また、統廃合により発生する跡地の利活用につきましては、市関係部局、地域とも協議を行った上で決定してまいります。
再配置における施設整備としましては、橿原市公共施設等総合管理計画に基づきまして、適切な予防保全などによる施設の長寿命化を図りまして、統合後のさまざまな教育環境への対応も同時に実施します。さらに、再配置の対象とならない学校につきましても橿原市学校施設整備基本計画に基づきまして、施設の老朽化に応じた長寿命化改修を実施いたします。
9ページからにおきましては、再配置に伴いどんな施設整備を実施していくのかにつきまして、橿原市学校施設整備基本計画に基づき整備していく旨を掲載しております。
この整備内容につきましては、市の財政状況等も考慮しながら、老朽化対策だけではなく、学習活動への適応性、安全性等にも配慮しながら整備を進めていく旨を掲載しております。
概要版の資料に戻っていただけますでしょうか。この裏面をご覧ください。右側でございます。「4.小規模化する学校とその時期」のところにおきましては、各学校が小規模校になる時期を赤い丸で示しております。そしてその下の「5.再配置の組合せ」というところにおきましては、現時点で想定される組み合わせ案を示しておりまして、まずは前期に該当する学校から実施計画の策定に向けて取り組みたいと考えております。
今後は、この基本方針(案)に関して委員の皆様からご意見いただいた上で基本方針として策定をし、全職員への周知や市民向けの説明会、シンポジウム等を開催して理解と協力が得られるよう丁寧な説明を行ってまいります。
その後、地域の方々のニーズを踏まえ、幅広い視点から具体的な実施計画を策定していく予定としております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
3: ● うすい
卓也委員長 それでは、ただいまの説明に対して、質疑等はありませんか。佐藤副
委員長。
4: ●
佐藤太郎副
委員長 僕はこの再配置検討委員会に昨年参加しておりました。この資料の中身につきましては、僕も会議に出ていましたけど、とやかく言うつもりはありませんし、書いてあるとおりです。人口は減ってくるし、市の財政も枯渇しておると。その中で子どもも減ってくるので、こういう案でいきましょうというのはわかります。僕が聞きたいのは、この資料について、まず質問させてもらいたいのですけど、この今回つくられた基本方針というのは、当然ながら10月に教育長に渡されましたこの答申に基づいて全てつくられていますよね。まずそのお答えをしていただけますか。
5: ● うすい
卓也委員長 教育総務課長。
6: ●
教育総務課長 おっしゃるとおりです。10月にいただきました答申に基づきまして作成しております。
7: ●
佐藤太郎副
委員長 そしたら、今回提出いただきました基本方針、僕、全部読まさせてもらいました。これ、全て表、データはこの答申の中と数値まで同じなんです。ただ1つ増えている部分がありまして、それがページ14。この再配置の組み合わせというここの表が、こちらの答申では、無いんですね。何でかなと思いました。よろしいですか。基本方針は実施時期とか統廃合の学校をこう書いています。40年後の姿も書いています。こちらの答申は、40年後の姿を書いていて、なぜか半分空欄になっているんですよ。これ、ほかの答申の書類を見たら、そういうところは一切ないんです。ここだけ空欄になってますねん。それで質問です。要は答申になくて、基本方針に急に出てきたこの組み合わせの表は、どこから出てきたのか教えてもらえますか。
8: ●
教育総務課長 今の基本方針(案)の14ページの上の段の表のことをお尋ねでございます。審議会の中でも議論はしていただいておりますけれども、確定ではございませんでした。こういう組み合わせが起こり得ますよということで、例として挙げさせてもらっていたところでございます。今回、私どもでまとめました基本方針(案)の中で、現時点で考えられる案として載せさせていただいているところでございます。
9: ●
佐藤太郎副
委員長 パブリックコメントですが、要は、ない場合はパブコメをとられましたよね。そしたら、今回、お父さんお母さんが一番気になるこの組み合わせがある表、これでパブコメをとったりする予定はございますか。
10: ●
教育総務課長 この形で、この基本方針のパブコメというのをとる予定はございません。
11: ●
佐藤太郎副
委員長 要は、僕が言いたいのは、この資料ができるのが今年の3月です。市民さんに見てもらってパブコメをいただいたのが去年の10月の資料です。ここにはその統廃合の案が出てないんですよ。ただ、私が委員会でもらったその10月の5カ月前のこの委員会資料には、きっちりこの表がありますねん。私は、この審議会でこの表を隠すなと言ったんですよ。隠してやるんやったら、答申にないものがいきなり基本方針に出てくるのっておかしいですやんか。もともと課長は、答申に基づいて基本方針をつくったと言いましたよね。これ、自分がお答えされたことに対して矛盾を起こしているんですよ。プラス、市民さんは一番興味のあるここの統廃合案について市に対して意見を言う機会を逸してしまっています。
さらに言うと、今のご説明では、長期の計画やから10年ごとに見直しますねんと。そら、そうですよね。人口も減ってくるかもしれんし、人口構成が変わるかもしれないですよね。これ、課長、白橿の人たちのことを考えたことがありますか。これ、5年後には統廃合されるんですよ。ほかの学校は10年間猶予あるにもかかわらず、白橿の小学校の子どもたちは5年。喫緊の話になっているんですよね。こんなのいきなりこれ出して、5年間で統廃合しますと言ったらどうなるかわかりますよね。何でこんなことされたのか、僕、ちょっとわかりませんねん。僕、審議会でもこの話ばっかりしてますやろう。これは出さなあかんと。後で見つかったらえらいことになるし、これは出さなあかんと何回も言いましたやんか。何でこれ。答申でこれを隠していったかというの。
ちょっと質問が違うかもしれないんですけど、これ、大きな話なんでね。ここでもう1回ちゃんとさせてもらいたいんですよ。何で答申でこの一番大事なところを抜いたんやという話です。お答えしていただけますか。
12: ●
教育総務課長 審議会の中で議論していただく内容としましては、具体的な学校名を挙げるのではなくて、今、橿原市の学校はこういう状況にありますよと。では、今後どうしていけばいいですかという進むべき方向性ですね。これについて審議をしていただいたというふうに考えておりますので、審議会の中でこの具体的な学校名の内容を除いてパブコメをとるといったことはしなかったですけれども、それは我々の考えのとおりかなというふうに思っております。
13: ●
佐藤太郎副
委員長 そしたら、パブコメをする市民さんの立場に立ってくださいよ。要は、統廃合のこの表がない中、難しい。この小規模校になる時期がこないですねんとか、こうなりますねんというのをパブコメで出したとしても、何を回答すると思いますか。僕、違うと思いますねん。市がこうしたい。これについてどう思いますかと誠心誠意問うのがパブコメの役目やと思っています。だってこれ、パブコメつくるのも、この答申つくるのも市民の税金がかかってますねんで。何で答申の中の内容と基本方針の中の内容と違うのですか。違うデータがいきなり基本方針に出てきますの。これ、将来的に2つとも書類残ります。その1年前に我々が会議していた審議会のこの資料で、きっちり今回の基本方針の中にあるこの表がもう明記されてますねやんか。ここでね。これ、残りますしね。これ、公開されている会議ですよ。資料ですよ。何でこの手法をとったのかというのは僕、わからないんですよ。後でこのことで誰が調べてもわかるような状態ですやんか。もう1回聞きますけど、何で教育委員会はもともとあったこの統廃合の案を答申に、直前で外してパブコメをとったのか教えてくださいよ。これ、県でもめていることと同じことやっているんですよ。先に県では同じ事例がありましたやん。僕、この説明もしてますやん。この轍を踏んだらあきませんでと。それで、出していって反対意見を食らっても、こうせなあきませんねん。誠心誠意、市民さんにお答えしたら、説明したらいいやんと僕、そこまで言うてますやん。何でしませんでしたか。もう1回答えてもらえますか。
14: ● うすい
卓也委員長 教育委員会事務局副
局長。
15: ●
教育委員会事務局副
局長 まず、教育施設の再配置の審議会のほうで、今おっしゃっていただきましたように、その会議の進行していく資料としては、各学校の現状の数字を踏まえて、今の人口推移の予測からすると資料にありますようなこういう学校の状況になるということを説明させていただいた上で、全くどんな学校同士の統廃合になるかということが予想できないものですから、シミュレーションを行ってくださいというようなお話がありました。それを審議会の中での議論の中で資料を提示して、審議を進めていっていただいたということがございました。その後、今おっしゃっていただいたようにパブコメ、そして答申の中にその本編の案の中の14ページにあります表が抜けているということですけれども、まず、統廃合ありきだというような情報が先行して市民の方に混乱を招くような状況になってはいけないということで、その審議内容については、当然、公開させていただいておりますが、答申の中では、これも委員さんの中での見解を得て、答申の中にはその具体的な時期であるとか学校名というのは避けようというような結果をいただいて、あくまで諮問したことに対して答申をいただくというようなことですので、そういう形で答申をいただいたと。
16: ●
佐藤太郎副
委員長 1回とめてもらっていいですか。
17: ● うすい
卓也委員長 佐藤副
委員長。
18: ●
佐藤太郎副
委員長 私、そこである委員からこういう回答をいただいてますねん。これ、つくっても本ちゃんじゃないと。次につくる基本計画が本ちゃんやから、その時変えれるねんと言われたんですよ。政策審議監、傍聴されていましたよね。いやいや、いはりましたもん。それ、おかしいやろうと。答申をもとにこの基本方針をつくるなんて、行政の人間やったらみんなわかっているんですよ。要は、そこで誤解するようなことを説明して、話に持っていってますやん、あの日。議事録を読んでもらったらわかりますよ。何でそこまでするんやという話ですよ。プラス、その場で決もとっていないんですよ。僕は絶対このやり方は将来的に禍根を残すからあかんと。それで、こんなのどのみちどの方法をとっても禍根を残しますねん。やっぱり自分の母校をなくされたら嫌ですねん。
それで、副
局長。統廃合ありきの話が先行したら市民に混乱を招くからと言いますけど、統廃合しますやん。その答弁はおかしいですよ。しますやんか、実際。要は隠しておるということなんですよ。その時点でわかっていることを隠して出しているということなんですよ。僕はそれはおかしいと思います。おかしいと思いますで。だって会議では出てますやん、この統廃合案。違いますか。ごめんなさいね、こんな独演会みたいになってしまって。僕はこれを審議会でずっと言うてますねん。もう許したってくれと、見せたってくれと。子どもたちに影響があるから出したってくれと。ずっとそれを踏みにじってきたでしょう。これ、何でですの、ほんまに。
それで、答えてないところをもう1回言いますよ。白橿は5年後に喫緊の問題なんですよ。ほかのところが10年間で見直しをするとなっとるけど、白橿はこれがこの。これ、基本方針は議決もとりませんやんか。この3月議会で進んだら始まりますねんで。そこまでわかっていて隠してやったわけでしょう。俺ね、言葉がきついかもしれんですけど、隠すなと言いましたよ。あの委員会で隠したらあかんと言っているんですよ。
もう1回言いますよ。ほんまにこのやり方が行政的な手続として正しかったのかというのを教えてもらえますか。要は、このやり方を正しいと言うたら、これからもこれになりますねんで。それをお答えしてもらっていいですか。
19: ● うすい
卓也委員長 教育委員会事務局副
局長。
20: ●
教育委員会事務局副
局長 今、教育委員会のとっているやり方は正しかったのかということですけれども、教育委員会としては、今後の進め方ということを議員の皆様方にもそうですし、市民の方々にも十分知ってもらう必要があると思います。
21: ●
佐藤太郎副
委員長 ちょっと1回切ってもらっていいですか。
22: ● うすい
卓也委員長 1回、最後まで聞きます。
23: ●
佐藤太郎副
委員長 了解です。知ってもらっていいと思えたんですね。
24: ●
教育委員会事務局副
局長 はい。まずはどういうことでこういう形になってきているのかということです。
あくまでも学校同士の統廃合といいますのは、市が勝手に決めて、それを進めていくというやり方ではなく、市民、そして市民の代表の方々の理解を得ながら進めていくという考え方になろうと考えております。そのために、まず、この基本方針(案)ということで案を示させていただいて、それでこの内容について地元、市民全体に向けてのフォーラムですとか、シンポジウムを含めた内容を十分知っていただくという説明から入っていきたいと思っております。その上で、これはあくまでも将来的にこの人口推移で推移すれば、こういう状況に隣接する学校同士の教育環境の低下ということを……。
25: ● 細川佳秀委員 副
局長、とって悪いんやけれども、今、佐藤委員が言うてはるのは、自分が審議会に入っているメンバーの1人として、この方針の出し方がおかしいのと違うかという説明をしているわけや。それについて答えないことには今後のこと答えてもしようがない。
ちょっと協議会に切りかえて。
26: ● うすい
卓也委員長 協議会にします。
午後 1時26分 協議会
───────────────
午後 1時35分 再 開
27: ● うすい
卓也委員長 委員会に戻します。
細川委員。
28: ● 細川佳秀委員 今、これ、基本方針(案)を見ましたけど、たしか平成19年度ぐらいに幼稚園の再配置の答申も出ていますわね。その中で今回はこれ、大体学校施設の中の再配置という基本方針の中では小学校、中学校を中心とした旨になってますやんか。幼稚園の統廃合の話は小学校区に合わせていくのか。また違う話になるのか。それとも19年度ぐらいに出た案をそのまま持っていくのか。それはどうなっているのか。
29: ● うすい
卓也委員長 教育総務課長。
30: ●
教育総務課長 幼稚園につきましては、現在、関係部局、健康部と教育委員会でございますけども、今、合同調整会議というのを数回行っております。当時、平成19年につくりました基本方針、これが今の時世にちょっと合っていないところがございますので、今、その内容を精査して見直しているところでございます。
31: ● 細川佳秀委員 なぜこの中に入れ込めへんかったんや。幼稚園は学校施設と違うのか。一般の行政財産か。幼稚園は学校の用地と違うの。学校施設と違うのか、幼稚園は。厚労省の管轄か。
32: ●
教育総務課長 基本方針(案)の5ページをちょっと見ていただきたいんですけれども、5ページの一番下のところでございます。教育委員会が管理しているのが単独幼稚園10園となっております。こちらにつきましても、ここに書いている21年に策定した幼児教育のあり方と適性配置についての基本方針、これに基づき再配置を推進するというふうに書いてあります。この内容を今、現在、ちょっと精査しているところでございます。引き続き再配置についても検討してまいります。
33: ● 細川佳秀委員 違う。基本的に、要は、21年度に幼稚園の答申を出した分は、今のこの31年度ぐらいの10年たって、やはり社会情勢も変わって、環境も変わっているから今のは合いませんよということで再検討するわけやろう。何でこれ、幼稚園も諮問の中に入れなかったのか。さっき佐藤委員が言われていたように、今、見とったら、これ、白橿が一番先に南、北という統廃合になってるやんか。10年前、幼稚園を統廃合したのが白橿南、北やんか。一番先に。それをした後、白橿の人らに何て教育委員会は言うたんや。今後、きちんと後は続けていきますよ。先にやはり白橿地区からお願いしますと言うていったのと違うのか。今回、再度、もう1遍同じことするのという話になってくるやんか。そやから、何でもう1回、この中で幼稚園の中も諮問に中に入れへんかったんよ。幼稚園はこれ完全に別か。こども園に変わっているのは5園だけやんか。あとの5園は幼稚園単独やんか。そら、小学校の校区に右に習えしていきますという話で方針を出してくるんやったら別やで。誰が見ても学校施設がなったときに小学校、中学校だけと違うやん。
34: ● うすい
卓也委員長 教育委員会事務局副
局長。
35: ●
教育委員会事務局副
局長 なぜ審議会に幼稚園も入れなかったのかということですけれども、小・中学校については、人口動態も含めて検討する際に40年間という非常に長い期間の考え方を検討していただくというようなことでありましたので、ただ幼稚園のほうについては、現状、各幼稚園1クラスずつというこの21年の適正配置の基本方針の条件に合わない園が多数出ております。ですので、その40年間というスパンで考えるということではなく、21年当時の考え方は今の時世にもそう大きく変わっていくものではないということから、短期間での計画づくりを進めないといけないということで、先ほど課長からありましたように、健康部と協議している内容についても、10年単位での40年ということではなく、5年単位でのそういう計画づくりということが必要ではないかというふうに考えておりますので、ちょっと切り離して位置づけたということでございます。
36: ● 細川佳秀委員 それやったら、言うて悪いけど、これは、要はFMの関係で40年間でやっとるわけやろう。幼稚園を10年前に統廃合したときに、答申って一体何やの、それやったら。何のためにしたの。それやったらそれできちんとこれを入る前に幼稚園はこうあるべきです、こういう方針です。小・中学校はこうですと何ではっきり説明せんかったの。
これ、やっぱりこういう問題というのは、地域も絡んで過去からの歴史から見とったらかなり厳しいものがあるわけやろう。それは自分らみんな認識してんねんやろう。なかなか市のほうが言うたところで地域に聞いてもらえない。保護者が言うても地域のほうが聞いてもらえないという過去があってんやろう。それを踏まえてやっとるわけやろう。何でそういうことではっきりそうやって方針を出していかへんのよ。
37: ●
教育委員会事務局副
局長 なぜきちんとした考え方を出さなかったのかということですが、21年の当時、この基本方針で出しておりますのが、幼保一体化施設、幼稚園の現状とすると子どもの数が非常に減っている幼稚園でその同じ地域にある保育所が待機児童も出るような状況と幼稚園で子どもが減っているという、そういう状況を考慮して、方針としては幼保一体化施設を検討するということで進めてまいりました。平成26年、事業計画を策定してこども園事業を進めてきたということで、こども園が開設するまでは計画どおりに進めてきたと。その後、単独幼稚園の状況が、子どもさんが減ってきているという状況がある中では、市としてもこのまま放置することはできないというようなことで、さらにどうあるべきかと。進めていくかということを模索はしてまいりました。ただ、結果としてその次の小規模化。小さい規模になっている幼稚園の統廃合なりこども園化ということは進まなかったということは、そこは結果としてそういうふうになっております。
今回、幼稚園については子どもの数、園が非常に減少しておりますので。
38: ● 細川佳秀委員 いやいや、違う違う。あのな、平成19年、21年に答申で出た内容の中には、幼保一体化も進めてまいりますという話も入っていたかもわからへんけども、最初にスタートした時点ではそういうことと違うよ。それは年度が何年かたってからやっぱり保育園のほうのこども園という発想ができたわけや。当初の方針は違うやんか。それやったら何で白橿幼稚園を先に北と南したのよ。それやったら一体化するんやったら、白橿で一緒に一体化してこども園つくったらよかったのや。そんなこと、詭弁と言うたらおかしいけど、言うたらあかんで。というのは、実際、誰が見てもこれ、幼稚園のほうを入れてないのはおかしいやろうとなってくるやんか。幼稚園はどうするのかと。幼稚園は全部こども園にしていくのか。今、保育所があるところを横にある幼稚園と一体化してこども園にしてるだけやんか。してるだけ言うたらおかしいけど、してるようにしてるのが今、現実やんか。今のところ保育所がないところはできようないわけやんか。実際的に。それで公立の保育所をやっぱり私立の保育所と比べて、比べてやないけども、それは過去からの歴史の中で公立の保育所はこれ以上増やしませんという話がきてるわけやんか。何十年間も。俺は勝手に単純に疑問と思ってるだけの話やで、これ。
39: ● うすい
卓也委員長 教育委員会事務局長。
40: ●
教育委員会事務局長 幼稚園につきましては、確かにこの小・中の統廃合の中に幼稚園の統廃合については当初、入ってなかったというのが現状でございます。もう10年ほど前に方針を立てられたということで、実際にそこからスタートしてしばらくの間、そのままの状態だったということだと思います。そこで現在、この小・中学校の見直しの際に、再度、幼稚園のほうも。むしろ幼稚園のほうが急ぐと思いますので、見直しをすべきということで今、急ピッチで健康部と教育委員会とでまずは一旦立てた方針の修正というか、見直し。そこを今、急ピッチで進めておりますので、今後、そのできあがった方針に基づいて遅れることのないように進めていきたいと思いますし、またできあがった方針についてはお示しをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
41: ● 細川佳秀委員 最初から別個やったら別個。これ本来やったら一緒に基本方針に出したらええのやんか。幼稚園の場合はこうですよと。小・中学校はこうですよと言うて。同時に。今、現在やっているのやったら。そやけどやっぱり言うて悪いけど、これ、こういう話になったときにめくったときには、やっぱり先に白橿校区というのが入ったときには、やはり白橿校区の皆さん方にはかなりきついんと違うのかな。思いが。そこをどうクリアしていくかというのは先にスタートせなと思うよ。それは幼稚園が白橿の後にどこの幼稚園とどこの幼稚園が統廃合しましたよという話が進んでるんやったら別やけど。そういうのも踏まえてきちんとした姿勢を出していかんと「つくるわ」と言うて悪いけど、地域に出たときに「いや、これではあかん」と言われたときに「はい、わかりました」と帰ってくるのか。これはやっぱり大なた振るわんとできないよ、これは。そら、10年後、10年後で変わってくるかもわからへんけども、そういう中でもきちんとやっぱり市内は幼・小・中というのは一貫的に見ていかなあかんよと僕は思いますわ。自分らは違うかもわからへんけども。
42: ●
教育委員会事務局長 確かにこの小・中の方針を見ましても、小学校の規模からいいまして、委員おっしゃるように白橿のほうが一番、当初、入っていかないといけないというところになってまいります。それが前回の幼稚園の統廃合の経過から見ましても、やはりかなり地元にとっては厳しいということは、私も実際、会長等からもその辺のお話も聞かせていただいてることもありますし、かなり厳しいなというのは思っております。その中でこの方針に基づいて進めていけるように、厳しいことは覚悟はしておるんですけれども、丁寧に説明をしながら進めさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
43: ● 細川佳秀委員 そうやったら、教育長、これ、案はいつ取れるの。
44: ● うすい
卓也委員長 教育長。
45: ● 教育長 基本方針で説明するのか基本方針(案)で説明するのか迷っておったところでございますが、しかし、これ自身は議決事項ではないということで、やっぱり案ということで提案して、今のご意見も踏まえて再検討するところは再検討して、それで基本方針としたいと思っております。きょう、終わった後直ちに基本方針とすることは考えておりません。やはり幼稚園のボリュームについてもできるだけ早い期間に幼稚園の基本方針、今、現在の数値でつくってまいりたいと思いますので、それが反映できんのやったら……。
46: ● 細川佳秀委員 幼稚園のほうが別でやってるという話になっとるわけやんか、今。それやったらできる限り基本方針、これを出す。再度、もう1遍いろんな議員の意見も聞いて変えるところは変えていく、取り入れていくものは取り入れていく中で、幼稚園のほうもあわせて出るようにしていったほうがいいと思うよ。
47: ● 教育長 わかりました。そのようにいたします。
48: ●
佐藤太郎副
委員長 ちょっと待ってください。
49: ● うすい
卓也委員長 佐藤副
委員長。
50: ●
佐藤太郎副
委員長 それはおかしいでしょう。何でかといいましたら、僕、この答申をつくるための審議会に入ってましてんで。一切、幼稚園の話なんか出てないんですよ。パブコメにも一切、幼稚園の話も出てません。何で、ほな、ここの基本方針に幼稚園の話が入ってきますの。いや、笑いごとと違いますで。
51: ● うすい
卓也委員長 教育長。
52: ● 教育長 今申し上げましたのは、この基本方針(案)を基本方針として出すときに、幼稚園の再配置の基本方針も同時に出せるようにするということでございます。
53: ●
佐藤太郎副
委員長 そう言うてくださいよ、それなら。わかりました。
これ、僕、もう最後にします。ご説明はよくわかりました。それで、教育長。中身3ページの下のところの推進体制のところでちょっと教えてもらいたいんですけど、今のお話で、要は学校教育法の中では幼稚園は文科省やと。保育園は厚労省やと。こども園は厚労省のほうですよね。うちらはここではこども園の話はできないと。ただ、ここの推進体制のところで、作業部会をつくるという話になってますやんか。要は幼稚園の施設をうまいこと使ってこども園にしていく。要は縦割り行政からがっちゃんこしていかないかんという話になっていると思うのですね。ほな、うちのこの委員会の形もこちらに合わせていくべきなのか、いや、違いますねんと。幼稚園のは幼稚園でこっちで議論してくれと。こども園と保育園は向こうで相談してくれと。こっちの、将来的ですよ。どっちのほうが好ましいと思われるかという、教育長のご意見をちょっとお聞かせしてもらいたいんです。
54: ● 教育長 教育問題ではなかったと思いますが、過去もそういう委員会が重複する事案があったと思います。そのときはそれぞれの委員会が合同で合同審査会となるものをされたと記憶いたしております。この議会のことですが、やはりどっちとかいうのは、それは好ましくないと。どっちにもやはり提案して。
55: ●
佐藤太郎副
委員長 どっちもにずっと説明したいということなんですか。
56: ● 細川佳秀委員 合同でな。
57: ● 教育長 合同で。
58: ● 細川佳秀委員 この委員会と厚生と合同の委員会を開くこともあると。
59: ●
佐藤太郎副
委員長 合同であると。
60: ● 教育長 過去、そういうことがあったと思います。
61: ●
佐藤太郎副
委員長 わかりました。
62: ● うすい
卓也委員長 佐藤副
委員長。
63: ●
佐藤太郎副
委員長 ただ、要はこれから先の状況を考えましたら、細川委員のおっしゃるとおりで幼稚園単体というのはなかなか考えづらいですよね。規模がずっと縮小していくものの、恐らくあんまりなくならないんですよ。こども園に変えていこうやという議論になるからなんですよね。そしたら、要はウエート的に言ったら、こども園のほうが大きくなるので、厚生のほうかなと思いますし、ただ、厚生ってほかでもこれから高齢化の社会になりましたら問題山積みなので、高齢化問題と幼児保育の問題と一緒にするのが好ましいのか、教育の一環、勉強はここなんやと決めてここにするのかというのは、当然、議会で考えることなんですけど、理事者側としてどっちの方がやりやすいかというのを教えてほしいんですよ。いやいや、それを聞いて、こっちで参考にしたいからなんですよ。
64: ● 細川佳秀委員 いやいや、ある時ある時で説明したらええだけの話や。
65: ● 大保由香子委員 ただ、でも、合同にすると、議決は厚生なんですか。意見は文教も出せてたけど、最終の議決は厚生だけでやってたので、入れなかったんです、文教は。
66: ● 細川佳秀委員 だから、それは文教の案件であって、厚生の場合やったら厚生が意見を集約するだけであって、その逆もあるわけや。ただ、あまりそうやって、段階の中では、教育の問題だけやからな、ひっかかるというのは。ひっかかるというか、かさばるのは。この話は議会で。
67: ●
佐藤太郎副
委員長 議会でやります。済みません。要らんことを聞きました。
68: ● うすい
卓也委員長 ほかに質疑はございませんか。大保委員。
69: ● 大保由香子委員 基本的なことをお伺いするんですけれども、案が取れてこの再配置基本方針ができあがった場合、それに基づいて進めていかれるとは思うんですけれども、その中で地域の方であったりとかPTAの方であったりとか、市民の方を交えて、これをもとに話し合いをして、強行突破とかそういうのじゃないですよね。ちゃんと地元の意見であったりとかそれぞれの地域の意見というのがやっぱりすごく大きいと思うので、それを聞いた上で、じゃ、どうしていくかという話を進めていかれるんですよね。確認です。
70: ● うすい
卓也委員長 教育総務課長。
71: ●
教育総務課長 強行突破、そんなつもりはございません。基本方針ができあがりましたら、まずこれを市民の方に周知していく。そして地元に入っていくに当たって、実施計画をつくっていくんですけども、もちろん意見を聞きながら、協議をしながら丁寧に進めていきたいというふうに思っております。
72: ● 大保由香子委員 ありがとうございます。あと、こちらにも書いているんですけれども、再配置の時期に合わせて校区であったりとか通学区域の見直しも一緒にしていかれると思うんですけれども、それも地域の声であったり子どもたちの保護者の声というのも反映していただけるのですよね。
73: ●
教育総務課長 丁寧に対応させていただきたいと考えております。
74: ● 大保由香子委員 ありがとうございます。
75: ● うすい
卓也委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
76: ● うすい
卓也委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。
所管事務調査 (2)委員会視察について
77: ● うすい
卓也委員長 次に、委員会視察についてを議題といたします。
委員会の視察先、内容、時期についてご協議願いたいと思います。
(「
委員長一任」と呼ぶ者あり)
78: ● うすい
卓也委員長 それでは、
委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
79: ● うすい
卓也委員長 視察内容等決定後の議長に対する委員派遣承認請求書の提出については、
委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
80: ● うすい
卓也委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
所管事務調査 (3)市内中学校講師に係る飲酒運転による物損事故について
81: ● うすい
卓也委員長 以上で本日の日程は終了いたしますが、理事者より
発言の許可を求められておりますので、許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
82: ● うすい
卓也委員長 それでは、
発言を許可します。学校教育課長。
83: ● 学校教育課長 先月、市内中学校講師に係る飲酒運転による物損事故についてご報告申し上げたいというふうに思います。
当該講師につきましては、2月22日金曜日、八木西口駅付近で19時から学年親睦会に参加し、この会におきましては、自動車で帰宅。本人は自動車で奈良市のほうから通勤しているんですけれども、自動車で帰るということでアルコール類は飲んでおりません。そしてこの会が21時30分ごろに終了いたしまして、自動車で自宅のある奈良市西大寺駅付近まで移動をしております。そして22時ごろ、車をパーキングにとめまして、1人で飲食店に入り飲酒をいたしました。この間に23時ごろ、同僚教諭を電話で誘い、同僚教諭と23時30分ごろ合流いたしまして、同僚教諭とは約1時間ほど同席いたしまして、同僚教諭は24時30分ごろタクシーで帰宅をしております。その当該講師につきましては、パーキングにとめた自動車に戻り、その後仮眠をとり、気分が悪くなったということで翌日、午前3時半ごろにパーキングを出て自宅へ走行中、パワーウインドーの操作に気がとられハンドルを切り損ねて柱に激突。前のバンパーを破損。その勢いで路肩に車が乗り上げ、走行不能となり、みずから警察に事故の連絡を入れ、現場検証を行って、その際、呼気検査を受け、飲酒運転が発覚した次第でございます。
今回の事故につきまして、市教委といたしましては、学校外で起こったこととはいえ、道路交通法第65条第1項に規定いたしております「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」というふうに規定されております。違反をした上、事故を起こしたことはまことに遺憾な行為でございます。特に児童・生徒を教育指導すべき立場にある教育者でありながら、法を犯した行為に及んだことについては言語道断であり、学校、社会的影響を考えると到底許されるものではないというふうに考えております。
市教委といたしましても、平素より校長会等を通じまして綱紀の粛正について指導を重ねており、学校内に限らずいかなる場所においても、また勤務時間外においても常に教育公務員としての職責の重大さを自覚するよう周知徹底してまいりました。それにもかかわらず、法令に違反する行為を行うことは教育公務員の信用を失墜させるものでもあるというふうに認識しており、ご存知のとおり地公法第33条の信用失墜行為にも当たるというふうに我々は思っております。
市教委といたしましては、このことを厳重に受けとめ、深く反省し、二度と起こることがないよう2月28日臨時校長会を行い、全職員にさらなる周知徹底を行うように指導をしております。
また、この講師につきましては、身分が県費職員でございますので、速やかに県のほうに報告をしており、最終的には、処分につきましては県教委の判断を仰ぎたいというふうに思っております。
84: ● うすい
卓也委員長 ただいまの説明に対する質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
85: ● うすい
卓也委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。
以上をもちまして、本日の委員会を終了いたします。
なお、委員会の報告につきましては、全文委員会録とし、
委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
86: ● うすい
卓也委員長 それでは、本日の委員会を閉会いたします。
午後 2時04分 閉 会
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