10: ●
総務部副
部長兼
人事課長 今
のところ、結論から申しましたら、申しわけございませんが、会計年度任用職員さんも含めた計画というものはございません。先ほど
の定員
管理計画と申します
のは、私ども正規職員
の人数を定めたものでございました。
そして、今
の会計年度任用職員さん
の話なんですが、少し説明が長くなって恐縮なんですけども、人事課
のほうで、現在、お給料
の点につきましては一括
管理をいたしております。平成29年度より一括
管理をいたしておりますが、それまでは本当に各課で全部
管理もしておりました。そのような状態でして、人数につきましても、なかなか全体人数をきちっと把握して計画を立てるということは非常に難しい状態でございました。
今後、会計年度任用職員になりましたら、後で出ますが、パート、フルタイムがございますけども、定員適正化計画かどうかはわかりませんけども、人数
管理、人数
の定員
の管理はやはりやっていかないといけないというふうに考えております。
11: ●
大北かずすけ副
委員長 これから適正
管理をしていただきたいと思います。
もう一度確認させてもらいますが、今回、会計年度任用職員という形、今
の臨職とアルバイトという人がそちら
のほうに移っていくという考え方でよろしいんでしょうか。
ただ、今度、現状
の職員
の分類ですね。正職であったり、特別職であったりとか、今そういう分類で、この職種は何人ですよと。一般職は910名とかいうようなお話がありましたが、全体で比べて今どうなっていますという形
の部分は言えますか。
12: ●
総務部副
部長兼
人事課長 実は、先ほど
の説明では、今現在
のいわゆる非常勤職員さん、これは月額で払わせていただいている職員さんについてでございますが、この方と、臨時職員さん、これは時給で払わせていただいている職員さんなんですけども、この方
の合計を先ほど625名というふうに申し上げましたが、実は今回、今、法
の改正にもなっているんですけども、特別職
の非常勤職員さんというカテゴリー
の方もいらっしゃいます。こちらは、今後、会計年度任用職員に来年度以降移行する予定
の方がおられます。その方々
の人数が、今
のところでございますけれども、およそ90名、89名
の方が今現在いわゆる特別職という、非常勤でもない、臨職でもない立場でおられる職員さんがおられます。これを、来年度以降は、会計年度任用職員に移行していかないといけないということになりますので、この人数は増えることになります。
13: ●
大北かずすけ副
委員長 わかりました。だから、今現在と、それから今後という形でもいいんですけど、橿原市
の職員としてどういう人が今何人いる
のと、トータル何人いるというような形
の部分でどうもわかりにくいんですよ。正職であるとか、一般職であるとか、臨職とか、特別職とか、トータル
の人数が、どのような職種
の方が何人いて、トータル何人になっているかと。それはパートも含めた形で、やっと今、最近つかめるようになったと言われているので、そういう分類ごとで何人いて、トータル何人ですよという、トータル1,500人、1,600人になりますというような形
の部分で、今はこういう分類でこうなりますという
のがわかりますか。ちょっとそれが、全体が見えないんです。
14: ●
総務部副
部長兼
人事課長 先ほど、最初ちょっと答えさせていただいたんですけど、まず大きな考え方といたしまして、いわゆる定員にカウントされます正規職員
の数という大きなカテゴリーがございます。そして、今申し上げています会計年度任用職員さんという大きな分け方がございます。これ
の説明をさせていただきたいと思います。
今、一般職で、まず正規職員についてでございますが、先ほどご質問でお答えさせていただきましたとおり、私ども一般職
の普通
の職員
の合計が882人になります。この中には、市長、副市長になります特別職
の3人、特命監
の5人、保育所
の園長先生でありますとか、いわゆる一般任期付職員さんが25人おられます。そして、法務専門官3名ということで、合計36名
の人数を含めまして、先ほど
の882名ということになってまいります。そこに、次に再任用
の職員さんが今おられます。再任用
の職員さんでフルタイムで来られている方が35名いらっしゃいます。そこに、最後、短時間
の再任用
の方が30名おられます。これを全て合計いたしました人数が947名になります。これがいわゆる正規職員と言われている分でございます。
そして、合計
の人数はあれなんですけども、先ほどおっしゃっていただきました会計年度任用職員につきましては、今、現状
の一般職
の非常勤が475人、臨時職員が150人で、625人になるんですが、そこに先ほど申しました特別職
の方がおられます。この方々が89名ということになります。
15: ●
井ノ上剛委員長
奥田寛委員。
16: ●
奥田寛委員 人件費は幾らですか。正規で把握している900人ぐらい
の方
の人件費は、これは10年前、20年前と比較できますか。非正規扱いになっている方という
のは人事課で掌握していなかったと。去年まではほか
の課に分配していて、ほか
の課で採用になっていたので、人数等を把握していないという話でしたが、今年になってからは人事課で把握しているということは、人事課
のほうで非常勤
の人数、それにかかった人件費を持ってはるわけですよね。それをまず教えてください。
17: ●
井ノ上剛委員長
総務部副
部長兼
人事課長。
18: ●
総務部副
部長兼
人事課長 まず人件費でございます。いわゆる正規職員
の分でお答えさせていただきたいと存じます。
決算書
のほうにも出てまいりますが、市長、議会
の議員さん、そして行政
委員さん等々も含めました分になりますが、平成30年度
の決算額といたしまして、67億5,019万8,000円でございます。平成29年度
の決算は66億8,243万……(「……ぐらい前と比較してくれないとわからんから。そんな1年前とか言われても」と
奥田寛君呼ぶ)
今現在、手元に持っております一番古い年度
の分が平成20年度になりますが、そちら
の分でよろしいでしょうか。(「はい」と
奥田寛君呼ぶ)
平成20年度
の同じ計算、同じ考え方
の数字が、74億1,604万4,000円でございます。(「非常勤は」と
奥田寛君呼ぶ)
非常勤
の分
のお答えをさせていただきます。非常勤
の職員さんと臨時職員さんと合計
の金額を言わせていただきたいと存じます。平成30年度決算でございます。13億1,204万3,657円が平成30年度決算でございます。今、私どもが把握しています一番……、先ほど
の話は平成29年度ということで申し上げましたが、数字そのものはもう少し古い数字までつかんでおります。平成26年度
の決算額といたしまして、9億8,391万6,143円、これが平成26年度でございます。
19: ●
奥田寛委員 非常勤職員さんに関しては、原則、公会計
の職員さんにかえていただくという話
の中で、公会計
の職員さんという
のは、一応正規扱いになるわけですか、ならないわけですか。フルタイマーとパートタイマーで違うわけですか。
20: ●
総務部副
部長兼
人事課長 最初からお話が出ています定員
管理上
のお話をさせていただきましたら、定員
管理の人数には含まれません。ただ、フルタイム
の職員さんにつきましては、例えば退職手当でありますとか、より正規職員に近いお給料が、一部そのような対応をすることになってまいります。ただ、反面、規制等もございまして、地方公務員法
の適用を受けます。あと、懲戒等
の処罰
の対象にもなります。したがいまして、部分的には公務員、一般職と同じような適用を受ける部分もございますし、雇用につきましても、任期も1年更新ということになってございますので、終身雇用ではございません。そのような違いがございます。
21: ●
奥田寛委員 事前に質問を振ってあると思う
のやけどね。1つ
の目安として、例えば公務員
の方という
のは労働三権が制限されておる。団結権、団体交渉権、争議権
のうち、普通、団結権しか持っていない
のが正規
の方。大ざっぱなくくりでね。会計年度職員さん
のうち、フルタイマーはどうも3権
のうち2権が制限された扱いになるんじゃないか、パートタイマーは3権全部持っているという扱いになるんじゃないかということをほか
の自治体
の自治労さんがおっしゃっていたので、そのことを事前に調べてくれと入れさせてもらっているはずです。
もう1回聞きますよ。非常勤
の方という
のは大体正規扱いされるものな
のか、それとも、フルタイマーとパートタイマーでは扱いが違ってくるとみなすべきな
のか、その辺
の線引きを僕は今言った話
の中で見ているので、その点について答えてください。
22: ●
総務部副
部長兼
人事課長 公務員
の労働基本権
の部分でございますが、確認させていただきましたところ、私ども職員と全く同じということでございます。おっしゃいましたように、フルタイム
の会計年度職員さんとパートタイム
の会計年度職員さんで区別することはないということでございます。したがいまして、団結権はございます。団体交渉権は一部ございます。争議権はないということになってございます。
23: ●
奥田寛委員 じゃ、パートタイマー
の方も労働組合に入る資格がある、市職員労組に入る資格がある、大体そういう見方になってきますね。正規扱い
の数字で発表するときには、ほか
の出し方も当然あるでしょうけれども、大体そういう表現になってくるわけですか。労働組合に入っている可能性、資格を持っている人たち、そういう見方でよろしいですか。
24: ●
総務部副
部長兼
人事課長 組合
のほう
の考え方になろうかと存じますので、ちょっとそのあたりは私どもでは何ともお答えさせていただけないと思います。
25: ●
奥田寛委員 ちょっとその返事もどうかと思いますけどね。そしたら、正規
の数字として、非常勤
の方、公会計
の方を全部含めて発表するという理解でよろしいですね。ほか
のまちとずれたりしないですね。
26: ●
総務部副
部長兼
人事課長 今回、この条例
の検討をするに当たりまして、県内
の他市でありますとか、ちょっと調査とかもさせていただきました。そしたら、先ほど
の私ども
の話にもちょっと絡んでくるんですけども、各市によりまして、やはり雇用
の仕方でありますとか、待遇等でありますとか、そのあたりは、やはりそれなりに開きがございます。現状が、私ども公務員、正規職員はほぼ一緒だと思うんですけども、非常勤さん、臨職さんにつきましてはやっぱり違いがございます。したがいまして、人数
の点につきましても、職員
の人数とは必ずしも比例もしていませんし、かなりばらつきがあると存じますので、公表等になったときに大きく人数が違っている現状が出る可能性はあると存じます。
27: ●
奥田寛委員 ずれたら困るから確認しているわけですよ。ずれる可能性があるとか普通に言われても困ります。1つ
の目安として、昔、10年前、20年前からずっと見てきた人件費という数字が、74億だとか67億だとかという数字なわけですよね。今後は財政決算
のときに円を描いて出す数字、人件費という
のは、そこに9億なり13億を足し込んだ83億とか85億だとかという数字で発表していくものと考えてよろしいわけですか。ほか
のまちもそういうふうにするねんなということを聞いている。ほか
のまちと比較できなかったら話にならない。増減も何もわからへんやん。
28: ●
総務部副
部長兼
人事課長 先ほど
の人数
の違いといいます
のは、あくまでも今回
の制度は全国統一
の制度でございますので、このようなカテゴリーといいますか、分野分けは各市によって同じ制度が適用されるものでございます。ただ、人数等につきましては、これまで
の経過がありますので、現状
の人数は大きく違うことになってまいります。
あと、人件費で計上されるかどうかということにつきましては、今
のところはまだ未定ということでございます。
29: ●
井ノ上剛委員長 担当課、
奥田寛委員の質問は、他市と
の比較、数値上、同等
の条件で比較ができないとそれは困ると、そういう質問なんですけど、その点に関して明確に回答してもらえますか。
総務部副
部長。
30: ●
総務部副
部長 先ほどから
奥田寛委員が言われています人件費といいます
のは、決算統計上
の人件費かなと思います。それにつきましては、決算統計
の中で
の要領等が示されておりますので、それに基づきまして、今は全て
の市が同じその要領に基づき算定しておりますので、違いはないものとなっております。
今申しておりました一般職
の非常勤職員であったり、臨時職員につきましては、今
のところ物件費という中で、人件費扱いはしておらないという
のが実情になっております。令和2年度から会計年度任用職員になりますけども、その決算統計
の算定要領等につきましてはまだ示されておりません。総務省
のほうからも今
のところまだ通知はありませんので、どういうふうになるかという
のはまだ未定でありますけども、今後、その統計上
の中では全国的に統一的にその算定
の要領に基づき算定していきますので、特に決算統計上
の中で
のぶれという
のはないものというふうに考えております。
31: ●
井ノ上剛委員長
奥田寛委員、いかがですか。
32: ●
奥田寛委員 そうすると、一応、財政的にはほか
のまちとちゃんと比較ができるように、正規
の人件費だけじゃなくて、今後は非常勤改め会計年度職員さん
の数字も合計した数字を人件費として扱っていくことになるだろうと、大体そういう制度
の改正だというふうに理解させてもらって大丈夫ですかね。
33: ●
総務部副
部長 先ほど申しましたように、まだ算定要領等が出ておりませんので、今、
奥田寛委員が言われたように、今
の会計年度任用職員を人件費に含めるということはまだ未定になっておりますので、どのようになるかにつきましては、総務省
のほうから
のそういう資料等が出た中で、そちら
のほうに区分させていただくというふうに予定しております。
34: ●
奥田寛委員 微妙な問題がたくさんあるんですよね。一番この公務員制度
の中で非常勤
の職員さんたちが何が問題になってきたかというと、私
の中では大きく2点ある
のかなと思っています。その2点が公会計制度に移行することによって改善されなくてはいけないと思っています。
そのうち
の1点は、地公法
の中で、臨時
の雇い
の方という
のは基本的に連続雇用ができないので、何年かごとに無理矢理1カ月ぐらい休職してもらって、もう1回採用し直すとか、いわゆる連続雇用に対して空白を無理やりつくりにいかんとあかんようなわけ
のわからんことをずっとやっていたわけですよ。公会計制度になったら、とりあえずそういう面倒くさいやり方をしなくても連続雇用ができるようになると、そういう意味合いを1つ含んでいる
のかなというふうに私は思っています。これが1点目。
もう1点としては、首を切るときに、今までやったら何なり首を切れるわけですよ。言うたら、上司が「こいつは気に食わない」と、それだけで首を切れるわけですよ。どっちかというと、連続雇用を建前にした発想になってきたら、非常勤等
の職員さんが、自分がやめさせられた理由がわからないとか、そういうことがあったらまずいんだろうなというふうに思うわけです。そういうときに、当然訴え出る場も設けられなくてはいけないだろうと思うわけです。正規扱いしていくとか労働組合に入れるかどうかという遠回し
の質問をしていますけれども、結局全部そこにかかってくる。無理やり首を切られた人が不満を言う場が、公平
委員会なり労働組合なりに持っていって、一緒に闘ってくれる法律なり、仲間なり、救済
の手段がある
のかどうかということなんですよ。公会計制度によってそれらが担保される
のかどうかということを伺っておきたい。それが2点目。答えられますか。
念
のために追加
の情報で申し上げますと、兵庫県
の自治労
の方に話を聞いたんですよ。兵庫県は、正規
の職員さん
の労組だけじゃなくて、非常勤
の職員さんが集まれるような労組に近いような組織を何かつくったと言うてはりました。ほか
の都道府県はそんな革新的なことを多分ほとんどしていないと思います。言うたら、「団結権もあり、団体交渉権もあり、争議権もございます」みたいな言い方をされていても、パートタイマーは、結局、争議なんかしたことないし、全部泣き寝入りで、団体交渉なんか当然したことないみたいな世界だった
のが、非常勤用
の労組みたいな組織をつくることによってそれが可能になっている、それが兵庫県
の世界なんだそうです。
今
の話
の延長線で言うと、非常勤
の方も公会計制度になって正規扱いになってきて、人件費扱いになってきて、ひょっとしたら労組にも入れる可能性があるんじゃないかという話は、そういう人たちが団結していなかった
のが、団結する建前になってくる
のかなということを見ているわけですよ。全部つながっている話なので、ばらばらに聞いていたらわかりにくいかもしれませんが、正規扱いする
のかしない
のかという
のはめちゃめちゃ重要な話。答えられる
のやったらまず答えてください。この話で延々引っ張るわけにもいかないので、また別途、所管事務調査を立ち上げたほうがいい
のかなと思いますけれどもね、お答え次第では。
35: ●
井ノ上剛委員長
総務部副
部長兼
人事課長。
36: ●
総務部副
部長兼
人事課長 まず1点目でございます。雇用と雇用
の間
の空白期間について
のお尋ねでございます。
今現在、既に空白期間は設けておりません。連続でさせていただくことになっております。今回、会計年度任用職員につきましては、任期が一応1年ということになってございますが、もちろんその後、再度、継続
の雇用ということも可能でございます。
ただ、今現在、非常勤職員さんでさせていただいているんですけども、国等
の例に倣いまして、3年に1度、再度見直しをさせていただいて、一旦切らせていただいて、再度そこで任用させていただいていると。そのやり方は継続することになる予定でございますので、連続した雇用ということにはなろうかと思います。
そして、無意味に理由もなく解雇するということにつきましては、現在でもそういったことは本市
の場合はないようにはさせていただいているとは存じます。
なお、公平
委員会につきましては、今回
の会計年度任用職員さんは適用外というふうに聞いております。
37: ●
奥田寛委員 最後、非常勤さん
の職種に関する話までやっていこうかなと思っていた
のですが、この1本だけで大分時間を食い始めていますから、ほか
のところで改めて議論させてもらっても構わないんですけれどもね。
1点だけ。これはさっき、そちらでおっしゃっていただいた数字ですよ。年度も違う数字。だから、間違っている可能性は十分あるんですけどね。正規
の方が10年前は74億で、今、67億。パートタイマーが、数年前、6年ぐらい前でしたかね、9億ぐらいやった
のが、今、13億ぐらいという
のは、合計したら、大体何年か前は人件費が83億ぐらいあったうち
のパーセンテージで、正規
の割合
のほうが、74億あったものが、今
の時代においてトータルが83億に減ってきて、正規
の数が減って、非正規
の数が増えていると、そういうパーセンテージ
の組みかえ、シェア
の、割合
の組みかえが発生しているように見えるわけですよ。そのこと自体があかんとは僕は別に思わないですけれどもね。例えば、保育士
の採用
の世界なんかだったら、幼稚園については、正規が50%必要だと法律に書いてあるから、保育士さんも正規
の割合は50%維持してくれと、法律には書いていないけど、維持してくれと申し立てをしてきて、それについて50%認めましょうと協定を結ぶなんていうことを市はやっていたと思います。いろんな分野において正規割合はある程度維持してくれという話は、ほか
の議員さんも「そういう動きはない
のか」と、そういう質問をなさっていたと思いますけれども、出てくると思うんですよ。そういう話を、今まで労働組合と一切したことない
のかどうか、その辺をちょっと確認だけさせてください。
38: ●
総務部副
部長兼
人事課長 労働組合とそういう話をやっているかどうかということです。労働組合さん
の要求書には、やはり正規職員はきちっと確保してほしいという要求は受けております。
39: ●
奥田寛委員 資料もないのにあんまりごちゃごちゃ言ってもしようがないので、最後に、ほか
の議員さんもおっしゃっていた正規
の数とか特別職
の数だとか、あるいは非常勤
の数、その非常勤
のさらに内訳。各、例えば保育士であるとか、何とか士であるとかという職種、そういうことを可能な限り詳しく書いた、それも10年前と比較できる
一覧表。人数が書けるかどうかわからないですが、その辺をあわせた資料を出せる
のやったら、なるべく早く出していただきたい。
委員長からちょっと資料請求しておいてもらえますか。
40: ●
井ノ上剛委員長 ただいま
奥田寛委員より、正規職員、非常勤職員等について
の一覧資料
の要求がありましたが、本
委員会として要求することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
41: ●
井ノ上剛委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。
それでは、正規職員、非常勤職員について
の一覧資料
の提出をお願いします。
総務部副
部長兼
人事課長。
42: ●
総務部副
部長兼
人事課長 本日、資料は用意させていただいておるんですが、非常勤職員と臨時職員
の職種等
の内訳
の資料になります。
それと、10年前と
の比較は、申しわけございません、できておりませんので、現在で
の内訳表と人数を書いた表になりますけど、そちらでよろしいでしょうか。
43: ●
井ノ上剛委員長 では、今、
奥田寛委員から要望がありました書類として、
委員会として求めるという形でよろしいですか。
44: ●
奥田寛委員 別にきょうじゃなくても構わないので、ちゃんとしたものをそろえてくださいということです。
45: ●
井ノ上剛委員長 では、要求させていただきますので、適切な資料が出てきましたら提出をお願いします。
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
46: ●
井ノ上剛委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。西川
委員。
47: ●
西川正克委員 議第39号、地方公務員法及び地方自治法
の一部を改正する法律
の施行に伴う関係条例
の整備に関する条例
の制定について反対討論をいたします。
この条例案につきましては、国
の地方公務員法及び地方自治法
の一部を改正する法律案に対しましてですけれども、国
のほうで我々は反対をさせていただいております。その理由としまして、臨時、非常勤を急増させた国と地方自治体
の責任へ
の反省がなく、臨時、非常勤
の正規化、正規職員
の定員拡大など
の根本的な改善策が国
の法律として示されていないという点がまず1つ目でございます。
それから、導入をされる会計年度任用職員制度は、入り口規制
のない有期任用
の職員となっており、会計年度ごと
の任用と雇いどめを地方自治体
の判断で進めることを可能としており、合法的な人員
の調整弁となる可能性を否定できず、地方公務員法
の恒常
の職
の無期限任用
の原則を掘り崩すおそれがあるという点。
それから、反対理由
の3点目としましては、会計年度任用職員へ
の給付について、フルタイム
の場合は給料及び各種手当
の支給対象となっているのに、数分でも短くパートタイマーとされている者は期末手当のみとされ、通勤費などは従来どおり費用弁償
の対象としつつも、フルとパートで待遇格差を温存するということはやはり認めるわけにはいかないということでございます。
仕事
の中身が同じなら権利もお金も同じ、人間
の平等からして当然
の状態を公務職場でこそ実現することが強く求められているということを指摘しまして、反対討論とします。
48: ●
井ノ上剛委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について起立により採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
(起立する者あり)
49: ●
井ノ上剛委員長 起立多数であります。よって、本件は原案
のとおり可決すべきであると決定されました。
日程第2 議第40号 成年被後見人等
の権利
の制限に係る措置
の適正化等を図るため
の関係法律
の整
備に関する法律等
の施行に伴う関係条例
の整備に関する条例
の制定について
50: ●
井ノ上剛委員長 次に、日程第2、議第40号、成年被後見人等
の権利
の制限に係る措置
の適正化等を図るため
の関係法律
の整備に関する法律等
の施行に伴う関係条例
の整備に関する条例
の制定についてを議題といたします。
提案理由
の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。
奥田寛委員。
51: ●
奥田寛委員 成年後見人等
の権利がある程度許されてくるものが出てくるという話
の中で、勉強会
のときにもほか
の議員さんがおっしゃっていましたが、条文、ペーパー
の上だけで許すようになっていて、実際、許すと口先で言っていても、許されるようなアシストが一切なかったらあんまり意味ないですよねという話なんですね。
具体的に言うと、
選挙権
のなかった人が、
選挙権があるようになったとしても、その人たちが自分で筆記ができなかったら、どういうふうにアシストしてやる
のかというようなことまで考えて、例えば、私
の勝手な妄想ですけれども、期日前投票
の1週間
の間に本庁
のほうに早目に出てきてくれたら、タブレットパソコンを1台用意しておいて、候補者
の名前をぴっとさわるだけで投票ができるように準備を整えて待っていますから、今まで
選挙権がなかったと、自分で筆記できないわと思って諦めてはった方もどうぞ出てきてくださいだとか、そういうふうに積極的なアシストをしてこそ投票率も上がるという話なんじゃないかなというふうに思うわけです。
後々
の予算組みがついて回ってくる話なんじゃないかなと思いますので、こういう幾つか
のアシストが考えられる
のやったらちょっと教えてください。
52: ●
井ノ上剛委員長
選挙管理委員会事務局長。
53: ●
選挙管理委員会事務局長 成年被後見人
の投票権についてであろうかと思いますけども、投票はあくまで
選挙人本人
の自由意思によるものでございます。現在
の対応といたしましては、タブレットは当然用意しておりませんけれども、職員及び職務を代行する者が来ていただいて、本人が意思表示されましたら、代理投票という形で丁寧に対応しております。本人が意思表示されれば投票は可能だという体制をとっております。
54: ●
奥田寛委員 意外と選管は「従来どおり対応できてございます」みたいな主張なんですけど、ほか
のまちと比較可能ですか。障がいをお持ち
の方が実際どのぐらい投票してはるかというような数字を自前で捉えて、ほか
のまちよりうちは優秀だと言い切れる自信はありますか。なかったらちょっと工夫せんとあかん
のと違いますか。調べること自体が、それはどうな
のか知らないですが、少なくとも、今回、制度が変わって、新たに
選挙権が発生する人という
のが、人数とか出てくるわけでしょう。そういう人たちに今まで送っていなかった投票券を送るわけでしょう。僕は何年かしたらまた聞きますよ。「新しく増えた分
の投票券を送って、そのうち
の何人が投票に来はりましたか」と僕は聞くよ。対応していなかったらそこまで
の話ですよ。今までも対応していなかったし、今後も大してアシストするつもりはないんですかということになっちゃうから。
55: ●
井ノ上剛委員長 答弁を求めますか。
56: ●
奥田寛委員 手を挙げてはるから、聞いてください。
57: ●
井ノ上剛委員長
選挙管理委員会事務局長。
58: ●
選挙管理委員会事務局長 成年被後見人
の選挙権ができるようになった公職
選挙法
の改正は、平成25年から既に成年被後見人には
選挙権を与えております。それ以降、投票事務、つまり、期日前投票なり、投票所に来られた方には、先ほども説明いたしましたけれども、懇切丁寧に、代理投票という形で、本人
の意思を確認して投票しているところでございます。
59: ●
奥田寛委員 そうすると、各年度において、各投票において、代理投票がどれぐらい出たかという数字ぐらいやったら発表できそうですか。何か物差しが必要。「私らはやっています」と言っても、何をやっているという数字、物差し、過去
の年度だとか、ほか
のまちと
の比較
の上で、我々は優秀だと主張する
のやったら、数字を示してもらわないと困る。
60: ● 槇尾幸雄議長
奥田寛委員、優秀と言ってないから。
61: ●
奥田寛委員 言うてませんでしたか。失礼しました。めっちゃ頑張っているとおっしゃっていました。ありがとうございます。
62: ● 槇尾幸雄議長 優秀とは言ってない。
63: ●
井ノ上剛委員長
選挙管理委員会事務局長。
64: ●
選挙管理委員会事務局長 ただいま、手持ち
の資料としてそのデータはございません。数字は拾いますので、もし必要ならば提示させていただきたいと思います。
65: ●
井ノ上剛委員長
奥田寛委員。
66: ●
奥田寛委員 必要やから聞いている。遊びで聞いているわけじゃないから。
選挙だけいじめてもしようがない。ほか
の成年後見人さんが許される制度
の中で、的確なアシストをやって、市民生活
の中に参加していっていただける準備を整えたいという思いで申し上げていますので、担当
の各課
のほうはよろしくお願いいたします。
67: ●
井ノ上剛委員長 要望ということでよろしいですか。
68: ●
奥田寛委員 はい。
69: ●
井ノ上剛委員長
大北副
委員長。
70: ●
大北かずすけ副
委員長 今、選管
のほうでいろんなお話をされていたんですけど、そもそも論として、成年被後見人等
の権利
の制限に係る適正化という形で、今回、法が上がっているんですけれども、適正化とされた具体的な内容という
のはどのようなことかご説明いただけますか。
71: ●
井ノ上剛委員長 答弁できますか。
総務部副
部長兼
人事課長。
72: ●
総務部副
部長兼
人事課長 国
のほうにおきまして、成年後見制度
の利用
の促進に関する法律に基づく措置といたしまして、成年後見人
の方、被保佐人
の方
の人権がさらに尊重され、不当に差別されることがないよう、各法律にございます欠格条項等
の適正化を図るために今回
の改正が行われたというふうに存じております。
73: ●
大北かずすけ副
委員長 基本的な考え方はそうなんですけど、具体的にどのようなことがどういうことに変わったかという
のを、せめて、メインは何個かこういうことで変わりましたというような具体的な説明。全てを網羅してほしいとは言いませんけども、こういうことが大きく変わりました、担当課としてこういうことを特に注意するようになりましたと、そういうことをお答えいただけないと、ちょっとそれでは何かわからないんですよ。よろしいですか。
74: ●
井ノ上剛委員長 答弁、人事課からされますか。
総務部副
部長兼
人事課長。
75: ●
総務部副
部長兼
人事課長 今回
の条文改正は、条ずれ等、条文
の整備という部分が多くなってございますけども、一例といたしまして、私ども
の条例
の中で、技能職員
の給与
の種類及び基準に関する条例というものがございます。その中で、成年被後見人と保佐人であれば失職する、要は、やめなあかんというような部分がございました。これを削除させていただきました。
以上でございます。そのような例でございます。
76: ●
井ノ上剛委員長 もともとは、成年被後見人だからという1点で、それで明確にされていた権利
の制限なんかを、そのことだけで制限をかけるという
のはいかがなものかということで
の改正だと思いますけれども、もう少し具体例を教えていただけないとちょっと審議が進まないので。生活安全部副
部長兼危機
管理課長。
77: ● 生活安全部副
部長兼危機
管理課長 先ほどおっしゃられた内容、具体例なんですが、橿原市消防団条例
の中に欠格事項としまして成年被後見人及び被保佐人
の条項がありましたが、それを削除させていただいております。消防団としましては、健康で消防団員として職務をできるという方を選任しておりますので、それに該当する方であれば消防団員になっていただけるということでございます。
78: ●
井ノ上剛委員長 これも一例ですね。
大北副
委員長、ほかにも事例を求めますか。
79: ●
大北かずすけ副
委員長 結構です。今、出ないようですから。
80: ●
井ノ上剛委員長 ほか、質問はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81: ●
井ノ上剛委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
82: ●
井ノ上剛委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
83: ●
井ノ上剛委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決すべきであると決定されました。
日程第3 議第41号 橿原市非常勤
の特別職
の職員
の報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正につ
いて
84: ●
井ノ上剛委員長 次に、日程第3、議第41号、橿原市非常勤
の特別職
の職員
の報酬及び費用弁償に関する条例
の一部改正についてを議題といたします。
提案理由
の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。質疑はありませんか。
大北副
委員長。
85: ●
大北かずすけ副
委員長 今回、投票所
の投票
管理者が1日
のうちで何回か交代できるというような制度に変わったかと思うんですけれども、具体的にこれを、橿原市としてはどれぐらい
の交代を想定されていらっしゃいますか。2回ですか。3回ですか。極端に言って5回とかそういう
のは多分ないと思うんですが、どのようにお考えですか。
86: ●
井ノ上剛委員長
選挙管理委員会事務局長。
87: ●
選挙管理委員会事務局長 投票
管理者という位置づけでございますけども、投票事務全般を
管理して、その投票所
の総括責任者という形になりますので、投票に関する事務を適切に遂行するため、交代する人数はできるだけ少ないほうがいいと考えております。あまり短時間で交代されることが
選挙人に不信を抱かせるおそれもございますので、できるだけ1人
の方でしていただいて、どうしても交代
の方が必要であれば、少なくても2人ぐらいかなと考えております。
88: ●
井ノ上剛委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
89: ●
井ノ上剛委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
90: ●
井ノ上剛委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
91: ●
井ノ上剛委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決すべきであると決定されました。
以上で本
委員会に……(「
委員長、済みません」と
総務部副
部長兼
人事課長呼ぶ)
総務部副
部長兼
人事課長。
92: ●
総務部副
部長兼
人事課長 先ほど
の議第39号
の説明
の中で、会計年度任用職員
の救済方法として
の公平
委員会は該当にならないというふうに申し上げてしまいましたが、申しわけございません、公平
委員会は該当になります。
以上、訂正させていただきます。申しわけございませんでした。よろしくお願いします。
93: ●
井ノ上剛委員長 答弁は正確にお願いいたします。
以上で本
委員会に付託されておりました議案
の審査は終了いたしました。
以上をもちまして、
委員会を終了いたし……(「ちょっと待った。動議」と
奥田寛君呼ぶ)
奥田寛委員。
追加日程 公務員
の定数・給与に関する所管事務調査について
94: ●
奥田寛委員 公務員さん
の制度
の中身という
のは調べれば調べるほど非常に大変で、正直私も長年議員をさせていただきながら、あんまり首を突っ込まずに来た部分がございますが、さっき申し上げましたような定数
の管理、定員
の管理、あるいは給料
の配分というようなものをやっぱりある程度ちゃんと理解した上で条例案という
のは議論しなくてはいけない。つけ焼き刃でマル・ペケ言えるような話ではないものを扱い始めていると、そういうふうに思っていますので、この際、公務員さん
の定数や給与、そういうものを、関係するところ
の所管事務調査を総務
委員会
の中で立ち上げていただいて、適宜、資料請求をして、我々自身で勉強を詰めていくと、そういうようなことをさせていただきたいので、ご提案申し上げます。
95: ●
井ノ上剛委員長 協議しますか。
96: ●
奥田寛委員 所管事務調査
の追加
の動議を出させてもらったので、マルかバツか決をとってもらったらいい
のと違いますか。別に、きょう、今その所管事務調査をやらせるという意味じゃないですよ。閉会中
の継続審査ができるように所管事務調査を1本上げて。
97: ●
井ノ上剛委員長
委員の皆さんはいかがですか。
一旦、協議会に切りかえます。
午後 1時59分 協議会
───────────────
午後 2時01分 再 開
98: ●
井ノ上剛委員長 では、
委員会に戻します。
奥田寛委員から上がりました動議については、
委員会内でしっかりと検討して結論を出していきたいと思います。
以上をもちまして、
委員会を終了いたします。
なお、
委員会
の報告につきましては、全文
委員会録とし、
委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
99: ●
井ノ上剛委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。これをもって本日
の総務常任
委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。
午後 2時02分 閉 会
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