橿原市議会 2019-06-01
令和元年6月定例会(第4号) 本文
日程第3 元市職員の夜間中学校及び昆虫館における不正行為に関する100条調査特
別委員会経過報告
7:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第3、元市職員の夜間中学校及び昆虫館における不正行為に関する100条調査特別委員会経過報告を受けることにいたします。元市職員の夜間中学校及び昆虫館における不正行為に関する100条調査特別委員長、原山大亮君。
(19番 原山大亮君 登壇)
8: ◯19番(原山大亮君) 19番、原山大亮でございます。
元市職員の夜間中学校及び昆虫館における不正行為に関する100条調査特別委員会経過報告。
6月14日に、「委員会の進め方について」、元市職員の夜間中学校及び昆虫館における不正行為に関する100条調査特別委員会を開催いたしました。
内容につきましては、既にご配付いたしております委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
9:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
10:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わり、元市職員の夜間中学校及び昆虫館における不正行為に関する100条調査特別委員会経過報告を終わります。
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日程第4 厚生常任委員会所管事務調査報告
11:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第4、厚生常任委員会所管事務調査報告を受けることにいたします。厚生常任委員長、
松尾高英君。
(22番
松尾高英君 登壇)
12: ◯22番(
松尾高英君) 6月6日に、「『就学前の保育・教育のあり方と適正配置についての基本方針』について」、「橿原市浄化センターの長期包括運営委託について」、「かしはら万葉ホール空調機器の更新工事等に伴う貸館等停止期間について」及び「プール開園に向けての安全管理等について」、厚生常任委員会を開催いたしました。
内容につきましては、既にご配付いたしております厚生常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
13:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
14:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わり、厚生常任委員会所管事務調査報告を終わります。
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日程第5 文教常任委員会所管事務調査報告
15:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第5、文教常任委員会所管事務調査報告を受けることにいたします。文教常任委員長、うすい
卓也君。
(21番 うすい
卓也君 登壇)
16: ◯21番(うすい
卓也君) 6月7日に、「『就学前の保育・教育のあり方と適正配置についての基本方針』について」、「学校園のエアコン設置進捗状況について」及び「夏季休業中の学校閉庁について」、文教常任委員会を開催しました。
内容については、既にご配付いたしております文教常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
17:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
18:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わり、文教常任委員会所管事務調査報告を終わります。
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日程第6 議第41号 橿原市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について
19:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第6、議第41号、橿原市議会の議員の定数を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
本件については、お手元に配付しましたとおり、議会改革特別委員長から会議規則第103条の規定による閉会中の継続審査の申し出があります。
委員長から経過報告を受けることにいたします。議会改革特別委員長、うすい
卓也君。
(21番 うすい
卓也君 登壇)
20: ◯21番(うすい
卓也君) 本件につきましては、6月14日に議会改革特別委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、さらに時間をかけて審査する必要があるため、閉会中の継続審査とすることについて採決を行った結果、本件は閉会中の継続審査とすべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております議会改革特別委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
21:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長経過報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
22:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
23:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
本件に対する委員長の申し出は閉会中の継続審査であります。本件は委員長の申し出のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
24:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。
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日程第7 議第26号 橿原市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について
25:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第7、議第26号、橿原市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。議会改革特別委員長、うすい
卓也君。
(21番 うすい
卓也君 登壇)
26: ◯21番(うすい
卓也君) 議第26号。
本件につきましては、6月14日に議会改革特別委員会を開催して、審査を行い、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております議会改革特別委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
27:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
28:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
29:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第26号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
30:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数でございます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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日程第8 議第27号 橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委
員会条例の一部改正について
31:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第8、議第27号、橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、井ノ上 剛君。
(11番 井ノ上 剛君 登壇)
32: ◯11番(井ノ上 剛君) 議第27号、橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について。
本件につきましては、6月6日に総務常任委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論において西川委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付しております総務常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
33:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
34:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
35: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。議第27号、橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、反対討論を行います。
今回の工業標準化法の一部改正による関係条例を整備するものでありますけれども、これまで工業製品に限定していた日本工業規格の対象にサービス産業を追加し、道路運送法が禁止する、俗に言う「白タク」を容認するライドシェア事業などの「シェアリングエコノミー」を含んでおります。JIS規格の信頼性を損ない、これを事業に役立ててこられた約8割の日本の中小企業に悪影響を及ぼす内容の文言の改正であるために反対をいたします。
以上でございます。
36:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第27号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
37:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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日程第9 議第28号 橿原市税条例等の一部改正について
38:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第9、議第28号、橿原市税条例等の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、井ノ上 剛君。
(11番 井ノ上 剛君 登壇)
39: ◯11番(井ノ上 剛君) 議第28号、橿原市税条例等の一部改正について。
本件につきましては、6月6日に総務常任委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論において西川委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております総務常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
40:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
41:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森 衛君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
42: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。議第28号、橿原市税条例等の一部改正について、反対討論をいたします。
ひとり親家庭に対する非課税措置を寡婦(寡夫)と同様の所得要件にいたしましたけれども、十分な改善といえないこと、また、消費税増税対策として、乗用車の環境性能割にかかわる見直しなど車体課税の大幅改正、住宅ローン減税3年延長など必要な措置が含まれておりますけれども、賃貸住宅の居住者に対する負担増の対策はありません。全体として消費税増税対策のための改正となっているために反対といたします。
以上です。
43:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第28号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
44:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数でございます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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日程第10 議第29号 消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関
する条例の制定について
45:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第10、議第29号、消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、井ノ上 剛君。
(11番 井ノ上 剛君 登壇)
46: ◯11番(井ノ上 剛君) 議第29号、消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。
本件につきましては、6月6日に総務常任委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論において西川委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております総務常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
47:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
48:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
49: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。議第29号、消費税率及び地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、反対討論をいたします。
本年10月に消費税率を現行8%から10%に引き上げられることを予定し、市民が日ごろより利用する中央公民館、万葉ホール、そして、合葬式墓地及び市営斎場など、公共施設の使用料を引き上げようとするものであります。
個人の家計消費支出は5年連続マイナスで、消費の低迷が現在も続いております。こんな経済状況で、市の公共施設の利用料に転嫁すべきではありません。逆進性の強い、弱者を苦しめるのが消費税です。10%への引き上げの中止を求めて、反対をいたします。
以上です。
50:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第29号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
51:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数でございます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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日程第11 議第30号 橿原市国民健康保険税条例の一部改正について
52:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第11、議第30号、橿原市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、
松尾高英君。
(22番
松尾高英君 登壇)
53: ◯22番(
松尾高英君) 本件につきましては、6月6日に厚生常任委員会を開催し、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております厚生常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
54:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
55:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
56:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第30号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
57:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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日程第12 議第31号 橿原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
58:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第12、議第31号、橿原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、
松尾高英君。
(22番
松尾高英君 登壇)
59: ◯22番(
松尾高英君) 本件につきましては、6月6日に厚生常任委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論におきまして竹森委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております厚生常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
60:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
61:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。西川正克君。
(8番 西川正克君 登壇)
62: ◯8番(西川正克君) 8番、西川正克でございます。議第31号、橿原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、反対討論をいたします。
国の法律が災害救援基金の貸付利率を年3%からそれ以下に市の判断によってできること、また、保証人についても市の判断によってつけないことも可能となったことによるものではありますけれども、市の条例では、保証人を立てない場合、据え置き経過期間以降は年1.5%の利率となっております。利息については、保証人を立てない場合でも無利息とし、この制度をより借りやすくすることを提案して、反対討論とします。
以上です。
63:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第31号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
64:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数であります。よって、本件は原案どおり可決されました。
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日程第13 議第32号 橿原市介護保険条例の一部改正について
65:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第13、議第32号、橿原市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、
松尾高英君。
(22番
松尾高英君 登壇)
66: ◯22番(
松尾高英君) 本件につきましては、6月6日に厚生常任委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論において竹森委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております厚生常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
67:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
68:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。西川正克君。
(8番 西川正克君 登壇)
69: ◯8番(西川正克君) 8番、西川正克でございます。議第32号、橿原市介護保険条例の一部改正について、反対討論をいたします。
65歳以上の第1号被保険者の介護保険料を、年間で、第1段階の方で4,100円、第2段階の方で2,700円、第3段階の方で1,300円、それぞれ引き下げるものではありますけれども、10月からの消費税の増税を見越してのものとなっております。食料品などは8%に据え置きとなっておりますが、そのほかは10%へと2%の消費税の増税となっております。このことによって、先ほどの介護保険料の引き下げ額をはるかに上回る消費支出となり、消費増税の影響は極めて大きいことが明らかとなるため、この条例案には反対をいたします。
以上です。
70:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第32号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
71:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数でございます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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日程第14 議第33号 橿原市公園条例の一部改正について
72:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第14、議第33号、橿原市公園条例の一部改正についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、
松尾高英君。
(22番
松尾高英君 登壇)
73: ◯22番(
松尾高英君) 本件につきましては、6月6日に厚生常任委員会を開催し、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております厚生常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
74:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
75:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
76:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第33号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
77:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
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日程第15 議第34号 権利の放棄について(市営住宅家賃)
78:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第15、議第34号、権利の放棄について(市営住宅家賃)を議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、原山大亮君。
(19番 原山大亮君 登壇)
79: ◯19番(原山大亮君) 19番、原山大亮でございます。
建設常任委員長報告。議第34号、権利の放棄について(市営住宅家賃)。
本件につきましては、6月7日に建設常任委員会を開催し、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております建設常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
80:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
82:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第34号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
83:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
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日程第16 議第35号 権利の放棄について(市営住宅家賃)
84:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第16、議第35号、権利の放棄について(市営住宅家賃)を議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、原山大亮君。
(19番 原山大亮君 登壇)
85: ◯19番(原山大亮君) 19番、原山大亮でございます。
建設常任委員長報告。議第35号、権利の放棄について(市営住宅家賃)。
本件につきましては、6月7日に建設常任委員会を開催し、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております建設常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
86:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
87:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
88:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第35号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
89:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
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日程第17 議第36号 市道路線の認定について
90:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第17、議第36号、市道路線の認定についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、原山大亮君。
(19番 原山大亮君 登壇)
91: ◯19番(原山大亮君) 19番、原山大亮でございます。
建設常任委員長報告。議第36号、市道路線の認定について。
本件につきましては、6月7日に建設常任委員会を開催し、審査いたしました結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております建設常任委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
92:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
93:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
94:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第36号について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
95:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第18 議第37号
令和元年度橿原市一般会計補正予算(第1号)について
96:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第18、議第37号、
令和元年度橿原市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、森下みや子君。
(3番 森下みや子君 登壇)
97: ◯3番(森下みや子君) おはようございます。3番、森下みや子でございます。
議第37号、
令和元年度橿原市一般会計補正予算(第1号)についてご報告させていただきます。
本件につきましては、6月10日に予算特別委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論において西川委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております予算特別委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
98:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
99:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森 衛君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
100: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。議第37号、
令和元年度橿原市一般会計補正予算(第1号)について、反対討論をいたします。
低所得者対策として、介護保険料の所得段階を1から3まで軽減するため、1の方は1年間で4,100円、2の方は2,700円、3の方は1,300円引き下げるために、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1で、繰出金3,788万2,000円を計上されていますけれども、これは消費税の増税が前提となっています。賃上げは物価上昇に追いついていません。実質ではマイナスになっており、税率10%への引き上げは、低所得者に対しての軽減額を上回る、負担割合が重くなることは言うまでもありません。増税なしで真の「介護の社会化」、そして、軽減策を講じるべきであります。
以上、反対討論といたします。
101:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第37号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
102:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数であります。よって、本件は原案どおり可決されました。
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日程第19 議第38号
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ
いて
103:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第19、議第38号、
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、森下みや子君。
(3番 森下みや子君 登壇)
104: ◯3番(森下みや子君) 3番、森下みや子でございます。
議第38号、
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。
本件につきましては、6月10日に予算特別委員会を開催し、審査いたしました。
質疑の後、討論において西川委員より反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。
なお、審査の内容につきましては、既にご配付いたしております予算特別委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
105:
◯議長(
槇尾幸雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
106:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森 衛君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
107: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。議第38号、
令和元年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、反対討論をいたします。
先ほどの一般会計の補正予算ともちろん連動するわけですけれども、所得段階1から3の1号保険者に対して延べ3,788万2,000円、これを、保険料の収入の減額と一般会計からの繰入金で収支を合わせて計上しているわけです。消費増税、税率10%への引き上げに合わせての軽減策を講じる内容でありますけれども、低所得者ほど負担割合が拡大する税制度のもとで、逆に弱者を苦しめる増税は中止すべきであります。
国民が希望の持てる社会保障制度、介護保険制度を確立することを提案して、反対討論といたします。
以上です。
108:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
議第38号について、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
109:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時41分 休憩
─────────────
午後 0時31分 再開
110:
◯議長(
槇尾幸雄君) 休憩中の本会議を再開いたします。
お諮りいたします。ただいまお手元にご配付しております通告書のとおり、原山君から緊急質問の申し出がございました。
この際、原山君の緊急質問に同意の上、本日の日程に追加し、質問を許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
111:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、原山君の緊急質問に同意の上、本日の日程に追加し、質問を許可することに決しました。
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追加日程 緊急質問
112:
◯議長(
槇尾幸雄君) 追加日程、緊急質問を行います。
19番、原山大亮君の質問を許可いたします。原山大亮君、登壇願います。
(19番 原山大亮君 登壇)
113: ◯19番(原山大亮君) 19番、日本維新の会、原山大亮でございます。議長のお許しを得ましたので、緊急質問をさせていただきます。
6月18日の午後4時ごろ、畝傍東小学校正門横で、子どもを迎えに来た停車中の車に対向車が突っ込む事故がありました。小学校では約20分前に下校時間となっており、幸い巻き込まれた生徒はいないとのことですが、迎えに来てもらい、停車中の車に乗っていた子どもたちは軽症、親御さんと対向車の方の容体はいまだに不明です。
17日の一般質問でも再三忠告いたしましたが、起こった事例を受け、対策を講じ、より安全な指示・方針を示すのが市教育委員会の大切な役割ではないでしょうか。
僕が知り合いの保護者の方から連絡を受け、藤井教育委員会事務局長に確認したのが20日の午後4時。その時点で市教育委員会は小学校から報告を受けていないとのことでした。停車中の車がなければ、事故を起こした車は歩車ブロックを乗り越え、歩道上を突き進み、小学校グラウンドのフェンスを突き破って転落していたと思われます。炎上の危険性もあったでしょう。歩道を子どもたちが歩いていれば最悪の事態であったことは言うまでもありません。
こんな大きな出来事をなぜ黙っていたのか。普通の交通事故で済まされないことは誰でもわかります。保護者の中には、「何の報告もない」「事故を起こした理由、人物の年齢、原因」「気をつける材料がない」など、僕のところにはたくさんの声が届いております。聞くところによると、子どもたちにだけ事故の報告をしたとか。もちろんプレスリリースもない。まずは小学側がどのような対応をし、さらなる安全対策をどのように講じたのかお答えください。
以上で1回目の質問を終わります。
114:
◯議長(
槇尾幸雄君) 藤井局長。
(説明員 藤井綾子君 登壇)
115: ◯教育委員会事務局長(藤井綾子君) 教育委員会事務局長の藤井でございます。19番、原山議員の質問にお答えいたします。
まず最初に、今回の事故の概要を簡単に報告させていただきます。
事故に遭われたのは、市内小学校の5年生と3年生の女児(姉妹)でございます。
内容としまして、6月18日の火曜日の午後3時45分ごろに、当該児童らの母親が小学校の前で、正門の南20メートルぐらいのところに車を停車しておりました。児童2人と母親が車に乗ったところに、北側から来た軽自動車がセンターラインを越えて、児童らの乗る車に衝突したというのが概要でございます。
生徒等の状況でございますが、事故に遭った児童の姉のほうは前の座席で胸を打ち、妹のほうは自分で唇をちょっとかんでしまって少量の出血があったということで、2人とも救急搬送はされたんですけれども、幸いにも病院で処置をするほどではなく、診療を終えて無事に帰宅しており、翌日から学校に来ております。母親も当初、膝の痛みを訴えておられましたけれども、診察の結果、異常はなく、そのまま帰宅をされております。相手方の運転手は警察の現場検証に対応等をしておりまして、病院に搬送されるほどのけがはしていなかったというふうには聞いております。
この後の対応なんですけれども、衝突音を聞きつけた教職員6名が現場に駆けつけて、教頭が警察と救急に連絡をし、ほかの教職員で現場の交通整理であるとか児童と母親の介抱を行っております。そして、翌日に、議員もお述べでございましたが、職員の朝礼で児童に注意喚起する内容を共有して、朝の会と帰りの会のときに事故のことを報告し、注意喚起したということでございます。
今後なんですけれども、学校として、警察OBの見守りボランティアの方とも情報共有しながら、協力を得て、より児童生徒の安全を見守っていきたいと考えております。今回のことを受けまして、今までも道のことについて、警察にも「駐停車できないようにはできないのか」等々の相談もされたということは聞いているんですけども、今回のことを受けて、再度、関係機関とも協議して、対応策の検討をしてまいりたいと思っております。
各学校からは、学校管理下で起こった事故につきましては、軽微なものを除きまして市教委のほうに報告を上げてもらっています。児童生徒の命にかかわるような重大な案件につきましては特に詳細な報告を求めております。軽微なものについては、学期ごとにヒヤリ・ハットの報告という形で求めております。重大であるかないかの判断については、明確な基準はなく、学校での判断に任せている面がございましたけれども、今後は、児童生徒の安全を脅かすような案件であれば、全て報告させ、対応を協議してまいりたいと思います。
今後、市教委といたしましても、しっかりと学校との連携を図ってまいりたいと思っております。
以上でございます。
116:
◯議長(
槇尾幸雄君) 原山君。
(19番 原山大亮君 登壇)
117: ◯19番(原山大亮君) 僕が報告させてもらってから、後の対応に関しては適宜行ってもらったと思うんですけど、今回の事案で一番の問題は、各学校で起こった事案を市教委に報告しなかったということやと思うんです。今、軽微なことに関してはという話がありましたけども、下校時間のわずか20分後であり、小学校の正門のほん鼻の先、そして、警察、また救急車が出動しておるような大事故でございます。それを果たして軽微な事故という判断をしたことが正しい判断であったかどうかということが、今回、僕が緊急質問をさせてもらった一番の大きな趣旨であります。
各学校で起こった出来事を市教委に報告する義務はないのでしょうか。今回の事故を受け、周知を図り、橿原市のみならず、全国の子どもたちが安全に登下校できる環境づくりが少しでも進むと思います。もちろんドライバーの方も含めてです。何を心配したか、意識の欠如なのかはわかりませんが、学校と市教委の風通しが悪過ぎると思います。教職員の中に誰一人として「報告しよう」と言った人はいなかったんでしょうか。誰がしなくていいという判断をしたんでしょうか。自分たちの行動が何の罪もない子どもたちを犠牲にしていることを理解しているのでしょうか。市教委として、このガバナンスがきいていない状況、それから各学校のマネジメントも含め、これからどのように取り組むのかお答えください。
118:
◯議長(
槇尾幸雄君) 教育長。
(教育長 吉本重男君 登壇)
119: ◯教育長(吉本重男君) 教育長でございます。19番、原山議員の質問にお答えいたします。
まず、軽微だと判断したのかということでございます。
決してこれは軽微な事故ではございません。なぜ報告しなかったということにつきましては、学校の管理外で起こったということで報告しなかった。ただ、現状をお聞かせ願えれば、これは大きな事故にも発展する可能性が十分あったということで、報告すべきであったと思っております。
私は、5月に他府県で起こりました事故、事件等を受けまして、緊急の校長会を開いて、「十分注意するように」ということをしましたが、このような状況の中、結果としてガバナンスが働いておらなかったということについては大変申しわけないと思っております。
指示をするという中で、具体的な指示が不足していたのかなという反省をいたしております。今後、各学校で起こった出来事を市教委に報告するルールについては、現状、学校で判断をいたしております。学校内で起こったら、例えば骨折の事案であるとか、救急搬送されたとか、あるいは入院したとか、そういった事案は必ず報告がありましたが、それ以外については各学校の判断に委ねておるところでございますので、何かやはり明確な線を引く必要があると考えております。
それから、学校外につきましては、今回、保護者に子どもさんを引き渡したということでの判断をいたしましたが、やはり家へ帰るまで、学校は知る限り、これから報告を求めたいと考えております。
以前は学校が全ての問題を抱えて、学校が全ての問題を解決した、そういう時代もございました。今、社会が複雑化しておって、とてもそこまで手が回りません。地域の人たちの支援を受けなければ学校をやってまいれません。そのためには、学校の持つ情報を、今後より積極的に公開していかなければならないなと考えております。
今回につきましても、子どもたちに「気をつけろ」という説明をしましたが、保護者の皆さんにはそういう説明がなかったということで、やはり情報公開を積極的に進めていかなければならないかなと思っております。
また、小さなミス、小さな事故であっても、それが積み重なりますと、大きなミス、大きな事故につながることは社会的に実証されておるところでございますので、小さなミス、小さな事故の段階で報告を受けて、そして皆で対応を考えて、大きなミス、大きな事故につながらないように対処するのが大事かなと思っております。
今後、明確な基準で、明確な指示をしてまいって、信用を回復してまいりたいと思います。
申しわけございませんでした。
120:
◯議長(
槇尾幸雄君) 原山君。
(19番 原山大亮君 登壇)
121: ◯19番(原山大亮君) 再三、教育委員会事務局や教育長に対しては議会を通じていろんなことを指摘させていただいたり、指示させていただいておる中で、その指示したり、指摘しておる内容が、結局、下の組織に伝わっていなければ、何の改善にもつながらないと思うんです。
ほかの部署でもこれは言えることやと思うんですけど、直接私ら議員とやりとりしておることを下部組織に伝えないことには、僕らが何ぼ指摘しても、伝えても、組織の改革なんて絶対できないと思うし、意識の改革ももちろんできないと思います。
社会問題にもなって、子どもたちの登下校であるとか社会見学であるとかの安全確保が課題になっておる真っ最中の中でのこの事故を、一旦親の手に渡ったからって、学校の目の前です。正門の横です。しかも、下校時間のわずか20分後で、まだ帰っておる子どももおったらしいですよ。だって、下校時間の20分後ですもんね。関係ないことないです。さっき、ちょっと議運のときにもそれが出ましたけどね。その子は親に預けられて、そういう判断になるのかもしれないけど、そしたら、ほかに帰っておって、歩いておって事故に巻き込まれておったらどないしますのという話です。
僕は1つのことだけを捉えて言っているんじゃなくて、もっと大きな視点で、全体的に、私たち大人が意識して、しっかり下の組織にも、先生方にも、考えというか、方向性をしっかり示していくべきやと思ったので、緊急ではございましたが、今回質問させていただきました。
皆さんご自身の身になってお考えください。自身の子どもや孫がこのような学校に通わなければならないとすると、できるだけのことを精いっぱいしてほしいと思うでしょう。自分たちの判断がたくさんの子どもたちの将来を決めてしまうという自覚を再認識してほしいです。
子どもたちは先生方や大人を信じています。その期待を二度と裏切ることのないようお願いいたしまして、緊急質問を終わらせていただきます。
ご清聴、ありがとうございました。
122:
◯議長(
槇尾幸雄君) 教育長に一言お願いがございます。
いじめがあったり、こういう問題があったりよくしますね。そのときに一番見たくない映像というのは、教育長以下3人か4人立って、いつもテレビで頭を下げて謝る姿、あの姿だけは二度と見たくないので、橿原市はそれがないよう、教育長、よろしくお願いします。
以上で原山君の緊急質問を終わります。
お諮りいたします。日程第20、決第4号について、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
123:
◯議長(
槇尾幸雄君) ご異議なしと認めます。よって、決第4号について、委員会の付託を省略することに決しました。
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日程第20 決第4号 日米地位協定の改定を求める意見書
124:
◯議長(
槇尾幸雄君) 日程第20、決第4号、日米地位協定の改定を求める意見書を議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。竹森 衛君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
125: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。
決第4号、日米地位協定の改定を求める意見書。日本国とアメリカ合衆国との地位協定の改定を求める意見書についての趣旨説明、全文を朗読して、皆さんのご賛同をいただきたいと思います。
昨年7月27日に、全国
知事会は、全国
知事会議で「米軍基地負担に関する提言」を決議いたしました。
全国
知事会は決議に至るまで、11人の
知事をメンバーとする「全国
知事会 米軍基地負担に関する研究会」を発足させて、大学教授、外務省日米地位協定室長、他国におけるアメリカとの地位協定について調査した沖縄県からの説明を受けるなどして、調査研究を行ってまいりました。
提言は日米地位協定を抜本的に見直して、航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用させること、事件、事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立ち入りを保障すること、訓練ルートや訓練が行われる時期について速やかに事前情報提供を必ず行うこと、米軍人等による事件・事故に対して具体的かつ実効的な防止策を提示すること、航空機騒音規制措置について周辺住民の実質的な負担軽減が図られること等を内容としています。
日米地位協定は1960年に締結されて以来、一度も改定されておらず、また、国内法は原則不適用でございます。日本には訓練や演習に関する規制権限がないなど、日本と同様に米軍と地位協定を結ぶイタリアやドイツの実例を踏まえても課題があると言わざるを得ません。
よって、国会及び政府においては日米地位協定の改定に取り組むように強く要望する。
日本が初めて外国との条約を結んだのは、徳川幕府(江戸幕府)の時代で、今から165年前にペリー提督が日本に来たときに、明くる年に日米和親条約を結んでいます。その和親条約の第1条に、「日本国と合衆国とは、其人民永世不朽の和親を取結び、場所、人柄の差別これなき事」、これが第1条で述べられていますけれども、165年前にそういう条約、和親条約を締結したような、そういう対等といいますか、お互いの人権も含めて大事にするというような条約が結ばれているわけですから、やっぱり日本政府としては、日本と合衆国との地位の協定、当たり前のことですけども、その改定を求めるということで、橿原市議会としては国に対して意見書を上げると。そのことで皆さんのご賛同をいただけますよう心からお願い申し上げまして、提出者の趣旨説明を終わらせていただきます。
以上でございます。
126:
◯議長(
槇尾幸雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。奥田 寛君。
(5番 奥田 寛君 登壇)
127: ◯5番(奥田 寛君) 5番、奥田 寛です。ちょっと不勉強で申しわけないですが、1点だけ教えてください。
「航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用させること」という表現が入っていますけれども、これは、自衛隊は国内法を原則として守っているという理解でよろしいんですか。それとも、自衛隊は自衛隊で何か別の法律で、いわゆる一般民間航空機とは違う法のもとで動いているんでしょうか。そこの自衛隊との関係を教えていただけますか。
128:
◯議長(
槇尾幸雄君) 竹森君。
(6番 竹森 衛君 登壇)
129: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。
5番、奥田 寛議員のご質問なんですけども、自衛隊のさまざまな装備というのは、もちろん、F-35も含めてですけども、日本の国内法、自衛隊法でそれはちゃんと明記されています。
今回は、とりあえず日本は……。ベルギーだって米軍への国内法が原則適用されるし、イギリスだってそうです。ドイツだってそうです。イタリアだってそうです。ところが、日本は原則不適用なので、そやから、それは当たり前にやっぱり国内法を適用できるように、日本の法律のもとで、事故が起こったときにはちゃんと調査できるように。一番端的なのは、沖縄国際大学に米軍機が落ちたときには一切日本の警察も調査できなかったわけですから、そういうふうに国と国とのそれぞれの主権を大事にするということで、これは当たり前のことを言えるようにするための意見書ですので。自衛隊に対してのさまざまなお考えはあると思いますけど、今回はそれに対しての意見書を国に上げるということではありませんので、それで了承していただきたいと思います。
130:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
131:
◯議長(
槇尾幸雄君) これをもって討論を終わります。
決第4号について、起立により採決いたします。
本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立する者あり)
132:
◯議長(
槇尾幸雄君) 起立少数であります。よって、本件は否決されました。
以上で本
定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
議員各位におかれましては、終始慎重なるご審議を賜るとともに、議会運営にご協力をいただきまして、まことにありがとうございました。予定どおり閉会の運びとなりましたことを厚く御礼申し上げます。理事者におかれましては、各議員から出されました意見なり要望を十分に尊重していただき、市政の発展に努力していただくことをお願いいたします。
────────────────────────────────────────
市長閉会挨拶
133:
◯議長(
槇尾幸雄君) 閉会に当たり、市長より挨拶を受けることにいたします。市長。
(市長 森下 豊君 登壇)
134: ◯市長(森下 豊君) 閉会に当たりまして、御礼のご挨拶を申し上げます。
本
定例会におきましては、橿原市行政不服審査法施行条例及び橿原市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてを初めといたしまして、諸議案をご提案申し上げましたところ、慎重なるご審議を賜りまして、本日ここに、全議案滞りなく議了いたしました。厚く御礼を申し上げます。
また、今もいただきました緊急質問も含めまして、議員の皆様方からいただきました貴重なるご意見等々には、その意を十分に踏まえまして、今後、市政執行に当たってまいる所存でございます。
さて、いよいよ夏本番となります。いろんな行事が立て込んでいると思いますけれども、また大変暑くなり、熱中症に気をつけていただき、ご自愛をいただきたい時期が来ましたので、どうぞその辺、気をつけていただいて、しっかりと地域のためにまたお働きをいただきますようお願いを申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
135:
◯議長(
槇尾幸雄君) それでは、これをもって
令和元年橿原市議会6月
定例会を閉会いたします。
午後1時00分 閉会
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