11: ●
総務課長 20年償還になっております。
12: ●
原山大
亮委員 取り組み自体に関しては、いいと思うんです。設備の整備もあるし、次の世代の人らにも長く親しんで使ってもらえる施設ですから、必要な措置という判断でいいと思うんですけど、5,000万円のお金を20年間に分けて、はたして払わないといけないのかという部分なんです。というのは、金利です。一回で払ってしまったら、もちろん金利を払わなくていいわけで。20年間にわたったら発生してくるわけじゃないですか。それで、橿原市が今の時点で市債の残高がどれだけあるかまで、今の時点では聞きませんけど。発行するにあたっても繰り上げ償還ももちろんできるでしょうし、金利をなるべく払わなくていい状態をつくっていくのも必要やと思いますんで。金額的にも5,000万円というお金を普通に聞いたら大きなお金ですけど、市の財政規模で言うと、そこまで大きな金額でもない中で、市債を発行して20年間金利を払い続けていく状況が財政的に本当に一番最善の方法なのかなという疑問なんです。そこら辺の考え方をちょっと教えてもらえますか。
13: ●
総務課長 本市としましては、本市の歳入歳出の状況からしまして、制度上、起債を借りられるものについては借りさせていただいて。繰上げ等も検討していくんですけど、今のところは、そういう考えでやっていくと考えております。
14: ●
原山大
亮委員 わかりました。聞いてくれないということなので、要望しておきます。
だから、僕が今言うような考え方もしっかりと持っていただいて、これからお金の使い方をしっかりと考えていってください。普通に買い物するのだって、皆さんそうでしょう。車のローンでも住宅ローンでも何でもそうですやんか。まとまったお金がないから、分割でお金を払っていったり返していったりする仕組みがあるわけですけどね。長くなったら長くなっただけ実質的に金利の金額だって増えるわけじゃないですか。だから、それをなるべく抑えていくのだって財政運営上でとても大事な考え方じゃないかなと思うので。してくれないということでしたけど、これからは、そういうこともしていただけるように要望して、この質問を終わっておきます。
15: ●
森下みや子委員長 要望です。
ほかに質疑ございませんか。西川委員。
16: ●
西川正克委員 予算説明書の11ページの昆虫館管理運営費のところの156万8,000円、これはどこの修繕料でしょうか。
17: ●
森下みや子委員長 昆虫館長。
18: ●
昆虫館長 これは、昆虫館の収蔵庫に入っていますハロン消火設備の取り替え修繕になります。
この消火設備といいますのは、平成25年の消防の基準変更によりまして、点検基準が設けられまして、昆虫館はその点検基準が今年度まいりますので、それに向けての業務になりますけども。実は、昨年度これに向けて予算をつけていただきまして、年度末に入札を行ったんですが……。
(何事か呼ぶ者あり)はい、入札が不調になりましたので、再度、補正予算という形で要求させていただいているものです。
19: ●
西川正克委員 要するに消火設備という理解でよろしいですね。はい、わかりました。
20: ●
森下みや子委員長 ほかに質疑ございませんか。井ノ上副
委員長。
21: ●
井ノ上剛副
委員長 予算説明書の9ページ。プレミアム付商品券事業費についてなんですが。750万円の額面を600万円で販売するという形かと思うんですけども。歳入のうち、これは国庫補助が大半かと思うんですけど、歳入と歳出の内訳を詳しく教えていただけますか。
22: ●
森下みや子委員長 福祉
総務課長。
23: ● 福祉
総務課長 予算説明書の5ページの歳入の内訳ということで、お答えいたします。まず、プレミアム付商品券事業費補助金の内訳ですけども、子育て世帯の要件が追加されたことによる追加分です。こちらは、300の5,000円が国から入ってくる補助金になるので、その内訳で入っております。次に、プレミアム付商品券事務費補助金と申しますのが、福祉総務課の郵便料金の内訳と、子育て支援課の郵便料金の追加、福祉総務課の販売委託料のほうで補正を上げさせてもらうものの3つが入っております。
24: ●
井ノ上剛副
委員長 750万円の額面のプレミアム付商品券。9ページの予算で言うと、福祉総務課の通信運搬費に430万円、プレミアム付商品券販売業務委託料に810万1,000円、プラスその下に子育て支援課で80万円ほどついていまして、プレミアム部分の支出以外にこういった発行の事務費と言いますか、関連諸経費というのがすごくついていますよね。これを合計すると1,300万円ほどになると思うんですけど。これは国の補助で賄われているというところなんですけど、これは当市だけの問題ですか、それとも全国他市もこのような予算状況になるんでしょうか。
25: ● 福祉
総務課長 まず通信運搬費のほうの追加になるんですけども、こちらにつきましては、普通郵便で当初予算を計上していたところなんですけど……。事務費全般については、全国的ではなくて橿原市ということでご理解いただけたらと思います。(何事か呼ぶ者あり)
すみません。事務費のほうの補助は全国一緒です。失礼しました。
26: ●
井ノ上剛副
委員長 この商品券の補正予算化が、消費税増税に伴う措置であるということは重々理解していて、この制度にも賛同するんですけど、額面に対する間接費というのが異常に大きいのかなと。これはやむを得ないという問題なのか、あるいは当初予算等で工夫すれば何とかなっておった問題なのか、このあたりを最後に教えてください。
27: ● 福祉
総務課長 こちらにつきましては、精査して上げております。やむを得ない分ということでご理解いただければと思います。
28: ●
森下みや子委員長 ほかに質疑ございませんか。なければ私のほう質問させていただきたいので。
副
委員長と交代いたします。
29: ●
井ノ上剛副
委員長 委員長を交代しました。森下
委員長。
30: ●
森下みや子委員長 橿原運動公園の整備費ということで、その全般の中から質問をさせていただきたいんですけど。いよいよ7月からプールを開園されると思うんですけど、安全対策ということで厚生常任委員会のほうで説明があったと思います。そういった中において、私も以前から議会のほうで質問もさせていただいておりました経緯で。私の個人的な事情で3月定例会を欠席いたしまして、3月定例会に報告いただいていたのかなと思いましたのが、3月には報告いただいておりませんので、運動公園の中の総合プール、関連ということで質問をさせていただきたいと思っております。安全対策、そしてまた事故に対する調査委員会のほうも調査というんですか、庁内での検討委員会等々立ち上げていただいておりますが、その後の方向、進捗状況を報告していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
31: ●
井ノ上剛副
委員長 スポーツ推進課長。
32: ● スポーツ推進課長 プールの安全対策と事故調査会議の進捗状況の2点についてお答えいたします。
橿原市総合プールでは、平成27年・28年と二年連続で生じた事故を重く受け止め、外部専門家の指導協力のもと、事故の原因究明と再発防止策の調査検証を進めると同時に、「日本一安全・安心で快適なプール」を目指して、プールの安全対策に現在も取り組んでおります。
平成29年度より、プール安全管理の専門機関による監修・支援を受け、エリア区分による監視システムの採用、各エリア責任者の配置や、監視ポストの定数見直し、さらには全監視員に対しプール安全管理に関する有資格化などの対策を講じてまいりました。
本年度におきましては、これらの仕組みを踏襲しつつ、新たな対策を進めております。まず、施設面からは、排水口や設備等の改修を進めるとともに、幼児等が水深の異なるプールへの誤進入を防ぐための安全柵を新たに設置いたします。
ソフト面からは、事故を未然に防ぐだけでなく、発生時の対処強化を目指し、救護要員として新たな有資格者の配置や、救護機材を追加配備するなど機能の増強を図るべく取り組んでおります。また、事故が発生した50メートル公認プールでは、専用使用によるコース貸し等に運用方法を見直し、競泳利用の普及促進と普通使用エリアの安全対策に重点化を図るなどの改善策を講じております。監視体制につきましても、安全管理の質を確保しつつ、効率かつ効果的なエリア区分に改め、監視体制を最大で35人体制に最適化を図り、事故や災害等を想定した全体訓練なども実施してまいります。これらに加えて、昨年度に比較的、事故件数が多くございましたスライダーでの事故防止の観点から誘導員に対する教育指導も講じる予定となっております。
また、こうした安全管理業務が、事業者任せとならないよう、プール専門機関による設置管理者向けの講習会を受講するなど、市・指定管理者の管理監督体制についても強化を図ってまいります。
橿原市総合プールでは、「日本一安全・安心で快適なプール」を目指し、専門機関、本市、指定管理者、受託事業者が一丸となり、万全の体制で開園を迎えるべく、準備を進めてまいります。
続いて、橿原市総合プール事故調査会議の検証に関する進捗をご報告申し上げます。
事故調査会議では、13回にわたる審議を重ね、これまでの調査記録から事実関係をとりまとめた報告書骨子案を作成して、3名の外部専門家へ事故の原因究明と再発防止策の提言を依頼いたしました。
今後、外部専門家の分析結果をもとに、関係機関等との意見調整を図りながら報告書のとりまとめを進めてまいりたいと考えております。
度重なる報告時期の延長により、ご遺族にもご負担とご心痛をおかけしております。一刻も早く報告ができるよう、取り組んでまいりますので、議員諸氏のご理解を賜わりたく、経過報告を申し上げます。
33: ●
森下みや子委員長 調査委員会のほうを進めていただいております。今、報告をいただいたんですけども、最初に話をさせていただいたように本来でしたら昨年の12月定例会で結論を迎えるというふうなことも報告を聞いておりました。そういった中において、3月、そして今6月定例会と来ておりますので、一日も早い良い方向での結論が出ますように、しっかりとまた審議していただいて進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
34: ●
井ノ上剛副
委員長 委員長を交代いたします。
35: ●
森下みや子委員長 委員長を交代しました。これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。西川委員。
36: ●
西川正克委員 議第37号、
令和元年度橿原市一般会計補正予算(第1号)について反対討論いたします。議第32号の橿原市介護保険条例の一部改正によって、国の政令によって低所得者対策として一号被保険者の介護保険料の所得段階を1から3までそれぞれ軽減するために3,788万2,000円を介護保険特別会計に繰り出す予算が組まれています。先ほどお聞きしましたけど、これによって所得段階が1の方は年間4,100円、2の方は2,700円、3の方は1,300円、それぞれ引き下げられるということではありますが、しかし、これらは消費税の増税が前提となっており、軽減税率で食料品は据え置きと言われておりますが、それ以外2パーセントの増税になり、介護保険の保険料の引き下げ額を大きく上回る増税となることは間違いありません。以上の点を指摘しまして、反対討論とします。
37: ●
森下みや子委員長 ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
38: ●
森下みや子委員長 これをもって討論を終わります。
これより本件について起立により採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
39: ●
森下みや子委員長 起立多数であります。よって本件は原案のとおり可決すべきであると決定されました。
日程第2 議第38号
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)について
40: ●
森下みや子委員長 次に、日程第2、議第38号、
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
提案理由の説明は、すでに本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑の方法につきましては、すべて一括で行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
41: ●
森下みや子委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。
それでは質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
42: ●
森下みや子委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。西川委員。
43: ●
西川正克委員 議第38号、
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)について反対討論いたします。一般会計から3,788万2,000円を低所得者対策のために繰り入れるものではありますが、先ほどの一般会計補正予算での反対討論でもしましたけど、消費税の増税によって保険料の引き下げ以上の負担が増すことになるため反対します。
44: ●
森下みや子委員長 ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
45: ●
森下みや子委員長 これをもって討論を終わります。
これより本件について起立により採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
46: ●
森下みや子委員長 起立多数であります。よって本件は原案のとおり可決すべきであると決定されました。
以上で、本委員会に付託されておりました議案の審査は終了いたしました。
委員会の報告につきましては、全文委員会録とし、
委員長にご一任願いたいと思いますがご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
47: ●
森下みや子委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。
これをもって本日の予算特別委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。
午前10時28分 閉 会
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