部改正について 33: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第9、議第9号、橿原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 34: ◯市長亀田忠彦君) 議第9号、橿原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、児童福祉法の一部改正により、放課後児童指導員の資格要件に係る経過措置期間について、3年間延長し、令和5年3月31日までとするものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 35: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 36: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       日程第10 議第10号 橿原市印鑑条例の一部改正について 37: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第10、議第10号、橿原市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 38: ◯市長亀田忠彦君) 議第10号、橿原市印鑑条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の制定等により、印鑑の登録の資格等について所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 39: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 40: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      日程第11 議第11号 橿原市営住宅条例の一部改正について 41: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第11、議第11号、橿原市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 42: ◯市長亀田忠彦君) 議第11号、橿原市営住宅条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、民法の一部改正及び日高山団地建替事業の実施により、所要の改正を行うものでございます。  内容といたしましては、明け渡し請求を行ったときに徴収する額の利率を年5%の割合から法定利率へ改め、日高山団地の所在地に飛騨を加えるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 43: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 44: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第12 議第12号 橿原市道路占用料に関する条例等の一部改正について 45: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第12、議第12号、橿原市道路占用料に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 46: ◯市長亀田忠彦君) 議第12号、橿原市道路占用料に関する条例等の一部改正についてでございます。  本件につきましては、道路法施行例の一部改正により、道路占用料等の見直しが行われたほか、橿原市税外債権管理条例の制定により、延滞金計算の規定が整備されたため、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 47: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 48: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第13 議第13号 橿原市上水道給水条例の一部改正について 49: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第13、議第13号、橿原市上水道給水条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 50: ◯市長亀田忠彦君) 議第13号、橿原市上水道給水条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、水道料金等の債権の放棄について、その事由を橿原市税外債権管理条例に定めるものに統一するため、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 51: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 52: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    日程第14 議第14号 訴えの提起について(損害賠償金等支払請求) 53: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第14、議第14号、訴えの提起について(損害賠償金等支払請求)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 54: ◯市長亀田忠彦君) 議第14号、訴えの提起についてでございます。  本件につきましては、駐車場での物損事故による損害賠償金等を滞納している者に対し、損害賠償金等の支払いを求めるため、訴えの提起について、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 55: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 56: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第15 議第15号 権利の放棄について(生活保護法第76条の2第三者行為求              償金) 57: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第15、議第15号、権利の放棄について(生活保護法第76条の2第三者行為求償金)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 58: ◯市長亀田忠彦君) 議第15号、権利の放棄についてでございます。  本件につきましては、債務者が免責された生活保護法第76条の2第三者行為求償金に係る金銭債権の権利の放棄について、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 59: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 60: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第16 議第16号 権利の放棄について(生活保護法第78条徴収金) 61: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第16、議第16号、権利の放棄について(生活保護法第78条徴収金)を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 62: ◯市長亀田忠彦君) 議第16号、権利の放棄についてでございます。  本件につきましては、債務者が死亡した生活保護法第78条徴収金に係る金銭債権の権利の放棄について、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 63: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 64: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第17 議第17号 令和元年度橿原市一般会計補正予算(第4号)について        議第18号 令和元年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)              について        議第19号 令和元年度橿原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)              について        議第20号 令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ
                 いて 65: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第17、議第17号から議第20号までの令和元年度補正予算に係る議案4件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 66: ◯市長亀田忠彦君) 議第17号から議第20号までの4議案につきましては、一括して提案説明をさせていただきます。  まず、議第17号、令和元年度橿原市一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額13億1,787万円の増額補正のほか、繰越明許費、地方債の補正をいたしております。  歳出の主な内容といたしましては、職員の退職に伴う人件費の増額のほか、税外収入等償還金、障害者自立支援事業費、教育総務管理費、小・中学校施設整備費などの増額をいたしております。  これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金、繰入金、市債などを追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第18号、令和元年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額50万8,000円の増額補正をいたしております。  その内容といたしましては、その他償還金の増額をしております。  これに見合う歳入といたしましては、繰越金を追加して、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第19号、令和元年度橿原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額992万1,000円の増額補正をいたしております。  その内容といたしましては、後期高齢者医療事業費の増額をしております。  これに見合う歳入といたしましては、後期高齢者医療保険料、繰入金を追加して、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  最後に、議第20号、令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額2億2,292万5,000円の増額補正をいたしております。  その内容といたしましては、介護サービス等諸費、償還金及び還付加算金を増額しております。  これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金、支払基金交付金、繰入金などを追加して、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 67: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。  質疑は議案番号等を述べられてからお願いいたします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 68: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。本4件については、11人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69: ◯議長槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本4件については、11人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置された予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、大北かずすけ君、成谷文彦君、谷井 宰君、竹森 衛君、高橋圭一君、佐藤太郎君、たけだやすひこ君、原山大亮君、うすい卓也君、松尾高英君、奥田英人君、以上11人の諸君を指名いたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、本会議休憩中に予算特別委員会を招集しますので、委員会室にご参集願います。  それでは、暫時休憩いたします。               午前10時52分 休憩              ─────────────               午前11時02分 再開 70: ◯議長槇尾幸雄君) 休憩中の本会議を再開いたします。  予算特別委員会の正副委員長の互選を行いました結果、委員長に佐藤太郎君、副委員長に成谷文彦君が互選されましたので、ご報告申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第18 議第21号 令和2年度橿原市一般会計予算について        議第22号 令和2年度橿原市国民健康保険特別会計予算について        議第23号 令和2年度橿原市後期高齢者医療特別会計予算について        議第24号 令和2年度橿原市介護保険特別会計予算について        議第25号 令和2年度橿原市共有財産処分特別会計予算について        議第26号 令和2年度橿原市上水道事業会計予算について        議第27号 令和2年度橿原市下水道事業会計予算について 71: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第18、議第21号から議第27号までの令和2年度当初予算7件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 72: ◯市長亀田忠彦君) 議第21号から議第27号までの令和2年度当初予算について、一括して提案説明をいたします。  まず、議第21号、令和2年度橿原市一般会計予算についてご説明を申し上げます。  予算総額は434億7,000万円で、前年度と対比いたしますと9億1,000万円、2.1%の増となっております。  増額の主な要因といたしましては、中央公民館本館及び分館の移設に伴う旧水道局庁舎の改修工事に要する経費や、万葉ホールの改修工事に要する経費、四条団地の住みかえ及び旧日高山団地の解体に要する経費、小・中学校教員のための校務支援システム構築に要する経費などでございます。  歳出の主な内容を性質別経費で申し上げますと、人件費については、85億6,994万9,000円で、会計年度任用職員制度の開始に伴い、前年度まで臨時職員等の賃金を物件費に計上しておりましたものが、人件費として計上することとなりましたので、前年度に比べ13億8,823万9,000円、19.3%の増となっております。  扶助費につきましては、112億7,457万3,000円で、障がい者自立支援事業費、私立幼稚園運営補助事業費、私立保育園措置費などが増加となるため、前年度に比べ3億5,703万7,000円、3.3%の増となっております。  また、公債費は35億5,069万1,000円で、前年度に比べ2億937万円、5.6%の減となっております。  普通建設事業費につきましては、41億3,552万2,000円を計上いたしております。  その主な事業といたしましては、本庁舎整備費、文化ホール施設整備事業費、市立公民館整備事業費、道路新設改良事業費、市営住宅等整備事業費、史跡等保存整備事業費などを計上しており、前年度に比べ10億954万9,000円、32.3%の増となっております。  その他の経費につきましては、物件費で66億5,134万円の計上となり、先ほども述べましたとおり、会計年度任用職員制度の開始に伴い、それらに要する経費を人件費に計上することとなりましたので、前年度に比べ13億9,342万9,000円、17.3%の減となっております。  また、維持補修費では、3億7,924万1,000円の計上となり、前年度に比べ3,614万6,000円、8.7%の減となっております。  補助費等につきましては、前年度に計上しておりましたプレミアム付商品券事業がなくなったことに伴いまして、39億2,041万2,000円の計上となり、前年度に比べ6億1,798万5,000円、13.6%の減となっております。  積立金につきましては1億7,884万4,000円、貸付金は8億7,729万5,000円を計上いたしております。  繰出金では、介護保険特別会計などへの繰出金で39億2,213万3,000円、また、予備費では1,000万円を計上いたしております。  次に、これに見合う歳入といたしましては、まず、市税につきましては160億6,726万2,000円の計上となり、令和2年度は、常用雇用の労働者の比率が高い水準を示すなど雇用情勢が安定していること、軽四輪車の登録台数が増加傾向にあることなどの影響から増額を見込んでおり、前年度に比べ1億1,975万9,000円、0.8%の増額を見込んでおります。  地方交付税につきましては、61億3,420万円で、前年度に比べ1億2,070万円、1.9%の減となっております。  市債につきましては、道路整備事業債、中央公民館整備事業債などで32億6,980万円を計上しており、前年度に比べ7億6,290万円、30.4%の増となっております。  その他の収入につきましては、事業執行に必要な収入額を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第22号、令和2年度橿原市国民健康保険特別会計予算の概要についてご説明を申し上げます。  予算総額は125億2,700万円で、前年度に比べ3,190万円、0.3%の増となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、保険給付費で91億7,688万9,000円、国民健康保険事業費納付金で30億967万3,000円、保健事業費で1億1,378万5,000円を計上いたしており、メタボリック対策として、医療保険者による特定健康診査、特定保健指導を実施し、医療費の抑制に努めております。  これに見合う歳入といたしましては、国民健康保険税などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第23号、令和2年度橿原市後期高齢者医療特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は18億7,740万円で、前年度に比べ1億4,420万円、8.3%の増となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、まず、総務費では、申請、届け出等の受け付けに関する費用、保険料の徴収に関する費用及び健診事業に関する費用などで7,916万4,000円を計上しております。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金で17億9,543万円を計上しております。  これに見合う歳入といたしましては、後期高齢者医療保険料などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  続きまして、議第24号、令和2年度橿原市介護保険特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は87億1,730万円で、前年度に比べ5億150万円、6.1%の増となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、まず、総務費では、要介護認定に関する費用、介護保険料の賦課徴収に関する費用などで2億5,968万2,000円を計上いたしております。  次に、保険給付費では、被保険者が介護保険対象サービスを利用した場合の保険給付分の費用などとして79億5,203万8,000円を計上いたしております。  また、地域支援事業費では、介護予防・日常生活支援総合事業費など4億9,031万1,000円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、介護保険料や介護給付費準備基金繰入金などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第25号、令和2年度橿原市共有財産処分特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は47億6,200万円で、前年度に比べ4,900万円、1.0%の減となっております。  この会計では、市内各の共有財産処分経費を計上したもので、各公共施設整備事業交付金などを計上いたしております。  次に、議第26号、令和2年度橿原市上水道事業会計予算の概要についてご説明申し上げます。  まず、第2条の業務の予定量といたしましては、給水戸数は令和2年度末で4万9,780戸、年間総給水量では1,332万9,000立方メートルを予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入では総額で33億1,308万8,000円、収益的支出では総額30億300万3,000円を計上いたしており、消費税込みの収益的収支は3億1,008万5,000円の純利益となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は総額12億175万円、資本的収入は総額1億3,254万2,000円でございますので、不足する10億6,920万8,000円は、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填することとしております。  最後に、議第27号、令和2年度橿原市下水道事業会計予算の概要についてご説明申し上げます。  まず、第2条の業務の予定量といたしましては、水洗化人口は令和2年度末で8万6,513人、年間総有収水量では1,043万9,000立方メートルを予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入では総額で31億2,742万3,000円、収益的支出で総額27億6,933万6,000円を計上いたしており、消費税込みの収益的収支は3億5,808万7,000円の純利益となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は総額24億9,447万1,000円、資本的収入は総額11億6,022万円でございますので、不足する13億3,425万1,000円は、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金等で補填することといたしております。  詳細につきましては、予算説明書及び予算の概要をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 73: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。  質疑は議案番号等を述べてからお願いいたします。  それでは、質疑はありませんか。奥田 寛君。              (5番 奥田 寛君 登壇)
    74: ◯5番(奥田 寛君) 5番、奥田 寛です。  予算委員会に入らせてもらっていませんので、1点だけ、臨時財政対策債の関係について絞って質問させていただきます。議案番号で申し上げますと、議第21号の令和2年度橿原市一般会計予算でございます。  予算説明書におきまして、232ページと233ページにまたがって、地方債の前前年度末における現在高並びに云々の、いわゆる市債の発行残高云々の話が書いてございます。この普通債の(9)の臨時財政対策債のところを見させていただきますと、いわゆる債権の現在高というものが200億円ぐらいありますよと。今年度中に14億4,760万円ぐらい新たに借りる見込みでございますと。今年度、元金の償還として14億9,779万8,000円ぐらいをお返ししますと、そういう予定だということが書いてあるわけですね。  14億借りて14億返すのですが、14億9,700万ということは、返す額が借りる額をついに上回ったんですね。借りた金を全部宛てがって返しても足りないということなんですね。地方交付税なり、市税の収入なり、別途の収入に当たっているものを使って金を返さなくては足りないという年度になってきたということなんですね。  基本的に20年債ですから、金を返すとしても、大体今までは借りている金額のほうが多かったはずなんですよ。借りている金額のほうが返す金額より多かったはずなんですが、今年度以降は、恐らく、いわゆる20年償還のローンの10何年目というところに差しかかってきたら、返す金額のほうが多い時代に入ってきたということなんですよね。  そこでお伺いするわけですけれども、こちらは予算の概要の資料になります。              (予算の概要を壇上より示す)  こちらに債権の棒グラフが出ております。一般会計の市債残高及び公債費の推移という5ページのグラフ。この中で黒いバーに当たる部分は、いろいろ書いていますが、大ざっぱに臨財債であるということですね。この臨財債というのは、制度を続ける限り絶対減らない金額やと私は思っているんですね。減らすことが不可能に近い。この臨財債の返還にこれから橿原市は苦しんでいくことになる可能性があるわけなんですけれどもね。  まず、総務部長、よろしいですか。臨財債をこれから減らしていくことはできますか、できませんか。まずそれが1点目。  その臨財債を減らすところの責任というのは、市にあるのか、国にあるのか、どっちでしょう。それが2点目。  地方交付税と同じように国が全部、全額自動的に措置してくれるはずやから市は一切気負わなくていいはずやねんというところの、市の責任なんかございませんという話をされるのか、それとも、いや、市も頑張らないとあきませんねんと。借りている金よりも返す金額のほうが多くなったら、市は努力せんとあかん部分が出てくるんですと、そういう話になってくるのか、そこをちょっと明確に、どういうお気持ちでおられるのか教えていただきたいですね。  ついでに言いますと、今年度許されておりますところの、臨財債をこれだけ借りてもいいよというところの14億円の数字、これは償還に充てる分の、いわゆる臨財債を返さんとあかんというところの金額の借りかえの分というのが何ぼぐらいの金額が入っているか、それは見込みがつきますか。計算上は、基準財政需要額の収入額と支出額のはざまが地方交付税に当たってくるわけですから、その金額をはじいた上で地方交付税を引いたら、残りが単年度分の足らずまいですから、それだけが臨時財政対策債に当たるはずです。その金額に対して、その金額プラス、臨財債の償還に充てるほかの年度の金額というのが上積みされているかどうかという計算になってくるわけですが、そこの見込みがあるようでしたらちょっと教えていただきたい。  いろいろあるんですけれども、1回目はここまでにさせていただきます。 75: ◯議長槇尾幸雄君) 総務部長。              (説明員 中西孝和君 登壇) 76: ◯総務部長(中西孝和君) 総務部長の中西でございます。5番、奥田 寛議員からご質問をいただきましたので、答弁したいと思います。  まず、地方自治に携わる者として、国の責務がいかがかというご質問をいただきましたが、なかなか国に対してどう考えているかということを直接ご答弁するにははばかられる部分がございますが、私の私見ではございますが、税の再配分につきましては、本来、国の責務であるというふうに考えております。  今ご質問いただきました臨時財政対策債につきましても、本来は地方交付税の一部であるべきというふうに考えています。交付税で措置されれば、このような形で財源を調整する必要はもちろんないわけでございますが、国の制度として、交付税で賄えない分につきましては起債をせよということになっておりますので、地方財政を支える上で多くの地方自治体がそうであるように、橿原市につきましても、この臨時財政対策債を借りずに発行可能額を満たす、発行しないで市財政を回すことは大変難しいというふうに考えておりますので、今後、臨財債の借り入れの額を減少できるのかというご質問に対しましては、できる限り、可能であれば抑制はしたいとは思いますが、現実問題として、それが可能かと言われれば、大変厳しいのが今の情勢というふうに判断しています。  国の責務については先ほど冒頭申し上げましたが、でき得ることであれば、交付税で措置していただくのが望ましいというふうには考えています。  3点目の実際の借り入れと、それに対して交付税措置されることについてのご質問かと存じますが、基準財政需要額の中には、償還した分につきましては算入、計算されているというふうに考えています。  以上でございます。 77: ◯議長槇尾幸雄君) 奥田 寛君。              (5番 奥田 寛君 登壇) 78: ◯5番(奥田 寛君) 5番、奥田 寛です。  答弁漏れのような気がするんですが、もう答弁してもらえないんですかね。単年度分の臨財債の中に他年度の臨財債の借りかえの償還払いに当たる部分はどれぐらい入っていると思いますかということを質問しているんですが、それは計算自体やる気ないんですか。だから、理論上、計算できるものなのか、できないものなのか、それぐらい教えてもらっていいですか。  さっきも言いましたが、基準財政需要額と収入額の差が地方交付税なわけでしょう。だから、その地方交付税の金額から今入っている地方交付税の金額を引いたら、残りが臨財債の金額、単年度の足らずまいということになるわけでしょう。実際、臨財債をこれだけ発行していいよと言ってきた金額から単年度の足らずまい分を引いたら、残りがほかの年度の臨財債の償還額の上積み分ということになるのかなと思ったんですが、違いますか。その分の金額も初めから基準財政需要額とかに入っていたらわからないですか。  どっちにしろ、この臨財債の部分は私自身も勉強し始めたところで、理屈のよくわからない部分がたくさんあるんですよ。単年度単年度の全部起債を起こした金額の一覧表、それから、償還を毎年毎年やってきた金額の一覧表、大ざっぱに、残高が最後200億になるというのはここに書いてありますが、実際、今まで起こした金額は何ぼか書いていませんよね。大体400億ぐらいですかね。200億ぐらい返してきたんですかね。その辺も、こんな一部分だけ切り取ったような資料だったらわからないんですよ。ほかの書類の中に出ているのやったら教えていただいたらいいですけれども、総額が一目でわかるようにご教示いただけるとありがたいなと思っております。それはまた予算委員会の中で資料が出てくるのやったらそれに期待しますし、予算委員会の中で誰も要求されなかったらまた本会議の中で僕がもう1回最終日にでも要求させてもらいますけど、そういう資料は根本的に予算審議の上で最も必要やと思っていますから、よろしくお願いします。  もう1つ、中西部長がおっしゃったように、この臨財債は減らないですよね。減らないけど、これは全部国の責任ですよね。そういう見込みでよろしいですか。  ちょっと勉強している間にほかのまちの事例を見たんですよ。ほかのまちでは、例えば地方交付税だけじゃなくて、臨財債の償還に当たる部分の金額も地方交付税と同じように、言うたら現金収入みたいな形で入れていて、臨財債の発行を新たにしてくださいみたいなことは言われていないまちもあるみたいなんですね。逆に言ったら、うちみたいに臨財債の償還に当たる部分も臨財債で発行した上で、ほかの地方交付税が足りない部分を臨財債でさらに発行してという形で、臨財債が雪だるま式に、国のほうで禁じられていますところの、赤字を帳消しにするための借金の繰り返しということになるわけですが、それをやらざるを得ないようになっておるわけですよ。いろんなまちごとに制度が違うというのは根本的におかしいですから、理屈を言ってしゃあないですけど、臨財債は全部地方交付税やとみなしてくれと、全部国から宛てがわれたやつを自動的に計算してやっているだけですという話やったらそれでいいじゃないですか。市の責任は一切ないから予算委員会の中で議論する必要もあらへんという話になってくるわけじゃないですか。「国側の措置を全部ただただ黙って遂行してございます。地方交付税のつもりで扱っております」と言い切るのやったらそういう話でしょう。それやったらそれで、はっきりそういうふうに言っておいてもらったほうがこっちは楽なんですよ。市にも、足らずの部分を返さんとあかんと思って、焦って努力せんとあかんのかどうかという部分が明確になってくるわけですから。  そこの部分の考え方を一遍ばしっと示していただけたらなということで、2回目を終わっておきます。 79: ◯議長槇尾幸雄君) 総務部長。              (説明員 中西孝和君 登壇) 80: ◯総務部長(中西孝和君) 総務部長の中西でございます。5番、奥田 寛議員のご質問に引き続き答弁したいと思います。  奥田 寛議員お述べの起債の借り入れ、歳入としての借り入れのお話と、歳出としての償還部分のお話と、恐らく混同されている部分もあろうかと思います。複雑な事務になりますので、情報としてはもう少し丁寧に発信されたいというご要望というふうに受けとめましたので、それについては検討したいというふうに考えております。  あと、国の責務ということで言い切ることが可能かということを重ねてご質問いただきました。冒頭、先ほど私が答弁いたしましたが、本来は交付税措置されるべきものでございますので、願わくば交付税でいただきたいと。ただ、臨時財政対策債という形をとられておりますので、それに頼らざるを得ないのが現状ということではございます。ただ、あくまでも借金であるという位置づけに理論上はされておりますので、本市の姿勢といたしましては、やはり、借金は少ないにこしたことはないというふうに捉えておりますので、抑制できるならば抑制したい。これまでも予算・決算の委員会の中で多くの議員さんのほうからもご指摘を賜っております。あくまでも借金という認識を忘れないで、借入額の縮減については努めるべきというのはごもっともなご意見でもございますし、そのように財政運営については努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 81: ◯議長槇尾幸雄君) 奥田 寛君。              (5番 奥田 寛君 登壇) 82: ◯5番(奥田 寛君) 一応、前向きなご答弁、丁寧に説明していきたいとおっしゃっていただいていたので、私が勘違いしているところもあるかもしれませんから、また一から勉強できるように資料を整えていただけたらありがたいですね。  一応、臨財債というのは、数式上これだけの金額というところの理論値と、実際宛てがわれた金額に常にずれが発生する仕組みになっておりますので。先ほど財政に聞いたら、市のほうは意外とうまく立ち回っていて、理論値よりも多少プラスになっているかもしれませんといういい返事でしたけど、その辺もわかるようでしたらあわせて資料の中に組み込んで教えていただけるとありがたいなというふうに思っております。  最終的に、これはどっちかというと政策以上の話になってきますので市長にちょっとお願いしておきますけど、これは、根本的に言ったら、国の地方財政計画において交付金特別会計の中で借金せんとあかんかった部分を、市町村に無理やり当て込まれて、市町村側で借金をさせられているだけの話です。言うたら、赤字を必ず借金しながら返し続けるから、国に任せておいたままでも、これは返すめどが立つわけないんですね。黒になることは絶対あり得ない。最終的に金が減るということはあり得ないんですよ。市の話としてするよりも、国の特別交付金会計の中での赤字がもしも存続していたら、それが雪だるま式に増えていただろうということは間違いなく断言できる話です。これは市町村に押しつけられても困る借金なので、あえて、市長さんは国会議員さんとかとのつながりもあることだと思いますので、国のほうで一遍、20年たったころには何らかの形で引き揚げるような方策を打ってもらわんとあかんと。臨財債の制度というのはこれ以上続けても意味がないと。そういうことを国のほうに話をしていただけるとありがたいなというふうに思っております。  もう詳しくは説明しませんけれども、20年ローンの借金を毎年毎年20年間続けると、20年ちょうどたった瞬間に意味がなくなるということはわかりますよね、借りた金額と返す金額がイコールになっちゃうから。あとは利子だけが増えるだけなので。財政、完全に継続するのが無意味な債権になっていると思いますので、そろそろ見きわめが必要かなというふうに国に申していただけるとありがたいなというふうに思います。  以上で質問とさせていただきます。ありがとうございました。答弁は必要なかったら結構でございます。 83: ◯議長槇尾幸雄君) ほかに。大保君。             (14番 大保由香子君 登壇) 84: ◯14番(大保由香子君) 14番、大保由香子でございます。  多分、予算の全般にかかわってくる内容ではないかなと思っております。新型コロナウイルスの対策について、予算のいろんな場所に盛り込んでいただいていると思うんですけれども、国からの要請ということで、橿原市でも2日から各小学校・中学校が休校の措置をとられました。全国では、国からの要請を受けて休校にされているところもあれば、市長さんのリーダーシップで、それぞれのまちに合った独自の施策というのをやっておられる市もこの何日間かの間でたくさん出てまいりました。そんな中で、橿原市での今現在の現状を市長さんのほうからお答えいただきたいなというふうに思っております。また、先ほど施政方針の前にも亀田市長さんの思いを発信してくださったので、それも踏まえてお答えをいただきたいなと思います。それが1点と。  先日の全協ですかね、「対策会議は十分に行っております」ということでお答えをいただいておりますけれども、対策本部は、いつの、どのタイミングで立ち上げられるのかもあわせてお答えいただきますようによろしくお願いいたします。 85: ◯議長槇尾幸雄君) 生活安全部長。              (説明員 立満浩君 登壇) 86: ◯生活安全部長(立満浩君) 危機管理監、立でございます。ただいまの大保議員のご質問の中で、コロナウイルスに関する対策の体制ということでご質問でございます。  今現在、対策会議という形でさまざまな対策を進めているところでございます。  そして、対策本部というものがあります。これの設置については、そもそもコロナウイルス対策について事前の取り決めというのはもちろんございません。防災計画でありましたり、新型インフルエンザ対策計画であったりと、こういったものを準用しているということでございます。  そういったことから、当初、奈良県で発生しましたけれども、その後、改善をしたということで、次のタイミングとしては、次に県内で感染者が発生した場合、本部を立ち上げることになるのかなというように考えております。  以上です。 87: ◯議長槇尾幸雄君) 市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 88: ◯市長亀田忠彦君) ご質問、ありがとうございます。  先ほど冒頭にも申し上げたように、このコロナウイルス、感染の拡大がなかなかとまらないという現状を見た上で、繰り返しになりますけれども、高等学校とか特別支援学校は県のほうで対応されていると思うんですけれども、橿原市におきましては、3月2日から市内の小中学校で休校という措置をとらせていただきました。  大保先生おっしゃるように、いろいろな対策、その後、例えば、基本的には自宅で経過観察をしながら自宅保育、自宅教育をお願いしますということで、これはお願いベースにはなるんですけれども、まずはお願いをさせていただきました。当然その措置をとるに当たっては、例えば、お父さん・お母さんが医療従事者であったりとか、あるいはいろんなご事情でお子さんを一人で自宅に留守番をさせることができない、いろんなパターンが出てくるだろうという、そんな予測をしながら、まずは感染拡大を防止するために、一旦、小中学校の休校を決めさせていただいて、その後、間髪入れずにそういった個別のいろんな課題を抱えておられる保護者の方の要請につきましては、個別にしっかりと対応していくという方針で進んでおります。  その中で、例えば学童であったりとか、基本的には学童保育は登録をされている方しか利用できないということにはなっておりますけれども、今回特別に、登録をされていない方にも一部拡大をして、さらには、学童保育の場所が大変狭くて、そんなところに子どもを、密集した中に入れておくのは、これも逆に危険じゃないのかというご指摘もありましたので、これも学校のほうとも協力をして、教室をあけていただいて、学童保育で預かるにしても、適度なスペースをきちっと確保ができるようにという対策、そんなところも柔軟に対応できるようにとらせていただいております。  ほかの市町村と比べてということで比較をされるんですけれども、橿原市におきましても、できるだけ感染拡大を防止するために、先手先手でまず対策を打っているところではございます。ただ、議員ご指摘のように、こういった取り組みもあるんじゃないかとか、あるいは、こういった方法のほうがより保護者の方に優しい対策なんじゃないかとかというご指摘があれば、これは私たち理事者側と議会の先生方と協働していろんな制度をつくっていかないといけないということは考えておりますので、今後も、このコロナウイルス対策、今の状況が変わらずにおさまれば非常にいいんですけれども、また、先ほど危機管理監も申し上げたように、状況が変わってくれば、またいろんな対応のとり方が違ってくると。とりあえず今すべきことをできるだけ最大限努力をさせていただいて、対策を練っていきたいと、そんなふうに考えております。繰り返しになりますけれども、いろんなご指摘があれば、どんどん申し入れていただいて、さらに改善をしていきたいというふうには思っております。  なお、今は特に子どもの件について申し上げてきましたけれども、どちらかといえば、やっぱり体力的に弱いお子さんであったりとか高齢者の皆様方の対策も必要ですので、高齢者の方が集まるような施設、あるいはいろんな各種事業、これもできるだけ自粛をしていただくようにということで申し入れも随時させていただいておりますし、橿原市内各地域の団体あるいはグループの皆様方にも大変ご負担をかけておりますけれども、非常にご協力をいただいておると。いろんな行事もできるだけ自粛をして、感染防止につなげていただくように努力をしていただいているという状況でございます。  その中で、例えばスポーツジムであったりとかするところも段階的に休館ということにもさせていただきたいというふうに思っておりますし、やわらぎの郷である、ああいう施設も休館とさせていただいておりますし、特に子どもからお年寄りの皆様方、特に感染すると死亡につながるような体力的に弱い方々への対応を早急に進めながら、ただ、働く世代の皆さん方もなかなか働くことを完全にやめるわけにはいきませんので、そういったところもしっかりと対策を練りながら、皆さんが安心してこのコロナウイルス対策に取り組んでいただけるように引き続き努力をしていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 89: ◯議長槇尾幸雄君) 大保君。             (14番 大保由香子君 登壇) 90: ◯14番(大保由香子君) 14番、大保由香子でございます。  今、市長さんからも、あらゆる世代に対する対策として、いろんなことをしていただいていることをお聞きさせていただき、うれしく思っております。  今聞かせていただいた中で、今、一番重要なことというのは、現場を知るということかなというふうに思いました。学校を休んでいる子どもたちの今の現状、学童に行っている子どもたち、また、おうちで過ごしている子どもたち、幼稚園、保育園のお子さんたちもそうです。そして、その子どもたちを持つ親御さんの今の状況が、とにかく現場でどういう声があるのかというのをやっぱりタイムリーで拾っていかなければいけないなというふうに改めて思わせていただいております。  本日、開会の前に議員有志で市長さんのほうに要望書を出させていただきました。不安を抱えている保護者や子どもたちに寄り添った橿原市独自の新型コロナウイルス対策を早急に求める要望書というものを、有志、議員が集まりまして、市長さんのところにお届けさせていただきました。  それもなんですけれども、本当に市内の現場でこんな声がある。恐らく市長さんも直接市民の方々からいろんな声を聞いていただいていると思います。私たち議員も、市内、もちろんいろんな場所を、今、視察させていただいた中で聞く声というのもたくさんあります。だからこそ、本当に早急に、「国はこう言っているけど、橿原市はこういう状況やから、橿原市として、俺が全責任をとってやるから、みんな子どものためにこれをやってくれ。お年寄りのためにこれをやってくれ」というリーダーシップを亀田市長には存分に発揮していただきたいなというふうに思っております。  そして、朝から出させていただきました要望書を読んでいただいたと思うんですけれども、それに対してのご見解を一言お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「内容を知らないです」と佐藤君呼ぶ)(「要望書の内容を僕らは知らんのですけど、それはいいんですか。全然、何を書いたか、何しているのか、何も知らんのですけど。何を答えるのかもわからない。正式に受理されて、議会を通っておるのやったらそれは答弁したらいいと思うけど」と原山君呼ぶ) 91: ◯議長槇尾幸雄君) いや、通っていない。通っていない。(「それは答弁する必要あるんですか」と原山君呼ぶ) 92: ◯14番(大保由香子君) 一部有志で出させてもらったんです。それを市長さんのところに持っていかせてもらって。(「それやったら、僕らに内容ぐらい見せてもらっておいてからでもいいのと違いますか」と原山君呼ぶ) 93: ◯議長槇尾幸雄君) そしたら、ちょっと……。 94: ◯市長亀田忠彦君) 要望書以外のことだけ答えてよろしいでしょうか。 95: ◯議長槇尾幸雄君) そうやな。要望書関係なしに。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 96: ◯市長亀田忠彦君) そしたら、そういうご指摘でございますので、議長からの指示で、要望書に関するところ以外のところでご答弁させていただいて、終わらせていただきたいと思います。  おっしゃるとおりで、私のところにもいろんな賛否の声が直接入ってきております。さまざまなご家庭の状況が当然ありますので、一律に「これをお願いします」ということがなかなか難しい現状なのはよくわかっております。先ほど大保先生からもありましたように、とにかく一番大事なことは、感染を拡大させず、私の立場であれば、橿原市を守っていく、橿原市の市民の安全を守っていくというところからすれば、橿原市で何としてでも感染者を出さないというところにつなげていきたいという思いがありますので、より一歩踏み込んだ状態で、確かにご負担を強いているところではありますけれども、先ほどからの繰り返しになるかもしれませんけれども、やっぱり先を見据えた上で、ちょっと厳しいかもしれませんけれども、皆さん方のご協力をお願いしながら、どうしても何とかしてほしいんだというところに対しては柔軟に、あるいは誠意を持って対応していきたいというふうに思っております。  とにかく終息に向けて、引き続きいろんな手だてを講じていきたいと思っておりますので、これも繰り返しになりますけれども、情報、私もしっかりとアンテナを張っておるつもりではございますけれども、皆さん方にも、各地域あるいは各ご支援者の皆様方から聞く声を、できましたらお届けいただければ、最善の策を講じてまいりたいと、そんなふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  以上です。 97: ◯議長槇尾幸雄君) 大保君。             (14番 大保由香子君 登壇) 98: ◯14番(大保由香子君) 14番、大保由香子でございます。  先ほどほかの議員さんからもお声をいただいたんですけど、決して見せないとかそういったものではなくて、あまりにもこの新型コロナウイルスに対して急を要するということで、急遽、仲間内といいますか、ふだんから議論させていただいているグループの中で、出したいから、早急に持っていきたいという思いで出させていただいた……(「要望書を読み上げて」と奥田寛君呼ぶ)  読ませていただきますので。(「市長に要望書を出しただけの話やから、もういい」と細川君呼ぶ)  読ませていただいていいですか。 99: ◯議長槇尾幸雄君) もういい。 100: ◯14番(大保由香子君) 要らないですか。 101: ◯議長槇尾幸雄君) うん。(「やるのやったら、議会のルールの中でちゃんとやる」と成谷君呼ぶ) 102: ◯14番(大保由香子君) 議会として出す分としたらもちろんそうするべきなんですけど、あくまでも個人の思いで。(「だから、今、そこで登壇して質問しているんだから」と成谷君呼ぶ) 103: ◯議長槇尾幸雄君) 大保さん、市長に対しての要望書なので、それはそれでいいじゃないか。それはそれだけにしておこう。 104: ◯14番(大保由香子君) 以上です。お答えいただきまして、ありがとうございました。  失礼いたします。 105: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  本7件は、予算特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 106: ◯議長槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本7件は、予算特別委員会に付託の上、審査することに決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      日程第19 報第1号 令和2年度橿原市土地開発公社事業計画の報告について 107: ◯議長槇尾幸雄君) 日程第19、報第1号、令和2年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてを議題といたします。  報告の朗読を省略いたします。  市長から報告の説明を求めます。市長。              (市長 亀田忠彦君 登壇) 108: ◯市長亀田忠彦君) 報第1号、令和2年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてでございます。  本件につきましては、令和2年2月12日に開催されました橿原市土地開発公社の理事会におきまして、令和2年度の事業計画が議決されましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、ご報告申し上げるものでございます。  よろしくお願いを申し上げます。 109: ◯議長槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 110: ◯議長槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。  報第1号の報告を終わります。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれにて散会し、あす3月5日から3月15日まで本会議を休会とし、3月16日午前10時に再開したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 111: ◯議長槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、3月16日午前10時に再開することに決しました。改めて再開通知はいたしませんからご了承願います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。               午前11時53分 散会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...